加藤勝信

かとうかつのぶ

小選挙区(岡山県第五区)選出
自由民主党
当選回数7回

加藤勝信の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第177回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  まず、最初の質疑に当たりまして、予算の修正について少し御議論させていただきたいと思います。明確には通告しておりませんけれども、もう予算委員会の基本ということでございます。  これまでも、民主党の幹部の方から、予算修正に係...全文を見る
○加藤(勝)委員 製造と営業というふうにお分けになられましたけれども、これは政府が一貫しておやりになる話であります、予算でありますから。  もう一度確認させていただきますが、予算修正に対する政府としての姿勢を明確に御発言いただきたいと思います。
○加藤(勝)委員 先日の与党の委員に対する答弁の中で菅総理大臣も、場合によれば、それでは、どういう形であるならば合意ができるのか、そういう形の議論に進んでいくことを期待しております、こういうふうに御発言をされております。ある意味では、国会での与野党の議論にゆだねる、こういう趣旨な...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということは、制約条件なしといいますか、この分野、この分野ということなく、すべての分野において修正について議論をしていく、そういう議論があれば対応していく、こういうことでございますか。
○加藤(勝)委員 いずれにしても、政府としては基本的に最善のものをお出しになられた、与党の幹部の方々からは修正についてぼんぼん出ていく。どうも何か、いま一つ我々も審議をしていて釈然としない。  今の野田大臣の答弁というのは財務大臣としてはぎりぎりのところだと思いますが、あえて官...全文を見る
○加藤(勝)委員 今のお話の中で、そういうことがあれば相談があるだろうということですから、今のところ与党側からは相談がない、こういう認識でよろしいですか。
○加藤(勝)委員 今の官房長官のその発言を、とりあえず今は受けとめさせていただきたいと思います。  ただ、いずれにしても、一方で修正だ、一方で最善だ、こういうことになると、きょうは直接オンエアされているわけじゃありませんけれども、聞いている国民の方からすると、一体何を審議してい...全文を見る
○加藤(勝)委員 まさにその思いは一緒であります。そういう事態を絶対に引き起こしてはならない、これが我々の政治の責任、私は第一に挙げてもいいんだ、こういうふうに思います。  そういうことで、きのう茂木委員の議論もございましたけれども、私は議論を聞いておりまして、委員の御主張も、...全文を見る
○加藤(勝)委員 今率直にお話があったんじゃないかと思いますけれども、ということは、余り明示的に議論はされていなかったということだと思いますが、ただ、そのときは既に、お話がありましたように、リーマン・ショックで税収は大幅に下がり、そういう状況だったわけですから、だから、最初に私申...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の官房長官の御答弁を聞いていると、財政がそれほど厳しくなければ恒久的な政策にも臨時的な財源を充てていい、こういうふうに聞こえてきたんですが、それは皆さんの政策と違うんじゃないですか。恒久的な政策には恒久的な財源を充てるというのが原理原則ではないんですか。
○加藤(勝)委員 いや、そのことは承知をしておるんですが、今官房長官は、事情が許せば、ちょっと文言の言い方は違うかもしれませんが、むしろそういったものも充てていきたい、こういう答弁をされませんか。
○加藤(勝)委員 いや、誤解じゃなくて、おっしゃり方が、だから、今のお話でいえば、さっき申し上げたもともとの、今、社会保障の自然増とか、そういうものに充てられました。では、仮にそういったものが財源があったとしても、そういう一時的な財源があれば国債の償還に充てるというのが皆さん方の...全文を見る
○加藤(勝)委員 昨年の予算委員会でも、私、当時の鳩山総理とちょっとお話をさせていただいたんですが、ただ、よくわからないのは、庁費等を削減して翌年度のものを出します、そして、翌年度のものを出しますということであれば、二十四年度は二十三年度の庁費等を削減して二十四年度予算の財源を確...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、枝野官房長官や野田大臣は政府の中におられるわけであります。今の答弁を聞くと、継続的なものがあるからと。では、その継続的なものが切れることを前提に数字を出してください。  だって、出せるじゃないですか。今のお話はそういうことを言っておられるじゃないですか。
○加藤(勝)委員 私は、毎年度毎年度、もちろん、次の予算をつくるときに前年度の見直しをし、そして、今おっしゃるように、時間の経過とともに優先度が変わったもの、それは入れかえていく、当たり前のことだと思うんですが、そうじゃなくて、こういう数字を前提におっしゃるから申し上げているんで...全文を見る
○加藤(勝)委員 いずれにいたしましても、先ほど、そもそもの前提の話も若干いたしましたけれども、マニフェストの財源の確保というものが、これが前提になってのそもそもの、次の子ども手当ということでありましたから、その辺の確保というものが非常に危うくなってきている。そういう議論もあって...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、今理念的なお話を言われましたけれども、例えば私が示した図について言えば、まさに根っこの部分、不足した部分も当然対象として議論をされていく、すなわち財政再建、最初に一点目をおっしゃいましたけれども、財政再建もここでの目的ということに位置づけている、こう...全文を見る
○加藤(勝)委員 今それを何に充てるかということで、先日、与謝野大臣は少子化対策、こういったことをおっしゃいましたが、子ども手当はどう考えておられますか。子ども手当の財源を、いわばそういう消費税を初めとした税の改革で捻出していくということも対象になっているんですか。
○加藤(勝)委員 したがって、子ども手当は入らないということでよろしいんですか。
○加藤(勝)委員 税と社会の一体改革について、四月までに社会保障制度のあり方について、六月までに税との一体改革案をお出しになるというんですが、議論の場として集中検討会議というのがございますよね。それから、それの上ということになるんですか、政府社会保障改革検討本部というのがあります...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、与謝野大臣は、基本的には一つの案をまとめたいと。玄葉大臣、そういうお考えですか。
○加藤(勝)委員 背骨をしてオプションをというのはイメージが、まだイメージの議論ですからわかりませんが、基本的に、やはりそこでは一つのある部分、周辺の部分はともかくとして、根本のところは一つの案でなければ、それはおっしゃっている、いわばお約束とはたがえてくる、私はこういうふうに思...全文を見る
○加藤(勝)委員 九月という理由がよくわからないんですけれども、二十四年度予算というのは概算要求は八月ですよね。そうすると、二十四年度予算案というのは、マニフェスト、皆さんマニフェストを非常に大事にされますが、それとの関係が非常にそごしてくるんじゃないかな。私は、そこのところは、...全文を見る
○加藤(勝)委員 私は非常に大事なところだと思うんですが、今ちょっとお話を聞いて、委員長、よくおわかりになりましたかねと聞きたくなるぐらいな、特にこういう答弁を突きつけていますから、その間をぬえ的にお話をされている。私は、これから議論をするときに、ここは非常に大事だと思うんです。...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の御委員長の裁定というんでしょうか、あれば、ぜひ統一した言い回し、これを我々にも出していただきたい。よろしいですか、文書で。
○加藤(勝)委員 あしたの朝までに出していただけるんですか。
○加藤(勝)委員 それを出してください。それを出していただいた上で、さらに議論させていただきたい部分がございますから、それはちょっと残させていただきたいと思います。  そして、今回、三歳未満については七千円引き上げるということでありまして、児童手当制度当時の比較において負担増に...全文を見る
○加藤(勝)委員 だから、家庭に着目しないから所得制限をつけないとさんざんおっしゃったじゃないですか。今の話は、家庭に着目した議論じゃないですか。  もし、そういうことならば、所得制限をつければいいじゃないですか。
○加藤(勝)委員 今の枝野官房長官のお話ならば、三歳未満と十歳と、子育てにかかる費用が違う、そういうふうに聞こえますが、であれば、子育てにかかる費用が三歳未満が高くて十歳が低いという数字を出してください。
○加藤(勝)委員 いや、今の三歳か十歳かに着目してというところが全くわかりません。  この間出した資料では、あるいは、私が子ども手当の審議を二十二年度にやったときには、ほとんど変わらない、だから二万六千円、こういう話だったんですよ。  出してくださいよ、数字を。
○加藤(勝)委員 子供の年齢に着目してというのが全くわからないんですよ、官房長官。  三歳の子供さんがいて、十歳の子供さんがいて、それはわかりましたけれども、それが何で子ども手当の金額に反映するんですか。
○加藤(勝)委員 ちょっとよくわからないんですが、ただ、控除の話もありますが、さっき申し上げたけれども、控除の議論というのは世帯の話なんですよ、保護者の話なんですよ。それを一緒にすべきじゃない。それから、与党の議員が、きのうでしたか、一万三千円の姿でもきちんとなっているじゃないで...全文を見る
○加藤(勝)委員 それと、あと幾つかお話をしたいんですが、先日からあります、地方公共団体の財政負担の関連事務について、もう地方公共団体からいろいろ言われておりますけれども、その中で一点。国はその分全額で見ていますよ、こういう話でありますけれども、平成二十三年度においては、所得税の...全文を見る
○加藤(勝)委員 特例交付金を、それでは、不交付団体は厚くといいますか、その分だけ補てんされるということですか。
○加藤(勝)委員 はい。  ちょっとそこはまだ議論させていただきたいと思います。  最後に、お手元にありますけれども、埼玉県は、子ども手当に係る県の事務について、法律に基づくもの以外は対応しない、こういう方針を出されたということがニュースにも出ておりました。その資料をもらって...全文を見る
○加藤(勝)委員 法律上は全く問題がないということを確認させていただきました。  最後に、先ほどの子ども手当のことを含めて、マニフェストについてまだまだ議論をしなければならない。それから、先ほど財政健全化の話をさせていただきましたけれども、もっともっと突っ込みながら、国民の理解...全文を見る
02月15日第177回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  先週に引き続きまして、また質問の機会をいただきましてありがとうございます。  まず、子ども手当の議論に入る前に、二点ほど、きのう、きょうの新聞関係でかなり取りざたされている問題を御質問させていただきたいと思います。  ...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということは、これからというのは、政府・与党として考え方をまとめたいということについては合意がされている、こういうふうに考えていいんですか。
○加藤(勝)委員 ということは、今のお話を聞くと、まとめたいということが与党側の意向であって、政府はそこまで議論は、これからいろいろな話を聞いてからということですから、そこまで行っていない、こういう認識でいいですか。
○加藤(勝)委員 何か、一般論と本件に関する話とがちょっと一緒になっているように私には聞こえたんですが、例えば、安住国対委員長はNHKの「日曜討論」で、国税、地方税でも国民生活に関係するものは百項目ぐらいあり、賛否をきちっとあらかじめ教えていただいた上で、法案からそれをうまく抜い...全文を見る
○加藤(勝)委員 だから、その前に、さっきお聞きしたように、今週中にも政府・与党としての考え方をまとめたい、こうおっしゃっている。それであれば、我々からすれば、まずその考え方をおまとめいただいて、このままでいいのか、あるいは違う形がいいのか、それをはっきりしてからやらせていただか...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということであれば、政府と与党とまず御相談してください。それで、どうするか決めてください。そうでなければ、この予算の審議だって、予算関連法案と密接不可分ですから、できないじゃないですか。まずそれをされるのが政府、国対委員長がこうおっしゃったわけですから、一般論じ...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということは、要するに、政府・与党の間でこれからその議論をしていただく、そして、それにのっとってこれから対応も変わっていく、こういうことですよね。  同じことを二回も三回も言ってもしようがないんですが、要するに、まだ方向がわからない、基本方針がはっきりしていな...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、だから、与党がおまとめになる話を私は政府に聞いているんじゃないんですよ。政府と与党でまとめると言っているじゃないですか、与党の幹部の方が。だから言っているんですよ。与党だけの話だったらおっしゃるとおりでいいですよ。でも、政府もと入っている。そして、その政府...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということは、要するに、国対委員長会談で与党の国対委員長がおっしゃったことをまだ聞いていない、こういうことですね。
○加藤(勝)委員 だから、だろうと思いますと。聞いているのか聞いていないのか明言をいただいておりませんけれども、その程度の話が要するに野党に対して国対委員長から出されてきている、そういうふうに我々はとらざるを得ない。非常に無責任な話だ、こういうふうに思いますけれども。また、この話...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということは、鳩山政権と菅政権では見解が変わった、こういうことになるんですか。
○加藤(勝)委員 いかにそうおっしゃっても、総理であった方がこういうふうにおっしゃっているとすれば、もうこれがそのとおりとしか私は考えざるを得ない。いかに官房長官が弁護人としての能力が高くても、本人がこうおっしゃっている以上、これはどうしようもない事実だと思います。これはこれ以上...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひおいでいただいて、深い議論が、まさに熟議がこの委員会で行えることを期待しております。委員長、よろしくお願いいたします。  それでは、子ども手当に関して少し御議論をさせていただきたいと思います。  先週の私の質問の中で、委員長の御差配で、政府というか、厚生...全文を見る
○加藤(勝)委員 ここの議論をなぜしているかというと、二兆七千億、あるいは来年度予算でいえば三兆円という、これだけの規模のものを使う政策ですから、やはり、この政策がしっかり効果があらわれているかどうか、これを我々は検証していかなきゃいけない、こういう義務があると思うんですが、では...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、だから、どこを評価するんですか。要するに、すべての人にお金が行き渡る、これで一応目的は達成されているというふうに考えるのか、その結果として、例えば合計特殊出生率が上を向いていくとか、例えばそういう形で、それは少子化対策というのはそういうことですよね、そうい...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、だから言っているんですよ。だから、少子化対策、狭い意味か広い意味か、この間広い意味とおっしゃいましたから、定義はいろいろあるのかもしれませんが、少なくとも狭い意味での少子化対策、あるいは、少子化社会対策基本法という法律がございますけれども、ここでの問題意識...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということですから、これは言葉の折々、さっき言った、デフレ対策と言われたからこう言うのだというのかもしれませんが、そこはきちんと総理も御認識されているのかされていないのかわかりませんが、しっかりそこは言葉を使っていただきたい、このことをお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の大臣のお話の中で、子ども手当に効果がある、そこは、要するに、私が聞きたかったのは、簡単に言えば、配るということが目的化している、応援するということはお金を支給する、それはばらまきになるのではないんですかと。しかも、おっしゃったように、単年度限りである。効果を...全文を見る
