岩渕友

いわぶちとも

比例代表選出
日本共産党
当選回数1回

岩渕友の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第198回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  ODA調査派遣の第三班のメンバーとしてケニア共和国とルワンダ共和国に派遣をしていただきました。派遣を通して感じたこと、そして意見を述べた上で、副大臣にお聞きをしたいと思います。  ODAを取り巻く環境の新しい変化の一つに、地球温暖化とそ...全文を見る
02月20日第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  参考人の皆様、今日は本当にありがとうございました。  住まいは生活の基本であって、憲法二十五条が保障をする生存権の土台というべきものです。世界人権宣言や国際人権規約も住まいが権利であるということを認めています。  これまでの参考人質疑...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  次に、葛西参考人にお伺いするんですけれども、母子世帯にとっては住まいの確保そのものが非常に困難であると。その中で、住まいの質を確保することも同じようにやっぱり難しい実態があるんだというふうに先ほどお話がありました。  子供の空間貧困という...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございました。  本当は塩山参考人にもお聞きしたくて、やっぱり若者たちが住まいを確保するということが仕事やそのほかの問題に関わっても非常に重要だということがあって、その重要性についてお聞きしたかったんですけれども、時間ということなので。  今日はありがと...全文を見る
○岩渕友君 先ほどお聞きできなかった塩山参考人にお聞きしたいと思います。  私も、若い人たちの仕事であるとか、あと、暮らしの問題にいろいろ取り組む中で、例えば若者向けの家賃補助制度つくってほしいとか、そういったことを含めて、安心して暮らすことができる住まいの確保というのは若い世...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございました。  まさに住まいがその方の人生のというか暮らしの基盤になる、土台になるということなのかなというふうに思います。  今日は、参考人の皆さんからいろいろ貴重な御意見聞かせていただいて、住宅問題は社会問題だと、政治の問題が問われているということを...全文を見る
02月27日第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  三人の参考人の皆様、今日は本当に貴重な御意見いただいて、ありがとうございました。  まず、野口参考人にお伺いをいたします。  参考人の資料を読んだ中に、一九九〇年代からの失われた二十年の中で、地域間格差、あと世代間格差、そして所得間格...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  次に、中川参考人にお伺いをするんですけれども、就労継続支援B型事業所の運営に取り組んでおられるということで、先ほど御紹介もありました。  冒頭に、賃金が非常に低い実態があるというお話もあったんですけれども、報酬改定の影響で減収になったとい...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  そうしましたら、もう一度野口参考人にお伺いをするんですけれども、先ほどの、原発事故によって避難指示区域の外から避難をされた方たちもいらっしゃるんですよね。その避難の継続を希望する方もいらっしゃいますし、事情があって次の住まいを見付けることが...全文を見る
○岩渕友君 はい。ありがとうございました。
03月08日第198回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。福島県の出身です。  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から八年たつ今も、余震と停電が続き眠れなかった日々を、原発が爆発したときの言葉にできない不安を忘れることはできません。南相馬市小高の方から、避難後初めて帰った自宅は動物のすみついた跡...全文を見る
○岩渕友君 これだけ厳しい判決が下されて、さらに避難指示区域内避難者にふるさと喪失慰謝料が、区域外避難者にも慰謝料が認められました。原告からは、八年間は本当につらい時間だったという声が上がっています。  ところが、三月五日、国も東電も控訴をしました。被害者の苦しみをどう思ってい...全文を見る
○岩渕友君 これ、被害者の気持ちが分かっているのかということだと思うんですよ。控訴する、裁判続けるということは、被害者の気持ちを踏みにじる、そういう行為です。裁判したいなんてことを思っている人はいませんよ。自分たちに責任がないのに、ふるさともコミュニティーもなりわいも奪われて、こ...全文を見る
○岩渕友君 これね、大臣、国だって責任あるんですよ。そして、やっぱり被害者の気持ち分かっていませんよ。こんなこと認められません。全てを奪った原発が憎い、毎日を笑って暮らしていたあの頃の私を返してください、富岡町から避難をする方の思いです。皆さん、こういう思いで裁判しているんですよ...全文を見る
○岩渕友君 これね、迅速どころか、打切りによって裁判になるケースまで出てきているんですよね。  東電に聞きますけれども、三つの誓いがあるじゃないですか。これ、何のために誓ったんですか。
○岩渕友君 誓いなんて守られていないじゃないですか。  これね、ADRにどんな思いが込められているか。ふるさともなりわいも奪われて、家族がばらばらにされて、自分たちの被害はこんなもんじゃないと、この被害を認めてほしいという思いがあるからこそ町民の七三%が参加をしています。和解案...全文を見る
○岩渕友君 どこが誠実なんですか。中間指針は上限ではないですよ。  大臣、大臣ね、今の東電の話聞いていたと思いますけれども、和解案の尊重を誓いながら和解案を拒否し続けている東電をそのままにしておくんですか。  衆議院の予算委員会で安倍首相が、和解案の尊重は当然の責務、経産省か...全文を見る
○岩渕友君 大臣ね、これ、ついでにやればいいという問題ではないんですよ。ついでにやればいいという問題ではありません。  ADRセンターは、個別の事情を見て和解案出しているというふうに言っているんですよね。実は、経産省に確認もしたら、これまでどおり折に触れて伝えていくというふうに...全文を見る
○岩渕友君 和解案の尊重は当然の責務だと、経産省からしっかり指導させるという、こういう答弁があったわけですよね。  現場の皆さん本当に、もう何でこれが認められないのかと、何で拒否されたのかという、そういう思いでいるわけですよ。事務方がやったんじゃなくて、大臣にすぐやってほしいと...全文を見る
○岩渕友君 大臣の発言というのは非常に重いわけですよね。それをすぐにやってほしいって思っている人がいるんですよね。だから、もうこれ直ちにすぐにやってくれっていうことですよ。  これ、打切りはADRだけじゃないんですよ。損害賠償の打切りも進められています。商工業の営業損害賠償に関...全文を見る
