海江田万里

かいえだばんり

比例代表(東京都)選出
無所属
当選回数8回

海江田万里の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第196回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○海江田委員 おはようございます。  久しぶりの予算委員会ですが、麻生大臣、どうぞよろしくお願い申し上げます。そして、茂木大臣もよろしくお願い申し上げます。  麻生大臣とは、昨年の国会で、森友問題、これを質問させていただきましたが、ことしに至ってもやはりこの問題を質問せざるを...全文を見る
○海江田委員 今、この法律相談の文書は保存期間五年だというお話がありましたけれども、この五年についての根拠、これをお示しいただきたいと思います。
○海江田委員 一番もとになりますのは、財務省の行政文書の管理規則ですよね。  この行政文書の管理規則を読みますと、歳入及び歳出の意思決定に至る過程が記録された文書、これは、歳入歳出、国民の税金を集める、あるいは国民の税金を使わせていただくということについては、やはりその意思決定...全文を見る
○海江田委員 わざわざそんな議論をしなくたっていいんですよ。年度内に新たな通達をつくらなくたっていいんですよ。  ちゃんとこれまで、先ほどお示しをしましたけれども、財務省の行政文書管理の規則があって、そこに、歳入及び歳出の意思決定に至る過程が記録された文書は五年保存しなきゃいけ...全文を見る
○海江田委員 私の質問に全然お答えになっていないわけでありますが、これは、本来、先ほど三十年という話もありましたけれども、少なくとも五年である、五年以上であるということは明らかなわけですよ。だから、やはりそれを、この文書を一年にしてしまったことの間違いはまず認めなければいけない。...全文を見る
○海江田委員 それから、佐川さんを国税庁長官に任命した。まあ、次官からリストが挙がってきたんだろうと思いますが、麻生大臣がそれをよしとして、そして、国会での答弁でも、国税庁の長官としては適任である、適材適所というお言葉を使われましたけれども、それは今でもそう思っておられますか。
○海江田委員 その佐川さんが虚偽答弁したかどうか、可能性はありますよ。それから、公文書を毀棄した可能性もあります、これは。  その上で、国税庁の長官に任命されて、それは適切な判断であったというお話ですが、国税庁長官というと、麻生大臣御存じかどうかわかりませんけれども、昭和の五十...全文を見る
○海江田委員 麻生大臣、今、虚偽答弁というお話がありましたね。いいんですね。麻生大臣自身が虚偽答弁があるということをお認めになったわけですね、これは。記録はそう残っていますからね。
○海江田委員 それは訂正ですね。一回言ったということは残りますからね、これは。訂正ですね、発言が。  それから、麻生大臣は、まさに財務大臣として、彼が、去年の六月ですよね、定期異動で異動する、その前に、まさに今問題になっている、最初は虚偽答弁とおっしゃった、あるいは虚偽答弁のお...全文を見る
○海江田委員 今大臣自身が言ったように、虚偽答弁の疑いのある発言をしたんですよ。そこなんですよ。そこが問題なんですよ、これは。  そうでなければ、別に佐川さんのこれまでの評価を私は全然否定するものではないし、それから、理財局長をやって国税庁長官のルートもあることはわかっています...全文を見る
○海江田委員 それでしたら、麻生大臣はやはり国民の気持ちがわかっておられないですね、これは。  国民はそうじゃないんですよ。最初は、きっとあの人は、やはりこれは役所の組織の中で、本当は言いたいんだけれども言えないんだろうというような思いだったと思いますよ。だけれども、それが、や...全文を見る
○海江田委員 大臣、それは少し言葉が過ぎますよ。  今、アメリカの財務大臣も日本の財務大臣もと言いましたけれども、ついこの間、いつですか、一月二十四日、スイス・ダボスでの発言だと思いますが、アメリカのムニューシン財務長官が驚くべき発言をしましたね。弱いドルは貿易面でアメリカの利...全文を見る
○海江田委員 このアメリカの財務長官の発言に対しては、いろんなところからいろんな声が上がっているんですよ、これは。ヨーロッパの中央銀行の総裁も発言しましたし。  この間、ペンス副大統領が日本に来ましたね。そのとき、麻生総理はペンス副大統領と何らかの、為替の問題、株の問題、あるい...全文を見る
○海江田委員 じゃ、そのエコノミックダイアログ、経済対話をやろうということを話したんですか、ペンス副大統領と。
