小野寺五典

おのでらいつのり

小選挙区(宮城県第六区)選出
自由民主党
当選回数8回

小野寺五典の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第183回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(小野寺五典君) 金子議員にお答えします。  中国海軍艦艇による海上自衛隊の護衛艦等への火器管制レーダー照射についてお尋ねがありました。  中国のこれまでの行動については、一月三十日午前十時ごろ、東シナ海において、中国海軍ジャンウェイⅡ級フリゲート一隻から海上自衛艦...全文を見る
02月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 たくさんの御指摘をいただきました。  まず、今回の中国艦船によりますレーダー事案に関しましては、これは私ども、総理の御指示をいただきまして、御承認をいただきまして、今回公表させていただきました。それは、今回かなり、これは衝突に相当する、危険な事案に至る可能性が...全文を見る
○小野寺国務大臣 前原委員は大変この分野にお詳しいことをよく存じ上げております。そしてまた、ROEにつきましては、作戦上の問題もございますので、私どもも、今の御趣旨を踏まえて、しっかり中で対応していきたいと思います。
○小野寺国務大臣 対領空に関しては防衛省が担当させていただいております。この際の担当の仕方というのは、警察行動という形で対応させていただいておりますので、私ども、その範囲を守ってやっていきたいと思っております。  また、諸外国のさまざまな例を見ましても、一義的にはそれぞれの各軍...全文を見る
○小野寺国務大臣 お答えいたします。  今回、このような、火器を使用するに当たってのレーダーの照射が行われたということ、それは把握をしております。その際に、例えば砲のようなものが艦船に向けられていたかというと、私どもの目視においては、砲のようなものが向けられていたということでは...全文を見る
○小野寺国務大臣 二月の五日です。
○小野寺国務大臣 少し経緯について説明をさせていただければと思います。  実は、一月十九日、疑わしい事案があったということで、私、そしてこの後総理の秘書官にも報告があり、その詳細の分析を行うような状況でありました。実は、事この問題は、国際的に抗議をするということになりますと大変...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のことにつきましては、しっかりこれからも対応していきたいと思いますし、何より大切なのは、本当にこのような事案が間違いなく起きたかという証拠を私どもが持つことだと思っております。  さて、場所についてですが、これは、現時点でもさまざま私ども現場で運用させて...全文を見る
02月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 昨日の質問におきまして、私ども、正確に今回の対応について報告をさせていただきました。  その中で、三十日の事案につきまして、私ども防衛省、そしてその後官邸の方に、五日の日に報告がなされたということで、これは御指摘をいただきました。  現場としては、しっかりと...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のような、報道のような、野田首相や岡田副総理への報告の結果、公表を避けたとの事実はありません。  今回の中国艦船のレーダー照射の事案、それ以前に、総理等まで報告の上、公表の必要があると判断された今回のような事案は、発生しておりません。
○小野寺国務大臣 あるかないかにつきましては、これは我が国の、ある面では、さまざまなこういうような哨戒活動等についての手のうちの問題ということになりますが、私が今言えることは、今回のレーダー照射事案があったそれ以前に、総理等まで報告の上、公表の必要があると判断された今回のような事...全文を見る
○小野寺国務大臣 中田さんは私の性格をよく知っていると思います。もう一度繰り返します。  今回の照射事案以前に、総理等まで報告の上、公表の必要があると判断された今回のような事案は、発生しておりません。
○小野寺国務大臣 例えば、こういうレーダー照射事案がこれとこれでありましたということで、もし発表した場合に、相手国が、それ以外に例えばもしあった場合、ああ、日本側はこれとこれはわかったけれども、これについては知らなかったんだなというメッセージにもなってしまいます。  ですから、...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の防衛省の分析に当たっては、火器管制レーダーの照射を受けたデータを護衛艦でしっかりと収集を行い、そして日本に持ち帰り、専門部隊で精密な分析を行って、しっかりとして、私ども公表させていただいた状況であります。間違いない状況だと思っています。
○小野寺国務大臣 昨日、十四時五十九分から十五時にかけて、ロシア機二機が我が国領空を、御指摘ありました北海道利尻島南西沖上空でありますが、侵犯いたしました。  地上より通告、警告を実施するとともに、航空自衛隊戦闘機F2延べ四機を緊急発進させました。  また、直ちに、外務省ロシ...全文を見る
○小野寺国務大臣 私に対しては、事案発生後すぐであったと思います。  昨日も予算委員会等開かれておりましたが、その予算委員会のさなかにメモが回ってきまして、その場で秘書を通じて指示をいたしました。
○小野寺国務大臣 今の件について、まず、領空侵犯事案の事実関係について報告をさせていただきます。  平成二十年二月九日午前七時三十分から三十三分にかけて、ロシア空軍の爆撃機TU95一機が伊豆半島南部の領海上空を侵犯し、防衛省・自衛隊としては、通告、警告を実施するとともに、航空自...全文を見る
02月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小野寺国務大臣 お答えいたします。  二月七日、衆議院予算委員会において、質疑に際して、私から、火器管制レーダーの照射が武力による威嚇に当たるのではないか検討すべきである旨、答弁をいたしました。  これは、一般に、火器管制レーダーの照射が、国際法上、国連憲章で禁じられている...全文を見る
○小野寺国務大臣 先生御指摘の海上連絡メカニズムにつきましては、昨年六月に、日中防衛当局で、目的を、相互理解及び相互信頼を増進し、防衛協力を強化するとともに、不測の衝突を回避し、海空域における不測の事態が軍事衝突あるいは政治問題に発展することを防止すること、この目的で、年次会合、...全文を見る
○小野寺国務大臣 岩国への移転については、今総理が申し述べたとおりでございます。  NLPにつきましては、今、防衛省としましては、馬毛島を中心にさまざま調査を行っている、そのような状況にあります。
○小野寺国務大臣 先般も、建白書ということで、たくさんの自治体を代表する、沖縄を代表する皆さんが防衛省の大臣室の方に来られました。私の方としては、防衛省でございますので、政府の方針ということでお話をさせていただきました。  特に私どもとしては、今回、沖縄については、やはり地政学...全文を見る
○小野寺国務大臣 私も、防衛大臣になる前、沖縄北方の衆議院の委員長をさせていただきました。そのとき、現地に入りまして、民家に泊まって、夕方、どうもオスプレイらしい音を聞き、住民の方がどのような不安なことを感じているか、それを自分でも体験してまいりました。  さまざま、これからも...全文を見る
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○小野寺国務大臣 概略については今、外務大臣の方からお話がございました。  私どもとしましては、領土、領海、領空、そして国民の生命財産をしっかり守るということが役目でございますので、警戒監視を怠らず、しっかり対応していきたい、そのように思っております。  私ども、さまざまな外...全文を見る
○小野寺国務大臣 韓国を含めて、今回のことについてさまざまな報道が出ているということは私どもも承知をしております。特に村上議員は国際情報官組織にもいらっしゃいましたので、我が国のインテリジェンスの問題、どのぐらいの能力があるかということも御存じだと思いますので、しっかり対応し、さ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、国際社会が心配しておりますのは、昨年十二月の十二日に北朝鮮のミサイル発射事案がありました。あの性能につきましては、防衛省としての分析、評価を公表させていただいておりますが、従来に比べて到達距離も、そしてまた性能も向上しているということが、これは日米韓共通の...全文を見る
○小野寺国務大臣 中国と北朝鮮の関係については、外務大臣がおっしゃった全体の環境の状況だと、私どもも同様の認識を持っております。  その中で、防衛省としましては、中国軍の動向についても注視をして警戒監視を行っている、そのような状況であります。
○小野寺国務大臣 日韓の関係、特に軍事的な役割というのは大変重要です。特に、北朝鮮のさまざまな事案の発生が行われている最近の状況を見ますと、地理的にも、やはり韓国、そして日本、そして最終的には米国が共同して、さまざま意見交換をするということも大事だと思っております。  残念なが...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の今般の中国艦船の火器管制レーダーの照射事案でありますが、これは、護衛艦の機材が収集したデータを、海上自衛隊の電子情報支援隊、横須賀にありますが、ここで、このレーダーの周波数等の電波特性や護衛艦等と相手の位置関係など、現場の状況について慎重かつ詳細に分析を...全文を見る
○小野寺国務大臣 我が国の分析能力等につきましての評価は、既にアメリカにおいては、ヌーランド報道官が明確に日本の対応について評価をしていただき、また中国との今後の協議について期待する旨のお話もありましたし、昨日、ロックリア司令官の方からも、意見交換の中で、我が国の対応についての評...全文を見る
○小野寺国務大臣 この海上連絡メカニズムということですが、この両国の通報システムにつきましては、大枠では実は従前から合意をしております。その細目を詰める作業に入っておりまして、これは前政権におきましても精力的に交渉を続けられていた経緯がございます。  内容につきましては、まず目...全文を見る
○小野寺国務大臣 政府内の了解を経ずとか、そういう内容ではなくて、これは私の方で再度、何度か明確にお話をさせていただいていますが、改めてお話をさせていただきたいと思っております。  一般的に、今回の火器管制レーダーの照射行為が、国際法上、国連憲章で禁じられている武力の行使や武力...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘ありました三菱電機等に関する過大請求事案についてお答えをさせていただきます。  防衛省は、平成二十三年九月、部外からの情報提供を受け、平成二十四年一月から三菱電機に対し制度調査を実施し、防衛省と三菱電機との間で平成二十一年度に契約を締結した〇三式中距離地...全文を見る
○小野寺国務大臣 お答えします。  今、委員からお話ありましたように、今月五日、米軍から飲料用の水筒ボトルの落下について公表があり、そして、このことにつきましては、これが大変重要な問題につながる危険性があるということで、我が省、現地の沖縄防衛局の方から、まことに遺憾であるという...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の落下事案というのは、飲料用のペットボトルというふうに私ども報道では聞いております。このことについては、大きな問題につながる大変危険な状況に今後とも発展する可能性があるということで、そこはしっかり、この問題については警告を米側にはしていくつもりでございます。...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨年十一月、同時期、私も実は宜野座村に泊まって、そのような音を聞いた経験がございます。  沖縄の皆様にとっては、これは大変心配な案件だと思っておりますので、私どもとしましても、現地の沖縄防衛局を通じて、さらにこのような実態を把握させていただき、そして、米側には...全文を見る
○小野寺国務大臣 そのような要請が来ているということは承知をしておりますので、これはまた、私ども、省内でも検討させていただき、米側と協議をさせていただくことになるとは思いますが、いずれにしても、実態の把握をもう少しさせていただければと思っております。
○小野寺国務大臣 昨年十二月二十五日、沖縄県知事から、日米合同委員会合意に違反した飛行が三百十八件確認されており、政府の責任においてオスプレイの飛行実態を調査して日米合同委員会合意との関係を検証し公表することなどを求める要請書が、沖縄防衛局長及び沖縄担当大使宛てに提出されたと承知...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしましては、御指摘がありましたことについて防衛省内で精査をさせていただいているというところでございます。  また、数次にわたる要請、また先般は建白書という形でも私ども要請をいただいておりますので、累次の機会に対して、私ども、米側には私の口からお話をさせ...全文を見る
○小野寺国務大臣 合意内容につきましては、今一つ一つ御指摘の点について、合意内容について違反に当たるかどうかの精査をさせていただいているところであります。
○小野寺国務大臣 御指摘の点も含めて精査をさせていただいております。
○小野寺国務大臣 そのことも踏まえて、現地の防衛局に再度しっかり対応させながら、この問題について精査をさせていただきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 沖縄の皆様の要請は、累次にわたって、私ども防衛省としてもしっかり聞かせていただいております。しっかり現地の防衛局を踏まえ、精査をしながら対応させていただきたいと思っています。
○小野寺国務大臣 心配の御懸念があるというふうに、今委員からお話を承ってございます。  事実関係を申せば、オスプレイに対して新しく六十七カ所の着陸帯ということではありませんで、従前からヘリコプターの着陸帯が、その数があるということだと思います。  いずれにしても、私ども、やは...全文を見る
○小野寺国務大臣 事実関係だけ報告させていただきます。  昨日十一時五十九分、気象庁が自然地震ではない可能性がある地震波を感知し、そして、朝鮮中央通信を通じて、北朝鮮が核実験を実施し成功させた旨の公表がございました。この事実関係は、政府において確認をいたしました。  政府とし...全文を見る
02月18日第183回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘ありがとうございます。  今回のアルジェリア事案におきましても、防衛駐在官、様々情報収集を行いましたし、政府専用機がアルジェリアに行くときには、フランスの武官が現地に入りまして対応させていただきました。  御指摘のとおり、私もこの任に当たりま...全文を見る
02月19日第183回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の件、平成二十二年十月十七日に北海道旭川市で開催されたみんなの党の演説会に自衛隊情報保全隊の隊員が参加していた、こういう事例がございました。この内容については、これは小野議員もそうですし、当時野党であった私もこの問題については追及をさせていただき...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 政府専用機を所轄する防衛省であります。  今回、この二機は、要人輸送ということで総理がお使いになっていらっしゃいましたが、実は今回、事案が発生しました一月十六日、私どもに連絡が入りましたのが五時過ぎですが、五時の段階で私の方から、これは要請があったわ...全文を見る
02月20日第183回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛大臣でございます。  累次、様々このような集会がありました。御指摘の会にそのまま出たかどうか、実は質問通知なかったんですが、恐らく何度かこういう会合には出ておりますし、昨年の秋であれば出たと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛大臣でございます。  森大臣のお話は、私は我が党の姿勢そのとおりだと思っております。聖域なき関税撤廃を前提とするTPP交渉には参加しないという総理のお言葉のとおりでございますし、私も、青森御出身ということで、宮城出身であります。毎年、農協青年部と...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは我が党の公約でもありますが、例外なき関税撤廃を前提とするTPP交渉には参加をしないということが我が党の方針だと思っております。
02月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(小野寺五典君) 陸海空の各自衛隊の歳出予算の割合ですが、例えば昭和五十九年の時点では、陸が四二・四、海上自衛隊が二七・八、航空自衛隊が二九・八ということですが、平成二十五年は、陸上自衛隊が四四・一、海上自衛隊が二九・二、航空自衛隊が二六・七ということになっています。
○国務大臣(小野寺五典君) 予算につきましては、実はその比率、各年度で若干違います。例えば、航空自衛隊等で新しい装備を買う、あるいは海上自衛隊でイージス艦を建造する、こういう場合には多少比率は違っています。  ただ、全体としていえば、実はこの防衛予算の八割が人件費等ということに...全文を見る
02月27日第183回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今回、一月十九日に初めてのヘリコプターに対しての事案がございました。三十日に、今度は我が国艦船に対しての事案がございました。その後、私どもに最終的に報告が来ましたのは、一月十九日の場合には、これはすぐに入りましたが、一月三十日の場合は二月五日に私どもに...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 温かいお言葉、ありがとうございます。  一月十九日に報告があったときには、これはもう私ども大変なことだと思いましたが、本当にこれは間違いないのかと、非常に特異的なことですので間違いないのかということを確認をさせていただきましたが、実はその時点ではしっ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 総理の御指示もあり、しっかり対応させていただきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしましては、総理に上げ、そして公表するような特異的な事例は過去にないというふうに思っています。
○国務大臣(小野寺五典君) 五日に報告がありまして、その後、総理を含めて御相談をし、外務省と相談をし、最終的に公表して抗議をするということになりました。  当初の会見の時間、これはたしか五時半ぐらいに予定をしていたと思うんですが、この時点では、この抗議という方法が、日本の中国大...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 立場を変えていることはございません。  私は、冒頭からこの話については、政府部内で情報の開示については慎重に検討するということの話をしております。福山委員が恐らく先ほど来様々の報道のことについてお話をされておりますが、私自身は常にその一貫とした体勢で...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返し、この問題について証拠の開示ということで問われたときには、政府部内で検討して慎重に対応いたしますということしかお話ししておりませんので、一度も開示するようなお話はしたことがございません。
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しますが、この開示の問題については政府部内で慎重に検討するということを私言っておりますので、開示をするとかそういうことを言ったことは一度もございません。
○国務大臣(小野寺五典君) この事案が発生しまして、私どもとしては、まず一番大切なのは、日中の海上連絡メカニズムをつくって、そしてホットラインをつくり、現場でも様々意思疎通ができる、定期的な協議を行う、こういうことを提案させていただいておりますし、これは前政権のとき、福山委員も外...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私ども防衛省が政府専用機についての検討を始めましたのは一月十六日夕方、この事案が起こったことが分かった直後に、私の方から、防衛省内で、これはまだ政府内で指示はありませんが、省内としてはどのような想定をして、どのような状況ができるか、関係省庁として連絡を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御指摘ですが、二月七日、私は、武力の威嚇に当たるのではないか検討するべきである旨ということでお話をさせていただきましたが、その日も同じような質問がございましたので、重ねて、その検討には、当該行為が行われた全般的な背景、当該行為の主体の目的や意図が...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 国連につきましては我が省の所掌ではございませんが、先ほど私がお話をした武力による威嚇ということでお話があっておりますが、基本的には、当該行為がどのような全体背景、当該行為の主体の目的や意図がどのようなものであったか、当該行為の対象がいかにそれを認識した...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御案内のとおり、昨年十二月十二日の北朝鮮のミサイル事案において、北朝鮮のミサイルの能力が向上しているということ、これは我が省の方からも分析をさせていただいております。  そのようなことも受けて、二月二十二日の日米首脳会談において、相次ぐ北朝鮮のミサイ...全文を見る
02月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○小野寺国務大臣 大綱の見直しにつきましては、今、省内を含め、今後政府内で検討していくと思っております。  前原委員御指摘のように、この大綱については、民主党政権下におきましても動的防衛力というお考えを出して、さまざま、しっかりとした考え方を出してきていただいていると思いますが...全文を見る
○小野寺国務大臣 このような領海侵入事案につきましては、一義的には先ほどお話がありました海上保安庁の巡視船が実施をしておりますが、海上自衛隊としましては、平素より、P3Cにより、尖閣諸島を含む我が国周辺海域において警戒監視を行っております。  また、さまざまな情報につきまして、...全文を見る
○小野寺国務大臣 今御指摘がありました海上保安庁との共同訓練でありますが、これは不審船を含めた対応ということで、たまたま共同訓練を行っている場所というのが尖閣周辺ではありませんが、私どもとしましては、あらゆる事案に対応できるように、柔軟性を持って訓練をさせていただいております。
03月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○小野寺国務大臣 東日本大震災におきましても、自衛隊員、大変な活躍をしていただきました。  先ほど御指摘ございましたが、実は、防衛省・自衛隊の宿舎については、民間の借り上げ住宅を除く五万三千戸のうち、戦前戦中に建てられたものも含め、約二割に当たる一万二千戸が築四十年を超過するな...全文を見る
○小野寺国務大臣 在外邦人の保護というのは、政府の重要な責務であります。その体制については、不断に検討を行うことが必要だと思っております。  私も、高市委員もそうですが、三年前に、在外邦人保護の強化のための自衛隊法改正の議員立法を提出したことがございます。  今御指摘がありま...全文を見る
03月11日第183回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○小野寺国務大臣 米国議会の状況については私どもコメントする立場ではありませんが、今、予算の削減について、さまざま、太平洋軍司令ほか、米国の公聴会で不安の声が出ているということも事実でございます。  ただ、直ちにこれが、日本のさまざまな問題、そしてまた沖縄の基地移転についてのこ...全文を見る
○小野寺国務大臣 埋立申請の時期については、まだ決まっておりません。  きょうは、名護の漁協で、これは組合員の総会という中で、今後、この埋め立てに関する補償の問題について議論がなされるというふうにも伺っております。  私どもとしましては、沖縄の皆さんの声を一つ一つ伺いながら、...全文を見る
○小野寺国務大臣 オスプレイのような、固定翼それから回転翼、両方の機能を持つ、こういう航空機をチルトローター機と申します。  今回、防衛省としましては、八百万円の調査研究予算というのをつけさせていただいております。ただ、これは防衛省がこのチルトローター機を導入するか以前の問題で...全文を見る
○小野寺国務大臣 オスプレイの運航訓練が沖縄に集中していることは、私どもとしましては、やはり本土を含めて日本全体でしっかりこれを受けとめる必要があるんだと思っております。  先般も、四国を含めた皆様に御協力をいただきましたし、また、御心配をおかけしましたが、オスプレイの初めての...全文を見る
03月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○小野寺国務大臣 村岡先生初め秋田の皆様には、今回、震災復興に大変な御尽力をいただきました。  もしかして村岡先生は御存じないかもしれませんが、震災の三日後だったと思います、お兄様の兼幸元JC会頭が、実は気仙沼にジープで来られました。たくさん野菜を積んできていただいて、そして、...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘ありますオレンジルートにつきましては、米側が作成した環境レビューの中に記載されている飛行経路であるとは承知しておりますが、具体的な飛行経路等については、米軍の運用にかかわる事項であり、承知しておりません。  その上で、御質問がありました高知県、この事案で...全文を見る
○小野寺国務大臣 自治体からの懸念、これについては私どもも承知をしております。  私どもとしては、日米合同委員会ほかさまざまな機会を捉えて、このようなことについて米側に、しっかり配慮を行うように、特に公共の安全に妥当な配慮を払ってしっかり活動していただきたい、そのような申し入れ...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、この地域ということを限ったわけではなく、やはり米側がさまざまな飛行訓練を行う場合、今回のオスプレイの事案でも御指摘がございましたが、こういうことを含めて、私どもとしては、公共の安全に妥当な配慮を図って活動していただきたいということを、米側に、日米合同委員...全文を見る
○小野寺国務大臣 きょう添付していただいているこの資料を含めて、ここに書かれている環境レビューというのは、あくまでも米側が環境レビューということで出されている内容ですので、私どもとしてそれを認めているわけではございません。
○小野寺国務大臣 これは、あくまでも米側からの我が省への通報ということで、三月六日から八日の間、三機のMV22が沖縄から岩国飛行場に飛来し、九州地方、その中で、具体的にこの環境レビューのイエロールートということで指定がございました。  ですから、我が省としましては、これを関係自...全文を見る
○小野寺国務大臣 おっしゃるとおりです。
○小野寺国務大臣 米側から今回通報が来たのは、イエロールートあるいはオレンジルートという、いわゆる米側の環境レビューのラインを指して米側から通報があったということでありまして、私どもとして、米側が出している環境レビューについて、どこの自治体がその対象になるかということは把握をして...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、我が省に通報があったのは、あくまでも米側が発表している環境レビューのイエロールートあるいはオレンジルートということであって、その環境レビューの中に、どこの自治体の上を飛ぶということが書かれておるわけではございません。
○小野寺国務大臣 先ほど委員が何度か御指摘されております日米合同委員会合意、平成十一年一月十四日の中でも、この低空飛行訓練のところでありましては、在日米軍の航空機は、原子力エネルギー施設や民間空港などの場所を安全かつ実際的な形で回避し、人口密集地や公共の安全に係る建造物、学校、病...全文を見る
○小野寺国務大臣 大変重要な指摘、ありがとうございます。  テロあるいはミサイル事案については、防衛省、政府一体としてさまざま情報収集を行っております。そして、いろいろな事態に備えて、これまでも自衛隊は、警察、海上保安庁と共同訓練で今まで対応を詰めております。  これは前政権...全文を見る
○小野寺国務大臣 普天間の移設先につきましては、現在の安全保障環境のもと、在沖海兵隊を含む在日米軍全体のプレゼンスを低下させることができないということ、東アジア各地域に対して距離的に近いといった沖縄の地理的優位、陸上部隊、航空部隊等を統合した組織構造を有し、機動性、即応性を備える...全文を見る
03月15日第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典です。  我が国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務を担うことになり、光栄に感じるとともに、その使命と責任の重さを痛感しております。  本日は、武田委員長を初め理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。  まず...全文を見る
03月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○小野寺国務大臣 日米安全保障体制のもとで、抑止力向上のために、我が国は、米国と幅広い協力を進めており、ガイドラインというものを策定する、そして、各種事態に対して、米国と緊密に連携し、適切に対応できるよう、平素よりさまざまな検討を行っております。  現在、その検討作業に入ってお...全文を見る
○小野寺国務大臣 一部報道にありました、これは、我が方の統幕長と米太平洋司令官との協議、今月の二十日から二十四日までの間にありました。JSLSと私ども呼んでおりますが、これはあくまでも二年に一回の定期的な会合でありまして、そこで何か特別な議題で特別な内容をお話しするということの性...全文を見る
03月29日第183回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(小野寺五典君) 解釈については法制局長官が答えると思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 山内先生おっしゃるように、沖縄県では自然環境の保全に関する指針というのがあります。それを私どもも認識をしております。また、恐らく辺野古周辺に関しては、評価ランクⅠということになるということであります。提出前においてはそのことは私どもも認識をしておりまし...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この指針においては、評価ランクⅠ、ワンというんでしょうか、これは自然環境の厳正な保護を図る区域というふうになっております。
04月01日第183回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。本日は、西村委員長を初め、理事及び委員の皆様に防衛大臣として御挨拶を申し上げます。  初めに、本年一月十六日、アルジェリアで発生した邦人拘束事件において、とうとい人命が奪われたことは、まことに深い悲しみであり、心から哀悼の意を...全文を見る
04月02日第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 中谷委員には、防衛庁長官経験者として、日ごろ、大変御指導をいただきまして、心から感謝を申し上げます。  私ども、今感じますのは、東アジアを含めた安全保障環境が大変大きく変化をしております。この中で、特に、私、防衛大臣在任中には、これは安倍総理からも御指示いただ...全文を見る
○小野寺国務大臣 大変難しい質問だと思いますが、森本前大臣とは、引き継ぎをさせていただき、そして、今でも継続的に、前大臣としてさまざまな御指導をいただきながら、防衛省・自衛隊の今後のあり方について検討をさせていただいているところであります。  そして、やらなければいけないことは...全文を見る
○小野寺国務大臣 おっしゃるように、海上連絡メカニズム、この再構築が大切だと思います。  第一次安倍政権におきまして、これは日中の首脳間で合意をした内容でありまして、その後、さまざま作業レベルで進んでおりました。前政権下でも着々と進んでおりましたが、昨年の秋以来、実はこの交渉が...全文を見る
○小野寺国務大臣 原子力発電所の警備につきましては、一義的には、これは警察、海上保安庁で実施をしております。  その上で、一般の警察力をもって治安を維持することができないような緊急事態が発生した場合には、治安出動により、自衛隊と警察、海上保安庁が緊密に連携して対応することができ...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員が御指摘のように、原発の警護の問題、そしてまた、尖閣等離島防衛の問題、これは一義的には警察、海上保安庁が行っておりますが、さまざまな事案を想定して、私どもは、シームレスな対応というのが重要かと思っております。  ただ、具体的な検討、あるいは想定事項に関して...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘がありますように、アフリカ地域、あるいは中南米を含めて、防衛駐在官が少ない、あるいはまだ未派遣の地域があります。そこを今、外務省と共同しながら、どういう形で対応できるかという相談をさせていただいております。  防衛駐在官の身分ですが、やはり外交官という身...全文を見る
○小野寺国務大臣 イスラエルの大使から私のところに依頼があったのは、震災間もない二週間目ぐらいだと思います。栗原市の市長を通じて、イスラエル大使から、実はイスラエルの医療チームを南三陸町に送りたいんだけれども、日本政府としてなかなか受け入れてくれないという相談がありました。私を中...全文を見る
○小野寺国務大臣 中山委員には、大臣政務官のときに外務省で存分なお働きをいただきました。特に、英語、フランス語、堪能だということで、それぞれの国に訪問した中で、それこそ心を割って話す外交をつぶさに見せていただきました。今後とも御活躍を御期待申し上げます。  その中で、私ども、こ...全文を見る
