梶山弘志

かじやまひろし

小選挙区(茨城県第四区)選出
自由民主党
当選回数8回

梶山弘志の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月06日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○梶山委員 自由民主党の梶山弘志でございます。  まず最初に、今回の東日本大震災でお亡くなりになりました皆様の御冥福をお祈りするとともに、被災をされました多くの方々に心よりお見舞いを申し上げる次第であります。  私ども自由民主党におきましても、今回の原発事故に際しまして、原発...全文を見る
○梶山委員 第二発電所、第二のサイトは冷温状態になっているということでよろしいんですか。  ただ、地震と津波の発生時、どういう状況だったのか。何事もなく今までのシステムを利用してきちっと非常停止をして、そして冷温状態に持っていけたのかというと、そうではないんじゃないかという方が...全文を見る
○梶山委員 第二発電所の方の十キロ圏内もたしか避難になっていましたよね。  ですから、これは通常のプラントの設備では動いていない、外部の非常用電源で保たれているということですから、その修理をどうするのか。そして、いつ十キロ圏内が解けるのか。第一の方ばかり目が行っていますけれども...全文を見る
○梶山委員 避難している市町村の首長さん、そして避難している方々は、真実をきちっと出してほしいということなんですね。第一が大変だ、大きな課題だというのはわかるんですけれども、第二の十キロは何でだかわからないというような方が多いんですね。地震直後、津波直後に非常用の停止をした、そし...全文を見る
○梶山委員 保安院に伺います。  メルトダウンの定義というのはどういうことでしょうか。定義というか、どういう意味でしょうか。
○梶山委員 メルトダウンというのはかなり物騒な言葉だと思うんですね。以前、「チャイナ・シンドローム」という映画がありましたけれども、炉心溶融、どんどんどんどん溶けていって地球の裏側まで行ってしまうということです。燃料棒の破損がメルトダウンということであれば、先ほど安全委員長もお話...全文を見る
○梶山委員 今お話ししましたように、すぐ戻れるつもりで皆さん家を出てきているんですね。ですから、先ほど西村委員の方からも質問がありましたけれども、一時帰宅をしたいというのが皆様の強い要望であります。一時帰宅が短時間でもできれば皆さんも落ちつくんじゃないかなということを町村長さんた...全文を見る
○梶山委員 一日も早く、いろいろな条件はあると思いますけれども、とりあえず一時帰宅が短時間でもできるように、前向きに考えていただきたいと思います。  そして、あわせて言われていましたことが、当面のお金なんです、生活資金。先ほど、ある町長さんがポケットに二千円だけだったと言いまし...全文を見る
○梶山委員 東電の件については経緯がよくわかりましたけれども、東電が払うのであればそれを待っていようということじゃなくて、やはり今必要なんです。皆さん、この四月の第一週に必要なんですよ。そういう方が多いんです。  そして、今度は次の避難所に行こうということになっています。体育館...全文を見る
○梶山委員 幾つか質問を用意していたんですけれども、時間が参りましたのでさらっと触れさせていただきたいんですが、今回、オフサイトセンターが機能しなかったということであります。ジェー・シー・オーの十二年前の事故の反省を生かして、オフサイトセンターをつくって現地の司令部をつくっていこ...全文を見る
○梶山委員 ありがとうございました。終わります。
04月14日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○梶山委員 自由民主党の梶山弘志でございます。  大震災が発生して一カ月が経過をいたしました。悲しみを乗り越えて、各地域において復旧復興が始まりつつあるわけでありますが、そのための議論を当委員会を初めとして各委員会でしているわけでありますけれども、どうしても法律や組織の壁を乗り...全文を見る
○梶山委員 先週お話ししたときは、避難者と一緒に役場ごと移転しているんですね。ですから、書類も何も持ってきていない、そして申請書もつくれないということですから、手とり足とりということで、例えば申請書を役所側でつくり、そして避難のところに持っていって、市町村長さんと出納責任者の判さ...全文を見る
○梶山委員 やっていますというのはよくわかるんですけれども、いつごろ支払いができるんだということが大切なんですよ。これは五月を過ぎちゃっては意味がないんですね。今の十万円が大切なんだ、五月の十万円じゃ、もう要らないよという人もいるかもしれない。ですから、四月の初めから使えるのであ...全文を見る
