金田勝年

かねだかつとし

比例代表(東北)選出
自由民主党
当選回数5(参2)回

金田勝年の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第140回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○金田勝年君 せっかくの機会ですので、いろいろお聞きしたいことがたくさんあるんです。一分ということですが、大蔵省に対しまして、今いろんな行財政改革が大事なので、それを踏まえて公共投資をどうにかしろと、こういうふうな議論にすぐなるわけですけれども、担当をされている役割からいって非常...全文を見る
02月25日第140回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○金田勝年君 ほかの役所にもお聞きしたいんですけれども、まず経企庁です。経企庁は、立派な「公共投資基本計画の骨子」、どうあるべきというふうな考え方を示されておるわけですけれども、その後こういうふうな基本計画を何度もつくってきておって、その結果が省庁間でどうなっておるか、事業間でど...全文を見る
○金田勝年君 今、一定の成果と御答弁いただきましたけれども、一定の成果をもうちょっと具体的にしてもらいたいわけですが、この場では申し上げません。  要するに、具体的に地方の実態、地方間格差、それから事業間格差みたいなもの、そういうものについてやはり調整官庁としてはもっともっと具...全文を見る
○金田勝年君 そのときの考え方でございますが、お聞きしたのは。
○金田勝年君 一人一回、一分以内ということでございますので、そうさせていただきます。  建設省の資料の二十六ページでございますが、この二十五から二十六にかけてというのは、私は非常に重要なポイントだなと思って拝見させていただいておりました。公共事業の効率的、効果的実施に向けてのい...全文を見る
03月21日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
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○金田勝年君 自由民主党の金田でございます。  きょうは、八十六分という時間をいただきました。私は、租特の方の内容につきまして、そしてまた税制の今問題となっておる、一般的に非常に重要と思われることについて幾つか御質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたし...全文を見る
○金田勝年君 大変な御決意ということで、受けとめさせていただいたわけでございます。今の我が国の置かれた現状、そして将来の私どもの子供や孫の時代にどういう日本をつくってあげるのかと、そのためにやはり私どもが今のうちにできることをきっちりしておかなければいけない、そういう意味において...全文を見る
○金田勝年君 ぜひ十分な議論を重ねていただきたい、そして国民の立場に立った、できるだけわかりやすい説明をしていただきたい、そして理解してもらう努力のためにはPRもどんどん、必要とあらば金も使ってやっていただきたい、そしていい結果が出て、そして二十一世紀につなげていただきたい、それ...全文を見る
○金田勝年君 その考え方はわからぬでもないんですが、要するに財政赤字を含む国民負担率といった場合に、ただいまそのレベルで対外比較はできるんでしょうか。  それからまた、これは毎年毎年追いかけていって財政赤字を含む国民負担率の数字の見通しが出てきております。これは、経済審議会の資...全文を見る
○金田勝年君 きょうは税法の審議ですので、このぐらいでやめておきますが、要するにネーミングにしても「国民負担率(財政赤字を含む)」なんて、こういうわかりにくいのではだめだと私は思います。将来を踏まえた国民負担率とか、そういうふうな要するに現時点で国民負担は幾らかというのが国民負担...全文を見る
○金田勝年君 限界控除制度、あるいは簡易課税適用上限の引き下げとか、みなし仕入れ率についての見直しとか、それから請求書等の書類の保存義務、そういったものについて抜本的な措置がとられたということでございますが、逆にやはり中小事業者、中小零細事業者のために残されている部分というものも...全文を見る
