加藤勝信

かとうかつのぶ

小選挙区(岡山県第五区)選出
自由民主党
当選回数7回

加藤勝信の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  今、石原幹事長からも御質問がございましたけれども、社会保障と税の問題を中心に議論をさせていただきたいと思います。  まず最初に、野田総理の所信表明演説の中にも官の肥大化という言葉が使われておりますし、政府・与党の文書にも...全文を見る
○加藤(勝)委員 要するに、公務員を減らすという意味、そういう意味ですか。要するに、直接、消費税を何に使うかによっては、例えば社会保障であったとしても、それは公務員が必要な場合がありますね。例えば雇用問題、ハローワークの職員をどうする、その辺、何かすごく切り分けが私は悪いような気...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、その数字が出ていることは承知をしている上で、その数字を今国民の皆さんが聞かれても、実感ないんですよ、わからないんですよ、何兆円と言われても。そうではなくて、今ある保険料率、例えば協会けんぽの一〇%という料率が一二%になりますよ、一三%になりますよということ...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、今、将来の給付費の数字が出ておられるわけですから、それを、現行の制度を前提にで結構なんですよ、だって、まずそこから議論するしかないわけですから。それをお出しになることは私は簡単なことだと思いますので、これはぜひ出していただきたい。そうでないと議論が深ま...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひお願いいたしますし、来年とかいうんじゃなくて、数日内にお出しをいただけるものと、よろしくお願いしたいと思います。  その上で、先ほどちょっと申し上げましたけれども、社会保障と税の一体改革、成案が昨年の六月三十日、そして素案がことしの一月六日、それぞれ出して...全文を見る
○加藤(勝)委員 パネルにはなっていないんですが、お手元に配付した資料の一ページ目から四ページ目、これは成案に載っていた数字であります。  成案では、例えば五%をどういうふうに使いますか。例の、消費税の引き上げに伴う社会保障支出の増に一%、機能強化が三%、機能維持が一%、こうい...全文を見る
○加藤(勝)委員 その今言った一%と四%というのは素案の中に書いたんですか。
○加藤(勝)委員 いや、一番大事なところじゃないんですか。増収分の五%をどう使うか、だから一体改革でしょう。どう使うか何にもないんですよ。おかしいじゃないですか。その程度のものなんですか。  そうじゃなくて、この五%は大ぐくりでこういうふうに使いますよ、そこが肝の肝じゃないんで...全文を見る
○加藤(勝)委員 だから、さっき最初にお伺いしたんですよ。素案は素案で完結したものだ、そして、皆さんおっしゃるように、素案は政府・与党社会保障改革検討本部で決定されたんでしょう。今の岡田担当大臣の御説明は決定の中に入っていないじゃないですか。
○加藤(勝)委員 いや、素案の中に入っていないじゃないですか、五%をどう使うかという話は。どこに書いてあるんですか、示してください。
○加藤(勝)委員 委員長、申しわけないんですけれども、この中には一%、四%、入っていません。ちょっと答弁違いますので、訂正してもらってください。
○加藤(勝)委員 冗談じゃないですよ。五%上げようという中身を示さないで、何で案なんですか。しかも、成案の中には書いてあったんですよ。素案の中に書いてない。  しかも、確かに今、岡田大臣がおっしゃった話は、一月二十日ぐらいに五大臣で決めたと。百歩譲って、成案のときには本部決定で...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、申しわけないけれども、その細かい、こういう施策をしたら幾ら必要ですとかということを私は申し上げているんじゃないんですよ。  一番大事な五%を、おっしゃるように、機能、何か名前も途中で変わりますけれども、大きくどう分けるか、これは根本中の根本じゃないんです...全文を見る
○加藤(勝)委員 それは変えようがいいですよ。しかし、一番大事なところじゃないですか。何でそれを素案の中に堂々とお書きにならないんですか。  そして、我々も、もし議論、協議になるときに、いろいろなテーマがありますけれども、一つは、五%の中身を大ぐくりにどう使うのか、議論の最初じ...全文を見る
○加藤(勝)委員 いやいや、冗談じゃないですよ。細かい数字を入れろなんてことは私は一言も言っていない。しかも、成案のときに入れておられたわけですからね。成案のときにも入っていないんなら、それはまあそうかもしれません。しかし、成案を具体化したのが素案だとおっしゃったときに、何で一番...全文を見る
○加藤(勝)委員 これはもう幾らやっても水かけ論であります。余りにも認識が違い過ぎる。  国民にとって一番、五%消費税が上がるものをどう使うか、その中身をあらあらでも示されない。大したことではない、これが大臣の認識だ。私は本当に驚きましたし、本当にこれ以上議論をしていて何の意義...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、申しわけないですけれども、そういう対応ではとても、議論してくれと言われても無理ですよ。一番大事なところを、しかも、きちんとした決定すら踏まないんですから。そのことはやはり強く申し上げて、これからそこはぜひ考え直してくださいよ。  総理、ちょっと考えていた...全文を見る
○加藤(勝)委員 ちょっと今の答弁はよくわからなかった。素案は決定しました、しかし、その素案の中には何にも書いていないわけだから、それをどうやって説明するのか、私は全くよくわかりません。  だって一番大事なところじゃないですか。我々だって一〇%については参議院のマニフェストに載...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の総理の御説明を聞きながら、何か前、違う総理が、勉強したからわかりましたというのがありましたけれども、今の御指摘は、もともとあった話なんですよね。我々が政権時代、まさにそうでした。そして、社会保障も二千二百ずつ毎年削るようなことで相当御批判もいただいたのは事実...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、そこまでおっしゃるんなら、もっとあっさり認められた方がいいんじゃないんですか。マニフェストをお出しになったときの認識が明らかに間違っていた、もともとあった問題なんだけれども、そういうふうにすっきり言っていただいた方が私は国民の皆さんもわかりやすいと思うんで...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、国民の皆さん方の判断を得てといろいろなところで皆さん方がそれぞれおっしゃっていますが、それはどこに書いてあるんですか、素案の中に。
○加藤(勝)委員 いや、今のお話だと、というのもまた入っていない。素案の中にも書いていません。そこのところはやはりはっきりさせるべきじゃないかな。  そして、私が思うのは、ちょっと違う角度で質問させていただきたいと思うんですけれども、もし国民の皆さん方の判断を仰ぐという話を聞く...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、それは別にここに書かなくたって、法律の中にそんなのなくたって、時の政権が判断すればできるということですよね。そういうことだと思いますね。  やはり大事なことは、今のお話でいえば、今回これからお出しになる法律、まだ出ていませんから、我々、残念ながら条文その...全文を見る
○加藤(勝)委員 ちょっと残念ながら私ども条文を持っていないので、それ以上突っ込めた議論はできませんが、閣議決定をすると、そのときは……(発言する者あり)ちょっと今のやじには答えたくないんですが、閣議決定するというのは、何を閣議決定するんですか。そして、その閣議決定というのが具体...全文を見る
○加藤(勝)委員 ちょっと待ってください。スタートの時点を勝手に決められるんですか、皆さん方が。
○加藤(勝)委員 いやいや、その閣議決定がすぐ法律に影響するんじゃなくて、おっしゃる趣旨は、閣議決定をすることによって停止をするとかしないかに対する意思を表示するだけであって、法律上の効果は私はないと思いますよ。そこをちょっと間違えていませんか。
○加藤(勝)委員 だから、それはあくまでも政権としての意思を確認するだけの話であって、法律の執行には全く関係ないんですよ、閣議決定だけはですよ。  ただ、通常、閣議決定すればそれに従って法案をお出しになりますから、当然中身は変わってくるだろう。しかし、そんなものは、いろいろな法...全文を見る