○海江田委員 じゃ、この間、ペンス副大統領が平昌に行く手前で、ペンス副大統領と経済ダイアログのことで、経済対話のことで話をして、ことしの四月ぐらいにやりましょうということになったということでいいわけですね、確認ですが。それだけ、そのとおりだということ。
○海江田委員 そのことを、先日、二月の六日ですか、ペンスさんがお見えになったときに話をしたんですかということを先ほどから聞いているんですよ。
○海江田委員 じゃ、そこで会ってお話をされたというふうに理解しますが。  私が何でこんなことを聞くかというと、やはり日米間のこのまさに経済対話といいますか政策協調、これは、私は日本側に原因があるとは思っていないですよ、実はアメリカ側に原因があると思っているんですよ。  それは...全文を見る
○海江田委員 まさに今、麻生大臣がちょっと言い間違えましたけれども、金利が上がればドルが高くなるというお話、これは、常識はそうなんですよね。  日本は相変わらずの超低金利、金融緩和ですから、本来だったら、やはり金利が高くなれば、日米金利差が開けば、円が安くなってドルが高くなる。...全文を見る
○海江田委員 せっかく日銀にお越しいただいて、大分お待たせをして恐縮でございますが、デフレ脱却宣言が出せない背景には、やはり物価が二%にいっていないということじゃないだろうかというような意見を言う人たちが、エコノミストですね、いるわけですが、このデフレ脱却宣言と二%の物価上昇達成...全文を見る
○海江田委員 これは、デフレではない状況から四年間ですからね、はっきり言って。デフレの定義だって、物価下落が持続して、BISだとか、二年ですよね、大体。二年続けばデフレということになって、その意味では、四年続いて、まだデフレでないということは、アベノミクスの失敗ということにほかな...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○海江田分科員 立憲民主党の海江田万里でございます。  時間も限られておりますので、御答弁は手短にお願いをしたいと思います。  私は、羽田空港の飛行経路が変わるということについてお尋ねをしたいと思いますが、これまで羽田空港、世界の空港はいろいろあります、海あるいは川等、水面に...全文を見る
○海江田分科員 落下物だとか騒音だとかはこの後で聞きますから、何で陸に、どうしても万やむを得ないことだろうと思いますけれども、何で陸の着陸、御承知だろうと思いますけれども、事故は、よくクリティカル・イレブン・ミニッツという言葉がありますね。知らないの。十一分ですよ。これは魔の十一...全文を見る
○海江田分科員 ですから、今航空事故の八割が、これはいろいろな統計がありますけれども、八割が実はこのクリティカル・イレブン・ミニッツ、つまり着陸の八分と離陸の三分、ここに起きているわけですよ。  だから、その意味からいいますと、まず航空機事故の心配というのは、一回起きたら大変な...全文を見る
○海江田分科員 本当に端的に答えて。今回の見直しに際して、横田空域、何とかならないかという形で、これは防衛省の方だろうと思います。今回の問題に関して横田空域が何とかならないかというその交渉はしたのかしないのか、そのことを聞いているんですよ、これは。どっちかですよ。今回についてです...全文を見る
○海江田分科員 いつごろやって、今、要求はわかりました、どういう結論になったんですか。何回やりましたか。
○海江田分科員 では、その資料、いつごろから始めて、もちろん出せるもの、出せないものはありますけれども、どういう要求をしてどういう返答が来たのかということを出してください。これはうなずいておられるから、それでいいとします。  それから、着陸が首都の真上を通るということで、一番問...全文を見る
○海江田分科員 いやいや、そんな説明はどこでもしていませんよ、これは。私も聞いたことないしね。資料をいただいたんだけれども、どうしてこの四十九デシベルが住宅街の目黒区三田付近の平均値で出てくるのか、全く私はわからない、私は素人ですからね。  ただ、素人だけれども、考えると、これ...全文を見る
○海江田分科員 じゃ、これは今の現状の騒音レベルだとすると、これから飛行機がその意味では約六百メートルぐらいで飛んだときの騒音がどのくらいになるかというデータはありますか。あったら教えて。僕はまだもらっていないんだけれども。
○海江田分科員 新宿駅はずっと南風時の飛行経路でも高いところ、今言いました三千で、そこからだんだん下がって、角度でいうと三度ずつ下がってくるわけです。だから、大体広尾あたりになると六百メートル、それから、もうちょっと、白金高輪なんかは恐らくこれは五百メーターぐらいかな、フィートに...全文を見る
○海江田分科員 七十一、七十六、これがどういう精度で調べたのかということもよくわかりませんが、私は、もう少し高いような、ほかの飛行場なんか行って聞いていまして、やはりもっと高いんじゃないかなというふうな思いがありますから、ここはやはり丁寧に、ちゃんとどういう形で調べて、それからや...全文を見る
