小野寺五典

おのでらいつのり

小選挙区(宮城県第六区)選出
自由民主党
当選回数8回

小野寺五典の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第171回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  済みません、時間がほとんどなくなってしまいました。先ほど、わたり、官僚の天下りの問題、廃止について、総理が踏み込んだ発言をしていただきました。大変ありがとうございます。  短い時間です。きょうは、午前、午後、お昼を挟んで約四十分ぐ...全文を見る
○小野寺委員 拉致問題については、ぜひ後退したととられないようにしっかり頑張っていただきたいと思います。  次に、日ロの問題を少しお伺いしたいと思います。  先週二十七日、鳥取県の境港のカニかご漁船第三十八吉丸が拿捕されました。この対応につきましては、石破大臣、中曽根外務大臣...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。  最後五分になりましたので、ソマリアのことについてちょっと触れたいと思います。  お手元に資料がございます。ソマリア沖での海賊事案発生状況ということです。現在、この問題については、政府・与党、さまざまな検討がなされていると思いますが、先...全文を見る
○小野寺委員 大臣のおっしゃるとおりなんです。  実は、この東南アジアの海賊対策というのは、日本が主導権をとりまして、例えば、海上保安庁がアジアの沿岸国に専門家を派遣したりインドネシアに巡視船を三隻供与する、また日本の民間の財団も大変な協力をして、実は沿岸国がそれぞれ海賊事案に...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。  午前の部はこれで終わります。午後、またよろしくお願いします。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。午前中に引き続き、質疑をさせていただきます。  冒頭、総理、質問通告はしておりませんが、午前中の審議でも出ておりました国会改革の中で、衆参の合併、一院制の問題について、総理はどのようなお考えをお持ちか、御意見を聞かせていただければと思い...全文を見る
○小野寺委員 国民に負担を強いるようなことが今後検討されるとすれば、やはり私ども国会議員みずからさまざまな改革をしなければいけない、むしろ血を流す努力をしなければいけない、そのような思いで私どもも頑張ってまいりますので、ぜひ総理も御決断をお願いしたいと思います。  それでは、冒...全文を見る
○小野寺委員 全くそうでありまして、これは、この新聞の記事が出たときに文部科学省の方にお願いしましたら、速やかに各県には通知を出していただきました。それで、ある程度学校までは届いたのかもしれませんが、そこからさらに大切なのは担任の先生。やはり、一番子供たちが真っ先に相談するのは、...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございます。ぜひ大臣には、こういう子がないように一生懸命頑張ると、一言で私はいいんだと思います。  この取材した記者によりますと、少女は大変明るくて本当に笑顔を絶やさない普通の女子高生、女の子だったということです。ですが、その少女は今も、この寒さの中、父...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございます。しっかりした対応をお願いしたいと思います。  次に、最近の老人世帯のことについて少しお話をしたいと思います。  資料に「三世代世帯の推移」というのがあります。これは、六十五歳以上の三世代以上の世帯、いわゆる親子三世代、四世代、おじいちゃんと...全文を見る
○小野寺委員 これは恐らく政治家としての考え方、スタンスの違いということで、これからもやはり議論がたくさん必要な部分だと思っております。  それでは、農業の問題についてちょっとお話をしたいと思います。  実際、今回の政策の中で、五千人の雇用、これは地方の雇用を農林水産業でやっ...全文を見る
○小野寺委員 石破大臣になられてようやくその視点が今回打ち出されたと思います。  農林振興というのは決して農林水産省だけではできない、他産業が入って初めてできるということ、ぜひ、そういうことをしっかりこれからもやっていただきたい。細かいいろいろな農政の問題には、触れたいと思うん...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。
