小野寺五典

おのでらいつのり

小選挙区(宮城県第六区)選出
自由民主党
当選回数8回

小野寺五典の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第196回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) 枝野議員にお答えします。  最近の防衛装備品の導入とその影響についてお尋ねがありました。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、我が国の防衛については、質及び量を必要かつ十分に確保することが不可欠であります。こうした観点から、高い性能...全文を見る
01月26日第196回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(小野寺五典君) 藤田議員にお答えいたします。  まず、相次ぐ米軍ヘリの事故への対応についてお尋ねがありました。  米軍の運用に当たっては、地域住民の方々の安全確保は大前提であり、事件、事故はあってはならないものです。  米軍機の事故や予防着陸、緊急着陸が相次いで...全文を見る
01月29日第196回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 國場委員御指摘のとおり、経済発展を進める上で、平和、安全は不可欠の基盤だと思っています。しっかりとした平和な地域をつくり、その基盤の上で経済発展を進める、それが大切だと思っております。  今、南西地域の防衛についてのお話がありましたので、少し実態をお話しさせて...全文を見る
○小野寺国務大臣 日米安全保障の基軸となります在日米軍でありますが、この安全な運航があってこそ、そしてまた地元の皆様、特に沖縄の皆様の御理解があってこそ、私どもは、この機能がきちんと動くんだと思っております。  防衛省としましてでありますが、これまで、米軍機による事故が発生した...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、実際、沖縄でたびたび起こるこのような事故あるいは予防着陸等について、私の方から、例えばこの全体の指揮をしております米太平洋司令官のハリス司令官にも申入れをしたところ、司令官の方からは、いや、それは安全なところに予防着陸をしているんだという説明がありました...全文を見る
○小野寺国務大臣 米側が運用する航空機、例えば今回のヘリ等でございますが、当然自衛隊も同じような装備を有しておりまして、自衛隊としても整備に関しての専門家がございます。また、米軍が定期的な修理を行う場合には、日本や周辺国の民間企業に発注をし、そこが整備を行うということもあります。...全文を見る
○小野寺国務大臣 沖縄を含めて、地域の住民の皆さんの安全、安心を図ることは大変重要なことであります。  米軍の飛行ルートについて、米軍は、飛行訓練の目的達成、飛行の安全確保、住民への影響抑制等の必要性を安定的に満たすとの観点から、一定の飛行経路を念頭に飛行するということになりま...全文を見る
○小野寺国務大臣 もう二十年ほど前になる事案だと思います。平成十一年でありますが、私が当選してまだ間もないころ、お盆に、お線香を持ちまして支持者のところに参ってお供えをして、その後、それが公選法の寄附行為に当たるということがございました。  その後、書類送検をされたということで...全文を見る
○小野寺国務大臣 一月八日と二十三日に発生したAH1Zヘリの予防着陸については、いずれも、米側からはテールローターのギアボックス内のセンサーが原因であったとの説明を受けております。その詳細については、現在確認をしております。  いずれの事案についても、問題のあったセンサーを交換...全文を見る
○小野寺国務大臣 ことしに入って二度の予防着陸を行ったAH1Zの予防着陸については、同型機全機の緊急総点検を実施するとともに、その間の同型機の飛行停止を求めたところであります。  これを受けて米側からは、同機種のヘリ全てについて追加的な点検を行い、点検が終了するまでは飛行を行わ...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、さまざま、このような予防着陸等発生した場合には、防衛省としては、米軍の方にその状況についての確認をしているということだと思います。
○小野寺国務大臣 多少専門的な話になりますが、そこにあります後部の部分についてのギアボックスについて、それは、中にオイルがしっかり入っているということでギアボックスが十分動くということが基本であります。  そして、今回、米側から受けている説明については、そのギアボックスの中のオ...全文を見る
○小野寺国務大臣 合同委員会で協議するといいますのは、さまざまいろんな事案がありますので、そこで協議をするということでありますし、地位協定に関しては外務大臣が所管であります。
01月30日第196回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 米軍機の飛行に際しては、安全確保が大前提です。米軍機による事故等は、地域住民の方々に大きな不安を与えるものであり、あってはならないと思います。  防衛省としては、これまで、米軍機による事故等が発生した場合、事故等の重大性を勘案し、米側に対して再発防止の徹底や飛...全文を見る
○小野寺国務大臣 答弁に先立ちまして、先ほど私が、CH53Eの飛行について、窓落下以降ないと言っておりましたが、これは正確には、一月十八日に小学校上空を飛行しているのを確認して以来ないということであります。  それから、今お話がありました保育園に対しての落下であります。  本...全文を見る
○小野寺国務大臣 この事案が発生した直後、これは保育園ということで私どもも大変心を痛め、そして米側について、かなり繰り返し確認をしておりますが、米側からは、自分たちが持っている、この装着をしていたIBISのカバーは全数が適切に保管されていることを確認したという報告を受けております...全文を見る
○小野寺国務大臣 この事案については、米側で調査をし、私どもに報告した限りでは、普天間飛行場で運用されているCH53EのIBISのカバーは全数が適切に保管されていることを確認したということであります。
○小野寺国務大臣 私ども、このような一連の、例えばCH53Eの窓の落下事案、このことについて、あるいは、たび重なるヘリの事故、そしてまた今回、米側は、この保育園の事案については、そのカバーは離陸前に全て取り外され保管していることを確認したというお話がありましたが、やはり、一連のさ...全文を見る
○小野寺国務大臣 繰り返しますが、私どもとしては、日米の信頼関係の中、米軍に対して、さまざまな事案が発生した場合には、その原因究明、そして飛行の安全を確保すること、これを、高いレベルでも、そしてまた現地の沖縄のレベルでも常々話をし、そしてまた、米側にこれからもそのような姿勢を求め...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のように、米軍は航空法の全ての適用を受けているわけではありませんが、飛行訓練を含め、米軍は全く自由に飛行を行っていいわけではなく、公共の安全に妥当の考慮を払うことは言うまでもありません。(発言する者あり)  引き続き、米側に対しては、安全面に最大限配慮す...全文を見る
○小野寺国務大臣 普天間第二小学校へのCH53ヘリの事案でございますが、この事案が発生した直後、私ども、総理からの指示をいただきまして、現地に沖縄防衛局の職員を派遣、そして、山本副大臣からマルティネス在日米軍司令官に対して飛行の自粛を申入れいたしました。また、福田大臣政務官を沖縄...全文を見る
○小野寺国務大臣 一昨年の平成二十八年十二月のオスプレイの事案でございます。  本件事故の発生を受けて、防衛省としては、稲田前防衛大臣からマルティネス在日米軍司令に対して、事故原因の究明、安全が確認されるまでの飛行停止を強く申し入れました。  米側においてはオスプレイの飛行及...全文を見る
○小野寺国務大臣 このオスプレイの事案につきましては、米側の調査報告書及び説明によれば、困難な気象条件下で空中給油訓練を行った際のパイロットのミスが本件事故の原因であり、機体のふぐあいや整備不良等が原因ではない、その兆候はなかったとされております。  ただ、防衛省としては、オス...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは昨年十月の東村におけるCH53Eヘリの事故だと思っておりますが、私もこの現場に行きました。そして、所有者の方からお話を聞き、そのときの状況をつぶさに聞き、やはり米軍に対しては、これは安全確認が完全に行われるまでの飛行停止を要請しなきゃいけない事案だったなと...全文を見る
○小野寺国務大臣 米側にとっては、やはりそこで多数の部品等がその地面等に散乱をしているので、それをしっかり回収するという形で作業をしたというふうに報告を受けておりますし、私ども沖縄防衛局が仲介となりまして、この地権者の方にはしっかり補償するということでお話をさせていただきました。...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは米側からの説明ではありますが、そのときヘリがかなり燃えてしまい、そして地面に相当の部品が落ちてしまって、それを回収するために一旦土も一緒に一部持っていかなきゃいけないということに関して地権者の御了解を得た上で対応したというふうに米側からは報告を受けていると...全文を見る
○小野寺国務大臣 私も現地に行き、また、今回、沖縄防衛局の職員が確認をした映像、それから確認をした職員の話を部下から聞きました。  私は、間違いなく、あれは米軍が、普天間第二小学校の上をあのヘリは飛んだと思っています。ですから、米側が言っていることに対して私どもが納得することは...全文を見る
○小野寺国務大臣 平成二十九年度補正予算案に計上している装備品は、いずれも、当初予算成立後に生じたさまざまな状況を踏まえ、緊要性が高い事業を計上しております。  具体的には、大別して三つの分野の事業です。  一つは、弾道ミサイル防衛能力の向上を図るための事業について、北朝鮮の...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省におきまして、防衛力のあり方に関して不断にさまざまな検討を行っておりますが、これまで、御指摘のような、護衛艦「いずも」の空母化のことだと思いますが、に向けた具体的な検討を行ってきた事実はありません。
○小野寺国務大臣 済みません、私自身戸惑っております。
○小野寺国務大臣 この報道が出て以来、私も記者会見等でこの問題を各社から聞かれますが、異口同音に私は同じ発言をしておりますので、私がこのことに関して具体的な検討を行ってきた事実はないということを各社も今は理解していただけるものだと思っております。
01月31日第196回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) もう衆議院の方でお話をいたしました。もう二十年以上前の話ですので、もういいんじゃないでしょうか。(発言する者あり)
○国務大臣(小野寺五典君) 衆議院の方ではお答えいたしました。同じようにお答えをいたします。  平成、もう二十年近く前だと思います。初当選して一年か二年ぐらいのときに、初盆のときですね、お線香を持って支援者のところへ行ったということがあります。私自身がそのときは持っていきました...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) もう全て終わった件ではありますが、そのとき、その線香に私は自分の衆議院議員小野寺五典と書いてあるものを私自身が持参していきましたので、それはもう明確に公職選挙法違反と私自身も後に検事さんから言われたので、あっ、自分は大変な間違いを犯してしまったなと、そ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も、まあ私がまず行ったということでありますし、それから、私が回れないところで秘書が行ったこともあると思います。  ただ、いずれにしても、私の場合には明確に衆議院議員小野寺五典と書いて、そして行きましたので、私が行こうが秘書が行こうがこれは公職選挙法...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊の様々な隅々のところまでいつも視察をしていただき、ありがとうございます。  今御指摘がありましたように、最近の安全保障環境が一層厳しさを増す中、例えば、F15を含めて対領空侵犯、あるいは船舶、様々な任務、警戒監視や領空侵犯などの任務の増加などが...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員御案内のとおり、次期主力戦闘機あるいはイージスシステム等、米国の最新鋭の能力のある装備を導入するということは我が国の安全保障にとって不可欠であります。片や、やはり生産基盤となる国内産業の維持も大変重要なことだと思っています。  まず、FMS調達で...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、北朝鮮の弾道ミサイル攻撃の防御は、一義的にはイージス艦によるSM3ミサイルで対応するということ、そして、最終的には、今東京都はこの市ケ谷にも展開しておりますが、PAC3の部隊で対応する、このような対応を取っておりますが、このイージス艦で対応する、元...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、イージス・アショアの配備については、まだ場所が決まっているわけではありませんが、当然、場所が選定された中では、地元の御協力が何よりも大切なので、そこは丁寧にやっていきたいと思うんですが、実は今でもそのイージス艦にイージスシステムのミサイル防衛が積...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 日本の防衛にとって何よりも人が大切だと思います。  御案内のとおり、今でも自衛隊員、例えば佐渡、新潟等の今回の水道等の凍結で、今災害派遣で任務を対応しておりますし、数日前には、蔵王が噴火のレベルが上がったということで、ヘリコプターにおいての山頂の捜索...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御案内のとおり、日本の主要装備を造っていただいている日本の企業においても、防衛分野の比率というのはそんなに多くありません。むしろ企業にとってはそれがある面では重荷になる場合もあります。ただ、企業が、やはり日本の防衛のためにはということで、あえてその分野...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 総理が既におっしゃっておりますが、憲法上保有できる装備ということに関しては、政府は従来から、自衛のための必要最小限度を超えない実力を保持することは憲法第九条二項によって禁じられていないが、性能上専ら他国の国土の壊滅的な破壊のためのみに用いられる兵器につ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) イージス・アショアの前に一点だけ。  先ほど沖縄での米航空機の事故についてございました。米航空機の事故等については、防衛省としては、米国の説明を聞くだけではなく、我が国としても、米側の事故調査や再発防止策について、自衛隊の専門的知見も活用して検証を行...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 専守防衛は我が国の防衛の基本的な方針です。その内容を具体的に申し上げれば、相手から武力攻撃を受けたとき初めて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限度にとどめ、また、保有する防衛力も自衛のための必要最小限度のものに限るなど、憲法の精神にのっとっ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほどお話をしましたが、このスタンドオフミサイルというのは、あくまでも、自衛隊員が安全に任務を遂行する、それは我が国に攻めてくる相手に対してそれを防ぐというための役割であって、いわゆる敵基地攻撃能力のためにはそれ以外の様々な能力を持たなければいけません...全文を見る
02月01日第196回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(小野寺五典君) フライトレコーダー、ボイスレコーダー等のことだと思います。  私どもとして、米側もやはり安全な運航を心掛ける中で様々な装備が必要だということは理解をしております。これからも米側には安全な運航、飛行を心掛けるよう要請していきたいと思いますが、装備につい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的には米側で運用するということになりますので、私どもとしては安全な運航を心掛けていただくようこれからも要請してまいります。
○国務大臣(小野寺五典君) 米側の航空機には、いわゆるボイスレコーダーや、今おっしゃったような様々な記録装置を搭載している装備もありますし、そうでない装備もあります。そしてまた、物理的にそのような装備が付けにくい装備もあるということであります。
02月02日第196回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小野寺国務大臣 今の、阿部委員からお話がありました、昨年十二月十三日、普天間第二小学校での窓の落下事案ということであります。  私も現地に参りまして、今委員がおっしゃったように、実は、小学校に隣接する入り口のところには幼稚園があります。一体化しています。大変これは不安な状況だ...全文を見る
○小野寺国務大臣 先般も同種の事案が、本多平直委員から私の方に質問がございました。  昨年十月十一日に発生した米海兵隊のCH53Eヘリの事故につきましては、地元の皆さんの不安の声や事案の重大性を踏まえ、私から飛行停止を申し入れ、実際に米軍は同型ヘリの飛行を停止させました。さらに...全文を見る
○小野寺国務大臣 米軍の最高指揮官は、これはトランプ大統領でありますが、マティス国防長官が私のカウンターパートであります。その大臣レベルで、この問題については、昨年の何月、何月、何月、ことしの何月という具体的な事例を挙げて、私どもとしてしっかり安全性を求めております。
○小野寺国務大臣 私も丁寧に説明しているつもりでありますし、先ほど来、今回の米軍のヘリの事案については阿部委員から累次お話がありましたが、その際、私どもとしては、米側に徹底的な検証を求め、再発防止を求めております。  そして、米側からさまざまな報告がありますが、これは、自衛隊の...全文を見る
02月05日第196回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○小野寺国務大臣 政府としましては平和安全法制がベストなものと考えておりますが、さまざまな御議論があるということは大変意義があるということだと思っております。  その中で、今委員の方からあったことについて、私ども防衛当局から考えていく中で、特に平和安全法制の審議の際に次のような...全文を見る
02月06日第196回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○小野寺国務大臣 昨日、佐賀県におきまして発生しました自衛隊ヘリコプターの墜落事故につきましては、国民の命と平和な暮らしを守るべき自衛隊が住民の方々の安全を脅かし、多大な被害を生じさせたことは極めて遺憾であります。私からも心よりおわびを申し上げます。また、被害に遭われた皆様にお見...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨日、佐賀県で発生いたしました自衛隊ヘリコプターの墜落事故につきましては、国民の命と平和な暮らしを守るべき自衛隊が住民の方々の安全を脅かし、多大な被害を生じさせたことは極めて遺憾に思います。改めておわびを申し上げたいと思っております。  事案の概要につきまして...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回の事故につきましては、原口先生のお地元であり、御親族もお住まいと伺っております。改めて、このような事故を起こしたことをまことに申しわけなく思っております。防衛大臣としておわびを申し上げます。  今御指摘のことでございますが、昨日、一名の隊員については...全文を見る
○小野寺国務大臣 お話ありましたように、この機体に関しては、オートローテーションということであれば、備えているものであります。  一般にヘリコプターには、エンジンが停止した場合でもローターを回転し続けて安全に着陸することを可能とするオートローテーションという仕組みがあり、AH6...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、自衛隊の航空機が民家に落ちたという事案、あってはならないことですが、今回の事案の以前にあったのは、一九六九年、金沢で起きた事故であります。私も前の大臣のときに現場を確認をし、大変悲惨な事故であったことを改めて思い出しております。  今御質問がありました今...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、関係自治体を通じてのお願いもしていると報告を受けておりますし、また、事故直後、昨日は大野政務官が現地に参りましたし、きょうは担当者が御近所を含めて地域を回りまして、このことについては説明をさせていただいて、もし何らか部品等のものがありましたら、すぐに連絡...全文を見る
○小野寺国務大臣 ヘリの機種によりますが、ヘリ全般という形で、おおむね五千時間程度が目安というふうに報告を受けております。
○小野寺国務大臣 FMS調達は、一般では調達できない軍事機密性の高い装備品や米国でしか製造できない最新鋭の装備品を調達できる点で、我が国の防衛力を強化するために非常に重要なものと考えております。  他方で、FMS調達に関しては、会計検査院を含め、さまざまなところからの御指摘があ...全文を見る
○小野寺国務大臣 FMS調達の場合には、未納入になっているもの、あるいは未精算になっているものというのがあります。これに関しては、例えば部品の型式が古くて、米国内での調達が既に枯渇している、あるいは米国における修理に時間がかかっている、未精算については、米国の事情により、我が国に...全文を見る
02月07日第196回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○小野寺国務大臣 今回の事故につきましては、本当に多くの皆様に御心配をおかけし、そして今、後藤委員からは、亡くなった隊員に対しての丁重なるお言葉をいただきました。感謝を申し上げますとともに、再発防止に全力を尽くしてまいりたいと思っております。  今御指摘がありました事故の調査に...全文を見る
○小野寺国務大臣 現場に散乱している部品、そしてまた私も、今委員のお話にありましたような映像は見ております。また、目達原の管制官から、この事故発生直後から、このヘリコプターが頭の方から落ちていくというところを、その状況について確認をしている、そういう報告を受けております。  い...全文を見る
○小野寺国務大臣 お尋ねになりました放射性物質でありますが、このAH64Dだけではなく、通常のヘリコプターには、エンジンの点火装置等に放射性物質クリプトン等が使われております。また、このAH64Dには、一部、赤外線だったと思いますが、センサーに微量の放射性物質が使われているという...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、通常五十時間の飛行のたびに行う点検以外に、千七百時間程度飛んだ場合のメーンローターヘッドの交換ということをあわせて行ったということであります。通常、このような整備あるいは部品の交換を行った場合には、当然その運航には入念な準備が必要なんだと思っています。 ...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のような事例を含め、海外でのAH64の事故が発生した事例があることは承知をしておりますし、当然、装備を運用する当局も十分認識していると思っております。  他方、AH64Dのこれまでの事故の事例において、機体に構造上のふぐあいがあったとの報告は承知をしてお...全文を見る
○小野寺国務大臣 当然、このような機体の整備を行う者に関しては、十分な情報そしてまた技能を持った形での整備を行うというのが基本であります。  そして、例えば、これはAH64だけではなく他の航空機もそうでありますが、海外あるいは日本国内でもそうでありますが、何らかの事故が発生した...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、私どもも、再発防止を徹底するため、特に隊員の命、あるいは万が一の場合には多くの皆様に迷惑をかける事案につながる航空事故でありますので、それはもう、今回の原因が何かということは徹底的に調査をし、そして再発防止に努めるということが基本だと思っております。  ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回のAH64Dというのは、これは陸上自衛隊が唯一の運用者ということで、航空機そして整備についても、陸上自衛隊でしか、実は日本の国内で実際運用している、あるいは知見がある者がいないということになります。  ただ、私どもとしては、当然、外部の考え方ということであ...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘がありましたように、昨年、例えば陸自のLR2の事故、それから海自、空自のヘリの事故が相次ぎました。この事故の原因については、調査報告その他を受けた中で、人為的ミスが基本だということだと思っております。  ただ、今回のAH64Dの事故については、今詳細を調...全文を見る
○小野寺国務大臣 二月五日、自衛隊法第九十五条の二に基づき昨年実施しました米軍の武器等の防護の結果を防衛省で公表いたしました。同条に基づく警備の実施により、日米の信頼関係と連携が向上し、日米同盟の抑止力、対処力が一層強化されるということになると思っております。  この条文上、警...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回公表した内容は、今後の米軍等の活動に影響を与えるおそれのない範囲で、警護対象、警護主体、件数、我が国の防衛に資する活動の別について、米側と調整の上、可能な限りの情報を公開したものであり、これ以上の詳細については、お尋ねの警護を実施した場所を含めて、お答えを差...全文を見る
○小野寺国務大臣 再編交付金は、再編特措法の規定に基づき、駐留軍等の再編による住民の生活の安定に及ぼす影響の増加の程度等を考慮し、駐留軍等の再編の円滑かつ確実な実施に資すると認める場合に、再編関連特定防衛施設の周辺市町村に対して交付するということになります。  再編交付金の交付...全文を見る
○小野寺国務大臣 再編交付金について、交付をしていない額に関しては国庫に返納するという形になっております。
○小野寺国務大臣 再編交付金については、交付開始後、駐留軍等の再編の円滑な実施に向けた措置の進捗に支障が生じた場合において、再編交付金の額を定めることが適当でないと認める特段の事情があるときは、再編特措法施行規則第九条第三項に基づき、年度の交付限度額を減じ、又はゼロとすることがで...全文を見る
○小野寺国務大臣 現在の再編交付金の制度としてはできません。
○小野寺国務大臣 現在の時点では、再編交付金の制度の中で運用するということになります。
○小野寺国務大臣 名護市の新市長は、八日、明日だったでしょうか、新市長に就任されるというふうに報道等で私ども承知をしております。  いずれにしても、新市長がどのようなお考えでいらっしゃるかということ、そして私どもがどのような考えで米軍の再編を考えているかということ、その意見を交...全文を見る
○小野寺国務大臣 再編交付金の考え方というのは、駐留軍等の再編の円滑な実施ということが基本ということになります。私どもとして、制度の運用については、今後、新市長と協議をする中で考えていきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 この問題に対しては、本当に御心配をおかけしており、大変申しわけなく思っております。  今御指摘がありました、一つは放射能の被曝の問題でありますが、放射性物質については、大変微量だというふうに私ども思っておりますが、しっかり線量検査を行った中で、特異な状況はない...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員の御指摘を踏まえ、内部で検討してまいりたいと思います。
○小野寺国務大臣 ミサイルなどの射程距離は、これを明らかにすれば我が国の具体的な防衛能力を暴露することに直結することになりますので、従来からお答えは差し控えますが、その上であえて申し上げれば、ジェーン年鑑などの公刊資料、公にされている資料によれば、JSMは約五百キロメートル、JA...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘であります、あくまでも一般的な地図情報に基づいて単純に計測すれば、我が国領空からの九百キロ圏内には、例えば、朝鮮半島全域、中国東北地方及び中国南東部の一部並びにロシアの沿海地方などが含まれると思います。
○小野寺国務大臣 御指摘の資料は、昭和三十四年の国会の審議の資料と承知をしております。  御指摘ありますスタンドオフミサイルというのは、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、諸外国の航空能力の進展が著しい中、我が国防衛に当たる自衛隊機が相手の脅威の圏外から対処できるようにするこ...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしては、今回御指摘のスタンドオフミサイルは、一層厳しさを増す安全保障環境の中……(宮本(徹)委員「そこはいいです。変えたか変えていないかだけでいいです」と呼ぶ)聞いてください。諸外国の航空能力の進展が著しい中、我が国防衛に当たる自衛隊機が相手の脅威圏外か...全文を見る
○小野寺国務大臣 このミサイルの導入は、専守防衛のもと、あくまでも国民の生命財産、我が国の領土、領海、領空を守り抜くため、自衛隊の装備の質的向上を図るものであり、従来の政府の説明を変えるものではありません。
○小野寺国務大臣 私どもとしては、いわゆる御指摘の敵基地能力に関しては、日米の役割分担の中で、米国の打撃力に依存しており、政府としては、今後とも、これまでの日米間の基本的な役割分担を変更することは考えておらず、このことは御指摘のスタンドオフミサイル導入によっても変わるものではあり...全文を見る
○小野寺国務大臣 どのような文脈のお話かということは承知しておりませんが、いわゆる敵基地攻撃については、日米の役割分担の中で、米国の打撃力に依存しており、日本政府としては、今後とも、これまでの日米間の基本的な役割分担を変更することは考えていないということであります。  そして、...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員がどういう趣旨で、その私の発言というんでしょうか、記事を捉えていらっしゃるかわかりませんが、私どもとしては、当然、今回のスタンドオフミサイルというのは、相手の脅威圏外から、自衛隊員が安全を確保しつつ、我が国を防衛するために必要な装備だと思っておりますし、いわ...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、私ども、今回のスタンドオフミサイルは、隊員の安全な任務の遂行に必要なものだと思っております。  その上で、私が大臣に就任する前、自民党の検討チームの座長として、弾道ミサイル防衛の迅速かつ抜本的な強化に関する提言を取りまとめ、その中では、日米同盟全体の総合...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、宮本委員に申し上げます。私は、あなたではなく、小野寺と申します。  それから、先ほど来お話をいたしますが、私どもがこのスタンドオフミサイルを保有するのは、あくまでも、隊員が安全に、そしてこの国をしっかり守るために必要な装備であるということが基本であります...全文を見る
○小野寺国務大臣 私の責任で言える立場は、政府としての現在の考え方ということになります。
○小野寺国務大臣 質問通告がないので確認をしたいんですが、MK41という、ちょっと私、そこまで詳しくないものですから、もし差し支えなければ政府委員の方から答弁させたいんですが。
○小野寺国務大臣 今、確認をいたしました。イージス・アショアの垂直発射装置がMK41という型式だというふうに今報告を受けました。
○小野寺国務大臣 今ちょっと報告を受けまして、LRASMの性能一般を調べるために調べたというふうに報告を受けております。
○小野寺国務大臣 私は、先ほど来、正直にお話ししていると思っております。  それから、先ほど委員がお持ちの資料というのが、私、どの内容での資料かちょっとわかりませんが、今御質問は空母のことなんだと思っております。これは、恐らくF35のBのことを言うんでしょうか。  もしF35...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今の調査研究というんでしょうか、ちょっとその具体的なことがよくわかりませんので、ちょっとお答えはしにくいかと思うんですが。
○小野寺国務大臣 何か、「いずも」のことをお話ししているので、繰り返しますが、護衛艦「いずも」は三年前に就役したばかりであり、今後四十年程度は我が国の防衛任務に当たることとなります。このため、今後の防衛力のあり方について検討する中で、将来を見据えた「いずも」の活用方策についてさま...全文を見る
○小野寺国務大臣 この資料と言われても、私、通告がありませんし、お答えのしようがないと思います。
○小野寺国務大臣 まず、先ほど強襲揚陸艦のお話がありましたが、私は前の大臣のときに、フィリピンの台風災害の支援をさせていただきました。そのとき、自衛隊は、例えば護衛艦と輸送艦とで行きますが、強襲揚陸艦は救助もそしてまた補給も一つの船でできる、大変災害にはすぐれた船だなと個人的には...全文を見る
02月08日第196回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○小野寺国務大臣 末松先生、お帰りなさい。(末松委員「ありがとうございます」と呼ぶ)  今、末松先生のお話の中で聞いておりまして、やはり一番大切なのは、選択肢で言った一番目、北朝鮮が、いわゆるごめんなさいでありましょうか、基本的政策を圧力によって変えていくということ、外交で解決...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、BMD対応をするイージスシステム、そして今、SM3対応をしております。いずれにしても、さまざまな撃ち方に対応するように、私ども技術向上に努めておりますが、やはり、撃ち方によっては迎撃しにくいということが当然想定されます。そういうことにもしっかり備えられる...全文を見る
○小野寺国務大臣 個々の能力については、委員御存じのとおり、我が国の手のうちを明かすことになりますので具体的な言及は避けますが、少なくとも、例えばロフテッドで撃ってくるということに関しては、より落としにくいということが現実なんだと思います。  ただ、実際、通常の中距離の弾道ミサ...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、そのような不安を持たれないように、私ども、しっかりミサイル防衛システムをつくっていくことが大切だと思っています。  今言及にありました、まず基本的には、私ども使用しておりますのは、SM3ブロック1Aというものを基本的には使っております。これは既に、現役を...全文を見る
○小野寺国務大臣 基本的に、相手国との間でのさまざまなやりとりについては対外的に言うことはないんですが、この問題については少なくとも明確に否定しておいた方がいいと思いますので、そのことはありません。
○小野寺国務大臣 ただいま委員が御指摘の、DDHの航空機運用能力の向上に係る調査研究については、平成二十九年度において、今後の防衛力のあり方を広く調査研究する一環として行っているものです。現存する航空機のうち、ヘリコプター搭載護衛艦、すなわち「ひゅうが」型及び「いずも」型護衛艦に...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず前提として、私ども、これまでお話をしておりますのは、これまで報道にあるような、護衛艦「いずも」の空母化に向けた具体的な検討を行ってきた事実はないと答弁をしております。これは今でも変わりません。  御指摘のこの調査に関するものですが、今後の防衛力のあり方を広...全文を見る
○小野寺国務大臣 基本的に、当然、部隊の中で広く調査研究をするということは、これは重要なことなんだと思っています。  そして、いずれにしても、この調査研究というのは、「いずも」を将来、F35B、先ほど来おっしゃっていますように、いわゆる空母化というお話だと思うんですが、そのこと...全文を見る
