岩渕友

いわぶちとも

比例代表選出
日本共産党
当選回数1回

岩渕友の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第208回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  参考人の皆さんに本当に貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。  まず、上鹿渡参考人にお伺いをするんですけれども、児童養護施設だとか里親の元で暮らす若者の支援ということで、昨日だったと思うんですけれども、新聞で、厚生労働省...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  次に、青砥参考人にお伺いするんですけれども、先ほど陳述の中で、居場所は人権だというお話があって、居場所の役割についてもお話があって、私もその居場所、非常に重要だなというふうにお話聞きながら思ったんですけど、先ほども少し出ていたんですけれども...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  最後に、松岡参考人にお伺いするんですけれども、先日大学生と話をしていたときに、その大学生、母子家庭だったんですけど、大学を進学するときに、自宅から通える大学じゃなきゃ駄目だとか、あと、奨学金は借りるときにもう本当に返済が多額になっちゃうので...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございました。
02月09日第208回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  三人の参考人の皆様には貴重な御意見をいただきました。本当にありがとうございます。  初めに、お三方にそれぞれお聞きをしたいと思うんです。  今、コロナ禍が非常に長引く中で、その影響がいろいろな分野に出ています。ということもあって、多様...全文を見る
○岩渕友君 コロナでお困りの方がたくさんいらっしゃるというふうに思うんですけれども、そうした方々と支援をつなぐという点で課題に今なっていることについて教えていただきたいというのが二点目です。
○岩渕友君 ありがとうございます。  じゃ、最後に加山参考人にお伺いするんですけれども、地域でのつながり、コミュニティーをつくるという上で、あらゆる世代で弱まっているということが資料で書かれていました。  それで、私自身が国会の中で中小事業者の役割ということをいろいろ取り上げ...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございました。以上で終わります。
02月16日第208回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  参考人の皆様、今日は本当に貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。  それで、まず今村参考人にお伺いをするんですけれども、先ほど陳述の中でお話をいただいたように、不登校の子供たちが急増していることであったり子供たちの自殺が...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  次に、原田参考人と、あと朝比奈参考人にお伺いするんですけれども、前回の参考人質疑でも、そして今回の陳述の中でも、お一人お一人が抱える問題が非常に複雑化していて、多様化していて、問題の背景に何があるのかということを見ることが大事だということや...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  ちょっと今のことに関わって原田参考人に続けてお伺いするんですけれども、来年どうなるか分からないという、ちょっと酷な状況じゃないかと、その継続的な就労とキャリアアップができるような環境を保障するということで、そういう保障をする上で、何か国に要...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  次に、今村参考人にお伺いするんですけれども、事前に配付された資料の中で、参考人が先ほども少しお話しされていたと思うんですけど、学校が合わなければ別な選択肢があるよと、セカンドオプションにアクセスしやすい環境をつくること重要だと、ほとんどの家...全文を見る
○岩渕友君 時間が来たので終わります。ありがとうございました。
03月01日第208回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  新型コロナウイルスの第六波による感染拡大、そして長引くコロナ禍は中小業者の方々に深刻な打撃を与えています。  先が見えるまであと少しと言い聞かせて頑張ってきたけれども、先がいつまでたっても見えない、こうした声が寄せられています。こうした...全文を見る
○岩渕友君 今答弁いただいたように、引き続き厳しい状況続いているということですよね。だからこそ、事業を続けることができる十分な支援が必要になっています。  そこで確認なんですけれども、事業者の支援として、まん防の適用にかかわらず、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、...全文を見る
○岩渕友君 今答弁いただいたように、自治体の判断でいろいろできるということなんですよね。まん防の適用がなくても感染者数が過去最多を更新しているような地域もありますし、自主的に時短営業をしたり営業を自粛しているという事業者の方たちもいます。まん防が適用されていない地域でも、その感染...全文を見る
○岩渕友君 今、事業復活支援金のこと紹介ありましたけれども、オミクロン株の急拡大という今回の事態を想定していない制度なんですよね。事業者の要望が生かされた面もあるわけですけれども、対象も、昨年の十一月から今度、今、三月までだと。支給額も、持続化給付金と比べると、個人事業主は半額の...全文を見る
○岩渕友君 続けて聞きますけど、そのうち、取下げ、審査中、不支給の件数はどうなっているでしょうか。
○岩渕友君 今、技術的取下げがあるということでしたけど、これ七万件ということで、この七万件は、その後再申請されていて給付をされているのか、確認をします。
