海江田万里

かいえだばんり

比例代表(東京都)選出
無所属
当選回数8回

海江田万里の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第147回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  きょうは、大変大事な予算の審議ということで、日銀総裁にもお越しをいただいておりますが、私は、ただいま菅委員から小渕総理周辺の株の取引の問題につきましてお尋ねがありまして、このお尋ねの中で小渕総理が私どもに本当に得心のいくようなお答え...全文を見る
○海江田委員 まず、昭和四十七年に上毛通信という会社が設立をされたということはよくわかっておるわけでございますが、その四十七年、つまり、この時点から、去年、おととしの時点から三十年ぐらい前だと言ったのは、実は、古川さんが最初にマスコミに、週刊誌等にそういうことをはっきりと御自分の...全文を見る
○海江田委員 では、少し角度を変えますが、今、古川秘書官でございますが、本当に三十年来陰ひなたなくよく尽くしてくれた方だと思いますが、その古川さんが会計責任者になりまして、そして小渕総理が代表者になっています政治資金団体、昭和五十一年に未来産業研究会というものをおつくりになってお...全文を見る
○海江田委員 総理、ではもう一度お尋ねしますが、今になってみると、この未来産業は通信の問題であったんだ、その当時はそんなことはからっきし考えていなかった、昭和五十一年でございますが、そうおっしゃるのですか。
○海江田委員 私の見るところ、総理は大変先見性のある方でありまして、実は、この昭和五十一年の段階で、未来産業というのは情報通信産業であるということを非常に明確に意識していた、私はこういうふうに思うわけでございます。  総理は一九九〇年の七月で、お話をしましたのは一九九〇年の六月...全文を見る
○海江田委員 ちょっと私はその機関誌を持っておりますので、写真も出ておりますので、お示しをいたします。よろしゅうございますか。
○海江田委員 ごらんになっている間に、そこで総理が「情報化社会における政治の役割」ということで講演をされております。私が読み上げます。   情報化と政治ということですが、まず、私がどうして情報通信に係わるようになったかお話しします。   私は、昭和三十八年に国会に入りました。...全文を見る
○海江田委員 それは御本人が発言したとおりですね。  では、ちょっとお返しをいただかなければいけませんので……。  ヒトゲノムとか遺伝子とかの話もありましたけれども、実は本当に小渕さんは、まさにここでも御自分で「今は、なにか逓信のボスみたいな」、逓信というのは国会だけの用語で...全文を見る
○海江田委員 これから本題に入るところでございますが、時間もちょっと中途半端なところでございますので、もしよかったら、これでひとまずお休みにしたいと思います。午後も引き続きよろしくお願い申し上げます。
○海江田委員 午前中に引き続きまして、総理周辺の株取引についてお尋ねをさせていただきます。  総理、大城宗憲さんという方を御存じでしょうか。いつごろからどんなおつき合いがあったか、教えていただきたいと思います。
○海江田委員 これは総理が先ほど来お話をしております講談社のフライデーという雑誌が、この大城宗憲さんの問題といいますか、取り上げたわけですが、もちろん私も自分なりに幾つか調べをしてみました。総理、大城宗憲さんという方、平和通りで書店をやっておられたということですが、先ほど私がお話...全文を見る
○海江田委員 これは、私どもの調べでは、昭和四十六年に玉泉洞観光株式会社というのをやっております。これは沖縄の、総理も行かれたことがあるんじゃないですかね。那覇から車で大体五十分ぐらいのところですけれども、まさに玉泉洞という洞穴ができまして、これの観光開発をやろうということで、こ...全文を見る
○海江田委員 それでは、実は沖縄通信サービスという会社の名前も、これは総理、お聞きになれば上毛通信サービスと非常に似ているなということはおわかりになるだろうと思いますが、この大城さんが、会社の名前は正確に沖縄通信サービスでなくてもよろしゅうございますけれども、それまで観光業をやっ...全文を見る
○海江田委員 では、総理は、玉泉洞観光という会社が、実は片一方で大城さんという方、今もお話をしましたけれども、沖縄通信サービスという会社をやっておるということですが、玉泉洞観光という観光会社、これが後に南都ワールドという会社に名義がえをするわけでございますね。この南都ワールドとい...全文を見る
○海江田委員 この大城さんという方ですけれども、先ほど来お話をしておりますように、本業はといいますと、もともとは書店であって、それから、観光客が何人も沖縄に行くようになって、それで観光サービスの会社を始められたということです。そして、今もお話をしましたけれども、五十年代、五十七年...全文を見る
○海江田委員 この大城さんと古川さん、先ほどもお話ししましたけれども、会社の、これは玉泉洞観光の時点から実は古川さんは監査役に入っているわけでございますけれども、そして南都ワールドになってもそのまま監査役に残っておりまして、平成十年の七月三十一日に離任をされるわけでございますが、...全文を見る
○海江田委員 この総理の秘書官であります古川さん、大変政務にも精励をされておるということでございます。しかも、総理にとりましては本当に早稲田の雄弁会のときからの三十年来の同志であるというふうには承っておりますが、私、今回のこの会社、総理が関係をしております、あるいは総理の周辺の人...全文を見る
○海江田委員 古川さんの問題はこの後も出てまいりますので、またそのときに質問させていただきます。  この古川さんの上毛通信、そしてドコモ株に至る経緯でございますけれども、古川さんが直接譲り受けをしたと言っております鈴木弘さんですが、この鈴木弘さんと総理の関係は、いつごろ、どんな...全文を見る
○海江田委員 今、この鈴木さんは選挙で応援をしてくれた、しかも私の選挙区のことでありますからということですが、私、調べてみましたら、この鈴木さんという方は伊勢崎の方でありますね。高崎の総理の選挙区ではございませんね、住所あるいは活動の基盤というのは。これはどうなんですか。  私...全文を見る
○海江田委員 今もう一つお尋ねをしましたお兄さんの春山さんの方ですが、この方とは御親交はおありでしたか。
○海江田委員 御親交はあったわけでございますが、先ほどもお話をしましたけれども、春山さんは電電公社の職員であったということ。それから総理自身もお答えいただきましたけれども、昭和四十年代に、この鈴木さんという方はグンセイという、群馬の清掃ではないだろうかということでございますが、昭...全文を見る
○海江田委員 そして、いよいよ昭和四十七年の上毛通信サービスの設立でございますけれども、先ほど来お話をしておりますように、この鈴木さんという方は、いわゆるまだ群馬の地域の経済界の本当に重鎮とかあるいはだれもが知っておるというような存在ではなかった。この上毛通信サービスの会社、九人...全文を見る
○海江田委員 この告訴状を見ますと、この鈴木さんという方は、やはり余り目立ってはいけないから、その意味では株数も自分の名義にするのは四千株にして、その分この平方さんにふやしておいた、こんなようなことを言っているのです。私は、それも確かに、鈴木さんという方が、ほかの発起人の方たち、...全文を見る
○海江田委員 私が言いたいのは、これはもちろん推測でしかないわけでございますけれども、やはり総理が間に立って、当時は代議士、今も代議士でございますが、当時は衆議院議員でございますが、その小渕衆議院議員が間に入って、それで初めて鈴木さんと石井さんの関係というものが成り立ってくるわけ...全文を見る
○海江田委員 総理はその意味では、先ほど来、午前の部でお話をしましたけれども、やはり党内きっての情報通信の一番のプロと申しますか、一番先見性もあって、そういうことに大きな関心を持っていたわけですから、当然どういう動きになったのか、それから郵政政務次官もおやりになりましたし、どうな...全文を見る
○海江田委員 東京ではやるものは、それこそ時間差、タイムラグは若干あるかもしれないけれども、それはちょっと最初の設立をした当初は苦しいかもしれないけれども、やはり将来性というのはあるんですよ。その意味では、やはり期待を持っておってよかったわけでございますが、先ほどの上武の話でござ...全文を見る
○海江田委員 それからもう一つ、秘書の古川さんは、この会社にも役員として名前を連ねているわけでございますが、エヌ・ティ・ティ・システム開発という会社でございます。  ただ、この会社、エヌ・ティ・ティ・システム開発という会社ができましたのは、これは昭和五十九年六月でございまして、...全文を見る