○海江田分科員 国内はそういう形で強化してもらう、それから海外に対してもそういう基準を設けるということですけれども、やはり、海外に対して、何か、チェック体制、その出した基準がちゃんと守られているかどうかということをこれはチェックできるんですか。
○海江田分科員 書面によるチェックでしかないんですよね。そうすると、LCCなんかが、それはいろいろな事情があろうかと思いますが、こういう落下物の防止の問題だとか、あるいは氷塊の落下の問題だとか、やはりリスクはあります。今度、二月、もう間もなく決まるわけですね。そしたら、それも一応...全文を見る
○海江田分科員 はっきり僕は二月と、聞こえたでしょう、二月って、二月末って。そんなことを言っちゃだめですよ、ちゃんと言わなきゃ、年度内にと。いや、人が話しているときに聞いていないから、質問を。言ったでしょう、二月の末って。言っていない、えっ、本当。後でじゃあ記録とって、いや、年度...全文を見る
○海江田分科員 関係自治体とやっていただくのは結構で、今港区役所も、いろいろな意味で、連合町会とかそういう人たちを集めて、集めてというより、連合町会長の方が区役所に行って早くやってくれということを言っているわけですけれども、少なくとも、十一月二十八日から何カ月たっていますか、もう...全文を見る
○海江田分科員 やはり、一番根本の問題は、冒頭にお話をしましたけれども、陸から入っていくということ、これは何としても避けなきゃいけませんし、それから、やはり時間帯の問題もある。もちろん風の問題もありますけれども、ここをもっと、本当に白紙に戻して、それこそもう一回横田空域ともしっか...全文を見る
○海江田分科員 終わります。ありがとうございました。
02月28日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○海江田委員 まず、本日、当委員会に先立って、予算委員会で質疑の打切り、そして採決という事態に至りました。これは野党の同意なしの採決でございますから、厳重に、私ども、議会の一員として抗議をしておきたいと思います。  その上で、当委員会では、粛々と、この二月の末日に税法の審議をす...全文を見る
○海江田委員 今、税制の持つ所得再分配機能を強化したい、方向性としては強化したいというお話がございましたけれども、当委員会でこれまで議論された中身では、特に今回のこの税制改正では、その所得再分配の機能が十分強化されていないんではないだろうかという意見が多く出ていることは事実であり...全文を見る
○海江田委員 麻生財務大臣のお話は何度も承っておりますので、なるべく安倍総理にお願いをしたいと思いますが。  今、麻生大臣からもお話がございました。金融所得の中で預貯金が多いというのは、これはそのとおりであります。ただ、この金融所得の中で預貯金が多いというのは、国民性などもあり...全文を見る
○海江田委員 上げて上げてとおっしゃいますけれども、先ほど来お話をしているように、緊急避難的にやはり下げたんですよね。それが常態に戻ってきた。あるいは、その中には、実は日銀のETFによる買い支えでありますとか、あるいは年金の資金による買い支えだとか、こういう市場をゆがめるようなも...全文を見る
○海江田委員 その理由はあるんですよ。それはありますよ、八百五十万円にした理由というのは。一千万のところから来てという話もありますけれども、そうじゃなくて、結果的にそういうことになると、これは、やはり中間層は大切なんですよ、消費の意欲も一番旺盛ですから。そういうところに実質的な増...全文を見る
○海江田委員 所得が高いほど限界消費性向が低くなるというのは、これは八百五十万とか一千万の話じゃありませんで、一億だとか二億だとか、そういう人ですよ。こういう人はもう買うものもないわけですから。だから、その説明は当たらないと思いますが、ただ、それをやり出しますとまた時間が過ぎてし...全文を見る
○海江田委員 それは、麻生財務大臣と私の認識は全然違います。  それから、いろいろなデータもありますけれども、やはり、基本給が上がって、それで健全な消費に結びつく。まさにおっしゃった、賞与だからいつどうなるかわからないということであれば、これは財布のひもは緩まないんです。  ...全文を見る
○海江田委員 そろそろ総理に御答弁をお願いしたいと思いますが、有効求人倍率ですね。  総理は、それこそ本当に全国津々浦々で一を上回ったということをお話しされております。確かにそうなっております。しかし、私は、これは本当に手放しで喜ぶことではないと思っているわけであります。それは...全文を見る
