加藤勝信

かとうかつのぶ

小選挙区(岡山県第五区)選出
自由民主党
当選回数7回

加藤勝信の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○加藤国務大臣 まず、希望出生率一・八の実現に向けては、希望どおりに結婚ができない、あるいは希望どおりに子供を産み育てることができない、こういう状況を改善していかなきゃならないと考えております。  具体的には、キャリアアップ助成金の拡充などを通じて、若い方々の雇用の安定、待遇の...全文を見る
○加藤国務大臣 特に今、若い方ということでございますけれども、そうした方々に対して年金の負担の面を含めてしっかり対応していくということが大事だというふうに思いますし、特に、希望出生率等を考えますと、そうした方々の所得基盤、これをしっかり確立していくということが非常に重要だ、こうい...全文を見る
○加藤国務大臣 今回は、従来の三本の矢を強化することで、戦後最大の経済に向けて、GDP六百兆円を目指す強い経済、その上で、第二の矢として、国民の希望出生一・八を達成するための子育て支援、第三の矢として、介護を理由に仕事をやめる人がゼロになる、こういう社会をつくっていく。それにかな...全文を見る
01月12日第190回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○加藤国務大臣 先ほどから総理からお話がありましたけれども、今回は、希望出生率一・八の実現、すなわち、結婚しやすい、あるいは子供を産みやすい、育てやすい、そういう環境をつくっていこうということの一環ということであります。  この三世代同居、近居の環境整備は、家族において世代間で...全文を見る
○加藤国務大臣 この資料は、御指摘のあります国民会議に御参加された方から提出された資料だということでありまして、これをどういうふうに読むのかというのはあると思います。たまたま私のところも妻と同居しておりますが、娘が四人いるということもございます。それぞれの状況によってそこは違うん...全文を見る
01月13日第190回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○加藤国務大臣 お答えさせていただきます。  GDP六百兆の実現に向けて、特にことし前半にかけての個人消費の下支えを行い、そして経済の下振れリスクに対応していくことが必要だというふうに考えております。  そういう中で、現役世代について見ますと、賃金引き上げの恩恵が及びやすい。...全文を見る
01月15日第190回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 一千百万ということでございます。
○国務大臣(加藤勝信君) 同じ根拠でございます。地方財政法十六条ということでございます。
○国務大臣(加藤勝信君) 各自治体に支給事務を義務付けるという法的根拠は当然ございませんので、御協力をお願いをしていくと、こういうことになります。
01月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 政府において特にあるわけではありませんけれども、直近では昨年十二月に日本財団等が公表された資料がございます。それによりますと、子供の貧困対策を講じることによって、現在十五歳の子供のうち貧困状況にある子供約十八万人において進学率、中退率、これが改善した場合...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今回の補正予算につきましては、昨年の十一月、一億総活躍国民会議で議論をいただきまして、緊急に取りまとめるべき政策、特に希望出生率一・八、介護離職ゼロと、それに絞り込んで、そして今緊急にやるべきことを計上させていただいたところでございまして、実施に当たりま...全文を見る
01月19日第190回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今、二〇〇九年の定額給付金のお話がございましたけれども、御質問の中にもありましたように、それぞれ対象が異なるといったこともございますので一概に比較はできないと思いますが、先ほど総理から御答弁いたしましたように、今回は消費性向の高い高齢者を中心にしていると...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) そのときの報告書によりますと、高齢者世帯が受給額の三七%、子供がいる世帯が受給額の四〇%と、こういうふうになっております。  ただ、先ほど申し上げましたように、今回の一連の流れを見る中で、そうした子育て世帯、勤労世帯に対しては賃金の引上げ等も行っている...全文を見る
01月21日第190回国会 参議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今御指摘がございましたように、待機児童解消加速化プランに基づいて、平成二十九年度末の整備目標を前倒し、上積みして四十万から五十万とすると。それと並行して、しっかり保育士の確保策、これをしっかり進めていきたいと、こういうふうに思っております。  今回の一...全文を見る
02月03日第190回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○加藤国務大臣 今御指摘ありましたように、まさに、一億総活躍社会とは、誰もが個性を尊重され、将来の夢や希望に向けてもう一歩前に踏み出すことができる、そして多様性が認められる社会ということでありますから、その社会を実現していく理念においても、いわゆるLGBTと言われる性的少数者に対...全文を見る
○加藤国務大臣 今お話がありましたように、薗浦委員におかれましては、子どもの貧困対策の推進に関する法律の制定にかかわり、また、この間もいろいろと御示唆をいただいているところでございます。  政府としても、昨年十一月に、一億総活躍国民会議の緊急対策、ここにおいて取りまとめた子供の...全文を見る
○加藤国務大臣 今議員御指摘のとおり、地域の実情において具体的な施策を現場で展開していただくのはまさに地方公共団体でありますから、国と地方公共団体と民間がよく連携をとっていくということが当然必要になってまいります。  また、子供さんの発達、成長段階に応じて、細切れではなくて、一...全文を見る
02月04日第190回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○加藤国務大臣 補正予算の審議のときにも申し上げましたが、年金生活者等支援臨時福祉給付金についての御質問でありますけれども、この件につきましては、補正予算については全体としての経済効果、これは実質GDPでおおむね〇・六%、その内訳として、民間最終消費を実質GDP比で〇・一%押し上...全文を見る
02月05日第190回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○加藤国務大臣 まず、議論の場になります国民会議を主宰しております私の方から御説明させていただきたいと思います。  今の最初の議論、同一労働価値同一賃金ということに関しても、これが定義だというのが必ずしもあるわけではないというふうに思います。  ですから、まさに議論すべきこと...全文を見る
02月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○加藤国務大臣 基本的な認識は、今、越智委員から御質問の中でお話があった、そういう認識に立っているわけであります。  この三年間で、特に経済を中心に、デフレ脱却をしながら、そして、賃金、雇用、そして、消費や設備投資というエンジンを回していこう、これはだんだん今動き始めてきた。 ...全文を見る
02月19日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○加藤国務大臣 一億総活躍、女性活躍、再チャレンジ担当大臣、また男女共同参画、少子化対策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し上げます。  一億総活躍社会の実現は、安倍内閣の最重要課題であります。  デフレ脱却が見えてきた今こそ、少子高齢化という日本の構造的課題...全文を見る
02月19日第190回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○加藤国務大臣 ありがとうございます。  同一労働同一賃金の実現など非正規労働者の方の待遇改善、これは、長時間労働の是正、高齢者の雇用の促進と並んで、今、春に向けて取りまとめをしようとしておりますニッポン一億総活躍プランにおいては大変大きな課題だというふうに思っております。 ...全文を見る
02月22日第190回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○加藤国務大臣 制度については、厚生労働大臣がおられますので、大臣からお話があると思います。  あくまでも、一億総活躍社会、誰もが活躍できる環境づくりを進めていくということが必要でありますし、今の議論でありましたように、自由な意思決定に基づいて、それぞれの方々がその信条にのっと...全文を見る
○加藤国務大臣 次の世代の社会を担う若い方々がまず健やかに成長していただく、そしてさまざまな、将来に向けて、自分たちとしての思いを政治に向けて発信していただく、またそれを取り込んでいく、大変重要なことだというふうに思います。  今お話がありましたように、現時点においては、青少年...全文を見る
○加藤国務大臣 今、山本厚生労働副大臣との、たしか昨年の九月の厚生労働委員会での質疑のことをお話しになったと思います。  ちょっと私どもが見せていただく限りは、必ずしも、副大臣御自身としてはそういう形で議論にかかわってきたということで、政府としてというところまでは言及していなか...全文を見る
○加藤国務大臣 議員立法においては、今も議論が進んでいるというふうに承知をしております。  先ほど申し上げましたように、そうした医療費、カウンセリング費用の助成等について、まず私どもの方で検討していきたいというふうに思っておりますし、またあわせて、被害者支援の拠点となるワンスト...全文を見る
○加藤国務大臣 性犯罪被害者支援において、被害者の方々から相談を受け、迅速かつ適切に医療的な支援あるいは心理的な支援を提供する、そのことが被害者の心身の負担を軽減するにも大変望ましいと考えるわけでありまして、その重要な方策あるいは一つの流れの大きなポイントがワンストップ支援センタ...全文を見る
○加藤国務大臣 特にこれから多様化ということを進めていく中で、社会制度や慣行が男女の社会における活動の選択に及ぼす影響、これをなるべく中立的にしていく、あるいは逆にそれを阻害するものがあればそれを除去していくということが必要だというふうに思っております。  そして、昨年末に閣議...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
議事録を見る
○加藤国務大臣 広く依存症全体に対する医療の話、あるいは回復に向けての支援、これについては今厚生労働省において対策が進められているわけでありますが、基本的には相談支援、医療提供、そして関係機関の連携、こういったことを地域においてまさに整備していくことが重要だろうというふうに思って...全文を見る
○加藤国務大臣 議員今御議論がありましたように、本年四月一日から障害者差別解消法の施行が行われるわけでありまして、それが円滑に進んでいくためにも、民間事業者への周知啓発が大変重要だというふうに認識をしております。  民間における対応指針についても、現場の実情に即した内容になるよ...全文を見る
○加藤国務大臣 今御審議していただいております平成二十八年度の当初予算においては、子ども・子育て支援新制度全体では、二兆二千五百九十三億円を計上しております。  このうち、消費税増収分を活用した子ども・子育て支援新制度の量的拡充と質の向上については、国費ベースでは二千五百十九億...全文を見る
○加藤国務大臣 今、子供の貧困について御議論いただきましたけれども、その実態というのは、正直言って見えにくいし、また、捉えようとしてもなかなか捉えにくいという側面があります。政府としても、子供の貧困対策を進めるに当たって、やはりその実態をしっかり把握した上で適切な施策を展開してい...全文を見る
○加藤国務大臣 まず、基本的な認識としては、政治分野における女性の参画拡大というのは、やはり政治に多様な民意を反映させていくという意味においても大変重要だというふうに思います。また、女性活躍を推進していくという立場の中で、さまざまな国際比較の指標があります。総じて、決して日本は高...全文を見る
○加藤国務大臣 これまでも、前の大臣も働きかけをさせていただいているところでございますし、また、私も、今回の第四次を踏まえて、これは、これからまさに働きかけをさせていただきたいと思っているところでございます。
○加藤国務大臣 まず、先ほど申し上げた第四次の計画においては、政党等における実効性のあるポジティブアクション等の導入を促すべく、政府として、必要な調査研究、情報提供を行うとともに、政党等に対して積極的に働きかけを行うという基本的な方向を示させていただいた上で、女性活躍推進法に基づ...全文を見る
○加藤国務大臣 今申し上げたのは、政府が昨年末に決めました第四次の男女共同参画基本計画の中に盛り込ませていただいた内容でございますから、それを踏まえて、今申し上げたことを各党にお願いに上がりたい、こういうふうに思っています。
○加藤国務大臣 今お話がありましたように、政治分野において例えば女性の参画を進める場合に、政治分野だけではありませんけれども、法令によって性別による割り当てをするいわゆるクオータ制といったやり方と、それからもう一つは、法令ではないけれどもそれぞれ自主的な取り組みをしていただくとい...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほどの理念法、男女の候補者数について目標を定めるなどの自主的な取り組みを行うよう努めることを政党に求める、そうしたことを中心とした理念法を今御議論いただいているというふうに承知をしております。  今、議連においては、超党派ということで我が党の方も参加して議論を...全文を見る
○加藤国務大臣 現行でも比例区の部分は、惜敗率制度ではなくて、政党が別途決めて、順番を決めるというやり方もあるという中で、一つの選択的にやれるようになっているわけであります。さらにそれに選択の幅を拡大しよう、多分そういう御議論なんだろうというふうに思います。  先ほど申し上げま...全文を見る
○加藤国務大臣 最初に申し上げましたけれども、政治に多様な民意を反映していくという意味においても、政治分野における女性の参画を拡大していくというのは、私も、大変重要であり、積極的に展開すべきだというふうに思います。  そういう中で、今、議連の中での御議論を御紹介いただきました。...全文を見る
○加藤国務大臣 安倍政権がスタートしてもう三年超たつわけでありますけれども、当初から、女性の活躍の推進というのを大変大きな柱として進めさせていただいております。  また、違う言い方をすれば、全ての女性が輝く社会を実現していきたいということで、それは、それぞれの女性の方々がみずか...全文を見る
○加藤国務大臣 委員から、インターネットにおける、いかに子供を守っていくのか、あるいは食育という点に関して御議論をいただきました。  子供の健全育成、そして次の時代を担う若者が自立して活躍をしていただく、その環境をつくっていくためには、本当に多岐にわたる施策の展開あるいは支援と...全文を見る
02月26日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○加藤国務大臣 委員御指摘のように、それぞれの地域の課題と日本が持っている構造的な課題、これをどういうふうに進めていくのかという意味において、これまでも、地方創生をされている石破大臣、あるいは、沖縄であれば、沖縄の振興に取り組んでおります島尻大臣とも連携をとらせていただいていると...全文を見る
○加藤国務大臣 公明党におかれても一億総活躍推進本部を設置いただきまして、また委員におかれては、事務局長をお務めになり、先般の緊急対策をまとめるに当たってもいろいろ議論をリードしていただいておりましたこと、改めて感謝申し上げたいと思います。  その上で、この一億総活躍社会であり...全文を見る
○加藤国務大臣 今、第一の矢については石原大臣から御説明がありましたけれども、第二、第三の矢については私を中心に策定させていただいております。  まず第一に働き方改革でありますけれども、同一労働同一賃金の実現など、非正規雇用労働者の待遇改善、また定年延長企業の奨励等の高齢者雇用...全文を見る
○加藤国務大臣 今お話がありましたように、同一労働同一賃金とは、職務内容が同一あるいは同等の労働者に対して同一の賃金を支払うべきだという考え方だというふうに思っております。  また、これから正規、非正規の労働者間の問題あるいは今の非正規労働者の待遇改善といった問題を考えるに当た...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほどとかしき厚労副大臣からお話がありましたように、欧州は職務給、日本は職能給、そして雇用環境が異なるから、日本への同一労働同一賃金をそのまま、今言ったそういう認識のもとではめ込むのは難しいのではないかという議論は確かにあります。  しかし、今委員御指摘のように...全文を見る
○加藤国務大臣 御指摘のように、我が国の場合、欧州各国と比べて正規で働く方々と非正規で働く方々の格差はやはり大きいというふうに私も認識をしております。また他方で、例えば女性においては、結婚、子育てもあって、三十代半ば以降はみずから非正規雇用を選択されているという方が多い、こういう...全文を見る
03月02日第190回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今ちょっと全て聞き取れなくて恐縮だったんですが、例えば民間企業の場合でいいますと、今、前計画では課長相当職以上が一〇%となっていたものを、この四次計画、昨年決めました四次計画では、課長相当職と部長相当職をそれぞれ分けて、課長相当職は更に一五%、部長相当職...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) これまでの計画の中でも、今申し上げた数字をそれぞれ計画の期間の中の目標として、そして今回更にそれを引き上げたということでございます。  ただし、先ほど総理お話がありましたように、約十三年前の二〇〇三年に、社会のあらゆる分野における二〇二〇年までに指導的...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 済みません、今の総理の一つ一つの答弁についてフォローさせていただいていませんけれども、その期待するという目標を掲げてそれを進めていくと、そういう趣旨だろうというふうに思っております。
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほどから申し上げていますように、それぞれの目標について、各年次、五年ごとの計画について数字を提示をしてきたわけでございまして、その数字そのものは、第三次、前回に比べて第四次はむしろ上方にしているものもあるということでございまして、下方修正しているもので...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 下方修正という意味で、二〇二〇年三〇%を期待するというそのもの自体は引き続き目標として掲げて、大変高い目標であるけれども……(発言する者あり)いや、それで努力していきたい。  ただ、委員御指摘のように、この……(発言する者あり)いやいや、一つ一つの成果...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 指摘というよりも、引き続き更なる努力を行うのは当然であると、ただ、その上で、女性の参画が遅れている分野については、まず、将来指導的地位に成長していく女性の人材プールを厚くするため、就業継続、ワーク・ライフ・バランス等の環境整備はもちろん、研修、育成等を含...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今ちょっと委員がどこの部分を引用して読まれたのかちょっとにわかに分からないところでありますが、ただ、御指摘があるように、そうした状況が進まない背景の中には、一つは、先ほどちょっと申し上げましたけれども、そこの任用されるべき世代に今それだけの女性の数が足ら...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 失礼いたしました。  先ほど私が申し上げたのは、基本計画そのものの中から抜粋させていただきました。  ちょっと済みません、答申そのものを今手元に持っておりませんのでそのまま引用することはできませんが、先ほど申し上げたように、そうしたことが進んでいない...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 女性全般のそうした意味での輝きをしっかり増していくという意味においては、おっしゃるように、女性の場合、特に非正規という形で働いている方も多いわけでありますから、そういった形での処遇改善をしっかりしていく、あるいは、非正規から正規化を望む方に関しては正規化...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 待機児童、先ほど総理がおっしゃったように、整備をするとその分だけ当然その収容人数が増えるわけでありますけれども、またそのことが地域において、言わば潜在的な保育所に預けたいというニーズが顕在化をしていくということで、更なる、何といいますか、対応が必要になっ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 不足というか、これをどう補っていくのかということ……(発言する者あり)いや、もちろん不足をしている現実があるということは私どもよく認識をしております。  そういう意味では、先般、十一月にまとめた緊急対策の中にも、保育人材を確保していかなきゃいけない、ま...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) それは、ライセンスを持っている方は、潜在的な保育士さんと言うべきでしょうか、はかなりいらっしゃると思いますが、そういう方を含めて、現実にそうした保育園で働こうと、そういう方が今の時点では少ないということだと思います。
○国務大臣(加藤勝信君) ですから、先ほど申し上げた保育士確保の対策の中でも処遇改善ということは申し上げたところでございまして、そして今、処遇改善に関しては今回の予算対応の中でもさせていただきましたし、さらに、やはり今、実際、処遇というと一番なのは賃金ということになろうかと思いま...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 御指摘のように、この委員御提出の資料でありますように、一番大きいのが、賃金が希望と合わない等々という理由が挙げられております。  今回の対策においても、やっぱり処遇改善ということは意識をしていたわけでありますが、ただ、処遇改善するというときに、今の現状...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 失礼いたしました。  二十七年分の人勧分で、保育士一人当たり月額六千円相当の増加になるというふうに計算しております。
