上川陽子

かみかわようこ

小選挙区(静岡県第一区)選出
自由民主党
当選回数7回

上川陽子の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
07月19日第148回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○上川委員 21世紀クラブの上川陽子でございます。  今回、選挙で静岡一区から初当選をさせていただきました。農林水産委員会に所属させていただきましての初めての質問でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  牛乳は、赤ちゃんからお年寄りまで、健康の糧として、学校、家庭...全文を見る
○上川委員 これから問題が長期化しないためにも、そして、風評被害が起こって消費者の牛乳離れが生じないためにも、本当に一日も早い安全宣言を必要とするわけでございますが、農林水産大臣としては、この問題に対しましてどのようにお考えなのか、一言お伺いさせていただきたいと思います。
○上川委員 今回の問題が本当に早期に解決するように、一致団結して取り組んでいただきたいというふうに思っております。  次に、雪印乳業の大阪工場製造過程におきましては、厚生大臣からHACCPの承認を受けているということでございまして、先ほど申し上げましたとおりでございますが、にも...全文を見る
○上川委員 次に、酪農家の生乳の生産過程の安全管理についてお伺いしたいと思います。  酪農家の皆さんは、日ごろメーカー側が酪農家に対しまして大変厳しい安全管理を要求してくるということでございまして、本当に努力をしているという現場の声をよく聞くところでございます。  現在、農林...全文を見る
○上川委員 酪農家の皆さんにとりまして、そうした検討が、結果が出てからではなくて、十三年の前にも絶えず情報が公開できるような形でぜひとも御努力いただきたいというふうに思います。  雪印製品の製造中止に伴いまして、独自にミニプラントを持ちます酪農家につきましては、独自ブランド製品...全文を見る
○上川委員 ミニプラントを用いながら自主ブランドの製品をつくっている、一生懸命企業努力をしている皆さんに対しまして、今のような状況の中で生乳が本当に十分に供給できるように、ある意味では、今までの物の考え方ではなく、緊急的な措置ということでぜひとも厚く回していただきたいというふうに...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○上川委員 二十一世紀クラブの上川陽子でございます。今回の選挙で静岡の一区から初当選ということで、法務委員会に所属をさせていただいての初質問ということでございますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  保岡法務大臣、そして上田総括政務次官の御就任おめでとうございます。本日...全文を見る
○上川委員 今規範意識の低下ということでおっしゃられたわけでありますが、そういう意味では、制度そのものを厳しくするというだけでは物の解決にはならないということでありますので、ぜひとも法務大臣としても、この規範をつくる、法律をつくるという観点の上でも、いろいろな視点の議論を十分に踏...全文を見る
○上川委員 そうした状況なんですが、就任以来、大臣は、少年法の適用年齢の引き下げということにつきましても幾たびか御発言をなさっていらっしゃったというふうに伺っております。  現在、少年法の適用年齢の引き下げということにつきましては三つの視点というのがあるということでございまして...全文を見る
○上川委員 十四、十五、十六あたりの年齢というのは、子供の成長の中でも本当に一番体としても精神的な面でも変化の激しい、非常に揺れている年齢であります。そういう面で、年齢の引き下げということにつきましては、本当にいろいろな観点から慎重に慎重に議論をしていかざるを得ないというテーマだ...全文を見る
○上川委員 被害者の立場の尊重ということと、それから抜本的な被害者の救済措置、こういう面ではどのような法制化ということについてお考えでしょうか。
○上川委員 今御発言の中で、先回出された少年法改正案は廃案になりましたけれども、次回の国会に向けて議員立法等の形でという形の御発言がございましたけれども、法務省としては、先回の少年法の改正案と同じものが次回にも出されるという形での認識でよろしいんでしょうか。
○上川委員 時間が参りましたので、これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
09月20日第149回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○上川委員 21世紀クラブの上川陽子でございます。  最後の質問ということで、よろしくお願いを申し上げます。  今回、私にとりまして、初めてクロイツフェルト・ヤコブ病に関する一連の報道あるいは調査データ、さらに患者さんとその家族の皆さんの様子を紹介したビデオも拝見させていただ...全文を見る
