小野寺五典

おのでらいつのり

小選挙区(宮城県第六区)選出
自由民主党
当選回数8回

小野寺五典の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第193回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、質問の機会をありがとうございます。  まず、昨年、四月に熊本地震、十月には鳥取県中部地震、暮れには糸魚川市における大規模火災など、大きな災害が相次ぎました。被災者の皆様には改めてお見舞いを申し上げます。東日本大震災も含め...全文を見る
○小野寺委員 今回は円高要因による一時的なものというふうに理解をしますし、また、現在の円・ドルベースを見れば、これは円安基調にも戻ってきている、そしてまたニューヨークのダウは史上最高値ということでありますので、恐らくこれからも日本の経済も堅調にいくんだと思いますが、ぜひプライマリ...全文を見る
○小野寺委員 マティス新長官が真っ先に訪問する外国としてこの日本を選んでいただいた、このアジアを選んでいただいたということは大変意義があることだと思っております。新政権がアジアに対してしっかりこれからもコミットしていくということは、むしろこの地域の平和と安定につながる大切なことだ...全文を見る
○小野寺委員 TPPについては、今こういう状況であります。  もう一つ、今、トランプ大統領がお話しされているのは、アメリカとしてはむしろ一対一で行うことの方が多くの利益を得られるんだと。言ってみれば、二国間のFTAにかなり今言及をしています。恐らく、今後、二国間のFTAというの...全文を見る
○小野寺委員 山本農林水産大臣を初め農業関係者の皆さん、そしてまた我が党の西川会長、小泉部会長を初め農業関係の党の役員の皆さんが一緒になって、TPPを乗り越えるための強い農業づくりということを懸命にやっております。この前提というのはTPPでできた交渉を前提としておりますので、今後...全文を見る
○小野寺委員 日米の首脳関係がしっかりするということは、これは大変大きなメッセージになると思います。それは東アジア全体に対して、むしろ日米がしっかりしているということはこの地域の安定をもたらし、ひいては日本の平和につながる大切なあり方だと思いますので、これは首脳間だけではなくて、...全文を見る
○小野寺委員 もしかして、今、安倍総理と私ども、考えは多分同じところにあるんだと思います。  総理というお立場ではなかなかお話はしにくいかと思いますが、やはり、アメリカの大統領がすばらしい大統領、いつも私どもはそれを信じておりますし、日米同盟を大切にする大統領ということなんだと...全文を見る
○小野寺委員 日米の首脳間の信頼がさらに深まり、日米同盟が強固なものとなり、世界の平和に両国が貢献できることを心から願って、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
07月24日第193回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  まず冒頭、豪雨被害について一言述べたいと思います。  この週末、秋田県を中心とする東北北部に大雨が降り、河川が決壊、今でも多くの避難者がおります。また、先日の九州北部豪雨においても、行方不明者捜索が続いております。政府としてしっか...全文を見る
○小野寺委員 総理からの御発言をいただきました。ただ、残念ながら、その総理の言葉だけでは信じられない多くの国民がいることも事実です。(発言する者あり)
○小野寺委員 きょうは、その疑念に対して問いただしていきたい、そう思っております。  私は、この問題、大きく捉えて三つの視点で考えていきたいと思っています。  一つは、そもそも獣医学部の新設は必要なのか、そしてそれが愛媛県今治市でいいのか、二つ目は、学部新設の対象として加計学...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございます。  もう一つ、加戸参考人にお伺いをしたいと思います。  今のお話から聞きますと、この今治市の獣医学部の加計学園との関係というのは、今治の県会議員の方と加計学園の事務長がちょうど関係があって、その関係でお話があったというふうに伺っております。...全文を見る
○小野寺委員 今、長年取り組まれた加戸知事からのお話、大変重いものがあります。そして、相当いろいろな学校に当たったけれども、結局、この話に応じてくれたのは加計学園のみだった、加計学園ありきじゃなくて加計学園のみだったというお話だとも思います。  では、この政府からの提案というの...全文を見る
○小野寺委員 自民党に政権がかわっても、この経緯はずっと引き継いできました。(発言する者あり)
○小野寺委員 そして最終的に、今必要だという形で、今回申請になったんだというふうに思っております。  このように、獣医学部を新設し、それを空白区の四国、今治市に設置するということは、そして、その学部を新設する大学として、長年準備を続け、愛媛県今治市の全面支援を受けている岡山理科...全文を見る
○小野寺委員 実は、今回の一連の経緯については、これは公正な第三者機関、国家戦略特区諮問会議、民間の方が入った形で最終的には決めております。きょうは、その諮問会議の民間委員であり、実際のワーキングチームの座長、責任者であります八田参考人に来ていただいております。  八田参考人に...全文を見る
○小野寺委員 ありがとうございます。  一点の曇りもないということ、この過程は全て公開をされているということ、そして、四条件については満たされているというお話なんだと思っています。  ここまでお話を伺うと、この過程には何か疑念を挟むようなものはない、そう思いますが、それでもや...全文を見る
○小野寺委員 今、個別の指示をしたことはない、そういうお話だったと思います。  それでは、逆に、今、指示を受けたと一部文書に書かれている方々にお伺いしたいと思います。  萩生田副長官、総理から本件の獣医学部の新設について何らかの指示を受けたことはありますか。
○小野寺委員 総理からの指示もなければ働きかけもないということなんだと思います。  それでは次に、実際このような働きかけがあった場合に、その実務を担うのが藤原前内閣府審議官ということになります。この実務を担任する藤原前内閣府審議官にお伺いしたいと思いますが、総理から、本件、獣医...全文を見る
○小野寺委員 今のお話を伺っても、特にそのような指示はないし、あくまでも、総理が会議の中で発言した岩盤規制、このことを引用したということなんだと思います。  それでは、この内閣府を担任いたします山本大臣にお伺いします。  大臣は、安倍総理から獣医学部の新設について具体的な指示...全文を見る
○小野寺委員 関与はないし、一点の曇りもないということなんだと思います。  それではまた、当事者になります文部科学大臣にお伺いいたします。  文部科学大臣は、安倍総理から獣医学部の新設について何らかの指示を受けたことはありますか。
○小野寺委員 指示がここでもないということなんだと思います。  それでは、前川参考人にお伺いをしたいと思います。  前川さんは、在職中、これは次官というお立場にありますので、何度か総理と官邸でお会いをされる機会があるんだと思います。その際、この獣医学部の新設について、直接総理...全文を見る
○小野寺委員 今のお話を伺うと、前川参考人は、直接総理から何らかの指示を受けたことも話を聞いたこともない、ただ、さまざまな文書、出ている文書は私は真実だと思うし、その際、藤原審議官の話も実は正しいのではないかという印象を持っているというお話だと思います。  実は、この一連の話を...全文を見る
○小野寺委員 もう一度、和泉補佐官にお伺いします。  この獣医学部新設に係るプロセス、今、安倍総理が岩盤規制を打破してほしい、そういうことを前川参考人にお話をしたということでありますが、その際、例えば加計学園とか具体的なことを出したのか、そのことをお伺いしたいと思います。
○小野寺委員 和泉参考人にもう一つお伺いいたします。  今、一切そういう話はしていないということですが、総理と加計学園の理事長が親しい関係にある、友人であるということは、その当時、知っていらっしゃいましたか。
○小野寺委員 三月に報道になってからというお話でありました。  それでは、当事者の前川参考人にお伺いしたいと思います。  先ほど、九月九日に和泉補佐官からのお話があったということですが、その際、具体的に、加計学園とかそのような具体例のお話はあったんでしょうか。
○小野寺委員 九月九日の時点で和泉補佐官から、今お話があったように、国家戦略特区を早く進めるように、獣医学部について進めるようにというお話をしたときに、加計という名前は出ていないけれども、前川参考人はこれはそのようなことであるというふうに受けとめたという今のお話だと思います。 ...全文を見る
○小野寺委員 大体この構図がわかってきたのは、国家戦略特区で獣医学部を早く進めてほしい、そういうことを和泉補佐官は言った、これは特区として早く進めてほしいという言い方。そして、これを受けとめた前川次官は、これは獣医学部、特区ということであるから、自分は、総理と加計理事長との関係が...全文を見る
○小野寺委員 普通であれば、私も大臣をした経験がありますから、こういう場合は担当局長を呼んでお話をする、それを通じて課長に行くということが基本だと思うんですが、その際、専門課の担当にお話をするときに、これは総理の意向である、獣医学部を早く特区として進めろというふうにお話をしたのか...全文を見る
○小野寺委員 済みません、ちょっと事実確認なんですが、今、九月九日というお話をしました。その時点ではもう既に、加計学園は確かに希望されましたが、京都産業大学も検討されていたのではないかと思うんですが、それは事実と違うでしょうか。
○小野寺委員 ということは、済みません、これはちょっと言葉をやったとったかもしれませんが、前川さんも実は、獣医学部をつくる、その成熟した計画があるのは加計学園の岡山理科大しかなくて、京産大もある面ではまだそこまでいっていない、そういう認識だったということでしょうか。
○小野寺委員 前川さん、済みません、もう一度お伺いします。  そのときに、担当の高等教育課でしょうか、そこに前川さんがお話をしたときには、それは加計学園が自分の想定している、そういうことを具体的にわかるような形で伝えたということでしょうか。それとも、やはり、官僚としての矜持であ...全文を見る
○小野寺委員 前川参考人、何度も恐縮ですが、今のお話では、前川参考人はすごく疑念、疑惑を持っていたというお話でありました。であれば、普通であれば、そのことを、例えば、これは大臣、行政の中立性が曲げられてしまいますよということで、松野文科大臣にそのようなお話をするとか、あるいは、局...全文を見る
○小野寺委員 今のお話を聞くと、そこまで強い要請ではない、だから無理をするという話ではないというのが和泉補佐官の意向であり、前川さんは、自分は木曽さんからいろいろ言われて、そういうことがあるかもしれないと思っていたけれども、でも、それを例えば文科省の教育局に直接強く伝えたわけでも...全文を見る
○小野寺委員 専門家として、公平中立な立場からのお話だと思います。  実は、獣医学部の競争倍率は、高いところでは二十倍を超えるところもあります。獣医師さんになりたい、ペットのお医者さんになりたい、そういう人たちがたくさんいる中で、今まで五十年以上、実はその門を閉ざしてきた、そう...全文を見る
○小野寺委員 実は、この議論は、国会ではさまざま、あるいは報道ではいろいろなされていますが、一番公平中立でいる当事者、例えばワーキングチームの座長の八田さんから先ほどお話がありましたが、一点の曇りもないというお話がありました。  そしてもう一つ、例えば加計学園と競合した京都産業...全文を見る
08月10日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○小野寺国務大臣 このたび防衛大臣を拝命いたしました小野寺五典です。  我が国の防衛という、国家存立の基本である崇高な任務を再び担うことになり、大変光栄に感じるとともに、その重責に身が引き締まる思いであります。  山口委員長を初めとする理事及び委員の皆様の一層の御指導、御鞭撻...全文を見る
○小野寺国務大臣 ただいまの浜地議員の御指摘のとおり、今回は、防衛大臣、事務次官、そして陸上幕僚長がそろって辞任をするという、これは大変大きな、そして異常な状況なんだと思っています。我が国の安全保障環境が大変厳しい中、このような状況をあらわしてしまいました防衛省・自衛隊、今その指...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の日報問題の発端は、昨年七月、情報公開請求があった内容について、日報については不存在という形でしたことが事の発端だと思っております。本来であれば、これは存在するということ、そして、もしその内容に関して、部隊の運用について差し支えがあるものがあれば、そこの部分...全文を見る
○小野寺国務大臣 私ども政治家たるもの、国民に対してしっかり説明をする、その責任はあるんだと思っています。  今御指摘の前大臣のここでの参考人での出席については、これは委員会の中で御判断をされる内容かと思っております。
○小野寺国務大臣 政治家として、やはり国民にしっかりと説明する責任はあると思います。  ただいまの御指摘の点につきましては、委員会で議論される筋合いのものだと思っております。