○加藤(勝)委員 矛盾をするかどうかはこれから議論したいんですが、少なくとも、鳩山前総理のこの見方、見解というのは肯定をしている、それにのっとったペーパーだ、こういうことで先に進めたいと思います。  私が一番ひっかかるのは、今おっしゃったけれども、子ども手当と児童手当は子供の育...全文を見る
○加藤(勝)委員 委員長も首をかしげていたように思いますが、正直言って、よく私はわからないんですよ。  一番気になるのは、皆さんの言葉の育ちというものに私どもがやってきた児童手当の理念を引きつけて、一緒だとおっしゃっているところなんですよ。そうではなくて、この育ちという意味は、...全文を見る
○加藤(勝)委員 だから、違うんですよ。だから、違うものを一緒にするというところにそもそも無理がある。だから、違うということを認めるべきじゃないですか。そうしたら、もっと論理が、あるいは議論がはっきりしていく。  子供を育てることを支援するという話と、子供がいわば育つことを支援...全文を見る
○加藤(勝)委員 先ほど申し上げた、高次の話を言えば、それはすべて一緒になってしまうんですけれども、議論しているのは、まさに、おっしゃるところの経済的な負担という面において家族の役割あるいは親の役割、それをどう位置づけているか、そこが違う。それが後ほど二万円の議論につながっていく...全文を見る
○加藤(勝)委員 育ち、育ち、育ちということでありますけれども。  先ほどから申し上げているように、先ほど、ある意味では大臣もお認めになられていますよね。家計の部分、家庭という部分を、児童手当は、どちらかといえば、家庭を支援し、そしてその結果として子供の発達につながっていく、成...全文を見る
○加藤(勝)委員 確認したかったのは、一つは、菅総理の答弁、菅総理の御認識はそういうことなんじゃないですか、本当は所得制限をつけてもいいんだろう、そう思っているけれども、なかなかいろいろな事情でつけることができなかった、けれども、実際は効果があると言っておられる。まさに、この発言...全文を見る
○加藤(勝)委員 これ以上やっても同じ答弁になるので、次の、三歳未満について二万円に引き上げる理由のところでお伺いしたいんですが、細川大臣、この逆転現象というのはどういうのを指しておられるんですか。
○加藤(勝)委員 それは、子供さん一人一人の単位で見るのか世帯単位で見るのか。例えば、子供さんが一人しかいらっしゃらなかったら一緒でしょうけれども、二人、三人おられれば、例えば三歳未満の子供さんと中学生の子供さんがいれば違ってくるわけですね。そこは大臣、世帯で見ていかれるわけです...全文を見る
○加藤(勝)委員 その世帯で見たときに、逆転現象が生じるのは年収どのくらいの幅ですか。あるいは、そういう世帯が全世帯に対する、全世帯というのは子ども手当を支給される世帯、あるいは子ども手当を支給される子供さんとの関係で見るとどのくらいなんですか。
○加藤(勝)委員 私どもの地元でいうと、年収五百万、正直言ってかなり高い水準になります。東京だったらそうではないのかもしれませんが、どのくらいの割合でいるんですか。  要するに、ここが、皆さん逆転があるから直すと言っているんですが、どのぐらいの世帯数あるいは子供数、何でもいいで...全文を見る
○加藤(勝)委員 ただ、その中には、さっき申し上げた、子供一人ならそうですけれども、お兄ちゃんが中学生だということだったらば、その世帯はプラスになりますよね。だから、それは相当、もっと数が少なくなっていく。  それで、数十万というのは、どのぐらいの数十万でおっしゃっておられたん...全文を見る
○加藤(勝)委員 具体的なといってもなかなか難しいかもしれませんが、ただ、皆さんの根拠が、この逆転現象だということをおっしゃっておられるわけですから、そこのところをはっきりとお示しいただくのは政府の役割だというふうに思いますけれども、これをお示しいただけますか。  というのは、...全文を見る
○加藤(勝)委員 どのぐらいの時間の幅をおっしゃっているかわかりませんけれども、ここで予算の審議をしているわけでありますから、それを念頭に提出いただけるものというふうに思います。  当然、その中では、二十三年度だけ見れば、今のお一人の逆転も差額は三千円ぐらいですよね。にもかかわ...全文を見る
○加藤(勝)委員 理解できません。皆さん方だって、四月からやろうとしたからこういうことになったんでしょう。だから言っていたじゃないですか、こういうことになりますよと。  この二億円に対して、結果的に不適切な方に支給をしているわけですから、当然回収をされると思いますけれども、回収...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、だから、その結果としてこれだけの不適切な支出があったわけですから、当然、それに対しては回収の努力をされる、当然だと思いますけれども。
○加藤(勝)委員 六月に支給するためにこれだけの、二億円という、ある意味では本来の趣旨にかなわない支出をしてもしようがなかった、こういう発言に聞こえますけれども。  もう一回確認しますけれども、これは回収できないんですか。
○加藤(勝)委員 いやいや、損害賠償を言っているわけじゃなくて、その分に対して返還を求める、法律的にできるかできないか聞いているんですけれども。
○加藤(勝)委員 やはりこれだけの問題がありますから、今、難しいのではないかとおっしゃいますけれども、そこはきちんと見解を出してください。よろしいですか、出していただけますね。
○加藤(勝)委員 それでは、この委員会の方へそういう形で出していただけるもの、こういうことで、委員長のまた御差配をお願いしたいと思います。  時間もかなりなくなってまいりましたので、最後に、年金脱退手当金のことを少し取り上げさせていただきたいと思います。  民主党の皆さんは、...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、それは拒否したということじゃないんですか。転送をしないでくれと言っているわけですから、それは通常、拒否した、こういうことになると思いますけれども。  年金機構側は、送ろうとしたんだけれども受け取ってもらえなかった、そういうことでいいですか。
○加藤(勝)委員 そのはがきを発出する段階で、八千人ぐらいの方が第三者委員会に申し立てに行くんだろうということは、ある程度予想されていたんですね。にもかかわらず、第三者委員会は受け取れません、そして年金機構の方はそれを持ってこの一月まで協議をしていたということでありますけれども、...全文を見る
○加藤(勝)委員 去年の十二月二十一日に、私の地元の山陽新聞に、まさにそのことを投稿された方がおられます。私は、お電話をさせていただきました。丁寧な対応とおっしゃいましたけれども、何の電話もない、全くどうなっているんだ、民主党はあれだけ言ったじゃないかと、大変なお怒りでありました...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひそういう徹底した、特に申し立ての方は本当にどうなっているのか大変心配しております。ぜひお願いをしたいと思います。  控除の関係で、財務大臣、ちょっと議論したかったんですが、時間がなくなりました。失礼いたしました。  ありがとうございました。
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○加藤(勝)分科員 自由民主党の加藤勝信でございます。  それでは、まず最初に、脱退手当金の関係で先日予算委員会でお話をさせていただいて、大臣あるいは総務大臣から迅速な対応とおっしゃっていただいたんですが、現時点でたしか四千近く申し立て書があったというふうに記憶をしておりますけ...全文を見る
○加藤(勝)分科員 そもそもこういうこと自体がということを問題視いたしましたけれども、昨年の十一月には、送付に向けて事前準備をしなさいと指示が出ているわけですね。指示が出ていてもまだ二百何十件しか行けないんですか。
○加藤(勝)分科員 先般の予算委員会で、丁寧な対応をしていただけるということだったんですが、当然、申し立てをしながら、私の地元の新聞にも、地元の方が、第三者委員会に言っても知らぬと言われ、年金機構の事務所に言ったら何も指示がないと言われたというような人には、当然、こういうふうにな...全文を見る
○加藤(勝)分科員 今のは、物が進んでいったらば連絡があるわけですから、物が進んでいなければ全く連絡がないということですよね、大臣。件数もそんなにあるわけじゃないので、この機会にきちんとこの間の経緯を、申し立てをされた方は住所がわかるわけですから、きちっとお出しになりませんか。
○加藤(勝)分科員 ということは、おやりいただけるということでいいですね。
○加藤(勝)分科員 はがきを出すことは可能だと思いますけれどもね。しっかり対応していただきたいと思います。  いわゆる運用三号問題についてお伺いしたいと思います。  きのうの予算委員会で大臣は、今回の取り扱い、いわゆる救済措置と言わせていただきますが、留保するという御決断をさ...全文を見る
○加藤(勝)分科員 若干、いろいろな経緯を教えていただきたいと思うんですけれども、まず、年金記録回復委員会、これは大臣の私的諮問機関というか、いろいろアドバイスを受けるような、そういう機関だろうと思いますけれども、そこに意見を聞くという形でされておりますが、その経緯を簡単に。それ...全文を見る
○加藤(勝)分科員 今のお話の中で、調査をしてみるとかなりの人数とおっしゃいましたが、どのぐらいの人数なんですか、一点。  それから、回復委員会の今のような結論というんですか助言、これはいつ確定して出されているんですか。
○加藤(勝)分科員 問題といったときに、不整合の人がおられるという問題と、不整合にもかかわらず既に裁定が始まってしまっているという問題、これはちょっと別だと思うんですね。  本来、裁定主義ですから、手前にいろいろあったとしても、基本的には裁定時に突合していくということでこれまで...全文を見る
○加藤(勝)分科員 今のに納得したわけじゃありませんけれども、また月曜日にやらせていただけそうでありますから、しっかり議論したいと思いますけれども、ちょっと事実確認を続けてやらせていただきたいと思います。  本件について、最終的には今回の救済策を御判断したのは細川大臣ですか。
○加藤(勝)分科員 いや、さっき副大臣がおっしゃったように助言機関ですから、諮問機関じゃありませんからね、基本的には。あくまでも助言を受けて、決めるのは大臣でしょう。だから、大臣が決められた。しかし、実態の通達は課長通知で行われた、こういう認識でよろしいですか。だから、今のは大臣...全文を見る
○加藤(勝)分科員 いや、聞いているのはそこを言っているんじゃないんですよ。大臣が判断された、あるいは大臣が御了解された、いろいろな言葉がありますが、最終的には大臣が決裁された、これにこの救済措置がつくられた、そうでしょう。
○加藤(勝)分科員 通常、自民党の場合には、本件ぐらいの話であれば大体部会で議論があったりするというのはあるんですが、これは民主党中で議論をされたんですか。ちょっと政府に聞くのも変でありますけれども、知っていたらお答えいただきたいと思います。
○加藤(勝)分科員 それから、これは非常に、後で聞きますが、法律上どうなるかということでありますから、私が役所にいた経験からすると、内閣法制局にこういう措置が、要するに、法文上、明確に書いてあれば全く聞く必要はありませんが、法文上、明確になっていない措置でありますから、当然、事前...全文を見る
○加藤(勝)分科員 そうしますと、本件の運用の中で一点確認したいんですけれども、例えば、直近十年間がこのまさに不整合の期間でありました。その方が、一応、通常は年金をそろそろもらえるという裁定時期に来られました。今回の措置では、二年間分は未納期間ですから払ってください、八年分は運用...全文を見る
○加藤(勝)分科員 先ほど数十万から百万人とおっしゃった方が多分今回の救済策の対象者になるんだろうと思うんですけれども、この対象者について、いろいろ事務方からお話を聞くと、平成十七年度以降については、いろいろな情報が入ってきているので、基本的に職権で種別変更、すなわち三号から一号...全文を見る
○加藤(勝)分科員 今回の救済措置によって、年金記録上は将来払われるというふうにカウントしていますから、ざくっと言えば、今の年金試算においては将来の支払い対象、こういうことになるわけですが、本来の運用をすれば、その方は年金が支給されない、場合によっては無年金になる方もいらっしゃる...全文を見る
○加藤(勝)分科員 きょうはそれでいいですけれども、正直言って、この話は二十三年度予算にも絡む話ですから、当然、年金支給が出てきますからね。だから、ある程度の数字、イメージは当然出していただかないと、この措置の影響がどのぐらいかというのは我々峻別できませんので、そのことを出してい...全文を見る
○加藤(勝)分科員 いや、さっきお聞きしましたが、裁定時においては、記録がある方は、原則、これまでの扱いでは、やはり全部外すんでしょう。違うじゃないですか、言っていることが。  だから、それを入れるということになれば、その直近二年は別ですよ、例えば十年の方の八年分、その分につい...全文を見る
○加藤(勝)分科員 ちょっとよくわからないんですけれどもね。  だから、最後、精算したときのイメージでもいいんですけれども、要するに、二十三年度に、私がもし来年度からもらう立場だとすれば、私がその期間があるかないか、そしてその扱いがどうかで、私がもらう年金額は違いますよね、当然...全文を見る
○加藤(勝)分科員 いや、違いますよ。保険料が幾ら入るかというのと、今年度の税の負担額というのは全く別の話でしょう。一緒にしちゃだめですよ、それは。  それから、今申し上げているのは、間違っていないんです、もう皆さんがデータを持っているから。不整合があるというデータを持っている...全文を見る
○加藤(勝)分科員 あるいは、これまでやってこられた中で、十七年以降は逐次、不整合がありますよという通知をされていますね。それに基づいて訂正をされた方はどのぐらいおられるんですか。
○加藤(勝)分科員 ちょっと事実関係をいろいろ教えていただきまして、ありがとうございました。踏まえて、また議論をさせていただきたいと思います。  もう時間がないので一点だけお聞きしたいんですが、産業保健推進センターについて今回も見直しをされて、たしか六県だったですかね、廃止され...全文を見る
○加藤(勝)分科員 機能が低下しないようにというのは、必ず言う言葉です。でも、するんですよ。  それから、やはり形というのは結構大事でして、駐在員がいるからいいですよ、そうじゃなくて、それぞれきちんとした機能を持っている、それがみんなでやっていくというのは私は大事だと思いますか...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○加藤(勝)分科員 おはようございます。自由民主党の加藤勝信でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず最初に、平成二十三年度の概算要求の関係で、たしか概算要求のときは大臣は今のポストではなかったというふうに認識しておるんですけれども、今の大臣から見て、ちょっと所見と...全文を見る
○加藤(勝)分科員 私自身は、要求の仕方が悪かったというよりは、そういう形の要求をせざるを得なかった、そういう概算要求基準というんですか、昔でいえばシーリングのあり方にかなり無理があったのではないか。そこに向けて、またことしもそういう時期を迎えつつありますから、今回はそういう形に...全文を見る
