柿沢未途

かきざわみと

小選挙区(東京都第十五区)選出
自由民主党
当選回数5回

柿沢未途の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○柿沢委員 柿沢未途でございます。どうぞよろしくお願いします。  総理、アベノミクスは成功していると総理は胸を張るんですけれども、私自身が町場の皆さんとお会いしてお話をする景気実感というのは、現実には冷え冷えとしていると思うんですね。景気回復というんですけれども、どこの話か。実...全文を見る
○柿沢委員 今るる御説明をいただきました。景気回復の実感、それを国民、庶民の多くが感じることができない状況、この二つが結びついていないのが今の現状ではないかと思うんです。そこには何らかの理由があるはずであります。  先ほど申し上げました、景気回復の実感はない、こういうふうに答え...全文を見る
○柿沢委員 景気回復の実感はないというのが八割に上っている今の現実の数字について、昔は調べていなかったんじゃないか、こういう話がありましたが、後ほど触れる予定だったんですけれども、厚労省の調査で国民、庶民の生活実感を調べている統計がありまして、今、苦しいと答えている数字が六二・四...全文を見る
○柿沢委員 限られた時間でもありますので、ぜひ簡潔に、御答弁は要点を得ていただきたいと思います。  結果、今どうなっているかということなんですけれども、それは、基本的には物価が上昇基調にあったという状況の中ですから、名目の賃金ベースでは上がっているわけです。先ほど申し上げたトヨ...全文を見る
○柿沢委員 今の最後の話も、やはり基本的には大企業の話になっていると思うんです。  結局、先ほど申し上げたとおり、パネルの二番の方ですけれども、トリクルダウンがなかなか起きない。つまり、大企業業績は上がっても、それが本当に経済の裾野の部分までなかなかおりていかないというのが今の...全文を見る
○柿沢委員 それは、皆さんはそう御説明されると思うんですよ。しかし、お認めになられたように、物価上昇に賃金上昇がついていっていないというのが今の現実ではあるわけです。  そして、ここまで、実質賃金が低下しているじゃないかという指摘を受け続けてきました。ここのところ上がってきてい...全文を見る
○柿沢委員 今御説明をいただいた後半の部分は、いわゆる一億総活躍と言われる、その政策の中身について御説明をいただいたと思うんです。最近、安倍総理も、確かに、アベノミクスの果実を分配に回していく、この分配という部分について言及をされることが多くなっていると思います。  私は、言及...全文を見る
○柿沢委員 今まさに、税収が上がった、そのことがもたらす果実を分配にという話なんですけれども、この税収の増加の大きな要素を占めているのも、これはやはり法人税の税収の部分もあると思うんですよね。そういう意味では、やはり大企業の収益が上がっているということがもたらした効果として、今現...全文を見る
○柿沢委員 だから、私はこういう形の政策をやるのはどうかなというふうに思うわけですよ。しかも、単発でしょう。単発に高齢者に三万円お配りをして、生活の不安が解消する、こういうことにはならないと思うんですよね。  今、個人金融資産の一千七百兆、その六割は六十歳以上の高齢者が持ってお...全文を見る
○柿沢委員 時間の関係で軽減税率の問題一個だけお伺いをしますが、軽減税率がいかにデメリットの多い制度かということは、いろいろな方がもう既にいろいろ御指摘をされておられます。  実は、税財政の専門家やあるいは経済の専門家、そうした皆さんは、まあ百人いれば九割、この軽減税率はやはり...全文を見る
○柿沢委員 かつて、この軽減税率の問題について、財務大臣として、まあこれは面倒くさいというお話をされていた麻生財務大臣ですから、今、政府の閣僚として御答弁をされる胸中はいかにというふうに思うところもございます。  実は、この閣内で、やはり軽減税率より給付つき税額控除の方がいいん...全文を見る
○柿沢委員 僕は、河野大臣は本当に尊敬する、また目指している政治家のつもりなんですけれども、ちょっといささか、やはりなかなか、今のお立場だとあれかなというふうに思いました。  給付つき税額控除のことについて言及をさせていただきました。今、制度の中身を余りるる説明している時間はな...全文を見る
○柿沢委員 今、公明党としてここまで、世界の潮流だといって新聞で紹介をされていたような制度をとらずに軽減税率にしていったのは何でなんですかということをお伺いしたかったのでありますけれども、その点、もう一度御答弁いただけませんでしょうか。
○柿沢委員 今の御答弁も、ちょっと私、首をひねってしまうんですけれども。  先ほど来、軽減税率のメリットは何だというお話を聞くと、痛税感の緩和のような御答弁が出てくるんですよ、痛税感と。感覚的なものなんですね。(発言する者あり)今、十二円、十二円と言っておられますけれども、まさ...全文を見る