○小野寺国務大臣 新種航空機というのは、まだ報告書が来ておりませんので、どのような形で報告書が来るかというのは、ちょっと今の段階でお話はできないと思います。
○小野寺国務大臣 イージス・アショアの設置につきましては、当然、その設置の場所等の調査が必要ということになります。そして、調査の中で重要なのは、当然、いろいろな環境調査もありますし、それから地質調査等もあります。  今御審議いただいているこの予算の中にその地質調査等の予算がござ...全文を見る
○小野寺国務大臣 まだ調査もできていない状況でありますので、ここで今確たる年数を言うことは難しいと思いますが、今の安全保障環境を考えますと、できるだけ早く進めていきたいという考えを持っております。
○小野寺国務大臣 イージス・アショアの導入に当たっては、その購入に向けて米国政府と調整する必要があるほか、各種調査、これは、候補地の地形や地質、電波環境等の調査や測量により、防衛上有効な場所に確実に配備できるか否かを確認し、地元の理解と協力を得ることが必要となります。  このほ...全文を見る
○小野寺国務大臣 現時点で確定的に申し述べることは困難ではありますが、その上で申し述べれば、例えば、イージス艦を建造する場合、契約から引渡しまで五年程度の期間が必要であります。こうした期間が一つの目安になるのかなと思っておりますが、初めて導入する装備でありますし、また、その運用に...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、現時点で確定的に申し述べることは困難だと思っています。
○小野寺国務大臣 今、局長の方から、確定的なことを言うのは難しいというお話がありましたが、その上で申し述べれば、これは同じくイージス艦の例でありますが、イージス艦の場合には、一旦建造すれば三十年程度の運用をすることができる、そういう期間は一つの目安と考えておりますが、イージス艦は...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、イージス・アショアに決める段階で、どのぐらいの基数を持てば日本全国をカバーできるかという検討を技術的に行ったと報告を受けております。その中で、日本で二基置けば北海道から沖縄まで対応可能だ、そういう報告が来ているということで、今、二基ということで閣議決定をさ...全文を見る
○小野寺国務大臣 報道については承知をしております。
○小野寺国務大臣 これは、一つは、今この予算自体を御審議していただいているということなんだと思います。まだ予算のお認めをいただいていない中で、ここが候補で、ここで調査をしたいということを、むしろ、そういうことのスケジュール感というのは多分あるんだと思います。  もう一つは、これ...全文を見る
○小野寺国務大臣 あくまでも報道でありますが、例えば地元の新聞等に出ている記事等も見させていただいておりますし、この報道に関して心配されている方々がいらっしゃるんだなという印象は持っております。
○小野寺国務大臣 これは、最終的に、調査等を行う、そういうときになりましたら、その調査の候補地というのがおのずと決まりますし、その際は、地元の皆さんに御説明をし、理解を得る努力を丁寧にさせていただくことになるんだと思っています。
○小野寺国務大臣 今回の予算の中で、最終的にそこに設置ができるかどうかということは、例えば、さまざまな調査、特に地質調査等も必要になります。その地質調査で、可能かどうかということも一つの判断になりますので、その地質調査を行うというところになれば、その場所が決まったわけではなくて、...全文を見る
○小野寺国務大臣 ただいまの私の説明は、地質調査に入るということになれば、当然、決まったわけではありませんが、さまざまな中で、ここで地質調査を行いたいという形で地元に御説明をして地質調査を行うということになるのではないかと思うんですが、ちょっと、詳しくは局長の方から確認をさせたい...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回のイージス・アショアを配置するに当たっての前提となるのは、周辺の住民の皆様に影響が生じないようにすることというのが、当然、考慮の中身であります。  そして、その中で、今、局長が言いましたように、地質調査をこの場所で行いたいという、そのことに関しては、...全文を見る
○小野寺国務大臣 実は、その記事、私、多分、お話をされた方は私どもの大先輩に当たる方ではないかというふうに推察をしておりますが、いずれにしても、しっかり説明をして、御理解を得る努力をすることが大切だと思っております。
○小野寺国務大臣 野呂田長官は、北朝鮮の工作員に対して海警行動を発令した、大変国防に造詣の深い大先輩であります。  私どもとしては、やはり地元の皆さんに理解を得る努力が大変重要だと思いますし、そのためには、やはりさまざまな調査をして、今後、地質調査に入りたいという場合になる時期...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、当該の場所が決まった場合の、自治体、そして当然その自治体が所属する県というところに対してしっかり説明をする必要があると思いますし、私どもとしては理解を得る努力をしっかりしていきたいと思っています。
○小野寺国務大臣 理解をいただくよう努力をしてまいります。
○小野寺国務大臣 理解を得る努力を続けてまいりますし、もちろん住民の皆様にも、不安のないように、誠心誠意説明をしていきたいと思っています。
○小野寺国務大臣 繰り返しますが、理解を得る努力をしっかりしてまいります。
○小野寺国務大臣 理解を得る努力を続けてまいります。(発言する者あり)
○小野寺国務大臣 おっしゃったような、地元の首長の理解と協力は必須なことだと思いますので、それが求められるよう努力をしてまいります。
○小野寺国務大臣 地元の理解と協力が必須だと。何が必須かというと、地元の理解と協力ということです。
○小野寺国務大臣 ここでさまざま議論をしておりますが、現時点でまだ候補地が決まっているというわけではなく、どういう形で進めていくかということもわかりません。  仮にそこまでお話をされるのであれば、まだその段階ではないので、仮定の段階でのお答えは差し控えさせていただきます。
○小野寺国務大臣 私どもは地元の理解を得るためにしっかり努力をしてまいりますという答えでありますし、そして、具体的に何がということに関しては、それは具体的な話になりますし、まだそこまで議論が進んでおりませんので、お答えは差し控えさせていただきます。
○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊は、例えば、今、さまざまな地域で新しい駐屯地などを建設することを随時やっております。その際には、地元の首長への説明をし、理解をしていただき、そしてまた住民への説明をしております。日ごろ、私どもとしては、防衛省の装備、あるいは駐屯地を建設する場合には...全文を見る
○小野寺国務大臣 例えば、陸上自衛隊の駐屯地の場合もあれば、航空自衛隊のレーダーサイトの場合もあれば、さまざまな自衛隊の施設を建設しますので、当然、何をつくるかというところで、説明をどういう形で行うか、それはさまざまになるんだと思います。
○小野寺国務大臣 まだ具体的にどこにということが決まっているわけではありませんので、具体的なスケジュールが見えてきましたら、そういうことも含めてしっかり対応していきたいと思っています。
○小野寺国務大臣 これは、イージス・アショアの施設のみならず、自衛隊のさまざまな駐屯地を建設する場合には、当然、地元の皆様にも説明をさせていただいております。
○小野寺国務大臣 これは、実際に候補地が決まり、そしてまた御理解を得る、そういう中でどういう協力をいただくかということは決まってくるものではないかと思います。
02月09日第196回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○小野寺国務大臣 福井の豪雪災害につきましては、隊員が懸命に頑張ってくれております。現在、全ての車両の通行ができるようになったということでありますが、これからも、災害がありましたら、私ども、国民の命を守るため懸命に努力してまいります。  ただいま御指摘ありました佐賀の事案でござ...全文を見る
○小野寺国務大臣 沖縄の基地負担の軽減については、防衛省が所管を主にしているということであります。
02月13日第196回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○小野寺国務大臣 まず、改めまして、今回の事故では、国民の命と平和な暮らしを守るべき自衛隊が住民の方々の安全を脅かし、多大な被害を生じさせたことは極めて遺憾であり、心よりおわびを申し上げます。  十日から十一日まで佐賀県を訪問し、事故現場を視察するとともに、山口佐賀県知事、石倉...全文を見る
02月14日第196回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○小野寺国務大臣 御指摘のNATOの軍事機構におきましては、作戦連合軍最高司令部が設置されており、その体制のもと、各国が拠出する部隊に対する軍事作戦上の全般的な指揮権については作戦連合軍最高司令官が行使することになっております。現在の司令官は米国から出ております。  また、米韓...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、改めて、今回の事故では、国民の命と平和な暮らしを守るべき自衛隊が住民の方々の安全を脅かし、多大な被害を生じさせたことは極めて遺憾であり、心からおわびを申し上げます。  墜落による火災の被害に遭われた方のほか、現時点において、屋根の損傷といった七件の近隣へ...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のとおり、昨年においては、五月の陸上自衛隊偵察機LR2の墜落、八月の護衛艦「せとぎり」搭載ヘリSH60Jの青森県竜飛崎西方海上での墜落及び十月の空自救難ヘリUH60Jの墜落など、自衛隊において事故が相次いで発生しました。そして、残念ながら、今月五日の第三対...全文を見る
○小野寺国務大臣 北朝鮮の核・ミサイル開発は、我が国の安全に対するこれまでにない重大かつ差し迫った脅威となっており、我が国を取り巻く安全保障環境は戦後最も厳しいと言っても過言ではないと思います。  北朝鮮は、一昨年、二〇一六年来、広島型原爆の十倍の約百六十キロトンという、過去最...全文を見る
○小野寺国務大臣 イージス・アショアについては、私の先任の防衛大臣であります江渡大臣もよく御存じだとは思いますが、私の方から説明をさせていただきます。  イージス・アショアは、BMD対応型イージス艦と同様のレーダー、指揮通信システム、迎撃ミサイル発射機などで構成される防衛システ...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員御案内のとおり、我が国を二十四時間三百六十五日防御する能力ということで、今回イージス・アショアを導入することになりました。その際、イージス・アショアに搭載予定の能力向上型迎撃ミサイルでありますSM3ブロック2Aの基本的な能力に鑑み、我が国におけるイージス・ア...全文を見る
○小野寺国務大臣 弾道ミサイル防衛のためには、当然、相手の弾道ミサイルを捕捉するためのレーダーが必要ということになります。  このレーダーの使用に当たっては、電波法及び電波防護指針等により電波の安全性の基準について規定されているところであり、自衛隊が既に全国各地に配備している警...全文を見る
○小野寺国務大臣 江渡委員の御地元の青森県におきましては、自衛隊だけではなく、在日米軍の重要な施設も多々ございます。大変、日ごろから日本の安全保障に、地元の皆様も含めて御理解をいただき、感謝を申し上げます。  イージス・アショアについて、これが、候補地となっている場所が攻撃の標...全文を見る
○小野寺国務大臣 自衛隊の運用については、十年以上前から陸海空自衛隊が一元的に統合運用され、その司令塔たる統合幕僚監部については、平成十八年の設置以降、その機能強化を図ってきております。中でも、統合幕僚監部への実際の部隊運用に関する業務の一元化に関しては、江渡委員とともに取り組ん...全文を見る
○小野寺国務大臣 近年、少子化に伴い、募集対象人口、これは十八歳から二十六歳でありますが、減少傾向にあり、また、大学進学率が向上し、さらに有効求人倍率が高いことから、募集環境は厳しさを増しております。  こうした状況にありまして、自衛官等の募集については、全国五十カ所の地方協力...全文を見る
○小野寺国務大臣 御案内のとおり、自衛隊の募集環境については、今後、募集人口が更に減少していくことなどにより、ますます厳しくなることから、女性自衛官の活躍を推進していくことは必要だと思っています。  全自衛官に占める女性自衛官の人数は、平成二十八年度末で一万三千七百七人、六・一...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のとおり、災害における救急対応や生物化学剤への医療に対応できる人材の育成は重要と考えており、自衛隊医官の能力向上のために継続的な取組を実施しております。  防衛医科大学校では、防衛医学講座を設けて、災害医学や生物化学剤などの特殊戦傷病学について卒前教育を...全文を見る
○小野寺国務大臣 自衛隊医官の地域医療への貢献につきましては、自治体の御要望に基づき、これまでも可能な限り協力をしております。  一方、自衛隊の任務が多様化し、自衛隊衛生についても、国内外で活動する機会が広がる中で、自衛隊医官に関して、実は、定数に対して現員が八割程度の充足率で...全文を見る
○小野寺国務大臣 二月六日から降り続きました記録的な大雪に伴い、福井県知事から人命救助等に係る災害派遣要請を受け、防衛省・自衛隊は、関係省庁及び自治体と緊密に連携しつつ、最大約千三百六十名規模の隊員を派遣いたしました。  そして、福井県あわら市から坂井市にわたる国道八号線におい...全文を見る
○小野寺国務大臣 お尋ねの自律型致死兵器システム、LAWSであります。その定義については国際的なコンセンサスがまだ得られていないと承知しておりますが、その上で申し上げれば、防衛省・自衛隊において、人間が介在しない致死性の兵器は現存せず、また、これに関する研究開発を行う具体的な計画...全文を見る
○小野寺国務大臣 確かに、ノドンにつきましては、北朝鮮は既にさまざまな配備をしているということでありますが、核弾頭が載せられ、それが有効に機能するかということについては、私どもとしては、今、北朝鮮はさまざまな実験を繰り返す中で、その実現性に至っているかどうかについては慎重に分析し...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしては、例えばノドンミサイルを含め、さまざまな弾道ミサイル攻撃に関して、日本をしっかり守るためのBMD体制をとっているということでありますので、これは、核を積んでいる、積んでいないにかかわらず、日本を攻撃するような弾道ミサイルが来た場合にはそれをしっかり...全文を見る
○小野寺国務大臣 ただいまの再編推進事業補助金につきましては、報道については承知をしております。  再編推進事業補助金は、私どもの再編交付金とは別です。特に進捗を図るべき重要な再編に関連する市町村が行う公共用の施設の整備について補助を行う制度として、平成二十九年度から開始したも...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、原口委員には、目達原の事故におきまして、現地に御視察をいただき、また二名の隊員の葬送式にも御参列いただき、感謝を申し上げます。  会計検査院から、昨年十月に二件の指摘を受けたところです。  一点目は、FMS調達の実施に当たり、米側より受領した防衛装備品...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のAH64Dは、二〇〇一年に機種選定を行い、六十二機調達することを念頭に置いていましたが、二〇〇七年三月、ボーイング社のAH64Dの製造中断に伴い、関係企業は、機種選定時に安定供給を保証していたにもかかわらず、防衛省が取得していたAH64Dの調達を継続する...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回御指摘のあった二つの事故の報道については私どももしっかり把握をしており、そしてまた、その内容についてもし必要であれば、メーカー側から日本側に通報が来ております。今回の二つの事案については、米側から、これはメーカーを通じてさまざまな情報が寄せられているというこ...全文を見る
○小野寺国務大臣 平和安全法制が成立以前においては、例えば、我が国に対する武力攻撃が発生していない場合には、米国に対する武力攻撃の一環として発射された弾道ミサイルが我が国上空を横切り、自衛隊に迎撃する能力があったとしても、我が国が迎撃することはできませんでした。  その上で、あ...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今、存立危機事態の認定について御説明がありましたが、これは我が国として武力の行使を行うか否かの重大な判断であり、閣議決定や国会承認など、法律に定められた手続に厳格に従う必要があると思っております。  このため、平素から、関係機関が連携してさまざまな準備や...全文を見る
○小野寺国務大臣 政府としては、あらゆる事態に迅速かつ的確に対応できるよう、現行法に基づく武力攻撃事態等への対処に関し、平素からさまざまな検討、準備を行っていることは当然であります。  御指摘の点も踏まえて、事態の対処のために、私どもとしては、重要なものについてさまざまな準備を...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、さまざま、その状況、態様、相手の意思その他を勘案して準備をしておくということが必要だと思っております。  ただ、具体的にどういう場合にどういう判断をするかということは、これは事柄の性質上、その詳細について申し上げることは控えさせていただきたいと思います...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、正確にお話をしておきますが、現在米軍が保有するF35には核兵器を搭載、運用する能力はないということでありますし、現在のトマホークにも核を搭載する能力はないということであります。  いずれにしても、現時点での私どもの状況については今お話ししたとおりでありま...全文を見る
○小野寺国務大臣 実態として、現在も米国は、例えばSLBMといって戦略核を持ち、また、B52やB2爆撃機といって核を搭載できる航空機を持っておりますが、そういう核の能力を持ったとしても、日本に対しては、日本の非核三原則ということをよく理解しているので、私どもとしては、委員が御指摘...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のことでありますが、米国は、繰り返しますが、非核三原則に係る我が国の立場をよく理解していることから、米国が核兵器を搭載した米軍機を我が国に飛来させたり領空を通過させたりするようなことは現状において想定されません。  また、核兵器の特殊性を踏まえれば、米軍...全文を見る
○小野寺国務大臣 沖縄県で発生した米軍人軍属等による犯罪検挙の状況については、今示された沖縄県の統計資料でも、私ども、大変重く受けとめております。  米軍の我が国への駐留に当たっては、地域住民の方々の安全確保は大前提であり、事件、事故はあってはならないもので、安全の確保について...全文を見る
○小野寺国務大臣 済みません。通告がありませんので調べて御報告しますが、もしかしたら、委員は既に知っているのではないでしょうか。
02月19日第196回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○小野寺国務大臣 まず、委員からは、亡くなった二名の隊員に対しての丁寧なお言葉、改めて感謝を申し上げます。二度とこのようなことがないよう、しっかり対応してまいります。  まず初めに、メーンローターヘッドについての情報についてのお話がございました。  事故機に使用されておりまし...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今、八尾の一昨日の事案についてありました。  一昨日、土曜日でありますが、十三時四十四分ごろ、陸上自衛隊の八尾駐屯地において、体験搭乗を実施していた陸上自衛隊の多用途ヘリコプターUH1J一機の部品の一部が同駐屯地のヘリスポットに落下していることを発見し、...全文を見る
○小野寺国務大臣 朝鮮半島で緊急事態が発生した場合の在韓邦人の安全確保については、外務省を含め政府として、関係国とも協力連携しつつ、いかなる事態にも適正に対応できるよう準備しているところであります。
○小野寺国務大臣 これは当然、我が国を守るという、そういうもともとの基本的な自衛権の中で自衛隊というものが位置づけられていると私どもは理解をしております。
○小野寺国務大臣 まず、今、行政権のことに関しては、憲法六十五条ということで承知をしております。  今言った自衛権の発動につきましては、これは当然、武力攻撃事態が発生した場合に関して、内閣そして国会の承認が必要だというふうに承知をしております。
○小野寺国務大臣 済みません、通告がありませんので、ちょっと相談をさせていただいてもよろしいでしょうか。
○小野寺国務大臣 恐縮ですが、もう一度質問をしていただけないでしょうか。
○小野寺国務大臣 まず、憲法六十五条において「行政権は、内閣に属する。」と規定されておりますが、国の防衛に関する事務は、従来より、一般行政事務として内閣の行政権に属すると整理をされております。  防衛省は国家行政組織法上も国の行政機関として位置づけられており、部隊の行動という動...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○小野寺国務大臣 平成三十年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成三十年度予算においては、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、国民の生命、身体、財産及び我が国の領土、領海、領空を守る態勢を強化するため、平成二十六年度以降に係る防衛計画の大綱に基づく...全文を見る
○小野寺国務大臣 大西委員には、日ごろ大変安全保障面で御示唆を賜り、感謝を申し上げます。  御指摘のイージス・アショアについては、BMD対応型イージス艦と同様のミサイル防衛システムを陸上に配備した装備品であり、昨年十二月、その導入を政府において決定いたしました。  北朝鮮の核...全文を見る
○小野寺国務大臣 外国人等による防衛施設周辺の土地取得については、国家安全保障にかかわる重大な問題と認識しており、私が、平成二十五年に防衛大臣のとき、対馬及び北海道の自衛隊施設周辺の現地も視察した上で、自衛隊施設等に隣接する土地の調査の実施を指示いたしました。  調査は、自衛隊...全文を見る
○小野寺国務大臣 島嶼防衛においては、事前に兆候を察知し、攻撃が予想される地域に陸海空自衛隊が一体となった統合運用により、先んじて相手国部隊の上陸を阻止することが重要です。このため、南西地域の自衛隊配置の空白状況を早急に解消すべく、陸上自衛隊警備部隊等の配置を着実に進めております...全文を見る
○小野寺国務大臣 もとむら委員には、この問題について、たびたび機会を捉え防衛省に対してさまざまな要請をいただいていること、改めて感謝を申し上げます。  キャンプ座間及び相模総合補給廠周辺における米軍ヘリコプターの騒音については、これまでも、周辺住民の方からも相模原市に対して苦情...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省としては、これまで、米軍機による事故等が発生した場合、事故等の重大性を勘案し、米側に対して再発防止の徹底や飛行停止を求めてきたところであります。  例えば、平成二十八年十二月に発生しましたオスプレイの不時着水や昨年十月に発生したCH53Eの着陸、炎上、昨...全文を見る
○小野寺国務大臣 地位協定については、さまざまな御意見があることは承知をしております。  日米地位協定は合意議事録等を含んだ大きな法的な枠組みでありまして、政府としては、日米地位協定について、これまで、手当てすべき事項の性格に応じて効果的に、かつ機敏に対応できる最も適切な取組を...全文を見る
○小野寺国務大臣 広田委員におきましては、日ごろから土佐清水分屯基地についての活動について御理解を賜り、感謝を申し上げます。  平成三十年度予算案においては、航空自衛隊土佐清水分屯基地に移動式警戒管制レーダーの展開基盤を整備するための経費として約一億円を計上しております。移動式...全文を見る
○小野寺国務大臣 私も地元で東日本大震災を経験した一人として、地域が孤立する場合、人命救助や物資の輸送にいかにヘリコプターを含めたさまざまな装備が必要かということを認識しております。  今、広田委員が御指摘をされました内容につきまして、これは昨年七月に高知県の尾崎知事からも、航...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の総理の答弁は、NSC九大臣会合や閣議決定を行うに当たっての閣僚の意思確認の手段について発言したと承知をしております。  まず、閣議の運営については特段の明文規定はなく、長年の慣行によって行われているものであり、緊急の場合等に、閣僚が参集することなく、電...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしては、閣議決定あるいはNSCでのさまざまな了解等に関しては、持ち回りという方式があり、それを電話等の手段を用いて速やかに対応できるということで、さまざまな問題に関して対応できると承知をしておりますので、いずれにしても、迅速化は図られているものと思ってお...全文を見る
○小野寺国務大臣 いずれにしても、武力攻撃事態においても、存立危機事態においても、グレーゾーンのような状態においても、速やかに我が国を守るための態勢がとれるようにどうするかという判断のもと、私どもとしては、今回のような一連の、平和安全法制の成立あるいはグレーゾーンに対しての閣議で...全文を見る
○小野寺国務大臣 政府としましては、あらゆる事態に迅速かつ的確に対応できるように、現行法に基づく武力攻撃事態等への対処に関し、平素からさまざまな検討、準備を行っていることは当然であり、御指摘の総理の答弁についても、このような準備について発言をしたものと承知をしています。  対処...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の対処基本方針案のひな形についても、事態対処法を踏まえた対処基本方針の書式や記載内容等について、平素からさまざまな検討、準備を行っているということであります。
○小野寺国務大臣 これはさまざまな事態に対しての対処でありますし、対処基本方針というのは、その事態に対して政府がどのような対応をするかということになります。事柄上、詳細について申し上げることは差し控えさせていただいておりますし、また、どのような形で国会の方に内容についてお伝えする...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、例えば、我が国が武力攻撃を受けた場合の事態に対する我が国の対応の仕方ということになります。当然、この内容が公表される場合に、例えば、我が国の防衛に対して何らかの問題が生じるということがないようにすることが大切だと思っております。  そういう意味で、私ど...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○小野寺国務大臣 防衛省としては、陸自AH64Dの経緯も踏まえ、現在、提案内容の遵守につき、選定後においても、提案企業に対し将来にわたり正当な理由なく変更しないこと等を旨とする誓約書を改めて提出させる、米国における関連装備品の製造状況等、安定的な供給の確保につながるさまざまな情報...全文を見る
○小野寺国務大臣 本件は、F35A国内FACO初号機がロッキード・マーチン社による試験飛行のため六月二十日十一時四十一分に県営名古屋空港を離陸しましたが、飛行中に機体の冷却系統に関する警報装置が作動したため、安全に万全を期すため試験飛行を中断し、十二時三十六分に県営名古屋空港に着...全文を見る
○小野寺国務大臣 平成二十八年十二月、米国防総省運用試験・評価局が米議会に対して提出したF35プログラムに関する報告書において、開発中のブロック3Fというソフトウエアについて、二百七十六個の欠陥があると指摘されたということを承知をしております。このため、米国防総省において、既に一...全文を見る
○小野寺国務大臣 国内で最終組立て等を行ったF35Aの最初の機体、これは、国内FACO初号機、五号機ということになりますが、これについては、製造後に、品質検査のため、昨年十一月に米本土まで飛行いたしました。  この飛行機については、機体が航空自衛隊に納品された後、米空軍の管理下...全文を見る
○小野寺国務大臣 そもそも、米軍機の運用に際し、安全性が最大限確保されていることは当然ですが、お尋ねのような調査のあり方については、発生した事故の態様に応じてさまざまであり、一概にはお答えすることは難しいと思います。  その上で申し上げれば、専ら米軍機のみが関係する航空機事故に...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、F35Aで日本政府が取得するものに関しては、これは日本政府の保有ということになります。  ただ、日本で組み立てた一号機に関しては、日本政府には納入されるんですが、初めの一機については、アメリカでもう一度しっかり性能試験をして、そして大丈夫ということを確認...全文を見る
○小野寺国務大臣 今後の防空体制のあり方については、平素からさまざまな検討を不断に行っております。その一環として、必要な情報収集などを行っているところであります。  他方、現時点において、航空自衛隊によるF35Bの導入や、F35Aを現在計画している四十二機を超えて取得することに...全文を見る
○小野寺国務大臣 日本に設置されますF35Aのリージョナルデポについては、航空自衛隊の取得する四十二機のF35Aの整備を実施する予定でありますが、他のF35の整備については、今後、例えば米国政府等と調整していくこととなります。
○小野寺国務大臣 いわゆる敵基地攻撃については、日米の役割分担の中で米国の打撃力に依存しており、政府としては、今後とも、これまでの日米間の基本的な役割の分担を変えることは考えておりません。  このため、建設予定の電子戦評価施設で、御指摘のような敵基地攻撃を行う装備の研究開発を行...全文を見る
02月28日第196回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○小野寺国務大臣 北朝鮮の核、ミサイルの脅威に関しては、まず、北朝鮮をしっかりと抑止することが重要であります。そのためには、日米同盟による強い抑止力が必要です。この点、平和安全法制の整備や種々の日米共同訓練などを通じ、自衛隊と米軍との連携は一層緊密化し、日米同盟の抑止力は大きく向...全文を見る
03月01日第196回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(小野寺五典君) 二月二十日午前でありますが、米空軍三沢飛行場所属のF16戦闘機一機が、同飛行場を離陸した直後、エンジンから出火し、燃料タンク二本を同飛行場北側に所在します小川原湖に投棄し、同飛行場に着陸しました。  防衛省としては、本事件発生後、直ちに東北防衛局三沢...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 平成二十九年一月以降の在日米軍施設・区域外で発生した米軍航空機事故で防衛省が把握している件数でありますが、平成二十九年は二十五件、平成三十年は五件であり、そのうち沖縄県で発生した件数は、二十九年は十件、平成三十年は四件となっております。
○国務大臣(小野寺五典君) 昨年十二月十三日、普天間第二小学校のグラウンドに普天間飛行場所属のCH53Eヘリコプターの窓枠が落下をいたしました。  本事件の発生を受け、防衛省としては、速やかに現地に沖縄防衛局の職員を派遣し、事実関係の把握を行うとともに、在日米軍に対し飛行の自粛...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘の緑ケ丘保育園に関しての事案でありますが、これは昨年十二月七日であります。宜野湾市から市内の保育園の屋根に航空機の部品と見られるものが落下したとの通報があり、防衛省としては、現地に沖縄防衛局の職員を派遣するとともに、米側に対して事実関係を照会を...全文を見る
03月02日第196回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(小野寺五典君) 米軍の運用に当たっては、地域住民の方々の安全確保が大前提であり、事件、事故はあってはならないものであります。安全の確保については、最優先の課題として日米で協力をして取り組んでまいります。  特に、今年に入って相次いで民有地に予防着陸や緊急着陸をせざる...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 政府は従来から、自衛のための必要最小限度を超えない実力を保持することは憲法九条第二項によって禁じられていないと解しております。他方、従来から、性能上専ら他国の国土の壊滅的な破壊のためのみに用いられる兵器、いわゆる攻撃的兵器を保有することは、自衛のための...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 憲法上保有することが許されない攻撃型空母でありますが、憲法上の制約の下において保持が許される自衛力の具体的な限度については、その時々の国際情勢や科学技術等の諸条件によって左右される相対的なものであることを申し上げておりますが、いかなるものが攻撃型空母に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 憲法上の制約の下において保持される自衛力の具体的な限度については、その時々の国際情勢や科学技術等の諸条件によって左右される相対的なものであることでありますので、一概に申し上げることは困難であります。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、前提としては、やはりその時々の国際情勢や科学技術等の諸条件によって左右される相対的なものであるということを申し上げました。そして、委員の方から攻撃型空母の定義という御質問がありましたから、そのことについて答弁をしたということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御質問は攻撃型空母の定義ということでありましたので、私は、昭和六十三年の答弁においては、当時の軍事常識を前提としてという先ほど来の答弁をさせていただいております。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、繰り返しますが、前提は、その時々の国際情勢や科学技術等々の諸条件によって左右される相対的なものということであります。  そして、攻撃型空母ということに関しては、正確にお話をしますと、極めて大きな破壊力を有する爆弾を積めるなど大きな攻撃能力を持つ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) あくまで、先ほど来私の方からお話をしているのは、憲法上認められないものは何かということなので、認められないものは、大きな攻撃力を持つ多数の対地攻撃力を主力としたものと、それから援護戦闘機、警戒監視等を搭載して、これら全航空機を含め全体となって一つのシス...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません、質問をもうちょっとゆっくり言っていただければ正確に分かると思いますが。  今、DDHの航空機運用能力の向上に係る調査研究の御指摘だったと思います。現状においても、「ひゅうが」及び「いずも」型護衛艦は、その艦上において哨戒ヘリ及び輸送ヘリと...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、護衛艦「いずも」を今後どのように運用していくか、F35Bを自衛隊が導入するか否か、護衛艦「いずも」にF35Bを搭載させるか否かということについては何ら決まっておりません。まず、このことを明確に申し上げたいと思います。  そしてまた、防衛省として...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、「いずも」という護衛艦があり、これをどう活用していくかということを様々検討するということは私は大切なことだと思いますし、そのために、現在どのような航空機があって、どのようなものがあるかということを私どもは広く調べるというのが今回の調査であります。...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 「いずも」は、当然、まだ就役して三年、今後四十年以上使う船であります。様々な私どもとして将来の使い方ということを検討する、そしてまた安全保障環境というのはこれは日々様々変わっていくということ、様々なことを想定してしっかり調査研究をすることは我が国の防衛...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず冒頭、繰り返しますが、護衛艦「いずも」を今後どのように運用していくか、F35Bを自衛隊が導入するか否かについて、護衛艦「いずも」にF35Bを搭載させるか否かについては何ら決まっていないということを明確に申し上げさせていただきます。  その上で、御...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) F35Bには、対潜哨戒ヘリとは異なり、御指摘のような対潜水艦作戦を実施する能力はありません。ですから、御指摘の運用そのものが成り立たないと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません、その御指摘の絵が潜水艦戦の絵だったものですから、F35Bはそんな能力はありませんとお答えをさせていただきました。  繰り返しますけれども、F35Bには対潜水艦作戦を実施する能力はないと承知をしております。海上自衛隊が現在運用している護衛艦...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 米軍の武器等の防護については、昨年、日米共同訓練の機会に、米軍の艦艇に対して自衛隊の艦艇が一回、米軍の航空機に対し自衛隊の航空機が一回、合計二回の警護任務を実施しました。  自衛隊と連携して我が国の防衛に資する活動に従事する米軍部隊の武器等を防護する...全文を見る
