海江田万里

かいえだばんり

比例代表(東京都)選出
無所属
当選回数8回

海江田万里の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  一時間弱の質問でございますので、よろしくお願いを申し上げます。  まず、小泉総理にお尋ねをいたしますが、まだ総理の施政方針演説、本会議で聞くことができませんが、年頭に当たりまして、今国民の喫緊の課題であります経済の問題、とりわけ総...全文を見る
○海江田委員 厳しい状況の中で必要な改革を精いっぱいやったということだろうと思うんですが、経済の、例えば、毎年毎年成長率を予測する、それがどの程度達成できたのかとか、それから、株価でありますとか失業率でありますとか、幾つかの指標もございますけれども、私も参考までに、これは政府が発...全文を見る
○海江田委員 今、実質が〇・六と。これは実質は〇・九でありまして、名目がマイナス〇・六ということでございます。実質というのは物価の上昇を引いた後の数字ですが、今みたいなデフレのときは、むしろ実質よりも名目を見た方がいいということは、これは常識でございます。  政府が昨年十二月十...全文を見る
○海江田委員 ここはぜひ、総理がそういう認識を持っていただきたいわけですね。やはり総理が本当に、先ほども冒頭にお話ししましたけれども、経済運営の最高責任者、言うまでもなく、経済財政諮問会議の議長でもあるわけでございますから、やはり総理がしっかりとした認識がありませんと、総理の発す...全文を見る
○海江田委員 今の、不良債権の処理を加速化させるということがお話あって、そのために竹中さんもわざわざ任命をしたということ。それで事実、竹中さんが任命されて、株価も下がっておりますし、その必要性というのは、その意味では、厳しく感じるというのはそれでいいだろうと思うんです。  あと...全文を見る
○海江田委員 そこで、税収の見込みが減ったということですが、これも総理にお尋ねしますが、いいですか、総理、当初の経済の成長率、名目の伸びだとか実質の伸びだとか、そういうものをつくりまして、そして見通しを年末につくるわけですよね。その年末の見通しに基づいて、これは歳入の見積もり、税...全文を見る
○海江田委員 それは全くわからないです、今の説明を聞いても。  総理、総理に先ほどお話をしましたけれども、経済の見通しを立てて、名目だというのはもう先ほどから言っておるとおりでございますが、名目でいけばこのデフレの時期は、平成十四年でいきますと、マイナス〇・九のはずが〇・六にな...全文を見る
○海江田委員 そこまで行く前に、そこはこれから聞こうと思っているんですが、いいですか、総理に、これはやはり、まず少なくとも十四年度の税収の見積もりが間違っていたということは言えるわけでしょう、結果的には。それはお認めになるでしょう。どうです、総理の口から。
○海江田委員 だから、その税収の十四年度の見積もりが何で間違ったのかということを考えていかなきゃいけないんですが、やはり一つ影響を与えたのは、総理が総理大臣になられて、五月の段階、早々と、三十兆枠を維持するよという、まあ吹けば飛ぶような公約だったのかもしれませんけれども、その公約...全文を見る
○海江田委員 ここは私どもが質問する場ですから、私どもがそっちへ行けば幾らでもお答えをしますが……(発言する者あり)いいですか、ちょっと待ってください。いいですか。  総理、もう一回聞きますが、少なくとも、二〇〇一年度、十三年度の国債の発行額が二十八兆円程度だった、これが大変大...全文を見る
○海江田委員 その意味では、総理は確信犯なわけですから、本当にその意味でいうと、はっきり申し上げまして、さっきの発言というのは、これは経済財政諮問会議での発言、去年の十月七日の経済財政諮問会議ですけれども、この時点で当然その二兆円のへっこみがあるということがわかっていたということ...全文を見る
○海江田委員 いや、それは結果的にできなかったじゃないですか、今度の補正でもって。そうでしょう、これは結果として。予算編成のところではできたかもしれないけれども、結果的にできなかったでしょう。それを貫かれたのならいいですよ、今おっしゃったとおりで。結果的にできなかったんだから、そ...全文を見る
○海江田委員 もう一つ、この三十兆円の枠を設けたことに、さっき財務省は反対だと言いましたけれども、先ほど来のお話でありますね、やはり税収の見積もりが大変当初のところで甘くなっているんです、はっきり言いまして。  二枚目の資料がございますけれども、「所得税納税人員の推移」というと...全文を見る
○海江田委員 では、説明してくださいよ。一人当たりの課税見込み額が、いいですか、平成十三年度の見通しが二十八万円で、どうして平成十四年度の見通しで二十八万二千円と二千円も上げているんですか、これは。参考人いないけれども、参考人から聞いて、それで説明してくださいよ。そういう資料があ...全文を見る
○海江田委員 いや、主計局長じゃだめだから、大臣に言って。ちょっと時間をとめて、今教えてくださいよ。
○海江田委員 今教えてくださいよ、ちょっととめて。今教えてくださいよ。
○海江田委員 では、全部聞きますよ。いいですか、お尋ねをしますけれども、それでしたら、さっきもちょっとお尋ねをしましたけれども、幾つか質問がございますから。  そんなことは聞きたくなかったんですけれども、これは表に出ておりますけれども、申告所得者の数が、合計で、平成十三年で実績...全文を見る
○海江田委員 いや、私が言いたいのは、さっき大臣がおっしゃったのは、十三年度はかなり甘く見過ぎたんだということをおっしゃっていたでしょう。それが十三年度、実際に年度に入って経済運営をやっていくと、そういうわけにはいかずになって、かなり落ち込みがあった。これは事実でしょう、十三年度...全文を見る
○海江田委員 私は、郵貯のあれを見込んでいなかったんだろうなんて言っていないんですよ。ただ、総理がそういうことも知った上で三十兆円というのを出すことの、あえて言えば無謀さといいますか、それはちょっと考えてみなきゃいけませんよと。そういうやはり無謀さが本当に、結果的にそれが守ること...全文を見る
○海江田委員 小泉内閣がよくやっているなんということは全くないので、むしろ、企業が一生懸命よくなろうとする努力を小泉内閣は足を引っ張っているようなものなわけです。  大変な大きな認識違いで、先ほども若干出ましたけれども、総理は、金融機関の貸し出し態度について、経済財政諮問会議で...全文を見る
