金田勝年

かねだかつとし

比例代表(東北)選出
自由民主党
当選回数5(参2)回

金田勝年の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第141回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第1号
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○金田勝年君 時間もなくなってきましたのでちょっと。  今までの先生方のお話、特に楢崎先生のお話に私は共感するんですけれども、繰り返しを避けますと、やっぱり今の五十年に一回と言われるいろんな問題が起こっているこの時期でございますが、非常に急速な国際化が行われている。例えば二十四...全文を見る
○金田勝年君 国民の側から物を考えました場合に、ここにいる大蔵委員の先生方は非常に高度な議論をされるわけですけれども、やはり国民の方にもこれがなかった場合どうなるんだというところがきっちりとわかる、これは非常に政治的に大きな意味というのはあると思いますので、そういうところを逆に、...全文を見る
01月30日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号
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○金田勝年君 自由民主党の金田でございます。  去る一月二十六日に大蔵省金融検査部の検査官に対します接待疑惑で金融検査部の幹部二人が逮捕されましたこと、また、それに先立ちまして元大蔵省の日本道路公団理事が逮捕されましたこと、さらに、一昨日でございますが、銀行局の幹部の金融取引管...全文を見る
○金田勝年君 各般の施策をとられる中で特別減税という措置を御決断されたわけですが、さまざまな今の経済の現状に対する御認識、そしてその決断に至るまでの過程というものを伺ったわけでございます。  今まで政府が提案しておられる施策というものは非常に多いわけでございまして、この特別減税...全文を見る
○金田勝年君 そしてまた、特別減税の効果をいろいろと考えました場合に、これまでの衆議院の議論等を振り返ってみますと、恒久減税化をすべきではないかという議論が幾つか見られたわけであります。本年度限りであるとしますと、今後の減税の打ち切り、あるいはまたもとに戻るときにどうなるかを考え...全文を見る
○金田勝年君 恒久化を考える場合にはいろいろと検討しなければいけないことがあるというふうに今お答えになったように聞こえるのでございますが、所得課税の減税につきまして、財源あるいは所得課税の税負担といいますか、そういったことも考えていく必要があるというふうなお話かなと思うのでござい...全文を見る
○金田勝年君 時間の関係もありますので特別減税に話を戻します。  先ほど特別減税の効果は平成七、八年の同額の効果よりも大きいというふうに答弁されておられたわけですが、その効果をできるだけ早期に発揮するという意味で、この法案にありますように、二月一日施行、急いで措置をする必要があ...全文を見る
○金田勝年君 きょうも委員会が分かれて審議をしているこの税法は関係する税法と法案は三本あるわけでございますね。要するに、減税を受ける側というのは合わせてどのぐらいのものなのかということを、国税は国税サイド、地方税は地方税サイドだけでそういうことがPRされたりすると、タイミングが違...全文を見る
○金田勝年君 今、主税局長から答弁のありました内容につきましてはまた機会を改めていろいろ議論させていただきたい、このように思うのでございます。  いずれにしましても、税制だけを見ましても特別減税、そして平成十年度の数多くの税制改正の中身、そういったもの、あるいは昨年十一月、十二...全文を見る
○金田勝年君 以上で終わります。
05月25日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○金田勝年君 自由民主党の金田でございます。  本日は、片山議員の関連質問といたしまして、主に金融の不良債権問題を中心に質問をさせていただきたいと存じます。  限られた時間でございますので、たくさんお聞きしたいのでございますが、簡単になかなか質問できないような内容が多いもので...全文を見る
○金田勝年君 どうもありがとうございます。  そういう方針でしっかりやっていただきたいと思うわけでありまして、まず初めにお願いを申し上げた次第であります。  それでは、不良債権問題についての質問に入らせていただきたいと思います。  いわゆるバブル経済の崩壊に伴います資産価額...全文を見る
○金田勝年君 そもそもこの問題について振り返ってみますと、バブル崩壊後七年以上たつわけであります。不良債権問題は遅々として改善いたしておりませんけれども、このように長期間を要しながら事態が改善しておらないことにつきましては、厳しい反省が求められると思います。  そこで、大蔵大臣...全文を見る
