金田勝年

かねだかつとし

比例代表(東北)選出
自由民主党
当選回数5(参2)回

金田勝年の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○金田分科員 限られた時間でありますので、申し上げたいことがたくさんありますので、ぜひ簡潔にお答えいただければありがたい、こう思っております。  まず初めに、TPPの質問に入ります前に、農林水産大臣に一言お願いがあるのであります。これは通告はしておりませんけれども、一言だけ、短...全文を見る
○金田分科員 それでは、質問に入らせていただきたいと思います。  まず、TPPにつきましてですが、私は反対の立場から質問をいたします。したがいまして、そういう視点でお答えいただければありがたい、こういうふうに思っております。  まず、各都道府県で、今TPPの説明会を開いていら...全文を見る
○金田分科員 私の地元の秋田でも、この前行って、御出席になっていたようですね。
○金田分科員 そういうシンポジウムが行われた後、いろいろな方からその印象をお聞きしておりますと、具体性がなくて、とても抽象的である。したがって、抽象的な議論の結果だと思うんですが、国民生活あるいは経済、そして景気といった点にもたらす具体的なメリットというものもわからない。そんなも...全文を見る
○金田分科員 情報の開示が不足しているというふうな副大臣の答弁でもありましたけれども、参加九カ国の交渉が今の段階で一巡したわけでありますね。  ですから、現状でも情報が開示されない理由というのは何なんでしょうか。どなたに聞けばいいですかね、外務省ですかね。
○金田分科員 大体、政府側の答弁は常に、あくまで国益の視点に立って、TPPについての結論を得るという答弁が繰り返し繰り返し行われるんですよね。  国益の視点に立って、TPPについての結論を得る、これだけでは、何が得なのか、何がメリットで何がデメリットなのか、国民的な議論ができな...全文を見る
○金田分科員 断固守り抜く、あるいは、貿易立国として成長を期待する。非常に言葉はいいんですが、抽象的であることは変わりありません。  今回、二十一分野がある。その中で、農業以外にも、今非常に、開国、鎖国、どっちがいいんだみたいな議論になっている。これは間違いでありまして、農業と...全文を見る
○金田分科員 何もしない場合の試算。しかし、私は、何もしないわけにはいかないんです。ですから、対策をしっかり講じようとした場合、本当に対策というものは成り立つのか、あるいは莫大な財源を伴うのではないか、だから全て先送りしているんではないか、こういう心配は、政治家の私としては持つの...全文を見る
○金田分科員 私は、TPP九カ国の中で、六カ国はもうEPAを結んでいる。残った三カ国、ニュージーランド、アメリカ、そしてオーストラリアの国とやっていますが、オーストラリアとは日豪EPAをやっている。この前、二月二十二日に、外務大臣、玄葉さんが、交渉参加への支持表明はまだないという...全文を見る
○金田分科員 一方で、さきに申し上げた二十二年十一月の閣議決定で、TPPの基本方針というのは、センシティブ品目について配慮を行いつつ、全品目について交渉の対象とするということになっております。  これと、その十八年の衆参農林水産委員会での決議という内容は、やはり矛盾するのであり...全文を見る
○金田分科員 そういうふうにお答えにならざるを得ないんだろうというふうに思いますけれども、農産品についてのオーストラリアの要求というのは、これに対しては困難をきわめることが予想されるというのは明らかですね。
○金田分科員 例えば、また申し上げれば、今、日本の農家の平均耕地面積が二ヘクタールである。アメリカは二百ヘクタールだ。ところが、オーストラリアは三千ヘクタールだということは御存じのとおりであります。こういう話もある。  それから、例えば、TPPには入らないけれどもFTAには入る...全文を見る
○金田分科員 だからこそ、まさにさっき申し上げた点に戻るのであります。  政府にとっては、誠心誠意準備をしなければいけない。外交交渉に当たっての準備をしなきゃいけない。そして、論点をはっきりさせて、情報を入手し、それを国民の議論に付す。そして、国民に対する説明も十分に行うという...全文を見る
○金田分科員 決まっていないから対策を講じることができないというふうにおっしゃるかもしれません。  でも、要するに、日本の農業がそういう二十一分野の中でどういう状況に置かれるのかというのはわかっているわけですから、それに向けてしっかりと予算の中でも対応の芽を出しておかなければい...全文を見る
○金田分科員 頑張っているんだ、また、頑張るという大臣の答弁というふうに受けとめたいと思うんですが、私は、政治の求められていることは、非常に重要なことは、今の問題、デフレでこの国の経済が悪い、消費税の議論の前にはその議論もしっかりすべきだという議論は党内からも沸き起こっているわけ...全文を見る
○金田分科員 最後に一言だけ言わせてください。  何度も申し上げましたが、誠心誠意という言葉をお使いになる政権であります。であるならば、誠心誠意、情報の開示、それから、国民に対する説明、それから、準備を十分にということをくれぐれもお願い申し上げて、そして、地域間格差の解消に全力...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○金田委員 私は、自由民主党・無所属の会を代表いたしまして、自由民主党・無所属の会提出の編成替えを求めるの動議に賛成、政府提出の平成二十四年度予算に反対の立場から討論を行います。  平成二十四年度政府提出予算は、見せかけだけの粉飾予算、マニフェスト破綻予算、三党合意違反の予算と...全文を見る
08月01日第180回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○金田委員 在外公館名称位置給与法改正法案の審議ということで、私は、この法案とのかかわりを二十年前に持ちました。そんな関係もあります。今は名前が変わりましたが、財務省、旧大蔵省の主計局で課長をやっておりましたとき、この担当を持ちました。したがって、非常に懐かしい思いを持って、この...全文を見る
