柿沢未途

かきざわみと

小選挙区(東京都第十五区)選出
自由民主党
当選回数5回

柿沢未途の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第189回国会 衆議院 本会議 第2号
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○柿沢未途君 維新の党を代表して質問いたします。(拍手)  昨年十二月の衆議院選挙で、維新の党は、小選挙区十一、比例三十の計四十一議席を獲得し、引き続き野党第二党の重責を担うこととなりました。過去最低の五二%の低投票率の中、議席半減との当初の予想を覆して、これだけ多くの御支持を...全文を見る
01月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○柿沢委員 維新の党の柿沢未途でございます。  ISILが人質にとっている後藤さんの解放に向けた交渉の現状についてお伺いをしようと思ったんですけれども、状況が時々刻々と動いており、また重大な局面のようにも思われます。予定した外務大臣への質問はやめることといたしたいと思います。ヨ...全文を見る
○柿沢委員 御答弁ありがとうございました。  非常に重大な局面なので、これ以上はもうやめたいと思いますけれども、今回の事件については後々検証すべき事項はいろいろとあるように思います。全て解決をした後にその機会を持たせていただけたら、こういうふうにも思っているところです。  さ...全文を見る
○柿沢委員 三・五兆円の予算を組んで、三・五兆円の経済効果が出ると。いろいろお話はされましたけれども、最終的に乗数効果は計算しておりませんということですから、どう〇・七%の押し上げ効果をはかったのかもよくわからなくなってしまうんですけれども。  この中で、復興の加速化ということ...全文を見る
○柿沢委員 復興債の償還に七千二百四十七億円。借金を返す、それが復興の加速化一兆円の大半を占めているわけです。先ほどのGDP三・五兆円の押し上げ効果にこの七千二百四十七億円がカウントされているわけです。  借金返済のどこが復興の加速化なんですか。どのような経路でこれがGDP押し...全文を見る
○柿沢委員 改めてお伺いしますけれども、七千二百四十七億円、これは借金の返済です。経済効果には含めておりませんと言っている。これを何で緊急経済対策に計上するんですか、お伺いします。
○柿沢委員 全く理解できません。借金返済ですよ。  この額を緊急経済対策に計上して、補正予算に計上して三・五兆円としている。これは、はっきり言えば、経済対策にならない中身を入れて三・五兆円という額をつくり上げている、こういう水増しが行われていることになるのではありませんか。 ...全文を見る
○柿沢委員 生乳が不足したということなんですけれども、しかし、お店から牛乳が姿を消したわけではないんですね。なくなったのはあくまでもバターなんですよ。なぜそうなるのか。  私の認識を申し上げます。  国内産の生乳をどういうふうにして牛乳か乳製品か、こうやって振り分けるかという...全文を見る
○柿沢委員 御答弁をいただきましたが、まさにそのとおりで、これは同様な仕組みで、牛肉関税収入見込み額が毎年毎年国から農畜産業振興機構に入っていて、生産者対策の金として積み上がっているわけですね。  砂糖、でん粉、こうしたことについても同様の調整金の収入があって、こうしたお金が積...全文を見る
○柿沢委員 農産物の輸入で国内農業、農家が守れなくなる、こういう論理の経路だったと思うんですけれども、しかし、海外の農業大国と言われるような国々を見ると、特にヨーロッパのケースを見れば、関税をなくした、そうしたところがあるわけですけれども、そういうところは確かに輸入がふえています...全文を見る
○柿沢委員 あんばいが難しいというお話、まさにそのとおりではあると思うんです。  その中で、私が申し上げたいのは、農林水産省のOBの多数天下っている独立行政法人、天下り団体、こういうところに三千八百億もお金を積み上げてまでこの事業を行っていくということを延々続けているということ...全文を見る
○柿沢委員 御答弁を子細に検討するといろいろ言いたくなるんですけれども、次のパネルに移ります。  五年に一度の財政検証が去年行われました。六月に発表されています。これは、アベノミクスが成功すれば年金制度はこれからも百年安心だみたいなことが言われているんですけれども、ケースHと書...全文を見る
○柿沢委員 時間になりましたので終わりますけれども、マクロスライドをやったらもっとこの問題は大変になるということだけ申し上げて、終わります。  ありがとうございました。
03月06日第189回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○柿沢委員 維新の党の柿沢未途でございます。  まず、何度か出しているアレシナの黄金律のおさらいをしたいと思います。  ハーバード大学のアルベルト・アレシナ教授が、過去のOECD二十カ国の財政データを用いて、財政再建に成功した国と失敗した国の要因を検証した。それによると、増税...全文を見る
○柿沢委員 いい御答弁をいただきました。  山内町長も、進次郎さんは大変将来有望な政治家だと言っておられましたよ。  海士町では、このようにIターンの二十代、三十代の若い人たちが活躍しています。今いみじくも答弁あったとおり、山内町長は、補助金がつくからやらないかということは絶...全文を見る
○柿沢委員 そうなってはいないではありませんか。  さて、山内町長は、平成十四年に初当選したとき、オール野党で、四面楚歌の状態だった。小泉改革の三位一体改革で、町の税収に相当する二億円の地方交付税が減らされた。累積債務は当時百五億円と、財政再建団体転落が確実視されたという状況だ...全文を見る
○柿沢委員 今、こちらからありましたけれども、前々からそれはやられていることですね。  ちなみに、小泉さんはどう思いますか。
○柿沢委員 さて、山内町長は、みずからの給与の五〇%カットに続いて、一般職員の給与を削減するに当たって、島の民間企業で働いている人たちの給与水準をアンケートをとって調べた。おおむね、職員給与が民間より大体三割高いという見当をつけて、その上で職員の給与削減を決めていったということな...全文を見る
○柿沢委員 非正規も入っているというお話なんですけれども、非正規を抜いて正規だけを取り出しても四百七十三万円なんです。  安倍総理、これは安倍総理に対して通告をさせていただいた質問なので、ぜひお答えをいただきたいと思うんですけれども、今の御答弁でいいんですか。