○金田勝年君 どうもありがとうございます。  続いて、四月一日から消費税率が引き上げられるということなんですが、それが円滑に実施されるということが非常に重要だと思うんですが、政府としても責任を持って対応することが重要なんですけれども、転嫁が行われるかどうか、便乗値上げが行われな...全文を見る
○金田勝年君 消費税率の引き上げに当たりまして、平成六年十一月の税制改革関連法ですけれども、この法律でいわゆる検討条項というものが付されて、それで社会保障に要する財源を確保する、観点、租税特別措置の整理合理化や消費税の課税の適正化の状況、それから行財政改革の推進状況、財政状況を総...全文を見る
○金田勝年君 一方で、特別減税の取りやめというか所得課税の負担軽減の方を考えてまいりますと、まず平成六年に一年限りということで所得税、個人住民税について五・五兆円の特別減税を行った。平成七年からは恒久的な制度減税、ですからこの九年度も続くわけですけれども、一年に三・五兆円という規...全文を見る
○金田勝年君 そういうことで両方比べて見てまいりますと、結局消費税率の引き上げは、七年から実施されている所得税それから個人住民税の減税の財源ということになるわけでありますし、景気に配慮して実施時期をずらしたのではないかという受けとめ方もできるというふうに思うわけであります。そして...全文を見る
○金田勝年君 今、主税局長言われたようなことも、もっと国民にわかりやすく話をしていただければいいんじゃないかなというように思うわけであります。  それから、年収七百万円の標準的な勤労世帯の税負担額について、今回の税制改革の前の、前回の抜本改革というのは六十二年、六十三年、平成元...全文を見る
○金田勝年君 要するに、六十二年、三年、平成元年という前回の抜本改革、それから平成六年、七年、八年、九年にわたる今回の税制改革というので、前回の方では低中所得者といいますか若い人たちも含めて、そういうところを中心にかなり負担の軽減がなされておる。そして逆に、今回の税制改革では働き...全文を見る
○金田勝年君 ということでございます。私と局長の意見がたまたま一致したわけですが、今のお答えで非常に私も頭が整理されてきたように思います。  最初に申し上げましたように、ぜひ大臣にお願い申し上げたいのは、今上がるのは嫌だとかこれだけをやるのは嫌だとか、いろんな意見があると思いま...全文を見る
○金田勝年君 今のお話の経緯の中で、私が聞いております限りでは、昨年のその大蔵省の検討は、今ドイツもそうだというふうにおっしゃったんですけれども、課税ベースの見直しと法人税率の引き下げという形で進めておられた。税率一%下げると日本の場合は、法人税の場合は四千億という財源が必要だと...全文を見る
○金田勝年君 ぜひ、国際化時代の経済の活性化という視点をもっと重視して検討を進めていっていただきたいなと思うことと、それからもう一つは、やはり法人側からしますと、国も地方も両方議論が必要だというのは当然でありまして、国の議論だけではだめなわけで地方の議論も、法人側から見れば両方必...全文を見る
○金田勝年君 景気の足取りを確かなものにするために、平成九年中心に住宅需要刺激策を打ったというふうに今おっしゃられたわけですが、一方で、中期的には合理的な制度となるよう配慮したということも趣旨としてお聞きしたわけですが、この改正につきましては阪神・淡路大震災で被災された方々に対し...全文を見る
○金田勝年君 先般の三月十八日、大蔵大臣が担保不動産の流動化策というものを記者会見されました。三月中に方針をまとめるというふうに言われたんですが、そのことについてもちょっとお聞きしたかったんですが、時間の関係でまた別の機会にさせていただきたいと思います。  続いて、社会経済情勢...全文を見る
○金田勝年君 しっかりと地域活性化のために、  どういう地域をどういうふうに指定していくのか。例えば、地域空洞化対策といってもそういうところをしっかりとまた別の機会に教えていただ  きたいなと、こういうふうに思うわけであります。  今、ベンチャー企業を対象としたエンゼル税制...全文を見る
○金田勝年君 そこで、あと今非常に重要なのは、金融システム改革がございますし、金融ビッグバンに向けた動きを総理指示のもとに着々と進めておられる。銀行局、証券局両方で、審議会で六月までに報告を示すというふうに聞いておるんですが、取りまとめ作業も進んでいる。そして一方で、フロントラン...全文を見る
