金田勝年

かねだかつとし

比例代表(東北)選出
自由民主党
当選回数5(参2)回

金田勝年の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第190回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○金田座長 これより会議を開きます。  私は、衆議院予算委員会派遣委員団団長の金田勝年でございます。  私がこの会議の座長を務めさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  この際、派遣委員団を代表いたしまして一言御挨拶を申し上げます。  皆様御承知のとおり、当...全文を見る
○金田座長 ありがとうございました。  次に、尾崎勝君にお願いいたします。
○金田座長 ありがとうございました。  次に、古川康造君にお願いいたします。
○金田座長 ありがとうございました。  次に、三谷廣君にお願いいたします。
○金田座長 ありがとうございました。  以上で意見陳述者からの御意見の開陳は終わりました。     —————————————
○金田座長 これより委員からの質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。関芳弘君。
○金田座長 次に、玉木雄一郎君。
○金田座長 時間が参りましたが、玉木君の質問に、あと蓮井明博君の説明を一言でお願いをしたいと思います。
○金田座長 次に、吉田宣弘君。
○金田座長 それでは、お一人二分から三分の間で時間の制約がございますので、お願いを申し上げたいと思います。  まず、蓮井明博君からお願いいたします。よろしくお願いします。
○金田座長 質疑時間が過ぎておりますので、大変恐縮ではございますが、続きましての三谷廣君の御発言はできるだけ簡潔にお願いを申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
○金田座長 次に、畠山和也君。
○金田座長 時間が迫っていますから、どうぞ簡単に。
○金田座長 次に、足立康史君。
○金田座長 各陳述人の方に申し上げておきたいと思います。  質疑時間に限りがございますので、発言は四点含めてお一人二分以内で終わっていただくように、よろしくお願い申し上げます。  それでは、蓮井明博君、お願いします。
○金田座長 足立康史君、あと二分残っています。
○金田座長 以上で委員からの質疑は終了いたしました。  この際、一言御挨拶を申し上げます。  意見陳述者の皆様方におかれましては、御多忙の中、長時間にわたりまして貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうございました。  本日拝聴させていただいた御意見は、当委員会の審...全文を見る
03月01日第190回国会 衆議院 本会議 第13号
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○金田勝年君 自由民主党の金田勝年でございます。  私は、自由民主党を代表し、ただいま議題となっております平成二十八年度一般会計予算、平成二十八年度特別会計予算及び平成二十八年度政府関係機関予算、以上三案につきまして、賛成の討論を行います。(拍手)  安倍内閣は、二〇一二年の...全文を見る
10月05日第192回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(金田勝年君) お答えさせていただきます。  我が国の国籍法は、重国籍の防止又は解消を図るという立場を取っております。重国籍者については国籍の選択を義務付ける、これは国籍法第十四条でございますが、義務付けるなどをしているところであります。そして重国籍者は、重国籍となっ...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) お答えをいたします。  重国籍者は同時に二つ以上の国家に所属をすることになります。したがって、各国のその者に対する外交保護権の衝突といったようなケースによりまして国際的な摩擦が生ずるおそれがある場合、あるいはその者が所属する各国から課せられる義務が衝突...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) お答えをいたします。  先ほど申し上げましたが、重国籍者である本人にとりましては、幾つかの例で申し上げましたが、具体的に問題が生じるというのは先ほど申し上げたとおりであります。  そういう中で私どもは、もちろん法務省としては、ただいま重国籍者を差別す...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) お答えを申し上げますが、先ほど二つ目の質問でお答え申し上げたことの繰り返しにはなりますが、やはり重国籍であることによりまして困難が生じる場合があるというふうに承知をいたしております。  繰り返しになりますが、具体的に言いますと、重国籍者は同時に二つ以上...全文を見る
10月11日第192回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(金田勝年君) お答えをいたします。  重国籍者は同時に二以上の国家に所属することから、各国のその者に対する外交保護権の衝突等によって国際的摩擦が生ずるおそれがある場合、あるいはその者が所属する各国から課せられる義務や求められる対応が衝突するおそれがある場合などがあり...全文を見る
10月12日第192回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○金田国務大臣 ただいま委員から御指摘のありました、平成二十七年末までに指定された特定秘密、四百四十三件と言われました。そして、その後に指定された特定秘密もございます。そして、これまで、ことし四月から八月にかけて、特定秘密の指定解除ということで公表をしたものもございます。  そ...全文を見る
○金田国務大臣 確認はしております。そして、現時点では、ありません。指定を解除すべき特定秘密は承知しておりません。(発言する者あり)
○金田国務大臣 制度上、独立公文書管理監にも確認をしておりますし、そういう中で、現時点で、ないということを確認いたしております。
○金田国務大臣 先ほど申し上げましたが、独立公文書管理監にも確認をし、かつ、各省庁にも確認をしておる次第であります。
○金田国務大臣 平成二十七年末までに指定された特定秘密、これが、該当する具体的な情報が現存せず、今後もこれが出現する可能性がないことが確定したことにより指定を解除すべき特定秘密というものは承知をしておりません。  以上です。(発言する者あり)
○金田国務大臣 先ほど御指摘いただいた特定秘密五件のお話がございました。そういうものは、機密情報を入手することを事前に見込んであらかじめ特定秘密を指定したものの、結果的に情報の入手に至らなかったというものなんですね。  ことしの四月からは、独立公文書管理監から、特定秘密に当たる...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまのお話でございますが、内閣保全監視委員会については、特定秘密の指定等の状況を国会に報告するに当たりまして、各行政機関からの報告を取りまとめた上、内閣総理大臣に報告するために開催をしております。  また、特定秘密保護法の運用に関しては、政府としてやはり斉一...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま、内閣保全監視委員会を開催していないという御指摘がございました。  先般の警察庁や外務省、防衛省の五件の特定秘密の指定の解除に関しましては、四月二十七日及び八月二十五日に関係省庁課長級の会議を開催しまして、独立公文書管理監の意見や是正の求めの内容等を周知...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御指摘に対しましては、やはり内閣保全監視委員会の長として、そうした各省にも、独立公文書管理監からのお話や、あるいは斉一的なこの制度の運用のための各省のチェック、そういうことをしっかりとやっていきたい、こういうふうに思っているのは申し上げたとおりであります...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま御指摘のございました司法試験の問題、これは、試験を実施した平成十九年当時として、当時の司法試験の考査委員が示したところに従って、御指摘のある、たしかウという、憲法九条についての政府の解釈によれば、同条によって集団的自衛権の行使が禁じられているということにつ...全文を見る
○金田国務大臣 お答えします。  司法試験の問題作成と採点につきましては、司法試験考査委員に委ねられております。  法務大臣としては、公表されている問題及び正解の範囲を超えて、司法試験の個々の問題や内容等について言及することは差し控えさせていただきたい。  以上であります。
○金田国務大臣 ただいまの指摘に対しては、私から答弁を求めましたところ、委員長から指摘をいただきました。したがって、答弁をいたします。  司法試験の独立性、中立性を確保する見地から、司法試験の問題作成と採点は学識経験を有する司法試験考査委員に委ねられているところは先ほど申し上げ...全文を見る
10月13日第192回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(金田勝年君) お答えいたします。  ただいまの三原委員の御指摘のとおり、国籍選択届を行うことは、国籍法第十四条第二項における外国籍を放棄をし、日本の国籍を選択する手続に当たるものであります。
○国務大臣(金田勝年君) お答えをいたします。  ただいまの三原委員の御指摘のとおり、日本の役所に国籍選択届を出すことは、国籍法上、外国籍を放棄し、日本国籍を選択したことの意思を明確に表明したことになるということであります。
10月14日第192回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○金田国務大臣 特定秘密の保護に関する制度に関する事務を担当する国務大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  特定秘密保護法は、平成二十六年十二月十日に施行され、昨年十二月一日に完全施行となりましたが、今後も国民の皆様の御理解をいただくよう努めるとともに、法律の適正かつ円滑な施...全文を見る
10月14日第192回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○金田国務大臣 法務大臣の金田勝年でございます。  法務省は、基本法制の維持及び整備を初め、国民の皆様の安全、安心な生活を守る基盤を支える重要な任務を負っております。したがって、いかなる時代のもとにおきましても、職務の着実な遂行が求められることは申し上げるまでもございません。 ...全文を見る
10月18日第192回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(金田勝年君) 特定秘密の保護に関する制度に関する事務を担当いたします国務大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  特定秘密保護法は、平成二十六年十二月十日に施行され、昨年十二月一日に完全施行となりましたが、今後も国民の皆様の御理解をいただくよう努めるとともに、法律の...全文を見る
10月18日第192回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○国務大臣(金田勝年君) 法務大臣の金田勝年でございます。  法務省は、基本法制の維持及び整備を始め、国民の皆様の安全、安心な生活を守る基盤を支える重要な任務を負っております。したがって、いかなる時代の下においても、職務の着実な遂行が求められることは申し上げるまでもございません...全文を見る
10月19日第192回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○金田国務大臣 ただいまの委員の御指摘にお答えを申し上げます。  内閣保全監視委員会は、法律、特定秘密保護法ですね、この施行に責任を負う立場から、行政各部を指揮監督する内閣総理大臣を補佐するものであります。その委員長に私が任じられておりますので、内閣保全監視委員会においては、そ...全文を見る
○金田国務大臣 委員御指摘の趣旨といいますか、それは非常に重要なものがあると私も思っております。  したがって、事務を担当します内閣情報調査室のメンバーとともに、委員会の管理が、しっかりとその目的を果たすことができるようにするためにはどうしたらいいかというのは、これからもよく内...全文を見る
○金田国務大臣 この六項目、これは非常に重要な指摘だと受けとめております。  政府側の説明の詳細というもの、それぞれについて今どういう状況かということを、ここで、秘密会であります情報監視審査会、この性格もございますので、議論の内容に触れる可能性もございまして、コメントは差し控え...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御指摘に対しましては、その趣旨というものはわかりますので、その線引きとかその考え方をしっかりと、内閣情報調査室の事務方ともよく相談の上、この内閣委員会の場で皆様に申し上げることのできることをしっかりと、秘密会とはいえ、公表された指摘でございますので、それ...全文を見る
10月19日第192回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○金田国務大臣 逢坂委員の御質問にお答えしますが、私は、ただいまの御質問にあった院内の意見交換会にメッセージを寄せるということはありませんでした。そしてまた、これに出席をしたこともありません。  でも、そういう場において与野党の複数の先生方から司法修習生に対する給費制の実現が望...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまお話がございました司法修習生の経済的な状況、そしてまたその支援のあり方については、そういう実態をよく今お聞きするところではございます。  したがって、そのあり方については、法曹養成制度改革推進会議という会議の決定において、司法修習の実態、司法修習終了後相...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御指摘に対しては、私ども法務省としましては、関係機関というのは御承知のとおり最高裁判所でございますし、そしてまた、その最高裁等との連携協力のもと、やはり法曹の経済状況の調査といったようなものを、所要の調査を実施して、そして、先ほど申し上げた文部科学省と共...全文を見る
○金田国務大臣 逢坂委員の御指摘はしっかりと受けとめております。ただ、関係する機関もございます。そしてまた、今、検討しているその努力の中にあるというところを御理解いただきたい。  したがって、最高裁等とも連携協力しながら、引き続き検討を続けていきたい、このように思っております。
○金田国務大臣 委員御指摘の点につきましては、ただいま法務省の事務方、林刑事局長から申し上げたとおりだと私も思っております。  一般論として、検察当局というのは、必要な捜査を尽くして、収集し得た証拠を総合的に検討して被告人を起訴して、裁判所におきましても、無罪推定の原則のもと、...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま御指摘の選択的夫婦別氏制度につきましては、その導入をめぐる問題については、国民的な議論の動向というものを踏まえて慎重に検討していく、対応していく必要がある、このように考えております。  申し上げるまでもなく、平成八年に、法務大臣の諮問機関であります法制審...全文を見る
○金田国務大臣 委員の御指摘につきましては、私としましては、やはり我が国の家族のあり方に深くかかわる問題であるということでありますし、また国民の間にもいろいろな御意見があるというふうに受けとめておりますので、やはり、国民的な議論を踏まえながら、検討、対応していく必要があるという思...全文を見る
○金田国務大臣 今さまざまな御意見があるということを委員もお認めいただいております。私もそうしたさまざまな意見をしっかり受けとめて、自分の考えというものをまとめていきたいな、このように思っております。
○金田国務大臣 ただいまの御指摘に対しましては、ストレートにというお話ですが、私は、やはり考え方と一緒に申し上げざるを得ないと思います。  やはり、死刑制度の存続、廃止というその点につきましては、我が国の刑事司法制度の根幹にかかわる重要な問題である、このように受けとめております...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御質問に対しましては、先ほど申し上げました私の思いに加えて、やはり死刑の判決というのは、極めて凶悪、重大な罪を犯した者に対して、裁判所が慎重な審理を尽くした上で言い渡すものであるということも考えなければいけないというふうに思っております。  したがって...全文を見る
○金田国務大臣 委員の御指摘がそちらに重点があったというお話でございますので、補足させていただきます。  死刑のあり方というものは、先ほども申し上げたので言わなかったんですが、我が国の刑事司法制度の根幹にかかわる問題であるということがありますので、やはり国民の間でさまざまな観点...全文を見る