03月05日第196回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(小野寺五典君) まず、今回の訴訟につきましては、国が、存立危機事態が想定されないとか、その発生がおよそ想定されない、想定できないとかという主張は、これ行っておりません。この点ははっきりしたいと思います。  その上で、本件は、現職の自衛官である原告が存立危機事態におけ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) はい。  防衛出動命令が発令される時期等は不確実であるということであり、存立危機事態における防衛出動命令が想定されないと主張しているわけではないということであります。
03月06日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。  防衛大臣としての所信を申し上げる前に、陸上自衛隊AH64Dの墜落事故について申し上げます。  先月五日、陸上自衛隊目達原駐屯地所属AH64Dが試験飛行中に民家に墜落し、住民の方一名が負傷、搭乗員二名が亡くなりました。 ...全文を見る
03月06日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛大臣の小野寺五典でございます。  防衛大臣としての所信を申し上げる前に、陸上自衛隊AH64Dの墜落事故について申し上げます。  先月五日、陸上自衛隊目達原駐屯地所属AH64Dが試験飛行中に民家に墜落し、住民の方一名が負傷、搭乗員二名が亡くなりま...全文を見る
03月08日第196回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(小野寺五典君) 中期防におきましては、格段に厳しさを増す財政状況の中で、一層の効率化、合理化を徹底した防衛力整備に努めることとされておりまして、各種の調達効率化策に取り組んでおります。  平成二十六年度から三十年度までの五年間において、おおむね七千億円程度の縮減を図...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 特に防衛に関しての国の役割というのは、いかなる事態においても国民の命と平和な暮らしを守り抜く、これが政府の最も重要な役割だと思っております。言い換えれば、我が国の平和と安全を維持し、その存立を全うすること。このことは、安倍政権において我が国として初めて...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、憲法との関係のお話がございました。先ほど総理からも、憲法の前文が国民の平和的生存権を確認し、そしてまた、というお話がありましたが、例えば、十三条が生命、自由、幸福追求に対する国民の権利について国政上最大の尊重を必要とする旨定めていることでもあります...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員が御指摘になりました、憲法の前文が国民の平和的生存権を確認しというふうになっておりますので、憲法の前文にしっかり記されているものだと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) これは、同じく憲法の中に基本的人権のことについての記載もありますので、私どもはそれも大変重要なものだと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、テロ、ゲリラ等の対応について、これを未然に対応するためには様々な情報収集が必要だと思っております。特定秘密保護法を始め、様々な法整備をしていただきました。この中で、私どもは、諸外国を含めた様々なテロ、そのような情報をしっかり収集していくことが大事...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) もちろん様々な事態に対応して、自衛隊としては、警職法の範囲で対応するということもありますが、事態においては、例えば武力攻撃事態と判断すれば、それを上回ることの対応も当然できるということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) プーチン大統領は一日に行った年次教書演説の中で、米国を始めとするミサイル防衛システム配備への対抗として複数の新型兵器を紹介しております。例えば、大陸間弾道ミサイル・サルマト、原子力巡航ミサイル、原子力無人潜水兵器、極超音速ミサイル・キンジャール、戦略ミ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、ミサイル防衛の基本は、イージス艦で日本は対応しております。ですが、船で運用をするものですから、船代と上にミサイル防衛の費用、両方合わせて約一千九百億円ほど一隻掛かっています。  であれば、むしろ、二十四時間三百六十五日対応であれば、船ではなくミサ...全文を見る
03月15日第196回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(小野寺五典君) 委員は防衛大学校での教育経験もおありであります。日頃、防衛省・自衛隊に対して様々な御示唆、ありがとうございます。  サイバー防衛隊は、前回私が防衛大臣でありました平成二十六年三月に創設をいたしましたが、今般、日々高度化、巧妙化するサイバー攻撃の脅威に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、自衛隊が与えられた任務を遂行する上で基盤となる自衛官の人員、人材を確保していくことは重要であります。  そのような中で、防衛省・自衛隊においては、毎年、自衛官候補生の採用等必要な人員の確保に努めてはお...全文を見る
03月20日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 宮川委員にお答えさせていただきます。  自衛隊の能力向上に関しては、自衛隊員の安全を確保しつつ我が国を有効に防衛するため、いかなる装備が必要かについて日ごろより不断の検討をしております。  この検討におきまして、スタンドオフミサイルの取得について、ノルウェー...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、先ほど来お話をしておりますように、このスタンドオフミサイルの取得については、ノルウェー政府や米国政府との間での必要な情報収集や調整を行ってきたという結果であります。  また、今回、私ども、この予算については、平成三十年度の予算要求の中で御審議をいただい...全文を見る
○小野寺国務大臣 このスタンドオフミサイルのことにつきましては、予算委員会の中でも私どもは質問を受け答弁をさせていただいておりますし、また、これからもこのような質問があれば丁寧に答弁をさせていただきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 私どもとしては、これは国会でのさまざまな質問等に対して丁寧にお答えをさせていただくということでありますし、また、国会のみならず、さまざまな報道機関から、私どもは、記者会見、さまざまなところでこのような問題についての質問を受けることが当然ございます。その際にも丁寧...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、北朝鮮の脅威ということに限ったわけではなく、今、さまざまな国の、例えば対航空戦力に関して、長射程化がどんどん進んでいるということであります。とすれば、隊員が我が国を守るために、より任務を安全に、そしてしっかりとした形で遂行するためには、長距離のミサイルが...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回のスタンドオフミサイルは、特定の国を想定してということでの装備ではありませんが、少なくても、我が国に対する安全保障上のさまざまな脅威や懸念ということ、これに対応することが必要だと思っていますし、もちろん、北朝鮮は我が国に対する重大な脅威と私ども認識をしており...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほど来、北朝鮮に対しての脅威というお話をしていますが、これは、北朝鮮の核、ミサイルの開発についての脅威ということであります。そして、私ども考えておりますのは、当然、スタンドオフミサイルというのは、隊員が安全に任務を遂行するということであります。  そして、今...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもは、この国をしっかり守っていく中で必要な防衛装備を準備をしていく、そしてまた、隊員が安全に任務が遂行できるように、今回、予算の中で要求をさせていただいているということでありますので、むしろ、私は、今委員の説明された内容がなかなか腑に落ちないのは、私ども、北...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは冒頭も御説明させていただきましたが、今回のスタンドオフミサイルを導入するに当たって、相手国側との調整等が必要だったということ、その中で、今回、このタイミングで予算要求をさせていただいたということであります。
○小野寺国務大臣 委員も御案内のとおり、防衛装備というのは、予算化し、そしてまた、あるいは今回、LRASM、JASSMに関しては、F15に装着できるかどうか、そういう調査ということになります。そういう中で、実際に配備される期間というのは数年先ということになりますので、私どもとして...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、従来議論になっておりますが、改めて、スタンドオフミサイルというのは、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、諸外国の航空能力の進展が著しい中、我が国防衛に当たる自衛隊機が相手の脅威の圏外から対処できるようにすることで、隊員の安全を確保しつつ、我が国を有効に防...全文を見る
○小野寺国務大臣 財務省における決裁文書の書きかえにつきましては、安倍総理も述べられておりますが、行政全体の信頼を揺るがしかねない事態であると考えております。いずれにしても、財務省は、検察による捜査に全面的に協力するとともに、事態の全容を明らかにするために徹底した調査が行われるも...全文を見る
○小野寺国務大臣 総理の答弁については私の立場からコメントする内容ではないと思いますが、いずれにしましても、私は、今後の防衛力のあり方についてはさまざまな検討を不断に行っている旨、累次申し上げております。  平成二十九年度、海幕において実施しているDDHの航空運用能力向上に係る...全文を見る
○小野寺国務大臣 そのときの御質問に関しては、これは「いずも」の空母化に向けた具体的な検討ということはしておらないということでの答弁というふうに私ども答弁させていただいたと思っております。
○小野寺国務大臣 ちょっと記憶を呼び戻しますと、その時点でまだ、その調査研究等どういうものをやっているかということに関しては、私のところに報告も上がってきておりませんでしたので、逆に言えば、国会質疑の中でそのような調査研究があるんではないかという御指摘もいただき、私の方から調べさ...全文を見る
○小野寺国務大臣 総理の答弁については私が申し上げる立場ではないと思うんですが、私どもとして、質問は「いずも」の空母化についての検討ということでありましたので、私どもはそのような具体的な検討は行っていないということで答弁をさせていただきました。  私ども政府としては、これは、護...全文を見る
○小野寺国務大臣 護衛艦「いずも」を将来どのような形で使えるかということの、今回、この海幕が発注した事業内容は、調査研究という名前になっていますが、実際は、三百万程度の調査費で行っている、いわば情報収集ということでありますので、しかも、内容も広く文献等を集めた情報収集というふうに...全文を見る
○小野寺国務大臣 繰り返しますが、空母化に向けた具体的な検討を行ってきたことはないと申し上げておりますのは、政府としては、これまで、護衛艦「いずも」を将来空母にすることを目標と定め、その実現を図るために検討を行ってきたことはないという趣旨であります。  いずれにしても、私どもは...全文を見る
○小野寺国務大臣 米韓の演習について、報道等では一部出ておりますが、まだ、私どもは、米側からの正式な、いつから始まるとかそういうことについては、これは日米間でさまざまな情報交換をする中で、内容については差し控えさせていただきたいと思いますが、昨日も米太平洋陸軍の司令官が来られたと...全文を見る
○小野寺国務大臣 具体的な内容については、申すことは差し控えさせていただきたいと思いますが、最近の、南北首脳会談や米朝首脳会談に向けた動きは、防衛省としても注視をしておりますが、北朝鮮問題については、日米韓三カ国の連携のもと、私どもとして今後とも最大限の圧力を継続していくという考...全文を見る
○小野寺国務大臣 この問題については、今説明がありましたように、これは、今、外務、防衛のそれぞれの当局がこの地位協定の解釈をめぐって米側と調整をしているということなんだと思います。
○小野寺国務大臣 財務省における決裁文書の書きかえにつきましては、安倍総理も述べられているように、行政全体の信頼を揺るがしかねない事態であると考えております。いずれにしましても、財務省は、検察による捜査に全面的に協力するとともに、事態の全容を明らかにするために徹底した調査が行われ...全文を見る
○小野寺国務大臣 沖縄県で多発している米軍人や軍属による事件や米軍の事故については、米国や日本政府は再発防止に取り組むと言っております。こういう中で、私どもとしては、米軍による事件、事故はあってはならないと考えておりまして、その防止には、安全管理や隊員教育、綱紀粛正の徹底などを図...全文を見る
○小野寺国務大臣 最近の南北首脳会談や米朝首脳会談に向けた動きは、防衛省としても注視をしておりますが、北朝鮮問題については、日米韓三カ国の連携のもと、北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ不可逆的な方法での核、ミサイルの放棄を実現するため、政府としては今後とも最大限の圧力を継続して...全文を見る
○小野寺国務大臣 国民の生命財産を守るというのは、これは災害からも、私ども、同じだと思い、防衛省としてもしっかり対応しているということでありますが、現実に、例えば大雪やあるいは豪雨災害が想定されるような状況が、例えば気象庁なり、発せられる場合には、関係の自治体も同様にその備えをす...全文を見る
○小野寺国務大臣 本事件の被告人については、日米地位協定上の軍属の身分を享受していたものと承知をしております。
○小野寺国務大臣 外来機を含めた航空機による騒音は、周辺住民の方々にとって深刻な問題であり、嘉手納飛行場の騒音軽減は重要な課題と認識をしています。  このような認識のもと、防衛省としては、米側に対し、従来から、騒音規制措置の遵守や、休日や地元の重要な行事に配慮するよう申入れを行...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘ありましたように、例えば嘉手納の基地の周辺の航空機騒音というのは、大変な大きな問題であると認識をしております。沖縄防衛局がそのそばにありまして、私も、沖縄防衛局に行き、実際その爆音等を聞いて、感じております。  今回、旧海軍の駐機場を含めて、さまざま、嘉...全文を見る
○小野寺国務大臣 ただいま議題となりました防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  自衛隊の任務の円滑な遂行を図るため、自衛官の定数の変更を行うとともに、予備自衛官又は即応予備自衛官の職務に対する理解と協力の確保に...全文を見る
03月20日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今回、森友問題の中で様々な公文書の公開その他指摘があると思いますが、防衛省・自衛隊は、昨年、南スーダンの日報問題において国会でも指摘を受け、国民の皆様に様々な疑念を持たれる結果になりました。私どもの役目としては、国民に認知される自衛隊を目指すためにも、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘がありましたように、先月四日に投開票が行われました名護市市長選挙におきましては、渡具知新市長が誕生されました。防衛省としては、新たに就任された渡具知市長に対して、まず、名護市辺野古において実施しております普天間飛行場代替施設建設事業の現状を説明を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) マティス国防長官とは、昨年八月に私が防衛大臣に着任して以来、既に八回に及ぶ直接の会談や電話会談を行っております。北朝鮮を始めとする地域情勢や沖縄における在日米軍基地の課題など幅広く議論してきておりますが、思慮深く、信頼の置ける方だと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 公文書管理法でも明記されているとおり、公文書等は健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源であり、防衛省においても書換えはあってはならないことと考えております。  決裁が終了した公文書等の書換えを行うことは通常では考えられませんが、十二日、私から...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、この対話の間は核実験や弾道ミサイル発射を行わない旨の発言というのは、あくまで韓国側の発表であります。でありますが、北朝鮮は、仮にこの話を受ければ、北朝鮮は非核化の意思を明確にしたということ、対話が継続する間は核実験やミサイル発射などの挑発を再開し...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、南北あるいは米朝の首脳会談についての様々な議論はありますが、北朝鮮はまだ北朝鮮自身として核・ミサイル開発の放棄を表明したことではないのであります。そして、依然として北朝鮮のメディアは核武力の正当化を含む従来の論説を掲載しております...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 財務省における決裁文書の書換えにつきましては、安倍総理も述べられているとおり、行政全体の信頼を揺るがしかねない事態であると考えております。  いずれにしても、財務省は、検察による捜査に全面的に協力するとともに、事態の全容を明らかにするために徹底した調...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の公文書の書換えにつきましては、決裁文書の書換えにつきましては、行政全体の信頼を揺るがしかねない大変な事態だと考えております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の問題は、今、麻生財務大臣が国会に対して様々な答弁をされていると承知をしておりますし、私どもとしても、このような文書の書換えはあってはならないものと考えております。
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊員が入隊時などに行う服務の宣誓は、自衛隊法に規定された、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため我が国を防衛するという自衛隊の任務や隊員としての服務上の義務を隊員一人一人に自覚させ、政府の最も重要な責務である国民の命と幸せな暮らしを守るという...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊法五十二条にあります服務の本旨ということでありますが、隊員は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、強い責任感を持って専心その他の職務の遂行に当たり、事に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まさにここにありますが、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託に応えることを期すものとするという、この内容については、当然、例えば防衛出動あるいは様々な自衛隊の任務において、これは国民のために懸命にその負託に応えるという...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ちょっと委員の質問の意図がよく分かりませんので、もう少し分かるように質問していただけないでしょうか。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛出動を始めとする各種任務、これは領海侵犯対処や海賊対処、PKO等と、こういうこともございます。このような各種任務に際して、自衛隊員として、これは身を挺してその任務を遂行し、国民の命と幸せな暮らしを守るという国民から託された思いに応えるということであ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の平成二十六年七月一日の閣議決定の御指摘の部分は、我が国を取り巻く安全保障環境が根本的に変容し、変化し続ける状況を踏まえれば、今後、他国に対して発生する武力攻撃であったとしても、その目的、規模、態様等にとっては我が国の存立を脅かすこと、すなわち存...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現時点でも変わりません。
○国務大臣(小野寺五典君) 現時点で北朝鮮は、完全な、検証可能な、かつ不可逆的な方法での核、ミサイルの放棄に向けた具体的な行動は示しておらず、仮定の御質問にはお答えを差し控えさせていただきますが、その上で、政府としては、北朝鮮の核・ミサイル開発、中国による一方的な現状変更の試み、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 平成二十六年度以降に係る防衛計画の大綱についてにおいては、我が国を取り巻く安全保障環境について、冷戦期に懸念されていたような主要国間の大規模武力紛争の蓋然性は引き続き低いものと考えられるが、アジア太平洋地域においては、北朝鮮の核・ミサイル開発の脅威や中...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現在も同じ認識を持っております。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、本訴訟において、国は、存立危機事態が想定されないとか、その発生がおよそ想定できないといった主張は行っていません。この点ははっきり申し上げます。  その上で、本件は、現職の自衛官である原告が存立危機事態における防衛出動命令に服従する義務がないこと...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、訴訟の案件での質問でありますので、国はこの訴訟において存立危機事態が想定されないとかその発生がおよそ想定できないといった主張は行っていない、それをはっきりさせていただきます。  その上で、我が国の存立を脅かすことも現実に起こり得るという旨の平成...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しますが、平成二十六年七月一日の閣議決定で示した認識は、現状においても変わりないと考えております。
○国務大臣(小野寺五典君) 訴訟においては国は存立危機事態が想定されないとかその発生がおよそ想定できないといった主張は行っていないということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) 米側は、御指摘の事故を重く受け止め、安全確保のための取組の一環として、昨年末、普天間飛行場を離発着する全ての航空機に対し、普天間所属の航空機に加え、普天間に一時的に飛来する外来機についても、普天間第二小学校を含む全ての学校の上空を最大限可能な限り避ける...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 昨年五月十一日、公明党沖縄二十一世紀委員会、在沖米軍基地調査ワーキングチームから政府に対し、凶悪犯罪について、起訴前の身柄拘禁の日本側への移転に関する現在の運用に関し、日米地位協定に明記することを検討することを御要望いただいたと承知をしております。 ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 中国では、外務大臣からありましたが、五日から本日までの開催中の全国人民代表大会において習近平国家主席が再選されるとともに、魏鳳和新国防部長を含む閣僚人事が決定をされ、二期目の習近平体制が本格的に始動することになると承知をしております。  日中関係は我...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮は様々な対話の動きがあるというのは、これは韓国の特別代表、特別代表でしょうか、の方々がアメリカに行ったり日本に行ったりして様々な発言をしているということですが、まだ目に見えた形で非核や核、ミサイルの放棄に向けた動きはないと私どもは承知をしておりま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) テロ・ゲリラ対策を含む国内の治安の維持については、警察機関が第一義的な対応の責任を有しております。  テロ・ゲリラ攻撃が発生し、一般の警察力をもっては治安を維持することができないと認められる場合には、内閣総理大臣が自衛隊に対して治安出動を命ずることに...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは様々な相手の対応に応じて対処するということになりますが、委員の多分御懸念は警職法の範囲でしかできないのではないかということだと思いますが、実は、警職法の範囲でやることは基本でありますが、これに加えて、小銃、機関銃等の殺傷力が高い武器を所有した工作...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮が非核化を前提に話合いを始めるという動きを見せていることは承知をしておりますが、他方、北朝鮮は、一九九四年の枠組み合意、二〇〇五年の六者会合共同声明を時間稼ぎの口実に使い、核・ミサイル開発を進めてきたとの反省を踏まえれば、北朝鮮との対話のための対...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもは専守防衛の中で、防衛装備についても今委員がおっしゃったような盾の役割を基本的な役割とし、そして矛の役割は同盟国である米国が担っていくという基本的なスタンスでありますし、このことに関しては、例えば日米の防衛協力ガイドラインを含め、累次日米間でしっ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の財務省における決裁文書の書換えについては、これは行政全体の信頼を揺るがしかねない事態であると考えております。財務省は、検察による捜査に全面協力をするとともに、事態の全容を明らかにするため徹底した調査が必要だと、私どもも考えております。  なお...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、ノータムの発出であります。これは今回米側が自主的な措置として発したということでありますが、ノータムは、今委員の御指摘がありますように、元々はパラシュート降下訓練をするので、この時期とか、かなり限定的な時期ということになりますので、私どもとしては、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 仲井眞前知事から御要望のありました普天間飛行場の五年以内の運用停止については、政府としても移設されるまでの間の普天間飛行場の危険性除去が極めて重要な課題であるという認識を仲井眞前知事と協議をいたしました。  政府としては、普天間飛行場の五年以内の運用...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 普天間飛行場の移設をめぐる状況は、知事が交代し、翁長知事が埋立承認を取り消したことにより政府と沖縄県との間で訴訟が起きるなど当時と変化しており、一緒に考えることができなくなっている状況の中で五年以内の運用停止を実現することは、昨年、安倍総理が衆議院予算...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 普天間飛行場における進入及び出発経路を含む場周経路については、日米合意により、できる限り学校や病院を含む人口密集地上空を避けるよう設定をされております。  一方、ヘリコプターの飛行は、風や雲などの気象条件等により大きく影響を受けるため、個々の飛行にお...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員がお示しになられた防衛省の飛行状況調査でありますが、これは飛行の大まかな傾向を把握することは可能ですが、一つ一つの航跡をもって個々の米軍機が例えば学校上空を飛行したと断定することまでは難しいと考えております。また、学校の位置については、その敷地を正...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省では、普天間飛行場における回転翼機等の飛行状況調査、これは航跡調査でありますが、これを行っており、場周経路に沿った飛行が行われているかの大まかな傾向については把握をしております。  ただ、この調査については、この航跡調査の精度について、業者から...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的に、この航跡、この航跡引いた線については、これは航跡を委託している業者から、測定手法には技術的な限界があるため、実際の航空機の飛行と調査結果の航跡とは最大二百メートル又はそれ以上の誤差が生じる可能性があることから、一つ一つの航跡をもって個々の米軍...全文を見る
03月22日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○小野寺国務大臣 委員の御指摘のとおり、予備自衛官の約三割、即応予備自衛官の約四割が充足をしていない状況でありまして、充足率の向上には、予備自衛官等を雇用する企業に対する施策を充実させることが重要であると考えております。  このため、防衛省としては、平成二十七年度に予備自衛官協...全文を見る
○小野寺国務大臣 我が国に対するサイバー攻撃は、質、量とも深刻さを増しており、予断を許さない厳しい状況にあります。日々高度化、巧妙化するサイバー攻撃の脅威に対応するため、サイバー空間における自衛隊の能力の向上は喫緊の課題と認識をしております。  こうした認識のもと、防衛省・自衛...全文を見る
○小野寺国務大臣 近年、少子化に伴い、十八歳から二十六歳である自衛官等の採用対象者人口が減少傾向にあり、また、大学進学率が向上し、さらには有効求人倍率が高いことから、自衛官等の採用をめぐる環境は厳しさを増しております。  こうした状況にあって、自衛官等の採用については、全国五十...全文を見る
○小野寺国務大臣 我が国に対するサイバー攻撃は、質、量ともに深刻さを増しており、予断を許さない厳しい状況にあります。日々高度化、巧妙化するサイバー攻撃の脅威に対応するため、サイバー空間における自衛隊の能力の向上は喫緊の課題と認識をしております。  平成三十年度予算においては、サ...全文を見る
○小野寺国務大臣 高度化するサイバー攻撃の態様を踏まえれば、今後サイバー攻撃によって極めて深刻な被害が発生する可能性も否定できず、サイバー攻撃への対処は我が国の安全保障にかかわる重要な課題と認識をしております。  そのため、防衛省としては、中期防衛力整備計画に基づき、武力攻撃事...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、サイバー攻撃だけでの攻撃に関しては、これは、関連する国内法あるいは国際法、各国の中でもさまざまな議論があるということでありますので、サイバー攻撃のみでの攻撃で一概にこれが武力攻撃に当たるかどうか、そういう判断には至らないと思っております。  他方、例えば...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛計画の大綱の見直しについては、現時点では見直しの具体的な方向性等についてお答えする段階にはないんだと思います。  他方、見直しに当たっては、まず何よりも現実から目をそらすことなく真正面から向き合うことが不可欠であります。その上で、サイバー空間を含む新たな領...全文を見る
○小野寺国務大臣 今の安全保障上の中で、サイバーという領域は大変重要な領域になっております。  ただ、例えばサイバーでの攻撃をもって、それが武力の攻撃に当たるのかどうか、このことについてはさまざまな、これは国際間でもさまざまな議論がまだあり、一つの方向が定まっているというふうに...全文を見る
○小野寺国務大臣 基本的なことでありますので、事前に質問通告をしていただければ、このようなことについては正確にお答えします。  イージス艦のブロック2A対応の新しいタイプの船が何隻あるかということだと思っています。現在イージス対応の船は五隻ありますが、今後八隻に増隻しますが、現...全文を見る
○小野寺国務大臣 シンプルにお答えすると、現時点で、護衛艦「いずも」に関して、御指摘のような空母化を具体的に検討していることはないということであります。
○小野寺国務大臣 委員の、実際にさまざまな、これは即応予備、予備自衛官もそうでありますし、保護司あるいは消防団等さまざまな、社会貢献の役割の中で担っていただいている役割があると思っております。  そのことに対してどのような対応をしたらいいのかというのは、これは政府全体で考えてい...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のとおりだと思います。
○小野寺国務大臣 先ほど来、即応予備自衛官の充足率の低下という御指摘がありました。私も、委員のお話を聞いて、やはり社会での中核的な層になると、どうしても三十日の訓練がやがてしにくくなるというのが、これがあるんだと思っています。  実際に、即応予備自衛官でありますが、現在、二十代...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員御指摘の資料の提出につきましては、防衛省として、本件資料の要求の対応に当たりましては、情報公開法第五条各号に掲げる不開示情報に該当するか否かも参考にしつつ、適切に対応したものと考えております。  なお、私も、文書管理の中で、防衛省の担当者から随時報告を受け...全文を見る
○小野寺国務大臣 予備自衛官あるいは即応予備自衛官というのは、大変重要な役割を担っていただく立場だと思っております。ただ、現在、その定数にも満たない形で、三割、四割がまだ不足ということでありますので、私どもとしては、まず予備自衛官、即応予備自衛官の定数に満たるまでしっかり応じてい...全文を見る
