落合貴之
おちあいたかゆき
小選挙区(東京都第六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月10日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号 議事録を見る | ○落合分科員 昨年末の衆議院選挙で初当選いたしました維新の党の落合貴之でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず、本日は、政策金融の改革についてお尋ねをいたします。 政策金融改革につきましては、小泉内閣の終盤の平成十八年に制度設計が行われまして、翌年、第一次安...全文を見る |
○落合分科員 ちょっと重なりますが、中小企業金融公庫、それから国民生活金融公庫は、中小企業、零細企業相手に金融機能を発揮するという点で置かれておりまして、そういう意味で、日本政策金融公庫に束ねられましたが、商工中金も同じような機能を果たしていたわけですが、そこに一緒にならなかった...全文を見る | ||
○落合分科員 今、政府系金融機関には危機対応業務が課されています。その危機対応の予算規模、それから財政投融資の金額、昨年はどれぐらいだったのか、お尋ねいたします。 | ||
○落合分科員 民営化が決まっている商工中金が、法律で危機対応を行わされているという状況です。 民営化が決まっている商工中金に、なぜ今の時点で民間企業が引き受けようとしない危機対応を行わせているんでしょうか。こういった状況を続けてしまったら、不良債権がどんどんふえてしまって、資...全文を見る | ||
○落合分科員 商工中金ですとか公庫、そういった金融機関の直接の貸し出しのほかに、国が金融にかかわる手段として、信用保証制度というのがこれまでありました。この信用保証制度というのは、危機対応に当たってどういう役割を担っているんでしょうか。 | ||
○落合分科員 信用力の補完のために信用保証制度があるということですが、今、政府系の金融機関が担っている流動性を確保するという役割も信用保証制度において代替することはできないんでしょうか。 | ||
○落合分科員 信用保証制度だけでは危機対応機能を代替できないということですが、今、商工中金ですとか民営化が決まっている金融機関以外にも、政策金融公庫が企業に直接貸し出しする金融機関として残っていますが、そこの政策金融公庫が危機対応機能をもっと拡充して、直接貸し出しできるようにする...全文を見る | ||
○落合分科員 危機対応というのは民間企業も行うことになっていると。ただ、今、引き受け手がいない、一社も民間の銀行で引き受けてくれないということですが、一社も引き受けないということは、この仕組み自体に問題があるのではないかということも考えられると思います。 民間の銀行が危機対応...全文を見る | ||
○落合分科員 大臣、政治家の立場としてもお伺いしたいんですが、民間金融機関が危機対応を行わない、それは、今おっしゃっていたように経営判断によるところが大きいと思います。 商工中金は、この先できるだけ早く民営化するということが決まっている中で、民間銀行が引き受けると財務が悪化し...全文を見る | ||
○落合分科員 できるだけ早期に民間企業に危機対応をというのにプラスして、商工中金の完全民営化というのは、できるだけ早期にというのは、できるだけ早くという意味なのか、できるだけ引き延ばしたいという意味なのか、どっちなんでしょうか。 | ||
○落合分科員 ありがとうございます。 この件につきましては、また経産委員会などでも質問をさせていただければと考えております。 続きまして、電力自由化についてお伺いします。 施政方針演説で安倍総理は、「電力市場の基盤インフラである送配電ネットワークを、発電、小売から分離...全文を見る | ||
○落合分科員 今回の電事法の改正によって、独立性も担保されていて、公平にアクセスできるようになるというようなことですが、安倍総理は施政方針演説で、「電力システム改革も、いよいよ最終段階に入ります。」ということで、最終段階という言葉を使われております。 電力自由化に向けたこの法...全文を見る | ||
○落合分科員 これが最終段階で、電力自由化は達成できるようにするということですが、電力会社の送電部門の法的分離についてお伺いします。 今回の法的分離で、総理は、二月十六日の代表質問に対する答弁で、法的分離は独立性が明確であるというふうに述べています。 今回の改正案を見ます...全文を見る | ||
○落合分科員 これがしっかりと機能しているかというのは、監視委員会をつくるというふうに今回の改正案にも盛り込まれています。六十六条のあたりで、意見を聴取して、それから勧告を行うというふうにもこの監視委員会の権限が規定されているんですが、勧告を行うというぐらいで、この機関の独立性、...全文を見る | ||
○落合分科員 もう時間が迫っていますので、質問ではなくて意見とさせていただきますが、この監視委員会、政令も含めて、かなりしっかりと規定しなければ、この法的分離も電力自由化において機能を発揮することはなくなってしまうというふうに思います。 それから、監視委員会、委員はこういう人...全文を見る | ||
03月10日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号 議事録を見る | ○落合分科員 このたび衆議院選挙で当選いたしました、維新の党の落合貴之でございます。 本日は、まず、若年層、若い方々の政治参加についてお伺いをいたします。この問題はさまざまな分野、省庁にまたがっておりますので、重要な問題ですので、なるべく総務省の関連するところに絞ってここで取...全文を見る |
○落合分科員 大臣、平成二十三年から具体的にいろいろなことが行われているということですが、大学のフォーラムですとか出前の授業をやっても、今のところ目立った成果は出ていないということです。 今後、政治家の立場としても、大臣として、役所を後押しする、若年層の投票率を促す政策を行う...全文を見る | ||
○落合分科員 若年層の投票率が低いことの一因に、自分の周りの人で選挙に出ている人が少ないということも考えられます。いろいろな大学生のアンケートですとか意見を聞きますと、同級生が選挙に出れば選挙に関心を持つというような数字も出ております。 国政は、若年者層の議員は低いですが、地...全文を見る | ||
○落合分科員 まだ、被選挙権の年齢のことの質問は次にしようと思っていたもので。 今、世界で半数以上の国が、二十一歳までに被選挙権が認められている。OECDの加盟国三十四カ国に絞って見ても、半数以上が十八歳までに、八割近くが二十一歳までに被選挙権が与えられているという状況です。...全文を見る | ||
○落合分科員 ありがとうございます。 年齢問わず、適正な人材の政界への参入を促進することは、投票率を上げるためにも重要ですし、この国にとっても意義あることですので、あらゆる省庁をまたいでしまいますが、今後もさまざまな角度から精査をさせていただきたいと考えております。 それ...全文を見る | ||
○落合分科員 政策評価や行政評価、監視の実施、これは、各省庁がしっかり仕事をしているのか、各部局がしっかり仕事をしているのか、チェックをするに当たりまして、チェックする側とされる側にいわゆるなれ合いがあってはいけません。民間企業でも、情報の壁、いわゆるファイアウオールをしっかり築...全文を見る | ||
○落合分科員 ありがとうございます。 実際、この局の機能をもっと強化していくためには、今のお話からさらに踏み込んで、独立性ですとか実効性、強制性、こういうものがより強化されていくことが、国民全体にもメリットがあることですし、重要なことだと思います。 これが日本の行政全体に...全文を見る | ||
○落合分科員 これは、先ほども申し上げたとおり、重要な局であって、より権限を増させていく必要があると思いますので、私もこれからしっかりとウオッチさせていただきたいと考えております。 次に、今国会、株式会社海外通信・放送・郵便事業支援機構法案が出されていますが、これはいわゆる官...全文を見る | ||
○落合分科員 民業圧迫には当たらない、公的な側面も大きいので公がかかわるべきだということでした。 こういった、ある意味でのインフラ事業ですので、かなり大きな金額がかかる、そういう大きな事業になると思います。このファンドが立ち上がったときに、よくあるのは、結局、ファンドが立ち上...全文を見る | ||
○落合分科員 具体的にどれぐらいの事業規模になるかですとか、そういう数字というのは。あと、件数が大体どれぐらいというのは集計されているんでしょうか。 | ||
○落合分科員 三百億、ことし二百億ということで、件数というのはどんな感じでしょうか。 | ||
○落合分科員 数十件。大体、割り算して一事業当たりを知りたいんですが、五、六十件と考えていいのか、三十件前後と考えていいのか、お聞かせください。 | ||
○落合分科員 これで案件が上がってきた後に、実際に投資をするかどうかというのはこの機構が十分判断しなきゃいけないことと思います。 これは、国境を越えて、日本の案件ではありませんので、法律の専門家もかなり専門的な方が必要である。それから、金融の知識、それから金融の分野の法的な知...全文を見る | ||
○落合分科員 税金が多数投入されるわけですので、努力だけで失敗しましたとなっては大きな問題ですので。 それで、ファンドというのは、この件もそうですが、二十年というスパンをとっています。二十年となるとかなり長いですし、また、海外に投資をすることでチェックがききにくい。ここで、こ...全文を見る | ||
03月20日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号 議事録を見る | ○落合委員 先日の衆議院選挙で初当選をいたしました落合貴之でございます。 本日は、維新の党のトップバッターとして質問をさせていただきます。まず、前半は電力自由化、そして後半は商工中金について伺えればと考えております。 まず、電力自由化についてでございます。 大臣にぜひ...全文を見る |
○落合委員 総理のおっしゃっていた演説と違わないということですが、今大臣がおっしゃった、重要な、送配電ネットワークに誰もが公平にアクセスできるようにしますと総理の施政方針演説にあったこの文言自体も、大臣の演説にはありません。違わないと今答弁でおっしゃっていますが、わざわざ演説の中...全文を見る | ||
○落合委員 それでは、具体的に電力自由化について、電力会社間で電気を融通し合う広域連系について伺います。 来月から広域運用機関ができますが、大臣、この機関は何のためにつくるんでしょうか。 | ||
○落合委員 今の答弁で、前半に多様性を持たせるということがありましたが、後半は、やはり低廉で安定ということが強調されています。 安倍総理がおっしゃった、誰もが公平にアクセスできるように、これは、いろいろな経産省の施策を縛っているはずです。三段階の、電事法をそのために改正した。...全文を見る | ||