01月13日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○柿沢委員 柿沢未途でございます。  二年連続の国家公務員給与引き上げとなるわけです。今回の給与法改正案、私として決して納得しているわけではありません。党内では、反対したいという声もあります。しかし、このように民間の感覚とかけ離れたような国家公務員給与の水準になってしまっている...全文を見る
○柿沢委員 河野大臣の御答弁は、きのうと基本的には同じで、行政府の長たる大臣として人事院という機関に対してどうだこうだと言うのは差し控えたいというような前提を置きながら、しかし、適正に調査をやっておられるものと信じてこの人事院勧告の制度を尊重している、こういうお話がありました。 ...全文を見る
○柿沢委員 全く納得がいきません。  河野大臣にお尋ねしても同じ答弁になると思いますけれども、私は、まなざしを見て、また、私自身そう思いたい気持ちもありますし、河野大臣も私が感じているのと同じ感想をお持ちではないかと思います。  きのうの予算委員会のやりとりでも出ましたけれど...全文を見る
○柿沢委員 いや、大臣、国家公務員制度担当、つまり、かつては国家公務員制度改革担当の大臣であるからこそ、ここは大臣としての問題意識を語っていただかなきゃならないところだと思うんです。  今までそういう改革の法案を、我々立法府としても、また行政府としても提案し、通してきた数々の実...全文を見る
○柿沢委員 立法府、私どもにボールを投げ返していただきましたけれども、我々としても、こうしたことについて、人事院の廃止、人勧の廃止を含めた法案を早急につくって国会に提出する、こういうことを会派としてやっていこうという議論を今進めております。  もともと、国家公務員制度改革基本法...全文を見る
○柿沢委員 これも党として開いた勉強会に、実は現連合会長、当時事務局長の神津里季生さんにお見えをいただいたことがあります。そのときは、連合とも他流試合のつもりでディスカッションしようという趣旨だったんですけれども、私は、先ほど冒頭申し上げたような、国家公務員あるいは地方公務員、公...全文を見る
○柿沢委員 少なくとも労使の協議というものを行った上、その上に立ってこうした給与減額が行われる、これは当たり前のことではありますけれども、仮に私たちが今回の給与法で反対ということになれば、もう目の前で、労使協議を経ずしていきなり削れということを言うに等しいわけですので、そういう意...全文を見る
○柿沢委員 私は、今申し上げたとおり、国家公務員総人件費の削減、公務員制度の改革ということは、ぜひ、一つの目標を立て、計画を立てて実行していくということが必要だと思います。工程表、ロードマップをつくって、そしてそれに必要な制度改革も行って、そうやって進めていくことが必要だと思いま...全文を見る
○柿沢委員 最後はがっかりという一言をちょっと申し上げざるを得ないかもしれませんが、しかし、河野大臣には期待をして、また人事院にも期待をしていますから、ぜひ襟を正して頑張っていただきますようにお願いして、質問を終わります。  ありがとうございました。
02月16日第190回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○柿沢委員 柿沢未途でございます。よろしくお願いいたします。  まず、麻生財務大臣にお伺いをいたしたいと思います。  きのうの予算委員会の集中審議で、麻生大臣の答弁で、ちょっと私、驚かされる場面が二度ほどあったんです。  つまりは、古川元久議員が、いわゆる軽減税率の導入によ...全文を見る
○柿沢委員 私に対してはそう胸を張って御答弁をされますけれども、聞いている国民の皆さんまた中小零細店舗の皆さんからすれば、まさに事務負担がふえて、税率も一〇%に基本的には上げられる、こういう状況の中で、このままいくと自分のお店が経営し続けられるかなという不安を感じているわけですよ...全文を見る
○柿沢委員 今御答弁がありましたけれども、麻生副総理はかつて、副総理に御就任をされた後ですけれども、言ったとおりにお話をしますと、俺たちは憲法改正草案をつくったよ、べちゃべちゃべちゃべちゃ、いろいろな意見を何十時間もかけてつくり上げた、そういう思いが我々にはある、こういう御発言を...全文を見る
○柿沢委員 いや、ナチス憲法というのは何ですか。
○柿沢委員 通称してナチス憲法なんて呼んでいる人は誰もいませんよ。ナチス憲法なんてものは存在しないんです。  そもそも、もう一回言いますけれども、ナチス政権下のドイツでは、憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよと。ナチス憲法なんて存...全文を見る
