小野寺五典

おのでらいつのり

小選挙区(宮城県第六区)選出
自由民主党
当選回数8回

小野寺五典の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第186回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 ワーストスリーの防衛省であります。  先週、二十三日ですが、防衛省で初めて女性のプロパーの職員が課長になりました。また、実は、毎年三月、防衛大学、防衛医大の卒業式がありますが、成績優秀者、首席が号令を全体にかけます。昨年私が出た中で、防衛大学も防衛医大も、首席...全文を見る
○小野寺国務大臣 日韓の防衛交流、これは大変重要だと思います。  今、委員から御指摘がありました、例えば情報分野のGSOMIAについては、私どもとして、直接、韓国と一日も早く進めていきたいと思っております。  また、現在、南スーダン・ジュバにおきましては自衛隊が活動しておりま...全文を見る
02月03日第186回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 御指摘の点ですが、本件は、平成十六年十月、護衛艦「たちかぜ」乗員の一等海士、当時二十一歳でありますが、外出中に自殺をした事案であります。この事案において、艦内の乗員に対しまして艦内生活実態アンケートというのが実施されました。  このアンケートに対して情報公開請...全文を見る
○小野寺国務大臣 現在、こうした不在していた文書が発見されたことに関する職員のほか、公益通報を行った者を含む複数の職員に対して、さまざまな角度から調査を実施しておりまして、そのときに判明した事実に基づき適切に対処するという所存であります。  少なくとも、繰り返しになりますが、公...全文を見る
○小野寺国務大臣 私も、この仕事になりまして、公益通報というのは大変重要な役割を担っていると思っております。  具体的に、この事案とは別に、また内容についてお達しが上がってくることもたくさんあります。しっかりとした対応が必要だと思っております。今回、この公益通報ということを考え...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、昨年からの経緯を少しお話しさせていただきます。  昨年の十月二十二日、中田委員の方から御質問がありました。私、翌月すぐに、御指摘のありました対馬リゾート、現地の視察をしてまいりまして、その周辺の土地含めてしっかり調査をしてまいりました。  その後、やは...全文を見る
02月04日第186回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小野寺国務大臣 総理がたび重ねてお話をされておりますように、私どもとしては、普天間の固定化はあってはならない、その思いで、今回、沖縄県が、恐らく重い決断ということで、埋め立ての承認をいただきました。  また、委員がお話がありますが、名護市の特に今回埋め立てを予定しております辺...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、沖縄県で埋め立てについての重い決断をしていただいたのは、これは普天間の危険性の除去を一刻も早く進めたいということであります。  今回、普天間の代替施設がキャンプ・シュワブ沖、辺野古に埋め立てをして移駐することになりますが、面積は三分の一になります。普天間...全文を見る
○小野寺国務大臣 総理がたび重なりお話をされておりますが、私どもとしては、普天間飛行場の五年以内の運用停止を含む仲井真沖縄県知事からの御要望については、米国を初め、相手のあることでありますが、政府を挙げて、その実現に全力で取り組んでまいります。
02月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今委員が御指摘ありました本件でありますが、輸送艦「おおすみ」が、本年一月十五日早朝、五年に一度の定期検査のため海上自衛隊呉基地を出港しまして三井造船玉野事業所に向け回航中、同日午前八時頃、広島県阿多田島沖におきまして小型船と衝突し、小型船が転覆、小型船...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 護衛艦「あたご」の衝突事案を受けて、艦船事故調査委員会の報告書に挙げられました委員御指摘の五項目の再発防止策に対して、海上自衛隊としては、まず一番として、見張り及び報告・通報態勢の強化のため、航海シミュレーション装置を使用して安全運航のための訓練を実施...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 平成二十年二月に発生しました「あたご」の衝突事故、また今回の「おおすみ」の事故等がございました。あってはならないことが繰り返されたということは、防衛省・自衛隊を指揮する私として、改めて身を引き締めて今後の対応に当たっていきたいと思っております。  な...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省・自衛隊は、今回、この事故の当事者でもあります。私どもとしては、現在、海上保安庁、国土交通省が調査をされておりますので、それに全面協力をするということで、情報はそこに全て一元化をさせていただいております。
○国務大臣(小野寺五典君) 事故の状況が明確になり次第、私どもとしても丁寧に説明をさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 佐藤委員には大臣政務官として防衛大綱、中期防に積極的に取り組んでいただきました。ありがとうございます。  今御指摘がありましたが、この南西地域の防衛体制、特に海上優勢、特に航空優勢の確実な維持、これは大変重要であります。  今回、F15一個飛行隊を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 初動を担任します警備部隊について、これは検討しておりまして、現在、陸上自衛隊の配備に空白が生じている島嶼部において、これは災害対策を含む各種事態が生起した場合には迅速な初動対応を行う上で必要最小限の態勢を整備する必要があると思っております。  警備隊...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘がありますように、特にこの南西地域を始め島嶼部への大規模な輸送展開能力が大変重要であります。今回の大綱におきましても、輸送能力や後方支援能力の向上、これが重要課題となっています。  具体的には、新中期防におきまして、現有輸送艦の改修、あるいは水...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいま総理からお話がありました。その命を受けまして防衛省としましては、沖縄における米軍施設・区域の早期返還及び訓練移転を含む負担軽減の推進に関する基本的な方針を検討し、当該方針に基づく施策の円滑かつ効果的な促進を図る目的で、一月二十二日、武田防衛副大...全文を見る
02月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(小野寺五典君) 2プラス2で交渉している一人でございますので。  私どもとしては、沖縄の負担軽減をしっかり進めていくことが大切だと思いますし、特に今回の普天間の危険性の除去、これをまず第一にしたいと思っております。  御指摘のことについては、私どもこれから、安倍総...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しますが、2プラス2で米側との交渉をする担当でもありますので。  改めてお話をさせていただきますと、私どもとしては、これは相手側があることでもありますが、総理の御発言にもありますように、できることは全て行うという中で、しっかりとこれから対応する...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、今回、キャンプ・シュワブという米軍基地の沖を埋め立ててそこを拡張するという形ですので、新たに基地が誕生するというわけではないということをお話しさせていただきたいと思います。  それから、是非皆さんに知っていただきたいのは、名護市というのは大変広...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今お話があります、この港のところに斜めの斜面、海面に通じる斜面を造るということのお話だと思いますが、これは、現在あるところが埋立てによってなくなるということでありますので、あくまでもその代わりということですので、水陸両用艇のようなものを揚げるということ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 正確なお話をさせていただきますと、今回、このキャンプ・シュワブのところに護岸を造るということになりますが、これはあくまでも、当初二百メートルという中で、接岸する例えば輸送船のようなもの、貨物船のようなものが接岸することは想定しておりますが、多少そこは直...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的に、普天間が返還され、普天間の土地利用というのは、これは沖縄県を中心に国を挙げて考えていくことになるんだと思っております。  その中で、今、空中給油機のお話ですが、これは米側の様々な運用もありますし、また、米側の役割というのは日本の安全保障にも...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、伊江島のことがお話になっておりますが、私どもとしては負担軽減についてはこれからも米側と話をしっかりしてまいりますが、先ほど来お話をしておりますように、どういう事態が今後日本の安全保障上起きるか分からない、そのときに様々な想定をして訓練を行うというこ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、沖縄の負担軽減という中で、今回、空中給油機、これはかなり中型機になりますが、KC130を十五機全て移駐を受け入れていただきます岩国の皆様には、私も改めて感謝を述べたいと思っています。沖縄負担軽減のためにこうした努力をしていただける自治体が増えてい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず委員に御理解いただきたいのは、今回、岩国に、山口県であります、これだけ多くの負担を受けていただけること、これは沖縄の負担軽減のために大変努力をしていただいていることだと思っております。  過去にこのぐらいの機数を受け入れたということについては、ち...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、先ほど委員から御指摘ありました、これほど多くの米軍機が一つの飛行場に配備された例はあるかということでありますが、昭和六十年から六十二年にかけまして、約五十機のF16が三沢飛行場に配備された例が過去にあるということを初めに御報告させていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、基準というよりも、関係自治体からの様々な問合せ、苦情というものがございましたら私どもの中国四国防衛局から米軍の横田基地の方に通報し、そしてその状況について確認をし、中国四国防衛局の方からその県を通じまして要請された内容について現地に御報告をさせ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 詳しい運用については米軍の運用ということになりますので。ただ、今御指摘がありましたので、どの程度の詳細について県の方に報告しているか、米側からの情報を報告しているかということについては、後ほど御報告をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、この測定器を設置したというのは平成二十五年九月、昨年の九月からということであります。私ども安倍政権として、しっかりこういう地域の方の声に耳を傾けるという立場から測定器を初めて設置をさせていただきました。そして、今、その状況については、これは関係自...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 本件につきましては、平成二十三年三月二日、米軍機の飛行直後に岡山県津山市上田邑に所在します土蔵が倒壊しまして、その影響で母屋の一部も損壊したという事実でございます。  専門家の意見を踏まえれば、本件における土蔵の倒壊のような事象は健全な建物では通常考...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、先ほど来お話をしますが、土蔵が倒壊した時刻に付近の上空を米軍機が飛行していたということ、そのような内容で、米側としては、これが公務に起因する損害の賠償手続、日米地位協定第十八条五項の手続による内容で審査した中で相当因果関係が認められないというの...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいまの委員がお話しされた高度につきましては、これは専門家の中でしっかり議論をされるべきだと思っております。  その中で、この日米地位協定第十八条五項の手続による米側の補償につきましては、過去累次同じような、同じといいますか、過去累次いろいろ事案が...全文を見る
02月10日第186回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○小野寺国務大臣 短くお答えします。  六隻でございます。
02月12日第186回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○小野寺国務大臣 米軍の三沢基地の中に、今委員が御指摘のような形状をしたものがあるということは私も確認をしておりますが、実際それがどのような役割を行っているかということについては、私どもとして承知をしておりません。
○小野寺国務大臣 繰り返しになりますが、私どもとしては、米側からそのような用に使われているということは報告も受けておりませんし、また、日米間で日ごろ、同盟国でありますので、さまざまな情報の交流はしております。  いずれにしても、同盟国としての米側の対応については、私どもは信頼を...全文を見る
○小野寺国務大臣 いずれにしても、同盟国であります日米の中で、常日ごろからさまざまなことについて緊密に連携をとっておりますし、私どもとして、同盟国である米国を、これは信頼できる相手だと認識をしております。
○小野寺国務大臣 防衛当局もそうでありますが、政府全体として、このような情報の保全については万全を期す努力を、今後とも続けていきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 さまざまな事態に対応できるように、私どもとしては、しっかりとした態勢をとらせていただいております。
○小野寺国務大臣 自衛艦船のみならず、自衛隊がさまざまな活動をする場合に、当然、これはシビリアンコントロールの点から、私ども、政治レベル、大臣がそれぞれ指示をして行わせているということであります。
○小野寺国務大臣 まず、委員が冒頭お話しされましたミグ25事案、これを受けて、防衛省・自衛隊、さまざまな法整備を行い、有事に関する法整備も進んでいったということであります。  今御指摘がありました、これは仮定のお話ですので明確にお答えすることは控えますが、一般論としまして、例え...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員が今お話しされましたROEのことですが、これは部隊の行動基準という形で私どもはつくっております。この基準につきましては、さまざまな事案にそのときにどう対応するかということで、中で、私の指示でつくっております。  また、こういう安全保障のさまざまな状況という...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨年一月に、中国艦船より我が国の海上自衛隊の艦船にレーダー照射がございました。火器管制用のレーダー照射ということになります。  そして、これは同時に、私ども、その中国艦船についてはしっかり監視をしながら、レーダー照射の後に砲の指向が実際に向いた場合、その場合に...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、どこの国の艦船も同じだと思いますが、例えば、レーダー照射があり、そして、それに向けて砲の指向あるいはミサイルの指向があり、明確に攻撃をされるということがもうわかっている段階では、個別的自衛権の中でしっかりとした対応ができるということだと思っております。そ...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員が御指摘ありました、例えば対潜哨戒機、新しいP1、それから輸送機であります新しいC2については、今、鋭意開発ができ、あるいは開発途中でありますが、配備をするところになっております。川崎重工のものであります。  また、新しい戦闘機につきましては、現在、先進技...全文を見る
○小野寺国務大臣 中国の防空識別区の設定に関して、一番初めにこのことについて厳しく反応したのはアメリカ政府でありました。もちろん、日本もしっかりとした反応をさせていただきました。特に、アメリカの国防省、ヘーゲル国防長官が真っ先にこのことについては厳しい発言をされたということであり...全文を見る
○小野寺国務大臣 さまざまな事態に対応して、海上保安庁と海上自衛隊は、シームレスな対応をするために、日ごろ、さまざま協議をしっかりさせていただき、連携をとらせていただいております。  その中で、今委員が御指摘ありました燃料のお話です。  海上自衛隊の艦船は基本的には軽油を使っ...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘にありますように、現在の事態に対しては、例えば、海上警備行動を含め、私どもとしては、防衛出動、治安出動、さまざま自衛隊が対応できるそういうことの根拠はございます。  ただ、今おっしゃっているように、さまざま新しい安全保障環境に応じて、グレーゾーンと一般的...全文を見る
○小野寺国務大臣 今後の安全保障の中で、委員が御指摘のサイバーの空間を安定的に利用するということは大変重要になります。  例えば、ミサイル防衛で私どもさまざまな能力を持っておりますが、この根拠となりますのは、例えば衛星からのさまざまな情報があったり、あるいは各種レーダーサイトか...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、委員が御指摘の防空識別区ですが、これは通常各国が行っている防空識別圏とはかなり異なりまして、一つは、我が国の領土、尖閣にかかっているということ。それから、ここを普通は、日本もそうですが、防空識別圏の場合には領土に向かってくることに関してスクランブルをかけま...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、スクランブルのことについては、あくまでも、これは防空識別区あるいは中国の勝手に言っています防空識別区の中ですが、我が国のADIZもそうですが、基本的には、我が国の領土に向かってくる場合についてはスクランブルをかけるということになります。  今回の個別事案...全文を見る
○小野寺国務大臣 尖閣上空に限らず、我が国の領土、領海、領空を断固として守るという姿勢の中で、私どもとしては、あらゆる事態を想定して、その際にどのような対応をとるかということは内部でしっかりと検討させていただいております。
02月18日第186回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○小野寺国務大臣 今、岸田外務大臣からもお話がありましたが、広島県及び島根県からは、累次の機会を通じて米軍機の低空飛行に伴う騒音測定器の設置について要望を受けていたほか、両県の関係自治体や住民の方々から米軍機の飛行に伴う苦情が多数寄せられていることから、防衛省としまして、平成二十...全文を見る
○小野寺国務大臣 群馬県の自治体の中で、騒音測定器設置にかかわる要請書、意見書が出ておりますのは、平成二十五年三月二十七日、前橋市議会から出ておりますが、群馬県等からはまだ正式には私ども、要請を受けてはおりません。  今後、先ほどお話ししておりますように、関係自治体や住民の方か...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省としましては、米軍機の飛行に際しては、安全面に最大限の配慮を行うとともに、地域住民の方々に与える影響を最小限にとどめるよう、米側に働きかけてきております。  また、先ほど来質問に答えさせていただいておりますが、米軍機の飛行に伴う地方自治体や住民の方々から...全文を見る
○小野寺国務大臣 米軍の運用について私ども通知を受けておりますが、今言った、どの高度をどのように使うかということを詳細に通報、通知して、米軍の運航がどのように行われているかということは、これは米軍の運用にかかわる問題だと思っております。  いずれにしても、私どもとしましては、こ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、委員は、米側に何も物を言わないというお話をされておりますが、私どもとしましては、地元からのそういう騒音等の要請があった内容については、その都度、米側に確認をし、そしてまた、そのような内容について米側に申し入れをしているということであります。  いずれにして...全文を見る
02月19日第186回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○小野寺国務大臣 石綿健康被害救済制度につきましては、所管をします厚生労働省の取り組みについて、今、田村厚労大臣の方から説明があったと思いますが、防衛省としましても、現地の防衛局を含め全体で、この広報、周知に、これからも、厚労省と協力をし、進めていきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 本年一月、沖縄においてUFOの騒動があったということは承知をしております。報道によりますと、一月二十三日午後九時ごろに那覇の夜空に謎の光の目撃情報、これが多数寄せられたということであります。その情報については承知をしております。
○小野寺国務大臣 まず、一月二十三日の謎の光ということでありますが、これは、防衛省としましては、この報道によります光というものが米軍のものかどうかを断定するという材料は持っておりませんし、米側もその光が自分のものというふうに断定しているわけではないというふうに承知はしております。...全文を見る
02月20日第186回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○小野寺国務大臣 簡単に、三要件でございますが、我が国に対する急迫不正の侵害があること、これを排除するために他の適当な手段がないこと、必要最小限度の実力行使にとどまるべきことの三要件でございます。
○小野寺国務大臣 委員が大変御存じだと思いますが、まず、例えばミサイル攻撃がある場合、さまざまな情報で私どもも収集しますが、米側が提供する早期警戒衛星情報、これは大変重要なものだと思っております。  また、日本国内にもさまざまレーダーサイトがありますが、例えば車力にあります、こ...全文を見る
○小野寺国務大臣 自衛隊の活動について御評価をいただきまして、ありがとうございます。  また、陸上自衛隊だけではなくて、海上自衛隊はソマリア沖・アデン湾におきまして海賊対処行動を今とっております。  御指摘がありました、例えば南スーダンにおいての国際平和協力活動の実施に際して...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員が御指摘になりましたPKOの五原則という中に、これは武器の使用ですが、要員の生命等の防護のために必要な最小限のものに限られるということがございます。私どもとしては、PKOの派遣については安全を最優先に考えておりますが、やはりこういうところでありますので、何か...全文を見る
○小野寺国務大臣 辺野古、大浦湾だけではなくて、沖縄には大変自然環境豊かな生物種がいるということは承知をしております。  今回の普天間飛行場代替施設建設事業に係りますこのような問題については、環境影響評価書に対して沖縄県からの意見を勘案しまして、自然環境及び生活環境の有識者で構...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員がどこまでジュゴンの生態を知っていらっしゃるかわかりませんが、私がジュゴンの生態で報告を受けましたのは、むしろ、沖縄本島におきましては、東シナ海側の方に通常多く生息をし、そして、この辺野古沖でありますが、太平洋の方に来るのはほとんどごくまれだということを承知...全文を見る
○小野寺国務大臣 御存じのとおり、ジュゴンが藻場を食べる、はみ跡をする場というのは……(赤嶺委員「何カ所ですかと聞いているんですよ」と呼ぶ)委員、食べるというのは面を食べるわけですから、ここでぱくっと一カ所、ここでぱくっと二カ所という、そういう数え方はできないので、済みません、あ...全文を見る
○小野寺国務大臣 ジュゴンのはみ跡の数ということでありますが、私は、実際、調査を行いますジュゴンの研究者からこの経過について報告を受け、今委員が御指摘になったように、確かにジュゴンが回遊する場合はありますが、主たる生息域は、この太平洋側、キャンプ・シュワブ沖ではないというふうに報...全文を見る
○小野寺国務大臣 ジュゴンの問題だけではなくて、今の海砂の採取の問題だけではなくて、今回、埋立承認に当たりまして、沖縄県知事からは、専門家、有識者から構成されます環境監視等の委員会の設立をして、そして、工事中及び供用後の環境保全対策についてしっかり対応していただきたいということが...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員に承知をしていただきたいのは、私どもとして、沖縄の自然環境がすばらしいということは重々わかっております。ですが、この話の根本は、普天間の危険性除去をいかに早く進めるかというところ、そこから話を進めさせていただいております。  ぜひ御理解いただきたいのは、私...全文を見る
○小野寺国務大臣 現在の普天間飛行場は市街地の中にあるということはもう委員も御存じだと思います。ですから、このところから北部の訓練場に行く場合には、どうしても市街地の上空を通る。私どもとしては、これをできるだけ軽減したいということで、今回の、キャンプ・シュワブ沖に滑走路をつくり、...全文を見る
○小野寺国務大臣 この会議につきましては、これは沖縄側からの要請もあり設置されたということでありますので、沖縄関係の私ども閣僚と沖縄県知事及び宜野湾市長が構成員となるということになったと思います。
02月21日第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。  本日は、江渡委員長を初め理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。  まず、今般の大雪により被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。防衛省・自衛隊としては、派遣部隊を拡充したところであり、今後と...全文を見る
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○小野寺国務大臣 まず、先生の御地元、今回の山梨の大雪の災害におきましては、実は、二月十五日、知事の方から真っ先に防衛省に要請もございました。直ちに、国交省とともに国道や富士五湖の道路の除雪をするなど、孤立した人々の救助、救援物資の輸送、山梨だけで、最大八百人規模、ヘリコプター八...全文を見る
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○小野寺国務大臣 平成二十六年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成二十六年度予算においては、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、国民の生命財産及び我が国の領土、領海、領空を守る態勢を強化するため、先般新たに策定された平成二十六年度以降に係る防衛計...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨年三月、防衛医大を視察いたしました。今先生が御指摘されたことは、一つ一つそのとおりだと思います。  私も、防衛医大の難しさ、当初、医大が発足当時は、当然、自衛隊員に対しての医療ということになりますから、健全な体を持った自衛隊員、疾病に関しても、かなり、例えば...全文を見る
○小野寺国務大臣 全国の部隊視察をする中で、例えば、それぞれの部隊は、災害医療、あるいは緊急医療、あるいはNBC対策、それぞれに応じた装備を持っております。そして、その装備を実際担当する、担任するのは医官、あるいはそれぞれの分野の救急隊員も含めてですが、そういう役割になるんだと思...全文を見る
○小野寺国務大臣 南スーダン共和国におきまして、現地の情勢が急激に悪化し、同国中部のジョングレイ州ボルにおいては、国連南スーダン共和国ミッションの韓国隊宿営地において、反政府勢力等による争乱行為等により発生した避難民約一万五千人を受け入れていました。このような状況を受け、韓国政府...全文を見る
○小野寺国務大臣 時間について、今確認をさせます。
○小野寺国務大臣 平成三年九月十九日の関係省庁了解において、国際平和協力業務に従事する自衛官等が使用を認められている武器については、武器輸出三原則等によらないこととする一方、自衛官等が携行する武器以外については、同法に基づく物資協力を含め、武器輸出三原則等により厳正に対応するもの...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、通常の部隊の任務を行う場合には、当然、PKOであっても、必要な装備、弾薬等を有するのが通常だと思っております。ただ、今回の韓国隊の緊急的な要請は、やはり私どもとしても通常想定できない要請でありましたが、人道上、私どもとしてこれは重要だと思って対応させていた...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、先ほどのUNMISSからの文書がいつ着いたかということですが、これは、現地時間二十二日の十三時三十分、日本時間二十二日の十九時三十分に到着したということであります。  済みません、これは昨日、武正議員の事務所の秘書さんの方には回答したというふうに報告を受...全文を見る
○小野寺国務大臣 やはりこれは問題意識を共有していただきたいと思うんですが、韓国隊の方から、周り、自分たちだけではなくて、避難してきている避難民も含めて大変な状況になっていて、そして、私どもとして弾薬の提供をお願いしたいという要請があり、そしてまた、UNMISSからも、UNMIS...全文を見る
○小野寺国務大臣 その報道については承知をしております。個人的な意見ということでお話をされておったと思います。その話の中では、尖閣、それから琉球の南というんでしょうか、ですから先島諸島のうちのどこかということの言及だったと思います。  これはあくまでもこの大佐の個人的な見解であ...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず前提は、我が国の領土、領海、領空、国民の生命と財産は、当然、私ども自衛隊を含めて、国全体としてしっかり守っていくということが基本的なスタンスであります。  その中で、同盟国であります米側に関しては、安保五条適用の中で、日本を防衛する義務があると思っておりま...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、きょうの委員の質問は、もちろん周辺国が関心を高く持って聞いているかもしれません。  私どもとしては、中国を含む周辺国とは、それぞれ友好関係を結び、お互いに経済的に成長していくということ、これが共通の利益だと思っております。もちろん、戦略的互恵関係という言...全文を見る
○小野寺国務大臣 報道で、そのような諜報機関があるということは承知をしておりますが、それがどこに、どのような形であるということは、私どもは承知をしておりません。  石原代表がお話をされた三沢基地での、米軍基地の状況ですが、これは、外からもそういう形状のものがあるというのは確認が...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の予算の大もとになりますのは昨年の防衛大綱そして中期防があり、その初年度として今回の二十六年度予算を審議していただくことだと思っております。  新大綱においての防衛力の役割としては、周辺海空域における安全確保、島嶼部に対する攻撃への対応、弾道ミサイル攻撃へ...全文を見る
