海江田万里

かいえだばんり

小選挙区(東京都第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

海江田万里の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第177回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(海江田万里君) 広野ただし議員より二点御質問がございました。  まず一点目でございますが、石油市場安定に関する御質問をいただきました。  広野ただし議員既に御高承のとおり、石油市場の安定につきましては、消費国を中心に構成されるIEA、国際エネルギー機関だけではあり...全文を見る
02月01日第177回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○海江田国務大臣 甘利委員にお答えをいたします。  確かにおっしゃるとおり、甘利委員あるいは二階先生もそうでしたね、平成十九年度からERIA、これは東アジア・ASEAN経済研究センター、予算措置がとられたところでございます。アジア人財資金についても同じでございますが、この東アジ...全文を見る
○海江田国務大臣 甘利委員にお答えをいたします。  これは新成長戦略実現会議という司令塔がございます。この中に、国内投資促進円卓会議という組織がございます。ここの責任でありますのが私、経産大臣で、以前は大畠大臣が非常に頑張ってくれたわけでございますが、ここが、昨年の十一月でござ...全文を見る
02月03日第177回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○海江田国務大臣 郡委員にお答えをいたします。  もう郡委員つとに御案内で、質問の中で基本的な考え方などお話しをいただきました。  つけ加えるとすれば、今おっしゃったような、やはりこれは産学官の一体化した取り組みが必要でございますから、この一体化した取り組みを強化すべく、特に...全文を見る
02月07日第177回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○海江田国務大臣 小川委員にお答えをいたします。  御指摘のように、離島におきましては流通コストなどが高いことから、ガソリンの小売価格が、今大体平均をしまして、リッター当たり二十円ぐらい高くなっております。  このため、SS等が島民にガソリンを販売する際に、特に離島と本土の流...全文を見る
○海江田国務大臣 吉良委員にお答えをいたします。  私は、インフラシステム輸出というのは、もちろん商談をとる、とらないということも大変大きな要素でございますけれども、やはり現地の人々にとってよりよい生活を保障するために私どもはそのインフラを輸出するんだという考え方でございます。...全文を見る
○海江田国務大臣 吉良委員にお答えをいたします。  これは、昨年の九月でございますが、パッケージ型インフラ海外展開関係大臣会合が生まれました。ここでいろいろな議論をしているわけでございますが、特に、今委員御指摘のような、やはり事業全体をしっかりと政府も後押ししていくべきではない...全文を見る
02月10日第177回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○海江田国務大臣 吉井委員にお答えをいたします。  国会のお許しをいただきまして今夜豪州へ向かいますが、その主な目的は、第二回の日豪の閣僚会談でございます。貿易担当の大臣あるいは経済担当の大臣と、まさに第一回に引き続いた第二回目の、全般的な日本と豪州の経済協力関係についての話し...全文を見る
02月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○海江田国務大臣 赤澤委員にお答えをいたします。  まさに今御指摘のように、せんだって、十カ月ぶりにこの日豪の交渉がスタートしたところでございます。そして、約二十の分野にわたって今まさに議論がスタートしたばかりでございます。  そして、四月をめどに次回のこの会合を開くというこ...全文を見る
○海江田国務大臣 赤澤委員にお答えをいたします。  本来、日豪の提携とそれからTPPとは別物でございます。しかし、この両者の間に共通する問題もございますので、そこは、両方を同時並行的に議論をしていく、こういうことでございます。
02月17日第177回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○海江田国務大臣 古屋委員にお答えをいたします。  古屋委員は本当に介護、医療の方面に多年にわたって御尽力をいただきまして、日ごろから尊敬をしているところでございますが、今ロボットのお話につきましても本当に懇切丁寧にお話をいただきまして、私も大いに勉強になりました。  言うま...全文を見る
○海江田国務大臣 稲津委員にお答えをいたします。  我が国の発電の電力量ベースでの電源構成でございますが、一位が、もうこれは御存じだろうと思いますが、LNGとそれから原子力発電で二九%、そしてそれに次いで石炭火力発電が二五%という形になっております。  これを一次エネルギー供...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員御指摘のように、我が国はそのほとんどを輸入しておりまして、平成二十一年度で一・六億トン、一億六千万トン、これが輸入でございます。その八割がオーストラリアとインドネシアでございます。オーストラリアが六三%、インドネシアが一九%。以下、カナダ、ロシア、中国、米...全文を見る
○海江田国務大臣 今お尋ねがありましたのは産炭国石炭産業高度化事業でございますが、その前に、一つだけちょっとつけ加えさせていただきますが、モンゴルの石炭をこれから日本がふやしていこうということ、その場合でも、やはりモンゴルは内陸地でございますので、積み出し港のところまで鉄道を引い...全文を見る
○海江田国務大臣 実は、この事業は二十三年度までということになっておりますので、その意味では、これまでの成果というものは大いにあったというふうに私は思っております。
○海江田国務大臣 山内委員にお答えをいたします。  私ども経産省では、フィリピンなりインドネシアなり、来日されましたその直後に、六カ月間でございますが語学研修をやることになっております。恐らく、この語学研修の中身が、本当にそれこそ、この試験に合格をするようなものになっているのか...全文を見る
02月21日第177回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○海江田国務大臣 柿澤委員にお答えをいたします。  この件は一月の五日の新聞に出ました。私も、当時は経産大臣ではございませんでしたけれども、その記事を拝見した覚えがございます。  この一月の五日の新聞が出たところで、経産省はまず第一回の調査を行いました。そしてその後、一月の二...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○海江田国務大臣 城井委員にお答えをいたします。  質問が若干多岐にわたっておりましたけれども、一つは、先ほど御指摘いただきました戦略的基盤技術高度化支援事業ということで、二十二年度で百億円積んでおりましたものを今回百五十億円にいたしました。  しかし、先生御指摘のような、実...全文を見る
○海江田国務大臣 西委員にお答えを申し上げます。  せんだって経産省が出しましたデータというのは、もう御案内だろうと思いますけれども、自動車とそれから電気・電子、機械産業の三業種について、これは日本がそうしたTPP協定、あるいはEUと中国とのEPAのいずれも締結をしなかったとき...全文を見る
○海江田国務大臣 佐々木委員にお答えをいたします。  以前とお話ありましたけれども、二〇〇二年でございます。このときは、免税点三千万円を下げようという議論がありましたので、中小企業庁が一万一千七百十七の事業者にアンケート調査をいたしました。その結果、九千六十一の事業者から回答が...全文を見る
○海江田国務大臣 私からお答えを申し上げますが、事業間取引におきまして、優越的地位の濫用行為などによって中小企業が消費税を転嫁することが困難となることがないように、これは公正取引委員会と連携して、下請代金支払遅延等防止法を厳正に執行してまいるということでございます。御指摘のような...全文を見る
02月24日第177回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○海江田国務大臣 近藤委員にお答えをします。  菅総理の発言は、いつも示唆に富んだ発言でございます。今回も示唆に富んだ発言があったと存じております。
○海江田国務大臣 近藤委員には、いつも経済産業委員会で大変示唆に富んだ御意見をいただいておりまして、きょうも大変示唆に富んだ、あるいは、深い含蓄のある御意見をちょうだいいたしました。  その上で、菅総理の発言でございますが、菅総理のお考えを述べたものだと思いますので、こうした考...全文を見る
○海江田国務大臣 先生と見解を異にしますが、そういうことも含めて国会で御議論をいただきたいと思います。
○海江田国務大臣 遠藤委員にお答えをいたします。  今、玄葉大臣からあらかたお話がありまして、そのとおりだなと思いまして、ちょっと私は視点を変えますけれども、よく私どもは、失敗は成功の母ということを言います。ところが、時として、私は、成功も失敗の母になるのではないだろうかという...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えをいたします。  先生御指摘のように、我が国の企業は大変高い技術力を持っております。ところが、それが企業の競争力あるいは国際競争力に結びつかないという御指摘がございます。これには幾つか理由がありますが、一つはやはり国際標準化と申しますか、日本の持っている...全文を見る
○海江田国務大臣 委員のおっしゃるとおりでございまして、大変いいお話を聞かせていただいたと思っております。  一つだけつけ加えるとすれば、あと私どもは、成長戦略の中で、スマートコミュニティーでありますとか、あるいは水のインフラでありますとか、これは、従来のプラント輸出というのは...全文を見る
○海江田国務大臣 吉泉委員にお答えを申し上げます。  今週の初めに中国電力が上関の原子力発電所の工事に入るということは、私は事前に聞いておりました。ですから、くれぐれもそうしたけが人などが出ないようにということで、万全の体制でお願いをしたいということを私の意向として伝えたところ...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたけれども、やはり事業者に対して、まず安全が第一だよ、安全第一で工事を進めるようにということは、私からその旨伝えるということでございます。
02月25日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○海江田国務大臣 経済産業大臣を拝命しました海江田万里でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  第百七十七回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取り組みにつきまして申し述べさせていただきます。  世界では経済のグローバル...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○海江田国務大臣 おはようございます。  平成二十三年度の経済産業省関係予算について御説明申し上げます。  我が国の足元の経済情勢は、生産や輸出の持ち直しを背景に、足踏み状態を脱しつつあります。その一方で、海外景気の下振れ懸念や昨今の中東情勢の不安定さに起因する、為替や原油を...全文を見る
○海江田国務大臣 大谷委員にお答えをいたします。  私、エネルギー全般の問題でいうと、三つの要素と申しますか、一つは経済性、もう一つが安定性、安定的に供給されるということ、それからもう一つがまさに今お話のありました環境性ということで、この三つを組み合わせていくのが一番よろしいか...全文を見る
○海江田国務大臣 それは私からお答えをいたします。  おっしゃるように、パッケージ型インフラの輸出、システム輸出でございます。このパッケージ型インフラ・システム輸出というのは、いつも言っていることですが、かつてプラント輸出ということもございました。ただ、プラント輸出というと、ど...全文を見る
○海江田国務大臣 向山さんはガスの会社にいらしたということで、この道の専門家でございます。  去年の夏の原油価格の高騰というのは、これは私の見るところ、リーマン・ショック以来の金融の緩和が続いておりまして、かなり投機資金などがやはりここに流れたということも否定できないのではない...全文を見る
○海江田国務大臣 貴重な時間ですから、今回短く御答弁申し上げますが、全く先生と同じ認識でございます。
○海江田国務大臣 きのう、その総会が終わった後、私は今政府の立場ですから出るわけにはまいりませんけれども、会長をやっている古賀さんからしっかりとお話を承りました。ここはまさに、やはり政治がきちっと責任をとってやらなければいけない問題だろうと思っております。  私も、シンガポール...全文を見る
○海江田国務大臣 平委員にお答えをします。  平委員は、本当に何度も現地にも足を運んでいただきましてありがとうございます。  私はまだあそこは一度も行ったことがないんですが、唐山というのは、一九七六年、毛主席が亡くなる年に大地震があって、そのときちょうど私は天津にいまして、唐...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほど先生から御指摘のありました日中省エネルギー・環境総合フォーラム、これが二〇〇六年スタートで、先ほどお話がございました第五回が去年の十月ということで、これの参加人員あるいはそこでの協力案件、成約した分というのを見てみますと、やはり去年はかなり飛躍的に増大をし...全文を見る
○海江田国務大臣 まさに企業結合をやる際に大切になってくるのが審査結果の予見性ということで、さんざんやったけれどもだめだったよということでは前に進まないわけですから、その意味では審査結果の予見性を高めるということは本当に重要だと私ども思っております。  それから、今御指摘のあり...全文を見る
○海江田国務大臣 実は、きのうも予算委員会で公明党の委員から質問がございました。  細かい点は幾つもございますけれども、総じて言えば、まさに技術は高いけれども事業がうまくないということだろうと思います。
○海江田国務大臣 例えばですけれども、競争力といった場合、日本の国だけの競争力というより、やはり国際競争力が大変大きな課題になってこようかと思います。そのときに、日本の技術を国際的に認めさせるといいますか、国際化という点においておくれていた点があるのではないだろうかというふうに思...全文を見る
○海江田国務大臣 国際標準化でございます。
○海江田国務大臣 私は、ちょっと飛躍するかもしれませんけれども、今話題になっておりますTPPなどもその一つではないだろうかと思っております。
○海江田国務大臣 これは実は、国際標準をとるためには、企業の努力だけでは不足する部分もありますから、やはり国の後押しというのも大変大切な要素になってこようかと思っております。
○海江田国務大臣 もちろん、技術を開発していくに当たって、民間の独自の資金でやることも大切ですが、その技術を開発していく段階から、やはり国の資金の後押しというのも必要だろうと思っております。
○海江田国務大臣 研究開発費全体の中に占める政府の負担割合でございますが、我が国の場合は〇九年で二〇・三%でございます。これに比べまして、高いところでいきますと、イギリスが三〇・七%、それからドイツが二七・七%、米国が二七・一%、お隣の韓国も二五・四%ございます。  ですから、...全文を見る
○海江田国務大臣 これはそれぞれの国にいろいろな事情がございます。例えばアメリカなどは、言うまでもございませんけれども、政府が負担をする研究費の中に、国防省が負担をするものが大変大きゅうございます。それから、我が国の場合は、やはり財政的な制約というのも大変大きな要素としてございま...全文を見る
○海江田国務大臣 どちらかというと、従来、文部科学省の予算というのは、基礎研究だとか、そういうところに重点を置かれておりました。その意味では、私どもは、まさに即これは事業に結びつく研究開発ということでございます。  ただ、いずれにしましても、もう一つの枠組みとして産学官の連携と...全文を見る
○海江田国務大臣 貴重な御意見として承っておきます。
○海江田国務大臣 先ほど私は貴重な御意見を承りますと申し上げました。ただ御意見を承るわけではありません、貴重な御意見だという認識を持っているということをどうぞお忘れなく。
○海江田国務大臣 ですから、何度もお答えをしておりますが、貴重な御意見を踏まえて、これは省内でも議論をしなければいけないことでございます、それから政府内でも議論しなければいけないことでございますから、そのような形でしっかりと議論をしていきたいと思っております。
○海江田国務大臣 議論は毎日行っております。
○海江田国務大臣 あしたから始めるということじゃありませんで、これまでもやってきました総合科学技術会議などもございますので、そういうところの議論と、お互い意見交換をしながらやっていくということでございます。
○海江田国務大臣 一言で国際標準化と言いましたけれども、私どもは、まずアジア諸国との国際標準化ということを重点的に考えております。  そして、アジア諸国の中、では、あとはどういうところでとっていくかということでいえば、例えばLEDでありますとか燃料電池など、そういう重点分野、重...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどから私なりに精いっぱいお答えをしているつもりでございますが、時間も限られておりますので。例えば、アジア基準認証推進事業というもの、これは今度の予算で約二億円でございますが計上してございます。それから、もちろんこの予算に先立つ補正予算がございました、平成二十...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほど来お答えをしているつもりでございますが、まず地域的に考えますと、アジア地域での国際標準化の重点地域がございます。その中で、省エネでありますとか新エネ分野など、ここのところの日本が強みを持っている製品がアジア地域でしっかりと評価されるようにしなければいけない...全文を見る
○海江田国務大臣 具体的に何をされましたかということでございますが、まず、この両社の統合についての話し合いがありまして、そしてその報告が私のもとにございましたから、こうした動きというのは、もちろんこれは企業が独自に判断をすることでございますが、先ほど来の国際競争力などの観点からす...全文を見る
○海江田国務大臣 そのとおりでございます。
○海江田国務大臣 この産活法でございますけれども、これは今お話のありました、いわゆる企業の合併、統合を円滑にするためということだけではございませんので、あえて私からお話をしなかった次第でございます。  それから、公正取引委員会というのは独立性を持っておりますので、ですから、私ど...全文を見る
○海江田国務大臣 連携だけで済む済まないというところは、私は何をおっしゃっているのか意味がわかりませんが、前半の認識、新たな時代の公正取引委員会のあり方と申しますか、その点については、私は委員と同じ考え方でございます。
○海江田国務大臣 同じような考え方を持っております。
○海江田国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、その議論をまずこれから、先ほどお話をしましたけれども、産活法もいよいよ議論が始まろうかと思いますので、もちろん国会の日程でございますが、ぜひこの経産委員会でもその議論を一日も早くしていただきまして、その中でまず議論はしていただきた...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは、産活法をまず成立させていただくということが一歩だろうと思いますが、ただ、産活法が成立をしたからといって、日本の国際競争力を高めていくことが終わりではないということでございます。
○海江田国務大臣 産活法というのは、先ほどもお話をしました初めの第一歩、そして、そこで実はいろいろな御意見を、私は本当に虚心坦懐に、あべ委員からも、さらに突っ込んだと申しますか、もう既に十分深みのある質問でございますが、さらに一層深みのある御意見をいただきました。私どもにとりまし...全文を見る
○海江田国務大臣 竹内委員を初めとした公明党の議員の方々がこの問題に大変熱心であり、本会議などでも質問をされたということはよく存じ上げております。それから、この問題は実は補正予算の審議のときにも随分ございまして、先生もたしか御指摘されたと思いますが、そこで、先ほど竹内委員から御紹...全文を見る
○海江田国務大臣 京都迎賓館、建設する直前でございますので、建設の予定地だというところに行ってまいりました。  それから、私の地元にも、例えば新宿ですけれども、江戸小紋とかああいう染物もございますので、しっかりとそういう伝統工芸に基づいた産業も息づいているということでございます...全文を見る
○海江田国務大臣 発言の機会を与えていただきまして、感謝申し上げます。何か国会が昔に戻ったみたいで、官僚の答弁ばかりで、私はそういうことには余り賛成ではありません。ですから、もっと最初から指名していただければ幾らでもお答えをしたところでございます。  今の先生のお話でございます...全文を見る
○海江田国務大臣 この二五%については、これもきのうも予算委員会で議論のあったところでございます。  私は、まず一つの言い方として、二五%というのは前提があるんですよということで、それは、中国やアメリカの主要排出国がやはりその枠組みに入ってくることですよということ、これは全くそ...全文を見る
○海江田国務大臣 税と会計の問題、特に国際会計になってまいりましたから、かなりのそごと申しますか、これが起きているということは現実の問題でございます。  これをどういうふうに合わせていくかということで、さっきお話があったような事態にも陥ったわけでございますが、私は、やはり特に今...全文を見る
○海江田国務大臣 玉置委員が今もお話ありました経産大臣のところへ、私はことしでございますから、そのときは大畠大臣でございましたね、そういう非常に地元の声を反映した陳情を受けたということは大畠大臣からしっかりと私にも引き継ぎがございます。  お尋ねの点でございますけれども、この石...全文を見る
○海江田国務大臣 大変貴重な意見ですので、その出口が具体的にどういう形をお考えになっているかということをお聞かせいただけたらいいかと思います。
○海江田国務大臣 玉置委員が指摘しますように、法律で決めずに政省令でこれを縛るというのは、まさにこれまでの政権がやってきた実質的な官僚主導の政治の一つの手法であったことは私もよく存じ上げております。ですから、今回のこの法律があって、それを大臣告示という形で具体化をしたということが...全文を見る
○海江田国務大臣 これも先ほど中山政務官からもお話がありましたけれども、本当に地域の経済と地域の雇用を守っていくということは非常に大切でございますので、きょうは有田の皆さんもお越しでありますが、従来、どちらかというと有田はミカンということで全国民が知っているわけですけれども、こう...全文を見る
○海江田国務大臣 加藤委員が、私は昔からアジ研、アジ研と言っておりましたけれども、あそこの御出身であるということで、この問題に大変興味、関心を持っておられるということで、ぜひ引き続きこの方面の興味、関心をお持ちいただきたいと思っております。  これは、今加藤委員御本人からお話が...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、ASEANプラス6でありますCEPEA、これは今後も引き続き日本がしっかりと関与していかなければいけないというふうに思っております。  今、ASEANプラス6と、それから今度のTPPとの一番大きな違いでございますが、これは、もう加藤委員おわかりのように、...全文を見る
○海江田国務大臣 私も、それこそさっきアジ研と言いましたけれども、私は中国に一九六〇年代から大きな関心を持っておりまして、中国語を勉強したときにアジ研の仲間が一緒に勉強したということもありまして、アジアに対しては非常に高い関心を持っているということでございます。  そうした私で...全文を見る
○海江田国務大臣 加藤委員御承知のように、まさに、ERIAがスタートするところでは日本が唯一の拠出国であったわけです。しかし、にもかかわらず、たしかこれはジャカルタですね、研究所が置いてございますのは。そして今、佐々木局長からもお話があったように、理事も、十六人、それぞれの国から...全文を見る
○海江田国務大臣 藤田委員が本当に日ごろから中小企業に大きな関心を持っていただいていることに、経産省を代表して、本当に心から感謝を申し上げます。  私も、就任以来、何といいましても、法人の数でいえば中小企業が九九・七%、それから雇用でいえばおよそ七割、それから設備投資でいいまし...全文を見る
○海江田国務大臣 穀田委員にお答えいたします。  伝統産業についての重要性の認識は、私も甘利元経産大臣と全く同じでございます。  その上で、伝統工芸品を生産するために必要欠かさざる原材料や用具について、これをしっかりと保護していくということは、あるいは供給を確保していくという...全文を見る
○海江田国務大臣 穀田委員には本当に貴重な提言をいただきました。  今、穀田委員御自身からも指摘がありましたけれども、財団法人伝統的工芸品産業振興協会、ここで、さっきお話をしたそのデータベースがまずありますから、これをもとに、今お話しの希少道具類バンク、これをつくる、まず一つの...全文を見る
○海江田国務大臣 今お話のありました金沢市の場合、これは月に研修生が十万円、それから師匠ですね、この方には六万円ということでございますが、私どもは、人材育成、後継者育成に係る研修事業をやってございます。この研修事業で講師になりますのが、金沢でいうところの師匠に当たりますのが、伝統...全文を見る
03月04日第177回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(海江田万里君) そのように思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 先ほど総理からもお話がございましたけれども、まず六月の時点でその交渉に参加するかどうかを決めるということです。この六月の時点で交渉に参加するということが決まりましたら、当然これは、今九か国ございますから、それに日本が入って十か国で真剣に交渉をするわけで...全文を見る
03月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(海江田万里君) 植松委員にお答えをいたします。  委員御指摘のとおり、確かにベトナムからは、研修生の受入れでありますとか、それから我が国からの専門家の派遣などの要請を受けております。  そこで、具体的に取ります私どもの手法でございますが、今御審議いただいております...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 吉川委員にお答えをいたします。  新卒者の条件は先ほど厚生労働大臣がお話をしたのと同じでございますが、特に中小企業が人は欲しいけれどもなかなか新卒者が来てくれないということでございますから、その中小企業を対象にしまして、これはよくインターンシップでご...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 白浜委員に、私が担当でございますのでお答えを申し上げます。  おっしゃるように、白浜議員はこの問題につき対総理でそういった質問がございまして、総理も前向きに答弁をしていたところでございます。  従来、この日本政策金融公庫におきまして、創業者向けの新...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えいたします。  今度のこの税金の名称が温対税、温暖化対策税ということですが、実際には石油石炭税、石石税に上乗せをするわけですから、従来どおり、石石税はまさに一回一般会計に入りますけれども、そこからエネルギー需要特別勘定に入ってくると、それを踏襲...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは当然のことでございますけれども、エネルギーの需給勘定のところで使い道は決まっておりますから、そこから即ということではありません。ただ、一般会計とのやり取りもございますから、いろんな工夫はあろうかと思います。
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどお答えを申し上げましたけれども、エネルギー需給勘定の方に入ります。
○国務大臣(海江田万里君) お答え申し上げます。  平成二十三年度で剰余金は約九百九十一億円でございます。ただ、言うまでもございませんが、剰余金でございますから、それが来年度あるいは翌々年度に回りまして、その分一般会計からの繰入れは少なくなるということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) これはなかなか難しい問題で、すき焼きのことは私はよく分かりませんが、ただ、剰余金と別にまた留保金というのがございます、これは。剰余金は、先ほどもお話をしましたけれども、一般会計との間で相殺をされますから、そこから更に留保金というのがございますので、この...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このデータでございますが、たしか帝国データバンクの資料でございますね。あの帝国データバンクの資料は八割が中小企業でございます。ですから、中小企業は、御案内のように、まだ資本の蓄積が十分でありませんから、そのためにまずやっぱり内部留保にしようということで...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えをいたします。  その意味では、輸出産業で、特に先ほど来お話が出ております例えば韓国でありますとかあるいはタイなども、今、日本の自動車産業など随分移転をしておりますが、そこがゼロ%でASEANの国々に輸出をするとか、そういうことによって受けるそ...全文を見る
03月08日第177回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(海江田万里君) 安井委員にお答えをいたします。  その発言は、せんだっての土曜日ですか、石川県金沢に行きまして、そこで現地の特に農業関係者の方から多くの指摘をいただきまして、その上での発言でございます。  もうこれは言うまでもございませんが、原則関税の完全撤廃とい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 片山委員にお答えをいたします。  まさに今、選挙戦が間近になっておりまして、やっぱりああいうポスターも余りこういう場所で掲示をいただきますと、それこそ名前の出た人、出なかった人おりますので、余り適切ではないのではないだろうかと危惧する次第でございます...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えをいたします。  私は、日本で、これは東京で十か月ぶりに日豪のEPAの会議がございまして、それが終わった直後にオーストラリアのシドニーに行ってまいりました。  私の立場というのはもちろん経済産業大臣でございますが、その中で、これはギラードとい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) その会談の中でTPPのお話も出ました、これは。ただ、そのTPPにつきましては、私どもの方針であります、六月までにこれは参加するかどうかと、協議にですね、協議に参加するかどうかというつもりであるということを申し述べてまいりました。そして、日豪のEPAはそ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 具体的な交渉はそれぞれ事務方でやっておりますから、私どもは、十一月に決定をしました包括的経済連携の基本方針がございますから、この中で、センシティブ品目について配慮を行いつつ、全ての品目を自由化交渉の対象とし、そして交渉を通じて高いレベルの経済連携を目指...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答え申し上げます。  そういうことは言われませんでした。
○国務大臣(海江田万里君) お答えを申し上げます。  先ほどもお答えをいたしましたけれども、まず、原則これは完全撤廃だということを申し上げたわけでございます。その上で、例えば、これもまた答えが同じになりますが、アメリカと豪州のこのEPA、FTAですか、ここの中ではこれはまず一%...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) そのように考えております。
03月09日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○海江田国務大臣 おはようございます。  先日の当委員会における私の所信表明につきまして、速く読み上げ過ぎだとの御指摘がありました。今後、そのようなことがないようにいたします。
○海江田国務大臣 高市委員にお答えを申し上げます。  経産省としましては、鳥インフルエンザの発生により影響を受けている中小企業者への支援措置として、日本政策金融公庫や信用保証協会などに特別相談窓口というのを設けております。これが全国で三百七十カ所ございます。  鳥インフルエン...全文を見る
○海江田国務大臣 昨年、これは口蹄疫のケースでございましたけれども、御指摘のような事例がございました。  当時の赤松農水大臣も、たまたま海外出張と重なってしまったわけでございますが、私ども、政務三役というものがおりますから、政務三役がしっかりと連携をとって、その意味では私ども経...全文を見る
○海江田国務大臣 私の記憶でございますけれども、最初のときには入りました。ただ、それが具体化をして、いろいろな施策をやっていく中で、私が入らなかったこともあるということでございます。  それから、おっしゃるように、この鳥インフルエンザでは、例えば養鶏業なら養鶏業という一つの業種...全文を見る
○海江田国務大臣 元来、石油の卸売価格、あるいは小売価格というのは、自由な価格競争の中で決められるものでございますから、役所が一々にどうこう言う立場ではございませんが、今お尋ねのありました価格差はどこから生まれてくるのかということは、一つは販売量と申しますか、私も今は立場がありま...全文を見る
○海江田国務大臣 特に元売系列が、地域によってはSSが元売系列しかないところもありまして、今、元売系列が全般的に高いということがあって遠くの方へわざわざ行って、そういうのがつぶれるというようなことがあると、その地域でのSS、つまり、ガソリンの供給体系が大きく崩れるということもあり...全文を見る
○海江田国務大臣 今、高市委員からこの市町村の二百二十二という数も御指摘をいただきまして、私も、この問題は、就任しましておよそ三カ月でございますが、かなり初期の段階にまず実態を調べてくれと。  そして、御指摘のように、本当に子供たちの登下校の最中の安全避難場所とかいう役割もござ...全文を見る
○海江田国務大臣 これは委員御案内だと思いますが、先ほど値下げ隊の話が出ましたけれども、今、それこそ暫定税率が乗っていて、それが価格をかなり押し上げているということがございますが、せんだっての法改正で、ガソリンの小売価格が全国平均で百六十円を超える期間が三カ月以上続いた場合、暫定...全文を見る
○海江田国務大臣 私、残念ながらそのテレビの番組は見ておりませんが、このにせ軽油と申しますかインチキ軽油と申しますか、これは従来にもかなりそういうケースがございまして、それこそ法令違反でございますので、その都度、厳しい態度をとっておりました。その意味では、今後とも監視の目を光らせ...全文を見る
○海江田国務大臣 私もよく町中で見かけます。いわゆる不用家電を、最初は無料だとか言っているんですが、実際に行くと無料ではありませんで、有料でお金を取られるということでございますが。  あの業者も、基本的には、廃棄物処理法上の許可をとっていなければいけないわけでございまして、その...全文を見る
○海江田国務大臣 ちょっと私には思い当たりません。
○海江田国務大臣 これは、きょうこちらにお呼びいただいております環境省、消費者庁とまさに連携をしなければいけないことでありますので、よく連携をとって、そういうことがどういう形でやるのが一番効果的であるかということを考えたいと思っております。
○海江田国務大臣 よく都市鉱山なんという言葉がありますね。これは本当に、家電、特に携帯電話などの中に、それこそ再生可能な資源がたくさん埋まっているということでありますから、都市鉱山という考え方は大変大切だろうと思いますので、それをまず国内でしっかりと有効活用する、リサイクル活用す...全文を見る
○海江田国務大臣 この家電リサイクル法と、実は昨年は御承知のようにエコポイントの制度を利用しまして、その意味では買いかえが大量に進んだところであります。  ですから、昨年のエコポイントを利用した新たな買いかえ需要、それに伴うそれまでの家電の回収の状況などもよく調べてみまして、今...全文を見る
○海江田国務大臣 この不法投棄をなくさなければいけないということで、おっしゃるように、本当に、地デジへの買いかえがございまして、それに伴う、まあ、ブラウン管のですか、時々テレビを見ておりますと、古い形のテレビを持ってきてくれれば何万円割引をしますよとかいうような話がありますので、...全文を見る
○海江田国務大臣 御案内のように、家電リサイクル法、平成二十年ですか、その中で五年後の見直しという項目がたしかあったはずでございます。ですから、今二十三年ということで半ばを超えておりますので、今御指摘のようないろいろな事例もございますので、その見直しのときに入れることができるかど...全文を見る
○海江田国務大臣 今幾つかお話がありましたけれども、家電の小売店がその意味では輸出業者に、これは横流しと言っていいんでしょうね、そういうような状況があるという例も御指摘いただきましたが、これは経産省として、立入検査を、従来もやっているところでありますが、これまで以上にしっかりやら...全文を見る
○海江田国務大臣 私の記憶では、九%とかその辺の数字だったんです。(発言する者あり)一八を一一ですか。わかりました。
○海江田国務大臣 今、各委員からこもごも発言がございますが、私は、基本的には、マニフェストを守らなければいけないという思いがございます。  その中で、今の一五%が固定化してしまうのではないだろうかというお話でございますが、これは、本当に、あくまでも今の財政の事情がございます。 ...全文を見る
○海江田国務大臣 高市委員も御理解をいただいていると思いますが、私は経産大臣の前に経済財政担当大臣をやっておりまして、その中で心がけたのが、実は補正予算です。補正予算をしっかりやらなければいけないということで、実は補正予算で手当てを随分厚くいたしました。  先ほどの新事業活動促...全文を見る
○海江田国務大臣 一般会計留保という、留保という名前がついておりますから、それが一般会計の中にたまっているような印象を与えますが、これは、特別会計の中になるべくお金を残さずに、ちょっと言葉が適切かどうかわかりませんが、一般会計の方に吸い上げて、その一般会計で必要な施策に使うという...全文を見る
○海江田国務大臣 ちょっと長くなりますがよろしゅうございますか。実は私も一般会計と特別会計の関係を勉強したことがございまして、俗な言い方でございますけれども、一般会計は財務省がしっかりと監視の目を光らせて、まさに国の財布だけれども、特別会計というのはどうも役所の財布になってやしな...全文を見る
○海江田国務大臣 これは石石税でそういう形で増税をしますから、まさに委員冒頭に発言がありましたように、たしか平成十七年からですか、これまで五度にわたって環境税の導入ということが企図されながら、実際にそれが実現できなかったという歴史的な経緯がございますから、やはりこれはある程度税金...全文を見る
○海江田国務大臣 これは本当に委員御指摘のとおりでございます。重大な覚悟を持つ必要があろうかと思います。  そこで、今度の国会にこれから法案を提出いたしますけれども、全量買い取り制度であります、再生可能エネルギーによる発電をこれで全量買い取りをしようということでありまして、これ...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員、ジレンマというお話がございましたけれども、本当に新しい試みでございますので、そこは実際にどうなるか。もちろん、いろいろな予測は立てております。それから、こういう方向がという、先ほどもお話ありましたけれども、ゼロエミッションの方向へ向けた重要なツールにした...全文を見る
○海江田国務大臣 国際競争に打ちかつために日本経済の産業構造をどうしたらいいのかということは大変大きな、そして喫緊の克服しなければならない課題でありまして、これは菅総理も、特に韓国との関係で、韓国は九七年の危機以来、大変構造改革を進めて、国際競争力も、先ほど委員からも御指摘があり...全文を見る
○海江田国務大臣 これはどちらかというと外務省あるいは前原前大臣にお聞きいただいた方がいいと思うんですが、私どもは、読んで字のごとし、外交手法を通じて経済を発展させるということだろうと思います。
○海江田国務大臣 今委員のお話を聞いておりまして、例えば、従来でしたら、これは外務省の考え方をそんたくするということでございますが、従来はODAという大変大きな資金を活用した日本の影響力の行使と申しますか、ODAの結びつきによる日本の影響力というものがあったわけでございますが、昨...全文を見る
○海江田国務大臣 山内委員から応援の弁をいただきましたので、私からも本当に、その応援の弁に対し感謝する次第でございます。ありがとうございます。
○海江田国務大臣 まず大きな枠組みでいきますと、経産省が中期目標というのを決めます。これは、せんだって、たしか三月の二日でしたかね。これは四カ年計画でございますから、今の中期目標がこの二十二年度末で切れますので、二十三、二十四、二十五、二十六という四年間の中期目標を決めます。これ...全文を見る
○海江田国務大臣 これは私ども経済産業省と密接な関係がございますから、こういう形での調査をお願いしたいということを言えば、まさにこのアジア経済研究所の観点からそれぞれのデータは挙げてくれると思います。  ただ、例えば日中韓の経済連携に関する各種の調査というのは、これはまさにアジ...全文を見る
○海江田国務大臣 私も、これはちょっと雑駁な印象でございますけれども、経済産業研究所の方に何人か知り合いがおりますけれども、どちらかというとアカデミックな学者のタイプの方が多いようでございまして、そしてアジア経済研究所は、どちらかというとフィールドワークといいますか、本当に地域に...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、今お話をしました経済産業研究所が、それこそ国際的な学者の方々とのネットワークもございますから、ここが主催をしまして、シンポジウムなどをかなり頻繁にやっているところでございます。それから、海外研究者を招聘するということも、この研究所が窓口になってやっており...全文を見る
○海江田国務大臣 何か、石関委員からそういうお話をいただくと、私の方が若干緊張してしまいますが。それから、わざわざお読みいただきまして本当にありがとうございました、所信の演説を。  今お話をしました、まさに方向性とレベルのお話、これは本当に大切でございます。方向性でいいますと、...全文を見る
○海江田国務大臣 私も根は明るい方でございますので、その意味では、やはりマクロで明るい情報も提供していかなきゃいけないと思うんですね。  マクロとミクロといっても、実はこれはなかなか一般の方にはわからないわけで、私は最近、ちょうど今の日本の経済の状況というのは印象派の絵画のよう...全文を見る
03月09日第177回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(海江田万里君) 六月に交渉参加について判断をするということでございますから、その方向でということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) そのような事実を認識しているかどうかということでございますから、認識をしております。
○国務大臣(海江田万里君) 私が指示をしております。
○国務大臣(海江田万里君) 開国フォーラムというのを、全国これ九か所でございます。私もせんだって、そのうちの一つの石川県のフォーラムに参加をしましたが、そのときの参加人員も、会場の都合もありまして二百人ぐらいでございますので、やっぱり、まあ場所によってはもう少し大人数が入れるとこ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、TPPとはそも何ぞやというようなこともございますので、そういう説明。それから、TPPと、それからあとEPAですとかFTAですとか、そういうものとの違いは何だろうかということもございます。それから、私どもは、これ後で資料を見ていただければ、もう委員...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) こういう資料が配られているということは認識をしております。
○国務大臣(海江田万里君) お答えいたします。  先ほど私からもお話をいたしましたけれども、この参加のメリットということがまず書いてございます。その裏側には、これは参加しなかったときのデメリットということが当然これは推察をされるわけでありまして……(発言する者あり)
○国務大臣(海江田万里君) 読む方がそういうふうに読むこともできるということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 私どもは、この意味でこういう表現をしてございますので、この表現でお話をすると、その意味ではいろんな形の御意見も聞かれようかと思いますから、そういう御意見もしっかりと受け止めるつもりでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 地域の商工会議所ですとかあるいは商工会の方々はまさに現場でございますから、事業をやっていらっしゃる方々がそのメンバーでありますので、私どもが経済政策を、経済産業政策ですね、これをつくり上げていく上で大変貴重な御意見をいつもちょうだいをしている間柄でござ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、出張に行くとき必ず地元の商工会議所ですとか商工会の方とお目にかかっておりますが、監督と被監督というような立場でお目にかかったことは一度もございません。いつも本当に貴重な意見を聞かせていただく方々だと、そのように思っております。
○国務大臣(海江田万里君) お答え申し上げます。  所管は、私ども経済産業省の所管でございます。
○国務大臣(海江田万里君) 申し訳ありません。今手元に資料がございませんが、ただ、私は、先ほど来お話をしておるように……(発言する者あり)
○国務大臣(海江田万里君) いつも本当に貴重な意見をいただいている方々でございます。
○国務大臣(海江田万里君) そんなつもりは全くございません。
○国務大臣(海江田万里君) 私もせんだって鹿児島とそれから宮崎に、これは新燃岳の関連で行ってまいりましたけれども、本当に実際の生の声を聞かせていただきまして、その生の声の中には本当に経産省の施策に対する厳しい意見も多々ございました、これは。しかし、私はそれをしっかりと聞いてまいり...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は昭和二十四年の生まれでございますから、私の仲間の中には本当に、東北からいわゆる金の卵と言われて夜行列車で東京に来て、そして東京の町工場で働いて、中にはやっぱりいろんなけがをしたりして、それで黙々と支えてきた方々がいるということはよく存じ上げておるつ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私の生まれ育ちは東京でございますけれども、私の父は鹿児島でございますから、だから東京の人間に分からないということはありませんので。  それから、先ほど鹿野大臣から農商工の連携という話がありましたけれども、私どもの資料の中にも農商工連携ということはちゃ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今日は時間も限られておりまして、委員の時間も残り僅かになっておりますので、具体的にどういうところが偏っているということも、今一ページについてお話しいただきましたが、それ以外にこういうところが、それからファクトでございますけれども、例えばこのファクトに間...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) アメリカとの関係が大切なのは、これは安全保障の上でもそうでございますが、経済の上でもアメリカとの関係が大事だということは、これはもう言わずもがなでございます。  そして、今アメリカがこのTPPに対して、日本とアメリカとの二国間のFTAですとかそういう...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今年の十一月にハワイでAPECの総会があるということはそのとおりでありまして、アメリカはやはり十一月のハワイのAPECの総会に向けてこのTPPの妥結を目指したいということでございますから、そういうスピード感というのも私どもはしっかりと理解をしなければい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 何度も申し上げておりますが、今年の六月は交渉に参加するかどうかということを考えると、結論を出すということでありまして、そして、私はまた、たしか昨日だと思いますが、交渉参加していく中で本当に国益が守られないときに、じゃ離脱もあり得るんですかということで、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) アメリカの大統領選挙があるというのはそのとおりのことでありますので、そのとおりのことをそのまま書いたんだろうと思います。
○国務大臣(海江田万里君) アメリカの大統領選挙がその時期にあるということはもう本当に周知の事実でありますので、そのことを書いたということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 先ほど来お話をさせていただいておりますが、これは交渉事に今入るか入らないかという決断をしなければいけないわけでございます。交渉事に入る場合は、やはり自らを知ることも大事でございますが、己を知りそして相手を知ること、これがもう交渉事の鉄則でございますので...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今の本当に委員の貴重な御意見もありますので、私はまずやはり、必ず地域の方々の意見をよく聞くようにということを、今日ここでやり取りをしておることもみんな分かっていることでございますし、それから、省に帰りまして、しっかりと地域の声を聞いてこいと、そしてこれ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ここで、私ももう一度一枚一枚よく目を通しまして、そして一番適切なものを作ってしっかりと意見交換をしていきたいと、そのように思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 繰り返しになりますが、改めてもう一度私もこれをよく目を通しまして、そして熟読玩味をいたしまして、そして誤解を与えないような表現にしたいと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 荒井委員にお答えをいたします。  これは、制度がスタートをしましてどのくらいの量を買い取るかなどによって若干数字は違ってこようかと思いますが、標準的な家庭ということでございますので、一月に三百キロワットアワー程度の消費をする家庭で、今、少し先でござい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 増税というのは税金が上がるということでございますが、これはまさに先ほどもお話をしましたけれども、使用量に応じて上乗せ料金がございます。その意味では、上乗せ料金が増えて電気料の負担が増えるということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 国民への説明が十分であったかどうかという点でございますが、私は、こうやって国会での議論というのも国民に対する説明の一つの大きな機会ではなかろうかと思っております。  いよいよこれから法律をお出しをして実際に審議を行うわけでございますから、是非国会の中...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) じゃ、私からお答えをいたします。  現在、平成二十三年二月時点で、合計六百九十五の自治体が太陽光発電システムの導入支援補助を行っております。そして、国の単独補助事業でございますけれども、国の補助事業単独では、一キロワット当たり七万円の補助が出ることに...全文を見る
03月10日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(海江田万里君) この度、経済産業大臣を拝命しました海江田万里でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  第百七十七回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取組につきまして申し述べさせていただきます。  世界では...全文を見る
03月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(海江田万里君) 西村委員にお答えをいたします。  今、西村委員から、これまでの横の成長から縦の成長へという貴重な御提言をいただきました。ありがとうございました。  そこで、政府はクール・ジャパンの戦略を定めているわけでございますが、主に三つの柱がございまして、今お...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 平成二十三年度には世界各地でクール・ジャパン・プロジェクトというものを実施したいと思っておりまして、これらをまとめましてクール・ジャパン戦略推進事業という形で予算を計上してございますが、このクール・ジャパン・プロジェクトというのは、世界で、博覧会ですと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) クールというのはやっぱり冷静という言葉もございますね。当委員会も大変熱を帯びた議論がございますが、その中で冷静を保つというのも一つのクール・ジャパンのいいところではないかなと。  温故知新という言葉もありますが、この間、国会の議論の中でいいことを、こ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、その意味では、クール・ジャパンという名前ではありませんが、例えばお隣の韓国なども、やはり伝統と文化に基づいて、しかも現代性のあるいろんな形での世界に対するアピールをやっています。この韓国のそうした海外戦略というものを見ますと、やっぱりかなり長い...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 小見山委員にお答えをいたします。  平成二十二年の統計でございますが、我が国の貿易輸出総額が約六十七兆円ございます。このうち最大のものは、私どもの統計では輸送用機器と分類をしておりますが、大宗は自動車、それに航空機などが入りますが、これが十五兆三千億...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 我が国の年間の製造品の出荷額で見ますと、製造業全体が約三百三十六兆円、そのうち自動車が五十七兆円でございますから、製造業に占める自動車の割合は一七%、非常に多いです。  あと一つだけ付け加えるとすれば、やっぱりそこの自動車産業に働く人たちの数でござい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私も同意見でございます。
○国務大臣(海江田万里君) 壊滅的かどうかということは、表現がいろいろございますが、ただ、先ほど私が小見山委員の考え方に同意見だという短い答弁をさせていただきましたけれども、やっぱり、そういうインフラが劣化することによりまして海外に生産拠点が移るということになりますと、貿易の面だ...全文を見る
03月29日第177回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(海江田万里君) 礒崎委員にお答えを申し上げます。  あの地震が発生をしましてから、その日の深夜と申しますか、あるいは翌日の深夜と申しますか、まず、最初にございましたのは、これは日付が変わりまして十二日の土曜日の午前〇時四十五分でございます。これは十五条事案発生という...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今もお答え申し上げましたけれども、とにかく東電には、ほぼ一時間置きぐらいでございます、これは総理と一緒にその場にいながら、先ほどもお話をしました、その現場に居合わせた東電の方、あるいは東電の本社、あるいは東電のその現地に対して、これは福島第一の発電所で...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお答えを申し上げましたけれども、東電はやるやるということを言っていたんです、これは。そして、やるための努力もしていたやに私は受け止めております。しかし、現実ができなかったということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 昨日、当委員会が池田副大臣の発言によって止まったということは本当に遺憾なことでございまして、私も昨日、池田副大臣から事情を聞きまして、本当に、まさに最悪の事態も考えておかなければいけないというこの問いかけに対して、まさに今御指摘のあったような、神のみぞ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今先生から御指摘がありましたが、炉がかなり傷んでいるということは確かであります。  それから、御案内のように、この核燃料は、炉の中に入っている分と、それから使用済燃料のプールということでございますが、同じ建屋の中に、炉と、それからその脇に、少し上にな...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この原子力発電所の事態を更に悪化させないためには、やっぱり本当に作業員が、それぞれの建屋、今言った炉心部の、炉心の入っておりますこの建屋には、まだ残念ながらこれは入れるものではありません。しかし、そこを受けたタービン建屋というものがございますから、その...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 二十キロが最悪のケースということではなかろうかと思います、これは。  今の現状、これを踏まえた上で原子力安全委員会が総理に対して諮問をしまして、こういう結論だと言ったのが二十キロということでございまして、あるいは二十キロ、三十キロということでございま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今の御意見、貴重な御意見として承りますが、私どもは、まずやっぱり今、本当にまさに原子炉と闘っているわけでございますね。そして、今は本当にまさに闘いが成立しているといいますか、やはりまだ抑制が可能なわけでございます。  おっしゃるような最悪の事態という...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず一つ考えられますのは、既に水素爆発ですね、これ、水蒸気爆発ではございません、水素爆発を何度か起こしている炉がございます。その水素爆発に混じってと申しますか、その水素爆発の際に出たというのが一つでございます。  それから、御心配いただいております、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) もちろん、今先生から御指摘のありましたベントからの放射性物質の飛散というものもございますので、これをできるだけ低くするために幾つか方策も取っているところであります。  それから、先ほどもお話をしましたけれども、今、モニタリングの箇所も増やしました、こ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今避難指示が出ておりますのは二十キロまでのところということでございますから、二十キロからのところには屋内退避という言葉で、この退避と避難の意味の違いというのは今委員御指摘のとおりであります。ですから、その意味におきましては、例えばそこに住まっている方々...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) なぜ一緒に出動ができなかったのかという御指摘でございますが、私どもはあらん限りの、自衛隊、それから警察と消防は自治体になりますけれども、それぞれの組織に対して出動してくれというお願いをしましたけれども、それぞれの持っている装備の問題、それからそういう部...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ガソリンの問題につきましては、一つは塩竈が大変やられまして、あそこには、油槽所ということですから、関東及び関西方面からの精製された油がそこへ着くということで、今これの復旧に挙げて全力で取り組んでいるところでございます。  それからあともう一つは、やっ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 一つ、事実関係をお示しをしておきます。  先ほど、ベントがございました。ベントをやりますと、ウエットベントという比較的汚染の線量の出る可能性の少ないベントではございますが、しかし、やはりそういう放射性物質が大気の外へ出る可能性がございますから、そこで...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 原子炉事故にかかわる緊急事態が発生したとき、国としてこれに本部をつくって対処をすると、そういう理解でございます。
○国務大臣(海江田万里君) はい、分かりました。  計画停電につきましては、やっぱり一番の目的は、どうしても電力の供給がとりわけ東京電力の管内で落ちますので、これから夏場に向かって電力の需要が拡大をする時期でありますので、そこへ向けてしっかりと節電をしていただきたいということで...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほど、約三千、東北六県にあるというお話をしまして、そのうちの五割ぐらいは生きていて営業をしていたということでございますが、ただ、その中でも、実際に私どもが重点と決めまして、そこに優先的にガソリンを配付をして、ここでの給油というのは、このマークの付いた...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、福島の第一の原子力発電所の設置許可時の安全審査においてでございます、昭和四十一年から四十七年にかけてでございますが、ここでは、小名浜湾の平均潮位でありますOPというのがございます。プラス三・一二二メートルということですから、その意味ではいつもと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今回は、東京電力が、これはその第一発電所の敷地の中の例えば車が、駐車場の車が標高十四メートルのところに駐車場がございまして、そこの車が冠水をしておりますので、その意味では十四メートル程度はあったかと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどお答えをいたしましたが、昭和四十一年から四十七年でございます。  ただ、その後、幾つか独自にこの見直しを行っております。それは、平成十四年の二月に土木学会において当時の最新の知見を基に原子力発電所の津波評価技術がまとめられたわけでございますから...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これが先ほどもお話しした昭和四十一年から四十七年ということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 総点検ということになりますと、止めての点検ということをおっしゃっているのかと思いますが、それは、御案内のように今大変電力の需要が厳しい折柄でありますから、それはいたしますということは言えません。  しかし、今回のこの津波あるいは大きな地震から学び取れ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 退避の区域を決めるときも、その意味では当初の予想される放射性物質の飛散の程度などと比べると、はるかに余裕を持ってと申しますか、厳しい見通しに立ってやってまいりました。
○国務大臣(海江田万里君) 二十キロから三十キロにつきましては、基本的には屋内の退避でございますが、ただ同時に、国がやっておりますのは、そこから自主的に出ていこうという方々には例えばガソリンを提供するなどして、自主的に出ていくという方々を、それの後押しをしているというところでござ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは法にのっとってしっかりと行ってまいります。当然のことです。
○国務大臣(海江田万里君) 独立したというのはどういうことをおっしゃっておるのか、余り明らかではありませんが、前回のジェー・シー・オーのときは安全委員会にそういう特別の委員会をつくりましたから、恐らくそのようなことになろうかと思います。
04月06日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○海江田国務大臣 経済産業委員会の御審議に先立ち、東日本大震災の被害状況及びその対応について御報告いたします。  御報告に先立ちまして、このたびの震災で亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方々に対しお見舞いを申し上げます。  あわせて、福島原子力発電...全文を見る
○海江田国務大臣 西村委員にお答えをいたします。  御案内のように、福島第一原子力発電所は、原子炉だけでも六つございます。そして、その六つの原子炉、五号炉と六号炉は比較的安定しておりますが、一から四号の炉を、それぞれの傷み方、地震、津波によって行っております。  そして、やは...全文を見る
○海江田国務大臣 私が会見をすればよかったなと思っております。  時系列だけ申し上げますと、最終的にこの判断をしました時間の直後に、ちょうど保安院の会見が入っておりましたので、そちらの方が先になりましたが、本来でしたら、保安院の会見をおくらせて私が会見をすべきだったと思います。...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、アレバの社長が見えまして、私がお目にかかりましたのが先週の中ごろでございます。そして、これから実動の専門家の人たちを派遣するということでございまして、アメリカの方々も支援に駆けつけておりますので、私からは、アレバの方々には特にこれから長い過程の中で、廃炉の...全文を見る
○海江田国務大臣 今、米軍のお話も出ましたが、よく、米軍のオファーを断ったのではないだろうかというようなことがありますけれども、そんなことは全くありません。  実は、米軍が一番早く日本に駆けつけてくれて、実際に原子炉に対する注水活動、これは、たしか私の記憶ではポンプ車が横田に十...全文を見る
○海江田国務大臣 本当に、原発の全般的な安全確認ということは力を入れてやっていかなければいけないと思っております。  それから、先ほど私が読み上げました報告の中には、汚染水のことは書いてございます。これは言うまでもございませんが、一ページ目のところで、「特に、汚染水の海水への流...全文を見る
○海江田国務大臣 御指摘の点は、私が三月三十日に出したものでありますね。わかりました。  あれは、まさにこれから、抜本的の前にでも何度も出す必要があろうかと思いますので、その次のところで、この汚染水の処理の技術を高めるためにしっかりとした設備を整えるようにという指示を出したいと...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、工業製品につきましては、政府間でそういう安全証明書を求めるということはございません。ただ、一部の民民の取引、企業などではそういうものを要求してくることがありますので、これは、私ども、主に商工会議所が窓口になってくれればいいと思っておりますけれども、そこに相...全文を見る
○海江田国務大臣 今、保安院長がお話をしましたのは、第一原子力発電所の免震棟というのがございます、これが指揮所でございます。今は大体百五十人ぐらいそこにおりますが、その中に常時いるのが二名ということです。その前はオフサイトといいましたけれども、今オフサイトが県庁の方に移りましたけ...全文を見る
○海江田国務大臣 原子力災害対策本部がございます。ここで一元的にそういった物資の面につきましても取りまとめをやって、本当に現場に届いているかどうか、チェックをすることにいたします。
○海江田国務大臣 御承知のように、東京電力の福島原子力発電所は第一と第二がございまして、第一と第二の間は距離も離れているということがありまして、まず一番気にかけなければいけないのは、やはり第一の発電所だろうと思います。  その第一の発電所の中でも、これももう皆様、テレビなどの映...全文を見る
○海江田国務大臣 私から御答弁申し上げて、足りない部分は補っていただくということで。  おっしゃるとおりで、これは外部の非常用のバックアップ電源からそういう操作をしているということでございます。
○海江田国務大臣 十キロの避難の指示、それから、二十キロですね、二十キロの避難、それから二十キロから三十キロの間の屋内の退去の指示ということにつきましては……(梶山委員「第二の方の十キロ」と呼ぶ)第二の方の十キロもそのままであります。  ただこれは、今、第一の方の二十キロ—三十...全文を見る
○海江田国務大臣 今、最後のところでお答えをいたしましたが、どちらかというと、確かに委員御指摘のとおり第一の方に関心が集まっておりますが、それと同時に、この議論が今ちょうど起きているところでありますから、それと一緒に第二の十キロについても検討するということでございます。
○海江田国務大臣 私はそのとき別の作業をやっていましたので、細野補佐官がどういう発言をしたか聞いていないわけであります。ただ、メルトダウンという言葉を使ったということで、それがどういう意味で使われたのかということも本人に聞いてみなければいけませんが、先ほど保安院からも、燃料棒の損...全文を見る
○海江田国務大臣 私も、昨日、双葉町を中心とした町長、村長さんとお目にかかりまして、今委員から御指摘のあったようなことをつぶさに聞いてまいりました。  それで、今、私どもの保安院が、先ほどの福島の現地本部に人を少し手厚く配備をしまして、その方々に、実は、各町村の避難民の方々、あ...全文を見る
○海江田国務大臣 これは今二つの議論があります。一つは、二十キロ—三十キロをどうするのかという議論と、それから、その場合でも、例えば二十キロ以内の方というのはなかなかすぐに解除というわけにはまいりませんから、やはりその方々に、本当にまさに着のみ着のままで出てきた方々がいらっしゃい...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員御指摘のありました電源立地交付金、六月が従来の決まりでありますが、これを四月にやるということはそのとおりで、そういう形で今準備をしております。  ただ、被災地の役場が今本当に、避難先に行ったり、それから今委員御指摘のような状況もありますので、これはまさに...全文を見る
○海江田国務大臣 今回の原子力の事故、これはもちろん地震と大津波に起因するものであります。しかし、これだけ大きな規模の原子力災害が起きるということは、本当に、まさに未曾有の出来事でありますので、対応も未曾有の対応と申しますか、臨機応変と申しますか、これまでの法律の決まりがこうなっ...全文を見る
○海江田国務大臣 ちょうど私はあのとき、避難指示、屋内退去の指示を出すときに官邸におりまして、本当にこれは果たしてうまくいくんだろうかどうなんだろうかということを懸念したわけでございますが、これは警察の方々、あるいは町、村の方々、本当に整然と避難をしていただきました。それは、日本...全文を見る
○海江田国務大臣 線量のモニタリングをやるのは文科省でございます。しかし、そのモニタリングの数値をいただきまして、私は、保安院の中でしっかりした二十キロ—三十キロについての考え方を持つようにと指示をいたしまして、保安院からも、保安院としての一つの考え方をもらっているところでありま...全文を見る
○海江田国務大臣 この決断に際しましては私も立ち会っておりまして、そのときの一番の懸念は、とにかく法定基準の百倍の濃度の汚染水を出すわけでありますから、それが一体どういう影響を与えるのか、そして、出すにしても、できるだけそういった影響を与えないような出し方はないのかというところが...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えを申し上げます。  原則は今文科省からお話をしたとおりでございますが、昨日、地元の、特に原子力災害被害を受けました地元の町村長が官邸にお見えになりまして、総理とお目にかかりました。私もそばにおりましたが、そのとき、総理は国でしっかりやらなければいけないこ...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほど委員の発言でもございました。それから、私は、昨日は原子力被害に遭われた町村長、その前の日には浪江町議会議員の方々にお目にかかりまして、そうした皆様方からお話を聞いた。  あるいは、今経産省は現地に、福島県に現地の災害対策本部を置いてございます、中山政務官...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えをいたします。  現在は計画停電を実施しているところでございますが、この計画停電というのは、例えば、工場などでも大変予見性に乏しいと申しますか、もちろん、東京電力はいろいろな形で周知徹底に努めているわけですが、最近は大分暖かくなってきましたから需要が落ち...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、かねてからベストミックスという考え方が大切だろうと思っておりました。ただ、そのベストミックスの中に、もちろん原子力の発電も位置づくわけでございます。それが、現在、原子力による発電が二九%、約三〇%ぐらいということで、この割合がさらにCO2の排出量との関係で...全文を見る
○海江田国務大臣 想定外ということは、先生おっしゃるように、私もなるべく使わないようにしております。既に、そういう想定外ということを過去に言って、そしてその想定を超えるものが現実の問題として起こったわけでございますから、その意味では使うべきではないというふうに思っております。 ...全文を見る
○海江田国務大臣 法律に基づく命令というのは、日をまたいでのことでございます。
○海江田国務大臣 人災かどうかということをお答えする前に、先ほど私の記憶でお答えをいたしましたけれども、十一日十四時四十六分に地震発生で、同日の十九時〇三分に原子力緊急事態を宣言して原子力災害対策本部を設置したということでございますから、この十九時〇三分の段階では、もちろん原子炉...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(海江田万里君) 増子委員にお答えをいたします。  まず、あの三月十一日、大きな地震の起きたときでございますが、この参議院の決算委員会に出席をしておりました。これは菅総理以下全閣僚が入っての決算委員会でございましたが、大変大きな地震でございまして、御案内のように、参議...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えを申し上げます。  御承知のように、あの日は、土曜日は雨と風が出ておりまして、当初ヘリコプターで行くつもりが急遽陸路になりまして、御案内だろうと思いますが、それから福島の知事とのお約束がございましたものですから、そこへ行きますと、Jヴィレッジに...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私はやはり、本当にこの原子炉を安定させることが一番だと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 幾つかこうすればよかったと思うところはありますが、今、本当に正直申し上げまして、私もメモを取っておりました。ただ、そのメモもまだまだ十全なものでもありませんし、それから読み返しをしている実はいとまもございません。  これは、当然のことながら私どもでも...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) たしか三月三十日だと思っております。やはり今回の事故の中で大きな問題点というのは、これはやはり電源が喪失をしたということでございます、これは外部電源ですね。そして、外部電源が地震によって喪失をされた次にやはり今度はまずディーゼルなどの緊急の発電機が作動...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 三十日で間違いないです。
○国務大臣(海江田万里君) 最初に一つだけこれは是非御理解をいただきたいのは、まさに増子委員も最初にお話をされました。本来でしたら一か月という時間がたてばいろんな形で癒やされると。ところが、この原子力の第一発電所の問題は現在も進行中なんです、これは。一つの目安、これはいろんな目安...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 実は、今例えば福島第一以外では……
○国務大臣(海江田万里君) まず、答えが上がってきましたのは三月の三十日ですが、それよりおよそ一週間前にですか、これはちょうど玄海の原発などのそれまで安全点検をやっていたものを再起動させなければいけないというお話もございまして、そこでまず第一にやるべきことは、これはもちろんその玄...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 正しい情報をできるだけ早くということは常に心掛けていることでありまして、何か隠しているということはございません、これは。はっきり申し上げまして。
○国務大臣(海江田万里君) 特別立法にもやっぱり幾つかの特別立法が必要になろうかと思います。  それから、まず原賠法の問題がありますが、原賠法で足らざるところは何なのかということも含めて、その足らざるところが立法的な措置が必要であれば、これは立法的な措置もとらなければいけないと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 必要があれば、それはしっかりと作らなければいけないというふうに思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 本当にいろいろありがとうございました。  まず、信用保証協会のお話でございますが、確かにこの信用保証協会の経営基盤の強化というものが必要でございますから、これは全国の信用保証協会連合会がございますから、まず差し当たっては、三十億円福島、それから岩手二...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えを申し上げます。  やはり今回の原子炉の事故の原因と申しますか、やはり最初に大きな地震により当然これは外部の電源が切断をされる、停電ということで、やっぱりそこから非常用のディーゼル、あるいは先ほどお話をしました電源車、こういう新たな電源がしっか...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもが五・七メートルということを決めましたのは平成十四年の土木学会の、当時、原子力発電所の津波の評価技術というものが取りまとめられまして、これを参考にというか、これを一つの知見ということで、これに基づいて実は計画を立てているわけでございます。ですから...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この点、本当に委員の御指摘のとおりで、第一発電所と第二発電所で緊急用のディーゼル発電機の設置の様相が違ったということでありますので、今回の経験も生かして、やっぱり特に、地震だけなら何とかなるかもしれませんけれども、津波の場合ということになりますと、やは...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えいたします。  あの日の深夜から朝にかけて、ずっと私は菅総理と一緒でしたけれども、総理はもう自分が行くまでにはベントが行われていると思っていたと私は思っております。それで、現地に行ってからも、総理は現地の所長に対して、どうしたんだと、まだベント...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、そういうタイムテーブルといいますか、時間軸の中でどういう作業がいつごろを目標に終わるということをお示しをする必要はあろうかと思います。  今委員のおっしゃいました冷温停止というのは、差し当たって一つの目標であることは確かであります。ただ、それが...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 統合本部というのは東京電力と政府をつなぐ本部でありまして、これは法律に基づく権能を有するものではありませんで、先ほどお話のありました法律に基づく総理が本部長を務めております原子力災害対策本部、この本部長たる総理の指示によって設置をされたものであります。...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 様々な組織が生まれているのではないだろうかという御指摘でございますが、これは本当にその必要が生じてきておりますので、それに基づいてつくっているということになろうかと思いますが、ただ、御指摘のような問題意識もございますので、そこは本当に何と申しますか、組...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これはまず流れとして、そうした措置をとります事業主であります東京電力が、これこれこういう理由でこういう行為を行いたいがということで保安院の方に書類が回ってまいります。それに対して保安院が、いや、そうした作業を行う際はこういう点に注意をしてくれということ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 厳密に誰が決めたかというと、この事業者であります東京電力が決めたわけですけれども、それをやめろと言わなかったという意味においては私の責任でございます。