○海江田委員 全体の流れがあるので、これは。今、奥田さんが発言をしたということで、それを受けてという話ですけれども。  今、これはどう考えたって、全体的な貸しはがしだとか貸し渋りというのは、もう本当に蔓延していますよ。何も故意に、本当に小さな出来事をマスコミや野党が追及をしてい...全文を見る
○海江田委員 それは前から言っている話ですが、やはり今本当に、この委員会だってそうですけれども、例えば補正予算の規模だとか、あるいは補正予算の中身だとか、そういうところを議論するときに、やはり経済運営の一番の総帥である総理の考え方、総理の認識というものが一体どういうことなのかとい...全文を見る
○海江田委員 まあこれは、総理はあれですな、もう直らないですね、本当に。何というんですか、これはもう、本当に。  ただ、これはかなり、本当に今の日本のこれからの方向性ということを考えていく上では、やはりこういう方が経済のかじ取りをやっているということは、本当に悲観的にならざるを...全文を見る
○海江田委員 限られているんですか。いつまでなんですか。
○海江田委員 それだったら、今の可能性としては、来年の七月という国会議員の任期のときまで可能性としてはあるわけですね。それでは、そのときまで消費税は絶対引き上げないんですか、これは。どうなんですか。
○海江田委員 それだったらば、またそれも、さっきの三十兆じゃないけれども、いや、あれは取るに足らない公約だったなんということを言われちゃ困るんで。  ただ、そうなりますと、これは先ほども議論出ましたけれども、まさに基礎年金の二分の一への引き上げのところはことし議論をしておかない...全文を見る
○海江田委員 少しずつ今の答弁、変わってきたわけですけれども、とにかくもう御自分が在任期間中は引き上げないんだということで、議論するのは構わないけれどもねということは、もうそこで、総理である限り、総理の方が一番最高権力を握っているわけですから、その意味では、議論として消費税のこと...全文を見る
○海江田委員 まさに保険の制度ですから、保険、英語のインシュランスというのを日本語に最初に訳したのは福沢諭吉先生だということですが、あのときは災難受け合いというふうに、災難を受け合うのがインシュランスという日本語訳を……(発言する者あり)インシュアランスですね、インシュアランスと...全文を見る
○海江田委員 全部負担が嫌だなんという話では全然ないわけでありまして、いざ病気やけがになったときの本人負担の三割というものは、これは保険の本来の考え方からいけばおかしいんじゃないですかという話をしているわけでありまして。  それから、ずっといつまでも議論していると言うけれども、...全文を見る
02月14日第156回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○海江田委員 おはようございます。  私の持ち時間、一時間でございますが、この平成十五年度の予算及び関連の事案につきまして幾つかお尋ねをさせていただきます。  最初に、竹中金融大臣でございますが、二月の七日の閣議後の大臣記者会見、ここで、ETFと呼ばれますが、株価に連動する投...全文を見る
○海江田委員 誤解されかねないから適切でないという話ですが、これはもう誤解のしようがないんで、絶対もうかりますとはっきり言っているわけですから。  適切でないということをお認めになるんでしたら、これはもう撤回をされたらいいんじゃないですか。金融庁のホームページの上にはっきり残っ...全文を見る
○海江田委員 適切でないというのは火を見るより明らかな話であって、問題は、やはりさっきから話しているように、こんなのが残っていたら、さっき販売員がやったらいけないと言うけれども、いいですか、販売員がここのところを、「買います。絶対儲ります。」というところを、これを持っていってお客...全文を見る
○海江田委員 だから撤回しろということを言っているんですよ。  では、いいですか、私が営業員になって、大臣が、買います、絶対もうかりますと言っています、ETFというのはそういう商品です、お買いくださいと言ったらどうなんですか、これは。違反でしょう。
○海江田委員 では、もう一回お尋ねをしますから、もう一回聞きますけれども、いいですか、よく聞いてくださいよ。  私が外務員で、営業の担当員で、証券会社の社員で、大臣がいつ幾日こういう形で言っています、絶対もうかりますと言っています、私もそうだと思います、ですからお買いくださいと...全文を見る
○海江田委員 僕が理解するとかなんとかいうことじゃなくて、一般の投資家に向けて、さっきも聞いていますけれども、大臣のこの発言をとって、このETFというものについて「大臣はどうされるのですか。」問い。答え、「買います。絶対儲ります。」ここのところだけを切り抜きをして、そして、投資家...全文を見る
○海江田委員 それはさっきも、三回目、同じ言葉を聞くのは三回目で、私がお尋ねをしたのは、竹中さん、いいですか、ここに、私もびっくりしたんですけれども、ホームページにこういう形で、「大臣はどうされるのですか。」「買います。絶対儲ります。」こういうふうに書いてあるわけですから、ここの...全文を見る
○海江田委員 いいですか、悪用じゃないじゃないですか、これは。だって、絶対もうかりますといって、あなたが言っているんだから。あなたが言っているんだから、それを言ったら、少なくとも、いいですか、そういうふうな形で利用をされるおそれはあるわけですよ。  だから、そのことについてやは...全文を見る
○海江田委員 あと、前にニューズウイークのときも、自分の言葉の意味を意訳してとかなんとか、本当にああ言えば竹中でいろいろ言いますけれども、あなたは本当に自分の置かれている立場、金融担当大臣という、あるいは経済財政の担当大臣としての立場、やはりこういう認識が非常に少ないですよ、軽い...全文を見る
○海江田委員 これは大いに、本当に反省をしていただかなければいけないわけですが、そういう形で、一日も早く削除した方がいいですよ、本当にこれは。それはやっていただけるわけですね。それは、ぜひ本当に一日も早くお願いをしたいと思います。  それでは少し、今最初に竹中大臣からも、貯蓄か...全文を見る
○海江田委員 国債は債券ですから、株式とは違うわけで、貯蓄から投資へというのがどういう意味で使われておるのか。私が思慮するところに、日本はどうしても間接金融になって、そのことがオーバーバンキングになって直接金融が育っていかないから、直接金融の方へ資金を回していこうということなんだ...全文を見る