○金田勝年君 最後に一言だけ。  今、制度面でのそういうことで御質問させていただきました。執行面で一点だけでございますが、私はきょうは質問は申し上げませんが、やはり今のそういう国際化、そして高度情報化、機械化、そういうことを踏まえますと、その税務執行の職員が中高年層職員を中心に...全文を見る
05月29日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第15号
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○金田勝年君 きょうから参議院での日銀法の改正法案、全面改正でございますが、について御審議させていただけるということでお時間をいただきました。私の時間は六十分でございます。  今回の改正でもって日本銀行が、中央銀行が政府からの独立性を確保する一方で、国民や国会に対して直接の責任...全文を見る
○金田勝年君 大臣が今おっしゃられた趣旨というものがあって今回の法改正になったんですけれども、その原点にはやはり一九八〇年代後半のバブルの発生と崩壊に係ります金融政策に対する批判というものもやはり認識しなければならないんではないか、こういうふうに思うわけであります。  バブルの...全文を見る
○金田勝年君 今、丁寧な説明が総裁からありましたので、繰り返しにならないように申し上げようと思うんですが、公定歩合それからマネーサプライ、そして地価の上昇率、それからその後の姿ということでちょっと見ていきますと、GDPなんかも見ていきますと、公定歩合でございますけれども、わかりや...全文を見る
○金田勝年君 対外的な均衡に行き過ぎてはいけない、それぞれの国の中でのインフレなき持続的な成長といいますか、そういう国内的な側面を考えていくべきだ、そしてまたマネーサプライについてもしっかりと受けとめていくべきだというお話でございます。  今回、日銀法を改正するわけでございます...全文を見る
○金田勝年君 今の御答弁で独立性の確保ということが出たんですけれども、繰り返しのような質問になるんですが、お答えいただきたいと思うんです。  日銀は、バブルの発生、崩壊期を含めて現在まで実質的には独立して政策の運営を行ってきたのではないか。まさか日銀の独立性がなかったからバブル...全文を見る
○金田勝年君 現在まで、実質的には独立して政策運営を行ってきたというスタンスはお認めいただいておるようでございますが、実際にはそれは運用でカバーしてきた、こういうふうにお聞きしたわけでございますが、内外の信認を維持するためには形式的にもそれがきちっと制度上整理されなければいけない...全文を見る
○金田勝年君 そういうことで、結局日銀の金融政策に係る独立性というものがバブルの時期には実質運用ということですけれども、カバーされておった。しかし、今回は法改正をして独立性というものを前面に押し出した。これは先ほどの御答弁のように内外の信認を維持するという非常に重要な目的があるん...全文を見る
○金田勝年君 そこで、今回のかなめとなります政策委員会が最高意思決定機関であって、これを強力に位置づけるということでございますけれども、まずその独立性の観点で、今回の日銀法の改正の内容は、いわゆる海外での中央銀行の独立性強化の動きなんかと比べまして、グローバルスタンダード、国際基...全文を見る
○金田勝年君 それを聞いて安心したわけでございますが、今回の日銀法の改正によって政策委員会が独立性を持つ、これは日銀の金融政策決定の自主性が確保されるということになるわけですけれども、これはその金融政策の結果に対して一段と日銀の責任を明確化するものだと考えますが、それでよろしいで...全文を見る
○金田勝年君 そうなってきますと、その政策委員会の独立性ということが非常に重要になってくるわけであります。  今まで、政策委員会と言われるのは現行法のもとではスリービングボードと、こういうふうに言われておって、役員集会というその理事会ですか定款十三条による役員集会があったと、む...全文を見る
○金田勝年君 ぜひ、そういう努力をしていただきたい。  五月二十二日の新聞に、これは御存じのとおりでありますが、日銀緊急会見ということで、この間ですけれども、連合の事務局長が来られたときの副総裁の発言で、市場で長期金利が二・六%台まで上昇した、そして日経平均株価は二万円台をすぐ...全文を見る