○小野寺国務大臣 下地島の空港については、民間航空機の訓練等に使われている、非常に整備の行き届いた空港だということは承知をしております。ただ、ここの、特に自衛隊の使用につきましては、今委員の御紹介がありましたが、屋良覚書がありまして、その中で、沖縄県として使用させないという方向性...全文を見る
○小野寺国務大臣 南西諸島のみならず、島嶼防衛については、今回の大綱の中でもしっかり位置づけをさせていただいております。その中で、特に南西、先島諸島に関しての防衛の重要性は、私ども認識をしております。  現在、既に、地元の合意を得て進めさせていただいておりますのは、与那国島にお...全文を見る
○小野寺国務大臣 たしか財政法上の制限があると思いますが、建設国債といわゆる赤字国債という仕組みが基本的だと思っております。建設国債は、多年度にわたって維持管理をする、そういうインフラ等に主に役立てているというふうに承知をしております。  いずれにしても、これは財政法の中の議論...全文を見る
○小野寺国務大臣 今委員の御指摘がありましたように、二十四年度末における自衛隊の定員に対する現員の充足率は九〇・八%、その内訳は、幹部が九四・八%、准尉が九一・一%、曹が九八・三%、士が六八・八%ということでありますので、認識は共有しております。
○小野寺国務大臣 委員の御指摘は的を得ているところが多いと思います。  九州においては、北部、韓半島に近いところでは部隊がかなり多くなっておりますが、中国、北陸については、確かに手薄な印象を持ちます。  先般、富山駐屯地、金沢駐屯地を訪問しまして、そこで、実際に沿岸警備につい...全文を見る
○小野寺国務大臣 今御指摘がありましたプラットホームですが、一般論としては、これは共通化、ファミリー化して、装備品を複数の企業が生産できる体制を整えていくことは、防衛生産、技術基盤を維持強化する点でも大変重要だと思っております。  防衛省としましても、次期の中期防整備計画の中に...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員のお許しをいただきまして、冒頭、答弁に先立ちまして、一言申し上げさせていただきたいと思います。  平成二十六年度防衛省関係予算について、本予算委員会の分科会の冒頭で私から概要を御説明申し上げるとともに、資料を配付させていただきました。その中で、東日本大震災...全文を見る
○小野寺国務大臣 一般的な対応から考えますと、このようなPKOの任務においても、何かあったときのためにしっかりとした弾薬等を準備していくのが私ども通常のやり方であると思っております。  ただ、今回は、韓国隊の方から、非常にせっぱ詰まったような状況での要請があったということで、私...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨年、国会の審議をいただきまして、NSCの創設ができたと思っております。その中で、国会審議の中でもさまざま御意見をいただき、それを今しっかり取り込む中で、NSCの一員として会議に参加させていただいております。  御存じのとおり、安全保障環境というのは、例えば防...全文を見る
○小野寺国務大臣 弾薬の提供を決めまして、現地ジュバの部隊から、UNMISSのヘリコプターを使いボルの方に運び、そこから無事韓国隊の方に渡ったということがあった直後に、韓国隊の方から現地の自衛隊の部隊の隊長宛てに、ありがとうございますという感謝の言葉がございました。私どもはそれだ...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員から御指摘のありました国際平和協力法第三条四号におきまして、物資協力は物品を譲渡するという定義を規定しているということで、この条文の中では武器弾薬を排除はしておりません。  ただ、平成四年のこの法制定時におきまして、政府の方針であります武器輸出三原則等に従...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊を預かる私の役割としては、憲法や法律の中で定められた範囲の中で、日本の国を守るためのさまざまな行動について命令を出すという立場であります。自衛隊という実力組織を預かる私にとって、逆に今のような議論を私どもの方からすることは適切ではないというふうに思...全文を見る
○小野寺国務大臣 大臣としての基本姿勢は、先ほど言ったように、そういう内容について実力組織を指揮する私の方からコメントする立場ではないと思いますが、ただ、今、安保法制懇で議論されている中で、例えば、純然たる有事でもない平時でもないグレーゾーンについての対応について議論をされている...全文を見る
02月28日第186回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○小野寺国務大臣 自衛隊の活動について御理解をいただきありがとうございます。  平成二十六年度防衛関係費につきましては、新防衛大綱、新中期防等を踏まえ、警戒監視能力の強化、島嶼部攻撃への対応の強化を図るため、四兆八千八百四十八億円、対前年比二・八%増となっております。これは二年...全文を見る
03月04日第186回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛研究所の一般課程は、将来、自衛隊の高級幹部となる、ふさわしい隊員を対象に実施される約十か月間の教育課程であります。防衛省では、外国人留学生の受入れによる留学生との交流は、日本人学生への教育効果が期待できるだけでなく、我が国と留学生派遣国との間の相互...全文を見る
03月11日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛大臣でございます。  本日は、末松委員長を始め理事及び委員の皆様に防衛大臣としての所信を申し上げます。  まず、東日本大震災から三度目の三月十一日を迎えるに当たり、改めて、同震災により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災さ...全文を見る
03月12日第186回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(小野寺五典君) 宇都委員がおっしゃるとおり、例えば防衛力を整備する中で当然連接性を保つためには、無線通信の共通な部隊運用をする必要があります。これは総務省との協議が必要になりますし、また、航空優勢を保つためには、様々な民間航空機との調整をしながら、言わばその訓練空域も...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) おかげさまで二年連続防衛予算は増えておりますが、微増ということになります。ただ、その中で特に大切なのは、私ども、防衛装備をどれだけ充実できるかということが大切だと思っています。  その中で、今平成二十六年度、審議をお願いしておりますが、その中での新規...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛大臣に就任しまして一年と数か月がたちましたが、そのうち全国の部隊を九十か所以上も回っております。そして、必ず部隊では、今委員がおっしゃっておりますように、定員と実員というその乖離の部分を説明を受けて、どこのところに隊として十分に人員を回し、どこを効...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛装備品は一つ当たりが大変高額になります。この調達改革、これが大変重要だと思っています。  実は、調達改革、よく見るといろんな面で効率化ができることがあります。例えばヘリコプター、これは陸海空それぞれの自衛隊が共通して使うものでありますが、当然、色...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員御指摘ありますように、中国機による緊急発進、スクランブルは増加傾向にあります。平成二十五年四月一日から十二月三十一日までの間、合計二百八十七回、これは前年の同期と比較しまして百二十七回の大幅増ということになります。また、四半期ごとの合計としましては...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 緊急事態において在外邦人を保護するための現行の枠組みとしましては自衛隊法に基づく在外邦人等の輸送がありますが、当該輸送を行う場合には派遣先国の同意を得ることが前提となります。  北朝鮮の内乱のような事態に対して当該枠組みにより拉致被害者を救出するとい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員のお話を聞いていると、何か日本が他国の紛争を助長するような、そういうイメージに取られるので正確なお話をさせていただきますと、防衛当局で、例えば中国の遺棄化学兵器、これは旧軍が遺棄したものですが、これを当然日本として支援をして無力化するというときに持...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御案内のとおり、公表ベースだけでも中国の二〇一四年の国防予算というのは約八千億元、これは日本円にしますと十二兆九千億ということになります。我が国の防衛費の既に二・七倍ということでありますし、実は、この内容については実際公表する数字の一・六から二倍ぐらい...全文を見る
03月13日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今委員の御指摘がありますが、一般論として申し上げれば、警戒監視等に当たる自衛隊の艦船や航空機に対して何らかの攻撃が予測されるような場合には、自衛隊法に基づき、事態に応じ適切な行動を命ずることになります。  なお、特定の行動を命ぜられていない場合であっ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員がお話しされたように、警戒監視任務には防衛省設置法、そしてまた、武器等防護を含めてこれは自衛隊法に記載をされております。  この二つの法律の立て付けというのは、従来から防衛省・自衛隊としてそういう整理をしてきたわけであります。委員がおっしゃるよう...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 統合運用体制の強化について、今般の改革では、文官と自衛官を混合して配置することにより一体感を醸成するということ、そして自衛隊の運用に関する内部部局と統合幕僚監部の間の実態としての業務の重複を解消し、内部部局が政策的見地から、統合幕僚監部が軍事的専門的見...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 領海警備につきましては、一義的には海上保安庁がその任に当たっておりますが、その対応が不可能あるいは著しく困難という場合には、海上警備行動の発令を受けて、防衛省・自衛隊としては海上保安庁と緊密に連携をして対処するということになると思います。  いずれに...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊法第八十条において、内閣総理大臣は、防衛出動又は治安出動を命じた場合において、特別の必要があると認めるときには、海上保安庁の全部又は一部を防衛大臣の統率下に入れることができるとされております。この場合、防衛大臣が海上保安庁長官に対して指揮を行うと...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、安保法制懇での議論がなされているということは承知をしております。また、議論の中でどのような内容について話が出ているかということは、それは私どもとしても情報としては承知をしておりますが、いずれにしても、その報告書が出て、そして政府として一つの方向を出...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員御指摘の日米の防衛協力のガイドラインでありますが、これは、昨年十月の日米2プラス2において、現行のガイドラインの見直し作業を開始し、本年末までにこの作業を完了させることが合意をされ、現在、日米間で検討を進めております。  私どもとしましては、安保...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 日ロの防衛当局間において交流を行うという中で、昨年六月、日本の岩崎統合幕僚長がロシアを訪問しております。それを受けまして、かねてよりロシア参謀総長、ゲラシモフ参謀総長の訪日について調整しているところでありますが、現時点で具体的な時期がいつになるかという...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 従前から日程については調整中ということでありますので、決まったわけではありませんので、現在も調整中ということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 東日本大震災におきましては、藤田委員始め、多くの同僚の議員含めて、政府からも御支援をいただきました。被災者の一人として改めて感謝を申し上げたいと思っております。  今御指摘がありました辺野古に移設する代替施設の面積ということでありますが、今回全面返還...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 普天間飛行場に米国本土などから飛来することがあらかじめ想定されております米軍輸送機の種類については、米側が公表していないため承知をしておりませんが、米側資料によれば、普天間飛行場のように二千八百メートル規模の滑走路を有する飛行場にはC5、C17、C13...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘ありました機種ごとのペイロード、それから離陸に必要な距離ということであります。  ペイロードは、御案内のとおり、実際に搭載する旅客、手荷物、貨物などの重量ということになりますが、先ほど報告させていただきました航空機ごとであります。  一般的...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今のペイロード等につきましては、今回辺野古に移す代替施設の滑走距離を考えますと、基本的には着陸距離としては短いというふうに考えております。  ただ、これはあくまでも距離だけで考えますと、例えばC130は一千九十二メートルということで、距離的には間合い...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員から御指摘ありましたCRAF、民間予備航空隊、これは、緊急事態等に際し、米軍機が空輸の必要に対応し切れない場合、あらかじめ国防省と契約を結んでいる民間航空会社の航空機を使用して米軍の輸送任務を実施する制度であると承知をしております。  昨年七月...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘がありましたように、緊急時に普天間基地が米海兵隊の増員部隊を受け入れる機能の代替施設ということで整備をいたしますのは、宮崎県の新田原基地、福岡県の築城基地と私どもとしては考えております。
○国務大臣(小野寺五典君) 具体的にこれから、この緊急時に利用することになっております二つの飛行場につきましては、今後米側と調整をしながら整備を進めていくということになります。
○国務大臣(小野寺五典君) 今、緊急時の受入れ空港でありますが、平成十八年の日米のロードマップにおきまして、普天間飛行場の能力を代替することに関連する航空自衛隊新田原基地及び築城基地の緊急時の使用のための施設整備は、実地調査実施の後、普天間飛行場の返還の前に必要に応じて行われると...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘がありました緊急時に米軍のどのような機種がどの程度飛来するかということは、これは日米間で協議を行っているというところであります。日米間で協議を行った中で平成十八年の日米のロードマップの方向も決まったということでありますので、いずれそのようなとき...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、先ほどお話をしておりますが、緊急時におきまして普天間基地の代替という、緊急時の受入れを行う代替施設として整備するのは宮崎県の新田原基地と福岡県の築城基地ということになります。これは日米のロードマップにおいて合意をされておりますし、当然、それに向け...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘されました、これは一九九六年でしょうか、朝鮮半島有事における普天間飛行場の使用計画に関する報道というのは承知をしておりますが、当該計画について、事柄の性質上、防衛省として確認したかどうかを含め、お答えを差し控えさせていただきたいと思っています。...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 例えば報道では、これは、一九九六年の内容については朝鮮半島有事ということでありますが、私どもとしましては、周辺の安全保障環境、これは日々変化があるものだと思っております。どの時点と比較して今が悪化しているか、あるいは改善しているかというのは、なかなか評...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、CRAFの機数につきましては、私どもの調査によっては、昨年七月現在、本制度で参加しているのは五百五十三機ということでありますので、これが、米軍が、私どもとして知っている限り、輸送任務を行う民間の航空機ということになると思っています。  今御指摘...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 海兵隊の第一海兵航空団、これは普天間に所在します第三六海兵航空群──済みません、これ機数でしょうか、定員だったでしょうか、今の質問は。
○国務大臣(小野寺五典君) 失礼いたしました。  海兵隊の第一海兵航空団は、普天間に所在する第三六海兵航空群、岩国に所在します第一二海兵航空群、ハワイに所在する第二四海兵航空群を主要な隷下部隊として有しており、米側の公表資料等によれば、所属機はおおむね百五十機程度に及ぶと承知を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもの調査によりますと、海兵隊の第一海兵航空団は、今お話をしました普天間に所在する部隊、岩国に所在する部隊、ハワイに所在する部隊を隷下部隊としており、この合計は、これは米側の公表資料によれば所属機はおおむね百五十機程度というふうに承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) KC130空中給油機以外のものについては、普天間から辺野古沖、キャンプ・シュワブ沖への移設が可能ということになります。
○国務大臣(小野寺五典君) 普天間飛行場の移設に関する経費ということで、今、埋立工事に関する経費は、委員が御指摘されましたように二千三百十一億円というふうに見積もっております。それ以外ですが、環境保全措置あるいは飛行場施設の整備、キャンプ・シュワブの再編成などに要する経費、これが...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 日米両政府は、昨年十月の2プラス2共同発表におきまして、普天間飛行場をキャンプ・シュワブに移設することが同飛行場の継続的な使用を回避するための唯一の解決策であるということを累次確認をしております。  そして、飛行場代替施設の具体的な移設先としては、滑...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今幾つかの事例を挙げられておりますが、日米間ではキャンプ・シュワブ沖、辺野古に埋立てし、移設するということが決まっております。これが唯一の案だということで見積もっているということが前提であります。そして、埋立工事でありますが、元々ここにはキャンプ・シュ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、昨年十二月十七日に沖縄県知事からいただいた普天間飛行場の五年以内の運用停止を始めとする基地負担軽減に関する四項目の御要望について、これは沖縄県知事からそういうお申出がありました。そのことについて、総理が述べられたとおり、沖縄県全体の思いとしてしっ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私がお答えをしておりますが、昨年十二月十七日に沖縄県知事からいただいた普天間飛行場の五年以内の運用停止を始めとするという御要望であります。これは沖縄県知事の御要望でありますので、その内容について、意味については私が答えるのは適当ではないと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 言葉遣い、用語というのは、それぞれ使っている方が様々なお考えで使っているということだと思います。  私どもとしては、知事からいただきました普天間飛行場の五年以内の運用停止を始めとする基地負担軽減に関する四項目の御要望について、総理は、沖縄県民全体の思...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 改めてお話をしますが、私がこの停止というような例えば用語を使ったわけではありません。これはあくまでも沖縄県からの御要望でいただいております普天間飛行場の五年以内の運用停止という、そういう内容でございますので、そのことについての用語について私が、沖縄県の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 是非御理解いただきたいのは、沖縄県からの御要望でいただいているこの内容であります。その停止を含めた内容ということにつきましては、私どもとしていただいている要請書にある内容だというふうに承知をしております。(発言する者あり)
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の質問の意図がよく分かりませんが、あくまでも、私どもとして沖縄県からいただいている要請というのは、普天間飛行場の五年以内の運用停止を始めとする基地負担軽減に関する四項目の御要望ということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 運用停止ということの要望でありますので、それはいわゆる運用停止ということだと思います。そして、最終的には一日も早い返還を目指すということだと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 代替施設が完成する前に普天間飛行場が運用停止した場合に有事対応に支障が出るのではないかという御懸念でございますが、現在の安全保障環境に鑑みれば、米軍の抑止力を維持することは大前提である一方、沖縄の負担軽減をできるだけ早期に目に見える形で進めていくことも...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 普天間飛行場におきましては、現在、ヘリ部隊による海兵隊陸上部隊の輸送機能、ヘリなどに空中給油を行う機能、緊急時に多数の航空機を受け入れる基地機能といった三つの機能を有しております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今、真部次長が答えましたように、朝鮮半島の東約五百キロの日本海上に落下したものと推測ということでお話をさせていただいております。  そして、この北朝鮮による弾道ミサイル発射については、政府から抗議をさせていただいたということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 委員がお示ししております時系列的な北朝鮮による挑発というこの資料でございますが、これはあくまでも韓国側としても報道ベースで出ているというふうに承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 三月三日の午前六時二十分及び三十分頃、北朝鮮が朝鮮半島東岸より弾道ミサイル二発を発射したという状況、これ、私は直後、六時三十六分に連絡を受け、直ちに、引き続き警戒監視それから情報収集を行うように、そして対応に万全を期すように対応を行いました。その後、会...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 大変夢のあるお話だと思います。  防衛交流、各国と進めております。これからも、特に中南米、なかなか今まで防衛分野の交流というのは多くありませんでしたが、防衛交流の中で、それぞれの国としてやはり必要な技術あるいは支援等のこれから技術交流をする中で、その...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 政府が武器輸出三原則等について国会答弁で明らかにした後に、衆参両院で、政府は武器輸出について厳正かつ慎重な態度をもって対処すべきであることを内容とします武器輸出問題等に関する決議、昭和五十六年が行われたということは承知をしております。  政府としては...全文を見る
03月17日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(小野寺五典君) 平成二十六年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成二十六年度予算においては、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、国民の生命、財産及び我が国の領土、領海、領空を守る態勢を強化するため、先般新たに策定された平成二十六年度以降...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省にかかわらず、各省それぞれ、宿舎というのはそれぞれの職務を行うには大変重要な立場、役割を担っていると思っております。ただ、自衛隊の場合は特に即応体制ということが大変重要になります。この即応体制を支える重要な基盤でありますので、できる限り駐屯地に近...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 宇都委員には、この問題については熱心に取り組んでいただき、全国回っていただきました。  私も防衛大臣になりまして、もう既に部隊視察は八十以上を超えております。おとといには福島県の大滝根山というレーダーサイトに行ってまいりました。この基地は標高千百九十...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 京都府知事、そしてまた京丹後市長ともお会いをし、この問題についての地元の御意見ということを賜り、防衛省としては地元の御理解が得られるよう今後とも努力をしていきたいと思っております。  今委員のお話がありました日本環境管理基準のことについてでありますが...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員が御指摘されましたように、決してあってはならないことだと私どもも思っております。  本事案において不正が行われた動機、背景を踏まえまして、防衛省では昨年七月に、事業者との接触を適正化をするということ、それからIPT、プロジェクトマネジャーを採用し...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としましては、自衛隊員の営利企業への再就職の承認に当たりましては、自衛隊法第六十二条等の規定に基づき審査をしております。自衛隊員の契約企業への再就職に関わる審査に当たっては、公務の公正性の確保に支障が生じないと認められる場合であることを承認の要件...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現在、そのような様々な事案についての事例を挙げて安保法制懇で議論をなされているというふうに承知をしております。その議論を待って政府内で様々検討が行われるものと理解をしております。
03月18日第186回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(小野寺五典君) 左藤章議員にお答えいたします。  まず、防衛大綱を見直した理由についてのお尋ねがありました。  一昨年の北朝鮮による人工衛星と称するミサイル発射や、中国による我が国周辺海空域における活動の急速な拡大等、我が国を取り巻く安全保障環境は、前防衛大綱の策...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 長島昭久議員にお答えします。  国家安全保障戦略をもとに防衛大綱、中期防を作成したことを評価していただき、ありがとうございます。  新中期防の所要経費と実質的財源についてのお尋ねがありました。  新中期防の実施に必要な防衛力整備の水準に係る金額と...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 中丸啓議員にお答えいたします。  まず、集団的自衛権の行使に関する諸課題への取り組み内容やスケジュールについてのお尋ねがありました。  集団的自衛権と憲法との関係等については、現在、安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会において検討が行われている...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 遠山清彦議員にお答えいたします。  グレーゾーン事態への対応強化にかかわる問題意識についてのお尋ねがありました。  前大綱策定以降、我が国周辺を含むアジア太平洋地域においては、領土や主権、海洋における経済権益等をめぐり、純然たる有事でも平時でもない...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 三谷議員にお答えします。  自衛隊と海上保安庁との連携についてのお尋ねがありました。  島嶼防衛等に関しては、防衛省・自衛隊は、平素より、海上保安庁等との間で迅速な情報共有や共同訓練等を通じた連携強化を図るなど、事態に十分対応できるよう努めていると...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 玉城デニー議員にお答えします。  日米同盟における協力体制についてのお尋ねがありました。  日本の防衛を確固たるものにするには、日本独自の防衛力を向上させる一方で、米国との幅広い協力を強化させる必要があると考えております。  日米間では、昨年十月...全文を見る
03月19日第186回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(小野寺五典君) 二〇〇八年三月、キーティング米太平洋軍司令官、当時でありますが、議会におきまして、二〇〇七年五月に同司令官が訪中した際に、中国海軍の将校から、米国と中国との間で協定を結んだらどうか、米国がハワイから東を取る、中国がハワイから西を取るとの提案を受けたと発...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) あくまでも、今安保法制懇での議論が行われているということになります。私どもとしましては、既に現在、防衛大綱、中期防、国家安全保障戦略、こういう中で必要な防衛整備の水準というのは国会にもお示しをさせていただいております。
○国務大臣(小野寺五典君) 具体的な要請あるいは日米間のやり取りについては差し控えさせていただきますが、例えば一般的に、現実に、総理がよくお話しされますように、アメリカが、例えば日本を含めた安全保障の問題に関わる北朝鮮のミサイル発射、このような問題に対してイージスシステムを使って...全文を見る
03月20日第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 昨年十二月に策定した新たな防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画について御報告申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、前防衛大綱が策定された三年前と比較して一層厳しさを増しています。  北朝鮮による弾道ミサイルの発射や核実験の実施は、我が国の安全に対...全文を見る
