海江田万里

かいえだばんり

比例代表(東京都)選出
無所属
当選回数8回

海江田万里の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第151回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  私の質問時間は一時間半でございますが、昼休みを挟みますので、大臣の皆様方あるいは会計検査院の院長、わざわざお越しいただいておりますが、場合によっては、午前でなしに午後に延びてしまうこともありますので、その点は最初に、失礼の段、お許し...全文を見る
○海江田委員 宮澤大臣、どうですか。今回のケースというのは、相手がアメリカ軍の原子力潜水艦でございますから、そこにはアメリカの国家の、まさに国家そのものなわけでございますから、我が方はこれは民間の船でございますけれども、日本とアメリカ、日米安全保障条約もあり、しかもこれからいろい...全文を見る
○海江田委員 日本の船が沈んだ、高校生、練習船が沈んだ、ハワイ沖でということでしたら、これは宮澤大臣がおっしゃるような判断も僕は十分成り立つと思うんですけれども、それがアメリカの原子力潜水艦との接触によって沈んだという瞬間から、やはり私は大分これは様相が違ってくるんではないだろう...全文を見る
○海江田委員 別に私が聞いたことでもないことに、場外の発言に対して時間をとってお答えをいただくと私が大変困りますので、そういうことはおやめいただきたいということでございます。  さて、外務省の公費の流用の事件でございますが、私、外務省が出しました報告、一月二十五日付の報告でござ...全文を見る
○海江田委員 では、この報告書に書いてあるとおりでよろしいということになりますね。  そうしますと、そこで、第一勧銀だけは調べができた。これは任意の調べですけれども、松尾前室長の方が、ここに公金が入っていますということで持ってきましたので、そこを調べてみたということでございます...全文を見る
○海江田委員 ここのというのは第一勧銀のことですか。これは常識的な質問ですから、大臣に答えていただければいいんです。ほかのところにも入っている可能性はありますよね。どうですか。可能性でいいですよ。
○海江田委員 そうしますと、もう一度確認しますけれども、第一勧銀の二口座に入っている公金の性格というのは官房機密費ですね。
○海江田委員 私的な金は重々承知しておりますので。公金はと言いましたけれども。  そうしますと、あと四つの銀行の中に入っている公金、可能性は否定し切れないわけですけれども、これはどういう性格の公金ですか。
○海江田委員 そんな難しい話じゃないんですよ。公金なわけですから。これは公金ですからね。  公金というものの中で、しかも報償費、機密費絡みでいうと、これは官房機密費かあるいは外務省の外交機密費か、どちらかではないですか。
○海江田委員 私もそう思いたいんですけれども、例えば、新聞記事でございますけれども、新聞記事で、外務省高官からも公金が入っていると。これは第一勧銀じゃありませんで、その他の、B、C、D、Eと言われる銀行の口座の方ですけれども、こういう新聞記事がありますよね。「外務省高官からも公金...全文を見る
○海江田委員 今、あり得ないということまでおっしゃいましたけれども、可能性からすればあるんですよ、これは。
○海江田委員 あり得ないという、可能性は否定し切れないはずだと思うんですね。  実は、外務省の公金横領の疑惑というのは、私も今回の事件があって思い出したんですけれども、同僚議員の中にも覚えていらっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんけれども、今を去る三年、四年前ですか、九七年で...全文を見る
○海江田委員 その、仕組みになっていないことがまさにあり得る可能性があるというところに、私は今度の問題の根深さというものを認識しておるのですよ、これは。  これは、その九七年のときの——いや、ちゃんと聞いておってくださいよ、後で大変なことになるかもしれませんから。九七年のときの...全文を見る
○海江田委員 この中村鋭一委員の質問に対して、当時の池田外務大臣は、このときは、メーンで流用されたと言われるのは、実はMさんではなしに、Mさんというのは今回の松尾さんではなしに、S課長だということになっているのですが、そのS課長に対して、「ひとつ細心の注意をもって事に当たるべしと...全文を見る
○海江田委員 異なことをおっしゃいますね。週刊誌ネタになったら、大臣が官房長を通じてその職員に対して口頭で、しかも厳重注意するんですか、週刊誌に書かれただけで、事実無根でも。そんなばかなことがあるんですか。
○海江田委員 そんなばかな話ないですよ。そうしたら、しょっちゅう週刊誌に出て、その週刊誌をもとに国会議員が質問をしたら、それだけで口頭注意になるんですか。厳重注意になるんですか。では、どんどんやってくださいよ、それは。  そんなばかなことないでしょう。何らかの疑わしきがあるから...全文を見る
○海江田委員 それでは、午前に引き続き、まず外務省の外交機密費流用、今のところは官房機密費流用ということになっておりますが、続きまして質問をさせていただきます。  もう一回河野大臣にお尋ねをしますが、この外務省の報告、一月二十五日付の報告によれば、この松尾元室長が口座を持ってい...全文を見る
○海江田委員 今の後段のお答えですけれども、内規に基づく厳重注意だというのはわかっておりまして、私がさっき大臣の答弁で納得ができなかったのは、じゃ何で彼が厳重注意を受けたのかということなんですよ。  先ほどは大臣は、いや、マスコミに書かれて、そして国会議員がそのマスコミを取り上...全文を見る
○海江田委員 できましたら、実は、九七年の二月時点のこの問題というのは、やはりもう一回お調べになった方がいいんじゃないかなという気が私はしているのです。  そこで、先ほどもお話をしましたけれども、M室長という人が登場しているわけです。その人は、九七年、もっと前でいうとこれは九三...全文を見る
○海江田委員 先ほど来お話をしておりますように、そのときメーンで取り上げられたのはS課長ですけれども、だけれども、そのときの週刊誌に、M室長という形で何度も何度も出てきているのですよ、これは。では、当然M室長についても調べたわけですね。そうしたら、調べた結果、今お話があった、調査...全文を見る
○海江田委員 ちょっと待ってください、ここ大事なところだから。  そうすると、このM室長は、もちろん九三年の十月に室長になったわけですけれども、そこから九七年の十月までの分というのは、それは調べなかったの、それとも、調べても何にも怪しい問題は出てこなかったの。
○海江田委員 だから、それは、推定をしたのはそこのところだけれども、調査は、いいですか、さかのぼって九三年の十月から九七年の九月か十月ぐらいまでの間というのは、このM室長について、調べたのですか調べなかったのですかということをお尋ねしておるのです。簡単ですよ。
○海江田委員 さっきは、九七年の時点で当然Mさんについて調べをしたという話でしょう。その時点は問題が全然なかったわけでしょう。そうしたら、今度も、もう一回改めて調べ直しをしてみたけれども、やはり問題がなかったという話ですか、これは。
○海江田委員 私が言っているのは、このMさんという人はまさにずっと、九七年のときにも問題になったし、それから今回も、今回はまさに一番のメーンなわけですけれども、ずっとつながっているわけですね。そのもともとの出発点というのは九三年からあるわけです。  そこで、つながっておるという...全文を見る
○海江田委員 ちょっと待って。あなたたちが調べたのは公金という話でしょう、内閣機密費を調べたわけじゃないでしょう、これは。公金を調べたら結果が内閣機密費だという話であって、公金を調べているのだから。  だから、先ほども話したわけですよ。公金の中には外交機密費も入っているのじゃな...全文を見る
○海江田委員 先ほどシンジケートと言いましたけれども、九七年のS課長、この九七年というのは比較的このグループの人たちが国内にいた時期なんですよ。だけれども、その後九七年以降、このグループの人たちのほとんどが海外に出てしまって、残っているのはまさにこのM室長しかいないわけです。だか...全文を見る
