梶山弘志

かじやまひろし

小選挙区(茨城県第四区)選出
自由民主党
当選回数8回

梶山弘志の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○梶山委員 自由民主党の梶山弘志でございます。質問をさせていただきます。  デフレ下の不況の元凶である金融仲介機能の不全、過剰供給構造を解消するためには、金融サイド、産業サイド一体の対応というものが望まれておりましたが、産業サイドは、民事再生法に見られるように、今の事態を考慮に...全文を見る
○梶山委員 ちょっとくどいようなんですが、再生ビジネスの成功モデル、先行モデルをつくるというような話が先般の質疑の中でありましたけれども、大手銀行各行は、みずから不振企業再生、そして再生ビジネスの仕組みを急速に整えつつあると認識をしております。銀行が持ち込むのは再生可能性の低い企...全文を見る
○梶山委員 今の要管理先の話はちょっと、次の質問にしようと思っていたんですけれども。  整理回収機構は破綻懸念先が対象ということでありまして、再生機構は要管理先を中心として買い取りをするということだと思うんですが、昨年の九月期時点で、要注意先債権は減少しております。そして、破綻...全文を見る
○梶山委員 今のお言葉で、早期の段階で対応をしていくというお話でありましたけれども、その早期の段階で再生可能なものは、先ほど私が申し上げましたように、各銀行でそれぞれ再生ビジネスというものを組み立てつつある、また不良債権の処理のシステムというものを構築しつつある、そういった中で、...全文を見る
○梶山委員 非メーン行から債権を適正な時価ということで買い取るわけでありますが、貸し手責任の中心にいるメーン行、メーン行の債権放棄という問題についてお伺いしたいんですけれども、これは、非メーン行から債権を買い取る時点で、やはりその責任を明らかにする意味でそういう債権放棄もあり得る...全文を見る
○梶山委員 あと、非メーン行からの債権の買い取り、適正な時価でということでありますが、この適正な時価というものがくせ者でありまして、我々普通の消費者、我々の購買行動と重なるものではありませんけれども、適正な時価というのは何となくやはり理解できない部分があります。これは非常に厳格に...全文を見る
○梶山委員 次に、中小企業再生支援協議会の件につきまして質問をさせていただきます。  業界の再編、そして地方の産業界のこれは課題でもあります。今回の協議会の設置というものは大変に評価できますが、補正も入れて約二十億円の予算と聞いております。もう少し大きな予算そしてスタッフをつけ...全文を見る
○梶山委員 次に、資金調達の方法についてお伺いしたいのですが、我が国の中小零細企業と言われる企業の大部分が、限られた株主で資本を形成しまして、間接金融中心の、銀行の融資中心の資金調達をしております。いわば、日本型株式会社であると思っておりますが、不良債権処理等の問題で、金融機関か...全文を見る
○梶山委員 時間となりましたので、これで終わりにいたしますが、再生機構の件、ミクロとマクロの観点から多岐にわたる目的を持っていると思いますが、必要以上に自己規制をしないで、もう少し伸び伸びと、所期の目的を達することができるように頑張っていただきたいと思います。  ありがとうござ...全文を見る
04月03日第156回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○梶山委員 自由民主党の梶山弘志でございます。  現在、自然環境の変化、国際情勢の変化、そして科学技術や大量輸送手段の進展に伴い、これまでに例のないような規模や種類の事故や災害が起こり得る時代となっております。そして、そのたびに国の危機管理のあり方というものが問われているわけで...全文を見る
○梶山委員 岡本審議官、退席していただいて結構でございます。  今回のような港湾内の放置座礁船、二次災害の可能性もありまして、その後の港湾の管理に与える影響は大変に大きいものがあります。座礁船の責任は原則船主にあるということはわかりますが、原理原則でその責任の所在を論じているだ...全文を見る
○梶山委員 災害の認定がなければ、今の制度ではやはりこういった事故は宙に浮いたままになってしまうのが現状であります。今回の日立港における北朝鮮籍の貨物船に限らず、タンカー以外の船は保険に入っていても少額であり、その責任能力がなきに等しい状況ということができます。交渉がうまくいった...全文を見る
○梶山委員 今御答弁がありましたが、チルソン号に限らずに、十数隻ある放置船、これまでの遡及というものが可能かどうかということまで検討しているのかどうか、御答弁いただきたいと思います。
○梶山委員 今回の件を受けまして、茨城県では、予防措置として、先月の県議会で、全国に先駆けて、港湾施設の管理上著しい支障が生じると認めるときは入港を許可しない旨、茨城県港湾施設管理条例の一部を改正いたしました。国際法上との関係、SOLAS条約等々との関係もあると思いますが、国とし...全文を見る
○梶山委員 検討の状況はわかりました。  先般、茨城県議会の定例会が行われたわけでありますが、その中で、座礁船の撤去等に関する関係地方団体への財政的支援を行うこと、二つ目として、危険船舶の入港規制等に関する国としての法整備を早急に確立することということで議決をいたしまして、意見...全文を見る
○梶山委員 ありがとうございました。終わります。
05月27日第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○梶山委員 自由民主党の梶山弘志でございます。  参考人の皆様には、それぞれのお立場から御意見をお聞かせいただき、まことにありがとうございました。  これまで米の生産調整は、行政そして団体、生産者、それぞれの当事者が、満足感を覚えることなく、もやもやとした状態で、閉塞状況にあ...全文を見る
○梶山委員 今お話をいただきました適地適作という言葉なんですけれども、いろいろなとり方ができると思うんです。市場原理で、場合によってはある地域は淘汰されてしまうというとり方もできると思うんですけれども、その辺の歯どめということにつきましては検討会の中でどのような議論がされているの...全文を見る
○梶山委員 わかりました。  次に、野村参考人にお伺いしたいんですけれども、計画流通制度が廃止をされまして、流通業界というのは社会的使命を帯びたと私は思っております。これは、流通業界に行くまでの間は受け身の立場でありますけれども、そこから先は価格形成、安定供給ということで、より...全文を見る
○梶山委員 生産者の方の西原参考人にお伺いしたいと思います。  今、それぞれの段階からのお話がありましたけれども、生産者側から見て、それぞれの自治体そして団体に望むこと、どのようなものをやってほしい、どのような機能を発揮してほしいということがありましたらお聞かせいただきたいんで...全文を見る
○梶山委員 農協の宮田参考人にお伺いしたいと思います。  地域の生産者、そして農協の取り組み次第でこの制度のあり方が変わってくると思っております。そして、これまで以上に、生産者に対するもの、一方では市場に対するアプローチというものが重要になってくると思いますけれども、その中で一...全文を見る
○梶山委員 次に、坂口参考人にお伺いいたします。  消費者の立場からは、安全そして安定供給、適正価格というものが多分求められていると思います。そして、この三点を合理的に実現させるためには、マイナスの条件下で論じるのではなくて、結局需要がふえるような対策もしなければならないし、そ...全文を見る
○梶山委員 五人の参考人の皆さん、ありがとうございました。これは与野党の別なく国家の問題でありますから、皆さんの参考意見を十分にしんしゃくいたしまして、与野党ともに実のある議論をしてまいりたいと思います。本日はありがとうございました。