○落合委員 広域運用機関、広域連系は、新しい電力会社が参入しやすくするためにこれを行う、そういうことでよろしいですね。 | ||
○落合委員 ありがとうございます。 新しい電力業者の参入を、しっかりと広域連系すれば進めることができるわけですから、私も、これがどのように四月以降行われていくのか、しっかりとチェックをさせていただきたいと考えております。 それでは次に、指定電気事業者制度について伺います。...全文を見る | ||
○落合委員 前の前の質問で広域連系のことにも触れましたが、広域連系が活発に行われるようになれば、安定性は増すわけですね。 普通、電気事業者が新しい事業を行う際はお金を集めたり借りたりしますが、その事業単体で採算が計算されてお金が集まってくることになると思います。これはプロジェ...全文を見る | ||
○落合委員 この三十日という数字を外したことは、決定的に新規参入が起こらなくなってくる、その決定打になると思いますので、ぜひ、そこは考慮するということでしたので、数字を入れることを私は検討するべきだと思います。 今、九電のことを例に挙げられましたが、一つの地域で電気をつくり過...全文を見る | ||
○落合委員 完全に分離をしますという御回答もいただきました。 今、新聞などにも書いてありますが、電力会社が幾つかの原発の廃炉を発表しています。その廃炉費用は、普通に考えると、これは発電会社が全部請け負うべきである、そのように思いますが、小売会社や送電会社も廃炉費用を負担すると...全文を見る | ||
○落合委員 この会計の独立性、中立性は本当に重要なところですので、今後も私も監視をさせていただきたいと考えております。 確認ですが、先日の予算委員会の分科会での私の質問に対しまして、多田政府参考人が、今回定めた法的分離ではなくて、資本関係を持たないで別会社にする所有権分離にし...全文を見る | ||
○落合委員 これはまた改めて、法案の審議の際も質問させていただければと考えております。 次に、発送電分離がしっかり行われているか、電力自由化がしっかり行われるか監視する監視委員会についても、電事法に、今回の改正案に定められています。六十六条の九に、事務局について書かれています...全文を見る | ||
○落合委員 電力自由化法案、電事法の改正案、これが、マスコミが言っているように本当に電力自由化法案なのか。中身が確かでない部分、政令や省令でこれから決めるという部分がかなりたくさんあります。政省令で法案の中身が大きく変わってしまう可能性もありますので、私は、これからもこの部分を監...全文を見る | ||
○落合委員 大臣、私も、商工中金のディスクロージャー誌、二百ページ近くありましたが、全部読みました。 平成二十五年の三月末の時点で、不良債権の比率が前年度より上がっている。この不良債権比率も地銀の平均より大きい。それから、今お答えいただきました、全債権のうち三分の一以上が要注...全文を見る | ||
○落合委員 それでは、今、商工中金の株、四六%を政府が持っていますが、今の時価でこれを全部売った場合は幾らぐらいになるんでしょうか。 | ||
○落合委員 もう時間が迫ってきてしまっていますが、商工中金のように民営化が決まっている金融機関、これは民間と同じように独自の経営判断ができるようにして、そして、かわりに信用保証制度や公庫の危機対応機能を拡充するべきである、私はそのように思います。 後で急に大きな国民負担が発生...全文を見る | ||
03月26日 | 第189回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号 議事録を見る | ○落合委員 昨年末の衆議院選挙で初当選をいたしました維新の党の落合貴之でございます。 私の地元は東京の世田谷ですが、福島県の浜通りに近い親戚もおりまして、震災、原発の問題にこれまでも深い興味を持ってまいりました。そして、震災を機に、宮城や岩手、また福島の沿岸部にも赴きまして、...全文を見る |
○落合委員 復興庁設置法の第四条にも、総合調整官庁というふうな文字が使われております。今回の震災、今まで経験のなかったような範囲に及ぶ大きな災害で、各省庁も横断的にかかわる問題がたくさんある。そういった問題を総合的に調整しながら解決を図っていく、そして、復旧と復興のお話もいただき...全文を見る | ||
○落合委員 帰りたいと思っている方には、できるだけ早く安全なところに帰れるようにする、また、帰りたくない方には、新しい土地で生活ができるようにする、そういった方針に私も賛成でございます。 先ほどの質問にも少しありましたが、これから審議される予定でございます福島復興再生特別措置...全文を見る | ||
○落合委員 もともと住んでいた方が千人ぐらいで、町外からいらっしゃる方が二千人ぐらいということで、これは、ほかの復興予算もそうですが、思っていたよりも少なかったということは、かなり発生をしていますので、地元の要望ではありますけれども、これは復興庁としても、予算をつけるときに厳しく...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 復興庁は、各省庁にわたる横断的な問題を扱う、そういう調整官庁である、大臣の所信にもありますが、我が国のモデルとなる新しい東北の創造に向けた取り組みを行いますということですので、こういった観点も重要なトピックだと思います。復興に当たり、ぜひ、...全文を見る | ||
○落合委員 だんだんと賠償も進んでいる、こういった、かつて出された法案の内容に準ずるようなこともどんどん進んでいるということでございました。 今まだ避難生活を送っている方がたくさんいらっしゃいますので、こういった問題、私もいろいろと勉強させてもらいたいというふうに考えておりま...全文を見る | ||
○落合委員 私も、通ったときに、線量計が並んでいて、今までの常磐道とは違うな、四年前の常磐道と今の常磐道は違うなということを、やはり改めて実感しました。 それで、また、道路の両脇から見える景色も、除染が終わった黒い袋に詰めた、あの袋が一面に置いてある、そういった状況でございま...全文を見る | ||
○落合委員 その指定された地域の面積、これはどれぐらいなんでしょうか。どれぐらいというか、面積の数字はいかがでしょうか。 | ||
○落合委員 では、その面積に対して何%ぐらい除染が行われているのか、これはわかりますでしょうか。 | ||
○落合委員 完了、おおむね完了、そして何割終了しているということですが、これまでも再除染の必要性というものも議論がされてきたと思います。 この終了とかおおむね終了というのは、もうこれ以上除染しなくても大丈夫、住めるということなんでしょうか。もしくは、一回目の除染が終了したとい...全文を見る | ||
○落合委員 二回目、三回目の除染、面的にはしないが部分的にはあり得る、フォローアップ可能であるということでございました。 これは、実際にフォローアップした、二回目、三回目の除染をしたという実績はございますでしょうか。 | ||
○落合委員 ありがとうございます。 この問題も、除染というのは国の予算もかなり使っておりますので、この効果というのは国にとってもかなり重要な問題であると思います。私もこの部分も注視をさせていただきたいと考えております。 また、改めて除染についての質問ですが、今までどれぐら...全文を見る | ||
○落合委員 これから、まだ残っている面的な除染、それからフォローアップする除染が出てくると思います。 その試算なんですが、今後どれぐらいの期間で除染はフォローアップしなくてもいいようになるか、そして、今後どれぐらいの事業費を見込むべきか、試算がございましたら教えていただければ...全文を見る | ||
○落合委員 一兆八千九百円とおっしゃいましたが、八千九百億円。 | ||
○落合委員 国民の方、それから元住民の方、彼らが思うのは、除染が平成二十七年、二十八年に終わったら帰れるのかどうか、住めるのかどうか。今、避難指示区域はそれなりの面積がありますが、これが解消されるのか。これが国民の関心事、平成二十八年には住めるようになるのかということだと思います...全文を見る | ||
○落合委員 ということは、帰れる可能性がそんなに高くはない。 | ||
○落合委員 ありがとうございます。 最後に、復興予算のあり方について伺います。 復興のための予算、これは必要なもの、有効なものはどんどんつけていくべきだとは思います。 先ほどの郡委員の質問とも少し重なりますが、三月三日の朝刊、各新聞が、復興予算が使われないで余っている...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 予測のつかなかったこの災害ですので、初めから多目に予算をとる、それから見込みが違ってしまうということはあり得ると思います。ただ、民間企業もそうですが、予算を多目につけると、その分の利払いなどもありますし、ほかに回せるはずのお金が回せなかった...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 私も、実は政務官と同世代でして、そういった長い目でこの復興の問題を捉えてまいりたいと考えております。これからもぜひよろしくお願いいたします。 本日は、ありがとうございました。 | ||
04月01日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号 議事録を見る | ○落合委員 落合貴之でございます。 本日も、維新の党のトップバッターとして質問をさせていただきます。 私の実家は、町の個人商店、零細企業でございます。かつて、日々の支払いだけでなく、その日に暮らす現金もない、私の学費も払えないかもしれない、そういったことも実家ではございま...全文を見る |
○落合委員 ありがとうございます。 普通、民間企業でも家庭でもそうですが、何か目標をつくったときはいつまでと期限をつけろ、これは親からも上司からも教えられることでございます。期限がない目標は目標ではない。民間企業に危機対応をやらせようというのであれば、その努力の期間、期限は切...全文を見る | ||
○落合委員 期限を切ることがなく、そして民営化する条件もいろいろとたくさんある。これは、こういったことですと、いつまでたっても、結局は政府が決めた完全民営化に動き出すことができません。 今までの答弁、私も過去二回質問をさせていただいておりますが、商工中金は、フルバンクですとか...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 では、参考までに伺いますが、商工中金の従業員が約四千人、その中で、退職公務員、民間企業を挟んでいたりするわたりの場合も含めて、人数はどれぐらいいらっしゃいますでしょうか。 | ||
○落合委員 また、参考までですが、現役出向している公務員の方はいらっしゃいますでしょうか。 | ||