02月17日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第12号
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○小野寺委員 自民党の小野寺です。  昨年の人事院勧告によりまして、中央省庁、特に国会対応の職員の方に新たな手当がつくことになりました。また、労働時間も十五分短縮ということが勧告をされました。どうも、国民的な感覚からいうと、どうしてそれがそうなのかなということに疑念を持つ方も多...全文を見る
02月19日第171回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○小野寺主査代理 これにて井澤京子さんの質疑は終了しました。  次に、渡部篤君。
○小野寺主査代理 これにて渡部篤君の質疑は終了しました。  次に、高木美智代さん。
02月20日第171回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○小野寺主査代理 金森初等中等教育局長、時間が参っておりますので、手短にお願いします。
○小野寺主査代理 これにて石原宏高君の質疑は終了しました。  次に、吉井英勝君。
○小野寺主査代理 これにて吉井英勝君の質疑は終了いたしました。  次に、大畠章宏君。
05月13日第171回国会 衆議院 在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号
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○小野寺協議委員 動議を提出いたします。  議長には河野太郎君を推薦いたします。
○小野寺協議委員 動議を提出いたします。  副議長には三原朝彦君を推薦いたします。
06月16日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第43号
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○小野寺委員 本日の議運理事会におきまして、国民年金法みなし否決の動議について提案をしたところ、野党の方から、この動議について本日審議をするのであれば、予定されています核兵器廃絶に向けた取り組みの強化を求める決議案、そして臓器移植に対する討論、それも含めてすべて欠席をするという話...全文を見る
11月18日第173回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小野寺委員 それでは、沖縄の基地問題について引き続きお伺いします。  岡田外務大臣は、二〇〇五年五月、沖縄県内基地移転反対県民大会、ここで、心を一つにして県外移設を実現という発言をされました。また、同年八月二十五日、外国特派員協会において、普天間の県外、国外への移設実現を目指...全文を見る
○小野寺委員 ということは、現在、この普天間の県外、国外への移設実現というのは政治生命はかけていない、そう考えていいんでしょうか。
○小野寺委員 そうしますと、二〇〇五年時点では県外、国外への移設というのは政治生命をかけるほどの決意があった。ですが、今現在は政治生命をかけるほどの決意はなくて、狭い道だからもしかしたら県内移設もあり得る、そう考えていいんでしょうか。
○小野寺委員 それでは、二〇〇五年には普天間の県外、国外への移設については政治生命をかけるほどのものということですが、現在はどうもそこまでいっていないというお話がありました。また、選挙があったというお話がありました。ちょっと聞いてください。  では、岡田外務大臣は、民主党が出さ...全文を見る
○小野寺委員 そうしますと、日米合意ができた現在については、当然二〇〇五年と比べて状況は変わっているということだと思うんですが、では、民主党が出された沖縄ビジョン二〇〇八、これではやはり国外、県外の問題に触れてあると思いますが、これについてはどうお考えなんですか。
○小野寺委員 それではお伺いいたします。  実は、民主党沖縄ビジョンには、この記載がずっとあったんですが、前回選挙のマニフェストの中のインデックスを見ますと、地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても引き続き見直しを進めますと。私どもは、この引き続きという...全文を見る
