落合貴之

おちあいたかゆき

小選挙区(東京都第六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3回

落合貴之の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第193回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○落合委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、竹本直一君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○落合委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
02月20日第193回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○落合委員 民進党の落合貴之でございます。  本日は、原子力発電関連予算や電気料金のあり方等、電力政策について質問をさせていただきます。  まず、財務大臣にお伺いをできればと思います。  原子力関連予算の全体像を見ようとしますと、経産省、環境省、文科省、内閣府、復興庁など複...全文を見る
○落合委員 足すと約一兆円ということで、事前に財務省の担当者の方ともいろいろ議論をしたんですが、足し算の仕方にもいろいろあるということで、正確に算定するのは難しいのが現状だと思います。私も手元でいろいろなやり方で足し算をしまして、大体一兆円くらいにはなっているなと。今大臣おっしゃ...全文を見る
○落合委員 一兆円前後でやはりここ数年推移をしてきているわけでございます。  今回、国費を使う範囲が広げられる可能性が出てきたということで、環境大臣に伺いたいんですが、今国会で法整備がされれば、帰還困難区域の除染も一部始めて、それでその費用は来年度予算から計上するということにな...全文を見る
○落合委員 今まで、原子力関連でどれくらい国費を使っているのかもわかりにくかった。それにプラスして、今回、除染の範囲を広げて国費でやっていくわけですが、それもまだどれぐらいになるかわからない。  去年話題になっていました核燃料サイクルそれから高速炉の費用、これはこれからどうして...全文を見る
○落合委員 可能性は少ないということですが、今まで世界でデブリを取り出したことはないわけでございます。これはかなり、しっかり収束させるつもりであるのであれば試算をしなければ膨大なお金がかかる可能性があるわけでございます。  これは経産省としては試算しないんでしょうか。
○落合委員 二兆から八兆になるということは大変大きな上方修正であるわけですけれども、ほかの部分を見ても、いろいろと、計画がもう既にこの時点で無理なんじゃないかなというように感じられるところですとか、それから、国民への説明不足があるというふうに私が思う点が多々ございます。これを一つ...全文を見る
○落合委員 託送料金に乗せるということは、再エネしか扱っていない小売業者もその分は負担をしていくということになると思います。  次に、先ほどの八兆円の部分、どうやってファイナンスを充てていくのかということですが、東電のさらなる改革から捻出をするということでよろしいですね。
○落合委員 私もこれはいろいろ試算しましたが、五千億というのは大変高いハードルだと思います。  そもそも、二〇二〇年から電力が完全に自由化が図られるということは、小売では完全に大きな競争が行われるわけで、利益は生みにくい。それから、発電は再稼働次第になると思います。そうなると、...全文を見る
○落合委員 公平で公正な競争をしていきます、それが安倍内閣の電力自由化の改革だったわけでございます。これは、送電部門と小売部門が競争をしていけば、自然、今までとっていた規制料金じゃなくなるわけですから、下がる圧力はかかってくるわけでございます。そうなると、結局、送配電部門に利益を...全文を見る
○落合委員 今確認したように、多くの追加の費用をどんどん託送料金にこれから上乗せさせることが可能になるわけでございます。  これは、電気料金が要は上がる、国民に請求書を回すわけですけれども、これをやるためには法改正は行うんでしょうか。
○落合委員 これは、政省令それからいろいろな運用面での見直しを行っていくんだと思いますが、要は、先ほど前半に確認させていただいた、国費でやる部分もまだ不確定な部分が多い、金額もどんどんふえてしまうかもしれない、それにプラスして、税金ではない、それに準ずる公共料金である電気料金もど...全文を見る
○落合委員 キャップをはめるというのも、法律ではなくて閣議決定でありますし、それから、第三者のチェックといっても、これはもともと電力システム改革のときに送配電網は公平公正であると言っていたにもかかわらず、特定の電源を優遇してしまっているわけでございます。第三者のチェックもちゃんと...全文を見る
○落合委員 先ほどから、託送料金、託送料金とたくさん登場しているわけですけれども、託送料金というのは送配電網会社の収入なわけでございます。託送料金は、電力網の整備のために本来は使う、そのためにとるわけでございます。  去年、東京で、老朽化した電線の火事があって、大規模な停電があ...全文を見る
○落合委員 今、東電の価値は二兆ぐらいなわけで、そこから八兆もとっていったら、普通に、常識的に考えたら株価は上がりません。  これは、今までもそういうことが多々ありましたが、国が無理な計画を立てて、見直すべき場で見直さないで、今までの線路を走ってしまって、その請求書が国民に回っ...全文を見る
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○落合分科員 民進党の落合貴之でございます。  本日も、先日の予算委員会に続きまして、原発と電気料金の問題を取り上げさせていただければと思います。  まずは大臣に、大枠の部分なんですが、エネルギー基本計画、これが二〇一四年に策定をされております。それで、その前の計画はいつかな...全文を見る
○落合分科員 検討は加えていくということで、どの時点が見直すべきタイミングかというのは大変難しいところでありますが、もうこの三年たった時点で、計画と現実の乖離が少し生まれ始めているというふうに私は考えております。その点などについてお伺いができればと思います。  このエネルギー基...全文を見る
○落合分科員 私も、その計算の仕方、いろいろと中身も自分で見させてもらいまして、精緻にできていることは確かであると思います。  ただ、いろいろ見てみますと、例えば、LNG火力稼働率、一〇〇%は無理ですから七〇%で計算していまして、石炭火力も七〇%で計算していました。その時々に使...全文を見る