○金田勝年君 そこで、ただいまの政策の整合性に加えて、私は非常に重要なこととして、次に金融政策の目標の設定というものを考えていくべきではないか、こういうふうに思っているのであります。  先ほどの総裁の御答弁で、政策委員会というものができて独立性が高まると、政策委員会の独立性を高...全文を見る
○金田勝年君 物価の安定に資するという考え方のときに、例えば過去の教訓を得たわけですから、資産価格とかそういうものもどうだろうかとか、あるいは日銀と言えば金利という形でとらえるのではなくて、金利のコントロールに加えてマネーサプライをコントロールするやり方はどうだろうかとか、さまざ...全文を見る
○金田勝年君 まさに日銀は、政府からその独立性を確保する一方で、国民や国会に対してやはりアカウンタビリティー、説明責任を負うんだと。直接の責任を負うんだということを非常に重く受けとめていただいて、そして独立性が高められる以上は結局政策決定のプロセスが国民にわかりやすいものにならな...全文を見る
○金田勝年君 同じ質問を総裁に、決意とも言うべき御答弁かとは思いますが、よろしくお願いいたします。
○金田勝年君 私、限られた時間でございましたが、そういう形で今回の改正というのが非常に開かれた独立性、そしてその以前の問題として、やはり過去の金融政策の反省と教訓、そういうものを制度改正の時期にしっかりと踏まえた形で対応していただきたいということ、それに加えて今回の制度改正でもっ...全文を見る
○金田勝年君 一般論としてですけれども、仮に考査によって不正行為といいますか、不正を認識した場合には、日銀は大蔵省に対して業務改善命令等のアクションを求めるようなことはしないんでしょうか。  そしてまた、大蔵省の要請で資料を提出するというようなことが定められておるんですけれども...全文を見る
○金田勝年君 以上で終わります。
10月29日第141回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○金田勝年君 いろんな議論を拝聴して、今ちょっと関連で感じたんですけれども、公共事業のあり方について、例えば主計局の方から出ております投資基本計画の改定の中身なんかを見れば、コストの縮減とか事業の後の費用対効果分析とか、これからいろいろとますます力を入れている、検討していっていた...全文を見る
11月19日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号
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○金田勝年君 連日にわたりまして、非常に我が国の将来にとって重要な財政構造改革の推進に関する特別措置法案の審議を委員の先生方はしてまいりまして本当に御苦労さまでございますし、閣僚の皆様も本当に御苦労さまでございます。あと一息でございますので、この法案を早く通して、日本の国の二十一...全文を見る
○金田勝年君 そういうことで、この法律の第二条を拝見しますと、趣旨ということで出ておりますが、「安心で豊かな福祉社会及び健全で活力ある経済を実現することが緊要な課題である」、そのためにやるんだと、まさにそういうことだと受けとめておるわけでございます。  これを諸外国に例を求めま...全文を見る
○金田勝年君 そういう状況の中でございますが、この法律案を見ますと、第一条から第四十一条まで本則がございまして、六条までは目的、国の責務、それから当面の目標、財政運営の当面の方針、非常に大事なことが出ております。各論も九つの主要な経費に分かれて、第七条から三十一条まで、量的な縮減...全文を見る
○金田勝年君 それから、特別会計につきましては、第六条でその考え方が出ておりまして、第六条第一項で、一応特別会計も一般会計と同様に網をかけたという規定になっておるわけでございます。  また、後ほど地方財政、そして財投についてもお聞きしたいと思いますが、ここでは景気の関係の続きと...全文を見る
○金田勝年君 厳しい財政事情だということで、特例公債によらざるを得ないものは財政構造改革と平氏が合わないという御説明のようでございますが、所得税減税につきましては、考えてみますと、六年の改正で五・五兆円の特別減税、そして七年から三・五兆円の恒久減税をやっておるわけでありまして、こ...全文を見る
