海江田万里

かいえだばんり

小選挙区(東京都第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

海江田万里の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第145回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○海江田委員 おはようございます。連日大変お疲れさまでございます。風邪もはやっておりますようでございますが、ここ数日、長期金利がまた上昇をしております。  まず、堺屋長官にお伺いをしたいと思うんですが、この長期金利の上昇が景気に与える影響でございますね。景気が回復をしていて、そ...全文を見る
○海江田委員 堺屋長官にしては非常に慎重なというよりも、むしろ若干事実認識が違うと思うんですが、きのうあたりの金利の上昇の原因はもう非常にはっきりしておりまして、これは、やはり各金融機関なり機関投資家が持っておった手持ちの国債をどんどん投げ売りをしたからでありまして、民間の資金の...全文を見る
○海江田委員 本当に時間が短いわけでございますから、初めからそう言っていただきたいわけでございまして、しかも、今の言い方も、そうだろうとということですが、きのうだとかおとといだとかはまさにそういう流れでありまして、これは国債の売買の出来高を見ればすぐ一遍にわかるわけでございますか...全文を見る
○海江田委員 今いろいろなことをおっしゃいましたので、ちょっと話が拡散をしてしまったんですが、もともと大蔵大臣は、金利の問題は市場の問題だから市場に任せよう、ずっとそういう考え方があるんだと。ただ、たまたま一月の二十六日、二十七日、これはそれぞれの委員からこもごも金利はどうなるん...全文を見る
○海江田委員 この両日の御答弁を見ておりますと、市場のことだからわからないけれども、このまま推移すればいいんじゃないですか、このまま推移しそうな気配ですよとか、そういうことじゃないのですよ。  これはかなり、私はきのう読んでみましたけれども、やはりここは、もう金利はこれ以上上が...全文を見る
○海江田委員 それで、また最近になりまして、先ほどこの委員会でも発言がありましたけれども、マーケットの問題ですからということをしきりにおっしゃっている。  二月二日の閣議後の記者会見、朝八時四十八分から九時〇二分まで、参議院の議員食堂で記者さんに囲まれまして、これは朝飯を食べな...全文を見る
○海江田委員 正直におっしゃっているという言い方をしましたけれども、新聞なんかの書き方は、不用意だとか、あるいは投げやりなんというのもどこかで僕は見たことがあるのです、投げやりな応答をしているとか。これは、私もそういう方ではないと思っていますけれども、やはりここは本当にマーケット...全文を見る
○海江田委員 それから、打つ手は、私は限られている、大蔵大臣はそうはない、これは同じことなわけでございます。  今これは、いろいろうわさというか、あるいは当予算委員の中でも大原先生なんかは、新聞に投稿ですか、寄稿ですか、例の日銀の国債の引き受けの話が出ております。これはもちろん...全文を見る
○海江田委員 それから、では、大蔵省がとれる手は何なのかというと、さっきちょうど大蔵大臣がおっしゃいましたけれども、今、十年物より実に四年物の方が売れているのだという話で、一つは、やはり五年物の利付国債を出す御準備があるのかということ。  それからもう一つは、三十年物をいよいよ...全文を見る
○海江田委員 私は、もう時間もありませんので極めて具体的に、その発行体の問題だとか、それから郵貯の資金、二〇〇〇年、二〇〇一年の定額貯金を、十年ぐらい前は一生懸命になってV90とかいいまして九割をまた自分のところへ持ってこようとしたが、今度は、自主運用に自信がないとかいろいろ、き...全文を見る
○海江田委員 わかりました。  とかく、マーケットのことはマーケットにとかいうことだけを言っておりますと、まさに発行者としての問題意識とか認識とか、そういうことについてどうも希薄なんじゃないだろうかというふうに受け取られてしまいますので、やはりそこは重々お考えいただきたい。 ...全文を見る
○海江田委員 では、ひとつ問題意識を共有しているかどうかということはやはり確認をしておかなきゃいけません、そうしませんと全然議論がかみ合いませんので。  私は、その意味では、この期末を控えて今国債が暴落をしていることによって、まあ金融機関に買わせたか買わせないかは議論のあるとこ...全文を見る
○海江田委員 だから、それが今ここへ来て非常に大きな問題になっているという認識はおありですか。そこが聞きたいんです。
○海江田委員 堺屋長官にお尋ねをしますが、どうですか、この景気回復の胎動ですね。胎動というのは、まあこれは胎児の心臓の鼓動であってもいいわけですが、これがだんだん月がたつにつれて力強いものになっていって、それで景気回復へ向かっていくということです。十二月の各種数字なども出てまいり...全文を見る
○海江田委員 堺屋長官もだんだんわかりにくくなってきましたが、今の発言の中で、これが長期的なものになるかどうかというのは、ここ数日はそうなっておるけれどもという御発言がありました。  大蔵大臣、これはもうまさに本心でおっしゃっていただきたいのですけれども、これから毎年、まさに財...全文を見る
○海江田委員 交代の時間が来ましたので、この続きは、またいずれ機会を見ましてやらせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○海江田分科員 民主党の海江田でございます。  自治大臣には、長時間にわたりまして分科会への御出席、御苦労さまでございます。いましばらくおつき合いを願いたいと思います。  私も、今の今田委員の質問に引き続きまして、交通安全の問題につきまして幾つかお尋ねをしたいと思います。 ...全文を見る