○岩渕友君 これ、ちゃんと給付されているかどうかを確認する必要あるんじゃないでしょうか。
○岩渕友君 一人残らずやろうということで、そこまでやってきているわけじゃないですか。だから、その観点から言えば、ちゃんと確認する必要あると思うんですよ。大臣、いかがでしょうか。
○岩渕友君 結果について明らかにするということだけじゃなくて、ちゃんと給付して届くようにするという、そのことが必要だというふうに思うんですよ。これ、ちゃんと確認をするということを求めます。  取下げは、そうはいっても四万件あるわけです。  建設業の方から、月次支援金の支給途中...全文を見る
○岩渕友君 対象になっている人がちゃんと申請できる、取り下げる必要ないようにするってことがやっぱり重要だというふうに思うんですよね。  不正を防止するためだということで、この間、審査が厳格になってきました。だからいろいろなことがあるわけですけれども、その不正をしようというような...全文を見る
○岩渕友君 できる限りということでしたけれども、月次支援金で審査中の方たちが残されているということも問題だと思うんですね。で、もう何か月も支援金支給されていないということになるわけですよ。で、減収になっている事業者にちゃんと支給されるようにするためにはどうすればいいのかということ...全文を見る
○岩渕友君 代わりの書類で代替できないかということで、そういった相談もいろいろしているし、中小企業庁の皆さんにも非常にいろいろ丁寧に対応してもらっている面あると思っているんですよ。だからこそ、皆さんの大変さを見ていると、やっぱり体制強化する必要があるなということなんですよね。しか...全文を見る
○岩渕友君 事業復活支援金、更なる拡充を行って、どんどん活用してもらって営業を守るということが必要ですので、その拡充も求めて、質問を終わります。
03月08日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  質問に入る前に、ロシアによるウクライナへの侵略、そして原発への攻撃に断固抗議をいたします。  私、福島県の出身ですけれども、福島県内でもやっぱり怒りの声が上がっているわけですよね。あの東京電力福島第一原発事故を受けて今も被害が続いている...全文を見る
○岩渕友君 喫緊の課題だという答弁ありましたけれども、この二〇三〇年までの取組というのが非常に重要なんですよね。  昨年十月に閣議決定をされた第六次エネルギー基本計画では、二〇三〇年度の電源構成について新たな目標を設定しています。資料の一を御覧いただきたいんですけれども、右側の...全文を見る
○岩渕友君 今、二〇五〇年に向けて水素、アンモニア、CCUSという話でしたけれども、二〇三〇年までが大事だということで、今の答弁でいえば、結局は石炭火力発電使い続けていくということになるわけですよね。  第六次のエネルギー基本計画では、この表を見ていただければ分かるように、二〇...全文を見る
○岩渕友君 日本に求められている国際的な取組であるとか目標というのは非常に高いものがあるわけですよね。  アンモニアですけれども、コストの面でも、事業用太陽光発電は二〇二〇年時点でキロワットアワー当たり十二円台なのに対して、アンモニア二〇%混焼では十二・九円で、アンモニア専焼の...全文を見る
○岩渕友君 続けて伺います。再生可能エネルギーの割合はどうなっているでしょうか。
○岩渕友君 資料の二を見ていただきたいんですけど、今の答弁いただいたものをグラフにしています。  第六次のエネルギー基本計画では、二〇三〇年度の電源構成に占める原子力の割合は二〇から二二%ということで、可能な限り低減するとはしていますけれども、第四次エネルギー基本計画からこの割...全文を見る
○岩渕友君 国交省に伺うんですが、住宅用の太陽光発電設備の設置目標はどうなっているでしょうか。
○岩渕友君 新築は目標を持っているわけですけれども、その達成というのにはかなりの差があるんですね。先ほど二〇%というお話だったんですけど、私が持っている資料では九%ということで、いずれにしてもかなりの差があるわけです。既築の住宅については目標が今ないというような状況ですよね。 ...全文を見る
○岩渕友君 二〇三〇年までといったときに一体どういう取組が必要なのかというと、やっぱり既存の技術もっとフルに活用するということだと思うんですよね。  気候危機の打開のために、二〇三〇年までの取組、決定的だと、そのためには今の取組が非常に重要です。産業界や電力業界の要請で石炭火力...全文を見る
03月10日第208回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  冒頭、ロシア・プーチン政権のウクライナ侵略に対し厳重に抗議をいたします。  プーチン政権は欧州最大級のウクライナ・ザポリージャ原発にまで砲撃を行い、原子炉そばの研修施設で火災が起きました。もし冷却設備が破壊をされていたら、福島第一原発の...全文を見る
○岩渕友君 私は、福島県の出身です。原発事故の被害が今もうどれだけ多くの方たちを苦しめているか。ロシアの蛮行は絶対に許されません。政府としても、唯一の戦争被爆国として、また原発事故を経験した国として、厳重な抗議を改めて行うよう強く求めておきます。  東日本大震災と東京電力福島第...全文を見る
○岩渕友君 中間指針を上回る損害がこれだけ認められていると。で、判決が確定をしているわけですね。これ、見直しの検討を始めるぐらいのことをやるべきではないですか、総理。
○岩渕友君 事故から十一年ですよ。被害者の方々のことを考えたら、これ、中間指針の見直し、もうここまで来たら今すぐやるべきだということなんですよね。このことを強く求めます。  原発事故による原子力緊急事態宣言はいまだ解除をされておりません。今も避難を強いられている方々は福島県の発...全文を見る
○岩渕友君 戻ることができない地域がどれだけ残されているか。帰還困難区域全体の面積と、帰還困難区域のうち避難指示解除を目指す特定復興再生拠点の面積はどのぐらいでしょうか。
○岩渕友君 今も東京二十三区の半分以上にも上る帰還困難区域が残されています。そのうち、パネルの右の上の地図のあの青い部分だけが特定復興拠点、再生拠点で、八%だけなんですよね。  今も全町民が避難をする双葉町は、六月に特定復興再生拠点の避難指示解除を目指しています。町や町民の方々...全文を見る