○梶山委員 四月中ではちょっと遅いような気がするんですね。  というのは、切実な思いとして、繰り返しになりますけれども、小学校、中学校に入学する子供さんたちがいる、そして高校に入学する人たちもいる。高校の場合は居所をはっきりしなければならない、場合によっては下宿に行ったりアパー...全文を見る
○梶山委員 強い思いはわかりました。できるだけ、きょうの午後にでも入金ができたり、あしたにでもそれが使えたりというような努力をしていただきたいと思います。  そして、次の課題に移りますが、四月四日の日に汚染水が一万一千五百トンほど放出をされました。そして、これは関係箇所に事前の...全文を見る
○梶山委員 今後、こういうことがあるという前提で、東電が皆さんに事前通報するということですか、それとも災害対策本部がするということですか。それとも保安院がするということになるんでしょうか。それとも、それぞれに役割分担で違う箇所にしていくということなんでしょうか。
○梶山委員 今の答弁ですと、各省庁には経済産業省からする、自治体には東京電力からしなさいということですけれども、平時であれば東京電力からでいいと私は思うんですけれども、災害対策本部までできてやっている中で、事業者である東電からしなさいというのはちょっとおかしいんじゃないですか。 ...全文を見る
○梶山委員 それでは、地方公共団体、自治体には、東電と経済産業省から二重に連絡をするということなんですね。  各省庁の連絡は、経産省がほかの省庁に連絡するということですから、外務省が国際社会に対する発信もするということになるわけですけれども、今回、事前にされていたという方もおい...全文を見る
○梶山委員 船舶で海洋に持っていって投棄することがこのロンドン条約に当たるということですけれども、陸上からこれだけの放射能の汚染水を流すことは国際社会に対して大変申しわけないことだと私は思うんですね。  そして、当然抗議が来ていると私は思うんですけれども、その抗議については、今...全文を見る
○梶山委員 外洋に行くまでには多分薄まっているということでしょうが、今沿海で海水のモニタリング調査をしていると結構高い濃度のセシウム等が出ているんですね。ですから、外交というのはそういうものかもしれませんし、自分から認めるところからは始まらないのかもしれませんけれども、よく政府部...全文を見る
○梶山委員 今後、海に漏えいすることのないように、ぜひ努力をしていただきたいと思います。  このことに起因をして、漁業者が今出漁を控えているわけであります。茨城の十一の漁業組合が先般陳情に参りまして、大変困っている、出漁をとにかくさせてもらうような状況に持っていってほしいという...全文を見る
○梶山委員 鋭意検討している間に干上がっちゃうんですよ、漁業者は。おれたちの生活、どうしてくれるんだと。大体、小さな船一そうで漁業をしている人たちもいるんですよ。先ほど言ったように、生活者は四月初めのお金が必要だということで、電源三法交付金をいただくことにした。今回も、きょうあす...全文を見る
○梶山委員 原賠法の話は生活費の支援のときから言っているんですよ。そして、一義的には事業者である東電の責任だというのが政府の決まった答え、それはわかりますよ。でも、こういう事態に陥って、国が何も手を出さずに、ずっと傍観者でいるということでいいんですか。政治がそれで進むんですか。 ...全文を見る
○梶山委員 今貸し付けというお話がありましたけれども、貸し付けはこちらも考えたんですよ。でも、例えば、今まで信連からお金を借りている人たちがいる、それが返せないで滞っている、その人たちに信連がお金を貸すことができるか。金融庁のお達しがなければ、今まで返済を滞納している人たちには貸...全文を見る
○梶山委員 幾つか質問を用意してきたんですけれども、笹木文科副大臣には大変申しわけございませんでしたけれども、時間切れということですので、また次の機会にさせていただきます。  いずれにしましても、与野党を問わずに、しっかりと被災者の視点に立って応援をしていく、そういったことで取...全文を見る
05月11日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○梶山委員 おはようございます。自由民主党の梶山弘志でございます。  先ほど大臣からお話がありましたように、きょうは五月十一日、あの大震災が起こってから二カ月が経過をいたしました。委員各位とともに、お亡くなりになった方々の御冥福をお祈りいたしたいと思います。  この大きな悲し...全文を見る