○金田国務大臣 私は、ことしの八月十五日、戦没者追悼式に出させていただきました。  やはり、さきの大戦でお亡くなりになられた皆様が国のためにということでその命を失われたことに対しては、心から追悼の思いを持つものであります。しかしながら、そういう尊崇の思いといいますか、そういう思...全文を見る
○金田国務大臣 やはりその点については、個人として適切に判断をしていくという基本的な考えを持っております。
○金田国務大臣 ただいま委員が御指摘になりました点につきましては、まず、予備試験というものは、法科大学院修了者と同程度の学識、能力等を有するかどうかを判定することを目的として行われる、こういうふうになっております。予備試験の合格者については、予備試験考査委員の合議による判定に基づ...全文を見る
○金田国務大臣 予備試験の合格者、そして法科大学院の修了者、同程度の学識、能力等を有するかどうかを判定する目的の予備試験でございます。そして、その結果、このような形で出ているというデータの御指摘がございました。  予備試験の合格者というのは、実際の試験結果に基づいて適正に決定さ...全文を見る
○金田国務大臣 有為な人材が法曹を希望して、質の高い法曹が多数輩出されるということが重要であります。法曹養成制度改革推進会議決定というものもございます。そういうものを踏まえて、さまざまな取り組みをしているわけでございます。  法務省としても、文部科学省と連携を図りながらこの課題...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの委員の御指摘、正直なところ、私もいろいろと教えていただくところが多いなというふうに感じました。  法科大学院については、私ども法務省の所管ではないんですけれども、文科省さんがいらしております。法曹志望者の減少を結果として招来する事態を生じさせるような多...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま委員御指摘の件でございます。  私は、まず、既に百八十七の国・地域が締結しております国際組織犯罪防止条約、いわゆるTOC条約と言われるもの、この条約を締結し、国際社会と協調して、テロを含みます組織犯罪と闘うということは非常に重要な課題であるというふうに考...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま委員御指摘の点についてお答えいたします。  条約の解釈につきましては、本来外務省が所管する事項でございます。国際組織犯罪防止条約第五条につきましてなんですが、締約国に対して、重大な犯罪の共謀または組織的な犯罪集団の活動への参加の、少なくとも一方を犯罪とす...全文を見る
○金田国務大臣 御指摘の点については、先ほどちょっと、初めに触れましたが、条約の細かな部分に及ぶと受けとめており、外務省の所管として、私の立場からは発言を差し控えさせていただきたいと思います。
○金田国務大臣 先ほど申し上げましたが、まあ、本来外務省所管事項だということはそのとおりですが、国際組織犯罪防止条約第五条について、締約国に対して、重大な犯罪の共謀または組織的な犯罪集団の活動への参加の、少なくとも一方を犯罪とすることを明確に義務づけているものと受けとめております...全文を見る
○金田国務大臣 それとはちょっと違いまして、委員御指摘の、まさに「その他の措置」で十分だという部分をどのように解するかという部分を私は申し上げたつもりであります。それも当然に、まあ所管は外務省でございます、しかし、私どもの検討の中ではその点も検討の対象には入っている、このように私...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御指摘の点につきましては、テロ組織が実行することが想定されるテロ行為というのは典型的な組織犯罪であると考えられますとともに、そのような組織が活動資金を得るために国際的な組織犯罪を行うといったように、国際的な組織犯罪とテロ活動との間にはやはり関連性があるの...全文を見る
○金田国務大臣 国際的な組織犯罪とテロ活動との関連性ということに鑑みれば、この条約、条約の細かな部分に及べば、先ほど申し上げたとおり、外務省の所管として、発言は差し控えさせていただくわけでありますが、私の思いとしては、私自身、個人の思いとしては、やはり、条約を締結するための国内担...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御質問につきましては、先ほどから申し上げておりました国際組織犯罪防止条約を締結するための法案についてということになりますから、そのあり方を慎重に検討しているところでございまして、現時点で政府として成案を得ているものではございません。
○金田国務大臣 そのように受けとめていただいて結構だと思います。
○金田国務大臣 先ほども申し上げましたが、そのあり方を慎重に検討している法案については、検討しているところでございまして、現時点で成案を得ているものでもございません。
○金田国務大臣 たびたび同じお答えをして申しわけありませんが、あり方を慎重に検討しているところであります。
○金田国務大臣 そのように受けとめていただいて、現在は成案を得ているのではありません。
○金田国務大臣 現時点で成案を得ているものではない。何度も同じお答えをして申しわけありません。(発言する者あり)
○金田国務大臣 国際組織犯罪防止条約を締結するための法案をいつ国会に提出するかにつきましては未定であります。
○金田国務大臣 公約については、私の立場からはそのような発言は差し控えたいと思います。  もう一つ、ただいまの御質問については、少しつけ加えて言いますと、かつて組織的な犯罪の共謀罪に関して国会審議等で示されました、内心が処罰されることになるとか、あるいは通常の活動を行う団体も対...全文を見る
○金田国務大臣 御指摘の事案につきましては、大分県警の別府警察署の警察官四名が正当な理由なく私有地に不法に侵入した事実について、検察当局が建造物侵入罪によって略式命令請求をして、裁判所において略式命令を発付した事案であるというふうに承知をしております。  当然のことながら、警察...全文を見る
○金田国務大臣 検察当局におきまして御指摘の事案、事実については略式命令請求したものだということで、それ以上の詳細については、個別具体的事件の証拠の内容にもかかわる事柄でございますから、お答えは差し控えたい。  いずれにしても、一般論として申し上げれば、捜査は適正になされなけれ...全文を見る
○金田国務大臣 委員の御指摘にかかわるお気持ちについては理解を申し上げたいと思いますが、一般論として申し上げれば、捜査が適正になされるための努力を引き続き私どももして、対応していきたい、このように思っております。
○金田国務大臣 死刑の存続、廃止につきましては、先ほども御質問がございました。  また、国内外においてさまざまな御意見があることも承知をしております。個々の御意見に対しましては私の所感を申し上げるということは差し控えたい、このように思います。
○金田国務大臣 死刑の執行について、死刑の判決がございます、その死刑の判決は、極めて凶悪かつ重大な罪を犯した者に対して、裁判所が慎重な審理を尽くした上で言い渡すものであるということ、これを受けとめて、法務大臣として、裁判所の判断を尊重しつつ、法の定めるところに従って慎重かつ厳正に...全文を見る
○金田国務大臣 刑事訴訟法の第四百七十五条の第一項につきましての御指摘でございますが、死刑の執行について、刑事訴訟法第四百七十二条の例外規定がこれだというふうに思いますが、その趣旨につきましては、死刑が人の命を奪う極刑であって、一旦執行されると回復が不能であるということを踏まえて...全文を見る
○金田国務大臣 御指摘の御意見については、私も、個人として非常にそのように思う部分はございます。  なお、検察当局においては、個別の事案における被害者の氏名を公表するか否かということについては、被害者そして御遺族の正当な権利利益を尊重するという立場に立って、被害者や御遺族の意思...全文を見る
○金田国務大臣 刑訴法の第四十七条ただし書きの趣旨に従って、検察当局では、個別の事案ごとに、公益の必要性とともに、関係者の名誉、プライバシーへの影響、そして捜査、公判への影響の有無、程度を考慮して、公表するか否か、するとしてどの程度の情報を明らかにするかということを判断し、相当と...全文を見る
○金田国務大臣 被害者の氏名の公表をどうするかという点については、ただいまの委員の御指摘も十分お聞きをしてまいりましたが、その点を踏まえながらも、やはり被害者や遺族の正当な権利を尊重する、そういう御遺族の意思、被害者の意思を十分に考慮するという中で適切に判断をしていく必要があると...全文を見る
○金田国務大臣 委員ただいま御指摘の、去る十月十二日の衆議院予算委員会集中審議において、私の答弁として申し上げました。該当する具体的な情報が現存せず、今後もこれが出現する可能性がないことが確定したことにより指定を解除すべき特定秘密について、承知していないという答弁を申し上げたとこ...全文を見る
○金田国務大臣 委員がただいま御指摘されました内閣保全監視委員会の委員長をやっておりますので、私が知る限りは、内調の事務方から各省にそれを確認するということ、それから、独立公文書管理監からの情報の提供といいますか、その状況、それをいただいて確認をするということになろうかと思います...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御指摘、まさに、特定秘密を指定した省庁において十一月から十二月にかけて点検を実施したものと、平成二十七年中については承知をしておりますし、二十八年中の点検の実施状況についても確認をするつもりでおります。
○金田国務大臣 委員御指摘のとおりだと私は思っております。  それは、私も、内閣保全監視委員会の委員長として、例えば、ある省庁で個別の問題が発見されたりした場合には、全ての行政機関において、この法律の施行に責任を負う立場から、やはり斉一的な是正を行っていく、必要な場合にはそうい...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま委員の方から選択的夫婦別氏制度の導入についてのお話があったわけですけれども、私としましては、この問題については、やはり国民的な議論の動向を踏まえながら慎重に対応していく必要があると認識をする次第であります。  と申し上げるのは、やはり、単に氏の選択にとど...全文を見る
○金田国務大臣 私がちょっとお聞きしておりますのは、選択的な夫婦の別氏制度に対する世論調査みたいなものがございます。そういう中ではやはり賛成と反対が全く拮抗しているような数字をお聞きしている面もあるもので、そういうふうに両方のお立場にそれぞれの、これを進めたい、あるいは、もっと慎...全文を見る
○金田国務大臣 裁判官のお話もございましたが、それは所管外でございまして、コメントを差し控えます。  法務省としましては、確かに御指摘のように、職員による旧姓使用については、平成十三年七月、各省庁間で申し合わせがなされたことを受けて、平成十三年九月に官房長通知を発出して、その十...全文を見る
○金田国務大臣 委員のただいまの御指摘に対しましてお答えをいたします。  我が国の刑事法においては、行為が犯罪として規定されている。その意味におきまして、行為の存在が犯罪の前提とされておりまして、行為を伴わない思想が処罰の対象とされることはないものと承知をしております。
○金田国務大臣 そのように考えております。
○金田国務大臣 思想、良心の自由の保障ということの御指摘であります。  思想、良心の自由及びその適正手続の保障というのは、いずれも憲法上保障された重要な基本的人権であるというふうに考えております。人の内心における精神活動の自由であるというふうに説明がなされているものと承知をして...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御指摘につきましては、解説書等では、明治憲法においては思想、良心の自由を特別に保障した規定は存在しなかったけれども、特定の思想信条に対して弾圧が加えられるなどしたことを踏まえて、日本国憲法においてはその保障が明示的に規定されたと説明されておるところであり...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの三十一条の適正手続の保障、そういったものは、法律の定める手続によらなければ刑罰を科せられることはないというものでありまして、法律で定められた手続が適正でなければならないことのみならず、法律で定められた刑罰の内容も適正でなければならないことを意味していると...全文を見る
○金田国務大臣 法務大臣としてお答えするに当たりましては、憲法の個々の条文の成り立ち等につきましては、やはり意見を差し控えさせていただきたいと思います。
○金田国務大臣 我が国の刑事法におきましては行為が犯罪として規定されているのは申し上げたとおりでありますし、その意味において、行為の存在が犯罪の前提とされており、行為を伴わない思想が処罰の対象とされることはないものと承知をしております。
○金田国務大臣 治安維持法については申し上げる立場にはございません。  が、一般論として申し上げますと、法案を提出するに当たりまして、日本国憲法が保障する、思想信条の自由、適正手続の保障といった基本的人権を不当に制約することがないものとすることは当然のことである、このように考え...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま御指摘ございました、御発言の中の二階幹事長の発言については、私としては差し控えさせていただきたい。  そして、国際組織犯罪防止条約締結のための法案ということについては、そのあり方を慎重に検討しているところでありまして、政府としては成案を得ているものではな...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま御指摘ありました条約の解釈については、本来外務省が所管する事項ではございますけれども、国際組織犯罪防止条約を締結するためには、同条約の第五条に従って、重大な犯罪を行うことを一または二以上の者と合意すること、組織的な犯罪集団の目的及び一般的な犯罪活動または特...全文を見る
○金田国務大臣 国際組織犯罪防止条約を締結するための法案ということで、そのあり方を慎重に検討しているところでありまして、いまだ成案を得ていない段階でありますから、具体的な法律案を前提としてお答えすることは適当ではないと考えております。
○金田国務大臣 ただいまの委員のお話を伺って、まあそうなんだろうなという思いを持ちました。本当に、その国々によって、入国管理それから入国審査、そういうものはやはり厳格に行う、それから円滑に行う、それをどこで調和させるか、そういう課題を非常に真剣に対応されているのはどの国も同じなん...全文を見る
○金田国務大臣 技能実習制度の一番の目的という御質問でございます。  私は、技能実習制度は、今回の法案によりまして適正化を図りつつ、やはり開発途上国への技能移転を通じました国際貢献ということが制度の趣旨に沿ったものとして一番言えるのではないかな、こういうふうに考えております。
○金田国務大臣 刑事訴訟法の第四百七十五条第二項本文におきましては、死刑の執行の命令は、判決確定の日から、御指摘のように六カ月以内にしなければならない旨が規定されておりますが、これは一般に訓示規定ということで解されているわけであります。  六カ月以内に死刑の執行の命令がなされな...全文を見る
10月20日第192回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○国務大臣(金田勝年君) 私のこの仕事を二十一年前に参議院でいろいろ教えていただいて、そして今日に至っております。そういう私の思いを初めに議員からお話しいただいて、心から感謝を申し上げております。公的なるものへの献身、その中で今の仕事が社会正義の実現だと言われましたことには本当に...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 非常に重要な視点を御質問されるので。働くところがあり、住むところがあるとおっしゃられました。その働くところは先ほどお答えしたわけでありますが、この点でもう一つだけ補足をさせていただいた後、保護司さんのことも含めてお話をさせていただきます。  委員の先生...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 昨日、官房長官が本件に対しまして大変残念であるとのコメントがございました。私も、法務大臣としても非常に残念なことであると、このように考えております。
○国務大臣(金田勝年君) 法務大臣として当然に公務員として憲法を尊重し擁護する義務を負っているものと自覚をしているところであります。