○加藤(勝)委員 いずれにしても、非常にこれは肝のところなんですね。だから、そこをもうちょっときちんと、申しわけないけれども、大臣、整理していただかないと、非常に、ちょっと私も今、答弁を聞きながら私自身がわからなくなるわけですから、聞いている国民の皆さんはもっとわからなくなる。も...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、私は、赤字国債を全くゼロにして二・六兆円、さっき申し上げた、全部歳出削減だ、それは難しいと思いますよ、正直言って。  実は、手元に、十ページ目に、これは去年十一月の参議院の予算委員会で、我が党の宮沢委員に対して、安住大臣、こうおっしゃっておられるんですね...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、足らずを、百歩譲ってですよ、交付国債にするか赤字国債にするかの前に、二・六兆を丸々棚上げすることはないじゃないですか。大臣は、歳出削減する、百億でも一千億でも減らしておやりになるのが大臣の姿勢なんじゃないんですか。それをそのままどんとやって、二・六兆こ...全文を見る
○加藤(勝)委員 大臣、歳出削減で捻出した財源だって恒久財源でしょう。だから、消費税に何でもかんでも持っていく、そういう姿勢になったら、やはり消費税を入れたら歳出が緩むんじゃないかな。今の大臣の答弁を聞いていると私は本当にそういうふうに心配しますよ。そうじゃなくて、少しでも歳出削...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の話だと、今度出てくる法案の中には完結できていないわけですね。一部が入って一部が後になる。しかし、今、二十四年度予算を議論して、非常に関連する法案なんですから、今言った一番目の法案だけじゃなくて、二番目の法案もこの審議中に出していただけますね。
○加藤(勝)委員 ちょっと待ってください。今年度中というのはどういう意味ですか。三月末日に国民年金法の改正案を出すんですか。ちょっと、もう一回きちんと答弁してくださいよ。
○加藤(勝)委員 それでは審議できないじゃないですか。だって、交付国債と絡めておられる、そして交付国債を何ぼ発行するのかというのも出てこないわけじゃないですか、その厚生年金の改正法案。  これは委員長、ぜひこの予算委員会で、まさに私は、一丁目、二十四年度予算で非常に大きい話だと...全文を見る
○加藤(勝)委員 総理、お約束していただけませんか、それを。だって、議論できないじゃないですか。
○加藤(勝)委員 政府は、だって、二十四年度予算を早く通してほしい、そしてそのために大事な法案を成立してほしいというお立場だからお聞きをしているんですよ。にもかかわらず、委員会に全部お任せするんですか。そんな対応なんですか、総理は。
○加藤(勝)委員 それはそちら側の事情なんですよ。我々は、交付国債の議論をここでやりましょうと。出してください。出さなきゃできませんよ。
○加藤(勝)委員 説明しているというのは、またどこのレベルで決めてどうなったかという話でありますから、やはりきちんと出してくださいよ。そして、それでなければ、だって、これは私は一番大きい話だと思いますよ。これ以上進められない。少なくとも、この話についてはこれ以上議論できない。
○加藤(勝)委員 いや、だって、それは関連法案かどうかの定義かもしれません。関連法案を何できょうまで出してくれないんですかというのは、国会で議論するから関連法案というのはこの時期まで出してくださいと言っているわけでしょう。各関連法案は、もちろんそれぞれの委員会で審議しますよ。しか...全文を見る
○加藤(勝)委員 きょう、今出す出さないじゃないです。それが審議の前提ですよ。それが出ない限りはできませんよ。
○加藤(勝)委員 それでは、大臣、お伺いいたしますけれども、大臣、交付国債の償還は何年でおやりになって、発行差額分についても発行総額を交付国債としてその分だけ上積みされる。幾らですか。
○加藤(勝)委員 という話は、だから厚生年金法の中に出てくる話ですよね。  ということなんですよ、委員長。だから、それは全部つながっているんです、この話は。だから、ぜひ、先ほど言っていただいたように理事会でしっかり諮っていただいて、それぞれの法案の出方をしっかり協議していただき...全文を見る
○加藤(勝)委員 この二分の一の国庫負担の関係で、予算書を見ていると、総則の中に、国民年金、それから国家公務員の共済、そして私学共済については積立金をいわば使って交付国債を、こういうふうに書いてあるんですが、一つ、ずっと見ていてふっと思ったのは、地方公務員共済の話が書いていないん...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の大臣の御答弁からすると、地方公務員だけは、地方自治体の自前もあるでしょう、そして多くの自治体においては地方交付税の形で、いわば一般で言う国庫負担二分の一への引き上げ相当分、これは賄われる。そうすると、地方公務員の皆さん方は年金の積立金は取り崩されない、民間の...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、だから、おかしくないですか。おかしいでしょう、どう考えても。  だって、ほかのところはみんな積立金を削って、一つのリスクですよ、積立金を削るというのは、交付国債だけれども。そして、結果的に、谷垣総裁が質問されましたけれども、いわば年金を人質にされて、消費...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、私、今の答弁で、本当に小宮山厚生労働大臣は年金を守るというつもりがあるんですか。  交付国債と国債、根本的に違うのは、今持っておられる国債であれば何かあったら売ることができますよ、すぐに、あしたにでも。交付国債は売れますか、売れないじゃないですか。そして...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、だから、私どもは、交付国債じゃなくて最初に申し上げた赤字国債にすれば、きっちりと皆さんの年金は全然減らずに済むじゃないですか。何で厚労大臣は体を張ってそういうことを主張しないんですか。何の問題もないですよ、それだって。  あえてそれを、一番自分たちの都合...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、ことしがそうなれば来年も多分そうならざるを得ない、そういうふうになっていくんですよ。そうしたら、国民年金の積立金に占める割合も一割近くになっちゃうんですよ、交付国債が。だから私は心配して物を申し上げているんですよ。  そして、そういう心配を国民の一般の年...全文を見る
○加藤(勝)委員 まだまだ議論もさせていただきたいし、今の答弁に対しても全く納得できませんが、これからの方に後を譲りまして、私の質問は終わらせていただきます。
03月14日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○加藤(勝)委員 おはようございます。自由民主党の加藤勝信でございます。  きょうは雇用保険法の質疑ということでありますが、まず、その前に、先般の診療報酬改定について二、三御質問させていただきたいと思います。  たしか予算委員会でも議論がありましたけれども、平成二十二年度の診...全文を見る
○加藤(勝)委員 今回の診療報酬全体の改定では〇・〇〇四%の増ということでありましたけれども、今お手元に「診療報酬改定の影響について」という資料を配らせていただいております。  入院、入院外、歯科、調剤ということで、セクター別といいますか、分類をさせていただきました。  技術...全文を見る
○加藤(勝)委員 今大臣御指摘のように、これから二年間、これは何事もそうですが、価格と量がどう動くかによって全体の診療報酬額そのものが決まるというのはおっしゃるとおりでありますが、本件はいわゆる価格の部分の議論をしているわけですから、少なくとも今回の価格の議論においては、例えば私...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひともよろしくお願いをしたいと思います。  それでは、雇用保険法の方に入らせていただきたいと思います。  まず、雇用保険法のいわゆる国庫負担についてお伺いをしたいと思います。  今、暫定措置ということで、本則、四分の一を国庫負担にするのに対して、その五五...全文を見る
○加藤(勝)委員 労働者の対象拡大については余り質問しておりませんので、ポイントを絞って答えていただければと思います。  ただ、その点について、その点というのは、国庫負担の暫定措置の廃止については、今まとめられました、二月の十七日に閣議決定をされました社会保障・税の一体改革大綱...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、入っていないということは、具体的に決まっていない、一体改革の中ではいわば諦めておられる、こういうふうにしか認識ができないということを申し上げておきたいと思います。  その上で、きょうは大串政務官にもおいでいただいておりますけれども、今回の措置、先ほど...全文を見る
○加藤(勝)委員 今御説明いただいたんですが、そのことを思い出しながらも、そう強力な景気対策がこの間なされていたのかなという、復興関係の予算は確かにありますけれども、大変な疑問を感じるわけであります。  「現下の厳しい雇用情勢」、こう書いておりますけれども、これは一体どういう点...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の御答弁の中にもありましたけれども、昨年の十月から失業率がたしか四・二ぐらいまで下がって、このままいくと秋口過ぎには、今おっしゃるように、三%台かなという、多分そんな思いもあったんだと思いますけれども、むしろ、反転で、上がってきている。  今の御説明の中で、...全文を見る