○小野寺国務大臣 今回の特別防衛監察の監察監は元高検の検事長の経験者の方でありますし、また、その中には検察とそれから公取から来ていただいている方もいらっしゃいます。そういう意味では、しっかり公正中立に見ていただいていると私は認識しております。  そして、今回の二月十三日の件、こ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の特別防衛監察を大臣になって監察本部から報告を受け、その内容についてしっかり把握をした後、私の方から稲田元防衛大臣に、電話ではありましたが、その内容について、監察本部に述べた内容について間違いないのかということを確認し、私として今回の監察本部の報告に対して理...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、稲田防衛大臣に対しては、特別防衛監察を受けた後、私自身が稲田大臣に電話でしっかり確認をさせていただいたということであります。それが対面で目を見て聞かなければいけないかというほど、私、稲田大臣と疎遠ではありません。従前から稲田大臣のお人柄も知っておりますので...全文を見る
○小野寺国務大臣 きょう、この安全保障委員会の御審議の中で、私ども、この問題について誠心誠意お答えをしたい、その思いで特別防衛監察の結果を報告を受け、そして、その上で稲田大臣に直接電話でこの問題について確認をさせていただきました。私は、それだけの準備をして、この委員会に備えており...全文を見る
○小野寺国務大臣 この特別防衛監察を改めて読んで、そしてまた監察本部から報告を受けて、やはり、七月の発生事案、情報公開の資料請求があったときに、その時点で不存在ということ、これをしてしまったがゆえに、その後、さまざまな形でそれをある面では糊塗するために、どんどんこの問題の内容がさ...全文を見る
○小野寺国務大臣 私は、特別防衛監察の報告書を見させていただき、報告を受け、そして関係者に確認をする中で、この特別防衛監察はしっかりとした結論を出されたものと私は認識をしております。
○小野寺国務大臣 まず、特別防衛監察という組織、これはやはり、自衛隊がオペレーションやインテリジェンスにかかわるさまざまな役目を担っているということであります、そのために防衛監察本部という独立した組織があり、そこは元高検の総長経験者、そして現役の検事、公取から入っていただき、しっ...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊は、万が一のさまざまな事態に備えて、日ごろからしっかりとした体制を整えております。  その中で、今委員から御指摘がありましたが、北朝鮮の、報道ではありますが、発言が流れております。その中には、今御指摘のような、攻撃にまつわる発言があったとも承知を...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほどお話ししましたように、防衛省・自衛隊は、いついかなるときにもしっかりとした対応、これをとる役割でありますし、同じ認識を政府一体として共有していると思っております。
○小野寺国務大臣 日本における弾道ミサイル防衛システムは、一義的にはイージス艦によるSM3での防御ということになりますが、万が一それで撃ち落とせない場合は、二段構えとして、今委員が御指摘のPAC3で対応するということになっております。  今回、北朝鮮がさまざまな発言をし、そして...全文を見る
○小野寺国務大臣 ミサイル防衛については、先ほどお話ししましたように、一義的には海上自衛隊のイージス艦で、これは日本全体を守れる、そのような体制を、私どもは努力をしております。  その中で、撃ち漏らした場合での対応のPAC3ということでありますが、御指摘のように、PAC3、私ど...全文を見る
○小野寺国務大臣 監察本部、今回、特別防衛監察の結果が出ましたが、その本部の結果をまとめる過程におきまして監察本部の監察において入手した資料等については、今後、同種の事案において、監察対象機関から監察手法を類推され、対策を講じることを容易にするとともに、当該資料を提出することで監...全文を見る
○小野寺国務大臣 私ども、政治の立場だけではなくて、政府一体として、この米軍の基地を含めたさまざまな課題については、日々さまざまな御意見をいただいて、そして少しでもその住民の皆様初め関係者が安心できるような体制をつくっていくということ、これが大切だと思っています。  ただいまふ...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもは、さまざまな事態に対してしっかりとした対応ができるように、常に防衛体制を整えております。
○小野寺国務大臣 ただいまの御指摘でありますが、これはいわゆる三要件の問題に触れる話だと思っております。  私ども、今回、安保法制の中で、新しく、新三要件を満たす場合に関してはさまざまな対応ができるということになりますので、その三要件に合致するかどうかが判断の基準になると思って...全文を見る
○小野寺国務大臣 具体的なことでお話をする内容ではないと思いますが、これが我が国に対する存立危機事態になって新三要件に合致するということになれば、それは対応できるということになると思います。
○小野寺国務大臣 今個別のお話をされておりますので、個別具体のお話は差し控えさせていただきますが、一般的に言えば、日本とアメリカの役割分担というのがあり、そして、日本は防衛に関しては盾の役割、これはしっかり、来たものに対して守り、防ぐということになります。そして、逆に、その攻撃さ...全文を見る
○小野寺国務大臣 具体的な想定でのお話をする状況ではないと思います。いずれにしても、総合的な事態を勘案する中で、どの事態と判断するかというのは、政府全体で共有していきたいと思います。
○小野寺国務大臣 今、後藤委員の御質問の中で重要影響事態ということがあります。これは、「そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」ということであります。このような事態認定というのは、総合的なことを勘案して判...全文を見る
○小野寺国務大臣 個別具体な事例について、これがああだ、これがこうだということを発言するということよりは、むしろ、その事態ということをしっかり認識していただくことが重要だと思っております。  ある事態が重要影響事態に該当するか否かについては、その事態の規模、態様、推移等を総合的...全文を見る
○小野寺国務大臣 いわゆる敵基地攻撃につきましては、憲法上、攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限の措置をとることは、自衛の範囲に含まれ、可能とされてきました。  このような能力については、我が国は米国に依存しており、現在、自衛隊は敵基地攻撃を目的とした装備体系を保有しておらず...全文を見る
○小野寺国務大臣 監察の結果、全体としてこれは報告書としてまとめられ、私どもはそれを承認しているということであります。
○小野寺国務大臣 監察というものの性質なんだと思います。  もし、今回、個人のさまざまな証言について、それを公表するようなことが前提となれば、むしろ、監察の場合に、それぞれの証人、参考人が、その公開をある面では配慮し、正確な答えをしないというおそれもあります。  私は、監察と...全文を見る
○小野寺国務大臣 国会にはさまざまな調査を行った結果として特別防衛監察という結果を報告し、そしてここで誠心誠意私どもはお答えをさせていただいていますので、それが国会での審議ということになるんだと思います。
○小野寺国務大臣 私ども、特に防衛省・自衛隊は、シビリアンコントロールということを胸に刻んでさまざまな部隊運用をすることが大切だと思っております。  そして、国会の場というのは大変重要な場ですので、私どもは誠心誠意それに対してお答えをする、そのような責務があると思っております。
○小野寺国務大臣 私どもとしては、今回、防衛監察本部のまとめた報告書、そして、それがまとめられる過程で、さまざまな幅広い調査を行う上でしっかりとした結果をまとめて、今回、国会そしてまた国民の皆さんに御報告をさせていただいているということであります。  今委員の方でさまざまな御疑...全文を見る
○小野寺国務大臣 報道で出されたいわゆるメモというものは承知をしています。
○小野寺国務大臣 報道で知っております。
○小野寺国務大臣 今御指摘のは報道で出た手書きメモということでしょうか。それは報道で見たものであります。
○小野寺国務大臣 報道以外では見ておりません。
○小野寺国務大臣 私は、内容について報道で知っておりますので、特別防衛監察の中でこの報道を踏まえてしっかり確認をしているのかということは監察本部の方にはお話をしました。先ほど来、監察本部の報告の中で、報道で出ていることも踏まえて今回の報告書をまとめたというふうにお話がありましたの...全文を見る
○小野寺国務大臣 報道で出たメモというものに関しては、内容がはっきりしているわけではないので、ただ、大切なのは、そこに書かれている内容、これも報道で出ておりますので、多くの国民の皆さんがこの内容についてどうなのかという疑念を持たれている、それは事実だと思います。それも踏まえて特別...全文を見る
○小野寺国務大臣 私は、きょうこうしてお話をさせていただくのは、特別防衛監察の結果がまとまり、その中で、さまざまな幅広い調査の中で、最終的に意見を聞いた中でこういう結果になったということでありますので、それが私は今回議論されている中心の議論だと思っております。  今、報道で出た...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回のこの委員会での御審議に当たって、私ども、特別防衛監察についての報告をしっかり受けて、そして答弁に立っております。今後とも、やはり今回起きた事案に関しての対策はしっかり対応していきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 既に監察の中に、いわゆる報道で出されたとするメモの内容が反映された今回の監察結果となっておりますので、それに尽きるのではないかと思います。
○小野寺国務大臣 後藤委員は、この日報問題に対してこの安保委員会で一番初めから質問をされ、そして最終的に防衛省・自衛隊としてこのような大きな問題があったということにつながったことなんだと思っています。そして、それを踏まえて私どもは今後の改善点をしっかり対応する、それが防衛省・自衛...全文を見る
○小野寺国務大臣 陸自の報告書本体という形では特に読んでおりません。監察本部から、全体としての報告ということで受けております。
○小野寺国務大臣 今、監察本部からお話がありましたが、まず、大臣につきまして、この監察結果について報告を受けました。その際に、多方面にわたるさまざまな資料があり、さまざまな証言が多数あり、アンケート結果もあり、相当数の資料がございます。監察本部としては、その内容について、それを踏...全文を見る
○小野寺国務大臣 私は、監察本部の結果に全て反映されていると承知をしております。
○小野寺国務大臣 委員にお答えをいたしますが、今回の特別防衛監察をするに当たっては、相当広範囲のアンケートを行い、相当多数の資料を収集し、相当多数の方々から直接お話を聞き、そして、調べたパソコン端末も相当数になっております。それだけ慎重に、しかも、その調査に当たったのが高検検事長...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛白書につきましては、六月末での、締め切った形での、かなり膨大な内容を取りまとめたということであります。私が大臣に任命されたのは八月三日、もう既に刷り上がった段階であります。なるべく早く内容について差しかえることができないかということは、私も確認しましたが、既...全文を見る
○小野寺国務大臣 監察において入手した、本日出席されない個々の発言内容、監察の詳細を公にした場合、今後、監察対象としての信頼が損なわれ、監察対象への協力がちゅうちょされるなどの問題があるので、具体的な内容についてはお答えを差し控えさせていただきますが、その上で、私は、今回の特別防...全文を見る
○小野寺国務大臣 私は、昨日深夜まで、防衛省においてさまざまな任務をし、そして、委員からの通告を待っておりました。私に通告の内容が来たのは深夜であります。そして、その中には、これは部下からの報告が足りていないのかもしれませんが、今御指摘のような指示は、私は記憶しておりません。 ...全文を見る
○小野寺国務大臣 詳しくは事務方に聞いていただければと思うんですが、今確認をしましたら、何名かの方についてその内容を聞くようにというお話はあったそうですが、その場で事務方の方から、既に確認をしているので聞く必要はないと思いますという返答があったと私は今報告を受けました。  ちょ...全文を見る
○小野寺国務大臣 済みません、後藤委員におわびします。  今改めて確認をしたら、文書で、今言ったようなことが、通達が事務方にあったそうです。ただ、事務方としては、既に私が特別防衛監察の結果の上で関連の方々に聞いていたということを知っていたものですから、改めて私に上げてこなかった...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほどのことについては、既に私は稲田大臣ほか湯浅さんにも聞いておりましたので、特に後藤委員から要請がある前に既に行っていたということで御理解いただきたいと思います。  今お話がありました委員会の運営につきましては、委員会で議論をされるのが適当だと思っております...全文を見る