○岩渕友君 二倍賠償の実績について。
○岩渕友君 資料二を御覧ください。今の答弁の中身をグラフにしてあります。これを見ると、区域外では、一倍しか支払われない人、全く支払われない人もいるということです。  追加賠償の実績についても、受付件数と合意件数、合意に至った理由を述べてください。
○岩渕友君 今の答弁のとおり、合意はたった九件しかないんですよね。事業者の皆さんは何と言っているかというと、何で自分が賠償されないのか分からないと、ブラックボックスだということで、怒りの声が上がっているんですよ。  昨年の七月、追加賠償を請求したAさん。浪江町で生鮮食品店を営ん...全文を見る
○岩渕友君 居住率が戻らないとか地元の食品が手に入りにくいとか、これ、原発事故以外に原因ないんですよね。なのに、何で相当因果関係がないと言えるんですか。もう一回。
○岩渕友君 じゃ、聞きますけど、地元での営業再開はするなというふうに思っているんですか、東京電力。
○岩渕友君 これね、復興と言うけど、営業再開できないと言っているんですよ。そんな答弁ってありますか。  これね、大臣、東電のやり方というのは、ふるさとに戻って商売したいと、ふるさとの役に立ちたいと思っている事業者の思い、踏みにじるものですよ。こんな賠償の打切り、許すんですか。
○岩渕友君 寄り添っていないから言っているんですよ。損害が超過しているから追加賠償を請求しているわけじゃないですか。  それで、資料の三と四を御覧ください。これ、福島県の商工会連合会が行った避難区域内事業者の調査です。この調査では、営業を再開できない最大の理由は、震災時商圏の喪...全文を見る
○岩渕友君 これ、事業を再開できるだけじゃなくて、事業を継続できなかったら意味がないわけじゃないですか。  それで、何回同じ答弁しているのかと。指導する指導すると言うんだけれども、さっきADRのときも指導するって言っていましたけれども、指導をするだけで改善されないわけじゃないで...全文を見る
○岩渕友君 これ、事業者にとってはもう本当に命の懸かった、生活の懸かった重要な問題なんですよね。本当に冷たい答弁だなというふうに思います。  加害者が賠償のやり方決めて、賠償するかどうかを一方的に決める、こんなことは許されません。賠償基準を決めた中間指針はあくまでも目安です。け...全文を見る
○岩渕友君 東電が指針を事実上上限としていて打ち切っているから見直しが必要だと、直ちに必要だって言っているわけですよ。それが、首長アンケートでも八割の皆さんが見直しが必要って答えていることに表れているということなんですよ。  いまだに立ち直れない人がどれほどいるのか計り知れない...全文を見る
○岩渕友君 今年度内と言うんですけれども、もうあと一か月ないわけですよね。そのうちで約半数は住まいが決まっていないという状況なわけですよ。四月以降も退去しない場合は二倍の家賃を請求するということになっているんですよね。  避難者の暮らしは、二重生活や長引く避難生活で経済的に困難...全文を見る
○岩渕友君 福島県がと言うんですけど、国の責任があるわけじゃないですか。これ、追い出しするなと。二倍の家賃を退去しなかったら請求するなんということもやらないと言ってくださいよ。
○岩渕友君 福島県がということじゃなくて、国の責任で、追い出しはあってはならないと。もう一回どうですか、大臣。
○岩渕友君 そこまで言ったら、もう、じゃ、追い出しはあってはならないって明言してくださいよ。
○岩渕友君 追い出しはあってはならないという一言も言えないのかなと、そういうふうに思うんですよ。  避難者の相談受けている方たちからは、病気の人まで追い出そうとしているって、そういう訴えが届いています。これ命の懸かった問題なんですよ。  期限や期間ありきじゃなくて、どんな選択...全文を見る
○岩渕友君 国には責任があるんだということなんです。避難者を追い出すようなやり方は絶対に認められない、そういうことですよね。  本当は福島第二原発のことも質問したかったんですけれども、時間があるので、この問題については後日また質問をしたいと思います。  今日は質問の中で福島の...全文を見る
03月19日第198回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  三月八日の予算委員会で、東京電力福島第一原発事故による避難指示区域外避難者の住まいの問題について質問をいたしました。この問題が引き続き切迫した問題になっているのでお聞きをいたします。  まず、区域外避難者の住まいの確保について、国の対応...全文を見る
○岩渕友君 今、国家公務員宿舎の話も出ましたけれども、三月末で終了だということで、四月以降の住まいが決まっていない世帯が今どれだけありますか。
○岩渕友君 今お答えいただいたように、福島県では百四十九世帯中確保しているのが七十八世帯だと、未確保が今答弁あったように七十一世帯だというふうに聞いております。つまりは、約半数の世帯で次の住まいが決まっていないという実態があるということなんですね。  これ、大臣にお聞きをするん...全文を見る
○岩渕友君 今、条件に合わないという答弁があったんですけれども、何で条件に合わないような実態になっているのかということが重要だと思います。  避難者を受け入れている山形県や新潟県では独自の調査を行っているんですね。昨年の九月に山形県が発表をした避難者アンケート、この中で、困って...全文を見る
○岩渕友君 今、生活資金に困っている、不安だとお答えの方が六四%にも上っているということで、この結果見ても分かるように、経済的に困難を抱えている、住まいの問題も四割を超えているということなので、住まいの問題でも困っているんだということです。新潟県の調査でも、区域外から避難する方の...全文を見る
○岩渕友君 私、大臣が、以前答弁をいただいた追い出しはないというふうに私は思っていますと、その認識に、考え方に変わりはないかというふうにお聞きをしたんです。もう一度お願いします。
○岩渕友君 今、大臣の答弁の中で努力の仕方という話もあったんですけれども、追い出しがあってはならないということと同時に、追い出すようなやり方もあってはならないということだと思うんですね。  福島県から毎日のように電話が掛かってくる、退去しなければ二倍の家賃が請求をされるというこ...全文を見る
○岩渕友君 大臣はそういう実態はあるとは聞いてないというお話だったんですけれども、現場ではそういう声が上がっているということがあるんですよね。  是非、福島県にどういう実態になっているのかということを聞いていただきたいと思うんですけれども、そして併せて、そんなやり方がもしあるん...全文を見る
○岩渕友君 是非ともお願いしたいと思います。  改めて、追い出すようなやり方も、そして追い出しもあってはならないということです。期限や帰還ありきということではなくて、国はどんな選択も保障するべきです。家賃の二倍請求、追い出し、絶対あってはならないということを重ねて申し上げたいと...全文を見る
○岩渕友君 二本松の事業なんですけれども、再検討することになったと今答弁がありました。これ、再検討することになった理由をお答えください。
○岩渕友君 今、理解が十分に得られなかったという答弁ありましたけれども、二本松の事業は、住民の皆さんから、除染した土を道路の下に埋めるということで、これ事実上の最終処分になるんじゃないかと、こういう反対の声が大きく広がって、約五千名分の署名が短期間に集まって環境省に提出をされて、...全文を見る