○落合委員 今、株を、過半数まではいきませんが、半数近く政府が持っております。政府が株を手放したら人事も政府の思いどおりにならない、だから手放さないんじゃないかと言っている国民も多数いるわけでございます。 こういう人事の状況、今のお話ですと自主的に決めたということですが、組織...全文を見る | ||
○落合委員 次に、財務内容についてなんですが、附則第二条の三に、民営化する判断基準に財政基盤という文言も入っております。 商工中金は、最新のディスクロージャー誌を見ましても不良債権比率が上がっている。それから、比率自体も同時期の地銀平均よりも大きい。そして、全債権のうち三分の...全文を見る | ||
○落合委員 もしそういう目的であるのであれば、もう少し納得できる数字の出し方、九五%というのはすごいことではありますけれども、もっと厳しい基準で、五〇%の企業がとか、六〇%の企業が、このようにやるべきじゃないかなと。ちょっと誇大広告というような数字の出し方なのではないかというふう...全文を見る | ||
○落合委員 最初の方で、大臣より、完全民営化の旗はおろしていないというふうなお話をいただきましたが、財務状況を見てもかなり、これは政府が手放せば、先ほどの質問にもありましたが、格付も大変厳しいものになる、そうなると資金調達もできない、これは自立がかなり難しい状況に資産の内容がなっ...全文を見る | ||
04月15日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号 議事録を見る | ○落合委員 維新の党、落合貴之でございます。 本日は、前半に貿易保険について、そして後半に電力自由化に関連する問題についてお伺いをさせていただきます。 まず、貿易保険についてですが、三月二十日に貿易保険法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案が閣議決定をされており...全文を見る |
○落合委員 事業環境の変化ですとか、あとガバナンスを変える、それから財政上の問題、行革の問題等々で組織を変えていくというようなことでございますが、これは、一回組織を変えて、もう一回十五年後に、十六年後ですか、変えるわけです。独法にしたときに移行費用がどれぐらいかかっているのかと、...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 今回、法案が通りますと、政府がNEXIから再保険を引き受ける制度がなくなって、NEXIの保険金の支払いを国が担保する制度、履行担保制度に変わっていきます。それで、特別会計が廃止されますので、もしものときは一般会計からお金が出るということにな...全文を見る | ||
○落合委員 基本的には自前で、独立採算で、本当の万が一のときだけ一般会計から出ていくと。自前でNEXIがリスクをとっていくということですが、保険の業界では、年々、再保険というものが出てきて、どんどん再保険を掛けていくという方向に進んでいました。今回は、政府が受けていた再保険の制度...全文を見る | ||
○落合委員 どんどん業容拡大となりますと、JBICとのすみ分けですとか、新しいこういう政府系金融機関のようなものができていくという問題点もあると思います。これはまた法案の審議の際に伺えればと思います。 万が一、十年、二十年、余剰金が積み上がっていった、大きな戦争ですとかが起こ...全文を見る | ||
○落合委員 これはこの委員会にも法案が上がってくるでしょうから、また詳しくはそこでもいろいろと質問させていただければと思うんですが、組織を変えることによって取り締まりのガバナンスを強化していくことですとか、それから、事業環境が変わってきている、多角的な経営ができるようにするべきだ...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 政府の全体の方向として、独立行政法人や特別会計を減らすということは賛同できます。しかし、また新しい政府系金融機関ができていくようなことがあって、またそれがどんどん膨張していく、そしてまたリスクが発生して膨大な国民負担が起こるということがあっ...全文を見る | ||
○落合委員 議論を、いろいろな専門家、そして省内でしてもらう中で、最終的に、こういう決着の難しい問題というのはやはり政治家の決断だと思います。ぜひ、日本の経済の流れ、世界の流れを見た上で決断をしていただければと思います。 二〇三〇年の電源構成、原発の位置づけについてなんですが...全文を見る | ||
○落合委員 今、この問題は議論が大きくなされていますが、原発の再稼働自体も国民全体の民意の多数は得ていません。新設もしかりですし、老朽化した原発をさらに引き延ばして稼働させるということも、一般的に考えれば事故のリスクが高まる。やはり、四年前に福島で大きな事故が起こったわけですから...全文を見る | ||
04月22日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号 議事録を見る | ○落合委員 維新の党の落合貴之でございます。 本日は、電気事業法等の一部を改正する等の法律案に関連する質問をさせていただきます。 この法案は新聞などでは電力自由化法案と言われておりまして、安倍総理も、施政方針演説で、「電力市場の基盤インフラである送配電ネットワークを、発電...全文を見る |
○落合委員 可能な限り最大限ということで、この広域機関、重要な役割があるというふうに思います。 この広域機関、事務局約百名で四月一日に発足をした。発足当初はいろいろな会社、業界からの寄せ集めであるということは仕方がないですが、諸外国を見ましても、こういった機関は、独立性を高め...全文を見る | ||
○落合委員 その検討の度合いなんですが、採用していくべきということで、もう就職活動、また来年度の採用が始まりますが、ことしの内定者、来年からの採用というのは具体的にはいかがなんでしょうか。 | ||
○落合委員 その独立性を高めていくためにプロパーをふやしていく、それと同時に、職員とは別に、役員についても人事面では注目をしていかなければならないというふうに考えます。 いわゆるノーリターンルールに関しまして、定款を拝見したんですが、この三十二条を読みますと、最後の方に、役員...全文を見る | ||
○落合委員 今のノーリターンルールが適用されている役員の構成ですが、今、理事長は大学副学長の金本先生、理事が、NTTと東京ガス、大阪ガスが立ち上げたエネットからの方、それから電源開発からの方、そして東京電力からの方、そして、監事も東電記念財団の監事の方。 この広域機関は、再エ...全文を見る | ||
○落合委員 これは役員ですから任期がありますので、今後、参入が進んで発電事業者ですとか小売の事業者がふえてきた場合は、また構成を見直すということでよろしいですね。 | ||
○落合委員 いろいろな立場の方を役員にする、評議員会もありますということで、役員に限って言うと、エネットは参入側でありますけれども、もともとNTTや東京ガスなどが立ち上げたということで、やはり国との関係がもともと深いパイプを持っているところですので、ぜひ、これから自由化が進んで、...全文を見る | ||
○落合委員 この設備増強につきましては、また改めていろいろとお伺いさせていただければと思います。 ぜひ、この広域機関がどんどん働いていく、動いていくことで再エネの参入が促進されていく、また、いろいろな需給の問題が解消されていくはずですので、ぜひ、この問題、注視をさせていただき...全文を見る | ||
○落合委員 今のこの電力自由化に関する法案を審議する上では、エネルギーミックスの目標値をどれぐらいにするか、事前に政府の目標がわかっていた方が、より具体的な審議ができると思います。 G7までにというのでありましたら、もうあと少しなわけですし、やはりエネルギーミックスに関する政...全文を見る | ||
○落合委員 急いでいただいているということで、国会の審議をより充実させるためにも、早目にぜひ数字を出していただければと思います。 では、発電コストについてでございます。 まず、原発の発電コストについてですが、我が国では原発は低廉で安価であるというふうに位置づけがされており...全文を見る | ||
○落合委員 また、発電コストに関しまして、再エネの初期費用についてなんですが、例えば太陽光パネルの価格それから設置費用を比べますと、これもいろいろな試算が出ていますが、キロワット当たり日本が三十六万、ドイツが十九万という数字もあります。これは二倍近く高いわけですが、再エネの初期費...全文を見る | ||
○落合委員 この問題、国策で原発を推進している国はどんどん原発をつくっていますが、原発は撤退している、特に先進国はそうである。日本は、経済合理性から考えると原発が安いので原発を続けましょうというふうに政府は言っているわけでして、発電コストの問題は、私も今後も深く調べてまた議論をさ...全文を見る | ||
○落合委員 この質問を一カ月か二カ月前にさせていただいたときに、ビジネスの判断に大きく影響を与えないように、金融関係者を含めしっかりと判断が可能であることが重要なので、今度改正した省令の中で、出力制御の見込みについて適切に情報提供を行うことを規定していますとお答えいただきました。...全文を見る | ||
○落合委員 広域連系をより深めていけば、出力抑制をする必要性というのは少しは下がるというふうに思いますので、ぜひ、総合的に、複合的に御対応いただければと思います。 少し金融のこととも関係しますが、電力事業における外資の参入規制について伺います。 電力事業は、産業の面におい...全文を見る | ||
○落合委員 調べてみますと、今までも、ある電力会社を外資が買収しようとしたときに外為法でとめているということで、これからも外為法を使っていろいろとやっていきますということですが、例えば、同じようなインフラで、まあ少し違いますが、放送法では法律で出資規制が規定されていますが、電力で...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 では次に、発送電分離についてお伺いします。 電力自由化においては、誰もが公平に発送電ネットワークにアクセスできるようにする、送配電会社を発電会社、小売会社と分離させて、独立性、中立性を持たせるということは重要なことでございます。それで、...全文を見る | ||
○落合委員 送配電会社の役員のときはグループ会社の役員にはならない、ただ、やめたらすぐにもしも役員になったとして、それは職業の選択の自由、これは憲法で認められていますので重要な問題だとは思うんですが、この電力自由化、送配電網の独立性において、職業を縛らないとしても、情報の問題です...全文を見る | ||
○落合委員 これは、分離するのは二〇二〇年ですので、それまでにぜひこの規定というのはきっちりとしていかなければならない問題だと思います。 あと、これは、はっきりとはまだ決まっていないでしょうが、グループ会社間の役員の禁止のところに、省令で定める適正な競争関係を阻害するおそれが...全文を見る | ||