○小野寺国務大臣 オーストラリアにおける米海兵隊MV22オスプレイの事故について、防衛省としては、米海兵隊からの第一報を受けた後、今回の事故に関する情報提供、原因究明及び再発防止を速やかに行うよう申し入れを行い、さらに、国内におけるMV22オスプレイの飛行を自粛するよう申し入れを...全文を見る
○小野寺国務大臣 今御指摘の日米共同訓練、ノーザンバイパーは、陸上自衛隊及び米海兵隊が、それぞれの指揮系統に従い、日米共同による諸職種協同作戦を実施する場合における連携要領を実行動により訓練をするものであります。  しかしながら、八月五日、オーストラリアにおける米海兵隊MV22...全文を見る
○小野寺国務大臣 北海道での訓練、このノーザンバイパーについては、これは、私ども、今、日米の共同の演習でありますので、米側との調整を行っているというところであります。  そして、自粛要請をしているその要因というのは、米側からしっかりとした今回の事故に関する報告がなされていないと...全文を見る
○小野寺国務大臣 普天間所属のMV22オスプレイということであります。
○小野寺国務大臣 十二月の飛行再開に当たって確認された機体ではないかと承知をしておりますが、ちょっと、米側の飛行機のやりくりについて詳細にわかるわけではないので、確定的な話ではありませんが。
○小野寺国務大臣 米軍航空機の事故調査報告書については、平成八年十二月の日米合同委員会合意により、原則として、日本国政府による要請の日から六カ月以内に公表可能な写しを提供するものとされており、六カ月が経過した後は、三カ月ごとに終了の見込まれる日を更新、通知することとなっております...全文を見る
○小野寺国務大臣 もう既に六カ月が過ぎておりますので、引き続き早急に提出していただけるよう求めてまいりたいと思います。
○小野寺国務大臣 この問題の発端は、昨年七月、これは当時、情報開示請求があった中で、不存在というところから始まり、その後、さまざま、日報を公開した中で、別の箇所から見つかる、さまざまなことが重なっての事件、事案だと思っております。  まず、基本的には、この日報については最終的に...全文を見る
○小野寺国務大臣 隠蔽という言葉で恐らく受けとめる方々、それぞれがさまざまな印象での隠蔽という言葉遣いだと思っております。  私ども、今回の特別防衛監察の結果においては、本件開示請求に対する対応は、行政文書の開示義務、情報公開法第五条違反につながるものであったとされております。...全文を見る
○小野寺国務大臣 繰り返しますが、隠蔽という言葉はそれぞれの方で受けとめ方が違うと思いますが、私どもとしては、先ほど来お話をしているように、今回の問題の発端、まず、情報公開請求があって、その文書が不存在としたこと、これはあってはならないことだと思っております。やはり、そのような文...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、この事案に関しては、高検の検事長を経験された方が監察監として、そしてまた現役の検事、公取の方からも出向していただいて、この問題について厳正に、幅広く調査をしていただき、今回の報告というふうになったと思っています。  そして、その報告を受けて、法令に照らし...全文を見る
○小野寺国務大臣 この二月十三日に会議があった中で、そこで議論をされた中で、この日報の問題に関して稲田大臣に報告があったかなかったかということが大変重要な論点になっているということは承知をしております。  その上で、防衛大臣に就任してすぐに特別防衛監察の報告を受ける中で、この日...全文を見る
○小野寺国務大臣 二月十三日、先ほどお話ししました。そして、二月十五日の大臣室における説明においては、陸自における日報の存在についての発言があったかなかったかという点についてそごがあった上、発言があったという証言の中にも表現の記憶があやふやなものがあるなどしたため、発言も特定でき...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、委員先ほどから御指摘はありますが、私どもとして、例えば、二月十三日に会議の中にいた複数名から事情聴取をして、そして、その中で、一つは、大臣がその日報について了承したということはない、これは全員がそのとおりお話をしている。そして、大臣に何らかの報告をしたかと...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員にお答えしますが、実は今の質問通告は全く出ておりません。少しだけお時間をいただいて、正確な答弁をしたいと思います。(笠井委員「では、待ちます。とめてください」と呼ぶ)
○小野寺国務大臣 監察結果の報告を総理に上げたのは七月二十七日というふうに今説明をいただきました。
○小野寺国務大臣 正確を期すために、ちょっと確認をさせていただいて、後ほど報告をさせていただきたいと思います。
○小野寺国務大臣 そこも含めて、正確を期すために、確認して、御報告をさせていただきたいと思います。
○小野寺国務大臣 できれば質問通告の中で具体的に御示唆いただければ十分な準備ができていると思いますが、今、私がお話を伺った中で、防衛省の幹部は、さまざまなことで総理にも説明に行くことがあると思います。  いずれにしても、しっかり調べてお答えをしたいと思います。
○小野寺国務大臣 もし、そういう形で訪問、説明をしたということであれば、それは何らかの記録はあるんだとは思いますが、ちょっと、今、その日に行ったかどうか、私自身すぐに把握できる状況ではないので、後ほど調べて御報告をさせていただきます。
○小野寺国務大臣 どういう形で総理のところに行ったかということは、私ども、その日時等は記録があれば御説明いたしますが、内容については、それが秘密にかかわる問題、あるいは内容は公表することが適当でない場合には、そこは差し控えることもあるということは御承知いただきたいと思います。
○小野寺国務大臣 恐縮です。  七月二十四日の衆議院予算委員会の笠井委員の質問に対して、安倍総理のお答えの議事録がございます。「改めて申し上げますが、黒江次官から陸自にこの日報が残っていたという報告を受けたことは全くありません。」という委員会での答弁があるということをつけ加えさ...全文を見る
○小野寺国務大臣 吉田委員には、自衛隊の活動について、いつも御理解をいただいております。たしか、委員でいらっしゃる中で、南スーダンの派遣部隊の状況におもんぱかっていただき、隣国のウガンダにおいて隊員から直接声を聞いていただいたと記憶しております。改めて感謝を申し上げます。  今...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の自衛隊・防衛省における日報の問題については、大変重い責任を防衛省・自衛隊は感じております。稲田前大臣におかれては、その責任を感じて、辞任という最も重い責任のとり方をとられたんだと思っております。今後、さまざま、私ども、その教訓を生かして、しっかりとした防衛...全文を見る
○小野寺国務大臣 今御指摘の点は、二月十三日の件だと思っています。  ここで明らかになったのは、まず、その当事者は、稲田大臣が了承したということはなかったという、全て共通であります。そして、大臣に報告したかどうかということについて意見や記憶がそれぞれ分かれているということであり...全文を見る
○小野寺国務大臣 確かに、今回のこの日報事案のスタートは、七月の情報公開請求において、陸の部隊の一つでありますが、中央即応集団の中で、その情報開示の文書に関して不存在というところを出したところから始まっております。  ただ、いずれにしても、文書の管理そしてまた情報公開に対する対...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の特別防衛監察の結果をまとめるに当たり、稲田元防衛大臣も、特別防衛監察監初め出向されている検事含め、しっかりとした調査を受けられたと報告を受けております。そのようなものを全て総合した形で今回の特別防衛監察の結果がまとめられたと私どもは承知をしております。 ...全文を見る
○小野寺国務大臣 普天間基地所属のオスプレイにつきましては、昨年十二月、沖縄での事故事案がございました。また、今回、オーストラリアでの事故事案ということがございます。私ども、この原因をしっかり究明することが急務ということで、米側には随時要請をしております。  八月十三日は、たし...全文を見る
○小野寺国務大臣 海兵隊からの報告によりますと、日本時間五日午後四時ごろ、オーストラリア東海岸沖で訓練中、揚陸艦グリーン・ベイへの最終進入中にデッキに衝突し、その後、海中に落下したということ、三名の方が亡くなられた大変痛ましい事故でもあります。  この報告を受けておりますが、こ...全文を見る
○小野寺国務大臣 照屋委員には、この委員会でたびたび沖縄の皆さんのさまざまな思いを御発言されていただいております。私もそれを胸に刻んで今後も対応していきたいと思っております。  今回の事案でございますが、オーストラリアで起きた事故ということで、その詳細がまだ私ども、詳細につかめ...全文を見る
08月10日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(小野寺五典君) この度、防衛大臣を拝命しました小野寺五典です。  我が国の防衛という国家存立の基本である崇高な任務を再び担うことになり、大変光栄に感ずるとともに、改めてその重責に身が引き締まる思いであります。  宇都委員長を始めとする理事及び委員の皆様の一層の御指...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今般の特別防衛監察は、元高等検察庁の検事長をトップとし、現役の検事も勤務する独立性の高い防衛監察本部により、防衛監察本部の職員、最大三十四名の職員が、事実関係を解明するため独立性の高い立場から徹底的に監察を実施し、監察対象機関に対する現場確認では五十部...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の日報問題をめぐるこの一連の内容の中で、そして特別防衛監察の報告書、結果の中で様々な問題点が明らかになりました。  そして、その責任を取る形で大臣、事務次官、そして陸幕長が辞任をするということ、大変重い今回は責任の取り方にもなりましたが、逆に言え...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいま委員から御指摘がありましたように、防衛省・自衛隊は情報の管理、保全、これも大変重要な役割があります。その中で、今回の日報事案が起きたことは誠に申し訳なく思っております。  その再発防止策ということでただいま官房長から説明がございましたが、いず...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員が御指摘されました七月二十八日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について、防衛省においての初動対応につきましては、同日二十三時四十二分、北朝鮮内陸部より弾道ミサイルが北東に発射された模様、この後、委員御存じのとおり、累次の対応をさせていただいて、私ども...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、私どももそのような機会を設けたいと思っておりますが、現在までまだ電話等の会談は行われておりません。