○柿沢委員 ここから先は、今の御答弁で妥当かどうかというのは、私たち自身も受けとめて、またそれを踏まえて判断をするということになると思います。  公務員についてなんですけれども、昇給についても能力・業績評価をやっていますと言うんですけれども、そして年功序列を排するということを言...全文を見る
○柿沢委員 今のも安倍総理に通告させていただいた質問です。  改めて申し上げます。安倍総理は政労使会議で、民間企業には、年功序列で、年功で賃金が上がっていく、そういう賃金体系を見直したらどうかということをおっしゃっているわけですね。この現状を見てどう思われますか。安倍総理、どう...全文を見る
○柿沢委員 千人中九百九十九人が昇給をするというこの現状は妥当だというふうにお考えになられている、少なくとも、現状これが問題だというふうに即座にお答えになる、そんな意識ではないということなんでしょうか。そう理解させていただきます。  リーダーが覚悟を見せるという点でも、僕はこれ...全文を見る
○柿沢委員 そういうことで、結局、年功序列の護送船団になっているんじゃないか、そう言わざるを得ないと私は思います。  アレシナの法則でも、歳出削減、公務員人件費の削減が重要だとされています。海士町では、町長が率先して給与カットをして、それを契機に財政再建と町の活性化が進んでいる...全文を見る
○柿沢委員 安倍総理、戦後以来の大改革をやろうということですので、大変私は期待をしたいと思うんですが、そうであるとすれば、まさにこういうことから始めていく、そのことが財政再建、また歳出削減を実現し、また、改革をなし遂げる第一歩になるはずだ、そのことについて、残念ながら前向きな答弁...全文を見る
○柿沢委員 公務員の人件費の削減も、またこの社会保障費の削減も、やればできる、できる余地があるわけです。そして、それは、本気で取り組むことによって改革はなし遂げられる、まさに海士町の山内町長が教えてくれるとおりだと思います。ぜひ本気の取り組みを期待して、終わりにさせていただきたい...全文を見る
03月24日第189回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○柿沢委員 維新の党の柿沢未途でございます。  籾井会長がNHK会長としてふさわしいのかどうか、これが率直に言って問われていると思います。きょうの質疑は努めて冷静にいきたいと思いますけれども、しかし、幾つかその観点から御質問を投げかけさせていただきたいと思います。  まず、一...全文を見る
○柿沢委員 私がお伺いをしたのは、トップが負うべき結果責任、こういうことなんですね。経営者としての経験を踏まえて、御自分として、今公共放送の経営者であり、かつて企業経営者として、そうした結果を出す、それに対して責任を負うということに関する、いわば姿勢というもの、心構えというもの、...全文を見る
○柿沢委員 では、続けてお伺いをいたします。  籾井会長は、今までの結果責任として、NHKの公共放送としての国内外の信頼をみずからの言動によって低下または毀損させた、こういう認識はありますか。イエスかノーかでお答えください。
○柿沢委員 そのお答えを踏まえて、次の質問に入ります。  今回のNHKの予算と新三カ年経営計画では、国際放送の強化ということが大項目として掲げられているわけです。平成二十六年度予算額百七十一億円に対して、平成二十七年度は二百二十五億円。実に、一挙に五十億円もの飛躍的な予算増にな...全文を見る
○柿沢委員 総務省のNHK海外情報発信強化に関する検討会の中間報告では、そもそもこれは「はじめに」というところに、「BBCやCNN等と比較した認知度等の状況などを鑑みると、一層の充実・強化が望まれる」、こう書いてあります。検討会の委員や関係者などからも、NHKワールドTVは、CN...全文を見る
○柿沢委員 この後、国際放送の強化は何を目的にするんですかという話を籾井会長にお伺いする予定で通告していたんですけれども、さっきほぼ答弁いただきましたので、これは割愛します。  ですけれども、私は、答弁を聞いていて、どうなのかなと思う部分があるんです。先ほど来いい答弁だという話...全文を見る
○柿沢委員 放送法を遵守するという条件をつけて見守る、こういう御答弁のようでしたけれども、私は、そもそも考えると、政府、総務省の検討会の中間報告と軌を一にして、また、今同僚委員からいろいろお声をいただいていますけれども、国際放送を強化しろという政府や政治の意見と足並みをそろえる形...全文を見る
○柿沢委員 その今表出された御認識と、実際のここまで一年の籾井会長の言動とが、整合性がとれているのかどうかということだと思うんです。  一般論として、国会の答弁として、手元の原稿を読みながら言うことはできると思うんですよ。問題はやはり、行われた発言、行動、それがもたらした影響、...全文を見る
○柿沢委員 この部分についての最後の問いを籾井会長にさせていただきたいと思います。  籾井会長は、公共放送というのは何か、NHKのホームページで公共放送とは何であるというふうに書いてあるか、御存じですか。
○柿沢委員 NHKのホームページで、公共放送とはというところがあって、こう書いてあるんですよ。   電波は国民の共有財産であるということからすると、広い意味では民放も公共性があるということになりますが、一般的には営利を目的として行う放送を商業放送(民間放送)、国家の強い管理下で...全文を見る
○柿沢委員 おかしいですよ、それは。私に対する評価って、個人の評価なんて聞いていないんです。経営トップとしてどういう評価を受けていると認識があるか、これを聞いているんですから。答弁していないことになりますよ。
○柿沢委員 自分の失言など大したことはない、こういうことを言ったことになるのではないですかね。  では、ここから別の分野について、籾井会長の経営手腕についてお尋ねをしてまいりたいというふうに思います。  まず、浜田委員長にお伺いをいたします。  籾井会長は、先ほど申し上げた...全文を見る
○柿沢委員 私がかねてから問題にしてきたところですけれども、職員給与と人件費の問題をちょっとお伺いしたいと思います。  来年度予算、平成二十七年度予算で、職員給与の一人当たりの水準が一千百四十四万円、一万人余りの職員の平均が一千百四十四万円という水準になっています。退職手当、厚...全文を見る
○柿沢委員 今の御答弁は予想された御答弁ですので、この後に行きます。  一方で、国民・視聴者との約束であったはずの受信料一〇%還元というもの、これは実現できていないわけです。平成二十一年三月二十五日の国会答弁で、当時の福地会長は、執行部といたしましては、一〇%の還元は受信料の一...全文を見る
○柿沢委員 受信料一〇%還元はできませんでしたということなんですけれども、こうした中で、一方、籾井会長は何と、昨年十二月の職員に対する下期の年末ボーナスについて、一律加算金というボーナスの上積みを行う経営判断をしています。これは上に行くほど高くて、理事待遇の管理職は五十万円、管理...全文を見る