○柿沢委員 ナチスの手口に学ぶ、学んだらどうかねと言ったその御自分の発言と、自民党憲法草案に書いてある国家緊急事態の条項の導入と、ナチスが現実に、緊急事態という建前、名目で大統領令を出して不当拘禁を行って全権委任法を通すことに成功した、独裁をしいた、そのプロセスはそっくりじゃあり...全文を見る
○柿沢委員 法務大臣に憲法が要請する法のもとの平等ということに関して見解を伺いましたけれども、私の預かるものではない、こういう御答弁であります。  この自民党憲法改正草案が仮にこのままもし通ってしまうようなことがあれば、一票の格差の是正をしていこう、こういう内容について、まさに...全文を見る
○柿沢委員 前段の御答弁は、結局、宮城に足を運んでいないということに対する説明に全くなっていないと思います。結局、知事が求めても、そして国会で答弁しても、現地には行っていないということがずっと続いているわけであります。  それと、原子力防災担当大臣そして環境大臣でありますが、こ...全文を見る
○柿沢委員 原子力災害対策本部の会議を丸川大臣就任後開いていますか。
○柿沢委員 どういうことですか。
○柿沢委員 指定廃棄物の問題も、御自分では、現地に足を運ぶということを、求められてもやっていない。そして、原子力災害対策本部。まさに原子力緊急事態がずっと五年間出されっ放しの状態なわけですけれども、この原子力災害対策本部の会合も丸川大臣就任後は一度も開かれていないということであり...全文を見る
○柿沢委員 今はどうですか。
○柿沢委員 原子力緊急事態宣言をいつ、どういう要件のもとに解除するのかということは残念ながら明確に決まっていない、こういう状況の中で五年間経過をしているというふうに思います。これが先ほどの国家緊急事態条項にかぶってくるんですよ。  つまり、これを緊急事態だというふうに宣言し、そ...全文を見る
○柿沢委員 これは驚きましたよ。一月二十八日の辞任会見からもう三週間近くが経過をしています。この間、URにも国交省にも何の接触もない。  本当に弁護士が存在しているんですか。先ほど申し上げたように、これは、虚偽のストーリーをつくるために弁護士という名の信用をかりたエア弁護士の疑...全文を見る
○柿沢委員 このことも含めて、甘利大臣の男の美学、痩せ我慢、この記者会見の信用性は全く揺らいで崩れかかっている、このことを申し上げさせていただいて、次の質問者に譲りたいと思います。  ありがとうございました。
02月19日第190回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○柿沢委員 柿沢未途でございます。  二月の十五日に発表された二〇一五年十月—十二月期の四半期GDPはマイナス成長となりました。実質GDPが年率換算一・四%減。二〇一五年の政府見通しの一・二%成長を達成するには、この一—三月期で前期比年率八・九%もの高い伸びを記録する必要があり...全文を見る
○柿沢委員 消費税増税に関する言及がありましたが、これに関しては後に述べたいと思います。  今回の個人消費の〇・八%減、この予想を上回る落ち込みについて、経済財政を担当されている石原大臣は、暖冬が原因だということを説明されておられるんです。ですけれども、では、この冬が厳冬だった...全文を見る
○柿沢委員 今、日本の生活保護の捕捉率がヨーロッパの諸国に比べて低い水準にあるのではないかという指摘をさせていただきましたが、そのこと自体を何か否定されるかのような、そういう御答弁をいただいたことは私はちょっと残念です。  もう一回見ていただきますと、二百万円未満の収入水準で生...全文を見る
○柿沢委員 行かれて結構ですから。とにかく、時計をとめていただければ結構なんですよ。  では、質問を続けさせていただきます。  スイスやフィンランドでは月額三十万あるいは十一万といったベーシックインカム導入の是非を問う国民投票が行われる予定で、世界的に注目を集めています。この...全文を見る
○柿沢委員 総理、お戻りですけれども、先ほど離席しようとされたときに、総理に対して通告させていただいている質問ですから、聞いていただいてお答えをいただきたいという思いで、時計をとめるか、あるいは聞いていただくかということで御質問させていただいたわけです。そうしたら、あろうことか、...全文を見る
○柿沢委員 今、日本の社会保障の自助、共助という考え方に反するかのようなお話をされましたけれども、ここに書いておきましたけれども、イギリスではさまざまな社会保障に関する給付を統合一元化して、ユニバーサルクレジットという一種の給付つき税額控除、こういうことを導入した。ブレア政権で導...全文を見る
○柿沢委員 話をそらして長々と答弁される、そして答弁から逃げる、あげくの果てには逆切れ。本当に残念ですよ。私は、もう少ししっかりとした議論がきょうはできると思っていました。全くの行き違いになってしまって、本当に残念です。  終わります。