○海江田分科員 これは私の記憶でございます。大変おぼつかない記憶でございますが、本来でしたら、運転手が乗っております車両というのは、これは駐車違反ではないというような認識があるかと思うのですが、どこかの地方裁判所の判決、ですから判例になっておるわけでございますが、運転手さんが乗っ...全文を見る
○海江田分科員 これはよく、私も随分いろいろな形で申し入れということを現場の警察官などにもしたのですが、これは運転者が乗っておれば、もちろんタクシーの場合ですが、駐車違反ではないというような返事が随分返ってきたことがあるのです。  私は、もちろんその記憶がありましたから、九州の...全文を見る
○海江田分科員 そういう認識がない警察の方も今はいらっしゃるようですから、それは重々周知徹底をさせておいていただきたいと思います。  幾つか具体例をお話しさせていただきたいのですが、一つは、きょうはNHKの方もお見えになっておりますが、このNHKの周辺が大変な客待ちのタクシーの...全文を見る
○海江田分科員 毎日どのぐらい実態があるかというのを私はつぶさに調べましたけれども、ここで言うのも時間がありません。写真も撮ってありますので、後でお見せをしてもいいと思いますが、これはひどいものですね。  では、いろいろな取り組みをしておると言うけれども、どんな取り組みをしてお...全文を見る
○海江田分科員 代々木警察と話をしたということですが、代々木警察だけじゃありませんで、渋谷警察ともやらなければいけませんね。これがまず第一点。それが抜け落ちておるということ。  それからもう一つは、一番いい解決策は、NHKの中に広い駐車場があるわけですから、あそこに入れればいい...全文を見る
○海江田分科員 いや、私は今、西口のことを言っている。西玄関の前に大きな駐車場があるじゃないですか。
○海江田分科員 いやいや、私は、NHKの構内に入れているかどうかということを聞いているのですよ。
○海江田分科員 何台入れていますか。
○海江田分科員 では、その二百メートルで何台とまっていると思いますか。
○海江田分科員 これは単純な話ですよ。車の長さは何メートルありますか。二メートルと仮に計算をしたって、百台以上いるわけですよ。実際のことを言うと、深町の交番からNHKのところまで全部じゃないですか。あれは、実測したことはありませんけれども、三百五十メートルぐらいは恐らくある。自分...全文を見る
○海江田分科員 先ほど来お話をしておるように、自分のところに広大な駐車場があるわけですよ。私の見たところでは二十台も入っていませんよ。はっきり言って五台ぐらいですよ。誘導して全部外にためさせて、一台来たら一台ずつ入れさせているのですよ。あれはせいぜい三台か五台ぐらいですよ。いつも...全文を見る
○海江田分科員 外に百台ぐらいあるというのはお認めになりますね。NHK周辺でいうと、百台じゃきかないですよ。三百台ぐらいありますよ。それはお認めになりますか。
○海江田分科員 外に三百台ぐらいで、仮に中に二十台とか、私は五台ぐらいだろうと思いますが、しかも広いスペースがあるということで、このまま放置するおつもりですか。どうですか。
○海江田分科員 私は、個人的に何度も現場の方に注意を申し上げたのですが、全く聞く耳持たぬという話で、上の方に話をしなきゃいかぬという話ですから、こんなばかな話はないのです。  これはやはり非常に危ないのですよ、交通安全の面から。今こういう景気の状況ですから、タクシーの運転手さん...全文を見る
○海江田分科員 それで、二百メートル、私は大体三百五十メートルぐらいだろうと思うのですけれども、車がずらっと並んでおって、これは警察の方にお願いなのですが、その脇に交番があるのですよ。これはみっともない話なのですよ。交番のところに、一台だけはどうしてもパトカーをとめなきゃいけない...全文を見る
○海江田分科員 そういうふうに駐車禁止解除にしているということなら、それはそれでいいと思うのですが、私はむしろ、本当にNHKだと思うのですよ。あれだけ広いスペースがありながら一切入れずに、二十台というお話がありましたけれども、それ以外の正面の方からのところもそうですよ。あそこは一...全文を見る
○海江田分科員 これは本当に十分やっていただいて、要するに、あれだけ広い駐車スペースで、最大限見積もってたった二十台しか中に入れていないというのは、おかしな話ですよ。それは工夫をすれば入れられるのですよ。なるべく中に入れてくださいよ。  それで、どうしてもそこから二百メートルに...全文を見る
○海江田分科員 あと、本当にあの周辺は交通が渋滞というか、公園通りにつきましても、これは今度は管轄が渋谷署になるわけでございますが、あそこの違法駐車というのは目に余るものがあるわけですね。実はNHKの客待ちの車も、反対側にも待っていますから、公園通りの方にもやはり影響を与えておる...全文を見る
○海江田分科員 時間が若干ありますが、きょうは突然のピンチヒッターでございましたので、この程度にさせていただきます。どうもありがとうございました。
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  時間も限られておりますので早速質問に入りたいと思いますが、小渕総理は、一年前の予算委員会、たしか隣の隣の席に座っておられたと思います。私も予算委員を務めていたわけでございますが、一年たちまして、去年の今ごろというのは、それこそ財政構...全文を見る
○海江田委員 昨年は、私は緊縮だというお話をしましたら、総理は、伸びが少ない、小さいというお話がありましたけれども、今一般歳出の項目別を見ておりましても、昨年は、対前年比でほとんど黒三角がついておりますから、これははっきり申し上げましてマイナスであったと思うわけでございます。それ...全文を見る