○加藤(勝)委員 今回の措置は、あくまでも対症療法でしかないし、今から離脱する人への対応でしかないわけでありまして、本質的には、しかも、円高、若干今円が戻っている部分がありますけれども、円高等々によって、いわゆる電機メーカーを中心に工場が相当閉鎖をされていく、あるいは縮小されてい...全文を見る
○加藤(勝)委員 何かそういうメッセージになるとは思いませんし、うがった見方をしたら、いずれにしても予算措置が必要ですね、借り入れをするためには。ですから、そのときに関連法案でお出しになる、しかし、残念ながら、そのときにどうも厚労委員会が対応してくれないんじゃないかと大臣は不審に...全文を見る
○加藤(勝)委員 私は、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     現下の厳しい雇用情勢に対応して労働者の生活及び雇用の安定を図るための雇用保険法及び特別...全文を見る
03月28日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  まず、今回の法案、私どもの方には、日切れ法案扱いということでお願いをしたい、こういうことでございまして、委員会でも、本来ならば一般法案審議という中を、かなり前倒しで議論させていただいているわけでありますけれども、この法案が...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の後半のお話について、資料の一ということで、参議院の、補助金等に関する特別委員会の会議録をつけさせていただいておりまして、そこにおける内閣法制局長官のお考え、示されたものが、そのベースになっているわけであります。  今お話がありましたように、法律と予算がずれ...全文を見る
○加藤(勝)委員 それでは、中身に入らせていただきたいと思うんです。  民主党のマニフェストとの絡みでございますけれども、二〇〇九、この間の衆議院選挙のマニフェストでありますけれども、「後期高齢者医療制度を廃止し、国民皆保険を守る」と書いてあるわけであります。さらに、その「具体...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということは、マニフェストとは随分描いていたものが変わってきた、こういうことになるんだろうというふうに思います。  ということになりますと、今、影響がないということでありますけれども、負担増が生じない、こういう言い方をされたわけでありますけれども、負担増が生じ...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、今御答弁いただいたことを要約いたしますと、給付は別だ、負担は別だ、財政運営は別だ、別の制度だ、こういうふうに認識をするわけでありますけれども、それでよろしいんですか。  もう一回正確に申し上げます。  お手元に資料三というのを配らせていただいてお...全文を見る
○加藤(勝)委員 考え方の問題じゃなくて、実態をどう把握するか、あるいは制度をどう見るかということでありますから、少なくとも大臣のおっしゃる、給付も別、負担も別、財政運営も別、普通、それだけ別だと、これは別個の制度だ、こういうふうに認識をいたしたいと思います。  また、そうであ...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということで、別個の制度であるということを前提に、それではさらに議論をさせていただきたいと思います。  それでは、もう一つ、資料四というのがございまして、平成二十四年度以降の子どものための手当等の取り扱い、この間法案は当委員会では審議が終わったわけでありますけ...全文を見る
○加藤(勝)委員 それは一体いつ出てくるんですか。法案として出てくるんですか。
○加藤(勝)委員 どの法律に基づく政令改正になるんですか。
○加藤(勝)委員 その措置というのは、実は今回の恒久措置とは非常に密接不可分な関係になるわけであります。  それで、仄聞するには、どういうぐあいの基準額で、今お話があったトータルとしての負担増というんでしょうか、消費税収の増額分をそこに充てるということなんでありましょうけれども...全文を見る
○加藤(勝)委員 私が申し上げたいのは、むしろ、そういう政令改正も含めて、普通は、法律改正だけではなくて、関連して政令を改正される場合には、通常、概要という紙をいただく中には、特に大きな話については書かれているわけでありますね。  しかも、今回の、今のおっしゃる政令改正というの...全文を見る
○加藤(勝)委員 成立をしたらって、成立してからそういうことが出てくるんですか。それとも、消費税法案をお出しになったときに合わせて、その中でこういうことをお出しになりたいということでお示しになるんですか。
○加藤(勝)委員 いやいや、ホームページでお出しになるのはいいんですけれども、我々に対する説明のときに、通常は、そこまで、もし近いタイミングでそういう形のものをお示しになるのであれば、やはりセットでお出しになっていただかないと。  基本的に、これも国庫負担の議論をしているわけで...全文を見る
○加藤(勝)委員 続いて、公費負担の割合について御質問させていただきたいと思います。  資料五という資料がございます。  今回の法律改正で、高額医療費共同事業、これは国が四分の一負担、あるいは保険基盤安定制度の保険者支援、これが国が二分の一の負担、これが、今までは暫定暫定で対...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、そこのところは、やはり、何が原則なのか、そして、それぞれがどういう理由で、今申し上げた原則のいわば例外としてどう考えるのかというのをきちんと整理をしていかなければ、私は、なし崩し的にこの五割を六割、六割を七割としていくのは、やはり制度の根幹にかかわって...全文を見る
○加藤(勝)委員 単にそこだけじゃなくて、前期の公費負担の割合をどうしていくのかというあたりも、これは財源をどうするかという問題ももちろんありますが、確保する中で、あるいは、後期、前期という言い方は適切かどうかというような議論はありますけれども、対象を、七十五歳で区切るのか、もう...全文を見る
○加藤(勝)委員 だから、ある意味では、定率というのは、もうまさに定率でだっと配るわけでしょうけれども、国でやり、県でやる。範囲が、国の場合には、都道府県間ということなんでしょう、あるいは全国レベル。都道府県の場合には、その都道府県内の市町村間のアンバランスを補う。こういうことに...全文を見る
○加藤(勝)委員 資料をいただいたところによりますと、もう定率でだっと配ったのが四十七都道府県中三十五ということでありますから、大半が調整なんかせずに配っちゃっているんですね。  それで、今回また、国庫の負担の、これは定率負担分を調整の方に二%ずらすわけだと思うんですね。これは...全文を見る
○加藤(勝)委員 見方を変えると、各都道府県において調整しないというのは、調整する必要がないというふうに考えているのではないか。  そしてもう一つ、この質問をしている背景には、今回恒久化される低所得者の保険料に対する財政支援措置であります。特に保険者支援制度、これは国が負担する...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、都道府県の調整交付金というのは、実は定率で配られている。それは、これまでのいろいろな経緯がありますから。変えれば、減るところとふえるところが出ますから、それはなかなか簡単ではないかもしれませんが。特に、今回プラスで二%加算される部分というのは、今度は都...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、ですから、実額ベースで見ると、それぞれの量が変わればそれは全体のボリュームが変わってきますけれども、今回の価格の改定という効果を見れば、介護職員処遇改善交付金を含めて考えれば、介護全体では九百億のマイナスになる、こういう見方でいいんでしょう。
○加藤(勝)委員 問題なのは、介護報酬の関係で、今度は新たに介護職員処遇改善加算というのが設けられて、いわばこれまでの一・五万円に相当するものを引き続き維持してほしい、こういうことだと思うんですね。しかし、それのかかわるいろいろな文書を読んでおりますと、他方で、「賞与等において、...全文を見る
○加藤(勝)委員 今おっしゃいましたけれども、全てが全部ということは言えませんけれども、特に、地域によってむしろ下がったところもありますよね、ベース自体が。というところを含めて、大変厳しいという声があちこちから聞こえるんですよ。  その中で、今局長おっしゃいましたけれども、しか...全文を見る
○加藤(勝)委員 もう時間ですからまたの機会に聞かせていただきますけれども、今度の処遇改善加算ができたから大丈夫だという話では全くないんだということをぜひ大臣によく御認識いただきたいと思います。  最後に、何かありましたら、一言お願いします。
○加藤(勝)委員 終わります。
04月17日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  きょうは、厚生労働委員会に岡田副総理の御出席をいただきまして、ありがとうございます。  また、二月の予算委員会で、私の方から、保険料率に落とし込んで将来の推計を出していただきたいということに対して、衆議院の予算のたしか審...全文を見る