○国務大臣(海江田万里君) 今委員から御指摘のありました、特にこの影響の大きく出るであろう農水大臣でありますとか、それからこれは諸外国も大変大きな関心を持っていることでありましたので、そういう意味では外務大臣でありますとか、そういうところに事前の連絡が行っていなかったということに...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) おっしゃるように、かなり大幅に見直しをしなければいけないだろうと思います。  私どもが所信を述べました際には、大きな意味で政府の成長戦略というものがございまして、これをいつも念頭に置きながらこの経済産業省の政策も定めてきたところでございますから、今や...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今委員御指摘のありましたなぜ六月なのかということは、まさに食と農、林、漁業も入っておりますけれども、そうした新たな方針と申しますか、それを再生するための方針があって、それとセットになっていたお話でありますから、大変残念な状況でありますが、今四月に入りま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 三月三十日、これは本当に遅かったという御指摘いただきましたが、これはあくまでも今度の震災を踏まえた上での緊急の措置でございます。これから更なる安全基準の見直しということもやらなければいけないものでありまして、一部はこれ、せんだって大きな余震がありました...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これはどういう安全基準が出るかということでありますが、例えば原子炉については定期的な点検がございますから、その点検をしている間に新たな安全基準ができたら当然その点検で再稼働に至る時間が長くなるということでありますから、部分的にはそういう形で止まるという...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほど私、委員のお尋ねに対して成長戦略の見直しというお話しましたけれども、ただ、その分野でも、今委員からの御指摘のありましたグリーンイノベーション、こういった点についてはやはりむしろ促進をするような形でのこのプログラムの見直しといいますか、そういう方向...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 国際標準化の問題、本当に大切でございまして、それはしっかりと取り組んでいきたいと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 事故が発災しました時点では池田副大臣でございまして、その後、今御指摘のありましたような入替えがございましたが、せんだってからこれは池田副大臣がしっかりと本部長としての職責を果たすということで、もう既に今日も現地に行っておりますが、まず基本的に池田副大臣...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) やむを得ない連絡等がありまして戻ってくることもございます。ずっと行ったきりということじゃありませんけれども、責任は池田副大臣が現地本部長として務めてくれると、こういうことになります。
○国務大臣(海江田万里君) ちょっと今手元に、いつ池田さんということでずっとということを決めたかメモがございませんけれども、私の中では、池田さんが本部長としてしっかりといてくれるということで、その旨を本人にもお話をしましたし、御本人も分かりましたということでやってくれるということ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 電力の需給、とりわけ需要の方でございますが、やっぱり家庭あるいは中小企業のウエートというものはやっぱり近年多くなっております。特に夏場はやっぱり家庭の需要が大きく、全体の需要の中で占める位置が多くなっておりますから、やっぱり家庭にはしっかりと協力をして...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、種々お話承りました。それから、本当に松委員は大変影響力の多い方ですから、是非家庭の節電について御見識をお披露目をいただきたいと思います。  それから、工業製品の輸入の実質上の禁止でありますとか、あるいは具体的な例では今治のタオルがイタリアでストッ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 低温冷却というのは一つのプロセスでございまして、そこで終わりではありません。だから、最終的なところまで行くのはやはりこれは廃炉ということになろうかと思いますから、しかし、その廃炉に行くためにはやはり炉が冷温で停止をするということ、このことはどうしても避...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私がこれまで専門家の方々と聞いている中ではそうした意見はありませんでした。やはり、どうやってメルトダウンを防ぐのかということが大切だろうと思いますので、今私どもが考えている方向性の中では意図的なメルトダウンというのは考えておりません、これは。
○国務大臣(海江田万里君) 失われた信頼を取り戻すというのは本当に難しいんですね。ですから、その意味では失われる前にしっかりと発信をすべきだということだろうと思いますが、ただ、もう既に失われてしまったということになりますと、本当に大変厳しいですが、先ほど松委員の御質問に少し先走り...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これ、可能かどうかということはまずこちらがオファーしなければあれですが、今言った幾つかの外国の機関がございますが、それとは別に実はIAEAも、これは三名ほどですかね、日本に常駐をしてくれていますから、例えばIAEAの組織などがそういう形で、これは毎回毎...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 農産品につきましては、これは県がどこの産品だということを証明を出しております。それから、海産物につきましては、これは国の、水産庁でございますが、これが安全証明を出しているということでございまして、問題は工業製品でございます。  工業製品の中には、まさ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) その話は承っておきます。
○国務大臣(海江田万里君) このIAEAの会合には私は行くことはできませんでしたから、そこに出かける者に対してしっかりとこの日本の現状を説明してきてくださいということを言いまして、そして帰りまして、こういう資料を基にこの現場で説明をしてきましたという報告は受けましたが、今御指摘の...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この案について今すぐここでどうということは言えませんが、本当にいろんな考え方が出ております。  実は、今日、役所の側に、こういうことを調べてくれ、検討してくれということを言いました。これ、中山政務官とも相談をしましたけれども、やはりいずれこれは損害賠...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まさにそういったことをやっぱり国会で議論をしていただきまして、これが特別立法ということになろうかと思いますが、これはやはり当然……(発言する者あり)いや、国民の負担になることですからね、これは、はっきり申し上げまして。そのためには、どういうじゃスキーム...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、東電側がやっぱりその意思がなければ駄目ですから、東電にやっぱりそのことを、厳密に言いますと、指示、早くやってくださいとかそういうことは言えるわけですけれども、東電がその意味では自分たちも準備をしますから、じゃ、早くやってくださいと、こういう話で...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) こういう議論があったということ、それからそういう皆様方の切実な声があったということはしっかりとお伝えをいたします。
○国務大臣(海江田万里君) 特許法等の一部を改正する法律案及び不正競争防止法の一部を改正する法律案提案理由。  特許法等の一部を改正する法律案及び不正競争防止法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  まず、特許法等の一部を改正する法律案につきまして...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○海江田国務大臣 近藤委員にお答えをいたします。  昨日、INES、この評価の基準のレベルがそれまでのレベル5からレベル7になったということを官房長官が最初に発表したわけでございますが、政府としまして、一挙に5から7ということで、大変驚かれた方もいらっしゃると思います。  た...全文を見る
○海江田国務大臣 今、委員御指摘になりましたように、SPEEDIは、基本的なデータとしてやはりモニタリングポストが大変重要でございます。ですから、まず差し当たって、モニタリングポストでしっかりと情報提供できるように、特にこのモニタリングポストの設置の数をふやしたのは、福島第一発電...全文を見る
○海江田国務大臣 今近藤委員から、税の中でも、まさに阪神・淡路大震災のときにも行ったということで、震災損失の繰り戻し還付、法人税でございますが、これは必ずやらなければいけません。それから、被災代替資産等の特別償却、従来の償却をまとめて償却するということ。それから、これは地方税です...全文を見る
○海江田国務大臣 先にエネルギー基本計画の方でございます。  これは、菅総理もこれまでの会見の中で述べておりますが、どう考えましても、そのままというわけにはいきません。そして、今委員がお話しになりました、やはりエネルギーのベストミックスということですね。これを、どういうバランス...全文を見る
○海江田国務大臣 TPPの問題につきましては、既に参加を表明しております十一カ国におきましては粛々と会合を開いているようでございますが、ただ、残念ながら私どもは、今、TPPに対して、政府の中での議論などがストップした状況でございます。
○海江田国務大臣 まず、TPPの問題というのが六月ということになりましたのは、これは委員も御承知だろうと思いますけれども、食と農業、漁業も含めてでございますが、これの再生の計画というものをしっかりと打ち立てる、そこに合わせて六月ということを表明したわけでございます。  今、農業...全文を見る
○海江田国務大臣 これまでは世界一の安全性だと思ってまいりました。しかし、今回の事故を受けて、今の時点ではその安全性、特に世界からの評価というものは大きく下がったと思います。これを、どういうふうに信頼性を取り戻していくのかということがまさにこれからの私どもの最大の務めだろうと思っ...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほど寺坂院長がお話をしましたけれども、三月の三十日に緊急に指示をいたしましたのは電源の確保ということでございます。  今回、津波によって、これは委員御案内だろうと思いますけれども、まず、停電になって外部電力が失われた場合には緊急用のディーゼルがございます。こ...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお話をいたしましたけれども、電源確保ということでは二重、三重の措置を講じたということでございます。
○海江田国務大臣 稲田委員の指摘は、私は大切な指摘だと思っております。  さっき地元の発電所の問題もお話しになりましたけれども、実は、今とまっているのが、五十四基のうちの半分以上じゃないですか。もちろん、事故でとまったということもございますが、定期点検でとまっているというのもご...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお答えをしましたけれども、エネルギー基本計画はそのままでいいとは思いません。  ただ、片一方で、今、全国的にいうとおよそ三割の電源を原子力に頼っているわけですから、エネルギー全体の中でこの原子力をどういう形で位置づけをするかということで、今回の事故がご...全文を見る
○海江田国務大臣 いつごろまでにというのは、今の段階ではなかなか言いにくい点があります。特に福井の点につきましては、今定期検査などでストップをしているものについては、先ほどもお話をしましたけれども、三月三十日に緊急の安全基準を設けまして、一カ月以内にとにかくこれを守ってくださいと...全文を見る
○海江田国務大臣 私も、一義的には東電だと思っております。ただ、東電だけでは払い切れない補償の問題が出てまいりますから、これは原賠法に基づきまして、補償額として政府が出すお金も決まっております。ただ、それだけでもまだ足りない点があろうかと思います。そのときの支援ということも考えて...全文を見る
○海江田国務大臣 需要の方で、もちろん大企業、中小、それから家庭ということがございます。その中で、とりわけ家庭の占める役割というか、使用量も、例えば七四年ごろの第一次エネルギーショックのころと随分変わってきましたので、やはり家庭の方々にも協力をいただかなければいけないということ。...全文を見る
○海江田国務大臣 佐藤委員にお答えをいたします。  佐藤委員のおっしゃることは一つの考え方で、私も、どちらかというとそのとおりだろうと思います。  昨日、レベル7への引き上げということを最初にお話ししましたのは、さっきもお話をしましたけれども、官房長官であります。  ただ、...全文を見る
○海江田国務大臣 もちろん、委員御指摘のように、今まだ収束をしたわけではありません。ただ、放射されました放射性物質の放射能程度というもののグラフがございますが、やはり十五日ぐらいがピークになっているわけですね。そして、そこからずっと低減をしているということで、私は、もちろんこれ以...全文を見る
○海江田国務大臣 この事実は事実としてお示しをするということ。それから、今お話のありました、世界に向けての発信ということで申し上げますと、これは大分おくれたなということは事実であります。  昨日の官房長官の会見、特に最近の官房長官の会見については同時通訳が入っております。それか...全文を見る
○海江田国務大臣 これは佐藤委員の御指摘のとおりでありまして、たしか前の委員会でもそのような御指摘をいただいたかと思っております。  昨日、総理が会見の中で、まず事業者がそれをつくる責任もあろうかと思いますので、もちろん政府の側もしっかりとそれをバックアップするなり、あるいは政...全文を見る
○海江田国務大臣 まず信用保証協会でありますが、これは地域地域にございますが、この信用保証協会の、特に東北地域の信用保証協会は体力が弱るということもありますので、信用保証協会に対するバックアップというものをしっかりやっていこうということは一つございます。  それから、今御指摘の...全文を見る
○海江田国務大臣 委員の建設的な意見をしっかりと踏まえて対処していきたいと思っております。
○海江田国務大臣 既に平成二十三年度の予算が通過をしたところでございますから、これから予算の具体的な執行過程、それから、恐らくこれから数次にわたる補正も考えられるところでありますから、そうした予算の執行については、おっしゃるように、必ず、被災地域の中小企業、あるいは本当に小規模な...全文を見る
○海江田国務大臣 有益な意見として承りました。
○海江田国務大臣 まさに国会の重要な機能であります立法機能を果たしていただいて、御意見をちょうだいしたいと思います。
04月14日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(海江田万里君) 姫井委員にお答えをいたします。  私が保安院から今度の事故がレベル七に相当するということを聞きましたのは、十日、日曜日の夜の九時ぐらいでございます。そこで、これは大変大切な、大事なレベルの引上げでありますから、できるだけ早くと。それからあと、このレベ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 最大限、これを最優先をさせてということであれば一日早く発表できたかなと。もちろん調整が必要ですから、原子力安全委員会の方がどういう段取りであったかというのはちょっと私は存じ上げませんが、私のところに情報が入ってきて発表に至る経緯というのはそういう流れで...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) どういう形で連絡をするかということはいろんな形があろうかと思いますが、もちろん委員会などが開かれればそこではしっかりとそういう事実関係についてお伝えをするということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 今委員から、保安院とそれから原子力安全委員会、二重のチェックというお話ありましたけれども、やっぱりそれぞれ役割が若干違うと思います。  保安院はまさに経済産業省の外庁でございますけれども、これは、例えば東電なら東電が今いろんな形で原子炉の事故をこれ以...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員から貴重な御提言、ありがとうございました。  しかし、今、岩井長官からあるいは委員からもお話ございましたこの特別会計のお金というのは本来特許を出願する人たちが負担をするお金でありまして、国の税金からの補助金が入っているとかそういうことではほとんど...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは今も御指摘ありましたけれども、去年の三月、不祥事がございました。そこで、第三者委員会をつくりまして、これは直嶋大臣のときでございましたけれども、ここでしっかりとどうしてこういう問題が起きたのかということを検証するようにということでございますから、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどお話をいたしましたが、事件が起きましたのは昨年の六月の二十二日ですね。特許庁の職員が情報システムに関連し収賄容疑で逮捕されたというところでございます。これを受けまして、昨年の六月の二十九日、外部の有識者で構成されます特許庁情報システムに関する調査...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私、姫井委員の質問に対してお答えをしましたのは、四月の十日の日曜日でございます、私が知りましたのは。三月三十日ということではございません。ですから、そこはひとつお間違いのありませんように。そして、翌日十一日に一生懸命何とかできないかなということでありま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御指摘のように中国の商標権の問題というのは本当に大変大きな問題があろうかと思っております。そして、二〇〇九年の六月に我が国と中国の間で知財保護に関する大臣級の覚書を結んで、商標権を含めた知財に関する政府間協議の場を充実をしております。この二〇〇九年六月...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 松田委員は当然御存じだろうと思いますけれども、万々が一に国有化というふうなことになれば、じゃ今の株主の権利がどうなるんだろうかということで、それこそ今、東京電力というのは九十三万人株主がいらっしゃって、そして、もちろん株主の責任というのもありますけれど...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) おっしゃるように、海外との連携強化というのは大変重要なポイントであろうかと思います。  まず、政府間では、我が国と、それから相手の国との間で、例えば今御指摘のありましたルノーのフランスとの間におきましても、日仏産業協力委員会をつくりまして、ここで二国...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) あの……
○国務大臣(海江田万里君) はい、分かりました。  ただ、実際に作業をやるのは、これは残念ながら国ではありませんので、やはりその事業主が、事業主体がどういう段取りでこれから今の事態を一日も早く収束させようとしているか、その青写真をかいてくださいというのは、これは適切な指示だと思...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先日いただいた意見も議論の俎上に上げております。そして、今、この審査委員会ですね、これが名前が決まって、そして、まさに第一回の会合が開かれようとしております。それを受けて、私どもの方ではこの経済被害の対応本部でございますが、これは全部の閣僚がその本部員...全文を見る
04月18日第177回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(海江田万里君) まず、競輪ファンの皆様方に御礼を言わなければいけません。それは、皆様方の売上げの中から、今JKAでございますが、ここが三月の十六日に約三億円を日本赤十字社を経由をしまして被災地の皆様方に支援をしたということでございます。  それから、今お話のありまし...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 脇委員にお答えをいたします。  昨年の十月でございますね。私は経産大臣ではございませんでしたので、申し訳ございませんが、覚えておりません。
○国務大臣(海江田万里君) その昨年の十月のことについて、それがどういう報告がなされたかということは、申し訳ございませんが、私は承知しておりません。
○国務大臣(海江田万里君) まず、東京電力から、これは十六時四十五分でございますけれども、原災法の第十五条事案発生の連絡が参りました。ですから、すぐ、私はそのとき経産省の中におりましたので、第一回経産省の中の緊急災害対策本部、開催をいたしまして、これが五時十二分まで行っておりまし...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもの原子力安全・保安院からの人間が常時詰めておったのは二名か三名だと思いますが、まずこの保安院の専門家がいました。それから、原子力安全委員会からの専門家も来ておりました。班目委員長もここに来ておりました。それから、東京電力から原子力の分かる役員の方...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 詰めてはおりませんでした。
○国務大臣(海江田万里君) 今総理からも答弁がありましたけれども、十一日に現地の対策本部をつくりまして、そこに経済産業副大臣たる池田議員が常駐ということになりました。ところが、私どもへの報告でありますとか、種々の事情がございまして、代行と申しますか、一度、二度、池田副大臣が現地を...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答え申し上げます。  本部長は一人でございまして、そして、代理でもう一人の副大臣、それから政務官が行っております。
○国務大臣(海江田万里君) あの夜のことでありますが、先ほど脇委員がお示しをいただきました、電源が落ちてから何時間ぐらいで容器が露出をして、そして格納容器内の圧力が高まって、そして炉の、これは格納容器ですけれども、爆発の可能性があるというようなことも、これは時間を追ってと申します...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは私もはっきり記憶をしておりますけれども、十二日、日付が変わりまして深夜の一時半近くであったと思いますが、これは私と総理が専門家、とりわけ原子力委員会の班目委員長、それから先ほどお話をしました東京電力から来ております原子力の専門の方、その方々のお話...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 総理と私と、それから保安院の人間もいたかと思います。あと、今お話をしました安全委員会の委員長あるいは東電から連絡で来ておりました原子力の分かる方、その方々がいたことは確かでございます。
○国務大臣(海江田万里君) ここは本当に是非御理解をいただきたいわけでございますが、先ほどから総理もお話をしておりますように、大地震あるいは大きな津波による被害も、その時点ではまだどのくらいのものかということが分からずに、下の危機管理センターがございました。この危機管理センターに...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ベントを決める際には、さっき言ったような形で決めさせていただいたということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 済みませんでした。  それは開催しておりません。
○国務大臣(海江田万里君) 今委員御指摘のありました、とりわけこの地元の意見というものは大変大切でございますので、その点は先ほど総理からもお話がありましたけれども、現地の対策本部、これは当初オフサイトという、原子力発電所に近いところにございました。しかしこれも、ベント等を通じた環...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今の件、先ほどの脇委員からの質問にも関係しますので、私から改めてお答えをさせていただきますが、原子力災害合同対策協議会、まさにここに地元の市町村長、そういう方々も入るわけ、あるいは県も入るわけでございますから、ここが実は十一日に現地の対策本部をつくった...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 岩城委員にお答えをいたします。  岩城委員御指摘の点は、まさに避難をされる皆様方が着のみ着のまま、取るものも取りあえず自宅を出たわけでございますから、これは一日も早く一時帰宅、私どもは、今、帰宅と申し上げますと例えば一日家で過ごせるんじゃないだろうか...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、岩城委員が御指摘の点は、まさにこの計画的避難区域のことでございます。これから退出をするということでございますから、その意味ではこの方々、特に牧畜業などの方々は、そういう牛ですとか、そういうお話も聞いております。ですから、これからこれはおよそ一か月を...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 東電の社長も見えておりますからお聞きいただければよろしいかと思いますが、私どもは、今委員が御指摘のような点もございます、しかし何よりも素早くということで私どもからお願いをしまして、一世帯当たりということでそういう金額になったわけでございます。  これ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員御指摘のような御意見もあったということも、私もこの耳でしっかりと聞いております。そこで、実は市町村の単位でそういうことができれば一番いいわけでございますが、市町村の中に更に地区のような区分けもございます。そうしますと、この三十キロで線を引きますと言...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今幾つかの委員会が並行的に開かれておりまして、そこでそれぞれの政務三役が、今委員がお話のあったような答弁をしているやに聞いておりますが、基本的にはやはり、先ほどお話のありました、この紛争の処理審査会が立ち上がったところでございますので、ここでやはりしっ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 政治家としてそれぞれが今の時点で国民の声を聞いて……(発言する者あり)いや、ちょっと最後まで聞いて、最後まで聞いてくださいよ。いうことでございますので……(発言する者あり)
○国務大臣(海江田万里君) ございますので、それをこれからどうやって実現をしていくかということを、まさに懸かっているわけでございます。(発言する者あり)そうじゃありません。そうじゃありません。どういう形でそれを、それを実行していくかということをこれから政府の中で話をしていくわけで...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員から幾つか指摘がございました。  時間もないということでありまして、どこの委員会でどういう答弁があったかということも分かりませんが、やはり私は、そういった答弁の一つ一つに誠実にそれを実現するように努めなければいけないと思っておりますし、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 福島市は現在入っておりません。
○国務大臣(海江田万里君) これは御案内のように、最初はオフサイトと申しまして、これは発電所のすぐ近くにございました。しかし、そのオフサイトがまさにこの避難地域に該当します。それから、あと二十キロまでこれは屋内の退去地域に該当しますので、その意味で福島県庁のところに引っ越しをした...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このオフサイトから次の場所に移転をするというときも、実は先ほど脇委員からこれは御指摘のありましたまさにベントとの絡みでそういう判断になったわけでございますから、これは緊急万やむを得ない措置であったと思っておりますが、確かにJヴィレッジなどは一つの候補地...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この現地対策本部長ですが、これは確かにこれほどころころ替わってはいけませんので、私からこれまで替わったことに対するおわびを申し上げます。  それと同時に、先ほど、代理ですけれども……(発言する者あり)いいですか、先ほど、代理ではいけませんので、そのた...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えを申し上げます。  確かに、この避難をされている方々は着のみ着のままで出てきたわけでございますから、まずやっぱり生活の糧をしっかりと得なければいけないということで、その意味では、一つは、企業の例えば工場などに雇われていた方々、ところがその工場が...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これまで現地からガソリンをという本当に叫びがあったのは私も承知をしております。幾つか理由が考えられますが、一つはやはり現場のSSですね、ここがやはり被害を受けたということが一つ。それから、陸路がやはり遮断をされてしまったということが二つ目。それからもう...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このガソリンの問題では、実は今三つの点、これは主に東北地方で油が不足をした理由でございますが、あともう一つ、やっぱり京浜地域でも製油所がかなり大きなダメージを得たことも事実でございます。  ですから、そういうことも含めまして、実は備蓄の取崩しというこ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) そのタンクローリーの話でも、やっぱりかなり、三百台というものを協力をしてくれと、西から東へ回してくれということについては、なかなかこれは、その三百台が都合が付かないということで、最初は何台ぐらいでしたか、二百台ぐらいをまず第一の目途にと。そして、それが...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 加藤委員おっしゃるように特別の立法も必要かと思いますので、そういったことも含めて検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(海江田万里君) お答え申し上げます。  発電所の中ですね、第一発電所、これは東京電力が調べておりますが、それ以外のところは、今お話のありました文部科学省でありますとか防衛省、それから警察庁も、(発言する者あり)はい、そういうところも測っております。
○国務大臣(海江田万里君) ですから、サイト内は東京電力がモニタリングをしております。サイトの外です、これは経産省自身も保安院もこれはしっかり計測をしておりますが、私どもだけじゃなくて、東京電力以外のそういった役所や各所が計測しております。
○国務大臣(海江田万里君) 私がモニタリングのポイントを増やすようにということを言いまして、これは保安庁に言っております。そうすると、保安庁が承りましたということで、特に海洋などはそうですけれども、そういう形でやっております。
○国務大臣(海江田万里君) よく聞いていただきたいんですけど、敷地の中ですよ、正門の玄関でありますとか西門とか、これは東京電力が基本的に調べておりますが、それ以外はさっきお話ししたようなところも調べております。
○国務大臣(海江田万里君) いや、敷地内ですよ。敷地内については東京電力が調べております、これは。しかし、その敷地の外について、これ原子力の発電所の敷地内ですから調べているわけです、これは。
○国務大臣(海江田万里君) それでは、後で当委員会に資料をお示しをいたしますが、これはこういう形でどこが主体的にモニタリングをしているかということを全部調べて持ってきてくれということで、今日準備してありますので、後でこれをお知らせをいたします。  そして、それを発出したのは、保...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これはいろんなモニタリングがあります。カーモニタリングでありますとかそれからモニタリングポストとかありますけれども、ちなみにカーモニタリングでいいますと、文科省が三十四か所、電力が六か所、福島県が五か所、警察が十四か所、自衛隊が五か所、そういうことにな...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、この前エネルギー庁の長官が東京電力に再就職した件でございますが、法律的には問題はありませんけれども、しかし、これはやはり、特に今東京電力がこういう事件を起こしたわけでございますから、その意味では許されざるべき、ではないと思っておりまして、今、これ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) やはり保安院の発表というのは本当に国民に分かりやすくなければいけないわけでございますから、国民により分かりやすく事実を伝えられるということで今の審議官がやっているということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) まず、止められるべきところは全部、今止まっているところは、しっかりとした安全基準を出して、それをクリアしなければこれは動かすものではないということであります。それで、そのほかにも幾つか私どもの方で三次にわたって安全基準を新たに出しました。特に電源の問題...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今総理もお答えをしたと思いますけれども、やっぱり片一方でこの原発の安全性を徹底してこれはやっていかなきゃいけない、もう二度とこの想定外というようなことは言ってはいけないという一つの考え方。それからもう一つの方で、じゃ、しからばどういうようなこれはベスト...全文を見る
04月20日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○海江田国務大臣 熊田委員にお答えをいたします。  まず、その十日の読売新聞の記事でございますが、そこで言うポンプ車というのが、私がせんだって六日の当委員会で答弁をいたしました消防車と同一のものであるかどうかはわかりません。  ただ、私が聞いておりますのは、事件が発災しました...全文を見る
○海江田国務大臣 この工程表でございますが、これは、多くの地元住民の方々、あるいは国民の世論と申しますか、あるいは外国からも、やはり何らかのロードマップを作成すべきではないだろうかという意見がございまして、実は、東京電力の内部でもあらあらの準備と申しますか、そういうものはしていた...全文を見る
○海江田国務大臣 これは本当に、あくまでも作業をやります主体は東京電力ですから、その意味で東京電力がまとめてああいう形で発表していただいたということでございます。  私どもは、先ほどお話をしたように全面的にバックアップをする責務がございます。それと同時に、ああいう形で発表された...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、それだけの汚染水が大量に発生をしたということには二つ理由があろうかと思います。  一つは、津波による冠水と申しますか、特に、昨日、四号炉のタービン建屋の地下におよそ五メーターぐらいの水がたまっているということが明らかになりましたが、あれは恐らくこの津波に...全文を見る
○海江田国務大臣 この夏の電力の需給の問題でございます。  一番電力需要がピークなときは、その年の夏が酷暑であるとか冷夏であるとかいろいろございますが、昨年などを例にとりますと、これはかなりの酷暑でございましたけれども、これでおよそ千五百万キロワットの需給のアンバランスがござい...全文を見る
○海江田国務大臣 本当に、今、多くの国民が原子力発電所の安全性を、これまでは安全神話というものがございましたけれども、今やその神話は打ち砕かれてしまったという現実がございますから、その意味では多くの皆様が心配をしておられる。  抜本的な安全強化策については、もう少し時間を経て、...全文を見る
○海江田国務大臣 竹本委員にお答えいたします。  まず冒頭、竹本委員から大変貴重な提言といいますか、お考えを二点にわたってお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  竹本委員も今、自民党のシャドーキャビネットですか、大層大切な役割を果たしていらっしゃいますので、本当に...全文を見る
○海江田国務大臣 その点につきましては私も常々心にかけておりますが、決して危険なところだから東電の社員が行かないということではありませんで、先ほどお話をしました建屋の中の水、実は、当初水が入っていないと思っていたようでありますね。あるいは、入っていましても、先ほどお話をしましたけ...全文を見る
○海江田国務大臣 女川と福島第一との比較ももちろんあろうかと思いますが、私、福島第一と福島第二との違いもあろうかと思います。  基本的には、原子力発電所がどのくらいの高さにあったかということが大きな違いでありまして、原子力発電所が低いところにありますと、先ほどお話をしましたバッ...全文を見る
○海江田国務大臣 具体的に、天下りの人がいたから、それによって審査が甘くなったとか検査が甘くなったということがあれば、これはもちろん大問題でございます。  委員がおっしゃる、李下に冠を正さず、瓜田にくつを入れず、まさにその心がけだろうと思いまして、石田さんの件は、御本人が今月い...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどの委員に対する答弁で、石田さんがおやめになるということを表明したのは、きのうでありませんで、十八日、おとといだそうであります、細かいことですが。  それから、今の東京電力の損害賠償の責任ですが、私も、やはり第一義的には東京電力にあろうと思っております、あ...全文を見る
○海江田国務大臣 せんだって東京電力が取りまとめました工程表、ロードマップということで、二つの段階が出てまいりました。もちろんこれはまだ、東電自身が言っておりますように、一〇〇%それを実現できる自信はないということでございますが、ただ、私どもからすれば、やはりそれをぜひ実現しても...全文を見る
○海江田国務大臣 委員はまさに自民党のキャビネットの経済財政なわけでございますから、わかったら教えていただきたいんですが。  先ほど委員も御紹介いただいたように、内閣府の計算でもまだそれが出ていないということでありますので、今の時点ではまだわかりません。  ただ、実際に発動に...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほども答弁でお答えをいたしましたけれども、まさに夏場が一番需給のギャップが開くところでありますので、それは大口の需要家の方々、中小の需要家の方々、あるいは家庭の方々にそれぞれ節電のお願いをしなければなりません。一応の目標値を、せんだって、電力の需給対策の本部が...全文を見る
○海江田国務大臣 ただいま、本当に幾つか示唆に富んだ御指摘をいただきました。それから、経産省が、戦後の日本が灰じんの中から高度成長へ行くまで大変力を尽くした、それを尊敬しているという御発言がありました。これは、経産省に籍を置く者にとっては本当に大変身に余る評価をいただいたというふ...全文を見る
○海江田国務大臣 竹本委員の、同時並行でといいますか、これは私も基本的にはその考え方であります。例えば、間もなくオーストラリアのギラード首相がお見えになりますが、オーストラリアはまさに日本との間のEPA、そして、オーストラリアも、今お話のあったように、TPPの、今十一カ国の加盟国...全文を見る
○海江田国務大臣 総理からまだ発言はないと思っております。
○海江田国務大臣 望月委員にお答えをいたします。  今、望月委員から種々お話がございました。御自分の経験に基づいたお話、それから東北地方をいち早く回ってこられたときに実感された御意見、本当に拝聴をさせていただきました。  それで、御質問の件でございますが、原子力安全委員会は、...全文を見る
○海江田国務大臣 まさに、今の保安院を独立させるということでございます。
○海江田国務大臣 このインデックスは、マニフェストに準ずると申しますか、そういう政策集の中にそうした記述があるということは、もちろん私も承知をしております。今お話のありました原子力安全委員会、これは、今ある安全委員会ではなしに、まさに保安院と統合してということはその中に書かれてい...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、現実の問題を少しお話しさせていただきますが、今回の福島第一の事故によりまして、実は十一基の原子力発電所がとまりました。この十一基がとまったことによって、CO2の排出量、これはとまった分を火力発電で置きかえなければいけませんから、そうしますと、どのくらいCO...全文を見る
○海江田国務大臣 委員から、種々、今の特に東北の被災地の実情に基づいた御意見を賜りましてありがとうございました。そうした意見も賜りながら、中小企業が今回の大震災で廃業に追い込まれるとか、やる気をなくすとか、そういうことのないようにしっかりと対応してまいりたいと思います。
○海江田国務大臣 稲津委員にお答えをいたします。  今、委員から御指摘がありましたように、十五日でございますが、本部の会合を開きまして、私が本部長をしております経済被害対応本部というところで原子力災害被害者に対する緊急支援措置というものを発出しました。それによって、既に東京電力...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えをいたします。  これはぜひ委員にも御理解をいただきたいわけでございますが、先ほどの当座の生活資金の仮払いというのは、これは一律幾らということは決まります。今のお話にありました農業の被害あるいは漁業の被害、それから工業も実は被害を受けておりますが、これは...全文を見る
○海江田国務大臣 今もお話をしましたけれども、基本的には、まず文科省の審査会のアウトラインが出なければいけないということでありますが、アウトラインが出た後、なるべく早くに支払いをしなければいけません。  さっきお話をしましたけれども、例えば、最低幾らぐらいは出るでしょうねという...全文を見る
○海江田国務大臣 目安というのは、今すぐに、いつ幾日というわけには、残念ながら申し上げるわけにはまいりません。  それから、今私がお話をしました、今委員からも御指摘のありました、お金を出す方と、では、そのお金をどこから調達するのかというもう一つ大きな問題がございまして、これにつ...全文を見る
○海江田国務大臣 委員、先ほど東電の発表の後にやりました私の記者会見の話を引用していただきましたが、そこで念頭にありましたのは、基本的には避難をした住民でありますが、その避難をしました住民の方々は、また生産者としての面も持っているわけであります。特に農業の、まさに作付、日本の豊か...全文を見る
○海江田国務大臣 私も同じ考え方であります。  そして、既に東京電力は資産の一部について売却の表明をしておりますが、例えば東京電力が持っております株などについては、余り早くこれを売却ということを世間に向かって明らかにしてしまいますと、やはりそれでもうかなり下がっておりますね、現...全文を見る
○海江田国務大臣 出し続けるという意味がちょっと正確ではないと思いますが、これは、とりわけ今重点的に集中などに移すのは二号ということを決めておりますから、今二号にたまっております水はかなり高濃度だということでございますので、これを一日も早く集中などに移さなければいけない、こういう...全文を見る
○海江田国務大臣 そうした質問主意書に対する答弁なども、いわゆる原発安全神話に基づいていたのではないだろうかと私は思います。現実にああいう事故が起きましたから、今、私の頭の中には、そうした安全神話は全くございません。
○海江田国務大臣 なぜこれまで保安院を所轄します経産大臣が行ってこなかったのかということは、なかなか答えが難しかろうと思います。  ただ、先ほども一つお話をしましたけれども、私自身がそうでありましたけれども、安全だ、世界一安全だという安全神話を信じ込んでいたといいますか、これが...全文を見る
○海江田国務大臣 柿澤委員にお答えをいたします。  今柿澤委員から幾つかお話がありまして、本当でしたら一つ一つにお答えをしたいんですが、時間もありませんので、窒素封入だけについてお話をいたしますが、これは突然ではありません。  かなりかなり前から、かねてから、例えばNRCなど...全文を見る
○海江田国務大臣 その可能性が何%かということについてはお答えはできませんけれども、第一につきましては、過去に水素爆発をしたこともございます。それから、これは微妙なバランスでございますが、水素と酸素の割合が五対五になるとかということがあって、その前のところが大体三ぐらいのレベルだ...全文を見る
○海江田国務大臣 二百五十ミリシーベルトで、私は同じ見解でございます。そこでやるしかないということでございます。
○海江田国務大臣 ここは、本当に作業員の安全を図りつつ、同時に、今、本当に目の前で起こっておりますこの原子炉の問題は、まだ進行中でございますから、この原子炉を何とか鎮静化に向かって努力をしなければいけないという現場の作業員の思いもあることは確かであります。  その上で、今、緊急...全文を見る
○海江田国務大臣 産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現在、新興国市場の急速な拡大により、市場競争の舞台は先進国から新興国を含めた世界市場全体に移行しています。これに伴い、競争条件や...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○海江田国務大臣 まず、谷畑委員に対しては、地元で募金活動、あるいは党としての義援金、救援物資を集めることに対して、谷畑委員本人が大変頑張られたというふうに伺っております。本当に私からも御礼をまず申し上げます。  その上で、今お尋ねのありました今回の地震、津波、そして原発事故と...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、谷畑委員の最初の提案の中で、業界の協力というのが阪神・淡路のとき大変重要であって、それが効果を発揮したというお話をいただきましたが、今回のこの大災害が起きましたとき、ガソリンの問題が一番大きな問題になりました。これも、もちろん経産省の所管でございますが、こ...全文を見る
○海江田国務大臣 ことしの夏の電力の需給関係ということで、特に東京電力の管内が大きな問題になっております。もちろん、東北電力の管内もそうでございますが。  去年は大変な酷暑でございましたけれども、去年を一つの目安にしますと、大体需要が六千万キロワットあった。これに対して、東京電...全文を見る
○海江田国務大臣 これも、委員の今のお話の中に、まさにこれからエネルギー政策として考えなければいけない点が入っているかと思います。  確かに、ガスも都市ガスとLPガスで、仙台は電気の方が先に復旧しましたけれども、ガスが最後までおくれまして、それはまさに都市ガスがLPガスに取って...全文を見る
○海江田国務大臣 東電の国有化論につきましては、どういうことをもって国有化というかということについても、いろいろな意見といいますより、いろいろな主張がございます。  しかも、この東電国有化論というのは、東電がと申しますか、今度の原子力災害における損害が大変大きなものでありますか...全文を見る
○海江田国務大臣 そのことは、もちろんのことであります。国がしっかりと支援をしていく、そして、そういう物事を決めていくということでございます。
○海江田国務大臣 お答えを申し上げます。  これは、被災者等就労支援・雇用創出推進会議というものがございます。この会議は、数が多いじゃないだろうかという御指摘は免れるのではないだろうかと思いますが、ここで震災後に失業した方々の当面の就労と雇用に関する対策を講じております。  ...全文を見る
○海江田国務大臣 委員御指摘のように、まさに四回も変えなければいけないというのは、それだけ社会の変化、世界の変化が激しいものだと考えております。  特に、今回でございますけれども、大きな変化としましては、新興国も含め一体化するグローバル市場が大変競争が激化をしてきたということで...全文を見る
○海江田国務大臣 もちろん、何でも早くすればいいということではありませんが、まさに協議という場が設けられたわけでございますから、その協議の場を通じまして、私どもの産業政策と競争政策をしっかりとすり合わせをして、国民が納得のいく結論を出したい、このように思っております。
○海江田国務大臣 橘委員にお答えをいたします。  冒頭に大変美しい日本の大和歌を歌っていただきまして、ありがとうございました。  私も、お返しといってはなんですが、漢詩でちょっと、きょうはそういう準備をしていなかったんですけれども、劉希夷という人の詩で、これは唐の時代の詩人で...全文を見る
○海江田国務大臣 今、橘委員のおっしゃいました、これは一言で言えば、融資より仕事をということだろうと思います。これはもちろん、今回の大震災を受けた被災地でそういう声が大きく上がっていることは事実でございますが、ただ、リーマン・ショック以来の日本経済の低迷の中でも、この種の声は特に...全文を見る
○海江田国務大臣 今、中小企業が置かれている状況というのは、これはもう橘委員もつとに御案内だろうと思いますが、人口の減少でありますとか高齢化、それから、特に地域の中小企業にとりましては公共事業の減少なども大変大きな痛手になっておろうかと思います。  こうした情勢を踏まえて、企業...全文を見る
○海江田国務大臣 私から基本的な考え方をお話をいたしますので、もし追加があれば事務方からと思っております。  これまでは、今委員御指摘のとおり、主務大臣と公取が、それぞれ必要と判断する場合は、一方的に意見を述べる規定があったわけでございます。それが、今回の改正を受けまして、主務...全文を見る
○海江田国務大臣 お尋ねの新日鉄と住友金属のお話でございます。  これは、両社が合同で記者発表いたしましたが、その発表によれば、遅くとも平成二十四年の四月には合併契約をしたい、こういうことでございます。今御審議いただいております法律では、法律が成立をしましてから三カ月以内の施行...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほど谷畑委員のお話を聞いておりまして、私も本当にそうだなと思ったのは、やはり韓国の例であります。私も二十年ぐらい前から韓国に何度か行っておりましたが、九七年のアジア経済危機、それに引き続いて韓国が自主的に、IMFの、支配という言葉がいいかどうかわかりませんが、...全文を見る
○海江田国務大臣 現在、政府では、電力の需給の対策本部をつくっております。その本部長は官房長官でございます。私は副本部長ということでございます。昨日、東京電力から本部長たる官房長官に説明があったということは私も承知をしております。  副本部長としての私の立場というのは、そういう...全文を見る
○海江田国務大臣 近々というのがどのくらいの期間を考えておられるのかということはちょっと私は想像がつきませんが、そう遅くない時期にしっかりとした取りまとめが行われるものと思っております。
○海江田国務大臣 私の立場は、やはり電力の供給をしっかりしなければいけない、需要と供給の間にアンバランスがあれば、これを埋めなければいけないという立場がまず一つございます。  それと同時に、電力というのは、産業の米というんですか、電力がありませんと産業が立ち行かなくなりますので...全文を見る
○海江田国務大臣 これは実は計画停電のときもそうでございましたけれども、全くわからない、計画停電といいながらなかなかその計画がわからないということがありましたので、あのときに見える化ということを一つ考えました。ネットの上に、これはどうしてもタイムラグが、時間差が一時間あるわけでご...全文を見る
○海江田国務大臣 昨年の家電エコポイント、本当に非常に大きな反響を呼びましたし、私自身、幾つかの家電を買ったりいたしました。  それで、今度、新たな状況になったということで、もちろん今内部で点検をさせております。  実際にエコポイントに要した予算の合計が六千九百三十億円ですか...全文を見る
○海江田国務大臣 吉井委員にお答えをいたします。  吉井委員から本日そのような質問が出るということでございましたので、私も念のため直嶋元経産大臣の答弁も拝見させていただきまして、その後どうなっているのかということを聞きましたところ、そういった意味での評価、アセスメントは、経産省...全文を見る
○海江田国務大臣 実は、今の時点で、これをこうする、ああするということは言えません。  日本のこれまでの原子力システムの輸出ということは、まさに日本の原子力発電というのは大変安全性が高い、そういった世界の信頼に基づいて行われていたものだと私は思っておりますので、やはりまず福島の...全文を見る
○海江田国務大臣 電柱につけるかどうかということは別の問題としまして、モニタリングポストについて、固定のモニタリングポストを設置する、できるだけ多く設置するということは大切なことであります。
○海江田国務大臣 確かに、同心円というのは、本当にごく初期の、福島の第一発電所の炉が水素爆発をしましたり、さらなる爆発の危険性があるというようなときに、まさに同心円で避難地域あるいは屋内退避地域というものを決めたわけでございます。  その後、徐々にモニタリングポストもふやしてい...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどからお答えをしておりますが、私は、モニタリングポストがさらに必要だという考え方は委員と同じでございます。それは、陸上だけではありませんで、海上においても同じ考えでございます。
○海江田国務大臣 データの中に、あれだけ規模の大きな地震と津波でございますから、失われたものがあるというのも事実でございます。しかし、それ以外のものについては全部出させるように、私は、既に、事態の動きに対してどういう対応をとったかなど、証拠書類についてはすべて保全をするように、こ...全文を見る
○海江田国務大臣 今回の東日本大震災で被災した企業の中には、やはり事業活動の継続に大変な困難を抱えている企業が少なくない、大変多いという認識をまず持っております。  その上で、これまで日本公庫等の災害復旧貸し付けや災害関連保証等により実施しております資金繰り対策をまず万全なもの...全文を見る
04月25日第177回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(海江田万里君) 岡田委員にお答えを申し上げます。  今回の原子力事故によって生じる損害につきましては、事故との相当因果関係が認められれば原子力損害賠償法に基づき適切な賠償が行われることとなります。風評被害による損害についても、このような考え方に照らしてしっかりと判断...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 少し具体的に申し上げますと、実は四月の上旬、五日、六日ぐらいから、まず重機でございます、これの無人化がスタートをいたしました。そしてそれから、これは四月の二十日ぐらいになりますか、これは余り報道ございませんでしたけれども、実は海中に潜るロボットがござい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今お話のありました原子力安全委員会からの指摘を受けまして、原子力安全・保安院では平成四年の七月に事業者に対してアクシデントマネジメントの対策を取るように指示をいたしました。そして、その結果、平成六年三月に各社からアクシデントマネジメントの検討報告書が提...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今もお話をいたしましたけれども、とにかく電源の複数化と申しますか、備えを十分にしろということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) お答えをいたします。  一つだけ御理解をいただきたいのは、まず地震が起きて、津波が来て、そして電源を喪失しましたから、一時期のこのパラメーターと申しますか、資料がないことは事実でございます。全部が全部そろっているという状況ではございません。しかし、や...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御指摘の高齢化の、老朽と申しますか、原子力発電機につきましては、まずやっぱり三十年のところで一回しっかりと点検をいたします。そして、先ほどの東京電力の福島第一発電所の炉につきましては、三十年目が終わって、今度はその十年後の四十年目の検査が終わったところ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 荒井委員にお答えをいたします。  せんだっての経済産業委員会で御指摘をいただきました。そして、その中で私は、やはり通常の金融措置を超えた措置を講じなければいけないということで、先生の御指摘を受けてから、まさにこれは福島県とも御相談をいたしまして、これ...全文を見る
04月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(海江田万里君) 増子委員にお答えをいたします。  工程表を作る過程で総理からの指示がございまして、そして工程表を作る過程で御相談がありました。幾つか相談がありました。特に、私どもはやっぱり体制を整えなきゃいけませんから、ほかの電力会社から例えば人繰りをするであります...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) いつもは東電の本店の中にこの統合本部がございますが、その中の人間が現場に出張してまいりまして、各種聞き取りもやってまいりました。
○国務大臣(海江田万里君) もちろん、今この一番現場で頑張っている方々、重要免震棟というところで頑張ってオペレートをしている方もいらっしゃいますが、その人も含めて、東電からも出張をしまして、そして現場の方、特に保安班でありますとか復旧班とか、いろんな班がありますから、その必要な班...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(海江田万里君) これは、私どもは、原子力安全・保安院、それから原子力委員会、これは内閣府の、外の組織でございますが、これらが、それまでに環境中に飛散をさせました放射性物質のその総量ですね、それがどのくらいあるかという試算を行いまして、それで最終的に決定をしたということ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、いわゆる原子力についてさほど詳しいわけではございませんが、分かりやすく申し上げますと、今度のは核の分裂の反応が非常にゆっくりのペースで起きていると。それに対して原子爆弾などは、非常に速いスピードで核の熱の反応が起きると、このように理解をしておりま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず四月二十一日でございます。警戒区域設定……(発言する者あり)はい、分かりました。  まず、一時立入りの基本的な考え方を策定をいたしました。これは、一世帯当たり代表一名、そしてバスを利用する。それから、防護服、一種の防護服、これを必ずお召しになって...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは今は申し上げられませんが、ただ、できるだけ早くということでございますので、その準備をしているところでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 今委員がお話しになりました二万六千五百世帯ということでございますので、(発言する者あり)はい、倍にしますと倍になりますが、ただそういう御意見があったということ、これはもうしっかりと伝えます、これは。
○国務大臣(海江田万里君) これは、まず計画的に立入りということでございますから、これは私どものところでしっかりとそういう意を体して実行するように努力をいたします、これは。
○国務大臣(海江田万里君) 私どもは、決定をしまして、すぐにその意味での連絡はいたしました。
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどお話のありましたこの統合本部で実は、今日からになりますかあしたからになりますか、統括して記者会見を一度、一日にやる。ただそれは、ブリーフをするのは私ではありませんで、これは細野事務局長が行います。
○国務大臣(海江田万里君) 私がその時間ずっと総理と一緒にいましたから、私からお答えをさせていただきます。  総理も私も、再三東京電力に対してベントを行うようという指示を出しました。それは、今お話のありましたような状況で、大変この炉が危ないという認識の下にそういう指示を出したと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) INESの評価につきまして、先ほどお話がありましたように三月の十八日でございますから、実際に環境中に大量の放射性物質が飛散をいたしましたのはやはり十五日の水素爆発が一番多かったかと思われます。残念ながら、この十八日の時点ではこの十五日の放射性物質の飛散...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) その民主党のインデックスは、たしか二〇〇九年のものでございます。ですから、私もしっかり覚えておりまして、今はとにかくこの原子炉の事故を抑え込むことに本当に必死になっておりますが、これが一段落したとき、やはり中立性のある、今はそんなことをやるなんてできま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず三月三十日に出しまして、その後、四月に入ってからも二次にわたって出しました。  ただ、これはあくまでも緊急の対策でございますので、主にやはり電源喪失した場合、どうやって二番目の、これはディーゼルの電源車、それからあるいは消防車など、二重三重の手当...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 確かに、先生及び御党からそのような申入れがございました。  経産省が取りましたのは、一つは、下請かけこみ寺というのがございますが、あるいはもう一つ、中小企業電話相談ナビダイヤルと、ここでしっかりとそうした中小企業あるいは下請企業の相談に応じることでご...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これまで玄葉政調会長、兼ねて国家戦略大臣が御党にも御説明をしたところでございますが、ただ、その際、今委員がおっしゃったような要望もあったということでございまして、まず、この東日本大震災復興特別貸付けでございますが、一億円にしてございます、これは。ただし...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 確かに中小企業向けの融資では、既往債務、つまりこれまでの借入れに対する、どうこれを手当てするかというのが大変大切な観点でございますので、そこで、先ほど御説明をいたしましたこの東日本大震災復興特別貸付け、これは、従来ございました災害復旧貸付けとそれからセ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお話をしましたけれども、セーフティーネット貸付けを引き継ぐ部分は借換えができるということでございます。
04月26日第177回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○海江田国務大臣 小野寺委員にお答えをいたします。  まずリースのことからお話をいたしますが、震災が起きまして、私どもは、三月の十四日でございますか、特にリースの問題は、今お話のありました一括払いだというようなこともございますので、これは商務流通審議官の名前で、そうした一括払い...全文を見る
○海江田国務大臣 額賀委員にお答えをいたします。  額賀委員は、自民党の政務調査会の原発事故被害に関する特命委員会の委員長でございまして、私のもとにもお運びをいただきまして、種々御意見をちょうだいいたしました。そのとき、幾つかお約束をいたしましたが、できたもの、まだできていない...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、ぜひ御理解をいただきたいんですが、もちろん、私どもは、まず当座の生活資金ですね、着のみ着のままで避難のやむなきになりましたから、そういう方々にということでお話をして、ただ、私が何かそれを手柄のように、きょういよいよあれになりましたと言うのは、それは口幅っ...全文を見る
○海江田国務大臣 はい。  ですから、まず、賠償の前に、着のみ着のままで出てきましたから、そういう方々にはしっかりとお支払いをするようにということで、きょうその第一陣が始まったところでございます。(発言する者あり)
○海江田国務大臣 あくまでも仮払いでございますので……(額賀委員「私の質問は、仮払いは当たり前のこと」と呼ぶ)
○海江田国務大臣 特別立法につきましては、やはり原子力の損害賠償法、原賠法というのがございますから、まずそれでやるべきだと思っております。(発言する者あり)
○海江田国務大臣 今、文科大臣からもお話がありました、間もなくこの審査会の第一次の案が出てくるというふうに承っておりますので、それを見ながら決めさせていただきたい、そう思っております。
○海江田国務大臣 吉井委員の御指摘は、衆議院の経済産業委員会でも御指摘を受けましたが、そのとおりでございます。
○海江田国務大臣 おっしゃるように、鉄塔が倒壊、あるいは折れて損なわれたというのもございますが、これが平成十四年十月一日あるいは平成十七年四月一日、最初が茨城県、二度目が石川県において、過去にそういう事例がございます。
○海江田国務大臣 先ほど班目安全委員長からもお話がございましたけれども、十一日の深夜でございますが、私の記憶では総理もいらっしゃったと思いますが、班目委員長からそうした危険性の説明があり、そして総理が私に、ベントをやるようにということを指示しまして、私は、それを受けまして、時間的...全文を見る
○海江田国務大臣 この問題につきましては、委員からの経済産業委員会での御指摘もございました。ですから、文書によってしっかりと出しました。  以上でございます。
○海江田国務大臣 実は、先ほどのデータでございますが、御案内のように、まず電源が喪失をされまして、この種のデータというのは、基本的に、それぞれの炉についております中央コントロールの部屋にあるわけでございます。そこが電源を喪失しまして、失われた記録もたくさんございます。まだ出てきて...全文を見る
○海江田国務大臣 委員がおっしゃることもそのとおりでありまして、もうこれ以上、本当に環境を汚さないためにも、まずしっかりと、炉から大気中に出ます放射性物質、あるいは海水などに汚染した水を放出させないということはやはり今喫緊の課題であるという、ここだけは間違いがございませんので、た...全文を見る
04月26日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(海江田万里君) 経済産業委員会の御審議に先立ち、今般の東京電力福島原子力発電所の事故につき、御報告させていただきます。  御報告に先立ちまして、この度の災害で亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方々に対しお見舞いを申し上げます。あわせて、東...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) おはようございます。末松委員にお答えをいたします。  末松委員がただいま御指摘されましたこの瓦れきの処理ですね。これは福島県だけでありませんで、今お話のありました他の東北の県の瓦れきの処理の問題、これも大変大きな問題でございます。そこにかてて加えて、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これはまだ、そうした指導と申しますか、文書などの発出はしておりません。
○国務大臣(海江田万里君) 実は、私はかねてから工程表という言葉がいいかどうかということについて少し疑問がございました。つまり、工程表というのは、具体的な資材の集積、それから人員の配置、そしてもうかなり細かく記載をした、よく工事なんかをやるとき私も見せてもらいますが、これはそうい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 当然、まず大きなスケジュール観は持たなければいけません。そのスケジュール観に基づいた具体的な、例えば一度に全員の方が帰れるということではありませんので、そのスケジュール観に基づいた具体的なまさにおっしゃるような工程表と申しますか、いつ幾日、どの地域の方...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) かかわったかということでございますが、相談にはあずかっております、これは。特に、私の方からその相談に対してはっきり言ったことは、やっぱりそれが実現可能なものなのかということは確認をいたしました。  そして、その実現可能かどうかということは、先ほどもお...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これについて、これがしっかりと、しかもできたらやっぱり前倒しをしてできるように、私どももその意味でのこの工程が、あともう一つ大事なことはやっぱり働く人たちの安全でありますが、それが行われるように責任を持たなければいけない、責任を持つということでございま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、定期的にチェックをしていく、フォローアップをしていくということはそのようにしたいと思います。例えば、一か月でありますとかそのような頻度でどこまでできているかということを確認していきたいと思っております。  それから、専門家ということでございます...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) IAEAの方とも相談をしなければいけないことだろうと思います。
○国務大臣(海江田万里君) 私も末松委員のおっしゃることは本当にそのとおりだと思います。まさに産官学のもたれ合いといいますか、やっぱりこれがこれまであったということは事実でありますから。それから、原子力発電は安全だという神話のようなものがあったんではないだろうかと。これはやっぱり...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 原子力事業を国で運営すべきではないだろうかというお話でありますが、御案内のように、やはり今原子力エネルギーにそれぞれ国は全体で三割頼っておりますから、その三割が抜けてしまって、残りの部分で果たして民間の会社というものが成り立っていくんだろうかどうなんだ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 基本的な考え方は、やはりまず東京電力が第一義的な責任を負ってもらいますと。しかし、東京電力だけにこの賠償をさせるのでは、やはり被害者の方が満足がいかないことがあります。ですから、その被害者の満足を得るために国はしっかりとした支援を行いますと、こういう関...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今委員からも御指摘がありまして、法律制定時、中曽根元総理が科学技術庁長官でございまして、その当時の会議録も読ませていただきました。そして(発言する者あり)私も、それから今いろんな方から御発言がありましたけれども、少し、じゃ、本当に私の記憶の中では今回の...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まさにどういう仕組みをつくって政府の支援を行うかということを今検討中なわけでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 本日も意見を承りましたが、これからもやっぱり国会が中心になって議論をしていかなければいけないと思いますので、国会を中心にして国民の意見をやはり国会の場でしっかりと深めて、そして議論をしていきたいと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどのこの委員会の冒頭で私が行いました御報告にもございますが、やはりこの道筋が出るまでは、応急措置の段階という言葉を使いましたけれども、本当に次から次へと新しい事象が出てまいりまして、現地の、現場の発電所の方たちもやっぱりそれに追われていると。そして...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これも先ほどお話をしましたけれども、これがしっかりと守られるように、安全にかつ着実に、そしてできることなら早く実行できるように責任を持っていきたいと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 政府として行うことは、特に今避難されていらっしゃる住民の方々、あるいは農業の被害を出されている方々、それから牧畜業、それから工業もそうでありますが、そういう方々が、やはりいつになったら安心をして避難をした方々は自分のところへ戻って仕事をやったりなりわい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 例えば第一ステップの間何にもしないということではありません、もちろん。第一ステップの間にもその進捗具合を見ながら、ああこれは早くなりそうだな、あるいはまあ遅くなりそうということはあってはいけないわけでありますが、そういうものを見ながらやはり判断をさせて...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これははっきりしておりまして、まず審査会で二十八日にもということでございますから、その基準ですね、これを出していただくと。それを受けて私どもでは、やっぱり枠組みの方ですね、これは、どういう形でお金を手当てをするのかという枠組みを作りまして、そしてそれを...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今の委員の言葉の中にもありましたけれども、国が責任を東電側に押し付けるという態度は、これは取っておりません。  国も、原子力政策、これを推し進めてきた責任がございます。しかし、このまさに賠償という問題になってきますと、やっぱりこれはまず今の法律の枠の...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 一言申し上げますが、目をつぶっていたわけではありません。私が統合本部に行って毎回会議に出て、そしてその後東電と打ち合わせるときにやっぱりそれをいつも言っていたのはまさにそのことであります。委員おっしゃるとおりでありまして、そして、本当に、ただ、それでも...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 一つは、あの白い紙でできておってコーティングがしてあるものも実はこれも防護服の一種でございます。ただ、それは私もそれを着ましたから同じでありますが、おっしゃるような非常に放射線の、これ放射線もいろんなガンマ線とかアルファ線とかありますけれども、一番その...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) そういうものがあるというのは知っておりまして、私もそのことを随分お話をしました。  しかし、じゃ、それを今、本当に今何万着とか、一日あれやっぱり千とか二千要るんですね、本当のこと言いまして、作業員が、だから、それに対してみんなが着ることができるのか、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この記者会見につきましては、いろんな御意見をちょうだいをいたしました。その中で、実は昨日から行いましたのが、細野総理補佐官がまず全体を仕切ってブリーフィングをして、そしてその両方に東京電力とそれから保安院が並んでそれぞれに記者会見をやると、こういう形で...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これ、例えば昨日の記者会見も四時間ございました。それで、一つちょっとこれは御理解いただきたいのは、あの記者会見とは別に保安院と東電はそれぞれ会見やっております。それも実は二時間ぐらい掛かっているんですね。そういうことでいうと、例えば食品に関するものが、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほど議論がありましたのは、原子力発電の部分の国営化ということで、今度の松田委員の議論は原子力の部分も含めて、今ある東電をそのまま一時的に国有化ということだろうと思いますが、今、最後にお話がありましたように、これは東京電力の在り方みたいなものも含めてと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、松田委員御本人から、金融のときの一つの手法だというお話がございました。  確かに金融のときはそのような手法だったと思いますが、そういう意見があるということは承知をしておりますが、今その手法を取るということは、先ほども答弁申し上げましたけれども、選...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私から御答弁申し上げます。  まず、国がタンクローリー、これはたしか三十三台でしたか、買い上げたという事実がございます。  これは、原発周辺地域の住民の方々がガソリン不足による自主避難が困難となっている状況を踏まえ、タンクローリーにより燃料を供給す...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○海江田国務大臣 齋藤委員にお答えをいたします。  二十三日の日経新聞の記事は本当にまだ決まっていないものでございますから、委員が先ほどお述べいただいた考え方というのは全く私も同感でありまして、委員がそういう立場に立って質問していただいているということを、まず御礼申し上げます。...全文を見る
○海江田国務大臣 再びお答えをいたします。  損害の賠償をスムーズに行うためには、先ほどお話をしましたけれども、東京電力も納得のできる仕組みでなければならない。もちろん、東京電力だけが納得をするのではありませんで、国民各層、国会の皆様方もそうでありますけれども、そういう順番にな...全文を見る
○海江田国務大臣 もちろん、まだ決めておりません。
○海江田国務大臣 今、委員から幾つかの論点がございました。主に三つだろうと思います。  最後の問題は、原子力発電を担う事業主体が一体どこなのかということとも関係してこようかなと思っております。日本の国では、もちろん国策としての原子力発電ということはございましたけれども、それを担...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えいたします。  今の時点では、上限を設けるということは考えておりません。ただ、まだ確定したことではございません。
○海江田国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたけれども、今、まずのっとらなければいけない法律が、原子力の損害賠償の法律でございます。
○海江田国務大臣 先ほども申し上げましたが、特に上限の関係でいいますと、株価の問題でありますとか債券の問題でありますとか、こういう市場に対する影響もあろうかと思います。  しかし、他方、国が前面に出て負担をするということになりますと、国といいますけれども、最終的には国民が負担を...全文を見る
○海江田国務大臣 委員のお考えは承りましたので、これから本当にこのスキームをしっかりとしたものにするために、それは責任を持って出してまいります。そして、それが決まりましたところで、また国会でも御議論いただいて結構でございます。もちろん、そのつもりでおりますので。どうぞよろしく、い...全文を見る
○海江田国務大臣 橘委員の和歌に私は漢詩でと思っておりましたけれども、ただ、時間がございませんので。  今の、世界に風評被害のもの、科学的な知見に基づかない、いろいろな形での輸入の規制もありますので、今委員御指摘のように、週末には中国と韓国の貿易担当大臣にその旨お話をいたしまし...全文を見る
○海江田国務大臣 感想も含めてお話をさせていただきます。  確かに、本当に今回の大震災、特に、東北に油を供給しておりました製油所、九つあるうち六つまでもが被災をいたしましたので、そのとき、どうしようかなということをいろいろ考えました。  今委員御指摘のありました鉄道による輸送...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えを申し上げます。  東京電力の資産は、総額で約十二兆六千億円ということでございます。これは平成二十一年度末であります。この中で電気事業固定資産額が七兆九千億円、そのほか投資等資産が二・四兆円ということでございます。  ただ、この中は、今、私は少し細かな...全文を見る