○梶山委員 どういう方々と会って、どういう会話をしたかということをお聞きしたんです。知事、市長さん、議長さんとどういう会話の内容でしたか、もう一度伺います。
○梶山委員 もう一問質問があったんですけれども、菅総理への報告はどうだったかということは、今お話しになったようなことを菅総理へ報告があったと解釈をいたします。  そして、そういう話を聞いてきて、先ほどの答弁にもありましたけれども、中央防災会議でいろいろな資料が提示をされた、さら...全文を見る
○梶山委員 これは一部報道ですから、真偽のほどはわかりません。ある新聞によりますと、総理と海江田大臣、細野首相補佐官、枝野官房長官、仙谷官房副長官で四月上旬から停止ということで検討をしてきた、そのための儀式だったというようなことが書かれている新聞があるんですけれども、もし違うので...全文を見る
○梶山委員 あわせて、事前に四月上旬からそういうことを検討し始めたということがあったのかどうか、お答えをいただきたいと思います。
○梶山委員 私も東海村の日本原電の原子力発電所の十キロ圏内に住んでおりまして、危険であればとめるということは、当然のことであります。  ただ、その理由を明確に説明していかなければならないと思います。これまでは安全委員会であるとか、保安院の検査、そういったものを通して安全であると...全文を見る
○梶山委員 事務方は後からその話を聞いたということであります。  先ほどこれは新聞の報道だということで断りをつけた上でお話をしましたが、総理と海江田大臣、細野補佐官、枝野官房長官、仙谷官房副長官で四月上旬から検討していたと。四月上旬から検討していたかどうかはわかりませんけれども...全文を見る
○梶山委員 これも政治決断の一つであるということで、それはそれで私はいいとは思うんです。  では、静岡県の浜岡を除く十二道県も立地をしているわけでありまして、その十二道県に所在する原子力発電所は太鼓判を押すということでよろしいんですね。
○梶山委員 浜岡の再稼働の条件、先ほどもお話ありましたけれども、高さ十二メートルを超える防潮堤、そして水密扉、水密ドアということですけれども、これは津波対策ということですね。というのは、建物の耐震性はしっかりしている、今回の福島の事案について考えたところ津波対策ができていなかった...全文を見る
○梶山委員 昨日、私どもの自由民主党の経済産業部会において、保安院から事後の説明を受けました。海江田大臣の談話を書面でちょうだいするとともに、「三十年以内に震度六強以上の地震が起きる確率」という資料、きょうの日経新聞にも掲載をされておりましたけれども、この数値の資料をいただきまし...全文を見る
○梶山委員 私も考えてみますと、今大臣がおっしゃったように、海溝型地震の起きる可能性の資料をベースに判断をされたと思います。でも、発表されたのは、各発電所で震度六以上の地震が起きる確率というこの一枚紙。そして、新聞にもそれが公表されているということです。  私もにわか勉強なんで...全文を見る
○梶山委員 出されている資料は、客観的な資料だということは私も認めます。でも、そのサイトの、地上における揺れがどうかということで、津波を理由に停止する、根拠とする資料にはならないと思います。  ですから、出し忘れていたのであれば出し忘れていた、今からでも出した方がいいと思うので...全文を見る
○梶山委員 今後じゃなくて、訂正をしていただきたいと思います。  総理の発言の中で、八七%、海溝型地震の発言もありました。また、その後に、八四%、地震動と言われる、今出されている資料の説明もありました。そして、その後に、確率でいうと段違いだ、ほかは一けたであったりコンマ以下だっ...全文を見る
○梶山委員 今回、福島の例を引きますと、五十キロ近く離れた飯舘村でも放射性物質の飛散があって、計画的避難の対象になっているということであります。浜岡から五十キロ圏内というと、大体二百十四万人が居住していると言われます。東海村も、五十キロ圏内に百四十九万人暮らしているわけです。もし...全文を見る
○梶山委員 今お話がありましたけれども、浜岡で原子力発電所に関するお仕事をしている方たちは、大体二千名以上と言われております。それに関連しての経済活動というと、非常に膨大な数の方が原子力に依存をしているということになるわけですから、全力で頑張るとか抽象的な話じゃなくて、より具体的...全文を見る
○梶山委員 ぜひ急いでこの支払いをお願いしたいと思います。自分がわけのわからないうちに避難せよと言われる、日常を奪われるということは、家族の団らんも奪われる、仕事も奪われるということになるわけであります。そして、土地も奪われるということになる。やはりこの人たちにしっかりと生活の補...全文を見る