○小野寺国務大臣 幹部自衛官となるべき者を養成する防衛大学校におきまして、任官辞退者が生じることは極めて残念であります。  本年度、二十九年度でありますが、卒業生四百七十四名のうち、任官辞退者は三十八名、全体の八%であります。その内訳につきましては、男子が三十三名、女子が五名と...全文を見る
○小野寺国務大臣 米軍の運用に当たりましては、地域住民の方々の安全確保は大前提であり、事件、事故はあってはならないものであります。  その上で申し上げれば、公共の安全又は環境に影響を及ぼす可能性がある米軍の事件、事故が発生した場合には、日米合同委員会合意に基づいて通報することと...全文を見る
○小野寺国務大臣 建白書は、翁長知事が那覇市長時代に主導して取りまとめたものと承知をしております。翁長県政における今後の政策立案、実施について理解していく上で、重要な参考資料の一つとなるものと判断するに至ったため、昨年三月、その保存期間を一年延長いたしました。  防衛省が業務を...全文を見る
○小野寺国務大臣 通常一年を考えております。
○小野寺国務大臣 まず、私自身の考えとして断った上でお話をさせていただきますが、平成二十六年の答弁で照屋委員にお話をさせていただきましたが、歴史公文書に該当して国立公文書館に移管されるかどうかについて、今後、防衛省において適切に判断してまいりたいと思いますが、私個人としては、これ...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、広田委員におかれましては、東日本大震災発災時に防衛大臣政務官ということで、被災者の救出に対し先頭になって対応され、また隊員に対してのさまざまな対応等をしていただいたこと、大変感謝を申し上げます。  災害派遣等手当及び死体処理手当に関する検討状況についてで...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨年十二月一日の衆議院安全保障委員会の理事会提出資料は、我が国を取り巻く安全保障環境について、戦後最も厳しいと言っても過言ではありませんとの認識について説明をしたものであります。  具体的には、現大綱策定後の安全保障環境は今日に至るまで現実に厳しさを増している...全文を見る
○小野寺国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境は、この東アジアの全体の状況を見ても大変注視をする動きがあるんだと思っております。  その中に、特に北朝鮮でありますが、これは、例えば昨年の北朝鮮の核実験でありますが、広島型の十倍の百六十キロトンという過去最大の出力と推定される規模...全文を見る
○小野寺国務大臣 北朝鮮の動向については、最近の南北首脳会談や米朝首脳会談に向けた動きというのがあるということは、私どもも注視をしております。  他方で、北朝鮮は、一昨年来、三回の核実験を強行して、四十発もの弾道ミサイルを発射したほか、本年の新年の辞において、核・弾道ミサイル開...全文を見る
○小野寺国務大臣 これまでも、そして現在も、社会や政治の場で活躍されている小田原委員のお姿を見ますと、立派な自衛官であられたお父様の背中を見て育った、それも大きな要因ではないかと改めて感じ入っております。  隊員は、任務に当たりまして、事に臨んでは危険を顧みずという宣誓を行って...全文を見る
03月23日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(小野寺五典君) 平成三十年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成三十年度予算においては、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、国民の生命、身体、財産及び我が国の領土、領海、領空を守る態勢を強化するため、平成二十六年度以降に係る防衛計画の大...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現在、防衛省・自衛隊として引き続き高度の警戒態勢を維持し、イージス艦を展開しておりますが、整備、補給で港に戻る隙間の期間が避けられず、また、洋上勤務が繰り返される乗組員の勤務環境なども厳しい状況にあります。イージス艦は、弾道ミサイル防衛の任務のみならず...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) イージス・アショアは、BMD対応型イージス艦と同様のレーダー、指揮通信システム、迎撃ミサイル発射機などで構成されるミサイル防衛システムを陸上に配備した装備品であり、大気圏外の宇宙空間を飛翔する弾道ミサイルを地上から迎撃する能力を有しております。言わば、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘がありますように、防衛省としましても、少子化の傾向を踏まえた省人化や、自衛隊員の安全確保、負担軽減の観点から、無人化関連の技術研究などを行うことは重要と認識しております。例えば、今審議をお願いしています三十年度予算でありますが、この中には新型護衛...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 普天間飛行場代替施設建設事業に係る、要する経費につきましては、平成二十一年に約三千五百億円以上という全体見積りを出しましたが、現時点で、その全体見積りの約五割の経費について入札や予算要求を行っていないといった不確定要素がある状況であります。  具体的...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員はオーバーというお話をされておりますが、現時点、平成十八年度から平成二十八年度までの支出総額は七百五十二億円であります。
○国務大臣(小野寺五典君) 予算につきまして、これは、平成二十一年に三千五百億円以上という全体見積りを出しました。そしてその後、先ほどお話しさせていただきましたように、まだ様々な事業については契約にも至っていないものがありますので、この時点で、不確定要素があって、ある時点で全体の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 平成二十五年に日米両政府で作成し公表した沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画においては、普天間飛行場代替施設では確保されない長い滑走路を用いた活動のための緊急時における民間施設の使用の改善が普天間飛行場の返還条件の一つとして記載されています。...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) FMS調達は、経済的な利益を目的とした装備品の販売ではなく、米国の安全保障政策の一環として、同盟諸国等に対して装備品を有償で提供するものであります。こうした仕組みによって、一般では調達できない軍事機密性の高い装備品や米国しか製造できない最新鋭の装備品を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛関係費の規模や在り方については、我が国を取り巻く安全保障環境やその時々の財政事情等を勘案する必要があります。  各年度の予算は、我が国の安全保障の基本方針である国家安全保障戦略や、防衛力の基本指針である防衛計画の大綱の下に定められた五年間の防衛力...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この一年間の成果については、二十九年度末となる今月末時点での実績に基づいて取りまとめることになっておりますが、現在のイニシアティブの下での具体的な成果を申し上げれば、平成二十八年度募集では、自衛官候補生における女性の採用予定数を七百七十名から九百三十名...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 米軍の運用に当たり、安全確保は大前提であります。米艦艇の事故は、地域住民の方々に大きな不安を与えるものであり、あってはならないものであります。その防止には、まず米側の努力が重要です。  昨年以来、相次ぐ米軍の事故等を受け、総理を始め私からも、地元の不...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現在の我が国の弾道ミサイル防衛は、海上自衛隊のBMD対応型イージス艦による上層での迎撃と航空自衛隊のPAC3ミサイルによる下層での迎撃を組み合わせた多層防衛により我が国全域を防護する体制を取っております。  その上で、弾道ミサイル等への対処が必要とな...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、北朝鮮は、一昨年来、過去最大出力と推定される規模の核実験あるいは累次の弾道ミサイル実験等があります。これは、これまでにない重大かつ差し迫った脅威となっております。  一方、北朝鮮のみならず、中国は、透明性を欠いたまま軍事力を強化するとともに、東...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ロシアは、米国のミサイル防衛システムの欧州やアジア太平洋地域等への配備に反対をし、MDを突破できる核戦力を追求する旨表明をしております。今月一日には、プーチン大統領が年次教書演説において、MDシステム配備への対抗手段として複数の新型兵器を紹介したという...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 陸海空の自衛隊の平成二十八年度末の編成定数について、陸上自衛隊は即応予備自衛官を含め十五万八千九百三十八人、海上自衛隊は四万五千三百六十四人、航空自衛隊は四万六千九百四十人となっており、陸上自衛隊が海空自衛隊と比較しても多くなっております。  これは...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としては、プーチン大統領が一日の年次教書で紹介した新型兵器の開発状況等を含めロシア軍の動向を注視しておりますが、これら個別の兵器に対する我が国の対処能力については、我が国が導入する装備品の個別具体的な性能に関する内容であります。我が国の手のうちを...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 米側としては、外来機も含め、学校上空の飛行を最大限避けることとしているものと認識をしております。その上で、普天間第二小学校以外の学校等については、今後、カメラの設置の必要性や地元の御意向等を伺いながらその対応について検討をしていく考えであります。  ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 昨年十二月七日、宜野湾市内の保育園の屋根において航空機の部品と見られるものが発見された事案を受け、二月十三日、同保育園の父母会から御指摘の要請が行われたことは承知をしております。  本件について防衛省としては、宜野湾市からの通報を受け、現地に沖縄防衛...全文を見る
03月26日第196回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(小野寺五典君) まず、米軍の運用に当たっての事故というのは、地域住民の皆様の安全確保が大前提の中で、あってはならないということだと思っております。  私どもも、今しっかりこの問題について米側には厳しくただしておりますし、また、今委員がお話ありました、例えば普天間第二...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 安全保障に関する質問をありがとうございます。  プーチン大統領が発言をされたあるいは発表された中に、ロシアが今様々な新しい兵器を開発しているということ、これは私ども注視をしております。そして、その目的というのは、アメリカを中心としますミサイル防衛シス...全文を見る
03月29日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省では、海賊対処行動を効果的に実施するため、平成二十三年六月からジブチにおける活動拠点を運用しており、平成二十五年十二月に策定されました防衛大綱においては、国際平和協力活動等を効果的に実施するという観点から、海賊対処のために自衛隊がジブチに有する拠...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、委員が御指摘の現在の日本のBMDシステム、特にSM3ブロックⅡA等でありますが、これは純粋に防御的な能力であります。来たものを撃ち落とすということでありますので、他国に対しての脅威になるものではないと思っております。  その上で、今御指摘であり...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今御指摘がありましたように、我が国の弾道ミサイル防衛は、現時点におきましては、海上自衛隊のSM3搭載のイージス艦の上層での迎撃と、航空自衛隊のPAC3ミサイルによる下層での迎撃ということになります。  さらに、今回、能力向上型のSM3ブロックⅡAの導...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしてお答えできる範囲というのは、対処能力を含め、我が国の弾道ミサイル迎撃能力は一層向上するということであります。具体的な内容につきましては、個別具体的な性能につきましては、我が国の手のうちを明らかにすることから、お答えは差し控えさせていただきま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 当然ここでの私どもの答弁というのは、日本国内ではなく海外で様々な方々が見ているということになります。そしてまた、我が国の能力ということがつまびらかになれば、それをまた上回る更なる能力の開発ということにもつながるのが一般的な常識であります。  というこ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、私ども考えております現在のイージス・アショアでの能力というのは、あくまでも弾道ミサイル防衛等、我が国を守るということがその基本ということになります。  その上で申し上げれば、現在検討しておりますのは、SM3は、ブロックⅡAも含め、我が国に飛来す...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、SM3は、ブロックⅠAもⅡAもそうでありますが、弾道ミサイルですから、我が国に飛んでくる弾道ミサイルを迎撃するというシステムということになります。また、SM6につきましても、これは我が国を攻撃するために飛んでくる巡航ミサイルや攻撃機を、これを防ぐ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員が様々な数字のことをお話をされましたが、基本的に私どもとしては、我が国の防衛の能力については、これはお答えを差し控えさせていただくというのが基本であります。  そして、今御指摘がありましたロシアの新型兵器ということでありますが、まだプーチン大統...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、専守防衛についての御指摘がありましたが、専守防衛は、相手からの武力攻撃を受けたとき初めて防衛力を行使し、その防衛力行使の態様も自衛のための必要最小限度にとどめ、また保持する防衛力も自衛のための最小限度のものに限られるなど、憲法の精神にのっとった受動...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御指摘は、例えばロシアで今回新型の様々な装備の開発をしていることに関して、それは危ないからやめろというふうに言った方がいいという、そういう御趣旨の質問でしょうか。
○国務大臣(小野寺五典君) 当然、それぞれの国がどういう目的を持って装備を開発しているかというのは様々その国の目的があると思いますが、少なくとも今御指摘がありました北朝鮮に関しては、日本に対しての弾道ミサイル攻撃やあるいは核使用について言及するなど、これは看過できない状況でありま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、装備の点でありますので私の方からお話をしますが、イージス・アショアは、BMD対応型イージス艦と同様のレーダー、指揮通信システム、迎撃ミサイル発射機などで構成されるミサイル防衛システムということになります。  ですから、弾道ミサイルの探知に必要な...全文を見る
04月03日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(小野寺五典君) ただいま議題となりました防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  自衛隊の任務の円滑な遂行を図るため、自衛官の定数の変更を行うとともに、予備自衛官又は即応予備自衛官の職務に対する理解と協...全文を見る
04月05日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今般の事案、これは大変あってはならないことだと思っております。  今般の事案は、南スーダンPKO日報問題の情報公開、文書管理に係る防衛省の再発防止策の一環として、いわゆる日報を含む定時報告を統合幕僚監部参事官において一元的に管理する作業の過程で、昨年...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘ありました昨年七月の南スーダンPKOの日報問題に関する特別防衛監察では、日報の存在が確認されてから陸幕に対する本件日報の存在の確認、統幕内での本件日報を特定する部署の調整、本件日報の明確化作業などの実施により、防衛大臣への報告に一か月を要したとい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私が今回この日報について、まずその発見の過程というのは、今回、南スーダンの反省を踏まえて、このような文書については統合幕僚監部参事官において一元的に管理するということ、これを進めておりました。その進めている中で、今回イラクの日報があるということが判明を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) もしこれがシビリアンコントロールが機能していなければ、恐らく昨年のこのイラクの日報が見付かった案件について、もしかしたらまだ公表されていなかった可能性もあります。これは私がおかしいと思って、なぜ昨年二月から三月のこの時点で確認できなかったのかということ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 少なくても、まず今回の事案が明らかになったのは、これは統幕でこういう文書を一元管理しようというその指示の下、文書があることが分かった。そして、どうもその文書が公表される過程が、特に、なぜ昨年の二月、三月の時期に分からなかったのかということを私がおかしい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 四月二日の時点、これは、今回文書の一元化をするというその作業の過程の中でこのイラクの日報の文書があることが分かったということ、この時点で、私ども、これがどういうことかということを調べる、それが大事だと思っておりました。そして、その過程の中で、なぜ昨年の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 少なくても、私のところに報告があったときに、直ちに私は、この内容について公表し、そして内容についての精査を行うような指示をさせております。少なくても、私どもが分かった段階では速やかに公表しているということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、昨年の国会での資料要求や質疑に関して、イラクの日報に関する担当部署は統合幕僚監部参事官であります。当然、昨年存在しないと答弁した資料ではないかとこれは認識をしなければいけない、そういう部署でありました。そして、もしこの段階でリスト化をしていて、そ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、今回の事案がこうして公表されるに至ったその過程というのは、これは昨年の南スーダンの日報問題の反省を踏まえて、この日報について統合幕僚監部参事官において一元的に管理するというその作業の中で分かったということであります。そして、その分...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の一連の日報問題というのは、これは、私ども……(発言する者あり)昨年のですか。  今回私ども対応している内容というのは、昨年の南スーダンの日報事案の反省を踏まえて今回対応させていただいているということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) これは、国会も含めてそのような疑いがあるということで特別防衛監察を行い、そして、特別防衛監察の中でこの内容が明らかになったものだと私は思っております。(発言する者あり)
○国務大臣(小野寺五典君) まず、委員が今二月二十七とおっしゃいました。今回、研究本部におけるイラクの日報の確認時期が昨年の三月二十七ということでありました。そして、私どもとしては、この問題について大変重要だと思っております。  少なくても、先ほど来お話をさせていただいておりま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、特別防衛監察のことを踏まえて、私ども今回、統幕、幕僚監部参事官において一元管理をする過程で今回の日報の一部の発見が分かったと、それが今おっしゃった三月三十一日に私のところに報告がありました。そして、私自身、なぜ昨年の二月、三月の時点でこのことが分...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、御指摘の定例幹部会議におきまして、私が、森友学園の文書の書換えが問題となっているということ、昨年は自衛隊の日報の問題があったということで、防衛省・自衛隊、しっかり情報公開、行政文書管理、情報保全を徹底してほしいと、そのようなことを幹部に指示をいた...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ちょっと質問の意図が分かりません。
○国務大臣(小野寺五典君) 大臣に上げなくていいという判断をした者というのは、ちょっと私どういう意図か分かりませんが、少なくても事務方から、私もなぜこれだけ報告が遅いのかということは問いただした中で、様々な準備をしていた、確認をしていたということがありますが、丁寧さは確かに考えて...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回このような、日報を、これは当時の稲田防衛大臣でありますが、イラクの日報について調査するようにという指示があったにもかかわらず、昨年の三月二十七日の段階で研究本部がこの日報の存在を認識していたということ、これは大きな問題であり、私も大変遺憾だと思って...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 注意喚起という言い方というのは、私がこの前田部長を呼んで厳しく指示をした、指導をしたということであります。私もこの認識はこれは違うということは明確にお話をさせていただきました。
○国務大臣(小野寺五典君) その点が私どもとして、今回、三月三十一日、昨年ですが、そのときにこのイラクの日報をあるのが分かっていたのにそれをしっかり報告しなかった範囲がどこまでなのかということを確認する中で、今、陸幕も一つの対象の中で、大野大臣政務官が調査チームの中でどこまでがそ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) それ、そのとき私が防衛省にいたわけではないので内容はつまびらかには分かりませんが、少なくても事務方が稲田大臣に対して正確な状況を上げて大臣に答弁をさせるということは、これは確実に行わなければいけないということであります。  今回、事務方の確認が十分で...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のように、この文書、公文書であります。これは国の諸活動や歴史的事実を記録するものであり、国民主権の理念にのっとって、その諸活動を国民に説明する責務を全うするため、適切に情報を開示する必要が私どもあると思っております。  他方、その中には自衛隊の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、今回の一連の日報問題に関しては、国民の皆様に大変な不信を持たせてしまったということについては私ども深くおわびをする案件だと思っております。ですからこそ、事実、真相の究明や再発防止にしっかり取り組むことが大切だと思っております。  ただいま委員か...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 辰己参考人が答弁したのは、その教訓データベースという共通の中には見付からなかったということでありますが、当然その後、三月二十六日に外付けのハードディスクの中にイラクの日報があったわけですから、当然その時点で、あっ、三月二十七日に外付けハードディスクの中...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、このイラクの日報が確認された外付けハードディスクということですが、これがいつでも連接をしているとは限らないということで、取り外してどこかに保管していたのかもしれません。  ただ、いずれにしても、これも含めて今調査の中で大野政務官を中心とするチーム...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 例えば、セキュリティーの関係で連接を外しているという可能性もなくはない。私どもとしては、このことも含めて今どういうことが事実だったかということを調べさせていますし、委員がおっしゃるように、そんなに複雑なことを調べているわけではありませんので、分かり次第...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この事案が分かったのは昨日であります。そして、昨日、直ちに大野政務官に調査をするように指示をして、今調査をされているというふうに報告を受けておりますが、できるだけ早く御報告ができるようにしたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 私どももこの真実を早く知りたい、そしてまた、そのことに対して厳粛に対応したいと思っております。そういう意味では、急がせる必要はあると思いますが、実際誰が関係したかということはそれぞれ当事者から聞いて確認をする必要があります。いずれにしても、なるべく早く...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今のは森友の話。
○国務大臣(小野寺五典君) 四月一日からの改正の内容でしょうか。それとも、昨年の……(発言する者あり)あっ、四月一日からですね。  四月一日からの改正でありますが、昨年十二月の行政文書の管理に関するガイドラインの改正に伴い、防衛省においても改正された防衛省行政文書管理規則を四月...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 各種、各行政機関が保有する行政文書については、紙媒体と電子媒体のどちらによる保存も可能とされておりますが、一般論として申し上げると、防衛省においては、紙文書及び電子文書それぞれの特徴を踏まえ、業務の性質、内容等に応じて適切な記録媒体を選択するということ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしては、やはり後の情報公開にしっかり堪えられるようにしっかりとした管理が必要だと思いますし、その際、どのような管理の仕方が必要かということは適切に対応していきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 廃棄の方法については、行政文書の管理に関するガイドラインや文書管理規則において特段の定めはありませんが、一般的に細断などの方式により利用できない状況にすることをいうものと考えております。  行政文書を廃棄した場合には、関連する行政文書ファイル管理簿の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ファイルを削除するということになります。
○国務大臣(小野寺五典君) それは物理的な形で残っているということなんでしょうか。  済みません、これは防衛省だけではなくて、政府の中でその廃棄について、ハード的なものも含めてどうするかということは検討していくことになるんだと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 今ちょっと確認をいたしましたら、ハードディスクに関して、それを破壊する、物理的に破壊するという形を、これは業者に依頼をして削除しているという、物理的にも削除するという。いずれにしても、済みません、物理的に削除する形で対応しているということだそうです。
○国務大臣(小野寺五典君) 今の物理的な廃棄については後で事務方から説明に行かせます。  今、廃棄の記録でございますが、保存期間が一年以上の行政文書については、内局では、課長級の職員である文書管理者が、関連する行政文書ファイル管理簿の記載を削除するとともに、移管・廃棄簿にその名...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 昨日、私の方にこの報告が来たのは午前中だったと思います。ただ、その内容が、第一報という形で来たものですから、どのような状況でこれが行われていたのか、その全体についてしっかりまとめてくれということ、特に対外的にすぐに公表すべきと私自身は考えましたが、内部...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 午前中にあった内容について細部を含めて確認をする必要があったので、午前中に細部を含めてしっかり確認するようにという指示をして、その後、中央即応集団の開設式がありましたからそちらの方に向かって、その行事を終わらせて戻った後、再度確認をした後、公表させてい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、三月三十一日に、まず、今回日報の一元化をする中でイラクの日報があったということが分かったと私のところに確認がありました。その時点で、もうこれは早く公開すべきだということで、その日に公表させていただきました。  今回の四月四日の、昨年三月二十七...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 同じ認識であります。
○国務大臣(小野寺五典君) 私のところに事務方から上がってきた想定は、今、福山委員がおっしゃったような想定の答弁の在り方でありました。  ただ、私自身答弁をした中で、本当にそうなのかということ、まあそれを私自身はやはり疑問に思い、改めて昨年の二月、三月何もなかったのかということ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も今回のこのイラクの日報の一連の経緯を見て、ずっと、ない、出てこないということが続いた中で、四月の二日にこれおかしいんじゃないかと思って探すように指示を出したら、四月四日に、二日間で出てきたわけですよ、三月二十七日、昨年こういうのがありましたと。 ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私は、全国各地で行われている新入隊員の激励会に本来ならば一つ一つ伺って、新入隊員とその御家族の方々に直接お会いしてお話をしたいと思っておりますが、そのようなことがかなわないので、ビデオメッセージという形で激励会の現場で皆様の方に私の思いをお伝えをしてお...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 南スーダンのPKOをめぐる様々な問題について、稲田元大臣におかれましては御自身の判断としてその責任を取られたと承知をしております。  ただ、行政というのは当然継続していくものだと思っております。私の職責というのは、大臣が替わったとしてもその職務を引き...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国に対するサイバー攻撃は、質、量共に深刻さを増しており、予断を許さない厳しい状況にあります。日々高度化、巧妙化するサイバー攻撃の脅威に対応するため、サイバー空間における自衛隊の更なる体制強化は喫緊の課題と認識をしております。  そのため、平成三十...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 北部訓練場のヘリパッドの移設工事については、法的に義務付けられているものではありませんが、自然環境の保全に最大限配慮するとの観点から、自主的な判断により環境影響評価を実施をしております。  委員のお尋ねの「環境影響評価図書案のあらまし」についてですが...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としましては、安全保障上の極めて重大な課題でありますサイバー攻撃に対して迅速かつ的確に対応するためには、我が国自身の体制の強化のみならず、同盟国である米国を始めとする諸外国と効果的に連携することが必要と考えております。  こうした問題意識の下、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) サイバー攻撃が年々高度化、巧妙化しており、サイバー防衛部隊においても、御指摘の外部人材を積極的に活用していくとともに、民間企業等との連携について更に強化していくことが必要と考えております。  その観点から、まず、サイバー人材の確保については、防衛省・...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 現行の中期防においては、より多様化、長期化する事態における持続的な部隊運用を支えるため、即応予備自衛官及び予備自衛官の幅広い分野での活用を進めるとされております。  幹部について申し上げれば、現在、予備自衛官では一佐から三尉までの幹部が合計五千六百九...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御指摘のとおり、現場での実情等も踏まえつつ予備自衛官等の訓練のやり方を見直していくことは、予備自衛官の士気の高揚及び運用の実効性の向上の観点からも重要であると認識をしております。  予備自衛官については、採用時に階級、職種などが指定され、年間で...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の日報をめぐる事案につきましては、国民の皆様、そして国会に対して大変御迷惑をお掛けしていること、改めておわびを申し上げます。特に国会からの御指摘がありました様々な文書について、特に日報については、これは私ども、国会にお示しするのが基本でありましたが...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国に対するサイバー攻撃は、質、量とも深刻さを増しており、予断を許さない厳しい状況にあります。日々、高度化、巧妙化するサイバー攻撃の脅威に対応するため、サイバー空間における自衛隊の能力の向上は喫緊の課題と認識をしております。  こうした認識の下、防...全文を見る