○海江田委員 もう持ち時間が少なくなりましたので最後のまとめなんですが、ちょっとこれは総理に見ていただいて、いわゆる今私が話に挙げましてここで総理にお尋ねをしました会社ですとか、人名をずっと書き上げたものなんですけれども、やはり非常に交錯をしております。そして登場するのは、特定の...全文を見る
○海江田委員 ありがとうございました。
02月17日第147回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。よろしくお願いを申し上げます。  前回、この予算委員会に速水日銀総裁にお越しをいただきまして、質問の時間が足りませんで、質問をしませんで申しわけございませんでした。きょうは、真っ先に質問をさせていただきたいと思います。  速水日銀総裁...全文を見る
○海江田委員 今のお答えの中で、一つは民需が自律的な回復を達成したとき、もう一つはデフレ懸念が払拭をされたときということだろうと思いますが、一昨日ですか、堺屋経済企画庁長官は、我が党の原口委員の質問に対して、菊の花が咲くころ景気が回復をするのではないだろうかというお話がありました...全文を見る
○海江田委員 まさに今、堺屋長官は私の質問を先取りしてお答えをいただいたわけでございますが、ゼロ金利が解除できるというのは、おっしゃるように、本当に設備投資が回復をしまして、そして民需が自律的に回復をしてきたということだけじゃありませんで、幾つかの要素がございますね。  一つは...全文を見る
○海江田委員 あと速水総裁にもう一つだけお尋ねをしておきたいのです。  今速水総裁の答弁の中にございましたけれども、円高懸念と申しますか円高に対する危機感でございますが、これまで、これは無理のないことでございますが、どちらかというと日銀は、円高に対する危機感と申しますか懸念と申...全文を見る
○海江田委員 今度は宮澤大蔵大臣にお尋ねをしますが、一つは、きょうのニュースで、ムーディーズでございますが、日本の国債をダブルA1から格下げをするというニュースが入ってまいりました。これは、もちろん大臣御存じのことだろうと思いますが。  ただ、これは、予算の審議の最中の格下げと...全文を見る
○海江田委員 百十円というのは、いっときの円高水準からいえば円安になっています。きのう、おとといぐらいが大体百八円から百九円ぐらいで動いておりましたけれども、ただやはり、これで円が一層円安の方向に動いたということは確かだろうと思います。  それから、別段コメントするほどのことで...全文を見る
○海江田委員 政府側もそういう心配はもちろん持っておるということだろうと思いますが、ただ、先ほども私お話をさせていただきましたけれども、極めて異例なことは事実でございます。  本当に、まさにこれから予算の大事な議論、まだまだ恐らく長い日にちをかけて議論しなければいけないと思うわ...全文を見る
○海江田委員 今大蔵大臣は、審議中の予算をもって終わりにしたいというふうな御発言がありましたけれども、従来は、二〇〇〇年度をもって終わりというような御発言だったのではないだろうかなと。  二〇〇〇年度をもってということは、まさにこれは審議中の予算だけではありませんで、例えばその...全文を見る
○海江田委員 それから、大蔵大臣がそういう形で、今審議中のこの予算をもって積極財政は打ちどめにしたいというふうな意思をお示しになりますと、ここでまた金融政策の方に、本当におっしゃるような形で景気が順調な回復の足取りをとらなかったときに、やはり出てくるだろう。日銀総裁もうお帰りにな...全文を見る
○海江田委員 政府も、国債市場の改革と申しますか、これは、これだけ国債を大量発行しておるわけでございますから着手しているということでございますが、外から見ておりまして、国債市場の改革ということでいいますと、まだやはり決め手に欠くというか、あるいは国債市場の改革の動きというものがど...全文を見る
○海江田委員 日銀引き受けとかいう話になれば、これはモラルハザードという言葉もあっていいんですけれども、もしそんな、政府が国債を一般の国民に買ってもらう、家計部門でこれを消化してもらうということがモラルハザードだなんということをおっしゃるのならば、これだけ大量発行していることの方...全文を見る
○海江田委員 その意味では安心していていいということをおっしゃりたいのか。  それから、私は、先ほどもお話ございましたけれども、九月、十月の時点で特に民需が自律的な足取りになると、個人消費というのはなかなか、これはまだ足取りは重いと思いますが、設備投資が先に行くだろうというお話...全文を見る
○海江田委員 これは総理に本当はお聞きをしなきゃいけないわけでございますが、どうしたものか、総理がこの予算委員会にお出ましにならない。  昨日も古賀委員からも質問がございましたけれども、総理の日程というのが、本当だったら恐らくこれは、総理の日程見ていますと、非常にお役人の皆さん...全文を見る
○海江田委員 内閣の官房長官が毛利宇宙飛行士との電話の日程だけ知っていて、あとは知らぬというのは、そんなことはあり得ない話でありまして、もう少し正直にお話しをいただいていいんじゃないですか。もしそれしか知らないんだったら、申しわけありませんが官房長官失格でございますよ。いかがです...全文を見る
○海江田委員 私がなぜ突然そんなことを聞いたかというと、この〇・六%というのは、もう言うまでもありませんけれども、最初は〇・五%だったわけですよ。それをわざわざ上方修正をしたわけでございますから、わずか〇・一とはいえ。〇・五じゃなくて〇・六%の成長だよということをおっしゃったわけ...全文を見る
○海江田委員 堺屋長官、私は何も、本当にぴたりと当てなきゃいかぬなんというようなことを言っていませんで、そんなことを言ったら本当に務まらないわけですから、今までぴたりと当たったためしなんかないわけでございますから。  ただ、まさにおっしゃるように、一月二十八日でしたか、わざわざ...全文を見る
○海江田委員 あと、これは大蔵大臣にお尋ねをしておきたいんですが、先ほどは国債の市場の改革という話でございましたけれども、私は、前からの持論でございますが、これは橋本総理のときにお尋ねもさせていただきまして、赤字公債と建設公債の区別の問題でございますね。  御案内のように、たし...全文を見る
○海江田委員 片一方で区別は意味がないということをおっしゃりながら、もう片一方でやはりそれは一つの歯どめとして、戒めとして区別があった方がいいんじゃないだろうかというお話でございますが、先ほどのモラルハザードのお話と何か同じようなロジックだなという気が私はするわけでございますね。...全文を見る
○海江田委員 もう大分時間がなくなってしまいました。厚生大臣にもお尋ねをしなければいけないのですが、まだもうちょっと後ですから、向こうを向いておっていただいてもいいです。  越智長官でございます。  きのうの岩國委員とのやりとりの中で、私、これは訂正をしておいた方がいいんじゃ...全文を見る
○海江田委員 ちょっと、大変残念なんでありますが、この問題、いずれまた本当に日にちを改めましてきちっと、そのときは、この税務の問題も大変重要なポイントでございますので、少し時間をかけて議論させていただきたいと思います。  私どもはやはり、まさにこの調印が行われましたときが、この...全文を見る
○海江田委員 まさに衣食住のところについては十二万一千円だよと。それで、おっしゃるサラリーマンで六十歳まで四十年間勤め上げた、奥さんも国民年金に四十年間入った場合ということで二十三万八千円だから、随分まだまだ余裕があるじゃないかということだろうと思うのです。  ただ、二十三万八...全文を見る
○海江田委員 違いますよ、六十五歳ですよ。厚生大臣、そんなことも知らないのですか、本当に。
○海江田委員 いやいや、そんなこと言い逃れしちゃだめですよ。(発言する者あり)いや、そんなことはないですよ。一番基本の問題ですよ。いいですか。ここが大事なポイントなんですよ。妻の年齢は六十五歳なんですよ、これは。  では、六十歳からだったら幾らになりますか。幾らもらえるんですか...全文を見る
○海江田委員 いやいや、ちょっと待ってください。いいですか。私が聞いているのは、今の二十三万八千円というのは、御主人も六十五歳になっていて、御主人がサラリーマンを定年退職して、そしてこれまでの厚生年金と基礎年金が満額でもらえたときなんですよ。しかもそれに、奥さんが六十五歳になって...全文を見る
○海江田委員 じゃ、もう一回端的に聞きますけれども、御主人が六十五歳、奥さんが六十歳、この家庭でもらうのは幾らですか。わかりやすいでしょう、これは。
