柿沢未途

かきざわみと

小選挙区(東京都第十五区)選出
自由民主党
当選回数5回

柿沢未途の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第186回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○柿沢委員 柿沢未途でございます。よろしくお願いします。  安倍総理、先日の本会議の施政方針演説で、安倍総理の演説を聞いて、おおと思ったところがあったんです。それは、安倍総理が永代橋の話をしてくださったことなんです。  私の地元の江東区深川の町を象徴するのが永代橋という橋でご...全文を見る
○柿沢委員 安倍総理、施政方針演説の永代橋に続いて、地元の皆さんは喜ぶと思いますよ、これは。本当にありがとうございます。大変力強い御答弁をいただきました。  そういいながらも、実は、二〇二〇年のオリンピック、パラリンピックの関連施設のうち、国が国費を投じて建てるというのは国立競...全文を見る
○柿沢委員 ありがとうございました。  このエムウエーブのようなエポックメーキングな競技施設を、ぜひ実現を期待したい、こういうふうに思います。  続きまして、では、補正予算案の中身の話に入ります。  補正予算の分厚い予算書を手元に持っておりますけれども、補正予算を組める場合...全文を見る
○柿沢委員 つまりは、財政法二十九条に照らして、いわゆる特に緊要となった経費の支出、こうしたことによってのみ構成されている、こういう御認識ということでよろしいですね。  では、具体的に聞いてまいりたいと思います。  補正予算案、総額五・四兆、これは切り下げておりますけれども、...全文を見る
○柿沢委員 その見直しの通知をされていることは、私も存じております。平成二十五年四月三十日付で通知をされているわけですけれども、しかし、この通知を見ますと、今おっしゃられた、私も指摘をした、〇・一は使うな、〇・七八は使うな、根拠不明だと言われた数字は使うなということがいわば書いて...全文を見る
○柿沢委員 今、長妻理事がおっしゃっていますけれども、これを示してもらわなければ、妥当な予算として計上されているものかどうか、チェックができないじゃないですか。  これを出してもらわなければ、予算の中身の精査という意味では全く不十分で、これでは本当に議論にならないというふうに思...全文を見る
○柿沢委員 はい、ありがとうございます。  そもそも、この基金事業、平成二十一年度に始まって以来、この基金積み増しを何でずっと補正予算で計上しているんですか。毎年補正に計上するんだったら、本予算に組み込めばいいのではないですか。結局、経済対策としてのボリュームをつくらなければい...全文を見る
○柿沢委員 要するに、毎年毎年違う名目をつけて、緊急だといって何百億も積んでいる、こういうことをおっしゃっているのかというふうに思います。それが本当に正当化し得る御答弁なのか、これは聞いている方、見ている方が判断をすることだというふうに思いますが、次に行きたいと思います。  緊...全文を見る
○柿沢委員 御答弁をいただきましたが、この緊急人材育成・就職支援基金、この基金事業は、先ほど申し上げたように、数十億円、本当はもっと多いと思いますけれども、こうした基金を余して国庫に返納するような、そうしたことになっているようなものだということをぜひ御理解いただきたいと思います。...全文を見る
○柿沢委員 今、一名、十六名、こういうお答えがありましたが、これは厚生労働省の関係、OBと現役出向という話ですから、理事長は厚労省の局長のOB。はい、どうぞ。
○柿沢委員 それに加えて、常任理事四人、理事四人、計九人、これが厚労省、経産省、国交省から再就職をされている国家公務員OBでいらっしゃいます。  ありていに言って、これは正真正銘の天下り団体の一つと言っていいと思います。そこに、職業訓練を名目に、場合によっては使われない基金を二...全文を見る
○柿沢委員 最後に前向きな御答弁をいただきまして、ありがとうございます。  これは本当に、国民の税金を使って基金の造成をし、それを積み増している。しかも、暫定税率といいながら五十年間続けてきたというのを思い出しましたけれども、緊急、臨時、特例と称して、平成二十一年度からここまで...全文を見る
○柿沢委員 五十八団体、六千五百億ということであります。  結局、財政法上、正当化できるかできないかというような不要不急な基金の積み増しをしたり、天下り団体へのいわばミルク補給をしているとしか思えないような支出項目が私から見れば多々見受けられるのが、今回の補正予算の中身だと思う...全文を見る
