小野寺五典

おのでらいつのり

小選挙区(宮城県第六区)選出
自由民主党
当選回数8回

小野寺五典の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第174回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第3号
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○小野寺分科員 きょうは、質問の機会をありがとうございます。  昨日、チリ地震による大きな津波が太平洋沿岸、特に三陸沿岸に大きな被害を及ぼしました。私も実は、終日この対策本部におりまして、津波が直接上がってくるところを現実に見ておりました。きょうの読売新聞の一面に大きな写真が出...全文を見る
○小野寺分科員 今回の被害というのはかなり広範囲に広がっております。当然、これだけ広範囲でありますと、激甚災害というような、私たちもそういう印象を持っております。ぜひ早急な調査をしていただきまして、そして、今政権に関しては戸別所得補償というお話をされております。こういうまじめに額...全文を見る
○小野寺分科員 この津波に関しては、実は、予報システムというのが文部科学省、国土交通省、他省庁によって今とられております。  今回、予報システムというのが特に沿岸域でかなり有効に機能いたしました。ですから、私ども、今から二十分後にこれだけの波が来るぞというのを予測しながら住民の...全文を見る
○小野寺分科員 私どもも外交の経験がございます。委員長も大変御経験があると思うんですが、現実、こういう問題が起きたときには、まず一番初めに私どもが攻略、攻勢するのは、例えば事務局なんです。  今回、なぜEUがここまでまとまって一つの方向を向き始めているかというと、CITESの事...全文を見る
○小野寺分科員 認識はしっかりしていらっしゃると思いますが、ただ、今のお話の中で、確かに量は少ないということがあります。ただ、ここを主な漁場としている漁業者の方がいらっしゃって、その方々は、ここがもしできなくなると、自然、この大西洋の遠洋マグロ漁業、マグロ漁業全体が自分のところで...全文を見る
○小野寺分科員 確認いたしますが、もし仮にモナコ提案が採択されてしまった場合、最善の努力をしても仕方ない場合に、留保ということを使い、鯨類と同じような形で日本はクロマグロのことを考える。そしてその際には、大西洋の公海上でのクロマグロの漁業というのを認めると考えてよろしいんでしょう...全文を見る
○小野寺分科員 その際、一つ心配があります。  実は、大西洋の公海上のクロマグロだけではなくて、地中海の中の、沿岸十二海里から間の真ん中のところ、ここも一応公海上の扱いになっています。ですから、留保という条約上でいえば、地中海の中の操業もできるということになります。同じくここの...全文を見る
○小野寺分科員 そこで、こういうことがその後起きつつあるなということを共通認識するべきだと思うんですが、実は、シーシェパードという団体が、鯨で大変日本は攻撃をされております。次に標的にしようとしているのは、もしワシントン条約の会議でこのマグロの問題が、例えば日本が留保ということに...全文を見る
○小野寺分科員 同じくサメの問題もございます。サンゴの問題もございます。  例えばサメというのは、ひれだけではなくて、身ははんぺんに使うこともありますし、あるいは背骨を含めた骨格部分というのは、コンドロイチン酸という、これはがんに大変有効だということで、今世界じゅうで注目をされ...全文を見る
○小野寺分科員 沿岸はもとよりなんですが、きょうここでお話ししているのは遠洋漁業のマグロ漁業の問題、そして、国際規制で、規制強化で一番影響を受けるのはこういう遠洋漁業、近海漁業ということですので、ぜひ、戸別所得補償を沿岸のことだけに限らず、その検討、研究というのは遠洋漁業まで広げ...全文を見る
○小野寺分科員 沿岸でも、沖合でも、近海でも、養殖でも、すべて漁業者は漁業者ですので、そこに差をつけるということは、むしろ漁業者の皆さんに不公平感をもたらしてしまいます。制度設計をしっかりしていただきたい、そのように思っています。  さて、もう一つ、実は、カツオの資源の問題なん...全文を見る
○小野寺分科員 これはかなり、今後大きな、大変な問題になります。  日本は資源の問題、資源管理の問題で、ぜひこの外国船のまき網規制、公海上から北上してきて三陸沿岸の漁場につながる可能性が高いわけですから、その先で全部とられてしまったのでは、日本近海に来るカツオがいなくなってしま...全文を見る
03月10日第174回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○小野寺委員 おはようございます。自由民主党、小野寺五典です。  きょうは、初めに、いわゆる核密約問題について質問をさせていただきます。  冒頭、このような大変な調査をされた、そのことに対して敬意を払います。私ども、政府におりましたときにも、なかなかこの問題、私どもが部内で聞...全文を見る
○小野寺委員 報告書の中で、一部破棄された、欠損しているということもございました。私どもも、反省を込めて、今後そういうことがないようにしっかりお願いしたい、そのように思っております。  さて、昨日の記者会見の中でも、外務大臣は改めて非核三原則の原則を堅持するというお話をされまし...全文を見る
○小野寺委員 外務大臣にちょっと認識をお伺いします。  今、事実上問題がないというお話をされたのは、恐らくお話の中であります九一年のお父さんのブッシュ大統領が出されたNPRの問題だと思いますが、そのことでよろしいでしょうか。
○小野寺委員 核兵器には戦術核と戦略核というのがございます。アメリカは戦略核には一切触れておりません。ということは、同じ核兵器でも、実は戦略核というのは厳然として艦船や潜水艦あるいは爆撃機に搭載されて、日本の領海あるいは日本の港に寄港する可能性があります。このことについてどうお考...全文を見る
○小野寺委員 まずお伺いしたいのは、実は今回のNPRの対象外になっているのは、戦術核の中でもヨーロッパ、アメリカに配備されている航空機、爆撃機、そして有事のトマホーク、実はこれも戦術核として厳然として現在あるんです。  それから、今大臣が、戦略核を積んでいる潜水艦あるいは艦船、...全文を見る
○小野寺委員 戦略核を持つ潜水艦というのは、基本的には潜っているんです。そして、日本の近海に来るかどうかということも私どもとして知り得ない。アメリカ側に聞くしかないんです。アメリカにこういう問題を聞いているのか。あるいは、九一年のNPR以降、アメリカがこの政策を守っているというこ...全文を見る
○小野寺委員 お伺いします。  現在、戦略核を含めた核艦船が日本近海あるいは日本の領海内、日本に寄港しない、あるいは日本に来る爆撃機にこれが搭載されていない、そして、今ありました、トマホークには有事の際には搭載する、このようなことをアメリカに大臣は日本政府として確認をされており...全文を見る
○小野寺委員 これは、言ってみれば、大臣が今回示された広義の密約、お互いにお互いの解釈をし、相手の政府には深いところで確認をしない、これに当たることになりませんか。結果として、今回調べて、私どもはなるほどなと大きく感心をしました。そして、広義の密約、狭義の密約、こういうことはない...全文を見る
○小野寺委員 では、今回の問題は少し引いても、今回の経緯をお話しします。  今回、日本に核を持ち込ませないということ、そして領海を通過しない、寄港しないというふうに私どもは理解をしているというのが日本側の考え方。アメリカ側は、領海内を通過する、日本に寄港するというのは、これは持...全文を見る
○小野寺委員 多分、大臣はよく理解されていないと思うんですが、戦術核と戦略核ということで向こうはうまく使い分けているんです。戦略核については、厳然として今も艦船に搭載可能なんです。航空機にも搭載可能なんです。そして、有事のトマホークにも搭載可能なんです。トマホークは現実として日本...全文を見る
○小野寺委員 ということは、鳩山内閣はこの密約ということをこれからも続けていくということでしょうか。
○小野寺委員 大臣はよくわかっていないと思うんですが、九一年のNPRで言った……(発言する者あり)ちょっと聞いて。九一年のNPRでアメリカが言っているのは、核兵器には戦術核と戦略核があるんです。戦術核は艦船には載せない。ですから、現在も生きているのは、船に載っている戦略核は生きて...全文を見る
○小野寺委員 では、アメリカが現在配備している航空機、そして有事の際のトマホーク、これも確認できるんでしょうか。
○小野寺委員 それはアメリカ側にすべて確認をしていますか。それから、今おっしゃったように戦術核はすべてこれを撤去するということではないんです。艦船に載せるということであって、航空機とトマホークには戦術核も現在も現実として使うというのがアメリカの政策なんです。
○小野寺委員 それは日本政府が勝手にそう解釈し、考えているということでしょう。これは、この密約の問題で指摘されたことと何ら状況は変わっていないじゃないですか。アメリカには確認しない、日本は勝手にそう思っている。では、アメリカはどうかというと、アメリカはアメリカの独自の考えで、戦術...全文を見る
○小野寺委員 申しわけないんですが、この後、事務方とちゃんとお話をして、説明を受けてください。  九一年のNPRで言っているのは、あくまでも艦船に搭載の戦術核なんです。戦略核とそれから航空機、有事のトマホークについての戦術核については、アメリカは否定をしておりません。ですから、...全文を見る
○小野寺委員 では、明確にしたということは、違いがわかったんだから、その違いをすり合わせる努力はするんですか。
○小野寺委員 アメリカ政府との間で問題がないというお話をされました。それは、あくまでも九一年の話、それから九一年のNPRをずっと確認しているという話だけであって、NPR本体そのものが、これは多分外務省にだまされていますよ。外務省の人は多分説明していないと思うんです。ここで規定され...全文を見る
○小野寺委員 では、アメリカ側に一々それを確認されているということですか。
○小野寺委員 では、改めて伺います。  一部の爆撃機、そして有事のトマホークにも搭載可能だということになっています。トマホークは日本にも入ってきていますか。
○小野寺委員 私ども、この問題で大臣の何かをこうしようとか、そういうことはないんです。現実にオープンになって、密約がこれからない形で持っていくとすれば、今、日米間にある違い、ずれ、これを合わせていく、協議していく、そのことをすべきだ、これからの日本の安全保障の問題に前向きに進むべ...全文を見る
○小野寺委員 後で議事録をよく読んでいただければ、今論点がどこがずれているか、そして大臣が外務省から何の説明を受けているかということを、ああ、これは失敗したなと後でお考えになる、そういうふうにならないように心配をしております。  それでは、質問通告もしておりますので……(発言す...全文を見る
○小野寺委員 私どもが政権についていたとき、外務委員会の視察でこのガス田を見たときに、きちんと当時の、あれは飛行機を出してくれた防衛省だと思いますが、私どもに航空写真を提示し、このような状況になっているという説明がありました。  今回は、そのことも踏まえて、何度も写真を見せてく...全文を見る
○小野寺委員 よくわからないのは、核密約についてはオープンにする、いろいろなことを調べる、そして、それは今までの政権が悪かった、私たちはこうやって見せるようになったんだと。今度は、東シナ海の写真、これは新聞社も撮っている写真、その写真を見せてくれと言ったら、いや、これは出せない。...全文を見る
○小野寺委員 それは出せないということで理解せざるを得ないと思います。  それでは、竹島の問題について触れたいと思います。  端的にお答えください。一言でいいと思います。大臣、竹島は日本の領土になりますか。
○小野寺委員 その際、中学の学習指導要領の解説の中に、実は竹島という記述が一昨年入れられることになりました。そして、竹島が日本の領土であるということは広く中学生にも教えるということになりました。  ところが、今回、高校の学習指導要領の解説書においては、竹島の記述というのが落ちる...全文を見る
○小野寺委員 外務大臣は了解をされましたか。
○小野寺委員 この公表の前に報告を受け、それを了承されましたか。
○小野寺委員 その際、外務大臣は、異論を挟む、これは記述すべきだ、竹島は日本の領土である、それはきちっと明記すべきだ、そのようなことをおっしゃいませんでしたか。
○小野寺委員 もう一度お伺いします。  竹島は日本の領土ですか。
○小野寺委員 それでは、文科副大臣にお伺いします。  なぜ高校で落とすことになったのか。そして、この決定は政務三役の議論で行ったといいますが、なぜわざわざ中学で入っていた竹島の記述を高校の段階で落としたんですか。教えてください。
○小野寺委員 今、副大臣の話の中には竹島という言葉がありましたが、今回書かれた高校の指導解説書には竹島という記述はないんです。言葉を変えないでください。
○小野寺委員 もういいよ。政務三役で決めたというのに、政務三役で話を決めて竹島の記述を落としたというのに、あなた、読んでしかいないでしょう。本当にその議論の中で、竹島が落ちるということがどんな大きな意味を持つかを考えて判断したのかどうか、私は大変疑問に思います。  それからもう...全文を見る
○小野寺委員 外務大臣にお伺いします。  外務大臣は、文書を残せということ、資料を残せということ、政策決定に大きな影響を及ぼすことに関してはしっかりと記録を残し、保管すべきだということをきのうの記者会見でもお話をされています。  今お話があった、竹島の記述を高校のところから落...全文を見る
○小野寺委員 今、政治主導ということを盛んにおっしゃいます、そして重要なことは政務三役で決めると。私どもは、まあ批判もありますが、事務次官会議があり、そこに上がってきたものがまた上がる、さまざまなフィルターを通してこの問題が後でオープンになるようなことになっていると思います。今の...全文を見る
03月11日第174回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは質問の機会を与えていただきまして、大変ありがとうございます。  まず、今、谷委員がお話をされた、湾奥で二メートルを超えるような場所もあったというお話がありました。それは、私の自宅の前でございます。目の前で、本当に津波という...全文を見る
○小野寺委員 漁業被害、本当に今回は大変なことになっています。  今、現場の漁業者の皆さんはどういう状況かといいますと、まず、これだけひどく壊された養殖施設の前に茫然とたたずむ。ですが、少しでも収益を上げるために、この養殖施設にわずかについたワカメや昆布、そういうものをとにかく...全文を見る
○小野寺委員 チリ地震の問題に対して、さまざまな義援金とか政府が対策をとるとか、そういうニュースを聞いて、私は、ああ、よかったな、私どもの地元三陸沿岸にも何か支援があるのかなと思ったら、実は、この支援というのはチリの国に対して行くのであって、日本国民にはまだ何も、日本の漁業者には...全文を見る
○小野寺委員 昨日、宮城県知事が来られまして、県の状況では三十億を超えるという見通しもお話しされております。  実は、今回は津波ということで、対象が沿岸の漁業者です。ですから、多くの人ではないかもしれない。ですが、一番寒い中、つらい中作業されていて、零細で困っていらっしゃる、こ...全文を見る
○小野寺委員 大変前向きなお話をありがとうございます。そして、自治体への支援というのも、恐らく国の支援とは別に、市、県でもかなり細かい対応が必要だと思います。ぜひそういう財政的な支援も、しっかりと総務省を中心にお願いできたらというふうに思っています。  さて、今回の津波が起きた...全文を見る
○小野寺委員 きょうはさまざまな質問をさせていただき、大臣からも各省からも前向きなお話をいただきました。このような災害対策については、ぜひ一丸となってこれからも取り組んでいきたいと思いますし、しっかり頑張っていただければと思います。  どうもありがとうございました。
03月12日第174回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小野寺委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表しまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   国際社会には現在、解...全文を見る
03月26日第174回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  改めて、日・EU刑事協定について伺いたいと思います。  まず、共助の拒否事由、日・EUですが、死刑を科し得る犯罪について、私は不平等ではないかというふうに思っております。  例えば、EUの国民が日本において複数の日本人を殺害し、...全文を見る
○小野寺委員 今御答弁にありましたが、日本で犯罪を犯したEU国民に関して、日本が共助を求めてもEUはこれを拒否することができる。逆に、日本人がEUの国内で犯罪を犯してしまって、EU側がこの共助についての協力を求めた場合には、日本は事由としては拒否できないということで、これは不平等...全文を見る
○小野寺委員 ちょっと政務官、正式な答えをしてください。  これは二月二十四日の衆議院法務委員会で、長島委員への答弁です。千葉法務大臣は、お尋ねの死刑の問題です、将来、死刑が本当になくなっているという状況になれば、これは大変好ましいのかな、私はこういう考えを持っていることは確か...全文を見る