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○柿沢分科員 柿沢未途でございます。  きょう、この前に菅元総理がどうやら御質問に立たれたようでありますので、私も、ちょっと通告をした内容がもしかしたら重なってしまうのかなという印象も持っているんですけれども、通告に従って質問させていただきたいと思います。  きのう、御存じの...全文を見る
○柿沢分科員 新潟県に対して不適切な説明があった、こういうお話をされましたけれども、不適切なのは説明ではなくて当時以降の行動だと思うんですよ。こういう対応をしたことによって、まさに東日本の全国民と言ってもいいような方々が振り回されて、そして右往左往して、正確な情報を持たずに言い知...全文を見る
○柿沢分科員 泉田新潟県知事は、このことを受けてコメントを出されています。「社内で作成したマニュアルであり、事故当時にあっても、この定義は組織的に共有されていたはずです。 事故後五年もの間、このような重要な事実を公表せず、技術委員会の議論に真摯に対応してこなかったことは、極めて遺...全文を見る
○柿沢分科員 経産省として、このことについて調査と検証を東電に対してみずから行う、そういうつもりはありませんか。
○柿沢分科員 この五年間にわたっていわば気づかない状態を放置していた東電が、しかも、メルトダウンという用語を事故の直後に、私に言わせれば、あえて使おうとせずに、いわば事故の過小評価をもたらすような状況をみずからつくり出していた、その原因あるいは意図を究明するに当たって、東電にお任...全文を見る
○柿沢分科員 私が今お尋ねをしたのは、この高浜に関して再稼働を進めるのか、それは例外中の例外、こういう認識なのかどうか、これをお尋ねさせていただいたわけです。  今、部長に御答弁をいただきまして、それを大臣も聞いていただきましたので、それを踏まえて、林大臣にも御答弁をいただきた...全文を見る
○柿沢分科員 四十年廃炉が原則としてあるわけです。その上で、これまで、その運転延長を認めることがあるとしても、これは原則の例外中の例外だ、そういうふうに言ってきたわけです。  申請があって、適合すれば認めますよということになったら、例外も何もないではありませんか。どういう御認識...全文を見る
○柿沢分科員 何か当初言っていたこととスタンスが経産省として変わってきているのではないかというふうに思います。  先般、参議院の予算委員会で水野賢一議員からお尋ねがあったと思いますけれども、今後、新設やリプレースがないとすると、これは想定していないと林大臣は御答弁されているわけ...全文を見る
○柿沢分科員 これはもう完全に逆立ちした議論になってしまっていると思うんですね。  そもそも、安倍政権として何と言っているかといえば、可能な限り原発依存度を低減するということを総理も堂々と言われているわけです。今聞いていると、もともと例外であったはずの二十年運転延長を老朽原発に...全文を見る
○柿沢分科員 今の御答弁も、ちょっと私自身は納得がいかないものがあります。原発依存度を可能な限り低減するという状況の中で、もし仮に電力需給の問題があって、その上で、例えば二十年延長が例外中の例外として認められる、この状況が起こり得ることを私は否定するつもりはありませんけれども、先...全文を見る
○柿沢分科員 今の部長の答弁も、可能な限り依存度を低減するという言葉とは全く矛盾をしているように聞こえるんですけれども、林大臣、ここは基本的なところですので、今、我が国にとって、政府として原発再稼働が一定程度必要だと考える理由について教えてください。
○柿沢分科員 安定供給というお話をされました。つまり、原発再稼働が一定程度ないと、日本が、我が国が電力不足に陥ってしまう、そういう可能性がある、危険性がゼロでない、こういう認識ですか。
○柿沢分科員 多田部長、また高木副大臣に御答弁をいただきましたが、経産大臣も同じ認識だということでよろしいですか。(林国務大臣「結構です」と呼ぶ)結構ですということでございます。  それで、これから紹介するような意見もあるんです。  原発五十基を再稼働せず廃炉にすると、原発の...全文を見る
○柿沢分科員 かなりうがった見方だという御答弁を高木副大臣からいただきました。  それを踏まえて、経産大臣も、これは考え方が違うということでよろしいですね、今紹介したような。
○柿沢分科員 今御紹介をさせていただいたのは、二〇一二年七月五日の河野太郎現行革担当大臣のブログ「ごまめの歯ぎしり」から引用させていただきました。  原発の再稼働問題は、電力供給の問題でなくて電力会社の経営を助けようという話だと。これは、同じ閣内にいる林経産大臣は違う考えだとい...全文を見る