○加藤(勝)分科員 調査が去年ですよね、概算要求時点ですから。大体、これから市町村から具体的な数字が出てくると思うんですね。  そうすると、これまでの傾向からすると、足らないことが非常に多い。特に、大変ありがたいことに、調査がどんどん進捗してくる。そうすれば、当然、耐震化がない...全文を見る
○加藤(勝)分科員 力強い決意をありがとうございます。その点に関しては、私どもも最大限に御支援をさせていただきたいと思います。  今のは二十三年度のお話を申し上げましたけれども、まだまだ二万棟とか、あるいは耐震化診断をしていないものを入れれば三万棟を超える施設が、耐震化が不十分...全文を見る
○加藤(勝)分科員 もう少し踏み込んでいただきたいと思いましたけれども、本当にこういうのは一定期限を決めませんとなかなか進んでいかないものでありますから、ぜひそういう御検討をお願いしたい。  そういう中で、補助率のかさ上げ、特に学校施設については、二十年六月に改正して、先ほど大...全文を見る
○加藤(勝)分科員 ありがとうございます。  それからもう一つは、公立学校、特に去年の夏、非常に猛暑でありまして、夏休み期間以外も大変暑いところで、子供さんの教育環境、やはり暑ければ、我々もそうですが、なかなか集中できません。今はかなり空調を入れている、進んでいますけれども、こ...全文を見る
○加藤(勝)分科員 というところで、ひとつ大臣の決意を。
○加藤(勝)分科員 ぜひ、議論は議論としながら、今まさに教室不足の中でかなり無理をして行われているわけでありますから、その一日も早い解消をお願いしたいと思いますとともに、予算委員会でも議論がありましたけれども、特定扶養控除の関係で、特別支援学校に行かれている御父兄はかなりの方が実...全文を見る
○加藤(勝)分科員 ぜひ、そういうことでお願いし、私も地元でそういうふうに申し上げておきますので、よろしくお願いいたします。  そういう中で、大規模校に対する対応、この三十五人学級とか、こういうのも当然必要だと思いますが、他方で、小規模学校というのをどうしていくべきか。特に、先...全文を見る
○加藤(勝)分科員 高等学校の無償化とか子ども手当を我々は批判させていただいておりますけれども、ただ、子育てが必要である、教育が重要であるということは一緒のところでありまして、そういう意味で、本当に、特にこれから、学力を上げ、国際社会の中で十分伍していける人材をつくっていくという...全文を見る
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  きょうは、我が党の鴨下委員が二月二十四日の予算委員会で取り上げ、また社民党の阿部議員からも質問主意書が出されている第三号被保険者の記録不整合問題、これに絞って質問をさせていただきたいと思います。  この問題は、年金という...全文を見る
○加藤(勝)委員 簡単に申し上げますと、この不整合記録の期間を年金の支給に反映するかしないかということが、ここによって変わるわけであります。これまでは反映されなかった、そしてこの救済措置によって反映されることになった、ここがポイントだと思うんですね。  確かに、御主人が脱サラし...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の、まさに委員会で指摘のあった不公平感、例えば、ちゃんと法令にのっとり届け出をしていた方は、ずっと保険料を納めて初めて年金をもらえるわけですから、それとの問題、あるいは、同じ不整合記録があったにもかかわらず、去年まで年金の裁定請求に行った場合と行かない場合との...全文を見る
○加藤(勝)委員 そして、今回御指摘になった年金業務監視委員会を所管されている総務大臣、総務省に対して、事前の相談はありましたか。
○加藤(勝)委員 そして、こういう話は、政府・与党一体であります。与党の政調の関係、玄葉大臣は政調会長も兼務をされているということでありますが、政調の皆さん方に事前に相談はありましたか。
○加藤(勝)委員 私が聞いている限りは、そういう議論がされたことはないということをお聞きしておりますが、それはまた後で、違ったら訂正をしていただきたいと思います。  要するに、今ずっと指摘をしてまいりましたように、関係者、与党も含めて、全く協議を行わない。そして、結果的に、年金...全文を見る
○加藤(勝)委員 官房長官、間違っていますよ。厚生省内部なんですよ、回復委員会というのは。これは、厚生労働大臣の伺い定めによってできている、全く助言する機関ですよ。厚生労働省内部だけではない、訂正してください。
○加藤(勝)委員 公開と言いますけれども、インターネットのサイトの片隅にぽっと出すのが公開なんですか、本当の意味で。それで国民がわかりますか。わからなかったから、今問題になっているんでしょう。  もし、去年の三月からこういうことが議論になっていますよと知っていれば、去年の十二月...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、私が申し上げたかったのはそういうことではなくて、この一連のプロセスが、これだけ大きな話が、関係者と協議することもなく、そして法律のプロセス等を積むこともなく、こういう対応をとられたことについて総理としてどうかということを申し上げたのでありますけれども、次に...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、事態は、今申し上げたいろいろな手続の話は聞きましたけれども、留保について何の答えも出ていない、こういうことですよね。  総務大臣、二十五日の記者会見であるいは二十四日の委員会で、できる限り年金業務監視委員会を前倒しすることを検討するというニュアンス...全文を見る
○加藤(勝)委員 鴨下委員の残余の質問に対して政府の統一見解が示されなければできない、こういうことがあったわけであります。委員長は、そのとき、御意向はわかりました、こうおっしゃっていただきました。  そして、金曜日の理事会で、いわば職権で本日予算案が採決をされるような日程も決め...全文を見る
○加藤(勝)委員 委員長、今のは何日付ですか。二十五日付なんですよ。それをしっかりまず出すべきでしょう。しかも、さっきの答弁は、全くないんですよ。これは時間つぶし、こんなのではまじめな議論ができないじゃないですか。
○加藤(勝)委員 いや、余りにも不誠実ですよ。  委員長、さっき留保の話はどうなりましたかと質問をしたときに、答えていないじゃないですか、今の答えを。
○加藤(勝)委員 違いますよ。留保のその後の取り扱いはどうなりましたか。
○加藤(勝)委員 それについて、今、ペーパーがあるのなら、それをきちっと説明するのが誠実な対応ではないですか。全く不誠実じゃないですか。今我々が追及したから出てきたんでしょう、委員長。こんなんじゃ審議できるわけないじゃないですか。まず、紙を出してくださいよ、紙を。(発言する者あり...全文を見る
○加藤(勝)委員 まず、委員長、申し上げたいのは、最初に申し上げたように、留保の件はどうなりましたかと言っていただいたときに……
○加藤(勝)委員 いや、違います。言っていただいたときに、まずその話をしていただければいいじゃないですか。両省で大臣が協議をして紙までできているんですよ。
○加藤(勝)委員 いやいや、違う。だから、余りにも不誠実だ。その不誠実をまず認めていただきたい。
○加藤(勝)委員 そして、その上で、鴨下委員は、統一見解がなければ質問できない、こういうことを言っているわけでありますから、当然、午後の一般質問、十五分予定されているようですが、それまでには、答えですよ、今の答えじゃありません。どうするかという見解を出していただける。よろしいです...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、大臣、私は大臣は誠実な方だと思っていましたよ。  最初の質問のときに、まさに最初に、両大臣間でそれなりのまたまとめをされているわけでしょう、一応。だったら、それをきちんと言われることが審議の促進になるじゃないですか。こんな時間、なくて済んだじゃないですか...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、そんなことじゃないんですよ、委員長。きちんとそういうのは出して、誠実な審議をさせてくださいよ、委員長。そして……
○加藤(勝)委員 いやいや、別に、両大臣でつくっているんだからいいんですよ、それは。厚労大臣の話。  それから、先ほど申し上げた、今のままいけば、今の委員長の話でいえば、鴨下委員の質問までには統一見解が間に合わない、そんなことでは予算委員会としての使命が果たせないじゃないですか...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、今のお話、何回聞いても、やはり誠意ある対応をしていただきたい。我々はきちんとした議論をしていきたい。そして、予算委員会で出てきた話であります。そして、非常にこれだけ国民の皆さんが、これまでのルールどおりやるべきなのか、あるいは救済を重視すべきなのか、あるい...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、方向性を示せと言われるからつくりましたというその文書を、さんざん質疑をしなければ出てこない。最初に出されるのが筋でしょう。それが私は当たり前の政府の義務であり、政府の真摯な対応だと思いますよ。  そして、最後に申し上げますけれども、鴨下委員は、あくまでも...全文を見る
03月08日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  私の場合は、きょうとあした、三十分ずつということで質疑をさせていただきます。  まず、第三号被保険者の記録不整合問題について取り上げさせていただきたいと思います。  先ほど、我が党の田村委員からも御質問させていただきま...全文を見る
○加藤(勝)委員 当時の副大臣は御存じだった、あるいは引き継ぎは大塚副大臣は受けておられるんですか。
○加藤(勝)委員 そうすると、すなわち、十五日の課長通知、きょうの新聞を見ておりますと、決裁、要するに、役所の中で決裁がありますけれども、決裁は大臣のところまでは当然行ってなかった、あるいは政務三役のところには行かずに発出した、そういう形の記事があったと思いますけれども、そういう...全文を見る
○加藤(勝)委員 いずれにしても、いわゆる、皆さんは政務三役というお言葉が好きでありますが、政務三役は知っておられたということ、個々という意味じゃなくて、政務三役のグループとしては知っておられた、こういう認識だということですね。  それで、この運用三号、我が党の世耕委員が予算委...全文を見る
○加藤(勝)委員 要するに、二月の二十三日間で約三千五百人ぐらいふえた、こういう認識でよろしいですね。  それで、今の、大塚副大臣、思うという議論ではなくて、どうなっているかということを聞いているのでありますから、そこはしっかりと説明をしていただきたいんですけれども。事務方でも...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、通知はまだ一月一日になって、さらにその連絡で十二月十五日に適用時期をさかのぼっていたということですか。その文章はありますか。出していただけますか。
○加藤(勝)委員 いや、だから、それを文章にしたものはあるわけでしょう。それを出していただけませんかと申し上げているんです。
○加藤(勝)委員 これは、非常に国民の権利義務にかかわるものが文章でもなくて日常のやりとりの中で行われている、ずっとそうだったのかもしれませんけれども、ちょっと何とも申し上げられないという問題だ。そのことは確認をさせていただいたということで、次に行かせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、今のお話のように、本来であればそこは訂正をして減額をしていくということ、しかし、実態としてはなかなかそういうことになっていなかったのではないか、こういう御発言ですよね。  そうすると、今、多分、年金機構に十二月三十一日段階で既に支給されている中に不...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、不整合記録は判明していないということですか、その方々は。
○加藤(勝)委員 私がこだわったのは、この記の中に、事後的に判明した場合の取り扱いはこうだということなんですね。  だから、要するに、この事後的な判明ということ、すなわち、今、蓋然性としては不整合記録があるという、例えばここに集団が明らかにおられる。しかし、それは今おっしゃるよ...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、認識をしたということで、データとしては当然持っておられるわけですよね。だけれども、それは判明しているとは言わないんですね。そういう解釈ですね、ここは。うなずいているからそういうことでよろしいですか。  では、そうすると、対象の数は、判明している人が...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、だって、大臣の談話の中には、「年金の支給は留保する」と書いてあるんでしょう、大臣。それが留保する意味でしょう。  留保のことについて見解だ何だかんだ話して、一連の、例えばこのときにもう一つありました。年金業務監視委員会、前倒しにするという話も、たしか鴨下...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、大臣は、もう既に支給払いの手続が始まっているということは、二十八日、予算委員会の前に御存じだった、そういうことでよろしいですね。
○加藤(勝)委員 いや、違いますよ。三月十五日の暫定払いに向けて事務処理はもう既に進んでいるということは、事務方は当然言いますよ、そんなことは。私から言ってみれば、こんな大臣ペーパーを出すこと自体が事務方がおかしい、こういうふうに思いますよ。もっときちんと書かなければ。  しか...全文を見る
○加藤(勝)委員 私どもの方でもじゃなくて、まず私の方からお出しをいただきたい。そこから先は、委員会という場所がありますから、それはいろいろな議論があると思いますが、まずは政府においてしっかりした案を出していただきたいと思います。  いずれにしても、委員長、この問題はまだまだ尽...全文を見る
03月09日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  まず最初に、お手元に配付をさせていただいております産業保健推進センターと地域産業保健センター、この関係について質問させていただきたいと思います。  後で第三号の関係、少し集中的にやりたいのでまとめて質問させていただきます...全文を見る
○加藤(勝)委員 この間の分科会でも、やや踏み込んでいる答弁かもしれませんが、ほぼ同様なお話をいただきました。  ただ、医師会の皆さん方あるいは産業医の方々から聞くと、そういう形で、今六県ですけれども、最終的に三分の一以下にするということになれば、もうブロック単位みたいなものな...全文を見る
○加藤(勝)委員 後退させてはならないんじゃないんですよ。進めていかなければならない。前向きに考えていただく中で、本当にこれがいいのかどうか。もう一度、やはり地元の意見、あるいは今回やってみたときに、本当に駐在員だけで対応できるのかどうか、しっかり検証しながらやっていただかないと...全文を見る
○加藤(勝)委員 処分とおっしゃったけれども、大臣と政務官、そして事務官の皆さん方とは違いますよね。要するに、事務次官以下の皆さん方は国家公務員法に基づく処分、大臣、政務官は何に基づく処分なんですか。
○加藤(勝)委員 だから、処分ではないんですね。自主的に、反省して自主的にと。根本的にまずそこが違うということをはっきりさせていただきたいと思います。処分ではない、自主的な対応であるということであります。  それでは、まず大臣にお伺いしますが、何で自主的に返納されたんですか。何...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、今二つおっしゃったんですが、原因は混乱したことですか、それとも知らなかったことですか。結果的には一緒なのかもしれませんが、どっちが、知らなかったことなのか、知らなかった結果として混乱をした、その混乱が問題だ、こういうふうに認識されているんですか。
○加藤(勝)委員 それでは、今度、事務方の皆さん方が処分されているんですが、これは何法に基づく処分、何法のどの条文に基づく処分ですか。