○海江田委員 アベノミクスの効果で求職数がふえているといいますが、ふえているのは実は医療だとか福祉のところなんですよ、一番多くふえているのは。これはやはり高齢化の影響ですから、私は、アベノミクスの効果だというのはちょっと過大評価だというふうに思っています。  もう本当に時間が残...全文を見る
○海江田委員 ありがとうございました。  まだいろいろお話ししたいことはありますけれども、きょうは、時間が限られておりますので、このぐらいにいたします。  ありがとうございました。
03月02日第196回国会 衆議院 議院運営委員会 第9号
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○海江田委員 立憲民主党の海江田万里でございます。  黒田総裁、五年間、お疲れさまでございました。  私は、実は、黒田総裁、続投はされないんじゃないかなと思っておりました。  これまでの日銀の総裁の歴史、戦後の歴史ですが、続投されたのは、一万田総裁、あの方は法王と言われまし...全文を見る
○海江田委員 後段はよくわかりますけれども、前半の方が、一日前に、内示の十六日の一日前というのは、これは事実じゃないですよ。私どもだって、記者さんたちが、きょう国会に対して内示があるんじゃないですかなんというような話は、十五日か十四日の夜ぐらいからもうそういう話がありましたから。...全文を見る
○海江田委員 まあ、そうしか答えられないわけでございますから。  それから、ただ、もう一つありますのは、二%の目標なんですね。五年前は、確かに世界も大体そんな話ですから。ところが、実際五年やってみて、先ほどのデフレマインドもそう、それから、やはり一番根本的なのは、少子化、高齢化...全文を見る
○海江田委員 最初から二年でできるはずもないものを、二年と、かなり乗り乗りでおっしゃっていましたよ、記者会見のところで、パネルを使ったりして。やはりその不明は恥じなきゃいけませんよ。そこから、やはりみんなが期待しますから、本当にできるのかという思いになってしまって、自分で穴を掘っ...全文を見る
○海江田委員 まだ本当は持ち時間があるんですが、ちょっと財金の委員会も控えておりますのでこのぐらいにいたしますが、ただいまの発言の一つ一つをよく審査しまして、私どもの態度を決めさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
03月05日第196回国会 衆議院 議院運営委員会 第10号
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○海江田委員 立憲民主党の海江田万里と申します。どうぞよろしくお願いします。  今、若田部先生のお話を聞いておりまして、若田部先生、五年前にも、ひょっとしたらというようなお話があったやに聞いているんですが、五年前のお話でしたら、元気がよくて、これはなかなか頼もしいといいますか、...全文を見る
○海江田委員 日銀の機能の中で金融システム、先ほどお話がありましたけれども、これは大切にしなければいけないと思うわけでありまして、それが今、金融庁もいろいろな形で健全化と申しますか施策は講じているところでありますが、やはり日銀もそれに対して協力をしなければいけないと私は思うわけで...全文を見る
○海江田委員 立憲民主党の海江田万里です。  雨宮さん、ようこそお見えいただきました。  今、雨宮候補者からの所信表明、バランスのとれたお話があったかなと思います。先ほど、若田部先生のお話も聞きましたけれども、やはりこれからの日銀の執行部にはバランサーが必要だなとつくづく思い...全文を見る
○海江田委員 確かに、諫言を呈すと。あと、せっかんなんという言葉がありますね、柱が折れるほど諫言を呈したわけでありますから。ぜひその意味では、諌言を呈する役割を果たしていただきたいと思います。  そして、改めて、黒田総裁になってからの四年間は企画と政策担当の理事でありましたから...全文を見る
○海江田委員 もう最後の質問になりますが、やはりこの間の金融緩和の副作用、これをどういうふうに認識されているのかということについてもお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○海江田委員 先ほど来の、日銀の自主性、独立性、はっきり意見を物申すこともその大切な役割だというお話を承りましたけれども、あともう一つ、やはり透明性ですね。特に国会での説明というものもしっかり努めていただきたいと思いますから、まだ候補者でありますが、候補者が外れて副総裁になりまし...全文を見る