○柿沢委員 今の御答弁を聞くと、やはり、民間の資金需要がゼロ金利、低金利でも伸びない、だから自分たちが、俺たちが使うしかないんだ、こういうお話なのかなというふうに解釈できますけれども。  今回の補正予算編成の手法は、平成二十一年度の補正で使われて、その後も続けられてきた手法だと...全文を見る
○柿沢委員 今、林大臣、むにゃむにゃっと答えられましたけれども、結局、主食用米の増産を目指すのか目指さないのかということについては明確な御答弁がなかったように思います。  今回、補正で、攻めの農業、また水田フル活用、こういうものが出ているのですけれども、いろいろ見てみると、そも...全文を見る
○柿沢委員 終わります。ありがとうございました。
02月20日第186回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○柿沢委員 結いの党の柿沢未途でございます。  まず、集団的自衛権の問題です。  私たちも党内で外交安保部会というのを立ち上げまして、この問題について議論を行っております。安保法制懇の議論も進んでおりますけれども、これまでの確立した憲法解釈を変更しようということですから、これ...全文を見る
○柿沢委員 まさしくそのとおりだと思います。  このことを敷衍してお尋ねをさせていただきたいと思います。  安倍総理は、先日の予算委員会の元外務大臣岡田克也委員の御質問に対して、以下のような答弁をされておられます。  個別的な事例について安保法制懇において議論をしている、変...全文を見る
○柿沢委員 総理の御答弁の、今おっしゃられた限りにおいては、私たちも全くそうだと思うんです。  ただ、集団的自衛権そのものを前提なしに容認する、保有する国家固有の権利として行使を認めるということになった場合、その先には、今パネルで出しているようなこうしたケースにおいても日本が参...全文を見る
○柿沢委員 戦闘行為には参加をする、そういう議論を行っているわけではない、いわば、日本ができる範囲でどのようなかかわり方が可能か、そうしたことをいわば抑制的な立場で議論を行っているということなんだろうと思います。  最初の、この御答弁のところに立ち戻っていくと、九条があり、二項...全文を見る
○柿沢委員 こういう御答弁をいただくわけですけれども、しからば、これをどういうふうに担保ができるのか。安倍総理はこういう御答弁をされておられますから、私は変なことはしませんということで、それはそれで理解をしたいと思うんですけれども、しかし、では、次の総理、次の次の総理が本当にそう...全文を見る
○柿沢委員 自民党さんは、まさに安全保障基本法ということで、その法的担保を大枠として明確化し、そして、それにのっとって法体系を整備する、こういう考え方だったんじゃないんですか。  つまり、そうした皆さんの政策にも掲げられた、また、たしか法案、議員立法案そのものも既に用意されてお...全文を見る
○柿沢委員 いずれにしても、解釈変更をやった上で法制度の整備をやるということはわかるんですけれども、今まで掲げてきた安全保障における基本的な枠組みを示す立法措置というのを明言はされないということで、どういう変化があったのかなというふうにも感じるわけであります。  最後の質問で、...全文を見る
○柿沢委員 関連団体への役員の天下りは、六十四歳が再任でも上限だというんですよ。それを、何で六十六歳の人を就任早々いきなり天下りさせているんですか。組織内のガバナンスの問題も含めて、籾井会長、全然目が届いていないということなんじゃないですか。  こういう状況を、皆さん、指摘をさ...全文を見る
○柿沢委員 こんな理屈で認めるのでは話にならない、こういうことを申し上げて、終わります。  ありがとうございました。
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○柿沢委員 結いの党の柿沢未途でございます。  四人の意見陳述人の皆さん、大変長い時間、お手洗いにも行かずに、本当にお疲れさまでございます。  また、大雪被害があったわけであります。本当に被害に遭われた皆さんにはお見舞い、また亡くなられた皆さんにはお悔やみを申し上げたいと思い...全文を見る
○柿沢委員 この話になると、お二人とも大変饒舌でいらっしゃって、私も非常に感銘を受けるところであります。  舩木さん、きょうもトレードマークのスーパーマンのTシャツで来られて、また、陳述等々も聞いていると、聞きようによっては問題発言のオンパレードで、本当にいろいろ考えさせられる...全文を見る