03月20日第186回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(小野寺五典君) まず冒頭、政権交代後というお話がありましたが、これはそうではありませんで、イラクにおける航空自衛隊の空輸の任務が終わった後に速やかに全て公開したということであります。  今委員が御指摘ありました、イラク派遣当時の航空自衛隊が平成十六年三月から平成二十...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 週間空輸実績によれば、人員とともに輸送された米軍を含む多国籍軍及び自衛隊の拳銃、小銃及び機関銃は延べ一万六千五百十二丁であります。そのうち、自衛隊の要員とともに輸送された拳銃及び小銃は延べ一万五百九十二丁であります。また、輸送した米軍を含む多国籍軍及び...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 正確にお話をしますと、米兵が、例えば今回輸送として自衛隊が行った部分に関して、基本的には本人が持っている小銃、まあ拳銃のようなものがあればそれを、物資を一緒に輸送したということであります。  また、今輸送物資のことについてお話がありましたが、輸送物資...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員は何度も武装米兵というお話をしますが、実際は、この米兵が例えば武器、小銃を御自身が持っている場合については、それは携帯していくこともありますが、今回の輸送した人数の、先ほどは……(発言する者あり)委員、聞いていただいていいですか。米兵が実際運んだ実...全文を見る
03月25日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(小野寺五典君) 当時の石破大臣の私案、あるいは自民党内での議論については、私も党にいるときにはその議論についてどのような議論がなされているかということは承知をしております。  現在の防衛省改革につきましては、これは佐藤委員が大臣政務官として大変重要な役割を担っていた...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、委員が御指摘されているように、やはり私どもとしてはしっかりと現場の情報を常に把握することが役割として重要だと思っております。  今月二十一、二十二両日、高等工科学校でしょうか、ここは防衛大臣として初めて実は卒業式に出たというふうに伺っております...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 大臣に就任して一番初めに行いましたのは、陸海空統合それぞれの幕僚の、今言った部長も含めて、幹部との懇談をそれぞれ時間を掛けて分けてやりました。様々な問題点はその都度上がってきているとは思いますが、恐らく委員が御指摘ありますように、更にもっとその努力をせ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現在、安保法制懇で方向がまとまり、そして報告書が出ているという段階ではありません。まだそれぞれの委員が議論をされているという段階でありますので、私どもとしては、その議論については、このような議論がなされているという状況は承知をしておりますが、最終的な方...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しますが、まだ安保法制懇で結論が出ている話ではありません。様々な委員が意見を出されているというふうに伺っておりますので、この時点で私の方からコメントすることは適当ではないと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 何度も質問されておりますのであえてお話をさせていただければ、当然、憲法九条を前提としての議論がなされているというのが常識的な考えだと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 当然、潜没潜航した場合には、これは海上警備行動を取るということで対応するということになると思います。  委員が多分御指摘されるのは、その海上警備行動を取った上でどのような形で実際に自衛隊が対応できるか、そこのことについての問題点について、恐らく今、安...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としては、要請があって直ちにC130二機、P3C二機を派遣をいたしました。その後、今、主に、特にP3Cでの捜索活動についての要請が強いということで、適宜運用をさせていただいております。  もし今後マレーシア政府からの何らかの要請というのがありま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 日米防衛協力のための指針、ガイドラインということでありますが、これは我が国に対する武力攻撃に際して日米両国の役割分担など日米防衛協力の在り方を規定するものであります。  現在のガイドラインは、一九九七年の見直しからかなりの時期がたっております。安全保...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) お答えしましたように、日米の2プラス2の中の合意というのは、今年末までにガイドラインについての方向をまとめるということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 一般的に自殺は様々な要因が複合的に影響し合って発生するものであり、個々の原因について特定することは困難な場合が多いと考えております。  なお、自殺原因の把握については、周囲の隊員や御遺族に対する聞き取り等により可能な限り特定できるよう努めているところ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も、一連のこの事案の報告を受けた中で、やはりこの問題について、文書管理だけではなくて、情報公開に関わる重要な問題についてしっかりとした対応が必要だということを認識をしております。  二十四年六月に艦内生活実態アンケートの原本の存在が明らかになったこ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この番組、たしか深夜に放送された番組だと思います。私、それを見ております。全般を通じて、やはり組織の中でしっかりと組織を正そうと思う、そういう役割を果たす隊員、職員、そういう者について、私どもとしてその意見をしっかり受け止めることは大変重要なことだと思...全文を見る
03月27日第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 委員が御指摘されましたように、アジア太平洋地域におきましては、中国やロシア等多数の国が国防費の増加を背景に、軍事力の近代化を継続し、軍事的な活動を活発化させております。我が国を取り巻く安全保障環境は、一層厳しさを増していると承知をしております。  その中で、米...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員から御指摘がありましたように、昨日、北朝鮮は二発の弾道ミサイルを発射したというものであります。弾道ミサイルはいずれも六百キロ以上飛翔し、朝鮮半島の東約五百キロの日本海上に落下したものと推察され、その直後、私から、引き続き警戒監視、情報収集に万全を期せという指...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、先ほど私が、北朝鮮の意図というお話というのは、ちょうど発射したタイミングが日米韓の首脳会談が行われているときと符合したということについての意図というお話でありまして、北朝鮮は累次にわたり、核技術それからミサイル技術の開発を、国連を含めて国際社会のさまざまな...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回のミサイル発射事案につきましては、我が国としても、さまざまな情報収集の中でその内容についてはしっかり把握しているところであります。また、詳細については分析を現在も行っており、しっかりとまた私どもとしての情報の蓄積を行う、一つの大切なテーマ、材料になって...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、事案発生直後でありますが、これは、私から警戒監視、情報収集に万全を期せという指示を出し、その後、内閣官房において関係省庁の局長級会合が朝四時半ごろあって、私も朝五時に防衛省に登庁しまして、五時十五分から防衛省内で緊急幹部会議を開きました。その際、既に総理か...全文を見る
○小野寺国務大臣 今議論がありましたように、サイバー空間におきましては、これはまだ国際的にもさまざまな議論が行われている段階だというふうに認識しております。アメリカはアメリカの立場でさまざまな主張もされているというふうに思っております。  いずれにしても、今後、国際的な枠組みの...全文を見る
○小野寺国務大臣 自衛権についての一般的な説明は、先ほど政府委員からあったと思っております。  そして、それぞれの国は、自衛権の発動というのをそれぞれの国の判断で行うということが主権国家の通常のあり方だと思っています。米側も、さまざま過去の事案についての自衛権については、米側と...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、集団的自衛権についてですが、三要件、もう御案内だと思います。現在、このことについては、集団的自衛権の問題を初めとするさまざまな問題ということで、安保法制懇の中で議論が行われておりますので、まずは懇談会の議論を待ちたいと思っております。したがって、集団的自衛...全文を見る
○小野寺国務大臣 繰り返しになりますが、この問題については、現在、安保法制懇で議論がなされている最中でありますので、先ほど来説明がありました、その報告が出て、そして与党内でさまざまな協議を行い、内閣法制局としてさまざまな意見を出す中で、政府として一つの方針が出てくるものと承知して...全文を見る
○小野寺国務大臣 条約につきましては、所掌であります外務大臣あるいは外務省にお尋ねいただくことが適当かと思います。  先ほど来、集団的自衛権のことについての言及がなされておりますが、これはあくまでも、国連憲章上の個別的自衛権、集団的自衛権の中の、集団的自衛権の一般的な解釈につい...全文を見る
○小野寺国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境の困難さについては、今、今村委員から御指摘のあったとおりだと思っております。  ただ、例えば中国の軍事力につきましては、累次新しい装備が加わり、そして練度も上がっているという中において、私どもとして、自衛隊に比べて能力比較というのは...全文を見る
○小野寺国務大臣 我が国の防衛にとって、まず我が国自身がしっかりとした防衛力整備をすることが重要だと思っております。今回、大綱の中で、統合機動防衛力の構築ということを今後とも整備していくということで進めさせていただいております。  また同時に、外交的なさまざまな役割の中で、特に...全文を見る
○小野寺国務大臣 世界のさまざまな地域の中で、核保有国あるいは核保有国になろうとしているところが遍在をしている、そういう環境に実はこの東アジアは現在直面している状況にあると思っております。  その中で、厳しい安全保障環境は今外務大臣から述べられたとおりでありますが、核兵器を保有...全文を見る
○小野寺国務大臣 我が国は、憲法のさまざまな制約上も、我が国の防衛力の整備というのは一定の制限があるということは委員も御承知のことだと思っております。  その中で、実際、さまざまな脅威にどのような形で対応できるかということについては、これは今回の防衛大綱の中でもさまざま議論をし...全文を見る
○小野寺国務大臣 サイバー空間の拡大に伴い、サイバー攻撃が行われた場合には、社会活動の広範囲で甚大な被害が生じる可能性があります。また、サイバー攻撃は目的、手法が多様であり、攻撃源の特定や抑止が困難という特性があります。  自衛隊の任務遂行上、サイバー空間の安定的な利用の確保は...全文を見る
○小野寺国務大臣 サイバー空間の定義、あるいはサイバー空間における武力攻撃についての考え方、これはまだ国際的な方向が定まっているわけではないと思っております。ですから、私どもとして、現在、サイバー防衛隊で、自衛隊のネットワークの維持、そして外部からの攻撃についての防御、またさまざ...全文を見る
○小野寺国務大臣 どの分野であれ、技術革新は大変重要だと思っております。  日本の安全を守るためのさまざまな防衛力の整備の一環としての技術開発は重要だと思っております。  ありがとうございます。
○小野寺国務大臣 今回の嘉手納以南の土地の返還というのは、沖縄の負担軽減を一刻も早く進めたいという、全体の中で進めている計画であります。その中で、黙認耕作地というのが存在し、そこに長年、黙認でありますが耕作されている方もいらっしゃることは承知しております。  いずれにしても、こ...全文を見る
○小野寺国務大臣 北朝鮮は、三月二十六日午前二時三十分ごろから同四十分ごろにかけて、朝鮮半島西岸の平壌の北方約五十キロメートルから東方に向け、弾道ミサイル二発を発射した模様です。発射された弾道ミサイルはいずれも六百キロ以上を飛翔し、朝鮮半島の東約五百キロの日本海上に落下したものと...全文を見る
○小野寺国務大臣 低周波音につきましては、委員から累次御指摘をいただいております。  ただ、御案内のとおり、低周波音については、環境省による環境基準が定められておらず、まだ実際にどういうものが影響があるかということも確定しているわけではありません。いずれにしても、まず今回この調...全文を見る
○小野寺国務大臣 普天間飛行場の五年以内の運用停止については、沖縄の負担軽減に関する仲井真知事からの御要望であります。この要望の意味するところについては、政府の立場でお答えすることは適当ではないと考えております。  その上で、日米地位協定第二条に規定されている施設及び区域の返還...全文を見る
○小野寺国務大臣 繰り返しになりますが、普天間飛行場の五年以内の運用停止については、沖縄の負担軽減に関する仲井真知事からの御要望であります。この御要望の意味するところについては、政府の立場でお答えすることは適当ではないと考えております。
03月27日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮は、三月二十六日午前二時三十分頃から同四十分頃にかけて、朝鮮半島西岸の平壌の北方約五十キロメートルから、東方に向け、弾道ミサイル二発を発射した模様です。発射された弾道ミサイルは、いずれも六百キロメートル以上を飛翔し、朝鮮半島の東約五百キロメートル...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮のミサイルに関する動向については、防衛省として、平素から重大な関心を持って情報収集、分析を行い、状況の把握に努めております。  個々の具体的な情報収集、警戒監視態勢については、事柄の性質上、コメントは差し控えさせていただきますが、防衛省としては...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員が御指摘のように、例えば中国による南シナ海への進出については、一九七三年に米軍が旧南ベトナムから撤退した後、翌一九七四年に旧南ベトナムとの軍事衝突を経て西沙諸島を事実上支配をしたということ、一九八〇年代に旧ソ連のベトナムに対する軍事支援及びプレゼン...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 中国は、ウクライナから購入し改修後、二〇一二年九月に就役させました空母遼寧の試験飛行を継続しております。これに加えて、今委員が御指摘になりましたが、中国国防部報道官が、空母遼寧が中国唯一の空母ではない旨発言をしております。また、中国による国産空母建造に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) いずれにしても、これは特定の国を念頭に置くというわけではなく、周辺国、これはもちろん中国も入りますが、そういう国を様々私ども検討しながら防衛大綱等の充実に努めているということであります。  いずれにしても、今回の大綱の中で、南西地域の防衛態勢の強化の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 中国の国防予算については今委員が述べたとおりでありまして、毎年かなりの額増えているということであります。現在は、公表数字であっても日本の防衛予算の、円換算ですが、約二・七倍程度の予算が今計上されていると、二〇一四年度ですが、承知をしております。そして、...全文を見る
03月31日第186回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) 委員が今御指摘ありましたが、三月二十六日水曜日、北朝鮮による弾道ミサイル発射による自衛隊の具体的な対応については、これは今様々な対応を取らせていただいておりますが、御案内のとおり、実は今回の飛んだ状況については把握をしております。ただ、少し具体的にお話...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 三月三日にも北は発射をいたしました。今回のことにつきましても、私どもとしては、速やかに情報収集そしてまた公表をさせていただくという対応を取らせていただきました。  北の意図につきましては、私どもとして明確には判断する場合ではありませんが、少なくとも、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしては、様々な情報収集をしながら、しっかりとした対応をこれからもしていきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) どのような形でどう対応しということにつきましては、私ども自衛隊の具体的な対応ということになりますので、我が方の手のうちを明らかにするということは差し控えさせていただきたいと思いますが、少なくとも、ミサイル事案が発生して直後に私どもの方には様々な情報も入...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 破壊措置命令を出したか出さないかということにつきましても、これは我が方の手のうちを明らかにすることでありますので、お答えは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、FMS、これは有償資金援助調達ということですが、米国政府が武器輸出管理法に基づき、武器輸出適格国に対して防衛品を有償で提供するものということであります。言わば最新鋭の様々な装備についてはこのFMSによって日本に提供されるということであります。ただ...全文を見る
04月01日第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○小野寺国務大臣 初め、どきっといたしました。かの国にエープリルフールがあるかどうかはわかりませんが、日本としては、さまざまなことについてしっかり対応していきたいと思っております。  米国防省が先日発表しました四年ごとの国防計画の見直し、いわゆるQDRですが、二〇一二年の国防戦...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛大臣になりまして、防衛医大の卒業式に初めて行き、その後に防衛医大病院の視察をし、宮沢委員が御指摘されたような指摘内容については、現場からもお話をいただきました。  本当に、この問題というのは、まず独法化の問題から始まり、特別会計の問題もあり、歳入面でもさま...全文を見る
○小野寺国務大臣 国会の承認ということでありますので、直ちに議長を含め議運の中で国会が召集され、その中で承認をいただければということですので、どのぐらいの間かというのは、むしろ議会の中で検討していただくことが大変重要なことだと思っております。
○小野寺国務大臣 これは、防衛分野のみならず、さまざま、それぞれの国の基礎インフラがサイバー空間に頼っていることは事実であります。  今後とも、私ども政府全体でのサイバー空間についてのしっかりとした警戒監視も必要だと思いますし、防衛省としましては、先般、サイバー防衛隊というのを...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしては、今回、水陸機動団、水陸両用の部隊ということで検討させていただいておりますが、委員も御案内のとおり、日本は、南西諸島の約一千の島嶼を含め、約六千八百の島嶼を抱える島国でありますし、それぞれの島は、日本の排他的経済水域を含めた、さまざまな日本の国益の...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の防衛大綱、中期防を議論する中で、これは在り方検討ということで、江渡現委員長が当時防衛副大臣として中心になってまとめていただきましたが、そのときの考え方というのは、一つは、日本は島嶼がたくさんある島国であるということ、そして、その島嶼防衛には、従来の部隊に加...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしては、基本的に、我が国の島嶼部の防衛ということが基本であります。  今お話がありましたが、例えば、通常よく海兵隊という中での先制攻撃等について私どもが検討したり、他国の領土に強襲上陸して占領するといった任務を付与することはあり得ず、あくまでも、水陸機...全文を見る
○小野寺国務大臣 専守防衛としての我が国の基本方針の中で、この水陸両用の部隊が機能するということが私どもの考えであります。  それから、これは仮にさまざまな想定でございますが、例えば先般のフィリピンの国際緊急援助の中で、我が国に対して、被害を受けている国から、例えば緊急援助の中...全文を見る
○小野寺国務大臣 あくまでも、水陸機動団につきましては、自国の防衛に供するものでありますし、私どもとして、盾という役割の考え方は変わってはおりません。
○小野寺国務大臣 防衛省では、初動を担任する警備部隊の配置について、部隊配置の候補地選定の資とするため、沖縄県の先島諸島及び鹿児島県の奄美群島の有人島を中心に調査業務を委託しました。今般、その報告書を受領いたしました。
○小野寺国務大臣 配置候補地選定に係る調査につきましては、既存の文献等の資料から得られる地積、自然条件、インフラの整備状況等の客観的事実をもとに、適地エリアとして条件を満足する土地を委託調査業者から提示させたものであります。  他方、今御指摘がありました、先般、琉球新報に対して...全文を見る
○小野寺国務大臣 今の状況では、四月六日に国防大臣会議をする調整をさせていただいております。  その際、さまざまな議題がありますが、私としては、今委員から御指摘がありました沖縄の負担軽減について、これも日米間でしっかりと協議が必要だということであると認識しておりますので、沖縄の...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の、普天間飛行場の五年以内の運用停止につきましては、沖縄の負担軽減に係る仲井真知事からの御要望でありまして、この御要望の意味するところについて政府の立場でお答えすることは適当ではないと考えておりますが、いずれにせよ、来るヘーゲル国防長官との会談では、沖縄の...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとして、これは安倍政権のスタンスでありますが、沖縄の負担軽減のために、できることは政府を挙げて全力を尽くすという姿勢でありますので、その一環として、私も今回、ヘーゲル国防長官との会談の中では、沖縄の負担軽減について協議していきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 外務大臣と同じ認識を持っております。
○小野寺国務大臣 この保存期限は、平成二十七年三月三十一日ということで承知しております。  そして、それが歴史公文書に該当して国立公文書館に移管されるかどうかについては、今後、防衛省において適切に判断してまいりたいと思いますが、私個人としては、これは公文書館に送る必要があるので...全文を見る
04月01日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(小野寺五典君) 護衛艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事故については、平成二十年二月十九日に発生したものですが、原処分については、横浜地方海難審判所より、護衛艦「あたご」に避航義務、避けるという義務があるという裁決が平成二十一年一月三十日に確定し、当該裁決に基づく事故調査...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) いわゆる反撃力、敵基地攻撃能力につきましては、憲法との関係については、政府は従前から、法理上の問題としては、他に手段がないと認められるものに限り、敵の誘導弾等の基地をたたくことは憲法が認める自衛の範囲内に含まれるという考え方を示してきているというふうに...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘がありましたように、自衛隊は現在、他国の領土に所在する基地等を攻撃することを目的とした装備体系は保有はしておりません。  この点に関して、新たな防衛大綱において、「北朝鮮の弾道ミサイル能力の向上を踏まえ、我が国の弾道ミサイル対処能力の総合的な...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘がありましたが、政府は従来から、自衛権の発動については、先ほど議論があります三要件があります、この三要件に該当する場合に限られるというふうに解しております。  この三要件の第一要件、我が国に対する急迫不正の侵害があることとは、我が国に対する武...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 従前から、政府としましては、先ほどお話しされております自衛権の発動の三要件、この場合に限られると解釈をしております。いずれにしても、我が国に対する急迫不正の侵害があることということであります。それが前提ということであります。
04月03日第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊は、昨日行われました関係省庁災害警戒会議におきまして、古屋防災担当大臣から関係省庁が緊密に連携する旨の発言があったことを踏まえ、本日朝三時でありますが津波注意報の発表、以降、内閣府や自治体を初めとする関係機関と連携を密にし、情報の収集に努めました。...全文を見る
○小野寺国務大臣 三月三十一日、北朝鮮が北方限界線に近い黄海で射撃訓練を行った、そしてこれに対して韓国軍も対応射撃を行ったということに関して、防衛省としての対応について御説明させていただきます。  私どもとしまして、この射撃訓練及びこれに対する韓国軍の対応射撃につきましては、重...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨年十月の日米2プラス2におきまして、現行の日米防衛協力のための指針、先生御指摘のガイドラインの見直しでありますが、これを開始することで合意をされたことを踏まえまして、現在、本年末までに見直し作業を完成させるべく日米間で検討を進めております。  また、見直し作...全文を見る
○小野寺国務大臣 いわゆる武器輸出等の原則につきましては、累次の官房長官談話で例外をつくっていく、これはいかがなものかというような状況の中で、これは民主党政権下におきましても同じ問題意識を持っていただき、さまざまな努力をしていただいたと私ども思っております。  その中で、今回、...全文を見る
○小野寺国務大臣 御案内のとおり、三月二十六日にサイバー防衛隊が新編されるということになりました。  今まで、防衛省・自衛隊において、ネットワークに対するサイバー攻撃事態への対応というのは、これは十分な対処が必ずしも二十四時間可能な体制であったわけではありません。今回、サイバー...全文を見る
○小野寺国務大臣 内容について説明を受け、認識しているということです。
○小野寺国務大臣 QDRが出る前に米国の指針というのも既に出ており、私どもとしてまず一番この問題に対して対応が必要だと思いましたのは、やはり、米国の議会を含めた予算の削減、あるいは、どのように今後のリバランスを行うかということだと認識しておりました。大臣就任以来、外務省にお願いし...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員が御指摘されたように、今回のQDRにおきましては、中国などの国家によるA2ADアプローチを通じた米国の軍事力への対抗の追求を指摘するという内容になっております。米国の優先投資分野の一つとしてA2AD能力に対抗するための能力の構築を挙げているということを、今回...全文を見る
○小野寺国務大臣 中国のA2ADについては、アメリカのQDRの中で言及されているということであります。  そしてまた、日米で常日ごろこの地域の安全保障の議論をする中で大切なのは、特定の国ということでの想定というよりも、東アジア全体での安全保障をこれからも担保すること、これが重要...全文を見る
○小野寺国務大臣 私の理解ということでお話をしますと、例えば、民主党政権下でつくっていただきました二二大綱のときの考え方、動的防衛力、従来の基盤的防衛力からむしろ動的防衛力という形でさまざまな状況に対応できるという考え方、これが、米側も従来の考え方から新しい安全保障の考え方として...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員がおっしゃったとおり、一昨年の森本大臣、長島副大臣のときにガイドライン改正についての問題提起が行われ、その後、協議を重ねまして、昨年の2プラス2で見直しが合意されました。その過程におきましては、江渡委員長が当時副大臣としてカーター副長官とも議論していただきま...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは今回の大綱の中にも位置づけさせていただきましたが、まず我が国としての基本は、我が国の領土、領海、領空を我が国としてしっかり守り抜く、そういう体制の整備が必要だ。その上で、どうしても日米の同盟関係の中での役割分担がございます。その役割分担を今後さらに再確認す...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、十六年前のガイドラインのときの安全保障環境と、現時点で私どもが直面している安全保障環境というのはかなり大きな違いがあるという中で、当然、日米の役割分担というのは早急に見直す必要がある、そういう問題意識から、これは委員が副大臣のときに森本大臣とともに提唱され...全文を見る
○小野寺国務大臣 日本の国内で、今委員が御指摘されているような議論というのは、与野党を問わず議論がなされていると承知しております。  そして、政府としては、基本的に、安保法制懇の中の議論が今進みつつあるということが前提で、今回、2プラス2の中でも、国内での議論、そして特に安保法...全文を見る
○小野寺国務大臣 ガイドラインの検討を行うに当たっては、現時点で私どもとして政府の方針というのはまだ確定しておりませんので、今、集団的自衛権の議論についての言及が委員からございましたが、現時点でのガイドラインの中の議論というのは、あくまでも、例えば、日米同盟のグローバルな性質を反...全文を見る
○小野寺国務大臣 基本的には、今、外務大臣から答弁されたとおりだと思っています。
○小野寺国務大臣 防衛力をしっかりとした形で整備するためには、当然、その基盤となります防衛産業との信頼関係は大変重要だと思っております。  今回の事案がどのような経緯であったかということは私どもも報告を受けておりますが、その中で、一機当たりの調達価格が当初よりもはるかに高額にな...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、F2の開発の時点におきまして、さまざまな技術が民間にも転用されることになりました。航空機の素材で複合素材を使うということ、これは後に民間航空機に転用されておりますし、また、レーダーのさまざまな開発技術の中で、車両に搭載していますETC、あるいは今衝突予防装...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省のさまざまな研究については、現地視察をして説明を受けているということで今まで承知をしておりましたが、あの研究がそれほど将来性が高いということは、今、委員の御指摘で再認識をさせていただきました。  今後とも、技術研究部分に関しては、必要な予算をしっかり確保...全文を見る