○国務大臣(金田勝年君) 平和安全法制についての委員の御指摘でございます。  平和安全法制については、内閣提出法案として成立をしたものであります。そして、内閣の一員でございます法務大臣といたしまして、当然に合憲の法律であるという立場にあることは申し上げるまでもないところでありま...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 既に百八十七の国と地域が締結している国際組織犯罪防止条約、いわゆるTOC条約と言っておりますが、これを締結をいたしまして、国際社会と協調してテロを含む組織犯罪と闘うことは重要な課題であると考えております。この条約の締結に伴います法整備を進めていく必要もあ...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 先ほどの私の答弁で、国際組織犯罪防止条約の締結に伴います法整備を進めていく必要があるとは申し上げました。もっとも、この条約を締結するための法案については、ただいま御指摘ございましたかつての議論というものがございます。例えば、組織的な犯罪の共謀罪に関して国...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま佐々木委員から御指摘ございました。まさに障害のある人に対する差別や偏見を解消するための活動、いわゆる人権啓発活動というものを大切に行っていく、そして差別、偏見の防止を図る、そういう観点と、それから、事件の再発防止という観点から私どもの思いをお答え...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) どうもありがとうございます。佐々木委員から、児童に対する事情聴取に関連をして非常に重要な視点を幾つか教えていただいたと思います。  児童の負担軽減、あるいは児童の供述の信用性確保の観点からは、やはり御指摘のとおり、検察、警察、児童相談所といった各お立場...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員の御質問に対しましては、お尋ねは、既に確定しました個別具体的な事件における証拠の内容や裁判所の判断に関わる事柄でございまして、お答えは差し控えたいと思います。
○国務大臣(金田勝年君) 委員ただいまお話のございました法教育の重要性について、私も所信で申し上げておりました。  法教育というのは、そもそも、法律専門家ではない一般の人々が、法や司法制度、これらの基礎になっております価値を理解をして、法的な物の考え方を身に付けるための教育をい...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) やはり御指摘のとおりだと思います。子供の頃から法教育を受けることの重要性、必要性は申し上げたとおりであります。やっぱり、学校の現場におきます法教育がより一層重要になっているということも考えているわけであります。この点、充実した法教育を推進するためには、教...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) お尋ねの件につきましては、法制審議会の答申を踏まえて、そして適切な時期に法案が提出できますように準備を進めていきたいと、このように考えておりますが、現時点でその提出時期は未定であります。
○国務大臣(金田勝年君) お尋ねの法制審議会の答申というものは、一つ、強姦罪等の構成要件の見直し及び法定刑の引上げ、一つには監護者であることによる影響力に乗じて性交等をした場合の罰則の新設、一つには性犯罪の非親告罪化といった点に関します刑法の改正を内容とするものであります。  ...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 今回の法整備によって性犯罪を非親告罪化した場合には、引き続きやっぱりその被害者の心情に適切に配慮するということが重要になってくると思います。性犯罪におきましては、公判で事件の内容等が公になることを望まない被害者もおられることなんですね。ですから、被害者の...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 我が国の難民認定制度をめぐる状況というのは、委員御承知のように、ここ数年における申請数は非常に急増している。そして、申請内容の多様化、さらには就労、定住や、送還忌避、送還されるのを免れることを意図したと思われる濫用・誤用的申請の存在がございまして、急激に...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員ただいま御指摘なさいました通知の内容につきましては、難民認定審査に携わる者が基本として心得るべき内容であると、このように認識をいたしております。
○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員の御指摘のとおり、法務省では、適正な難民の認定のために、政府機関の報告、そして出身国に関する報道、それから国連難民高等弁務官事務所、UNHCRが保有します情報といった、申請者の出身国情報や国際情勢に関します情報を幅広く収集をして難民認定審査の...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 夫婦の氏の問題というのは、単に婚姻時の氏の選択にとどまらずに、やはり夫婦の間に生まれてきます子の氏の問題を含めて、我が国の家族の在り方に深く関わる問題であると考えております。したがって、国民の間にも様々な御意見がございます。したがって、この問題については...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員御指摘の在日の韓国・朝鮮人に対します言動について、一般に特定の民族や国籍の人々を排斥する差別的言動はあってはならないと、このように考えておりまして、ヘイトスピーチの解消に向けた法律が施行されたことを踏まえて、法務省の人権擁護機関では、ヘイトスピーチが...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員が御指摘されました警察官の発言につきましては、発言が差別的意識に基づくものかどうかは、その発言の詳細を承知しておりませんので、お答えをしかねると申し上げておきます。
○国務大臣(金田勝年君) ただいまの糸数議員のお話は、本当に私もよく理解しているつもりであります。警察官が不適切な発言を行ったこと、先ほどの答弁でも申し上げたのですが、官房長官が昨日コメントをしております。大変残念であるという思いをおっしゃっていますが、私、法務大臣としても同じ、...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) まずは、ただいまの委員の御指摘ございました事件によりまして亡くなられた被害者の方々、そしてまた、その御家族の方々に対しまして心よりお悔やみを申し上げたいと思います。そして、障害のある方の人権に関する人権擁護活動を所管しております法務省といたしましても、極...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員のお話がございました。私はかつて理学療法の先生にお世話になったことがあります。そういう意味において、その持つ意味の、訓練ということの持つ意味を、本当にいろんな意味で申し上げたいことはたくさんあるんですけれども、でも、そういうことを乗り越えてい...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 東日本大震災に起因いたします御指摘の問題につきましては、福島第一原子力発電所の事故の影響で被災されました方々が差別されるなどの問題が生じたということをお話しされているのではないかなというふうに思います。  法務省では、東日本大震災に起因いたします人権問...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員から御指摘ありました受動喫煙防止対策というものは、現在、厚生労働省において検討が進められているものと受け止めております。所管外の私ども法務省において見解を述べることは差し控えさせていただきたいなと、このように思っております。
○国務大臣(金田勝年君) ただいま御指摘の技能実習制度、これを御検討いただく機会がまたあろうかと思います。よろしくお願いしたいと思いますが、この制度については、開発途上国に技能等を移転するということによる国際貢献を目的とする制度でございます。重要な役割を果たすものであるというふう...全文を見る
10月21日第192回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○金田国務大臣 委員がただいま御指摘されました件、技能実習生が長時間に及ぶ時間外労働があったとして労災認定を受けたことは承知しておりますし、そのような状況で技能実習生が亡くなられましたことには大変に心が痛む思いであります。  本件のような事案が発生することのないように、現在御審...全文を見る
○金田国務大臣 委員御指摘のように、技能実習を行うことが困難になった技能実習生への支援は、例えば、新制度では、技能実習を継続して行うために実習先を変更することについては、やむを得ない事情が認められる技能実習生に対しては監理団体において移籍先を探す、そういうことはもちろん、それから...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえまして、適切に対処をしてまいりたいと存じます。     —————————————
○金田国務大臣 ただいま委員御指摘の、死刑は、やはり、犯行の罪責、動機、態様、結果の重大性、それに遺族の被害感情その他各般の情状をあわせ考慮したときに、その罪責がまことに重大である、そして、罪刑の均衡の見地からも一般予防の見地からも極刑がやむを得ないと認められる場合に科されるもの...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまお話しされました中で、個別事件については所見は差し控えさせていただきたいと思います。  御指摘のように、例えば、誤判のおそれを理由として死刑制度を考えていくという考え方もあることは承知をいたしております。  しかしながら、我が国の刑事手続においては、令...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御指摘は非常に参考になる御意見でございまして、先ほど私どもの部長の方から、政府参考人の方からお答えを申し上げたこれまでの努力、そういうものは、やはり法務省として一生懸命に頑張ってきた。しかし、それをさらに効果のあるものにしていくためにどういう手法が、法務...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの、因果関係いかんという御質問でございます。  我が国経済の活性化によって経済が成長することが我が国の幸せにつながる、そういうことが期待できるものではないかということを、将来の国民の幸福につながるということが期待できるのではないかと考えてのものである、こ...全文を見る
○金田国務大臣 外国人材を受け入れることは、専門的あるいは技術的分野の外国人、世界で通用する専門知識あるいはハイレベルな技術といったようなものを有している部分があるわけですから、その受け入れは日本経済の活性化に資するものである。そして、高度外国人材を受け入れた場合には我が国の産業...全文を見る
○金田国務大臣 やはり、我が国の経済にインパクトを与える、質的な面でもインパクトを与える、そういう御指摘のようなケースを私は想定しております。
○金田国務大臣 私は、そこまでを想定して申し上げたわけではありません。
○金田国務大臣 ただいま政府参考人から答弁したとおりであります。
○金田国務大臣 ただいま委員御指摘のウの記述については、試験を実施しました平成十九年当時の正解として、ウの記載は正しい旨を公表していると認識しております。
○金田国務大臣 お答えいたします。  司法試験の問題作成と採点につきましては司法試験考査委員に委ねられておりまして、法務大臣として、公表されている問題そして正解の範囲を超えて司法試験の個々の問題、内容等について言及することは差し控えさせていただきたいと思います。
○金田国務大臣 お答えいたします。  先ほど申し上げましたように、司法試験の問題作成、採点につきましては司法試験考査委員に委ねられております。法務大臣としては、問題及び正解の公表をされております範囲を超えて司法試験の個々の問題、内容等については差し控えさせていただきます。
○金田国務大臣 お答えいたします。  法務大臣において、司法試験の個々の問題、内容等について所見を述べることになれば、司法試験考査委員が独立的、中立的な立場で問題作成を行うという趣旨を損なうおそれがあるわけであります。  したがいまして、法務大臣としては、公表されている問題、...全文を見る
○金田国務大臣 委員御指摘のとおり、司法試験法の改正によりまして、平成十六年の一月一日をもって司法試験管理委員会が司法試験委員会に改組をされております。  法科大学院を中核的な教育機関といたします新たな法曹養成制度を整備することに伴いまして、法科大学院における教育と司法試験との...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御指摘に対しましては、司法試験の問題作成、採点、これは司法試験考査委員に委ねられておるところであります。  法務大臣としては、公表されている問題、正解の範囲を超えて司法試験の個々の問題、内容について言及することは差し控えたいと思います。
○金田国務大臣 先ほども申し上げましたが、司法試験の問題作成、採点、これは司法試験考査委員に委ねられておりまして、法務大臣としては、公表されている問題、正解の範囲を超えて司法試験の個々の問題の内容等について言及することは差し控えさせていただきたいと思います。(発言する者あり)
○金田国務大臣 先ほどの答えでは不十分だというお話がございましたので申し上げますと、司法試験の正解について、疑義が後に生じたりした場合というのがあろうかと思います。そういう場合には、司法試験委員会において司法試験考査委員に検討を依頼することになります。その結果、仮に司法試験考査委...全文を見る
○金田国務大臣 お答えします。  将来の問題につきましては、みずからその時点で考えていただく問題になろうかと思います。
○金田国務大臣 先ほど御指摘のありました質問といいますか当時の試験問題につきまして、その中身につきましては、この法務委員会で私どもの方からお答えする話であるかどうか、私は、ほかの内容まで含めて、それはほかの委員会での……(山尾委員「どこでやるの」と呼ぶ)いや、内容について申し上げ...全文を見る
○金田国務大臣 私たちは、公務員として憲法を守る立場にあります。そして、憲法を遵守します。その中で、憲法の行政府としての一般的解釈、これについては内閣がお答えすることになりますが、その場合に、法務大臣は内閣を代表する立場にはないものであるということは御理解をいただきたい。  そ...全文を見る
○金田国務大臣 将来の質問の件について私から答弁することは不適切だと思います。
○金田国務大臣 平和安全法制につきましては、内閣提出法案として成立をしたものであります。内閣の一員である法務大臣といたしまして、当然に合憲の法律であるという立場にあることは申し上げるまでもないところであります。  もっとも、平和安全法制につきましては、法務省が所管するものではあ...全文を見る
○金田国務大臣 先ほど私の方から答弁したとおりでありまして、それ以上ではありません。
○金田国務大臣 先ほども申し上げたかと思うんですが、試験を実施しました平成十九年当時の正解として、御指摘の第十三問ウの記載は正しい旨を公表しております。それ以上の集団的自衛権の解釈につきましては、私としては答える立場にはありません。
○金田国務大臣 先ほども申し上げましたが、平和安全法制については内閣提出法案として成立したものでございまして、内閣の一員である法務大臣として、法務省が所管するものでないことについて当然に答弁をする立場にはないことを御理解願いたいと思います。  そして、試験を実施した平成十九年当...全文を見る
○金田国務大臣 先ほども申し上げましたが、平成十九年当時の正解については答弁したとおりであります。(山尾委員「だめだ、だめだ、質問に答えていません。質問できません」と呼ぶ)
○金田国務大臣 先ほど申し上げましたように、平成十九年当時の正解については答弁したとおりであって、疑義が生じているとは考えておりません。  そして、一般論としてなんですが、司法試験の正解について後に疑義が生じた場合には、司法試験委員会において司法試験考査委員に検討を依頼すること...全文を見る
○金田国務大臣 御指摘があります第十三問のウについては、疑義が生じていないというのは、これまで受験者等から公表した正解が誤っているなどの申し出はなかったものと承知をいたしております。
○金田国務大臣 委員会の中立性、公正性から、試験内容については法務大臣が意見を申し上げるべきものではない。そして、一般論として、疑義があるときは訂正を検討することになると思います。
○金田国務大臣 疑義があるか否かについても、司法試験委員会が判断するものというふうに考えております。(山尾委員「いや、変わったじゃないですか」と呼ぶ)
○金田国務大臣 お答えいたしますが、現時点では、司法試験委員会が疑義を抱いているとは承知をしておりません。
○金田国務大臣 先ほどから申し上げておるんですけれども、現時点では、司法試験委員会が疑義を抱いているとは承知しておりません。  それから、もう一点。平和安全法制については、法務省が所管するものではありません。中身について申し上げております。その内容に立ち入って、この議論について...全文を見る
○金田国務大臣 疑義につきましては、委員会において判断されるべきものと考えております。私が検討を直接命ずることは、委員会の中立性、公正性に影響を及ぼすおそれがあると思います。  加えて、平和安全法制につきましては、内閣提出法案として成立をしたものであり、内閣の一員である法務大臣...全文を見る
○金田国務大臣 私が申し上げてまいりましたのは、あくまで現時点で司法試験委員会が疑義を把握していないということを申し上げてきたのであります。
○金田国務大臣 委員の御質問にお答えします。  仮に法務大臣が司法試験の個々の問題内容等について所見を述べることになれば、司法試験考査委員が独立的、中立的な立場で問題作成等を行うという趣旨を損なうおそれがあります。  したがって、法務大臣としては、公表されている問題及び正解の...全文を見る
