小野寺五典

おのでらいつのり

小選挙区(宮城県第六区)選出
自由民主党
当選回数8回

小野寺五典の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第177回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。連日御苦労さまです。  まず、冒頭、本日は北方領土の日ということになります。午前中の質疑で実はこの問題に触れられていないということで、事務所の方に、ぜひ触れてほしいという御意見もございました。  北方領土の返還、これは旧島民ならず日本...全文を見る
○小野寺委員 おっしゃるとおりでありまして、前総理ということにもなります。このような間違ったメッセージがロシアに伝わるということは、決していいことではないと思っております。  その上でお伺いしたいんですが、今週末、外務大臣はロシアを訪問されると伺っております。当然、この北方領土...全文を見る
○小野寺委員 今のお話で、大統領、首相との恐らく会見ではないということだと受けとめましたが、私どもが心配しているのは、菅総理は心配だから、菅総理では首脳会談をされても恐らくまたメモを見て発言をされるだけで心配だから、ぜひ外務大臣に今回は大統領とお会いをしていただき、しっかりとした...全文を見る
○小野寺委員 今お話がありましたが、千名の方の、これは携帯も変えていただき、住所も変えていただき、場合によっては車も変えていただき、これは実は莫大な費用もかかる、そのような事案だと思います。  もっと言えば、このような情報流出をするような日本に対して、さまざまな情報が集まってこ...全文を見る
○小野寺委員 その中で、一部生々しい報道がなされました。  この通達、この航友会の会長の発言に対して対応策を考えろという省内の中で、さすがにこれはやり過ぎだということを考え、この問題については慎重に対応すべきだということをおっしゃったと報道されている、きょうは広田政務官、おいで...全文を見る
○小野寺委員 広田政務官、私は良識のある方だなと今この報道を見て思ったんですが、広田政務官も、この次官通達は間違いない、そうお考えになりますか。
○小野寺委員 外務大臣にお伺いをいたします。  このような次官通達、内容については、政治的中立を保てということ。ただ、かなり、報告を義務づけるとか、あるいは民間の方との交流を妨げるとか、そういう指摘も出ております。  この通達について、外務大臣はどのようにお考えでしょうか。
○小野寺委員 文部科学大臣にお伺いいたします。  文部科学大臣も、この通達については、これは適正だというふうにお考えでしょうか。
○小野寺委員 私は、防衛省の今回の問題、この通達で驚いたのは、通達の理由として、防衛省・自衛隊としては、かかる事案が二度と起きないように、かかる事案というのは、入間基地でこの会の会長さんが菅内閣をぶっつぶせと言った、この事案が二度と起きないようにということでこの次官通達を出されま...全文を見る
○小野寺委員 なぜ自衛隊の隊員に対して出すことについては、これは認める、適正だというふうにお考えになって、なぜ教育公務員の問題に関しては、これは出すつもりがないのか。実際に起きている事案としたら、むしろよほど深刻、刑事事件まで発達している問題ではないかと思うんです。  再度お伺...全文を見る
○小野寺委員 教育公務員に関しては、これは国の方が人件費の負担もしております。ですから、言ってみれば準国家公務員の立場ではないかと私どもは思っております。今のような、何か現場に投げつける。今のお話をずっと伺うと、なぜこのような次官通達が防衛省だけで起きたのか。  国家公安委員長...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、私どももこれからそのような発言があったらすぐ大臣のところにお話ししますので、これはやはり菅政権に対して厳しい発言だということであれば、同じような通達を出すべきのお考えではないかとむしろ思います。  というのは、なぜこういうお話をしているかというと、異常なんで...全文を見る
○小野寺委員 確認しましたが、このような個別事案の内容で実は次官通達まで出すことはないというふうに私ども聞いております。大変異常な事案ということをぜひ指摘をしておきたい。また、この問題は多分、これから国会の方でさらに審議をされると思います。  もう一点、お伺いをしたいことがござ...全文を見る
○小野寺委員 現存している。何か、クニマスみたいな話なんですが。  では、ここでありますように、これも一部報道でありますが、この情報保全隊というのが昨年十一月下旬に部内会合を開き、そして、十一月十日に発せられた事務次官のこの通達に基づいて、保全隊の監視対象として具体的に名前を挙...全文を見る
○小野寺委員 今、宇都さんの話は私は初めて聞いたんですが、宇都さんのところに潜入、まあ、参加された保全隊員は、この方々は、今大臣がおっしゃった、次官が出したこの次官の通達、ここにありますように、「部外行事への隊員の参加に係る対応」、ここにひっかからないんですか。答弁を求めます。
○小野寺委員 ちょっと不思議なのは、私どもが現場で声を聞くと、今、さまざまな自衛隊の、このような会に招待をされた場合には、当然、招待をして、どういう会の性質か、どういう発言をするかというのを事前に報告しないといけないんだということが徹底されるということなんですが、今回の宇都さんの...全文を見る
○小野寺委員 何かお話を聞いていると、実際にこの保安隊の方が実は会合に出ている、それは招待されたとかそういうお話なんですが。  では、田母神さん、荒谷さん、この方に関しては、これは保全隊の隊員がその会合に行ったりあるいは監視をしたりしていることはないと言えるんでしょうか。
○小野寺委員 何か、国会議員だけは対象にしたかしないかは言うけれども、一般の広い国民に関しては、それは、したかもしないかも言えないというふうにとらえたんですが、これは国民に対して、むしろ侮辱するようなお話になりませんか。  もう一度お伺いします。  田母神さん、荒谷さんに関し...全文を見る
○小野寺委員 それではもう一つお伺いしますが、このような一般の方を含めて、特に一般の方です。保安隊というのはもともと自衛官のためにある組織ですが、今お話しされたように、一般の方、今回このように報道されております。田母神さん、荒谷さん、こういう方を監視対象にされたということに関して...全文を見る
○小野寺委員 今、直轄ではないようなお話をされましたが、これは防衛省からいただいた資料です。この資料を見ますと、この組織図を見ると、防衛大臣の直轄に自衛隊の情報保全隊ということになっていますので、組織上は、これは大臣直轄なんですよ。  もう一つお伺いしたいのは、これは直轄ですか...全文を見る
○小野寺委員 一件も上がっていないというお話ですので、逆に心配になります。  このような情報活動を行う、これは千人以上の規模の隊だと伺っています。そこの情報活動を行っている皆さんを、大臣、一度もまだ報告を受けていないということは、政治主導という観点から見て大変危険じゃないか。私...全文を見る
○小野寺委員 ちょっと大臣、おかしいんじゃないですか。だって今、この一年四カ月、報告は上がっていないと言いましたね。情報保全隊のこの活動、佐藤正久さんや宇都さんや田母神さん、荒谷さん、こういう方を調査していない、対象になっているかなっていないかわからない、そういういろいろなお話を...全文を見る
○小野寺委員 ということは、この保全隊、情報機関に関して、防衛大臣は一年四カ月の間、この報道が出るまでは一度もその内容について報告も受けていなければ、そして、この報道が出て初めて、この報道はそうなのかと聞いて、そんなことはないという答弁をうのみにされて、今、国会で答弁されていると...全文を見る
○小野寺委員 本当にこの保全隊の役割をきちっとやっていただくことは、私どもも大事だと思います。ただ、今、大臣は報告を受けていた、それは、何もない、火のないところだということだとお話をされましたが、もし仮に、この問題で、保全隊が今お話しになったような方を含めた活動を目的と違って行っ...全文を見る
○小野寺委員 この問題は、恐らく参議院でも大きな議論になると思います。  次に、駐留経費の問題について質問をしたいと思います。  在日米軍駐留経費負担特別協定というのがございます。これは、日本にありますアメリカ軍の基地の水光熱費、あるいは基地職員の給料、施設整備、さまざまなこ...全文を見る
○小野寺委員 前回は反対をされ、今回は逆に法案提出側ということで来られました。  一体なぜ、このような協定、今回態度が急に変わったのか、その変わった理由について、それぞれお伺いしたいと思います。
○小野寺委員 防衛大臣にもお伺いしますが、今非常に苦しい答弁だと思いますが、前回は反対をされました。今回賛成する理由は何ですか。
○小野寺委員 防衛大臣にお伺いしますが、では今回、グアム移転の住居が高いということ、あるいは、今お話しされましたさまざまな、娯楽性の高い職員の問題、こういうことが解決されたから賛成に回ったということでしょうか。
○小野寺委員 ちょっと防衛大臣に御指摘をしたいのは、今発言の中で、海兵隊がここから出ていくと帰ってくる可能性が極めて低いというお話をされました。ちょっと間違ったとらえ方をされると大変だと思いますので、そこは私も違う意味だということで受けとめておきたいと思っております。  さて、...全文を見る
○小野寺委員 素直に、グアムについては認識の違いがあったということでお認めになりましたが、お配りした資料の三ページ目をちょっとごらんください。  これは、三年前、衆議院の外務委員会で、当時野党だった民主党が、この協定に反対をした理由ということで述べられた内容でございます。いろい...全文を見る
○小野寺委員 大臣、もう一度読んでいただきたいんですが、当時、野党の民主党の皆さんが反対した理由は、これは代表しての反対です。日米地位協定の改定が必要にもかかわらず、政府は運用改善に固執している。  大臣にもう一回お伺いします。  私が地位協定課に確認をしたら、政権交代以後、...全文を見る
○小野寺委員 私、全然答弁になっていないと思うんですよ。  娯楽性のことと書いてありますが、これは、労務協約を変えなければ日本側から正せない枠組みも放置されてあります、こういうばくっとした話だし、それ以外のことについても、これはグアムへの移転の話で、実際、これをよく読んでくださ...全文を見る
○小野寺委員 全然理解できないお話だと思っています。  それは、本筋では大事だと言っておきながら、協定には実際反対しているじゃないですか。そして、反対理由が、日本の負担が突出している、日米の地位協定の改定が行われていない。私も、これで国会で議論をされてきたのをずっと見ております...全文を見る
○小野寺委員 熟議ということなのであえてお話をさせていただきますが、私が聞きたいのは、今回、負担の割合が日本は下がっておりません。そして地位協定の改定がなされておりません。この二つの大きな理由が何も変わっていないのに、急に、今まで反対な考え方が賛成に変わるということの理由がわから...全文を見る
○小野寺委員 もう一つお伺いしますと、今回のこの経費の水準というのは、千八百八十一億円を維持する、これは五年間ということになります。五年間となりますと、これは平成二十三年から二十七年ということになります。  私が不思議なのは、これはもう既に日米合意で、普天間を含めて基地の軽減と...全文を見る
○小野寺委員 防衛大臣にお伺いします。  二〇一四年ということになりますと、あと三年ということになります。今から必要なのは、仮にI字案、V字案の2プラス2の合意がなされ、そしてその後に沖縄県知事の公有水面埋め立ての許可がございますが、その前に、例えば漁業補償の問題があります。漁...全文を見る
○小野寺委員 常識からいって、もし新しい案が出た場合には環境アセスが必要だ、そして現行案でも、これは、漁業に対しての補償の交渉をとらなければならない、大変な数です。そして、それで初めて埋め立てが可能。そして、埋め立ての工事には恐らく、関空の事例では六、七年は最低かかるんではないか...全文を見る
03月23日第177回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、大変政府お忙しい中、こうして松本大臣初め皆様においでいただきまして、ありがとうございます。  また、冒頭、小平委員長の御提案によりまして、今回の被災者に対しての黙祷をさせていただきました。私どもも、被災者に対しての黙祷、...全文を見る
○小野寺委員 私どもも、日米関係が外交の基軸、そしてまた、これに伴い、周辺諸国との友好関係を増進させて国民の福祉に資していく、それが大切なことだと思っております。  そういう中、今、国会の方で、在日米軍駐留経費負担特別協定がいよいよこの委員会でこれから議論されることになるんだと...全文を見る
○小野寺委員 改めて日米同盟の大切さというのを、政権を担われて感じられたんだと思います。また、民主党内でも、この問題に対しての反対の決議の際に欠席をされた心ある方もいらっしゃったと後で伺いました。政権を担われるということは、時のさまざまな国民の御意見がございます、むしろその国民の...全文を見る
○小野寺委員 私も余りこういう厳しい言い方はしたくないんですが、現実に今回の例えば中国人の研修生の方の帰国に関しては、外務省が何かしたことは全くありません。それから、恐らく、私は逆にすばらしいなと思ったのは、中国の大使館です。  新潟の領事あるいは東京の大使を含めて、中国の方が...全文を見る
○小野寺委員 もう一点確認したいのは、日本にたまたまいらした旅行者、あるいは、それぞれの地域でお住まいですがなかなか日本語がわからない、そういう住んでいらっしゃる外国人の方もいらっしゃると思います。こういう方々が、特に日本人であっても一体どのような形でどこの避難所に行ったらいいの...全文を見る
○小野寺委員 災害発生から間もなく二週間近くになります。今、外務省員で、岩手県というお話がされましたが、このような外国人に対する支援のために現地に入っている職員は何人いらっしゃいますか。
○小野寺委員 何か要請があってということですが、既に自治体が消滅しているような、岩手県の沿岸ではそういうところもたくさんございます。私も自治体を回っていて、とにかく避難所、避難民、そういう方の支援でもう手いっぱいなのが自治体です。待っていて要請があったら行きますというレベルの話で...全文を見る
○小野寺委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  そして、たまたま今回の事例は、その研修生を受け入れている水産加工場の皆さんが私のことを知っていたから、たまたま私の携帯がつながったから、実は帰国のこのようなロジができるようなことになりました。  実は、被災地を回ってみます...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。  きょうは、防衛省から小川副大臣においでいただいています。大変お忙しい中、ありがとうございます。  今、被災地では、自衛隊の皆様、これは陸自、海自、空自初め、米軍も含めて大変なお力をいただいております。そんな中、物資の輸送、それから捜索...全文を見る
○小野寺委員 ちょっと具体的なお話で恐縮なんですが、特に地域住民の方、避難所の方で最大のニーズは、実は入浴の支援です。被災して、被災ということは、結局、津波の波をかぶって潮だらけになって、一部油まみれになって、そして逃げおおせてようやく暖をとって休んでいる状況ですが、既にもう二週...全文を見る
○小野寺委員 千に上る避難所がある中で、今の数を足すと十幾つしかないということだと思っています。これはもう住民にとって耐えられない状況になります。  そして、なぜ住民の方が今でも避難所にいるかというと、一つは、自分の家族がまだ見つかっていない、そして自分の家も近くにあり、そこか...全文を見る
○小野寺委員 現地の隊員は頑張っているんです。ですから、そこにもう少し機材をしっかり送っていただきたい、そう思っています。  実は、民間の団体の方が、この入浴支援の装備を購入しようと思って持ちかけたら、既に防衛省がすべて購入の予定をしているということで、売ってくれなかったという...全文を見る
○小野寺委員 頑張っていらっしゃることを踏まえ、そして感謝を述べた上で、今のような御指摘をさせていただきました。  最後に、被災者にとって今もう一つの大きな不安は、ようやく物資がある程度供給されて心も少し落ちついてきた、さて、では自分の生活はこれからどうなるんだろう。  一つ...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございます。  参事官としての答弁は既存の制度の中の範囲を抜けないと思いますが、今回は数千年に一回の大変な災害ということになります。ぜひ、通常の枠組みではもうカバーできない状況だということを、きょうは政務三役いらっしゃいますし、また同僚のここにいらっしゃ...全文を見る
○小野寺委員 どうもありがとうございました。
03月23日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。本日は、質問の機会をありがとうございます。  被災地気仙沼に住む人間の一人として、きょうは、全国の皆様にさまざまな御支援をいただいていることに心から感謝を申し上げます。  ですが、本当に想像を絶するような大変な災害だったと思います。ま...全文を見る
○小野寺委員 確認したいんですが、費用も含めて、国が全部責任を持ってこの撤去をするというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 自治体にさまざまな負担を求めても、もう既にそのような余力はございません。ぜひ国が全面的な立場でこの復旧をしていただきたい、そのように思っております。  また、実は、今回はかなりの地盤沈下というのが実際起こっております。今、気仙沼でも、魚市場周辺が約七十五センチ沈下...全文を見る
○小野寺委員 また、同じく、今回は、すべての生産基盤が失われてしまいました。例えば、漁港であれば、冷蔵庫、製氷工場あるいは加工場、このようなものもございます。この再建につきまして、まずお伺いしたいのは、一つは、水協法による、組合の所有のこのような施設についての、国の激甚を含めた補...全文を見る
○小野寺委員 地域、町が消滅したんです。何か残っているものは一つもありません。ですから、まず、私どもは、この再建のために、実は、激甚災害指定になりますと、水協法の組合のさまざまな冷蔵庫や加工施設、これは最大十分の九補てんして再建できるという制度になっています。ぜひ、この際この十分...全文を見る
○小野寺委員 それは私が今お話をしました。  そして、問題なのは、通常の、例えば火災とかそういう災害であれば、皆さん、冷蔵庫なり水産加工場というのはそれぞれの保険に入っています。ところが、それぞれの保険の中の、例えば免責要件の中で、このような自然災害あるいは津波、こういうものに...全文を見る
○小野寺委員 今お話がありましたけれども、例えば冷蔵庫あるいは水産加工場、個人経営の場合には、相当の借金をして、今でもその借金の償還が終わっていない施設がほとんどであります。それが失われ、通常であれば、その失われた部分を保険の適用ということで対応されるんでしょうが、その保険の適用...全文を見る
○小野寺委員 お人柄を信じております。また、今の言葉の重さというのを私は確信をしまして、ぜひしっかり、ともに、新しい法律、新しい制度、これが必要かと思っております。  さて、漁業といいますと、もちろん漁船、船も必要であります。この漁船についてちょっとお伺いしたいと思います。 ...全文を見る
○小野寺委員 ただいま漁船保険というお話がございました。実は、漁船保険というのは、大臣もよく御存じだと思いますが、残存価値に対する保険ということになります。ですから、例えば船齢が二十年を超えたもの、そういうものに関しては、当然もう減価償却も相当進んでおりますので、残存価値というの...全文を見る
○小野寺委員 養殖といいますと、皆さん、例えばいかだにつるされたカキとか、あるいは海に浮きでロープにつるされたワカメとか、そういうイメージを持たれると思いますが、その作業をするためには、実は、いかだとか海に浮かぶ養殖施設だけではなくて、そこで作業をするために、あるいはギンザケを含...全文を見る
○小野寺委員 今の言葉、額面どおりになかなか受け取れない。心配をしております。実は、一年ほど前でしょうか、チリ地震津波が同じくございました。このときの養殖施設の被害ということでは、いかだ本体、この施設だけの復旧にとどまりました。  今回は、関連のものがすべて消滅をしているという...全文を見る
○小野寺委員 先ほど、漁船漁業で、例えば冷蔵庫とか加工場の話をしました。三陸沖というのは、近海にしても、あるいは沿岸にしても、そして養殖業にしても、世界の三大漁場の一つということになっています。ですから、国民全体の大変な財産であると私どもは思い、そこから優良な水産資源を国民のため...全文を見る
○小野寺委員 今までの制度でお話をされました。今回の災害は、恐らく人類史上でも歴史的な災害、そしてまた日本においても恐らく千年、二千年規模で一度あるかないかという災害、ですから、当然、今までにない制度で対応するというのは当たり前のことだと思っています。同じ認識だと私どもも思ってお...全文を見る
○小野寺委員 残った漁船についても、もうかる漁業を超えるような、もっと魅力的な制度を考えていらっしゃるというふうに伺っております。予算措置については私どもも全面に支援をさせていただきますので、ぜひ漁業者が安心できるような体制をつくっていただきたい。それは、再建に向けて、そして再建...全文を見る
○小野寺委員 これらの再建というのはこれから大変だと私は思います。本当に、生まれ育ったふるさとの風景が一変し、友達の多く、親戚の多くが今でも見つからない、そのような状況がございます。ですが、これに心が折れないで頑張っていくこと、それがやはり、日本というのはすばらしい国だと世界に発...全文を見る