○海江田委員 じゃ、その根拠はどういうふうになっている。どういう計算、十七万一千円というのは。
○海江田委員 本当はそうじゃなくて、加給年金がつくんですよ、それは。そうでしょう。加給年金がつくんですよ、本当は。加給年金が大体二万円ぐらいつくんです、特別加算だとかあって。  だけれども、私が言いたいのは、こんなの一分で終わるはずだったんだけれども、しきりと厚生大臣も二十三万...全文を見る
○海江田委員 官房長官も余りよく質問を聞いていない。私は、青木官房長官が今秘書官を当然お持ちでしょうけれども、その秘書官はどこか民間会社の役員をおやりになっていますかということを聞いたんですが。
○海江田委員 それは大変、本当によろしいことだろうと思いますけれども、(発言する者あり)まあ当たり前でございます、これは。ところが、今、官房長官が仕えております総理もかつて官房長官のときがありましたけれども、かつて官房長官のときに、古川秘書官という方はエヌ・ティ・ティ・システム開...全文を見る
○海江田委員 秘書官の服務規律というもの、もちろん一般職の国家公務員であれば、当然国家公務員法で各種の縛りがあるわけでございますが、秘書官の場合、特別職の国家公務員ですね、特別職の国家公務員の場合、秘書官という立場の場合、そういう服務規律、この縛りというか決まりはないわけですか、...全文を見る
○海江田委員 全くないわけではありませんで、勅令があって、そしてそれが、法律改正は行われていないけれども、現代でも生きているということでありますから、その意味では、この勅令に違反というか、勅令が引きずっておる服務規律に対する違反ということは非常に明々白々だろうと思うんです。  ...全文を見る
○海江田委員 私もその方を全く知らないわけじゃありませんが、芸術関係で貢献をしておると言いますけれども、これはある画家の方の絵をコレクションしておるということなんです、本当のことを言うと。これは有名な美術館があるんですよ、どこと言いませんが、経済企画庁長官もよく御存じだろうと思い...全文を見る
○海江田委員 もう時間がありませんが、レジオン・ドヌール章で、僕は知っているんですけれども、それはたくさん絵を買ってくれればくれるんですよ、これは、本当のことを言えば。私の友人でも、幾らでもレジオン・ドヌールを持っている人がいますよ、本当に。まあ、ひどい。  今度またじっくりや...全文を見る
02月23日第147回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  幾つかお尋ねをしますが、総理がお出ましになっていないということでございますが、青木官房長官はそうだ、そうだというふうに頭を下げております。税制改正の問題を私はきょうは一つのテーマにしたいと思いますが、やはり総理が出てきませんと、これ...全文を見る
○海江田委員 青木官房長官が総理のお考えをわからないということでありますから、野党の私どもなんかはもっとわからないわけでございまして、税制というのはとりわけ国の政治の一番基本でありますし、やはり議会が、もう諸先輩方ですので多くを語りませんけれども、そもそも議会ができた経緯というの...全文を見る
○海江田委員 まさに宮澤大蔵大臣が今おっしゃったことはそのとおりであろうと思いますので、やはり日本の国のリーダーが出てきて、自分の考え方を話をして、そしてまたこの議会でもって議員の意見を聞いて、そしてそれをやはり自分の考え方にも反映をさせるというのが当然のあり方であるわけでござい...全文を見る
○海江田委員 大蔵大臣のまさに個人的なお考えというのはよくわかったわけですが、やはりそれは総理が、本当に自分も大蔵大臣と同じだという答えであってもいいわけですし、それからあるいはそれとは違うという答えであってもいいわけです。やはりそこが全然出てこないということは本当にけしからぬこ...全文を見る
○海江田委員 本当は、今まさにやるべきであって、次回というのがまた場合によっては再来年になったり、どんどんどんどん、これを先延ばしというわけでございますから。  あと、幾つか具体的な話もしたいんですが、住宅ローンの税額控除制度がございますよね。ことしの目玉というのは、平成十二年...全文を見る
○海江田委員 さっき私が言いました、買った当初の負担がきついんだ、だから何とか買った当初の期間に限定をしようというような考え方、これは私はあったと思うのですね。そういうことをそのまま続けていいのですか、どうなんですか。どうでしょうか。
○海江田委員 つまり、私が言っておりますのは、その意味ではやはり税制の中においても経済構造の改革をしなきゃいけないんですよ、これは。  今、先ほど来お話のありますこの住宅取得控除の制度というのはまさに旧来型のインセンティブ、一種の税制なんですよ。だから、それをやはり新しい形の税...全文を見る
○海江田委員 困りましたな。  それから、あとはちょっと、本当に、もう少しきめの細かい減税といいますか、これも必要なんですよ。  例えば、今の住宅取得控除、住宅取得促進税制というのは、住宅取得促進ということになると、新規に家を建てなきゃだめですよという話ですけれども、ただそれ...全文を見る
○海江田委員 ただ、これをやりませんと、融資なんかは、最近国民金融公庫なんかいろいろな融資が出てきたわけです、お年寄りが住むときの様子ですとか。その意味では、国民金融公庫なんかの方が先行しているのですよ。そこがやるようになって、なおかつ国税の方がまだだというのは、それはおくれ過ぎ...全文を見る
○海江田委員 私は、けちなことを言うななんて言いません。私と宮澤大蔵大臣が違っておる立場というのは、宮澤大蔵大臣は税金を集める立場の論理なんですよ、それははっきり言いまして。一度取っちゃったものだからもう二度と返さないよと。そうじゃなくて、やはり納税者の立場に立って考えるかどうか...全文を見る
○海江田委員 では、少し話を変えまして、厚生大臣。  きのうも若干話が出ましたけれども、確定拠出年金が、企業型は二〇〇一年の一月から、個人型は二〇〇一年の三月から導入ということが決まったわけですけれども、この確定拠出年金をそういう形で二〇〇一年の一月あるいは二〇〇一年の三月から...全文を見る
○海江田委員 幾つかお話がございましたけれども、一つ、中小企業や自営業には確定給付型が行き渡っていないという、これは全くそのとおりだろうと思います。いわゆる企業年金、それから、企業年金とは別に、企業年金は大企業ですから、五百人以上いないと年金基金がつくれないということがありますか...全文を見る
○海江田委員 今厚生大臣は、私が言ったことをそのままなぞって、言わなかったことを若干つけ足しただけで、私がお尋ねをしたのは、むしろ私が聞いておりますところは、最初に労働省だとか厚生省だとかが話をしたときは、もうちょっと額が多かったんですよ。だけれども、これは拠出をした金額に対して...全文を見る
○海江田委員 企業年金のあれ以外は、本当に月平均一万円ですか。違いますでしょう。企業年金の部分は代行部分もあるんだけれども、大体年金のあれでいくと、企業年金のところの上乗せ分というのは平均二万八千円ぐらいですよ、これは。一万円なんか低くないですよ。また違う話になっちゃったから……...全文を見る
○海江田委員 あと幾つか問題点があるんですが、マッチング拠出、企業も出すけれども本人も出すという。きのうの当委員会での厚生大臣のお答えの中には、自助努力を促すというような言葉もあったんです。きょうはその自助努力という言葉が出てこなかったんです、たまたまだろうと思いますけれども。だ...全文を見る
○海江田委員 本当に申しわけないけれども、時間がないので、金融再生委員長にもちょっと場合によっては質問ができないかもしれません、どうしても質問しなければいけない郵政大臣にわざわざ来ていただきましたので。  総理周辺の株取得の疑惑にまつわる話でございますけれども、これはもう御案内...全文を見る
○海江田委員 ありがとうございます。もしあれだったら、そこにいていただいても結構です。  民営化から八年ということでございますが、一つの移動体通信を分離するという動きが出始めましたのは、今お話がありましたけれども、平成元年の十月から動き始めたということでありますが、この平成元年...全文を見る
○海江田委員 今私がお尋ねをしたのは、これは一九九〇年の七月の雑誌でございますから、今私がお話をしたのは、まさにここで、一九九〇年の七月にお話をしております「先般のNTTの見直し問題」ということですから、昭和六十三年のことじゃないですよ。昭和六十三年は古川さんが株の名義を書きかえ...全文を見る