○金田国務大臣 私は先ほどから申し上げております。平和安全法制の内容について、この平和安全法制は法務省が所管するものではありません。その内容に立ち入って、憲法との適合性についてこれ以上の答弁をする立場にはないことを御理解願いたいと思います。
○金田国務大臣 現時点では、先ほども申し上げました、司法試験委員会が疑義を抱いているとは聞いておりません。そして、司法試験委員会において疑義を認めたら検討されることと思います。  法務大臣としては、検討を命じることは委員会の独立性を損なうおそれがあると考えております。
○金田国務大臣 御指摘の第十三問ウについて、当時のウについて、これまで受験者等から、公表した正解が誤っているという申し出はなかったものと聞いております。
○金田国務大臣 何度も申し上げているんですが、疑義については委員会において、委員会というのは先ほどから申し上げております司法試験委員会において判断されるべきものであります。  私がこの委員会の場でその司法試験委員会の判断にかわって疑義を認めたり、論じたりするべきものではない、こ...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまのお尋ねについては、山尾委員のお話に加えて、私の答弁もぜひ加味して御質問いただければありがたい、このように思っております。
○金田国務大臣 試験の性質上、事後の事情の変更によって試験実施当時の正解が変更されるものではない、このように考えております。よろしいですね。
○金田国務大臣 一般論として申し上げているのであって、試験というものはそういうものではないでしょうか。その時点での、試験実施当時の正解、そういうものを問題にするものであろうかと私は思います。
○金田国務大臣 ただいまの第一点目は、そこまで私は申し上げておりません。  そして、第二点目については、何度も申し上げておりますが、平和安全法制の議論、中身の議論、そういうものについては法務省が所管するものではなく、その内容に立ち入って、憲法との整合性、適合性について、これ以上...全文を見る
○金田国務大臣 まず、地方公務員についてでございますが、これは法務省の所管外でございます。したがって、お答えは差し控えたいと思います。  一方で、一般論として、旧姓の使用が認められないために女性が強いられる社会生活上の不便というものを解消していく上で、旧姓の通称使用が認められる...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまのようなお話を伺っておりまして、貴重な委員の御意見をいただいておるなという思いで聞いておりました。旧姓使用についてこういう議論をさせていただくのも大事なことである、このように考えております。  そして、選択的夫婦別氏制度の法制化についての考え方であれば、...全文を見る
○金田国務大臣 委員の御質問にお答えしますが、通告のない話題に入りましたので、先ほどの議論も思い起こしながら答弁させていただきます。  平和安全法制の中身の議論を今御指摘になりました。前もお話し申し上げましたが、法務省が所管しているものではありません。その内容に立ち入って、そし...全文を見る
○金田国務大臣 その点を前提にしますと、平和安全法制と先ほど申し上げましたが、集団的自衛権の話になってきますと、これも法務省が所管するものではありません。その内容に立ち入ってこれ以上の答弁をする立場にないことをぜひ御理解いただきたいと思います。
○金田国務大臣 集団的自衛権の件についても憲法の件についても、法務大臣は内閣の一員として内閣の立場と同一であります。したがいまして、内閣を代表する立場で法務大臣がお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○金田国務大臣 ただいまの問いに対しましては、内閣と同一の立場であります。
○金田国務大臣 試験を実施しました平成十九年、当時の正解として、今おっしゃられたように、御指摘の第十三問、ウの記載は正しい旨を公表しておるところであります。  それ以上の集団的自衛権の解釈につきましては、先ほどから申し上げておりますとおり、答える立場にはありません。
○金田国務大臣 先ほども申し上げましたが、疑義につきましては司法試験委員会が判断をすることであります。そして、この司法試験委員会は中立であるべきであります。したがって、法務大臣が試験内容につきまして委員会に検討を命じるなど意見を述べることは、中立性、公平性から適切ではないと考えて...全文を見る
○金田国務大臣 先ほども申し上げました。  法務大臣としては、試験の内容とその試験については、司法試験委員会に中立の立場であることを前提に委ねてあるわけであります。そういう中で委員会に検討を命じるということは、意見を述べることは、中立性、公平性の観点から適切でないと考えておりま...全文を見る
○金田国務大臣 何度もお答えいたしております。  平和安全法制あるいは集団的自衛権につきましては、平和安全法制の方を申し上げれば、これは集団的自衛権の考え方についても当然にあるわけですが、内閣の提出法案として成立したものであって、私、法務大臣は内閣の一員として、当然に合憲の法律...全文を見る
○金田国務大臣 先ほどから申し上げております。  内閣提出法案として成立した法制については、内閣の一員である法務大臣として当然に合憲の法律であるという立場にあることは申し上げるまでもないところであります。  加えて、法務省が所管するものでない点については、その内容に立ち入って...全文を見る
○金田国務大臣 何度もお答えして恐縮でございますが、集団的自衛権そして平和安全法制については、内閣の一員である法務大臣として、当然に内閣と同一の立場にあることは申し上げるまでもありません。  そして、しかしながら、法務省が所管でない内容についてはこれ以上の答弁をする立場にないこ...全文を見る
○金田国務大臣 私が申し上げたいのは、法務大臣として所管事項についてはきちっと答えてまいりたい、このように思っております。
○金田国務大臣 今まで申し上げてまいりましたことからおわかりのように、憲法の一般的解釈については私の所管事項ではありません。
○金田国務大臣 委員ただいま御指摘になりましたヘイトスピーチの解消についてお答えを申し上げます。  特定の民族や国籍の人々を排斥するような差別的言動はあってはならないもの、このように受けとめております。その重みを込めたヘイトスピーチの解消に向けた法律が六月三日に施行されたわけで...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま畑野委員から具体的に説得力を持って御指摘があったことは、本当に私たちも重く受けとめて、このヘイトスピーチの解消に向けた法律が施行されたことを踏まえて、しっかりとその取り組みを、相談体制の整備とかあるいは啓発活動など、一層頑張っていきたいな、こういう思いを持...全文を見る
○金田国務大臣 法務省といたしましては、法曹の経済状況調査といったさまざまな調査を実施しております。と同時に、法曹養成制度改革連絡協議会といった場を通じて、必要な連絡や御相談をしておるわけであります。  ただいま御指摘のありました、例えば骨太の方針、あるいは経済対策、あるいは法...全文を見る
○金田国務大臣 委員御指摘のように、司法修習生の経済的負担について、さまざまな御意見、そして具体的な御意見があることは承知をしております。そうした意見を、ただいまも御披露いただきましたが、真摯に受けとめているところでありますし、そういう状況を御理解いただきたいと思います。
○金田国務大臣 畑野先生は非常に熱いお心を持って、司法修習生の経済的支援を直ちにという御指摘でございます。  司法修習生の経済的支援のあり方を、現在、法曹養成制度改革推進会議決定に掲げられたさまざまな事情を踏まえながら検討していくことが大事だと思っておりますので、そのあり方につ...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま木下委員からさまざまな御指摘を賜りましたが、法制審議会においては、やはり性犯罪罰則に関する各方面からの指摘、そういうものや、性犯罪被害の実態というものを十分に踏まえて、熱心に議論をいただいてきた、こういうふうに受けとめております。  そういう中で、いただ...全文を見る
10月25日第192回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○金田国務大臣 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を便宜一括して御説明いたします。  これらの法律案は、政府において、人事院勧告の趣旨に鑑み、一般の政府職員の給与を改定することとし、今国会に...全文を見る
10月25日第192回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員からまさに御質問のあったように、司法修習生に対する経済的な支援の在り方につきましては、昨年六月の法曹養成制度改革推進会議の決定におきまして、司法修習の実態、司法修習終了後相当期間を経た法曹の収入等の経済状況、そして、司法制度全体に対する合理的...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員が言われたような状況の下で、司法修習生の経済的な支援の在り方について様々なやり方が考えられるというのは事実だと思います。現時点で、しかしながら、特定の方向性を示すことはまだ困難であります。  でも、いずれにしましても、先ほど申し上げました法...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 同じ認識であります。そして、警察官が不適切な発言を行ったことは大変残念であるとの官房長官コメントもございましたが、これと同じく、大変残念で許すまじき行為と考えております。  よろしいですか。
○国務大臣(金田勝年君) ただ、私は、とても残念で許すまじき言動であるというふうに思いますが、御指摘の警察官による発言が差別的意識に基づくものかどうかというのは、事実の詳細が明らかでない状況の中ではお答えは差し控えたいと思います。
○国務大臣(金田勝年君) 一般論として申し上げた場合には、不当な差別的言動というものはいかなる者に対してもあってはならない、そして人権擁護上問題があると考えております。
○国務大臣(金田勝年君) 委員御指摘のこの警察官による発言が大変残念で許すまじき行為であるということは申し上げました。ただ、差別的意識に基づくものかどうかは、事実の詳細が明らかではございません部分もありますので、お答えは差し控えさせていただいた部分があるということであります。
○国務大臣(金田勝年君) その言葉のみを捉えてどう思うかと言われました場合には、委員御指摘の御発言は私は同じように思うものであります。
○国務大臣(金田勝年君) そういう前提を置いて申し上げました場合にはそうなります。
○国務大臣(金田勝年君) 法務省の人権擁護機関では、そのインターネット上の誹謗中傷等、そういうことで被害を受けたという相談もございますから、強力にこの問題については今後とも取り組んでいきたいと、このように思っております。
○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員が御指摘ございました司法ソーシャルワーク、これは、高齢者あるいは障害者を始めとして、自己が法的問題を抱えていることを認識する能力が十分でないといったような理由で自ら法的援助を求めることができない方々がおられるということ、法テラスが推進しており...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員から御指摘がございました、再犯防止のためにはやはり矯正教育、そして出院後の就労の確保が重要だと、こういう御指摘でございますが、私も同じ思いを持っております。  少年院仮退院者の再処分率というものを、平成二十七年版の犯罪白書を見ますと、少年院を仮退院...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 今後の無戸籍者の解消に向けて、決意でございますが、無戸籍者問題というのは、国民としての社会的な基盤が与えられていない、そして人間の尊厳にも関わる重大な問題であると、このように認識をいたしております。  したがって、今後とも引き続き、ただいまお話の出まし...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) まず、特定の民族や国籍の人々を排斥する差別的な言動はあってはならないものと考えております。そして、先般の沖縄の件につきましては、御指摘の警察官の発言につきまして事実の詳細が明らかではないので、これがヘイトスピーチであるか否かはお答えはしかねるものでござい...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 取組についてのお尋ねでございますので、一般論として申し上げますと、不当な差別的な言動というのはいかなる者に対してもあってはならず、人権擁護上の問題があると、このように考えております。  このような言動をなくすためには、地道で粘り強い啓発活動を通じまして...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいまの御指摘に関しましては、仮に選択的夫婦別氏制度、別姓、別氏制度を導入しました場合には、夫婦の双方が婚姻後も自らの氏を称することができるという新たな選択肢が設けられることになるわけでありますけれども、それにとどまらず、夫婦の間に生まれてくる子が必ず...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員御指摘のただいまの議論、伺っておりました。  検察当局においては、告訴状や告発状が提出された場合に、ただいまの議論でも明らかなように、告訴、告発としての要件の有無を検討する、その要件を満たしていない場合には受理しない一方で、要件を備えている場合には...全文を見る
10月26日第192回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○金田国務大臣 山尾委員、けさは、朝一番からトップバッターで御質問に立たれて、まことに御苦労さまでございます。  本日は、給与法の法案審議なのでございますが、山尾先生からも法案についてお尋ねがあるものと思っておりましたが、前回から引き続きのお尋ねについてお答えをさせていただきま...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま御指摘の点について申し上げますと、御指摘の司法試験の問題につきまして私が申し上げることのできますことは、御指摘のウの記載がマルであるとの正解が公表されているとの事実だけであります。
○金田国務大臣 ただいまの御質問は、司法試験予備試験短答式試験一般の教養科目第三十一問についての御指摘だったと思いますが、それでよろしいですね。(山尾委員「はい」と呼ぶ)  本年五月十五日の試験実施後に問題を公表したところ、法務省宛てに、出題に誤りがあるという連絡が寄せられまし...全文を見る
○金田国務大臣 一般論といたしまして、受験者以外の一般国民の方が申し出を行うこと自体は可能である、このように承知をいたしております。
○金田国務大臣 一般論としてお答え申し上げていますが、制限はないものと考えております。
○金田国務大臣 具体的な手続のお話に入っておられると思うのですが、司法試験委員会の庶務の担当と申しますと、これは法務省の大臣官房人事課でございます。ここが窓口となりまして、人事課から司法試験委員会に報告がなされる、このように聞いております。
○金田国務大臣 御質問の平成十九年の司法試験問題の正解、採点、そして合格判定についてのお尋ねでございます。  司法試験問題についての所見を求めるものでございますが、現時点の政府統一見解を前提といたしますとされておることから、同時に、集団的自衛権の合憲性に関する政府の解釈をお尋ね...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま申し上げてまいりましたことを前提に、試験を実施した平成十九年当時の正解として、御指摘の第十三問ウの記載は正しい旨を公表しておりまして、そのことを私は申し上げているわけであります。
○金田国務大臣 ただいまの御質問に対して、まず、裁判官は、司法権の行使を任務としております。そして、検察官は、刑事について公訴を提起、遂行することを主たる任務とし、弁護士は、基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命としているものであると受けとめております。したがって、それぞれ重要な...全文を見る
○金田国務大臣 委員御指摘のとおりでありまして、まさに、昨年六月の法曹養成制度改革推進会議決定において、質の高い法曹を多数輩出していただくために、法曹有資格者の活動領域の拡大、法曹人口のあり方の検証、法科大学院改革、司法試験のあり方の検討、司法修習生に対する経済的支援のあり方とい...全文を見る
○金田国務大臣 裁判官について、そして検察官については、仕事と育児の両立を支援するという観点から、やはり個別の事情に応じた、育児に専念できる環境が整備されることが重要である、このように考えております。  裁判官については、本法案が成立した場合には、裁判所においてその内容の周知を...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま委員から御指摘ございましたし、矯正局長の方から御答弁申し上げた状況というのは、非常に大事な現状の受けとめ方になろうかと思います。  やはり、我が国は、治安を守って国民の安心、安全な生活を確保するということが非常に重要な課題であります。その中で、刑事施設の...全文を見る