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御指摘と私も同じ認識を持っております。できるだけ早くしっかりとしたコミュニケーションと関係を築いていきたい、そのように思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 河野大臣とともにしっかりとした対応を2プラス2で取ってまいりたいと思いますし、私にとっては二度目の2プラス2ということになります。安全保障の問題、そしてまた日米関係の問題、沖縄の問題、様々課題がございますので、しっかり議論を交わしてきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) ただいまは委員会への参考人の出席ということでの御質疑だと思いますが、これは委員会でお決めになることが適切かと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、特別防衛監察をするに当たって、監察本部が様々な形で事情を聞いたということは報告を受けておりますし、そしてそれぞれの該当する方々が真摯にお答えされたということなんだと思います。  ただ、監察の内容ということを考えますと、例えばその監察の中のそれぞ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 恐らく今の御指摘は、報道に出たメモの議論をされているんだと思います。私も内容については報道で知っております。そして、その内容を踏まえた上で、特別防衛監察本部が幅広く資料を集め、意見を徴収し、最終的な今回の報告書の結果になったと私ども理解をしておりますの...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 弾道ミサイル対処能力の総合的な向上とは、自衛隊の装備体系についての検討のみならず、日米同盟全体の抑止力強化のために何をすべきかという観点も含め、様々な要素を総合的に考慮して検討を行って能力の向上を図っていきたいということであります。  具体的には、長...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 当時の五月であれば、私はまだ自民党の衆議院議員で、政府の中に入っている立場ではなく、弾道ミサイルチームの座長として党の提言をまとめた立場であります。そのときに今言った具体的な装備についてちょっと言及したかどうかは記憶にございませんが、いずれにしても、当...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、大野委員から御指摘がございましたが、まだ具体的な今回の理事会における状況について私報告を受けておりませんが、もし防衛省としてそのような不手際があったとすれば、私の方からもおわびを申し上げたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません。もう一度質問の趣旨をお願いいたします。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の特別防衛監察の結果について、私が大臣に就任した直後、監察本部から説明を受け、その中で、幅広い事情聴取を行い、多くの資料の中から最終的な今回の結論に至ったということの報告を受けました。その報告を受けた後、私は稲田大臣の方に電話を掛けさせていただき、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 稲田元大臣は、七月二十八日の会見において、私自身、報告を受けたという認識は今もなく、私のこれまでの一貫した情報公開への姿勢に照らせば、そうした報告があれば必ず公表するようにとの指導を行ったはずですと述べたが、特別防衛監察においては、稲田元大臣の二月十三...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今答弁がありましたように、必要に応じて政務三役の協力を得るということ、そして政務三役は政治家でありますので、当然そのことに関しては誠心誠意応えるということなんだと思っております。  今回の特別防衛監察においては、稲田大臣が自らその聴取対象ということで...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しますが、今回の特別防衛監察は、私ども防衛省から離れた、御経験がおありになる元高等検察庁の検事長をトップとして、現役の検事も勤務する独立性の高い監察本部ということです。そこで私は公正中立に御判断をいただいたんだと思いますし、稲田防衛大臣自らがその...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、この日報事案の発端となりましたのは、今回の特別防衛監察の中で明らかになったように、七月の情報公開請求があったときにその文書を不存在という形で報告をした、ここにまず問題が、発端がありました。本来であれば、情報公開請求の中でしっかりとした文書があると...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいまの御指摘のみならず、私ども、安全保障上重要な問題については、これは秘匿が大変重要だと思っております。ただ、時折、やはり報道に様々なものが出ていく。不確実なものもありますが、私どもとして、このような内容が出ることに関して、これは確かに問題があると...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員の御指摘がありましたが、今回の事案の発端は、昨年七月、情報開示請求があった文書に関して不存在ということをしてしまったことがこの問題の発端であります。本来であれば、文書があったということはきちっと開示者に報告をし、ただ、その中で不開示の部分があれば...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の点につきましては、防衛監察本部が八月下旬以降の定期防衛監察において情報公開業務全般に対して検証することとしております。具体的には、文書の探索及び特定等に係る手続の状況、文書探索及び特定等の状況、該当する行政文書の存否について監察を実施する予定で...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいまの御指摘、肝に銘じてしっかり対応してまいります。ありがとうございます。
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の、普天間飛行場所属MV22オスプレイが日本時間五日午後四時頃、オーストラリア東海岸沖で訓練中、輸送揚陸艦グリーン・ベイへの最終進入中にデッキに衝突し、その後、海中に転落をし、乗員二十六名中二十三名は救助されたものの、大規模な捜索の結果、最終的に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私から直接、在日米軍のシュローター副司令官に自粛をしてほしいということを申し述べました。そのとき、シュローター副司令官は、実はその時点でオスプレイが一機飛行したという事実を基に、私に対して、これは運用上必要な最小限のものですというそういう話がありました...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません、副司令官の名前はシュローティでありました。  私からは、そのシュローティ副司令官に飛行の自粛ということをお願いをいたしました。(発言する者あり)
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としてのスタンスも、私が申し入れたとおりであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の発言でありますが、今回の事故を受けて国内でMV22オスプレイに係る不安の声が上がっているという趣旨で述べたものであります。  防衛省としては、新たな情報が米側から得られれば、関係自治体にお伝えするなど適切に説明していきたいと考えております。ま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私としては、国民の様々な心配をする声もあり、これは自粛をしてほしいと米側にはお話をしております。  今御指摘の七日の飛行については、米側からは運用上必要との判断により行ったという説明があったと報告があります。また、八日の飛行に関しても、これは米側に照...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘がありました日米の共同訓練、ノーザンヴァイパーへのオスプレイの参加の取扱いについては、引き続き米側と調整していきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 引き続き米側と調整を行っていきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) ただいま監察本部からその対象者についての報告があったと思います。この担当者がたしか七月のこの事件の発端になったという、大変私どもとしては、不存在と言ったそのスタートの問題でありますので、監察本部として注意深くその状況についても調査し、把握した結果を今御...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の一連の事案で、各機関から取得した関係書類等、現場等確認及び面談により、本件日報の管理に係る行政文書管理、情報公開、情報保全関連規則の遵守状況を確認した結果、情報公開法違反につながる行為を含む不適切な行為が確認をされました。  御指摘の隠蔽体質が...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘のようなことがあったと、報道を承知をしております。  防衛監察本部の監察結果を踏まえ、防衛省は、今後、再発防止策を着実に実施し、隊員の意識改革等を行い、国民への説明責任を適切に果たすことにより、自衛隊への信頼を早急に回復することが重要だと思っ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいまの御指摘の弾道破壊措置命令については、その発出するしないについては、表に明らかに従前からしないことになっております。ただ、私どもとしては、必要な警戒監視体制はしっかり取っているということだと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的にはまず外交圧力で、このような対応を北朝鮮にさせないというのが基本だと思いますが、その上で、万が一このような弾道ミサイルの発射があった場合には防衛省・自衛隊は万全の体制で国民を守る、そのような役割を担っております。  ただいまの御指摘であります...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいまの敵基地に対する攻撃能力についての御質問だと思いますが、その様々な状況に応じて個別の説明は難しいところでありますが、一般的に言えば、座して死を待つよりはという昭和三十一年の国会の答弁もありますので、憲法上は許されると解されると従前から政府は解釈...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほど来お話がありましたように、私どもとしては、この日本に対する攻撃に対しての抑止力という考え方は、まず、我が国防衛として自衛隊がしっかり国土を守るという体制を取っておりますが、万が一攻撃を受けた場合、当然それに対しての抑止力の意味で、打撃力の行使とい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 通常は、指示をすれば、それに対する返答が来ることだと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 猪木委員には久々に気合を掛けていただきまして、ありがとうございます。  今、猪木委員からお話がございましたが、猪木委員が日頃実践されておりますスポーツ平和外交、これは大変重要なものだと思っております。  どの国の国民であれ、願うのは家族の健やかな生...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 子供の頃、馬場さん、猪木さんという日本のスター、ヒーローに憧れた一人であります。  今、防衛省・自衛隊についての御評価をいただきました。  今回の日報問題で一番私どもが申し訳ない、悔しいと思うのは、この瞬間も日本のミサイル防衛のためにイージス艦で二...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮の核、ミサイルの開発の問題については、私どもしっかりとした対応を取ってまいりますし、また、北朝鮮の様々な能力の向上もございます。それに合わせ、様々な見直しをしながら、しっかりとした体制をつくってまいりたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としましては、今回の事故の発生直後に在日米軍副司令官が防衛省に来られて、そしてその状況についての報告があったというふうに承知をしております。今、米側とのやり取りをしておりますので、最新のこの事故の状況の把握については事務方から答弁をさせていただき...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の事故については、日本国外で発生し、現在米側において事故の状況について調査中と承知をしておりますが、国内で不安の声もあることを踏まえ、飛行の自粛を要請をいたしました。この要請以降になされた七日の飛行については、米側から、六日の飛行自粛の要請を受け止...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 日米地位協定につきましては、様々な御意見があることは承知をしております。政府としては、日米地位協定について、これまで手当てすべき事項の性格に応じて効果的にかつ機敏に対応できる最も適切な取組を通じ、一つ一つの具体的な問題に対応してきているところであります...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の事故につきましては、日本国外で発生し、現在米側において事故の状況について調査中と承知をしておりますが、国内で不安の声もあることを踏まえ、まずは飛行の自粛を申し入れております。  現在、防衛省においては、米側に対して、事故の事実関係、評価等につき...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御案内のテレビでの恐らく発言かとは思いますが、そのときの私の発言の真意は、日報については二月の段階で稲田大臣が調査をされ、そして公表している、ただ、その公表している資料というのは既に開示者にお渡しをしているということであります。  ただ、今回の一連の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の点は、七月三十一日の自民党国防部会での様々な議員の発言だと思います。  私ども、少なくとも今回、この一連の経緯を振り返れば、まず情報があったことを不存在と答える、本来であれば、これは存在し、そして、もし開示する内容について不開示の内容が安全保...全文を見る
