笠井亮

かさいあきら

比例代表(東京都)選出
日本共産党
当選回数6(参1)回

笠井亮の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月07日第189回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○笠井委員 日本共産党の笠井亮です。  九州電力川内原発一号機が、来週早々、十一日にも再稼働されようとしています。  東京電力福島第一原発事故、あれから間もなく四年半。一昨年九月以降、日本の全ての原発が動いていない中で、全国の原発を再稼働させようとしていることに対して、国民の...全文を見る
○笠井委員 総理はそういう説明を何度もこの場でも繰り返してこられましたが、国民の皆さんは、聞けば聞くほどそれに納得できないと、確固とした世論としてあらわれているのが今の状況だと思います。  毎週金曜日には、この三年四カ月、百五十八回もの官邸前行動が繰り広げられて、再稼働やめよの...全文を見る
○笠井委員 理解が進んできているどころか、県民、市民は同意していないと。  ことし四月の鹿児島県民への世論調査、地元南日本新聞ですが、そこでは、川内原発の再稼働に反対が昨年よりもふえて約六割、女性は七割にも上っております。多くの住民が再稼働に大きな不安を抱いているのが現状であり...全文を見る
○笠井委員 国がやっていないんですね。  そういう中で、ことしに入って、九州の地方議会が、九州電力に対して、国民の同意が得られているとは到底言えないということなどを挙げて、公開の場での住民説明会の開催を九州電力に求める決議や陳情を相次いで採択しております。鹿児島県でいいますと、...全文を見る
○笠井委員 再稼働はできるというんだったら、何で公開の場で説明会をやらないのかとみんな思うわけですよ。  政府は、今、九電の対応ということで言われたんですけれども、昨年四月に閣議決定した新エネルギーの基本計画がありますけれども、その中で、福島原発事故を踏まえた「国民、自治体、国...全文を見る
○笠井委員 自治体の議会から要望がある、住民から要望がある、だから両方やったらいいじゃないですか。フェース・ツー・フェースでやるけれども、公開でもやる。徹底的にやりました、そして国もやり尽くしたというふうに見たというのが、大体、普通の考えじゃないですかね。  やはり、今説明を聞...全文を見る
○笠井委員 総理は、原子力規制委員会は世界でも最も厳しい基準ということで、そういうことを繰り返して言うわけですが、この川内原発の再稼働をめぐっては、国会でもさまざまな問題点が指摘をされてきました。私自身も何度も安倍総理にもただしてまいりましたが、例えば火山の問題です。  このパ...全文を見る
○笠井委員 規制委員長の言っていることの上に立って今総理言われたわけですが、九州電力はもっとひどいんですね。破局的噴火の兆候が数十年オーダーの前にわかるとまで、九州電力は鹿児島県議会で発言しているんです。  これに対して、気象庁火山噴火予知連絡会の会長の藤井敏嗣東大名誉教授はこ...全文を見る
○笠井委員 可能性は十分小さいと言いながら、九州電力は数十年前に予知できると言っているんですね。  それで申請して動かそうとしているわけですが、火山学会は厳しいですよ。こういう声があります。綿密な機器観測網のもとで大規模なマグマ上昇があった場合に限って、数日から数十日前に噴火を...全文を見る
○笠井委員 まあ本当にそんなに甘いものじゃないんですよ。大体、そのときになってみないとわからないと。そのときに、それからどうするかという話も出たぐらいですから、大体、全く実態とかけ離れたものだと思います。  鹿児島県の保険医協会、県内の医師、歯科医師の皆さんの団体ですが、ことし...全文を見る
○笠井委員 私が伺ったのは、そういう深刻な実態、悩みや叫びが上がっていることについて御存じかということなんですよ。  国は、防災計画づくりを支援するということで、体制をとって、総理が担当者を派遣した、総理が任命したというのを、私はここでも伺って確認しましたけれども、やってきたわ...全文を見る
○笠井委員 そうしたら、この痛切な叫びですよ、本当に命がけの話なんですから、それに対して心が痛まなくてどうするかという問題で、何かそこのところが伝わってこないんですね。  大臣も言われたりする、これでやっていますけれども完璧ということはない、不断に改善、強化というところを繰り返...全文を見る
○笠井委員 時間になりました。  安全神話の復活は許されない。そして、日本じゅうの原発が停止した一昨年九月以来、原発ゼロの期間は七百日間になろうとしていますが、この猛暑で、熱中症予防に水分補給と冷房をということで、それを使ってという、それが必要なときに、その夏でも電力不足は起こ...全文を見る