○金田国務大臣 委員の御質問にお答えします。  現時点で、TPP協定の発効に伴います法務省所管の法令の改正は予定をいたしておりません。
○金田国務大臣 将来改正の可能性はないのかというお話であれば、仮定の事実でもございまして、この御質問につきましては答えを差し控えさせていただきたいと思います。
○金田国務大臣 委員の方から今お話があったのは、将来の予測はつかないというお話でございました。TPPに限らず、一般論として、将来についての政策課題に予測がつかないという面はあらゆる分野で出てくる話かもしれません。したがって、そういう思いを持って政治家が将来を見据えて考えていく、議...全文を見る
○金田国務大臣 先ほども申し上げたんですけれども、TPPというものの扱う守備範囲というのは非常に多いわけでありまして、ただいまのような、国民皆保険制度がどうなるかとか、いろいろな分野、医薬品がどうなるかとか、これにかかわる分野というのはたくさんあります。そういう中で、さまざまな御...全文を見る
○金田国務大臣 委員の、定員、特に十七年ぶりに法務局の定員が純増の要求になっている、この努力を、要するに、定員の予算の結果が出るまで頑張れという激励、ありがとうございます。  私どもは、法務局がその機能を十分に果たして国民や社会の期待に応えるためには、やはり体制整備をしっかりと...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまも申し上げましたが、法務局というのは、国民の権利の保全、そして取引の安全、円滑にかかわる重要な業務を所掌しているわけであります。したがって、事務を遅滞させることなく遂行していく必要がある、これが国民にとって大事な要素だと私は考えております。  例えば、先...全文を見る
○金田国務大臣 御承知のように、平成二十六年七月二十五日に閣議決定をされました国の行政機関の機構・定員管理に関する方針というものがございます。五年間で一〇%以上を合理化することを基本とするということが各省の行政機関について定められておるわけであります。  この閣議決定に基づいて...全文を見る
○金田国務大臣 委員御指摘の内容については、非常に真剣に受けとめて伺っております。  先ほど申し上げました、社会的な非常に大きな課題、要請というものが高まってきていることも事実でありますし、また、法務局が担っている行政サービスの質を低下させるようなことがあってはならないというの...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま、裁判所所管の歳出予算と国家予算の関係の比率を資料として出されました。これは、いろいろな役所がありますけれども、役所によって予算の中身が特色があります。例えば人件費が多い役所、それから事業が多い役所、これまでの流れの中で、そういうところをもう少し分析してい...全文を見る
○金田国務大臣 質問の中身がということでございますか。それは、きょうの給与法関係の審議との関係ですか。(木下委員「はい」と呼ぶ)  そういうふうに特定して御質問なさると非常に答えにくいのでございますが、一般論として、いろいろな御懸念や御疑問があると思いますので、それはこの場で解...全文を見る
○金田国務大臣 時間が来ておりますので、私も短く答弁するのが難しいんですけれども。  やはり、人事院勧告の制度というのは一般職の国家公務員の労働基本権の制約の代償措置と言われています。これは制度上の趣旨でもある。その一方で、今おっしゃられたように、検察官や裁判官そして一般職の公...全文を見る
10月28日第192回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○金田国務大臣 委員のこれまでの議論、テロということで位置づけて御質問されていると思うんですが、法務省においては、テロ対策というものに対しては、やはりさまざまな施策を講じております。  具体的には、個人の識別情報、そういうものを活用した厳格な審査とか、あるいはテロリストの入国を...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御質問に対しては、国際組織犯罪と言われるものの防止条約を締結するための法案というもの、これは、御承知のとおり、TOC条約を締結するためにその議論がかつてなされたことがあると思うんです。それにかかわる御指摘だと思うので、私としては、今の現状は、そのあり方を...全文を見る
10月28日第192回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(金田勝年君) 外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明をいたします。  技能実習制度は、開発途上地域等への技能等の移転を図り、その経済発展を担う人づくりに協力することを目的とする制度として、我が国の国際貢献において...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 山下雄平議員にお答えを申し上げます。  まず、今回の法改正によります技能実習制度の適正化の意義と内容についてお尋ねがありました。  本法案では、技能実習計画の認定制や監理団体の許可制などの仕組みを設け、新設する外国人技能実習機構に指導監督を行わせるほ...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 真山勇一議員にお答えを申し上げます。  まず、保証金、違約金に係る送り出し機関に対します罰則規定がない点についてお尋ねがありました。  送り出し機関による保証金の徴収や違約金契約の締結は一般に来日前に送り出し国で行われるものであり、こうした国外で行わ...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 仁比聡平議員にお答えを申し上げます。  まず、外国人労働者の受入れに関する政府の基本方針についてお尋ねがありました。  専門的、技術的分野の外国人につきましては積極的に受け入れることといたしておりまして、これらの外国人は我が国の経済社会の活性化に貢献...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 高木かおり議員にお答えを申し上げます。  まず、入管法一部改正法案に関しまして、新設される罰則や在留資格の取消しに対応する人員、そして予算が十分なのかとのお尋ねがありました。  新設されます罰則につきましては、直接入国管理局がその適用を行うものではあ...全文を見る
10月31日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○金田国務大臣 外国人土地法に基づきます政令を指定することによって、我が国における外国人や外国法人による土地の取得または賃貸借を禁止し、または制限することは、現時点では法務省としては考えておりません。
11月01日第192回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○国務大臣(金田勝年君) 外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明をいたします。  技能実習制度は、開発途上地域等への技能等の移転を図り、その経済発展を担う人づくりに協力することを目的とする制度として、我が国の国際貢献において...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいままでの委員の御指摘、御質問は非常に私も理解をいたしておるところであります。非常に質疑の中で今まで考えていることがはっきり、おかげさまでさせていただいたなというふうに思っております。  そういう前提の下で、技能実習生の労働時間の適正化とか、適切な...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員がお述べになられましたとおり、これまでの経緯のお話を、そしてその趣旨をお話をいただいたとおりだというふうに思っております。  加えまして、私の方から申し上げるといたしますれば、技能実習制度は、趣旨説明でも申し上げたかと思うんですけれども、開...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員の御指摘は、「同等以上の支配力を有するものと認められる者を含む。」という文言、これは法案の第十条の七号において、役員という語の定義の中で用いられている文言だということで、例えば、今お話の中にもございましたが、事業協同組合を例に取りますと、正規の理事で...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員御指摘の視点というのは私も理解しているつもりでありますが、技能実習生の労働条件、労働時間、そういったようなものの適正化のためには、やはり適切な技能実習計画に従った技能実習の適正な実施というものが確保されなければならないというふうに思っておりますし、そ...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 現在、入国時に地方の入国管理局において配付をいたしております技能実習生手帳というものがありますが、これには技能実習に従事します際に不可欠な労働関係法令あるいは社会保険に関する法律の内容、それらが技能実習生にも日本人と同様に適用されること、さらには行政相談...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) やはり申告権が大事であると、それで、技能実習生からの相談、申告に応じる体制というものが非常に重要だと、こういうふうに私は思っております。
○国務大臣(金田勝年君) 現行制度におきましては、実習実施機関と技能実習生との間には、締結された契約書のほかに、労働条件を技能実習生が理解したことを証するそういう文書の提出を求めておるんですが、確かに十分な理解のないまま署名等を行っているのではないかというふうな批判を受けるところ...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 高木委員がただいままでお話しされた内容、それを踏まえてお答えしたいと思います。  技能実習生の失踪対策を含む偽装滞在対策ということでお話がございました。本当にこれは重要な課題だというふうに思っております。そういう認識の下、様々な観点から厳正に対処してい...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) お答えをいたします。  ただ、まず初めに、私の高校の後輩であるという中泉委員からの御質問でもあります。したがって、最初に一言だけ申し上げて、そしてお答えしたいと思います。  立法府に身を置く者として若いときに法務委員会に所属できたということは、必ずや...全文を見る
11月02日第192回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○金田国務大臣 吉田委員から御指摘ございましたただいまのお話、私も同じように思いを持つものであります。  法テラスでは今後も引き続いて、熊本地震の被災者を支援するために、改正総合法律支援法に基づきます、資力を伴わない無料法律相談の実施を初めとしまして法的なトラブルを迅速に解決を...全文を見る
○金田国務大臣 さらに委員から、ただいま鳥取県の中部地震の件についてお尋ねがございました。  ことしの十月二十一日に発生しました鳥取県の中部地震につきましては、多くの方が被災されている、このように承知をしているところであります。  法テラスにおきまして、今後も被災者の法的ニー...全文を見る
○金田国務大臣 委員からの御指摘といいますか御質問は、前回に引き続いての御関心であり、私、前回も申し上げたんですが、一般論として、旧姓の使用が認められていない場合に女性がこうむる社会生活上の不便というものを解消していく上で、やはり、旧姓の通称使用というんでしょうか、それが認められ...全文を見る
○金田国務大臣 今委員から御指摘があって議論をさせていただいております。こうした形で、委員から旧姓使用の現状について御意見をいただく、旧姓使用について議論をさせていただくということは非常に大事なことである、このように考えております。
○金田国務大臣 旧姓の通称使用について今議論していただいておるわけでありますが、国や地方そしてまた企業などがそれぞれの部門において旧姓の通称使用というものを拡大するための措置を適切に講じていくことがまずは重要、こういうふうに思っております。そういう認識でおります。よろしいですね。
○金田国務大臣 最初にも申し上げましたが、通称使用が認められないために女性がこうむる社会生活上の不利益というものを少しでも解消していくということを考えた場合には、やはり、より多くの場面で通称使用を拡大していくことが望ましいというふうに考えるんです。  こういう観点から考えた場合...全文を見る
○金田国務大臣 逢坂委員から、先ほどから、最初の御指摘も踏まえて、ただいま質問があったことに対してお答えをさせていただきたいと思います。  幾つかの御指摘があったのですが、その中で私ども法務省の所掌事務ということに対して、最初に、私がこれまでの法務委員会でそういう言葉を使ってお...全文を見る
○金田国務大臣 本法律案は議員立法であります。そして、国会に提出されまして審議中でありますから、法務大臣として所感を述べることは差し控えたいと思います。
○金田国務大臣 先ほども申し上げましたように、議員立法として審議中の法律案でございます。したがいまして、定義規定の点につきまして見解を述べることは差し控えたいと思います。
○金田国務大臣 何度も申し上げて恐縮ですが、本法律案は議員立法として国会に提出されて審議中でございますので、法務大臣としての所感を申し述べることは差し控えたいと思います。
○金田国務大臣 繰り返しになりますが、議員の立法として国会に提出されて審議中でございます。法務大臣としての所感は差し控えたいのですが、強いて申し上げるならば、さらに御質問は、議員立法の解釈を前提とするものと受けとめますので、やはり差し控えさせていただきたい。
○金田国務大臣 繰り返しになってしまいますが、議員立法の内容と解釈、そういったものを前提とする御質問でございますので、法務大臣としてのお答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○金田国務大臣 委員御指摘のただいまの御質問については、議員立法の内容、解釈にかかわる、前提とする御質問ですので、お答えは差し控えさせていただきます。
○金田国務大臣 ただいまの御指摘、お尋ねは、この議員立法の適否そのものを問うものだと伺っておりました。したがいまして、本法律案は、何度もお答え申し上げておりますが、議員立法として国会に提出され、審議されているものでございますので、法務大臣としては所感を申し述べることは差し控えたい...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの委員の御指摘に対しましては、死刑のあり方の一部だと思うんですね。  四百七十五条については、第二項でるる書いております。その六カ月の中に、「これをその期間に算入しない。」という期間がただし書きで出ております。この部分は委員も御理解いただけるんだろうと思...全文を見る
11月08日第192回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○国務大臣(金田勝年君) 牧野委員の御質問にお答えさせていただきます。  ただいまの議論を伺いました。確かに、委員が御指摘されておりますように、現行制度では、入管当局にとりましては技能実習の運用を規制する法令は出入国管理を目的とする入管法令しかないんですね。ですから、そのために...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 糸数委員の御質問にお答えをいたします。  監理団体について名義貸しの禁止規定を置いているというのは、監理団体については許可制を採用しておりまして、名義貸しは許可制の意味を失わせることになるということのためであります。  実習実施者の名義貸しについてで...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) お答えいたします。  今回の入管法の改正法案における罰則の整備は、偽りその他不正の手段によって上陸許可を受けるといった悪質な行為を処罰できるようにするためのものであります。  また、在留資格の取得事由の新設は、例えば実習先から失踪しました技能実習生が...全文を見る
11月10日第192回国会 参議院 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(金田勝年君) ただいま入国管理局長からも説明はしておりますが、技能実習生が意思に反して途中帰国させられたりすることのないように、また、既に帰国した技能実習生からの相談の受付についても適切に対処をしていきたいと、このように考えているわけであります。  そして、いずれに...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま入国管理局長から申し上げましたが、やはり私どもとしては、そういう局長からも申し上げたような地道な、例えば退去強制手続を取った失踪技能実習生から不法就労していたことを聴取する、そうしたものを基に就労先や失踪後の職種を分析をする、そしてまた、地元の警...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員御指摘のように、この制度が目指すもの、非常に重要な一番肝腎の視点であります。  技能実習制度は、申し上げるまでもなく、技能、技術又は知識を開発途上国等への移転を図る、そして開発途上国等の経済発展を担う人づくりに協力することを目的とする、そういう制度...全文を見る