○小野寺委員 大臣が方針を示していて、法務省では何もこれに従っていない。  済みません、政務三役はどんな議論をしているんですか。
○小野寺委員 法務大臣は死刑をなくしたいという方針を出しているわけじゃないですか。決してあなたを責めているわけではないんですが、結局、大臣がこうやって死刑廃止の方針を出していて、そして政務三役の中では話を議論していず、法務省の中では検討もしていない。どうなっているのかということを...全文を見る
○小野寺委員 ということは、ビデオの問題というのは、EU側は記録をしないということは明確に言っているんでしょうか。
○小野寺委員 でも、結果的に、ビデオでEU側がこれを記録、普通は記録しますよね、記録した場合には、日本ではできないのにEU側はできるということにならないですか。
○小野寺委員 それでいいんでしょうか。本当に、日本でも今、取り調べの状況を記録するということで大変な議論になっていますが、今のお話であれば、EU側は特にそんな議論はしなくていいという御答弁だと思いますが、これはやはり、日本とEU側とこの条約で共助する中で、先ほどの死刑の問題と同じ...全文を見る
○小野寺委員 ですから、日本ができないでEUができる、死刑も同じだし、ビデオの可視化の問題もそうですし、日本とEUで、日本はできないのにEUだけができる、こういうことを認めていいんですか、それをちゃんと担保しないといけないんじゃないですかということを繰り返し聞いているわけです。そ...全文を見る
○小野寺委員 ということは、現在の政府は、このような不平等が発生しても、それはあり得ることだという御答弁だと理解をさせていただきます。  それでは、このようなことがないように、ぜひこれからも私ども、この問題、追及していきたいと思います。  きょうは外務大臣においでいただいてい...全文を見る
○小野寺委員 説明された内容について、なかなかつまびらかにされないんでしょうけれども、ルース大使の反応はいかがな反応だったんでしょうか。
○小野寺委員 昨日、連立三党の中で恐らく議論されたと思うんですが、けさの新聞各紙は、もう既に状況については報道をされております。  私は、外務大臣、実は今の閣僚の中では尊敬するところもございます、中ではですね。それはなぜかというと、キャンプ・シュワブの現行案に関しても選択肢の一...全文を見る
○小野寺委員 三月末までにこの案をまとめる、政府内でまとめるということには変わりございませんか。
○小野寺委員 鳩山総理は再三発言をされていますが、外務大臣は総理の発言を否定されるんですか。
○小野寺委員 それでは、三月末までにもこの問題については答弁はできない、そして、五月末までに決定するまでは表に出すことはないということなんでしょうか。
○小野寺委員 私たちは国会で審議をしています。私たちは国民から選ばれた人間です。その私たち、国民から選ばれた人間がこうして大変な日本の外交案件についてのことを外務大臣にお聞きしているのに、外務大臣は一切それについて答えない。そして、アメリカとの協議ができた後にそれをオープンにする...全文を見る
○小野寺委員 一つだけ指摘したいことがございます。  現在、勝連沖、ホワイトビーチのところでの移設の問題について検討されるやに、これは官房長官も発言されておりますので、恐らくそうなんだと思います。大臣は、この現場に、海上に実際に行かれたことがございますか。恐らくないと思います。...全文を見る
○小野寺委員 これは新聞報道と否定されるかもしれませんが、さまざまな方の発言というのが、やれキャンプ・シュワブだ、やれ勝連のところで、また、徳之島に移すだの、大村空港はどうだのとさまざまな意見が出ておりますが、実は、今の政権の皆さんは現地に行って現場の声を聞いていない。それでばら...全文を見る
○小野寺委員 かつて大臣は県外移設に対しても政治生命をかけるとおっしゃったことがあるぐらい、この問題に対しては真摯に、真剣に取り組まれている方だと思います。もしこの問題が解決せず、沖縄の方々がまた苦しむようなことがあったら、大臣はどのような責任をとるか、改めてお伺いしたいと思いま...全文を見る
○小野寺委員 合意ができる前に言ったことだから今は違う、そういうような言い方は私は岡田大臣からは聞きたくないな、そのような印象がございます。  さて、次の話題なんですが、後の新藤先生がこれからお伺いすると思いますが、竹島をめぐる問題について、一点確認をしたいことがございます。 ...全文を見る
○小野寺委員 これは、この記者、岡田外相がインタビューで答えたということで、当時は外相かどうかわかりませんが、岡田さんからそのように聞いたというふうに報道をされております。ぜひこのような間違ったメッセージが伝わらないようにしっかりやっていただきたいと思います。  最後に、クロマ...全文を見る
○小野寺委員 一点だけ。例えば、EUのトルコという国の漁獲枠はたしか八百トン弱だと思っています。ところが、日本にトルコから入ってくるクロマグロは三千トン弱なんです。なぜ八百トンしか枠がないのが三千トンも入れてくるか。さまざまな理由を言います、蓄養して大きくなったとか、ほかの国から...全文を見る
04月07日第174回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  冒頭、鶴岡さんにお伺いをしたいと思っております。  今回、このグアム協定のお配りしている資料がございますが、その協定を見ますと、下線で、私は線を引いておりますが、「二千六年五月一日の日米安全保障協議委員会の会合において、関係閣僚が...全文を見る
○小野寺委員 国際条約、局長としての専門家の御意見としてお伺いしたいんですが、ロードマップにここまで明確に滑走路の長さ、場所、それぞれ書いてあります。この前文のこと自体が変更になった場合には、当然、この協定はこれを見直すということになるのが通常だと思いますが、国際協定の一般的な常...全文を見る
○小野寺委員 岡田外務大臣にお伺いします。  今回、こうして大規模に、例えばこのロードマップに記された内容が変更された場合、この協定自体の見直し、あるいはもう一度協定を結び直すということはお考えでしょうか。
○小野寺委員 私は、政治合意というのは大変重いものだと思っております。この合意文書にも2プラス2の閣僚の名前が記されております。したがって、ぜひ、今回、新たな案で移転が変わるということになった場合には、この条約、協定自体を見直していただき、国会の場で審議をするということは、私ども...全文を見る
○小野寺委員 ということは、官房長官も外務大臣と同じお考えというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 新聞の報道が正しいかどうかということをよく御指摘されますが、例えばきょうの読売新聞で、平野官房長官が一日に沖縄県の仲井眞知事と都内で会談した際、移転先として、キャンプ・シュワブ陸上部への代替施設建設と徳之島へのヘリ部隊移転を先行実施し、その後、米軍ホワイトビーチ沖を...全文を見る
○小野寺委員 ですが、少なくとも、沖縄の知事に官房長官が案をお示しになった、そして、官房長官と外務大臣は、総理も同じですが、同じ案を今回の移転案として考えているということを一連で考えていただければ、これは、この官房長官のシュワブ陸上、徳之島先行、そして最終的にはホワイトビーチ沖を...全文を見る
○小野寺委員 総理を含め関係閣僚の発言をずっと追って時系列的に見ているんですが、私は、岡田外相はぶれていない、ほかの方はかなりいろいろ動いているなという印象は持っております。ただ、その中で、現行案ということ、これがなかなか評価されない、そういうジレンマも私どもは持っております。 ...全文を見る
○小野寺委員 ちょっと意地悪な聞き方をしますと、ということは、例えば、地元の皆さんが反対をし、あるいは地方の議会が反対の意見書なり決議をしたとしても、場合によってはそれを無視せざるを得ないことも生じると考えていいんでしょうか。
○小野寺委員 ですが、今のお話を聞きますと、例えば、地元の意向というと、これは公有水面の埋め立ての法的権利を持っている知事のところは指すけれども、それ以外については、さまざまな意見については、一基地の移転をせざるを得ないという中では、ある面では無視せざるを得ないというふうに聞こえ...全文を見る
○小野寺委員 先ほど来のお話がありますが、地元の市町村は反対という意向を大変強くしております。また、知事も同様だということは、何度もこの場で大臣も聞かれたと思っております。  さて、その場合、現在恐らく、大臣はおっしゃっておりませんが、平野官房長官がおっしゃった、シュワブ陸上、...全文を見る
○小野寺委員 それでは、現在の案ということについて細かいことはお伺いしません。  二〇一四年、普天間の返還ということは可能なんですね。お伺いしたいと思います。
○小野寺委員 今までは、ロードマップを含めた、予算も含めて、二〇一四年に普天間が返還されるという前提ですべての物事が進んでおりました。総理は、現行案から後退することはないということをお話しされております。  もう一度お伺いします。二〇一四年に普天間は返還されるんですね。
○小野寺委員 ということは、二〇一四年までの返還ということ、これは前政権では明言をし、それに向かって努力をする、すべてのスケジュールが決まっておりました。現政権では、この二〇一四年というのはあくまでも目標というふうに変わったと考えてよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 大変心配な発言があるんです。  最近、今回の関係閣僚の中で、総理も含めて、この二〇一四年、私どもは普天間の返還ということで理解をしておりましたが、最近の発言の中で、危険性の除去ということがよく使われるようになりました。この危険性の除去というのは、もちろん返還という...全文を見る
○小野寺委員 ということは、危険性の除去ということは返還に含まれるか含まれないか、このことについては今言えないということなんでしょうか。
○小野寺委員 ロードマップの話をしているわけではないんです。私たちが心配しているのは、私たちはみんな、恐らく沖縄の皆さんもみんなそうだと思います、日本国民もそうだと思います、普天間というのは日本に返還されるんだ、こういう前提で今まで議論をし、理解をしていたんですが、最近の関係閣僚...全文を見る
○小野寺委員 大変、今の発言は私はおかしいと思います。  私どもは、辺野古の沖のV字案、これが地元でも同意をその当時はいただき、それを進めるということで、二〇一四年には普天間を返還させる、そういう案で進めておりました。ここまで複雑にし、地元の反対を受けるような状況になったのは、...全文を見る
○小野寺委員 心があるからここでこうやって聞いているんです。別に岡田大臣をいじめたいわけじゃないんです。この問題を複雑にすればするほど、結局は沖縄県の皆さんの負担がふえてしまうのではないか、そういう思いで、しっかりとしたところに落ちついていただきたい、そう思っております。  岡...全文を見る
○小野寺委員 済みません、実は今、普天間飛行場は改修工事を行っていまして、そこの固定翼の飛行機は、四月いっぱいになると思うんですが、ことしに入ってからみんな嘉手納の飛行場に行っているんです。ですから、実は、大臣が前からお話しされているように、統合運用というんでしょうか、固定翼の飛...全文を見る
○小野寺委員 私は、やはり政権の与党側にいたときにも、統合的な運用はできないというふうにずっと説明を受けていました。ですが、結局、今こうやって統合的に、約四カ月ですが、運用ができている。ということは、実際問題として、今ホワイトビーチのお話とかさまざまありますけれども、もしかして岡...全文を見る
○小野寺委員 沖縄の地元の皆さんは、普天間の工事が始まったということで、これはやはり普天間が固定化されるんじゃないか、そういう懸念、疑念を当然お持ちだと思っております。そして、それに続く、やはり主要閣僚なりあるいは総理の発言の中で、普天間の返還という言葉がいつの間にか危険性の除去...全文を見る
○小野寺委員 仮定の議論ということで、今ずっと逃げていらっしゃいます。ですが、いずれにしても、五月末までには総理みずからこの問題に結論をつける、そして、この結論がつかなければ、国民の半数は総理にやめてほしいというアンケート結果もございます。  当然、主要閣僚の中で、特に基地問題...全文を見る
○小野寺委員 私どもも想定をしておりませんので、あえて仮定ということでお話をさせていただきました。  さて、ちょっとここで、前回、これは新藤先生が質問されました竹島の問題について、少し最後の方で触れたいと思っております。  この間、竹島の問題で、大臣と新藤委員との議論の中で、...全文を見る
○小野寺委員 それでは、資料の最後につけた、これは外務省のホームページでございます。これはきのうの段階でダウンロードしたホームページでありますが、そのホームページの資料を、一番最後のページをちょっと見ていただければと思うんです。  これは、竹島問題に対する外務省の見解です。「二...全文を見る
○小野寺委員 では、それであれば、逆に、このホームページ、ここに「不法占拠」というふうに書いてありますので、これは削除して、別な、大臣が好きな表現にお使い直されるということでよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 済みません、大臣と、このホームページの竹島の外務省の公式見解と、どちらが正しいのか教えてください。
○小野寺委員 こんなことで余りもめたくないんですが。  それでは、もう大臣は外務省の外務大臣になられたわけですから、少なくとも、外務省のホームページのこの「不法占拠」という言葉は、大臣がお使いになる言葉、あるいは大臣がここで答弁されているその言葉でいいですから、それにちゃんと直...全文を見る
○小野寺委員 竹島問題で、今、副大臣からお話がありましたけれども、外務省の公式的な考えは、ここに書いてあるように、「不法占拠」と書いてあり、岡田大臣の表現はそれとは違うというんだと。内閣不一致という言葉はよく聞いていますが、省内不一致、そういう言葉というのは余り聞いたことがないん...全文を見る
○小野寺委員 このジオパークというのは、地質学的に価値が高い火山や地層、地形など、こういうのをユネスコが登録する、いわば世界遺産みたいな、そういう状況であります。  そして、今、竹島をこのユネスコのジオパークに登録しようという、実際の動きが韓国で行われている。韓国政府が竹島を地...全文を見る
○小野寺委員 皆さん、聞きましたか。これはもう既に報道に載って、去年の十月から何度も報道されているんですよ。  韓国は、竹島を、何と国際機関ユネスコに、これは地質的な世界遺産だということで申請をしようとしている。これを日本の外務省は知らない。ちょっといいかげんにしてほしい。きつ...全文を見る
○小野寺委員 ということは、ユネスコに対して、韓国のことは、これは領土問題もあるから絶対だめだという働きかけはしていないということですね。
○小野寺委員 ユネスコに対して、これはおかしいと、実際に言った事実はあるんですか。
○小野寺委員 私は、批判ということではありません。  私も、逆に言えば、信念を持って、こういう問題については、外交上常に、これは問題である。ユネスコに登録しようとしたときには、ユネスコに行って、これはおかしい。それから、今回の竹島にヘリポートをつくろうというときには、外交問題と...全文を見る
04月09日第174回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  租税四条約につきまして質問をさせていただきますが、その前に、昨日、一部報道で明らかになりました、十二日に開催します核安全保障サミットで、鳩山首相とオバマ大統領との公式首脳会談が見送られることになったということがございました。  考...全文を見る
○小野寺委員 今、外務大臣は、優先順位を考えて米国が判断をしたというふうにお話をされました。ということは、日本は、少なくとも、中国、インド、ドイツ、パキスタン、マレーシアなど九カ国よりも優先順位が低いというふうにアメリカが判断したから、今回、日本の申し出を断ったということだと思い...全文を見る
○小野寺委員 租税四条約を質問したいと思ってやっているんですが、大臣の答弁が、やはりちょっと気にかかることがございます。  今、大臣の答弁の中で、日米間、普天間を含めた基地の問題に関して、まだ外務大臣としても突っ込んだ話をしている状況ではないというお話をされました。五月末までに...全文を見る
○小野寺委員 いろいろなところをふさいでいっても、一カ所抜け道があると、その抜け道の国に恐らくまたこのような資金が集中するんだろうと思っています。ぜひ、すべてふさぐ努力が必要だと思っています。  そしてまた、このような課税の問題で、特に個人、企業が課税逃れをさまざま模索するとい...全文を見る
○小野寺委員 日本の企業が、日本でできた企業だということで、世界で活躍をされています。ですが、このような法人税率のアンバランスがある場合に、いつまでもこの企業が日本にとどまっていただける企業かどうかがわからない、そのような状況も現実に起きつつあります。  この問題については、ぜ...全文を見る
○小野寺委員 この中で、例えば核トマホークの退役というような、日本に関しては、今までこれをある程度想定し、東アジアの安全保障を考えていたものが退役をされるということ。それにかわるものとして、例えば大陸間弾道弾とか潜水艦発射型とか、さまざま代替措置があると思うんです。  その中に...全文を見る
○小野寺委員 核の傘がだんだん縮減をする、そして、それにかわるものとしてミサイル防衛あるいは通常戦力を拡充するということ、その理解でよろしいんでしょうか。     〔委員長退席、小宮山(泰)委員長代理着席〕