○海江田委員 今の、国債を大量発行しますから、それをどう売りさばきをしなければいけないか、国債管理政策でありますとか、それから、今大臣お話しになりました、我が国の個人の国債所有が二から三%、欧米は大体七%から十何%あるから、個人がもっと持つようにすべきではないだろうか、個人が持て...全文を見る
○海江田委員 状況を見た上でというお話ですが、本当はやはりあった方がいいんですよ、中長期的な方向性といったもの。  それで、恐らく、今私がちょっと時間をかけてお話をしましたけれども、ああいう方向性に私はなると思っています。そうならなければ本当に、掲げております、貯蓄から投資へと...全文を見る
○海江田委員 今幾つか、相互主義の観点からいって、向こうの人たちが入ってくるときにビザがある国あるいは地域がありましたけれども、一つ、香港特別行政区の問題を取り上げたいと思います。  法務省は、昨年末、香港の特別行政区の移民局長であります黎棟国という方をお招きして、そして、その...全文を見る
○海江田委員 特に香港の場合、黎さんから、香港のパスポートがいかに信頼性の高いものであるとか、それから、中国の方と香港との間の入管がいかに厳密に行われているかというようなことについてもお話があったと思うんですが、その香港の方の話を聞いて、一般に流布されているような誤解というものは...全文を見る
○海江田委員 実は、今、日本の観光業、私がお話しをするより専門の方がたくさんいらっしゃいますけれども、私もせんだって東京タワーに行ってみましたら、ちょうどいわゆる春節の季節なんですね。アジアからの観光客というのはやはり春節の時期に来る人たちが大変多いわけです。  ところが、その...全文を見る
○海江田委員 私は、先ほどもお話をしましたけれども、特に東南アジアからのやはり日本への観光客というのは、これは扇大臣もおっしゃっていますけれども、特に重要でありまして、そこではビザの問題が大変大きな問題になっている。  しかも、その人たちが来る時期というのは、例えば春節の二月ご...全文を見る
○海江田委員 今の話でおわかりになったと思います。私の認識もほぼ同じような認識でありまして、イラクでの戦争というのは、日本経済にとって、これは日本経済だけではありませんで、世界経済にとってもいいことは何にもないわけでございますから、その意味では、本当にこの問題が、イラクの大量破壊...全文を見る
○海江田委員 はい、わかりました。この問題ももっと議論したいんですが、時間が限られておりますので。  恐らく最後になるんですかね。本日、昨年の十月—十二月のQE、これの速報値が出ましたが、名目でマイナス〇・一、実質でプラスの〇・五という数字ですが、これは当初思っていた数字と比べ...全文を見る
○海江田委員 かなり私は、ただ、そう言うとすぐ、悲観的で、もっと楽観的な見方をしろと言う方がおられますが、やはりこれは本当にきちっとシビアに見ておかなければいけないので、今のイラクの問題も、あるいはイラクの問題がなくたって、先ほどお話をした、特にことしに入ってからの個人の懐を直撃...全文を見る
○海江田委員 持ち時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
02月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○海江田委員 おはようございます。  特に塩川財務大臣は、パリからお帰りになったばかりでお疲れだろうと思いますが、重要な審議でございますので、ぜひ御協力をお願いしたいと思います。  さて、最初に小泉総理にお尋ねをしますが、ちょっとこれは通告にはなかった点でございますが、やはり...全文を見る
○海江田委員 武力攻撃したらどうなるのかという話は出なかったというお答えですが、私がお尋ねをしたのは、国連での決議が採択されなかったときでもイラクを攻撃するつもりがあるというようなお話はあったんですか、ないんですかということをお尋ねしたんです。いいですね、わかりますね、ここのとこ...全文を見る
○海江田委員 ちょっと今の答弁はおかしいですね。ブッシュ大統領の立場は、かねてから新たな決議というものは必要がないと言っておられるということですね。それに対して、総理は、そういう新たな決議が必要だというお立場ですね。(小泉内閣総理大臣「望ましい」と呼ぶ)そうです、望ましいという立...全文を見る
○海江田委員 ですから、最初にまた戻りますが、そういう話は、決議がなくてもアメリカはイギリスと一緒になってイラクの攻撃をやりますよという意思の表示は、パウエル国務長官からあったんですか、ないんですか。ないんならないでいいんですよ、それは。もしあったとするならば、それに対して日本の...全文を見る
○海江田委員 それはパウエル長官は自信を持っていらっしゃるでしょうけれども、国際情勢というのはなかなかそうじゃないということはもう総理もつとに御案内のはずですから。  ただ、一つだけ今の答弁で私はなるほどなと思ったのは、やはりそれがないと言い切れないわけですよね。そんな要請はな...全文を見る
○海江田委員 では、どういう言われ方をしたんですか。教えてください。
○海江田委員 これで、これは与党の委員も野党の委員も大事な点ですので、やはりそういう意思表示は、私の直接言った表現ではないけれども、やはりこれはそういう可能性もあり得るというお話があったわけですから、では、これは仮定の質問ですけれども、ただ、仮定の質問について一切答えができないな...全文を見る
○海江田委員 それに対して何らかの協力をするということをお話しされたんだろうと思いますが、いいですか、では例えば、総理の頭の中にある話で、当然米軍が動けば戦費がかかるわけで、その戦費について、一部を負担しようというお考えはあるんですか、どうなんですか。
○海江田委員 今、私は戦費に限ってお尋ねをしたんですが、例えば、その後の、占領が続いたときのその占領に対する負担でありますとか、それからもう少し途中の話として、これは実は国連なんかの事務局はもう試算をしているわけですけれども、難民が出てくる、この難民に対する支援でありますとかそう...全文を見る
○海江田委員 来年や再来年の話をしているんじゃなくて、本当に焦眉の課題といいますか、やはり差し迫った危機なわけですよ。それから、今同僚委員からも発言ありましたけれども、予算委員会の席で、まさに今度の予算なんかには、予算案の中を子細に調べたってそんな費用はどこからも書いてないじゃな...全文を見る