○柿沢委員 浜田経営委員長、そもそもこのボーナスの上積みというのは、この経営判断というのは経営委員会には諮られることなく決められているということもお聞きするところなんですけれども、今言ったような加算金、こういうことについて、皆さんはどういうふうに考えておられるんですか。
○柿沢委員 先ほど申し上げたとおり、視聴者に対する還元というものは約束どおりには行われていないわけですね。そういう状況の中で、通常の、所定の賞与というものにさらに上積みをして、加算をして賞与が支給をされる、こういう結果になっていることについて、はたから見ている視聴者の皆さんはどう...全文を見る
○柿沢委員 ちょっと残念なんですけれども、浜田経営委員長の御答弁、非常に、籾井会長の御決定を事実上追認するような、そうしたお話が続いていて、私自身少し残念に思っています。  ちょっと時間の関係で飛ばしますけれども、籾井会長は、就任早々、緩んだボルトを締め直すというふうに御発言を...全文を見る
○柿沢委員 前段の、調査報告をプライバシーだと言って公表しないというのはわかりますよ。何で提言書は公表しないんですか。
○柿沢委員 個人的なものに先ほどみたいな支出をしたんですか。おかしいじゃないですか。何で公表しないんですか。
○柿沢委員 おかしいじゃないですか。会長の諮問機関で、関連団体のコンプライアンス、ガバナンスに関して、根本的解決のための提言ですよ。  それは、不正の調査とは切り離して捉えられるものかもしれません。しかし、同時に提出されているから、それも何とも言えない、おかしな話だと思いますけ...全文を見る
○柿沢委員 提言をまとめたということは、この調査報告書をまとめたというのと同時に、八月二十六日付でNHKのホームページ上でも広報として示されているんですよ。NHK自身が、そういうものを会長として受け取ったと書いているんですから。これを出さない。  関連団体のあり方、NHKと関連...全文を見る
○柿沢委員 時間があと一分しかありませんので申し上げますが、国際放送番組審議会の、河野談話が国の方針か否か云々かんぬんというところについて報道で露見したときも、やはり議事要旨にはそれが入っていなかったわけですね。事実上議事要旨に、意図的か否かはともかくとして載せないという判断を誰...全文を見る
03月26日第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○柿沢委員 維新の党の柿沢未途でございます。  きょうは安保法制を中心に中谷防衛大臣にお伺いをしてまいりたいと思うんですけれども、中谷防衛大臣の胸にも私の胸にも同じバッジが光っておりまして、国会ラグビークラブの会長として、私もその所属選手として、日ごろから大変お世話になっている...全文を見る
○柿沢委員 では、その御認識を踏まえて、これから御質問させていただきたいと思います。  今回の安保法制、また集団的自衛権をめぐる議論を聞いていて、特に十五事例が出てきたときに、何となく非常に感慨深いものを感じた、個人的なそうした思いがあります。  といいますのも、私の父は、御...全文を見る
○柿沢委員 大分先回りして御答弁をいただきましたけれども、残念ながら肝心なところにお答えをいただいていないと思います。繰り返し同じ問いを発することになりますが、お許しください。  今回、安倍総理が目指し、中谷大臣も長年温めておられたであろうこの安保法制の整備というものが実現をす...全文を見る
○柿沢委員 大変残念なんですけれども、私は、今の御答弁がまさに一種のごまかしだと思います。  まさに、これから安保法制を整備して、積極的平和主義という考え方のもとで、自衛隊の海外における活動範囲というか、質的にも量的にも範囲が拡大をする、このことは誰もが認めざるを得ないことだと...全文を見る
○柿沢委員 その今以上の任務の遂行ということに伴うリスクがやはり存在すると思うんです。  国民の理解、支持、我々国会も含めて、そうしたことがやはり必要な条件になる。私は、隊員の安全確保をしないでいいなんて一言も言った覚えはありません。そして、戦争できる国になるのは反対だとか、そ...全文を見る
○柿沢委員 正直申し上げて、その覚悟というのがなかなか伝わってこない、こういう御答弁であると思います。  私自身は、このお答えを政府の閣僚の皆さんが総理初め繰り返されるようであれば、もうこの議論はできないというぐらい非常にこのことについて強い意識を持っていますので、本当に国民に...全文を見る
○柿沢委員 事実上、私の考えを共有していただいているような、そういうふうに言葉の端々から受けとめられる部分もありますので、この先ちょっと個別の論点に進んでまいりたいと思います。  与党の合意文書の中では、「国際社会の平和と安全のために活動する他国軍隊に対する支援活動(新法を検討...全文を見る
○柿沢委員 そうすると、支援活動に自衛隊の部隊を派遣するということになる場合、その判断の根拠として、昨年七月一日の閣議決定にも記された、いわゆる新三要件というものとの関係性はどうなるんでしょうか。お尋ねします。
○柿沢委員 前国会で、総理は、憲法上、武力行使が許容されるのはあくまで新三要件を満たす場合に限定される、これは集団的自衛権の場合でも集団安全保障の場合でも変わらない、こういうことを御答弁されております。つまり、新三要件を満たさない限り、集団安全保障に関しても、武力の行使を伴うよう...全文を見る
○柿沢委員 憲法上のことがあるのはそれはそうでしょうけれども、しかし、現に派遣をされる自衛隊員の皆さん、もちろん安全確保の話は再三再四前置きとしておっしゃっているのはわかりますけれども、その皆さんがどういう環境下においてどういうことをやるのかということ、想定の範囲を考えてみると、...全文を見る
○柿沢委員 私自身は、そうした仕組みそのものの整備もさることながら、先ほど御答弁でおっしゃっていただいたような、やはり、あらゆる可能性を想定しつつ、しっかりと対応できるような体制をしくことが私は大事だと思っています。それは、事実上、武力の行使に及ぶ可能性があるという前提のもと、そ...全文を見る
○柿沢委員 満たされるわけではない、こういう御答弁です。  元官房副長官補の柳沢協二さんがよく言う話なんですけれども、自衛隊の体制を比較すると、冷戦時代というのは、陸上自衛隊が十八万人、海上自衛隊が六十隻、航空自衛隊が四百三十機、こういう体制だった、現在どうかというと、二〇一三...全文を見る