○海江田委員 問題はないという結論を出すのが早過ぎると私は思うわけで、むしろ、先ほどの河野大臣の言によれば、報道だけではだめなんだけれども、その意味では、ちゃんと国会で取り上げられれば、それは本当にきちっと調査をして、場合によっては口頭厳重注意ぐらいはすぐやってくださるそうだから...全文を見る
○海江田委員 あともう一つ、私が聞いたのは、外務省の職員だから共済組合とかいろいろあるんだけれども、何でこの松尾さんからお金を借りたんですか。何で借りたんですか。普通、聞き取りをやったという話ですから、それは当然聞くんですよ。何で松尾さんから借りたのと当然聞きますよね。何でと答え...全文を見る
○海江田委員 本当に、友人だから借りられるという話じゃない。ここにあるなという話がなければ、さっきいろいろな場外からの発言がありましたけれども、千五百円なら手当たり次第借りますよ。だけれども、まあ手当たり次第は借りないけれども、友達から本当に手元不如意なら借りますけれども、一千五...全文を見る
○海江田委員 つまり、この人にも、彼がお金が潤沢だということが非常にわかっておった話なんですね、これは。みんな知っている話なわけですから。  それからあと、ぜひ大臣、外交機密費についてもやはり調べをしてみる必要があると思う。  これも新聞記事で恐縮ですけれども、局長級機密費年...全文を見る
○海江田委員 それじゃ、大臣もこの外交機密費の使われ方についても問題がありというふうな認識を持っておられるのですね。
○海江田委員 普通は、持っているから何とかしなきゃいけないということで外部の方にもお願いをするわけで、我々は持っておりません、持っていないけれどもやるんだといったら、何のためにやるのか。わざわざお願いをする人に本当にそれは失礼な話であって、まあ、それはいいです。  それからあと...全文を見る
○海江田委員 チェックできなかったことに責任を感じるということですけれども、一回出て、それでそのときにきちっと調査しなかったのがいけないんで、ああ、これならば外務省の内部の調査なんというのは簡単なものだというふうな形で、やはりそれをやっていた人は。そこから九七年、九八年と急激にこ...全文を見る
○海江田委員 証拠書類の提示を受けて、その証拠書類を見て、それで問題ないというふうに判断をしたということですか。
○海江田委員 それから、そのときの調査をした公金というのは、これは外交機密費ですよね、念のために。
○海江田委員 それでは、ものつくり大学に入りますが、大分お待たせをしましたが、高村法務大臣、一月の十六日ですか、十五日ですか、亀井政調会長とある会合で会って、その後十分ぐらい立ち話をしたということですが、どんな中身のお話だったんですか。
○海江田委員 今、高村法務大臣からもお話ありましたけれども、その立ち話は多くの新聞記者などの見るところでありましたので、当然お二人が話をしていれば、何なのかなと思って新聞記者等も聞くわけで、新聞記者が亀井政調会長に聞いたところ、たしか一月十五日ですから、小山前参議院議員のことも新...全文を見る
○海江田委員 では、立ち話じゃないところでは出たわけですか、少なくともという話ですが。
○海江田委員 ちょっと細かい話ですが、亀井さんが今の事件との絡みでそのことをお話ししているのかという質問があったようですが、それに対して高村大臣はどういうふうにお答えになったのですか。
○海江田委員 党費立てかえの話というのは非常に、この委員会でも随分話がされましたけれども、ナーバスな問題といいますか、亀井さんはせんだって、この党費立てかえの問題がもし問題ならば、それはよく調べをして返したらいいじゃないかというようなこともおっしゃっていましたし、それから森総理は...全文を見る
○海江田委員 そうしますと、例えば党費の立てかえをやって、そして、今高村法務大臣からもお話がありましたように、二万人が条件になっている。二万人の名簿が集まれば、その意味では党の比例の名簿の上の方になる。事実、小山さんも上の方になりましたし、それから証人喚問にお出になるということを...全文を見る
○海江田委員 これも非常に微妙な問題だろうと思うわけでございますが、もしこれが第三者供賄罪というものになるということになれば、そのお金を返そうが返すまいが、一たんそういう行為が行われて、その結果議員になったという事実があれば、私は、その意味では成立をしてしまうことになるだろうと思...全文を見る
○海江田委員 それでは、少し一般論でよろしゅうございますけれども、この種の財団法人の集めました掛金、これは幾ら入ってきても税金の対象にならないわけですか。法人税の対象にならないわけですか。
○海江田委員 今もお話ありましたけれども、公益法人がその公益法人の本来の趣旨に沿う形でそのお金を支出しているということであれば、これは課税の問題が生じないということはわかるわけでございますが、例えば、このKSDの場合は、これは御案内のことだろうと思いますけれども、豊明会という任意...全文を見る
○海江田委員 そうしますと、このKSD豊明会自体が任意の団体なわけですけれども、これが幾ら補助金をもらっても、これもまた全然課税の問題は発生しないということでございますか。
○海江田委員 そうすると、これは全く課税の問題がなしでここのところはずっとお金が流れていると思いますが、例えば、今度は、KSD本体の方が幾つかの保養施設を持っていますよね。今度、大分その保養施設を売却するという予定のようですが、軽井沢クラブでありますとか草津の保養所でありますとか...全文を見る
○海江田委員 そのことだけを言うために出てきたんですかね、これは。  細かなことを言うと、ゴルフの会員権を今売却を進めておるようで、恐らく売却損が出るんじゃないかと思いますが、持っていたゴルフの会員権を売却してもし売却益が出れば、これは当然課税問題は出てきますね。こちらは国税で...全文を見る
○海江田委員 そうすると、この団体というのは、本当にお金を全く集めるだけ集めて、そして豊明会に流したり、あるいは豊明会の政治連盟に流しても、政治連盟の方は政治団体としての会計上の規制はありますけれども、ほかは全部ないということになりますね、これは。  特に、課税問題でいうと、古...全文を見る
○海江田委員 あともう一つお尋ねをしますが、このKSDの会員が百万人を超えたわけですけれども、その百万人を超えるに当たっては、これは金融機関の募集が大変力があったというふうに言われているわけでございますが、この金融機関の募集について、これは金融庁ですね、いろいろ調べをしているとい...全文を見る
○海江田委員 ちょっと今、他業なのか付随業務なのか、それからフィービジネスの方に移行していると言うけれども、これはちょっと違う性質の話じゃないかなと私は思うんです。そもそも何で銀行について他業を禁止しているのかという、そこの原点に立ち返らなければいけないわけで、それはやはり銀行が...全文を見る
○海江田委員 他業を行うことによって銀行がリスクを抱えてしまうというのはこれからの話でありまして、これまでの業法で、とりわけ護送船団方式とかいろいろ言われております、それからペイオフもないとか、十重二十重に守られた銀行の中で、果たして本当にリスクを抱えておったのかどうなのかという...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○海江田委員 民主党の海江田万里でございます。  これから一時間半ほど質問をさせていただきますが、最初に政府について質問をいたしまして、特定非営利活動の促進のための法人税法等の一部を改正する法律案の提案者に対しては一番最後に質問をいたしますので、御了承いただきたいと思います。 ...全文を見る
○海江田委員 非常に端的なお答えでございますが、時間はまだたっぷりございますので、これからいろいろな議論をしていきたいと思います。  これだけの国債の大量発行でございますが、先ほどの質疑の中でもお話がございましたけれども、長期金利は大体一・四%ぐらいのところで張りついているとい...全文を見る
○海江田委員 今大臣がおっしゃられた、喜んでいいことばかりでもないという問題意識は、実は私は大切だろうと思いまして、既にお読みになったと思いますが、二月二十四日の朝日新聞の社説も、これはちょうど国債の、例のS&Pが日本の長期国債を格下げいたしました、その直後の社説でございますけれ...全文を見る
○海江田委員 今、主に二つ、株式相場の問題とそれから民間の資金需要というお話がありました。これはまさしくそのとおりでありまして、この問題につきましては後でまた少し議論をしたいと思います。  あと、一つは、例えば先ほど税収の増にもつながっています郵便貯金で満期金が出てきて、この郵...全文を見る