○海江田委員 委員長から竹中大臣に注意をしていただきたいんですが、そういうことは全部読んで、しかも、質問の時間というのは限られていますから、それをわかりやすいように要約をしてお話をしたんですよ、私は。  だから、私の言ったことが間違っているのか、間違っていないのか、もう一回端的...全文を見る
○海江田委員 いやいや、いろいろな選択肢の中にいつも必ず取り上げているのはETFですね、これは。いつもといいますけれども、例えば、具体的に言うと、皆さん方のお手元に配っております二月の二日の民放番組での竹中大臣の発言、それから二月二十七日号の週刊誌の中での発言、全部ETFのことを...全文を見る
○海江田委員 やはり、これは、特に日銀にそういう形でETFがあるよということを言い続けてきたわけですよ、ずっと。時節的にいくと、テレビが二月の二日で、そして二月の七日がまさに閣僚懇での発言になっているわけですから、これはやはり、ただ単に日本の経済の未来が明るいとかいう話じゃなくな...全文を見る
○海江田委員 それから、この二月七日の閣僚懇で配付された金融庁の資料というのを私どもの資料で三でつけていますが、これをごらんいただければいいかと思いますが、「ETFの概要」それから「投資家にとってのメリット」「税制上の優遇措置」というのがありまして、実はあと二枚紙があるわけですけ...全文を見る
○海江田委員 じゃ、ちょっと総理にお尋ねしますが、いいですか。もうリスクがあるということはわかっていたということですけれども、説明を聞いたときね。じゃ、いいですか、金銭信託、貸付信託、公社債投資信託、株式投資信託、この中で元本割れのリスクがあるのはどれですか。どれですか、閣僚。(...全文を見る
○海江田委員 私が今お尋ねをしたのは、閣僚だから、みんなそんなことはわかっていると言ったから。わかっていやしないじゃないですか。全然わかってないですよ。全くわかってないですよ。いいですか、わかってないんですよ。普通の投資家と同じなんですよ、悪いけれども、閣僚は。それでいいんですよ...全文を見る
○海江田委員 いや、僕がさっきから言っているのは、あなたと同じことを証券会社の人間がやったら、例えばあなたと同じような、金融庁がつくった紙でもって証券会社の営業の人が一般の投資家に対して、知識レベルは同じですよ、悪いけれども大臣だって。同じような営業をやったら、これは明らかに金融...全文を見る
○海江田委員 ところで、大臣はこのETFをお買いになったんですか、買うとか買わないとか言っていましたけれども。お買いになったのかどうか、どのくらい買ったのか教えてください。
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○海江田分科員 きょうは、大臣に、SARSの問題と、それから新宿の戸山にございます国立国際医療センター、この問題について、限られた時間ですが質問をさせていただきたいと思います。  一つはSARSの問題ですが、きょうの新聞あるいはテレビのニュースなどでも、台湾の医師の方がいよいよ...全文を見る
○海江田分科員 厳し過ぎるというお話、意見を、これは大臣が直接お聞きになったわけですか、テレビをごらんになっていて。どういうところが厳し過ぎるというふうにおっしゃっていたんですか。
○海江田分科員 一々聞くのに時間がかかると。日本の方かどうかもわかりませんけれども、何か一々聞くようなシステムになっておるわけですか、今の検疫の体制が。
○海江田分科員 少なくとも、私が聞いております話と、それから、これは大臣つとに御案内だろうと思いますが、この種の病気は本当に水際作戦が大事でございますので、その意味では、多少不便がありましても、これはやはりしっかりと厳しく検疫をするべきではないだろうか。きょうより改まったというよ...全文を見る
○海江田分科員 そこも本当に、リスクの高い方の場合はしっかりと対応が必要だなというふうに思うわけでございます。  私、土曜日に、先ほどお話ししました新宿区戸山の国立国際医療センターを視察してまいりました。この施設は、四月の七日に特定感染症指定医療機関に指定をされたところでござい...全文を見る
○海江田分科員 あともう一つお願いをしてございまして、それは患者さんが、これは差し当たってはSARSでありますけれども、SARSだということで病室を使用するとき、あそこはそういう指定病院になっているわけですが、とりわけ陰圧というんですか、中の空気が外に出ないような装置を施した特別...全文を見る
○海江田分科員 先ほどもお話ししましたけれども、特に患者さんのプライバシーにわたる点はしっかりと守らなければいけないということはそのとおりだろうと思います。それから、今、社会防衛という言葉を何度もワードとして使いましたけれども、要らない不安を起こさないようにさせるということだろう...全文を見る
○海江田分科員 私も行ってみて、細かな点は幾つか、これもまた御返答いただくということでお願いをしてありますので、それを待ちたいと思いますが、例えば、バイオハザードという言葉もございます、生物災害といいますか。そういう施設には、WHOは、バイオハザードマークというものをつけるべきだ...全文を見る
○海江田分科員 もう時間もなくなりつつありますので、くれぐれもそこの点はよろしくお願いを申し上げます。  最後に、ちょっとまとめてお尋ねをしますが、厚生労働省では、SARSの疑い例、それから可能性例、これはいずれも今ではシロとなっているわけですが、それも幾つかあったということを...全文を見る
05月28日第156回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○海江田委員 民主党の海江田です。  私の時間も限られておりますので、なるべく質問に正確にお答えをいただきたいと思いますが、まず、総理にお尋ねをします。  りそなの問題ですが、今し方の菅委員の質問に対しまして、竹中金融大臣は、りそなの問題を総理に報告したのは十六日土曜日、総理...全文を見る
○海江田委員 ちょっと待ってください。今のちょっと違いますよ。先ほど竹中大臣は、菅委員が総理に聞いたら、それは竹中さんに聞いてくれということを言って、竹中さんは、今まさに私が言ったとおり、十六日土曜日の十一時からりそなの取締役会があって、そこでりそなが公的資金注入を政府に申請する...全文を見る