○海江田国務大臣 このスキーム、仕組みでございますが、どういうものにするかということは、本当に今検討中であります。新聞に出ております中身も、それぞれ新聞によって若干違います。ですから、まだ確定をしたものではないということは確かでございまして、委員がおっしゃっている、特に四国電力が...全文を見る
○海江田国務大臣 地元の自治体も、今本当に大変な難儀で、遠いところに避難所を設けて、その中で仮に住民に対するサービスを行っておる。あるいは、そういう住民に対するサービスをやる拠点が複数あるとかいうことで、大変な御苦労を強いられているところであります。  その中で私が聞いておりま...全文を見る
○海江田国務大臣 ことしの夏の需給ギャップにつきましては、ピーク時でおよそ千五百万キロワットで、東京電力はその後およそ五百万キロワットぐらい上積みということで、私どもから、さらなる上積みはできないだろうかということで、その最後の上積みのところを今精査しているところでございます。 ...全文を見る
○海江田国務大臣 政府は、新成長戦略、これは昨年の六月、それから一昨年の十二月ですか、逐次これの充実に努めてきたところでありますが、私は、この三月十一日の東日本大震災の影響というのもこれから考えていかなければいけないというふうに思っております。  ただ、そうした難しさというのは...全文を見る
○海江田国務大臣 外部電源の重要性というのは改めて指摘するまでもないことでありますが、三月三十日以降、三次にわたって各電力会社に指示をしたところで、特に鉄塔の問題もしっかりと、しかも、単一の系統だけでなしに複数の系統で引っ張ってくるようにということは指示をいたしました。
○海江田国務大臣 先ほども同じ質問がありましたが、これまで、このプラントシステムの輸出の中で、原子力発電システムを世界に対してセールスをしていく際は、世界一安全な原子力発電ということで売ってきたわけであります。それが今や受け入れられないような状況になってくるということでございます...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどのことも、私が言ったことを勝手に後から解釈をして決めつけないでいただきたいというふうに思います。そのことだけはお伝えをしておきます。今、私の頭の中にあるのは、本当に、この原発の事故を一日も早く収束させて、そして安全性をしっかりと確保するということだけでござ...全文を見る
○海江田国務大臣 今回の震災を契機に、やはりエネルギー安全保障という考え方も必要だろうというふうに思っております。
○海江田国務大臣 もちろん、国内的な競争の公平性ということは、国際的な社会においても当然守られなければいけないというふうに思っております。
○海江田国務大臣 今委員から例示のありましたのは、あくまでも韓国がそうなりましたよということでありまして、私どもでは、今それぞれの業界について何社が適正だなどと思ったことはございません。
○海江田国務大臣 このエコカー補助金は、委員も御高承のとおり、やはり景気の活性化と申しますか、そして同時に、それがひいては地球環境に対する負荷が少ない車をということで設けられたものであります。  今このエコカー補助金を復活させる、特に被災地に限ってということよりも、私は、今般手...全文を見る
○海江田国務大臣 そういう意見があることは承知をしております。これから、まずは原子力の問題、そしてこの夏の電力の需給ギャップを埋めるということを、本当にこれは喫緊の課題でございますから、やっていかなければならない。そして、原子力の災害に対する賠償もやっていかなければいけないという...全文を見る
○海江田国務大臣 実は、これは私も考えてみました。御案内だろうと思いますけれども、これは二つございまして、積立金と、それからもう一つ、毎年毎年自治体に配る交付金がございます。  交付金の方は、従来でしたら六月からですけれども、これを四月から直ちにしっかりと自治体に配るようにとい...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 経済産業委員会内閣委員会連合審査会 第1号
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○海江田国務大臣 お答えを申し上げます。  これは当然のことながら仮払いの対象になります。仮払いの対象になるということは、とりもなおさず損害賠償の責任の範囲の中に入るということでございます。  それから、先生は、党の原子力事故対策の重責を担っておられて、私のところにも陳情に見...全文を見る
○海江田国務大臣 今もお話しいたしましたけれども、これはまずやはり地元の方々とも相談をしなければいけないことでございますが、今はこれまでの支援策ということで、これから新たに出てくるものについてもその時点で御相談をさせていただきたいと思います。
○海江田国務大臣 例えば経産省の中小企業に対する経済的な支援でありますとか、こういうものは、既に退避を一回行われている、あるいは屋内退避という形で出ているわけですから、当然そういうものは受けられるというふうに思っております。
○海江田国務大臣 私も、三月の十一日の時点では見ておりません。
○海江田国務大臣 今、官房長官からも答弁がありましたが、三月の二十日過ぎだったと思っております。
○海江田国務大臣 これは吉野委員にぜひ御理解をいただきたいわけでございますが、十一日、二重、三重にも安全策を講じていた原子力発電所がまさに電源が喪失をして、例えばベントの問題でも、そのベントをすべく私どもは要請を行ったところでございますが、実際には電源が落ちていてそういう作業が何...全文を見る
○海江田国務大臣 私も、委員のこの要請を受けまして、その前からそういうふうに考えておりましたから、できるだけ早くということでお伝えを申し上げました。  その上で、もちろん本部の中においてもそういう意見を申し上げてきたわけでございますが、一つは、先ほど委員からも御質問のありました...全文を見る
○海江田国務大臣 一時帰宅につきましては、今までに幾つか決まった部分もございます。例えば、一世帯一人でありますとか、二時間ぐらいでありますとか、そういう決まりが今のところでき上がっておりますが、これは現地の声を聞くと、今委員からも御指摘があったような点もございますから、そこをもう...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員から御指摘のありました点、これは何人かの方からもそういう御指摘もいただきました。  そこで、今週の月曜日からでございます。ですから、せんだって発表いたしました、これは東京電力が発表いたしました事態の収束に至る道筋、工程表と言われておりますが、私どもは工程...全文を見る
○海江田国務大臣 先日、金曜日でしたね、高市委員がわざわざ経産省までお越しいただいて、そのときに私読ませていただいて、特にこれは貴重な提言だということで感じ入って、そのことを委員にも直接お伝えをいたしましたが、従来でしたら、こうしてください、ああしてくださいという項目が列挙してあ...全文を見る
○海江田国務大臣 これは委員御指摘のとおり、なります。  いつなるかということは、これは市町村にまとめてもらっておりますから、その市町村からいつごろからということで連絡があろうかと思いますから、それを待って、しかるべきときに適正にやりたいと思っております。
○海江田国務大臣 特に原子力を中心としたインフラ輸出では、これまで、我が国の原子力発電のシステムというのは世界一安全なシステムだということを言ってきて、それが一つのセールスポイントであったわけであります。それが今回のこの事故で大きく傷つけられたわけですから、まず安全性において、こ...全文を見る
○海江田国務大臣 今お尋ねの点につきましては、経済産業委員会でも議論になったところでございまして、委員御指摘のとおり、敷地外の放射性物質を浴びた瓦れきにつきましては、今、法の空白の地帯でございます。  ですから、まず私は、分別をしてくださいと。放射性物質を浴びた瓦れきを一緒に処...全文を見る
○海江田国務大臣 枝野官房長官を御指名でございましたが、私の方が、副本部長として責任を持っておりますので、お答えをさせていただきます。  先ほどお話のありました、東京電力が作成をしまして政府が実施方について責任を負う、東京電力のいわゆる道筋について、書かれておりますように、まず...全文を見る
○海江田国務大臣 保安院などとも意見を交換しながらやっております。そして、くれぐれも慎重な上にも慎重にということで、昨日、これは統合本部がございますから、その上で、私の方からもそういう指示をいたしました。
○海江田国務大臣 その点について質問通告がございませんでしたものですから、今手元には持っておりませんが、これまでも私も、窒素の封入等につきまして、そのたびに確認をしてまいりました。  リークしているということは事実でございますが、そのリークのパーセンテージ、これは、東京電力が出...全文を見る
○海江田国務大臣 原子力の損害に対する賠償責任というのは、先ほどお話のありました三条のただし書きということになりますと、これは懸念しなければいけないのは、東京電力は免責なのかということがまず前に出てしまいます。これは、とてもじゃありませんけれども、国民世論からいっても到底許される...全文を見る
○海江田国務大臣 私もかねてから答弁をしておりますのは、今委員御指摘のありました、原子力発電所をこれからその十四基すべてをこれまでの計画どおりに新規に動かしていくということは無理だろう、もう一回見直しをしなければいけないということであります。
○海江田国務大臣 私どもは、今、安全基準の見直しをしておるところであります。緊急の安全基準、緊急に見直しをしなければいけない安全基準ということについては既に指示をいたしましたけれども、それだけじゃありませんで、緊急のは主に電源対策でありますので、もう少し抜本的な安全基準、数次にわ...全文を見る
○海江田国務大臣 委員からいろいろな御意見がありましたが、私どもは、今、国全体のエネルギーの約三〇%を原子力に頼っているという現実がございます。それから、まさにこれから夏に向かって電力の大変な需要がある時期でございます。そうした中で、今動いている原発を直ちにとめるということは、そ...全文を見る
○海江田国務大臣 委員の御意見は、特に後段の方は私もそのとおりだなと。  同じ東京の選挙区でありますが、東京電力というのは、自分の営業地域内に原子力発電所を一つも置いていないわけでございますから、ほかはそれぞれ自分のエリアに原子力発電所を置いているわけでありますから、その意味で...全文を見る
○海江田国務大臣 関与と申しますか、やはり事業主体は東京電力でありますので、東京電力が基本的につくりました。  ただ、例えば、一例を申し上げますと、今、汚染された水が大量にあるわけですが、それを循環していかなければいけない。そして、循環をさせていく中で、そこで除染をしていかなけ...全文を見る
○海江田国務大臣 これをしっかりと実行させるように責任を持ってまいります。
○海江田国務大臣 私どもは、特に保安院は、工程表がしっかりと、工程表ではありません、これは道筋でございますけれども、それがしっかりと行われるように、それから一つ一つの作業についても安全性が確保されるように、しっかりとチェックをしていくということが役割でございます。  そして、安...全文を見る
○海江田国務大臣 そういう道筋ができたからこれを報告するというようなことではありませんで、一つ一つの作業について、先ほどもお話をしましたけれども、除染作業をする、その除染作業がこういうシステムで、それこそまさに本来の意味の工程表でもって行う、そしてそれについてどう思うかということ...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたけれども、ああいった道筋ができたということについて、それ全体を含めて報告を求めるようなシステムにはなっておらないんですよ、これは。
○海江田国務大臣 ですから、先ほどから、西村委員が最初から工程表、工程表というお言葉を使っておりますから、まさに工程表というのは具体的な作業のプロセスですね、それこそ人繰りから、作業員の繰り合わせから、資材をどういうふうに集めていつごろにどういう作業をやるという、もっと細かな、ま...全文を見る
04月29日第177回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○海江田国務大臣 吉野委員にお答えをいたしますが、これは、原子力損害賠償法に基づくお話と、それからこの間の国策としての原子力政策についての話と、やはりそこはしっかり区別をして考えなければいけないと思います。  原子力損害賠償法に基づく責任というのは、これはやはり第一義的には事業...全文を見る
○海江田国務大臣 これは原賠法の三条の第一項のただし書きということでございまして、これは東京電力の免責について記されたところでございますが、その中で、想像を絶すると申しますか、異常に巨大な天変地異による場合は免責になるということでございます。  これは昭和三十六年につくられた法...全文を見る
○海江田国務大臣 よろしゅうございますか。  この異常に巨大な天災地変です。まず、そこで、超不可抗力、全く想像を絶するような事態、あるいは人類の予想していないようなもの、こういう説明がございます。
○海江田国務大臣 一次補正にはのせてございません。
○海江田国務大臣 せんだって、避難をしました方々に当座の生活資金の仮払いを行いました。これは東電が行ったということでございますが、今、多くの漁業の方々でありますとか、あるいは農業の方々でありますとか、こういう方々が大変経済的な被害を受けているということでございますので、まずそうい...全文を見る
○海江田国務大臣 それは、今の仮払いについてでございますか。
○海江田国務大臣 仮払いについてでございますか。(吉野委員「二次補正にのせるのか、のせないかです」と呼ぶ)  ですから、二次補正については今の段階ではこれからの話で、まず、その仕組みについて法律的に御審議をいただきたいということでございます。
○海江田国務大臣 今回は予備費の扱いにしておりますけれども、その予備費を財源にして、そのほか財源を幾つか調達しておりますけれども、今回の中でも、例えば中小企業などに対して無利子で貸し出しをするとか、そういう手当てはしてございます。  ただ、昨日、二十八日にお申し越しのような審査...全文を見る
○海江田国務大臣 それは出しております。それは、何もきのうのを待たずに、もう既に何度となく、幾度となく、まず最初に避難民の方に出したとき、次はそういう御商売をやっていて被害をこうむった方たちですよということで、本当に、私は毎日東京電力に行っておりますから、いつもそういう意味ではし...全文を見る
○海江田国務大臣 いいですか、まず、避難民に対する仮払いは、もう、ちょうどきのう、おとといぐらいから始まりました。そして、今度は経済に対する、経済的な被害に対してのことでありますから、これはまだ始まっておりません。しかし、これをいつ幾日やるということをこれからしっかりと詰めて、そ...全文を見る
○海江田国務大臣 いいですか、落ちついて。委員、落ちついて聞いていただきたいと思いますが、まず……(発言する者あり)いいですか、これまでずっと仮払いをということを言ってきまして、やっと避難民に対する仮払いが実現をしたところでありまして、そして昨日、その前から実は、今度は避難された...全文を見る
○海江田国務大臣 私も、昨日の答申の中に、なるべく早く、できるだけ早くということがございましたので、またこれから東京電力に参りまして、そして、一日も早くということを伝えるつもりでございます。
○海江田国務大臣 今、私は東電に行くと言いましたが、東京電力に統合本部がございまして、私はそこの副本部長で詰めておりますので、そして、そこでほぼ毎日のように、東京電力の幹部の方々と、私どもの方からの指示をやったり、それから具体的な工事の進捗がどうなっているかということをやっている...全文を見る
○海江田国務大臣 おっしゃるように、補助金というのは、まさに融資と違いまして、後々の返済について負担を負わないということで大変有意義だろうと思います。  ただ、委員おっしゃるように、使い道自由というわけには、今私どもが考えておりますのは、いっておりませんで、例えば企業が、これは...全文を見る
○海江田国務大臣 石井委員にお答えをいたします。  まず、十一日の夜更けから十二日にかけまして、私ども、ベントを行うべしと、炉の状況が大変危険でありましたからそういう指示をいたしましたが、これが、なかなかベントの実行が行われなかったということは、もう既に御案内のとおりでございま...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、危機管理センターから地元の市町村あてに連絡が行きまして、そして警察官などの立ち会いによって避難が行われたと承知しております。
○海江田国務大臣 ベントにつきましては先ほど事情をお話しいたしましたが、汚染されました水を海洋に放出した件につきましては、その放出を実行します四時間半前に私どもが連絡をいたしましたのは、南相馬、浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉、広野、いわきでございますので、立地の地域、それから一番中...全文を見る
○海江田国務大臣 石井委員御指摘の東日本大震災復興特別貸し付けでございますが、まさに今補正で手当てをするものでございますが、委員御指摘のような、これまでの既往の貸し付けも一本化できないかということにつきましては、この東日本大震災復興特別貸し付けの制度そのものが、従来の災害復旧貸し...全文を見る
○海江田国務大臣 委員の御指摘、それから党内でも同じような意見もございますので、今後の勉強の課題とさせていただきたいと思います。
○海江田国務大臣 阿部委員にお答えをいたします。  委員御指摘のとおり、今度の第一次補正では、放射性物質に汚染をされた瓦れきの処理というのは計上されておりません。  これは、委員つとに御案内のとおり、敷地の中、サイトの中であれば、これは当然のことながら東京電力が責任を負うべき...全文を見る
04月30日第177回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○海江田国務大臣 この補償につきましては、二十八日に審査会の方からまず第一次の基準が出たところでございます。そして、それを受けまして、私どもの方から、やはりこれは早く、避難された方々に対する仮払いと同じような現金の仮払いが必要だということでございますので、連日のように、まず東京電...全文を見る
05月01日第177回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(海江田万里君) おはようございます。  四月十八日の予算委員会での私の答弁について一言申し上げます。  まず、自民党の脇雅史委員の原子力災害現地本部長を指名したのは一人だけかとの御質問に対し、本部長は一人であり、代理でもう一人の副大臣、政務官が行っていると答弁しま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 野村委員にお答えをいたします。  今幾つか御質問ございましたけれども、一つは、やはり避難を余儀なくされている方々が本当にお宅にお帰りになれる時期はいつだろうかということが一つございました。これにつきましては、今委員もお話がございましたけれども、やはり...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員にお答えをいたします。  これまでの作業員の被曝につきましては、三月の二十四日、三号機タービン建屋でケーブル敷設作業を行っていた協力作業員三名について、これは百七十マイクロシーベルト以上の被曝が発生し、作業員は入院しました。しかし、健康には今のと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) それから、あと四月の三十日現在、この外部被曝線量が百ミリシーベルトを超えた作業員は三十名と承知しております。
○国務大臣(海江田万里君) さっきのはマイクロとミリでございますので、それは訂正をしておきます。百七十ミリでございます。  それから、今のお話で私どもが確認をしましたのは、外部被曝です、ちょっとごめんなさい、三十名でございます。
○国務大臣(海江田万里君) 東京電力がどういう発表をしたかということをもし、もう少し詳しくお知らせをいただけましたら、お答えできると思います。
○国務大臣(海江田万里君) 二百五十の件でございますが、これは確かにそのような事実ではございます。ただ、私どもは、この二百五十に上げたということについては、特に、先ほどお話をしましたけれども、四月二十七日の時点で女性がそういう大量の被曝を浴びたという事実が分かりましたので、これは...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 島尻委員にお答えをいたします。  先ほど厚生労働大臣からもお答えがございましたけれども、食品の出荷制限や摂取制限については、まず厚生労働省が農産物等に含まれる放射能の濃度の検査結果を分析し、必要と認められる場合には原子力安全委員会の助言を得た上で原子...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 森委員にお答えをいたします。  この問題につきましては、既にお答えもございますが、一時的に大きな線量を被曝することに備えるという観点から、造血幹細胞の事前採取、凍結という手法があることは承知をしております。この対応の一つの選択肢という位置付けに現在は...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 森委員にお答えをいたします。  今委員が御指摘になりました毎日何テラベクレルも出ているということにつきましては、原子力安全委員会が四月の五日の時点で推計をしております。これが百五十四テラベクレルということでございますが、ただ、これは後で原子力安全委員...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 特に、内部告白がありながらそれを握り潰していたということは大変大きな事柄でございますので、もちろん今そういうことのないようにしっかり指導をしているところでございますが、そういった厳重注意ということだけでは済まされるものではないと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどの原子炉規制法などは私の所管でございますので私から御答弁申し上げますが、今、現在原子炉の事故は進行中でございますので、まずそれを何としてもやはり押しとどめるということが第一義であろうかと思います。しかし、もちろんその中でも法律違反などがあってはい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えいたします。  事業者に対する経済的な損害の仮払いというのは、確かに委員おっしゃるように、避難された方々に対する仮払いとは大分事情が異なっております。  その意味では、つい先日、四月の二十八日でございますが、第一次指針が出たということは、これ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、事故発生直後の避難指示等は、爆発等により短い時間で大量の放射性物質や放射線等が周辺にまき散らされることを想定して、発電所から一定の距離を確保するために同心円状に行ったところであります。  この区域は、四月二十二日以降は安全性を実効的に確保する観...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどの後段のところで述べましたけれども、もちろん当初の三月の十一、十二、十三、十四、十五というあのころと比べますと炉は安定をしておりますが、しかし、まだこの炉は先ほどお話をした不安定な部分がございます。ですから、その意味ではまだ残念ながら、そういった...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほども申し上げましたけれども、炉の状況は、三月十一日以降の、とりわけ十五日でありますとか十六日でありますとか、そのころと比べますと安定をしておりますが、まだステップの第一ステップも終わっていない状況でございますから、まだ一〇〇%というわけにはいかない...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は何%という数字では申しません。一〇〇%ではないということを申し上げたまでです。
○国務大臣(海江田万里君) お答えします。  もちろんそういうことがあってはならないと思っております。そして、そのために、汚染水、低レベルの汚染水については、陸上タンクですね、これ今大量に調達をしております。それから、メガフロートなどを保管場所として確保するようにしております。
○国務大臣(海江田万里君) 私どもでは、この年数でございますけれども、運転開始後三十年を一つのめどとしてございます。この三十年を経過した原子力発電所については、経年劣化についての予測評価、それから追加点検、部品の取替えなどを内容とする長期保守管理方針の策定を始め、定期検査などを十...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これはいつも申し上げていることでありますけれども、まず第一義的に東京電力がしっかりとその損害賠償に向き合っていただきたいということ、これが第一でございます。それと同時に、やはり東京電力は一都八県に対して電力を供給する義務がございますから、これもしっかり...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(海江田万里君) 委員にお答えを申し上げます。  今般の原子力事故発生以来、政府としては、原子力災害対策特別措置法や防災基本計画に基づく手順に沿って防災活動を行ってきたところでございます。  三月十一日、原子力災害対策特別措置法第十五条事象に該当する旨の通報を受けま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私も統合本部の副本部長を務めておりますので、お答えを申し上げます。  統合本部を設けました意義については先ほど菅総理からお話のあったとおりでございます。実際に統合本部の会議に参加をしておりまして、従前と比べまして本当に一次情報が入るということは、これ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えを申し上げます。  三月三十日に発しました緊急安全対策としては、まず一つ、原子炉や使用済燃料プール用の電源を供給する電源車の確保でございます。二つ、冷却水を供給する消防車の配備でございます。三つ、淡水タンクや海水ピット等からの供給経路を確保する...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 三月三十日につきましては今申し上げたような内容でございますが、その後、四月の七日の宮城県沖地震が、これは余震というんですか、発生をいたしました。それを受けまして、四月十五日にまた追加的な措置を指示をしております。この中には、送電鉄塔の耐震性強化を含む外...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは外部電源が切れたというふうに承知をしております。
○国務大臣(海江田万里君) 地震が原因だと承知をしております。
○国務大臣(海江田万里君) もちろん取っておりますが、ただ、それが不十分であったことがあるわけでございますから、それに対してまず緊急対応の措置を講じております。これから中長期的にやはり更に地震に対する備えというものをしっかりしなければいけないと考えております。
○国務大臣(海江田万里君) おっしゃるとおりだろうと思います。
○国務大臣(海江田万里君) これにつきましては早急に見直しをしたいと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどお話をしました三月三十日の私どもの一斉の検査については報告書が出てまいりました。そして、それに立入検査も今行っておりますが、ちょうどもう一月を過ぎましたので、さらにこれは厳重にやっぱり精査をしなければいけないというふうに思っております。その上での...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私からお答えを申し上げます。  この海水注入につきましては、原子炉等規制法の第六十四条第三項に基づく私からの命令を受けて行われたものでございます。もちろん本件は大変重大な事項でありましたため、総理にその意見を求めました。総理は、海水注入の必要性や妥当...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これを一つ一つについて、例えば今お話のありました炉に対する海水注入でございますが、これは先ほどお話のありました十八時、総理からの指示というのは、これは第一号機でございます。  やはり、一番最初に一号機に注入をいたしましたけれども、これにつきましては、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) おっしゃるように、熱交換器のことはこのステップワンの対策の十三で書かれております。これは大変重要なポイントでございます。原子炉の熱交換機能の回復という形で、括弧しまして、熱交換器の設置も検討ということで、私どもがこれ東電から聞き取りをやりましたのは、今...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えをいたします。  これは本当に慎重に検討しなければいけないと思っておりまして、そして、特にやはり今、一都八県に東京電力は電力を供給をしているわけでございますから、この義務をしっかりと果たしてもらわなければいけないと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 浜岡原発につきましては、マグニチュード八の東海地震やマグニチュード八・五の南海トラフ沿いの地震を考慮し、安全が確保されて余裕を持っていることを安全審査において確認をしております。しかし、津波におきましては六メートルを想定しておりましたけれども、地震動、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今そのバックチェックをしているところでございますから、今の時点ではまだということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 私も現地に行ってしっかりと見てきたいと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) まず、この浜岡原発につきましては、三号機の問題がございます。この三号機につきまして今これからどういう判断をするかということがまず迫られますので、それに対するしっかりとした判断をしていきたい、そのように思っております。
05月10日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(海江田万里君) 産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現在、新興国市場の急速な拡大により、市場競争の舞台は先進国から新興国を含めた世界市場全体に移行しています。これに伴い、...全文を見る
05月11日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○海江田国務大臣 斉木委員にお答えをいたします。  きょうは五月の十一日でございますから、あの東日本の大震災が発生をしまして二カ月という日にちがたったわけでございます。この三月十一日の東日本の大震災、まず大きな地震、そして東北地方の太平洋沿岸では大変大きな津波が起きまして、本当...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどお話をしましたけれども、私どもが三月三十日に指示をしました内容についてはしっかり行われているということでございますが、これから中長期的、とりわけ中期的な対応というのは今まさに中部電力が計画をしている段階でありまして、防潮堤につきましてもボーリングをしている...全文を見る
○海江田国務大臣 その点につきましては、私は中部電力の水野社長とお話をしたところでございまして、しっかりと支援をしていく、とりわけ資金繰り等の点でできることはやっていくということをお約束させていただきました。
○海江田国務大臣 昨日、総理が記者会見を行いまして、その中で、昨年のたしか六月でございましたが、閣議決定をしましたエネルギー基本計画については、これを白紙で見直しをするということでございます。  ですから、これから新たなエネルギー基本計画をつくらなければいけないというふうに思っ...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員から図れるんですかということで問いかけがありましたけれども、これはやはり図っていかなければいけないという決意でおります。  先ほど、委員は、私の胸中を察していただきまして、苦渋の選択ではなかっただろうかということをおっしゃっていただきましたが、まさにその...全文を見る
○海江田国務大臣 梶山委員にお答えしますが、今梶山委員から御指摘をいただいて、私、先ほど斉木委員へのお答えで、私が浜岡に行ったのが五月の六日だと言いましたけれども、これは五月の五日でございます。  そのとき、行きまして、先ほど来お話をしておりますが、三月三十日に発出をいたしまし...全文を見る
○海江田国務大臣 知事は、とにかく津波の対策が全くできていない、つけ焼き刃という表現があったかと思います、中部電力の対応はつけ焼き刃である、こういう表現でお話をされました。  市長は、大変苦しんでおられるといいますか、地元の経済、地元の雇用のことも考えなければいけないので、私の...全文を見る
○海江田国務大臣 そのとおりであります。
○海江田国務大臣 私は、今回浜岡に行く前に、美浜も拝見をしてまいりました。そして、これからもほかの原子力発電所を見たいと思っておりますから、私の視察が儀式であったということはございません。
○海江田国務大臣 私、経済産業省の中で、中部電力の需給がどうなっているのかとか、その中で原子力発電の占める比率がどのくらいだとか、そういうことは事務方から聞いておりました。
○海江田国務大臣 その会議にいましたのは、その方々はいたということは確かであります。あと、秘書官でありますとか、そういう人間がいたことは確かでありまして、五人だけということではございませんが、その五人が会議に入っていたということは確かでございます。ただ、それを決めましたのは総理と...全文を見る
○海江田国務大臣 今度の地震に伴って、三月の三十日に緊急安全対策を指示したところでございまして、その緊急安全対策についてはしっかりと行われているということでございます。
○海江田国務大臣 そのとおり、まず津波をしっかりやっていただきたいということでございます。
○海江田国務大臣 資料がもう一つございまして、これは菅総理が記者会見でお話をされましたマグニチュード八以上の可能性が八七%。それから、そちらは各原子力発電所ごとに震度六以上の地震が起きる可能性ということでございます。  先ほどお話をしました、私の記憶では四月の二十七日だったと思...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、委員おわかりいただけると思いますが、情報操作ということでは全くございません。  まさにおっしゃる海溝型地震のあの表というのは、これはインターネットの上でも明らかになっておりますから、いつでもごらんいただければいい。もちろん、私どももそれをお配りすること...全文を見る
○海江田国務大臣 御指摘ありがとうございました。今後、その資料を必ず添えるようにいたします。
○海江田国務大臣 津波に対する備えももう既に出しておりますし、それから、今、何といいましても現に福島の発電所の事象がまだ進行しておりますが、これからいよいよその調査に入っていくわけでございますから、そこから得られた知見というものは即座に安全基準の中に反映をしていきたい、こう考えて...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、電力の需給の関係で申し上げますと、一つは、東京電力がこういう状況でございまして、中部から東京電力へ電力を送っていただく、援助をいただくというお話になっておりましたが、これが事実上無理になりました。そして、今現在では、まさに中部の地域というのは、先ほどもお話...全文を見る
○海江田国務大臣 今、塩谷委員からお話がありましたが、昨日も石原市長とお目にかかりまして、今、御前崎市になっておりますが、もともとは二つの町が集まったところであります。石原市長とは何度かお話をして、その中で御理解もいただきましたけれども、あとの地域の方々にぜひ御説明をお願いしたい...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、早急な結論を出さないということを、特に石原市長に対して言ったという記憶はございません。  終わりまして、俗に言う記者のぶら下がりというのがございまして、そこである記者が血相を変えて、三号どうするんですかということを言ったので、まあ慌てないでくださいという...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどお話をしましたが、この浜岡原発の立地する位置を考えましたときに、これは防災会議で委員の方もお話をしておりましたけれども、いつ地震があってもおかしくないということであります。私は、その意味では、大変な危機感を感じております。  そして、やはり、それに対して...全文を見る
○海江田国務大臣 資源エネルギー庁に対しては、まさに需給の問題が一番心配でございましたので、まず、需給の問題は平気だろうかという問い合わせをいたしまして、そして、資料に基づいた説明、これは私だけにではありませんで、総理に対してもそういう説明を行いました。それがまずやはりどうしても...全文を見る
○海江田国務大臣 申しわけありません、対比というのは、今お話を聞いておりまして、中部電力が五項目のお話を出してきたということでありまして、これは、実際申し上げますと、本当は直接お目にかかればよかったわけですが、お目にかかれなかったものですから、私のところでもその五項目の要望を事前...全文を見る
○海江田国務大臣 最初に、停止をするというお願いをするということを私から電話でお伝えしましたときに、まさにいろいろな問題もおありだろうと思いますので、そのことはすべておっしゃってください、私どもの方でしっかりと対応させていただきますということを申し上げました。そして、それでその具...全文を見る
○海江田国務大臣 三月三十日のは本当に緊急でございますから、例えば代替のディーゼル発電の容量というのも四百キロワットとか五百キロワットでございます、これでは残念ながら。よくこれは一部のマスコミなどでたたかれましたけれども、ここで私どもが要求をしましたのは、電源が切れても、これまで...全文を見る
○海江田国務大臣 必ず再開していただきたいというふうに思っております。  そのためには、今、津波の対策ということでありますけれども、これから東京電力の福島第一発電所の調査の結果なども踏まえた新しい保安基準というものを出そうかと思いますが、今の時点で私どもが要請するということでは...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員御指摘の点はまさにそのとおりでありまして、この中部地域が日本の生産の、あるいは日本経済の心臓部と言っても過言でない地域でございますから、まず一つはしっかりと電力を供給するということ、もう本当にこれが最初にして一番重要な仕事ではないだろうかというふうに思って...全文を見る
○海江田国務大臣 総理がそういう形で、複数形でお話しになられたということでありますので、恐らくその中には私も入っているかと思います。  それは、私の場合の熟慮と申しますか、あるいは苦渋の選択と申しますか、これはやはり、先ほど来多くの委員から指摘がありましたように、今、日本全体が...全文を見る
○海江田国務大臣 先週の土曜日か日曜日でございますが、私は自分の記憶では一六%という数字をがえんじたつもりはないわけであります。  ただ、よく混同されますのは、今、片一方で賠償の話がまさに進んでおります。この賠償の話でも、電気料金の値上げによってその賠償の原資を捻出するのではな...全文を見る
○海江田国務大臣 稲津委員にお答えをいたします。  稲津委員は、かねてこの委員会でもその御指摘がございました。避難をされた方々に対する生活費の一時的な仮払いは、先ほど報告があったとおり、申し込みの件数は多いんですが、ただ、実際にはまだなかなか、支払いがおくれて滞っているようであ...全文を見る
○海江田国務大臣 私も新聞記事を見ましたとき、極めて不適切だというふうに思いました。中立的、公平な立場からの審査会でございますので、そこに当事者であります東京電力がそういう意見を言うということは極めて不適切だというふうに思っております。  もちろん、この審査会はそうした要望に影...全文を見る
○海江田国務大臣 総理は、昨日の会見で、エネルギー基本計画、昨年の六月に閣議決定したものでございますが、これを白紙という表現をとったわけでございます。  私は先ほども答弁申し上げましたけれども、ここで、二〇三〇年に、とりわけ原子力で、発電電力量の比率で五三%という数字を出してご...全文を見る
○海江田国務大臣 この第三者委員会、私はむしろ原子力政策の責任者として、まさに第三者ではございませんので、これについては発言を抑えてきたわけでございますが、内閣官房の方で、できるだけ、まさに第三者という印象を皆さんに持っていただけるような人選をして立ち上げるということでございます...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお話をしましたけれども、発電量のベースで、平成二十一年度で二五%ですからおよそ四分の一ということになろうかと思います。  単価につきましては、先ほど中山政務官もお話をしました、それから委員からもお話がありました。本当に原子力に次いで安いということでござ...全文を見る
○海江田国務大臣 前回もお答えをしたと思いますが、今、石炭の重要性というのは、中山政務官からもお話がありましたが、私もやはりそのとおりだと思っております。その中で、この事業が大変大きな役割を占めているということは認識をしております。  今は検討中という形でのお答えにさせていただ...全文を見る
○海江田国務大臣 原子力安全委員会に諮るかどうかということで、今回は諮っておりませんが、もちろん後で、その旨の報告をいたしまして、その報告についての口頭での意見というものはいただいております。  一般的に、私どもが原子力安全委員会にお諮りをするのは、例えば、原子炉等規制法であり...全文を見る
○海江田国務大臣 浜岡原子力発電所を、今停止中のもの、それから今動いているもの、三、四、五号の炉について、とめていただきたいと要請したということは、私も同じ意見であります。  そして、緊急の安全対策ということでいえば、これは浜岡だけではありませんで、美浜もそうでありますし、その...全文を見る
○海江田国務大臣 御指摘の原子力発電所は、建設計画が提案されたものの、現在はその計画が破棄されているということでございます。
○海江田国務大臣 まず、私どもが中部電力にお願いをしましたのは、緊急の安全対策はやってくださいということで、これに対して緊急の安全対策はやっていただきました。  しかし、地震の発生の可能性というのが他の発電所と比べましてやはり圧倒的に高いわけであります。そして、地震が発生をすれ...全文を見る
○海江田国務大臣 私も、事情が許せば、海外に行ったときに、なるべく海外のビジネス界にそういう発信をしたいと思っております。  それから、ジェトロが各地にございます。このジェトロは、今回もかなり活発に日本は安全なんだということをPRしてくれたというふうに承っております。
○海江田国務大臣 私から一言お答えを申し上げます。  先ほど委員は、委員長として個人の意見を言ったというふうな発言でございますが、これはそうではありませんで、まさに安全委員会の委員長として、私も本当に原子力の問題につきましては素人でございます、菅総理も、理工系の出身でございまし...全文を見る
○海江田国務大臣 私も先ほどお話をいたしましたけれども、あの十一日の地震、そして津波、それによる全電源喪失から始まる一連の事態というのは、本当に、どう言えばいいんでしょうか、うまく表現ができませんが、まさに背筋も凍るような思いの中で、そのときに班目委員長が駆けつけてきてくれまして...全文を見る
○海江田国務大臣 今の委員の質問、いろいろな要素、いろいろなファクター、あるいはいろいろな日時の問題が出ております。  整理してお話をしますと、二号炉は、実は、圧力容器、サプレッションチェンバーといいまして、よく出てまいりますドーナツ状の、恐らくここの一部が破損をしているんだろ...全文を見る
○海江田国務大臣 鉱業法の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  国際的な資源獲得競争が激化し、資源確保をめぐる状況が年々厳しさを増している中で、石油、天然ガスやレアメタルを初めとする金属鉱物の安定供給を確保することがますます重要とな...全文を見る
05月13日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○海江田国務大臣 おはようございます。  まさに委員御指摘のように、資源というのは、古今東西を問わず大変貴重なものでございます。とりわけ日本の国にとりましては、もともと資源の少ない国だと言われてきたわけでございますから、その少ない資源をまずしっかりと確保をするという意味合いから...全文を見る
○海江田国務大臣 御指摘のように、現行の鉱業法第十七条「日本国民又は日本国法人」に対して鉱業権を付与するということでございまして、今回の改正でもこの点は同じでございますが、どうしてそうなったかということにつきましては、WTOルールでございますか、貿易障壁の軽減及び内外無差別原則と...全文を見る
○海江田国務大臣 WTOへの加盟時点で留保いたしましたけれども、「日本国民又は日本国法人でなければ、鉱業権者となることができない。」これは現行の鉱業法の十七条、これ以外の鉱業分野の措置について、将来的な自由化をコミットしておりまして、追加的な外資企業への規制は我が国のWTOへのコ...全文を見る
○海江田国務大臣 委員お話しになりました中国との関係においては、やはりお国柄が違うということもありますが、私どもは日本の国益をしっかりと守っていこうという決意がございます。  その上で、先ほどもお話をいたしましたけれども、実際のこの審査に際して、日本の国の利益になるということを...全文を見る
○海江田国務大臣 今御議論をいただいております改正案を、私どもでその内容を固めていく中で、不要な誤解を受けないようにということで、中国あるいは韓国に対しては、こういう法律をつくってしっかりと日本としての国益を守っていくんだということは伝えてございます。
○海江田国務大臣 その場ではございません。
○海江田国務大臣 実は、けさも閣議の前に電力需給の会合を開きました。名前が変わりまして初めての会合でございますが、私を初め、そこに出席をした閣僚、あるいは副大臣などもおりましたけれども、そういう者は、全く前と同じ責任感、前と同じ緊張感を持って議論に参加をいたしました。  変わっ...全文を見る
○海江田国務大臣 今の答えに尽きているわけでございますが、本部というものが、何も本部でなくても、チームでありましても、連絡室、対策室でありましても、私どものやる気は少しも変わらないわけでありますから、それでしたら、わかりやすくと申しますか、先ほどもお話をしました、できるだけそうい...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお話をいたしましたが、けさ、閣議に先立ちまして、何時からでしたか、ちょっと会議がたくさん重なっておりましたけれども、けさ七時三十五分から院内で会議を開きまして、そこで決定をいたしました。できたばかりでございますので、後ですぐお届けをするようにいたします。
○海江田国務大臣 私も高市委員と思いは同じでございまして、この種の決定というのはできるだけ早く、しかも電力の需給に余裕のある時期にということでございますから、できるだけ早くということで今日に至ったわけであります。  しっかりと各企業の方々が計画的にそうした輪番などを含めた電力需...全文を見る
○海江田国務大臣 総理が言及をしましたエネルギー基本計画、これは昨年の六月の段階で閣議決定をしております。今、これから議論を始めて、新たなエネルギー基本計画を定めなければいけないと思います。  基本的には、ベストミックスということが言われておりますが、原子力も、直ちにこれを否定...全文を見る
○海江田国務大臣 後段のコンクリートから人へということは、ちょっと答弁が漏れました。  当然のことながら、今、東北地域は大変な災害で、まだ復興に手がつかない状況でございますが、やはりまずこの東北地域の公共事業はしっかりと国が責任を持って行っていって、そこで被災された方々の雇用も...全文を見る
○海江田国務大臣 委員御指摘のとおり、まず新たな放射性物質の環境中への飛散を防ぐということが大切でございまして、それが達成できるのは、やはりそれぞれの原子炉、一、二、三号機、それから四号機は炉の中には燃料は入っておりません、使用済み燃料プールというところに入っておりますが、特にこ...全文を見る
○海江田国務大臣 橘委員にお答えをいたします。  今議論をしましたように、今後の鉱物資源の開発は、特に海洋でありますとか、あるいは大規模な特定鉱物の開発が期待をされるところでございます。こうした場合には国際情勢なども思料しなければいけないということで、経済産業大臣が、そうした観...全文を見る
○海江田国務大臣 佐藤委員にお答えをいたします。  今回の東京電力の原子力発電所事故に伴う損害賠償の支払いの仕組みをつくるに当たって、まさに一番留意をしたところが、その賠償を電気料金にいかに転嫁を少なくするかということでございます。  私どもは、この仕組みを説明する原則の中で...全文を見る
○海江田国務大臣 佐藤委員にお答えをします。  まず一つ、これは、ぜひ御理解というよりも、もう佐藤委員はおわかりだろうと思いますが、一六%という数字、あれは私どもが発表したとかいう数字では全くございません。全くひとり歩きをしている数字であります。  同時に、あの一六%という数...全文を見る
○海江田国務大臣 今、私は当委員会に経済産業大臣という肩書で臨んでおりますが、同時に、今回のこの原子力の被害者の賠償の担当の国務大臣として、そういう肩書も総理からちょうだいをしたところでございます。  ですから、私は、特に東京電力に行きましてそうした交渉をするときには、原子力被...全文を見る
○海江田国務大臣 佐藤委員にお答えをいたします。  今、保安院長からもお話がありましたけれども、一つだけ正確にわかっていることは、圧力容器の中の水、水位でございます。  これは、水位計が二つございまして、その二つの水位計、実はこれまでも一定の数値を示していたわけでございますが...全文を見る
○海江田国務大臣 そのようにいたします。
○海江田国務大臣 御指摘の探査規制の問題でございますが、探査の違反行為を発見した場合は、必要に応じて立入検査により探査の実施状況の確認を行い、違反行為が発見された場合は、作業の中止等の命令を実施し、あわせて刑事手続に移行することになります。こうした措置を適切に執行するためには、規...全文を見る
○海江田国務大臣 吉井委員にお答えをいたします。  昨年の十二月二十四日と聞いております。岐阜県の亜炭廃坑の陥没被害について、予防的措置の検討を佐々木議員から要望された際、私の前任者であります大畠大臣から、対応の仕方について検討する旨お答えをしたと私も承知をしております。  ...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどお答えをしたのは、今どうなっているかということの御報告でございます。  そして、今また委員から新たな提案をいただいたわけでございますから、それをしっかりと受けとめて、これはよく岐阜県とも協議をしなければいけません、また関係する省庁とも協議をしなければいけ...全文を見る
○海江田国務大臣 吉井委員にお答えをいたします。  確かに、エネルギー自給率四%というのは低いという認識を私も持っております。  その上で、御指摘のありましたメタンハイドレートでございますが、海底約数百メートルの低温、高圧のもとで、天然ガスの主成分であるメタンガスが氷状になっ...全文を見る
○海江田国務大臣 認識をしております。
○海江田国務大臣 長い時間をかけて段階的にというのはまさにこれから議論をしなければいけないところでありまして、今、まず、日本の原子力発電所の安全性を高める、今ある発電所の安全性を高めるということに私は一番力を注いでおります。
○海江田国務大臣 基本的には、鉱山保安法だということは、先ほど来御説明をしたとおりでございますが、ただ、一たん事が起こりましたとき、そうした法律の範囲でしっかりとした対応ができるかどうかということは、今度の原子力の事故を通じても実感をしたところでございます。  治にいて乱を忘れ...全文を見る
○海江田国務大臣 これからもよろしく御指導ください。
05月13日第177回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(海江田万里君) 今野委員にお答えをいたします。  まず、この原子炉の状況でございますが、これはもう言うまでもございません、三月十一日、東日本の大震災が発生をして以来、東京電力福島第一発電所の原子炉、特に一号機、二号機、三号機、四号機、大変深刻な状況に陥っておりました...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この東京電力福島発電所の事故につきましては、間もなく事故の調査委員会も開かれますので、そこでしっかりとした検証が行われなければならないところでありますが、今までのところ私なりに分かった点は、ただいま今野委員がお話をしたとおりでございます。地震、そして津...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、そうした事故の原因をしっかりと詰めて、そしてちょっと時間が掛かりますけれども、例えばこの炉の構造も、やっぱり中のものを外に出さないということになっていますから、例えば水などを注入する、外から中に入れるというのは大変な難儀がございます。それはやはり...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今委員からお話ございましたけれども、今まさに少しずつデータも戻ってきております。これを見ますと、一体どういうことでああした福島の深刻な事態が起きたのかということは明々白々になります。その中でそれに対するしっかりした対応をしなければいけないわけでございま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 六ケ所の再処理工場の建設主体は日本原燃株式会社でございますが、六ケ所再処理工場の建設費は合計で二兆一千九百三十億円と聞いております。そして、同社からは、ガラス溶融炉に関する技術的課題を解決し、来年十月の竣工に向け取組を進めているということでございます。...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 幾つか山本委員にお答えをいたしますが、事実関係もございます。  一つは、中部電力の水野社長に対しては、私の名前で、経済産業大臣たる私の名前で要請文を出しました、これは。  そして、先ほど御指摘のありました原子炉法あるいは電事法、こういう法律も子細に...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私の名前で中部電力のこの、中部電力の社長に要請を行いました。(発言する者あり)
○国務大臣(海江田万里君) 衛藤委員にお答えをいたしますが、少し衛藤委員のお話には飛躍と申しますか、まさに事実関係というのは丹念に追っていかなければいけないと思うわけでございます。電源が失われてしまったということも、先ほどのお話を聞いておりますと、津波と関係のないようなお話もござ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) もちろん私どもはしっかりとした、この検証委員会からお尋ねがあれば、あったことを事実のありのまましっかりお話をすることはそのとおりであります。  しかし、今委員がお話のありました、まずやはりそこは第一段階とすれば、その圧力が高まっておりますから、それを...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、松本大臣からも御答弁がありましたが、原子力施設ですね、ですから今度の場合は東京電力福島第一発電所、このエリアの中でしたら私ども経産省が責任を持ってこれは処理をしなければいけないということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 川口委員にお答えをいたしますけれども、一つは、原子炉と申しますか、原子力発電所施設の中はこれは事業主であります。ですから、東京電力であります。ですから、まず、放射線を大気中に、環境中に放出をしましたのはこれはやはり事業者たる東京電力でございますから、今...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお答えをいたしましたが、今回の措置は、原子炉法でありますとかあるいは電気事業法でありますとか、そういう法律は、事故が起きてからの指示でありますとか命令でありますとか、こういう立て付けになっておりますので、今回は法令に基づかない行政指導ということ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 記者会見でございました。そして、記者会見、私も一度だけかいま見たことございますけれども、およそ二百人ぐらいの方が二時間、三時間と本当に長時間にわたっていろんな角度から質問をされます。それに対して、東京電力の担当の方あるいは私どもの保安院の人間もそうでご...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) はい。  まず先に、委員長から指名ないままに閣僚席で発言をしたことはおわびを申し上げます。  その上で、なぜ閣僚がと申しますか総理大臣がそこで記者会見をしなかったということでございますが、これはまだ本当にどういう状況なのか、分かっていることは、当初...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 中西委員にお答えを申し上げます。  この新たにつくります機構は、まず今、当面、本当に多くの皆様方が東京電力の原子力の事故によりまして損害を被っているわけでございますから、まずその方々のためにしっかり手当てをする機構にしなければいけない、これが一つでご...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今もお話をしましたけれども、この組織というのはこれから先も機能をしていくわけでございます。これから先の万々が一のための組織としておつくりをしてございます。
○国務大臣(海江田万里君) これはまさに、その名前のとおり、原子力の事故による損害賠償のための一つの仕組みでございまして、その中の重要な機構でございますので、今後の、万々が一のための今後のためにもそういう機構をつくったわけでございます。  ですから、沖縄の電力などのように、原子...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) それはどういう方が株主であるかという事実を述べたわけでございまして、今日の朝、確認、確定をいたしました東京電力福島原子力発電所事故に係る原子力損害の賠償に関する政府の支援の枠組みの中では幾つかございます。一つだけ御紹介をしますが、「第六に、全てのステー...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 全てのステークホルダー、株主も含めたステークホルダーに協力を求めるということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) そのとおりになっております。
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお答えをいたしました六つの原則の中に全てのステークホルダー、このステークホルダーの中には当然のことながら社債の保有者も入ってございます。
○国務大臣(海江田万里君) まず、その枝野官房長官の発言、私は、御案内のようにずっと一時からここにおりましたし、その前は衆議院の経済産業委員会におりましたので、申し訳ございませんが、聞いておりませんので、よく聞いて、その真意がどういうことかということを確かめてから発言をしたいと思...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御案内のように、京都議定書の達成、不達成は二〇〇八年から二〇一二年の五年間の排出量及び吸収量の合計で評価がなされるものであり、我が国では目標の達成に向けた努力をしているところでございます。
○国務大臣(海江田万里君) そうした意見には、私どもも承知をしておりまして、今度の東京電力の福島発電所の賠償の仕組みを考える上でも、そうした妨げにならないようにということでこの仕組みも考えてございます。
○国務大臣(海江田万里君) お答えいたします。  今既にもう大門委員からお答えがございましたけれども、大門委員、それからそのほかの党の皆様方からも大変強い要望がございました。今は残念ながらこれまでのローンを全く消してしまうというわけにはまいりませんが、私どもは、中小企業庁からこ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 時間限られておりますので手短にお話をいたしますが、四号機はもう炉には燃料入っておりませんから、燃料プール、使用済みの燃料プールでございます。そして、最初に爆発が起きましたときは、やはりその使用済燃料プールがかなり傷んだんではないだろうかと思いましたけれ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今バックチェックというのはやっておりますが、しかし、これとはまた別途、安全指針というものを、本当にこれはまさに、東京電力福島第一発電所のこの事故の調査、あるいはこの調査委員会というものとはまた別に、保安院も今ずっとこれまでの過程なども改めてとらえ直しを...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、私が中部電力の水野社長にお話をしましたのは、この短期的な、例えばポンプであります、これ可搬ポンプでございますから容量も決して高くありません、そういうものでありますとか、あるいは電源車でありますとか、こういう三月三十日に出しました緊急安全対策はしっ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお話をしましたけれども、保安院のバックチェックというのは大分時間が掛かっております。ですから、これ、今の段階でこの保安院のバックチェックがいつということは申し上げることができませんので、それとは別に、先ほどお話をしました、まず中長期的な、短期的...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員は分かっておられると思いますが、バックチェックをやりながら動かしている原子力発電所は幾らもございます。その上で、先ほど御指摘のありましたしっかりと安全性をチェックをしていくということは、これはもう言うまでもありません。
05月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○海江田国務大臣 中川委員にお答えをいたします。  中川委員、先ほどのお話で、一号機とそれから三号機についての御懸念がございました。一号機と三号機は状況が違っております。一号機は、先ほど中川委員がお話しになられ、そして班目委員長がお話をしましたように、恐らくこれは、地震そして津...全文を見る
○海江田国務大臣 今の話をもう一回、ちょっとわかりやすくお話ししたいと思います。  確かに、委員御指摘のように、当初、特に一号機は、フラッディング、冠水といいまして、水を圧力容器の上までとにかくまず真っ先に浸す、そうしますと、そこからあふれてだんだん格納容器に水が行って、そして...全文を見る
○海江田国務大臣 城島委員にお答えをいたします。  確かに、委員御指摘のように、この二重債務あるいは二重ローンの問題は大変大きな問題と私どもも認識をしております。  そして、現状のお尋ねでございますが、一つは、これまで借りておりますローンについては、リスケジュール、条件変更を...全文を見る
○海江田国務大臣 今の御意見を承りまして、政府内で本当に真剣に議論をしてまいります。そして、できるだけ早くですね。
○海江田国務大臣 私は経産大臣でございますが、経済被害の特命も総理からいただいておりますので、その立場からお話をさせていただきます。  確かに、田中委員御指摘のとおり、先日決定いたしましたのは関係閣僚会議の中での決定でございます。これから、当然のことでありますが、法案にしなけれ...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えを申し上げます。  私どもが関係閣僚の会合で決定いたしましたのは、すべてのステークホルダーということでございますから、もちろんそこに入っているのも、そういう皆さんが入っているわけでございます。  そして、これから具体的な賠償の規模がどのくらいになるのか...全文を見る
○海江田国務大臣 私と東電との間で何度かやりとりをしておりますから、その中でさらにリストラをお願いしているところであります。
○海江田国務大臣 先ほどからお答えをしておりますが、一つは、これから、恐らく優先株になろうかと思います。これを出すことになります。それによって株主の権利が希釈をされる、これははっきりしております。
○海江田国務大臣 私どもがこの仕組みをつくるに当たって、基本的な考え方としまして、まず、やはりこの原子力の事故により大変多くの方が損害を受けられたという、この損害の方々に対する支払いをしっかりしなければいけない。それから二番目に、現在まだ現場で働いている方々もいらっしゃいます。こ...全文を見る
○海江田国務大臣 委員は日本銀行におられましたからよく御案内だろうと思いますが、こういう私どもの一言一言が、特に、社債もマーケットがございます、株主もマーケットがございます、私どもの本当に一言一言が、やはりマーケットに大きな影響を与えるということ、このことだけはぜひ御理解をいただ...全文を見る
○海江田国務大臣 細野補佐官が、きのうのテレビですか、私は残念ながら聞いておりませんが、私や、それから閣僚がそういうことを言ったことはないと思っております。
○海江田国務大臣 まず、事実として、それはまさに委員がお示しをいただいた図表にございますが、社債権者というのはかなり優先的に守られている、債権者より守られているということは、これは事実でございます。
○海江田国務大臣 聞いておりませんから、後でしっかり確認をしたいと思っております。  ただ、そういう発言をどうして彼がするのかということは、ちょっと私には理解ができません。
○海江田国務大臣 これも本当に正確に引用していただきたいと思いますが、私どもは、この東京電力と金融機関との関係は、まさに民民の関係でございます。そこにすぐに政府が割って入るということはできるはずもないわけでございますから、ですから、どういう協力があったのか、金融機関からどういう報...全文を見る
○海江田国務大臣 これも先ほどお答えをいたしました民民の関係でございますので、私どもは、協力があったら直ちにその協力の中身について報告を聴取する、こういうことが私どもの今の考え方でございます。
○海江田国務大臣 ですから、それは仮定の問題でございますので、今この場で私が申し上げるわけにはまいりません。
○海江田国務大臣 こうやって本日の委員会で、委員から、私が責任を持ってお答えをしている、これが今の考え方だと考えていただければ結構でございます。
○海江田国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたが、民民の関係でございますので、政府がそこの間に割って入ってこうしろああしろと言うことはできないということでございまして、ただ、しっかり協力をしてもらうよう、そして協力があったら直ちにそれを報告してもらうよう、これが政府の正式なお答え...全文を見る
○海江田国務大臣 委員、本当につとに御案内だろうと思いますけれども、例えば、私は先ほどの答弁では、株主の責任ということで申し上げますと、まず優先株が発行されるから株主の権利が希釈をされるだろうというお話がございましたけれども、株主の権利としては、配当を受け取る権利もございますが、...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもがせんだっての関係閣僚会議で決めました仕組みの中には、金額的に三千億というようなことは入っておりません。
○海江田国務大臣 こういう機構をつくりましたということは、これは、お互い原子力発電事業に携わっております事業会社、電力会社を中心とした会社でございますが、それぞれこれから将来的な、万々が一でございます、もちろん私どもはもう二度とこの原子力発電の事故を起こしてはいけないという考えは...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどの、お聞きいただいて、委員が指摘をしていただいたということでございます。
○海江田国務大臣 これから法律をつくってその中ではっきりと御説明を申し上げますが、これはただ、現在、今もう既に起こってしまったことと、それからそのほかに将来的な備えと、この二つの意味合いがあるということをさっきお話しいたしました。
○海江田国務大臣 まさに今、電気料金の決め方は、総括原価方式というのがございます。下げるときには私どもの許可は要りませんが、電気料金を上げるときには私どもの許可が必要でございますから、しっかりその総括原価の中身をつぶさに調べて、そしてその上で、できるだけ電気料金に転嫁しないように...全文を見る
○海江田国務大臣 それは各電力会社の経営方針の中で、できるだけ上げないようにしようというような話も聞いておりますので、まず各電力会社に本当に血のにじむような努力をお願いして、そしてお願いをした上で、電気料金を上げる場合には私どものところにその資料がやってまいりますので、そこでしっ...全文を見る
○海江田国務大臣 この時間帯では、私はずっと総理と一緒に官邸に詰めておりました。そして、官邸の危機管理センターにこの書類が参りました。官邸には保安院の人もいましたので、こういう認識だということを、私、総理にも報告いたしましたし、総理もこういう認識であるからこそ、ベントをやらなけれ...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員が御提示になりましたこの資料は福島第一の二号機でございますが、実は、同時並行的に一号機も大変危ない状況だということがございました。そこで、一号機、二号機、どちらをどういう形でベントの指示を出すかということについてもいろいろ議論をいたしました。  それから...全文を見る
○海江田国務大臣 一つだけ事実関係を先ほどの話で申し上げさせていただきますが、やはり先ほどの二十二時四十四分というのは、まさに保安院がそういう予測をしたということでありまして、それは私ども、すぐ聞きました。深刻な事態だからというので、そこにいる東電の幹部、社員と、これは原子力のこ...全文を見る
○海江田国務大臣 はい、そうです。
○海江田国務大臣 これはぜひ誤解のないように、きょうテレビをごらんになっている方もいらっしゃるわけですから。  先ほどのこの文書は二十二時の時間ですが、私がこれを受けたのは二十二時四十四分です。正式な記録がございますから。  そして、班目委員長からもお話ありましたけれども、こ...全文を見る
○海江田国務大臣 まず一つ、先ほど委員からもお話のありました六ケ所の核燃料サイクル施設でございますが、これは、五月一日に緊急安全対策の実施を指示しておりまして、間もなく報告が上がってくるものだと思っております。その報告を受けまして、安全性を徹底的にチェックして、そして問題がなけれ...全文を見る
○海江田国務大臣 建設中のものにつきましては、その建設の一つ一つの作業について、これはまず、保安院がしっかりとチェックをしてまいります。そして、計画につきましては、これも、その計画がそれぞれ保安院の方に出てまいりますので、それをチェックして、ただ、これから、せんだっての福島の第一...全文を見る
○海江田国務大臣 ただやるとかやらないとかいうお話ではありませんで、その計画が一体どういう計画なのか、それが一つ一つ、まず一つは、現在、私どもが定めております保安基準に合致しているかどうかということでチェックを申し上げます。そしてそれから、やはり今回あれだけ大きな事故が起きたわけ...全文を見る
○海江田国務大臣 これは三月の三十日でございます。事故を受けまして、やはりその事故の中から、まず差し当たってやっていただかなければならないことがございます。それは、系統の電源が切断をされた場合でも、やはり独自の電源で少なくともポンプを動かすでありますとか、あるいは中央制御室のメー...全文を見る
○海江田国務大臣 まさに今、大震災によりストップをしているわけでございますが、やはり安全第一でございますので、よく安全性を確認していただきたいということでございまして、今ここで予断を持ってああだこうだと言うことではございません。
○海江田国務大臣 私どもとすれば、やはりまだ、新しいエネルギー基本計画を策定するまでは、これまでのエネルギー計画が生きているわけでございます。  ただ、先ほど菅総理からもお話がありましたけれども、先ほどの法律の項目の中に、やはり、エネルギーの関係が大きく変わってきた場合はこれは...全文を見る
○海江田国務大臣 ですから、先ほど少しお話をいたしましたけれども、他の原子力発電所については三月三十日、そしてこちらの再処理工場については五月一日という形で、日を分けまして、安全確保のための措置をお願いしたところでございます。  そして、委員御指摘のとおり、特に津波対策というこ...全文を見る
○海江田国務大臣 この点につきましても、やはり、私どもは、今回の東京電力の福島の事故の問題、これは、菅総理からお話ございました使用済み燃料の問題もかなり事故の大きな現象の一つになっておりますので、使用済み燃料についても十分注意をしなければいけないというふうに思っております。
○海江田国務大臣 委員御心配の点、その意味では、いつごろまでにどうということを残念ながら今の時点では申し上げられないところではございます。  ですから、私どもとすれば、先ほどもお話をしましたけれども、五月一日、ほかのとは違いまして、これはやはり条件が違いますので、ただ、そういう...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、たしか昨年だったと思いますが、つぶさに見させていただきました。今後もまた出かけたいと思っております。
○海江田国務大臣 私は原子力経済被害の担当特命大臣でもございますので、その立場で御答弁をさせていただきます。  今、どうしてこのタイミングになったのかということでございますが、これは、私どもがこの原子力の損害賠償のいわゆるスキームでございますね、この仕組みを関係閣僚会議で決めた...全文を見る
○海江田国務大臣 御指摘の点はそのとおりだと思います。  まず、私は、ちょっと今手元に具体的な日付はございませんけれども、原発立地地域の十市町村長、これは、本来でしたらこちらからお邪魔をするんですが、経産省に集まっていただきまして、一つ一つの立地条件の皆様方のお声も聞かせていた...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお話をいたしましたが、三月三十日で、今度の東京電力福島第一発電所の事故に伴う緊急の安全措置というものは指示をいたしまして、これは浜岡の原子力発電所もクリアをしているということでございます。  しかし、先ほど菅総理からもお話がありましたように、やはり、こ...全文を見る
○海江田国務大臣 総理は、まさに今委員御指摘になりました東京電力の事態の収束へ向けての道筋、これに基づきまして、第一ステップ、第二ステップございます。四月の十七日スタートでございますから、第一ステップは三カ月、そして、第一ステップが終わりましてから三カ月あるいは六カ月ということで...全文を見る
○海江田国務大臣 この件につきましては、公正な立場から紛争を解決する審査会が既にでき上がっております。そして、せんだって四月の二十八日だったと記憶しておりますが、まず第一次の指針を出したところでございます。これから第二次あるいは中間報告ということで、できるだけ早くお願いをしており...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、福島でああした大変厳しい事故が起きました。そして、やはりこれに対して必要最低限の緊急的な保安の確保、安全の確保はやらなければいけないということで、三月三十日の指示を出したところであります。そして、それについてはしっかり行われておりました。  しかし、浜岡...全文を見る
○海江田国務大臣 この一月前につくりましたものにも、私どももしっかりと責任を持たなければいけないということで、関与をしておりますので。  リスクを書いてないということでございますが、今一番最初の紙をお出しですけれども、その後ろに別紙がございまして、全部リスクはわざわざ赤い字で書...全文を見る
○海江田国務大臣 はい。  私どもも東京電力に対して、まず手持ちの資産を、本当に売れるものはすべて売ってくださいということをお願いしております。それから、やはり、まず隗より始めよではありませんけれども、役員を初めとしたリストラもしっかりやってくださいということは、本当に口が酸っ...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは、最初のところでは、本当に爆発が起きる、水素爆発でございますが、まず、同心円的に避難でありますとか屋内退避を定めました。それから、最近は少なくなっておりますけれども、残念ながら、環境中への放射性物質の飛散がございます。そして、これが蓄積もございますので、...全文を見る
○海江田国務大臣 統合本部のいつの記者会見かということを教えていただきたいんですが。  と申しますのは……(柿澤委員「五月十日です」と呼ぶ)五月の十日ということですか。それでしたら、委員長がおりますので、お聞きいただければよろしいかと思いますが。
○海江田国務大臣 統合本部で共同で記者会見をやりましたのはごく最近のことでありまして、それまでは個々ばらばらにやっておりましたものですから、そこがわかりませんと、いつのことだろうかということがわかりませんでしたものですから、そのことを御確認していただいたわけでございます。
○海江田国務大臣 これは、一部はもう映像等も公開になっておりますが、基本的に、テレビ電話で、福島第一と東京電力の本店とそれから福島の第二、あるいはオフセンター、今、福島の県庁のところへ動いておりますが、そういうものをつないで各種のやりとりをしてございます。  ですから、その意味...全文を見る
05月17日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(海江田万里君) 今加藤委員から今度の東日本大震災を契機にと申しますか、日本の持っておりました脆弱性と申しますか、そういうことについての指摘があったかと思います。  まず最初のサプライチェーンでございますが、本当に今度の震災をきっかけに、多くの日本人が改めてやっぱりサ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今加藤委員から足下のやはり電力の需給の問題と、それから、少し先と申しますか、エネルギー基本計画のお話がありました。  このエネルギー基本計画につきましては、お隣の直嶋先生が大変御尽力をいただきまして、そして民主党政権になって初めての基本計画を策定をし...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどお話をいたしましたけれども、本日の閣議で政策推進指針というものが決定をされました。後で皆様方には御披露があろうかと思いますが、その中で、これはTPPということだけではありませんで、FTAAPでありますとかあるいは二国間の経済連携という項目がござい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今こういう割合になるというお話はもちろんできるはずもないわけでございますが、やはり基本的な考え方というのはベストミックスだろうと思うわけであります。今委員が一つ一つ御指摘をいただきましたが、やはりそういったエネルギー源を多様化をして、そして安定的に、し...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、磯崎委員、冒頭に鳥の目、それから虫の目……。あっ、ウオの目じゃないですね、ウオの目かなと思って。魚の目、ちょっと魚の目は余りよく私分かりませんが。  まず、鳥の目ということで言えば、やはり世界の市場の変化、グローバル経済の急速な進展と申しますか、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、韓国との比較においてということで少しお答えをさせていただきます。  先ほど姫井委員から、プラザ合意が大きなきっかけだったという点、御指摘がありましたが、あともう一つは、やっぱり九七年のあのアジア・ショックの中で韓国が受けた大きな打撃と申しますか、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これまで、どちらかというと、これは特に経済産業省の役割もそうであったわけでございますけれども、政府ということで役所の政府はそれなりに頑張っていたわけでありますが、例えば、今私どもは、政治主導というようなことが言われておりますが、特にやっぱり政務三役と申...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 特にこれ、相手が中小企業でございますので、やはり情報が不足をするという懸念もございますので、まずやはりそういう情報を広く行き渡らせるということ、一つ。  それから、やっぱり専門家の助けがまさに必要でございます。今お話のありましたような個人保証の問題、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えいたします。  まさにそのバランスが一番微妙なわけでございますが、ただ、私どもはやはり、特に私は経済産業大臣の立場でございますので、今の日本の企業、産業が置かれた世界的な立場、あるいは国内的には中小企業が元気がなくなって、そして地域が元気がなく...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 幾つか、科学的な根拠でありますとか、それから今その切迫ということの意味だとか、お答えをしようと思いますが、ただ、時間が限られておりますので、それはまた質問いただければお答えをいたしますが、いつということで申し上げますと、発表しましたのは五月の六日ですが...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 五月の六日に菅総理のところに報告に行きまして、そして菅総理も同じ考え方だということでございましたので、そこから幾つかやらなければいけない作業もありましたので、その作業に入ったということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 日付はちょっと今日手元に持っておりませんが、順を追ってお話をしますと、四月の末、二十五、六、七ぐらいですかね、次官に浜岡の原発をもし止めたときに電力の需給などはどうなるのかということを調べて教えてほしいということは既に伝えてございます。そして、需給の関...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) そこで止めることを指示なんかやろうはずもないわけでございまして、止めたらどういうことになるか、電力の需給関係などを調べてほしいということを言いました、これは。