○小野寺国務大臣 長島委員には、防衛副大臣として、また外交の専門家として日々御指導いただきまして、感謝を申し上げます。  私がこの任につきまして、まず総理から命ぜられました、我が国の領土、領海、そして国民の生命財産をしっかり守り抜くということ、これを肝に銘じて、日々緊張感を持っ...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘いただきまして、大変ありがたいと思っております。  邦人保護、これは私どもの大事な役目でありますし、特に、自衛隊につきましては、このことについて、例えば、今回、自衛隊法八十四条の三を改定して陸上輸送ができるということになりましたら、さまざまな事案が今後想...全文を見る
○小野寺国務大臣 おっしゃるとおり、邦人輸送といっても、例えば、空路で輸送した今回のアルジェリアの件でも、現地のアルジェ空港の状況がどのようなものかというのは、私ども、過去にそこに政府専用機が行ったことがありませんので、わからない状況でありました。防衛駐在官に現地に入っていただき...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、陸上輸送、今後もし検討する中の前提として、輸送する車両が現地で調達なのか、あるいは本邦から輸送するのか、こういうことも含めて、相当さまざまな検討がまずその前提として必要だと思っております。また、現地の治安の状況の把握も大変重要だと思っております。  その...全文を見る
○小野寺国務大臣 問題意識は共有していると思っております。  今おっしゃるように、例えば、大使館が集合場所になり、そこで邦人が集合している、そして自衛隊が輸送業務を担い、その近傍まで行くんですが、まだその管理下にはない、そういう中で、自衛隊の対応の状況とすれば、今の法制局の解釈...全文を見る
○小野寺国務大臣 実際の陸上輸送をもし今後お認めいただければ、その任務に当たる防衛省としては、武器使用については、当然、隊員の安全、そしてまた任務の遂行のためのさまざまな検討が必要だと思っております。  同じような問題意識を、これは政府全体でも検討すべきことの一環として、今、安...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、私ども、警戒監視を日々行わせていただいております。特に、海上については海上保安庁に担っていただいておりますが、空については航空自衛隊が対応させていただいております。  この警戒監視のさまざまな機材、そしてまた運用を怠りなくするということ、それから、先島諸...全文を見る
○小野寺国務大臣 御案内のとおり、警戒監視が前提だと思いますが、私どもは、懸念ということで、中国の軍事費の増大、そしてまたさまざまな軍事力の増強、このことについては注視をしておりますし、防衛省としても、今御審議いただいております二十五年度予算の中で護衛艦、そして潜水艦、また補正予...全文を見る
○小野寺国務大臣 一番大切なことだと思っております。その対応は、もちろん防衛省だけではなくて、海上保安庁、警察、またさまざま、総務省もそうですし、国土交通省、あるいは外務省にも担当していただくこともあると思いますし、そして米軍との対応、こういうことを一体化して、私どもはしっかり検...全文を見る
○小野寺国務大臣 中国は、経済関係、文化関係も含めて、大切な二国間関係を持つ国の一つであります。そしてまた、戦略的互恵関係ということで今までも対応させていただいております。  ただ、その中で、最近の軍事費の増大、そしてまた軍事力の増強、海洋進出、こういうさまざまな懸念というのは...全文を見る
○小野寺国務大臣 海上連絡メカニズムは大変重要だと思っております。第一次安倍政権で首脳間では合意をし、作業を進めていくというところまで来ておりましたが、昨年秋以来、この交渉が途絶えているということであります。  特に、ことし一月に発生しました中国艦船の火器レーダー照射事案がござ...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず私の方から、レーダー照射事案のことですので、御答弁をさせていただきます。  委員には、企業での中国との関係、そしてまたカンボジアでのボランティア活動と、大変造詣が深いことを、改めて敬意を表したいと思っております。  その中で、今回、私ども一番注意をいたし...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、お話があったとおりだと思いますが、例えば中国の公船が、海上であれば航行する際に無害通航等の対応が領海内でございますが、そこでもし、例えばヘリコプターが、艦載機が飛び立つということがあれば、その時点で対領空侵犯ということになりますので、それは防衛省としてしっか...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の尖閣という特定ではなく、離島を含めた我が国の領土の保全に関しては、警察、海上保安庁、そして私ども自衛隊もその役割を分担する場合も当然ございます。  これはやはり、法制度の問題という以前に、それぞれの関係省庁がしっかり連絡をとり合い、そして、有事の際には...全文を見る
○小野寺国務大臣 中丸委員は、岩国市と隣接する大竹市生まれということで、安全保障に大変深い関心を持っていらっしゃいますし、また、イラクでボランティアをされた経験もあると伺っております。  今の、そこに書かれた内容については事実でございます。  一つ違うのは、実は、おととしの東...全文を見る
○小野寺国務大臣 朝鮮半島情勢については、私ども、常日ごろ、情報収集、そして警戒監視を行っております。そういう平素の活動を現在も続けているということであります。
○小野寺国務大臣 半島有事以外にも、政府は、各種緊急事態への対応について、国民の生命及び財産を保護する観点から、所要の検討を行っております。  一般論として申し上げれば、外国において多数の邦人が擾乱等に巻き込まれる場合には、個別具体的な状況に即しつつ、政府全体として、邦人の退避...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、御発言のありました作戦計画五〇二九あるいは五〇二七というのは、あくまでも、私ども、報道ではそういうことがなされているのは伺っておりますが、そのようなことがあるかどうかは、正式に答弁する立場ではないとは思っております。  お尋ねの朝鮮半島有事の場合も含めて、...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、調査費をとらせていただきました。調査というのは、このティルトローター機の有効性を確認するということでありますので、有効だというふうに確認されれば、それは省内で今後の活用について検討していきたいと思っています。
○小野寺国務大臣 専守防衛とは、相手から武力攻撃を受けたとき、初めて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための必要最小限のものに限るなど、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢をいうものであり、我が国の防衛の基本的な方針であ...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛力をしっかり整備し、しっかり守るということ、それから、日米を含め同盟する国、あるいは日本と行動を一にする国を多くふやす中で、しっかりと我が国を守る体制をつくっていくということ、それは外交努力だと思っております。
○小野寺国務大臣 畠中委員におきましては、阪神・淡路大震災、さまざまな御経験をされたと思っております。  今回の東日本大震災においても、兵庫の皆様に大変お力をいただきまして、今でもたくさん、兵庫県庁を含めて支援に入っていただいております。改めてここで感謝を申し上げさせていただき...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊は、世界に類のない経験をしたと言われています。  例えば、地下鉄サリン事案でのサリンへの対応、東日本大震災での福島第一原発事故での対応。実は、このような経験を持つ世界の同じような防衛組織に関して、日本の自衛隊は最先端の経験をしたんだ、そう思ってお...全文を見る
○小野寺国務大臣 次期Xバンド通信衛星は、Xバンドという周波数の特性を踏まえて、災害時を含めた自衛隊のあらゆる活動に資するため、平成二十四年度のPFI事業によって整備をするものであります。  同衛星は、自衛隊の通信所要を満たすべく設計されておりまして、また、災害時には自衛隊の活...全文を見る
○小野寺国務大臣 沖縄にはさまざまな声があるということは、私どもも承知をしております。  今回、埋立承認願書を出させていただきましたが、そのさまざまな声の中には、特に今回、私どもは、例えばここの漁業権を有します名護の漁業協同組合、あるいはその地区に有します久辺三区、この皆さんの...全文を見る
○小野寺国務大臣 沖縄にさまざまな声があるということは、私どもも承知をしております。  それから、今先生が御指摘になりました、先日、三月十六日、宜野座村、金武、石川の三漁協が、宜野座漁港におきまして、辺野古地先海域の米軍専用飛行場建設に反対する漁民大会を開催して、普天間飛行場代...全文を見る
○小野寺国務大臣 我が国周辺には、核戦力を含む大規模な軍事力が集中し、朝鮮半島や台湾海峡をめぐる問題が存在するなど、依然として不透明、不確実な要素が残存しております。  さらに、多数の国が軍事力を近代化し、また、北朝鮮による人工衛星と称するミサイルの発射や核実験の実施、中国によ...全文を見る
○小野寺国務大臣 アジア太平洋地域の安全保障環境の一層の安定化を図るためには、日米両国間のみならず、地域の国々との協力関係を深めていくことが不可欠であります。  具体的には、民主主義や法の支配等の基本的な価値や、地域の平和と安定という安全保障上の利益を共有するオーストラリア、韓...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほど全体でお話をしました中国、ロシアとも、これはさまざま、大切な隣国であり、大国でありますので、防衛協力あるいは交流を深めていくということは大切だと思います。リムパックの中国の参加についても、これはやはり防衛交流の中で大事なことだと思っております。  その中...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員も御存じのとおり、東アジアの安全保障環境というのは決して予断を許すようなものではないと思います。北朝鮮の問題もあり、また、今、南西海域では、中国を含めたさまざま、それぞれの国の関係が、思惑も動いている、そのような状況にあると思っております。  その中で、今...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、玉城委員からお話がありました、負担の軽減をしっかりやる、そして沖縄の振興をしっかりやる、これは私ども政権も、前政権と同じように、変わりないスタンスだと思っております。  そしてその中で、今回、官房長官がこの沖縄協議会のある面で責任者になりますので、その官房...全文を見る
○小野寺国務大臣 恐らく玉城委員もそういう真意ではないと思いますが、ある面でこれは大変危険なことも想定される内容だと思っております。やはり外交については政府が一元的に対応していく、そして、さまざまな御意見があることも重々理解をしておりますので、それに真摯に私ども対応させていただき...全文を見る
○小野寺国務大臣 今般の札幌地裁の判決につきましては、国の主張について一部裁判所の理解が得られなかったものと受けとめておりますが、今後の取り扱いについては、判決内容を慎重に検討し、関係機関と調整の上、適切に対応してまいりたいと思っております。  とうとい隊員の命が失われた本件を...全文を見る
○小野寺国務大臣 本件は、平成十八年十一月二十一日火曜日、真駒内駐屯地で実施されました、第一一師団、当時ですが、この支援連隊輸送隊の徒手格闘訓練において、同隊所属の一等陸士島袋英吉さんが、訓練相手の陸士長から投げ返されて背部から落下し、その際、後頭部を強打して意識不明となり、病院...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛大臣に就任しまして、隊員のさまざまな状況について、事情を聞きました。自殺者がいること、これはさまざま心のケアが必要だというふうに思っております。  そして、最近の事案として、やはりいじめなどが社会問題になっていることを踏まえて、まず、各隊にそのような事案が...全文を見る
○小野寺国務大臣 地裁判決が長文にわたることもあり、その概要について、数回にわたり事務方から説明を受けております。
○小野寺国務大臣 まず、隊員のこのような服務のことに関してのさまざまな注意に関して、照屋委員から、大変厳しくも正確な御指摘をいただきました。しっかり対応していきたいと思っております。  そして、今の控訴事案のことにつきましては、判決の内容を慎重に検討しまして、関係機関と調整の上...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしましては、普天間の危険性の除去のことを考え、普天間が固定化してはならないという思いで、今回、辺野古への埋立申請を出させていただきました。  さまざまな声があることは承知をしておりますが、誠心誠意、これからも理解を得るよう努力してまいりたいと思います。
○小野寺国務大臣 私どもとしては、承認申請を出させていただき、御理解をいただくということで、今、沖縄県の方に提出をさせていただいております。  沖縄県の方で適切に判断をして、その御回答をいただけるものと承知をしております。
○小野寺国務大臣 私、直接、それぞれの議員とこの問題でお話をしているわけではありません。  ただ、沖縄県連はこの問題について懸念を表明されているということは、承知をしております。
○小野寺国務大臣 私どもとしては、普天間の固定化を避けるということ、そして、沖縄の負担軽減に全力を挙げるということで、今回の日米合意に基づいた対応をさせていただいております。  今後とも、誠心誠意、説明をさせていただきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 三月二十六日火曜日、沖縄防衛局は、国頭村から情報を受けて、直ちに在沖海兵隊に対して事実関係を確認いたしました。  三月二十七日水曜日に、在沖海兵隊から、北部訓練場内の着陸帯に着陸したオスプレイから約十五名の海兵隊員が次の目的地へ向かうために提供施設・区域外へ出...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の米軍の行動は、これは私どもは、SACOの最終報告に記載された公道における行軍に該当するということが確認できるかどうか今検討しておりますが、いずれにしても、施設・区域外における本件のような行為は周辺住民に対して不快感を与えるものであり、米側に対して周知徹底と...全文を見る
04月03日第183回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 鈴木委員の問題意識は私も共有をしております。  ことし二月、私の指示で河野海上幕僚長をパキスタンに派遣いたしまして、現地の政府と、このグワダルを含めて、安全保障環境についてさまざま協議をさせてきております。
○小野寺国務大臣 御指摘のように、自衛隊法八十四条の三、輸送の問題ですが、これは今のところ、航空機そして船舶でしか行えない。これをやはり陸路でも行うべきではないかという御指摘を与党PTからもいただいております。  現在、この前提条件、現行法であっても輸送の安全ということについて...全文を見る
○小野寺国務大臣 現在の輸送対象者は、保護を要する邦人、外国人のみということになりますが、今後さまざまなことを考えますと、邦人の家族、企業関係者、政府の要員、いろいろな方々が輸送の対象になると思いますので、そういう実態に合わせた形で考えていきたいと思います。
○小野寺国務大臣 自衛隊の海賊対処事項でございますので、防衛省から御説明をさせていただきます。  自衛隊による海賊対処につきましては、我が国及び国際社会にとって極めて重要な海上交通路でありますソマリア沖・アデン湾における重火器で武装した海賊による事案の多発に鑑み、平成二十一年よ...全文を見る
○小野寺国務大臣 おっしゃるとおり、私どもも努力をしますし、それから、主要国はそれぞれ、この地域にこのような海賊対処の行動をしております。ただ、どうしても、海賊行為はいついかなるときに発生するかわかりませんし、また、それぞれ所有する火器がどの程度の威力を持つかもわからない。そうい...全文を見る
○小野寺国務大臣 同じ宮城ですので。  一義的には警察、海上保安庁が対応しますが、一般の警察力をもって治安を維持することができないような緊急事態の場合には、治安出動等により、自衛隊と警察、海上保安庁が緊密に連携する対応ということになります。これに備えて日ごろの訓練をしっかりして...全文を見る
○小野寺国務大臣 それぞれの事態がさまざま想定されると思いますが、例えば、この間のような東日本大震災が起きた場合には、まずそれぞれの部隊がすぐに対応できるような状況になっておりますし、従前は、災害の派遣等については知事の要請というのが必要でありましたが、今は、東日本大震災あるいは...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、これは、安倍政権におきましては、このNSCの所管は内閣官房長官ということになります。そのもとで有識者がさまざまな議論をされているということを伺っておりますし、私どもも議論については注視をしていきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 テロは絶対に許せないことということは、もう委員も同じ認識だと思っております。  そして、国内ではさまざまなテロ対策の強化を行っておりますし、国際的な協力の推進、そしてまた途上国等でテロ対処能力の向上、こういうことで、一元的に私どもは取り組ませていただいておりま...全文を見る
○小野寺国務大臣 拉致の問題、これは許すことはできない内容だと思っております。また、防衛省の役割というのは、我が国をしっかり守るということでもあります。  今、北朝鮮は、核実験そしてまたミサイル事案、さまざまございます。私どもとしては、強い懸念を持って見ていきたいと思っておりま...全文を見る
○小野寺国務大臣 集団的自衛権のことにつきましては、現在、政府で安保法制懇等の考え方を聞くという姿勢をとっていらっしゃると伺っております。この案件につきましては、官房長官を中心に今議論されていると伺っております。
○小野寺国務大臣 村上委員には、自衛隊の海賊、テロ対策についての御評価をいただきまして、感謝を申し上げます。  今、隊員は懸命に頑張っており、そして、おかげさまで海賊事案が減りつつあるということも事実であります。その中で、私どもとして、与えられた今の役割の中で精いっぱい活動させ...全文を見る
○小野寺国務大臣 延長につきましては、私ども、現地から評価をいただいているということでありますが、このことについては、七月という一つの期限もありますので、それまで政府内で検討していただけるものだと思っております。
04月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○小野寺国務大臣 西野委員御指摘のように、古くはナチス・ドイツのアウトバーンもそうでありました。そして今、韓国では、航空機が着陸できるような高速道路の設計になっている場所もあると伺っております。  そのような歴史的な経緯はあったんだと思いますが、日本におきましては、現在所管して...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、ミサイル防衛のお話もございました。さまざま装備を展開するに至りましても、どこでもいいというわけではありませんで、ある程度装備を配置する場所というのが、例えばそこの場所の整備も含めて、道路も含めて必要だということは、大事な御指摘だと思っております。  これか...全文を見る
○小野寺国務大臣 我が国周辺における警戒監視体制に対して、広域における総合的な警戒監視体制のあり方に関する一環としまして、滞空型無人機に係る検討を進めております。日米間でも、共同の警戒監視活動等について、滞空型無人機に関する協力を含め、検討を行っているというところであります。 ...全文を見る
○小野寺国務大臣 平成二十二年は米国のビール空軍基地、カリフォルニアです。二十三年はグアムのアンダーセン空軍基地。そして、二十四年はパタクセントリバー海軍基地、メリーランド州に行っております。  現在、米太平洋軍におけるグローバルホークを想定して、どこの調査に行くかを検討してい...全文を見る
○小野寺国務大臣 今御指摘ありましたスターリング機関、これは、充電のために浮上回数を制限できるということ、これが非常に優秀な能力ということで、スウェーデンの技術を採用させていただきました。そしてまた、今回のこの能力アップということによって、潜水艦の長期安定した水中持続力や隠密性、...全文を見る
○小野寺国務大臣 潜水艦隊の場合、基本的には、さまざまな極秘事項がたくさんございます。そして、隊員は、任務につく場合、その任務の内容についても家族にでも秘匿をするというような、大変厳しい管理の中で活動しております。  また、艦内、これは空調を含めてさまざまな住環境の努力はしてお...全文を見る
○小野寺国務大臣 大変心のこもった御指摘だと思っております。  早速、艦隊司令を含め、今御指摘があったことを改めて確認させていただき、そしてまた、これからまた後続型の艦船が開発されると思いますので、その中で少しでも生かせるように努力をしていきたい、そう思っております。
○小野寺国務大臣 委員は大変お詳しいので。  実は、潜航深度を含め、防衛機密に当たっていますので、なかなか詳細をお話しすることはできませんが、任務に支障がないように、そこは十分検討した上で今後とも対応していきたいと思います。
○小野寺国務大臣 御指摘がありました、従前の防衛力の考え方というのは、防衛力の存在自体の抑制効果を重視するという基盤的防衛力構想というのが中心でありましたが、二二大綱から、運用を重視した動的防衛力、これが中心ということで、むしろ積極的に部隊が動きながら、警戒監視を含めて防衛力を充...全文を見る
○小野寺国務大臣 専守防衛といいますのは、相手から武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限にとどめ、また保持する防衛力も自衛のための必要最小限のものに限定するなど、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢をいうものであり、これが我が国の防衛...全文を見る
04月12日第183回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○小野寺国務大臣 平成二十五年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成二十五年度予算においては、周辺国による軍事力の近代化及び軍事的活動の活発化や東日本大震災という未曽有の大災害の経験を踏まえ、国民の生命財産と領土、領海、領空を断固として守り抜くため、...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○小野寺国務大臣 勝沼委員には、医師という大変重要なお仕事をしながら、予備自衛官ということで、日本の安全保障、国防に大変御理解をいただきまして、心から感謝を申し上げます。  今お話がありました自衛官の階級、年齢構成ですが、装備の高度化、任務の多様化、国際化などの対応のために、部...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、東日本大震災においてのさまざまな教訓を私どもしっかり生かすべく、特に、これから、首都直下型、また東海、東南海の震災等のことを踏まえて、対応が必要かと思っております。  先般、東日本大震災において統幕長として活躍をしていただいた折木氏に、私の補佐官というこ...全文を見る
○小野寺国務大臣 複合事態、さまざまございます。  たしか、おとといだと思います。朝、地震がございました、淡路の地震だと思いますが。そのときは、実は我が省としては、北朝鮮のミサイル防衛の対応、そして南西地域、海域での対応、そしてこの震災対応が一度に参りました。それを今回はしっか...全文を見る
○小野寺国務大臣 直接防衛省としての所管ではないかもしれませんが、閣僚の一人として、そして以前、外務省の大臣政務官、副大臣、両方で人質事件に直面したときの経験をお話しさせていただくと、まず、事案が発生した直後は、犯人側は大変、ある面で頭もかっかしているような、そんな状況にあります...全文を見る
○小野寺国務大臣 中谷委員は大変よく御存じだと思います。御自身の御経験も含めて、防衛駐在官、これは重要な役割であります。  今、地域的に空白になっているところがございます。例えば中南米等もそうでありますし、また、これからアフリカも大切な地域だと思っております。  私ども、外務...全文を見る
○小野寺国務大臣 中谷委員はよく御存じだと思います。今回、輸送という形で今法案の準備をさせていただいておりますが、例えば救出、奪還ということになりますと、これは、武器の使用の問題を含めて、憲法との問題、この議論が必要だと思っております。  私どもが一番こだわりますのは、実際この...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、おとといの地震に関しての対応ですが、発災後、我が省としましては、速やかに航空機そしてヘリコプター等で監視をさせていただきましたし、私も六時半ごろには登庁させていただき、対応に万全を期させていただきました。  今回の北朝鮮のミサイル発射事案でございますが、...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のように、今回の北朝鮮の事案、いかなる事態にも対応できるように我が省としては態勢を整えるということが重要だと思っておりますし、また同時に、総理の指示も踏まえて、関係省庁との情報共有、これが大切だと思っております。  仮に、北朝鮮より弾道ミサイルが発射され...全文を見る
○小野寺国務大臣 現在、今回の北朝鮮のミサイル事案もございますので、この対応について全力を尽くすということが大切だとは思っておりますが、あわせて、今後の防衛体制、これも予断なく見直していくということだと思っております。  今回の平成二十五年度予算の中にこの能力向上のための予算も...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回のミサイル防衛システム、これは米側からさまざまな技術を提供していただき、今も訓練等は米側で行わせていただいている内容でございます。  ミサイル防衛の問題、特に北朝鮮の問題については、例えば我が省として、今、車力にありますXバンドレーダー、これを米側もしっか...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省ということだけではなくて政府全体として、今まで北朝鮮に対しては、対話と圧力ということで対応してきたと思っております。そして、我が省に与えられている役割というのは、さまざまなことを想定して、国民の生命財産、領土、領海、領空をしっかり守るということでありますの...全文を見る
○小野寺国務大臣 先般、日米の中で、外務大臣、そして私、防衛大臣と日米の合意といたしまして、嘉手納以南の基地の返還についての具体的なスケジュール、工程を合意させていただきましたし、公表させていただきました。そして、それを持って沖縄に私が参り、知事に説明をし、そしてまた関連の市町村...全文を見る
○小野寺国務大臣 米軍の基地がかなりの比率で沖縄に存在すること、これは事実であります。そして、このことについては、私ども日本国民全体として、沖縄の皆様に、一つは感謝、そしてまた一つは、過重な負担をおかけしていることに対しての思い、これを強くしなければいけないんだと思っております。...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回のアルジェリアの事件、そしてまた今国際社会の中で起きているさまざまな事案を踏まえて、与党のPTの方から、今回の自衛隊法の改正についての御提案をいただき、それを受け、我が省として、法案の改正について案をまとめさせていただきました。  今、国会提出について調整...全文を見る
○小野寺国務大臣 たしか、正確ではないかもしれませんが、前回、同じようなときに調べたときには、約三万人の邦人がおりまして、そして一日に訪れる観光客を含めた邦人が三万人ということで、合わせて六万人、七万人というような数かと思っております。  私どもとして、もしそのようなことが起き...全文を見る
○小野寺国務大臣 埋蔵文化財は、国民共通の財産であると同時に、それぞれの地域、歴史と文化に根差した歴史的遺産であり、その文化環境を形づくる重要な要素であると承知をしております。  ですが、先生おっしゃるとおり、この文化財の問題、大変悩ましいことがございます。今回の嘉手納以南の基...全文を見る
○小野寺国務大臣 つけ加えますと、先般、新しく副知事になりました高良副知事が本省に来られたときに、この文化財についての意見交換もさせていただきました。  そのときに、例えば、米軍基地内において、統合計画の詳細の内容が詰まる前でも、事前に調査みたいなところをさせてくれないかという...全文を見る
○小野寺国務大臣 沖縄において認可外の保育所が多いということ、この実態を踏まえて、私ども、今局長から答弁ありましたように、内部で検討していきたい、そう思っております。
○小野寺国務大臣 空調の必要性、日本は北から南まで大変広い地域ですから、沖縄で七月といってももう夏の暑い盛り、恐らく五月の連休明けにはもう空調が必要な状況なんだと思います。ここは、省内でしっかり、その地域地域に合わせて対応するように話を詰めていきたいと思っています。  また、こ...全文を見る
○小野寺国務大臣 辻元委員には、ボランティア活動の御経験が大変深く、一昨年の東日本大震災においては、被災地に対してボランティアの支援、そしてまた、さまざまな団体からの支援、大変ありがとうございました。  今御指摘がありました邦人保護の問題ですが、ことし一月に発生しましたアルジェ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回のアルジェリアの事案も、例えばイナメナスの空港でしょうか、かなり距離がございました。  ですが、今後さまざまな事案が起きたときに、やはり、空と海は運べても陸はできないということは、なかなか、今回の邦人輸送だけではなくて、全体としての中で陸も必要ではないか、...全文を見る
○小野寺国務大臣 はい、相手国の同意を得て活動するということになります。
○小野寺国務大臣 もちろん、この前提となるのは相手国の受け入れということになりますので、それが前提です。そして、相手国がこれを受け入れてくれるかどうかというのは全て相手国次第でありますので、その前提というのは先生おっしゃるとおりだと思っております。
○小野寺国務大臣 大切な御指摘だと思います。  まず、海外での邦人のこういう被害あるいは何らかの事件が起きた場合には、外務省ルートで相手国に対しての要請、保護をお願いするというのが前提であります。  そして、その中で、仮に、その国でさまざま対応が難しいような状況にあって、相手...全文を見る
○小野寺国務大臣 まだ最終的に調整をしておりますが、基本的には、輸送の安全が確保されているということが前提だというふうに思っております。
○小野寺国務大臣 今回の隊法の改正を含む自衛隊の輸送の問題ですが、これはあくまでも、必ず輸送するということではなく、輸送がどうしても必要だということで外務大臣の方から要請があり、そして協議の上対応するということですから、その前提として、外務省からさまざまな情報の提供もありますし、...全文を見る
○小野寺国務大臣 この自衛隊法の中で規定されておりますのは、外務大臣の要請を受け、防衛大臣が決定をして下令をするということになると思います。
○小野寺国務大臣 当然、邦人の輸送ということになりますから、輸送が安全にできるというところが前提ということになります。そしてまた、私どもとしても、目的は邦人の安全な輸送ですので、決して武器使用が前提となってということではありませんので、そこは、外務大臣から要請があった場合、当然、...全文を見る
○小野寺国務大臣 そのときのいろいろな世論、国会だけではなくて、世論、議論を、今お話があったのを思い浮かべておりました。  恐らく、発言の本意というのは、私がおもんぱかるに、そのような危険なところに極力行かないでいただきたい、そして、何かあったらやはり御家族も含めて大変心配だか...全文を見る
○小野寺国務大臣 重要な御指摘だと思います。  恐らく、その役目をまず担うのは外務省だと思います。私も、外務省で副大臣をしていたときにNGOの担当をさせていただき、そのときはそういうお話も聞きましたし、辻元委員から御指摘もいただいたことがございます。  外務省と相談をしまして...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、私の方から早期退職制度のことについてのお話、そして、割愛制度については左藤政務官から御答弁をさせていただきたいと思います。  ドクターヘリ、私は大変有効な制度だと思っております。  私の地元、宮城県の気仙沼というところでありますが、ここは、三次医療圏ま...全文を見る
○小野寺国務大臣 原子力施設に関しての警備については、一義的には警察、海上保安庁が行うことなんだと思っております。ただ、今後、さまざまな事案を想定して、その対応はシームレスに行うべきということが重要だと思っております。  委員がおっしゃっておりました、例えばPAC3の配備の問題...全文を見る
○小野寺国務大臣 本があることは存じ上げておりますし、多分持っているんだと思いますが、済みません、熟読はしていないと思います。
○小野寺国務大臣 無人ヘリの話、それから福島の原子力事故における、たしか内部の撮影を行ったロボットはフランス製だったと思います。なぜ、ロボット大国である日本があのときに対応ができなかったのか、実は同じ問題意識を持って確認をさせていただいておりました。私にあった説明も、先生にあった...全文を見る
○小野寺国務大臣 先生の御関心も踏まえて検討させていただきたい、そう思っています。
○小野寺国務大臣 基本的には、警護については、今、徳地局長が言ったように、警察、海保の担当ということになります。そして、さらにそれを上回るような事態になった場合、これは、例えば治安出動なり、あるいは他国から攻撃を受けるようなことがありましたら、これはもう武力攻撃ということで認定を...全文を見る
04月16日第183回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○小野寺国務大臣 佐藤委員おっしゃるとおり、今回、北朝鮮のミサイル事案については、発射台づき車両、これが中心で、今、私どもは警戒監視を行っております。ですから、どこから、いつ、どこに撃つかということが、実は明らかでない中で対応させていただいております。  我が国のBMDシステム...全文を見る