○落合分科員 今の状況ではそう答えざるを得ないと思いますが、こういう数字があるからこそ、やはり、もう一回見直して説得力ある数字をもう一回出すべきだと私は思います。  二年前、三年前は経済産業大臣は宮沢大臣だったと思いますが、この発電コストが出てきたときに、原発は最安という言葉を...全文を見る
○落合分科員 特にエネルギーの問題に関しては、原発は国民的な関心が高い。再稼働するに当たっても、地元の方々、それから、地元でなくても、百キロ圏内、二百キロ圏内にわたってまでも関心が高いわけでございます。そういった方々が納得して電気料金も払う、政府も信用する、そういう上では、発電コ...全文を見る
○落合分科員 原発が目標二〇%―二二%なのに対して、今現状、エネ庁からいただいた最新のデータでは一・数%。再エネは二〇一五年度で一四・四%来ています。二〇一〇年は九・六%、ほとんど水力だったわけですけれども、五年間で五%伸びています。あと十三年で八%伸ばせば、政府のエネルギーミッ...全文を見る
○落合分科員 再エネについては、今の伸び率の半分の伸びを十三年間続ければ達成できる。一方で、原発はなかなか進んでいないという状況ですので、やはり、ある一定の時期が来たら、基本計画だけではなくて、エネルギーミックスも見直すべきときが来るのではないかなと思います。  そもそも、なぜ...全文を見る
○落合分科員 今まで電力料金がなぜ上がってきたかということは、また改めて取り上げさせていただければと思うんですが、燃料費はここ一年ぐらいはかなり減ってきている。何で電力料金が上がったのかということは、やはり、この前取り上げた賠償等の費用というものもかなり要因があると思います。 ...全文を見る
○落合分科員 これも、日本の成長戦略の一つとして省エネ技術にどんどん投資をしていくということで、新増設もしなくて済むようになるという意味でも、再エネのコストを下げていくのにプラスして、やはり省エネ技術をどんどん磨いていって、そして世界にも輸出をしていく。これは、日本の製造業等の競...全文を見る
○落合分科員 積み立てが足りなかったから追加で取りますということなんですが、本来積み立てるべきだったということになりますと、やはりこれは、福島の原発事故程度を想定しないといけないということになると思います。  こんな大きな事故を前提としなければならない事業、これは、原発というも...全文を見る
○落合分科員 そういうことからして、託送料金に乗せますということを小委員会の諮問に基づいて経産省が決めたわけでございますが、改めて伺いますが、この決め方、総合資源エネルギー調査会の基本政策分科会のさらに下の小委員会で中間取りまとめ等提言が行われました。それが省の方針になって、国会...全文を見る
○落合分科員 これで終わりますが、今回のような総額が大きい事例に関しては、やはり、二〇〇〇年に決めた法律だけを適用するのではなくて、国民への説明を何か行っていく必要があると思います。やはり、エネルギーの問題は国民の理解がなければ前に進んでいかない。信頼が重要である。  そういっ...全文を見る
03月10日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○落合委員 民進党の落合貴之でございます。  本日は、大臣所信に対する質問を行わせていただきます。  まず、ロシアとの経済協力についてでございますが、昨年、安倍総理とプーチン大統領の日ロ首脳会談の際に、八項目の協力プランが発表されました。そして、ことし一月、世耕大臣がロシアに...全文を見る
○落合委員 これまで残念ながら歴史的な経緯からしても通商関係が細かった国、そしてそれなりに大きい国との経済関係を強化していく、こういった経済協力は意義のあることだとは思います。  ただ、ロシアという国は、どこの国も関係性に苦労している。欧州もそうですし、中国もそうですし、そうい...全文を見る
○落合委員 今回は、特に外交にもたけている国ですので、今おっしゃった、ウイン・ウインの関係を絶対に構築するんだ、一方的にはならないんだということは絶対に重要なことだと思います。  昨年の臨時国会でも私はこの件を取り上げさせていただきましたが、これは、一方的に技術ですとかお金をこ...全文を見る
○落合委員 法制度の例としてスピード違反を挙げられましたが、それだけではなくて、そもそも、商売をするというのは、何らかの法律に基づかなければならないですし、制度も整備されなければなりません。  法律がかかわるということは、主権の問題が発生をいたします。これは、あちらの主権が認め...全文を見る
○落合委員 世界的に、歴史的に見ても、こういう状況で相手の主権を認めて経済活動をするなんということは絶対にあり得ないことですので、これは、前例のないことをやることが、悪い意味での行動をやることがないように、ぜひ、大臣の行動がかなり鍵を握っていると思いますので、御注視いただければと...全文を見る
○落合委員 アベノミクスで企業の利益は上がりましたということで、確かに上がっている部分もあると思います。経常利益を中小企業、大企業、製造業、非製造業に四つに分けて見てみると、リーマン・ショックでは全体的にどんと落ちているんですが、そこから製造業の中小企業以外は経常利益がどんどん上...全文を見る
○落合委員 今、トヨタからデンソーまで来ましたと。ただ、デンソーは、下請ですけれどもグローバル企業の中にも入るぐらいの規模ですので、資金繰りはある程度余裕がある会社だと思います。ここから本当に下の下の下まで浸透していくのか、これはかなりリーダーシップが必要な問題だと思いますので、...全文を見る
○落合委員 これは、取引関係は複雑ですし、中小企業の数というのは物すごく多いですので、公取と中小企業庁と協力してやっていかなければならない問題だと思います。ぜひ協力してやっていただければ。また、これも経過で、必要があれば、私も国会で取り上げさせていただきたいと思いますので、よろし...全文を見る
○落合委員 時間が参りました。これは根本的で重要な問題だと思いますので、また改めて取り上げさせていただきます。  本日はありがとうございました。
04月12日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○落合委員 民進党の落合貴之でございます。  本日は、原子力損害賠償・廃炉等支援機構法の一部を改正する法律案ということで、それと関連する問題もあわせて質問をさせていただければと思います。  まず大臣に伺いたいのですが、ことしの三月十一日の震災の追悼式典の式辞で、ことし初めて総...全文を見る