○国務大臣(海江田万里君) ちょっと今日本当に手元に資料を持っておりませんが、あのときは帰りの汽車に結局乗り遅れました。もっと私はお話を聞きたかったわけでありますが、比較的長く川勝知事がお話しになって、市長がお話しになって、議長がお話しになって、それからもう一方、原子力のエネルギ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) かなりの事実誤認がありますよ。一時間もぶら下がりなんかやるはずもありません、これは。全くそんなことはやっておりません。後でもしあれだったら詳しく日程を出しますけれども、そしてそこでどういう発言をしたかと後で精査をしますが、ぶら下がりのときはとにかく人が...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは私からは、私はとにかく菅総理との間でいろんなやり取りがございまして、そして菅総理がとにかく七時十分から記者会見をやるということをおっしゃったわけであります。そしてそれが、官邸での会議が終わったのが何時ぐらいですかね、総理日程を見ていただければ分か...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私の名前で要請をしたわけでありますから、これはよく誤解がありますが、菅総理の名前で要請をしたわけではありませんので申し添えておきますが、それは要請をした段階では記者会見をしないというケースもこれはあります、これは。  それから、ただ、いろんな形で今、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) それは、お願いであります。私は、要請という言葉も使いますが、お願いという言葉も使っております。その意味では、断られたら、これはそのときはどうしようもないことでありますが、ただ、また重ねてお願いもすることもあろうかと思います。それから昨日、衆議院の予算委...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ほかにも官房長官などもその会議に、会議と申しますか最終的な決めるところに参加をしておりましたから、二人、総理と私だけということではありませんが、決断をしたのは総理でありますけれども、私は私なりに決断をいたしましたけれども、何と申しますか、総理名で出した...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) それは内閣の中でもよくあることですよ、これは。この例じゃないですよ。ただ、それぞれの所轄の自分の大臣が自分の行政指導を行って、その文書を発出をして、しかしほかの協力を、関係するところもありますから、そこに後日依頼をするということはあることです。それから...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどお話をしましたけれども、中部電力の水野社長とは総理の記者会見の前に二回ほど電話でお話をしてございます。  特に、恐らく二回目だったと思いますけれども、その中でそういう要請があったわけであります。是非そういう意思表示はしてもらいたいという要請があ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) どの根拠というか、どうして盛り込んだのかということは今お話をしたとおりでありまして、そういう幾つかの条件がなければ、やはりそれは水野社長もまさに中部地域の電力の供給に対して責任を持っている、しかもそういう形で原子力の発電が止まればそれに置き換わるやはり...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 具体的にこういう形での支援をお願いをしたいと、特に金融支援にかかわってですね、ということを言ってきたわけではないんです。金融面での支援とかそういうことも恐らくやり取りの中であったんだろうと思います、これは。
○国務大臣(海江田万里君) ですから、そういうことも含めて、だから、具体的におっしゃっていただければ、そのときは本当にしっかりと応援を、支援をさせていただきますという話でございますから、これは。だから、まだ具体的に言ってきておられませんので、具体的に言ってこられたら、その約束を守...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今談話の文言がありますが、これは、「原発停止に伴う追加的な費用負担について中部電力から具体的要請があれば、金融支援策など最大限検討していきたい。」という文言になっておりますから、具体的にどういう要請があるかということをこれからお待ちをするということでご...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) やっぱり津波の問題がありますね、これは。東京電力福島第一発電所の問題について、今本当にいろいろなデータが出始めておりますからそれもしっかりと見た上でなければ言えないと思いますが、ただ、私が今までの東京電力の福島第一発電所の事故を私なりに検証と申しますか...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これはもう牧野委員御存じだろうと思いますけれども、ただ止まればいい話ではありませんで、今回の東京電力福島第一発電所の場合も制御棒が入って止まったんですよ。しかし、止まったら次はやっぱり冷やさなければいけないわけでありますね。その水をどこから持ってくるか...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ですから、そこでまた最初の話に戻りますけれども、差し迫り性と申しますか、これがやっぱり浜岡原子力発電所の、これ私が言っているだけじゃありませんで、これは中央防災会議などでこれはもう何度も言われている言葉ですが、いつそういう大規模な地震があってもおかしく...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 従うというと少し語弊があるかなという気がいたしますが、公取の意見を尊重して、そして認定を行わないというのが正確な表現になろうかと思います。
○国務大臣(海江田万里君) 主務大臣は、競争に及ぼす影響に関する事項その他必要な事項について意見を述べることとなっておりまして、その際、内外市場の状況等の根拠を示すこととされているということでございます。  今お話のありました、合併に反対する他の事業者の意見は反映されるのかどう...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) メルトダウンという言葉は、これ本当に、例えば保安院の人ですとか、それから東京電力の専門家でありますとか、あるいは安全委員会の方々ですとか、原子力の問題を専門的にお話をする方々の間では余りメルトダウンという言葉は出ません。じゃ、どういう言われ方をしていた...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) それが発表になったのは、ちょっと今全く手元の資料がありませんが、東京電力が発表したのが第一です。ただ、その後、少し詳しく言いますと、実は、それが最初は七〇%という数字を出しましたけど、後で五〇%に訂正をしているんですね、これは。そうしますと、その意味で...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私もその参考人の意見は直接聞いていたわけではありませんが、その会議録を読ませていただきました。  これは、企業結合については、片一方は、先ほど松委員からもお話がありましたが、一九九七年のアジアの通貨危機以降の韓国などのように、国が積極的にA社、B社や...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私も随分ベンチャー起業、起業というのは起こす業、この人たちに投資をしたことがありまして、今でも株券だけ何枚もあります。だけど、ほとんど今生き延びているのはありませんね。  それはどういう企業が多かったかなというと、やっぱりIT系が多いんですね。しかも...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 実はこれ、税制改正で随分議論がございました。私もそのとき中にいて議論をしたわけでございますが、結局、相続税は、やはり財源が不足をするということで全体的に増税になったわけです、非常にありていに言えば。その中で、ところがこの事業承継の税制については引き続き...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 結局、国が買上げをする、買取りをするということは、やっぱりその原資をどこからか持ってこなければいけないということでありまして、この原資のその意味では準備をやることが第一と。  あと、今委員から徳政令という言葉が出ましたが、徳政令は事情等、これはもちろ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもも、これは菅総理が言ったからとかいうことではなしに、この二重ローンの問題というのは大変深刻な問題だと思っております。まさに何度も当委員会でも議論のありましたように、せめてゼロからの出発にしてくださいということだろうと思います。  その上で、今十...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) さっきもお話をしましたけれども、余りメルトダウンという言葉は本当に行き交っていないんです、これは。私がさっきお話をしましたのは、燃料がやはり一部が融解をしていると。(発言する者あり)だから、全部というのは、本当に今度のこの結果を見て、あれで全部落ちてい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) だから、メルトダウンという言葉じゃありませんで、燃料がとか炉心がとかいう話は聞いておりました。
○国務大臣(海江田万里君) いや、全てと……
○国務大臣(海江田万里君) これは本当にあの四、五日間というのは、最初のころはもう不眠不休でやっておりましたから、その中でいろんな意見が出ておりましたけれども、ただ現実にその意味ではいわゆる水素爆発は起きました、これは。ただ、しかし、当初予定、予定というか、当初一番私どもが恐れた...全文を見る
05月19日第177回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(海江田万里君) 吉泉議員にお答えをいたします。  エネルギー政策に関する御質問をいただきましたが、ただいま総理からも答弁がありましたので、私からは、ごく手短にお答えをいたします。  我が国は、エネルギー安全保障等の観点から、長年にわたり、原子力を基幹電源とするエネ...全文を見る
05月20日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○海江田国務大臣 ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
05月20日第177回国会 衆議院 経済産業委員会外務委員会連合審査会 第1号
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○海江田国務大臣 委員御指摘のとおり、法案が成立をいたしまして、そして改正法案の施行後は、これまでのようにガイドラインに頼るのではなく、法律に基づいて許可が必要になります。
○海江田国務大臣 ちょっとはしょりまして、前段で当然述べなきゃいけないことでありましたけれども、科学的調査につきましては、国連海洋法条約によるガイドラインや日中間の相互事前通報制度に基づき、外交ルートで内容の確認を行うこととされております。
○海江田国務大臣 そのとおりでございます。改正後はしっかりと本法に基づく許可が必要になります。
○海江田国務大臣 まず、これは調査と、探査なのかということを分けるわけでございますけれども、例えば、新しい法律で規制対象となる資源探査につきましては、例えば人工的に発生させる地震波を利用する地震探鉱法など、これがあれば、これは明らかに探査でございます。それから、外形上、ケーブルの...全文を見る
○海江田国務大臣 今般の探査の規制では、探査の違反行為を発見した場合は、必要に応じて立入検査により探査の実施状況の確認を行った上で、必要とあれば作業中止の命令を実施し、あわせて刑事手続に移るということになります。
○海江田国務大臣 具体的には海上保安庁などになろうかと思いますが、まず事前にも、これから法案が通りましたところで、そういう実施体制というものを各省庁間で十分に協議するということはもちろんでございます。そして、その上で、実際にそういう立入検査の必要があれば、関係省庁が粛々と行うとい...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、規制対象となる探査行為であるか否かを客観的に把握することが大事でございまして、そして、どのような設備、方法を用いた行為が規制対象になるかについて、あらかじめ関係省庁で認識をすり合わせておくことが不可欠になろうかと思います。  そして、加えて、立入検査等を...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたが、関係省庁と連携をとりながらこの法にのっとってしっかりと執行してまいります。
○海江田国務大臣 我が国にとりまして、その周辺海域に存在する石油、天然ガス資源は、エネルギー供給源として大変重要でございます。従来から国主導で探査を進めてまいりました。  具体的には、国の委託事業として、JOGMECを通じまして、長期間にわたり、我が国周辺の比較的浅い海域を中心...全文を見る
○海江田国務大臣 昨年九月以降でございますが、掘削を行っていた可能性はございます。しかし、現在までこれを断定できる状況にはなく、政府としては確定的な判断を下す状況にはございません。  それと、本年の三月でありますか、中国側が生産を開始しているとの新聞報道がございました。この新聞...全文を見る
○海江田国務大臣 委員御指摘のように、フレアが上がっていない、しかし、パイプラインを通じてガスを別のプラットホームに送るということは可能かと思います。  ただ、一つだけつけ加えますと、東シナ海地域の中国のこの種の施設では、フレアが出るのが一般的だということもございます。
○海江田国務大臣 先ほどお答えをしましたけれども、この地域は大変重要な地域、エネルギー源としても重要な地域でありますので、JOGMECなどを通じて、そして先ほどお話をしたような新たな資源探査船、「資源」という名前の船ですが、こういうものもあるわけでございますから、それを十全に活用...全文を見る
○海江田国務大臣 委員御指摘の点について、経済産業省として正式な見解、特に手続について、出します。
○海江田国務大臣 小野寺委員にお答えをいたします。  規制対象となる資源探査は、一つ、比較的精緻な地質情報が得られ、二つ、不適切な方法で行われた場合には、他産業等の、例えば漁業の従事者でございますが、利益を損じるおそれのあるものといった観点から定めることにしております。  具...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは、この鉱業権の設定につきましては、先ほど来お話をしておりますような基本的な立場に立っておりますので、具体的な申請が出てきたとき、先ほど委員に御答弁をいたしましたけれども、特に東シナ海などのように大変世界的にも注目されている、しかし、日本の排他的水域として...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、我が国で資源を安定的に確保するために今回鉱業法を改正するわけでございますから、その法律の趣旨にのっとったものかどうかということをきちっと考えさせていただくということでございます。
○海江田国務大臣 基本的にはそういうことでございます。
○海江田国務大臣 先ほどの答弁の中で、三月に新聞報道がありましたので、しかも、中国側のしかるべき人が実名で日本の新聞記者に語ったということでございますので、それも私どもとすれば新たな情報だろうということで、これは外交ルートを通じて中国側に実際に生産に入っているのではないだろうかと...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、改正法第百条の六、探査の中止命令、これに違反した者に対しては五年以下の懲役または二百万円以下の罰金に処することとされています。  こうした違反者について確実に取り締まりを行う必要があるため、取り締まりのための具体的手順や政府としての意思決定の手続等につ...全文を見る
05月20日第177回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(海江田万里君) 平山委員にお答えをいたします。  東京電力は原子力発電所の敷地内でモニタリングをやっております。これは、一番最新の測定結果では、四月二十八日に採取しましたサイト内土壌からもプルトニウムが観測されております。その後、敷地内の土壌モニタリングを継続して行...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもの今回の東京電力福島第一発電所の事故を受けての安全基準でございますが、まず三月三十日に緊急安全対策を出しました。これはあくまでも緊急の対策でございますから、電源をしっかり確保するようにと、あるいはポンプをしっかり稼働させるようにという対策でござい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 平山委員御指摘のとおり、この節電、これはもう大いに努めていただかなければならないわけでございますが、酷暑の折の熱中症ということには留意しなければいけないということで、私どもは、五月十三日、電力需要緊急対策本部を開きまして、そこにおいて夏期の電力需要対策...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 五月の六日午後でございます。一時過ぎからだろうと思いますが、総理官邸にお邪魔をいたしまして、詳しい時間はちょっと今手元にございませんが、よく私がその前日の御報告をいたしまして、今、菅総理から答弁がありましたけれども、私の意見を聞かれましたので、私はこう...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ですから、後で記録を精査していただければよろしいかと思いますが、およそ本当に各方面から、もちろん法律的な根拠の問題ですとか、それから需給の問題ですとか、数時間にわたって総理と御相談をいたしました。
○国務大臣(海江田万里君) この点につきましては、私は三月の三十日の安全基準を出すころからずっと考えておりましたので、その間いろんな地元の方の意見もお聞きをしております。  それから、前回の委員会でも、私が僅か二十分ということでしたけれども、そして記者に一時間。これは全然違う。...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ですから、私は五月の五日に行きまして、何号機、何号機というお話はいたしません。ただ、それは、いいですか、私は全部見てまいりましたから、はっきり申し上げまして、現場をその前に二時間以上掛けて見てまいりましたから、一つ一つ、何号機についてこれは止めた方がい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私も、実はこの判断をするに当たってその電力の需給の問題が一番気になりました。そこで、内々に資源エネルギー庁にも需給は平気なのかということを尋ねました。また、今度こうした判断を中部電力が受入れをしてくれてからも、幾つかの条件と申しますか、要望がございまし...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 経済的な面は、これはいろんな都合もあろうかと思います。これはちゃんと法律にのっとってやっていただかなければいけないと思いますが、政治的な責任は私が取ります。
○国務大臣(海江田万里君) これは佐藤委員、是非御理解をいただきたいわけでありますけれども、二号については先ほどもお話はありました。それまでの一号や三号、それから四号もそうです。水素爆発というのは上に上がりますから、まさに建屋が吹き飛んで、外から見ましてもすぐ爆発があったなという...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 賠償についての仕組みの図が、私どもは決定をしましたけれども、その仕組みの図というのはどういう形でお金が流れていくかということですから、そのスキームそのものには今お話のあった点は入っておりません。  しかし、それと同時に、東京電力と私どもとの間で何度か...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) そのときに、医師は第二の方にいました。
○国務大臣(海江田万里君) 佐藤委員が先ほどからお話をされておりますことは、私どもとしても、まさに政府の役割、とりわけ、今までは統合本部、今は連絡室でございますが、そこに行っている私の役目だと思いましたから、再三再四そのことは伝えました。  そして、ただそのとき、これまでやらな...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今回の仕組みでございますが、二つ意味がございます。  一つは、これは、各原子力事業を行っております電力会社がここに一定の割合で拠出をすることによって将来のそうした原子力の事故に備えるということ、これが一つ。それからもう一つは、やはり、本来でしたらこの...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今の相互扶助の考え方でございますけれども、この負担金の支払は、他の電力会社が東京電力の損害賠償の支払のためだけに行うものでなく、電力事業者がまさに相互扶助の観点から、本来あるべき原子力発電のコストを負担するという考え方でございます。
○国務大臣(海江田万里君) 一部先ほどのお答えと重複するかもしれませんが、本来でしたら、過去においてもこういう形での相互扶助の仕組みをつくっておくべきだったというふうに考えております。  これは、何となれば、飛行機事故などと違いまして、これだけ大きな原子力事故が発生をしますと、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 中部電力の水野社長と経産大臣たる私との間で五項目の確認をいたしました。その中には、今お話のありましたそうした負担についても何らかの形で援助が欲しいということでございますので、その援助も具体的なお話が来たところで応じさせていただくということをお答えをして...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは第一種事業に該当する火力発電所でございますが、現在四基でございます。
○国務大臣(海江田万里君) この新しい道筋、まあ道筋の修正版でございますが、それに伴う工事につきましては、原子炉規制法等に基づきまして保安院が報告の徴収をしております。そして、その報告の徴収をして返ってきました報告につきましては、しっかりと公開をしております。  それから、今、...全文を見る
05月23日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○海江田国務大臣 これは事実関係でございますので、私からお話をさせていただきますが、ベントにつきましては、先ほどから総理からお話がありますように、本当に日をまたいだころから、ベントの必要性というのは私どもは認識をしておりました。そして、そこに東京電力の幹部の方がいらっしゃいました...全文を見る
○海江田国務大臣 梶山委員にお答えをいたします。  梶山委員は私どものところにわざわざお見えいただきまして、そして今お話をいただいたこと、るる御意見をいただきました。  そこで、私どもとしましても、今できましたことは先ほど委員からお話のあったとおりでございまして、これでまず、...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもがこの損害賠償の仕組みをせんだって関係閣僚で決定をしたところでございます。そして、これをこれから法案にして、国会の御承認をいただくということでございます。その全体の中でしっかりとした補償が行われると思っております。
○海江田国務大臣 これは国が法律によって既に約束をしていることでございますから、先ほど来お話をしております各種の仮払いも、東京電力とすれば、当然国から出てくるその千二百億円ということをまず念頭に置いての仮払いだと私は承知をしております。
○海江田国務大臣 先ほどお話をしました五月十三日の関係閣僚会議の決定では、できるだけ早く速やかに所要の法案を国会に提出することを目指すということにしてございます。
○海江田国務大臣 私は経済産業大臣という立場もございますが、同時に原子力の経済的な被害についてしっかりと責任を持つようにということで、総理から、特命担当大臣になっておりますので、この法律の取りまとめも私の責任でございますので、私がしっかりと見ているということでございます。
○海江田国務大臣 この東京電力のリストラの努力に対する評価でございますが、今私どもは第三者機関をつくろうとしております。法律の専門家あるいは財務の専門家、あるいは企業経営のベテランと申しますかそういう方でも私はいいと思いますが、公平中立な立場からしっかりそういう方々に東京電力の財...全文を見る
○海江田国務大臣 この第三者委員会によるチェックというのは、これは何も法律を出す前にそれがなければ、最後までしっかりとでき上がっていなければいけないというものではないと私は判断しております。
○海江田国務大臣 私は、できるだけ速やかにということで今その準備をしているところであります。
○海江田国務大臣 最大限そのように努めたいと思っております。
○海江田国務大臣 近藤委員にお答えをいたします。  私も、民主党の復興ビジョンを拝見しまして、その中で傾斜支援方式という文言がございまして、今委員御指摘のように、まさに戦後の荒廃の中から日本経済を立て直したときの傾斜配分方式あるいは傾斜生産方式、あれを思い出したわけでございます...全文を見る
○海江田国務大臣 吉泉委員にお答えをいたします。  確かに、一号機から三号機、とりわけ一号機は今お話のあったような状況で、私どもも、当時の予測を超える大変深刻な状況だと思っております。  しかし、まず水を注入してこれを冷やす、炉を冷やすという、この方針は変わりはありません。従...全文を見る
○海江田国務大臣 これはぜひ改めて、もう一度、この道筋、ロードマップをごらんいただきたいわけでございますが、最初の三カ月で、まずステップ1でございます。それから、その次の三カ月—六カ月でステップ2でございます。そして、そこから実は中長期的な工程というものが入っておりまして、まさに...全文を見る
○海江田国務大臣 柿澤委員にお答えをいたします。  私は、本当に正しいことを正しく伝えた人を更迭などとは毛頭考えておりません。これまでも考えておりませんでしたし、これからも考えておりません。  そして、中村審議官でございますが、もともとは国際畑の方であります。そして、この後、...全文を見る
○海江田国務大臣 ホール・ボディー・カウンターにつきまして、私も委員の指摘を受けまして、三台しかないということ、それから今福島県の外で実際にそうしたチェックが行われているということでございますが、私もどうしてかということを問い合わせをいたしましたら、このホール・ボディー・カウンタ...全文を見る
05月24日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○海江田国務大臣 石原委員にお答えをいたします。  本当に、石原委員にはいつも地元の要望を私どもにお届けいただきまして、ありがとうございます。感謝を申し上げます。  その上に、四月二十二日に計画的避難区域の設定をした際には、部分的に年間二十ミリシーベルトを超えると予測された地...全文を見る
○海江田国務大臣 菊池委員にお答えをいたします。  委員御指摘のとおり、確かに漁業は船で魚をとってきてということだけでは完結をいたしませんので、まさに加工業、それからやはりそれを出荷するということになりますと、流通業者なども当然これはそのチェーンの中に入ってこなければいけないと...全文を見る
○海江田国務大臣 吉野委員にお答えをいたします。  今、班目委員長からもお話がございました。班目委員長は真っ先に官邸に駆けつけてきてくださいまして、本当に私とほとんど時間を共有いたしまして、そして班目委員長は、順番からいきますと、まず圧力のベントの方でございました、ベントをまず...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えをいたします。  今、実動部隊というお話がございましたけれども、残念ながら、私どもが、原子炉の中に入っていってそして手当てをするような部隊は実は持っておりません。  それから、法律のたてつけがまさに事業主体であります。これは、今後検証して、直さなければ...全文を見る
○海江田国務大臣 これはぜひ吉野委員、御理解をいただきたいんですが、実は、これは班目先生もそうだと思いますが、私ども、その場に居合わせた人間は、東京電力が既に注水をしているということを全然知らなかったんですよ。だから、もしやっているということがわかっておれば、それをそのまま継続と...全文を見る
○海江田国務大臣 これもぜひ御理解をいただきたいんですが、私ども、その場にいて、緊急な措置をしなければいけないということは、そこに専念をしておりました。ですから、メモがないものもございます。  それからあと、大分事態が落ちついてきてから、メモがあるものももちろん、その後はメモが...全文を見る
○海江田国務大臣 委員にお答えをしますが、きょうちょっと事前の通告はありませんでしたね、この件については。ですから、手持ちの資料がありませんので、私の記憶に頼ってお話をいたしますので、一部間違いがあったら、それはぜひお許しをいただきたいと思います。  四月の十七日のところで、一...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、原子力発電所のところは、やはりそういう大量に汚染されました物質、瓦れきがありますと作業にも差し支えがありますので、これは鋼鉄製の魔法瓶のようなものにどんどん入れたりしております。それからあと、飛散しないように、特殊な水と申しますか、溶液をかけたりしておりま...全文を見る
○海江田国務大臣 吉泉委員にお答えをいたします。  幾つか数字が並びます。御勘弁ください。  まず、一号機から四号機に注水した水の量は、五月の二十三日八時現在、原子炉につきましてはおおむね、海水一万六千四百三十一トン、淡水三万二千九百四十八トン、使用済み燃料プールにつきまして...全文を見る
○海江田国務大臣 今お答え申し上げましたのは、注水した水の量が、原子炉につきましては、海水一万六千トン余り、淡水三万二千九百四十八トンですからおよそ三万三千トン、合計をしますと五万トン弱ですね。それから、燃料プールの方は、五千トンの海水と淡水が六千トンですから一万一千トン。ですか...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほど私、高濃度のと申し上げておりますから、トレンチという溝がございまして、そしてそこから、映像を覚えていらっしゃるかと思いますけれども、かなり速い勢いで流出をしたのが、あれが高濃度でございますから、それが七百七十トンと推定されているわけでございます。
○海江田国務大臣 捨てたということではございませんで、これは、まさに一生懸命になってそれをふさいだわけでございますが、万やむなく流れてしまったということでございます。故意に捨てたものではございません。
○海江田国務大臣 お答えをいたします。  本当にこれはまことに申しわけないことでありまして、これを一刻も早くとめるために種々の努力をいたしましたが、ちょっと今手元に日数が何日かかったかという正確なデータはございませんが、私の記憶では、発見をされまして、あれは水がかなりの音を立て...全文を見る
○海江田国務大臣 相談は受けております。  今御指摘のように、私どもは集中ラドと申しておりますけれども、汚染物をとっておくところでございますが、そこを水密性を高めまして、つまり防水をしっかりやりまして、ここに二号機、三号機からの濃度の高い水を運んでいるわけでございます。ポンプを...全文を見る
○海江田国務大臣 そういうことのなきよう、今お話をしたようなシステムをつくりまして、とにかく、建屋の中、原子力発電所の施設の中に高濃度の汚染水をとどめておこうというのが基本的な考え方でございます。
05月25日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○海江田国務大臣 お答えをいたします。  東京電力福島第一発電所の現況でございますが、一号、二号、三号、それから、四号は炉心には燃料は入っておりませんが、その分も含めて使用済み燃料プールにたくさん入っておりますので、四号も含めて注視が必要だという認識でございます。  三号機に...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、当然公開をするものだと承知をしております。
○海江田国務大臣 谷畑委員にお答えをいたします。  今の、まず復旧が大切だということはしっかり肝に銘じました。何か一足飛びに復興ということではなしに、地に足のついた、一つ一つの施策を講じていけということだろうと思いました。  その上で、お尋ねのありましたサプライチェーンの復旧...全文を見る
○海江田国務大臣 委員おっしゃるように、この二重ローン、二重債務につきましてもいろいろな種類がございます。住宅ローンなんかの場合もそうでありますが、委員、関心がかねてからおありの中小企業の問題、これもなかなか難しい問題が生じております。  今、官房長官のもとで、もちろん経産省も...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは第三者委員会ということを言っておるんです。正式名称は事故調査・検証委員会ということでありますが、第三者委員会という名で私どもが呼んでおります意味というのは、まさに今、谷畑委員御指摘のありましたように、政府からも独立をした、あるいは東京電力からも独立をした...全文を見る
○海江田国務大臣 私の覚えでは内閣官房だと思いますが、ただ、独立性を非常に高めるということでございますので、私も、決定の閣議には参加をいたしましたけれども、いつからそういう調査が始まるのかということはまだ存じ上げません。
○海江田国務大臣 閣議決定でございますので、そういう決定でございます。
○海江田国務大臣 まず、私どもは今政府の一員でございますから、政府の一員としてできることは何なんだろうかということで、私どもは第三者委員会と呼んでおりますが、そういうものを設置することを決めたわけでございます。国会でもやはり必要だということであれば、国会でもそういう調査委員会をつ...全文を見る
○海江田国務大臣 委員御指摘のように、原子力被害者損害賠償についてのスキーム、この仕組みは関係閣僚の決定ということでございまして、まだ閣議の決定に至っておりません。  これは、委員御案内のように、閣議の決定をいたしますと、そこからすぐ法案の提出ということにつながろうかと思ってお...全文を見る
○海江田国務大臣 東京電力が、原子力発電所の事故による経済被害に対する賠償は基本的に原子力損害の賠償の法律に基づいているわけでございますが、これは今委員も御指摘がありましたように、第一義的に無過失であっても無制限の責任を負うということでございますから、今お話のありましたような仕組...全文を見る
○海江田国務大臣 この問題につきましては、私は何度か委員会でも発言をしてまいりました。御理解をいただけると思いますが、これは金融機関にかかわらず、すべてのステークホルダーがやはりこの責任は共有をしなければいけない。東電がすべてのステークホルダーに協力を求めることが基本でございます...全文を見る
○海江田国務大臣 近藤委員にお答えをいたします。  事前に通告があれば、私も考えをまとめてくるつもりでございましたが、私も菅内閣の一員でございますので、菅内閣に対する批判は私に対する批判だと深刻に受けとめております。
○海江田国務大臣 お答えをいたします。  三月の十一日にこの原子炉の事故が発生をしましてから、三月の十九日か二十日ぐらいまでというのは、本当に、これはまさに、十九日、二十日というのは、十八日ぐらいから陸上自衛隊のヘリコプターによる放水が始まって、警視庁、自衛隊、消防庁という形で...全文を見る
○海江田国務大臣 近藤委員にお答えをいたします。  SPEEDIにつきましては、原子力防災活動において、放射性物質の放出のタイミングが明らかになっているときなどに、放出時点での気象データを活用して放射性物質の拡散する方向などを予想し、避難などに役立てるためのものである、これはS...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えをいたします。  炉の規制法では、これは発電所の中の放射性物質を浴びた瓦れき等ということでございますから、その意味では原子力発電所の施設を外れたところの瓦れき等についてはまさに法律の空白であるということは、以前にも私は国会で答弁を申し上げております。 ...全文を見る
○海江田国務大臣 会期云々は国会でお決めになることでございますので、私からはあれこれ申し上げることはできません。
○海江田国務大臣 お答えを申し上げます。  今の、避難を余儀なくされた方々への仮払金でございますが、今、半数以上進んでいるかと思います。今ちょっとノートがかばんの中に入っておるので正確な数字をお答えできませんが、土日は振り込みが滞りますので、月曜日は一日八千件ぐらいとか、かなり...全文を見る
○海江田国務大臣 ノートがつかまりましたので、済みません。  五月の二十四日の時点で、振り込み依頼済みが三万九千五百九十八件でございます。ですから、およそ八割に近い、四万件ですから八割弱です、七割五分強ということが現状でございます。
○海江田国務大臣 先ほども答弁を申し上げましたけれども、国は、エネルギー政策の中で、原子力発電を大変大きく位置づけしてきた。そのために種々後押しをしてきたということであります。これはまさに、国の責任で、エネルギー政策の中で原子力政策を推し進めてきたということでございます。  そ...全文を見る
○海江田国務大臣 プルサーマルにつきましては、これまで、各電気事業者が地元の了解を得た上で順次導入を決定し、導入を進めてきたところでございます。それから、高速増殖炉につきましても、これはまさに委員おっしゃるとおり、将来の実用化に向けて、文部科学省と連携して研究開発を行ってきたとこ...全文を見る
○海江田国務大臣 稲津委員にお答えをいたします。  エネルギー基本計画というのは、法律にのっとって、専門家あるいは広く国民各層の意見を聞いて決めなければいけないものだというふうに思っておりますので、これからエネルギー基本計画を見直していく中で、当然、国民各層の意見を聞いていく。...全文を見る
○海江田国務大臣 当時の考え方が誤りであったということではなしに、今回、東京電力福島第一発電所で起きた事故の結果、そうした努力が実際のものとならなかったというのが真実だろうと思います。
○海江田国務大臣 メルトダウンということはどういう中身を示すのかということは、これまたいろいろな幅のある概念でありますが、結果的にすべての燃料が溶融をして、圧力容器なのか格納容器なのか、さらにもっと下なのか、落ちていることは事実でありますから、おっしゃるようなメルトダウンは現実に...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、後ろの質問からお答えをいたしますが、想定外を使わないということと原発政策をすべてあきらめるということは、私はイコールにはならないと思っております。ですから、もう私どもは想定外という言葉は使わないつもりですし、使ってはいけないと思っております。  そして、...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えをいたします。  浜岡を見ていただいたということでございますが、私どもは、先ほどの吉井委員にも保安院からお答えをいたしましたが、まず、三月の三十日に緊急の安全対策というものの指示を行いました。これが、今委員御指摘のありました、主に電源の確保ということでご...全文を見る
○海江田国務大臣 御前崎の市長とは、私もついせんだってもお目にかかりまして、今委員御指摘のような依頼を受けたところでございます。  そこでもお話をいたしましたけれども、交付金などは減らさないということでございますが、ただ、一部の報道で、およそ十億円、国の交付金の減額があると。正...全文を見る
○海江田国務大臣 科学的根拠のお話をする前に、その文書が交わされた経緯について若干お話をいたします。  これは、中国側からの提案によりまして、中国の商務部として、今度の大震災、大津波、そして原子力発電所、日本がこうむった大変大きな被害に対して何かお役に立てることがないだろうかと...全文を見る
○海江田国務大臣 特許法等の一部を改正する法律案及び不正競争防止法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  まず、特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  グローバル市場における競争が新興国を含めて激化...全文を見る
05月27日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○海江田国務大臣 望月委員にお答えをいたします。  今望月委員から御指摘のありましたように、近年、我が国の特許の出願数というのは減少をしております。この理由は幾つか考えられますが、一つは、やはりリーマン・ショック以来の景気の停滞ということでございます。それから、出願人が出願を厳...全文を見る
○海江田国務大臣 望月委員御指摘のとおり、特許法では、審査請求、特許料の納付といった権利の取得、維持に関しては期限を設けております。ですから、今回の震災によりまして、被災地の多くの企業がこの期限を守ることが困難になっております。こうした事情を勘案しまして、特許庁では、震災後直ちに...全文を見る
○海江田国務大臣 望月委員にお答えをいたします。  私も、せんだって、これは三月十一日以前でございますが、経産大臣に就任をいたしまして特許庁を視察に行ってまいりました。その中で、今委員からお話のありました過去の問題、そしてそこから立ち直るべく新たなシステムの開発というお話も聞き...全文を見る
○海江田国務大臣 これも、今委員からの御指摘がございましたけれども、私も委員と同じような考え方を持っております。  特に、弁理士の方々には、権利の取得だけでなく、まさに知財戦略と申しますか、そうした考え方をしっかり持っていただきたいと思いますし、先ほどこれも委員からお話ありまし...全文を見る
○海江田国務大臣 時間も少なくなって、たくさんの御質問をいただきましたが、遅きに失したかどうかということは意見の分かれるところでありますが、私どもはできるだけ早くというふうに思っております。  種々回避装置が出てまいりましたので、やはりそれに対応するためにはどうしても刑事罰も必...全文を見る
○海江田国務大臣 平井委員にお答えをいたします。  実は、今私が御答弁をしようと思っていたことがほとんど質問の中で盛り込まれましたので、大変私も、困ってはいません、改めてよく御理解をいただいているんだなという認識を持ちました。  まさに、片一方でオープン化ということが必要でご...全文を見る
○海江田国務大臣 委員御指摘のように、最近の中国の特許の出願の件数というのは本当に目をみはるものがありまして、まさにそれが中国の経済的な成長の一つのあかしになっているという状況がございます。他方、私どもの特許の出願の件数がここ十年ぐらい落ち込んでいるというのは、先ほど来議論になっ...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、私どもがコンテンツ産業の育成に全力を挙げているということは、ぜひ御理解をいただきたいと思います。  二〇〇九年における市場規模は十二・一兆円でございます。これは米国に次いで世界二位でございます。ただ、平井委員が若干御懸念を抱いているように、近年、コンテン...全文を見る
○海江田国務大臣 そのとおりでございます。
○海江田国務大臣 今、長官からも、第三者委員会の指摘を踏まえながらコミットするというふうに私は聞きましたので、それを受けて私も後押しをするということで、やはりだれかが責任をとって前に進めなければ話が前に行きませんので、そういうつもりでおります。
○海江田国務大臣 確かに、スマートメーターが導入をされることによりまして、ことしの夏、大変な節電などもお願いをしなければいけないわけでございますが、こうした問題が大きく解決をするきっかけになろうかと思っております。  個別の企業のことをこういう場で余り言うべきではなかろうと思い...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、企業は特にコストの問題を言いますね、クラウドに移行するための。ですから、そのコストの問題をどういうふうに私どもが後押しするかということになってこようかと思いますが、方向性からいえば、その方向性は大変大切なわけでございまして、時間をかけるわけにはいかないわ...全文を見る
○海江田国務大臣 私は東京の出身で、選挙区も東京でございますが、危機管理都市というものをつくらなければいけないということは、かなり前から考えておりました。日本の危機管理の面からも、そうしたデータセンターなどの分散化というのは必要不可欠だと思っております。  もう少ししゃべりたい...全文を見る
○海江田国務大臣 この電源立地交付金の問題につきましては、当委員会でも御答弁させていただきました。従来でしたら六月ということですが、それを前倒しいたしまして、四月中に二件の交付決定を行い、既に七億円の概算払いをしたところでございます。  また、本交付金により造成しました既存の基...全文を見る
○海江田国務大臣 私も、今でも事情が許す限り毎日東京電力に行っておりまして、そこで何をやっているかというと、いろいろなことをやっておりますが、最終的には、仮払いを一刻も早くということで督促をしております。もうちょっとたつとデータというか紙が出てくるんですが、ちょっと間に合いません...全文を見る
○海江田国務大臣 福島県は、今、委員からお話があったような制度の中身になっておりますが、それを包摂するといいますか、福島県以外で使えますものとしては、東日本大震災復興特別貸し付けということになりまして、これは、やはり期間も最長二十年、据置期間最長五年、金利のところが、無利子という...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、まず通常実施権というものがございますが、実はこれの利用度というのが大変低いということで、私どもの調査で、通常実施権についての登録率は〇%または一%未満と回答した者の割合が八七・二%ということになっておりますので、このライセンスの登録率は極めて低い状況がご...全文を見る
○海江田国務大臣 一つは、平成二十二年度に発行しましたものづくり白書において、約一八%の企業が、国内において技術流出と思われる事象があったと回答しております。もう一つは、平成二十年になりますけれども、企業を対象に行った調査で、実際に企業秘密の漏えいを経験した三百社以上の企業のおよ...全文を見る
○海江田国務大臣 この質問は、通告されましても答弁が大変難しいかなと思います。  ただ、私も委員会の質問を聞いておりまして、やはり、原子力安全委員会の委員長がそういう認識を持っているということは、これは決していいことではありませんので、それ以降、丁寧に安全委員会にも報告をするよ...全文を見る
○海江田国務大臣 おっしゃるように、五月十七日というのが、最初にこの道筋を策定しましてから一月でございましたから、そこでまさにリバイス、改定を行いました。そして、これからも毎月行っていくつもりでございます。  あともう一つの区切りが、最初に発表しましたときから三カ月をステップワ...全文を見る
○海江田国務大臣 この件につきましては、私もかねてから大きな関心を持っておりまして、外務大臣ともいろいろお話をしているところであります。  ただ、余りそれ以上申し上げますといろいろな差しさわりがございますので、大きな関心を持って大臣間で協議をしているということだけはお伝えをして...全文を見る
○海江田国務大臣 まさに早急に準備をする必要がございます。そういう意識を持って協議をしております。
○海江田国務大臣 これも、私はかねて、かなり心配をしまして、イエス、ノーじゃありませんで、少し正確にお答えをいたします。  実は三号炉の中には、五百四十八体、燃料がございました。そのうち、MOX燃料が三十二体でございます。ですから、およそ五%ぐらい。そのほかの号機というのは大体...全文を見る
○海江田国務大臣 私もこの日中韓の会議に参加をしておりましたので、特に中国がどういう発言をするかということに注目をしていたわけでございますが、会議の中のやりとりというのは、お互い外交上の件でもございますので御紹介申し上げませんが、最後に共同会見を行いました。その共同会見の中で、実...全文を見る
○海江田国務大臣 委員は、特許庁の模倣被害調査報告書を引用されました。確かに、二〇〇九年度で六五・九%、その前の二〇〇八年度が六二・〇%でございますから、ふえているということで、今、その後のデータはございませんが、ふえているというのは、基本的に、日本の企業の中国への進出がふえてい...全文を見る
○海江田国務大臣 委員御指摘のように、確かに、日本と中国の制度の違いと申しますか、中国は、製品の一部分のデザインについて権利を保護する法制度が整っていないということもございます。ですから、こうした問題が現在も発生をしておりますし、このまま放置をしておきますとこれからも発生をするこ...全文を見る
○海江田国務大臣 佐藤委員にお答えを申し上げます。  委員御指摘のように、現行の登録対抗制度は、ライセンスを受けた者がライセンスを特許庁に登録しないと、特許権を譲り受けた者から差しとめ請求等を受け得る制度であります。  このライセンスの登録につきましては、一つの製品開発に当た...全文を見る
○海江田国務大臣 今回の改正によりまして、ライセンスを受けた人の権利を守ろうということが大変大きな考え方でございます。  そして、こういう形でライセンスを受けた者の地位が守られることによって、片方でイノベーションのオープン化という問題がございますから、そうしたイノベーションのオ...全文を見る
○海江田国務大臣 この弁理士制度の改正は平成十九年ですから、そして五年以内にということですから、まさにこれから新たな弁理士制度のあり方について、今、日本弁理士会と意見交換をしているという状況でございます。  その方向性でございますが、今、佐藤委員がお話しになりました国際性という...全文を見る
○海江田国務大臣 今度の東京電力福島第一発電所の事故が起きまして、三月三十日でございますが、まず、緊急の安全対策は出しました。それが五月の上旬に、その緊急の安全対策は要件を満たしているということをそれぞれの発電所について通知いたしました。  そして、知事さんでありますとか、ある...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもが今回御提案申し上げております制度は、刑法学者、法曹界、産業界、労働界などの方々から成る有識者の研究会、正式名称は営業秘密保護のための刑事訴訟手続の在り方研究会、これを法務省と共同で開催し、その研究会での御意見を踏まえたものでございます。  委員が懸念を...全文を見る
○海江田国務大臣 この研究会で出された意見をしっかりと踏まえて対応していきたいと思っております。
○海江田国務大臣 私ども政府と東京電力の間で、かつては統合本部という名前でございましたが、今は対策室となっておりますが、この中に日米の協力を行う窓口がございまして、この日米の協力の窓口で会議を積み重ねまして、そして、もちろん最終的な判断は私ども日本の政府でございますが、適宜適切に...全文を見る
○海江田国務大臣 今お話をしましたように、私どもは、東京電力福島第一発電所の各炉の抑制に向けての方針を、そうしたアメリカのメーカーあるいはアメリカの公的機関などを含めて協議をしているところでございますが、実際の施工あるいは実際の機材の契約などにつきましては、東京電力とそれぞれの事...全文を見る
○海江田国務大臣 官民の交流というのは私は必要だと思います。そして、現職で役所に行っていろいろな仕事をやるのも、これも必要だと思っております。しかし、今、吉井委員が指摘をしましたことを全体として見ましたときに、やはりそこは少しおかしなものがあるなという感を正直言って持ちました。 ...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどお話もしましたけれども、本来の意味での官民交流というのはやるべきだと思っておりますが、それが癒着でありますとか、あるいは利権の構造の中に組み込まれているでありますとか、そういうことはあってはならないことだと私は思っております。
○海江田国務大臣 同じであります。
○海江田国務大臣 今委員御指摘のありました、五・四メートルから五・七メートル、これは平成十四年二月の土木学会の知見を踏まえた数字でございます。その後、平成十八年九月から耐震バックチェックを行って、津波につきましては、過去の津波の波高、それから津波堆積物等の調査をもとに評価し、想定...全文を見る
○海江田国務大臣 重く受けとめるということは、重く責任を感じているということでございます。
○海江田国務大臣 松永事務次官は、平成十四年七月から平成十六年六月まで、このときは安全・保安院次長でございます。そして、平成十六年の六月から十七年九月まで、安全・保安院の院長を務めておりました。
○海江田国務大臣 先ほどの委員の御指摘でございますが、松永次官が保安院の次長、そして院長に在任をしていた時期は先ほどお話をしたとおりでございますが、津波の土木学会が平成十四年の二月でございますから、平成十四年七月との間に、五・四メートルから五・七メートル、この評価がえのところが重...全文を見る
○海江田国務大臣 寺坂原子力安全・保安院長の前職は、大臣官房商務流通審議官でございます。
○海江田国務大臣 院長が直接現場に行って作業するわけではございませんから、大局的な見地から、それこそ、保安行政、原子力安全行政はどうあるべきかという見識を持っていれば十分務まる仕事でございます。
05月30日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○海江田国務大臣 私どもは両方だと考えております。  ただ、両方にもそれぞれ今、問題点がございます。資金繰りの面でいきますと、一〇〇%の保証で、今回特別の、据置期間も長くしまして、そういう制度をつくりましたけれども、今委員御指摘のような二重ローンの問題がございます。  ですか...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えをいたします。  放射性廃棄物の処分につきましては、原子炉等規制法の施行令がございます。これに定める放射性物質の種類ごとの放射能濃度に応じて、いわゆる高レベル放射性廃棄物と低レベル放射性廃棄物に区分をしております。  低レベルと申しますが、実は低レベル...全文を見る
○海江田国務大臣 委員にお答えをいたします。  先ほどもお答えをいたしましたけれども、原子炉等規制法の施行令で定めております。そしてそれは、人の健康に重大な影響を及ぼすおそれがあるものとしての定めでございますので、今現在この定めを改めるというつもりはございませんが、ただ、後で御...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、汚染水の総量でございますが、今委員はおよそ十万トンというお話でございましたけれども、私どもの推計では、およそ八万五千トンとなっております。  内訳を申し上げますと、二号機、三号機のタービン建屋の地下に滞留しております量が、二号が一万三千トン、それから三号...全文を見る
○海江田国務大臣 アレバ社の能力の方は保安院がこの後お話をしますが、おっしゃいますこの集中ラドでございますね。これはやはり、それまでおっしゃるようなドラム缶を入れておりましたので、それを全部どけまして、そして一月ぐらいかけましたか、一月弱だったかもしれませんが、水密性を高める工事...全文を見る
○海江田国務大臣 先日、私どもの関係閣僚で決定をいたしました例のスキーム、あれはあくまでも今度の東京電力の事故に伴う経済被害を賠償するための仕組みでございますから、あそこから今のこの事態の収束に向けた資金が出るということにはなっておりません。  委員が恐らく御心配になっておられ...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員からも御指摘ありました、参議院の委員会で、敷地外に出ております放射性物質に汚染された瓦れき等の処理ということでございますが、国会での議論がございましたので、今、これは環境省、地元の自治体、経産省、それから一部は文科省も入っていると思いますが、協議体をつくり...全文を見る
○海江田国務大臣 私も総理と同じ考え方でございますので、枝野官房長官ともども、関係省庁とよく連携をとって、一日も早くこの実施に努めたいと思っております。
○海江田国務大臣 委員御指摘のような、自家発電の電気を活用するということも大変大事なことだろうと思って、先般成立しました一次補正においては、新設のみならず、休止しております自家発電施設の立ち上げや発電余力を有する自家発電施設の増出力を行う事業者への補助のために、百億円を確保したと...全文を見る
○海江田国務大臣 柿澤委員御指摘の、託送供給がとめられたことは事実であります。これは計画停電との関係においてとめられたということでございまして、計画停電の対象となるエリアすべての需要家に対して供給を停止することになりますから、当該エリアに存在する東京電力の需要家のみならず、特定規...全文を見る
05月30日第177回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(海江田万里君) 江崎委員にお答えをいたします。  まず、六ケ所再処理工場でございますけれども、これは使用済燃料の剪断等の際に放出される放射性廃棄物を含む気体については、高性能の粒子フィルターを付けまして、そこを通してできるだけ放射性物質を除去した後、主排気筒から放出...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 実は、私も、ウエットベントの方はそういう意味で水を通すからということでしたけれども、もう一つ、ドライベントがあるという話も聞きまして、そのとき、当然のことながらこれはフィルターが付いていると思っていたんです。ところが、そのフィルターが付いていないという...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私もこの東京新聞の記事を読みましたけれども、そのようなシミュレーションを行っているということはございません。私もそのようなシミュレーション見たこともありませんし、経済産業省のほかの職員に聞いてみましたけれども、そのようなシミュレーションを見たこともない...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これはSPEEDIのデータもそうでありますが、まず基本的にやっぱり風向きによって放射性物質が飛ぶ方向性というのは決まってくるということでありまして、シミュレーションは今やっていないわけですから手元に何がしかの資料があってということではありませんが、恐ら...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員もお話しになりましたが、私自身もこの二〇一一年の三月十一日の前と後とでは、やはり原子力発電所の安全性ということについて大きく転換をしたということは事実であります。そして今、東京電力福島第一発電所の事故がまだ収束をしていないわけでありますから、私は、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 松浦委員にお答えをいたします。  確かにおっしゃるように、中国の内モンゴル、内蒙古の自治区で、これは中央政府とお互い意思を通じ合った上で年内にレアアース専門の取引所を開設するという情報は私どもも得ております。  せんだって、日中韓の首脳会談ございま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私の方からお答えをいたします。  確かに委員御指摘のように、端末にコピーされたコンテンツが新たに購入した端末に移せないことがリサイクルの障害の一つになっているとの見方があることは私も承知をしております。  ただ、この新たな端末へのコンテンツの移行制...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員御指摘のように、航空機はチタン、ニッケルなど、大変有用なレアメタルの宝庫でございます。これを、航空機が空を飛ぶという役割を終えた後の再利用と申しますか、リサイクルということにつきましては、昨年秋に打ち出しましたレアアース総合対策をこれは活用すること...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 松浦委員のお話を聞いておりまして、私も携帯電話を二つぐらいまだ自宅に保存をしておりますので、これをリサイクルに一刻も早く出さなければいけないなと、そういう印象を持ちました。
○国務大臣(海江田万里君) 青木委員にお答えをいたします。  先ほど竹下先生のお話出ましたが、実は私、竹下先生と誕生日同じ二月二十六日でございまして、あともう一方、お亡くなりになった山花貞夫さんもそうでございまして、いつも誕生日のときにお声掛けいただきまして、やはり政治家という...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 基幹エネルギーというお話があったやに私も聞いておりますが、菅総理はかねがね言っておりますが、このエネルギーの問題では四つの柱があるということで、そのうちの一つに原子力の発電ということも入っております。それから、化石燃料の発電というのも、これもございます...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 省内的にはもちろん資源エネルギー庁などと数次にわたって議論しておりますが、あと、やはりこの三月十一日の東京電力福島第一発電所の事故を経まして、今日も夕刻開催をする予定でございますが、有識者の方々に集まっていただきまして、これからのエネルギー政策の在り方...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御指摘の件、経済産業省とすれば、まさに経済産業省が、これ、エネルギー政策の観点からそういった予算要求をやらなければいけないという立場はございます。しかし、今委員も御指摘がございまして、国民の目線と申しますか、ここから見ますと、なかなかそれは重複している...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、環境大臣からお話があったとおりであります。私どももこの二国間クレジットの制度をしっかりと日本の利益になるよう後押しをしていきたいと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 今、鹿野大臣から政策推進指針、これについてのお話がありました。私も基本的にはこの政策推進指針のとらえ方、考え方、これは同じでございます。  ただ、私の経済産業政策を預かる立場といたしましては、やはり今回の大震災、それから原子炉の事故もございまして、や...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、この原子力の事故についても責任のある立場でございますから、一日も早くこの原子炉の事故を収束をさせて、そして本当に天下晴れてこのTPPの議論ができる、TPPについてのゴーサインが飛ばせられるように努力をしなければいけないと、こう思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 若林委員にお答えをいたします。  エネルギー基本計画でございますけれども、これはエネルギー政策基本法に基づく決定でございまして、この法律では少なくとも三年ごとに検討を加え、必要に応じて見直すということになっております。直近では昨年の六月でございますの...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このエネルギー政策につきまして、とりわけサミットでどういう発信をしようかと、主にこれは東京電力福島第一発電所の事故もございましたから、それを踏まえてどういう発言をしようかという相談はございました。二回ほどだったと思いますけれども、首相官邸でそのお話をし...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 総理の発言の中で、この太陽電池の発電コストを二〇二〇年には現在の三分の一、二〇三〇年には六分の一まで引き下げることを目指すという発言がございました。  経済産業省としましては、今後、革新的技術開発や、それから御審議をお願いをいたします固定価格買取り制...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これからということで準備をしております。
○国務大臣(海江田万里君) まず、若干副長官のお話も数字が正確でありませんので、正確に、証拠もございますから、基づいて言います。  私が、東京電力に対して福島第一原子力発電所一号機格納容器を海水で満たすよう、炉規制法というのがございます、この炉規制法第六十四条第三項の措置命令を...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 十五時二十分、正確な時間は分かりませんが、十五時二十分ごろ東京電力が、今後準備が整い次第、消火系にて海水を炉内に注入する予定である旨を原子力安全・保安院、それから内閣官房等へ連絡あったことは事実でございます。ただ、大変残念なことでありまして、その責めは...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、三月十一日の東京電力福島第一発電所の事故が起きましてから、三月三十日に緊急安全対策を指示をいたしました。それによって報告が返ってまいりまして、それを現地の保安院の職員が実地の立会いの検査をやりまして、そして国が責任を持って緊急安全対策は確認できて...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 三月三十日に指示をいたしましたのはあくまでも緊急の対策、そして、委員御指摘のように、主に津波による電源喪失ということに対する対応をしっかりということでございます。  その後にも、四月にも二度ほど指示を行いましたし、それから、今委員御指摘のような地震対...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 具体的にどこということを念頭に置いているわけではありませんが、私どもはやはり今回の地震から安全基準というもののやはり更なる強化ということも考えなければいけないわけでございますから、そうした安全策の強化策もできるだけ盛り込んで、そして本当に地域の住民が、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員御指摘のとおり、平成二十一年度エネルギー対策特別会計エネルギー勘定における二千四百十二億円余剰金が出ておりますが、このうち、一つは翌年度繰越額が六百二十五億円、それから歳出不用額が六百七十三億円、歳入増加額が三百十七億円、それから前年度剰余金受入れ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 渡辺委員にお答えをいたします。  今、経産省の部長からお話ございましたけれども、やはりこの小水力発電というのは地域に根差したと申しますか、地域分散型の発電になろうかと思いますので、その意味では是非経産省としても後押しをしていきたいということでございま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 井上委員にお答えをいたします。  委員、今発言のありました従来の慣例にとらわれない思い切った施策ということで、私どもそれに心掛けているところでございますが、基金の問題は、若干今、当時と比べまして金利も大分低くなっておりまして、かなり膨大な資金が必要だ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、この参議院での委員会での御指摘も受けまして、せっかくつくる制度でございますから柔軟な運用を考えなければいけないということでございまして、対象となる中小企業のグループの中で、取引関係等のある企業が集まった任意のグループも対象にしてございます。 ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これも手当てしてございます。今委員御指摘のような、地域経済あるいは地域の雇用などに重要な中小企業グループと認められる計画であれば、そのグループに所属をします単独の企業でありましても補助の対象となり得ます。
○国務大臣(海江田万里君) 総理がせんだってのOECD、それからG8のサミットで全国の一千万戸の家の屋根にソーラーパネルをという発言がありましたので、私どもはそれを受けてその実現に向けて全力を挙げるところであります。ですから、そういった意味では、何らかの形で国の基本的な、基礎的な...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えをいたします。  これ、基本的にはOECDの試算というものがありまして、これがベースになっておろうかと思います。それから、交付金などは、これは地元の医療施設の運営などの福祉対策などを通じて地元の住民に還元されておりますので、そういうことからこの...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもの基本的なエネルギー基本計画、これはまあ総理が白紙で見直しをするということでございますから、これはそこでしっかりと議論すればいいことでありますが、ただ、私どもはやはりベストミックスということを考えておりますので、その中で、この新規の建設の取扱いを...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えをいたします。  まさに、有識者会議というその名のとおり、私は、有識者の方にお集まりをいただきまして、そして実は今日もこの後その会議がございますが、これは直接エネルギー基本計画に何か答申を出したりとかいうものではありません。私がそういう方々の意...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今委員御指摘のありました、特に広報予算の執行ですね、これは私もしっかりとメスを入れていきたいと思っております。  それから、過去についても少しやっぱり調べてみませんと、何千万円というお金がいろんなところに、有識者派遣事業ですとか地域メディア活用事業で...全文を見る
05月31日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○海江田国務大臣 西村委員にお答えをいたします。  まず事実関係でございますが、一時避難を余儀なくされた方々、これはおよそ五万世帯ございますが、この五万世帯は、恐らくきょうでこの五万世帯に対する支払いが終わろうかと思います。  そして、続きまして、農林漁業の方々であります。こ...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもの副大臣が担当しております。
○海江田国務大臣 池田副大臣でございます。
○海江田国務大臣 体を壊しまして、私も診断書を受け取っておりますが、入院が終わりまして、今、自宅で待機、療養だと思います。
○海江田国務大臣 私どもは、今、保安院の次長がそちらに行っておりますので、彼に代行してもらいまして、逐一報告は受けております。
○海江田国務大臣 隠してはおりません。本日、池田副大臣がこちらに出られないということも、その理由は入院加療、入院が終わって、今加療だということでお伝えをしてございます。  それから、私どもは、以前に、副大臣の体調もございまして、時々この現地の本部長をかえましたところ、やはりそれ...全文を見る
○海江田国務大臣 予算委員会の委員の方々が現地に視察された十八日だったと記憶をしておりますが、そのときは現地で対応しております。そして、翌日から病院に入ったと私は覚えております。
○海江田国務大臣 隠してはおりません。私は総理にも、そういう意味では、任にたえないならば、これはかわりの方にやっていただきたいということをお伝えしてございます。
○海江田国務大臣 今の決裁の仕方でございますが、現地におります保安院の次長から起草されてまいりまして、私と池田本部長がそれをきちっと決裁をしております。  特に、現在は一時立ち入りのあるときでございますので、私は、一日も早く帰ってもらいたい、現地で、それはいろいろ体の都合もあろ...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは、その情報がわかり次第、これはできるだけ速やかに発表しております。ですから、今お話のありました、十九時〇四分に海水が入ったということは、その直前の時点でわかりましたものですから、私はその資料に基づいて国会でそのように答弁をしたわけでございます。  そし...全文を見る
○海江田国務大臣 私が国会で答弁をしたのはまさにおっしゃる時点でございますが、はっきり申し上げまして、その当時は、本当に一生懸命それぞれやっておりまして、何時何分に入ったかということは、実は正確な時間もわかっておりませんでした。  ただ、海水が入ったということはわかっておりまし...全文を見る
○海江田国務大臣 私も総理も、うそはついておりません。  今お話でありましたけれども、その時点で私どもの手元にありました、これは先ほどもお話をしましたけれども、東電が試験的に注水を行って、そしてそれをとめたということ、これは何度もお話をいたしますが、私どもは、その当日、そういう...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、本当に私どもは注水が始まったことも知らないわけですよ。ただ、後から見ましたらそういうデータがありましたから、そのデータに沿ってお話をしたことは事実でございますが、ただ、私どもは、いつ、何時何分に注水が始まったということもその場では知らなかったんです、これ...全文を見る
○海江田国務大臣 一つだけ事実として確認をしておきます、お伝えを申し上げておきます。  これは、いろいろな資料を合わせまして、そして証拠のメモも見つかったわけでございますが、既に私から、十七時五十五分、およそ十八時ごろではないだろうかということでございますが、一号機の格納容器を...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、委員御指摘のように、文科省の環境モニタリング、これは三月二十五日以降、原子力安全委員会がこれに対して評価を行いました。そして、その評価の結果も公表したところでございます。この評価に従いまして、飯舘村も含め、原子力発電所から半径二十キロメートルより遠い地点で...全文を見る
○海江田国務大臣 特に原子力発電所の事故により避難を余儀なくされている方々の心情を思いますと、本当に胸が締めつけられるようでございますが、まず原子炉を安定させるということ、これが一番でございます。原子炉を安定させて、そして、避難されたふるさとの地に一刻も早く帰れるように、除染等を...全文を見る
○海江田国務大臣 SPEEDIは適宜発表しておりますが、委員のおっしゃるような汚染マップというもの、わかりやすい、だれにでもわかるようなものということでございましたら、それは文科省などと、それから保安院とも相談をして検討したいと思っております。
○海江田国務大臣 経済産業省でやめなければならないのはまず真っ先に私でございますから、まず真っ先に、やめるんだったら私がやめます。
○海江田国務大臣 何ら責任がないということではありませんが、今まさに事故が進展中でございます。きょうも実は四号炉で小爆発が起こりました、先ほどこの議論をやっている最中にも。今大事に至っておりませんが、そういう時期でございますので、私は、保安院も、それから次官も含めて、今、とにかく...全文を見る
○海江田国務大臣 そのようにいたします。
○海江田国務大臣 これは委員御案内だろうと思いますけれども、もちろん、注水をしておりますと、まだ温度が高いわけでありますから、蒸発分もあるということは確かでございます。  それから、今これは調査中でございますが、二号と三号の間が、トレンチなどもございますけれども、つながっている...全文を見る
○海江田国務大臣 以前、二号炉から大変高濃度の水が海水へ注ぎましたので、これはピッチというところがございます、これはかなり数がございますが、まずこういうものをしっかりと止水をするということをやっておりまして、環境中にそうした水が漏水しないように、例えばたまっている水も、今、地下水...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、海につきましては、発電所の周辺に、今プールのような状況になっております。もちろんシルトフェンスもやっておりますが、その近傍は、これは東京電力がやっておりますが、その外側になりましては、これは政府がモニタリングをやっております。  ただ、いずれにしましても...全文を見る
○海江田国務大臣 それは、私どもも今、東京電力との間で共同の対策室をつくっております。私はその副本部長でございますので、当然、私どもにも責任があろうかと思っております。
○海江田国務大臣 今、委員からは、会社の規模の大小ということでございますが、それは、とりもなおさず電気料収入の多寡ということになろうかと思いますが、本枠組みは、電力料金の多寡にかかわらず、この枠組みの中で行うということでございます。
06月01日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○海江田国務大臣 吉井委員にお答えをいたします。  先ほど来、アレバの処理費が十兆円、これは一部の雑誌などに書いてございました、私もそこは大変気になりまして、直接確かめをいたしました。そうしましたら、アレバだけじゃありませんで、キュリオン社の、これは塩の処理でございますが、これ...全文を見る
○海江田国務大臣 特損の部分については、先ほどエネ庁の長官からお話をしたとおりでございます。  今の総括原価のお話で、最終的に電気料金を決めますのは、私、経済産業大臣ということに相なりますが、このところ、数十年にわたりまして電気料金は値下がりということでございましたので、その意...全文を見る
○海江田国務大臣 政府としましては、三月の二十一日、官房長官が記者会見で、今お話のありました損害賠償に関しては、一義的には東京電力が責任を負い、十分に補償できない場合には国がしっかり担保するという見解を示したところでありまして、その後も、数次にわたって政府の責任ある立場の人間が国...全文を見る
○海江田国務大臣 この各種の積立金につきましては、例えば損害賠償のところでも議論になったところでございます。  それぞれの積立金には法律で定められた目的がございまして、その目的を外した支出というのはできないわけでございますが、今お話のありました、この事故の処理に伴う、特に最終処...全文を見る
○海江田国務大臣 委員のお考えは、今開陳いただきましたので、そういうものだというふうな理解はいたしました。  私どもは、あくまでも、これは東京電力に責任を持って今回の原子力事故の被災者に対して損害賠償を行ってもらう、そのために仕組みをつくらなければいけない、あるいは新たな機構を...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員御指摘のありましたように、浜岡原子力発電所の停止は、政府の要請を受けて行われたものであります。私は、中部電力に対して、その要請を受け入れてくれたということに対しては、多大の感謝をするものでございます。  その上ででございますけれども、中部電力も安易に電気...全文を見る
○海江田国務大臣 既に、今回の東京電力福島第一発電所がああいう状況になりまして、三月三十日、私の名前で、各事業者に対して緊急の安全対策をお願いしたところでございます。そして、その緊急安全対策に対する報告が、四月の末に、四月の末から一部五月の上旬になりましたけれども、上がってまいり...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えを申し上げます。  そのことは私どもも考えておりまして、きょうになろうかと思いますが、IAEAからの報告もいただく予定でございます。そのIAEAの報告の中にも、私どもが安全基準の上で耳を傾けなければいけない項目が幾つかあろうかと思います。そうしたIAEA...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、柴橋委員がせんだって東京電力福島第一原子力発電所の被災地を見舞われて住民の方々の意見をつぶさに聞いておられたという話は、私も承りまして、本当に心から敬意を表する次第でございます。  そうした住民の方々の声の中で、特に緊急時避難準備区域でございますが、ここ...全文を見る