○柿沢委員 元気の出る話をありがとうございました。  ちょっと時間がなくなってきましたので、まとめてお伺いをしたいと思います。なお、中井陳述人には、残念ながら御質問ができないことをお許しください。  私、国会で、超党派の議員連盟で、山の日というものを国民の祝日としてつくるとい...全文を見る
○柿沢委員 ありがとうございました。終わります。
02月25日第186回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○柿沢委員 結いの党の柿沢未途でございます。  四人の公述人の皆さん、本当にお疲れさまでございます。ありがとうございます。  まず、末澤公述人と島本公述人、お二人にお伺いをしたいと思うんです。  マクロ経済を見るのがお二人のお仕事だと思います、もちろん菊池先生もそうだと思い...全文を見る
○柿沢委員 お二人とも銀行マンですから、この分野でお伺いをすると大変丁寧な御答弁をいただくことになって、あと一分ぐらいしかないんですけれども。  菊池先生、今、そこの部分について、やはり政府がそのギャップを埋めて、投資を行っていく必要があるんだ、こういう話だったと思うんです。生...全文を見る
○柿沢委員 ありがとうございました。
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○柿沢分科員 結いの党の柿沢未途でございます。  太田大臣初めとした関係者の皆さん、大変お疲れさまでございます。  きょうは長丁場でお疲れのところだと思いますけれども、幸いなことに、少し時間より早く進行しているようでございますので、五分ほど早く質問時間が回ってまいりました。 ...全文を見る
○柿沢分科員 アドリブでお尋ねをさせていただきましたが、私にとっても秋元先生にとっても大変うれしい御答弁をいただくことができました。もちろん、北区もすばらしいと私は思っておりますが。  二枚目の地図を見ていただくと、オレンジ色のところ、八番、九番、十番、十一番とかついているもの...全文を見る
○柿沢分科員 大変すばらしい御答弁をいただけたのではないかと思います。二〇二〇年をゴールにしてはならない、つまり、オリンピックは一過性のスポーツイベントの側面を持っていますけれども、しかし、そのオリンピック・パラリンピックを迎えるということを一つの契機として、面的なまちづくりを進...全文を見る
○柿沢分科員 早急に協議をという最後の御答弁をいただきました。  ここで、メトロの経営の状況をもう少し詳しく精査するために、メトロの広告宣伝費の話をお伺いする予定だったんですけれども、ちょっと時間が押してきましたので、済みません、この質問は割愛させていただきます。  太田国交...全文を見る
○柿沢分科員 公式見解をいただくことになってしまいましたけれども、先ほど申し上げたように、私の地元を走る地下鉄東西線は混雑率二〇〇%、これは首都圏ワーストクラスの状態です。  一方で、先ほど質問しますと言った、豊洲、東陽町、住吉を走る地下鉄八号線、これは別紙のこの江東区の資料を...全文を見る
○柿沢分科員 先ほど申し上げたように、メトロは、利用客の利便性の向上という点で、もっともっとできることがあるのではないかと思うんです。利益剰余金三千億円、そしてこの地下鉄八号線の総事業費が千二百六十億円。全部メトロが負担しろなんて言っているわけじゃないんですから、これは十分できる...全文を見る
○柿沢分科員 極めて重要という太田大臣の御答弁をいただきましたので、それをもって、一つの期待を込めたいというふうに思います。  時間も参りましたので、残余の質問を残して、残念ながら終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月18日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第24号
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○柿沢議員 大熊委員の御質問にお答えをいたします。  その前に、先ほど松田委員から、石原知事の東京のカジノ構想の話がありましたが、この石原知事のカジノ構想というのは、十三年前、私が都議会で行った初質問がきっかけになっておりまして、それから十三年の歳月が経過をいたしております。い...全文を見る
○柿沢議員 パチンコに関する御質問でございます。  パチンコ台をカジノの中に設置をした場合どうなるかということですが、これは恐らくスロットマシンなんかも同じようなことが言えるのではないかと思うんですね。パチンコ店において、いわゆるパチスロと言われるようなスロットマシンに類するゲ...全文を見る