○加藤(勝)委員 今の八十二条の第二号には、「職務上の義務に違反し、又は職務を怠った場合」、こういうふうに書いてあります。今の御説明のように、この「又は」以降の「職務を怠った場合」、これに該当する、こういうことなんですが、コンメンタールを読みますと、この「職務を怠った場合」に該当...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の中で、基本は大臣への説明が十分ではなかった。もっと言えば、大臣に決裁を仰がずに課長通知を出した、こういうことだと思うんですが、課長通知を出す場合には大臣決裁が要るんですか。
○加藤(勝)委員 そうしますと、もう一つお聞きをしたい。これは大臣にお聞きした方がいいと思いますが、今回の処分に当たって、この一連の、いつ、だれが、どこで決めた、こういうところが非常に重要になりますね。長妻前大臣にお聞きになりましたか。
○加藤(勝)委員 いや、考えではなくて、では、ちょっと先に進めますけれども、要するに、三月の段階で、前大臣のときに、課長通知でいくということを省内で決めていたとするならば、それに従って課長通知を発出した課長のどこに問題があるんですか。
○加藤(勝)委員 大臣に上げるべき事項というのは、先般坂口委員が質問されましたけれども、大臣が引き継ぎ事項で残すような話なんですよ。そのことを一々課長の責任にされたら、どうやって仕事するんですか。違いますよ。  それから、課長通知は新体制、そうです。しかし、運用でやるということ...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、そうじゃないんです、大臣。運用でやるということを決めれば、そこから先は事務的に処理をされていく。そして、少なくともそれが、これまでのやりとりからすれば、課長通知であれば課長通知で決裁を出していく、これは指示に従って適切にやった、こういうことなんですね。 ...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、大臣、処分というのは大きいんですよ、役人にとって。二十年、三十年まじめに勤められた方が懲戒処分とか更迭とか、履歴書に残っちゃうんですよ。それを、原点をきちんと確認せずに処分するなんて、そんなむちゃくちゃなことがあるわけないじゃないですか。  運用三号を濫...全文を見る
○加藤(勝)委員 昨日お伺いしたら、岡本政務官は御存じだったということでしたね。だから、政務三役の中には上がっているんですよ。そこを大臣にするかどうかは、それは政務官が判断すればいい。だって、そうでしょう。そういう仕組みになっているんじゃないんですか。  しかも、発出するタイミ...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、だから、政務官は御存じだったと言っているんですよ。だったら、政務官を処分しなきゃいけないじゃないですか。もっと重たい処分が要るんじゃないんですか。  私が申し上げているのは、判断は合っているということを申し上げているんじゃない。しかし、役所という仕事は、...全文を見る
○加藤(勝)委員 よく皆さん方は政務三役、政務三役と言っていますが、違うんですね。大臣に報告がなければだめなんですね。皆さんはいつも、政務三役でお決めになるとおっしゃる。違うんですか。  だから、本件は政務三役には上がっているんですよ、きのう確認したように。少なくとも発出する段...全文を見る
○加藤(勝)委員 さっき申し上げましたけれども、確認いたしましたけれども、皆さんのおやりになっているのは自主的な返納なんです。処分では全くないんです。処分と自主返納とは全くレベルが違う。そこをまず認識してお答えいただきたいと思います。  そして、今のお話がありました。決裁を大臣...全文を見る
○加藤(勝)委員 だから、みずから大臣が、それはそうですよ、三月の段階の判断なんですよ、間違ったのは。だから、そういうのはあるかもしれない。しかし、大臣として継承されている、そういう立場でみずから責任を負ったのなら、それでいいじゃないですか。何で職員まで処分するんですか。だから大...全文を見る
○加藤(勝)委員 だから、すべきかすべきじゃない判断を政務三役のどなたにも報告していなければともかくとして、政務三役の中には上げているんですから、そこのところはちょっと認識が違うんじゃないかと。  大臣がもしこれを凍結するつもりがないのなら、大臣はこういう、まさに我々が見たら不...全文を見る
○加藤(勝)委員 もう時間が参りましたからこれ以上同じことを申し上げませんが、大臣、本当にここはよく考えていただきたい。そして、皆さんが政治主導ということで新しい政治をやろう、その心意気、これが全く雲散霧消していく。要するに、責任はとらずに、やりたいことだけやって、あとは役人に任...全文を見る
03月29日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○加藤(勝)委員 私は、自由民主党・無所属の会を代表いたしまして、国民生活等の混乱を回避するための平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案に対し、断固反対の立場から討論を行います。  討論に入る前に、三月十一日に発生いたしました東日本巨大地震及び...全文を見る
03月29日第177回国会 衆議院 本会議 第12号
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○加藤勝信君 自由民主党の加藤勝信でございます。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、国民生活等の混乱を回避するための平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案に対し、断固反対の立場から討論を行います。(拍手)  討論に入る前に、三月十一日...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  きょうは、あの東日本の震災、津波に係る災害、大変な被害、また、引き続き原発に関しても避難を余儀なくされる等々、まだまだそういう意味では被害そのものが続き、また余震も起きている、こういうことでございますけれども、その震災対策...全文を見る
○加藤(勝)委員 困難ということですけれども、大体二兆五、六千億というふうに聞いておりますから、両方足せば五兆五、六千億、実は、現時点でも一般会計に対して債権があるということでありまして、これは、私どもが政権下において行ってきたものでありますから、絶対に戻さなければならないという...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということですから、もう既に五兆六千あってなかなか戻ってこない、これが今の実態だと私は思います。  その上で、今回の話、先ほど大臣の記者会見での御発言を引用いたしましたけれども、今、政府において、あるいは大臣において、この補正財源についてどういう状況にあるとい...全文を見る
○加藤(勝)委員 前段と後段と、何かストーリーが変わってきたような感じがいたしますが。  確認いたしますけれども、大臣としては反対ということを、厚生労働大臣としてですよ、当然表明されておられると思いますし、これからもしていかれると思いますけれども、違いますか。
○加藤(勝)委員 今の話は、十二日の閣議後記者会見で、仮にということでおっしゃったものであると思いますけれども、何か最後の姿が見えてきたなという感じがするんですけれども。  ただ、大臣、さっき私申し上げたように、これまでの五兆も返ってきていないんですよ。それから、これから先行き...全文を見る
○加藤(勝)委員 どうこうと言ったって、大臣がお出しになっている法案だと私どもは認識しているんですけれども。  なかなか今微妙な立場にあられるとは思いますけれども、しかし、やはりここは毅然として反対をされるということが、厚生労働大臣であり、国民の年金そして将来への安心、これを守...全文を見る
○加藤(勝)委員 私どもは、今の法案そのものに対しては異論は持っておりますけれども、いずれにしても、二分の一の財源をきちんと確保していく、しかも、将来に対してそれをツケ回すのではなくて、きちんと確保していくことが一番大事だということにおいては、絶対それを曲げてはならない、ぜひとも...全文を見る
○加藤(勝)委員 余り御理解できないんですけれども、いずれにしても、ある意味では、運用三号を決めてきた流れを一回遮断して新たな議論をスタートするわけですから、やはり器も新しく部会をつくられる、そちらで全部おやりになる方が、私は筋として、国民から見てもわかりやすい。一度間違ったと言...全文を見る
○加藤(勝)委員 今大臣おっしゃったように、確かに被災地の状況も移ってまいりました。しかし、引き続き避難所におられる方も、それから先行きがまだ見えない方もおられます。一方で、みずからの生活をどう立て直していくのか、先ほどおっしゃった雇用等々の問題。かなり幅広くいろいろな問題が出て...全文を見る
○加藤(勝)委員 通常、後で特別交付税、さっきの二分の一なら、後で消費税か何かでと。後で後でじゃだめなんですね。やはり、今きちんと補てんをしてあげて、どうせ後でやるのなら、国の負担は一緒なわけですから、だったらもうきちんと出す。  特に、災害救助という、いわば定常的に行われてい...全文を見る
○加藤(勝)委員 国がと言うと、何か総務省も入るようでありますが、厚生労働省がと、ぜひ堂々と言っていただきたいというふうに思います。  それと、実は、私も現地に行ってまいりまして、現地の市長さんともお話をさせていただく機会がありました。その中で、災害救助法について、例えば避難所...全文を見る
○加藤(勝)委員 そういうお答えをいただいて、またそれをそれぞれの各首長さんにもお示しをいただきたいと思いますし、ただ、今大臣おっしゃったように、避難所はあくまでも避難所でありますし、生活も非常にしにくい場所でありますから、仮設であり、次のステップへ行く努力を、厚労省として、政府...全文を見る
○加藤(勝)委員 どうか実態をきちんと拾っていただいて、本当に厳しいです。売り上げが五割とか四割になったら、もう資金もショートするわけでありますから、そういう中で休業補償しながらやっている事業所に対してはきちんと対象にしていただくよう、ぜひお願いをしたいと思います。  それから...全文を見る
○加藤(勝)委員 この表の説明はそうなのかもしれませんが、大臣も聞いていただいてわかるように、出元の金がどうかは別として、働く方に対して休業補償をしなくていいですよということにしているわけですね。であれば、当然それに対して、その分、その間の給与が、休業補償すらも払われないわけです...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひ、工夫を早急にしていただきたいということをお願いしたいと思います。  もう時間が参りましたので、最後に、介護の関係で、ちょっと幾つかまとめて質問させていただきたいと思います。  一つは、新聞報道によると、今回の医療保険あるいは介護保険、保険料や利用料を猶...全文を見る
○加藤(勝)委員 ありがとうございました。  ぜひとも、今言われた方向に沿って、さらに積極的に御対応いただきますことをお願いいたしまして、また皆さん方の御努力に敬意を表しまして、私の質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
04月20日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○加藤(勝)委員 私は、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○加藤(勝)委員 おはようございます。自由民主党の加藤勝信でございます。  本法案の議論に入る前に、まず、先日私も質問させていただきました雇用調整助成金の特例適用対象の拡大などにつきまして、大変前向きに御検討いただいていることに改めて御礼と、また、今後のさらなる検討をお願いした...全文を見る
○加藤(勝)委員 多分、またその関連する法律案も出てくると思いますから、そのときにしっかり議論したいと思います。  ただ、その約束をしたというので、この間も申し上げたけれども、既に五兆六千億、財務大臣に貸しがありますよね。そのこともしっかり踏まえていただきたいと思いますし、それ...全文を見る
○加藤(勝)委員 実態的にはそうだと思いますけれども、そもそもの制度がそこまでの区分けを想定していたのかどうかということがまずあると思います。  ちょっと別の視点で御質問させていただきたいんですが、一枚目の紙、こういうふうに整理をさせていただきました。例えば、今お話があった求職...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひ弾力的に、制度がスタートすれば、あるいは今の基金訓練においても適用をいただきたいと思いますが、まず制度ありき、それから、やや財源論ありきで積み重ねてきているんですね。  ぜひ大臣によく御認識をいただきたいのは、そもそも、どういう給付を受けているかということ...全文を見る
○加藤(勝)委員 給付の関係も、今大臣もお話しになりましたけれども、多岐にわたっているわけであります。  特に、今回お出しさせていただいております一ページ目の紙の右側の三つ目に訓練手当というのがありまして、その下に職業訓練受講給付金というのがあります。対象は就職困難な者というこ...全文を見る
○加藤(勝)委員 就職困難な者で障害のある方とありましたけれども、この仕組みを見ると、四十五歳以上の求職者というのもあるんですね。だから私どもも、私は今五十五でありますから、求職をする場合には対象になるのかなということなので、制度上はかなり広い範囲で、運用上はかなり限定されている...全文を見る
○加藤(勝)委員 最初に申し上げたように、基金訓練でやってきました緊急人材育成支援制度からの流れということでありますから、私どもが与党のときに創設した流れでありますから、それはそれとして私どもも尊重していきたい。  ただ、今申し上げたように、やはりちょっと今回の措置が、法律上は...全文を見る
○加藤(勝)委員 それは、その見直し条項をつけるという中でおおむね妥当ではないかと思いますし、また、今大臣おっしゃったことは、それは総合的ということであれば全部入りますけれども、やはりそこはしっかり明示していくということが建議にもこたえる話であり、逆に言うと、この財源の費用負担の...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひその気持ちを附則の形の中に盛り込みたいと私は思っております。  それと、言わずもがななんですが、四枚目につけております資料、ハローワークにおける事務費というのをつけさせていただいているんですが、これはぜひ見ていただきたい。特に、一般会計と特別会計、特別会計...全文を見る
○加藤(勝)委員 さっきの基礎年金国庫負担の二分の一も苦渋の選択で、苦渋の選択の積み重ねでありますけれども、もちろん苦渋の選択というのは政権を担う以上ありますけれども、しかし、見通しを持って打ち上げるものは打ち出していくべきであって、政党は政党としてあるにしても、政府が余り先行き...全文を見る
05月19日第177回国会 衆議院 本会議 第21号
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○加藤勝信君 山口議員にお答えさせていただきます。  まず、復興再生院が設置されるまでの間、復興再生基本計画の作成や復興再生の推進のための取り組みは、だれが、どのような体制で行うのか。  私どもの基本法案が成立、施行された場合には、政府は、同法に基づいて、速やかに復興再生院の...全文を見る
05月20日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○加藤(勝)委員 おはようございます。自由民主党の加藤勝信でございます。  まず、今回、介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部改正案ということで出されているわけでありますけれども、提案理由説明の中には、「高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けることができるよう、医...全文を見る
