上川陽子

かみかわようこ

小選挙区(静岡県第一区)選出
自由民主党
当選回数7回

上川陽子の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第204回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 現在開発をしているこのオリパラ向けのアプリということでありますが、それをどのように運用をするのかということについては、出入国在留管理庁を含めまして、内閣官房、外務省及び厚生労働省等の関係省庁、今調整をしているという状況でございます。  その先の、多分問...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 出入国をする際におきまして、どうした、どのようなシステムを、入国の段階で審査するかということも含めまして、その運用をどうするか、基本は安全、安心に入っていただく水際対策ということでありますので、そうした趣旨の中で検討を更に進めてまいりたいというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) こうしたアプリが実際に実行可能なものにするためにどうしたらいいのか、この義務化の問題も含めまして検討をしているという状況であります。  その際の、先ほど申し上げたように、その基準の在り方として、法的な問題としてはその入管法の五条第一項の第十四号、これに...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいまの委員の御指摘もございます。そうしたことも含めまして、関係省庁としっかりと検討してまいりたいというふうに考えております。
○国務大臣(上川陽子君) アプリの開発をどのようにするかということ、これは、先ほどデジタル担当大臣の方からの、今開発中ということで、様々な要素を含めながらということであります。そうした、どういうものを開発するか、さらにそれをどのように運用して入管のところでどういうふうな対応をして...全文を見る
02月05日第204回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○上川国務大臣 今、委員の方からお尋ねのスパイ行為等ということでございますが、その意義がなかなか明らかでないということでございますので、お答えすることが困難でございます。  なおということで、一般的に申し上げると、スパイ活動とは、相手や敵の様子をひそかに探る活動を意味するものと...全文を見る
02月09日第204回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○上川国務大臣 大口委員から今お話がございました戸籍法に係る事案でございますが、戸籍法では、施行規則の第五十六条におきまして、婚姻届書に当事者の父母及び養親の氏名を記載すると規定しております。そして、施行規則の附録に定めます婚姻届の様式におきまして、父母欄には実父母を記載し、その...全文を見る
○上川国務大臣 養育費の不払い解消に当たりましては、子供の生活や未来を守る観点から喫緊の課題であると認識をしております。  御党からは、この問題に関しましてのプロジェクトチーム、大口委員が座長をなさっている、この提言書として、昨年の九月、十二月に、二度にわたりまして貴重な御提言...全文を見る
○上川国務大臣 簡単に、はい、分かりました。  いずれの項目につきましても、前向きにし、また、調査が必要なところについては積極的に調査を重ねて、問題の解決を図ってまいりたいというふうに思っております。  今後とも、様々な関係省庁ともしっかりと連携しながら、法務省としてもスピー...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員御指摘でございますが、私自身は、菅内閣におきまして二人の女性閣僚の一人ということでございます。女性の様々な分野においての活躍ということについては、最も遅れているのが政治分野ということでございまして、その意味で、私自身もロールモデルになり得るようにしっか...全文を見る
○上川国務大臣 社会のあらゆる分野におきまして、二〇二〇年までに、指導的地位に女性が占める割合を少なくとも三〇%にするという二〇二〇・三〇、これは男女共同参画社会実現のための一丁目一番地の数値目標として掲げ続けて、社会全体として努力をしてきたところでございます。  実態を見ます...全文を見る
○上川国務大臣 この男女共同参画に関わる意識とその表明の仕方、発言の内容につきましては、それぞれの一人一人のお考えに基づいて行われるものでありますので、私の方からそれについてコメントをすることがなかなか難しいことではありますが、やはり、こうした社会全体の意識改革をしていくためには...全文を見る
○上川国務大臣 まず、会長の続投の可否につきましては、公益財団法人であります組織委員会で判断されるべき事柄でございますので、法務大臣として答弁をすることにつきましては差し控えさせていただきたいというふうに思います。  私、今回の発言を伺いまして、先ほど来のお話にあります二〇二〇...全文を見る
02月10日第204回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○上川国務大臣 令和三年の一月二十一日の午前零時から緊急事態解除宣言が発せられるまでの間、レジデンストラック及びビジネストラックの下で発給済みの査証による入国は原則不可となりました。もっとも、当該査証で一月二十日中に到着をし、所要の入国手続を経た後、翌二十一日に上陸許可を受けた者...全文を見る