04月09日第196回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(小野寺五典君) この度のこの日報を含めた問題に対しては、国民の皆様に、また国会に対して、大変私どもとしては申し訳ないと思っております。  今回、このイラクの日報というのが、昨年、稲田大臣の答弁の中で確認されなかったということで国会の審議が行われたわけでありますが、そ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘はもっともだと思います。  昨年の三月二十七日に研究本部で、その文書、イラクの日報があることが分かっていたにもかかわらず、なぜ速やかに稲田大臣を含めて上部に上げなかったのか、誰が知っていて、なぜそのようなことになったのか、これをしっかり明らかに...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘ありますように、このような調査に関しては、やはり身内ではなく第三者的な見方というのが大変重要だと思っております。  私は、大野大臣政務官には、国民の負託を受けた政治家として、政治主導で公平中立に調査を行っていただけるものと考えております。また、...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 国民の皆様から大変厳しい目で私ども今見られているということを重く受け止めております。  昨年八月に私が再び防衛大臣を拝命した際に安倍内閣総理大臣から、日報のようなことが再び起きることがないよう再発防止を徹底し、国民の信頼回復に向けて全力で取り組むよう...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省・自衛隊に課せられた国民からの様々な任務は重いと思っています。  今この現在も、島根県、今日は大きな地震がありました。水道が止まったということで、現場の隊員が給水活動に汗を流しております。このような現場の隊員の士気が下がるようなことがあってはな...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、先ほど委員が文民についてのお話をしましたが、従来から文民の定義というのは、次の者以外の者ということであります。一つは、旧陸海軍の職業軍人の経歴を有する者であって軍国主義思想に深く染まっていると考えられるもの、それから自衛官の職にある者、これを除く...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 初めに、イラクの日報をめぐって不適切な対応があったことについて防衛大臣としておわび申し上げますし、この問題については、全てのうみを出し切るということ、まずそれから始まることなんだと思っています。  その上で、私の方から、まず、本日午前中の審議の中でも...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、昨年の三月二十七日の件について私の方からお話をさせていただき、その後、事務方の方から今回の情報公開請求についてお話をさせていただきます。  私のところに今回イラクでの日報があったという報告が来たのは、三月三十一日土曜日の午前中だと思います。速や...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、情報開示請求がまだ期限が来ていないということで、今までの一連の流れについては今事務方の方からの説明があったんだと思っております。  そして、いずれにしても、私どもとしては、私の方に説明があったというのが、三月二十七日時点で研究本部がこの文書を見...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、三月二十七日にその研究本部の方で見付かったときの経緯その他、これは私ども今内部の調査をさせておりますが、全体、今一体どこまで関わって、そして、本当に知っていたのにもかかわらず、例えば稲田防衛大臣を始め上の方に連絡をしなかったというその経緯について...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、今回のイラクの日報を含めて様々なことが省内にあったことが分かったというのは、実は、今、様々な日報文書を一元化する過程の中で見付けて、むしろ私どもの方からこういうものがありましたということで御提示をさせていただき、そして、三月二十七日、昨年でありま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 空母着艦訓練、いわゆるFCLPということでありますが、これはどうしても空母に航空機が着艦するために必要な訓練ということになります。  今回、岩国への移駐ということでありますが、これは私ども、やはり周辺の自治体からの要請もあり、あるいは沖縄の負担軽減も...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、FCLP、空母の着艦、着陸訓練でありますが、これは、我が国が恒常的な訓練施設を提供するまでの間、米側は暫定的に可能な限り硫黄島を使用するということになっております。私どもとして、基本的に硫黄島を使う、岩国飛行場において実施すること...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としましては、これまでも、FCLPについてはできる限り多くの訓練を硫黄島で実施するように米側に申入れをしております。  御指摘のFCLPは、在日米軍より当省に対して、昨年九月一日から九月六日までの日中、厚木飛行場においてFCLPを実施する旨連絡...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、今回のイラクの日報があったということが判明したのは、今、日報というのはたくさんいろんな、海外で活動する自衛隊員はたくさんいろんな日報を作っておりますが、それをやはりばらばらにしているので、このような、あった、ないということがあるので、再発防止策の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も、この一連の過程、確かに、分かってから、これは一月十二日、陸自研究本部が陸幕総務課に報告をしたというところから私のところまで時間が掛かっている、これは余りに遅いと、もし分かっているならまず初めに第一報すべきだと思っております。  実は、私に報告を...全文を見る
04月10日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○小野寺国務大臣 まず初めに、イラクの陸上自衛隊の日報をめぐって不適切な対応があったことについて、防衛大臣としておわび申し上げます。  イラクの日報は、南スーダンPKO日報問題の再発防止策として統合幕僚監部への一元的な管理を進めていく中で、陸上自衛隊研究本部と陸上幕僚監部衛生部...全文を見る
○小野寺国務大臣 このような文書の管理を含め、今起きている事案に関しては、防衛省・自衛隊として深く反省すべきことなんだと思っております。  ただ、今回のイラクの日報の文書が初めに発見される過程というのは、昨年の七月二十八日に、南スーダンの日報問題を契機に、文書の一元管理をしっか...全文を見る
○小野寺国務大臣 三十一日の午前中、ちょうどその日、土曜日ですから、私が部隊視察に行こうと準備して役所にいたときに、ちょっと報告事項ということでありましたが、何か正確ないろいろな用紙があったような記憶はないんですが、ちょっと済みません、記憶をたどってみます。
○小野寺国務大臣 当然、出張に行く前、役所におりますが、そのとき、実は私、この仕事についてから、土日もかなり出勤をしております。担当者も、土曜日に私が出勤しているのを知っておりますので、出勤していることを知って、来たというふうに覚えております。  ですから、大臣室で報告を受けま...全文を見る
○小野寺国務大臣 きょう、委員は参考人の登録をしていないので、私が答えることになるんですが、今の、私がそのとき説明を受けたのがどのようなものかというのは、ちょっと私もうろ覚えですので、また担当の方から説明をさせていきたいと思います。  いずれにしても、そのとき報告を受けて、これ...全文を見る
○小野寺国務大臣 済みません、事前の通告があれば記憶を呼び起こしておきますが、とにかく、私としては、これは国会への御報告やあるいは国民への公表について速やかにしなければいけない重要なことだと認識をした覚えはあります。
○小野寺国務大臣 ちょっと今、記憶を呼び起こしましたが、その日、三十一日の午前中、部隊視察に行く予定で、私はもう予定があったので、その報告を受けて視察に行くことにしましたが、官房長も同行するはずだったんですが、官房長をすぐに残して、そこで、しっかり状況を調べて対応しろということで...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、三月三十一日には、たしか、この一元化の過程の中で、こういうものが見つかったかもしれません、見つかりましたということが来たので、私もその過程がよくわかりませんし、対外的に言うためには再度確認をしないといけない。土曜日の午前中ですから、やはり官邸に報告した上で...全文を見る
○小野寺国務大臣 少なくても四月二日の時点では、日報の集約過程で、たしかあのとき、一月とか二月とかそういう説明がありましたが、少なくても、ことしになっての、確認があって、いろいろなことを調べながら、ここになりましたという報告がありました。確かに時間がかかったという印象はありますが...全文を見る
○小野寺国務大臣 済みません。これは、当然事務方とともにつくったということですが、ちょっと担当した、文書課長でしょうか、参考人が、きょう認めておりませんので、調べて御報告をさせていただきます。
○小野寺国務大臣 国際活動教育隊における日報の保管ということだと思います。  これは、昨年二月に辻元議員から陸上自衛隊の国際活動教育隊が収集した日報についての資料要求があった際に、保有していない旨を回答して、国会においても同様にお答えした上で、国際活動教育隊が日報を当時から保有...全文を見る
○小野寺国務大臣 ただいまの本多委員の御指摘でありますこの国際活動教育隊のことに関しては、委員会のお許しがいただければ、きょうの私の発言の中に加えさせていただければと思っております。  そして、野党チームというんでしょうか、あのレクチャーの中で、資料の中に入っていないということ...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、私ども一番重要視しているのは、確かに全てに関していろいろな問題がありました。ただ、一番重要視しているのは、昨年三月二十七日にイラクの日報の存在がわかっていたにもかかわらず、そのわかっていた認識がある中で、当時の稲田防衛大臣を始め上の方に報告をしなかったとい...全文を見る
○小野寺国務大臣 本人がそこにおりますし、結局その間対応する責任者でありますので、聞いていただければいいと思いますが、少なくても私の認識では、確かに、私ども大臣に上げるときに、当然私どもとして、これで何ページぐらいあるのか、内容はどうなのか、途中はどういう内容なのか、今まで国会に...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今、大野政務官が行っている調査チームというのは、昨年の三月二十七日に陸幕の研究本部にあったイラクの日報の文書が、これがあったことをなぜ当時隠していたかということ、これは、これを調べる調査チームはこの当時かかわりのなかった人がやるのが当然です。鈴木総括官は、...全文を見る
○小野寺国務大臣 私は、当時、委員としてこの議論について聞いておりました。特別防衛監察の結果ということ、これを当時かなり議論された覚えがありますが、私は、その後大臣になりまして、特別防衛監察の結果を知り、そして、当時の当事者全員に私自身が電話なり面談をして、この特別防衛監察の結果...全文を見る
○小野寺国務大臣 私の認識は、当時の研究本部のこの事案にかかわっていた人、それは、かかわり方というのは、当然、自衛隊員であれば全員その研究本部とかかわりがあるといえばそうでありますが、基本的には、今回、私どもとして調べる必要が更にあると思っている三月二十七日の、昨年でありますが、...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず一つは、今回、このイラクの日報問題を始め防衛省・自衛隊の問題で国会を含めさまざまなところで私は答弁をする、その役割を負っております。昨日も終日でありますし、きょうも終日であります。こういう中で、しっかり調査を行ってもらうためには、私以外の信頼に足る人物にお願...全文を見る
○小野寺国務大臣 大野功統長官だったと思います。
○小野寺国務大臣 防衛大臣、防衛庁長官というのは歴代さまざまな方がされておりますので、済みません、事前にこの年はどなたですかと言っていただければすぐ、速やかにお答えできたと思います。
○小野寺国務大臣 後藤委員にお話ししたいんですが……(後藤(祐)委員「ちなみに、私、まだ質問していないです。私、まだ質問中じゃないですか」と呼ぶ)今、委員長の指名がありましたから。  私がお話をしたいのは、大野政務官は、大変すぐれた方でありますし、そのお人柄も信用に足る方だと思...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、本多委員から、多分、私、外務政務官をしておりましたから、外務政務官のときかもしれませんが、済みません、事前に御質問があればしっかりお伝えできると思うんですが。
○小野寺国務大臣 当時の南スーダンの日報に関する議論の中で、さまざまな疑念があって、その疑念の範囲を特定して特別防衛監察を行ったというそのような流れについては承知をしております。  ただ、結果的に、その監察の結果は結果として、今回、イラクの文書がさまざまなところから出てきている...全文を見る
○小野寺国務大臣 済みません、特別防衛監察の結果、全体でどういう評価をしているかというのは、ちょっと今、急に聞かれたので把握しておりませんが、少なくても、適当ではないと思っております。
○小野寺国務大臣 委員にお願いをしたいのは、もし、この案件についてどう大臣が考えるかということを事前に私の方に質問があれば、準備をしてお答えをするんですが、今、急な質問でありましたが、確認をしましたら、この特別防衛監察の中で、この案件につきましては、行政文書の開示義務違反につなが...全文を見る
○小野寺国務大臣 特別防衛監察の中で、この事案に関しては、自衛隊法第五十六条違反に該当し、不適切であるという評価をしております。
○小野寺国務大臣 ちょっと、後藤委員の指摘が急な話なので、済みません、もしこういう具体的なことで質問することが事前にわかっているのであれば、具体的な質問として言っていただければ、正確な答弁ができると思います。
○小野寺国務大臣 ちょっと、この内容については、私ども、事務方から正確な形でこちらに報告がありませんので、できれば後藤委員はもっと、私どもがちょっと理解できるような形で事前に御指摘をいただければと思います。
○小野寺国務大臣 これは特別防衛監察の結果ということについてでありますが、そのものを担当している者がここにおりますので、今回の参考人として登録をさせていただければ、正確にこの辺の経緯については答弁ができると思います。
○小野寺国務大臣 今、シビリアンコントロールについての御質問がありましたから、シビリアンコントロールとは、民主主義における軍事に対する政治の優先、又は軍事力に対する民主主義的な政治統制を指して、民主主義国家においては確保されなければならない重要な原則であるということであります。 ...全文を見る
○小野寺国務大臣 私は、今さまざま御指摘をされていることに関してこれでしっかりうみを出し切る、そういう思いでこのような通達を出させていただきました。
○小野寺国務大臣 私は、防衛省・自衛隊をある面では指揮をする、そういう役目になっております。その中で、私ども、この組織を管轄する中で、今回さまざま疑念を持たれていることについてはしっかり対応して、このうみを出し切るということが大事だと思っています。  その意味で、末端の部隊にま...全文を見る
○小野寺国務大臣 この通達を出した以降、またこの今回の日報等の資料を出さない部隊がありましたら、厳しく措置をするということであります。
○小野寺国務大臣 私の記憶では、この案件について聞いたのは三月三十一日土曜日の午前中だと覚えております。
○小野寺国務大臣 今回初めてこの問題について報告があったのは、三月三十一日の土曜日の午前中と記憶をしております。
○小野寺国務大臣 私の記憶では、三月三十一日の前には、そのような情報に接した記憶はありません。
○小野寺国務大臣 少なくても、今回、イラクの日報が存在するということが、報告があったのは、ことしの三月三十一日ということになります。私が知ったのは、ですから、三月三十一日ということになります。
○小野寺国務大臣 少なくても、四月七日の通達によって今しっかり調べさせるということをやっておりますし、状況がわかった中で、対外的には速やかに報告しているということを今行っております。
○小野寺国務大臣 このような文書の管理あるいは情報公開への対応ということは、これは御指摘をされる中で、私どもとしては大変反省しなければいけないことなんだと思います。  ただ、今、このような、今までないと言っていた文書が出てきた、あるいは、今までしっかりとした文書管理ができない中...全文を見る
○小野寺国務大臣 イラクの日報については、昨年三月二十七日の時点で、陸自研究本部で保存が確認されていたにもかかわらず、そのことを統幕、内局、そして当時の稲田防衛大臣に報告しておりませんでした。  このことは、陸自研究本部においてイラクの日報の保有が確認されたことについて本年三月...全文を見る
○小野寺国務大臣 この案件について、この問題については、まだ全ての状況がしっかり把握をされておりませんので、少なくても現段階で私どもが考えておりますのは、防衛省・自衛隊にとってシビリアンコントロールにもかかわりかねない重大な問題であり、極めて遺憾ということであります。
○小野寺国務大臣 いずれにしても、今回のこの一件、案件について表に出たということは、これは、政治のリーダーシップの中、昨年の七月二十八日に再発防止策というのが出て、その中で、統幕で海外における日報の文書の一元化ということを図る過程の中で出てきた内容でありますし、そして、更に言えば...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊をしっかりとした組織にするためにも、政治のリーダーシップ、シビリアンコントロールの中でしっかりと対応していきたいということであります。
○小野寺国務大臣 御指摘ありましたが、まず初めに、イラクの日報をめぐって不適切な対応があったことに関しては、防衛大臣としておわびを申し上げます。  公文書管理法に定められたとおり、公文書は国民共有の知的資源であり、行政文書等の適正な管理を通じて国民への説明責任を全うすることは国...全文を見る
○小野寺国務大臣 それは、私が研究本部に直接行って文書の探索をせよということでしょうか。
○小野寺国務大臣 委員御指摘の教訓センターのみならず、これは同じような、今回、日報にかかわる文書というのが、しっかり公表しなければいけないものがありましたらそれに対応する必要があると思っております。  そのために、教訓センターを含めた自衛隊の全組織について、私が、大臣の指示とい...全文を見る
○小野寺国務大臣 施設の共同使用に関しては、民主党政権下の平成二十二年五月の2プラス2の共同発表において、共同使用を拡大する機会の検討について言及されたことなどを踏まえ、同年十二月に設置されました日米共同使用作業部会などの場において実務的な検討を行っているものと理解をしております...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、この一連の日報問題では、昨年、南スーダンの日報の問題そしてイラクの日報の問題等、国会の場でさまざま御指摘がございました。その中で、国会の御指摘に対してあるいは資料要求に対して、当時適切に対応していなかった、答弁していなかった、そのことについてのおわびを申し...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員から大変温かいお言葉をいただき、感謝を申し上げます。  防衛省・自衛隊は、日本の安全を守るため、今この時間、この瞬間においても、例えば、弾道ミサイル防衛対処のために海上自衛隊のイージス艦で勤務する者、あるいは航空自衛隊のPAC3の隊員、あるいはレーダーサイ...全文を見る
○小野寺国務大臣 四月の四日だと思いますが、式典に際しては、串田委員、それから北村委員もいらっしゃいましたし、本多委員もいらっしゃいました。井上委員もいらっしゃいました。ほかにもたくさんの多くの委員の皆様がお見えいただきまして、御激励をいただいたことを感謝申し上げます。  私は...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回のさまざまな文書が出てくるきっかけとなったのは、七月二十八日に、昨年の南スーダンの日報の事案の反省の上で出された再発防止の策の中の一つであります。そして、統幕に文書を一元化し、しっかり管理をするということ、海外における日報のことでありますが、しっかりす...全文を見る
○小野寺国務大臣 私も、ですから、四月二日に、出てきたこの内容で、なぜ昨年の稲田大臣のとき、二月、三月に出てこなかったんだということを再度確認をしろというその過程の中で、実はということで、四月四日に、三月二十七日、こういうことでございましたという報告がありました。  何でもっと...全文を見る
○小野寺国務大臣 私、例えば政府内、防衛省内にいる者にとっては、当然、日報というものを見るまでもなく、日々、例えば南スーダンでの活動が行われた間に関しては、どういう状況かというのはそれは報告があり、特異的なことがあれば速やかに報告が来るという、そういう役割になっております。そして...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、昨年の南スーダンの議論の中で稲田大臣がお答えされているとは思いますが、日報の中に書いてある文言というのと、私ども防衛省としての意味合いが違うという中で説明をされていたと記憶をしております。
○小野寺国務大臣 昨年八月に私が再び防衛大臣を拝命した際、安倍総理から、日報問題のようなことが再び起きることがないよう再発防止を徹底し、国民の信頼回復に向けて全力で取り組むよう指示を受けました。  これを受けて、着任の訓示をした際、私から隊員に対し、自衛隊の活動には国民の理解と...全文を見る
○小野寺国務大臣 お尋ねの、昨年二月二十日の衆議院予算委員会においてのイラクの日報に関してですが、これは、後藤委員からの質問に関して、稲田防衛大臣は、「お尋ねのイラク特措法に基づく活動の日報については、南スーダンPKOと同様の現地情勢や自衛隊の活動内容を記録した現地部隊の日報につ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の一連のこの日報問題に関しては、シビリアンコントロールに対して非常に厳しい御意見、御指摘、見方をされているということを私ども肝に銘じておく必要があると思います。  シビリアンコントロールとは、民主主義国家における軍事に対する政治の優位を意味するものでありま...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の沖縄工業高等専門学校につきましては、現在まで、米側の調整結果によりまして、当該の高さ制限の対象とはならないというふうに私ども承知をしております。  ただ、いずれにしても、この飛行の安全等の配慮、学校でございますので、そこもあわせてしっかり考えていくことが...全文を見る
04月10日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(小野寺五典君) まず初めに、イラクの陸上自衛隊の日報をめぐって不適切な対応があったことについて、防衛大臣としておわび申し上げます。  イラクの日報は、南スーダンPKO日報問題の再発防止策として統合幕僚監部への一元的な管理を進めていく中で、陸上自衛隊研究本部と陸上幕僚...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のように、実は、日報というものがどういうものかの定義から大変難しいことが調査の中でよく分かりました。日々報告であったり、あるいは、日報という名が全くなくても、これは上級部隊に対して日々報告している内容ではないかとか、ですから、この日報ということの...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、一連の流れで私も感じましたのは、例えば日報という中で、本当にその日の短い、起きた出来事、あるいは、出来事というよりも何をしたかという非常に端的な簡便な日報というもの、これであれば、恐らくそれを集約しておく方が今後の資料としては適当になるんだろうと...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、昨年の三月二十七日に研究本部でイラクの日報が確認をされたということがあったにもかかわらず、それを当時の稲田大臣始め上の方に報告をしていなかったことについてどう考えるかということでしょうか。  私どもとしては、このイラクの日報については、国会で...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ちょっと質問の意図が分かりませんが、私どもが今やるべきことというのは、昨年三月二十七日に研究本部で見付かった、イラクの日報が見付かったにもかかわらず、それを稲田大臣始め上の方に上げていなかったこと、その経緯について調べるということだと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 私はお答えする立場にはないんだと思いますが、いずれにしても、私どもがやるべき役割というのは、この昨年三月二十七日に研究本部においてイラクの日報が確認されたにもかかわらず、なぜそれを報告しなかったかということ、まずこの経緯について調べることなんだと思って...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) このことについては、私は、多分いろいろ、担当していた鈴木さんから聞いていただければいいと思いますが、少なくとも私の認識では、やはり、中でいろんな精査、調査をしてから上げるという、そういう作業は必要だったかもしれないけれども、少なくても第一報はすぐにある...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 恐らく今回の一連の経緯で反省すべき点は多々あるんだと思います。ただ、その中で私がまず一番疑問に思っているのは、なぜ昨年三月二十七日に研究本部においてイラクの日報が確認されたことが分かったということにもかかわらず、それを速やかに当時の稲田防衛大臣を始め上...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も、去年、委員の立場でこの南スーダンの日報の問題について議論を聞いておりました。例えば、特別防衛監察という形になると四か月、五か月掛かってしまう。そのようなことよりは、やはり今回は速やかに状況について把握をし、そしてまず、国会を含めて国民の皆様にこの...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) もちろん、国会中に提出、報告をさせていただくということが大切だと思っております。  今回の一連のこの事案というのは、やはり一番大きな私は問題というのは、国会からの指摘があり、それに対して正確な答えをできなかったということ。国会の後ろには日本の国民がい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の日報に関わる一連の経緯については、国民の皆様、そして国会の審議に多大なる御不信を持たれてしまったこと、これは改めておわびをしたいと思っております。私どもとして、やはり防衛省・自衛隊の様々な任務に関わる日報についてはつまびらかに公表できるものは公表...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、今お話がありましたが、今回、様々な新たな文書が見付かるということが表に出ておりますが、実際、このイラクの文書が防衛省内にあったということが確認できたのは昨年七月二十八日だと思いますが、文書の一元化、これは、やはりこのような様々な自衛隊の活動につい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御趣旨は、昨年の三月二十七日に、これは私が指示をして今年の四月四日に、陸幕から、陸幕を通じて報告があった陸幕の研究本部で実は三月二十七日にあったということが分かっていたにもかかわらず稲田防衛大臣始め上に上げていなかったということ、これが今大きな私...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 国連PKOは、国連安保理決議等に基づき、国連が組織し国連の統括の下に行われるものではありますが、このことは、国連が各国から派遣された要員に対する指揮監督権を有することを意味するものではなく、国連は各国から派遣された部隊や要員の配置等の調整に関する権限を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 参加五原則は、我が国が国連PKO等に参加するに当たって、憲法で禁じられた武力の行使をするとの評価を受けることがないことを担保する意味で策定されたPKO法の重要な骨格であると考えております。  政府としては、これまで我が国が参加した国連PKO等の現地の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私自身、前回、防衛大臣になったときに、南スーダンのジュバに行きまして、現地の派遣部隊から実際の行動等つぶさに報告を受けました。私の認識では、委員とは違って、私どもとしては、日本のPKOの五原則、これはしっかり堅持しながら活動することが適当だと思っており...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、委員の御指摘は、昨年の二月二十二日のときだと思いますが、稲田当時の大臣が大臣レクの際に辰己統括官に、当時の辰己統括官に対して、イラクの日報は本当にないのかという、そのような指摘があったということなんだと思います。  今、私、それを受けて、辰己...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、先ほど辰己さんがこの場に来ておっしゃっていましたけど、それは大臣からの指示だと辰己当時の総括官が受け止めたとお話をされていますので、そういうことだと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 私が今回、一連の経緯を説明を受けた中で、まず真っ先に、なぜ早く第一報だけは上げてこないのかということ、それは感じましたし、厳しく話をいたしました。  私どもとしては、このようなことがないように、これからもしっかり、今、制服、背広というお話がありました...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 米国の海兵隊は、強襲上陸、対テロ作戦、人質の奪還等の特殊作戦など、世界各地の広範な任務に常時即応するという任務を有しております。そのため、米海兵隊は陸上部隊のみならず、FA18戦闘機やKC130空中給油機等の航空部隊や施設整備や補給等を担う後方支援部隊...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 普天間飛行場代替施設建設事業に関し、キャンプ・シュワブ周辺においては米軍の飛行場の運用に必要な高さ制限が設けられる予定です。そのため、沖縄工業高等専門学校については、現在までの米側との調整結果により、当該高さ制限の対象とはならず、米軍飛行場設置基準違反...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、沖縄工業高等専門学校については、現在までの米側との調整結果により、当該高さ制限の対象とはならず、米軍飛行場設置基準に違反しているという御指摘には当たりません。  また、普天間飛行場代替施設の完成後における飛行経路については、離陸...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 日米間では、平成十二年に環境原則に関する共同発表を発出し、環境保護の重要性に言及するとともに、在日米軍は、日米の関係法令のうちより厳しい基準を選択するとの基本的考えの下に、日本環境管理基準、委員のおっしゃるJEGSを作成すること等を確認しております。米...全文を見る
04月11日第196回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○小野寺国務大臣 このたびの日報問題に対しては、国会そしてまた国民の皆様にさまざまな疑念を持たれていること、改めておわびを申し上げたいと思っております。  防衛省の情報公開、文書管理については、昨年、南スーダンのPKOの日報問題がありまして、これに関して、再発防止策ということで...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、イラクの日報でありますが、私ども、この報告を受けたのが、私は三月三十一日、ことしになってであります。そして、このあったことに関して、実は今回、再発防止策の一環で、文書を、もう一度、日報を集めろという指示を出して、それがその指示の過程で見つかりましたという報...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊は実力組織であります。ですからこそ、国民そしてまた国会に対してさまざまなことを正確にお知らせをし、そしてまた、何よりも、私ども、国民から負託を受けた政治のリーダーシップでこの組織を運用する、運営していくということがシビリアンコントロールの基本であり...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回、一つは、昨年七月二十八日に、再発防止策ということで、一元化をするということ、これは海外での自衛隊の活動の日報を一元化するということ。これは、目的は、一つは、これから情報公開請求があったときには、こういうのがありますということを明示できますので、この中...全文を見る
○小野寺国務大臣 三月三十一日土曜日の午前中に私の方にイラクの日報が見つかりましたということで報告がありましたが、昨年の三月二十七日に既に見つかっていたことを当時の稲田大臣に報告をしていなかったというところまでは、私のところには報告はその時点ではありませんでした。
○小野寺国務大臣 三月三十一日に私のところに報告に来たのは統幕の総括官であります。
○小野寺国務大臣 知らなかったと思います。
○小野寺国務大臣 まず、一月十二日のことについてわかったのは、これは日報の資料の一元化というのを昨年七月二十八日に再発防止策の中で行った中で確認がされたということであります。  三月二十七日、あともう一つは何でしたっけ。(枝野委員「一年前の三月二十七日に誰が確認したの」と呼ぶ)...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨年三月から開始した南スーダンPKO日報問題に関する特別防衛監察の過程で、三月二十七日に研究本部教訓課長以下がイラクの日報の存在を確認していたというところは私どもわかっております。そして、その事実について当時の稲田大臣に報告されなかったということまでは明らかにな...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、当時、特別防衛監察で議論になっていたのは南スーダンの日報ということであります。ただ、それに付随をして、国会の求めでイラクの日報についての照会がありましたので、それについて、実際にわかっていなかったということであります。  それで、繰り返しになりますが、今...全文を見る
○小野寺国務大臣 私も全く同感であります。  やはり、このような自衛隊の海外で活動する内容について、これは将来の教訓や、あるいは、ある面では自衛隊の活動ということで残すべきものだと思っております。ですから、まずは、これは十年間、延長するということと、そして、これは公文書の中に、...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、次から次へというお話がありました。私もそう思っています。それは、今回の一連の流れで、私が四月六日に特別の訓示を行い、そして、全国二十五万人の隊員に対して、私は、しっかり通じるように文書の通達も出しました。  そして、何よりも私どもが大変つらく思っているのは...全文を見る
04月12日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○小野寺国務大臣 委員が実体験に基づいての御質問なんだと思います。  もう一つ、私ども、今回の一連の流れで問題だと思うのは、実はその日報が陸自のシステムの中で四万人が閲覧可能だということ、そして、その人たちがダウンロードするなりということが可能だったとすれば、しかも、それは全部...全文を見る
○小野寺国務大臣 参加五原則は、我が国が国連PKO等に参加するに当たって、憲法で禁じられた武力の行使をするとの評価を受けることがないことを担保する意味で策定されたPKO法の重要な骨格であります。その骨格自体を見直すことは検討をしておりません。  その上で、ただ、今の御指摘も踏ま...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回の海外における自衛隊の活動の日報等の一元化というのは、これは四月二十日まで集めまして、速やかに公表して、こういう日報を実は私どもは持っております、今後、国民や国会の皆さんから請求された場合には速やかに対応できるようにしていくということ、これが大事だと思...全文を見る