○国務大臣(加藤勝信君) 済みません、それはどちらからどういう形で入手されたデータでしょうか。申し訳ありません。
○国務大臣(加藤勝信君) 失礼いたしました。  今の御指摘のやつは、本俸基準額、保育士の方が二十七年度改定後二千六百五十二円ということだと思います。加えて、私が申し上げた六千円というのは、それ以外にもボーナス等もございます。それをトータルして積算すると六千円と、こういう数字でご...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 平成二十七年の賃金構造基本統計調査では、男女計で保育士は二十一・九万円と、こういうふうになっております。
○国務大臣(加藤勝信君) 子供の貧困対策として、ひとり親家庭・多子世帯等自立応援プロジェクトの内容を着実に推進するとともに、その実効性を高めるため、民間資金による基金の活用や地方公共団体等を通じた支援を行うと、こうされているところでございます。
○国務大臣(加藤勝信君) 一つは、今回、この子供の未来応援基金というものを設立させていただいて、民間の寄附を集め、それによってよりきめ細かい対応をしていこうということで、そうした基金の設置を求めているところでございます。  政府においても、今回の基金の中に、失礼、交付金において...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) さっき申し上げましたけれども、地域子供の未来応援交付金というのを予算で計上させていただきました、二十七年度補正予算でありますけれども。その中においても、地域において計画を策定し、体制整備を前提として、地域の資源を生かした先行的なモデル事業、これをやってい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) そこを御説明いたしましたが、今、上の方でもそういった対応は考え得る中身になっております。下の方は、逆に言うと民間資金ということでより弾力的に活用していただく、そういう意味から民間資金による基金ということにさせていただいているところでございます。
○国務大臣(加藤勝信君) 御指摘のように、これからどれだけの寄附金が集まるか、そういった中身によって事業のボリューム感あるいは中身は変わっていくんだろうと思います。
○国務大臣(加藤勝信君) 二月二十八日時点では一千九百四十九万円でございます。これは決して十分でないというふうに認識しておりまして、いわゆる経団連等にも基金の協力について具体的な相談をさせていただいて、前向きな検討もいただいております。  また、先般、イトーヨーカドー等も御自身...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 広報は、子供未来応援国民運動というのがございまして、趣旨としては、貧困の連鎖によって子供たちの将来が閉ざされることは決してあってはならない、子供たちと我が国の未来をより一層輝かしいものとするため、今こそ国民の力を結集して全ての子供たちが夢と希望を持って成...全文を見る
03月03日第190回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) あくまでも報道ベースで申し上げさせていただくことになると思いますが、今年の一月でありますが、狭山市で三歳の女の子が自宅マンションで死亡したと、母親と内縁の夫が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕されております。捜査関係者の言葉によりますと、押し入れに金具とロープ...全文を見る
03月07日第190回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 立証責任についての御疑念がございました。  御承知のように、我が国の場合には、いわゆるパートタイム労働法、労働契約法においては、待遇の相違は不合理と認められるものではあってはならないという規定が存在をしておりまして、また、訴訟においては、待遇差の不合理...全文を見る
03月08日第190回国会 衆議院 本会議 第14号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 岡本充功議員より、一億総活躍社会、外国人労働者の受け入れについてお尋ねがございました。  一億総活躍社会の実現に向けて、若者もお年寄りも、女性も男性も、難病や障害のある方々も、一度失敗を経験した人も、みんなが活躍できる社会をつくってまいります。このため...全文を見る
03月08日第190回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 一億総活躍、女性活躍、再チャレンジ担当大臣、また、男女共同参画、少子化対策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  一億総活躍社会の実現は、安倍内閣の最重要課題です。  デフレ脱却が見えてきた今こそ、少子高齢化という日本の構造...全文を見る
03月08日第190回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 済みません。この資料というのはちょっとよく分からなかったんですが、済みません。
○国務大臣(加藤勝信君) それは多分、待機児童解消加速化プラン集計結果というやつでしょうか。ですよね。  それは、昨年の九月に公表させていただいたんですけれども、待機児童解消加速化プランに基づき、自治体の取組状況を厚生労働省において取りまとめていただいたその結果、平成二十九年度...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今御指摘がありました平成二十七年度補正予算で、保育士等の処遇改善に関して、保育士等の賃金水準を平成二十七年の人事院勧告に伴う国家公務員給与改定に準じて引き上げるためということで、公定価格というのがございますが、その中におけるまさに人件費部分をその分引き上...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 給与体系といいますか、今申し上げたように、人事院勧告に伴う引上げ分として国費ベースで九十三億円を計上していると、こういうことでございます、補正予算において。
03月09日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○加藤国務大臣 当時、私どもは野党という立場でございましたけれども、民主党、自民党、公明党、三党において、消費税を増税するということ、そしてそれをどういう形で使っていくのか、要するに税と社会保障の一体改革をどう進めていくのか、そして、その中でも特に子育てに関してどう取り組んでいく...全文を見る
○加藤国務大臣 今御指摘ありました子供の貧困対策については、今お手持ちにあります子供の貧困対策に関する大綱を平成二十六年の八月に閣議決定させていただきました。その中に、教育支援、生活支援等々を総合的に推進していく、そして、学校での食事の提供については、この大綱における「教育の支援...全文を見る
○加藤国務大臣 私が指示関係にあるかどうかというのはありますけれども、やはり子供の貧困の実態というのは、正直言ってなかなかわかりにくいところがあります。今回も、そうした別途予算を確保して、これは、国がというよりも市町村で把握していただかなきゃなりませんので、そうした貧困の実態をし...全文を見る
○加藤国務大臣 今御議論を聞かせていただきまして、望まない妊娠というお話をされていました。  その中にはまさにいろいろな事情があるので、一概にこうだというやり方がいいかどうかというのは確かにあると思います。しかし他方で、やはりそうした状況におられる方に対して、どういう選択肢があ...全文を見る
03月10日第190回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
議事録を見る
○加藤国務大臣 おはようございます。国土強靱化担当大臣の加藤勝信でございます。  第百九十回国会における御審議に当たりまして、国土強靱化に関する私の所信の一端を申し上げさせていただきます。  あす、東日本大震災から五年を迎えます。また、この一年でも、関東・東北豪雨を初めとする...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) はい。  今の御指摘で、まず、我々がこの一億総活躍社会の実現ということを意識したのは、御承知のように、我が国の経済成長、これを更に進めていくときに、少子高齢化という構造的な課題があって、この隘路をやはり乗り越えていかなければならない、こういう思いであり...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今お話ありますように、第十次の交通安全基本計画、今策定をしているところでございます。今委員から御議論ありました認知症が疑われる運転手による重大な交通事故、度々マスコミでもそれが報道されておりますし、その抑制、特に高齢化が進む中ではしっかりした対応が求めら...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 交通事故全体の件数、特に死亡事故を減らしていくということでありますので、起因はいろいろな状況があると思いますので、それはそれぞれに対策を講ずることによって、トータルとしての交通事故数を減らしていく。そして、その中で、やはり一つ大きなポイントとして、今御指...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほどの交通事故の場合には認知症の方が加害者になるという可能性もあったわけでありますが、鉄道事故の場合には基本的には被害者ということになるのだと思います。先般、三月一日にも、二〇〇七年に認知症を患った男性が列車にはねられて亡くなられた事故に関する最高裁の...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 子育てや教育にお金が掛かり過ぎている、言わば教育費の負担というものが少子化の要因の一つになっております。家庭の経済事情に左右されることなく誰もが希望する教育を受けられる、そのためにも教育費負担の軽減を図っていく。それから同時に、学校、地域を通じてその子供...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 私も、党にいる頃に馳大臣と一緒に特別支援教育をいろいろ勉強させていただきまして、そのときにこのDAISY教材というものの存在、そしてその効果ということも聞かせていただきました。  特に、今お話がありましたように、自立して学習ができるという意味で学習意欲...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 議員御指摘のように、各地で子供食堂が増えております。また、今年の一月十二日には、豊島区と豊島子どもWAKUWAKUネットワークの共催で第二回の子ども食堂サミットが開催されて、大きな広がりを見せているというふうに承知をしております。  私も一度、子供食堂...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今申し上げた民間の取組に加えまして、二十七年度補正で地域の子供未来応援交付金というのを設けさせていただいて、この中には、貧困の実態を把握していただく、計画を策定したりとか、あるいはそれを支える運動をしている方々のネットワークをつくっていただくというのに加...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) それぞれ自治体でそうした地域の実情に応じて対応はしていただいているというふうに思いますし、また、今、基本的には厚労省の方でいろいろと御議論があるんだろうと思いますけれども、子供たちが健やかに成長できるようにやはり政府としても様々に対応はしていきたいと、こ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今、子供の医療費に関していろんな論点があるというふうに承知をしておりまして、それを今厚労省において御議論もいただいているというふうに思います。  それをまず我々としてはしっかり見ていきながら、ただ、基本的な流れとして、最初に申し上げましたけれども、やは...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今の資料、ちょっと初めて見させていただいたところでありますけれども、歯や口腔の健康というのは、食べる喜び、話す楽しみを保つ上でも重要でありますし、単に身体的なということだけではなくて、やはり精神的な、あるいは社会的な活動にもいろいろと寄与するものでありま...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今の点については、そうした地域の中で様々な調査も行われているということでありますから、その辺もしっかり把握に努めさせていただきたいというふうに思います。  その上で、改めて国の対応ということでありますけれども、今、先ほども御答弁させていただきましたけれ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 我が国の経済成長を妨げている根本は、少子高齢化という構造的な問題です。少子高齢化の進行が、将来に対する不安、悲観に随分影響しているということでございます。一億総活躍とは、誰もが活躍できる社会、またその実現のために一人一人の希望を阻むあらゆる制約を取り除き...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) どういう状態を活躍しているかしていないかというのは、別に私どもがこういう定義をするべきではないと思います。基本的には、その方がその方の夢、希望、思いに向けて一歩前に進んでいけている、こういう状況だというふうに思います。
○国務大臣(加藤勝信君) 教育再生というのは、安倍内閣最重要課題で取り組んでおります。子供たちの未来が家庭の経済事情によって左右されることがないようにしていかなければならないと思います。  子供たちが希望すれば、誰もが高校、専修学校、大学に進学できる環境を実現していくため、奨学...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今お話ありましたように、大学等の無利子奨学金については、来年度予算で貸与人員は、二十七年度で増員した分も今年また引き続き継続しなければなりませんから、予算枠としては一・四万人増加すると、こういう形になって、四十七万四千人に拡大することが盛り込まれていると...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほど申し上げましたけれども、まずは、現時点で学力及び、本来であれば奨学金の貸与基準に満たしている、しかしながら予算の枠がないから貸与が受けられない、そういう方々がまずはしっかりと奨学金が受けられるように、これは財源を確保しながらでなければできませんけれ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今、文部科学省から、有利子奨学金の借換えについては、そもそもこの制度、あるいはその財政支援等も含めていろいろ課題があるという御指摘もございました。  したがって、今委員の御提案ではございますけれども、なかなか実現というのは難しいんではないかなというふう...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほど説明がありましたように、あるいは議員からもお話がございましたけれども、これまで経済困窮等の理由によって、卒業後、奨学金の返還が困難な方に関しては、毎月の返還額を減額したり長期間掛けて返還する減額返還制度、あるいは経済困窮による返還期限猶予制度、こう...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) その所管省を直接私が指示する立場ではございませんので、ここで答弁は差し控えさせていただきたいと思います。  ただ、委員御指摘のように、その方の状況というものはしっかり踏まえながら、その返済についてもそれを求めていくというのがやはり基本的な姿勢ではないか...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今御指摘の点、それぞれについては、先ほど厚労省からも御説明ありましたように、生活保護を受けながら大学に就学するということ、一方で高校を卒業して働いておられるという方もいらっしゃるわけでありまして、そういったことも含めながら今の取扱いになっているんだろうと...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) この理化学工業、私も従前から非常にこの障害者の雇用を含めて取り組んでおられる会社だというふうに承知をしておりますし、その姿が、写真で見させていただいて、更にその認識を深めさせていただきました。  今答弁ございましたように、こうした取組を、一番大事なこと...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今御指摘ありましたように、障害者の法定雇用率、この二%というのはやはり各それぞれで実行していただく、そういう中で、それぞれの会社で障害のある方々を受け入れていただく、そういうことを進めていくことが必要なんだろうと思います。ただ、その上で、こうした、特に例...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今御議論いただいたように、特別支援学校を出た後、それぞれ、もちろん仕事に就くと大変またそこ悩みが深いという話を私もよくお伺いをするわけでありまして、中には、勉強していきたい、しかしなかなか大学そのものでというのは難しいかもしれないけれども、大学の例えば中...全文を見る
03月11日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○加藤国務大臣 今委員のお話がありましたように、昨年十二月の閣議決定の第四次男女共同参画基本計画で、ワンストップ支援センター、現在二十五カ所でございますけれども、これを各都道府県に最低一カ所設置することを新たに成果目標として掲げておりまして、地方公共団体の取り組みの促進など、ワン...全文を見る
○加藤国務大臣 今御提示のありました大阪のいわゆるSACHICOというお取り組みは、ワンストップ支援としては先駆けとしてやっておられて、これまでもいろいろな方々、まさに性犯罪、性暴力被害者のために本当に御尽力をいただいている、敬意を表したいと思います。  また、先ほど実証的調査...全文を見る
○加藤国務大臣 現時点ではそうした研究は行っておらず、また、内閣府は平成二十六年度に男女間における暴力に関する調査を実施して、内容はもう御承知のとおりですから申し上げません。  また、第四次男女共同参画基本計画では、「女性に対する暴力の実態が的確に把握できるデータの在り方を検討...全文を見る
○加藤国務大臣 今、ILO第百八十三号条約、いわゆる母性保護条約ということでありますけれども、それを含め未批准の条約につきまして、第四次の男女共同参画基本計画においては、「世界の動向や国内諸制度との関係を考慮しつつ、締結する際に問題となり得る課題を整理するなど具体的な検討に着手す...全文を見る
○加藤国務大臣 今お話がありますように、非正規の立場で、通常の雇用者の健康保険等に入っておられない方、自営業者あるいは家族従業者、そういった方も含めて、全ての女性が安心して子供を産み育てられる環境整備というのは喫緊の課題であるというふうに思います。  一方で、自営業者等が加入す...全文を見る
○加藤国務大臣 厚生労働省の試算で、仮に国保の十五歳未満の被保険者に係る均等割保険料を免除する場合の財政影響について、粗い試算だということでありますけれども、約六百億程度になると承知しております。
○加藤国務大臣 これまでも、今議員も相当議論されているわけでありますから、国民健康保険というのはどういう仕組みなのか、どういう趣旨なのかということはもう十分御承知のところだというふうに思います。  端的に言えば、その中に単身世帯あるいは世帯人数が多い世帯、この声をどう図るかとい...全文を見る
○加藤国務大臣 御指摘の女子差別撤廃条約の選択議定書は、条約に定める権利の侵害に関する個人通報制度を主として規定しているというふうに認識をしております。  昨年十二月に閣議決定いたしました第四次男女共同参画基本計画において、「早期締結について真剣に検討を進める。」というふうにさ...全文を見る
○加藤国務大臣 我が国の政治分野における女性の参画状況は、今委員の御指摘もありました国際的な比較をしても、下院、一院制における女性議員比率は、平成二十七年十二月、九・五%、百九十カ国中百五十四位ということでありまして、日本における女性活躍の総合的な指標を下げている大きな要因の一つ...全文を見る
○加藤国務大臣 今委員のお話がありましたように、人身取引の被害者の多くが女性であり、女性の活躍を考えていく上でもこれにしっかりと取り組んでいかなければならないというふうに思っております。  第四次男女共同参画基本計画においても、女性に対するあらゆる暴力の根絶に関する分野の一つの...全文を見る
○加藤国務大臣 委員御承知のように、障害者差別解消法第十四条において、国及び地方公共団体は、障害者等からの相談に的確に応じ、紛争の防止または解決を図ることができるよう必要な体制整備を図ることとされております。  これについては、行政肥大化防止等の観点から、必ずしも新たな機関を設...全文を見る
○加藤国務大臣 まさに、また後で御質問もあるかもしれませんけれども、対応指針をつくるときにおいても、そういった障害の団体の方々からもお話を聞きながら進めさせていただきました。  やはり実態に即応した形で対応していくことが大事なことだというふうに思っておりますので、よくそうした皆...全文を見る
○加藤国務大臣 今御指摘がありますように、施行を円滑に進めていくためにも、民間事業者の方々に周知をし啓発を図っていくことが大変重要だというふうに思います。先ほどちょっと申し上げましたが、対応指針においても、そうした障害者団体のみならず事業者団体の方からも話を聞きながら、そうした機...全文を見る
○加藤国務大臣 また後でも議論させていただくだろうと思いますけれども、そのためにも、政府としてワンストップ支援センターの設置を促進していくということが必要だというふうに考えておりまして、今の箇所をさらにふやして、各都道府県に最低一カ所を設置するという目標を掲げて、まずは相談しやす...全文を見る
○加藤国務大臣 今お話がありました、先ほど阿部委員からもありました大阪のSACHICO。最初にスタートしていただいた、そして、二十四時間三百六十五日体制でそうした方々の相談、支援に当たっていただいておる。また、今の委員からの御説明のように、非常にきめ細かい配慮があるなということを...全文を見る
○加藤国務大臣 基本的には各都道府県ということでありますけれども、この第四次の男女共同基本計画は五年間になりますから、少なくともそこにおいては具体的目標として各都道府県一軒と言っておりますから、それはしていかなきゃいけない。  委員はそれじゃ遅いということかもしれませんが、でき...全文を見る
○加藤国務大臣 内閣府では、被害者数そのものは把握をしておりません。  ただ、内閣府においても、さまざまな民間団体等ともいろいろと意見交換もさせていただいております。そういった場所を通じて実態把握に努めていきたいというふうに思います。  ただ、今委員御指摘のように、さはさりな...全文を見る