○海江田委員 私が聞いておりますのは、りそなのこの問題。資本が四%、自己資本が四%を割り込む可能性がありますよという話はいつ聞いたんですか。
○海江田委員 午後二時ごろだという、午後二時というお話でございましたけれども、あのときはいろいろな日程が立て込んでおりますけれども、どういう状況でお尋ねになったんですか。だれかと会っているときに電話がかかってきたんですか。どうなんですか。  それから、あともう一つ確認をしておく...全文を見る
○海江田委員 言うことがころころ変わるじゃないですか。  さっきは十六日だと言ったんですよ、はっきり。午後二時だと言ったんですよ、沖縄の総理に。言ったでしょう、それは。いや、十六日二時とは言っているよ。言っていますよ、それは。(発言する者あり)
○海江田委員 では、もう一回、最初に言ったことをちょっと言ってよ。もしあれだったら速記を見て、これは。十四日だなんて少なくとも言っていないんですからね、最初のところでは。全然言っていないじゃないの。
○海江田委員 十四日ということは今初めてこの委員会では言いましたけれども、やはり最初に聞いたとき、菅委員が聞いたときは、最初、総理に聞いたら総理はお答えにならなかったわけでしょう、これは。そして、竹中大臣に振って、竹中大臣が十六日だということを、話をして。だけれども、どう考えたっ...全文を見る
○海江田委員 総理、私も、だから、りそなの問題だけじゃないということを言っているわけですから、そういう余計なことを言わずに、聞いていることをぜひ答えてくださいね。  りそなの問題がここであったということは確かで、では、そのとき総理はどういうふうにお答えになったんですか。どういう...全文を見る
○海江田委員 では、そこで想定をしたいかなる事態というのはどういう事態なんですか。
○海江田委員 金融危機を起こさせない対応ですね。では、その時点では金融危機じゃないというような認識だったわけですね、総理は。
○海江田委員 金融危機対応会議を開く状況にないということは、それでは、十四日の十時の段階でそういうお考えだったわけですね。十七日には金融危機対応会議を夕方開いていますね、これは。  では、その間、どういう報告を受けて、あるいはどういう情勢の変化があって金融危機対応会議を開かなけ...全文を見る
○海江田委員 では、竹中担当大臣からどういう報告があって、それで総理が、判断するのは総理ですから、総理が金融危機対応会議を招集しようというふうにお思いになったんですか。
○海江田委員 金融危機対応会議を招集しようということは、では、総理がお決めになったんじゃなくて、これは、竹中さんが金融危機対応会議が必要ですよと言われたから、ではそのとおりにしようと、沖縄だったし、いろいろな人と会わなきゃいけないしということで、言うことをそのまま、では、よし、わ...全文を見る
○海江田委員 その時点では、本当はこれは、招集するのはまさに総理大臣なわけですから、総理がそういう判断をしなければいけないんです。だけれども、それはいつもの習い、習性ですから、これを丸投げというわけですけれども、そういうことが恐らくあったんだろうと思いますが、やはりそれは、総理と...全文を見る
○海江田委員 総理、これは預金保険法の第百二条で、私も当時、当時は大蔵委員会でしたけれども、大蔵委員会の委員としてずっとこの百二条の問題には議論に参加をしてきたわけですけれども、そんな危機を起こさないための、それからよく総理が言うのは、再生のためのこれは措置だと。それも考えている...全文を見る
○海江田委員 申しわけないけれども、預金保険法の百二条とかあるいは預金保険法に、再生のための、例外的措置というんですけれども、普通はペイオフの範囲内でもって資金援助をするというコスト最小の原則というのがありますから、だけれども、例外として、幾つかのケースについては、それを上回った...全文を見る
○海江田委員 そうですよ。それはまさに危機なんですよ。総理、だから、具体的に、では、例えば金融危機対応会議の中で、このりそなをつぶすと、日本の国全体に対して、金融の問題、金融のシステミックリスクというわけですけれども、金融が大変になるよと、あるいは、ある地域だから、例えば、りそな...全文を見る
○海江田委員 いや、だから、それを言えば、もう既に危機なんですよ、それは。そこのところで、さっきの景気の話もそうですけれども、楽観的だ楽観的だとかいって、やはり目の前に起こっていることをしっかりと危機と認めて、だけれども、その危機をさらに広げちゃいけないとか、さらに深化させちゃい...全文を見る
○海江田委員 だから、危機を認めなければ、申しわけありませんけれども、法律、預金保険法の百二条というのは適用できないんですよ、これは。もし危機じゃないんなら、いや、総理、総理は御存じないから、では、一度でも預金保険法の百二条だけじゃなくて、預金保険法の法律読みましたか、これをずっ...全文を見る
○海江田委員 では、竹中さんに聞きますが、そういう状態も含めて、今言ったような、りそな銀行が占めている、地方にある、地方における重要性だとか考えて危機だと思うんでしょう、少なくとも危機だと思うんでしょう。思わないんですか、まだこれでも。
○海江田委員 何でそんなに危機だということを認めちゃいけないんですか、これは。いいじゃないですか。だけれども、この危機を深化させないためにこういう手だてを打ったんだでいいじゃないですか、それは。そう思わないですか。  何かあるんですか。危機じゃないと言えば、何かそれでいいことが...全文を見る
○海江田委員 総理、今のあの調子で竹中さんが本当にぺらぺらぺらぺら、本当に曲学阿世の徒といいますか、お話ししましたけれども、三十分間のこの金融危機対応会議で、何か総理が御自分のリーダーシップで、御自分の判断でもって、ここはこうしようとおっしゃったことはあるんですか。それとも、竹中...全文を見る
○海江田委員 私は、この百二条の第一項というのは、これは少なくとも、さっきも菅委員から指摘がありましたけれども、これは実は、債務超過になっている銀行には、この第一項を利用した資本注入というのはできないんですね。その債務超過の心配はないんだなというようなことぐらいは、総理から竹中大...全文を見る
○海江田委員 では、確認していなかったんですね、そういうことは一切。そうですね。この第一項というのはどういう項目なんだ、第二項はどういう項目なんだ、第三項目はどういうものなんだ、百二条というのはどういうものなんだと。  そうしたら、それについて、第一項は、じゃ、これはいわゆる債...全文を見る