○海江田委員 ですから、当然のことながら、その意味では構造改革をやるという姿勢を示さなければいけないということが一つでございますが、もちろん、ただ姿勢を示すだけじゃなくて、その構造改革の一歩一歩歩み出しをしなければいけないと思うわけでございます。  そこで、今度の予算、それから...全文を見る
○海江田委員 私どもは、今年度の予算が財政の効率化と質的改善を図るという目的あるいは意図のもとで編成されたとは全く思っていないわけでございます。  これは、詳しくは予算委員会の議論の方でしっかりとした議論をやればいいわけでございますが、今大臣から公共事業の予備費の三千億のお話を...全文を見る
○海江田委員 まだ時期尚早だと。あるいは、社会保障費の問題、これを税方式にするのか保険料方式をそのまま残すのか、あるいは社会保障の水準をどのくらいにするのかとか、もちろん議論すべき課題といいますか点は本当にたくさんあると思いますが、私は、財政の健全化というものは、例えば、先ほどお...全文を見る
○海江田委員 私は、社会保障の問題の場合も、やはり時間との闘いといいますか、時間をかなり強く意識しなければいけないのだろうかと思っておるわけです。  例えば、二〇〇七年までは日本の国の人口がふえていくわけでございますが、二〇〇七年がピークになって、二〇〇七年から減っていくわけで...全文を見る
○海江田委員 今の課税最低限の問題につきましては、我が党でも課税最低限の問題に大きなウエートを置く方もいらっしゃるわけでございますが、ただ、その課税最低限の話を私なんかもいろいろなところでしますと必ず出てくるのは、国際比較でありますからやはり物価の問題なんかも考えてみなければいけ...全文を見る
○海江田委員 これは全然反さないと私は思うわけでございます。アメリカの例なんかもそうですけれども。もちろん、あれはアメリカのレーガン税制で広がって、また少し戻したりとかいうことになりましたけれども。  私は、やはり一つは、投資減税だという考え方を持つことも必要じゃないかなという...全文を見る
○海江田委員 この問題だけでこれ以上議論する時間はありませんが、もう一つ。  今回のこの租特の中で、買いかえに際しての譲渡損失の繰越控除の制度がかなり充実をしましたよということで取り上げられているわけですが、私は、これはちょっと逆じゃないだろうかな、損失を繰越控除するんじゃなく...全文を見る
○海江田委員 今の後ろの方はちょっとわからない。併用ですけれども、当然のことながら、別に、所得税を納めなければ、住宅ローンの控除の方で減税を受けて所得税がゼロならば、それに上乗せにはなりませんわね。だから、実際は、これはやったって本当は意味ないんですよ、正直言って。  与党の皆...全文を見る
○海江田委員 考え方があるなと言われると困るわけでございますが、まさに、やはり少し発想を転換しまして、本当に、ああ、政治というものが私たちの生活に気配りをしてくれているんだと。これは別に与党だけじゃなくて私どもの民主党にもいろいろな意見があるわけでございますが、きちっと政治がそう...全文を見る
○海江田委員 どんな例がありますか、ちょっとできたら教えてもらいたいんですが。どんなケースで控除が受けられたか。
○海江田委員 これはせっかくつくった制度でございますので、なるべく使い勝手がいいように、ぜひ各現場に、税務署にそういうような通知をしておいていただきたいと思うわけでございます。  それから、これは今回の税制改正の中には盛り込まれませんでしたけれども、今、与党あるいは野党の中など...全文を見る
○海江田委員 確かにそのとおりでありまして、今、現行二六%ですから、他の金融資産と比べて高いですからこれを二〇%にしろという話と、それから、おっしゃる譲渡損の繰り越しの話でございますが、どうでしょうか、これは党内でいろいろな議論があるわけでございますが、これは私の個人的な考え方で...全文を見る
○海江田委員 その意味では、大変率直なお話を聞かせていただきましたけれども、今回、株式の税制について踏み込みをしますと、まさに予算で縛られている話ですから、そこの数字を動かさなきゃいけないとかいう話が出てきて、そこから、一番大事な、まさにみんながここのところに手をつけてくれよと言...全文を見る
○海江田委員 あともう一つ、実は、株式の市場の育成の問題とペイオフの問題は密接な関係があるというふうに私は考えておるわけですね。  アメリカなんかに行きますと、まさに資産がどれくらいあるか、アメリカは一応一万ドルがペイオフの基準になっています。そうすると、例えば一万ドルを超える...全文を見る
○海江田委員 それはまさにそのとおりでありまして、アメリカなんかでも当然掛けるリスク率が違うわけです。ただ、大きなところでいって、リスクマネーの中でどういうふうにそれぞれえり好みをしていくかという話だろうと思います。  税制の話はこのくらいにしまして、これは宮澤大蔵大臣、あるい...全文を見る
○海江田委員 問題はそこからその次のくだりでありまして、金融政策は、潤沢な流動性供給を引き続き確保し、金融部門を強化する努力を拡充すべきだということでありますが、これは日銀総裁にお尋ねをしましょうか。  引き続き確保しということは、これまでも金融政策においては潤沢な流動性の供給...全文を見る
○海江田委員 金融部門を強化する努力をさらに高めるべきだというくだりは、これは後でちょっと不良債権の償却のところとの絡みがありますのでお尋ねをしますが、今、日銀の金融政策につきましては、量的な緩和という問題が大変大きな問題になっていますね。あしたも政策委員会があると承っております...全文を見る
○海江田委員 本当はもう少し詰めたいのですが、ちょっと時間がありませんので。  先ほどの、G7の共同声明の中の金融部門を強化する努力をさらに高めるべきだというところは、これは不良債権の処理を急げというふうに理解をしていいということで、うなずいておられるからそうですけれども、そこ...全文を見る
○海江田委員 あと、日銀総裁にもう一つだけ。  今の不良債権の最終処理との絡みで、最近になりまして、やはりさらにデフレ圧力が増すんじゃないだろうか。それとの絡みで、まさにもう一段の金融緩和というような声も最近日銀の政策委員の中から出ているやに承っているんですが、この問題との絡み...全文を見る
○海江田委員 それでは、本当に最後になりましたけれども、河村提案者にお尋ねをします。  河村提案者は、このNPOの税制の問題について大変これまでも努力をしてきたわけでございますが、いよいよこれから本格的な議論が始まるに当たって、こんなにこの制度はいいんだ、こちらの方がこれだけい...全文を見る
○海江田委員 では、どうもありがとうございました。時間が来ましたので。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。これから一時間ばかり質問をさせていただきたいと思います。  昨日、参議院で村上正邦元労働大臣、あるいは先ほどの扇大臣のお話によると前参議院の自民党の会長と言った方がいいかと思いますが、証人喚問をされました。これは大変国民の大きな関心の集...全文を見る
○海江田委員 別に、私が感想を求めたことに控えなきゃならない理由というのは、私は全然ないと思います、これは。別に証人喚問でも何でもありませんし、訴追のおそれも何もないわけでございますから、ここは。  私は、正直に、やはり国民の大変多くの皆さんが感心を持っていたわけでございますか...全文を見る
○海江田委員 感想でございますから、本当に置かれた立場の中で一生懸命前向きに証言をしていたと思うというような評価でもよろしゅうございますし、あるいは、いやいや国民の疑惑というのはもっと深いものがあって、それにほとんど答えていなかったから不十分であるというようなお答えもあると思うの...全文を見る
○海江田委員 ありがとうございます。それを聞きたかったわけでございまして、中身をおっしゃらないで、私の感想に私は気に入らないだろうからというのはちょっと言い過ぎでございまして、私は気に入るも入らないも言っていないわけで、正直にお話をしていただければそれも森さんのお考えだなというこ...全文を見る
○海江田委員 今の坂口さんの答弁は、中身に立ち入りましたけれども、まさに明確になったところとならなかったところがあったということで、やはりならなかったところが大切なことで、私どもは、当然のことながらこの衆議院でも証人喚問は必要だと思いますし、それから、私、きのうの証人喚問を聞いて...全文を見る