○落合委員 一年に一回の節目の式典での式辞、そして総理大臣の式辞、これは大変大きい、重みがあるものだと思います。  見てみますと、原発の部分以外はほとんど同じような文章なんですけれども、原発の部分がなくなって、新たなステージに入ったというような感じの文章が入っているということで...全文を見る
○落合委員 次のあれに行きますが、五十五条の七は積立金の運用について書かれております。まず一として「国債その他主務大臣の指定する有価証券の保有」、「二 主務大臣の指定する金融機関への預金」、そして「三 その他主務省令で定める方法」とあるんですが、これは具体的には省令で決めるんでし...全文を見る
○落合委員 念のための質問ですが、万が一、積立金が思ったよりもどんどんどんどんたまってきてしまった、実際には余り考えられないですが、そういう場合に、念のための質問ですけれども、何かある程度長期で保有するものを買っていこうということで、電力株ですとか原子力関係の株、また、そういうも...全文を見る
○落合委員 ここは、万が一のあれですが、しっかりと管理をしていかなければならない、しっかりお金の出と入りを見ていかなければならない問題だと思います。長期にわたりますので、この法案が通った後、何十年、三、四十年続くわけですので、一つのポイントであると思います。  条文の最後に、最...全文を見る
○落合委員 それにプラスして、可能性があるものとして、将来的に、このスキームじゃないスキームにちょっと組みかえようということになった場合に、この規定を適用するというようなことはありますか。要は、一回お金を取り崩して、違う廃炉のスキームをつくっていくということの想定はありますでしょ...全文を見る
○落合委員 ありがとうございます。  では、条文のことから、大枠の部分についてお伺いができればと思います。  まず大臣に伺いたいのですが、この電気料金というのは、大臣のお考えとして、電気料金はできるだけ低く、負担は抑制するべきだというふうなお考えはお持ちでしょうか。
○落合委員 今回、東電改革によって、できれば年間五千億ぐらいは捻出していきたいですというような計画でして、これは、本来であれば、一部、積立金がなければ値下げに回すこともできるものであると思います。  今回、いろいろな答弁を聞いていて、経産省として、東電改革による費用の捻出なので...全文を見る
○落合委員 去年の議論を振り返りますと、選択肢としては、託送料金に廃炉費用も乗せるという選択肢も、とろうと思えばあったことはあったとも思うんですけれども、どちらにしても、今回のコストカット分を廃炉に回すということにしても、やはり少しわかりにくい面があると思います、どこからどこにお...全文を見る
○落合委員 例えば、大臣が税金、電気料金で幾らぐらい原発のためにお金を払っているかというのはわかりますか。
○落合委員 やはり、これだけの事故を起こした、それから、電力市場がどうあるべきかということが議論になっているという中で、どれぐらい国民が負担している、消費者が負担しているということが全然わからない。私も調べようと思ったら結局はわからなかったんですが。私自身も、計算しようと思っても...全文を見る
○落合委員 これは種類が違いますけれども、同じように公共的な性格を持っているNHKの予算は国会で審議がされて、一応、多数決もとられているわけでございます。  やはり電気料金も、電気を使わない人というのはほとんどいないわけですので、公平公正に決められていかなければならないというこ...全文を見る
○落合委員 三、四十年後からやっと議論を始めるという問題ですので、やはりこの事故というのは本当に大きな問題なんだと思います。  これだけ巨額にお金がかかって、それから、金額も三、四十年後にやっと最終的な議論が始まる。それから期間も、もちろん今の時点では確定しないわけでございます...全文を見る
○落合委員 参考までに参考人に伺えればと思いますが、有価証券報告書には年次ごとの支払い利息というのが明示されていると思います。  東電の福島の事故以降に払った利息というのは、合計で幾らなんでしょうか。
○落合委員 これだけ経営が、傾いていると言ったらあれですけれども、厳しい中で、五千億円、二十三、二十四、二十五、二十六、二十七の五年間で払っているわけでございます。  これは、大臣がおっしゃった、事故直後に金融機関の責任のあり方を議論したということで、私もそのときのものを見させ...全文を見る
○落合委員 これだけ大きい規模ですけれども、そもそも大企業向けの貸出金利は、かなり今、さらに低くなっているわけでございます。  やはりこれは、非常事態というか、普通の会社ではない状況なわけですから、責任の問題というのは、事故直後に話し合って決めたことでいいということにならないよ...全文を見る
○落合委員 老朽化による電線の火事もありましたし、こういうシステム障害もあったわけでございます。  電力完全自由化になりますので、これからもそういうスイッチングですとか競争が激しくなる。発電分野も、それから小売分野も、新規参入が出てくるわけでございます。送電線への負荷というのは...全文を見る
○落合委員 まあこれは本来東京電力に質問するべき問題ではありますけれども、こういった東京電力の経営改革の計画、それから、電力システム全体の制度をつくっていく上で大変重要な問題ですので、その制度をつくっている側がしっかり把握しているかという面で質問させていただきました。  今後、...全文を見る
○落合委員 対策を行うべきというようなことでございましたが、先ほどの繰り返しにもなりますけれども、やはり規制料金というのは送配電網会社しか残らないわけで、その中で年間、全体で五千億の利益を出していきますということになると、送配電網に対して過少投資になるリスク、懸念というのは大変あ...全文を見る
○落合委員 これは、中長期的な電力システムを考える上でも非常に重要なことだと思います。したがって取り上げさせていただいたんですが、先ほど政務官から、二、三千億ぐらい投資をしていますということですが、重要な問題なので、東京電力が出している実際の投資金額を資料でつけさせていただきまし...全文を見る
○落合委員 東電から利益を捻出していくことと電力の自由化、これは本当に状況をしっかり見ていかなければならないというような、バランスが非常に難しい問題だと思います。  そもそも、電力自由化の議論に当たって、送配電部門だけが競争にさらされない、ほかは競争にさらされてしまうので、送配...全文を見る
○落合委員 これは、今答弁で微妙に、利用量と利用率と両方出てきているわけですが、要は、利用量は少ないのに利用率がふえているというような、おかしい事態が起きている。これは恐らく、運用の仕方とか計算の仕方とか、そういうものを微妙に変えたんだと思います。  特定の発電のために送配電網...全文を見る