○小野寺委員 このマニフェストにつきましては、例えば北澤防衛大臣が県外移設でなくても違反ではないというお話をされました。そうしますと、岡田大臣の今の見解からすると、この県外移設ができなくてもこれはマニフェスト違反ではないと考えていいんでしょうか。
○小野寺委員 マニフェスト違反ではないと今明確にお話をされました。  では、八月三十日の衆議院選挙についてお伺いします。  この選挙、実は沖縄県では我が党が全敗をいたしました。この問題について県外、国外移転を主張する方が四名中三名当選をされた、うち民主党は二名当選をされた。こ...全文を見る
○小野寺委員 ということは、沖縄の県民の皆さんは、今回の衆議院選挙では、この沖縄の基地移転、県外移転について、それは余り選挙には重みを置かなかったと考えていいんでしょうか。
○小野寺委員 外務大臣にお伝えしたいんですが、私どもはこの問題、こういう何かいろいろなことを聞くこと、なぜこういうことを聞くかというと、あなたの今までの発言、そして民主党政権自身の、鳩山総理の発言が二転三転、閣内がみんなぶれている。だから、沖縄県民の皆さんが今、大変厳しい、そんな...全文を見る
○小野寺委員 委員長、ちょっと済みません、副大臣の答弁は求めておりません。
○小野寺委員 では、大臣、お願いします。検討したことはありますか。
○小野寺委員 まじめにということを取り消せというお話がありましたが、お伺いしたいのは、ではどうしてここまで沖縄の基地の問題が、県外、そうお話をしてみたり、あるいは嘉手納に統合すると言ってみたり、決着する時間に関しても、速やかにと言ってみたり、選挙の後と言ってみたり、選挙の前にと言...全文を見る
○小野寺委員 お互いに、多分受け取り方の違いだと思います。では、もしそういう受けとめ方が違う形で私が言ったのであれば、取り消しします。お許しいただければと思います。  次の質問にちょっと入らせていただきます。  このままいくと、私は、結局この沖縄の移転の問題というのは、最終的...全文を見る
○小野寺委員 では、同じ質問を、大臣、お答えください。
○小野寺委員 大臣、お願いします。答えてください。
○小野寺委員 それでは、済みません、長島防衛大臣政務官、たびたびいろいろなお話も伺っていますし、また、先般NHKでもお話をされておりましたが、防衛省としまして、あるいは長島政務官としましては、最終的にこの現行案、もしかしたら、沖縄の意向を聞いて原案よりも少し沖合に出すということが...全文を見る
○小野寺委員 それでは、もしこの協議が最終的に何らかの解決策として新たなものが見出せなければ、現行のこの案、もしくは現行案より少し沖合に出すという案で最終的に決着するというふうにお考えでしょうか。岡田大臣の意見をお伺いします。
○小野寺委員 これももしかしたら大臣からおしかりを受けるかもしれませんが、十五日、「新報道二〇〇一」、このテレビ番組で、これは報道です。私は実はそのテレビをずっと見ておりませんし、一語一句引いたわけではないので、逆にお話をしっかりしていただきたいんですが、有効な代替案がなければ現...全文を見る
○小野寺委員 これについては私もテレビを今から見ることもできないので、ただ、報道で実はこういうふうに書かれているので、多くの皆さんが、ああ、ではやはり現行案が、もしこの協議が前に進まない、新しい提案がうまくいかなければ現行案でいく、結局そこに現行案で落ちつくということになれば、一...全文を見る
○小野寺委員 丁寧に耳を傾けるということも大切ですが、ぜひ、こういう、本当に決めるときというのは、それぞれの閣僚が、総理がいろいろな発言でその都度変わるんではなくて、内部でしっかり議論をして、最終的に一つの方向を見つけてしっかりやっていただく、そういうことが一番大切ではないかと思...全文を見る
○小野寺委員 鳩山総理が幾たびか発言の中で、このインド洋の給油の問題は、カルザイが特に岡田大臣との会談の中では触れていない、だからそう感謝はされていない、そのような言い方でこのインド洋の給油の問題のお話をされておりますが、実際、カルザイさんとお会いされたときに、そんな印象を持たれ...全文を見る
○小野寺委員 実は、外務省からそのときの議事録を取り寄せていろいろ聞いたんですが、この給油の問題は、実は、岡田大臣から向こうに持ち出すことはなかった、そして向こうからも持ち出されることはなかった、この認識でよろしいですよね。ということは、鳩山総理がおっしゃっている、カルザイさんが...全文を見る