○上川委員 再度、今回のそうした問題についてカルテの保存を要求していただけますでしょうか。御指導いただけますでしょうか。改めて、そのような行動をしていただけますでしょうか。
○上川委員 手術をなさった患者さん、御家族の方にとりまして、大変深刻なカルテでございますので、ぜひともカルテの保存を御指導いただきたいというふうに思います。  次に、厚生省が作成したクロイツフェルト・ヤコブ病の診療マニュアルによりますと、医療機関における患者への対応として、患者...全文を見る
○上川委員 ただいまの厚生省の方の御指導と現場の間にはかなりのギャップがあるようにお見受けします。私も、患者さんの方の代弁の皆さんの声を聞くところによりますと、確かにそうした指導はあるけれども、現場では徹底していないというように理解しています。その点につきまして、これからどのよう...全文を見る
○上川委員 今の御発言の中に、いつごろというところでまだはっきりしていないのですが、いつごろそうした明確な方針を決められるのでしょうか。
○上川委員 今、ヤコブ病患者の御家族の皆さんにとりまして、この差額ベッド代を含めまして、治療、介護にかかる費用の負担は大変大きな重荷になっています。受け入れ機関であります医療機関が住まいから遠く離れている場合が非常に多いということで、毎日介護する御家族にとりましては、滞在費や交通...全文を見る
○上川委員 私自身の家族にヤコブ病の患者が発症したということではないので、どの程度ということについては第三者的にはなかなか実感がわかないわけでありますが、本当に患者の皆さんと御家族の方の立場に立って、今どの程度の経済的な負担を抱えながら頑張っていらっしゃるのか、ぜひとも個別に具体...全文を見る
○上川委員 ぜひとも、その点につきまして、精神的にも経済的な負担にも耐えられるように厚く対応していただきたいというふうに思います。  現場のいろいろな声の中で、病院がヤコブ病患者の受け入れを渋るケースがあるということでございますし、また、長期入院の場合に暗に退院を促されたケース...全文を見る
○上川委員 啓蒙活動あるいは診療報酬のいろいろな制度等の変更ということでありますけれども、一たん決めた後、それで制度ができたあるいは政策ができたということで済むのではなくて、その後その政策がやったことが効果があるかどうか、あるいは現場に照らしてそれが十分に意味のあるものであるかど...全文を見る
○上川委員 裁判の行方ということにとどまらず、ぜひとも、厚生大臣みずから先頭に立ちまして、過去のこの問題に対しまして徹底した積極的な調査をお願いしたいというふうに思う次第でございます。  以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月10日第150回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○上川委員 21世紀クラブの上川陽子でございます。  質問に先立ちまして一言申し上げます。  本国会は、冒頭から参議院比例代表制への非拘束名簿式導入問題に端を発し、野党不在のまま重要法案の審議が始まるという異常事態となりました。国民生活に深くかかわりのある少年法の改正の審議が...全文を見る
○上川委員 現行の少年法でも、死刑、懲役または禁錮に当たる罪の事件につきまして刑事処分を相当と認めるときに限定して逆送が規定されるということでありますが、現在の少年犯全体として、逆送率としてはどのくらいでしょうか。  また、そのうち、今おっしゃった殺人、強盗致死、強姦、放火とい...全文を見る
○上川委員 今の数字のことなんですけれども、三・五、凶悪犯でも四・四の逆送率ということで大変低い水準であるというふうに思うわけでございますが、では家庭裁判所ではどのような判断で逆送の決定をしているのか。殺人、傷害致死で逆送にしなかった理由として、どういうことが挙げられるのか。その...全文を見る
○上川委員 ちょっと今数字がわからなくなったんですけれども、平成十一年の全体の逆送率は三・五%ですよね。それで、凶悪犯が四・四%、殺人の場合には今二三・四%とおっしゃって、傷害致死の場合には四・五%ということなんですが、間違いございませんでしょうか。殺人の場合は二三・四%で間違い...全文を見る
○上川委員 先ほど杉浦先生の方からの御指摘の中で、逆送の数が非常に少ないということについて、家庭裁判所の審判に何か甘いところがあるのじゃないかというような御指摘の評価がちょっとあったと思うんですけれども、これにつきましてどのような見解をお持ちでしょうか。
○上川委員 今回の改正案では、十六歳以上の刑法犯で故意に死亡に至らしめた罪の場合、原則逆送が適用されるということになるわけでありますが、今の現状も踏まえて、本改正案において原則逆送を規定化する趣旨ということにつきまして提案者の御意見を伺いたいと思います。
○上川委員 今回の改正案では、死に至らないまでも、植物人間あるいは寝たきりになるなど、死に匹敵するようなケースについては特段の規定がございません。こうしたケースにつきましてはどのようにお扱いになりますでしょうか。