○小野寺国務大臣 おっしゃるとおり、今回の事案を考えて、私ども、しっかりとした備えが必要だと思っております。  今、PAC2からPAC3への換装については予算の中に入れさせていただいておりますし、また、イージス艦、新たに二隻についてのSM3対応、これについても予算の中に入れさせ...全文を見る
○小野寺国務大臣 大綱につきましては、最終的には、政府全体での御指示ということになりますが、防衛省としましては、ミサイル防衛をしっかり対応していきたい、これは総理のお考えと一緒であると思っております。
○小野寺国務大臣 この南北の休戦協定ですが、休戦協定の条項を見ますと、これはどちらか一方で破棄できるという内容ではない形だと、渡辺委員も副大臣を経験されてよく御存じだと思っております。  私どもとしましては、現時点で、このような累次の発言がある中で、今、外交の対応を通じて努力を...全文を見る
○小野寺国務大臣 具体的な事例についてお答えすることは差し控えさせていただきますが、あらゆる事態に関して私どもとしては検討をさせていただいております。
○小野寺国務大臣 具体的な事例についてはここでは差し控えさせていただきますが、それぞれの事例について、そのたびそのたびにおいてしっかりと判断をさせていただきたいと思います。
○小野寺国務大臣 繰り返しになりますが、具体的な例については差し控えさせていただきたいと思います。
○小野寺国務大臣 その行動については問題がないということですが、実際、今アメリカが持っているBMDシステム、SM3ブロックに関しては、日本と同じ内容ですので、今、日本が、例えばグアムを射程とするようなミサイルが飛んだ場合、その迎撃システムは日本でも対応できないと同時に、日本の域内...全文を見る
○小野寺国務大臣 その状況の場合によって判断することになるんだと思います。  例えば、その邦人がいるところが、ある面では自衛隊員のもう既に管理下にあるような、保護下にあるような距離、近傍であれば、それは当然、対応としてできることになると思います。また、その武力を行使する相手が国...全文を見る
○小野寺国務大臣 おっしゃるように、私ども、この自衛隊法の改正を含め、省内でさまざま議論をするときに、今までの憲法解釈の中でどのようなところまで自衛隊としてできるかできないかということ、これはそれぞれの想定で議論をしております。そして、できる範囲のもの、できない範囲のもの、そのこ...全文を見る
○小野寺国務大臣 管理下にあって、そして自衛隊が攻撃をされるということになれば、自己の防護のために武器使用ができるということになると思います。
○小野寺国務大臣 お認めいただきまして、ありがとうございます。  今、我が国の防衛の基本方針は専守防衛ということでありますが、自衛権の行使の範囲というのは、地理的な範囲という、我が国の領域内だけでは必ずしもなくて、例えば公海及び公空にも及ぶものであるというふうに思っております。...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほどの説明と同じになりますが、いわゆる敵基地攻撃については、ほかに手段がないと認められるものに限り、敵の誘導弾等の基地をたたくことは憲法が認める自衛の範囲内に含まれるということであります。  また、今の御指摘の中のシーレーン防衛につきましては、現在も海賊対処...全文を見る
○小野寺国務大臣 基本的にはそこに書かれた年限でお返しをするというスケジュール、プログラムを組ませていただいております。  そして、委員も御存じだと思いますが、それぞれの施設にはそれぞれ手順というのを一つ一つ示させていただいております。その中には、当然、米側としての計画もありま...全文を見る
○小野寺国務大臣 この問題の大変難しいところですが、まず、今回の計画の中で、速やかに返還されるという場所もあります。特に西普天間の住宅地、ここは、宜野湾の市長も、大変、ここを早く返してほしいというお話があります。返せるものは一刻も早く、しっかりとした形で地域計画をつくって返還、そ...全文を見る
○小野寺国務大臣 赤嶺委員の御指摘、そしてまた沖縄県民の皆様の持っているそのようなお気持ち、私ども重々現地で聞かせていただいております。  私ども、これは恐らく日本国民全てでありますが、今の安全保障環境を考えた場合に、沖縄の地政学的な意義というのは重要なものだとずっと感じており...全文を見る
○小野寺国務大臣 先般、沖縄を訪問したときに、宜野湾の市長、そして地主会の事務局の方と一緒にこの西普天間住宅地において説明をいただきました。  先ほどのコリドー地区の返還、ここは五十八号につながるラインとして大変重要だというお話もいただいております。このコリドー地区の返還につい...全文を見る
○小野寺国務大臣 オスプレイの配備については、昨年六月、接受国通報におきまして我が国に情報をもたらされました。既に完了しております一個目の飛行隊に関する記述のほか、この接受国通報には、二個目となるCH46飛行隊が、二〇一三年、ことしの夏に普天間飛行場における二番目の飛行隊となる旨...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、嘉手納にCV22、空軍の仕様のオスプレイのお話だと思っておりますが、この通報は日本政府にはございません。私どもとしては承知をしておりません。この報道がなされた後、私はすぐに、いかがなものかというコメントを出させていただきました。  米側は、今現在、アジア太...全文を見る
○小野寺国務大臣 事故率については御指摘のとおりだと思っております。  私ども、今回、報道で嘉手納へのCV22の配備というのが出た段階で、私自身は、いかがなものかというお話をさせていただきましたし、その後、米側からは、そのような計画はないという広報がなされたと伺っておりますので...全文を見る
04月22日第183回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(小野寺五典君) 一川委員には防衛大臣として御指導いただきまして、大変ありがとうございます。  今御指摘ありました北朝鮮に対しての対応ですが、私どもとしましては、北朝鮮が累次の威嚇的な発言を行うということに関して、我が国の領土、領海、領空をしっかり守るという下に今様々...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘ありました高性能地中探査レーダーということでございますが、これは今レーダーを用いた調査を行っている最中ということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) これは、調査の上、そのデータを基に内閣全体として判断をされるものだと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 昨年十二月十二日のいわゆるテポドン2の改良型と言われるミサイル発射事案におきましては、ミサイル能力の向上ということがこれは見られているというふうに私どもとしては評価をさせていただいております。
○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮は人工衛星という、称するというお話をしております。私どもとしてはミサイル発射事案ということでお話をさせていただいておりますので、これは、お話がありますように、ミサイルとして転用できる、そのようなものと理解をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊としましては、手術施設がある医療機能を含む艦船を十二隻保有しておりますので、これもしっかり活用していきたいと思います。
04月24日第183回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(小野寺五典君) 退職した自衛隊ヘリ操縦士の活用についてですが、定年退職した自衛隊ヘリ操縦士がドクターヘリパイロットとして再就職することについては再就職支援や自衛隊において培った能力の活用という観点から意義があると考えており、本人の希望があればドクターヘリパイロットとし...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省・自衛隊におきましては、原子力事故に対処するための要員の養成を行っているわけではありませんが、陸上自衛隊の化学学校におきましてNBC兵器による攻撃対処に係る除染などの教育訓練を行っております。防衛省では、自衛隊法第百条の二に基づいて、部外の方の受...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘ありました比率は、今回、七三・八%から七三・一%になります。
○国務大臣(小野寺五典君) 〇・七%ということになります。
○国務大臣(小野寺五典君) キャンプ・キンザー、牧港でしょうか。牧港補給地域につきましては、二百七十四ヘクタールの全部が返還することとなります。
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません、キャンプ・キンザーの、全部返還になると、が全体に占める比率が何%という御質問でしょうか。
○国務大臣(小野寺五典君) キャンプ・キンザーは二百七十四、全部ということになります。
○国務大臣(小野寺五典君) はい。
○国務大臣(小野寺五典君) 何の母集団かが分からないので……
○国務大臣(小野寺五典君) 正確なお話をすると、正確には、済みません、今の一ヘクタールというのは、直ちに返すのは一ヘクタールということであります。(発言する者あり)
○国務大臣(小野寺五典君) 五百九十六ヘクタールのうち、西普天間住宅地区の面積が五十二ヘクタール、八・七%ということになります。
04月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(小野寺五典君) 蓮舫委員には被災地に何度も入っていただきまして、大変御支援をいただきまして、ありがとうございます。  今回の被災地、私は宮城の出身でありますので、野党時代に、なぜ復興予算が、例えば弾薬を購入するとか、そういうことに使われたのかということに大変疑問を持...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 原子力施設だけではなくて、我が国に対して核ミサイル攻撃あるいは爆撃等がありましたら、これは我が省としては国土を、国民を守るという視点からしっかりとした対応をしてまいります。  特に、例えば外国軍機が入ってまいりましたら領空侵犯事案ということになります...全文を見る
05月08日第183回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今回の国会に提出させていただきました自衛隊法改正におきましては、在外邦人輸送について車両による輸送を可能とするということ、そして輸送対象者を拡大するという所要の改正を行っております。外国における様々な緊急事態に際して在外邦人等の輸送をより柔軟に実施でき...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしては、できる限り邦人の安全の確保、それをこれからも努めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) テロ事案におきましては様々な状況があると思います。私どもとしては、まずテロに関する様々な情報収集、これは外務省含めて政府全体として行うべきだと思っております。また、事案が発生した場合に、私どもとしてはできる限りそのような安全の確保のための努力をしていき...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 憲法解釈の問題というよりも、やはり自衛隊法の改正の中で、私ども自衛隊として行える任務の中で、今回、陸上輸送ということを対象とさせていただきました。
○国務大臣(小野寺五典君) 仮説に基づく質問ということは差し控えさせていただきますが、一般論として言えば、我が国に対する急迫不正の侵害が発生するなど、いわゆる自衛権発動の三要件が満たされる場合には、我が国は自衛権を発動するということは言うまでもありません。また、尖閣諸島は歴史的に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘ありました、与党内におきまして動的機動防衛力や強靱な防衛力という議論が出ていることは承知をしておりますが、私ども防衛省といたしましては、現下の状況、大変、安全保障環境変化をしておりますので、平成二十二年の防衛大綱における考え方をどのように検討す...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、先生よく御存じだと思いますが、いわゆる敵基地の攻撃能力というのは、憲法との関係において、政府は従来から、法理上の問題としては、他に手段がないと認められるものに限り、敵の誘導弾等の基地をたたくことは憲法が認める自衛の範囲に含まれるというような解釈を取...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 一般論として、島嶼防衛ということになると思いますが、これは、迅速かつ機動的に初動態勢を行う部隊としまして西方普通科連隊というのを新しく再編をいたしまして、現在、米国海兵隊との共同訓練、これを行って、ボートからの上陸等の高い機動能力を持つ、そのような準備...全文を見る
05月09日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) 平成二十五年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成二十五年度予算においては、周辺国による軍事力の近代化及び軍事的活動の活発化や、東日本大震災という未曽有の大災害の経験を踏まえ、国民の生命、財産と領土、領海、領空を断固として...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ゴールデンウイーク中の海外出張ですが、私は二十九日から一日の間にワシントンを訪問させていただき、ヘーゲル新国防長官ほか国防省担当者との会談をさせていただきました。江渡副大臣は、五月一日から五日の朝になりますが、イタリアに防衛交流の方で訪問させていただい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) おっしゃるとおり、今、ミサイル防衛を含めて、北朝鮮対応を含めて、中国もありますし、大変今緊張感を持って対応させていただいております。  そういう中で、例えば今回、新国防長官と私はまだ電話会談しかしておりません。一度も直接会談をしていないという中で、ど...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 正確に言いますと、五月の一日、私が成田に着きましたのが三時、江渡副大臣が成田を出発したのが十一時ということで、約数時間、この間不在のときがありましたが、このタイミングにおきましては左藤章政務官が在京ということで対応していただきましたので、政務三役という...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 廃止というよりも見直しということで私どもは表現をさせていただいております。特に、昨年の北朝鮮、人工衛星と称するミサイル発射、中国による我が国周辺海空域における活動の急速な拡大、我が国を取り巻く環境というのは二二大綱以降も更に一層厳しくなっていると思って...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほどお話ししましたように、二二大綱以降様々な安全保障環境が変わっているということの中で、私ども、そういうことで今回対応を検討させていただいております。  そして、これは大野委員の方でまとめられていただいた、そういう資料だと思いますが、具体的に、私ど...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘ありますように、今回、F35、この取得につきましては、これは取得が不可欠であるということ、これは現在の安全保障環境の中で我が省として判断をさせていただき、現在この取得に向けて予算要求もさせていただいております。その中で今回、官房長官談話ということ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 当時のことを改めてお話をさせていただきますと、一月十九日報告があった中、私もこれは大変重要な事案だとは思いました。そして、第一報ということで総理にはお伝えをさせていただきました。ただ、その後、じゃ、これを外交的にまず抗議を行うということに当たって、正直...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、このような事案が発生した中で、私どもとしては、通常、まず相手国に対してこういうことがありましたということで通告をして、そしてその後、通告が終わった後直ちに公表ということが手順として適当と判断をさせていただきました。  そこの時間は私ども極力短く...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 十九日の事案、この発生があった報告を受けたときには、私自身もそうですし、恐らく防衛省の中でも、そのようなことが本当にあるのかということで緊張もしましたし、また、万々が一、例えば様々な機材、当然ヘリコプターに積んでいる警報機材について、本当にしっかりと作...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) こういう情報収集で得たデータというのは、公表するかどうかは検討するというのが当時からの一貫した内容でありました。  そして、検討する中で、当然国際的な世論の動き、それを私どもは注視をしておりました。諸外国それぞれ反応していただき、例えば米国の国務省の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も閣僚になる前、選挙においても例外なき関税撤廃を前提とするTPP交渉にはこれは反対をするということで公約をさせていただき、自分の選挙でもそのことを訴えさせていただきました。その後、安倍総理とオバマ大統領との会談の中で、この例外なき関税撤廃を前提という...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません。それは何の文書ですか。
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません。その出典は何のところから出ている内容かを教えていただけないでしょうか。
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません。質問通告がないのと、それから二〇一一年の三月七日ということですと、三・一一のちょっと前の話ということになるんでしょうか。  佐藤先生に明確にお話をさせていただくと、私は、TPPの問題が突然菅総理からお話が出た後に、たまたま別の公務がありま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今お話がありました、私がUSTRに行って一番初めに驚いたのは、例外なきこれは関税撤廃なんだということ、その前提での説明がありました。これは、私どもの地域に、例えば関心な産業が抱えるその地域にとっては大変重要な問題だと、課題だということを情報として得たも...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今までは議員としての御質問でお答えをさせていただきました。  防衛大臣として、安全保障環境を携わる立場として考えますのは、やはり日米同盟の強化、これが日本の安全保障の基本のスタンスということになると思います。その強化の中で、これは経済連携だけではない...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員から御指摘ありました四月二十六日、北京におきまして日中防衛当局間における協議を行いました。本協議には、我が国から徳地防衛政策局長ほかが参加し、中国側は関友飛中国国防部外事弁公室主任との間、局長級であります、そして日中の防衛交流、地域情勢について幅...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) モズクのお話を覚えていただいていてありがとうございます。沖縄太モズク、特にホワイト・ビーチに近接する津堅島周辺の漁場、ここからほとんど買わせていただいて、私の地元、三陸の気仙沼でモズク酢を作らせていただいております。今でも大変感謝をしております。  ...全文を見る
05月14日第183回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(小野寺五典君) 十二日深夜、海上自衛隊のP3C哨戒機が久米島の南、接続水域内を東進する国籍不明の潜没潜水艦を確認いたしました。その後、十三日朝、当該潜水艦が久米島の南の接続水域外を南東進しているのを確認しました。なお、五月二日木曜日、国籍不明潜水艦が奄美大島の西海域に...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(小野寺五典君) 全ての趣旨がそのとおりではないと思いますが、この二十六日の外務委員会で私は質問をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) これ、ここでの趣旨は、いずれにしても最終的には国会での承認、批准ということになりますので、それができないと大変なことになるという趣旨でお話をしたんだと思います。
05月16日第183回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(小野寺五典君) 三日月議員にお答えいたします。  自衛隊の活動に深く御理解をいただき、感謝申し上げます。  まず、自衛隊の海賊対処行動の実績と効果についてお尋ねがありました。  自衛隊は、平成二十一年三月以降、ソマリア沖・アデン湾に海上保安官が同乗する護衛艦二隻...全文を見る
05月20日第183回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のとおり、昨年、平成二十四年一月に判明した三菱電機の過大請求事案を始め様々、防衛調達については御指摘をいただいていること、これは事実だと思います。私どもは、しっかりとこれから対応していくために省内に検討委員会を設け、そしてまた調達の在り方について...全文を見る
05月21日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(小野寺五典君) 報道については私も承知をしておりますが、内容については、これは一般論として、正しいも正しくないも、そしてまた、どのような対応をしているかしていないかについても答弁できないということについては御了承いただきたいと思います。  その中で、確かに中国は海洋...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この事案に関しては、たとえそれが強制性があったかもしれない、ないかもしれない、そのような議論が行われることがあったとしても、いずれにしてもあってはいけないことだと思っております。このようなことが議論されること自体、これは決して外交上日本が好ましい立場に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 正式名称は、沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画ということになります。
○国務大臣(小野寺五典君) 統合計画の目的というのは、少しでも沖縄にあります米軍基地の返還、それにつながるように、その縮小につながるように既存の施設を統合するということが本来の目的でありますので、その目的に合わせて返還ということの言葉を使わせていただいております。
○国務大臣(小野寺五典君) この沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画が日米合意でまとまった翌日だと思いますが、私は沖縄に参りまして、そこで関係する自治体の首長さんに直接お話をさせていただき、そしてまた、山内委員が恐らく御懸念されるような、この統合案では基地負担が軽くなる...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 サイバー空間の拡大に伴いまして、サイバー攻撃が行われた場合、社会活動の広範囲で甚大な被害を生じる可能性があります。また、サイバー攻撃は、目的、手法が多様であり、攻撃源の特定や抑止が困難という特性があります。  自衛隊の任務遂行上、サイバー空間の安定的な利用の確...全文を見る
○小野寺国務大臣 大変示唆に富んだ御指摘をしていただいていると思います。  まず、南極半島周辺に十一カ国十七基地があります。そして、これらの国、十一カ国を含め我が国も南極条約という条約に入っており、この条約については、特に、軍事基地や拠点の建設の禁止ということがうたわれておりま...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘がありましたように、平成二十年に出ました安保法制懇の報告、それから五年がたち、安全保障環境、あるいは米国内、さまざま政治環境も違っているんだと思います。  ですから、今、新しい形での安保法制懇が二月八日にスタートいたしましたので、その議論を私どもはしっか...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のとおり、防衛大学校では、理工学専攻の応用物理学科において原子力関連の基礎、応用に関する教育を実施しておりますが、今言った原子力発電所等の事故あるいは廃炉等についての教育等は、研究も含めて行っておりません。  私どもが考えますのは、確かに、例えば口蹄疫の...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の点については、私ども累次、例えばヘーゲル長官との会談において私の方からお話をしたり、あるいは、日本に訪れる米軍各司令、例えば太平洋軍司令のロックリア司令を含めて、今後のあり方についての協議をさせていただいております。  その中で、従前の日米間の合意、グ...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、前回のガイドラインを設定して、二十年ほどがたしか経過していると思います。その間、かなり安全保障環境が変化していることも事実であります。特定の国を意識してこのガイドラインの設定をするわけではありませんが、いずれにしてもさまざまな脅威があります。  例えば、...全文を見る
○小野寺国務大臣 もちろん、米国は世界のさまざまなところで安全保障環境の維持に一定の役割を担っているんだと思っております。  私ども、ヘーゲル長官の発言について論評する立場ではありませんが、少なくても、私が会談をした中で、特に東アジアについては、今後も大変重要な地域であるという...全文を見る
○小野寺国務大臣 全体として、日米同盟、この中で、日本の安全保障、あるいは東アジアの安全保障、それを担う重要な役割があると認識しております。私どもとして、しっかりとした対応をするということ、それを踏まえて、例えば予算の問題や、あるいは装備の問題、それをこれからもしっかりしていきた...全文を見る
○小野寺国務大臣 どこの国にしても、自国を自国が守るというのは当然のことだと思っております。  ただ、その中で、日本が今まで防衛分野に関して担ってきた役割、これはさまざまな、当然制約もある日本でありますので、それぞれ、日本が担う役割、そして同盟国に担ってもらっている役割があるの...全文を見る
○小野寺国務大臣 我が国周辺には、核戦力を含む大規模な軍事力が集中し、朝鮮半島や台湾海峡をめぐる問題が存在するなど、依然として不透明、不確実な要素が残存しております。  さらに、多数の国が軍事力を近代化し、また、北朝鮮による核実験の実施や弾道ミサイル能力の増強、中国による我が国...全文を見る
○小野寺国務大臣 アジア太平洋地域の安定ということは、これはすなわち日本の安定にもつながる、そのようなことと理解をしております。  ただ、沖縄に米軍基地の過重な負担が集中しているということ、これは私ども安全保障に携わる者のみならず、日本国民全体としてこの負担については重く受けと...全文を見る
○小野寺国務大臣 安全保障環境、あるいはそれぞれの国との関係というのは、その都度変化するものということで私どもも認識をしております。  ですが、今、防衛省、日本の安全保障を担当させていただく立場としましては、現時点で予想されるさまざまな安全保障の問題、このことでの対応が中心だと...全文を見る
○小野寺国務大臣 米軍基地の外国人の土地所有の問題については、私も問題意識を持っております。事務方にもどういう形かで国籍がわからないのかということを何度か問い合わせましたが、やはり契約上、あなたはどこの国の人ですかということを付記することはなかなか難しいということで、氏名で類推す...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省は、平成二十年以降、日米合意に基づいて在日米軍から情報提供を受けて、在日米軍等の施設・区域内外における居住者数をホームページにおいて公表するとともに、関係自治体に対しても情報提供をしておりました。  今般、米側から、例えば、市町村別の居住者数といった詳細...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員と同様の趣旨の質問を、たしか四月十五日、予算委員会分科会で宮崎委員からも伺ったことがあると記憶をしております。  今、局長から答弁がありましたが、御指摘のありましたいわゆる認可外の保育所については防音工事の対象とはなっていない、これが現実です。ですが、沖縄...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、自衛隊のオスプレイ配備については、あくまでも、今、ティルトローター機の検討を行う研究費を予算計上しているだけで、今のところ、そのような検討を具体的にしていることはありません。  それから、低周波音につきましては、これは御指摘がありましたように、まだまだ知...全文を見る
○小野寺国務大臣 発言につきましては、外務大臣が申したとおりだと思っております。  防衛省としましては、米軍関係者による性犯罪の発生は遺憾であり、本来起きてはならないものと考えておりますので、引き続き、その防止に向け、米側あるいは関係省庁と真剣に取り組んでまいります。
○小野寺国務大臣 御指摘のように、私どもも沖縄の防衛局へ行きますと、今、嘉手納基地にすぐ隣接した場所にありますが、そこの騒音はかなり大きなものだということは認識をしております。  御指摘がありました認可外の保育所の防音工事等のことについては、二十六年度の予算編成、概算要求までに...全文を見る
○小野寺国務大臣 今御指摘がありました、埋立土砂についての埋立承認願書の取りまとめに当たって想定した採取場所等の内容を具体的に記載するなど、今、沖縄県から求められております。  私どもとしては、沖縄県の要請に丁寧に対応して、理解が得られるように努力していきたいと思っています。
○小野寺国務大臣 御指摘がありましたように、沖縄県から、埋め立てに関する工事の施工区域の図面に関し、一部の図面について、縮尺八千分の一で表示されているものを、縮尺二千五百分の一で表示するように求められております。  当該図面は、那覇の防衛施設局が実施した、当時でありますが、縮尺...全文を見る
○小野寺国務大臣 ただいま議題となりました自衛隊法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  外国における緊急事態に際して防衛大臣が行う在外邦人等の輸送について、当該輸送に際して同乗させることができる者の範囲を拡大し、及び当該輸送の手段とし...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 本会議 第27号
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○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  外国における緊急事態に際して防衛大臣が行う在外邦人等の輸送について、当該輸送に際して同乗させることができる者の範囲を拡大し、及び当該輸送の手段として車両を加えるとともに、外国の領...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 長島議員にお答えいたします。  改正案に基づく陸上輸送の困難性への認識についてお尋ねがありました。  今般の改正により可能となる陸上輸送の場合、航空機や船舶による輸送と比べると、現地の陸上における活動の地理的範囲が広がります。  このため、現地当...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 阪口議員にお答えいたします。  在アルジェリア邦人に対するテロ事件を受けた検証委員会のプロセスと、浮き彫りになった課題についてのお尋ねがありました。  検証委員会は、同事件に際しての政府の対応の検証を行うとともに、緊急事態に際し、在留邦人及び在外日...全文を見る
05月24日第183回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(小野寺五典君) 風間議員にお答えします。  三菱電機等による防衛装備品等の過大請求事案に対する再発防止策を徹底したのか、また、関係者に対する厳正な処分を行ったのかについてお尋ねがありました。  平成二十四年一月に判明した三菱電機の過大請求事案を始め、防衛装備品等の...全文を見る
05月28日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛大臣の小野寺五典でございます。  我が国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務を担うこととなり、光栄に感じるとともに、その使命と責任の重さを痛感しております。  本日は、加藤委員長を始め理事及び委員の皆様に防衛大臣としての所信を申し上げ...全文を見る