11月15日第192回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○国務大臣(金田勝年君) 委員のただいまの御指摘、本当に、伺っておって、非常に重要な基本的な部分を御指摘になっているなという思いを持っております。  本来の目的、その趣旨というものをしっかりと、この改正に当たってはしっかりと踏まえた形に実態も持っていかなければいけないと、こうい...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 今までの委員の御議論を承っておりました、御指摘のとおりだろうと、こういうふうに思っております。  技能実習制度の適正化のためには、やはり技能実習生の直接の受入れ機関であります実習実施者においてしかるべき立場の者が労働法令等の知識をしっかり身に付けている...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいまの御指摘に対しましては、本年の九月から空港等で技能実習生に対して実施している入国審査官によります出国の意思確認において、技能実習生の母国語で作成した意思確認票を用いながら、帰国を強制されているか否かを経緯も含めて丁寧に聴取をするということにしてお...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員が御指摘ありました点は全くそのとおりであります。  したがいまして、御質問にお答えを申し上げますと、これまでは法務省では、お話にもございましたが、やはり制度の適正な運用を図るという観点から、監理団体やその実習実施機関の受入れ機関に対するガイ...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 高木委員からただいま御指摘ありましたように、私も同じ思いを持つものであります。  実習生にとりまして、我が国において技能実習を行うことによって、実習の場面で特定の技能を修得するだけではなくて、やはり日本企業の文化というか、そういったようなものも学ぶこと...全文を見る
11月16日第192回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○金田国務大臣 ただいま可決されました部落差別の解消の推進に関する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
○金田国務大臣 民法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、制定以来、約百二十年間の社会、経済の変化への対応を図り、国民一般にわかりやすいものとする観点から、民法の一部を改正しようとするものであります。  その要点は、次のとおりであり...全文を見る
11月17日第192回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○国務大臣(金田勝年君) 委員がただいま御指摘されました点について、二国間取決めについては、技能実習制度の適正化は特に送り出し機関の適正化において重要な役割を担うという点は御指摘のとおりだというふうに思っております。この法案の成立後、速やかに各送り出し国の当局との間で取決めの作成...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 外務省、厚生労働省と連携をいたしまして、できる限り早期の取決めの作成を目指していく所存であります。
○国務大臣(金田勝年君) 二国間取決めの具体的内容というのは相手国との交渉の中で決まることになるわけですけれども、当方としては、委員が御指摘ございました、各送り出し国政府が自国の送り出し機関の適格性、そういうものを送り出し国政府において個別に審査をし、送り出し国政府において適正な...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員の御指摘もございました。認定された送り出し機関の不正の端緒、これが日本側で得られた場合には、送り出し国政府に対して、不正が疑われる送り出し機関への調査あるいは指導監督といったようなものをしっかりと依頼をし、不正が認められれば送り出し国政府において認定...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員御指摘ございました今までの様々な議論を通じて、現行の技能実習制度につきましてはいろんな問題点があるという御指摘もございました。  この度御審議いただいております法案は、やはり監理団体の許可制、あるいは実習実施者の技能実習計画についての認定制を設けた...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 監理団体は、団体監理型技能実習におきまして重要な役割を果たすものであるということは申し上げるまでもありません。実態のない団体が監理団体を名のるようなことがあってはならないというのはもちろんでありますし、実習実施者に対します監査等を適正に行うことのできる能...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員のただいままでの議論をお聞きしておりまして、まさにそういう思いをよく受け止めた次第であります。  やはり、委員御指摘のとおり、今言われました適正化と、それからこの制度の拡充というものをしっかりとやっていかなければいけない。そういう意味においては、同...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 第六次出入国管理政策懇談会及び難民認定制度に関する専門部会からは、真の難民を迅速かつ確実に保護する観点から難民認定制度の在り方に関して様々な御提言をいただいております。  法務省では、これらの御提言を踏まえまして制度の運用の見直しを検討し、昨年の九月に...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員の御指摘を、偽装滞在に対する罰則整備の必要性をお尋ねになったというふうに受け止めておりますので、これに対しましては、私の方としましては、新たな不法就労の手段として、近年、偽装滞在の問題が深刻化しているという状況、それから二つ目には、不法入国や不法上陸...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま可決されました外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(金田勝年君) ただいま可決されました出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
11月18日第192回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○金田国務大臣 民法がなぜ柔軟に改正ができなかったのかという御指摘でございます。  条文自体が民法は非常にシンプルに書かれておりまして、その規定内容の抽象度が高い、このように受けとめております。社会経済情勢の変化に対しては、その改正をしなくても、条文の解釈を施すことによって一定...全文を見る
○金田国務大臣 委員御指摘のとおり、人の視点といいますか、それを非常に大切にしながらこの民法の改正案について議論をしていく、特に債権法の分野でございますから、人との関係というのは非常に重要でございますから、そういう丁寧な議論になる、そしてまた、お互いによりよい形で仕上げていくとい...全文を見る
○金田国務大臣 委員が私の先ほどの答弁を引いていただきましたから、お答えをさせていただきますけれども、先ほどの御質問というのは、御承知のとおりなんですが、民法が社会経済情勢の変化に応じてなぜ柔軟に、フレキシブルに改正してこなかったのかという、その点を考えてみた場合に、先ほどおっし...全文を見る
○金田国務大臣 委員御指摘の社会規範と法規範という議論の中で、やはり社会規範というのは人間の社会生活を規律する規範をいうんだ、そして、その社会規範は非常に広義のもので、その中に社会倫理とか慣習とか、そのほかに法規範が含まれると一般にはされているんじゃないか、私はこう思うんですね。...全文を見る
○金田国務大臣 法制審で六年をかけたその議論というのは、非常に努力というものをお感じいただけるんだろうというふうに思います。その場での議論も、回数もおっしゃっておられましたが、十二分にやってきたのも事実だと思います。  したがって、私は、法制審の結果も、ここで議論をさせていただ...全文を見る
○金田国務大臣 私は、そういう意味も込めて申し上げたつもりでありました。もちろんこの場での議論も非常に大切だ、こういうふうに思っております。
○金田国務大臣 ただいま階委員から御指摘がありました。  私は、丁寧な国会での議論というのが必要だと思っております。同時に速やかにということで、丁寧かつ速やかに議論を進めていきたい、このように思っております。
○金田国務大臣 三年の中での切りのいいところというところで考えていくのかなというふうにイメージをいたしております。
○金田国務大臣 現在の市中金利の水準というものを考えて法定利率を引き下げることにしたのはそのとおりでありまして、考慮した要素としては、やはり、市中金利の指標にはさまざまなものがあるんですけれども、貸し金債権の利息を算定する場面ではもちろんですけれども、金銭債務の遅延損害金を算定す...全文を見る
○金田国務大臣 階委員が大変に、金利の現状も踏まえ、経済の現状も踏まえ、そういう計算をされてお示しになりました。  私も、その辺の具体的な試算とか見通しについて、御指摘の趣旨はわからぬでもないんですが、やはりそれを検証する意味においては、ちょっと事務方の方を見たんですが、今資料...全文を見る
○金田国務大臣 今の点につきましては、後で事務方にその辺はよく確認をしてみたいというのが本音であります。  ただ、法定利率が三%を下回らない原因としてはやはり現時点で貸出約定平均金利が空前絶後のレベルで低下しているというお話がございました。基準割合がこれ以上大きく低下することは...全文を見る
○金田国務大臣 正しいです。
○金田国務大臣 根保証以外は無条件でできるということになろうかと思います。
○金田国務大臣 改正法案では、公証人によります意思確認が必要となる主たる債務というものを、事業のために負担した貸し金等の債務に限定をしております。これは、事業のために負担した貸し金等債務の保証については、特にその保証債務の額が多額になりがちである、それから、保証人の生活が破綻する...全文を見る
○金田国務大臣 改正法案におきましては、現時点で特に保証人保護の必要性が高いと考えられる類型の保証を抽出する趣旨で、公証人による意思確認が必要となる主たる債務を事業のために負担した貸し金等債務に限定することにしたものであります。
○金田国務大臣 委員が御指摘になりましたのは、保証人になろうとする者がその三つの事例となる場合は、御承知のように、保証意思宣明公正証書による保証意思の確認が不要であるということになっているわけですね。その三つ、それが広過ぎるんじゃないか、例外になってという御指摘だと思うんですが、...全文を見る
○金田国務大臣 委員御指摘の、二点ございます。  まず初めの、社会、経済の変化について、具体的内容いかんというお話でございます。  今回の改正におきましては、社会、経済の変化に対応するための改正事項は少なくありません。少なくないんですが、ここで言う社会、経済の変化としては、具...全文を見る
○金田国務大臣 契約の当事者に情報の格差が生じているというようなことを今おっしゃられたと思います。  そういった問題は、民法はやはり私法の一般法であるという考え方、そのために、取引当事者の情報あるいは交渉力の格差の是正を図るといった、消費者の保護それ自体を目的とする規定を設ける...全文を見る
○金田国務大臣 改正法案も監督指針も、それぞれ、民事上の基本的なルールに基づくものであるか、あるいは行政的な手法を通じたものであるかには違いがありますけれども、いずれも、保証契約については、契約自由の原則に委ねることとはせずに、保証がもたらす弊害を念頭に置いて不健全な保証を抑止し...全文を見る
○金田国務大臣 先ほど副大臣から申し上げた考え方と同じであります。
○金田国務大臣 今、民事局長並びに副大臣から申し上げたとおりでありますが、私としては、やはり、特に国民一般にわかりやすいものとするという観点から、見直しをする際にどうしても民法において行うことが必要とされる内容としては、消滅時効期間とか法定利率制度の見直し、あるいは定型約款に関す...全文を見る
○金田国務大臣 委員からのお話は貴重な御意見として伺わせていただきました。丁寧で速やかな、そういう審議を私どもも努力していきたい、このように思っております。(発言する者あり)
11月21日第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○金田国務大臣 平成二十四年度法務省所管一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  歳入につきましては、歳入予算額は一千九十四億四千四百九十四万円余であります。  これに対しまして、収納済み歳入額は九百八十六億九千百三十四万円余であり、歳入予算額に比べ...全文を見る
○金田国務大臣 法務省の平成二十四年度及び平成二十五年度の予算の執行に関し、会計検査院から各年度の決算検査報告において御指摘を受けましたことにつきましては、極めて遺憾であります。  御指摘を受けました事項につきましては、真摯に受けとめ、是正に向けた措置を講じたところでありますが...全文を見る
11月21日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員が御指摘になりました点については、TPP協定のISDS条項に基づきます仲裁判断が仲裁法上の承認及び執行の対象となる場合において、仲裁法では、仲裁判断の内容が日本における公序良俗に反するときなどにその仲裁判断は承認及び執行されないと。したがって...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 個別の事案ごとに裁判所が判断するものでありまして、法務大臣としては一概にお答えすることは困難であります。
○国務大臣(金田勝年君) 裁判所が個別の事案ごとに判断する、まあ一般論として言えば、我が国の確定判決と矛盾する仲裁判断が公序良俗に反するとされることも事案によってはあり得るということであります。
11月22日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(金田勝年君) まず、委員お尋ねの一番目の点でございます。我が国に単純労働者が流入するおそれはないのかと。  TPP協定は第十二章におきまして、ビジネス関係者の一時的な入国として、出入国管理に関する申請手続の迅速化と透明性の向上について規定をしております。この第十二章...全文を見る
11月22日第192回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○国務大臣(金田勝年君) ただいま山下委員からの御指摘がございました。前提といたします認識としては同じ思いであります。  平成二十二年の十二月六日に、福岡高裁は諫早湾潮受け堤防の開門を命ずる判決をいたしております。他方、平成二十五年の十一月十二日に、長崎地裁は潮受け堤防の開門の...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 山下委員の非常に過去の経験に基づいた鋭い御指摘かなとも思う面もありますが、私は、法務省の所掌事務の中には、やはり司法制度に関する法令、あるいは民事、刑事の基本法令の立案とか、あるいは訟務事件の遂行、検察に関する事項、あるいは専門的な基礎知識、経験を要する...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員御指摘の本日の議論伺いまして、もとより申し上げてまいりましたが、特定の民族や国籍の人々を排斥する差別的な言動はあってはならないという基本であります。  法務省は、ヘイトスピーチの解消に向けた法律が施行されたことを踏まえまして、ヘイトスピーチが許され...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 先ほどからのお話のとおり、世界一安全な国日本という非常に重要なポイントを実現していかなければいけないと、こういうふうに考えておりますので、犯罪や非行した者の再犯防止、特に重要であると。  法務省の審議官からもただいま説明した状況があるわけでありまして、...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 委員御指摘のとおり、再犯防止というのは非常に重要であります。そしてまた、対策を一層効果的に推進していくということが非常に重要であろうと、このように思います。  保護司をされているというお話もございました。法務省としては、厚労省といったような関係行政機関...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) まさに、佐々木委員御指摘のとおりだというふうに思っております。  少年は我が国の次の時代を担う大切な存在であるということが大切だというふうに思っております。その少年たちの健全育成を図るために、あるいは再非行防止に向けた観点から施策を充実させることは非常...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 私ども政務三役で最も適切な答弁をしたいと思っている中で、今、ただいま私ども三役に質問がございましたので、私から申し上げてもいいんですが、政務官の方で答えるという趣旨で挙手をしたものであります。その後、私も考えを聞かれれば申し上げるつもりでおります。