○海江田委員 いやいや、驚きましたね、これは。やはり国民は不幸ですよ、本当のことを言って。  今、金額は、まだ二兆何千億という、これは新聞で躍っているんですけれども、一〇%からの自己資本の比率ということになれば、やはり二兆何千億という話ですよ。  二兆というお金は、塩川財務大...全文を見る
○海江田委員 それは、今言われて、私に聞かれてそういうふうに思ったので、当日、金融危機対応会議でもってそんなような、このあさひや大和については、前にも注入をしたけれども全然戻ってきていないじゃないか、だから今度これだけの金額を、二兆三千億というのは、その日の朝の新聞に大きく出てい...全文を見る
○海江田委員 そうですよ。答申を決めるのはあなたですよ。だから、それが、答申のとおりにやるようにというのはどういうことですか。  それから、今、議事録、じゃ、見せてくれるんですね。議事録はぜひ見せてください、総理。総理ですよ。見てくださいと言ったんだから、見せてくださいよ。
○海江田委員 では、総理、もう一回聞きますけれども、少なくともそういうお金が、どうなんだということをほとんど心配されていなかったんですね。それで、今にして思えば、それは……(発言する者あり)いや、入っているんですかね。じゃ、発言したという記憶はあるんですか、この二兆何千億というお...全文を見る
○海江田委員 総理、もう少し本当にこの金融の問題にも大いに興味、関心を……(小泉内閣総理大臣「竹中大臣がいる」と呼ぶ)だめですって、竹中さんは途中でいなくなっちゃうんだから。総理はまだ総理なんだから。竹中さん……(小泉内閣総理大臣「竹中大臣、ずっといるよ」と呼ぶ)いやいや、だめな...全文を見る
○海江田委員 あと、今回の措置はまさに竹中さんが去年の十月三十日にまとめた金融再生プログラムにのっとっているわけですが、この中で、十月三十日の時点で、「自己資本の充実」ということで、自己資本を強化するための税制改革という項目があるわけですよ、はっきり。その中で、「引当金に関する新...全文を見る
○海江田委員 これはいつまでに結論を出すんですか。はっきり言いまして、税金の繰り延べ資産の問題は、それこそ本当にこれから半期ごとの決算もあるわけですね。  実は、先ほども議論になりましたけれども、きょうはもう時間がなかったのでお話しできませんけれども、厳密に、これは公認会計士さ...全文を見る
○海江田委員 あと総理、もう時間がなくなりましたので、これはぜひ総理に、こういう観点を持っていただきたいということです。  先ほども、実体経済はいいんだ実体経済はいいんだ、昨年度の成長率がプラスになったじゃないかというお話ですが、最後の方になって名目の成長率はマイナスですよとい...全文を見る
○海江田委員 私は別に悲観論を言っているんじゃなくて、本当にデータとしてやはりそういう数字がありますよという、五百兆を割ったということは、日本のこの経済の現状は大変厳しいので、やはりそういう認識をぜひ、これは別に悲観論じゃなくて、すぐレッテルを張られるけれども、レッテルじゃないん...全文を見る
06月03日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○海江田委員 海江田でございます。  ただいまの生方委員の質問、かなり広範囲にわたって、私も質問しようと思っていた部分がかなり触れられましたので、その中での竹中大臣の答弁に対しても少し追加的に質問をしたいなと思っています。  今し方、竹中大臣は、予定利率の引き下げというのは、...全文を見る
○海江田委員 これは、竹中大臣だけじゃなくて、金融庁の皆さん方も必ずそういう言い方をするわけですね。契約者にとっては、予定利率の引き下げをやらないで破綻になってしまったとき受ける打撃の方が、受ける損害の方が大きいですよということなんです。  ただ、この立論といいますか、この理屈...全文を見る
○海江田委員 きょうは傍聴の方もたくさんいらっしゃいますけれども、今の話、わかりましたか、今の説明。利下げをやれば、予定利率の引き下げをやれば生命保険会社は生き延びることができるんですかどうなんですかということを聞いたわけですよ。それに今二、三分かけてお話ありましたが、わかります...全文を見る
○海江田委員 必ず破綻しないということは言い切れない、それは確かですね。
○海江田委員 私は、ゼロだなんということを言っているんじゃ全然ありませんで、この制度を、法律をつくって、これで生命保険会社が手を挙げることによって、むしろ破綻の道が早まるんじゃないだろうか、破綻の道へつながるんじゃないだろうかという危惧を持っているということをまずお話ししておきま...全文を見る
○海江田委員 これは万が一じゃないんですよ。解約ができるんですよ、手続が終わったところで。これは覚えておいてくださいよ。覚えておいてくださいというよりも、簡単な話だから。  では大臣に聞きますけれども、この間の生命保険会社の破綻、九七年の日産生命から始まりますけれども、一番手近...全文を見る
○海江田委員 まさに解約が生命保険会社の破綻の一番のきっかけなんですよ。もし継続させようということを考えるんだったら、生き延びさせるためには、解約をさせないという言い方はちょっとおかしいんですけれども、ただ、解約をどうやって阻止することができるのかという問題は一つはやはりあるわけ...全文を見る
○海江田委員 これは、基本的にやはり解約は自由なわけですから、できるわけですから、これを縛ることはできないわけですね、当然。だから解約させなきゃいけないわけです。  予定利率の引き下げがあった、この予定利率の引き下げの申し出をするのは、恐らく金融機関の、この間の「りそな」みたい...全文を見る
○海江田委員 今解約控除の制度を行政の立場でなんて、そんなことを言っちゃだめですよ。これはちゃんと法律の中に書かなきゃいけない、もしやるんなら。いや、そうですよ。だから、保険業法のときでも、平成十年の改正でわざわざ盛り込んだわけですよ、そこのところを。  これまでの破綻は全部や...全文を見る
○海江田委員 保険会社がこれから経営の体質を強化するなんというのは、申しわけないけれども、絵にかいたもちなんですよ。しかも、自分たちでやるので、強制的な早期是正措置でも何でもないわけだから。  自分たちで計画を出してそれをやりますということを言うだけで、それは契約者の心理に立っ...全文を見る
