海江田万里

かいえだばんり

小選挙区(東京都第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

海江田万里の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  これから、財務大臣を初めとした政府に、財政あるいは金融の問題で一般質疑を行いたいと思います。  まず初めに、塩川財務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、元札幌国税局長の脱税の事件、これは逮捕されましたのが一月の十日でございまして、国...全文を見る
○海江田委員 この浜田税理士の脱税の手口でございますが、これは極めて幼稚といいますか、雑誌などの中にはこれは野村沙知代以下だというような表現もあるわけでございます。これは所得の中からつまんで、そして、まさに公示の納税額一千万円以下になるように申告をしていたということなわけでござい...全文を見る
○海江田委員 それからもう一つ、先ほど私が指摘をさせていただきましたけれども、税理士を開業する、そこも一つ実は問題があるわけでございますが、それから、そうやって開業した税理士に対して、いわゆるあっせんを、関与先、顧問先をあっせんしているというこの事実があるわけでございまして、その...全文を見る
○海江田委員 この税理士の、まさに脱税の容疑で逮捕されました事実関係といいますか、これはまだ報道されている範囲でございますが、ここはやはり、まさに先ほど来お話をしておりますあっせんの問題があるんではないだろうか。問題性が浮き彫りになっているんじゃないだろうかと私は考えているわけで...全文を見る
○海江田委員 今次長は誤った期待感があるんではないだろうかというお話がありましたけれども、その誤った期待感を助長するのが、あるいは、そういう誤った期待感を前提にして、まさにOBの税理士さんを企業にあっせんする。この誤った期待感が、まさに誤った期待感であるということであれば、それは...全文を見る
○海江田委員 告発をしたことはよくわかっておるわけでありまして、やはりその告発に対して、まさに圧力をかけたというふうに思われるような一つの調査が、そういう、今私がお話をした九月の十四日の嘆願書であるというふうに思われるわけでございますから、そういうものが出ても、これはもちろん影響...全文を見る
○海江田委員 私は、一度この九月十四日の嘆願書がどういうものか見てみたいんで、それはぜひ資料として当委員会に提出をしていただけますよう、これはお計らいをいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○海江田委員 今、委員長が理事会で協議をするということでございますので、これは協議をぜひしていただきたいということでよろしいかと思います。  それから、あともう一つ問題になるのは、これも税理士法の改正のときに議論が出たわけでございますが、OBの方は実務経験二十三年間で税理士さん...全文を見る
○海江田委員 後で少し細かな、過去何年間かの資料を見せていただきたいと思います。  それからもう一つ、実務経験二十三年というんですが、この浜田容疑者の経歴を見てみますと、果たして本当に実務経験が二十三年あったのかいなというのが、この実務経験というのをどこまで厳密にとらまえるかと...全文を見る
○海江田委員 この問題はまた同僚委員からも質問があると思いますので、きょうはもう時間も限られておりますのでここまでにいたしますが、まさに二月の十四日から確定申告がスタートをするわけでございますから、今大臣はいろいろ内部でやっておられるというようなことは承りましたけれども、一般の納...全文を見る
○海江田委員 ちょっと今のはアバウトな御答弁じゃないかなというふうに思うわけでございますが。おっしゃる所得の再配分の話でいうと、これはまさに税率のところなわけでございますよね。  恐らくここで言っておりますのは、各種の控除、とりわけ人的控除なんかが一番はっきりしているわけでござ...全文を見る
○海江田委員 あるいは、ちょっと角度を変えてお尋ねをしますが、増税という言葉、課税最低限を引き下げをしてそのままにしておけば増税ということになるわけでございますが、増税なき財政再建という言葉が、最近は余り聞かれなくなりましたけれども、片一方であるわけですね。これについて、今現在の...全文を見る
○海江田委員 それではまた角度を変えますけれども、アメリカの財務長官のオニール氏が日本にやってまいりまして、大臣と会談をしておるわけでございますが、今の構造改革の話もそうですけれども、ディマンドサイド、需要サイドの何らかの形での構造改革につながる刺激策というようなことは、今度の会...全文を見る
○海江田委員 これで最後にしますけれども、今度の補正にも若干出てはいるんでしょうけれども需要刺激策、特に投資と消費に対する刺激策というのがやはり必要なわけでございまして、そのときに実は出てくるのが、まさに税制改正をやって、例えば課税最低限を引き下げをする。すると、ここは結構オーダ...全文を見る
04月02日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○海江田委員 民主党の海江田万里です。  竹中大臣、きょうは当委員会にお越しをいただきまして、ありがとうございました。なるべくたびたびお越しをいただきたいわけでございますが、早速でございますが、竹中大臣に幾つかお尋ねをしたいと思います。  三月二十九日の、ことしに入りまして八...全文を見る
○海江田委員 今幾つかお話しになりましたけれども、一つの当日のキーワードは活力だというお話もございましたけれども、従来のこれはいわば税制の基本理念、公平、中立、簡素ですか、それに、特に中立と活力ということがそこでは議論になったということですが、最終的には中立というのも活力を引き出...全文を見る
○海江田委員 もう一つ、やはり公平という言葉も一応公正に置きかえをしているわけですね。だから、その点でいくと、まさにレーガン税制の第二次の方の基本的な考え方を当てはめをしたというふうな理解でいいと思うんですが。  ただ、公平が公正に置きかわって、それから中立が活力に置きかわった...全文を見る
○海江田委員 そうなってきますと、例えば、これは法人税なら法人税の考え方でいくと、もう一つのこの論点の方向性とすれば、課税対象を広くして、そして税率を下げよう、広く薄くという考え方があるわけですけれども。  やはり活力という形でいうと、特に法人税について言うと、私は必ずしも広く...全文を見る
○海江田委員 これは、それでしたら塩川大臣にお尋ねをした方がいいかもしれません。  例えば、今言った法人税の研究開発の税額控除のところをもっと拡充すべきだとか、あるいは加速度償却のところですか、そういうところをやらなければいけないというふうなお考え、これは政府税調というより塩川...全文を見る
○海江田委員 今の、二〇一〇年ぐらいのプライマリーバランスをというのはかねてからの御主張でありますし、そこを視野に入れた減税であり、あるいは減税をもとに戻すといいますか、そういうものであるということはよくわかっているんです。  ただ、きのう短観なども発表になりまして、少し底を打...全文を見る
○海江田委員 今、塩川大臣がおっしゃった、改革還元型の減税などというのは二年、三年でできるものじゃないよということは、これは竹中さんと随分違うんじゃないですか。竹中大臣はやはり、これは特に記者へのブリーフの中で、紙には書いていないで、さっきも言いましたけれども、さっき私が読み上げ...全文を見る
○海江田委員 今私が読み上げましたのは、別にマスコミが勝手にそう言ったんじゃなくて、それは竹中さん自身が記者に向かって、ブリーフですか、会見でお話をしていることでありまして、これを読みますと、さっきもお話をしましたけれども、それは努力をした結果であるということでありましょうけれど...全文を見る