○小野寺国務大臣 私が答えられる範囲でお話をさせていただくと、基本的には、今、集団的自衛権の問題は安保法制懇の中で議論をされている内容だと思っております。  片や、今、邦人の輸送の問題がございました。  邦人輸送につきましては、先国会で、邦人輸送、特に陸上の輸送を含めてお認め...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員が御指摘されました、憲法第九条のもとで認められている自衛権の発動としての武力の行使についての三要件については、これは従来から政府は、委員が御指摘のような解釈をしているというふうに私どもは理解をしております。  現在、これをどう今後考えるかということについて...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員が、これは平成二十四年三月五日、衆議院予算委員会の分科会だと思いますが、そこでこの問題について提案され、当時の田中大臣がお答えしている資料を読ませていただいておりました。読ませていただいて、なるほどなということをかなり私も感じております。  大切なのは、今...全文を見る
○小野寺国務大臣 具体的に、例えば一般職の公務員の方が自衛官としての勤務を、それは、その所属の役所としてそれが有効だというふうに考えられるか、あるいは御本人がそのような経験を踏んで将来の自分の能力の向上に役立てていきたいか、そういう両方のニーズがしっかりあるかどうかが大切だと思っ...全文を見る
○小野寺国務大臣 米軍の水陸両用車によって沖縄県内でサンゴ礁への被害が発生したとの連絡を受けたものとして、防衛省が把握しているものとしましては、平成十二年四月、米軍の水陸両用車が視界不良により誤って宜野座沖を航行し、サンゴ礁に被害が発生したとの連絡を受けた事案、平成十七年六月、米...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛生産、技術基盤は、装備品の生産、運用、維持整備等においても不可欠であり、潜在的に抑止力の向上にも寄与するものでありますが、厳しい財政事情や、装備品の高度化、複雑化に伴う単価の上昇等、我が国の防衛生産、技術基盤を取り巻く環境は厳しさを増しております。  その...全文を見る
○小野寺国務大臣 武器輸出三原則等は、国連憲章を遵守するとの平和国家としての基本理念に基づくものであり、我が国が国際平和協力や軍縮、不拡散等の分野においてリーダーシップを発揮し、他国の信頼を得る上で一定の役割を果たしてきたと考えております。政府としては、この平和国家としての基本理...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、近年、我が国の安全保障環境をめぐる環境が一層厳しさを増している中、昨年十二月に策定された国家安全保障戦略において、国際協調主義に基づく積極的平和主義の観点から、武器等の海外移転に関し、新たな安全保障環境に適合する明確な原則を定めることとされました。  ...全文を見る
○小野寺国務大臣 新たな原則につきましては、国連憲章を遵守するとの平和国家の基本理念と、これまでの平和国家としての歩みを引き続き堅持した上で、これまで積み重ねてきた例外化の実例を踏まえ、これを包括的に整理しつつ、新たな安全保障環境に適合する明確な原則を定めたものであり、防衛装備の...全文を見る
○小野寺国務大臣 嘉手納飛行場の航空機騒音につきましては、周辺住民の方々に多大な御負担をおかけし、大変深刻な問題であると認識をしております。  今回のWECPNLからLdenへの変更でありますが、WECPNLは、基本的に今、日本以外に採用している国はほとんどないと承知をしており...全文を見る
○小野寺国務大臣 普天間飛行場のキャンプ・シュワブへの移設に伴う宜野座村に対する再編交付金については、平成二十四年十二月に就任した現村長、当真村長が普天間飛行場代替施設の建設に反対を表明したことを踏まえ、宜野座村の対応を見きわめる必要があるということで、平成二十五年度の交付限度額...全文を見る
○小野寺国務大臣 ただいま議題となりました防衛省設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  自衛隊の任務の円滑な遂行を図るため、内部部局の職員に自衛官を加えるための規定の整備、防衛審議官の新設、航空自衛隊の航空総隊の改編、自衛官定数...全文を見る
04月03日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今委員がおっしゃるとおり、同じ内容だと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 警護の対象になっていることに関しては、この九十五条によって防護ができるということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のような制限があるということは、そのとおりだと思います。  警戒監視等に当たる自衛隊の艦船や航空機に対して何らかの攻撃が予測されるような場合には、自衛隊法に基づき、事態に応じ適切な行動を命ずることになるため、自衛隊の部隊には脅威に対処する十分な...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現場性についての事前の質問通告がございませんので、後でお答えをしたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 委員もよく御存じだと思いますし、先日まで防衛省で政務官をされていらっしゃいました。ですから、私ども、現在の法律の中で御指摘のような制限があるということはそのとおりだと思っております。その中で私どもは適切に対応できるように、これは従前から、部隊から様々な...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 通告がございませんので、きちっと事前に質問内容について通告をしていただければ詳細に準備しますし、委員にお話ししたいのは、技術的な内容について、政府委員について、あるいは副大臣、政務官について一切認めないという、そういうやり方では審議は進まないと思います...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員が従前からこの問題に対して大変深い認識とそれから関心を持っているということについては十分承知をしています。  我が国の安全を確保する自衛隊を統制する防衛大臣の判断は、国の存亡に関わり、誤ることが許されないものであります。その判断の的確性を担保する...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは前回でも同じような議論になったと思います。  今回の自衛隊法のお願いする改正についても、背広組、制服組がしっかりと両方入った形での構成を今回御提案をさせていただき、今、審議をしていただくことに予定をしております。  いずれにしても、私どもとし...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省設置法第十二条は、その役割を基本的な方針の企画立案を行う本省たる内部部局に担わせることを規定しているものであって、文官が優位にあるという趣旨を定めたものではないと考えております。  私としても、これは従前ですが、内部部局と各幕僚監部との両方の補...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、前回の質疑のときにも佐藤委員の方から、各幕、特にそのOBからしっかり意見を聞いてほしいというお話がございました。私も、そのような機会をつくっていきたいと思っております。  一番の根幹は、やはりこの防衛省改革、これはもう委員が熱心に取り組んでい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、平成二十四年六月二十日、尾辻副議長、当時ですね、中谷先生、佐藤正久先生、宇都隆史先生、これは自衛隊のOB、防大OBの方です。これを受けられた当時の大臣は森本大臣、まさしく防大のOBということで、その中で議論をされたというふうに伺っております。そ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛医大、私も昨年、今年と卒業式に行きました。昨年十一月には開校四十周年ということで、第一期生がようやく今、例えば防衛医大の幹事、あるいは自衛隊中央病院の院長になるような状況になっています。今年の防衛医大の卒業生の医師国家試験の合格率、これは、八十校全...全文を見る
04月04日第186回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(小野寺五典君) 佐藤正久議員にお答えします。  まず、潜水艦等の増勢に必要な定員の確保及び教育訓練の実施についてお尋ねがありました。  新防衛大綱において、潜水艦は十六隻体制から二十二隻体制へ増勢することとしていますが、新中期防期間中においては、現状の十六隻から十...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、動的防衛力と統合機動防衛力の違いについてお尋ねがございました。  前防衛大綱は、従来の基盤的防衛力構想に比較して、運用を重視した動的防衛力を構築し、南西地域の防衛態勢を充実することとしておりました。しかしながら、前防衛大綱以降、一層厳しさを増す...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 新防衛大綱における防衛力整備に関する精神や考え方についてお尋ねがありました。  新防衛大綱においても、格段に厳しさを増す財政事情を勘案し、国の他の諸施策との調和を図りつつ、経費の抑制に努めるといった精神に変更はありません。  また、我が国の防衛力整...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、複合事態への対応についてお尋ねがありました。  厳しさを増す我が国周辺の安全保障環境を踏まえれば、複数の事態が連続的又は同時並行的に発生する場合においても、実効的な対応を行うべきことは当然であります。  このため、新防衛大綱においては、複合事...全文を見る
04月08日第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○小野寺国務大臣 武藤先生初め御地元の皆様に、岐阜基地が大変お世話になっています。各務原周辺には多くの関連産業もあります。私どもとしては、ここはたしかゼロ戦が初めて飛んだ空と覚えております。新しい装備もここで研究開発をする、そういう重要な場所になっております。  今御指摘があり...全文を見る
○小野寺国務大臣 六日に開催しました日米防衛相会談におきまして、私の方から、集団的自衛権の問題につきまして、日本国内での議論の現状について簡潔に説明をいたしました。  その中で、ヘーゲル長官は、これは自後の記者会見の場でありますが、米国が、集団的自衛権に関する憲法解釈の再検討を...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のサイバー防衛隊、これは発足したばかりであります。これから日米で、これは協力関係を今結んでおりますので、しっかりと充実した形にしていきたいと思っています。
○小野寺国務大臣 自衛隊のヘリや艦艇の防災マップの進捗状況ということで、これは、渡辺委員が副大臣のときに、総務省の当時の大島副大臣とともに検討され、進めていただいたということでございます。  現在、防衛省としましては、平成二十五年度までに、ヘリコプターの場外離着陸場については二...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、日米の防衛相会談の中で、米側から、今回、日本において二隻のBMD対応が可能なイージス艦の配備ということの説明がありました。  委員も御承知のとおり、実際の配備となりますと、当然、人員、そしてまた、母港化するということになりますと、人員の数を含めたかなりの...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨年五月、私のグアム訪問以降の、そのときも現地を見まして、さまざまな基盤整備が行われているということは確認をさせていただきました。その後、この問題については、実は、防衛省の職員がグアムには常駐しておりますので、そこで随時、進捗状況について報告を受けております。 ...全文を見る
○小野寺国務大臣 領土、領海の治安の維持については、警察や海上保安庁が第一義的な対応の責任を有しています。自衛隊は、警察機関では対処できない場合等には、治安出動や海上警備行動を発令して、警察機関と連携しつつ対処するということになります。  そのため、警察機関との共同訓練、自衛隊...全文を見る
○小野寺国務大臣 どの省庁もそうだと思いますが、基本的に、常に改革を目指し、そして、常に、私どもとして、現在の状況でいいのかということを検証しながら進んでいくというのが、全ての役所、あるいはそこを担当する大臣の役割だと思っております。  今回の防衛省改革の答申をいただきました。...全文を見る
○小野寺国務大臣 何度もお話をしておりますが、どの役所においても、どの大臣においても、所管するそれぞれの省庁、行政機関に関して、常に改革を検討しながら、一歩一歩改革を進めていくというのは、これは同じスタンスだと思っております。その基本のことが例えば大臣所信にあるかないかということ...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の、昭和五十八年、これは谷川防衛庁長官の答弁だと思いますが、公海上における米艦防護について、我が国に対する武力攻撃があった場合において、我が国を防衛するために行動している米艦艇が攻撃を受けたとき、自衛隊が共同対処行動の一環として米艦艇に対する攻撃を排除する...全文を見る
○小野寺国務大臣 先般のヘーゲル国防長官との会談におきましては、今御指摘の在日米軍再編に関し、私から、普天間飛行場の五年以内の運用停止を初めとする沖縄県の要望と我が国の取り組みにつき説明をしたことを受け、日米両国が、沖縄の負担軽減の取り組みにつき認識の一致を見たことも踏まえ、具体...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは従前から、普天間飛行場の五年以内の運用停止ということに関しては、委員にも累次御説明をさせていただいていますが、沖縄県側からこのような要請があったということについて、これは沖縄県側の要請ということで、政府としてはできることは全て行う、それが安倍総理のお答えだ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、長官との会談の中では、沖縄の負担軽減について日米がそれぞれしっかりと対応していくということについてのお互いの意見交換があったということであります。
○小野寺国務大臣 いずれにしても、これは政府として、委員の、答弁に対して、私も一貫しておりますが、沖縄県側からこのような要請があるということについては私どもは承知しているということ、これが私どもの今までの理解であります。
○小野寺国務大臣 委員の今御指摘のことにつきましては、私どもも報道として承知をしております。  その後、米側に確認をしておりますが、米側からは、運用の問題ということで、私どもにまだその内容について報告は来ておりません。
○小野寺国務大臣 近年の安全保障環境の変化や、我が国が担うべき役割、責任の増大に伴い、防衛・外務閣僚会合が、同盟国たる米国に加えて、オーストラリア、ロシア、フランスとの間でも開催される状況になっております。また、防衛、外務の次官級会合もインド、カナダと開催される状況など、次官級協...全文を見る
○小野寺国務大臣 現在、この防衛審議官の新設も含め、自衛隊法改正の御審議をいただいている最中であります。その審議が終わりまして、認めていただく中で、その後、どのような人材が適当かは考えていきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 国家安全保障戦略において、サイバー空間は、社会活動、経済活動、軍事活動等のあらゆる活動が依拠する場となっているグローバルな空間であり、サイバー空間の防護は、我が国の安全保障に万全を期すために不可欠であるとの認識のもと、サイバー空間の防護及びサイバー攻撃への対処能...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員御指摘の文民統制ということでありますが、文民統制は、民主主義国家における軍事に対する政治の優先を意味するものであり、防衛省においては、文民たる防衛大臣が自衛隊を管理運営し、副大臣及び政務官が大臣を補佐するといった体制により担保されているものであります。  ...全文を見る
○小野寺国務大臣 既にさまざまな、例えば防衛省の内局においても、正確な定員化という形ではありませんが、自衛官がその中に入り、そしてまた事務官と自衛官がそれぞれ専門的な見地から私を補佐するという体制ができておりました。  今後、その形をより明確化するということが重要だと思い、今回...全文を見る
04月08日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(小野寺五典君) 昨年十二月に策定した新たな防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画について御報告申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、前防衛大綱が策定された三年前と比較して一層厳しさを増しています。北朝鮮による弾道ミサイルの発射や核実験の実施は、我が国の安全...全文を見る
04月10日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(小野寺五典君) 新防衛大綱におきましては、統合機動防衛力を構築し、事態の推移に応じた訓練、演習の戦略的な実施や部隊の機動的展開を含む対処態勢の迅速な構築による事態の深刻化の防止、実効的な対処を行うこととしており、そのためには、自衛隊及び民間による大規模かつ迅速な輸送力...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、機動師団、機動旅団につきましては、各種事態に即応し、実効的かつ機動的に対処し得るように即応性、機動性を重視した編成、装備とする予定であります。  具体的には、機動力と被輸送性を高めた諸職種部隊をあらかじめパッケージ化した即応機動連隊を新設し、今...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 米軍は、軍種横断的に編成された統合軍の一つであります輸送軍が、これは平時及び有事における世界規模での陸海空軍の輸送任務を実施しているということで承知をしています。  輸送軍は、航空機動コマンド、海上輸送コマンド、陸上展開配分コマンドから構成されており...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御指摘は大変重要な指摘だと思っています。  各幕とも相談をしながら、実際の運用でどのようなことが今後必要になるのか、あるいはもし現在の状況で人員が足りないということであれば、それは幕と相談をしながら検討していきたいと思っています。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省では、昨年三月、当時政務官でいらっしゃった佐藤委員が委員長としまして、国防を担う優秀な人材を確保するため、募集、再就職、予備自衛官等の充足その他の必要な施策について総合的に検討を行い、その適正な実施を図るための検討委員会を設置し、現在もその作業を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) いずれにしても、今お話ありましたように、私どもとして、今までは遺棄機雷という形でこの機雷についての掃海活動を行ってまいりました。  委員が御指摘になりましたように、このシーレーン防衛は大変重要だという思いで、今、安保法制懇の中でこの議論の整理をしてい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国の防衛力整備は、ある特定の国を脅威とみなして、これに軍事的に対抗していくという発想には立っておりませんので、これは今回の新防衛大綱についても同様であります。  ただ、他方、新防衛大綱は、二二大綱策定以降、北朝鮮による核・ミサイル開発や軍事的挑発...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、先ほどもお話ししましたが、新防衛大綱は、特定の国を脅威とみなし、これに軍事的に対抗していくという発想には立っておりません。  その上で申し上げれば、新防衛大綱においては、北朝鮮が大量破壊兵器を含む大規模な軍事力を保有、強化するとともに、関係国に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 専守防衛といいますのは、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢をいうものでありまして、我が国の防衛の基本的な方針であると考えております。  その上で、自衛隊が自衛権の行使として我が国を防衛するため必要最小限度の実力を行使することのできる地理的範...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 情報通信、例えばロボティクスあるいはナノテクなど先進的な技術分野については、多岐にわたる課題について大学や独立行政法人を含む民間において活発な研究がなされており、防衛にも応用が期待されるというふうに思っております。  このため、防衛省としても、他省庁...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省は、F2戦闘機の後継機について、その退役時期までに、国際共同開発の可能性も含め国産開発を選択肢として考慮できるよう、現在、先進技術実証機等の研究開発を推進しているところであります。私も、今年二月に三菱重工小牧南工場の先進技術実証機の製造現場を訪問...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的なスタンスについてのお話をさせていただきますと、私ども、やはり自衛隊の精強性を保つためには、現在の若年制の退職ということが、これはどうしても若年退職者が出てくるということは必要なことだと思っております。そして、この再就職をしっかり考えるということ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊パイロットの民間航空会社等への再就職について、いわゆる割愛ですが、これは、宇都委員から御指摘がございましたが、本年三月十四日に再開を合意いたしました。育成に多額の費用と長期間を要するパイロットについて、割愛制度により退職する際には予備自衛官として...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としましては、憲法の範囲の中で、我が国の法体系の中で許される範囲で我が国の防衛をしっかり守るための様々な施策に取り組んでおります。  今後とも、私どもとしては、政府全体の考え方の中で防衛力整備に努力していきたいと思っています。
○国務大臣(小野寺五典君) 今までと方針は変わっておりません。
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊という実力組織を担当します防衛大臣としましては、定められた中で日本の安全保障に全力を尽くしてまいる所存でございます。
○国務大臣(小野寺五典君) 普天間飛行場代替施設建設事業については、平成二十五年三月二十二日、公有水面埋立法に基づく公有水面埋立申請願書を沖縄県知事に提出し、同年十二月二十七日、沖縄県知事から埋立承認を得たところであります。  代替施設の埋立地盤の高さは、埋立承認願書の提出時に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増している中、我が国の国益を長期的視点から見定めた上で国家安全保障のための方策に取り組んでいく必要があります。こうした考えの下、我が国が取るべき国家安全保障上のアプローチを示す国家安全保障の基本方針として、国防...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私が初めてという言葉を使ったかどうかは別として、政府で話をされております国家安全保障戦略、これは言わば戦略としての初めてのことになると思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) その時点では、その時点の内容として国防の基本方針というのがあったのだと認識をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) その時点でそのように発言したと承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 動的防衛力というのは、従前の基盤的防衛力構想と比較すれば、これは警戒監視等の平素からの活動の常時継続的な実施、各種事態への迅速なシームレスな対応、国際協力への積極的な取組といった運用を重視した防衛力ということで、これは評価できる内容だと私どもも承知をし...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私ども防衛省、今まで累次大綱を作ってまいりました。これは、それぞれ一つのつながった中で、私ども防衛力整備をしてきていると承知をしております。  その中で、特に二二大綱で示していただきました動的防衛力という考え方は私どもは評価をするところであります。そ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御通告がありましたので、私も見させていただきました。  昨年八月に冨澤元陸幕長が機関紙「隊友」に集団的自衛権に関する自身の見解を掲載しているということであります。詳細については、これは冨澤元陸幕長のお考えということで承知をする内容ではありますが、その...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国の防衛力整備は、特定の国を仮想敵国や脅威とみなし、これに軍事的に対抗していくという発想、いわゆる脅威対抗論には立っておりません。この点は、今回の統合機動防衛力においても変更はありません。
○国務大臣(小野寺五典君) 節度ある防衛力の整備とは、これまでに厳密な定義があったわけではありませんが、一般に、防衛力整備に当たり、経済財政事情等を勘案し、国の他の諸施策との調和を図りつつ経費の抑制に努めることを強調するために用いられた用語と認識をしております。その趣旨は新防衛大...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としては、新中期防での決定を踏まえ、これまでの総合取得改革推進プロジェクトチーム会合における取組に加えて、更に厳しく効率化、合理化を徹底した防衛力整備を追求する必要があるところ、大幅な節減を実現するための更なる施策等を講じていく必要があると考えて...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これまで、例えば自衛隊の部隊運用に関する情報を官邸等関係部署に通報しなければならない場合、部隊と直接やり取りを行っている統合幕僚監部が直接通報するのではなく、内部部局に伝達した上で内部部局が通報を行ってきました。また、部隊が行動する上で関係省庁や自治体...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 新防衛大綱におきましては、我が国を取り巻く安全保障環境における安全保障上の課題の一つとして、領土や主権、海洋における経済権益等をめぐる純然たる平時でも有事でもない状況をいわゆるグレーゾーンの事態と位置付けております。  グレーゾーンの事態は、法的な概...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) それでは、防衛省の所管ということですので私の方から答弁をさせていただきます。  防衛計画の大綱において言及されている各種課題とは、自衛隊による国際平和協力活動等の円滑な実施を可能にするための輸送部隊展開、要員の安全確保、情報共有、後方支援、教育訓練等...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省・自衛隊としては、太平洋側も含め、我が国周辺の海域における、必要に応じてP3Cや護衛艦等を柔軟に運用して警戒監視活動を行い、我が国周辺における事態に即応する態勢を維持しております。  他方、小笠原諸島など太平洋側の島嶼部は、これまで固定式警戒管...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国周辺の軍事力の近代化や軍事活動等の拡大、活発化がより一層顕著になってきており、状況によっては短期間で事態が深刻化する可能性がある近年の安全保障環境においては、各種事態の兆候を早期に察知することが重要となっていることを踏まえ、新中期防において滞空型...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の報道については承知をしておりますが、その内容についてコメントをすることにより、情報収集能力を含む我が方の手のうちが明らかになることでありますので、命令発令の有無を含め、自衛隊の具体的な体制についてのお答えは差し控えさせていただきます。  いず...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) マスコミのことでありますので、私どもとして特にコメントすることはないと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 今般、我が国として初めて国家安全保障の基本方針であります国家安全保障戦略を策定するに当たっては、中長期的な見地から安全保障に関する施策を継続的に推進していく必要性を踏まえ、その内容をおおむね十年程度を念頭に置くものとしております。  また、防衛大綱の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 平成二十二年十二月に前防衛大綱が策定されて以来、我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しております。北朝鮮は弾道ミサイルの発射や核実験を実施し、また、中国は我が国領海侵入及び領空侵犯を含む我が国周辺空海域において活動を拡大、活発化させております。...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、集団的自衛権の議論については、安保法制懇を含め有識者の中で議論をされているということで承知をしております。私どもとしては、現行の中で大綱を整備し、一刻も早く現在の安全保障環境に対応すべく整備を行っているということであります。  また、ガイドライン...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 集団的自衛権の議論はまだ有識者の中の議論ということで承知をしておりますし、日米のガイドラインについても今作業を進めているというところでありますので、まだ仮定という状況でありますので、その点についてのお答えは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(小野寺五典君) 前防衛大綱においては、上位文書となる国家安全保障戦略が存在しなかったことから、我が国の安全保障における基本理念という項目の中で、専守防衛を含む我が国の基本的な安全保障上の考え方について記述をしておりました。  今般、新たに国家安全保障戦略を策定し、こ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国は、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国にならないとの基本方針を堅持してきました。今後とも、このような平和国家としての歩みを引き続き堅持をしてまいります。  その上で申し上げれば、現在、安保法制懇において集団的自衛権等と憲法との関係...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません。田中総理の御質問について事前の通告をいただいておりませんが、そのことについてのことというよりは、今お話がありましたいわゆる敵基地攻撃能力、策源地攻撃能力についてのことについて言及をさせていただきますと、政府は従来から、あくまでも法理上の問題...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ちょっとどのような委員から御指摘があったかということを私のところには、今の田中総理の発言については上がってきておりませんので、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) そのやり取りについては確認を再度させていただきますが、通告の中の文書の中にあったのは、本年三月十九日、衆議院内閣委員会においての官房長官の答弁を踏まえてという内容だというふうに私ども承知をしております。  もし、そのやり取りの中で田中総理の発言につい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 新中期防の実施に関わる必要な防衛力整備の水準の金額は二十四兆六千七百億円ということですが、委員が御指摘になりましたように、私どもとしては、経費を調達改革によって約七千億削減したいと考えております。  これは、財政事情が厳しさを増す中、防衛省においては...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 集団的自衛権については、様々な意見があることは承知をしております。  その上で申し上げれば、懇談会では、我が国の平和と安全を維持するためにどのように考えるべきかについて個別具体的な事例を念頭に議論をしていただいていると承知をしており、この問題について...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 昭和三十四年のいわゆる砂川事件に関する最高裁判決は、憲法第九条の規定によって、我が国が主権国家として持つ固有の自衛権は何ら否定されたものではなく、我が国が自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置をとり得ることは、国家固有の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この判決の中にありますのは、我が国が主権国家として持つ固有の自衛権は何ら否定されたものではなく、我が国が自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置をとり得ることは、国家固有の権能の行使として当然であるということを明白に認めた...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しお話をさせていただきますが、私どもとして、政府としては、砂川判決は自衛隊が合憲であるという判断の前提を明確に示したものであるということは、これは累次、今までこの議論が行われている中で継続した判断だと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、いずれにしても、この砂川事件の判決、最高裁の判決というのは自衛隊が合憲であるという判断の前提を明確に示したものと考えて政府はおります。