○国務大臣(金田勝年君) 私どもの政務官からもお答え申し上げましたが、委員ただいま御指摘の平成元年の通知は、差別の解消という行政目的を達成する上で障害となっているものがあればこれを取り除くべきとの認識の下に、先ほど私どもの局長から申し上げましたとおりの問題点を踏まえて発出されたも...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員の御指摘の点につきましては、糾弾権に関する八鹿高校等刑事事件、大阪高裁判決につきまして、一般的、包括的に糾弾行為を自救行為として是認したものではないこと、まして、糾弾する権利を認めたものではないことを指摘いたしておりますとともに、この判決が糾...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 昭和六十一年の意見具申において、民間運動団体の行き過ぎた言動等によりまして、行政の主体性の欠如、あるいはえせ同和行為の横行が見られるとの指摘がされていたことは委員御指摘のとおりであります。  このような問題が差別意識の解消を阻害し、また新たな差別意識を...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 御指摘の見解は大阪府府民文化部の人権局の作成の資料において示されていると、このように受け止めておりますので、私の、法務省としての所見を述べるのは差し控えたいと思います。  ただ、一般論として、仮に御指摘のような調査がされるに当たっては、その調査によって...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 私も委員が御指摘されたとおりだというふうに受け止めております。性犯罪者の再犯を防止するためには、様々な対策、あらゆる手段でとおっしゃられましたが、様々な対策を実施することが重要だと、このように認識をいたしております。  平成二十四年の犯罪対策閣僚会議に...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員からお話のございました思いそのものを私も感じておる次第であります。そして、この二週間、このパープルバッジを大切に付けて、上着を着替えたときにもちゃんと付け替えしておる次第であります。  以上です。
○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員の御指摘の事案につきましては、私も報道で拝読をさせていただいております。そして、認識を申し上げますと、やはりいじめは切実な問題であるというふうに思っております。いじめを受けた子供の思いといいますか、そういうものがこの手記には非常によく出ておる...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 平成二十六年の十二月、二年前になります、犯罪対策閣僚会議におきまして宣言を決定をいたしております。「犯罪に戻らない・戻さない」ということですね。  政府としては、この決定に基づきまして、世界一安全な国日本を実現するために、犯罪者等を社会から孤立させるの...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を便宜一括して御説明をいたします。  これらの法律案は、政府において、人事院勧告の趣旨に鑑み、一般の政府職員の給与を改定することと...全文を見る
11月24日第192回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○国務大臣(金田勝年君) 委員の御指摘を先ほどから伺っておりましたが、かつて霞が関に勤務した経験を持つ私としても非常に熱いものを感じました。そういう意味においては、意識改革というのは非常に重要だというお話、そのとおりだと思います。  一方で、霞が関の皆さんというのは、共通してあ...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま佐々木委員の御指摘がございました。  先ほどの真山委員の御質問にもお答えしましたが、法務省、私どもとしては、アット・ホウムプランといったものに基づいて、やはりその一環で検察庁における女性職員の活躍推進にも努めてきたところであります。  やはり...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 元榮委員の御指摘は、私も同じように思っております。したがいまして、働き方改革ということで、この七月の二十九日に、内閣官房内閣人事局から、霞が関の働き方改革を加速するための重点取組方針が決定されております。その中にはいろいろございまして、向こう三年という期...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 高木委員の質問にお答えいたします。  この度の一般の政府職員の給与改定に当たりましては、政府において国の財政状況を含む様々な観点から検討を行いまして、したがって財政状況も検討の対象には入っておると。そして、給与関係閣僚会議という組織において人事院勧告ど...全文を見る
11月25日第192回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○金田国務大臣 委員のただいまの御質問、私も、関連して何度かお答えを申し上げております。  まず、一般論で申し上げれば、個別の事案における発言を人権問題として取り上げるべきかどうかについて、言われた側の感情に主軸を置いて判断すべきことであって、その発言によって言われた側の感情を...全文を見る
○金田国務大臣 一般論としてお聞きだということで、私も一般論でお答えをしたと思いますが、やはり、その発言によって言われた側の感情を傷つけたという事実があるならばしっかりと襟を正していかなければならない、また、人権問題として捉えるかどうかを含めて、個別の事案についてはつぶさにそれを...全文を見る
○金田国務大臣 従来から私が答弁してまいりましたケースは、特定のケース、先般の沖縄での発言のことについても申し上げてはきました。  ただ、一般論として申し上げた場合には、不当な差別的言動というものはいかなる者に対してもあってはならず、人権擁護上問題があると考えておりまして、従前...全文を見る
○金田国務大臣 同じことを申し上げているんですが、かつて官房長官も答弁されたと思いますが、私も同じ思いでありまして、例えば警察官のような、逮捕権を有し、公権力を有する者が威圧的言動、行動を行ったことについては大変残念で許すまじき行為である、このように考えております。
○金田国務大臣 一般論としてお聞きになっていると思いますので、私は、先ほどの局長の答弁と同じ思いであることを申し上げます。
○金田国務大臣 その当たり得るというところ、ですから、それは同じだということを繰り返し申し上げております。
○金田国務大臣 今の御質問にありましたように、警察官が行った発言、大変残念で許すまじき行為と考えていることは、かつて私も申し上げましたし、官房長官のコメントとも同じでありますし、そこは繰り返し申し上げているとおりであります。
○金田国務大臣 前にもお答えをいたしておりますが、発言に至る経緯あるいはその際の具体的な状況といったような、その詳細を私個人としても法務省としても把握していない状況の中で、それが差別的発言かどうかについてはお答えは差し控えさせていただきます。
○金田国務大臣 私は、先ほどから申し上げているつもりであります。  一般論とこの個別の案件、個別の案件についてお尋ねでございます。私が当初から申し上げておりますように、警察官が不適切な発言を行ったことは大変残念で許すまじき行為であると考えていることは繰り返し申し上げてきたところ...全文を見る
○金田国務大臣 先ほどからお答えしておりますが、どうもお酌み取りいただいていないようでございますが、もう一度申し上げますと、言われた側の思いも踏まえて、私は、このたびの不適切な発言については大変残念で許すまじき行為である、このように答えてきたところであります。今もその思いでありま...全文を見る
○金田国務大臣 先ほどからお答えしております。  私は、言われた側の思いを一言で申し上げることは難しいものだとは思いますが、そこは大変残念で許すまじき発言であるというふうに思います。
○金田国務大臣 鶴保大臣の答弁についてのお尋ねと受けとめておりますが、これにつきましては、やはり鶴保大臣御自身にお尋ねいただくべきものと私は考えます。  いずれにしましても、警察官が不適切な発言を行ったことは大変残念で許すまじき行為と考えていることは、これまでも繰り返し申し上げ...全文を見る
○金田国務大臣 一般論としてでございますが、法務省の人権擁護機関では、人権相談等によりまして人権侵害の疑いがある事案を認知した場合には、人権侵犯事件として立件して、調査を行い、その結果を踏まえて、事案に応じた措置を講じることにいたしております。  なお、個別の人権侵犯事件につき...全文を見る
○金田国務大臣 そうした、その後どういう調査をしたかとか、あるいは、その後どういうふうな対応をしたかという点につきましては当局から答えさせたいと思います。
○金田国務大臣 委員御指摘の点につきまして、お話を伺っておりました。  融資の必要と保証人の保護というのは、やはり両方とも重要ではないか、このように考えております。(発言する者あり)
○金田国務大臣 ただいま委員が御指摘になりました、今の金融の状況、制度を前提とすればというお話でございました。  御指摘のとおりだと私も思います。
○金田国務大臣 ただいままでの前回からの委員の御指摘に対しまして、私は、先ほど民事局長からも説明がございましたが、法制審議会における検討の過程においても、中間利息控除に用いる利率はいわゆる運用利率を参照して、遅延損害金の算出に用いる利率とは別に定めるべきとの意見もあったようでござ...全文を見る
○金田国務大臣 委員の御質問でございます。お答えいたします。  これまで法務当局から述べてまいりましたとおり、法制審議会における審議の過程では、事業のために負担した貸し金等債務を経営者及びこれと同視することができる者以外の第三者が保証することについて、これを全面的に禁止すべきで...全文を見る
○金田国務大臣 委員御指摘の点については、例えば経済団体でもさまざまだと思うんですね。良好な企業活動というものもあろうと思います。したがって、そういうものを尊重していくという場合も必要だ、こういうふうに思うわけであります。  ただいまの質問に対しましては、一般法である民法におい...全文を見る
○金田国務大臣 私どもも、委員御指摘のような思いを持って、丁寧かつ速やかに審議を進めていきたい、このように思っております。
○金田国務大臣 委員御指摘のように、バランスをとるということも大事なんですが、それに加えて、私が思いますのは、引き続き、個人保証に依存し過ぎない融資慣行の確立といったような、関係省庁と連携もしながら、改正法案の施行後の状況を注視して対応していくという点も重要かな、こういうふうに思...全文を見る
12月01日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(金田勝年君) 御質問にお答えします。  外国人土地法に基づく政令を指定することによりまして、我が国における外国人や外国法人による土地の取得又は賃貸借を禁止し、又は制限することは、現時点では法務省としては考えておりません。
12月01日第192回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○国務大臣(金田勝年君) ただいま私どもの審議官から御説明申し上げたとおりでありますが、本年の七月に決定しておりますこの緊急対策における施策を着実に実施することによりまして、より一層効果的な再犯防止対策、ただいま申し上げた、具体的には二点申し上げておりますが、これを推進していきた...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま委員の御指摘がございましたように私も受け止めておりまして、地域生活定着支援センターというのは、私どもの今審議官からも申し上げました、刑務所出所者等の自立、再犯防止、改善更生のために大変重要な役割を果たしていると認識しておりまして、今後ともこのセン...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) これも私は委員の御指摘よく理解できるところであります。  したがって、ただいま申し上げましたように、厚生労働省あるいは地域生活定着支援センターとの連携を密にするということとともに、再犯防止対策を一層推進するためにも、その必要な措置を講ずるように、連携を...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) 要になる保護観察官のお仕事、非常に増えているというお話の指摘ございました。  保護観察官が更生保護の体制の要になっていることは事実であります。再犯防止策を推進する上で非常に重要な職務であると、こういうように考えております。例えば、十年前に比べれば大幅に...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいまの御指摘の中で、国連の自由権規約委員会及び人種差別撤廃委員会から委員御指摘のような懸念が表明されていることは承知をいたしております。  法務省としては、同和問題に関する偏見や差別が依然として存在していることを踏まえて、これをなくすための人権啓発...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま御指摘もございました新たな人権救済機関を設置するための人権委員会設置法案というものを平成二十四年十一月に提出をされた、しかしあの二十四年十一月の衆議院解散によって廃案となったという経緯を承知しているわけでございますが、人権救済制度の在り方について...全文を見る
12月02日第192回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○金田国務大臣 宮路委員から、限られた時間で非常に中身のある、第三者保証あるいは債権譲渡についていろいろ質問をいただきました。  そして、ただいまは、私がお答えすることになりますが、本法案が成立した場合の周知の重要性をおっしゃっています。そのとおりだと私も思っております。  ...全文を見る
○金田国務大臣 午前中からの委員の御指摘、そして民事局長の答弁といったものを私もお聞きしておりました。  ただいま言われたことに関しましては、私は、やはり、公証人による保証意思の確認ということ、公的機関である公証人が保証人となろうとする者の保証意思を確認するという手続を設けるこ...全文を見る
○金田国務大臣 確かに、定型約款を用いた取引の当事者の間には、交渉力や情報力の格差があるケースというものが少なくないと考えられます。でも、このような交渉力、情報力の格差そのものを是正する観点からの法規制というものは、消費者契約法といったような、民法以外の法律によって行われていると...全文を見る
○金田国務大臣 委員御指摘の中身について、委員の御指摘ほどに厳密に精査してそれを承知していたわけではありません。  しかし一方で、人数だけでは決められない部分もあろうかと思います。やはり、中小企業金融への影響とか、そういったものも含めて重く受けとめるべきである発言、そういうもの...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま私どもの民事局長から答弁をいたしました。私も同じ考え方であります。
○金田国務大臣 先ほど私どもの副大臣の方からも答弁があったわけですけれども、委員が御指摘のように、数字はあった方がよかったかもしれません。  しかし、法制審議会の委員の皆さんの発言を踏まえて、相当の割合があると認識していたものと私自身は理解をしておりますので、ただいまの御指摘に...全文を見る
○金田国務大臣 先ほど民事局長から答弁申し上げました、現行法の第七百二十四条の後段の改正の理由でございますが、除斥期間を消滅時効期間と改めることで、中断、停止を再構成して、更新、完成猶予の規定が適用されることになる、そしてまた、被害者においても、権利の時効消滅を防ぐための措置をと...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御指摘に対しまして、現行法の第七百二十四条後段の改正によりまして被害者の救済を図る余地が広がることを期待しているものだということで、適切な運用をなされますように、その趣旨の周知徹底を図っていきたい、このように考えています。
○金田国務大臣 民事局長が答弁申し上げているとおりなんですけれども、私も、やはり二十年と三十年とでは違うのではないか、このように考えます。  相続人というのは、反証の難しさの典型例を指摘したものでございますし、法人でも反証は難しいのではないかな、こういうふうに私は考えます。
○金田国務大臣 委員の御指摘を拝聴しました。  個人保証に依存し過ぎない融資慣行の確立、そういうものは我が国の社会において極めて重要だというふうに認識はしております。他方で、やはり、個人保証を利用することを全面的に禁止した場合には、特に信用力に乏しい中小企業の資金調達に支障を生...全文を見る
