尾辻かな子

おつじかなこ

比例代表(近畿)選出
立憲民主党・無所属
当選回数1(参1)回

尾辻かな子の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月03日第196回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  本日は、質問の機会を頂戴いたしまして、ありがとうございます。  それでは、順次質問をさせていただきたいと思います。  まず、この消費者に関する特別委員会というものですけれども、消費者庁の所管するさまざまなことについてお...全文を見る
○尾辻委員 ありがとうございます。  消費者行政のかじ取り役ということですから、大臣にはそのかじ取り役を担っていただくということだと思います。  それでは次に、ちょっと一般的な、こういう事件についてはどういうふうに考えるのかということで、一つ事例をお聞きしたいと思います。 ...全文を見る
○尾辻委員 今、消費者契約法で答えていただきました。あと、出資法違反であったり、刑法第二百四十六条、詐欺罪などが一般的に当たるのかなというふうに思います。  消費者庁というのは、こういう、出資金をだまし取られた人の相談に乗って、消費者の被害防止の注意喚起を行う、これは消費者庁の...全文を見る
○尾辻委員 ありがとうございます。  それでは次に、皆様のお手元に資料をお配りをさせていただきました。二〇一三年、毎日新聞の件であります。  タイトルを申し上げますと、損害賠償訴訟ということで、福井当時副文部科学相の後援団体の元幹部が出資金詐欺で敗訴をする、福井氏は事業支援を...全文を見る
○尾辻委員 それでは、この二〇一三年の新聞記事にどういう事件だったのかということが書いてありますので、読んでみたいと思います。  「福井照副文部科学相の後援団体元幹部の男性が、実現の見通しのない事業計画を示して出資金をだまし取ったとして、出資者二人から損害賠償請求訴訟を起こされ...全文を見る
○尾辻委員 そのようにおっしゃっていますけれども、これは、実はこの裁判の判決を見ると書いております。十一ページに書いておりますけれども、この新アジア再生連合というのは、平成十五年又は平成十六年ごろに福井大臣の政策秘書が立ち上げた政治団体であり、政策秘書が代表を務め、そして、この事...全文を見る
○尾辻委員 では、いつお知りになりましたか。
○尾辻委員 大臣、この私が今聞いているものは二〇一三年の九月二十二日の報道なんですけれども、では、この報道はお知りにならないということでしょうか。
○尾辻委員 実は、この裁判は二〇〇八年四月に起訴されているんですね。それも、福井大臣がKさんと一緒に被告になっておりますけれども、これも御存じないということでしょうか。
○尾辻委員 これはちょっとにわかに信じられませんけれども……(発言する者あり)予算委員会との整合性もどうもあるようです。普通、被告になった者が自分は知らないということが実際あり得るのかということは、にわかに信じられません。ただ、大臣はそういうふうにお答えだということであります。 ...全文を見る
○尾辻委員 ありがとうございます。  私も判決文を読ませていただいたので、大臣がおっしゃった部分は読ませていただいております。ですので、ちょっと、では細かく、今いただいたところから質問をしていきたいと思います。  先ほど、大臣、細かいことはわからないし、作業員の派遣についても...全文を見る
○尾辻委員 済みません、簡潔に答弁をいただきますようにお願いをいたします。  先ほど申し上げたとおり、この裁判で証言されているわけですよね、元政策秘書の方が、この出資者が起こした裁判で、男性が出したと。  ですから、おわかりにならないというのであれば、このKさんですね、お聞き...全文を見る
○尾辻委員 では、ここは証言があるということだけ言っておきます。  あと、先ほど言ったように、時系列が違うという話があったと思います、旅行代金。この裁判の、この人たちが三百十万円とか四百万円を払ったのは旅行の後だから、旅行のお金じゃないよというお話をさっきコメントでされたかと思...全文を見る
○尾辻委員 では、何で行ったかというのは高知新聞のところで見ていただきたいと思うんですけれども、「旅費に環流か」というところの真ん中の下のところですけれども、ここに関して、「一緒にタイの大手セメント会社も視察した」、そして「元政策秘書も視察に同行したことを認め、「石炭灰輸出の話と...全文を見る
○尾辻委員 ありがとうございます。  それで、この被害に遭った人たちは、福井先生が来ていただいて挨拶をして、安心したということなんですね。では、これはだまされた原告が悪いんですかね。自分はただ政治の挨拶をしただけなのに、このことを進めてくれるということで言った原告が悪いというふ...全文を見る
○尾辻委員 これもまたおかしな話でして、これも毎日新聞に、二〇一三年十月八日に差押えの件というのが載っております。何の差押えをされたのかといいますと、この案件で福井大臣の政治団体の資産が差し押さえられた。事業出資者は、解散時未清算の四百万円であるということで、こう書いてあります。...全文を見る
○尾辻委員 すごい。住所が同じであって、そしてこれは裁判の判決でも事実認定されているということを申し添えておきたいと思います。  では、今回の事件ですけれども、福井大臣の存在がなくて、Kさん単独でこのことはできますか。大臣がいらっしゃらなかった場合に、Kさんの事業はうまくいきま...全文を見る
○尾辻委員 私は、存在なしでできたかどうかというのを聞いているわけですけれども。  私は思いますけれども、これは福井大臣がいらっしゃらなければ、こんなことは起こらなかったのではないかというふうに思いますし、全く関係がないというわけではなくて、ホテルのレストランで挨拶もされている...全文を見る
○尾辻委員 新しいことということでいうと、先ほど言ったように、事実のことについて何もお答えになっていないわけです。  そして、大臣、一番最初におっしゃいましたけれども、これは二月二十八日に知ったというふうに言われているわけです。今までの新聞記事などと全く整合性がとれないことをお...全文を見る
○尾辻委員 ただ、それも、Kさん本人とか……
○尾辻委員 はい。ちょっと不完全な答弁ばかりだったというふうに思います。  このように、詐欺の事件ですね、損害賠償を起こされるような事件を起こした方が消費者担当大臣であるということ、私はこれは非常に不可解だと思っています。資質に問題があるのではないかということを申し上げて、私の...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  質問の機会を頂戴いたしまして、ありがとうございます。順次、それでは質問してまいりたいと思います。  安倍総理が働き方改革を実現すると所信表明でおっしゃってから二カ月以上がたちました。この間、裁量労働制の労働者と一般の労働...全文を見る
○尾辻委員 私は呼んでいただくように言っておりましたが、では、自民党さんの中で呼んでいただけなかった、理事会の中で呼んでいただけなかったということですかね。これは非常に問題だと思います。国民の皆さんが知りたいことについて、それを阻止するということは、私は、このことについては非常に...全文を見る
○尾辻委員 そうですね、東京労働局長など地方の労働局長。
○尾辻委員 ありがとうございます。  では、ぜひ調べていただきたいということをお願いをしておきたいと思います。  そして、文字起こしの件ですけれども、これは非常に不可解だと思うんですね。私ども、月曜日に東京労働局に伺った際、勝田東京労働局長は、文字起こしがあるというふうにおっ...全文を見る
○尾辻委員 一部は手元に持っておられたということだと思います。  それで、今、音声データがあるということをおっしゃっていたんですが、今回、きのう理事会で、記者会見の確認結果というところで、音声データを確認したところというようなことが言われております。これは、私、ぜひ音声データも...全文を見る
○尾辻委員 それでは、テキストデータはありません、御本人もおられません。私たちは、どうやって、労働局長がどんな話をしたのかわからないので、新聞ベースでお聞きしたいと思います。事実を確認していきます。  新聞によりますと、労働局長は三月三十日の記者会見で、マスコミの皆さんの前で、...全文を見る
○尾辻委員 この発言は、たとえ撤回をしたとしても大問題だと思います。  私、本来、御本人に、なぜこんなことを言ったのか聞きたいんです。なのに、御本人はおられない。これは本当に、この委員会の質疑、残念だと思います。  そして次に、また問題発言されているんですね。是正勧告の公表に...全文を見る
○尾辻委員 何の文書を見て答えられているんでしょうか。私たちにはテキストデータはないのに、答弁される方は何か文書を読んでおられる。なぜその文書を私たちに提出をしていただけないのか、非常に疑問に思うのですが、いかがでしょうか。
○尾辻委員 結局、証拠がないままに、私たち、テキストデータもない、音声データもない、そして御本人さんもいらっしゃらない。これ、どうやってこの審議が成り立つんでしょうかね。非常に疑問に思います。  そして、この発言について、先ほど大臣もおっしゃったとおり、先ほどのマスコミに関して...全文を見る
○尾辻委員 済みません、ちょっと聞き取れなかったので、もう一度お願いいたします。
○尾辻委員 何デーかということが余り聞き取れなかったんですが、何とかデーと、もう一度お願いします、そのデーだけ。
○尾辻委員 結局、証拠がないとわからないんですよね。音声データ、テキストデータ、御本人がいらっしゃらない。これでは、結局、こうやってやりとりするだけで時間が終わって、非常にもったいない時間になっております。  そして、この発言、報道ベースにも載っておりますので、月曜日に、私ども...全文を見る
○尾辻委員 過労死で殺された、その野村不動産、そこの事件に対してプレゼントという表現を使ったことについて、これは非常に不適切だ、家族の会の心情をおもんぱかると、こんなことは許されない。こういうふうに、厚生労働行政を担う方の発言が、過労死家族の会まで傷つけているということも指摘をし...全文を見る
○尾辻委員 厳正な処分とは、どういう処分でしょうか。
○尾辻委員 私どもも、これはどういう処分になるか、気になっております。  その前に、ただ、真実を明らかにすることは非常に大事でありますから、きょうはテキストデータもない、音声データもない、御本人もいらっしゃらない、これでは真実は明らかになりません。金曜日、引き続き集中審議をして...全文を見る
○尾辻委員 次に、本省とこの東京労働局がいろいろなことで、どうもすれ違っているように思います。なので、このすれ違いについて聞きたいと思います。  一つは、野村不動産に対する特別指導の決定プロセス、これがどうも食い違っているように思うんですね。  お手元にお配りした資料を一枚め...全文を見る
○尾辻委員 それでは、これは実施時期まで書いてあるけれども、これは、ではもう労働局長に任せましたよと十七日の時点でおっしゃったということですか。
○尾辻委員 特別指導を、いつ、どのように、誰が決めたのか、これがわからないんですね。  あと一つ聞きたいんですが、安倍総理も、三月五日の石橋参議院議員の答弁の中で、報告を受けたというふうに聞いております。この報告では、いつ、誰が、どのようにして安倍総理に上げられたのか、教えてく...全文を見る
○尾辻委員 いつなのかということ、また、どのようなペーパーで説明されたのかということについてお聞きしたいんですけれども、いかがでしょうか。(発言する者あり)
○尾辻委員 それでは、そのペーパーと、いつだったかということについて、紙で委員会の方に提出していただきたいと思います。委員長、お取り計らいをお願いいたします。
○尾辻委員 これはなぜ大事かというと、安倍総理、三月五日の発言のときに、特別指導については報告を受けておりましたが、今の御指摘については報告を受けておりません、つまり、過労死について報告を受けていないというふうに言っておられますので、どのような文書で総理に報告をされたのか、これは...全文を見る
○尾辻委員 だから、非常に食い違っているんですね。  これは不思議なんですけれども、野村不動産、二十六日に既にホームページで、是正勧告、指導があったということはホームページで出ているわけですよ。なのに、なぜここを非常に隠されているのか、私、ちょっと、本当によくわからないんです、...全文を見る
○尾辻委員 よくわからないんですよ。結局、本人がいないしわからない、テキストもないからわからない、音声データも出るかがわからない。今回、では、私の質問で一体何が明らかになったのかということでいうと、明らかになっていないことが多過ぎます。そして、これだけ隠蔽をされたままで、もし六日...全文を見る
04月06日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  きょうは集中審議、それも、勝田労働局長が来ていただきました。いろいろお聞きしたいことがありますので、順次お聞きしていきたいと思います。  まず、この審議に入るに当たって、とにかくこの間、労働行政をめぐって、そして裁量労働...全文を見る
○尾辻委員 常識的に考えて、御遺族の方、ちょっとその辺、どなたか私どもはわからないんですけれども、公表してもよいということを意思を伝達しているわけですよね。そのときに、では何で電話で確認できないのかということ。御本人が公表してもいいですよと連絡をしてきているわけですよね。自分の連...全文を見る
○尾辻委員 これは時間稼ぎですよね、はっきり申し上げて。  きょうの朝、働き方改革が閣議決定されたわけですよね、高度プロフェッショナル制度も導入という。これを導入するかどうかというところで、この過労死を発端にして、裁量労働制による、違法適用による自殺があったかどうかって非常に大...全文を見る
○尾辻委員 それでは、きのういただいたテキストデータの起こしを見ていただきたいと思うんですけれども、三月三十日の記者会見、三ページ目に、勝田労働局長はこのようにおっしゃっております。もちろん御本人とか関係の弁護士さんが全部明かしちゃって、周知の事実になっていれば、それについてお話...全文を見る
○尾辻委員 そうすれば、これをこのまま読みますと、御本人と関係の弁護士さんが全部明かしちゃった、これが、今ファクスで、公表してもよいというのが来ているということです。周知の事実かといえば、新聞報道で周知の事実になっております。この二つの要件を満たしております。  それについてお...全文を見る
○尾辻委員 もう本当に、国会を冒涜するのはいいかげんにしていただきたいと思います。  私どもは事実を知りたいだけなんですよ。その真実を、こうしてテキストデータも出ているのにごまかし続けること、これは、国民の皆さんが見たらどう思われるか。労働行政を担当される労働局長がここまでうそ...全文を見る
○尾辻委員 大臣、ごらんになりましたか。出す前に確認されましたか。
○尾辻委員 では、違う確認をします。  労働局として是正勧告を行ったことを認めたものではない、このメモは今でもそのとおりでしょうか。
○尾辻委員 もうテキストデータは皆さんのもとにもあります。あり得ないんですけれども、もう一度聞きます。本当に、これ、このまま維持されるということでよろしいですか。
○尾辻委員 わかりました。  では、矛盾のところだけ指摘をしていきたいと思います。  勝田労働局長、是正勧告という言葉、使いましたか、使っていませんか。それだけお答えください。
○尾辻委員 全ての会見です。十二月一日、十二月二十六日、三月三十日、ここで是正勧告という言葉、お使いになっているかどうか、有無だけ教えてください。