○加藤国務大臣 今、池内委員の生の体験のお話を聞かせていただきました。  まさに、居場所というのは大変大事なことなんだろうというふうに思います。一時的な保護という意味においては、配偶者暴力相談支援センターとか個人相談所というのが、被害の状況において必要な場合には一時保護を行って...全文を見る
○加藤国務大臣 ちょっと今の警察の例は、また担当大臣にもお話をしておきたいというふうに思います。  いずれにしても、まず、それぞれの被害の、あるいは被害を受けそうな方々にどういう形で対応していくのか。先ほど申し上げたようなことで、我々もいろいろさらに勉強していきたいと思います。...全文を見る
○加藤国務大臣 昨年の第四次男女共同参画基本計画においても、児童買春等の子供に対する性的な暴力や売買春について、関係法令を厳正かつ適切に運用し、取り締まりを一層強化するということにされているところでございます。  また、仄聞いたしますと、愛知県の青少年保護育成条例においては、女...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほどとややダブってしまうところがあろうかと思いますけれども、私どもとしてできること、まず各地域にセンターを設置するなどなど、しっかりと進めさせていただきたいというふうにも思います。  また、あわせて、今お話がありましたその実態、どういう状況にいるのか、まずはそ...全文を見る
○加藤国務大臣 今、それぞれの対応で、例えば警察等においてもそうした対応もされているんだろうというふうに思います。  ただ、その辺の連携がどういうふうになっているのか、その辺も含めて、私ども、関係省庁とよく連携をとりながら、そして、先ほど申し上げました、民間ともよく意見交換をし...全文を見る
○加藤国務大臣 まさに周知ということでありますけれども、相談しやすい体制等の整備については、そうした相談窓口の所在ということをしっかりと周知していく。あるいは、先ほどもお話がありましたけれども、相談番号の周知や相談しやすくするための工夫、夜間や休祭日における相談対応の実施等、こう...全文を見る
○加藤国務大臣 御指摘の判決あるいは類似の事案があることを多くの方が知るということで、同様の契約がある、あるいは、その契約を結果的に結んでしまった、それによって大変苦しんでおられる女性を減らしていくということは、大変大事なことだというふうに思います。  女性に対する暴力をなくす...全文を見る
○加藤国務大臣 さっきのは、そうした契約は無効であるということなんですが、その以前として、本人の意に反した、そうしたビデオに出演をさせ、またそうした行為を強いるということは、これは全く人権侵害じゃないかなというふうに私は思って聞かせていただきました。まさにそういった観点から対応し...全文を見る
○加藤国務大臣 繰り返しての答弁であれなんですけれども、今のお話、被害者の支援を行っている民間団体、その取り組み、これまでも情報交換等は行ってきておりますけれども、さらに密接に連携をとりながら、どういう対応をしていくことが、今お話しになったような事態を防げるのか、あるいは事態の深...全文を見る
○加藤国務大臣 これまでも、私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律あるいは児童ポルノ法というものもありました。これについて厳正な取り締まりにしっかり努力をしていかなきゃならないと思いますし、また、インターネットサービスプロバイダーによるブロッキング等の自主的な取り組...全文を見る
○加藤国務大臣 重複になりますけれども、警察あるいは人権擁護機関というのもございます。そういった機関ともよく連携をとりながら、そうしたスカウトの対応に対して、もちろん法違反があればそれに対して断固たる対応をすべきでありますけれども、そうでない場合も含めて、どういう対応があるのか、...全文を見る
○加藤国務大臣 今のはビデオのことなのかもしれません。その前に、そもそもJKビジネスそのものの実態把握というのもお話がございました。  どういうふうにやればいいのかというところを先ほど申し上げました。その辺を含めて、しっかり研究させていただきたいと思います。
03月14日第190回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) こうした防災という観点から立っても、国土強靱化、しっかり取り組んでいく。そういう意味では、国のみならず、地方、そして民間、民間も企業の方々、さらにはこうした国民皆さんそのものがこの国土強靱化にしっかりと理解をしていただく、その路線は委員が前大臣として取り...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 御指摘ありますように、様々な調査でも、就業している保育士の方、あるいは就業していない保育士の方にもお伺いをいたしますと、希望しない理由あるいはどういう問題点があるか、そのトップに給与、処遇の問題が上がってきているということを認識しております。  今、私...全文を見る
03月15日第190回国会 衆議院 本会議 第16号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 中川康洋議員から、地方創生担当大臣との関係についてお尋ねがございました。  デフレ脱却が見えてきた今こそ、少子高齢化という日本の構造的課題に真正面から挑み、一億総活躍社会の実現を目指してまいります。  少子高齢化やそれに伴う過疎化などの問題は、地方に...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○加藤国務大臣 子ども・子育て支援法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  政府においては、待機児童解消加速化プランに基づく平成二十九年度末までの保育の受け皿整備の目標を四十万人分から上積みし、五十万人分を整備すること等としており...全文を見る
03月16日第190回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 国土強靱化担当大臣の加藤勝信でございます。  第百九十回国会における御審議に当たりまして、国土強靱化に関する私の所信の一端を申し上げます。  先日、東日本大震災から五年を迎えました。また、この一年でも、関東・東北豪雨を始めとする豪雨、火山噴火、地震、...全文を見る
03月16日第190回国会 参議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今お話がありましたけれども、この間の中で働く方が増えてきたとか、そういう話を総理がされました。まさにそうした成長の果実をもってして働く方の雇用が安定し、あるいは給与が上がり、あるいは財政で見れば税収が上がり、こういったものを、私ども、第二、第三の子育て支...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 人の幸せあるいは国民の幸せは経済成長という数字だけで測れるものでは私もないというふうに思います。  しかし、先ほど申し上げましたけれども、経済が発展する中で、やはり雇用の安定等がなければしっかりと家庭との両立というのをできるわけではありません。それから...全文を見る
03月17日第190回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○加藤国務大臣 國場委員にお答えさせていただきたいと思います。  まず、国土強靱化地域計画の現状でありますけれども、十八都道県、十二市区町で策定済み、また、二十八府県、二十五市町村で策定中、こういうふうに承知をしております。  強靱化の取り組みは、地域の住民の生命や財産を守る...全文を見る
○加藤国務大臣 加藤委員御指摘のとおり、事前の備えを万全にしていく、まさに国土強靱化を実現していくためには、国また地方公共団体のみならず、企業やNPOといった民間の方々の取り組みが不可欠だと思っております。そうした取り組みをしっかりと促進していくことが大変重要であるというふうに認...全文を見る
○加藤国務大臣 中川委員からも御指摘ありましたように、この国土強靱化地域計画、都道府県については、先ほど、沖縄のことも含めて、進捗をしている。それに比べて、市区町村における取り組みというのはまだまだこれからという状況だと私も認識をしておりまして、こうした取り組みをさらに加速してい...全文を見る
03月18日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○加藤国務大臣 まずその前に、委員から、これから春に取りまとめを予定しておりますニッポン一億総活躍プランで、別に二%ということを議論していることは何らございません。  ただ、一方で、民主党と自民、公明の三党合意の中で処遇改善五%。三%は既にやっておりますので、この二%というのは...全文を見る
○加藤国務大臣 これまでも、スウェーデンを初めとしたヨーロッパ諸国等と比べて、社会保障に占める高齢者への割合と、子供を中心に家庭に対する割合は日本は低いんじゃないか、こういう指摘を受けているわけであります。また、他方で、日本の場合には高齢化がかなり進んでいるという実態もあろうかと...全文を見る
○加藤国務大臣 委員御指摘のように、保育の現場の困難さの中に、冒頭申し上げた賃金を含めた処遇改善の問題、あるいは休みがとりにくい等の問題と加えて、やはり業務負担が大変重たいというお話を私も聞かせていただいております。  もう委員御承知のように、これまでも、保育士が事務処理や会議...全文を見る
○加藤国務大臣 まず、先ほどの男性側の育児参加が促進できるように、まさにそれはしっかりやっていかなきゃいけないことだろうというふうに思っております。  そして、今、不妊治療のお話がありました。本当に、今不妊治療に当たっておられる御夫婦の方、また、不妊治療の費用も大変でありますけ...全文を見る
○加藤国務大臣 私も報道でしかその内容を承知しておりませんので、そのもの自体にコメントするというのは、全体を見ておりませんからいかがかなと思いますけれども、ただ、まさに東京一極集中を是正していくというのは、委員も私もどちらかというと中山間地域を中心としたところで政治活動をさせてい...全文を見る
○加藤国務大臣 今、委員は緊急に実施すべきところということでお挙げになられたと思いますが、その前に、検討すべき方向性の中においては、保育人材の育成、確保ということも申し上げさせていただいているわけでございます。  いずれにしても、私どもは政権についてから、この待機児童の問題は大...全文を見る
○加藤国務大臣 私どもの基本的な考え方は、女性の就業率がふえていくという中において、特にゼロ歳から二歳の保育所に預ける人の割合もふえていくであろう、これがこれまでの趨勢ですね。それを見きわめながら、さらに十万プラスで五十万という数字を想定させていただいているところでございます。 ...全文を見る
○加藤国務大臣 四十五・六万人というのは、各市町村から、それぞれの地域においてのいわば保育のニーズですね、将来のニーズ。そういったものをお聞きさせていただいて集計した数字が四十五・六万人ということであります。  加えて、先ほど申し上げましたように、これから女性の就業率が上がって...全文を見る
○加藤国務大臣 たしか、私の承知しているところでは、三十二年度におけるこのぐらいの整備が必要だという形、その整備が必要だというのは、やはりその地域における保育ニーズを踏まえて各市町村が御判断をされた数字、そういうふうに認識をしております。
○加藤国務大臣 いや、ですから、その三十二年度末を念頭に、それを三年前倒しで二十九年度に実施しようという形で示した数字だ、そういう意味でございます。
○加藤国務大臣 そこまで、どういう形で調査票に書き込んでいるかまでちょっと私は承知をしていないので恐縮でありますけれども、それぞれの市町村において、その地域における必要なニーズを踏まえて必要な整備量をはじいている数字だ、こういうふうに承知をしております。
○加藤国務大臣 基本的に、待機児童あるいは保育ということに関しては、もちろん国でもありますけれども、市区町村もその責任を持ってこれまでも対応されているわけでありますし、今回の待機児童の問題も、これは地域によって相当いろいろな状況が違っておりますけれども、抱えているところはまさに市...全文を見る
○加藤国務大臣 その整合的という意味、税と社会保障一体改革というのはいろいろな要素が入っておりますけれども、その中でも、少子化対策等は入っておりますし、また、それに資するという意味においてはその路線に乗ったものだ、こういうふうに思っております。
○加藤国務大臣 処遇改善という中で、保育士等の五%の処遇改善については一兆円のメニューにも盛り込んでおりまして、平成二十九年度までには所要額九百五十二億円程度が必要だというふうに思っております。そのうちの三%分は既に実施をさせていただいておるということでございます。  それ以外...全文を見る
○加藤国務大臣 処遇改善のみならず、一億総活躍を推進するために、またさまざまなニーズも出てくるんだろうと思っておりまして、それぞれの財源、先ほど、これまでも総理が御答弁されておりますように、既存の予算をしっかりと見直しながら、あるいは、これからより一層経済の成長等を進めていく中で...全文を見る
○加藤国務大臣 今委員お読みになったのは現行の法文ですか。(大串(博)委員「現行です」と呼ぶ)だと思うので、それを前提にちょっとお話をさせていただきます。  というような現行の法文がございます。それを踏まえて、平成二十七年度の当初予算では処遇改善等加算の三%分の対応、あるいは人...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほども御答弁させていただきましたけれども、今ある規定の中にのっとっても、これまでも処遇の改善には努めさせてきていただいたということでございます。  それから、やはり保育士の確保という観点に立って、賃金を含めた処遇改善というのは非常に重要なポイントであるというこ...全文を見る
○加藤国務大臣 委員御指摘の、これまでの事業所内保育は、正直言って十分な補助等があったわけではない中で行われていると。今度は企業主導型ということで、拠出していただいたお金も活用しながらそれなりの手当てができていくことで、少し様子が変わっていくんではないかというふうに思っております...全文を見る
○加藤国務大臣 委員のまず最初のお話として、やはり縦割りであるとどうしても見るべきものが見えないということは確かにありますので、いろいろな、まさに事業者であり、利用者であり、そういう視点に立って常にチェックしていくという姿勢は大事だというふうに私は思います。  その中で、今、小...全文を見る
○加藤国務大臣 今委員最初にお話がありました、私どもは連携施設として保育所、認定こども園、幼稚園というのを想定しているわけでありますけれども、保育所については適宜今新設をしているわけでありまして、その中には当然、三歳児以上も定員としてふえていくという部分があります。それから、認定...全文を見る
○加藤国務大臣 まず最初に、今回の企業主導型、地方型、もちろん地方でも活用していただければと思います。ただ、事業所内ではないんですね。別に事業所内でなくてもいいわけでありますから、それは設定の自由性があるんだろうというふうに思っております。  それから、居宅訪問型の保育を企業主...全文を見る
○加藤国務大臣 子育てをしながら働いておられるそれぞれの御家庭においては、病児保育に対するニーズは大変高いし、しかし、利用する機会を得ることがなかなか難しいという状況はよく認識をしております。  地域子ども・子育て支援事業の中でも運営費に対する支援が行われておりますし、その財源...全文を見る
○加藤国務大臣 公立学校において医療的ケアを必要としている子供さんは、文科省は毎年調査をしているようでございますが、平成二十六年度の調査では、特別支援学校において七千七百七十四人、公立のいわゆる普通の小中学校と言っていいんだろうと思いますが、九百七十六人ということになっているわけ...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほど、まず働いていないお母さん方、あるいはどちらかが働いていない家庭に対する対応等のお話がありました。まさに今回試算をしているのは、あくまでも、昔は保育に欠ける、今は必要なという言葉になっていると思いますけれども、そういう子供さんを対象にして計算しているからそう...全文を見る
○加藤国務大臣 これはあくまでも一つのツールということでありますし、先ほど申し上げましたように、経済団体等とも話をする中で、そうしたニーズを事業主側も感じて、これに賛同していただいているということだと思います。  阿部委員おっしゃるように、この事業所内保育がどうのこうのというよ...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほど申し上げましたように、企業主導型の保育所によって全て待機児童の問題が解消するとは我々も全く思っていないわけであります。  ちょっとこれは古いあれですけれども、今御指摘があった三ページ目、ニーズはあるが会社の負担が大きいということがありました。こういった声に...全文を見る
○加藤国務大臣 待機児童の話と、それから今言った三歳からの連携の話と、幾つかの論点があったというふうに思います。  まず、企業主導型の保育事業にどういう要件を求めていくのか。大体これまでも御説明しているところでありまして、既存の地域型の小規模とほぼ同様な水準だと。ただ、まだ若干...全文を見る
○加藤国務大臣 今回の企業主導型保育事業の執行については、団体に委託をして、その団体において補助対象施設の選定や補助金の交付、あるいは事業実施状況の確認、補助金の執行に関する監査、あるいは事業実施者や保育事業者に関する研修等の業務を担っていくということを想定していて、それにのっと...全文を見る
○加藤国務大臣 予算上では、まず拠出金に関しては、二十八年度はプラス〇・〇五%ということで、トータルとしては、事業主の拠出金の率は〇・二%まで引き上げて八百三十五億円の財源を確保する。他方、支出の方については、まず四万人分の整備費ということで約四百八十八億円、また、整備が終わった...全文を見る
○加藤国務大臣 待機児童問題というのは前からずっとというか、ここずっと我々も認識をしてきたわけでありますし、特に昨今、ポイント制等はありまして、今のお話はやや極端かなと思って聞いておりましたが、しかし、そのぐらい子供さんを抱えている方々が、特に仕事をされ、次に復帰をしよう、保育園...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほど高井委員からも御質問いただいたんですけれども、直接その言葉を聞いていない、新聞は読ませていただきましたので、一つ一つについてコメントするというのは控えたいと思いますが、ただ、やはり、まさに今、もちろん地域の偏在はありますけれども、そこで子供さんを抱え、そして...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほどからもそういった観点に立った御質問を頂戴しているところであります。  今、既に、これはある商社でありますけれども、そこはフレックスタイム制を使って、早く子供さんを連れて預けている、そういう形で事業所内保育を運営しているところもあるというふうに承知をしており...全文を見る
○加藤国務大臣 柿沢委員からお話がありましたように、特にテレワークですね、あるいはさまざまなICTを活用したそれを実践されている方に私もお話を聞くと、やはり往復の通勤時間二時間、三時間をまずカットできて、その分子育て等に使える等々、いろいろなお話を聞かせていただいてしっかりと推進...全文を見る
○加藤国務大臣 週二日程度のパートで働いている方や、あるいは土日、夜間勤務等、多様な就業に対応できるというのが一つのメリットだということは、先ほどから申し上げております。  したがって、そうしたニーズに対応していくというためにも、例えば延長保育とか夜間保育を行う場合には必要な加...全文を見る
○加藤国務大臣 これはあくまでも事業主の拠出をいただいて運営しているわけでありますから、九九%地域枠というわけには多分いかないんだろうな、今想定しているのは半分程度かなということを想定しているわけでありますけれども、今、御指摘もいただきながら、その辺の設定についてはよく検討させて...全文を見る
○加藤国務大臣 小規模保育事業でありますけれども、今年度からスタートいたしました子ども・子育て支援新制度の中においても地域型保育事業として位置づけて、また新たに地域型保育給付の対象としたところであります。  今お話がありましたように、土地の確保が難しいこうした大都市において、既...全文を見る
○加藤国務大臣 基本に、保育は保育士が担当するという仕組みになっているわけでありますし、また、保育士に対してはその要請があり、資格というものがあるわけでありますから、やはりそこはきちんとしておかなければならないんだろうというふうに思います。  ただ、現場の声を聞かせていただきま...全文を見る
○加藤国務大臣 児童福祉法上、養護及び教育を行うことと定義されておりまして、特に人間形成にとって極めて重要な乳幼児期において、生命の保持及び情緒の安定を図り、心身の健康の基礎を養うこと、同時に、自然や社会の事象や言葉への興味、関心を育てることによって創造力への芽生えを養うといった...全文を見る
○加藤国務大臣 預けられている親御さんの立場から、元気な姿で送った子供さんが変わり果てた姿で帰ってくる、やはりあってはならないことだというふうに思います。  今も、二十六年度も十七件ということでありました。今、厚労省からもお話がありましたように、新支援制度の中においては、それを...全文を見る
○加藤国務大臣 今回の企業主導型保育事業においても、提供される保育の質というのをしっかり担保していくことは、委員御指摘のとおり、大変重要だというふうに思っております。  具体的には、保育士等の職員の人員配置については、現行の子ども・子育て支援新制度における事業所内保育事業やある...全文を見る
○加藤国務大臣 今委員から、奥様の話も交えて、保育士の方々の直面している問題の御指摘があったというふうに思っております。  今、保育士不足の要因としては、仕事に非常に責任がある中で、大変重労働である。御指摘の中にありましたように、保育園での勤務時間ではおさまらずに、家に帰って児...全文を見る
○加藤国務大臣 今回の予算の対応の中でも、補助的な方を入れているといった場合に対する対応等はいろいろと進めさせていただいているところでありますが、ただ、いずれにしても、処遇の改善についてはしっかり取り組んでいかなきゃならないというふうに思っておりまして、この春に取りまとめるニッポ...全文を見る
○加藤国務大臣 今内容をお話しいただきましたけれども、「“今すぐ”待機児童「ゼロ」作戦」を提出いただいたところでございます。  認可外保育施設の改修に対する補助も含めて、かなり幅広い視野に立った意欲的な提言であるというふうに感じておりますし、御提言をいただきました保育士の処遇改...全文を見る
○加藤国務大臣 認可外の事業所内保育の入所児童者数は、平成二十七年三月時点で七万三千七百九十二人、四千五百九十三施設となっておりますけれども、その整備や運営に対する公的支援というのは、雇用保険事業によるものなど、かなり限定されていたということが事実でありまして、そういった背景もあ...全文を見る