05月30日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(小野寺五典君) 概観的に関しては、今概括的には岸田外務大臣からお話がありましたが、防衛省としましては、例えば北朝鮮による昨年二度にわたる人工衛星と称するミサイルの発射事案がございましたし、今年二月、北朝鮮の核実験がございました。累次の国連の決議に違反してこのような対応...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、我が国のような島嶼国におきまして防衛体制を考える上において様々なことを想定して対応するということは、これは大切なことだと思っております。二二大綱の議論の中でも恐らくこの問題についてはかなり議論されたと思いますが、今委員が御指摘の問題認識について...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛のことに関しますので、初めにお答えさせていただきます。  今委員がおっしゃるように、我が国は、日本国憲法の下、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国とならないとの基本理念に従い、文民統制を確保し、非核三原則を守りつつ、節度ある防衛力を整...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 二二大綱の議論の中でかなり深い検討をされたということは私どもも承知をしております。ですから、それ以降、実は、例えば先ほど来問題認識として答えさせていただきました北朝鮮の度重なる人工衛星と称するミサイル事案あるいは核実験がありました。それからまた、この南...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のように、従前の大綱の期間というのはかなり長い期間があったかと私も記憶をしております。ですが、これは委員と問題認識が共有しておると思いますが、最近のこの東アジアをめぐる安全保障環境の変化というのは、恐らく類を見ないほど大きな変化が起きているんだと...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、私は、やっぱり大綱を含めた防衛政策というのは政権が替わって大きく変わるということが通常あってはならないものだとも思っております。そういう中で、私の前任であります森本前大臣に関しては、数度にわたり引継ぎを、長時間にわたりお話をさせていただき、この問...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 二二大綱の議論では相当様々な議論をされたんだと思います。ただ、恐らくそれ以降、これは、例えば北朝鮮のミサイルの開発の中で、従来は人工衛星と称するミサイルということで、発射台がある程度特定をされ、どのエリアに、どの時間にというような予告があり、そしてそれ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 別表というのは、防衛力整備について、これは透明性を確保するという意味、あるいは国民に説明をするという意味、これについては私ども必要なものだとは思っておりますが、ただ、この大綱につきましては、政府全体での議論ということになりますので、あくまでも最終的には...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のとおり、今、国際協力活動は大変高い評価を受けております。今般一つの任務が終わったということで、幾つかの部隊については部隊の今活動が終了したという形を取らせていただいておりますが、現時点でも南スーダンあるいはジブチ海賊対処等で高い評価をいただいて...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 二十五年度予算につきましては、現下の安全保障環境に鑑み、特に南西地域、情報収集、警戒監視ということを中心に必要だということで、陸自が九十四名、海自が九十六名、空自が九十七名の自衛官二百八十七名の増員ということで、実員については増やさせていただきました。...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的には、これは私個人で決める話ではなくて、まず初めに防衛省として現在の評価をどう行うかということ、それを今副大臣を中心として在り方の検討をしていただいております。  大切なのは、しっかりとした防衛体制を整備していくということでありますので、それに...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 論点といいますか、基本的には、我が国が必要な今の安全保障環境に対応した防衛力、その体制の中で、装備もあると思います、また定員もあると思います、そういうことを一つ一つ積み上げるということではないかと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的には、今その在り方検討で様々な議論を積み上げていただいているということでありますが、今一点、広田委員からのお話の中で、共通認識の中で、例えば大規模な上陸等というお話があって、それは二二大綱の議論から見ても、私どもそのような想定は同じような環境では...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛大綱というのは政府全体で決めますし、そのためには、今どのような安全保障環境にあるかということをこれは議論をしながら積み上げ、防衛省全体として一つの方向を出していくということの作業は私はやるべき作業であって、その作業の状況、あるいは全体としての安全保...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も今委員の質問がよく分かりません。  私は一貫してお話をさせていただいているのは、当然ここ何年かでの安全保障環境は大きく変化をしている、そしてそれに合わせてしっかりとした防衛体制を組んでくれというのはこれは国民全体としての要請だと私どもは感じており...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 基盤的防衛力から動的防衛力という形で検討された二二大綱の議論というのは、私は大変重要な議論であったと思っております。それを受けて、いかにそれが実現性が更に増すか、あるいは今の危機に対応できるかということを真摯に検討していきたい、そのように思っております...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 小野委員がおっしゃるように、私もこの仕事に就いて初めて、初めニジュウニ大綱と言ったらそれはフタフタだとか、戦車が、ジュウ戦車と言ったらヒトマル戦車だとか、そういう専門用語がある、そういう分野なんだなということだと認識をいたしました。なるべくこれからも、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 実は、THAADというのは新しいミサイル防衛体制だということで、今回米側としては初めての展開配備の装置だということで承ってまいりました。  私ども説明を受けましたのは、例えば北朝鮮のミサイル等に対してミサイル防衛をするシステムであり、従前のPAC3よ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 思いやり予算を使った職員に関しての役割について委員の御指摘がございましたが、今はそのような、例えばボウリングとかそういう業務に携わる方はそれは独自に米側のお金で雇っていただきたいということで対象にしていないというふうに私ども報告を受けております。  ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、岸田大臣がお話しされたように、これは他党の党首の個別の発言でございますので私の方からコメントすることはないと思いますが、政府の立場というのは岸田外務大臣がおっしゃったとおりでございます。  私ども、これから累次の機会を得て政府の立場というのをそれ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 二国間の安全保障環境あるいは多国間の安全保障環境というのは様々な要因が積み重なってでき上がっていくものだと思いますので、今回のことでどのような安全保障に影響があるかということについては私ども特にここで論評するような内容ではないかとは思っておりますが、い...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先生には、いつも温かい御支援、時々厳しい御指摘もいただいてありがとうございます。  先ほどお話がありました、昨年の内閣発足時で例えば予算のことが具体的に指示があったかというのはちょっと私も記憶にありませんが、いずれにしても、二十五年度予算の編成をする...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の今回の防衛装備、体制の充実というのは、あくまでも我が国の防衛ということで、特定の国を意識した形じゃないということを前提に今予算要求をさせていただいております。  その中で、特に今御指摘がありました部隊の練度向上を高めるための教育訓練の強化とい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的に二二大綱の中で策定された防衛大綱、これは運用を重視した動的防衛力を構築するということなんだと私どもも理解しておりますし、この方向というのは私どもも大きな違いはないんだと思っております。その中で、警戒監視等の平素からの活動の常時的な継続な実施、あ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) いずれにしても、大切なことは、私ども防衛省・自衛隊が国民にしっかりと信頼され、その役割を果たすということ、そしてその役割を果たす過程において、やはり、今叙勲のお話がありましたが、隊員の処遇についてはしっかりとした処遇をしていただきたいということが国民世...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 国連総会決議三三一四号ということで存じております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今外務大臣からお話がありました侵略の定義につきましては、国連の場において様々な議論がなされているということは承知をしております。  我が国としまして、私どもとしまして侵略の事実を否定したことは一度もないということ、これは一貫した総理のお立場でもあると...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 戦後の読谷村を含め、様々な歴史について今御示唆をいただいたことだとは思います。  ですが、今回、私ども日米で取り結びました嘉手納以南の再編計画の中には、トリイ通信施設のマスタープランの内容にもよりますが、陸軍倉庫の移設先ということ、そしてそこに御指摘...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 身につまされる思いで聞かせていただきました。  今ここでどのようなことがお答えできるか分かりませんが、負担軽減のために努力していきたいと思っています。
○国務大臣(小野寺五典君) 私ども、この国の領土、領海、領空をしっかり守るという中で、ここ数年のうちに様々な安全保障環境が変化をいたしました。今、舛添委員がおっしゃるように、例えば中国との問題ですが、その背景には中国の軍事的な増強、かなりのスピードで拡充をされている。あるいは、北...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 策源地の攻撃能力については、これは我が国の法体系の中でもその事情、状況によって可能な内容だとは思っておりますが、従前からその能力は保有しないということを今まで継続して続けてきておりました。今回、この能力についての検討も含めて防衛省内で議論もする必要があ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私ども、特定の国ということでの対応ではありませんが、少なくても、最近、我が国周辺の海洋域を中国の艦船、特に軍艦も含めて通過するという特異的な事例については公表をさせていただいております。このような中国の意図については、今、舛添委員がおっしゃった戦略があ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 様々な防衛省・自衛隊の任務を遂行するための能力訓練というのは日々行わせていただいております。その中で、例えば島嶼防衛等の対応をするための西方普通科連隊というのが現在ありまして、この二十五年度予算、審議をいただいて成立させていただきましたが、ここでも水陸...全文を見る
06月03日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○小野寺国務大臣 御指摘のシャングリラ会合でありますが、これは、アジア太平洋地域のほか欧州の国防大臣等が参加して、地域の安全保障情勢やそれぞれの国防政策等について意見交換を行う国際会議ということであります。各国の国防当局の相互理解と信頼醸成を図る重要な機会であると思っております。...全文を見る
○小野寺国務大臣 安倍内閣の歴史認識、私は内閣の一員でございますので、その認識としての立場ということで、官房長官から累次の場でお答えしておりますが、これまでの歴代内閣の立場を引き継ぐ考えということであります。
06月04日第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○小野寺国務大臣 日ごろ自衛隊の活動に御理解いただきまして、ありがとうございます。  今般の改正では、基本的に派遣先国の同意を得て、陸上輸送を安全に実施できることを前提としており、万一不測の事態が生じたとしても、自己保存型の武器使用権限により、事態に応じた適切な対応を行い得るも...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘をいただいておりますいわゆる国家安全保障基本法につきましては、我が国の安全保障に関する基本原則を定める法律を制定し、総合的に安全保障政策を推進していく必要があるという問題意識から、自民党内において議論が重ねられているということは承知をしております。  今...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、ちょっとだけグアムのことについて触れさせていただきます。  沖縄の負担軽減の中で、グアム移転というのはどうしても重要な役割であります。どの程度グアム移転が進んでいるか、あるいは米側がどのような姿勢でいるかということを直接行って話を聞くということは大切だな...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の輸送業務は、基本的に、外務大臣からの要請ということで我が省の検討が始まるわけですが、当然、外交、防衛一体となりましてさまざまな情報収集をしっかりするということが前提であります。  その中で、輸送を安全に実施することができるかどうかということに関して、例え...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回改正をお願いしておりますのは、あくまでも陸上輸送ができるようにということの改正が中心でございます。基本的に、派遣先国の同意を得て、邦人等の輸送を安全に実施できることを前提とするものであります。  したがって、御指摘がありますように、自衛隊が、拘束された邦人...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、今回、先般発生しましたアルジェリアの邦人に対する事案、このことをもとに、さまざま与野党の中で議論が行われたと思います。  その中で、私どもとしまして、自衛隊が今まで邦人輸送ができる範囲というのは、航空機、船舶に限られていたということであります。  た...全文を見る
○小野寺国務大臣 自民党が邦人輸送についての検討を行ったことがあります。そのときに法案提出者の中に私もおりましたし、当時、外交部会長で検討の中に入っておりました。  そのときにはさまざまな議論をさせていただきましたが、ただ、これは渡辺委員も御存じのとおり、そこで提出する内容のレ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の法律に関しては、先般起きましたアルジェリアに関する邦人のテロ事案、この検証の中で、在外邦人を陸上輸送する必要性や、輸送対象者の範囲の拡大という課題が明らかになったということでありますので、その事案に対応できるよう、海外において邦人の保護が必要となる緊急事態...全文を見る
○小野寺国務大臣 どこかの国と、どこの場所の想定を考えた形でのお答えというのは、差し控えさせていただきたいと思います。
○小野寺国務大臣 まず、渡辺委員にお答えします。  もう委員が一番御存じだと思いますが、議会でのさまざまな発言、議論というのは大変重要なことだと思っておりますが、例えば、政府が特定の地域に特定の問題を想定して対応するということになりますと、これは相手国との関係もありますし、国際...全文を見る
○小野寺国務大臣 きょう御審議をいただいているのは、あくまでも邦人輸送のことの法案についての議論ですので、私どもとしては、邦人輸送についての検討を行った中での自衛隊法改正をきょう御審議をお願いしているというところであります。
○小野寺国務大臣 現在のところ、私どもが考えておりますのは、在外邦人の安全確保に引き続き取り組んでいくために、今後とも必要な制度の見直しについては不断の検討を行っていく必要がある、そのような認識は持っております。
○小野寺国務大臣 邦人救出ということについては、前回自民党で出した法案の中でも、いわゆる自国民救出ということについては想定をしていない内容だと思っております。  そして、私どもが今回お願いしておりますのは、あくまでも邦人の輸送ということであります。
○小野寺国務大臣 まずは、今回提出させていただきました改正法案、これは、アルジェリアのような事案がいつ起きるかわからないような状況で、一日も早く成立をさせていただきたい、そのように思っております。  その上で、今回の、例えば在外邦人の安全確保に対する取り組み、対応というのは、こ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の隊法改正でお願いをしておりますのは、あくまでも邦人の輸送ということであります。そして、その前提は、相手国の同意が必要だということであります。同意が必要というのは、あくまでもこれはこちらからのお願いベース、そして、先方が、それでは日本でお願いをしたいというこ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回お願いしていますのは、あくまでも邦人の輸送ということになります。そして、先ほど来から御指摘がございます、前回自民党が議員立法として出した法案の中にも、自国民救出ということに関しては、これは想定をしていないという法案でありました。  今後、この国会の中でさま...全文を見る
○小野寺国務大臣 意気込みというような内容では多分ないんだと思いますが、いずれにしても、今回、アルジェリアの事案、今委員が御指摘ありましたその事案の発生した後、その検証をするさまざまな議論の中で、やはり御指摘がありました、自衛隊の輸送可能なところが空と海だけであって、陸路ができな...全文を見る
○小野寺国務大臣 一般論としてさまざまな想定をするということは大切だと思うんですが、先ほど来の委員の御主張、議論の中で、例えば空から攻撃を受けるなり、かなりもう、その事態が相当、紛争の当事国あるいは当該地域に当たるということになれば、当初から、今回の自衛隊の輸送任務というのは対象...全文を見る
○小野寺国務大臣 ここでのテレビでの発言についての受け取られ方というのはそれぞれさまざまで、今委員が私の発言をそう受け取ったんだなと思いましたが、今回、私ども、この法案提出をするに当たりましては、在アルジェリア邦人に対するテロ事案の検証では、在外邦人を陸上輸送する必要や、輸送対象...全文を見る
○小野寺国務大臣 海外で活動する自衛官が、不測の事態に際して自己等の生命身体の防御のために武器を使用するということは、いわば自己保存のための自然的権利というべきものであって、相手がたまたま国または国に準ずる組織であっても、武力の行使に該当するものではなく、憲法上許されるというのが...全文を見る
○小野寺国務大臣 今般の改正では、基本的に、派遣先国の同意を得て、陸上輸送を安全に実施できることを前提としており、万一不測の事態が生じたとしても、自己保存型の武器使用権限により、事態に応じた適切な対応を行い得るものと考えております。  また、防衛省においては、さまざまなケースへ...全文を見る
○小野寺国務大臣 繰り返しになりますが、現在、私どもとして、海外に派遣される自衛官に自己保存型を超える武器使用権限を付与することについては、相手方が国または国に準ずる者である場合、憲法第九条が禁じる武力の行使に当たるおそれがあるというのが従来の政府見解であります。
○小野寺国務大臣 私ども閣僚は、すべからく憲法の遵守義務を負っております。  その中、このような議論につきましては、集団的自衛権の問題を含めて、新たな安全保障環境において我が国の平和と安全を維持するため、我が国が何をすべきかということ、これは、安全保障の法的基盤の再構築に関する...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、個別の国に関してのお話がありましたが、今回の私どもの隊法改正の中の邦人輸送の業務は、あくまでも相手国の同意ということが必要になります。  今発言された国が、我が国の自衛隊が輸送することに関して同意をするということが実際あるかどうかというのは、これは難しいこ...全文を見る
○小野寺国務大臣 私は、防衛省・自衛隊という実力組織を指揮する立場にあります。その私が憲法の解釈について発言することは適当ではないと思っております。
○小野寺国務大臣 間違いありません。
○小野寺国務大臣 変更はありません。
○小野寺国務大臣 私どもとして、今回輸送に当たりますのは、まず、外務省、外務大臣からの依頼があり、そして、輸送に関して安全が確保される、十分輸送の任務が行われるということの勘案をするということであります。  今委員が御指摘の内容について、外務省が私どもにどのような事態を想定して...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今の質問の前提となるそれぞれの地域の状況に関しては、これは政府全体として把握をし、外務大臣の方から私どもの方に派遣の要請がある。それを受けての派遣国の同意ということになりますので、順番からいうと、私どもに外務大臣からの要請があるということがその前だと思って...全文を見る
○小野寺国務大臣 いずれにしても、委員が想定されるようなその国の状況については、これは全体として政府が判断し、外務大臣から私どもに輸送の業務ということで依頼があるということが前提でありますので、今のさまざまな想定については、政府そして外務省で判断されるものだと思っております。
○小野寺国務大臣 何度ものお答えになりますが、今赤嶺委員が前提とされるような状況の国においての設定であるということになれば、一般論としては、これは私ども、その国の状況について、政府全体で、そして外務省から私どもに派遣の依頼があるということであると思っております。
○小野寺国務大臣 従来から、この自衛隊法、今回お示ししている改正を含めた邦人輸送の内容については、あくまでも防衛省・自衛隊は外務省からの依頼ということが前提になります。  委員が今お話しされたような内容については、政府全体、そして外務大臣がどのような御判断をされるかということ、...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員が先ほどから御質問されている前提のことを一般論として言えば、それは私どもが今回の法案の中で判断をするような範囲ではなく、何度も申しますが、そのような国がどのような状況にあるかということ、それは政府、そして外務大臣が判断をされ、私どもに派遣の依頼がある、その手...全文を見る
○小野寺国務大臣 今お話にありましたCH53E大型ヘリの普天間飛行場配備ですが、五月三十日、米海兵隊より、二〇〇三年に縮小していた部隊配置計画を再開することとし、六月初旬に第三海兵遠征軍が沖縄に航空分遣隊を再配置することについて、海兵隊員百七十名が六カ月ごとにローテーション配備さ...全文を見る
○小野寺国務大臣 答弁の前に、一つ訂正をさせていただきたいと思います。  先ほど冒頭で、CH53大型ヘリの中で、私、八機の飛行機に関して、これを固定翼機と発言しましたが、回転翼機の間違いでございました。  ただいまの御質問ですが、今般の改正では、基本的に、派遣先国の同意を得て...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の改正案においても、自衛隊による邦人輸送は、緊急事態において邦人輸送を安全に実施可能な場合に行うものとされており、自衛隊が治安を創出しつつ邦人を救出、奪還するということを想定しているものではありません。  また、自衛隊が他国の領土において車両を用いて在外邦...全文を見る
○小野寺国務大臣 演説を読んでいただきまして、ありがとうございます。  防衛省・自衛隊、平成二十五年度予算をふやさせていただいております。また、さまざまな、今後、防衛力あるいは大綱の見直し等を行う中で、周辺国に我が国がどのような意思を持ってこのような防衛力整備を行うかということ...全文を見る
○小野寺国務大臣 一つ一つのことに関して、それが懸念につながる、つながらないということについては、私ども、判断できる立場ではありませんが、全般として、やはり日本がこのアジアの地域で置かれている立場、そしてさまざまな近隣諸国との歴史の問題、こういうことを考える中で、私どもとしては、...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の輸送のことに関しても、前提は、やはり、まずその国の安全に関する情報をしっかりと収集することだと思っております。  在外公館等を通じて、派遣先における治安、交通情報の収集、これはもちろんでございます。また、他国も輸送を行う場合は、その実施状況についての情報...全文を見る
○小野寺国務大臣 一番大切なことは、恐らく、輸送ということを私どもが任務としなくても、事前にさまざまな危険情報、退避情報が外務省を通じてその国の在留邦人に伝わり、危険なところから退避をするということが前提なんだと思います。その上で、万々が一、私どもに任務についての指示があれば、私...全文を見る
06月04日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の法案ですが、外国における緊急事態に際し、邦人の避難のため自衛隊がより広範に対応できるようにすべきという問題意識から、憲法の関係も含めて党内で議論を重ねまして、平成二十二年六月に議員立法として国会へ提出いたしました。私はこの法案の提出者の一人であ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この法案では、命令権者を防衛大臣から総理大臣に変更し、輸送の安全に係る要件をなくす、国会の事後承認を義務付ける、輸送手段に外国の領域内での陸上輸送を追加する、そして、いわゆる任務遂行型武器使用の一つとして、輸送と警護に対する妨害行為を排除するための武器...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは党内で様々な議論がありましたが、これは今回の改正法案の中でも、やはり輸送の安全ということがストレートに出てしまうと、それは安全なところであれば特に自衛隊が行く必要はない、安全が確保されているところであればむしろ民間の航空機でも大丈夫ではないかと、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 恐らく委員の質問の御趣旨というのは、自民党で法案を作成し、そして提出したときに、それが政府提出法案、現在の法律との違いがあると、それはどうしてかということで、恐らく今の輸送の安全のことも含めて御質問をされていると思います。  今回の在アルジェリア邦人...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 再度お話をさせていただきますが、私どもは、今後とも必要な制度の見直しについては不断の検証が必要だと思っております。  ただ、今回、政府提出法案につきましては、アルジェリアの邦人事案に関して検証が出ました。その検証に基づいて、これは防衛省としては、速や...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 方針としては全く変わっておりません。  私は逆に委員に、この緊急性は私ども必要だと、これは社会の要請と理解をしております。今回のアルジェリア事案に関しての様々な報告書が出て、それに対してやはり緊急に今できることをすぐにやるべきということで隊法改正をさ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 百八十度違うという言い方は私は違うと思います。  いずれにしても、邦人をどのような形で私ども保護できるかということ、それを検討している最中の今検討過程なんだと思います。そして、自民党法案、このときに検討した内容につきまして、私どもとしては今後とも制度...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の内容については、アルジェリアの邦人事案のその検証が出た中で、私どもとして求められることについてまとめさせていただいたということであります。  大切なのは、いつ起こるか分からないこれらの課題に一日も早く対応することだというふうに思っておりますので...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしましては、例えば、国際法そして憲法との関係の議論が深まること、国会で深まることが必要だと思っております。
06月11日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(小野寺五典君) 概括については外務大臣のお話であると思います。  防衛分野に関しては、昨年九月の尖閣国有化以降、日中の防衛交流は中国側が応じようとしないということで現在停滞しておりますが、日本側からは、例えば海上連絡メカニズム等の議論を再開したいということで累次申入...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 米中の会談の全体的な評価は外務大臣と同様でございます。  その中で、特に、例えばサイバー分野に関して米国から中国に様々な懸念についてのお話があったと報道されておりますので、その点については日本も共有するところがあると思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛交流の現実としましては、例えば閣僚級の会談というのは昨年九月の尖閣国有化以降できておりませんが、事務レベルについてはそれぞれ今積み上げをしているところであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 在日米軍に提供しているいわゆる米軍専用施設の面積比率についてお尋ねがありました。  平成二十五年一月一日現在において、高い順に三県申し上げれば、沖縄県が七三・八%、青森県が七・七%、神奈川県が五・九%になっております。また、報道によれば、米国国防省が...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先般、嘉手納以南の統合計画のことについては政府として公表させていただきました。今その具体的な、どの倉庫がどこに移るかということの詳細については、米側がこれは最終的な計画を作成している最中というふうに私どもは承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほどの答弁の中でもお話をしておりますが、基本的などこの施設がどこの施設に移るという概略については、嘉手納以南の統合計画の中でお示しをさせていただいております。そして、今マスタープランということで米側がその詳細について積み上げるということが行われている...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) それぞれ地域に住む者というのは、その地域に住む者として地域の将来等を当然考えていくということが重要だと思っております。  私どもとしまして、私も宮城県の県民ではあります、ですが、もう一つ付け加えれば、日本国民でもありますので国全体のことも考える、そう...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、ダニエル・イノウエさんは私は何度もお会いをしております。直接お話をし、恐らく委員とは違った印象を私は受けている感じがいたしました。そして、ダニエルさんがいつも言っていたのは、これは野党として私はお伺いして話を聞いたんですが、やはり日本側から入って...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 一九五〇年の朝鮮戦争勃発後、日本に派遣された米海兵隊、これは日本各地の米軍基地に分散配置されておりました。例えば岐阜県や山梨県、このような駐留していた部隊が一九五六年ごろ沖縄に移駐したというふうに理解をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 山内委員の質問はいつも心に刺さる本当に迫力があるお話だと思います。  その中で、私どもの考えを言えば、例えば、このような防衛力の整備、自衛隊もそうでありますし、米軍もそうでありますが、基本的に、それぞれこれは安全保障のための役割を担っているんであって...全文を見る
06月13日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の割愛制度の停止ですが、これは平成二十一年九月二十九日の閣議における鳩山総理の発言により禁止ということになりまして、それを受けて防衛大臣として当時その禁止の通達を発令したということだと思っております。  御指摘のように、自衛隊のパイロットが精強...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 政府として様々制限もありますが、そのことを踏まえながら検討して、防衛省としては前向きに取り組むように努力していきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の、さきの大戦の教訓、これを今後の政策や国づくりに反映してほしいという御指摘は大変重要な御指摘だとは思っております。これをどこで検討するかということを含めて、政府内含めて考えなきゃいけないことなんだとは思いますが、今までちょっと、御質問あるかなと思...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) かなり時間もたっておりますし、恐らく、なるべく資料を保存しているということだと思いますが、この内容が政府見解として何か政府として出すのが適切なのか、あるいは研究という中で、研究者を含めた中で出すのが適切なのか、どこがやるべきなのか、そういうことも含めて...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊が担った任務というのは人道復興支援に関することということで、特に、様々に現地で活動するに当たっては地元の族長を含めた地域としっかりと連携を取るということも大切だということで、今日おりますが、佐藤大臣政務官が当時第一次の派遣で現地でも活動されたこと...全文を見る