○加藤(勝)委員 ということは、要するに、全てが入っているんですか。わざわざ「制度として確立された」と書いてあるのは、いわゆる広い意味での少子化対策経費ではない、こういう意味だと思いますけれども、例えば保育所の制度等々、一応法律にのっとったもの、こういうことでよろしいんですか。
○加藤(勝)委員 いや、そうじゃなくて、申しわけないんですけれども、消費税法の改正案の第二条に「制度として確立された」云々という条文があるわけであります。当然それには、年金、医療、介護、さらに少子化対策全体をこの「制度として確立された」という言葉が修飾している、こう私は読んでいる...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、いわゆる広く少子化政策全般が入る、こういうことでございますか。  その次に、今の「社会保障改革のポイント」、この紙の方に戻っていただきたいと思うんですが、「安定財源が確保できていない既存の社会保障費」と書いているんですが、これは二十四年度予算で見る...全文を見る
○加藤(勝)委員 今のその四経費は社会保障関係が全部入っているような気がしますが、余り数字を今議論しようとは思っていないんです。  要するに、今のお話では、ここで消費税収の対象としてお出しになられた経費、制度として確立された年金、医療、介護、少子化対策の経費は、基本的に消費税で...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、そうじゃなくて、安定財源が確保できていないと書いているわけですから。  確かに、消費税はいわゆる高齢者三経費に充てましょうということで附則に書いてありますね、地方税を除く。それは当然対象になります。しかし、それ以外の既存の所得税だって、法人税だって、いろ...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、ちょっと、申しわけないんですけれども、聞いていて全然よくわからないんですね。  要するに、大事なことは、どこが不足しているから今何をすべきかという、やはり、まず現状の認識をきちんとしないと先に進めないのではないかと私は思うんですね。だから、そういう意味で...全文を見る
○加藤(勝)委員 それでは、特別委員会等でも議論があるということでございますから、それまでにはお出しをいただきたいと思います。  それから、続きまして、先ほど棚橋委員との間で、社会保障の、消費税の増収分を社会保障に充てるか充てないかという議論がございました。  国と地方という...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、今申し上げた、百億、二百億の話じゃなくて、二兆円というオーダーですよ。それを一体どうやって賄うんですか。また節約で二兆円出すとおっしゃるんですか。それとも、赤字国債といったら、これは、どっちで何をやっているかわからなくなりますね。  そうすると、赤字国債...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、私は、大臣、消費税を上げるときに伴うこういうものは、ある意味で必要経費だから、ここでチャラにというか相殺してネットアウトしたところで議論していかないと、この二兆円は、また別途の形で歳出増、これは確実になりますね。そのことについて、また手当てがない。  そ...全文を見る
○加藤(勝)委員 消費税引き上げに伴う低所得者に対する臨時的な措置はどうするんですか。
○加藤(勝)委員 というと、それも外でやるんですか。四千億とか五千億とか言われているお金も消費税以外から捻出されるということですか。いや、とてもそんなことはできないと私は思うんですよ。もう一回、きちんとやはり整理を。  消費税を導入するに当たって必要な部分、多分これから住宅ロー...全文を見る
○加藤(勝)委員 済みません、ちょっと今聞き取れなかったので、もう一回御答弁していただいてよろしいですか。
○加藤(勝)委員 いやいや、恒久か臨時的かということをさっきはおっしゃっていないんですね。次元が違いますよと、消費税の引き上げに伴うそういう影響と本来の年金の充実ですと次元が違いますよと副総理はおっしゃったんです。  今の話は、そうじゃなくて、暫定的か恒久的か、そういう意味での...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、今のお話は、確かに、最低保障機能の強化全部が消費税引き上げに伴う低所得者への影響を緩和する措置だということではないと思います。しかし、同時に、全部ではないけれども、ここに書いてあるように、そういうことをも含めておやりになっている、こういうふうにしかこれは読...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、ですからそこを、私は何が言いたいかというと、これから消費税を引き上げるときに、やはり低所得者対策を考えるときには、既にこういう社会保障の面で手当てをされていることも含めて全体で考えられるべきじゃないんですか、だから両方意味があるんじゃないんですか、こういう...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、だから、そこは、さっき違うと副総理がおっしゃるからこんな時間がかかるわけであって、両方の側面を持っておりますと最初からおっしゃっていただければ、それで終わる話なんですよ。それでよろしいんですね。そういうことでよろしいですね。  要するに、では、さっきの田...全文を見る
○加藤(勝)委員 副総理、最初の言葉に余りこだわって、むしろ、実質的な答弁をしていただいた方が話が建設的になるのではないかというふうに思います。  それでは次に、消費税改正法案。  先ほどの西村副大臣の話とも絡むのかもしれませんけれども、附則の第十八条に、平成二十三年度から平...全文を見る
○加藤(勝)委員 そうすると、これも予算委員会のときにたしか財務大臣と御議論させていただいたような記憶があるんですけれども、今おっしゃったところは、別に、あってもなくてもいいと思うんです、今のお話からいうと。時の政権というのは、そういうことを判断するのは当たり前だと思うんですね。...全文を見る
○加藤(勝)委員 先ほど申し上げた、経済や国民生活に責任を持つ政権であれば、こういうことが書いてあろうとなかろうと、こういうことを勘案して判断していく、そして、必要があれば実施するし、あるいはやめる。当然のことだと思うわけでありまして、書いてあるから何だということを申し上げるつも...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、だから、若い人の中でそういうことがあるならば、それが事実なら変えなきゃならないでしょう。それが誤解に基づくものなら、違いますよと説明するのが大臣の仕事ではないんですか。そういう意味で、大臣はどう思っておられるんですか。
○加藤(勝)委員 いや、申しわけないけれども、そんなことは聞いていないんです。大臣がおっしゃった、国民年金はもたないということに対して、大臣は、もたないと考えているのか、もつと考えているのか、その白黒だけはっきりしてくださいよ。
○加藤(勝)委員 大臣、法案の審議のときの答弁と、またこういうとき変えられたら、我々はどっちの答弁で議論をしていいかわからないじゃないですか。これまで国民年金の議論をするときに、現行を改正するから、ではどう思いますかと言ったら、もちますと大臣はおっしゃったじゃないですか。  新...全文を見る
○加藤(勝)委員 終わります。
05月21日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  きょうは、社会保障を中心に、約一時間お時間をいただいておりますので、その点を中心に議論させていただきたいと思います。  今、伊吹委員との議論の中でも、政治生命をかけるという議論、先ほど私どもの石原幹事長ともございました。...全文を見る
○加藤(勝)委員 今のお話も聞きながら、お出しいただいております消費税法の法律案、お手元の方に抜粋を配らせていただいておりますけれども、この第一条の「趣旨」で、「社会保障制度の改革とともに不断に行政改革を推進することに一段と注力しつつ経済状況を好転させることを条件」として、税制の...全文を見る
○加藤(勝)委員 それからもう一点、これは大綱の方に書いておられる言葉なんですが、今のお配りしている第一条のところにも、最初の一文に「この法律は、世代間及び世代内の公平性が確保された社会保障制度を構築する」、こういうふうに書いてあります。そして大綱の中には、給付、負担両面で、人口...全文を見る
○加藤(勝)委員 要するに、所得再配分をされるという。  ただ、その話と、私がお聞きしたいのは、人口構成の変化に対応したということなんですね。人口構成が変化したから所得再配分をもっとしよう、こういうことですか。
○加藤(勝)委員 まさに世代間の公平も図っていく、こういうことだと思います。  まず、基本的な考え方をちょっと確認させていただいて、そしてその中で、もう一つ、社会保障・税一体改革の大綱の中で、「社会保障の機能強化を確実に実施するとともに社会保障全体の持続可能性の確保を図る」、よ...全文を見る