○岩渕友君 今答弁にあったように、自宅や道路だけ除染されても戻れないわけですよね。そういう声、実際上がっています。  双葉町の区長さんたちは、二日の日に、町長に全域の除染を行うように国に求める要望書というのを提出しています。政府は、たとえ長い年月を要するとしても、将来的に帰還困...全文を見る
○岩渕友君 帰還困難区域のある五つの町村でつくっている協議会は、一月に行った政府への要望で、帰還意向による避難指示解除は、我々が求める全面解除には遠く及ばず、解除されるエリアが小さくなることにつながりかねないというふうに指摘をしています。富岡町の山本町長も、全域除染、全域解除して...全文を見る
○岩渕友君 約束にほご、約束をほごにすることは考えていないというふうに言うんですけれども、海洋放出の実施計画を原子力規制委員会に提出しているじゃないですか。着々と海洋放出の準備進めているんですよ。これでどうしてほごにすることを考えていないなんて言えるんですか、東京電力。
○岩渕友君 こういうことをしているから信頼失っていくわけなんですよ。  そして、政府も、こうしたプロセスや関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない、同じ要望に対してこういうふうに回答しているんですよ。これ、海洋放出の決定を行ったということは、漁業者との約束をほごにしたことにな...全文を見る
○岩渕友君 私は、約束をほごにしたことになるんじゃないですかと聞いたんですよ。  総理、もう一度いかがですか。
○岩渕友君 今御懸念の払拭という話があったんですけど、総理は岩手県の陸前高田市に行くんだというふうに聞いています。先日、陸前高田市の戸羽市長と懇談をしたときに、この海洋放出について岩手県内で説明会が行われたのは二か所だけだ、こういう訴えをいただいたんですね。  海洋放出は、沿岸...全文を見る
○岩渕友君 もう一回総理に聞きますけど、岩手で二か所ですよ。これで理解得られると思っていますか。やっぱりちゃんとこうした声聞くべきじゃないですか。
○岩渕友君 説明尽くすというんですけど、今の話でいえば、これもう海洋放出ありきということなんですよ。ちゃんと現場の皆さんの声聞いてくれということなんです。  政府と東京電力は、敷地が逼迫しているから海洋放出だと言うんですね。けれども、パネルを見ていただきたいんですけれども、これ...全文を見る
○岩渕友君 今廃炉作業という話ありましたけど、じゃ、その進捗状況どうなっているかということで、パネルを御覧ください。  これ、燃料デブリ取り出しということなんですけれども、溶けた燃料が冷えて固まったものですけれども、一号機から三号機合わせて八百八十トンもあると言われているんです...全文を見る
○岩渕友君 工程の遅れ云々の問題じゃないんですよ。デブリの全体像分からないと。  じゃ、その後、全部取り出すのかどうか、その見通しも分からないと。なのに、こういう場所使ったらいいじゃないかと言っているのに海洋放出だけが決まっているって、それおかしいんじゃないですかって聞いている...全文を見る
○岩渕友君 トリチウムの分離、今可能になっていると。いかに実用化させていくのかということです。時間の経過とともに放射線量も低減をしていきます。タンク保管は継続させて、その間にあらゆる英知を結集させて海洋放出以外の方法を探るべきです。そして、何よりも汚染水そのものを減らすことが必要...全文を見る
○岩渕友君 もうあらゆる方法を探って海洋放出やめるべきです。で、これだけの事故を起こす原発はゼロにする。その決断を求めて、質問を終わります。
03月15日第208回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から十一年がたちました。三月十一日を前に、岩手県の達増知事、陸前高田市の戸羽市長から話を伺いました。  達増知事からは、時間の経過とともに悪化をする問題、新たに出てくる問題もある、発災からの時間で区...全文を見る
○岩渕友君 今答弁があったように、時間の経過で一律に区切ることはできないと、それは本当にそのとおりだと思うんですね。やっぱり現場の実態に合わせた支援が必要だということです。  それで、岩手の復興局が盛岡から釜石に移転をしました。それで、戸羽市長から、是非とも、沿岸地域に近くなっ...全文を見る
○岩渕友君 まさに国と自治体が一体になって、その新たな課題であるとか問題であるとか、そういったものの解決に取り組んでいくということが非常に重要だということです。  それで、今沿岸地域で大きな問題になっているのが海洋放出をめぐる問題です。今日も委員会でいろいろ議論されていますけれ...全文を見る
○岩渕友君 お配りしている資料を御覧いただきたいんです。  今答弁いただいたものを表にしています。配布箇所数は、今述べていただいた数を合計すると約三万六千か所、そして配布部数は約二百三十六万部ということになるんですね。  河北新報が岩手、宮城、福島の各市町村教育委員会の取材を...全文を見る
○岩渕友君 答えていないんですけど。こうした実態をつかんでいるのかと、現場でどんな声が出されているのかを把握しているのか。
○岩渕友君 学校現場も教育委員会も自治体も非常に混乱しているわけですよね。  今答弁の中で求めに応じてという話があったんですけど、これ、求めに応じて、問合せに応じて答えているというだけでは無責任なんじゃないかと思うんですけど、大臣、いかがでしょうか。
○岩渕友君 説明ということだけではなくて、やっぱりこれだけ混乱を引き起こしているので、やっぱりどんな声があるのか、実態ちゃんとつかむべきだということを求めておきたいと思います。  宮城県の七ケ浜の教育委員会は、海洋放出に反対する多くの漁業者や関係自治体などへの配慮に著しく欠ける...全文を見る
○岩渕友君 宮城県内のある教育委員会の幹部は、疑義があるかもしれない内容のチラシを市町村教育委員会を通さずに送ることにこそ疑義が残るというふうに述べているんですね。こうしたことをやっているから政府に対する不信が募っていくということになると。どんなに安全だって説明しても信用されない...全文を見る
03月16日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  冒頭、ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議をいたします。  先ほども議論があったんですけれども、日ロの経済協力について松野官房長官も、当面見合わせるんだということで国会での答弁を行っています。  それで、二〇二二年度の予算案に八項...全文を見る