○柿沢委員 そうなると、これは、できることは相当限られてくるのではありませんか。  一方で、安倍総理は、オーストラリアの議会のスピーチにおいて、日本は長らく安全保障において内向きであった、しかし、これからは違う、そのために安保法制を一新するんだということを、堂々と胸を張っておっ...全文を見る
○柿沢委員 そういう意味で、非常に今の御答弁のとおりに進めていただきたいというふうに思います。  以上です。ありがとうございました。
04月15日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○柿沢委員 維新の党の柿沢未途でございます。  長く厚労委員会にいらっしゃる方は、私がこの厚生労働委員会で毎日のように質問していたことを思い出す方もいらっしゃるんじゃないかと思うんですが、久しぶりにこの厚生労働委員会で一般質疑の時間をいただきました。御質問させていただきたいと思...全文を見る
○柿沢委員 ありがとうございました。  この待機児童という定義なんですが、今回、我が党所属の地方議員である田中朝子東京都議会議員と小田理恵子川崎市議会議員、そして嘉悦大学の和泉徹彦准教授が、「待機児童解消に向けた施策要望とその背景」という調査報告書及び提言書をつくりました。全国...全文を見る
○柿沢委員 この数値を見ていただければわかりますけれども、そして今、塩崎大臣が御答弁をされた内容というのは私は前進だということを申し上げた上で、しかし、部分的にはやはり隠れ待機児童の問題というものの余地を残す、そういう可能性のある、そうした定義になっていると思いますし、また、自治...全文を見る
○柿沢委員 その報道を否定されたように聞こえて、そうでもないようにも聞こえる答弁なんですけれども、私はこのことを一概に否定するつもりは実はないんです。フィンランドのラヒホイタヤをモデルとした、こういう例がヨーロッパにあることも知っているつもりです。  しかし、これは打ち出し方を...全文を見る
○柿沢委員 どうもありがとうございます。  もうあと五分しかないんですね、いろいろ御質問を用意していたんですが。  ネットで、今回のことについて、こういう反応もありました。介護も保育も潜在有資格者が多数いるのになぜ離職しているか、ここのところを考えなきゃいけないとか、不足して...全文を見る
○柿沢委員 終わりますけれども、そんなことを言っているうちに本当に足りなくなって、やはり介護士と保育士の資格統合が必要だみたいな話に中長期的になっていかないように気をつけていただきたい、このことを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月23日第189回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○柿沢委員 維新の党の柿沢未途でございます。  私は、一つずっと気になっていることがあるので、第一に御質問させていただきたいんですけれども、田中規制委員長が、規制基準の適合判定した原子力に対して、安全とは言わない、こういう御発言をされていることについてなんです。  原子力規制...全文を見る
○柿沢委員 私は余り言葉狩りみたいなことをするつもりはないんですけれども、やはり法律上任務として安全の確保ということが課せられている人が、記者会見等々で、しかも、原子炉の適合判定を下した、それを受けての記者会見で安全とは言わないと言われてしまったら、これは聞いている国民はやはりち...全文を見る
○柿沢委員 世界最高水準になるように取り組んでおりますと言うのと、世界最高水準ですと言うのとは、多少の違いがあるようにも思うんです。  そして、今、いわゆる天変地異といいますか、そうした気象条件あるいは国土の条件について日本は厳しいのでという話がありました。厳しい国土条件の上で...全文を見る
○柿沢委員 それは、要は事業者が言っているからそうだということをおっしゃったわけでしょうかね。  更問いをしますけれども、要は、世界最高水準の規制基準というからには、いわば常識だというふうに私は理解をしていますけれども、確率論的ハザード解析の手法というものがこの適合審査において...全文を見る
○柿沢委員 世界最高水準なのかなという印象を若干覚えてしまうわけです。これは水かけ論になるだけですので余り言いたくはないんですけれども。  きのう、例の仮処分のことについて別の裁判所の決定が出ましたけれども、これについて、今度は火山噴火予知連絡会の藤井会長が、これまた事実誤認と...全文を見る
○柿沢委員 続きまして、今の質問と関連するんですけれども、NRCは、最低三年に一回、いわゆるフォース・オン・フォースという訓練を原発において行うということになっています。  NRCはテロリスト役の部隊というのを抱えているそうで、レーザー銃で武装した部隊が入っていって、それを警備...全文を見る
○柿沢委員 いやいや、それはちょっと僕は違うと思うんです。原発のサイト内で行っている訓練ですからね、このフォース・オン・フォースというのは。今おっしゃった話というのは、どちらかというと原発のサイトまで到達する前の段階で警察あるいは海上保安庁、自衛隊、そういうところが行っているもの...全文を見る
○柿沢委員 世界最高レベルかどうかということをちょっとお伺いをしているので、アメリカと同じことをしなきゃいけないのかという話になると、私は、しなきゃいけないんじゃないかと思いますが。  次に行きます。  フランスは、日本が汚染水処理の問題に苦労しているこの様子を見て、今度、原...全文を見る
○柿沢委員 そんなことを起こさないというのは、かつて言われた、それこそ安全神話そのものではありませんか。しかも、福島で、この日本国内で現実に起きていることですよ。私は、それを想定の中に入れて対策を求めるということをしないということについて、やはり首をかしげてしまいます。  もう...全文を見る
○柿沢委員 続きまして、ヨーロッパでは、運転員のシビアアクシデントに対する対応能力を向上させるために、これは何かノルウェーに施設があると聞きましたけれども、あえて発生確率が極めて低いと思われるような過酷シナリオを投げかけて心理的に追い詰める、そういう訓練を行っているそうであります...全文を見る
○柿沢委員 これは実際に運転を開始する前にやっていきたいという御答弁であります。  次に行きますが、これは一度お伺いをしていますけれども、アメリカでは、九・一一のテロの後に、NRCの指示書として、いわゆる条文番号をとってB5b、そういう指示書が出ていますけれども、これはかつて日...全文を見る
○柿沢委員 現に福島であった事象であり、なおかつアメリカではこうせよという指示が出ていることについて、余り好ましいことでないので事業者にお願いをしている、こういう御答弁なわけです。  これから国際的なピアレビューとかをやっていった場合に、本当に日本の規制基準というのが世界最高レ...全文を見る