○海江田委員 塩川大臣、その点はそれでよろしいわけですか。塩川大臣、今の考え方でいいわけですか。聞いていましたか。——聞いていなかった。この集中期間については、歳出削減の努力をやって、そしてそこである程度のお金が出てきたら、そのお金を借金減らしに使うのか、それとも減税に使うのかと...全文を見る
○海江田委員 いや、それならいいんですけれども。ただ、では、その場合の減税ということは、まあこれから議論するんでしょうけれども、そこの減税というものについてのある程度の方向性というのは、具体的にどういう中身にやるかということについても、これはもう二〇〇二年、二〇〇三年の話ですから...全文を見る
○海江田委員 六月までに、そういうまさに引っ張っていくような、産業になるのかどうなるのかこれははっきりしませんけれども、方向性というのは決めるということでいいわけですか、理解としては。
○海江田委員 個別の議論に入るな入るなというのは、随分新聞報道もありまして、そういうお考えだということはよくわかるんですけれども、やはりこのスタート台のところの、先ほどからお話をしています第八回の経済財政諮問会議というのも、その意味では、今の議論だって余りよくわからないので。それ...全文を見る
○海江田委員 それは本当に、さっきデフレ対策というお話もしましたけれども、そんな近視眼的なことで考えているんじゃないという御意見もありましたけれども、前回の二月の二十七日に出しました政府のデフレ対策というものがやはり甚だ不十分であったということは、もうマーケットはみんなそういう見...全文を見る
○海江田委員 深めてじゃなくて広げてということで、よくそこのところは、そういう状況なんだろうというのはわかりましたけれども、やはり、深める作業それからまとめていく作業というのは、私は本当にかなり急いでいただかなければいけないと思っていますので、それは六月までにしっかりやっていただ...全文を見る
○海江田委員 八十歳になってわあっと握っておるのは格好悪いということですから、それはもう、大臣はまだ八十になっていませんけれども、ぜひ大いにこれから散財をしていただかなきゃいかぬと思います。私もいろいろ考え方はありますが、今逆質問ですので、ほかに質問したいことがたくさんありますの...全文を見る
○海江田委員 そんなことはないんで、それはやはり、片一方で空売りの規制をやっておいて、もう片一方で指定単を使って年金の資金を入れて、株を、維持というよりも株価を上げた、これはもう紛れもない事実であります。売り手を規制しておって、そこに買いの資金が入れば、これは上がるのは当たり前で...全文を見る
○海江田委員 これは言わずもがなのことで、ほかの手があるかといったらないわけですが、ただ、そういうリスクを含んでいるということは、まさに言わずもがなですけれども、あえて指摘をさせていただいたという話なんです。  あとは、昨日でペイオフが解禁になったということで、柳澤大臣も昨日記...全文を見る
○海江田委員 これもさっきの株価と同じなんですが、やはり問題はこれからなんじゃないかというふうに考えているわけで、確かにこれからペイオフの解禁だよということで、今起きているのは、同じ銀行の中の普通預金に定期性の預金から、これは決済性の預金ですけれども、普通預金にシフトが起こってい...全文を見る
○海江田委員 今ちょっと話が二つ入りまじったように思うんですが、前半の方では、地方公共団体が、そんな軽々にこれまでつき合いのあった地方の金融機関と取引をやめるんじゃなくて、もう少し、まさに地域全体を支えていくような観点からそういう銀行とおつき合いをやっていけというようなお話だった...全文を見る
○海江田委員 このペイオフなんですが、いろいろな調査なんかで、大体六六%ぐらいの人が、これは電通の調査ですかね、何かペイオフについて知っているということなんです。ただ、その知っておるというのは、ペイオフがいよいよスタートしたと新聞やテレビがあれだけ大きく報道すればその程度のことは...全文を見る
○海江田委員 非常にわかりやすいんですよ。概算払い率が五〇%という話ですから。わかるでしょう。わからない。結構これ、みんな知らないんですよ。要するに——いいですよ。だから、一千万円は保険の方から払いますが、残った四千万円のあれが五〇%だから二千万円で、トータル三千万円戻ってくるわ...全文を見る
○海江田委員 時間が来ましたので、これでやめます。ありがとうございました。
04月24日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  四参考人には、お忙しいところ本委員会にお越しいただきまして、ありがとうございました。  早速でございますが、みずほグループの前田参考人にお尋ねをしますが、今回のシステムに関するトラブルで御行が、これから東電でありますとかNTTであ...全文を見る
○海江田委員 時間が余りありませんので、全部言われちゃうと、この後聞こうと思っていることもいろいろありますので。  今、今回の特別検査を受けまして、みずほグループで、安田信託を除いてだろうと思いますけれども、不良債権の処分額が二兆二千三百億円ということです。業務純益が約九千億ぐ...全文を見る
○海江田委員 私がお尋ねしましたのは、既に合併の前に上がっている部分もかなりあるわけですよ。特に住宅ローンの借りかえなんというのは二万、三万上がったりしているし、それからあと、貸し金庫でありますとか細かな点はいろいろありますけれども、もう既に上げて、その上げたことに対する批判も、...全文を見る
○海江田委員 あと、やはり、今回の問題で一番明らかになってきましたのは、事前のテストですね、四月一日にスタートするに際しての。もう既に三十日から、バッチ処理にかかわるシステムプログラムのところでは問題が起きていたということもあります。それから、もちろんこのオンラインのシステムにつ...全文を見る
○海江田委員 今の事前のテストということでいうと、UFJが一月の十五日に新しく統合されましたけれども、私が聞きますところによると、例えば、一月の特に十五日という日にちを選んだのは、三連休、成人の日なんかがあるので三日のあきを選んだということ、それから、一月の二日には行員が、全体で...全文を見る
○海江田委員 UFJではそういう一応事前の準備をした。にもかかわらず、やはりシステムのトラブルが起きたということだろうと思うんですが。  どうですか、前田参考人は、一万人集めたからいいという話では決してないんですけれども、全行挙げてやはりそういう取り組みというんですか、そういう...全文を見る
○海江田委員 やはり結果責任ということもあると思いますので、三人のCEOの方は辞意を表明されたということですが、前田さん御本人の責任のとり方というのは、どういうふうに今の時点でお考えになっているか、お聞かせください。
○海江田委員 特に、先ほどお話があったように、三十日は大変大きな山場を迎えるということですので、これにやはり万遺漏のないようにやっていただかなければいけませんし、あるいはそれをやるに当たって、本当に今の体制でいいのかどうなのか。それが、全部終わってから、終わってからとおっしゃる方...全文を見る
○海江田委員 個別に、それぞれ言い分を聞きながらということでございますが、きのうも判決が一つ東京高裁で出まして、御行がその意味では訴えられて、かなり主張が認められて御行の方が敗訴しているような状況があるわけですから、私は、個別にというお話でありますが、やはり特にお年寄りなんかが債...全文を見る
○海江田委員 その話し合いの態度といいますか方向性でございますけれども、自宅も担保にとって、そして保険自体も担保にとってと、身ぐるみはがされたという形での仲介のあっせんみたいな提案があるわけですよね、私も実際にそういう例をたくさん聞いていますが。それでは全然問題の解決にならないわ...全文を見る