○小野寺委員 ミサイル防衛については、自民党に関しても、また民主党のインデックスを見ても、それは大変重要性を認識していると思います。ただ、連立与党であります社民党さんに関しては、これは宇宙開発、宇宙戦争につながるということで否定的な懸念が出ていますが、この辺の与党間の合意というの...全文を見る
○小野寺委員 このNPRの見直しということが具体的にもう行われ、日本政府は、鳩山総理も岡田外相も歓迎という形での意見を発表されています。  ということは、逆に、核の傘が減るということは、その分、そのかわりに、ミサイル防衛なり、あるいは日本の通常兵器、あるいはアメリカが日本に置く...全文を見る
○小野寺委員 北朝鮮に関しては、今回のNPRについては明確に、これは核テロリズムということ、危険のある国ということで明確に指定をしています。また、中国は、今、この核の問題についてはむしろ増強しようとしています。確かに、ロシアは、アメリカとの協議は進んでいます。ですが、この東アジア...全文を見る
○小野寺委員 よく聞いてください。冒頭で、私は、この全体の動きについては歓迎するところ、そういうふうにお話をしました。そして、では、この私たちの近所、東アジアを見たら、北朝鮮は今回さらに危ない国ということで指定をされています。中国は核を増強しています。両岸関係だって、どうなるかわ...全文を見る
○小野寺委員 最後になりますが、先ほど来、社民党の質問にもございましたが、ホワイトビーチ案が断念されたということが具体的に書いてあります。二日、平野さんと岡田外務大臣が関係閣僚の協議の中で、長期的な検討課題にする、このホワイトビーチ案について断念という方向を決めたというような報道...全文を見る
○小野寺委員 二日、これは九時十一分と十七時五十三分、二度、この日の首相動向を見ると、岡田外相は首相とお話をされています。そのときにはこの基地の問題は一切触れなかったということでしょうか。
○小野寺委員 時間が参りましたので終わりますが、租税条約の質問でございます。ぜひしっかりと日本の税収が上がるように頑張っていただきたいと思います。  終わります。
04月14日第174回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○小野寺委員 おはようございます。  今、ちょっと呼び出しをお願いいたします。  早速、ODAのことについてちょっとお伺いしたいと思います。福山副大臣、ありがとうございます。  私ども前政権におきましても、このODAの問題は大変重要だと思っておりまして、さまざまな評価その他...全文を見る
○小野寺委員 福山副大臣、ありがとうございます。  せっかくだから、もう一問だけ聞きたいと思います。通告になかったんですが、昨日来、報道されておりますので、中国艦船の我が国近海に対しての威圧というか、非常に今、国民注視のこの事案についてお伺いをしたいと思うんです。  きのう、...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございます。福山副大臣、どうぞ、結構でございます。  今触れましたが、実は、中国海軍、沖縄近海に最近頻繁に来るようになりました。これは、ある識者によれば、日米間が大変今不安定になる、このような状況で、中国につけ込まれているのではないか、このようなことも出...全文を見る
○小野寺委員 御案内のとおり、最近頻発しています。そして、八日には、日本の船、日本の艦船の水平距離九十メーター、垂直距離三十メーター、大きなヘリコプターです。ですから、すぐそこ、顔がわかる、そんなところまで接近されている。これは完全になめられている。もしこれが逆の立場であれば、恐...全文を見る
○小野寺委員 取り上げていないんですよ。日本の艦船の九十メートル水平、三十メートル垂直のところまで中国のヘリコプターが接近をして、完全に威嚇をされている、近海にこれだけ船が来ている。これでも実は、日中の首脳会談ではこの問題を触れていない。  実は、先ほど、我が党の外交部会で外務...全文を見る
○小野寺委員 恐らく、この答弁を聞いて多くの日本国民は、では、私の言っていることが間違いで岡田外務大臣が言っていることが正しいのか、岡田外務大臣が余りにも危機感がない、日本の安全保障について何も明確な考えを示さない、そういうことに終始しているのか、結果がどちらかは、これを見ている...全文を見る
○小野寺委員 では、お伺いしますが、もう一点、これは鳩山総理が明確に、五月の末までに決着をするということ、これは何度も何度もお話をされております。そして、今回の首脳会談でもこの話を明確にされました。五月末までに決着をする。今、外務大臣は、段階を経る、段階を経るということをお話をさ...全文を見る
○小野寺委員 岡田大臣もその考え方に、当然同じくされると思いますし、何度もお話をされておりますが、総理は、この問題が決着がつかなければそれなりの責任をとるとおっしゃっております。もちろん外務大臣も同様の考えと承ってよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 そうしますと、もしこれが決着しない場合は、岡田大臣は責任をとる考えはないということですか。
○小野寺委員 岡田大臣に対して不信が一つございます。  一番初めの外務委員会でも質問しましたが、岡田大臣は、この普天間の基地を最低でも県外に移設するということに政治生命をかけるということを何度もおっしゃっています。  確かにその後、日米間の協議が変わったということがあって、い...全文を見る
○小野寺委員 オバマ大統領、鳩山総理の会談の中で、具体的な内容については岡田外相と駐日大使との間で行うというお話が出ております。  今、さまざまな案、腹案というのかあるいは政府案というのか、いろいろな名前があってよく理解できませんが、どうも最近の方向ですと、ホワイトビーチは既に...全文を見る
○小野寺委員 また、実務者の協議ということをしようと岡田外相は提案されたと伺っていますが、先方からは断られたということでありますが、この事実はありますか。
○小野寺委員 アメリカ側から聞こえている話は、岡田外相から出てくるのは、何か考え方とか幾つかの案とかそのような漠然としたもので、具体的な提案ということが話として来ない限り、これを実務者に落とすということは無理だと。  ということは、今の政権が持っている案というのは、実は明確な案...全文を見る
○小野寺委員 大臣、そう言いますが、私どもも、質問で出てくる話がさまざま多過ぎ、そしてアメリカ側から伝わってくる話は、正直言って、これはアメリカ側も困っているよなというぐらいの話が伝わってまいります。  ですから、大臣がコメントしようがないということは、実は何も一つの案というの...全文を見る
○小野寺委員 それでは、その中身についてもう一度お伺いします。  その中身が実現すれば二〇一四年までに普天間が返還をされる、この前提でいいんですね。
○小野寺委員 二〇一四年が前提になっている、そしてそれは普天間の返還というふうに考えてよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 今、皆さん、聞きましたか。危険性の除去という言葉にいつの間にか変わっていると思います。これは前提は普天間の移設ということ、返還ということが前提であって、この議論の前提で今まで私どもは危険性の除去という話は考えておりません。  もう一度お伺いします。これは危険性の除...全文を見る
○小野寺委員 この危険性の除去ということを繰り返される、その裏読みをすると、これは、岡田大臣も笑っていらっしゃいます、また仮定に仮定を重ねている、そういうふうにお話しされるかもしれませんが、私ども、政治家です。普通、言葉に、返還というのと危険性の除去というのでは全く違う意味がある...全文を見る
○小野寺委員 では、生産的な議論をさせていただきます。  結果的に、今現実として二〇一四年の決着を見るためには、普天間の返還を見るためには、最終的には現行案、これは岡田外務大臣も実は心の中で思っていらっしゃると思います。現行案の中で、当初の辺野古のV字案なのか、そこを沖合に少し...全文を見る
○小野寺委員 今まで我々が考えている案というのは、もしかして私が全然知らない、あっと驚くような案をお持ちなんでしょうか。  例えばホワイトビーチ案であれば、過去最大級の大規模な埋め立てということになります。地元の漁業者も大反対、うるま市も大反対をしています。ここに埋め立てをつく...全文を見る
○小野寺委員 現行案を決めるときに、歴代の外務大臣、防衛大臣、防衛庁長官がどれだけの努力をされたか。きょう、鈴木委員長がいらっしゃいますが、鈴木委員長もどれだけ心配りをされたか。それこそ、ひざ詰めで、もろ肌脱いで、酒を酌み交わし、人間関係をつくり、そしてあの辺野古の三地区の皆さん...全文を見る
○小野寺委員 大臣は同じことしか答えていらっしゃいません。ですが、これはすべて外務委員会の議事録に残っております。具体的なことは答えられない。そして、普天間の返還なのか、負担の軽減なのか、そこも両方の言葉を使っていらっしゃる。具体的なところがどうかもわからない。交渉の内容も何も明...全文を見る
○小野寺委員 この二〇一四年までに普天間の返還というのは、別に私が言っているわけではなくて、総理自身がお話をされている話ですから改めてここでお話をしているので、申しわけないんですが、オバマと総理の会談の中でも、岡田大臣とルース大使との話に任せるという、それだけ信頼をいただいている...全文を見る
04月20日第174回国会 衆議院 本会議 第24号
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○小野寺五典君 自由民主党の小野寺五典です。  私は、自由民主党・改革クラブを代表し、ただいま議題となりました政府案、自民党案、公明党案について、政府並びに提出者に質問を行います。(拍手)  まず、私は、外務大臣政務官、副大臣時代に、COP10、COP13の二回の会合に出席を...全文を見る
○小野寺五典君 総理は、困難な問題に取り組むのが鳩山政権とおっしゃいましたが、私は、問題を混乱させるのが鳩山総理だと思っています。  この問題も、第二の普天間になる。先ほどの福島大臣の答弁を聞いても、閣内も連立内閣もばらばらということが皆さんよくわかられたと思います。  ここ...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○小野寺委員 こんなに早く順番が回ってくるのは初めてです。  冒頭ちょっとお伺いしたいのは、前回の外務委員会の中で、これは鈴木委員長の方からも明確に指示がございましたが、竹島の不法占拠の問題、この問題に関して累次の申し入れをしていると副大臣の方から答弁がございました。これについ...全文を見る
○小野寺委員 この間の委員長の指示は、この四月十六日の前の指示ですので、その前の累次の武正副大臣のことについて指示、注意があったと思います。  委員長の指示に対してそのような不誠実な返答をするのであれば、委員長、この審議できませんよ、これは。だって、委員長の指示ですよ、これは。...全文を見る
○小野寺委員 それでは、この時間の中に、もし私でなければ、平沢理事の質問の中でもいいですので、ぜひこの累次について明らかにしていただければと思います。  それでは、日・バミューダ租税協定について質問をさせていただきます。  まず、このバミューダというのはタックスヘイブンの国と...全文を見る
○小野寺委員 実際、今回の租税協定、これは結ぶことには意義があると思うんです。今、古本政務官がおっしゃったように、実はそのとおりなんです。やはり国内法がまだ未整備な部分もある、そこもしっかり対応していくことが大切だと思っています。  また、クウェートの条約について、これはむしろ...全文を見る
○小野寺委員 もう一つの日・カザフの原子力協定につきましても、これは二酸化炭素を削減するという、これは与野党問わずの大前提がございます。低炭素社会づくりのためにも、原子力のさらなる活用ということ、そしてまた、その資源をたくさん有しているカザフに対してのしっかりとした支援、これから...全文を見る
○小野寺委員 私は、どうしてこれは岡田大臣に聞いたかといいますと、鳩山総理は、これはオバマ大統領との話でも、日米の基地問題については岡田大臣とルース大使の間で話を続けていくということを何度もお話をされておりますので、閣内のさまざまな調整があっても、最終的な交渉窓口、現場の窓口は岡...全文を見る
○小野寺委員 政府の考え方としては、鳩山総理、そして岡田大臣の言い方が多分正しいんだと思うんです。ところが、北澤大臣の発言、私も報道で見ましたが、あれをどう聞くかですが、私はどう聞いても、あれは徳之島移設は難しくなったということで防衛大臣が発言をされているとしかとれません。  ...全文を見る
○小野寺委員 では、別な聞き方でお伺いをします。  この徳之島の問題ですが、今、徳之島の三町長は、この問題については官房長官と会うこともできない、それが島民の意思だということで、明確にお答えをされております。  このお話を受けて、今回、日米の合意の中で、アメリカ側は地元の同意...全文を見る
○小野寺委員 個別のことの問題はいいんですが、私ども今、この問題が五月末の決着ということになりますと、さまざまな議論を日米間でしていただきたい、しなければいけない、そのような状況だと思っております。  今、外相とルースさんのパイプ、窓口というのが私は開かれた窓口だと思っておりま...全文を見る
○小野寺委員 安心をしました。電話で連絡をとり合っているということであります。  さて、ひとつお伺いしたいんですが、先週金曜日、これは外務委員会の定例日でありました。私どもは、岡田大臣が外遊をされるということで、アメリカに行かれるということで、委員会を休み、そしてこの問題につい...全文を見る
○小野寺委員 この時期に、しかも五月末という普天間の期日の中で、多くの国民が注視をし、そして鳩山総理のお顔色を見ても、日々やはりこの問題についての苦悩の色が見える。そういう状況の中で、交渉の窓口の外務大臣ですので、本当であれば、訪米した際に、それは確かに重要な会議に行かれたと思い...全文を見る
○小野寺委員 この会議、安保理公開討論会ということで、これは紛争後の平和構築という会議だったと思います。私、会議の内容を読んで、少し疑問を持ったことがあります。  実はこの会議、当然、日本は四月が議長国ですので、岡田外相が行けば議長をするという会議になります。参加している安保理...全文を見る
○小野寺委員 潘基文さん、それからアフガニスタンの外相を含め、さまざま今、紛争当事国の方とお話をすることは、私は大切だと思うんです。ただ、この基地問題で国内がさまざま、本当に国論沸騰しているときに、各国外相が集まるような会議を期待していたんですが、残念ながら、各外相は多分、日程が...全文を見る
○小野寺委員 それで、このヘリコプター、ここまで近接している中なんですが、八日にこの事例が発表された、わかった。  外務大臣は、この状況について、いつ報告がありましたか。
○小野寺委員 これは防衛省に確認したいんですが、八日にこの問題が実は発覚した後、防衛省はこれをすぐに外務省の方に伝えたというふうに聞いておりますが、いかがでしょうか。
○小野寺委員 その際、防衛省から外務省の方にも、当然、官邸の方にも、この内容が伝わっていると理解していいんでしょうか。
○小野寺委員 八日の事例発生、そして八日の六時半に外務省、官邸にも連絡をしている。翌日九日、外務省でいえば、通常、定例の記者会見がございます。その記者会見の状況について、これは九日の三時四分からということかと思っておりますが、この記者会見の中で、実はこの問題は触れられておりません...全文を見る
○小野寺委員 恐らく、防衛省は八日の六時半にこのことを官邸そして外務省の方に伝えた、そして、それが十二日に外務大臣の方に伝わったということになりますと、この間の四日間は、これは外務省内でこの内容をとどめておいたというふうに理解していいんでしょうか。
○小野寺委員 とても信じられないというか、私も外務省で仕事をさせていただいた経験からいいますと、特に大臣に関しては、緊急の案件、重要な案件については速やかに上げる。ましてや、木曜日に発生した事例で、木曜日の六時半に報告があって、金曜日一日何もせずに、土日があったから月曜日ですとい...全文を見る
○小野寺委員 済みません、聞いている委員の皆さんにお伺いしたいんですが、今のは、外交上のやりとりだから秘密に値する、そういうことではないんで、もう一度教えてください。
○小野寺委員 ちょっとお伺いしたいんですが、私はお役所仕事ということは昔から聞いておりましたが、木曜日の六時半に起こった事例を、月曜日の午前中、十一時に処理をする。これは安全保障上とか、こういう日中間の微妙な状況の中で、この時間差というのはどう考えていいんでしょうか。これはこうい...全文を見る
○小野寺委員 これは、まとめてという、そういう判断でやる話ではないと私は思います。日本の護衛船に九十メートルのところまで、さっきのあのヘリコプターが来て、こっちの写真を撮っている。これは万が一もし事故でもあって、九十メートルですよ、ですから、ヘリコプターにしたらもうぎりぎりです、...全文を見る
○小野寺委員 外交がよくおわかりな総理であれば、こういう時期に、日本近海に対してこういう威嚇行動をとり、そして、その威嚇行動をどう鳩山総理が、あるいは日本の外務省が中国側に懸念を伝えるかということ、瀬踏みというんでしょうか、その雰囲気を実は見ながら、日本はどの程度今、領土、領海の...全文を見る
○小野寺委員 防衛省にお伺いします。  こういう事実はございますか。
○小野寺委員 この沖ノ鳥島、ここは日本の領土と考えて当然いいわけですね、大臣。  それから、もう一つ、この沖ノ鳥島の問題に関して、この中国海軍の調査に関して、日本政府として、外務省として、中国側に何か懸念を伝えているか、教えてください。