○尾辻委員 そうしたら、勝田労働局長、労働局として是正勧告を行ったことを、これは発言されましたか。
○尾辻委員 指摘をしておきます。  もう議事録に書いていますので、十二月二十六日のテキストデータ、五ページを見てください。  記者が、ちなみに個別の是正勧告っていうのは、それは日付ばらばらなんですか、四支店。基準部長、そうですね、それぞれの、ちょっと県外のものもあるので。 ...全文を見る
○尾辻委員 そういうふうに書いてないですよ。日付もばらばらとか書いてあって、とりあえずここは完全に食い違っていて、大臣始め皆さんは、厚生労働委員会において私たちに虚偽の答弁をされたと言わざるを得ないということをしっかりと指摘をしておきたいと思います。これで働き方改革をやるなどとい...全文を見る
○尾辻委員 とりあえず、私、きのう、安倍総理に対してどういう説明をしたのかということをペーパーを出してくださいと申し上げているので、まずはそのペーパーを早急に出していただきたいと思います。  私、知らないということも、またこれはこれで問題だと思うんですよ。だって、初めての特別指...全文を見る
○尾辻委員 何かもう全く食い違いというか、かみ合わなくて、本当に事実を教えていただきたい。特に、ファクスまで来ているんですから、今、働き方改革、閣議決定されているんですから。私たち、本当にこれを知らないと議論もできませんということを申し上げておきたいと思います。  次、行きます...全文を見る
○尾辻委員 特別指導については、勝田労働局長お一人で決めた、それも十二月二十六日の一週間前に決めた、それでよろしいですか。
○尾辻委員 これ、すごく食い違っているんですよ。  加藤大臣に説明をした資料、黒塗りが出てきましたよね、私、きのう出しましたけれども、十一月十七日に、ここでは既に、三、指導方針、東京労働局長が指導するってもう書いていますよ。四番目のところでも、東京労働局長から社長に対して全社的...全文を見る
○尾辻委員 済みません、私、ちょっと意味がわからないんですけれども。  この調査も、ここでもう既に、十一月十七日に調査結果って書いてあります。ところが、この十二月二十六日のテキスト二ページ目を見てほしいんですけれども、記者から、同じ質問が出ると思うのでお答えいただける範囲で構わ...全文を見る
○尾辻委員 そうしますと、この立入調査、十二月というのはどういうことですか。
○尾辻委員 もう意味が本当にわからないんです。ちょっと、事実がどこにあるのか全然わからない。とりあえず、ここも私はちょっと理解できないということを申し上げておきたいと思います。  今度、過労自殺の公表基準、何か矛盾がないのかということについてお聞きしたいと思いますが、朝日新聞の...全文を見る
○尾辻委員 ここの新聞記事にそのように書いてあります。二〇一七年の一月十六日にそのようにやったということですけれども、じゃ、聞き直します。じゃ、厚生労働省としては、これも公表していませんよということですか。
○尾辻委員 そうすると、これは一体、ちょっと読みますね。運転開始四十年を超えた関西電力高浜原発一号機、二号機の運転延長をめぐり、原子力規制委員会による審査に対応していた関電課長の四十代男性が昨年四月に自殺した問題で、福井労働局敦賀労働基準監督署が関電の岩根茂樹社長を出頭させ、管理...全文を見る
○尾辻委員 わかりました。では、厚生労働省が発表したわけではないということですね。承知しました。  それでは、次に行きたいと思いますけれども、勝田労働局長の発言について、おどしともとれる発言というのが実は何度もあるんじゃないかということについても、最後、指摘をしておきたいと思い...全文を見る
○尾辻委員 御自分がこういうことを発言したということをテキストデータで指摘されないとわからないということ、それ自身が労働局長としての資格がないというふうに申し上げざるを得ないと思います。  きょう、もう閣議決定、働き方改革、されたということですけれども、労働行政に対する信頼がこ...全文を見る
04月13日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○尾辻議員 浦野委員、御質問ありがとうございます。  財源についてということでお答えを申し上げます。  子供の生活底上げ法案の施行に要する経費としては、平年度約五百二十億円を見込んでおります。この財源としては、予算の無駄を省くという観点からの予算の見直しに加えまして、種々の税...全文を見る
○尾辻議員 引き続いての御質問、ありがとうございます。  お答え申し上げます。  今、二十歳未満の者に拡大する理由でございますけれども、全体の高校卒業者の、まず進学率が七割を超えている中で、一人親家庭の子供の進学率は四割ほどというふうになっております。その最大のネックは、頼み...全文を見る
○尾辻議員 成人年齢というわけではございません。
○尾辻議員 閣法の方では、生活保護世帯の子供が大学等に進学した際の新生活の立ち上げ費用として一時金を給付する制度、これで進学準備費用ということになっております。私どもの方では、この進学準備費用ということは計上しておりません。そうではなくて、世帯分離の運用を改善して、そして、生活保...全文を見る
04月18日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  きょう、初めて財務金融委員会で質問をさせていただきます。  しかしながら、最初の質問がこのような、次官によるセクハラ発言に伴う審議ということは、非常に私は残念で遺憾に思っております。  今、柚木委員とのやりとりを聞いて...全文を見る
○尾辻委員 調査の手法についてとかこれから聞いていきたいと思うんですけれども、先ほどの柚木委員との答弁の中で、ちょっと確認させていただきたいことがあるので、それをまず確認をさせていただきたいと思います。  週刊新潮の、ユーチューブで音声が流れております福田次官だと言われる音声、...全文を見る
○尾辻委員 そういった仮定でやるということで、どうも断定ではないというようなことで調査は進められるということだと思います。  では、この調査なんですけれども、どのようなとか言うと答弁が長くなってしまうのであれなんですけれども、今現状、各マスコミは調査の協力を拒否するというふうに...全文を見る
○尾辻委員 ちょっと答弁がずれているかと思うんですけれども。  被害者とされる方が、この調査をするといっても、もう出てこれない状況になってしまっているんですかということに対して、お答えください。
○尾辻委員 先ほどから、調査に関していろいろ配慮するということは聞いておるんですけれども、でも、本人が出てこなければどうにもなりませんし、なおかつ、その後、調査が中立だということを百歩譲って認めたとしても、特落ちをさせられるかもしれない、自分自身の記者生命が終わるかもしれない、こ...全文を見る
○尾辻委員 いえいえ、それがうまいこといっていないから、今週刊誌にこういう発言が載っているんじゃないんですか。  じゃ、匿名アンケートもしないし省内アンケートもしないということになりますけれども、それでよろしいですか。もうイエスかノーで答えてください、時間がないので。
○尾辻委員 私は、もうちょっと被害者保護と、そして、事実認定をほかの方法があるということで御提案申し上げましたけれども、それは考慮していただけないということがわかりました。  本論へ行きたいんですけれども、麻生大臣、お聞かせいただきたいんですが、麻生大臣はよく人事のことを適材適...全文を見る
○尾辻委員 大臣、セクハラに対しての認識がそれは違うと思うんですよ。どれだけ実績があったとしても、まあ、今、事実認定がないという話がありますけれども、これだけ週刊誌にも載って騒がせている。  私、大阪なんですけれども、大阪では、実は横山ノック知事という方がいらっしゃいました。こ...全文を見る
○尾辻委員 私は、もうそろそろこれは任命責任があるというふうに思います。これ以上、長引けば長引くほど、財務省が傷つきますし、大臣が傷つくと言わざるを得ない状況になっています。  これを見ている、今、多くの女性たちは、どういうことなんだという怒りを感じているんですね。ここまでの発...全文を見る
○尾辻委員 第三者調査をするということですか。イエスかノーで答えてください。
○尾辻委員 ということは、財務省としては、第三者の調査もしない、人事院規則にあるのにというふうに私は受けとめます。  ちょっと次に行きます。  大臣が、最初、被害者本人から相談がないと調査は始められないというふうにおっしゃっていたりしたんですけれども、もうこれは、今調査を始め...全文を見る
○尾辻委員 何度も申し上げます。  セクハラというのは、権力関係が圧倒的に差があるわけです。それを、被害者が名乗り出なければ調査ができないと言うこと自身が二次被害を広げているという認識が、やはりお持ちではない。私、このことが非常に残念でなりません。  ですから、本人が名乗り出...全文を見る
○尾辻委員 一言で申し上げると、十分ではありません。  そして、何度も申し上げているように、顧問弁護士のところに依頼するということ自身が、幾ら公平性、公平性といっても、公平性を担保できていませんし、その後、被害者、そして被害者の会社が、財務省から嫌がらせを受けるか受けないか、そ...全文を見る
○尾辻委員 済みません。もう一度言います。  六ページのアからエを読んでください。
○尾辻委員 ありがとうございます。  セクハラをする人とされる人では全然違うんだということ、そして、本人が強く断らなければそれを本人は嫌がっていないのかといえば、そうではないんだというようなことがここに書かれているわけです。こういう認識に本当に立てているのかということ。  そ...全文を見る
○尾辻委員 調査を変えないということはわかりました。  先ほど申し上げたように、次官のあれは非常に不適切であり、撤回を求めたいと思います。  最後に一言言わせてください。  セクシュアルハラスメントはあなたの義務ですという厚労省のこのところには、八に再発防止の実施というのが...全文を見る
○尾辻委員 最後に締めます。  大臣、啓蒙という言葉は違うと思いますよ。啓発です。  あと、言いますけれども、この調査はやはり不適切です。そして、文書の出し方も不適切です。このセクハラの事案、絶対になかったことにしてはいけないということ、そして、今回の対応は余りにお粗末過ぎる...全文を見る
05月09日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  早速ですが、質問に入らせていただきたいと思います。  きょうは、最初から野村不動産の記事に関して質疑が続いております。  私も、ちょっと事実関係をまず確かめたいと思うんですが、私、これはただ単に、二つ今、調査のこれが出...全文を見る
○尾辻委員 いや、何か普通、書式って一緒じゃないのかなと。様式一と書いていて、何で一個は復命書で、一個は整理番号なのか。これは、ただ単に何でだろうかなと思った次第であります。  あと、何かおもしろいのが、判こも違うんですよね。左が署長で、一つは副署長なんですよ、その隣が。でも、...全文を見る
○尾辻委員 昔の様式だからということで、非常に重要な書類だと思うんですよ、これ。その重要な書類が、どうも書式が違ったり、ここが違うというのは、ちょっとこれは書類としての信憑性というところにかかわるんじゃないかということを感じましたので、まず最初に指摘をしておきたいと思います。 ...全文を見る
○尾辻委員 じゃ、局長にも聞きますけれども、局長は、これ、訂正を申し入れる予定はありますか。
○尾辻委員 ということですので、厚生労働省としては、特段、この記事に対して、今のところ訂正を申し入れる、一つ一つのことには関与しないという感じでしたけれども、訂正はしないんだというような答弁だったかなと思いますので、それは確認をさせていただきました。  それで、ちょっと私も復命...全文を見る
○尾辻委員 平均どれぐらいか、教えていただけますか。
○尾辻委員 では、聞き方を変えましょう。  短いと大体どれぐらい、長いとどれぐらいですか。
○尾辻委員 平均を答えていただけないんですけれども、これはまた聞きたいんです。  記事によると、復命年月日は、担当者が被災者の労働時間の調査や医師からの意見聴取を終えて、労災認定案をまとめた日付なんですよね。だから、もう調査は終わっているはずなんですけれども、ちょっと局長のお答...全文を見る
○尾辻委員 言いわけしているようにしか、申しわけないですけれども、聞こえないんですよね。  でも、こっちはすぐに出ているわけですよ、十二月で。何でこれが十月から十二月になっているのか。この記事の中には、「三カ月近くかかるのは異例で、聞いたことがない」というものであります。これ、...全文を見る
○尾辻委員 じゃ、委員長にお願いしたいんですけれども、平均どれぐらいか、そして、よくあるということなので、よくあるという証拠を示していただきたいと思うんですが、理事会でお諮りいただきたいと思いますが、いかがでしょう。
○尾辻委員 よくあるということをおっしゃっているんですから、よくあるという証拠を出していただければと思います。  次に行きます。  この資料の次に、二月十七日の文書が出てきて入手しました。これはさっき初鹿委員もやりましたけれども、こういうふうに書いてあるわけですね。第二の一の...全文を見る
○尾辻委員 いや、ですから、いつの段階ですかと聞いています。労災申請受理の段階なのか、労災の調査を開始した段階なのか、それともこの復命書を書いた段階なのか、それとも最後に決定をした段階なのか。この四つの段階、どこに当たりますか。
○尾辻委員 答えていないので、もう一度答弁ください。
○尾辻委員 マニュアルはないんですか。これは勝手に、ではこの調査官ですか、事務官の方が、このときに共有しようと思ったときに、ただ共有すればいいというのが、この通知文書だということですか。
○尾辻委員 非常に曖昧ですね。こんなに社会的に大事なものを共有しろと言っているのに、どの段階で共有するものなのか、私たちに示してもいただけないというのは、これは答弁としていかがなものかと言わざるを得ないですし、どの順番で、ではこれは共有されているのか、そしてそれが、過労死事案が起...全文を見る
○尾辻委員 担当部署というのは、お一人なんですか、それとも課長まで上がるんですか、それとも局長まで上がるものなんですか。
○尾辻委員 ということは、本省の方は、過労死のことは、こういう社会的に注目を集める可能性の高いものは共有されているということだというふうに認識をしたいと思います。ですので、本省の中で、では共有がどこまで広がったのかということが、例えば野村不動産でいっても、これは非常に大事なところ...全文を見る
○尾辻委員 ということは、三月五日の石橋委員の質問の際には、既にこの労災認定についてということを大臣はレクで知っていたということになりますよね。いいですか。
○尾辻委員 そうやって見ると、実は、その三月五日の石橋委員の質問の答えに加藤厚生労働大臣は、石橋通宏さんが「加藤厚労大臣はもちろん知っておられたんでしょうね。」と聞いておられます。そうすると、「それぞれ労災で亡くなった方の状況について逐一私のところに報告が上がってくるわけではござ...全文を見る
○尾辻委員 それは余りに石橋委員に失礼ではないですか。それだったら、そのとおり答えていただければいいじゃないですか。  その後に、石橋委員は「知っておられなかったと、この事案。」というふうにおっしゃっているわけですね。つまり、大臣の発言を、参議院の石橋さんは、知っていなかったと...全文を見る
○尾辻委員 いや、そんな、非常に不誠実な答えだと思いますよ。それだったら、ちゃんと、個人の情報がありますから答えられませんと言えばいいじゃないですか。なぜ、このような曖昧な答えをされるんですか。