○海江田委員 もちろん、最終的には個別にということなんでしょうけれども、そこに一つの姿勢といいますか、この問題で、なるべくそういう借り手の側の意見もよく聞いて、そして自分たちの貸し手の側の責任も感じて、そういう立場で事に臨むということを、どうですか、それはそんな無理のない話だろう...全文を見る
○海江田委員 ありがとうございました。  西川さんには、せっかくお呼びしながら質問ができませんで、申しわけございません。
05月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  まず、小泉総理にお尋ねをいたしますが、今も小池委員の質問に対しまして、民主党の調査が自虐的だというお話がございましたけれども、私どもは、五月の十五日から十七日にかけまして、瀋陽と北京に行ってまいりました。  そして、まず日本側から...全文を見る
○海江田委員 今の発言は明らかに問題のすりかえでございます。私の質問に対して答えになっておりません。  ちなみに、いろいろな意見がこれまでもございましたけれども、例えば衆議院では、これは五月の二十日ですから一昨日でございますけれども、事態対処特別委員会で、中野寛成委員が福田国務...全文を見る
○海江田委員 重要な問題がございます。一つは、日本の非ばかりをと言いますけれども、では、どこが非なんですか。
○海江田委員 じゃ、その非については、総理も当然同意をされるわけですよね。それがどうして自虐的になるのかということがわからないということが一点。それだったら、総理も、その非をその意味では指摘をしているわけですから、自虐的になっているということですね。まずこれが一点ですね。  そ...全文を見る
○海江田委員 まだお答えになっていませんね。いいですか。じゃ、今総理がお認めになったのは、調査に行くことは構わないわけですね。構わないわけですね。
○海江田委員 問題は、その外務省の非をあげつらうことがどうして、第一、私どもは非をあげつらったとは思っていません。こういう新しい事実があるよということを、まだ私ども発表していない点もたくさんございますけれども、少なくとも事実を突き合わせをやって、しかも両方にきちっと聞いて、それで...全文を見る
○海江田委員 私どもは、総理が、民主党は自虐的だとおっしゃったことは、特に民主党の調査が自虐的だとおっしゃったのは、十七日の夜の八時ごろでございまして、私どもは当時、その日にやっと帰ったばかりでございまして、私どもの方からそういう総理のやり方に対して攻撃だとか何だとかした、少なく...全文を見る
○海江田委員 では、どうですか。その自虐的だと言ったことは、これは撤回しますか。
○海江田委員 では、総理、私どもは、どこが外務省の非ばかりをあげつらっているんですか。  私どもは、もちろん日本の方にもそれから中国の方にも、ビデオで皆さんが見ておるように、あの三人が、あの武装警察が本当に三人の、いたいけない子供と女性二人を強引に外に引きずり出した。これは許可...全文を見る
○海江田委員 総理は、私どもが調査に行ったことについてはこれはとやかく言うものではないというお話がございましたけれども、結局、今交渉中なんだから、やはり調査に行って、そしてそこでわかったことを発表しちゃいかぬということじゃないですか。政府が言うことだけを信用していればいいんだ、出...全文を見る
○海江田委員 それでは、まず、そうやってやはり総理の立場もあるわけですよ。私どもとは違うわけですよ。それが、総理が、一国の総理大臣がそういう形で、私どもの調査に対して、そういうことをやってはいけないような、そういうふうに受け取られる、あるいはそれに対して自虐的だというようなことを...全文を見る
○海江田委員 ですから、先ほどから、では、もう一回お尋ねをしますが、いいですか、私どもが発表した一体どこの部分が自虐的なんですか。それについては、私どもは、調査の仕方などについても十分日本の国の国益というものを配慮しまして、本当に何が国益になるかということを真剣に考えまして、そし...全文を見る
○海江田委員 中身で一体どこの、総理、総理、どこの部分がけしからぬのかということをやはりおっしゃっていただきませんと、さっきも行くこと自体は構わないとおっしゃっていましたけれども、今の答弁ですと、今度、行くこともいけない、大事な交渉の最中なんだからという話にすりかわっていますから...全文を見る
○海江田委員 今私がお尋ねをしておりますのは、いいですか、総理、よく聞いてください、お尋ねをしておりますのは、一体中身のどこが自虐的なんですかと。そこからで、何でそれに答えてくれないんですか。答えてくださいよ、これを。
○海江田委員 いいですか、今私が総理にお尋ねをしているのは、私どもの調査の一体どこが自虐的なんですか、そのことをお教えくださいということを言っているので、それは言えないんですね、結局。言えないんじゃないですか。  私どもの批判というのは、どこどこのどういうところがいけないから、...全文を見る
○海江田委員 では、総理、総理、それでは、私どもが今、先ほども、どういう形でどのくらいの時間をかけてどういう人に会ってきたかということは、今初めて総理にお伝えをしたわけですよね。ですから、私どものやはり本当に国のことを考える気持ちというのも恐らくわかっていただけると思う。それだっ...全文を見る
○海江田委員 こういう根拠もなしにそういうレッテルを張るということをやりますと……(小泉内閣総理大臣「しょっちゅうレッテルを張っているじゃないか」と呼ぶ)いやいや、それは違いますよ。そんなことはありませんよ。いいですか。根拠もなしにレッテルを張るということは、それは、申しわけあり...全文を見る
○海江田委員 ただ、これは外務省のそれこそ同じかまの飯を食った人たちに聞き取りをさせますと、例えば電話のことだって、これは全然それまでは外務省は聞いていなかったわけですよ。私どもが聞いて、しかも、その聞くときも、本当にもう五人が連行されてから後、何も中国側に連絡をとらなかったんで...全文を見る
○海江田委員 私どもは、少なくともそういう形で調査をしてきたということは、これはまず御理解をいただきたい。そして、いろいろなことは、私どもはちゃんと中国の人からも聞かなきゃいけないんですよ。ただ対談をしたとかそんなことじゃありませんで、三時間余りにわたって聞きましたけれども、その...全文を見る
○海江田委員 私どもは最初から、これは私どもが発表した事実と、調査をしてきた調査の態度、それから発表をした中身、そういうものから照らして総理の発言というのは事実と違いますから、ですから、その発言を撤回してくださいと。もし総理がこの問題にこだわるんでしたら、一体どこの部分が本当に自...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○海江田委員 ただいま議題となりました法人税法等の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由の説明をいたします。  近年、企業グループの一体的経営の急速な進展や企業組織の柔軟な再編成を可能とするために、純粋持ち株会社の解禁、会社分割法制の整備、自社株保有の解禁、株式交換・移転...全文を見る
○海江田委員 石井委員にお答え申し上げます。  本来でしたら、年度改正の議論のときに政府が、企業向け租税特別措置の抜本的な見直しでありますとか、それから歳出面での節減など、相応の努力をしていれば連結付加税創設は必要がなかったところでございます。  特に民主党は、今国会におきま...全文を見る
○海江田委員 もちろん二年後の見直しという規定もあるわけでございますが、私どもはやはり、まずスタートに当たりまして、一つでも多くの企業がこの制度に参加をしていただくということが肝要だと考えているわけでございまして、大臣はせんだっての答弁で、この付加税の部分は苦肉の策だというお話が...全文を見る
