小野寺五典
おのでらいつのり
小選挙区(宮城県第六区)選出
自由民主党
当選回数8回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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06月18日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会 第19号 議事録を見る | ○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。おはようございます。 本日は、主に平和安全法制についてお伺いをしておきたいと思います。 今回の平和安全法制の議論を聞いていますと、この法律の本来の目的、日本人の生命と平和な暮らしを守ること、国際社会の一員として日本の役割を果たすこ...全文を見る |
○小野寺委員 国際法上、この事案が集団的自衛権に該当する可能性があるということであります。 もし集団的自衛権に該当した場合、日本の自衛隊の船は、この攻撃されようとしている、あるいは日本人が攻撃されている米軍の護衛艦を守ることができるでしょうか。防衛大臣にお伺いいたします。 | ||
○小野寺委員 そうなんです。実は、この場合には自衛隊は日本人を守れない。当然、私たちの感覚では、これは個別的自衛権だろう、日本人を守るんだから個別的自衛権だろう、そう考えますが、国際法上は、外務大臣がお話しされたように、集団的自衛権に解釈されてしまう。これが今回の平和安全法制の最...全文を見る | ||
○小野寺委員 これは日本国民も聞いていますし、多くの自衛官の家族も聞いています。ぜひ議論について真摯な国会を、野党の皆さんにもお願いしたいと思います。 次に、同じような集団的自衛権をめぐる事例についてお伺いをします。 我が国上空を横切る弾道ミサイルの迎撃の問題であります。...全文を見る | ||
○小野寺委員 結局、これも集団的自衛権に国際法上は解されてしまう。そうすると、できないということなんです。 私どもとして、自分の国を守るため、自分の国の防衛力を、しっかり今後とも日米関係を強くするため、そういうことで防衛力整備を行っていますが、実は、この事例ですら、集団的自衛...全文を見る | ||
○小野寺委員 やはり、政治家はさまざまな責任を負っています。そして、さまざまな事案を想定して、いざというときの備えをすることが私どもの役割だと思っております。 それでは、また次の事例を少しお話をしたいと思います。次は、武器使用の問題、海外における武器使用、いわゆる駆けつけ警護...全文を見る | ||
○小野寺委員 私の質問よりも先に随分言っていただきまして、ありがとうございました。 今、まず前提としましては、現行法規では、実は自衛隊員は、自分の隣の宿営地にいる、例えばPKO職員、そしてNGOの職員、これはもちろん日本人もいます、その日本人ですら実は助けを求められても助ける...全文を見る | ||
○小野寺委員 私は、防衛大臣当時、中谷元大臣のアドバイスもあり、なるべく部隊視察を多くさせていただきました。百五十カ所以上の部隊を視察し、現場の隊員からさまざまな声を聞いてまいりました。その中で、特に、やはりこのようなさまざまな任務、これは隊員としてしっかり完遂したいけれども、そ...全文を見る | ||
○小野寺委員 数字では、一般社会人と比べて自衛隊員の自殺率が高いわけでもないし、そして、派遣された隊員が高いわけでもない。また、心の病の隊員も、一般の成人男性から比べて高いわけではないということでありました。 ただ、一人でも自殺者が出ないように、一人でも心の病がある方が出ない...全文を見る | ||
○小野寺委員 ありがとうございます。 この国会の議論は、委員会の議論は、多くの自衛隊員、その家族が見ております。そして、私どもはここでさまざまな議論をしていますが、結果的に、日本を守るために、日本の国際社会の立場のために、海外で、あるいはさまざまな厳しい任務地で活動するのは自...全文を見る | ||
07月10日 | 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号 議事録を見る | ○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、民主党、維新の党の皆さんの提出法案を審議するということで、日ごろ厳しい質問をされる皆様がきょうは質問を受けていただけるということで、大変感謝を申し上げます。 この委員会、五月二十六日に始まり、きょうまでで九十五時間既に...全文を見る |
○小野寺委員 私ども政治の役割は、国民の暮らしを守ること、そのために何が必要かということ、そして、それをこの国会の中で議論すること、そのことだと思います。 きょうは、初めて、こうして民主党そして維新の党の皆さんが法案を提出いただきましたので、そちらの方のことについてお伺いをし...全文を見る | ||
○小野寺委員 お話を伺いますと、領域警備法だけは出せるけれども、ほかについてはまだ考えがあるだけだ、そして、政府が出したことについて、どうそれについて反応するかということを考えてからやると。 ですから、もう一度お伺いしますが、この領域警備法だけでこの国の平和と安全が守れるとは...全文を見る | ||
○小野寺委員 私たちがお伺いしているのは、考えを自分たちの心の中で思うことは自由ですが、政治家ですから、それを法案として出さないと何も形にできてこない。今回の領域警備法だけで、私はずっと聞いていて、守れない、そのように伺えます。 それからもう一つ伺うと、実は、これは昨年まとめ...全文を見る | ||
○小野寺委員 秋山答弁につきましては、ごくわずかな、本当に、例えば、日本を攻撃するぞと言って攻撃に着手する中で、目の前にたまたま米艦がいたときに、そこを初めに攻撃した、そういう極めて限定的な話で、基本的に秋山答弁というのは、私ども、過去の政府答弁と変わらないと思っています。 ...全文を見る | ||
○小野寺委員 要約すると、これはどう見ても国際法上は集団的自衛権になってしまうということなんです。 そして、集団的自衛権になってしまう内容において、我が国が独自に、これは個別的自衛権ですよ、個別的自衛権ですよ、このことでもし武力を行使してしまったら、これは国際的に見たら、外形...全文を見る | ||
○小野寺委員 短くお話をしますと、今のお話ですと、やはり、自分たちが勝手にこれは個別的自衛権だと思い込んで武力行使を行う、これは私、最も危険なことだと思っています。国際的な視点から見られることによって行わなければ、これは国際法上にも認められない大変な考え方、ぜひこのような危険な考...全文を見る |