○上川委員 今回の法改正案の中に原則逆送ということが盛り込まれたわけでございますが、考え方や意義ということにつきましては本当にいろいろな幅がございまして、やはり国民にとってわかりやすい形でもっともっと説明をしていただきたい、こんなふうに思っております。  そういう上で、次の質問...全文を見る
○上川委員 現在、少年刑務所においての矯正教育の実態ということで見た場合に、少年院の場合と比べましてどのように違いがあるのかあるいはないのか。また、再犯を未然に防ぐために、今後、少年を矯正していく観点からより内容を充実したものに改めていくということについて、少年院の場合にはそうし...全文を見る
○上川委員 日本の少年院の矯正教育というのは大変評価が高いというふうに承っておりまして、そういう意味で、少年刑務所においても、再犯の防止という観点からも、その部分について厚いプログラムを今まで以上に実施していくということが大切ではないかというふうに考えておりますので、よろしく御検...全文を見る
○上川委員 少年法で今回初めて明文の規定を設けるわけでありますが、趣旨とか保護者の役割というのはこれまでも十分認識されていた点であると思いますけれども、現行の少年法においては、保護者の責任のあり方につきましてどのような規定がなされているのか。また、具体的に、保護者に対しこれまでど...全文を見る
○上川委員 今、既に働きかけをしていらっしゃるということなんですが、それに対して保護者の側はどのような反応というか、していらっしゃるのかについてもお願いいたします。
○上川委員 今御指摘のところは、家庭裁判所の手続上のところでのかかわりということなんですけれども、裁判所の決定がなされた後の少年の更生教育段階においては、保護者に対しましてどのような働きかけをしていらっしゃるのか。また、働きかけた後、実際に実行していらっしゃるかどうかというチェッ...全文を見る
○上川委員 最後の質問ですけれども、被害者への配慮の充実ということでございます。  前回提出されました政府案と比べまして、今回の場合には、被害者等の申し出によります意見聴取と被害者等に対します記録の閲覧及び謄写が加えられています。被害者及びその家族の立場により配慮した内容となっ...全文を見る
○上川委員 少年法の改正に際しまして、立場によってさまざまな意見が出され、また、賛成、反対のそれぞれの立場からの議論が行われております。仮に、議論を通じて少年法のあるべき姿につきまして世論が形成され、それが社会規範の醸成に結びつくのであれば、こうした議論が大変有意義なものになると...全文を見る
10月12日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
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○上川委員 21世紀クラブの上川陽子でございます。  今、民主、自由、共産、社民ということで、各先生方の御質問を飛び越しまして、最後の質問ということでございますので、よろしくお願い申し上げます。  今回、二つのテーマにつきまして質問させていただきたいと思うのですが、まず一点と...全文を見る
○上川委員 なかなか自己採点は難しいということでございますけれども、国民生活に非常に密着したテーマでございますので、これをうまく浸透させていくためにも厳しい自己採点をしていただきまして、そういう姿勢で臨んでいただきたいというふうに思っております。よろしくお願い申し上げます。  ...全文を見る
○上川委員 現場の声に耳を傾けるという意味では大変厚くしていらっしゃるということでございますけれども、訪問していろいろな声を吸い上げるということだけではなくて、何かシステムとしてきちっと、たくさんの自治体の皆さんの御努力というか、問題点が吸い上げられるような取り組みをしていらっし...全文を見る
○上川委員 この間に私もいろいろ施設を見学させていただきまして、本当に感じることは、介護がいい状態で行われるための最大のかぎは、現場で介護を支えるスタッフの人の思いとその行動次第だということでございます。つまり、介護の人材ということであります。  ある施設では、おむつをかえると...全文を見る
○上川委員 それでは続きまして、健康づくりにつきまして御質問させていただきます。  今、医療費、とりわけ老人医療費も大変膨大な金額になっておりまして、国会の審議の中でも、健康保険法等の改正におかれてもそうした趣旨があるわけでございますけれども、これから二十一世紀の日本というのは...全文を見る
○上川委員 今のお話の中で、今回は三回目ということなんですけれども、前回のものと比べまして、多分数値目標を設定なさったというのがかなり大きな、目に見える目標設定ということで大事な点だというふうに承りました。  これまで数値目標を具体的に設定して成果があったというか効果があった事...全文を見る
○上川委員 もう一つは寝たきり老人ゼロ作戦ということでございますけれども、一九九〇年度から健康づくり対策ということで進めてこられたということでございます。  日本は寝たきり老人の数が非常に高いということで、よく北欧などと比べられるわけでありますが、十年前にゼロ作戦に取り組まれた...全文を見る