○国務大臣(小野寺五典君) 委員のされている議論というのは、恐らく国会において相当長い時間議論されてきていることだと思っておりますし、政府は一貫して、砂川事件の最高裁判決は自衛隊が合憲であるという判断の前提を明確に示したものというふうに理解をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 集団的自衛権の議論につきましては、今、専門家による安保法制懇等で議論されているというふうに承知をしております。
04月22日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(小野寺五典君) 二〇〇六年の日米ロードマップにおいては、出融資の制度を活用することで、グアム移転に関わる家族住宅及びインフラ整備事業を効率的に実施することを目的としておりました。  しかしながら、二〇一二年四月の2プラス2共同発表における再編計画の調整によって、家族...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 昭和四十四年当初、我が国の防空識別圏は与那国の上空を南北に走る形で設定されておりましたが、領空侵犯に対する措置を有効に実施するとの観点から、平成二十二年六月、我が国ADIZを同島の領空の外側に設定すべく見直しを行いました。  一般に、ADIZの設定や...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員がおっしゃるように、今回、統合機動防衛力という形での新しい整備体制を取る中で、特にデータリンク、情報通信、これがとても重要だと思っております。  累次お認めいただきました予算の中でそれぞれの部隊の通信能力の向上に努めさせていただいておりますが、日...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現在、先ほどお話ありました、PKO活動に従事するために海外に派遣された自衛官は、現行法に基づき、自己の管理の下にある者の生命等を防護するために武器を使用することは可能ということになります。また、委員が御指摘がありましたように、例えば自衛隊の車両、無線機...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、具体的な事態で御指摘がありました。個別具体の事態、状況に対して具体的にお話をすることは困難ですが、一般論として申し上げれば、防衛出動発令前であっても、海上警備行動等の行動を命ぜられた自衛隊の部隊は、他の船舶等を防護するために、その事態に応じ合理的に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) いわゆるネガティブリストであれポジティブリストであれ、自衛隊が国家国民のためにその任務を遂行する上で必要な権限を付与されるべきことは当然であると考えております。  その上で、前回でもお答えしましたが、自衛隊の権限については、安全保障環境の変化を踏まえ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員が御指摘されました各国においては、それぞれの国の法制度においてそれぞれの部隊の行動基準が決まっているんだと思っております。  いずれにしても、ネガティブリストであれポジティブリストであれ、自衛隊が国家国民のためにその任務を遂行する上で必要な権限...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先般の私とヘーゲル米国防長官との会談では、日米防衛協力の強化を含む様々な議論を行いました。  会談のやり取りの詳細については申し上げることは差し控えさせていただきますが、集団的自衛権との関係では、私からは、日本国内の安全保障の法的基盤の再構築に関する...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これはあくまでも、今安保法制懇等で議論されている内容はこういうものだというような議論のやり取りだと思っておりますので、政府は決して何か方針を決めているわけではありません。
○国務大臣(小野寺五典君) 部隊が長期海外に派遣されることの場合には、様々、隊員に対するカウンセリングだけではなくて、留守家族に対しての様々な支援が必要だと思っております。  今後とも、この問題に対してはしっかり対応していきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) グアム及び北マリアナ諸島連邦においては、在沖海兵隊のグアム移転に際して必要となる実弾射撃場や上陸訓練場等が整備される予定になっています。御審議いただいております改正グアム協定第四条に基づき、自衛隊が日本と近い位置にあるグアム及び北マリアナ諸島連邦の全て...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ペトリオット、PAC2は戦闘機等を迎撃するための装備品でありまして、国内では自衛隊向けに三菱重工業が米国レイセオン社からライセンスを受けて当該装備品の生産を実施しております。  PAC2の部品については現時点で海外移転することが決定しているわけではあ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) そのシンポジウムに出席をしておりませんので詳細は分かりませんが、先ほど来お話をしておりますけど、PAC2の部品につきましては現時点で海外移転することが決定しているわけではありませんので、具体的にお答えすることは困難ですが、一般論として申し上げれば、米国...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、記載の話だと思います。御指摘の記載は、米海兵隊による見積りに基づくものであり、具体的な移転時期等については引き続き米側において精査されるものと承知をしております。  在沖海兵隊のグアムへの移転は、嘉手納以南の土地の返還の進展にもつながることから、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 二〇一四年度国防授権法は、米国防長官に対して、資金凍結を解除する条件の一つとして、グアムやハワイにおける分散された兵力体制を実現するための施設整備に関する計画、委員がおっしゃるマスタープランの提出を求めているということで承知をしております。これを受けて...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、マスタープランは米国防省が米議会の求めに応じて策定の上、提出するものであります。日本政府が積極的に提供を求めたりするものではないとは考えておりますが、必要に応じてその策定状況について確認をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) あくまでも、このマスタープランは米国防省が米国議会の求めに応じて策定しているということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 二〇一二年四月の2プラス2合意により、ロードマップ合意の下での計画とは異なり、沖縄からグアムに移転する海兵隊の人数が減少したというのは御指摘のとおりです。  しかしながら、本件グアム移転事業は、早期にグアムにおける施設基盤を整備し、在沖海兵隊のグアム...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の2プラス2、これは二〇一二年四月の2プラス2合意ということでありますが、そこでの費用見積りは二〇一二年米会計年度価格八十六億ドルと、これが全体の金額であります。そのうち二十八億ドルを日本側が負担するということ、この合意があったということであります...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) そのシンポジウムに出ておりませんので、発言の内容は承知をしておりませんが、いずれにしても、米国側の参加者の発言というふうに承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 委員にお伺いしますが、載っていないのにどうして委員は存じ上げているんでしょうか。
○国務大臣(小野寺五典君) いずれにしても、二〇一二年四月の2プラス2共同発表、日本側は玄葉外務大臣、田中防衛大臣でありますが、その発表の日米合意の中で、今回の支出については基本的には総合的に勘案して決めたということだと思います。
05月12日第186回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛予算が増える、減るというのは、これは安全保障環境、様々なことで考慮して行うべきだと思っております。  当初予算につきましては、各年度の防衛力の整備、維持及び運用等に必要な所要額を計上しております。補正予算については、当初予算成立後に生じた事由に基...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員が御指摘ありましたように、予算の計上に関しては見積額を計上せざるを得ないということで、予算執行段階である程度不用が生じることはやむを得ない面はありますが、契約実績額の反映等できる限り精度の高い見積りを行うということが大切だと思います。今後とも、予算...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としましては、御案内のとおり、大臣一人、副大臣一人、政務官二人ということで、四名おります。  私どもとしまして、十六日間のこの期間中に、副大臣はずっと日本におりました。そして、その十六日間のうち、二人が海外に出ているのは六日間、残りの十日間は三...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も八日の日にキール大統領とお話をしまして、和平についての積極的な活動をするようにというふうに申入れをいたしました。翌日でありますが、キール大統領と反対派の前副大統領が会談をエチオピアで行ったということになりました。
○国務大臣(小野寺五典君) 国会の御理解をいただきまして、五月八日に初めて防衛大臣として南スーダン・ジュバに行ってまいりました。現地の施設を見、丸一日様々な難民の状況も確認をいたしましたが、非常に状況は複雑だと思いました。例えば、難民として宿営地のそばにいる部族が、これがヌエル族...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 集団的自衛権の今議論が少しございましたが、安保法制懇の報告書が提出された後に政府としての対応を検討していくということであります。一般論として言えば、自衛隊員は常に服務の宣誓を行った上で職務を遂行することになります。  いずれにしても、自衛隊員が日本国...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員も私も同じ認識だと思いますが、私どもとして国家国民、国民の生命、財産を守っていくということが私どもの役割であります。そして、そのためには、私どもとして日本国憲法及び法令を遵守すべきことというのは職務の宣誓に記載をされているということであります。この...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません、質問の趣旨がよく分かりませんので、もう一度質問をお願いいたします。
○国務大臣(小野寺五典君) 立憲主義とは、主権者たる国民がその意思に基づき憲法において国家権力の行使の在り方について定め、これにより国民の基本的人権を保障するという近代憲法の基本となっている考えであり、日本国憲法も同様の考え方に立って制定されているものと承知をしております。  ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、委員には、習志野駐屯地を始め、様々、直接部隊視察をしていただきまして隊員に激励をいただき、感謝を申し上げます。  今お話ありました参議院での決議でありますが、累次にわたる決議については承知をしております。議会の決議でありますので、政府としての対...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御質問は、四月二十九日、マレーシアでの議論だと思いますが、そこで私がマレーシアのナジブ首相、そしてヒシャムディン国防相とのお話の中で、今の日本の安全保障環境の議論をする中で、安保法制懇の議論、こういう議論が行われておりますという、そういう安保法制...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) マレーシアもアフリカ等にPKOの部隊をかなり出しておりますので、そういう中で、今、日本の中でそういう議論が行われているというようなことで説明をさせていただいたということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘ありますように、島嶼防衛については様々な事態を想定した共同訓練を実施していくことになっております。これは日米でやっておりますし、また、自衛隊単独でも島嶼侵攻対処に対する訓練を実施しておりまして、例えば、国内における統合訓練では着上陸作戦についての...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員御指摘のように、まず国境離島、これは日本の大切な領土、そしてまた、それに連なる領海でございます。  今回初めて与那国島に自衛隊の警備部隊を配置することを地元の御了解を得て進めさせていただいておりますし、私がこの仕事に就いてから、対馬もそうですし、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 国境離島への部隊の配備はそうでありますが、さらに、今御指摘ありましたように、例えば海上については、常に哨戒活動を行い、様々な情報を収集し、関係省庁と共有し、自治体と協力をしていきたいと思っています。
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘がありました武力攻撃に至らないような事態に対しての自衛隊の対応というのは、これは治安出動や海上警備行動、対領空侵犯措置など、こういう形で法整備を行っております。現在、こういう形で日本の安全をしっかり守る体制にはありますが、今安保法制懇等で議論さ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 外務大臣と同じく、一定のプロセスの中で参画をしてまいります。
○国務大臣(小野寺五典君) 平成二十四年一月に判明しました、これは三菱電機事案、これは過大請求事案ということでありますが、これを始め防衛調達に関する事案については誠に遺憾であります。  私も大臣就任後、これら一連の過去の事案についての説明を受けまして、大変深く重く受け止めました...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省では、過大請求企業に対して指名停止措置や違約金等を科していますが、指名停止措置を受けることにより当該措置期間中の新規事業への参入から排除され、また当該措置が公になることにより社会的批判を招来する等、違約金制度と併せて実効的なペナルティーとして機能...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛装備品については、委員御指摘のように非常に難しい実は契約内容になります。通常、幾つもの同じような製品がたくさんあり、そしてそれを競争して入札するというような、私どもが常識的に考えるいわゆる公共調達とは違い、かなり特殊で、しかも場合によってはその一社...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) やはり全体として防衛調達の部分は、これはその都度様々な不祥事事案が出てくるということ、これは本当に遺憾に思っております。今回、対策についてかなり綿密には指示をしたつもりでありますが、これは常日頃からやはり様々な情報収集を行って、そして企業側からも、ある...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、この連休中に、防衛大学校の山岳部、そしてまた隊員が、事故がございました。大変国民の皆様には御心配をお掛けしております。二度とこのようなことがないように、しっかり私どもとしても対策に努めてまいりたいと思っております。  今御指摘がありました防衛大...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、海外渡航をする場合は、防衛大学校生は、これは渡航申請を行うことになります。そして、許可を得てから海外に行くということになります。そして、帰国時には一般旅券の確認をその都度行っているというふうに報告を受けております。  ただ、申請を出していないで...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員が御指摘ありました防衛大学校におきましては、国家や国防の概念について全学生が必修科目として学んでおります。ですから、大切なことはしっかり学ばせております。  その中で、今、アジアにおける域内安全保障協力の現状及び将来というこの講座でありますが、こ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私もこの講座に出たわけではないので、どのような講師がどのような話をしたかというのはつぶさには承知をしておりませんが、基本的には、外国人の様々な方が講師として話をする中でいろんな意見を言うことは、これはあるんだと思っております。その意見に私どもあれこれ注...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、この講義、講座を私は聞いておりませんが、今委員からの御指摘がありますので、どのようなことがこの中で議論されたかというのは改めて確認をしたいとは思っております。  ただ、委員もそうだと思いますが、当然我が国の防衛を担う重要な人材を育成するその基本...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません、改めてその文脈を全てよく把握をしなきゃいけないとは思うんですが、例えば幹部自衛官、あるいは防衛省・自衛隊の将来幹部として活躍する人材については、私ども、日本国憲法そして各種法令を守り、日本国民を守るというその崇高な役割をすること、これはもう...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も大臣に就任してからも、それ以前も硫黄島に行きまして、この御遺骨の収集事業について現地で説明を受けております。  防衛省は、硫黄島に係る遺骨収集帰還推進に関する関係省庁会議の方針に基づき、滑走路の下にあります御遺骨や地下ごうの存在を確認するために、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員御指摘がありました神奈川県横浜市に所在します深谷通信所及び上瀬谷通信施設につきましては、二〇〇四年、平成十六年十月の日米合同委員会におきまして、これらの施設・区域における現在の使用が終了し、その必要性がなくなった時点で返還に向けた手続が開始される旨...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 深谷通信所及び上瀬谷通信施設における農耕等については、日米地位協定第三条に基づく在日米軍の管理下での農耕等が認められているものと承知をしております。  したがって、返還後は在日米軍の施設・区域でなくなることに伴い、農耕等の土地の使用の根拠が失われるこ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 不時着事故だと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) この機体は不時着をして、そして横転をしたというふうに私ども報告を受けております。米側のプレスリリースにおいてもエマージェンシーランディングという表現で公表されておりますので、この当事者であります米海軍の発表では不時着という表現ということでありますので、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) イラク特措法に基づき自衛隊が実施した、イラク戦争のときですが、空輸活動でありますが、それ自体は武力の行使には当たらない活動ということに整理をしております。その活動の地域をいわゆる非戦闘地域に限るなど、他国の武力の行使と一体化することがないことを制度的に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) イラク戦争においてのイラク特措法に基づき自衛隊が実施した空輸活動の任務におきましては、イラク特措法におきましてその活動の地域をいわゆる非戦闘地域に限るということ、他国の武力の行使と一体化することがないことを制度的に担保しているということの整理の中で、憲...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ちょっと、今御指摘ありました総理の見解についての判断、内容については、私、よくつまびらかに著書も見ておりませんし、承知をしておりませんが、いわゆる防衛当局の役割というのはそれぞれの国家国民を守るということでありますし、その前提となるのは、紛争を起こさな...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 一般的に武力の行使に至る場合には、いわゆる行使の三要件というのがあります。急迫不正の問題を含めて、あると思います。その際は、武力の行使に関しては当然国内法の様々な手続が行われるということであります。  委員が御指摘ありました集団的自衛権も含めた議論に...全文を見る
05月13日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(小野寺五典君) 四月二十六日から三十日にかけての豪州、マレーシア訪問、五月六日から十一日にかけてのイタリア、南スーダン、ジブチ訪問について御報告を申し上げます。  私は、四月二十六日から二十八日まで豪州を訪問し、ジョンストン国防大臣との会談及び基地視察を実施しました...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、南スーダンの和平についてのお話がありました。実は、五月八日、ちょうどキール大統領に表敬をしたときに初めて、翌日、キール大統領と対立するマシャール氏とエチオピアで会談をするということを大統領から伝えられました。これが、初めてこの会談が行われるというと...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御指摘のように、今外務大臣からお話がありましたが、私どもとしてもしっかり対応していきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、大綱の中に今回「栄典・礼遇に関する施策」ということが入りましたが、これは当時、この大綱の策定の中で重要な役割を果たされました佐藤委員が御指摘をされた内容が十分盛り込まれている内容だと承知をしております。  今回の叙勲は個人の功績を総合的に評価し...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘がありましたように、叙勲については隊員の士気高揚等の観点から重要であると認識をしておりますが、例えば、いわゆるB幹部の大部分、具体的には、定年退職時に特別昇任をして二佐になった者及び三佐以下の者が叙勲の対象となっていない等の問題が指摘をされており...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘ありましたように、懸命に頑張っている隊員が、それなりの、退職後に叙勲の対象として、今言ったそのバランスを欠くような内容については、これは関係機関と相談をしながら対応できるように努力をしていきたいと思っています。
○国務大臣(小野寺五典君) 賞勲局長の方から話を伺いたいというお話がありましたので、速やかに省内で意見をまとめてしかるべく協議をしたいと思っています。
○国務大臣(小野寺五典君) 平成十六年十月に護衛艦「たちかぜ」の当時の乗員が尊い命を自ら絶つという痛ましい事案があったことについて、亡くなった故人及び御家族に対して改めて心からお悔やみを申し上げたいと思います。  四月二十三日の東京高裁判決では、当時の上官等は自殺を予見可能であ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私的制裁という言葉の定義というのは、これはなかなかやはり明確にしにくい事案だと思いますが、少なくてもこのような隊員の中で、いわゆる私どもとしていじめというふうに考えられるような内容について、それがあった場合にはしっかりとした懲戒処分を行い、再発防止を行...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 他国の例を参考にするか、今の内容ですぐにお答えはできませんが、少なくてもこのような事案が起きないように様々な施策を講じることは大切だと思っております。その中には、例えば今委員が御指摘ありました、他国がどのようなことを対策として行っているかということも当...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先月二十八日、米国とフィリピンの間で米軍のフィリピンにおけるプレゼンスの強化等を目的とする米比防衛協力強化協定が署名されたということは承知をしております。  米国は、二〇一二年の国防戦略指針や本年三月に発表されました四年ごとの国防計画の見直し、いわゆ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員が御指摘されておりますのが、一九八一年五月の稲葉議員に対する質問主意書の答え、答弁書の中で、不利益が生じるというようなものではないということ、集団的自衛権についての政府の解釈があります。  ですが、もうそれから三十年以上がたっております。そして、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) フィリピンはASEANの中でも日本と大変友好な国でありますし、私も昨年、二度訪問をさせていただいております。  今般、米国とフィリピンの間で署名されました米比防衛協力協定を含め、米国がアジア太平洋地域を重視し同地域へのプレゼンスを強化するということは...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員が御指摘されましたリバランスの問題でありますが、これは沖縄に例えばおります米国のプレゼンス、これは引き続き確保するというようなことになっておりますが、それの中で、例えば司令部、陸上、航空、後方支援部隊、各要素から構成されます海兵空地任務部隊、MAG...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ガイドラインについては、現在、今年末の策定に向けて協議中でありますが、特に今回のフィリピンとアメリカとの協定がそれに影響するというふうには承知はしておりません。
○国務大臣(小野寺五典君) 平成十六年十月に護衛艦「たちかぜ」の当時の乗員が尊い命を自ら絶つという痛ましい事案があったことについて、亡くなった方及び御家族に対して、改めて心からお悔やみを申し上げます。  四月二十三日の東京高裁判決では、当時の上官等は自殺を予見可能であったとして...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この事案を、発生時の状況について報告を受けた中で、その文書管理が適切ではなかったという報告は私は受けております。ただ、今回の判決の中で、裁判所はこれは隠蔽体質があったというようなそういう判断もされたということ、これは大変重いものだと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘がありましたこの公益通報をした三等海佐に対してですが、私からは、海幕長、海上幕僚長に対して、護衛艦「たちかぜ」訴訟の高裁判決が確定したことを受け、三佐の懲戒処分等については、公益通報者保護法の趣旨も踏まえ、適切に対処するように指示をしております...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 日豪の首脳会談がありまして、その会談の結果、両首脳より進めるように指示を受けましたのが船舶の流体力学分野に関する共同研究ということであります。これは、船舶が海洋を航行する際に船舶の周りに生じる水の流れについて研究を行うものでありまして、具体的な研究の詳...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 五月七日に実施されました日本とイタリアの防衛大臣会合でありますが、これは、様々な日本の今の、例えばNSCができました、あるいは防衛大綱、あるいは防衛装備移転の原則、そういう日本の安全保障政策についての説明をしたということであります。その中で、先方のピノ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 自民党の国防部会・防衛政策小委員会合同会議においては、本年二月より十回にわたって防衛生産・技術基盤に係る議論がなされ、本年四月二十一日に、我が国の防衛生産・技術基盤をいかにすべきかという提言、これを防衛省に対して手交されまして、私ども受領させていただき...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現在の日英間で行っているのも防護服の開発ということになりますし、また、今各国で議論されているのは、むしろ、今新しい防衛装備については多国間での共同開発が主流になっているということでありますので、日本の防衛装備を積極的に海外にという、そういう印象を持たれ...全文を見る