○柿沢委員 この避難計画が本当に実効性のあるものかどうかということをきちっとチェックしていく必要が今後もあると思います。  ショアハム原発のケースを先ほど申し上げましたが、これは、州議会議員選挙があって、州議会議員選挙を経て過半数が稼働に不同意となったのが決め手になっていると聞...全文を見る
○柿沢委員 ちょっとやはり何だかよくわからないんですけれども。  今までこれをいろいろ聞いていて、本当に世界最高レベルの安全確保ができるというふうに断言できるような環境が整っているのか、これは国民が見ていて判断する部分でもあると思いますけれども、私は若干疑念を持たざるを得ないと...全文を見る
○柿沢委員 時間が経過していますからもうやめますけれども、海外に向けた放送だけにおいて真情を吐露して、国民に対してはやれるかのようなことを言う、こういう使い分けになっているとすれば、これは大変問題があると私は思います。  そういうことにならないように、国民にも率直にその困難、そ...全文を見る
05月15日第189回国会 衆議院 本会議 第24号
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○柿沢未途君 安倍総理の訪米報告について御質問いたします。(拍手)  日米関係は、世界において最も重要な二国間関係である、そして、それは他に例を見ない。かつてのマンスフィールド大使の言葉を再確認する総理訪米となりました。  オバマ大統領との共同記者会見、そして、連邦議会におけ...全文を見る
05月27日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第3号
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○柿沢委員 維新の党の柿沢未途でございます。  安倍総理、きのうは、就任の御挨拶をさせていただきまして、お忙しい中、大変ありがとうございました。  そのときにも申し上げましたが、私たちは、何でも反対の抵抗野党をやるつもりはありません。対案型野党として、私たちの政策、維新からの...全文を見る
○柿沢委員 中谷大臣にもお伺いします。  私が聞いているのは、今、安倍総理、私は今の御答弁の、部分的には大変理解をしているつもりです。自衛隊の部隊が海外の任地に赴いて、そして活動範囲が、戦闘現場の手前までは事実上行ける、そして輸送できるものも、例えば兵員であったり弾薬であったり...全文を見る
○柿沢委員 この答弁を続けられるのであれば、私は、これは前に進めないと思います。  今の御答弁は、いろいろ考える、我々はいろいろ考えてきたんだと、あたかも、ちゃんとやるから任せてくれと言わんばかりの御答弁で、中身がどういう形で、どこまでのことができていくのか。私が拝見している限...全文を見る
○柿沢委員 私はこれ以上明快に質問できないと思います。このリスクが増大することはないと考えるというのは事実ではないので、中谷防衛大臣、もう撤回された方がいいです。いかがですか。
○柿沢委員 質問できませんよ、これでは。
○柿沢委員 このリスクの話はまだ後に続きますので……(発言する者あり)はい、やります、それを続けたいと思います。  そもそも、安倍総理は、御自分の本で言っておられるではありませんか。軍事同盟というのは血の同盟で、アメリカは、日本が攻撃されればアメリカの若者は血を流す、しかし、ア...全文を見る
○柿沢委員 今の御答弁の三分の二は答弁書の朗読でしたよね。非常に長い時間をかけて丁寧に御説明をいただいたのかもしれませんが、私にとっては、時間を消費して、本当に非戦闘地域の概念の話までいただいて、結局、国民に対しては何を言っているのか伝わらなくなっちゃったと思います。  このパ...全文を見る
○柿沢委員 つまり、アメリカの戦争に巻き込まれるのではないか、そのようなことは絶対にありません、なぜこれは絶対にと言えるかというと、新三要件に該当するときに、自発的に、みずからの意思でアメリカが参加をしている戦争に日本も参加をしていくということになるから、それは巻き込まれるのでは...全文を見る
○柿沢委員 絶対にあり得ませんなどと一〇〇%否定できるのは、やはりこういうロジックがあるからだと私は思いますよ。
○柿沢委員 これは、事実上同じことを言っていると思うんですよ。  新三要件を認定するのは日本の政府であり、もちろん国会もそれを承認するわけですけれども、それはやはり、他国の道連れになるという話ではなくて、日本が主体的な意思を持ってそれを判断して参加し、また武力の行使を伴う活動を...全文を見る
○柿沢委員 次ですが、自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことは決してありません、これもきっぱり断言されておられます。  これを聞くと、湾岸戦争やイラク戦争には参加しないんだ、そう思いますよね。でも、そうじゃないんですよね、これは。湾岸戦争やイラク戦争の...全文を見る
○柿沢委員 ガイドラインには英語でロジスティクスと書いてあって、その上で、括弧書きで「補給、整備、輸送、施設及び衛生を含むが、これらに限らない。」とまで書いて、幅広くこの兵たん業務を担えるように書いてある。これは日米の合意事項ですよね。アメリカに約束しちゃっているんじゃありません...全文を見る
○柿沢委員 今の部分については、私は、法律上の規定が十分明記されているとは言いがたいというふうに思います。  もう一回言いますけれども、活動領域は仮に後方であったとしても、兵たん業務に当たっている部隊というのは直接の攻撃対象として狙われる可能性が高い、これが軍事の常識だと思いま...全文を見る
○柿沢委員 武装した自衛隊の部隊が他国の領域内に派遣をされて、なおかつ、攻撃を受ければもちろん、それに対する反射作用として武器使用に及んで、相手の部隊、他国民を殺傷する、こういうことは起こり得ると思うんですね。  もう一度お聞きをしますが、自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争で...全文を見る
○柿沢委員 私は、不安は増したと思います。  次に行きます。  加えて、停戦後の治安維持活動です。  今回の国際平和支援法で、国連PKOでないものでも紛争終結後の治安維持活動等に自衛隊が参加できるようになります。戦争が終わった後の自衛隊派遣だから問題ない、平和構築への貢献だ...全文を見る
○柿沢委員 更問いをいたしますが、イラク戦争終結後、大規模戦闘終結後に行われた治安維持活動、こういうところに自衛隊の部隊を、これからは、安保法制の整備が成立すれば派遣することは法的には可能になる、こういうことでよろしいですね、中谷大臣。