○落合委員 会社を分けるということは、大変な作業がありますので、何年かかかってしまうのは、それもあるというふうに思います。 小売の全面自由化をしてから送配電網が開放されるまで四年間、この四年間も公正な競争というのが行われなければ完全自由化ではないわけでございまして、公正な競争...全文を見る | ||
○落合委員 この法案が通れば、六カ月以内でしたかに監視機関が立ち上げられるというふうに明記されておりまして、その監視委員会について質問をさせていただきます。 正式名は電力・ガス取引監視等委員会ですが、この改正案の百十一条に電気事業に係る苦情処理というふうなものがあります。これ...全文を見る | ||
○落合委員 この機関は市場の監視ですので、こういう通報ですとか苦情を受けて、それに対して対応していくというのは最も重要な部分であると思います。 市場の監視ですから、電力会社の内部からの内部通報、公益通報というようなこともしっかりと受けて、しかも秘密が守られるという体制をつくっ...全文を見る | ||
○落合委員 電力会社などの内部からの通報、そして監視委員会の内部からの通報に対する対応について伺わせていただきました。 この監視機関について、独立性、中立性、そしてある程度の権限を持たせるという観点から、今まで、大臣直属の八条機関にするのか、もしくはもっと独立した三条委員会に...全文を見る | ||
○落合委員 あと、委員の人選についてなんですが、インフラですのでこれだけ重要性が高いのであれば、任期ごとに国会のチェック、国民のチェックがきくように、国会同意人事にするという選択肢もあったとは思います。八条委員会でも国会同意人事が行われている委員会もありますが、国会同意人事にはし...全文を見る | ||
○落合委員 この委員に誰を選ぶかというのはかなり重要な問題ですので、ぜひ、国会同意人事にしないのであれば、透明性ある選び方、この仕組みをつくっていかなければならないというふうに思います。 また、委員の身分の保障についてなんですが、中立的、しかも独立性を持って、それで権限も持っ...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 先ほど、広域機関のところでも伺いましたが、今度は事務局の職員、初めは電力会社やそれからエネ庁などから寄せ集めになるというふうに思います。独立性、中立性、この機関こそ高めていかなくてはならない。そのためにはプロパーの採用、例えば、お役所でも特...全文を見る | ||
○落合委員 今の答弁ですと、エネ庁の職員にプラスして、会計士ですとか弁護士ですとか士業の方、専門職の方を採用しますと。 新卒での採用などについては、これから検討するということでよろしいでしょうか。 | ||
○落合委員 この問題は、また何カ月かしてからお伺いできればと思います。 この監視委員会、東京に置かれるということになっておりまして、電力の取引、自由化されますと全国で行われることとなると思うんですが、地方の電力取引の監視、それから電力市場のあり方、これはどのように監視するんで...全文を見る | ||
○落合委員 経産省の外局を使っていくということでございますね。 時間が来ましたが、安倍総理が言う公正なアクセスができるようになるか、これは電力改革の鍵になるというふうに思います。公正な競争市場をつくって、イノベーション、技術革新を起こしていく。これが日本人の生活を変えて、雇用...全文を見る | ||
04月28日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号 議事録を見る | ○落合委員 維新の党の落合貴之でございます。 本日は、お忙しい中、まことにありがとうございます。大変勉強になるお話で、いろいろとメモもとらせていただきました。 私は、日本経済の今後の発展のためには、新しいエネルギー産業を興していくこと、これは大変重要なことだと考えておりま...全文を見る |
○落合委員 八木参考人にも同じような観点で、電力の事業者側からの意見ということで、電力自由化、特に三段階の電力自由化のこの法案の改正、改革が完了した後に、電力料金についてはどのように見通されているのか、お考えを伺えればと思います。 | ||
○落合委員 ありがとうございます。 それでは、今回、電事法の第三弾目の改正案が審議をされているわけですが、発送電分離において、送電線の中立性を担保して公正な競争が行われているか監視する機関が、この法案が通った後に、六カ月以内につくられることになっています。 システム論とし...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 先ほど高橋参考人から、卸電力取引所の件、少し言及がありましたので、高橋参考人にもう少し詳しく、今の卸電力取引所の取引自体がほとんどないというのはどういう問題点があるのか、そして今後どうあるべきか、お伺いできればと思います。 | ||
○落合委員 ありがとうございます。 先ほど富田委員から橘川参考人に質問がありました、バックアップ火力の問題ですね。同じ質問を今度は高橋参考人にもしたいと思うんですが、いわゆる再エネが急拡大することに対する危惧であるんだと思います。 ドイツでは、火力が撤退、その産業自体がな...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 時間が来ましたので、質問を終わらせていただきます。お時間ありがとうございました。 | ||
05月15日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号 議事録を見る | ○落合委員 昨年末の衆議院選挙で初当選をいたしました、維新の党の落合貴之でございます。 本日は、お忙しい中、総理にもお越しいただきまして、まことにありがとうございます。 本日は、電気事業法の一部を改正する等の法律案の審議ですので、電力自由化のあり方について、そして、政府の...全文を見る |
○落合委員 今、資料で、総理がおっしゃった電源コストの政府のワーキンググループによる試算、お配りをさせていただきました。これは、五月十一日の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会長期エネルギー需給見通し小委員会の発電コストワーキンググループで、発電コストについての見解の案が出され...全文を見る | ||
○落合委員 倍になっても十一円台というのは、私も、もう少し今後調べて勉強していきたいと思っています。それを改めて質問させていただきます。 今週、台湾の、農産品の日本からの輸入の問題もございました。海外での日本の全国の農産品に対する風評被害、これも広義の原発事故のコストでござい...全文を見る | ||
○落合委員 先ほども申し上げましたが、万々が一福島レベルの事故が起こってしまったら、国にとっては大変な損害になります。事業者の責任で最終的には再稼働する、その前に規制委員会が審査をする、あとほかにもいろいろな手続、手順がありますが、結局、規制委員会の判断の責任をとる人は誰なのか国...全文を見る | ||
○落合委員 今までも科学的な見地と安全基準に立って原発が運営されてきて、残念ながら福島のような事故が起こってしまいました。こういう責任が大きい、損害が大きくなってしまうような問題は、やはり政治が責任を持つべきである。そして、原発のような大きな問題は、自治体だけでなくて、ほかの自治...全文を見る | ||
○落合委員 私は、今の政権の指導力があればもっともっと伸ばせる、ぜひそれをやっていただきたいと切に思っております。 今回、質問に当たりまして、諸外国の発送電分離の前、電力自由化の前はどうだったのか、いろいろな記事も調べました。そうしますと、一九九三年のドイツの新聞には、再エネ...全文を見る | ||
○落合委員 総理、法案の中身を読みますと、この監視機関の中身が、政省令で定めるという部分が大変たくさんあります。ぜひ、独立性、中立性を持った監視機関であるべきである、これから政省令をつくっていくためには、それを絶対になし遂げなきゃいけない、この日本の総理として、そのことを今ここで...全文を見る | ||
○落合委員 答弁いただいた内容がほとんど今までの大臣の答弁と一緒でしたが、最後に、取り組んでまいりたいと総理から言葉がありましたので、それは受けとめていきたいと考えております。 時間になりました。 この電力自由化により日本経済にイノベーションが起こって、そして新たな経済の...全文を見る | ||
05月20日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号 議事録を見る | ○落合委員 維新の党、落合貴之です。 私は、電気事業法等の一部を改正する等の法律案の採決に当たり、維新の党を代表して、賛成の立場から討論させていただきます。 本委員会での審議を通じて、電力自由化を目指すという基本的な方向性は同じであると確認することができたものの、我々の質...全文を見る |
05月22日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号 議事録を見る | ○落合委員 維新の党、落合貴之です。 本日は、まず官民ファンドについて質問をさせていただきます。 経産省の行っている健康寿命延伸産業創出推進事業についてお伺いします。 この事業に関連して、昨年九月に地域ヘルスケア産業支援ファンドができました。いわゆる官民ファンドです。...全文を見る |
○落合委員 これをきっかけに民間のベンチャーキャピタル等もこういうものにどんどん進出していくといいと思うんですが、このファンドの総額は百億。今、この中で、政府出資、それから民間出資の割合、そして、民間出資は何社で、幾らなんでしょうか。 | ||
○落合委員 ファンドの存続期間が、当初の予定では七年で百億と設定されていますが、今、実績が十五億ということです。 ファンドが打ち切りになるまでに資金の回収まで行わなければならないわけですが、百億ぐらい出資できそうな見通しというのはいかがなんでしょうか。 | ||
○落合委員 このファンドの特徴は、お金だけではなくて経営人材も投入するということです。 この人材の方の実績、それからどういう方を派遣しているのか、教えていただければと思います。 | ||
○落合委員 これはファンドですので、このファンドのスタッフの人数、それから、審査ですとか、専門性が必要だと思います。この専門性についてはいかがでしょうか。 | ||
○落合委員 この組織の役員の方々の経歴なども調べさせていただきましたが、今のところ、専門分野を持った方々、そして民間金融機関で経験を積んでこられた方々で占められておりまして、ファンド自体は割としっかりと運営をなされているというふうに私は感じました。 こういった事業は、うまくい...全文を見る | ||
○落合委員 武器輸出三原則という言葉は、何を意味するか国民にはわかりやすい。しかし、防衛装備移転三原則となると、漢字自体も多くなっていますし、その言葉だけでは内容が少しわかりにくくなったと思います。 防衛装備という言葉の意味、そして移転の意味、そして、なぜ武器から防衛装備に言...全文を見る | ||
