小野寺五典

おのでらいつのり

小選挙区(宮城県第六区)選出
自由民主党
当選回数8回

小野寺五典の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第145回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、先生方、本当に御苦労さまです。先ほどまでお伺いさせていただきましたが、平成十一年度予算につきまして、本当に御示唆に富むお話をいただきまして、大変感謝しております。  初めに、私なりに少し整理をさせていただきたいと思うんで...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございます。  今、吉田先生の方からお話がありましたように、本当にこのまま続けるのは不可能ということがあると思うんですけれども、その中で、日本では、ちょっと今凍結、あるいはちょっとわきに置いておりますが、財革法等がありました。あるいは、御存じのとおり、ア...全文を見る
○小野寺委員 今の宮脇先生のお話を伺っても、本当にかなり厳しい状況、限界点に来ているというような厳しいお話だったものですから大変危惧するわけなんですが、そういう中で、じゃ財政改革ということで、例えばキャップ制にしても、いろいろな制度改革にしましても、どうしても限界というのが日本の...全文を見る
○小野寺委員 済みません、中里先生、もう一度ちょっとお伺いしたいんです。  今の消費税の、例えば福祉に関しての使途というお話がありましたが、最近、消費税の福祉目的化というようなお話がいろいろなところで出ていますが、その辺についてちょっと御意見をいただければと思うのです。
○小野寺委員 吉田先生にお伺いします。  吉田先生の場合、どういう形でこの財政構造改革、今言った、身を切るだけではなくて、積極的な収入を得る方法があるかということをぜひ教えていただければと思うのです。
○小野寺委員 済みません、吉田先生、もうちょっとお伺いしたいんです。  今のお話ですと、例えば今の地方財源を考えますと、所得税あるいは法人税という形で考えていきますと、地方には余り税収が落ちない。そうしますと、地方で財政を考えるということになると、どうしても税制にもう少し踏み込...全文を見る
○小野寺委員 私も、例えば欧米でいろいろな地方自治体に行きますと、料金設定あるいは税制の中で、これは下水道費とか、あるいはこれは公共事業費とか、かなり明確な形で請求が出てきたということがすごく印象深かったものですから、そういうふうに地方でまず税制体制をしっかりするということが大事...全文を見る
○小野寺委員 時間が来てしまいましたので、これで終わらせていただきますが、本当に貴重な御意見をありがとうございます。  特に、今の日本にとりましては、短期的な経済対策も大事ですが、今言った長期的な財政構造改革というのが、本当に将来に対する不安というのを払拭することが私も最大の景...全文を見る
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○小野寺分科員 中川大臣には、日ごろ、日本の農業、林業そして水産業、食糧の基幹産業に対しまして大変な御尽力をいただき、ありがとうございます。きょうは、その中で特に私が関心を持っております遠洋マグロはえ縄漁業の国際減船の問題についてお伺いをしたいと思います。  御存じのとおり、マ...全文を見る
○小野寺分科員 今大臣がお話しされましたように、本当に今回政府としてはかなりの努力をしていただいている、そういうことも、私の地元気仙沼の漁業者も痛切に感じております。特に、今回の減船に対しては、減船交付金ということで、国と地方分合わせまして一隻当たり約二億八千万の交付金が出まして...全文を見る
○小野寺分科員 台湾の六百隻というお話があるんですが、実は、この六百隻の内訳、御存じのとおり、日本のような公海上で漁猟ができる能力があります大型船と、それからかなり近海で従来から操業している中型、小型船が一緒になった数字です。  一番今心配していますのが、隻数だけの削減というこ...全文を見る
○小野寺分科員 現在、台湾の漁獲されるマグロというのは日本に輸入されてきます。ですから、今後、現在民間ベースである程度の枠は決めておりますが、その日本への輸入状況に応じて恐らく漁獲能力がどのぐらい下がったかというのはウオッチできると思いますので、ぜひその辺のフォローもしっかりとし...全文を見る
○小野寺分科員 そういう関連産業を基幹産業とします地域の住民にとっては、今回は国際減船という国策で基幹産業の一部が削減される。そういう場合に、当然、国策ですので、国の手厚い保護があってしかるべきだ、そう思う方がほとんどであります。ぜひ、地域の声を真摯に受けとめていただきまして、御...全文を見る
○小野寺分科員 一口に六百人ということなんですが、私の地元の人口は六万二千人です。そのうち六百人が今回一気にこういう形で失業してしまう。例えば、これを世帯ということで考えますと、二万数千世帯のうち、もし一世帯で恐らく一人が乗っていらっしゃると考えた場合には、六百世帯の家が失業して...全文を見る
○小野寺分科員 それから、廃船の問題なんですが、地元の漁業者の方からよく伺う話なんですが、実は沿岸に、沈船というんですか、漁船が沈んだ場所に、それがかなり有効な魚礁になる、そういう御意見がありまして、今、環境問題でも、船にもいろいろ塗料が塗ってあったり油がしみついたり、いろいろ問...全文を見る
○小野寺分科員 平成八年に制定されましたいわゆるまぐろ法ですが、これでは、国際的なそういうルールによって、違反した国に関しては日本が輸入制限等ができるという状況になっていると思います。  今回、特に台湾に関しましては、FAOの行動計画の中で削減するということが明確にうたわれてい...全文を見る