○海江田委員 先ほど石井委員の質問にもお答えをいたしましたけれども、やはり基本的に歳出のカットでいくべきだというふうに考えております。  それで、例えば今御指摘のありました初年度七百三十億円、この付加税の導入による税収増でございますが、それから平年度で一千三十億の税収増というの...全文を見る
07月17日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第24号
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○海江田委員 今回の与党提案の法案でございますが、最初に、これは柳澤大臣にお尋ねをしたいと思います。  先ほど来、柳澤大臣御自身も答弁をされていますように、事業法人が持っている銀行の株を買い取ってはどうかというような議論が、立法過程でとかあるいは当委員会での審議の過程で出たとい...全文を見る
○海江田委員 そのときの答弁、これは中塚委員に対する答弁でございますが、例えば、「これは、議論の過程ではそうした議論も正直言ってなかったわけではありません」とか、私も大臣の答弁を随分聞いていますが、「正直言って」という言葉が出るときは大体、余り言いたくないんだけれども、あえてスト...全文を見る
○海江田委員 議論がなくて初めて議論が起きたのならば、それも一つの、大いに議論する価値があるんですが、一たん議論をして、そしてそれは退けられた考え方ですから。  先ほど増原委員からも、与党提案に対して大変厳しい質問があったと思うわけですけれども、増原委員も去年の秋、十一月ぐらい...全文を見る
○海江田委員 今、相沢提出者は御自身の口からお話がありましたけれども、やはり中長期的に見たら、銀行株が落ちたということでございますが、これはやはり銀行の収益性を上げていく、資本の収益率をよくしていく、あるいはROEを高めていくとか、やはりそこにしかないわけですよね。需給というのは...全文を見る
○海江田委員 ないというお答えですが、ではそれなら、むしろ銀行自身の収益性を高めていく努力に対して足を引っ張るようなことになりはしませんか、どうですか。どう考えてもこれはなるでしょうね。(金子(一)議員「質問の趣旨がよくわからない。足を引っ張るというのは」と呼ぶ)  収益性を高...全文を見る
○海江田委員 全く矛盾をしているお話でありまして、これはマーケットじゃないんですよ、マーケットじゃないです。マーケットからのシェルターなんですよ、退避ごうなんですよ。そこの中での話でしょう。だからマーケットのことで、マーケットがまさにそういう力を持っているわけですから、それだった...全文を見る
○海江田委員 それはあれじゃないですか、銀行が事業法人の株を所有することの意味合いでしょう。そうでしょう。だから、それはもう片づいている話なんですよ。  そうじゃなくて、もうわかっていながらああいう答弁をされているんだろうと思いますけれども、そうじゃなくて、事業法人が持っている...全文を見る
○海江田委員 それは、風が吹けばおけ屋がもうかる式のへ理屈でございまして、この場合は当てはまらないわけです。  先ほど柳澤大臣が確認をしましたけれども、この議論、銀行の株式保有の議論とそれから銀行の株を買い取り機構に買い取らせるというところは、一回この議論を遮断したんだというこ...全文を見る
○海江田委員 では、これは柳澤大臣にお尋ねをします。この報告を受けられたのは柳澤大臣ですから。  これは、先ほど私は禁欲的という言葉を使いましたけれども、むやみに市場をゆがめちゃいけないよ、やむを得ない場合だけにとどめるべきであるということは、私の理解のようなことで、この買い取...全文を見る
○海江田委員 思想が全然違うと先ほどおっしゃったばかりじゃないですか。思想が違うものを一つの法律の中に入れようなんというのは無理がある話でありまして、それだったらまた別の法律を出し直しをすればいいんですよ、この銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案じゃなく...全文を見る
○海江田委員 では、国会で今こういう銀行の買い取りのことをやっています、それで、これがいつごろ法案が成立をしそうだからとか、これを買ったらどうですかということを言っても、全然構わないんですか。
○海江田委員 ただ、これはちょっと釈然としないんですね。  では、ちょっと別な角度から聞きますが、本当にいいんだったら、国会で議論されたことなら、そのことを材料に株を売ったり買ったりしても、全然これはならないんですか。
○海江田委員 インサイダーそのものにならなくても、やはり本当に銘柄が限定をされてしまって、これは一つ二つじゃないですけれども、先ほどもお話をしましたけれども、事業法人の株なら一千幾つあるからどれかわからないわけですけれども、これが銀行の株だということになれば、目ざとい人はそういう...全文を見る
○海江田委員 細かく聞いていると、言葉は悪いですけれどもかなりいいかげんな答弁をされていますね。申しわけないけれども、この銀行等の株式保有の制限の法律というのは、これは別に銀行株を安定させるための法律ではありませんよ。そうでしょう。  今そういうようなことで、今度出た法律はそう...全文を見る
○海江田委員 だから、そうなってくると、銀行の経営の安定と銀行の株価の安定というのは、先ほどお話をした、風が吹けばおけ屋がもうかる方式の論理展開でいけばつながっていきますけれども、そこはやはり株式市場をゆがめるという懸念もこれあり、一回断絶しなければいけませんねというのが、実は当...全文を見る
○海江田委員 同僚委員から、理屈にならぬという話ですが、本当に風が吹けばおけ屋がもうかる方式の話であって、それでいけば、では真の銀行株の安定とは何なのか。ごく短期の、一週間だとか二、三日の間の株の安定ということであれば、それは需給関係も影響してきますけれども、本当の株の安定という...全文を見る
○海江田委員 全く答えになっていません。さっきからの繰り返しですから。これはむしろ、本当にその間何にもしなくたっていいということにつながりはしないですか。そういうことになっちゃいますよ、一度シェルターに隠しておけば、その間は。しかもそれが十年だなんという話、最長の場合ですけれども...全文を見る
○海江田委員 ちょっとこの問題だけでこんなに長くやるつもりはなかったんですが、ただ、きちっと納得のできる議論ができませんでしたので、これはぜひまた引き続き、これはもうしようがないもの、やらせてもらうしか。もう一回でも二回でもやらせてもらうしかありません。  塩川大臣、せっかくお...全文を見る
○海江田委員 持ち時間がきょうの分は過ぎましたので、これにて終わらせていただきますが、やはりもう少し、本当にぜひしっかりとした答弁をお願いしたいと思います。  以上です。
07月19日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第25号
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○海江田委員 ただいま議題となりました銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案について、反対の立場で討論を行います。  四月一日、柳澤金融担当大臣は金融安全宣言を発し、ペイオフ凍結を一部解除しました。柳澤大臣の安全宣言を信用するならば、金融システムは今や盤...全文を見る