○上川委員 時間が来たのですが、最後の質問で、よろしくお願いします。  二十一世紀、個人が自分の健康に責任を持つ時代であるということでありますけれども、個人の健康管理の一番の基本は、みずからの健康情報を自分で把握するという制度にあると思います。  現在、個人の健康情報というの...全文を見る
○上川委員 ありがとうございました。これで質問を終わらせていただきます。
10月13日第150回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○上川委員 21世紀クラブの上川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今、お三人の方のお話を伺いまして、本当にこの問題を通して私たち大人の社会の一番のひずみということについて深く考えさせられました。そういう中で少年法の改正ということをするわけでございますので、その点...全文を見る
○上川委員 さきの法律案と今回の違いということのもう一つとして、十六歳の原則逆送を追加したという点でございますけれども、今、少年法の逆送の比率というのは極めて低いということでありまして、法制審議会で御検討された手続規定の変更ということによって家庭裁判所の裁判の裁量の範囲が広がると...全文を見る
○上川委員 私は、この間の質問のときに、今度は原則逆送の対象となる犯罪ということで、死に至らしめるという部分の規定が、死に匹敵する、例えば植物人間になるとか、本当に身体が不自由になってほとんど一人では生活できないというような、そういう部分につきましてはどういう扱いをという御質問を...全文を見る
○上川委員 今回の法律の中では、さきの法案と違いまして、保護者の責任の明確化ということを明示しております。子供を育ててきた長い過程というか十数年の過程の中で、親子の関係が非常に大事な点をうまく成長のところに乗せられなかったということについては、保護者の役割というのは物すごい大きな...全文を見る
○上川委員 今、千葉先生のお話の中で、少年院の中でのかかわりということに対して、篤志の面接指導官ということで大変御苦労しながらも、大変いいお仕事をしていらっしゃるということを伺いました。  少年院の場合には再犯率というのも日本の場合には非常に低いというふうに伺っているのですけれ...全文を見る
○上川委員 時間が来ましたので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月17日第150回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○上川委員 21世紀クラブの上川陽子でございます。  本日は、参考人の諸先生方には、大変貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。十五分ということですので、早速質問に入らせていただきたいと思います。  まず、森田先生にお伺いいたしますけれども、少年法の歴史というこ...全文を見る
○上川委員 その規定を明文化するということについて、今回の少年法に入れるわけでありますけれども、そのことは今までの少年法の理念と照らしたときに何の問題もないというふうにお考えなのかということについて、ちょっと補足的にお願いいたします。
○上川委員 原口先生にお尋ねいたしますけれども、今の少年法で逆送制度というのがあるわけでありまして、逆送の率というのは全体的にも極めて低い、しかも凶悪犯罪につきましても、この間の当局の方の発表ですと四・四%、そのうち殺人は二三・四%で傷害致死が四・五%、こういう形で凶悪犯罪でも逆...全文を見る
○上川委員 逆送率が低いという理由の中に、精神的な鑑定をして、それに対しての疾患というか問題があるというような判断があったときに、逆送をしないというケースが出てくるのか。犯罪と精神的な問題というものの間に、特に凶悪犯罪の場合には精神的なトラブルが多いというようなお子さんが多いとい...全文を見る
○上川委員 ありがとうございます。  改正法によりますと、原則逆送という規定がございまして、そうなりますと少年刑務所送致が現状よりもふえるということが予想されるわけでございますけれども、少年刑務所の目的というのが少年の矯正というよりも刑の執行というところに重点が置かれているとい...全文を見る
○上川委員 時間が来ましたので終わらせていただきます。本当にありがとうございました。
○上川委員 21世紀クラブの上川陽子でございます。  参考人の皆様には、それぞれのお立場から大変貴重な御意見を賜り、本当にありがとうございました。とりわけ、被害者の遺族の児玉参考人また土師参考人の、大変心の痛む事件の中での心の葛藤とか、またお子さんの死をむだにしたくないという思...全文を見る
○上川委員 知る権利ということにかかわりまして、少年の審判の過程だけではなくて、更生段階の中の加害少年の動き、あるいはその少年が更生を終わった後に社会に復帰した後のところの状況について、被害者のお立場から、知る権利として認めてほしいというか、知りたいというようなお気持ちというのは...全文を見る