○小野寺分科員 水産に対しての前向きな御発言ありがとうございます。  現在の農林水産省の看板、農林に水産をつけていただいたのは、中川一郎、当時の大臣であります。ぜひその水産のことをこれからもよろしくお願いいたします。  きょうはありがとうございました。
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○小野寺分科員 甘利労働大臣、おはようございます。  日ごろは、近年に増しまして一番労働環境が厳しい中、大変御尽力いただきまして、本当に心からその御活躍には敬意を表する次第でございます。  そういう中、きょう、さらにまた労働環境について、特に雇用問題について少しお伺いしたいと...全文を見る
○小野寺分科員 現在の努力の方法については、今局長の方からお話があった内容だと思うのですが、ちょっと具体的なことをお話しさせていただきます。  私は宮城県の選出なんですが、私の選挙区の中に気仙沼という町がございます。ここの場合、特に今回、FAOの行動基準ということでマグロ漁船の...全文を見る
○小野寺分科員 今の説明で納得をする部分もあるのですが、今本当に離職者の方、家族を抱えて大変な状況にありますので、なおできるだけ柔軟に対応していただければというふうに思っております。  それでは、大臣に最後にちょっとお伺いしたいのですが、漁業が私の町では基幹産業になっております...全文を見る
○小野寺分科員 ありがとうございます。  本当に御努力されているところはよくわかります。こういう地域、気仙沼に限らず全国にあると思いますので、今は本当にしのぎどきだと思います、ぜひ最大限の御努力をお願いしまして、労働大臣への質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ...全文を見る
○小野寺分科員 現在の介護保険法でも、五十一条、六十一条で高額介護サービス等の支給の要件についてうたっておりますので、その辺は少しは安心しているのですが、特に現在、通常介護保険の訪問看護では週三回というのが規定だと思いますが、当然高度な疾病によりまして毎日のように看護が必要だとい...全文を見る
○小野寺分科員 今、局長の方からそういうお話がありましたが、現実に、地域によって施設にかなりの格差がございます。今、局長の方からもお話がありましたが、例えば特別養護老人ホーム一つとりましても、これは平成八年の数字ですけれども、お年寄り、六十五歳以上の人口に対して特別養護老人ホーム...全文を見る
○小野寺分科員 今、局長の方から、いろいろなサービスを選べるというお話だったのですが、それは、例えば人口密度が高い都会であればできるのですが、地域によってはかなり広いエリア、車で一時間ぐらいのエリアのところでようやく一つのサービス、在宅介護のサービスが受けられるという場所が大部分...全文を見る
○小野寺分科員 ぜひ、努力をお願いします。  これで終わります。ありがとうございました。
03月09日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○小野寺委員 きょうは私の時間は三十分ということでありますので、ポイントを絞って質問をさせていただきます。  今回の米の関税措置への切りかえということでありますが、これは今回のWTOの来年に向けた交渉におきまして、それなりにやはりどっちが得かということを考えた場合に、このまま関...全文を見る
○小野寺委員 ただいまのお話、大臣につきましては、言葉には出しませんが、決意というものはそれなりにあるのかなというふうに感じておりますが、ぜひなお一層、迫力に満ちた交渉を非常に日本全国農民が期待しておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思っています。  そこで、次期農業...全文を見る
○小野寺委員 今局長の中でお話ありました、一番私どもが心配していますのが改革過程の継続ということで、時計を逆戻しできない、そういうふうな厳しい責務を日本が負って今後交渉に臨むということだと思うのです。現段階で、今回のこの日本の関税化への切りかえということで、これは通告ベースでいい...全文を見る
○小野寺委員 なかなか私ども、ちょっと今の雰囲気は理解できないというか、一番心配しています、本当に今回の交渉は大丈夫なのか、関税率引き下げを強く要求されないのか、そういうふうな心配に対しては、何かまだジャブの応酬みたいな、あるいはそこまで踏み込んでいないのかなということでちょっと...全文を見る
○小野寺委員 今の局長のお話は、そうなのかなというふうに聞くことができるのですが、自分が一番心配しているのは、今回の米の関税化を受け入れることによりまして、自分たちが政治家の立場で農家経営の皆さんに説明をするときは、二次関税率、今の二次税率で三百四十一円。来年でもそこでとまるのだ...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ私も、今のは先輩議員としてのアドバイスだと思いますが、地元に対しては誠意を尽くして説明をしていきたいというふうに思っています。  それでは、ちょっと質問を変えまして、農家経営のことについて少しお伺いをしたいと思います。  前回の交渉によりまして、UR対策事業...全文を見る
○小野寺委員 今のお話、そういう方向でいけばすばらしいなと思うのですが、現実的には農地というのはかなり続いております。町で区分しているような、ここからここまでは集約的な平場の農地です、ここからここまでは中山間地ですというような、そういうきれいな区分けはつかなくて、地元を歩いている...全文を見る