○小野寺国務大臣 平成二十年四月十七日の名古屋高裁における判決においては、自衛隊のイラク派遣等の違憲確認及び差止めを求める訴えは不適法なものであるとして却下され、また、損害賠償請求は法的根拠がないとして棄却されており、国側が勝訴した判決であります。  この判決の結論を導く上で必...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回のイラクの日報については、私どもは一元化をする作業の中で確認をされ、最終的にはこれは一元化した後に、しっかり、海外におけるいわゆる日報というのがどういうものがあるかというのをみんな一覧で出します。その後に、これはどういうものですかという、逆に言えば情報...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほどお話ししましたが、その中に、例えば外国からもらった情報、あるいはプライバシーにかかわる問題、あるいは安全保障上に現時点でもかかわるような問題、そういうことについては、開示、不開示の判断の中で不開示になる場合もあると思いますが、いずれにしても、なるべく早くま...全文を見る
○小野寺国務大臣 それとは関係はないんだと思います。
○小野寺国務大臣 この間の、おとといの質問で、これは急なことだったので、そこでお話ししたのは、私の記憶では、この案件について聞いたのは三月三十一日土曜日の午前中だと覚えておりますという記憶のお話をしたんですが、少なくても、つい十日ぐらい前の話ですから、私の記憶に間違いはないと思い...全文を見る
○小野寺国務大臣 接していないと思います。  また、今、官房長とかいろいろお話しされましたので、ちょっと事務方に補足をさせていただければと思います。
○小野寺国務大臣 今の辰己審議官の説明によると、あるといった場合には報告するという認識はあったが、ないという認識なので、報告する認識を持たなかったということなんだと思っています。  私どもとして、今、この再発防止策で行っているのは、不存在ということがもしあった場合には、本当にそ...全文を見る
○小野寺国務大臣 そのときの経緯等については、辰己審議官が説明されたとおりだと思うんですが、今現在、私どもが持っている問題認識というのは、やはり、情報公開の重要性に対する認識、これを十分に持つということ、そして、内局、統幕、陸幕といった省内関係の意思疎通を十分に発揮するということ...全文を見る
○小野寺国務大臣 この経緯については、辰己審議官がお話をされた内容だと思っておりますが、いずれにしても、一連のことがないように、私どもとして、再発防止策をつくっているということであります。(後藤(祐)委員「答えていないです」と呼ぶ)
○小野寺国務大臣 当時のその時点において、私は防衛大臣の任にはなかった時期だと思います。  ただ、いずれにしても、この一連の過程についてしっかりとした対応をとる必要があるということで、再発防止の対策をとり、今回、査察官を任命しているということであります。(発言する者あり)
○小野寺国務大臣 もし、あるという形で上がってきて、それを稲田大臣に上げなければ、これは大変な私は問題だと思います。  ただ、ないという形で上がってきて、それを稲田大臣に上げるべきかどうかというのは、当時の辰己総括官と稲田大臣の中でどのようなやりとりがあったかということ、そこに...全文を見る
○小野寺国務大臣 この内容については、稲田大臣が、ないのかなということを辰己総括官にお話をされ、その当時の大臣と統幕の統括官の関係の中で情報のやりとりがあったということが前提の中で、辰己統括官は、下から上がってきた情報について、なかったものですから、それを上げていなかったと今御本...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、もしあったということがわかった上で稲田大臣に伝えないのであれば、これは大変重大な問題だと思います。ただ、なかったと来たことに関して辰己統括官が稲田大臣にお伝えしなかったことがどう判断されるかというのは、それはそのときの大臣と統括官との関係、評価、お互いの人...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほど来の御指摘でありますが、私どもの問題意識は、大臣と例えば統幕統括官の間での、やった、やらないというそういうやりとりが、明確じゃない、明確か、そういう議論があるので、制度として明確に担保すべきということで情報公開査察官というのを設けて、制度として、今現在は、...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回、私ども、まず初めに明らかにしたいところというのが、なぜ、昨年の三月二十七日に陸上自衛隊の研究本部でイラクの日報が確認されたにもかかわらず、それを速やかに当時の稲田大臣始め上層部の方に伝えなかったのか、どういう意図だったのか、どの範囲がこれを知っていた...全文を見る
○小野寺国務大臣 ここは精力的にやっていただく、今もやっていただいています。毎日のように実はもうさまざまな調査をやっていただいているのが現実であります。  ただ、私ども、正確性を期すということは大事だと思います。ただ、私自身の今の見積りですが、少なくても、この結果というのは国会...全文を見る
○小野寺国務大臣 まだ一連の経緯が明確ではありませんので、この時点でどのような対処が必要かということは、当然、私ども、まだ予測することは、むしろあってはならないんだと思います。  ただ、事案が明確になり、そして一定の状況が確定した中で、これは、私どもの内規によって適切に対処する...全文を見る
○小野寺国務大臣 調査チームの調査を始め、事実関係について調べた上で、判明した事実に基づき、適切に対処していきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 渡辺周先生は、一緒にヨーロッパ視察も行きましたし、私の性格をよく知っていると思いますが、私は全く知りませんでした。  そして、三月三十一日に私のところに報告があって、ちょうど出張に行くときだったんですが、その問題を聞いて、これは重要な問題だと思いまして、同行す...全文を見る
○小野寺国務大臣 いわゆる日報とは、行動命令に基づき活動する部隊が作成した上級部隊への定時報告であって、防衛大臣又は上級部隊の判断に資するものであります。  その内容について、各自衛隊の運用を反映した形になるため、さまざまなものになり、一概に申し上げることはできませんが、例えば...全文を見る
04月12日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(小野寺五典君) 私は、今現在もそうでありますが、過去に国会から御要請があった文書、資料要求等が、過去にないと言っていたにもかかわらず発見された場合、それはしっかりそのものだということが確認できた段階で速やかに国会に御報告をし、また、その当時、資料要求や国会質問をされた...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私、三月三十一日に報告を受けた際に、たしかそのときに一連の経緯、今言ったある程度の状況についての報告が併せてあったときにすぐ思ったのは、なぜ分かった段階で第一報を私にしなかったんだということ、それに関してはいろんな事務的な精査をしていたというような報告...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、今回のなぜ速やかに第一報が来なかったかということ、これは今厳しく私の方で指示をして、すぐに何かあったら上げるようにということで再度申し渡しております。  今、私ども、まず真っ先に解明するべきことというのは、昨年の三月二十七日に陸幕の研究本部にお...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、この一連の事案の中で一番私ども問題視をしているのは、昨年の三月二十七日に実際にイラクの日報があったということを認識をしたにもかかわらず、それを当時の大臣等に上げていなかった、そのことがまず一番大きな私どもとしては問題意識であります。そこをしっかり...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私は特に報告を受けておりませんでした。
○国務大臣(小野寺五典君) サイバー防衛隊は、防衛省・自衛隊の情報システム、ネットワークを防護することを目的、任務としています。これは、防衛省・自衛隊の活動に支障を来さないよう、まずは自らの情報システム、ネットワークの防護及びそのための能力向上に取り組むこととしているものでありま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省・自衛隊においては、自身の情報通信システムや通信ネットワークを防護するため、サイバー防衛隊等が二十四時間体制で通信ネットワークを監視しており、年間百万件以上の不審メールや不正な通信を認知しております。  これらのサイバー攻撃については、スパムメ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私もその映画は大好きでございまして、未来を予測するような映画、たしかそのコンピューターの名前はハルと言った覚えがあります。  今御指摘がありましたが、高度化するサイバー攻撃の態様を踏まえれば、今後、サイバー攻撃によって極めて深刻な被害が発生する可能性...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私、まあ結果の過程を聞くと、鈴木総括審議官からは、統括官からは、官房長とそれから次官に言って、それで私という、その順番で来たものですから、恐らく官房長に報告して以降は速やかに私の方に上がってきたのではないかと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 四月三日に発表されました在日米軍のプレスリリース等によりますと、米国政府は、太平洋地域における安全保障上の懸念に対応するため、今年の夏頃に五機のCV22オスプレイを横田飛行場へ配備する予定と承知をしています。また、今後数年間で、段階的に計十機のCV22...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) CV22は、各種事態における米特殊作戦部隊の迅速な長距離輸送という主たる任務を達成するため、低空飛行訓練等を実施することになると承知をしておりますが、他方、沖縄におけるCV22の訓練については、米側が作成したCV22の横田飛行場配備に関する環境レビュー...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員から御指摘がありましたが、我が国において最も重要な制度である民主主義の根幹は、国民が正確な情報に接し、それに基づき国民が正確な判断を行って主権を行使することにあります。国民が正確な情報に接する上で、政府が保有する行政文書は最も重要な資料であり、これ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国の予備自衛官制度は、有事における継戦能力を確保することを目的とするものであり、予備自衛官等は、ふだんは仕事を持ちつつ、いざというときに招集を受け活動することになります。予備自衛官等の制度を安定的に持続的なものとするためには、平素から雇用いただいて...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたし、努力してまいります。  ありがとうございました。
04月13日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○小野寺国務大臣 まず、十年以上前の文書であります。そして、当時は、一年未満ですから、用済み後廃棄ということで、廃棄してもいい文書ということであります。  問題は、そのような文書がありますかという国会の要請あるいは情報公開の要請があった中で、当然、なくなって廃棄になっていること...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員御指摘の本多平直議員に提出させていただいた資料は、防衛省より四月二日に陸自におけるイラクの日報の確認について公表する際に使用した資料、「防衛省における行政文書に関する対外的な対応について」であり、お尋ねの大臣説明資料そのものではないと思います。  三月三十...全文を見る
○小野寺国務大臣 先日の本多委員の質問の中で、私もなぜ日付にこだわって質問されたのかなというふうに思ったんですが、恐らくこの四月二日という文書を見て、多分、そういう思いをされたんだなと改めて思いました。  これは、今回の日報の問題、一連の中でもそうなんですが、やはり、もし何か訂...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、三月二十七日に陸幕の研究本部にありましたということで、言ってみれば報告があった。言ってみれば、ないと言っていたのにあったという形で出てきて、しかもそれが、どうも前にあったのがわかっていたのに、三月二十七日にわかっていたのに、出してこなかったということ、これ...全文を見る
○小野寺国務大臣 どうも、委員の方から、この陸幕長の会見のことについて今かなり御指摘があるんだと思うので、この認識ということを少しお話ししたいと思うんですが、私ども、陸幕長がお話をしたのは、定例会見をしている中で、記者の方から質問を受けて、その経緯はということで聞かれたものですか...全文を見る
○小野寺国務大臣 今ちょっと、いつ陸幕長が会見したかを確認しているんですが、たしか、この問題が、三月二十七日に文書があったのに、当時の稲田大臣まで報告していなかったということがわかったのが四月四日で、それを公表いたしました。  四月五日に陸幕長の定例会見があって、その中で、むし...全文を見る
○小野寺国務大臣 陸幕長の記者会見の質問ですので、ちょっと正確にお話をします。  四月五日、これは定例の会見であります。その中で、当初陸幕長が言っていたのは、このようなことがあって申しわけないということだけを言っていたんですが、記者の方から、教訓センター長がどういう認識で報告し...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、三月二十七日の日にちの前に、今回、私のところに説明があったのは、文書の一元化をしている中で、イラクの日報というのが見つかりましたという報告がありました。そして、それが、よく日付で一月とか二月とか三月とか、そういう随時の状況を経て、そして三月三十一日に私に来...全文を見る
○小野寺国務大臣 きょう、委員は、政府委員を一切認めないということであります。もし事前の通告で明確な質問があれば、私、ここでお答えできるんですが、そうでないのであれば、申しわけありませんが、政府委員を認めていただけるか、あるいは後に担当者から説明をさせていただきたいと思います。
○小野寺国務大臣 きょうここに、多分その担当をしている者がおりますので、済みません、本当にその内容を私どもも正確にお伝えしたいものですから、その場合にはちゃんと政府参考人を認めていただければ正確な御答弁ができますが、事前の質問通告がございませんので、これは後で担当者から説明をさせ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、委員は知っていてそれを読み上げているじゃないですか。別に、知っているんだったらいいじゃないですか。(穀田委員「ちょっと待って、そういう言い方はおかしいじゃないか。ちょっととめてください」と呼ぶ)
○小野寺国務大臣 先般の、これは昨年ですが、特別防衛監察においては、平成二十八年十月三日付で情報公開法の規定に基づく開示請求のあった南スーダン派遣施設隊が現地時間で二〇一六年七月七日から十二日までに作成した日報の管理状況について、当該請求に関係する事務次官、内部部局、統合幕僚監部...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の「日米の「動的防衛協力」について」と題する文書については、平成二十四年、当時の民主党政権におきましてこれはつくられたものです。我が国を取り巻く安全保障環境を踏まえ、動的防衛力の発展やこれに係る米国との協力についてさまざまな検討が行われていたところであり、...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしては、今調べる限り、今回追加して二件お出ししたものであると思っておりますが、ただ、今回もいろいろなところにファイルがあったものですから、そこは、再度しっかり確認をする作業をしていると思います。
○小野寺国務大臣 御指摘の三件の文書については、いずれも防衛政策局日米防衛協力課の共有フォルダにおいて保存されておりますが、当該三件の文書は、それぞれ、表紙、別紙第一、別紙第二の計三個の電子データから構成されております。そして、それぞれの文書ごとに、また別の、別個のフォルダに保存...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、私ども、今把握しているこの動的防衛力の取組ということですが、これは民主党政権での作成された内容でして、私どもは、今、統合機動防衛力という形で全体の防衛整備をしております。ですから、なぜ私たちがこれをわざわざ何か意図的にする必要があるのか、それは、私どもも、...全文を見る
○小野寺国務大臣 今御指摘の黒江哲郎氏は、二〇二一年八月一日から二〇二四年九月十日まで、防衛政策局次長でありました。済みません、平成。(穀田委員「平成なんでしょう」と呼ぶ)はい。済みません。失礼しました。
○小野寺国務大臣 私が不思議に思うのは、なぜ当時の黒江さんが、今委員がお指摘されたこの政策、動的防衛力についてのこの内容については、これは野田政権でつくった、考えていた資料なんだと思います。ですから、安倍総理が違うことを例えば言って、そのために野田政権の資料を変える必要がどうして...全文を見る
○小野寺国務大臣 島田さんは、今も総理秘書官をされております。  正直、私ども思うのは、なぜ野田政権で検討しているところの内容を安倍総理が言ったからといって、野田政権時代の政策の資料を何かまずいとか変えるとかという必要があるんでしょうか。
○小野寺国務大臣 まず、現場で汗を流す自衛隊員にいつも大変配慮をいただき、感謝を申し上げます。  今回、今うみというお話をされましたが、それはむしろ、私ども内局あるいは幹部、こういうものがしっかりしなきゃいけない、そういうふうに思っています。  その上で、今、実は南スーダンの...全文を見る
○小野寺国務大臣 南スーダンの日報については、既に全てそろっております。それらは既に、情報公開に対応して、公開をしています。  今回、南スーダンで見つかったというのは、同じものが別な部署のところから見つかりました、同じものが違うところにもありましたということで報告をさせていただ...全文を見る
○小野寺国務大臣 済みません、今、私ども二つ……
○小野寺国務大臣 日報は二種類ありまして、一つは南スーダンの日報です。これは、既に全部あります。そして、情報公開にこれは全て対応できます。ですから、同じものが別の部署から見つかったという事実だけを私どもは公表しています。  もう一つ、今、イラクの日報というのが、これは今までなか...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、例えば、空自、今回見つかった日報を見ると、一枚紙で非常に簡略化してあります。ですから、それは多分、情報として、むしろ集計した方が、情報量は変わらず集計された方がいいものなんだと思います。それも日報です。多分これは、私の今の認識であれば、同じデータを集約して...全文を見る
○小野寺国務大臣 多分、委員も実態のことをおわかりいただいているとは思うんですが、私の経験では、例えば、日報を書くというのは、きょう一日こうありましたということで書いて、そして送るわけじゃないですか。もしかしたら、一日ぐらいおくれるかもしれない。でも、万が一、何か問題が発生した場...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、この日報の問題というのは何が問題かというと、実は、従前の文書管理では、これは一年未満、用済み廃棄ということで、本来廃棄をしていた、そういう文書なんです。ですから、これがなければいけないという文書ではもともとないんです。  ただ、国会から、こういう文書がな...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほど来のお話で、今回、この日報問題で国会あるいは国民の皆様から御指摘をいただいているその根幹というのは、本来、このイラクの日報も十年以上前の活動だと思いますが、当時の基準からいえば、これは用済み廃棄していいという文書でありました。ですから、当時の隊員の感覚から...全文を見る
○小野寺国務大臣 七月二十八日のこの通達です。これは、再発防止策の一環として進めていた日報等の一元化の作業であります。  この作業の中で今回のイラクの日報が確認されたということ、これは事実であります。ただ、その後、例えば空自から出てきたり、さまざま出てきたところがあるということ...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘ありました、平成二十五年十二月に仲井真前知事から御要望のあった普天間飛行場の五年以内の運用停止については、政府としても、移設されるまでの間、普天間飛行場の危険性除去が極めて重要な問題であるという認識を仲井真前知事と共有をいたしました。  政府としては、埋...全文を見る
04月17日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(小野寺五典君) 陸自のイラク日報については、昨年三月二十七日に陸上自衛隊研究本部において発見されていたにもかかわらず、陸上自衛隊から当時の稲田防衛大臣に対し報告が上がっていなかった理由及びイラクの日報が発見されたという情報が共有されていた範囲について、事実関係を明らか...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) イラク日報を含む一連の日報問題は、南スーダンPKO日報問題の情報公開、文書管理に係る防衛省の再発防止策の一環として、いわゆる日報を含む定時報告を統幕参事官において一元的に管理する作業の過程で、陸幕衛生部及び陸自研究本部においてイラクの日報の一部が確認を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回開示しました日報に複数箇所で戦闘という文言が使用されていることについては認識をしております。  ある行為が、イラク特措法二条三項で定義された戦闘行為、すなわち国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為に当たるか否かの判断に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員から御指摘がありましたが、イラク特措法の二条三項で定義された戦闘行為、すなわち国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為に当たるか否かの判断に当たっては、当該行為の実態に応じて、国際性、計画性、組織性、継続性の観点から個別...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) イラク特措法に基づく対処措置の結果については、同法の規定に基づき、活動に至る経緯、活動の内容、実績、評価などを政府として取りまとめ、平成二十一年七月に国会に報告するとともに、適切に公表したところであります。  なお、民主党の鳩山政権時、平成二十二年三...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) イラクの日報については、昨年三月二十七日の時点で陸自研究本部で保存が確認されていたにもかかわらず、そのことを統幕、内局、そして当時の稲田防衛大臣に報告しておらず、昨年二月二十二日になされた当時の防衛大臣、稲田防衛大臣からの探索指示に適切に対応していない...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) その経緯については今事務方から説明をさせます。
○国務大臣(小野寺五典君) その一か月の経緯については、もしお必要であれば担当者の方から更に詳細に詳しく説明をさせたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) その事案については、昨晩、私の方にも、このような事案があったということであります。ただ、その際、小西委員の方は、やはり相手がそこで自分の非を認めればということでお話をされたと、大変温情のあるお話をされたんだと思っています。ただ、私どもとしては、もし仮に...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の一元化の中でイラクの日報というのが見付かり、その中でその戦闘という記述があるということ、それは、全て網羅的には報告がありませんが、一部については私も、今ちょっと、官房長と同じ時期に見せていただいたと思います。  先ほど牧山先生からもお話がありま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、十数年前にイラクに派遣しているときは、現地の部隊から本省の方に連絡があり、その都度確認をして、今言った特措法に違反していないということを当然認識しながら活動を行っていたということであります。そして、私が例えば知ることになるというのは、当時私は大臣...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省においては、組織をいかに実効的に機能させるかという観点から、平成二十五年八月の防衛省改革の方向性の公表以降、各種組織的な取組を進めてきました。この中で、文官及び自衛官の一体感の醸成などを目的に、文官主体の組織である内部部局の自衛官ポストの定員化や...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほど、イラク特措法におきましての二条三項での定義における戦闘行為は、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為に当たるか否かの判断に当たっては、当該行為の実態に応じ、国際性、計画性、組織性、継続性の観点から個別具体的に判断すべ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) シビリアンコントロールとは、民主主義国家における軍事に対する政治の優先、又は軍事力に対する民主主義的な政治統制を指すものであり、民主主義国家においては確保されなければならない重要な原則と認識しております。  我が国においては、自衛隊が国民の意思によっ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省におけるシビリアンコントロールは、文民である防衛大臣が、副大臣や政務官等の政治任用者からの補佐を得つつ、自衛隊を管理・運営し、統制することと認識をしており、このことは自衛隊法第八条などに規定をしております。  また、防衛大臣がシビリアンコントロ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほど自衛隊におけるシビリアンコントロールのことについてお話をさせていただきましたが、やはり文民たる政治のリーダーシップをしっかり末端の部隊にまで浸透すること、そしてまたその末端の部隊からしっかりとした情報が上がってくること、これがしっかり意思疎通がで...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、自衛隊には陸海空、統合幕僚というのがありますが、実は幹部は元々防衛大学校で一緒の場合が多くなります。ですから、そういう意味では、それぞれの部分は元々同じ大学校で学んだ仲間でありますので、しっかりとした意思疎通ができる体制を取れば、この陸海空それぞ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の日報、イラクの日報が、開示させていただきましたが、やはり現場の部隊がこれは緊張感を持ってしっかり対応していたという貴重な一次資料だと思っております。  今、日報等について統幕に一元化の作業をしております。また、自衛隊にあれば速やかに上げて、そし...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) はい。  マティス長官との直接会談する機会は重要だと思っております。諸般の事情が許せば、早期に長官との会談を一回は持ち、米朝首脳会談を含めた今後の北朝鮮問題への対応等について議論をしたいと思っておりますが、直接お会いするのは久しぶりでありますので、冒...全文を見る
04月19日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(小野寺五典君) 四月十六日の夜に小西参議院議員に対し現職自衛官が路上で不適切な発言を行った件につきましては、小西議員に対し大変不快な思いをさせてしまい、改めておわび申し上げます。  自衛官本人が不適切な発言をしたことを認めており、このようなことは、自衛官を含む防衛省...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、本件については、これは隊員に対して厳正に処分を行うということでありますから、その上で調査をしっかりするということは重要なことでありますし、なるべく早くしっかり事実関係を明らかにして厳正に対処していきたいと思っております。  なお、今委員の方から...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の一連のことについては、これは現在調査をしております。その中で厳正に対応していきたい、そのように思っております。  そして、私どもとしては、もちろん自衛官としての服務というのはございますから、その中でしっかり対応することが重要でありますし、自衛隊...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これは、今、その隊員についてのどういう事柄があったかということは、隊員の方から今聞き取り調査を行っているということでございます。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の事案については、この隊員が不適切な発言をしたということ、これは私ども御本人から確認をしておりますので、そこはしっかり今状況を把握をして、そして適正に、厳粛に、厳正に対処していきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) これは、今、隊員本人から聞き取りをしているというふうに私どもは承知をしております。(発言する者あり)
○国務大臣(小野寺五典君) 今、この隊員がどのような発言をしたかというのは正確に調査中でございます。(発言する者あり)
○国務大臣(小野寺五典君) 今調査している本人からは、不適切な発言があったということ、これは私どももそのように認識しておりますので、小西委員を始め関係の皆様におわびをしているということでありますが、ただ、この隊員が正確にどのようなことを発したかということに関しては今調査をしており...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今般のイラク日報事案については、特に、昨年二月、当時の稲田防衛大臣より探索指示がなされ、同年三月二十七日の時点で陸自研究本部で保存が確認されていたにもかかわらず、そのことを当時の稲田防衛大臣等に報告していないという、防衛省・自衛隊にとってシビリアンコン...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回開示した日報には、複数箇所、戦闘あるいは紛争という文言が使用されていることは認識をしております。言葉という形で使われているものもあります。  その中で、例えば二〇〇六年一月二十二日の復興支援群の日報には、サドル派事務所付近に英軍車両が停車し、周辺...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のイラクでの派遣においても、確かに日報という文言は使われておりますが、例えばその日、同時に平穏であるというような表現もあるということ、まあ総合的に判断する必要はあるんでしょうが、いずれにしても、イラク特措法二条三項で定義された戦闘行為、いわゆる国...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しており、弾道ミサイル攻撃、島嶼部に対する攻撃、大規模災害など、陸海空の自衛隊が統合運用により全国レベルで機動的に対応すべき事態がますます想定されます。このため、陸上自衛隊においてもこれらの事態に円滑に対応す...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、実力組織たる自衛隊の運用に関して、シビリアンコントロールの徹底は基本中の基本です。このことは陸上総隊の創設にかかわらず徹底されなくてはなりません。  その前提の上で申し上げれば、陸上総隊設置後も方面隊を指揮する権限が無条件に陸上総隊司令官に付与...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 四月十六日の夜に小西参議院議員に対して現職自衛官が路上で不適切な発言を行った件につきましては、小西議員に対して大変不快な思いをさせてしまっており、改めておわびを申し上げます。  自衛官本人が不適切な発言をしたことを認めており、このようなことは自衛官を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今、防衛省の取組ということで御示唆がございました。  私どもとしても、必要に応じて米軍施設・区域の関係者や自治体に対してしっかり対応していきたいと思っております。
04月26日第196回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(小野寺五典君) 安倍総理とトランプ大統領の首脳会談の後、四月二十日でありますが、私は、マティス国防長官とワシントンの国防総省で日米の防衛相会談を行いました。  実は、このマティス長官との防衛相会談の冒頭、カメラが入っている前で、マティス長官が、まず、この拉致問題につ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 米国を始めとする諸外国がいわゆる瀬取りを含む北朝鮮による制裁逃れへの対応を強化し、国際社会が緊密に連携して取り組んでいくことは、安保理決議の実効性を一層高めるものであります。こうした取組の重要性について、我が国と米国は認識を共有しております。  今月...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮はこれまでも、南朝鮮人民が望んでいるのは在韓米軍の無条件の撤収であると主張するなどしております。北朝鮮が在韓米軍の撤収を要求する可能性があるとの見方があるということは承知をしています。その上で、国際社会の度重なる警告を無視してミサイル発射や核実験...全文を見る
05月07日第196回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(小野寺五典君) 御案内のとおり、北朝鮮の核、ミサイルの開発、あるいは周辺国の軍事バランスの問題、私どもとしては、非常に安全保障環境、これは総理もおっしゃっておりますが、戦後最も厳しいと言っても過言ではないという言い方をしております。そして今、南北の中に対話のムードがあ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、日報の問題の本質というのは、これは、防衛大臣、時の稲田防衛大臣になりますが、が日報についてしっかりとした形で部下のサポートを受けて、そして国会の質問あるいは情報公開請求に正確に対応できるということ、これは当然であります。それができていなかったとい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) イラクの日報、私も中身を読んでみますと、確かに、ある時点におきましては戦闘という言葉が使われていた場所もございます。様々な意味がありますが、私はむしろ、やはり現場の隊員が緊張感を持って対応していたということがよく伝わる内容だと思っております。  ただ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、情報公開請求ですが、今委員が御指摘ありましたように、年間五千から六千件の情報公開請求が防衛省にございます。そして、その情報公開請求というのは、例えばピンポイントでこの文書を、何年のというような情報公開請求もありますが、かなりの部分は、実は何々に関...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) いわゆる日報でございます。これは、行動命令に基づき活動する部隊が上級部隊や指揮官へ報告するために作成した定時報告であって、防衛大臣又は上級部隊や指揮官の判断に資するものということであります。ということで、私は、この内容については、今後しっかり残しておく...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今般のイラク日報事案については、昨年二月に当時の稲田防衛大臣より探索指示がなされ、同年三月二十七日の時点で陸自研究本部で保存が確認されていたにもかかわらず、そのことを当時の稲田大臣に報告していなかったという、防衛省・自衛隊にとって、文民統制、シビリアン...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 四月十六日午後八時四十分頃、統合幕僚監部所属の幹部自衛官三等空佐が、これは勤務時間外のジョギングを国会周辺で行ったときに、たまたまそこにお会いをした小西参議院議員に対して暴言を含む不適切な発言を行うという事案が起きました。このことはあってはならないこと...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これに関しては、私ども、当該自衛官、そしてまた小西議員の事務所に私どもの職員が何度も行ってお話を伺う、その中で、最終的にどういうことがあったのかということは最終報告ということで出させていただき、それに基づき私どもとして適切に当該職員に対して対処していき...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回のこの幹部自衛官の発言というのは、あってはならないことだと思っております。  他方で、現在においても、遠方で海賊対処活動に従事している隊員、レーダーサイトで二十四時間の警戒監視に従事している隊員、各航空基地で常時緊急発進に備える隊員、演習場におい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) サイバー攻撃の脅威に対応するため、サイバー空間における自衛隊の更なる能力向上は喫緊の課題と認識をしております。  私は、五月五日から六日にかけまして、サイバー分野で豊富な実績や知見を有するエストニアを訪問いたしました。  御案内のとおり、二〇〇七年...全文を見る