○金田勝年君 ただいまの答弁を伺っていますと、不良債権を処理したといっても、貸倒引当の積み上げによるバランスシート上の処理に終わっていることは問題だ、こういうお答えでございます。  不良債権が幾らあるのかということで、いろんな数字が出ている。七十七兆、二十八兆、そしてまた四割増...全文を見る
○金田勝年君 大蔵大臣のこの問題に取り組む熱意というか意欲というものが答弁の中に込められておったことには、非常に力強いものを感じます。  今のように、我が国には複雑な債権債務関係が存在する。そしてまた、担保にとっている土地の価格が将来上昇するのではないかというふうに期待している...全文を見る
○金田勝年君 この問題、この課題は各大臣にまたがるものですから内政審議室が担当しておる、このように聞いておりますので、官房長官に御質問を申し上げたわけですけれども、しっかりと対応していただきたい、こういうふうにお願いする次第であります。  申し上げるまでもなく、このように不良債...全文を見る
○金田勝年君 また力強い答弁をいただきました。行政当局に対しては、決して護送船団行政に逆戻りしないように強く求めておきたい、このように思います。  そして、今、大蔵大臣のお話にもありましたが、いずれにしましても不良債権の処理、金融システムの安定性の確保、それからビッグバンにおけ...全文を見る
○金田勝年君 以上で終わります。(拍手)
06月04日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第19号
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○金田勝年君 自由民主党の金田でございます。  きょうは、九十分の時間をいただきまして、今回のこの金融四法案に関連するいろんな話をお聞きしたいと思う次第であります。よろしくお願いいたします。  関連法案の質問に入ります前に、まず新聞等でこのところ報じられおりますことについて二...全文を見る
○金田勝年君 山一証券が債務超過に陥ったという以上、この報道の中身とかを拝見していますと、劣後ローンもあるということで、現状の二百二十五億という債務超過ならば生損保十四社が計四百三十億出しているその劣後ローンで穴埋めできるというふうな考え方もあるようなんですけれども、今度基金をつ...全文を見る
○金田勝年君 今の時点で二百二十五億ということがさらに上回っていく可能性もあるわけでありますし、日銀特融が返済されるかどうかという問題、あるいは四カ月前に一千億円を超える資産超過ということで、その時点で実態を把握するスキームの組み方が甘かったという点についてもう一度、今後どのよう...全文を見る
○金田勝年君 続きまして、二つ目の問題ですけれども、日興証券とアメリカの総合金融グループのトラベラーズの資本提携の関係で、インサイダー取引疑惑というのが新聞に報じられております。去年の秋の法改正だったと思いますけれども、証取法の百九十八条、インサイダー取引規制の罰則の強化というも...全文を見る
○金田勝年君 事後チェックが非常に重要であり、世界の市場ルールというものがあって、そして日本の市場が国際市場の仲間入りをして、フェアな市場である、信頼できる市場であるということを世界に誇り高く示していかなければいけない今日において、そういう疑義、疑惑を持たれること自体が問題である...全文を見る
○金田勝年君 よろしくお願いしたいと思います。  要するに、二十八日の売買高の六倍の売買高が出来高としてもう世の中に報道されているわけですから、これが異常でないというわけにはいかない。ですから、きっちりと調査していただいて、問題がなければない、あるのであればあるということを内外...全文を見る
○金田勝年君 そういういい面といいますか、それは非常にわかるわけであります。ただ、それだけでいいのかなという感じも非常にするわけであります。  言い方を変えますと、例えば今のいい面でまいりますと、我が国の金融市場というのがやっぱりロンドンあるいはニューヨークに比べて、あるいは同...全文を見る
○金田勝年君 例えば日興とトラベラーズの今回の資本提携といいますか、「日興ソロモン・スミス・バーニー証券」というものをつくるんだろうと思うんですが、その場合に、世界的な販売力の強化とか商品開発力の向上とかいろいろ目的はあると思いますが、ホールセールはそちらの方でやる、そして日興証...全文を見る
○金田勝年君 そういう手当て、制度の仕組み、そしてまた考え方について明るい材料のお話があったわけです。  実際、ニューヨークやロンドンにおいて改革を行いますと、金融業に対して与えた影響というのをいろんなデータで見たりすると、改革の結果市場の規模が拡大して、金融業のGDP比とか証...全文を見る
○金田勝年君 時間の関係もありますので、それでは個別の話に入らせていただきたいと思います。  金融システム改革の今までの話で、国民に多様な資産運用手段を提供するんだ、高齢化社会をにらんで個人の金融資産をより有利に運用する手段を拡充するんだ、そしてそれが国民の利益につながるという...全文を見る