○梶山委員 これだけ二カ月も皆さんから言われているんですから、私は、浜岡の政治決断があったように、やはり今回も、仮払いをして、後に東電と精算するよというような話が出れば、それこそ拍手喝采だと思いますので、ぜひ考慮していただきたいと思います。  時間がなくなりましたので一方的にお...全文を見る
05月23日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○梶山委員 自由民主党の梶山弘志でございます。  この委員会が先週設置をされまして、黄川田委員長のもとに、今まで懸案の事項が少しでも、一つでも前に進むような建設的な議論がされることを切望いたします。  まず冒頭に、先般、東日本大震災において命を落とされた方々の御冥福をお祈り申...全文を見る
○梶山委員 先ほど申しましたように、避難をしている市町村を回ってまいりました。そしてその後に、四月の初旬に海江田経済産業大臣に要望書を提出いたしまして、そして、回答は四月の半ばにいただきました。  その中で一番大きな要望は、先ほど言いましたように生活支援、特にお金なんですね。着...全文を見る
○梶山委員 どうも感覚が違うんですね。大企業同士で、お金の余裕のある会社の取引で入金をする、二カ月、三カ月待ってください、では、うちは売り掛けにしておきましょうというような話ではないんですね。  ですから、農家であれば、今度は、出荷ができなければ現金収入がない、生活が困ってくる...全文を見る
○梶山委員 その第二次指針を待つまでに、どれだけの人が商売をやめたり、またその地域を離れたりということになるかということをよくお考えいただきたいと思います。よく民事の裁判でも、結論が出る前に寿命になって命を落とされる方がいますけれども、法律でくくって、指針に基づいて、原賠法に基づ...全文を見る
○梶山委員 支払いの窓口は東電になるわけでして、東電にこの一千二百億円が支払われるというのは、通常だと、確定をしてから、全部が終わってからということになろうかと思いますけれども、今回の場合も同様でしょうかという質問です。
○梶山委員 ですから、この一千二百億円、まだ東電には入っていないんですね。それで巨大な赤字を計上する、そしてまた、毎月のようにいろいろな請求が来る。今度新しく指針に入るもの、もし風評が入れば風評についても請求が来るということでありますから、枠だけでいいますと、一千二百億円を超える...全文を見る
○梶山委員 まだ閣内が一致していないと思うんですね。いろいろな意見が出ている。最終的には一致をさせて提出してくるんでしょうけれども。  枝野官房長官も、場合によってはという選択肢の一つでしょうけれども、債権放棄というものも、特に金融機関の債権放棄というものも考えなければならない...全文を見る
○梶山委員 こうやってとめている間に東電が債務超過になる可能性というのはないんでしょうか。そういった東電の財務状況は、だれが内閣の中で注意をして見ているということになるんでしょうか。
○梶山委員 東電もまだまだだと思いますけれども、絞れるところまで絞って、そしてまだ上場を維持するのであれば、最低限の市場の信頼が得られるような財務内容でなければならないと思いますけれども、そうじゃない手法もあるかもしれません。  先般、決算と同時に、資産の売却、そしてリストラと...全文を見る
○梶山委員 ということは、今国会にこの法律案を出せるんですか。今からその第三者機関をつくる、そして東電の財務内容を見てもらう、そしてそのことによってこのスキームを推し進めていくということになると、それが出てからということになりますよね、大臣。
○梶山委員 それでは、法律提出を阻害している要因というのは何なんでしょうか。
○梶山委員 今国会中に提出をして、成立をさせるということでよろしいんですね。
○梶山委員 先ほど、政府と国民の意識の隔たりを言いましたけれども、最大限努力する、全力で頑張る、そういう話ばかりなんですね。皆さん、結果を求めているんですよ、結果を。そのことによって、今度は風評被害であるとか、また損害を受けた人たちの支払いに回るということですから、その人たちも今...全文を見る
○梶山委員 先ほど来言っているんですが、やはりスピードが問われているんですね。この補償に関しては、的確にというか確実に、かつ迅速になんです。  みんな、命がかかっているんですよ、生活がかかっているんですよ。そして、その地を離れなくちゃならないかもしれない、また商売もやめなくちゃ...全文を見る