○加藤国務大臣 現状でも事業所内保育所は、先ほど申し上げましたけれども、そうした状況の中で、特に待機児童が多い大都市部に多く設立、設置をされている傾向にあります。  また、今委員御指摘のようなことは確かにあろうかと思いますけれども、中にはフレックス制度、あるいは時差出勤などを活...全文を見る
○加藤国務大臣 一億総活躍社会、申し上げましたように、難病や障害を抱えている方々も、誰もが夢や希望を持ってそれに向けて一歩前に進めていける、こういう社会だというふうに思っております。  今のブログを読ませていただきましたけれども、そうした方々を含めて、子供さんのケア、そして、例...全文を見る
○加藤国務大臣 昨年の茨城県教育委員の御発言の指摘がございました。  詳細を全部知っているわけではございませんけれども、教育委員なりしかるべき立場のある方々は、少なくとも、障害があり、それぞれそうした中で御努力されている方々に対してしっかりとした配慮をしていただきたいというふう...全文を見る
○加藤国務大臣 御承知のように、保育所における障害児の受け入れに伴う保育士の加配については、平成十五年から一般財源化して、地方交付税の中で措置されているということになっております。  また、子ども・子育て支援新制度においては、障害児に関する子育て支援として、市町村計画における障...全文を見る
○加藤国務大臣 御提出していただいたように、一九九〇年の一・五七、これはたしか前のひのえうまのときの水準も切ってしまったといったときだったというふうに記憶をしております。  それから、今や、ここに御披露いただいたように、さまざまな子育て支援を進めさせていただきました。二〇〇三年...全文を見る
○加藤国務大臣 まず、御指摘のあった平成十年の厚生白書の三歳児神話、子供は三歳までは常時家庭において母親の手で育てないと子供のその後の成長に悪影響を及ぼすということについて、少なくとも合理的な根拠は認められないとの記載があったというのが今のお話だったというふうに思います。  ま...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほどのお話の中で、別に私どもは、こういう働き方、こういう生き方が活躍だということで、それにはめ込んでいこうという考えは全くないところでありまして、それぞれの方が、しかも、前から申し上げておりますように、職場だけではなくて、家庭や地域でそれぞれ活躍できる状況をつく...全文を見る
○加藤国務大臣 それぞれ国によって歴史と文化が違う中で、それぞれの制度というのはつくられているんだろうというふうに思いますし、先ほど答弁させていただきましたように、我が国も、これまでの議論の積み重ねの中で今のような仕組みになっているというふうに認識をさせていただいているところでご...全文を見る
○加藤国務大臣 今、アメリカ等では、特に四十年、五十年、六十年とかけて、ずっと時間を追った調査があり、またそれが、例えば教育におけるどういうありようがいいかとかそういったものに反映されている、それに比べて我が国は余りそういうものがないという御指摘であり、また、当時の下村大臣とのや...全文を見る
○加藤国務大臣 佐藤委員におかれましては、副大臣として、まさに待機児童解消プランの策定、そしてその実施に大変取り組んでいただいて、当初の二年間で二十万という、これはそれまでの数字に比べてかなり高いハードルだったと思いますけれども、それをさらに上回る結果を出していただいていることに...全文を見る
○加藤国務大臣 これまでの介護と保育についても公有地は活用し、またさらに活用できるようにしていくというのは、今財務当局からお話がありました。  まず、私ども、先ほど東京都のお話がございましたけれども、待機児童の数は地域によって差があることから、特に待機児童が集中している例えば東...全文を見る
03月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) なかなか北朝鮮の内情というのは、こちらから見て承知しにくいところであります。残念ながら、ストックホルム合意に基づく調査が開始されてから一年半以上たった今も拉致被害者の方の帰国が実現していないという大変残念な遺憾な状況でもあります。  そういう中で、拉致...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 拉致被害者の方々の一日も早い帰国につながる、そうした方策を積極的に取っていくというのは当然であり、私も、就任以来、そういった視点に立ってこの問題に全力で取り組んできたつもりであります。  先ほども申し上げましたけれども、残念ながらストックホルム合意に基...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今御指摘がありました、拉致被害者の家族会あるいは救う会に対する予算措置は行っておりません。  今御審議いただいている平成二十八年度予算には拉致問題対策関係費として約十六億三千八百万円を計上しておりますけれども、情報収集、分析等に必要な経費、拉致問題の理...全文を見る
03月22日第190回国会 衆議院 本会議 第18号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 初鹿議員より、子供の未来応援基金についてお尋ねがございました。  国民の皆さんからいただいた寄附金は、子供の未来応援基金として、公益財団法人であり、また、これまでも社会的弱者等への支援を行ってきた実績のある日本財団に置くこととし、同財団においては、他の...全文を見る
03月23日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
議事録を見る
○加藤国務大臣 成年後見制度の利用の促進に関する法律案の提出に際しまして、議員各位の御努力と御熱意に対して深く敬意を表させていただきます。  政府としては、本法律案に対して特に異存はございません。
03月23日第190回国会 参議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 一億総活躍社会を実現していくためにも、希望出生率一・八あるいは介護離職ゼロと、こうした具体的な目標を達成していくためには、介護サービスやあるいは保育サービス、これがしっかり提供されていくということが非常に重要でありますし、また、そういう中で職員の方々がや...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 私どもも、いろいろな調査、あるいは実際に保育園を視察させていただいたり意見交換をさせていただきましたけれども、保育士、保育の現場で働いている方々からのお話に関して、もちろん賃金が希望に沿わない、こういうお話に加えて、責任が重たい、あるいは事故への不安、そ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほども申し上げましたけれども、保育であり、あるいは介護の現場において、本当にそれぞれの次の時代を担う子供さん方、あるいはこれまで時代を担ってこられた高齢者の方々に対する介護、こういったことにしっかり取り組んでおられる方々が引き続き誇りとそしてやりがいを...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今、対象になるかという御質問でございました。昨年九月に閣議決定いたしました基本方針において、正規雇用、非正規雇用といった雇用形態等にかかわらず、既に働いている女性は当然のこと、これから働こうとしている女性も含めて、全ての女性を対象にしていることを明示をし...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 元々の発端は当時の三党合意からスタートするわけでございまして、そのときには、幼児教育、保育、子育て支援の質、量の充実を図るため、今回の消費税率の引上げによる財源を含めて一兆円程度の財源が必要であり、政府はその確保に最大限努力をするということで三党で合意を...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 賃借料は平成二十三年度から創設されているわけでありますけれども、土地の確保が困難な都市部を中心に保育所の整備が困難な状況があることに鑑み、賃借物件により保育所を運営する場合の賃借料を加算で評価し、保育の受皿の拡大を図るということでございます。  そして...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今の現状、今の考え方を政府の方から説明させていただきましたが、委員はこれからのお話ということでございまして、これまでも答弁させていただきましたように、保育士を確保していくためにも、この賃金を含む処遇改善、これをしっかり取り組まなきゃいけないというふうに我...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今お話ありましたように、保育士の方々がそれぞれ勉強されて実習に行かれた後、これはちょっと大変だなと思って二の足を踏まれているというお話もお伺いいたします。そして、また入ってこられた方々が保育所の中において長く働こうとする場合もあると思います。それに見合っ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 議員御指摘いただいておりますように、こうした障害者差別解消法施行を踏まえて、しっかりとその認識を共有していくということは大変大事だと思っております。  特に情報の収集については、障害者差別解消法を効果的に運用していく観点からもしっかりと進めていきたいと...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 性犯罪に遭われた被害者の方々の支援において、その被害に遭われた女性から被害直後に相談を受け、迅速かつ適切に医療的な支援のみならず心理的な支援などを提供するということは、被害者の方々の心身ですね、精神的な、身体的な負担の軽減という意味においては望ましいとい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 山本委員御指摘のように、昨年十二月に閣議決定いたしました第四次男女共同参画基本計画において、ワンストップ支援センターを各都道府県に最低一か所設置することを新たな成果目標にさせていただきました。  そしてまた、御指摘のありますように、平成二十六年度から、...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今委員御指摘のような状況でございますが、そういう中で、人口が将来にわたって増えも減りもしないで、この世代の人口が親の世代の人口と同じ規模になるために必要な人口再生産の水準、これは人口置換水準というふうに呼んでいるところであります。国立社会保障・人口問題研...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今委員御指摘ありました、総理が、希望出生率一・八の目標であり、二〇二〇年代半ばまでには実現しなければならないということをあるところで申し上げたところでございます。  この希望出生率一・八というのは、もう御承知のように、若い世代、十八歳から三十四歳におけ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) まず一つは、最低賃金のお話を申し上げました。もちろん、名目GDPの成長率、これにも配慮してということになると思いますし、また、それを引き上げていくための環境を整備していくということも非常に必要だと思いますけれども、これまでも、十五円、十六円、そして十八円...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 一億というのは、言わば全ての国民がという趣旨で一億という言葉を使わせていただいているわけでありますけれども、よく総理も、女性も男性も、お年寄りも若者も、一度失敗を経験した人も、難病や障害のある人も、誰もが個性を尊重され、家庭で、そして地域で、職場で将来の...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 高齢者の方々で、多分これはどちらかというとお元気な方のお答えだと思いますけれども、六十歳以上の方にお聞きをいたしますと、六十五歳以上でも働きたいという方が七割いらっしゃるわけで、現状ではしかしそのうち実際働いている方は二割ということでございますから、そう...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 安倍政権においても、子育ての支援、大変重視をしているところでございまして、今年度の補正予算、そして今御議論いただいております来年度の予算案においても、保育サービスの充実や教育費負担軽減、児童扶養手当の拡充など、約、公費ベースで七千億円の予算を確保させてい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今、田村委員御指摘のように、介護施設については国有地を活用するという仕組みがあるわけでありますけれども、十分活用されていなかったということで、昨年十一月のいわゆる緊急対策において賃料減額といった国有地の更なる活用をすることとし、実際、国有地の減額貸付け等...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) まず、具体的な御指摘をいただきました。ちょっと私も今初めて見させていただきましたけれども、お話を聞きながら、やはり子供さんを抱えて、そして同じ保育所ならともかく二か所回られる、そして雨の中、そしてさらに小さい子供さんもおられる、そのお母さんの心情は非常に...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) いずれにいたしましても、これまではそういうことで対応させてきていただいているということは、もう先ほど御説明をしたとおりでございます。  いずれにいたしましても、地域の事情、地域によって待機児童の状況も随分異なっておりますし、また、その地域の置かれている...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) まず、保育士の処遇改善、報酬改定を含めた待遇改善につきましては、先ほど申し上げました、この春にまとめますニッポン一億総活躍プランにおきまして、具体的で実効性のあるそうした方策をしっかりと示してまいりたいというふうに思っております。  それから、今公定価...全文を見る
03月24日第190回国会 参議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 子ども・子育て支援法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  政府においては、待機児童解消加速化プランに基づく平成二十九年度末までの保育の受皿整備の目標を四十万人分から上積みし、五十万人分を整備すること等と...全文を見る
03月25日第190回国会 参議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 希望出生率一・八という具体的な目標を挙げさせていただいております。これは若い世代、十八歳から三十四歳の方々の結婚とか出産に関する希望、それを踏まえて、その希望がかなうとした場合の想定される出生率ということで試算をさせていただいたのがこの希望出生率一・八で...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) そのパネル、今御指摘ありましたように、沖縄の一・八六、東京の一・一五、お地元の島根一・六六、鳥取一・六〇と、それぞればらばらであります。さらに、都道府県の中を見ても、これもっと格差が広がっておりまして、その背景には、出生率の低下の要因である晩婚化の状況あ...全文を見る
03月28日第190回国会 参議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 委員御指摘のように、保育士の方々に継続して働いていただくためには、処遇改善は当然のこととして、加えてキャリアアップに応じたそうした評価といったことが大変必要であり、またそのことが継続して働いていただける環境整備につながっていくというのはごもっともだという...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) この中央大学等々の女子の学生の皆さん方がまさにこうした不安を持っておられる、そういう中で、これから就職活動もされていかれ、また結婚等を目指していかれていく、その状況というのはやはり共有していかなきゃいけないというふうに思います。  そういう中で、また同...全文を見る
03月29日第190回国会 参議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 保育の、あるいは教育の質の確保、向上ということに関しては、国や都道府県そして市町村、まずこれがそれぞれの役割に応じて図っていくということが中心でございます。  その上で、保育そのものに関しては、これまで企業の拠出というのは主としてはございません。ただ、...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今、二之湯議員御指摘のように、そうした例えば長い労働時間あるいはストレス、そういった様々なことがある意味では少子化ということを生んでいるということにもつながっているんだろうというふうに思いますし、私ども、トータルとして、誰もがその力を発揮できる夢を持ち、...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今お話ございましたように、小さい頃のそうした教育、これは家庭での教育もあると思います。また、保育園あるいは幼稚園等でのそうした幼児教育というのもあると思いますけれども、そういったものが、子供さんがこれから社会人となっていくプロセスの中で大変大きな影響を及...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 幼児教育という意味においては、まず目の前に、今御指摘ありましたように、保育園への待機児童という問題があります。これに対して、我々もこの政権スタートして以来、それを問題として意識をし、そしてこれまで以上にスピードアップして受皿の拡充に努めてきたわけでありま...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 特に保育の受皿を整備していくということにおきましては、子ども・子育て新支援制度が今年度の四月一日からスタートいたしまして、公費を財源とした市町村の積極的な取組を図ることにしておりますし、また、そういう中で、平成二十九年度までの整備量、これプラス部分ですね...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) そもそも、先ほど申し上げた、観念的には国、地方公共団体が中心となってこの問題に取り組むべきでありますけれども、それ以外にも様々な方々に御協力をいただくということで、これまでも企業からの拠出をいただいて、先ほど申し上げた病児保育とか放課後児童クラブ等につい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今回の、受皿の増加分を四十万人分から五十万人分に引き上げさせていただいているわけでありますけれども、これも就業率がやはり当初予想よりも上がってくる、就業率が上がりますと保育の利用率も上がってくる、そういったことを勘案して十万人プラスして五十万人というふう...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今委員御指摘のように、この企業主導型保育事業で、四十万人から五十万人に上積みしたうち、最大五万人程度の受皿の確保ということを想定をしているわけであります。  今回の企業主導型保育事業においては、週二日程度の就労など多様な就労形態に対応した保育サービスも...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほど御説明申し上げましたように、当初二十五年度から二十九年度で四十万人分の受皿をということで、待機児童解消加速化プランというのを出させていただきました。  そして、それを実施していく中で、やはりこのスピードよりも更にスピードアップしなきゃいけないとい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今御指摘ございましたように、企業主導型保育事業の助成についてはほぼ認可保育所並みの水準ということを想定をしているところであります。  また、中小企業の従業員の方に対する対応ということでございましたけれども、複数事業主による共同設置も可能でありますので、...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 委員御承知のように、この企業主導型保育事業は、平成二十九年度末までのまず五万人を増やしていく、その受皿ということで想定をしているわけでありまして、経済団体ともそういう前提で調整をし法制化したということなので、新規保育の受皿が拡充する場合、あと、先ほど、既...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) まずその前に、空き枠の話でありますけれども、企業主導型保育所の場合には地域枠というのも設定できるようになっておりますから、まさにそういったものについて、基本的には認可については都道府県に届出をするわけですが、それ以外には市町村とつながらない建前になってい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 公明党におかれても、短期間で三月二十五日に緊急提案を提出をしていただきました。そういったものも踏まえながら、先般、政府としての緊急対策を打ち出させていただいたわけでございます。  同時に、今お話がありました保育士の方々の待遇を改善していくということは、...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) それぞれ今具体的に、これを検討するとかしないとかということを我々想定しているわけではございません。ただ、先ほど申し上げたように、保育士の方々が新たに学校を出て保育の現場により入っていただける、あるいは引き続き継続をしていただける、そして一度保育士を辞めら...全文を見る
03月29日第190回国会 参議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今数字を挙げられましたように、高齢者の皆さん、七割近くが六十五歳を超えても働きたいと、他方で、実際働いている方は二割にとどまっているという現状もあります。  こうした高齢者の皆さんが働きたいという希望をかなえ、そして生き生きと健康で豊かな人生を送ってい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 保育士の本俸の基準額は、平成二十七年度の改定後で十九万九千九百二十円と、こういうことでございます。