○海江田国務大臣 谷川委員にお答えをいたします。  幾つか、谷川委員の問題意識というものを開陳いただきましたので、私からは、まず、浜岡原発に伴う御意見に対して私の所見を述べさせていただきます。  浜岡原発の問題では、これはたしか五月の六日でございますか、夕方の総理の会見、そし...全文を見る
○海江田国務大臣 原子力損害に対する賠償のスキームを関係閣僚会議で決定いたしました。その中には、あらゆるステークホルダー、これは利害関係人とでも訳せばいいんでしょうか、これはやはり協力をする。そして、その中で、金融機関の協力があったときはそのことを早く報告する。これが基本的な、関...全文を見る
○海江田国務大臣 危機感はございます。
○海江田国務大臣 谷川委員にお答えをいたします。  冒頭、韓国の事例を引いていただきました。韓国の問題については、私も、委員がおっしゃっている、あるいは委員が引用された新聞の記事に書かれているような認識を持っております。  特に韓国は、九七年、アジアの経済危機がございまして、...全文を見る
○海江田国務大臣 谷川委員にお答えをいたします。  私も、日経新聞の「大機小機」というのは本当にいい意見が出ておりますので、愛読をしております。その中に今御披露いただいたような記事があったということだろうと思いますが、それも一つの考え方でございます。  ただ、今、これから税金...全文を見る
○海江田国務大臣 谷川委員にお答えをいたします。  冒頭に、二本の物差しのお話がございまして、私は二本持っていてもいいと思います。ただ、そのうちの一本はおのれに対する物差しで、これは他者に対する物差しより細かく刻んでいなければいけないと思います。  その上で、今、いろいろな人...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは、新成長戦略というものを、これは政権が私どもに移りましてから、その年の暮れでしたか、発表いたしました。そして、これは、本当に暮れも押し迫っての発表でございましたので、注目が少し少なかったかなと思いますが、ここに今委員が御指摘をいただいたような中身もかなり...全文を見る
○海江田国務大臣 先生、先ほどから、少し感情的になっておるからというお話がありましたけれども、そんなことはありません。本当に理にかなったお話をいただきまして、私も、先生の発言の一つ一つをしっかりと心に刻んでいきたい、そう思っております。ありがとうございました。
○海江田国務大臣 今後のエネルギー政策に関する有識者会議でございますが、今、稲津委員お話のありましたとおりに、四月の二十八日に発表いたしまして、最近、毎月曜日の夕方、二時間余りやっておりますので、既に三回終えたかと思います。  これはエネルギー基本計画などにそのままストレートに...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどの有識者会議に対して評価をいただきまして、ありがとうございます。  一番直近に開かれました、月曜日に開かれました有識者会議で、実は元東京大学の佐々木先生から、原子力発電にかかわる人材育成の問題についてお話がございました。今度の事故の、私なりの今の時点での...全文を見る
○海江田国務大臣 IAEAは、二十四日ですか、こちらに参りまして、私ども、お目にかかりまして、私どもで今あります資料は全部公表するようにということで言いまして、実際に、間もなく報告書が上がってくると思います。正確な報告書は、六月の、今月の下旬にウィーンで開かれます理事会で公表され...全文を見る
○海江田国務大臣 交付国債云々という以前に、私は、これは先月の十三日ですか、関係閣僚会議で合意しました中に、できるだけ速やかに法律をつくって、御審議をお願いして成立をさせるという項目がございますので、まさにそのことが今必要かなというふうに思っております。この法案を、できるだけ早く...全文を見る
○海江田国務大臣 総理からG8のサミットでそういうお話があったということは、私も承っております。  そして、現在、我が国は、IAEA調査団の受け入れ、先ほど稲津委員の答弁で、訪日団の報告というのはきょういただくということになっております。ですから、六月末は、今度は日本がその結果...全文を見る
○海江田国務大臣 そうした国際会議が我が国で開催できるような環境を整えるのも私どもの役目かなと思っております。
○海江田国務大臣 現行のエネルギー基本計画では、二〇三〇年における総発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合を二〇%とし、そのうち太陽光発電で約五千三百万キロワットを発電するものとされております。その七割を住宅の太陽光パネルで発電するとすれば、一千万戸の住宅に設置することが必要...全文を見る
○海江田国務大臣 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は...全文を見る
06月01日第177回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(海江田万里君) 石井準一議員にお答えをいたします。  太陽光パネルの設置に関する御質問をいただきました。  今般のサミット等で総理が表明した自然エネルギーに関する目標については、再生可能エネルギーの導入拡大に向けて総理が強い決意を示されたものと認識しております。こ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 石川博崇議員にお答えを申し上げます。  まず、二〇二〇年代における電源構成に関する御質問をいただきました。  平成二十一年度末時点で発電電力全体に占める原子力発電の割合は約三割、火力発電は約六割となっています。今後のエネルギーの安定供給の確保のため...全文を見る
06月03日第177回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(海江田万里君) 舟山委員にお答えを申し上げます。  先ほど御指摘のありましたこの原子力災害対策特別措置法、おっしゃるとおり初めての発動でございまして、原子力災害対策本部が設置をされました。これは言うまでもなく菅総理が本部長でございまして、私が副本部長になりまして、全...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ただいま総理からもお話がございましたけれども、私がまず現地で、現地でと申しますか、東京電力の統合対策本部あるいは経産省や、それから当初は官邸の中でオペレーションやっておりましたけれども、そういうふうに場所は幾つか動いておりますけれども、一つ一つの事象に...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このIAEAの訪日調査団の報告でございますが、一昨日、六月一日でございますが、この調査団が作成をいたしました東京電力福島第一発電所事故等に関する報告書の暫定的要旨を受け取ったところでございます。  その中には、今委員も御指摘をしていただきましたけれど...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員御指摘のIAEAの報告は、二〇〇八年三月の報告と承知をしております。  この中で委員御指摘のような内容を盛り込んだ部分があるということは私どもも承知をしておりまして、この点につきまして我が国としましては、原子力安全規制情報会議など産業界とのコミュ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、私どもは、今回の事故を受けまして、そしてIAEAの訪日調査団の報告も受けまして、そして今、実は、委員これはお聞きいただきたいんですが、私どもの日本のこの報告書も、これは六月の二十日にジュネーブで開かれますIAEAの閣僚会議での報告ということも求めら...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これにつきましては、私どもがそれを受けて、こちらで、安全確保は一生懸命頑張っておりますけれども、それに基づく、二〇〇八年のに基づく、何というんですか、幾つかのことについてやっているとは思っておりませんが、ただ、助言がございましたその点についてはやってお...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員御指摘のこのシミュレーションでございますが、平成二十二年の十一月に福島県及び関係六町が主催いたしまして実施したシミュレーション、訓練であろうかと思っております。  この場合、平成二十二年度の福島県原子力防災訓練では、福島第一原子力発電所の五号機で...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほども申し上げましたけれども、第一義的には東京電力が行うということでございますが、今、例えば私どもが一番気にしておりますのは、やはり放射性物質が飛散をいたしまして、あるいは放射性物質に汚染をされた水もたくさんございます、そして雨季でもございますので、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) チェルノブイリ原子力発電所の事故の際には、セシウム137の土壌への沈着量で一平方メートル当たり百四十八万ベクレルを超える地域を立入禁止区域としたところであります。そして、今御指摘のありました河田氏の報告によればその面積は約三千百平方キロメートルというこ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、ホール・ボディー・カウンターはこれから更に増やしまして、しっかりとこの検査をするということは事実でございます。それから、オフサイトセンターにつきましては、これはもう委員御案内だろうと思いますけれども、フル・ボディー・カウンターは大変敏感な機械でご...全文を見る
06月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○海江田国務大臣 畑委員にお答えをいたします。  御指摘のように、再生可能エネルギーの導入拡大は大変大切なことだと思っております。一つは、やはりエネルギーの安定供給確保、それから、今御指摘のありました地球温暖化対策や環境関連産業育成の観点からも大変重要だと思っております。  ...全文を見る
○海江田国務大臣 重ねてお答えをいたします。  確かに委員御指摘のように、地熱発電は、発電過程で二酸化炭素が出ないという特性もございます。それから、天候によらず出力が安定的である、それから設備の稼働率も大変高いというふうな利点がございますので、私どもも大変重要な電源であると考え...全文を見る
○海江田国務大臣 委員にお答えをいたします。  まず、現在、東京電力福島第一原子力発電所のこの事故はまだ進行中でございますから、種々問題はございます。しかし、その中でも一番大きな問題というのは、今委員御指摘がありました汚染水の問題でございます。  今委員からは、二十日という日...全文を見る
○海江田国務大臣 高濃度の汚染水を海水に流すことはいたしません。
○海江田国務大臣 汚染水にもいろいろな種類がございます。ですから、私どもは、国の基準で定めました基準を超えるような汚染水というものは流さないということでございます。
○海江田国務大臣 私どもは、まさに原子炉の安定と、それからそこに由来する放射性物質の環境中への飛散、それによって県民あるいは国民が放射線の被害を受けるということのないように努めなければいけないわけでございますから、その意味では、国がもっと前に出るべきではないだろうかということは、...全文を見る
○海江田国務大臣 委員御指摘のありました中小企業の対策の中で、まず資金繰りがございました。この資金繰りにつきましては、震災発生直後より、まず日本公庫による災害復旧貸し付け等の対策を講じたところでございます。そしてその次の段階で、これは先日成立しました補正予算を利用いたしまして、保...全文を見る
○海江田国務大臣 御指摘のように、避難を余儀なくされた住民の方々への仮払い、まだ若干残っているようですが、ほぼこれは仮払いを終えたということでございまして、それに引き続きまして、これは五月三十一日より、今御指摘のありました農林漁業者に対する支払いがスタートをしております。そして、...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、斉藤委員を初めとした公明党の皆さん方が現地を細かく回っておられるということ、私も現地の対策本部からそういう報告を受けております。そして、今御指摘のありました点につきましても、現地からそういう声があるということを聞いております。  当初、この一時立ち入りは...全文を見る
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(海江田万里君) お答えを申し上げます。  その答弁はそのとおりでございますが、その前に手元の資料によればという言葉が付いていたと思います。
○国務大臣(海江田万里君) 私は、先ほど申し上げましたけれども、五月の二日、当予算委員会におきまして、「そうしましたところ、十九時〇四分に、これは私どもの資料でございますが、一旦東京電力が」云々かんかんの答弁をいたしました。  そしてこれは、私はこの事実を知りましたのは四月の末...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私はここで答弁をいたしました。その答弁で、まあその一つ一つについてこういう事象でございますという報告はいたしておりませんが、ここでの答弁というものが正式なものだと思います。
○国務大臣(海江田万里君) これは何度もお話をしておりますが、総理も私どもも海水注入は早期にやるべしということでずっと意見は一致をしていたわけでございます。ですから、その意味では、報告という意味でいえば、総理に海水注入ですねということをその当日に報告をいたしまして、そして一時間半...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ベントの判断をしたのは私でございます。  そして、その際、今手元に記録はございませんが、危機管理センターの危機管理監というのがおりまして、これは後できちっと資料を取りまとめて御報告をしたいと思っておりますが、今総理からお話のありました二十一時二十三分...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) その折にもお話をいたしましたが、私どもは官邸の中の部屋で原子炉の安定に向けた協議をそれこそずっと継続をして事故発生以来行っておりまして、その中で海水注入、淡水が切れましたものですから、いよいよ海水注入が必要だということの意思は私と総理の間で通じておって...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、先ほど総理も御答弁ありましたけれども、三月の十一日、十二日という時点のお話と、それからその後五月に入ってからの話と二つございまして、私どもはその三月十一日から十二日にかけて、先ほどお話をしました淡水が切れて海水が必要だというときに、そのときに、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもは、先ほどもお話をしましたけれども、一時十分ぐらいですか、東京電力に対してベントを行うようにということを言いまして、私もその後、経産省に戻りまして、ベントがございますと。ただ、このベントというのは、先ほどの委員のお話にもありましたけれども、これは...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ただいま桜内委員からお話がありましたそうした原子力技術の経験者、これは原研のOBの方々ですが、こういう方々だけではありませんで、名前がたしか原子炉暴発防止隊というんですか、お年寄りの方々が何人か、いろんな技術のある方で、クレーンの技術がある方ですとか、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) メルトスルーという言葉でございますが、この言葉にはいろんな解釈がございますが、溶融した燃料が原子炉圧力容器から漏えいしたということをいうのであれば、原子力安全・保安院は、一号機から三号機までの炉心の状況を解析した結果として、いずれも燃料が溶融し、原子炉...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今の点は、事前の通告はございませんでしたが、私は今回の原子力発電所の大変深刻なこの事態を受けて、やはり安全には万全を期すべきであり、とりわけ今回IAEAに対する報告書も取りまとめをいたしました。これは国民の皆様にもお示しをいたしましたけれども、できるこ...全文を見る
06月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○国務大臣(海江田万里君) 主濱委員にお答えをいたします。  私どもはまさに貿易の担当でございますから、日本の農業、農産品ですね、これは国際的にも競争力のある製品だと思っております。ですから、やはり国際的な競争力を増すことによって日本の中でしっかりと農業が根付いて、そして農業が...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもは経済産業省でございますから、その意味では経済全体を興していかなければいけない。そして、その中で農業も、やはり私はこれからの、六次産業化という言葉もございますけれども、そういうためにもやっぱりしっかりと後押しをしなければいけない。農商工の連携とい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私の方からお答えを申し上げますが、確かに福島の地域、今委員からのお尋ねございまして、私どももこの新エネルギーに関する企業、工場などがどのくらいあるかということを調べてみましたけれども、今現在では例えば太陽光パネルの工場などもございませんで、最初から工場...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御指摘の点、現地の対策本部長であります田嶋政務官からも報告が上がってまいりましたが、当初、これはバス十台程度でございました。これはバス、本当でしたらたくさんの人数が乗れるわけですけれども、いろんな装備などもございます関係でおよそ一日百人でございましたが...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この福島県民の健康診断、とりわけ内部被曝に関する健診というものを今福島県と相談をしているところでございます。  ただ、これは是非委員も御理解をいただきたいわけでございますが、ホール・ボディー・カウンターというのは非常にセンシティブと申しますか、機械で...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御指摘のように、経済的及び社会的要因についての考慮でございますが、私どもは、先ほどもお話をいたしましたけれども、二十ミリシーベルトを超える場合に計画的避難区域としておりますが、その中で、やはり工場ですとかあるいは特別養護老人ホームのこうした事業活動の継...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 山田委員にお答えをいたします。  今日、ちょうど閣議決定をいたしました。原子力損害賠償に関する支援機構の仕組みでございます。これを私どもとすれば一日も早く国会に提出をしまして、そして国会で御議論をいただきまして、これを通していただくということによりま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 山下委員にお答えをいたします。  東京電力がその要望書を出しましたあて先は紛争審査会であって私どもではありません。しかし、私どもは、そうした免責事項に当たらないという考え方を最初から持っておりました。そして、今お話のありました東京電力が出しました要望...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもは、先ほどもお答えをいたしましたが、五月の十日付けで東京電力から、原賠法第十六条に基づく政府による必要な援助の枠組みを策定してほしいと、こういう要請がございまして、同時に、原賠法に基づく公平かつ迅速な賠償を行う旨の表明もございました。ですから、そ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは文科大臣が所掌でございますが、ただ、私どもは、あくまでもこの組織というのはこれまさに紛争の審査会でございますから、どちらかがこの支払をすべし、あるいは支払をやらないというところで両者の間で紛争が起きた場合は、この機関が間に入って正しいジャッジをす...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) もちろん、東京電力の側がお支払をしましょうと、被害を与えた方々に対してお支払をしましょうということがあれば、これはよろしいわけでございますが、ただ、それによって損害賠償の額が大きく膨らむということがございます。  それと、もう一つ大切なのは、やはり今...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、お許しをいただきまして、菅総理と浜岡について御相談をしたとき、私の方からこれは資源エネルギー庁に命じまして、特に中部電力のエネルギーの需給の問題、これは中部電力というのは御案内のように原子力の依存度がほかの地域と比べて低いわけでございますから、お...全文を見る
06月15日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○国務大臣(海江田万里君) 藤田委員にお答えをいたします。  田中俊一先生のレポート、私も子細に拝見をさせていただきました。その中で、委員御指摘のこのセシウムの除去というものに当面全力を傾注すべきではないだろうかと、しかも、その除染の場合のポイントなど、今委員御紹介ありましたけ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今委員御指摘のように、それぞれの省庁が、あるいは原子力発電所内のモニタリング等は事業者であります東京電力がやっているわけでございますから、そうした事業者も含めてそれぞれのところがやっておりますが、今直ちにこれを一つに統合して何か新たな組織をつくるという...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この田中先生のレポートによりますと、田中先生が中心になって多くのボランティアの方々と一緒に、外国からの研究者なども一緒に入っていたというふうに承っておりますが、これは大変人手がたくさん必要で、先生のこの作業というのはまさにボランティアによって支えられて...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この敷地の外につきましては、確かにこれまで法律がございません。今現在ないわけでございますが、法律の空白ということがございましたが、これは環境省が中心になりまして、たしか五月の二十七日でしたか、環境省の下に、もちろん経産省も入っております、あるいは幾つか...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 日本原子力研究開発機構、この技術水準、大変高いというふうに私も承知をしております。そして、確かに委員御指摘のように、当初はなかなかこの日本原子力研究開発機構の方々の専門的な知見をしっかりと聞く機会も少なかったわけでございますが、この機構自身が五月の六日...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 郡司委員にお答えをいたします。  今日この委員会が始まる前に官邸で経済情勢に関する検討会議ございまして、そこで日本銀行総裁から、今日の新聞に出ております、これは昨日の会見でお話をしたことでございますが、そうしたお話、直接私も聞く機会に恵まれました。 ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 牧野委員にお答えをいたします。  これまでに放出をした量ということでございますね。これは、原子力安全委員会の環境中の放射性物質濃度の測定結果等から逆算しました放出量の試算結果でございますが、三月十五日以降三月二十四日までの放出量が沃素131について十...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この点につきましては、委員は経産委員会でも御質問をいただきまして、私も日々どのくらい出ているのかということについては大いに関心を持っております。そして、東京電力にもそういう調査はできないのかということを依頼をしておりまして、例えばこれは三月の十三日でご...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は時間の許す限りほとんど、毎日というわけにはいきませんが、朝と夕の東京電力と政府との会合がございますから、そこに出ておりまして、そのたびに申し上げてまいりました、その件については。そうしましたところ、一昨日ですかね、こういう形でやっておりますという形...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお伝えをいたしましたけれども、本当にまさに今やっておりますのが、コンクリートの注水機で、本来はこの機械というのはプールに水を入れるものですから、プールをそういう機械を使って冷やしている間はこれはできません。それから、本当にポイントでございますか...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 佐藤委員、貴重な御意見をありがとうございます。  今、東京電力の本店で各種オペレートをやっておりますけれども、委員御指摘のようにJヴィレッジの機能を強化をしようということで、Jヴィレッジは佐藤委員の御出身の自衛隊の用語で言えばまさに兵たん基地としての...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 本店のオペレーションルームとJヴィレッジとの間は、二十四時間つながっておりますテレビ会議のシステムがございます。ですから、そこで、重要な方たちがJヴィレッジを訪れるときは、その前日あるいは前々日に、こういう人が行きますからしっかりとやってくださいという...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 秋野委員にお答えをいたします。  いわゆる緊急時避難準備区域、ここにおいてその仮設住宅はどうだろうかということでございますが、この緊急時避難準備区域においては、文字どおり緊急時にそれこそ屋内退避あるいは自力での避難をしなければいけないということになっ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、災害救助法の応急仮設住宅ということで、一定期間、たしか最長二年でございましたか、継続をして使用するということになりますので、その意味からいいますと、本当にまだ、大変残念なことでありますけれども、この原子炉が安定をしておりませんので、緊急時の避難...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) あともう一つ、ちょっと先ほど答弁が漏れましたけれども、お子さんのことを冒頭お話しになられておりました。  緊急時避難区域というのは、これ基本的にはやっぱりお子さんが入らない方がいいということで、先ほど妊婦の方でありますとかそういう例を引きましたけれど...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお話をしましたけど、子供さんのことは先ほど答弁が漏れましたのでそのことをお話をしたわけでございまして、そして借り上げ住宅というのは、今そこに、緊急避難区域のところに残念ながら仮設住宅を建てるというわけにいきませんので、それはその方々は仮設住宅で...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 確かに今、子供さんがオーケーということを私の今の権限で責任を持ってお答えすることはできません。
○国務大臣(海江田万里君) 緊急避難の区域外にお子様はやっぱり出ていただかなければいけないというのが私どもの基本的な考え方でございます。
○国務大臣(海江田万里君) これは、今委員もお話しになりましたけれども、現場の声とそれから現地の声と、これ委員は使い分けをしてお話しになりました。まさにそのとおりだろうと思います。  やっぱりお子さんを抱えたお母さん方、大変心配をしていらっしゃるということはそのとおりであります...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この点につきましては、まずやっぱり福島県、それから県民の方々の御理解がいただかなければならないわけでございます。    〔理事金子恵美君退席、委員長着席〕  それから、やはりこれは長期にわたる健康診断になろうかと思いますので、その意味では疫学的な知...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、私がしっかりと支援をしていきたいと。主体は、やはり本当に福島県の方に聞かなきゃいけませんから、しっかり支援をしていきたいということは、今委員がお話しになったことと同じでございます。
○国務大臣(海江田万里君) これは、Jヴィレッジの場合はバックグラウンドの問題がございます。そこで、このバックグラウンドの線量をなるべく低くするために部屋の床や天井にタングステンマットを敷き込むなど、このバックグラウンドの影響を低減する措置を講ずる予定でございます、そうしませんと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これももう委員よく御存じのことだろうと思いますが、ホール・ボディー・カウンターは一人に掛ける時間を長くすることによって正確な数値が得られるということで、ほかの地域でバックグラウンドの状況がいいところでやっておりますが、はるかに長い時間を掛けまして、そし...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 松田委員にお答えをいたします。  今のTさんの例、恐らくおっしゃっているのは、そのTさんの友人でありますBさんがTさんの事故に対して、しかももう既に起こした事故に対して負担をするのはおかしいんじゃないだろうかと、今回のケースでいえば、東京電力に対して...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 東京電力を債務超過にはさせないという文言は確かにございます。  これは、何となれば、先ほど枝野官房長官が二つの理由をお話をいたしました。まず、賠償の権利がある方たちにしっかりと賠償が行き渡るようにということ。それから、現場で働いている人たちの士気と申...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 昨日の委員会で委員が東京電力の体質について御指摘をいただいて、私も同じ思いをするところが幾つかございます。  その上で、今ありました原子力被害の損害賠償の問題でありますが、実は昨日、これも共産党の委員の方の御指摘がありましたか、今これは文科省の外にご...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 又市委員にお答えをいたします。  初動におきましては、まず、原子力災害対策本部、もちろんこれは原災法に基づいておりますが、これを組織をして、それと同時に現地の対策本部も組織をいたしました。そして、現地の対策本部が、今、又市委員御指摘のありましたような...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもは、先ほど委員の口から隠蔽という大変厳しい言葉が出ましたけれども、私どもは、この情報が得られた段階で公表するということは、これは何のためらいもございません。ただ、やっぱり迅速性ということで、その情報が迅速に伝わったかどうかということについては、こ...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○国務大臣(海江田万里君) 若林委員の今お尋ねのありました、早い段階からのメルトダウンの可能性があったにもかかわらず認識が甘かったのではないだろうかという御意見だろうと思います。  私どもはメルトダウンという言葉は使っておりませんでした。しかし、そのメルトダウンというのはかなり...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えをいたします。  中村審議官の前にもう一方、実は保安院のいわゆるスピーカーといいますか、外部に向かって事態を明らかにする人がおりました。そして、中村さんは二代目で、そして、今説明に当たっております審議官が三代目ということになりますが。  やは...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ステップ一、それからステップ二とございまして、もう言うまでもございませんが、ステップ一が三か月ということでございますから、実は、今日がたしか十六日、明日、その工程表を公表をしましてから二か月目の検証に入ります。その中で、やり方を変えました。  例えば...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今もお伝えをいたしましたが、四月の十七日にあのロードマップが発表になって、一か月ごとのチェックというものを私どもは、特に政府の立場からすれば、やっぱり一か月ごとのチェックというものに重きを置いているわけでございます。  この一か月ごとのチェックで、本...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今お尋ねの件でございますが、まさにロードマップの二月目の見直しの中でその問題が出てくると承知をしております。  私の方からは、やはり安全性を保って余裕のある形で、まず、先ほど委員長からお話ありましたけれども、やはりあの敷地の中に留め置くしかございませ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 実は、発災後のデータでございますけれども、これは三月の十一日から十五日の間に行われたモニタリングのデータでございますが、これはオフサイトですね、これは発電所から五キロのところのオフサイトにそのデータがございまして、オフサイトは、御承知のように三月の十五...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これまでもこの原子力発電所の事故につきましては、本当に甚だしきはデータ改ざんなどということがあったことも事実であります。そういう批判がございましたので、私も今度の事故に当たっては、できるだけ正確な情報を迅速に公表するように、それから、持っているデータは...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは六月十四日閣議決定ということでございますが、これをその前段で関係閣僚、これは実は全ての閣僚が入っておりますが、そこで関係閣僚の決議ということが一つのステップとありまして、そしていよいよ国会にその法案を提出をするということで、その法案の作成作業など...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員御指摘のように、種々議論がございました、与党のプロジェクトチームの中で。しかし、最終的に、これは荒井聰PTの座長でございますが、議論をおまとめいただきまして、そして今は与党一体となってこの法案の成立に尽くすということでございますので、その意味では与...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御指摘の点につきましていろんな議論がございました。その中で、私どもは、やはりこの種の電気事業者が特に大規模な原子力発電所の事故を起こした場合の言わば互助組織と申しますか、一つの事業者だけでは賄い切れるものでない事故を起こしたときのやはり互助組織というも...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) そういう議論があったことも事実でございますが、今回はそういう議論を採用しなかったということでございまして、なお、付言いたしますと、この機構制度を維持運営するためのコストは全ての事業者のこれは原子力発電のコストとして手当てすることが適当であるという判断を...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これはこれから国会で御審議をいただく条文の中に書くことになろうかと思いますが、まさにそうした懸念もございますから、法律によって一般負担金ですね、各社のこの負担というものを義務付けるということになろうかと思います。
○国務大臣(海江田万里君) この点もこれから国会で御審議大いにいただきたいと思っておりますが、ただ一般論として申し上げますと、上場廃止にするかどうか、あるいはなるかどうかということはまさに証券取引所が決めることでありますので、私どもとすれば、まさに今委員が指摘されました債務超過に...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御指摘のように、結果的にこの報告書が生かされなかったと、特に津波の対策ということでいえばそのとおりでございます。
○国務大臣(海江田万里君) まず、今委員御指摘の一千二百億というこの金額は、まさに国が一発電所につき一千二百億ということですから、これは今二千四百億という金額になるのかどうなのかということもございます。  それから、今委員御指摘の点というのはございますが、ただ、今はこの原子力の...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 確かに、委員御指摘のように、浜岡の原子力発電所を止めるときに国が責任を持って行うということで、その後、中部電力と私との間で幾つかの私どものバックアップ体制についてお約束をしたところでございます。  そして、クエの養殖場というんですか、原子力発電所の温...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、中部電力との間ではそういう文書を交わしたということを申し上げたわけでありまして、まさにこの養殖場の場合は、中部電力の一種善意によってと、厚意によってということで事業が行われているということは私も承知をしております。ですから、今私どもは、これは県...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 国が維持をするというよりも、正確に言えば支援をしていくということでございます、あくまでも民間の話でございますから。ただ、今回の停止によってコストが高くなるということが出てまいりますので、それに対して支援をしていくということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) まず、この中部電力には菅総理からの要請を受け止めていただきまして本当に心から感謝をしておりまして、そのことは毎回お伝えをしてございます。  その上で、まず中部電力の管内の電力の需給といったものが大変逼迫をしているということ。それから、今カタールのお話...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、私どもとしましては、知事と、それから立地の市町村もございます、市町村長の方々、できるだけ細かくお目にかかっておりますが、その上で、知事の方ともお話をしておりまして、まず安全確認が第一だと、これはもう言うまでもないことであります。  それから、国...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員がお話を聞いた企業がどこだか分かりませんが、一般的な議論として言わせていただければ、やはり、電力が高くなることによる競争力の劣化というものはかねてから指摘をされていたところでございます。  特に、自動車産業などでは自動車戦略研究会というものがあり...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 国が今回の事故を踏まえた安全基準というのをこれは作らなければいけないと思います。ただ、それを作ることはもちろん最大限急ぎますが、じゃ、それに対するやっぱり対応というものが時間が掛かります、これは。  ですから、その意味では、私は、やっぱり今回の事故か...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、一つはっきりしておりますのは、一号機がやっぱり一番今の時点で安定をしておりますので、やっぱりネットをかぶす前提としましては、まず水素爆発が起こらないようにしなければいけないということで、水素爆発を起こさないためには実は窒素の封入が大変重要な役割が...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 確かに風評被害の定義が非常に曖昧だろうと思います。  それで、一番私は風評被害の特徴は、例えば工業製品などが海外で、とにかくメード・イン・ジャパンだということだけでもう受け入れられないと、これはまさに風評被害の典型ではないだろうかと思っておりますので...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 種々御意見をちょうだいしましてありがとうございました。  その中で、特に余震による事故、余震のときは津波はほとんど生じなかったわけでございますから、この余震による事故に対する安全対策がどうであったのかという質問だろうと思いますので、この余震に対しての...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 分かりました。  その意味で申し上げますと、三月の三十日の時点は、これは特に津波による全電源喪失であります。地震に対する影響というのはまだこれから精査してみなければいけませんが、さっきお答えをしたように、今回の非常に深刻な事態になったやっぱり直接的な...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 一つだけ、時間をちょうだいして恐縮ですが、福島がゼロで浜岡が八四%あるいは八七%、あれは実は、地震の起きる周期というものが一つ基準になるんです。今年の残念ながら一月一日では、福島沖の場合はその周期が分かっていなかったんですね。その後の地震で、貞観地震と...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) それぞれの役所がやっておりますが、それを全体的に取りまとめをしますのが原子力被災者生活支援チームということでございますから、ここにそれぞれの省庁の中堅どころ、それから副大臣なども会議に参加をしまして、そして、まず五月には福島県内の災害廃棄物の当面の取扱...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 地下水については、特に福島の東京電力福島第一発電所の地下水、あれは、今は地下水の水位の方が上ですからいいわけでありますが、これは大変気に掛けて、それに対するやっぱり遮蔽の設備をしなければいけないと思っております。  それから、今お話のありました各省庁...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 住民の方にやっていただく場合、例えばその処理の仕方によって、燃焼、焼くことによって、むしろ焼いた後の灰などに放射性物質濃度が高くなるということがございますので、その点はやはりまず地元の自治体などに、それからさっき言いました、特に福島では福島の県庁のとこ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、浜岡についてでございますが、実は浜岡で今お願いをしております防潮堤でありますとか、あるいは建屋の水密化でありますとか、あるいは非常用発電機の高台への設置でありますとか、これはほかの発電所についてはやっぱり中長期的にそれをしっかりとやってくださいと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ですから、まさに今度のこの機構法案というのが、これは互助組織ですから、そういう意味では保険のお話を例に引いていただくのは、それでよろしいかと思います。  ただ、委員が御指摘になったのは、過去の事故について、それを保険金で払うのはどうだろうかということ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これはいずれまたこの法案自体を御議論いただくときにしっかりと議論をしたいと思っておりますが、基本的には、この法案の一番大きな目的というのは、この原子力事故によって損害を受けた方たちの損害額が確定をして、あるいは仮払いでもいいんですけれども、やっぱり賠償...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほど松田委員は、政府の立場にある人間がやっぱり発言というのは気を付けなければいけないということを御指摘いただきましたけれども、やっぱり国有化ということになると、その言葉が出ることによってどういう影響が与えるかということもやっぱり考えなければいけません...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) よく送電網を売却するということを言っていらっしゃる方々のお話は、むしろ自由化につながるということよりも賠償との絡みで、その賠償の原資が出るんじゃないかというような形で言われる方が多いわけであります。  委員は、その話ではなくて、自由化につながるのかと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今のお話で幾つも論点がありましたけれども、最後の点だけでよろしゅうございますか。
○国務大臣(海江田万里君) そうですか。  私は、今度の法案もそうでありますけれども、国民の負担をやっぱり最小限化するということは考えておかなければいけない話でありますので、それは現実に、電気料金を下げるときはこれは経産大臣の判こは要らないわけでありますが、電気料金を上げるとき...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 鉱業法の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  国際的な資源獲得競争が激化し、資源確保をめぐる状況が年々厳しさを増している中で、石油、天然ガスやレアメタルを始めとする金属鉱物の安定供給を確保することがますま...全文を見る
06月17日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○国務大臣(海江田万里君) 藤原委員にお答えをいたします。  委員御指摘のように、確かに、国が交付国債を発行して、そしてその交付国債を機構が受けて現金化をして、その現金を事業者、つまり東京電力に渡すわけであります。東京電力はこの資金により適切に賠償を行って、そしてその後、事業者...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 手短にお答えをいたします。  先ほどお話のありました補助金というのは大変効果的だと思っております。一次補正では、委員指摘のとおり百五十五億積みましたが、今、二次補正に向けて私どもの要求をしているところであります。  それから、やはり工場が津波などに...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員にお答えをいたします。  私も、この浜岡について菅総理と御相談をしたときに、その八七%とかあるいは八四%というのがどういう数字なのかということを問合せをいたしました。そうしましたところ、東海大地震でございますが、これはほぼ百十九年に一度起きており...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私からごく短くお話をさせていただきます。  私どもは、今お話をしたような、いつあってもおかしくない状況でございますので、従来でしたら、緊急安全対策、これは三月三十日に発出をいたしましたけれども、それとは、もう一つ、更に安全性を高めるために中長期的な手...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 森委員にお答えをいたします。  これは考えというよりも事実といたしまして、残念ながら私や総理や官房長官がいたところに、その官邸に送られたというSPEEDIの試算の結果が来なかったわけでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 今の森委員とそれから参考人とのお話の中でそういう事実が判明しております。
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお話をいたしましたけれども、この時点でこの災害本部長たる総理、災害副本部長たる私、そして、官邸に情報が届きながら私どものところに届かなかったということは、これは反省をしなければいけないわけでございますけれども、それを活用できなかったということは...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ですから、先ほどもお話をしました、そういう情報が正確に入ってこなかったということは、私どもの責任は大いにございます。ですから、そういうことを書けということであれば、それはいかようにもお書きをいたします。  ただ、いろんな事情が、私どもの報告というのは...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 校庭の表土についてでございますね。これは環境省が中心になりまして、せんだってその取扱いを決めたところでございますが、私どもは原子力発電所の敷地外のこの放射性物質については原子炉法に規制してございませんが、できる範囲で、これは特に瓦れきなどが中心になろう...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えします。  私ども、むしろ仮設の工場というものを造っておりますので、ですから、あと仮設の店舗ですね、これも準備をしておりますので、今委員がおっしゃったような形で土地を買い上げ、借り上げてと言うんですか、そこにもう工場が付いているものをおっしゃっ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ちょっと私、誤解をしておりましたが、ただ、その場合は東電にそういうことを、言うことを聞かせなければいけないわけでございますから、それよりは、私はさっきお話をしたように、仮設の特養を私どもは、私どもの予算では残念ながら仮設の商店、それから仮設の工場しか造...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 短くお答えいたします。  この御意見については私どもも検討してみました。確かに前回、大変効果が上がりました。掛かったお金がおよそ七千億ぐらいですか、六千九百五十億とかいうことで、一件当たりの事務費が比較的掛かるんです。七百円ぐらい掛かるというようなこ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、班目委員長からもありましたけれども、今回の東京電力福島第一発電所の事故をしっかりと教訓化をして、新たな安全基準を作ると。経産省でも、経産省は発電用原子力設備に関する技術基準を定める省令というのがございますが、これをやっぱり直さなければいけないと思っ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このIAEAに対する報告で、二十八あるということでございますが、この二十八はしっかりとやらせていただきます。ただ、時間軸も考えなければいけません。ちょろちょろとかいろんな表現がございますが、私は、やはり緊急に今この時点でやらなければいけないことというも...全文を見る
07月06日第177回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○海江田国務大臣 手短にお答えをいたします。  おっしゃるこの補助金、補助事業でございますが、宮城県から二百十七グループ、既に申し込みがございます。私の方から、できるだけ便宜を図るように、四角四面でということでございませんで、申請についても書類の追加提出を認める、それから今お話...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、私から、現在の原子力損害に関する賠償の点についてお話を申し上げます。  これまで、まず避難を余儀なくされた方々に対する支払いが行われ、そして今、この七月に入りまして、避難を余儀なくされた方々、最初は一世帯当たり百万円という金額でございましたけれども、今度...全文を見る
○海江田国務大臣 私からお答えをいたします。  二重ローンの問題につきましては、今御指摘のありましたような点、一つは、その対象を広げるというような点も、私どももそういう陳情を受けております。  現在私どもが準備をしておりますのは、中小企業再生支援協議会というところで体制をつく...全文を見る
○海江田国務大臣 今の人事、個別の人事ですから、特別私どもから申し上げることは差し控えたいと思いますが、たっての御質問でございますので、七月の十五日にそういう勧奨を次官を通じて行ったことがございます。  それを受けて、私は、これはあくまでも勧奨でございますから、もし何かその勧奨...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、震災がございましたということは、もうよく御案内だろうと思います。そしてその中で、私は彼が外で発表しました論文なんかを随分読ませていただきました。  ですから、残念ながら、これは、私どものところへ直接言っていって、あるいは、その部の中で、局の中でしっかりと...全文を見る
○海江田国務大臣 やはり、まず自分の意見があることはよくわかっています。そういうことを省の中で議論して、あるいは私に直接言っていただければ、それはいつでも耳をかして、ただ、違っているところも、私は本を読みまして、ああ、この考え方は違うなというところもありますから、そういうことを議...全文を見る
○海江田国務大臣 私はその方から一度話を聞きたいと思っておりますので、まず、一日も早く来てください、このことは次官も通じてお話をしてございます。
○海江田国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたが、本人からの話、私に直接お話をしてくださいということを言っております。
○海江田国務大臣 先ほど冒頭に申し上げましたけれども、私がそういうことで松永次官を通じてやったということでございます。
○海江田国務大臣 六月十八日はたしか土曜日だったと思っておりますが、これは、私が、土曜日でございましたけれども、記者会見をやりまして、そこで、今お示しのような会見で、これは特段、その前に……(塩崎委員「いや、総理に報告したかどうか聞いているんだよ、事前に」と呼ぶ)その日に、事前に...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは、今回の原発の事故がありまして以降、三月三十日の緊急安全対策と、それから二度目は、これは六月の七日でございますが、シビアアクシデントと言いまして、万一、あってはいけませんけれども、それがあったときの報告を各事業所にお願いをして、そしてその報告が上がってき...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、まず、玄海の二号機、三号機の安全性……(塩崎委員「そんな細かい話は聞いていないの」と呼ぶ)いや、これは必要でございますので聞いてください。(塩崎委員「いやいや違うんだ、総理が知っているかどうか、総理の意思かどうかを聞いているんだから。そんな中身じゃないの」...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどの文書は、安全宣言、安全宣言とおっしゃっていますけれども、先ほどお話をしたように、六月七日に対する答えで、その文書でございます。その性格だけはぜひ御理解をいただきたいと思います。  それから、今の、二番目のお尋ねでございますが、これは恒久法でございます。
○海江田国務大臣 私どものこの政府提案の機構法を審議していただきまして、その中で野党の皆様方の御意見もお聞かせいただこうということでございます。
○海江田国務大臣 今、高木委員御自身からお話がございましたけれども、与党、野党の間で大変、本当に煮詰まった議論が行われていると承知をしております。  そして、その問題点も今委員から御指摘がございましたけれども、新たな機構をつくるかどうか、それから、そこが受け取りますローンの範囲...全文を見る
○海江田国務大臣 笠井委員にお答えをいたします。  今そこに掲示をされておりますパネルのうち、一番目のシビアアクシデント防止策の強化、これは、三月三十日の緊急安全対策で私どもからこういうことをお願いしますと言ったところでございます。  ただ、この三月三十日の私どもからの指示は...全文を見る
○海江田国務大臣 事前に総理の、あるいは班目委員長のというお話がございましたが、先ほど私どもの方で調べましたら、まず六月の十日でございます。閣議がございまして、閣議後の懇談で私からの発言がございます。これは、ことしの夏の電力需給の状況についてということで、特に関西電力、九州電力管...全文を見る
○海江田国務大臣 一つ一つについて申し上げるとこれは時間がかかりますので、一つは、東京電力福島第一発電所を襲った津波ですね。この津波に耐え得るところに電源車などが配置をされているということ、これは私のこの目で見ました。  それから、やはり、冷却をする場合の海水でありますとか、そ...全文を見る
○海江田国務大臣 その前に、まさにストレスチェックというのが、その意味ではこの十一メートルではありませんで、ではこれを二十メートルにしたらどうなるのかということを、これを調べることでありまして、それをこれからやらせていただくということ。  それから、水密性でございますけれども、...全文を見る
○海江田国務大臣 地震についてでございますけれども、東京電力福島第一発電所のような、境界型のプレートが大きく上下をするということではありませんで、この地域の、玄海の周辺の地震というのは、これまでも活断層型の地震が起きていたということでございまして、活断層は玄海の原子力発電所の近く...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員から御指摘のありました地震の可能性でございますが、先ほどもお話をしましたように、今回起きました東京電力の福島の事故につながるああいう形での境界型のプレートは存在をしないということは、これはもう事実でございます。  その上で、何で〇%なのか、今、福島が〇%...全文を見る
○海江田国務大臣 IAEAへの二十八項目の中には、例えば保安院の独立ということも入っております。これは、私どもはしっかりとやっていくつもりでございます。  ですから、二十八項目全部を今直ちにというわけにはまいりませんけれども、しかも、その中で、今、玄海のお話もございましたけれど...全文を見る
○海江田国務大臣 確かに、これは番組でございます。それで、スタジオに制限がございます。しかし、ネットで中継をしたり、あるいは地方のCATVで、その場、ライブでやっておりますから、ライブでやっておりますのがどうして非公開なんですか。これは公開をしております。  そして、これから、...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、先ほどもお話をしましたけれども、そういう番組を地元のテレビ局、インターネットでございますが、そういうテレビ局でやるというお話を聞きました。そして、私はできるだけ人選も公平にやるようにということを言いましたし、そうしましたところが、場所のスペースの関係もあり...全文を見る
○海江田国務大臣 まず第一の点でございます。  私が独走したかのような御指摘がございますが、一つは、先ほどもお話をしました、六月十日、閣議後の閣僚懇談会で、一つ一つはっきりお話をしている時間はございませんが、再起動に政府一体となって取り組むべく、関係閣僚のさらなる御理解と御協力...全文を見る
○海江田国務大臣 渡辺委員にお答えをいたします。  まさにこれからこの法案が国会で議論をされたとき、さらに深めていただきたいと思いますが、一つだけ誤解があるようでございますので、指摘をさせていただきます。  送電網への接続の拒否ということでございますが、これはあくまでも例外的...全文を見る
07月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(海江田万里君) 轟木委員にお答えをいたします。  轟木委員御指摘のように、現在は余剰電力買取り制度でございますから、特に住宅用ですね、まず自分の家で消費をしていただこう、そして余った分を買取りをしますよという制度でございます。それに対して新しい制度では、これは買取り...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御指摘のように、再生可能エネルギーの全量買取り制度には賦課金という形で上乗せの価格が入るわけでございますが、この賦課金につきましては、買取りの価格、それから買取りの期間、そして再生可能エネルギーの導入量によって決まってくるわけでございます。  ところ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この賦課金の額は年によってだんだん上がっていくわけでございますが、今御指摘のありました二〇二〇年という時点で経産省が試算をいたしますと、年間約四千九百億円となる予定でございます。
○国務大臣(海江田万里君) 二〇二〇年のキロワットで申しますと三千万キロワットということでございます。念のため、電力量に直しますと、約四百億キロワットアワーでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 今御指摘のありました電気を大量に使用する者ということで、これを網羅的に全てを今ここで挙げることというのは困難でございますが、ただ、私どもの頭の中にありますものは、例えば電炉業、それからソーダ業、それから鋳物、鋳造業ですね、こういうところに属する事業者は...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えをする前に、今丁重な、電炉の業界あるいは日本の産業の現在の状況、またそこで働いている人々の御苦労についてお話をいただきまして、ありがとうございました。感謝を申し上げます。  その上で、今お話のありました住宅用太陽光発電の補助金、まず。これは昨年...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今御指摘のありました系統安定化対策コストですね、これ、実際、通常の系統安定化対策ですね、これは不断に行わなければいけないわけでございますが、これと今回のこの措置に伴う系統安定化対策コストというのは、それを区分けをすることが不可能でございますので、その意...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この系統の安定化というのは、先ほどもお話をしましたけれども、不断に行っていかなければいけない事柄だろうと思っておりますので、その意味では不断に行っていくコストの中に入ってくるわけでございまして、特別にこの今回の措置に伴う系統安定化ということのコストを切...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) それでよろしかろうと思います。
○国務大臣(海江田万里君) まず、お尋ねの浜岡原子力発電所とそれから今回の玄海の原子力発電所の違いということでございますが、これは立地が違っておりまして、この立地の条件、とりわけ地震、津波ですね、境界型のプレートというものが実は御承知のように浜岡の沖と申しますか太平洋の沿岸にござ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどの御答弁でも申し上げましたが、玄海町に行きましたときに、唐津の市長が同席をしてまいりました。お二人を前に私はお話をしたわけでございますが、玄海町の岸本英雄町長、この方は得心をいただきました。しかし、同席をしておりました唐津の市長はやはり最後まで得...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御指摘のこのCFS構想でございますけれども、これはアメリカが提唱いたしました包括的核燃料サービスに関する国際的な議論の枠組みということでございますが、我が国もこれまで積極的に参加をしてきたところでございますが、モンゴル国内の状況、この議論の状況なども見...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ちょっと待ってくださいね。──いずれです、いずれ時期が来ましたら、それは私も責任を取らせていただきます。
○国務大臣(海江田万里君) 佐藤委員にお答えをいたします。  原子力賠償支援機構法案は、原子力損害賠償法のまず枠組みがございまして、この枠組みの中で一義的には賠償責任は東京電力が負うということでございますが、原子力事業者として協力して、共同して原子力政策を推進してまいりました国...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもの原子力損害賠償に対する基本的な考え方は、やはり今度の東京電力福島第一発電所の事故によって経済的な被害あるいは精神的な被害を受けた方々にしっかりとこの賠償責任が果たされなければいけないということが基本的な考え方でございますから、今お尋ねのありまし...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) では、委員長の御指示に従いまして答弁をさせていただきます。  まず、ストレステストで電気事業会社が直ちに新たな安全対策のために資金が必要だということでは、直接は結び付いておりません。このストレステストの中にもいろんな種類がございまして、そして、そのス...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今委員からお話がございました大口需要家についてでありますが、七月一日から九月九日までというお話ございました。これは東北地方と、東北電力の管内ということでございまして、東京電力の管内では九月の二十二日までということでございますので、これは是非一五%の節減...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今委員から御指摘のありました再生ファンドの問題点と申しますか、今度のような大震災が発災する前は、まさに中小企業庁が中心になりまして再生の可能性を厳密に見極めをすると、それから業種なども限界がございました。しかし、今度のこの大震災、その被害を受けた中小企...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほども昼の時間に細野大臣と私とで会いまして、まずストレステストがどういうものになるのかと。やはり多くの皆様方の御理解をいただけるものにならなければいけないということで、このストレステストの中身、これはいろんな例がございます。基本的にヨーロッパの例もご...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、今回玄海に参りまして、玄海の岸本英雄町長に本当に申し訳ないと思っておりまして、できるだけ近くに伺いたいと思っているんですが、なかなか日程が付かないと思っておりますが、今、私がその時点でこの安全性が確保されているというお願いをしたわけでございますが...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ありがとうございました。  メタンハイドレートにつきましては、日本近海に我が国の天然ガス消費量の百年分と言われる相当量の賦存が見込まれております。将来の国産クリーンエネルギーとしての期待が大変大きいわけでございます。しかしながら、メタンハイドレートは...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) おっしゃる越境供給の具体例は一件ございます。
○国務大臣(海江田万里君) まさに、そうした点はこれからの国会の議論の中で十分闘わせていただきたいと思っておりますが、ただ、私どもは、そうした事項につきましては、これは経産大臣がしっかりと、まさに電力の事業者がそういうことで拒否をするということのないように、これは当然のことであり...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この点は、今、水野議員が御指摘ありました平成十六年の一月でございます。このときの総合資源エネルギー調査会・電気事業分科会コスト等検討小委員会の報告を受けて、今のそのコスト計算決まったわけでございますが、確かに御指摘のように、一般的な廃炉の費用であります...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 禁止すべきかどうかということは、これは民間の企業でございますからなかなか一律に禁止というわけにはまいらないと思いますが、ただ、今度の東京電力のリストラの中でも、やはりこのコマーシャルの費用というものは大変額も大きいというふうに承知をしております。今、第...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員御指摘のように、電事連ですね、これは任意団体ということでございまして、委員からの御指摘がございましたほかに幾つかそういった任意の団体はないのか業界団体で調べてみましたら、確かにほかにも複数ございます。  ただ、いずれにしましても、透明性ということ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、この古賀さんという職員は、やはりまず経産省の中でいろんな議論をしていただきたいし、それから私にもいろんな議論を聞かせていただきたいと思っておりますから、ですから、そういうことがもしできないのであれば、これは御自由に、外に出てそして働いていただけれ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 最終的に人事権は私にございますから、私の判断でございます。それから、勧奨でございますから、どうですかということで、当然そこは御本人の意向を聞かなければいけないわけですから、その御本人の意向を是非私は聞きたいと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) いつ変わったのかということは、昨日の朝、私はストレステストが必要だということを申し上げましたが、ただ、その前に私が行いました原発の安全確認というのは、これは私、今でも生きていると思います。  原発についてもう委員は本当によく分かっておられると思います...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 大変深刻な反省をしております。そして、やはり本当に保安院も私は生まれ変わるべきだと思っておりますから、まず経済産業省から独立をするということはかなり早い段階から申し上げてきました。  それから、しかし今それが新しい法律ができておりませんから経産省の中...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) なくても大丈夫という、そういう試算はやったことございませんが、これは総理の指示によりまして、これまでの火力でありますとかあるいは水力、揚水もそうでありますが、ありとあらゆる既存の施設、それをどういう形で立ち上げてというときの需給のデータというのはしっか...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えいたします。  その三十キロ、五十キロという考え方も一つございますが、私が玄海に参りまして、そのとき唐津の市長もお見えになっていましたけれども、むしろ、例えば今回の事故ではっきりしたことは、SPEEDIというものがございまして、このSPEEDI...全文を見る
07月08日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○海江田国務大臣 原子力損害賠償支援機構法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法案は、原子力事業者による損害賠償の実施を支援する組織として原子力損害賠償支援機構を設立し、大規模な原子力損害が生じた場合において、当該原子力損害の賠償に責任を負う...全文を見る
07月08日第177回国会 衆議院 本会議 第31号
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○国務大臣(海江田万里君) 原子力損害賠償支援機構法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  この法案は、原子力事業者による損害賠償の実施を支援する組織として原子力損害賠償支援機構を設立し、大規模な原子力損害が生じた場合において、当該原子力損害の賠償に責任を負う原子力事業者...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 高邑勉議員にお答えいたします。  議員より、電力会社が機構に支払う特別負担金及び一般負担金と電気料金との関係に関する御質問をいただきました。  最初に、一六%の値上げ報道についての御指摘がありましたが、これは根拠のない数字でございます。  本法律...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 額賀福志郎議員にお答えをいたします。  本法案につきまして、私の責任がどうなのかということについても御指摘をいただきましたが、本法案を初めとして、経済産業大臣として今解決しなければいけない問題については、真摯に、そして全力を傾注して、これの解決のため...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 佐藤茂樹議員にお答えをいたします。  ストレステストの位置づけに係る統一見解を示すべきとの御質問をいただきました。  原子力発電所の安全性については、通常の法令上の確認に加え、今般の事故を踏まえ、緊急安全対策等を講じ、安全性のチェックを行ってまいり...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 吉井英勝議員にお答えいたします。  今回の事故は人災であるとの御指摘をいただきました。  我が国は、エネルギー安全保障の観点から、長年にわたり原子力を基幹電源とするエネルギー政策を進めてまいりましたが、地震や津波に伴う今回の事故をあらかじめ想定し十...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 吉泉秀男議員にお答えをいたします。  まず、機構を設立するための出資額に関する御質問でございますが、機構の資本金としては総額百四十億円を想定しており、そのうち政府が出資する額として、二次補正予算に七十億円を計上することとしております。  次に、機構...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 柿澤未途議員にお答えいたします。  東京電力の退職金の支払い、資産売却、リストラの姿勢に関する御質問をいただきました。  今回の法案に基づく政府による支援は、東京電力による最大限の経営合理化と経費削減などを大前提としており、国民の理解を得るためにも...全文を見る
07月11日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○海江田国務大臣 階委員にお答えをいたします。  私は、人間関係の上で大切なのは信頼と申しますか信用と申しますか、特に政治家は信なくば立たずということも言われますが、やはり信頼が失われたところではもう何を言っても聞いてもらえないんじゃないだろうかというふうに思っております。その...全文を見る
○海江田国務大臣 確かに、委員御指摘のように、これは今回の補正で三十億円手当てをしてございます。  その三十億円で、まず第一には、ワンストップサービスですから、来ていただいた分にはその場ですべて説明がついて手続ができるということ、これが大変大切なことであります。  そして、そ...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員御指摘のありました点については、せんだって佐賀県知事が東京にお見えになりまして、そして総理にお目にかかりたいということでございましたが、御承知のように、総理は国会の答弁がございまして、やむなく官房長官が佐賀県知事とお目にかかったわけでございます。  そこ...全文を見る
○海江田国務大臣 今までの措置につきましては、原子力安全・保安院から報告の徴収を事業者に対し発しまして、そして事業者から報告が出ましたので、保安院が法律に基づく権限でそれを確認したということでございます。そして、その段階では、こういう報告を徴収しますよということは安全委員会などに...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、今まさに小里委員からお話がありましたように、まず法律の手続にのっとって、そして安全性を確保して。  これは一部の方に、私もいろいろな方とお話をして、ああ、これは誤解だなと思いましたけれども、今とまっている原子力発電所、とりわけ号機は、何かトラブルがあって...全文を見る
○海江田国務大臣 それはこの間の、今からおよそ一週間ぐらい前の私の考え方でございまして、今、大変そのことで皆さんに御迷惑をおかけいたしましたので、先ほど総理も交えまして基本的な方針を確認いたしまして、その中では、これはストレステストをやって、しかる後に再稼働をするという方向で方針...全文を見る
○海江田国務大臣 その点は、委員と私どもは認識を同じくしております。  原発の再稼働について、確かに、国民の間にはまだ多くの方が今の時点での再稼働ということに不安を持っておられるということは否めない事実でございます。  私どもが再稼働に踏み切るということを、私がそういう判断を...全文を見る
○海江田国務大臣 まさに、私どもは地点ということでこれは指定をしておりますが、その地点を離れれば、その意味では、年間二十ミリシーベルトを超える懸念というのはぐっと少なくなるわけでございますね。  地域でありますと、いろいろな生活上、行き来で、その地域にとどまっていなければいけな...全文を見る
○海江田国務大臣 この指定に当たっては、不公平があってはいけないということで、それこそ、モニタリングをする地点を決めまして、玄関でありますとかあるいは庭先でありますとか、同じような条件でそれぞれはかったということでございまして、そうしますと、今委員御指摘のような、隣でありながら、...全文を見る
○海江田国務大臣 今お話ししましたが、おっしゃるように、優先的に重点的な除染作業というものを行いたいと思っております。
○海江田国務大臣 柿沼委員にお答えをいたします。  柿沼委員の御指摘のような議論もございました。しかしながら、今答弁がありましたように、結果的に、三条ただし書きはこれを採用しないということでございますので、私どもは、閣議決定の際に、これは政府の支援の枠組みの中で、政府としても、...全文を見る
○海江田国務大臣 六十五条の規定では、事故の発生により負担金の額が著しく大きくなって、その結果国民生活などに重大な支障が生じるようなケースでは、例外的に、政府が機構に対し、予算で定める額の範囲内において、事後の国庫納付を前提としない資金の交付ができるという規定がございます。  ...全文を見る
○海江田国務大臣 株主、これもステークホルダーでありますけれども、すべてのステークホルダーの協力を求めるということでございますが、一つは配当の問題があろうかと思います。その期間がどのくらい続くかということはまだ今の段階で申し上げるわけにはいきませんが、やはり賠償をしっかりやってい...全文を見る
○海江田国務大臣 これは柿沼委員よく御案内のとおり、社会的コストということの中に、これはかなり広義な考え方でございますので、先ほどの債権の順番がございまして、やはり今回のこの機構法案は、原子力災害によって被害を受けた方たちに迅速にかつ適切にその損害賠償を行うということが目的であり...全文を見る
○海江田国務大臣 長尾委員にお答えをいたします。  私も長尾委員と同じ考え方を持っておりまして、私どもは政権を引き継いだわけでございますから、それは従来の政権与党の進めてきたこともやはりしっかりのみ込んで、そして今後の対応に努めなければいけない、これが基本的な考え方であります。...全文を見る
○海江田国務大臣 今回のこの機構法の中に、機構法の目的でまずやはり一番最初に来るのは、被害を受けた方々に適切な賠償が行われること、しかも迅速に行われること、これが一つです。  それから二番目にありますのが、今委員からお話がありました安定供給の義務ですね。一都七県が東京電力の電気...全文を見る
07月12日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号
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○海江田国務大臣 今委員お尋ねのこの損害の額、総額ということでございますが、これは正直申し上げまして、今、その総額が幾らになるかということはわからない状況でございます。  そして、この損害賠償の総額を推しはかる上で一つ重要になりますのは、原子力損害賠償紛争審査会がございまして、...全文を見る
○海江田国務大臣 今御審議をお願いしておりますこの機構法案でございますが、これは何といいましても、この原子力事故によって被害に遭われた方々への賠償がしっかりと、かつ迅速に行われること、これがやはり第一でございます。  そして二番目には、やはり、この機構をつくることを通じて、今の...全文を見る
○海江田国務大臣 この第一条に書いてございますのは、今委員御指摘のとおり、特に「原子炉の運転等に係る事業の円滑な運営の確保」ということでございますから、これは原子炉をまさに安全に運転するということでございます。