○海江田委員 きょう初めてというのは、私が言ったことで初めて聞いたわけですか。そうですか。そうすると、これは実はきのう証言があったわけですけれども、そのくだりというのは全く聞いていなかったわけでございますか。  やはり非常に、その意味では森総理、それから新聞も恐らくその部分はご...全文を見る
○海江田委員 まさに今委員席から発言がありますように、本人は、一人一人は、自分が党員になっているのはわからない、だけれども恐らくなっているんじゃないかなということを言っているわけですよ。  だから、それは今総理がおっしゃったように、調べてみるということは、今だけじゃなくて、これ...全文を見る
○海江田委員 別に、森総理が自分でコンピューターの前へ行ってたたく必要もないわけですから。一言事務方に、早くやれ、いつ幾日までにやれということをおっしゃればいいわけで、これはものの一秒か二秒で済むことですから、すぐそれはやる、調べる。それから、そういう架空の党員も、これは不名誉な...全文を見る
○海江田委員 私は森総理の人柄も十分存じ上げておりますし、それはやはり密室で五人組が総理を決めたとか、いろいろな言われ方をしますけれども、それでもやはり、日本国の総理大臣というのは、今はまさに森さん、あなたしかいらっしゃらないわけでございますし、それはやはり総理として選ばれれば、...全文を見る
○海江田委員 これは森さんだったか、前の小渕さんでしたかね。森さんじゃありませんけれども、経済の楽観主義の中で、コップの水をもう半分しかないと考えるのか、まだ半分残っているというふうに考えるのかということは、これは確かに一つの考え方でありますが、九分がもうなくなってしまって一分だ...全文を見る
○海江田委員 まさに総理というのは、御自分でやめる気にならなければなかなかそう簡単にやめさせることができるものじゃないわけで、またそのようにできているわけですよ。  私はそれでいいと思うわけですけれども、堀内さんがおっしゃったまさに名分ですとか、あるいは私も比較的中国の古典なん...全文を見る
○海江田委員 そんなのは聞いたことがないんで、それは日本の中国地方じゃないですか。私は聞いたことがありませんがね。  前に、これは橋本総理にお話ししましたように、四面楚歌、きょうの新聞を見ましても森総理は四面楚歌だという言葉も出ているんですね。  あの四面楚歌というのは、もと...全文を見る
○海江田委員 どうですか、責任を果たすのはいいんです。責任を果たした暁には自分の身の処し方は知っている、それくらい言ってもいいんじゃないですか。
○海江田委員 といいますのは、今のはちょっと中国の話ばかりしましたけれども、実は欧米人の間でも、エコノミストという、これは恐らく宮澤さんや橋本さんがよく読んでおられる雑誌でしょうけれども、二月の十日号、ここにございますけれども、「ホワイ・ジャパンズ・モリ・マスト・ゴー」という、な...全文を見る
○海江田委員 あともう一つ、これもアメリカのワシントン・ポストなんですが、きょうの新聞に随分大きく書かれていて、きのうの当委員会でも質問がございましたけれども、リチャード・コーエンさんという、この方は大変に高名なコラムニストなわけでございますけれども、アメリカの原子力潜水艦と日本...全文を見る
○海江田委員 ただ、このワシントン・ポストでありますとか、それからエコノミストのところで、私はさっき引用しませんでしたけれども、実は、私が気になっておりますのは、いいですか、新たなナショナリズムですとか、そうした中で、守勢で後ろ向きの新たなナショナリズムの台頭の兆候がある、中国か...全文を見る
○海江田委員 私がお怒りになるかもしれないがと言って、森総理がお怒りになっておるわけでございますから、これは逆でございますが、私は別に怒りません。それは総理の言い分として、何度も私も聞いたこともありますから。  だけれども、そういうふうに受けとめている人たちもいるということは、...全文を見る
○海江田委員 もう本当に時間が余りありませんので、少しはしょってお話をさせていただきます。  私は、やはり今景気が、特に年が改まりましてからかなりブレーキがかかってきたんじゃないだろうか、主に、アメリカの景気後退なども大きな理由になっておりますけれども。政府は、新しい年度は一・...全文を見る
○海江田委員 最初はたしか一・一だったのを、堺屋長官がわざわざ一・二に直したというような経緯もあるわけですから、それから、もちろんここが発射台になって十三年度の成長率に大きな影響が出てくるわけでございますからね。  これ、どうなんですかね、私どもは予算委員会で財務大臣の所信の表...全文を見る
○海江田委員 あと、ことしの予算で際立っておりますのは、公共事業費が前年比十二億円と、非常にわずかではありますけれども、やはり上回っている。これとは別に三千億円の予備費があるわけでございますけれども、昨年の衆議院の選挙は、実は私ども民主党、特に都市部の民主党の議員というのは、こも...全文を見る
○海江田委員 生活関連枠というのは比較的幅広ですから、これはわかるんですよ。だけれども、日本新生特別枠というのは、これはまさにIT革命の推進、環境問題への対応、高齢化への対応、都市基盤整備、一応その他というのはありますけれども、このうちの、これもそれぞれ金額がついているわけですか...全文を見る
○海江田委員 都市の整備と言ってしまえばそれまでなんですが、御案内のように、今度の整備新幹線というのが、まさに、北陸新幹線、長野—富山それから石動—金沢ですか、それから東北新幹線、それから九州新幹線ですね、新八代—西鹿児島、博多—新八代ということになっているわけで、これをつくって...全文を見る
○海江田委員 それは今、長野からこっちへ持ってくれば赤字が黒字になるというような話もありましたけれども、これはどうも、JRも余りこの種のデータ、特に長野の新幹線のデータというのはないんですよね。ミニ新幹線は本当に利用者が多いというのは聞いておるんですけれども、長野がどうなっている...全文を見る
○海江田委員 そうしますと、これは昨年の十二月の段階ですが、そういう発言があったことは確かですよね、その時点では規模がもっと小さくなるというふうに思っていたと。それが、とにもかくにも一兆一千億出たから、その意味ではほっとしているというのがお話の趣旨だろうと思いますが。  例えば...全文を見る
○海江田委員 では、持ち時間が終わりましたので。ありがとうございました。
03月02日第151回国会 衆議院 本会議 第9号
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○海江田万里君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、平成十三年度一般会計予算、平成十三年度特別会計予算及び平成十三年度政府関係機関予算に反対し、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合提出の予算の編成替えを求める動議に賛成する立場で討論を行います。(拍手...全文を見る
05月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○海江田委員 民主党の海江田万里でございます。  昼までの時間は限られておりますので、できるだけ、各大臣、総理、短い時間での御答弁をお願いしたいと思います。  まず、小泉総理は大変な支持率で、私どももこの九〇%という数字を目の当たりにしますと、私は細川内閣ができましたときに国...全文を見る
○海江田委員 まず一つ、いろいろなお考えを盛り込まれましたので、整理をしていかなければいけないのです。  未納者がこれだけふえてきている。このデータを読みますと、これは平成十年度まで、一九九九年三月末、この二年間にきちっとまじめに保険料を払った人は九百四十九万三千人で、全体の五...全文を見る
○海江田委員 その点でいうと、私は、小泉総理の言い方はむしろ別な誤解を呼んだんじゃないか。  税金も入りますよ、税金は民間はありませんよという話、確かに税金が三分の一入る。だけれども、この税金の三分の一というのは、さっきお話ししましたけれども、その基礎年金を支払う段階でもって、...全文を見る