03月28日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  被災地の方から先ほど着いたばかりですので、前の質問も聞く時間がございませんでした。質問がもし重複してしまいましたら大変申しわけなく思っておりますが、ぜひきょうは、...全文を見る
○小野寺委員 実は、避難所から、例えば一番近くの役場に行くことすら今できないんです。ガソリンもありませんし、道も大変厳しい。そして、そういう中で皆さん毛布にくるまって、不安ばかりが募っている。私は、少なくとも主なる避難所は、今DMAT初め医療関係の方が回っていただいています。同じ...全文を見る
○小野寺委員 私の家もそうですが、家も流され、車もなくなり、そして避難所におり、そして、実は金融機関もなくなっているんです。ですから、企業経営の方は、一体どこに、どう相談したらいいのか。ようやく電話が通じて、電話での対応ぐらいしかできない。足を何とか確保して金融機関に行って少しで...全文を見る
○小野寺委員 実は、地震であれば、壊れた家は自分のものなんです。我が家がそうですが、津波というのは、自分の家とか敷地にあるものは自分のものがほとんどないんです。ほかから全部流れてきているんです。ですから、全く、この除去を自分でしろと言われても、自分のものではないんです。  我が...全文を見る
○小野寺委員 今、国庫補助というお話をされましたが、現実に、企業経営者、冷蔵庫経営者はもうすべて生産基盤がありません。そして、これを解体しろといっても、解体する余力もありません。冷蔵庫に入っている何万トンという魚、これは黙っていても腐っていきます。そして、これを放置すれば環境悪化...全文を見る
○小野寺委員 ぜひしっかり対応していただきたい、これが被災民すべての願いであります。  そして、もう一つお伺いしたいのは、一部報道では、瓦れきの撤去、これは国の責任で行うということがありました。瓦れきの撤去は国の責任でということで私どもは理解をしているんですが、例えば、一部報道...全文を見る
○小野寺委員 そうしますと、仮置き場に置いて、後でその車を自分のものだと確認しろということで、特に、車に対して、それぞれ今回は補償するとか、そういうことは今のところ検討されていないと理解してよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 想像を絶するぐらいの数です。ですから、仮置き場に並べているという、多分、そんな状況には現場としてはならないんだと思っております。ぜひこの瓦れきの撤去については国の責任で、そして、今回、一刻も早く行うためにも、やはり個人所有の車についてもしっかりとした対応をしていただ...全文を見る
○小野寺委員 この三陸道ができる前、私どもは四十五号線というのを使っております。今回、津波でみんな車ごと持っていかれたのはこの四十五号線。三陸道がもっと早く開通していれば何千人という人の命が救われた、私どもはこのことを改めて重く感じて、なぜもっと早くできなかったのか、もっと早くで...全文を見る
○小野寺委員 私の地域だけではなくて、今回被災を受けた多くの地域が実はゼロメーターになっている場所があります。我が家はまだ上なんですが、ぜひ、このゼロメーターになったところに関して、国としてしっかり対応していただいて、少しでも安全なところに行けるようにお願いしたいと思います。 ...全文を見る
03月30日第177回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、北澤防衛大臣、災害対策で大変お忙しい中、御出席いただきまして、心から感謝を申し上げます。  ですが、このHNSの協定につきましては、私ども、これは与党、野党、政権をかわる前から、大変重要な案件だということで、通常、例えば...全文を見る
○小野寺委員 日米関係を考えて、余り細かいことを私どもが指摘するというのはいかがなものかと思いますが、これだけは知っていただきたいのは、三年前、私どもは、この問題が大事だと思って国会で審議をさせていただき、提案をさせていただきました。当時、与党です。そのとき、さまざまな御指摘をい...全文を見る
○小野寺委員 副大臣が説明をするということですが、きょうはぜひ、大臣がいらっしゃいますので、どのような方向か、もし差し支えなければ、今このような検討過程だということでもいいので、教えていただけないでしょうか。
○小野寺委員 といいますと、言ってみれば、やはりこれはあくまでも自衛隊の隊員に対しての内容であって、それが隊員以外、隊員OB、そういうところに影響が及ぶことがあってはいけないということ、それを改めて確認するということでよろしいでしょうか。
○小野寺委員 ありがとうございます。  今ちょっとお話がありましたが、これはホスト・ネーション・サポートを参議院を含めて審議する前提として、この事務次官通達についてさまざま今国対間で議論があるということで、この話はここでとめさせていただきます。  さて、ホスト・ネーション・サ...全文を見る
○小野寺委員 被災地の立場にいますと一日も早い復興ということがございますが、国全体で考えますと、沖縄の皆さんの気持ちというのもございます。2プラス2の問題を含めて、日米の基地の問題、沖縄の負担軽減の問題、これは報道が最近薄れております。むしろ、そういうときだからこそ、外務大臣には...全文を見る
○小野寺委員 現地の状況は本当に、ますます悲惨な状況が表に出てまいりまして、今人命救助ということで頑張っていただいていますが、このくらいの時期を過ぎますと、もうかなりの部分は御遺体という形での発見ということになってまいります。その御遺体の確認、そしてまた搬出に関しても自衛隊の方が...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。終わります。
03月31日第177回国会 衆議院 本会議 第13号
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○小野寺五典君 自由民主党の小野寺五典です。  私は、自由民主党・無所属の会を代表し、在日米軍駐留経費負担に係る新たな特別協定の締結につきまして、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  討論に先立ち、三月十一日に発生しました、言語を絶する悲惨な被害をもたらした、原発災害も引...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょう、まず冒頭に、本来、本日採決を予定しておりました日・ヨルダン原子力協定について、福島の原発の問題等がありまして、今、原子力の安全性の問題が問われているということで、本日の採決は行わず、改めて審議を行うという判断をしていただきま...全文を見る
○小野寺委員 実は、ちょっと外務省に確認をしましたら、少し大臣の御答弁とは違っていまして、そこで御報告をしたのは、今晩遅く低レベルの汚染水が排出される予定、そういう内容で外交団にお話をされたということを確認しております。  そして、今手元に、その後、外務省が各国の外交団、日本の...全文を見る
○小野寺委員 確認をしましたら、正確には七時五分からファクスで、それからメールで逐次、この百四十九カ国、EU、三十五の国際機関にファクス、メールをされたということです。  ところで、大臣にお伺いしますが、福島第一原発でこの低濃度汚染水が放出されたのは、四日の何時だと御記憶されて...全文を見る
○小野寺委員 正確には、これは経産省の資料にありますが、十九時三分。ですから、十九時三分に、実はもうこの低レベルの汚染水は放出をされております。そして、外務省が各国の大使館、国際機関に、この内容について、今晩遅く行われる予定という内容のメール、ファクスを送ったのは午後七時、十九時...全文を見る
○小野寺委員 五時四十六分というお話でした。ただ、外務大臣の記者会見では、十九時過ぎに保安院からIAEAに通報したと五日の記者会見の中でお話をされております。  ぜひ、こういうもう放出がなされた後に通報が行われるということが行われないように、そして、外務大臣はたしか、ブリーフを...全文を見る
○小野寺委員 この日に来られたのは五十一カ国、それから一の国際機関ということで、恐らく、在京にあります百四十九カ国、EU、三十五の国際機関全部の数字からすると三分の一ぐらい、それに満たない数の国しか実は来ていない。そこで近々行われるというお話をされて、でも、恐らくその三分の一にし...全文を見る
○小野寺委員 保安院にも一言お話をしておきたいんですが、幾ら何でも、今回のこの経緯から見ますと、三時半ぐらいに通報して、そしてその日の七時過ぎにはもう低レベルの汚染水を放出するというこの慌てた感じ。通常であれば、一日前とか、あるいはせめて、朝に通報して、きょうの夜になりますとか、...全文を見る
○小野寺委員 大変国民が不安に思っている中で、慌てた対応というのはさらにそれを増加させますので、ぜひしっかりした対応をお願いしたいと思っております。  それでは、在外公館法に関して質問させていただきます。  この在外公館法の問題、そしてまた在勤手当、子女教育手当、今回はさまざ...全文を見る
○小野寺委員 今回の改定で、例えば在勤手当は総額二%減というようなお話をいただいております。このような状況ですし、また、今円高が進んでいる中で、むしろもっと切り込んでいただきたい、そういう思いを強く持っておりますが、まずは今回のその審議会を含めた意見を尊重したい、私どももそう思っ...全文を見る
○小野寺委員 再度端的に確認しますが、外務省として、あるいは松本外務大臣として、ODAの二割削減ということに関しては反対であると理解してよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 私ども、今回の在勤法については賛成をする方向で今検討しておりますが、ただ、その前提として、もし、ODAを切り込む、この震災対策のためにODAを減らすということであれば、むしろ、今回私どもは賛成しますが、外務省には、この在勤手当の同じような切り込みあるいはそれ以上の切...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、閣僚のお一人でもありますので、与党が今後提出してくるであろうODAの削減については断固反対という姿勢、これは厚生労働大臣が、報道で知った限りでありますが、今回、年金の国庫の三分の一から二分の一への引き上げの財源、これを震災対策に向けるということは年金の将来への...全文を見る
○小野寺委員 今、瓦れきというお話がございました。確かに瓦れきと呼べるものが大半だと思いますが、その中にはまだ御遺体もございます。私も、基本的にはずっと地元を回っておりますので、今でも浜々を回りますと、ちょうど今上がった御遺体について回収の現場に当たることがございます。もう相当傷...全文を見る
○小野寺委員 例えば、通常の会社勤めの方が今回の震災に遭った場合には、雇用調整助成金において給料の八割、九割が支払われたり、あるいは失業保険が出たり、そういう支援があるんですが、漁業者の方というのは、ある意味で自営業ということになります。ですから、お金が出ないんです。仕事がなくな...全文を見る
○小野寺委員 漁業者の皆さんは、失業者ではありません。本来、仕事ができる、仕事がしたい、だけれども、仕事をする道具がない。ぜひこれをしっかりそろえていただく。  実は、この夏にも、もう三陸沿岸ではウニやアワビの漁ができるんです。そして、秋にはワカメの養殖が始められるんです。カキ...全文を見る
○小野寺委員 済みません、外務と離れて大変恐縮なんですが、もう少し述べさせていただきたいと思います。  同じ地震、津波の被害が起きて、原発の影響がある地域とそうでない地域、そうでない地域には補償、保全がなされない。原発の影響がある地域は、これは地震、津波由来であってもそこには補...全文を見る
○小野寺委員 私は篠原農林水産副大臣に聞いておりますので、私も農林水産を積極的に支援していただきたいと思う立場ですので、他産業のことを気にすることは政治家として大事ですが、今所掌されているところのエリアの皆さんをまず優先に考えていただきたい、そのように思っております。  それで...全文を見る
○小野寺委員 抗議をするというのは、再三再四ずっとされているんだと思います。ですが、それに対して効果が見えないので、私どもは何度もここで御指摘をさせていただいています。抗議をした結果、この基地の入札がとまったのかどうか、そのことについて確認をしたいと思います。
○小野寺委員 東シナ海の中国によるガス田の開発にしても、あるいは尖閣の問題にしても、今回の竹島の問題にしても、私も経験はございますが、外務省は常にさまざま、いろいろなチャネルで抗議をしている、申し入れをしている、そういうことを繰り返しお話をしますし、恐らく大臣もそういう報告も受け...全文を見る
○小野寺委員 今回、一連の問題が発生しておりました。特に、低レベル汚染水の問題、あるいは今回レベル7に上がった福島原発の問題、さまざま大きな課題がありますし、諸外国に対して、さらなる支援、そしてまた説明が必要だ、これは日本の責務だと思っております。そのためにも在外公館の役割はます...全文を見る
04月15日第177回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。質問の機会をありがとうございます。  まず、松本大臣にお伺いをしたいと思います。  ただいま松野委員からも御指摘がありましたが、恐らくこのゴールデンウイーク、連休中だと思いますが、大臣はさまざまな外国訪問を予定されているというふうに聞...全文を見る
○小野寺委員 そういう中で、これはもう既に日程が多分確定したんだと思いますが、クリントン米国務長官、四月十七日から二日間で来日されるということが出ておりますが、この目的と日程について教えていただければと思います。
○小野寺委員 この間、米国には、例えばトモダチ作戦初め、三陸沿岸は、米海兵隊中心にさまざまな支援をいただいております。もし時間が許せば、このような被災地にもおいでいただければ、そこで活動される米海兵隊含め、米軍関係者の皆さんが大変励まされるんじゃないか、そのように思っております。...全文を見る
○小野寺委員 きょうは松本政務官もおいでですが、自衛隊の皆さんには大変頑張っていただいている、そう思っております。  ただ、私も被災地に住んでおりますが、そういう中でも、実は、沖縄の皆さんの負担軽減、これはおくれることなく進める必要があると思っております。ぜひこの2プラス2を一...全文を見る
○小野寺委員 このことに対して、当然、従前からかなり、入札が公示された段階から日本政府としては厳しい対応、反応をしなければいけないと思いますが、いよいよ落札をされた。全くブレーキがかかっていない。このような状況に対して日本政府はどのような対応をされているか、教えてください。
○小野寺委員 ずっとたしか抗議をされているんだと思います。入札公告がされたときも、外務省の事務次官がこの公告に対して抗議をされた。ですが、今回は落札されたということ。全くブレーキがかかっていないんですが、これは、抗議、抗議といいますが、抗議だけで済む話なんでしょうか。  何か、...全文を見る
○小野寺委員 先日、韓国との外相会談が日本で行われましたので、この次は恐らく日本が韓国に行く番だと思います。私は、このような事態に際して、どうも今までのチャネルというのは、日本にいる韓国大使に対してのさまざまな発言ということが中心だと思いますが、この機会、あしたにでもすぐに松本大...全文を見る
○小野寺委員 決して意地悪な言い方で聞いているわけじゃないんですが、必要なものを適切にということの具体的なことを教えていただけませんか。
○小野寺委員 さまざま、外交問題でありますので、それは政府が一元的に、外務大臣を信じて私どもはお任せをしたい、そのように思っているんですが、例えは悪いかもしれませんが、何か福島の原発と同じような状況で、毎回毎回この問題を指摘しているにもかかわらず、どんどん状況が悪くなっていく、そ...全文を見る
○小野寺委員 今回、どうもこの教科書問題に端を発して竹島の実効支配を強めようという、私どもとしては全く考えられないような韓国側の論調がまかり通っている。私は、日韓関係は大切な関係だとは思いますが、少なくとも領土の問題、これは決して譲ってはいけない、そのような問題だと思っております...全文を見る
○小野寺委員 これは松本大臣の責任じゃないかもしれません。私は菅総理の責任だと思います。レベル7ということをいきなり言えば、だれが見ても、今現在チェルノブイリと同じ状況になりました、日本人も世界の人もそう考えることであって、これは、先月の中旬のデータを見てそう今から判断しましたと...全文を見る
○小野寺委員 今の五〇%の減というのは、これは三月なんです。そして、レベル7の発表というのは四月以降なんです。これからますますこの状況がひどくなる。キャンセル九割。あるいは、これは旅行だけではありません、例えば家電量販店、こういうところも激減、銀座のデパートも大変だ。ここまですべ...全文を見る
○小野寺委員 長官、全国の旅館や観光施設、この人たちは今、あしたどうなるかということで、大変な悲鳴を上げています。そして、これも実は原発由来、これは風聞被害というのか直接的な被害かわかりませんが、少なくとも多くのところは風聞被害ということになります。この方々が何かの救いを求めて頼...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございます。  恐らく、見えないところ、さまざまなところで被害に遭った方が実はたくさんいるということをぜひ重く受けとめていただければと思っております。  そんな中、きょう、これは外務委員会ですのでぜひお伺いしたいのは、実は、外国人の方、日本に住んでいら...全文を見る
○小野寺委員 実は、日本人だけではなくて外国の方にこのような被害を受けている方がいらっしゃいます。そして、今、政府、あるいは現在の被災者生活再建、さまざまな制度の中でさまざまな支援というのが行われますが、このような外国人の方々に、日本の支援制度、日本人と同じような形で支援制度が適...全文を見る
○小野寺委員 一時的な対象者といいますと旅行者等になりますが、旅行者等で被害に遭われた方がいると私は聞いておりませんが、もしそういう方がいてもしっかりとした対応が必要かと思っております。  今お話しになりましたが、日本に一応住居、住民票があるという方に関しては日本人と同じような...全文を見る
○小野寺委員 義援金についてもぜひ万全な対応をしていただきたい、そのように思っております。  さて、こうして、どうも日本全体が原発、原子力で汚染されているかのような印象が世界じゅうに拡散しているということでありますが、これは一つ、私、被災地を回って言われたことでヒントがあるなと...全文を見る
○小野寺委員 報道によりますと、今回の夏場所というのは、これは技量審査会という形で行う、そして、この場所については、五月八日から十五日間、その中で、これは無料で開放して見ていただくということだと思います。  ですが、避難所に暮らす人たちは行けないんです。見に行けないんです。私は...全文を見る
○小野寺委員 内閣の一員でもいらっしゃいますので、そういう面でも、ぜひ、今の政府の中で強い発言をしていただいて、背中を押す形で、このような中継が少しでもできて、そして被災者の皆さんに勇気を与え、世界の皆さんに日本の健在ぶりをPRする、そういう形で行っていただきたい、そう思っており...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、しっかりした対応をお願いしたいと思います。  それからもう一つ、きょうは防衛省にもおいでいただいていますが、実は、沿岸に住む者にとって、海の中に今堆積している瓦れきの撤去、あるいは流された車、こういうことに対しての原状回復というのは大変重要な仕事になっていま...全文を見る
○小野寺委員 湾内にはたくさんの沈没船、あるいは瓦れき、漁具等がかなり散乱をしております。恐らく、海上自衛隊であれば掃海活動ということで、海中の、例えば引き揚げなくても、そのところはちゃんと航路として確保できるとか、あるいは、ここはこの沈没船があるから、それを取らなければ確保でき...全文を見る
○小野寺委員 自衛隊の皆さんには本当に大変な努力をいただいております。なかなか交代要員もない中、今、そろそろやはり、行方不明者の捜索についても、発見される御遺体については相当傷んでおりまして、大変な御苦労をおかけしていることを住民の一人として大変感謝したい、そのように思っておりま...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。きょうは質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。  まず初めに、外務大臣にお伺いしますが、今回のこの協定の審議の中で、実は、韓国側に日本の貴重な図書、資料が多数存在するということがわかりました。例えば、韓国の国史編纂委員会が所...全文を見る
○小野寺委員 そうなんです。実は、これらの膨大な文書には、日本において存在する文書ですら既に重要文化財の指定を受けている、そして、例えば対馬文書の中には、日本では重要文化財になっているものの原本や清書版が多数あるということであります。  このような、日本の研究者、そしてある意味...全文を見る
○小野寺委員 これは、韓国の方が今回この儀軌の問題についてさまざまな御主張をするのは当然だと思います。それぞれの国であれば、それぞれの国の文化財をもとあったところに持ってきて、そして同国民がそれをいつでも研究できるようにするという思いは、私どももわかります。  であれば、外務大...全文を見る