○海江田委員 では、直近の東京生命の破綻のケースでいうと、責任準備金の取り崩しはなし、それから引き下げ後の予定利率は二・六%という数字が出ているんですよ。私、さっきも言いましたけれども、その前が、協栄生命の場合も取り崩しなし、そして予定利率は一・七五、こういう数字が出ているんです...全文を見る
○海江田委員 いや、破綻した場合じゃなくて、機械的に当てはめて数字を置いてやったわけでしょう。責任準備金を一〇%カットして、目いっぱいカットするわけですよ、今の法律で決められている。それから、その後の、破綻後の予定利率というものも、これは一・五を出しているわけですから。一・五とい...全文を見る
○海江田委員 何で。可能じゃないですか、だって。やったんだから、これ。そうでしょう。  やると言ってくださいよ。それがなければ、実は、さっき冒頭に言った皆さん方の論理というのは、とにかく破綻のときよりもこっちの方が有利なんですよということをずっと言っているわけじゃないですか。だ...全文を見る
○海江田委員 当然やっているでしょう、これは。機械的にと言うんだから、機械的に幾つもやったんでしょう、シミュレーションを。  全くやっていないの、これしかやっていないの。これしかやっていないということだったら、機械的じゃなくて恣意的にということになっちゃうんだけれども、これは本...全文を見る
○海江田委員 それはおかしいんでね。  だから、どうして本当に責任準備金が一〇%、さっきからもう何度も言っているけれども、マキシマムをカットしているわけですよ、わざと。それから、一・五という数字だって、初期のころの、さっきも、何度も言うのは嫌ですけれども、東邦生命だとか、つまり...全文を見る
○海江田委員 ですから、これだけ本当に国民生活に直接影響のします法案の審議に対して、金融庁の側は資料も限定的ですし、それはやってみないとわからないみたいな答弁がさっきから続いているので、これは本当に、もちろん私らも納得できませんけれども、契約者というのは納得できないと思いますよ、...全文を見る
○海江田委員 では、申しわけないけれども、それは怠慢を認めますね。機械的と言いながらこの一つだけを出しておいて、それは当然こういう状況になれば、三%の下げに対して、有利になるのは当たり前ですよ。それは認める……(発言する者あり)そうですよ。やはり幾つかの試算を出して、当然あるもの...全文を見る
○海江田委員 さっきの生方議員の議論でもありましたけれども、金融審議会の第二部会、ああいうところも、いろいろな憲法上の問題もあって、財産権の侵害になるとかそんなようなこともありますけれども、こういう予定利率の引き下げというのは、技術的にも大変難しいし、それから国民感情というか契約...全文を見る
○海江田委員 いつまでに出してくれるんですか。
06月04日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○海江田委員 海江田でございます。  竹中大臣から、こういう質問があるんじゃないだろうかというような前ぶれまでいただきまして、恐縮の至りでございます。この種の保険の話というのは本当に、かなり皆さん、難しい話もありまして、いろいろわかりにくい話もあります。  例えば、今阿部委員...全文を見る
○海江田委員 今も、ちょっと聞き違いじゃなきゃいいんですが、責任準備金二〇%だとかというのはあり得ない話で……(竹中国務大臣「一〇%」と呼ぶ)一〇ですね。いいですね、一〇ですね。  そういう考え方があるとして、それでまたきのうの話に戻るわけですが、さて、これをやって破綻が防げる...全文を見る
○海江田委員 これまでも、生命保険会社はつぶしてもその契約自体は移行をさせる、守っていく、これは基本的な生命保険についての考え方なわけですよね。再生特例法が出てきて、そこで、今言ったように、保険契約は守っていくけれども、定期性の、定期保険といいますけれども、死亡保険に重点を置いて...全文を見る
○海江田委員 申しわけないけれども、わかっておられないですね。  再生法で破綻処理にした場合は、もうこれ以上資産が劣化しないように、せんだって話をした早期解約控除というのがあって、これはいわば解約に対するペナルティーなんですよ。これまで利用した中で一番高いのは二〇%ですけれども...全文を見る
○海江田委員 これだけかんで含めるように言って、それでも、あえてこれをこのままやはり通すんだということであれば、それから、金融審議会もそうですけれども、行政の方で責任持ってやってくださいということですから、これを導入をして、そして、選択肢の一つだと言いますから、選択肢の一つとして...全文を見る
○海江田委員 まあ、使われない包丁があるというお話ですけれども、包丁というのは危ないですから、使われない包丁なら買わないで、置いておいた方がいいということ。  それからもう一つ、きょう、朝方、「りそな」の話がありましたけれども、五月十七日の金融危機対応会議、あれはやはり議事録を...全文を見る
○海江田委員 終わります。
10月01日第157回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○海江田委員 民主党の海江田万里です。  まず、質問に先立ちまして、過日の十勝沖の地震で被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。  それから、きょうが、この予算委員会、私もこうやって新たに総理に、総理というか自民党の総裁選で勝たれた小泉総理にお目にかかるのは初めてで...全文を見る
○海江田委員 望ましいけれども、それができなかったということでございますね。それについてはいろいろな思いがおありだろうと思いますが、その意味では、これもやはり最初にお約束をしたことだから、その約束が果たせなかったということについてざんきの思いがあるとか、そういうことはいかがでしょ...全文を見る
○海江田委員 これは、三十兆円の国債のときも、それは大した公約じゃないとおっしゃったんですから、そういう答えが返ってくるのもしようがないかもしれませんけれども、今回の国会が始まりまして、最初に総理が本会議場で所信表明を行いました。その所信表明を聞かせていただいて、それから、実は、...全文を見る