○海江田委員 あともう一つ、これはぜひ総理にお願いをしたいわけでございますが、年金の会計。  これは保険料を払うと、それが年金の特別会計に入る。まさに、最初は収入ですから保険料収入という形でカウントされますけれども、それで直ちに今度は保険給付費という形で、さっきお話をしましたけ...全文を見る
○海江田委員 ぜひそれは数字を出して、数字を入れて、これまでの福祉事業団のやったのがこれだけで、それこそまさにお話をしたように、本当に国民が掛けた掛金をこれだけ、私はさっき流用という言葉を使いましたけれども、流れていて、そしてそれがどういう形で、今あの施設も売らなければいけないが...全文を見る
○海江田委員 私が言っておりますのは、雇用も流動化をしておりますので、何も満額の年金をもらわなくたっていいわけですよ。もちろん、若年でもって減額の支給開始というのはあるけれども、それも受給権が発生するのは二十五年ということになっていますから。今までは空期間とか、いろいろなものがあ...全文を見る
○海江田委員 それでは、正午になりましたので、この後は午後一時から続けさせていただきます。
○海江田委員 民主党の海江田でございます。午前中に引き続き、質問をさせていただきます。  まず、午後の冒頭は田中眞紀子外務大臣にお尋ねをしますが、大分おやせになったんじゃないですか。  きのうの当委員会で、八日のアーミテージ国務副長官が日本にお見えになったときに田中大臣は面会...全文を見る
○海江田委員 午前中の質問の答弁をここでやられたのでは、ただでも持ち時間が少ないわけですから、それは御勘弁をいただきたいと思います。  今話がありましたけれども、外交機密費の問題でも、大変内部がいろいろな動きがあったということでございますが、きょう、九三年のオーストラリア大使館...全文を見る
○海江田委員 こういう人こそ本当に呼び戻しをして、そしてきちっと事実関係を調べて、時期的にいうと、これが九三年ですから、その意味では、この時点からそういう外交機密費のいいかげんな使い方ということがあったわけですから、やはりこの問題もぜひきっちりとした調査をやって、しっかりとした処...全文を見る
○海江田委員 本当に、情報化は言わずもがなですけれども、私は、やはりバリアフリー化というのを、ぜひこれは総理自身の口から言っていただきたい。  それから、今、民主党の東京都連では、実際に自分たちの住んでいる町が、この東京がどのくらいバリアフリー化が進んでいるかということで、その...全文を見る
○海江田委員 それでは次に、いわゆる金正男事案で幾つかお尋ねをしたいと思います。  これは、やはりまず最初に総理にお答えをいただかなければいけないわけでございますが、いわゆる金正男事案で政府のとった措置、これは適法であるというお話が何度も代表質問などでありましたけれども、やはり...全文を見る
○海江田委員 非常にわかりにくいというか、質問するのも非常に難しい事案なんですよね。  やはり少し事実関係を明らかにしなければいけない点は明らかにしなければいけないと思いますけれども、まず、この四人の持っていたパスポート、これは鑑識の結果、三名のパスポートは偽造で、残る一名のパ...全文を見る
○海江田委員 旅券に記載している国籍がその本人の国籍ではないということなんですが、旅券に記載してあります名前、四名の名前、それぞれどういう名前が記載をしてあったのか、御確認をお願いしたいと思います。
○海江田委員 ちょっと年齢もついでに言ってください、恐縮ですが。
○海江田委員 かなり重要なことがわかりました。一人の金正男氏でないかと言われている人は、パン・ションという名前だ。パン・ションという名前は、これは実は韓国や朝鮮の名前じゃないのですよ。中国の名前なんです。パンというのは、さんずいに一番二番の番という字を書きます。ションというのは、...全文を見る
○海江田委員 あと、これは当委員会の理事会に提出をしました資料でございますけれども、このパン・ションなる人物が過去に、去年三回日本に入国をしていたということでございますが、それがいつ幾日なのか、上陸の日時と出国の認印年月日、これを改めて発表していただきたいと思います。
○海江田委員 問題になっておりますのが、パン・ション名義のパスポートが三回使われたけれども、それはいわゆる金正男が使ったものであるかどうかはわからない、これは総理自身もお答えになっています。  これは御案内だろうと思いますけれども、入国に際してはみんな入国のカードを書くわけです...全文を見る
○海江田委員 とれていないというのは、これは、なかなかとれましたということは言えないわけでありまして、とれましたと言えないから確認がとれていないという言い方しか私はできないと思うんですが。  いずれにしましても、このパン・ション、私は恐らくいわゆる金正男という人だろうと思います...全文を見る
○海江田委員 あと、もう一つお尋ねします。  このパン・ション名義のパスポートを持った人物でございますけれども、日本に来る前は、シンガポールから日本に来たということははっきりしておるわけでございますが、その前の立ち寄り先ですね、これも当然パスポートを見ればわかるわけでございます...全文を見る
○海江田委員 それでは、今回につきましてはシンガポール以外は行っていないということになるわけですね。  そうすると、さて、この人の国籍はどこだろうかということと、それから、今回は中国に帰ったわけでございますが、シンガポールへはどういうふうに行ったというふうにこの本人は供述をして...全文を見る
○海江田委員 これは、つまり聞いた。当然聞かなきゃ、シンガポールの人じゃないわけですから、これは当然どこかを中継してシンガポールに行ったということなわけですね。それはちゃんと供述は得られたけれども、ここでは言えない。言えないというのであれば、何で言えないのかということはおっしゃっ...全文を見る
○海江田委員 最低限じゃなくて、これは言い間違いで最大限、言える範囲で最大限言ってくれなきゃね、まさに今までの答弁というのは全部最低限だったわけでございますから。  あと、これは違反をして、偽造旅券であるということははっきりしているわけですから、これはインターポールなんかの取り...全文を見る
○海江田委員 何でやっていないかだけお聞かせください。偽造パスポートを持って通過したわけですから、これは言うのが当然じゃないですか。
○海江田委員 今度は大臣にお尋ねをしますが、まず森山法務大臣、この事案を最初に聞いたのはいつですか。そして、この事案について何回報告を受けたかということもあわせて。
○海江田委員 田中外務大臣にもお尋ねをしますが、この問題では、きちっと事務方から情報は上がってきていたんですか、どうですか。  それから、総理とは、相談をしたとすれば、いつどこで御相談をなさいましたか。
○海江田委員 あと、これも田中外務大臣にお尋ねしますが、この四人が出国をするに際しまして、全日空のビジネスクラス、二階部分を借り切りにしまして、それから外務省から審議官プラスお二人の職員が同道しているわけですが、こうした対応を指示したのはあなたですか。
○海江田委員 そのとき、どうして、だれだかわからない人にこんなに過剰なサービスをするとお思いにならなかったですか。不思議に思わなかったですか。
○海江田委員 もう時間がありませんので、本当にあと幾つか限られた質問になりますが、総理は、先ほどの私の質問に対する答弁でも、それからたしか代表質問の中井洽議員の質問にもお答えになりまして、処理が長引けば内外に予期しない混乱が起きるおそれがあるというふうに述べておられましたが、これ...全文を見る
○海江田委員 いやいや、私が聞いたのは、判断をしたのは当然、総理でしょうけれども、総理が答弁の中で再三再四、予期せぬ混乱が起きる、だから早目に措置をしたんだと言うけれども、どういうような予期せぬ混乱を念頭に置いたんですか、これは。
○海江田委員 どうも総理の今回の処理というのは、いつも、それこそ恐れず、ひるまず、とらわれずとか言っていますけれども、やはり恐れて、ひるんで、とらわれて、しかも国民に対しては見ざる言わざる聞かざるですよ、これは。  やはりこの問題は、残念ですが、きょうは時間がもう限られておりま...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○海江田委員 民主党の海江田万里でございます。  午前中の長妻委員に対する答弁で、塩川財務大臣は、財政健全化のためには、まず第一に行政経費をつぶさに検討して見直しをしなければならないということをおっしゃっていました。  そこで提案でございます。  お手元に資料が用意をしてご...全文を見る