○加藤(勝)委員 大体、長い答弁のときはよくわからないことが非常に多くて、今回もそれに該当するというふうに私は思うわけでありますけれども、今回の法案を議論するベースとして、社会保障審議会の介護保険部会でもいろいろ議論があった。しかし、そこの意見書の中の給付と負担の見直しに係る検討...全文を見る
○加藤(勝)委員 今のあり得るというのは、四万円があり得るというふうに考えてよろしいんですか。
○加藤(勝)委員 頑張るというのは、政府がおやりになれば、やるという意味でありますからね。あるいは、やることに向いて最大限手だてを尽くすということでありますけれども、今ほとんど手だてがない、そういう努力をされているとは私どもには思えないのでありますが、まあ、頑張るということであり...全文を見る
○加藤(勝)委員 今そこで田村理事からもお話がありますが、削減計画を凍結するというのは、六年間延ばすというのは凍結というんですか。それは、単に削減計画をやる実施期間を延ばしている、最終的には削減をするということが前提になっているのか。凍結というのは、削減すること自体をもうやめる、...全文を見る
○加藤(勝)委員 だから、最終的にはあと六年間で転換を完全に実施する、そういうことですか。
○加藤(勝)委員 おっしゃっていることが違うことはおわかりだと思うんですが、法案を読む限りは、あと六年間かけて延長して、基本的には転換を図る、完全に転換するということであります。  今お話があるのはそうじゃなくて、残った今八万何がしの病床をどうするかは今後検討するという、今のま...全文を見る
○加藤(勝)委員 今政務官の言われた話と大臣の言われた話を聞いて、ちょっと私の中ではきちんと整理できないのですが、要するに、今の大臣のお話は、今ある介護療養型病床を基本的に介護療養型老健施設にすべて、すべてというか流していく、こういうこと。したがって、少なくとも今の介護療養型の病...全文を見る
○加藤(勝)委員 もう一回確認しますけれども、要するに、今の介護保険制度の中にある介護療養型病床はあと六年間で完全になくすということを前提に、この六年間の延長措置、そして、さっき大臣がおっしゃった、そのためのさまざまな支援策の強化、取り組みを行っていく、こういう前提ですか。大臣に...全文を見る
○加藤(勝)委員 要するに、大臣の見解を聞いているのであって、今の私の申し上げたとおりでよろしいんですか。要するに、今、岡本政務官はマニフェストの関係について大変苦しい説明をされましたけれども、それはそれとして、これからの話として、この法案の意味するところはそういうことでよろしい...全文を見る
○加藤(勝)委員 まさに、そこが我々のときに議論があったところでありまして、本当にその六年間今のまま続けていいのか、ここは私はまだ議論のあるところだと思っております。  それから、私の地元の、転換した、岡山県は二つだけしか現在転換したことがない。そのうちの一つに行ってまいりまし...全文を見る
○加藤(勝)委員 介護報酬、もちろんあります。しかし、もう一つ、介護療養型の老健施設のありようそのもの、位置づけそのものが今の位置づけでいいのか、やはりそこも議論していきながら、当然報酬もそれによって変わっていくわけでありますから、そこはぜひもう一回、今のところに持っていくという...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、そういう区分が今度は、そこはいわば一緒にすることによって、今おっしゃる区分でいえば、介護保険料の将来の削減にはつながらないということでしていた要素を入れ込んでもなおかつそちらにシフトしていく。これを見ていくと、だんだんそっちにさせていこう、させていこう...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひこの部分は、こういう形で介護サービスの充実に当たったとわかるような形で使っていただくというか処理をしていただきたいことをお願いしたいと思います。  もう時間が参りました。最後に、成年後見制度の関係であります。  本法自体は法務省の成年後見制度ということに...全文を見る
05月23日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○加藤(勝)議員 吉泉議員にお答えをさせていただきたいと思います。  まず、復興再生院ができるまでというお話でありますけれども、私どもの基本法案が成立、施行された場合には、復興再生院の設置と、そして復興再生計画の策定などが同時並行して行われる。私どもとしては、しっかりとした政治...全文を見る
05月24日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○加藤(勝)議員 遠山議員にお答えさせていただきたいと思います。  そもそも、この東日本大震災の復興再生に当たっては、原形復旧にとどまらず、将来を見据えた復興再生あるいは復興を図るというのは、これは公明党の基本の考え方にも盛り込まれていると思いますし、多くの方が共有をしている理...全文を見る
06月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○加藤(勝)委員 東日本大震災復興基本法案の起草案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び内容について御説明申し上げます。  まず、本起草案の趣旨について御説明申し上げます。  御承知のように、今回の東日本大震災は、その被害が甚大であり、かつ、その被災地域が広範にわたる等...全文を見る
○加藤(勝)委員 井上委員にお答えいたします。  私どもの当初の案におきまして、東日本大震災からの復興に当たっては、資金の確保の規定を設けておりまして、復興債という特別の公債の発行を予定していること、また、国民一人一人が復興の担い手であることということから、歳入及び歳出について...全文を見る
○加藤(勝)委員 高橋委員にお答えをさせていただきます。  東日本大震災への対応においては、今御指摘がありますように、早急に復旧を図っていくということはもとよりでありますが、また、さらに復興するに当たっては、原形復旧にとどまらず、将来を見据えた復興を図る必要があるというのは、多...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、後藤委員の方からも御答弁させていただきましたけれども、まさにこの法案の第六条の中に、「国は、東日本大震災からの復興に関する施策を迅速に実施するため、第三条の規定により講ずる措置について、その円滑かつ弾力的な執行に努めなければならない。」そもそも、私どもの当初...全文を見る
○加藤(勝)委員 柿澤委員にお答えをさせていただきたいと思います。  いずれにしても、これからどういう形で復興していくか、そのボリューム、歳出そのものの全体像がまだ見えていないわけでございますから、今おっしゃるように、私どもの基本的な考え方は、歳出削減、あるいは財政投融資、民間...全文を見る
○加藤(勝)委員 まず、復興庁の設置時期につきましては、私どもも、一日も早くこれを設置するように、最大限、私どもとしてできることもやらせていただき、また政府にも働きかけをさせていただきたいと思っております。  それから、出口戦略の関係では、当初の自民党案では、附則第三条において...全文を見る
06月10日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○加藤(勝)委員 私は、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     独立行政法人地域医療機能推進機構の運営等に関する件(案)   政府は、独立行政法人年...全文を見る
06月10日第177回国会 衆議院 本会議 第27号
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○加藤勝信君 自由民主党の加藤勝信であります。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました東日本大震災復興基本法案について、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  冒頭、未曾有の国難である東日本大震災によりお亡くなりになられた方々とその御遺族の方々に...全文を見る
06月13日第177回国会 参議院 本会議 第21号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 竹谷とし子議員から二項目にわたる御質問をいただきました。  復興庁創設の意義、権限及び設置時期の見通しについてお答えを申し上げます。  まず、復興基本法案に定める復興庁については、被災者一人一人に光を当てる人間の復興を基本理念に公明党が提唱された復...全文を見る
06月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 岩城委員にお答えをさせていただきます。  まず復興庁につきましては、今御指摘がありました政府案では実施まで含まれていないものを、そこまで含めて、いわゆる被災地あるいは被災をされている方々の要望、ニーズにワンストップでこたえていきたい、迅速にこたえてい...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) 吉田委員にお答えをさせていただきます。  まず、復興庁は復興にかかわる企画立案、総合調整のみならず、その実施までを行うと、こういうことにさせていただいておりまして、復興庁が復興に関する施策に関して既存の省庁の枠組みを越えて、言わば、先ほどスーパー官庁...全文を見る
06月15日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○加藤(勝)委員 おはようございます。自由民主党の加藤勝信でございます。  まず、法案の議論に入る前に、きょうの新聞を見ておりましても、会期末、いよいよ迫ってまいりますけれども、さらに相当大幅に延長する、こういうお話も出てきておりますが、厚生労働省関係で、要するに、この委員会含...全文を見る
○加藤(勝)委員 二重ローンは前から議論があるところでありますけれども、厚生労働省プロパー的なものでは余り今具体的なお答えをいただけなかったな、こういう所感を申し上げて、次に行きたいと思います。  まず一つは、年少扶養控除の廃止。所得税は既に行われ、住民税は来年六月から行われる...全文を見る
○加藤(勝)委員 今そういう形で取り組んで、すなわち、できる限りというのは、あやのところはありますけれども、基本的には遮断されるということだと思います。その方針をしっかりと市町村を通じて保護者の方にお伝えをいただくということが、やはり安心して子育てにつながるということになると思い...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、引き続きというところに、協議に向けての大臣としての御姿勢は出てきたというふうに認識をさせていただきたいと思います。  ただ、一点申し上げておきたいのは、再任用になると大体給料が三分の二になるんですね。同じ仕事をして三分の二になる。これは別に本件だけではなく...全文を見る
○加藤(勝)委員 しっかり要求していくという強い姿勢をお示しいただきまして、ありがとうございます。  最後に、医師の確保の関係で、やはり全国的にも医師不足というのは点々とあるわけでありますけれども、療養所における医師確保の現状について、大臣、どのように認識をされておられるのか。...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、園長さんのなり手というんですか、医療職、今、そういう定員のお話がありましたけれども、常勤化されている方というのは余りいらっしゃらないというふうにも聞いているわけでありまして、いわんや、園長さんもなかなか確保ができない、こういう状況でありますので、今お話しにな...全文を見る
○加藤(勝)委員 それは、部会を設けられて、現在の費用負担の枠組みの中にどう位置づけるか、そういう議論のようにお伺いをしたわけでありますけれども、同時に、単にこの負担だけではなくてさまざまな点について、まさに予防接種のあり方について議論をしていく、その抜本的な改正、こういうのを当...全文を見る
○加藤(勝)委員 今のお話にありましたHibワクチン、肺炎球菌あるいはヒトパピローマウイルス等について、今は暫定的に対応されているわけでありますから、これらも含めて全体として、予防接種の費用負担あるいは対象、それについての評価、これをしっかりやっていただくということで、これから、...全文を見る
○加藤(勝)委員 大臣、その行動計画というのは非常に、要するに新型インフルエンザが発生するまでにつくっていかなきゃいけない。多分この法案もそういうことだと思うんですね。であれば、この法案をお出しになるときに、少なくとも行動計画、今御議論されている、せめて骨子ぐらいはお示しをいただ...全文を見る
○加藤(勝)委員 ちょうどその辺の、国内メーカーの、いわゆる国内における生産能力の増強が具体的にどう図られていくのかの見通しを後でお伺いしたいと思うんですが、今のお話によると、政府による損失補償契約というのは暫定的なものであって、元来これはすべきではないというふうに私には聞こえた...全文を見る
○加藤(勝)委員 今お話にありますように、しっかりそういったものをお出しいただくということが前提になっている、こういうふうに理解をさせていただきたいと思います。  それでは、先ほどの損失補償契約との絡みで、国内ワクチンの生産力を高めていく、こういうお話がありましたけれども、具体...全文を見る
○加藤(勝)委員 一日も早く、その体制、特に、日本の国内におけるワクチンのメーカーについて、どちらかというと脆弱だという言い方が適切かどうかよくわかりませんけれども、その辺の基盤も含めて、しっかりとした体制をつくっていくということが必要であります。特に日本の場合、残念ながら、ワク...全文を見る
○加藤(勝)委員 今お話がありました在庫の問題、結果的にそれを製造メーカーに押しつけているということは、透明性ということからいうと、多分、どこかで押しつけていたら、どこかで何かしてあげなきゃいけないという、ある意味ではゆがみが出てくると私は思うんですね。だから、ここの部分できちん...全文を見る
06月17日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 愛知委員にお答えさせていただきたいと思います。  私ども自由民主党が衆議院に提出させていただきました東日本大震災復興再生基本法案、三つのポイントがございます。一つは、復興再生に関する企画立案、総合調整、そしてさらには施策の実施を一元的に行ういわゆるス...全文を見る
07月28日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 田村委員にお答えをしたいと思います。  そもそも、いろんな事情の中で、所得が低い等々払えない場合にはいわゆる免除制度がございます。免除制度を御活用いただければ今でも十年間遡って保険料は納付できると、こういうことにそもそもなっているわけであります。 ...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) その辺は認識という問題があると思うんですが、今御議論のように、納付時期に納めるか、あるいは十年待って金利分を納めるか。同じように両方とも確実に納められるんであればおっしゃるようになると思いますが、どちらかというと、やっぱり年限がたっていくと思った以上に...全文を見る
08月03日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤でございます。  今、田村先生から御質問がありましたけれども、園庭等の土壌の放射線の低減施策、措置についてまずお伺いをしたいと思います。  きょうの読売新聞の一面に出ておりますけれども、これは私立幼稚園で園児二千人が退園、県外へという、福島県...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の二百四十八カ所というのは、福島県内の全体の何割ぐらいなんですかね。
○加藤(勝)委員 今、私の方から「保育所・幼稚園の園庭の土壌放射線量低減策支援について」という紙を用意させていただいております。  まず一つの質問は、上が保育所で下が幼稚園なんですが、保育所の場合には三・八マイクロシーベルト以上か以下で線が入っております。下の幼稚園の方は一・〇...全文を見る