○海江田委員 私が言っておりますのは、楽観論、悲観論というその次元の議論ではありませんで、やはり今も相変わらず日本の経済に対しては大変厳しい状況がありますから、そういうことに対して、やはり危機意識をしっかり持っていただきたい、昨今の総理の発言を聞いておりますと、その意味では、根拠...全文を見る
○海江田委員 間違いのない数字かということで確認をしたということでございますが、恐らく、そのときに見せられた資料が、今皆様方のところにお配りをしている資料ではないだろうかというふうに思うわけでございますが、いかがですか。総理、ちょっとお目通しいただいて。お配りした、それです。その...全文を見る
○海江田委員 これを見ますと、一見しますと、二〇〇〇年の一月から六月の間、一千四百六十三万人、サービス業における雇用者数の増加、そして、二〇〇三年の一月から六月が一千六百十八万人ですから、プラス百五十五万人になっている。それを少しサービス業の範囲を広げまして、あるいは広げたという...全文を見る
○海江田委員 今竹中さんがおっしゃっていたことは大変重要でありまして、一つの推計でしかないということなわけですね、総理。  だから実感としまして、本当にこの二百万人雇用が創出された、まあ、これは雇用の機会ですから、やめた人はもちろんいる、純増でただこの二百万人ふえたということで...全文を見る
○海江田委員 じゃ、トータルではどうなんですか、トータルでは。総理でいいです、総理です、それは簡単な話じゃないですか。トータルでは。
○海江田委員 先ほどは推計だというお話があって、そしてもっと創出したいという希望的な願望があって、これは希望的な願望の数字なんですよ。  実際にそれだけ雇用がふえているのなら本当にそれは喜ばしいことですし、それから完全失業率も若干、今五・一というところまでなっていますけれども、...全文を見る
○海江田委員 それはいいですよ。だから、ことしの四月の段階、四月二十三日で九十万とおっしゃったのが、同じ口からどうして五カ月たったところで二百万という、倍以上にふえたんですか。それは総理、普通に、常識で考えて不思議だと思いませんか、どうですか。
○海江田委員 では、全く不思議だと思わない。では、御自分が四月二十三日に九十万と言ったことをお忘れになっていたんじゃないですか、もうこの所信表明をする段階で。どうですか。
○海江田委員 それでしたら、このわずか五カ月という短期間に百十万ふえた理由というのは何ですかとお尋ねにならなかった、いやいや、それはお尋ねにならなかったですか、総理は。そういう疑問は持たなかったですか。
○海江田委員 まあこれはいつまで言ってもしようがありませんが、あらまほしけれという数字を述べているのにすぎないんですよ。だから、これだって、見込まれますという言い方にして、断定をしていないわけで、どうもそういう、思料しますという話であるわけですから。  だけれども、それをやはり...全文を見る
○海江田委員 ですから、その二百万人とかいう数字は、実は、そういうような手当てをきちっとやって、そうしたときに初めてそういう数字が達成できるわけで、後でこれはちゃんと本当に実際の数字が、確定をした数字が出てきますから、そうすれば、本当に今この時点で二百万人ふえていたのかどうなのか...全文を見る
○海江田委員 途中までは聞いていたんですが、私が言ったのは、やはりそれは今の液晶テレビもそうですけれども、総理、小さな家にあんなのを置いたって入り切らなくなっちゃうわけですよ。  だから、そういう意味で、そういうような家電製品だとか何だとかも含めて、やはりそこの入れ物であります...全文を見る
○海江田委員 この問題、いずれ財務金融委員会でしっかり議論したいと思いますが、ただ、ローンを使う人と使わない人のバランスと言いますけれども、これは使うのが当たり前の話であって、使わないというのはごく一部の人なわけですから。  それから、ローンが使えれば、それによって新規に住宅を...全文を見る
○海江田委員 そういう考え方は古いということは先ほど申し上げたんですが。  相続、贈与の話もだまされてはいけないんですけれども、初年度〇・一兆、それで平年〇・二兆というお話ですが、あれは、新たに相続と贈与の一体化という話が出てきましたね。それも入れているわけですけれども、相続と...全文を見る
○海江田委員 まあそれは、財務大臣、まだ就任をしたばかりですが、財務省の言うことをそのままオウム返しに言っているので、これは私は、ずっと本当に研究していまして、そういうふうになるんですよ。これを選んだ人というのは、最終的には相続税の本体が変わっちゃえば、そっちで再計算ですから。絶...全文を見る
○海江田委員 一つ、総理にこれはぜひお答えいただきたいんですが、視点が変わりますけれども、先ほどの原口議員の質問に対して、藤井総裁が、総理の秘書官の御子息が道路公団にはいなかったと言いましたけれども、ファミリー企業については否定をしなかったわけですね。それから、このファミリー企業...全文を見る
○海江田委員 これについては、では、そういう事実が判明をした段階で、どういうふうに思いますかということを聞いているわけですから、それはもう全く構わないということですか。どうですか。
○海江田委員 これにつきましては今後、まあ今度総選挙になってしまえばあれですけれども、やはり国会でもしっかりと、安倍官房副長官の答弁もありますので、私どもとしましては、さらにもう少し調査をしまして、それなりのやはり対応をしていきたい、そのように思っているところでございます。  ...全文を見る
○海江田委員 ぜひこれは、やはり一種、価格が下落したときの保険だとか、そういうものも含めた設計が必要になってくるわけですから、これはやはり最初の段階では幾つかのモデルをつくって、そしてその中でスタートをさせるということになるんでしょうけれども、国としてもやはりそういうことにはしっ...全文を見る
○海江田委員 総理の方針もよく承ってという答弁がありましたけれども、こういうのはやはりもう少し、これは本当に、えてして、まさに大枠を政治家が決める、方向性を決めるのが政治だということを言って、細かいことまでやらぬということをよくおっしゃっていますけれども、その細かいところでもって...全文を見る
○海江田委員 もう時間が短くなりましたけれども、最後に一つ。  総理は、新聞はよく読む方ですかね、国内の新聞は。せんだって、これはいつですかね、九月の二十三日ですから、総理が安倍さんを幹事長にして、そして組閣をやった直後、翌日の新聞ですか。これは、読売新聞の橋本五郎さんという編...全文を見る
○海江田委員 ありがとうございました。