08月30日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○小野寺国務大臣 北朝鮮による弾道ミサイル発射について御報告申し上げます。  昨日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について、現時点までに得られた諸情報を総合的に勘案すると、北朝鮮は、昨日午前五時五十八分ごろ、北朝鮮西岸の順安付近から一発の弾道ミサイルを北東の方向に発射、午前六時五...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回発射されました弾道ミサイルについて、自衛隊の各種レーダー等において、発射直後から落下するまでの間、その動きを切れ目なく完全に探知、追尾しておりました。これにより、直ちにJアラート等を発信して、我が国領域に落下するか否かを確認するなど、国民の生命を守るために万...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは昨日の記者会見等でもお答えをさせていただいておりますが、レーダーで把握をした場合に、幾つかの物体に今回は分けて飛翔したということは確認をしております。その確認で、それが正確に三つだったのか幾つだったのかということに関しては今分析中ということでありますが、い...全文を見る
○小野寺国務大臣 北朝鮮から我が国に弾道ミサイルが飛来した場合、発射から迎撃までにわずかな時間しかなく、弾道ミサイルの発射が武力攻撃に当たるかどうか、または事故や誤射なのか、極めて短時間のうちに判断することは困難です。  こうしたことから、武力攻撃に当たると認められていないもの...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊はこれまでも、防衛計画の大綱に基づき、弾道ミサイル対処能力の向上を図るということを規定しております。この一環の中で、今回もさまざまな検討をさせていただいているということであります。
○小野寺国務大臣 今月五日に発生しましたオーストラリアでのオスプレイの事故におきましては、これは、発生当時、日本ではなくオーストラリアでの事案ということで、情報がさまざま、まだ入ってきていない状況にありました。その段階でもありますが、直後に、直ちに、私の方から在日米海兵隊の方に、...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の判断に至った経緯は今局長からお話しさせていただいたとおりでありますが、やはり航空機の安全の面、このことが大前提だと思っております。  先日、十七日でありますが、日米2プラス2におきまして、私からマティス国防長官、ティラソン国務長官に対して安全性の確保を改...全文を見る
○小野寺国務大臣 北朝鮮のミサイル能力の向上、そして、けさも、北朝鮮はまた、グアムを含めた、さまざまな具体的な意図を持って今後ともさまざまな行動をとる、そういう発言もあったかと承知をしております。  いずれにしても、我が国としては、ミサイル防衛体制をしっかりすることが大切だと思...全文を見る
○小野寺国務大臣 総理の、御指摘の発言については承知をしております。  北朝鮮による核・ミサイル開発の継続や累次にわたる弾道ミサイル発射は、我が国を含む地域及び国際社会の平和と安全を損なう安全保障上重大な挑発行為であり、断じて容認できないというのが基本だと思っております。  ...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘がありましたように、今回発射されました弾道ミサイルは、各自衛隊の各種レーダーにより、発射直後から落下するまでの間、切れ目なく完全に探知、追尾しておりました。その中で、レーダーはその時々の条件によって、さまざま、本来存在しないものも捉えてしまうこともあり得ま...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の弾道ミサイル事案に関しては、北朝鮮がさまざまミサイル能力の向上をしているということは私ども十分認識をしております。  その中で、今回発射された、北朝鮮の報道によれば火星十二号という弾道ミサイルということでありますが、この飛翔につきましては、私ども、その発...全文を見る
○小野寺国務大臣 分析中であります。
○小野寺国務大臣 繰り返しになりますが、どのような事態認定をするかということによって違ってくるんだと思います。
○小野寺国務大臣 八月十日のことの発言ということもございましたので、御指摘の点については、私から、後藤委員の質問に対して、個別具体の話は差し控えさせていただきますと述べて、一般的に言えば、平和安全法制のもとで、新たな三要件及び存立危機事態の考え方について説明をさせていただいたとい...全文を見る
○小野寺国務大臣 平和安全法制のもとでは、弾道ミサイルが米国に向けて発射されたというだけで、武力の行使、新たな三要件を満たすということになるというわけではありませんが、その時点における状況の全体を評価した結果、これが新たな三要件を満たす場合には、あくまでも、我が国の存立を全うし、...全文を見る
○小野寺国務大臣 私ども、しっかりとした体制で、SM3でまず一義的には弾道ミサイル防衛をするということでありますが、仮に、そこでしっかりとした形で排除したいわけですが、万が一、例えばそこでその破片等が落下した場合には、SM3で対応するということもあります。  いずれにしても、多...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員の御認識は、まず、ミサイル防衛の中で、イージス艦のSM3、そしてまた、展開しました空自のPAC3、その二層防衛になっているけれども、PAC3ではなかなか空白地域があるのではないかという御指摘なんだと思います。  PAC3は、私ども、機動的に展開し、そして必...全文を見る
○小野寺国務大臣 ただいま御指摘がありましたように、基本的にはイージスのSM3で対応しておりますが、多層防衛でより能力を向上するためには、私ども、このPAC3のMSE化というのも大事だと思いますし、また、今、防衛省の中でこのミサイル防衛についての新たなアセットの議論もしております...全文を見る
○小野寺国務大臣 大切なのは、総合的な能力の向上ということと、そしてまた、外交努力で問題を解決していくこと、この両方が大切だと思っています。
○小野寺国務大臣 昨日北朝鮮が発射したミサイルにつきまして、その弾種につきましては、私の方から、今回の発射における飛翔距離及び高度、北朝鮮が今回発射した弾道ミサイルを火星十二型と発表していること、北朝鮮が公表した画像によれば、今回発射された弾道ミサイルの形状が五月十四日に発射され...全文を見る
○小野寺国務大臣 ただいまの御決議に対しまして、所信を申し上げます。  北朝鮮が国際社会によるたび重なる警告を無視して挑発行動を繰り返す中、今回発射された弾道ミサイルは、我が国の上空を通過したと見られ、我が国の安全保障にとってこれまでにない深刻かつ重大な脅威であるとともに、地域...全文を見る
08月30日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮による弾道ミサイル発射について御報告申し上げます。  昨日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について、現時点までに得られた諸情報を総合的に勘案すると、北朝鮮は、昨日午前五時五十八分頃、北朝鮮西岸の順安付近から一発の弾道ミサイルを北東の方向に発射、午...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の発言については承知をしております。御指摘の発言は、航空自衛隊が在日米軍基地で行う初めてのPAC3展開訓練の実施と北朝鮮によるミサイル発射のタイミングが偶然一致したことを述べたものと承知をしております。  いずれにしても、防衛省・自衛隊は、我が...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ミサイルが発射してから太平洋に落ちるまでの間、これはレーダーで捕捉をしております。その際、レーダー上で三つの航跡が見えたということ、これが事実であります。そして、この航跡が見えたことを、直ちに私ども、どのようなことがあるかということの分析中であるという...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 昨日、我が国の領土領海に落下した被害がないかということを改めて確認するために自衛隊の航空機等で確認をしております。その際、同時に、自衛隊のP3Cによりまして、落下されたとされる海域においても航空機による調査を行いましたが、そこで異変等は特に確認はできま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この海域については水深五千メートルほどというふうに聞いておりますし、また、着水したときにどのような形でその弾種が、形が残っているかどうかも把握できません。私どもとしては、一義的にまず航空機による目視ではありますが、異変がないかという確認をした中でそれは...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) できれば、所掌が違いますので、担当の政府委員に答えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) いずれにしても、国民が安全、安心に暮らせることを私ども政府一丸となって努力をしてまいります。
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもは、すべからく外交努力を通じて平和を守ること、これが重要だと思っています。ただ、その中で、私ども防衛当局からすれば、万が一我が国に様々な危険が及ぶ場合には、国民の生命、財産をしっかり守るという、そういう役目も十分に果たさなければいけないと思ってお...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは外務省の所管かもしれませんが、私ども、この北朝鮮の問題は拉致、核、ミサイルの解決ということが基本だというふうに承知をしております。そして、その中で日米韓の三か国の連携、これが何よりも重要だと思っておりますので、防衛当局もそのことにしっかり努力をし...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のとおり、特に日本は戦後一貫して平和国家として歩んできております。これからも決して変わらず、我が国に対する脅威に対しても平和的に解決するための最大限の外交努力を尽くすことが大切だと思います。  今回の北朝鮮の問題、あるいは私ども、アメリカと北朝...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 指名がございましたので、経緯についてお話をさせていただきます。  昨日二十九日ですが、十八時四十五分頃、米海兵隊MV22オスプレイ一機が大分県国東市に所在します大分空港に着陸いたしました。本件について米側からは、第一海兵航空団所属のオスプレイが、コッ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この問題につきましては、二十八日の午後、キャンプ・シュワブゲート前で沖縄防衛局職員が普天間代替施設建設事業に抗議する市民に対して発言した内容というふうに承っております。  以前より、キャンプ・シュワブのゲートに工事車両が入門するに当たっては、同ゲート...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 同ゲート前で座り込む等の行動を取られている方々に車両が通行して危険である旨を幾度となく警告をしたところ、ゲート前で座り込む方々が全く応じていただけない状況ということでそのような発言をしたものと聞いております。  何度も、危険です、危険ですということで...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の弾道ミサイル発射に際しては、防衛大臣として関係情報を内閣官房に逐次迅速に提供しており、内閣官房からはJアラートやエムネットを通じて発射情報や上空通過情報が速やかに発信されたものと考えております。  また、北朝鮮の今回のミサイルに関しては、私ども...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 三月の弾道ミサイル発射事案のときは、たしか、その後の北朝鮮の声明で、日本にある在日米軍基地を攻撃する訓練のようなニュアンスがあったかと思いますし、それからまた、発射される弾種においては、例えばロフテッドで高い高度を維持できる内容、あるいはSLBMのよう...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 従前の弾道ミサイルの発射の場合に、例えば日本に対しての直接的な明言というのが私はそんなに多くなかったと記憶をしております。特に、今年の三月のミサイル発射の場合には、具体的な日本の地名を挙げて、そこで在日米軍基地、済みません、失礼しました、具体的に日本に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も、総理が発言されておりますが、現時点においては敵基地攻撃能力の保有に向けた具体的な検討を行う予定はないという、その中で、総合的な弾道ミサイル防衛対処能力の向上に努めてまいりたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しますが、安倍総理は、現時点において敵基地攻撃能力の保有に向けた具体的な検討を行う予定はありませんと発言をされております。