○加藤(勝)委員 先日行かせていただいた郡山市の保育所でいきますと、この三・八マイクロシーベルトというのは地表高五十センチのレベルでありますけれども、それで三・八を超えているところは、保育所の中では、除去前はありませんでした。しかし、一・〇マイクロシーベルトまでいくように、場合に...全文を見る
○加藤(勝)委員 補助率を変えるということは、当然、表土を入れかえることに対する緊急性の認識が厚労省は違うから変えるわけですよね。文科省はさっき御答弁がありましたようにほとんど一緒ということになっていますが、同じ三歳から五歳の、もっと小さい子供さんも保育所にはいる、同じように使う...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、さっき文科省の方はほぼ一緒だとおっしゃった。皆さん方の、厚労省のこれは一緒ですか。私立の保育園は四分の一と十二分の二ですよ。だから、要するに十二分の一、約一割違うんですよ。これはおっしゃるように一緒なんですか。
○加藤(勝)委員 よくわからないんですが、要するにそれでいいんですかという質問をずっとさせていただいているので、大臣、いかがですか。
○加藤(勝)委員 先ほど田村委員からもありましたけれども、子供さん方を抱えている親御さんの安心という意味において、幼稚園は一・〇、保育所はとりあえず三・八だ、こんなことではわからなくなってしまうわけですね。ですから、まず、少なくとも、どういう制度にするか、しかも、同じ年齢の子供さ...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、政務官、非常に不思議なことをおっしゃった。一律はいかがなものかと。皆さん方は、新システムの中で一律にしようとされているんじゃないんですか。そういう観点からして、我々は新システムに対して議論はありますけれども、少なくともこういう放射性汚染、こういう問題に関して...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、だから、政務官がおっしゃっているのは、私は一律にすべきだと申し上げるのに対して、そうではないと言っているわけじゃないですか。(岡本大臣政務官「そういう意見もある」と呼ぶ)いや、だから、そこのところは、皆さん方の方向とも私は違うと思うし、本件については、全く...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひそのように対応して、同じようにというのは、下げるんじゃなくて、高い方へ合わせていただくことをお願いしたいと思います。  それで、実際問題、そうはいっても、一マイクロシーベルトのレベルに表土除去をしても、正直言って使われていないというのが、私どもが行かせてい...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひそのような取り組みをお願いしたいと思います。  それから、先ほど、津波等々の措置について一律の対応云々もありましたけれども、こうした子供さん方の施設だけじゃなくて、医療機関、特に民間医療機関をどうするかという問題も当然これから議論をさせていただかなきゃいけ...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひ、それはせっかく大臣が工夫をしてつくっていただいた制度でございますので、まさにうまく適切に運用していただきたいというふうに思います。  それから、これは新聞報道でありましたけれども、勤務先が津波とか地震によって被災をして瓦れき等がある、したがって操業を停止...全文を見る
○加藤(勝)委員 だから、その後半があるからわからなくなるんですが、要するに無報酬なんですよ。無報酬であっても就労関係があるとみなされることがあるということですか。
○加藤(勝)委員 法律の運用のたてりというのはあるとは思いますけれども、実際の現場からすれば、何しろ早く立ち上げて、早く会社が復活して、早くそこで本来の雇用関係を結びたいという思いの中で動いている話と、まさにそうした不法就労みたいな問題とは、私はちょっと切り分けて運用していただく...全文を見る
○加藤(勝)委員 ちょっと具体的なスケジュール観というのがお出しいただけなかったんですけれども、いずれにいたしましても、「速やかに」と報告書でも書いてございます。具体的なスケジュール、大体いつごろまでにというめどを持って対応していただくことをお願いいたしまして、質問を終わらせてい...全文を見る
10月24日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  まず冒頭、先日のトルコ東部の大震災で多くの方々がお亡くなりになり、また、新聞報道等によりますと、まだまだ瓦れきの下敷きになっている方もおられるということでございます。亡くなった方に対する心からの弔意とともに、一日も早い御救...全文を見る
○加藤(勝)委員 おっしゃる中で、その方が、周りから早く逃げた方がいいよとかそういうような話があった中での、残念ながら亡くなった、こういう結果、そういう経緯の中でのばかなやつ、こういうことで理解すればよろしいんですか。
○加藤(勝)委員 これ以上突っ込んで議論してもと思いますけれども、いずれにしても、心情は心情として、公式的な発言についてはまた十分御注意いただきながら、逆に、こういう議論がこういう場で行われるということ自体がやはりある意味では適切でない、こういうことにもなろうかと思いますので、御...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の御答弁を聞きながら、ちょっと正確に把握していないところがあったらまた御訂正いただきたいと思いますけれども、復旧というのはまさに字のとおり、もとに戻すということでありますけれども、復興というのは再び盛り興していく、こういうことになる、だから、やはり随分違う部分...全文を見る
○加藤(勝)委員 ちょっと大臣と我々は、やはり根本的なところが違うような気がしてしようがないんですね。そして、大臣のおっしゃるようなものだったら、すぐにできますよ、こんなに時間かからずに。  そうじゃなくて、我々は、各省庁がやっているものも最大限この復興庁に集めて、だからこそ、...全文を見る
○加藤(勝)委員 早期の成立が図れるような内容をぜひお出しいただきたいと思います。しかも、復興基本法案という、国会で通った、成立した法律があるわけですから、その趣旨に従った法案をお出しいただきたいということを切にお願いしておきたいと思います。  続けて、東日本大震災復興交付金の...全文を見る
○加藤(勝)委員 この法案をつくられた方からはやや違う感想が私の耳に入ってきておりますけれども、いずれにしても、既に参議院から、参議院を通過して本院に来ているということをしっかり踏まえた制度設計をぜひ、必ず図っていただきたいと思います。  続けて、復興基本法案のときに議論になっ...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、今の大臣の御答弁のニュアンスからすると、二十四年の当初予算以降については、特別会計にするかどうかを含めて議論をしていく、こういう認識、そういうふうに私どもは受けとめてよろしいんでしょうか。
○加藤(勝)委員 いずれにしましても、この問題は先ほどの復興庁の話ともこれは密接に絡んでくる話でございますので、そこはしっかり連携させていただきながら、我々の考える復興庁ということになれば、少なくとも特別会計ということにもつながっていくし、それの方がうまく執行できるのではないか、...全文を見る
○加藤(勝)委員 大臣、確認いたしますが、平成二十二年度の補正予算はいつ閣議決定されたんですか。
○加藤(勝)委員 一週間しか違わないわけでありますけれども、それで、あのときは予算に計上できるものを出されて、今回は、今の御答弁では、確かなものしか出せないと。それはないんじゃないかな。  やはり大臣、何に使うか、この話をすると四次補正の話と突っ込まれていくわけですからあれかも...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、三次補正の議論とは別にして、その数字をお出しください。それはこれからの、単に、復興財源確保法案の議論というのは別に三次補正だけの話じゃないでしょう。これからの流れ全部、すべての復興財源の議論をするわけですから、当然そのときにそういう数字をお出しになるの...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、本当にわかった段階というのは、年度が終わって全部の会計処理が終わらなきゃ出てこないんですよ、大臣。だから、あなたがちゃんと指示して、今の時点でどのぐらいあるのか、少なくとも二十二年度の補正と同じ考え方にのっとったらどうなるのか、そういう数字をやはりお出しに...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、これは、ここで今押し問答していてもと思いますけれども、我が党としては、少なくとも補正予算の議論の前提として、やはりそういったものを出していただくことを強く求めていきたいというふうに思います。  それから、大臣、やはりこれから当然増税の議論になっていくわけ...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、無駄になるとかならないというんじゃなくて、一つ一つきちんと精査していただいて、一応検査院からもこういう話が来ているわけですから、それから、今言ったように財源を、非常事態だからいろいろなところから、そして、最後足らないから税金だという話になっているわけですか...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、今の議論の中で、復興財源で、たばこ税で一・七兆円、こう入れておられるわけですけれども、国税そのものから見ると、今おっしゃった、たばこの今回の臨時特別税については、確かにそれだけ上がるにしても、既存のたばこ税とか、たばこ特別税でしたか、トータルとしたた...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、大臣、別にたばこ増税しなくたって、七百億円掛ける十年、七千億円出てくるじゃないですか。違いますか。そういうふうに認識していいんですか。
○加藤(勝)委員 申しわけありませんが、全然理解できなかったですね。  要するに、今のお考え自体が、一兆七千億入ってきますよ、ある意味では想定の中での話ですよ。もちろんそれは、さらにたばこを吸う方が減られればもっと減る、それはそうでしょうし、それから、法人税だって所得税だって経...全文を見る
○加藤(勝)委員 少なくとも、こういうふうに税目を分ければ確かにこういう数字でありましょうけれども、たばこに係る増収額というのはその半分しかないんだということでありますし、やはりそれを前提に議論すべきではないか、こういうふうに私は思います。  それから最後に、この復興債の対象経...全文を見る
○加藤(勝)委員 要するに、今申し上げたかったのは、先ほど申し上げた、そういうことを考えると、最初の十九兆とか二十三兆と想定していたものにそこまで含まれていたのかどうか、となると、その規模も変わってくるんじゃないか。そういうことを含めて、まだこれから三次補正の議論も含めてしっかり...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  きょうの午前中の議論も踏まえながら質疑をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  午前中の議論を聞きながら、社会保障・税一体改革成案というのがございますね、政府・与党社会保障改革検討本部の決定、閣議...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、一連の、先ほどの支給年齢の引き上げなどは、当然、そういう意味では、大臣のそういう意向の中で検討を、厚生労働省のそれぞれの審議会というんでしょうか、そういうところでさせている、してもらっている、こういうことでよろしいんですね。
○加藤(勝)委員 したがって、大臣含めて内閣全体ということでありますが、厚生労働大臣の所管に関しては、大臣のいわば指示の中で今検討している、こういうことだということを確認させていただきたいと思います。  そういう中で、まず、厚生年金の第三号被保険者問題。  午前中もいろいろご...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、ですから、そこで言っている女性で、女性か男性じゃなくて女性の中でのお話なのかもしれませんが、何が不公平なんですか。それから、だれとだれとがどう不公平なのかということをお聞きしたいんですが。
○加藤(勝)委員 生き方に対してと、そこがよくわからないんですが。  要するに、御本人が、二号保険の方は負担をしている、三号保険の方は負担をしていない、一号の方は負担をしている、このところが不公平だとおっしゃっているんですか。
○加藤(勝)委員 ただ、それはそれぞれ、今お話ししたように、制度が違う、それから基礎年金部分の払い方が違う、そこに帰着をするのではないかと思いますから、そこ自体が不公平ということではなくて、もともと、それぞれの制度にある所得捕捉の問題等々いろいろなことがあって今の制度になっている...全文を見る
○加藤(勝)委員 いやいや、さっき大臣の事例が、結婚している共稼ぎの方というお話をされていたから私はその事例を申し上げたわけでありまして、さらに広げていけば、それが理由で結婚するかしないか、いろいろなことが絡んでくるんですが、先ほど、既に結婚している女性を前提にライフスタイルの話...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、それは、さっき母子家庭の三百万と年収二千万のお話をさせていただいたように、そこはきっちり、基礎年金制度の、要するに、厚生年金に加入している者と国民年金に加入している者の中では、給付は定額、負担は、片や定額、片や定率だ、そういうところにすべて帰着している...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、ですから、区別というのは、それは、もともと老人保健制度のころからも、一定年齢の人の負担割合は違うとか、それぞれ違う制度に実はなっているわけでありまして、違うことは、我々、違う制度をつくったのはわかっているんですが、おっしゃるように、差別という言葉を使うと、...全文を見る
○加藤(勝)委員 私は、厚労省が使っているなんて一言も申し上げていないです。衆議院選挙のときに民主党の「マニフェスト 政策各論」でそうお使いになっていますから、だから、それはどういうことですかとお聞きしているんです。  副大臣は参議院議員でいらっしゃるので、副大臣はお使いになっ...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、それは、そういうふうに受けとめられているというのではなくて、それをそのまま皆さん方はマニフェストに書かれたんですから、具体的に、それを廃止して制度を変えるというなら、そこに問題点があったと。  では、どこが問題なんですか。
○加藤(勝)委員 何で分けたかといえば、老人保健制度で問題があって、そして、特に国費を集中的に入れてこれからふえる高齢者の医療保険を支えていこうということで、分離、区分した方がわかりやすいからそういう仕組みにしているわけであります。  実際、高齢者制度の、七十五歳以上の医療保険...全文を見る
○加藤(勝)委員 委員長も首をかしげながら聞いておられたように思いますけれども。  要するに、もちろん、名前の問題とか、いろいろ我々も配慮に欠ける点があった、それは確かにそのとおりであります。それから、あのときに、導入前にもいろいろ変えていったものですから、それが実際、実施の中...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということは、廃止というあのマニフェストは、もう看板は下げたということですね。