○国務大臣(加藤勝信君) 保育士等の処遇改善につきましては、もう委員御承知のとおり、平成二十七年度当初予算で処遇改善等加算で三%分の対応、そして、今お話し申し上げましたけれども、二十七年度補正で平成二十七年人事院勧告に伴う国家公務員給与改定に準じて引上げは行っているところでござい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 委員お示しの数字は、幼稚園・保育所等の経営実態調査結果ということだと思います。  その場合の非常勤というのはフルに働いている決してわけではないので、同じようには比較できないんではないかというふうに思いますが、ただ、いずれにしても、先ほど総理からお話があ...全文を見る
03月30日第190回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○加藤国務大臣 拉致問題担当大臣の加藤勝信でございます。  拉致問題をめぐる現状について御報告申し上げます。  北朝鮮による拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であると同時に、拉致された方々の貴重な未来、多くの夢を断絶し、家族とのかけがえのない時間...全文を見る
03月30日第190回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 国土強靱化の取組は、そこで住んでおられる住民の皆さんの生命や財産を守るということにおいて非常に重要な取組でもありますし、また一方で、そうした取組を通じて地域の経済にも、発展にも資すると、こういうふうにも指摘をされておられます。  それぞれの地域で主体的...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今御指摘があり、先ほど御答弁申し上げましたように、こうした国土強靱化の取組というのは地域の経済の成長、発展にも資するものというふうにも認識をしております。また、そういう中で、国や地方公共団体のみならず、民間企業等々が取り組んでいただくということが大変重要...全文を見る
03月31日第190回国会 参議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 二つの要素がもちろんあるわけでありまして、一番大事なことは、我が国の将来を担う子供さん方に対して、まさに大変、人間形成にとって極めて重要な時期に、いわゆる養護、子供の生命の保持及び情緒の安定を図るために行う援助や関わりをベースとして、そして教育、すなわち...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 直接のあれではございませんけれども、もちろん基本的にそこにいる子供さん方、まさに日本の未来を担う子供さん方の健全な発展、そして社会人として必要な素養を身に付けていく、そうした機能を果たしていると、こういうふうに思います。
○国務大臣(加藤勝信君) 質の高い保育、先ほど保育の意味するところは申し上げたところでございますけれども、やはり一つ大事なことは、事故がなく、安全で安心な整備、環境の下、そうした環境がきちんと確保された下で高い専門知識やスキルと意欲を持った人材が行うことによって実現されていくもの...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 委員御指摘のありました先日の二之湯委員でも、ペリーの就学前計画の話が出てきたわけでございます。  こうした一種の統計というか調査、非常にアメリカの場合等々は四十年にわたる分析をし、やはりきちんとした幼児教育プログラムを参加した者は、成人以降において学校...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 委員御指摘のように、先ほどから申し上げている、また申し上げていますように、保育というのはまさに次の時代を担う子供さん方にとって非常に大事な時期に対して行われるそうしたものでありますから、当然、そこにおいては適切な環境というものが整備をされていく必要が当然...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) もちろん、今委員御指摘のような側面も当然ございますけれども、やはりそこにおける保育の質の確保という意味においては、既にある子ども・子育て新支援制度における小規模保育等、そういった基準を踏まえて行われるということにしていくつもりでございますし、また、そうい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 議員御指摘の懸念というのは、ある意味ではそういう部分もあるんだろうというふうに思いますが、ただ、今回の企業主導型のこの保育事業につきましても、様々な、多様な働き方に対して対応していくということでありますし、また、延長保育も、やむを得ない事情で長時間労働等...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 待機児童解消加速化プランの基本はやはりあくまでも認可保育園等であることは私ども前から御説明しているとおりでございまして、今回でもこの五十万に対して四十五・六万人分については認可保育園等で対応するということでありますし、また、そうした数字そのものは、それぞ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今の事例を言われたように、やはり子供さんを預けて、そして迎えに行ったら全く朝と違う状況であったというのは、大変何とも言えない親御さんにとっても思いだったというふうに思います。  まさに、教育・保育施設というのは子供たちが安心して過ごせる、そういう環境の...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 委員御指摘のように、認可外保育施設の中には、もちろん公費の補助を受けていないということもあるんでしょうけれども、保育料が大変高額な施設があるということは承知をしております。  一方で、今般の企業主導型保育事業に係る運営費については、先ほど御説明いたしま...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほど、今回の企業主導型保育事業については様々な弾力的な対応が取れるということでありますから、そういった意味では様々なそこには当然ニーズがあるんだろうと、こういうふうに思います。  また、先ほどから申し上げましているとおり、認可保育施設の代替施設として...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今、江口委員御指摘のように、空き家、私の選挙区はどっちかというと中山間地域なんですけれども、そういうところでも多いんですが、都内においても結構空き家があるということは認識をしておりますし、また地域の高齢者の方々と子供さん方が触れ合うというのは、これは非常...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 江口議員が民間でいろいろ御活躍された、そうしたことも背景に御提案をいただいたんだというふうに思います。  子ども・子育て支援においては、やはり保護者が子育ての第一義責任を有するというこれは基本的認識の下で、やはり家庭、学校、地域のみならず、職場あるいは...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 具体的に今の施策の中で、少子化社会対策大綱、平成二十七年三月に決定いたしました中では、病児保育について、現状、当時二〇一四年の交付決定ベースで延べ五十七万人、この水準を百五十万人にするということは決めさせていただいておりますけれども、箇所数を幾らにするか...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今御指摘のように、いわゆる訪問型、私どもの分類では非施設型と分類しておりますけれども、五か所にとどまっているところでございます。メニューとしてはそれぞれあるわけでございますから、それぞれが今どういう事情でそれが拡大できていないのか、そういうこともよく見極...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今お出しをいただいておりますけれども、我が国の家族関係社会支出、いろいろここに御指摘いただいておりますけれども、社会保障費用統計、これはOECDのデータによる国際比較ができる、二〇一一年度では、家族関係社会支出は約六・四兆円、GDP比は一・三六%と。ただ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) そういう論点においては、やはりアベノミクスにおいても、やはり賃金の上昇あるいは雇用の安定、これを通じて消費を拡大し、強い経済をつくっていくという、こういう流れでございますから、そういう意味では、保育士のみならず全ての方々の賃金をどう上げていくのかというこ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 政府としても、希望出生率一・八ということを掲げて、その実現に向けて、結婚、妊娠から子育ての各段階の負担、不安を解消するための支援の充実、あるいは、ここでも議論いただいておりますが、多様な保育サービスの充実等、これ強化して、既に予算にも盛り込ませていただい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今、一つ一つの施策について具体的に申し上げる状況ではございませんけれども、いずれにしても、この春取りまとめますニッポン一億総活躍プランに向けて、希望出生率一・八の実現に向けたロードマップというものも提示していきたいというふうに考えております。
○国務大臣(加藤勝信君) 先日、厚生労働省において公表した待機児童から除外されている四つの類型については、これはもう既に平成十三年度からこういった形で取扱いがなされているところと承知をしております。  待機児童数の把握を行う際には、平成二十七年度からの子ども・子育て支援新制度の...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今回の事業所内、企業主導型保育というのは、これから平成二十九年度まで我々見据える中で、当初四十万人分の受皿拡大を考えておりましたけれども、女性の就業率の向上、あるいは今回子ども・子育て新支援制度を導入したことも含めて更に十万人を上積みすることとし、そして...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) これまでも御説明させていただきましたけれども、我々のベースはまず四十五万六千、これ市町村から出てきた、先ほど申し上げた現在の待機児童数、潜在的な児童数、さらにはこれからの地域における動向を踏まえて整備計画が出てきているわけでありまして、まずこれをしっかり...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 希望出生率一・八というのは、それぞれの若い方々が結婚されたい、そして結婚して子供さんを持ちたいということからつくり上げてきた数字ということでございまして、そういう意味で希望出生率ということで提示をさせていただいております。  ただ、どの段階でどれだけの...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 済みません、その修正案そのものがちょっと手元にないので、ちょっとそのものについてはコメントを控えたいと思いますが、今おっしゃるように、同一労働同一賃金というのは、我々も、特に非正規労働者の待遇改善という観点からも進めていかなければならないと思っております...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今それぞれ、常勤と非常勤のお話があったところでございます。  私どもも、これは別に保育の世界だけではなくて全てにおいて、これからの議論でありますけれども、それぞれの雇用慣行というものはしっかり踏まえながらもしっかりとした対応を取っていきたいということで...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほどもございましたけれども、そうした空き室を使って小規模保育等を実施をしていただく、そうしたことに関する賃借料については今回引上げをさせていただいたところでございます。また、小学校の空き教室等も活用させていただきたいというふうに思います。  また、今...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) URも含めて活用できるものはしっかり活用していくということで対応していきたいと思います。
○国務大臣(加藤勝信君) ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重してまいりたいと存じます。
04月01日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
議事録を見る
○加藤国務大臣 御承知のように、我が国は人口減少社会に突入をしているわけでありまして、日本経済が中長期的に持続的な成長を実現していくというためには、いかにして労働力人口を維持して生産性を上げていくかということが非常に大きなポイントだと思っております。  そういう意味で、今、女性...全文を見る
○加藤国務大臣 どういう所管になっているかという御質問だというふうに思います。  まず、厚生労働省について申し上げれば、厚生労働省設置法で児童の保育に関することということで位置づけられておりまして、厚生労働省は、児童福祉法の所管官庁として、保育士の養成、保育所、地域型保育に係る...全文を見る
○加藤国務大臣 待機児童の問題、ここに来ていろいろと言われておりますけれども、しかし、もともと、待機児童というのは従前からそれぞれが問題意識を持って取り組んできた課題であります。  私ども安倍政権においても、待機児童解消加速化プランということを提唱させていただいて、二十五年から...全文を見る
○加藤国務大臣 そこは、先ほどの所管でいえば厚労省の方で進めておられる、まさに保育所の基準等に係るお話にも絡んでくるんだというふうに思いますけれども、やはり現実問題としてそこに待機児童の方々がおられる。そして他方で、国の基準を下回ることを私どもは推奨しているわけでは全くないわけで...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほど御指摘があった児童福祉施設の設備運営基準に関する議論、これは厚労省が御判断されるべきことだというふうに思います。  先ほど申し上げましたように、やはり、そこにどういう基準で保育施設を設置していくのか、それはそれぞれの地域においてお考えがあるんだろうというふ...全文を見る
○加藤国務大臣 委員御指摘のように、保育というのは、やはり小さい子供さんを預かるということでございますし、また、小さい子供さんがこれから社会において日本の次の時代を担っていく、そして人格形成においても非常に重要な時期でありますので、そのことにはしっかりと留意をしていかなきゃいけな...全文を見る
○加藤国務大臣 今厚生労働省からお話がありましたように、我々も、二十五年度から五カ年で四十万人の受け皿拡大をさらに十万人拡大するに当たって、自然に対応できる部分を超えて、九万人の保育士の方々を確保していかなきゃいけないということを認識させていただいております。  そういう意味に...全文を見る
○加藤国務大臣 公定価格における常勤職員の人件費につきましては、国家公務員の給与体系の中で、その職務内容や勤続年数などの観点から、準拠するにふさわしいと考える職種や級号俸を特定して算出しているところでございます。  具体的には、常勤であって主任の保育士でない保育士の方に関しては...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、またさらにこれから保育園を拡大していくに当たっても、保育士等の確保というのは非常に重要だというふうに思っておりますし、また、それを進めていくにおいても処遇の問題というのがございます。  これまでも、保育士の処遇改善についてはい...全文を見る
○加藤国務大臣 今委員の御指摘がありますように、まさにデフレ脱却が見えてきた今こそ、少子高齢化という日本の構造的な課題に正面から取り組んでいきたいということで、総理から一億総活躍社会の実現、特に、誰もが個性を尊重されて、家庭や地域、職場において将来の夢や希望に向けて取り組める、ま...全文を見る
○加藤国務大臣 委員の御指摘がありましたように、長時間労働というのは仕事と子育てなどの家庭生活の両立を困難にするものでありますし、もちろん、働く方の健康あるいは精神も含めて、いろいろな意味で影響もございます。また、それが少子化の原因になり、女性の活躍を阻む、こういう要因にもなって...全文を見る
○加藤国務大臣 待機児童を解消するためにも、私どもの安倍政権がスタートしたときから待機児童解消加速化プランを推進させていただき、そして先般、受け皿を四十万人からさらに五十万人分の増という形にさせていただきました。その中でもまた必要な人材の確保ということも大変重要でありまして、二十...全文を見る
○加藤国務大臣 国保の減額調整措置を含めて、子供の医療のあり方について、厚生労働省における子どもの医療制度の在り方等に関する検討会が行われて、三月二十八日に取りまとめがなされ、今委員が御指摘のように、少子化対策を推進する中で、地方自治体の取り組みを支援するという観点から、見直すべ...全文を見る
○加藤国務大臣 今御指摘ありますように、一億総活躍社会の実現に係る施策は、少子高齢化あるいは社会保障制度、教育または経済財政政策全般も含む、極めて広範な分野でございます。  また、一億総活躍大臣としては、まさに霞が関の縦割りを排して、横串で関係大臣と緊密に連携しながら施策を進め...全文を見る
○加藤国務大臣 本日から障害者差別解消法が施行されるわけでありまして、施行されたからいいということではなくて、施行からこれはまさにスタートというのは、今委員御指摘のとおりだと思います。それを円滑に進めるため、法の趣旨、内容等々について、広く国民の方々あるいは直接携わる方々にしっか...全文を見る
○加藤国務大臣 障害者差別解消法の実効性のある施行を進めていくためには、まずは、それぞれの機関が対応要領等を作成し、そしてそれに基づいて関係行政機関が適切な対応を行っていくということが重要であります。  既に、国においては対応要領というのは策定しております。地方団体においては、...全文を見る
○加藤国務大臣 まさにこれをしっかりと進めていくためには、民間の方々の対応というのは非常に重要だというふうに思います。  事業を所管する各府省においては、不当な差別的取り扱いの禁止や合理的配慮の提供について適切に対応するため、所管する分野の事業者に対する対応指針を策定しておりま...全文を見る
04月04日第190回国会 参議院 決算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) そのブログを読ませていただきましたし、また、それを一つの契機として様々な発信というか、いろんな方々からまたブログというんでしょうか、がありまして、この問題、特に待機児童の問題は、やっぱりそれほど、特に子供さんを抱えておられる親御さんにとって大変、日々、自...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) このことというのは幼保一元化ということでございますよね。  そもそも、委員御承知のように、認定こども園法施行前から保護者の就労形態の多様化、少子化の進行、核家族の進行や地域の子育て力の低下など、就学前の教育、保育に対するニーズが本当に多様になっていると...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今委員のお話にもありましたけれども、委員、知事時代に構造特区の中での幼保一体施設の設置、そして先ほどお話がありました、全国で初の認定を、たしか当時、五つの園で受けられたということで、非常に先駆的に取り組んでいただいているというふうに認識をしています。 ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 私の方も定期の退庁を促している立場であるので、できる限り五時とか六時には大臣室を出るようには心掛けております。
○国務大臣(加藤勝信君) 明示的には特にちょっと私記憶しておりませんけれども、ただ、いずれにしても、有村大臣からは、やっぱり女性の方々が引き続きそうした就学や就労をしながら子供を育てやすい環境をしっかりつくっていってほしいと、こういうお話は承ったところでございます。
○国務大臣(加藤勝信君) 御指摘ありますように、女性が活躍していただくためには様々な施策が必要だと思いますが、やっぱりその中の一番大きなポイントは、第四次男女共同参画計画の中でも指摘しておりますように、長時間労働等、現状の働き方にあるというふうにそれは認識をしておりまして、私ども...全文を見る
04月05日第190回国会 参議院 内閣委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 成年後見制度、そしてこの法案が成立をいたしましたら、この法案に関しては私のところで対応させていただくということになるわけであります。  今提案者からもお話がありましたように、本提案というのは、急速に高齢化が進み認知症の方が増える、そうした中で成年後見制...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) はい。  今御指摘の点もかなりこの法案の中にも盛り込まれているように私は感じさせていただきながら聞かせていただきました。  いずれにしましても、この法案、そしてここでの議論、それを踏まえながら適正に執行するように努めて、同時に、この法案の趣旨にしっか...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) この法案の中身に沿って、例えば実効性の高い基本計画を策定できるよう、法務省や厚生労働省等の関係省庁と協力を得ながら、まずは必要な事務体制を整えて、そして政府一体となって取り組むよう努力をしていきたいと、こう思っております。
○国務大臣(加藤勝信君) 今現在の利用者数は今委員御指摘のとおり。そして、申立て件数で申し上げますと、二十六年は三万四千三百七十三件と承知をしております。  なお、今後どうなっていくのかということに対して、政府として特段試算や目標値を持っているところではございません。  いず...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) ちょっと条約との関係ですから外務省からお話しするのが適切なんだと思いますけれども、いずれにしても、現在の国内法を踏まえながら、その前提の上で条約を受けているわけでありますから、今おっしゃるようなことにはならないんではないかなと、こういうふうに思います。
○国務大臣(加藤勝信君) 一点、ちょっと私の理解不足かもしれませんが、今回の法律によって後見人制度そのものが変わるということではないというふうに私は理解をさせていただいております。  その上で、先ほど申し上げたように、現行の法制度を踏まえた我が国として条約を受けるか受けないかと...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今のその方の直接のお話は今初めて聞かせていただいたところでございます。  ただ、この成年後見制度、私も従前から関心を持っておりました。一方で、こうした制度によってしっかりと対応されるべき人が十分それができていないという状況をどうしていくのか、また、当然...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重してまいりたいと存じます。