06月18日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(小野寺五典君) これは、広田委員も大変この問題については、当時、防衛省の政務官のときに御尽力をしていただきました。  このオスプレイについて、日米関係、そしてまた安全保障環境の中で、その重要性というのは共通の認識を持っていると思います。その中で、沖縄の負担軽減をどう...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしては、今回の八尾を含めたことということよりは、むしろ本土全体で、本州全体でどのように沖縄の負担軽減を分かち合うかということの検討努力というのは防衛省としてもするべきだとは思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 私はあくまでも報道で知ったということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、官邸の方に橋下代表、松井知事が来られて、官房長官にお会いをされ、そしてこの八尾の話をお伝えしたということなんだと思います。その後、官房長官が官房長官会見の中で事務方に検討させるというような会見をされたということですので、それを受けて、私ども、事務...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 特定の地域を想定をして検討というよりも、本州の中でオスプレイの訓練移転がどのような形で行われるかということ、米側に様々協議の申入れはさせていただいているということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) まだ具体的に米側と特定の場所を想定したような議論までには至っていないというふうに思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) いずれにしても、このオスプレイの訓練移転というのは米側が運用上の訓練ということで主体的に行う話で、私どもとして、本土の訓練移転あるいは飛行訓練についてその協議を行うということに尽きるんだと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 私も、外務大臣と同様、沖縄の戦跡については何度もお伺いをさせていただき、その都度、いかに熾烈な戦いがあったか、そして沖縄島民の皆さんが大変な惨禍の下にあったかということを身にしみて感じております。  今回、六月二十三日、慰霊の日ということで私も出席を...全文を見る
06月20日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(小野寺五典君) 一昨年三月以来、シリアの情勢は悪化をしており、UNDOFの活動環境は著しく厳しくなっているということは認識をしております。自衛隊が撤収した後の現在もフィリピン部隊の要員が何度か拘束されるなど、UNDOFの活動は一層厳しくなっていると認識しております。 ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほどもお話をさせていただきましたが、我が国部隊を撤収させるとの昨年末の判断は、改善の兆しが見られない当時のシリア情勢を踏まえ、民主党政権において関係の閣僚が責任ある判断をされたというふうに私は承知をしております。  この際には、要員の安全確保を最優...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員が御指摘ありましたように、防衛省としましては、これは多分一番初めは、四月十五日の衆議院の予算委員会分科会で宮崎議員から質問があったところからこの認可外保育のことについて御答弁をさせていただいていると思いますが、現在、累次お話をさせていただいており...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、私どもとしては、認可外保育所に関する補助の在り方について平成二十六年度概算要求までに所要の結論が得られるように今鋭意進めております。  そして、今御指摘がありました、例えば政令等の改正が必要かどうかということですが、これはあくま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、今年度中というお話がありましたが、今年度については予算が措置されておりませんので、私どもとしましては、二十六年度の予算概算要求に向かって今、これ全国になります。一番初めの御質問は、特に認可外保育所が多いのは沖縄にそういう特徴があるというお話でありま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず冒頭に、グアム移転のことがございました。  私は先般、アンダーセン空軍基地そしてアプラの港湾地区を見てまいりましたが、既に移転のための様々な工事が始まっております。そういう意味をもちますと、私は今、米国の議会の中で、特に上院で予算をめぐっての議論...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) もちろん外務大臣と同じ意見であります。
○国務大臣(小野寺五典君) 山内委員の累次の質問は本当に真摯に迫る思いがあります。  私どもとしては、沖縄の皆さんの負担軽減を、少しでも少なくなるよう、今後とも誠心誠意取り組んでいきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 埋立てできれいなちゅら海が失われるということは、どの方も皆さん、心に非常に重いものを持つんだと思っております。山内委員のお話だけではなく、私もここにいる委員も皆同じような気持ちを当然持っていると思います。  ですが、私どもとしては、普天間の固定化はあ...全文を見る
06月21日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○小野寺国務大臣 平成二十一年度における防衛省の決算につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、防衛省主管一般会計の歳入につきまして御説明申し上げます。  歳入予算額は四百九十三億六千百万円余でありまして、これを収納済み歳入額五百七十七億七千万円余に比較しますと、八十...全文を見る
○小野寺国務大臣 平成二十一年度、二十二年度及び二十三年度決算検査報告において会計検査院から指摘を受けました事項につきましては、まことに遺憾に存じております。  不当事項として指摘を受けましたものにつきましては、会計法令の遵守を図るとともに、綱紀粛正のより一層の徹底に努め、かか...全文を見る
10月22日第185回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 まず、防衛省、特に自衛隊の重要な施設、特に離島や司令部機能を有するような施設について、これは私も同じ認識を持っておりましたので、防衛大臣になりましてすぐに、一月だと思いますが、指示を出しまして、調べろということで、七十四施設を調べさせました。  その結果、実は...全文を見る
10月23日第185回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(小野寺五典君) 個別的自衛権とは、国際法上、一般に、自国に対する武力攻撃を実力をもって阻止する権利と解されております。  我が国としては、憲法九条の下、我が国に対する急迫不正の侵害があること、これを排除するために他に適当な手段がないこと、必要最小限度の実力行使にとど...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) お答えします。  防衛出動の具体的な要件を満たしていないような場合において、いわゆるグレーゾーンについては、今二つのグレーゾーンの問題があるということを安保法制懇の中で議論をされております。  一つは、域外的な執行活動であり、海賊やテロリズム、邦人...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 個別のその状況、事態によってその判断の仕方というのは変わってきますので、具体的な事案によって対応が、それぞれすることになると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 実際の想定に応じて答える必要がありますが、当たる可能性はあると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 昨年も御指摘ありがとうございます。  サイバー空間の拡大に伴い、サイバー攻撃が行われた場合にどのような対応を行うかということにおきまして、特に自衛隊は、任務遂行上、サイバー空間の安定的な利用の確保が不可欠ということになります。そのため、今年度末にサイ...全文を見る
10月28日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 補足を後でしていただきたいと思います。  まず、武器輸出三原則ですが、私が記憶しております、例えば官房長官談話は、平成九年、公明党のイニシアチブによりまして、人道的な対人地雷除去活動に必要な貨物等についてということで、まず適用除外にしていただき、これは今、地雷...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、遠山委員の御指摘されました、例えば、武装した日本人ではない者が領海に侵入し、さまざまな行為を行うことについては、個別事案ごとに、例えば海賊と認定できるのか、あるいは今回のグレーゾーンということで対応するのか、さまざま具体的な事例によって対応されるんだと思って...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、外務大臣からお話もありましたが、今回の共同ステートメントについては、我が国の安全保障政策や核軍縮アプローチと整合的な内容に修正されたということで支持をすることだというふうに承っております。したがって、拡大抑止を含む我が国の安全保障政策と矛盾するものではなく、...全文を見る
○小野寺国務大臣 大臣レベルというわけではありませんが、基本的には、外務省の方針について防衛省にも報告があるというふうに理解をしております。
○小野寺国務大臣 西郷隆盛の南洲遺訓を時々読ませていただいております。
○小野寺国務大臣 「しらね」の事件でしょうか。イージス艦システムに係る特別防衛秘密漏出事案。  平成十九年一月、護衛艦「しらね」の乗組員であります二等海曹の自宅から、秘密の疑いのある情報を記録したハードディスクが発見され、当時の捜査の結果、同年十二月、艦艇開発隊に所属していた三...全文を見る
10月29日第185回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。  我が国の防衛という崇高かつ国家存立の基本にかかわる任務に、引き続きしっかりと取り組んでまいる決意でございます。  初めに、さきの台風によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心からお...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛秘密の指定に当たりましては、自衛隊法の別表に限定列挙された事項に該当するもののうち我が国の防衛上特に秘匿が必要であるもの、つまり、それを秘匿しなければ、自衛隊法第三条に規定する直接侵略または間接侵略に対し我が国を防衛するという自衛隊の任務の円滑な遂行に著しい...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛秘密文書の破棄については、私も大変深い関心を持って、担当部署からの報告を受けております。  その中で、防衛秘密文書が全て一定年限で破棄されているわけではなく、特に重要で、また今後も必要なものに関しては、秘密の延長という形で省内で保管をしているということであ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今まで、やはり防衛秘密というのは、通常の役所で言ういわゆる省秘と違いまして非常に国防上重要だということで、公文書管理法第三条に定める「特別の定め」に該当するということで整理をされてきたんだと思っております。  いずれにしても、今回、防衛秘密というものが特定秘密...全文を見る
○小野寺国務大臣 二二大綱を定めていただく議論の中で、中川委員も大変重要な役割を果たされたというふうに伺っております。私どもとしましては、そこで打ち出していただきましたさまざまな方針というのは大変重要な考え方だと思っております。  その上で、ここ数年、特に二二大綱が策定された以...全文を見る
○小野寺国務大臣 どのような表現を使うかということは、まだ明確にしているわけではありませんが、二二大綱の中の大きな考え方、これは私どもとしても大切な考え方だというふうに思っております。  ただ、その中で、御案内のとおり、最近さまざまな状況が発生しておりますし、また、今回の伊豆大...全文を見る
○小野寺国務大臣 表現の仕方はまだ明確に決めているわけではありませんが、二二大綱の考え方は大変重要な考え方だと思っております。  先ほどお話があった中で、私ども、今回、防衛力整備の中で、特定の国を明確に意識して例えば水陸両用部隊というのを意図しているわけではなく、これは御案内の...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘もありましたが、防衛省は、十一月一日から十八日までの間、主として九州、沖縄方面の我が国周辺海空域及び自衛隊、米軍の基地等において、平成二十五年度自衛隊統合演習を、これは実動演習ですが、実施いたします。  本演習は、陸海空の人員約三万四千人が参加する本年度...全文を見る
○小野寺国務大臣 多くの島嶼を有する我が国にとって、島嶼部への迅速な部隊展開や対処能力の向上は重要な課題であります。そのため、本演習では、沖大東島を使用し、着上陸に関する一連の流れについての訓練を実施することにしており、具体的には各種射撃訓練や着上陸の模擬を行うこととしております...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、演習につきましては、特定の国・地域を想定したということではありません。  先ほど御指摘がありましたが、宮古島分屯基地への部隊の機動的な展開、あるいは石垣島の公有地を使用しての訓練、これは今、地元自治体との調整をしております。また、那覇駐屯地、宮古島分屯基...全文を見る
○小野寺国務大臣 日米のガイドラインについては、前回成立してからもう十七年たっております。最近の安全保障環境の中でしっかりと対応するためには、この見直しが重要だと思っております。  今御指摘のような内容については、これはガイドラインということだけではなく、やはり総合的に、さまざ...全文を見る
○小野寺国務大臣 策源地攻撃能力については、既に、昭和三十一年の国会の中で、これは自衛の範囲に含まれるということで、国会の中での議論は整理されていると思っております。  今回、日米の中での議論というのは、包括的に、今後日米がどのような役割を果たしていくかという中で、それぞれの安...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の報道については承知をしております。  中国は、各種、各射程の弾道ミサイルを保有しており、特に短距離弾道ミサイルについては、固体燃料方式のDF15などを台湾正面に配備しておりますが、我が国南西諸島の一部もその射程に入っているということは私どもとしても把握...全文を見る
○小野寺国務大臣 本年九月に英国のロンドンで開催されましたDSEIでしょうか、これには、防衛省としまして初めて、防衛大臣政務官ということで左藤章前政務官を長とした視察団を派遣して、九月十日に主要な展示ブースの視察及び意見交換をしたということであります。  今回の展示視察は、こと...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘を踏まえ、また、我が省としても、能力の評価を行っておりますので、その体制をとってまいりますし、また、今導入を進めておりますF35A、この着実な導入、あるいはF2の能力向上、こういうこともあわせて検討していきたいと思います。
○小野寺国務大臣 我が省としては、さまざまな基地、防衛力整備も検討するところではありますが、下地島空港については屋良覚書というのがあったということで私どもは承知をしておりますので、いずれにしても、沖縄県のお考えというのが大変重要だと思っております。
○小野寺国務大臣 基本的には外務大臣と同じであります。私も、政治問題化すべきではないというふうに思っております。
○小野寺国務大臣 ガイドラインの見直しについては、安全保障環境の変化、それから新しい脅威として宇宙、サイバーというようなものも出てまいりました。こういうことから、今の日米ガイドラインは来年の末をめどに検討していくということで、さきの2プラス2の中で合意をさせていただいております。...全文を見る
○小野寺国務大臣 中国の公船による領海への侵入というのは、これは繰り返し行われております。また、中国航空機の領空侵犯は、昨年十二月十三日に一件起きていると思っております。ただ、無人機については、これは領空侵犯ではなく、あくまでも東シナ海で飛行していたということが事実だと思っており...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、水陸両用機能を持った部隊につきましては、我が国の例えば島嶼部というのは、我が国の排他的経済水域世界第六位の基盤となるものであります。離島を含めた島嶼に関して、しっかりとした対策をとることが大切だと思いますし、また災害時にもこれは有効に活用できるものだと思っ...全文を見る
○小野寺国務大臣 策源地攻撃能力につきましては、国会の議論の中でも、これは自衛の範囲ということで整理はされていると思います。  ただ、具体的な方向につきまして、私が何か具体的に防衛省の中に指示をしたということではなく、さまざまな事態に対して包括的に検討する中でさまざまな議論が行...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のように、中国は、東シナ海や西太平洋等の我が国周辺の海空域を含む海洋において、海軍艦艇や軍用機の活動、各種の監視活動を急速に拡大、活発化させており、今後とも、活動領域のより一層の拡大と、活動のさらなる常態化を進めていくものと考えております。  特に、昨年...全文を見る
○小野寺国務大臣 一般論として、中国海軍の海洋における活動は、中国の領土、領海防衛のための可能な限りの遠方における敵の作戦の阻止、台湾独立の抑止、阻止のための軍事的能力の整備、中国が独自に領有権を主張している島嶼の周辺海域における各種の監視活動や実力行使などによる当該島嶼に対する...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、冒頭にお触れいただきました、何かどちらが先に行動を起こした、しかけたかということに関して、これはしっかりした対応をしてほしいという御指摘はまさにそのとおりでありまして、ことし一月に発生しました中国の艦艇による我が国艦船に対するレーダー照射事案につきましては...全文を見る
○小野寺国務大臣 二〇〇二年四月四日付、当時の防衛庁が衆議院安全保障委員会理事会に提出した、「武装工作員等が我が国に侵入する事態に自衛隊が対処する場合の警職法を超える武器使用について」と題する文書及び同日の委員会における中谷防衛庁長官の説明で説明をしておりますが、自衛隊としまして...全文を見る
○小野寺国務大臣 ウミガメの問題につきましても、私どもは、代替地を含めて、環境に影響が出ないようにしっかり最大限努力をしていきたいと思いますし、今回のオスプレイの低周波音につきましても、環境省を含め、再度しっかり、どのような状況であるかを検討していくことが大切だと思っております。...全文を見る
○小野寺国務大臣 沖縄においては、米軍基地の大変過重な配備ということで、県民の皆様に大変さまざまな意見、考え方があるということであります。〇・六%の国土に七四%の米軍基地が集中しているということ、これを少しでも返還していきたいというのが防衛省の考え方であります。  今回、一度に...全文を見る
○小野寺国務大臣 少しでも返還をしたい。国土の〇・六%に七四%の米軍基地が集中しているということを、私どもは国会で累次、沖縄選出の議員の先生方に強く申しつけられております。少しでも返還をしたいというのが事実であります。  一括返還をしたいというのが本音でありますが、ただ、そうな...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもは、北部訓練施設もそうでありますが、少しでも沖縄の負担軽減のために返還の努力をしていきたいと思います。返還が決まったならば、ぜひ速やかにその作業に移らせていただきたいと思っております。
10月29日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛大臣の小野寺でございます。  まず冒頭、さきの台風によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。防衛省・自衛隊としては、統合任務部隊を編成して態勢を強化したところであり、災害対応にし...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 今御指摘がありますように、このグレーゾーンという事態、平時でもなければ有事でもないという、その状況については、最近の安全保障環境を見ると顕在化しているように私どもは思っております。  七月には、防衛力のあり方に関する中間報告を防衛省がまとめましたが、その中でも...全文を見る
○小野寺国務大臣 無人機のことにつきましては、先般、我が国のADIZを越えて入ってきたということ、これは我が国の領空に入ってきたわけではありませんが、そのような事態があったということで、特異的な事例ということで公表させていただきました。そして、このようなことに今後どのような対応を...全文を見る
○小野寺国務大臣 それぞれの具体的な事態に応じて対応することになると思いますが、まだNSCができておりませんが、少なくとも特異的な事例ということで私どもとして公表させていただいたというときには、今回、この問題については、しっかりとした対応ができるようなことを当然省内でも検討してい...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の第二条第一項第八号の国防に関する重要事項に基づく具体的な審議事項については、従来どおり、内閣総理大臣が個別具体的な案件の重要性を評価して判断するということでありますので、国家安全保障会議の審議対象が特に重要性のない事項まで拡大するということにはならないと...全文を見る
○小野寺国務大臣 さまざまな安全保障の重要な問題というのは、これは、総理が方針を決め、そして防衛大臣が総理の御指示のもと動くということでありますので、今回、ここにありますように、国防に関する重要事項に基づく具体的な審議事項というのは、従来どおり、内閣総理大臣が個別具体的な案件の重...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、防衛秘密の文書の廃棄についてお答えします。  防衛秘密文書の保存期間が満了したときには、自衛隊法等の法令、規則にのっとって、防衛秘密管理者等の承認を得て廃棄することにしています。具体的には、二〇〇七年に二千三百件、二〇〇八年に三千件、政権がかわった年、二...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもは、そういう指摘を受けないようにしっかり対応してまいりたいと思います。
○小野寺国務大臣 繰り返し申しますが、私どもとしては、この対応について、今までも制度的にしっかりとした中で対応させていただいております。  私の責任の範囲内でしっかり対応させていただきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 委員がどういう意図でこういうお話をされているかわかりませんが、基本的に、私は、今回の特定秘密の法律が今回審議をされるということですから、その前にさまざまなことがあってはならないという思いで、私の政治的な指導でこういうことを行っております。そういうことを信じていた...全文を見る
○小野寺国務大臣 今御指摘の内容については、私は、どういう管理をしているかは知っておりますし、中身も見ておりますが、もし委員が、それを全て私自身が全部チェックするというのであれば、逆に、申しわけありませんが、こういう中で、国会でさまざま、答弁の中で、時間が限られておりますので、私...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、丸山委員には、東日本大震災の際には大変お世話になりました。  現場に入り、特に陸前高田だと思いますが、長期間、避難所に寝泊まりをし、避難民の心のケア、あるいはさまざまな復旧に対して努力をされていたこと、今でも、作業服姿で汗まみれになって活動されたお姿をし...全文を見る
○小野寺国務大臣 安全保障全般にわたる、例えば緊急事態の内容についてのお問い合わせだというふうに思います。  例えば、武力攻撃事態等への対処については、武力攻撃事態法を初め事態対処関連法制が整備をされており、既に、有事において、例えば空港、港湾、道路、電波などの利用については、...全文を見る
○小野寺国務大臣 国家安全保障会議は、外交、安全保障に関する諸課題について、総理を中心として、私を含む関係閣僚が平素から戦略的観点を持って審議を行い、強力な政治的リーダーシップを発揮して、政府として国家安全保障政策を機動的、戦略的に進めていくために設置されるものであります。  ...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員の御指摘の中で、それは法制上の問題というよりも、むしろ政権自体の問題に帰するものだと思いますので、法制上幾ら縛ろうとしても、最終的に総理のリーダーシップが発揮できないような、あるいは内閣が不一致するような、そういう政治体制では、どのような形をつくってもうまく...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘、重々私どもも内容はよく理解しておりますが、法案第八条第二項において、議長たる総理は、必要があると認めるときは、統合幕僚長を会議に出席させ、意見を述べさせることができると明記されておりますので、議長たる総理の権限において統合幕僚長を会議に当然出席させ意見を...全文を見る
○小野寺国務大臣 自衛隊としての訓練のお話ですので、お答えをさせていただきます。  私どもは、常日ごろ、日本の国民そして財産、領土、領海、領空を守るためにさまざまな訓練を行います。今回もその訓練の一環として行わせていただくだけであり、特定の国に対して何か意識したものではございま...全文を見る
10月31日第185回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 これは安倍総理も、「現在、安保法制懇において、今のような事態に対して、どこまで本当に憲法が禁止しているのかということも含めて議論をしてまいります。」と答弁をされております。私も議員の問題意識は同じく共有をさせていただいております。
○小野寺国務大臣 今、外務省から報告がありましたが、今回、アフリカ地域におきましては、アルジェリア、エチオピア、ケニア、ジブチ、ナイジェリア、南アフリカ及びモロッコの七カ国への新たな派遣に関しての増員要求を行っております。  特に、今回のアルジェリア事案におきまして、政府専用機...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは外務省、防衛省が協議してやることになると思いますが、今回の邦人輸送につきましては、基本的に外務大臣の要請があり、そして防衛省として政府専用機を含めた航空機を出すということになりますので、やはり外務省、防衛省、両方の協議が大事だと思っております。
○小野寺国務大臣 まず私からですが、外国で拉致、拘束されている邦人を実力をもって救出する目的で自衛隊を活用するための法的根拠というのは自衛隊法には置かれておりません。また、今回の法改正によっても、自衛隊がそのような救出をできるようになるわけではありません。  一般論として、外国...全文を見る
○小野寺国務大臣 現行の自衛隊法八十四条の三において、自衛隊が他国の領域において在外邦人等の輸送を実施する際には、国際法上、派遣先国の同意が必要となります。  今般の改正案においても、自衛隊が他国の領土において車両を用いて在外邦人等の輸送を行う際には、航空機や船舶による場合と同...全文を見る
○小野寺国務大臣 あくまでも派遣する相手国政府の同意というのが前提となります。
○小野寺国務大臣 あくまでも、要件としては、派遣先国の同意ということになります。
○小野寺国務大臣 あくまでも、私どもとしては、派遣先国の同意ということが前提ということになりますし、またさらに、輸送の安全というもう一つの私どもの考慮もありますので、そういう面については万全を期していきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 在外邦人輸送に際して自衛官が携行する武器の種類については、現在、閣議決定において、「拳銃、小銃又は機関銃に限るものとする。」とされております。  現行の閣議決定は、在外邦人等の輸送の手段として航空機及び船舶を想定した現行法に基づくものであるということであります...全文を見る
○小野寺国務大臣 あくまでも、今般の邦人輸送に関する法律のたてつけの中で現在私どもが審議をいただいておりますのは、陸上輸送という枠を広げていただきたいということであります。  そして、これはあくまでも邦人の輸送ということ、邦人を輸送する中でしっかりと自衛隊に課せられた任務を果た...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の自衛隊法の審議をいただいておりますのは、従来の船舶、航空機による輸送に加えて陸上輸送ができるという内容でございます。  今回、私どもがその改正に必要な審議のお願いをしている内容については、先ほど来お話をいたしておりますが、使用する武器の種類を含め、法案成...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、御指摘ありますように、防衛力の在り方検討に関する中間報告を、現在委員長をされておりますが、江渡副大臣を中心にまとめていただきました。  その中で、自衛隊のこれまでの活動経験に鑑みれば、今後の国際平和協力活動に関して、以下のような課題がある。今後ともアフ...全文を見る
○小野寺国務大臣 この活動というのは、国際平和協力の一環として日本として行うべき活動だと思っております。積極的平和主義を含めたさまざまな支援をこれからしていこうとする安倍内閣におきまして、私どもとしても、国際平和に積極的に貢献する、その役割は重要だと思っております。
○小野寺国務大臣 今回の改正法の意義でありますが、今委員がおっしゃったように、本年一月に発生したアルジェリア邦人に対するテロ事案を受けさまざまな検討が行われました。  改正内容の四点について、概要を説明させていただきます。  一点は、自衛隊が在外邦人等の輸送を行う際の要件であ...全文を見る
○小野寺国務大臣 自衛隊に与えられた役割というのは、あくまでも陸上輸送も今回の邦人輸送の中に含まれるという中身であります。  今回の中で、輸送の範囲を企業関係者、家族などというのは、実際、あのアルジェリア事案の場合に、当然、企業が何らかのテロ事案に遭ったとき、その企業の関係者が...全文を見る
○小野寺国務大臣 考え方としては、政府全体として進めることでありますが、もちろん、私ども実力組織を預かる防衛省としましては、自衛隊としましても、このような問題については、より慎重に、しっかりとした体制をとることが大切だと思っております。
○小野寺国務大臣 御指摘のような内容が記載されております国防総省内部監査報告書の要旨については、国防総省のウエブサイトに掲載されており、承知をしております。  この報告書において、普天間飛行場に配備されたMV22オスプレイは評価の対象にはなっておりませんが、いずれにせよ、我が国...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省としましては、昨年十月にオスプレイが普天間飛行場に配備されて以来、沖縄防衛局が目視や撮影などでオスプレイの飛行状況の把握に努めております。その中で、今御指摘のあった報道を私も見ております。今後、沖縄県からも、このようなことについて、私どもの方に、さまざま要...全文を見る
○小野寺国務大臣 このように、今訓練に二機のMV22が使用されました。  本土におけるこのような訓練は、これが一番初めということになります。私は、沖縄の負担軽減の第一歩になるように、これからも、本土での訓練についてさまざま計画し、また、地元自治体の御協力を得るように努力していき...全文を見る
○小野寺国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。ありがとうございました。     —————————————
11月01日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第5号
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○小野寺国務大臣 今回、九月九日、東シナ海の我が国防空識別圏内を飛行する無人機に対して航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させるなど、必要な対応を行いました。  この際、領空侵犯は発生をしておりません。
○小野寺国務大臣 私どもは、その無人機の映像を撮影し、公開をしております。  その中に明確にどこの国ということの識別はなかったと思っておりますが、その後、中国から、先方の発表という形であったということは承知をしております。
○小野寺国務大臣 それぞれ役目はあると思いますが、一般に使われている無人機というのは、偵察、監視、あるいは一部攻撃にも使われているというふうに承知をしております。
○小野寺国務大臣 まず、無人機かどうかというのは、これは、逆に言えば、目視で、そこに人が乗っているかいないかというのも確認しなければいけませんし、それから通常の航空機に対しての対応をとるということでもあります。対応については、かなり注意を要するものだと思っております。