05月15日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今、内閣官房の方から報告があったとおりだと思っています。
○国務大臣(小野寺五典君) 外務大臣が今答弁されましたように、日本国憲法九十八条一項におきまして、日本国憲法は我が国の最高法規であると認識をしております。
05月19日第186回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘がありました日本環境管理基準については在日米軍が作成し運用しているものでありますが、防衛省としては、日米間の様々なやり取りの中で、TPY2レーダーの配備に当たっては周辺環境や住民への安全に十分配慮するように申入れをしておりまして、この点について...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も、昨年十一月に、京都府知事、そしてまた現地、京丹後市長そしてまた議会の皆さんとも懇談をさせていただき、今回のTPY2レーダーが日本の安全保障に重要なことについては様々説明をさせていただきましたし、また協力についてのお約束もいただきました。  いず...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 住民の皆さんに不安がないよう、これからもしっかり米側と調整をしていきたいと思っています。
05月22日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御質問というのは、在外邦人の輸送等に関して、例えば安保法制懇の報告書を受けてどのような問題点、認識を持っているかということだと思っております。  安保法制懇についての今回の報告書は、国際法上許容される範囲の在外国民の保護、救出を可能とすべきとい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員から様々な事態に関しての御指摘があったと思います。  いずれにしても、安全保障環境が変化していく中、自衛隊による後方支援に関しては、総理が示した今後の検討のための基本的方向性に基づき、まずは与党とも十分に協議していくとともに、内閣法制局の意見も踏...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、具体的な事案でのお話がありました。我が国による個別的自衛権の具体的限度については、具体的な状況に応じて判断する必要がありまして、一概に申し上げることは困難でありますが、その上で、これまでの憲法解釈に基づき、一般論として申し上げれば、政府は従来から、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) アジア太平洋地域におきまして、中国など多数の国が国防費の増加を背景に軍事力の近代化を継続させるとともに、海洋などにおいて軍事的な活動等を活発化させております。特に中国は、軍の艦艇や航空機による太平洋への進出を常態化させるなど、より前方の海空域における活...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) アジア太平洋地域での安全保障環境の安定化への取組は重要な課題の一つであり、新防衛大綱においては、このような取組の一環として、アジア太平洋地域における二国間、多国間による共同訓練・演習を推進することとしております。また、新防衛大綱においては、日米同盟の強...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 安全保障面でも重要な地域だと思っております。  今日、自衛隊の練習艦隊が出航いたしました。この練習艦隊は今回様々な地域を回ってまいりますが、その中にはソロモン諸島も入っているということであります。私どもとしては、親日的な地域でありますので、友好関係を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 昨年十一月十二日からでありますが、フィリピンの災害において要請がありまして、自衛隊は過去最大規模の千百八十人の国際緊急援助活動を行いました。セブ島北部及びレイテ島、タクロバン市において医療活動、そして被災地への空輸等を行ったわけですが、この際は米軍とと...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先日、総理が基本的な方向性という形でのお示しをされた内容というのは、一つは、例えば現在の憲法の中でも対応、検討ができるグレーゾーンの問題、あるいはPKO等の活動等についての問題、そして、それでもさらに日本の国民の生命、財産が守れないような状況の場合があ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 総理が会見でお話しされた邦人を輸送中の米輸送艦の防護の事例等の引き合いをされて今質問をされていると思いますが、現在、百五十万人の日本人が海外に居住をしており、さらに年間一千八百万人が海外に出ていく時代であります。このような中、邦人の退避が必要な事態にお...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 具体的にどういう事態がどのような形で発生するかということは差し控えさせていただきますが、私どもとしては、様々な事案が例えば急速にエスカレートしていく中で、状況が急変する中で、その中でもしっかりとした対応ができるという検討はすることは重要なことだと思って...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊法第八十四条の三に基づく在外邦人等の輸送は、外務大臣から防衛大臣に対し、外国における緊急事態に際し、生命又は身体の保護を要する邦人の輸送の依頼があった場合に、外務省でありますが、派遣国の同意を得て、当該輸送において予想される危険及びこれを避けるた...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私が答弁の適当かどうかは別として、今御質問がありましたので答弁させていただきますと、現時点では、憲法解釈を変更する必要があるか否かを含め、政府としての対応は何ら決まっておりません。安倍総理が示した今後の検討の進め方についての基本的方向性に基づき、与党と...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 個人的な見解という言葉でございますが、防衛大臣でございますので、防衛大臣としての見解を述べさせていただきたいと思います。  本判決では、自衛隊機の飛行差止めが一部認容され、また厚木基地周辺における自衛隊機等の騒音被害は受忍限度を超え違法であるとして、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほどもちょっとお話をしました実は平成二十五年一月には厚木基地周辺の住宅地を訪問しておりまして、基地自体にはそのときは行っているわけではありませんが、基地の近傍の住宅地から私も、P3Cだったと思いますが、それを聞く、姿、音を直接聞かせていただきました。...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まだ五月十五日に総理からの基本的な方向性が示されたという段階でございます。現在は与党の中でこの問題について議論をされ、また内閣法制局等の様々な意見の場もあると思います。  私どもとしましては、いずれにしても、政府の方針が決まる中で、防衛省としてどのよ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員も御存じのとおり、防衛大臣の役割というのは、我が国の国民の生命、財産、領土、領海、領空をしっかり守っていくということだと思います。そして、その基盤となりますのは憲法であり現行の法制であり、その中で私どもは任務を果たすということでありますので、私ども...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御質問でありますが、これは、内閣総理大臣は、自衛隊法七十六条一項に基づき、我が国に対する外部からの武力攻撃が発生した事態又は武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態に際して、我が国を防衛するため必要があると認められる場合...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 一般論として申し上げれば、防衛出動を命ぜられた自衛隊は、自衛隊法第八十八条に基づき、我が国を防衛するため必要な武力を行使することが認められておりますが、その行使の対象については、相手側の艦船、航空機又は部隊など、実際に武器を使用して攻撃を仕掛けてきた直...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員から質問があったとおり、私どもとしては直接の対象に限られているわけではない。例えば、有効に反撃するために必要なところであれば、そこは艦船、航空機、部隊と限られるわけではなくて、例えば有効な場所に関しても攻撃対象になるということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国の自衛権の行使として、我が国を防衛するために必要最小限度の実力を行使することができる地理的範囲というのは、必ずしも我が国の領土、領海、領空に限られるものではなく、公海及び公空にも、公の空にも及びます。  しかしながら、武力行使の目的を持って自衛...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは平成二十年の安保法制懇の前回出された報告書だと思います。公海における米艦防護に関して、個別的自衛権や自衛隊法第九十五条に基づく武器使用では限界があり、集団的自衛権の行使を認める必要がある旨の提言がされていることは承知をしております。  自衛隊の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘の例でありますが、一般論として申し上げれば、行動を命ぜられていない状況の下において自衛隊法九十五条に規定する武器等の防護のための武器の使用の要件が満たされる場合には、護衛艦を職務上警護する自衛官は、その事態に応じ合理的に必要とされる限度で武器を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今お話があるような民間の船舶ですが、これは、通常は海上保安庁を含めて海上警察権で対応するということが通常でありますが、今お話がありましたように、具体的な個別事例になかなか言いにくいんですが、一般論として、例えばこのような攻撃があり、海上保安庁が対応する...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 憲法第九条の下で認められている自衛権の発動としての武力の行使については、従来から、我が国に対する急迫不正の侵害があること、これを排除するために他の適当な手段がないこと、必要最小限の実力行使にとどまるべきことという三要件がありますが、このうち第一要件、我...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 判決の内容については委員の方からお話があったと思います。  先ほど他の委員にもお答えをしましたが、私は、大臣着任後の二十五年一月に厚木基地周辺住宅を訪れ、地元の市長との面談、住宅防音工事の視察、そしてまた地元住民の方との懇談などをさせていただきました...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 特に厚木飛行場におきましては、米軍の空母艦載機が先日も着陸している状況を私、現地で見させていただきました。そういう中で、今これは岩国市、その周辺の住民の皆さんの御理解をいただいて空母艦載機の岩国への移駐ということを、これは進める方向で様々な事業を行って...全文を見る
05月26日第186回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としましては、従前より警戒監視活動を行い、自衛隊航空機の周辺を中国軍機が飛行するということがあるということは認識をしております。ただ、公表を要するような特異な事象というのは今までございませんでした。今回、東シナ海防空識別区を設定を契機として中国側...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、自衛隊が行っていた警戒監視活動は、これは通常の警戒監視活動でありますし、また国際法に従った正当な行為であります。一部報道で出ておりますような、中ロ海軍合同演習を妨害するような行為を行ったような事実は一切ございません。また、この事案に関して中国機、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、大切なのは、防衛当局はそれぞれの国を守るために様々な警戒監視活動を行う、これは日本も中国も多分同じ立場だと思います。ただ、その中で衝突事案が起きないように事前に回避すること、これも防衛当局の務めだと思っております。今回の事案は、そのような通常のル...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、海洋権益をめぐって様々、これは世界中、安全保障の問題では大きな課題が出てきております。その中で、日本の国境離島は大変重要な役割を私どもしていると思っておりますので、今後ともしっかりそこを守っていくことは大事だと思っています。例えば与那国には、おかげ...全文を見る
05月27日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今回発生しました自衛隊機による中国軍戦闘機の近接事案につきましては、そのときの状況を、私ども現場の状況からしっかりとした確認をさせていただく中で、大変危険な状況にあったということであります。我が方として、公海上で通常の警戒任務に当たっている中での今回の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 警戒監視任務に当たっている、これは今回の事案のパイロットだけではなくて、パイロット、それから搭乗員、その整備をする、一体となって今、安全保障、特に航空機の運用に努力をしてくれているものと承知をしています。  今回の事案を受けてでもありますが、やはり現...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊、パイロットも含めて精強性を保つことが重要だと思っております。養成されたパイロット、例えば戦闘機の搭乗員、かなり過酷な環境での操縦となりますので、ある程度若い時代にこれを経験をし、そしてその後、次第に管理職を含めた立場になっていくということが通常...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 法制懇の資料が出てから私も読みましたが、今、外務大臣もお話をされておりますが、たしか私どもは、安保法制懇の議論が進む中で、様々今どのような議論がされているかということはその都度議論としての承知はしておりますので、何か全くゼロからその日にいきなり全てが出...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほどからお話をしておりますが、私ども、安保法制懇の議論については、その議論が今どのような状況で行われているかということは、その都度私どもとしてその内容について確認をし、そして、当然、私だけではなくて省内、これは各幕も含めてでありますが、そういう情報に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省・自衛隊としては、今までも警戒監視にしっかりと取り組んでまいりましたし、これからも警戒監視をしっかりしてまいります。
○国務大臣(小野寺五典君) コメントとしまして、事案については、私、かなり強い口調でこの事案については私どもの考え方をお伝えをさせていただきました。  そして、実は、外交ルートでの中国側への抗議というのは、これは外務省を通じて行うことになりますので、私どもの、特に私が直接中国側...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的には、現在、日中間で協議をしております海上連絡メカニズムというものでしっかりと、日中間で海上でもあるいは空でも連絡体制を取るということが大事だというふうに思っております。今、中国側には累次この問題については申入れをしておりますので、今後ともその努...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 沖縄返還後に米軍の偵察機が日本に、配備という形じゃなくて展開という私どもは考え方と承知をしておりますが、展開した事例としましては、これまでも、嘉手納飛行場にSR71やU2、RC135といった偵察機が展開した実績はあると承知をしております。  ですから...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) グローバルホークにつきましては、グアム島のアンダーセン米空軍基地を拠点に運用しているこのグローバルホーク、夏におけます活動というのが台風等悪天候の影響により大きな制約を受けておるということで、夏において安定的な運用が可能な基地を必要としているということ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは従前から、夏季、夏においてのグアムでの運用というのが台風等で十分な対応ができないというような、そういうことはあったと思います。  これは米軍の運用の問題でありますので、私ども、直接コメントするのがどうか分かりませんが、私個人として感じますのは、...全文を見る
05月28日第186回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○小野寺国務大臣 日本が攻撃される前に、米艦、米国の例えばイージス艦等が攻撃された場合には、現在の状況では、できないというふうに判断せざるを得ないと思います。
○小野寺国務大臣 中丸委員には、よく自衛隊の現場を御視察いただきまして、大変ありがとうございます。  今、このような議論をしていただいておりますが、私どもとしましては、今後、決められた中で、我が国の安全保障、防衛をしっかりしてまいりますが、特に、御指摘がありましたように、当方の...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回の事案のみならず、私どもとしては、不測の事態を回避すること、これが最も重要だと思っております。  そして、万が一の事故が起きた場合には、速やかに、搭乗員を含めて救難活動、これは既にできる体制はとっておりますが、いずれにしても、引き続き、警戒監視任務に...全文を見る
○小野寺国務大臣 個別具体的なことなので、私の方から答弁させていただきます。  自衛権発動の三要件の一つであります、必要最小限度の武力の行使にとどまるという要件につきましては、武力の行使の態様が、その全体において、当該武力攻撃を排除するため必要最小限度にとどめるべきことを述べた...全文を見る
○小野寺国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境、今委員が御指摘のありましたように、大変厳しさを増しております。例えば、大量破壊兵器、弾道ミサイル等の軍事技術の高度化、拡散があります。テロやサイバー攻撃等の脅威は瞬時に国境を越えてまいります。  これらの事象と集団的自衛権との関係...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員の御指摘がありましたように、累次にわたって例えば日本を攻撃するような、ミサイル攻撃をするような、そういう基地に関して、そこに打撃力をもって反撃をするということに関しては、これは憲法上許されるという解釈は既にございます。  今回、防衛大綱をつくるに当たりまし...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員が今御指摘されたように、これは一般論としてお話をさせていただくと、公海上空を飛行する外国軍機に対し自衛隊法第八十四条に基づく対領空侵犯措置を実施することは、当該機が我が国領空を侵犯するおそれがない限り困難であるということでありますので、現時点ではできないとい...全文を見る
○小野寺国務大臣 その某国の戦闘機が、例えば我が国の領空に侵入をする意図を持って航行していた場合、あるいは、例えば我が国の領空の中で今言った米軍機等にもし攻撃があった場合には、この米軍機がもし墜落をする場合には、我が国の領土に大きな影響がある。こういうさまざまなことを検討する必要...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛当局の仕事は、国をしっかり守り、そして紛争を起こさないこと、この東アジアを平和裏にこれからも維持することが大切だと思い、私どもは、自国の防衛力整備を行い、近隣諸国との防衛交流を深め、そして、我が国の防衛力については、私も含めて、丁寧に周辺国には説明をしており...全文を見る
05月29日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛の責任者として、今委員がおっしゃいました、私どもとしては、様々な情報収集そして新しい装備を用いて様々な兆候の早期の発見にしっかり努めていくということは大変重要だと思っております。  ただ、やはりどのような時点でどのように紛争やあるいは我が国を脅か...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 技術的なことですので。  今、我が国の弾道ミサイル防衛に関しましては、これは発射された直後に、早期警戒衛星で様々な情報を収集し、それがどの辺りに落下するかということがかなり正確に把握することができます。ですから、それが我が国に落ちるということであれば...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的にはかなり正確でありますし、それからまた、それに対してのミサイル防衛についても、先ほど当たるか当たらないかというお話がありましたが、過去の実験例でも、ほぼこれは満足がいくような結果が出ているということを申し伝えたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) ガイドラインの担当でありますので、短くお話をさせていただきます。  現時点で、現在の我が国の法的基盤、憲法解釈に基づいてこのガイドラインについては日米で検討をしております。他方、集団的自衛権等について与党協議が進められているところでありまして、その結...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、周辺事態法のことについて言及がありました。  周辺事態法、これは、周辺事態におきまして後方支援という形で我が国が例えば補給等の支援ができるという、そういう枠組みであります。この作成に当たっても、たしかこれは従前のガイドライン、日米のガイドラインの...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員が御指摘ありましたように、対領空侵犯措置に関しては、これは制度上は陸海空どこの自衛隊でも対応できることになります。ただ、現実として、やはり航空自衛隊が主たる対応をしておるということであります。  これは、やはり持っている装備が、委員御存じのとお...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) こういう東シナ海あるいは離島等の様々な警備に関しては海上保安庁が一義的には対応しておりますが、もちろん海上自衛隊としてもその対応はしっかりさせていただいております。  そして、今言った様々な監視業務については、これは、それぞれ連絡を密に取りながら対応...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御案内のとおり、自衛隊は掃海に対しては大変高い能力を持っていると思います。そして、既に平成三年には実際にペルシャ湾に派遣しまして、これは湾岸危機の停戦後の機雷の掃海活動ということでありますが、また、実は毎年ですが、平成二十三年、二十四年、毎年一回、今ペ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の点は、自衛隊の艦船が、例えば僚艦に攻撃を受けた場合、同じ自衛隊の船であれば、これは武器等防護の規定によって、それは武器の使用が行うことができます。  ただ、たしか事例で挙がっている中で、それが例えば日本以外のほかの国の艦船であれば、これは、武...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) おっしゃるように、周辺国の軍事レベルが上がってきて、そして具体的に我が国に対して威嚇的な発言をするような、そういう国もあります。  日本としては、そのことに対して、例えば今言った敵地攻撃能力、策源地攻撃能力については憲法上許されるという、そういう憲法...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊法九十五条及び九十五条の二の規定によりまして、自衛隊の武器等を防護するためには、又は自衛隊の施設を警備するために武器を使用することが認められておりますのは、職務上武器等や施設の警護に当たる自衛官に限られております。これは、委員の御指摘のとおりであ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) リッパートの発言があったということの報道は承知をしておりますが、いずれにしても、リッパートの上司でありますヘーゲル国防長官と昨年十月に2プラス2におきまして、このガイドラインの見直しについては今年中に行うということが合意をされておりますので、私どもはそ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的には、午前中にも総理がお話しされておりますが、ガイドラインの見直しにつきましては、昨年の2プラス2の合意、これが生きておりますので、その期限というのは今年中ということになります。  また、内容につきましては、これは同じくやはり総理も答弁されたと...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 当然、現行法において、まだ今見直し等の議論が行われ、与党協議が行われておりますが、政府として方針を出しているわけではありませんので、これは現行法の状況に基づいて私どもとしては米側とガイドラインの議論はしてまいります。  ただ、今、日本側でどのような議...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現行法に基づいての協議を行うということと、それから、日本での議論については先方も関心があるということで、先方から問われれば、こちらの方から今日本ではこのような議論が行われているということは説明をするということをさせていただいていると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 昨年の2プラス2におきまして、これは日米防衛協力のための指針ということで幾つかの基本的な考え方、これを了承させていただきました。  例えば、日米防衛協力の中核要素として、日本に対する武力攻撃に対処するための同盟の能力を確保すること云々、そのときの共同...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、ガイドライン、たしか十七、八年ぶりに今回見直すということになりました。その前提というのは、従来のガイドラインというのは、これはどちらかといいますと、例えば米ソ冷戦のまだ名残が残り、そしてまた、我が国の周辺の安全保障環境も現在とは大分違う状況で日米...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、私どもとして、総理もお話をされておりますが、この議論につきましては特に期限を設けているわけではないというのが、総理がお話しされているラインだと思っています。
○国務大臣(小野寺五典君) 一概にその時期をお答えするのは困難だと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 今ガイドラインの作業が進んでいるということがありますし、また、片や今、集団的自衛権を含めた様々な議論がなされているということも承知をしています。  これを受けて、今ガイドラインについては日米間で検討を進めているところでありまして、個別法の改正について...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 国会の方のお許しが出れば、あしたからになりますが、シンガポールにおけますシャングリラ、これは防衛大臣会合ということになります。そこに出席をし、今の予定では、総理が国会のお許しがあればその基調演説を行うということになると思います。  この総理の発言につ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) こういう地域におきましての例えば海洋の安全ということに関しては、先般、これは中国の青島で行われました西太平洋の海軍のトップが集まる会議におきまして、一つの行動規範、CUESというものができて、その中で、例えば日本もその中で参加をしておりますが、例えば昨...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国にとりまして、イスラエルを含む中東地域の平和と安定は、エネルギーの安定的確保及びシーレーンの安全確保の観点から極めて重要だと考えておりますし、我が国としても、中東和平の問題にこれまで積極的に関与してきたと承知をしています。  防衛省としましては...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 日・イスラエルの首脳会談では両国の防衛当局間の交流拡大で一致をいたしましたが、これは一般的な防衛交流を念頭に置いたものでありまして、具体的な防衛装備分野における交流、協力について両首脳が合意した事実はないというふうに承知をしています。  なお、一般論...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 厳しい財政事情や海外企業の競争力の増大など、我が国の防衛生産、技術基盤を取り巻く環境が厳しさを増す中、防衛装備品の国際的な最新の技術動向について常に情報収集を行うことは非常に重要なことだと思っております。  防衛省としましては、民間企業の国際展示会へ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私ども、詳細については承知をしておりませんが、少なくとも、パネル展示というのは、このような装備があるということを実物ではなくてパネル等で展示をするということだというふうに理解をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 総理が説明された資料というのは、あくまでも近隣、我が国の周辺でしょうか、特定の国のことを挙げたことではないと承知をしております。  日米間では様々いろんな問題について協議、検討を行ってきておりますが、現在、本年末までに日米ガイドラインの見直し作業を完...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほどもお話をしましたが、これは政府全体のお話を私がする立場ではありませんが、少なくても防衛当局としましては、様々な緊急時における対応については、日々対応能力が向上できるよう努力をしているところであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のものは、一九九三年に統合幕僚会議がまとめたとされている朝鮮半島における事態対処計画ということでしょうか。これは、朝鮮半島有事における自衛隊の対応については自衛隊の運用に関わるものでありますので、事柄の性質上お答えは差し控えさせていただきますが、...全文を見る