○上川国務大臣 大変失礼いたしました。  通告につきまして、少し情報が、やり取りがちょっと十分でなかったということでございます。  一月の十四日に、水際につきましては、受入れにつきまして一時停止をするということになりましたが、一週間ということで、この間、ビザを発給した者につき...全文を見る
○上川国務大臣 緊急事態宣言の解除をするまでの間ということではございますが、その際の水際対策の在り方につきましては、緊急事態宣言を解除する際に、国内外の感染状況につきまして見極めつつ、政府全体で最終的に判断をすることになります。自動的に、解除されたからといって入国が、それも解除す...全文を見る
02月15日第204回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○上川国務大臣 先ほど、ちょっと総理の方の御答弁を聞いておりまして、私は、両性の同意の下で一つの氏を名のるという意味では、男性の氏を名のっても女性の氏を名のってもよろしいという、その意味での自由、御夫婦での考え方ということをベースにした制度になっているということについては、これは...全文を見る
○上川国務大臣 そういったことも踏まえまして、これから大いに議論をしていく、そうした風土をつくっていくことが何よりも大事であるというふうに考えております。
02月25日第204回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○上川国務大臣 令和三年度法務省所管等予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  法務省は、法秩序の維持、国民の権利擁護などの任務の遂行を通じて、国民の皆様の安全、安心な生活を守るとともに、国民生活を取り巻く状況の変化に応じた新たな政策課題に取り組むため、現下の厳しい財...全文を見る
○上川国務大臣 今委員御指摘いただきましたとおり、昨年の七月の欧州議会におきましても日本における子の連れ去りに関する決議が採択されるなど、我が国の家族法制等について、国内のみならず海外からも様々な御意見が寄せられていると承知をしております。  父母の離婚に伴う子の養育の在り方等...全文を見る
○上川国務大臣 委員からは、平成三十一年二月におきましても、静岡地方法務局藤枝支局管内における公証役場の設置に向けまして、この場でも質問を私はお受けしたところでございます。  法務省といたしましても、利用者にとっての利便性、また公証業務の効率等の観点からも、継続して検討してまい...全文を見る
○上川国務大臣 あくまで一般論ということで申し上げるところでございますが、司法権を担う裁判所の人的体制が充実し、それによりまして、事件の適正迅速な処理が促進され、また国民の皆様の司法アクセスが一層向上していくということ、大変重要なことであるというふうに認識をしております。  他...全文を見る
○上川国務大臣 先ほど出入国在留管理局の方から次長が御報告いたしましたけれども、名古屋の出入国在留管理局静岡出張所の職員数につきましては、令和三年度の予算案におきまして、入国審査官二人の増員が計上されているところであります。その結果として、出張所につきましては合計二十九名となると...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員から御質問が幾つかの切り口でなされたところでございます。  憲法上の、二十四条一項に係る件でありますが、同性婚を事実上、憲法上想定されていないということについて、当事者双方の性別が同一である婚姻の成立を認めることについては憲法上想定されていない、その...全文を見る
○上川国務大臣 今委員の方から御紹介をいただきました方々についてのそうした思いについては、本当にそうした思いにしっかりと寄せていくということが非常に大事だというふうに改めて思う次第でございます。  同性婚を認めるか否かということについて、このことについては我が国の家族の在り方の...全文を見る
○上川国務大臣 ただいまの御質問でございますが、しっかり検討してまいりたいというふうに思っております。
02月26日第204回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
議事録を見る
○上川国務大臣 御質問でございますが、現在、法務省におきまして、性犯罪に関する刑事法検討会が開催をしております。その検討会の中で、準強制性交等罪の心神喪失、抗拒不能の要件の在り方でありますとか、また、御質問がございました地位、関係性を利用した犯罪類型の在り方についても論点として挙...全文を見る
○上川国務大臣 委員から御指摘がございましたこの性犯罪、性暴力でありますが、人の尊厳に関わる大変重要な案件でございまして、この侵害、また、その傷が長期間にわたりまして重大な苦痛を与え続けるということでございます。医師等がその立場や患者の脆弱さを悪用して性的行為に及ぶことは、あって...全文を見る
○上川国務大臣 様々な困難を抱えていらっしゃる外国人の方々の相談にしっかりと応じるということは極めて重要なことだと思います。相談しやすい体制づくりということが大変大事ですし、また連携をしていくということも極めて大事であるというふうに考えております。  地方公共団体が運営する一元...全文を見る
○上川国務大臣 今回の新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして様々な特例の措置を設けているところでございます。そうした実態のデータもしっかりと収集しながら、その分析、評価を加えた上で、また様々な御支援につきましても検討していきたいというふうに思っております。  今の制度につき...全文を見る