10月24日第155回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○海江田委員 民主党の海江田万里でございます。与えられました時間で質問をさせていただきたいと思います。  まず、大島農水大臣にお尋ねをしますが、前政務秘書官の公共事業にまつわる口きき疑惑でございますが、本委員会が始まるまでに調査を発表されるということですが、いまだ発表に至ってお...全文を見る
○海江田委員 今、私がお尋ねしたことを後半の方で少しお話がありましたけれども、ちょっとわかりにくいので、私がお話をしましたのは仮にということでございますが、現金の授受があった場合は、潔く身を引かれますねということをお尋ねしたんです。いかがでしょうか。
○海江田委員 非常に、私のこの質問は単純でございまして、まだ私は事実を聞いておりませんので、もちろん、現金の授受はないということもあるでしょう。しかし、一方、現金の授受もあるということもあるわけですから、現金の授受があった場合、潔く職を辞するということは、一つの考え方としてあって...全文を見る
○海江田委員 今もございましたけれども、ことしの五月、鈴木宗男議員の秘書が逮捕された時点で、あなたは国会対策委員長という重責におられて、そしてそのときおっしゃった言葉というのは、大変重い事柄だ、議員にはすべて秘書の監督責任があるということをおっしゃったわけですから、当然、その考え...全文を見る
○海江田委員 政治家が、国会議員が、秘書の行動に対して監督責任がある、その考えは今でもそのままお持ちになっているということですので、そうであれば、本当にもしそれが事実になったときは、身の処し方は知っているという、つまりこれは辞任をするということで、それをおっしゃっても何ら不都合は...全文を見る
○海江田委員 わかりました。  私の理解では、まだその意味では現金をもらった可能性もあるから、だから今の時点で自分の辞任ということは言えないんだ、こういうことですね。こういうふうに理解してよろしいわけですね。
○海江田委員 全くお答えになっておりません。  私は、本当にこの問題は冒頭二、三分で、当然大島農水大臣も、これまでの発言からいって、もしそういうことが判明をすれば、そのときは潔く職を辞するという答えが返ってくると思っていましたけれども、全く返ってこない。  それから、私の幾つ...全文を見る
○海江田委員 さて、小泉総理、お尋ねをいたしますが、私はけさ、こちらへ来る前に企業の経営者の方たちと会ってきましたけれども、本当に悲鳴にも近い叫びが充満をしておりますね。ある方は、名前を言えばかなり有名な方でございますけれども、今の状況というのは小泉さんと竹中さんがこの日本をおも...全文を見る
○海江田委員 今冒頭に、今の日本の経済は停滞をしているというふうにおっしゃいましたね。停滞というのは、とどまっている、低い位置でとどまっているということでございまして、今の状況というのは、低くとどまっているということよりむしろ底なし沼に向かって落ち込んでいる、落下をしているんじゃ...全文を見る
○海江田委員 潜在力の話はこれからやりますが、今このままで、これまでどおりの、これは小泉内閣の一年半の施政がありますけれども、このままでいけば、これまでと同じようなやり方でいけばどんどん落下をしていきますよという認識はあるんですか、ないんですか。
○海江田委員 今私がお尋ねをしたのは、もう既に小泉内閣誕生をしましてから一年半たっているわけですから、この一年半も含めて、このままではいけないというふうに思っておるんですか、どうなんですか。このままではですね。  前はそうだったけれども小泉内閣になってから回復したとかいう話じゃ...全文を見る
○海江田委員 全く、その意味では私は、危機意識というものに総理が欠けていると言わざるを得ませんね、これは。  成果が着々と進んでいるというんだとしたら、例えば、株価は総理が就任をしたときはおよそ一万三千円ぐらいでしたけれども、今幾らですか。きょうも下げていますけれども、八千六百...全文を見る
○海江田委員 何か、そうです、どこかのテレビのコマーシャルで、縮みっ放しの日本、これでいいのかというような話ですが、そうじゃなくて、では視点を変えますが、あなたは九月三十日に内閣改造をやりましたね。これまでの金融担当大臣柳澤さんを竹中さんにかえましたね。何でかえたんですか。
○海江田委員 小泉総理は一内閣一閣僚ということをおっしゃって、しかも、従来の派閥からの推薦ではなしに、小泉総理御本人が、一人一人、だれが一番自分の改革に適任かということを考えて、考えて考え抜いて柳澤さんを任命されたわけでしょう。  では、柳澤さんをこのままその座につけておれば、...全文を見る
○海江田委員 この問題は本当に、この後でしっかりと同僚議員がやりますけれども、総理、この一年半の間に金融改革は進んでこなかったじゃないですか。不良債権が減りましたか。それから、金融機関の仲介機能が本当に落ちていますからどんどん中小企業はつぶれているじゃないですか。それから、ペイオ...全文を見る
○海江田委員 いや、ではどういうところで進んでいますか、それをおっしゃってくださいよ。——いやいや、総理に聞いているんじゃないですか。今総理が御自分で進んでいるとおっしゃったんだから。総理が最高指揮官じゃないですか。  いやいや、総理、では、一つでいいですから、進んでいるところ...全文を見る
○海江田委員 不良債権の処理は進めているけれども、新たな不良債権がふえている。  いいですか、では、これは単純な質問ですよ。一年半前の不良債権の量と、現在の不良債権の量と、どっちがふえていると思いますか。簡単ですよ、こんなのは。こんなの簡単じゃないですか。
○海江田委員 技術じゃないじゃないですか。(小泉内閣総理大臣「じゃ、読み上げればいいんだ」と呼ぶ)いや、それでいいですよ。いやいや、読み上げるんじゃなくて、自分の頭の中に今の状況が、どういうふうになるかということが入っていなきゃ判断できないじゃないですか。あなたがこの日本の国の一...全文を見る
○海江田委員 総理、わかっているんだったら答えてくださいよ、本当に。親切にと言うけれども、竹中さんが言った今の数字ぐらい私だってわかっていますよ、竹中さんから聞かなくたって。だから、総理がどういう認識を持っておられるのかということで、これは冒頭にお話をしましたけれども、やはり総理...全文を見る
○海江田委員 それから、竹中さんにもお尋ねをしますけれども、せんだってニューズウイークで、大き過ぎてつぶせないという金融機関はないというような発言をしていますが……(発言する者あり)いやいや、まあいいや、揚げ足じゃありませんけれども。  金融担当大臣なんですから、あなたは。金融...全文を見る
○海江田委員 括弧のところは、「大きすぎてつぶせない」というところ、これは括弧でくくって、これはツービッグ・ツーフェールでしょう。そうでしょう。ツービッグ・ツーフェールという言葉は一言も使わなかったんですか、どうなんですか。
○海江田委員 ツービッグ・ツーフェールというのはそんなに難しい英語じゃなくて、ここにいらっしゃる賢明な議員の皆さん方はみんな知っているんですよ。だから私は、そのツービッグ・ツーフェールという言葉を、少なくともあなたは、金融担当大臣はお使いになったんですか、お使いになっていないんで...全文を見る
○海江田委員 使っているんでしょう。その二つの意味があると言うけれども、だけれども、もう一つの意味はちゃんとあるんですよ、大き過ぎてつぶせないという。むしろそっちの方が第一の意味なんですよ。そういうふうにみんな考えるんですよ。でも、使っているじゃないですか。このツービッグ・ツーフ...全文を見る
○海江田委員 使ったことは事実です。  じゃ、竹中さん、この記事の、日本語訳ですけれども、これを見ますと、「金融機関の統廃合の結果、四つのメガバンクが残った。巨大すぎてつぶせないのでは?」という質問になっているんですよ。これは何とお答えになります、今の時点で。日本語でいいんです...全文を見る