○海江田国務大臣 梶山委員にお答えをいたします。  定期検査が終了しました原子炉でございますが、これは保安院から報告が上がってまいります。私は、その報告の一つ一つをチェックいたしまして、そして、ここはどうなっているんだということを確認いたしました。  その中で、実は、東海第二...全文を見る
○海江田国務大臣 お答え申し上げます。  確かに、委員御指摘のように、法律の条文あるいは文言として国の責任という言葉はございません。しかし、私どもは、この法律を決めるに当たりまして閣議決定を行っております。その閣議決定の中では、原子力事業者と共同して原子力政策を推進してきた国の...全文を見る
○海江田国務大臣 まさに今委員御指摘をいただきました、補正予算の成立というものが大変大きなメルクマールになろうかと思います。この第二次補正予算案において、原子力損害賠償支援機構への出資金として七十億円、それから、東京電力の損害賠償支払いを支援するための交付国債の償還財源に係る利子...全文を見る
○海江田国務大臣 ちょっと今の仮払いの方に入る前に、先ほど私がお話をしました電源車が整っていないというのは、あれは「もんじゅ」でございました。東海第二の場合は、想定震度を超える地震に遭ったため、そのため、このルールに従って健全性確認ということで、東海第二の場合は、想定以上の地震が...全文を見る
○海江田国務大臣 この一般負担金というのは、今委員御指摘のありました相互扶助の考え方からきているわけでございますが、その中でも、今度の東京電力福島第一発電所の事故にかかわる損害賠償については、特別勘定ということで別枠を設けたらどうだろうかという意見があるのは承知をしております。 ...全文を見る
○海江田国務大臣 もう今既に委員から御指摘をいただきましたけれども、一般負担金、この部分については、これはコストの中に入れることもやむなしということでございます。  ただ、それに当たっては、安易に料金に転嫁しないように最大限の経営努力をお願いするということと同時に、電気料金とい...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員御指摘のように、この二兆円の交付国債、これはまさに損害賠償のために使われるということでございますが、さらに機構に対して二兆円の政府保証枠ということでございますから、この保証の枠の中で事業者が必要に応じて資金を借りていただいて、そしてそのお金を、これは主にや...全文を見る
○海江田国務大臣 これは債務の返済ということも考えられると思いますが、ただ、私どもは、やはり債務があれば当然債権者があるわけでございますから、特に既往の債務については、これはあらゆるステークホルダーに対して協力をお願いするということで、そして特に金融機関に対しては、どういう協力が...全文を見る
○海江田国務大臣 この種の発言は気をつけなければいけないというふうに思っておりますので、恐縮でございますが、先ほどもお話をしましたように、あらゆるステークホルダー、その中には当然のことながら株主も入ろうかと思いますが、そういう方々に御協力をいただくということでありまして、基本的に...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお話をしましたけれども、事業者が、やはり、私どもは電力の安定供給という大きな目的がございますので、その目的に沿った使われ方ということにならなければいけないかと思いますので、そういう目的に沿った使われ方かどうかということをチェックしていくということになろう...全文を見る
○海江田国務大臣 この点は当初から議論がございまして、私も梶山委員の委員会での指摘もいただきまして、確かに、福島第二発電所につきましても、当初、避難指示、これを出しております。ただ、これはたしか三キロだったと思います、それ以上広げなかったわけでありますから。この方々と、それから第...全文を見る
○海江田国務大臣 本当に早くやらなければいけないという必要性は私も感じております。  あと、本格交渉、本払いということになりますと、これは先ほども別の委員に御答弁を申し上げましたけれども、やはり紛争処理のための審査会もございますので、その正式な最後までの答申というものも見てみな...全文を見る
○海江田国務大臣 そのとおりでございます。
○海江田国務大臣 何年後の見直しというのは書いてございませんので、それはやはり、見直しの必要が生じてきたことということになろうかと思いますので、今何年後ということは申し上げられませんが、損害賠償金の支払いに対する影響を与えるような種々の大きな変化があったときというふうに考えていた...全文を見る
○海江田国務大臣 必要に応じてということでございます。
○海江田国務大臣 梶山委員にお答えをいたします。  やはり一番この議論の論点になりましたのが、今回の地震、津波、それによる東京電力の福島第一発電所の事故であったわけでございますから、この地震と津波がそれこそ想像を絶するようなものであったのかどうなのかということになろうかと思いま...全文を見る
○海江田国務大臣 今行われている議論も踏まえまして、そして将来にわたってどうすべきかということは、引き続き議論をしていきたいと思っております。
○海江田国務大臣 これは私も何度も答弁を申し上げております。  今民主党のマニフェストということでお話ございましたけれども、正式に言いますと、マニフェストに一緒についております政策集の中でございますが、ここにはっきりと書かれてございます。  これは、二〇〇七年のIAEAの勧告...全文を見る
○海江田国務大臣 私も、安全基準とそれからストレステストの関係は今委員が御指摘のあったものだと考えております。ですから、当初は、まず安全基準をクリアして、そして稼働をさせて、そして稼働していく中でストレステストをかけてということ、これはヨーロッパなどでもそういうやり方をしておりま...全文を見る
○海江田国務大臣 昨日、三大臣、そして最終的には総理も入っていただきまして、そして決めましたこの現在の問題の解決方法でありますが、これはまず、原子力安全委員会の要求、これは七月の六日にちょうだいをいたしました。先ほど班目委員長がお話があったとおりでございますが、この七月六日の安全...全文を見る
○海江田国務大臣 IAEAとも密接に連絡をとっていくということは、そのとおりでございます。
○海江田国務大臣 お答えをいたします。  今まだこの機構の法律は成立をしておりませんが、しかし、既に第三者の調査の委員会が設置をされまして、これがいわば一歩手前のと申しますか、資産の中身あるいは今の経営の状況などについて、これはそれぞれの法律の専門家あるいは会計の専門家を選んで...全文を見る
○海江田国務大臣 もちろんそういう形になりますが、ただ、今東京電力に対して種々の法律に基づく指示ができるのは経産大臣ということになっておりますから、その調査会からこういう形で指示を出してもらいたいという要請があれば、私どもでそれを受けてしっかりと東京電力に対してそういう措置を命じ...全文を見る
○海江田国務大臣 そういう形で御理解いただいて結構でございます。
○海江田国務大臣 一般負担金とは別の特別負担金、これは東京電力が負担をするわけでございますが、これは、いわゆる電気料金の値上げにしない、コストにしないということで、東京電力側もそういう意向がございますし、私どももそういうつもりでございますので、この時点でやはりまず徹底したリストラ...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは、今度のこのスキームをまさに相互扶助のスキームと位置づけております。その意味におきまして、この一般負担金も、まさにお互い融通し合う、お互い助け合うということで、こういう形ですべての原子力発電を行っている電気事業者に対してこの一般負担金をお願いをしたところ...全文を見る
○海江田国務大臣 御意見は拝聴いたしました。
○海江田国務大臣 委員先ほどお示しになりました「負担・責任の順位」でございますが、まさに問題になりますのは、債権者と書いてございます一般債権者それから賠償権者、それから先ほどありました社債権者という、この優先の度合い、優先の順番あるいは劣後の順番と申しますか、そこがやはり大変大き...全文を見る
○海江田国務大臣 谷委員にお答えをいたします。  私が現地へ参りまして、現地の玄海町長、あるいは、その後、佐賀の古川知事でございますが、この御両名に私がお話をしたことが事実でないということでございますので、その後の展開によって事実でなくなりましたので、その意味では、私の言ったこ...全文を見る
○海江田国務大臣 ただ、私も、その時点でそうなるものと思っておりましたからそういう発言をしたわけでございますが、今にして思えば、私自身、もっと深くいろいろなことに思いをいたして、そして行動をするべきではなかったかというふうに思います。
○海江田国務大臣 私は、どちらかというと、野末陳平さんという方に学校を出てすぐお仕えしたわけで、あの方は老子、荘子の研究者でございましたので、私は老荘の思想の持ち主でございますので、老子はリーダー論として、あえて天下の先とならず、ゆえによく成器の長とならんですか、そういう言葉を残...全文を見る
○海江田国務大臣 総理と同じでございます。
○海江田国務大臣 斉藤委員にお答えをいたします。  まず、今電力会社が負担をする資金というお話がございましたけれども、これは今回の法律で、損害賠償、このため安定供給ということがございまして、その安定供給のために支援措置というものを講じてございますが、残念ながら、この支援措置には...全文を見る
○海江田国務大臣 事実関係で申し上げますと、行く前の日、玄海に出かけましたのが休みの土曜日でしたかね、それで、金曜日に両院の議員総会がございましたので、本来でしたら直接お目にかかってしっかりとお話をするべきでございましたけれども、あのときはたしかB型肝炎の患者の方々へのおわびのこ...全文を見る
○海江田国務大臣 行くなと言われれば行きません。
○海江田国務大臣 特段はございません。
○海江田国務大臣 お答えを申し上げます。  御指摘のような、この原子力発電事業の実施体制についてもいろいろな議論がありました。しかし、今委員御指摘になりました人材の問題などは、これはどういう形になっても大切だということ、それから、今回のこの機構の法案では、これはこの原子力の実施...全文を見る
○海江田国務大臣 全面賠償というのがどういう内容を示すかということは私にはよくわかりませんが、ただ、やはりこれは、原子力発電所の事故とまさに相当因果関係があるものについてはしっかりと賠償するというのが基本的な立場でございます。
○海江田国務大臣 今の時点では、これが幾らになるかということはまだ判明をしておりません。
○海江田国務大臣 この後の、ここから絵で分かれますけれども、例えば、交付国債ということではおおよそ二兆円の資金を準備する予定でおります。
○海江田国務大臣 何のために何度でも援助を行うのかというお尋ねでございますが、これはまさに、原子力事故の被害を受けて損害を生じた方々に対して、十分適切な賠償を行うためでございます。  それから、その後でお尋ねのありました第一義的にはということでございますが、これはまさに、先ほど...全文を見る
○海江田国務大臣 この東京電力の仮払いについては、私は、本当に口が酸っぱくなるほど、東京電力に早くやるようにということを言ってまいりました。それは、きょうこちらの委員会にお見えになっている西澤社長もおわかりいただけると思います。  それからもう一つは、やはり、まずリストラについ...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員が御指摘になりましたアメリカの、とりわけスリーマイル島の事故が起きた後、翌日ですか、すぐに窓口を開いて仮払い、これは本当に素早い対応であったということでございます。  そして今、今回のこの法案を賠償の支払い一点に絞ったものにすべきでないだろうかということ...全文を見る
○海江田国務大臣 今度のこの機構の法律というのは、これから将来、原子力の事業者が事故があったときに相互扶助ということがございまして、今核燃料が、使用済み燃料がそのプールにあれば、何かそこで本当に安心かというと、やはり必ずしもそうでないんですね。  今度の東京電力の福島第一発電所...全文を見る
○海江田国務大臣 後ろの話はもう私は答弁する気がありませんので。どうぞ私に直接言ってきてくださいと何度も申し上げておりますから、どうぞ私へ直接言ってきてくださいということで。  前段でございますが、委員、あるいは柿澤さんですか、前にもそのお話がありまして、調べてみたんですが、こ...全文を見る
○海江田国務大臣 今お尋ねのあった点は、最初にあった点は、たしか、その人がそういう基準をつくったとおっしゃったはずでありまして、今お尋ねの件はちょっと違うと思いますので、改めて正確な御質問をいただきたいと思います。
○海江田国務大臣 それは間違いございません。
○海江田国務大臣 今回の事故に至るまで、それは、さらなる安全性を高めた、さらなる高い堤防が築かれていなかったということでございますから、その意味では、その後何代いるかちょっと今手元に資料はございませんが、その後何代もの院長がそういったことには手を打ってこなかったということでござい...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○海江田国務大臣 辻委員にお答えをいたします。  今回導入しますストレステストは、シビアアクシデント対応と同様、法的根拠を持つものではございませんが、今般の原子力発電所事故の影響の大きさなどを踏まえると、住民、あるいは広く国民に十分な御理解をいただくために必要な手続だと考えてお...全文を見る
○海江田国務大臣 これは総理自身がお話をしております。  現在の法律では、先ほど保安院からもお話があったと思いますが、まず定期点検があるということで、これは別段事故があってとまったわけではございません。法律で定めのあります十三カ月たったところで、およそ三カ月ぐらいかけて安全性を...全文を見る
○海江田国務大臣 我慢の限度であったんではないだろうかというお話がありましたが、ちょっと違うんですね。  本当のことを言いますと、やはり玄海の岸本英雄という町長です。私は実際に伺ってお話をしたのはあの日が初めてでありますが、それまでにも何度か経産省にお越しをいただきまして、随分...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほど申し上げました、三月三十日の緊急安全対策と、それから六月七日のシビアアクシデントに対する対策がとられたということがまず前提としてありますが、私はやはり現場に行って見なければいけないと思いまして、実は、先ほどお話のありました岸本町長あるいは古川知事との際、当...全文を見る
○海江田国務大臣 ストレステストをやるということは私も賛成でございますので、これからはそういう形でストレステストが一つの基準になろうかと思いますが、今、辻委員は、これまでどう考えていたのかという質問でございます。  私は、まず私どもの法律に基づいた安全基準があったところで再稼働...全文を見る
○海江田国務大臣 これはまさにこれから議論をしていかなければいけない点でございますが、確かに、再生可能エネルギーの割合をふやしていくということは、これはもう一つの大きな流れになろうかと思います。  それと同時に、もう一つやはり考えなければいけないのは、分散型発電といいますか、今...全文を見る
○海江田国務大臣 平委員にお答えをいたします。  まさにその点が、私どもも大変留意しなければいけないという点でございまして、今、株主、債権者の例が出ましたけれども、それと例えば、私どもが優先をさせなければいけない、原子力事故によって損害をこうむった賠償の権利のある方々を、債権が...全文を見る
○海江田国務大臣 今お話をしました、電力債を購入している方々というのは損害賠償の債権者よりも優先をされるということは、これはまさに会社更生法の順番でございますので、その意味では難しかろうということになりまして、では、例えば金融機関が貸している、まあ、この場合、貸し手責任というのは...全文を見る
○海江田国務大臣 今、甘い話がという少し抽象的なお話でありましたけれども、やはり国からの援助を受けるに当たっては、当然のことながら、そうした計画を出さなければいけないということになっております。  そして、その計画をしっかりと、デューデリでございます、今はまだ機構の法律も成立を...全文を見る
○海江田国務大臣 例えば、株主につきましても、これは、株を持っていることによる、受けるいろいろな権利と申しますか、ございますね。例えば、株が値上がりをしたとき、それを売ってキャピタルゲインを得るというのも株を持っている大変大きなメリットになろうかと思いますが、他方、配当というもの...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお話をしたつもりでございますが、やはり、守らなければならないのは、今度の原子力の事故によって被害を受けた方々に対する賠償責任をしっかり果たすということ。それから同時に、今現場で働いている、これは関連会社というんですか、あるいはゼネコンなどは、関連会社とい...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、人事の権限は私でございますので、きょうまでとかあしたまでとかいうことではございません。それは誤解のないようにおっしゃってください。  それから、今、エレベーターでどなたかがおっしゃったということですが、これも私はあずかり知らぬことでございまして、気に入る...全文を見る
○海江田国務大臣 政権に対して何か気に食わないことを言ったからなどということは、私はそれこそ毛頭考えておりません。  それで、私は、そういう私の意向を次官を通じてその職員にお伝えをしてございますが、職員もいろいろなことをおっしゃりたいでしょうから、ぜひ私のところに来てお話をして...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○海江田国務大臣 そのとおりだと思います。
○海江田国務大臣 今、上場を廃止されるとおっしゃいましたか。上場を廃止されるということではないと承知しております。
○海江田国務大臣 上場をするかしないか、あるいは、上場をしていた企業がその資格を失うかどうかということは政府が決めることではございませんので、まずそれを一点、押さえておいていただきたいと思います。  それから、私どもが閣議決定でそういう内容を決めましたのは、これは言うまでもござ...全文を見る
○海江田国務大臣 債務超過になる企業を助けるということよりも、私どもは、先ほどもお話をしましたけれども、やはりどうやったら、今の原賠法の決まりでは東京電力に第一義的な支払いの責任があるわけですから、もちろん、その原賠法については、もう大分時がたっておりますので、これの見直しをしよ...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、先ほどもこれまたお話をいたしましたけれども、現在、まだ事故が収束をしておりません。やはり私は、まず事故を収束させる、少なくとも、もう二度とあのような……(河野委員「委員長、質問に答えさせてください」と呼ぶ)いや、それが私のお答えでございますので、お許しを...全文を見る
○海江田国務大臣 ですから、債務超過というのは、どの時点でなるかということがまだ確定をしたわけではございませんから。しかし、債務超過になることによって万々が一にも賠償金が支払われないようなことがあってはいけないという思いで、その項目を書き込んだわけでございます。
○海江田国務大臣 これももう委員はつとに御案内のことだと思いますが、債務超過になって法的な整理ということになりますと、今私が、本当に何よりも優先させなければいけないという賠償の権利でありますとか、あるいは事故に、収束に当たっております企業の方々のそうした支払いの権利でありますとか...全文を見る
○海江田国務大臣 その点は国会で御議論をいただければよろしいかと思いますが、私どもはそういう考え方に立っていない、今度の機構法はそういうたてつけになっていないということでございます。
○海江田国務大臣 数字でございますので、少しメモを見させていただきますが、まず、真っ先に仮払いが始まりましたのは、これは言うまでもございませんが、事故によりまして避難を余儀なくされた方々。この方々は本当に着のみ着のままで飛び出しましたので、その方々への仮払いを優先するべきだという...全文を見る
○海江田国務大臣 私も、今は国会もございますし、それから原子力の担当大臣が新たに任命をされましたので、毎日東京電力へ行っているということではございませんが、毎日行っておりましたときは、本当に、常にこの損害賠償の支払いということを念頭に置きまして、口が酸っぱくなるほどそういうことを...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、そんなことを言った覚えはございません。いろいろなお考えがあります、それは自由でございます。しかし、まさに私は私なりに被災者のことを考えて、どうやったら早く確実に届くかということを考えて、今お答えをしたわけでございます。
○海江田国務大臣 今これは、お金を仮払いにしろ払うということになりますと、予算的な措置も講じなければいけないということもございます。そして、そのための法律的な枠組みもやはり決めなければいけないわけでございますから、これはいろいろな形で御議論がされているやに伺っておりますので、私ど...全文を見る
○海江田国務大臣 ですから、そこはまさに国会で、議論で、参議院で御議論いただければよろしいと思います。
○海江田国務大臣 なぜ仮払金を計上しないかといえば、そういう仕組みがまだでき上がっていないからであります。そして、私どもは、先ほど来お話をしておりますように、今動いておりますこの制度を利用するということが一番速い、スピードということでいうと速いというふうに思っておりますから、それ...全文を見る
○海江田国務大臣 お答え申し上げます。  先ほどお答えを申し上げましたけれども、今、私どもは、東京電力が、これは本当に原賠法からずっと演繹される理屈立てでございます。そして、現実問題、やっと、その意味では千人余りの人員が配置をされて、それはもう本当に被災者の方々から見れば、まだ...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、今回のこの機構の法案の中には、特別負担金と一般負担金がございます。  この一般負担金については、これはもちろん東京電力も、その一般負担金の分についての負担もいたしますけれども、そのほかの電力会社、これは、原子力発電所を持っておらない沖縄電力は別でございま...全文を見る
○海江田国務大臣 確かに、委員、先ほどの質問で御指摘ありましたけれども、私、余り答弁が長くなってはいけないと思いまして、そのステークホルダーの負担の部分をお話し申し上げませんでしたけれども、重ねてのお尋ねでございますので申し上げますが、私どもは、国民の負担を最小化するということは...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどお話をいたしましたけれども、中で、何か見えないところで勝手に決めているということではございませんで、東京電力へ特別資金援助、つまり、国のお金を使って東京電力が賠償を行う場合は、東京電力が特別事業計画というものをつくることになります。  この特別事業計画の...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員がおっしゃった、国民に負担を求める前にそれぞれやることがあるのではないだろうかという点については、私もそのとおりだと思っております。  ただ、その負担のとり方あるいは責任のとり方というものはいろいろあろうかと思います。今、株式は一〇〇%減資、株券が紙くず...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、今の株主の責任のとり方についても、できるだけ丁寧にわかりやすく話をしたつもりなんですよ。私は本当に耐えるに耐えてきていますので、少し声を荒げられても私は動じませんから。  ただ、私は理解をしていただきたいから気持ちを尽くして話したんですけれども、それに対...全文を見る
○海江田国務大臣 ですから、それも一つの方法としてはございますけれども、やはり、それが株式市場に与える影響でありますとか日本の経済に与える影響でありますとか、私は確かに特命大臣で、原子力の被害者に対する損害賠償をしっかりやらなければいけないという、総理からそういう特命を受けました...全文を見る
○海江田国務大臣 そういう考え方もあろうかと思います。  ただ、今、電力債を買っていた方々、特に三月十一日の前に買っておられた方、これはいろいろな方がいらっしゃると思いますけれども、やはりその方々が、そういうものではないというもので買っていたわけでございますから、そこは議論をし...全文を見る
○海江田国務大臣 ですから、そういうことも本当に冷静に議論をされたらいいだろうと思います。
○海江田国務大臣 これは菅総理もきのうの会見でお話をいたしましたけれども、海外に対する原子力のプラントの輸出の問題についても、私もこちらの日本にいますトルコ大使とお目にかかったとき、トルコ大使は、せっかく日本にお願いをしたのでぜひお願いをしますというような意見も聞いておりますが、...全文を見る
○海江田国務大臣 これは私どもだけの考え方でありませんで、環境省でありますとか、そういう方面と相談をしなければいけないと思っております。
○海江田国務大臣 私も齋藤委員と何度か経産委員会などで質問のやりとりをやっておりますので、齋藤委員がこういう質問をしたときは、次にどういう論理展開になるのかなということがわかりまして、意が通じたということだろうと思いますが、そのことも考えなければ、答弁をしなければいけないなと思っ...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、国は一原子力発電所につき千二百億円の補償金を払うということでございます。それから、六十五条がございまして、今回の補償が大変巨大なものになって国民生活に影響を与えるというような場合は、国が返済を求めない支払いを行うということ。それから、あともう一つあるのは、...全文を見る
○海江田国務大臣 これもなかなか答えが難しい問題でございまして、ただ、先ほどの他電力と国の場合はある程度類概念というのが一つでございましたが、今の株主と国というのは若干類概念が違うんじゃないだろうか、私が齋藤さんが好きかあるいはリンゴが好きかというようなお尋ねではないだろうかと思...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどの、齋藤さんかリンゴかというのは、ちょっと私、質問の真意をはかりかねたのでああいう答弁をしてしまいましたけれども、質問の趣旨は、説明を聞いてよくわかりました。それについての答弁は求めないということでございますので、今いただいた質問に対してお答えをさせていた...全文を見る
○海江田国務大臣 一つは、民主党政権ができまして事故が起きるまでの間に、まだ一年数カ月でございましたから、最初に着手をしておけば、もちろん、一年あればそれはできたわけでございますが、残念ながら、その意味では、そういう政策の優先順位の中で前に来ていなかったというのが実情だろうと思い...全文を見る
○海江田国務大臣 今、私どもは、ストレステストを行うということで、そのストレステストの内容をどういうものにしようかということで、まさに今委員御指摘のあったような点も議論をしておるところでございますが、ただ、おっしゃるような、そのダブルチェックというのは、まさにその意味では、違うス...全文を見る
○海江田国務大臣 炉の高経年化につきましては、今委員御指摘のように、まず三十年ということで、おっしゃったような検査をやった。そして、その後、もちろん十三カ月ごとの定期検査はやっておりましたけれども、その次の大規模な検査というのは十年後ということでやってまいりました。  今度、そ...全文を見る
○海江田国務大臣 設計の安全基準ということになりますと、これはやはり新たにつくり直しをしなければいけないと思います。  今、炉の実際の、運転をしている、あるいはとまっている中で、いろいろな自然事象がございます。恐らく地震、津波ということになろうかと思いますけれども、その地震、津...全文を見る
○海江田国務大臣 需給の問題につきましては、需給がどういう状況になっているのかということを間もなくはっきりお示しができようかと思います。  経産省としましては幾つか需給のもとになる数値を出してございますが、ただ、それが最終的な、需給の問題について一番オーソライズする会議というの...全文を見る
○海江田国務大臣 今お尋ねの件、確かに、本当にみんな我慢をしているわけでありますから、そしてその我慢の中からいろいろな、熱中症でありますとか、あるいは経済も、大変海外への逃避というようなこともございますので、その意味では、やはり今のこの状況が本当にみんなが歯を食いしばっている我慢...全文を見る
○海江田国務大臣 ここは、申しわけありませんが、メモを見て答弁をさせていただきます。  原発依存度を段階的に引き下げるということは、将来のエネルギー、電力供給の方向性として示されたものであると認識をしているということで、一方で、国民の生活や産業にとって必要な電力を安定的に供給す...全文を見る
○海江田国務大臣 昨日の総理の会見というのは、今、吉野委員からお話のありましたような、原発再稼働を認めることも十分あり得るということでございますから、十分ということだろうと思います。
○海江田国務大臣 今、予備費というお話もございますが、とにかく私は、国会がしっかりと立法府の機能を果たしていただいて、そこで本当に成案がいただければ、それが一番いいことだと思っております。そういう意味では、成案を得られるよう、私が政府の立場で言うのも差し出がましいかと思いますが、...全文を見る
○海江田国務大臣 確かに、委員御指摘のとおり、機構のガバナンスというのは大変大事でございます。  電気事業者を選ぶということではありませんで、これは「電気事業、経済、金融、法律又は会計に関して専門的な知識と経験を有する者」の中から選ぶ、これが正確な表現でございますということ。 ...全文を見る
○海江田国務大臣 これは結論を先に申し上げますと、浜岡の一、二号炉、廃炉を決定しておりますけれども、これは、御案内だろうと思いますが、核燃料物質の廃棄の途上にございますので、「原子炉の運転等」の中に含まれるという考え方でございます。
○海江田国務大臣 そういう意見があるということは承知をしておりますが、委員、今回の東京電力の福島の事故でもわかりましたように、例えば四号炉は、炉の中には燃料棒が入っていなかったわけで、使用済み燃料プールのところに全部入っておりましたけれども、その使用済み燃料プールの温度が大変上が...全文を見る
○海江田国務大臣 まだそこまでは、今、私のところでは決めたことではございません。どういう基準にするとかということも含めまして、これからの話でございます。
○海江田国務大臣 この特別事業計画については、先ほどもお話をしましたけれども、株主を含めた利害関係者への協力要請の状況、それから機構による東京電力の資産に対する厳正かつ客観的な評価及び経営内容の徹底した見直しなどについて、これは明示的に記載をしてくるようにということでございますの...全文を見る
○海江田国務大臣 もちろん、経営者の責任ははっきりさせてもらわなければいけませんが、先ほどのボーナスの件でも、これは当然のことながら、代表取締役は全額、それから常務取締役は総報酬の六〇%、執行役員は四〇%、これは役員の報酬でございますが、これがこれでいいかどうかということはいろい...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(海江田万里君) 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案並びに電気事業法及びガス事業法の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明申...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 平智之議員にお答えをいたします。  エネルギー政策の見直しに関する御質問をいただきました。  今後のエネルギー政策のあり方については、幅広く国民各層の御意見を伺いながら、予断なく議論を行ってまいります。  再生可能エネルギーについては、エネルギー...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 近藤三津枝議員にお答えいたします。  まず、過去の私の発言に対する御質問をいただきました。  私は、現在、菅内閣の一員でありますので、菅総理に対する批判は、その内閣の一員である私への批判だと考えるのは当然のことだと思います。  そして、私の責任を...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 稲津久議員にお答えいたします。  今後のエネルギー政策のあり方に関する御質問をいただきました。  まず、再生可能エネルギーについては、エネルギーの安定供給確保や地球温暖化対策、環境関連産業育成の観点から重要であり、その導入拡大が必要であると認識をし...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 吉井英勝議員にお答えをいたします。  エネルギー基本計画における再生可能エネルギー及び原子力発電の位置づけに関する御質問をいただきました。  今回の震災及び原発事故により、原子力の安全性に対する国民の信頼が揺らいでいるという現実は、厳しく受けとめる...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 阿部知子議員にお答えいたします。  福島県の復興支援に関する御質問をいただきました。  福島県の復興ビジョンにおいては、「原子力に依存しない、安全・安心で持続的に発展可能な社会づくり」との理念のもと、再生可能エネルギーの飛躍的推進が位置づけられてい...全文を見る
07月14日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○国務大臣(海江田万里君) 私は、六月二十日にオーストリアで開催されたIAEA閣僚会議に出席いたしました。御報告が遅くなりましたが、その御報告をさせていただきます。  本会議は、三月十一日に発生した東日本大震災に伴う原子力発電所事故を受けて、今後の原子力安全について議論するため...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 関口委員にお答えをいたします。  委員御指摘のとおり、今回の法改正は、昭和二十五年、ですから、まさに六十年ぶりの抜本的な改正でございます。その改正に至った経緯は、今委員から御指摘のあったとおりでございます。  我が国の領海や排他的経済水域、ここに石...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この特定開発者を適切に選定するための評価の基準でございますが、まず、やはりこれをあらかじめ公示をするということでございまして、この公示を受けて申請者が事業計画書を作成し、そして鉱業権の設定に応募することになろうかと思います。  今の時点で分かっており...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御指摘の点につきまして、特に私どもは、経済産業省だけでなしに海上保安庁等との連携が必要だろうと思っておりますが、まず、やはりどのような違法行為があるのかということをしっかりとその証拠を押さえまして、その証拠に基づいて適正かつ厳正な手続を取らせていただき...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今お答えをさせていただきましたが、やはりそうした事態が起きる前に、まず関係省庁でどういう行為が規制の対象になるのかということをやはりすり合わせておく必要があろうかと思います。どのような設備を用いた探査、あるいはどのような方法を用いた行為が規制対象となる...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今御指摘のありました二〇〇八年六月の日中間の合意というのは、東シナ海を平和、協力、友好の海とするということで、私もその宣言が出ましたときに、ああ、これからやっぱりしっかり日中間で海底の油田の問題あるいは海底の資源の問題については協議をしてそして進めてい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お話を聞いているだけでいいのかなと思いましたら、最後に質問が来ましたので。  やはり、やりかけのことはあるんですね。本当に私はいつまでも大臣の座にしがみついているというつもりはございません。別に、大臣の俸給も前から返していますし、今、一議員と同じ立場...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この電力の需要の制限でありますが、本当に法律も、それはもう発動しない方がいいわけでありましたが、ああいう形になりまして、大口の需要者の方々に一五%の削減をお願いをしました。  しかし、その中で、私どもも被災地域に対して全く他の地域と同じであっていいと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員御案内だろうと思いますけれども、今度の改正鉱業法の中では六か月という期日の定めがございますね、これは。鉱業権の設定後、六か月以内に事業に着手する義務を負うと。ただし、着手できない場合もあろうかと思いますが、その場合は事由を示して経済産業大臣の認可を...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このストレステストの中身、これについては今保安院とそれから原子力安全委員会の間で調整をしております。これは事務方の調整でありますので、その事務方の調整を受けて、私とそれから枝野官房長官、それから細野原子力担当の大臣という形で、まず事務方から上がってきま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私も、みんなの党がまとめましたその安全基準の、あれは法律の前の段階ですか、を拝見させていただきました。(発言する者あり)法案として、もうじゃ法律になっているということでございますが、その中の要点というのは、今、松田委員からお話があったとおりでございます...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 一つは、東京電力のこの事故に伴う損害賠償が収束をしたときというのが一つでございますが、ただ、それと同時に、今回は一般負担金ということでそれぞれの、東京電力以外の原子力発電所を持つ事業者にもまさに一般負担金をお願いをしているわけでありまして、この一般負担...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは私の天下りに対する考え方でありますが、やっぱりこれから、今、当面その機構がすぐに天下りの機関になるなどとは考えていらっしゃらないはずでありまして、将来的にということだろうと思いますが、これははっきり申し上げまして、私は将来は天下りというものはなく...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 荒井委員から御指摘のありましたように、確かに平成十一年、三陸沖で基礎試錐、これはボーリング調査ですね、これによりまして天然ガスが発見をされましたが、その後、周辺海域で民間企業による探査や試掘が行われましたけれども、残念ながらこの天然ガスの存在の広がりが...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これ、全部を本当に丁寧にお話をしていますと十五分ぐらい掛かりますので、アバウトにお話をさせていただきますけれども、IACのお話というのは承っております、これは。  その中身が幾つかございます。一つが空冷方式ということと、石棺方式と、これが一番中心的な...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  以上です。
07月15日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○海江田国務大臣 今、秋葉委員から、この法案の恒久化ということについてお尋ねがありまして、委員の席からもそうだという声も上がっております。  しかし、委員御案内のように、まず外為法の規定で、我が国の平和及び安全を維持するために特に必要か否かという観点から、現在講じている全面輸出...全文を見る
○海江田国務大臣 やはり、禁輸出入の効果を本当に実効あらしめるためには、迂回の輸出入ということにさらに目を光らせなければいけないと思っております。つまり、仕向け地でありますとか原産地を偽装したものがあるのではないだろうかということでございますので、その意味では、外務省、警察を初め...全文を見る
○海江田国務大臣 今、佐藤委員から御指摘のありました例外措置でございますが、これは具体的には、国際連合、国際赤十字等の国際機関に対して無償で輸出される医薬品、食料、衣料等をその内容としております。
○海江田国務大臣 結論を先に申し上げますと、これは人道目的に合致するということでございます。
○海江田国務大臣 罰則の強化につきましては、平成二十一年、外為法を改正し、違法輸出入に対する罰則を強化することで、北朝鮮の不正事案に対して抑止力を強化しました。  また、経産省としましては、刑事制裁に加え、外為法に基づき、当該違反者が輸出または輸入を行うことを一定期間禁止する行...全文を見る
○海江田国務大臣 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案並びに電気事業法及びガス事業法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  まず、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案につきまして、その提案理由及...全文を見る
○海江田国務大臣 経世済民というのは、私の大臣の部屋にその額がかかっておりますので、私もそれを常に心がけているわけでございます。  ベストミックスの考え方はまさにそのとおりでございまして、そのベストミックスのバランスをどうしていくのかということで、昨年決めましたエネルギー基本計...全文を見る
○海江田国務大臣 木村委員にお答えをいたします。  昨日の衆議院の本会議場でも同じような質問がありましたので、その折にもお答えをいたしました。  これは二〇〇三年の施行でございますが、私は、一定程度これは成果があったものだと考えております。これによりまして我が国の再生可能エネ...全文を見る
○海江田国務大臣 この法案におきましては、買い取り価格を再生可能エネルギー電気の供給が効率的に実施される場合に通常必要と認められる費用等をベースに決定するという旨規定がございます。このため、経済合理性をもって再生可能エネルギーへの投資が進むよう価格が設定されることになります。 ...全文を見る
○海江田国務大臣 今の時点でわかっておることで、私が保安院あるいは東京電力から聞いております話でございますが、確かに、四号炉の爆発というのは、これがどういう原因であるのかということは、かなりわからない部分もございました。と申しますのは、御案内だろうと思いますけれども、四号炉は、格...全文を見る
○海江田国務大臣 これは私が今まで東電と政府の連絡対策室で得た情報でございますので、また追加的な情報があれば委員にも提供したいと思っておりますが、御指摘のように、この三号炉については、残念ながら、そのプールの中の状況と申しますか、これがまだ把握できていないということは確かでありま...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、海水が入ったりしておりまして、それから水素が発生をしているということは事実でございましたから、私どもは、その水素と酸素との結合による水素爆発だ、この三号機はそう考えております。
○海江田国務大臣 まず、地震によって東京電力福島第一発電所の各号機の外部電源が切断をされたということは確かでございます。そうして、地震が起きましたから、原子炉では制御棒が入って運転が自動停止をしたということもはっきりしております。そして、自動停止をしたと同時に、今度は非常用のディ...全文を見る
○海江田国務大臣 増税が必ずしも安定的な税収の確保につながらないというのは、これははっきりしていることです。一番わかりやすいのはたばこの税金ですけれども、ただ、たばこは評判が悪いわけでございますから、それを例にとりませんでも、例えば交際費の課税なんか、余りここを締めつけてしまうと...全文を見る
07月15日第177回国会 衆議院 本会議 第33号
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○国務大臣(海江田万里君) 中島隆利議員にお答えをいたします。  まず、債権の買い取り等を行う新しい機構に関する御質問をいただきました。  二重債務問題に対する政府方針を踏まえ、現在、設立に向け準備を進めている新たな機構が行う支援は、債権買い取りのほか、出資、融資等の手段を被...全文を見る
07月15日第177回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(海江田万里君) 松あきら議員にお答えをいたします。  まず、松議員には、いつも経済産業委員会などで貴重な御提言をいただきまして、ありがとうございます。感謝を申し上げます。その上で、被災地の企業等に対する電力削減の緩和や支援に関する御質問をちょうだいいたしました。 ...全文を見る
07月19日第177回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○海江田国務大臣 ただいま近藤委員から御質問がございましたが、機構はまさに、これまで私どものもとにございました中小企業基盤整備機構、これと地元の民間金融機関がそれぞれ出資をいたしまして、地元のそうした二重ローンの解消に向けた要請にこたえるべく立ち上げをするところでございます。現在...全文を見る
○海江田国務大臣 御指摘をいただきました補助金、これは立地補助金でございます。  これは、過去の補正予算などで手当てをいたしましたが、補助額のおよそ五倍、この設備投資を呼び水となって引き起こしているということでございますので、すそ野産業を含めて毎年およそ二・二兆円の需要創出。そ...全文を見る
○海江田国務大臣 今御指摘のありました蓄電池ということでございますが、これは需要側と供給側、両方ともやはり蓄電池の整備というのは大切だろうと思っております。  特に需要側、これは家庭用のリチウム電池でございますが、夜間の電力をためておいて昼間使うということでございますが、こうし...全文を見る
○海江田国務大臣 まず冒頭、きょうはテレビ中継もございますが、東北地方、それから関東の東京電力、東北電力のエリアの中の皆様方には、この暑い中、御不便をおかけしまして、御協力をいただいておりますことに心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。  その上で、東京電力、東...全文を見る
○海江田国務大臣 小池委員にお答えをいたします。  先ほども近藤委員にお答えを申し上げましたが、東北電力そして東京電力の管内では、既に一五%の節電をお願いしております。これは本当に大変御迷惑をおかけして、その中で辛うじて、ぎりぎりのところでやりくりをしているところでございます。...全文を見る
○海江田国務大臣 制限令と申しますのは、電気事業法の二十七条、大変厳しい、それに違反がありますと罰金が科せられる制度でございますが、私が先ほどお願いをしなければならないとお答え申し上げたのは、その手前の、制限令ということではありませんで、まさに節約、節電をお願いしなければいけない...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、総理からお電話をいただきました。
○海江田国務大臣 もちろん、記者会見の前でございます。一時間はたっていなかったと思います。  それから、総理がかねてからそういうお考えであるということは私も感じておりましたので、その思いをお話しになるんだろうということでございます。
○海江田国務大臣 解散の大権というのは総理がお持ちになっているものでございますから、それは総理がお決めになることだと思っております。
○海江田国務大臣 失礼しました。  今お話のありましたことは、仮定の問題でございますので、仮定の問題については、今お答えすることはできないということでございます。
○海江田国務大臣 このエネルギー基本計画を定めますのには、法律の定めに従いまして審議会なども招集をしなければいけないということでございますので、まだその手続に入っておりませんが、今、私と国家戦略担当大臣との間で、まず話し合いをしているところでございます。
○海江田国務大臣 委員にお答えをいたします。  今委員の資料を見させていただきましたけれども、この九兆円というのは、私ども被災地を中心にということでございますので、委員がお示しの三十兆円というのは、これはリーマン・ショック以降ということでございますが、確かに、今回のサプライチェ...全文を見る
○海江田国務大臣 池坊委員にお答えいたします。  これは私が担当でございますので、お許しをいただきたいと思います。  先ほど池坊委員のお話でメーンバンクがつくったというお話がございましたけれども、メーンバンクがつくったものではございません。これは、関係の大臣が集まりまして、随...全文を見る
○海江田国務大臣 今、総理からもお話がありましたけれども、この基金の使い道というのは、大きく分けまして二種類ございます。一種類が健康管理・調査事業というので、これが国からは七百八十二億円出ております。その中で言います、先ほどお話のありましたフィルムなんかそうでございます。それから...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○海江田国務大臣 小野寺委員にお答えいたします。私、経産大臣という肩書と同時に、経済被害の特命の国務大臣でございますので、その立場でお答えをしたいと思います。  今委員御指摘のように、出荷制限を受けたものは当然でありますが損害賠償、それ以外にも、風評被害その他の損害ということで...全文を見る
○海江田国務大臣 その点は、私から、なるべく早く東電が仮払いを行うようにということで、東電にしっかりとお話をしたいと思います。  それから、先ほどの答弁で、得べかりし利益との差額というようなお話をしましたけれども、これは、どこの金額がその損失につながるかということは、やはりこれ...全文を見る
○海江田国務大臣 せんだって、私のもとにトルコの新しい大使がお見えになりまして、トルコもその意味では日本の原子力の技術に大変期待をしているという表明がございました。  私は、そもそも、今御指摘のあったような国々も、これは基本的に非核保有国で、しかし、エネルギーとしての原子力発電...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは、この第一条の目的でございますが、今委員御指摘のとおり、損害賠償をできるだけ迅速にということと、もう一つは電力の安定供給、それからもう一つの目的はやはり原発事故の収束を適切に行うことを確保する、こういう形で読み込んでおります。  総理の発言もございまし...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたけれども、原子炉の事故がありましたので、この原子炉の事故の収束に向けて適切に行うということだろうと私は思っております。
○海江田国務大臣 これは総理もお話をしていることでありますが、昨年の六月に決めたエネルギー基本計画、五三%という、これはもう実現は不可能だろうということでは全く同じ考え方でございます。  ただ、脱原発という、きょうも実は予算委員会で随分議論がございましたけれども、私がやはり一番...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、この法案が通りまして、そしてできる機構の仕組みというのは、その意味ではエネルギー政策についての議論を妨げるものではありませんという認識をまず持っていただいて、その上で、しかし、エネルギー政策などが大きく変わったような場合、そ...全文を見る
○海江田国務大臣 総理に私から御報告を申し上げました。  ただ、この報告というのは中間的な報告でございまして、実はきょう、この委員会が始まる前に、政府としては、第一回の電力需給に関する検討会合というのを開きました。これは、前の需給対策本部というものがこの検討会合にかわったわけで...全文を見る
○海江田国務大臣 大丈夫だという言葉を使ってお話をしたかどうか、これはちょっと私も定かではありませんが、具体的に、いわゆる予備率と申しますが、予備率があるというお話はいたしました。  その上で、今の、その後の十六日、十八日の状況がございましたから、これは西日本ということで六十ヘ...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えいたします。  今、片山大臣からお話がありましたけれども、やはり一般的な話の中で、これはまさに、不交付団体については特別な手当てがないということは了解をしておりました。
○海江田国務大臣 交付団体、不交付団体もまさに税収によって異動があるわけでございますから、まずそこで一つのスクリーニングと申しますか、問題があって、そして、引き続き不交付団体であるというような場合には、これは特段の救済策を講じていない、こういうことでございます。
○海江田国務大臣 確かに、委員御指摘のように、この特別資金援助というのは原子力事業者の益金になります。  ですから、当然のことながら、この益金と、それから片方で損金もあるかと思いますので、益金と損金を通算しまして、そしてなおかつ最終的に益金が出る場合は、これは課税の扱いになると...全文を見る
○海江田国務大臣 これはまさに今精査中でございます。  先ほどお答えをした、せんだって総理に報告をしましたときも、総理から、やはり電力をつぶさに調べて報告をしてくれというお話がございましたので、特に、自家発電の部分の売却可能な電気の量というものが埋蔵電力というものではないだろう...全文を見る
○海江田国務大臣 まさに今私もその数字を持っておりませんが、その百六十万キロワットというのが、そんなに、倍になるとかいうような話ではございませんと思っております。
○海江田国務大臣 斉藤委員にお答えをいたします。  原子力安全委員会が新たな安全基準をつくろうというお話は、これは委員も御承知だろうと思います。ただ、それには、安全基準そのものが大変な分量、大変な細かい作業でございますので、恐らくそう急にはできないだろうということでございますの...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、原子力安全委員会がこうした、今、第一次のストレステストというのは、定期検査が終わって、そしてまだ再稼働していない原子炉でありますので、それについてそうしたストレステストの結果を見て、これならば人々の、これは安全ということと、もちろん安全が大前提でございま...全文を見る
○海江田国務大臣 当然のことながら、おっしゃるような一つの評価の基準と申しますか、これはそういう形で出てくるものだと思っております。
○海江田国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたけれども、そうした評価のルールと申しますか、それを最終的には安全委員会がお示しいただけるものと思っているということでございます。
○海江田国務大臣 まず、それぞれの原子力事業者がそういうテストをやって、そして保安院に上がってまいりますから、保安院でまず一回そうした今の評価のルールと申しますか、まさにおっしゃったような一・二なのか一・五なのかということで判断をいたしますので、その判断が妥当かどうかということを...全文を見る
○海江田国務大臣 私、先ほどお話をしたとおり、本当にこれは、まさに先ほど斉藤委員から昭和三十五年、三十六年のころからのお話がございましたけれども、資源の少ない日本の国で、しかも、やはりエネルギーの安全保障というものも考えなければいけないと思います。  その中で、本当に営々として...全文を見る
○海江田国務大臣 そう御理解いただいて結構でございます。
○海江田国務大臣 今、斉藤委員からお話がありましたジェー・シー・オーの事故、損害賠償がしっかり行われるまで確かに長い時間がかかりました。ただ、そのときの最終的な金額がたしか百五十億程度というふうに承知をしておりますが、やはり今回のこの事故は、今幾らということは申し上げるわけにはい...全文を見る
○海江田国務大臣 吉井委員にお答えをいたします。  全面賠償ということについて、恐らく、後ほどもう少し詳しい定義があろうかと思いますが、私どもは、原賠法に基づきまして、相当因果関係のある損害に対してはしっかりと、しかも確実に、そして迅速にその賠償金の支払いを行わなければいけない...全文を見る
○海江田国務大臣 今、株主責任という話、それから、これは貸し手責任という言葉が妥当かどうかわかりませんが、金融機関など、東京電力に対して資金の融資を行っているところに対する責任、これも全面的にと申しますか、そういうお話がございましたが、もちろん、私どもは、そうした株主の責任であり...全文を見る
○海江田国務大臣 今、手元にその資料は持っておりませんが、おっしゃられたように、東京電力からそういった形で私どもに要請が参りましたので、その要請に対して、先ほどお話をしたように、それぞれのあらゆるステークホルダーがそれぞれの応分の負担をするようにということは私どもの方から申してお...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、実際にこの機構法が通って、機構に対して、交付国債でありますとか、その他の方法もございますが、資金が流れていったところで具体的な報告が参りますから、その報告に、どういうステークホルダーに対してそれぞれの負担を求めて、そして、その結果どういうふうになったのか...全文を見る
○海江田国務大臣 例えば、金融機関に対して応分の負担と申しますか、それぞれの負担ということには、やはりいろいろな段階と申しますか、いろいろな形があろうかと思います。そうしたいろいろな形の負担というものは、やはりこれから求めることになろうかと思います。私どもが、それこそ、この東京電...全文を見る
○海江田国務大臣 今お話のありました、東京電力とそれからGEなどとの、原子炉のメーカーとの間の契約がどうなっているのかということは、これは民間同士の話でありますので、現在までのところ、私どもはそれを承知していないということでございます。
○海江田国務大臣 私どもは、国民の負担をできるだけ最小化しようということはもうずっと考えてきているところでありまして、そして、もちろん、一般負担金の場合と特別負担金の場合、これは種類が分かれて、特に特別負担金の方は、それを電気料金に転嫁をしない、そして、基本的に東京電力の平たく言...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、この原子力発電のコストでありますが、これは御承知のように、平成十六年の総合資源エネルギー調査会電気事業分科会コスト等検討小委員会において算出されたものでありまして、この試算方法については、OECD諸国が統一的に行っている方式に基づいたものでございます。ただ...全文を見る
○海江田国務大臣 従来、原子力発電のメリットと申しますか、その中で、コストの安い電源だというお話はございました。私は、やはりこれは今となってはもう間違いではないだろうかと。むしろ、コストの安さを強調する余り、それこそ、安全対策などに十全な手だてが打たれなかったのではないだろうかと...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、やはりこの事故が起きましてから、本当に多くの方々から、原子力発電所、とりわけ原子力の立地の地域あるいは立地の県の方々から、自分のところの原子力発電所は安全なのかどうなのかということについて、いろいろな声が寄せられております。  ですから、ここでは、主に...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、このテレビ番組、テレビを通じての説明ということについて、これは終わってからでありますけれども、どういう契約、契約というか、どこがやっている、私はてっきり、たった六人か七人が集まった話なんですから、もう国が直轄でやっておるものだとばかり思っておりました。そう...全文を見る
○海江田国務大臣 原子力政策については国が推し進めてきたということもあろうかと思いますから、それは国がしっかりと責任をとらなければいけない点でありますが、ただ、私は、先ほどもお話をしましたけれども、こういうところでも、間にそうした団体を入れて、そこにかなり高額なお金、私にしてみれ...全文を見る
○海江田国務大臣 そのガードマンがという話はわかりやすい話で申し上げたまでで、私は、国がやるのなら国が直接、もちろんできないものもありますけれども、国が直接やるべきでありまして、そういう意味での冗費というのは、もう今度、一切使っちゃいかぬということは言ってございます。
○海江田国務大臣 安全協定はその地域と事業者が結ぶものですから、直接、国の関与の法的な義務などはありません。ただ、やはりそこは、本当に地域の方々が安心できるように、国としてできることがあれば力添えしますよという意味でございます。  それから、EPZの場合は、やはりどういう形で避...全文を見る
○海江田国務大臣 柿澤委員にお答えをいたします。  せんだっての記者会見の発言は、総理みずからがこれは個人的な見解だということでございますので、ただ、やはり議論はしなければいけないと思いますから、これから本当に内閣全体で、あるいは内閣だけではありませんで、党も含めて全党的な議論...全文を見る
○海江田国務大臣 総理が総理としての発言であれば、これは当然、共有しているかしていないかということは大変大事な問題になってまいりますが、総理が個人的な発言だとおっしゃるわけでございますから、それは共有しているかしていないかということは鴻毛よりも軽いと思います。
○海江田国務大臣 将来はというのがいつぐらいなのかということもやはり私は総理から話を伺ってみたいと思います。それがどのくらいの、人間というのはそれぞれ人の人生の中で時間軸のとり方というのは違いますから、私なんかはそんなにもう長くないと思っておりますから、私の生きているうちにそうい...全文を見る
○海江田国務大臣 私が総理の発言は個人的な発言だと申し上げたわけではないんです。さっき鴻毛より軽いということだけを言いましたけれども、本当に総理が総理としての発言であれば、これは泰山より重い、そういう認識がございますので、その意味で、くれぐれも誤解をしていただいては困りますけれど...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えいたします。  大変ややこしい話だなというふうに先ほどから話を聞いていまして思いますが、ただ、議論をしましょうということ、これは政府の考え方でございますし、それからあと、これは総理自身言っていますが、私も大賛成でありますが、昨年のエネルギー基本計画で定め...全文を見る
○海江田国務大臣 キーワードで検索するのもよろしゅうございますが、やはりその前に、どういう質問に対してその答えを使ったかということをぜひ調べていただきたいんですね。  私は、ここでひとり言を言っているわけじゃありませんから、皆様方の質問にできるだけ正確にお答えをしようと、なかな...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○海江田国務大臣 原発のコストにつきましては、これはしっかりと再検証しなければいけないということは考えております。
○海江田国務大臣 委員長の御指名でございますので、お許しください。  当然、再検証いたしますから、再検証した結果は明らかにする、出すということでございます。
○海江田国務大臣 ちょうど前日が民主党の両院議員総会のあった日でありますからはっきり覚えておりますが、本当はお目にかかってお話をしたかったんですが、お目にかかる時間がございませんでしたので、電話で明日行ってくるということをお伝え申し上げました。
○海江田国務大臣 十四日の報告を受けまして、これは中間的な調査結果の報告でございますから、九州電力には重ねて同様の事例がないのかということ、それから九州電力だけではありませんで、他の電力会社についても同様の事例がないのかということを調べているところでございます。  今三カ月とい...全文を見る
○海江田国務大臣 阿部委員にお答えをいたします。  あのときの記者会見、これはいわゆるぶら下がりでございますが、これは、一千万戸という話を聞いていたかということについてお尋ねがありましたから、そういう数字は聞いていませんということをお答えしたわけでありまして、その前提となる太陽...全文を見る
07月21日第177回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(海江田万里君) 今委員からお尋ねのありました件については、これまでも、特に東北電力の管内というのはこれは大変被災地でございますので、そういうところで人々の命を守るというようなことが損なわれてはいけませんので、病院などについてはもう既に外してございますが、もう少しきめの...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 総理から、記者会見の発表がございます前にお電話をちょうだいいたしました。
○国務大臣(海江田万里君) 総理からは記者会見で発表するような中身の御説明がありました。私は、私の考えをお伝えを申し上げました。
○国務大臣(海江田万里君) 総理のお話というのは、もうその後、会見をやっておりますので皆様御存じだろうと思います。  私がそのときに申し上げた議論というのは、確かに方向性として原子力発電を減らしていくというのは構わないと、私もそう思っております。しかし、ゼロということについては...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は総理から任命をされている経済産業大臣でございますので、その任命権者であります総理がこれから記者会見をやるとおっしゃったわけでございますから、それを私には止める手だてはございません。
○国務大臣(海江田万里君) 総理の会見はたしか十三日だったと承知をしております。  そして、実は昨日、関西電力の管内の事業所、それから家庭の皆様方には一〇%の節電をお願いを申し上げましたが、このきっかけは、たしか十六日土曜日だったと思います。十六日に、これは関西電力の大飯の原子...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほど総理からもお答えがございましたけれども、現在のこの法律の仕組みでは、安全・保安院がしっかりとチェックをして、そしてそれにかなっていれば稼働ができるということでございますので、原子力安全・保安院は私の所掌でございますので、その意味で私が責任を持って...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ストレステストについては、ストレステストを参考にした我が国での新たな安全評価ということについては、私もこれは賛成でございます。ただ、その時点で私と菅総理が違っておりましたのは、私は、まず先ほどお話をした安全・保安院の評価に基づく安全宣言を出して、そして...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、現在の法律に基づく安全のチェックというのは、これは撤回をしているという認識ではございません。しかし、それだけでは、先ほどもお話をしましたけれども、住民の方々あるいは県民の方々、こうした広い範囲の方々の納得が得られないということでございますので、な...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ですから、玄海から帰りまして、翌日になろうかと思います、正式な報告に伺いまして、そこでお話をして、私もそうした判断を納得をしたということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 私は、再稼働、再起動でございますが、これは事故によって止まった原子力発電所の炉をもう一回再稼働させるわけじゃないんです。十三か月ごとの定期検査があります。しかも、これは三か月掛けてかなり詳しくいろんな、継ぎ手でありますとか調べるわけでございますから、で...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このストレステストの具体的な項目でございますが、今、私ども保安院でこの内容を作りまして、そして安全委員会ですね、安全委員会にそれをチェックしてもらって、一、二度行ったり来たりがございまして、まだその中身が確定をしたものになっておりません。しかし、保安院...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私も、トルコの駐東京の大使、あるいはこれはベトナムのハイ副首相、経産省をお訪ねいただきまして、そして先方から、これちょっと引用、読ませていただきますが、トルコの大使は、これ六月の二十三日でございますが、我々は今もなお日本の原子力発電所の技術を信用してお...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、法律の定めに従って、そしてストレステストということも、ストレステストを参考にした安全評価というものをやるということでございますので、その方針を守っていくということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) これは国ではありませんで、立地地域とそれから事業所ですね、電気会社との間でこれは安全協定の締結がございます。その安全協定の中に一項目あって、そして立地地域の同意が必要だという項目があれば、それは事業者と立地地域の間でそういう約束を決めたわけでありますか...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この場合、立地地域というのは、まず玄海町、そして佐賀県の知事ということで、私は、まず玄海の町長にお目にかかってお話をさせていただいて、そして玄海の町長は御理解をいただいたということで、そしてその後佐賀県の知事にお目にかかりましたけれども、その場での御返...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) それは私にお聞きいただくよりも古川知事の方にお聞きをいただいた方がよろしいかと思いますが。済みません。
○国務大臣(海江田万里君) そういう意味では、古川知事の同意が得られれば再稼働、こちらからお願いをしているわけですから、これは定期検査が終わった合格証というものを渡すことによっていつでも運転が可能になるということでございます、これは。
○国務大臣(海江田万里君) 私は最近余りよく眠れませんから、寝るときに史記を読んでいるんですね。そうすると、そこに司馬遷の文言がありまして、人は元々死ぬものだと、しかしその死に方によっては、あるものの死は泰山より重く、あるものの死は鴻毛より軽いと、こういう言葉があるんですね。これ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) いや、総理の発言ですから、本当に私は総理の発言というものはいつも泰山より重いものであってほしいと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) その方が男が上がるという声もありましたけれども、もう私は別に男であろうが、男が上がろうが下がろうが、そんなことは関係ありません。もうそれはどうでもいいことでありまして、ただ私は、今特にこの機構法ですね、東京電力の被害者に、遭った方々の機構の法律がやはり...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は枝野さんと同じ考え方です。
○国務大臣(海江田万里君) 水戸委員にお答えをいたします。  今、水戸委員からもお話ございましたけれども、このウラン資源の有効利用と、それから高レベル放射性廃棄物の減量化というものもやっぱり一つ大きな役割としてあろうかと思いますので、こうした観点から使用済燃料について再処理を行...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この問題につきましては、委員御指摘のとおり日本の原発のまさに大きな問題、大きな課題としてこれまでもずっとあり続けた問題であります。そして、主に高レベルの放射性廃棄物でありますが、方法としましては、地層処分といって地中奥深くこれを埋めて、そして次の世代に...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 室井委員にお答えをいたします。  私ども経産省だけではありませんで、これは今回の教訓から、文科省でありますとか、あるいは厚生労働省でありますとか農水省などと一緒にやらなければいけないものだと思っておりますが、私も室井委員にお出しをしました、これ、手元...全文を見る
07月22日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○国務大臣(海江田万里君) 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 ...全文を見る
07月22日第177回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(海江田万里君) 渡辺委員にお答えを申し上げます。  まず、政府指示により避難などを余儀なくされた住民の方々に対しては、四月末から仮払いが進められまして、七月二十一日までにおよそ五万四千世帯の方々に対して、金額にしまして約五百六億円が既に支払われたということでございま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 高木文部科学大臣からもお話がございましたが、委員御承知のように、観光業というのは大変多種にわたっておりまして、それで今東京電力としましては、中小企業の団体あるいは農林漁業の団体のときがそうであったように、団体ごとの話をしているということがございます。そ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、高木文科大臣からお話ございましたけれども、まず特定避難勧奨地点から避難される方々、これ、まず住宅の問題が真っ先に必要になってまいりますので、この住宅の問題、これも個々の家庭の事情はございますが、これはしっかりと個々の家庭の事情を踏まえて住宅を提供す...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、菅総理がお話をしたとおりでありまして、法律的な手続、合格証というのを出す行為、それからあともう一つは協定がありますから、その協定には事業者が地元の自治体の了承を得るということがありますから、それがありますから私は玄海まで行ったわけでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 政府としては、自家発電をできる限り活用するよう各電力会社に対し繰り返し要請をしております。  そして、震災により供給力が大幅に減少した東北、東京電力管内においては、自家発電設備を所有する事業者に対する売電要請を行っております。そして、一次補正で約百億...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この点につきましては、私からも何度も話をしておりまして、その三千二百という数字もいろんな形で三千二百という数字がございますので、さっきお話をしたように千キロワット以上ということでそれが出ましたから、そういう数字で、とにかくこれに対して一日も早く、どれだ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、なるべく内閣の中でしっかりと議論をして、そして発表していただきたいと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) もちろんこれは災害救助法の間違いだと思います。ただ、私が謝って済むことなら本当に申し訳ございません。これからよく帰って本人に、もちろん本人はもう分かっていることだと思いますが、どうぞお許しください。
07月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第15号
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○海江田国務大臣 谷委員にお答えいたします。  私も思いは同じでございまして、やはり、特に初期、避難を余儀なくされた方々というのは本当に、これは着のみ着のままで出てきた方々がほとんどでございましたから、先ほどの太田委員とのやりとりの中で、最初の仮払金が東京電力から払われたのが、...全文を見る
○海江田国務大臣 石田委員にお答えをいたします。  まず真っ先に行われましたのが、さっき石田委員も御指摘のありました、着のみ着のままで避難を余儀なくされた方々でありまして、ちょうど四月の二十六日からスタートいたしまして、このときは、御高承のように、一世帯当たり幾らという計算でご...全文を見る
○海江田国務大臣 私が土曜日に聞いたところでは、きょうから払い始めるということでございまして、きょうが何時からなのかということはちょっと聞き漏らしましたが、まず最初に八十人ということになろうかと思います。これから、可及的速やかにと申しますか、まさに基本的なデータはあるわけでござい...全文を見る
○海江田国務大臣 二点ございました。  まず一点目でございますが、これまでも、私は前、ずっと連日東京電力に行っておりましたときは、その日その日の何件振り込みましたかということを聞いておりましたけれども、週の初めと週の終わりの方は本当に比較的少なくて、それは、当の銀行が込み合うと...全文を見る
○海江田国務大臣 今、委員御指摘のありましたように六点ございますが、六番目でよろしゅうございますか。(石田(祝)委員「そうです」と呼ぶ)  六番目につきましては、東京電力は五月の二十日に経営合理化策を発表いたしました。それによれば、資産売却により六千億円以上の資金を確保するとと...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、数次にわたって報告がございました。
○海江田国務大臣 委員御質問のうち、二つが同時にというのは、まさにこれから国会で決める話でございますから、その結論を待ってということになろうかと思います。  ただ、私どもは、仮払いについて、それがおくれていた理由の一つに、ちょうど株主総会の前後などもございましたけれども、やはり...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、政府が出しました機構法案と、今参議院の提出者から説明がありました、それから現在も衆議院の与党、野党の皆さん方で大変熱心に議論が行われていると承知をしておりますが、この二つの法案は、言ってみれば重層的と申しますか、あるいは多重的と申しますか、やはり、本当に迅...全文を見る
○海江田国務大臣 この機構法案が成立をいたしまして、いよいよ国の資金によって賠償金の原資の調達が行われるということになりますと、これは、東京電力としましては、特別事業計画を出すことに相なります。  この特別事業計画が出ますと、これはまさに、私どもがお願いをいたしました東京電力に...全文を見る
07月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○国務大臣(海江田万里君) お答えを申し上げます。  今御指摘のありましたように、機構を新たにつくるということでございまして、これは当委員会の議論も受けまして、当初は中小企業が対象でございましたけれども、やはりこれは農林漁業あるいは医療関係の事業者、これも含めなければいけないと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えをいたします。  私どもは、この二十二年の十二月の閣議決定、先ほど枝野官房長官からも御紹介がありましたけれども、この中で緊急の中小企業対策等に必要な資金が確保されることに留意しつつということがございますので、これを受けて、やはり今回の事態はこの...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもは、資金の貸出しについての専門家がおりますので、この資金の貸出しの専門家と、それから御承知のように各県ごとにこの機構がしっかりと機能するように各県の御意見もちょうだいいたしますので、その各県の専門家の方と私どもの資金の貸出しの専門家が相携えてしっ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この二重債務の問題については総理からも特に強い指示がございまして、そして、やはりこれは本当に早く、急いで、少なくともゼロからの出発にしなければいけないということを内閣全体で共有をいたしましたので、そして、じゃ、今あるその機構を利用して、今ある組織を利用...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 福岡委員にお答えをいたします。  私も、玄海の町長、岸本英雄さんとは何度かお目にかかりました。私が直接、玄海に出向いてお目にかかったのは一回でございましたけれども、そこで本当にずっと、経産省に来ていただいたことも何度かございましたが、そういう岸本さん...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私……(発言する者あり)
○国務大臣(海江田万里君) 私は、六月の十日の閣議後の閣僚懇談会から数次にわたってお話をしておりましたので、その意味では御理解いただいているものと思っておりました。  まず、定期検査中のもので安全が確認されたものは再起動をするということ、そして、その第一番目と申しますか、実際に...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員の御指摘は大変いい質問だと思いますが、ただ、今回私どもが参考にしておりますこのヨーロッパの、EUのストレステストの場合も、実際にそれを行うのはこれは事業者ということでございます。それから、もちろんこれは言うまでもないことでございますが、現在の法律も...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、やはり地元の自治体の同意と申しますか、これが大変大事だと思っておりますから、もちろん働きかけは十全にやるつもりでございますが、自治体の同意を得て、そして実際に動き出すものと、こう理解をしております。
○国務大臣(海江田万里君) ですから、私の場合はそういうことであります。