○小野寺委員 立場上、恐らくコメントができないということだと思いますが、きょうここに委員がいらっしゃいます、また、きょうは韓国からこの委員会を傍聴されている方もいらっしゃると思います。世界じゅうどの国の方でも、自分の国にもともとあった貴重な文化財が、例えば、さまざまな理由で他国に...全文を見る
○小野寺委員 外務省が確認した結果わかったんじゃないんです。これは、自民党の外交部会の中で新藤委員を初めさまざまな意見、指摘があって、その場で外務省に確認したら、外務省は、知りませんでしたと明確に答弁をされておりました。  ですから、これは、言ってみれば他からの指摘で、なるほど...全文を見る
○小野寺委員 今、大臣の御答弁で、相互の交流、相互という言葉がございました。相互というのはお互いということです。ですから、本来、私どもが、この図書、朝鮮儀軌の問題について審議をするということ、そしてこれを韓国にお引き渡しをするという内容の協定だと思っています。相互というからには、...全文を見る
○小野寺委員 端的にお伺いします。  今韓国にあるとわかった宗家文書を初め、日本の重要文化財、あるいはそれ以上の価値がある文化財について、外務大臣として引き渡しの要求をするのかしないのか、そのことについて再度お伺いします。
○小野寺委員 これは大変重要なことでお話をさせていただいております。  私どもとしては、もし、それぞれの国に由来のものが明確にわかって、それぞれ返してほしいという要求があれば、それは真摯にお互いの国が受けとめる、それが初めて相互の交流ということだと思っております。  今回、こ...全文を見る
○小野寺委員 今回の協定は、これは既に結ばれたものということで、それは重いものだと思っております。例えば、この協定の国会での批准が終わった後、その後直ちに、今言った、日本側の貴重な文化財が韓国側にある、宗家文書を初め重要なものがある、このことについて日本側から今度は引き渡しについ...全文を見る
○小野寺委員 ということは、日本側からこのような日本の貴重な文化財、韓国に置いてあるものに関して、宗家文書について要求することは、あるいはお願いすることはないというふうに今受けとめました。  さて、言ってみれば、今回、私ども、不平等な協定ということになるんでしょうか、もしこのま...全文を見る
○小野寺委員 日本の領土で韓国の国会が開かれるという極めてあり得ないこと、このことに対して、外務大臣あるいは外務省の政務三役が直接韓国側に抗議をされましたか。
○小野寺委員 外務大臣が、直接、韓国のしかるべき大使なりあるいは政府に対してこのことに対しての抗議をしたことはないと理解してよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 この協定の審議の中で、日本にある、宮内庁の書陵部にあるこの韓国由来の文書について、これを引き渡しするという内容で私どもは審議をしております。それと同時に、実は日韓関係の中でさまざまな問題が起きております。  特にこの竹島の問題、これは大変重要な課題、領土にかかわる...全文を見る
○小野寺委員 今回、竹島で韓国が国会を開くその理由というのは、日本の竹島をめぐる教科書の歪曲に対抗しということで行うんだ、これは日本の教科書に対する報復だということで明確に表明をされております。  このような韓国側の議会を含めた対応について、こういう問題があるにもかかわらず、日...全文を見る
○小野寺委員 最後になります。  我が党の領土特命委員会の石破委員長が、四月十二日よりこの竹島の問題で外務大臣に何度も面会をお願いしております。日程の協議を含めて、国会議員からの面会、しかも我が党政調会長からの面会ということで、ぜひ重く受けとめていただきたい、そう思っています。...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、このような質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  私は、今回被災をしました宮城県の気仙沼というところに住んでおります。今回、地域の皆さんからさまざまな声が上がっております。一番初めはやはり避難、被災と...全文を見る
○小野寺委員 それから、今回は所得税ということでありますが、同時に、住民税と地方税についてもこのような対応があるのかどうか、お伺いしたいと思います。
○小野寺委員 最終的には財務大臣がすべての予算の支出について責任を一義的には負うということになりますので、改めてお伺いします。  そうなりますと、例えば地方公共団体、特に今回被災を受けた地方自治体が、ただでさえ財政的に厳しい中で、各種の地方税の減税ということになりますと、財政基...全文を見る
○小野寺委員 交付税措置という形で後年度措置ということですが、いつもなかなか区分の金額が明確に来ていないということで、すべてこれが交付税に含まれていますという説明で納得させられている地方公共団体の事例もありますので、なるほどしっかりと後年度負担がされたなということが実感できるよう...全文を見る
○小野寺委員 そういう中で、地方の銀行あるいは信金、信組というところも相当の被害を受けています。店舗自体が被害を受けて、四十日たった今でも復旧できていない、復旧の見込みというのは大変厳しい、こういう状況にあります。ですから、まず金融機関がない。  そして、これらの金融機関も、自...全文を見る
○小野寺委員 もう一つ悩ましいのは、実は、地方銀行はそれぞれの県内に店舗があるんですが、信用金庫、ここに至っては地域密着型ということになります。ですから、例えば、個別の名前で恐縮ですが、石巻にもありますし、気仙沼にも信用金庫がそれぞれございます。これらは、その店舗も実は沿岸域に限...全文を見る
○小野寺委員 所掌ではありませんが、最終的にこれを後押ししてやるのは財務大臣だと思っております。  それほど大きな銀行を支援してくれということではないんです。地方の、本当に今回津波の被害を直接受けた、自分たちの店舗も、そして取引先の皆さんも本当に厳しい被害を受けた。そして、地方...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、まだ各種の制度が、これから法案として、審議をもう既にされているということもありますが、これから、後づけでもいいです、あるいはさまざまな工夫でもいいです、少しでもこれらの信金、信組そして地銀に対して支援をしていただく。これは地域の経済にとっては心臓です。心臓が弱...全文を見る
○小野寺委員 今お話がありました、これは保証協会によって、震災復興の緊急保証ということで、従来の八千万の保証枠にさらに上乗せして、八千万までの保証をいただけるというような検討が今なされている。もちろん補正予算の通過が前提ということになると思いますが。  私どもは、こういう制度が...全文を見る
○小野寺委員 消費税というのを、被災者の復興ということで、税金が上がるのは被災地の方を支援するためだ、そういう話でこの話を進めていくことに関しては、私どもはぜひ反対をしたいと思っております。  最後に一言だけお話しさせていただきます。  政府で復興会議なるものができたというふ...全文を見る
04月26日第177回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  安住さんと同じ三陸、私は気仙沼で生まれ育ち、今も気仙沼市民です。今回の津波におきまして私の自宅も事務所も全壊をしました。また、二台の車が流され、そのうち一台にはまだ友人が乗ったまま行方不明ということになります。  今回、この被災を...全文を見る
○小野寺委員 総理にもう一度お伺いします。  このようにおくれていること、これは今、何か土地の準備ができていないということで、県とか市が悪いようなお話になりますが、実は市でも県でも町でも、ここに早くということで、一刻も早くということで、実は用地の指定をさせていただいております。...全文を見る
○小野寺委員 多分、きょう聞かれている与党の皆さんも、総理の発言は、もう少し心を込めて言っていただきたいと恐らく思っているのではないかと思います。  今これを聞いて、お盆にできればいいなというお話がありました。お盆というのは八月十五日以降なんだと思います。今は四月の下旬です。ま...全文を見る
○小野寺委員 ちょっと見てください。二番目の被災者生活支援特別対策本部、これは一回も開かれていません。もちろん総理は出ておりません。三番目の支援各府省連絡会議、もちろん一回も開かれておりません。これはきのう役所からもらいました。  実は全然、これら私たち被災者に対しての支援の本...全文を見る
○小野寺委員 総理は出てますかと聞きましたら、結局出てないということだと思います。松本大臣は一生懸命頑張っていらっしゃるんだと思いますが、責任者たる総理は、実はこの会議に出ていない。こういう状況は、恐らく事務方から上がっていない。  それから先ほど、実はこれは政府からもらった資...全文を見る
○小野寺委員 これは自民党の国対からきのう政府の内閣府に出して、内閣府からいただいた資料です。
○小野寺委員 内閣府からもらったこの資料と今答弁がかなり違うので、済みません、後で精査をさせていただきたい、そう思っております。  さて、今回、津波というのはいろいろな特徴を持っているということを先ほど来お話をしました。一つ大きな特徴というのは、津波というのは、実は……(発言す...全文を見る
○小野寺委員 ぜひその職員の方のお名前と電話番号を教えていただきたいと思います。  実は、今この現場、現状でも、毎月毎月、経営者の方はリースを引き落とされているんです。ですから、そういう現状をよく把握して対応していただきたい。今回、いろいろな負債やローンについては、今金融機関が...全文を見る
○小野寺委員 少し不安になってきました。私どもは、五万、十万、二十万、それは確かにありがたいですが、今回は、例えば住宅ローンで一千万とか、あるいはそれぞれの企業で五千万とか一億とか、そういう負債の二重債務をどうしようか、そういう不安でおります。今、無利子であるいは猶予でという、そ...全文を見る
○小野寺委員 与野党ないというのは、私も本当にそう感じております。被災地は、安住さんもいますし、私の隣町、陸前高田は黄川田さん。もう与野党ありません。  ただ、今のは、済みません、大臣、多分御理解が少し違うんだと思います。私が言っている内容と、後で議事録をよく見ていただいて、今...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、漁船の購入もそうです、農機具の、さらなる復活もそうです、ビニールハウスもそうです。こういうものを、みんな働きたいんです。仕事がしたいんです。そして、そこで農業や漁業を復活させて、いつか納税者になって、国民の皆さんに今回いただいた御恩をお返ししたい、そういう働き...全文を見る
○小野寺委員 下村さんという審議官、元TBSのテレビでキャスターをされた方、この方と伺っております。  そして、総理、あなたが震災で一番大変なときに視察をされたとき、そのときに同行をお願いしたのは、寺田補佐官、班目委員長、そしてこの下村さんというふうに伺っておりますが、あのとき...全文を見る
○小野寺委員 一番大事な班目さんを忘れていただきたくないと思っております。  実は、これは写真ですが、同じような映像をビデオで撮っておりました。これは下村さんが撮っていらっしゃる。そしてこれは、官邸で、総理がブログを発するために、実はカメラをいつも回している。私は、このヘリコプ...全文を見る
○小野寺委員 四月八日に、この献金を返されたということが表に出ました。私ども報道で知りました。であれば、この問題についても、その時点でしっかりと言っていただければよかったのではないかなと思っております。  さて、四月十日、菅総理、石巻に入られました。実は私は、その同日同時刻、石...全文を見る
○小野寺委員 後で理事会に報告をさせていただきます。
○小野寺委員 産経新聞です。翌日の産経新聞に出ております。
○小野寺委員 それでは、最後の一言をお伺いします。  実は、こういうことを言った方がいらっしゃいます。「あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか。」これはだれの言葉か、総理、おわかりになりますか。
○小野寺委員 二〇〇四年十月二十三日、菅総理は御自分の日記にこう書かれています。これは、愛媛、高知の台風被災地を見たときのコメント。「あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか。」これは総理みずからおっしゃった、日記に書かれた言...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典であります。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、日韓図書協定の締結につきまして、反対の討論を行います。  まず、今回の震災に対して、協定の対象となりました韓国からも、官民を挙げて多大な支援をいただきました。被災地選出の議員の一人とし...全文を見る
04月30日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  先般は、委員長を初め委員の皆様には、私の地元気仙沼を含みます三陸沿岸を御視察いただきまして、大変ありがとうございます。特に、津波といいますと漁業被害ということがイメージにわくんですが、今回、農地についても相当の被害が出ております。つ...全文を見る
○小野寺委員 残念ながら、地元を歩いてみますと、まだ農地に対しての復旧、あるいは瓦れきの片づけ、そして、意欲的な農家の方で、例えばことしの作付に向けての水田での代かきの問題とか、そういう前向きな姿が実は地域では見えておりません。恐らく、まず復旧をするということが頭の中に重くのしか...全文を見る
○小野寺委員 今回のこの制度について、多分さまざま工夫があってのお考えだと思います。特に、復興組合をつくって、そこで、水田であれば反当三万五千円とか、そういう支援というお考えだと思うんですが、やはり、私ども聞くと、一面わかりにくい状況がある。  例えば漁業であれば、今回努力いた...全文を見る
○小野寺委員 これはさまざまハードルはあるんでしょうが、一番わかりやすいのは、今回被災を受けた、例えば水田であれば、反当三万五千円がいわゆる休業補償のような形で支払われる、そして今後、農家の方でほかにお勤めがなくて専業でやっていらっしゃる方、こういう方が、例えば圃場整備の事業を含...全文を見る
○小野寺委員 今、水田、稲作のことを中心にお話ししましたが、この地域には、もちろん畜産、あるいは園芸、特に宮城県の県南地域というのはイチゴで大変有名な地域でもあります。こういう休業についての手当、そしてさらに一日も早い施設園芸を含めた支援をしていただきまして、ことしのクリスマスに...全文を見る
○小野寺委員 今の答弁でちょっと確認をさせていただくと、例えば今ある償還金については、これは一応据え置きにして、五年ほどでしょうか、それから利子補給は国が行うので五年間は償還をしなくていい。そして今回、この津波被害によって発生した新たな例えば土地改良、区画整理、そういう事業費に関...全文を見る
○小野寺委員 除塩事業自体にしても、国の負担というのは十分の九。ですから、十分の一が、実は自治体、それからもしかしたら農家の負担ということに残ると伺っております。  ただ、御案内のとおり、今、農家経営は大変厳しい。水田稲作もそうですし、施設園芸もそうです。ですから、これ以上、例...全文を見る
○小野寺委員 今回のこの復旧については、むしろ土地改良区、これがかなり中心となって、またさらなる農地の復旧ということを行うことも当然あるんだと思います。また、従前事務方から御説明いただきましたが、ここに係る、例えば用排水、除塩に係る水かけが当然必要です。その電気代等の負担も今回は...全文を見る
○小野寺委員 実は、地域の方々の声というのはもう複数出ております。農地についてもそうですし、あるいは、今回かなり沈降した市街地についても、その自治体の市長さんだったり町長さんはどう言っているかといいますと、もう既に幾つか報道に出ておりますが、こういう水没した農地や水没した市街地に...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、今回は、既にもう水没してしまった農地、これは市街地も同じですが、国としてしっかり支援をしていただいて、もしそこを国が買い上げるということになれば、その買い上げたお金で実は別な農地を求めることもできます。農家の方は、営農していきたい、農業をしっかり守っていきたい...全文を見る
○小野寺委員 農機具といっても、通常頭に描くのは田植え機であったりコンバインであったりトラクターであったりという印象がありますが、例えば軽トラックあるいはトラック、こういうものも実は農業には不可欠なものです。また、それぞれ農家の中には、自分で稲刈りをした後に乾燥機を持っていたり、...全文を見る
○小野寺委員 正直言いまして、今お話を伺って、軽トラが農業以外に使われるということは、農家では普通ほとんど想定されない状況だと思っています。私どもは、決して何か揚げ足取りのために言うわけじゃなくて、この問題については、実態に合う形で支援していただくように、制度はしっかり見直してい...全文を見る
○小野寺委員 せっかく今回、さまざまな一次補正を組んでいただきました。それが実効ある形で回っていくためには、私は、土地改良もそうですし、農済もそうですし、既存の農業団体、農協もそうです。そういうところが合わさって、今、力を合わせて農業の復活ということに一丸となって頑張っています。...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。
05月13日第177回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  初めに、普天間の問題についてお伺いいたします。  報道等で出ておりますが、米上院の軍事委員長のレビン委員長が、今回、普天間について、嘉手納統合ということについての考え方を示した、これに対して枝野官房長官が、即座にだと思いますが、現...全文を見る
○小野寺委員 一言確認をします。  そうしますと、今回のこの嘉手納統合の案ということに関しては、政府は現時点としては反対ということでよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 次期2プラス2、これはいつ開催される予定でしょうか。
○小野寺委員 答えは最後の一言、現段階調整中だけでよろしいと思います。  さて、そうしますと、現在日本国政府として、沖縄の今回の普天間の移設案に関しての例えばV字案、I字案等が今まで決定をされていないというふうに伺っておりますが、もう既に日本側の案としては決定されたと考えてよろ...全文を見る
○小野寺委員 今回のウェッブさん初め米国の議会の動きというのは、実は日本政府の問題なんです。日本政府がいつまでたっても案を決めない、何も決めないから、いらいらして、これではもう代替施設は無理じゃないか、だから普天間の統合はどうかと、さまざま米国内でも揺れている。実はその原因が、日...全文を見る
○小野寺委員 残念ながら、恐らく、米国側のこの嘉手納への統合案を含めて、結果としては、結局これは、日本政府が何も決めないということに対してのアメリカ側の一つの反応だと私は思っております。  鳩山政権誕生後、この問題についてこの外務委員会でもたびたび主張してまいりました。冒頭から...全文を見る
○小野寺委員 今、素直に後退している部分もあるというお話がありました。現実を見れば、多分そうだと思っております。  そしてまた、ちょっと大臣のお話でえっと思ったのは、断念を正式に日米で合意をされたら困るわけです、そうならないようにやっていただきたい。そして、この二〇一四年という...全文を見る
○小野寺委員 例えば今回、当然埋め立てが必要だということになりますので、その際は知事の同意というのが必要ですし、その後、多分、漁業補償を含めたさまざまな補償が必要になると思います。そしてその後、工事が実際始まったとしても、相当の時間の工事がありますし、工事が終わった後に一定の養生...全文を見る
○小野寺委員 今回、日米関係がますます大事だということを震災を通じて感じました。  そして、例えば私どもができること、十日の日にワシントン・タイムズに「Arigato」というメッセージ、これを私も名前を出して広告させていただきました。  このようなことをする一番のリーダーは、...全文を見る
○小野寺委員 まだ決まっていないというふうに理解してよろしいのでしょうか。
○小野寺委員 一日も早く行っていただく、そのためには、恐らく前段階として2プラス2が必要、そしてその前には、沖縄の基地問題の政府案の確定というのが必要、その一つ一つの段階を経るということがあると思います。相当急がないとこれは間に合わないということになりますので、ぜひ作業を進めてい...全文を見る
○小野寺委員 ぜひあらゆる機会、特にこのサミットの場というのは、日本の輸出に今後活路を見出そうと思っている農林水産物にとっては、今回の原発は大変大きな影響になっております、一つでもこのような問題が払拭できるように努力をしていただきたいと思っております。  さて、もう一つ、今回の...全文を見る
○小野寺委員 総理がどのようなお気持ちで言ったのかは知りませんが、恐らく大臣も相談を受けた話ではないんだと思います。恐らくスピーチの中でお話をされたんだと思いますが、このような何倍にもという言葉、これはそこにいた各国の使節の方々には大変重く受けとめられます。恐らく、公電で各国の政...全文を見る
○小野寺委員 この中国大使館の土地購入、約五千平米以上というふうに伺っておりますが、南麻布の一等地です。この購入に関して、事前に外務省は連絡を受けていたでしょうか。
○小野寺委員 そうしますと、中国側のこの五千平米を超える南麻布の一等地の購入については、外務省は購入について同意をしたかしないか、したということなんでしょうか。