○海江田委員 若干お答えが総花的だったかなと思うわけでございますが、予算書から見ますと、やはり昨年の予算とことしの予算の一番の違いは、これは公共事業費でございます。  もうこれは言うまでもございませんが、昨年はキャップがかかっておりましたから、対前年比で七・八%の大幅なカットに...全文を見る
○海江田委員 そうしなければならないという決意のほどはうかがえたわけでございますが、本当にむだなしにきちっと使われるのかどうなのかということになると、やはりそれは一〇〇%の自信がないということは、今御答弁いただけなかったわけでございますから、私はやはりそういうふうに理解をせざるを...全文を見る
○海江田委員 私がやはり総理に一番お尋ねをしたいのは、総理が税制をどういう方向に持っていきたいのかというふうにお考えになっているかということでございます。  今、課税最低限の話につきましてもちょっと触れられましたけれども、総理は、課税最低限はもうこれ以上引き上げるつもりはないと...全文を見る
○海江田委員 ところが、実際は課税最低限を引き上げておりますね、これは。おわかりだろうと思いますけれども。扶養控除を、我が方は子供手当という話をしておりますけれども、扶養控除をたしか十万円、従来三十八万円のところを十万円プラスをしまして、五十八万円を五万円引き上げをしまして、結果...全文を見る
○海江田委員 そういう経緯はわかっておるわけでございますが、それがやはり二十万円引き上がってしまったということが、総理が本当に、宮澤さんは前は総理でしたけれども今は総理じゃないわけでございますから、大蔵大臣ですから、やはり総理の指示に従わなければいけないわけですから、それは、課税...全文を見る
○海江田委員 そうしますと、総理は、今現在じゃないですよ、今現在じゃないけれども、少し将来的に考えて、この消費税を福祉目的化するという考え方には賛成なんですか、反対なんですか。
○海江田委員 総理、実はその問題は今度の予算委員会の大変重要なテーマであったんですよ。これは私どもだけじゃありませんで、今与党にいらっしゃる自由党さんから、それから自民党の委員の中からも、それからもちろん野党の公明でありますとか我が民主党でありますとか社民党でありますとか、こもご...全文を見る
○海江田委員 いろいろな意見があるから、御自分の意見をしっかり持って、そしてその方向に党全体あるいは国全体をかじ取りをしていくというのが、これがまさに総理・総裁のリーダーシップだと私は思うわけでございますが、この点は小渕総理とは認識が違うようでございますので、時間も限られておりま...全文を見る
○海江田委員 続いて大蔵大臣にもう一つお尋ねをします。  あしたからボンにお出かけになりますが、ボンで、当然ルービン財務長官も出てくると思いますが、ルービン長官から、宮澤さん、一体いつになったら日本の景気は回復するんですかと聞かれましたら、何とお答えになりますか。
○海江田委員 これもまた希望的観測でございまして、ルービンさんはこれで満足できるかどうかはわかりません。  あと、昨日の新聞報道などを見ますと、我が国がIMFの改革案を出す、IMFの強化案を出すというようなことが報道されておりますが、そのようなお考え方はおありでしょうか。
○海江田委員 あともう一つだけですが、ドイツのラフォンテーヌ大蔵大臣、蔵相、あの方はかなり、目標相場圏というか、あるいは参考相場圏といいますか、為替の問題でございますが、そういうお考えを強くお持ちのようでございますが、これも、ラフォンテーヌさんが議長でございますので当然そういう問...全文を見る
○海江田委員 あと、ガイドラインの問題で外務大臣とそれから防衛庁長官、お出ましをいただいておりますが、ガイドラインの問題で私が一番気にかけておりますのは、やはり中国がこの問題で大変神経質になっているということでございますね。  去年の秋でございますが、日中民間人会議というのが東...全文を見る
○海江田委員 ありがとうございました。  終わりますが、一言だけ。本当にこの問題は、日中不再戦であるという決意を、やはりこれは繰り返し繰り返し中国側に伝えるということが大事だろうと思います。どうかそれはくれぐれもよろしくお願いをいただきたいと思います。  以上です。ありがとう...全文を見る
02月19日第145回国会 衆議院 本会議 第8号
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○海江田万里君 私は、民主党を代表して、ただいま議題となっております平成十一年度予算三案に反対、民主党提出の組み替え動議に賛成の立場から討論を行います。(拍手)  きょう、家を出ると、隣家の梅の花を見てまいりましたが、まだつぼみでありました。例年でしたら、予算が衆議院を通過する...全文を見る
03月19日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。よろしくお願いを申し上げます。  今議題になっております金融業者でございますが、一部の金融業者、これはノンバンクと訳してもいいかと思いますが、これは、今末松委員からもお話ございましたけれども、多額の不良債権を抱えて大変経営に困難を来して...全文を見る
○海江田委員 これらの貸金業者の決算書を見てみますと、いわば業務純益でございますが、貸金業というのは、御案内のように資金を調達してきて、そしてその調達してきた資金を融資して利ざやでもうけるわけでございますから、この利ざやが大変拡大をしているという事実もあるわけでございますね。これ...全文を見る