○柿沢分科員 全く問題意識がない。大変なことになると思います。それだけ指摘をさせていただいて、終わります。  ありがとうございました。
03月01日第190回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○柿沢委員 柿沢未途でございます。  締めくくり総括質疑でありますが、振り返ってみると、麻生財務大臣、軽減税率について、私に言わせれば、おもしろ半分のふざけた答弁を連発してきたと思います。  ごらんください。  間違いなく混乱は起きる。そして、中小零細商店で潰れるところが一...全文を見る
○柿沢委員 読めばわかる、見ればわかる、聞けばわかるんですよ。先ほどの民主党の皆さんとのやりとりもそうですよ、総理、聞けばわかる、どういう趣旨だか。それをこうやって問題だと指摘されて、いや、そうじゃないと。幾らすりかえたって、見ればわかるんですよ。  私たちは、こんな軽減税率一...全文を見る
○柿沢委員 これが消費にどういう影響を与えるか、私自身も懸念を持っているところでもあります。  また加えて、国民が消費を拡大するためには、生活の不安、老後の不安、こういうものを解消しなければ、一千七百兆円の個人金融資産を安心して消費に回すことはできない。だからこそ、先般も、日本...全文を見る
○柿沢委員 長々と御答弁をされましたけれども、いいですか、これだけの、私は客観的に見て、日本を代表するジャーナリストだと言っていい、そういう顔ぶれだと思いますよ。そういう方々が、安倍政権の、そして高市総務大臣のこの電波停止、一つの番組が政治的な中立を問われて、それで行われるよとい...全文を見る
○柿沢委員 終わります。
03月09日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○柿沢委員 柿沢未途でございます。  石破大臣は、自民党政権における次の総理の呼び声も高い、そういう方だというふうに思います。御自身もその意思を公にしておられるわけであります。そして、憲法や安全保障といった国家の根幹にかかわる事項について、国政に携わる政治家が見識を持つことの重...全文を見る
○柿沢委員 まさに国民の権利と自由を担保するものとして、近代立憲主義のもと憲法が形づくられてきた。しかしながら、その国民の権利と自由を守る最大の力を発揮しなければいけないのは国家の存在である、このバランスの中に憲法というものがあるということは私も理解をするところであります。その一...全文を見る
○柿沢委員 期せずして、私が繰り返し繰り返し見ている同じ番組を御紹介いただきましたけれども。  本当に、この二十世紀の歴史というものを振り返って、なぜあのような戦争が起き、そしてナチスに対するドイツの国民の熱狂があったのか、そして独裁制を進んで迎え入れるような社会状況が生まれて...全文を見る
○柿沢委員 石破大臣は、今お示しをさせていただいたこの憲法二十一条二項の追加のような改正も望ましいというふうに思っておいでなのでしょうか。
○柿沢委員 では、私自身の憲法についての考えもお話をさせていただきたいと思いますが、つまりは、憲法九十二条の地方自治についてであります。これは地方創生にもかかわる話だと思います。  現行の九十二条は、「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれ...全文を見る
○柿沢委員 今、道州制に関するお答えを何か特定していただいた形になってしまいましたけれども、私は、合意を形成する上でも、また、日本の国の形を考えていく上でも、基本的に、補完性の原理、そうした考え方、国と地方の役割分担、この考え方については石破大臣も同じ思いを今御答弁いただいたと思...全文を見る
○柿沢委員 最後の質問をさせていただきたいと思います。自然エネルギーと地域活性化についてであります。  二〇一三年にドイツとデンマークを見てきました。農村部でのバイオマスの熱電併給が盛んに行われております。  デンマークでは、電力供給のうち熱電併給のコジェネが盛んに行われてい...全文を見る
○柿沢委員 地域熱供給はパイプラインを敷設するということになりますので、これは、既成の市街地に後からインストールすることは、合意形成の面も含めて極めて難しい面があります。だからこそ、熱を捨てる、結果的にエネルギー効率は日本が悪くなってしまっている、こういう要因にもなっているわけで...全文を見る
03月09日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○柿沢委員 柿沢未途でございます。  二月二十九日の衆議院予算委員会で我が党の江田憲司議員より、普天間基地の移設問題について、総理秘書官を経験した、そのときの経験についても語りながら、総理、官房長官に御質問をさせていただきました。  そのときに、今まさに訴訟になっている、その...全文を見る