○海江田委員 今、私に聞かれてもわかりませんということをおっしゃいましたね。では、だれに聞けばわかるのですか。
○海江田委員 私が今申し上げているのは、いいですか、郵政大臣なんですから、ちゃんと通告もしてあるわけですから、これは。私の言うことをよく聞いて、そしてお答えをいただけばいいんですよ、これは。わからない話じゃないでしょう、これは。  いいですか。少なくとも、小渕さんは、一九九〇年...全文を見る
○海江田委員 では、もう一回聞きますね。  いいですか。一九九〇年の七月の段階で、だれが言ったとしてもいいです。だけれども、少なくとも、小渕さんは自民党電気通信問題調査会の会長でありますけれども、この方が「先般のNTTの見直し問題」ということを言っておるのですよ。この「先般のN...全文を見る
○海江田委員 もう時間がありませんから、この続きはまたやります。  では、私の邪推かもしれぬけれども、もし私のが邪推であるなら、ほかに何なんですか、教えてください、このときの話は。何なんですか、ほかに。先般のNTTの問題というのは何なんですか。見直し問題というのは何なんですか。
○海江田委員 改めて古川さんの証人喚問、それから各種の資料の提出を要求いたします。  以上です。
02月29日第147回国会 衆議院 本会議 第7号
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○海江田万里君 私は、民主党を代表しまして、ただいま議題になっております二〇〇〇年度予算三案に反対の立場から討論を行います。(拍手)  まさに今回の予算の審議は異例のオンパレードであり、もしこのまま異例続きの予算案が国会を通過しますと、日本の国会は悪例を千載の後に残すことになり...全文を見る
03月31日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。おはようございます。ただいまから二時間、質問をさせていただきます。  まず最初に、これは実はけさになって質問の通告をしたわけでございますが、大蔵大臣に、昨日、東京都議会で、いわゆる石原新税あるいは石原銀行税などと言われておりますけれども...全文を見る
○海江田委員 きのう、大蔵省の薄井事務次官あるいは自治省の二橋事務次官がそれぞれ会見をしまして、薄井事務次官の場合は、これは新聞報道でございますけれども、都議会で採択をされたことが、条例が通ったことが外形標準課税の議論にプラスの影響があると。あるいは自治省の二橋次官も、銀行に限ら...全文を見る
○海江田委員 今、大蔵大臣からホームスチールというお話もありましたけれども、石原さんの外形標準の課税の問題は、まさに銀行だけに絞ったというところと結びついて、この時期の実施といいますか、この問題が成り立っているわけですね。そうしますと、地方税法の第七十二条でありましたか、所得の課...全文を見る
○海江田委員 この問題は、本当に、むしろ国の政治の側がこの問題について議論をするのを怠っていたとか、そういうような意見は出てきているわけですから、私どもも、野党ではありますけれども、この問題についての議論をこれから大いにやらなければいけないということは全く同じでございます。  ...全文を見る
○海江田委員 この問題は、今後も本当に議論を深めていかなければいけないと思いますので、また次の機会にいろいろ議論をさせていただきますが、きょうは政府参考人にもお越しをいただいておりますので、次のお尋ねをさせていただきます。  九九年七月六日の当委員会で私は質問をしまして、三和銀...全文を見る
○海江田委員 個別の問題の議論が全くできない、個別の取引についてはコメントできないというのは前回もそうだったのですが、そのときにも私は言いましたけれども、個別の積み重ねで銀行の仕事というのは成り立っているわけでございますから、個別について全く議論できないというのは、これは私は納得...全文を見る
○海江田委員 一般論で言うとそうだけれども、私がお尋ねをしたことについては一般論じゃないからお答えできないよということになると、これはもう本当に話のしようがないわけでありますね。  では、ここで言えないけれども、後で何か電話でもかけてきてくれて、こうなんだよということを言ってい...全文を見る
○海江田委員 きょうはこの問題、本当にさらっとというか、ごく簡単にと思っておりましたが、閣議で決定をしましたいわゆる金融サービス法ですか、これは大蔵大臣もかなり以前から、早く法制化をしなければいけないというような御答弁も私も何度かいただいたことがありますので、その中の議論でやはり...全文を見る
○海江田委員 恐らくヒアリングは行ったのだろうと私は思いますけれども、そのヒアリングの結果がどうであったのかということをやはりお話しになってもいいのではないだろうかなというふうに思うわけでございます。はっきり言ってその後何の、銀行側に対する、銀行側の動きも、これは銀行法違反という...全文を見る
○海江田委員 これはまさにさっきの、石原さんが何で銀行だけに課税をしたのかというところとも、実は根っこにおいて関係があるのです。法律の公平さだとか、あるいは場合によっては憲法の問題も絡んでくると思うのですが、そういうところからいえば、やはり銀行に対して、今銀行だけをねらい撃ちにし...全文を見る
○海江田委員 先ほどもお話ししましたけれども、この問題はいずれ金融商品販売法の方で、また当委員会の方で議論するそうでございますから、その場で議論を引き続きさせていただきたいと思います。  次に、保険の問題、これは預金保険法と絡んでくる問題でございますけれども、最近、生命保険金を...全文を見る
○海江田委員 幾つか手は打っているということだろうと思いますけれども、ただ、やはり今度の本庄の事案でも、まあこれはまだ捜査段階でありますし、しかも逮捕の容疑というのは保険金殺人というよりその一歩手前の前の段階でございますが、伝えられております報道などによりますと、例えば、いわゆる...全文を見る
○海江田委員 あともう一つ、一番わかりやすいというか簡単な方法というのは、本人の告知義務の中に、自分はこれまでに何社と幾ら契約をしましたよということを書き込む、しかもそれを告知義務とするということが、わかりやすくて、しかも簡単なんじゃないだろうか。病歴なんかは告知義務になっていま...全文を見る
○海江田委員 この問題は本当にぜひ、そういう保険のいわば盲点をついて、しかもそういう知識が十分にある人間が絡んで事件を起こすということのないように、できるだけのことを、あらん限りのことを対応策として考えていっていただきたいと思います。  それでは、預金保険法の一部を改正する法律...全文を見る
○海江田委員 今御案内のように、定期性預金も金利が非常に、〇・〇コンマで、流動性ともほとんど変わらなくなっているわけですね。そうしますと、ここで青天井に設けますと、流動性に流れていく可能性だって幾らだってあるわけですよ、これは。そうすると、事実上ペイオフだということで、しかも、そ...全文を見る
○海江田委員 今のお話を聞いてもわからないので、宮澤大蔵大臣、当時からずっと御存じのはずでございますから。  決済機能を守らなきゃいけないとか、あるいは借り手の方を守らなきゃいけないなんて話は何もきょうに始まった話じゃないので、何で四十七年ですとか、ちょっと四十七年というのは私...全文を見る
○海江田委員 まだそれでも納得——それは経緯の話でありまして、確かに破綻がなかったからその瑕疵に気がつかなかったんだ、まあ瑕疵と言っていいかどうか、その当時は瑕疵という問題認識もなかったのかもしれませんけれども、そういうような考え方が一つあると思うのですよ。  だけれども、実は...全文を見る
○海江田委員 委員長、これ、ちょっと数が足りないのじゃないですか。数足りているの。
○海江田委員 それでは、利子の場合はどうなんですか。
○海江田委員 郵便貯金とのバランスだけはわかるわけで、これは私が一生懸命考えてわかったわけで、ただ、利子を含むという場合は、一種の金融機関のモラルハザードといいますか、特に破綻間際になってたくさん高利でつって集めるケースもあるわけですよ。  今回のこの預金保険法の改正案ですけれ...全文を見る
○海江田委員 それは、一年延期をして、先延ばしをしてまた一年ということでの話で、もう一つ、利子をつけることのやはり意味合いということ。片一方では確かに郵便貯金を意識してということはわかるのですが、それにしては、やはり本当に、もう片一方の、私が指摘をしたようなモラルハザードだとか、...全文を見る
○海江田委員 ちょっとお断りしておきますが、私は、たちの悪いなんて一言も言っていませんよ、これは。むしろそちらがおっしゃった話で、たちがいいかどうかはわかりません。そんなことはわからないわけで、ただ総額として十一億円もあって、しかも高金利で集めましたから。  これはもちろん、し...全文を見る