○海江田委員 まずそこで、法が一つ問題であります。  この法の問題にこれから入ろうと思いますが、法に入る前に、今度のこの法案では、貸金業者の、まあ金融業者の資金の調達を多様化するということ、資金供給チャネルを多様化するということが大きな目的の一つに掲げられておりますが、現在、金...全文を見る
○海江田委員 それでは、ついでに貸し出しの方の平均金利、これを教えてください。
○海江田委員 宮澤大臣、お聞きになっておわかりになったと思いますが、調達コスト、調達金利の平均が、大手五社ですけれども、平成十年で二・八%、それに対して貸し出しが平成十年で二六・三六ですか、二六%。つまり約十倍の利ざやを取っているわけですね。これは多過ぎると思いませんか、どうです...全文を見る
○海江田委員 これはそんなことはないと思うのです。私は印象を聞いているわけでございますから、これからどうするこうするということはまだこれからの議論でございますから、今の数字をお聞きになって、そのような数字はもう事前からわかっておったことで、当たり前のことなのか、それとも、これだけ...全文を見る
○海江田委員 それではお尋ねをしますが、先ほどから法律の範囲内でというお話がございましたけれども、金利の規制につきましては二つの法律があります。これはもう大臣つとに御存じだろうと思いますが、一つは利息制限法でございますね。普通、常識的に考えますと、利息につきましては、利息制限法と...全文を見る
○海江田委員 今、機会あるごとに要請を行うということですが、一番直近に行いました要請。  それから、もちろん、今議論をしておりますこの法律を利用して実際に社債などを発行するところと、今私が例示をしました金融業者とが、必ずしも同じじゃありません、これは規模なんかが小さいところもあ...全文を見る
○海江田委員 貸し手の立場に立ってはいけないですよ。借り手の立場に立たなきゃいけないんですよ。まず、それは間違いですね。  それから、だれも私は命令なんということを一言も言っておりませんで、指導という言葉を使ったわけですよ。今、乾さんがおっしゃったのは、毎月一回か二回やっている...全文を見る
○海江田委員 国会の議論なんですから正確に言ってくださいよ。こういう議論が国会で議論されたりマスコミなどで報じられていると言うけれども、じゃ、この間、二月の下旬に来たとき、国会でそういう議論がありましたか。それからマスコミの報道が、そんなのがありましたか。今、初めてやっているんで...全文を見る
○海江田委員 二月の下旬なんか国会で議論されていないんですよ。このことが国会で議論されたのは、私も全部繰ってみましたけれども、三月の三日か四日になって参議院の予算委員会でやっているんですよ。二月は、いつ直近に国会で議論がありましたか、教えてくださいよ。
○海江田委員 いいかげんなことを言っちゃ困りますよ。それを国会の議論と言うんですか。もっと言葉をちゃんと選んで発言をしないと、貸し手と借り手を間違えるとか、何事ですか。金融監督庁は貸し手の立場に立って指導をやっておるんですか。そこのところ、僕は指摘したけれども、あなたは認めないで...全文を見る
○海江田委員 当時は、やはり借り手保護といいますか、とりわけ、金融機関以外のところから資金を借りなきゃいけないという人たちはそれなりの弱みもあるわけでございますから、そういう人たちから余り暴利をむさぼってはいけないというのが趣旨だっただろうと思いますので、やはりそこが、罰則がない...全文を見る
○海江田委員 今度の新しい法律が成立するのをきっかけに、それの見直しの作業というのをなるべく早く進めるというようなお考えはございますか。これと切り離してもよろしゅうございますけれども。やはり、こういう時期ですから、なるべく早くそういう作業に着手していただかなければいけないと思いま...全文を見る
○海江田委員 もう時間がなくなってしまいましたけれども、あともう一つお尋ねをしたい。いわゆる名簿屋というところに、これは大量にこういう金融業者からの利用者のリストが出回っているということがあるんですね。  これはもう御存じだろうと思いますが、品川区の業者のリストをとってみました...全文を見る
○海江田委員 貸金業者の個人データの保護、これはどういうことになっているのかということをお尋ねすれば、恐らく金融監督庁は、業界の団体が、全国貸金業協会連合会が貸金業にかかわる個人データ保護のためのガイドラインをつくっておるというお答えがあるんでしょうけれども、これをよく読んでみた...全文を見る
○海江田委員 まだまだ質問したいことはたくさんありますが、時間が来ましたので、これでお許しをいただきたいと思います。ありがとうございました。     —————————————
05月28日第145回国会 衆議院 本会議 第33号
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○海江田万里君 私は、民主党を代表して、軽水炉プロジェクトの実施のための資金供与に関する日本国政府と朝鮮半島エネルギー開発機構との間の協定について、小渕総理と高村外務大臣に質問いたします。  議題となっておりますKEDOに対する資金供与協定は、協定のみを取り出して是非を論ずるよ...全文を見る
07月06日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○海江田委員 海江田でございます。  まず大蔵大臣にお尋ねをしますが、きょう冒頭の渡辺委員の質問にございました金融サービス法の制定に、宮澤大蔵大臣は金融サービス法の制定ということはこれから考えなければいけないという前向きの発言がございました。たしかきょう大蔵大臣の諮問機関であり...全文を見る
○海江田委員 この金融サービス法でございますが、実はもうかなり遅いのじゃないだろうかというようなことも言われております。  今私は質問で、金融審議会が最終答申をいつごろ出すのかとか法律をどうするのかというところもお考えがあったらお聞かせをいただきたいということをお伝えしたんです...全文を見る