○落合委員 それで、法的分離の状況で公平公正な競争もしながら利益も上げて株価も上げていくと。目指さなきゃいけないですけれども、本当に可能性が低いところを目指している、本当に野心的なことをおっしゃっているんだと思います。これは、金額が大きいですので、失敗したらまた新しい負担のあり方...全文を見る
○落合委員 もう一問更問いしたかったんですが、残念です。  これは、稼働率七〇%で計算がされている等、いろいろと前提条件が政府の試算もおかしいところがたくさんあるわけです。だからこそ、負担をお願いするのと同時に、しっかりと計算をし直すべきだということを私は求めまして、質問を終わ...全文を見る
04月12日第193回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○落合委員 民進党の落合貴之でございます。  本日は、政治資金の問題、また、選挙制度、若者の政治参加などについて質問をさせていただければと思います。  先日、企業・団体献金のあり方について、前回の委員会で質問をさせていただきました。  私自身は、自発的に企業・団体献金は受け...全文を見る
○落合委員 法令の整備はある程度進んだわけです。それで、実際に実施している県もふえていますので、ぜひ高市大臣のリーダーシップでもっともっと加速をしていただければと思います。  次に、それぞれの選挙管理委員会や総務省で公開したとしましても、一人の国会議員が持っている政治団体という...全文を見る
○落合委員 そもそも単体では、インターネット上で公表している県が半分以上ですので、少し工夫をしていけばできる問題だと思います。  問題なのは、公表している都道府県としていない都道府県があるのと同時に、さらに調べていくと、収支報告書のフォーマット、様式がそれぞれの都道府県によって...全文を見る
○落合委員 そもそも、丸をつければいいようにしたというのは、手書きのことを前提として、そうやって様式がそれぞれの都道府県で変化をしていったんだと思います。そういうふうに、書き方が違う上で、それぞれの県でIT化したがために、それぞれの県に合わせたソフトを開発しなきゃいけない。これは...全文を見る
○落合委員 それなりにお金を使って開発して、十年以上たって一・五%というような状況なんです。  これもやはり、前に戻りますが、フォーマットを統一して、そうすることでソフトの開発も進んで、それで電子申告も進んでいくというような流れができていくと思いますが、政府として、この利用数、...全文を見る
○落合委員 確定申告をするときも、会場に行って、端末がその会場にあって、教えてもらいながら入力したりもできるようになってきました。恐らく、何で進んだかというと、その後の行政側の処理も、オンラインの端末で入力してくれていて電子情報でもらった方がやりやすいからであると思います。そうい...全文を見る
○落合委員 現状は違法ではないというか、脱税ではないという見解でよろしいですか。
○落合委員 これは政治の側の問題でもありますので、大臣にも伺いたいと思いますが、議事録を調べていたら大臣のことも載っていて、まあ、これはきょうは取り上げませんので。総務大臣ですから、選挙制度や政治資金の問題を取り扱っている、所管している大臣である。それから、与党の要職も今まで務め...全文を見る
○落合委員 私が調べた範囲では、寄附金控除やっていいんじゃないかと言っている政党は、前向きな政党は見当たりませんでしたので、これは国会全体で合意できる問題だと思っています。  違法ではないというような財務省の見解ではございますけれども、いろいろと具体的な例を見てみると、意識的な...全文を見る
○落合委員 法令も整備がされましたので、実際にどうやって運用されるのか、これがこれから重要な問題になってくると思います。私もこの点は注視をさせていただければと思います。  昨年、共通投票所に加えまして、投票時間の弾力化もさらにやっていくということで、変更がありました。この実施状...全文を見る
○落合委員 こういった問題も国民の政治参加を促していく上では重要だと思いますので、私もこれからも注視をさせていただきたいと思います。  本日は、ありがとうございました。
04月14日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○落合委員 民進党の落合貴之でございます。  本日は一般質疑ということで、主にエネルギー問題等について取り上げさせていただきます。  まず、原発の再稼働についてなんですが、まず大臣に伺いたいのですが、再稼働の際に地元自治体の同意をとりましょうという問題がありますが、例えば九州...全文を見る
○落合委員 地元自治体が原発について理解をしてもらうように努力を住民の人たちにしていくということは大変重要だと思うんですが、原発というのは、前の審議もそうですけれども、大変大きいリスクもある、メリットもありますけれどもリスクもあるものですから、もうちょっと国の関与を、国の責任もあ...全文を見る
○落合委員 世界では法令化されていないということですが、技術的な再稼働の基準も世界最高レベルでチェックしますと言っているわけですから、世界がどうであれ、福島の事故があったという経験も踏まえて、我が国は地元の同意というものにやはりこれから敏感になっていく必要があると思います。これは...全文を見る
○落合委員 済みません、私の説明が不十分だったか、また改めて質問させていただければと思うんですが、避難計画を三十キロ圏内に課しているということなんですから、再稼働に当たる同意も三十キロ圏内に広げた方がいいんじゃないかということでございます。
○落合委員 それぞれのケースごとというのは重要なんですが、それが、やはり賛成も反対も大きい問題ですので、地元自治体が手に負えない、収拾つかないということも、たくさんそういう事例も出てきているわけでございます。  原発を見てみますと、先ほど申し上げた玄海原発も、あと、伊方もそうで...全文を見る
○落合委員 伊方町の避難計画については、前の林大臣のときに私は取り上げさせていただきました。また改めてその避難計画だけでも議論する価値があると思うんですが、これは玄海町の方もそうですけれども、やはり、各避難計画、私も読ませていただきましたが、非常に非現実的な部分と感じられるところ...全文を見る
○落合委員 やはり、エネルギー源というのは多様化していた方がどんなことがあっても対応ができるわけでございますし、エネルギー安保という上でも、エネルギー源の多様性を図っていくということは重要なことだと思います。  おっしゃったように、木質バイオマスは、今まで用途がなかった、捨てて...全文を見る