○上川委員 ありがとうございます。  今回の少年法の改正の中に初めて保護者の責任を明確化するという項目が設けられまして、私も、親という立場から、年齢はともかくとして、子供がそういう罪を犯した場合には、ともにその罪と向き合って、そして、更生していく過程の中で責任を持ってかかわって...全文を見る
○上川委員 ありがとうございます。  河上先生にお伺いいたしますけれども、先ほど、中学校の現場の子供たちの様子というものをこの十年間の大きな変化ということで聞かせていただきまして、本当にどこの中学校でも、あるいは小学校の高学年ですら起きているような状況が見えるわけであります。 ...全文を見る
○上川委員 ありがとうございました。大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  これで終わります。
10月20日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○上川委員 21世紀クラブの上川陽子でございます。  重要法案の審議に御質問をさせていただく機会をいただきまして、ありがとうございます。  事前に二法案につきまして八問質問をさせていただくお願いをいたしましたけれども、健康保険法の改正につきましては、既に御回答いただいている部...全文を見る
○上川委員 看護婦の配置につきましてはある程度満たされているということでございますが、医師につきましては非常に低いということで、一般には余りよく私ども国民には知られていないところだと思うんですけれども、今回、看護婦さんの配置基準の引き上げということに対しましては賛成でございますけ...全文を見る
○上川委員 基準を変えてもそれが守られていないのでは意味がないということでございますので、今後法律という形の中での基準の遵守が進むことに大いに期待してまいりたいと思っております。  次に、医療における情報提供の推進という、今回改正のもう一つの柱につきましてお尋ねを申し上げます。...全文を見る
○上川委員 今インターネットでの公表ということも含まれているということでございますけれども、本当に、ITを使いまして簡単に、技術的にも細かな情報も公開できるという技術は整っておりますので、ぜひとも患者の観点から自主的な公開がもっと進むように、また、評価する対象の機関が広げられます...全文を見る
○上川委員 なかなかデリケートな情報でございますので、慎重に、なおかつ、本当に質の向上につながるような改善に向けての御努力をお願いしたいというふうに思います。  それから、医療機関の中でもとりわけ国立機関、国立病院・療養所の医療事故対策についての取り組みにつきましてお尋ねさせて...全文を見る
○上川委員 今御回答の中に、事故防止マニュアルというのが既にかなり検討されて整備されているということでございますけれども、それの民間の方への応用ということで取り組まれているということですが、これはどの程度の状況で普及しているのかということについてちょっと補足的に御説明いただきたい...全文を見る
○上川委員 ぜひともそのマニュアルが生かされるように御指導いただきたいというふうに思います。  最後に、厚生大臣にお尋ねをいたします。  医療事故防止に対しまして、現場の取り組みへの期待が非常に大きいわけでありますけれども、同時に、今の国立病院での率先した取り組みのような形で...全文を見る
○上川委員 時間が参りましたので、これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月27日第150回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○上川委員 21世紀クラブの上川陽子でございます。  きょうは、お三人の参考人の皆様には、大変貴重な御意見をいただきまして本当にありがとうございます。とりわけ岡崎参考人につきましては、本当に息子さんの死と長い間向き合ってここにまで至られたというお話を伺いまして、涙なしに聞けない...全文を見る
○上川委員 今のお話の中で、数が足りないとかあるいは忙し過ぎてという話がございました。  もう一度お伺いしますけれども、忙しさの余りにちょっと事実認定とかそういうところで置き去りにされているようなことが、人数が足りれば十分に可能であるというふうにお考えでしょうか。
○上川委員 ありがとうございました。  岡崎参考人にお伺いさせていただきます。  一番初めの御意見を申される中で、学校の先生あるいは周囲の大人の皆さんが大変無関心であるというような御指摘がございました。今回の法律の改正には、少年及び保護者の責任というのも明確にするという点でこ...全文を見る
○上川委員 ありがとうございます。  今、学校を含めて周囲の保護者の対応ということなんですけれども、斎藤参考人にお伺いしますが、先ほどの初めの御意見の中に、保護者の責任のところについては全く触れていらっしゃらなかったのですけれども、今のようなお話も含めまして、少年法の改正の中に...全文を見る