○落合委員 今まで武器と言っていたのがブルドーザーなども指していたので防衛装備に変えたと。それから、輸出ではなくて自衛隊が持っていくものも入っていましたし、それから技術を持っていくのも入っているので移転にしたということでありますが、安倍内閣以前、海外に持ち出していたのは、今おっし...全文を見る | ||
○落合委員 理念につきましては、閣議決定にも書いてありましたし、官房長官談話にも最後の方にありまして、この理念は外してはいけないと思います。 その理念を踏まえた上で今回の閣議決定は発表されていて、それに基づいていろいろと行動が行われているわけですが、安倍内閣の前と後で、戦闘機...全文を見る | ||
○落合委員 法的に変わらないと。しかし、内閣がやっていることは明らかに変わっています。 とにかく、政務官がお持ちになっているその資料を見てもわかりますけれども、野田内閣で運用が緩和されたといっても、巡視艇でとまっています。巡視艇ですから、軍事というより警察権を行使するに当たっ...全文を見る | ||
○落合委員 この問題は、今、安保法制が取り上げられていますが、その問題と同じように、しっかりと国民的な議論も、理解も行っていかなければならないことと思います。この問題につきましては、また改めて取り上げさせていただきます。 本日は、ありがとうございました。 | ||
05月27日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号 議事録を見る | ○落合委員 維新の党の落合貴之でございます。 本日は、特許法等の一部を改正する法律案の審議でございますので、関連する質問をさせていただきます。 今回の法改正により、職務発明に関する特許を受ける権利を、今までは発明者に帰属していたのを初めから法人に帰属させることも可能になり...全文を見る |
○落合委員 相当の利益が今までは金銭だったのが、その他の経済上の利益、非金銭の部分まで拡大したということで、これはインセンティブを与えるということですが、わざわざ今回の法改正で非金銭にまで拡大した理由、今までのように金銭だけでもよかったんじゃないかという意見もあると思いますが、非...全文を見る | ||
○落合委員 今研究所の例を挙げていただきましたが、この非金銭、具体的には何を想定するか。先ほど企業の方で決めてもらうものだという答弁も少しありましたが、役所の方では、研究所ですとか、またどんなことを想定していますでしょうか。 | ||
○落合委員 今、研究施設、それから留学、ストックオプションも現金ではないので非金銭ということで、どのようなものを非金銭として位置づけるか、これが重要だと思います。 私もこの特許庁の一万五千人のアンケートを拝見しました。確かに、研究施設をつくってくれとか留学をさせてくれとか。金...全文を見る | ||
○落合委員 そのガイドラインというのがやはりこの法改正では一番重要な点だと思います。研究者にはしっかりとインセンティブを与えて、企業側には訴訟リスクを減らしていくために、両者が職務発明報奨規程をしっかり結ぶこと、これは重要であるというふうに思います。 これは、今回、今までは発...全文を見る | ||
○落合委員 従業者と使用者の職務発明規程は、統計では中小企業の八割がつくっていないということです。これから日本経済をベンチャーがもっと出てきて引っ張っていかなければなりませんし、今まで日本経済を支えてきたのも中小企業でございます。 大企業でしたら弁護士や弁理士も雇えますが、中...全文を見る | ||
○落合委員 今出てきました知財総合支援窓口、これは、調べてみましたら、二〇一三年の一年だけでも支援件数が十四万八千七百七十件、これはかなり大きい数字だと思います。これはかなり意義があると思いますので、ぜひこういうものを改善して、どんどん広げていっていただければと思います。 中...全文を見る | ||
○落合委員 先ほどの知財総合支援窓口に一年間で十四万八千件も相談が来ている中で、やはり、こういう知財を担保にした融資というのが全国で五十一件しかないというのはほとんどまだ進んでいないということですので、私もこれについては注視をしていきたいと思っています。 では、残りの時間で特...全文を見る | ||
○落合委員 独立採算で、歳入歳出を調べてみますと、この特別会計は基本黒字です。黒字をどういうふうに使うかですが、今回の法改正でも、特許料を下げて負担を少なくさせると。もう一つ考えられるのは、いろいろな投資に回していくということも選択肢だと思います。 いろいろ調べましたら、かつ...全文を見る | ||
○落合委員 黒字で進んできている中で同じ失敗を繰り返さないように、私も注視させていただきたいと思います。 本日はありがとうございました。 | ||
06月10日 | 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○落合委員 昨年末の衆議院選挙で初当選をいたしました維新の党、落合貴之でございます。 本日は、平和安全法制にまつわる問題について、外務大臣、防衛大臣にお尋ねをさせていただきます。 まず、日米安全保障条約についてお尋ねをいたします。 安倍総理は、本年五月二十六日の衆議院...全文を見る |
○落合委員 共同で対処するというコミットメントもあるということで、日米安保条約、きょう、お手元の資料、コピーをさせていただきました。 安保条約、この五条のところを読みますと、最初の配付資料二が英文で、四が和文です。日本語の方を読みますと、「各締約国は、日本国の施政の下にある領...全文を見る | ||
○落合委員 切れ目のない安保法制をしいていく、そのためには、万が一、万々が一、施政下に尖閣などが置かれない状況ができてしまった、これに対する備えをするのが安全保障であるというふうに思います。 今、それを前提に議論をするべきでないとおっしゃいましたが、それでは、この日本の領土、...全文を見る | ||
○落合委員 尖閣が、あってはならないですが、急に襲われて施政下から外れてしまった、その場合に、必ずアメリカが助けてくれるかどうかはまだわからない、議論をされていないということは、やはり防衛上の穴として認識をしていかなければならない問題の一つであると思います。 そして、施政下か...全文を見る | ||
○落合委員 地球全体を俯瞰する前に、やはり足元をいかに守っていくか、これに関して国民の理解をもらっていく、説明して、もらっていく、これがまず第一に重要なことであると思います。しかし、それを忘れて、地球全体の平和のために、そのために行動することが日本を守ることであるという説明よりも...全文を見る | ||
○落合委員 その規定の内容、要は、米軍が、例えば尖閣が襲われたときにすぐ来てくれるのかどうか、これは、米国の動きを把握していないと、自衛隊も、いつ来てくれるのかわからない上で動かなきゃいけないわけですが、それについて把握しているのか。そして、具体的にはどのような手続を経て米国軍が...全文を見る | ||
○落合委員 その具体的な手続というのは防衛省は把握しているわけですよね。それじゃないと、何日後に来るとか何時間後に来るとかわからないと作戦を立てられないですが、防衛省はどうなんでしょうか。 | ||
○落合委員 平素から努力をされているということです。 あともう一点なんですが、この点で、米国が動いてくれますと、これは米国に対して日本から要請するというような流れになるんでしょうか。要は、受動的に待つのではなくて、来てくれというふうに日本から発信をするという仕組みになっている...全文を見る | ||
○落合委員 具体的にプロセスは大丈夫なんですか、それだと、あうんの呼吸でということになりますけれども。これは、しっかりとプロセスができていて、シミュレーションも防衛省内でできているんですね。 | ||
○落合委員 両国間で文書を交わしていることと、具体的に準備ができているということは少し違うと思うのです。 なぜ私がこれを質問したかといいますと、よく例えに出されているNATOの条約は、日米安保条約で言う「自国の憲法上の規定及び手続に従つて」という部分がありません。ですから、日...全文を見る | ||
○落合委員 短期的には、南沙諸島の問題もありますし、かなりアメリカはフィリピンなどに気も使って、中国に強硬な姿勢をとっている。 ただ、一方で、いろいろ調べてみますと、例えば二〇一三年の八月のニュースで「米中、軍事関係の強化で合意 国防相が会談」、ロイターが報道していますし、い...全文を見る | ||
○落合委員 日米関係をより強固にしていく、これは本当に大切なことであると思います。しかし一方で、米と中の関係も、少しずつですが、信頼関係が深まってきている。これに関しても、やはり我々は考慮に入れなければならない問題だと思います。 やはり、この足元の日本の防衛、これをどう考える...全文を見る | ||
○落合委員 火山の例を出されましたが、これはこの集団的自衛権の問題とは少し違うということと、それから、答弁をいろいろ調べましたら、有事の際に米艦が日本人を今までまだ乗せたことはありませんという答弁もありました。そして、米国人向けに、わざわざ国務省がこうやって説明をしている。 ...全文を見る | ||
○落合委員 時間になりました。 外務大臣に期待されている国民は多いと思います。理解だけではなくて、誇りだけではなくて、信念ある行動をぜひともお願いしたいと思います。 本日はありがとうございました。 | ||
06月10日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第21号 議事録を見る | ○落合委員 維新の党、落合貴之でございます。 本日は、安保法制でも存立危機事態にエネルギーもかかわるというふうなことですので、まず前半にエネルギーの問題について質問をさせていただきたいと思います。 まず、石油についてですが、我が国の原油輸入量における中東依存度、つまり、全...全文を見る |
○落合委員 それでは、我が国の原油輸入量におけるホルムズ海峡をタンカーで通過して輸入している原油量の割合は何%でしょうか。 | ||
○落合委員 ホルムズ海峡の問題は、特に三十年以上前のイラン革命以降、注目されてきました。リスク分散等のために、ホルムズ海峡を迂回するパイプラインがUAEやサウジなどにつくられてきました。 この迂回パイプラインの存在については把握されていますでしょうか。 | ||
○落合委員 この迂回するパイプラインについてですが、有事ではなく、ふだん、平時において、日本への原油の輸出において、このホルムズ海峡を迂回するパイプラインは使われていますでしょうか。また、使われている場合は、どの程度の原油量、使われているんでしょうか。 | ||
○落合委員 万が一有事が起こって、ホルムズ海峡が封鎖された、その場合に、このパイプラインを使うこと、これは経産省として想定されていますでしょうか。 | ||
○落合委員 有事に備えなきゃいけない、ホルムズ海峡の掃海だけでなくて、こういったパイプラインも選択肢に入れて備えなきゃいけないということで、有事の際にどれぐらいの量がこのパイプラインは使えそうか、何バレルぐらい使えそうなのか、タンカー何隻分ぐらい使えそうなのか、把握はされています...全文を見る | ||