○落合委員 したがいまして、エネルギーの自給という面からも、今おっしゃった、地元で国内の端切れを使ってやっていくというのが大変重要だと思います。  もう一方で、やはり我が国は輸入の化石燃料に頼らなければならない部分も多い。それにプラスして、我が国の企業が海外の山林も持っている。...全文を見る
○落合委員 大臣からも、この最終処分について、意気込みですとか姿勢を伺えればと思います。いかがでしょうか。
○落合委員 これは私も私なりにいろいろと勉強したんですが、かなり、最終処分をしっかりやっていくには大変な課題というのがたくさんあると思います。  そこで、これも一つの問題提起をさせていただければと思うんですけれども、お配りした資料の二枚目が、これはNUMOからいろいろ教えていた...全文を見る
○落合委員 レントゲンと同じくらいというのは、金属カバーをした状態での話でしょうか、もしくは、ガラス固化体もあけての話か、どっちでしょうか。
○落合委員 これは、一万年たっても十万年たってもほとんど下がらない。そして、この下がり方だと、恐らく百万年たってもそんなに下がっていないと思います。こういったことも、しっかり解決というか、理解を得た上でしっかり説明しないといけない問題なんじゃないでしょうか。もし問題ないというふう...全文を見る
○落合委員 本日はありがとうございました。終わらせていただきます。
04月28日第193回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○落合委員 民進党の落合貴之でございます。  本日は、交代したばかりの吉野大臣への質疑ということで、国民的な問題である震災、被災地の復興のあり方について質問をさせていただきます。  まず、大臣は、被災地、とりわけ福島の原発立地の選挙区の選出でございます。これまで復興の問題につ...全文を見る
○落合委員 今の御答弁も、原発に対する言及というのをやはりどんどんやっていくべきだと私は思うのですが、先ほど、所信においても原発の言葉がないというふうな件がありました。これは、復興大臣の所信ですとか答弁だけではなくて、総理大臣の所信もそうですし、いろいろな点で、政府からのメッセー...全文を見る
○落合委員 こういった問題は、総理の肩を持つというか、そういうのだけではなくて、やはり大臣の色を出していくべきだと私は思います。  今の、前日は原発について言及したといっても、政府の身内の会議ですし、国民に対するメッセージではありません。  三月十一日に原発のことに言及しなか...全文を見る
○落合委員 独立した規制委員会を設置するというのは、これから失敗しないようにしていきますということでございます。  それから、社会的な責任というのも、ちょっとよく、具体的にはわからないんですが、今まで具体的に福島の事故の原因となったようなことを見過ごしてきた行政の責任。それでい...全文を見る
○落合委員 復興は、やはり全国的に国民が協力しなければできない問題です。そして、とりわけ福島の復興、これは大変時間がかかる、そして複雑な問題です。ぜひ、大臣にしかできない仕事を、今までの大臣ができなかったことをやっていただければと思います。  質問を終わらせていただきます。あり...全文を見る
05月12日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○落合委員 民進党の落合貴之でございます。  まずは本日は、商工中金の不祥事についてお伺いをしたいと思います。  商工中金は半官半民の組織であるわけですけれども、その危機対応業務の案件確認において不正があった。つまり、危機対応に当たらないものもそれに当たるようにして融資をした...全文を見る
○落合委員 まずは全体像を把握することが必要であるということでございますが、いろいろな統計を見ましても、この危機対応業務というもの、リーマン・ショックですとか東日本大震災のときは金融機関の融資に対する姿勢ががくんと下がっていますので、やはり、危機対応業務というのは大変重要なもので...全文を見る
○落合委員 毎年毎年、時期によって中小企業金融の現状というのは変わっていきますので、ぜひ、それに的確に対応できるように検討をしていただければと思います。  国費が、半官半民ですからつぎ込まれているわけでございますし、それから、ほかの金融機関と比べても、不良債権比率ももう既に高い...全文を見る
○落合委員 再稼働の国の方針を伝えられて、それから、国も前面に立ってできる限りやっていきますという話ですが、今まで私が質問した中での大臣の御答弁は、安全基準は専門家である規制委員会がしっかりとやります。国が安全基準の審査をするのではなくて、第三者の規制委員会がやります。それをクリ...全文を見る
○落合委員 では、もし今後、今後というか今も含めて、知事が、国がちゃんとやってくれると言っていますからというふうに県民に説明をしていたとしたら、それはある意味で間違いであるということでよろしいですね。
○落合委員 そういったことは、詳しく見れば報道にもありますけれども、全体的な方向性とかイメージの点で、大臣が大丈夫だよと言いに行ったようなことに、これから再稼働、いろいろな原発で検討がされていますけれども、そういう形で再稼働が行われることがないように、慎重に、事実が伝わっていくよ...全文を見る
○落合委員 いろいろと私も文献等も読ませていただいたんですけれども、一つ疑問なのが、ガラス固化体自体、それから外側の金属もそうですけれども、耐用年数はどれぐらいなんだろうということでございます。  先に結論を言いますと、最終的には、地下水にちょっとずつちょっとずつ、万年単位です...全文を見る
○落合委員 九九・何%、千年で下がりますと。ただ、それは、全部腐食をしてしまうということは前提としていないわけでございます。  資料で配りました高レベル放射性廃棄物の放射能のレベルということで、二万年後ぐらいからは、一テラベクレル、一兆ベクレルぐらいになるわけですけれども、これ...全文を見る
○落合委員 参考人に伺いたいんですが、全くしみ出ることはないと言っていいんでしょうか。
○落合委員 世界的にとおっしゃいましたが、世界的なレベルでも本当にこれでいいのかなと、私は調べていて思いました。  金属の耐用年数も大丈夫だという説明も、千年の話をしているわけで、十万年埋めるわけですから、千年の何倍埋めておくんだという話だと思います。絶対しみ出ないとはおっしゃ...全文を見る
○落合委員 要は、しみ出てきたら、この出発点に近いぐらいの、まあこれから低減しているでしょうけれども、ガラス固化体で覆われていても、これぐらいの……。どうぞ。