○尾辻委員 いや、だから、そのときにそうやって個人情報と言っていただいたら、また話は違うんですよ。これは、非常に誤解を与えたまま話が行っているということは指摘をしたいと思います。  そして、もう一つ、このときに出てきました。二ですね、安倍内閣総理大臣への報告ということの文書が出...全文を見る
○尾辻委員 いや、ちょっと待ってください。ここに十二月二十六日労災認定と書いてあるんですけれども。だから、二十六日に知っていたかということですか、を答えたというふうに言っていらっしゃるということですか。
○尾辻委員 では、もう一度質問します。  三月五日、内閣総理大臣が、特別指導は報告を受けておりましたが、今の御指摘については報告を受けておりませんということは、この過労死について、安倍総理はこの時点で知らなかったという答弁ですか。
○尾辻委員 大臣の話だと、では、このときに、ただ、総理はこれを持っておられて、過労死を、あったということは知っていらっしゃったという理解でよろしいですか。
○尾辻委員 三月五日の時点で安倍総理はこれを知っていたのかということです。
○尾辻委員 ということは、三月五日の時点で、実は加藤厚生労働大臣も知っていた、安倍総理も知っていた。けれども、石橋委員に対しては加藤大臣は、そのタイミングで知っていたのかと言われれば承知をしていない、逐一というような形で過労死認定を知っていたかどうかは答えられなかった、お答えにな...全文を見る
○尾辻委員 そうしたら、山越局長に聞きますけれども、山越局長、これはいつから見たことがありますか。
○尾辻委員 いや、別添一も。
○尾辻委員 その日というのは、十二月二十六日にということですか。
○尾辻委員 一月中に、ではこういうのを見たということですかね。
○尾辻委員 一月に知っていたやつを、それでは、大臣に報告をされていますか。
○尾辻委員 ということは、局長、では、一月に知られて、ほかの副大臣や政務官や、ほかの局長でもいいです、誰にも言わずに、局長でとめていたということですか。
○尾辻委員 どこまでかはわからないけれども大臣には報告していないということはわかっているという、何かどこかで聞いたことがあるような答えだなと思いますけれども、ここは時系列、非常に大事だと思います。  こんな大事なことを、では山越局長お一人でずっととめていたわけですか、この裁量労...全文を見る
○尾辻委員 では、一月時点で局長は知っておられたということですけれども、それを、では、大臣にも、政務官にも、副大臣にも、そして参事官とか審議官とか、誰にもおっしゃらなかったということでよろしいですか。
○尾辻委員 大臣以外に、では、誰にも報告していないということでよろしいですか。
○尾辻委員 今の御答弁を全部聞くと、一月には局長は知っていた、この大事な案件を局長はずっと一人で抱えておられて、三月の五日に初めて大臣におっしゃったということになるということだと思います。にわかには信じられませんけれども、本当、にわかには信じられないんですけれども、もうこれで確定...全文を見る
○尾辻委員 わかりました。  じゃ、過労死の認定、認定を……(加藤国務大臣「一緒だ」と呼ぶ)まあ一緒ですけれども、過労死認定を知ったのはいつですか。過労死……(発言する者あり)労災申請は、たしか二年前の春にやっているかと思うんですけれども、それを知ったのはいつですか。じゃ、申請...全文を見る
○尾辻委員 何か、ごまかされているような気がしてならないんですけれども。  ちょっと、私もほかの質問もさせていただきたいので、また次の委員の皆さんに追及をお願いしたいと思います。  今回、働き方改革ということなので、これは重要な法案だと思っておりますので、そのことのまた事実関...全文を見る
○尾辻委員 非常にややこしいんです。時間外と休日と、それで単月の上限があったり、二カ月から六カ月の上限であったり、とにかく、全ての労働者にかかわるものが、これほどわかりにくくていいのかということを思っているんですね。  それで、一つ、長時間労働の妥当性というところで、司法との解...全文を見る
○尾辻委員 いや、でも、そこを上限にしているわけですから、認めているということなので、安易に認めているわけではないという答弁は、何かおかしいと思うんです。逆に、今言いましたけれども、こっちが八十時間、百時間と法律で決めたら、司法は公序良俗に反すると今度は言えなくなってしまうかもし...全文を見る
05月11日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○尾辻委員 おはようございます。立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  財務金融委員会、二回目の質問となります。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  先ほどの山田委員の質問の中で、森友、国有地売却をめぐる文書が五百ページ分あるということであります。これは、一年間、私たち...全文を見る
○尾辻委員 そのとおりであるということです。  では、このとき、四月二十七日に記者会見をされたのは、矢野官房長ともうお一方、秘書課長が記者会見をされております。ここで矢野官房長が謝罪をされているわけですけれども、ここまで大きなセクシュアルハラスメント事件になり、騒がしているわけ...全文を見る
○尾辻委員 そうではなくて、今回の事件というのは、既に、福田前事務次官、それも、謝罪したといっても、福田前事務次官はいまだに否認しているんですよ。そういうことで、大臣もいろいろな発言をされております。  大臣から、このセクハラのことについて、セクシュアルハラスメントについて、申...全文を見る
○尾辻委員 福田が一方的に悪かったということではないという意見を周りから聞いた。誰から聞いたんですか。
○尾辻委員 では、なぜ財務省はセクハラを認めたんですか。
○尾辻委員 もう一度確認します。イエスかノーでお答えください。  大臣として、福田前事務次官のセクハラを認めますか、認めませんか。
○尾辻委員 いや、もうびっくりする御答弁なんですけれども。  だって、財務省は認めて処分しているわけでしょう。懲戒処分に相当していた。そして、百四十万円が、五千三百万の退職金の二・六%ですから、これは私、処分として重いとは全然思えませんけれども、財務省が処方をしたのに、そのトッ...全文を見る
○尾辻委員 ですから、その財務省のトップである大臣はそれをお認めになりますかと聞いております。
○尾辻委員 財務大臣としては認めた。では、財務大臣として認めたでいいですか。もう一度確認します。
○尾辻委員 では、財務大臣として認めたのであれば、今回、もう福田前事務次官のセクシュアルハラスメントじゃないんですよ。そうではなくて、その後に麻生大臣がいろいろ言われた言葉によって、麻生大臣による二次被害、財務省によるセクシュアルハラスメントに変わっているんですね。  私は、ま...全文を見る
○尾辻委員 どこに私が隠蔽したと言っているんですか。
○尾辻委員 勝手に人のことを、隠蔽したとかいう発言をつくらないでください。聞いてください。もう一度言います。  ですから、財務省として認めたということは、財務大臣として認めたと先ほど御答弁されました。そうしたら、しなければいけないのは、財務大臣として、事務次官が起こしてしまった...全文を見る
○尾辻委員 どうしても、大臣は御自分の口からは謝罪の言葉を言われない。これが本当に謝罪したと国民の皆さんが思うかどうかですよね。書面でやった、でも、御本人、その責任者はおっしゃらないわけですよ。記者会見でおっしゃったのは官房長です。いわば、福田前事務次官の部下が、上司がやったこと...全文を見る
○尾辻委員 つまり、やり方は間違っていなかったとおっしゃっているわけですか。調査のやり方は間違っていなかったとおっしゃっているわけですか。
○尾辻委員 私は、イエスかノーかで聞いているんですね。長い答弁をされると、申しわけないですけれども、時間も食いますので、今後簡潔にお答えいただきたいということを申し上げておきたいと思います。  私が聞いたのは、調査のやり方。では、これはよかったのか、反省はないのかということでし...全文を見る
○尾辻委員 私が聞いていることとお答えが違うんですよ。男の番記者にかえればいいだけじゃないかと発言しましたかと聞いています。イエスかノーでお答えください。
○尾辻委員 記憶がないということですけれども、では、この報道をした社に対して、訂正を求めたり、抗議をされていますか。
○尾辻委員 これは非常に問題な発言なんですよ。それの記憶がないというのは、私から見たら、大した発言じゃないと思っておられたということだと思います。番記者を全部男にすればいいというようなのはセクハラの解決策には全くなりませんということを申し上げて、非常に不適切な発言であるということ...全文を見る
○尾辻委員 大臣はいまだに福田前事務次官がはめられた可能性があるとおっしゃっていて、私はちょっとわけがわからないんですよ。財務省としてセクハラを認めているのに、まだ麻生大臣は、セクシュアルハラスメントが相手側がはめたかもしれないという可能性があるというのは、二次被害を、大臣、生ん...全文を見る
○尾辻委員 それだけじゃないんですよ。更にまたひどい発言があるんですね。セクハラという罪はない。これは、今でもセクハラという罪はないというふうに思われていますか。
○尾辻委員 では、もう一度。  セクハラ罪という罪はないということについては自信を持っておっしゃっているわけですけれども、これはあたかもセクハラが悪いことではないという開き直りにしか聞こえないんですよ、本当に。いじめという罪はない、こうやって開き直って、また加害者を、バッシング...全文を見る
○尾辻委員 ですから、セクハラ罪はないからという言い方は、まるでそれが許される、そして開き直っているようにしか聞こえないんですね。  そこは、十分、大臣の発言として、いまだに、そのことが、そうやって被害者に対してまたバッシングになっているということ。そして、国民の皆さんに、セク...全文を見る
○尾辻委員 いや、私は大臣が出すか出さないか。じゃ、大臣の中ではわからないということですか。
○尾辻委員 これは、報道によると、概要はもう出されているようなんですね。私たちもぜひ、弁護士事務所の概要を知りたいと思いますし、報告書が財務省に来たらぜひ見たいと思います。  ぜひ、委員長、この辺、開示を求めたいと思いますので、後刻理事会でお取り計らいをお願いしたいと思います。
○尾辻委員 今いろいろ話を聞いてきましたけれども、大臣は、全く御自分が、もうこれは福田前事務次官のセクシュアルハラスメントじゃないんです、麻生大臣の発言によるセクシュアルハラスメントに変わっているんですよ。でも、今、ずっと発言を聞いてきましたけれども、大臣、どう見ても、発言、セク...全文を見る
○尾辻委員 この改ざん文書では、その担当者だった近畿財務局の職員が自殺をされているんですよ。亡くなっておられるんですよ。それに対して、個人の問題だと言う。本人の責任にしてしまう。これはむちゃくちゃ不適切であり、そして遺族に対して失礼だと思いませんか。これはこの人が悪いということで...全文を見る
○尾辻委員 最後に。  これは、話を聞いていると、個人の問題にすりかえているし、特定の人たちや特定の局だけの問題にすりかえているようにしか私は思えません。そして、非常にこれは御遺族に対して失礼な発言である。こういうことをおっしゃる大臣に、財務大臣を務める、そして副総理を務める資...全文を見る
05月11日第196回国会 衆議院 本会議 第25号
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○尾辻かな子君 立憲民主党の尾辻かな子です。  ただいま議題となりました消費者契約法の一部を改正する法律案につきまして、立憲民主党・市民クラブを代表して質問いたします。(拍手)  質問に入る前に、一言申し上げます。  加計学園の獣医学部新設をめぐる問題について、きのう、柳瀬...全文を見る
05月15日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○尾辻委員 おはようございます。立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  きょう、生活保護法、困窮者自立支援法の補充質疑ということですが、その前に、きょう、理事会の方に、労働時間実態調査についての報告書が出てきました、調査結果が出てきましたので、まず、それについてお伺いをした...全文を見る
○尾辻委員 わかりました。  それで、この今回の労働時間等実態調査というのは、第百三回の労働政策審議会労働条件分科会、二〇一三年九月二十七日に行われたものですけれども、ここで村山労働条件政策課長は、本分科会で労働時間法制について調査審議をいただきます際には、いつも、まずもって今...全文を見る
○尾辻委員 私は、政府は法案を撤回して、新たに実態を調査した上で議論をやり直すべきだと強く求めておきます。  次に、これも、もう一つちょっと、理事会に出てきたので、あわせて、済みません、今お聞きしておきたいと思います。  野村不動産の過労死をめぐって、復命年月日から支給決定ま...全文を見る
○尾辻委員 これは、一カ月以上ある事案ということで出していただきました。  これはちょっと理事会にお諮りいただきたいんですけれども、じゃ、一カ月より前の段階、一週間で出たものは何件あるのか、この百四十一件のうち。二週間で出たもの、三週間で出たもの、三週間から四週間で出たものとい...全文を見る
○尾辻委員 結局、なぜ私たちが野村不動産の過労死事案をこれだけ言うかというと、一つは、結局、裁量労働制の違法適用というものが過労死などこういう悲劇的なことが起こらないと見つからないのではないかということがあるわけですね。そうすると、今までの御答弁されていた、裁量労働制は、私たち、...全文を見る
○尾辻委員 いや、のっとっていないと思うんですけれども。特に、ウの部分ですよね。先にイがあるわけですよね。順番でいうとイが先になっているわけで。  この通知なんですけれども、どの根拠法によってこの通知は出されたんですか、当時。
○尾辻委員 いや、五月十六日というのは、法案は通っていないですよね。もう一度答弁ください。
○尾辻委員 どこに、処方医が一般名処方を行っている場合又は銘柄名処方であって後発医薬品への変更を不可としていない場合、後発医薬品を原則とするというようなことが法令に書かれているんですか。
○尾辻委員 いや、これは完全に法令を超えていると思いますよ、通知が。  では、どの条文でしょうか。
○尾辻委員 いや、これは全然、根拠法令になっていなくて、それも、これは前回の改正前なんですよ。後発医薬品が努力義務になる法案が衆議院を通る前に、先に通知で、原則ですよというのを通知で出している。これはおかしくないですか。
○尾辻委員 いや、私、今回の改正について聞いておりません。  とにかく、前回のところでは、被保護者に対し、可能な限り後発医薬品の使用を促すこと、促すことと書いてあるんですよ。可能な限り使用を促すと、原則として後発医薬品を使用することとするは、これは全然違うことですよ。この法案を...全文を見る
○尾辻委員 配付資料をお手元にお配りしているかと思います。再度確認をしてください。
○尾辻委員 ですから、改正後はそうかもしれませんが、改正前に出るということは、整合性がとれていないんじゃないですかということを私は申し上げております。  逆説的に言いますと、通知でここまで強く書いているということで、今回、じゃ、わざわざ改正する必要はあるんですかという議論も起こ...全文を見る