○小野寺委員 すべてこういうことなんです。中国側は、日本の近海にヘリコプターを飛ばし、沖ノ鳥島の周辺を走り、そして、日本政府はどのぐらいこの問題について関心と懸念を中国側に伝えてくるか、それを見て、実は日本政府の行動スタンスを見ているんです。言ってみれば、このまま何もしないと甘く...全文を見る
04月28日第174回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  冒頭、中井大臣、きょうはどうもありがとうございます。初めに、中井大臣初め皆様に、拉致問題についてちょっとお伺いをしたいと思っております。  私どもも、拉致問題の一日も早い解決、そしてまた、現在、例えば横田さん御夫妻初めこの問題に長...全文を見る
○小野寺委員 交渉スタートということでありますが、見通し、感触、その点についてはいかがでしょうか。
○小野寺委員 これは韓国政府の協力ということもあるんでしょうが、仮に韓国政府の協力があったとしても、ファン・ジャンヨプ氏とは違う事情がございます。  例えば、金元死刑囚でありますので、当然、死刑囚ということで日本国への入国については通常、問題がある。そして、何よりもこれは、事件...全文を見る
○小野寺委員 この法務大臣が特に認めた場合という規定は、かなり頻繁に使われているものなのでしょうか。過去の事例について教えてください。
○小野寺委員 あったけれども把握をしていない。実感としてはかなり多いものなのか、極めてレアケースなのか、いかがでしょうか。
○小野寺委員 もう一つお伺いしたいのは、当然、中井大臣は日本への招聘ということでお話をされているというふうに理解しておりますので、法務省、法務大臣とのすり合わせというんでしょうか、もし韓国政府が認めた場合には、特別の措置ということで法務省はこれを認めるというふうなすり合わせ、話し...全文を見る
○小野寺委員 法務省にお伺いしたいんですが、既に報道等されておりますが、中井大臣は訪日を要請したということでありますので、当然、訪日を要請して向こうが了解ということになった場合には、この入国について認める、そういう方針でよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 当然、内閣として統一してこの拉致問題にも当たっていると私どもは理解をしております。そういう中で、担当の大臣が、こうして情報を得るために金元死刑囚を日本に呼びたいということで言っている、法務省にもその際にはよろしくというお話をしている。  ということは、常識として、...全文を見る
○小野寺委員 拉致問題の対策というのは、これは中井大臣の案でやっているのか、内閣としてやっているのか。私どもは、当然、内閣としてやっている話だと思いますので、少なくとも、大臣がこうして正式に来ていただけないかと言って、そのときに、後で、いや、法務省はこういう犯罪事例がある方ですか...全文を見る
○小野寺委員 ということは、内閣として金元死刑囚の訪日については同じ見解を持っていると私ども理解をいたしました。  そこで、ちょっとお伺いしたいんですが、実は、大臣の御配慮で、ファン・ジャンヨプさんとの話について、私どもも参加させていただくことができました。その際、気がついたの...全文を見る
○小野寺委員 もう一つ、ちょっと気がかりなところがございます。  警備の問題もそうなんですが、招聘ということになりますと、その費用が日本政府としての負担ということになると思います。例えば、前回お招きしましたファン・ジャンヨプさんの費用、招聘に対して報酬があるかどうかわかりません...全文を見る
○小野寺委員 田村政務官、せっかく来ていただいていますので、何か一言どうぞ。
○小野寺委員 費用の問題のことを特に強く言うわけではないんですが、私ども、大きな懸念がありますのは、実は、金元死刑囚、韓国内ではテロリストとして、特に百十八人の被害者、犠牲者の方がいらっしゃる。その家族、遺族のことを考えた場合には、日本が招聘するというやり方で、日本人自体はこの問...全文を見る
○小野寺委員 金元死刑囚の話を聞くということは、当然、日本に来て、私どもも聞ける機会があれば、それはぜひ参加したいと思うんですが、それが大変難しいということ、あるいは法務省が特段の配慮をしてということまでして呼ぶこと、むしろ、お話を聞くのであれば、逆に横田さん御夫妻が韓国に行って...全文を見る
○小野寺委員 この拉致問題、一日も早い解決が大切だと思っています。そして、金元死刑囚のお話を聞くことも、それは大切な一つかとも思います。ただ、日本に呼ぶということで多大な警備、費用、そして多くの日韓関係の問題について憂慮する方がいらっしゃるとすれば、私は、韓国の国内でこの金元死刑...全文を見る
○小野寺委員 では、会談記録はあるんでしょうか。後々、この会談記録というのは、外務大臣がよくおっしゃるように、例えば秘密文書なのかどうかわかりません、それまでの機密かどうかわかりませんが、ある一定年限あるいはこの問題が解決した後には公開をしていただけるんでしょうか。
○小野寺委員 鳩山総理は、この十分間の会合でも日米間にとって重要な話をしたと、あちらこちらでこの十分間の会談のことについてお話をされています。ですから、こんにちは、最近元気ですか、そのような簡単な会話ではなくて、かなり深い会話をしたと総理が認めております。この会話の中で記録がない...全文を見る
○小野寺委員 やりとりは聞いておりません。記録が後で公開していただけるんでしょうかということを聞いています。  これは何度も岡田大臣が、密約問題を含めて、文書の保管、公開ということを強くおっしゃっております。したがって、ある年限が来れば、日米のこの間の十分間の会談の内容というの...全文を見る
○小野寺委員 何かこの答弁を聞いていると、核密約問題の外務省の体質と同じじゃないですか。文書があるかないか答えられない。あれほど核密約問題で厳しい指摘をされた外務大臣が、なぜ今、過去の外務省と同じ答弁をされるんですか。  もう一度お伺いします。ある年限が来れば、この会談の文書は...全文を見る
○小野寺委員 この問題でこだわることはおかしいとは思うんですが、よく考えていただきたいのは、通常、会談では会談記録を残すのが今までのやり方だ。ですから、恐らく、例えば逆の場で同じ質問をされた場合には、ちゃんと記録は残してありますということは、我が政権でも外務大臣は答弁をされている...全文を見る
○小野寺委員 恐らく、今の外務大臣のお話を聞いて、らしくないなと皆さん思っていると思います。  つくっていなかった、今回はこういう案件なのでメモは残していない、そうであればそれでいいんだと思うんです。何かそこが、あるんだかないんだかわかりません、あるのであれば三十年たったら公開...全文を見る
○小野寺委員 なぜこれを聞いたかといいますと、実は、これは報道で、もしかして否定をされるかもしれませんが、なぜ記録をしなかったかというのは、このやりとり、これは恐らく初めから、米国から強硬なことを言われる、何かかなり厳しいことを言われることを予測した、事前の話し合いで、どうもこれ...全文を見る
○小野寺委員 私は、なぜこの報道の話まで持ち出したかというと、あったかないか、大臣がそれを言っていただければそれで済む話ですので、通常、記録をとっていました、とっていませんでした、それが外交上の重要な秘密というふうには思えません。恐らく委員の皆さんも、記録をとっていたかとっていな...全文を見る
○小野寺委員 それが報道では、国外移転は考えないということになっております。先ほど社民党の委員がマリアナ諸島の話をされました。間違ったメッセージが出ないようにしっかり注意していただきたい、そう思っております。  さて、これは先ほども御質問ありましたが、二十三日、岡田・ルース会談...全文を見る
○小野寺委員 ということは、まだ日本の政府案を実はアメリカ側には示していないと理解してよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 そういった中、実は私、外務大臣のこの連休中の外遊について、一言考え方をお伝えしたいと思うんです。  確かに、TICADを含めフォローアップは大事です、アフリカも大切です。ですが、今これだけ国内世論がこの普天間の基地問題で大きく揺れている中で、NPTの運用会議がニュ...全文を見る
○小野寺委員 私が心配をしているのは、実は、鳩山総理は、沖縄の基地問題については岡田大臣とルース大使との間でやってくれということをオバマさんにも伝え、国会の場でもたびたび言っているんです。そして、その責任者である岡田大臣が、この一番大切なゴールデンウイーク、連休中の外遊はアフリカ...全文を見る
○小野寺委員 それでは、ちょっと防衛省にお伺いをいたします。  今回、一般的な話で結構ですが、くい打ちそれから桟橋案というのが突如浮上してきました。これは実は、普天間飛行場代替施設に関する協議会というところで従前、検討した、そのときに、埋め立てがいいのか、くい打ちがいいのか、そ...全文を見る
○小野寺委員 私は、当初、一般論という形でお伺いをしました。そして、一般論でこのような検討を行った中で、このくい打ち案はだめだということが出た。一般論として、くい打ち案が現実上やれるのか。そして、恐らく環境アセスもやり直すと四、五年かかる。工事にも七年かかる。ということは、最低十...全文を見る
○小野寺委員 一般論として、これほど大規模で、くい打ちで、これだけ大きな飛行場をつくった例は世界にはないというふうに伺っております。  時間になりましたので、後の質問は平沢委員に任せまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月17日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○小野寺分科員 自民党の小野寺五典です。  きょうは、ことし二月に発生しましたチリ地震津波による漁業被害について質問しようと思っておりましたが、冒頭、どうしてもこの問題に触れざるを得ないということで、少しだけ触れさせていただきます。それは口蹄疫の問題です。  宮崎で口蹄疫が発...全文を見る
○小野寺分科員 大変不思議なのは、私ども、きのうもずっとテレビを見ておりましたが、出てくる大臣は、実は平野官房長官。現地に入り、宮崎県知事からお話を聞き、なぜかその平野官房長官が前面に立ち、さまざまな発言をしている。どうして赤松農林水産大臣が出ないんだろう、私は不思議に思いました...全文を見る
○小野寺分科員 これだけ大きな問題になっていて、それはさまざまな御事情があるんですが、大臣は御地元に戻り、御自分の地元の仕事をされていた。そして、この口蹄疫の仕事というのは、平野官房長官が宮崎に訪れ、されている。何か私は、この問題に対して官邸として赤松大臣を外しているのではないか...全文を見る
○小野寺分科員 遅いんですよ。もう既に発生して、しかももう宮崎県に関しては最後のエース級の六頭を残すのみで、あとはもうこれは厳しいという状況まで追い込まれてしまっている。これで現地に行っても、この先こんなことがないことを私どももぜひ対応していただきたいと思いますが、これが全国に蔓...全文を見る
○小野寺分科員 今漁業者が一番心配しているのは、先ほど残存価格というお話がありました。残存価格というのは、もう一度漁業ができる、もとの養殖施設を復旧できる価格ではなくて、今現在把握している残存価格、残りの価値の値段と承りましたが、そのとおりでいいんでしょうか。
○小野寺分科員 では、残りの価値というのは、一体どういう基準で養殖施設の価値を判断されるんでしょうか。
○小野寺分科員 済みません、ここは委員会の場なので、多分とか、三年とか五年とかじゃなくて、今回は一体どのぐらいの……(赤松国務大臣「五年」と呼ぶ)五年。今回は五年ということなんですが、ではちょっとお伺いします。  例えばカキの養殖施設、一つ三十万円かかるということで、施設になり...全文を見る
○小野寺分科員 大臣にお伺いしたいんですが、カキというのは何年で大きくなるか御存じですか。
○小野寺分科員 ということは、今、実際出荷して使う、ようやく出荷できるカキというのは、養殖施設を垂下して、つるして三年から四年はかかるということですよね。  そうすると、今回被害があって一番泣くに泣けない養殖業者の方は、既にいかだを設置して最低三年、四年はたっているということな...全文を見る
○小野寺分科員 あっさり答えられては困るんですが、ということは、実際今、多くの漁業者が一番悩んでいるのは、この被害を受けて何とか漁業を再開したい。沿岸漁業者は、実は若手の経営者も今は多いんです。ようやく若手が入ってきている中で、いや、ちょっと待ってくれ、何か国が九割出してくれると...全文を見る
○小野寺分科員 ちょっと今のお話を聞いていると、何か養殖業者、例えば共済保険の問題でも、漁業者が入っていないのが多い、それが悪いんじゃないか、そういうちょっと雰囲気に聞かれるんですが、では大臣にちょっとお伺いします。  今回、養殖共済のことについても触れられましたが、養殖共済は...全文を見る
○小野寺分科員 このチリ地震津波の養殖被害対策については事前通知をしております。そして、大臣にお伺いしますと、どうも、今回のこの災害対策の問題に関してもほとんど御存じない。そして、例えばカキの養殖漁業に関しても御存じない。今驚いたのは、漁業共済についても実は初めて知った。一体この...全文を見る
○小野寺分科員 大臣、これはまだ最終決定していないんです。今からなんです。それで、きょう、こういう問題点を積み上げさせていただきました。  そうやって考えていただきたいのは、例えば平均で見ますと、カキの養殖施設、いろいろな形がありますが、一台三十万、五十万、六十万ぐらいの施設で...全文を見る
○小野寺分科員 ぜひ、この制度をしっかりよく見直していただきたい。  そして、今回、実は指定は各地域、各漁業種ごとになるということを多分ご存じだと思うんです。そうすると、同じ湾、同じところで養殖業をやっても、カキをやっていて、隣でホタテをやっていて、ホヤをやっていて、これは同じ...全文を見る
○小野寺分科員 政権がかわって、恐らく、多くの漁業者の中にも民主党に期待をした方もいると思います。そこでは、農家、漁業者への戸別所得補償というお話をされました。所得補償です。所得補償をすると言って、逆に言えば、今回みたいな本当に不幸な事例、これすらもし対応ができないとすれば、私は...全文を見る
○小野寺分科員 佐々木政務官、聞いていただきたい。実は、中部太平洋のいろいろな資源で管理をしていますが、そこでの評価というのは、カツオは資源としてはまだ十分あるという、そういう国際的な評価はあるんです。  ところが、フィリピンとか、どうも日本の近海に遡上してくるカツオというのは...全文を見る
○小野寺分科員 最後に鯨の問題です。  IWC、ことしも年次総会が開かれますが、今、議長から私どもが大変驚く提案が出てきております。これは、現在の日本が長年続けてきました調査捕鯨の大幅な縮減、これをどうも求めてきているということになります。  今回の提案の中で、例えば沿岸捕鯨...全文を見る
○小野寺分科員 今、歩み寄りというお話がございましたが、私は、反捕鯨国のところに日本が歩み寄る必要はないと思います。日本の主張は日本の主張として、今までも、現在の捕獲頭数は、最低限、資源管理のために必要だということでずっと言ってきた数字です。これが変わるということは、今まで言って...全文を見る
05月19日第174回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、冒頭、最近大きな話題になっております口蹄疫のことについて少し触れたいと思っております。  実は、今、十一万頭を超える大変大きな被害が出ておりまして、これは宮崎県だけではなく全国の畜産関係者、大変この問題で心を痛めていると...全文を見る
○小野寺委員 今、キューバについて抜けておりました。  皆さんのお手元に資料を配付させていただきました。これは赤松大臣のメキシコ、キューバ、コロンビア出張ということです。  私も、外務の副大臣をして中南米地域を担当しておりましたから、この地域のEPA、FTAの内容については実...全文を見る
○小野寺委員 これもきのう確認したんですが、これは大臣の判断だと事務方は明確に言っておりました。  さて、皆さん、この日程を見てください。これはEPA、FTAの協議で行きたいということで、出張の目的が出ております。ところが、こうやって見ると、メキシコとは既に二〇〇五年にもう発効...全文を見る
○小野寺委員 これなんですよ。赤松さんが行きたかった理由はこれなんです。日本の閣僚で現役でカストロさんに会ったことがあった人はない。初めてなんですよ。そのために、実はこのメキシコ、キューバ、コロンビア出張。どう考えたって、これはEPA、FTAで行くのは不自然です。そんなに大きな問...全文を見る
○小野寺委員 今聞いて、皆さんどう思いましたか。  口蹄疫でこれだけ、連日、宮崎の農家の方、全国の農村部の方が困っている、苦しんでいる中で、今の理由がそれを上回る大事な用件。私は、どう聞いても、どう考えても理解できない。  そして、この出張の日程を見る限り、これは恐らく、衆議...全文を見る
○小野寺委員 私は、二国間関係、そしてそれらの国に行くなと言っているわけではないんです。なぜこれだけ多くの課題を国内で抱えているときに行くんだ、その理由がわからない。  そして、もしキューバとの二国間関係が必要であれば、それはむしろ外務省の仕事ではないか、農水省の仕事なのか。農...全文を見る
○小野寺委員 一つだけお話ししますと、その木、金の件については、実は外務委員会を開いておりません。ですから、その後ということですから、私どもは、ある程度、今回の連休については、大臣の日程もあると思いまして、長期の日程をとらせていただきました。これから、もし事前にさまざまな協議をい...全文を見る