03月16日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○海江田委員 立憲民主党、無所属クラブの海江田万里です。  財務大臣、朝からお疲れさまでございます。  きょうは三月十六日、これは財務の日だそうですね、三一六で。昨日は三月十五日、これは確定申告の最終日であります。そして三月九日は、佐川前国税庁長官が辞任した日ということで。 ...全文を見る
○海江田委員 麻生大臣にお願いをしておきますが、私の持ち時間二十分でございますので、できるだけ手短にお願いをしたいと思います。  ただ、国税庁長官として、本当に一番のイベントであります確定申告のとき、途中で投げ出しをしてしまう、あるいは、就任以来一度も記者会見をしていない、こう...全文を見る
○海江田委員 私も、今は財務金融委員会ですが、その前の大蔵委員会から、比較的長く当委員会に所属をしておりまして、思い出されるのは、一九九八年でした、いわゆる大蔵汚職、接待汚職というものがありました。その前の年が山一の事件があって、一九九八年の一月二日に、実は大蔵省の検査官、当時は...全文を見る
○海江田委員 とにかく、今は真相解明、そして大蔵省の中の綱紀粛正というお話だろうと思いますが、やはりそれが一段落したところで、当然、これは引責辞任ということも私はあり得べしだと思っておりますが、いかがでしょうか。
○海江田委員 これは、ぜひそうしていただきたい。  それから、事の重大さは、九八年の、これは麻生大臣自身がおっしゃっていたように、はるかに重い公文書の偽造でありますから、はるかにその責任は重い。しかも、先ほどお話をしたように、内閣人事局もできている、任命責任というのははるかに重...全文を見る
○海江田委員 わかっていることを何度も、申しわけないけれども、言わないでください。時間がないんです。こっちが言っているんですから。同じことのなぞりじゃないですか。  これでは、とてもじゃありませんけれども、いわゆる独立した検査機関としての会計検査院、これはやはり存在が問われます...全文を見る
○海江田委員 では、もう一回検査するということでよろしゅうございますね。今度はしっかりやっていただきたいと思います。  それから、きょうは、太田局長、ずっと朝から御苦労さまでございます。  前、この委員会で太田局長の答弁をいただいて、私、叱責をいたしました。太田局長、ちょっと...全文を見る
○海江田委員 私の前半のことはそのとおりでよく承ったというお話ですが、残念ながら、余り、十分理解されていないようだと思います。  もう時間も参りましたのできょうはこのあたりにいたしますが、私どもは、改めて佐川前国税庁長官の証人喚問、そして安倍昭恵総理夫人の証人喚問、そのほかに必...全文を見る
03月20日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○海江田委員 立憲民主党、そして無所属クラブの海江田万里であります。  本委員会で、森友問題、とりわけ財務省の文書改ざん問題について、累次にわたって議論をしたところであります。  最初は、三月の二日に新聞報道がありまして、それを受けて、小里委員長が財務省に対して、これは調査の...全文を見る
○海江田委員 いずれにしましても、特に、平成二十七年の六月に削除されたという、この三月十四日付で出しました文書を見ましても、今度のこの森友問題が初めてではなしに、やはり削除は、たび重なるといいますか、複数回行われていたということは確かでありまして、その点では、やはり財務省の、とり...全文を見る
○海江田委員 それはかえって疑惑を増すことになるんですよ。当たり前のことなら正々堂々と書けばいいわけでありまして、これをわざわざ削除をしたということは、これはやはり、取引全体が、この事案全体がやましいことがあったからだというふうに理解をするのが普通でありまして、そういうのが至ると...全文を見る
○海江田委員 それじゃ答えになっていませんね。  適切な時期というのは、できるだけ早く、可及的速やかにということですから、十分速やかにしていただきたいと思います。  それから、前回国会に出しました報告書では、大阪航空局が算定した地下埋設物撤去処分費用を踏まえた時価で土地を売却...全文を見る
○海江田委員 私が申し上げたのは、この実際の撤去費用、撤去状況、本当にごみを撤去したのか、当然、その分安くしたわけですから。あるいは、その費用が幾らぐらいかかったのかという状況については、これはやはり検査院として調べるべきではないだろうかということで、前回の報告書では、それは近畿...全文を見る
○海江田委員 ぜひそこはしっかりやっていただきたいと思います。  やはりこの値引きが本当に適切な、妥当な金額であったのかどうなのかということ、これは大変大きな問題でありますので、この問題もやはりしっかりと、国会でも議論しますが、検査院もしっかり検査をしていただきたいと思います。...全文を見る