○柿沢委員 御答弁の最後はできないという話でしたけれども、それは掃討作戦のことですから、つまり、イラクの大規模戦闘終結後の、それこそアメリカ兵が非戦闘行為によって九百三十人、命を落とした、自爆テロの標的となり得るような、そうした治安活動には参加できるということを中谷大臣は御答弁さ...全文を見る
○柿沢委員 停戦後の治安維持活動、イラクにおいてもアフガニスタンにおいても行われました。それは非常に厳しい現場で、後方支援、その後の治安維持というものに臨んだアメリカ、あるいはアメリカ以外の多国籍軍、有志連合、こういう国々が大変大きな犠牲を伴う活動を担った、これは事実です。  ...全文を見る
○柿沢委員 ちょっと聞くと同じ意味に聞こえるんですけれども、意味するところが全然違うということが多々見受けられます。そういう言葉の使い方が非常に多いと私は感じています。  先ほどの、イラク戦争に参加しないというのと、イラク戦争の戦闘に参加しないというのと、ぱっと聞いて、国民はそ...全文を見る
○柿沢委員 一般の国民にわかりやすく説明する、丁寧に説明すると言っている人のそれが答弁ですか。おまえにはこんなこともわからないのかと。これで本当にいいんですか。  終わります。
06月05日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○柿沢委員 維新の党の柿沢未途でございます。  この百二十五万件の年金個人情報データの流出が公になって、六月一日、そして翌日六月二日、一挙に、専用窓口には十五万八千件ですか、問い合わせが来た。国民の不安、私が該当しているんじゃないか、こういう思いはピークに達していると思います。...全文を見る
○柿沢委員 二十六万件のお問い合わせが殺到している、こういうことであります。  報道を見ておりますと、この六月一日以降、先ほど、六月一日より前にいろいろと名義変更、口座の変更等々が届けられて、私はこれは重大問題だと思いますけれども、六月一日以降は、今度は、公表されましたから、い...全文を見る
○柿沢委員 これは警察に届けられているケースもあると聞いております。  これは政府の方にも同様に一応御通告をさせていただいておりますので、政府の側で把握している、年金機構職員をかたった、データ流出問題に関連した不審電話の把握件数、お願いします。
○柿沢委員 これは、紛れもなく、このデータ流出を起こした年金機構、そしてそれをチェックすべき役割を法的に持っている厚生労働省、皆さんが起こしている被害、皆さんに責任がある被害だと思います。  この流出した年金個人情報の中には、内規に違反してパスワード設定せずに保存していたものが...全文を見る
○柿沢委員 悪意で感染をして結果的に流出をした、近年ウイルス対策は困難をきわめるようになってきていると。チーフ・インフォメーション・オフィサー、CIOとして、さっき言ったように、今どき民間ではあきれるようなそういう個人情報の管理をやって、感染した、LANケーブルを抜いた。思わず笑...全文を見る
○柿沢委員 全くそのとおりなんですよ。  それで、この年金機構に国民の年金保険料の巨額のお金を預け、また、大事な個人情報を預けて本当にいいのかということについて、これからちょっとお伺いをしたいというふうに思います。  事実経過を記したペーパーを出せ、出せと言って、きのうになっ...全文を見る
○柿沢委員 着実に組織の体質が変わっているという言葉が、残念ながら、現状、うつろに響いてしまうわけです。  先ほど御指摘をさせていただきました、正規と非正規、そして旧社保庁出身者と年金機構以後の雇用者、採用者における待遇の二倍大きな格差、こういう身分制職場になってしまっている現...全文を見る
○柿沢委員 年金機構というのは、旧社保庁が組織として大きな問題を抱えているという意識のもと、その組織体制を抜本的に改革するために旧社保庁を解体してできた、こういう組織だと思います。この危機意識を持って改革に当たる、スタート時、二〇一〇年の年金機構発足時の、これは共通合意だったと思...全文を見る
○柿沢委員 何かセキュリティーの問題も、今ようやくわかったみたいなことを言っていますけれども、こういうことでは、そもそも厚労省のチェックがきちっとなされていなかったということを認めることになるじゃありませんか。  これは、日本年金機構法上、厚生労働省は、業務監視を行って評価をし...全文を見る
○柿沢委員 要するに、この公募によって、前任者であり、なおかつ社保庁の総務部長という、社保庁のかなめのポストをやっていた人を副理事長、理事長代行に選んでいるわけです。  これは要するに、結局、旧社保庁、年金機構のそれまでの業務遂行を、厚労省もまた年金機構の理事長さんも是としてき...全文を見る
○柿沢委員 今、天下りの常套句ですよという声が飛びましたけれども、まさにそうなんですよ。  結局、五年たったら、喉元過ぎれば熱さ忘れるで、まあ、これでいいだろうということになって、しかもC評価を厚生労働省が下し続けているにもかかわらず、こういう人事が行われるということになってし...全文を見る
○柿沢委員 私たちは、国税庁の徴収部門と一元化をして歳入庁を設置するということを衆議院選挙のマニフェストで掲げさせていただいておりますので、組織の改編を含めて、この問題に今後も取り組んでまいりたいと思っております。  以上で終わります。ありがとうございました。
06月18日第189回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○柿沢委員 維新の党の柿沢未途でございます。  冒頭、安保法制について一言申し上げたいと思います。  私たちは、近年の安保環境の変化に応じて、日本が我が国近隣のアジアや世界において新たに担わなければいけない、そういう役割はあると思っています。そのための法制度も一定程度整備が必...全文を見る
○柿沢委員 そういう意味では非常に論争的な一石を国内外に投じることになる、このことは残念ながら間違いないと思いますし、そのことが本当に日本の国益を増進する結果につながるのかどうか、私は、そこは、その観点からこれからも御検討をいただきたいというふうに思っています。私自身が、ある種、...全文を見る
○柿沢委員 思いは感じましたが、しかし、結論部分はちょっと歯切れの悪い、そういう御答弁で、立法府、我々の側にお答えを返されたという形になりました。  実は、超党派の議連があるというふうにおっしゃられましたが、残念ながら十分な形で組織できておりません。それは、ちょっとここで言うの...全文を見る
○柿沢委員 おかしいですね。今、徳武さんという名前が出ましたけれども、システム部門の担当理事の、CIOに当たる方の御出席をお願いして、答弁のお願いをしているはずです。  そして、六月五日に行われた厚生労働委員会の集中審議では、現に徳武理事にお出ましをいただいて、お話をいただいて...全文を見る