○小野寺国務大臣 まず、今回の無人機の高度でありますが、これは、委員が御指摘のように、民間航空機が利用する高度の可能性がありますので、この際、通常であれば大変危険だなということを感じざるを得ない状況だと思っております。  その中で、無人機といっても何らかの形で誘導されているわけ...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊は、常日ごろ、さまざまな情報について意見交換なり情報共有をさせていただいております。  例えば、防衛駐在官については、必要な情報を外務省と協力しまして速やかに集めるようにしておりますし、防衛省と米国防省の間では、定期的に防衛協力部局がそれぞれ意見...全文を見る
11月05日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第6号
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○小野寺国務大臣 渡辺委員も御存じのとおり、防衛省、さまざまな情報収集・分析の分野、部門を持っております。  その中で上がってきたものについては、速やかに今回のNSCの方に上げますし、また、さらにNSCの方で必要な情報ということがありましたら、私どもとしては、防衛駐在官がおりま...全文を見る
○小野寺国務大臣 私が政治家を初めて意識したのは、まだたしか高校生ぐらいだと思いますが、鈴木善幸さんというすばらしい政治家が同じ三陸沿岸から出ていて、そして間もなく総理になる、そういう時期だったと思います。ですから、私も、同じ気仙沼という漁村に生まれ、漁民の生活、厳しさも重々感じ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今お話がありました、国家安全保障会議の役割、そして自衛隊の訓練の問題でありますが、防衛省としましては、この国家安全保障会議が設置された後は、四大臣会合等で示された基本指針に基づき、国家安全保障局と連携しつつ業務を遂行していくこととなりますが、自衛隊の具体的な作戦...全文を見る
○小野寺国務大臣 アジアの安定は、これは今、世界経済の牽引車として活躍している地域でありますので、大変重要だというのは、日米ともに防衛大臣間での共通認識ということになっております。たび重なる会議の中でも、米軍の例えばアジア太平洋へのリバランス、役割、そして日本の防衛省・自衛隊みず...全文を見る
○小野寺国務大臣 緊急事態において、私どもは、防衛省が対応するさまざまな事案については、歴代の内閣、歴代の防衛長官、大臣が、さまざま、今まで有事法制について議論をし、そしてまた、法律として制定していただきました。  現在、この有事法制等を私どもとしてはしっかり対応する中で、緊急...全文を見る
11月05日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) 佐藤委員には大臣政務官として大変お支えをいただきまして、感謝を申し上げます。  今回の隊法改正の中で今後具体的な役割が私どもとして付与されるということでありますので、それに必要なものをしっかり対応していきたいと思っております。大変重要な御示唆もいただ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 実際、今回、伊豆の大島の救助に当たりまして、防衛省としましてはできる限りの輸送を行いました。伊豆大島の空港の制限もあり、使える航空機は限定をされておりましたので二十四時間態勢でピストンをさせていただきましたし、また、装備等について、本来であれば輸送艦か...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 集団的自衛権については、今、安保法制懇を始め有識者の中で議論をされているということは承知をしておりますが、現在そういう状況にあるんだと思っております。  積極的平和主義につきましては、先ほど来外務大臣が答えているとおりだと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 集団的自衛権については、現在、安保法制懇と専門家の間で様々な議論がなされているということは承知をしております。  積極的平和主義につきましては、先ほど来外務大臣が述べているとおりでございます。
○国務大臣(小野寺五典君) もう私どもとしては一貫して、今、木原政務官も同じでありますが、この問題については安保法制懇で議論をされているところだと承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、様々周辺の安全保障状況についての議論は行っておりますが、具体的内容については差し控えさせていただきます。
○国務大臣(小野寺五典君) 今、防衛省として、この海域について、例えば海峡を通過するロシアの艦船については特異的な例ということで対外的に公表をさせていただいておりますし、また航空機につきましても、防衛省として特異的な事例ということで公表させていただいております。  こういうよう...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、この周辺の安全保障環境の中の議論をする中に、当然、私どもとして今検討をしております日本の防衛力、そしてまた、今後検討するであろう防衛大綱などの議論も日本からは紹介をいたしましたし、ロシア側からも様々な自国の今の内容についての説明がございました。そ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) こういうミサイル防衛システムがアジアの中に広がり、それが米側と密接にリンクをするということになった場合、地域のバランスとしてどのようなものか、バランスが崩れるということは懸念になるのではないかというような内容というふうに私どもは承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 当然、今回の日ロの防衛相会談の中で、これは2プラス2でも一部共有していることだと思いますが、基本的に北朝鮮に対してのこれは様々な懸念が示されております。その中で我が国としての必要なミサイル防衛の説明をし、それについてロシア側からは理解を得たということだ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) それぞれがそれぞれの国の現在の行っている内容についてのお話をさせていただきました。
○国務大臣(小野寺五典君) これは細かい内容、具体的な内容になりますが、二国間では様々なことについて話合いをさせていただきました。
○国務大臣(小野寺五典君) 今、藤田委員から御指摘がありました、その違いについて、済みません、もう一度質問いただけませんでしょうか。
○国務大臣(小野寺五典君) 昨年、二〇一二年四月二十七日のこれは2プラス2におきましては、今このお手元の資料で委員の方から、下段の方ですね、御指摘があると思うんですが、この「閣僚は、」の前のところに、「閣僚は、運用上有効であり、政治的に実現可能であり、財政的に負担可能であって、戦...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません、もう一度ちょっと趣旨を御説明いただきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の共同発表における「普天間飛行場の継続的な使用を回避するための唯一の解決策」との表現というのは、昨年四月の共同発表において「普天間飛行場の固定化を避けるため」と表現されているように、同飛行場の固定化を絶対に避けなければならないという決意の下、同飛行...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、あくまでも私どもとして政治的に沖縄の皆様にしっかりとした理解を得る努力を今後とも続けていくというその姿勢には変わりはないということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 文章の中をずっと読んでいただければ分かるように、今回については、前回、昨年の2プラス2の合意内容について簡潔にまとめたという内容でありまして、その中身について変化はないというふうに私どもは理解をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません。もう一度、質問の趣旨をよく教えていただきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 昨年の2プラス2合意にも今年の2プラス2合意にも、今、沖縄の皆さんの理解をということが文章に入っていないという御質問でしょうか。  そういうことにつきましては、私ども、今回唯一の解決策ということで日米で合意をさせていただいておりますし、今後、政治的に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘がありますが、私はやはり大臣というのは特定秘密の指定と解除については責任を有していると思っております。新たに大臣に就任した際には、特定秘密の指定状況を改めて確認するということはあるものと考えております。
○国務大臣(小野寺五典君) 武器輸出三原則等につきましては、これまで個別案件ごとに例外化措置を講じてきたほか、平成二十三年末には、防衛装備品等の海外移転に関する基準により、平和貢献、国際協力に伴う案件及び国際共同開発、生産に関する案件について厳格な管理を行うことなどを前提にして、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 政府はF35の製造等にかかわる国内企業の参画が我が国の安全保障に大きく資することを鑑み、本年三月内閣官房長官談話を発出し、国内企業が製造を行う部品等が我が国以外のF35ユーザー国に提供されることについては、厳格な管理が行われることを前提として、武器輸出...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 武器輸出三原則等については、昭和五十六年の国会決議においても述べられているとおり、日本国憲法の理念である平和国家としての立場を踏まえた武器輸出管理に関する重要な施策であると考えており、今後とも国連憲章を遵守するとの平和国家としての基本理念を堅持していく...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 昨今の厳しい財政事情や装備品の高度化、複雑化に伴う単価上昇等を背景とした調達数量の減少、グローバルな防衛産業の再編等による海外企業の競争力の向上といった状況下において、潜在的な防衛力として極めて重要な我が国の防衛生産・技術基盤の維持・強化を早急に図る必...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、我が国の平和国家としての理念は変わっておりません。その上で、防衛整備品等が高度化、複雑化することに伴い、多国間での共同開発、生産が増えている中で、我が国の防衛産業の国際的競争力を強化することは潜在的な防衛力として極めて重要である防衛生産・技術基盤...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私としましては、防衛力の整備を行う中で防衛装備品の共同開発、生産が今国際的には増えております。そして、国際競争力を強化するということは潜在的な防衛力として極めて重要な防衛生産・技術基盤を保持する上で重要だと思っております。そういう意味で、あの賀詞交換会...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しますが、我が国の平和国家としてのスタンスは変わっておりません。
○国務大臣(小野寺五典君) オスプレイの運用について沖縄県内で様々な意見があるということを、累次、私どもは沖縄県側から、具体的なこのような事例があったという、調査をしてほしいという例示もいただきましたし、度重なる質問でもいただいております。  防衛省としましては、地元の沖縄防衛...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回のオスプレイにつきまして、私どもとしては、沖縄負担軽減のために、日米の2プラス2においても共同発表におきまして、その駐留及び訓練の時間を削減する、日本本土及び地域における様々な運用への参加というようなことを決定し、発表させていただきました。  こ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 儀間委員にはオスプレイの本土への様々な訓練移転につきまして積極的に働きかけをしていただき、ありがとうございます。私どもも、儀間委員に負けないように、よくやっていると評価されるようにこれからも努力をしていきたいと思います。
11月06日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第7号
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○小野寺国務大臣 今委員が指摘された内容のとおり、非常に、この集団的自衛権というのは、他国では広く認知をされているものだと思っております。  他方、我が国においては、憲法で認められる自衛権の行使は必要最小限の範囲のものであるということから、個別的自衛権の行使に限られるというのが...全文を見る
11月07日第185回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(小野寺五典君) 丸山議員にお答えします。  特定秘密保護法案施行時の防衛秘密の破棄予防についてのお尋ねがありました。  特定秘密保護法案が成立し、施行された場合は、防衛秘密が記録された文書は、特定秘密の管理方法に従うことになります。  これを踏まえ、先般、大臣通...全文を見る
11月07日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(小野寺五典君) 委員には御配慮ありがとうございます。  今御質問がありました昨年四月の2プラス2共同発表案における、これまで特定された唯一の有効な解決策との表現ということであります。これは当時の民主党政権下のことでもありますので、私、再度当時の担当者にも確認をさせて...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、キャンプ・シュワブも既存の米軍基地内への移転ですが、埋立てをするということで嘉手納とは違うということだと思っております。  その中で、この議論が出た中からも、地元嘉手納町を始め様々な議論が出ておりましたし、また米側としても有事等における混雑で...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしては、普天間の固定化はあってはならないということで、これらの計画を進めさせていただいております。
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、私どもは普天間の固定化はあってはならないという姿勢で進めさせていただいております。
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、普天間の固定化はあってはならないという姿勢で進めさせていただいております。
○国務大臣(小野寺五典君) 2プラス2の共同声明の文書は、「普天間飛行場の継続的な使用を回避するための唯一の解決策」ということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 沖縄の中に様々な声があるということは、先日の委員の質問でも私ども重々受け止めております。  その中で、一日も早いキャンプ・シュワブへの移設、普天間飛行場の返還ができるように、引き続き政府の考えを丁寧に説明し、沖縄の皆さんの理解を得る努力をしていきたい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、政府としては、普天間の固定化はあってはならないという姿勢でこれからも取り組んでまいりたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回のNSAによる通信記録の収集問題については、日米間でしかるべく意思疎通をしておりまして、今回の一連の状況も踏まえ、一層緊密に意思疎通するよう米側に申し入れているものと承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の一連の状況も踏まえ、一層緊密に意思疎通するよう米側に申し入れているものと承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 報道その他については承知をしておりますが、相手国との関係上、報道を前提とした見解を述べることは差し控えさせていただきますが、先ほど来お話をしておりますように、今回の一連の状況も踏まえ、一層緊密に意思疎通するよう米側に申し入れているものと承知をしておりま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘がありましたので、文書で出させていただきます。  どうもありがとうございました。
11月11日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第10号
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○小野寺国務大臣 通常、今防衛省は、特定秘密の移行前に防衛秘密という形で対応しているのは、委員も大変御存じだと思います。  例えば、何かの作戦計画を考える場合、この作戦計画がいわゆる事項指定の中に含まれる場合は、その作戦を作成していく段階自体で既に中身自体が現在でいえば防衛秘密...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもの防衛秘密は、いわゆる事項の中で整理をされております。  そして、例えば作戦等につきましては、その計画や中身については、内容によっては防衛秘密ということに指定されると思いますが、例えば演習をやっているかやっていないかということについては、私どもとしては、...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員が何をもとにそのようなお話をされているか、つまびらかに承知はしておりませんが、防衛省におきましては、カウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針を踏まえて、秘密取扱者適格性確認制度について必要な事項を定めているということであります。
○小野寺国務大臣 いずれにしても、委員が何をもとに今のようなお話をされているか、私どもとしては承知をしておりません。
○小野寺国務大臣 今回、情報請求で出させていただいた内容でございます。
○小野寺国務大臣 委員が何をもってそのようなお話をされているか承知をいたしませんが、防衛省においては、カウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針、平成十九年八月九日に会議で決定されたことを踏まえて対応させていただいております。
○小野寺国務大臣 委員が何をもってそのようなお話をされているかは承知をしておりません。
11月12日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第11号
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○小野寺国務大臣 今、森大臣の方から2プラス2のことについて言及がありましたので。  私どもも、2プラス2の場あるいは二国間の場で、今回の特定秘密に関する内容について説明をした中で、例えば米側からは、そのような秘密保全体制が完備されることは、これは歓迎するという話はいただいてお...全文を見る
○小野寺国務大臣 その解釈については、当然、日本の国内法の中で担保されていると思っておりますし、また、例えば、米側との防衛情報のやりとりの中で、特別防衛秘密というような扱いで、さらに秘匿度を高くする内容もございます。
○小野寺国務大臣 例えば、防衛省は現在でも防衛秘密という形で情報の管理には万全の注意を払っておりますが、今後、この情報を国内で各省庁共有をするような場合、当然、防衛省と同じような機密に関する体制が各省庁ともにあれば、これは、情報提供がしやすくなるということ、安全保障上全体としても...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほど来、委員はよく御存じだと思います。アルジェリアの事件を含め、邦人が世界で活躍するような状況になり、どの国からどのような情報をどの時点で必要になるかということ、これは、さまざま、私どもとしては常日ごろ備える必要があると思います。  その中で、相手側から秘匿...全文を見る
○小野寺国務大臣 自衛隊法の規定により、防衛秘密を取り扱うことを業務とする者が防衛秘密を漏らしたときには、五年以下の懲役に処することとされております。  今般、特定秘密保護法案が成立、施行された場合は、防衛秘密は特定秘密として管理されることとなることから、同法律案が施行された後...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしては、今回、罰則が五年以下の懲役から十年以下の懲役等になるということで、罰則が強化されることにより、さらに漏えいを防止する効果があると考えております。
○小野寺国務大臣 現在も万全な情報をとっておりますが、さらにそれを万全にするために、今回の罰則が強化されることは、私どもとしては歓迎することだと思っております。
○小野寺国務大臣 先ほど来の議論、もう委員もよく御存じだと思いますが、私どもとして、安全保障上のさまざまな例えば情報交換をする場合、各省庁でそれぞれ同じようなレベルで、特定秘密という形で情報についての保全の万全な管理をすることは重要だと思っております。
○小野寺国務大臣 現在も保全体制をとっておりますが、さらに万全な体制にするために、罰則規定が強化されることは、私は重要なことだと思っております。
○小野寺国務大臣 さらに強化することは、私は重要なことだと思っております。
○小野寺国務大臣 MDAの部分を担当しておりますので。  これは、米側から私どもが軍事的にそれぞれ情報を得るというような内容ですので、別な形で、今回の、MDAの協定の中で対応させていただいております。
○小野寺国務大臣 これは、日米間の、特に防衛分野での情報の交流ということになります。ですから、私ども、この分野については当然、米側との協議も必要だということになります。あくまでもMDAは別という扱いは、私は適切だと思っております。
○小野寺国務大臣 我が国として独自に入手しているさまざまな防衛機密、秘密を今保全しておりますが、これは我が国自身が集めた内容でございますので、今後これを各省庁間でさまざま共有をするという中で、今回の特定秘密という法案は重要な内容だと思っております。
○小野寺国務大臣 そのようなことはありません。
○小野寺国務大臣 性格が別ということで、入れる必要はないと思っております。
○小野寺国務大臣 アルジェリアの事案の場合、当然さまざまな情報を各国は集めておりますが、日本としては、地理的にも、そしてまた、もともと歴史的にも、アルジェリアという国がそれほど近い関係ではありません。ですから、さまざまな情報については、私どもも収集をいたしましたが、関係国から情報...全文を見る
○小野寺国務大臣 各国がさまざま情報共有をする、その詳しい内容についてはここでお話しすることはできないと思いますが、基本的にやはり、相手国にさまざまな情報を提供する中で、相手国として、その情報がしっかり保全管理されるかということに関しては、当然、相手国は見ているということでありま...全文を見る
○小野寺国務大臣 それぞれ、その時点時点で、関係国との情報交換、交流はしているんだと思っています。その時点で、私がそのことを知る立場にいたわけではありませんので、ここでつぶさにお話しすることはできないと思います。
○小野寺国務大臣 いわゆるボガチョンコフ事件、これは、防衛研究所所属三等海佐による秘密漏えい事件であります。  平成十二年に、在日ロシア大使館の駐在武官から工作を受けた防衛研究所所属の三等海佐が、現金等の報酬を得て、海上自衛隊の秘密資料を提供したということであります。  この...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもの今の範疇でいうと、防衛秘密ということが制度になりますが、このボガチョンコフ事件で漏出した文書は、防衛秘密には当たらない文書、省秘レベルの文書だと思っております。
○小野寺国務大臣 今委員御指摘がありましたように、この事件を受けました平成十二年九月、秘密保全体制検討委員会等を設置いたしました。  内容は、今、四つの大きな問題がありますが、例えば、秘密漏えい防止のための取り扱い環境の整備ということで、罰則強化の検討を行い、また、システム保全...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の特定秘密の法案の審議とは別に、私どもは防衛秘密を扱う役所でありますので、大切なのは、制度のことも、これは重要です。  そしてもう一つ、制度の運用という中で、特に防衛秘密の管理については細心の注意を払い、日々、担当する職員、あるいは防衛秘密を管理する職員に...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、防衛省でさまざまな体制を整備しつつある状況ではあります。  先ほどボガチョンコフ事件もありましたが、その後も、例えば「あさゆき」事案のようなものがあり、これは自宅パソコンでのファイル共有ソフトによって、ウイルスに感染し、情報が流出した、こういう事件に合わ...全文を見る
11月12日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(小野寺五典君) ただいま議題となりました自衛隊法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  外国における緊急事態に際して防衛大臣が行う在外邦人等の輸送について、当該輸送に際して同乗させることができる者の範囲を拡大し、及び当該輸送...全文を見る
11月13日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) 現在、防衛省は、様々な国と防衛交流をするような状況を取らせていただいております。  これは、委員も御存じのとおり、今の様々な防衛技術というのは、一国だけではなくて、多国間あるいは幾つかの国が集まって新しく開発をするということが世界の主流になっておりま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としては、あくまでも防衛技術交流がこれからやはり各国それぞれ防衛技術、能力を高める中で今主流になっているということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 日本とトルコの間では様々なレベルで二国間の防衛協力・交流について意見交換を行っておりますが、現在、御指摘のあったトルコとの防衛装備品等の開発を行うということを決めた事実はありません。  したがって、今回報道で、三菱のお話でしょうか、日本の企業のお話だ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) トルコとは限らず、我が国としては、例えば国連憲章上、我が国と同じスタンスを持つような国同士の間で防衛の技術交流、協力を行うということは大切なことだと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 内閣府の取組とは別に、大綱の議論でありますので、防衛省としての大綱の考え方ということでお話をさせていただきますと、近年、防衛技術と民生技術というのはデュアルユース化あるいはボーダーレス化がどんどん進んでおります。先進的な民間技術、民生技術と連携するとい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほどの宇宙開発の問題でありますが、今、北朝鮮の弾道ミサイル対応等、BMD対応でも宇宙の技術の利用というのは大変重要だということでありますので、私どもは、国を守る、平和的にこの国を守るということの中で、やはりこのような現実の技術開発というのも現在行われ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員は防衛産業のというくだりがございましたが、私どもはあくまでも、周辺の安全保障環境の状況に対応して我が国の防衛力をどのようにすべきかというところから防衛大綱を含めた防衛力整備の議論をしているところでございます。
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の指摘しているとおりだと思っております。  そのような様々なことについて日々検討し、この場合にはどこでどのように対応するかということ、これは常々私どもは念頭に置くことが大切だと思っております。
11月14日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第13号
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○小野寺国務大臣 自衛隊情報保全隊は、外部からの働きかけに対して部隊や隊員等を保全するために必要な資料及び情報の収集、整理を行うことを任務としており、防衛省の所掌事務の範囲内で、関係法令に従い、適切な方法で、インターネットや刊行物からの情報収集、公開された場での情報収集などを行っ...全文を見る
○小野寺国務大臣 通常の、今お話ししたように、適切な方法でインターネットや刊行物からの情報収集、公開された場での情報収集などということが中心であれば、これは、情報保全隊が収集した情報でも特定秘密に指定されることは通常想定されませんが、一般論として、自衛隊情報保全隊の情報収集活動に...全文を見る
○小野寺国務大臣 平成十八年十二月二十八日付次官通達、「部外者からの不自然な働き掛けへの対応要領について」ということの御指摘かと思いますが、御指摘の通達については、機微な情報を数多く扱う防衛省・自衛隊においては、外国による諜報活動を初めとする外部からの不当な働きかけから防衛省・自...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の通達については平成二十三年十二月二十六日付で廃止されてはおりますが、カウンターインテリジェンス機能を強化する観点から、同日、平成二十三年十二月二十六日付で、部外者からの不自然な働きかけへの対応及び外国政府機関関係者等との接触要領について発出し、情報保全上...全文を見る
○小野寺国務大臣 済みません、事前の質問通告でそこまで言っていただければすぐにお答えできるのですが、改めて、もし必要であればお答えをしたいと思います。
○小野寺国務大臣 参考人の答弁はだめだということにしてありますし、委員からの質問通告は、わずか、平成十八年十二月二十八日付の事務次官通達についてということでありますので、ぜひ細目について言っていただければ、誠心誠意答えたいと思います。  ただいまのことについての、不自然な働きか...全文を見る
○小野寺国務大臣 一の二、「本通達にいう「部外者」とは、防衛庁の職員以外の者から、「各国駐在武官等との接触について」に定義する「各国駐在武官等」を除いたすべての者をいう。したがって、記者、国会議員、他省庁の職員等も「部外者」に含まれる。」と書いてあります。
○小野寺国務大臣 いずれにしても、不自然な働きかけに至らないものであることから、本件の報告の対象となることはありません。
○小野寺国務大臣 不自然な働きかけというのは、社会通念上相当と認められる程度を超える金銭提供、供応接待、正当な理由のない職務に係る情報の提供依頼等が含まれるということであります。
○小野寺国務大臣 いずれにしても、この不自然な働きかけというのは、社会通念上相当と認められる程度を超える金銭提供、供応接待、正当な理由のない職務に係る情報の提供依頼等が含まれるということでありますので、それがこの不自然な働きかけということであります。
○小野寺国務大臣 一般的な法令に従った、公開されている情報ということだと思います。
○小野寺国務大臣 何度も申し上げますが、不自然な働きかけというのは、社会通念上相当と認められる程度を超える金銭提供、供応接待、正当な理由のない職務に係る情報の提供依頼等が含まれるということでありますので、こういうことで私どもとしては判断をしております。
○小野寺国務大臣 御指摘の情報保全業務規則は、部隊等が秘密保全、隊員保全、組織、行動等の保全及び施設、装備品等の保全を行う際、陸上自衛隊情報保全隊が部隊等の必要とする資料及び情報の収集整理及び配付を行う際の細部業務要綱を定めたものであります。発出した日付は、平成十七年三月二十三日...全文を見る
○小野寺国務大臣 この文書によりますと、「情報保全隊長 陸将補 鈴木健」という名前になっております。
○小野寺国務大臣 先ほど来お話をしておりますが、情報保全隊の業務、これは、今お話しされた規則の細部についての非公示の理由ということですが、これらを明らかにした場合、情報保全隊の活動の内容、情報関心等が明らかになり、防衛省・自衛隊の効果的な遂行に支障を及ぼし、ひいては国の安全が害さ...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほどお話ししたように、この内容については、これを明らかにした場合、情報保全隊の活動の内容、情報関心等が明らかになり、国の安全が害されるおそれがあることから、不開示としたということであります。