○加藤(勝)委員 多分その辺の、持続可能性の認識が少し私どもと違うのではないかと思うので、ちょっと先にいろいろ議論をさせていただきたいと思います。  ここの表に出させていただいた、テレビを見ている方にはちょっと小さい字で申しわけないんですが、社会保障に係る費用の将来推計について...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、私の質問は、上がったところ、さっき申し上げたけれども、改革の前と後の数字のことをとやかく言おうと思って言っているのではなくて、それらを含めようが含めなくても、大きな流れとして介護保険料がこんなに上がっていくんですよ。そこのところを、本当にこれが持続可能な、あ...全文を見る
○加藤(勝)委員 何か、考え方が大体同じだ、こういうことでございますが、どうして同じ考え方なのに政策がこれほど違うのかなということは、後ほど、最低保障年金を含めて議論させていただきたいと思います。  それから、役に立っている、おっしゃるとおりです。介護保険は、それぞれ介護をすべ...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、自見代表のお話を聞くと、個人の提案であるけれども、どうも国民新党として、具体的な提案は違うけれども、経済成長というのはもっとしていかなきゃいけないという、かなり流れとしては追認をしているように私には聞こえたんです。  そして、先ほど伊吹委員のお話の中にも、...全文を見る
○加藤(勝)委員 与党と野党じゃないんです、与党の中なんですね。代表、幹事長ですから、それは与党間で、幹事長の間で議論されていると思いますから、もしそうであれば、与党間でしっかり調整してから持ってきてくださいよ。どう考えたって、これは与党の意見が違う、こういうふうに私には聞こえま...全文を見る
○加藤(勝)委員 何の骨格なのかというところがありますし、直接質疑をされておりました総理からは、今の、政府としての方針というものを貫く、こういう話がありましたけれども、しかし、我々野党に対してまさにいろいろ呼びかけをされているという中で、与党において、しかも要職にある方がある意味...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、何でそういうことになってきたのか。  破綻している、破綻しているとおっしゃった方が相当おられたんじゃないんですか。だからこそ、国民の側から見れば、ああ、これはだめだな、こう思うわけであって、そこは、むしろ大臣がきっちりと、大丈夫ですよ、こう明言してい...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の大臣のお話を聞いていても、これをこういうふうに変えたいという話と、現行制度の持続可能性が、どうしても、これを変えたいというその論理の中で、現行制度が持続的ではない、こういうニュアンスがやはり出てきてしまうんですね。ですから、そこはやはりしっかりと、今もやって...全文を見る
○加藤(勝)委員 未加入の問題は、多分どちらの制度になってもなかなか解決し得ない、もちろん源泉で徴収すれば別ですけれども。例えば、一般の自営業者の方とか、そこの未加入というのはなかなか、私は、どちらの制度であったとしても、未加入である限りは年金が払われないというのは多分新しい年金...全文を見る
○加藤(勝)委員 民主党のマニフェストでは「国民全員が受け取れる年金制度」と書いてありますから、そこは、おっしゃるように、もちろん保険料を納めた人ということがその前提なんだと思いますけれども。  また、今、所得把握のことをおっしゃられましたけれども、これはなかなか難しい。特にマ...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、ですから、それを具体的にするに当たってももう少し、例えば、先ほど既に、民主党の案と言われている中でも四パターンあるわけですよね。大体どの辺でいこうとされているのか、少なくとも。そして、それが具体的にどういう形で国民負担につながっていくのか。  そして、私...全文を見る
○加藤(勝)委員 要するに、皆さん方の成案のレベルでありましたけれども、そこには、マニフェストでやろうとしていることを実行するために必要な、いわゆる後期高齢者医療制度を廃止したら、それに伴って国民健康保険の負担増、それを国が支援するというお金は計上されていない、それでよろしいです...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、それは大臣、違うんじゃないですか。マニフェストの議論のときには、たしか、医療の一体化を含めて、八千五百億円ぐらいの数字が出ていたと思うんですよね。ですから、それは皆さんが考え方を変えて、今御検討されている案でいえばその程度だということだと思うので、そこは違...全文を見る
○加藤(勝)委員 現実的な案等々については、我々も議論していきたいと思いますけれども、ただ、おっしゃったように、別個の制度だからだめだ、だから廃止だとおっしゃったのがマニフェストの原点。そして、今皆さん方が議論しているのは、先ほど何回も言っているように別個の制度なんですよ。  ...全文を見る
○加藤(勝)委員 もう時間が来たのでやめますけれども、その差別感ももう既に随分消えてきています。名前は確かにあるかもしれません、後期高齢者。もうこれは総理の判断一つだということを申し上げて、終わらせていただきます。
05月29日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○加藤(勝)委員 おはようございます。自由民主党の加藤勝信でございます。  当委員会では二回目の質疑ということでございますけれども、この委員会の名前が社会保障と税の一体改革に関する特別委員会、こういうことであります。それから、政府の方では社会保障と税の一体改革大綱というのをたし...全文を見る
○加藤(勝)委員 社会保障改革と一体でいわば消費税を中心に税の議論をするというにもかかわらず、その根本たる社会保障の話が出てこないということになると、単に消費税増税だけの議論をするのか、こういうことになるんだというふうに思います。  我々としては、そういう考え方に立つべきではな...全文を見る
○加藤(勝)委員 どなたにお答えいただくのかわかりませんが、消費税の改正法案の第一条にどう書いてあるのか。すなわち、社会保障制度の改革をする、行政改革をしっかりやりますよ、そして、経済情勢の好転云々という条件はありますけれども、消費税の使途の明確化と税率の引き上げを行う、これはセ...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、私が申し上げているのは、大綱で皆さん方が国民の方々にお約束をした、その約束をしっかり実行していただきたい。  それから、別に、今それが出てこなければこれ以上審議しないなんということを言っているわけではなくて、むしろ、一体改革と皆さん方が称している以上...全文を見る
○加藤(勝)委員 むしろ、我々の方からこれから提案をさせていただくということになると思います。  ただ、今副総理がおっしゃった、中長期的なということのくくりになるのかどうか。目の前にやるべきことはもういろいろ出てきているわけでありますから、そして、消費税はここ数年以内に上げると...全文を見る
○加藤(勝)委員 私どもは、今、この介護の問題、これは段階によって、所得によって違いますけれども、いわゆる標準の水準が五千円、このぐらいが当時、最初のころは一つの限度じゃないかなという議論だったと思います。  それが今、一万円を超えよう、超えるかもしれないという状況に近づいてく...全文を見る
○加藤(勝)委員 税金は、上げる場合には税法という形で通らなければならないわけであります。ただ、保険料の場合は、基本的にそれぞれの保険者等が決めて上がっていく。ただし、医療や年金については上限というのが決まっているんですね。ところが、介護の保険料の場合には、基本的に上限がないんで...全文を見る
○加藤(勝)委員 検討ではなくて、答えをしっかり出すということが今求められていると思います。検討は確かに大事なことであります。しかし、どこかで判断しないと答えは絶対出てこないわけでありますので、やはり今回、皆さん方も消費税の引き上げということに踏み込まれているわけでありますから、...全文を見る
○加藤(勝)委員 我々も、直ちに公費負担の割合を引き上げるということではなくて、今副総理がおっしゃったように、さまざまないわゆる効率化とか重点化をした上で、それでも全体の給付費が上がっていくのであれば、一体どこまで保険料としてお願いできるのか。  特に、介護保険の場合には、医療...全文を見る
○加藤(勝)委員 今総務大臣からお話がありました四経費の周辺事業、国においてはそういう事業はないんですか。
○加藤(勝)委員 これは厚労大臣にお伺いした方がいいと思うんですが、対象にしないということでお聞きしているのではなくて、そういう事業を予算上、政府において対応していることはないんですか、こういう趣旨であります。  当然、あります。にもかかわらず、何で国と地方が違うんですか。御説...全文を見る
○加藤(勝)委員 税法の話をしているのではなくて、使い道の話でありますから、少なくとも、皆さんが四経費に使いますということで、特に岡田副総理、かなり、もう一回使途のやり方を整理されましたよね。  例えば、国の歳出の中でも当然消費税が上がればふえる部分があります、しかし、社会保障...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、だから、地方の整理はわかりました。しかし、同じ話が国の予算の中にもありますよね、厚生労働大臣。では、何でそれを対象にされないんですかという話であります。  何で国の場合にはだめで、地方の場合はいいんですか。いわゆるダブルスタンダードだ。それが、何で、どう...全文を見る