○岩渕友君 これ、予算案ですけど、削減、凍結するべきだと思います。今世界が一致結束をして侵略やめさせようということで力を合わせるときに、二十一億円もの予算付けて経済協力進めるということそのものは、やっぱり国際的に見ても国内から見ても納得は得られないということを指摘しておきたいと思...全文を見る
○岩渕友君 具体的な日程を示していないというだけで、結局予定どおりだということなわけですよね。つまり、時期ありき、スケジュールありきということなわけですよ。これ、漁業者の皆さんを始めとして今も反対の声が上がり続けている中で、こうした声をちゃんと聞くべきなんですよ。そのことを厳しく...全文を見る
○岩渕友君 先日の予算委員会の答弁で、萩生田大臣が、今後新たに必要となる燃料デブリなどの保管場所が必要なんだということで答弁されていたんですね。  それで、この燃料デブリなどの「など」の部分というのが具体的にどういう施設なのかということ、そしてそれはいつどこに建設をするのかとい...全文を見る
○岩渕友君 燃料デブリの一時保管所以外の部分についても、いつ、じゃ、どのぐらいの規模で建設するのかというのはいかがなんでしょうか。
○岩渕友君 資料を見ていただきたいんですけれども、今答弁をいただいたように、廃炉事業に必要と考える施設についてということで、そのうち今後具体化を検討する施設というのが右側にあるんですけれども、今左側の部分と右側の部分それぞれ答弁をしていただいたということなわけですよね。必要な時期...全文を見る
○岩渕友君 だから、本格的な取り出しがいつから始まるのかってことを答えられないわけですよね。そういう状況なわけですよ。つまり、試験的取り出しするけれども、これだってうまくいくかどうかというのは分からないわけですけれども、その後のことについて、段階的だとかステップだとかと言うけれど...全文を見る
○岩渕友君 今答弁にあったように、この廃炉は地域の将来、未来にも関わる非常に重要な問題なんですよね。だからこそ、やっぱり議論するということが必要だし、どういう形がいいのかということについては、やっぱり住民であるとか自治体の皆さん、もう地元の意見ですよね、これを聞きながら検討するべ...全文を見る
04月04日第208回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  三月十六日の深夜に発生をした福島県沖を震源とする最大震度六強の地震から間もなく三週間になります。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故、二〇一九年の台風十九号、昨年二月の福島県沖地震に加えて今回の地震ということで、ほぼ同じ場所が度重なる災...全文を見る
○岩渕友君 繰り返す災害で住家など建物に累積疲労が起きているんじゃないかという指摘もあります。この住家被害の全容、いまだ明らかになっていないんですけれども、被害認定を進めて実態を丁寧に調査をするために調査だとか判定のための人員が必要だということで、既に支援は行われているんですけれ...全文を見る
○岩渕友君 自宅が住めない状態になってしまったんだけれども、家がぺちゃんこに潰れないと全壊にはならないというふうに言われたという例もあって、被害に見合った判定になっていないという話も寄せられています。この被害に見合った丁寧な調査、求めておきたいと思います。  住家被害の九割以上...全文を見る
○岩渕友君 昨年並み、それ以上ということであれば、半壊も是非検討いただきたいと思います。  事業者の被害も深刻なんですね。福島県相馬市で旅館を営む方は、昨年の地震で壊れた内壁修理やっと終わったばっかりだったのに、今度の地震でその直したばっかりの壁に亀裂入ったと、東日本大震災以降...全文を見る
○岩渕友君 四分の一の自己負担分の借入返済がコロナ禍で重荷になっているというふうな声も上がっているんですね。こうした実態から見て、グループ補助金の適用だけではなくて、例えば自己負担分の軽減とか事業再建に必要な直接支援を行うなど、もう一歩進んだ支援が必要だと思うんですけれども、いか...全文を見る
○岩渕友君 更にもう一歩進んだ支援も是非求めておきたいと思います。  商工会議所には、地震を機に廃業したいというような相談も寄せられているということで、そんなことがあってはならないと、やっぱり国の支援が必要だということ、求めておきます。  橋や交通機関の被害も非常に深刻なんで...全文を見る
○岩渕友君 しっかり取り組んでいただきたいと思います。被災された方々や自治体の心が折れることがないように、手厚くて迅速な支援、重ねて求めておきます。  続いて、東京電力福島第一原発事故をめぐる問題について西銘復興大臣に聞きます。  原発事故で避難を強いられた方々を対象に行われ...全文を見る
○岩渕友君 浪江町が三月に採択、浪江町議会が三月に採択をしたこの減免措置継続を求める意見書では、国は原発事故の加害者として、被害者である浪江町民に対し、医療費、介護費の無料化を継続するための財政支援をすることが責務だというふうに厳しく指摘をしているんですね。私、本当にそのとおりだ...全文を見る
04月07日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  初めに、ロシアへの追加制裁について大臣にお伺いをいたします。  ウクライナの首都キーウ近郊で多数の市民の遺体が見付かったということを受けて、欧米各国がロシアに対する追加制裁を発動する方針を示しています。EUは石炭の輸入を禁止する方針を明...全文を見る
○岩渕友君 情勢が非常に急激に変わる中で、やっぱり方針は見直すべきだというふうに思います。  それでは、法案について質問をしていきます。  貿易保険の目的は、通常の保険によって救済することができないリスクを軽減することであって、元々は輸出の振興策として実施をされてきました。保...全文を見る
○岩渕友君 今の答弁にもあったように、資本金十億円未満というのは一社もないんですよね。この三十社が占める引受保険金額の割合は七四%を占めています。日本の貿易保険は諸外国と比べて国がリスクを負う範囲は広いと。貿易に占める保険の割合は六%になっていますけれども、米国の〇・二%、ドイツ...全文を見る