○梶山委員 知らなかったということを威張られても困るんですね。一応官邸に届いているわけですから、これはやはり官邸が気づかないままに終わってしまった。官邸で、余り取り上げないのであればいいのかなという思いになったかもしれません。  でも、これは、役に立つのは三月の二十日前後ぐらい...全文を見る
07月12日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号
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○梶山委員 自民党の梶山弘志でございます。  昨日から、原子力損害賠償支援機構法案、委員会の審議入りとなりました。私たちも、この委員会を初めとして各委員会で、この法案を早く出してほしいということを言ってまいりました。原子力被害に関する生活者の支援ということをまず第一に考えて、建...全文を見る
○梶山委員 海江田大臣が大変真摯に取り組んでいるというのは私も評価をいたしております。  これは新聞記事だけじゃなくて、私も県庁に確認をしてみました。そうしましたら、やはり県庁には直接連絡はなかったというんですね。なかったから、新聞記事を見て、読売新聞でしたか、そういう記事が十...全文を見る
○梶山委員 安全対策はやはり万全にすべきだと私も思っております。そして、とめるべきものもとめる必要があると思います。  でも、このストレステストだけじゃなくて、今までいろいろやはりぶれているんですよね。三月三十日の、緊急安全の対策ということを言いました。五月六日に発表があった。...全文を見る
○梶山委員 閣議決定したのであれば、私は総則の第一条にやはり国の責任というものを明示すべきだと思います。これからの協議事項になろうかと思いますけれども、ぜひそういった点を御考慮いただきたいと思います。  次に、機構法の組織なんですけれども、第二章から第五章まで、設立、運営委員会...全文を見る
○梶山委員 組織をつくり、また人選をして、そしてお金を用意してということですから、しばらく時間がかかると思うんです。その間、この被災者の人たちへの仮払いというか、本格交渉も含めてまた少しずつおくれることになる。そのために、私ども議員立法としていわゆる仮払い法案を参議院に提出をさせ...全文を見る
○梶山委員 ぜひ、この法案と仮払い法案、私は一対のものだと思っておりますので、この仮払い法案が通ったときには予算措置をお願いしたいと思います。  この組織ができて、そして、今度は機構から事業者への資金の交付という段階になったときに、後に返済する仕組みになっているんですけれども、...全文を見る
○梶山委員 一般的には少し異様な感じがするんですけれども、我が党でもいろいろな議論がありまして、法的整理をしたらいいだろうという意見の方もおいでになります。それではなくて、これに従って少し形を変えた形でまたできまいかという人もいるわけでありますけれども、やはり一般の人たちから見る...全文を見る
○梶山委員 補正予算において、予算総則において二兆円の交付国債を設定するとともに、政府保証の二兆円も設定をされたということであります。この交付国債は、東電の賠償に用いるという理解でよろしいんだと思います。  もう一つの政府保証枠というのは、金融機関から機構がお金を借りる、そして...全文を見る
○梶山委員 債務の返済に使われるのかと伺ったわけですけれども、その辺はどうお考えなんでしょうか。
○梶山委員 五月二十三日にこの委員会で私も質問に立たせていただきました。その際に、枝野官房長官とやりとりをさせていただいたんですけれども、前後はありますけれども、枝野官房長官が金融機関の債権放棄も視野に入れるという当時お話がありまして、これが法案提出の条件かと言ったら、そうではな...全文を見る
○梶山委員 民民の関係ということですけれども、記載するのは任意で、記載しようが記載しまいが構わないということだと思いますけれども、その計画書が出てきたときに、今度は経産大臣の裁量でそれを通すのかどうかということになるわけですね。その都度、行政の裁量でこれが行われるという解釈でよろ...全文を見る
○梶山委員 補正予算の中に政府補償契約の一千二百億円というのも含まれているんですけれども、一つのサイト、発電所単位で政府補償契約は一千二百億円ということだと思いますけれども、第二発電所も避難をしたわけですね。避難の対象となったわけであります。この第二発電所はこの政府補償契約には入...全文を見る
○梶山委員 そうしますと、一千二百億円で政府補償契約は落ちついたと。そして、今度は賠償の枠組み、あとは議員立法で出している仮払いの法案があると。大体これで被害者への賠償の仕組みというものは出そろったと思っているんですけれども、あとは迅速にやることなんですね。どうしてもやはりその感...全文を見る