○加藤(勝)委員 そもそも地方消費税というものをどう捉えていくのか、その使途を本当にこういう形で限定していいのかという、その根本をきちんと整理せずに、たまたま消費税だからということでやる。  さらに、きょうは議論しておりませんが、地方交付税も外されていますけれども、こういうふう...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、今、計算はそのとおりだと認めていただいた中で、それを成案の中では、主として消費税を中心に、こう書いてあるわけでありますから、将来的には、全部ということではないにしても、消費税を今ざっと計算してもさらに五%上げていかなければ、今不足している部分、仮に一〇...全文を見る
○加藤(勝)委員 いずれにしても、やはりそこには一つの穴が、穴といいますか解決すべき課題があるということは明らかでありまして、そのことはあわせて国民の方々にもしっかり説明をしていかないと、山はまだまだ先にありますよ、ここで頂上に来たんじゃないんですよ、これは非常に大事なことだと思...全文を見る
○加藤(勝)委員 矛盾するかどうかというのは、どういう法律を出されるかということを前提にしないと、矛盾しているかしていないか、確かに、いろいろな立て方があるのは事実でありますけれども、ここを見る限り、少なくとも新しい年金制度を大綱では書いていますけれども、今回の法律では、その新し...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、今、それぞれの高齢者の方の生活費の基礎的な部分ということに準拠するというのであれば、地方ごとに随分違うわけでありますから、それを無視して一律にというのもかなり飛躍した議論だというふうに私は思います。  その上で、最後に岡田副総理にお伺いしたいんですけ...全文を見る
○加藤(勝)委員 最後のそういう対策は別途議論させていただくにしても、きょうの議論で一番最初に申し上げたように、そうした低所得者対策をどうするか、医療や介護の面も含めてどうするかということが決まらなければ、今言った逆進性の解消の話も出てこない。  したがって、少なくとも引き上げ...全文を見る
06月05日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  きょうは、大変お忙しい中、こうした機会に意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  まず、井戸知事に二つ教えていただきたいんです。  一つは、今回、私どもの委員会では、広い意味では社会保障と税ということなんで...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の状況では、知事会のスタンスを明確に伝えている、こういうことだろうと思います。  それからもう一つ。地方消費税あるいは地方交付税の関係で、今回の消費税、最終的には一〇%になる、その五%分については、いわゆる年金、医療、介護、そして今、少子化対策という四つの経...全文を見る
○加藤(勝)委員 籔本副会頭に御質問させていただきたいと思うんですけれども、今回、消費税の議論と一緒に、年金については、短時間労働者に対する厚生年金、健康保険の適用拡大、こういうことが盛り込まれておりまして、実施時期も平成二十八年の四月からということでありますから、ちょうど一〇%...全文を見る
○加藤(勝)委員 ありがとうございました。  続いて、武田会長に御質問したいと思うんですが、先ほど、伝統的な社会のあり方とか心の持ち方、こういう視点からいろいろ御議論いただいておるんですが、今回の意見陳述の中には出てこなかったんですが、今回の年金法の改正の中に低所得者に対する加...全文を見る
○加藤(勝)委員 ありがとうございました。  最後に、保育協会の小林会長に質問させていただきたいと思うんですけれども、今回の総合こども園、今認定こども園の話もありました。私どもが認定こども園制度をスタートして、そして今、兵庫県でもいろいろ活用いただいている。ただし、確かにいろい...全文を見る
○加藤(勝)委員 それぞれ忌憚のない御意見をいただきまして、大変ありがとうございました。終わらせていただきます。
06月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第20号
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○加藤(勝)委員 私どもも、従前より、生活に困窮しておられる高齢者で、無年金あるいは特に低年金の方々に対する対応、この必要性というのは十分認識をしているところでありますけれども、ただ、年金制度というのは、そもそも保険料に応じて年金が支給されるということが原則でございます。  そ...全文を見る
○加藤(勝)委員 お答え申し上げます。  まず、私どもは、そもそも低所得者、特に高齢者で低所得者、かつ年金の無年金あるいは低年金の方に対する対応の必要性ということは十分認識しつつも、そうした対応については、いわゆる年金制度の枠内ではなくて、いわゆる福祉的な措置で対応すべきだ、こ...全文を見る
○加藤(勝)委員 今回の支給方式について、一つは、二五%ということではございませんけれども、上限五千円で、あとは納付期間等に応じて比例的に支給される、こういうような仕組みを想定しているところでございます。  その上で、対象者でありますけれども、もともと政府案でも御指摘のような形...全文を見る
○加藤(勝)委員 あくまでも、私どもが数字を持っているわけではございませんから、政府から確認した数字などをベースに答弁をさせていただきたいと思います。  今回の福祉的給付の対象人数につきましては、先ほど申し上げた低所得高齢者の範囲は政府案と同じということでございますから、基本的...全文を見る
○加藤(勝)委員 御指摘のように、事務をこれからどう進めていくかという具体的なことは調整をしていかなきゃいけないと思っておりますけれども、もともと、今回の福祉的な給付措置におきましても、年金受給者を基本的には対象としているというようなことを含めて、年金をベースに給付される仕組みと...全文を見る
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○加藤(勝)議員 町村委員にお答えをしたいと思います。  実務者協議というよりは、私ども自民党の中での議論ということになりますけれども、特に、国民年金そして被用者年金の一元化につきましては、もともと、所得に比例をするということであれば、その所得の把握がきちんとできるのであろうか...全文を見る
○加藤(勝)議員 高橋委員にお答えしたいと思います。  実務者間の議論というのは、基本的に、政府が出された社会保障に関する法案、そして私どもが提出させていただいた社会保障制度改革、当時は基本法の骨子と申し上げておりましたけれども、その中身について議論をさせていただいて、そして、...全文を見る
○加藤(勝)議員 高橋委員にお答えしたいと思います。  社会保障の定義、これはまちまちでございまして、例えば社会保障関係費という予算で使われている場合には、かなり幅広いものが含まれております。  今回の社会保障制度改革推進法では、あくまでも、平成二十一年度の税制改正法附則百四...全文を見る
07月11日第180回国会 参議院 本会議 第19号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 田村智子議員にお答えを申し上げます。  三党提案者それぞれということで、自由民主党の提案者として答弁をさせていただきます。  まず、小泉政権の社会保障政策への評価ということでございます。  小泉政権においては、例えば、いわゆる骨太方針二〇〇六では...全文を見る
07月18日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号
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○衆議院議員(加藤勝信君) お答えを申し上げます。  まさに今、宮沢委員御指摘いただいた点は法案の第四条に書かせていただいているところでございまして、今、医療の話、介護の話、具体的に基本方針の中に盛り込んでおりますから、それを踏まえて社会保障制度改革国民会議において審議をしてい...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) お答えいたします。  今御指摘のとおり、国民年金法第四条の三というところにいわゆる財政検証という言葉が出てまいりますけれども、年金に係る財政の現況及び見通しと、こういう形で書かれております。その文言をそのまま推進法の中に入れさせていただいていると、そ...全文を見る