○海江田委員 全然、縮めたとか、今のキーワードなんかどこにも出てきていないですよ。「巨大銀行にはそれなりの利点がある。事業規模が大きいため、財務基盤を強化できる。 だが「大きすぎてつぶせない」とは思わない。そういう発想がコーポレートガバナンスを危うくし、モラルハザードを引き起こす...全文を見る
○海江田委員 いや、これはもう本当にその場しのぎのことを言っているとしか思えないので、さっきのお話で、ツービッグ・ツーフェールというのはどこに行っちゃったんですか。なくなっちゃった。さっきはツービッグ・ツーフェールということを言ったということを言いながら、言っていないという話にな...全文を見る
○海江田委員 じゃ、もう一回単純に聞きますが、竹中大臣をわざわざ柳澤大臣からかえて、そして金融担当大臣にした一番の思いというのは、これは不良債権の処理の加速化ですよということで言えないんですか、これは。
○海江田委員 この不良債権の処理ですけれども、加速化ということの場合は、やはりどう考えたってセーフティーネットの問題ですね、特に中小企業と雇用の問題をしっかりさせなきゃいけないんですが、私はどうも、冒頭の質問から聞いておりまして、本当に今中小企業の痛みだとかなんだとかがわかってお...全文を見る
○海江田委員 野党はいいところも見ていますよ、私だってきのう北嶋絞にも行ってきましたから。  だから、そうじゃなくて、では、あそこへ行けば、隣の隣の工場はどうなっていました、これは。覚えていませんか、隣の隣の工場はどうなっていたか。
○海江田委員 そういうことぐらいは承知をしているという話は、ちょっとこれは今の情勢の認識としては不見識ですよ。不見識です、不見識ですよ。あの二つ先の工場は売り工場じゃないですか。「売工場」と書いてあるじゃないですか。こんな大きな看板、見えてこなかったですか。きのう行ってきましたけ...全文を見る
○海江田委員 いや、それはまさに全体を見てくださいということを言っているわけで、総理はいいところだけ見ているわけじゃないですか。だから、いいところもあれば悪いところもあればという話じゃないですか。いいところもあって悪いところもあるというのは、まあ、大体半分半分ぐらいで、それは半分...全文を見る
○海江田委員 揚げ足取りと言うけれども、総理が今そこで、悪いところだって見ているからと言うからでしょう。総理が悪いところだって見ているからと言うから。見ていないんですよ、見ていない。  では、総理、お尋ねしますが、今中小企業で実際に話を聞いてくると、やはり金融の問題ですよ、融資...全文を見る
○海江田委員 では、来年の四月に一斉に導入をするということはないわけですね、これは。
○海江田委員 それから、もう一度確認をしますけれども、今お話のあった、これは去年の案ですから、これも変わることが大いにあり得る、そういうことですね。
○海江田委員 これはやはり変えてもらわなきゃいけないわけですから、急激な回復でもあれば別な話ですけれども、そうじゃない場合はやはりこれはきちっと、外形標準課税で今かなり多くの企業がおびえていますので、これはぜひやっていただきたいと思います。  それから、やはりもう一つの雇用の問...全文を見る
○海江田委員 厚生労働大臣、どこか、この一年半の間ですよ、改革が進んだ成果としてふえているところがありますか、教えてください。
○海江田委員 三次産業だって失業者の方がふえているでしょう。そうでしょう。二次産業がふえるのはもうわかり切った話で。  三次産業のところで、じゃ新規に、一年半前と比べて、ふえているんですか、どうなんですか。
○海江田委員 今私が聞いたのは、おわかりになっていてああいうお答えになったんでしょうけれども、三次産業トータルとしてふえているということはありませんよね、これは。もうそれだけでいいんですが、どうですか。
○海江田委員 この問題は後で数字をきちっと教えていただきたいと思いますが、それから、できましたら分野別にこれはやっていただければわかりますが、少なくとも、厚生労働大臣の認識は、三次産業全体でふえているというんですから、かなり考え違いだと思いますよ、これは。後ではっきりさせますがね...全文を見る
○海江田委員 今委員の方から、本当に若い人たちの実情を見ろと。ヤングハローワークなんというところもありますけれども、本当に厳しいんですね、これは。もちろん、若い人たちだけじゃなくて、中高年の人たちもそうですけれども。  私は、やはり今の雇用保険の、これは総理にも聞いておいていた...全文を見る
○海江田委員 これは、やはりここまで失業者がふえてくると、例えばそういう、もうこれまでの、従来の雇用保険の枠組みとは違うところの問題になったんだということになれば、例えば来年の春からまた雇用保険の保険料の値上げなんというようなことは出てこなくなるわけですよ。  今そういう、せっ...全文を見る
○海江田委員 今度、小泉さんにお尋ねをしますが、やはり小泉さんはどちらかというと、改革の中で、構造改革とおっしゃいますけれども、サプライサイドといいますか、不良債権の処理もそうですけれども、そちら側の改革に大変力を入れていますけれども、もう一つ、やはり本当に、需要サイドといいます...全文を見る
○海江田委員 あなた、潜在的な需要、潜在的な需要と言いますけれども、例えば住宅問題なんか一つとっても、本当に具体的な青写真が全然出てきてないじゃないですか。(小泉内閣総理大臣「出てる、出てる」と呼ぶ)じゃ、どういうのが出ているんですか。
○海江田委員 せっかく自分から進んで出てきて、お話があるというふうな雰囲気だったので、国民に対するどんな夢と希望を与えるようなのがあるかと思ったら、そんな、中古住宅の流通をと言って、あれは確かに小泉さんの構造改革の雇用の中に入っているんですよ。年金受給者の送り迎えをするタクシーの...全文を見る
○海江田委員 国土交通大臣なんですから、今のは厚生労働の方まで踏み込んで発言がありましたけれども、やはりそれを言うんだったら、女性の雇用なんかの問題をお話しになった方がいいんですよ。我が党は、ちゃんと、女性の育児とそれから働くことが、仕事の両立支援法とか、そういう話をやっているん...全文を見る
○海江田委員 いや、それは、今女性だからと言ったのは撤回をしますが、だけれども、女性の雇用の問題がどこかから聞こえてきてもいいじゃないですか。どなたからもないじゃないですか、それは。最初にそうやって厚生労働省の話をしたんだから、そういう話をしてもいいんじゃないですか。そういうこと...全文を見る
○海江田委員 改めまして、小泉内閣が発足をしまして一年半でございますが、小泉さんは改革が着実に進んでいるということを言っておられますが、その中でどういうふうに国民は痛んできたか、経済は痛んできたかということを改めて一つの表にまとめましたが、名目のGDPでは十七兆円ですね、完全失業...全文を見る
○海江田委員 厳しい情勢があるからこそと言いますが、私がここにあえて括弧つきの「小泉「改革」」というふうにつけさせてもらいましたのは、やはり本当にこういう改革でいいんだろうか、もちろん、改革を今否定する人はだれもいないわけでございますが、やはり改革の中でも、国民に対してあるいは中...全文を見る
○海江田委員 またそういうことをおっしゃると、この問題で時間をとることになるわけでございますが、不良債権の加速化の問題でも、中間報告を出すと言いながら実際には出せなかったとか、それから、やはりこのパッケージの話だって、二十五日という話もあった。二十五日、あしたなわけですよ。それが...全文を見る
○海江田委員 ただ、来年の一月からでございますが、これは大変大きな変化があるわけですね。源泉分離課税が申告分離課税になる。自分で申告をしなければいけない。あるいは、証券会社は特定口座というようなことを今一生懸命進めておりますが、ただ、これは大変わかりにくい制度でございまして、それ...全文を見る