○加藤(勝)委員 だって、マニフェストは実現するというのは皆さん方のお約束じゃないんですか。変えるなら変えるでいいんですよ。少なくとも、廃止と言ったけれども、いや、あの廃止は看板をおろしてこれから議論します、こういうことならこういうことではっきりおっしゃっていただいた方が。党はこ...全文を見る
○加藤(勝)委員 例えば、医療の場合は、別に保険料を幾ら払ったからといって、病気になったときに、たくさん払った人が手厚くてそうでない人は薄い、これはあり得ませんけれども、年金の場合には、報酬比例部分というのが当然ありますから、そうすると、どんどんどんどん上限を上げていきますと、当...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、税の話をしていなくて、今は標準報酬の上げる部分だけの話をさせていただいているので、それを検討していただくときに、いいですか大臣、報酬比例部分は今の六十万をそのまま上げていくということもイメージした中での上限引き上げを議論しているんですか、それとも、そこも含...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、報酬比例部分も見直す、報酬比例部分の保険料と受給額、支給額、この関係も見直しをしていく、こういうことですね。
○加藤(勝)委員 そこで、先ほどちょっと大臣がおっしゃった税と社会保障と、あるいは医療の場合には自己負担も入るのかもしれませんが、この辺をどう考えていくのか。どこの部分を保険料で賄うのか、どこの部分を税で賄うのか。  これはもう、私どももやってきた中で、非常に複雑になって、わか...全文を見る
○加藤(勝)委員 いずれにしても、そういう整理をしたり、さまざまな資料を提供して、議論ができるための材料をしっかり出していただくということが、まずこうした議論を進めていく第一歩だと私は思っております。  そういう中で、受診時定額負担についてお伺いしたいんです。  まず一点は、...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということは、附則第二条の考え方の見直しを検討している、そういうことですね。  そこで、教えていただきたいのは、この一体成案の中に、高額療養費の見直しとセット、こういうふうに書かれているんですが、どうして高額療養費を見直すための財源を患者さんに求められるんです...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、そうはいっても、書いてあるわけです、さっき申し上げたように。一体改革の成案というのは内閣としてお決めになられたわけですから、そこにそう書いてある以上、少なくとも、結果は別かもしれませんよ、私が申し上げたのは、何でくっつけて考えることになるんですかと、考え方...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、今のお話を聞くと、要するに、医療費が少ない方については三割から四割、五割に上げていって、そして高額者にシフトしていく、そういうことをおっしゃっているんですね。そういう見直しをされていくんですか。給付の重点化とは、そういうことでしょう。要するに、給付の...全文を見る
○加藤(勝)委員 消費税の議論ができないという中で、どうにかやらなきゃいけないというのではなくて、消費税も含めた一体改革の中での議論でこういうことが出てくるから、どういうことなんですかと申し上げているので、残念ながら、今の答弁を聞く限りは、しっかり考えていただいていない、単に役所...全文を見る
○加藤(勝)委員 私は、だから、一年目に上がることもお示しをさせていただいているわけです。  問題は、こういう大きな波を、年収三百万、四百万の方々が、十万も五万もごろごろ変わる。しかも、生活というのは、四百万で生活しているようで、実は、必要経費というのがありますから、本当に使え...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、控除から手当をやるのなら、やはり単年度できちんとバランスをとってやってください。そうじゃなくて、初年度には控除もあります、手当もありますとなったからこんなことになっているというのが一つの原因なんですから、そういう意味での配慮ということをしっかり考えてい...全文を見る
○加藤(勝)委員 是正するお考えがないということを承りました。  あと、これは確認でありますけれども、特養等、すぐに恒久施設をつくることができない。仮設をつくって、仮設をずっとというわけにはいきませんから、それから恒久に移る。それぞれのときにきっちり助成が受けられるのであろうか...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、第三次補正予算の地域医療再生基金のお話がありましたが、これは何で被災三県だけなんですか。既に今ある医療再生基金で、被災三県以外の、特に民間を中心とした医療機関の復旧、そういったものは足り得る、こうお考えですか。
○加藤(勝)委員 そうじゃなくて、三次補正で、被災三県に限定をして二百四十億ずつ、そうなるかわかりませんが、七百二十億を計上していますね。これは被災三県となっているんですが、ということは、今大臣おっしゃった、既に今までの予算であるもので、茨城県なら茨城県とか、青森県とかという周辺...全文を見る
○加藤(勝)委員 大臣のところにも行っておられると思いますけれども、例えば茨城県の北部というのは、同じような津波による被災をかなり受けているわけですよね。ですから、その三県中心にというのはわからなくもないけれども、三県だけということは、茨城の方はもう既に手当てをしているこれまでの...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、十分というのは、既に今までの分だけでとりあえず事足りますよ、三次補正で追加的にすることはありませんよ、こういうふうに状況を厚労大臣は認識している、こうしか考えられませんけれども、よろしいですね。  それから、もう一点お伺いしたいんですけれども、今回の...全文を見る
○加藤(勝)委員 私がお伺いしたいのは、今しているのではなくて、耐震化一〇〇%を目指されているわけでしょう。しかも、この機会に非常にそれを強く認識している以上、厚労省はいつまでにこうしていくと。それは、もちろん、民間の方がそれに呼応してくれるかどうかはわからない。しかし、厚労省と...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、二十年とか二十二年じゃなくて、我々の原点は二十三年の三月じゃないんですか。そして、それによって各省庁みんな、耐震化、もっとこうやっていこうと考えているわけですよ。だから、厚労省として、きちんと計画を出して、何といってもこれは復興債の対象経費になるわけで...全文を見る
○加藤(勝)委員 金額的にはNHKから見れば大した金額ではないのかもしれませんが、健康保険組合事務費負担金というものまで、これは国がNHKの健康保険組合にも払っているわけで、それは意味があって払っているお金だと思いますけれども、しかし、ここまで裕福なところに税金のそういったものを...全文を見る
○加藤(勝)委員 わずかと申し上げたのは、私どもにとってじゃなくて、NHKにとってということで申し上げたんですが。  いずれにしても、確かにそういう趣旨はあっても、それだけ優遇しているところに国民の税金を投入するということは多くの国民は納得できない、私はこのことを最後に申し上げ...全文を見る
11月08日第179回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  私は、社会保障について集中的に御質問をさせていただきたいと思います。  九月に野田政権が発足してから、いろいろな新聞記事の中で、社会保障に係る分野、本当に我々国民から見ると負担増になるものが次から次へと出てきたわけであり...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、大臣のお話を聞きながら、社会保障・税の一体改革成案というのがありますけれども、これ、私どもから見て非常に不思議なのは、政府・与党社会保障改革本部というところでは決定をされているんですが、閣議では報告になっているわけですから、先ほどもいろいろ閣議の議論がござい...全文を見る
○加藤(勝)委員 したがって、いろいろメニューがある中で、最終的には大臣が、すべきかすべからずか、これは御判断されるわけですから、検討すべきということで今やっているということを答弁をいただいたということでありますが、ただ、問題はこれだけではないわけであります。  このボードにあ...全文を見る
○加藤(勝)委員 消費税の議論というのは必要であることは私も否定はしませんが、ただ、例えば成案の中で見ますと、消費税五%分のうち一%はいわゆる社会保障の充実、機能強化という言葉になっていますけれども、しかし、その機能強化は、実は消費税の一%分だけでは賄えないんですね。年金も医療も...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、私が申し上げているのは、ばらばらで、政策テーマごとではなくて、それをパッケージにした中で、それぞれの国民の皆さんの、消費税もふえます、それはいろいろふえざるを得ない部分もあるかもしれないけれども、トータルとしてどうなんですかというのをやはりきちんと示されな...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、一体改革の成案とおっしゃるわけですから、個々の、たまたま今回介護の問題が出てくるというのとは違うわけですね。全体を見てきちっとお示しをされる。  ですから、それをまずお示しいただかなければ、国民的な議論は私は深まらないと思うんですが、総理、そういうも...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、そういう議論をする前提として、もっといろいろなものをお出しになっていかなければ国民の方々はおわかりにならない、こういうことでありますから、そういう全体像が見える資料、それは出していただけますね、総理。  要するに、今の成案だけで判断しろというのは、こ...全文を見る
○加藤(勝)委員 しかし、そこにあっては、大体このぐらいの必要量というのはある程度一緒になるかもしれませんが、それを保険料で賄うのか、税で賄うか、税のうちで何を賄うのか、これはそれぞれ考え方が違う。したがって、私は、税の議論だけじゃなくて、全体を見て、野田政権として、あるいは野田...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の大臣の御答弁の中で、専業主婦の奥様、妻は保険料負担をしていない、そして母子家庭のお母さんが、正直言ってなかなか高い所得をとることができない、低い所得の中で負担をしている。  例えば、この事例の中の共働き世帯の妻というところ、御主人を切ると二百四十万の母子家...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、四%から五%ということになると、さっきおっしゃった計算をすれば出てくるのでありますけれども、結果的に、二百四十万であれば、例えばその下の自営業者、この場合は定額でありますけれども、一万五千円には到底到達しないんですね。多分九千円ぐらいになると思います...全文を見る
○加藤(勝)委員 厚生年金の中でという議論はちょっとわからなかったんですが。  もう一つ、この第三号被保険者の問題で、ことしの二月、三月の予算委員会で大変問題になった不整合記録問題があります。ちょっとパネルを出していただきたいと思います。  私も、そのとき、この予算委員会で質...全文を見る
○加藤(勝)委員 これは、計算すると、年間六億円ぐらいの過払いが発生する、こういう対象者が五万二千人ぐらいということでありました。  そして今、法案を議論されているということでありますけれども、新聞報道を見ると、本来、過払い部分について返還を求めるべきものを返還を求めないんだ、...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の大臣の説明をちょっとパネルにさせていただきました。  要するに、今、二十四年一月の法律公布、まだ法律も出ていないんですから、法律公布というのは非常に早い話でありますが、一応そこを原点といたします。  一般の皆さんは、法律公布の時点で、これは訂正が行われて...全文を見る
11月22日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  きょうは、復興特区法案について御質問をさせていただきたいと思います。  まず、この復興特区も含めて、なかなか復興に対する、補正予算は成立をいたしましたけれども、関連法案、また、こうした法案がまだまだこれからということであ...全文を見る
○加藤(勝)委員 事務方にもお伺いすると、ここでの意見を聞いてからということでありますけれども、やはりこれだけの基本方針でありますから、本来であれば委員会の中で、コンクリートしたものでなくても、あらかたなものをお示しいただくのが、委員会における審議をさらに深めるということにもつな...全文を見る
○加藤(勝)委員 今回の特例措置も、広範な中身が入っております。特に、私どものところには、漁業の関係の方、本会議でも議論がありましたけれども、いわゆる漁業特区については、これはいろいろな議論があって、まさにこれから、少なくとも今回はともかくとしても、それを拡張するということに関し...全文を見る
○加藤(勝)委員 それぞれ法律は違うわけでありますけれども、やはり復興の地域によって、状況によっては、例えば、もともと総合特区の中で何か一つ考えようと思っていたところもあったかもしれないわけであります。それを、こっちもやれ、あっちもやれと言ったら大変になりますから、やはりこれから...全文を見る
○加藤(勝)委員 まだまだ基本方針がつくり得ていない市町村もたくさんあるというふうにお聞きをしているわけでありまして、そこは、ここまで法律できちっと書くかどうかは別としても、任せるというか自主性を重んじるのは大事ではありますけれども、それは、できるかできないかというところも含めて...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひそういう取り計らいと、この計画をつくる前段階で、必ずしも絶対ではないと思うんですが、基本的に、いろいろ協議会をつくることになっているんですね。これがまたそれぞれ一応書かれているわけでありまして、構成要員も違っているんです。  この辺を含めて、一個一個、計画...全文を見る
○加藤(勝)委員 たしか質問主意書は一週間でしたか、期限が決まっています。それから、これは閣議決定ですけれども、「行政機関による法令適用事前確認手続の導入について」というのがございます。そこでは三十日以内と書いてあるわけでありますね。  ですから、いずれにしても、物によっては延...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  それから、いよいよ復興推進計画の認定、計画が出てきてそれを認定するということになりますけれども、認定に当たっては、第四条第十項ということですか、関係行政機関の長の同意を必要とする、こういうふうに書いているわけであります...全文を見る
○加藤(勝)委員 そういうこともあるので、これはまた次の復興庁設置法案の議論になりますけれども、やはりそこへきちっと権限を集中していけば、私は、こういう問題はおのずと解消されるものというふうに思います。  それから、さらに、復興推進計画の中で、復興産業集積区域とか、復興居住区域...全文を見る
○加藤(勝)委員 基本的にそこのところが、さっき言った関係省庁の同意と絡んでくると思うんですよね。  そうすると、計画は出す、しかし、いや、もともとそれは対象外だったというのでは話にならないんじゃないか。  私が申し上げたいのは、むしろそういうものとはっきり分けて、あるいは、...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、ただ、今言った、最初に申し上げた、復興推進計画を出せる二百二十二市町村あるわけですよね。その市町村すべてが、そういう地域ないし区域なりを持っているわけではないんだろうと思うんですよね。だから、そこのところがわからないんですよ、こういう文言だけでは。  だ...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひ、そういう形で対応いただきたいと思います。  まだ特別税額控除等についてちょっとお伺いしたかったんですが、もう全体、時間がありません。財務大臣、もしお時間があればどうぞ。  次に、さっき、認定についての同意もあるんですが、それ以外に、関係行政機関の長が報...全文を見る