○岩渕友君 住民の理解だというんですけれども、住民の皆さんはとんでもないことだということで怒っているわけなんですよね。計画を断念するまで反対の声を上げ続けると、こういうような声もお聞きをしています。それだけの覚悟で住民の皆さんたちが反対の声を上げている事業なわけですね。  これ...全文を見る
○岩渕友君 理解が必要ということでしたけれども、現場の皆さんは理解できないというふうに言っているというのが実態です。  これ、汚染土の再利用については、自治体からも反対の声が上がっているんですね。三月九日に放送された「報道特集」の中では、汚染土を管理する八県八十三の自治体に行っ...全文を見る
○岩渕友君 改めて、住民の納得は得られないということだと思います。「報道特集」の自治体アンケートでは、生活圏での再利用は言語道断だと、より丁寧な説明を行ったとしても理解を得ることは困難だと、こういう声が寄せられました。  この汚染土を再利用する方針やめるべきだということを最後に...全文を見る
03月20日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  日本の再生可能エネルギーの導入率は、国際的に見て大きく立ち遅れている状況になっています。大量導入は必要ですけれども、一方で、全国で事業者と事業計画地域の住民の皆さん、そして自治体の間で問題が起きております。  大臣は、所信表明演説の中で...全文を見る
○岩渕友君 ところが、実際には、今答弁いただいたこととは逆行した問題が起きております。  兵庫県の日本海側にある新温泉町というところで計画をされている風力発電事業もその一つです。事業規模は全体で九万二千キロワット、四千五百キロワットの大型風車二十一基を建設するという計画です。一...全文を見る
○岩渕友君 資料の一を御覧ください。  これ、新温泉町の現地の写真なんですが、現地は、低い山と山の間、狭い谷間に集落があるんですよね。そこに、一基百五十メートル、東京タワーの大展望台ぐらいの高さの風車が二十一基建設されるということなんです。土砂災害、低周波、騒音、生態系への影響...全文を見る
○岩渕友君 資料の二を御覧ください。  今読み上げていただいたところが赤で囲んでいるところです。先ほど読んでいただいたところは緑で囲んでいるところということになるんですけれども、環境大臣意見で事業形態にまで言及をしたというのは初めてのことかなというふうに思うんですけれども、その...全文を見る
○岩渕友君 今述べていただいたように、こういう状況の中で責任を持ってしっかりやれるのかという懸念があったということだと思うんですね。  資料の三を御覧ください。  これは、単機出力で四千キロワット以上の陸上の風力発電事業の一覧なんです。今問題になっている事業者は黄色で線を引い...全文を見る
○岩渕友君 配慮書で指摘をされたことにちゃんと対応していないということですよね。  大臣に聞くんですけれども、昨年六月に、この新温泉町の議会では知事に特段の配慮を求める意見書を全会一致で採択をしています。地元住民の不安を解消し理解を得ることができなければ、当該事業計画は現状は反...全文を見る
○岩渕友君 努力義務では不十分な実態があるということですよね。  事業者は地元の説明会の中で、開発ステージを通過した案件は一〇〇%建設を開始、建設完工率一〇〇%の高い達成実績があるんだと書いてある資料を配っているんですね。これを見ると、住民がどんなに反対をしても、もう何が何でも...全文を見る
○岩渕友君 現場では、子供や孫たちにいい環境を残したい、白紙に戻してほしいという声が上がっているんです。それにもかかわらず、実際には早々にFITの事業として認定が行われているんですね。  地域と共生できない事業の認定というのは取り消すべきじゃないでしょうか。
○岩渕友君 説明会の中で、事業者は、但馬牛への影響を心配する声に対して対策を取ると、そういう抽象的な答えしかないんですよね。イノシシであるとか鹿が増えるんじゃないかと、こういう懸念に対しては電気柵を設置すると回答したんですけれども、それじゃ効き目がないんだという声が上がって、いい...全文を見る
○岩渕友君 もうコミュニケーションの在り方としては問題ありですよ。こんな事業者を信頼しろといっても非常に難しいと思います。  資料の五を御覧ください。  方法書の知事意見は、対象事業実施区域の大部分が大雨や地震などで土砂災害による被害のおそれがある場所だと。対象事業実施区域の...全文を見る
○岩渕友君 再エネ大量導入に係る経産省の小委員会の中でも、自然災害は起こることを前提に、立地・安全規制を国として定めるべきだという意見が出されています。特に危険な箇所については最優先で除く、こうした対応が必要です。  資料の六を御覧ください。  これ、二〇一八年一月から遠野地...全文を見る
○岩渕友君 住民の皆さんの意思がこれだけ明確に出ていると。この意思を受け止めるんだったら、もう中止するしかないということです。  一方で、地域の活性化、地域との共生による再エネの取組もあります。先日、福島県福島市の土湯温泉に行ってバイナリー発電事業を見て、社長さんからお話を伺い...全文を見る
○岩渕友君 市民中心、そして地域主体の再エネこそもっともっと広げるべきです。  新温泉町や遠野の事業者はアジア最大の投資会社などとしているんですね。このような大資本による巨大開発が進められています。外国資本が全て問題だと言うつもりはないんですけれども、地域への説明十分にせずに、...全文を見る
○岩渕友君 外資を含む巨大資本の参入状況については調べる必要があるんじゃないかと思うということを重ねて述べておきたいと思います。市民中心、地域主体、地域との共生があってこそ再エネ導入が大量にできるということを重ねて強調しておきたいと思います。  最後になんですけれども、東京電力...全文を見る
○岩渕友君 いつまで検討しているのかということですよね。県民が本当に不安を感じています。  一月に福島民報社と福島テレビが共同で行った県民世論調査の結果では、第二原発の廃炉正式決定に向けて国が東電への働きかけを強めるべきだと答えた方が四四・八%に上っているんですね。これ、すぐに...全文を見る
○岩渕友君 はい。  県民の立場に立てば、県民を愚弄しているという怒りの声が上がっていると。今すぐ廃炉の決断が必要だし、原発ゼロの政治決断を求めて、質問を終わります。
04月03日第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  三人の参考人の皆さん、今日は本当にありがとうございます。  まず、高田参考人にお伺いしたいんですけれども、今日御説明いただいた資料の中に、正社員と非正社員の格差というところで非正規雇用比率の紹介がグラフでされているんですけれども、このグ...全文を見る