○海江田委員 それでは、この国会中に、証券税制については見直しの法案を出してくる可能性があるということですか。
○海江田委員 これは、本当の対決法案でありましたら時間もかかるわけですけれども、今、私どもも内部で議論をしているところですが、そういうような案もこれありということもありますので、これは、一番よろしいのは、こういう考え方を出していくんだと言いますけれども、実際に法律が成立をしません...全文を見る
○海江田委員 財務大臣がわからない仕組みにするということ自体、大変大きな問題なわけです。私自身は別にそういう勉強会に行っていませんけれども、行ってきた人の話を聞きましたら、どうだったと聞いたら、いや、わからないことがよくわかったということを言っておりまして、そういうものでございま...全文を見る
○海江田委員 私どもは、この「関連するすべての国際的合意を遵守することを確認した。」という表現だけではやはり不十分だろうというふうに思っておりますので、ここでは本当に核が開発をされておって、そして、それに対する我が方の絶対にそういうことは許しちゃいかぬのだという決意が盛り込まれて...全文を見る
○海江田委員 これで質問を終わります。ありがとうございました。
11月19日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○海江田委員 それでは、冒頭、竹中金融担当大臣にお尋ねをしますが、十月の二十四日、予算委員会、今国会で唯一開かれました予算委員会で、私が竹中大臣に、ニューズウイークの十月十六日号、ツービッグ・ツーフェールという「大きすぎてつぶせない銀行はない」と考えるというふうな発言があったかど...全文を見る
○海江田委員 どうして訂正、謝罪をするつもりがないというふうにおっしゃっているんですか、出版社側は。
○海江田委員 ここは英文学の授業の場じゃないので、自動詞や他動詞ということはおいておきますけれども、要するに、十一月の六日号でニューズウイークの側は反論を載せているわけですけれども、そこで、竹中大臣は英文に当たってくださいということで、その英文も出ているわけですよね、これは。「マ...全文を見る
○海江田委員 今、質問も英語ですけれども、ここにはメガバンクスと書いてあるわけですね。合併、統合をやった結果、四つのメガバンクが残ったけれども、そして、これらというのは、つまり四つのメガバンクスですよね、四つのメガバンクスについては、大き過ぎてつぶせないということはないですねとい...全文を見る
○海江田委員 それでしたら、自動詞や他動詞とかいう話じゃなくて、むしろこの十一月六日号の方が、政治家と同じになってしまったんだということは問題ですけれども、かなりこちらの方が、はるかにその意味では名誉毀損なわけでございますから、竹中さんを傷つけることになるわけですから、やはりこち...全文を見る
○海江田委員 なかなか悔い改めませんね。  本論に入ります。  本法案の中身に入りますが、まず、これも金融担当大臣にお尋ねをしたいんですが、この預金保険法の一部を改正する法律案でございますが、一部を改正する法律案ということになっていますけれども、私は、この法案を見てみましてび...全文を見る
○海江田委員 恐らく竹中金融担当大臣も、余り明快にといいますか、説明できないと思うんですよ。今も本当に、明晰な頭脳を持った大臣にしては珍しくメモを読んで、しかもこれは大体同じ中身を二回言いましたから。  その意味では、従来も預金保険というのはあって、しかも、これは基本的に少額の...全文を見る
○海江田委員 今し方、我が党の古川委員が我が党の案を提案したところでございますが、五十嵐提案者、今私がお話をしました決済用の預金の口座ができるということによって、私はやはり、ペイオフが括弧つきで解禁をした後も、そこへどんどんお金が集まっていって、結果的には、ペイオフが何のためにや...全文を見る
○海江田委員 やはりこのペイオフの二年延期、これは普通預金なんかもそうですけれども、その話と、やはり決済用の預金をそこから先も守らなきゃいけないという話は、本来はやはり切り離して考えるべき性格の問題だと思うんですね、これは。  塩川大臣にちょっとお尋ねをしましょうかね。  塩...全文を見る
○海江田委員 どうも塩川財務大臣もちょっと誤解があるようですが、普通預金自体を二年間延ばすというのが今度の法律案の一つの柱で、それとは別途に決済用の預金というものを新たにつくって、これは二年後以降も、正確に言うと平成十七年の、二〇〇五年の四月一日以降もそれはずっと続けていきますよ...全文を見る
○海江田委員 私は竹中さんに答弁をお願いしたんです。出てこられても構いませんが、今のお話でも幾つかおかしな点がありまして、例えば、二年間たったら、じゃ、普通預金なんかも含めて何で二年間ペイオフの延期をするのかといえば、この二年の間に集中的に不良債権の処理をしますよということは、つ...全文を見る
○海江田委員 今、金融審がそういう答申をしているということですけれども、必ずしもそうでもないんですよね。もう一つ、ナローバンクという制度も言っておるので、こっちにもメリットはあるということを言っているので、必ずしも金融審は言っていないということ。  それから、先ほど私がお尋ねを...全文を見る
○海江田委員 では、もう少し、そもそもこの預金保険というシステムは、小さな預金保険という考え方があるのは御存じでしょう。余り大きなものにしないで、できるだけ、小さなというか、国民の負担も少なくして、それから預金者の負担も少なくして、そういう制度にしようという考え方がこれは根っこに...全文を見る
○海江田委員 だから、それだったら二年あるんですよ。だから、さっき五十嵐委員が説明をした我が党の案は一年ということですけれども、その間にこの種の話をきちっと詰めていけばいい話なんですよ。それはやはり銀行の側にもそういう商品開発、新たな口座を設けるための準備期間として、来年の四月一...全文を見る
○海江田委員 短期とかしばらくとか文学的な表現が出てきますけれども、例えば二年あるんですよ。二年は短期なんですか。おっしゃるような、局長が考えておる短期というのは、二年は短期じゃないんですか。もっと長いんですか。そうしたらそれは、やはりその間は本当に金融システムが安定しないという...全文を見る
○海江田委員 今のでもよくわかりませんけれども、どういうふうに言えばいいんですか、やはり基本的に、この制度を設けることによって本当の意味のペイオフの意味合いというのを私はかなり損なっていると思うんですよ。残念なんですよ、そこのところが。  うまくきちっと、一年なら一年でペイオフ...全文を見る
○海江田委員 先ほど来本当にお話をしておりますけれども、それから、世界でこんなの例がないですね、全然。それをちょっと聞かせてください。
○海江田委員 ということは、つまり、こんなのつくっちゃったら日本は金融先進国になれないということなんですよ、これははっきり言って。物笑いの種ですよ。  それから、金融庁はいろいろ言っているけれども、やはり今度の、預金の流出だとか何だとかが、大体もう一段落しましたけれども、さっき...全文を見る
○海江田委員 では、もう一回、最後に竹中大臣。
○海江田委員 もう最後ですので。  賢明な財務金融委員の皆様方、ぜひ我が党の案、本当にいい案なんですよ、これは。ぜひ御賛同いただけますよう心からお願いを申し上げまして、それから、竹中大臣も、本当に早く過ちを認めた方がいいですよ、これは。  私の質問を終わります。
12月02日第155回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○海江田委員 民主党の海江田でございます。  限られた時間ではございますが、総理以下各大臣に質問をさせていただきます。  まず、先ほど来補正予算の話が与党側の委員から出ておりますが、これは、きょうはテレビ中継もあるわけでございますが、テレビをごらんになっている方が間違えてはい...全文を見る