11月22日第195回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(小野寺五典君) 岡田議員にお答えいたします。  まず、対艦ミサイルの能力向上の研究についてのお尋ねがありました。  防衛省としては、平成三十年度概算要求に島嶼防衛用の新対艦誘導弾の要素技術の研究について七十七億円を計上しております。  これは、あくまでも我が国の...全文を見る
11月27日第195回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 御指摘がありましたように、防衛施設は我が国の安全保障に欠くことのできない大変重要な基盤だと思っております。  この問題につきましては、私が、平成二十五年に防衛大臣のとき、委員と同じく重大な問題と認識をし、御指摘の対馬及び北海道の自衛隊施設等の現地視察も行いまし...全文を見る
○小野寺国務大臣 隊員に対しての温かいお言葉、ありがとうございます。  平和安全法制を成立させていただいており、日米の関係が大変強まりました。平素からの日米のしっかりとした連携体制がとれるようになり、今この瞬間も、日米が連携して北朝鮮の弾道ミサイル対応をしっかりしております。 ...全文を見る
11月28日第195回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。  本日は、寺田委員長を初め理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しいと言っても過言ではありません。  北朝鮮は、昨年来、三回の核実験のほか、約四十発もの...全文を見る
11月28日第195回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 委員からの今の御指摘は、自由で開かれたインド太平洋戦略におきまして重要影響事態等の言及があったと思いますので、短く説明をさせていただきます。  法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序は、国際社会の安定と繁栄の礎であります。特に、インド・太平洋地域は世界人口の半...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のありました沖縄における米軍CH53Eヘリコプターの事故を受けまして、防衛省としては、随時、沖縄県を初めとする関係自治体に情報提供するとともに、防衛省から米側に対して、原因究明、再発防止、安全管理の徹底及び詳細な情報提供について強く申し入れました。  委...全文を見る
○小野寺国務大臣 今御指摘の内周規制線内における放射能調査の立ち入りについて、米側の同意を得るのに事故発生から六日間を要しました。放射能調査の結果、一般的な環境と比べ差異がないことを沖縄防衛局と沖縄県で確認し、さらに共同で調査結果を発表したので、私どもとしては十分な調査ができたと...全文を見る
11月29日第195回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今回の弾道ミサイルについては今分析中でありますが、その最高高度は四千キロをはるかに超えるという高い到達をしております。かなりの能力があると私どもは推察、推定をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、レーダーの航跡等の情報を踏まえて判断した中で、一発の弾道ミサイルが発射されたと考えております。  今回発射された弾道ミサイルが分離したか否かについては、今回発射された弾道ミサイルが多段式の弾道ミサイルだった可能性も踏まえ、引き続き、多段式の弾道...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) FMS調達でありますが、米国が米国の国内法に基づき同盟諸国及び友好諸国等に対して装備品等を有償で提供する制度であり、我が国は日米相互防衛援助協定、MDA協定に基づく政府間取引として一九五六年より実施をしております。  日本を始めとする購入国は、米国政...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) トランプ大統領との件は安倍総理の方からお話があると思うんですが、今、FMSの調達についてのかなり伸びがあるということでお話がございました。私どもも国内で製造できればそれは最もいいと思いますが、やはり最新鋭の様々な装備については、これはどうしても米側のF...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、私どもとして事項要求させていただいておりますのは、イージスアセットを中心としたBMD対応の装備ということになります。  今、大塚委員から具体的にお話ありました例えばイージス・アショアというのは、今弾道ミサイル防衛の中核を占めておりますイージス艦で...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の十一月十一日から四日間にわたった日本海での日米合同軍事演習でありますが、海上自衛隊の護衛艦「いなづま」、「まきなみ」及び「いせ」は、十一月十二日、日本海において、米空母ロナルド・レーガン、ニミッツ、セオドア・ルーズベルトほか艦艇数隻とともに共同...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘がありましたように、私ども、北朝鮮、この二か月半、確かに弾道ミサイル実験は行っておりませんでしたが、当然様々な開発を継続している可能性も十分あるということで、警戒監視に万全を期しておりました。日本海で今でもイージス艦による二十四時間三百六十五日対...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返します。  本日午前三時十八分頃、北朝鮮西岸の平城付近から一発の弾道ミサイルを北朝鮮は東の方向に発射をいたしまして、午前四時十一分頃、青森県西方二百五十キロの日本海に落下、これは我が国の排他的経済水域の中ということになります。飛翔時間は五十三分...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、通常の発射の方向、発射の角度で発射した場合の飛距離ということになりますが、これは相当数の能力を保有しているというふうに判断をしております。具体的に数字については今分析中ではありますが、詳細は控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、ロフテッド、高いところで撃って、それから高く落ちてくるということになります。そのとき、大気圏に再突入して、それが正確にしっかりとした形で作動しているかどうかということが今後大切なことになると思いますが、そこはまだ私どもとしては分析中であります。 ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省・自衛隊は、恐らく世界の各軍の中でも卓越した経験があるのが、実は福島原発の原子力対応、それから地下鉄サリン事件での化学兵器対応だと思います。  今、委員の方からお話がありますが、例えば北朝鮮の弾道ミサイルの弾頭は、核だけではなくて生物化学兵器の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 東シナ海におきましては、中国の公船が我が国の領海あるいは接続水域を常に航行するような状況があり、その中で海上保安庁がしっかりと対応をしていただいていると思っております。  また、当然、私ども自衛隊においても、この地域においてはしっかり対応をしていくこ...全文を見る
11月30日第195回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛大臣の小野寺五典でございます。  御挨拶申し上げる前に、昨日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について御報告いたします。  北朝鮮は、昨日、北朝鮮西岸からICBM級と見られる弾道ミサイル一発を発射しました。飛翔時間は約五十三分、飛翔距離は約千キロメ...全文を見る
11月30日第195回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) まず、せっかくですので、最新の昨日のミサイルの状況について御報告をした上、御質問にお答えをさせていただきたいと思っております。  昨日の時点では、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは四千キロメートルを大きく超える高度に達し、約一千キロメートル飛翔したことを...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 硫黄島はさきの大戦に際して大変な激戦が繰り広げられた場所であります。戦争で亡くなられた日本の方々の御遺骨が約一万一千五百柱眠っているとも言われていると承知をしております。滑走路地区の下にも旧軍が造ったごうがあるということが確認をされております。  私...全文を見る
12月01日第195回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 北朝鮮による弾道ミサイル発射について御報告申し上げます。  十一月二十九日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について、現時点までに得られた諸情報を総合的に勘案すると、北朝鮮は、十一月二十九日午前三時十八分ごろ、北朝鮮西岸の平城付近から一発の弾道ミサイルを東の方向に...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の案件でまず指摘したいのは、北朝鮮問題については、挑発を行っているのは北朝鮮の方であり、安倍総理も私もまたトランプ大統領も、世界じゅうの誰一人として紛争など望んでいないという点であります。北朝鮮に政策を変えさせるために、あらゆる手段を使って圧力を最大限にし、...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員の方から隊員に対しての大変温かいお言葉、感謝を申し上げます。  私も東日本震災のときに、現場でむしろ被災者として自衛隊の活動を見ておりました。その際に、今委員がおっしゃるような立場の中で活躍してくれたことも事実だと思っております。ただ、隊員は、やはり被災者...全文を見る
○小野寺国務大臣 世界の誰一人として紛争など望んでいない。しかしながら、先日のミサイル発射を含め、北朝鮮は国際社会の一致した平和への強い意思を踏みにじり、危険な挑発を繰り返しております。  私ども防衛当局としても、万が一の事態に備え、我が国の守りには万全を期します。そのためには...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のとおり、北朝鮮が発射する弾道ミサイルが北海道襟裳岬付近上空を複数回通過しており、防衛省・自衛隊としても、不測の事態に備えて、函館にPAC3部隊を展開させているほか、襟裳分屯基地において航空自衛隊のPAC3の機動展開訓練を実施するなど、地域の皆さんの安心を...全文を見る
○小野寺国務大臣 平成二十五年に安倍政権下において決定した現大綱においては、我が国を取り巻く安全保障環境の変化を踏まえ、主に冷戦期に想定されていた大規模な陸上兵力を動員した着上陸侵攻のような侵略事態への備えについては、不確実な将来情勢の変化に対応するための最小限の専門的知見や技能...全文を見る
○小野寺国務大臣 北海道においては、自衛隊は半世紀以上にわたって受け入れをいただいておりますが、北海道の存在のおかげで、自衛隊は、北の守りのみならず日本全体の防衛を全うし、世界の安定にも貢献をしております。  これは、北海道においては、大規模な演習場等を数多く有するすぐれた訓練...全文を見る
○小野寺国務大臣 自衛官の定数は、自衛隊の任務の遂行に必要な部隊等のあるべき自衛官の人員数を積み上げたものであり、自衛官の実績の向上により自衛官の充足率を一〇〇%に近づけていくことが、自衛隊の体制強化の観点から望ましいと考えております。  このため、現在、自衛官の実員について、...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省としては、日米のみならず日米韓三カ国による共同訓練を実施することは、日米同盟全体の抑止力、対処力を一層強化するだけでなく、戦略的利益を共有する最も重要な隣国である韓国との連携を強化するものという観点から重要であると考えております。  九月の日米韓首脳会談...全文を見る