○柿沢委員 この和解ですけれども、合意の調印をするわけですね。  ちなみに、調印というのは今週中にも行われるというのが当初の報道でありましたけれども、いつ行われることになっているのか、もしわかったら教えてください。
○柿沢委員 はい、わかりました。  一月二十九日に裁判所が示した和解案、これが政府にとって予想外に厳しいものだったということが背景にあったのではないかというふうにも報じられています。  この和解案を裁判所が示した際に、一九九九年の地方自治法改正で国と地方公共団体が対等、協力の...全文を見る
○柿沢委員 私は、国家の安全保障にかかわる問題について、一自治体の意思でそれが左右されるという状況は本当は好ましくないと思います、国家の安全保障にかかわる話ですから。  しかしながら、この辺野古移設の合意というのは、ここまで、政府とアメリカと沖縄と、そういう意味では本当に対話を...全文を見る
○柿沢委員 橋本龍太郎総理の時代と国の基本的な考え方は同じだ、対話の姿勢は同じなんだ、こういうお話をされました。そして、政権奪還後、この問題に全力で取り組んできたということなんですけれども、当初は対話の門戸も閉ざしていたやに記憶をしておりますし、どちらかというと、政府はむしろ全力...全文を見る
○柿沢委員 いやいや、裁判所の和解条項に沖縄県も全面協力しろと書いてあるから、いきなりある種、こういうことは合意のもとでプロセスを進めていくことが大事だと私は思うんですよ。その上で進めていくことについて、沖縄県としても異論を差し挟むことは和解した以上はできないはずでありますから。...全文を見る
○柿沢委員 これは両当事者がある問題ですから、私は、率直に申し上げて、出だしのあり方としては大変残念な状況に早くもなっているのではないかと言わざるを得ないと思います。  島尻大臣にもお見えをいただいていますので、こうやってやってはいるわけですけれども、協議は、結局は辺野古が唯一...全文を見る
○柿沢委員 これで政府の姿勢の変化というのを感じることができるのかなと、いささか首をかしげたくなります。  岩城大臣にも御通告をさせていただいて、緒方委員の続きをするつもりだったんですけれども、残念ながらちょっと時間が足りなくなってしまいました。大変失礼いたしました。  終わ...全文を見る
03月18日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○柿沢委員 柿沢未途でございます。  冒頭、ちょっと通告外の御質問をさせていただきたいと思います。  「保育園落ちたの私だ」ということで、国会を取り巻いて、二万七千の署名がたちどころに集まりました。それを塩崎厚生労働大臣にお渡しされた、「保育園落ちたの私だ」のママさんたちとき...全文を見る
○柿沢委員 それで、私、これを取り上げるのはとても残念な気持ちでもあるんですけれども、きのう、自民党の党内の会合で、務台俊介議員がこういうことをおっしゃっています。保育園落ちたの声があるけれども、東京を便利にすると、ますます東京に来て子育てしようとする、ある程度、東京にいるとコス...全文を見る
○柿沢委員 ありがとうございました。  子ども・子育て支援法であります。  これは、事業所内保育所を二〇一七年度末までに五万人、三千二百カ所に当たる、典型的な保育施設と同じだけの受け入れ容量をこの事業所内保育でカバーしよう、こういう話であります。  大変意欲的なのは私はいい...全文を見る
○柿沢委員 いや、私は、五万人という目標を掲げているからこそ、本当にできるのかなと思うんです。  事前のレクもいただきましたので、そういう意味では、例えば、住んでいるところの近くに複数の事業所が寄り集まって事業所内保育所として開設をする、こういうやり方もあるんですよという話も聞...全文を見る
○柿沢委員 ありがとうございました。  ずっと私はこの質疑をやっていて、加藤大臣の真後ろの秘書官、女性の方ですけれども、まあ、自画自賛するようで恐縮なんですけれども、うんうんと聞いている感じがして、やはり実感があるのではないかなというふうにお見受けさせていただいております。 ...全文を見る
○柿沢委員 事業所がうまくやってくれるみたいな御答弁なので、果たして本当にそうなるのかなということを感じます。  今、地域枠の話を少し御言及いただきましたけれども、事業所内保育所、大都市になれば、その周辺の地域、事業所が立地する地域にも待機児童が存在する、こういうことになります...全文を見る
○柿沢委員 保育を必要としている方々というのは、もちろんフルタイムワーカーのみではない、場合によっては専業主婦の方も、ある種レスパイト的に一時預かり、こういうことが必要になってくる場合もあるわけです。  スポット型のニーズであるとか一日限りとかいうことも含めて、そういう意味で、...全文を見る