04月19日第190回国会 衆議院 本会議 第25号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 中根議員より、障害者差別解消法に基づく地域協議会についてのお尋ねがございました。  内閣府においては、これまで、地域協議会の設置を促進するため、有識者による地域協議会の在り方検討会の開催、モデル事業の実施、地方公共団体へのアドバイザーの派遣、地域協議会...全文を見る
04月25日第190回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 拉致問題担当大臣の加藤勝信でございます。  拉致問題をめぐる現状について御報告を申し上げます。  まず、この度の熊本県熊本地方等を震源とする一連の地震により亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。ま...全文を見る
04月27日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
議事録を見る
○加藤国務大臣 まず、答弁する前に、熊本の震災で亡くなった方に対して哀悼の意を表したいと思いますし、被災されている方々に対してお見舞いを申し上げたいと思います。また同時に、さまざまな方々が救助あるいは支援に当たっていただいておりまして、敬意を表させていただきたいと思います。  ...全文を見る
○加藤国務大臣 避難されている中で、特に小さい子供さんを抱えて避難されている方々は、周囲への配慮を含めて、本当に、ただでさえ避難をしているというストレスの中でそういったこともあるということをよく我々も認識して対応しなきゃいけないと思っております。  御指摘がありました、災害対策...全文を見る
○加藤国務大臣 昨年十二月に策定いたしました第四次の男女共同参画基本計画において、ワンストップ支援センターを各都道府県に最低一カ所設置するということで、昨年十一月には二十五カ所でありましたが、現時点で二カ所ふえて、今は二十七カ所というふうに承知をしております。  その上で、今、...全文を見る
○加藤国務大臣 まず、うつ伏せ寝によって亡くなったお話がございました。そうしたことがないように、重大事故の再発防止のための検証と事故防止等のためのガイドラインというのをつくらせていただいて、事業者、あるいはそうした事案が残念ながら発生した場合の対応も含めて、さらにこのガイドライン...全文を見る
○加藤国務大臣 今、国内での分析あるいはユニセフの分析もお示しがありました。また、子供の貧困に関する二十五の指標の一つであります子供の相対的貧困率、これも、長期的な傾向としてはおおむね緩やかに上昇しているということも承知をしております。また、今非常に子供の貧困は社会問題ということ...全文を見る
○加藤国務大臣 子供の貧困対策を、国民の皆さんの幅広い理解のもと、また協力のもとで、官公民の連携で進めていくということで、昨年十月から子供の未来応援国民運動を進めさせていただいて、その一つは、今御指摘があった子供の未来応援基金の創設、そして、子供の未来応援国民運動のホームページ等...全文を見る
○加藤国務大臣 まさに子供の貧困対策を初め、地域の実情に応じて具体的な政策を展開していただくその主役は地方公共団体であります。  地方公共団体では、子供の発達、成長という時間軸のつなぎ、それから教育と福祉という分野のつなぎ、さらには、関係行政機関、地域、あるいはNPOという主体...全文を見る
04月28日第190回国会 参議院 内閣委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 二之湯委員からも御指摘ございましたけれども、こうした幼児教育、あるいは保育園、幼稚園、こども園、こういった場における教育というのは、まさにそこにおられる子供さん、まさに日本の未来を担っていかれる子供さんが、大人としてあるいは社会人として身に付けるまず基本...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今、社会保障あるいは教育政策、分けておられました。社会保障の中にも、これまでも例えば健康の予防とか投資的な部分もいろいろあるんだろうというふうに思いますが、より一層教育ということになれば、これは幼児教育であり義務教育であり大学教育であり、まさにそのときの...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) おっしゃるように、今、量の議論も、保育の場合、待機児童を解消していくという意味においてあるわけでありますが、しかし、あわせて、先ほどから委員が御議論いただいているように、次の時代を担う言わば投資としてという部分もあり、またそういう中での質というものをどう...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今委員からもお話がありました。これまでも、政権スタートして、待機児童解消加速化プラン等々で受皿の拡大に努めてきているところでございますが、しかし、現下においても待機児童の方々がおられる、あるいは先般、潜在的な待機の方の議論もございまして、引き続き、こうし...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 保育士の処遇改善を含め三党合意で総額一兆円超、そして当面、五%から十%に消費税を引き上げる中で、そのうちの七千億を対応する、そして残りの三千億超については安定的財源を確保して対応していくと、こういう形で三党で合意をさせていただいたというふうに承知をしてお...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) まず、公定価格の単価そのものは、もう委員御承知のところだと思いますけれども、子供一人当たりの単価として設定され、今その数字をお述べになられたというふうに思います。その設定に当たっては、大規模園についてはスケールメリットが働く、あるいは固定費等、人数が増え...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今までそういう形で進めさせていただき、また平成二十七年度のスタート段階、また二十八年度においても所要の見直し等も行わせていただいていることはもう委員御承知のとおりだというふうに思います。したがって、その中で我々は実施をしていくという立場だと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 正直言って、今保育園等々も含めて、経営実態調査というのは具体的に行われているわけではございません。  そういう中で、それぞれのこれまでの流れを含めて、今言ったのは総括的なという意味でありますけれども、行われているわけではありませんけれども、これまでの保...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) こども園ということだけではなくて、今公定価格についての議論、これは処遇改善を含む議論もございます。そういったことを、これから処遇改善等も実施をしていくということになれば、それが具体的にどう反映をしていくのかということも含めていろいろと我々もフォローアップ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 議論はやや重複するところはあろうかと思いますけれども、公定価格の単価設定に当たっては、人件費、事業費、管理費それぞれを、特に教育、保育を提供するために必要な標準的な経費を積み上げて、それによって積算をしているわけであります。  一号認定と二号認定で基本...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほども政府側からの答弁ございましたけれども、幼保連携型認定こども園は、認定こども園法の改正によって、学校と児童福祉施設としての法的な位置付けを持つ単一の施設ということであります。  この新たな幼保連携型認定こども園の質を確保し向上させる観点から、幼稚...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 子ども・子育て新支援制度における認定こども園においては、財政措置を施設型給付に一本化する、あるいは認定こども園の園長の人件費を公定価格の基本分単価に一人分と、これが原則になっております。ただ、経過措置として、今委員御指摘のような対応が五年間に限って行われ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 子ども・子育て支援新制度は、特に市町村が実施主体であります。そして、市町村において子ども・子育て会議を設置をしていただいて、地域の実情に応じた子ども・子育て支援について、幅広い関係者の方々にも参画をしていただいて政策を決め、そして実施をしていくと、こうい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) この件も含めて、様々に政策を展開するときは、やっぱり実態、ファクトというものをしっかり捉えて、それに対して適切に施策を運用していくということが非常に必要だというふうに思います。  そういう意味で、先ほど申し上げた、包括的に、こども園のみならず保育園等も...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 議員の問題意識のように、女性や子供、子育て家庭のニーズにやっぱり災害対応の中にもしっかりと配慮していく、対応していく、また被災自治体を支援をしていくということは非常に大事だと思います。  熊本県では、一昨日の二十六日から、男女共同参画センター、また男女...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 私も必ず現地の状況を把握しているわけではありませんし、ただ、今いろいろな方々が復興復旧に向けてあるいは支援をしていこうということで入っておられる、そうした皆さん方と地元の自治体とどういう連携が成っているのか、その一つの分野としては、今女性や子育てをされて...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 平成二十五年五月に策定させていただいた男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針では、東日本大震災の経験を踏まえて、避難所における自治的な組織において、食事作りなどの特定の活動が片方の性に偏るなど、性別や年齢等による役割が固定化されることがないようにす...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) こうした事故で子供さんを亡くされた方々、特に御両親の心痛を思うと言葉もないということでございます。  教育・保育施設等は、まず第一に子供たちが安心して過ごすことができる、あるいは保育所でいえば安心して預けていただける、そういう環境でなければならない、事...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 坂本秀美さんは、平成二十七年四月九日より子ども・子育て会議の専門委員に御就任をいただいているところでございます。  先ほど申し上げましたように、こうした保育所でのこうした事故、特に死亡事故というのは、預けた親御さんにとっても本当に思い、余るところがある...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 認可外保育所の指導監督基準の御議論だというふうに思いますけれども、認可外保育施設における保育をしっかり確保するという観点から様々な議論、検討を経て今の基準というものが定められているというふうに承知をしております。  ただ、いずれにしても子供を預かる施設...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 当該保育園でこの三分の一に対して幾らだったか、済みません、ちょっと私は承知していないのであれですけれども、いずれにしろ、三分の一は上回っているんだろうというふうに思います。  したがって、何といいますか、三分の一云々という議論ではなくて、やはり、むしろ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今の御指摘のあった園においては、今のお話を聞くと、特に残業もしっかり払われていないというのは、これはもう論外だろうというふうに思いますし、また、そうした状況が、かえって残っておられる保育士の方々に更に過重な労働になり、ストレスになり、まさに悪い循環になっ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 保育所について保護者がまず適切に選択できるというその状況をつくっていく、また保育所の努力が保護者から適切に評価されているようにしていく、これ大変重要だというふうに思います。  子ども・子育て支援法においても、保育所等が提供する保育に関する情報を都道府県...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今は、これまでの様々な議論を通じてそういった内容について今申し上げたようなことについて公表させていただき、それをまず公表していこうという仕組みをまず動かしていくという状況であります。それをまずしっかりやる中で、その上でどういった情報が更に必要なのかどうか...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 江口委員の提案、前も御提案をいただいたというふうに記憶をさせていただいております。  少子化対策あるいは子育てに対して、もちろん国も当然国としての責務を果たしていく、地方公共団体にもその役割を担っていただくと。のみならず、民間の方々にも、今おっしゃった...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今お話がありました保育士の方あるいは介護職の方々の処遇改善、これにはしっかりと取り組ませていただきたい、またその内容を、この五月に取りまとめさせていただきますニッポン一億総活躍プランの中において具体的に実効性のあるものを盛り込んでいきたいというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今お読みをいただきました部分を含めて、子供の貧困対策に関する大綱、第二次安倍政権の下、平成二十六年八月に決定をさせていただいたものでありまして、当然、それをしっかりと踏まえさせていただいて、貧困の連鎖によって、あるいは子供の生まれた環境によって子供たちの...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 一つは、生活保護という対象にするかしないかということと、それから、高校を卒業された方が経済的には厳しい状況の中で大学進学をどういう形で我々が応援をしていくのかというのは、少し切り分けて議論した方がいいんではないかなというふうに思います。  そういう意味...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) ちょっと私も担当じゃないので今のおっしゃった事実確認ができないので、ちょっとまず事実確認をしていただいた上で答弁させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(発言する者あり)
○国務大臣(加藤勝信君) 今御説明ありましたように、生活保護世帯の子供さんが大学に進学することを踏まえた制度の運用見直しについては、厚生労働省が所管をされ、また生活保護の原則に留意しつつ、生活保護世帯の子供たちの自立を助長していくという観点なども踏まえて対応していただいているもの...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほど整理をさせていただいたというのは、基本的に生活保護の世帯の中におりながら大学進学ということは前提としていないということでありますから、それに係るようなものは今おっしゃるように基本的に収入の認定除外としても認められない、そういう原則になっているんだろ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほどから申し上げておりますように、生活保護は生活保護としてのいろんな考え方にのっとって運用がなされているということだというふうに思います。  今委員御指摘のように、いろんな経済事情の中で、やはり大学に入る力があって、しかし経済的な理由で大学に行けない...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほども申し上げましたけれども、そうした生活保護の世帯におられる方を含めて、様々な経済状況を抱えておられて、進学する力はありながら経済的な事情で進学をできない方々、そういった方々も大学教育を積んでいただき、その方の人生を切り開いていただく、またそういう中...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほどから度重ねて同じことを言って恐縮ですが、生活保護という仕組みは、それはそれとして一つの考え方にのっとった運用と制度があるわけであります。そこに今委員おっしゃったような形で入れ込むのは、私は非常に難しいんだろうと思っております。  しかしながら、様...全文を見る
05月09日第190回国会 参議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今、田村委員も御指摘のように、既に公定価格の中には、制度としては、基本分単価の設定に当たって、保育士の研修機会を確保する観点から、常勤保育士一人当たり年間二日分の研修代替保育士費用を追加的に評価をしているところでございます。また、さらに、質の向上を実施す...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 保育士の処遇改善については、ニッポン一億総活躍プラン、今取りまとめに向けて作業しておりますけれども、処遇の改善、多様な人材の育成、高齢者等の活用、生産性向上を通じた労働負担の軽減、やりがいを持って安心、快適に働ける環境の整備といった総合的な対策を盛り込ん...全文を見る
05月12日第190回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○加藤国務大臣 拉致問題担当大臣の加藤勝信でございます。  今月行った私の米国出張について御報告申し上げます。  冒頭、まずは、熊本県熊本地方等を震源とする一連の地震により亡くなられた方々に御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。  今回の...全文を見る
○加藤国務大臣 一つ一つの具体の話については、ちょっと私も承知をしておりませんけれども、今委員御指摘のように、そうした日本における研究者が、我が国の安全を脅かす可能性のある情報を外国に提供するということはあってはならないことだというふうに認識をしております。
○加藤国務大臣 事実関係に関してはちょっと、先ほど申し上げたように、知る立場ではございませんので、それについてコメントは控えさせていただきたいと思いますけれども、ただ、先ほど申し上げましたように、そうした日本の、特に国公立の研究所等で研究をされている方々が、そこの情報を、特に我が...全文を見る
○加藤国務大臣 拉致は、これまでも申し上げておりますように、我が国の主権を脅かすものであり、さらに拉致被害者の方々の夢のある人生を断ち切り、そして家族との大事な時間さえ奪ってしまう、まさに人権、人道上許し得ない、こうした行為だというふうに認識をしております。  そういう中で、既...全文を見る
○加藤国務大臣 今、岸田外務大臣からもお話がありましたけれども、まさにこの間の経緯というのは、残念ながら、遺憾としか申し上げられない。拉致被害者の方の帰国が実現するわけでもなく、また、それに向けての具体的な見通しを見出しているわけでもないというわけであります。  そういう中で、...全文を見る
○加藤国務大臣 家族会の方などにおいてもそうした御懸念を持っておられるということは、承知をしております。  ただ、この最近の流れ、先ほど申し上げた我が国の北朝鮮への措置、あるいは国連での決議において、もちろん直接としては核開発あるいは弾道ミサイルの開発ということがあるわけであり...全文を見る
○加藤国務大臣 制裁そのものは政府全体として議論しているところでございますので、今の段階で、新たなものを具体的にという状況にはないというふうに承知はしております。  ただ、今申し上げたように、この拉致の問題に対することも含めて、北朝鮮側の対応をしっかり見きわめながら、必要な措置...全文を見る
○加藤国務大臣 昨年十二月の国連総会決議、そして本年三月に国連人権理事会で採択された北朝鮮人権状況決議では、さきの国連総会決議を歓迎するとともに、説明責任の問題に重点的に取り組む独立した専門家グループ、これはICCの役割を含めて、北朝鮮における人道に対する犯罪の被害者のために、真...全文を見る
○加藤国務大臣 拉致を初めとした人権問題、そして核やミサイル、こうした国際社会の懸念に対して真摯に北朝鮮は耳を傾けようとしていない。そういう中で、この一連の、今御議論がありました国連決議を含めて、国際社会が一致団結して北朝鮮にまさに実効性のある、痛みのある圧力を加えて、そして、そ...全文を見る
○加藤国務大臣 九日に閉幕いたしました朝鮮労働党の第七回の党大会の結果、党幹部の人事などが発表されたというふうに承知をしておりますが、現在の、この党大会後の北朝鮮の統治体制については引き続き慎重に分析をしていかなければならないというふうに考えております。
○加藤国務大臣 国際社会では、一昨年の二月の北朝鮮における人権に関する国連調査委員会、これはCOIの報告書と言われておりますけれども、これが公表されて以降、拉致問題の解決を含む北朝鮮における人権状況、この改善に向けた機運、それを非常に問題視し、関心が高まってきているというふうに認...全文を見る
○加藤国務大臣 今回、ニューヨークで国連本部を活用して実施いたしましたこのシンポジウムでは、百十名収容の会場に対して百五十名の方の御出席をいただいたところでありまして、ニューヨーク近郊の大学の関係者や学生、あるいはNGOの皆さん方、やはり国連という場でございましたから国連の職員の...全文を見る