○海江田委員 これは本当に一日も早く私は国会に提案をしていただきたい、そのように思っておりますが、ただ、そのとき、一つ大事なのは、現実の問題解決に役立つ内容にならなければいけないと思うわけでございますね。  これも、きょうの朝の渡辺委員——渡辺委員の質問は若干角度が違っておりま...全文を見る
○海江田委員 私は、現実の問題から酌み取るべき教訓というのはたくさんあると思うんですね。  幾つか具体例を私はお話ししたいと思います。これは金融監督庁長官、日野長官にお尋ねをしたいと思いますが、既に内容もお示しをしてございますが、六月の十七日に、東京都の古川さんという方と千葉県...全文を見る
○海江田委員 異なことをおっしゃいますね。  民間の取引にかかわるものである、それから個別の取引に関しては介入できない、これがまず大前提でございますが、金融機関から借りる一般の人たちというのはみんな民間なんですよ、民間人なんですよ。大蔵省のお役人が、自分は大蔵省の役人だと言って...全文を見る
○海江田委員 それでは具体的にお尋ねをします。  この申し立て書の中では、銀行法十二条、他業の禁止ということがあるわけでございますが、これは確かにそうですね。不動産業者でありますとかあるいは一般の物品販売業でありますとか、そういうような、やはり金融機関でございますから、融資を伴...全文を見る
○海江田委員 だから、そこで個々の事案が大切になってくるわけですよ。そうでしょう。この事案についてお調べになったのですか。  それから、おっしゃるとおり、業というのは組織として営利目的で反復継続と。確かにこれは業なんですよね。一回こっきりやったというならこれは業でないというよう...全文を見る
○海江田委員 個別の問題を話をしなければ事態が進んでいかないというか、議論になりませんよ。申しわけないけれども、あの答弁では議論にならないでしょう。同じことを言っているでしょう。柳沢長官、同じことを言っているわけですよ、最初の話と。こんなところで時間をとめたってしようがないのです...全文を見る
○海江田委員 じっくり目を通した、だけれどもコメントができないというのはおかしな話で、では、もう一度目を通していただいて、これはやはり調査はしてくださいよ。そういう事例があるのか、業法違反のおそれがあるのかないのか、これは結論を出してくださいよ。それを約束できないのですか。約束し...全文を見る
○海江田委員 では、これはきちっと理事会に報告をいただきたいと思います。これは後で理事会、我が党の理事から申し出がありますが、この扱いについてどうなったかということは報告をいただきたいと思います。委員長、いいですか。
○海江田委員 はい、お願いいたします。  それから、全く視点は変わりますけれども、日野さんは、金融機関、銀行から融資を受けたことはありますか。それから、大蔵省の伏屋さんもいらっしゃると思いますけれども、銀行からお金を借りたことはありますか。個人的にですよ、もちろん私人としてです...全文を見る
○海江田委員 ありがとうございました。  どうしてそういうお尋ねをしたかというと、銀行から融資を受けますと、借りたんだから御存じだろうと思いますけれども、普通お金を貸し借りすれば金銭消費貸借契約書とかそういう書類が残るわけですけれども、あるいは銀行に融資の申し込みをするときは融...全文を見る
○海江田委員 それは、消費者からの申し出があった場合ですか、それとも機械的に全部出さなければいけないという話ですか。どうですか、特に住宅ローンなんかの場合は。
○海江田委員 今、申し立て書もそうですが、この申し立て書だけではありませんで、当委員会でも四月に佐々木憲昭委員が取り上げました富士銀行の問題、石川さんと兵藤さんという方の場合、それから融資一体型の変額保険の例、抵当証券の場合は若干事情が違うと思うのですけれども、やはり金融機関の融...全文を見る
○海江田委員 これは二十五条にありましたね。「金融再生委員会は、銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するため必要があると認めるときは、当該職員に銀行の営業所その他の施設に立ち入らせ、その業務若しくは財産の状況に関し質問させ、又は帳簿書類その他の物件を検査させることができる。」とい...全文を見る
○海江田委員 さっき私が何で銀行法の二十五条を読み上げたかというと、金融監督庁はそういう権限があるのですよ。協会にそういうような権限があるのですか。金融機関に行って書類を見せてくれとか、そんなようなことができるのですか。
○海江田委員 これはぜひ大蔵大臣あるいは柳沢大臣にもお願いをしておきたいのですけれども、イギリスなんかはオンブズマンという制度があって、確かにこれはそれぞれの業態ごとにオンブズマンというものを任命しているわけでございますが、このオンブズマンが出したジャッジに対して金融機関は言うこ...全文を見る
○海江田委員 しかし、そこのところを本当はしっかりさせないと、出てくる金融サービス法というものは一体どういうものなのかということになってくると思うのです。  私は、やはり守るべき立場の人たちは守らなければいけない、知識が余りない人でありますとか、そういう人たちは守らなければいけ...全文を見る
○海江田委員 あともう一つ、これはやはり大蔵省にも責任があると思うのですけれども、大型フリーローンですね。  八〇年代の後半ですけれども、企業がエクイティーファイナンスなんかで市場から資金を調達する、もちろんそれはある程度限定をされたものでありますけれども、企業がお金を借りてく...全文を見る