06月02日第186回国会 衆議院 安全保障委員会外務委員会連合審査会 第1号
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○小野寺国務大臣 まず、松山英樹選手のニュース、今初めて伺いました。私が教鞭をとっておりました大学をことし三月に卒業した卒業生であります。今後とも活躍を委員とともに期待したいと思っております。  さて、今お話ありました、シャングリラ・ダイアログにおきましての日米韓の三カ国の協議...全文を見る
○小野寺国務大臣 失礼しました。  拉致問題につきましては、日本も前から、拉致、核、ミサイル、この全ての完全な解決が重要だというスタンス、これには変わりはありませんということで説明をさせていただきました。
○小野寺国務大臣 先週金曜日の夜から、シンガポールにおきましてシャングリラ・ダイアログがございまして、安倍総理が初めて、基調演説という形で日本の考え方そして東アジアを含めた防衛当局間の安全保障に関する考え方の方向性を示されたと思っております。  私どもとしましては、力による一方...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、集団的自衛権の議論については、安保法制懇の報告書を受け、政府として基本的な方向性を示し、その上で与党協議が行われるということで、私ども、その議論に資するさまざまな御答弁をさせていただいているということであります。  一般論としてお話をすれば、例えば、ここで...全文を見る
○小野寺国務大臣 岩崎統幕長が同席をしております。
○小野寺国務大臣 今回のシャングリラ・ダイアログにおきまして、まず、中国に対しての印象ですが、私は、国会の御承認をいただきまして、去年とことし、二回出させていただいております。  昨年は、どちらかといいますと、ちょうど自衛隊の艦船に対するレーダー照射事案があって、日本がこのこと...全文を見る
○小野寺国務大臣 私は、自衛隊という実力組織を指揮する立場にございます。それはあくまでも、さまざまな法制度の中で、憲法の中で、行動がおのずと規制されるものだと思っております。そのために、自衛隊法を含めさまざまな自衛隊に関する法律がございます。  今回仮に、さまざま今議論をされて...全文を見る
○小野寺国務大臣 まさしくおっしゃるとおりだと思います。  昨年、国会の方でお認めいただきました邦人輸送についての隊法改正につきましても、それで初めて私ども、邦人の輸送について陸上輸送というのが可能になった。これは、この法律が成立したことであります。  ですから、法律によって...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしての役目というのは、国民の生命財産、我が国の領土、領海、領空をしっかり守っていくということだと思います。その中で、私どもに任務が与えられれば、それは私どもとしてできる限りの努力をする。これは、自衛隊員の宣誓の中には、我が身顧みずという内容がございます。...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、自衛官に限らず、警察官、消防、さまざまな分野の、例えばこの国の安全を守っていく役割を担っている公務員、あるいはそれに準ずるような方々は、自分の役割を全うするために、危険な状況にあってもしっかりとした対応ができるように、日ごろから準備をされていると思ってお...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほどの任務の完遂という中には、もちろん、その任務に当たる隊員の安全、これも入っておりますので、少なくても、やはり、隊員の安全がしっかり確保される中で私どもに与えられた任務がしっかりとできるような、その体制をつくっていく、準備をしていくということだと思っておりま...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、今回の、政府が与党の求めに応じて示させていただきました事例の八番、邦人輸送中の米輸送艦の防護ということでありますが、このケースにおきましては、これまでの整理では、米艦に対する武力攻撃を察知したとしても、その防護を行うことは憲法の禁ずる武力の行使に当たり得...全文を見る
○小野寺国務大臣 これも先ほど来さまざまな議論が出ておりまして、実際、今回の事例の中でもお示しをさせていただいていますが、やはり大切なのは、国際法上、武力の行使、これが個別的なのか集団的なのかということは、これは国際法上でしっかり立場に立って考えなければいけないと思っています。そ...全文を見る
○小野寺国務大臣 まずは、日米関係の中の米国の今後のアジア戦略等についてですが、これは、先日、オバマ大統領がウェストポイントでの演説の中で、やはりこれからも米国は積極的に世界の平和、安定にコミットしていく、そういうお話があったと思います。  また、ヘーゲル国防長官も、これは先月...全文を見る
06月03日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○国務大臣(小野寺五典君) 専守防衛につきましては、今委員の方から御指摘がありました内容のとおりで、定義はそのとおりでございます。  その上で、五月十五日、国家安全保障会議の四大臣会合、これが開催されましたが、そこで、安保法制懇からの報告書を受け、政府としての検討の進め方につい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません、質問の意図がよく分かりませんが。
○国務大臣(小野寺五典君) 政府としましては、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢であります専守防衛を含め、これまでの平和国家としての歩みを引き続き堅持してまいります。
○国務大臣(小野寺五典君) ただいま議題となりました防衛省設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  自衛隊の任務の円滑な遂行を図るため、内部部局の職員に自衛官を加えるための規定の整備、防衛審議官の新設、航空自衛隊の航空総隊の改編、...全文を見る
06月05日第186回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。本日は、谷畑委員長並びに理事及び委員の皆様に防衛大臣として御挨拶を申し上げます。  海賊行為は、海上における公共の安全と秩序の維持に対する重大な脅威であります。特に、ソマリア沖・アデン湾は、我が国及び国際社会にとって、欧州や中...全文を見る
06月05日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘ありました各幕僚長等の認証官化でありますが、これは自衛官の地位向上の観点からも重要な課題だと思いますし、今回の大綱、中期防におきましても、自民党からいただいた提言も踏まえ、「栄典・礼遇に関する施策を推進する。」ということで明記をさせていただいて...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 間違いございません。
○国務大臣(小野寺五典君) 全体としての御指摘ですので、御答弁をさせていただきますと、平成二十二年度から二十四年度までの自衛官の予算定員については、平成二十二年十二月に策定された前大綱に定められた自衛官定数の水準、これは陸上自衛隊編成定数十五万四千人に向けて段階的に削減を行ってき...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛官定数の削減についてはより慎重に議論すべきとの立場を取っておりました。  自衛官定数については、一層厳しさを増す安全保障環境等を踏まえ、防衛計画の大綱の見直しの中で徹底的に議論を行い、新大綱においては、その水準が平成二十五年度末時点の自衛官の予算...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 予算関連の法案でございますので、当然、その実員という形で出すのが適当だと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしては、予算関連もありますので、今回については、丁寧に議論をするためにこのような資料を出させていただいたということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 今、資料ございますが、提出していた資料の一番上の平成二十六年度、「4 自衛官定数等の変更」の丸の三つ目、「かかる実員の基礎となる予算上の定員に合わせ、法律上の定数等を変更。」という形でしっかり分かるように書いていると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 予算等が伴う内容でございますので、当然、こういう形で書くのが適当かと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、このような実員の基礎となる予算上の定員に合わせて法律上の定数等を変更という形で記載をさせていただいております。
○国務大臣(小野寺五典君) 現在、内部部局は原則として法的、政策的見地に長じた文官職のみで構成し、自衛官については、防衛省設置法第十一条の規定に基づき、その知識、技能等を特に必要とする場合には勤務させることができるとされており、これは委員の指摘のとおりでございます。現在は約百名が...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、今委員がお示しした、これは衆議院の安保委員会での岩屋委員の指摘の中にも書いておりますが、防衛審議官の新設についてここで委員が述べられている内容については、審議官の新設に伴い防衛監察本部副監察監を廃止すること、このことは当時の防衛施設庁改革、様々ご...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほど来様々な委員のお話を聞く中で、やはり今回の防衛省設置法の改正につきましては、各党の御理解をいただいていることを改めて感謝を申し上げたいと思っております。  今般の法律案につきましては、これは平成二十六年度に取り組むものとしておりました改革の中の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘がありました外交政策、防衛政策に関し戦略的な視点から考えていくことは、これは大変重要だと思っております。防衛省としましても、このことに対して積極的な役割を果たすため、国家安全保障会議等、一元的に調整を担う防衛政策局防衛政策課と国家安全保障会議に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、今回、昨年末に国家安全保障戦略というのがまとめられ、現在NSCで定期的な様々な情報交換をしております。特に、ここで強化された内容というのは、やはり外交、防衛一体となりまして安全保障に対しての様々な政策を行うということだと思っております。そのため...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛審議官の新設につきましては、平成二十三年度以降、この必要性については各党一定の御理解をいただいていると承知をしております。その上で、当時の自民党から、防衛省における司令塔機能強化のための組織改革が不十分であり、防衛審議官だけを新設することについては...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のとおり、近年、各国との防衛交流が大変多くなっておりまして、ここ最近におきましても、これは米国に加えまして、オーストラリア、ロシア、フランスとの間で2プラス2が開催され、また防衛、外務の次官級協議もインド、カナダと定期的に開催をされる、また先般シ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としましても、幹部自衛官の見識を広げることは重要な課題であると認識をしており、新防衛大綱及び新中期防におきまして、統合運用体制を強化するという観点から、関係省庁における勤務を通じ、政府の一員として各種事態に柔軟に即応できる人材を十分に確保すること...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のとおり、現在、経産省は二名、国土交通省は一名、それから各警察関係は県警本部に出させてはいただいておりますが、御指摘のように幅広い形での経験を積ませるための出向という形では、それほど大きな視点を持っているわけではないと思います。  委員の御指摘...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 小野委員にはいつも鋭い質問をいただきありがとうございます。  ただ、私がこの仕事に就きまして日々感じておりますのは、自衛官に様々な経験等を積ませることはこれは重要だと思いますが、事、本来の一番の役割は、我が国の安全、国民の生命、財産を守っていく中で具...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 文民統制、シビリアンコントロールは、民主主義国家における軍事に対する政治の優先、又は軍事力に対する民主主義的な政治による統制を指すということであります。これは確保されなければいけない重要な原則だと思っております。  そして、防衛省・自衛隊という実力組...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 文民統制は民主主義国家において軍事に対する政治の優先を意味するものであり、防衛省においては、文民たる防衛大臣が自衛隊を管理運営し、副大臣及び政務官が大臣を補佐するという体制によって担保されております。したがって、防衛省職員である文官が自衛官を統制すると...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 文民統制の考え方につきましては、昭和四十年に当時の防衛庁としての考え方を国会に対してお示ししておりまして、その中では、政務次官や防衛参事官制度等、一部の現在の制度とは異なるものが含まれておりますが、基本的には、今お話がありました文民統制という考え方とい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私ども、この審議官を提案させていただく中で、本当に最近、防衛省・自衛隊に関係する様々な対外業務が飛躍的に増えております。各国との2プラス2、あるいは防衛の事務レベルの協議ということが多くなっておりまして、そしてこのためには、相手側との、事務レベルのカウ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛会議につきましては、設置法におきましてその委員というのは、大臣、それから副大臣、政務官、大臣補佐官、政策参与、事務次官、今度もしお認めいただければ防衛審議官、官房長、局長、統合幕僚長、陸上、海上、航空各幕僚長、そして情報本部長ということになります。...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回御提案させていただいています航空戦術教導団でありますが、航空総隊直轄の飛行教導隊、新田原にあります、それから高射教導隊、浜松、千歳にございます、基地警備教導隊、百里等にあります、この訓練、演習を支援する部隊並びに電子戦関連部隊を統合して、各部隊の所...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 国会のお許しをいただきまして、先週の金曜日の夜から日曜日にかけましてシンガポールの会議に出てまいりました。そこで全体のスピーチもさせていただきましたし、日米韓、日米豪の三か国会議、それから九か国との二国間会談をさせていただきました。  昨年もこの会議...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 新中期防においては、「我が国の防空能力の相対的低下を回避し、航空優勢を確実に維持できるよう、高度な戦術技量の一層効果的な向上のため、訓練支援機能を有する部隊を統合する。」とされております。  これを受けまして、航空自衛隊において、航空総隊直轄の飛行教...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ガイドラインの見直しにつきましては、厳しさを増す安全保障環境において、自衛隊、米軍の役割分担を見直し、更なる連携強化を図ることにより日米同盟の抑止力及び対処力を強化していくことが必要という考えの下で、本年末までに見直し作業を完了させるということが昨年の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先日、五月二十七日ですが、安倍総理がグリナート米海軍作戦部長の表敬を受けた際には、総理より、我が国が積極的平和主義の立場から集団的自衛権等と憲法との関係に係る検討を含む様々な取組を推進していることを説明し、地域と世界の平和と安定にこれまで以上に貢献する...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) そのような報道について私はつまびらかに承知をしておりませんし、その場面にもいたわけではありませんが、少なくても、例えばヘーゲル国防長官と私どもの会談の中では、あくまでも今の議論というのは日本国内で日本が行うことでありまして、そのような議論をされているこ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今の議論は内閣官房がお答えすることが適切だと思っております。私どもとしては、内閣官房の方からのお答えが必要かと思っています。
06月06日第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○小野寺国務大臣 安倍総理が基本的な方向性という形でお話をされたのは、我が国の国民の生命と財産をしっかり守っていくということの前提の中で、何が今後必要なのかということの議論をする必要がある、こういう問題については真っ正面からやはりしっかり考えていく必要があるのではないかと。その中...全文を見る
○小野寺国務大臣 今この問題は与党内で協議をされておりますが、その前提となりますのは、我が国の安全保障に著しい大きな影響がある、そういう前提の中での議論だというふうに私どもは理解をしております。  いずれにしても、どういう事態が起きるかというのは想定してお話をすることはなかなか...全文を見る
○小野寺国務大臣 辻元先生には似合わない、どちらかというとハードな質問だと思いますが、仮に今、公海上での攻撃ということでありますので、一般論として申し上げれば、洋上艦艇に対する脅威として、例えば航空機からのミサイル攻撃や潜水艦からの魚雷攻撃ということが考えられるのが、一般的な言い...全文を見る
○小野寺国務大臣 米艦の防護というお話がありますが、まず一つは、今の集団的自衛権の議論というのは、現在与党の中で協議をされておりますので、一般論として、どのような対応ができるかということであります。  我が国による実力の行使についての法的根拠は、個別具体的な状況に即して判断する...全文を見る
○小野寺国務大臣 辻元委員のさまざまな御意見は今承っておったんですが、恐らくその前提となるのは、今北朝鮮の例を出されましたので、その例に対してお答えするという形でありますが、昨年、日本が北朝鮮に対して挑発的な行為を行っていないにもかかわらず、北朝鮮が日本に対して具体的な地名を挙げ...全文を見る
○小野寺国務大臣 国会のお許しをいただきまして、五月の連休のときに、南スーダン・ジュバに行かせていただきました。渡辺委員も大変よく御存じの状況にある場所であります。  そこで、現地の司令官あるいは隊員とのさまざまな意見交換の中で、例えば、南スーダンのジュバの宿営地のすぐ隣接して...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛駐在官の増員というのは、前回のアルジェリア邦人に対するテロ事案を踏まえて、アフリカ全体で今までかなり駐在官が少なかったのでそこを増員する、あるいはそれとあわせて情報収集に必要な国の防衛駐在官を増員する、そのような方針は決めさせていただきました。  一方、防...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛駐在官を派遣するクラスというのがあります。この人員、人材というのはやはり一定数の限りがあります。当然、国内の各部隊においても中核的な役割を担う立場でありますので、そういう意味では、人的にも一定の制限がある中で、ただ、最近の状況から見て、国際的なさまざまな知見...全文を見る
○小野寺国務大臣 シャングリラダイアログの中で先日行われました日米韓の三カ国協議、その中で、今お話ありましたGSOMIAの問題についても日本側から提案をさせていただきました。  三カ国では、安全保障上情報の共有は重要だということでは一致しているんですが、さまざまな国の事情の中で...全文を見る
○小野寺国務大臣 この議論の前提となっているのは、我が国の国民の生命財産、領土、領海、領空を守るということの中で、実際どのことに問題として直面するんだろうかというところが実はスタートだと思います。ですから、今の与党間で行われている議論の中でも、例えば我が国に安全保障上重大な問題が...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、今与党内での議論ということが行われる中で、与党の求めに応じて幾つかの事例というのを内閣官房の方で出して、議論されているということだと思っております。  こういう事例の議論の中で、やはりこの議論というのは大変わかりにくい安全保障の問題でありますので、まず...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、安倍総理がお答えされておりますように、この議論については期限を定めるような内容ではないというお話をされる一方、私ども防衛当局は、昨年の2プラス2におきまして、ことしじゅうに日米の防衛協力のガイドラインを策定するという一つのスケジュールがあります。  私ど...全文を見る
○小野寺国務大臣 地理的概念については、安保法制懇の報告書には、今委員が御指摘されたような内容が記載されていると思っております。そして、具体的に今後政府としてどうするかということについては、今与党協議で行われていると思います。  従来の私どもの地理という観念は、それは概念として...全文を見る
○小野寺国務大臣 今委員の御指摘された想定は、例えば、PKO等で自衛隊が海外で活動しているような状況だと思いますが、この際には、PKO五原則ということがあります。停戦合意や受け入れ同意、中立性、このようなものが満たされなくなった場合というのは、PKOの本部長は総理ということになり...全文を見る
○小野寺国務大臣 ミャンマーはASEANの中でも大変重要な国でありますし、たしかことしはミャンマーがASEANの議長国になっていると思います。防衛交流も大変重要だと考えまして、例えば、先月でありますが、我が方の統合幕僚長がミャンマーを訪問し、防衛交流をするというようなこともスター...全文を見る
○小野寺国務大臣 どの国もそうでありますが、友好国、近隣国との防衛関係の構築の中で、それぞれ防衛交流をする、あるいはさまざまな対話の場面をつくるということは大切だと思います。  ミャンマーと中国もそうでありますし、また、これから日本もミャンマーとのさまざまな防衛交流を進めていき...全文を見る
○小野寺国務大臣 米国は、集団的自衛権の行使に関する日本の検討について、各種レベルでの協議において、日本の取り組みを歓迎、支持しております。  例えば、先週、五月三十一日ですが、ヘーゲル国防長官と会談し、私から、先般提出された安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会の報告書を受...全文を見る
○小野寺国務大臣 政治的に持続可能な米軍の態勢とは、受け入れ国との関係においても、アジア太平洋地域における米軍のプレゼンスが安定的に受け入れられている状態を指していると思います。  在沖海兵隊部隊の一部グアム移転を含む米軍再編の取り組みは、米軍の長期安定的なプレゼンスを確保する...全文を見る
○小野寺国務大臣 日米安保体制は、我が国の安全保障の基軸であり、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、日米同盟を強化することが我が国の安全の確保にとってこれまで以上に重要となっております。  そうした中で、在日米軍の抑止力は我が国全体の安全に不可欠なものであると考え...全文を見る
○小野寺国務大臣 ガイドラインについての懸念でしょうか。  ガイドラインについては、私どもは必要だと思うので、昨年の2プラス2の中で合意させていただいております。
○小野寺国務大臣 今、我が省の次官のお話が出ましたので。  きょう帰国しますので、報道の内容については改めて確認したいと思います。  今、与党協議の中でもさまざまな議論が行われておりますし、もちろんその中で今委員が指摘されたような懸念がないような議論が行われるものと思いますし...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員が今御指摘されましたルクセンブルクの例であります。大変私はいい国だと思っておりますが、過去にさまざまな歴史があったということも今御指摘のとおりでございます。  当時のルクセンブルクの状況ですが、今日の我が国と比較をしまして、ルクセンブルクの事例は、国連創設...全文を見る
○小野寺国務大臣 一般論として申し上げれば、集団的自衛権とは、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利であり、いかなる場合に国家による武力の行使が正当化されるかという国際法上の問題であります。  一方、個別...全文を見る
○小野寺国務大臣 イラクへの自衛隊の派遣というのは、復興支援の役割ということで派遣し、活動したということで承知しております。  また、イラクについての日本政府の支持の言及がありました。これは累次、歴代の内閣が答弁しておりますが、イラクは、大量破壊兵器等の問題に関して、国連のさま...全文を見る
○小野寺国務大臣 今御指摘がありました駐留米軍等労働者に対する未払い賃金に関する訴訟におきまして、付加金を命じる判決が那覇地裁から言い渡されたということ、これは若宮政務官からもお話がありました。  この付加金等の支払いに関する償還に米側が応じるか否かについて、現段階において確た...全文を見る
06月06日第186回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 自衛隊の水上部隊、それから航空隊もCTF151に参加をしまして、アデン湾の警戒監視に当たっております。  現状において、CTF151の参加国の一つとして海賊対処行動を着実に実施しているところであり、自衛隊からCTF151司令官を派遣することについては、CTF1...全文を見る
○小野寺国務大臣 ちょうどこの事案が発生した二週間前、私は、ジブチ、現地におりました。そのときにも、このアルシャバブのテロのさまざまな情報がうわさとしてありまして、現地の司令官はそのことに対しての対応をしていたと思います。ただ、今回のような大がかりな事案が実際に発生したということ...全文を見る
○小野寺国務大臣 海賊対処を継続しなければ、再び海賊の活動が活発化するおそれがあるということであります。  私も現地に行きまして、現地のハッサン国防大臣や米軍、フランス軍の司令官と会談をし、この必要性については一致をいたしました。引き続き、この海賊対処行動を確実に実施していく必...全文を見る
○小野寺国務大臣 この内容については、これは今まさに与党の中で議論が行われていることと承知をしております。
○小野寺国務大臣 これは、今、与党協議の中で行われていることについて政府が資料を求められているということで、それは内閣官房の方で提出をされているということでありますので、内閣官房に聞かれるのが適切かと思います。
○小野寺国務大臣 一般的に、後方支援というのは、作戦部隊に対する補給、整備、輸送等の活動を示す概念であるということであります。  この活動をどのように捉えるかというのは、そのケース、ケースによって違うと思いますので、一概にお答えすることはできないと思います。
○小野寺国務大臣 繰り返しますが、一般的に、後方支援とは作戦部隊に対する補給、整備、輸送等の活動を示す概念でありまして、委員が御指摘のことについては、ケース・バイ・ケースでありますので、一概には言えないと思います。
○小野寺国務大臣 今御指摘の周辺事態安全確保法の後方地域支援とは、周辺事態に際して日米安保条約の目的に寄与する活動を行っている米軍に対して、後方地域において我が国が行う物品、役務の提供、便宜の供与などの支援措置をいうということであります。後方支援に対して、活動する地域にも着目した...全文を見る
○小野寺国務大臣 繰り返しになりますが、現在、この問題については与党間で協議をされていると承知をしております。
○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊としては、さまざまな事態に適切に対応できるよう万全を期していきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 委員と私とは多分、問題認識の前提が違うんだと思います。  私ども、今この議論が与党で行われているのは、我が国の安全、我が国国民の生命と財産にさまざまな影響が出るようなことが想定されることについて議論をされていると承知をしておりますので、それと全く離れたところで...全文を見る
○小野寺国務大臣 正直言いますと、やはり、委員会で委員からこういう質問があるということで、改めて私の方にこういう説明があったと承知をしております。
○小野寺国務大臣 今委員の方から御指摘がありましたが、この鳥島射爆場での演習については、四月十七日に現地米軍から沖縄防衛局に対して、五月四日から三十一日の間に実施をするという通報がありましたので、沖縄防衛局は、直ちに第十一管区海上保安本部、地方自治体及び関係漁協にお知らせをさせて...全文を見る
○小野寺国務大臣 今委員が御指摘されたように、国連加盟時の約定の中では、集団安全保障あるいは集団的自衛権、さまざまなことが書かれておりますし、一方、日本としては憲法との関係もございます。今までは、この内容については、集団的自衛権については、これは有しているけれども行使しないという...全文を見る
○小野寺国務大臣 集団的自衛権の問題等を含め、我が国の安全保障に関する基本的な考え方を明らかにするという観点から、いわゆる国家安全保障基本法を制定すべきという御意見があることは承知をしています。  この集団的自衛権等の問題については、現在、与党協議が進められており、その結果に基...全文を見る
○小野寺国務大臣 閣僚は、憲法の遵守義務がございます。その中で、私どもとして、自衛隊という実力組織を動かす立場でありますので、憲法で認められた法律の範囲内での自衛隊への行動命令を発出するのが私どもの役目だと思っております。  ただ、今委員がおっしゃっておりますが、この議会でもそ...全文を見る
○小野寺国務大臣 憲法は、どの条文一つ一つも大変重要だと思っております。  ただ、十三条につきましては、憲法の前文でも確認をしております日本国民の平和的生存権、そして、生命、自由及び幸福の追求権、このようなことが書いてある大事な条文だと思っております。
○小野寺国務大臣 「最大の尊重」というのは、最大の尊重ということだと思います。
○小野寺国務大臣 自衛隊員に対して常日ごろから大変な御支援と御理解をいただいて、感謝を申し上げます。  今のポジティブリスト、ネガティブリストの議論でありますが、いずれにしても、現場を預かる防衛省・自衛隊の立場として、私として申し上げれば、法律上、自衛隊に求められる任務その他に...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしては、任務が遂行できるように、この任務というのは隊員の安全も含めての対応でございますが、当然その都度、これは、できるできないの判断の以前に、私どもとして、やはり防衛省・自衛隊としての任務の遂行については検討することになると思います。