○柿沢議員 これを一般的に公式見解としてお答えするのは大変難しい部分もありますが、改めて申し上げておきますけれども、やはり、既存の公営競技が公的機関による運営であるのに対し、なぜ今回、民間事業者、しかもそれに限っているのかということについては、先ほどお答えもありましたとおり、例え...全文を見る
○柿沢議員 お答えをいたします。  この法案で想定をしているIRというのは何を目的として設置をするのかということであります。  先ほど来るる御答弁がありますとおり、このIRを設置する目的というのは、ビジット・ジャパン、観光振興、こういう目的であり、また、雇用創出効果が高い、こ...全文を見る
07月14日第186回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○柿沢委員 日本維新の会・結いの党の柿沢未途です。統一会派になりまして初質問となります。どうぞよろしくお願いいたします。  私たちは、自衛権の行使の範囲の適正化、こういう立場をとっております。つまり、我が国を防衛するために、自衛隊はやるべきことをやればいい。しかし、今まで積み重...全文を見る
○柿沢委員 先ほどの質疑でも出ましたけれども、昭和四十七年の政府見解において、「他国に加えられた武力攻撃を阻止することをその内容とするいわゆる集団的自衛権の行使は、憲法上許されない」、この憲法解釈は今も変わらない、こういうお話で、一方で集団的自衛権の行使を認めるということでありま...全文を見る
○柿沢委員 二枚目のパネルをもう一回出していただきたいんですけれども、ちょっと意地の悪い引用になりますけれども、これは公明新聞の六月二日に書いてある記事の引用です。自国を守る権利が個別的自衛権で、他国を守る権利が集団的自衛権だ、こういうふうに書いてある。これは公明党のホームページ...全文を見る
○柿沢委員 しつこいようですけれども、先ほど、昭和四十七年政府見解で、まさに他国の防衛を目的とするいわゆる集団的自衛権は憲法上認められない、こういうこと、いわゆる集団的自衛権は認められないけれども、今回、集団的自衛権として、国際法上は集団的自衛権が根拠であるという、ここの部分の集...全文を見る
○柿沢委員 ここにおいて、集団的自衛権について二つの別のものがあらわれてきているというふうに思うんです。  先ほど来、政府見解として、昭和四十七年の見解に示されている、他国に加えられた武力攻撃を阻止することをその内容とする、つまり他国を守る権利としての集団的自衛権、これは憲法上...全文を見る
○柿沢委員 要は、この閣議決定、正面から議論をしたと言うけれども、しかし、集団的自衛権という言葉は、七ページの閣議決定本文の最後に、「国際法上は、集団的自衛権が根拠となる場合がある。」こう書いてあるだけですね。これを正面から議論した結果だということでありますが、いずれにしても、い...全文を見る
○柿沢委員 そうすると、先ほどの、我が国に対する武力攻撃というか侵害が直接的に発生をしたのと同じとみなせるということとはどういう関係性になるのかなと、これはちょっと議論を深めていきたいところもございます。  次に参りまして、事例集の十五事例ですが、この検討を我々もしてきましたけ...全文を見る
○柿沢委員 先ほど、昭和四十七年見解について、いわゆる集団的自衛権という話を何度もさせていただきましたけれども、まさに先ほどの国際法の学説上でいえば、他国防衛説に立って他国を防衛する、そのことが集団的自衛権だという理解のもとで、今まで集団的自衛権の行使はできない、こういう話をして...全文を見る
○柿沢委員 この歴代内閣法制局長官のコメントを、いわば、憲法を守って国際法上非常識なことを言う、こういうふうに論評されたかのようにも聞こえたわけですけれども、彼らも法の番人として、まさに内閣法制局長官として、憲法解釈を、有権解釈をしてきた、そうした立場の方々で、その職務に関しては...全文を見る
○柿沢委員 では、次回の質疑もぜひよろしくお願いします。  ありがとうございました。
10月06日第187回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○柿沢委員 柿沢未途でございます。  このたび、維新の党の政調会長に就任させていただきました。改めて、よろしくお願いいたします。  まず、原発の再稼働についてお伺いをいたしたいと思います。  安倍総理は、九月の訪問中のアメリカでこういう御発言をされたというふうに言われていま...全文を見る