○海江田委員 幾つか理由をお述べになりましたけれども、一つは、税収の見定めがはっきりするまでということでございますが、では、もし仮に、その税収の落ち込みがなければ、これは補正予算、組まなかったんですか、どうなんですか。
○海江田委員 これは私はびっくりしましたね。  ということは、今度のこの補正予算というのは、基本的に税収の落ち込みに対する補てんとして考えているんですよということですね、これは。
○海江田委員 今、当初の税収の見込みに合えば景気がいいなんということをおっしゃいましたけれども、これはとんでもない認識違いでありまして、総理は、ことしの予算はまさに総理がつくった予算でありまして、しかもこれは構造改革の最中だから痛みの伴う時期でありまして、これは大変厳しい税収の見...全文を見る
○海江田委員 いやいや、仮定の議論じゃない。よく聞いてくださいよ。いいですか、先ほど総理は、税収がきちっと確保をされれば、それは景気がいいことだとおっしゃいましたね。その認識は間違っているんじゃないですか。  税収を低く見積もれば、とりわけことしの税収というのは低く見積もってい...全文を見る
○海江田委員 いいですか、それは、なったらという話は総理の方がおっしゃった話ですから。(小泉内閣総理大臣「そんなことはない、あなたが、だったらという仮定の質問をしている」と呼ぶ)いや、後で会議録を精査すればわかることです。  いいですか、総理、先ほど四—六がいいというお話があり...全文を見る
○海江田委員 私は、まだ財政出動だとかいう話じゃありませんで、今、特に我が党が中心になりましてほかの野党の皆さん方とも出しましたのは、雇用とやはり中小企業対策、いわばセーフティーネットと言われるところなんですよ。  それから総理、一つだけ去年と決定的に違いますのは、総理、九月三...全文を見る
○海江田委員 総理、竹中さんにおかえになったのはいつですか。九月三十日じゃないですか。九月から一月の二十日以降といったら何カ月あるんですか。十、十一、十二、一、もう半年近くじゃないですか。加速化させるということを決めたんだったら、加速させるということを決めたと同時にそういうふうに...全文を見る
○海江田委員 これはやはり総理は、まだ議論のテーマになっていませんけれども、三十兆枠といったものに大変、それは私に言わせれば、こだわっていたという表現をあえて使わせていただきますけれども、総理、その三十兆枠というものを大変重く気にしていたということは事実ですね、この補正の編成に当...全文を見る
○海江田委員 だから、補正の時期を決めるに当たっても、この三十兆枠のことを気にしていたということは事実ですね。
○海江田委員 では総理が、今度のこの国会には間に合わないけれども、来年の通常国会に補正予算を出そうということをお決めになったのはいつごろですか。
○海江田委員 かなりアバウトですけれども、十月の七日に経済財政諮問会議があったのは覚えていらっしゃると思いますが、この十月七日の経済財政諮問会議で、かなり税収の落ち込みがあるんじゃないだろうかということはおっしゃっているんですね、これは。十月七日ですから、十一月のいつかはわからな...全文を見る
○海江田委員 これはびっくりしましたね。それこそ、今度の国会の冒頭に、これは十月の十七日ですけれども、柔軟かつ大胆にとおっしゃっているわけですよね。  では、どんなに景気が悪くなったって、どんなに失業者がふえようと、もう最初から今度の国会は提出しないよということで、では何のため...全文を見る
○海江田委員 これは、大胆かつ柔軟にというのは、本当に、世の中の様子を見ながら、必要とあればそれは補正を、ただ従来型の公共事業だとか、こういうものをやらないというのはこれは当たり前の話でありまして、私どももそんなことをやれと言っているんじゃないんですけれども、今度のこの国会を召集...全文を見る
○海江田委員 ただやはり幾つか、中小企業の対策につきましては、全く新たなものをつくらなければいけないわけですから、それから、私ども野党は、まだ政府系の金融機関でもやはり個人保証の部分がついていますので、これが結果的に、事業が失敗をしたときの個人の家から預金から全部、まあ預金は大体...全文を見る
○海江田委員 今、塩川財務大臣は従来型は含まれていませんとはっきりおっしゃったわけでございますが、今、それぞれの省庁が中身の精査をしている途中だと聞いておりますが、国土交通省の国際競争力のある都市再生という項立ての中に、例えば整備新幹線でありますとか、それから港湾整備でありますと...全文を見る
○海江田委員 では、それは扇国土交通大臣。
○海江田委員 そこで、さっきのお尋ねですが、整備新幹線でありますとか、それから港湾整備でありますとか、そういうものがこのどこかに入るんじゃないですかというお尋ねをしたのですが、それはいかがですか。
○海江田委員 あと、堤防の整備ですとかそれからダムの改修ですとか、こういうものもどこかに入ってくるんじゃないですか、どうですか。
○海江田委員 この手の補正のときのテーマづくりというのはもう毎年やっているわけですよ。ITが時流のときはITでやりましたよね。だけれども、その中には必ずやはり各省庁のそれぞれいわゆる従来型の公共事業と呼ばれるものが入ってくるわけですから、そこはしっかりとそれぞれの、皆さん方、小泉...全文を見る
○海江田委員 もう私どもは随分、雇用対策ということでいろいろな項目立てをやりまして手を打ってはいるんですが、はっきり申し上げまして、本当に件数が、何万件やる予定がたった九件であるとか十件であるとか、そんなような例もあって、それは主に、やはり企業に対してこういう形で、例えば建設業が...全文を見る
○海江田委員 そこで、やはりNPOに対する支援税制が本当に、年間たったの九件しか税制上の控除を受けられないとか、これはお粗末過ぎるわけですから、今もお話がありましたけれども、厚生労働大臣の方でも、そういう新しい制度をつくっても、その受け皿に当然NPOがなり得ると。それから、去年の...全文を見る
○海江田委員 まず、八千団体で九件はちょっと少ないという話がありました。これは、ちょっとどころか、大いに少ないわけですが。  それから、今の、自治体でありますとか商工会でありますとか、そういうものとの関与というか、緊密にとかいう話もありました。委員からの発言もありますが、やはり...全文を見る
○海江田委員 それから、これは総理に、もう時間になりますので、恐らく最後のお尋ねになると思いますけれども、この補正の作業に入っている。私どもは、先ほど来お話をしておるように、雇用とそれから中小企業の対策のセーフティーネットだけは、本当は今度の国会じゅうにやるべきだと口を酸っぱくし...全文を見る
○海江田委員 では、いいですか、具体的に、道路特定財源、全部外すんですか、これは。
○海江田委員 いいですか、今お話がありましたけれども、特定のところをその使える幅を拡大するという話と、一般財源化という話でお尋ねをしているし、ここでも答弁しているわけですよ。(小泉内閣総理大臣「答弁読んでみてよ」と呼ぶ)いや、そうですよ。構造改革の方向でといえば、みんなそうですよ...全文を見る
○海江田委員 いや、じゃ、道路以外に何に使えるんですか、これは。何か道路の周辺部分とか、そんなような話でしょう。  だから、一般財源とは甚だほど遠い話であって、少しそこのところの、何というか、使い道を少し拡大をする。それを、はっきり見えるようになるとかそういうことを言われると、...全文を見る
○海江田委員 これも本当に、ウナギのかば焼きじゃないですが、これはウナギのお通しのちょっとした何か刻んだ野菜を持ってきて、これで、さあ出てきますよ、さあはっきり見えますよ、そういう話で、これはもう少しちゃんと事実に基づいて、一体どのくらいを回すのかとか、そういう形で言ってもらわな...全文を見る