○岩渕友君 今答弁いただいたわけですけれども、この海外投資保険について、多国籍企業グループの損失まで保険の対象とするということが日本経済と日本国民の裨益となるのか、また貿易保険法の骨格は維持しているというふうに言い切れるのか、非常に強い懸念を持つものです。  貿易保険は、これま...全文を見る
○岩渕友君 資料の二を御覧ください。  今答弁いただいた数字がここに記載をされています。今話があったように、案件は五十八件だと、一千七百二十五億円というふうになっています。これだけの原子力の案件と金額に上るということなんですね。  ところが、二〇一八年度以降を見ていただければ...全文を見る
○岩渕友君 資料の三を御覧ください。今答弁があったように、合計で九件だと。三千五百四十七億円というふうになっています。  NEXIは、これを見ていただければ分かるように、パリ協定で石炭火力発電など化石燃料依存からの脱却が欠かせないと、こういうふうにされた後も付保を続けてきました...全文を見る
○岩渕友君 今の答弁にもあったように、相手国のエネルギー政策の変更などでも対象になるということです。  アジアの国々は、石炭火力発電よりも再生可能エネルギー、これを導入したいということを望んでいるわけですよね。インドネシアでは、石炭火力発電所の建設計画が非常に多いと、余剰電力に...全文を見る
○岩渕友君 そんなことは考えていないという答弁でしたけれども、IPCCが先日の報告で、二〇二五年までに二酸化炭素排出削減の必要性について強調しました。日本がインフラ海外展開戦略で石炭火力に固執しているということが輸出相手のアジア諸国をこの戦略に巻き込むことになるし、世界の排出削減...全文を見る
○岩渕友君 私は、日本共産党を代表して、貿易保険法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  我が国の貿易保険の利用割合は諸外国と比べても高い上、保険金額の上位三十社のメガバンク、巨大商社、大手メーカーや大手損保会社などが専ら利用してきました。本法案は、これら一握り...全文を見る
04月11日第208回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  長引くコロナ禍やロシアによるウクライナへの侵略などで原油、原材料や資材、食料品の値上げなどが相次いで、国民生活、そして中小事業者の営業に深刻な打撃となっています。  日銀が七日に発表をした三月の生活意識に関するアンケート調査によれば、一...全文を見る
○岩渕友君 今答弁があったように、下請Gメンは倍増をしたということなんですね。  その倍増したということは大事なことだというふうに思うんですけれども、下請Gメンは指導、助言などはできても、検査官のように強い権限を持っていない、立入検査などはできないわけなんですよね。  この問...全文を見る
○岩渕友君 今の大臣の答弁でも、下請代金検査官、とりわけ専任の検査官について、その適切な配置は必要だということはこれ共通の認識だと思うんですね。取引が膨大だという話がありましたけれども、まさにそのとおりで、だからこそ、もちろんGメン増やしたことは大事なんですけれども、こうした状況...全文を見る
○岩渕友君 今答弁にあったように、もちろん迅速に給付されている方たちもいらっしゃるんです。でも同時に、長期にわたって給付されないという方たちがいらっしゃって、やっぱり中小事業者の皆さんなので、そのスピードがその営業を継続できるかどうかというところに懸かってきているということなんで...全文を見る
○岩渕友君 こうした事例って結構たくさん寄せられてくるんですよね。分かっていない人がチェックするということになると事業者の皆さんの手間が増える、より大変になっちゃうんだということで、こうした声、あちこちで聞かれるんですよね。  だから、丁寧な対応ということであれば更にコールセン...全文を見る
○岩渕友君 引き続き改善をしていただくように求めます。  さらに、今度は小規模事業者持続化補助金、低感染リスク型ビジネス枠というものに係る事業延長の取扱いについてのことなんです。  この件についても要望を受けていて、この補助金事業というのは、新型コロナウイルス感染症感染防止と...全文を見る
○岩渕友君 今柔軟な対応をしているというふうに御答弁いただきました。この中身も是非周知徹底をしていただきたいと思うんですね。さらに、事業者支援ということでいえば、四月以降もやっぱり直接支援必要です。継続と拡充を強く求めておきたいと思います。  次に、じゃ、中小事業者や地域経済が...全文を見る
○岩渕友君 さらに、当時の麻生総理は経済産業省が行ったアンケート調査の結果について紹介していて、この制度を導入すれば、半数を超える企業が、海外子会社の内部留保について配当による国内還流を増加させると回答していると、で、国内還流した場合は、その資金については半数以上の企業が国内投資...全文を見る
○岩渕友君 資料一を御覧ください。  今の答弁のことが示されているんですけど、導入時以降、増えているわけですよね。で、この制度を利用している企業の大部分が資本金百億円超の企業と連結会社グループの巨大企業ばっかりなんですね。  一方で、その海外での内部留保額は、二〇〇九年度と直...全文を見る
○岩渕友君 続けて、国内還流した配当金等の額は、二〇〇九年度と直近の二〇二一年度について、それぞれ幾らになっているでしょうか。
○岩渕友君 資料の二を御覧ください。  これ、国内還流した配当金等の額も増えてはいるんですけれども、配当益金不算入制度が導入されてから、海外での内部留保額も微増なんだけれども増えているんですね。法人企業統計によれば、日本の設備投資、あっ、微増じゃないですね、内部留保額も増えてい...全文を見る
○岩渕友君 今答弁があったことについてはいろいろ検討する必要あると思うんですけれども、今日問題にしているのはやっぱり国内還流したかどうかと、国内投資が増えたかどうかということなわけですね。  この制度導入時に麻生総理が、その経産省のアンケートも紹介しながら、国内に還流すると投資...全文を見る
○岩渕友君 さっき読み上げていただいたそもそもの導入時の制度の趣旨ということでも、国内にうまく回るようにというふうなことが趣旨や目的として述べられていたわけですよね。少なくても検証が必要だというふうに思います。  同時に、我が党は、アベノミクスで空前の規模に膨れ上がっている大企...全文を見る