○小野寺委員 大臣が何度もおっしゃいますので、今の外交関係に関するウィーン条約第十一条には、その人数が、合理的かつ正常と認める範囲になるものだということがございます。それから第十二条には、派遣国は、接受国に関する事前の明示の同意を得ないで事務所を設置してはならないということが書い...全文を見る
○小野寺委員 もう一つ、財務省にお伺いしますが、今回、この土地の取得に関しては、さまざまな、日本の法令ではそれぞれ課税がされるということになります。また、恐らく所有した場合には固定資産税というのが発生すると思いますが、大使館所有の場合のこの購入に関するさまざまな国税の課税、それか...全文を見る
○小野寺委員 相互主義というお話でありますが、実は、日本側は中国側に土地を持つことはできません。北京にあります今の日本の大使館、領事館も、これは借用という形、リースという形での設定しかなくて、実は購入ができません。日本側は都心の一等地をどんどん買われ、中国に行った日本の大使館はこ...全文を見る
○小野寺委員 先ほどの、大使館の規定がありますウィーン条約以外に、領事に関するウィーン条約というのもございます。この領事に関するウィーン条約の中にも、二十条では、当然、職員数を含めて合理的、正常な範囲であるということが規定をされております。そして三十条には、その活動に関して適当な...全文を見る
○小野寺委員 一つだけお伺いしますと、一万二百坪の名古屋の土地取得に関して、これが名古屋にある領事館の領事業務としてその規模が適正であるかどうか、お答えください。
○小野寺委員 私どもは、日中関係を含め外交関係は大切だと思います。そしてまた、その外交関係をスムーズにするための大使館、領事館、これも大変重要だと思っております。  ですが、その反面、やはり外交には相互主義ということがございます。日本と中国、同じく対等な関係で相互主義ということ...全文を見る
05月17日第177回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  本日は、質問の機会をありがとうございます。また、委員長初め委員の皆様には、被災地の視察をしていただきまして、大変感謝を申し上げます。  まず冒頭、片山大臣にお伺いをしたいと思います。  実は、十三日でございますが、閣議の中で、公...全文を見る
○小野寺委員 今のお話を伺いますと、知事としての地方公共団体の経営の経験もあるお立場から、国家公務員の人件費の削減というのは、地方公務員がここしばらく流してきた汗と血に比べてちょっと温存されたのではないか、それを比較した上ではやはり一割が適当ではないかということでこの一割という数...全文を見る
○小野寺委員 と申しますと、私ども記者会見のペーパーを見ますと、復興財源という目的だということですが、今のお話では、もともとマニフェストで二割、そういうことがあった一環でもあるということなんですが、どちらが目的なんでしょうか。
○小野寺委員 一つ心配なのは、例えば公務員の人件費というのはそれぞれの公務員の方の生活にかかわる問題で、復興財源というふうになると、何かこのことに関して物が言いにくい、今、そういう世の中の風潮があります。ですから、復興財源で必要なのか、もともとマニフェストでやろうとしているのか、...全文を見る
○小野寺委員 ちょっと総裁に改めてお伺いしたいのは、今、片山総務大臣は、地方は大変血と汗を流して努力されていろいろな削減をしていると。地方にもそれぞれ、労働基本権が制限されておりますので、各地方公共団体にも同じような制度がございます。その中で、国がやはり高過ぎるので今回一割削減と...全文を見る
○小野寺委員 私は、もしかして、総務大臣の感覚が正しいんだと思っています。むしろ人事院の感覚がおかしいんだと思っています。  今まで、私どもが政権にいたときにも、さんざん人事院から、現在の資料ということで、このぐらいの従業員数でこのぐらいの給与水準ということで、何度も何度も説明...全文を見る
○小野寺委員 総務大臣にお伺いをいたします。  今、法律で決められたということで総裁は何度もお話をされておりますが、ここは立法府であります。当然これから、政府も含め、きょういらっしゃる各委員、政治家でありますので、この人事院のあり方ということ、今回の一割削減について、もし国民的...全文を見る
○小野寺委員 大臣のお話をずっと聞いていますと、冒頭では、やはり地方で、自治体で経営をされているさまざまな今までのリストラの状況を見ると国は甘い、だから一割ぐらいは、この何年間かの地方公共団体の削減に比べて、国はしていないのではないかというところからの一割というお話が持ち上がり、...全文を見る
○小野寺委員 私は、民主党のマニフェストは二割削減ということ、恐らく、数も減らしレベルも下げるということで今回一割という数字が出たとすれば、これは三年間で済む話ではないと思います。そうすると、これが今後ずっと一つの水準として延びていくということになりますと、当然、国家公務員の退職...全文を見る
○小野寺委員 総務大臣は、中央省庁の経験もあり、地方の知事の経験もあります。率直なお考えをお伺いしたいんですが、このような、公務員に対してある面では労使交渉権を与えていくということ、もともと公務員は公正中立だということで長年日本は人事院の制度をとってまいりました、これを根底からあ...全文を見る
○小野寺委員 これは言いっ放しにしておきますが、私も地方公務員の経験がございます。現業職というのはなるべく少なくなっていく、そういう方向で各行政体は考えているんだと思っています。それは、もともとの現業職の発生したさまざまな事案があって、その後それをしっかり適正化するという中で考え...全文を見る
○小野寺委員 総務大臣は中央省庁で御経験もあるからおわかりだと思いますが、ラスパイレス指数があって、今回一割削減したその数値が出てきて、そしてそれに見合って、例えば何々県の給料が高い場合は当然交付税額にさまざまな影響が出てきます。  また、交付税の算定の中で、例えば不交付団体な...全文を見る
○小野寺委員 ですから、今認めたように、国が下がれば地方も努力して下げなきゃいけない、そして、その下げた努力に応じて交付税がちゃんと支払われる、そういう仕組みになっているんですよ。ですから、国家公務員が下がれば地方公務員が、特に財政事情が厳しいところは下げなければ、最終的には交付...全文を見る
○小野寺委員 ということは、浜岡だけではなくて、全国のたくさんある原発が、今後それぞれ、例えばこのような安全基準を満たすために当然点検、修理等で停止をしていく、そして、なかなかその復活というのが地域住民の強い反発があってできないという場合でも、これはずっと続けて今後とも支払われる...全文を見る
○小野寺委員 このみなし規定の解釈をはっきりしてもらわないと、恣意的に、国としてはこれはもう安全だと思っているから、再開しないとこの電源三法の交付金は出しませんよということが、逆にむちのような形で地方公共団体を追い立てるようなことがないのか、それを私たちは心配しているんです。 ...全文を見る
○小野寺委員 総務大臣にお伺いします。  今のお話で、安全性の確認というのは、地方公共団体の例えば知事がある程度認めて再開を認めるということが通常、今ルールになっていると思うんですが、この状況で、今のお話では、国が安全だと認めれば、地方自治体はだめだと言っても、それは安全だとい...全文を見る
○小野寺委員 今のが正しい答えなんですよ。資源エネルギー庁の立場としたら、国が安全だと決めたのではなくて、国は安全だということをデータで示して、それを知事なり首長が、それだったら住民の皆さんも納得する、これで初めて安全だと言えるのであって、今の資源エネルギー庁の発言については、ぜ...全文を見る
○小野寺委員 よろしくお願いします。  さて、次にお伺いしたいのは、実は今回、災害復旧で、地方公共団体はさまざまな財政負担を求められております。  例えば瓦れきの撤去、これは国が一〇〇%ということで環境大臣等も発言をされておりますが、現実には、九割は国で一割が災害対策債で起債...全文を見る
○小野寺委員 地方自治体は本当にこれから、後で交付税で措置をするとずっと総務省に言われても、きょうは首長経験の方もいらっしゃると思うんですが、後でこうやって見てみると、何だ、実際は余り来ていないじゃないかという経験を大分されたことが、御経験はあるんだと思います。  ぜひ、私は、...全文を見る
05月20日第177回国会 衆議院 経済産業委員会外務委員会連合審査会 第1号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、このような連合審査、ありがとうございます。連合審査の大きな理由は、恐らく、これは領土問題を含めた外交案件にかかわってくるから、このような外交ということで外務委員会との連合ということになったんだと思います。  冒頭、一点確...全文を見る
○小野寺委員 これは当然外交ルートのお話になりますが、二十二日には日中韓の首脳会談があり、総理が直接、李明博大統領とお話をする機会もあると思います。このような領土に対する懸念、竹島の問題もそうですが、北方四島の問題に対しても、政府としては毅然と、総理としては毅然とした対応で今回韓...全文を見る
○小野寺委員 副長官も同じ答弁かどうか、お伺いしておきます。
○小野寺委員 真摯な御答弁、ありがとうございます。  さて、今回、鉱業法につきましては、私ども、改正について重要だと思う反面、実際それを運用する場合には、かなり外交面では神経が必要だと思っております。特に、資源探査についての立入調査、立入検査が今回可能になるということになります...全文を見る
○小野寺委員 では、具体的に資源探査ということで確認をする現場というのは、これは海上保安庁ということになると思うんですが、長官がきょういらしております、長官と仙谷副長官がいらっしゃいますと、何か去年の尖閣のことを思い出すような取り合わせでありますが。  海上保安庁長官にお伺いし...全文を見る
○小野寺委員 ただいま政府全体として適正に対応という答弁がございました。  官房副長官に内閣としてのお話を伺いたいと思いますが、具体的にこれが違反事例だというふうに確認された場合、どこの省庁が立入検査の実行主体となるでしょうか。
○小野寺委員 長く御答弁をいただきました。基本的に、海上保安庁がその立入検査を行うということになると思います。  では、保安庁長官にお伺いします。  この立入検査ということを、例えば経産大臣から指示があった場合、海上保安庁は十分対応できる体制になっているでしょうか。
○小野寺委員 今回、私どもはさまざまな過去の事案を考え、これは西村委員からもお話がありましたが、想定されるのは、東シナ海の日本の排他的水域で、中間線を越えて例えば中国の調査船が資源調査を行う可能性があると私どもは考えております。  その際に、今回のこの法改正によれば、この資源探...全文を見る
○小野寺委員 今回連合審査をしている大切な要件、例えば、今副長官のお話では、政府が本当に毅然とした対応で今回は臨むという意気込みが感じられません。ここでしっかり議事録も書かれておりますし、恐らくネットを通じてこの質疑は全世界の人が見られるんだと思います。逆に言えば、ここで政府が、...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。  副長官、災害対策でお忙しいと思いますので、これで質問は結構ですので、どうぞ本部に戻られていただければと思います。ありがとうございます。  さて、私ども外交の問題をやっていると、当然、二国間あるいは多国間における条約、さまざまな国内法は...全文を見る
○小野寺委員 そうなんです。実は、日本において鉱業権を取得する場合には日本法人をつくればいい、外国企業は、言ってみれば日本法人をつくればどんどん入ってこれる。逆に、日本が中国、ロシアで鉱業権を得ようとすれば、合弁企業をつくり、しかも、その株の過半数は相手の国の所有でなきゃいけない...全文を見る
○小野寺委員 今のお話を聞いて、そういった不平等はやむなしというお話だと思います。  私どもからしたら、例えば日本の水源地の外国人の保有についての問題、あるいは防衛上大変重要な土地に関する外国人の保有の問題、また離島に関する外国人の保有の問題、こういう土地所有の問題も含めて相当...全文を見る
○小野寺委員 今のお話を形を変えれば、例えば東シナ海に、中国の企業が日本法人をつくり、そこで鉱区申請をしても、これは日本政府としては認めないというふうに考えてよろしいのでしょうか。
○小野寺委員 我が国のエネルギーの供給に対してプラスになるかマイナスになるか、あるいは将来マイナスになる危険性があるということをすべて考えて判断をするというふうにおっしゃっております。  ということは、基本的に、我が国国民の天然資源であるということ、我が国に対しての安定的なエネ...全文を見る
○小野寺委員 私どもは、これから国際化をさらに迎えてまいります。どの国ともさまざまな自由貿易あるいは自由な経済関係が必要だと思っております。ただ、幾つかの国に関しては、相手国は日本の土地を所有できるけれども、日本はその国の土地を所有できない、借用しかできない。あるいは、さまざまな...全文を見る
05月24日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  引き続き、震災復興についての質問をさせていただきます。  まず、実は、今回被災を受けた市町村、ここは今回合併をした市町村がたくさんございます。気仙沼市、南三陸町、石巻市、東松島市、岩手県沿岸も恐らく福島沿岸もそうだと思うんですが、...全文を見る
○小野寺委員 総務大臣には、今回、国家公務員の給料の問題でもかなりしっかりとした対応をしていただいていると評価しております。ぜひ、ここの特例債事業についても、対応をよろしくお願いいたします。  それではもう一つ、次に、被災者生活再建支援金の問題についてお伺いをします。  実は...全文を見る
○小野寺委員 きのう、ちょっとこの支給手続について確認をしました。  まず、市町村に申請をする。そこで罹災証明があれば、これはすぐ申請を受け付けて書類が届くんですが、罹災証明の発行に市町村で約一カ月ぐらいかかる場合もある。そして、一カ月ぐらいかかって罹災証明をつけて、この申請書...全文を見る
○小野寺委員 実は、この基礎支援金、加算金、この財源というのは、県が二分の一、そして国の方がこれを二分の一という、合わせて支給をするということになっていると伺っています。そして、今回、一次補正で積んだ分だけで、実は、国の方はこれから予算措置をしていけばいいんですが、都道府県の積立...全文を見る
○小野寺委員 当初、この支援金の議論の中では、政府部内からも、三百万ではなくて五百万にしろとか、一千万だとか、そういう発言があったことも私、覚えております。ただ、やはり着実な予算の積み上げという中で、今回、このような支給額を現段階では検討されているというふうに思っております。いろ...全文を見る
○小野寺委員 官房長官は東北を大変よく御存じです、学生時代のことも含めて。そのお立場から、恐らく実感として共有できると思うんですが、この三陸沿岸地域の金融機関、ここにいる皆さんが頼りにしている金融機関というのは、地銀だったり、あるいは地域の信金、信組だと思います。  こういうと...全文を見る
○小野寺委員 金融機能強化法で例えば金融機関に資本増強をしたとしても、あるいは信金、信組に中央金庫からお金を入れたとしても、最終的には配当という形でこれら金融機関は利子を返さなきゃいけないということになります。  ですから、今までのスキームで、例えば金融機能強化法だけでやってい...全文を見る
○小野寺委員 まず一つは、大臣の認識の違いについて御指摘をさせていただきたいのは、実は、例えば今回の水産の復旧というのは、魚市場の補修とか、あるいは組合の持っているものの補修とか、そういうことであって、実際、水産加工とか冷凍とか製氷工場というのは、これはみんな個人所有です。そして...全文を見る
○小野寺委員 よろしくお願いいたします。  次に、漁船、漁具について農林水産大臣にお伺いします。  今回の一次補正で、多くの漁船が流されましたし、これからサンマ漁をするためにも、カツオ漁をするためにも、サケ漁をするためにも、定置網でとるえさのイワシが必要だ、あるいはサケには定...全文を見る
○小野寺委員 ちょっと正確にお話をしたいんですが、国が三分の一、県が三分の一、そして組合が三分の一なんです。今お話しされた漁船保険、保険は個人に入るんです。船がなくなった個人に入ります。ですから、組合にこの保険が入るわけではないんです。  そうしますと、個人に漁船保険が入るから...全文を見る
○小野寺委員 そうしますと、理解としては、漁協が所有をする。そして、三分の一は国、三分の一は県、残りの三分の一は漁協なんだけれども、漁協はお金がないから、とりあえずこれを無利子か何かで借りておく。そして、漁船を買ったり、つくる。そして、この漁船を今度漁業者に組合が使ってもらうけれ...全文を見る
○小野寺委員 多分、ちょっと何となくわからないなと皆さんもお感じだと思うんですが、この問題のスキームは、もし個人だったら、三分の一は国、三分の一は県、そして本人は三分の一で、本人の三分の一は保険から出たもので充当すれば、平均二二%だから対応できるというスキームなんです。  とこ...全文を見る
○小野寺委員 大臣には現地気仙沼も見ていただきましたので、実態をよくおわかりだと思います。これからもこの問題については少しずつ詰めていただきまして、なるべくそごがないような形で運用できるような方向を私どもも提案していきたい、そう思っております。  さて、次に環境対策にちょっと入...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ大臣にお願いしたいのは、こういう経験を今までしたことがないんです、こういう自治体は。恐らく三陸沿岸で石巻も同じような状況ではないか、陸前高田ももしかしたら同じような状況が今後出てくるんではないか。ぜひ環境省として現地調査をしていただいて、そして逆に言えばアドバイ...全文を見る
○小野寺委員 それでは、最後になりますが、実はこの間、岩手県、宮城県の被災地の自治体の首長さんが皆さん東京に集まりまして、そこで何の集まりをしたかというと、道路整備の要請でした。命の道ということでの要請がありました。  きょう、手元にお配りしておりますが、三陸沿岸も、実はこの三...全文を見る
○小野寺委員 委員長も聞いていらっしゃいます。もう一度お伺いしますが、二次補正を含めた今回の震災対策で一気に全線事業化すると。事業化というのは、すぐ完成しろと言っているわけじゃないんです。今計画で点々点々となっているところを事業化する。このぐらいは、大臣、今この場で言っていただけ...全文を見る
○小野寺委員 もう一度だけお伺いします。  決意を持って努力をするということ、その暁には、大臣として、今回仮設住宅にも大変努力をいただきました。同じように不退転の決意を持ってこの全線事業化について全力を傾ける、不退転の決意で全力を傾けるということを再度お伺いしたいんですが、いか...全文を見る
○小野寺委員 野田財務大臣、今の私の言葉を聞いて、財務省としてもしっかり応援していただくような一言をいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○小野寺委員 済みません、財務大臣一言、もう時間が最後ですので、大畠大臣と同じ気持ちで頑張っていきたいという一言をお待ちしております。  もう一度お願いいたします。
○小野寺委員 大変勇気づけていただいたと私は勝手に解釈をさせていただきます。  今回、私ども被災をいたしました。ですが、希望を持ってこれから頑張っていくためにも、私は、その復興の一つの明るい兆し、将来への道ということを提示していただければと思います。  それは、きょうお話しし...全文を見る
05月25日第177回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。  きょうは、昨日、韓国の国会議員、民主党の姜さんほか三名が国後島を視察した、この問題についてお伺いしたいと思います。  まず冒頭、この視察についての一連の経緯について教えていただければと思います。
○小野寺委員 この国後の視察については、例えば二十日の時点でもう既に新聞報道されており、行くということがほぼわかっておりました。この行くことに関して、外務省として何か韓国政府に事前にこの問題についての対応を求めたことはございますか。
○小野寺委員 そういう報道があったということであれば、通常、外交ルートでそのようなことが事実かという確認をする、あるいは、韓国政府に日本政府としてのさまざまな懸念を伝えるということが必要だと思います。外務大臣も外相会談で一部行われたと聞いておりますが、そのような予防のために行った...全文を見る
○小野寺委員 この問題は参議院の予算委員会でも取り上げられて、二十日の日だと思いますが、菅総理が我が党の佐藤参議院議員からこの問題についての対応を問われ、事実であればしっかり対応すると総理みずからお答えをされたというふうに伺っております。ところが、今回の首脳会談では、実際、一言も...全文を見る
○小野寺委員 金星煥外相は、そのような野党議員の行動については知っているということはあったでしょうか。
○小野寺委員 ここは国政、国会の場です。衆議院の外務委員会というところです。ここで外務大臣のやりとりについて、自分はこう言ったけれども、相手は何を言ったかは外交上の機密で一切言えない、そこまで隠す必要がある内容なんでしょうか。通常であれば、きちっと申し入れをした、相手もそれを受け...全文を見る
○小野寺委員 それでは、今度はロシア側に対して。  当然、ユジノサハリンスク、ここから国後に行くわけですから、そこには日本の領事館があります。韓国の議員がユジノサハリンスクに到着してから、その動きというのは当然日本の外務省でチェックすることができると思いますが、どのような対応を...全文を見る