11月14日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(小野寺五典君) まず、今回の災害により多数の人命が失われたこと及び多くの人が被災されていることについて、お悔やみとお見舞いを申し上げたいと思っております。  フィリピンは我が国と地理的にも近接する重要な戦略的パートナーであり、東日本大震災を始めとする災害に対処してき...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、現地でフィリピン政府との調整を行うことで話をしております。  一義的には、まず医療関係のチームを派遣しておりまして、それからC130等の航空機等で物資の輸送ということを行ってまいります。また、フィリピン政府から最終的な物資の輸送をどのような形で要...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 日本から現地のフィリピンに到着するまで、通常四日ほど掛かるということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) このような国際緊急援助活動についての武器の携行については、オスロ・ガイドラインという中で携行しないということが原則的に決められておりますので、自衛隊としては武器の携行は考えておりませんが、いずれにしても、この援助活動の前提となりますのは、フィリピン政府...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回のフィリピンでの支援につきましては、これはフィリピン政府と連絡を密にするのと、外務省の在外公館を通じての情報収集、それから既に先遣隊が入っておりますので、その先遣隊が現地の情報を様々収集して調整するということになると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、在外邦人の輸送を行う際の要件といいますのは、予想される危険を回避し、輸送を安全に実施できるときという形になっております、本法案に関しては。ですから、あくまでもこのような状況に当てはまる場合に、私どもとしては邦人の輸送を行うということになると思いま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のことは、例えば、何らか外務大臣の方から防衛大臣の方に邦人輸送についての依頼が行われ、そして私どもとして部隊を派遣をし、そしてそこから実際現地に行って輸送業務を行う際に、今言ったその危険性が増すという中でどう判断をするかという御指摘だと思いますが...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 政府に関する同意あるいは現地の安全の状況についての確認については、外務省がまず対応していただき、そして私ども防衛省としては、外務大臣の輸送の依頼を受けて動くということになると思います。  いずれにしても、外務省としっかり協議をしながら様々な事態に対応...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員御指摘のIED、簡易爆弾と日本語では呼んでいると思いますが、これについては、一般的には路肩に設置して使用される簡易型の爆発物ですが、その種類あるいは起爆方法、手口、これは大変複雑化しておりますので、一義的な対応で全てを対処できるかできないかというこ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) IEDについては様々な形態がありますので、どの装備で全て大丈夫ということを一概には言える状況ではないとは思いますが、例えば防衛省は九六式の装輪装甲車という形で輸送を行う装甲が付いている車両を有しておりますが、これに関しては、今お話しされるように、やはり...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) トルコとは防衛協力について、これは昨年だったと思いますが、防衛装備の協力についての協力をしていくということが合意されていると承知をしております。その中で、様々な今検討、議論が行われているということで、まだ何か正確に決まったものということは今の時点ではご...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほどお話ありましたように、日本とトルコの間では、様々なレベルで二国間の防衛協力、交流など、意見交換を行っております。従前お話ししましたが、既に防衛装備品等の開発を行うということを決めた事実はありません。  今、武器輸出三原則のことについてお話をされ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、韓国の御指摘がありましたが、ちょうど昨日、防衛次官級ではありますが、日韓の会談がソウルで行われたことは報道されていると思っております。様々、韓国とは防衛協力をするための事務レベルな話合いは今まで行われておりますが、具体的に政府間で今言った戦車等の話...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、装備を整備する場合には、多国間で共同開発をする、技術協力をするというのが高度化する今の防衛装備の中で主流になりつつある状況にもあります。そういう意味では、多国間での協力関係、あるいは二国間での協力関係、こういうことについて検討することは防衛力整備に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 戦車全体とすればそれは武器という範疇に入ると思いますが、それを例えば構成するようなキャタピラとか一つ一つの部品は、それが単体で武器となるかというのは少し議論の余地があると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回のフィリピンにおける災害については、多くの日本国民が心を痛めていると思っております。私自身も、東日本震災のときにフィリピンの政府、フィリピンの方々からも多くの支援を受けたことを感じております。このような思いで、日本政府として今回支援について全力を挙...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、私、命令権者でありますが、その派遣に当たって、当然、派遣される隊員が十分に活動できる現地の状況をしっかりと把握すること、外務省と緊密な連絡を取りまして、それがまず第一だと思っております。そして、派遣された隊員に関しては、この法律が成立すれば、通...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) アルジェリアの事案が発生したその日だと思いますが、情報が入り、すぐに私は、防衛省としてもし輸送業務を要請された場合にどのようなことが行われるかということで、当時は航空機あるいは船舶の輸送の、現行法はそこの範囲でありますので、どの空港にどの航空機がどのぐ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私ども、今回は現行法での判断ということになりますので、アルジェの空港の状況が把握できる、安全性が把握できるという報告を外務省からも受けましたし、そして私どもの駐在武官を現地の空港に行かせ、そして現地の空港の状況あるいは私どもの航空機が着陸できるかという...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 仮定の話ですので、具体的にどうするこうするという答えではないと思いますが、まず私どもとして、安全の確認その他について外務省から要請をいただく中で外務省の中でも検討されると思いますし、外務省、防衛省様々協議しながら進めることになるんだと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) もちろん、まず大切なのは、在外公館を含めた様々な情報をしっかり仕入れて現地の状況について情報収集に万全を期すということ、それから、派遣国からは当然同意があり、そしてまた協力ということがこれは必ず必要な状況になると思います。  さらに、安全に輸送するた...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは防衛省がお答えするかどうか、適当かどうか分かりませんが、少なくとも私ども、今回外務省と協議をする中では、それがしっかり確保できるかということは確認をさせていただくことになると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 私ども、具体的にどのような状況で陸上輸送を含めた今回の邦人の輸送業務が要請されるか分かりませんが、少なくとも、委員がお話があるように、それはやはり、特に陸上輸送となりましたら、相当の準備、あるいは地元あるいは経路の確認その他、相当の知見が必要だというふ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今のスクリーニングの件ですが、スクリーニングについては在外公館が輸送対象者のスクリーニングとセキュリティーチェックを実施するということになっております。ただ、御指摘がありましたように、在外公館のみで困難な場合には在外公館と自衛隊の派遣部隊が協力して実施...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の改正案においては、車両による陸上輸送を実施する場合は、場面としましては在外公館や日本人学校等の一時集合場所に集まった邦人を輸送するということを想定をしております。  ただ、今御指摘がありました例外的なケースとして、緊急事態が発生している現場であ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 大変重要な指摘だと思います。  私も、防衛駐在官の赴任の状況を確認をして、これはやはりアフリカを含めて非常に増員が必要だということがありまして、今、二十六年度の予算の中で外務省と協議をさせていただいて増やしたいと思っております。  ただ、派遣国を増...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も、衆議院の外務委員のときの委員視察の中でアフガニスタンに行ったときに、ちょうど、多分その視察に合わせてPMCが私ども議員をガードしていただいて、その車両に乗せていただいたことがあります。大変頑丈なものを保有しているのを私も確認を、個人的にもその場で...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊員は事に当たって危険を顧みずという、様々な、志が高く、そして訓練も行っております。ですが、隊員にも当然御家族があり、そしてその身を案じる多くの方がいるということも事実であります。その両方の思いを重く受け止めて命令を出すのが防衛大臣の仕事だと思いま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) その時点、その状況に合わせての対応ということになりますが、例えば安全性そしてまた迅速性、様々なことを考えて、現地の政府が行ってくれるということであればそれはそのような対応を当然お願いすることを考えることだと思いますし、またそのような対応ができないという...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 改正案では、これまでの国会等における議論、例えば安全が確保されているなら民間機で輸送すればよいといった御指摘等を踏まえ、輸送の安全にかかわる要件について、その本来の趣旨である緊急事態に際しての輸送において、予想される危険を回避する方策を取ることにより安...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、実質的な内容についての変更はなく、あくまでも今回、誤解を与えないように私どもの役割についてより明確かつ簡潔に示す表現に改めるということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊が日本から派遣先国まで輸送機により車両を輸送する場合には、現有装備品ではC130Hを使用することが想定されますが、C130Hはアルジェリアの運航実績がなく、また航続距離は積載貨物の重量や気象によって変動しますので一概にはお答えできませんが、参考と...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 在外邦人の輸送を実施する際には、まず当該輸送において予想される危険及びこれを避けるための方策について外務大臣と防衛大臣が協議し、当該輸送を安全に実施することができると認めるときに初めて当該輸送が実施されます。  当該危険を避けるための方法の具体例とし...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 本法案ではあくまでも安全な輸送が可能だということが前提ということになりますので、そのような事態であれば当然陸上の輸送も可能だということになると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 輸送について自衛隊が判断するということになる場合には、在外邦人等の輸送を実施する場合には、派遣先国からの同意を得ることが活動の前提ということになりますので、議員が御指摘をするような状態というのは、相手国の同意でありますので、通常想定されないと考えており...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとして、迅速にそして安全にということの前提で様々な選択を行いますので、自衛隊の車両も選択する一つでありますし、またそれ以外についても選択をする可能性はあると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の緊急事態に対しての在外邦人の退避が必要となる場合、政府としては、民間商用機で退避を促す、あるいは政府によるチャーター機の活用、当該国政府や友好国から邦人退避活動のための協力を確保など、最も迅速かつ安全な手段を選ぶということになります。この選択肢の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 相手国への同意を取り付けるという内容ですので外務大臣の所掌かもしれませんが、一般に自衛隊を他国の領域に派遣する際には派遣国の同意を得る必要があり、その際、武器を持ち込む場合には持ち込む武器の範囲についても派遣国先の同意を得るということになると思っており...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 中野委員には、日ごろ防衛省・自衛隊の活動に大変御理解をいただき、感謝を申し上げます。  御質問がありました東日本大震災発災時の松島基地の初動対応でありますが、東日本大震災発生の際、航空自衛隊松島基地においては、直ちに救難等の要請に応じられるよう初動の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 中野委員がおっしゃるように、私も当初、なぜこれだけの時間がある中で、航空機等が例えば飛行する、あるいはヘリ等が飛行するというような対応ができなかったのかということで疑問を感じておりました。  この任に就きまして、松島基地を訪問し、そこで実際の状況、そ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 厳しくも応援していただく御指摘ありがとうございます。  私も現地を見、そして無残にも被害に遭った航空機、ヘリコプターを見ました。先ほど被害総額という形で現時点でのという金額を出しましたが、例えばF2の航空機は現在もう生産をしておりません。ですから、今...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしては、その任務に適切な対応をするということでありますので、その時点での必要な装備を考えていきたいと思っております。  なお、一つ先ほどの件で申し伝えたいのは、松島基地の件で、これはもう委員もよく御存じだと思いますが、ここで生き残った隊員はそ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回のもし任務が与えられた場合にどのような装備を持っていくかということに関しては、これはまだ、その場合に応じて対応するということになりますので、御指摘のことを現在想定して何か決めているというわけではございません。あくまでもその時点での対応ということにな...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたし、努力してまいります。  ありがとうございました。
11月15日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第14号
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○小野寺国務大臣 今津委員には、この被害発生以来、自衛隊に対しての速やかな対応についてさまざまな御示唆をいただき、ありがとうございます。  この台風でありますが、この発生を受けまして、十一月十二日、フィリピン政府から自衛隊へ派遣要請が外務省を通じてありました。これを受けて、当日...全文を見る
○小野寺国務大臣 フィリピン政府は、国内法のさまざまな規定によって、外国の軍隊の国内での駐留を認めていない制度があり、今回、私どもとしては、正式にフィリピン政府からの要請を受けて速やかに動くということが前提でございました。  十二日の午後に受けた、その夜にはもう既に命令を発出し...全文を見る
○小野寺国務大臣 あくまでも記事ということでありますので、読んだ私としての感想ということでありますが、例えば、初めのシステムエンジニアリングの件ですが、一般論として申し上げれば、このAさんの恩師は興味本位で聞いただけでありまして、漏えいの教唆には該当しておりません。ですから、処罰...全文を見る
○小野寺国務大臣 御案内のとおり、私ども、特に防衛秘密を扱う分野、役所でございますので、例えば、戦闘機や護衛艦、先端の防衛装備の性能、あるいは私どもにとっては不可欠の自衛隊の作戦行動にとる暗号、このようなものがもし外に漏れてしまった場合、これは大変なことになります。我が国の防衛に...全文を見る
○小野寺国務大臣 今委員が御指摘の、我が国にとって重要な情報が漏えいした場合には、例えば、自衛隊の作戦計画に関与する第一線の自衛隊の部隊にとって、その行動の手のうちが明らかになり、こうした部隊の隊員の生命の危機が生起されます。このような事態がありますので、私どもとしては、防衛秘密...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回のNSCでは、安全保障のコントロールタワーという形で四大臣という分野が想定をされておりますが、それ以外にも、仮に何かさまざまな問題が起きるときには、例えば、他の省庁、それは各自治体もそうでありますし、あるいは道路、航空、さまざまな管制を行う国交省もそうですし...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、件数のお尋ねですが、平成二十四年度末の特別管理秘密の文書等の総数は四十二万件と承知しておりますが、このうち、防衛省における平成二十四年度末の特別管理秘密文書は四万八千件ということになります。
○小野寺国務大臣 今、森大臣からもありましたが、他省庁も件数で出しているということですので、私ども防衛省の件数は四万八千件ということになります。
○小野寺国務大臣 防衛省は、防衛秘密、特別防衛秘密、これを合わせて四万八千件ということであります。そして、当然、このような文書でありますので、仮にそれをコピーした場合にも、同じくそれをしっかりと保管しているということですから、その点数は三十万点ということになります。
○小野寺国務大臣 原義、いわゆる原本ですね、原義については四万八千件、そして、当然、それを複写した総合計は三十万点ということになります。
○小野寺国務大臣 防衛省も、防衛省が従来開示していた情報が特定秘密保護法の施行に伴って特定秘密となることや、これまで国会議員に提出していた資料について、提出できなくなったり、黒塗り部分が拡大することはないと考えております。
○小野寺国務大臣 ベレンコ事件については、私どもも歴史の事実として承知をしておりますが、そのときにまだ、防衛省、当時の防衛庁としての武器使用についての明確な対応がなかったということで、その対応に非常に苦慮し、その後のさまざまな法の整備につながったというふうに記憶をしております。
○小野寺国務大臣 御指摘のとおり、通常、防衛出動でなければ、自衛隊は、警職法に準拠するような対応をすることが今でも行われることが現実であると思っております。  ですが、例えば我が方の艦艇に実際にさまざまな攻撃があった場合には、武器等防護を含めた形で少し広く考え方を検討することも...全文を見る
○小野寺国務大臣 ROEのお話でありますが、現時点でも、さまざまな事態に対応できるように、ROEについては、私ども、しっかり検討させていただき、また整備をさせていただいているというふうには理解をしております。  ただ、恐らく、今委員がおっしゃるように、今、安全保障環境がさまざま...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、尖閣は我が国の領土でありますし、その上は領空ということになります。そして、仮に、尖閣で作業している日本人に対して他国からそのような攻撃があり、日本人に危害が及ぶような状況にさらされれば、それは、私ども、自衛隊としての万全な対応をとるということが当然のことだ...全文を見る
○小野寺国務大臣 具体的にどのようなことを行うかというのは、これはある面では私どもの手のうちの話になりますが、少なくても、さまざまな想定をし、しっかりとした対応をすることが私どもの役目だと思っております。
○小野寺国務大臣 まず、共同している三沢基地のことなので、初めにお答えをいたしますと、確かに、私ども、御指摘のような施設のようなものが三沢基地の中にあるということは承知をしておりますが、政府として、それが御指摘のECHELONというものかどうかについては、私どもは確認をしておりま...全文を見る
11月18日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今、防衛秘密もそうでありますが、特定秘密も同じでありますが、その年限が来る前にその要件を満たさなくなった場合には解除ができると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省におきましては、政府としての方針でありますカウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針を踏まえ、秘密取扱適格性確認制度について必要な事項を定めております。防衛省の秘密取扱者適性確認制度における調査は、秘密取扱者適性確認制度の実施に関するガ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、公開請求に従って出させていただきました調査票でありますが、これは防衛省の調査票でございます。  内容につきましては、私どもとしまして、ガイドラインに示された調査事項と同様のものと理解をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 報道に出ております御指摘の防衛省が現在使用する身上明細書という文書については、防衛省として対外的に明らかにした文書ではありませんので、そのような文書があるかどうかについてのお答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) それはあくまでも報道の内容でありますので、私どもとしては確認をしておりません。(発言する者あり)
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしまして、この作成に当たっては、カウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針を踏まえて、秘密取扱者適性確認制度の運用を行っているということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 私は、今、防衛秘密ということを担当する部門におります、職種におりますが、例えば、今、民間人の話になりますが、私ども、様々な防衛装備を開発するに当たって、防衛省の中でも、そしてまた実際にそれを取り扱い、例えばそのような装備を生産するような防衛産業について...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 海賊対処行動に対するジブチにおける活動拠点についての御指摘だと思います。  P3C哨戒機を運用する派遣海賊対処行動航空隊は、平成二十三年六月からジブチにおいて活動拠点を運用しており、現在、自衛官が約百九十人、交代時には三百八十人になります、を派遣をし...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ジブチ政府から借用しております。これは、今回の海賊対処行動におけるジブチにおいての活動に対して使用するということでジブチ政府から借りていると承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的に、私どもとしては、このジブチでの活動拠点というのは、例えば、今回、恒常的に自衛隊がジブチに駐留するということで使用しているわけではなく、あくまでも現状の派遣海賊対処行動航空隊の活動のための拠点という考え方で置いておりますので、活動拠点という形で...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘がありました海外拠点の活用については、本年七月に防衛省で取りまとめました防衛力の在り方検討に関する中間報告でも、国際平和協力活動の柔軟な実施のために中長期的な在り方を検討すると記述をしております。  具体的には、自衛隊のこれまでの活動経験に鑑み...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、中間報告で出ている内容についても、私どもとしては、国際平和協力活動の一環ということでありますので、その活動の中で使用する活動拠点という位置付けにしておると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしては、あくまでも海賊対処行動に関して海外での拠点という中でジブチを位置付けておりますので、委員のおっしゃるような趣旨とは違うと私は思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 国際社会の中で要請が大変強まっております国際平和協力活動、これを運用する中で、日本がこの任務を果たす中で、例えばそれぞれの必要な地域に活動拠点があるというのは必要なことだと思っております。私どもとしては、今後、日本が積極的平和主義の中で、例えばこの国際...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) あくまでも私どもこの中間報告で出させていただいたのは、国際平和協力活動の柔軟な実施のために中長期的な在り方を検討するという記述でありまして、委員がおっしゃるようなそういう基地という位置付けではなく、私どもとしては、国際平和協力活動の実施のための拠点とい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今お話がありました、本年七月、政府は、海賊対処を行う諸外国の部隊と協調してより効果的な船舶の護衛に資するため、これまでの直接護衛に加え、CTF151に参加し、ゾーンディフェンスを実施することを決定しました。この活動は、これまで行ってきた直接護衛と同様に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません、今の国会答弁の件、一九八二年とおっしゃいました。ちょっとどの部分かを教えていただければ、あるいは事前に通告いただければ、そのことについての御返答ができたんですけれども。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の役割を担っています海賊対処法案が審議されたのは二〇〇九年でありまして、そのときに、このCTF151はまだ設立したばかりであり、多国籍部隊の海賊対処行動の運用形態も現在のゾーンディフェンスという形に確立をされておりませんでした。  今回、このよう...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、CTF151に参加して行う活動というのは、私有の船舶等の乗組員が私的目的のために行う海賊行為を国内法上の犯罪として取り締まることとした海賊対処法に基づく海賊対処行動であることに変わりはありません。  また、CTF151司令部は、参加各国に対して...全文を見る
11月19日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第15号
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○小野寺国務大臣 御指摘の文書は、委員の求めに応じて、情報公開法に従って出した内容であります。  この文書を見る限り、これは特定秘密には当たりません。
○小野寺国務大臣 ここにありますのは、注意レベルの文書ということに判断できると思います。
○小野寺国務大臣 まず、辻元委員のおっしゃった今の裁判、高裁の傍論ということで、控訴自体は棄却をされておりますので、そこは認識をしていただければと思っております。  また、この文書については、注意レベルの文書ということであります。  そして、ここで今、不開示になっている部分、...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、本件にかかわる内容でありますので改めてお話をしますが、このような空輸実績については、注意レベルでありますので、特定秘密に指定するということ、今現在、防衛秘密に指定するということには当たらないということです。
○小野寺国務大臣 委員に改めてお話をさせていただきますが、これは相手国の、この情報については安全にかかわる内容でありますので、このような対応をさせていただいたということはぜひ御理解をいただきたいと思います。
○小野寺国務大臣 御指摘の中で、イラクにおいて米軍人についての輸送を隠しているというお話がありましたが、当時の国会でも、イラクにおいて米軍人を輸送していることはお答えをしているということであります。
○小野寺国務大臣 あります。
○小野寺国務大臣 具体的な内容については差し控えさせていただきます。
○小野寺国務大臣 上申を受け、説明を受け、私の判断で、妥当だということで指定をいたしました。
○小野寺国務大臣 私が上申を受けた中で指定するのは、防衛秘密の事項の指定をすることになります。
○小野寺国務大臣 私が指定するのは事項ということになります。そして、その事項に基づき、文書等の作成その他は管理者である局長クラスが対応するというふうになっています。
○小野寺国務大臣 最終的に一件一件の廃棄その他について私が許可するとかそういうことではありませんが、私の権限で管理者にそのことについては委任をしているということであります。
11月19日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今の事実関係をお話をしますと、警察本部長が知事に代わって治安出動や国民保護等の派遣の要請を行うことは法規上規定されていないと、これはもう委員がおっしゃるとおりでございます。  他方、知事が治安出動等の要請を行うために必要な情報については、知事と各都道...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国周辺の軍事力の近代化や軍事活動等の拡大、活発化はより一層顕著になってきており、状況によっては短期間で事態が深刻化する可能性がある近年の安全保障環境においては、各種事態の兆候を早期に察知することが重要となっております。  この点について、本年七月...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 ことし三月だと思います、防衛医大の卒業式に宮沢委員も同席をしていただきまして、ありがとうございました。その際に、医大病院を視察させていただきました。委員と同じような内容の現地の状況について説明を受けました。私も問題意識は同じく持っております。その中で、そのあり方...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第16号
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○小野寺国務大臣 現在、防衛省では、自衛隊法第九十六条の二に定める防衛秘密の取り扱いの業務にかかわる契約を企業と締結する場合、当該企業が作成する秘密保全規則の提出を受け、同規則の確認を行っております。  このような規則の確認を終え、防衛省としての契約を締結した、または予定してい...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛秘密の取り扱いの業務にかかわる契約を企業と締結する場合ということで、締結している企業は現時点で三十社程度あります。  また、委員が輸送のことについて言及されましたが、輸送にかかわる業務において同様の契約等の手続を行うところはございませんが、基本的に、例えば...全文を見る
11月20日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(小野寺五典君) 国土面積の〇・六%の沖縄に全国の七四%の米軍基地が集中しているということであります。政府を挙げて沖縄の負担軽減、これに全力で取り組んでまいります。