○尾辻委員 問題は、新聞報道などで報道されないと、結局是正されないんじゃないですかということを私は問題だと思っているわけですね。新聞がやって初めてわかるということは、そうすると、今もいろんな自治体に、もしかしたらこういう不適切なことはあるかもしれませんよね。  一点だけ。資料の...全文を見る
○尾辻委員 省令により除外する方向ということなので、これは省令で除外するようにお願いしたいと思います。  更に聞きますが、七十七条の二の第二項、国税徴収の例ということですけれども、そうしますと、国税徴収と一緒ということですから、理論上、生活保護の方の資力の差押えができるようにな...全文を見る
○尾辻委員 これは不正受給じゃないんですよ。ただ単に、例えば、年金とかが後から入ってきた。でも、もう使っちゃっている人だっているわけですよ。それで直接、生活保護の方の資産の差押えができるようになったら、困りませんか。何かでこれはちゃんと抑止をすべきだと思いますが、いかがですか。
○尾辻委員 とにかく、差押えとかしてしまって、生活する人の生活が成り立たなくなるようなことというのは絶対にやめていただきたいと思います。  あと、七十八条の二なんですけれども、先ほどの話と最初の質問ともちょっとかかわってきますけれども、天引き徴収を可能にするわけですよね。役所の...全文を見る
○尾辻委員 しっかり運用をお願いしたいと思います。  もう、ちょっと時間が参っておりますので、あと、今、いろんなところで、六十三条の返還ですね、返還債権というものは、全額返せというようなことが間々、自治体ではあります。本来であれば、必要なもの、自立を助長するものであれば全額じゃ...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○尾辻議員 お答え申し上げます。  裁量労働制については、使用者が定額働かせ放題の制度として労働者を酷使することにつながりやすく、長時間労働が生じやすい働き方であります。また、裁量労働制が適用されると、労働者の働き方に大きな変化が生じ、その生活に多大な影響を与えることになります...全文を見る
○尾辻議員 お答え申し上げます。  企画業務型裁量労働制については、野村不動産の事例に代表されるように、本来であれば裁量労働制が適用されるべきではない労働者についてまで違法な適用がなされ、裁量労働制が濫用されております。労働者が認識しない間に裁量労働制が適用されていたり、労働者...全文を見る
05月17日第196回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○尾辻委員 おはようございます。立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  きょうは、消費者契約法の一部改正案についてということなんですけれども、消費者保護と実は通底をしているということで、まず、大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、一般的なセクシュアルハラス...全文を見る
○尾辻委員 セクシュアルハラスメントは許されないとおっしゃったということでよろしいでしょうか、確認です。
○尾辻委員 それで、最近、日本もそうですけれども、ミー・トゥー運動というのがあります。これは、セクシュアルハラスメント、今まで被害者は、受けてもなかなか名乗り出ることができなかった、それによって次の新たな被害者が生まれるという事態がありました。それを食いとめるためには当事者が泣き...全文を見る
○尾辻委員 一般的な認識をお伺いしました。  それで、多分大臣も御承知だと思うんですけれども、最近、この三月、四月と、週刊誌にかなり大臣の記事、それも、過去にセクシュアルハラスメント行為があったのではないかというような、示唆する週刊誌記事などが出ております。  大臣、過去にセ...全文を見る
○尾辻委員 被害を受けた方というのは、非常にこれは重大な人権侵害で、心に傷を負うわけであります。ですので、厳にこれは慎まなければいけないものであります。  このセクシュアルハラスメントの問題と消費者保護というのは、実は同じ、通底しているものがあると思うんですね。それは、圧倒的な...全文を見る
○尾辻委員 では、そこを確認させていただきましたので、消費者契約法の一部を改正する法律案の中身の方に入っていきたいと思います。  私は、五月十一日の本会議において、依然として発生している若年者を含めた幅広い年代の消費者被害に対して、消費者と事業者との間の交渉力等の格差是正を前提...全文を見る
○尾辻委員 済みません、答弁になっていないかと思うんです。  私は、若年者に限定する趣旨ではないですよねという確認をしておりますので、それに対してお答えをいただければと思います。
○尾辻委員 今、高齢者も含まれているということで聞かせていただきました。  それで、私、この第四条第三項第四号のデート商法の、中高年の恋人商法について、ちょっと具体例を挙げてお伺いしたいと思います。  例えば、先ほど、高齢者も対象になるよ、つまり年齢だけじゃないよということで...全文を見る
○尾辻委員 つまり、これが保護の対象になるかならないかは、先ほどは社会生活上の経験が乏しいというのが認定されるかどうかであるという答えだったと思うんですね。  では、この中高年の被害者は、社会生活上の経験が乏しいというのは、どういう要件が満たされると、この人は、そうですね、社会...全文を見る
○尾辻委員 ちょっとずれているんですよね。  だから、私の事例は、恋愛経験がほとんどない未婚の四十代の消費者が恋人商法にひっかかりました、じゃ、この人が社会生活上の経験が乏しいというのは何でもって認定されるんですかと聞いております。この事例に基づいてお答えください。
○尾辻委員 つまり、これはもうとにかく個々に合わせて判断するしかないというようなことになってしまわないかということが私は非常に危惧されるんですね。  先ほどから、「社会生活上の経験が乏しいことから」というのはどちらかというと若年者に当てはまるんだよ、でも高齢者も当てはまりますよ...全文を見る
○尾辻委員 今ちょっと聞いているんですけれども、私、たしか代表質問で、中高年、障害者は入りますかといったときに、たしか、高齢者であっても、契約の目的となるものや勧誘の態様との関係で、本要件に該当する場合というふうにお答えいただいていたと思うんです。  今お答えいただいていたのと...全文を見る
○尾辻委員 済みません、私、わからないんですね。正直申し上げて、消費者契約法は、消費者がわからなければわからないですよね。  だから、私は、福井大臣が代表質問では、高齢者であっても、契約の目的となるものや勧誘の様態との関係で、本要件に該当すると言っていて、今のお答えと何か全然違...全文を見る
○尾辻委員 では、先ほどの一番最初の中高年の恋人商法の方に行きますけれども、じゃ、これはどういうことになるんですか。これを、契約の目的となるものや勧誘の態様との関係で、どうやって「社会生活上の経験が乏しいことから」に当てはめていくんですか。
○尾辻委員 いや、この大臣の答えからいくと、契約の目的となるものや勧誘の態様との関係ということであれば、この商法は、過去にデート商法の被害を受けたことがなかったとか、そのような商法で被害に遭ったということが、「社会生活上の経験が乏しいことから」ということになるんじゃないんですか。
○尾辻委員 とにかく、わかりにくいんですよ。この質疑の時点で、これだけ、「社会生活上の経験が乏しいことから」をつけたことで、ここまでわかりにくくなっている、ここは私は大問題だと思いますよ。ちょっとここについて、もう少しほかのことも、ですから、これは本当に削除した方がいいと思います...全文を見る
○尾辻委員 だから、商品を売るときに、その人の経験の有無というのは何でわかるんですか。じゃ、聞くんですか、あなた結婚していましたかとか、そうやって聞くということなんですか。だから、どうやって商行為の中で、事業者は、経験の有無が要件に入るんでしょう、今度から取消しの。そうしたら、ど...全文を見る
○尾辻委員 でも、これは要件に入っているんですよ。だから、全然意味がわからないんですけれども。本当に、言っている意味がわからないんですけれども。  そうしたら、逆に悪徳業者が、いや、この方、経験あると思ったんですよ、だから売ったんです、だから、私たち、この取消しと言われても、だ...全文を見る
○尾辻委員 話がぐるぐる回っているんですけれども、だから、どうやって客観的な要素である経験の有無というのを、じゃ、事業者はわかるんですか。どうやってはかるんですか。もう一度答えてください。どうやってわかるんですか、こういうものが。
○尾辻委員 何かすごいすれ違っているんですけれども。  だから、どうやって知れるんですかと聞いているわけですよ、その客観的。それが客観的であるということがどうやってわかるんですかと聞いているんです。(発言する者あり)
○尾辻委員 だから、その答えでいうと、社会生活上の経験が乏しくなんという要件は要らないじゃないですか。要らなくないですか、今のお答えだと。
○尾辻委員 ますますわけがわからなくなってきましたよ。  ちょっとこの話は後でもう一回やりますのでおいておきますけれども、「社会生活上の経験が乏しいことから」が入ることによって、私が懸念しているのは、先ほどから申し上げるように、事業者は、じゃ、どうやって相手のことをわかるんです...全文を見る
○尾辻委員 ですから、じゃ、もう事業者は知らなくていいんですか、ということは。事業者は、相手が別に社会生活上の経験があるなしというのは関係なく、売ってもいいですよという御答弁になりますけれども、それでよろしいということですか。つまり、事業者の方は予見可能性を、あるんじゃないかとか...全文を見る
○尾辻委員 さっきからいろいろ答弁が変わってきて、ついに、やりとりからわかるよということを言ったわけですね。じゃ、事業者はやはりやりとりからわかるんでしょう、やりとりで。そうしたら、そのやりとりでわからなかった事業者が売ってしまったら、これはどうするんですか。じゃ、今度、事業者の...全文を見る
○尾辻委員 参考となること。じゃ、具体的にはどうするんですか、逐条解説でこれをやるということになるんですか。
○尾辻委員 逐条解説でしかわからないというものを条文に入れるというのは、私はおかしいと思うんですよ。条文がしっかりあって、例えば年齢とかならわかりますよ。でも、先ほどから言っているように、社会生活上のこの経験というのは、もうこんなのわからないわけですよ。これは全然私は客観的じゃな...全文を見る
○尾辻委員 はい。  こういう、男性が福井氏の後援会幹部であったことが事業の出資の誘因となったという判決になっているんです。  結局、私は政治家として挨拶しただけなのに、その相手の方が勧誘だととったんだ、政治家がいるから安心だと思ったんだというのは、消費者担当大臣として、本当...全文を見る
○尾辻委員 はい。  ということで、こういう過去があるということについては、首をかしげざるを得ない過去があるということだけ申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
05月18日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  午後、本散後ということで、早速質疑に入らせていただきたいと思います。  きょう、まず最初は、きょう朝に朝日新聞朝刊でございました野村不動産の記事についてお伺いをさせていただきたいと思います。  きょうの朝の記事でござい...全文を見る
○尾辻委員 全然お答えいただいていないんですけれども。  だから、二〇一二年に入って見抜けなかったことについて、どう思われますか。
○尾辻委員 大臣、この二〇一二年に野村不動産に監督指導したということをきょうの報道で初めて知ったかどうか、教えてください。
○尾辻委員 ですから、裁量労働制が、最初、拡大が入っていたわけです。その指導をちゃんとした例というのが野村不動産だったわけですけれども、この例は、今や、しっかり指導した例ではなくて、全く指導ができていなかった、そして過労死で初めて違法適用がわかったという完全な失敗例なんですよ。 ...全文を見る
○尾辻委員 私の質問は、この件について調査しますかということで、今のだと御答弁になっていないんですね。調査されますか、これから、この事例が明らかになったということで。
○尾辻委員 今、反省という気持ちというのを述べられたわけですけれども、御遺族はさぞかしこれは無念だと思いますよ。  二〇一二年に指導に入っていて、その指導でわかっていれば、二〇一六年に、この命、なくなることはなかったわけです。もちろんその時点で、今だからそういうふうになるという...全文を見る
○尾辻委員 遺族に対して何か一言というふうに私は求めたつもりなんですけれども、ないんですよ。ないんですよ。反省という言葉はありましたけれども、遺族に対してというのはないと思うんです。  もう一度だけ、遺族に対して、ないですか。
○尾辻委員 私が求めているのは、やはり、二〇一二年で見つけられなかったことに対する真摯な反省とともに、それで失われた命に対して申しわけないという謝罪の気持ち、それをいただきたかったんですね。ところが、それがいただけないということ、非常に残念であります。  野村不動産、もう少しだ...全文を見る
○尾辻委員 もう今、ほぼ全てのタイムスケジュールが見えてきたわけです。  つまり、これでいうと、二〇一七年の春に労災申請があって、十月には復命があって、普通であれば一週間ぐらいで労災支給決定がおりるのに、なぜかそこから、十一月十七日に一回目、十一月二十二日に二回目、大臣に説明、...全文を見る
○尾辻委員 もうここはいつも水かけ論になるのでいいんですけれども、私たちに対して、野村不動産に関してしっかり監督指導していますよと。でも、それは、一回目の指導のときには裁量労働制の違法適用は見抜けなかった。これでもって、しっかり監督しているという答弁はおかしくないですかと私は問う...全文を見る
○尾辻委員 何の反省の気持ちも、過労死で犠牲になった方への哀悼の気持ちも、そして自分たちの力不足だったということも何もお認めにならない答弁で、私は非常にがっかりしております。  なぜここにここまでこだわるのかというのは、結局、今でも裁量労働制は非常に危険だということですよね。お...全文を見る
○尾辻委員 大臣、こうおっしゃっているんですよね。今回改めて、異常値である蓋然性が高いというもの、それについてさまざまな要件を設定し、それを、そうしたデータが一個でもある事業所については全て除外をするということでつくらせていただいたと。全て除外すると、わざわざ全てということを大臣...全文を見る
○尾辻委員 そうすると、突合したとか、全部ですよ、これは正しいかどうか、私たち、わからないんですよ。ですから、きょう出していただけませんか。
○尾辻委員 余りに遅過ぎますよ。法案審査の前提で、議論の出発点ということで労政審でやったものが、正しいのが出ないと、私たち、どうやって実態がわかるんですか。  仕方がなく、私たち、この旧データ、これだけある旧データの中で、除外しましたよというものが九百六十六ありますから、この番...全文を見る
○尾辻委員 そうなんですよ。九百六十六除いても、まだ間違いがあるんですよ。これはどういうことなんですか。  もう一個聞きます。五ページを見てください。これも本当に単純なもので、番号でいうと五七四八になりますけれども、平均的な者の一週はゼロ時間。一週間はゼロ時間なのに、一日には二...全文を見る
○尾辻委員 私たち、二カ月待ったんです。これは、ずっと私たちが、野党が、一つ一つ突合、見て、これはおかしいですよね、おかしいですよねと何度も何度も指摘して、二カ月待って、そしてやっと、九百六十六もちゃんと全部除外しましたよ、これで大丈夫ですと出てきたやつにまだ間違いがある。もうお...全文を見る