○海江田委員 これはやはり最初にお漏らしになった、随分もらっているのですねというのが、私は本当に一般の方の感覚だろうと思うのです。  実は私、どうしてこういうのを調べてここで質問しているかというと、やはり有権者からこういう声があったのですよ。小泉内閣が誕生して、そして、行政改革...全文を見る
○海江田委員 私どもは副大臣が仕事をやっていないなどとは全く申し上げておりません。村上副大臣も、それこそ身の細る思いで副大臣としての職務に精励、努力しておるのは十分わかっております。  ただ、今この委員会でのやりとりというのは、クエスチョンタイムではありませんからテレビ中継はご...全文を見る
○海江田委員 議会の話に随分長い時間を割いて御答弁をいただきまして、それは感謝申し上げますが、私が言っていますのは、議会の話はもちろん今粛々とやっておるところでございますので、どうぞ政府の側の話として、政務官以上の俸給につきまして一考していただきたいというのが私のお願いでございま...全文を見る
○海江田委員 まさにそういうお話でありまして、全体が高いわけでございますから、やはりこれを、まず隗より始めよという言葉がありますけれども、まず政務官、副大臣それから大臣がやることによってそういう行政職の指定職などの部分も下がってくることにつながりますので、その辺では、まず隗より始...全文を見る
○海江田委員 私が特に言っていますのは、塩川大臣は、日本の市場、証券市場などを強めなければいけない、活性化しなければいけないということを言っているわけですけれども、昨日通った法案の中に、百万円の株式の非課税枠を新たに設けるというようなことがありましたけれども、あれはまさに、小鮮を...全文を見る
○海江田委員 ちょっと今ので、申告と源泉があります、申告に統一をして、そして税率を引き下げて、総合に統一をするということですが、これは違うと思うんですね。税率を引き下げるというのは、今二六%になっていますから、この税率も実は大事なポイントなんですが、まあ一説には二〇%とかあるいは...全文を見る
○海江田委員 それが一つの考え方かなと。  その場合、税率を下げてというお話がありましたけれども、ポイントになるのは、まあ下げてですから、今二六%で利子所得は二〇%ですから、これは二〇%以下だと思うんですよね。  だけれども、これを二〇%以下にするのか、それとも二〇%にとどめ...全文を見る
○海江田委員 私は、やはり政策の中に一つの思想がなければいけないと思うんですね。きょうはえらくまじめでありますが、いつもそうでありますが。  だから、一つの考え方があって、私なんかがやはり証券市場を強化しなければいけない、活性化をさせなければいけないということを言うときには、や...全文を見る
○海江田委員 もうおわかりになって、ここまで出かかっていてお出にならないんだろうと思います。あるときはやはり一歩前へ出ておっしゃるわけでございますけれども、何でここでそんなに慎重になるのかなということが私はわからないわけで、不利になっちゃいかぬという話では、二〇%という数字になる...全文を見る
○海江田委員 政策的配慮の中には、恐らく源泉分離を残すということも入っておるんではないかなというふうに私は思うわけでございます。そうでなければ、あそこでわざわざ源泉分離から説き起こすはずがないわけでございますから。そこはいろいろな議論があるところでございますが。  ただ、片一方...全文を見る
○海江田委員 日経平均リンク債の方は、銘柄が、まさに日経平均に採用している銘柄を幾つをも組み合わせしていますので、時間がかかることはよくわかっているのです。EB債は銘柄が大体二とか三ぐらいですからいいわけですが。  ただ、きっかけになりましたのが二月二十八日と三月一日の株価の暴...全文を見る
○海江田委員 個別、個別だということを言っていますが、別に一社、二社の話じゃないわけですよ。  報道なんかによると、二十二社とかいうかなり大きな数の会社の取引に疑義があるということでございますので、これは本当に証券市場全体の問題であります。個別、個別だと言うと、知らない人が聞い...全文を見る
○海江田委員 それからもう一つ。  これは法律違反ということにはならないのでしょうけれども、せんだって各証券会社の決算が出まして、その決算書を見てみますと、収益はトレーディング益、これが大変高く上がっておるわけですね。野村でもって三千百九十億円、株だけで、株のトレーディングで。...全文を見る
○海江田委員 どうもありがとうございました。
10月12日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。五十嵐委員の質問に引き続きまして、短い時間でございますが質問をさせていただきたいと思います。  先ほど五十嵐委員が冒頭に、柳澤金融担当大臣がきょう塩川大臣と閣議後お話をされていたということですが、恐らく、これは前段といいますかの話があっ...全文を見る
○海江田委員 御丁重にありがとうございます。  今のお話を伺いまして、幾つか私もまた質問してみたい項目ができまして、一つは、三十兆円枠でございます。  所信表明では、総理は、大胆かつ柔軟にというようなお話もしていましたし、片一方で、やはり三十兆の原則はしっかり守らなきゃいけな...全文を見る
○海江田委員 三十兆の原則は崩すつもりはないということですが、今回のこの臨時国会での総理の発言というのを聞いていますと、大胆かつ柔軟にというような言葉も初めて出てきていますし、ここはやはり何らかの決断といいますか、何らかの方針の変更があるんではないだろうかと私は考えるわけでござい...全文を見る
○海江田委員 湾岸戦争のときのいわゆる戦費の一部負担という話では全くありませんで、私が言っていますのは、例えば自衛隊が海外に出ていくとかいうような話になれば、これはやはりそれなりの資金の手当ても必要になってくるわけでありまして、従来の自衛隊の防衛関係の予算の中にはそういうものは全...全文を見る
○海江田委員 予備費は三千六百億円だということはもう決まっていますし、公共事業予備費を持ってくるわけにはいきませんし、それから、ただでさえも二兆六千億ぐらいしかのり代がないわけで、これは国債の発行額でございますが、非常にタイトなものになるということは十分認識をされていると思います...全文を見る
○海江田委員 大武局長から聞くのは後で、お二人は早目に退席をされますので、私もそれでいいということにしましたので、その後でお尋ねをします。  それから、この法案自体はこれから出てくるわけでございますから、少しじっくり時間をかけまして当委員会でも議論をさせていただきますが、確かに...全文を見る
○海江田委員 柳澤金融大臣にも先ほどからお座りいただいて、特に五十嵐委員とのお話を注意深く聞かせていただきました。  きのう、きょうと株が上がっていますね。きょうはアメリカの株高もありまして一万円を午前で回復をしたようでございますが、きのうは特に銀行株が上がっているんですよね。...全文を見る
○海江田委員 これは、実は九月十一日にテロが起きまして、平均株価、日経平均ですけれども一万円割れを起こして、一万円割れを起こしてそこで先ほどもお話に出ましたマイカルの破綻が起きまして、マイカルの破綻が起きたことによって、実はあの翌日、株は上がっているんですね。  それもやはり市...全文を見る
○海江田委員 時価が弾力化じゃなくて、弾力化が時価だというようなお話もありましたけれども、卵が先か鶏が先かみたいな話でございますが、やはり流れからいえば、弾力化があって、しかも、さっき私は口走りましたけれども、実質簿価という話もあったわけですよ、これは。それが、それではとてもじゃ...全文を見る
○海江田委員 どうぞお引き取りいただいて構いません。  ただ、この証券市場の話は、先ほど柳澤大臣から苦情処理なんという話もありましたけれども、実際には、苦情処理を業界の自主団体にやると、返事が返ってくるのは証券会社からの返事が返ってくるわけで、それは当然、苦情で相対している相手...全文を見る
○海江田委員 そういうアイデアもあるんでしょうけれども、ただ、やはり証券税制、これはまあ証券税制だけじゃありませんけれども、税制一般をやはり非常にわかりやすく、簡素化でありますとか透明性でありますとか、そういうのが非常に大切であります。  今のお話ですと非常にわかりにくいといい...全文を見る
○海江田委員 どうもありがとうございました。