○岩渕友君 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故をきっかけにして、大規模集中電源から小規模分散型電源へと、で、電力の安定供給掲げてきたわけですけれども、政府がこの十年以上やっぱり取り組んでこなかったということが問題だと思うんですね。  非効率の石炭火力のフェードアウトというわ...全文を見る
○岩渕友君 今答弁の中で、具体的な基数は定めていないという答弁がありました。  ただ、三〇年までに、例えば二五年までにどうやってなくしていくのかといったときに、やっぱりいつまでにどれぐらいの基数なくすだとか、そうした具体的なやっぱり目標が必要だということだと思うんですよ。でも、...全文を見る
○岩渕友君 これで終わりますけれども、こうした状況では国際的な責任果たせないと、やっぱり石炭火力発電の新たな稼働、建設はやめるべきだということを求めて、質問を終わります。
04月13日第208回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  本調査会は、「誰もが安心できる社会の実現」を大きなテーマとして、一年目は「困難を抱える人々の現状」について、二年目は「困難を抱える人々への対応」について、そして三年目となる今年は「困難に寄り添う支援の構築」について、「子どもへの支援」、「...全文を見る
04月26日第208回国会 参議院 内閣委員会、経済産業委員会連合審査会 第1号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  今日は、秘密特許について質問をいたします。  秘密特許制度は、戦後、日本国憲法の戦争放棄の規定に抵触するということを理由に廃止をされました。戦前に秘密特許とされたものが解除をされましたけれども、千五百件以上もの特許が公開をされています。...全文を見る
○岩渕友君 今の説明を聞いても、ちょっと立法事実がよく分からないなという思いもあるんですね。  それで、今いろいろ事例も紹介をいただいたんですけれども、どういう発言受けたものなのかということで事前に内閣府から説明受けたんです。その確認をしたときに、有識者会議で、他社が追随をする...全文を見る
○岩渕友君 先ほど紹介したところで、シングルユースで軍事に使うものなどというようなこともあったわけなんですね。まさに、この純粋な軍事秘密特許によって、軍事企業の促進、軍、産、学の軍事複合体に道を開くものということになるんだと思うんですね。  法案第七十八条では、外国への出願を禁...全文を見る
○岩渕友君 資料一をもう一度見ていただきたいんですけれども、下のところに、日米防衛特許協定の第三条に線を引いています。ここにあるように、防衛目的のための技術が対象となるんですね。秘密指定解除後に公開をされた出願見てみますと、出願人がどういう企業かというと、ロッキード・マーチンだと...全文を見る
○岩渕友君 資料二の右上の部分に今答弁いただいたことがまとめてあるんです。  国際特許分類では、F41が砲ということなので例として大砲なんかが挙げられていると、で、F42が弾薬などの武器だということで、九十九件のうち九件ということですから、純粋な軍事技術は一割にも満たないという...全文を見る
○岩渕友君 判断基準の、その具体的にどうなるのかというのが余りよく分からないわけですよね。  その技術分野絞ると言うんですけれども、この日米防衛特許協定を見ても民生技術に拡大をしてきたのが実態だと。で、結局、対象範囲を拡大していくことになるんじゃないかと思うんですけど、いかがで...全文を見る
○岩渕友君 今そういうふうにおっしゃるんですけれども、有識者会議の提言の中では、スモールスタートで運用状況を見極めながら検討するというようなことであったり、検討会合の中でも、小さく産んで大きく育てるということが大事じゃないかと、こういうような発言もあるんですよね。いろいろ絞ってい...全文を見る
○岩渕友君 今答弁にあったように、上限は設けられてないんですね。  アメリカでも同じやり方が取られているということで、資料三を見ていただきたいんですけれども、日米防衛特許協定の例を見てみますと、一九八八年に出願をされた特許が秘密指定解除されたのは二〇〇八年というものもあるわけで...全文を見る
○岩渕友君 これ、開示をした場合に、二年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金となるわけですよね。非常に重い罰、罪を科せられるということになるわけです。  今お話があったように、私が紹介したようなことも排除していない、も対象だということなので、最新の技術をやっぱり学んだりすることや...全文を見る
○岩渕友君 今日のやり取りの中では、その具体的な中身よく分からなかったわけですよね。特許法は、発明の保護及び利用を図ることによって、発明を奨励し、もって産業の発達に寄与するという目的持っています。産業の発達を阻害するおそれがあるこの秘密特許の導入はやめるべきだということを求めて、...全文を見る
05月10日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  法案の質疑に入る前に、これまでも質問で取り上げてきた宮城県丸森町耕野地区のメガソーラー設置計画について質問をいたします。  この計画をめぐっては、乱開発による災害の発生や生活用水として活用をする水源の枯渇、こうしたことが懸念をされている...全文を見る
○岩渕友君 こうした場合は認定基準違反に当たり得るということですけれども、もちろん検討必要なんですけれども、住民の皆さんたちが反対しているのに事業者がどんどんなし崩し的に事業を進めようとしているというようなことが現地ですごく不安になっているので、そういう意味で事態が非常に切迫をし...全文を見る
○岩渕友君 今の答弁聞いても何でなのかということがよく分からないというか、説明になっていないというふうに思うんですよ。同時に、今も答弁にありましたけれども、永続的にグレーアンモニアを使い続けることはしないんですと、速やかにクリーン化を進めるんだというような答弁でした。  この速...全文を見る
○岩渕友君 今の答弁にもあったように、結局はグレーアンモニアからいつ脱却できるのかというその時期については答えることができないということですよね。  利用面では、アンモニア二〇%混焼の導入、より高い混焼率や専焼化のための技術開発を進めるというんですけれども、アンモニア混焼の商用...全文を見る