○小野寺委員 いずれも民間空港で一部ということで、このような軍用に供するような空港では事例がないということだと思います。ですから、アメリカ側も、日本からこの案が提示されても、一体どこでこれは使われているのか、一体どうやってこれが、ちゃんと安全が確保できるのかということで返ってくる...全文を見る
○小野寺委員 これは私ども、さまざまな角度から、米側からも実は聞いております。実態上これは無理だ、難しい、ただ、日本がこれを上回る案、そして科学的根拠、実例を示してくれるのであれば話し合いに応じましょう、これが一貫したスタンスです。ところが、日本側からはさっぱりその明確な証左がな...全文を見る
○小野寺委員 今まで言ったことがないと今外務大臣がおっしゃいましたが、では今までアメリカ側に何を言っていたのか、何の協議をしていたのか。これはワシントンに行って愕然としたんですが、外相が一カ月ほど前に、クリントン、そして向こうのゲーツとお会いされたときにも、実は日本側から何の提示...全文を見る
○小野寺委員 今、大臣のお話を伺うと、実はまだクリントン長官と詰めて話し合う、そういう案はないというお話をされました。  ということは、実はもう五月の下旬にかかります。先ほど来、五月末まで、五月末までと、私は、五月末というのはそろそろのことだと思います。このそろそろの時期に、ク...全文を見る
○小野寺委員 私は、ある面で、岡田大臣、きょうは長島政務官もいらっしゃっていますが、気の毒な気持ちもします。  というのは、昨年秋以来、現行案についても実は検討の一つということで考えている姿勢をお二方はされていたと私は理解をしております。ですから、新たな案があればそれはよし、だ...全文を見る
○小野寺委員 間もなく五月末を迎えます。  そこで、大臣が長年、この約七カ月でしょうか、ずっとおっしゃっていた、結論、結果を見た上でというお話がございます。間もなくその結論、結果が出ます。それを踏まえて、また六月の委員会ではしっかりこの問題について質疑をさせていただきたい、そう...全文を見る
○小野寺委員 例えば、矢臼別の問題について、二十年度、伺いましたら、一カ所、矢臼別で訓練を行った、その際には、実は、チャーター機、日本政府がチャーターをしてそこに乗っていただいて矢臼別までお送りする、そしてそこで使うさまざまな重火器、これも輸送の費用負担というのは日本側が負うとい...全文を見る
○小野寺委員 この沖縄の負担というのは、久しく日本国民全員が深く考え、そしてこれからも議論をするところだと思います。鈴木委員長もこのことについては前向きな発言をされていることを報道で聞いております。ぜひ、沖縄の負担軽減のために、これは党利党略ではなく、しっかり私どもも頑張っていき...全文を見る
05月26日第174回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  まず初めに、社会保障に関する日本国とアイルランド政府との協定について質問をさせていただきたいと思います。  さまざまな委員の質問で大体この問題の重要性が明らかになったと思うんですが、一点だけ確認をさせていただきます。  日本がい...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ一日も早い締結に向けて協力をいただきたいと思います。  そしてもう一つ、今回のマカオとの航空協定ですが、これはやはりどんどん進めるべき。そして、先ほど平沢委員の御質疑にもありましたが、基本的には、成田、羽田の容量がもう目いっぱいだということで今このような状況に...全文を見る
○小野寺委員 その中で、平沢委員の質問にもありましたが、辺野古を含む今回の移転案については当然合意文書の中にしっかり記載をしているというふうに大臣はお答えをされましたが、そのとおりでよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 当然、日米合意文書ですから、どこに移転をするかという場所については辺野古周辺と記載をされているというふうに思っております。  そして、今、閣議で決定をするべきだというお話がございました。大臣としては、最終的に日米合意の案に沿った形で閣議決定を行う必要があるとお考え...全文を見る
○小野寺委員 大臣はそうおっしゃいましたが、先ほど平沢委員の質問の中で閣議決定というお言葉も出ました。やはり通常であれば、2プラス2の日米の合意文書について、これを閣議で決定する、了承するということは通常の手続かというふうに思っております。  さて、総理が辺野古への移設というこ...全文を見る
○小野寺委員 最終的に辺野古ということがまた出てしまった。今までも何度も、辺野古ではない方向を目指すということをずっとお話をされてきた中で、最終的な辺野古に決定する過程において、当然、その会議の中には外務大臣はいらっしゃったと思うんですが、そこでこの辺野古に戻るということに関して...全文を見る
○小野寺委員 先ほど沖縄の皆さんということでお話がありましたが、岡田外務大臣も何度も県外を検討するようなお話をされておりました。結果的にこのような状況になったことについて、岡田外務大臣も責任を感じていらっしゃいますか。
○小野寺委員 私は、外務大臣のお話を聞いて、常識があるなと感じたことがございます。それは、やはり、当初から、この現行案も含めて検討するということをずっとおっしゃっておりました。ただ、ある時点から、残念なことに、政府の方針が、県外ということにこだわったんでしょうか、防衛大臣も含めて...全文を見る
○小野寺委員 今、現在ではこの案は沖縄の皆さんは受け入れることはないだろうというお話を……(発言する者あり)済みません、もう一度。
○小野寺委員 今パッケージとしてのお話がございましたが、例えば、鳩山総理が沖縄で仲井眞知事とお話をされたときには、この沖縄の海兵隊ヘリ部隊を海兵隊部隊から切り離し、国外、県外に移転するということは海兵隊の機能を大幅に損なってしまうということを言っているということは、結局、この沖縄...全文を見る
○小野寺委員 実は、すべての今回の話の恐らく根幹にあるのは、例えば公有水面の埋め立ての問題に関しても、当然、基地の受け入れに関しても、地元の合意、そして、恐らくアメリカ側も、最終的にこの地元の合意というのを重要視してくるんだと思うんです。ですから、日米合意というのは、これはあくま...全文を見る
○小野寺委員 ということは、もうこの問題の結論は見えているということなんですね。これは、普天間の固定化なんですよ。  私、この一連の話を聞いて非常にずるいなと思うことがあります。今回の合意は、総理が五月末と言ったから、何とかそこで区切りをつけよう、そして、とりあえず日米の2プラ...全文を見る
○小野寺委員 私も、ぜひ、普天間の移転、沖縄の負担軽減をお願いしたい、しっかりとした合意が出ればいいと思うんですが、なぜこういうことを言うかというと、昨年の外務委員会、これは秋だったと思います、そこでこの問題について初めて取り上げたときに、結局、最後は現行案になるしかないんじゃな...全文を見る
○小野寺委員 今、多少おくれてもというお話がございました。大臣がおっしゃる多少というのはどのぐらいの期間なんでしょうか。一年なんでしょうか、三年なんでしょうか、五年なんでしょうか、十年なんでしょうか。おおよその多少という印象を教えてください。
○小野寺委員 今、環境影響評価、環境アセスについては五年、十年おくれることはないということでお話があったと思うんですが、もしこれが、例えば現行案と違う場所に新たな別な工法で行うということになった場合には、これは専門家の意見がそのとおりだと思いますが、沖縄の県の条例もありますので、...全文を見る
○小野寺委員 長島政務官にお伺いをします。  今回、案の中にくい打ち、QIP方式も検討されていると。これは実務者協議の中でさまざまな意見が出てきていると思うんですが、QIP方式になった場合の環境アセスのやり方。例えば、現在、埋め立て案で現行案はアセスを行いましたが、これがQIP...全文を見る
○小野寺委員 具体的な工法ではなく、これは一般的な考え方として、埋め立てとQIP、埋め立てのアセスをやったところにQIPで建設をする場合、アセスをもう一度する必要があるかどうかの技術的な、実務的なお話の質問です。
○小野寺委員 申しわけありません。もう一度環境アセスが必要なんです。埋め立てからQIPに移した場合には、これは環境アセスが必要です。そして、それは埋め立てに比べて、もう一度、ゼロからやるというわけではありませんが、少なくても、埋め立てに要する環境アセスの半分ぐらいの期間、調査は必...全文を見る
○小野寺委員 今さまざま、間もなく明らかになるとおっしゃっていますが、もう既に多くの国民は知っているんです。そして、多くの国民がこの案だなとわかっていて、さらに、その案を知っている福島大臣が沖縄に行き、そして、仲井眞知事に対してこれは絶対反対だということを明言されている。閣内だっ...全文を見る
○小野寺委員 大臣は、閣内についてはしっかりやる、それから地元についてもしっかりやる、ずっとそういうお話を続けていらっしゃいます。そして何より、政府案については、五月末まで、もうすぐ明らかになるから明らかにできない、ずっとこうやってお話をされています。  私は、ここまでこの委員...全文を見る
○小野寺委員 岡田大臣は別に信用していないわけじゃないんです。私が信用していないのは鳩山総理です。  御案内のとおり、鳩山総理は、五月末までにアメリカの合意、地元の合意、そして連立与党内の合意、これをすべて決着した上で五月末ということを何度も何度も繰り返しております。そして、大...全文を見る
○小野寺委員 多分、今の話を聞かれた多くの皆さんは、実は総理と外務大臣は違うことをおっしゃっていたのではないかという印象を持っていると思います。総理は何度も、地元の合意、アメリカとの合意、連立与党内での合意、これを、この決着の、五月末とするということを答弁されておりました。  ...全文を見る
09月30日第175回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  それでは、まず初めに、尖閣諸島の問題について触れたいと思っております。  ここに地図をお示しさせていただきました。この地図を見ていただくとおわかりだと思うんですが、この青いところ、これが日本の領土ということになります。そして、下の...全文を見る
○小野寺委員 私は海保から官邸にビデオを持って説明をしたと伺いましたが、では、官房長官、見ておりますか。
○小野寺委員 まず官房長官にお伺いしたいのは、これはきょうの新聞にみんな出ております。ですから、そういう間違った発言をしないでください。  それから総理に、ちょっと私はびっくりしました。皆さん聞きましたか。これだけの重要な事案で総理はこのビデオを見ていない。ビデオを見ていないで...全文を見る
○小野寺委員 いや、仙谷さんには聞いていません。戻ってください。
○小野寺委員 いやいや、委員長、それはおかしい。私は聞いていない。ちょっと戻ってください、仙谷さん。だめ、戻って。聞いていない。仙谷さん、戻ってください。ちょっととめてください。委員長、とめてください。聞いていませんよ、私。聞いていませんよ。委員長、とめてください。だめです。だめ...全文を見る
○小野寺委員 そうやって、幾ら今から怖いことを追及されるからといって、時間稼ぎで時間をとるのはやめてください。  私どもは、この国というのは法と証拠に基づいて罪刑法定主義で粛々といろいろなことが行われると思っておりました。  実は、今回と同じような違反操業の事例が十年前にあり...全文を見る
○小野寺委員 それでは、法務大臣にお伺いします。  この違いということに関して、法務大臣はどうお考えですか。今回のことについては、正しい処分だとお考えでしょうか。法務大臣にお伺いします。
○小野寺委員 恐らく、この事案を見て、多くの国民の皆さん、そしてここにいる同僚の議員は感じたと思うんです。この違いは何かというと、これは、十年前の事案については国際問題にならなかった、今回の問題は国際問題になっている、このことを検察が判断した、そう私どもは考えますが、総理はこうい...全文を見る
○小野寺委員 これは矛盾があると思います。これだけ極めて悪質だという事案について、先ほど総理も含めて官房長官もお話をされている中で、なぜ今回だけがこういう違いが出てくるのか。懲役の判決が出ているところと、今回は処分保留です。違いは、どの方が見ても、これは外交案件を考慮したとしか思...全文を見る
○小野寺委員 これは、法務省が出した今回の釈放事案についてのコメント資料です。一番最後に、「処分保留の上、釈放」というところの事由に「今後の日中関係」ということが明確に書かれています。ですから、法務省自身は、今後の日中関係を考慮して今回の釈放を行ったということ、これは法務省の資料...全文を見る
○小野寺委員 私は、逃げていると思うんですよね。  恐らく多くのテレビの皆さんも、那覇地検の次席検事の記者会見を見ております。あの中で、次席検事は理由に、この釈放に関する問題に関して、日中の外交関係のことをわざわざつけ加えております。私はあのテレビを見て、これは検察から国民に対...全文を見る
○小野寺委員 私は、今この場に立って、政治家というのは嫌だなと初めて思います。こんなに自分がひきょうなことをしておいて、国会で追及をされるのが嫌だから、こんな関係ないことをずるずるお話しされている。  菅総理にお伺いをします。今回のことについて、内閣を初め政治介入はなかったと天...全文を見る
○小野寺委員 私が聞きたいのは、何度も総理は、この問題は国内法に基づいて粛々とというお話をされました。ですから、政治介入はなかったんですねということを聞きたい。なかったんですね。イエスかノーかでお答えください。  総理に聞いています。これは、見てください、国民の皆さん。総理は、...全文を見る
○小野寺委員 この問題になぜこだわるかというと、政治が検察に介入をする、もしこの介入をしたことを政治家が明らかにしなければ、例えば私たち政治家にまつわる政治と金の問題、これだって、知らないところで検察に政治が圧力や介入をすることができることになるじゃないですか。ですから、私は、今...全文を見る
○小野寺委員 いや、どこから見ても逃げているとしか思えませんよ。だって、イエスかノーか答えられないんでしょう。  この件に関して、菅直人総理大臣は、政治的な意思を、介入を、あるいは内閣官房長官でも恐らく同じことだと思います、政治的な意思、内容を今回介入をされましたか。それをもう...全文を見る
○小野寺委員 済みません、最後の一言だけでいいんです。政治の介入は一切なかったと今断言をされました。当然、これは大きな重い責任があります。  そして、なぜこれだけ仙谷さんが時間をかけて引き延ばしをしているか。実は、このパネルにあるんです。ちょっとこのパネルを見てください。これは...全文を見る
○小野寺委員 私が伺っているのは、この外務省職員というのはどういうポジションの方ですか、それをお伺いしています。教えてください。
○小野寺委員 今の答弁は間違っています。このときは、外務大臣が外に行っておりましたので、職務代行者は、官房長官、あなたです。あなたの権限でこの職員が出たので、外務大臣、今の認識は間違いです。あのときの職務代行者は、官房長官、あなたになっています。ですから、あなたの了解をとって出た...全文を見る
○小野寺委員 どうしてどういう方が行ったかということを隠すのか。私どもはこれは、どうも、この行った本人が何を官房長官から言ってこいと言われて派遣されたかということを、これを何か隠すために言っているのではないか、そうとしか思えません。  そして、不自然なのは、なぜ、この地検から外...全文を見る
○小野寺委員 皆さん、これを見ておわかりのように、この外務省職員を那覇地検に派遣するという決断を行ったのは、官房長官、あなたです。ということは、ここでやはり政治的な介入があった、私どもはそう思わざるを得ない。  実は、この二十二日にもう一つ大きな変化があります。とても大きな変化...全文を見る
○小野寺委員 官房長官、幾ら怖いからといって、そうやって長々長々話をしないでください。ここにちゃんと私は、きのう官邸の方々からしっかり聞いています。瀧野官房副長官から仙谷官房長官が報告を受け、それを了承して、その了承のもとで外務省職員を派遣した。了承しているじゃないですか。おかし...全文を見る
○小野寺委員 今、皆さん伺いましたよね、政治家である私に聞いてくれと。私は、事務レベルで何を話したかを職員から聞きたいから、その職員はどなたですか、私たちは国政調査権を持っていますので、国会でその職員、公務員の方から、どういうことをしたんですかということを普通に聞きたいというふう...全文を見る
○小野寺委員 私も副大臣をしておりましたのでよくわかるんですが、当然こういう国会の場に、私どもが普通に、例えば政党のいろいろな会議を開くとき、国会議員でいろいろな状況を聞きたいとき、そのときには政府の担当者が来ていろいろなことを説明してくれます。ですから、当然、課長であり課長補佐...全文を見る
○小野寺委員 前原大臣ということじゃないんです。今回のこの派遣の決定をしたのは仙谷官房長官なんです。ですからこのことを伺っております。  残念ながら、間もなく時間も終わりになります。  私は、今回のこの発言をずっと聞いていて、答弁を聞いていて、まず、菅総理は政治介入という言葉...全文を見る
○小野寺委員 総理、済みません、一言お願いいたします。
○小野寺委員 今、大変なことを言いましたよ。いいですか。じゃ、こういうことだったら許されるということですね。外務省の職員を呼んで、ちょっと日中関係が今大変なところになっている、このことについてよく検察に説明してこい、こういう言い方をよく政治家は行います。私は、きょうこの問題をずっ...全文を見る