○国務大臣(小野寺五典君) 事実関係だけお話をしますと、三万四千件の廃棄のうち約三万件は民主党政権下の時代に行われたというふうに承知をしております。  それから、私、防衛大臣になりまして、今回このような審議を行われておりますので、現在、この廃棄については大臣の通達により止めてお...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の二〇〇四年十一月に生起しました中国原子力潜水艦による我が国領海内潜没航行事案に対しては、平成八年の閣議決定「我が国の領海及び内水で潜没航行する外国潜水艦への対処について」に基づいて海上警備行動を発令し、自衛隊が対処したところであります。  し...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この二〇〇四年十一月に発生しました中国原子力潜水艦による領海内潜没航行事案でありますが、御指摘のどの部分に時間が掛かったかということですが、これは、この閣議決定に定める海上における治安の維持のため必要との要件に該当するか否か等について政府部内で認識を統...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員御指摘の私の発言は、本年五月二日と十二日及び十三日に、南西諸島周辺の我が国接続水域内において潜没航行する国籍不明の潜水艦を確認したことに基づき、同月十三日に対外公表を実施した際のものであります。  この発言は、「我が国の領海及び内水で潜没航行する...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今年の事案につきましては、接続水域内ということで、事前に領海に入る前に私どもの方としてそのような事案があるということを対外公表させていただき、言ってみれば警告に資するような役割が果たせたんではないかと思っております。  委員が御指摘の二〇〇四年であり...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 一般的に、外国の艦船が例えば領海内を無害通航するような場合には海上警備等の対象にはなりませんが、少なくとも、この間発生しました潜没航行をしている潜水艦に関しては海上警備行動を下令するということ、総理の承認を得てですが、こういう対応を取ることが必要だと私...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 一般的に、潜水艦が浮上し、国旗を掲げ、そして一般的な航行をする場合には無害通航に当たると思いますので、その場合には海上警備行動を発令する場合には至らないと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今言った軍艦のような艦船についても、通常、一般的には、特異な行動を取らずに無害通航という形での領海侵犯の場合には、いわゆる無害通航ということが認められておりますので海上警備行動を取らないということではありますが、一般的なことをお話をしますと、私どもとし...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 無害通航等の場合には、もちろん無害通航ですので海上警備行動等の問題はないんですが、ただ、委員が多分御指摘の中で、不審船事案等があった場合、この場合には、まず、不審船事案でありますのでそれなりのやはり手続が必要だと思っております。  いずれにしても、私...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 例えば潜没潜水艦が領海内へ侵入した場合、この場合には、私、防衛大臣が内閣総理大臣の承認を得て海上警備行動を発令するということになります。ただ、いずれにしても、その先どのような対応を取るかということが必要になりますので、その中には、今回のNSCの中で同時...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、海上警備行動について、潜没潜水艦に関しての対応については、まず初めに総理の承認を得て、そして防衛大臣として海上警備行動を取るということになります。  ただ、例えば、様々、その場合、明確に判断できるか分からないようないろんな事案がございます。この...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 一般的には個別の事案でどう対応するかということになると思いますので、ただ、一般論としてお話をすれば、例えば潜没潜水艦がいてそれが領海内に入ってきました。総理の承認を得て防衛大臣が海上警備行動の発令を行います。ただ、いずれにしても、これはどこかの潜水艦で...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 機微な情報を数多く取り扱います防衛省・自衛隊においては、外国による諜報活動を始めとする外部の不当な働きかけから防衛省・自衛隊が保有する重要な情報を防御するため、カウンターインテリジェンス機能を強化することは極めて重要だと認識しております。  このよう...全文を見る
11月21日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第17号
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○小野寺国務大臣 特別防衛秘密の文書の破棄件数ですが、これは、平成十九年から平成二十三年の五年間ということで、合計いたしまして五百七十件を破棄しております。
○小野寺国務大臣 外務大臣と基本的には同じですが、私ども、国民から選ばれた国会議員、政治家でありますので、やはり、少なくともそのような懸念が持たれないように、しっかりと日々の、例えば情報管理について、もって銘ずべしだと思っております。
○小野寺国務大臣 委員がおっしゃるように、今は装備技術が大変進んでおり、そして、実際の防衛技術あるいは民生の方の技術のデュアルユースみたいな、非常に境界がボーダーレス化していることが事実であります。  ですから、その技術一つ一つが、これは民間の派生型なのか、あるいは、むしろこれ...全文を見る
○小野寺国務大臣 大変重要な指摘だと思っております。  基本的には、その判断というのは最終的に、別表を含めて、それがどの事項に当たるかということで、防衛機密として判断をするのか、あるいは民生品として判断をするのかということですが、今、ボーダーレス化が進んでおりますので、すぐれた...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨日の私の答弁で、自衛隊法上の防衛秘密を取り扱うのは、現時点で三十社程度の事業者である旨、答弁をさせていただきましたが、この中には下請企業も含まれます。  このような防衛秘密を取り扱う事業者の適合性の確認については、省令で定める契約者の適合性の審査基準に基づき...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、昨日の委員の質問もありましたので、再度、私、役所の方で確認をさせていただきましたが、やはり、自衛隊法上の防衛秘密を取り扱うというのは、下請企業も含めて現時点で三十社程度の事業者であるということであります。
○小野寺国務大臣 きのうの御質問で、防衛秘密を取り扱う業者というのは三十社ということを言わせていただきましたが、それ以上につきましては、それぞれどの装備に何社がかかわっているかということについては、答弁は差し控えさせていただきます。
○小野寺国務大臣 急な御質問ですが、特別防衛秘密については、どのぐらいあるかは確認をさせます。  そして、省秘については、恐らく、通常、さまざまな装備その他が省秘に多分該当すると思うので、その数というのは相当の数になると思いますので、ちょっとここで数を調べるというのはなかなか難...全文を見る
○小野寺国務大臣 御質問の自衛隊や米軍の施設整備につきましては、適合性の確認を要しない省秘を扱う契約を締結する例はありますが、現在のところ、防衛秘密を取り扱う契約を締結している事業者はありません。
○小野寺国務大臣 繰り返しますが、自衛隊や米軍の施設整備につきましては、適合性の確認を要しない省秘を取り扱う契約を締結する例はありますが、現在のところ、防衛秘密を取り扱う契約を締結している事業者はありません。
○小野寺国務大臣 昨日の質問の中で、三十社程度の、これは私どもが答弁したんですが、その中の、防衛秘密の取り扱いの業務に従事する役員及び職員の人数ということですが、これは、現在確認をしております。
○小野寺国務大臣 正確を期す答弁をするために、今調査をさせております。
○小野寺国務大臣 これは、建築基準法十八条の規定によりまして、当該工事に着手する前に、その計画を建築主事に通知し、確認を受けることが必要となっております。この手続は、防衛省が建設する建築物等についても同様であります。
○小野寺国務大臣 それは、防衛秘密の場合ということでありましょうか。  御指摘のような、防衛秘密に含まれるものを建築確認で申請するかどうかというのは、ちょっとなかなか、まれなケースなんだと思いますが、いずれにしても、防衛の用に供する施設の設計、性能または内部の用途が御指摘の防衛...全文を見る
○小野寺国務大臣 恐らく、極めてまれな話だと思いますので、ちょっと、その訓令の詳細な規定が必要であれば、後でお届けさせていただきたいと思います。
○小野寺国務大臣 委員が今御指摘された内容については、恐らく、防衛秘密ではなく、省秘に当たる内容のことだと理解をしております。
11月21日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(小野寺五典君) 委員御指摘のように、今回の値上げに関してどのような即応態勢に影響が出るかということを一定の前提を設けて調査を行いました。宿舎料の引上げが実施された場合、隊員が宿舎から流出することが予想され、緊急参集体制の悪化や隊員家族間のコミュニティーの形成に影響を及...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 佐藤委員からそのような現場の御指摘をいただきまして、すぐに私も報告を受けました。一つ一つの無料宿舎の官舎、そして現在の指定の内容について速やかに把握をして、このような地域によっての不公平が生じないように、これから財務当局と個別にしっかり相談できるような...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 昨今の自然災害も含めて、防衛省・自衛隊に課せられている内容については、例えば緊急時には速やかに対応していただきたいという国民の期待もあります。  私どもとしては、部隊運用に支障がないように、このような緊急参集を含めたしっかりとした体制をつくるために今...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 相次ぐ北朝鮮によるミサイル発射など、我が国周辺地域の安全保障環境の変化も踏まえ、二月二十二日の日米首脳会談において、日本国内に二基目のTPY2レーダーを配備し、弾道ミサイル防衛により万全を期す必要があるという方針で一致をしました。  追加配備の候補地...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、この配備のことに関しましては、我が国の防衛、そして米国に飛来する弾道ミサイルの探知・追尾能力の向上ということが目的であります。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としては、米国が米国の国内法に基づいて実施した環境影響評価の結果についてコメントする立場にはありませんが、一般国際法上、駐留を認められた外国軍隊には特別の取決めがない限り接受国の法律は適用されず、我が国の環境影響評価法は我が国に駐留する米国軍隊に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しますが、防衛省としましては、米国が米国の国内法に基づいて実施した環境影響評価の方法あるいは結果についてコメントする立場にはありません。
○国務大臣(小野寺五典君) TPY2レーダーの配備につきましては、これまでに京都府や京丹後市からいただいた質問に対し、その都度説明を行うとともに、地元住民の方々に御理解を得るべく、計十五回にも及ぶ住民説明会を実施してまいりました。  去る九月十九日には、京丹後市長が記者会見にお...全文を見る
11月22日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省では、平素から、電波・画像情報等の独自の各種情報源を基に我が国周辺の軍事情勢等についての情報収集・分析を行ってきておりますが、これらの情報は防衛省あるいは政府全体としての政策決定等に重要な役割を果たしており、これまでも防衛省の情報機能の強化に取り...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省も従前から様々な形で情報収集を行い、分析を我が国の安全保障に資するため使っております。今回、NSCができましたら、その体制強化を図る中で、しっかりとこのNSCの中にも情報が提供できるような体制をつくっていきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今、我が国の暗号のお話があったと思いますが、防衛省・自衛隊では、機密性の高い情報を扱う情報システムにおいては、独自の暗号を使用し運用しております。  委員がおっしゃるように、今、アメリカの技術を含めた他国の技術に委ねるというのは、これはやはり様々な懸...全文を見る
11月25日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(小野寺五典君) 御指名ありがとうございます。  防衛省としましても、中国側のこのような一方的な設定に関しては、飛行を制限するということになりますので、現場海空域において不測の事態を招きかねない非常に危険な状況だと思っております。  二十三日の中国による公表について...全文を見る
11月26日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第19号
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○小野寺国務大臣 まず、オスプレイにつきましては、沖縄の負担軽減のために、現在、さまざまなところで訓練移転等の努力をさせていただいております。  先月には、滋賀県そして高知県におきまして、御理解をいただき、訓練ができることになりました。また、私ども、全国知事会でも、オスプレイの...全文を見る
○小野寺国務大臣 繰り返しお話をしますが、政府としては、昨年六月、オスプレイ配備について米側から通報があったということであります。
○小野寺国務大臣 あくまでも、政府としては、オスプレイ配備に関する通報は米側から昨年六月にいただいているということであります。
11月28日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(小野寺五典君) 調査をして、次の御質問のときまで準備をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) そのような報道があったことは承知をしておりますが、陸上幕僚監部運用支援・情報部別班というような組織はこれまで自衛隊には存在しておりませんし、現在も存在しておりません。  いずれにしても、防衛省・自衛隊の情報収集活動は、その任務、所掌事務の範囲内で、関...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員も防衛省の政務官で御活躍をされました。私も、このような報道の状況が当然出た場合、私の立場として、再度、このようなことがまかり間違ってもないだろうなということを陸幕長に確認をいたし、そして今のような答弁をさせていただいております。
○国務大臣(小野寺五典君) このような報道につきましては、たしか数年前に本が出版をされ、また何度か報道されているということは承知をしております。あくまでも報道の中ということでありますが、先般、陸幕長を呼んで、このことについては確認をいたしましたが、今委員からの御指摘もありますので...全文を見る
11月29日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(小野寺五典君) まず、三矢問題に関しましては、昭和三十八年の事案ということで今御指摘がありました。  クラスター爆弾でありますが、これにつきましても、今、これは防衛秘密という中での検討におきましては、自衛隊法別表四に挙げる事項にあって、公になっていないもののうち、我...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず前提として、クラスター爆弾自体は禁止をされておりますが、ただ、爆弾の中の例えば技術的な様々な構造とかそういうものに関しては、もし先ほどお話をした防衛秘密の中に該当することになれば、別表の要件の中に該当することになれば、該当することになることもあると...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 個別にもう少し詳しく御指定をいただければ明確に答えられると思いますが、今委員がおっしゃったような内容であれば、それは防衛秘密という中の分類には入らないと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、クラスター爆弾につきましては、これはもう既に我が国として禁止条約がございますので廃棄をするということになりますから、当然それに関する情報というのは、例えば数の問題とか、そういうものについては防衛秘密ということになりません。  ただ、武器、弾薬等...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) イラクにおける空自の活動の内容については、イラクを含む国際社会の平和と安定に寄与するための活動に従事している隊員の姿を、国民の理解と協力を得る観点から、できる限り公表するとの方針だったと承知をしております。  一方、イラク国内での輸送活動を実施してい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 当時、輸送していることに関して、米軍、米兵を輸送しているということは国会の中で一応答弁をさせていただいておりました。
12月02日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(小野寺五典君) 同じく、法令の定める範囲内で行われている限り、これは言論の自由だと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛秘密の文書の管理の規定は、自衛隊法、自衛隊法施行令等に定めており、平成十四年十一月の同法施行以来、厳格な保護措置を講じてきました。また、防衛秘密は、文書のみならず、図画や物件も含めて厳格かつ一体的に管理をされております。  平成二十三年の公文書管...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、防衛秘密に関しましては公文書管理法第三条に規定する特別の定めに該当するものと整理をされておりますので、防衛秘密文書等は公文書管理法ではなく自衛隊法に基づき管理することということになっております。
○国務大臣(小野寺五典君) 現在、私ども、廃棄につきましては現在の自衛隊法の定めによって対応させていただいております。そして、今回、この特定秘密の法案が成立後に防衛秘密は特定秘密に移管されることになりますから、特定秘密の今度は範疇というのが公文書管理法の適用を受けるということにな...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現在、この法案を審議していただいている最中でありますので、これらの作業というのは法案が成立した後に対応すること、検討することになるんだと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 国家安全保障戦略の話ですので、私が所管ではなく、官房長官なりが適当かとは思いますが、今検討されている内容につきましては、基本的に、これはこのような方針でいくということで対外的に公表することを前提に議論をされているというふうに私どもは承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 全体のことについては森大臣かと思いますが、今スクランブルのお話がございました。これは、現時点では防衛秘密には入っておりません。そして、防衛秘密はそのまま特定秘密に入りますので、現在入っていないということは今後もそういう秘密には入りませんので、私どもとし...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 使う装備は様々ありますが、装備の中で特に特定秘密に指定されるべき装備については、それを扱う隊員については、今委員御指摘のように、それなりにクリアランスが必要だというふうに思っていますし、現在もそのような対応をさせていただいております。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省は、基本的に様々な状況に応じて対応することが求められております。ですから、今委員が御指摘がありました有事の際にもしっかり、防衛秘密を扱うような装備、防衛秘密に類するような装備を扱う者に関しては対応できるような、そのような有資格者の範囲を指定してク...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的に今おっしゃるとおりであると思います。有事が発生した場合、どのような部隊がどのような行動を起こすかという中で私どもとしては必要な対応を取りますし、その必要な対応の中で、当然そのような秘密を扱う者に関しての範囲を私どもとしてはしっかり把握をし、対応...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 一般論としてお話をしますと、例えば、防衛秘密に指定するような装備というのは、それはかなり、当然それを扱う者に関しては専門性が必要だということになります。その専門性を有している者が、今お話しされたような、それぞれの秘密を守れるようなクリアランスを受けてい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省におきましては、政府としての方針でありますカウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針を踏まえ、秘密取扱者適格性確認制度について必要な事項を定め、実行しております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員が御指摘の、あるいは赤嶺委員が御指摘、過去されました身上明細書としている文書は、防衛省として対外的に明らかにした文書ではないことから、その真贋を含め、当該文書についてお答えすることは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(小野寺五典君) 委員が御指摘されております身上明細書としている文書は、防衛省として対外的に明らかにした文書ではないことから、その真贋も含め、当該文書についてお答えすることは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の身上明細書としている文書は、防衛省として対外的に明らかにした文書ではないことから、その真贋も含め、当該文書についてお答えすることは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の点については、防衛省における秘密取扱者適格性確認制度の具体的運用にかかわる事項であり、これを明らかにすることにより、他国情報機関等から対抗・妨害措置を講じられ、防衛省の情報保全に支障が生じるおそれ、ひいては国の安全が害されるおそれがあるため、お...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 情報公開請求により誓約書については出しておりますが、中身については公表させていただいておらないということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 誓約書の中身については非公表ということになっておりますので、今委員が御指摘の内容について、真贋も含めてお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 誓約書については情報公開請求により提出をさせていただきましたが、中身については非公表とさせていただいております。委員が御指摘の内容につきましては、真贋も含めてお答えを差し控えさせていただきます。
○国務大臣(小野寺五典君) 御質問の点については、防衛省における秘密取扱者適格性確認制度の具体的運用にかかわる事項であり、これらを明らかにすることにより、他国情報機関等から対抗・妨害措置が講じられ、防衛省の情報保全に支障が生じるおそれ、ひいては国の安全が害されるおそれがあるため、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現時点で、防衛省の場合には防衛秘密ということになります。防衛秘密に関して防衛省と契約を締結をしている企業は現在三十社ですが、その取扱いをする業務に従事する役員及び職員の人数は約三千三百人程度ということになります。
12月03日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(小野寺五典君) オスプレイにつきましては、沖縄の負担を軽減し、本土に分散させるという観点から、昨年九月の日米合同委員会合意に従い、沖縄以外の場所で飛行訓練を行う可能性を検討してまいりました。また、本年十月の2プラス2におきましても、オスプレイの沖縄における駐留及び訓練...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今後、沖縄の負担軽減のために訓練移転がしっかりとできるような、そういうことについては政府として検討していきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) US2飛行艇につきましては、今、武器輸出のことに言及がございましたが、関連装備を使わなければ武器という形ではないという判断を経産省がしているというふうに私ども承知をしております。  その中で、本年五月に発表されました日印共同声明におきまして、このUS...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御案内のとおり、自衛隊、その駐屯地、基地の周辺に基本的にやはり住居することが大切だと思っています。  それは、即応性の問題もありますが、例えば部隊の出動時、特に災害のとき、最近であれば東日本大震災、伊豆の大島の台風被害、現在はフィリピンで活動を行って...全文を見る
12月05日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第14号
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○国務大臣(小野寺五典君) 「そうりゅう」型という具体的な装備に関してのお問合せですので、それはお答えはできません。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛秘密全体がどのくらいかということは私どもは公表させていただいておりますが、個々の装備にどれだけの防衛秘密があるかということを一つ一つ明らかにするということは、これは私どもは装備の問題の関係もございますので、公表はさせていただいておりません。
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のように、防衛秘密に設定する場合には厳格な基準がございます。今委員が御指摘ありました、例えば潜水艦丸々一つが全て防衛秘密かというと、そういうことではございません。あくまでも、その中で私どもとして必要なものについての限定的なものとなっております。
○国務大臣(小野寺五典君) 米軍基地従業員の直接の雇用主は防衛省ということになりますので、私の方からお答えさせていただきます。  駐留軍等労働者の雇用については、日米地位協定を受けて締結した労務提供契約に基づき、日本政府が労働者を雇用し、その労働者を米軍に提供しているところ、駐...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省が雇用主となりますので、お答えをさせていただきます。  従業員の解雇は、当該者が締結した雇用契約に基づき判断されることになります。なお、米軍基地の日本人従業員が特定秘密を取り扱うことは、通常想定されておりません。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省・自衛隊としましては、中国による防空識別圏の設定については、中国の活動を引き続き強い関心を持って注視しつつ、我が国の領土、領海、領空を断固として守り抜くという観点から、引き続き周辺海空域による警戒監視等に万全を期してまいります。また、同盟国であり...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほども一部お答えをさせていただきましたが、私どもとして、やはり周辺国そして関係国、同盟国から様々な情報を得て、そして対応するためには情報の保全というのが大変重要になります。この法案によって情報の保全が担保されることにより、各国との情報交流が一層進むこ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の防空識別区、中国が一方的に言っている話でありますが、その際に当然私どもとして警戒監視を行っておりますが、同じように、この動向について注視を行っている国も様々ございます。その中で関係国と通常様々な情報のやり取りをしております。  防衛当局の中でも...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 具体的に、例えば自民党政権であります二〇〇七年、平成十九年ですが、二千三百件、それから二〇〇八年の平成二十年ですが、三千件ということになります。  この数字を見ると、確かに自民党政権のときの廃棄というのは数としては少ないということになりますが、実はこ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 変わっておりません。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛秘密は特定秘密ということに移行することになっております。そして、恐らく、現在もその運用については万全を期しておりますので、少なくとも防衛機密が特定秘密に移るという中で、防衛省の中での管理の仕方というのは従前と同じようにしていくということになると思い...全文を見る
12月06日第185回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 さまざまな事案が起きたときに、国際社会にしっかりとした訴え方をするために、そのために一定の証拠というのも重要だということは、今回の一月に発生しました中国の艦船から火器管制レーダーが我が防衛省・自衛隊の艦船に発せられたということが物語ると思います。  この際、私...全文を見る
○小野寺国務大臣 小池委員には、十年ほど前でしょうか、ワシントンのSAISで研究されているときにもお会いをさせていただきました。その後、経済界、そしてまた研究者として御活躍されていると承知をしておりますが、このたび政治家として、こうして日本の安全保障にかかわっていただくことを大変...全文を見る
○小野寺国務大臣 自衛隊法におきましては、治安出動や海上警備行動等については警職法を準用するということになっております。また、対領空侵犯措置、自衛隊法八十四条には実は具体的な権限規定は書いておりません。  理由としましては、領空侵犯は、具体的ないかなる措置をとるべきかは、武器の...全文を見る
○小野寺国務大臣 補足があれば副大臣の方からお答えしていただきますが、第一次安倍内閣のときに、これは首脳合意の中で海上連絡メカニズムというものの設定が合意をされました。その後、作業をする中で、昨年の九月以降、直前まで行って、今進んでいないのが事実でございます。海上連絡という名前に...全文を見る
○小野寺国務大臣 平成二十六年度の予算の中に、私ども、さまざまな装備を新しくするということの中に、潜水艦の救難艦の新造ということがございました。  その際、私の方から、これは遠山委員が前から国会でも質疑されていたのをよく存じ上げておりましたし、また提言も知っておりましたので、や...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の防衛識別区は中国が一方的に設定したということであり、そしてまた、私どもとしては認められないということは、これは委員と共通の認識だと思っております。  その上で、中国の考え方、意図というのは、推しはかるのは大変難しいことでありますが、中国は前々から海洋強国...全文を見る
○小野寺国務大臣 どの国がジャイアンで、どの国がのび太君で、そしてしずかちゃんがどの国かということはなかなか判断しがたいんですが、みんなそれぞれ味があるキャラクターだと私は愛しております。  その中で、今のお話でありますが、当然、自衛隊員も人間、人の親でもあります。あるいは、家...全文を見る
○小野寺国務大臣 従来の戦車の場合、これは、すぐれた防護力、そして攻撃力を持っておりますし、我が国の技術は世界最高水準にあると私どもも理解をしております。  その中で、例えば、一般道、あるいは長距離を走る場合、どうしても移動の面で、従来の戦車というのは一定の制限が出てまいります...全文を見る
○小野寺国務大臣 我が国の防衛識別圏は、我が国周辺を飛行する航空機の識別を容易にし、もって領空侵犯に対する措置を有効に実施するため、我が国を囲むような形で定めた一定の空域であり、もともと米軍が我が国の防空及び航空管制を実施していたころに設置したものを、当時の防衛庁が、昭和四十四年...全文を見る
○小野寺国務大臣 この与那国上空の防空識別圏でありますが、設定当初、我が国の防空識別圏は、与那国島の上空を南北に走る形で設定されておりました。委員の御指摘のとおりであります。  沖縄県及び与那国町からの要望を踏まえ、領空侵犯に対する措置を有効に実施するという観点から、平成二十二...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の与那国上空への防空識別圏を変更したというのは、これは、もともと与那国は我が国の領土でございます。ですから、このことについて、私どもとしては、領土の上に防空識別圏を設定するというのは違和感がないということで、台湾当局に説明をしたと思っております。  私ども...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、冒頭の台湾のADIZについて、台湾が承認したという形では特に台湾からメッセージは来ていないものですから、こちらとしては事前に丁寧に説明をしたということで、御了解をいただければと思っております。  今御指摘がございましたいわゆるスクランブル、緊急発進であり...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省としましても、十一月二十七日、私とヘーゲル国防長官との間で電話会談を行い、このほか、岩崎統合幕僚長とロックリア米太平洋軍司令官がテレビ会議を行うなど、日米間でしっかりとした協調関係をとっております。
○小野寺国務大臣 東アジアの安全保障環境を考えても、日米同盟、あるいは日本にあります米軍基地の重要性というのは私ども十分認識をしております。  その中で、沖縄の皆様に過重な負担をおかけしているということも、あわせて重々承知をしております。  さまざまな声があるということを重く...全文を見る
○小野寺国務大臣 沖縄市サッカー場において、ドラム缶が、本年七月に埋設されたものが確認されるというところからこの問題が始まりまして、私も現地の調査をさせていただきました。そして、今委員が御指摘ありましたように、その後、磁気等で異常が確認されたところを改めて試掘調査を行ったところ、...全文を見る
○小野寺国務大臣 いわゆる別班問題はたびたび国会でも議論されていると伺っておりますが、私も、改めて陸幕長を初め関係のところに確認をするよう命じまして、このような組織はないということで回答をいただいております。  いずれにしても、政治がしっかりとした機能を発揮し、このような疑いを...全文を見る
○小野寺国務大臣 御案内のとおり、防衛の副大臣でいらっしゃいました委員も努力をされてきたと思いますが、日中間のさまざまな衝突事案を回避するために、海上の連絡メカニズムというものの構築について、第一次安倍政権のときに首脳間で合意をし、その作業がずっと進められておりました。昨年の九月...全文を見る
○小野寺国務大臣 民間航空機のことですので、ICAO条約の中で、もしそのような懸念があれば、これは中国にしっかりと抗議をされるのが外務省の仕事だと思います。  防衛省としましては、さまざまな事態に、我が国の領土、領海、領空を守るためにしっかりと頑張ってまいります。