○金田委員 さて、ここからは私の質問は多少厳しくなるんですが、我が党の麻生外務大臣、おやりになった当時というと今から六年前ですね、私は外務副大臣をやらせていただきました。そのときに、二〇〇六年だったんですけれども、私は、北海道の根室沖で拿捕された日本漁船の船長の釈放を求めるために...全文を見る
○金田委員 反論されたかということであれば、それはそうだというお話ですけれども、ロシア政府要人の北方領土訪問を今後控えることはないと明言したり、あるいは日本側の抗議は受け入れられないという反論があったということであるとすれば、これは何のための訪ロだったのかな、成果はなかったという...全文を見る
○金田委員 そういうプラス面を今後の手続面、そういうことから評価しようという大臣の姿勢はお聞きしましたが、やはり基本的に外交交渉も、会談するだけでは、成果が出ているかというチェックは非常に重要なので、会談を重ねるだけではだめなので、成果が出るか出ないか、そこのところをしっかりと見...全文を見る
○金田委員 首脳間の信頼関係、それから政権基盤が強いほどいい、オール・ジャパンで、そういうお話は当然のことだというふうに思います。  視点を変えますと、ロシアは今、アジア太平洋地域を重視しております。経済では日ロの協力プロジェクトが進んでおりますし、サハリンの石油、天然ガス開発...全文を見る
○金田委員 手のうちは明かさない、そういう便利な言葉があるわけですけれども、そこを乗り越えて、ぜひ具体的な戦略、そういうものをしっかりと持ってこれからも前進していただくように、心からお願いしたいと思います。  それでは、今回提出されております在外公館名称位置給与法、これは一回聞...全文を見る
○金田委員 三年間でどのぐらいの数字の差があるか、余りはっきりしなかったんですが、たしか、私の記憶では百十七から百三十三、百三十四、だから、十六ぐらい最初の三年間ではふえていました。ところが、政権交代後、一つふえただけかな、百三十三から百三十四、三年間で。こういう状況は、私は非常...全文を見る
○金田委員 大臣からは、強い思いがあると。二〇一五年までに百五十大使館、実館数というか、実際の設置数、今は百三十四だけれども百五十まで持っていきたい、こういう力強い発言があったんですけれども、これはなかなか大変なんですよ。だから、今までの三年間、一つしかふえていないというのは非常...全文を見る
○金田委員 こういう現状なんですよね。だから、中国は世界じゅうで発言力を強めていくという状況。特に、アフリカのような開発途上国あるいは新興国の中でその傾向が顕著だ。これは、将来を考えたときに、やはり我が国の外交力には非常に大きな影響を与えてくるというふうに思うんですね。  だか...全文を見る
○金田委員 要は、財政事情は厳しい、あるいは行革も常に見直す、それは当然のことであります。しかし、ほかの主要国に比べて、私どもの方の外交を預かる人員体制がどうなっているか、これはやはり別の角度というものもあるわけですから、そういうところをしっかり見ていただかなきゃいかぬな、こうい...全文を見る
○金田委員 在ワシントンの一等書記官のベースでこの数字を決めるんですけれども、これは円高であれば、換算すれば、ドル建てでいくと大体そんなに変わっていないと思うんですが、円高でいけば、円建てでいけば下がるのは当たり前ですけれども、ただ、その下がり方が、現地の消費者物価上昇率と日本の...全文を見る
○金田委員 今見てまいりましたその三点を、やはり今の状況というのは国民が不安に思っている、外交力の低下が今叫ばれているわけですから、この法案は非常に重要だというふうに私は思っております。国益に対する国民の意識を高めると同時に、我が国の存在感を世界に示していく、この国をしっかりと守...全文を見る
12月28日第182回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○金田委員長 これより会議を開きます。  この際、一言御挨拶を申し上げます。  このたび、財務金融委員長の重責を担うことになりました金田勝年でございます。  現在、我が国の財政は厳しい状況にあり、財政政策、税制改正は重要課題となっており、また、経済の再生、円高、デフレへの対...全文を見る
○金田委員長 これより理事の互選を行います。  理事の員数は、議院運営委員会の決定の基準に従いまして八名とし、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは       小里 泰弘君    北川 知克君       竹下  亘君    竹本 直一君       山本 幸三君    馬淵 澄夫君       坂元 大輔君    上田  勇君 をそ...全文を見る
○金田委員長 この際、御報告いたします。  本会期中、当委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、所得税法第五十六条の見直しを求める意見書外五件であります。      ————◇—————
○金田委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  財政に関する件  税制に関する件  関税に関する件  外国為替に関する件  国有財産に関する件  たばこ事業及び塩事業に関する件  印刷事業に関する件  造幣事業に関する件  金融に関する件 ...全文を見る
○金田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中審査のため、参考人から意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その人選及び日時等につき...全文を見る
○金田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査のため、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員、派遣期間、派遣地その他所要の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異...全文を見る
○金田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十一時四十九分散会