05月20日第190回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 拉致問題担当大臣の加藤勝信でございます。今月行った私の米国出張について御報告を申し上げます。  今回の米国出張では、拉致問題を始めとする北朝鮮人権状況の改善に向けた国際協調を積極的に働きかけるべく、ワシントンDC及びニューヨークに行ってまいりました。 ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほど御報告申し上げましたように、五月の二日、四日、またニューヨークでは塚田委員にも御出席をいただきまして、それぞれシンポジウムを開催し、日米韓、また国連の取組、こういったことを更に、国連での取組等を更に強化していくと、そういうことで議論をさせていただき...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) これまでも私ども、国際世論の理解とそして支持を求めるべく様々な取組をさせていただきました。在外公館とも連携しながら、海外における拉致問題に関する国際啓発の行事、あるいは今回のようなシンポジウム、こういったことを重ねて、また機会あるごとに拉致問題に対する海...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今おっしゃったのは、国際刑事裁判所というんですか、における対応ということだというふうに思います。これ、私自身というよりも、基本的には外務大臣からお答えするのが適切だと思いますが、御指名でございますので。  私どもとしてやはり様々な対応を取る中で、拉致問...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) もう仕組みは御存じの上でお話しになっておられるんだろうと思います。ですから、それを具体的に、それをというのは、一つ一つの行動を取りながら北朝鮮から拉致被害者の方々の帰国を具体的につくり上げていく、まさに現実的な措置を我々は考えていかなきゃいけない。今の訴...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今御指摘ありますように、本当に一刻も猶予がならないということ、これは私どもも共有をさせていただいております。  そういう中で圧力を掛けていく、そしてその中で出てくる北朝鮮側からの様々な、今回の大会のメッセージも含めて、そういうことだと思います。一つ一つ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) まさにこれまで拉致被害者の方々の帰国の実現をしていない、全く遺憾の思いでございます。  昨日も、政府・与野党のときにもいろいろ御意見を頂戴し、またこれまで中山委員、長きにわたってこの問題に御尽力をいただき、そうしたことを踏まえての今の御提言だというふう...全文を見る
09月30日第192回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○加藤国務大臣 今委員御指摘のように、我が国においては、パートタイム労働者の賃金水準は、欧州諸国に比べて、正規労働者に比べると、欧州諸国は二割低いのに対して、日本は四割を超えるという状況でありますし、また、五十歳から五十四歳の年齢層について見ても、企業規模五人から九人の小規模でも...全文を見る
○加藤国務大臣 委員の御指摘のように、我が国における長時間労働というのは大変大きな問題ということであります。また、今委員からもお話がありましたが、我が国の労働基準法では、週四十時間を超えて労働させてはならないというのが基本として規定されており、その上で、同法三十六条において、その...全文を見る
10月03日第192回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○加藤国務大臣 一億総活躍社会の実現に向けて、働き方改革はその最大の鍵ということで、重要課題として掲げているところでございます。  今御指摘がありました高度プロフェッショナル制度については、高度な専門職として働く方が、健康保持を図りつつ、その能力、意欲、創造性を存分に発揮できる...全文を見る
10月04日第192回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○加藤国務大臣 伊藤委員から、今、働き方改革についてお話がありました。  これまでも総理から答弁があるように、この働き方改革は安倍内閣の最重要課題。そして、特にパートタイム労働者の方々の賃金水準が低いということで、非正規で働く方の待遇を改善するという意味で、同一労働同一賃金を初...全文を見る
○加藤国務大臣 幼児教育の無償化は、今御指摘ありますように、貧困への対応あるいは教育水準の向上、いろいろなことにつながっていくと思いますし、そういう中で、仕事と子育ての両立を図っていく、そうした環境を整備するという意味においては女性の活躍の推進にも資するというふうに考えておりまし...全文を見る
10月05日第192回国会 参議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 全ての女性が輝く社会の実現、安倍内閣の重要課題、最重要課題として取り組んでまいりました。また、成長戦略の中核でもございます。  そうした中で、政権発足以来、総理から経済界に様々な要請をさせていただきました。また、女性活躍推進法の成立あるいは先般のニッポ...全文を見る
10月06日第192回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 委員御指摘のように、貧困など困難を抱える御家庭の事情というのはなかなか外から見えづらい、把握しづらい、こういうこともございます。そういった意味で大変、早期発見というのは非常に大事でございますし、そういう意味で、今委員御指摘のように、学校に、学校等をプラッ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今御指摘をいただきました子供の未来応援基金は、誰もが子供の貧困対策のために行動できる仕組みとして、子供の貧困を何とかしたいという企業あるいは個人の方々が基金を通じて、草の根で支援をしておられるNPO等、今の事例でいえば子供食堂等を行っている方々を支援して...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 済みません。先に働き方担当大臣として。  同会議においては、総理をまず議長といたしまして、労使のトップ、有識者に集まっていただいて議論を始めたところでございまして、具体的には、日本労働組合総連合の神津会長、日本経済団体連合会の榊原会長、日本商工会議所の...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今御指摘いただいております下の二つは特にこの実現会議で議論の柱になるわけでありまして、むしろ経営側にとって非常に消極的な部分、これについてもしっかり取り上げていきたい。そういう意味では、経済界の方々にも十分納得をいただく、こういった意味においてもしっかり...全文を見る
10月11日第192回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 子育てや介護など多様なライフスタイルと仕事を両立させていくためにも、御指摘のように長時間労働のこの慣行を断ち切るということは大変必要であります。  働き方改革実現会議においても、時間外労働の上限規制の労働基準法の在り方を含め、長時間労働の是正について、...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 大変御心配いただきまして、ありがとうございます。  もう常に申し上げておりますように、拉致問題は安倍内閣の最重要課題であり、最優先で取り組むべき課題だというふうに考えております。そして、残念ながら、このストックホルム合意、できてから二年以上たちますけれ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほど申しましたように、この拉致問題は安倍内閣の最優先課題ということで位置付けられているわけでありますので、そういった課題にしっかりと対応できるように取り組んでいきたいと、こう思っております。
10月12日第192回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○加藤国務大臣 今総理からお話がございましたけれども、長時間労働の是正はまさに働き方改革の核であるというふうに認識をしておりますし、また、長時間労働の上限規制の労働基準法のあり方を含む長時間労働の是正については、今回の会議には労使のトップにも出てきていただいておりますので、しっか...全文を見る
○加藤国務大臣 委員には、二月、たしか予算委員会でいろいろ御示唆いただきまして、私もSACHICO等も先般視察をさせていただきました。  性犯罪や性暴力は、女性の人権を著しく踏みにじる決して許されない行為であるというふうに思っております。また同時に、そうした犯罪を起こさせないと...全文を見る
○加藤国務大臣 政治分野における女性の参画拡大、これは政治に多様な民意を反映するという意味で大変重要であるというふうに考えておりますし、他方で、現実、委員御承知のとおり、我が国の国会議員に占める女性の割合は、着実に上昇してきているといえども現状一三・一%で、国際基準に比べて決して...全文を見る
10月14日第192回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
議事録を見る
○加藤国務大臣 一億総活躍、働き方改革、女性活躍、再チャレンジ担当大臣、また、男女共同参画、少子化対策を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  一億総活躍社会の実現は、安倍内閣の最重要課題であります。  少子高齢化という日本の構造的課題に真正面から挑み...全文を見る
10月18日第192回国会 参議院 内閣委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 一億総活躍、働き方改革、女性活躍、再チャレンジ担当大臣、また、男女共同参画、少子化対策を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  一億総活躍社会の実現は、安倍内閣の最重要課題です。  少子高齢化という日本の構造的課題に真正面から...全文を見る
10月19日第192回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○加藤国務大臣 先ほど、子供の貧困というのはどう定義するのかとか、今、子供の貧困対策大綱等によって二十五の指標を設定しながら、それ自体にも実は目標値というのは持っていなくて、それがどう動いているかを見ていきましょう、これが今の状況だというふうに思います。  そういう中で、今、大...全文を見る
○加藤国務大臣 一人親世帯への支援、今お話しになった現金給付を含めて生活面の支援、就労支援、あるいはそこにおられる子供さんの学習支援、さまざまな施策を総合的に進めていく必要がまずあるだろうというふうに思います。  そういう中で、今、児童扶養手当のお話がありました。政府としても、...全文を見る
○加藤国務大臣 離婚された方々の子供を養育することに関して、もう一人の側がしっかり、今言った養育費等を払っていく、これは非常に大事なことだというふうにも思いますし、それから、親は、親同士が離婚をしたといっても、子供に対する関係は基本的には変わらないんだろうと私は思っております。 ...全文を見る
○加藤国務大臣 今御指摘の調査というのは、平成二十六年度に子供の貧困対策に関するものも含む県民のニーズ調査を実施され、そしてそれは、神奈川県子どもの貧困対策推進計画、これは二十七年三月に策定されておりますけれども、それに資するということでされたんだというふうにも思います。  そ...全文を見る
○加藤国務大臣 今委員から御説明をいただきました、神奈川県が開催しているかながわ子どもの貧困対策会議のもとに、高校生、大学生をメンバーとする子ども部会も設置され、対策会議にもその部会の代表が参加されて、学生の視点を反映される仕組みが設けられているということであります。  まさに...全文を見る
○加藤国務大臣 今御指摘のあった事案についても、私もニュース等である程度は承知をしております、一つ一つの事項について承知しているわけではございませんけれども。  まさに、こうした子供の貧困問題のために行動を起こそうとした高校生の方、それが、こうした報道を契機に、中には、今言った...全文を見る
○加藤国務大臣 今のお話も、私も報道ベースでしか承知をしておりません。それから、どういう真意でその方が、これはインターネットに載せたりそうした発信をされておられるんだと思いますが、発信をされているかも私も承知をしておりません。  ただ、その方ももちろん、今御指摘があったように、...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほど申し上げましたが、子供の貧困対策を進めるに当たっては、一番地域に近い、あるいはその地域の住民の皆さんに近い市町村が果たす役割というのは大変大きいというふうに思っております。  昨年取りまとめましたすくすくサポート・プロジェクトにおいても、自治体における一人...全文を見る
○加藤国務大臣 委員はたしか御自身も保育士の資格を持っておられたというふうに今、認識もさせていただいておりますけれども、保育の現場において、特に待機児童等の問題において保育士をどう確保していくのかというのは大変大きな問題である、また、それが保育所の整備にもさまざまな影響を及ぼして...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほど委員からお話がありました保育士そのものに関しては、厚生労働省の担当ということにもなります。それから、今委員がお話しになった、国家戦略特区として大阪府が提案されている、これについては国家戦略特区諮問会議等において議論されるということなので、私が余り具体的なこと...全文を見る
○加藤国務大臣 私は、今御指摘いただきましたように、性犯罪や性暴力被害に対する大阪のSACHICOほか、もう一カ所も見せていただきました。まさに、そういうことがまずないようにしなければなりませんけれども、そうした被害に遭った方に対してしっかりと対応していくということは重要でありま...全文を見る
○加藤国務大臣 中山委員御指摘のように、我が国の労働生産性が決して高くない、むしろ低い、そこにやはり問題意識をしっかり持っていくことは大事だというふうに思っております。  そういう意味で、労働生産性が低いという背景として、一つは、IT等の投資が低いのではないか、それから、オフJ...全文を見る
○加藤国務大臣 今委員御指摘のように、我が国は、少子高齢化、人口減少、特に、いわゆる生産年齢人口というのは一九九〇年代半ばぐらいから大きく減少しておりまして、この三年間も、三百万人を超える減少になってきております。  そういう中で、ただ、就業者数は百万ふえてきておりまして、これ...全文を見る
○加藤国務大臣 一億総活躍プランの中でも、介護離職ゼロという具体的な目標を掲げさせていただきました。  その実現をしていくためにも、高齢者でいろいろ介護が必要な方、それから今の障害がある方、あるいは、家族で非常に病気にかかっておられる方、そうした方々を介護しながらでも仕事を続け...全文を見る
○加藤国務大臣 副業、兼業について、必ずしも多くの企業において認められていないという状況だと思います。  その中で、私も、ある兼業、副業を認めておられる企業に行かせていただく中で、そもそも社員の皆さん方から、そういう働き方もあっていいのではないか、そして、そういうことを通じて、...全文を見る
10月20日第192回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 岡田委員御指摘のように、民間企業の内部留保、様々な形でそれを活用し、それぞれの企業において活用していただきたいと思いますし、また、この子育てについての支援は、国と地方公共団体、地域社会のみならず、やはり雇用主とも言える企業、こういった方がしっかりと力を入...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) もう神本委員御承知のとおり、そもそも子供の貧困という定義が、今お話がありました子どもの貧困対策の推進に関する法律においても明記をされず、明記をされない趣旨は、貧困対策は広く講じていく必要があるということで、逆に対象を限定をしてしまうと狭く捉えてしまう、そ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 私、そのニュースそのものは見ておりませんけれども、そのニュース、またその後の様々な事態の展開というんでしょうか、それは十分に承知をしているところでございます。  実際、このメーンになった高校生は、子供の貧困問題のために行動を起こそうということで対応され...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今委員お話がありましたように、子供の貧困、なかなかどう定義するのか、それだけではなくて実態が非常に捉えにくいという、こうしたこともございます。支援を主張する本当に子供たちが抱えている困難というのはまちまちでありまして、なかなか一概、一義的に定義しにくいと...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今委員御指摘のように、地域子供の未来応援交付金、これによって地域において貧困状況にある子供等の実態を把握して、それを踏まえた支援体制の整備計画、これを策定する地方自治体、この取組を支援することとしております。  ただ、正直言ってまだ十分とは私どもは考え...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 重複したような答えになって恐縮なんですけれども、そういったことも含めて、まず今年度において、そうした、どういう統計調査があるのか、それから、そういったものがどういう形で効果、対策と結び付き得るのか、そういった件も含めてよく議論をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 過労死と大変強く関連するのがいわゆる長時間労働であります。その是正というのは、我々が取り組もうとしている働き方改革の中心課題というふうに位置付けをさせていただいております。  安倍総理も昨日、第二回の働き方改革に関する総理と現場でいろいろ活躍している人...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 労働契約法に基づくいわゆる無期転換ルール、今委員御指摘のように、有期労働契約の濫用的な利用を抑制をしていく、そして有期雇用労働者の雇用の安定を図る観点から設けられたものというふうに承知をしております。  平成三十年の四月から無期転換申込権の本格的な発生...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) いわゆる結婚年齢、晩婚あるいは晩産化、こうしたことも背景に、子供を持ちたいけれども、なかなか子供を持つ、妊娠するに至らない、他方でいろいろ医療技術も進歩をしている。そういう中で不妊治療に取り組んでおられる方々は大変多いのでありますけれども、今お話がありま...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 里見委員におかれては、厚生労働省、特に労働省に入られたということでございまして、これまでのそうした経験に基づいてまたいろいろと御指摘をいただければというふうに思います。  今、私どもの一億総活躍プラン、そしてまた、働き方改革でありますけれども、申し上げ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 過労死に強く関連しております長時間労働、これをしっかり是正をしていくということは、この働き方改革、この我々の中心と、一つというふうに考えております。  先ほど申し上げさせていただきましたけれども、昨日の会合において安倍総理から、長時間労働によって過酷な...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 長時間労働の背景には、短期の納期発注や急な仕様の変更などの取引関係に係るもの、また賃上げについても、元請からの単価引下げ要請など、そうした取引環境が影響しているというケースも見られているわけであります。  今お話がありましたニッポン一億総活躍プランにお...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 働き方改革を推進する視点という観点から立っても、国、地方において発注する、その発注に当たっては、働き方、その発注先の働き方に配慮した契約を推進するということは大変重要だというふうに思います。  官公需法に基づく基本方針、これは中小企業庁から出されている...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 外国人の受入れに関しましては、これまでも専門的な技術等を持った外国人の受入れ促進を図ってきたところでありますし、また技能実習制度等もあります。そしてまた、委員も御指摘がありました、この国会には外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 昨年四月からスタートいたしました子ども・子育て支援新制度においては、市町村を実施主体としつつ、今御指摘がありました広域的な観点を都道府県が支えると、こういう仕組みになっております。  このため、子ども・子育て支援法及び内閣総理大臣が策定する基本指針にお...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 子ども・子育て支援新制度においては、量的拡充と質の向上を実現するため一兆円超の財源が必要とされている中で、消費税率が据え置かれている中にもあって、平成二十八年度当初予算においては、保育所等の受皿拡大に対応した〇・七兆円ベースの必要額をまずしっかりと確保さ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) まず、田村委員からこれまでもいろいろ御指摘をいただいておりますけれども、まさに、大変大事な子供さんを預けているその保育施設で子供がその命を落とすようなことがあってはこれは絶対にならない。重大事故が、そうした重大事故が発生しないよう全力で取り組んでいく必要...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 企業主導型保育事業については、今お話ありましたように、児童福祉法に基づき認可外保育施設としての規制に掛かるわけであります。そして、それに加えて、企業主導型保育事業の助成団体は、助成要領に基づき、必要と認めるときは助成決定事業者の施設の設備又は運営について...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今、災害共済給付制度については、文科省の方から、これまでの改正された経緯、その中での考え方について説明があったところであります。  いずれにしても、今、民間保険への加入は企業主導型保育事業においては助成決定の要件にはさせていただいておりますけれども、た...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) いずれにしても、所管は文部科学省でありますから、文部科学省と。ただ、これまでの制度の成り立ち、また議論の経緯、こういったことも踏まえながら議論をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(加藤勝信君) いわゆる晩婚化等に伴って、どうしても不妊に悩むという方が増えてきていると、また、一方で医療技術もいろいろ進歩している、そこに対して、ある意味では希望も出てきている、そういう中で不妊治療にいろいろ取り組んでおられる方々が増えているわけであります。そういった...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 出産をし、そして育児休業をし、そしてまたそれから復帰をされるという、この間も統計を取っていましたら、これまでは四割ぐらいが五割を超えるという数字が出ておりまして、一つは継続して就業していただける環境をつくっていくということも大事だと思っております。加えて...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今お話がありましたように、完全失業率、今三・一%と、約二十一年ぶりの低い水準で推移をしているところでありますし、今、完全雇用のお話がありましたけど、それに近い状況であり、また建設や介護といった業種ではかなりの人手不足感、これが出てきているということであり...全文を見る