07月19日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 今御指摘がありましたいわゆる最低保障年金を含めた新しい年金制度を含めて、私ども自民党の立場としては、むしろ第二条第三号、昨日も議論がございましたけれども、年金、医療及び介護については社会保険制度を基本にという理念にのっとって、基本的には現行制度を基本に...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) 推進法第五条第二号に、「年金記録の管理の不備に起因した様々な問題への対処」という文言が入っております。  これにつきましては、これまでも消えた年金等、いろいろ議論がございました。年金記録の管理の不備に起因して、基礎年金番号に統合されていなかった約五千...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) 今御指摘ありました専業主婦の年金切替え漏れ問題、あるいは昨年の年初でございましたか、いわゆる運用三号等々、いろいろ議論になりましたけれども、先ほど私が説明した中身とはちょっと次元が違いますけれども、年金管理に係る問題でございますから当然この中に含まれる...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) 今議論がございましたように、月々五千万円近い年金、保険料に基づかない形で支給されている、これは一日も早く是正すべきだと、こういうふうに思っております。  ただ、今回出していただいている法案について、与党側から早く審議をする云々という議論もあります。し...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) 先ほど世耕委員からもお話がありましたけれども、過去に保険料の納付に基づかなく支給されたものについて、あえて遡及をして返還を求めないという、やはり我々そもそも、元々やっぱり保険料に基づいて初めて年金は支給される、その原則はしっかり堅持すべきだと思いますが...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) 今、当初あるいは今のというお話がありましたけれども、国会に出てきているのは今の法案だけで、多分今の当初の議論は民主党あるいは与党の中での議論だろうと思っておりますから、ちょっとそこをつまびらかに承知しておりませんので、党としてどうかというのはございます...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) 又市委員にお答えいたします。  むしろ、共助の中、社会保険で賄われている部分、また公助は基本的に税金で賄われている部分でございますから、こうしたものが高齢化の中で拡大すれば、当然、先ほどの議論にもありますように、保険料を含めて国民負担が増大をしていく...全文を見る
07月20日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 今御質問の中にありましたように、元々、今回の消費税の引上げあるいは社会保障制度改革、私どもが政権のときに作りました所得税含めた税制改革法の附則百四条、ここから全てが出てきているわけでありますから、それはもちろん踏まえているわけでありますけれども、具体的...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) 今の議論は、一方で先ほど御議論がありました財政の健全化の道筋との当然関係が出てきますから、先ほど申し上げたように、党内の中ではそういう議論もさせていただいておりますけれども、ただ、先ほど申し上げたように、それは合意ではないということであることははっきり...全文を見る
07月25日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 大久保委員にお答えしたいと思います。  今御指摘の規定は、まさに高齢化の進展、高度な医療の普及などによる医療費の増大が見込める中で、国民皆保険制度をまず維持をしていく、そのためにも保険料負担の公平を図っていかなければならないと、こういう思いで書かせて...全文を見る
07月27日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○加藤(勝)委員 今の御指摘がありますように、もともとは高年齢者等職業安定対策基本方針の中に盛り込むというものが、いわば、まさにおっしゃるように、特出しされて、独立した指針として、今回、法律の中に定めさせていただいた。  その趣旨は、労政審の建議等もありますので、労使ともにわか...全文を見る
○加藤(勝)委員 先ほど申し上げた労政審の中で、今回、継続雇用制度の対象となる高年齢者に係る基準は廃止することが適当だということと同時に、就業規則における解雇事由または退職事由に該当する者について継続雇用の対象外とすることもできるとすることが適当だ、こういう建議があるわけでござい...全文を見る
○加藤(勝)委員 ですから、通常、雇用関係が、定年以前の場合においても、雇用解雇規則に反すれば当然解雇される、こういうことでございまして、それが再雇用の場合にも、同じような事情があれば、適用され得ることもあり得るよ、そういうことでございます。
○加藤(勝)委員 これは、例えばモデル就業規則というのが厚生労働省の労働基準局等から示されておりますが、例えば、その中で、「勤務状況が著しく不良で、改善の見込みがなく、従業員としての職責を果たし得ないとき。」等々いろいろな事由が出てきておるわけでございまして、そういったものがその...全文を見る
○加藤(勝)委員 今の御質問の中の、そもそも就業規則における解雇等を決めた事象に基づいてというお話でございますから、そこから何か一歩踏み出すという話ではまずないということを申し上げておきたいと思います。  それから、今の労使協議云々というか、むしろ、労使協議ではなくて原則適用す...全文を見る
07月30日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 福島委員にお答えしたいと思います。  そもそも、私ども自由民主党から社会保障制度改革基本法のときから出させていただきました。そのときには特段この規定はなかったんですけれども、しかし、有識者の中には当然国会議員も入るであろうというその可能性は別に否定し...全文を見る
08月03日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 先日来この委員会で、共同提案をしております鴨下委員から御説明しておりますのは、全額税を入れるという最低保障年金については対象にならないんではないかということを申し上げてきたわけでありまして、今お話あるように、更に具体的な話というのは我々に何ら示されてお...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) 推進法の部分については、これは三党合意をいたしましたから、それに基づいて、まあこれは成立すればの話でありますけれども、していくと、こういうことになろうかと思いますけれども、当然、それ以外の分野については我々別に何ら合意をしているわけではありません。特に...全文を見る
08月07日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○加藤(勝)委員 おはようございます。自由民主党の加藤勝信でございます。  きょうは、私自身、東日本大震災の基本法あるいは特別会計等々、いろいろな形でその議論あるいはそれをつくる段階で参画させていただいた、そういう立場から幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、復...全文を見る
○加藤(勝)委員 今、地方交付税のことをお伺いしたんですが、かなりの基金が、既存基金に入れたものから新しく入れたもの、いろいろあるんですけれども、大体、基金に対して支出済み額のうち幾らぐらい余っておられるんですか。
○加藤(勝)委員 そういうことから、地方交付税の中でも約一兆円が、あるいは基金も、今二兆七千億ぐらいという数字をお出しでありますけれども、どうなっているかわからないということですから、実際の、本当に執行が二十三年度にどのぐらい行われたかというと、甚だ、全体の半分にもいかないんだろ...全文を見る
○加藤(勝)委員 何でこういう議論をさせていただくかというと、八月二日の農林水産委員会、きょう、また後で小野寺議員が質問されますけれども、小野寺委員の質問を聞かせていただいておりまして、グループ補助金の話が出ました。グループ化補助金というんでしょうか。非常に要望が多くて、またその...全文を見る
○加藤(勝)委員 確かに、法律の解釈、これまでの運用はそうだと思います。ただ、今副大臣がおっしゃったことは、認められたんだから認められるであろうということはあるにしても、もう一回同じことをやれということなんですよね、結果的に言えば。だから、これは非常に、常にいろいろなところで議論...全文を見る
○加藤(勝)委員 迅速に対応していただくというのはもちろんだと思いますが、ただ、国の制度に合わせて復興をやりなさいというのも、またいささかいかがなものなのかなという感じがします。  きょう、復興庁でお答えいただくのか経産省にお答えいただくのか、あれですけれども、今のグループ化補...全文を見る
○加藤(勝)委員 二十三年度だから、こういうことだと思います。二十四年度から、特別会計という形の中でもし計上されていくものであれば、当然、復興大臣がもっと関与した上で行われるという仕切りにたしかさせていただいたと思っておりますから、二十三年度分だからというのではなくて、やはり実際...全文を見る