○落合委員 また改めて通告しますけれども、スタート地点が高いわけですから、九九・九%低減したとしても、廃液そのものは何ベクレルなのかと。それがしみ出てくるわけですから、ここの表よりは断然高い数値が出てくるんじゃないですか。
○落合委員 済みません、このカーブを描くことは確かだと思います。ただ、ガラス固化体の上からで一テラベクレルである。  では、ガラス固化体に固まっていない状態になってしまった場合は、数値は、低減していますが、この数字よりは高いわけですよね。
○落合委員 ちょっと時間配分が難しくて、そろそろ来ちゃったんですけれども、一問伺いたいんですが、何年埋めておくかというのは、一般的にいろいろな記事に十万年と書いているんですが、政府は方針はまだ示していないと思います。  一方、低レベル廃棄物でさえも十万年入れておくべきだ、隔離す...全文を見る
○落合委員 その点において、掘り返したりしないのかですとか、管理の仕方もいろいろと問題が出てくると思います。改めて、時間がありましたら取り上げさせていただければと思います。  本日はありがとうございました。
05月19日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○落合委員 民進党の落合貴之でございます。  本日は、中小企業の経営改善発達を促進するための中小企業保険法等の一部を改正する法律案ということで、その質問をさせていただきます。  私はもともと銀行員でございました。したがって、特に新人のころは保証協会とかかわることもありましたの...全文を見る
○落合委員 九〇年代後半以降ぐらいから政策金融の改革というのは、特に力を入れて歴代政権も話し合いを行ってきたわけであります。  そういったものの記録ですとか専門家の意見を見てみますと、この信用保証制度に関しては、金融機関が過度に頼り過ぎてしまって、先ほどの目ききという言葉もあり...全文を見る
○落合委員 今回の改革に期待をしつつ、もうちょっと先まで踏み込んでやっていこうという御意思はありますでしょうか。
○落合委員 今回の改正は、大きく分けると二つに分けることができると思います。  一つ目が、ただの保証業務を機械的に行うだけではなくて、経営支援を行ったりですとか、金融機関の提携を深めていくですとか、保証業務以外の付随する業務も少しずつ力を入れていこうというのが一つ目。それからも...全文を見る
○落合委員 こういったコンサル的な業務というのは、民間の金融機関も、今までそういう機能が足りないということでたびたび指摘がされてきて、そして、民間も努力をしてきたわけでございます。  そういった中で恐らく大きな問題だったのは、誰がやるのかと。今まで、例えば保証協会は、電卓をたた...全文を見る
○落合委員 私が就職したのは不良債権問題のときですので、まさに、民間金融機関がこういうことをやろうということを始めていたときでございます。  しかし、外回りになれている民間金融機関の先輩たちでさえも、こういった業務に対応することがなかなかできなかった。それが今も収益性の低さ等に...全文を見る
○落合委員 この人材の難が出てくるということと民業圧迫については、ぜひ大臣も注視をしていただければと思います。  今おっしゃりました金融機関との連携ということも、新たに法律にも書き加えられて重視をされていくわけですけれども、この信用保証協会法第二十条の二の中で、「金融機関と連携...全文を見る
○落合委員 今おっしゃったことは理想に近いものだとは思います。  ただ、対話をする、それから、今でも保証協会の担当者が担当する企業の数というのは物すごく多いわけです。それから、融資の組み合わせといっても、毎年、融資の残高が増減をしてくるわけです。どうやってどういうふうにチェック...全文を見る
○落合委員 役人が監督指針を書くというのは大変難しいと思うんですが、これについては、どういうふうに監督指針をつくっていくんですか。
○落合委員 ここも一つの大きなポイントだと思います。どんな組織も、新たな業務が加わると、その業務が、上からの指示が全然現実的なものではなくて、組織が混乱するですとか、今までの業務にも支障を来すということは、民間企業でも今まであったことですので、重要なポイントだと思います。  そ...全文を見る
○落合委員 ここは緊張感を持たなければならない重要なポイントであると思います。銀行業界にもし丸投げをしてしまった場合は、経験したことがある方々はみんな言っていますけれども、保証協会がやってくれれば自分たちには得になりますので、銀行にとって一方的に都合のいい制度になってしまえば意味...全文を見る
○落合委員 長官に伺えればと思いますが、これまで四・五億円ということですが、年間でいうと大体どんな感じなのか。例えばで昨年の数字はどんな感じなのかということと、これまで四・五億円の出資をファンドに行って、回収というのはしているんでしょうか。
○落合委員 回収は恐らくしていないものと思います。  そもそも、年間一・五億円というのはかなり少ないのではないかということが一点と、それから、ほかに中小企業基盤機構もありますし、ほかの政府系の機関があるのに、信用保証協会がわざわざ保証にプラスして出資する必要というのはあるのかと...全文を見る
○落合委員 長官、数字ではなくて、把握されているかを伺えればと思うんですけれども、投資と融資に対する保証というのは、全然分野が、同じ金融ですけれども、民間企業でいうと全然専門性が違うものです。新しい機能をつけ加えて、それで現場というのは混乱していないのか、専門性は大丈夫なんでしょ...全文を見る
○落合委員 今おっしゃった、基盤機構がかかわっているところに出資していますということで、基盤機構を管轄しているのも経産省で、保証協会を管轄しているのも経産省で、もう経産省の下に機能を持っているわけですから、だからこそ、やはり自前に持つ必要はないんじゃないかなと、わざわざコストもか...全文を見る
○落合委員 一つ一つが、新しくやるには難しい機能が法改正によってどんどん追加されている。しかも、今までの公的な機能にもあるにもかかわらず、こっちにも追加して、こっちにも追加してと。これは一つの見直しも検討するべきポイントだと思いますので、私もこれは注視をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○落合委員 先ほど金融庁の方々もおっしゃっていましたけれども、ずっとここ何年、十年以上、二十年以上かもしれませんが、金融機関が本来の機能を果たしていないじゃないかということは言われてきたわけです。それで、政府としては何らかの形で、中小企業ですとか小口ですとか創業時の、民間金融機関...全文を見る