○海江田委員 原因も本当はもうわかっているんですよね。さっき私が、書きかえをした分類をお話をしましたけれども、やはり安倍昭恵夫人が何らかの形で関与をしていたということ、それから価格交渉もやっていたということ、それから売却価格の減額が不適正なものであったことという、この三つですよ、...全文を見る
○海江田委員 時間が参りましたので、後の委員、川内委員、そして高木委員に引き継ぎます。  ありがとうございました。
06月05日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○海江田委員 おはようございます。  昨日、財務省から森友学園案件に関する決裁文書の改ざん等に関する調査報告が公表されました。初めて改ざんという言葉を使いましたが、私どもは以前から改ざんということをずっと言っておりました。  麻生大臣は、昨日三時半から財務省において記者会見を...全文を見る
○海江田委員 本人に聞いたこともないし、なぜだかわからないということですけれども、私は、この一言をとってみても、麻生大臣が、リーダーシップですね、省内における統率力、これがないと思います。  私も考えてみました。私は、直接、佐川長官と話をしたことはありませんが、三月九日というの...全文を見る
○海江田委員 佐川長官、元の理財局長、この辞任に当たって麻生大臣は何の手も打ってこなかった、そして、何で今この時期にやめるのかということについての考えを、思いをめぐらすこともしなかったということは、今の答弁で明らかでございます。  そして、もう一つ、きのうの記者会見で、記者との...全文を見る
○海江田委員 私がお尋ねをしたのは、三月の九日の話であります。佐川元理財局長と直接会っているわけですから。今お話しいただいたのは報告書が出ての話じゃないですか。六月四日の話じゃないですか。答弁をはぐらかさないでください。  少なくとも三月の九日には、その種の話は一切しなかったん...全文を見る
○海江田委員 あと一つ、これも大変大きな問題でありますけれども、セクハラという罪はないという発言、何度も何度もこれは大臣の口からありました。あるいは、テレビなどがそれを何度も何度も放映をしましたけれども、公文書改ざんについても、三月十六日の当委員会で、佐川前局長の答弁でも、いわゆ...全文を見る
○海江田委員 麻生大臣に、やはり、正義感でありますとか倫理観でありますとか、やはりこういうものに欠けているというふうに残念ながら私は思わざるを得ないんですね。  今回のこの調査報告、それから一連の処分、これに対して、御自分は一年間の大臣としての給与を返納するということをおっしゃ...全文を見る
○海江田委員 それで十分だとお考えですか。
○海江田委員 私の判断するところではないと言いますけれども、あなたが判断しなきゃ誰が判断するんですか。財務省が判断したからそれにそのまま私は乗っただけだと言うんですか、これは。あなたが判断しなきゃだめじゃないですか。
○海江田委員 第一、一年で十分だと言うけれども、佐川元理財局長がこの改ざんに手を染めたのは去年の二月二十六日じゃないですか。報告書に書いてありますよ。去年の二月二十六日の時点で、そういう重大な、民主主義の基本とも言える、民主主義のインフラとも言える、やってはいけないことをやったの...全文を見る
○海江田委員 御意見として承るということは何度も聞きましたけれども、その後何もやっていないじゃないですか。  これはもう一回やり直しなさいよ。どうですか。少な過ぎますよ。国民は怒っていますよ、これは。やり直す気はありますか。
○海江田委員 国民のそういう声を聞いて、今後変更もあり得るということですね。
○海江田委員 私は、冒頭、これまでリーダーシップをとってこなかったということを申し上げましたけれども、それに対する説得力のある、私はこういうふうにリーダーシップをとってきたんだという説明は一言もなかったです。  これまでの真相解明にリーダーシップをとってこなかった人が、どうして...全文を見る
○海江田委員 これは、信頼回復に努めると言っても、麻生さんが先頭に立って信頼回復に努めることはできないと思います。  それから、今度の報告書の中で、何で改ざんをやったのかということ。さっき麻生さんは、わからない、それがわかれば苦労はないんだというお話がありましたけれども、やはり...全文を見る
○海江田委員 これで納得がいくとは思わない、まだまだいっぱいやれることはあるんじゃないかというのならば、第三者委員会をつくって、そしてそこで調査を継続をする、あるいは、あくまでも内部調査ですから、別な角度からこの問題について改めて検証する、そういうことをおやりにならないんですか。...全文を見る