○金田勝年君 ぜひ法人税のネット減税というものを考えていただきたいと思うのでございますが、課税ベースの拡大、適正化ということも、今お話にありましたように、税率を引き下げる際の考え方としては何度ともなくお示しいただいておるわけでございまして、今後の議論を注視してまいりたいと思うわけ...全文を見る
○金田勝年君 実現に向けて検討を進めていくという、非常に力強い御答弁を自治大臣からいただきました。経済構造改革の中核を占める法人の企業の活力、これはやはり何と申しましても内部留保を通じて設備投資につながるか、あるいは雇用所得に影響が及ぶか、いろんな意味で景気に非常にプラスになる話...全文を見る
○金田勝年君 公債依存度を引き下げるということを目標とされていますが、九年度の当初予算でまいりますと、特例公債七兆五千億に対して建設国債は九兆二千四百億ということでございまして、これの国債費というか利払い、そういったものについては特例公債の発行を招くんだという考え方があるから一緒...全文を見る
○金田勝年君 続いて、建設大臣にお願いしたいと思います。  私の地元の例で恐縮でございますが、例えば整備水準の差といいますか、格差といいますか、私の地元は秋田でございますが、下水道の普及率というのは平成八年度末で二六%でございます。統計で百万人以上の都市では現在九七%の普及率と...全文を見る
○金田勝年君 そういう方向できちっと努力をされる、そういう対応がまさにこの財政構造改革の精神に合致すると思いますし、そういう御努力をされながら、そして一方では社会資本の整備を計画的かつ着実に進めていくということは、私たちの将来の子供や孫たちに残してあげるものとしても、やはりこの重...全文を見る
○金田勝年君 全体としては不良債権の処理は進み、改善しているとの受けとめだということで安心いたしました。  大蔵大臣にお聞きしたいんですが、十四日の株式市場の大引けの終わり値というのは一万五千八十二円だったんです。それまで景気対策もあったと思いますが、ずっと市場がそうなってきた...全文を見る
○金田勝年君 私は、今の大臣の答弁に近いんですが、やっぱり市場の期待というものがあって、拓銀の破綻を受けて政府が抜本的な対策を講ずるんではないかという期待があって、それにマーケットが反応したんだというふうに言う方がいるんですが、私もそうかなと、こういうふうに思っていたんです。 ...全文を見る
○金田勝年君 地方財政につきましても、どうぞ今の方針でしっかりと財政構造改革ができますように、ひとつ御努力されるようにお願いしたいと思います。  次に、財政構造改革に当たりまして、記述がない財投につきましてもひとつお聞きしたいと思うわけであります。  一般会計の記述、特別会計...全文を見る
○金田勝年君 終わらせていただきます。(拍手)
11月27日第141回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
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○金田勝年君 自由民主党の金田勝年でございます。  きょうは、いわゆる国外送金等調書提出に係る法案といいますか、それと民間国外債の利子非課税措置に係ります本人確認制度、この二つの税制改正、これを審議いたしますに当たりまして幾つか最近関心のある点について御質問させていただきたい、...全文を見る
○金田勝年君 これからしっかり検査をするというお話しのように聞こえるんですが、やはり今のこういう事件の中身というのはいろんな形で報道にも出ておった、そしてそういう風評があった、そういう中で日銀はその考査において努力された、そしてまた証券取引等監視委員会あるいは金融検査部、いろいろ...全文を見る
○金田勝年君 簿外負債というか、今回は飛ばしと言われておりますけれども、これが表面化しますと、一般投資家はもちろん、機関投資家の方たち、それから外国の人たちからもやっぱりそういうことをやっていたのか、あるいはまだあるのではないかなとか、ほかの証券会社でもやっておるのではないかとか...全文を見る