○落合委員 そういった中で見直しも検討するということは、危機時以外の一〇〇%保証に対して見直しも検討するということに対してはいかがでしょうか。
○落合委員 危機時の一〇〇%保証は、私は今のところは重要だとは思うんですが、それ以外の一〇〇%保証の見直しについては、ぜひ検討ぐらいはしていくべきであると思いますので、その点を指摘をさせていただければと思います。  それでは、今回いろいろとこの保証制度について見ていく中で、いろ...全文を見る
○落合委員 せっかくこういう仕組みがあるのに、余り使われていないのはもったいないものがたくさんほかの分野にもあると思いますので、そこのところは、横の部署の連携をして、ぜひ活性化させていただければと思います。  これで質問を終わりますが、いろいろ調べてみますと、都道府県ごとにそれ...全文を見る
05月26日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○落合委員 民進党の落合貴之でございます。  本日は、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律案について質問させていただきますが、まず、また新たな展開がありました商工中金の不祥事について、冒頭、取り上げさせていただければと思います。  まず金融庁に伺いた...全文を見る
○落合委員 世耕大臣に伺いますが、この金融庁の検査をどのように受けとめていらっしゃいますでしょうか。
○落合委員 大臣はこれまでも、これから新たに処分するかも含めて、全容をまず明らかにしなければならないというふうにおっしゃっていらっしゃいました。  この、金融庁並びに経産省を初め関係する省庁による検査、この結果次第では、危機対応業務のあり方も経産省としても検討することもあるかも...全文を見る
○落合委員 予断を持たないということですが、たまたまだということですが、商工中金のトップは歴代経産省の出身者がついてきました。今の社長も経産省の元事務次官の方である。いわば、悪く言えば、なれ合いの状況が生まれやすいわけでございます。  それから、もともと完全民営化が決まっている...全文を見る
○落合委員 歴史ある組織で、しかもいろいろなしがらみもあったので、今までいろいろな問題がうやむやになってきてしまった部分もあったと思います。  しかし、こういった大きな問題が表に出てきた以上、やはりここはうやむやにしてはいけない。これを機に、しっかりとした処置をとらなければなら...全文を見る
○落合委員 イノベーションという言葉が出てきましたけれども、こういった分野、技術がどんどん発達してきている。しかも、最近はさらにその速度が速まってきているわけでございます。  前回の改正、平成二十一年ですか、これを見てみると、附則に、五年経過したらもう一回見直して、必要あったら...全文を見る
○落合委員 五年だと遅いかもしれないという認識はあるというふうに考えてよろしいですね、役所側にもあるという認識で。
○落合委員 今までも、ほかの法律でも見直しというのは一般的に五年だということで五年にしたということですが、やはり経産省が扱うような事例は、ビジネスもかかわっていますので、この年数についてもよく考えていく必要性を指摘させていただきたいと思います。  こういう規制は、経済性と安全性...全文を見る
○落合委員 安全性の観点というところからこの改正案等を読んでみますと、例えば第八条の二ですとか、情報提供について、「努めなければならない」と努力義務規定になっているんですけれども、しっかりと安全性を確保していると説明するのであれば、義務規定、しなければならないにした方がいいんじゃ...全文を見る
○落合委員 しっかりと安全性が確保された上でないと、この法案、もともとできた趣旨から外れてしまいますので、ぜひこの部分はしっかりとチェックをしていただければと思います。  それでは次に、安全性と同じように重要な経済性についてなんですが、法案の説明にも、今までの仕組みだと事業機会...全文を見る
○落合委員 今おっしゃった事業機会の損失は、今回の改正で、安全性がまず確保された上という条件ではしっかりと解消がされるというふうに考えてよろしいですね。
○落合委員 これも先ほどの見直しにもかかわりますけれども、ことし、来年、どういう状況になるか、やはりしっかりと数字を見ていただければと思います。  条文の確認ですけれども、製造の届け出につきまして、第三条の二項で、「省令で定める」、「政令で定める」ということで書かれているんです...全文を見る
○落合委員 今の条文もそうなんですけれども、この法律は、厚生労働、経済産業、環境というように、三つの省の共管となっているわけでございます。改めて、役割分担、これはどうなっているんでしょうか。
○落合委員 そのように役割分担をしている中で、許認可等の行政の手続ですとか、あと、一般市民の方から相談があったりとかもすると思います。この窓口の一本化ですとかワンストップ化というのは図られているんでしょうか。
○落合委員 参考人に伺いたいのですが、今、そういった形で役割分担をしていますということで、実際にたらい回しになったりですとか、そういった苦情等はそんなには起きていないというふうに考えていいんでしょうか。
○落合委員 それでは、やはりイノベーションでどんどん時代が変わっていって、新しい物質もどんどん出てくるということで、新規の化学物質の審査等、これというのは大変鍵を握ってくるものだと思います。  今、独立行政法人の製品評価技術基盤機構、NITEという組織が審査を行っているわけです...全文を見る
○落合委員 このNITEの事務的な対応、それから、初めの方に取り上げました法整備を迅速に行うこと、これがこの分野では大変重要だと思います。これに注視していただきまして、どんどん施策を打っていただければと思います。  私の質問はここで終わらせていただきます。ありがとうございました...全文を見る
05月31日第193回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○落合委員 民進党の落合貴之でございます。  本日は、衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案についてということで、質問をさせていただきます。  今回の衆議院小選挙区の区割りの改定の後に、また五年後ぐらいに改定が予定をされていて...全文を見る
○落合委員 では、選挙部長、お願いします。
○落合委員 機械的に選挙区をつくらないようにする、ある程度地域の実情を反映していく、地域の文化とか人の流れも反映していくということは大変重要なことだと思います。  しかし一方で、その地区地区の政治状況というものが実際の世の中にもあるんだと思います。例えば、ここの自治体の長は何党...全文を見る