○海江田委員 私は、やはりできるだけこの保険料の負担というものは少なくしなければいけないと思っている。それは、結果的に銀行が全部預金者にしわ寄せをかぶせてくるからにほかならないからですけれども、やはりそういうことになったら、一つ一つかなり慎重に、前提にとにかく何でもありだみたいな...全文を見る
○海江田委員 保護預けの場合でも、まさにこれは預金保険なわけでございますから、やはり預金と金融債券というのは、これは違うわけですよ。抜本的に違うのですよ、考え方が。だから、これも、先ほど来話をしているように従来の預金保険では入ってこなかった。預金等の保険じゃないのですよ。しかも、...全文を見る
○海江田委員 安心感でいえば今みたいに、幾らでもいいですよという話にすれば一番安心でありまして、あるいは、あらゆる金融商品いいですよというような話になれば一番安心なわけでございまして、そこはやはりおのずから、安心とはいっても、本来の法律の趣旨に基づくものであって、そこを余り大幅に...全文を見る
○海江田委員 そんなのおかしいですよ。そこまではあれしていないけれども、基本的な貯蓄手段として国民の間に定着しているとおっしゃったんだから。おっしゃらないならいいけれども、おっしゃったんだから。  ちょっと時間をとめてください。早く持ってきてください、データを。
○海江田委員 いや、今総括政務次官は、基本的な貯蓄手段として国民の間に定着しているとおっしゃったわけでしょう。そのおっしゃった根拠は、何をもって根拠なんですか。御自分が持っているからなんですか。それとも、では、ここにいるうちのだれが金融債を持っているのですか。それを教えてください...全文を見る
○海江田委員 その肌で感じる皮膚感覚は、一般の庶民と随分違いますよ。  今五十七兆と言ったけれども、さっき最初におっしゃったのは三兆円ですからね。一千二百兆の中の、今は一千三百兆と言われている、その意味ではたった三兆円ですよ。これはぜひ調べていただきたいのですけれどもね。  ...全文を見る
○海江田委員 では、例えば、今回外れている外貨建ての定期性の預金がどのくらいあるのですか。それから貸付信託がどのくらいあるのですか。金銭信託はどのくらいあるのですか。その中で三兆円というのはどういう位置を持っているのですか。これはマキシマムで三兆円ですよ。そんなのが国民の間に定着...全文を見る
○海江田委員 今持ってきてください、そんなの簡単だから、聞けばいいんだから。それまでちょっととめますよ、これはしようがないもの。
○海江田委員 外貨預金は。
○海江田委員 今の数字を聞いてどうですか。金銭信託が八十四兆ですよ、貸付信託が二十七兆ですよ。外貨預金幾らなんですか、ちょっと僕、聞いていなかったから。
○海江田委員 二十一兆ですよね。それと比べてどうですか、金融債が三兆円だという数字は。これは随分少ないんじゃないですか。しかも、基本的な貯蓄手段ですよ。利付金融債を基本的な貯蓄手段にしている人がどこの世界にいますか。本当に僕は聞いたことないよ。本当に一人でもいますか。利付の金融債...全文を見る
○海江田委員 量が小さくても、三兆円という、ほかの二十何兆とか四十何兆とかと比べて小さくても、多くの人が持っていればいいですよ、それも確かに一つの理屈ですが、では本当に、さっき冒頭に言ったけれども、利付の金融債を持っている人がどれだけいるの。これはまさに普通の銀行預金なんかと違っ...全文を見る
○海江田委員 そんなことを言っているのじゃなくて、もうわかっているはずです。それこそわかっていておかしな答弁をしているわけでございますが、これは全然違うのですよ。これはどう考えたっておかしいですよ、金融債を入れ込むというのは。しかもこの三原則に当てはまるということを言って。当ては...全文を見る
○海江田委員 またそういうことを言うのだったら、では、財形で金融債を買っているのは何人いるのですか。その三兆円のうちどれだけあるのですか。それは一兆もありはしないですよ。数千億もないですよ、はっきり言うけれども。数百億あるかないかの世界ですよ。それを言ってくださいよ。
○海江田委員 では、もう一度聞くけれども、財形の内訳を言ってくださいよ。利付の金融債で一兆何千億あるの。
○海江田委員 ワイドというのは貸付信託のワイドのことですか、ビッグのことですか。ビッグは貸付信託じゃないですか。
○海江田委員 財形でもって、だから、今までの長銀だとか興銀だとか、それからあと商工中金なんかも入るわけでしょう。いわゆる発券銀行の出している財形をやっている人たちというのが一兆三千億円いて、それは全部利付金融債でやっているということですね。ちょっとここは大事だから。全部利付金融債...全文を見る
○海江田委員 では、そのうち、悪いけれども、長銀と日債銀は幾らあるのか、それを教えてよ。
○海江田委員 どうしてそういうことを言うかというと、勤労者の財形はきちっと守らなければいけませんよ、一つの考え方として。それは一兆三千億あるかもしれないけれども、残りの二兆円がこのワイドだというけれども、それでいえばますます、勤労者の財形を守る手法というのは考えて構いませんよ、そ...全文を見る
○海江田委員 審議会は審議会でそれは読んでいますけれども、やはり政府原案で出してきたわけだから、しかもこの三原則があって基本的な貯蓄手段で国民の間に定着をしているということを言い張るんだから、では、本当に基本的な貯蓄手段になっているのかどうなのか、それからあと、国民の間に定着をし...全文を見る
○海江田委員 こればかりやるわけにはいきませんので、生命保険の話もさせていただきます。  ソルベンシーマージン、これがいわば財務内容というか生命保険会社の総合力、総合体力を図る一つの目安だというのですけれども、確かに三月決算のところでは数字が出るのですが、去年の十一月に発表にな...全文を見る
○海江田委員 一回しか出さないということだろうと思いますが、九月の中間でも出せないことはないわけで、厳密なものにはならないかもしれないけれども、おおよその数字、概算のような数字は出るわけでございますから、この比率を出しておいて、これが今のところ一番、それをディスクローズすることに...全文を見る
○海江田委員 これはしようがありませんけれども。  第百生命がまさにソルベンシーマージン比率をかさ上げをしていた、劣後ローンかなんかをやったというようなことでございますが、業務改善命令を出したということでありますが、そういう意味では、ソルベンシーマージン比率をかさ上げをするなん...全文を見る
○海江田委員 数字をかさ上げするというようなことがあったら、本来だったら業務停止とかそういうところに結びついてもいいくらいの事態だというふうに私は思っておるわけでございますから、今回業務改善命令ということでそこにとどまっておりますが、はっきりとした責任のある数字を出させるというこ...全文を見る
○海江田委員 村井政務次官の御答弁でございますが、はっきり申し上げまして、本当の解決策というのは何にも提案をされていないということだろうと思うのです。  生命保険の側に言わせると、この逆ざやの問題というのは、いっとき銀行の救済の方が先に来ましたから、しかも、銀行の救済の手法とし...全文を見る
○海江田委員 この問題は非常に大きな問題がありますので、いずれまた議論させていただきたいと思います。  私、さっきの預金保険のところで、可変料率の問題、ちょっと戻っちゃいますけれども、可変料率は本当に公平公正に導入できるのかという話と、それから、アメリカは確かに可変料率を導入し...全文を見る
○海江田委員 どうもありがとうございました。
04月12日第147回国会 衆議院 商工委員会 第9号
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○海江田委員 民主党の海江田万里でございます。これからおよそ一時間でございますが、よろしくお願いをしたいと思います。  私は、どちらかというと、商工委員会のこの消費者契約法よりも、例えば大蔵委員会で、今参議院で先議になっております金融商品販売法でありますとか、あるいは予算委員会...全文を見る
○海江田委員 堺屋長官は、この民主党案との比較、恐らく経済企画庁がおつくりになった対比表を見てお話しになっているのでしょうが、当委員会の調査室が大変いい比較表をつくっているので、本当はこれをぜひお目通しいただければいいかなと思うのですが、幾つか論点がございます。  堺屋長官が、...全文を見る