○金田勝年君 信頼される市場をつくるためには、やはりディスクローズのあり方といいますか、そういうものが非常に重要だということを感ずるわけでございまして、その点をまずきっちりと受けとめていただいて、今回の富士銀行、そして大蔵省、そしてもちろん山一証券のディスクローズのあり方というも...全文を見る
○金田勝年君 そういう状況だということですが、要するに金融システムが影響を受けると。今の状況を見ても、株価と円相場と債券といったトリプル安というものが生じておりますし、市場参加者とか投資家あるいは預金者といった方たちの不安感、不透明感は非常に増大しておる。それから、ジャパン・プレ...全文を見る
○金田勝年君 そういう努力の方向、ありとあらゆる選択肢、これを真剣に精力的に検討していただきたいと思うんですが、日銀の方の対応としても金融システムの安定性確保のためにその役割というのは非常に重要だときのうも総裁が談話を発表していますけれども、その果たす役割について日銀がどのように...全文を見る
○金田勝年君 この問題の最後に大蔵大臣からぜひその決意をお聞かせいただきたいと思います。  今まで見てまいりましたように、預金者保護とか金融システムの安定化とか、あるいは山一に見られるような飛ばしや総会屋事件といったような明るみに出た不透明な、非常に不安を与える経営というものに...全文を見る
○金田勝年君 時間の関係もありますので二つの法案の質問に移らせていただきたいと思います。  国外送金等調書提出法案と民間国外債に係る本人確認制度の法案でございますが、先ほど申し上げてまいりましたように、思い起こしますと外為法の改正、先般の国会でやったわけでございまして来年の四月...全文を見る
○金田勝年君 そういうことで資金移動が活発化・多様化してくる、こういうことになるわけでございます。  これが国境を越えるということになるわけですが、市場原理が働く国際的で自由な市場にする、そしてまた、繰り返しになりますが、フリー、フェア、グローバルの中の公正な、フェアな市場づく...全文を見る
○金田勝年君 こういう制度を入れますと、送金をしたりします国民とか金融機関とか市場関係者にとっては新たな事務負担を伴う、それはそのとおりでございます。  まず、国外送金等調書提出制度につきまして、いわゆる資料情報制度ということなんですが、二百万円を超える顧客の海外送金等について...全文を見る
○金田勝年君 そういうことで、実際にこの制度を運用するということになりますと国税庁ということになるわけでございまして、国税庁の方にお聞きしたいんです。  国際的な取引、資金移動というのは、抜本的に自由化されることも相まって、ボリュームが飛躍的に増大するだろう、こういうふうに想定...全文を見る
○金田勝年君 そういうときに税務当局も、複雑化・多様化してくる、あるいは飛躍的にボリュームが増大する国際的な取引、資金移動の資料がどんどん出てくるということになりますと、限られた組織で新たな職務というものがふえてくるわけでございます。しかも、それが国際的なものであったり、時代の要...全文を見る
○金田勝年君 定員・機構、そういう側面からもぜひひとつ頑張っていただきますようによろしくお願いします。  そして、次の民間国外債本人確認制度に関しまして、ポイントとなる点でございますが、やはり為替の自由化、ビッグバンの流れの中では国際的に税制も整合性のとれたものである必要がある...全文を見る
○金田勝年君 そういうことで、外為法改正に伴う税二法案について質問させていただきましたけれども、今後とも金融システムの改革の進展にあわせて金融関係税制の改革ということを進めていくことも非常に重要だと、こういうふうに思うわけでございまして、最近の金融機関の不良債権問題の速やかな処理...全文を見る
○金田勝年君 終わります。
12月12日第141回国会 参議院 大蔵委員会 第11号
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○金田勝年君 私は、自由民主党並びに社会民主党・護憲連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました預金保険法の一部を改正する法律案について、賛成の立場から討論を行います。  まず、本法律案に対する賛成の理由を申し上げます。  第一に、健全な金融機関と破綻金融機関が新設合併を...全文を見る