○海江田委員 個人債務者のうちいわゆる不良債権、不良債権も実はいろいろな種類があるということは考えなきゃいけないわけですけれども、個人でもって銀行からの借り入れを受けて、法人じゃなしに個人で借り入れを受けて、この間の地価の下落、株価の下落などによってまさに不良債権化してしまった債...全文を見る
○海江田委員 これは把握しなければだめだと思うのですよ。想像できると言うけれども、想像じゃないですよ。現実に幾らもそういう方がいらっしゃって、そして監督部長のところにも足を運んでいるわけですから。幽霊じゃないわけですから、これは。しかも、そういう方がたくさんいらっしゃるわけですよ...全文を見る
○海江田委員 そんなことないですよ。簡単ですよ、これは。できるでしょう。個人向けの融資のうちから、まず基本的に住宅ローンを控除すればいいわけですよ。それから、あとそのほかに小口のローンもあるけれども、カードローンだとか何だとか、それはある程度わかる話で、そうやって控除していけばは...全文を見る
○海江田委員 やる気がなきゃ何だって困難なんですよ。要はやる気の問題だと思いますよ。  先ほど大蔵大臣も、やはり預金者保護は大切であって、そして預金者保護のための法律をこれからつくらなきゃいけないということをやっているわけですよ。これはそれに資する大変大きな仕事になるわけですよ...全文を見る
○海江田委員 何も二十五条じゃなくたっていいのですよ、本当は。やっているわけだからね。サンプルで聞いたっていいわけだから。だけれども、本当は二十五条でやるのが一番いいわけです。  それについて明確な根拠がないと言うけれども、私は先ほど来四十分から五十分近くかけて話をしてきたのは...全文を見る
○海江田委員 何を言っているか僕はよくわからないのですね、本当に。普通に聞いておりまして、今何が言いたかったのですか。やらないということだけを言いたいわけでしょう。やって何か重要なデメリットがあるんですか、これは。  今まさにこれから金融サービス法をつくろうという大きな目的があ...全文を見る
○海江田委員 これはいつまでも押し問答してもしようがありませんけれども、ただ国会の議論というのはきちっと記録に残るわけですよ。だから、おっしゃられたお話が活字になって出てくる。それをよく御自分で、夜の夜中にでも、だれもいないところで読んでみてはいかがですか。そして、何ら自分に、思...全文を見る
○海江田委員 もう時間が来ましたので長々とお話ししませんが、これは四月からふえているんですよ。裁判所に行けば、そうです。  それから、自宅をとられて、それが競売に付されている人たちの生の声なんか、私なんかも何人かで、大蔵委員の先生方もいらっしゃいますが、超党派の議員の会をつくっ...全文を見る
07月15日第145回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○海江田委員 おはようございます。民主党の海江田でございます。これから、一時間十五分でございますが、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、今回の予算委員会は二日間でございまして、きのう一日終えまして、きょうが二日目でございますが、きのうの予算委員会を聞いておりまし...全文を見る
○海江田委員 第三の道というのはイギリスのトニー・ブレアさんが言ったことで、私どもの党の中にも第三の道ということを考えておる人たちがいるわけでございますが、その意味では大変、言葉としてはなかなかいい言葉でございますが、ただ、総理自身もこれはそういう懸念をお持ちだろうと思いますが、...全文を見る
○海江田委員 ということになりますと、それを若干日本的に押し戻しをしたというのはおかしいかもしれませんけれども、日本の現実を見ながら、軌道修正というか少し道を修正しているのが総理の基本的なお考えだ、こういうふうに理解してよろしいわけですね。
○海江田委員 どうして私が今のような質問をしているかというと、実は私どもは、今回のこの補正がおよそ五千二百億円でございますが、これはやはり小さ過ぎると思っているわけですね。基本的にそういう認識が、はっきり言ってございます。  それはどういうことかというと、小さ過ぎるということ、...全文を見る
○海江田委員 総理の今の前段のお話でございますが、大蔵大臣は、昨日も、第二次補正に対して非常に柔軟なお考えを持っておるのですが、総理も、今の発言を聞きますと、第二次補正について柔軟なお考えを持っておる、そういうふうに理解していいわけですか。
○海江田委員 これも総理に伺っておきたいわけでございますが、特に今、これからの四—六月のQEも見なければいけないというお話がございましたけれども、今の景気の認識というのは、先日の月例経済報告にもありますけれども、景気はやや改善はしている、ただ、やや改善はしているけれどもこれで完全...全文を見る
○海江田委員 これまでどちらかというとディマンドサイドの方の施策が多かったから、サプライサイドに切りかえをしていかなければいけない、これも確かに一つの考え方だろうと思いますね。そうであったら、やはり先ほどの雇用の問題ももう少し方向性をお示しいただいていいんじゃないだろうか、私はそ...全文を見る
○海江田委員 それでもう調査は終わりですか。私はこれは本当にゆゆしき問題だと思うのですよ、この秘密漏えい。秘密といいますか、機密の漏えいは。  これは、その程度、調べてみたけれどもわからなかったというような説明で済む話ではないと私は思うのですね。やはりこれはどこから出たのか、ど...全文を見る
○海江田委員 今回の漏えいは、その一・九という数字まで漏れているわけですよ、はっきり言って。いいだろうとか、二%ぐらいになるのじゃないかとか、そういう話ならまだいいのですけれども、今回は、はっきり言って、予測したのではなしに漏えいしたのですよ、機密が、一・九という数字が。  だ...全文を見る