○国務大臣(海江田万里君) これを文書でいただきましたが、私は、これまでもこの情報開示については、もちろんその情報が、特にあの原子炉の事故の当初はその情報が私どもの手元に来るのに時間が掛かったというようなこともございますが、私は、少なくとも私どもが持っている情報を隠し立てをしたり...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 埋蔵金とか隠し球ということがどういうことかよく分かりません。  ただ、そういう言葉を使われる人の中には、やはり何か隠しているんじゃないだろうかとかそういう思いがあってお使いになる方がいらっしゃいますから、私は、そうでなくて、本当にやはりそれぞれ、自家...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、御理解いただきたいのは、私どもは、やはり基本的に予期せざる停電などが絶対に起こさないようにということでまず考えておりますので、それは是非御理解をいただきたいと思います。  それからもう一つ、やはり設備の利用率と申しますか稼働率と申しますか、これ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今いただいたばかりでありますので、確かにこれを見ますと火力プラス水力の発電能力を超えたことがないということでありますが、恐らくこれは、いわゆる原子力発電がなしでもやっていけるということの一つの証拠としてお出しいただいたんだろうと思いますから、そこは私ど...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今少し細かな数字も事務方からもらいましたが、先ほど私は稼働力のこともお話をしました。それから、やはりここで見ます日本の火力発電とそれから水力発電の設備容量ですね、これは合計で約一億八千八百万キロワットとなっておりますけれども、夏季に想定される水量は、や...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、荒井委員から御指摘がありまして、福島県のこの原子力災害に遭った方々は、おっしゃるような御指摘があるということも承知をしております。そして、東京電力が特にこの仮払いにおいては、最初のところでなかなかその体制が整わず、遅れたという事実もございます。 ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) くだる、くだらないということは別としまして、私はこういうこの事故後、やはりこれは本当にお金をできるだけ節約をして、そのお金を被害者の方々に回すべきだということはかねてから言っておりますので、それは今御指摘の点も含めて、予算が仮にあってもそれは余らせれば...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 全体のいわゆる広報というものも、これは当然中身が変わらなければいけないということはもう何度も私も省内で議論をしておりますし、そのことについては皆さん理解をいただいております。  ただ、このインターネットの上の情報というのは本当にいろんなのがございます...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) そういう監視というようなことも、今実際できるもんじゃないですよ、監視なんか、戦前とは違いますから。  ですから、きちっと正確な情報を提供するように、そういうことをやるということでありまして、不正確な情報があれば、これは違いますから直してくださいという...全文を見る
07月26日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第16号
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○海江田国務大臣 梶山委員にお答えをいたします。  私はこの経済被害の賠償の担当大臣でございますので、今、鹿野農水大臣からお話がございました買い上げをしようということでございますが、私どももその考え方に同じでございまして、そして、これは幾らで買い上げるかということもまだはっきり...全文を見る
○海江田国務大臣 梶山委員にお答えを申し上げます。  今お尋ねのありました東京電力の一号炉から三号炉ですね、四号炉は燃料が炉に入っておりませんで、使用済み燃料プールでございますので、一号炉から三号炉のことについてでありますが、現時点での解析結果でございます。  これに基づきま...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、その意味では、今断定的なことは申し上げることはできませんが、ただ、先ほどお話をしました温度の例、それからあと、やはり線量の問題もございまして、この線量が、確かに建屋の中の線量で大変高い部分がありましたけれども、これもいろいろな形で除染の作業もやりまして、...全文を見る
○海江田国務大臣 委員御指摘の水漏れの可能性は私もあると思っております。ですから、水漏れをどうやって防いでいくかということをやはり考えなければいけないと思っております。
○海江田国務大臣 今お尋ねのありました、後段の、今仮設のタンクが何基になっておるのかということは、ちょっと今手元に資料がございませんので、後ですぐお伝えをいたしたいと思います。そこまでのお話はなかったものですから……(梶山委員「事前に通告はしていたつもりですけれども」と呼ぶ)そう...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、データが公表されていないということでございますが、これはすべて公表してございます。毎日、何ミリ上がった、水位が何ミリ下がった、それから、一日の処理がどのくらいであるということ、全部ございますので、これは東京電力と政府が今一緒になりまして統合対策室で毎日会見...全文を見る
○海江田国務大臣 私ども政府が今御審議いただいておりますこの機構法案、この中の附則のところに、「原子力損害の賠償の実施の状況」や「原子力損害に係る政府の援助の在り方等について検討を加え、その結果に基づいて所要の措置を講ずる」という文言がございますので、ここであらゆる可能性について...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えを申し上げます。  今野党の皆様方がおつくりになっております仮払い法案の根底には、そういうお考えがあると私は承っております。
○海江田国務大臣 佐藤委員にお答えをいたします。  先ほどの梶山委員のところでも対象はお話をいたしましたけれども、まず、真っ先に支払い、仮払いに当たりましたのが、これは着のみ着のままで避難を余儀なくされた方々でございまして、これがおよそ五万世帯いらっしゃいまして、この方々に対し...全文を見る
○海江田国務大臣 今御指摘のありました、このジェー・シー・オーの場合が七千件を超えておりまして、そして損害賠償額については百五十億円ということでございまして、先ほど私がるるお話をしました金額を合計しますと、これはおよそ六百億円をもう超えておりますので、その被害の額からいっても、あ...全文を見る
○海江田国務大臣 私から高橋委員にお答えをいたします。  もうこれは言うまでもないことでございますが、今回私どもが出しておりますこの機構法、これの目的というのは三つございます。一つは、迅速確実に損害賠償が行われること、二番目が、原子力発電所の状況の安定化及び事故処理に関する事業...全文を見る
○海江田国務大臣 ですから、原子力発電所のあり方について、それは当然、政府におけるエネルギー政策の検討状況も踏まえつつ、電力の安定供給の立場から適切かどうかということをしっかり精査をしていくということでございます。
○海江田国務大臣 それは重々承知をしておりまして、リストラがもう既に計画も一部発表されておりますが、例えば都心部の繁華街にある電力館でありますとか、そういう原子力をPRするようなものについては真っ先にこれを売却するということでございますから、そういうことを先にやって、そして、まさ...全文を見る
○海江田国務大臣 そういう認識でよろしいかと思います。
○海江田国務大臣 私どもは、今般の補正予算でも二兆円、交付国債の原資というものを計上して、昨日成立をさせていただきましたが、これはあくまでも返していただくということでございますから、資金の融通をするということでございますが、それは東電にしっかりと返済をお願いするものであります。
○海江田国務大臣 今委員御質問のありましたこの一般負担金の場合につきましても、これはコストの計算の中に入れるということでありますが、しかし、私どもは、国民負担の最小化ということを基本的な考え方として持っておりますので、ここはしっかりと守っていきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○海江田国務大臣 今のは、まさにこの原子力発電所の事故の被害者であります福島県の方々にとってみれば、そういう主張をされるのはもっともだと思います。  そういう事情があるわけでございますから、そういうことにならないように全力を尽くしたいということでございます。
○海江田国務大臣 後藤委員にお答えをいたしますが、その前に、後藤委員を初め野党、与党の皆様方、大変な御努力をされて、先ほどお話ございました、私ども政府が出しましたこの機構法案、あるいは参議院の皆様方が御尽力をして成立をさせたこの立てかえ払いの法案について修正が行われたということで...全文を見る
○海江田国務大臣 これまでも東京電力は、最初に仮払いを行いましたのが、これが避難を余儀なくされた方々に対する仮払いということで四月の二十六日だったと記憶をしておりますが、その後、仮払いを数次にわたってやってまいりましたが、しかし、まだそのスピードというものは皆様方の満足のいくもの...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員のお尋ねの中で、一つは、国民負担の極小化と申しますか最小化の問題と、それから新しくできます法律の見直しということの二つ、お尋ねがあったかと思います。  国民負担の極小化ということでは、これはもう言うまでもございませんが、まず最初に、リストラを徹底してやっ...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは、最初に御提案申し上げました機構法の中でも、東京電力が資金繰りに窮したり、あるいは債務超過に陥り、結果的に賠償支払いが滞ることはないようにしなければいけないということで提案を申し上げてきましたが、今回の修正においてもこの基本姿勢はしっかりと守られるものと...全文を見る
○海江田国務大臣 吉野委員にお答えをいたします。  今、吉野委員から、特に仮払い法案ができた経緯についてつぶさに御説明をいただきまして、私もよくその経緯がわかりました。ありがとうございました。  その上で、政府がこの仮払い法案ができた背景などもわかった上で今の時点でどういう感...全文を見る
○海江田国務大臣 石田委員にお答えをいたします。  ただいま西村議員からお話がございましたように、私どもとしましては、機構が東京電力を含む各事業者から徴収する一般負担金についても、これは、被害者の方々の迅速かつ適切な救済のための東京電力の賠償支払いに対する支援に使うことができる...全文を見る
○海江田国務大臣 石田委員にお答えをいたします。  今具体的な割合とかいうことは、残念ながら申し上げられませんので、基本的な考え方をお話しさせていただきます。  まず、やはり各社の収益というものを参考にしながら、そして、安定供給に支障があってはいけませんから、安定供給に支障を...全文を見る
○海江田国務大臣 この点は、まず機構をスタートさせなければいけないということになろうかと思いますから、先ほど後藤委員からお話ございました、それがほぼ私どもの政府の考え方と同じでございますが、やはり、まず機構をできるだけ八月中にと。若干おくれる場合、これは九月にならざるを得ませんが...全文を見る
○海江田国務大臣 せっかくつくった基金でありますから、やはりそれが本当に十全に活用できるように、それは今発議者がお話があった、その発議者の意思をしっかり体したいと思っております。
○海江田国務大臣 吉泉委員にお答えをいたします。  私は、私どもの提案をしましたこの機構法案と、それから、今、参議院の方から提出いただきまして、そしてきょう野党と与党の間で修正が相調ったこの仮払い法案、これは言ってみると、原子力の安全規制の上で多重防護というような考え方がありま...全文を見る
○海江田国務大臣 時間も限られておりますので端的に申し上げますが、私どもは想定をしておりません。
○海江田国務大臣 衆議院議員柿澤未途君提出の原子力損害賠償支援機構法案に対する修正案につきましては、政府といたしましては反対でございます。     —————————————
○海江田国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえまして配意してまいりたいと存じます。     —————————————
07月27日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○海江田国務大臣 楠田委員にお答えをいたします。  今、楠田委員からお話がございましたけれども、きょうこの委員会の場に集まっている皆様方、それから多くの国民の皆様方もそうだろうと私は思いますが、このエネルギーの基本計画を見直しするということは、これはもう当然のことでありまして、...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、RPS法は、もう委員から御指摘がありましたけれども、二〇〇三年の施行でございますので、その後の我が国における再生可能エネルギーの導入量を調べてみますと、およそ二・五倍になっておりますから、この一つのデータを見ましても、RPS法が誕生し、それが施行されたとい...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、買い取り価格、買い取り期間に対する国会の関与の問題でございますが、今私どもが御審議を願っておりますこの法律では、残念ながらと申しますか、国会に対しては、私どもから国会の決議を経て買い取り価格や買い取り期間を決めるというものにはなっておりません。  これは...全文を見る
○海江田国務大臣 この賦課金、サーチャージの問題、発電業者が新規参入するに当たってのインセンティブ、それから電力を多量に消費する産業の国際競争力の問題というのは、まさに委員がおっしゃるように大変難しい問題でございまして、いわばかなり難しい三次方程式を解くのかなというふうに思ってお...全文を見る
○海江田国務大臣 委員御指摘のように、本法律案の附則第六条において、少なくとも三年ごとに制度を見直すということにしてございます。  この見直しに際しましては、その時点での国内の再生可能エネルギーの導入量及びその見通し、それから発電コストの状況、国民負担の推移、さらには内外の経済...全文を見る
○海江田国務大臣 片方で、制度の安定性と申しますか、再生可能エネルギーの発電事業に新規参入をしようと思う方々もいらっしゃるわけでございまして、こうした方々の事業計画などを策定する上では、これはやはりある程度制度の安定性というものがありませんと、なかなかこの方面に、この領域に足を踏...全文を見る
○海江田国務大臣 おっしゃるように、国民各層の御意見を聞かなければいけないと思っております。そのためには、先ほどお話をしましたけれども、この法案が成立をした暁には、買い取り価格ですとか買い取り金額などについては、これはパブリックコメントをやるというお話でございますが、その前段から...全文を見る
○海江田国務大臣 柴橋委員にお答えをいたします。  確かに、政治というのは、これはマックス・ウェーバーが言っていましたか、石に少しずつ穴をあけていく作業だということでございますので、私も、この委員会でも少しずつ穴をあけて前に進みたい、そう思っております。  今、一番初めの御質...全文を見る
○海江田国務大臣 柴橋委員は、今御自身でもお話ししておられましたけれども、昨年の二月の二十五日に、予算委員会の分科会でいち早くスマートグリッドの問題を提案されたということで、やはり政治家には本当に先見性が大事だと思って、心から敬意を表しております。  今幾つか委員の質問の中に、...全文を見る
○海江田国務大臣 この問題、例えば避難を余儀なくされる方々がいらっしゃいますが、地震、津波で家を失われてしまった方々というのは、もう本当に長年住みなれた家はそこにはないわけでございます。もちろん、福島の地におきましても、地震、津波の影響がございましたから、家を失ってしまった方々も...全文を見る
○海江田国務大臣 小国の地域の皆様方というのは、今委員からも御指摘がございましたけれども、計画的避難区域とは異なりまして、特定避難勧奨地点ということでございます。  まず一つ、経産省にお越しいただいて私がお目にかかったときのお話では、この地点と今お話をしました計画的避難区域、区...全文を見る
○海江田国務大臣 なかなか答えにくい問題でございますが、ただ、私は、エネルギー政策については菅総理とそんなに違いがあるとは思っていないんです。  例えば、原発の、さっきもお話をしましたけれども、二〇三〇年に五三%、こんなの無理ですね、これはやはり減らしていかなきゃいけませんねと...全文を見る
○海江田国務大臣 西野委員にお答えをします。  エネルギー基本計画は、法律の定めがございますので、経済産業大臣が総合資源エネルギー調査会を招集いたしまして、この総合資源エネルギー調査会の意見を聞いて案を策定し、そして、もちろんこれは閣議決定でございますから、閣議に付して、そこで...全文を見る
○海江田国務大臣 関西電力につきましては、先ほど委員お話がありましたように、本当に原子力への依存度が高いエリアでございます。  そこで、今お話のあったような事故が相次いでおりますので、私どもとしましては、七月の二十日でございますけれども、電力需給に関する検討会合で、この夏の西日...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えをいたします。  この買い取り価格については先ほども議論がございました。そのとき、やはり考えなければいけないのは、一つは、サーチャージという形で、負担を国民が、あるいは電気の利用者、これは国民すべてと言って構わないと思いますが、国民の皆様がするわけでござ...全文を見る
○海江田国務大臣 私からお答え申し上げて、その後、中山政務官は中小企業に対して大変細かな政策をお持ちですので、お話をさせていただきます。  まず、大きなところでいえば、やはり三月十一日の大震災というのは、かなり日本の企業にとって、特にサプライチェーンが途絶をいたしましたので、ま...全文を見る
○海江田国務大臣 これはなかなかお答えのしづらいところでありますが。ただ、私は、アメリカがアポロ計画、これはケネディの大変強いリーダーシップのもとで、一九六〇年代に人間は必ず月に行くんだということを打ち上げたように、やはりこのエネルギーの問題についてはそういう大きな目標を掲げて、...全文を見る
○海江田国務大臣 委員にお答えをいたします。  これは、二人で相談をしました。そのとき私は、いろいろな議論がありましたけれども、一つは地震の危険性。これはいろいろな御意見もあろうかと思いますが、私どもの認識では、やはり地震の危険性がほかの地域から比べると飛び抜けて高いこと。それ...全文を見る
○海江田国務大臣 手続上はいろいろあろうかと思います。その法的な根拠ということで申し上げると、文書にして出しましたのは、私の名前で出しまして、これは行政指導ということでございますので、その問題はあろうかと思います。  ただ、その時点での判断としては間違っていなかったと思っており...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、先ほど質疑でもございましたけれども、三月十一日の事故が起きまして、経産省は、一つは、三月の三十日に緊急安全対策というものを各発電所に指示いたしまして、報告が上がってきて、点検をやって、これが守られているという確認。さらに、その後、六月の七日に、万一シビアア...全文を見る
○海江田国務大臣 今の経緯の中で、私もその三大臣会合というものを開きまして、そこで、保安院の検査だけではありませんで、安全委員会に、ストレステストを実際に行うのは事業者であります、これは世界どこの国でもそうでありますが、それに対して保安院が評価をして、それを、安全委員会のさらなる...全文を見る
○海江田国務大臣 ストレステストの第一次は数カ月ということでございまして、何カ月ということは言うわけにはまいりませんというか、これは余りせいてもいけないということから、数カ月でお願いをしますということであります。そして、第二次は、恐らく、年末になるのか年明けになるのか、そのくらい...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、原発の海外への輸出の件では、一つは、トルコの駐日大使が新しくかわられましたので、そのときお見えになりまして、トルコの大使の方とお話をしました。あと、ベトナムは副総理がお見えになりまして、副総理ともお話をいたしました。  私の方からは、このたびの事故でいろ...全文を見る
○海江田国務大臣 このエネルギー基本計画は新たに策定をしなければいけないということでは一致をしておりまして、最終的には、これは先ほどもお話をしましたけれども、法律に従った決め方をやらせていただきますが、今その前段の段階で、エネルギー・環境問題の会議ができておりますので、そこで玄葉...全文を見る
○海江田国務大臣 風力の問題は、まさに御指摘のとおりでありまして、私も幾つか風力発電所を見てまいりました。  基本的に、都会では音の問題などもあって、海岸など、原子力発電所の近くというのは意外と風力が多いわけでありまして、東北地方なんかは風が強いということがあってよく回っており...全文を見る
○海江田国務大臣 どなたが何を言ったかということは、本当にちょっとわかりませんのであれですが、ただ、こうした新しい制度を導入するに当たって、国民負担を、もちろん最小化することはいいんですが、負担がないからやってくださいというのは、これは私は違うと思いますね。  負担はこれだけあ...全文を見る
○海江田国務大臣 きょうは書いておりませんけれども、誠実に答弁しようということを、きょうの朝、役所を出るときに決めてまいりました。
○海江田国務大臣 近藤委員、アドバイスありがとうございます。  諦という字ですが、あれ、実は私好きなんですね。私の家に、拓本で諦という字が書いてありますが、ただ、諦という字には二つの意味がありまして、一つには、確かにあきらめるということですが、もう一つの意味は、明らかにするとい...全文を見る
○海江田国務大臣 たしか、近藤委員はこの問題については前も質問をされましたね。本会議での前、当委員会で質問をされたというふうに覚えておりまして、先日、本会議で近藤委員が改めて質問されたときに、私はそのときの答えを参考にというか下敷きにお答えをしたつもりでございますけれども、一方通...全文を見る
○海江田国務大臣 今お話のありましたことのうち、後半は全く近藤委員と私は考え方を同じにしていると思います。  前段の仕分けの部分でありますが、委員おっしゃられるように、自民党がやったからだめだということが仕分けの理由になっていると私は承知をしておりません。費用対効果の面で、特に...全文を見る
○海江田国務大臣 この質問に対して、私、午前のこの委員会でもお答えをいたしました。それは、先ほど委員が引用いただいた本会議の答弁につながるものだと思っております。  今回御提案を申し上げておりますこの法律が、その意味では、将来の原子力の、原子力だけじゃありません、エネルギーの基...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員御指摘がありましたように、家庭の太陽光パネルによって行われる発電につきましては、まさに自民党政権の時代に、これはさっき私が、私はもちろん自民党の人間ではありませんけれども、私なりに理解をして、義務量と実際の供給量との間に開きがある、そして、特に太陽光発電の...全文を見る
○海江田国務大臣 法案の条文には明記してございません。  私が本会議で答弁をしました〇・五円、五十銭という金額は、先ほど、これも午前中の答弁で申し上げましたけれども、この新しい制度の導入によって、それならば私のところでもやろう、こういう意欲をまず持ってもらわなければいけないとい...全文を見る
○海江田国務大臣 それは今、私どもの手元に何%になるという数字はございませんが、ただ、もちろんこれは、一%が引き上げになるということは確かでございますから、その中で、先ほどお話をしたような、それぞれの立場をそんたくしながら出した数字がそういう数字でございますので、その点を御理解い...全文を見る
○海江田国務大臣 菅総理がお話しになりましたのは、二〇二〇年ということではないわけですね。二〇二〇年代の初めのころ、早い時期という言い方でございますから、その意味では何年なのかということがまだわかっておりませんから、これは今後、まず閣内、それから与党との間、それから国会で与野党の...全文を見る
○海江田国務大臣 近藤委員から、当委員会で、本日、七月の二十七日午後一時三十分ごろ、そういう主張があったということをしっかり脳裏に刻みます。
○海江田国務大臣 今ここで国会の関与を、こうした方がいいのではないだろうか、ああした方がいいのではないだろうかということを私から申し上げることはできませんので。  私どもは、これは委員御指摘のとおり、一種の公共料金であることは確かでありますし、電気というのはすべての方がそれを使...全文を見る
○海江田国務大臣 委員が本会議で、特にあのときドイツの例を挙げていただいたというのは覚えておりまして、その後、ドイツの例も調べてみました。確かに、ドイツは減免措置というんですか、それを講じておりましたけれども、結局、減免措置を講じるということになりますと、そのしわ寄せがどこかに行...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、初めて我が国でも固定価格で全量、先ほどの委員の指摘も理解をした上であえて全量という言葉を使わせていただきますが、そういう制度に踏み切るわけでございます。最初の一歩でございますから、最初の一歩のときはできるだけやはりその意義というものを多くの方々に御理解を...全文を見る
○海江田国務大臣 このストレステストでございますが、これはまさに、IAEAの閣僚会合がございまして、私は閣僚会合に冒頭出席をしまして、その後帰ってまいりましたが、ここで議題になって、その後、これは六月からでありますが、EUの加盟各国がこのストレステストを受けようということで決まっ...全文を見る
○海江田国務大臣 基本的に、電気事業法という法律が、主に電力の需要供給について、需要と申しますか供給について束ねる法律でございます。もちろん、原子炉等で事故があった場合は原子炉等規制法ですとかそういう法律もございますが、基本的に電気事業法でございます。その電気事業法の所管は私でご...全文を見る
○海江田国務大臣 この点につきましては、きょうの午前中の議論もございましたけれども、エネルギー基本計画を、これはエネルギー政策基本法という法律がございますから、この法律にのっとって、経済産業大臣が総合資源エネルギー調査会の意見を聞きまして策定をするということでございますので、私の...全文を見る
○海江田国務大臣 実は、その総理の指示でございますが、これは総理から直接いただいたということではないんですが、国家戦略の担当の、国家戦略室からいただきましたけれども、その冒頭に書いてありましたのが、経済産業大臣は、電力の需給について、包み隠さずですかね、ちょっと待ってください、正...全文を見る
○海江田国務大臣 一律価格で買い取りということについては、今委員が御指摘のあった意見もあることは確かでございますが、一律価格の場合、一つは、やはり発電コストの低い電源から先に導入が進むということはそのとおりだろうと思います。  それから、一律の買い取り価格というものを意識して、...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、将来的なお話の前に、この法律における電力会社と再生可能エネルギーの事業者との関係において、電力会社は再生可能エネルギー事業者から求めがあれば、原則みずからの送電網へ接続することを義務化しております。その意味では、再生可能エネルギー発電事業者の新規参入が阻ま...全文を見る
○海江田国務大臣 これは本来私が答弁すべきものでございましたけれども、エネ庁長官も準備をしておりましたのでお答えをいたしましたが、私は、今回のこの法律が、自然エネルギーあるいは再生可能エネルギーの固定価格の買い取り制度でございますから、その意味では、家庭用の太陽光の自家消費分を除...全文を見る
○海江田国務大臣 電力を大量に消費します産業、先ほど例示のございました電炉業界などがそうだと思っておりますが、こうした業界に対しては、エネルギー使用合理化事業者支援補助金という制度がございます。二十三年度の当初予算では、四百億一千万円を積んでございます。これは、技術の先端性、省エ...全文を見る
○海江田国務大臣 税は、まさに強制的に徴収するわけですから、課税最低限を設けたり、累進制を設けたりということで負担の調整を行っているわけでございますね。それに対して電気料金の場合は、税に似たものであるという御指摘もありますが、そこはやはり若干の違いがございますのでそうした体系には...全文を見る
○海江田国務大臣 まず一つは、現行の料金の決定の透明性を確保するということでございます。  現在でも、電気料金を下げるときは届け出でよろしゅうございますが、これまでずっと下げる過程が続いておりましたので、その意味では、届け出で、はい、わかりましたということになっていたわけでござ...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもが今回のこの法律で、まさに買い取り価格とその期間については、先ほどお話をしたようなプロセスを経てでございますけれども、私どもで決めさせていただきたいと申し述べたのは、今委員が端的に御説明いただいたのが理由でございます。  その上で、もう既にきょうも何時間...全文を見る
○海江田国務大臣 橘委員にお答えをいたします。  いつも時宜にかなった万葉集を御紹介いただきまして、ありがとうございます。  さて、御質問に対するお答えでございますが、現時点では私は東京電力の債務超過は想定しておりませんが、賠償の実施の状況を見つつ、将来はあらゆる可能性がある...全文を見る
○海江田国務大臣 はい、そのとおりでございます。
○海江田国務大臣 東京電力の仮払いの実績でございますけれども、まず最初に、これは四月の二十六日からでございますけれども、避難を余儀なくされた方々に対する支払いがスタートをいたしました。このときは、御承知のように、一世帯当たり百万円という金額、ただ、一人だけの場合はたしか七十五万円...全文を見る
○海江田国務大臣 この三十万円という金額を算定したときも、おおむね三カ月ぐらいという基準があったようでございます。避難された方々に対する第二次の支払いが始まったばかりでございますから、第一次の基礎的な資料はあるということでございますが、これがどのくらいかかるかわかりませんが、やは...全文を見る
○海江田国務大臣 この余剰電力買い取り制度でございますが、午前中の答弁でもお話を申し上げましたけれども、これがスタートしましたのが平成二十一年の十一月でございますが、この平成二十一年の十一月以降、住宅用太陽光発電システムの導入量はおよそ百二十万キロワット程度増加をしております。も...全文を見る
○海江田国務大臣 これは先ほどもお答えをいたしましたけれども、それぞれの電源ごとに今かなり開きがあるわけでございます。風力は比較的安価かな、風力、水力は安価かなと思っておりますが、例えばバイオマスなどはかなり高いわけであります。  そうすると、その上に一定の利潤というものも考え...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、これから御議論いただければよろしいかと思います。
○海江田国務大臣 今、中山政務官がお話をしておりましたのは、個人用のお話でございます。個人用は、これまでどおり余剰電力の買い取りの制度ですから、今回の制度の外にあるということ。  そして、同じ太陽光でもメガソーラーの場合は、これは当然新しい制度に入りますから、この新しい制度で、...全文を見る
○海江田国務大臣 おっしゃるように、地域間の、これは格差と申しますか差異と申しますか、これがあることは確かでございます。  今委員からお尋ねの、どのくらい賦存しているのかということでございますけれども、太陽光発電に関しましては、NEDOが調査をしておりますが、例えば高速道路のの...全文を見る
○海江田国務大臣 今、中山政務官が言ったとおりでございまして、やはりグリーンイノベーションというのは我が国でも成長戦略の大きな柱に位置づけておりますので、今回の買い取り価格の制度というのは決して甘い薬ではありません、苦い薬ではありますけれども、それを飲んだときに日本の社会というも...全文を見る
○海江田国務大臣 前回の、このコスト等小委員会が試算をしました根拠になっておりますのは、OECD、IEA、国際エネルギー機関などがそういう計算方式でやっているということでございます。  ただ、いずれにしましても、これはもう既に私は御答弁申し上げておりますけれども、原子力発電のコ...全文を見る
○海江田国務大臣 今お話を聞いていて、ああ、ここからが吉井先生と私の考え方が違うんだなということがわかりました。  それは、過去にこれだけ原子力の発電のために国費を投入してきた、それを自然エネルギーに投入をしていればどうだったのかという発想からのお話がございましたけれども、そう...全文を見る
○海江田国務大臣 ゼータジュールという、これは私本当に、理科系ではございませんで、そういう単位があるということを、申しわけございませんが存じ上げませんでした。  ただ、私が知り得ておりますのは、その四千三十ゼータジュールですか、それだけの太陽光のエネルギーがあるとすれば、その太...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、確かに、片方でそういう形でお金が入ってまいりますけれども、それの反対側に、先ほどもお話がありましたけれども、交付金という形で立地の地域に支払われているということでございます。  この交付金も、最近はいろいろな使われ方をしておりますが、よくハードでいろい...全文を見る
○海江田国務大臣 私も、特に今回の自然エネルギー、再生可能エネルギーを固定価格で買い取りをすることによって、自然エネルギーの比重、割合を大きくしていく、そのことによって、まさに自然エネルギーでございますから、自然があふれた日本の国土がこれから目の前に開けていくということで、その意...全文を見る
○海江田国務大臣 国費ということが吉井委員から先ほど出てきておりますが、もちろんその国費、これは国費というよりも、例えば補助金だとか交付金だとかだけじゃありませんで、税制とかいろんな仕組みがありますが、今回の場合は、私どもは民間に投資をしてもらいたいわけでございますね。その民間の...全文を見る
○海江田国務大臣 三菱がつくって三菱が検査をしたからということでおかしいということは、私は言えないと思います。  委員も、かつて大学の研究室で学ばれた、特に原子力については専門家だと承っておりますけれども、みんなそれぞれ仕事に対して誇りを持って、そしてその仕事に対して責任をかけ...全文を見る
○海江田国務大臣 客観性ということをいえば、そのとおりだろうと思います。  しかし、先ほどの質問では、三菱が、三菱でという会社の名前だけがありましたから、私はそれだけで判断をするということではありませんということを申し上げたまででございます。  それから、あともう一つだけつけ...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、玄海原発の場合でございますが、これは数値のけたが違っていたということでございますので、それを正しい数字に置きかえをして、それで耐震性が確保されているのかどうなのかという確認を求めました。  それから同時に、全国に対して同じような形でそうした入力ミスという...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは、実証試験にかわるものとして、先ほど保安院からお話があったかと思いますが、炉の中に組成の同じ鉄片、鉄片と言えばいいんですか、鋼の片でありますか、そういうものを入れまして、それを定期検査のたびに取り出しをしまして各種の検査を行っているということを聞いており...全文を見る
○海江田国務大臣 今、新エネ部長からお話がありましたが、私からも検討をさせてみたいと思っております。  ただ、過去にさかのぼってというのはなかなか難しいわけでございますから、これからそういう形で努力をしていただいた方たちにどういうインセンティブを与えるかということで、メーンスト...全文を見る
○海江田国務大臣 節電という概念の中に二つ種類がございまして、まさに省エネという考え方につながっていくものというのは、これは私は前向きな考え方だと思って、高く評価をしているところでございます。  ただ、節電ということで、縮こまってという言葉がいいのかどうかわかりませんけれども、...全文を見る
07月29日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○海江田国務大臣 赤澤委員に謹んでお答えを申し上げます。  あのときはたまたま書いておりましたけれども、今度は、もう手のひらに書くなどということをしませんで、心の中に刻んでおります。
○海江田国務大臣 信用されていないという発言をした、その文書がございまして、いわゆる埋蔵電力、特に自家発電の電力についてのデータの提示でございます。  もちろん、私どもはデータについては提示をして、このデータではまだ不十分だということでございますから、数次にわたってそれを提示し...全文を見る
○海江田国務大臣 赤澤委員に申し上げますが、今私は、委員からお話が、さっき質問がありまして、その質問の中身はおおよそ二つあっただろうと理解をしましたから、第一段のことについてお話をしていましたときに委員が手を挙げられて、そして委員長の御指示がありましたから私は戻ったわけでございま...全文を見る
○海江田国務大臣 これは赤澤委員御理解をいただけると思うんですけれども、この法律は三月十一日に閣議決定をしまして、そして御承知のような事情がありましたから審議が今日に至っておりますけれども、やはりそこはしっかりとけじめをつけませんといけないと私は思っております。もちろん、どういう...全文を見る
○海江田国務大臣 それはいろいろな考え方があろうかと思います。  魯迅の詩でこういう詩があります。千夫の指にあらがうですかね、そして、こうべを伏して、甘んじて孺子の牛とならんという言葉があります。ですから、これはやはり、批判は結構です。いかようにもそれは受けます。至らぬ点は直し...全文を見る
○海江田国務大臣 そのことの意味を理解していますかということですが、私は理解をしております。  それから、本当にその意味では、それができるものならばそれもいいかなと思っておりますけれども、もうしばらくこらえてください。お願いしますよ。頼みます、これは。本当にお願いします。(発言...全文を見る
○海江田国務大臣 ですから、出処進退は自分で決めさせていただきますということを何度も申し上げておりますよ。
○海江田国務大臣 何度もお答えをしておりますが、自分で決めさせていただきます。
○海江田国務大臣 私は、自分の価値はどうでもいいですよ、本当に。申しわけない、ちょっと言葉が。私は、いいです、自分の価値は。
○海江田国務大臣 赤澤委員、先ほどお話をしました二重ローンのときも、国会の審議を通じて、そして国会の皆様方の知恵でいいものができたと思っておりますので、どうぞ本当に、ぜひ国会の中で御協議いただきたいと思います。
○海江田国務大臣 当然のことながら、内閣の中でしっかりと意見は聞くということになろうかと思います。
○海江田国務大臣 この価格の問題は、本当に、今、エネルギー源ごとにそれぞれ経費が違っているというのは現実でございますから、その意味では、エネルギー源ごとに買い取りの価格を変えるべきではないだろうかという意見もありました。  しかし、それについては、私どもが政府の案の中でお示しを...全文を見る
○海江田国務大臣 藻類については、さまざまな長所があるというふうに承っております。  ことしの正月のころの新聞ですか、そこにも藻類について、従来のエネルギー源の数十倍というんですか、数万倍というんですか、そういうような藻についての研究が行われているということでございますので、そ...全文を見る
○海江田国務大臣 今、中谷委員御指摘のエネルギー基本計画は、昨年の六月でしたか、決めたものでありまして、そこには、今委員が御指摘のあった、二〇二〇年そして二〇三〇年の数値目標が掲げられておりました。  そのときは確かに、まず原子力のエネルギーが五三%ということで、これはやはり、...全文を見る
○海江田国務大臣 総理のおっしゃった原子力に依存しない社会をつくりたいというお話は、総理のお考えとしてはそのとおりだろうと思いますが、私が知りたいのは、何年ぐらい先にそういう社会を目指しておられるのかということでございます。まだ何年後だというようなお話は聞いておりませんので、これ...全文を見る
○海江田国務大臣 ちょっと今、正確な日付は覚えておりませんが、その後、帰りまして、菅総理とお話をしまして、菅総理と私だけじゃありませんで、枝野官房長官、それから細野原子力事故担当の大臣、こうした人々を入れまして、そして、さらなる安全のために、ヨーロッパで採用しておりますストレステ...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、恐らく後者だろうと思います。
○海江田国務大臣 これも誤解があるといけませんが、総理がサミットに出かけられるということで、私も入りまして、エネルギー政策についていろいろなお話をさせていただきました。  その中で、総理がお話しになったこれからのエネルギー政策、先ほども一部お話をしましたけれども、原子力の割合は...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、二〇二〇年代の早い時期ということですから、普通、常識で考えますと二二年、二三年かなというふうに思っております。  ただ、今私どもが準備しております法律というのは、想定をしておりますのは二〇二〇年ですね、代ではございません。二〇二〇年で一三・五%ですか、...全文を見る
○海江田国務大臣 今の質問にお答えをする前に、先ほど私、一三・五と言いましたけれども、一二・五が正確な数字ですから、訂正をしておきます。  それから、既設と新設の問題でございますが、ややもすると既設の方々が不利益をこうむるのではないだろうかという意見があるのは私も承っております...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお答えをいたしました。  それぞれのエネルギー源によって発電のコストが違うということは理解をしておりますが、今回は、全国一律ということでございますので、一キロワット当たり〇・五円ということを、今、そこを上限にということで考えております。
○海江田国務大臣 買い取りの方ですね、サーチャージではなしに。これは、二十円ということでございます。
○海江田国務大臣 これは、今、国際競争力というお話がございましたけれども、私どもが聞いております事業者などからのお話あるいは各種のデータでは、今お話をした二十円という金額は、国際競争力を有するというような認識を持っております。
○海江田国務大臣 RPS法については、特に昨日詳しくその評価というものをお話をしまして、私はそれなりの評価というものができようかと思っております。  そうしたRPS法の中で、それこそ本当に貢献をされてきました既存の認定の設備については、多くの補助金も受けながらそうした事業を行っ...全文を見る
○海江田国務大臣 バイオマスの、電気事業者の場合ですね、これは。(中谷委員「はい」と呼ぶ)  電気事業者に関しましては、一昨年、エネルギー供給構造高度化法が成立をしましたので、そこで、再生可能エネルギーを含む非化石エネルギーの利用について電気事業者に対して義務を課しておりますの...全文を見る
○海江田国務大臣 これはいろいろな考え方があろうかと思います。その意味では、新設と既設を分けた方がいいという意見もございまして、先ほどお答えをいたしましたように、今回は既設の方々の既得権と申しますか、これは主に、事業計画をしていく上で、計画を数年にわたって立てているわけですから、...全文を見る
○海江田国務大臣 必ずしも地域独占を前提としておりません。必ずしもはなくてもいいです。地域独占を前提としておりません。
○海江田国務大臣 発送電分離の話はこれからしっかりと議論をしていけばいい話でありますが、ただ、委員お尋ねのように、仮に発送電分離をした場合でも、小売の事業者、この人たちがみずからの需要家からサーチャージを徴収して、そして、これは負担調整機関のような調整メカニズムといいますけれども...全文を見る
○海江田国務大臣 今、委員は、国民の負担、税金という形でお話がございましたけれども、サーチャージというのは、電気料金という形で、同じ国民の負担でございます。  ただ、やはりこの制度というのは、税金、一般財源にしてそこから歳出をするということよりも、電気料金に追加的にお願いをする...全文を見る
○海江田国務大臣 この点は、先ほど私御答弁申し上げまして、そこと関連をしてまいりますので、私から御答弁を申し上げます。  いずれにしましても、今度の制度では、国民の皆様方に広く薄くと申しますか、均一の負担をお願いするということですから、そうなりました場合、当然のことながら、今委...全文を見る
○海江田国務大臣 ピークカットの考え方というのは大事でございますが、そのためには、それこそスマートメーターなどの開発が必須になろうかと思っております。ですから、私どももこれからスマートメーターの導入に向けてさまざまな補助をしていくつもりであるということはお話をしておきます。  ...全文を見る
○海江田国務大臣 これも、将来の考え方としては一つあろうかと思います。あるいは、太陽光については、蓄電池の技術を推し進めるということも大切でございます。それから、太陽光が率先をして大量の電気を発電するということによりまして、そのほかの再生可能エネルギーによる発電量と相まって、全体...全文を見る
07月29日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第12号
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○国務大臣(海江田万里君) 原子力損害賠償支援機構法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法案は、原子力事業者による損害賠償の実施を支援する組織として原子力損害賠償支援機構を設立し、大規模な原子力損害が生じた場合において、当該原子力損害の賠償に...全文を見る
07月29日第177回国会 参議院 本会議 第29号
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○国務大臣(海江田万里君) 原子力損害賠償支援機構法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  この法案は、原子力事業者による損害賠償の実施を支援する組織として原子力損害賠償支援機構を設立し、大規模な原子力損害が生じた場合において、当該原子力損害の賠償に責任を負う原子力事業者...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 小西議員にお答えをいたします。  まず、法案修正における株主等関係者の責任の位置付けと、東京電力の破綻処理等の是非に関する御質問をいただきました。  株主等の利害関係者の責任については、法案附則第三条第二項において、東京電力に対して、その経営の合理...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 松村祥史議員にお答えいたします。  まず、国による万全の措置、原子力政策における国の責任について見直しを想定している法律及び見直し作業の担当大臣に関して御質問をいただきました。  国は、これまで原子力政策を推進してきたことに伴う社会的な責任に鑑み、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 中西健治議員にお答えをいたします。  まず、二番目の御質問でございます。  これは、原子力発電所事故に関する国の賠償責任に関してでありますが、今般の事故に関する原子力損害賠償法上の責任は、被害者救済の観点から、責任を分散させることなく責任集中の考え...全文を見る
08月01日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○国務大臣(海江田万里君) 金子委員にお答えをいたします。  今お話のありました百八十億円の中では、これは線量低減化活動支援事業というのがございまして、これが六十一億円積んでございますが、これはまさに自治会や町内会など、これおよそ福島県内六千団体と認識をしております、特に除染作...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今委員からもお話ございましたけれども、JAEA、日本原子力研究開発機構というものがございますので、ここはやはり原子力の専門家の方々がいらっしゃいますので、今そのうちの何人かが講師という形で現地に赴いているというお話もございましたけれども、今後は、組織的...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、一日も早く本法案を成立をさせていただきたいということでございますが、法案の成立、お許しをいただければ、早ければ八月中、遅くとも九月中にまず機構を立ち上げなければいけませんから、この九月もなるべく早い時期、できたら八月中と思っておりますが、まず機構...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この点はまさに、この法案の条文に国の社会的責任ということが入ったことが私は大切だと思っておりますので、一つはこうした機構をしっかりと設立をしていく、それから原子力事業者に対する資金援助を通じて原子力の事故により損害を受けられた方々に対する賠償を、国がま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 水落委員にお答えをいたします。  やはり私どもは、この原子力の事故との相当因果関係というものは非常に一つの基本としてあろうかと思います。この相当因果関係の中にもちろんこれは風評被害も入るわけでございますが、この風評被害について、これまでどちらかという...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このエネルギーの安定供給は私どもの責任でございますので、今委員からお話のあった点、それから、これ私もいろんな声をお聞きをしておりますが、例えば、やはり工場など、せっかくやる気を起こしている、そのやる気を起こしている工場が電力の不足によってそのやる気を損...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 古川委員は医師の資格も持っておられて、大変この方面にお詳しいと聞いておりますが、私どもが、委員からの御質問がありましたので調べました。  今委員はシンチレーションカウンターというお話でございましたけれども、私どもは、シンチレーションカウンターのほかに...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 第三次の補正で付けるべく、私からも意見を具申をいたします。
○国務大臣(海江田万里君) 委員の本当にお話を承りまして、線量の増加による確率的影響による晩発障害と難しい言葉で言うようでございますが、要するにがんの確率が増えるということはあろうかと思います。ですから、それに対してやはり健康管理をしっかりと行うべきものだということで、福島県にお...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今の県民の健康診断、健康調査ですね、これはやはり線量と疾病の発生との関係について疫学的な評価を行うことを目的の一つにしてございます。ですから、そこで相当因果関係の有無の判断の一つとしてこれはなり得る可能性があろうかと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) ですから、先ほどもお話をしましたけれども、まず県民の健康診断、健康調査をしっかりと受けていただいて、その中で相当因果関係があれば、当然のことながらそうした判断材料の一つになろうかと思います。
○国務大臣(海江田万里君) それは、十年なら十年でもその方の、少なくとも福島にいらっしゃったということ、それからその方の行動の記録なども残っているはずでございますから、その意味ではそうした損害賠償のことを起こしていただければよろしいかと思います。
○国務大臣(海江田万里君) まず、今委員御指摘のように七月の二十九日に東京電力が発表したということで、私も先ほどお話をしました、中小企業というその定義を四角四面に適用していたわけでございますから、それはいけないということを私も直接東電の役員に伝えたところであります。その意味では、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員長の御指名でございますので、私からお話をさせていただきます。  まず、仮払いの状況でございますが、一つは避難を余儀なくされた方々への支払でございます。これは四月のたしか二十六日にスタートいたしましたけれども、世帯当たりでございますが、約五万五千件...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 浜田委員にお答えをいたします。  浜田委員からは二点お尋ねありましたが、まず後段のお話でございますが、これは今般新設されます原子力損害賠償支援勘定、これは残念ながら福島の復興のためのお金には使えないような仕組みになっております、あくまでも賠償を支援を...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 御提案の件はしかと受け止めさせていただきます。
○国務大臣(海江田万里君) 松田委員にお答えいたします。  現時点ではこれは債務超過にしないということでありまして、それは今の例がいいかどうかは別ですけれども、やっぱり事故が、まだ原子力の事故というのは完全に収束をしていないわけですね。ですから、本当に現場で、もう本当に命を懸け...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これはもう委員会で何度も、経産委員会の方でお話をしてきましたけれども、今お話のありましたこの社債の、電力債の保有者などの権利が守られてしまうと。  それで、さっき菅総理からもお話がありましたけれども、現場で働いている方々の債権の方が後回しにされるとか...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まさに経済対策をしっかりやって、特に原子力事故、被災した地域の経済を活性化するということはもう言うまでもございません。  それからあと、やっぱり今回のことでジャパン・ブランドが大きく傷つきましたので、これは私も率先して心掛けていたことでございますが、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは当然のことだろうと思います。東京電力に対しても、この牛の問題は早く処理するようにということを私からお話ししてございます。
○国務大臣(海江田万里君) この相互扶助ということについては御理解いただけようかと思います。これは、やはり一つの会社だけでは、こうした大きな事故が起きた場合、これはもちろん今後あってはいけないことでありますけれども、万々が一起きたときのこともございます。  それから、本来でした...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) はい。返していただくということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) それはもう最大限スリムにはいたします。
○国務大臣(海江田万里君) 私も主務大臣の一人でございますが、高木文科大臣も主務大臣でございますが、これはやはり今までの法律の立て付けでそれぞれの問題が分かれておりましたのでそうなっておりますが、政令でしっかりと、ここについては誰々だということははっきりさせますので、責任体制は明...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ちょっと先ほどの訂正で、区分管理といいますか計数管理を、そのまま返すのかという、あれは返しませんから。賠償に使いますから。それだけ。はい、済みません。
○国務大臣(海江田万里君) その点につきましては、もう既に行っております。全てこれは経産省のホームページの上にも出してございますし、総理にお出しをした資料というのは全部公表しておりますので、どうぞそれを御覧いただければよろしいかと思います。
○国務大臣(海江田万里君) まず、今のお尋ねの前に、ずっと一方的にお話しされましたけど、あの中にも事実と違うことがたくさんございます。例えば、東京電力は資産の売却をやらないじゃないかと、やらないとおっしゃって、断定的におっしゃっていまして、これはやっております。もちろん、それが十...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これも先ほど来の議論で、この発送電の分離というものを、これは聖域ではないというお話ございましたけれども、ただ、これは先ほど片山委員からのお話の中で出て、私もなるほどなと思いましたけれども、やはりこれから電力料金を安くしていかなければいけないと。それは、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私はいつも前向きでございます。
○国務大臣(海江田万里君) これはなかなか難しい点がございまして、再処理積立金の二兆七千三百五十七億円のことでございますね。これは、やはり高レベル放射性廃棄物もかなり我が国にはたまっておりますので、これの減量化というか、これを少なくするということにも貢献をしておりますので、そうい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、このヤードスティック方式に基づいて電気料金の査定を行うのは経済産業大臣でございます。ヤードスティック方式って私も最初分からなかった。要するに物差しでございますので、効率のいいところに高い方を合わせるということでございまして、今の料金体系は、まさに...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) もっと細かいお尋ねがあるかと思いまして資源エネルギー庁長官を呼んでおりましたが、私へということでございますので。  これは法律で、ピーク時にこの自家発電設備をフル稼働させるということを法律で義務付けるということでございますが、基本的には自家発電はまさ...全文を見る
08月02日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○国務大臣(海江田万里君) これは、残念ながら、まだ東京電力の福島第一発電所の事故が収束に至っておりません。その関係でやはり、今委員からは交付国債の二兆円とそれから政府保証の二兆円のお話ございましたけれども、全体の枠が分かっておりませんので、残念ながら、この一般負担金についても今...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この一般負担金につきましては、どういう基準でまさに負担金をお願いをするかというところもまだ詰めなければいけない点がございますので、その意味では、今幾らを想定してということではございません。
○国務大臣(海江田万里君) まず、この法案を、これは修正になった法案も含めてでございますけれども、成立をさせていただくということでございまして、そして、昨日の当委員会でもお答えを申し上げましたけれども、八月中にこの機構をスタートをさせたいということでございますので、そうした全般的...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 電力料金が上がることが前提ということではありませんで、特別負担金の方は、もう御案内だろうと思いますけれども、電気料金の転嫁は相ならぬということでしっかりとリストラをやっていただこうということでございますが、この一般負担金の方はその意味ではコストの中に入...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) その点はこれまでも議論になったところでございますが、私どもは、やはりこの相互扶助、電力会社同士の相互扶助の精神にのっとってこの法律でまさに一般負担金という形でお願いをするわけでございますから、そうした相互扶助の考え方を各電力会社も御理解をいただけたもの...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今経済界では五重苦、六重苦というようなことが言われておりまして、電力の、もちろん供給が一番でございますが、その供給が確保された場合でも一定程度の値上がりが起こる。もちろん、私どもはこの値上がりをできるだけ少なくする努力はいたしますが、経済界が言っており...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今いつまでにということは申し上げられませんが、現在定期検査中のものについては第一次ということで、そして今稼働中のものは第二次ということでございます。  もちろん、現在稼働中のものも逐次止まっていく予定もございますので、その意味では、来年の春になります...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今委員御指摘のありましたこの地点の問題、これは私も、小国の地区の皆様方がお越しになりまして、今、佐藤委員がお話しになったこと、少なくとも大字単位でというお話ございました。  私どもとしましては、まさにこの地点を決める際も、やはりその地域のコミュニティ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このベントでございますが、当初は一号、二号、どちらをということではありませんで、両方とも深刻な事態でございましたので、とにかくベントをすべきという基本的な考え方がまとまりましたのは三月の十二日の午前一時半、この時点でベントをすべしという姿勢を明確にして...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは私ども、ベントのことについてももちろん専門的な知見を持っている方から意見を聞かせていただきましたし、それから退避あるいは避難ということについてもやはりそういう方々に意見をちょうだいしたということは確かでございます。  それから、あと一つだけ。こ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 現在は、まずとにかく原子力の事故によって被害に遭われた方々の賠償をしっかりと確実にそして迅速に行わなければいけないということですから、当然のことながら債務超過に陥ることがあってはならないと考えております。  先ほどお話のありました附則、特に二項が、今...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) はい、認識を受け止めましたので、私もそういうものだと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) お答えいたします。  私も、官房長官の答弁も読んでいただきましたけれども、正確に表明しますと、閣議決定の文書そのものは一定の役割を果たしたということでございます。それは、閣議決定やそのうちの一部が失効されるということではなくて、あくまでも支援の枠組み...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 長沢委員にお答えをいたします。  政府としましては、これまでも東京電力に関する経営・財務調査委員会などを設置し、東京電力のリストラ、資産売却などについてメスを入れてきたところでございますが、これから法律が成立をすることによりまして、政府の支援に当たっ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもが申し上げておりますのは、今の時点では、これは東京電力をどうこうということではありませんで、現に事故が収束をしておりませんで、そしてその事故の被害に遭っている方々、それからその事故の収束に努めている人たち、これは東電の社員の方々だけじゃなしに、や...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもは、この東京電力の原子力発電所の事故の損害賠償に対してはやっぱりまずきちっと資金の供給を行うということでございますので、先ほどもお話が出ましたけれども、まずは二兆円の交付国債、そして二兆円の政府保証という準備がございます。
○国務大臣(海江田万里君) 先ほど来お話をしておりますけれども、機構の枠組みの下では、東京電力が資金繰りに窮したり、それから債務超過に陥ることによって賠償支払が滞ることは基本的に想定をしておりませんので、そうした観点から、機構から東京電力の賠償支払を支援するに当たって最適な資金援...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほど山下委員は、この総理の答弁を債権放棄、債権放棄ということでおっしゃっておりますが、今私の手元にこの日の議事録ございますけれども、ここは、御指摘のように、金融機関や株主の協力がないまま税金が投入されることにはならないと認識をしておりますということで...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは御案内のように、何も東京電力に限りませんで、一般の企業の場合もそうです。よくリスケという言葉を言います、リスケジュールですね。まず、金利の減免がございます。それから、返済期間の延長もございます。種々様々あって、そしてもちろん債権放棄という手段もあ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) そこに書いてあるとおりでございまして、ただ、もちろん、この資産の買取りの要求がありましても、それを買取りをすることができるという書き方だろうと思いますので、それはよく機構の方でそれを検討して、先ほどもお話をいたしましたけれども、国民の負担を最小化すると...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 又市委員御指摘のとおり、この四月二十三日の本部長決定がございます。自治体職員ももちろんこの基準をしっかりと守らなければいけないということで、許可を受けてこの二十キロの中に入るということでございますが、さらに、その警戒区域への立入禁止の例外行為がございま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、個人線量計でございますが、これは是非、私どもの今度の予算で、二次の予算で福島県原子力被災者・子ども健康基金として九百六十二億円を積んでございますので、この中から、これはもちろん使い道自由でございますが、今委員御指摘のような点はまさにここから使って...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 参議院議員松田公太君提出の原子力損害賠償支援機構法案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。
○国務大臣(海江田万里君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえまして配慮してまいりたいと存じます。ありがとうございました。
08月03日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○海江田国務大臣 高市委員にお答えをいたします。  七月二十九日のエネルギー・環境会議でございますが、これは菅内閣、政府としての考え方だと考えていただくのがよろしいかと思います。  私もこの会議の中に入っておりまして、そこで全体で確認をいたしました。当初は、保安院の確認でいい...全文を見る
○海江田国務大臣 私も、天野事務局長がお見えになりましたとき、お目にかかって意見交換をさせていただきましたが、その意味では、私どもがこのIAEAの、特に欧州の事業者が行っておりますストレステストを参考にした安全評価というものをやらせていただくということで、そういう情報を提供しまし...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、民主党の事業仕分けということでございますが、今御指摘の、中小の水力あるいは地熱の発電のこれまでの補助金が減額になったということは、これは実は、華々しくテレビの中継などもありました事業仕分けとは別途、省内で、やはりそれぞれの省が自主的に事業仕分けをやらなけれ...全文を見る
○海江田国務大臣 今委員御指摘のありましたNEDO、これは新エネルギー・産業技術総合開発機構ということでございますが、委員からのお尋ねがございましたので、私も、この間の、まず全体の定員を調べてみましたら、平成二十一年の六月の時点で、NEDO全体で九百六十七名おりました。それが、平...全文を見る
○海江田国務大臣 私も水力の発電には大変関心を持っております。私の名前が海と、江は川でございますから、最近水分も大分多いようでございますので。  ただ、水力の場合は、先ほど委員御指摘のありました渇水期の問題がやはり一つございますね。あと、大きな川などでしたら漁業権の問題とか、や...全文を見る
○海江田国務大臣 第一次補正予算、それから第二次補正予算ともに、まず一つは、大変大きな財政上の制約があったということは、これは御理解をいただかなければいけないということ。それから、それと同時に、そうした財政上の制約がある中で、まず被災地域の復旧、復興というところはまだその手前の段...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、補正、特に第一次と第二次では、新たな国債の発行というものは控えるという大きな方向性がございました。本当の意味での、特に復旧復興ということでいうと、これはやはり国債の発行もやむを得ないかなというふうに思っておりますが、第一次、第二次...全文を見る
○海江田国務大臣 今、三次補正の具体的な中身、もちろんまだこれはイメージできていないわけですから、入る、入らないということは明確には申し上げられませんが、エコポイントのお話は確かにあのとき承りまして、しっかり覚えております。  その場合、エコポイントは大変経済効果もあったという...全文を見る
○海江田国務大臣 まず、後ろの浜岡のお話から、ちょっと時間が限られていますので手短にお話をいたします。  やはり浜岡の場合、中部電力で、今お話のありました関西電力はまさに四四%原子力依存でございますが、中部電力は原子力の依存度が一三%ぐらいだったということで、当然のことながら、...全文を見る
○海江田国務大臣 佐藤委員にお答えをいたします。  確かに先週の末に、これは最初のきっかけというのは、もう御案内だろうと思いますが、九州電力のいわゆるやらせ事件でございますので、過去にさかのぼって、そうしたやらせがなかったかどうか、働きかけですね、これがなかったかどうか、全部の...全文を見る
○海江田国務大臣 うみを出し切りたいと思っております。
○海江田国務大臣 私は、かなり早い段階から当委員会でも、保安院は経産省から切り離しをすべきだということを言ってまいりました。  それから、私が出かけましたIAEAの会議でも、これはIAEAがもう三年、四年ぐらい前に指摘をした事項でありますので、IAEAの加盟の皆様方にも、これか...全文を見る
○海江田国務大臣 これは私どももしっかりとやらなければいけないことだというふうに考えておりますから、何か私が、保安院をいつまでも経産省の中にとどめておきたいということでは全くありませんので、百八十度違いますので。  ただ、やはり私は、この新しくできる組織が本当にしっかりとした機...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほど中山政務官も答弁申し上げましたけれども、電気の供給が効率的に行われるという前提を置いておりますけれども、その場合の必要な費用などの客観的なデータを基礎としてまず集めます。そして、これを、エネルギーの審議会でございますが、ここで議論いただくわけでございます。...全文を見る
○海江田国務大臣 佐藤委員御指摘のように、確かに今回の買い取り価格というのは、国会の関与、広義の意味での関与というものは法律のところには書いてございません。  今、私からお話をしたようなプロセスを経て決まることになるわけでございますが、これは、税法などは、もちろん言うまでもあり...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは、先ほどもお答え申し上げましたけれども、最終的には経産大臣が決める。しかし、その前に審議会を入れて、そしてそこで情報はすべて明らかにしていく。当然、審議会も公開になろうかと思います。それから、パブリックコメントも通じるということでありますので、その意味で...全文を見る
○海江田国務大臣 これは前にも少し議論をしたと思うんですが、やはり基本的な考え方は、今回はできるだけ多くの国民にといいますか、電力の使用をされる消費者の方々に広く薄く負担をしてもらおうということ。  今お話のありましたエネルギー源ごとの価格の設定の仕方、あるいはもう一つ、私はこ...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどのより少し詳しくお話をさせていただきます。  太陽光発電と太陽光発電以外に分けるということは御理解いただけたと思いますが、太陽光発電の買い取り価格については、十キロワット未満の住宅用の設備による電力につきましては、今年度の買い取り価格がキロワットアワー当...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどもお話を申し上げましたが、最初はやはり大きな区分でということでございまして、さっき大体その理由はお話をいたしましたけれども、あともう一つつけ加えるとすると、やはりなるべくサーチャージの負担、消費者の皆様方の負担を小さくしたいという思いがございます。そうなり...全文を見る
○海江田国務大臣 それは、太陽光以外は一律ということでございます。
○海江田国務大臣 これは、その意味では、電促税も使い道が既に法律によって決まっているわけでございまして、そして、今エネ庁長官からお話がありましたけれども、そういう形で現に使われているということでございますから、これを一挙に新たなエネルギーを、新エネルギーと申しますか自然エネルギー...全文を見る
○海江田国務大臣 これは一つの考え方だろうと思いますが、その〇・七五円というものが、〇・五円、中でおさまるから、全部これはその中で、〇・七五の中でいいじゃないかという議論にはならないと私は思うんですね。むしろ、やはりこの〇・七五円、それぞれに負担していただいております皆様方のお金...全文を見る
○海江田国務大臣 これからの話でありますか、過去の話でありますか。そこのところがちょっと……。
○海江田国務大臣 先ほど委員から、その二十年間、その意味ではブラックボックスの中であったというお話がありましたが、やはりこれは基本的に電気料金が下がっていったからということでありますので、下がる場合はこれは届け出制ということ。ただ、このブラックボックスの中がもっと明らかになってお...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほども、答弁席に近藤環境副大臣が座って、そして委員からの質問に答弁をしておりました。そのことに象徴されるように、やはりこの問題というのは、まさに委員御指摘のように、環境省との連携が大変必要だと思っております。  具体的にお話をしますと、買い取り価格や買い取り...全文を見る
○海江田国務大臣 いわゆる埋蔵電力でございますけれども、まず、私ども、電気事業法に基づいて届け出されております出力一千キロワット以上の自家発電の設備容量は、全国で約五千四百万キロワットございます。  実は、今回、そうした埋蔵電力がどのくらいあるのかという議論がありましたので、今...全文を見る
○海江田国務大臣 もちろん経済産業省の中でも議論は進めてまいりますが、今、政府全体としてエネルギー・環境会議という会議体がございまして、ここには私も参加をしておりますので、こうした場で議論をしていくということはよろしかろうと思います。ただ、もちろんこれは政府の中の話でありまして、...全文を見る
08月03日第177回国会 衆議院 財務金融委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○海江田国務大臣 北神委員にお答えをいたします。  確かに、委員御指摘のとおり、立地補助金は平成二十一年度の第二次補正、それから平成二十二年の予備費を使って行いました。効果は、先ほど委員からお話があったとおりでございます。  私どもも、先日、七月の二十九日に取りまとめました復...全文を見る
○海江田国務大臣 私も久しぶりに山本委員とお目にかかります。  短期の円高ということでいえば、やはり一番直近では、アメリカの財政事情の問題、それからヨーロッパのギリシャ等を初めとした財政の問題ということがあろうかと思います。  それから、中期は、やはり金利差ということも考えな...全文を見る
○海江田国務大臣 私が先ほど中期は金利差だということを申し上げたのは、山本委員の考え方に近いわけでございます。言い方が若干違いますけれども、同じようなことを考えているということでございます。
○海江田国務大臣 西村委員にお答えをいたします。  これは一定の仮定を置いた上の数字でございますけれども、原子力がとまって火力で代替した場合、三兆円増加して、それによる石油石炭税収が約七百億円増加します。
○海江田国務大臣 これは西村委員が一番よく御存じの点でございますが、この石石税の場合は、一たん一般会計に入れられて、そこから特別会計にまた繰り入れられる、必要額ということでございますから、この必要額をできるだけふやす努力をしたいと思っております。
○海江田国務大臣 竹内委員にお答えをいたします。  今回の三・一一の東日本大震災以降のこの経済の危機というのは、確かにリーマン・ショックのころと違う状況がございます。  一つは、三月十一日、あの大震災が発災いたしまして、いわゆるサプライチェーンの途絶ということがございました。...全文を見る
○海江田国務大臣 あともう一つ、先ほどのお話は実はまだ途中でありまして、答弁の時間が少し長くなりましたので切りましたけれども、実はもう一つございますのが、まさに日本の企業の海外移転という話になってまいります。  確かに、委員御指摘のような復興需要というものはあろうかと思います。...全文を見る
○海江田国務大臣 私は、もちろん安全性を確認した上でございますけれども、やはり電力の供給、本当にこれは、先進国の条件というのは、質のいい電気が安定的に供給されて、いつでも、その電気を消費しようと思ったら、産業も、それから家庭もそうでございますが、しっかりと電気が供給されるというの...全文を見る
○海江田国務大臣 そのとおりだと思っております。
○海江田国務大臣 稲津委員にお答えを申し上げます。  今お話のありました石油などの資源は全般的に高騰の傾向にあるということは、これは言うまでもございません。  その高騰の傾向にある中で、我が国とすればほとんどを海外に頼っているわけでございますから、その意味では、円高が、言って...全文を見る
○海江田国務大臣 三・一一の東日本大震災が発災するまでは、まさに私ども、エネルギーの、とりわけ原子力を除いた石油製品などの価格というものに非常に注目をしておりました。そして、この高騰というものを少しでも和らげるために、それこそ、例えば、これは中山政務官でしたか、経産省としても、産...全文を見る
○海江田国務大臣 佐々木委員にお答えをいたします。  確かに大企業も、当初計画をしておりました、例えばドルのベースで採算ラインがありますから、大体八十円台ぐらいでやっていますから、今回のような七十円台、七十七円、七十六円ということは当然採算割れでございます。そういうケースが出て...全文を見る
08月05日第177回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(海江田万里君) 那谷屋委員御指摘の件につきましては、経済産業省としては真摯に受け止めております。指摘事項を踏まえまして、道府県等に対して基金継続の必要性の検討及び毎年度における収支状況の報告などを求めておりまして、現在、各地域で見直しが行われていると承知をしております...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 那谷屋委員にお答えをいたします。  現在、東京電力の損害賠償につきましては、特に発電所から十キロでありましたり、あるいは二十キロでありましたり、避難を余儀なくされている方々には、生活資金の支援という形で、これは賠償金の一部の仮払いということでございま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答え申し上げます。  私が経済財政担当の大臣のときでございまして、あのときも円が徐々に高くなっておりまして、やはり円が実態を乖離して高くなるというのは、これはこの日本の経済に大変大きな打撃を与えるわけでございますから、何とかしなければいけないという...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員にお答えをいたします。  まず、この原子力安全・保安院のいわゆるやらせの問題でありますが、これは先ほども保安院長から御答弁がありましたように、第三者委員会、今朝その委員の方々正式に決まりまして、来週になろうかと思いますが、第一回の会合を開いていた...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この問題についてはかねてから答弁を申し上げておりますが、国際的にも、IAEAの会議でも私から保安院は経済産業省から切り離して独立をさせるということを言ってございます。