○岩渕友君 二〇三〇年度の商用化の規模の見通しはどうなっているでしょうか。
○岩渕友君 今答弁にあったように、二〇三〇年度時点で約三百万トンの国内需要を見込んでいると。それで、事前に少しレクを受けて聞いている中身でいうと、大規模な石炭火力発電所で二〇%混焼をした場合、一基、百万キロワットにつき年間約五十万トンだと。で、三〇年時点で六基から十基程度の二〇%...全文を見る
○岩渕友君 そもそも、グレーアンモニアは化石燃料由来ですよね。経産省自らが、一トン製造するのに一・六トンのCO2を排出するとしています。アンモニア二〇%混焼でも、製造過程を含めるとCO2の削減効果は僅か四%にしかならないという試算なんですよね。グレーアンモニアはCO2の排出削減に...全文を見る
○岩渕友君 国際的には排出削減対策と認められていないということなんですよ。  大臣は本会議の中で、当面は化石燃料由来の輸入アンモニアに頼らざるを得ないというふうに答弁をしています。いつまでこの化石燃料由来の輸入アンモニアに依存をするのか。本会議では、将来的には国内でも国産アンモ...全文を見る
○岩渕友君 具体的な時期については言及なかったわけですよね。つまりは、具体的には示せないということなんですよ。  二〇三〇年時点と二〇五〇年時点のアンモニアの必要量と、それぞれの時期について、輸入と国産アンモニアの割合、量の見通しはどうなっているでしょうか。
○岩渕友君 今答弁があったように、国内の需要想定は示しているけれども、じゃ、その輸入と国産アンモニアの割合がどうだとか量の見通しがどうなっているのかということについては、これも結局具体的な見通し示せないということなんですよね。  二〇五〇年の三千万トンは、現在の世界全体の貿易量...全文を見る
○岩渕友君 今いろいろ答弁いただいたんですけど、結局は二〇五〇年に最大四十基も使っているという見通しなわけですよね。IEAが公表をした二〇五〇年ネットゼロに向けたセクター別ロードマップでは、二〇三〇年に先進国でのCCUS対策の取られていない石炭火力の段階的廃止とあります。これ、国...全文を見る
○岩渕友君 コストが高くても、次の世代や将来世代へのための投資であれば必要ですけれども、国際社会が石炭火力発電の廃止期限を区切って取り組んでいるというときに、排出削減効果も乏しい、次世代にとって負債となる石炭火力発電を使い続けるためにアンモニアへの政策支援をするというのは、国民の...全文を見る
05月11日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  三人の参考人の皆さん、今日は貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。  まず初めに、佐々木参考人にお伺いをいたします。  今日、参考人も少し述べていらっしゃったんですけれども、参考人が日経新聞の中で、水素であればいいわけではない...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  次に、平野参考人にお伺いするんですけれども、気候危機が非常に深刻になっていて、世界で炭素への投資からの引揚げが進んで、脱炭素の流れはこれからも一層加速する見通しだと思います。  一方で、世界では再エネとか省エネへの投資が大きく動いている下...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  次に、浅岡参考人にお伺いするんですけれども、先ほども少し話題になっていたんですが、今、その電力需給の逼迫が問題になっていると、これをどのように見ていらっしゃるのかということと、エネルギー安全保障、非常に重要になっているわけですけど、そのため...全文を見る
○岩渕友君 続けて浅岡参考人に伺うんですが、補足資料の中にオランダ・ハーグ地裁でのシェル・グループの判決のことについて紹介されているんですが、気候危機対策に取り組むことが企業に求められていると思うんですが、取り組まない企業がどうなっていくのか、こうした点で日本の企業の取組、どのよ...全文を見る
○岩渕友君 以上で終わります。ありがとうございました。
05月12日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  法案の質疑に入る前に、物価高騰をめぐる問題について大臣にお聞きします。  先日、札幌市内で事業者の方々から話を伺いました。内装業を営む方からは、鉄骨やベニヤは一年前と比べて一・八倍になっている、しかも資材不足で工期が延びることもある、心...全文を見る
○岩渕友君 事業者の声、しっかり聞いていただきたいと思うんです。あわせて、強く要望をされたのは消費税の減税なんですね。消費税の減税、そしてインボイスの導入中止を強く求めて、法案の質問に入ります。  今日は、需要側の問題を中心に質問をしていきます。  需要側でも非化石電源の導入...全文を見る
○岩渕友君 全く違うものが同じように扱われるというのはおかしいと思います。  石炭にアンモニア二〇%混焼した場合のCO2の削減効果、僅かだと前回も指摘をしました。結局、化石燃料由来の電源の活用を広げることになるのではないかと思います。  エネルギー消費を減らす省エネはCO2を...全文を見る
○岩渕友君 日本におけるCO2の排出量は、発電所と産業で全体の六割以上を占めているんですね。産業分野のCO2削減は業界や企業の自主目標に任されていて、その結果削減が進んできませんでした。イギリスと同じように大規模事業所に政府と企業の協定を義務付けて、実効力のある削減施策に踏み出す...全文を見る
○岩渕友君 ありがとうございます。  大臣、特別交付税で雇用や委託の経費を措置をして、恒常的に省エネ診断を行う人的配置を行うよう検討するべきではないでしょうか。
○岩渕友君 省エネ効果あったということなので、是非検討をしていただきたいということです。  グリーンイノベーション基金二兆円ですけれども、中小企業、農林漁業でも活用できるような予算、省エネ投資のための無利子、無担保、無保証の融資制度の創設なども必要です。  建築物の省エネにつ...全文を見る
○岩渕友君 資料を御覧ください。  日本では、エネルギー基本計画で二〇三〇年の新築基準としているゼロエミッションビル、ゼロエミッション住宅の水準でも、欧州レベルより低くなっています。建物が三十年以上使われるということを考えますと、新しく断熱建築を選ぶ機会というのは各建物で二〇五...全文を見る