○海江田委員 それはおかしな話でありまして、ではそこは、だれだれのところに、もうわかっておるのだったら、そこから先のところを調べてくださいよ。  私は、少なくとも今のお答えだけでは、これは別に野党だから言っているのじゃないのですよ。委員席の与党の席からもそういう声が、私以上に厳...全文を見る
○海江田委員 では、あと、堺屋長官、今長官がおっしゃったように、経済官僚については話をするんだ、従来どおりやってきたんだと。それはだれだれですか。役職名でいいです、官名でいいですが、おっしゃってください。何人ですか。
○海江田委員 大臣が十二時四十分と言っているのですから、それより前に官僚に漏らしたのかどうなのか。その資料というのは大事ですよ、これ。出してください。それは出せるでしょう、そのリストは。だれに出しているのかということ、それは出してくださいよ。お願いします。
○海江田委員 こればかりやっているわけにいきませんが、ただ、公務員には守秘義務がございますから、当然守秘義務違反でございますから、国家公務員法違反でございますので、だから、今長官おっしゃったように、これはやはり調査の結果をきちっと文書にしていただいて、そして当予算委員会に私は出し...全文を見る
○海江田委員 はい、わかりました。  それから、総理にまた再び戻りますが、九九年度の成長率でございます。きのうの議論を聞いておりますと、総理は、〇・五%成長が国際公約だと、あるいは公約だという言い方は、〇・五という数字はちょっときのうおっしゃっていないのですね、ただ、プラス成長...全文を見る
○海江田委員 では目標なわけですね、〇・五%の成長というものが。そういうふうに、では理解をします。  では、その目標が達成できるかどうかでございますけれども、昨日もこの四—六月が重要だというお話がございましたけれども、確かに四—六月というのも重要なわけでございますが、それと同じ...全文を見る
○海江田委員 今、私お話ししましたけれども、四—六月がどうも、経済企画庁の方から四—六月の見通しを言うことはまだ難しいと思いますが、四—六月がマイナスの〇・一になるんじゃないだろうかとか、民間の調査機関だとかエコノミストですとか、そういうところでは四—六月がマイナスになるというこ...全文を見る
○海江田委員 今、経済企画庁長官が、計算の上ですけれども、仮に〇・二ずつのマイナスが四期続いても、結果的にはプラスになってしまうというお話がございます。これはまさに、いわゆる数字のマジックといいますか、数字の上ではプラスになる、だけれども、人々の気持ちでは一向に景気回復の実感がな...全文を見る
○海江田委員 恐らく経企庁とすればきちっとした発表をしているんだろうと思いますけれども、ただ、やはり世の中には、とりわけマスコミなんかには、楽観的なところを膨らませたいという気持ちがある、これも確かなんですよ。そういうこともいっときは重要なんですよ。それから小渕総理大臣は、有名な...全文を見る
○海江田委員 今の大蔵大臣の話で、国会開会中は議論ができないというのはどういうことですか。ちょっと私は意味がわからぬのですが。  党の間の議論というのは、これは国会開会中でも開会中でなくても、やってもそれはその党の考え方ですから別に私どもがどうこう言う話じゃありません。ただ、も...全文を見る
○海江田委員 これは、ちょっと野田大臣、そういう理解でいいのですか。私、初めて聞いた話でございますが。
○海江田委員 今、私が言いたいことを、宮澤大蔵大臣、おっしゃっていただいたわけですけれども、まさに予備費というのは、不測の事態だから、これは執行してから後で承認を得なさいよという話なわけです。今、やはりナショナルプロジェクトとかいう話になりましたら、これは全然違うわけですよ。そう...全文を見る
○海江田委員 いや、それは確かに景気回復だとかのためには意味がないことではないかもしれない。だけれども、そんなことを言うんだったら、予備費をどんどん膨らましちゃって、あとは一切議論なしで、執行した後からこういうことになりましたよということだけで済んじゃうことになっちゃいますから、...全文を見る
○海江田委員 大蔵大臣、どうですか、今の。当然国会に何らかの形で措置があって、報告があって、報告というか議論があってしかるべきじゃないだろうかというような発言だったと思うのですけれども。今の野田大臣の話について。それはどうですか、大蔵大臣のお考えによるけれどもということで。聞いて...全文を見る
○海江田委員 今言っているのは事後じゃないんですよ。事後じゃない。それより、具体的な事業に対して支出をするに当たって、だから、きちっと補正に移しかえをして、補正のところで議論をするという話になるのかどうなのかということなんです。
○海江田委員 ちょっともう時間も本当になくなってしまいましたので、この問題、これ以上に立ち入りませんが、ただ、やはり非常にわかりにくい。両党間の合意でもってこうなった、ああなったということを言われても、私どもは当事者じゃないし、それから、その議論がきちっと国会でなされたと思いませ...全文を見る
○海江田委員 忘れてはならないのは当たり前でございます。恐らく寝ても覚めてもこれは忘れられない問題だろうと思いますね。  総理もそういう認識を持っておられると思うのですが、忘れないということだけじゃなしに、じゃどうやってこの問題にどういう観点からどういう解決策を講じていくかとい...全文を見る
○海江田委員 もうあと二、三秒話してもいいですよ、それは。わかりました。  あともう一つだけ、お手元に先ほどお配りをしてございますが、下の方の図で、小さな表がついておりますけれども、これはきのう議論がありまして、預金金利が減っちゃったから公定歩合を上げてくれという話がありました...全文を見る
○海江田委員 どうもありがとうございました。