○小野寺国務大臣 このPKOの日報問題は大変重大な問題だと私どもは受けとめ、その再発防止に努めております。  今委員の方から御指摘のありましたことでありますが、特別防衛監察結果、これを私は報告を受けて、そして、その中で委員が御指摘されるようなさまざまな内容も書かれております。そ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、最高高度が四千キロを大きく超えるという、そのような撃ち方になりました。これをミニマムエナジー、いわば一番効率的な撃ち方で撃った場合の飛行距離ということでありますが、私どもとしてはかなりの能力を持つものだと判断しております。詳細については、現在分析中でありま...全文を見る
○小野寺国務大臣 北朝鮮が、二十九日の発表で、同日に発射した弾道ミサイルについては米国本土全域を打撃することができると主張していることは承知をしております。  また、一部の報道で、今回の弾道ミサイルの射程は一万三千キロ以上であり、ワシントンDCを含む米国全土を射程におさめるとの...全文を見る
○小野寺国務大臣 北朝鮮は、十一月二十九日の重大報道で、米全土を射程におさめる、超大型重量級核弾頭を搭載可能の新型大陸間弾道ロケット火星十五号型の試験発射に成功した旨主張しており、核兵器を弾道ミサイルに搭載するための核開発計画を一貫して推進してきたものと考えております。  実際...全文を見る
○小野寺国務大臣 北朝鮮のミサイル発射に関する動向については、防衛省として、平素から重大な関心を持って情報収集、分析に努めております。個々の具体的な情報の内容については、我が国の情報収集能力が明らかになりかねないため、お答えは差し控えさせていただきます。  いずれにしても、防衛...全文を見る
○小野寺国務大臣 FMS調達に関しては、米国のすぐれた装備品を導入するということで、大変重要性もあるということは委員も共通の認識だと思っております。  その上で、導入に当たっては、透明性の確保を含め、さまざまな改善点があると思っております。  十月の末、フィリピンで行いました...全文を見る
○小野寺国務大臣 海上保安庁、警察とは、常日ごろから連携を密にする体制を整えております。  自衛隊は、海上保安庁等の警察機関では対応が不可能または著しく困難である場合において、自衛隊法八十二条に基づく海上警備行動等の発令を受け、警察機関と緊密に連携して対処するということになりま...全文を見る
○小野寺国務大臣 御質問ありがとうございます。  安倍総理が所信表明演説で示したように、私も本委員会の所信において、「我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しいと言っても過言ではありません。」と申し上げました。  これは、我が国を取り巻く安全保障環境について、平成二十五...全文を見る
○小野寺国務大臣 存立を脅かす事態ということでありましょうか。これは、さまざま我が国に対しての事態が想定をされますが、例えば武力攻撃が我が国に及ぶとか、そういう事態を指すものではないかと思います。
○小野寺国務大臣 これは、他国が我が国の了解なく我が国の領土に侵入をしてくる、また、その際に武力を使うということは、間違いなく我が国への武力、我が国への侵略ということになりますから、委員がおっしゃるとおりの認識だと思っております。
○小野寺国務大臣 これは、脅威の見積もりということで、当然、現在の安全保障環境で我が国にどのような侵攻が考えられるかという脅威の見積もりの中で防衛力整備を行っていくことが重要であります。  また、その中で、現時点での脅威の見積もりということもありますし、あるいは将来にわたる脅威...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、当然、我が国に侵略を意図する国があった場合に、我が国がどう考えているかということを対外的につまびらかにするということは手のうちを明らかにすることですので、明確な言い方は難しいとは思いますが、ただ、最近のさまざまな防衛装備の進展からすれば、弾道ミサイルは長...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもが想定をしておりますのは、冷戦期に懸念されていたような主要国間での大規模武力紛争の蓋然性は引き続き低いものと考えられるがということで、そのことについての言及をしておりますが、例えば、相手がどのような形で我が国に侵略をしてくるかということは、これはさまざまな...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員がおっしゃっているその着上陸ということがどのことを指しておっしゃっているかわからないんですが、少なくても、最近の防衛装備、あるいは我が国に対する直接的な脅威を考えますと、どこかの国が着上陸で侵攻する、そういう当然安全保障上の危機もあるかもしれませんが、今直面...全文を見る
○小野寺国務大臣 ちょっと委員の言っている意図をなかなか正確に把握をしていないかもしれませんが、私どもとしては、冷戦期に想定された着上陸ということ、これについての状況、認識は低くなってきているということであります。  いずれにしても、委員も政務官をされて大変御存じの状況であると...全文を見る
○小野寺国務大臣 大綱の中に記載をされておりますのは、「冷戦期に懸念されていたような主要国間の大規模武力紛争の蓋然性」ということであります。冷戦期ということになれば、当時は米ソの冷戦ということでありますので、そのことの環境を踏まえた主要国間の大規模紛争の蓋然性は引き続き低いのでは...全文を見る
○小野寺国務大臣 私ども、大綱の中にあるのは、冷戦期に懸念されたような主要国間の大規模武力紛争ということでありますので、これは、当時は米ソの冷戦構造でありますので、主要国間ということはおよそそういうことだということだと思います。  ただ、今委員がおっしゃいましたが、戦後の最も厳...全文を見る
○小野寺国務大臣 この米軍機CH53Eの事故については、大変沖縄の皆様に御心配をおかけしております。特に、御指摘の牧草地につきまして、その所有者、西銘さんが、その御家族とともに長い年月をかけて育ててこられたと承知をしております。そのような牧草地に被害が生じたことは遺憾に思っており...全文を見る
○小野寺国務大臣 十月十一日に事故を起こした米海兵隊CH53Eのヘリ飛行再開に当たっては、十分な安全性の確認が重要であるとの認識のもと、専門的知識を有する自衛官を現地に派遣し、事故現場の状況を確認するとともに、米側に聞き取りを行うなどして、CH53Eの安全性に関する米側の判断の根...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の高江地区の騒音を含めて、東村高江区の騒音状況あるいは今飛行の安全の問題についても御指摘がございました。  私どもとしては、航空機の運用に当たり、地元の皆様に与える影響を最小限にとどめるように米側にも申し入れておりますし、住宅や学校上空の飛行を回避するため...全文を見る
○小野寺国務大臣 繰り返しますが、北部訓練場の過半、約四千ヘクタールの返還は、二十年越しで実現をいたしました。これは、沖縄県内の米軍施設・区域の二割、本土復帰後最大の返還であることから、沖縄の基地負担軽減に資するものと考えております。  ただ、その上で、この返還に伴うヘリパッド...全文を見る
○小野寺国務大臣 外務省に協力して、沖縄の負担軽減に努めてまいります。
○小野寺国務大臣 この事故で亡くなられた方、そしてまたその御家族に心からお悔やみを申し上げたいと思っております。  この事案の深刻さは、直後、沖縄海兵隊ニコルソン四軍調整官がおわびをされた、そのことにもう尽きるんだと思っております。  防衛省としても、外務省とともに、しっかり...全文を見る
○小野寺国務大臣 ただいま議題となりました防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛省職員の給与について、平成二十九年度の官民較差に基づく改定を実施するため、所要の措置を講ずる必要があります。  以上...全文を見る
12月05日第195回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 大西委員には、日ごろ防衛省・自衛隊の活動について深く御理解また御支援いただきまして、感謝を申し上げます。  また、冒頭ありました隊員の綱紀の粛正については、これからもしっかり取り組んでまいりたいと思います。  自衛官は我が国の防衛という崇高な任務に従事してお...全文を見る
○小野寺国務大臣 平成二十六年の十月に決定された政府全体としての取り組み指針を受け、平成二十七年一月に防衛省として、防衛省における女性職員活躍とワークライフバランス推進のための取組計画を策定しております。  その中では、自衛官採用者に占める女性の割合を一〇%以上とすることとし、...全文を見る
○小野寺国務大臣 即応予備自衛官は、第一線の部隊の一員として現職自衛官とともに任務につくことから、年間三十日の訓練が義務づけられており、即応予備自衛官が安んじて出頭できる環境を整えるため、雇用企業給付金や勤続報奨金を支給しております。  他方、東日本大震災及び平成二十八年熊本地...全文を見る
○小野寺国務大臣 自衛隊の精強性を保つためにさまざまな御助言を日ごろよりありがとうございます。  少子化、高学歴化に加え、近年、有効求人倍率が大幅に改善し、労働市場が人手不足となっている影響を受け、応募者数が減少するなど、自衛官等の募集環境は厳しさを増しております。  防衛省...全文を見る
○小野寺国務大臣 平成二十六年十月に決定されました政府全体としての取り組み指針を受けまして、今委員が御指摘のように、二十七年一月に防衛省として、防衛省における女性職員活躍とワークライフバランス推進のための取組計画を策定するなど、計画的に女性職員の拡大に取り組んでまいりました。防衛...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、目標としまして、二〇三〇年に九%の目標を設定しておりますが、今委員がおっしゃった倍増というのは、平成二十八年、ですから六%の倍増ですから、おっしゃるように一二%をこれは目指す、そのような取り組みであります。  そしてまず、今、採用の比率からいいますと、既...全文を見る
○小野寺国務大臣 村上委員の御指摘のとおり、自衛官の充足率向上や予備自衛官等の確保、自衛官の離職者等を減らすための対策、自衛官の定年延長や女性自衛官の一層の活躍など、各種の課題がありますが、防衛省として、自衛隊の精強性を確保し、防衛力の根幹をなす人的資源を効果的に活用するための施...全文を見る
○小野寺国務大臣 井上委員におかれましては、特に沖縄防衛局長として沖縄の負担軽減に取り組んでいただいたこと、今でも私、記憶に残っております。また、今回、日本の安全保障、そしてまた沖縄の負担軽減のためにも政治の道へと進まれたということを承知しております。委員のこれからの政治の場での...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員御指摘のように、共同使用ということは大変重要な考えだと思います。日米の施設・区域の共同使用については、今後充実させるべき日米協力分野の一つであると考えており、本年八月の日米2プラス2の共同発表においても、「閣僚は、相互運用性及び抑止力を強化し、地元とのより強...全文を見る
○小野寺国務大臣 私も、部隊視察をするたびに上級曹長等の重要さを認識しております。  これからも、部隊視察をする際に直接声を聞くような機会を積極的に設けてまいりたいと思いますし、また、各自衛隊においては定期的に主要な部隊等の上級曹長等が一堂に会しており、こうした場に出席して意見...全文を見る
○小野寺国務大臣 著しく危険、不快、不健康または困難な勤務その他の著しく特殊な勤務で、給与上特別な考慮を必要とし、かつ、その特殊性を俸給で考慮することが適当でないと認められるものに従事する職員には、その勤務の特殊性に応じて特殊勤務手当を支給するとされております。  災害派遣等の...全文を見る
○小野寺国務大臣 緊急時対応ということで、原子力発電所の対応についてそのとき自衛隊員がどのような任務に当たるかということを慎重に検討しながら、実態に合う形で私どもとしては不断の見直しを考えていきたいと思っています。
○小野寺国務大臣 東日本大震災の発生当時、この手当等の見直しについて、広田政務官を初め、当時の防衛省の政務三役が大変な御苦労をされ、そしてこのような実績をつくっていただきました。同じような発生がもしあった場合には、私どもは、この東日本大震災のことを例に倣い、速やかに対応していきた...全文を見る
○小野寺国務大臣 下地委員の自衛隊員の給料を上げてあげたいという、そういう温かい思いやりについては感謝を申し上げます。  ただ、私どもはやはり、政府全体として公務員の給与については検討する必要もあるということであります。その全体の中からどのような対応ができるかということをこれか...全文を見る