11月13日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  今、財務大臣は、財政法第六条第一項におきまして、各年度の歳入歳出の決算上の剰余金の二分の一を下らない金額を翌々年度までに公債または借入金の償還財源に充てなければならないこととされておりますが、平成十二年度の剰余金については、この規定...全文を見る
○海江田委員 今のお答えでは余り説得力のあるといいますか、どうして繰り入れを停止したのか、償還財源にせずに一般財源化をしたのかということについて、もう少し率直にお話し、あるいは理由をお聞かせいただきたい。  例えば、これはやはり三十兆の国債の発行の枠を守る、そのことに一番のプラ...全文を見る
○海江田委員 今、雇用対策云々のお話がありましたけれども、これは先ほどの予算委員会でもうるるお話がありましたように、私どもから見ますとまだまだ雇用対策も不十分なものでありまして、私はやはり、雇用対策のお話をされましたけれども、何といいましても最初に国債三十兆発行の枠というものがあ...全文を見る
○海江田委員 その意味では、この第一次補正、今回の補正ではその三十兆円の枠というのが守られたわけでございますが、昨日来の予算委員会の議論など聞いておりましても、第二次補正については全く総理も否定をされていない。あるいは、これは新聞報道でございますけれども、内閣官房長官などはこれは...全文を見る
○海江田委員 実は、私、今回のこの補正予算の特に財源の問題で一つ注目をしていた点がありまして、注目というより心配をしていた点がありまして、それは実際には杞憂に終わったわけでございますが、どうしても三十兆の国債の発行の枠を守る、片一方で、今大臣からもお話ありましたように、特に九月十...全文を見る
○海江田委員 第二次は別に構いませんけれども、来年度の予算、これはもう組むに決まっているわけですから、当初予算ですね。その来年度の予算にもそんな禁じ手は使わないよ、むしろこっちの方が私がるる述べている中でメーンでございますので、来年度の予算でもそういう手は使わないよということをお...全文を見る
○海江田委員 そこは、若干しつこいようでございますけれども、歳入をまず見積もって、入るをはかりてということでは、先ほどのこの税収の落ち込み、私は先ほどは特に郵貯の大量満期金のお話をしましたけれども、それだけじゃありませんで、これは、成長率がことし、今年度でございますけれども、プラ...全文を見る
○海江田委員 それから、今度は少し話が変わりますが、国債の消化の問題でございます。  これはせんだっての当委員会でも議論になりましたけれども、これまでは新規発行の三十兆の枠というものを大切にしなきゃいけないということでございましたけれども、もう一つ、いわば三十兆の新規発行の枠と...全文を見る
○海江田委員 特に、これだけやはり百兆からの規模になってまいりますと、政府の国債管理政策というんですか、やはりどういう方針でこの国債を市場消化できるようなことにしたらいいのかということでございますが、今度の補正でも、これは大体先ほど御説明がありましたけれども、五年債、十五年債、二...全文を見る
○海江田委員 ここは本当に非常に難しいかじ取りが必要なわけでございますが、日本のように国債を大量に発行している国の国債管理政策といいますか、これはやはり、余り新規の発行が短期になりますと、まさに今大臣がおっしゃりましたように借りかえリスクというものが出てくるわけでございますから、...全文を見る
○海江田委員 私が宣伝をするとかいうことよりも、本当は、特にこの国債管理というのは、外国なんか、欧米なんかではやはり、いわゆる専門に国債管理をやります、デットマネジメントということを専門にやる機関なんかもあるわけですよね。日本では財務省がやっておるわけでございますが、やはり明確な...全文を見る
○海江田委員 私がこれから質問をしようと思うことを随分先回りしてお答えをいただいたわけでございますが、今大臣お話のあるように、日本の国債というのは、一つは、やはり個人の保有が、国債全体の量の中でいえばたしか個人が二・五%、十兆六千億円でございますが、ただ、十兆六千億円というのは、...全文を見る
○海江田委員 これは株式のときの議論もそうでございますが、今回の株式の、証券税制のところでは、むしろ株を買ってもらおう、株を売ってもらおうと。特に株を買ってもらおう、この時期買ってもらうというところにウエートを置かれましたけれども、本当は、それだけじゃなくて、むしろ、じっと持って...全文を見る
○海江田委員 あともう一つだけ、この国債の話では、物価連動債というのも外国にはあるわけですね。これは要するに、物価が上がったら、それにつけてレートも上げるよという話であります。  これは一つは、例えばさっきの話で、大量の借換債なんかも出てくるというときに、市場の側は、買い手の側...全文を見る
○海江田委員 私は、今すぐに我が国がインフレになるなんて思っていません。ただ、大量発行になると、政府がそういうことをやって、つまり債務を軽くしたい、そういう意思がどうしても働くわけですから、それに対する、そういうつもりはないんだよということをやはり何らかの形でアピールをする必要が...全文を見る
○海江田委員 十二月の中ごろというようなお話もありましたので、今の段階では、それを私どもは注目を持って、注視をしているということをお伝えしておきます。  さて、きょうは金融担当大臣にもずっとお座りいただいておりますが、幾つかお尋ねをしたい点もございます。  時間も残り少なくな...全文を見る
○海江田委員 きょうはもう時間がありませんから、これ以上この問題では質問いたしませんけれども、やはりこれは非常に大きな問題で、今も、九七年の時点で大和管財本体は債務超過になっていないと思ったけれども、グループ全体でやはり債務超過になっているおそれがあるというような認識を持っていた...全文を見る
○海江田委員 何年か待たなきゃいかぬですね。  どうもありがとうございました。
11月28日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○海江田委員 参考人の皆様方には本当にお忙しいところをお集まりをいただきまして、ありがとうございました。幾つか質問させていただきますが、まず、富士銀行の山本参考人にお尋ねをします。  今回の法案は、もちろん企業再生を主な目的にしているわけでございますが、今椎名参考人からもお話が...全文を見る
○海江田委員 相当数というのは、三〇%、四〇%、その程度、あるいはもっと多くということですか。
○海江田委員 今五割を超えているというお話、件数でとらえて、それからRCCに対しても五割を超えているだろうということですが、念のため、室町参考人にも同じ質問で、いかがでしょうか、大ざっぱな数字でよろしゅうございますが。
○海江田委員 そこで……(山本参考人「訂正したいんですが」と呼ぶ)訂正ですか、ではどうぞ。
○海江田委員 わかりました。  では、山本参考人に重ねてお尋ねをしますが、そのうち、先ほど提案型融資というお話がありましたけれども、銀行の側が持ちかけて、これくらいのお金を借りてはいかがですかというような形でお話をした向きというのは、その割合の中のどのくらいを占めていますか。
○海江田委員 私は山本頭取にお尋ねをしているので、一々後ろの補助人の方が、補助人の方にお尋ねしているんじゃありませんので、山本頭取がどういう認識でいらっしゃるかということをお尋ねしているんです。  実は、私の例ですが、私はもちろん富士銀行とつき合いがあります。私も実際、九〇年で...全文を見る
○海江田委員 ですから、これは別に私だけの例ではありませんで、あの時期は広範にあったわけですよ。それは御存じですよね、提案型の融資があったことは。
○海江田委員 そうしますと、企業の側に対してもそういう提案もあったわけでございますが、そういう場合、どうなんですか、普通考えますと、やはりそれは銀行の、いわゆる貸した側の責任というのもあるんじゃないだろうかと私は思うんですけれども、そういう銀行の、貸した側の責任というのをどういう...全文を見る
○海江田委員 それじゃまた話はもとへ戻っちゃうわけですね。  それは、銀行がお金を貸してくれますよということを言えば、まあ十人いれば九人ぐらいまでは結構ですよということは言わないと思うので、別に私の方から、お願いをします、幾らぐらい貸してくださいということをお願いをしたわけじゃ...全文を見る