○柿沢委員 九倍ですよ、九倍。保育士の確保が本当に厳しい、困難な状況に今あるわけです。  今、私たちは、国によって保育士の給与について、きょう月額五万円に決まると思いますが、かさ上げするということを法案として提出させていただきたい、こういうお話をさせていただいております。二%と...全文を見る
○柿沢委員 これは本当に強力に推進をしていただきたいというふうに思います。  先ほど申し上げたとおり、「保育園落ちたの私だ」のママさんたちと、きのうお会いする機会がありました。同席をされていたのが、同じように声を上げた保育士の女性の皆さんでありました。保育士が足りないというわけ...全文を見る
○柿沢委員 現場は残念ながらそうなっていないというのが実情なんですけれども、また続編で、いずれやらせていただきます。  ありがとうございました。
04月07日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○柿沢委員 柿沢未途でございます。  甘利、フロマン両トップの会談、二十四回、三十五時間にわたるトップ交渉の会談記録がない、全て甘利大臣から口頭で担当官に共有された。関税率の引き下げのような微妙な事柄をさしで詰めていくのに会談の記録をとっていないなんて、こんな話があるか、では、...全文を見る
○柿沢委員 言われて、見ていないと答えて、いわば赤っ恥をかかされて、その二時間後に初めて見た。これが今のTPP担当の政務官の実態ですよ。  高鳥副大臣もヒアリングにお見えになられて、この論点整理ペーパーを見ましたか、これはおとといだったと思いますけれども、きのう見た、こういうお...全文を見る
○柿沢委員 率直に言って、私は説明が変わっていると思います。同僚議員も同じ席にいますから。私は、おととい、我が党のヒアリングに高鳥副大臣に初めてお見えいただいて、見たんですか、きのう見た、こういうやりとりをさせていただいた記憶が明確にございます。  担当副大臣も、また政務官も、...全文を見る
○柿沢委員 甘利大臣は、この交渉中の間も、さっき米の話が出ましたけれども、どこを今議論していてどんなことが起きているかということについては、一定程度、みずからの政治家としての判断で明かされてきたことがあったと思います。しかしながら、先ほど大変失礼ながら申し上げましたが、担当の政務...全文を見る
○柿沢委員 委員長、御自分で、誰からも求められていないのにおっしゃった言葉なんです、今の話は。それをここで確認する、こういうことをお尋ねさせていただいたら答えない、これはどういう姿勢なんでしょうか。  委員長は、同じ理事会、理事懇の席で、政府に対して、出せる資料は出すのが当然だ...全文を見る
○柿沢委員 つまり、農林水産大臣には見せる必要のない資料だった、こういうことをお答えになられたということですか。  政府で実際にTPP交渉が行われる前と後に論点整理を行って、総理にもこれを使ってブリーフィングしたということですが、このペーパーについて農水大臣には見せなくていいや...全文を見る
○柿沢委員 つまり、これは内閣官房のものであって、例えば農林水産省では農水大臣に論点を記した別のメモ、ペーパーをつくっていた、こういうことになる御答弁ですけれども、そうしたものがあるのかどうか、目を通されているのかどうかについて、森山農水大臣にお伺いします。
○柿沢委員 この黒塗りのペーパーというのは、そもそも、甘利、フロマン両トップの会談記録を出してくださいと言って、二十四回、三十五時間、さしで交渉していますと。記録はないのかと言ったら、ありません、口頭で伝えられた内容はそれのみですと言われて、そんなはずないだろうと言って、出てきた...全文を見る
○柿沢委員 どういう秘密主義の姿勢なんですか。  こういう交渉の過程において行われてきた記録について、私たちは出してくださいというお願いをして、マスキング、黒塗りの部分があってもいいですと私たちなりに配慮してお願いをして、出してきていただいたものがこれだった。これは大変不十分で...全文を見る
○柿沢委員 澁谷審議官、こういう記録は紙では残していないというのが、何回も何回も私たちが重ねてきたヒアリングでの澁谷審議官の一貫した答えだったと思いますけれども、うそだったということじゃないですか。
○柿沢委員 国民の皆さん、視聴者の皆さん、こんなこと信じられますか。これだけ、国益をかける、史上最大の自由貿易枠組みの交渉だ、TPPをそういうふうに皆さんの側もおっしゃってこられたと思いますよ。そして、甘利、フロマン両トップの日米の交渉というのは、その中でもぬきんでて重要度の高い...全文を見る
○柿沢委員 委員長、後刻の理事会でもこのことは求めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まさにこの黒塗りのペーパーに代表されるような、政府の、今、秘密主義そして官僚主導、こういう姿勢が問われていると思うんです。先ほど来、何でこの話ばかりするんだというような御答弁...全文を見る