○柿沢委員 六月五日の厚生労働委員会の集中審議で、これは私の質問に対して、このCIOのシステム部門担当理事の徳武さんは、本件は、悪意のあるメールを受信後、ウイルスに感染させ、結果的に皆さんの個人情報を流出させる結果となりました、ウイルスへの対策は近年非常に困難になってきている面が...全文を見る
○柿沢委員 いいですか、総理まで首をかしげていますよ、今の答弁は。何ですか、これは。  徳武理事、あなたの役職は何ですか。答えてください。
○柿沢委員 その上で、今起きている一連の問題、そして事前のセキュリティー対策の甘さ、この問題に関するCIOとしての総括を御答弁をお願いしました。理事長が手を挙げて御答弁をされました。いないのかと思ったら、いるじゃないですか。いて答弁してくださったら、何と、理事長の言っているとおり...全文を見る
○柿沢委員 今、様子を見ていましたが、安倍総理ですらと言うとあれですけれども、安倍総理も、本当に首をひねって御答弁の様子を見ておられましたよ。  何か高度な不正アクセスにひっかかったような話をされておられますけれども、皆さんが今、世の中で、インターネットの専門家と言われる人たち...全文を見る
○柿沢委員 まさにそれだけに値するお仕事をされているというふうに理事長は思われますか。お答えください。
○柿沢委員 そんな美しい身内のかばい合いの話なんか聞いていませんよ。システム部門担当理事として職責を果たしているのかどうか聞いているんですよ。
○柿沢委員 自民党の尾辻秀久元厚生労働大臣はこう言ったと報じられています。年金機構は年金記録問題を起こした旧社保庁そのものだ、そこを議論しないと根本的な解決にならない。  要するに、旧社保庁から変わらない、年金機構の組織の体質がもう根っこから腐って緩んでいるんじゃないですか。ト...全文を見る
○柿沢委員 非常に型どおりの御答弁をいただいたなという感じで、今の答弁のやりとりを聞かれていて、今の年金機構のトップの皆さん、理事の皆さんの意識の低さということについてどう思われているのかなというのはちょっと読み取れない印象でした。  厚生労働省も、ずっとこの年金機構の中期目標...全文を見る
○柿沢委員 今まで業務遂行にいわばお墨つきを与えてきたわけですよね。そういう中で、この問題が起きたからといって、副理事長に改革に頑張ってもらいたいといっても、これはなかなか説得力がないのではないかと思います。私たちは、今いろいろ聞いていて、やはりこれは組織の根っこから変えないとだ...全文を見る
○柿沢委員 組織は変えない、人事もいじらない、そして、具体的な改革は第三者の有識者委員会に丸投げ。一体何を変えるんですか。全くわからない。それを申し上げまして、私の質問は終わります。  ありがとうございました。
06月22日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第13号
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○柿沢委員 五人の参考人の皆さん、ありがとうございました。  まず、委員長にお伺いをしておきたいと思います。  この参考人質疑ですが、もともと、憲法や法律の専門家から、今回の安保法制の憲法適合性について深刻な疑義が投げかけられたことを受けて、その論点を深めるために開会されるこ...全文を見る
○柿沢委員 御答弁をいただきました。  それでは、参考人の皆さんにお伺いをしたいと思います。  安保法制の憲法適合性について、衆議院の憲法審査会で、小林先生を初め憲法学者から、そろって、憲法の枠を逸脱していると痛烈なだめ出しを食らって、取ってつけたように、今度は合憲性に関する...全文を見る
○柿沢委員 我が党は、今阪田先生もおっしゃっていただいたような部分についても検討を加えて、最終的に独自案をまとめて各党にお示しをしたいと思っておりますけれども、いずれにしても、こうした、やはりきちっとした歯どめをかけるという議論が今の憲法の枠内では必要になってくるというふうに思い...全文を見る
○柿沢委員 ありがとうございました。  次に行きます。  この安保法制をこのまま認めて通した場合、我が国の自衛隊が今持っている実力、キャパシティーの限りにおいて、私は、つまり、大規模な軍拡をなし得なくとも、当面想定されるような事態対処は、日本は世界のどこでも行えるようになると...全文を見る
○柿沢委員 続きまして、森本参考人にお伺いをしたいと思います。  先ほど、自衛隊あるいは我が国の実力、キャパシティーの問題についてお伺いをしました。よく言われる比較ですけれども、専守防衛を疑いなく国是としてきた例えば冷戦時にどうであったかといえば、例えば陸上自衛隊の兵力十八万人...全文を見る
○柿沢委員 例え話は注意してやらなければいけないなとも思いますが、本当にわかりやすい御説明、ありがとうございました。  以上です。ありがとうございました。
07月03日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第17号
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○柿沢委員 維新の党の柿沢未途でございます。  冒頭、自民党の勉強会でのマスコミ圧力発言についてお伺いをいたしたいと思います。  偏向報道する左翼メディアはスポンサーに圧力をかけて広告を引き揚げさせて潰してしまえと言わんばかりの、どこの国かと思うような発言だったと思います。沖...全文を見る
○柿沢委員 御答弁をいただきました。  この御質問をさせていただいている間にも、自民党の席からは宮川議員あたりが大きな声でやじを飛ばしておられるわけですよ。こういうことが続くと、やはり国民に与える印象も悪くなると思いますので、お気をつけいただきたいと衷心ながら宮川議員に申し上げ...全文を見る
○柿沢委員 御答弁は、あとう限りいただいたと思います。  国民がやはり一番心配しているのは、まさに日本を取り巻く脅威に対して、日本が的確に対応、対処できるかどうかだと思うんです。なかんずく、尖閣諸島を初め離島防衛の問題を心配しています。  我が国の平和を守り、国民の生命を守り...全文を見る
○柿沢委員 この領域警備法案を含めた維新の党の独自案は、きょうの午前中、自民党さんにも、また民主党さんにも、公明党さんにもお持ちをさせていただいて御説明をさせていただき、自民党では高村副総裁に御対応いただきましたので、もうお渡ししておりますので、御検討いただきたいというふうに思い...全文を見る