○小野寺委員 私も今、その感謝をしていないという言葉が適切かどうかは調べていただいて、もしかして適切じゃなかったら、それはちょっとおわびをしますが、ただ、おっしゃったように、単純延長をしない理由の一つとして、カルザイさんから感謝の意がなかったということを総理はおっしゃいました。で...全文を見る
○小野寺委員 アフガンを含むテロとの闘いの中で、日本が今一番目立って参加しているのがインド洋の給油の問題だと思います。どうしてこの問題について一言も触れない。これは当初の会談の予定の中に初めからなかったんですか。
○小野寺委員 ということは、カルザイから特にこの問題について御礼もなかったし言及もなかったということは、むしろ、こちらから話を何も持ちかけていなかった、そして、カルザイは累次にわたってこの問題について日本に謝辞を言っているので改めて言う必要もなかった、そういうところから出てきた話...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ岡田大臣にお願いしたいのは、正確に物をおっしゃる大臣ですので、今言った正確な物の言い方を鳩山総理にもお伝えしていただいて、決して、言及がなかったから、感謝の言葉がなかったから、単純延長しないという理由に使われるということは、逆に、この話題を持ち出さなかったという...全文を見る
○小野寺委員 相手のあることであると。ただ、向こうは大統領選挙が終わったままで、そういうお話のできる状況ではないと。  では、この五十億という数字は、何を根拠に五十億になったんでしょうか。
○小野寺委員 その五十という数字は、そうしますと、外務大臣の方から示された数字と考えてよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 外務省内での協議ということは、いわゆる政務三役の中でお考えだと考えてよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 先週、我が党の外交部会がございまして、そこで実は、このアフガンの五十億ドルの内容について外務省内で積み上げましたかと聞きましたら、積み上げておりませんという話がございました。どういう形でこの数字が出てきたんですかと言ったら、それは上の方からですというお話でした。上の...全文を見る
○小野寺委員 そうしますと、この五十億という数字というのは、外務省内のいろいろな意見を聞いて、それで外務大臣が取りまとめて決められたと。特に総理からの指示もあるわけではないし、党からの指示もあるわけではない、そう考えてよろしいでしょうか。
○小野寺委員 民主党内の方もいろいろな意見を聞いたことがありますか。
○小野寺委員 大きな意味で積み上げた数字ではない五十億ドルというお話でした。  私ども、実は現在、御存じのとおり、八年間ぐらいでしょうか、十八億ドルの支援をさせていただいております。これは一生懸命いろいろな分野で支援をしようと思って努力して、努力した中でも、実はこの八年間の期間...全文を見る
○小野寺委員 最近の資料で私が見ている限りでは、二〇〇八年の資料、もっと最新のが欲しかったんですが、二〇〇七年では千五百人、それが二〇〇八年では二千百十八人ということで、四〇%、これは文民犠牲者が出ております。また、開発援助の犠牲者というのも、一年間で殺害者が三十八人、誘拐者が百...全文を見る
○小野寺委員 副大臣、前、私は逆の立場でしたので今おっしゃったことはよくわかるんですが、実際、今までも、八年間で十八億ドルの支援しかできなかった。しようと思って、例えば二十億ドルまで考えても、十八億ドルまでしかできていないんです。そういう中で、これからさらに治安が厳しい、アメリカ...全文を見る
○小野寺委員 私は、今民主党さんがやっていらっしゃる業務仕分け、なるほど、こういう形で一つ一つ仕事を見ていくのは、ああ、こういう見方があるんだなということで参考にさせていただいています。そこまで非常に無駄なコストを省いて頑張っている一方で、なぜ、五十億ドル、五千億円ですか、それだ...全文を見る
○小野寺委員 最後、この話で少し締めくくりだと思うんですが、おっしゃるとおり、小切手外交というふうに言われては決していけないと思います。ですから、私は、この五十億ドルの積み上げの根拠、そして実際これが使われるのか、そういう過程についてお話をお伺いさせていただきました。  そして...全文を見る
○小野寺委員 実はこのクロマグロ、最大の需要国、輸入国は日本でもあります。ですから、日本は資源管理に対する国際的な責任、役割も持っております。  当然、日本政府は、今まで日本漁船に対して厳しい管理を行ってきました。ところが、輸入品については、ある面でこういう管理がおざなり、ちょ...全文を見る