○岩渕友君 増えているということかなと思ったので、そこが要するにいわゆる高等教育の部分に当たるのかなというふうに思ったので、後の資料の中にその高等教育の費用が非常に高いというところがあって、その高いことといわゆる学生の皆さんが非正規で働いているということとの関係が何かあるのではな...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  いずれにしても、参考人がおっしゃったように、支援をもっと充実させる、進めていくということは私も必要なことだというふうに思っています。  次に、阿部参考人にお伺いをするんですけれども、参考人の資料を事前に読ませていただいたんですけれども、地...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございました。  次に、白波瀬参考人にお伺いをしたいんですが、今日、多様性というお話があって、それで、女性の社会参画を進めるということもその多様性の確保にとって必要なことだというふうに考えるんですね。ただ一方、働く女性たちが六割は子供を産むと退職するような...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございました。
○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  国民生活・経済に関する調査で、「あらゆる立場の人々が参画できる社会の構築」のうち、三年目の「豊かな国民生活の実現に向けた環境の整備」をテーマに行った参考人質疑を含め、二〇一七年から行ってきた三年間の調査を踏まえて意見表明を行います。  ...全文を見る
05月09日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  特許法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。  ここ十年、世界の特許出願件数は約一八〇%と高い伸び率を示している一方で、日本の出願件数はマイナス二〇%と減少傾向にあります。中でも中小企業の出願件数の割合は一五%にとどまってい...全文を見る
○岩渕友君 物づくりの現場をしっかり守っていく、中小・小規模事業者を守っていくということは非常に重要なことだということなんです。  蒲田では、小型風力発電機の開発現場も見せていただいたんです。リーマン・ショックの後、仕事量が激減をしたということを受けて、経営を継続していくために...全文を見る
○岩渕友君 大田にも是非足を運んでいただければなというふうに思います。  一方、大型の風力発電施設の建設が陸上でも洋上でも進められています。昨年、福島県沖で行われている浮体式の洋上風力の発電システムの実証研究事業の調査に行ってきました。海外では着床式の洋上風力発電施設が主流です...全文を見る
○岩渕友君 今紹介いただいたように、新たな技術が生み出されているということなんですよね。  この七メガワットのふくしま新風は撤去されることになりました。これ、なぜ撤去されることになったのでしょうか。
○岩渕友君 二〇一五年七月の長期エネルギー需給見通しでは、二〇三〇年度の再生可能エネルギーの電源構成比率は二二から二四%、その多くが太陽光と水力で、風力は僅か一・七%です。  昨年七月に閣議決定されたエネルギー基本計画では、再生可能エネルギーを主力電源としました。再生可能エネル...全文を見る
○岩渕友君 蒲田では、小型風力発電設備の作製に当たって品質や安全性を証明するようなものが欲しいんだという話も聞いてきました。  特許庁が出している二〇一〇年度の風力発電特許出願技術動向調査報告書には、ラベリングのような簡易な認証制度などを設けつつあると書いてあるんですけれども、...全文を見る
○岩渕友君 超小型のものも含めて品質を保証することが必要で、それが後押しになるということです。  この洋上風力発電をめぐっては、四月から海域利用法が施行をされて、海域での長期占用が可能となりました。全国には、沿岸から三キロも離れていないところへの設置計画もあって、住民の不安が高...全文を見る
○岩渕友君 今、必要と認める者が入ることができるという話があったんですけれども、例えば自治会の区長さんであるとか、直接影響を受ける住民が認められれば入ることができるということでいいでしょうか。
○岩渕友君 先ほど大臣も言ったように、住民の理解であるとか合意であるとか、そういったことが非常に重要だと思いますので、そこを大切に進めていくことが必要だということを述べておきたいと思います。  次に、意匠についてお聞きするんですけれども、今回の改正では、意匠制度がこれまで物品に...全文を見る
○岩渕友君 予測するのは難しいということですけれども、増えるということは明らかなのかなと思うんですね。  では、審査体制がどうなっているのかということで、資料の三を見ていただきたいんですけれども、日本の意匠登録出願件数は年間約三万件で今推移していると。それに対して、意匠の審査官...全文を見る
○岩渕友君 特許の専門性があると。審査官には高い知識と経験が求められていますので、現場の声をよく聞いて、早く審査官を増やしていただく、そして経験豊かな審査官を育てていくことが必要だということを述べておきたいと思います。  最後に、秘密特許に関わって質問をします。  日本の特許...全文を見る
○岩渕友君 秘密特許は、産業の発展や事業の促進とは根本的に矛盾をするものです。秘密特許制度の検討はやめるべきだということを述べて、質問を終わります。
05月17日第198回国会 参議院 本会議 第18号
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○岩渕友君 私は、日本共産党を代表し、中小企業等経営強化法等の一部を改正する法律案について質問します。  まず、現下の経済情勢と中小企業を苦境に追い込む消費税増税について質問します。  二〇一四年の消費税八%への増税以降、実質家計消費も実質賃金も落ち込み、加えて、頼みの綱だっ...全文を見る
05月23日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  今日は、三人の参考人の皆様、貴重な御意見をいただいて、本当にありがとうございました。  それでは、まず、山本参考人にお聞きをしたいと思います。  事業承継ガイドラインに、最も重要なのは、中小企業は雇用や地域経済を支える大切な公器であり...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。貴重な御意見いただきました。  次に、森参考人と晝田参考人にお聞きします。  先日、岩手県の宮古市で、中小業者の方々とあと市の担当者の方々から、この宮古は、東日本大震災、そしてその後、台風十号でも被災をされているんですけれども、そのときに地元...全文を見る
○岩渕友君 続けて、森参考人と晝田参考人にお聞きしたいんですけれども、災害時の中小業者と行政との連携についてちょっと更にお聞きしたいんですね。  重機とか人材の面から見ても、行政だけで災害に対応するということは難しいと、重機や機材をふだんから持っている事業者の存在が欠かせないと...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  次も森参考人と晝田参考人にお聞きするんですけれども、グループ補助金についてお聞きしたいと思うんです。  先ほどもグループ補助金の話出てきていたんですけど、衆議院の参考人質疑でも、東日本大震災で気仙沼で被災をされた参考人が、その地元業者復旧...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございました。  グループ補助金が非常に活用されているということ、よく分かりました。  最後に、森参考人と晝田参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほども議論がありましたけれども、消費税が増税をされる、それだけではなくてインボイスの導入もあるということで...全文を見る