○梶山委員 紛争審査会のガイドラインというのは、あくまでも紛争になったときのガイドライン、支払いのガイドラインでもありますけれども、紛争になったときのガイドラインだと思っております。ですから、請求が正しければそれを満額払うということも可能になっていくものと思っております。今までそ...全文を見る
○梶山委員 あとは、いろいろお互いの言い分をしっかりと調整していくということだと思いますけれども、ぜひ、仮払い法案の方も念頭に入れて、そして、この予算づけも念頭に入れて調整をお願いしたいと思っております。  この法案の附則に見直し条項がありますけれども、これを今後見直されるとす...全文を見る
○梶山委員 私は、見直しは、今福島の第一発電所が安定化をしたとき、まず第一の見直しの時点だと思っております。そして、そのときにいかなる可能性も排除せずに見直しをしていく。今回この法律を通したからこの枠内でということじゃなくて、やはりいかなる可能性も排除せずに見直しをしていくべきだ...全文を見る
○梶山委員 私の言い分が通ったものだと解釈をいたしました。  あわせて、原賠法の改正についてなんですけれども、時間が終了ということですので、午後に回させていただきたいと思います。午後一番でまた質問させていただきます。
○梶山委員 午前中に続きまして、質疑をさせていただきます。  原賠法、原子力損害の賠償に関する法律と規制の体制のあり方について質疑をさせていただきたいと存じます。  いわゆる原賠法ができたのが昭和三十六年でございます。初めての適用が、今から十二年前、一九九九年の東海村における...全文を見る
○梶山委員 事業者は免責にならないということで多分三条一項ただし書きが採用されなかったと私は思うんですけれども、現実に、異常に巨大な天災地変というのは、昨日もこの委員会の中で地震の例が例えられましたけれども、どうもぴんとこないんですね。ですから、こういった点は今後もやはり直してい...全文を見る
○梶山委員 まずは、生活者の支援、被災者の支援ということだと思います。でも、その次の段階でこの原賠法も視野に入れていただきたいと存じます。  それともう一つ、原子力の規制側の体制なんですけれども、原子力に賛成か反対かにかかわらず、原子力の立地地域、十三道県とそして市町村、必ず要...全文を見る
○梶山委員 ただ分離すればいいということではなくて、海外の組織、事例を参考にするとともに、原子力安全委員会、原子力委員会にどういった機能を持たせていくのか、お互いにどういう関係でいくのかということまで含めて、またさらには、できるだけ立地道県、さらに市町村の意見を聞いていただきたい...全文を見る
07月13日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第12号
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○梶山委員 自民党の梶山弘志でございます。  参考人の皆様におかれましては、きょうはお忙しい中、当委員会においでをいただきまして、大変参考になる御意見を拝聴させていただきました。心より感謝を申し上げます。  まず、八木参考人にお伺いをしたいんですけれども、今回の法案のスキーム...全文を見る
○梶山委員 一般負担金が賠償に使われることは合理性があるということですけれども、先ほど申しましたように、どんぶり勘定になってしまう。いずれ事故も収束をし、そして賠償の総額も見えてくる、そういった中で、この一般負担金の仕組みがずっと続くとすれば、また特別負担金の仕組みがずっと続くと...全文を見る
○梶山委員 私ども自由民主党においても、このスキームについていろいろな議論がされてきました。破綻処理をした方がいいだろう、法的処理をした方がいいだろう、いろいろな過激な意見も当然ありました。しかし、先ほどの斉藤参考人のお話のように、火事場でだれが悪いのか言い合っても仕方ないだろう...全文を見る
○梶山委員 除本参考人にお伺いをいたします。  先ほどのお話、補償の対象が全部だというのはそのとおりだと私も思っております。これからいろいろなところで風評の話が出てきたり、風評といっても実害なんですね。ですから、こういったものをでき得る限り、最後の一円までと言うとオーバーかもし...全文を見る
○梶山委員 全体の考え方が同じかどうかはわかりませんけれども、国策として進めてきた、そのためにやはり国がきちっと責任を持っていくべきだというのは、私もそのとおりだと思っておりますし、これからもそうあるべきだと思っております。  先ほどの話に戻るんですけれども、一般負担金の勘定を...全文を見る