○岩渕友君 二〇三〇年の住宅の省エネ化への投資額は〇・九兆円、建築物の省エネ化は〇・八兆円を引き出す見通しが示されています。  欧州では、昨年末、二〇三〇年の温室効果ガス五五%削減を達成するための政策パッケージの一つとして、建物のエネルギー性能指令の改正案を発表しています。EU...全文を見る
○岩渕友君 終わりますけれども、化石燃料への投資から省エネ、再エネの投資に切り替えるということを求めて、質問を終わります。
○岩渕友君 私は、日本共産党を代表して、エネルギー使用合理化法等改正案に対し、反対の討論を行います。  四月五日に公表されたIPCCの報告書では、二〇二五年までに世界全体の温室効果ガス排出量を減少に転じさせる必要があると示し、将来の技術革新に頼るのではなく、現状ででき得る対策の...全文を見る
05月18日第208回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  本法案で設置をされる福島国際研究教育機構は、福島を始め東北の復興を実現するための夢や希望となるものとするとともに、世界に冠たる創造的復興の中核拠点を目指すというふうにしています。復興だというふうに言うんですけれども、復興だと言うのであれば...全文を見る
○岩渕友君 三月には最高裁が、七件の訴訟について、国の賠償基準である中間指針を上回る東京電力の賠償責任を認める決定を行いました。これは、賠償基準が被害実態に見合っていないということを司法が認めたということを示しています。  そこで、末松大臣にお聞きするんですが、原子力損害賠償紛...全文を見る
○岩渕友君 努力すると、できるだけ加速したいという話ありましたけれども、衆議院の中では、指針の目安を上回る判決が示されることは指針策定当初から想定されていたというような答弁もあったんですよね。この早期の見直しが必要だということはこの間ずっといろいろな団体や方々から言われ続けていて...全文を見る
○岩渕友君 原賠審の委員からは、判断の中でどこが地元の人の思いを酌み取った部分なのかを調べる必要があると、それが地元に沿った指針見直しにつながるなどの意見が出たということで報道もあったんですけれども、この実態に合った見直しが必要だということを強く求めておきたいと思います。  最...全文を見る
○岩渕友君 東京電力はこれまで、中間指針は実際の損害よりも高い賠償額を定めているとか、自主的避難等対象区域には法的な意味での損害はないとか、東電は賠償金を払い過ぎなど、自分たちにはまるで責任ないと言わんばかりの発言があったり、被害者の苦しみなんてもうまるで分かっていないと言わざる...全文を見る
○岩渕友君 これまで指導してきてもこういう実態出されているということなので、厳しく指導が必要だということです。  被害に遭った方々は、元に戻してほしい、原状回復してほしいということも求めています。こうした切実な声に応えるとともに、国は判決を待たずに、すぐにでも自らの責任を認める...全文を見る
○岩渕友君 最高裁で国の責任が認められるということには非常に重要な意味があります。  国は、自分の責任なんかなかったかのように海洋放出の強行をしようとしています。国と東京電力は、福島県の漁業者と関係者の理解なしにはいかなる処分も行わないと約束をしています。福島県だけではなくて、...全文を見る
○岩渕友君 今、全ての都道府県の地元紙という話があって、一千三百万部もあると。これだけの新聞広告が出されているということですよね。これ大問題だというふうに思うんですね。  それだけではないんですよ。東京電力は、海洋放出のための海底トンネルの設置に向けた事前工事を始めています。反...全文を見る
○岩渕友君 認可が必要なければ工事進めていいということにはならないわけですよ。  今、聞いたことにきちんと答えていないということだと思うんですけれども、漁業者を始めとして地元の努力を水泡に帰すおそれがあると、こういう声が上がる中で海洋放出を強行するということはあってはならないと...全文を見る
○岩渕友君 済みません、もう一回確認するんですけど、避難者にはカウントされないということになるんですか。
○岩渕友君 ちょっとそこがよく分かんないんですけど、結局、この三千八百七十七世帯の方々は避難者数から除かれるということになるのか、ちょっともう一回いいですか。
○岩渕友君 まあ、これから判断するということなのか、でしょうかね。
○岩渕友君 済みません、こればっかりやっているわけにはいかないので。  意思の確認できないといっても、やっぱりいろんな思いがあるので、戻るか戻らないかとか、やっぱりすごく迷っている方たちもたくさんいらっしゃるということだと思うんですよね、戻れるか戻れないかとか、そういったことを...全文を見る
○岩渕友君 浪江町の議会は三月に、医療・介護費用の減免措置継続を求める意見書を採択しています。避難中にある町民は、肉体的、精神的苦痛をこれからも抱えて避難生活を送らなければならない現実があることを十分理解した上での見直しなのか甚だ疑問、国は、原発事故の加害者として被害者である浪江...全文を見る
○岩渕友君 そもそも、あの法案の条文に避難者ということ書かれていないんですよね。昨日確認をしたら、書かれていないというような答えだったんです。  この大震災とあの原発事故によって失われた浜通り地域等の産業を開発するためということで、国家プロジェクトというふうに位置付けられた福島...全文を見る
○岩渕友君 イノベーション・コースト構想では廃炉あるわけですけれども、機構の研究開発機構五つあるわけですが、そこの中に廃炉はないわけですよね。  廃炉の中心は、デブリをめぐる問題です。今、八百八十トンあると、一号機から三号機まで、言われているわけですよね。私も先日の委員会視察で...全文を見る
○岩渕友君 通常炉でも廃炉ってすごく時間掛かるわけですよね。第一原発、最終的にどうなるかという形も決まっていないわけですよ。結局、廃炉といっても決まっていないと、廃炉そのものが曖昧な上に、機構における廃炉についての位置付けも曖昧だと、余りにも無責任だということを指摘して、質問を終...全文を見る
○岩渕友君 私は、日本共産党を代表して、福島復興再生特別措置法の一部改正案に反対の討論を行います。  三月二十九日に復興推進会議が決定した福島国際教育機構基本構想は、機構設立の基本的な考え方で、福島を始め東北の復興を実現するための夢や希望となるものとするとし、我が国の産業競争力...全文を見る