○岩渕友君 インボイスはいかがですか。
○岩渕友君 以上です。  ありがとうございました。
05月28日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  中小・小規模事業者が地域で果たしている役割については、私もこの委員会で何回も取り上げて、大臣にも確認をしてきました。先日の参考人質疑の中でも、事業者団体、そして事業承継に関わっていらっしゃる専門家の方、それぞれの立場から、中小・小規模事業...全文を見る
○岩渕友君 今答弁にあったように、放置しておけば二〇二五年頃までには約六百五十万人の雇用、そして約二十二兆円のGDPを失う可能性があるということで、これ、もう日本経済全体の問題だということです。  事業承継は特に地方でこそ深刻な実態になっています。地方経済にとって中小・小規模事...全文を見る
○岩渕友君 経産省の資料の中では、事業承継問題の解決なくして地方経済の再生、持続的発展なしと、こういうようなタイトルも書かれていたんですけど、まさにそのとおりだというふうに思うんですね。  こうした今答弁いただいたような現状認識を踏まえて、そもそもの中小・小規模事業者の果たして...全文を見る
○岩渕友君 事業承継問題が日本経済を支える上でも非常に重要だということを改めて確認できたと思います。  それで、若手経営者などでつくっている全商連青年部協議会というところが二〇一七年に行った実態調査というものがあるんですね。この中で家業を継ぐと答えた青年が五八・九%なんですけれ...全文を見る
○岩渕友君 喫緊の課題だと言われている事業承継にも障害になっていると現場の声があるということなので、こうした見直しの声にしっかりと応えるべきだということです。  社会保険料の負担も中小・小規模事業者の事業承継の障害の一つとなっています。売上総利益に占める社会保険料負担の割合は、...全文を見る
○岩渕友君 資料の一を御覧いただきたいんです。小規模企業振興基本法の附帯決議で、先ほども出されていましたけれども、この附帯決議で、政府に社会保険料の負担軽減のためにより効果的な支援策の実現を図るということを求めています。  先日の本会議で附帯決議がどのように実行されているのかと...全文を見る
○岩渕友君 大臣も負担軽減の必要性は認めていると、そういうことが必要だと、さらには、中小業者の団体の皆さんからも事業者の皆さんからも声が上がっているということなので、これを受けて早急に進めていただきたいということです。  それで、冒頭、地方経済にとっても中小・小規模事業者が重要...全文を見る
○岩渕友君 住宅リフォーム制度にも支援をしてほしいという要望もあったんですよね。地域経済の活性化のために国の支援をもっともっと充実させるということが今本当に必要になっていると思います。  先日の参考人質疑でも、中小・小規模事業者が災害のときに果たした役割についていろいろ聞かせて...全文を見る
○岩渕友君 参考人質疑でも、全国商工会連合会の森参考人から、特別な補助制度がこれからは必要ではないのかという意見もあったんですね。今、全国各地で災害が頻発しているということもあるし、災害時に、先ほど答弁いただいたように、中小・小規模事業者が果たしている役割は非常に大きいということ...全文を見る
○岩渕友君 復旧の決定打となった、それぐらい皆さんに歓迎されているということなんですよね。だからこそ、縮小するということはあってはならないし、拡充する必要があるんだということを改めて述べておきたいと思います。  昨年九月に発生をした北海道胆振東部地震は、全道に本当に甚大な被害を...全文を見る
○岩渕友君 グループ補助金も是非適用していただきたかったという要望も含めて、直接支援を更に拡充させる必要があるということを述べておきたいと思います。  次に、複数の事業者による連携事業継続力強化計画について聞きます。  法案では、中小企業者以外の事業者、大企業者との連携も含ま...全文を見る
○岩渕友君 このサプライチェーンの事業継続計画をめぐって、親事業者の働きかけが下請中小企業にとって過大な負担を押し付けることがないようにと中小企業強靱化研究会に出席した委員から意見が上がって、今年一月の中間取りまとめで過大な負担の例が示されました。  先ほども少し紹介されていた...全文を見る
○岩渕友君 これらは、独占禁止法が禁じている優越的地位の濫用に当たるのではないでしょうか。
○岩渕友君 この間、大臣は、下請企業に負担が押し付けられる事態が生じることも想定されると答弁をしています。想定をされるというのであれば、事前の対策を取るべきではないでしょうか。
○岩渕友君 下請企業は取引関係で弱い立場に立たされていて、BCP策定についても問題が生じるということが懸念をされてきています。実際に、公正取引委員会の平成二十六年度上半期における下請法の運用状況等及び今後の取組では、下請取引等改善協力委員から、BCPを策定しなければ親事業者と取引...全文を見る
○岩渕友君 サプライチェーン全体の隅々に至るまで防災・減災対策の底上げが行われるように、大企業に責任と役割を果たさせるということが重要だということを指摘をしておきます。  最後に、中小・小規模事業者の廃業を加速させる消費税増税とインボイス導入についてはきっぱりやめるべきだという...全文を見る
06月13日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  三人の参考人の皆様、今日は本当にありがとうございます。貴重な御意見をいただいております。  まず、川田参考人にお伺いしたいんですけれども、陳述の冒頭に経団連の法令遵守についてのスタンスということでお話があったかと思うんですけれども、ただ...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  次に、浦郷参考人にお伺いしたいんですけれども、課徴金制度は違反行為を抑止するために導入をされたもので、先ほど来もあるように、そうはいっても基本算定率が原則一〇%ということになっていて、現行の制度では平均的な不当利得さえも徴収することができな...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  海外の話もありましたけれども、本当にちょっと大きな差があるのかなというふうに思います。  もう一問、浦郷参考人にお聞きするんですけれども、課徴金減免制度が適用をされた事業者について、制度がスタートした当初は申請者が公表してくれと言ったとき...全文を見る
○岩渕友君 この調査協力減算制度に関わる規定については、公正取引委員会がパブリックコメントを経てガイドラインを整備するというふうに聞いているので、国民の皆さんの意見をしっかり聞いて、やっぱり国民から見て透明性が確保されるということが重要だなというふうに、今の意見も聞いて改めて思い...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  次に、浦郷参考人と土田参考人にお聞きするんですけれども、いわゆる弁護士・依頼者間の秘匿特権についてお聞きしたいんです。  これまでになかった制度だということで、今後、本制度の対象範囲の拡大について早急に検討するというふうになっているんです...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございました。  以上で終わります。