○小野寺国務大臣 隊員の中に自殺者が出るということは、私どもも大変重いものだと思っております。さまざまな原因があるということだと思います。  自殺の要因については、さまざま、その原因について、その都度、私どもとしては、内部で対応していると思いますが、例えば、部隊を視察しますと、...全文を見る
○小野寺国務大臣 キャンプ・シュワブ等の陸上部においては、普天間飛行場代替施設建設事業とは直接関係のない建物を機能的かつ効率的に再配置するため、平成十九年度から隊舎等の整備に係る工事を実施しております。  これらの工事は、平成十八年五月の2プラス2で合意された再編の実施のための...全文を見る
○小野寺国務大臣 嘉手納飛行場の海軍駐機場については、平成八年のSACO最終報告の騒音軽減イニシアチブの一環として、主要滑走路の反対側に移転をしたところであります。  他方、海軍駐機場の移転先に保管庫が所在していたことから、米側と保管庫の移設先について運用上の観点等を勘案して協...全文を見る
12月05日第195回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) 十一月二十九日に北朝鮮が発射した弾道ミサイルに関しては、引き続き詳細については分析中です。  その上で申し上げれば、今回発射された弾道ミサイルについては、本年七月に二度発射されたICBM級の弾道ミサイルとは異なる新型のICBM級の弾道ミサイルであった...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず指摘をしたいのは、北朝鮮問題については、挑発を行っているのは北朝鮮の方であり、安倍総理も私も、またトランプ大統領も、世界の誰一人として紛争など望んでいないという点であります。  十一月二十九日に北朝鮮が発射した弾道ミサイルに関しては、射程も含めそ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 十二月一日夜、私とマティス国防長官の間で日米防衛相会談、電話会談を行いました。その際、イージス・アショアを中心とする新規装備品について最速のスケジュールで整備できるよう協力を要請し、マティス長官からは協力したい旨の発言がありました。  北朝鮮が今なお...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) いわゆる敵基地攻撃能力については、日米の役割分担の中で米国に依存しており、今後とも日米間の基本的な役割分担を変更することは考えておりません。また、従前から申し上げたとおり、現在、自衛隊は敵基地攻撃を目的とした装備体系を保有しておらず、また保有する計画も...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の報道については承知をしておりますが、米国の今後の対応を予断することは差し控えさせていただきます。  その上でまず指摘をしたいのは、北朝鮮問題については、挑発を行っているのは北朝鮮の方であり、安倍総理もまたトランプ大統領も世界中の誰一人として紛...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 米太平洋空軍の発表によれば、十二月四日から八日までの予定で、米韓両軍が合同で相互運用性の向上と戦闘効率の強化を目的とした定例の飛行訓練、ビジラント・エース18が実施され、同訓練には米空軍、米海兵隊及び米海軍から約一万二千名、米韓両軍から約二百三十機の航...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮のミサイル発射に関する動向については、政府として平素から重大な関心を持って情報収集、分析に努めておりますが、個々の具体的な情報の内容については、我が国の情報収集能力が明らかになりかねないため、お答えは差し控えさせていただきます。  いずれにして...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしては、常日頃から様々な情報収集を行っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 服務の宣誓は、自衛隊法第五十三条の規定に基づくと理解しています。
○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮の核・ミサイル開発は、これまでにない重大かつ差し迫った脅威となっております。とりわけ大量破壊兵器の運搬手段である弾道ミサイルの能力を増強しており、例えば、より対処が困難となるロフテッド軌道による攻撃や、事前兆候の察知が困難となる発射台付車両や、潜...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国に弾道ミサイル等が飛来した場合には、自衛隊法八十二条三に規定される弾道ミサイル等の破壊措置の枠組みに基づき、人命、財産に対する被害を防止するため、これを破壊することができると規定されております。このため、公海上に落下するものや我が国上空を通過する...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 一般論として申し上げれば、弾道ミサイルはその特性上、放物線を描くように上昇、飛翔、落下するため、レーダー等によって飛翔中のミサイルを探知、追尾し、その発射地点や発射方向等を把握すれば、ブースト段階、発射段階ですが、ブースト段階と呼ばれるミサイル飛翔中の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、従来からの国会での憲法解釈の中で、座して死を待つよりはという従前の憲法解釈があったと思いますが、日本に攻撃が来る場合に、その相手のところを攻撃することに関しては憲法上は許されるという解釈はありますが、我が国は一貫して専守防衛でありますので、その...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、当時自民党の中で議論が行われたというのは、弾道ミサイル防衛で今行っているのはミッドコース、高いところで撃ち落とすSM3か、あるいはターミナルフェーズ、最後のところで撃ち落とすPAC3かという形で対応を取っておりますが、一番ある面では撃ち落としや...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、委員が冒頭お話ありました中国大使館のレセプションに私も出席をしておりました。  今委員から御指摘がございましたが、どの国も一国のみでは自国の安全を守ることはできない事態となっている中、日米同盟の強化は重要であります。他方、自らの手で自らを守る気...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 陸上自衛隊研究本部においては、平素よりその所掌事務の一環として様々な調査研究を行っております。  その上で、御指摘の文章については、あくまで研究員個人の見解を述べたものであって、政府や防衛省の見解を示すものではないことから、その内容の逐一にコメントす...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の自衛隊OBの発言については承知をしておりますが、あくまで個人の見解を述べたものであって、日本政府や防衛省の見解を示すものではないことから、その内容の逐一についてコメントを差し控えさせていただきますが、なお、日米同盟の下で両国の防衛協力の前提とし...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のエアシーバトル構想は特定の地域や敵対者を想定した計画や戦略ではなく、またオフショアコントロール論についても、米国においてこれまで議論されてきたアジア太平洋戦略に関する数あるオプションのうちの一つにすぎず、現在の米国政府の計画や戦略そのものではな...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しますが、御指摘のエアシーバトル構想は特定の地域や敵対者を想定した計画や戦略ではなく、またオフショアコントロール論については、米国においてこれまで議論されてきたアジア太平洋戦略に関する数あるオプションの一つにすぎず、現在の米国政府の計画や戦略その...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛当局としても、2プラス2において、あるいは電話会談等、あるいは海外における防衛大臣会議におきまして、日米双方が能力向上に取り組むとともに、ガイドラインの実効性確保の取組を進め、日米同盟の抑止力、対処力を一層強化していくことで一致をしております。 ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮による核・弾道ミサイル開発がこれまでにない重大かつ差し迫った脅威となっている中、朝鮮半島情勢をめぐる今後の動向について様々な議論が行われていることは承知をしております。  具体的には、朝鮮半島で紛争が生起した場合の被害想定や、米軍による軍事行動...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省・自衛隊でありますが、一般的に申し上げれば、国内の治安維持については警察機関が一義的な対応の責任を有しており、自衛隊は、一般の警察力をもっては治安を維持することができない緊急事態が発生した場合等には、治安出動等の発令を受け、警察機関と緊密に連携し...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいま議題となりました防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛省職員の給与について、平成二十九年度の官民較差に基づく改定を実施するため、所要の措置を講ずる必要があります。...全文を見る
12月07日第195回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(小野寺五典君) 自衛官等の募集環境については、近年、募集対象の人口が減少傾向にあり、大学進学率が向上し、さらには有効求人倍率が高いことなどからより厳しくなっております。今後、募集対象人口が十年ごとに約百万人ずつ減少することが見込まれており、その環境はますます厳しくなる...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 幹部自衛官となるべき者を養成する防衛大学校及び防衛医科大学校において、任官辞退者や早期の離職者が生じることは極めて残念であります。  昨年度の防衛大学校の任官辞退者数については三十二名であり、防衛医科大学校の任官辞退者数については一名です。また、防衛...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、この表にあります女性軍人の割合ということでありますが、女性軍人の比率については、アメリカ、オーストラリア、カナダ等の主要先進国では一五%程度となっていますが、その国における女性の社会進出状況などの社会的背景、募集環境、仕事と家庭の両立支援施策などの...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先日の外交防衛委員会における佐藤外務副大臣の挨拶は、河野外務大臣が御答弁において、佐藤副大臣は服務の宣誓をしたものではなく、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務めというのは、どんな場面でも必要な場合にはこういう覚悟で事に当たらなければいけ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 厳しい安全保障環境の中、自衛隊の任務遂行に万全を期すため、日本全国又は海外に勤務する隊員の一人一人が常に高い意識と誇りを持って職務に精励できるよう、防衛省として不断の取組を続けてまいりたいと考えております。
○国務大臣(小野寺五典君) UAEとの間では、平素からいかなる防衛装備・技術協力が可能か様々な可能性について意見交換を行っておりますが、その個別具体的な内容については、相手国との関係もあり、お答えを差し控えさせていただきます。いずれにせよ、現在、UAEに防衛装備を移転する具体的計...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としましては、個別の防衛装備を実際に海外移転するに当たっては、平和国家としての基本理念を引き続き堅持しつつ、防衛装備移転三原則に基づき厳正かつ慎重に対処していく方針であります。
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、防衛省としましては、防衛装備を実際に海外移転するに当たっては、平和国家としての基本理念を引き続き堅持しつつ、防衛装備移転三原則に基づき厳正かつ慎重に対処してまいります。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としては、平素より日本海において海自の哨戒機等による警戒監視活動を実施しています。また、こうした活動で得られた情報を必要に応じて海上保安庁等の関係省庁に提供をしております。  お尋ねの漂着船あるいは無人島等に漂着したというような内容でありますが...全文を見る