○小野寺委員 例えば、ユジノサハリンスクにおきまして、当然、国後に渡るということを宣言してロシアに入っているわけですから、ロシア政府に対して、この方々に対しての対応については慎重を期すとか、何かそういうロシア政府に対しての日本側からの働きかけは行ったんでしょうか。
○小野寺委員 していないというお話を今聞いて、大変驚いております。  大臣にお伺いします。  この韓国の国会議員は、ロシアには入国できましたが、ここから国後に自由に行けるということはないんだと思います。当然、その際の何らかの制限をかけることができたはずですが、何の対応もとらな...全文を見る
○小野寺委員 ロシア国内から国後に向かう場合のロシア内での手続について教えてください。
○小野寺委員 それでは、私の方から説明をさせていただきます。  国後に行くためには、まずユジノサハリンスクに行き、そこで国境警備隊の事務所に行きまして、そして国境地域に入るという許可証をこの国境警備隊からもらい、それがないと実は航空券がとれません、ですから、国境警備隊の事務所に...全文を見る
○小野寺委員 結局、菅総理も首脳会談では一言も触れない、今外務大臣は、金星煥さんに言ったけれども、相手が何と答えてきたかは答えられない、そしてロシア側には何も申し入れを行っていない、そして実はロシア側に外交ルートで今回の一連のことを確認も恐らくしていないんだと思います。結局、何も...全文を見る
○小野寺委員 日本の領土に、ロシアのビザをもらって、ロシアの国境警備の事務所の許可をもらって韓国の国会議員が入国をしたということ、これは大変大きな問題ですし、恐らくこの委員長の目的というのは、これで竹島の占有も事実上ロシアと共闘してやっていこう、そのようなメッセージが対外的に発せ...全文を見る
○小野寺委員 それはきのう、発生した直後ということで対応したんですが、まさか、韓国にいる大使が向こうの第一次官にお話をしただけでこの問題が済むとは思えません。外務大臣あるいは首相を含めて、これからどのような対応をとられますか。
○小野寺委員 ということは、これで終わりということでしょうか。
○小野寺委員 きょうここに委員の皆さんいらっしゃいますが、これほど大きな問題、言ってみればこれほど日本がなめられた問題、その問題で今外務大臣は、韓国にいる武藤大使が先方の第一次官に抗議をしたからこれで政府としては終わりだ、こう言ったんですよ。おかしくありませんか。  日本の領土...全文を見る
○小野寺委員 この場での必要な対応があればということですが、必要な対応は今、たくさん迫っているんじゃないですか。  なぜ大臣の口から、私もこれからしっかりと抗議をする、しかるべく外相会談をこれから設置して、そして抗議をする、あるいは、場合によっては、これがもし逆の立場で、韓国の...全文を見る
○小野寺委員 今、特命全権大使と言いました。日本政府を代表する方、特命全権大使が会った相手のカウンターパートは、韓国の外交通商部第一次官ですよ。あなたが言う日本の大切な特命全権大使、その方の日本政府を代表しての抗議、それを受ける相手が、韓国の通商部の第一次官ですよ。おかしくありま...全文を見る
○小野寺委員 一連の流れを見ますと、こんなことは言いたくありませんが、結果として、領土問題、全く今の政権は後ろ向きですよ。  そして、例えば竹島についても、あれほど、海洋科学基地の入札が行われても、さっぱり何もしていない。そして今回、韓国の国会議員が日本の領土である国後に行った...全文を見る
○小野寺委員 我が国固有の領土に韓国の国会議員がロシアのビザとロシアの国境警備庁の許可証を持って入った、このことについてはどう思われますか。
○小野寺委員 逆に言えば、国後に関して、この韓国の国会議員は不法入国したということになります。通常であれば、これは国内法に照らしてしっかり処罰するべきだと思いますが、外務大臣にはそのお考えがあるかどうか、お伺いします。
○小野寺委員 それでは、我が国ができる方法として、例えば、今回北方領土を視察した三人、民主党の姜昌一議員、文学振議員、張世煥議員、この三人は、当然、日本としては、これは日本の法律を犯した人間ということで、今後、日本に入国を申請されても決して入国はさせない、このぐらいの強いメッセー...全文を見る
○小野寺委員 大臣、何を一体守っているんですか。なぜこんなに韓国側に立った話ばかりしないんですか。どうして抗議をこんなにしないで、この問題を終わらせようとするんですか。何か韓国側に後ろめたいことがあるんですか。
○小野寺委員 抗議は、武藤大使から現地の第一次官にしか届いていない。韓国政府からはどのような対応がありましたか。
○小野寺委員 ここまでこけにされて、ここまでばかにされて、そして日本国政府として反論するというのは、今お話があった大使の韓国の第一次官への抗議で終わらせる、それで終わりということでいいんでしょうか、再度確認します。
○小野寺委員 先ほど委員長のお話がありましたが、今の外務大臣のお話を聞くと、この問題についての正式な抗議というのはこれで終わりだというふうにしかとれません。  それでいいんでしょうか、委員長。
○小野寺委員 情けないですよ。  日本の領土である国後に韓国の国会議員がロシアのビザをもらって、国境警備隊の許可をもらって入った、それに対して日本側の対応というのは、現地の大使が抗議を申し入れるだけ。恐らく、今まで日本の外交史では、ここまで弱腰の外交になったことがないんだと思い...全文を見る
○小野寺委員 大体、その風評被害をつくったのも今の政権じゃないですか。原因は、やはり政権のさまざまな対原子力体制の混乱、これが及ぼしたということは今どんどん明らかになっています。  そして、政権の維持のためにいろいろな道具を使う、そのために日本の国益を譲っていく、そういうことが...全文を見る
○小野寺委員 全く違うんですよ。今拍手した人、ちょっと聞いてください。今外務省は、議事録、会議録、これを捨てているんですよ。  私どもは、前の鳩山さんの日米の首脳会談の議事録、そのメモを要求しましたら、当初はあったんですが、その後、これはありませんという答えになりました。実は、...全文を見る
○小野寺委員 議事録自体を公文書として扱わずに、それをやみからやみに葬っている、これが今の政権のあり方ですよ。そして、それを政治主導していると言うんですよ。(発言する者あり)今、ええっとおっしゃいますが、私どもは何度も、この外務委員会で私は長年やっています。この問題について、歴代...全文を見る
06月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  実は、ここに来るつい十分ほど前まで、委員長の御地元、陸前高田の戸羽市長、西條議長初め皆様からさまざまなお話を伺っておりました。恐らく、今委員長席にいらっしゃるので黄川田先生はなかなか発言できないと思いますが、この市長が何と言ったかと...全文を見る
○小野寺委員 大臣、多分ちょっと認識されていないんだと思うんですが、実は、文科省分のこの災害査定の調査が始まったのは今週からなんです。今週始まったばかりなんです。  ですから、この三カ月間、新年度が始まって、学校給食の施設自体、査定すらまだされていない。この復旧というのは一体い...全文を見る
○小野寺委員 実はこういう実例もございました。仙台市の実例。もしかしたら高橋委員もこのお話に触れたかと思いますが、今、民有地が相当今回の震災でかなり傷んでいる。そして、実は、公共の道路が通っているそののり面、のり面の上には個人の家がある。ですから、こののり面も個人の所有。ところが...全文を見る
○小野寺委員 ただいまの仙台市初め、公共の道路に関して、民有地ののり面についてのさまざまな対応については今お話ししましたし、弾力的な運用ということでぜひ査定の方で指示をしていただければありがたいと思っています。  さて、きょうは片山総務大臣に来ていただいています。  前回、こ...全文を見る
○小野寺委員 今の言葉で、前向きに今調査を進めているというふうに受けとめさせていただきます。  さて、きょうは大塚副大臣に来ていただいていますが、実は、さまざま、今回、被災地では雇用の問題、雇用不安の問題というのが起きております。いろいろな支援もしていただいていますし、今弾力的...全文を見る
○小野寺委員 単純なことなんです。今回津波に遭って会社を畳まなきゃいけなかった、この人がもう一回復活しようと思うときにだれに一番初めに声をかけるか。それは、長年その会社を一緒にやってきてくれた社員ですよ。その社員の人に、一緒に頑張ろうと。今回国からこういう支援も出るようになった、...全文を見る
○小野寺委員 今回の災害復旧で、私どもも大変多くの勉強をしました。  例えば、宮城県に栗原市というところがございます。三年前に宮城内陸地震で大きな被害を受けました。そこも地元なんですが、そこの市役所の天井が崩落して市議会が使えなくなりました。災害復旧で直しました。ところが、今回...全文を見る
○小野寺委員 実は、地域の集会場、これは今回の被害の復旧の対象にはなりません。今、多くの避難民はこの集会場が頼りです。ここは実は対象になりません。また、観光施設、これも対象になりません。宮城県の白石市に白石城というのがあるんですが、これは観光施設扱いということで、この復旧の対象に...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。  実は、昨日午前中、東京の食肉市場に行きまして、ちょうど福島、宮城それから三重等の牛が上場されるので、その枝肉をずっと見ておりました。  実は、冒頭上場されましたのが福島の枝肉であります。これは、セシウムの...全文を見る
○小野寺委員 きょう、皆さんのお手元に「畜産農家の皆様へ」という資料一枚紙をお配りしました。これは、政府が三月二十一日にホームページで載せて、一部、各役所に配付したという資料であります。  この原本が三月十九日の通達ということになりますが、これを読んでいただいて、例えば、「飼料...全文を見る
○小野寺委員 私も若干同情するところがあります。というのは、実は、同じ東北でも、太平洋側と日本海側では気候が違います。日本海側では、春に稲わらを上げるということは、当然、冬の時期のさまざまな湿潤の気候もありますから、余り想定をされていない。太平洋沿岸では、きょう委員長もいらっしゃ...全文を見る
○小野寺委員 特にもう一つ懸念されるのは、今、福島の牛については出荷制限ということで出荷ができないということになりますが、その他の地域については出荷自粛、自主規制ということになっています。ですが、現実に、市場に行っても、例えば宮城もそうですが、稲わらがたまたま流通した県の牛に関し...全文を見る
○小野寺委員 今、仮払いのお話、この委員会の方に上程されましたが、実際、畜産農家の方は、もともと経営が決して潤沢ではない、零細な方が多い、そういう農家です。そして、牛は一日一日えさを食べることになります。そしてまた、ここで出荷ができないということになると、全く収入がない、そして、...全文を見る
○小野寺委員 例えば、いろいろな支払いがとまったとしても、農家は牛を売って、そして生活の糧にしています。ですから、売れないということは、生活が成り立たない、生活の糧が成り立たない。子供の教育費も払うことができないし、じいちゃん、ばあちゃんにお金を渡すこともできない、食費にも困る、...全文を見る
○小野寺委員 それから、マル緊事業といいますと農水省の事業になりますが、本来は、東京電力に由来するということであれば、東電が仮払いという形でも、とにかく農家の方に、とりあえずまずこのぐらいのお金を使っていただいて支えていくということが本筋だと思っています。精神的なダメージも大変大...全文を見る
○小野寺委員 例えば、ある農家の牛の評価というのは、出荷した市場がずっと過去のデータをとっています。ですから、過去三年、四年の、例えば○○さんという方の牛で、出荷したときにAの5等級だったのか、Aの4等級だったのか、過去のその方個人個人のデータというのが実は市場の落札価格でありま...全文を見る
○小野寺委員 さて、先ほど来、汚染わらのお話をしておりますが、実は今、当然、この汚染わらについては一つ一つさまざまなチェックをしております。  そして、今回、わらからセシウムが出た、放射能が出たというのは、事前にどなたかが調査して見つけたのではなくて、冒頭、福島産の牛肉、肉の方...全文を見る
○小野寺委員 今回、稲わらということで、たまたま自主的に申し出た農家の方の稲わらを調べたら高かったということでこれだけの状況になっていますので、ぜひむしろ、積極的に、この際、やはり県、国が調査をしていくべきなんじゃないかと思いますが。
○小野寺委員 こういう形で汚染をされた牛肉がもう出てしまったことは仕方がないと思います。これからは、消費者の方々に安全、安心と認識してもらうための検査、これがまず第一義的だと思います。全頭検査という、さまざまな声が地元から上がっています。  実は、今回流通している牛、ほかの農産...全文を見る
○小野寺委員 例えば全頭検査につきまして、今お話ありました現在の検査状況、市場に行って見ていればわかると思うんですが、購買者の方、いわゆる仲卸、卸売、買参人の方は必ず、自分たちが次に売る、例えばスーパーであったり肉屋さんであったり、あるいはすき焼き屋さんだったり、そこに卸すときに...全文を見る
○小野寺委員 今回のこの事件というのは東電の原発の事故によるものだということでありますが、その後のさまざまな対応、春上げのわらというのがそれほど全国的にあるわけではないのである面では見過ごしてきたかもしれませんが、いずれにしても、これをちゃんと検査し、通知、通達でこれをえさとして...全文を見る
○小野寺委員 まずお願いしたいことは、今回の出荷制限、あるいは、出荷したけれども大変な市場の暴落に遭って被害を受けている農家の方の救済、これに関してはぜひマル緊のさまざまな活用、BSEのような対策で対応していただきたい。そして、東電にもしっかり、いち早く請求していただきたいと思っ...全文を見る
○小野寺委員 ぜひしっかりと対応して、今同僚議員のお話がありましたが、いつまでという工程表をしっかり出していただいて。  牛は生き物です。そして、それを飼っている農家の方も日々の生活者です。一日一日、この方々が、本当に不安で不安で仕方がない、そういう生活を送っております。一日も...全文を見る
○小野寺委員 いずれにしても、まず予備費も、さまざまな予算を活用して、すぐにこれらの皆さんにお金を出していただきたい。  そして、後で恐らく東電のさまざまな賠償の問題があります。そのときに回収すればいいんだと私は思います。まず政府が肩がわりをして出していただきたい、そのことを強...全文を見る
○小野寺委員 よくわからないんですが、海江田大臣にお伺いいたします。  今回のヨルダン、そしてまた、実はベトナムとの協定もありますが、既にベトナムは日本が落札をしている、ヨルダンは今フランスとともに入札を行っている、こういうところと、この協定がやはり原発輸出に非常に役立つという...全文を見る
○小野寺委員 私どもは、原子力発電所との向き合い方、そして、今後ともこのエネルギーの問題に向き合うことが大切だと思いますし、私どもが外務委員会で困らないように、政府としては一貫した姿勢をぜひ示していただきたい、そう思っております。  時間になりましたが、最後に一問だけお伺いさせ...全文を見る
○小野寺委員 ぜひよろしくお願いします。  時間を超過して失礼いたしました。終わります。
07月27日第177回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、中野大臣、御出席いただきまして、大変ありがとうございます。また、松本大臣、このたびはASEAN外相会談、大変御苦労さまでございました。  まず冒頭、松本大臣にお伺いいたしますが、今回、ASEAN外相会談の議事録等を見ます...全文を見る
○小野寺委員 それでは、外務省としては、南北対話、そしてまた六カ国協議優先という日朝関係の基本姿勢は今も変わらないと考えてよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 松本大臣は今、中井元拉致担当大臣が北朝鮮の高官と極秘裏に会談をしたということについては、これは中井前大臣が否定をしているということで、そのような事実はないと認識しているということでよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 この問題について、例えば外務省の北朝鮮担当の方あるいは韓国関係の方、こういう方から事実があるかどうかということの、裏取りというのは変ですが、事実確認については指示を出されましたか。
○小野寺委員 きょうは中野大臣においでいただいております。国家公安委員長でいらっしゃいますが、同時に拉致対策の担当大臣でもいらっしゃいます。  それでは、改めて中野大臣にお伺いをいたします。  今回、中井前大臣がこのように中国・長春において北朝鮮の高官と極秘裏に会ったという報...全文を見る
○小野寺委員 先ほど、実は、事務方の方に拉致担当大臣ということできょうは登録してほしいというお話をしましたので、ちょっと今のお話は。  委員長、私、それ以前に、両方の大臣を兼ねていて、そして片方の大臣として呼ばれていないから片方のことについては答弁できないというのは、これは答弁...全文を見る
○小野寺委員 センチメンタルジャーニーはジャーニーで結構なんですが、その際、北朝鮮の高官と接触をしたかということについては確認をされましたでしょうか。
○小野寺委員 大臣からも、前大臣がこのような北朝鮮の高官と接したことがないというお話がございましたし、また、冒頭、全く関知していない、関与していないというお話がございました。  さて、お伺いいたしますが、中井前大臣と拉致事務局の、ですから中野大臣の部下が、今回一緒に長春に行って...全文を見る
○小野寺委員 今、掌握をいたしておりませんでしたというお話をされましたが、一部報道で、同行したということが報じられております。現在は、同行したかどうかを確認されたでしょうか。
○小野寺委員 大臣にお伺いいたします。  結果については報告を受けていないということでしょうか。確認せよということをお話しされましたが、結果についてどのような報告を受けたか、大臣にお伺いいたします。
○小野寺委員 この職員は、中井前大臣と同行した、中井前大臣に誘われて中国・長春に行ったという事実はありますでしょうか。
○小野寺委員 もう既に中野大臣は御存じなんですよ、この拉致問題の事務局職員が中井前大臣に誘われて一緒に長春に行ったということ。  この事務局の職員は何語の専門家ですか。
○小野寺委員 今大臣は中国語の通訳というお話をされましたが、この職員は、コリアンスクール、韓国語の専門家。この方が、今回、なぜ中井前大臣のセンチメンタルジャーニーに同行して、おつき合いして行くことになったか、その経緯について教えてください。
○小野寺委員 それでは、大臣からお伺いします。  どのような経緯で行くことになったか、教えてください。
○小野寺委員 中野大臣にお伺いします。  通常、職員が海外渡航をする場合、これは、私的であっても、海外渡航の申請書を出すことになっていますが、この職員の申請書はどのような形で出されていたか、教えてください。
○小野寺委員 済みません、もう一度お伺いしたいんですが、出されていないと今おっしゃったんですが、海外渡航の許可書を出さないでこのような、海外にまあ秘密に出かけるということ、これについてはよくある話なんですか。
○小野寺委員 大変不自然だと思います。通常であれば、優秀な日本の国家公務員です、しかも拉致問題を担当する事務局、その方が海外に渡航するとき、その方が全く渡航申請もしていない、このことで今疑念を持たれているわけです。  改めてお伺いしますが、今この職員はどこにおりますか。
○小野寺委員 かねてから予定どおりとおっしゃいましたが、二十六日、きのうですよ、この問題が報道等で出た途端に韓国に出張することになった。  この職員はいつ帰ってくるんですか。
○小野寺委員 委員長にお伺いしたいんですが、ぜひこの職員から、私ども正式に、一体どういう理由で、何の話で行ったのかということを確認したいと思いますので、ぜひ理事会において、この職員の事情聴取をお願いいたします。
○小野寺委員 それではお伺いしますが、この職員は、今回、渡航に当たりまして、プライベートで行ったというお話でした。パスポートについては、もちろん私のパスポート、公用旅券は使っていないと思いますが、この渡航費あるいは現地の滞在費、そして、もし今回、通訳等で中井前大臣のお世話をしたの...全文を見る
○小野寺委員 もう一度確認しますが、中井前大臣が自分のセンチメンタルジャーニーについてきてほしいということで中国・長春に行く、そしてこの職員は、年休をとり、そして海外渡航の申請は出さなかったけれども長春に自腹で行き、そして自腹でずっと大臣の通訳、観光案内をしていたということで理解...全文を見る
○小野寺委員 本人が支払ったというのは、それは、本人が中井前大臣からいただいてそれから支払ったのか、すべて本人が、中井前大臣から一切この渡航費用、謝礼なしで、自分のボランティアでお金を払ったのか、どちらでしょうか。
○小野寺委員 この拉致事務局の職員がどれだけ報酬をもらっているかわかりませんが、このような依頼をされて同行をし、しかも全部自腹でお金を払ったということ。まさか機密費等があるとは思いませんが、実際私どもとして、やはりこの職員からもう一度しっかりお話を聞くということが必要ではないかと...全文を見る
○小野寺委員 いろいろ伺いますと、かなり重要なポジションを担っている職員だというふうに伺っております。  とすれば、この方がさまざまな情報も当然持っている。そして、国家公務員であり、しかも現職の拉致対策のいわば最前線で働いているこの方が、前大臣、まあ、今はもう既に公務を離れてお...全文を見る
○小野寺委員 これは、今の政権の皆様がどうお考えかわかりませんが、対外的に見える話というのは、例えば前回の原発の対策についても、海江田大臣が片方でさまざま努力をされている中で、ストレステストということが突然飛び出し、その閣僚のむしろ後ろから何か矢を撃たれるような状況があっておりま...全文を見る