○加藤(勝)委員 財務省との関係もあるから、なかなかお答えいただけないんだろうと思いますけれども、しかし、復興大臣というのは、設置法上、いわば復興に関しては内閣の官房長官みたいな立場に位置づけているわけでありますから、そこはやはり積極的に、今、政局、いろいろこれからあります、それ...全文を見る
○加藤(勝)委員 所得把握ができれば、それに応じて負担が下がって、軽減というか、実際に合わせた負担になる等々ということでお話があったんだと思いますけれども、そこはぜひよく見ていただかなきゃいけないなというふうに思います。  特に、基本的には、いずれにしても特別調整交付金の中でや...全文を見る
○加藤(勝)委員 事業が進んだということと、効果がありますよね。それによって経済にどういう効果がある、雇用にどういう効果がある、そこがやはり大事なところで、事業だけやっても効果が上がらなかったらということにもなりますから、そこを含めた状況把握というんでしょうか、そういったものをぜ...全文を見る
○加藤(勝)委員 それと、さっきのミクロという整理の中になるのかもしれませんが、被災地の方々の気持ちや考え方がどうなっているか、こういう調査もされておられますよね。やはりこういうのも非常に大事な指標だと私は思います。  その上で、復興庁はたしか二月にスタートした。本当は昨年の、...全文を見る
○加藤(勝)委員 率直なお話を聞かせていただいて、ありがとうございます。  ただ、いずれにしても、よく言われるように、時間との勝負でありますから、それぞれお考えがあれば、我々の方にもまた投げかけていただければ、しっかり我々自民党としても対応させていただきたいというふうに思います...全文を見る
○加藤(勝)委員 ぜひ、やはり信頼関係というのが非常に大事なことだと思いますので、そうしたものを積み重ねていくと、今回、視察でもいろいろな御議論があり、また御指摘の中では、もう半年前、一年前と同じだと。多分、そういうことも確かにずっとあるのかもしれませんけれども、それをやはり解消...全文を見る
08月10日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 今御議論があったように、私どもの認識は、全額税を財源とするそうした年金というものは明らかに、ここに言っております社会保険制度を基本とするという、これには全く反するものであると、こういう理解でございます。ただ、具体的な議論あるいは姿がまだ示されておりませ...全文を見る
○衆議院議員(加藤勝信君) これまでのこの委員会でも御議論がありましたけれども、この後期高齢者医療制度導入時にはいろんな確かに議論がございました。混乱もございました。高齢者の方々にもある意味ではいろんな意味で御迷惑を掛けてきたわけでありますが、私どもとしては、基本的に現時点ではか...全文を見る
08月28日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○衆議院議員(加藤勝信君) 自由民主党として、そもそも自助自立を基本に共助、公助を組み合わせていくと、こういう基本的な考え方でありますから、働く意欲、能力のある方々が生涯頑張って働いていただくというのを当然我々は応援をしていくと、こういう立場でございまして、そういう観点からも、今...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○加藤(勝)委員 自由民主党の加藤勝信でございます。  三井大臣初め、副大臣、また政務官の皆さん、よろしくお願いをしたいと思います。  今の松本委員の締めくくり、我々も、近いうちという話をしながらという中でありますから、いささか複雑な思いを持ちながら、大臣初め皆さん方に御質問...全文を見る
○加藤(勝)委員 おおむねという表現がどこまでが適切なのかなという感じがいたしております。実際、被災地全体で見るとおっしゃるような数字に近いものがあるのかもしれませんが、市町村別で見るとそこまで進んでいない、全く医療として十分提供できていないというところもあるわけであります。 ...全文を見る
○加藤(勝)委員 いずれにしても、今の施策、そして、今、二十五年度要求もされているわけでありますけれども、実態をよく踏まえながら対応していただきたいということを申し上げておきたいと思います。  次に、社会保障・税の一体改革大綱に関連いたしまして、まず高齢者医療制度について。 ...全文を見る
○加藤(勝)委員 ちょっと確認をしたいんですが、二十五年度をどうするかということを検討されるのか。場合によっては、そこで引き上げればそのまま上げたということになるのかもしれませんが、制度として一応確定するようなことを今御検討されているのか、二十五年度をどうするかということを検討さ...全文を見る
○加藤(勝)委員 その踏まえる二十五年度予算はまだ決まっていないので、まずは二十五年度について議論していく、こういうふうに受けとめさせていただきたいと思います。  その上で、高齢者医療制度の見直しについても社会保障制度改革国民会議との議論ということにもなりますが、大臣として、高...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、なぜそう伺ったかというと、社会保障制度改革推進法の書き方が、医療保険制度について第六条で書いてあるんですけれども、第六条の第四項に「今後の高齢者医療制度については、状況等を踏まえ、必要に応じて、」と書いてあるんですね。  そうすると、これは必要を誰がどこ...全文を見る
○加藤(勝)委員 技術的なではなくて、政策判断の問題だと思います。  要するに、かなり定着している。今の、質、高齢者を差別するということで入れたわけではありませんけれども、そういうふうに受けとめられた部分は確かにあったというのは私も思いますけれども、いずれにしてもかなり定着をし...全文を見る
○加藤(勝)委員 そこはひとつ整理をしていただきたいというふうに思います。  生活保護についてお伺いしたいと思います。  この辺についても、医療に関する自己負担について、大臣の御発言が、これは何か会見の最中に変わったという話でありますから、どこまでがあれかわかりませんが、それ...全文を見る
○加藤(勝)委員 一方で、最近の新聞、十一月六日ですか、行政刷新会議で新仕分けをやるという中に生活保護が入っている、こういう話が入っています。  しかし、これは当然、今の生活扶助も含めた議論だと思うんですが、検証されていないものを何で仕分けで議論できるのかなというのを私は思った...全文を見る
○加藤(勝)委員 聞いていない。  新聞には、政府は対象とする方針を決めた、こういう書き方をしておりますが、聞いている聞いていないという前段階として、政府として決めていないということなんですか、それとも、決めているかもしれないけれども大臣は聞いていないということなんですか。
○加藤(勝)委員 ただ、通常、こういう話があれば何らかの動きがある。それは大臣が副総理におっしゃるレベルなのか、副大臣、政務官がいらっしゃいますから、そういうレベルなのか、わかりませんけれども。  どう考えても、まだ検証している最中のものを仕分けするというのは、なかなかやれるも...全文を見る
○加藤(勝)委員 またぜひその状況を教えていただきたいと思います。  それでは、あと、新しい年金制度の創設というのが従前からあったわけでありますけれども、最低保障年金、所得比例年金。大臣の御挨拶、所信の中には一切そういう話がありませんでしたけれども、これはやはりもうやめておこう...全文を見る
○加藤(勝)委員 これから検討というのは、意味がちょっとよくわからないんですけれども。  それなりに民主党の中で議論されているし、たしか新しく何か計算し直したものもあったように聞いておるんですけれども、そうではなくて、また別途何か検討されていく、そういう意味なんですか、今のお話...全文を見る
○加藤(勝)委員 何となく、厚生労働省の主体性がだんだんなくなって、三党協議とか社会保障国民会議という話になっているような感じがいたしますけれども。  年金という関係で申し上げますと、今、厚生年金基金の議論がいろいろ出てきております。  私の記憶では、この基金を十年後に廃止す...全文を見る
○加藤(勝)委員 制度そのものが、時代、これまでの、当初設定した以降、低成長に入ったり低金利に入ったり、あるいはリーマン・ショックとかいろいろなことがあったりというのは確かにあると思います。しかし、その中できちんと運用しているところもあるんですね。  問題なのは、やはり、基準が...全文を見る
○加藤(勝)委員 申しわけないけれども、これはといっても、大臣の挨拶についてお聞きしているので、副大臣のお話は聞いていないんです。  私が申し上げているのは、それぞれ大臣が所管、所管があって視点が違う、それがトータルとして政府として一つの姿が出てくるのは、私はそれはそれだと思い...全文を見る
○加藤(勝)委員 いや、そうじゃなくて、どういうところに重きを持っていかれるんですか、特に経済成長云々というところは、私は副次的に位置するべきじゃないですかと申し上げているのですが、そこはどうなんですか。
○加藤(勝)委員 私も、再生医療あるいは医薬あるいは医療機器、これは今申し上げた観点から進めるべきだと思いますし、そういう意味において、今の法律あるいは審査の対応というのは十分かどうかというのは疑問は持っているわけでありますけれども、ただ、それを進めるときに、国民の方々に理解をい...全文を見る