10月27日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第19号
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○海江田委員 先ほど来、事業者金融、商工ローンの問題につきまして議論がございましたけれども、先ほど越智国務大臣の口からもお話がございましたけれども、十月の二十五日、一昨日でありますか、全国貸金業協会連合会、ここが「事業者金融(商工ローン)における貸付けの正常化に関する自主規制基準...全文を見る
○海江田委員 委員長は大蔵省の御出身でございますが、やはりさすがに現役を離れて久しいのか、少しラフな読み方をしておりますね、この自主基準を。  先ほど来乾監督部長は、現職でございますので、例えば、これは根保証の書面交付に努めることなんですよ。今越智国務大臣は、交付するということ...全文を見る
○海江田委員 越智国務大臣、やはりここは書面により通知することの方がいいんじゃないですか。そう思いませんか。通知することということと、それから、通知するように努めることとの間にはやはり大変大きな隔たりがあるんですね。これはいかがですか。
○海江田委員 これはそんなことは全くありませんで、この自主規制の文書を読んでみれば、特に書面交付につきましては、はっきり書面を交付することという書きっぷりのところと、それから努めることと、二種類ちゃんとしっかりと書き分けをしているんですよ。例えば、「包括契約に基づく貸付けについて...全文を見る
○海江田委員 そんなことは全くないわけでありまして、ここははっきりと交付することにしなければいけないんですよ。従来だってこれは交付するように努めることにはなっているんですよ。  では、実際の契約書でどういうふうになっておるか。ここに契約書がございまして、こういう小さい文字ですか...全文を見る
○海江田委員 私がお尋ねをしたのは、これまでのような、この契約書の中に入っております承諾事項、今わざとゆっくり読んだんですよ、皆さん理解できるように。こういう文言というのは、今後もこの自主規制の範囲からいえば許されるものなんですか。それとも、こういう書きっぷりはいけないよ、新しく...全文を見る
○海江田委員 これはぜひやはり、こういう承諾事項を、しかも、さっきもお見せをしましたけれども、こんな小さく書いてあるようなのは、これはやはり改めなきゃいけないんですよ。普通の人が読めるような、まず契約の内容にしなければいけないということ。それから、今、この連帯保証に関するここの部...全文を見る
○海江田委員 まさにそのとおりでありまして、民民の契約だと言ったって、じゃ、何で業法があるんですか。貸金業法という法律が。しかも、あの貸金業法というのは、規制という文字、文言まで入っておるわけでしょう。貸金業の規制等に関する法律なんですよ。ただの貸金業法じゃないんですよ、これは。...全文を見る
○海江田委員 保証人が怖いものというような、特に根保証というのはその怖いものの中でも飛びっ切り怖いんだということを強調するということは、私は大変大事な視点だと思いますけれども、ただ、大変残念ながら、業者の側はそういう考え方をしてないんですよ。一般的に保証というものは怖いものだとい...全文を見る
○海江田委員 本当に、まさに高金利の問題がありますから、十分やっていけるんですよ、これは。もちろん、私どもは今の高金利をそのままでいいなんということは毛頭考えていませんよ。毛頭考えていない。調達の金利が二・何パーセントで、貸し出しの平均が、大手三社ですけれども、二〇%、十倍という...全文を見る
○海江田委員 あれですか、やはり法に規制がなければ、法律にきちっと条文がなければガイドラインは無理だというお考えですか。そうすると、やはり法を変えなければいけないということになりますね、これは。  では、視点を変えて、連帯保証人の問題について、そういう意味では今回も、根保証の三...全文を見る
○海江田委員 それは当然指摘できるわけですよ。この三倍の話だって、三という数字を出したかどうかという話は別でございますけれども、流れからいけば、まさにこの自主規制が出てきた流れというのは、先ほどもお話ありました九月の三日ですか、それから九月の十三日ですか、通達があって、ガイドライ...全文を見る
○海江田委員 実は、先ほど来話をしております保証人の人数の問題でありますとか根保証の問題ですとか、それから今お話をしております過剰融資の問題ですとか、実はこれが全部一まとめになっておるんですよね。  だから、どこから話をしてもいいわけでございますが、まさにその過剰融資になる根拠...全文を見る
○海江田委員 ちょっとこの問題から、今ノンバンクという言葉も出てきましたので、少し広げますけれども、ノンバンクの社債発行は、御案内のとおりことしの春法律が通りまして、そして、たしか八月ですか、まさに商工ローンの最大手であります日栄が社債を発行いたしました。期間四年で利率年二・五〇...全文を見る
○海江田委員 持ち時間が来ましたので、大変残念で、幾つかまだほかにも質問したい点があったんですが、これで終わらせていただきます。  ありがとうございました。
12月01日第146回国会 衆議院 本会議 第7号
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○海江田万里君 私は、民主党を代表して、去る二十五日に行われた第二次補正予算についての宮澤大蔵大臣の財政演説に関し、総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、本臨時国会が召集されましたのは十月の二十九日であります。確かに、幾つかの指標において明るい兆しは見られているものの、...全文を見る