05月10日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○小野寺国務大臣 今、本多委員から御指摘がございましたように、本多委員に事務方から提出させていただいた資料は、防衛省より、四月二日に陸自におけるイラクの日報の確認について公表する際に使用した資料であり、委員からの御指摘を受けた私への報告というのは三月三十一日ですから、日付を見ても...全文を見る
○小野寺国務大臣 陸上自衛隊の国際活動教育隊において南スーダンPKOやハイチ国際緊急援助活動等の日報が発見されていたことについては、四月四日に公表させていただきました。  四月五日及び六日の野党合同ヒアリングでの防衛省の説明資料については、イラク日報について御説明するものと考え...全文を見る
○小野寺国務大臣 国際活動教育隊が南スーダンにおけるPKOを含む日報を保有しているという報告を私が受けたのは、この公表当日の四月四日でありましたので、私のところに来た報告が四月四日で、私は、速やかに公表せよということで指示をいたしました。
○小野寺国務大臣 統幕参事官が、二月二十七日以降、陸自全体の日報の保有状況について報告を受け、確認された日報の提供を受けてきたところですが、部隊別の保有状況が明らかではなかったため、三月十三日に陸自の国際活動教育隊の日報の保有状況を確認させた結果、三月二十八日になって、南スーダン...全文を見る
○小野寺国務大臣 私としては、厳しく注意をしております。また、ここで、言葉を強めて言う場ではないというふうに承知をしておりますが、当然、省内においては、なぜこのようなことをしているのか、あるいは国会の求めに対して適時適切に応えてきていなかった今までの経緯も含めて、それは厳しく指導...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨年二月十六日に、辻元議員から、陸上自衛隊の国際活動教育隊が収集した日報についての資料要求があった際、保有していない旨回答し、翌日の国会においても同様にお答えした一方で、国際活動教育隊が日報を当時から保有していることが確認をされました。当時の正確性を欠く答弁、資...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、当時の探索は、副隊長の指示のもと、国際活動教育隊の各科等においてそれぞれ行われたということであります。  当時の正確性を欠く資料要求への対応は不適切であり、これは、現在、事実関係について調査しているところであり、調査結果に基づき、適...全文を見る
○小野寺国務大臣 大野チームではありません。大野チームは限った形での調査をしておりますので、大野チームではありません。
○小野寺国務大臣 まず、辻元議員からの資料要求という要求を受けて、これは速やかに要求に応えて対応すべきということで、この国際活動教育隊については、まずその資料がある可能性が高いところを捜査したんだと思います。ただ、その段階では見つからなかったということなんだと思いますが、いずれに...全文を見る
○小野寺国務大臣 国会の議論の中で、この問題について委員からも御指摘をいただいている内容でありますので、速やかな調査が終わった段階で御報告させていただくということになると思います。
○小野寺国務大臣 統幕監部から私まで上がってくる経緯であります。  その間の経緯について、まず、三月二日に日報の一部が陸幕から統幕参事官に送付されました。その後、三月二十日にかけて、改めて、陸上幕僚監部を中心に、日報の探索漏れがないか、行政文書の再確認を行いました。また、これら...全文を見る
○小野寺国務大臣 いずれにしても、このような資料を集めるにおいては、さまざま、逐次、いろんなものが見つかったということで、その精査をしていたということだと思いますが、事務作業は恐らくかなり大変なものだと思います。  特に、恐らく、事務方からしたら、私が報告を受けたら、これはどう...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の件については、事実関係について調べているところであり、判明した事実に基づき適切に対処してまいりたいと思っています。
○小野寺国務大臣 先ほど来、事務方から説明は受けておりますが、それだけの作業を要するのにこれだけの期間がかかったのかということもありますし、そして、なぜ私の方に第一報をしなかったのか、そのことについても適切に私どもとして調査をする必要があります。  そして、委員にぜひ知っていた...全文を見る
○小野寺国務大臣 いずれにしましても、適切にこの事態について私どもとして調査をし、それに対して適切に対処してまいりたいと思っております。
○小野寺国務大臣 自衛隊員の規律違反に対する処分については、その規律違反の事案について総合的に評価した上で判断していくことが必要なんだと思っております。  今回の小西参議院議員に対して幹部自衛官が暴言を含む不適切な発言をしたことについては、これは申しわけなく思っております。 ...全文を見る
○小野寺国務大臣 この事案が発生したのは二年半ほど前のことですので、私どもは、あくまでも当時の沖縄防衛局の担当者に確認をするという形で答弁をさせていただきます。  平成二十八年一月四日及び五日に、工事の受注者である大成建設から委託を受けて海上警備業務を実施した業者の従業員とされ...全文を見る
○小野寺国務大臣 私はやはり不適切ではなかったかと思っております。
○小野寺国務大臣 これは、今回の案件につきましては、私より、正確な事実関係をより着実に把握し、より早急に発表できるように、全力を尽くして調査を行う旨を指示し、これまで、事実関係を示す裏づけとなる証拠の収集や、現在のところ本件に関係すると考えられる者に対しての対面又は電話による聞き...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の事案については、私より、正確な事実関係をより着実に把握し、より早急に発表できるよう、全力を尽くして調査を行う旨指示をさせていただいております。  今、アンケート、聞き取り等で資料を集めております。当然、それぞれの調査対象者の意見が食い違う場合もありますし...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、委員がおっしゃったような、例えば現場での偶発的な衝突事案を防止するためには、これは今回の合意の内容にありますが、艦船、航空機間の連絡ということもありますし、そしてまた、防衛当局間のホットラインということもあります。  実際、昨日、署名を局長レベルでさせて...全文を見る
○小野寺国務大臣 今、南北間での対話が進んでいくということ、これは、北朝鮮をめぐる諸懸案の包括的な解決に向けた前向きな動きとは考えてはおりますが、今後の動向については、我が国として、重大な関心を持って情報収集、分析を行い、注視していくことが必要だと思っております。  そして、私...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘の在韓米軍、これを含みますアジア太平洋地域の米軍の抑止力は、地域の平和と安定に不可欠なものと考えております。  私は、この考えのもと、四月二十日の日米防衛大臣会談において、在韓米軍を始め、この地域への米軍の抑止力をしっかり維持していくことの重要性について...全文を見る
○小野寺国務大臣 イラン核合意は外務省が所掌している事案ではありますが、今委員の方から私に対して質問がございましたので、お答えさせていただきます。  五月八日、米国は、イランの核合意から離脱し、米国の対イラン制裁の再適用に向けた作業を開始すると発表したということは承知をしており...全文を見る
○小野寺国務大臣 サイバーの攻撃の部分というのは、これは安全保障上も大変重要な案件であります。  今回、NATOのサイバー防衛協力センター、これは委員御指摘のようにエストニアにあります、そのタリンにあるセンターを訪問し、また、エストニアの国防大臣との協議をしておりました。  ...全文を見る
○小野寺国務大臣 十数年前でしょうか、イラクの日報については、当時は用済み後廃棄という、そういう文書の扱いになったと私どもは承知をしております。  そして今回、このイラクの日報を含め、海外における日報というのは、私どもはやはり、現場の隊員が非常に緊張感を持って対応していた貴重な...全文を見る
○小野寺国務大臣 平成二十二年二月十日の事例でございます。  普通科連隊長が、同盟というものは、外交や政治的な美辞麗句で維持されるものではなく、ましてや信頼してくれなどという言葉で維持されるものではないと発言する事案が起きました。  この事案について、防衛省としては、国家の意...全文を見る
○小野寺国務大臣 外交分野の強化というのは外務大臣が行うべきものだと思いますが、今、御質問がありましたので、私の考えということでお話をさせていただければ、南北の対話が進み、そして、今後、私どもが求める大量破壊兵器、核兵器、弾道ミサイル、そして、日本にとっては拉致問題、この解決が進...全文を見る
○小野寺国務大臣 私も、南スーダンの日報事案で一番驚いたのは、特別防衛監察の過程の中で、私もこの委員会の委員の一人として聞いておりましたが、陸自指揮システムという四万人がアクセス権を持っているところにそのままその日報が載るということ、そして、その日報には、いろんな情報がありますが...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の日報の集約作業、それから、イラクの見つかった日報について、それを開示、不開示の作業、これを全て、今おっしゃったように統幕の参事官室でしょうか、そこでやっていたこと、私も実はその作業の現場を、土日を返上している場所を実際見て、彼らが相当苦労しているところを感...全文を見る
○小野寺国務大臣 先月公表しました一万五千ページのイラクの日報は、四月七日の私の指示により、全ての部隊、機関において、海外に派遣された自衛隊の活動に関する日報の探索作業を行った結果確認されたものであり、現時点で確認された日付全ての日報を公表しているところでありまして、これは一部期...全文を見る
○小野寺国務大臣 イラクにおける戦争につきましての評価というのは、防衛省というよりはむしろ政府全体での考え方なんだと思いますが、私ども防衛省の担当しているところに関しては、イラク特措法に基づいて、イラクの人道復興支援ということでありますので、イラクの戦争というよりは、その後の復興...全文を見る
○小野寺国務大臣 私も、報告を受ける形で、当航空自衛隊員は、これら暴言や不適切な発言はしたけれども、国民の敵ということは一切言っていないということを一貫して話しているということ、これは報告は受けております。  ただ、私どもとしては、国民の代表である国会議員に対して自衛官が品位に...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員御指摘の報道については承知をしております。  報道の一つ一つにコメントすることは差し控えさせていただきますが、その上で申し上げれば、宜野湾市の資料によると、普天間飛行場の場所には、戦前、役場や国民学校、郵便局、病院などが所在し、集落が点在するとともに、田畑...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨年も、普天間飛行場周辺で、小学生の子供たちが今でも不安に思うような事故も発生をしております。一日も早く普天間飛行場の全面返還が必要だと思っております。私どもとしては、できることを全て行うという中で、米側にも協力をしていただき、少しでも早くこの移転を進めていきた...全文を見る
05月15日第196回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○小野寺国務大臣 財政法上の解釈につきましては防衛省としてお答えする立場にはありませんが、財政法第二十九条においては、予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費の支出については、政府は補正予算を作成することができる旨定められていると承知をしております。  平成二十九年度...全文を見る
○小野寺国務大臣 中期防衛力計画は五年タームのものでありますので、二十六年から三十年度の中期の防衛力整備計画の中にはイージス・アショアは入っておりませんでした。北朝鮮がここまで能力向上をするというのは、当初、二十五年あたりの感覚ではまだなかったんだと思います。そういう意味で、新た...全文を見る
○小野寺国務大臣 どの能力を持つアショアを要求するかということでありますが、通常は五年程度の見積りは必要だと思っております。
○小野寺国務大臣 現在、南北の対話が進み、米朝会談も既に予定が決定をされておりますが、北朝鮮はまだ何も約束をしておりません。そして、私どもとしては防衛装備を整備するには一定の時間がかかるということもありますので、私どもとして、現時点で、このイージス・アショアについて、今まで検討し...全文を見る
○小野寺国務大臣 現時点で北朝鮮が何ら行動を示しているわけではありませんし、私どもとして、このイージス・アショアを含めて、防衛装備というのは、当然、我が国に対する防衛の脅威認識をして、その上で必要なものを効率的に整備していくということになりますので、今後とも、国際環境の状況につい...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員も御案内のとおり、安全保障環境は、戦後最も厳しい状況というふうに言っても過言ではないと総理がお話をされております。北朝鮮の核、弾道ミサイルについて、これは、北朝鮮はまだ何の約束もしておりません。それから、中国の軍事力の増強。既に中国国産の空母も、着々とその装...全文を見る
05月15日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省として、ロッキード社から委員御指摘の報道にあるような打診を受けた事実はありません。
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御指摘にありますように、島嶼部に対する攻撃への対応として、南西地域に展開するための後方支援能力を向上させることは重要な課題と認識をしております。  防衛省としては、物資の集積、補給拠点にも活用できる拠点として、平成二十八年三月、与那国島に与那国...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 文民統制は民主主義国家における軍事に対する政治の優先又は軍事力に対する民主主義的な政治による統制とされております。  我が国の場合、終戦までの経緯に対する反省もあり、自衛隊が国民の意思によって整備、運用されていることを確保するため、厳格な文民統制の制...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員は今こうして、また、この事案についてはむしろ委員自らこの委員会においてこのような事案があったという形で公表されておりますし、その後も累次、国会においてこの議論をされております。私どもとしては、議員の発言あるいは政治活動というのは大変重要であると思い...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の一連の経緯、これは、自衛官がこのような暴言あるいは不適切な発言をすることはあってはならないと思っています。  ただ、その一連の経緯、これは事情聴取をし、そしてまた、これは小西議員が自らこの委員会でもお話をされておりますが、その暴言を吐いた自衛官...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、委員のお話を今伺うと、その現場において幹部自衛官が委員に対して暴言を吐いた、そして、そのことをその現場でおわびをすればそれは許すということでお話をされたということ、そして、この問題については不問に付すとお話をされたんだけれども、そこで握手をしたと...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、文民統制との関係で申し上げれば、防衛省・自衛隊としてこの自衛官が行ったことについては全く是認しておらず、あってはならない規律違反として処分をしたこと、今回の事案は本人の統合幕僚監部での勤務とは関係のない私的な言動であり、国会による統制という文民統...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今局長が答弁したとおりです。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回のこの隊員の暴言につきましては、改めて申し訳なく思っております。そしてまた、その隊員は、小西議員の活動を知るに当たり、むしろ自衛隊員に敬意を払っていただいており、あくまでも我々を守ろうという信念においての活動だということで、彼は深く今回のことについ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 本日はあたかも五月十五日ということになります。五・一五事件、二・二六事件を始め、戦前の様々な軍事の独走を、これを制限するのが、私ども、国会、そしてシビリアンコントロールの重要な役目だと思っております。この委員会での委員の質問というのはそれに適した大変重...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、今河野統幕長の件についてお話がありましたが、御指摘の南スーダン日報問題については、防衛監察本部による特別防衛監察が行われ、日報に係る開示請求への対応について、情報公開法第五条違反につながる行為があったこと、適切に廃棄されて不存在とされていた日報が...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) CVIDを進めていくことは、これは重要だということは委員も共通の認識だと思っております。  その上で、不可逆性を達成するためには、北朝鮮が現在保有する核弾頭のみならず、核弾頭を製造する際に必要となるプルトニウム及び濃縮ウランを製造する施設も廃棄するこ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、日本は北朝鮮のような弾道ミサイルというのは保有しておりませんので、そういう意味では、国連が北朝鮮に求めておる、国連安保理が求めているあらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄を求める旨ということは、これは日本は持っておりませんので、逆に言えば、北朝鮮にしっ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 日本が保有しているのは、まず弾道ミサイルはないということでありますし、今、イージス・アショアを含めて私どもの装備をしておりますミサイル防衛システムというのは、あくまでも相手の弾道ミサイルを迎撃するためのミサイルでありますので、その迎撃ミサイルが北朝鮮ま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 三名の委員の辞任について、辞任したい旨連絡があったことを受け、四月九日の環境監視等委員会で報告がなされ、四月十日付けで通知を行ったところです。各委員の辞任理由について、各委員の個人に関わる情報であり、具体的に申し上げることは差し控えさせていただきます。...全文を見る
05月17日第196回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○小野寺国務大臣 立川飛行場の騒音苦情については、平成二十七年度二百二十七件、二十八年度百七十九件、二十九年度二百四十六件の苦情が寄せられていると承知をしております。  なお、立川飛行場周辺自治体であります立川市が市内に所在する場所におきまして航空機騒音を測定した結果によれば、...全文を見る
○小野寺国務大臣 要望いただいている内容につきましては、これは私ども、その要望を受けとめながら、配慮して、適切な形で対応してまいりたいと思っております。
05月17日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(小野寺五典君) 河野統幕長については、昨年五月に一年間の勤務延長を行い、本年五月二十七日まで引き続き任用するとされたところであります。  人事については、適時適切に実施することとしておりますが、現時点において河野統幕長の人事について何ら決まっておりません。
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしては、人事については適時適切に実施したいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) この問題については、今後、米朝の会談の中で進んでいくものということでありますし、外務省を中心にして、これは日米、日米韓でしっかりと様々な協議をしているというふうに理解をしております。  その中で、今御指摘がありました在韓米軍の撤収について、これは北朝...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 文民統制は、民主主義国家における軍事に対する政治の優先、又は軍事力に対する民主主義的な政治による統制とされております。  我が国の場合、終戦まで、今委員が御指摘ありましたが、その経緯に対する反省もあり、自衛隊が国民の意思によって整備、運用されることを...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 三年前の契約に基づく業務において二年前に確認された事案についてのお話でありますが、当時の沖縄防衛局の担当者に確認したところ、平成二十八年一月四日及び五日に、工事の受注者である大成建設からの委託を受け海上警備業務を実施した業者の従業員とされる方からの連絡...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) この一連の経緯については、私どもは適切でなかったと思っております。いずれにしても、本件に関しては引き続き事実関係をよく確認をするということであります。  私もやはりこのような事案はおかしいと思いまして、現時点では、現在は、平成二十九年十二月以降の海上...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、当時、沖縄防衛局が本件に対して対応していた内容については、私どもは適切ではなかったと思っております。いずれにしても、本件に関しては引き続き事実関係をよく確認する必要があると思っております。  私はこのような認識に立っておりますの...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) いずれにしても、本件に関しては引き続き事実関係をよく確認する必要があると考えております。
○国務大臣(小野寺五典君) 繰り返しになりますが、当時、沖縄防衛局が本件に対して対応していたことは、対応していた内容については適切ではなかったと考えております。  本件に関しては、引き続き事実関係をよく確認する必要があると考えております。
○国務大臣(小野寺五典君) 事実関係をよく確認をするということ。その上で、私どもはこの事案について明らかにしていきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 現職の自衛隊員は、退職自衛官等である正会員とは異なり、隊友会の意思決定に何ら関与するものではなく、もとより隊友会の憲法改正に関する提言やそのための活動を支援しているものではないと認識しております。  また、これまで隊友会との関係において自衛隊法第六十...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 世界遺産登録の問題のことでございますので、これは環境省が対応すべきものと承知をしておりますが、防衛省としても、環境省から要望があれば必要に応じて対応していきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 沖縄県における米軍施設・区域の返還に当たっては、防衛省において、跡地利用特措法八条七項に基づき、返還地の有効かつ適切な利用が図れるよう、返還地を土地所有者等に引き渡す前に土壌汚染調査等の支障除去措置を講じております。  防衛省としては、北部訓練場の返...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 環境省からの要請があれば、必要に応じて米側に働きかけてまいります。
05月24日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今般、大野防衛大臣政務官を長とする調査チーム報告書及び統合幕僚監部等によるイラクの日報に係る大臣報告の経緯などに関する報告書が取りまとめられましたので、昨日公表いたしました。  今回明らかになった事実関係を踏まえ、関係者に対する厳重な処分を行い、また...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まず、中西委員におかれましては、今週月曜日でありますが、二十一日、横須賀でありました練習航海の見送り、出港式に御参加いただきまして、ありがとうございました。  今御質問がございましたが、F2の後継機、将来戦闘機でありますが、これについては、現在、国内...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 四月二十日、現地時間でありますが、マティス米国防長官との会談では、北朝鮮問題に対する日米の緊密な連携を始め日米の課題について議論を行いました。  中国については、米国のNDS、国家防衛戦略において、修正主義国家である中国との長期的な戦略的競争が国防省...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 山口代表を始め公明党の皆様には、日中関係の関係改善に御尽力をいただいていること、私ども防衛当局としても大変感謝をしております。  今般、十年間に及ぶ交渉を経て日中防衛当局間の海空連絡メカニズムに関する覚書に署名できたことは、日中両国の相互理解及び相互...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) お尋ねの件につきましては、先般参議院の予算委員会に提出された文書の内容と総理の答弁に関する御質問だと思います。  私自身、文書を見ておりませんのでお答えは差し控えさせていただきますが、私ども、内閣の一員として、国民やその代表であります国会の様々な御質...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘にありますように、イラクの日報の探索に関しましては、古い資料でもあります、そして今回かなり綿密に調査を掛けた中で様々なところから確認をされたということ、その作業をかなり時間を掛けて今回やらせていただいたんだと思っております。  ただ、大切なのは...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 結果的に、当時の大臣の国会での質問に対するお答え、そしてまた情報開示請求に対して十分対応できていなかったということ、これは事実だと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、大野チームを含めて、私ども、この一連の調査の中で意図的に隠したというような、いわゆる隠蔽ということはなかったというふうに結論付けていると思っております。  そしてまた、当時の稲田大臣に対して、探索の指示が出ていたにもかかわらずそれが不十分であっ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回のイラクの日報事案において、防衛省におけるシビリアンのトップである大臣の指示に対して組織として適切に応えることができなかったことは紛れもない事実だと思っております。  私どもとしては、そのようなことがないように、再発防止に努めてしっかりとした組織...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 例えば国会での資料要求の御要請というのは、十時、十一時の時間に資料要求があって、今日中にこれだけの資料を提出してくださいという御要請がありました。今回のこの日報の問題の御要請の中でも、例えば辻元委員からの要請はそのような要請でありました。  というこ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省の、例えばミサイル防衛あるいは様々な部隊の運用、今も行っておりますが、スクランブルに対応する二十四時間の体制、こういうものに関しての連絡体制、伝達体制、指揮命令体制、権限の付与、こういうことは、私ども、そのシステムの中でしっかり対応させていただい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘を踏まえて、私どもも、今回例えば日報の問題の議論が出たときに、それをしっかり確認したのであれば、速やかにそれを開示をして国民の皆様に知っていただくということ、これをしっかりやっていくということが重要だと思いますし、今後とも国会あるいは情報公開請求...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の点にあります文書というのは私見ておりませんので、お答えを差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 今般の事案により、国民の皆様方にシビリアンコントロールや防衛省としての対外説明に対する疑念や不信感を持たれていることについては真摯に受け止めたいと考えております。  今回明らかになったことを踏まえ、昨日、防衛省・自衛隊として、指示、命令を履行する体制...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私は私の所掌の中で、様々な、国会を含めて、疑念を持たれている日報を含めた問題について真摯に対応していくということだと思っておりますし、また、内閣としては、これは国民、そしてまたその代表である国会に対してこれからも真摯に説明し、様々な問題について対応して...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 先ほど申したとおり、私としては、今回のイラクの日報問題を含めた私の所掌の中の問題について真摯に対応するというのが、私の役目というのがあると思います。また、内閣全体としては、私どもこれからも真摯に国民に向き合って対応していくことが大切だと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 陸自の研究本部において昨年三月二十七日にイラクの日報が発見されていたにもかかわらず、当時の稲田防衛大臣の再探索指示や情報公開請求に対して不存在と回答していた件について、今回の調査の結果を踏まえると、稲田防衛大臣の再探索指示を受けた統幕による再探索依頼の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) シビリアンコントロールとは、民主主義国家における軍事に対する政治の優先又は軍事力に対する民主主義的な政治統制を指すものであり、民主主義国家においては確保されなければならない重要な原則と認識しています。  今回のイラクの日報事案において、防衛省における...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回のイラクの日報事案において、防衛省におけるシビリアンのトップである大臣の指示に対して組織として適切に応えることができなかったことは紛れもない事実です。このため、今回のイラクの日報事案については、シビリアンコントロールにも関わりかねない重大な問題をは...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしては、今回の事案については意図的に行われたと認定することは困難であるということ、これはシビリアンコントロールに反するような問題にはならないと考えております。  他方、結果としてこのような、大臣の要求に対応できなかったこと、そしてまた、国会の...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 報告書の三ページには、統幕参事官付きから一報を受けた文書課において、三月七日までに文書課長まで報告し、十五日までに文書課長に大臣報告資料案について報告した旨記載をされております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今般のイラク日報をめぐる一連の事案を受け、まずは省内において行政文書の管理の改善に取り組んでいくということ、これは委員から御指摘があるように、私どもも深く認識をしております。  具体的には、行政文書の探索、識別の容易化、迅速化を図るため、各部署におい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回のイラクの日報事案をめぐる一連の関連から見まして、やはり国会あるいは情報公開等からの文書の依頼等があった場合に、それに速やかに対応できる体制をつくるということ、そして、それがもし不存在、ないというような場合があった場合には、そのことについてなぜそう...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回のいわゆる日報、海外で活動する自衛隊の日報等につきましては、例えば南スーダンのときにも議論がありましたが、その中には実際に行動する地域あるいは現在保有している弾薬、燃料等、これは対外的に公表すると部隊の任務に影響が出るような内容も含まれております。...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 南シナ海をめぐる問題は、地域の平和と安定に直結し、我が国を含む国際社会の関心事項です。  我が国は、これまで一貫して南シナ海における法の支配の貫徹を支持してきており、南シナ海をめぐる問題の全ての当事国が国際法に基づく紛争の平和的な解決に向けて努力する...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私ども閣僚も、あるいは政府もそうでありますが、国民に対してしっかりとした説明をするということ、これは大変重要なことだと思っております。  私どもの所掌する今回の防衛省の問題におきましても、イラク日報をめぐる事案については、これは防衛省・自衛隊が組織と...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊員の食事については、隊員の職種に応じた栄養基準を定め、栄養バランスの良い食事の提供に努めております。  例えば、部隊に勤務する隊員に対しては、部隊の食堂において栄養士が作成した献立により給食を提供しております。また、訓練先等の野外において提供す...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省としては、環境保全図書及び環境監視等委員会の指導、助言を踏まえ、工事期間中、毎日監視船からの目視調査を行うなど、ジュゴン及びウミガメ類の施工区域への来遊状況について調査を行っており、施工区域へのジュゴンの接近が確認された場合には、工事関係者に連絡...全文を見る