○小野寺委員 改めてお伺いしますが、北朝鮮の高官、関係者と接触したかどうか、このことについては何と答えていますか。
○小野寺委員 この職員は会っていないということを明言されましたか。
○小野寺委員 もう一度お伺いしますが、この職員は、北朝鮮の関係者と会っていない、そう明言されましたか。それだけ言ってください、言ったか言わないか。
○小野寺委員 ニュアンスが大分違うと思いますよ。普通は、もし全然会っていないのであれば、一言、たった一言ですよ、たった一言、いや、私は会っておりません、旅行を案内しただけです、こう言うはずですよ、普通は。  もう一度、何と答えたか教えてください。
○小野寺委員 これは確認をしましたら、こういうふうに言っていたそうですよね。当該職員は、中井前大臣が北朝鮮の関係者と接触していないと言っている以上、私としては中井前大臣の言っている以外のことはない、そのような発言をしたということですが、それでよろしいですか。
○小野寺委員 そうなんですよ。この職員は、実は会っていないとは言っていないんです。そして、何と言っているかというと、中井前大臣が私は会っていないと言っているんだから、そうしたら、それ以上私は言うことがない。逆に言えば、本人は、この職員は会っていないとは一言も言っていないんですよ。...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。  それでは、この問題については質問を終わりますので、どうぞ大臣。ありがとうございました。  それでは、もう一点、原子力協定についてお話を伺いたい、そう思っております。  この委員会で、さまざまな原子力協定について、私どもは今政府から審...全文を見る
○小野寺委員 今お話がありました平和利用ということでありますが、これは両輪ありまして、片方で、日本の原子力技術を輸出する、あるいは相手国に技術提供する、そしてそれが平和的に使われるための条約、協定ということで、今回この協定を私ども審議するということになります。ですから、前提として...全文を見る
○小野寺委員 ところが、対外的にはそう見られていないんですよ。  大臣、御存じかどうかわかりませんが、既に、日本あるいは菅総理が鳴り物入りで成功事例として挙げられているベトナムへの原子力技術の輸出、これについて、ベトナム自身が、最近の日本政府のさまざまな政策の揺れに対して非常に...全文を見る
○小野寺委員 外務省、経産省は、一生懸命この原子力技術を海外に売り込もうとしている。その中で、総理自身が脱原発の発言をし、国内の混乱が生じている。これを見て国際社会は、日本はどうなっているんだ、そして、これを見て他の原子力の先進国は、では日本のシェアをどんどん奪ってやれ、今、この...全文を見る
○小野寺委員 終わります。
07月29日第177回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、櫻井副大臣、ありがとうございます。篠原副大臣、ありがとうございます。  冒頭、少しIMFのことについてお伺いをしたいと思います。  また、その前に、財務省にまずお伺いしたいのは、今、一ドル七十七円、大変進んだ円高という...全文を見る
○小野寺委員 そのとおりなんです。今の日本の産業空洞化、この国の根幹のさまざまなところが今揺らいでいるのは、日本から見れば行き過ぎた円高。そして、今さまざま、きょうも報道がございましたが、日本の電機メーカーの白物家電が中国の企業に買収をされるということ。今、サッカーの試合を見ると...全文を見る
○小野寺委員 本来、日本が出資比率第二位です、そして今までも支えてまいりました。このIMFの果たすべき役割、ここにありますように、これは櫻井副大臣おっしゃったように、日本として、与野党を問わず対応しなきゃいけない、そのような内容だと思いますが、その目的に、通貨の切り下げ競争の防止...全文を見る
○小野寺委員 それでは、易しく言いますと、日本のこの行き過ぎた円高、そしてまた、元、ウォン、私どもから見れば、元はどうして日本と同じような変動相場にならないのか、あるいはウォンはどうして今のウォン安のような状況になっているのか、今回の改定によってこれが改善される、そう大臣はお思い...全文を見る
○小野寺委員 私どもは日本の国会議員ですから、日本の政府ですから、日本の国益を増大することをまず目的に、そして世界の平和に貢献するということが大切だと思っております。まず日本の国益、日本人の経済、これをしっかりするということが本来の目的であります。  さて、もう一度お伺いいたし...全文を見る
○小野寺委員 松本外務大臣にお伺いします。  あなたはどこの国の外務大臣ですか、お答えください。
○小野寺委員 日本の外務大臣が日本の国益のことを全く話さずに、国際社会、国際機関のあり方がG20でこっちの方に行きそうだから、そのまま日本は乗っていきますと。そんな答弁で外交をしているから、こんなに日本の外交がぼろぼろになっているんですよ。  何でこのときに、この日本がここまで...全文を見る
○小野寺委員 これは委員の皆様にもぜひ共有していただきたいんですが、今回、日本がずっと無投票で得る理事のシートを、この改革の中で手放すことになります。これからは日本は、選挙を経て理事のシートを得るということになります。これは、日本からすれば、ある面では譲歩ということに当然なります...全文を見る
○小野寺委員 所掌であります財務省からもお伺いをしたいと思います。
○小野寺委員 今回の改定について、ぜひ、大きな流れということなんでしょうが、当然、日本が譲っているということがあるのであれば、やはりかち得るところをたくさんにすべき。  そして、もう一つ心配なのは、これによって、また新興国の増資がふえるということになります。今回、多分、大口の増...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、これから新興国、恐らく責任も重くなるという中で、国際社会、国際経済の中で、しっかりとした責任、公平さ、公正さ、透明さを推進していただくように、この場でさらに進めていただければと思っております。  櫻井副大臣、どうもありがとうございました。  それでは次の質...全文を見る
○小野寺委員 これは実際起きた話ということでちょっと聞き流していただければと思うんですが、私のところに早朝電話がありまして、地元の被災地のある農家からなんですが、政府はODAでこれから今回の震災復興地域を支援する、ついては、ある農協の組合長のところにODAでお金を振り込むので、一...全文を見る
○小野寺委員 ちょっと今のお話を伺うと少し不安になってきまして、ODAについて、被災地の農産物を中心にというふうに外務省は発表されますが、農林水産省の方では検討しておりませんということであれば、一体だれがどういうことで今後これを決めてやっていくのか。  私どもは、これは大臣の考...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございます。ぜひしっかり詰めて、なるべく被災地にとって感謝されるODAづくりをお願いしたい、そう思っています。  さて、篠原副大臣にお伺いいたします。  きのう、宮城の牛が出荷規制ということになりました。今、農家は、牛にはえさを食べさせなきゃいけない、...全文を見る
○小野寺委員 今回、宮城も福島に次いで出荷規制ということになりました。対応していただきたいのと、再度確認しますが、そうしますと、例えば、私が今三百頭の牛を肥育している、そうすると、これは一頭五万円ずつということで、今回は、三百頭掛ける五万、一千五百万が出るということでいいんでしょ...全文を見る
○小野寺委員 毎日問い合わせがありまして、うちは三百頭いるから、この五万円だと一千五百万ですかということで、お話を聞くと、今の篠原副大臣のことでいうと、恐らく、三百頭いても十五頭ぐらいしか多分今月の対象にならない。ということは、十五頭掛ける五万円ということで、大した金額ではないと...全文を見る
○小野寺委員 済みません、ちょっと牛の話ばかりで。  もう一つ、稲わらの問題があります。  きのうも実は稲わら生産農家を回って、自分でもちょっとはかってきました。春上げの稲わらは秋上げの稲わらに比べて、いわゆる放射能の簡易的なレベルを見ると、約四十倍か五十倍高かった。やはり明...全文を見る
○小野寺委員 実は、えさの稲わらだけじゃなくて、当然、家畜はえさを食べるとふん尿を出します。今、そのふん尿が汚染されている可能性があるということで、実は農家の中で全部ためられています。今までこれは、さまざま、有機センター、処理センターに持っていって、それぞれ処理をしていって、にお...全文を見る
○小野寺委員 私ども、こうして日々いろいろな審議をし検討しているんですが、今、畜産関係の農家、扱っているのは生き物です。ですから、毎日えさを食べ、毎日ふん尿を出し、そして実は、その周りで農家の方が日々生活をしている。そのことをやはり忘れてはいけない。必ず、私どもとしたら、その事々...全文を見る
○小野寺委員 済みません、篠原副大臣に。  今、総合的に考えるというお話でしたので、今回被災しているところは、農林水産業が実は主産業で、大変この問題については心配をしております。ぜひ、この総合的な考え方の中に農水省の考え方をしっかり入れていただきたいということを最後の質問にして...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございます。終わります。
08月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第19号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。  今、谷委員のお話がございました瓦れき撤去の費用負担について、ならしでは九五%、今回国が負担をするということですが、特に被災を受けた自治体、例えば石巻、あるいは気仙沼もそうですし、陸前高田もそうでしょうし、東...全文を見る
○小野寺委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  その中で、実は、例えば瓦れきの撤去あるいは全壊家屋の解体、この費用から漏れる場合が現状の制度ではございます。例えば公共施設。  地元を回ってみますと、病院とかあるいは公民館とか、こういうところが手つかずで残っております。な...全文を見る
○小野寺委員 ぜひこの制度を拡充していただいて、自治体が持っている例えば病院とか公民館、実はこの瓦れきの撤去は、今回の瓦れき撤去の対象にならないということを知らない方もたくさんいらっしゃったと思います。今回、私ども、再建するに当たっては、この瓦れきは補助対象になる、この瓦れきはな...全文を見る
○小野寺委員 被災地を見ていますと、見渡す限りすべて被災をして、そして瓦れきの山になっています。ここからここまでは大企業だから手をつけません、ここからここまでは中小企業だから片づけます、ここは公共施設だから手をつけません、そういう区別をするなんて、そんな状況ではありません。運用上...全文を見る
○小野寺委員 陸前高田、高田松原の名誉のためにお話をしますと、専門家、広島大学の放射線医科学研究所の細井教授も、陸前高田市は福島第一原発から二百キロ近く離れており、そもそも放射性物質が松に含まれる可能性は低い、まきを燃やしても環境への影響は全くない、こうお話をしております。  ...全文を見る
○小野寺委員 この二次仮置き場の今後処理した後の跡地利用について、市と協議をして、私は、国がここをむしろ買い上げる、そして環境教育の公園にする、このような大胆なやり方を提示していただいて、ぜひ、地元住民の受け入れ、このことについて全面の努力をしていただきたい、そう思っております。...全文を見る
○小野寺委員 これは、中長期的にモニタリングが必要だと思います。ぜひ、厚生労働省としまして、この中皮腫の問題を含めたアスベスト、またヘドロの調査をしっかりやっていただきたい、そう思っております。  さて、最後の質問に移ります。  今回、この復旧事業の中で、大変地元が期待をして...全文を見る
○小野寺委員 どうもありがとうございます。  今回の瓦れき撤去も、あるいはこのグループ化の事業も、お金が必要です。野田財務大臣、やめるなんて言わないで、どっさり予算を出していただくことを心からお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
08月09日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、質問の機会をありがとうございます。  先日、京都の大文字焼きで、今回津波、震災で町がほとんど壊滅しました岩手県の陸前高田市の高田松原、ここは私のうちから車で二十分ぐらいのところです、ここのまきを使って大文字の送り火をしよ...全文を見る
○小野寺委員 例えば、保管して、そのまま時間がたつので凍結をした場合、値段は半値以下になります。この下落分、これもやはり扱った食肉業者の手出しになってしまう。大変大きな問題です。私は、いっそのことこれは買い上げてしまったらどうなのか、そう思うんですが、この下落分について含めてどの...全文を見る
○小野寺委員 この差損とか、それぞれ一つ一つ、これは冷凍を何カ月したからこのぐらい下がりましたということを追うのであれば、初めから私は、汚染稲わらを食べさせた、食べさせないにかかわらず、今回出荷停止になっている地域の牛肉は国が買い上げる、そういう制度の方がすっきりしてわかりやすい...全文を見る
○小野寺委員 一刻も早く戻すのは当然のことです。そして、今大臣みずから農家の心情のことをお話をされました。  であれば、五万円ですよ、一頭。これを今回、支給して、売った後に返してねと、これはやはり、私は、政治家として、恐らく今の答弁は大臣の後ろの方々がつくられたと思いますが、私...全文を見る
○小野寺委員 改めてお伺いしますが、今の答弁ですと、進むも進まないも私どもに伝わってまいりません。これは、政治家として大臣に改めてお伺いしたいと思います。この返還について、ぜひ、政治家鹿野大臣として、踏み込んだ対応をするということを改めてお伺いしたい。  そして、今大臣は、何度...全文を見る
○小野寺委員 農家の懐ぐあいを一番よく知っているのは農協です。仮に、政府がしっかりとこれを出すんだという明確な意思を出し、通達、通知を出せば、もしかしたら、お盆前に間に合わなければ農協が立てかえて出してくれるかもしれません。私は、農家に、お盆ということが持つ意味が大変重いと思いま...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、この五万円の今回の仮渡しということ、これも含めて損害賠償ということで私は積み上げていただきたい、そう思っています。  さて、その中で、今回価格下落の補てんということも項目に入っていますが、具体的に、例えば、今回、福島なり宮城なり岩手の牛、茨城も栃木も、もしか...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、等級別でしっかりやっていただくということが大事だと思いますし、また、ちょうど今、夏の時期というのは出荷の盛期になります。非常に焼き肉等の需要が高まって、本来高い値段がつく時期であります。ぜひ、そういう時期別のことについても配慮していただきたい。  そして、今...全文を見る
○小野寺委員 副大臣は言いにくいと思いますが、我が党の長野県出身の議員も同じことを言っておりましたので、長野も含めてしっかり対処するようによろしくお願いしたい、そのように思っております。  さて、今回、肥育牛の問題でしっかり対応が必要なんですが、実は、繁殖、子牛の方、これも恐ら...全文を見る
○小野寺委員 今、副大臣は、子牛の価格については今のところ一〇%ぐらいだとお話をされましたが、例えば宮城の子牛市場であれば、子牛市場の競りが終わってその数日後にこの稲わらの問題が宮城で発覚したということになりましたので、実はまだ子牛市場は開かれていないんですよ。初めて開かれるのが...全文を見る
○小野寺委員 次に、えさの問題。  今回、当然春上げのわらは使うなということで、今、農家はえさで大変困っております。先ほどお配りした資料を見ていただいても、輸入か、あるいは九州からの優良なわらを導入するとなると、大変な金額、お金がかかります。農家は、今までは自前でわらを上げて、...全文を見る
○小野寺委員 東京電力に対してえさ代については請求できるというふうにこの間の審議会で出ていると思います。  ちょっと、わかりやすくお伺いしたいんですが、農家が今回春わらが使えないということでこの申し込みをして、これのような高いわらを購入する。このえさ代、わら代というのは、今回政...全文を見る
○小野寺委員 ガソリンが安くてもガソリンを食べて牛は生きていけません。牛は、どんなに高くてもやはりわらが必要だ、牧草が必要だということになります。ぜひ今回の手当てをしっかりしていただいて、今の答弁、国に請求書が行くということ、もし農家の方がこれをしっかり見れば、ある面では安心して...全文を見る
○小野寺委員 よろしくお願いします。  それから、汚染稲わらと堆肥の問題です。  今農家は、実は春上げの稲わらをどうにもできない状況で、農家の軒下とか、あるいは納屋とか飼料庫にずっと保管をしております。農家ですから、当然家族もいれば、子供、孫さんもそこで遊んでいる。汚染された...全文を見る
○小野寺委員 なお、この処理も、例えば焼却しろとか埋めろとか、そうなった場合には、これは、農家が自主的にやれと言われても費用がかかる問題です。その費用についてもしっかり対応していただきたい、そう思っております。  さて、最終的な市況の回復には、当然全頭検査というのが必要だと思い...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ速やかにお願いしたいと思います。  それから、もう一つ心配なのは、今回の、わらを春上げた、あるいは毎日わらを給餌している、この作業をしているのは農家の方です。今でもこの汚染されたわらが農家の軒先や敷地内にある。今、体内被曝の問題、これが問題になっていますが、私...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、東京電力でさまざまな細かい事情がわからない場合には、農林水産省を含め国がしっかりとその後押しをしていただきたい、そう思っております。  さて、今回の汚染稲わらの問題、これはやはり原因者がありますが、残念ながら、それが広がる過程で、国のさまざまな指示、指導が末...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ検証をしていただくことも大切だと思います。  そして、きょうお話をさせていただいていますが、今回、やはり、農家、そして流通の食肉関連者、JA、多くの皆さんがこの問題で今困っております。ぜひこれを救済するということ、そして、国がここまでやってくれたんだという感謝...全文を見る
○小野寺委員 済みません、大臣、ここに挙げたすべての企業、これは全部個人企業です、株式会社含めて個人企業ですから、別に個人企業だから採択されているわけじゃなくて、全部が個人企業です。その中で特に水産が抜けているということ。これを、この産業復興のためにぜひ水産庁が前面にやっていただ...全文を見る
○小野寺委員 石巻は安住国対委員長の地元であります。きのう本人からも、くれぐれも言ってくれ、自分からは言えないからと言っておりましたので、ぜひ二次、三次の支援でしっかりお願いしたいと思います。  終わります。
10月05日第178回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。  まず、野田総理には、先日、総理御就任直後、今回の津波被災地の一番初めに私どもの地元気仙沼を選んでいただきまして、大変ありがとうございます。私どもも、地元の代表として現地の状況をしっかり説明させていただきまし...全文を見る
○小野寺委員 今のお話でおわかりのとおり、実はまだこのかさ上げの予算というのが、一円も予算としてついていないんです。ですから、被災地は、今でも何も実は復興のために前に踏み出していない、そういう状況にあります。  まず、このかさ上げの予算、これは、今までの政権が恐らく手当てをして...全文を見る
○小野寺委員 かさ上げの予算がついていないので、実は復興の手がまだついていない。まず、これが一番最初だと思います。  そして、次に御指摘をさせていただきたいのは、今、平野大臣からもお話がありましたが、集団防災移転、私どもが高台移転と言う事業、これは被災直後から地域住民から大変な...全文を見る
○小野寺委員 きのう宮城県に確認をしました。先ほども宮城県知事に直接確認をいたしました。宮城県では、この高台移転事業は一件も採択をされておりません。(平野国務大臣「今回の災害でですか」と呼ぶ)はい。今回の震災に応じて、一件も採択をされておりませんが、いかがでしょうか。
○小野寺委員 政府のさまざまな審議会でも、あるいは菅総理も高台移転のことに言及をして、これをどんどんすべきだとお話をされています。ですが、事業がありながら、まだ一件も実は採択されていない、一つもこの事業が動いていない、その理由をぜひきょうは知っていただきたい、そう思っております。...全文を見る
○小野寺委員 平野大臣はよくおわかりなので、改めてお答えいただきます。  総理に知っていただきたいのは、総理は前財務大臣でいらっしゃいました。ですから、当然、この高台移転の予算、事業費のことも知っていて、なぜこんなに地元から要望があるのに高台移転が一つも採択されないんだろう、な...全文を見る
○小野寺委員 平野大臣、多分少し違うんだと思います。  私は五月から、実は、住民の高台移転のための期成同盟会、そこにもう何回も何回も、しかも七カ所も八カ所も住民要望が来ています、そこに出ています。そして、そこの住民の方が、皆さん同意して移転したい、しかも、移転する先は、皆さんが...全文を見る