○尾辻委員 もうこんなずさんなデータで、私たち、議論できないんです。  いわば、食事が出てきました、そのうち二割に間違いがありました。まあ、二割の間違いは、腐ったものとしましょう。一つのお皿の中に二割腐ったものがあるから、その二割はどけました、信憑性は高くなっています、いいもの...全文を見る
○尾辻委員 何で来週なんですか。もう来週だと間に合わないんですよ。正直言いまして、今出してください。それか、きょう出してください。
○尾辻委員 間違ったデータで法案審議なんてできないんですよ。今、立法事実が揺らいでいるんですよ。こんな立法事実が揺らいだまま、法案審議、このまま続けられないんです。きょう出してください。
○尾辻委員 それでは、私が指摘した十件だけでもきょう出していただけませんか、原票と突合して。
○尾辻委員 いや、きょう出してくださいと言っているんです。  ぜひ、理事会の方でお諮りいただきたいと思います。提出を求めますので、理事会でお諮りください。
○尾辻委員 そして、私、これは時間稼ぎされているとしか思わないんですよ。そもそも、間違いのないデータを出してくるのが厚生労働省の役割じゃないですか。何で私たちがこんなに一つ一つ見てやらなきゃいけないんですか。それに対して、大臣、ないんですか。こんな誤りばかりのデータを出して法案審...全文を見る
○尾辻委員 反省とおっしゃるのであれば、とにかく正確なものをすぐに出してください。そうしないと法案審議ができない。立法事実の、その一番最初の労政審の出発点のデータが間違っていたら、私たちは何もできないですよ。ということを強く申し上げておきたいと思います。  済みません、きょう小...全文を見る
○尾辻委員 しっかり取り組んでいただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
05月21日第196回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  先週に引き続きということで、質問に立たせていただきたいと思います。  まず、先週の委員会の質疑なんですけれども、一言申し上げます。  消費者庁の答弁というのは、非常に私から見るとはぐらかしが多い、そしてわかりにくかった...全文を見る
○尾辻委員 そうしますと、やはりこの十七日の私の答弁とも違いますし、五月十一日の代表質問の答弁とも変わってきますよね。  代表質問の答弁のときに、若年者だけが該当するのか、それとも高齢者も該当するのかといったときのお答えは、高齢者であっても、契約の目的となるものや勧誘の態様との...全文を見る
○尾辻委員 大臣、申しわけないんですけれども、私の時間は非常に限られておりますので、簡潔な答弁をぜひともぜひともお願いしたいと思います。今、同じことを何度も繰り返されております。  指摘しておきますが、大臣、代表質問ではこういうふうに答えているんですよ。高齢者であっても、契約の...全文を見る
○尾辻委員 それは篠原さんの答弁と一緒なんですよね。もうずっと聞いているんですけれども、ちゃんとお答えいただけないということで、今度は、このことで一体どういうことが起こるのかで、一個一個確認をしていきたいと思います。  まず、皆さんもおっしゃっているように、専門調査会でも消費者...全文を見る
○尾辻委員 ということは、確認ですけれども、二十代は救われますけれども、三十代から上は救われないという、今、答弁ですか。
○尾辻委員 いや、驚きましたよ。「社会生活上の経験が乏しいことから」が入ってしまったことによって二十代しか救えないと大臣はおっしゃったわけですよ。いいんですか、この答弁で。
○尾辻委員 次の確認に行きますけれども、第四条第三項第四号で、これは確認したいんですが、当該消費者契約の締結について勧誘を行う者に対して恋愛その他の好意の感情を抱きというのがあります。その他の好意の感情というのはどのようなものがあるのか。例えば、親しい友人関係、親子や孫同然のつき...全文を見る
○尾辻委員 単なる友情と親密な友情をどうやって客観的にはかるのか、私には全然わかりません。  例えばでいきますよ。大学の同じサークルの後輩に対し、商品販売の目的を隠して親切に世話をやいている先輩後輩の関係を築いた後、そのような人間関係を今後も続けるために必要であるということで高...全文を見る
○尾辻委員 次に、その好意というのが、高齢者の好意の感情につけ込む勧誘ということで聞きたいと思います。  先ほどから申し上げている恋愛感情だけじゃない好意の感情、そしてそれにつけ込む勧誘ということですけれども、今、高齢者の方が非常にこのような商法に遭っているわけですね。親族、近...全文を見る
○尾辻委員 大臣、申しわけないです、答弁がすれ違っております。好意の感情に入るか入らないかということを聞いております。解釈でございます。
○尾辻委員 私は好意の感情のところを聞いたわけです。  ジャパンライフのことを言いますと、今、すごい被害額になっているわけですよね。お手元に資料があるかと思います。円グラフでカラーになっているものがあるかと思います。これは、ジャパンライフの被害、消費生活センターとかに寄せられた...全文を見る
○尾辻委員 当てはまるのか、当てはまらないのかというのはどちらでございましょう。
○尾辻委員 これも当てはまらないんですか。  インターネットになれていない方というのは、社会生活上のインターネットの経験が乏しい方ですよね。そして、インターネットを使いたいという希望、願望がある人ですよね。その人に対して、この取消権ができないという答え。これは私、本当にいいのか...全文を見る
○尾辻委員 今の答弁でいうと、必ずしも別々でなくてもいいというお答えですかね、不安をあおることと、願望を実現するために必要であるということを告げること。  では、お答えください、もう一度。
○尾辻委員 一体であってもよいということであります。  そして、もう少し解釈を聞きますけれども、不安をあおるということが、これは本人の不安だけなのかという部分であります。  イの部分では「進学、就職、結婚、生計その他の社会生活上の重要な事項」というふうにありまして、消費者の不...全文を見る
○尾辻委員 ということで、確認ですけれども、娘の健康に関する不安をあおった、親の健康に関する不安をあおったというのは当てはまるということでよろしいですか。
○尾辻委員 今ちょっとるる聞いてきたんですけれども、結局、これは非常に要件が狭まっているし、こういう例えばジャパンライフの件も救われるんですかと言っても、何か微妙なお答えがいっぱい出てくるわけですね。本当に、「社会生活上の経験が乏しいことから」ということで、消費者のためになったの...全文を見る
○尾辻委員 どういうことかちょっとわからないので、ちょっと質問の仕方を変えます。  消費者庁が消費者を守るということを自由にできないということを言っていること自身がおかしくて、そして、今の御答弁にもあったように、専門調査会でも消費者委員会でもこの文言は入っていないわけですよね。...全文を見る
○尾辻委員 次の質問へ行きますね。  付言を盛り込んだ答申の趣旨を十分に踏まえている法律案か、ここも大事なところでありますから、先ほどの質問ともかかわって、お答えともかかわってきますので、お答えいただきたいと思います。  先ほどから申し上げているとおり、これは消費者委員会が、...全文を見る
○尾辻委員 ちょっとずれているんですけれども、とにかく、何で消費者委員会の付言が意見募集されなかったのかということを聞いているわけですね。専門調査会の答申だけ意見募集して、なぜ消費者委員会の付言はされなかったのか、ここは私は問題だと思っています。  もう時間がないので言っておき...全文を見る
05月23日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○尾辻委員 おはようございます。立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  きょうも、二十五分ということでちょっと質問時間が短くなりました、端的にお答えいただけますようにお願いを申し上げたいと思います。  最初に、池田委員も質問されました加計学園をめぐってでありますけれども、...全文を見る
○尾辻委員 いつから御存じだったか、教えてください。
○尾辻委員 これは結構大事なことなんですね。このときに知っていて、その過去がいつごろからというのは、加藤、そのときは内閣副官房長官ですけれども、政府の中にいる方がこの特区について知っていた時期がいつなのかというのは大事であります。もう一度、ちょっと思い出していただけませんか。
○尾辻委員 では、この十四日、会ったときなんですけれども、加計学園側は官邸への働きかけを進めるために面会を予定していると、どうもこの愛媛県の文書ではなっております。加計学園から官邸への働きかけをこの面談のときお願いされたかどうか、お聞かせください。
○尾辻委員 それでは、ここの次、十六ページに書いてあります、この面談の結果というのがここに報告されているわけですね。1、「今治市への設置は厳しい状況にあるとの連絡があった。」これは、加計学園から今治市に連絡があったのか。  加藤大臣は、今治市への設置は厳しい状況にあると、加計学...全文を見る
○尾辻委員 では、ここに書いてある、ちょっと、コメントについても確認をしたいと思います。ここの文書では、加藤内閣官房副長官がこうコメントしたという記録になっておりますので確認したいと思いますが、特にこの3ですね。「県・今治市の構造改革特区への取り組みは評価。」というふうに書いてい...全文を見る
○尾辻委員 ということは、ここのコメントの3のところ、この部分については正しいんじゃないかということですよね。  じゃ、1とかの、「獣医師養成系大学・学部の新設については、日本獣医師会の強力な反対運動がある。」こういうことはおっしゃっていますか。
○尾辻委員 ということは、愛媛県の文書、公文書として出てきたものが、加藤大臣にとっては事実と違っているということでよろしいですか。加藤大臣の認識と違っているということで。
○尾辻委員 御地元ということですけれども、加計孝太郎理事長とは大体どれぐらいの頻度で会われるんでしょうか。
○尾辻委員 わかりました。  それでは、きょうの質疑に入っていきたいと思います。  きょう、まずお聞きしたいのは、平成二十五年度労働時間等総合実態調査についてお聞きをしたいと思います。  皆さんのお手元にも、九千八十三事業所の正しい統計のデータについてということでお配りをさ...全文を見る
○尾辻委員 そうしたら、この場合でいうと、残り三人はどこにいるんでしょう。
○尾辻委員 個別の事業場ですよね。それで、事業規模が九人。何か全然わからないんですよね。  こういったようなことがたくさんあって、例えば六九四三、下から五つ目を見ていただきたいんですけれども、これは業種でいうと、八、三、二ですから美容業なんですね。企業規模が三人、事業場規模が二...全文を見る
○尾辻委員 じゃ、これもまた、一人の事業場がまた単独事業場であって、単独事業場が二つあるということになるわけですか。
○尾辻委員 理論上はあり得る。私もこれをずっとヒアリングさせてもらって、理論上はあり得るんですけれども、現実にあるかどうか、私は聞いているんですね。  この中で今私が言った、例えば五〇二と六九四三、これだけでも、本当にどういう事業場になっているのか、正しいのかどうか、監督官や事...全文を見る
○尾辻委員 精度として高まったとおっしゃいますけれども、私、先日も言いましたけれども、食事を出されて、二割腐っていたんですよ、二割腐ったのを取ったから食べてくれと言われても、食べられますか、普通。そういうのって、普通、例えば調理の方法とか素材とかそういうのが間違っているからこうし...全文を見る
○尾辻委員 理論上起こり得ると言いますけれども、こんなこと、本当にあるんですか。一人なんですよ、ここで。なのに、二人分入っている。これは正確性に欠けるんじゃないですかということを私は申し上げているわけです。  いろんなことを言っても、理論上あり得る。じゃ、聞いてください、ここに...全文を見る
○尾辻委員 確認してくださいと私は申し上げています。確認をしてください。これは議論の前提となるデータなんです。  四月一日で一人で、それ以降に二人になったかどうか、この二つだったらすぐ聞けますよね。確認してください。
○尾辻委員 へ理屈ばかりですよ。これぐらい確認してくださいよ。本当にこれぐらい確認してください。精度が高まったとかいう話ではありません。本当に、四月一日に一人で、その後二人になったんですか、ここの事業場。それだったら正しいと言えますけれども、どうやって精度が高まったとこれで言える...全文を見る
○尾辻委員 これは、じゃ、間違ったままですよ。これでいいんですか。  じゃ、まだほかにもありますから聞きますけれども、Cでいうと、企業規模が一万人より上、一万人より人がいるにもかかわらず、調査対象は一人の事業場規模となっているというのも七件ありました。  一万人より上というこ...全文を見る
○尾辻委員 信じられますか、三百人以上の規模の企業で、一年間残業ゼロ。一年間残業ゼロ、一カ月もゼロ、全員ゼロ、私、こんなことはないと思いますよ。  結局、監督官が来ているわけでしょう。監督官が監督をした後に調査的ということでやっているわけでしょう。これは本当のことを言っていない...全文を見る
○尾辻委員 何を言っても、あり得るとしか答えないということ自身が私はおかしいと思いますよ。ちゃんと事業所や監督署に確認してくださいよ、本当にそうなのか。  Eも見ますけれども、これは、最長の者、平均的な者ともに、一日、一年、一カ月、一年、全てが同じ時間なんです。こんなこと、あり...全文を見る
○尾辻委員 どういう意味ですか、一年間と一月と。これは前年のものでやるわけですよね。  例えば、じゃ、これを見てくださいよ。一〇六三九で見ましょうよ。事業人規模一人、ああ、これは、一人なのに両方あるという、また変なデータですね。この人は、一日で一時間、一週間でも一時間、月間でも...全文を見る
○尾辻委員 理論上あり得る、理論上あり得るという話ばかりで、私、これは信じられません。一つ一つ事業所に聞いてください。  あと、私、きょう朝見ていて、実は、事業所の番号が違うのに、五六八四と五七〇〇というのがあるんですけれども、全部数字が一緒なのがあるんですよ。つまり、業種も、...全文を見る
○尾辻委員 おかしいですよ、本当に。これは出発点でしょう、議論の。労政審に出したデータでしょう。そして、二割ちゃんと除いて、まだこれだけ、私たち素人が見てもあるのに、これでどうやって精度が高まったと言えるんですか。その根拠はどこにあるんですか。  時間が来ているということですか...全文を見る
05月23日第196回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。皆さん、夕刻遅い時間に本当にお疲れさまでございます。  私も、まさかもう一度この消費者契約法で質問の出番が回ってくるとは思ってもみませんでした。  そして今回、大臣、謝罪をされました。今回のこの行為は、二つ致命的な間違いとい...全文を見る
○尾辻委員 これが起こった経緯についてお聞きしたいんですけれども、皆様のお手元にも配付させていただきました。これは、消費者庁が、恐らく、もとむら委員に対して配った資料であると思われます。「大臣本会議答弁の修正について」ということで書いてあります。  これは、何で答弁が変わったの...全文を見る
○尾辻委員 参考人質疑で、あのお二人の参考人は、「社会生活上の経験が乏しいことから」というのは削除した方がいいというような話であって、相談現場で無用な議論が生ずるおそれとおっしゃっていますか。