○落合委員 最初におっしゃっていただいたフジャイラへのパイプライン、これはホルムズ海峡を通らないでインド洋の方に出ているわけですけれども、九十万バレルあいているということで、これは恐らく輸送能力は百五十万バレルですので、半分以上今あいている状況だと思います。 UAEの原油の生...全文を見る | ||
○落合委員 このエネルギーの問題は経済活動の根幹を担う問題ですので、今後も、私も注視をさせていただきたいと思います。 では、エネルギーの問題から少し絞って、電力の問題に絞らせていただきます。 お手元に資料を配らせていただきました。これは、六月八日、日本経済新聞の一面でござ...全文を見る | ||
○落合委員 方向性は決まっていませんが、一応選択肢の一つにはあるというふうに考えてよろしいでしょうか。 | ||
○落合委員 幅広い選択肢の中に入っていなくはないというようなことでしょうが、以前の、数カ月前の指定電気事業者制度の、出力制限のときもそうでしたが、再エネの参入に一個の制度で大きなブレーキをかけてしまうということがありますので、電力自由化、衆議院は電事法改正案は通ったわけですから、...全文を見る | ||
○落合委員 国のエネルギー政策に沿った運用がされる、それはある意味重要なことだと思います。ただ、専門職以外が経産省、エネ庁からの一〇〇%出向だという必要はないのではないでしょうか。 参考人質疑でも、高橋参考人ほか言っていましたが、この監視機関、最初はいろいろなところからの寄せ...全文を見る | ||
○落合委員 独立性、専門性というふうにおっしゃっていただきましたが、中立性というのも入っていますので、法案は通りましたけれども、その後、細かい採用のこういう件ですとか、そういうのは政省令で決めるというふうになっています。これは、法案が通っても公正な競争が確保されるのか、注意しなけ...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 時間が参りましたので、この答弁をもとにまた改めて一般質疑で質問させていただければと考えております。どうもありがとうございました。 | ||
06月17日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第23号 議事録を見る | ○落合委員 維新の党の落合貴之でございます。 本日も、維新の党のトップバッターで質問をさせていただきます。 今回の貿易保険法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案では、貿易保険事業を行っている独立行政法人NEXIを全額政府出資の特殊会社に移行させて株式会社NEXI...全文を見る |
○落合委員 国による再保険がなくなったことによる、信用補完していた部分は、ここにも履行担保を国がつけますということですので、同じような信用力の補完にはなると思います。 今までは、貿易保険が受けた保険に再保険を掛けるということで二重にリスクヘッジをしていたわけですが、それが一重...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 なぜ日本政策金融公庫の例を挙げたかといいますと、これも七年前に経産省がつくった資料なんですが、この組織をつくる上で参考にする組織として日本政策金融公庫を挙げていまして、ほとんど、今回の法案の中身と公庫、これは明らかにまねして、これをたたき台...全文を見る | ||
○落合委員 それもそれで重要なことだと思うんですが、もう一つの手段として国庫納付するという、やるやらないは別にしても、その仕組みをつくっているのか、そして検討しているのか、お伺いできればと思います。 | ||
○落合委員 やろうと思えば可能である、配当金という手段を使って国庫納付は可能であるということではありますが、これはやろうと思えばできるというような段階、問題ではなくて、これも経産省の平成二十年四月十四日の小委員会の資料なんですが、ここに日本貿易保険の株式会社化に当たっての確認事項...全文を見る | ||
○落合委員 この株を全額持っているのは財務省であると思いますので、これは財務省がお金をある程度返してくれというか、国庫に入れてくれということもあり得るわけですね。株主の主張としてあり得るわけですね。 | ||
○落合委員 そういう意味での引っ張り合い、そういう構図なわけですね。 これは納税者としても重要な問題だと思います。これに限らず、政府系の機関がお金の使い方をどういうふうにしているのか、それはある程度国民それから国会議員が把握できるようにしておかなきゃいけませんので、こういった...全文を見る | ||
○落合委員 わかりました。 ちょっとほかにもいろいろ調べてきたことがあるので次に行きたいんですけれども、ちなみに、平成十九年ではなくて、私、最初に正確に言えばよかったんですが、平成二十年の四月十四日、産業構造審議会貿易経済協力分科会貿易保険小委員会の資料五を今取り上げました。...全文を見る | ||
○落合委員 それで、これは株式会社化するので、会社法の定めるところによって内部監査、外部監査を行っていくと思います。 これは保険会社、金融機関ですので、例えば民間の金融機関であれば、金融庁が会計のあり方、それから業務、書類の管理の仕方までチェックをします。この金融庁が行ってい...全文を見る | ||
○落合委員 民間の金融機関ですと、抜き打ち検査というのも金融庁は結構厳しく行っています。今回も、そこまでやらなければ、リスクが適正に把握されているのか等、やはりそこがしっかりしていないと国民負担が発生する可能性が高まってしまうということで、しっかり抜き打ち検査まで踏み込む、そうい...全文を見る | ||
○落合委員 予告を前提にしているので、今回もそれを基準にやっていくということでよろしいですね。 それでは次に、国の再保険がなくなる、それにプラスして、安倍政権、アベノミクスはインフラ輸出なども強化していますので、果敢にそこに合わせてリスクをとっていくということでありますけれど...全文を見る | ||
○落合委員 今の専門職をという話は、アクチュアリーですとか、リスクの計算をする理系の専門職を今までよりも多く採用していくというようなことも検討課題に入っているということでよろしいですね。 | ||
○落合委員 この改正案の第十五条、保険の引き受け基準を定めるというふうになっていますが、やはり、引き受け基準をどうやってつくるのかということが、これが指針になりますので、リスク管理の上ではかなり重要だと思います。 これをどのようにつくるかが重要ですので、この基準の客観性ですと...全文を見る | ||
○落合委員 金融機関は、中小企業に広げていくですとか、そういう前向きな基準というのは重要ですけれども、この場合はやはり、厳しい、より正確な基準をどのようにつくるかということが重要だと思います。これは両方できなければ、収益も上がらないですし、健全性も高まらないですので、ここがかなり...全文を見る | ||
○落合委員 募集の委託というのは、保険を受ける窓口業務も委託をしているということでよろしいでしょうか。 | ||
○落合委員 ありがとうございます。 ここも、しっかりとある程度見ておかないと、どんどんいろいろなところに業務委託が広がっていく可能性があるというふうに思います。ほかのいろいろな国の関係する団体では、そういったことで業務全体が見えないというような団体もありますので、それを伺わせ...全文を見る | ||
06月19日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第24号 議事録を見る | ○落合委員 維新の党の落合貴之でございます。 本日も維新の党のトップバッターとして質問をさせていただきます。 まずは、電力システムの改革について本日もお伺いをさせていただきます。 本年の四月一日より、電力広域的運営推進機関がスタートをいたしました。先日、この機関に視察...全文を見る |
○落合委員 受益者負担が基本原則であるということでございますが、託送料金に乗せて消費者に負担してもらうというのが、一般的には一番初めに考える選択肢の一つだとは思いますが、政治の判断として、これは重要なインフラになりますので、もし余裕があれば、例えば電源交付金ですとか、違うもののた...全文を見る | ||
○落合委員 広域連系線は、これからの電力システムの発展にとって大変重要なインフラでございますので、ぜひいろいろな観点から検討をお願いしたいと思います。 電力広域的運営推進機関は、今は仮住まいで、神保町にありまして、見に行ってきたんですが、来年、豊洲の大きな建物に移転するという...全文を見る | ||
○落合委員 今はバックアップはまだできていないけれども、来年の豊洲移転以降、すぐにバックアップも一緒に立ち上がるということでよろしいですね。 | ||
○落合委員 もう一つ、サイバーセキュリティーの問題があると思います。 今般の年金機構の情報流出問題で、公的機関、インフラ機関のサイバー攻撃への備えが大きく注目をされております。また、安保法制の議論においても、電力が存立危機にかかわるような大きな問題であるというふうな内閣の見解...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございます。 年金の機構のような問題は起きないように対策を立てていると。このサイバーセキュリティーは、コストにはなってしまいますが、どんどん年々、いつでもどこからでも攻撃されてしまうというようなリスクが高まってきている、そういう時代が来ているという認識の...全文を見る | ||
○落合委員 これは予算がついていますので、どれだけ進んでいったかも、これから決算などで検証されていくと思いますので、ぜひ私も注目をさせていただきたいと考えております。 では、別の角度から、金融の面からですが、産業革新機構が、電力・ガス小売ファンドを設立するということを発表して...全文を見る | ||
○落合委員 たしか、革新機構が五十億、民間が五十億、それで百億のファンドをつくって投資をしていくということですが、これを立ち上げた背景には、実際に幾つか恐らく案件があったとは思うんですが、今は選定しているということで、ある程度進んでいる案件はある、まだ決定はしていないが検討を進め...全文を見る | ||
○落合委員 これはよく言われることですが、エネルギー、大変民間も注目している、金融機関も注目している。こういう中で、わざわざ官民ファンドが入っていく意義。これだけ政府全体が再エネの導入に向けても推進しているわけですから、その中でも、民間だけに任せるのではなくて、わざわざ官民ファン...全文を見る | ||
○落合委員 産業革新機構自体は、私もかなり詳しく調べたんですが、今まで大変いい仕事をされていますし、優秀な方々がそろっていると思います。 これから電力自由化を本格的に進めていくという中で、間接金融だけではベンチャーを育てることは実質的に仕組みとして難しい。今、マーケットが、卸...全文を見る | ||