○海江田委員 御自分でこれで国民の納得がいったと思っていないと言うんですから、今の答弁は更に納得いかなくなりましたよ。守秘義務だったら、その第三者に守秘義務をかければいいだけの話じゃないですか。やる気がないとしか思われませんよ。  それから、きのうの報告の中で、近畿財務局の中に...全文を見る
○海江田委員 もう最後にしますが、選挙で勝てば何でもありねという話でしょう、これは。そうじゃないですよ。わかるでしょう、与党の人たちも。選挙で勝てば何をやってもいいんだという話ではないということを申し上げて、私の質問を終わります。     —————————————
12月06日第197回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○海江田委員長 これより会議を開きます。  この際、一言御挨拶を申し上げます。  このたび、決算行政監視委員長に選任されました海江田万里でございます。  本委員会は、決算全般について審査し、その結果を将来の予算の編成と執行に反映させるとともに、国会が担う行政監視について本院...全文を見る
○海江田委員長 この際、謹んで御報告申し上げます。  既に御承知のとおり、本委員会の委員でありました園田博之君が、去る十一月十一日、逝去されました。まことに哀悼痛惜の念にたえません。  ここに、委員各位とともに故園田博之君の御冥福を祈り、謹んで黙祷をささげたいと存じます。 ...全文を見る
○海江田委員長 黙祷を終わります。御着席お願いいたします。      ————◇—————
○海江田委員長 それでは、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴いまして、現在理事が五名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○海江田委員長 御異議なしと認めます。  それでは       越智 隆雄君    大野敬太郎君       武部  新君    後藤 祐一君    及び 竹内  譲君 を理事に指名いたします。      ————◇—————
○海江田委員長 平成二十八年度一般会計歳入歳出決算、平成二十八年度特別会計歳入歳出決算、平成二十八年度国税収納金整理資金受払計算書及び平成二十八年度政府関係機関決算書並びに平成二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書及び平成二十八年度国有財産無償貸付状況総計算書、以上の各件を一括...全文を見る
○海江田委員長 次に、会計検査院当局から各件の検査報告に関する概要の説明を求めます。柳会計検査院長職務代行検査官。
○海江田委員長 これにて平成二十八年度決算外二件の概要の説明は終わりました。     —————————————
○海江田委員長 この際、資料要求に関する件についてお諮りいたします。  平成二十八年度決算の審査に当たり、決算の検査報告に掲記されました会計検査院の指摘事項に対する関係責任者の処分状況調べについて、財務省当局に対してその提出を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。    ...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会します。     午前九時十九分散会
12月10日第197回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○海江田委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため、お手元の印刷物にありますとおり  平成二十八年度決算外二件  平成二十九年度決算外二件  平成二十九年度一般会計予備費使用総調書及...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員、派遣期間、...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  次に、閉会中審査におきまして、参考人より意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 ...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。      ————◇—————
○海江田委員長 この際、会計検査院長柳麻理君及び検査官岡村肇君から発言を求められておりますので、順次これを許します。柳会計検査院長。
○海江田委員長 次に、岡村検査官。
○海江田委員長 本日は、これにて散会いたします。     午前九時五十四分散会