○金田勝年君 そういうことで、投資信託について今回は柱の一つとしてとらえて、具体的には私募投信、会社型投信といったような新しい商品の導入、あるいは銀行等の窓口販売の解禁といったような措置を盛り込んでおられる、こういうことで受けとめておるわけでございますけれども、個人の資産運用の形...全文を見る
○金田勝年君 商品の面での自由化といいますか、投資信託を例にとりまして今お聞きしたわけですけれども、同時にサービスの面での自画化について、魅力あるサービスを仲介活動を通じてどのように提供するかということなんです。  証券会社というのは、従来収入のかなりの部分を手数料収入に依存し...全文を見る
○金田勝年君 アメリカでも七五年の改革、メーデーと言われる改革によって手数料が完全に自由化された、そしてそれから業務の多角化が積極的に行われるようになったというふうに聞いております。証券会社は顧客資産の預かり残高に応じて手数料を取ると。ですから、何回売買を行っても先ほど申し上げた...全文を見る
○金田勝年君 そういうことで、サービスという見地からいろいろと魅力あるサービスを提供するんだという考え方で今回の制度改正を考えておられるわけですけれども、顧客のニーズを酌み取って魅力あるサービスを提供するということ、そしてまた同時に証券業界には新しい血を入れるという観点で証券会社...全文を見る
○金田勝年君 次に、多様なニーズがあるわけですけれども、そのニーズにこたえるべく市場システムを望ましい姿に変えるという改革も改正内容としてあるわけです。例えば、東京証券取引所でことしの二月だったと思うんですが、伝統的な場立ちというものがなくなっちゃったというふうに聞いているんです...全文を見る
○金田勝年君 全体としてうまく機能するように、今回の改正を踏まえてよく見ていっていただきたいなと思うわけであります。  次に、フェアに関することなんですけれども、やっぱり安心して利用できる市場というものを実現していかなければいけないと思うわけですね。証券市場が大きく変わっていく...全文を見る
○金田勝年君 その措置をうまく機能させるように頑張っていただきたいんですが、そうはいってもトラブルというものは、やはり自己責任が要求されるわけですけれども、これまで以上にふえていくのもやっぱり避けられない傾向ではないかと。規制が緩和されますと、行政が事前に商品のチェックをするとい...全文を見る
○金田勝年君 いろいろと質問申し上げたいことはあるんですけれども、ここで証券関係でちょっと大蔵大臣にお聞きしたいんです。  証券市場に対する期待が国民の資産運用の面あるいは企業の資金調達の面でも大きくなっていくわけですけれども、証券市場が国民から遊離しておって、株式を保有するこ...全文を見る
○金田勝年君 これだけの改革をやるわけですから、株式市場あるいは証券市場に対する大臣の考え方もちょっとお聞きしたいと思って質問したわけですが、時間の関係上、続いてまいります。  次は、保険の関係を質問させていただきたいと思います。  今非常に低金利の状態が続いているわけでござ...全文を見る
○金田勝年君 それから、保険関係ですと今回の改正の中で保険契約者保護機構が創設されるわけであります。そして、保険会社の負担ということで考えますと、先ほど話したように、今非常に巨額の逆ざやが発生しているような状況、そしてまたかつてありました破綻した生命保険会社の処理、いろいろあるわ...全文を見る
○金田勝年君 二つの限度額という話がありましたが、そういうものを考慮していく際には今の置かれた状況というものをよく踏まえて十分な検討をされるようにしていただきたいというふうに思うわけであります。  それから、損害保険の方なんですけれども、今度、例えば国民の日常生活に密着した自動...全文を見る
○金田勝年君 時間も限られてまいりました。  SPC法案について私の考えをちょっと述べさせていただいて、簡単に一言お願いします。  四月二十二日、土地・債権流動化トータルプランを我が自由民主党が取りまとめて日本経済を再生させるための総合戦略を打ち立てた、そして四月二十四日に総...全文を見る
○金田勝年君 最後に一言、大蔵大臣にお聞きしたいと思います。  今の金融システム改革の四法案でございますが、実際の内容は大変な内容であります。今の我が国の置かれた状況、金融と経済の現状というものはおよそほかの国も経験したことのない状況に直面していると私は思うのであります。  ...全文を見る
○金田勝年君 終わります。
12月10日第144回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○金田勝年君 私は、自由民主党を代表して、平成十年度補正予算三案に対し、賛成の討論を行うものであります。  本補正予算は、個人消費の低迷等による経済の後退や金融システム不安に適切に対処し、我が国経済を早期に回復軌道に乗せるための緊急経済対策を実施するためのものであります。短期的...全文を見る