○落合委員 こういった指摘をされないようにするという努力も必要ですし、一方で、幾ら真面目にやってもこういった問題が起きてしまうこともあると思います。こういった指摘がされたときにしっかりと対応ができているか、私も個別の案件、これからもいろいろと調べさせていただければと思っております...全文を見る | ||
○落合委員 ありがとうございました。 本日の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 | ||
06月22日 | 第189回国会 衆議院 本会議 第35号 議事録を見る | ○落合貴之君 維新の党、落合貴之でございます。 私は、ただいま上程されました今通常国会の会期を九月二十七日まで三カ月以上にわたって延長する議案に対し、維新の党を代表し、反対の立場で討論をさせていただきます。(拍手) いわゆる安保法制が審議入りしたのが五月二十六日。ここまで...全文を見る |
○落合貴之君(続) したがって、私たちは、徹底審議のための一定幅の会期延長には賛成の選択肢も留保しながら、与党側の出方を注意深く見守っておりました。 ところが、結局、与党側から示された延長幅は、何と、過去にも例のないような、三カ月余り先の九月二十七日まで会期延長ということ。こ...全文を見る | ||
07月03日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第26号 議事録を見る | ○落合委員 落合貴之でございます。 本日も維新の党のトップバッターとして質問をさせていただきます。 今、近藤委員も取り上げられていらっしゃいましたが、六月三十日に「「日本再興戦略」改訂二〇一五 未来への投資・生産性革命」が閣議決定されました。これは安倍内閣の成長戦略の方針...全文を見る |
○落合委員 安倍内閣が国民にうたっているのは、岩盤規制に穴をあけていって、そして日本の経済成長を牽引するような新しい成長セクターをどんどんつくっていくというレベルの話を安倍総理もされていますので、これはもっともっと規制改革を進めていかなければならない問題だと思います。 全てに...全文を見る | ||
○落合委員 今までもされてきましたけれども、厚生労働省のというふうにおっしゃいましたが、子育て産業と成長戦略などでは言われているんですが、現状は、保育は産業ではなくて福祉に分類をされている。 例えば、私の友人で、夫婦ともに銀行員の総合職で、子供を預けるのに二十万でも三十万でも...全文を見る | ||
○落合委員 ここから先は、厚労委員会ですとか内閣委員会でお伺いをできればと思います。 成長戦略の中に、働き方を変える、在宅ワークですとかテレワークの促進もこれまでもうたわれてきました。その成果はいかがでしょうか。 | ||
○落合委員 これも、労働基準法ですとか、いわゆる福祉的な観点から脱却して、やはり生産性の向上などにもつながっていきますので、ぜひ枠組みを超えて取り組まなければならない問題だと思います。 それから、高齢者の就労促進、これも年々重要性が高まっていると思います。定年制をなくすべきと...全文を見る | ||
○落合委員 こういった女性の社会進出、高齢者の就労、多様な働き方を認めるには、同一労働同一賃金という考え方、これがある程度社会に浸透しなければならないと思いますが、政府は同一労働同一賃金をどのようにお考えでしょうか。 | ||
○落合委員 この成長戦略の生産性革命の三本柱の「個人の潜在力の徹底的な磨上げ」、これを実現するには、最終的にはこの部分を解決していかなければ進まないところがたくさんあると思います。ぜひこの同一労働同一賃金についても、政府の柱として検討をいただければと思います。 済みません、き...全文を見る | ||
○落合委員 三段階の電事法改正案、ことしで全部通りました。具体的にどれぐらい進んでいるかがこれから数字で出てきますので、それをもとにまた質問させていただければと思います。 きょう、西村副大臣に来ていただいていますので、率直にお伺いしたいんですが、やはり、省庁横断的につくる成長...全文を見る | ||
○落合委員 時間になりました。 内閣が打ち上げていることを実行するには、実際にやろうとしたら足りない、打ち上げていることはいいんだけれども、実際にはできないということが大変多いですので、各省庁の末端まで内閣のやりたいことが行き渡るように、ぜひ御尽力をお願いしたいと思います。 ...全文を見る | ||
07月10日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第27号 議事録を見る | ○落合委員 落合貴之でございます。 本日も、維新の党のトップバッターで質問をさせていただきます。 本日は、中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律等の一部を改正する法律案、並びに、それに関連して、独立行政法人中小企業基盤整備機構について質問をさせていただきます。 ...全文を見る |
○落合委員 昨年度の決算を見てみますと、掛金等の収入が支出よりも少ない。一方で、資産運用の収入が三千六百十九億円で、その分で全体が黒字になっています。予定利率一%に対して、運用利回りが四%を超えている。 この共済の資産運用の基本ポートフォリオを見てみますと、二割ぐらいは市場で...全文を見る | ||
○落合委員 運用の効率化を進めても、マーケット環境によってはどういう運用収益が上がるかわかりません。今回、給付の水準を引き上げるのに財務基盤は大丈夫ですということですが、そもそも掛金だけの収入では赤字になっているわけですので、これは大丈夫な状況ではないと私は思いますね。 全資...全文を見る | ||
○落合委員 平成二十六年度末でこの共済の資産が八兆六千九百五十五億円、このうちどれぐらいの資産を民間金融機関に預けて、年間で幾ら手数料を払っているんでしょうか。 | ||
○落合委員 二十四億ということで、一・何%ぐらいですかね、手数料が。この手数料は適正と考えていることでよろしいですね。 | ||
○落合委員 続きまして、この中小機構は貸付事業も行っておりまして、いろいろ調べて思ったんですが、この貸付事業の名前が高度化事業という名前でして、制度の概要を見ると、長期の融資を固定金利で行う、要は融資の制度なんですが、どうして貸し付けとか融資という名前がついていなくて高度化事業と...全文を見る | ||
○落合委員 ここの部分はそんなに聞く予定もなかったんですが、高度化の意味は十分今の説明でわかるんですが、高度化貸し付けと書いた方が題名を見ただけでわかりやすいと思うんですが、何で貸し付けじゃなくて事業という名前にしているのか。どうしてでしょうか。 | ||
○落合委員 わかりました。 この高度化貸し付け、平成二十五年度末では残高が六千八百四十五億円です。昨年度末、平成二十六年度末では貸付残高は幾らで、このうち不良債権額は幾らか、そして不良債権比率は何%でしょうか。 | ||
○落合委員 一般の金融機関と比べれば不良債権比率は高いということで、ちなみに、昨年の経済産業委員会でも機構の不良債権が多いと指摘をされています。 しかし、もっと調べてみますと、十年前の平成十六年度末、不良債権額が今より三倍くらいの二千二百五十四億円、貸付残高は今とほとんど変わ...全文を見る | ||
○落合委員 十六年から十八年の間に不良債権額が半減した、この理由は何かあるんでしょうか。 | ||
○落合委員 次に、中小機構は事業承継業務も行っています。しかし、中小機構がこのような業務を行っていることが余り知られていないと先ほどからもありまして、それが課題で、商工会議所などを通じて宣伝をされているということでした。 一方で、相続ですとか事業承継は、民間金融機関にとっては...全文を見る | ||
○落合委員 中小機構が認知不足であると。情報提供というのがやはり鍵になると思うんですね。 商工中金法の改正の審議のときは、商工中金はフルバンク機能を持っていて、メーンバンクになり得るから中小企業のサポートをしっかりできるというお話でした。この機構はフルバンク機能を持っていない...全文を見る | ||
○落合委員 よく考えてみますと、民間の金融機関は金融庁の所管で、中小機構は経産省の所管ということで、それで民間金融機関とのおつき合いより商工会の方がやりやすいのかなとも思ったんですが、次の質問に移らせていただきます。 通告の二番目のところに戻りますが、今回の法改正で親族外の事...全文を見る | ||
○落合委員 では、この中小機構をいろいろ調べていて、一昨年十一月、中小機構による地域中小企業応援ファンドの基金が少したまり過ぎているんじゃないかというふうに会計検査院が指摘をしておりました。これはどのように対応されましたでしょうか。 | ||
○落合委員 中小企業、小規模企業のサポート先としては、この基盤機構だけではなくて、日本政策金融公庫もありますし、ほかにも関係機関が経産省の周りにはたくさんございます。これらとこの中小機構のすみ分けの問題もあると思います。このあたりも今後注視させていただきたいと思います。 本日...全文を見る | ||
08月06日 | 第189回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号 議事録を見る | ○落合委員 維新の党、落合貴之でございます。 前回質問の時間をいただいた際も申し上げましたが、私の地元は東京の世田谷ですが、ごく近い親類が福島の浜通りにおりまして、震災直後から、私はボランティアの一人として復興のお手伝いをしてまいりました。そして、今は、党の震災復興推進本部の...全文を見る |
○落合委員 この一部負担、先日の質疑でもそうでしたが、撤回を求める声も多く出ていると思います。この辺、この一部負担を求める方針の変更を検討する予定というのはありませんでしょうか。 | ||
○落合委員 はい。わかりました。 これは、被災地から要望を聞くと、最も一番最初に上がってくるのがこの問題ですので、ぜひそれを考慮に入れていろいろな施策を打っていただければと思います。 では、先ほどの横山委員、それから黄川田先生からもありましたので、通告の順番を変えて、鉄道...全文を見る | ||
○落合委員 前提として赤字の会社でないと、JR東日本は黒字なので国費は投入しないということですが、JR東日本の地区は大変大きくて、山手線とほかの東北の路線、全然採算の度合いが違うと思うんですね。JR東日本も民間の会社ですから、赤字の路線、採算がとれない路線はふやしたくない。 ...全文を見る | ||
○落合委員 生活が変わってしまうことなどに起因するストレスの中で、仮設住宅で生活をするということのストレス、これはたびたび注目をされております。 仮設住宅に住んでいる方をいかにゼロに近づけていくか。これは、阪神のときに問題になったように、無理やり退去させたりしては絶対になりま...全文を見る | ||