○尾辻委員 いや、そこだけ切り取って、結局、解釈を変えているわけじゃないですか。  参考人がおっしゃっていたのは、社会生活上の経験が乏しいという要件が、これによって救済される人が狭められてしまうよ、だから、やはりこれは削除した方がいいんじゃないのというのが、私は参考人の大意だっ...全文を見る
○尾辻委員 じゃ、何で内部作業のペーパーがもとむら委員のもとに来るわけですか。答えていただいて、それと、だから、十六日に内閣法制局と相談したんですか。
○尾辻委員 時系列で言いますと、参考人質疑は五月十五日火曜日なわけです。委員会の質問が始まるのが十七日木曜日なわけですね。これはわずか二日なわけですよ。それも中一日。閣法で出された法案が、わずか一日で解釈が変わる、そして、参考人質疑で誰かが言ったからという理由。私たちは誰も知らな...全文を見る
○尾辻委員 いや、もうびっくりしたんですけれども。こんな一番大事な、代表質問でも、みんなが「社会生活上の経験が乏しいことから」という要件は大丈夫かといって、そして、その一番肝の部分の解釈変更をしたことを副大臣も政務官も知らない。  では、一体誰と誰が知っていたんですか。お答えく...全文を見る
○尾辻委員 誰までこれを知っていたかという質問に答えていただいていないですが。
○尾辻委員 いや、本当にこれはこのまま消費者契約法の質疑をしていいんですか。こんな大事な答弁を副大臣も政務官も知らない。それで、私たちも誰も知らないまま、整理、言葉で言うと整理された。  私、もうこれ以上何の質問をしていいかわからないんですけれども。きょう質問して答えていただい...全文を見る
○尾辻委員 私、二十一日も質問させていただいていますけれども、篠原委員に対しては、この新しい言い方で、霊感商法については引きこもりしか無理ですよというふうに明確にお答えいただいているんですよ。  その前の代表質問のときは、例えば、濱村委員に対しても、ちゃんと、勧誘の態様に特殊性...全文を見る
○尾辻委員 私たち委員に対して、解釈を本会議と委員会で変えましたよね。こんなことをしたら、これ、委員会、成り立ちませんよ。そのことについてどう思うか。私は、もうこれ以上質問を続けられませんよ、信頼関係が壊れているんですから。きょう質問したことを答えられても、またあした、整理しまし...全文を見る
○尾辻委員 ということで、私は、質問を全部やり直さなければいけないわけです、前回聞いたことが、答弁、変わってしまったわけですから。  だから、今から全部聞きますよ、私。仕方がありません。  ですから、まず霊感商法を聞きますけれども、霊感商法は、これは若年者以外にも、このように...全文を見る
○尾辻委員 大臣、これ、前回と答えが変わっていないんですよ。ここの答弁が変わったら、その答弁も変わるはずなんですよ。だから、外出や他者との交流がほとんどないという条件付の高齢者、これは撤回しなきゃいけないんですよ、この答弁によると。
○尾辻委員 確認します。  ですから、霊感商法については若年者以外も救われるか救われないか、お答えください。
○尾辻委員 最初からそうお答えください。  次に、デート商法。私、五月十七日に聞きましたけれども、どのような要件を満たしたら「社会生活上の経験が乏しいことから」ということになるのかということで政府答弁を求めたところ、総合的に判断するが、この場合は、特に結婚等の人間関係形成に係る...全文を見る
○尾辻委員 それで、前回、私、ジャパンライフの例をとって、ひとり暮らしの高齢者に親切に近づいてくる、病院に一緒に連れていく、こういうことで、これは親切にしてもらったということで好意をこうして持ってしまう。そこから、返報性ですね、せっかく親切にしてくれたからということで巧みにいろい...全文を見る
○尾辻委員 今回、やはり、「社会生活上の経験が乏しいことから」ということが入った、そしてこの解釈が本会議と委員会で変わってしまったがゆえに、私ももう一度同じことを聞かなければいけなくなったわけですね。  私、ちょっとこれ、やはりもう一回整理していただいて、これは審議をやり直した...全文を見る
○尾辻委員 はい。  聞いてきましたけれども、やはり私、今回のことは許せないと思うんですよ。特に私は四十分、四十分で一時間二十分も質問してきて、それが本会議答弁と解釈が変わったことで全くチャラになってしまった。こんなことが許されることはないと思いますよ。私はもう一度審議をやり直...全文を見る
05月30日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  まず冒頭、金曜日にこの委員会で、高度プロフェッショナル制度創設を含む働き方改革関連法案の強行採決が行われました。その強行採決の朝に更に六件、都合十二件ですけれども、平成二十五年度労働時間等総合実態調査の間違いが指摘をされ、...全文を見る
○尾辻委員 お答えがちょっとずれている気がするんですが。  同じ診断書が前回出て障害年金をもらっているのに、同じような診断書で今度はだめだというのは、これはこちら側の、厚労省側の、二重の、勝手に解釈を変えているということになりませんか。障害年金を受けている人から見たら、青天のへ...全文を見る
○尾辻委員 さらに広がるということで驚愕です。  こんなことをやっていたら、厚生労働行政に対する信頼とか、もうあり得ませんよ。障害年金で暮らしている人たちの生活をどれだけこれが脅かしているか。これはまた今後議論していきたいと思いますので、強く強く、こういうことはするべきでないと...全文を見る
○尾辻委員 それで、コピーの混在があったということで二重集計したということなんですが、一体コピーがどの段階で混入したんでしょうか。
○尾辻委員 どういう管理をしたらコピーが混在するんですか。だって、もともと原票なわけでしょう。  もともと、私もきのう聞きましたけれども、調査の調査票というのはA3で三枚物で二つ折りになってホッチキスになっているんですよ。これを調査して、聞き取って、そしてそれを集計して送るわけ...全文を見る
○尾辻委員 いや、ですから、なぜコピーが混入するんですかと聞いているんですよ。
○尾辻委員 つまり、原票を返すように指示していないということですか。
○尾辻委員 全然調査として管理できていないということですよね。原票以外のコピーも許すということになったら、どれだけコピーが紛れていたってわからないじゃないですか。  原票でないコピーはどれぐらいあるんですか。この一万千五百七十五事業所でしたかの中で、一体、何個あるんですか。
○尾辻委員 調べていただけませんでしょうか。
○尾辻委員 私が言っているのは、原票管理ができていませんねということを言っているわけです。  その調査が正しいかどうかというものは、原票を持っていって、原票に記入して、その原票を送ることで、これは正しいということがわかるわけですよ。コピーであれば途中で塗りかえて数字を変えたって...全文を見る
○尾辻委員 コピーでも可なんてどこに書いているんですか。
○尾辻委員 調査の基本で、コピーがだめだって書いていなかったらコピーがいいって、おかしいと思いますよ、私、調査として。だから混入が起こるんです。もともとの調査設計が間違っているんですよ。  だから、こういう混入が起きて、本来コピーしたものと原票なんて混ざるわけがないものが、ここ...全文を見る
○尾辻委員 例えば、製造工場で異物が入りました、その異物がどこの製造工程で入ったかわからない、そうしたら営業停止でしょう。もう一回営業できるんですか。調べなきゃいけないでしょう。どうですか。
○尾辻委員 ですから、それ自身が、なぜもともとの事業所の調査にユニーク番号、固有の番号が振られていないのかということなんですよ。  めくっていただいたところの二ページ目に、ここには三十二と書いてありますよね。普通、事業所に固有の番号をつけ、それをデータにやっていかないと、これは...全文を見る
○尾辻委員 ここの番号は一緒でしょう、この添付している。  事業所番号が違うのは、コピーの混在で二つやったというのはわかっていますけれども、ここにある番号で、いや、普通は、だから、事業所一つ一つに番号が振られているはずなんですよ。それを、データ入力のときにユニーク番号を振るから...全文を見る
○尾辻委員 ちょっと時間がなくなってきたので言いますけれども、あと、調査方法を聞きたいんです。  さっき言ったように、各労働局に、例えば、おたくは百やりなさいよと言うわけですよね。それで、百一とか百二とか、そういうふうに返ってくるような調査方法になっているんですか。つまり、指定...全文を見る
○尾辻委員 ですから、事業場がふえてもわからないシステムになっているのが一つ。  あと、無作為抽出は、どのような無作為抽出をされているのかお答えください。
○尾辻委員 無作為抽出というのはいろんな種類があるんですよ。単純無作為、系統抽出、層化抽出、多段抽出、確率比例抽出、集落抽出。いろいろあるんですけれども、無作為抽出ということで精度があるということは、何らかの抽出の方法を、あるということなんですよ。
○尾辻委員 そういうのを調査要領に何も書いていないですよ。無作為選定としか書いていないんですが、本当にやったんですか。
○尾辻委員 いや、答えになっていないですよ。無作為抽出、やはりできていないということで、これはもう統計の精度がないということです。  あと一つ聞きたいんですけれども、今回の調査的監督のやつ、平成十七年度は情報公開で全部出ているんですね、マスキングなしで。なのに、なぜ平成二十五年...全文を見る
○尾辻委員 いや、それは理由になっていないですよ。では、何で十七年はこんなに全部真っ白で出ていて、二十五年の、私たちにはこんな真っ黒で出てくるんですか。野党にだけ情報を出さないということにもなりますよ。ということがまず。  あと最後、一件だけ。七ページをごらんください。  十...全文を見る
○尾辻委員 いや、私、この記入要領からいくと、これは間違いだと思いますよ。原本を当たっていただけませんか。  これは理事会で協議いただきたいと思います。
○尾辻委員 時間が参りましたので、以上で終わりたいと思います。  ありがとうございました。
06月08日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○尾辻委員 おはようございます。立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  きょうは、一般質問の機会を頂戴しまして、ありがとうございます。  ちょっと盛りだくさん聞いていきたいと思いますので、どうぞ簡潔な御答弁への御協力をお願いしたいと思います。  先ほど池田委員からもあっ...全文を見る
○尾辻委員 二度と起きないように、もちろん検証をしていただくのは大事なことであります。  しかし、それ以外にさまざまな原因があるんじゃないかというところで言いますと、皆さんも、もういろいろな議論の中で多分あったと思いますけれども、児童相談所のマンパワーが足りているのか、そして、...全文を見る
○尾辻委員 奪われた命は戻りませんので、しっかりと予算をとっていただいて、今以上にやっていただくようにお願い申し上げたいと思います。  それでは、次に参りたいと思います。介護保険のことについてお聞きしたいと思います。  二〇一八年度の介護報酬改定で、居宅介護支援事業所、いわゆ...全文を見る
○尾辻委員 適切に検証とおっしゃいましたかね。検証していくということなんですが、例えば、これは今想定されることなんですが、主任ケアマネジャーが、私は、本当に三年でできるとは思えないんですね。何とか一人だけ確保できた、でも、じゃ、その一人が病気やけがでいなくなった、あと突然退職した...全文を見る
○尾辻委員 日本介護ユニオンの村上久美子政策部門長がウエブのコラムで、この経過措置を六年にした方がいいんじゃないかという提案をされているんですね。  現場でどういうことが言われているかというと、主任ケアマネジャーの資格がイコール管理者として適切な技能を身につけるものではないんじ...全文を見る
○尾辻委員 研修内容については、私も介護現場ですから、周りに主任ケアマネジャーの研修を受けている方はいらっしゃいますけれども、とにかく、研修内容についても、余り評価されている声は聞こえません。七十二時間座っていなきゃいけないとか、いろいろ出さなきゃいけなくて大変だけれども、スキル...全文を見る
○尾辻委員 ケアマネさんたちの質を高めるというのは大事なことです。でも、現場の方々からは、今でも大変なんだ、安い給料も大変だということもありますので、例えば介護報酬のこととかもやはり考えていただいて、本当に給料が上がっていくということも考えていただかなければいけないと思います。 ...全文を見る
○尾辻委員 オレンジプランとか新オレンジプランで認知症対策をやりますと安倍総理もおっしゃっているわけですよね。その一番の私はかなめの一つがグループホームだと思うんですよね。そのグループホームの入所が、経緯が違うからということで、片一方は、特養や老健は補足給付があり、安くなるんです...全文を見る
○尾辻委員 学会もFDAも効果がないと言うものを、補助的であるとか心理的安心感があるということを言ってしまっていいんですか。厚労省は、心理的安心感でもって見守りとか、さっきおっしゃったように、逆に言わなきゃいけない立場だと思うんですよ。これを使うのは危ないですよと言わなきゃいけな...全文を見る
○尾辻委員 安全に本当に資するものを導入していただきたいと思うんですね、当然ながらに。これがないと、何か今のだとやはりやるんだということになって、全然安全が確保されていないものまでこういうふうに現場に行って。一番恐れているのは、こういうのがあるから人を減らしても大丈夫だよね、法定...全文を見る
06月13日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○尾辻委員 おはようございます。立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  健康増進法の一部を改正する法律案について、順次質問をさせていただきたいと思います。  先ほどから、もう四人の方が質問されたので、少し同じ部分もあるかと思いますけれども、まず、現状のたばこ被害の認識とい...全文を見る
○尾辻委員 その数字について、重要だということですけれども、受けとめをお聞きしたいんですね。
○尾辻委員 私は、非常にこれは深刻な事態だというふうに考えています。年間一万五千人が受動喫煙で亡くなる、毎日四十人。そして、毎日三百五十人が喫煙で亡くなっている。じゃ、今回のこの受動喫煙の防止策によって本当にこれは減るんだろうかということについて、これから順次お伺いをしていきたい...全文を見る
○尾辻委員 そうなんですよね。だから、最初に管理権原者の方が中止を求めるということなんですけれども、これで本当に中止してくれるのかどうか。これは本当にこの罰則の有効性があるのかということなんですけれども、実際考えると、じゃ、たばこを吸っている人が、本当は吸っちゃいけないところで吸...全文を見る
○尾辻委員 ですよね。  通報の際に、じゃ、必要な要件というのは、もう今決まっていますか。例えば、だから、名前であるとか、住所であるとか、日時であるとか、何をもって証拠として通報するのかとか、この辺は決まっていますか。
○尾辻委員 名前とか住所とかを聞くのは、管理権原者が聞くことになるんでしょうか。
○尾辻委員 そうすると、本当に現行でされているときにしか保健所というのはいられないわけで、その人が立ち去ってしまったら、もう名前とかわからなくなるということですよね。
○尾辻委員 そして、都道府県知事と保健所が指導するということですけれども、この指導は文書による指導ですか、口頭による指導をするんでしょうか。