○小野寺委員 多分、話が逆になるんだと思うんです。国がこうやって出しますよ、県と市の部分を、町の部分を国が出しますよ、そういうメッセージがあれば、実は地方自治体、町も市も、復興計画でうちの町はこうつくりたい、こうつくりたいとつくれるんですよ。何で遅くなっているかというと、国のこの...全文を見る
○小野寺委員 平野大臣は何度も被災地に来ていただきまして、私は、直接携帯でいろいろな御要望を毎日のようにさせていただいております。信頼をしております。今後、三次補正の中で、この地方負担分がない形でしっかり高台移転ができるように、もちろん自治体はコストを考えて一番いい最適な方法を提...全文を見る
○小野寺委員 予備費だけでは恐らく希望全部に今後対応できないんだと思います。恐らく被災県が広がっていく中で、この事業というのは大変重要で、皆さん大変高い関心を持っています。  この事業が大切なのは、これで実は産業、仕事を復興するんです。仕事が復興できれば人を雇うことができるんで...全文を見る
○小野寺委員 今回、国、学識経験者、県から示された復興案の中にこんな案がありました。まず堤防をつくってくれと。高さ十一メートル。高さ十一メートルというと、ここの天井の倍以上になるんでしょうか、そんな壁の中で私たちは今から住んでくれと。そして、恐らくこれを三陸沿岸に回したら、万里の...全文を見る
○小野寺委員 今、国の出先の庁舎のお話がありました。耐震基準を満たしていない、さまざまなお話があるんですが、被災地に住んでいらっしゃる方は、耐震基準どころか、まだ仮設住宅すらあてがわれていない、体育館で寝ている、そのような被災者もおります。そして、現地で仕事をしている方も、プレハ...全文を見る
○小野寺委員 社長、今一つ私、耳に残った言葉があります。公正にというお話がございました。公正にということ、それは、東京電力の会社とすれば、たくさん恐らく弁護士さんもいるんでしょう。経済関係に通暁した知識者もたくさんいるんでしょう。相手は農家ですよ。自分の弁護士さんだって雇えないよ...全文を見る
○小野寺委員 ぜひよろしくお願いします。  それからもう一点、実は午前中の質疑でも汚染稲わらのお話がありました。  恐らく、農家の方の稲わらという印象をまだ明確にわからない方もいらっしゃるんだと思います。きょう、ちょっと私の写真と一緒で恐縮なんですが、どういうものかということ...全文を見る
○小野寺委員 宮城県ということなので仕方ないと思いますが、宮城県では四万三千個です。こんな稲わらが宮城県だけでも四万三千個あるんです。  そして、これを国は、八千ベクレル以下はそれは廃棄物だから処分していい、それ以上については何か別な考えをするとおっしゃっています。でも、八千ベ...全文を見る
○小野寺委員 大臣、農家はお金を出してほしいとか、そういうことじゃないんです。これを何とかしてほしい、これをどこに持っていったらいいんだと。このすぐわきにみんなうちがあるんですよ。農家だって子供がいるんです。その子供がこの汚染稲わらのすぐわきでみんな生活をしているんです。  宮...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。終わります。
10月24日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。  きょう午前中、宮城県の南三陸町、ここで仮設の市場ができました。また、沿岸漁業、今、カキ、ワカメの養殖の準備をしております。そういった中、水産業の復活がないと、私ども地域の雇用はありません。そして、その雇用を...全文を見る
○小野寺委員 大臣に再度確認をしたいんですが、この都市再生区画整理事業を初め、土地区画整理事業の区域以外、ここの民間の土地、冷蔵庫や水産加工場、こういうところのかさ上げ、盛り土も、この事業の中で今読み込んでいただけるという発言ですが、そのとおりでよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 なぜこういう質問をしたかというと、実はこの土地区画整理事業、これは先週、各地方自治体に説明がありました。その説明会の折に、例えば都市、人が住む住居、こういうところであればこの事業の対象になるが、水産加工場とか冷蔵庫とか商業用地とか、こういうところはかさ上げの対象にな...全文を見る
○小野寺委員 これから市町村がそれぞれ、独自の地域について、ここはかさ上げをして、ここは水産加工場や冷蔵庫をつくり、もちろん防災機能を持たせる、そのような場所もあるでしょう。また、都市の再生ということで、ある面では防災を強くして町をかさ上げするという、この事業に沿うようなところも...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、地元自治体がやりたいというところについて、これは、無駄なところはなく最低限必要だ、税金を使う話ですから、そのことについてはしっかり対応していただきたい、そう思っております。  さて、防災集団移転のことについていろいろな質問はあったと思いますが、一つ確認をした...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、この半数以上という制限で集団移転を希望する地域が阻害されないように、しっかり対応していただきたいと思っています。  それから、今回、かさ上げについても集団移転事業についても、交付金、交付税措置ということがさまざま出ております。一般的に、交付税あるいは交付金と...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ明確な形で、自治体に不安を与えないようにお願いをしたいと思います。  さて、今回、私ども被災地で感じますのは、津波の被害に対して一番何が役立ったのか。いろいろな今回役立ったものがございますが、例えば三陸縦貫道、この高速道路。今回、恐らく、我が気仙沼含めて、南三...全文を見る
○小野寺委員 従前から、七年ほどで最低つながるようにしたいという意欲を国土交通省は示していますが、大臣もその言葉でよろしいでしょうか。確認したいと思います。
○小野寺委員 またいつ津波が襲ってくるかわかりません。私どもは、一日も早くこの道路の全線開通、そしてまた命の道として活用させていただきたい、そのように思っております。  さて、次に、グループ補助金についてお伺いしたいと思います。  今、自治体を回りますと、あるいは地方の都市を...全文を見る
○小野寺委員 その中で、今度は経産大臣にお話をしたいんですが、どうしても、先ほど来お話をしているように、もう再開したいんだ、工場をつくりたいんだ、冷蔵庫をつくりたいんだ、そう思ってこの事業に申請をするんですが、実はその前提として、かさ上げしないと、既に水没しているその地域に新たに...全文を見る
○小野寺委員 かさ上げするのも国の事業、そしてこのグループ補助金で冷蔵庫や水産加工場をつくっていくのも国の事業。ですから、国の事業が進めば実は速やかにこの冷蔵庫や水産加工場の皆さん、商店街の皆さんが前に向かっていけるわけです。ですから、いずれにしても国の責任になります。例えば、国...全文を見る
○小野寺委員 では、具体的に自治体から出てきている要望ということで少しお話をしたいと思います。  まず、この基幹事業の中で、実は観光、物産拠点、こういうものがこの基幹事業の中に入っておりません。今回、沿岸地域の中で、観光あるいは物産販売、こういうものがどうしてもこれから地域の付...全文を見る
○小野寺委員 また後ほど個別に、このような形の誘致の助成では今回の基幹事業にのせやすいんではないかという御相談、知恵を出していきたいと思っております。  さて、東北地方、御案内のとおり、もう寒い時期に入ってまいりました。今、仮設住宅の寒さ対策ということがございますが、先般、仮設...全文を見る
○小野寺委員 私が心配しているのは、この寒い冬で、もしこの仮設住宅で火災が起きて何人もの方が亡くなったときに、それが石油ストーブが原因だったら、私たちこれは後悔しますよ、この国会の今の答弁では。  ですから、ぜひお願いしたいのは、平野大臣にもお願いしたいのは、きょうここで答弁は...全文を見る
○小野寺委員 今この手元に、PTAの会長から副会長名で陳情が来ています。これは中川文部科学大臣にも出しています。ここには、大学入試センター試験を気仙沼でやってくれと。校長先生の話を聞くんじゃなくて、私は、受験生を持っている親御さんの声を聞いていただきたい、しっかり受けとめていただ...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。どうぞよろしくお願いいたします。  冒頭、TPPについて改めてお伺いをいたします。  先ほど来の質問の中で、もしこのTPPの交渉参加に入り、これが最終的に決裂し、日本がTPPに入らないという判断をした場合には、これは日米関係にとって大...全文を見る
○小野寺委員 そうなんですよ。最終的には政治判断、そしてこれは国会の承認が必要になる。  ということは、今の国会の雰囲気、きょうここに委員もいらっしゃいます。また、民主党内での今さまざま、離党を含めた大変な反対運動もある。公明党も含め、自民党も含め、これに対しては反対の議員が多...全文を見る
○小野寺委員 これは原則的には非課税ということになります、関税をゼロにするということになります、最終的には。  それから、ちょっと大臣にお伺いしたいのは、アメリカ議会のこの問題に対する関心というのを、大臣は直接アメリカ議会の関係者から聞いたことはありますか。
○小野寺委員 大変無責任だと思います。  私、このTPPの問題が出て、昨年秋、日本の国会議員で一番初めにUSTRに行って、内容を聞き、そして米国議会の皆さんの意見をずっと聞いてきました。  そして大臣、九十日ルールというのは御存じですか。(玄葉国務大臣「もちろん」と呼ぶ)米国...全文を見る
○小野寺委員 アメリカの場合は、今回の普天間の移設も含めて、議会の意向が大変大きい。だから、議会が何を要求しているかをよく知らないと、これからTPPに、交渉参加したときに、どんな球が出てくるかわからない、だから議会の話をちゃんと聞け、これは常識ですよ。それすらできていないで、TP...全文を見る
○小野寺委員 私が何を一番心配しているかというと、そうやって交渉に入って、いろいろなことを聞いてくると、えっ、こんな問題、こんな問題と出てきて、これじゃ無理だなと。最終的に恐らく国会で、今ですらこれだけ、あなたの党ですらこれだけ反対の議論があるのに、表に出てくると、もっといっぱい...全文を見る
○小野寺委員 玄葉大臣は二年前の選挙のときに、地元の後援会で、日本はTPPの交渉に参加しますということを皆さんに言って選挙運動をされましたか。
○小野寺委員 結局、TPPについては言わずに、FTAの問題で、恐らくマニフェストも含めて玄葉大臣はお話をされたと思います。  今回、これは今、福島県のJAの中央会からの要請でございます。玄葉大臣の地元。ここに交渉参加の反対を求める請願が来ております。そして、福島県の方も、十八万...全文を見る
○小野寺委員 推薦をもらったのは、TPPの話をしない前回の選挙の話でしょう。今回の選挙であなたが、恐らくJAから、これだけの方の要請を受けて、推薦を受けるかどうか、それは多分御地元の問題になると思います。  なぜこんなちょっと嫌らしい質問をしているかというと、恐らくこの交渉は簡...全文を見る
○小野寺委員 それでは、もしまとまらない場合はこの交渉には参加しないということでよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 党内がまとまらず交渉に参加するということは、後で結局国会批准できないという非常に大きな危惧がある。だから、私は、与党なんですから、党内をまとめてからこの参加交渉に入ってくれということを言っているわけです。  今、野田総理の政治判断だというお話をされましたが、ただ、...全文を見る
○小野寺委員 再度、水かけ論になりますが、明確にお話をしておきます。  今回、交渉に参加して、これで途中で抜けることになったら、言ってみれば婚約破棄みたいなことになったら、日米関係は決定的な問題になります。そして今回、このTPPの問題は、日本が抜けると背骨が抜けたような問題にな...全文を見る
○小野寺委員 もう一度確認をいたしますが、辺野古を埋め立てることができて、そこに基地移転ができるとお考えでしょうか。もう一度、イエスかノーかでお伺いいたします。
○小野寺委員 では、言い方をかえて聞きます。  沖縄の知事がこの埋め立てについて許可をする見込みがおありでしょうか。外務省と防衛省にお伺いします。イエスかノーかでお答えください。
○小野寺委員 結局、お二方の答弁は、見込みがないということなんです。そして、知事も何度も何度も明確に、あるいは、地元の市長も明確に反対だと言い続けている。見込みはないんですよ。できないんですよ。できないことなのに、皆さんは、やる、やる。でも、最終的な結論はできない。  これは似...全文を見る
○小野寺委員 今のお話を聞くと、沖縄はだめだけれども、TPPは可能性がある、そういうことなんでしょうか。今のお話だとそういうお話ですよ。
○小野寺委員 身内がみんな後ろを向いているのに、皆さんだけが前を向いている。  例を挙げます。  沖縄の民主党の国会議員で、この普天間の移設に賛成している議員はおりますか。もう一点、福島県の選出の民主党議員で、玄葉さん以外にTPP交渉参加に賛成している議員はいますか。
○小野寺委員 正直言って、皆さん聞いて、むちゃくちゃな話だと思いませんか。だって、沖縄の身内の民主党議員がみんな反対している、福島の玄葉さん以外の議員がみんな反対している、あなた一人で何かやろうとして後ろにだれもついてこない、そして最終的に国会の承認やさまざま地元の手続をするとき...全文を見る
○小野寺委員 この話も、普天間の話もTPPも同じなんですが、結局、先の見通しがない中でどんどん交渉して、そしてアメリカにいろいろなことを約束していく、それが結果的には後で大きな外交問題になる、日米関係を本当に損なう。  そういうことがあるから、申しわけないけれども、まずお願いし...全文を見る
○小野寺委員 厚生省、来ていると思うので。  科学的根拠、今お話ありましたが、既に日本としては輸入再開の条件は整ったと皆さんは考えていらっしゃいますか。
○小野寺委員 再度お伺いします。間もなくというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 この問題についても、科学的知見というお話。そして、それを持つ厚生省の方では今月末からこれが始まると。恐らくそんなに時間を置かないでこの再開ということがもし行われるとすれば、あるいは、APECのタイミングに合わせてこれが日本から表明されるとすれば、やはりお土産というふ...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  冒頭、TPPについて少しお話をします。  実は、つい数十分前まで、外務委員会で、玄葉外務大臣にTPPのことについて質問をしておりました。そして、玄葉外務大臣は、TPPをもし途中で抜けるようなことがあったら、当然これは重要な日米間の...全文を見る
○小野寺委員 事実関係ということ、それ以上に、やはり潜在的にこういうものがまだ流通関係にあるということなんです。ですから、いち早くこういうものを何らかの形で処理していただかないと、またぽろぽろこういう報道が出るたびに、私ども地元の牛が入札を手控えられたり、値段が半値以下になったり...全文を見る
○小野寺委員 今のお話で、牧草については既に払うと。でも、肉の下落分については、二次の請求分ですが、その請求分については十一月、今月中と言いましたっけ、今。(鹿野国務大臣「十一月中に」と呼ぶ)十一月中ですね。  再度お伺いしたいのは、その補償が、本払いが出るという金額なんです。...全文を見る
○小野寺委員 賠償を担当している経産省にもう一度お伺いしますが、今回、この宮城の農家を含め、東北の農家が下落、風評被害を受けたと見積もられる金額、これをほぼ満たす金額が東京電力から賠償として支払われ、その期限が十一月中だというふうに再度確認してもいいでしょうか。
○小野寺委員 現時点では、今の答弁を信じれば、とりあえずは農家の方に安心だよと。実は、農家の方は、この十一月、十二月に農協の決済が控えております。幾ら補償が入って、幾らになるかということがわかれば農協にもうちょっと支払いを待ってくれよという話ができるんですが、それがずっと今までな...全文を見る
○小野寺委員 とにかく、私どもはこの問題をずっと価格が戻るまで追及してまいりますから、そこは、特に農林水産大臣、農家の味方ということでしっかり対応していただきたい、そう思っております。  さて、今回、この風評被害の問題については、例えば宮城は牛については対象になりましたが、牛以...全文を見る
○小野寺委員 実際、因果関係は明確なわけですよ、宮城のキノコにしても、あるいは一部の東北の地方の米にしても。五百ベクレル以下の、基準値以下ではあるけれども、今、検出されず以外の、例えば二十ベクレル、三十ベクレルが出ました、こうなったら、米の流通業者はそれを引き取りませんよ。実際、...全文を見る
○小野寺委員 審議官、今、最後に期待と言いましたよね。それから、あなたは、ぐにゃぐにゃぐにゃぐにゃ前提をずっと言っていたじゃないですか。そんな前提が全部合って、そして期待する、そんなしち面倒くさいことをするんだったら、今、これは中間指針じゃないですか、次の指針もまた出るわけでしょ...全文を見る
○小野寺委員 もうこれは政治的な判断だと思います。農林水産大臣にお願いをいたします。このような被害の実態が表に出てきています。ですから、ぜひこの指針をもう一度きちっと審議会に諮っていただいて、そして適切な対応をしていただきたいという意見を農林水産省から、お願いをしたいと思うんです...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ期待をしております。  それから、汚染稲わらの処理のことについてお話をします。  宮城県でも、四万数千個の汚染稲わら、百数十キロのものが残っておりまして、この処理に困っています。基本的には自治体で行えと。今、市町村は頭を抱えています。実は、一つの市の中で何カ...全文を見る
○小野寺委員 農家の方が心配しているのは、自分のところの休耕田に仮にこれを預かるとしても、これは最終処分が決まらなかったらずっとそのまま置かれるだけじゃないか、そんな心配をしています。  きょうは環境省に来ていただいていますので、伊藤対策部長に、最終処分をどうやったらいいのかと...全文を見る
○小野寺委員 途中で済みませんが、こういうことなんです。皆さんは、今回、八千ベクレル以下は燃やしてもいいし、田んぼにすき込んでもいい、だから市町村にやってくださいと。市町村長はその指示を受けて、地元の方に燃やしますと言ったら、地元の住民はだめですと言う。すき込んでいいと言うと、農...全文を見る
○小野寺委員 お願いしたいのは、市町村長が必死にやってもだめな場合、部長あるいは大臣も含めて、あなたたちが対応なんだから、現地に行って一緒に説得をしてくださいということですよ。
○小野寺委員 もしこの二次被害が明確だということがわかれば、賠償していただけるというふうに確認をさせていただきました。  さて、最後に、これは十月二十五日付で出た我が国の食と農林水産業再生のための基本方針・行動計画ということなんですが、実はこれを見てちょっと違和感を感じたことが...全文を見る
○小野寺委員 最近、さまざまな報道を見て、農家の方は今こう思っています。民主党は、戸別所得補償で兼業も中小零細も救われるということで、そうかなと思っていたけれども、今度は急に所得補償の数字が消えて、そして、一部の中では所得補償は仕分けにかけろという意見もある。そして、ここで出てく...全文を見る
○小野寺委員 恐らく、なかなかみんなが理解できないかもしれません。いずれにしても、今回の指針の中で、戸別所得補償はこういう表現が文章の中で一行だけありました。「戸別所得補償制度の適切な推進」。前は推進だったと思うんですが、今度は適切という形に変わり、二十から三十ヘクタール、こうい...全文を見る
11月14日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうも被災地から上京してまいりました。実は、この二重ローンの問題も確かにそうなんですが、被災地は農林漁業が中心です。ですから、TPPの問題、これは大きな津波とも言えるような深刻な状況になっています。  冒頭、きょうはハワイからお...全文を見る
○小野寺委員 再度お伺いしますが、そうしますと、交渉参加を前提としない情報収集のための協議ではないと理解していいんでしょうか。
○小野寺委員 はいか、いいえで教えていただきたいんですが、交渉参加を前提としない情報収集のための協議ではないということで理解していいんでしょうか。
○小野寺委員 済みません、鹿野大臣、唐突で恐縮なんですが、今回の協議について、これは鹿野大臣としては、やはり交渉参加に向けた協議と考えていらっしゃるんでしょうか。
○小野寺委員 ということは、情報収集ではなくて、これはもう交渉参加にかじを踏み切った協議だというふうに受けとめていいということでしょうか。もう一度お伺いします。
○小野寺委員 実はこれで、きょう同僚議員もいますが、多分国内はいろいろ混乱をしております。  そして、この混乱は実は日米関係にも来ておりまして、これは報道によりますと、先ほど外務省にも確認をしたんですが、例えば野田総理大臣がオバマとの会談の中で、オバマはすべての物品及びサービス...全文を見る
○小野寺委員 ということは、やはりこれは交渉参加をするという政府の表明であって、鹿野大臣がおっしゃるようなニュアンスでは多分ないのかなと、今この場では私ども受けとめさせていただきます。これからも国会で多分このことは追及させていただくんだと思っております。  さて、本論に入ります...全文を見る