○国務大臣(海江田万里君) 二〇〇七年度までは、この不正確な報道への対応を含む情報提供事業というものがございました。それが、今委員御指摘のように、平成二十年、二〇〇八年になりましてから名前が即応型情報提供事業というものに変わったわけでございます。  その背景には、これは総合資源...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この不適切なということについて、何をもって不適切と認定をするかということは、これは絶対的な物差しはなかろうかと思います。  私も、これは七月二十六日の閣議後の記者会見で、不適切だという物差しをこういう場合当てはめるということはいかがなものであろうかと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは井上委員は御理解いただけると思いますが、この第一次補正の場合は、今まさに原子力発電所の事故が起きまして、そして本当にいろんな情報が今ネット上あるいはマスコミ上飛び交っております。そうした大変この原子力の問題あるいは放射能の問題に対して国民の関心が...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお話をしましたけれども、三月十一日以降のやはり原子力あるいは放射能に対する世の中にあります、もちろん正確な情報もあるわけでございますが、間違った情報に対してはしっかりと、それは違いますと、これがこうした例えば数字でありますとか、ファクトでありま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 荒井委員にお答え申し上げます。  荒井委員からもお話ございましたけれども、当院の経済産業委員会でもそのような御指示、御提案がございました。今回改めましてこの大熊町のアンケートを拝見させていただきましたが、確かにそうした何年たったら帰れると思うかなどと...全文を見る
08月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○海江田国務大臣 七月十九日の予算委員会での発言について訂正いたします。  一次補正での十兆円の中小企業の資金繰り支援策は、被災地の中小企業の資金繰り支援を中心に策定したものですが、対象としては、被災地域以外の全国の中小企業も利用可能な制度であります。  以上、訂正申し上げま...全文を見る
○海江田国務大臣 今、佐藤委員から御指摘をいただきましたけれども、七月の十八日でございます、北京を訪問いたしまして、陳徳銘商務部長とお話をいたしました。  どこが一定の前進であったというふうに私が評価をしたかといいますと、これまでレアアースの問題、一つは、量が前年と比べて圧倒的...全文を見る
○海江田国務大臣 このレアアースの問題につきまして、まず、先日公表されましたWTOのパネル報告書の内容、これをしっかりと精査しなければいけないということでありまして、その上で、レアアースの規制についても、さっきお話をしたような経緯がございますので、今後の成り行きと申しますか、今後...全文を見る
08月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第19号
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○海江田国務大臣 小野寺委員にお答えをいたします。  確かに、小野寺委員からも資料をいただきました。それから、私もきょう御答弁するに当たって、この一次補正の手当てというものを拝見しましたけれども、おっしゃるように、本当に多くの方々から希望があった、その希望に十全にこたえていない...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○海江田国務大臣 近藤委員にお答えをいたします。  二〇三〇年の水力発電を除いた再生可能エネルギーの比率は、我が国の発電電力量のおよそ九・四%になると見込んでございます。
○海江田国務大臣 これも当委員会で何度か御答弁をしておりますが、この買い取り制度を通じて二〇二〇年までに一二・五%ということでございますから、菅総理がおっしゃられたのは、二〇二〇年代のできる限り早い段階で二〇%、できる限り早い時期というのが何年かというのはまだ定かではありませんが...全文を見る
○海江田国務大臣 ありがとうございます。  この再生可能エネルギーの導入に当たって、特にその拡大に当たって大事な点というのは、幾つかこの再生可能エネルギーの問題点として従来指摘をされました点がございます。特に系統に売っていくわけでございますから、系統に入っていく上での課題としま...全文を見る
○海江田国務大臣 まさに委員御指摘のとおり、これは、北海道と東北の連系線、連系設備の増強というのは、本当に喫緊の課題だろうと思います。きょうも東北電力の管内では電力の需給が大変逼迫をしているという情報もございまして、そうしたときにお互い融通し合えるということは、大変大切なポイント...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 経済産業委員会農林水産委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○海江田国務大臣 田島委員にお答えを申し上げます。  まず、総発電電力量に占める再生可能エネルギーの比率でございますが、これは二〇〇九年を基準にしておりますが、現在八・五%。これが、この法律案を成立させていただきました上でのことでございますが、二〇二〇年までに一二・五%にするこ...全文を見る
○海江田国務大臣 田島委員から御指摘のありました東北地方でありますが、風力発電は大変ポテンシャルの高いものがあります。もちろん太陽光もそうであります。それから、先ほどお話のありましたようにバイオマスもそうでございます。その意味では、再生可能な自然エネルギーのポテンシャルが大変高い...全文を見る
○海江田国務大臣 お答えを申し上げます。  確かに、委員御指摘のように、昨年末の閣僚委員会で「負担と導入の動向を見極めつつ本制度全体の負担総額を軽減・限定するような制度設計を工夫する。」ということを書いてございますが、私どもとしましては、やはり、再生可能エネルギーの導入に向けた...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどのをもう一度申し上げますと、「制度全体の負担総額を軽減・限定するような制度設計を工夫する。」ということが正確な閣僚委員会の決定でございますので、どういう形になれば負担総額を抑えることができるかということで、今もお話をしましたけれども、毎年の買い取り価格の見...全文を見る
○海江田国務大臣 谷委員にお答えをいたします。  過去にもお答えをしたかと思いますが、もちろん、経産大臣が決めるという場合でも、最大限の透明性は維持をするということでございます。  今の谷委員の御質問を聞いておりまして、法文の上に買い取り価格あるいは買い取り期間を明示するとど...全文を見る
○海江田国務大臣 これも随分議論がございました。エネルギー源によってコストがそれぞれ違っているわけでございまして、あるいは地域によってもコストは異なってこようかと思います。ですから、その意味では、コストが違うんだから、買い取り価格も当然違ってしかるべきではないだろうかという御意見...全文を見る
○海江田国務大臣 既存施設で既存の燃料を使ってやっていただく場合は、これは既存の制度でやっていただきませんと、当然のことながら、そうした事業を行うに当たっての採算性の観点などもあるわけですから、それでやっていただく。既存の施設を使うけれども、新たな燃料、とりわけバイオマスのような...全文を見る
○海江田国務大臣 今、農水大臣からそういう見解が述べられましたので、それをしっかりと受けとめたいと思っております。どういう仕組みができるのかということは、こちらで検討させていただきたいと思います。
○海江田国務大臣 私どもは、再生可能エネルギーの買い取り制度が本当にしっかりと国民の間に行き渡って、自然エネルギーがふえていくということを何よりも望むものでありますので、経産省では、今、谷委員からお話がありましたような方向でございますが、とにかく国全体としてそういう形で後押しをし...全文を見る
○海江田国務大臣 私どもは、発送電の分離も含めまして、その意味では聖域なき議論をやっていこうと思っております。その議論の場としましては、エネルギー・環境会議というものがつくられましたので、ここの場所が適当かなというふうに思っておりますが、もちろん、エネルギー・環境会議に臨むに当た...全文を見る
○海江田国務大臣 今、江田委員の口からおっしゃっていただきましたけれども、今回、買い取り価格自体を毎年見直していくということでございますので、そうした中で、やはりこれは本当にやってみなければわからない部分もあります。  それから、今およそ二十円ぐらいでということでお話をさせてい...全文を見る
○海江田国務大臣 江田委員の御指摘のとおりでございまして、今回の大震災でも融通の問題で大変大きなネックがございまして、ああいう計画停電などということにもなったわけでございますから、その意味からも、連系の強化、融通を円滑にするための施策、これは本当に一日でできるものではありません。...全文を見る
○海江田国務大臣 今、江田委員から包括的なお話がございましたので、私もその線でお話をさせていただきます。  一つは、買い取り価格がどうなるかということは、大変私どもも頭を痛めたところであります。  今、江田委員のお話では、初期投資にかなり大量のお金がかかるということでございま...全文を見る
○海江田国務大臣 吉井委員にお答えをいたします。  私どもも、まさにポテンシャリティー、これは潜在的な能力と申しますか、これをどう顕在化するかということに、研究開発の後押しというものが大変重要だという認識は持ってございます。  例を挙げますと、太陽光発電設備につきましては、や...全文を見る
○海江田国務大臣 吉井委員にお答えします。  幾つかありましたので、技術の革新というのは、やはりコストを下げるという意味でも大変重要だという認識があるということを、まずお答えをします。  後段にございましたエネルギー源、それから、今、吉井委員は、エネルギー源のほかに、地域によ...全文を見る
○海江田国務大臣 吉泉委員からのお尋ねで、今も変わらないのかということでございますが、七月の十四日で、まだ一月もたっておりませんので、そうころころ変えるわけにはいかないということでございます。  これは、今まさに委員は、賦課金のところで、〇・五円では、この制度、先ほどの吉井委員...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほど、吉井委員に対する御答弁の中でもお話し申し上げましたけれども、エネルギー源での考え方も一つございます。それからさらに、地域によって、同じエネルギー源でもコストも違ってくるケースもございますので、その意味では、限りなく細分化をされるということもあります。 ...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○海江田国務大臣 村上委員にお答えをいたします。  委員御指摘の海水への放出というのは四月の四日のことだったと覚えております。これは、四日から最終的には十日までというおよそ一週間にわたりましたが、この低濃度の汚染水の放出につきましては、片一方でやはり高濃度の汚染水が出ておりまし...全文を見る
○海江田国務大臣 ただいま御決議のありました東京電力福島第一原子力発電所事故の収束に当たっては、これまでも、国内はもとより、アメリカ、フランスを初めとする諸外国やIAEAと連携し、技術や知見を結集して取り組んでまいりました。  去る七月十九日には、「東京電力福島第一原子力発電所...全文を見る
08月11日第177回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○国務大臣(海江田万里君) 大島委員にお答えをいたします。  まさにこれからこの参議院においても固定価格買取り制度の議論が始まると思います、今、衆議院で大詰めを迎えているところでございますが。その中で、一つは、今委員が御指摘のありました中小企業ですね、日本の技術。もちろん、例え...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員にお答えをいたします。  私は、この浜岡について、やはり自分の目で見て、そして、これは地震の懸念がやっぱり一番大きいわけでございますから、数字の上ではいろんな数値を見ておりましたけど、やはり実際自分の目で見ないと分からないというところがありました...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私見というわけにはまいりませんので。  確かに保安院への報告は来ております。ただ、今お話のありました新たな発注、資材の発注が四億円云々というのは、これはまさに会社がそういう判断をしたわけでございまして、そしてその会社の監督はこれは文科省でございますの...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この点につきましては私どもも承知をしております。  まず一つ、最初のスタートの時点の建設費が七千六百億円でございました。それが今御指摘のように二兆一千九百三十億円、これはおよそ二兆二千億円ということでございまして、当初のおよそ三倍ぐらいになっておりま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 平山委員、大変お調べをいただいて、パネルなども作っていただいて分かりやすく話をしていただいているんですが、事実の誤認がございますので、今日は特にテレビの中継もありますので。  私、六ケ所村行ってまいりましたけれども、フィルターは付けております、これは...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 西田委員にお答えを申し上げます。  私も、気温がどういう夏になるかということは分かりません。ただ、私は、よく巷間言われておりますのは、特に今日辺り、大変な電力の需給が逼迫をしておりますが、いわゆる七月の梅雨明けのときにはやっぱり一回大変電力の需給が逼...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答えを申し上げます。  家電エコポイントにつきましては、当予算委員会でも何度かそういう、復活をさせるべしという御意見もいただきました。これまでに家電エコポイントは大変効果が上がったことは事実でございます。およそ予算額の七倍ぐらいですかね、経済効果が...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 加藤委員にお答えを申し上げます。  福島県でのこの健康調査でございますが、これは息の長い調査になろうかと思いますが、私どもといたしましては、委員の皆様方の御提言も受けまして、平成二十三年度の第二次補正予算におきまして、これは福島県原子力被災者・子ども...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもとして、この補正ではこういう形で基金をという形でございますので、先ほどもお話をしましたけど息の長い対応ができようかと思いますが、ただ、法制化の必要につきましては、これは福島県とも相談をしなければいけません。それから、私ども経産省だけでありませんで...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ですから、私どもは、その意味ではまず基金をつくりましょうと、そして、基金をつくる中で、一日も早く現地で本当にこの被害に遭われている方々の健康診断をやっていただきましょうということで、まずそこの方を手掛けさせていただきました。
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお答えを申し上げましたけれども、これは福島県の方々とよく御相談をしまして、そして委員から御提出いただきましたこの診断票なども、そういうフォームも福島県と御相談の上作ったわけでございますから、そこがいろんな意味で、かなり細かく書かなければいけませ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、私は経済被害の担当でございますから、それから経済産業省はこれまで原子力の行政にかかわってまいりましたので最大限私は努力したいと思いますが、そういう御指摘が、何と申すんですか、早い段階から日記を付けてくださいとか、そういう指示をすればよかったとい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお話をしましたけれども、基金をつくったということは、私は皆様方の声に対するお答えだと思っております、これは。全く何もやれなかったということではありませんので。  それで、この基金で、先ほどもお話をしましたけれども、データベースも入れております...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお話をいたしましたけれども、この基金で二十年、三十年の対応はできるんですよ、これは。ですから、どこのところがじゃ足りなくて法制化なのかということをまたお教えいただければ。  それから、福島県の方ともこれは御相談をしておりますので。
○国務大臣(海江田万里君) 私は、公明党に限らず自民党の方々でも、直接私のところにお持ちいただいた各種の要望などは全て目を通しまして、それはしっかりと対応しております。ですから、残念ながらまだ私、拝見しておりませんので、官房長官のところには先ほどのやり取りで届いているようでござい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 通告はいただいておりませんでしたから資料はございませんが、ただ、私、昨日も東京電力に行ってまいりましてその点は情報提供を受けました。  で、少しずつ分かっている部分もあります。四月分、五月分、六月分という形で、今それは一生懸命、まず一人でも多く、どう...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この再生可能エネルギーの買取りの法案につきましては、今衆議院で最終的な局面でございまして、与野党の間で修正の協議も行われているやに聞いておりますが、私どもがこの法案を提出をしましたその一つの考え方といたしましては、やはりまず、初めてのことでございます。...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 加藤委員にお答えを申し上げます。  これは加藤委員が前からおっしゃられていることで、今日もまたお話ございましたけれども、確かにこの東北の地域というのは、風力発電、それからバイオマスもそうでございます。それから地熱もございます。それから太陽光発電などの...全文を見る
08月23日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第19号
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○海江田国務大臣 おはようございます。  本当に谷畑委員には、この経済産業省の仕事に対して、経済産業省の仕事というより日本経済に対して、種々御高見をお聞かせいただきましてありがとうございました。心から感謝を申し上げます。  私も、ことしの一月でございますから、まだ一年はたって...全文を見る
○海江田国務大臣 これは政党の中のことでございますので……。ただ、政党の中ではありますけれども、今民主党は与党を預からせていただいておりますので、それは政党の党首を選ぶ選挙ではなくて日本国の総理大臣を選ぶ選挙だ。そういう気構えで、きょうここに委員として参加をしている皆さんも、そう...全文を見る
○海江田国務大臣 谷畑委員御指摘のように、そもそも、昨年の、一昨年になりますか、エネルギー基本計画を決められまして、その中で今委員御指摘のような数字もあったわけでございますが、今般の東京電力福島第一発電所の事故もあって、原子力の依存を五三%というのはもう到底無理だ、これはすべての...全文を見る
○海江田国務大臣 先ほどエネルギー基本計画を、一昨年と言いましたが、昨年でございますので。  それから、今お話がございましたけれども、幾つか論点がございまして、価格の決定を透明化するということは、もとより私どもも考えていたことでありますが、それをどうシステム的に保障していくかと...全文を見る
○海江田国務大臣 梶山委員にも、本当に本委員会を通じて貴重な御意見を賜りましてありがとうございました。  その上で、太陽光一千万キロワットでございますが、二〇一〇年代の中ごろと私どもは考えております。  風力についてはお尋ねがございませんでしたけれども、よろしゅうございますか...全文を見る
○海江田国務大臣 よろしいかと思います。
○海江田国務大臣 まさにこの一千万キロワットを超えましたところで出力抑制のための費用も生じてこようかと思いますが、今、私どもでは、その費用が年間およそ二千億円という試算をしてございます。
○海江田国務大臣 それで構いませんが、あともう一つだけ。これは、太陽光発電の導入量が二千八百万キロワットという条件もつけてございます。それで試算をすると、先ほどお話をした二千億円ということになろうかと思います。
○海江田国務大臣 そのとおりでございます。
○海江田国務大臣 今の委員と提出者の議論を聞いておりましても、私は当初から、この問題、とりわけサーチャージと負担の問題というのは連立三次方程式を解くように難しい問題だというふうに申し上げましたが、改めてそういう認識でございますが、ただ、与党と野党の間で国会としての考え方がまとまっ...全文を見る
○海江田国務大臣 もとより、私どもも、経産省から切り離しをするということは委員も御理解いただいていると思いますが、そういう考え方でやってまいりました。  その上で、いよいよこれから経産省から切り離されるわけでございますが、やはり保安院に必要なのは、一つは独立性でございますね。そ...全文を見る
○海江田国務大臣 これは代表選とは関係ございませんが、この二五%の削減目標というのは、これはまさに鳩山元総理が国際公約として掲げた数字でございますので、やはりそれを守るという姿勢は掲げていきたいと思っております。  ただ、足元のところでは、どうしても原子力にかわるエネルギー、中...全文を見る
○海江田国務大臣 これも大変議論のあったところでございますが、ただ、これにつきましては、私どもも、税制改正の中でそういう方向性を決めましたものですから、やはりそれは維持をしていきたいと思っております。  ただ、種々の、特に昨今の円高などによる企業の痛みと申しますか、企業が大変大...全文を見る
○海江田国務大臣 まさに、本日のこの委員会で修正案を通していただきましたら、それによって私どもは執行を粛々と行うということでございます。  とりわけ大切なのは、第三者委員会がしっかりとした議論をするということでございますから、この第三者委員会の議論を行うための第三者委員会の開催...全文を見る
○海江田国務大臣 これは委員が一番よくおわかりになっていることでありますので、私どもとすれば、国会でこれを決めていただければ、執行者として粛々とその執行を行っていくという立場でございます。
○海江田国務大臣 今、西村委員からもそういう御指摘がありました。大変難しい問題であります。難しい問題であるが、検討をしていきたいと思っております。
○海江田国務大臣 太陽光発電で、二〇一〇年度のフローベースでございますが、これは輸入比率がおよそ一六%ということでございます。
○海江田国務大臣 確かに、委員御指摘のとおり、品質基準というものがあろうかと思います。今考えられますのは、一定の効率が継続的に確保される設備からの電気買い取りに限定をするとか、そういう形で、品質基準というのは一つあろうかと思います。  それから、日本の、太陽光だけに限りませんけ...全文を見る
○海江田国務大臣 稲津委員にも本当にお世話になりました。ありがとうございました。  今、北海道の泊の、再稼働と申しますよりも営業運転をしっかりと始めたということでございますが、この経緯について委員からるる事実関係のお話がございました。そのとおりでございます。  特に、七月の十...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、私どもは回答を文書ではしてございませんが、口頭での説明は何度かしてございます。口頭での説明で御理解いただけたもの、あるいは御理解いただけなかったものもあるやに聞いておりますので、そこは北海道とよく御相談をして、そして事務的な調整が整い次第、文書で正式な回...全文を見る
○海江田国務大臣 この問題につきましても、今、北海道と事務方同士で調整をしているところでありますから、これが整い次第、文書による正式な回答をしたいということでございます。
○海江田国務大臣 今、班目委員長からお話がございましたけれども、私どもの方から、まさに法律にのっとって、原子力安全委員会に検査を行ったということを報告いたしまして、そして安全確保上の留意事項の有無などについて意見を伺ったわけでございます。その結果、原子力安全委員会からは問題点につ...全文を見る
○海江田国務大臣 吉井委員にお答えをいたします。  それは全くそのとおりであります。それぞれの地域、わけても中小企業を元気にしていくということは、今回のこの法案の背景にございます。
○海江田国務大臣 吉井委員にお答えをいたします。  賦課金とは別の議論として、総括原価方式の中身がどうなっているのかということ、これは事業会社も、例えば幾つかの会社はインターネットで発表しておる、そのほかはまた別な形で発表しているということがございますが、やはり総括原価方式の中...全文を見る
○海江田国務大臣 この点につきましては、私も当委員会で何度かお話をさせていただいておりますが、この法律の第五条第一項第二号に規定する「電気の円滑な供給の確保に支障が生ずるおそれ」、そうした場合としましては、余剰電力や周波数変動の発生、配電系統における電圧上昇などが考えられまして、...全文を見る
○海江田国務大臣 これは、もし納得のいかない理由で拒否をされるということになれば、当然紛争ということになろうかと思いますから、そうした実際の紛争の事例につきましては、その内容及び解決の結果を含め、速やかにホームページなどで公開をしていくということでございます。
○海江田国務大臣 御提案の修正案につきましては、政府としては異議はございません。     —————————————
○海江田国務大臣 ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これら法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
08月24日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○国務大臣(海江田万里君) 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案並びに電気事業法及びガス事業法の一部を改正する法律案の提案理由につき、御説明申し上げます。  まず、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案につきまして、その提案...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 磯崎委員にお答えをいたします。  当委員会では、こういう形で政府側の答弁と、それから修正案を出していただき、そして議論をしていただきました与野党の修正案の提出者が並んでおりまして、そして今日も恐らくいろんな角度からの御質問があろうかと思いますが、本会...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まさに委員御指摘のように、この地球の温暖化対策について、当面実施をしなければいけない政策的な課題について、昨年、三施策ということで取りまとめをしたわけでございまして、そして、今二点、温対税と、それから今まさに御審議をいただいておりますこの買取り制度につ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず私からお話をして、足らざるところは参考人からも答弁いただきますが、まず一つは、今、磯崎委員お話しになりました東京電力の今回のあの事故に関する賠償金の件でございますが、正確に申し上げますと、今委員がお話のありましたように、一つは特別負担金ですね。この...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 恐らく、恐らくと申しますか、私が仄聞しておりまして、今回、衆議院段階で修正が加わりました。先ほど、多電力消費の産業に対する議論がございまして、一つの別な角度からの考え方、お話をしましたけれども、正面からの考え方として、まさにこの多電力の消費の産業が日本...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 午前中の答弁でも申し上げましたけれども、私は検討の余地はあると思っております。  午前中の答弁は、事業仕分の中でこの補助金等をこちらの固定価格の方に一元化をするという流れの中でありましたから、その意味でいうとまた直ちに補助金という流れにはならないかと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 温暖化対策のこの三つの施策の中では、先ほどもお話をいたしましたけれども、私は石石税、これは温対税の部分とそれからこの固定価格買取り制度の方が少し前に出て、そして、いわゆる国内の排出権取引はもう少し様子を見た方がいい、こう考えております。  その意味で...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、若林委員の御質問で、まさにエネルギー問題から産業問題と申しますか、地域の経済の活性化の問題が出てきたかと思います。  そのように、この固定価格買取り制度の問題は、非常に裾野の広い、今日本が抱えている様々な問題を解決する一つのきっかけになりますので...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) その理解でよろしいかと思います。
○国務大臣(海江田万里君) これは政治の方が話をした方がよかろうかと思いますが、既にその系統安定化、広義の系統安定化でございますが、これは各種の技術開発、技術促進が必要でございますから、そういうところにはこれまでも各種の補助金を行ってきたところでありますから、まずこれはこれまで以...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどの答弁で、特別負担金については、これはリストラを大いにやって、あるいは資産の売却などもやっていただいて、そして費用の捻出をお願いをしますということで、これは東京電力との間で、これは何度も途中の過程で、プロセスの中でそういうやり取りもございましたか...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ですから、今お答えをした意は、当たらないということをお伝えしたかったわけでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 前半の方はなかなかちょっとお答えがしづらいわけでありますが、後半のこと。  実は、佐賀の町長とは、あっ、玄海の町長ですね、玄海の、佐賀は県知事でございますから。玄海の知事とは……(発言する者あり)あっ、玄海の町長、若干混乱をしておりますが。せんだって...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、政府と東京電力の間で数次にわたりこの機構をつくるに当たって、意見交換と申しますか、私どもの方からの形の上ではお願いになりますが、そういうものをしたところであります。  そして、東京電力が今回の損害賠償を行うに当たって、二種類の負担金が出ますと...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 例えば一般負担金につきましても、これは税と違うわけでありますから、税でありますれば強制力を伴うわけでございますが、これはまさに相互扶助の考え方から拠出をお願いをしますというのが前提になっておりますから、それは口約束ということでは私はないと考えております...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 発送電の分離も、これは機構法そのものの仕組みが、この機構法についても国会でしっかり御議論をいただきまして修正もあったところでありますが、その修正の過程でもそういう議論があったやに承知をしておりますが、この機構法あるいはそれに関係しました修正の中でも、こ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どもは、与野党の間で協議が行われまして、そしてそこで合意された点でありまして、今それぞれ答弁がありましたけれども、そういうものと理解して、これはあらゆる可能性を排除するものでないというふうな理解をしております。
○国務大臣(海江田万里君) データの開示につきましては、私ども本当に原則開示できるものは開示していこうという立場でございますから、これまでもその問題がございまして、そしてデータを提供するときに、やはりこれは是非コストにかかわる部分ですから御内密にという話もございますので、そういう...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まさに時系列から申し上げましても、菅総理のフランス国におけるサミットでの発言というものとは結び付いておりません。この買取り法案の、私ども政府が出しましたこの中身についてでの試算、一三%というお話をいたしましたが、これはですから今回幾つかの形で修正が加え...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどの九%というお話も実は水力を除くと一%でございますから、そういった形でのこの一三%がおよそ、たしか一二・五%という数字だったと思いますが、その中で水力がどのくらい、それから自然エネルギーの中の太陽光がどのくらいと、そういうようなあらあらの数字はあ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 民主党の代表選はまだスタートしておりませんで、二十七日ですか、大分早うございますので、まずこの法案をしっかりと議論をしていくことが大切だろうと思います。  私が当委員会で自由化に触れました折は、既にもう自由化も進んでいる部分もあるわけでございますから...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 賦課金という言葉を使ったり、あるいはサーチャージという言葉を使ったりしておりますが、これはなかなか分かりづらいのではないだろうかというふうに思っております。  それから、私は、これは衆議院の委員会で何度も御答弁申し上げましたけれども、何かこの制度が大...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 特にこれはやはり地域分散型であるというふうに私は理解をしております。地域分散型の電力会社ということだろうと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 本当にこの問題というのはまさに議論をしなければいけないところでありまして、私は、まず国民全体がやはりそういう自然エネルギーの方に向いていこうということは、これは恐らく多くの国民の共通の理解だろうと思うんですね。そういうときに、まずやはりそういう条件の整...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 自立国債による太陽光発電所を各家庭に全て備えるという先生のお話は前にもお聞かせをいただきましたが、ただその場合、今たしか四千七百万戸ぐらいでしたかね、あれね。ただ、その中には、やはり老朽化をしておりまして、今のようなパネルを屋根の上に設置できないという...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) あのとき荒井委員から御紹介がありまして、事前に見ておりましたから、特にやはりあのとき出ておりましたのが移住というような言葉でしたか、私どもは、その移住という言葉はなかなか私どもの方から申し上げにくい言葉ですので、まさにその町がやった中にそういうものが出...全文を見る
08月24日第177回国会 参議院 本会議 第35号
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○国務大臣(海江田万里君) 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案並びに電気事業法及びガス事業法の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明申...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 友近議員にお答えをいたします。  まず、脱原発と原発再稼働の観点も含めたエネルギー政策の在り方に関する御質問をいただきました。  原子力発電所の再起動が行われず、電力需要が昨年並みになった場合には、来年には一割程度のピーク時の電力不足、年間では約二...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 関口昌一議員にお答えをいたします。  まず、軽減措置の対象数と軽減の程度に関する御質問をいただきました。  本修正を盛り込んだ法案が成立した場合、軽減措置の対象となる事業者数や負担軽減総額等については、客観性、透明性、納得性を重視した上で制度設計を...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 魚住裕一郎議員にお答えいたします。  まず、セーフティーネット保証五号の適用期間を延長し、セーフティーネット貸付・保証の対象要件を拡大すべきとの御質問をいただきました。  セーフティーネット保証五号につきましては、本年度上半期は四十八業種を対象とし...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 水野賢一議員にお答えをいたします。  法案附則に規定する三年間の集中的な導入拡大期間に関する御質問をいただきました。  議員御指摘のように、風力発電や地熱発電などは、事前調査の実施など設置に時間を要するケースが多いことは認識をしております。他方、三...全文を見る
08月25日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○国務大臣(海江田万里君) 姫井委員にお答えを申し上げます。  ゼロベースの意味でございますが、私は一旦白紙にというつもりでおります。何が、例えば原子力がゼロなのかとか、あるいはその他のエネルギーがゼロなのかという、そのゼロとは結び付けておりませんので、とにかく三月十一日以降の...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、藤原委員がおっしゃいました国民を飢えさせないというのは、これはもう政治の要諦であろうと思います。いついかなるときも国民を飢えさせることがあってはいけないと、そう考えております。そして、その上で、やはり国民がまず飢えない、しっかりと自分の生命を維持し...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 確かに藤原委員御指摘のとおり、これまでの我が国のエネルギー政策の一つの考え方、一つというか基盤の考え方は御指摘のありました三E、それにセーフティーですね、安全性が加わりまして三EプラスSということがこれまでの考え方であったわけでございますが、これからエ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、これまでいろんな形で意見を求められますと、そこで言っておりますことは原子力の依存度を下げるということでありまして、そして最終的にゼロにしてしまっていいのかどうなのかということについては私もまだ熟慮中であると、こういう言い方をしております。  そ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどの三E、これは供給安定性それから経済性、環境適合ということでございますが、その供給安定性の中に別な言葉で言い換えますとエネルギーの安全保障ということが考えられているんではないだろうかということでございまして、今御議論いただいておりますこの再生可能...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まさに私ども政府は、この法律案の御審議をお願いをした時点では、これは全てのということでございますから、今委員が御指摘のありましたような低所得の方々でありますとか、あるいは今回の東日本大震災の災害に遭われた方々ですとか、そういう方々について負担をしていた...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私どももそうした与野党の合意を尊重する立場でございます。
○国務大臣(海江田万里君) 私はこの法案、最初に政府の案でございますが、それが衆議院で議論が始まったときに、何かこの制度ができればバラ色の夢が描けるようなものではないと。それはあたかも苦い薬を飲むようなものであるから、まさにその苦い薬というものの中身が今委員も御指摘のありました、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 委員御指摘のとおり、この法律、そもそもまずこれは直嶋委員が経産大臣のときにあの立派なエネルギー基本計画を定めていただきまして、そして、それと同時に、やはり先ほどお話のありましたこの地球温暖化の問題もあって、そして、こういう形でとにもかくにも一歩を踏み出...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私も、このゼロベースというのが、いわゆる原子力のゼロということに誤解をされるんではないだろうかという思いもございました。この原子力のエネルギーをゼロにすべきかどうなのかということは、私の中ではまだ解決の付いていない問題であります。これを早く解決を付けろ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、このエネ環、エネルギー・環境会議でまず議論をやって、そしてやはり、とりわけエネルギー基本計画については、これはどういう手続を経て決めるかということはちゃんと法律で決まりがございますから、ですから、エネルギー・環境会議の議論を踏まえて、そして法律の...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、このエネルギー基本計画でございますが、恐らく来年になろうかと思います。その来年のいつごろという時期はまだ申し上げる段階ではございませんが、来年の、私はできたらやはりなるべく早い機会の方がいいと思っております。ただ、拙速はいけませんので、十分議論を...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、その前とおっしゃったのはどういうこと……
○国務大臣(海江田万里君) その施行の前にこういう形でなるべくやりたいと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) 私は今政府の立場におりますので、政府の立場から国会でそうした御議論があるということは承知をしておりますが、それがそうした国会の御議論に対して設けるべきであるとか、いや設けるべきではないとか言える立場にはございません。
○国務大臣(海江田万里君) 代表選を目指す、目指さないは別といたしまして、私は一国会議員でございますので、その一国会議員としてお答えをさせていただきますが、一国会議員として、国会が、まさに国権の最高機関であります国会がそうした調査会をつくるということは、これは私はいいことだと思っ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) それぞれ所掌がございますので、私どもは今固定価格の買取り制度について皆様方に御議論をお願いして、そして、しっかりとした議論をした上で是非これを成立をさせていただきたいというお願いをしております。  そうした中で、今委員御指摘のように、この事業仕分によ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今の電力会社自身がバイオマスの発電をした場合ということでございますが、これは委員御指摘のとおり、自分で高く買うわけにはいきませんので、これは除外をされるということでございます。  今お話のありました件でございますが、既に現在でもエネルギー供給構造高度...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今委員御指摘のありましたゼロベースで見直しをするということの中には、当然あらゆる予断でありますとかそういうものを排して、そしていろんな可能性を探っていきたいと、こう考えております。
○国務大臣(海江田万里君) この法案、特に三月の十一日の午前中に閣議決定をしたわけでありますが、三月十一日の震災の発災を機に、やはりエネルギーに対する考え方が大きく違いましたから、やはりしばらくの間、もちろんこれは国会も開けるような状況でなかったわけでございますからこれだけ日にち...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 末松委員が先ほどメタンハイドレートのお話でありますとか、あるいはシェールガスのお話でありますとか、あるいはLNGのお話もありました。  これは、私の先ほどの質問と今のお話を聞いていましてそんたくをするところ、やはり電力の安定供給というものにはベースに...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、いかなる法律も冷静沈着に議論すべきだと、そういう考えの持ち主でございます。
○国務大臣(海江田万里君) 政府としまして、平均的な太陽光発電システムの費用はおよそ二百万円とみなしております。その意味では、末松議員のパネルはなかなか立派なものだなというふうに思っております。  それで、この二百万円の投資回収のおおよそのめどでございますが、これを十二年と見て...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 社会主義的なものというのは、これは歴史の一つの必然でうまくいかないというふうに私は思っております。それがいいという方もどこかにはいらっしゃるかもしれませんが、ビジネスの世界ではそういったものはこれはうまくいかないということでありますので、やはり自由な競...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 本当に新しい制度でございますから、これは従来から買取り価格、それから買取りの期間、あるいはこの法律の見直しということをうたっていたわけでありますから、これはスタートした中からやはり柔軟に見直しをしなければいけないということでございます。  それから、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、牧野委員から、牧野委員が独自に入手をされたこの金額についてお話がありましたが、もちろん私どもはそれについて正しいとも正しくないとも申し上げる立場にありませんが、私が昨日の御答弁でも申し上げましたけれども、やはりこの一般の負担金の方は、特別負担金の方...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私から答弁申し上げまして、足らざるところは内閣府から補足をしていただこうと思っておりますが。  私は、この安全につきましては、これは特に定期検査で一回しっかりとした法令にのっとった安全のまさに検査がありまして、そしてその安全の検査が終わったところで、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、政府内といいますよりも、これは日本の国といいますか、やはり今そういう、全体が本当にどういう優先順位で今の日本が抱えている問題を解決していかなきゃいけないのかということについて一つの方向性が出ていないと。もちろん、それを導いていくと申しますか、あ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、この固定価格買取り制度による電気の消費者の負担というのは、これはまさにサーチャージということでございますから、賦課金ということでございますから、これまでの電力料金に上乗せをするということは、これはもうまごうことなき事実であります。その金額が幾らに...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、昨年の六月に閣議決定、規制・制度改革に係る対処方針というのがございますから、まず大きな各種の規制についての規制を緩和する、あるいは規制を廃止するというところはそこで出ております。  特に、今回のこの固定価格買取り制度におきましては、今委員のお...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) まず、北海道と本州の間のこの連系設備の増強でございますが、これはやっぱり私どもも力を入れていかなければいけないという認識がございます。  今年の五月に、電力系統利用協議会という組織がございますが、ここで、まず三十万キロワットの増強に向けた提言がござい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これまでこの全量買取り制度、固定価格の買取り制度についての広報と申しますか、国民の皆様方への周知徹底というのは、およそ去年の春ぐらいからスタートをしております。特に、去年の春からパブリックコメントの実施を行いました。それから、私自身も余り気付いていなか...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これも昨日若干お話をさせていただきましたけれども、電圧が上昇するというような場合は、これは電気事業者が接続を拒否できるということになっております。  ただ、もちろん、それこそ再生可能のエネルギーの設置者ですね、これが電圧を安定させるために必要な機器を...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、経産大臣だけで決めずに、特にこの固定価格買取り制度、自然エネルギーでございますので環境に対する負荷が小さいということもございます。それから、この法律ができることによってまさに環境問題に一石を投じることができるということでございますので、環境大臣...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このスマートグリッドについて力を入れるということは本当に大変大切なポイントであろうかと思っております。ですから、その意味では、これまでも経済産業省としましては、国内四つの地域でございます、もう御案内の方多いわけでございますけれども、横浜とそれから豊田市...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、荒井委員から途上国あるいは新興国というお話ございましたけれども、やはり途上国あるいは新興国の中でも個別の国によって随分事情が大きく違うだろうと思っております。  私はやはりこの中国のことを考えないわけにはいきません。この中国が、まさに委員お話のあ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このエコポイントの制度、特に昨年これが大変な人気になったと、エコカーの減税もございましたけれども。最初はそれこそテレビのデジタル化の問題もありましたから、特にデジタルテレビなどは大きなものを買った方がそれこそポイントが多く付くということがございました。...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 先ほどもお答えをいたしましたけれども、大臣というのは政府の立場でございますから、大臣としてよりも、私は一国会議員でございますので、一国会議員としてそういう調査の組織ができれば、そこに私も恐らく、被告席というのはちょっと違うかもしれませんが、お白州でいろ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私はベトナムに行っておりませんけれども、経産大臣になってからでありますが、ベトナムから副首相でございますか、お見えいただきまして、そしてお目にかかっていろんな意見交換をしました。  そのときに、私がやはり一番印象に残っておりますのは、ベトナムの方々も...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これはなかなか難しい問題でございますが、ただ私も恐らくこの原子力発電関連、あるいはこのエネルギーで皆様方に答弁を申し上げるのは、恐らくそれは最後になろうかと思いますので、今の荒井委員のお尋ねに若干関連をして、少し私の考えを述べさせていただきたいと思いま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これら法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
08月25日第177回国会 参議院 経済産業委員会、農林水産委員会、環境委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(海江田万里君) おはようございます。  短めにお答えをいたしますが、今委員からも御指摘ありました、既存のそうした発電の設備は、基本的にはまず、やはり設置の段階で各種の補助金を受けているケースが多うございます。そして、今御指摘のありましたこれはRPS法で、その意味では...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) このRPS法の限界と申しますか、それはまさに今委員が御指摘になったとおりでありまして、当初はかなり発電量も多かったデータはございますが、最近になりまして、まさに義務量を課しますとそこに届きませんので、さっきおっしゃったバンキングのところで補填をしている...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この法律自体、私ども政府が提案をしたものが国会の御議論を通じて、そしてより使いやすいものになったかと思われます。  それから、買取り価格でありますとかそういうことについては、これはみなしを行うということでありますので、今言った大きな枠組みというのは、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 少しデータ的に申し上げますと、従来の一千キロワット未満、小水力ですね、これは水力発電の開発可能量の全体のおよそ二%でございました。それが今度これを三万キロワット未満、これは中、それから未満ですから小も入りますが、この中小の水力発電に広げますと、その開発...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 実はこれ、現在も再生可能エネルギーの中でおよそ九%という数字が出ておりますが、圧倒的に多いのがやっぱり水力でございまして、水力を除きますと一%程度でございますので、その意味では、やはり当面は、もちろんこれからバイオマスでありますとか太陽光でありますとか...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私は、衆議院の方の答弁でも、あるいは昨日の経済産業委員会での答弁でも、やはり今回の法律というのはそれこそ甘いお菓子、キャンディーではないと。やはり、苦い薬ではあるけれどもそれを飲んでいただいて、そしてまずこの自然エネルギーについての道筋を付けるその最初...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この青森県、先ほどお話もございましたけれども、確かに風力が大変恵まれているところでございますので、それから青森だけじゃありませんで、今回の大震災の被災地であります東北三県というのはその意味では風力に恵まれているところでございますから、風力のところも今御...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) お答え申し上げます。  私も国会で責任という言葉を発しましたが、その責任というのは、まさに委員御指摘になりました、地元の皆様方に大変な御迷惑をお掛けをしたということで、私は今でも玄海の町長の岸本英雄さんに対して本当に申し訳ないと思っております。
○国務大臣(海江田万里君) このベストミックスということにつきましては、これは政府で、七月の時点でございますが、エネルギー・環境会議というものをつくりまして、その中で決定をした方針でございますが、やはりこれまでの原子力についてはその安全性を高めて、これは従来の保安院だけの、これは...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 昨日の御答弁で、確かに私は来年早々ということをお話を申し上げました。これはその第三者委員会にどういう方を選んだらいいのかということで、これも昨日の経済産業委員会では、例えば生活者の主婦の方々を選んでみてはどうだろうかというような御意見もございまして、ま...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今御指摘の点につきましては、今年の一月でございましたけれども、総合エネルギー調査会の電気事業分科会制度環境小委員会というところでやはり中間報告がございまして、そうした再生可能エネルギーの導入を拡大していくための手当てとして、国として、政策的に必要があれ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 加藤委員にお答えをいたします。  この点につきましては、衆議院の委員会でも実は指摘がございまして、従来のこのバイオマスの発電、特に今委員御指摘のような木材業界などが、これ細々という言葉がいいのかどうか分かりませんが、頑張ってこられたというようなケース...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、横山委員から御指摘のありましたように、確かにあの事業仕分の中で各種の補助金が整理をされたということで、そしてその整理の方向性というのはまさに今御議論いただいております固定価格の買取り制度がスタートをするからということでございますので、その意味ではこ...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) これは、昨日の答弁でも申し上げましたけれども、この法律はなかなか修正などがありまして微妙な問題もございますけれども、ただ私は、今日の先生からの質問があるということでございますので、これはできるだけ公開をするようにということを言いまして、もちろん今裁判の...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 全面開示というのはどういうことをおっしゃっているのか分かりませんが、まずやはりこの議論に資するためのデータというものはお出しをしたいということでございます。
○国務大臣(海江田万里君) 紙委員にお答えをいたします。  何の検討もなしにということでございますが、私どもは北海道の知事とよくお話合いをいたしまして、従来でしたら、これは、既に試験運転に入っているわけでございますから、しかしそれが、最終的な合格証を求めるということがなしにそう...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この定期検査が明けて、そして再稼働に向けたこの手続については、これは従来からの法律の決まりがございます。しかし、今委員御指摘のありましたように、三月十一日の東京電力福島第一発電所の事故という大変深刻な問題がございますから、そこはそうした意味では更なる安...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私もその北海道新聞の記事を読みまして、大きな見出しで新規風力買わぬというふうに出ておりましたが、これはもう既に、その意味では連系可能容量というのがございますね、その連系可能容量がもういっぱいだという誤認に基づいた記事でございまして、北海道電力自身がこの...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 私も、東近江モデルということでございますが、拝見させていただいておりまして、まさに本当に市民が自分たちの力で、大規模ではないけれどもその地域住民のためにそうした発電事業を行って、しかもその成果を配当すると。この場合、地域の利用券、商品券でございますが、...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) この所得税などの累進性あるいはその逆進性といったことは、これはまさに所得が幾らかということが把握をされるわけですから、それに対して担税力といいますか、たくさん稼いで税金を払う能力のある人はたくさん税金を払ってもらう、これはもう非常にはっきり分かりやすい...全文を見る
○国務大臣(海江田万里君) 今、不可欠だという御指摘がありましたけれども、これはまあ、どちらが先かという話ではなかろうかと思うんです、これは。  しかし、こうした自然エネルギー、再生可能エネルギーの導入がどんどん進んでいく、あるいは、これまでの原子力の発電の問題も、実は今、地産...全文を見る
09月30日第178回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○海江田委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、財務金融委員長の重責を担うことになりました海江田万里でございます。  現在、我が国は、東日本大震災からの復旧復興、持続的な経済成長と財政及び税制改革などの重要な課題を抱えており、...全文を見る
○海江田委員長 この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事大串博志君及び古本伸一郎君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  ただいまの理事辞任並びに委員の異動に伴い、現在理事が三名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議あり...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。  よって       網屋 信介君    寺田  学君    及び 豊田潤多郎君 を理事に指名いたします。      ————◇—————
○海江田委員長 この際、御報告いたします。  本会期中、当委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、所得税法第五十六条及び関連条項の見直しを求める意見書外一件であります。      ————◇—————
○海江田委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  まず、第百七十七回国会、内閣提出、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに賛成の諸君の起立を求めます。   ...全文を見る
○海江田委員長 起立多数。よって、そのように決しました。  次に  財政に関する件  税制に関する件  関税に関する件  外国為替に関する件  国有財産に関する件  たばこ事業及び塩事業に関する件  印刷事業に関する件  造幣事業に関する件  金融に関する件 ...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中審査のため、参考人から意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その人選及び日時等につ...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査のため、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員、派遣期間、派遣地その他所要の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時二十五分散会
10月25日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○海江田委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事山本幸三君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、山口俊一君を理事に指名いたします。      ————◇—————
○海江田委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  財政に関する事項  税制に関する事項  関税に関する事項  外国為替に関する事項  国有財産に関する事項  たばこ事業及び塩事業に関する事項  印刷事業に関する事項  造幣事業に関する事...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。      ————◇—————
○海江田委員長 この際、安住財務大臣、自見金融担当大臣、五十嵐財務副大臣、藤田財務副大臣、中塚内閣府副大臣、吉田財務大臣政務官、三谷財務大臣政務官及び大串内閣府大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。財務大臣安住淳君。
○海江田委員長 金融担当大臣自見庄三郎君。
○海江田委員長 財務副大臣五十嵐文彦君。
○海江田委員長 財務副大臣藤田幸久君。
○海江田委員長 内閣府副大臣中塚一宏君。
○海江田委員長 財務大臣政務官吉田泉君。
○海江田委員長 財務大臣政務官三谷光男君。
○海江田委員長 内閣府大臣政務官大串博志君。
○海江田委員長 次回は、明二十六日水曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午前九時十四分散会
10月26日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○海江田委員長 これより会議を開きます。  財政及び金融に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  両件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁白川方明君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として総務省大臣官房審議官米田耕一郎君、...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○海江田委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。藤田憲彦君。
○海江田委員長 次に、緒方林太郎君。
○海江田委員長 余り答えないように。
○海江田委員長 次に、斎藤やすのり君。
○海江田委員長 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午前十一時二十九分休憩      ————◇—————     午後一時開議
○海江田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。西村康稔君。
○海江田委員長 次に、山本幸三君。
○海江田委員長 次に、あべ俊子君。
○海江田委員長 次に、竹内譲君。
○海江田委員長 次に、佐々木憲昭君。
○海江田委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時三十一分散会
11月09日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○海江田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案を議題といたします。  趣旨の説明を聴取いたします。財務大臣安住淳君。     —————————————  東日本大震災からの復興...全文を見る
○海江田委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時十四分散会
11月18日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○海江田委員長 これより会議を開きます。  第百七十七回国会、内閣提出、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、第百七十七回国会におきまして趣旨の説明を聴取した後、審査に入り、また、去る六月十日、本院...全文を見る
○海江田委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。     —————————————
○海江田委員長 第百七十七回国会、内閣提出、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案及び内閣提出、東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案の両案を議題といたします。  この際、お諮りいたし...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○海江田委員長 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。菅川洋君。
○海江田委員長 次に、徳田毅君。
○海江田委員長 次に、村田吉隆君。
○海江田委員長 もう時間が来ておりますので、ごく簡潔にお願いします。
○海江田委員長 次に、斉藤鉄夫君。
○海江田委員長 ちょっと待って、安住財務大臣、指名しますから。
○海江田委員長 次に、佐々木憲昭君。
○海江田委員長 この際、両案に対し、寺田学君外三名から、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党の共同提案による修正案がそれぞれ提出されております。  提出者から趣旨の説明を求めます。寺田学君。     —————————————  経済社会の構造の変化に対応...全文を見る
○海江田委員長 これにて両修正案の趣旨の説明は終わりました。     —————————————
○海江田委員長 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  両案及び両修正案審査のため、来る二十二日火曜日午前九時、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次回は、来る二十二日火曜日午前八時四十五分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時八分散会
11月22日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○海江田委員長 これより会議を開きます。  第百七十七回国会、内閣提出、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案及び内閣提出、東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案並びに両案に対する寺田...全文を見る
○海江田委員長 ありがとうございました。  次に、三井参考人にお願いをいたします。
○海江田委員長 ありがとうございました。  以上で両参考人の意見の開陳は終わりました。     —————————————
○海江田委員長 これより参考人に対する質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。江端貴子君。
○海江田委員長 三井参考人、短い時間に限られていますので。
○海江田委員長 次に、丹羽秀樹君。
○海江田委員長 次に、竹内譲君。
○海江田委員長 次に、佐々木憲昭君。
○海江田委員長 これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。  この際、一言申し上げます。  両参考人におかれましては、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございます。委員会を代表しまして厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。(拍手)  参考人...全文を見る
○海江田委員長 この際、お諮りいたします。  両案及び両修正案審査のため、本日、参考人として日本銀行副総裁西村清彦君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として総務省人事・恩給局長田中順一君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。   ...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○海江田委員長 これより内閣総理大臣出席のもと質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。網屋信介君。
○海江田委員長 次に、西村康稔君。
○海江田委員長 聞かれたことに正確に答えてください。
○海江田委員長 西村副総裁、西村委員は、総裁は幾らかと聞いておりますので、答えられる範囲で答えてください。
○海江田委員長 今同じ質問がありましたから、今度、安住大臣に対して。
○海江田委員長 まだそこまで質問は行っていないんですけれども。
○海江田委員長 改めて、松下経済産業副大臣。
○海江田委員長 次に、竹内譲君。
○海江田委員長 もう一回、ちょっと具体的に。
○海江田委員長 次に、佐々木憲昭君。
○海江田委員長 これにて内閣総理大臣出席のもとの質疑は終了いたしました。  総理は御退席いただいて結構でございます。  以上をもちまして両案及び両修正案に対する質疑は終局いたしました。     —————————————
○海江田委員長 この際、第百七十七回国会、内閣提出、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案に対する修正案について、国会法第五十七条の三の規定により、内閣において御意見があればお述べいただきたいと存じます。財務大臣安住淳君。
○海江田委員長 これより両案及び両修正案を一括して討論に入ります。  討論の申し出がありますので、これを許します。佐々木憲昭君。
○海江田委員長 これにて討論は終局いたしました。     —————————————
○海江田委員長 これより採決に入ります。  初めに、第百七十七回国会、内閣提出、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案について採決いたします。  まず、寺田学君外三名提出の修正案について採決いたします。  ...全文を見る
○海江田委員長 起立多数。よって、本修正案は可決いたしました。  次に、ただいま可決いたしました修正部分を除く原案について採決いたします。  これに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○海江田委員長 起立多数。よって、本案は修正議決すべきものと決しました。  次に、内閣提出、東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案及びこれに対する修正案について採決いたします。  まず、寺田学君外三名提出の修正案について採決いた...全文を見る
○海江田委員長 起立多数。よって、本修正案は可決いたしました。  次に、ただいま可決いたしました修正部分を除く原案について採決いたします。  これに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○海江田委員長 起立多数。よって、本案は修正議決すべきものと決しました。     —————————————
○海江田委員長 この際、ただいま議決いたしました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案に対し、寺田学君外二名から、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党の共同提案による附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。...全文を見る
○海江田委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。  採決いたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○海江田委員長 起立多数。よって、本案に対し附帯決議を付することに決しました。  この際、本附帯決議に対し、政府から発言を求められておりますので、これを許します。財務大臣安住淳君。
○海江田委員長 お諮りいたします。  ただいま議決いたしました両法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————
○海江田委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十一時五十八分散会
11月24日第179回国会 衆議院 本会議 第11号
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○海江田万里君 ただいま議題となりました両案につきまして、財務金融委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  まず、両案につき、その要旨を申し上げます。  経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案は、経済社会の構造の変化...全文を見る
11月25日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○衆議院議員(海江田万里君) ただいま議題となりました両法律案に対する衆議院における修正部分につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案に対する修正について申し上げます。  本修正は...全文を見る
11月29日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○海江田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  趣旨の説明を聴取いたします。財務大臣安住淳君。     —————————————  東日本大震災の被災者等に...全文を見る
○海江田委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。  次回は、明三十日水曜日午後零時五十分理事会、午後一時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時三十三分散会
11月30日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○海江田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉野正芳君。
○海江田委員長 次に、斉藤鉄夫君。
○海江田委員長 この際、暫時休憩いたします。     午後二時四十二分休憩      ————◇—————     午後三時五十七分開議
○海江田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。佐々木憲昭君。
○海江田委員長 ちょっと待って。もう一度正確に答弁させます。
○海江田委員長 次に、岡田康裕君。
○海江田委員長 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。     —————————————
○海江田委員長 これより討論に入るのでありますが、その申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。  東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○海江田委員長 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  お諮りいたします。  ただいま議決いたしました本法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————
○海江田委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時四十三分散会
12月01日第179回国会 衆議院 本会議 第13号
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○海江田万里君 ただいま議題となりました法律案につきまして、財務金融委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  本案は、東日本大震災による被害が未曾有のものであることにかんがみ、先般、緊急対応の措置として講じた各般の措置に追加して、今般、東日本大震災の被災者等の負...全文を見る
12月09日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○海江田委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  本会期中、当委員会に付託されました請願は二十一種百十件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会におきまして慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願...全文を見る
○海江田委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  財政に関する件  税制に関する件  関税に関する件  外国為替に関する件  国有財産に関する件  たばこ事業及び塩事業に関する件  印刷事業に関する件  造幣事業に関する件  金融に関する件...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中審査のため、参考人から意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その人選及び日時等につ...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査のため、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員、派遣期間、派遣地その他所要の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御...全文を見る
○海江田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時二十二分散会