○梶山委員 利害関係者、ステークホルダーの責任のとり方ということも、私は、段階的に、どの段階かでとらざるを得ないと思いますし、この法律の中にも、四十四条の中に、特別事業計画の中で「関係者に対する協力の要請その他の方策」ということで、融資に近いものがされるときにはそういったことが要...全文を見る
07月26日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第16号
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○梶山委員 自由民主党の梶山弘志でございます。額賀委員に続いて質問をさせていただきます。  まず最初に、今拡大をし続けている汚染稲わらを与えた肉牛の扱いでありますけれども、現時点で被害の状況はどのようになっているのか、そして対策はどうなっているのかということを農水大臣にお伺いい...全文を見る
○梶山委員 これはかなり流通しているんですね。けさのニュースでも四十六都道府県で販売をされているということでありました。  さらにはまた、稲わらを飼料として与えた未出荷の牛もいるわけであります。ですから、生産者も、流通業者も、販売者、小売の人たちも、また消費者もパニックになりつ...全文を見る
○梶山委員 先ほどお話ししました新聞記事には、稲わらは含まれていなかった、そういうことで農水省の方の談話が出ているんですけれども、多分周知の不徹底だと思います。  それで、そのことに関して、総理も謝罪をし、また海江田経産大臣も、これを買い上げの方針で少し検討をしてみようというよ...全文を見る
○梶山委員 この件につきまして紛争審査会で取り上げて、七月末に本来は中間の指針が出る予定でしたけれども、この議論も踏まえて八月五日に中間の指針を出すというようなことだと思っております。  まずは、鹿野農水大臣がお話しになりましたように、市場に出ているものをいかに買い上げる、回収...全文を見る
○梶山委員 それでは、次の質問に移ります。  先ほど額賀委員の質問においても第一ステップの達成の件が議論をされたわけでありますけれども、私どもも十九日に発表されて説明を聞いたわけであります。安定的な冷却に到達をしたということで第一ステップはほぼ達成をしただろうということなんです...全文を見る
○梶山委員 圧力容器は破損をしている、そして水が漏れている。そうすると、格納容器は漏れていないという確実な情報はないんでしょうか。
○梶山委員 第二ステップに行くには、多分、今度は百度ぐらいで安定をしたところで第二ステップが終了ということになるんでしょうけれども、そうなるためには水の量をふやさなくちゃならないと思うんですね。今のままでは百三十度ぐらいでずっと同じ形になってしまう。  さらに次の段階ということ...全文を見る
○梶山委員 水漏れの可能性があるということなんですが、水の管理につきましても、第一ステップをほぼ達成したということで報告があるわけですけれども、建屋内の滞留水を処理することにより、環境への意図しない漏えいリスクを低減、あとは、タンクは順次増設中、放射能濃度の高い廃スラッジは適切に...全文を見る
○梶山委員 数量の把握が余り細かくされていないんですね。高レベルのものはどのくらいか、中レベル、低レベル、また、完全に除去したものがどうなのかということなんですが、雨も降っておりますし地下水もある、そういった中で、汚染水というのはみんなが心配しているんですね。その情報が余り出てこ...全文を見る
○梶山委員 水の管理もできているとおっしゃいますけれども、地下水も含めてどういう形で管理しているのか、そして、海に本当に流れ出ていないのか、そういうことも含めて、管理しているものは管理していますよ、建屋の中にあるものはこうですよ、三センチ減った、二センチふえたという話はありますけ...全文を見る
○梶山委員 この法案、修正協議に入っておりますけれども、ぜひ、国の責任というものを明確に示して、この法案を仕上げたいと思っております。  そして、この法案というのは、先日参考人質疑を行いましたけれども、今は火が燃えている最中の火事場だと、火事場で責任を問い合っても仕方ないだろう...全文を見る
○梶山委員 すべての可能性を排除せずに、その見直しの時点で議論をするという認識を持たせていただきました。  今回のスキームは、まずは、被害者への賠償をいかに的確に、迅速に、もう迅速さは消えてしまったと思うんですけれども、いかにこれから迅速に進めていくかということが大きな課題だと...全文を見る