10月27日第176回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。質問をさせていただきます。  冒頭、これは外交案件とは少し違いますが、民主党の代表経験者であります、そしてまた枢要な閣僚でもあります前原大臣にお伺いします。  民主党は企業献金の再開を党の方針として決めたということが報道されております...全文を見る
○小野寺委員 率直な発言、ありがとうございます。私ども政治家として、みずから正すべきところを正すということ、その姿勢は大変必要だと思っております。  さて、もう一点お伺いをさせていただきます。  済みません、通告していなくて恐縮なんですが、ベトナムで今月末にASEANの会議が...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、このような機会、そしてまたその後、APECもございます、やはり首脳の対話が大切だと思っております。  ハワイに行かれるということ。実は、ダニエル・イノウエさんは十一月二日に選挙でございます。ぜひ、選挙の必勝、そして当選お祝いを言っていただければと思っておりま...全文を見る
○小野寺委員 理事会でも出ておりますが、外務委員会としても、理事の御判断、ぜひ公開というのを私ども委員にもしていただければと思っております。  さて、尖閣の状況ですが、今回の船長の逮捕事案に関しては、海上保安庁の職員の方が命をかけて、身を挺してこの漁船に乗り移って、そして停止を...全文を見る
○小野寺委員 こういう事案でまたさまざまな緊張感が走らないためには、これはこの漁業監視船なのか、中国のいわゆる取り締まり、警察権のある監視船と日本の海上保安庁の連絡を密にするということが大切だと思うんですが、今どのような形で日中間の、特にこの取り締まり関係の連絡、連携が行われてい...全文を見る
○小野寺委員 おっしゃるとおりで、実は中国は、今私どもが聞いている範囲では、五つぐらいのさまざまなこういう監視船が各省庁でまたがっている。ですから、当然日本は保安庁が中心で対応するわけですが、さまざまルートがないという中で、やはりお互いに今後しっかりと緊張感が走らないように連携を...全文を見る
○小野寺委員 昨日、石垣の市長、市議会議員とお会いをさせていただきました。決議文を渡されました。これは、地方税法に基づく固定資産課税の評価をするために、石垣市の一部であります尖閣に上陸をして、そして調査をしたい、上陸をしたい、そういう申し出でありました。  これは、多分私どもの...全文を見る
○小野寺委員 少しということは、検討の中で可能性もあるというふうに考えさせていただいていいんだと思います。  実は、昭和三十年代から一度もこの調査が行われていないので、固定資産税の評価は三十一年か二年の評価にとどまっているということでありますので、そこは、国内法も粛々と適用する...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、この問題、国民が注視をしておりますし、これを一つ譲ってしまうと、今後、日本の外交、あるいはあらゆるところの領土の問題に問題が生じますので、しっかりとした対応をしていただきたいと思っております。  もう一つ、東シナ海のガス田の問題についてお伺いをしたいと思いま...全文を見る
○小野寺委員 中止要請を行って、仮に、中国が実際にこれを掘り始めてしまって、既に稼働したということになった場合に、日本としては、これは抗議だけではもう済まない、中止に対する何らかの行為を行わなきゃいけないと思うんです。もし中国が実際に信頼してくれと言っても、それは突然、ごめんなさ...全文を見る
○小野寺委員 これは、では私が勝手に、こういうこともあるのかなということをお話しさせていただきたいのは、例えば、今回向こうが実際に掘削を始めたということであれば、当然、日本が日中間の協議の前に対応を考えていた、例えばその近くで日本側も採掘を始める、お互いに掘りっこしましょうという...全文を見る
○小野寺委員 何か日陰の身みたいで、寂しく思っております。いや、冗談です。  さて、この東シナ海のガス田問題、これはこれからも我が党の同僚議員が追及されます。これも大事な国益の問題になります。  もう一つ、恐らく多くの国民が今大変注目をしておりますTPPのことについて、お話を...全文を見る
○小野寺委員 TPPの問題、これは菅総理の所信表明の中で出てまいりました。もちろん、ことしの春ぐらいからさまざまな議論が行われたことは知っておりますが、私ども、農政を含めた日本の構造改革大転換になるような重大な問題、これをやはり国会で十分時間をかけて、国民が知っている中での議論と...全文を見る
○小野寺委員 きのうは、経産大臣の方で、TPPについて慎重な意見が記者会見で出たと思っております。私どもが心配をしているのは、閣内でさまざまな意見が出て、結果的に、総理の方針あるいは一部の閣僚の方針が前向きで、実はほかの閣僚が後ろ向き、結局どこに向かっていいかわからないという状況...全文を見る
○小野寺委員 先日、ワシントン、USTRに行ってまいりました。恐らく、日本の議員では初めてだと思います。アメリカ側にこのTPPの考え方を日本担当者から聞き、そして、どういうスタンスなのかということを伺いました。  言われたのは、まず、この交渉に入る前にどのような前提も持ってきて...全文を見る
○小野寺委員 実は、今おっしゃったように、日本のGDPで換算すれば十年間で四十八兆円。一年間でいうと四・八兆円、約五兆円です。これを毎年農業のために今まで出してきたということで初めて、今回、このような平穏に進むということ。しかも、韓国は米については例外扱いをしています。  です...全文を見る
○小野寺委員 これは、USTRの担当者もそうですし、さまざまなアメリカ側の方もおっしゃっていました。今回日本が入るときには、今既に加入を決めている九カ国とそれぞれに交渉をし、それぞれから了解をとらなければいけない。ということは、後から入る私どもは、九カ国に了解をとって初めてこの中...全文を見る
○小野寺委員 これは何度も外務省に確認しているんですが、被害の額あるいは状況について、なかなか正確な数字、細かい内容が出てこない。そういう中で、実は私どもに、現地に進出している日本の経営者の方からいろいろな情報が寄せられております。  きょうは、一つ御紹介をしたいと思います。お...全文を見る
○小野寺委員 きょうは、伴野副大臣、済みません、登場の機会がなくて申しわけなかったです。  実際、今お話があったように、本来であれば領事業務が対応する、あるいは、こういう日本人の進出の方は、日本の政府、大使館だけが頼りなんです。そういう場合に、今言った連絡をいただければと。この...全文を見る
11月05日第176回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。きょうは質問の機会をありがとうございます。  まず冒頭、実は、これは質問通告にございませんでしたが、昨夜からきょうにかけて今大きな報道をされております、今回の尖閣漁船のビデオの流出についてお伺いをしたいと思います。  まず事実確認をし...全文を見る
○小野寺委員 だれが見てもこれは保安庁の方が撮ったとしか思えない、当然、船上から撮っていますから。これは保安庁が撮ったビデオで間違いないでしょうか、もう一度お答えください。
○小野寺委員 この尖閣の事案が発生しました九月七日、この日に、発生した直後、海上保安庁長官は当然このビデオというのを見せてもらっていると思いますが、そのときに見たビデオと同じものでしょうか。
○小野寺委員 ここまではぐらかしたような答弁をする必要はないと思います。恐らくだれが見ても、あの状況を見れば、これは海上保安庁が撮ったそのビデオだと思うんですが。  さて、九月七日、長官は何時ごろ、この衝突の状況を、これは多分国土交通省にいらっしゃったと思いますが、そこで見られ...全文を見る
○小野寺委員 前原大臣にもお伺いします、当時、国土交通大臣でいらっしゃいましたので。  私ども、当時の報告によりますと、この事案が発生した九月七日、その日の参議院の国土交通委員会が終わった後、この事実確認について報告を受け、その映像を見たと伺いましたが、それで間違いないでしょう...全文を見る
○小野寺委員 そのとき見たビデオというのは、いわゆるテレビの映像だったのか、パソコン上での映像だったのか、どちらだったでしょうか。
○小野寺委員 保安庁長官にお尋ねします。  今、保安庁長官は、この衝突事案、現場から送られたビデオを見たとおっしゃいましたが、この送られたというのはどういう意味でしょうか。
○小野寺委員 その送られた映像というのは、いわゆる衛星を使って、そして海上保安庁の何か機械、デッキなのか、あるいは衛星の通信によってネットの添付ファイルのような形で送られたのか、どちらでしょうか。
○小野寺委員 実はこれは大事な問題でして、今回、私ども、ビデオ、ビデオというから、何かこういうカセットみたいなものを渡して、あるいはこれは官邸にも渡っています、官邸で見ているとか、そういう印象があるんですが、時系列で見て不思議だなと思ったのは、尖閣諸島で起きて、その事案のものがな...全文を見る
○小野寺委員 衛星を通じて動画で送るということは、通常これはデータに添付するということだと思うんですが、どなたかわかる方はいらっしゃいませんか。これはすぐわかる話ですから。  では、大臣。
○小野寺委員 きょうは一時間時間がありますので、今本省に電話をすればすぐわかると思います。  これは大事な問題でして、実は、今回のこのデータというのが、衛星を使って、もしコンピューターの例えば添付ファイルという形で本省に送られてきたとすれば、このデータというのは、もう既にこの時...全文を見る
○小野寺委員 その後、このデータを官邸にも持っていって、仙谷官房長官に見せたということでありますが、そのときは長官は御一緒だったんでしょうか。
○小野寺委員 今回、ユーチューブに発信した方のIDネーム、IDの名前があります。だれが出したか、ニックネームですが、sengoku38という名前です。sengoku38、ローマ字でsengoku、数字で38。これは失礼な言い方かもしれませんが、ネット上で何と読むかと出ているのは、...全文を見る
○小野寺委員 今、事務の方が後ろで電話をかけて、その管理というのが、これがコンピューター上で、いわゆる添付ファイルでやりとりしたかどうかというのが確認できたら、お忙しいでしょうから、もう戻られて結構です。  実は、このネット上での管理は大変重要な問題です。つい最近も、警察の情報...全文を見る
○小野寺委員 来たらすぐお帰りになって、今電話で聞いていると思うので。  このビデオがもう出てしまったということは、恐らく全世界、いろいろな形で皆さん添付してこれから回っていくのだと思います。当然、中国側もこの事案をよく知っているということになりますが、今回のこのビデオ流出、そ...全文を見る
○小野寺委員 つまり、今回のこのビデオが流出した件で特に中国側からは反応がない、特に問題ないんだろうということであれば、なぜ当初からこのビデオを公開しなかったのか。そうであれば、私は、このビデオを見れば、今回の日中関係のこの複雑なことはないんだと思うんです。あの映像を見て、ネット...全文を見る
○小野寺委員 この事案につきましては、これだけネットに流れても日中間に特に影響がないのであれば、私どもはやはり、冒頭からこの問題についてネット公開をすればしっかりわかったんじゃないかと思っています。  保安庁長官、今報告があったと思うので、先ほどの件を教えてください。
○小野寺委員 信号というのはどういうことでしょうか。
○小野寺委員 ということは、通常の私どもが思うネットの添付ファイルという形で送ったのではないというふうに理解していいんでしょうか。
○小野寺委員 いずれにしても、この情報というのが、では、DVDに焼きつけてその場で持っていたのか、ネット回線ですから一度何らかのコンピューターのホストに入ったのか、そこはどうなんですか。
○小野寺委員 済みません、細かい話で。映像がデータで送られるということは、そのデータを直接DVDに書くわけじゃなくて、ホストコンピューターなりに一度それが入るはずなんです。入った後にDVDに焼きつけるということだと思うんですが、いかがでしょうか。
○小野寺委員 ということは、この情報というのはいわゆるデジタルで送られたわけではないということなんですか。
○小野寺委員 そうしますと、オリジナルのDVDは一枚と考えていいんでしょうか。それとも、デジタルで送られてきたものが、例えばデッキあるいはホストコンピューターみたいなものの中に落とし込まれて、その中にはもとのオリジナルが、送られてきたオリジナルが残っていて、そしてそれをDVDに焼...全文を見る
○小野寺委員 ということは、私ども、一次情報とか証拠資料ということでお話を伺ったので、それは例えば、撮ったそのビデオの本体が一次証拠です。その内容が、私たちは今までずっと、海保の説明であれば、それを官邸で見せたり、あるいはいろいろなところ、枢要な方に見せたという報告を受けていたん...全文を見る
○小野寺委員 では、四十四分間のオリジナルのものというのはだれが持っていて、だれだけがそれを手元に置くことができるんですか。今回の五分じゃない、あるいは国会で報告した六分強じゃない、四十四分の長さのものというのは、そうすると、これを持てる人は特定できるということですか。
○小野寺委員 私たちが大変腹立たしいのは、国会で何度も、そして委員長にも何度もこの公開をお願いし、そして、これは与野党で政治マターとして協議し、ようやく出たのが六分五十秒ですよ。そして、それを見られる方も特定されています。この外務委員会の中で、委員長も見ていません、私も見ていませ...全文を見る
○小野寺委員 ということは、この漏えいをしたのは海上保安庁か検察ということになります、それ以外はこれを持っていないということで今お話をされましたから。  ということは、これは海上保安庁にはない、検察の責任だとここでもおっしゃるんでしょうか。
○小野寺委員 今回のビデオの保管の責任はどの役所にあるのか。これは、一次的にそれを撮って管理をしている海上保安庁にあると考えて間違いありませんか。
○小野寺委員 ということは、今何度も言っていますが、責任がどこにあるか。うちにあるかもしれないし、検察にあるかもしれない。でも、いずれにしても、このビデオというのは、これは外に出るはずがないものです。外に出るはずがないもの、しかも、海上保安庁がずっと自分たちの責任で保管していると...全文を見る
○小野寺委員 長官、これ以上もう大丈夫ですので。  ただ、私が言いたいのは、今回、皆さんが本当に命を顧みずこの漁船に乗り移り、そして中国の漁船、あの映像を見ればこれはならず者ですよ、そういう漁船の船長を逮捕した、取り締まったということ、それは高く評価をしています。そして、こうい...全文を見る
○小野寺委員 長官、結構です、どうも忙しいところを。またさまざま対応があると思うので、しっかりお願いします。  そして、もう一つお話をしたいのは、実は、もしこのビデオの流出がこの事件発生直後から行われたとしたら、そのときの責任者、国土交通大臣は前原現外務大臣ですし、今発生したと...全文を見る
○小野寺委員 それでは、次に日中関係についてお伺いをします。  先日、日中の首脳会談というのが行われました。これは十分間の会談ということで私どもにお知らせをされたんですが、この議事録というのは存在するんでしょうか、大臣。
○小野寺委員 そのメモを私どもも見せていただきましたが、その中には、例えば尖閣の対応について中国に対して抗議をするなり、あるいは中国にある日本の商店、お店が壊されたということに対しての謝罪を求める内容とか、そういうものはあったんでしょうか。
○小野寺委員 前原外務大臣はしっかり日本の立場をお伝えしたんだと思います。ところが、肝心の菅総理、私ども報道を見ますと、待ちぼうけを食ってホテルで三十分待って、何かすごすごと帰ってくる姿を見ました。そして、その翌日だったでしょうか、十分間会談ができた、会談ができたということで、何...全文を見る
○小野寺委員 前原大臣は多分しっかりやっていらっしゃるんだと思います。肝心の菅総理のお話をしております。  そして、今、前原大臣の定義でいうと、私も多分同じ意見だと思いますが、これは通常の会談と呼べるようなものではないのではないかと思います。ただ、外務省から出てきたメモは、日中...全文を見る
○小野寺委員 済みません。私、会談と懇談が違う意味で、こういう形で使われるというのは初めてわかりましたが、いずれにしても、懇談だということですけれども、首脳懇談、何かこの間は二十五分間の懇談があった、今回は十分間の懇談だと。菅さんは懇談が好きなんだなと私は思っております。  さ...全文を見る
○小野寺委員 そこで、私どもちょっと気になったのは、今回のロシア大統領の国後訪問というのが、これは報道で出ている話ですが、これはひとえにロシア国内の事情である、ロシア国内の事情で来たんだということを明言されていますが、本当にそうなんでしょうか。
○小野寺委員 実は、きょうこの委員会に河野大使を政府参考人としてお招きしました。残念ながら、政務三役の判断で今回大使の出席はできないという御返事をいただきました。私は、もし大臣がそうおっしゃるのであれば、本来であればここに政府参考人として河野大使においでいただいて、私どもも直接、...全文を見る
○小野寺委員 今大臣のお話を伺うと、ラブロフさんも行き、だんだんロシアの要人が行き始めた。ということは、今回のメドベージェフ大統領の北方四島への訪問というのもある程度予測された。そして、二十九日には、十一月一日に行くぞということで報道もされている。  この報道されている、これは...全文を見る