○上川委員 まだまだ伺いたいのですけれども、時間がないので、最後に寺尾参考人にもう一点お伺いさせていただきます。  今、一連の議論の中で、統計的なデータとか、あるいは先ほどの中では現場の声という形でおっしゃっておりましたけれども、五十年の長い少年法の歴史の中で、事例ごとに個別的...全文を見る
○上川委員 時間が来ましたのでこれで終わらせていただきますけれども、少年法の改正が少年非行の本当の一部にかかわる部分だということは、十分に皆さんの共通した認識であるというふうに思っております。ぜひとも教育とかほかの面につきましても広げて議論が進むように頑張らせていただきますので、...全文を見る
10月31日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○上川委員 21世紀クラブの上川陽子でございます。  今回の医療法改正の中での医療従事者の配置基準につきまして、糸氏先生にまずお尋ねさせていただきます。  現在でも、医者あるいは看護者などの人員配置につきましては基準を満たしていないという病院が大変多く存在するということで、せ...全文を見る
○上川委員 今回の改正の中で、療養型と一般型という形で分けるという措置はきちっととられるわけですけれども、それによって、医療従事者の数ということにつきましても、看護婦の場合にも変わってくる。引き上げられるということもありますが、今回の改正で、今の、基準を満たさない、達成状況が悪い...全文を見る
○上川委員 行天先生にお伺いいたします。  今現在の人員配置基準というのは最低の基準であるというような御指摘がございます。先ほど糸氏先生の方から、あるべき姿として、患者さん一人一人に対して個別的に看護体制をとることが望ましいのではないか、現実はなかなか厳しいわけですけれども、そ...全文を見る
○上川委員 ありがとうございます。  それでは、松本先生にお伺いいたしますけれども、先ほど医療の質の向上という観点から五項目の御指摘がございまして、その中の一つとして、情報の共有化という御指摘がございました。  今回の改正の中でも、医療における情報提供ということを推進していく...全文を見る
○上川委員 大変厳しい実態ということで受けとめさせていただきたい。ありがとうございます。  医療機能評価のマニュアルの中に、医療事故に関しての対応とか姿勢とかという項目が幾つか入っているんですけれども、これにつきましては、もっと厳しいというか、細かく診断してチェックすべきではな...全文を見る
○上川委員 この医療機能評価機構の評価の各細目については、情報開示という形について自主的な判断に任せるというような話がございますけれども、今現在、御自身の病院で行っていらっしゃるいろいろな形での改善あるいは対応ということについて、自主的に開示をするということについてはどのようにお...全文を見る
○上川委員 医療事故で今取り組んでいらっしゃることに対してです。
○上川委員 時間が来ましたのでこれで御質問を終わらせていただきます。本当にありがとうございました。
11月01日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○上川委員 21世紀クラブの上川陽子でございます。  本日の委員会の最後の質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず、今回の健保法、医療法の改正が構造改革を伴う医療保険制度の抜本改革のための前向きな一歩となるよう強く切望することを申し上げまして...全文を見る
○上川委員 医療の質を高める方法として、競争を通じて病院が自主的な努力をするよう促すことも重要ではないかと考えております。医療の特性ということもございますが、医療における競争ということに対しまして大臣としてはどのようにお考えでしょうか。
○上川委員 今大臣のお話のとおり、医療においては他の分野で見られるような自由競争はできないという基本的なお考えだということでございますけれども、そのことは、医療の面で大変特殊な場合もあるということで十分理解はできるわけでございます。  例えば、公的な病院の場合には政策医療、私的...全文を見る
○上川委員 次に、国立病院についてお尋ねをさせていただきます。  国立病院の場合に、国の方針を率先して実行していくということにつきましては、先回の委員会でも医療事故に対する取り組みということで御質問させていただきましたけれども、情報公開ということにつきましてどうした取り組みをし...全文を見る
○上川委員 ぜひとも、そのような情報につきましてはまたきめ細かくいただきまして、次の独立行政法人に移行する段階でうまくスムーズにいくようにしていただきたいというふうに思っております。  次に、前回の質問で、患者にとってよりよい医療機関、サービスの選択を可能にしていくための方法と...全文を見る
○上川委員 昨日の松本参考人のお話によりますと、広告規制が緩和されたとしても、評価の結果については広告に載せるに足る内容ではないというような御指摘もございました。そういう意味では、既に四百近い医療機関がこの審査の対象になり、また認定証をとっているということではございますけれども、...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○上川委員 21世紀クラブの上川陽子でございます。きょうは、人権という大変大きな課題につきまして質問をさせていただく機会をいただきまして本当にありがとうございます。  日本の社会というのは、同質な文化風土を持つゆえに、異なるものを排除する傾向が強い社会だというふうに思います。そ...全文を見る