○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  独占禁止法の改正案についてお聞きをいたします。  まず、課徴金制度について伺います。  本法案で、中小企業算定率を適用する事業者が実質的な中小企業に限定をされるということになります。中小企業算定率は一九九一年に行われた改正で設けられた...全文を見る
○岩渕友君 実際の中小企業算定率の適用事例が独占禁止法研究会の報告書の中にも掲載をされていますけれども、この中身を見ますと、住友電気工業グループであるとか昭和電線ホールディングスグループだとか、あとは古河電気工業グループ、こうしたところが名前を連ねております。  大企業の子会社...全文を見る
○岩渕友君 今二一・九%とありましたけれども、不当利得率の平均値が高くなっています。  それで、諸外国では繰り返し違反に対する割増し算定率が企業グループ単位で適用をされていると。日本においても企業グループ単位で割増し適用をするべきではないかと思うんですけれども、どうでしょうか。
○岩渕友君 範囲を広げて、グループ全体への適用というのを今後も検討するべきだということを指摘をしておきたいと思います。  次に、宮腰大臣に確認なんですけれども、現行の課徴金制度の目的、これを確認します。    〔理事浜口誠君退席、委員長着席〕
○岩渕友君 今答弁の中に違反行為を抑止するためのものだという文言ありましたけれども、目的はこの違反行為の抑止だということです。  課徴金の基本算定率は原則一〇%となっています。けれども、二〇〇四年から二〇一四年度の措置事案における不当利得の平均値は一三・五%と推計をされています...全文を見る
○岩渕友君 実態を踏まえて検討していくということだと思うんですけれども、衆議院の参考人質疑で、研究会のメンバーである泉水参考人から、消費者や社会に利益以上の損害を与えることがしばしばあるので、それらも含めて本人に負担させなければ十分抑止できないのではないかということで、委員の中か...全文を見る
○岩渕友君 基本算定率が一〇%になった以降も繰り返し違反が見られています。現行の水準では、違反を抑止する、これに必要十分なものとは言えないと思います。違反行為を抑止できる算定率に引き上げるべきだということを指摘しておきたいと思います。  次に、課徴金減免制度、リニエンシーに関わ...全文を見る
○岩渕友君 今、真相解明という言葉がありましたけれども、実態解明機能、そして公正取引委員会の執行力を強化するための制度だということです。  この制度がどのぐらい適用をされているのかということで、二〇〇六年から二〇一七年までの法的措置の件数と、そのうち課徴金減免制度が適用された件...全文を見る
○岩渕友君 今の数字を聞いても分かるように、約八割で制度が適用をされているということになります。これは、事業者が自主的に自らの違反行為を申し出る機会として機能しているということを示しているのではないかと思います。違反行為の排除に貢献をしているということになります。  本法案で、...全文を見る
○岩渕友君 調査協力減算制度のガイドラインの策定に当たってはパブリックコメントが行われるというふうに聞いていますけれども、このガイドラインの策定過程が公平であること、そして透明性が必要です。加えて、制度についても公表や検討を行って、国民に明らかにするということが必要になってきます...全文を見る
○岩渕友君 衆議院の参考人質疑で、泉水参考人が、今後は公正取引委員会規則での運用により経験を蓄積し事例を積み重ねて、生じる課題を解決していくということになる、その蓄積の上において、独占禁止法上のいわゆる単独行為について、そしてさらには、我が国の司法制度全体における秘匿特権の制度設...全文を見る
○岩渕友君 十分留意する必要がある、検証が必要だということでしたけれども、拡大ありきということがあってはならないし、検証、総括が必要です。  消団連が三月十二日に出している独占禁止法改正を求める意見、今日の午前中の参考人質疑でも資料として配られていましたけれども、あの中で、消費...全文を見る
○岩渕友君 カルテルや談合をした事業者の防御権を強める必要があるのかと、抑止効果、事件の真相解明機能とのバランスで考えられる必要があると思います。秘匿特権はあくまで実態解明機能を損なわない観点から考えられるべきものだということです。  最後に、GAFAと呼ばれる巨大デジタルプラ...全文を見る
○岩渕友君 三月三十日付けの週刊ダイヤモンドであるとか六月六日付けの読売新聞で、杉本委員長がインタビューに答えていらっしゃいます。このことに基づいたやり取りがおとといの質疑の中でもあって、委員長、答弁されているんですけれども、個人情報は重要な財だと。プラットフォーマーと個人の間に...全文を見る
○岩渕友君 今、優越的地位の濫用についていろいろ聞いたし答弁いただいたんですけれども、これだけではなくて、先ほど紹介をしたグーグルの事例のように、市場全体に影響を及ぼしているということであれば、私的独占というようなものに当たるんじゃないかということも考えられますし、ほかにも不公正...全文を見る
○岩渕友君 今の答弁にあったとおり、いろんな可能性があるということだと思います。もちろんケースに応じてということだと思いますけれども、いろんな可能性があるということだと思います。  最後に、EUでは、昨年五月に施行された一般データ保護規則で、忘れられる権利であるとかデータポータ...全文を見る
10月16日第200回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  台風十九号で犠牲となられた皆さんに心からの哀悼の意を表するとともに、被災をされた方々にお見舞いを申し上げます。また、住民の命と暮らしを守るため、昼夜を分かたず対応に当たっておられる皆さんに心からの敬意を表したいと思います。  台風十九号...全文を見る
○岩渕友君 被災をされた方々が求める支援にこれしっかり応えてほしいと思います。  幾つかの避難所にも伺って話をお聞きしてきました。どこでも是非聞いてほしいということで、もう次々と実態や要望が寄せられています。いわき市の避難所では、八十代の方が座布団三枚を並べた上に毛布一枚で寝て...全文を見る
○岩渕友君 今答えていただいたように、通達では先ほど御紹介したようなことができるというふうになっているんですよね。けれども、実際、現場ではそうなってないんです。  これ、実行するためにどうするんでしょうか。防災大臣、お願いします。
○岩渕友君 これ、もう命に関わる問題なので、本当に迅速な対応が求められています。さらには、朝晩を中心に今冷え込みが増す中で、被災された方々が体調を崩さないように医療や保健体制の整備、これ欠かせないということも併せて強く求めます。  先ほども出ていましたけれども、断水の被害が深刻...全文を見る
○岩渕友君 本当に命に関わる、暮らしに関わる重要な問題なので、復旧と併せて給水の部分で是非とも国のバックアップを強めてほしいということを重ねて求めます。  被害の実態が明らかになるにつれて、命を落とされた方が増えております。本当に胸が締め付けられる思いです。犠牲になられた方の多...全文を見る
○岩渕友君 この人的支援の強化はもう現場からの大きな要望なので、これ是非やってもらいたいということです。  最後に総理に聞きます。