○落合委員 七万人以上の方々が四年以上たった今も仮設に住まわれている、これは大きな問題だと思います。震災直後でしたら期限が切れない、ただ、今、四年以上たちました。ぜひ、仮でもいいので期限を切っていくということが、復興の先を見通す上で生活者にとって重要な問題だと思います。ぜひ御検討...全文を見る | ||
○落合委員 その科学的データに対する信頼性が、やはり今、問題になっているんじゃないかと思います。先ほど、アンダーコントロールというお言葉もあったときに、野党の席からは本当にそうなのかというようなやじもありましたけれども、日本人でさえもそう思っている人たちがそれなりの数いるというこ...全文を見る | ||
○落合委員 これは、私も経産委員もやっていますので、随時チェックをさせていただきたいと考えております。 汚染水の問題は先ほど石川委員からありましたので飛ばさせていただきますが、汚染水、ちょっとぐらいの汚染だったら海に流しても薄まるから大丈夫というようなことが行われるようであれ...全文を見る | ||
○落合委員 こういった過程をしっかり踏まえなければ福島は復興しないという大きな問題ですので、ぜひ取り組んでいただければと思います。 こういった問題は与野党関係ないですので、必ず与野党を超えてやらなければならない、私もできる限りのことをさせていただければと思いますので、どうぞよ...全文を見る | ||
08月28日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第30号 議事録を見る | ○落合委員 落合貴之でございます。 本日も、維新の党のトップバッターで質問させていただきます。 まず、貿易保険について伺います。 貿易保険法改正案は、先月、参議院も通過しまして成立をしております。衆議院経産委員会での審議では、私は、経済、金融のグローバル化で保険の財務...全文を見る |
○落合委員 大臣、これは結構大きな金額です。 二年前の経常収益が百四十二億円で、経常利益は六十九億円、その中で、この件での支払いが百二十四億円。この事態を法案成立直後に発表しているということで、この時間について、けさ気づいたので通告はしていないんですが、七月十日の参議院の採決...全文を見る | ||
○落合委員 これは、役所を管轄する責任者として、法案の審議をして、国会、採決で通る前にやはり知らせなければならない重要な問題であるということを私はここで指摘させていただきます。 NEXIのホームページ、取引停止の事由に、「同国の外貨事情の一段の悪化が懸念されるため」とあります...全文を見る | ||
○落合委員 過去の巨額の支払いはどういうものがあるのかと調べてみますと、湾岸戦争の年は三千四百億保険金を支払っています、旧ソ連の崩壊の関連では十年ぐらいで二千億円超、アジア通貨危機の年は五百億円。これは、保険料収入をはるかに超えた支払いがやはり数年ごとに起こっているわけでございま...全文を見る | ||
○落合委員 リスクがあるから保険が成り立つ、だからこそリスクをプロが管理していかなければならない。 これは、今それなりの金額、余剰金がありますが、大臣がおっしゃったように、履行担保で、これからは一般会計が、もしものときは負担することになる。これは国民負担の発生となります。再来...全文を見る | ||
○落合委員 やはり反省すべき点はあると思いますね。なぜなら、当初の見込み七千六百億円が、少し上振れしたどころではなくて三倍になっているわけです。 では、今の計画ではいつ完成する予定なのかというと、来年の三月ということになっています。これは本当に来年の三月で完成するのかな、そも...全文を見る | ||
○落合委員 推進の方針には変わりがないということですが、今巨額の資金が投入されていて、これは、民間企業としての決断では絶対に中止の決断はできないと思います。もし中止をするのであれば、政治が決断するしかない。やはり私は、中止をするという選択肢は排除すべきではないということを指摘しま...全文を見る | ||
○落合委員 低レベルの廃棄物でもかなり高レベルに近いものがあるということで、今、高レベル廃棄物の処分場の問題も議論されていますが、低レベルの中で汚染度の高いものも同じようにかなり難しい問題であると思います。 それから、低レベル廃棄物は量の問題がある。例えば東海発電所の廃炉で、...全文を見る | ||
○落合委員 それだけ、二万数千トンの廃棄物がまず出る。それから、L1に関してですが、規制委員会の検討チームも二カ月前に、低レベル廃棄物でも放射能濃度の高いものは深さ五十メートルに十万年保管するという案を示しています。これは相当費用がかかってしまう問題なわけですが、東海発電所の廃炉...全文を見る | ||
○落合委員 これは、去年の東京新聞によると、経産省も、中型のもので四百四十億から六百二十億ということで、その範囲に入っているというふうに思います。 それで、いろいろな専門家の意見を見ますと、ドイツの廃炉コストは二千五百億から三千五百億程度、実際にはかかっているということです。...全文を見る | ||
12月04日 | 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第32号 議事録を見る | ○落合委員 維新の党、落合貴之でございます。 大臣、御就任おめでとうございます。先ほど中根理事も指摘をされていましたが、本日は、まず大臣に、内閣の一員としての見解を伺いたいと思います。 ことしは臨時国会が開催されそうにない状況です。憲法五十三条、「内閣は、国会の臨時会の召...全文を見る |
○落合委員 憲法違反ではないということで、時期も委ねられているわけですが、ことしは、夏のあたりは安保法制一色でした。ことし開かなかったら、閉会してから三カ月以上、国会が開かれないということです。タイムラグが生じる、空白が生じている、これは大変重大な問題だと思います。二〇一五年が、...全文を見る | ||
○落合委員 積極的だという言葉はおっしゃらなかったですが、これも先ほどの立憲主義にもかかわってくる問題なのではないかなと思います。 日本国憲法三大原則、平和主義というものを掲げています。今の武器輸出の状況、これは平和主義には反していないと大臣ははっきり言えますでしょうか。 | ||
○落合委員 具体的には、潜水艦や戦闘機、ミサイル、そういったものが議論に上っているわけでして、これは本当に大きな変更であると思います。 この武器輸出、これは大きな目で見れば兵たんと同じである。今回、フランスは大きなテロが起きましたが、フランスは、ISに空爆の実績を重ねてきたこ...全文を見る | ||
○落合委員 外為法で定めているわけですが、その上にやはり憲法というものもあるんだと思います。日本が武器輸出の市場に参入することで、世界に出回る武器の量もふえていくかもしれない、これがテロリストにも回っていくかもしれない、そういう影響がある重要な決定をしていることをやはり認識してい...全文を見る | ||
○落合委員 電力会社からということで、その収入は、多くは消費者からの電気料金が入っているというふうに理解していいと思います。 最近、これは文科省の管轄ですが、高速増殖炉「もんじゅ」のことが新聞紙上をにぎわせています。「もんじゅ」はこれまで、予算額一兆二百二十五億円、毎年の運営...全文を見る | ||
○落合委員 自由化がされる、電力自由化の中でも安定的にファイナンスができるようにする、そのために、ある程度国の関与を今までよりも強めていくというような話であると思います。 六ケ所村の歴史を振り返ってみますと、建設が始まってから、もう二十年以上たっています。多額の電気料金、税金...全文を見る | ||
○落合委員 推進する方針は変わらないということですが、今後、延期が繰り返された場合、やはり撤退というのは民間やお役所の役人レベルでは決められない問題だと思います。これは政治マターであると思います。これは重要な、政治家にしか決められない、責任のとれない問題だと思いますので、今後も、...全文を見る | ||
○落合委員 わかりました。 どちらにしても、新規制基準ができる前にも稼働できなかったわけですので、やはりいろいろな問題があることとは思います。私も、今後この問題もまた見させていただきたいと考えております。 それでは、原発の問題について、大臣新しく就任されましたので、いろい...全文を見る | ||
○落合委員 それでは、具体的にですが、原発再稼働、今、川内が再稼働しました。次は伊方がするかもしれないと言われています。 原発再稼働、これはどうあるべきでしょうか。大臣の見解をお聞かせください。 | ||
○落合委員 基準に達したものは再稼働していくということで、それでは、四十年廃炉については、大臣、どのようにお考えでしょうか。 | ||
○落合委員 安全かどうかをチェックするのは違う組織でございますが、原発の減価償却というのは四十年になっているはずですので、延長すれば、その分経済性は高まります。やはり安全基準が軽くならないように、これは経産省もしっかりと厳しく見ていかなければならないと思います。 それでは、大...全文を見る | ||
○落合委員 新設は想定していないというお答えでございました。 冒頭伺いましたが、福島の事故、これから我々は多くのことを学ばなければならないと思います。そして一方で、多くの方が指摘をしているのは、電力会社への天下りの問題ですとか自民党への献金の問題、こういう指摘もありますが、天...全文を見る | ||
○落合委員 福島第一原発の廃炉、これは政府の見解としては三、四十年が目標であると。しかし、復興特でも私は質問しましたが、三、四十年でできるかどうかはわかりません、今燃料がどこにあるかもわからないので、はっきりとは言えませんというのが今の政府の見解でございます。 では、海外の専...全文を見る | ||
○落合委員 小売自由化のスケジュールは大丈夫であるというようなお答えをいただきました。 先ほどの質問にもありましたが、小売自由化をするに当たって、再エネ業者が不利にならないようにするというその中立性、公平性、こういったものもやはり自由化をする上では注意しなければならない問題だ...全文を見る | ||
○落合委員 電力自由化は、アベノミクスの重要な目玉の一つであるとも思います。これは経済成長にも、やりようによってはつながっていきます。新規事業を起こしていくということにもつながっていきます。地方創生にもつながっていきます。この法律の趣旨がしっかりと実行されていくように、私もこれか...全文を見る | ||
○落合委員 融資、保証、投資、あらゆる面からバックアップをしていきますということでございます。ベンチャー企業の育成に力を入れていくこと、これは重要なことです。 二〇〇〇年代の政府系金融機関の改革などでは、なるべく政府の役割は少なくしていこうという方向でした。最近だんだんそれが...全文を見る | ||
○落合委員 民業補完という言葉をいただきました。 時間が参りましたので、これで質問を終わらせていただきたいと思います。来年もぜひ質問に立たせていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 本日は、ありがとうございました。 |