○海江田委員 この第一条の「消費者と事業者との間の情報の質及び量並びに交渉力の格差にかんがみ、」というのは、これはまさに消費者団体がかなり強く主張してこういう文言が入った。しかも目的のところに入っているわけですから、本来だったらやはりこの考え方が、十二条、そして附則という大変短い...全文を見る
○海江田委員 もちろん、何も金額の張るものだけではなくて、これはあらゆる契約ですから、別に書面を交わさないところもあるということは重々わかっておるわけでございます。  ただ、「消費者の権利義務その他の消費者契約の内容が消費者にとって明確かつ平易なもの」というのは、これはもう当た...全文を見る
○海江田委員 それは私も全く同感でありまして、消費者の方も利口になっていただきたい、勉強していただきたい。  かつて、ラルフ・ネーダーですか、日本には買い物客はいるけれども消費者はいないということを言ったように覚えている、なかなかうまいことを言うなあと。買い物客というのは安けれ...全文を見る
○海江田委員 続いて、第四条に入っていきますけれども、第四条の場合は第二項に問題があるんじゃないだろうかということでございます。  「消費者は、事業者が消費者契約の締結について勧誘をするに際し、当該消費者に対してある重要事項又は当該重要事項に関連する事項について当該消費者の利益...全文を見る
○海江田委員 それで、しかも故意だということがあるわけで、この故意が非常に難しいというのは本当に先ほど石毛委員からのお話もあったとおりでありまして、例えば、今、国会で問題になっている官房長官の、小渕前総理の病状なんかについても事実と違うことを言っているわけですよ。だけれども、それ...全文を見る
○海江田委員 堺屋長官は経済の専門家ですからそういうお話をされますが、一般の理解というのは、とてもじゃないけれども、時価になりますということで、特に国債の場合ですよ、株なんかと違いまして国債で時価ということの意味、これが本当に額面割れもあるなんというようなことがわかっている人がど...全文を見る
○海江田委員 パソコンの話だとかなんとかいろいろお話しになりましたけれども、実はこれは重要事項なわけですよ。そのことによって、買おうとするか、あるいは買おうとする意欲がなくなるかどうか、まさにそこにかかわってくる問題なんです。  今の国債なんかというのは、まさにお金の話なわけで...全文を見る
○海江田委員 本当は逐条的にやっていこうと思ったのですが、確かに私も今、十条の話をした。  それから、この日進月歩の時代にどんどん新しい事態が起きてくるのじゃないだろうかというお話がありましたので、私も質問させていただきますが、この法案、どこを見ても、いわゆる見直し条項みたいな...全文を見る
○海江田委員 それはちょっと私は理解できないわけでございます。  例えば、きょうの新聞に載っておりましたが、それから堺屋長官も何度も引用しておりますが、パソコンなんかのEコマースですか、インターネットの取引で、オークションでいろいろなものを売りますよと。前は、改造けん銃みたいな...全文を見る
○海江田委員 私も見たことがありますけれども、車歴何年、それから何キロ乗っていると大体書いて、あとは価格ぐらいなものなんですよ、これは。もちろん、何々型でといろいろなことが書いてある。事故歴などというのは、私、見たことがないわけですよ、そこに事故歴が書いてあるなどというのは。 ...全文を見る
○海江田委員 いや、消費者は当然関心があるわけだけれども、与えられているデータがそれしかないものですから。しかも、一応、ではそれだったらといって、またメールを送ってとか、いろいろやればありますけれども、とりあえずやはり値段、これは一種のオークションですから、指し値をするわけです。...全文を見る
○海江田委員 何でも全部、ありとあらゆることを書きなさいなどというようなことは一言も言っていないわけで、事故歴などというのは非常に重要事項だろうと思うわけで、業界団体なんかがあって、しっかりとした、ただこれも本当は余り当てにならないわけですけれども、特にインターネットの時代になっ...全文を見る
○海江田委員 これだけの電話の時代ですから、そういうのが出ていないというのは、これはおかしな話じゃないですか。  あるいは、恋人商法なんというのもあるそうですね。  何か、いかにもその人に興味、関心がある、これは男性だけとは限らない、女性の場合もありますけれども、同性の場合は...全文を見る
○海江田委員 そんなことを言っているわけでないわけで、それは長官も重々御承知のわけでございます。それはいろいろ、こんにちはから始まって、きょうはお天気がいいですねとか、これは別に物を売るときに関係ないけれども、そういうのが当たり前でありますが、そうじゃなくて、やはりこれは、まさに...全文を見る
○海江田委員 詐欺ですか。ほかに配偶者がいるのに結婚しようとか言えば、それは結婚詐欺というまた別な問題になりますけれども、とにかく、その手の商売をやる人の方は、だまされる人よりもはるかに上手なんですよ。私が言うまでもない。これは幾らも事例がありますが、こんな例も聞いたことがある。...全文を見る
○海江田委員 とても私には世界に冠たるものだとは思えないわけです。  それから、やはり消費者団体だとかなんだとかの人たちの意見ももう一度よく聞いてみて、確かに第一条の目的のところはいいことを書いてくれたということをみんな言っているんですけれども、やはり最後の方が、本当に竜頭蛇尾...全文を見る
○海江田委員 それはわかりましたけれども、だけれども、その場合でも、例えば、車の工場に行くまでにまさに六カ月たっちゃったなんというケースは、幾らでもありますね。これは要するに、先ほどの話ではないけれども、詐欺だとか強迫による、民法の方で言うとこれは五年ですよという決まりがある。だ...全文を見る
○海江田委員 何か非常に感覚的な、それほど短くないと思うとかいう話でありますが、民法で五年、この契約法で六カ月というのはちょっとバランスを欠くのではないかというふうに思うわけでございますが、それは私の考え方であります。それから、民主党もそういう案を出しておりますので、これはだれに...全文を見る
○海江田委員 もう時間ですので。長ければいいという話ではなくて、本当に磨きがかかって、いいものになればいいのですけれども。少し私は第一条から、冒頭にも言いましたように、後退をしているのではないだろうかというふうな意見を持っているところであります。  それで、これは私だけの意見で...全文を見る
05月19日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  何点か質問をさせていただきたいと思いますが、まず、大蔵大臣にお尋ねをいたします。  私、いわゆる金融サービス法あるいは金融消費者保護法を制定すべきだということを何度も主張してまいりましたら、大蔵大臣、たしか前の小渕内閣で大蔵大臣に...全文を見る
○海江田委員 それは大変大事な点でございますので、先ほど来の質問にも出ておりますが、裁判外の紛争処理のシステム、機構づくりというものは、ぜひこれからお願いをしたいということでございます。  それと同時に、今回当然盛り込まれるべきで盛り込まれていなかった点も幾つかあると思います。...全文を見る
○海江田委員 いや、どうしてそんなにさっき上田さんに言ったことと違うのですかね。これは聞いている方もびっくりしただろうと思いますけれども。
○海江田委員 幾つか論点はございますけれども、貸し手になる業者側がリスクをとるということであれば本来いいのですけれども、いわゆる変額保険ですとかその他の、共同投資事業もそうですけれども、実は金融機関がリスクをとっていないのですよ。自宅まで担保にとってしまって、リスクなしでもって業...全文を見る
○海江田委員 この問題は、実はまさに個人ローンというのが——これは総括政務次官だけでなくて皆さんから、あるいは大蔵大臣から答弁をいただいてもいいのですが、そもそも個人ローン、いわゆる個人への融資というのは、一九七〇年代、八〇年代の前半までほとんどありませんで、一九七〇年代くらいか...全文を見る
○海江田委員 私の考え方というか、それに御理解を示していただいて本当に感謝しておりますが、御理解を示していただいて、あともう一歩やはり前に出ていただかなければいけないかなと思うのです。  それから、専門家の方も本当はなかなか、実は私どもが出しました予備的調査の一つの成果というの...全文を見る
○海江田委員 では、金融監督庁、どうでしょうか、御見解を。
○海江田委員 繰り返しになりますけれども、融資の部分がもう立派な金融商品なんですから、本来だったら今回盛り込まれるべきであったのですが、それが不幸にして今回盛り込まれなかったということであれば、先ほどもお話ありましたけれども、まだ最終答申はこれから出てくるわけですから、そこのとこ...全文を見る