○岩渕友君 生活となりわいの再建のために……
○岩渕友君 補正の検討ということもあるわけですけれども、そのための財政措置をやるべきだと思うんですが、総理、いかがですか。財政措置。
11月14日第200回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  相次ぐ台風と大雨で犠牲になられた方々、被災をされた方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。  台風と大雨は、店舗や工場、機械設備の浸水など、商工業にも深刻な被害をもたらしました。中小企業関係被害額は、十月二十九日現在、福島、宮城、長野、...全文を見る
○岩渕友君 今紹介をいただいたように、対策パッケージではグループ補助金だとか持続化補助金が措置をされています。  昨年の西日本豪雨では、こうした補助金を活用して車とかパソコンなどを購入しようというときに、復旧が目的だから同程度の状態のものを探すように言われて探すのが大変だったと...全文を見る
○岩渕友君 今お話しいただいたような中身をちゃんと現場に徹底するということが非常に大事なんだというふうに思うんですね。  それで、災害対応として、今回対策パッケージに災害対応としては初めて自治体連携型の補助金が盛り込まれています。グループを組まなくてもいいということだったり、工...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  加えてなんですけれども、衆議院の経済産業委員会で我が党の笠井亮議員が、被災をした消費税一〇%に対応するいわゆるPOSレジの問題で、国が肩代わりするぐらいの支援策が当然必要だということで質問をしました。私自身も、このPOSレジ被災への対応をし...全文を見る
○岩渕友君 ワーキンググループの中では、あらゆる災害に耐え得る強度設計を検討するのは不可能だとか、風の強さを決めるのは難しいと、風圧荷重をただ上げればいいわけではないと、こういった否定的な意見も出されたというふうに読んでいます。  昨年の北海道胆振東部地震や相次ぐ台風、豪雨災害...全文を見る
○岩渕友君 お配りしている資料の一を見ていただきたいんですけれども、全国の鉄塔、電柱の建設数ということで、鉄塔や電柱などの設備の建設が六〇年代、七〇年代から本格的に行われています。電柱の寿命は決められていないということなんですけれども、建設から五十年以上たっている設備もあって、老...全文を見る
○岩渕友君 そのコスト圧縮というのが非常に心配だということがあるわけですよね。だから、しっかり検証、調査してほしいということなんです。  それで、送配電に関わる人員が減っているということで、現場の巡視作業が下請業者に投げられて、巡視作業の精度について責任がどうなっているのか心配...全文を見る
○岩渕友君 何で東京電力の従業員が減っているのかということで、東京電力が原発事故を受けて経営の合理化を進めてきています。そのことが大きな理由となっているわけなんですけれども、結局は、電気の安定供給に必要な人員を削減することにこれ政府がお墨付きを与えているということになるんじゃない...全文を見る
○岩渕友君 はい。  関西電力任せじゃなくて、国が全容解明に責任果たすべきだと、さらには原発ゼロと再エネの転換を求めて、質問を終わります。
11月26日第200回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  三人の参考人の皆様、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  本法案が、データやデジタル技術を活用した新しいビジネスモデルが海外企業で誕生している、その一方で、多くの日本企業では事業基盤となるITシステムがレガシー化...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  次も三人の参考人にお聞きします。  衆議院のこの法案の質疑の中で我が党の笠井亮議員が、本法案は政府調達におけるクラウドサービスの安全性評価を行う機能をIPAに追加するものなんだけれども、そのクラウド導入に向けた採用基準としてデータセンター...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  次も三人の参考人にお聞きをしたいんですけれども、IPAが発行している二〇一九年の情報セキュリティ白書の中に、国外の情報セキュリティ政策の状況についてというところがあって、アメリカでは、昨年九月にトランプ大統領が国家サイバー戦略を発表し、敵対...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございました。  最後に、もう一つお聞きしたいんですけれども、先ほど来出ているように、そのDXといっても、やっぱり中小企業が対応できるのかということが心配なんですよね。中小企業のデジタル化の遅れに対する具体策というのがやっぱりどうしても必要だというふうに思...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございました。
11月27日第200回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  東日本大震災津波と東京電力福島第一原発事故からの復興をめぐって、政府は、今月七日に行った復興推進委員会で、二〇二一年度以降の基本方針の骨子案を示しました。  骨子案が復興庁の設置期限を延長すると示したことに安心したという声が上がる一方、...全文を見る
○岩渕友君 岩手県では、災害公営住宅の孤独死が二〇一八年は十八人で、前年の三倍に急増をいたしました。今年は九月までに既に十一人の方が亡くなっていらっしゃって、要支援者、独り暮らしの高齢者などの見守り等コミュニティーの確立は緊急で重要な課題であると同時に、長期に必要なことにもなって...全文を見る
○岩渕友君 今答弁にあったように、災害で除去土壌が流出をしたのは今回が初めてじゃないわけですよね。二〇一五年の九月の水害のときに、飯舘村で四百四十八袋ものフレコンバッグが流出をしたわけなんです。それなのに今回また流出するということになったわけですよね。それで、仮置場の総点検はする...全文を見る
○岩渕友君 測定不能となったリアルタイム線量測定システムが置かれている場所には、学校の敷地の中だったり、公園もあるんですよね。だからこそ早く直してほしいという声が寄せられています。一刻も早く修理、修繕を行う必要があります。  除染をしていない山からの大量の雨水や川底に堆積をして...全文を見る
○岩渕友君 住民の方々が必要だと求めたところ、要望にあったところについては、除染、これしっかりやってほしいということを重ねて求めておきたいというふうに思います。  国は、原発事故被災地について、復興・創生期間後も引き続き国が前面に立って取り組むとして、当面十年間、本格的な復興再...全文を見る
○岩渕友君 あの財務省と福島県のやり取り見ても、結局国が主導しているってことなんですよ。これ、国の責任で避難者を訴えるということはもうやめさせるべきだと、これ強く言っておかなくてはなりません。  九月十七日、福島県の区域外から群馬県に避難をされた方々が東京電力と国に損害賠償を求...全文を見る