○小野寺委員 私は、同じハノイに来ているんですから、本来であれば、そこで事前に外相会談を持ちかけ、そして強い懸念を日本政府が伝えるべきであった、そう思っております。  さて、こうして河野大使を呼んでしまったということになりますが、大使はいつまで日本にとどめ置くつもりなんでしょう...全文を見る
○小野寺委員 さらに、今、ロシア大統領が今度はほかの北方四島にも行く可能性があるというふうにラブロフ外相が話しております。もし、これでさらに国後以外のところに大統領が行くということになった場合、今度は日本政府はどのような対応をするのか、教えてください。
○小野寺委員 APECでは、十三、十四日、横浜にメドベージェフも来るという予定になっています。日ロ外相会談の見通しはいかがでしょうか。
○小野寺委員 日ロ首脳会談です。私は、前原外務大臣は多分ラブロフさんにしっかり言うんでしょう、心配なのは菅総理なんです。日ロ首脳会談でしっかりと日本の立場、北方領土の問題を伝える、このことを含めた日ロの首脳会談、これは予定されていますか。
○小野寺委員 日本国民の感情からしたら、今歓迎をしたいというお話がありましたが、メドベージェフさんが来て、今、何も向こうが発言しない中で、素直に歓迎する気持ちには恐らくなれない。特に、北方四島にかかわる元住民の方々は、これは許されないことだと思っています。  当然、日本政府とし...全文を見る
○小野寺委員 ということは、こちらからむしろ持ちかけて、当然日ロ首脳会談を行う、そしてそこで日本が伝えるメッセージというのは、間違いなく、北方四島、今回のメドベージェフ大統領に対しての強い日本側の懸念、これを伝えると考えてよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 日中の首脳会談についての見通しはいかがでしょうか。また、当然、ヨウケツチ外相と前原大臣の会談も予定されていると思いますが、そこでまた尖閣の問題は明確に中国側に伝えると考えていいんでしょうか。
○小野寺委員 内閣の一員の前原外務大臣としてお伺いをします。  内閣総理大臣、菅直人総理大臣が、今回、APECの機会をとらえて、日ロの首脳会談、日中の首脳会談をやるべきだ、そうお考えかどうか、教えてください。
○小野寺委員 これは改めてお伺いします。  こちらから持ちかけて話をするべきだ、受け身ではなくて、むしろ話をしたいというふうにするべきだと、特に日ロ、日中についてはお考えか、教えてください。
○小野寺委員 特に日中の問題、これからも大変な課題だと思うんですが、これから日本の島嶼防衛を含めて多くの課題があると思うんですが、そこでひとつ防衛省にお伺いします。安住副大臣、申しわけありませんでした、お待たせしまして。  日米の軍事演習が、この暮れもしくは来春に予定されている...全文を見る
○小野寺委員 この軍事演習の中には、島嶼防衛、今回、私ども、尖閣あるいは南西諸島、そういうところでさまざまこれからしっかりと守りを固めなければいけないというのが国民的なコンセンサスだと思いますが、この島嶼防衛を想定した演習も行われると考えていいんでしょうか。
○小野寺委員 ありがとうございます。今まで、実はこの問題を事務方に聞いても、明確な答弁はございませんでした。今、島嶼部の防衛についても想定をして、さまざまな防御策の中で想定をして行うという御答弁がございました。  実は、先月ワシントンに行ったときに、アメリカの外交筋の皆さん、特...全文を見る
○小野寺委員 実は、国防省に伺ったときに、フロノイ次官にちょっと物騒な質問をいたしました。もし日中が紛争となり、あるいは尖閣が中国に占領された場合、これを奪還するために日中の紛争が起きた場合、このときにアメリカはどう対応していただけますかという物騒な質問をしました。そのとき、フロ...全文を見る
○小野寺委員 その際、ホスト・ネーション・サポート、これは私が国務副長官スタインバーグとお話ししたときに、向こうからも明確にこの話がありました。フロノイからもありました。このホスト・ネーション・サポート、今回も、今、予算のさまざまな検討をされていると思いますが、これが従前どおりし...全文を見る
○小野寺委員 ただ、従来、民主党は、この駐留経費を含めた特別協定、前回はこの延長に対して反対。その内容としては、ホスト・ネーション・サポートの内容に対して不満があるということで、実は国会では反対をされております。  今回、もし方針が変わるとすれば、与党になったから、やはり日米関...全文を見る
○小野寺委員 これは私どものときにも反省点ですが、やはり中を見ると、例えばゴルフ場のキーパーとか、ボウリング場とかホテルの支配人とか、こういう不審な、これまで出す必要があるのかというところはしっかり直していただいて、対応していただければと思っております。  きょうは、冒頭、起き...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。質問を終わります。
11月05日第176回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  本日は、質問の機会をありがとうございます。  まず、大臣にお伺いをいたします。  今回、日本がこのTPP交渉を行うに当たって、恐らく最大の交渉相手となるのはアメリカです。この交渉に入る過程において、まず入場門について、アメリカが...全文を見る
○小野寺委員 委員の皆さんに聞いていただきたいことがございます。  私は、先月十四日、USTRに行ってまいりました。農務省にも行ってまいりました。そして、TPPにもし日本が入るときには、どういうことが日本政府として必要かということを聞いてまいりました。  まず返ってきたのは、...全文を見る
○小野寺委員 今、予測されるというお話がありました。では、知っていて、今この交渉の例えば閣議に閣僚として参加されているということですね。ということは、今後、これが議論されているときに、何が日本として、これはまず入り口なんです。大臣、おわかりでしょうか、アメリカの議会に対する三カ月...全文を見る
○小野寺委員 これは、皆さん、これが交渉の本段階ではないんです。まず交渉のテーブルに着く。アメリカは、実は、議会に対して三カ月前、九十日前に、日本とこういう交渉をしますということを指示して、アメリカ議会の了解を得る必要があります。そして、議会の了解を得るということは、私どももそう...全文を見る
○小野寺委員 私はそのときの議事の資料を持っております。それによりますと、まず、この両者は、国会に提出された郵政改革法案は、日本郵政が現在、民間企業に比して優遇措置を享受するという米国及びEUの概念に対処するものでないことに対し、失意を表明した。そして、幾つか書いてありますが、日...全文を見る
○小野寺委員 政務官、もうちょっと勉強してから来てください。アメリカがねらっているのは、別に郵便の事業じゃないんですよ、郵貯、簡保のお金なの。これをねらって日本にはもっと開放しろときているわけですよ。何寝ぼけたことを言っているんですか。  農業以外の分野でも、実はこれだけ、郵便...全文を見る
○小野寺委員 今、予測されるということは、これを受け入れるということなんですね。だって、予測されるということは、これを受け入れるということでしょう。今回、十月一日の菅総理のあの所信表明演説を閣議で了承して出しているということは、当然、大臣は閣僚の一人ですから、それを了承して発表し...全文を見る
○小野寺委員 今、ここまでTPPについてみんな必死になって議論をしているのに、聞きましたか、今の答弁を。そういうことは議論されていることは知っている、何か他人事じゃないですか。では、牛肉、牛を生産している農家の方は今どう思っていますか。  そして、皆さんは多分これに気づいていな...全文を見る
○小野寺委員 大丈夫ですか、皆さん、農林水産委員会で、この大臣で。聞きましたか、答弁を。一体、本当にまじめに、これだけ大きな日本の農業の転換期に、大臣は山形御出身です、私は宮城出身です、同じく農村部を皆さんは抱えています。そんな大切な農業の問題に対して、この答弁。アメリカの政策が...全文を見る
○小野寺委員 何強めているんですか、言葉を。怒っているのは日本の農家ですよ、ほかの日本の国民ですよ。  相手の状況もわからない、相手がどう変わるかわからない。それで、今大臣がおっしゃったのは、最後の局面だ、内容もわからないで最後の局面だ。何を言っているんですか。
○小野寺委員 失礼しました。  ありがとうございます。  それでは、実は、農水省から四兆一千億の農業に対する被害という数字が出ております。私どもは、この数字は何も対策をしなかった場合という、最大を見積もった状況だと思っていますが、もしこのような状況に向かうと大変なことになる。...全文を見る
○小野寺委員 今お話がありました。これはGDP換算でいくと、前原さんもGDPでいくべきだと言っていましたから、そうすると十年間四十八兆円、一年間四・八兆円。これはたしか農業予算の倍ぐらいになると思います。  韓国は、農業予算の倍の予算、四・八兆円を十年間出し続けて、そして今、議...全文を見る
○小野寺委員 さて、今回、交渉を九カ国と基本的には結ぶことになりますが、そのうち、特にアメリカとの交渉、入り口で恐らく、議会の対応があってアメリカは手土産を要求してくるだろう。そして今の手土産は、牛肉の月齢撤廃、それからもう一つは郵政、この問題になるだろう。  まずこれを政府と...全文を見る
○小野寺委員 市村さん、では、ちょっと聞いてください。  私は、当然、外務省、いろいろなことも知っていますし、今までの交渉経緯も知っています。アメリカが何を日本の公共事業に要求しているかというと、これは国だけじゃないんです、地方、市町村、このすべての公共事業の発注の内容について...全文を見る
○小野寺委員 今、アメリカでの公共調達の問題も出ていますが、恐らく、これから出てくる要求というのは、看護師、介護士の資格試験、これを英語でさせろという要求が出てまいります。そのときに、日本政府として恐らくこれを受けざるを得ない。そして、介護士、看護師の資格試験が英語で行われるとい...全文を見る
○小野寺委員 そういう非関税障壁の条件が出てくるということなんですよ。  そして、試験が英語で通るということになる。日本語は、皆さん片言は話せます。今なぜフィリピン、そういうところから看護師、介護士の数がふえないかというと、日本人でも難しい試験が日本語で行われるから試験に受から...全文を見る
○小野寺委員 済みません、今回のTPPの交渉というのは、日本が今まで守ってきたルールというのを国際的なルールで下げていく、受け入れするという、その交渉なんですよ。そして今、恐らく厚生労働大臣も厚生労働副大臣もこの検討チームの中に入って官邸で協議をしていると思います。こういうことも...全文を見る
○小野寺委員 ここは国会の場です。そして今、TPPの議論をして、これからこれに入ったら日本はどんな影響が出るのかということをみんな心配して。入ることはそれは大切だとみんな思っています。ですが、入ったときにどんな影響があるか、最大限みんなで情報を共有して、そして入る前にいろいろなこ...全文を見る
○小野寺委員 時間が参りましたので、質問ということではなくて、注文ということでさせていただきたいと思います。  この資源管理をしっかりしていただきたいということ、特に外国船のまき網については強い姿勢で臨んでいただきたいと思っています。  また、漁業共済の問題ですが、実は今回、...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。  時間が来ましたので、どうぞしっかり対応していただきたいと思います。終わります。
11月12日第176回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  条約の案件の前に、特に中国漁船ビデオ流出の問題について少し質問をさせていただきたいと思います。  まず、おとといでしょうか、仙谷官房長官が、政治職、執行職の責任のとり方は違うというお話をされました。これは、かいつまんで言うと、きょ...全文を見る
○小野寺委員 あれほど政治主導、政治主導とお話をされていた今の政権ですので、こういう責任が出てくると、それはすべて現場だ、執行職と政治職は違う、こんな区分け方を今まで私どもはしたことも聞いたこともありません。大変おかしな、不思議に思う言い方です。これはとても承諾できる話ではない、...全文を見る
○小野寺委員 もしこれが事実だということが後で発覚した場合には、これはもちろん、長官、官房長官が言うように、あなたの責任は大変重大。そして、国会に対して今まで答弁してきたことがうそであったということにもなると思います。  しかも、この答弁というのは、実は、保安庁長官だけじゃなく...全文を見る
○小野寺委員 では、もしこの問題が、今報道されているように、共用パソコンで皆さんが見られるような状況にあったということが後で判明した場合、当初から私どもが主張していた公開を妨げるような形で、これは公開できないようにしっかり保管している、これは長官だけじゃなくて政治レベルでも何度も...全文を見る
○小野寺委員 それでは、ちょっと角度を変えて、大臣にお伺いします。  今回のビデオの流出、これは日中関係に何か悪影響を及ぼすようなことになったんでしょうか。
○小野寺委員 今、証拠資料ということでお話をされましたが、では、お伺いします。  今からこの事案に関しての公判が開かれる見込みがあるんでしょうか。
○小野寺委員 十月十二日、予算委員会で仙谷官房長官は、公判はもう開かれないというふうに答弁をしています。そうすると、公判は開かれないということで、これは別に、もう証拠書類として、証拠資料としての意味がない。意味がないものをなぜ公開しないのか。  そして、例えば、今お話がありまし...全文を見る
○小野寺委員 いつもここで法務省は法と証拠ということでお話をされるんですが、法と証拠で粛々と捜査を進めていって、そして最後は、国際関係を勘案して速やかに釈放する。こんなことを繰り返している法務省ですから、私は、もっと誠意のある答弁をぜひしていただきたい、そう思っております。  ...全文を見る
○小野寺委員 保安庁長官にお伺いします。  保安庁長官もこのビデオを見て、あるいは現場の職員の報告を受けていると思うんですが、やはり私ども国民が思っているように、中国漁船、これが本当に今回は非常に悪質な事案、大変危ない事案、そういうことだとお感じでいらっしゃいますか。
○小野寺委員 私も映像を見て、衝突をするとき、このときには、甲板にいた中国人船員が、実は、ぶつかるぞというところを予期して、皆さんちゃんと構えて、そして衝突していた、こういうことが行われていました。大臣もそのことについては同じお考えだと思います。明らかに衝突するぞということを明確...全文を見る
○小野寺委員 長官、ちょっと伺いますけれども、ぶつかるときに、みんな身を固めて、今から突撃するぞ、ぶつかるぞと、船員みんな身構えたじゃないですか。そして、あの航跡を見たら、どこから見ても、ぶつかる、追突する、それを明確に今回は行っているじゃないですか。あれが計画性と言わずにとっさ...全文を見る
○小野寺委員 外務大臣にお伺いします。  先ほどお話をされましたが、このビデオを見て、これが、この那覇地検の判断があるように、計画性が認められない、とっさの判断だ、そういうふうに思われますか。
○小野寺委員 そうなんですよ。今回、故意に行ったんですよ。これはとっさの行為じゃないんです。那覇地検のこの判断、これはおかしいんです。  きょうは法務省から来ていただいていますが、この那覇地検の判断はおかしいと思いませんか。
○小野寺委員 もう一度お伺いしますが、甲斐さん、あの映像から見て、あれはとっさの行動、法務省もそういうふうに判断するんですか。お答えください。
○小野寺委員 きょうは委員の皆さんがいらっしゃいます。ビデオを政府が出さない理由、ビデオを政府が公開しなかった理由はこれなんですよ。  那覇地検が釈放したときの会見をもう一回思い浮かべてください。船長が巡視船「みずき」の追跡を免れるためとっさにとった行為、こう理由づけて、いかに...全文を見る
○小野寺委員 今回のビデオを出さない理由はこれだったんです。見たら、多くの国民がわかるんです。あの船長を釈放した理由、那覇地検の判断というのは検察の捏造なんです。ビデオを見たら、みんなわかります。とっさの判断でぶつかったんじゃない。  この検察の記者会見、報告は検察の捏造、私は...全文を見る
○小野寺委員 今、官邸の捏造という言葉がありましたが、恐らく、委員の皆さん、与野党を問わず、いろいろなお気持ちを持ってこの話を聞いていると思います。  でも、ビデオを出さなかった、そして、ビデオを出したときに何がわかったか。実は、今回の船長の悪質さ、これがわかったわけです。そし...全文を見る
○小野寺委員 これは、私はどういう形でこの決着について不服を述べたらいいんでしょうか。恐らく、多くの国民の方がこの事実を知ったら、改めて、今回の釈放がいかに不自然だったか、そして、まさか地検がこんな判断をするわけはない。それは、どう考えても政治判断だと思っています。  長官、済...全文を見る
○小野寺委員 そのとき、この流出事案について、あるいはこのような形でコンピューターを通じて映像があちらこちらに流されるということについて、大臣は、その守秘義務に関しての明確な指示を出したか、あるいはそういうことがないように調査をしたか、そのことをお答えください。
○小野寺委員 私は、ちょうどこのときの事案を見て、前原大臣が、この後、外務大臣にもなられ、馬淵さんとも交代する。多分、いろいろな引き継ぎ等もあったと思います。いろいろな守秘義務のことも中にはあったと思うんです。ですが、いつもこの中心で判断をしたのは仙谷さん。私は、仙谷さんに最大の...全文を見る
○小野寺委員 ちょっと甲斐さん、今の外務大臣の判断というのはどう思われますか。