○小野寺委員 今言った負債に対しての利子補給あるいは軽減措置ということが一つはあると思うのです。  もう一つ、この負担金、賦課金の中には、土地改良事業の中ではどうしても揚水機場、排水機場、いろいろな施設の運営費用というのもその中に入っております。そうしますと、今まで圃場に水をく...全文を見る
○小野寺委員 意を強くする御答弁をありがとうございます。本当に、地元の農家の声というのは一刻も早くそういう対策も組んでほしい、そういうことでありますので、対応をお願いしたいと思います。  今回、米の関税化ということでの質問をさせていただきましたが、実際、この問題はかなり奥の深い...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。質問を終わります。
05月20日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、食料・農業・農村基本法、このことについて質問させていただくことを大変光栄に思っております。まさしく二十一世紀の日本の農業、どうあるべきかということを決める大事な法律だと思います。農家の方の期待も大変高まっている。そういう思...全文を見る
○小野寺委員 今、平たく言いますと、国内生産をした農産物をなるべく多く食べましょう、多分、これからそういうふうな教育あるいは運動をするということなのかもしれませんが、現在、農産物の内外の価格格差というのを考えますと、なかなか対外的に国際競争に伍していけるような価格設定にはなってい...全文を見る
○小野寺委員 農家の方々は本当にかなりの生産努力をされております。先ほど大臣もお話しされましたが、日本のようないろいろな生産にかかわるその他の費用に関して、どうしても高い金額になってしまいます。したがって、競争というのは、これは自然と限界があると思います。  そういう中で、ぜひ...全文を見る
○小野寺委員 そうしますと、いわゆるセーフガードという条項がありますので、緊急的な輸入増加に関しては、この第十八条で、関税の調整そして輸入の制限ができるというふうに理解していいと今の答弁から伺いました。そういうことがなければいいのですが、輸入農産物、いついかなるときに急増するかわ...全文を見る
○小野寺委員 そうしますと、具体的には農水省としては調査をしていないということでしょうか。  たしか、主要な大使館には、農水省からそれぞれ農業の専門家が書記官として出向しているというふうに伺っているのですが、そういう調査というのはその中には入っていないのでしょうか。
○小野寺委員 これからまたWTO交渉を含め農産物交渉が盛んになってくると思います。  その際に、日本側もある程度強く発言できるような、例えばアメリカの補助金の内容、この間の調査団の報告によりますと、直接所得補償だけで年間に六千億円補償されている、そういうふうな補助金も出ていると...全文を見る
○小野寺委員 今、平成三年それから平成七年、ガイドラインということが出ましたが、特に今年度から、どの県もそうだと思います、宮城県に限らず、地方財政の危機が叫ばれる中、このガイドラインを見直すというような見通しはないのでしょうか。
○小野寺委員 ぜひこのガイドラインの見直し、平たく言えば、もう少し国の負担を上げていただいて、財政逼迫しております地方自治体の負担を軽減していただければ、さらに基盤整備が進むのではないかというふうに思っています。  次に、今回の新農基法の中の大きな一つのポイントとして、中山間地...全文を見る
○小野寺委員 期待するところ大いにありますし、また、せっかく期待が上がる中、実際ふたをあけてみたら、何だ、こんなものかというようなことにならないように、ぜひしっかりとした現地の調査をし、また、農家の方の期待に沿えるような形でお願いできたらと思っています。  それでは、もう次の質...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、この漁港、今まではハード面で、船着き場というのをどんどんつくっていくという事業から、これからはやはり漁村集落という視点に変えて、集落の環境整備に予算をどんどん使っていただきたい、そういう思いであります。  今回のこの農業基本法は非常に大きな法律でありますし、...全文を見る
06月07日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会公聴会 第1号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。きょうは、地方分権一括法案につきまして、公述人の皆様にいろいろお伺いしたいと思います。  まず、初めまして、きょうはお忙しいところ、大変ありがとうございます。  今までのお話を伺いまして、まず感じますこと、それは、今回の地方分権という...全文を見る
○小野寺委員 大変よくわかりました。どちらかといいますと、今の係争処理の問題に関しては、国が今回の法案を成立させる中で最終的な選択をしたというような方向だと思います。  私も、元県職員の経験がございます。その中で、現実的には、このような改善ということが、ある程度国の関与があって...全文を見る
○小野寺委員 同様の質問なんですが、分権後の財源の確保ということについて、恒松公述人に、現場の御経験も含めまして、御意見をお伺いしたいのです。
○小野寺委員 ありがとうございます。  時間となりましたので、大変残念でありますが、井下田先生あるいは池上先生には、ちょっときょうはお伺いすることができませんでした。  私は、今回の地方分権、本当に期待している者の一人であります。また、ぜひこの法律を実効ある形で成立させたいと...全文を見る