○海江田委員 ぜひ、そこはよく考えて、よく議論をしていただきたいと思います。  それから、もう一つやはり今回抜け落ちておりますのは、不当勧誘の問題、あるいは金融審議会では「不適切な勧誘」とかいう言い方をしておりますが、これは先ほども質問に出ましたけれども、この不適切な勧誘あるい...全文を見る
○海江田委員 確かに、これは本当に小さな字で書いてあるから、これはここで書きましたよと、これが通っちゃうんだったら、今審議しておりますこの法案の中に、リスク説明をしなさいよというところも、まさにこれと同じだと思うのですよ。ちょっと一言リスクがありますよとか何か言って、元本割れの可...全文を見る
○海江田委員 だから、そう思っていただければ、やはりそれを、私ら別に市井の人じゃなくて、市井の人が、いや本当にこれでいいのかね、そう思うという話じゃないわけですから、これはまさに国会の場なわけですから、やはり大蔵大臣がそう思ったら、これはやはりそういう形の法律にして国会に提出をし...全文を見る
○海江田委員 今の御説明でいいのですが、新聞なんかは結構具体例が書いてあるんですよ、二十何%保証するとか。具体的に何かそういうのはお手元にありますか。
○海江田委員 ネット取引の場合も、当然、この法律で一応概念上はカバーされるということなんでしょうけれども、一般の物品販売でも、例えば無店舗の販売、通信販売でありますとか、こういうのは当然のことながらいわゆるクーリングオフなんかがあるわけですよ、現物を見ていないということもあるわけ...全文を見る
○海江田委員 さっきの識字率の問題もありますけれども、これは本当にもろに音声でやりとりをするわけじゃないわけですから、しかも、御案内のように、私なんかもコンピューターで結構いろいろな契約をやりますが、ばあっと流して全体はとてもじゃないけれども読まないとかいうことがあるわけです、現...全文を見る
○海江田委員 これはもう不足をしている部分なんですよ。この法律が施行されてから見守るとかいうような話ではないというふうに私は考えているわけでございます。これはぜひ今後の問題として可及的速やかにやっていただきたいというふうに私は思います。やはりこれは違うんですから、従来の取引とネッ...全文を見る
08月03日第149回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  きょうは、参考人お三方、わざわざお忙しい中をお越しいただきましてありがとうございます。今、この問題は大変国民の注視の的でございますので、どうか、本予算委員会の審議に御協力をいただきたいと思います。  まず、せっかくお越しいただきま...全文を見る
○海江田委員 今ちょっと私聞き漏らしたんですが、そういう会計事務所なり弁護士さんなりと、当然そういうアドバイスをお願いします、資料提供をお願いしますというオファーをするわけでございまして、恐らく契約書をつくっていると思うんですが、契約書をつくりましたのは一体どなたでいらっしゃいま...全文を見る
○海江田委員 私が今お尋ねをしましたのは、契約を結んでおるでしょうから、その契約を結んでいるこちら側はどなたですかということと、それから、大体時期的に、一つ一つについてのお尋ねじゃありませんで、おおよそいつぐらいですかということだけをお尋ねしております。お答えください。
○海江田委員 そういうお話を聞くと、私は、新生銀行が払う性格のものではないというふうに思うんですが、これを払うということを決めたのは一体いつでございますか、取締役会を開いているはずでございますから。私の記憶では取締役会は三月二日だと思いますが、それ以外の取締役会であれば、その日付...全文を見る
○海江田委員 どこかその辺に座っておっていただいた方がいいかもしれませんが。  八城さんともあろう非常にクレバーな方が、何で私がお尋ねをしておることに短い時間できちっとお答えをいただけないのか、僕はちょっと心外なんですが、今私がお尋ねをしましたことは、これを新生銀行が、御行がお...全文を見る
○海江田委員 もう皆さん方よく御存じだろうと思いますけれども、三月二日というのは、まさにこの新生銀行が誕生したその日でございますね、これは。  それまで、三月一日までは、これはもう御案内だろうと思いますけれども、三月一日に当行の、当行というのは新生銀行ですね、旧長銀でございます...全文を見る
○海江田委員 まあ平たく言えば子会社なんですね、新生銀行というのは、その意味では、パートナーズにとってみては。よくアメリカの企業買収なんかで、まさに子会社が買うというような話があって、それがそういう意味では子会社になるわけですからそういうケースがあるようなんでしょうけれども、一つ...全文を見る
○海江田委員 百歩譲りまして、新生銀行の経営にとって役立つ資料がその中にあるとは私は思いますけれども、だけれども、まさにそういう翻訳料だとか何だとか、あるいは通訳料だとか、これは何の役に、もう消えてなくなってしまったものでしょう。  私は、それだったらば、この中の、会計事務所で...全文を見る
○海江田委員 これは契約の主体が新生銀行でも何でもないわけですよ。  それから、もしそれであれば、この時期からいえば、新生銀行はまだないわけですから、国有化の時期ですから、旧長銀の、きょうは安齋さんお越しになっていますけれども、この時期に何か旧長銀の方でそういうような動きをした...全文を見る
○海江田委員 これは、旧長銀がやったのならば、その意味では、まさにこの新生銀行ができたところで引き継がれても、そこのサインがあれば、これはいたし方のないこと、あるいは当然のことだと思うんですけれども、まさにそのニュー・LTCB・パートナーズが一方の当事者であるわけですね。それでも...全文を見る
○海江田委員 これは買う価値があるということで判断したんですか。そうですか、本当に。
○海江田委員 そうすると、さっきから話していたのとちょっと違いますね、これは。当然のことながら、その関係が引き継がれて、そして、これはそこで支払いを決めたという話ですから、一たん買うかどうかということであれば、それは、まさにその意味では、それまではこのニュー・LTCB・パートナー...全文を見る
○海江田委員 こんな問題でこんなに長く私はやるつもりは全然ありませんで、もっと普通に軽く、軽くというか短い時間でお話がいただけるものだと思いましたら、本当にちょっと予想外なんですが。  やはりいろいろおかしいといいますか、普通、常識的に考えまして、それは、そのニュー・LTCB・...全文を見る
○海江田委員 そこまで言われるのでしたら、では、その中身をひとつ、申しわけありませんけれども、少し精細に見せていただきたいと私は思います。ここに出ております二十六億九千百万円の内訳をぜひ教えてください。まず一点。  それからもう一点は、これももっと詳しくやろうと思ったのですが、...全文を見る
○海江田委員 だから、そういう成功報酬の契約があるわけでしょう、報酬の体系の中で。これはあって当然ですよ。だから、それがあるのかないのかということと、今非常勤については承りましたけれども、では常勤の方の場合で、八城さんより上の方があるかないか、これだけ教えてください。
○海江田委員 本当にこれは、確かに、これからの新生銀行というのはまさに民間の金融機関になるわけですけれども、やはりこれまでの経緯、ここには大変大きな国民のお金が使われているわけですから、やはりこれは情報は公開しなければいけないと思う。  それから、私が今言ったお話というのは、移...全文を見る
○海江田委員 二月というのは別に、そんなことを言っているんじゃありませんで、出す意思がないということでいらっしゃいますね、これは。わかりました。それだけ教えていただければ結構でございます。ありがとうございました。  それから、では続きまして、日本興業銀行の西村さんにちょっとお尋...全文を見る
○海江田委員 反省というお言葉を使われまして、ただ、やはり責任があるから反省もするわけでございますよね。だから、そこは責任はお感じになっているんだろうと思いますが。  きょう、お手元にも行っておると思いますが、そごうの、これはそごう本社、そごう本体の方でございますが、短期借入金...全文を見る
○海江田委員 当院の大蔵委員会での参考人のお話で、まさに九四年に、名取さんですか、常務を副社長に送り出されて、そこで内部の情報がいろいろ入ってくるようになったから、グループ全体としてどうもこれは債務超過に陥っているんじゃないかなというような認識を持ったということでございます。グル...全文を見る