○加藤(勝)委員 それから、新たな規制の特例措置等の整備に関する提案というのができるようになっているわけですね。  これは、既存のメニューがいろいろある、それに載っていないものをぜひやりたいということになると提案ができるということになっているんですけれども、この提案の主体、十一...全文を見る
○加藤(勝)委員 それはそうかもしれませんが、やはりなかなか大変なんですね。協議会をやるというと、人が集まってということもありますよね。  だから、地域協議会を持っていなければ提案する権利がない的に読めますね、これは。それはちょっと違うのではないかなと。場合によっては、そういう...全文を見る
○加藤(勝)委員 今ちょっと、最後、後半がわからなかったんですが、被災の状況というのはもう大体把握をされておられると思うんですよね、それに従ってこういう条文をつくられているわけでありますから。  そうすると、結果的に二百、手を挙げるのが幾つかというのは、それはわかりません。しか...全文を見る
○加藤(勝)委員 それから、復興整備計画を立てる場合には復興整備協議会を組織することができる。実際、これをつくっていかなきゃ多分できないんだろう、できない仕組みになっていると思うんですが、この中の構成要員を見ると、また関係省庁の長というものが、「加えることができる。」というだけじ...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、今のお話だと、復興庁が設置できてからの話でしょう、復興局とおっしゃったから。復興局の方が、国土交通大臣とか農林水産大臣とか環境大臣の仕事の代理ができるということですか。私どもは、むしろ、そういう仕事もすべて復興庁に集約をして、それによって、お出になる復興局...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、それは第三項でありまして、第四項は、次にいろいろな協議すべき事項がありまして、それについてはこういう大臣が出ていなきゃいけない、こういう人が出ていなきゃいけないと、こう全部、これは「できる」じゃなくて「加えるものとする。」と書いてあるんですね。そこのところ...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、当然、他省庁の人を指名するというのは、これは多分私はできないんだろうと思いますので、さっきの大臣の御答弁は、我々の考えには近いんですけれども、ちょっとこの法文とは違うのではないかなということで、そういう理解でよろしいですか。これからの議論の中で、ぜひ最...全文を見る
○加藤(勝)委員 それで、これから各市町村から、この復興交付金に対する要望がいろいろ出てくるだろうと思います。出てきたものをまたそれぞれ精査しながら見ていくという、結果として現在の予算額をオーバーフローすることだって十分あり得ると思うんですけれども、その場合、どういう対応をお考え...全文を見る
○加藤(勝)委員 まさに復旧復興に関する必要な予算はしっかり確保するよう努力をしていただきたいと思いますし、我々も当然協力をさせていただきたいと思っております。  それから、これは与野党間でも今議論されていると思いますけれども、いわゆる参議院で可決された東日本大震災に係る災害復...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、鋭意与野党間で議論をしているということでございますから、それをぜひ温かく見ていただいて、結果、しっかり対応していただきたいというふうに思います。  最後に、この復興特区、これが成立すれば、現在は復興対策本部でこの事業を進めていかれるということになるんだろう...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということは、要するに、プラスアルファもマイナスアルファもなく、そのまま復興庁に行くということですか。それとも、先ほどから議論させていただいております関係行政機関のおやりになっている仕事の一部も復興庁に行く、こういうことになるんですか。
○加藤(勝)委員 それはまた、復興庁設置法案がここの場で議論されたときに、その点も含めて議論をさせていただきたいと思います。  終わります。
11月24日第179回国会 衆議院 本会議 第11号
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○加藤勝信君 自由民主党の加藤勝信でございます。  私は、自由民主党・無所属の会を代表いたしまして、ただいま議題となりました復興庁設置法案に対して質問をいたします。(拍手)  冒頭、発災から八カ月余が経過いたしましたが、改めて、東日本大震災によりお亡くなりになられた方々と、そ...全文を見る
12月02日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○加藤(勝)委員 私は、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会、公明党、日本共産党、社会民主党・市民連合及びみんなの党を代表いたしまして、本動議について御説明を申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支...全文を見る
12月05日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第12号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  復興庁法案につきまして、議論をさせていただきたいと思います。  本会議でもいろいろ私らの思いは申し上げさせていただきましたけれども、きょうは官房長官にお忙しい中おいでいただいております。私も、復興基本法案の与野党協議に入...全文を見る
○加藤(勝)委員 官房長官というお立場ですから、余りストレートに物はおっしゃれないということでありましょうが、何がしかの心にひっかかるものがあったような、そういう御答弁をいただいたのではないか、こういうふうに思います。  今、お手元に、これは復興対策本部がおつくりになっていただ...全文を見る
○加藤(勝)委員 まさにおっしゃったように、端的に言って、復興特区絡みのそういった関係、それから、予算でいえば、復興交付金と復興調整費、多分このあたりが、復興庁、今でいえば対策本部でしょうが、その対象になるということで、それ以外のさまざまな各省庁でやられているものは、そもそもその...全文を見る
○加藤(勝)委員 大臣がそうおっしゃったようにはこの法案はなっていないのではないだろうか。  例えば、復興特区関係以外のものについては、それぞれの地域の復興基本計画、復興計画というんでしょうか、そういうものを決めました。では、その実施を図っていこうとすれば、それは復興庁ないし復...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、それは結果的に、後ろにいる関係省庁と復興庁が議論するということだけであって、復興庁に権限がない以上、おっしゃるような形も確かに一つの形かもしれませんが、しかしこれまでのやり方、そして、やはり人は、本当に権限があるところに行って要望するんですね。  そ...全文を見る
○加藤(勝)委員 特区法の方の運用はひとつよろしくお願いをしたいと思いますが、その前提になります復興庁そのもののあり方については、今申し上げたように、単に復興特区等々に限定するのではなくて、広く復興に関する事業、いわば復興債の対象事業、すべてとは言いませんけれども、そのほとんどが...全文を見る
○加藤(勝)委員 今申し上げたように、この東日本大震災からの復旧復興は我々も全力で対応していきたい、こういうことを谷垣総裁初め申し上げているわけで、そういう意味であるからこそ、今回こういう協議を受けているんでありまして、もしそうでないような状況、そうでないような法案であれば、こう...全文を見る
○加藤(勝)委員 それぞれの政務官は一生懸命おやりになっていることだと思いますけれども、ただ、本当にそれが政務の立場の人間がやらなきゃいけないものなのかどうかというあたりも私は大変疑問を感じるわけでありますし、特に、今お出しになっておられる設置法案等々であれば、これではもう今の現...全文を見る
○加藤(勝)委員 今官房長官のお話をお伺いしておりますと、我々も、ほぼ先端でやっていただかなきゃならない。ですから、今の復興庁ではもっと権限を集約して、まさに復興大臣、復興庁担当大臣が、どこにいるか、どこに本部を置くべきかというのはまた後の委員が質問させていただきますけれども、い...全文を見る
○加藤(勝)委員 今回の、財務大臣だけがということではなくて、やはり体系的にそういうのに対応していただきたいと思います。  私どもも、復旧のときに、いろいろな企業の方にお世話になりました。そういう皆さんには、谷垣総裁名でお礼状も出させていただいて、ある意味では、またそれに対して...全文を見る
○加藤(勝)委員 それからぜひ、支所をいろいろこれからおつくりになる際には、一つはやはり今回の被災状況とか、それから、私も現地に行って本当に、地理的条件が非常に、それぞれの県庁から行くにもえらい時間がかかったり、やはりいろいろな状況があると思いますから、単純な機械的な配置ではなく...全文を見る
○加藤(勝)委員 最後に、復興庁の人員といいますか規模等のイメージでありますけれども、現在はたしか本部事務局が百人少々ですか、それから、それぞれ岩手、宮城、福島の各現地対策本部に十人程度の方がおられる、こういうことで、とてもこの数じゃ足らない、これを相当増員していかなきゃいけない...全文を見る
○加藤(勝)委員 また、そのときにはぜひお願いをしたいのは、復興庁そのものは十年ということであります。復興計画、五年だったり十年だったりすると思いますが、その間に一年とか二年ごとに担当者がごろごろかわるようでは、これはやはり地元の自治体からの信頼というのは得るわけにはいかないと思...全文を見る
12月06日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○加藤(勝)委員 吉野委員にお答えさせていただきたいと思います。  大きく言うと、二点ございます。  一つは、復興庁の任務として、東日本大震災からの復興に関する内閣の事務を助けることというのがございますけれども、この「助けること」について、当初案ではそれを助ける内閣官房をさら...全文を見る
○加藤(勝)委員 私も復興基本法の協議に参加した一人として、吉野委員と同じようなイメージを持って政府案を待っていたわけでありますけれども、実態は、復興特区に関する交付金の一部に限定された形で、ほとんどの実施権限は関係各省庁に帰属している、こういう中身でございました。  そういう...全文を見る
12月07日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○加藤(勝)委員 おはようございます。自由民主党の加藤勝信でございます。  このいわゆる労働者派遣法の改正、思い出しますと、昨年の通常国会、二十二年の四月に、いわば強行的な趣旨説明から始まって、その後、二転三転しながら、最後の質疑が資料によると昨年の五月二十八日、それから一年半...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の御答弁を聞きますと、どういう形の雇用になったのかということについて、いわゆるサンプル的なものも含めて分析も調査もされていないということであります。  当時の議論で、では、どこへ行くんですかと。しかし、労働需要がある限りは何らかの形で、特に直接雇用等になり得...全文を見る
○加藤(勝)委員 いずれにしても、こういう議論というのは、きちんと分析をして評価をし、ある程度の仮説を立てながら実際にしていき、そして、その仮説が合えば効果が出たということでしょうし、違えばまた変更していく、そういうきちんとした積み重ねをしないと、やはり思い込みで進めることは大変...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、副大臣おっしゃっていただいたように、まさに派遣という形の雇用形態も、特に被災地においてはかなり活用されているということであったわけであります。  それでは、法案について、修正部分も含めてお伺いをしたいと思います。  まず日雇い派遣について、修正案では、派...全文を見る
○加藤(勝)委員 確かに、日雇いになる方も、主たる生計者がなる場合と、今お話がある学生の方がちょっと時間があるから働こうとする場合とでは随分違うんだろう、こういうふうに思います。  ただ、日雇い派遣に関しては、例えば適用除外業務に労働者が派遣されているとか、二重派遣があるとか、...全文を見る
○加藤(勝)委員 何か、質問に対してはお答えいただいたような感じはしないのでありますけれども、必要な対応をするというのは当たり前のことでありまして、具体的に意味のある対応をしていただかなければ、結果的に運用そのものがうまくいかなくなってしまうということにつながるわけでありますから...全文を見る
○加藤(勝)委員 今おっしゃるように、一種の民事的な意味でのペナルティーだ、こういうことになれば、やはりペナルティーである以上、どういう場合にペナルティーがかかるのか、あるいはかからないのか、その線引きが非常に明確であり、しかもこれは、厚生労働省だけが明確であるのではなくて、派遣...全文を見る
○加藤(勝)委員 いわば、そのみなし規定がしっかり運用されるための準備期間、こういうことで三年間確保したということですね。  続きまして、いわゆる派遣料金の明示義務というのが第三十四条の二ということで定められているのでありますが、この条文を読むと、厚生労働省令で定めるところによ...全文を見る
○加藤(勝)委員 ありがとうございました。  続きまして、先ほどちょっとお話もありました専門二十六業務に関して御質問をしたいと思うんです。  平成二十二年の三月、四月に、いわゆる専門二十六業務派遣適正化プランということに基づいた指導監督が実施をされました。そのときに、思わぬ悲...全文を見る
○加藤(勝)委員 一般的に、厚生労働行政全般も言えるんですけれども、来られた方によって言うことが違う。前はAさんという人が来たときはよかった、次、Bさんがだめになった、いささかそういう部分はあると思うんですけれども、かなり恣意性があるということが私はあると思います。  だから、...全文を見る
○加藤(勝)委員 終わります。
12月08日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 赤石委員にお答えしたいと思います、思いをということでございますので。  そもそも復興基本法案においては、復興庁の機能として総合調整と復興事業に関する実施と、この二本柱を私どもは想定をしておりました。しかし、残念ながら、政府案ではこの復興事業の実施とい...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) 宮沢委員にお答えいたします。  今るる御議論があったように、そもそも復興基本法では総合調整とそして実施権限と、ところが設置法案には出てこなかったということで、いろいろ調整した結果、予算の部分については復興庁でということになったわけでありまして、ただ、...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) 先ほど復興庁の所掌する言わば予算の範囲を申し上げましたけれども、その範囲の中で、いわゆる財政法上、支出負担行為の計画を作らなきゃいけない、これがここで政令で定めることに、こういうふうになるというふうに思っております。  更に申し上げますと、実施計画を...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) 佐藤委員にお答えいたします。  大きく言うと三つあるんではないかと思います。  一つは、今これ議論がありましたように、復興に関する予算について一元的に復興庁で監理をするということでございます。それからもう一点は、復興庁がいわゆる統括、監理ということ...全文を見る