○尾辻委員 今の手順を聞いただけでも、相当に困難がありまして、本当に保健所が指導に入ることができるんだろうかというところで、ここに書いてあるこの矢印が、本当に一つ一つクリアしていって、罰則の適用まで本当にこれは来るんでしょうか。それも、地方裁判所に通知ということは、これは裁判所が...全文を見る
○尾辻委員 ということは、簡易裁判所ではないということですよね。確認です。地方裁判所ですよね。
○尾辻委員 さっき、検察官まで出てくるという話が出てきました。  ということは、本当に喫煙禁止場所における喫煙の過料と罰則の適用が現実的なのかというと、果てしなく遠く、非現実的であるということで、これは本当に実効性であるとか抑止力になるんですかという疑問が非常につきます。  ...全文を見る
○尾辻委員 ですから、これはちょっと、私自身は、この有効性、実効性については甚だ疑問であるということを指摘をさせていただきたいと思います。  次に、飲食店の受動喫煙の規制についてもお伺いをしていきたいんですけれども、私は、飲食店は、公平性の観点からも、そしてそこで働く人たちの健...全文を見る
○尾辻委員 いや、年限を区切るべきだと思いますよ。そうしたら、そこに向けてこうやっていこうとなりますけれども、ここで何もなかったら、ああ、じゃ、このままでいいんだ、つまり、受動喫煙できる飲食店があってもいいというメッセージを私は発することになると思います。これは、厚生労働を担当す...全文を見る
○尾辻委員 私、これもやはり、非常に緩いのではないかと思います。特に家庭というのは難しいですけれども、それによってこれだけの健康被害がわかっているということであれば、やはりもう少ししっかり対策するべきだと思います。  私、この質問をしているときに、受動喫煙で、そういう有害物質が...全文を見る
07月04日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  森山委員に引き続き、大阪・大阪コンビで水道法の改正案について質問をさせていただきたいと思います。  今回、改正案ということで見させていただきました。まず、第一条の条文の「目的」が変更になっているかと思います。一条、「この...全文を見る
○尾辻委員 ですから、この六つの目標というのは、厚生労働省の目標となるということですか。
○尾辻委員 とすると、先ほど大臣が答弁でおっしゃった、これは、自分たちは決してそこを全部やりなさいということじゃないとか、行けるところは行ってほしいと言ったことと、これは私、ちょっと矛盾しているんじゃないか、違うんじゃないかというふうに思うんですけれども、この六件、わざわざ目標を...全文を見る
○尾辻委員 私から見ると、最初に政府がやった三年間では出てこなかった、それをわざわざまた期限まで区切って、このように補助金、交付金まで出してやっているというのは、どう見ても、そちらに誘導している政策だというふうに判断、受けとめられると思います。  ちなみに、この六つの自治体とい...全文を見る
○尾辻委員 議会の状況というのはおわかりになりますか。
○尾辻委員 達成の見込みというのは、資産というか財産を評価する、デューデリジェンスですかね、それだけのことが達成見込みなんですか。それとも、コンセッションを達成する見込みという答えなんですか。
○尾辻委員 アクションプランの目標というのは何ですか。
○尾辻委員 それは議会で承認を得ないとできないことではないかと思うんですけれども、達成見込みと言ってしまっていいんでしょうか。
○尾辻委員 こういうふうに、これは地元自治体や地元議会の承認も必要なことですから、こうやって、国が六つとか言ってやっていく方法というのは、本当に地元議会を無視しているんじゃないかというふうにも私は感じています。  配付資料の四ページ、おめくりいただきたいと思うんですけれども、こ...全文を見る
○尾辻委員 この再公営化されたところについては、厚生労働省としては検証されたりはしているんでしょうか。
○尾辻委員 コンセッション、次ちょっと行きますけれども、契約年数ですけれども、大体二十年から三十年を予定しているというふうに、私、聞いているんですね。それは、大体二十年から三十年のスパンを予測しているということで合っているかどうか。そして、二十年とか三十年とかいうスパンというのは...全文を見る
○尾辻委員 長ければ長いほど、これはメリットもあるかもしれませんけれども、私はデメリットもやはりあると思うんですね。そこはいろいろ工夫をしていくということなんですが、本来であれば、やはり五年ぐらいで見直しをしっかりしていかなければいけませんし、二十年、その自治体で水道事業を民間が...全文を見る
○尾辻委員 契約で可能ということですから、その契約が締結されるかどうかというのは、別に許可の条件じゃないということですよね。契約に入っていたらやりますし、入っていなければやらないということになるということでいいですか。
○尾辻委員 次に、被災が近隣だった場合、どうなるのかということです。  今回、大阪の北部地震のときも、高槻、箕面が断水をしたときに、近隣から、大阪市や堺とか、そういうところから給水車がやってまいりました。  こういう近隣他市が被災した場合に、例えばコンセッションをしている市は...全文を見る
○尾辻委員 それは契約に入れるということですか。契約があったら行くし、契約がなければ行かない、そこも確認したいんですけれども。
○尾辻委員 ということは、コンセッションをやっている民間会社に、自治体は、悪いけれどもどこどこに給水車をやってくれと言えばできるということでいいですか。
○尾辻委員 ですから、私が聞いているのは、その自治体、被災したのはコンセッションの自治体じゃないんです。近隣の自治体が被災をしました、それで、コンセッションを実施している自治体が応援に入る、日本水道協会からの応援に来てくれというところがあったときに、民間会社に対して、給水車を出し...全文を見る
○尾辻委員 逆に言うと、契約でそれをやっていなければ、ないということですよね。それは別に許可の範疇ではないですよね。
○尾辻委員 一番大事な災害の応援が、コンセッションはできるかできないか、今の時点ではわからない、可能性があるとか、そういう答えだったというのは、私、これは非常に問題があると思いますよ。  水道ってライフラインですからね。そのライフラインが、特にこの地震大国である日本で、水道管と...全文を見る
○尾辻委員 この指導監督は、きっちりと権限は担保されているんですか。モニタリングして、ここがおかしいよとかいうときになると、こうやって変えてくださいとか言えるんですか、自治体。
○尾辻委員 私は、これは担保が本当にされているのか、疑問なんですね。  それで、ちょっとこれは熊本地震の報告の際に気になったんですけれども、地震の際の水道の災害マニュアルがなかったというふうに書いている自治体が結構あったんですね。  今、自治体における地震などの災害時の水道マ...全文を見る
○尾辻委員 私、メールで返してもらったんですけれども、全国における地震に対する災害マニュアルの策定状況はどの程度かと私が聞いたところ、返ってきたお答えは、全国千四百七十事業者のうち、六二%に当たる九百十五事業者が地震対策マニュアルを策定済みということで、これは日本水道協会の平成二...全文を見る
○尾辻委員 一部事務組合というのは、結構やはり市民からは遠いんですね。まあ大阪もそうですけれども、大阪市以外で一部事務組合で水道をやっていますけれども、各市から一人しか出ないんですよ。そういうところでコンセッション方式をやるといっても、これはなかなか本当に難しいなというふうに思い...全文を見る
○尾辻委員 諸外国の中では、やはり役員報酬が非常に高いというようなことが起こっておりますので、しっかりとモニタリング、これは担保されているということなので、していただきたいと思います。  ちょっと飛ばしまして、広域化の話もお聞きしたいと思うんですね。  今、コンセッションの話...全文を見る
○尾辻委員 都道府県を入れて広域をやっていくということなのですが、このときに、垂直統合だけではなくて、近隣自治体の水平統合、こういうこともやはり考えていく必要があると思いますので、ここは御検討いただきたいと思います。  今、この水道法、コンセッションのことを中心に聞いてきました...全文を見る
○尾辻委員 議論させていただきましたけれども、コンセッションは、やはり不測の事態とか災害時に、契約ということが縛りになって、これはうまくいかないんじゃないか、そういうのはたくさん今の質疑の中でも出てきたと思います。私は、二十四条は、コンセッション方式のところは撤回すべきだというこ...全文を見る
○尾辻委員 やはり四割というのは私は少ないと思うんですよ。重大事故があって、死亡事故があったのに、そのうち四割の自治体しかこれは研修していない。報告書を読むと、自治体自身も検証していないケースがあったりしますから、ここはしっかりとやっていただきたいということを指摘をさせていただき...全文を見る
07月11日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第35号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  まず、私の方からも、先週末に起こった平成三十年七月豪雨で被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  この災害による死者数は百六十人を超えた、行方不明者がいまだに五十人を超える、十五府県で七千二百人余り...全文を見る
○尾辻委員 今ちょっと御答弁の中にありました、都道府県は二〇一六年度までに地域医療構想というのをもう策定をしております。  そして、先ほど大臣の答弁にあった話なんですが、実は、二年程度で集中的な検討というのは、骨太方針の二〇一七で入ったものなんですね。具体的議論をやっていこう、...全文を見る
○尾辻委員 それでは、確認をいたしました。  地域医療構想は、二〇二五年に向けた地域全体の医療体制について、都道府県が主体となり策定をしたものです。  医療法第三十条の四の二では、二次医療圏ごとの各医療機関の将来の必要量を含め、その地域にふさわしい、バランスのとれた医療機能の...全文を見る
○尾辻委員 今答弁いただきましたけれども、今の骨太の方針でやってくるのを見ると、やはりどうしても公的な医療機関だけが狙い撃ちされるんじゃないかというような私は危惧をしております。  地域医療構想調整会議、さまざまな主体から構成されているんですけれども、この地域医療構想に関するワ...全文を見る
○尾辻委員 というのが、これがあるかないかで、一体何万分の一の確率なのかということが全然違ってくるんですね。  これでいうと、この条件で抽出したら千五百九十七件だった、つまり一万分の一件が〇・〇一%なんですねというのがこれではわかるけれども、この下がなければ割合が全然見えなくな...全文を見る
○尾辻委員 これはちょっと、意図がなかなか不明確だなというふうに思います。また引き続き一般質問等で聞きたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
11月14日第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  まずは、大臣、副大臣、政務官の皆様、就任おめでとうございます。厚生労働委員会でまたしっかり議論をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  では、私の方から早速質問に入らせていただきたいと思...全文を見る
○尾辻委員 この寄稿を受けて、読んだ当事者がどうなったかというと、例えば、御飯が食べられなくなった、眠れなくなった、涙がとまらなくなった、こういった実害が本当に出ました。そして、私が聞いた話では、トランスジェンダーの方で精神疾患をお持ちの方が、私は生産性がないという遺書を残してお...全文を見る
○尾辻委員 先ほど言われた二名は、不正な在留資格による給付である可能性が残ると書かれているだけなんですね。  不正であると認定できたものはあったのかなかったのか、この部分、お答えください。
○尾辻委員 つまり、全数調査をして不正受給だと言い切れるものはなかったんです。根拠がなかった。  なのに、次にされたことというのは、一枚おめくりいただいて、今度は、このような形で自治体に、「在留外国人の国民健康保険適用の不適正事案に関する通知制度の試行的運用について」ということ...全文を見る
○尾辻委員 不適正事例のこういうことを調べるための根拠事例はあったんですか。
○尾辻委員 不正な事案を、疑いが残るだけで確認できなかった。にもかかわらず、なぜこのような調査をしているんですか。全くとして政策の整合性がとれていないですよね。実際に実例があって、その実例を防ぐためにこういうことをやりますということであれば、これは一応事実があるわけですけれども、...全文を見る
○尾辻委員 事実を示していただきたいと思うんですね。そういう不正の事案があるという事実を示していただいて政策をやっていただきたいと思うんですけれども、済みません、事実を今度、委員会の理事会の方に提出していただけないでしょうか、委員長。
○尾辻委員 じゃ、実際、窓口に行って、外国籍の方がいらっしゃって、自分は国民健康保険で、六カ月以内で、限度額認定証が欲しいんだと来ました。そうしたら、国保の窓口職員は、在留カードを見せてくださいという、提出というか、そういうのは権限はあるんですか。これは任意で求めるものですか。強...全文を見る
○尾辻委員 わかりました。任意だということですね。  これは、ことし一年間運用ということでやっておられるかと思うんですけれども、実際に自治体の窓口から通知というのはあったのか。さらに、その通知を入管の方で、地方入国管理局の方で調べて在留取消処分に至った例はあるのかということにつ...全文を見る
○尾辻委員 結局、これは誰のために、何のためにやっているのかということですよね。まるで外国の方々が不正に国民健康保険をやっていて、窓口でもこうして取り締まるんだというようなことで、言えば萎縮効果しか生んでいないと思うんですよね。  本来、日本に住む人であれば国民健康保険に入れる...全文を見る
○尾辻委員 だから、こういうわからないものを、判断の基準で、自治体職員にこういうことをさせるのはおかしいと思うんですよ。  ちなみに、ちょっと、技能実習生の場合、こういうことを把握しているかどうかなんですけれども、健康保険に加入している、被用者保険に入らなきゃいけない人、加入状...全文を見る
○尾辻委員 実態が、事実がない不正受給はこんなに調べて、今現実に働いておられる技能実習生の方々が本来は入れる健康保険に入っているのか入っていないのか、どれぐらいの人が入っているのか、この実態調査すらしていないというのはどういうことなんでしょうか。一体何を、誰を大事にしているのかと...全文を見る
○尾辻委員 しっかり働いておられる方々が本来入れる健康保険に入れていないことの方が重要な問題だと思いますよ。ですから、これはしっかり把握してください。  大臣にちょっとお聞きしたいんですけれども、今聞いてきましたけれども、はっきりと、今回、入管法もありますから、国民健康保険から...全文を見る
○尾辻委員 今、報道で聞く限りでいくと、国民健康保険の加入の扶養状況について、ちょっとまた、海外に住んでいらっしゃる方々は変えようなんという話も聞こえてきております。  これも事実だけ申し上げると、今、四十兆円の医療費の負担のうち、海外で医療を受けた医療費の払戻しは、日本人の請...全文を見る
○尾辻委員 私たち、野党ヒアリングで今回、技能実習生の方のお話をたくさん聞かせていただいております。残業代が何百万円も未払いだとか、そして、一時間の残業代三百円とか、パワーハラスメントがある、いじめがある、強制帰国がある、長時間労働、さまざま過酷な現実があります。  これが、今...全文を見る