○海江田委員 恐縮ですが、もう一つ。  九五年の例の錦糸町の融資でございますが、個人保証をとっておるということで、きょうあたりの新聞には、個人保証の、裁判所に対して申し立てをやったというようなことも出ておるわけでございますが、これは何で個人保証をとったんですか。これは極めてまれ...全文を見る
○海江田委員 千葉そごうのオーナーとしての経営責任を明らかにするということですが、興銀の千葉支店というのはどこにありますか。あれは千葉そごうのビルにありますよね。  それで、経営責任、前にもそういうふうにお答えをしているんですけれども、わかりやすく言えば、要するに、まさに土地と...全文を見る
○海江田委員 あと、今、水島氏の預金の差し押さえを裁判所にお願いしておるということでございますが、個人の資産というのは把握するのがなかなか難しゅうございます。不動産などの表現資産ならすぐわかるわけでございますけれども、預貯金なんというのはなかなかわからないのですけれども。  一...全文を見る
○海江田委員 確かに個人の財産にかかわるものでありますけれども、やはりこれはそのうちわかる話なんですよ。だから、それはやはりおっしゃっていただいた方がいいんじゃないですかね。それでしかも、これも何度も言うようで、先ほどの八城さんも本当に、理解がどうもいただけなくて大変残念だったん...全文を見る
○海江田委員 これも本当に全く納得がいきませんですね。  特に御行の場合、百十億円の個人保証をつけたわけですから、これはどう考えたって、家だとか土地だとか、御本人名義のあれですから、せいぜい七億だろうとか八億だろうとか十億ぐらいの話ですから、すると百億ぐらいやはり足りないわけで...全文を見る
○海江田委員 これも本当にこれからわかっていく話でありますが、やはり私は、大先輩の西村頭取に本当に恐縮なんですが、私も興銀に友人なんかもおりますけれども、興銀マンの仕事というのは、これは八城さんなんかのバンカーの考え方とは恐らく違うんだろうと思いますけれども、やはり企業を育ててい...全文を見る
○海江田委員 私は野党でありますが、どうも質問が生ぬるいようでありまして、与党席から、はっきり言ってそんな、二人三脚じゃない、ぐるだというような声もあるくらいなんですよ。私はそれでも、せっかくお越しいただいたんですから、本当に敬意を持って、なるべく真情を吐露していただきたいという...全文を見る
○海江田委員 本部の営業方針の策定だというお話ですけれども、営業と言うけれども融資でしょう。そうでしょう、これは。
○海江田委員 私は何もそんなことを聞いていませんよ、個別の融資は。  私は、営業というのは融資でしょうということを言っているわけで、そうでしょう、それは。個別は確かにそれぞれの部店で、店舗でやったり、あるいはそれぞれの、例えばそごうは十一部とかあるわけです。そんなのはわかってい...全文を見る
○海江田委員 だけれども、本部の融資の責任者であることは確かなんですよ。そうでしょう。もう一回言ってくださいよ。
○海江田委員 最初からそういうふうに言えばいいわけですけれども。本当に、どうやって日本の経済を立て直すか、とりわけ金融のところを立て直しをするかということでみんないろいろな議論もするし、実際に携わった方からのお話も聞いてということでやっておるわけですから、何かなるべく自分に関係の...全文を見る
○海江田委員 どうもありがとうございました。
08月09日第149回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○海江田委員 八月二日の当委員会における委員の発言は、国会法第百十九条で言うところの「各議院において、無礼の言を用い、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない。」の規定には当たらないと思います。  委員長におかれましては、よろしくお取り計らい願います。
11月29日第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  まず、相沢金融再生委員長にお尋ねをします。  昨夕、総理官邸をお訪ねになりまして、株価対策、新聞の見出しを見ますと、「持ち合い株解消売り 金融機関に抑制促す」、ただし「行政指導には慎重」というような見出しになっておりますが、どんな...全文を見る
○海江田委員 森総理は何とお答えになったかということもお聞かせください。
○海江田委員 やはり一番初めの、金融機関に抑制を促す、時期の問題だというお話がありましたけれども、私は、これはやはり非常に大切な問題ではないだろうか。もちろん行政指導なんかできるはずもないわけですけれども。  それと同時に、特に、金融機関に対して持ち合いの解消の抑制を促すという...全文を見る
○海江田委員 私は、やはり金融機関に対して、持ち合いの解消を抑制しろ、時期がいつであろうが、ではいつになったらいいのかとかいろいろな議論はあるし、マーケットの話はそんなに簡単に言うほど当たるものじゃありませんから。  それから、これから片一方では不良債権の償却の、引き当ての原資...全文を見る
○海江田委員 いや、これはもう本当に、まさに評論家的なお立場、御発言で、ちょっと僕はびっくりしました。貴重な時間を割いてわざわざ質問をしたお答えがあれだとは、甚だ、本当に失望をいたしました。  そうじゃありませんで、やはり日本の社会というのは構造改革がおくれている。とりわけ金融...全文を見る
○海江田委員 これはもう本当に、私も深く失望をしておるわけでございます。  今生保の話も出ましたので、若干生保の話もさせていただきますけれども、ソルベンシーマージン比率、SM比率と簡単に言わせていただきますが、最近破綻をしました千代田の場合は二〇〇〇年の三月期決算で二六三・一、...全文を見る
○海江田委員 手を挙げて出てきたから、もう少し何かましな答弁をするのかと思ったら、全然答えていないじゃないですか。  このSM比率の問題については最初から議論があって、私もかなり最初から絡んでいますけれども、やはりきちっと、なるべく早く、まさに預金の契約者を保護するための一つの...全文を見る
○海江田委員 何でかということをお尋ねしたのに、それには一切お答えがなくて、本当に日本のSM比率を変えるのですか。金融庁として本当にそういう方針を出しているのですか、これじゃだめだから。それをちょっと言ってください。
○海江田委員 では、本当に見直しをするというふうに今の御答弁なら受け取ります。それでよろしいわけですね。——うなずいておられるからそうだろうと思いますが。  特に千代田の場合、実は外債のところにかなりの大きな含み損があったわけで、そういうことがやはりきちっとあらわれてこないと、...全文を見る
○海江田委員 まさに日野長官は、社長の言うことをうのみにして発言をしているわけでしょう。  大事なことなのでもう一回確認するけれども、日野長官は、契約者保護機構の資金援助は不要だということを言っているわけですよ。今でも本当に不要なんですか。どうなんですか。
○海江田委員 わからないということを言っているのじゃなくて、日野長官はここで不要だということを言い切っているのですよ。わからないと言うなら今のお答えでいいですよ。不要だと言っているけれども、それが不要なのか。  では、それは不要じゃないのですね。
○海江田委員 では、それはうそだと言うのですか。では、いいですか。今あなたが、それこそ千代田生命の社長が言ったからというのは、恐らく三百四十三億円の債務超過の話も、今実際に業界で言われていることというのはけたが一つ違うでしょうという話でしょう、債務超過の額が。五千億だとか六千億だ...全文を見る
○海江田委員 いずれにしましても、今お話があったように、これは社長のことをうのみにしているのですよ、悪いけれども。そうでなきゃ考えられないのですよ。社長のことをうのみにするのが少なくとも金融庁じゃないわけでしょう。そこのところは少し反省をしないと、軽々にこんなことを言っちゃいけま...全文を見る
○海江田委員 一言で九千六百とか五千八百とか言いますけれども、実は、生保自体が拠出をした部分と、それからまさに政府の保証でもって出す枠との間では、これは截然と区別はあるのですよ、はっきり言いまして。そういう認識を持っていなきゃだめですよ、これは。もちろん長官はそういう認識をお持ち...全文を見る
○海江田委員 これは大変大きな、少なくともやはり再生委員長たる者、民間レベルで済む話と、そこから先はまさに公的資金になってくるわけですよ。そうしたら、じゃ、金融機関に公的資金を入れるというのは、これはシステムリスクだとかいろいろな問題がありますから、まあこれも大いに議論のあるとこ...全文を見る
○海江田委員 もう時間がオーバーになりましたので、もう少し議論したいのですが、残念ですがここで終わります。ありがとうございました。