12月06日第192回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○金田国務大臣 ただいまの國重委員の御質問に対してお答えします。  改正法案が成立した場合には、公証人において保証債務を負担することとなります保証人の保護を図るという改正法案の趣旨を踏まえて保証意思宣明公正証書の作成手続が実施されることは極めて重要である、このように認識をいたし...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま副大臣が説明しました、社会の各方面にメリットをもたらすものである、トラブルが減っていくことは期待されているというふうに考えております。声を上げる人が上げやすくなる、これが非常に重要なことであろう、このように思う次第であります。
○金田国務大臣 私どもの局長から答弁申し上げておりますように、民間からの登用ということも考えておるわけでありますが、法曹有資格者である方の中から公証人、年三回の公募を行っておるわけでありますけれども、年間の任用予定数というものの見込み、そういうものも考えて、試験の効率的な実施の必...全文を見る
○金田国務大臣 私はその現場に居合わせておりませんでしたし、また、まだその朝刊をよく読む時間もちょっと持ち合わせていなかったという状況ですので、一般論として申し上げたいと思いますが、個々の議員の質問につきましては、法務大臣の立場としては、所見は差し控えたい、このように思います。 ...全文を見る
○金田国務大臣 賭博行為は原則として公序良俗に反するものと解されておりまして、最高裁の判例もそのことを前提とした判断をしていると承知しております。
○金田国務大臣 賭博行為は公の秩序及び善良の風俗に反すること甚だしくということで、賭博行為が直接的にせよ間接的にせよ満足を受けることを禁止すべきことは法の強い要請であるというふうに承知しております。そして、この要請は、債務者の異議なき承諾による抗弁喪失の制度の基礎にある債権譲り受...全文を見る
○金田国務大臣 私が申し上げましたのは、この理由について、最高裁の平成九年の判例が言っているということを申し上げたところであります。
○金田国務大臣 一般的に申し上げて、法律の規定、例えば、競馬法、自転車競技法、モーターボート競走法といったような法律の規定に従いまして正規に開設された施設における競馬、競輪、競艇等の賭博に関する法律行為は、違法性を欠くため、公序良俗に反するものではなく有効と解されておりますし、な...全文を見る
○金田国務大臣 違法なものであるということが理由であります。
○金田国務大臣 賭博行為が公の秩序及び善良の風俗に反することが甚だしいということであります。
○金田国務大臣 賭博が刑法上犯罪とされておりますのは、賭博行為が勤労その他の正当な原因によらずに単なる偶然の事情により財物を獲得しようと他人と相争うものであって、そして、国民の射幸心を助長し勤労の美風を害すること、そしてまた、副次的な犯罪を誘発し、さらに国民経済の機能に重大な障害...全文を見る
○金田国務大臣 個別の事案ごとの判断にはなるわけですけれども、法律の規定に従って行われる競馬、競輪、競艇等につきましては、一般に、公序良俗に反するものではなく、有効な法律行為であると解されているものと承知をしております。
○金田国務大臣 ただいまの御指摘は、個別の事案ごとの判断にはなる、このように考えておりますが、法律の規定に従って行われますものについては、一般に公序良俗に反するものではなく、有効な法律行為であると解されているものと承知をしております。
○金田国務大臣 先ほど申し上げたとおりであります。
○金田国務大臣 賭博行為による金銭のやりとりは原則として不法原因給付に当たるものと解されておると承知しております。したがいまして、賭博行為によってやりとりをした金銭は原則的にお互いにその返還を請求することができないというふうに承知しております。
○金田国務大臣 個別の事案ごとの判断にはなりますが、法律の規定に従って行われますかけ金の支払いは一般に不法原因給付には当たらないものと承知をしております。
○金田国務大臣 質問にお答えさせていただきます。  民法を国民一般にわかりやすいものとするという観点は重要であります。  そのためにどのような規定を設けるのが適切であるかという点については一概には言えないわけでありまして、適用される規律をその細部まで逐一規定することには事実上...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御質問にお答えを申し上げます。  あくまでも、改正に当たりまして、直せるものは直すという趣旨であると思っております。確立した判例あるいは通説を条文にするものだというふうに思っております。そういう点からは、不法の意味についての解釈とか、争いがあるのであれ...全文を見る
○金田国務大臣 暴利行為論につきまして、何をもって暴利行為というかというものを抽象的な要件で規定いたしますと取引への萎縮効果が生ずるとして、法制審議会におきましても、経済団体を中心に、明文の規定を設けることには反対する意見がございました。  また、近時の下級審の裁判例でございま...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま局長からも申し上げましたが、先ほどの私の申し上げたことを理由に法制審の議論というものがございましたし、ただいま局長からもお話がありました。  こういう状況の中で、社会、経済の変化への対応という観点からも、暴利行為に関する規定を設けるということはまだ困難で...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま御指摘の点につきましては、法制審においてもその点は検討をされたと承知しております。
○金田国務大臣 ただいま局長から申し上げたとおりでありますが、今回の改正では対象とならなかったということであります。
○金田国務大臣 御質問に対しましては、ギャンブル依存症といいましても、その程度はさまざまであろうかと思います。そういうこともございますので、個別の事案ごとの判断ではございますが、精神疾患と言えるようなギャンブル依存症であって判断能力を喪失していると評価することができるような、極め...全文を見る
○金田国務大臣 賭博に関しての契約に基づいて支払ったかけ金につきましては、原則として不法原因給付に当たる、七百八条で、その返還を求めることができないことになるわけであります。もっとも、不法原因給付の規定というのは、不法な原因が受益者にのみ存在したときには適用されないとされていると...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの、明文化すべきではないかというお話でございます。  民法を国民一般にわかりやすいものにするという観点は今回の改正の重要な目的の一つでありまして、そのように認識をしておりますが、消滅時効の対象となるものは、債権、あるいは債権または所有権以外の財産権と規定...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの御質問でございますが、改正法案のように、短期消滅時効の特例の規定、現行法の第百七十条から百七十四条までを廃止した場合には、金額が少額である債権を対象として短期消滅時効の特例を設けるべきであるとの考え方があることは承知しております。このような考え方は、法制...全文を見る
○金田国務大臣 藤野委員の御質問にお答えをいたします。  刑法上、賭博が犯罪とされておりますのは、一つには、賭博行為が、勤労その他の正当な原因によらず、単なる偶然の事情により財物を獲得しようと他人と相争うものであり、国民の射幸心を助長し、勤労の美風を害すること、そしてもう一つに...全文を見る
○金田国務大臣 藤野委員の御質問にお答えいたします。  IR推進法案の件についてのお尋ねなんですが、御指摘の法案につきまして、議員提案で国会に提出された後、現在審議がされているものと承知をいたしております。  私は、法務大臣としての立場で、今後も引き続いて議論の状況を見守って...全文を見る
○金田国務大臣 法務委員会でお答えをしている法務省としての立場を申し上げたわけであります。
○金田国務大臣 私は議員連盟に参加をいたしておりました。  そして、この議員連盟は、IR推進法案、今お出ししていると思いますが、そういう点につきましては、今、国際観光振興議連と藤野委員は申されました、我が国が国際観光の観点で振興するということもあわせて検討している議連だ、このよ...全文を見る
○金田国務大臣 退会しておりません。今も継続して入っておる、このように認識しております。(藤野委員「役職は」と呼ぶ)役職はいただいておりました。たしか、副会長か何かだったと思います。
○金田国務大臣 先ほど申し上げましたように、国際観光振興議連という議員連盟の目的は、先ほど申し上げた目的を持つもの、このように思っております。  また一方で、お尋ねの点、いわゆるカジノという形でお尋ねをいただきますと、カジノに係る行為につきましては、刑法上の賭博等の罪の構成要件...全文を見る
○金田国務大臣 先ほど申し上げましたが、国際観光振興という重要な目標を議論する、そういう議員連盟であるということも、どうか一緒に受けとめておいていただきたいというふうに思います。  その上で、ただいま委員からの御指摘は御指摘として、突然の、登録なしの御質問でございましたので、私...全文を見る
○金田国務大臣 藤野委員の御指摘に対しましては、ただいま民事局長の方からも説明がございましたように、法制審議会においても、事後的に裁判所が保証債務を強制的に減免するといったような法的な仕組みを設けることの当否が検討された、このように承知をしております。  このような法的な仕組み...全文を見る
○金田国務大臣 御指摘の点につきましては先ほどもお答えしたわけでございますが、法制審議会においても、事後的に裁判所が保証債務を強制的に減免するという法的な仕組みを設けることの当否が検討されたものと承知をしております。  このような法的な仕組みを設ける考え方に対しましては、賛成す...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまの委員の御指摘は、日本弁護士連合会における意見集約のあり方に始まって御指摘があった、こういうふうに思います。  私としましては、日本弁護士連合会あるいは各弁護士会におきます活動につきましては、法務省というのは弁護士を監督する立場にございませんし、御指摘に...全文を見る
12月06日第192回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○国務大臣(金田勝年君) ただいまの小川先生の御質問にお答えをいたします。  法務省といたしましては、本法案の成立、施行の際には、その趣旨をも踏まえまして、厚生労働省を始めとする関係行政機関等と密接に連携しますとともに、再犯防止推進計画の策定、あるいは推進に必要な人的、物的体制...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま可決されました再犯の防止等の推進に関する法律案に対します附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処をしてまいりたいと存じます。
12月07日第192回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○金田国務大臣 野中委員の御質問にお答えいたします。  今後、社会、経済の変化に対応して民法の改正を行うということがあるのだろうかという御指摘だと思います。  民法制定以降、これまでの間の我が国の社会経済情勢の変化というものにつきましては、取引量が劇的に増大しているとか、取引...全文を見る
○金田国務大臣 赤澤委員からの御質問でございます。お答えいたします。  まず、公証人は、保証人になろうとする者が保証契約のリスクを十分に理解した上で、相当の考慮をして保証契約を締結しようとしているか否かを見きわめる、仮に保証意思を確認することができない場合には公正証書の作成を拒...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま土屋委員から、実際に個人事業主の声と実態といいますか、そういうものを調査された結果に基づいた御指摘がございました。  私どもも、この問題に関しましては、個人事業主に関しましては、経営と家計の分離が必ずしも十分ではない、そして、主債務者とその配偶者が経済的...全文を見る
○金田国務大臣 土屋委員から、市長時代の御経験も踏まえて、いろいろ、夫婦のきずなの強さといったような深い話をお聞きしました。  私どもは、主債務者の配偶者ということで申し上げますと、個人事業主に関しましては、やはり、お話のあったように、経営と家計の分離が必ずしも十分ではない、そ...全文を見る
○金田国務大臣 國重委員の御質問にお答えします。  ただいま局長が述べておりましたとおり、現時点におきましては、現行制度にかわる制度を創設するということは技術的にも困難であったものと認識をしております。  しかし、債権譲渡の対抗要件制度をより使い勝手のよいものにすることは、中...全文を見る
12月07日第192回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(金田勝年君) 田村智子議員にお答えを申し上げます。  なぜ刑法で賭博が禁じられているのかお尋ねがありました。  刑法上、賭博が犯罪とされておりますのは、賭博行為が、勤労その他の正当な原因によらず、単なる偶然の事情により財物を獲得しようと他人と相争うものであり、国民...全文を見る
12月08日第192回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○国務大臣(金田勝年君) 有田委員から様々な御指摘をいただいた中で、私は、同和問題に関する差別や偏見というものは他人の人格や尊厳を傷つけかねないものであって、決してあってはならないものであると、このように考えておる次第であります。  局長からも度々申し上げておりましたところでご...全文を見る
○国務大臣(金田勝年君) ただいま可決されました部落差別の解消の推進に関する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処をしてまいりたいと存じます。
12月09日第192回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○金田国務大臣 ただいまの山尾委員の御指摘並びに私どもの局長からの答弁をお聞きしておりまして、もう一つ、この議論があったのはそのとおりでございますが、ただ、先ほど、採用しなかった二つの理由を申し上げました、法制審の場でそれで賛同を得られたという経緯を伺っておりますので、私も、局長...全文を見る
○金田国務大臣 局長が委員と今質疑を行ってきた中で、基本的に「その他」というところでお示ししているんだという答弁がございました。そういうことを踏まえて私も考えておるわけでございます。  例えば、相手方に解除権を付与していることの有無というものは変更の合理性の判断についての考慮事...全文を見る
○金田国務大臣 委員の御指摘に対しましては、立法事実の確認において数字のデータによる検証が重要であることは事実であろう、こういうふうに思います。  だが、方法がそれに限られる、尽きるというものではない。今回は、現場の状況をよく知る中小企業団体推薦の委員の発言が、中小企業における...全文を見る
○金田国務大臣 枝野委員から御指摘ございました件に、私も副大臣と基本的には意見は同じなんですが、加えて、御承知のことだと思いますが、商工会議所にはバックアップ委員会というのがございまして、その中で、零細企業的な、あるいは商工会議所の考え方をバックアップする、そういう委員会もありま...全文を見る
○金田国務大臣 ただいま局長から答弁したとおりと受けとめております。
○金田国務大臣 ただいま局長からも申し上げましたが、リニューアルを試みたこともある、平成十数年のときですか。  調査義務というのは、法定されておりますし、適切な業務執行というのが引き続き重要だなというふうに、委員の御指摘を受けとめながら考えておりました。  そしてまた、法務省...全文を見る
○金田国務大臣 ただいままでの階委員と私どもの局長の議論をお聞きしておりました。  そして、今お尋ねでございましたが、私としては、先ほど私どもの局長も申しておりましたが、やはり、弊害はないのではないかとおっしゃられた場合の一つは金融閉塞の問題、そして、二つ目には保証人の意思の問...全文を見る
○金田国務大臣 畑野委員の御質問にお答えをいたします。  百二十年前に定められた後、現在まで維持された理由でございますが、民法の債権関係の規定は取引社会を支える最も基本的な法的な基礎でございます。したがって、その規定内容の見直しは、取引社会に多大な影響を及ぼすおそれがございます...全文を見る
○金田国務大臣 ただいまのお話を伺って、委員御指摘のとおりと思います。
○金田国務大臣 畑野委員のお話を伺って、非常に、私個人としましても、あってはならないこと、このように思っております。
12月13日第192回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○金田国務大臣 畑野委員の御質問にお答えします。  敷金と原状回復義務、それぞれに関します規定を設けた趣旨をお尋ねであります。  敷金の返還をめぐる紛争というものは日常的に極めて多数生じておるところでありまして、この一方で、この種の紛争に関しましては既に安定した判例が形成され...全文を見る
○金田国務大臣 委員の御指摘はいつも非常に示唆に富むものだなというふうに思っております。  そういう中で、次はいつかとなりますと、やはり社会経済情勢をどう受けとめるか、そしてまた、そういう法改正の必要性をどう受けとめるかというのが一般的にあるんだと思います。それに加えて、前にど...全文を見る