○柿沢委員 安倍総理、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、それにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること、これこそが、まさに国民から見て理解ができない、そして多くの専門家が拡大解釈のおそれがある、こういう...全文を見る
○柿沢委員 ぜひ、先ほど申し上げたように、党対党の協議を各党と行ってまいりたい、こういうふうに思います。  あらゆる事態に切れ目なくといっても、我が国の自衛隊に私はそれだけの実力が備わっていないというふうに思います。それは、弱いという意味ではないんです、装備と体制がそうなってい...全文を見る
○柿沢委員 従来概念における専守防衛においても、これが全きというか万全ということとは言えない、こういうことだと思います。  元官房副長官補の柳沢協二さんがよく言われる話で、数字はパネルに出しておきましたけれども、自衛隊の体制を比較すると、冷戦時はどうだったかといえば、陸上自衛隊...全文を見る
○柿沢委員 今回の政府案を憲法違反と断じた一人であります、自民党推薦で憲法審査会に出られた長谷部恭男早稲田大学教授がこう言っています。  そもそも、専守防衛で例えば十の実力を持っていたとする、これは、安保法制が整備されれば、日本とむしろ遠い地域においてもさまざまな活動に自衛隊を...全文を見る
○柿沢委員 我が国の平和を守り、そしてやるべきことはやる、しかし一方で、きちっとした歯どめをかける、こういうことを今国民が求めている。だからこそ、今の世論の状況になっていると思います。  その心にまさに私たちの独自案は応えていると思いますので、そのことをこれからも、党対党の協議...全文を見る
07月10日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号
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○柿沢議員 御質問ありがとうございます。  今お尋ねをいただきましたが、我が党のつくりました武力攻撃危機事態というのは、まず、現行憲法への適合性、このことに意を用いて設定をさせていただいた、そうした概念でございます。  もともと、二〇〇三年五月の秋山法制局長官の答弁として、我...全文を見る
○柿沢議員 御質問ありがとうございます。  政府案においても、武力攻撃を受けた他国からの要請は法文上明記されておりません。その点においては我が党の案も同じであります。  加えて申し上げると、国連憲章五十一条の上で自衛の措置をとった場合に国連安保理に報告をする、そのときの国連安...全文を見る
○柿沢議員 お答えいたします。  まさに村岡委員の御指摘のとおりであろうと思います。自国防衛に関する不安を国民は多く抱えている。尖閣諸島の問題、あるいは小笠原諸島のサンゴの密漁の問題、我が国の領海域周辺において他国の船が入ってきて日本の領土、領海、領空が脅かされているのではない...全文を見る
○柿沢議員 大森政輔元内閣法制局長官は、今回の政府案の存立危機事態、つまり、我が国と密接な関係にある他国が武力攻撃を受け、それにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態、この存立危機事態について、現実にはほとんど制限的作用...全文を見る
07月13日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会公聴会 第1号
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○柿沢委員 五人の公述人の先生方、ありがとうございました。  あらかじめ申し上げますが、時間の余裕も十分ありませんので、もしかしたら小澤公述人また山口公述人には御質問をしない可能性がありますけれども、あらかじめ御了承をいただければと思います。  皆さん報道等でも御承知かと思い...全文を見る
○柿沢委員 ありがとうございました。  政府案の存立危機事態については、大森政輔元内閣法制局長官がコメントされておられますが、現実的にはほとんど制限的作用を果たさない、まやかしの要件を設定したにすぎない、また、歯どめもないも同様である、こういうふうに言われているわけです。  ...全文を見る
○柿沢委員 コメントありがとうございました。  続いて、木村公述人にお伺いしたいと思いますが、ミサイル技術、軍事技術が発達をして、他国への武力攻撃が次の瞬間には自国への武力攻撃に転化し得る、そういう時代になっていて、その中で、他国攻撃を自国攻撃と同視して、座して死を待つのではな...全文を見る
○柿沢委員 ありがとうございました。  岡本公述人にお伺いいたします。  七月十二日、きのうの毎日新聞に、「国際的行動 即応可能に 安保法制 私はこう考える」、こういう岡本公述人の論文が載っています。ここに、私たちの考えとかなり近いのかなと思えるような一文があります。  安...全文を見る
○柿沢委員 ありがとうございました。  国際司法裁判所のニカラグア判決というのがありますが、ここでは、まさに他国を防衛するのが集団的自衛権であって、自国を防衛するのが個別的自衛権。そして、ここにおいては、日本が攻撃されたか他国が攻撃されたかということは、これは区別をされていない...全文を見る
○柿沢委員 その上で、今私が申し上げたことについてぜひ木村公述人にコメントをいただいて、時間も参りましたので終わりにさせていただきたいと思います。
○柿沢委員 ありがとうございました。  終わります。
07月15日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第22号
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○柿沢議員 お答えいたします。  我々は、日本を取り巻く安全保障環境の変化の中において今のまま何もしなくていい、こういうふうには考えておりません。その一方で、日米同盟を基軸としながら、憲法適合性を確保しつつ、やれることはやれるようにする、これが大切だというふうに思っております。...全文を見る
○柿沢議員 下地先生が、政府に対してのみならず、安倍総理に対してのみならず、私たちにも厳しい方だということがよくわかりました。  まさに今回、私たちが独自案を提出する、それをまとめるに当たって一番念頭に置いたのは、私たちが政権をとったときにこれをそのまま実行できるかどうかであり...全文を見る
○柿沢委員 維新の党を代表して討論いたします。  五月二十六日の審議入りから一カ月半、戦後七十年、平和国家としての道を一貫して歩んできた日本のあり方が大きく変わる可能性のある安倍政権の安保法制に、真剣勝負で徹底審議に臨んでまいりました。  特別委員会の冒頭から、安倍総理、中谷...全文を見る