○小野寺国務大臣 林委員には、震災直後から大変ふるさと宮城の復興に努力をしていただき、改めて感謝を申し上げます。  今委員の方からお話がありました、集団的自衛権の行使の容認が自衛隊員の戦闘にどのような関係があるかということですが、これは、集団的自衛権の議論の前に、まず、自衛隊の...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほど来、私どもとして、しっかりとした任務に応えられるようにさまざまなことを想定していくということは、これは重要だと思っております。  もう一方、今回、これは安倍総理の記者会見で総理が発言されておりますが、私たちの命を守り、私たちの平和な暮らしを守る、そのため...全文を見る
○小野寺国務大臣 仮にもしテロリストがいて、そのテロリストを私どもとしては厳しく社会で罰せなければ、テロリストは増長してしまう。逆に、そのテロリストをもし罰してしまえば、テロリストから恨みを買う。いずれにしても、今委員が指摘されるように、テロの脅威というのはなくならないんだと思っ...全文を見る
○小野寺国務大臣 日米のガイドラインの協議の中では、さまざまな日米の役割分担ということを協議していくということになります。  そしてまた、今、自衛隊の邦人輸送の件についても、自衛隊法の中の言及がございましたが、いずれにしても、特定の国、特定のケースを想定して、私どもとして、邦人...全文を見る
○小野寺国務大臣 現在、ソマリア沖・アデン湾における海賊事案の発生件数は減少傾向にあるものの、これは自衛隊を含む各国部隊による海賊対処活動等が大きく寄与しております。このため、各国部隊が連携して効果的に海賊対処を継続しなければ、再び海賊の活動が活発化するおそれがあります。  ま...全文を見る
06月09日第186回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(小野寺五典君) 昨年、ドイツの陸軍のトップが私の防衛大臣室に来まして懇談をする機会があったんですが、そのとき、冷戦期に八千両あったドイツ陸軍の戦車が今は三百両しかないという話を聞きました。これはやはりヨーロッパではかなり安全保障環境が整備されているんだなという印象があ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 報道については承知をしておりますが、具体的にどなたからそのような話があったかとかは一切この内容には書いてありません。いずれにしても、日本政府として米側からそのような話が来ていることはございません。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、集団的自衛権の議論にかかわらず、私ども、自衛隊員は事に臨んでは危険を顧みずという、そういう服務の宣誓をして任務に務めることになります。ただ、私ども命令を出す立場の人間は、自衛官の任務が全うされるということ、全うというのは、これは我が国国民の生命、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員にお示ししたとおりでございます。
○国務大臣(小野寺五典君) 委員は今、集団的自衛権の議論の中でこのことに触れられております。まだこのことについては与党の中で協議をされているということだと承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 様々な状態がありますので、一般的なことに関して、やはり具体的な事例に関しての内容についてはお答えを差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、先般、五月二十九日の参議院外交防衛委員会の中で、井上委員から私、質問を受けまして、十四社と言いましたが、実はその後、一社取りやめましたので、現在は十三社が正確なことであります。  また、これは防衛装備の新しい原則を作る中で、委員とも議論をさせて...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいまの有償援助による役務の調達に係る受領検査及び前払金の精算の速やかな実施等についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
06月10日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今委員の方から、国に準ずる組織ということでお話がありました。  国際法上その他、具体的な意味について確立された定義があるとは承知しておりませんが、例えば、お尋ねの国に準ずる組織について、国家そのものでないがこれに準ずるものとして国際紛争の主体たり得る...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この検査の対象の船舶が、我が国に対して将来あるいは近い将来、武力攻撃が行われるかもしれないというような武器を例えば積んでいるかどうか、これは疑いがある場合がございます。このときに、現在の考え方では強制的な検査ができないということになっています。そういう...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 一言で言うと、考え過ぎというふうに私は思っております。  現在、集団的自衛権等に関しては、まずは与党と十分に協議をするとともに、内閣法制局の意見も踏まえつつ政府としての対応を検討していくこととされております。  防衛省としては、防衛大綱、中期防に基...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) それぞれの隊員はそれぞれの事情で自衛隊を希望し、また、それぞれの事情で自衛隊から他の仕事に就くということは、それはあると思います。  ただ、私自身、やはり現場の自衛官の日頃の士気の高さを見ている限り、我が国の平和、そして独立を守る、国民の生命、財産を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 安保条約の締結経緯については私どもも承知はしておりませんが、現実に、今、第五条の中では、その条文の規定の中で、日本国の施政下にある領域におけるいずれか一方に対する武力攻撃が自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今後のこの集団安全保障措置の参加等については、現在、与党協議が進められているということでありますので、その結果に基づいて政府としての対応を検討していくということになると思います。  その上で、一般論として、指揮に対する考え方でありますが、一般に、指揮...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) おっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(小野寺五典君) 今、集団的自衛権については与党協議が行われているということでありますので、あくまでも一般論として申し上げれば、自衛隊は、米軍、国連等との間で必要に応じて緊密に連絡調整を行うことは想定をされておりますが、その指揮下に入ることは想定をしておりません。あくま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現在、自衛隊の任務につきましては、委員が御指摘になりましたように、自衛隊法第三条において、我が国の防衛を主たる任務とした上で、公共の秩序の維持、周辺事態における活動、国際平和協力活動を従たる任務として位置付けております。  政府としては、国際社会が一...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 政府としましては、安保法制懇の報告書のうち、我が国の安全に重大な影響を及ぼす可能性があるときという限定的な場合に集団的自衛権を行使することは従来の政府の憲法解釈に言う必要最小限度の武力行使の中に含まれるという考え方について、更に研究を進めていくというこ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しますが、今後の国際貢献の在り方に関しては、現在、与党協議が進められており、その結果を予断するようなことを申し上げることは差し控えますが、その上で、現行の自衛隊法上の整理を申し上げると、自衛隊の主たる任務は我が国の防衛であり、いわゆる国際平和協力...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 集団的自衛権については、現在、与党協議が進められているところであり、この集団的自衛権の行使を前提とした法整備の具体的な在り方についてはお答え申し上げる段階にはありませんが、その上で申し上げれば、今後、与党協議の結果に基づき政府としての対応を検討していく...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) TPY2レーダーの配備に当たりましては、先ほど御指摘になりましたように、私も十一月、昨年ですが、現地を視察いたしました。レーダー配置の近傍に集落があり、地元から安心、安全を要請される切実さを認識したところであります。そうしたことも踏まえ、これまでも地元...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回のTPY2レーダーの配置につきましては、京都府、京丹後市の御了解、御理解をいただきながら今進めておりますし、また、この土地の取得に関しても、地権者の皆様に大変なお力をいただいて今進めております。  私どもとしては、日本の安全保障にも大変重要な施設...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 普天間飛行場代替施設建設事業に関し、四月十一日、沖縄防衛局は名護市に対して、工事等に関係する六件の文書を提出したところです。  このうち、辺野古漁港のヤード整備に伴う漁港施設の占用等に必要な申請などの四件については、名護市から五月九日付け文書で同局が...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今の電話調査等については私ども承知をしておりませんが、普天間飛行場は宜野湾市の中心部に位置し、周囲には住宅や学校等が密接していることから、その固定化は絶対に避けなければなりません。これは政府と沖縄との共通認識であると考えております。また、普天間飛行場の...全文を見る
06月12日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
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○国務大臣(小野寺五典君) 通常の警戒監視を公海上で行っていることに関して、これはどの国もそうでありますが、このような異常な接近が行われるということは通常想定されることではありませんが、今回二回続いたということであります。  今後、しっかりとした対応も必要だと思いますが、ただ、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 様々なことを想定して、しっかり対応できるようにしていきたいと思っています。
○国務大臣(小野寺五典君) 事案が続いておりますので、委員の御指摘も踏まえながら、しっかり対応していきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の方から、再発防止策の御質問がございました。本件事案については、海洋業務群司令部が「にちなん」及び「ひびき」から事実関係等を聴取しました。その結果、当直士官の見張り員等への指揮監督が不十分であったこと、見張り員の見張りが不十分であったこと、海域の漁...全文を見る
06月16日第186回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 当時、保安隊から自衛隊に組織が移行したということでありますが、これは内容が大きく変わっております。ですから、もちろん、保安隊というのは警察のある面では補完的な役割をするということで、自衛隊となりますと、これは我が国の国防を担うということになりますから、組織も目的...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号
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○国務大臣(小野寺五典君) まず、福山委員には、東日本震災のときに直接被災地の声を聞いていただきました。今でも、そのとき官房副長官でいらっしゃった委員に様々な状況をお願いをしたこと、また、官邸に行ってお願いしたときにも非常に積極的に対応していただいたこと、改めて感謝を申し上げたい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘ありました防衛生産・技術基盤戦略、これについては、今日午後に会議をする予定にしております。  今御指摘の内容については、自民党国防部会・防衛政策検討小委員会合同会議におきまして説明した資料においては、防衛生産・技術基盤の維持強化のために行う関係...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 糸数議員におかれましては、先週木曜日に、この委員会におきまして本件に関する質問をいただきました。  また、今週月曜日には、沖縄防衛局長に対して抗議を行われまして、また、早期に全容を解明すること、補償については政府が窓口になること、同種の米軍艦船の航行...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 具体的な内容については、まだ決まっているわけではありません。
07月14日第186回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○小野寺国務大臣 防衛力整備について御評価をいただきまして、大変ありがとうございます。  ただ、ぜひ御理解をいただきたいのは、私ども、例えば今回の中期防等でさまざまな防衛力整備をするときは、これは中国にも韓国にも周辺国にも同盟国にも、適切に、透明性を持って説明をさせていただいて...全文を見る
○小野寺国務大臣 一言だけ。  恐らく議事録に載っていますので、正確に御認識をもう一度いただいた方がいいと思いますが、自衛隊が、イラクにおいては、これはイラク戦争の後方支援をしたのではなくて、もう委員御存じのとおり、復興支援という形をしたので、多分そういう意図でおっしゃられたと...全文を見る
○小野寺国務大臣 自衛隊の件でございます。  当然、今後さまざまな任務を付与されるということになると思いますが、私どもとしては、自衛隊の任務遂行に当たりまして、当該任務に従事する、任務をきちっと遂行するということは、例えば輸送業務やあるいはさまざまな補給業務に合わせて、その任務...全文を見る
○小野寺国務大臣 事実関係のみ。掃海艇は出しておりますが、護衛艦は出しておりません。
○小野寺国務大臣 まず、通常の遺棄機雷という形であれば、これは現在も対応することができます。また、そのほかの機雷のことにつきましては、新しい三要件の中で判断されるものだというふうに考えております。
○小野寺国務大臣 まず、委員が今御指摘になりました、十五の事例の中のお一つをお挙げだと思うんですが、これは、与党協議に資するために政府が提出した一つの事例というふうに私ども承知をしております。  いずれにしても、通常の遺棄機雷であれば現在も対応することができますが、今後、例えば...全文を見る
○小野寺国務大臣 今委員が明確にお示しいただきましたそのような事態にあった場合に、私ども、その三要件の中の状況に照らし合わせて、総合的に判断するということになるんだと思います。
○小野寺国務大臣 機雷のお話でありますので。  これは、遺棄機雷でなければ、機雷の掃海をするというのは、国際法上は武力行使に当たるということであります。
○小野寺国務大臣 御指摘があります現行の自衛隊法第七十六条一項の武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態とは、防衛出動、いわゆるおそれ出動と私ども呼んでおりますが、その下令に関する要件であります。防衛出動を命ずるに当たっては、武力攻撃事態対処法第九条に基...全文を見る
○小野寺国務大臣 この中継を見て、さまざま、周辺国もみんな、どういう答弁をするんだろうと思って聞いていると思いますが、基本的には、個別の事案に私どもとしてお答えするのは難しいことだと思っております。ただ、我が国として、これは、最終的には、閣議をし、国会での御承認ということになりま...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、このような安全保障法制の、今後検討する中で、例えば、今、日米同盟の言及がございましたが、日米の防衛協力のガイドラインということにつきましては、ことしじゅうに一応策定するということになっております。その中で今回の新しい考え方を織り込んでいくということは、より...全文を見る
○小野寺国務大臣 航空自衛隊の派遣部隊でありますが、平成十六年三月から平成二十年十二月までの間、クウェートのアリ・アルサレム飛行場を拠点としまして、イラク国内のアリ飛行場、バグダッド飛行場、エルビル飛行場との間で、C130H輸送機により、運送延べ八百二十一回、人員延べ四万六千四百...全文を見る
○小野寺国務大臣 事実関係を。  航空自衛隊のイラクにおける空輸活動は、バクダッド飛行場を初め、イラク特措法の実施要領におきまして実施区域として指定された場所は非戦闘地域の要件を満たし、米軍人を含めた多国籍軍の兵士等のC130機による輸送はイラク特措法上の人道復興支援活動あるい...全文を見る
○小野寺国務大臣 少なくとも、私どもとして、輸送その他の任務を与えているわけですが、今お話ししたように、そこが例えば戦闘を行うような地域になってしまって、そこで十分な活動ができない場合には、これは速やかに引き揚げるということが通常考えられることではないでしょうか。
○小野寺国務大臣 私どもとしては、任務というのは、あくまでも輸送その他の支援ということになります。それができないということであれば、速やかに、できない状況に合わせて対応をとるということでありまして、今委員がお話しされるようなさまざまな想定というのは、少し考え過ぎではないかなと思っ...全文を見る
○小野寺国務大臣 あくまでも自衛隊は我が国の領土、領海、領空、国民の生命財産を守るための活動をしておりますので、訓練も当然そのような内容の訓練ということになると思います。
○小野寺国務大臣 委員には、誤解を受けないように正確に、そういう発言をしていただきたいんですが、私どもとしましては、アラスカで行われますレッドフラッグ・アラスカというのは、実は航空機の訓練というのは、大変広い空域と、それから大変広い、例えば地上が必要になります。日本国内ではそのよ...全文を見る
○小野寺国務大臣 繰り返しになりますが、訓練環境がいいアラスカにおきまして毎年のように訓練を行っておりますし、また、その際、技量の向上ということで、さまざまな航空機と一緒になって行動して訓練をするということ、これは必要なことだと思っております。  そして、前提は、何かそういう他...全文を見る
○小野寺国務大臣 やはり、それは、私も実は、今委員からお話を受けましたが、基本的に、多分、中の限られた文書であると思いますので、よくそういうところまでしっかり見ていただいているなと思っておりますが。  少なくとも、私どもは憲法をしっかり守って、そして、私ども自衛隊は、常に日本の...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、先ほど来の議論の中で、前提は、我が国の国民が、これはその生命財産が脅かされるということが前提であります。そのために、自衛隊員は常に訓練をしております。そして、私どももそうですが、宣誓書を常に持っており、「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め...全文を見る
○小野寺国務大臣 基本的に、我が国にこのまま放置すれば大変重大な危機が来るということが明白になって、その中で、現在しっかり対応することがむしろ我が国の防衛に役立つということで、むしろその方がより安全保障面でプラスになるということ、これを明確にするということ、そして何より、今回この...全文を見る
07月15日第186回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(小野寺五典君) 委員が大変専門的な御説明をしていただきました。イージスシステムでの防御、それからPACシステムで、二重の防御を日本はミサイル防衛をしております。  今お話がありましたように、今回のこの集団的自衛権を行使するということに関しては、これは当然、我が国の抑...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員が御指摘ありましたように、今回の日米の防衛協力のガイドラインにつきましては、先週ヘーゲル国防長官と会談をしまして、その中間報告を行うことにしております。これは、やはり透明性を高めて、周辺国を含めてしっかり説明することも必要だということでそのような...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 機雷の除去については、日本の自衛隊は世界最先端の技術を持っております。その中で、今御指摘ありました新三要件を満たすと客観的、合理的に判断される場合には憲法上許されるということになります。そして、そうなりますと、実際に部隊として十分に作業が行えるような環...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員が御指摘されているように、実は私も先般、南スーダンのジュバに行きまして、実際そこで、今、南スーダンの復興支援を行っている隊長を含め隊員から様々な意見を聞いてまいりました。その中で、やはりこのような現場の指揮官が直面し得る難しい問題、これが政治の場、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘によりますように、今、グレーゾーンの事態が多数発生するということを様々想定して議論をしております。  自衛隊と連携して我が国の防衛に資するために活動している米軍部隊に対して武力攻撃に至らない侵害が発生した場合に、自衛隊法九十五条による武器等防護...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず冒頭でございますが、前回の台風八号での沖縄の被害について、改めてお見舞いを申し上げたいと思います。また、自衛隊、電力の復旧のための輸送、あるいはマンゴーの輸送を省庁間協力で今回させていただきました。  今御指摘がございましたが、日米の、今回の様々...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 日米の協力の中で、実は、例えば米軍施設の跡地利用、これについても今様々な前向きな検討が出ております。委員が前から御指摘をいただいておりますように、例えば西普天間の住宅地区につきまして、この跡地についての利用については今沖縄県が国際医療拠点の整備というこ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、議論が分かりやすいことにするために一つ事例をお話をさせていただきます。ミサイル防衛をするに当たって、当然私どもは米国と緊密な関係を取っており、我が国のイージス艦だけでは数が足りない場合、米国も同様にここに出る場合があります。その際、ある国が我が国...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 明白な問題というのが分かりやすくなるんではないでしょうか。
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊員のことでありますので、私の方からちょっとお答えさせていただきます。  まず、先ほど来、福山委員から御質問がありますが、今回の新要件、これは、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険、こういう大変危...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、これは個別的自衛権においても集団的自衛権においても、やはり我が国に危険が及ぶということ、我が国の国民が危険に及ぶことに関しては、自衛隊員は危険を顧みず対応することに、それはしっかり守ってくれると思います。また、そのためには十分な訓練と十分な装備も...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の閣議決定において憲法第九条の下で許容されるのは、あくまでも国民の命と平和な暮らしを守るための必要最小限度の自衛の措置としての武力の行使のみであります。したがって、我が国又は我が国と密接な関係がある他国への武力攻撃の発生が大前提でありまして、また他...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のガイドラインでありますが、このガイドラインにつきましては、今回、今議論をしていただいております集団的自衛権を含めた内容についての部分は内容を反映することが必要ということになります。そして、この見直し作業、ガイドラインの見直し作業と安全保障法制の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現在のガイドラインができました十七年前におきましても、同じく、ガイドラインの一定の方向が決まった中で国内法整備が行われたということもありますので、そこは特にそごはないと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 第一次安倍政権で合意になりました海上連絡メカニズム、これはホットラインであります、まさしく。それを私どもとしては累次中国側にこれをしっかりと結ぶことを今要請をしておりますし、私も直接何度か要請をしております。まだ至ってはおりませんが、今後とも努力をして...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の議論の前提も、我が国の防衛ということ、これがまず前提で議論をいただいていると思っております。ですから、従前から言っておりますように、例えば海外派兵とかそういうことを行わないということは繰り返し総理もお話をされております。  ですから、あくまでも...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) あくまでも、今想定していただいている議論、集団的自衛権の議論もそうでありますが、これは、我が国に対しての武力攻撃が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、財産、幸福追求...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、定員の管理というのは国としてしっかり管理をしていくことが大変重要だと思っておりますし、また予算との関係というのもございます。さらに、今様々な装備というのは高度化していく中で、それぞれ、例えば従来の戦車が四人で一つのクルーをつくっていた中で、今後...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません、先に。  委員は大分いろんなお話をかなり仮定で作られているような印象があります。あくまでも、戦闘が行われていない地域において自衛隊が活動している、そして様々なことが急変して、何かこれは活動が十分できないような状況になりましたら、これは活動...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほど来総理がお答えになっておりますように、あくまでも我が国の国民、その生命、財産をしっかり守っていくのが防衛省・自衛隊の役目であります。そして、日本の国、国民を守ることが前提でありますので、何か委員は、海外にどんどん出ていって、日本の国民を守ることと...全文を見る
10月03日第187回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、安倍総理に対しまして、主に外交、安全保障の問題について質問をさせていただきたいと思っております。  安倍総理は、総理就任後、大変精力的に世界じゅうを回っていらっしゃいます。ちょっと地図に落としてみました。この紺色の色が塗...全文を見る
○小野寺委員 今回、国連での演説を含めて、今世界がグローバルな舞台で活躍する日本を必要としている、それが安倍政権にしかできない、そのような実感を恐らく総理は持たれたんだと思っております。  全体の国連での流れからしますと、例えば、中東でのイスラム国の台頭の問題、テロの問題、また...全文を見る
○小野寺委員 日中間の対話に向けての間合いが少しずつ何か迫ってきたな、そういう印象を持っておりますが、ぜひ対話の中で、日本の主張、そしてまた、これは東シナ海、南シナ海で中国に対して私どもが常々言っている、力による現状の変更はあってはならない、国際的なルールそしてまた対話による解決...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、大切な国でもありますし、ただ、国際社会の中で今、ロシアがやはりどのような形で見られているか、これはむしろ、総理がプーチン大統領と近いから、真の友人だからこそ率直なことを申し述べていただくことが大切だと思っております。  次に、拉致問題について触れたいと思いま...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、御家族の皆様の意見にしっかり耳を傾けながら対応し、これは、拉致家族の皆様、そしてまた政府が、足並みが乱れない形で対応していただきたいと思います。  これまでの安倍外交を見ますと、大変、経済外交にも力を入れていらっしゃいます。例えば、これは地球儀を俯瞰する外交...全文を見る
○小野寺委員 ぜひ、私どもとして、日本人の生命財産を守るために、その行動をとる中で、ここはやはり国際法上のジャンルからいえば集団的自衛権に解される、そういう中で今回見直しを行っている、そういう前提、これを多くの皆様に知っていただくことが私は大切なことだと思います。  そして今回...全文を見る
○小野寺委員 江渡大臣には、防衛大臣という日々の日本の安全保障の役割、そして今回の安全保障法制に対しての役割、二足のわらじということで、大変御負担が多いとは思いますが、すばらしい能力、私どもよく存じ上げておりますので、存分に発揮していただければと思っております。  さて、沖縄の...全文を見る
○小野寺委員 この辺野古への移設というのは、普天間の危険性を一日も早く除去する、普天間の危険性をなくすということが前提で進めている計画であります。ぜひ、着実に進める中で、また、沖縄の皆様に少しでも理解がいただけるように、誠心誠意これからも取り組んでいただきたいと思っております。 ...全文を見る
○小野寺委員 しっかりとした対策をお願いしたいと思います。  最後に一つだけ、震災復興のことを少しお話しさせていただきたいと思います。  私も、宮城県の気仙沼、被災地の出身であります。実は、被災地で一番今心配をしているのは、さまざまな政策、これは竹下大臣も一生懸命やっていただ...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございました。終わります。
10月14日第187回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○小野寺委員 この安保委員会、大臣質疑に関しては全委員会のトップバッターということであります。委員長を初め理事、委員の皆様に、速やかな運営について御協力をいただき、感謝を申し上げます。  あと五分ぐらいしか時間がありませんので、冒頭お話をさせていただきますが、日・ASEANの防...全文を見る
○小野寺委員 日・ASEANの防衛大臣会合、これは大変重要です。初めての開催ということになりますし、既にアメリカ、中国は同様の会議を持っております。ぜひ、江渡大臣には、その場で日本の考えをしっかり伝え、そして、日・ASEANの関係強化、防衛面でも努力をしていただきたいと思います。...全文を見る
○小野寺委員 このように、東シナ海だけではなくて、実は太平洋側、小笠原周辺においても中国漁船が多数見られ、そして、またしても、今までの中国のやり方といいますか、方向性を見ると、ともすれば初めに漁船団が多く出、そして、その漁船団を監視するという名目で海監等のいわゆる海上警察が出てき...全文を見る
○小野寺委員 鈴木保安監を初め海上保安庁の皆さんの日ごろの労苦を多として、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。