05月25日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○小野寺国務大臣 今般、大野防衛大臣政務官を長とする調査チーム報告書及び統合幕僚監部等によるイラクの日報に係る大臣報告の経緯などに関する報告書が取りまとめられましたので、一昨日、公表いたしました。  今回明らかになった事実関係を踏まえ、関係者に対する厳重な処分を行い、また、防衛...全文を見る
○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊の部隊が作成する文書である日報は、行政機関の職員が職務上作成し、又は取得した文書であって、当該行政機関の職員が組織的に用いるものとの行政文書の定義に合致しております。  このため、現行の情報公開法上、日報を、一般の行政文書とは異なる取扱いをして、...全文を見る
○小野寺国務大臣 御指摘のとおり、現時点でも、防衛省に対して年間五千件から六千件の情報公開請求が来ております。大変膨大な作業ということになります。この作業を効率化し、そして、正確に国民の皆様あるいは国会の要求に対応できるように、電子ファイル化の推進、あるいはデータ管理基盤の整備、...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今委員から御指摘がありました文書について、私は直接見ておりません。また、所掌ではありませんが、いずれにしても、私ども、政府の一員として、国会の求め、そしてまた国会議員のその背中には多くの国民がおります、そこに対して、真摯に答弁をさせていただき、信頼を得るよ...全文を見る
○小野寺国務大臣 所掌外ではありますが、そのようなさまざまな国会の審議につきましては、国会でお決めになるということだと認識をしております。
○小野寺国務大臣 今委員から御指摘があった点、これはもう私ども、この状況を確認する中で、かなり一番初めの方から、本当にそんなことがあるのかということ、これは大野政務官が中心となって調べていただいていますが、むしろ疑いの目を持って、そんなことが本当にあるのかということ、これはかなり...全文を見る
○小野寺国務大臣 委員の認識と私どもも全く同じ認識を持っておりまして、なぜこの時点で、通常、メールで情報公開の請求が来るにもかかわらず、この教訓課長が改めて、メールではなくしっかり文書でよこすようにという、そのような意見を述べたということ、これは、どのような経緯でということで、十...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨年二月十六日に、辻元議員から、これは十一時ごろだというふうに報告を受けておりますが、防衛省に対して、イラク戦争におけるサマワでの日報等について、同日中の提出を求めるという資料要求がありました。  担当課である統幕参事官付の事務官は、当該資料を保有している可能...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回のイラクの日報が見つかったという経緯でありますが、これは、昨年の南スーダンの日報にかかわるさまざまな問題があって、そしてその再発防止策ということで、日報をまず一元管理をするということ、そしてその中で探索をかけていった中で、実は、むしろ防衛省の中でイラク...全文を見る
○小野寺国務大臣 このイラクの日報が作成されていた時代、十数年前でありますが、そのときには、このイラクの日報を、例えば、今私どもが決めているような、十年間保存し、その後公文書館にというような、そういう扱いの対象文書ではなかったと承知をしております。ですから、それが明確に、こういう...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回のイラク日報が確認をされた事案というのは、昨年の南スーダンの日報問題の反省のもとに、再発防止策の一環として日報の一元管理をするという過程、そして、日報を集めていく中で、実は防衛省自身が見つけて、そして私のところに報告がありました。これはやはり大変大きな...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしては、まず、日報を確認をするということ、これ自身が、まず政治主導で探索をさせ、そして見つかって、それを公開をさせていただいたということであります。  ただ、昨年の大臣の要請、あるいは国会の要請に対して十分に対応できていなかったということ、これはシビリ...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほど、シビリアンコントロールにかかわりということでちょっとお話ししました。かかわりかねない重大な問題と認識をしているということであります。  そして、今、この問題について、例えば、国会でのこのような御質疑がありますし、多くの国民の皆さんも、昨年の南スーダンの...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回のイラクの日報が、これは確認をされ、そして速やかに公表するというのは、むしろ私ども政治のリーダーシップでわかってきたということであります。  ただ、昨年ないといった中で、今回どうして見つかったのかということ、これはやはり大きな問題だと認識をしておりま...全文を見る
○小野寺国務大臣 このような形で大臣の指示というのが的確に伝わらなかった、あるいは大臣に適切に報告が上がってこなかった、そういう事案をもって、今回の事案においては私ども十七名の職員に関して処分をしたということでありますので、そのようなことはあってはならないということは、私ども、肝...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回、実際に見つかって私のところに上がってくるまでに時間がかかったということ、これはあってはならないことだと思っております。  具体的な期日をお示しするのは困難でありますが、昨年の南スーダンPKO日報問題に係る反省などを踏まえれば、本年三月五日、統幕参事...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとして、当然、そのような事実が例えばあった場合、これが正しく、正確にお答えできる内容かどうかという精査をする、これも重要な役割だ、仕事だと思っておりますので、正確な精査をした中で、私どもとして適時適切にお示しをするということなんだと思います。
○小野寺国務大臣 私は、先ほどから答えておりますが、今回のこのイラク日報の事案に限らず、やはり、事実が確認された段階で速やかに防衛大臣に一報があるべきだというふうに考えております。
○小野寺国務大臣 四月七日に、私から、全部隊の機関において、海外に派遣された自衛隊の活動に関し、全ての日報を含む定時報告の探索作業を徹底して行い、統幕への集約作業を原則として四月二十日までに終えるよう通達をいたしました。  その結果、四月二十三日に、延べ四万三千件の日報を含む定...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもとしては、今回しっかり調査を行ったというふうに認識をしております。  その上で、今回の探索作業に漏れがあることが判明した場合には、速やかに国民の皆様に公表するとともに、その原因について、まずは当該文書を管理する担当部署に対して厳しく聞き取りを行うことが必...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず委員にお話をしておきたいのは、今回のイラクの日報が確認されたのは、これは、昨年の南スーダンの日報の問題について、その反省のもとに、私ども、再発防止策の一環として、日報等の集約を図り、その中でしっかり探索をするという中で、実は防衛省自身が見つけて公表し、こうし...全文を見る
○小野寺国務大臣 私としては、大野チームが調査をし、そして、この統幕参事官付Aに関して確認をして、今政府委員の方から答弁があったと思いますが、そのとおりだと思います。
○小野寺国務大臣 まず、事実確認ですので、調査チームで実際に聞き取りをした人間から聞いていただき、その上でお答えをします。
○小野寺国務大臣 この調査を担当してもらった大野政務官からも報告を受けましたが、当初からやはり、この同じ部屋の中で、本来イラクの日報が情報公開請求等で請求をされたということを知っていたFという者と、それから、実際この外づけハードディスクから見つけた教訓課長、あるいはその場にいたこ...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもは、このFという者に関して、例えば、情報公開請求を返す場合に上司に相談するとか、そういうことが通常あるべきではないかということ、その疑いを持って、本当にそうなのかということ、これは大野チームがその疑念を持ってこのFあるいはその周辺に調査をしたという報告を受...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、委員が御指摘された新聞記事、私もこれを読みました。  そして、例えば、文書ファイルが非常にわかりにくくなっている、抽象的なファイルになっているということ、これは、私ども十分受けとめるべき御指摘だと私は思いました。  その上で、行政文書ファイルの名称、こ...全文を見る
○小野寺国務大臣 私どもは、文書管理を適正に行う、わかりやすい形で行政文書の管理を行う、このガイドラインに従って対応するということが大変重要だと思っております。  そして、今官房長からも説明がありましたが、意図的に、このような文書を名前をつけて隠そうとするような、報道にあったよ...全文を見る
○小野寺国務大臣 今委員の御指摘を聞きながら、実は私どもも全く同じ疑問を持って、今回の調査について、当初から、不自然ではないかとか、どうしてそうなのかということ、むしろ、大野チーム、大野政務官はその疑問を持って、疑念の形で何度もこのことについて調査を繰り返しました。  ですから...全文を見る
○小野寺国務大臣 東日本大震災に起きたさまざまな事案についての御質問だと思っています。  私が鮮明に覚えていますのは、震災発災直後、私は被災地気仙沼におりましたが、真っ先に駆けつけた国会議員が下地先生でありました。大変驚きました。  その中で、トモダチ作戦も、これは私自身、こ...全文を見る
○小野寺国務大臣 やはり、これは私ども実力組織の大変重要なことだと思うんですが、さまざまな指示等は明確に、そしてその報告は簡潔に受けるという、それも速やかにスピード感を持って行う、こういうことが基本なんだと思っています。  今回の、稲田大臣の指示がメールで伝わり、実は、メールと...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回、一連の流れの中でなぜ大臣の指示あるいは国会の要請、公文書に関する公開請求等に適切に応えられなかったのかということに関しては大野チームを中心にまとめていただいたと思っております。  私はやはり明確な命令を出すという必要があったと思いますし、私自身は今回、四...全文を見る
○小野寺国務大臣 昨年の稲田大臣の文書探索の指示というのは、これは指示がなされたというふうに、それを受けた統幕総括官が認めております。そして、その受けた大臣の指示を統幕総括官が担当者に伝えて、そこでその担当者の発出したメールが曖昧なものになっていたということ、これが今回処分をした...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回の再発防止策の中で、大臣の重要な指示に関してはしっかりと文書で伝達をするということ、そして、その文書に回答する際には担当者一人の判断ではなくしっかり上司の決裁もとった形で対応していくということ、このような再発防止策ということで徹底するように指示をしております...全文を見る
○小野寺国務大臣 先般、委員から御指摘をいただいて、私どもも、やはり、今後適切に応えるためには、今、かなり、統幕に集めるということであっても作業量が多くなっていますし、より正確に情報公開にお応えするためにも、やはり効率的に正確にお応えできる体制をつくる必要があると思っております。...全文を見る
○小野寺国務大臣 先ほどの御提案、大変重要なことだと私どもも思っております。  今回のことは、私ども、大きな教訓として、このようなことがないような組織づくり、そして、部隊運用に支障を来さない中で、しかも正確に迅速に情報公開等に対応できるような組織づくり、これを目指していきたい、...全文を見る
○小野寺国務大臣 今般の防衛省における一連の日報の発見及び公表については、昨年七月二十八日の南スーダンPKO日報問題に係る再発防止策の一環としての日報一元化の中でイラクの日報が発見されたことを受け、私が、省内における日報の探索作業が不十分であるとの認識のもと、本年四月七日に大臣指...全文を見る
○小野寺国務大臣 今回のイラク等の日報事案に関する関係者の処分については、それぞれの調査報告書において判明した事実関係に基づき、従来の事例を踏まえて適正に行ったところであります。  このうち、指揮監督責任について申し上げれば、河野統幕長については、昨年の南スーダン日報事案でも規...全文を見る
05月28日第196回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○小野寺国務大臣 今回のイラクの日報問題ですが、実は昨年、南スーダンの日報問題で、国会からも厳しい御指摘をいただきました。  実は、その反省をもとに、自衛隊が海外で活動する日報というものは、この際、防衛省の統合幕僚の方で全部集めて、そしてしっかり管理しようということで、過去にも...全文を見る
○小野寺国務大臣 国民の皆さんあるいは国会からの御要請にしっかり応えるというのは大事な役目だと思っています。  実は、防衛省・自衛隊、情報公開請求だけで年間五千件から六千件来ております。そして、この五千から六千の情報公開請求に対して、自衛隊の全国の部隊は約三百あります、隊員は二...全文を見る
○小野寺国務大臣 これは、昨年二月から三月にかけて、当時の稲田防衛大臣が、イラクの日報についての探索、あるいは、国会だとか情報公開請求等があった中で、十分に応えていなかったという事案でございます。私ども、ここがなぜかというところを、大野大臣政務官を長とするチームで調べていただきま...全文を見る
○小野寺国務大臣 この問題が大変複雑なのは、昨年、実は、特別防衛監察で調べていたのは南スーダンの日報ということでありました。そして、南スーダンの日報を探すんだということで懸命に捜索する中で、外づけハードディスクの中からイラクやその他の日報というものが出てまいりました。  実は、...全文を見る
○小野寺国務大臣 まず、今回のイラクの日報については、これは再探索指示を私どもで出して、そして、現場の部隊がそれをしっかり調べて上げてきた中で実はわかったということであります。そして、あったのであれば、なぜ去年ないと言ったのか、そして、ことし見つかったのであれば、これは速やかに情...全文を見る
05月28日第196回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(小野寺五典君) イラクの日報に関しては、昨年七月の南スーダンPKO日報問題に係る再発防止策の一環としての日報の一元管理や、本年四月の大臣指示に基づく日報の探索作業の徹底など、私を始め防衛省政務の政治的なリーダーシップの下、一連の日報の発見に至りました。そして、私の指示...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員からも御指摘ありましたが、今この瞬間も、北朝鮮のミサイル対応あるいは様々な国を守る仕事のために、自衛隊員は二十四時間三百六十五日、しっかりとした対応をしております。基本的には、私ども大臣含めて総理からの御指示でしっかりとした対応を現場の隊員はして...全文を見る
05月29日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(小野寺五典君) 我が国を取り巻く安全保障環境について、政府は、北朝鮮の核・ミサイル開発、中国の透明性を欠いた軍事力の強化、東シナ海、南シナ海における力を背景とした一方的な現状変更の試み、大量破壊兵器等の拡散や国際テロの深刻化、サイバー空間や宇宙空間など新たな領域におけ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 河野統合幕僚長については、昨年五月に一年間の任期延長を行い、この二十七日に延長期限を迎えたので、今回、更に一年間の勤務延長の措置をとることといたしました。  一層厳しさを増す現在の安全保障環境の下で、私の指揮の下、河野統幕長は適切に自衛隊の運用の任務...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省・自衛隊、様々な人材が多い、それぞれのつかさつかさでしっかりとした任務に従事してくれていると思っております。  今回の人事につきましては、様々な事情を総合的に考慮して、任期の延長ということを判断させていただきました。
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません、技術的なことでありますので参考人の方に問い合わせていただきたいと思いますが、本日は参考人を認めていただいておりませんので、後ほど説明をさせていただきます。
○国務大臣(小野寺五典君) 今朝も再三、藤田委員の事務所に参考人のことについて防衛省からお願いをさせていただきましたが、参考人は不要ということで断られたというふうに私は担当者から報告を受けております。
○国務大臣(小野寺五典君) 藤田委員の方からは、質問通告の要旨ということで紙しかいただいておりません。その中にはそのような質問は入っておりませんので、大変恐縮ですが、参考人の答弁を認めていただくか、あるいは後ほど私どもの方から説明をさせていただくようにさせていただきたいと思ってお...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私たちとしては、様々な事情を総合的に考慮して、任期の延長を判断させていただいたということであります。
○国務大臣(小野寺五典君) でき得れば参考人として担当しております人教局長等に答弁をさせていただければ、正確なお答えができると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 例えば、あくまで免職とかそういう重い処分になれば、当然このような任に就くことはできないということだと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の日報問題につきましては、これは事実関係を調査して、過去の事例を踏まえて厳正な処分を行い、そして、河野統幕長については、この組織としての責任を重く捉えて訓戒とさせていただきました。  いずれにしても、免職というような重い処分であれば当然このような...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 本年四月十二日午後の会見において、河野統幕長は、本件日報について、陸に個人データとして残っているようですが、これについては情報公開の対象ではありませんので統幕から出しますという報告を受けた旨の発言をしましたが、これは同日午前の国会において辰己審議官によ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 統幕長は陸自が保有する文書の管理について知見もなく、また責を負う立場にもなかったことから、当時の辰己総括官は、統幕に本件日報が存在することが確認された事実は統幕長に報告したものの、陸自に日報が個人データとして存在する旨を統幕長に報告していなかったという...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) その点を含めても、結局今回この一か月遅れについての調査をして最終的に処分をしたということでありますので、人教局長から説明をさせます。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、今委員の方からは、今回の大野チームのことについて言及があったと思います。  私どもは、今回、チームの中で大野政務官を補佐していただきました元東京高検の検事長の上田弁護士は、大変社会的にも重い責任を数々こなしてこられたすばらしい方だと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回、約一か月遅れたという事案でありますが、まず日報が、イラクの日報があったという形で発見があって、そして現物をたしか見たのが三月の四日か五日というふうに報告を受けております。そうすると、そのとき二枚、二日分の報告だということですので、当然もし大臣に報...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 済みません、今答弁の途中で質問がありましたので、もう一度質問をお願いいたします。(発言する者あり)
○国務大臣(小野寺五典君) 私が率いているのは、防衛省・自衛隊という実力組織であります。  さきに事務方より説明をしましたとおり、二十三日に公表した今回の事案の報告書や再発防止策の資料は、記述すべき事実関係や、それを受けての評価、問題点、対策を記載しているものと考えております。...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の埋立承認の留意事項四には、環境保全に関し措置を記載した図書、いわゆる環境保全図書を変更して実施する場合は知事の承認を受けることと記載されていると承知をしております。  御指摘の区域、K4護岸とN3、N5中仕切り護岸に囲まれた区域の埋立てを先行...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 普天間飛行場代替施設建設事業に係る埋立てに関しては、沖縄県赤土等流出防止条例に基づく手続を行うこととしており、同条例に基づき適切に対応してまいりたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 過去には辺野古地先の海草藻場においてはみ跡が確認されておりますが、環境影響評価書作成時点で確認されていたジュゴンの行動範囲や餌場の利用状況から、同評価書において辺野古地先の海草藻場へ移動し採食する可能性は小さいと予測したことから、辺野古海域についてはジ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ジュゴンの個体Cの存在については、平成二十七年六月以降確認されておりません。その原因については確たることを申し上げることは困難ですが、聞き取りを行った専門家からは、成人として親離れして、離れていってしまったのではないかという見解を得ております。
06月05日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(小野寺五典君) 昨日三時頃、米空軍のCV22オスプレイ二機が横田飛行場から嘉手納飛行場へ向かう途中、鹿児島県奄美市の奄美空港に着陸をいたしました。米側からの説明によれば、オスプレイのうち一機が嘉手納飛行場の三五三特殊作戦群所属であり、飛行中に機内システムの警告があった...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今般の日米韓防衛大臣会談におきまして、共同声明にも示されているとおり、完全な、検証可能な、かつ不可逆的な方法による朝鮮半島における非核化のために行われている外交努力を引き続き支援することで三か国閣僚間で一致をいたしました。その上で、御指摘の点については...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) そのような報道があったことは承知をしておりますが、私どもは、今御指摘の点も踏まえ、現在外交努力が進められていることを踏まえて、共同声明においては、関連する全ての国際連合安全保障理事会決議の履行を継続することで一致したとの表現で圧力を維持していることを示...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今般の一連の事案を受け、情報公開や国会議員からの資料要求等に迅速かつ確実に対応できる体制を整備する必要があると考えています。  その一環として、防衛省において、文書探索の簡易化、迅速化を図り、探索の正確性、透明性を確保するため、電子ファイル化された行...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 我が国からの鉄鋼及びアルミが米国の安全保障に悪影響を与えることはなく、このような決定は遺憾だと思っております。一方で、我が国及び地域の平和と安全を確保するためには日米同盟が不可欠であり、より一層強化することが必要であることには変わりはありません。  ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私も出席しました五月三十日の米太平洋軍司令官交代式において、マティス国防長官から、太平洋軍の名称をインド太平洋軍へ改称する旨公表されました。インド太平洋軍の名称は、この部隊が担う役割にふさわしいものであり、また自由で開かれたインド太平洋戦略の推進にも沿...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもが問題にしているのは、拉致、核、ミサイルの問題、これが北朝鮮が明確に政策を変え、そして私どもが望む方向に行けば、私どもとしては、北朝鮮の国民も私どもと同じように豊かでそして幸せな暮らしができる、その方向に行くのではないかと思っております。  そ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) リムパックというのは、太平洋を含めた様々な地域の国がありますが、その各国がアメリカ主導で行う海軍間の共同訓練ということになります。日本は長年このリムパックに参加をしております。  また、中国も最近このリムパックに参加をし始めておりますが、ただいま委員...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 環境保全図書におきましては、海草藻場の分布状況について、辺野古地先、大浦湾奥部、安部の湾内、ギミ崎の東側において比較的被度が高い箇所が見られる旨記載をされております。  防衛省としましては、今後とも、環境保全図書の記載にのっとり、海草藻場に係る保全措...全文を見る
06月11日第196回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(小野寺五典君) まず、今の北朝鮮があのような対話の姿勢を示し始めたというのは、これは日米あるいは国際社会連携した圧力があった、だからこそだと思っております。そして、まだ北朝鮮は何も約束せず、何も具体的な行動を取っておりません。私ども防衛当局としては、しっかりした体制を...全文を見る
06月12日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(小野寺五典君) 当然、アメリカも自分たちの基地を守るアセットは持っておりますが、日本の自衛隊もその任務に当たるということになると思います。
○国務大臣(小野寺五典君) 当時の統幕統括官や統幕参事官付きの職員は、当時の稲田防衛大臣の発言を受けたイラク日報の再探索を防衛大臣の指示への対応として適切に行ったとは言い難いと考えております。  このように、当時の統合幕僚監部の職員が再探索結果を稲田防衛大臣に報告しなかったこと...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の京丹後の米軍レーダーにつきましては、今まで消防本部等からの要請に基づいて停波を行っておりました。  ただ、今御指摘がありましたように、本年五月十五日午前九時頃、宮津与謝消防組合消防本部から米軍経ケ岬通信所に対し、ドクターヘリによる救急搬送のた...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘がありました米軍経ケ岬通信所においては、ドクターヘリの事案以外にも、今御指摘があった、先般、米軍が生活関連施設工事の実施に際して誤って米軍基地外の土地を掘削した事案や、土曜日は原則工事を実施しないとしていた中、事前説明もなく実施するといった事案が...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 環境保全図書における海草藻場の拡大を図る保全措置については、施設等の存在に伴う海草藻場の減少に対して、ジュゴンへの影響を最大限に低減するために、改変区域周辺の海草藻場の被度が低い状況の箇所や代替施設の設置により形成される静穏域を主に対象として、海草類の...全文を見る
06月18日第196回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘のありました、昨年、南スーダンの日報の問題では、当時の大臣、事務次官が辞任するという大変大きな問題として国民の皆様に大変御不信をお掛けしたことを大変申し訳なく思っております。  その中で、再発防止策を昨年行いました。その再発防止策というのは、海...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 委員が今御指摘ありました、さきの米朝首脳会談後の記者会見においてトランプ大統領が、米韓の合同演習の中止や、もう一つは在韓米軍のことについても発言したということは承知をしております。  米朝首脳会談に向けて、日米間では様々なレベルで政策のすり合わせ等を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいまの自衛隊における不適切な日報管理等についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
06月19日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○国務大臣(小野寺五典君) 今、政府にというお話だったので。私の方からお話をさせていただきます。  米韓合同演習については、本日、米韓の国防当局は、今年八月に予定されている定例の米韓合同演習、ウルチフリーダムガーディアンの計画を停止した旨発表したと承知をしております。  今回...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 私どもとしましては、在韓米軍を含むアジア太平洋地域の米軍の抑止力は地域の平和と安定に不可欠なものであり、また、米韓合同演習は、地域の平和と安定を確保していく上で、日米共同演習及び日米韓三か国の安全保障、防衛協力と並び重要な柱であるとの認識の下、我が国を...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) このことについては、当時の沖縄防衛局の担当者に確認したところ、現場の作業等の適切かつ円滑な実施の確保のために警備は必要であり、こうした警備業務に係る契約に関して一般競争入札による入札を行ってきました。その際、沖縄防衛局は、入札参加要件を一部緩和して少し...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 御指摘の菅官房長官の発言は、北朝鮮はICBMの試験発射及び核実験を実施しない旨を表明していること、今般の米朝首脳会談において朝鮮半島の完全な非核化を金正恩委員長が約束したこと等を踏まえ、今は昨年のミサイル発射が頻発したような時期とは異なり、今すぐミサイ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 基本的には官房長官との認識は同じではありますが、その上で、北朝鮮は、我が国を射程に収める数百発の弾道ミサイルを実戦配備しており、また発射台付車両や潜水艦を用いて我が国を奇襲的に弾道ミサイル攻撃できる能力を向上させ、引き続きその能力を保持をしております。...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の北朝鮮が一定の平和に向けた行動を取り始めたというのは、これは経済制裁もありますし、あるいは、それぞれ防衛当局、日米、日米韓の連携の強さ、これが一定のメッセージになったのではないかと私ども思っております。  現在、私ども平和裏にこの問題を解決する...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛当局とすれば、まだ北朝鮮は何の具体的な行動もしていないということであります。  その中で、数百発の弾道ミサイルがあり、核弾頭を保有していることも否定できないということ、このような状況で国民の生命、財産を守るためには万全の備えが必要ということであり...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 環境影響評価書においては、代替施設等の存在による海面及び海浜の消失に伴う海域生態系への影響については、代替施設本体の埋立域に集中して生息している生物種や群集は見られず、多くの生物種や群集は、辺野古地先から松田地先に広がる海草藻場の広い範囲に分布しており...全文を見る
06月28日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○国務大臣(小野寺五典君) 一昨日、二十六日ですが、富山市の交番で警察官に、刃物で刺して拳銃を奪った者が、近くの小学校にいた警備員に向け発砲し、交番勤務の警察官と警備員のお二人がお亡くなりになった事件が発生をいたしました。亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ちょっと私もそのドライブレコーダーというのは詳しく見ておりませんが、通常、自衛官の訓練というのは、一般論としては小銃の使用にわたる訓練を行っているということであります。また、この者は迫撃砲の対応をしていたと報告を受けております。
○国務大臣(小野寺五典君) 現在、普天間飛行場代替施設建設事業の担当部署を中心に本件に係る事実関係の確認を進めております。  本件については、現在引き続き事実関係を確認しているところですが、いずれにせよ、本件に関しては事実関係をよく確認し、その上でこの事案について明らかにしてい...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) まずは現在進めている事実関係の確認をしっかり行うことが重要と考えております。
○国務大臣(小野寺五典君) まずは現在進めている事実関係の確認をしっかりと行うことが重要と考えております。
○国務大臣(小野寺五典君) 今委員から御指摘がありました、先日二十一日、イージス・アショアに係る地質測量調査等の入札公告を実施しました。これは、配備候補地となっている自衛隊演習場の敷地内において地盤の強度や地質を把握するためのボーリング調査等を実施するためのものです。今後は、配備...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) これからも地元に丁寧に説明をしながら、私どもとしてはこの問題に対応していきたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) 先般の米朝首脳会談により、北朝鮮の金正恩委員長が朝鮮の完全な非核化について、米国のトランプ大統領に対し、自ら署名した文書の形で直接約束した意義は大きいと考えております。この成果の上に立って、今後とも北朝鮮に対して国連安保理決議の完全な履行を求め、北朝鮮...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮の弾道ミサイル能力の向上、そしてまた、私どもは二十四時間三百六十五日の体制でこれから日本を守るという、そのような新たな段階になっているということであると私どもは承知をしております。
○国務大臣(小野寺五典君) FMSは経済的な利益を目的とした装備品の売買、販売ではなく、米国の安全保障政策の一環として同盟諸国等に対して装備品を有償で提供するものです。これにより、一般では調達できない機密性の高い装備品や、米国でしか製造できない能力の高い装備品を調達できる点で、F...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 米韓合同演習の停止については、防衛省としては、さきの米朝首脳会談の成果を受け、これから外交が北朝鮮問題を解決に導こうとしている、このような中で、米韓の防衛当局が外交努力をいかに下支えするかといった観点から判断されたのではないかと受け止めております。 ...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) 環境保全図書における海草藻場の拡大を図る保全措置については、施設等の存在に伴い消失する海草藻場に関する措置として、改変区域周辺の海草藻場の被度が低い状態の箇所や代替措置の設置により形成される静穏域を主に対象とし、専門家等の指導、助言を得て、海草類の移植...全文を見る
○国務大臣(小野寺五典君) ただいま局長が答弁したとおりであります。