○柿沢委員 完全に安全性が確認をされた上で再稼働を行う、こういうスピーチをされたということであります。  一方、田中規制委員長、原子力規制委員長の田中委員長は、川内原発の規制基準の適合判定に当たって、安全だとは私は申し上げません、こういうふうにおっしゃったというふうに言われてい...全文を見る
○柿沢委員 何か最後の語尾がよくわからなかったんですけれども、安全だと私は申し上げないというふうに会見でおっしゃられたでしょう。ここのところに非常に混乱が生じてしまっていると思うんです。  なおかつ申し上げれば、ああいうふうに言えば、田中委員長は何を言っているのかなとみんな思い...全文を見る
○柿沢委員 世界最高水準の規制基準、これに適合したんだということを安倍総理も御答弁されているわけです。本当にそうかということをちょっとお伺いしてまいりたいと思うんです。  再稼働を直接の所管とする小渕経産大臣にお伺いいたします。  新規制基準及びそれに基づく原子力規制委員会の...全文を見る
○柿沢委員 原発再稼働に当たって、原発稼働に当たって、ゼロリスク、一〇〇%安全というのは私も難しいと思っています。  人間はあらゆるリスクと向き合っています。ただし、リスクをできるだけ小さくする、こういう措置は何としても必要だというふうに思うんですね。日本は、ましてや、世界最悪...全文を見る
○柿沢委員 福島の前は安全神話があった、そして、今、最新の知見を取り入れてやっていくんだ、やっているんだというお話です。  三・一一の前なんですけれども、これは世界標準に比べても余りにもプアな、電力事業者の、経営サイドに立った、安全思想に欠けた安全基準がまかり通ってきたと私は思...全文を見る
○柿沢委員 やはり、今申し上げましたとおり、一万年に一度というような、そうした発生頻度の地震動を確率論的に割り出して、そして原発の耐震設計に当てはめるという作業は、実はできていないんです。その点、私は、やはり今回の規制基準及び審査にはまだまだ足りない部分があるのではないかというふ...全文を見る
○柿沢委員 私が申し上げたのは、世界最高水準の安全性の確保をこのことによって実現できているのかということなんです。  皆さんにお尋ねをすると、コアキャッチャーの後づけは構造的に不可能だとか、そういう御説明があるんですけれども、しかし、それにかわる、既設原発に装着可能な薄型コアキ...全文を見る
○柿沢委員 基本的に、本来であれば、世界最高水準の安全確保というのは、恐らく、人力が介在しない、ある種、機械と自然現象の力で溶融燃料を冷却する、そして、こうしたコンクリート反応を起こさない、そうした設備を具備することによって実現をされるのではないかというふうに思います。  次に...全文を見る
○柿沢委員 さっきの話と今の話と、可搬式、可搬式とおっしゃっているわけです。可搬式とは何か。人が近づいてその作業を行うということでしょう。さっきお尋ねしましたけれども、その作業は一体誰がやるんですか。電力会社ですか、警察ですか、消防ですか、自衛隊ですか。決まっていないじゃありませ...全文を見る
○柿沢委員 小渕大臣にお伺いする前に、小渕大臣が鹿児島県知事に川内原発の再稼働に当たってお出しになられた文書においては、万が一事故が起きた場合は、政府は関係法令に基づき責任を持って対処します、国が責任を持って事故対処しますと書いてあります。  今のを、電力会社ですか、警察ですか...全文を見る
○柿沢委員 一義的には電力会社が対応するということでありますが、先ほどの耐震設計基準の問題もそう、そして、メルトスルーによって最悪の事故が起き得る場合の物理的な対策もそう。使用済み核燃料の、高温の取り出したばかりの燃料の配置の問題なんかは、本当はやろうと思えばすぐできる問題だと思...全文を見る
○柿沢委員 はい。  議論をもう少し深めたいと思いましたが、このままでいくと新たな安全神話のもとで再稼働が行われることになってしまうのではないか、こうした懸念を拭い切れなかった、こういう印象を持ちました。  終わります。
10月28日第187回国会 衆議院 本会議 第8号
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○柿沢未途君 維新の党を代表して、労働者派遣法改正案に対し質問します。(拍手)  本法案の審議入りは、当初は二十一日と言われていましたが、ここまでおくれました。複数の閣僚が辞任したのが一つの原因です。それについて、安倍総理はどう思っておられますか。  みずからの任命責任につい...全文を見る