○小野寺委員 今回のこの法の趣旨というのは、私が一億で借りているお金をこの機構は六千万で買いました、そして私から一億取ってこの機構がもうける、そういう趣旨ではないということを今明確にしていただきました。  今後これを運用する、特に復興担当大臣にお伺いしたいんですが、ぜひ、この法...全文を見る
○小野寺委員 ぜひこの機構が、もうけるための機構ではなくて、今回被災を受けた皆さんに救いの手を差し伸べる、そういう趣旨で、なるべく負担を軽減してあげるというその趣旨に基づいて運用していただきたい、そう思っています。  さて、実はこれ、法律はできるんですが、今後の、今お話しした細...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、しっかり対応、特に今回のこの支援基準というところ、これをどれだけしっかりつくれるかということが大変重要ですから、これから魂が入る、その魂によっては救われるものと救われないものが出てくるということであります。  特に経産大臣には、例えばリース物件に関しては、こ...全文を見る
○小野寺委員 安住大臣も御地元が被災されております。恐らく多くの事業者の声が直接届いて、私ども、実はこの議論をしているといろいろな人の顔が浮かぶんです。今、本当にあすをどうしようかと思う経営者の方のいろいろな顔が浮かびながら、実はここで質問をさせていただいています。同じ気持ちだと...全文を見る
○小野寺委員 枝野大臣、大変信頼を申し上げておりますので、ぜひ一日も早くしっかりとした方針を出していただいて、そして農家の方を安心させていただいて、何とか年を越す勇気、意欲が出るようにしっかり対応していただきたいと思います。  きょうは、今回の二重ローンに対応します機構の設立に...全文を見る
11月22日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。  まず、復興交付金基幹事業についてお尋ねをします。  基幹事業の中の被災市街地復興土地区画整理事業についてなんですが、これは、今回被災して、例えばもう沈下して、一度沈んでしまって、今大潮になると水面下になる...全文を見る
○小野寺委員 違うんですよ。町としては、市としては、その地域をそういう産業用地、工業用地にしたいわけですよ。ですから、あえてそこに住民、住家がある必要はないわけです。  根本的に多分認識が違うと思うんですが、今回、土地区画整理事業でしっかりやっていただきたいところは、もともと用...全文を見る
○小野寺委員 平野大臣にお伺いします。  恐らく現地に入っていただいたので、例えば気仙沼の魚市場の背後地、あそこが沈んで、あそこをかさ上げして、この土地区画整理事業でもう一度整理をしたい、当然そこには今まで住家もありましたが、それは今回はもうちょっと高台に行っていただいて産業地...全文を見る
○小野寺委員 現場にいて冷静に考えればわかりやすい話なんです。  かさ上げしてそこに水産加工場とかを集積しよう、この事業に乗ろうと思っても、人口要件となると、そこに人が住まなきゃいけない。でも、町としては、人が住んじゃいけないわけです。そこは産業とか工場用地にして、津波が来たら...全文を見る
○小野寺委員 これは特区の法案ですから、やはり国土交通省にお願いしたいのは、従前のさまざまな制度がそのままオンしてくるのではなくて、特区なんですから、実態に合わせて対応していただきたいと思っています。  さて、同じくこの事業の中の防災集団移転促進事業なんですが、これは、ある地域...全文を見る
○小野寺委員 そうなんですよ。国土交通大臣が認める限りはというのをどんどんつけていただいて、私ども、その個々の案件、決しておかしな話じゃないんです。現地へ行って見れば、これはこうしなきゃいけない、そういう要件がたくさんあります。  先ほどの土地区画整理事業も同じで、ここをかさ上...全文を見る
○小野寺委員 ぜひよろしくお願いいたします。  もう一点、また国土交通大臣ばかりで恐縮なんですが、この移転促進地域、ここは住んではいけないということで、ここは買い上げて震災公園とかいろいろな状況にしようと思う中で、津波ですべてが流されてだれも住めない、そういうエリアならいいんで...全文を見る
○小野寺委員 そこで実際に御商売もされている方もいらっしゃいます。ぜひそういう方が不満のないような形でこの補助対象にしていただきたい、そのように思っております。  さて、こうして集団防災移転をして移転した場合、今回、移転したところで、例えば土地を安く貸してあげるということもあり...全文を見る
○小野寺委員 多少赤字になった部分を国庫補助の対象ではなくて、やはり基本的には、そこに皆さん、移りたくて移るんじゃなくて、やむを得ない事情で移るわけですから、この市場価格というのは、余りそういう無体な金額ではなくて、やはり再建できる、そういう市場価格に設定するということを自治体に...全文を見る
○小野寺委員 再度確認しますが、災害復興住宅には、年収要件がなくても、今回家が流されて、仮設住宅に住んでいる方は入れるというふうに確認をさせていただきました。  さて、これからこの災害公営住宅をつくるときの案として、よく地元で言われているのは、全く高台の人里離れたところにつくる...全文を見る
○小野寺委員 せっかく復興庁という一つの役所でいくわけですから、お願いしたいのは、一つの災害復興住宅で、一階はグループ補助金でつくって、二階は別なもので、三階は公営住宅でという、この際そういう複雑なことはなしにして、一つをセットできちっとつくっていただいて、後の運用をうまくやって...全文を見る
○小野寺委員 せっかく特区のこの事業で、農地転用を図るということでそこに市街地をつくろうと思って計画をしたら、今度は農林水産省から補助金を返せと復興本部が言われるような、そういう非常にふぐあいなことがないようにしっかり調整をしていただきたいと思います。  それからもう一つ、実は...全文を見る
○小野寺委員 大変明快な答えでありがとうございます。  それでは、もう一つ、次にお伺いするんですが、きょう、厚労大臣においでいただいております。  実は、災害救助法で、今回、仮設住宅、ここで支援をいただいているんですが、実は意外と気づいていないのは、これだけ多くの仮設住宅があ...全文を見る
○小野寺委員 それを使ってやっていただきたいというお話ですが、実はこういうところに多額の費用が出るということをぜひしっかり見ていただきたいと思います。  それから、きょう、中川文科大臣に来ていただいております。先般はセンター試験がおかげさまで気仙沼会場でできるようになりまして、...全文を見る
○小野寺委員 そういう制度があるのは知っているんですが、心配なのは、実は学納金の一部を負担ということは、学生がいるから、その学生の授業料の一部がこれで負担されると私は理解しているんですが、学生自体が減ってしまっている、こういう場合の運営補助もこれで対応できるんでしょうか。
○小野寺委員 恐らく、来年の募集も相当数が減っていると思います。これは、公立であれば十分自治体が支援をするんですが、私立がこのままでは学校が続けていけない、どうしても定員の例えば半分とかになってしまった場合にはいけないということになります。  ここも、せっかく今の基金があるんで...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、その基金の中で読み取れるというふうに理解をさせていただきますので、これからまた御相談をしたいと思っております。  さて、もう一つ、実は、今回被災した自治体で、これから一番困るのは人です。これだけたくさん被災をして、さまざまな事業をするに当たって、職員、あるい...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、それほどむやみやたらにいろいろな人手をかりるわけではなくて、どうしても自治体として、被災して亡くなられた職員もいらっしゃいます、その方の補充、これはなかなか新人では難しい、ある程度経験のある方をいろいろな自治体にお願いをして派遣していただく。その中で、これはや...全文を見る
○小野寺委員 こういう文化財の対応についてもしっかりお願いをしたいと思います。  さて、もう一つ、今回、地域を歩いてみまして、例えば水産の市場が復旧しても、市場に付随している、展示即売をするような、よく物販施設、観光施設というのがわきに付随をしています。あるいは、道の駅で産直の...全文を見る
○小野寺委員 平野大臣には、実は、直接この施設ということで、例えば気仙沼の魚市場のわきの海の市とか、それからはまなすステーション、これは道の駅ですが、こういうものの支援、現地も見ていただいております。これがこの事業で対応できるかどうか、改めてお伺いしたいと思います。
○小野寺委員 ありがとうございます。  今回、このような形でさまざま特区についての質問をさせていただいておりますが、最終的に私ども、いつもこういう事業をやっていて心配なのは、確かに大臣の皆さんの答弁を聞くと安心をするんですが、実際、事業をスタートしていって担当部署と市町村が相談...全文を見る
○小野寺委員 きょう、かなり細かいさまざまな質問をさせていただきました。  実はこの質問は、今回、この事業を実施するような市町村から悲鳴に近いような声で私どもに届いた声であります。事業の説明が国からなされ県からなされて、内容を見るとさまざまな不安なところがある。きょうお話しした...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございます。終わります。
12月02日第179回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、野田総理、お忙しいところ、大変ありがとうございます。  冒頭、一点確認をしたいことがあります。  これは、きょうは総理が入っていただくほど重要な審議ということで、きょうの採決の後、本会議上程ということになるんだと思いま...全文を見る
○小野寺委員 恐らく総理は知らないんだと思います。ただ、きょう、先ほどの議運の中で、太田さんを差しかえる、小宮山さんに差しかえるということが正式に申し渡されましたので、これはやはり、この問題というのがいかに、与野党問わず、大変慎重だということが出ている状況だと思っています。  ...全文を見る
○小野寺委員 要約すると、相手がしっかりした国であれば、日本がちゃんとしっかり指導することができるような国であれば、これからも新しく原子力発電所の技術の輸出をしていくということで確認してよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 事故の検証というお話がございました。  例えば、今回、ヨルダンについては、さまざまな識者が大変心配をしております。特に冷却水の確保を含めて、大丈夫なのかということ。これは、前回のこの委員会の質疑、前国会で民主党の委員の方からも指摘があって、実は採決ができなかったと...全文を見る
○小野寺委員 この協定については、福島の教訓というのは特に生かされないというふうに考えてよろしいんでしょうか。総理。
○小野寺委員 先ほどの政府委員の方の説明の中で、IAEAの基準が適用されている、だから大丈夫だ、査察も入っているということですが、それでよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 IAEAの基準に照らし合わせて大丈夫だという御判断を政府がされたということなんでしょうか。やはりIAEAの基準が大事だというふうに今回は重く受けとめて、ヨルダンについての協定は結んでいくということでよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 今回、ヨルダンで安全性が確認されてこの協定を結んで、これから、今入札にかかっている原発の技術の輸出ということになるんだと思うんです。その根拠は、IAEAの基準をちゃんと満たしている、ヨルダンが大丈夫だと、視察に行ってもそうだというお話だったと思うんです。  総理に...全文を見る
○小野寺委員 済みません。  ヨルダンは、IAEAの基準だから大丈夫という今回の御判断でした。私どもが今大変直面している問題、福島の第一原発も、IAEAの基準だと、これは適合している、そういう施設だったんですか。総理、お願いします。
○小野寺委員 ちょっともう一度お伺いしたいんですが、福島で今回私どもがこういう状況で大変苦労している原子力発電所は、IAEAの基準にちゃんと適合している。ヨルダンについても、IAEAの基準に適合しているから大丈夫。ということは、福島の基準というのは、今回のヨルダンの基準と同じレベ...全文を見る
○小野寺委員 日本政府として今調査をされたと言うんですが、具体的に何日間、どのような専門家が行って、どれだけの期間調査をされたんでしょうか。
○小野寺委員 もう一度確認しますが、これは九月二十九日一日だけ、そして行ったのはアフリカ局の参事官とエネルギー庁の課長補佐、これは原子力の建設とか安全の問題に関しての専門家なんでしょうか。  普通であれば、原子力保安院とかそういう何らかの専門家が行って確認するのが常識で、しかも...全文を見る
○小野寺委員 先ほどの政府の説明は、ちゃんとこの協定のためにしっかり調査したというふうに私どもは受けとめたんですが、きょういらっしゃる委員の皆さんは、前国会でなぜ最後の採決がとまったか、このヨルダンの問題で、水の問題で大変な心配があるんじゃないか、だからちゃんと調査すべきだという...全文を見る
○小野寺委員 今、専門家ではないと。そして水があると説明を受けたということで、日本政府は全く主体がないということなんですが、この委員会で前回、ちゃんとそこはきちっと明確にしてくれと私どもは言ったと思います。  改めてお伺いしますが、専門的な調査はいつされますか。
○小野寺委員 技術者は派遣しない、日本政府は関与しない、だけれどもこの協定は国会で結べ。委員の皆さん、本当にこれでいいんですか。何で前回とまったか。心配だから、この水の問題はどうなのか、それを政府は確認してくれ。だから今回まで延びて、そして私たちは、ちゃんと検査結果があって、技術...全文を見る
○小野寺委員 福島の経験を生かすと冒頭おっしゃいました。どこが一体生きているんですか、今回のこのヨルダンの協定の中で福島の教訓が。  普通であれば、冷却水の問題は大丈夫か、技術者が行って、ヨルダン政府は技術がないから日本に求めてきているわけでしょう。その技術がないヨルダン政府に...全文を見る
○小野寺委員 この問題は、これから質問されます河井委員もしっかり質問されると思います。私ども、この委員会であれだけ議論をして、採決の直前に実はなぜとまったかというと、恐らく、きょういらっしゃる委員の良心だと思いますよ。本当にヨルダンとこの協定を結んで、もしこの冷却水で何か起きたと...全文を見る
○小野寺委員 職務を遂行していただきたいということは、やはり今でも一川大臣は、総理が選んだ適材適所のいわゆる適材というふうにお考えかどうか、はいかどうか、お伺いしたいと思います。
○小野寺委員 最後に一つだけ確認をいたします。  今回の一連の問題を踏まえて、一川防衛大臣を罷免される、あるいは自発的辞任を促される、そのようなおつもりはございますでしょうか。
○小野寺委員 続けていただきたいというふうにとらせていただきました。  どうもきょうはありがとうございました。
12月07日第179回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  質問をさせていただきます。  まず冒頭、玄葉大臣におわびをしていただきたいと思います。原子力協定、これは、松本前大臣そして玄葉大臣も含めて、熱心に私どもにこの協定の重要さをずっと説いてこられて、そしてこの委員会の中で、私ども、これ...全文を見る
○小野寺委員 今、申しわけないというお話がございました。これは、これからの経済連携協定を含めて、この審議をする中で重要なことですので、しっかり今後党内をまとめていただく、その努力をお願いしたい、そう思っております。  さて、同じく後藤田委員から質問がありましたが、首相の訪中につ...全文を見る
○小野寺委員 先ほどの後藤田委員の質問に対して玄葉大臣は、よい雰囲気のときに行いたいというお話をされておりました。  確認しますが、そうすると、今は日中間は悪い雰囲気ということになるんでしょうか。
○小野寺委員 済みません、今のお話を聞くと、何か日中間の雰囲気というのは日がわりで変わって、何か数日のうちによくなったり悪くなったりすると。お天気じゃないんですから。  今お話しされたように、今は、では悪い雰囲気ということなんですか。改めてお伺いしたいと思います。お天気じゃない...全文を見る
○小野寺委員 改めてお伺いしますが、総理が訪中をするという大変重要な、これは外交上の大きな考え方あるいは方針です。これは通常、来週行きます、再来週行きますではなくて、実は、少なくとも数カ月前からさまざまな下打ち合わせがあって、その上で、最終的に、先月二十三日に外務大臣が行かれて、...全文を見る
○小野寺委員 ないんですよ。ないから私たちは、なぜこのタイミングで急にドタキャンをされる、しかも外務大臣自身が行って詰めてきた話が、逆に言えば、これは日本の面目、メンツの問題じゃないですか。それを軽々とここで言ってほしくないんですよ。  やはりこの問題というのは、日本政府として...全文を見る
○小野寺委員 これは、今、内々というお話でありますが、当然、日本政府としては抗議なり遺憾の意は示しているということで考えてよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 今私が言った例えば抗議なり遺憾の意ということを含めてさまざまなやりとりをしているということは、水面下でやっているというふうに改めて理解をしたいと思っています。  やはり日本国民として、中国との友好関係それから対等な関係、これは重要だと思っています。そして、ここまで...全文を見る
○小野寺委員 次の質問に移りたいと思います。  普天間移設問題をちょっと確認したいと思うんです。  今回の一川大臣の件で、これはもう大変多くの国民が憤っている、そういう状況だと思います。特に、沖縄の皆さんの憤りは大変激しいんだと思います。その中で、政府は、この辺野古への環境影...全文を見る
○小野寺委員 準備をされているということは、準備はしたけれども年内に提出しないこともあり得るということでよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 ということは、ワンボイスで言えないということは、年内に出すこともあるし、準備だから年内を越して来年になることもあるということでよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 ということは、来年になる可能性もあるということでよろしいんでしょうか。改めてお伺いいたします。
○小野寺委員 ですから、私、ちょっと心配をしているんです。沖縄の方は、もう一川大臣とはお話をしたくない、顔も見たくない。その方が、この影響評価書を沖縄に提出するということになる。そうすれば、当然、火に油を注ぐような状況、これはもうだれが見ても感じますよ。傷つけた張本人が、今度はそ...全文を見る
○小野寺委員 沖縄の皆さんに、少しでも努力して理解していただくのであれば、まず、一川大臣、それは御本人はさまざまな、いろいろな意見があると思いますよ。ですが、今まで、政治家が責任をとるというのは、本人の思いやさまざまな考えがあっても、今私がこの職を続けたら国としての方針を逆に阻害...全文を見る
○小野寺委員 改めてお話をしますが、やはりこの環境影響評価書という沖縄にとっては大変重いメッセージを伝えるというそのメッセンジャーの役割を、沖縄の方々に少なくともある程度好意的な気持ちを持っていただける方、こういう方に託さないと、かえってこの問題は複雑になるということ、それをぜひ...全文を見る
○小野寺委員 鳩山元総理の問題、それからもう一つは、沖縄選出の民主党議員の皆さん、この方々へのある面では説得というんでしょうか、そういうことの努力も私ども見えないんですが、これは今後やられるおつもりはありますか。
○小野寺委員 政府が一生懸命そうやって動かれるというのはいいんですが、やはり党内をまとめていただかないと、私どもが玄葉大臣を信頼して、ではこの問題については同一歩調でいきましょうねと、最後に国会でまたばらばらになってしまって、結局、私ども党内のさまざまな意見をまとめること、各党そ...全文を見る
○小野寺委員 アメリカの上下院も、実は日本政府を見ています。ですから、今回の環境影響評価書をきちっと沖縄に伝えられて、そして約束したとおりのスケジュールでいくかどうかを見ているんです。だから、そこに今大きなおもしになっているのが一川防衛大臣。ですから、改めて、防衛大臣の思いはある...全文を見る
○小野寺委員 TPPの交渉の合意というのは、USTRの代表が、来年末までに大体決まるだろうという見通しを言っています。そうすると、春ぐらいにようやく議会から日本が交渉に入るときの前提条件が出てきて、それを国内で、えっ、こんなのがあるのか、こんなのがあるのかと見ているうちに、もう既...全文を見る
○小野寺委員 ちょっと確認をしていただいて、そのような事実がなかったといえば私どもはそれで安心しますので、あったかなかったかだけちょっと確認をしていただければと思うんですが。
○小野寺委員 もし外務大臣が知らない中で政府の一部が勝手にこういうことをしていたとすれば、これはやはり日本の私どもこの国会、あるいは政府の姿勢ということをむしろ愚弄するような活動になりますから、今の外務大臣のお話を聞いて、当然、外務大臣は知らなかったし、指示も出していなかった、こ...全文を見る
○小野寺委員 田中委員長も、外相のときに、この問題に大変心を配っておられました。  今、アラブの春ということで、中東社会あるいはイスラム社会は相当いろいろな形で変化が大きくなっています。今、日本のハンドリングはすごく難しい。一つの決定というのは、このパレスチナ問題。アメリカの言...全文を見る