○小野寺委員 また、この問題は日本の漁業者に大変な大きな影響を及ぼします。本年度の東大西洋への我が国の出漁漁船は三十三隻、四割近い漁獲の削減で二十億円以上の水揚げを失うことになります。業界は出漁体制の見直しが必須になります。  我が国生産者は国際的規制を受けて厳格な漁業枠の管理...全文を見る
○小野寺委員 この問題の発端というのは、CITESに対してのモナコ提案ということだと思っています。CITESに対してモナコは、ワシントン条約の附属書1、これは商業取引の禁止ということになりますが、単に二国間の商業取引ではなくて、これは公海上もこの取引に当たります。ですから、公海上...全文を見る
○小野寺委員 そもそもマグロを含めた漁業というのは、これは漁業資源です。決して、例えばアフリカゾウを含めて、いろいろな希少動物のようなワシントン条約の範疇に入るものではないと私ども思っております。こういう資源管理の問題は、それぞれの地域漁業機関、資源管理機関で議論すべきだと思いま...全文を見る
○小野寺委員 外務省にお伺いします。  このような国連決議の表題が法律になった事例は過去ありますか。
○小野寺委員 そうしますと、この国連決議をわざわざ法の題名にするということは、この国連決議と国内法、これはどちらが優位と考えていいんでしょうか。
○小野寺委員 国連決議をそのたびに法律の表題にするということは、国連決議とそれから国内法と、どちらが重いとお考えですか。
○小野寺委員 国連決議というのは、これは仮に例えば日本が国連決議に反対をする場合、しかし多くの国で賛成多数になった場合、これは日本が反対している内容についても国連決議がなされた、こういう場合も想定されます。  ですから、私は、どうして、しかも今までの法律上初めて、わざわざ国連決...全文を見る
○小野寺委員 なぜこのようなことを言うかというと、実は私ども、長年、こういういろいろな法律をこの国会の場でつくっておりますが、突然これだけ変わった法律、なぜ国連決議がわざわざ法律の題名に出てくるような、このようなものが突然飛び出すのか。そしてまた、今回、この中にありました九条の二...全文を見る
○小野寺委員 政権に入るといろいろな認識が変わる、考え方が変わるということかと今承りました。  一つ確認をしたいことがございます。  きょうは鈴木宗男外務委員長がいらっしゃいます。一つ、辻元清美国土交通副大臣にお伺いしたいんですが、当時、私は多分テレビで見ていたのかもしれませ...全文を見る
○小野寺委員 そうしますと、例えばこの予算委員会、平成十四年三月十一日ですが、その当時辻元委員がおっしゃった、これは外務省の佐藤優外務主任分析官、それからケニア・ソンドゥ・ミリウダムの支援の問題、この問題で、さまざまな疑惑があるということで厳しく追及をされました。そして、その際、...全文を見る
○小野寺委員 このことに関しては、大変失礼な言い方ですが、鈴木委員長は現在刑事訴追を受けている話ではございません。ですから、あくまでも疑惑ということで、今おっしゃった形が多分正確だと思っております。  私どもも、国会論戦の場で、ちょっと発言の文句等やはり気をつけなきゃいけないな...全文を見る
○小野寺委員 ということは、晴れて、この疑惑のデパート、疑惑の総合商社ということは撤回されるということですか。
○小野寺委員 ありがとうございました。  お互いにさまざまな経験をした仲間ということで、ちょっと仲間ととらえたら嫌いかもしれませんけれども、お許しいただければと思っています。  きょうは、こうして当初普天間問題からお話をしました。最終的にぜひお願いしたいのは、私は、やはりこの...全文を見る
○小野寺委員 時間が参りましたので終わりたいと思いますが、ぜひ、私どもこれから野党になって、今、座る席がかわりました。座る席がかわると、実は見る景色が大分変わってまいります。私どもが至らなかったところもよく見えます。ですが、逆に、私どもが経験した中で、今この状況では危ないな、今の...全文を見る
11月25日第173回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小野寺委員 冒頭、委員長からお話がありましたように、先般、与党のみでの採決ということになりました。これから大切な条約の問題になりますので……(発言する者あり)失礼いたしました。自民、公明欠席のもとでの採決ということになりました。ぜひ、これから慎重な、公平な審議を委員長にはお願い...全文を見る