○上川委員 積極的に取り組んでいらっしゃるということでございますけれども、国連関係の人権関係の条約は二十四本ある中で、日本が批准しているのは十本ということでありまして、その中には制度的なものとかいろいろな考え方の違いで批准ができないというものもあるとは思いますけれども、日本として...全文を見る
○上川委員 あと二問具体的なことにつきましてお伺いいたします。  企業活動の国際化が進むにつれて、私の地元静岡県でも、年々自動車工場等で働く外国人がふえ、異文化の子供たちが地元の学校に通い、また国際結婚もふえているという状況でございます。そうした中で、内なる国際化の影の部分とし...全文を見る
○上川委員 もう一つ具体的なことでお伺いいたしますけれども、数カ月前に、ある民放テレビで報道された番組なんですけれども、不法入国しようとした外国人を強制退去させるまでの扱いにおいて、暴行等のあるまじき行為をしていること、また帰国後、そうしたケースの場合に訴訟を起こしている方もいら...全文を見る
○上川委員 時間が来ましたので質問は終わりますけれども、国際交流がふえまして、そうしたケースが非常にふえてくるということでございますので、ぜひともきめ細かな行政をお願いしたいというふうに思います。  ありがとうございました。
11月17日第150回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○上川委員 21世紀クラブの上川陽子でございます。きょうは、最後の質問ということで二十分いただきましたので、どうぞよろしくお願いをいたします。  今回質問するに当たりまして、少しデータを調べさせていただきました。昨年の自己破産件数ということで、十二万件を超えているというところで...全文を見る
○上川委員 利用者というのは一般の個人ということでございますので、本当にわかりやすい形で、また御説明をいただけるようなパンフレットとかいろいろなものを整備していただきたいというふうに思っております。  二番目に、今回の個人再生手続につきましては、従来の破産免責手続との関係につき...全文を見る
○上川委員 小規模の個人再生手続におきましては、その要件といたしまして、継続的にまたは反復して収入を得る見込みのあることというのが要件に挙げられております。  主婦の場合におきましては、夫に内緒でお金を借りまして、そしてそのうちにいろいろ多重化しながら、最後は夫の収入で返済を迫...全文を見る
○上川委員 次に、個人再生手続については、通常の民事再生手続と異なりまして、簡易迅速ということで、いわゆる厳格な債権調査手続を行わないこととされているわけでございます。そのため、届けられた債権額はあくまで手続内においての確定ということで、実体的には確定していないということであろう...全文を見る
○上川委員 次に、個人再生委員についてお尋ねをいたします。  個人再生委員というのは、裁判所の補助的な機関として選任されることとなっておりますが、その選任される場合の基準あるいはケースにつきまして、どのようなところでございましょうか。
○上川委員 今のような基準あるいはケースで選任された個人再生委員の金額、費用のことにつきまして、どの程度の金額を想定していらっしゃいますでしょうか。また、そのような金額でこの職務を担うことのできるというか、職能を担うということで、どのような方を想定していらっしゃるのか、お答え願い...全文を見る
○上川委員 そういう職能を担うということで、どういう方にお願いをするのですか。
○上川委員 そうすると、金額的には数万から十数万、数十万、あるいは司法書士の先生方も含めてというような形でお考えになっているというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○上川委員 その司法書士の先生方からちょっとこういう御指摘がございました。  司法書士は破産調停等の実務を担っている実績があるので、申し立てにつきましてもかなりかかわっていくはずである。個人再生委員の費用が少額、先ほど数万から十数万、数十万という金額でございましたけれども、少額...全文を見る
○上川委員 その資料提供ということに関しまして、もし債権者の方で資料提供を拒否するというようなことがございましたときに、何か罰則的というか、それを担保するような実効的な措置というのはとられていますでしょうか。ちょっと、追加で恐縮でございますけれども、お願いいたします。
○上川委員 私のお願いしました質問は以上でございますけれども、先ほど一番初めに、多重債務者の場合に百五十万から二百万の方がいらっしゃるんじゃないか、あるいはそれ以上の方がいらっしゃるんじゃないかということで、本当に個人の問題については簡易な形でのこうした手続が広く使われるように、...全文を見る