○柿沢委員 しかし、それは公文書だと思いますので、私たちが開示の要求をした場合に、それは拒む正当な理由があるようなものとも思えません。これは、後ほど理事会で議論をさせていただきたいと思います。  先ほどもちょっと話が出ましたが、国際経済分析会合、これは、言ってしまえば、要するに...全文を見る
○柿沢委員 この御答弁もいささかうつろに響くようになってきたように思いますけれども、私たちは、まさに消費不振によるマイナス成長、生活、老後の不安を解消して、一千七百兆円の個人金融資産を動かす、トリクルダウンからボトムアップへ、こういう方向で政策を打っていきたいと思っています。 ...全文を見る
○柿沢委員 自信満々で語られた以上、みずからの二〇一四年の衆議院解散のときの言葉をたがえることはないというふうに理解をして、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月26日第190回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第5号
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○柿沢委員 柿沢未途でございます。  まず、「もんじゅ」についてお伺いをいたしたいと思います。  三・一一の後、一万件の機器の点検漏れが明らかになって、規制委員会が、事実上、運転凍結、運転禁止、こういうだめ出しをしたこの高速増殖炉「もんじゅ」でありますが、結果として一兆円の国...全文を見る
○柿沢委員 その取りまとめ案の中身なんですけれども、新たな運営主体を、原子力研究開発機構にかわるものを示せということを言われているわけです。それは、今回の報告書の案、取りまとめの案には含まれるんですか、含まれないんですか。もう一回お伺いします。
○柿沢委員 ちょっとしつこい、食い下がるようですけれども、新たな運営主体については現時点ではその姿を確定的に示せていないということでいいですね。
○柿沢委員 現実にはもう案らしきものは示されていて、そこには、原子力研究開発機構の運営そのものに外部の専門家を入れますとか、そういうことは書いてあったとしても、だめ出しを受けたこの原子力研究開発機構にかわる新たな運営主体の姿というものは、残念ながら示されていないわけです。  こ...全文を見る
○柿沢委員 既に田中委員長が出されたコメントというか、発出された言葉の中には、今の検討状況や報告書の案、取りまとめの案は規制委員会として行った勧告に十分沿っているものとは言えない、こういうふうに評するコメントがあったと思います。そのような認識をお持ちであるかどうか、確認させていた...全文を見る
○柿沢委員 原子力研究開発機構に例えば第三者の組織というか運営委員会みたいなものを入れて、その上で説明責任というか外部に対する透明性みたいなものを高めていくというような中身になりつつあるように思いますけれども、これだと結局、めぐりめぐって、二十年間同じミスを何度も何度も繰り返して...全文を見る
○柿沢委員 そういう意味で、安全に運転できるかどうか、ここにもちろん規制委員会及び田中委員長は非常に問題意識を持っておられると思うんです。安全に運転できるかどうか、それを評価し判断する、そうした役割を負っている機関がまさに原子力規制委員会なわけです。  ここの部分が、もし仮に、...全文を見る
○柿沢委員 では、原子力にかかわる安全文化に極めて大きな影響を与えるような、そうした事柄について、少し触れさせていただきたいと思います。  昨年の秋以降、さまざまな調査や報道によって、例えば経産省あるいは原子力研究開発機構、そうしたまさに原子力に携わる公的機関、省庁から、三・一...全文を見る
○柿沢委員 これはわかりませんで済む問題ですか。プラントの安全性を工学的観点から評価し判断を下すということだけが原子力規制委員会の職務かといえば、私はそうじゃないと思います。安全文化全体そのもの、職員の意識あるいは業界そのものの構造、そうしたところまでメスを入れて、そして、万が一...全文を見る
○柿沢委員 大変心もとない御答弁なわけでありますが、三・一一以降、業界に対する再就職自粛を要請、指示した当の経産省、あるいは原子力研究開発機構を所管している文部科学省、こういう実態は問題ないと皆さん考えておられるんですか。両副大臣、お見えですから、御答弁いただきたいと思います。
○柿沢委員 時間が来てしまいまして、東電の廣瀬社長にもお見えをいただいて、サミット期間中の福島第一原発の作業の停止についてお伺いをする予定だったんですが、これはちょっと時間を要しますので、大変恐縮ながら、見送らせていただきます。  しかし、今の答弁を聞いていると、問題意識がある...全文を見る