○小野寺委員 きょうお手元に、手書きで大変恐縮ですが、この東大西洋のクロマグロ、今回のICCAT、CITESで問題になっているクロマグロですが、この資源量の数値がございます。  例えば、真ん中あたりにトルコという国がありますが、トルコの漁獲枠というのは、丸で囲ってありますが、二...全文を見る
○小野寺委員 ただいま長官からDNA検査を行っているということがございました。  三枚目、最後の資料をちょっと見ていただければと思うんですが、ここに、右側に図がございます。「冷凍まぐろ類の輸入の流れ」という図がありまして、これは水産庁の資料です。初めに船籍国、蓄養国から、輸入業...全文を見る
○小野寺委員 このまぐろ検査官というのは、当初一名、一昨年には四名、ことしの十月から五名ということで、検査官が大変今ふえているということなんです。ところが、この検査官は、専ら日本の船がとったマグロだけを検査していて、このような輸入にかかわって入ってきたマグロに関しては検査をしてい...全文を見る
○小野寺委員 日本の漁船がとったマグロは、船まで乗り込んで一匹一匹検査をしている。ですが、このように、例えばトルコのように漁獲枠が八百トンしかないのに日本に入ってきているフィレという形でのマグロだけで二千四百トンもある、何倍にもふえている、こういう異常な状況に関して、実は書面上で...全文を見る
○小野寺委員 今長官から、直ちに影響が出るわけではないというお話がありましたが、そんなことはないんです。もう直ちに影響が出ているんです。  例えばこのクロマグロ、大西洋の漁場ということ、ここでもし操業ができなくなるということは、実は、マグロ漁船というのはそれぞれ一つの船だけでは...全文を見る
○小野寺委員 政府・与党であります民主党のマニフェストの中には、農業だけではなく漁業にも所得補償制度を導入ということが公約としてうたわれております。特に、今回のクロマグロの国際的な資源に関する削減、漁獲枠削減ということは、今長官、減船にはつなげないというお話をされましたが、ただ、...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございます。ぜひともしっかりした対応をお願いしたいと思います。  それでは、時間が多少ございますので、外交案件、前回の質問の中で質問できなかった部分についてお伺いしたいと思います。  まず、日米間の核の持ち込みに対する密約の問題、このことについてお伺い...全文を見る
○小野寺委員 確かに、この問題というのはむしろ、アメリカ側で幾つかの情報の公開があって、それが逆に日本側はどうなのかということですので、やはりこういう情報公開文書についての、特にこういう機密文書の日米間の取り決め、考え方というのは大切かと思っております。  ちょっと基本的なこと...全文を見る
○小野寺委員 確かに、私も政府側にいたときにこの問題を確認したら、ないというふうな答弁がありましたので、もし出てきたら私もだまされたんだなというふうに思わざるを得ないと思っております。  ただ、この問題の大変複雑なところは、では、例えばいわゆる密約という問題があったという形で明...全文を見る
○小野寺委員 ということで、アメリカ側の言い分をもし仮に信用する、もしこれが信用できないということであれば、逆に言えば、日本の非核三原則の問題、それから日米安保条約上、これはアメリカ側に確認をするということが必要なことになります。ですから、今大臣は、この時点ではないというふうに御...全文を見る
○小野寺委員 その際、もう一つ不安なことがございます。  確かに、現在、東アジア情勢、あるいは冷戦の終結後、国際的な大きな意味での紛争の問題というのは一つ鎮静化の方向、また局地的ないろいろな問題はございますが、そうありますが、我が国として、例えば北朝鮮の核の開発の問題、あるいは...全文を見る
○小野寺委員 この問題の大変深刻なところは、確かに、日本の中での外交機密の問題の扱いの問題、これは今回、密約という形で国民に不安を持たせることはおかしいということでの調査だと思います。  ただ、この問題の先につながりますのは、例えば日本は、当然、非核三原則を掲げる一方で、米国の...全文を見る
○小野寺委員 そのパンドラの箱をあけるということ、それも一つの勇気だと思います。ですが、その先に、開いた後に日本の安全保障問題、非核三原則の問題、これをどう決着するのかということも、これは勇気だと思います。勇気ある対応を期待いたします。  終わります。