11月28日第200回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  本法案は、政府調達におけるクラウドサービスの安全性評価を行う機能をIPAに追加するとしています。  これに関わって、大臣は、衆議院の質疑の中で我が党の笠井亮議員が、政府調達におけるクラウド導入に向けた採用基準にデータセンターを国内に設け...全文を見る
○岩渕友君 これ、国外にサーバー等が設置されているということで、通信の秘密を遵守する義務を含んでいる電気通信事業法の規律が及ばないということになって、非常に重大だということです。  次に、経産省にお聞きをします。このグーグルやアマゾンのクラウドサービスのサーバーは国内に設置され...全文を見る
○岩渕友君 今の答弁でも分かるように、選択できるということなので、このクラウドサービスのサーバーは国内にも設置をされているということになります。  ところが、総務省に確認をしたところ、国内にサーバーが設置をされていても、クラウドサービスは電気通信事業法の対象にならないということ...全文を見る
○岩渕友君 今、委員長も報道でこういうことがあったということは承知しているというお話もありました。  それで、この問題について出店事業者の方たちからお話をお聞きしました。楽天の三木谷社長は、店舗のほとんどはこの送料無料の問題について納得をしているんだというふうに言っているんです...全文を見る
○岩渕友君 今の答弁でも、様々な問題について委員長も把握しているということです。  これ、楽天による出店事業者への送料無料の押し付けということになると思うんですけれども、是正させるべきではないでしょうか。委員長に聞きます。
○岩渕友君 先ほどお話があったように、いろんな問題が出されているわけなんですよね。これ、やっぱり事前に是正するということが必要だということになると思うんです。  それで、出店事業者の皆さんというのは、中小事業者の方たち、そして家族でやっているような小規模な事業者の方たちが多くい...全文を見る
○岩渕友君 デジタルプラットフォーマーと利用事業者との間にはやっぱり大きな格差があるわけですよね。先ほどもお話をしたように、非常に中小業者の方であるとか小さい事業者の方たちも多いと。このままだったら、もうやめざるを得ないというような方たちもいらっしゃるわけなんですよね。  楽天...全文を見る
○岩渕友君 私は、日本共産党を代表し、情報処理促進法改正案に反対の討論を行います。  AI、IoTなど新たなデジタル技術は、人類の社会進歩と平和、福祉の向上を目指し、あらゆる人々の社会参加が可能な未来をつくり出すためにこそ役立てられるべきです。ところが、デジタルトランスフォーメ...全文を見る
12月03日第200回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  本件は、北朝鮮を仕向地とする全ての品目の輸出入を全面的に禁止するという措置について、外為法に基づき承認を求めるものです。北朝鮮に対する貨物の輸出入の全面禁止措置という我が国独自の制裁措置は、二〇〇六年十月に北朝鮮による核実験を契機として、...全文を見る
○岩渕友君 GSOMIAは継続ということになりましたけれども、日韓関係の根本的解決には程遠いというのが実情です。  そもそもの発端は、日本政府が元徴用工をめぐる韓国大法院の判決に対して真摯に向き合わなかったということがあります。二〇一八年の十月三十日、韓国の大法院は韓国の元徴用...全文を見る
○岩渕友君 日韓当局者の対話が再開をされるということなんですけれども、過去の植民地支配への真摯な反省の立場を土台にしなければ、解決の道は開かれていきません。  二〇〇二年の日朝平壌宣言の第二項では、日本側は、過去の植民地支配によって朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与えたという歴史...全文を見る
○岩渕友君 今お話があった日韓請求権協定前の過去の植民地支配の認識が北と南で違うというのはおかしいと思うんですね。日韓パートナーシップ宣言でも同じ認識が示されております。日朝平壌宣言は、核、ミサイル、拉致、植民地支配の清算といった問題を包括的に解決をして国交正常化を目指す方向を示...全文を見る
○岩渕友君 原田前環境大臣の発言は、生活となりわいの再建に懸命に取り組んでいる被害者の努力を踏みにじるものです。また、今大臣がおっしゃったように、浄化処理汚染水をめぐっては、経済産業省で、小委員会で議論が重ねられている最中なわけで、結論は出ていないんですよね。こうした議論も踏みに...全文を見る
○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  先ほどに続いて、放射能汚染水をめぐる問題についてお聞きをしていきます。  経済産業省が設置をしている多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会ありますけれども、この小委員会が設置をされた目的について、まずは確認をします。
○岩渕友君 今答弁があったように、技術的な観点だけではないと、科学的なということもあると思うんですけど、社会的な観点が重要だということです。だからこそ、小委員会の中で議論がこの間ずっと重ねられてきているということだと思います。  九月八日に行われた第十三回のこの小委員会で、東京...全文を見る
○岩渕友君 今答弁いただいたように、公聴会の中でそういった意見が出てきたということが発端になっています。  公聴会の中では、長期保管を行えば放射線量が減衰をして、そのことによって処分量を減らすことができるんじゃないかと、こういった意見であるとか、タンクの建設は本当に限界なのかと...全文を見る
○岩渕友君 今の答弁のように、東京電力があくまでも検討したものを報告しているんだということです。これ、つまりは、東京電力からの報告をうのみにしているということなんですよね。  この東京電力の報告を受けて、原子力市民委員会というところが見解を示しております。例えば、東京電力は、大...全文を見る
○岩渕友君 今の答弁聞いても、結局はうのみにしているということなんですよね。  それで、多核種除去設備に関わって、法律に基づく報告義務があるトラブル、この件数が何件になっているか、答えてください。
○岩渕友君 今答弁いただいたとおり、これだけのトラブルが起きているということなんですよね。  しかも、この公聴会が行われた直前に、東京電力は、汚染水を浄化した後の水にトリチウム以外の放射性物質も残留しているんだということを明らかにしました。けれども、公聴会の資料では基準を超えて...全文を見る
○岩渕友君 確かに、いろんな立場の方が参加をされていて議論をしていると。だけど、公聴会の中で、やっぱりそのタンク保管継続してほしいと、海洋放出は心配だと、こういう声が上がって、それで議論するということになったわけですよね。  それが、東京電力がこれだけトラブルを起こしていて、そ...全文を見る
○岩渕友君 とても避難が現実的とは思えるような状況にないと思うんですね。  今年の二月に、女川原発再稼働の是非を問う住民投票条例制定を求めて、県民投票を実現する会が県に提出した署名は十一万一千七百四十三人分に上ったわけですよね。これ宮城県内だけじゃなくて、福島県内でも、東北で再...全文を見る
○岩渕友君 原発ゼロ、地域主体の再生可能エネルギーへの転換を求めて、質問を終わります。  以上です。