○小野寺委員 甲斐さん、肝心なところを読み飛ばさないで。  この話はもう余りやりたくないのだけれども、もう一回言うよ。この釈放の事案というのは、海上保安庁の巡視船「みずき」の追跡を免れるためとっさにとった行為と認められ、計画性は認められずだよ。とっさにとった行為と認められる。あ...全文を見る
○小野寺委員 検察当局の判断だからこれは仕方がない、法務省としては一切かかわりはないと。だけれども、ここで、多くの人がこのビデオを見て、検察の判断がおかしい、那覇地検の判断がおかしい、もしそう思った場合、そのときもあなたは、これは検察の判断だからあなたたちは一切関与しない、こうい...全文を見る
○小野寺委員 恐らく、このやりとりを見た法律の専門家は、多分甲斐さんの話については、本当に大丈夫なの、この人、法務省の審議官で大丈夫なのと。前から何度も言いますけれども、大変苦しいお立場にあるのはわかります。私たちは、もう大体わかっていると思います、この話の真相、そしてだれが一番...全文を見る
○小野寺委員 ヨルダンに具体的に原発の設置計画、新設計画があるのかどうか、教えてください。
○小野寺委員 そして、当然、日本の成長戦略ということで、原子力をこれから輸出することもあると思うんですが、同じように、この国とは原子力の協定を結び、そして日本の原子力技術をその国で活用してもらおう、そのような国がまだまだこれからあるのか、今、今後この協定を結ぼうと思う、想定をされ...全文を見る
○小野寺委員 日本の原子力、恐らく世界でもトップクラスの保守管理、保安管理に努力をされていると思います。ですから、実は日本国内の原子力の養成、育成も大事だと思っています。事業仕分け等で、保守管理等の予算について今後検討されるということがないように、ぜひ、日本の原子力発電がこれから...全文を見る
○小野寺委員 もしわかればなんですが、例えば、スイスとの間で今までこのような脱税等の摘発あるいは事案が過去にあったかということ、そして、このような協定を今いろいろな国と結んでいますが、協定を結んで以降、このような課税逃れということを防止できたあるいは摘発できた、そのような事例があ...全文を見る
○小野寺委員 具体的に、例えば摘発事例あるいは既に報道された中でのこういう脱税行為等の事例というのはあるんでしょうか、あったら教えてください。
○小野寺委員 今回こういう協定を結ぶということは、お互いの金融取引の明確化、顧客情報の相互の流通ということで、こういう租税逃れ等の対応については大変重要な協定だと思っています。ぜひ、このような協定を積極的にほかの国とも結んで、金融取引の明確化を進めていただきたい、そのように思って...全文を見る
○小野寺委員 こういう役務協定というのは、当然、もしかしてその中には、例えば武器の問題も含めて、武器輸出三原則、こういうところにも抵触する可能性がなきにしもあらずということだと思っています。  最近、政府は、この解釈について、さまざま解釈を変えるような意見も出ている、そのような...全文を見る
○小野寺委員 こういう役務協定というのは、確かに、現場の自衛官の中で、相手と活動する場合の便宜を図るということで役立つこともあるんだと思います。ただ、余りこれがどんどん進んでいくと、例えば、国際平和活動の中で、あるいはさまざまな国連の要請あるいは他国の要請によって今いろいろな国に...全文を見る
○小野寺委員 実は今回、中国あるいはロシアとの関係の中で、尖閣の問題あるいは北方四島の問題、この領土問題を、私ども大変危惧をして、注視してこの二国間会談を見ております。  そういう中で、実はもう一つ我が国にとっては大切な領土問題、これは竹島の問題になります。  竹島の問題につ...全文を見る
○小野寺委員 今、諸事情というお話がありました。日本の諸事情というのは間違いなく、領土は日本の固有のもの、北方四島も竹島もこれは日本の固有の領土である、これが日本の諸事情ということになりますし、日本国民が今、実はロシアに言っていただきたいこと、そして韓国に言っていただきたいこと、...全文を見る
○小野寺委員 これは、聡明な前原大臣であればもうおわかりのことだと思っています。もしこの二国間の首脳会談の中で、例えば日ロの会談の中で、北方四島の問題、あるいは今回メドベージェフ大統領が国後に行ったことに対しての強い抗議、これを言わなければ、日本は領土問題に関しては譲った、後ろ向...全文を見る
○小野寺委員 時間が参りました。  私どもは、菅総理の外交を大変ふがいなく見ております。ぜひとも、後ろから後押し、時にはけ飛ばしてでも、しっかりと日本の主権を主張していただくように、今回の首脳会談で実現するように大臣にお願いをして、質問を終わります。  ありがとうございました...全文を見る
11月16日第176回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○小野寺委員 おはようございます。自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、質問の機会をありがとうございます。  まず、冒頭お伺いをしたいのは、海上保安官の逮捕見送りということが昨日決まったと報道をされております。まずこのことについてお伺いをしたいんですが、これは、政府を初め...全文を見る
○小野寺委員 仮にの話ですが、さまざまな意見があると思いますが、逮捕ができないということ、そして、これから恐らくさまざまな司法の判断があると思いますが、例えば起訴猶予とか、こういう形で司法当局では責任を問わないという状況にもしなった場合、この場合でも海上保安庁としては何らかの懲戒...全文を見る
○小野寺委員 いずれにしても、今回このビデオが当所から流出したということに関しては、これは海上保安庁そして国土交通省の責任というのは大変重いと思いますが、この責任について馬淵国土交通大臣はどのような責任をとられるおつもりがございますか。
○小野寺委員 事実はこれから明らかになるんですが、現時点でわかっている事実というのは、少なくてもこれは外に出してはいけない、仙谷官房長官が意見書という形で出されて、保秘をしっかりしろということを含めて指示をしたにもかかわらず漏れてしまったということになっています。このことを見ても...全文を見る
○小野寺委員 ということは、国土交通大臣は今回のこのビデオを流出したと言われる保安庁の職員に対して一切責任を負わない、この責任はすべて海上保安庁長官にある、そういうお話をしましたが、では、国土交通大臣にお伺いをいたします。  海上保安庁長官の任命責任はどなたにありますか。海上保...全文を見る
○小野寺委員 大臣、個別の捜査の問題を聞いているんじゃないですよ。こういうビデオが漏出したという、これは国土交通省、海上保安庁全体の問題、その監督責任をあなたに聞いているのであって、これ、別に司法捜査の内容について監督しろ、しないじゃないですよ。その管理責任が十分あるでしょう。多...全文を見る
○小野寺委員 中国の船長が今回海上保安庁の「みずき」に衝突したということについては、とっさにとった行動ではないというふうに大臣は思われますか。
○小野寺委員 そうです。
○小野寺委員 私は大臣に聞いているんです。あのビデオを見た印象として、大臣はこれはあの船長がとっさにとった行動だと思われますか、どうですか。
○小野寺委員 ちょっと大臣、あなた、自分で何を言っているかわかりますか。あなたはあのビデオを見て、ではこの船長は、あなたの印象として、これは非常に悪質か、計画的か、そして、とっさにとった行動で今回ぶつかったというそういう判断に立つのか、どの印象を持ちますか。あなたの判断です。あな...全文を見る
○小野寺委員 皆さん、今のを聞きましたか。馬淵大臣は今回の船長は悪くないと言っているんですよ。船長は悪くない。  では、もう一回聞きます。馬淵大臣、もう一回お答えください。今回のこの中国人船長がとった行動というのは、とっさの行動ですか、どうですか。
○小野寺委員 では、前原大臣にお伺いいたします。  この直後、大臣は、このビデオを見れば、だれが見ても、中国の船長、これが悪質であるということが明らかであるというような趣旨の発言をされましたが、このビデオを見た直後、大臣はどのようにお感じになりましたか。そして、これがとっさの行...全文を見る
○小野寺委員 明らかに故意である、とっさでもないということですが、法務大臣にお伺いします。  法務大臣も、このビデオ、映像でも当然今は報道されていますから見ていると思いますが、これがとっさの行為である、そういうふうな印象を持ちましたか。
○小野寺委員 なぜこの問題でここまで、今までこれは悪質だということをさんざん言っておきながら、きょうもしテレビカメラを見た人、これを映してくださいよ。急にトーンが変わったでしょう。  仙谷官房長官にお伺いします。  この中国の船長は、今回、巡視船の「みずき」、ここに衝突した映...全文を見る
○小野寺委員 法務大臣にお伺いします。  九月二十四日、これは那覇地検が、この船長を処分保留のまま釈放いたしました。釈放した理由、これを端的にお答えください。
○小野寺委員 今、捏造しましたね、答弁を。正確に、九月二十四日、これは我が党の議員が先週那覇地検に行きまして地検の検事正、次長からいただいたその資料、そこをもう一度読みます。  一部内容は合っていますが、「被疑者は、トロール漁船の一船長で、本件は、海上保安庁の巡視船「みずき」の...全文を見る
○小野寺委員 これなんですよ。さっきから、国土交通大臣に聞いても、仙谷官房長官に聞いても、法務大臣に聞いても、みんなこのとっさということを避けている、とっさという表現を避けている。なぜ急にとっさという言葉を避け始めたか。  これは、実はこの那覇地検の記者会見、処分保留の釈放の記...全文を見る
○小野寺委員 これ、映像が出るまではみんなこの記者会見について、ほおと右から左へ流したと思います。でも、映像が出て多くの国民が見ました。きょうこちらにいる委員の皆さんもみんな見たはずです。あの映像を見て、この船長が「みずき」の追跡を免れるためにとっさにとった行動で二回もごん、ごん...全文を見る
○小野寺委員 それは予算委員会では全然違う答弁をされました。それは間違っていますよ。議事録を見てください。あれは、外務省が官邸に確認し、仙谷官房長官の了承をとって中国課長を派遣した、これが事実です。これは、後で議事録を見ればこの今回の答弁のうそというのがわかると思いますので、議事...全文を見る
○小野寺委員 自見さん、それはうそを言わないでくださいよ。五月二十四日、これはジュネーブで、日本の大使がEUとそれからアメリカの通商関係の大使から明確に言われています。今回の国会に提出された郵政改革法案は、これは、日本の民間企業に対して優遇措置を享受するという米国、EUの懸念に対...全文を見る
○小野寺委員 時間になりましたが一つだけ。  十四日、前原外務大臣とUSTRの代表との話の中で、牛肉の問題、そして保険の問題、この保険は簡易保険も含まれる保険の問題、この問題が提起されたと伺っております。  自見さん、うそはだめです。今回、TPPに進むということは、郵政改革、...全文を見る
11月25日第176回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、質問の機会をありがとうございます。  まず、今回の北朝鮮による韓国砲撃事案ですが、これは、アジアの平和と秩序に対する重大な挑戦だと思っております。我が党としても、北朝鮮のこのような蛮行に対して厳しく抗議するとともに、この...全文を見る
○小野寺委員 菅総理がそのようなお考えをお持ちでないということは私どもも信じておりますので、ぜひ、党内からそのような声が出ない、そういうことをこれからもしっかりと監督していただきたい、そのように思っております。  さて、菅総理、今回の砲撃戦、現在は一日のみの交戦で、今、小康状態...全文を見る
○小野寺委員 何か前原大臣、いつも歯切れがいいんですが、このことに関しては、法務大臣をやめられた柳田さんの印象がどうもぬぐえない、そんな残念な印象がございます。  さて、今回、このような大規模な事案が発生したんですが、これは私ども、対岸の火事ではない、日本に及ぶ可能性だって否定...全文を見る
○小野寺委員 総理にお伺いします。そのような不測な事態ということですから、これはやはり緊急事態と私どもは認識してよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 今、このような大きな事案ですので、総理も、これはもう緊急事態だ、そういうことに当たる、そういうお話があったかと思っております。  さて、このような状態、私も外務の副大臣をさせていただいた経験がございます。当然、外務省で大臣が不在のときには、私どもも東京におり、そし...全文を見る
○小野寺委員 一つだけお伺いをします。  二十三日に、岡崎大臣は警察庁に入りましたか。ここにあるように「各閣僚は、緊急事態の発生を了知した場合には、速やかに所属する省庁に参集する。」大臣は二十三日四時に話を伺ったというふうに今伺いましたが、この二十三日、警察庁に大臣は入りました...全文を見る
○小野寺委員 今の最後の一言だけをお伺いしたかったんです。この日、警察庁には岡崎大臣は入っていなかった。  ですから、今回の公安、治安に対する会議、普通であれば、幹部会を招集し、しっかり対応する。実は、北澤大臣は防衛省でしっかり対応して、会議を集めているんです。ですが、私どもは...全文を見る
○小野寺委員 今の閣議了解については、内容について違うと思っております。これは、もうここに明確に書いてありますが、別に地震のときではないんです。「緊急事態の発生を了知した場合」。そして、私ども国民は、今回の問題というのは、どう見てもこれは緊急事態、どうなるのかということがあります...全文を見る
○小野寺委員 それでは、この危機管理センター、これは総理が知る前に危機管理監が設置をされたということですが、このとき危機管理監は官邸におりましたか、それを伺います。
○小野寺委員 危機管理監の仕事というのは、こういう危機管理のときに対応するために、わざわざ危機管理ということで個々に対応して、しかも、すぐそばに宿舎があって、いい場所に住んでいるわけですよ。ところが、今ちょっとお話を伺いました。官房長官は、多分、今初めて後ろから教えてもらったと思...全文を見る
○小野寺委員 だらだら紙に書いて何か時間稼ぎをしている、そう思わざるを得ません。尖閣事案のときにも官房長官にお話をしました。もうちょっと真摯に答えていただければと思っております。  私どもは、官邸の危機管理機能をしっかりと高めるということ、その目的でこのようなことを質問させてい...全文を見る
○小野寺委員 職員がいるのは当たり前ですよ。官邸に職員がいなかったら、これはおかしいじゃないですか。私は、政治主導と言うのであれば、少なくても政治家あるいはその意思を受け継ぐ者がここにいなきゃいけない。でも、だれもいなかった。国民の皆さんが、まさか官邸がこんな空っぽだったと恐らく...全文を見る
○小野寺委員 今、勤労感謝の日で休みだったのでだれもいなかった。こういう緊急事案は別に休みの日でも起こることがあります。対応をしっかりすることが大切だと思います。そして、事実としてこの官邸には……(発言する者あり)済みません、皆さん静かに。これは、別に私ども、攻撃するんではなくて...全文を見る
○小野寺委員 官邸に職員がいなかったということを言っているわけじゃないんです。国民の皆さんもそんなことを思っているわけじゃないんです。政治主導、政治主導と言っておきながら、官邸には総理もいなかった、官房長官もいなかった、官房副長官もいなかった、危機管理監もいなかった、政治家はだれ...全文を見る
○小野寺委員 私もこの瞬間テレビをつけていましたよ。日本全国の人もテレビをつけていましたよ。みんなが総理に期待しているのは、テレビをつけてこの問題を見てほしいことじゃないんです。この問題に対応してほしいんです。そして、今……(発言する者あり)ちょっと委員長、これ、静かにさせてくだ...全文を見る
○小野寺委員 今皆さんお伺いしたように、私、別に官邸でも公邸でもそれはいいんですよ。ですが、今、公邸で総理は民主党の国会対策委員長代理とお話をされた、そしてその話というのはほとんどがこの北朝鮮事案の話だったとお話をされました。私は、この話をするのであれば、呼ぶのは、国会対策委員長...全文を見る
○小野寺委員 一つちょっと事実と違うところがございます。  実は、在外にいます邦人に対しての渡航情報、これはスポットということで緊急に出すのですが、これがこの当日、二十三日に出たのは夜の十一時です。夜の十一時にホームページにアップをされました。  なぜこうなったかというと、先...全文を見る
○小野寺委員 正確に言いますと、八時ごろに韓国の大使館のホームページには載せたけれども、日本国全体が、日本人が見る外務省のホームページには十一時です。日本人に対しては十一時にこのことが出たんです。私は、非常にこれは遅い対応だ、そう思っております。  そして、もしこれが大きな問題...全文を見る
○小野寺委員 では、北澤大臣、お願いします。
○小野寺委員 しっかり前向きに建設的な意見を、これは邦人の保護という観点ですべきだと思っております。  最後に、これは予算委員会の審議ですので、総理にお伺いをしたいと思っております。  今回、この事案が発生しました。そして、これからもますますこういう問題というのは起きてくるか...全文を見る
○小野寺委員 今お話をされました予算の措置というのは、これは恐らく必要だと思っています。  それで、具体的な提案がないと私どもにお話をされましたが、今、政府は、野田大臣、皆さんが政権を担っています。こういう危機管理の問題は、皆さんが率先して対応する。私どもも審議の協力は惜しみま...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。