○落合委員 地域の実情は吸い上げつつ、ぜひ、今後も改定がありますので、公平性、公正性、中立性に御留意をいただければと思います。  それでは、細かい部分で質問をさせていただきます。  まず、昨年の十二月二十二日の区画審の審議会で区割りの改定案の作成方針というのが決められていて、...全文を見る
○落合委員 今、後半におっしゃられた数市町村が一緒に開票作業もできるようにするというようなこと、これは特に二十三区のような複雑な選挙区がつくられているところは重要だと思います。  例えば東京七区、先ほども出ていましたが、五つの区に分かれているということで、今までの開票の仕方だと...全文を見る
○落合委員 今までもあったんですね、それは知らなかったですけれども。  これで、東京はこれからもっと、アダムズ方式を入れていくと定数がふえていくということですけれども、今、調べてみますと、自治体がもう既に三つの選挙区に分けられてしまっているところが、五の自治体あると思います。 ...全文を見る
○落合委員 私が挙げたその五の自治体が三つに分かれているというのは市町村合併が原因であるということですが、これは、このまま細かく分けていったら、また二十三区などが細分化されていく可能性があるわけでございます。これは、一つ考慮をしなくてはならない大きな問題だと思います。  先ほど...全文を見る
○落合委員 実際には第三者的な立場である審議会が策定するわけですので、一つ一つ、これがああだこうだということは我々が言う立場でもないですけれども、ただ、実際に選挙をやる立場、それから有権者に接する立場からすると、いろいろな、細かい部分で問題があるということはやはり言っていかなけれ...全文を見る
○落合委員 憲法上も一票の格差は重要ですので、今後も、今の小選挙区制度を続ける限りは、分割する市町村、市区町村が出てきてしまうというのは仕方のないことだと思います。だからこそ、単に数字だけではなくて、今までの歴史だとか生活だとか文化だとか、そういうところも考慮をしてこの審議会、第...全文を見る
○落合委員 はい、済みません。ちょっと私、時間を五分間違えていました。  終わらせていただきます。ありがとうございました。
○落合委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決...全文を見る
12月01日第195回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○落合委員 立憲民主党の落合貴之でございます。  本日は、先日の大臣所信につきまして質疑をさせていただきます。  早速ですが、大臣所信の中で、「商工中金は、今回の不正事案を踏まえ、解体的出直しをすることが必要不可欠です。」というふうに大臣ははっきりと言及をされています。  ...全文を見る
○落合委員 解体的出直しというのは、出直しが前提になっているわけですが、私は解体も含めて検討するべきだというふうに思います。  きょうは金融庁からもいらしていただいていますけれども、金融庁は、民間の金融機関も検査をしています。これは、民間の金融機関、しかも、地銀のレベルで考えて...全文を見る
○落合委員 気を使わなきゃいけない部分もあると思うんですが、民間の金融機関であれば、私はもっともっと金融庁が厳しくがんがんやっていた事例だと思います。民間の金融機関でしたら、どんどんどんどん処分が発表されていますので。  これは、あともう一つ問題だと思うのが、資料の二ページ目の...全文を見る
○落合委員 今大臣から、金融機関としても不適切だという発言もございました。  金融庁に伺いたいんですけれども、金融機関を監督する立場である、ある意味、監督のプロであるわけでもあります。今大臣に伺ったことを金融庁にも伺いたいんですが、全件検査に準ずるような検査を危機対応融資の案件...全文を見る
○落合委員 それは、要は危機対応融資に対する検査の答弁だと思うんですけれども、派生して、ここに書いてある四つのいろいろな、資料の改ざんとか自作とか、チェックシートの自作ですとか、具体的に出てきているわけです。これに対して検査を徹底的に追加で行うのかどうかということが一点目。  ...全文を見る
○落合委員 はっきりとした言及がなかったので、経産委員会ですので、これは改めて財金かどこかで取り上げさせていただければと思いますので、これは引き続き継続をさせてもらいます。  では、大臣に伺いたいんですが、これだけ大きな、単に反省しますでは済まされないような今回は不祥事だという...全文を見る
○落合委員 商工中金に対しても処分を下して、関係する経産省の各役人に対しても、自分も含めてしっかりと対応したということで、今回のこの発覚した問題に対する罰則、罰としては、最大限の罰をしているというふうに言ってよろしいでしょうか。
○落合委員 処分について、大臣、所見を伺いたいんですけれども、資料のところの何行目かに、商工中金法五十九条に基づいて行政処分を行いましたと。  五十九条というのは何が書いてあるのかなというふうに見てみると、今回のような不祥事があったときにいろいろな措置を行うことができるというこ...全文を見る
○落合委員 今答弁していただいた内容は、法律の条文を読むと、答弁よりかもうちょっとバーが低いと私は思います。なので、これも、六十条という選択肢もあるということは今後も注視しながら見させていただきたいと思います。  もう一つ確認なんですけれども、今の社長に何でこんなことをやったん...全文を見る
○落合委員 もう完了されているということでございます。  いろいろと、監督が甘いんじゃないかとか監査が甘いんじゃないかとか言われる原因は、まあ、一時期は違いますけれども、歴代の事務次官が、天下りというか、天下りと見られる、社長に就任してきたというような問題、問題というかそれが指...全文を見る
○落合委員 人事は会社で決めるべきだ、それはごもっともなんですけれども、株の四六%は政府が持っている、これは財務大臣が持っているという形になっていると思いますけれども、半分近くは、要は、政府の意見が言える立場にあるわけです。やはりここは、しっかりとけじめをつけさせる、そういう姿勢...全文を見る
○落合委員 社長は民間のときもあったということですが、歴代、役員の中にもOBが入っていますし、ほかの役職者の中にも入ってきた。歴代、人事の交流が行われてきたわけでございます。それから、危機対応業務を行うという経営方針も、政府が決めているわけです。これは、自由度というのがかなり低い...全文を見る
○落合委員 また改めて取り上げさせていただければと思います。  ありがとうございました。