○尾辻委員 大臣、今、話が逆になっているんです。聞いていませんというのと記憶がありますというのは違うんですけれども、今後、これから聞かれますか。
○尾辻委員 お話を聞くつもりはあるかどうかをお聞きしておりますし、安倍総理、きのうの本会議では、大臣が聞くようなお話をされていましたけれども、どういうことなんでしょうか。
○尾辻委員 ぜひともお聞きになった方がいいと思います。自分たちの政策が現場でどうなっているのか、それがないと、政策というのは本当に有効なものにならないと思います。  あと一つだけ聞きたいと思います。  今回、入管法で、変わることによって何がどうなるのかということ、特定技能一号...全文を見る
○尾辻委員 脱退一時金はどうなるんでしょうかね。今、三年間しか脱退一時金はないですよね。でも、これから、特定技能になったら五年、十年ここで働かれるわけですよね。それでも三年しか脱退一時金はないということになるんでしょうか。
○尾辻委員 四月から入管法は新しくなるのに、まだ年金制度がどうなるか決まっていない、これから検討する、こういうことで本当にいいんでしょうか。私たちは、合同審査、法務委員会だけではだめだということを申し上げています。こういったこと、まだまだ問題は山積みですから、ぜひ合同審査をしてい...全文を見る
11月15日第197回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  まずは、宮腰大臣、左藤副大臣、そして安藤政務官、就任おめでとうございます。特に左藤副大臣は、私も選挙区が一緒ということで、消費者のこの特別委員会でもどうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  それでは、私、二十分で...全文を見る
○尾辻委員 十六対八という当初のものから、二十一対三に今変わっていったということなんですけれども、この最初の十六億円というのが本当に見積りが正しかったのかということについてお聞きしたいと思うんですけれども、もともと、この推進交付金ですけれども、平成二十六年度からはずっと三十億円で...全文を見る
○尾辻委員 確認ですけれども、概算要求前にちゃんと自治体に聞いたということでよろしいですか。
○尾辻委員 それは幾らだったんでしょうか。
○尾辻委員 それが最終的に今回の予算十六億ということになっているわけですから、これは本当に自治体の声が届いた予算になっているのか、非常に疑問が残ります。  ちなみに、今回の、強化の方ですね、強化交付金、今年度、これまでに何次募集まで行って、どれぐらい応募があって活用されたのかと...全文を見る
○尾辻委員 最初八億を見込んだものが、現在、三回募集して一・八億ということですから、もともとのこの事業の立て方、これが本当に地方の、自治体の実情に合っているものなのかということも、これはちょっと今疑問があるんじゃないかなというふうに思います。  今、自治体を見てみますと、皆さん...全文を見る
○尾辻委員 何とかかき集めて、足し合わせたらどうにかなるというお話だったかと思います。  もう少し細かく、この現況調査の中の八ページ、皆さんにお配りしている広義の自治体全体の消費者行政予算ということで見ていきたいんですけれども、赤線を引っ張らせていただいております、全自治体とい...全文を見る
○尾辻委員 自主財源に根差したというふうに言っていますけれども、消費者庁、本当にこれは地方任せでいいんですかということなんですね。最初に大臣もおっしゃったように、消費者行政の充実強化にちゃんと取り組むということをおっしゃっているわけです。  今この強化事業のメニューを見ている限...全文を見る
○尾辻委員 大臣、お答えになっていないんですけれども、この交付の基金が、推進交付金が減らされたことで地方自治体に影響が出ていますよ、この影響を調べていただけませんかということなので、イエスかノーでお答えください。
○尾辻委員 今これだけ二十四億まで減らしたら、もう正直できないですよ、自治体。これは消費者庁が現場のやる気を失わせているということになっているわけです。これだけ意見書も出ているわけですから、これは本当に危機感を持っていただかないと、地方消費者行政できませんよ。徳島以外に現場ないん...全文を見る
11月30日第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○尾辻委員 おはようございます。立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  朝一番最初の質問となります。大臣、皆様におかれましては、参議院の方で水道法もやっておりますのでお疲れのことだと思いますが、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  まずは、今週、あり得ない強行...全文を見る
○尾辻委員 報道ベースといいますけれども、ちゃんと、実際おられたというふうに答えておられるんですね。正直言って、厚生労働省の調査とはそごが生まれているということで、これは総理の、本当は答弁の訂正が必要だと思うんです。  大臣にお願いなんですけれども、厚生労働省の調査では不正事案...全文を見る
○尾辻委員 総理に厚生労働省の調査を伝えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○尾辻委員 ぜひ伝えていただきたいと思います。  私は、本来、これは訂正が必要だと思っているんですね。これは、どういうメッセージを発するかという問題だと思っているんです。  これから、新たに五年間で、特定技能の方が二十六万人から三十五万人も日本に来ていただいて働いてもらおうと...全文を見る
○尾辻委員 今大臣もおっしゃったように、外国人の方に限った措置にしたら、これは平等原則に反します。同じように保険料を払っておられる方ですから、外国人の方だけ何かを見せる、日本人は要らないということになりませんし、じゃ、日本の方にも出してもらうということになると、顔写真つきというと...全文を見る
○尾辻委員 そういう現状で、たしか七月から、二名の方か何かが働かれたというような今状況なわけです。  その技能実習の、実は日本語のレベルを変えるんじゃないかという報道がなされているんですね。本来は、N4で入ってきて、一年後にN3という日常会話ができるレベルになるということが条件...全文を見る
○尾辻委員 介護現場で働くには日本語能力は必須です。ですから、国同士でうまくいかないからということで、いきなりゴールが変わる、基準が変わるというのは、これはいかがなものかと思うんですね。  更に言うと、今お話しいただいたように、つまり、ほかの職種分野では技能実習から特定技能一号...全文を見る
○尾辻委員 では、四月一日から始まる特定技能一号で、五千人の試験は、一体いつ、どこで、どのようにされるのかを教えてください。
○尾辻委員 だから、何カ国ぐらいでされるのかとか、どのように、実施主体はどうするのかとか、ちょっと、法務省さんが出しているところでも送り出しのイメージが実はないんですよ。だから、全然わからないんです。誰が判断するのかもわからないんですが、本当に一年目で五千人確保できるんでしょうか...全文を見る
○尾辻委員 さらに、技能をどのようにはかるかなんですけれども、大臣が十一月六日の記者会見で、この特定技能一号の技能のレベルはということで、技能実習三年修了相当とお答えされていると思います。  この特定技能一号が技能実習三年修了相当の技能だというのを、どういう試験ではかられるんで...全文を見る
○尾辻委員 それがどういう試験かということを聞いておるんですけれども、ちょっとお答えがないようです。結局、そういう肝心なところが何も決まっていないんですね。  あと、実務的なことを聞きますが、今、介護福祉士の資格というのは、実務経験三年ということが受験資格の一つとなっております...全文を見る
○尾辻委員 そうすると、例えば、技能実習でも特定技能でもいいですけれども、三年やって介護福祉士を取得した方は、在留資格「介護」につながるということでよろしいんでしょうか。
○尾辻委員 こうやっていろいろな資格ができていくわけですけれども、介護現場に外国の方の力をかしていただくことになります。  でも、そもそも忘れていただきたくないのは、介護の人手不足というのは一体なぜ起こっているのかというところなんですね。これは、仕事の負担に対して賃金が安過ぎる...全文を見る
○尾辻委員 介護の仕事は専門職です。その人の最期の部分を、ずっと傍らにいることが許された専門職である。そして、その人の生活を支える専門職である。ここの部分をしっかりと押さえていただいて、今、介護現場の、一生懸命人手不足の中で働いている皆さんが大分混乱されています、自分たちの仕事は...全文を見る
○尾辻委員 ぜひ検討を、慎重にとつきましたけれども、検討をいただきたいと思います。  最後、一点だけ要望をやって。池田さん、一分下さいね、済みません。  最後につけた梅毒のことについて、一言、要望だけしておきます。  一月から、この添付の十一ページにあるんですけれども、届出...全文を見る
12月05日第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  私も、初鹿委員に続いて、まず、ちょっと水道法のことについてお伺いをしたいと思います。  きょう、衆議院のこの厚生労働委員会で、もう水道法の採決をしようという動きがあるというふうに聞いております。  前回の通常国会の審議...全文を見る
○尾辻委員 大臣、外資系企業をもうけさせるためのものではないですかということについて、お答えいただければと思います。
○尾辻委員 いや、これは全くないと言っていいんですか。  では、お聞きしますけれども、日本で、外資系企業以外にコンセッション方式をとれそうな企業があるのか、教えてください。
○尾辻委員 大臣、もうけさせるものではないと言い切って本当に大丈夫なのか、もう一度お聞きします。
○尾辻委員 そうです。目的がそこではなく、結果的にということであればわかりますけれども。  そこら辺も、私たち非常に、やはり日本の安心の水が、外資系企業参入によって、本当に安心、安全な水がこのまま確保できるのか、本当に心配しております。  さらに、実はコンセッション方式も本当...全文を見る
○尾辻委員 これらのさまざまな疑問点を明らかにしないと、水道法の改正はないと思いますので、今回、拙速な採決というのは許されるものではないということを申し上げておきたいと思います。  それでは、介護保険のことについて、ちょっと前回やり損ねたところがありますので、やっていきたいと思...全文を見る
○尾辻委員 住宅型有料老人ホームが、かなり重度化された人、今、介護度三から五、四九・五、半分がつまり重度化された方ということなんですね。  実は、住宅型有料老人ホームの職員配置は現在、配置基準がないんですよ。厚労省が決められている有料老人ホーム設置運営標準指導指針には、「要介護...全文を見る
○尾辻委員 これは何らか、こういう事件を受けて、もう少し厚生労働省は対策をしなければいけないと思います。このようなことって、本当に重大なことだと思うんですね。  大臣にもお聞きしますけれども、大臣、こういうことを再び起こさないために、対策が必要だと思います。今回このような事件が...全文を見る
○尾辻委員 法改正してもこういうことが起こっているわけですから、今の状況ではこれを防げていないという、まずここを認識していただきたいんですね。  それで、二カ月間も一人で夜勤をするなんというのはあり得ないわけで、寝たきりの人、これは褥瘡になりますよ。そういう状況が見えなかったわ...全文を見る
○尾辻委員 これはしっかり厚生労働省として戦っていただかなければいけないと思います。要介護一、二まで、このような市町村サービスになってしまえば、今でも一割しか利用している人がいないものをやってしまえば、担い手はいませんよ。在宅で過ごしてくださいといっても、その在宅で過ごす人たちに...全文を見る
○尾辻委員 時間も過ぎましたので終わりますけれども、きっちりと現状把握してください。そして、要介護一、二が市町村事業に行くなんということがないように、きっちり厚労省として必要な介護サービスはするんだということをお願いをしておきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうござ...全文を見る
12月06日第197回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○尾辻委員 立憲民主党・市民クラブの尾辻かな子です。  十五分という限られた時間になっております。簡潔なお答えに御協力いただけると助かります。  きょう朝の東京新聞一面に載ったスマートメーターの火災の件についてまず聞かせていただければと思います。  皆さんの方にも配付資料を...全文を見る
○尾辻委員 では、消費者庁の方にも……。済みません、じゃ、先、消費者庁から返事をいただいて質問します。
○尾辻委員 では、総務省の方からも検討するということですので、消費者庁としても、ぜひ、総務省に要請をしまして、報告を必ずしてもらえるように要請していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○尾辻委員 本当に火災が起きていますので、このことが消費者に知られないというのは非常に重要な欠陥になりますので、早急に対応いただきますように、総務省さん、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、質問通告させていただいている消費者契約法についてお伺いをしたいと思います。 ...全文を見る
○尾辻委員 もう少し具体的に言うと、今どれぐらい事例が収集できているのか、また、有識者のヒアリングというのは何人ぐらいとできているのか、教えてください。
○尾辻委員 二年以内ということですから、次の動きは、一体いつぐらいに議論が実際始まっていくのでしょうか。今後の見通しの時間的なことも教えてください。
○尾辻委員 それで、同じく附帯の方、二の方では、平均的な損害の額の推定規定についても、これは「二年以内に必要な措置を講ずること。」というふうになっております。  こちらの進捗状況も教えてください。
○尾辻委員 同じ質問で恐縮ですが、時間的な時間軸、どうでしょう、二年以内に法改正というのはできそうかどうか、その辺の見込みを教えてください。
○尾辻委員 具体的に話が全然出てこないので、本当にこれ、できているのかなとちょっと不安になる部分があります。  さらに、附帯の四の方もちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、今回、衆議院の附帯の四は考慮要素の検討と約款等契約条件の事前開示ということで、この二つも検討を行うとい...全文を見る
○尾辻委員 今答えていただきました考慮要素の検討は、参議院の法務委員会では二年ということを一応言っているわけです。二年以内ということで認識されているかどうか、お答えいただければと思います。
○尾辻委員 読んでいただいただけだったような気がするんですが、二年以内というふうに要請しておりますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  最後に、大臣にお聞きしたいと思います。  消費者契約法、前回のときにはかなりいろいろな課題が積み残されたままになっております...全文を見る
○尾辻委員 しっかり取り組んでいただくことをお願い申し上げて、私の質問とさせていただきます。  ありがとうございました。