○海江田委員 いや、さっきせっかく、それはやはり貸した側にも責任があってと、私は貸し手責任という言葉は使わなかったわけです、貸した側の責任ということを言ったわけですけれども、それが行き過ぎた面もあるというようなことはさっきお認めいただいたと思うんですけれども、それも全然お認めにな...全文を見る
○海江田委員 もう何度も言いませんけれども、やはりそういう形で、これはもう頭取はよく御存じですよ。それはやはり、特に八〇年代のバブルの時期があって、それからそれが終わって、そのバブルの過程で、不動産だとかゼネコンだとかに対する融資が絞られたわけですから、金融機関としても貸出先がな...全文を見る
○海江田委員 私は今、そういう方の声を直接お聞きになったことがありますかということをお尋ねしたのですが、報告は聞いていると。直接お会いになってお聞きになったことはないですね。
○海江田委員 やはりそれは、一番のトップでございますので、ぜひ直接耳を傾けていただければ、また一番の現場でやっている方とそれは違う判断もできるわけでございますから、ぜひやはり一度そういう方に耳を傾けていただきたいですし、今度のRCCの法案というのは、これはもう言うまでもなく企業再...全文を見る
○海江田委員 特に、今変額保険という話も出たわけですけれども、お年寄りも大変多いわけですから、専門の分野をつくっているのはよくわかるんですけれども、それはもうトップの姿勢で、このRCCの法案自体についても大変問題があるわけですけれども、これは先ほど来お話を聞いていると、銀行の皆さ...全文を見る
○海江田委員 どうもありがとうございました。
12月13日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  きょうの朝の新聞ですとかニュースを見ますと、来年度の成長率でございますが、NHKのニュースなどは、もうゼロ%だというようなことを報道しております。新聞でもゼロ%ないしはマイナス〇・一%というような数字が出ているのです。予算の編成も大...全文を見る
○海江田委員 今、詰め始めたばかりだということですが、もう間もなく、二十日ですか予算の、ございますし、まさにもう数字が報道などでは出ているわけでございます。私は、やはりそれがこれからの議論の基本になっていく話でもありますし、それから、既に先ほどのお話にも出ましたけれども七—九月の...全文を見る
○海江田委員 その七—九月のQEの場合でも、マイナス〇・五、実質年率計算マイナス二・二というお話をしましたから、それで計算をしていくと、これからの二四半期これと同じ数字でやっとマイナス〇・九になるぐらいじゃないですか。  短観の場合は将来見通しも出て、特に設備投資の見通しなんか...全文を見る
○海江田委員 七—九月のQEの点でるるお話ありましたけれども、一つ抜け落ちているのは、法人の設備投資が少しげたを履いているのではないだろうか、法人統計の問題点もあってということで。まさに法人の設備投資の部分で、数字が実質ベースでマイナス〇・五に落ちついたというのが大方の見方であり...全文を見る
○海江田委員 恐らく、もう気持ちの中には数字が大体入っているのだろうと思いますが、一つだけ、注文といいますか、私なりの意見をお話しさせていただきたいのですが、やはりゼロ%でありますとか、これはプラス・マイナス・ゼロですけれども、あるいはマイナスの〇・一%とかこういう数字を出すとい...全文を見る
○海江田委員 それこそ、民間の企業が独自の努力をしなければいけないということは当たり前のことでございますけれども、政治が本当に国民の最大多数の最大幸福ということを希求しなければいけないということであれば、やはりここのところで、特にゼロ%なんという話は、もう何にもしませんよというこ...全文を見る
○海江田委員 あと竹中大臣に、先ほど、アメリカ経済が、Vの字形とは言いませんでしたけれども急速に回復をするんじゃないだろうかというお話がありましたけれども、これも大変その意味では他人任せといいますか他力本願といいますか、アメリカ経済の見方にもいろいろな見方があるわけですけれども、...全文を見る
○海江田委員 先ほどおっしゃったのは、やはりアメリカ経済がことしよりは回復するから、ことしは一応マイナス〇・九%目標を達成できるということで、アメリカが回復をするからというお話が先ほどあったわけでありますから、今の答弁とは若干違っているわけで、後で読み返しをしていただければよろし...全文を見る
○海江田委員 たしか介護のところでも二十万とか書いてあったわけです。ただ、介護でも実態を見てみると、やはり介護保険の時間当たりの単価というものは非常に安くて、なかなか民間の企業も採算がとれないとかいうこともあって、そういう本当に具体的な問題になっていきますと、それから、既にもうそ...全文を見る
○海江田委員 戦略対応ですか、戦略会議ですか、そういうのをつくりたいという話ですが、この本当に新しい、衣がえしました年次経済財政報告を見ましても、先ほどちょっと一部紹介をしました専門委員会のレポートとかそういうのがたびたび出て、あそこのインターネットから引きますと、ずらっと会議の...全文を見る
○海江田委員 これは本当に議論し出したら切りがないんですが、痛みを伴わないときであれば、別に将来の展望をそれほど、何もわざわざ年次報告に書く必要はないかもしれないんですね。今まさに痛みを伴うわけですから。お医者さんだって手術をするとき、この手術をすればこうなって、こういう形で健康...全文を見る
○海江田委員 では、日銀じゃなくて、外債を買うということはいいアイデアだというようなことをおっしゃったことはないですか。
○海江田委員 日銀が外債を買うということについては、これはせんだって発表になりました、日銀の政策委員の方もそういう発言をしておられるということがあるわけでございますが、先ほど速水総裁のお話を聞いておりますと、それから今の塩川大臣の話でもそうなんですけれども、いわゆる為替の介入と紛...全文を見る
○海江田委員 この問題はやはり、特に円安誘導ということでいえば、私はこれは望ましい方向性だろうと思うわけであります。  それから、よく言われるのは、アメリカの意向がどうなんだろうかというようなこともまた言われるわけでございますが、アメリカはいろいろな意見があると思いますが、ただ...全文を見る
○海江田委員 では、金融問題に入ります。  この間、ちょうど当委員会でRCC法案を審議しているときに各銀行の九月期の中間決算の発表がありまして、かなり不良債権の処理を進めて、幾つかの銀行では法定準備金も取り崩しをしてこの処理に充てるというような方針が出てきたわけでございます。法...全文を見る
○海江田委員 これはもう大甘としか言いようがないと私は思います。今大臣は、これだけやっても自己資本の比率が大体二けたに乗るという話ですが、全部が全部そうというわけじゃなくて、一けたに落ちるところもありまして、それで一けたに落ちて、それを何とか優先出資証券のような形でやって、それで...全文を見る
○海江田委員 仮定、仮定でかなり先ということを言いますけれども、これから予算、当委員会は財務金融委員会ですが、予算の編成をして予算委員会で議論も年が明けて始まるわけでありますけれども、まさに二〇〇二年度というのは、その前に二〇〇一年度の問題も大いにあるわけですけれども、私は大変な...全文を見る
○海江田委員 どうも柳澤大臣はここの話に、自己資本の毀損からの話になってくると、それは先のことだとかいうふうにお話しになるので、どうしてかなと私なりにそんたくすると、そこから出てくる話になると資本注入の話にやはりつながってくる話ですから、そこのお話をどうしても避けて通りたいという...全文を見る
○海江田委員 森長官、どうですか。さっきからずっとお話を聞いておったようでございますが。
○海江田委員 きょうは時間がなくて真意を森長官から直接お聞きすることはできなかったわけでございますが、十月の二十四日の発言などを見ると決して大臣と同じだとは思いませんし、仮に大臣と同じであったとしても本当に果断に取り組むことができるのかどうなのかということについては、私は大いに疑...全文を見る
○海江田委員 もう時間が来ましたので。  どうも十五年のことを先のこと、先のことと言っていますけれども、やはり足元だけ見ているとけつまずくのですよ。車の運転でも視野を遠くに見ておきませんと大変な事故も起きる可能性もありますし、それから特に集中期間であるということ、この集中期間に...全文を見る