10月21日第192回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○加藤国務大臣 今、濱村委員のお話がありましたように、OECDでは、国全体の労働生産性を、GDPを就業者数、場合によっては就業者数掛ける労働時間で割って算出をしているというふうに承知をしております。  政府では、労働生産性を、労働者一人または労働者一人が時間当たりに生み出す付加...全文を見る
○加藤国務大臣 今の御指摘は、労働生産性の算出式は、GDPを分子として、分母に例えば就業者数を置くといった場合に、分子が変わらなければおっしゃるようなことになるわけでありますけれども、問題は、いかにGDPを高めるかということにつながるんだというふうに思います。したがって、逆にGD...全文を見る
○加藤国務大臣 雇用吸収力が高い産業、基本的には今後の成長を牽引していく、こういう産業であるというふうにも考えております。  具体的には、例えば、日本再興戦略二〇一六に、新たな有望成長市場ということで掲げておりますが、健康、環境、エネルギー、ロボットなどに係る分野を考えていると...全文を見る
○加藤国務大臣 委員も御指摘されておりますけれども、IT産業の労働時間、これはこれからの産業という割には非常に比較的長いということでありまして、平成二十五年の厚労省調査によりますと、IT産業などの通信業における一カ月の時間外労働が月四十五時間を超えている者がいる事業所割合は一二・...全文を見る
○加藤国務大臣 兼業、副業に関しては、今、企業の就業規則等で認めている企業の割合は非常に少ないというふうに認識をしております。また、その上で、私も先般、副業、兼業を認めるようになった企業に行ってお話を伺ったところ、これも、会社側がではなくて、従業員の方々の発意によってこういう方向...全文を見る
○加藤国務大臣 私も、ニュースとかそうした報道を聞いて、大変ある意味ではショックといいますか、強い思いをしたところであります。  また、総理も、一昨日に開かれた第二回の働き方改革に関する総理と現場の方々との意見交換会において、「長時間労働によって過酷な状況の中で自ら命を絶つとい...全文を見る
○加藤国務大臣 例えば、今の長時間労働、やはりそうした過酷な状況で働いている、これを是正する。あるいは、同一労働同一賃金ということで、明らかに賃金的に格差がある、それも決して合理的ではない、そういったことを是正していく。こういったことは、ある意味では社会問題の解決という側面がある...全文を見る
○加藤国務大臣 先ほど委員から、働く人の人間的な部分という御指摘がありました。  今回の働き方改革の目的でも、働く方によりよい将来の展望を持っていただくというところに主眼は置いてあるつもりであります。それから、やはり生産性の向上等が行われなければ、処遇の改善とかそういったことに...全文を見る
○加藤国務大臣 誰もがその能力を十分に発揮できる、そういう一億総活躍社会の実現、そういうことで、この六月にニッポン一億総活躍プランというのも出させていただきました。そして、今の御質問の関係でいえば、希望出生率一・八というような具体的な目標を掲げて、その政策の実現を図っていく。 ...全文を見る
10月28日第192回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○加藤国務大臣 金子委員におかれては、この障害者施策に対して、今お話があるような形も含めて、さまざまな形で取り組んでいただいていることに敬意を表させていただきたいと思います。  また、今御指摘ありました相模原市の障害者施設で起きた事件については、まず、お亡くなりになられた方々に...全文を見る
○加藤国務大臣 政府においては、関係閣僚会議及び関係省庁局長級から成る関係閣僚会議幹事会を開催するとともに、厚生労働省を中心に事件の検証及び必要な対策の検討が行われているところでありまして、九月十四日にはその中間報告が厚労省から公表されておりまして、これは事件の再発防止を中心とし...全文を見る
○加藤国務大臣 ちょっと古いんですけれども、平成二十四年の七月に、障害者に対する世論調査というのが行われているところであります。そういう中で、一つは、障害のある人が身近で普通に生活をしていることが当たり前だと思いますかということに対しては、多くの方々がそうだということでありまして...全文を見る
○加藤国務大臣 九月に出ております中間とりまとめ、今委員御指摘のように、やはり事案そのものに対してかなり、精神科治療の問題とか、あるいは、そういった意味で施設に対して防犯がしっかりできていたのか、これはまずしっかりやらなきゃいけない問題だというふうに思います。  しかし、それに...全文を見る
○加藤国務大臣 もう委員が御指摘のように、障害者基本法の第一条の目的規定に具体的に書かれている、そこに尽きるんだろうというふうに思いますけれども、やはり大事なことは、先ほど申し上げましたけれども、お互い理解をし合いながら、そして一緒に生きていく、いわば包摂という言葉がありますけれ...全文を見る
○加藤国務大臣 障害者差別のない社会の実現のために、本年四月に障害者差別解消法が施行されております。その趣旨、目的を含めて、しっかりと国民の方々に理解いただけるように努めていかなければならないというふうに思っております。  政府においても、昨年二月に閣議決定をいたしました基本方...全文を見る
○加藤国務大臣 それぞれ、そうした方々を守っていくということで、先ほど申し上げたように、今回の容疑者の方のそうした考え、思い、これは我々として断じて許容するわけにはいかない、許すわけにはいかない、こういう強いメッセージを同時に発していく必要があるんだろうと思います。
○加藤国務大臣 手元にそれを具体的に調査したような資料がないのでわかりませんけれども、基本的に、やはり高齢者の方々が、そこでいつまでも住み続けていけるかどうか、またそういう中で、御自身が身体的にも、やはり老齢化に伴ってさまざまな支障が生じてくるわけでありますから、そういったことに...全文を見る
○加藤国務大臣 今の話は、できないんじゃなくて、不安を抱えているということなんだろうというふうに思います。  いずれにしても、住宅は生活の基礎ということでありますし、先ほど申し上げたように、生涯を通じて安定した住生活の確保を図っていくということは非常に重要だというふうに思います...全文を見る
○加藤国務大臣 今の話も含めて、障害者の方々が自分自身の思いの中で活動していくに当たって、さまざまな支援をすることによってそれが可能になっていく、そうしたものに対してしっかり対応していくというのは大切なことだろうというふうに思います。  具体的な話はそれぞれの省庁で対応されると...全文を見る
11月09日第192回国会 参議院 本会議 第9号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 古賀議員より、女性政策の現状と国際評価、今後の対応についてお尋ねがございました。  御指摘の世界経済フォーラムにおけるジェンダーギャップ指数については、勤労所得の推計方法の変更が順位の変動要因の一つと考えられますが、いずれにいたしましても、経済分野にお...全文を見る
11月10日第192回国会 参議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 委員御指摘のように、我が国の経済成長の隘路の根本には、人口減少、少子高齢化という構造的な問題があります。これに対して、全ての方がその能力を存分に発揮できると、そうした一億総活躍社会を実現することによってそれに対応していこうということで我々取り組ませていた...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 働き方改革、これまでもいろんな場所で議論されてまいりましたけれども、なかなか前に進まないです。大変難しい課題だというふうに認識をしております。そういったことも含めて、今回、総理を議長として、そして経済界、労働界のそれぞれトップの方々に入っていただく形で、...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 実現会議の構成については先ほど御答弁申し上げたとおりでございます。  あるとき、労働界から出ておられる連合の会長ともお話をした中で、会長からも、別に一人だからということではないと、それから今申し上げたその後のプロセスについてもいろいろなことがあるんだと...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) その前に、今育児休業の取得のお話がありました。  我々としても、やっぱり男性側の意識をしっかり変えていかなきゃいけない、こういうことで、先般、男性の暮らし方、意識変革を促進するための調査会も立ち上げながら、そういった意識変革にもしっかり取り組む中で育児...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 委員も御指摘ありますように、我が国でも核家族化が進んでまいりましたし、また、介護する家族の高齢化、そういったことを踏まえて、介護を必要とする高齢者を支えてきた家族をめぐる状況の変化を受けて、高齢者の介護を社会的に支える仕組みとして介護保険制度が今から十五...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 人工呼吸器などを使用しながら在宅で生活を送っている、あるいは医療的なケアが必要なお子さんが、これは明らかに増えているんだろうというふうに思っております。  そして、今御指摘ありました、先般の、さきの通常国会で成立した改正児童福祉法において、医療的ケアが...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 政治分野における女性の参画拡大ということは、まさに政治に多様な民意を反映するという意味においても大変重要な取組だというふうに考えております。  ただ、残念ながら、我が国の状況、先ほど世界経済フォーラムにおけるジェンダーギャップ指数のお話もありましたけれ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 政府においては、今お話がありました子供の貧困対策に関する大綱に基づきまして、子供の将来がその生まれ育った環境に左右されない、そういった意味で教育の支援、生活の支援、保護者に対する就労の支援に加えて経済的な支援など、子供の貧困対策を総合的に推進するとしてい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 子供の貧困という立場で申し上げさせていただきますと、先ほども申し上げましたが、子供の貧困対策を進めるに当たっては、教育の支援、生活支援、保護者に対する就労の支援等、まさに様々な課題があるわけですから、それに応じて総合的に支援を行っていく必要があるというふ...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今総理の発言をお述べいただきましたけれども、子供たちの未来が家庭の経済事情によって左右されることがあってはならないという考え、これは、子供の貧困対策を担当する私としても、それを踏まえて進むべきものというふうに思っておりますし、そうした全ての子供たちが夢と...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) たしか日本財団でしたかね、の推計だというふうに思いますし、その推計にはいろいろな考え方があるんだと思いますけれども、やはり子供さんあるいは若い方々に言わば未来への投資という形でそうしたことを行っていくと。そして、それによって、言わばそうしなかった場合に、...全文を見る
11月21日第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
議事録を見る
○加藤国務大臣 委員御指摘のように、成年後見制度は、認知症や知的障害その他の精神上の障害がある方の財産管理や身上監護において、本人の意思を尊重しつつ支援する仕組みであります。高齢社会への対応、そして知的障害者、精神障害者などの福祉の充実の観点からも重要なものであるということで、先...全文を見る
○加藤国務大臣 今御指摘ありました欠格条項については、成年後見制度の利用の促進に関する法律の第九条において、成年被後見人等の権利の制限に関する関係法律の改正その他の同条に定める基本方針に基づく施策を実施するため必要な法制上の措置については、この法律の施行後三年以内を目途として講ず...全文を見る
12月05日第192回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) おはようございます。拉致問題担当大臣の加藤勝信でございます。  拉致問題をめぐる現状について御報告申し上げます。  北朝鮮による拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であると同時に、拉致された方々の貴重な未来、多くの夢を断絶し...全文を見る
12月07日第192回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○加藤国務大臣 拉致問題担当大臣の加藤勝信でございます。  拉致問題をめぐる現状について御報告申し上げます。  北朝鮮による拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であると同時に、拉致された方々の貴重な未来、多くの夢を断絶し、家族とのかけがえのない時間...全文を見る
12月07日第192回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(加藤勝信君) まず、拉致問題そのものの解決は我が国政府の責任で図っていかなければならないというのが基本でありますけれども、それを進めていく上においても、国連あるいは関係各国と連携を取りながら対応していくことが極めて重要だと思っております。  もう御承知のように、二〇...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今お話がありました特定失踪者問題調査会による北朝鮮向けラジオ放送「しおかぜ」、これは拉致問題の解決に向けて、一つは拉致被害者の方々に対する応援のメッセージを届けたいという思い、それからもう一つは、北朝鮮の方々に対してこの拉致問題の関連情報を発信をしていく...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 拉致被害者の認定に関しては、関係府省庁による捜査、調査の結果を基に、北朝鮮当局によって実行された拉致行為の有無、これを判断基準として行っているということであります。  現在も、拉致の可能性を排除できないという事案については関係府省連携して鋭意捜査、調査...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 済みません、ちょっと個々のことについて今ここで申し上げる資料がないので恐縮でありますが、基本的な姿勢は、先ほど申し上げたように、当局によって実行された拉致行為の有無が判断基準ということでありますので、それに基づいてこれまでも対応させていただいております。...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 今委員御指摘のように、北朝鮮当局によって拉致された被害者等の支援に関する法律、これにのっとっているわけでありますし、そこの中において、被害者とは北朝鮮当局によって拉致された日本国民と、こういうことになっておりますので、高さんの場合にはこれが該当しないとい...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) いずれにしても、今の外務大臣と同じスタンスで我々対応しているところでございます。
○国務大臣(加藤勝信君) いや、いずれにしても、どういうことを話したか含めて申し上げる立場にはないということであります。
○国務大臣(加藤勝信君) 済みません、当日の委員会ってどういうあれなんでしょうか。
○国務大臣(加藤勝信君) いや、もちろんそれを前提としてお話をさせていただいておりますので、あえてそれに触れていなかったということでございます。
○国務大臣(加藤勝信君) いや、ですから、それは当然の前提ということでありますから、あえて触れていないということでございます。
○国務大臣(加藤勝信君) それぞれ、そうすると常に一字一句一緒でなければならないということになるわけでありますから、やはりこの段階でしっかりと言うべきところ、強調すべきところを盛り込ませていただいたということでございます。
○国務大臣(加藤勝信君) いや、今申し上げたのは、最近の情勢を踏まえて、強調すべきところがどういうことかということでお話をさせていただいたということでございます。
○国務大臣(加藤勝信君) まず、いまだ拉致被害者の方々の帰国が実現をしていない、またそれに向けての道筋も見えていない、誠に痛恨の極みであり、私、担当大臣としても、被害者、家族の方に申し訳ない、こういう気持ちでございます。  その上で、今御指摘がありましたように、一連の北朝鮮の挑...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 拉致問題、今御指摘いただきましたように、安倍内閣の最重要課題であり、政府の責任において最優先で取り組むべきものというふうに位置付けをさせていただいております。  しかしながら、これまで拉致被害者の方の帰国、そしてそれに向けての道筋全く見えていない、我々...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) これまでに拉致被害者として認定された十七名、それ以外にも拉致をされた可能性のある方が存在しているというふうに我々は認識をしているわけでありまして、したがって、認定があるかないかにかかわらず、全ての拉致被害者の方々の帰国に向けて全力で取り組んでいきたいと思...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほど申し上げましたように、まずは政府の責任で取り組んでいくということが基本であります。  しかし同時に、国際社会あるいは関係国との連携ということで様々な、米国、韓国との連携、あるいは先般国連本部を活用させていただいたパネルディスカッションを含めて、ま...全文を見る
○国務大臣(加藤勝信君) まず、再三申し上げておりますけれども、安倍総理、また安倍政権においては拉致問題の解決が最優先課題であるという位置付けをさせていただいておりますので、その総理の方針、政権の方針にのっとって我々はまず対処していきたいと思っております。  その上で、どこが外...全文を見る
12月13日第192回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○加藤国務大臣 中川委員御指摘のように、拉致問題は、我が国の主権また国民一人一人の生命と安全を脅かす、同時に、拉致をされた方々の将来、そして家族とのきずなを断ち切る、人道上も人権上も許しがたい、こういう問題でありまして、また同時に、この問題は政府の責任において優先的に解決に向けて...全文を見る
○加藤国務大臣 そのパネルディスカッションにおいて、ちょうど前日に安保理の決議が採択されたということもありまして、大変関心が高いなということを感じさせていただきました。  その中で、私の方からは、この拉致問題は、被害者や被害者の御家族の高齢化が進み、もう一刻の猶予もないんだとい...全文を見る
○加藤国務大臣 来年二月にはお地元でも取り組んでいただけるということで、大変ありがたく思っております。  ちょうど十二月十日から一週間、北朝鮮人権侵害問題啓発週間という中で、政府の主催行事としては、先般の十二月十日に、拉致問題を含む北朝鮮の人権状況を改善するため、現在国連が中心...全文を見る
○加藤国務大臣 上田委員御指摘のように、こうした拉致問題解決のために、もちろん政府が最前線で取り組むのは当然のこととして、さらに、その後ろにいる日本の国民の皆さん方が心を一つにして、この問題に対する高い関心、また拉致に対する怒り、そして全ての拉致被害者の方々の一日も早い帰国実現に...全文を見る
○加藤国務大臣 委員の御指摘、また、特にストックホルム合意のときには御家族の方も期待をと思っていただけに、この二年間、もう超えておりますけれども、一人の拉致被害者の帰国どころか、それに向けての道筋も見えていない。本当に我々、常に申し上げますけれども、痛恨のきわみであり、また担当大...全文を見る
○加藤国務大臣 安倍総理のもと、あらゆる我々の方策を駆使してと申し上げております。そのためにも、オール・ジャパンで取り組んでいくのは当然のことだと思っております。
○加藤国務大臣 まず、政府において、それぞれの役所がそれぞれのつかさつかさの中でやれることを十分にやっていくということが我々の言っている意味でのオール・ジャパンの一つだというふうに思っております。  加えて、もっと幅広く言えば、先ほどから御議論いただいておりましたけれども、もち...全文を見る
○加藤国務大臣 そういう意味で関係団体ということでございますし、また、今、国民の集いというのをそれぞれの地域で、特にそれぞれの県が主催して取り組んでもいただいております。あるいは、さらに市町村でも取り組んでいただいているところもあろうかと思います。  そういった意味では、まさに...全文を見る
○加藤国務大臣 朝鮮学校に対する地方自治体からの補助金についても、こういったことに対してどうにかならないのか、こういう声は拉致被害者の御家族や関係される方々から我々もよく聞く話でありますし、そういった意味で、拉致被害者が帰ってこない、そういう中で、何らかでもいいからしっかり対応し...全文を見る
○加藤国務大臣 御指摘のように、十二月一日のパネルディスカッションで、李政勲大使から御指摘のようなお話もございました。  それから、もう委員御承知のように、先月十六日の国連総会第三委員会で採択された北朝鮮人権状況決議において、北朝鮮の海外派遣労働者の搾取という人権侵害についての...全文を見る
○加藤国務大臣 日本人の拉致問題の解決に向けては、先ほどから申し上げておりますが、まずは日本政府がその責任において解決に当たるべきものでありますけれども、それに当たっては、国際社会の連携とともに、やはり日本の国民の皆さん方がこの問題に対してどういう対応をとっているか、大変これは大...全文を見る
○加藤国務大臣 特に若い世代にこの問題をしっかり理解していただくというのは非常に大事だというふうに思っております。  そういった観点から、私ども、今、アニメ「めぐみ」というのがありますけれども、これは各小中高等学校に配付をいたしております。したがって、都度都度これを活用してほし...全文を見る
○加藤国務大臣 まず、拉致問題対策本部事務局としてでありますけれども、広報啓発につきましては、平成二十八年度予算に一億八千百万ということで、前年度に比べて五千二百万円増で計上させていただいております。  それ以外にも、地方公共団体と一緒にやっております国民の集い等を行うため、地...全文を見る