○梶山委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  本修正案は、平成二十三年原子力事故による被害に係る緊急措置に関する法律案に対する国会での議論等を踏まえ、国による仮払金の迅速かつ適正な支払いに係る規定を追加するなど、被害...全文を見る
08月23日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第19号
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○梶山委員 自由民主党の梶山弘志でございます。  この法案は、本日、修正案も提出をされて、審議も大詰めの段階に差しかかってまいりました。環境の問題、さらには福島の原発事故、それらを踏まえて、エネルギー構造の多様化、そしてエネルギー構造の転換を図るという大きな目標があるわけであり...全文を見る
○梶山委員 結構です。  一千万キロワットを二〇一〇年代中ごろに超過をするということでありますけれども、現有の設備で一千万キロワットまで大丈夫だということは、それを超えれば設備投資をしなくてはならないということであります。  その設備投資の中身でありますけれども、余剰電力対策...全文を見る
○梶山委員 この対策をするに当たって、出力抑制をどのくらいにするかということで設備投資の金額もかなり変わってくるはずであります。  設備投資というのは、当然、需要家に料金としてはね返っていくということでありますから、できるだけその設備投資は抑えたい、抑えるために出力抑制をすると...全文を見る
○梶山委員 二千億円という試算の前提は、多分、年間最大三十日出力抑制をするという前提で出てきた数字かと思うんですけれども、それでよろしいでしょうか。
○梶山委員 出力抑制に関しては、多分、この法律の第五条第一項第二号で「当該電気事業者による電気の円滑な供給の確保に支障が生ずるおそれがあるとき。」ということで定められているわけでありますけれども、この運用をしっかりしないと、普及がおくれる可能性もある。場合によっては、今度はそれに...全文を見る
○梶山委員 次の質問に移らせていただきます。  太陽光の先進国として、EU、ヨーロッパが挙げられるわけでありますが、特にドイツ、スペイン、こういった国を見習おうということでいろいろな制度設計も数年間してきたわけでありますけれども、このドイツ、スペインの制度の欠点もあるわけであり...全文を見る
○梶山委員 価格の設定次第では制度の趣旨が大きく変わってしまう可能性があるということは、価格決定を、客観的に、また透明性を持って行わなければならないということを経産省も肝に銘じていただきたいと思います。  次の質問に移らせていただきます。  国際競争力でよく比較される韓国の電...全文を見る
○梶山委員 国が株式の五一%を持っている、そして経営は赤字であるということであります。ですから、国がしっかりと産業育成のために電力料金の抑制を図っているということでもありますから、国際競争力、特にどういった産業を日本の成長の柱に据えていくのかということも踏まえて、国が電力料金の設...全文を見る
○梶山委員 中小企業において八倍という数字が結構厳しいものとなっています。そして、事業主が意識を持って節電をしたり省エネをして七倍台にしているというようなこともあろうかと思います。  節電をする、省エネの努力をすればするほど、今度は割高な電力を買わなければならないということも生...全文を見る
○梶山委員 今西村さんからお答えをいただきましたけれども、次の質問にしようと思っていたんですけれども、会社単位なのか事業所単位なのか。大きな会社に関しては事業部制をとっていて、まるっきり違うものを扱っている場合もある。その事業部の一つが電力多消費産業であるということもあります。会...全文を見る
○梶山委員 わかりました。  この修正案から読み取れないところもあるんですけれども、中小企業、そして生活困窮者、いろいろなところにしわ寄せが来る法律だと思います。  また一方では、国際競争力、日本の産業にとってもしわ寄せが来るものですから、より柔軟な運用をお願いしたいと思いま...全文を見る
○梶山委員 ありがとうございました。この法案についてはここまでとさせていただきます。  一点ちょっと大臣にお伺いしたいんですけれども、このお盆休み前後で、原子力保安院を経産省から切り離す、そして環境省の外局として設置をするという確定的な報道がなされておりました。私も以前から、こ...全文を見る
○梶山委員 ありがとうございました。大臣も、おやめになった後もぜひこの思いを忘れずに、原子力行政、経済産業行政に取り組んでいただきたいと思います。お疲れさまでした。  ありがとうございます。