○上川国務大臣 外国人の労働者の方々がこの日本の国で働くということでありますが、日本の労働関係法令等に関する知識が必ずしも十分ではない場合が多いというふうに思っておりまして、労働条件等に関する問題が生じやすい状況がございます。  政府といたしましては、外国人材の受入れ・共生のた...全文を見る
○上川国務大臣 制定しました損害賠償命令制度につきましては、この運用に当たりまして、被害の当事者の方々、またそれを支える支援の皆様がこの制度を活用するということを念願に運動をされて実現したものでございまして、その実態についてはなかなか難しい状況ではございますが、しっかりこの制度を...全文を見る
○上川国務大臣 今年は、犯罪被害者等基本法が制定されまして十七年目になります。また、新たな基本計画が策定をされる年でもございます。犯罪に巻き込まれた方々、また御遺族の方々、御家族の方々の苦しみ、また、その後平穏な生活に戻るまでの間支援をし続けるという内容を盛り込んだ基本法でござい...全文を見る
○上川国務大臣 是非お会いをさせていただきます。
○上川国務大臣 新たな被害者を生まない、また、国民にとって安全、安心な社会を実現するためには、委員御指摘のように、犯罪をした者等の再犯を防止するということは特に重要であるというふうに考えております。  犯罪をした者等の立ち直りを支援することは、持続可能な開発目標であります、誰一...全文を見る
○上川国務大臣 法務省におきましては、一連のオウム真理教関連事件につきまして、それらの刑事参考記録を総体として将来に受け継ぐために、刑事裁判記録の法定の保存期間が満了した後も刑事参考記録として期限を定めず保存することとしたところでございまして、これは、今委員御指摘のように、平成三...全文を見る
○上川国務大臣 一連のオウム真理教関連事件につきましては、前例を見ない重大な事件でありまして、その刑事裁判記録等は、今後二度とこのような事件が起こらないようにするための調査研究の重要な参考資料ともなり得ることでございます。その刑事裁判記録等を将来の世代に確実に受け継いでいくことが...全文を見る
○上川国務大臣 確定した刑事裁判の記録の一般公開の在り方ということの御質問に係ることでございますが、開示の在り方につきましては、公開の要請と関係者の名誉、プライバシーの保全、保護等の利益とが調和したものである必要があるということでございます。  先ほど御指摘の刑事確定訴訟記録法...全文を見る
○上川国務大臣 全ての制度は絶えず検証を加えて、そしてよりよいものにしていく、そうした姿勢を私自身持っておりますので、この件につきましてもそうした姿勢で臨みたいと思います。
○上川国務大臣 今般新たに刑事参考記録として指定されるべき記録が、より一層適切に指定されて、更に保存されるようにするために、指定の在り方につきましての改善をすることといたしました。  具体的に申し上げますと、まず、刑事参考記録に指定する事件の類型につきまして、検察審査会において...全文を見る
○上川国務大臣 今般、有識者を選定するに当たりまして、私から事務方に対しましては、中長期的に、法務省、検察の内部からでは必ずしも気づかない多角的な視点が指定の判断に反映されるようにということでありまして、特定のお立場にある外部の専門家の方に継続的に御関与いただくとともに、国立公文...全文を見る
○上川国務大臣 今、人選中ということもございますが、確定した方ということでお名前を挙げさせていただきますと、法務省特別顧問につきましては、井上正仁氏でございます。また、今般、御協力をいただく法制審議会の委員といたしまして、佐伯仁志様と大沢陽一郎様ということであります。  現在、...全文を見る
○上川国務大臣 大事な点は、しっかりと、内部の判断ではなく、外部の目線を入れて、多角的な視点で判断をしていく、また御審議いただくということでございますので、人選につきましては、私は柔軟に対応してまいりたいと思いますし、また、ジェンダーにつきましても、バランスをしっかりとつくってい...全文を見る
○上川国務大臣 これまでは、国内外の感染状況等を見極めつつ、国民の健康と命を守り抜くことを最優先に、水際対策について不断の検討を進めてきたということがございます。  そうした中におきまして、政府としては、変異株への警戒が世界的に高まっているということも踏まえまして、予防的な観点...全文を見る
○上川国務大臣 お尋ねの件でございますが、条約の解釈に関わる事柄でございますので、法務大臣としてお答えをする立場にはないということでございます。  今、様々な国際環境の中が変化しておりますし、また、海外からも日本の国に入国される方も増えている状況でございます。大きな国際環境が変...全文を見る
○上川国務大臣 お尋ねの件でございますが、条約の解釈に関わる事柄ということで、法務大臣として更に踏み込んでお答えをする立場にないわけでございますが、様々な環境が大きく変わっている状況でございますので、しっかりと受け止めさせていただきたいと思います。
○上川国務大臣 前大臣が、会社は株主のものである、そうした御発言をなさったということは伺っております。  株主は、株式会社の資本の出資者でございます。そのことを捉えて、会社法におきましては、一般に、株主が株式会社の所有者であると理解されていると承知をしております。  もっとも...全文を見る
○上川国務大臣 委員御指摘いただきました、剰余金の配当あるいは自己株式の取得等につきまして、会社が上げた利益をどのように分配するかにつきまして御質問でございます。  基本的には、現行の会社法に定める規律の範囲内で、それぞれの会社におきまして、会社の持続的な成長及び中長期的な企業...全文を見る
○上川国務大臣 法務省におきましては、関係団体あるいは関係省庁と連携をいたしましてこのコーポレートガバナンスの強化のための取組を行ってまいりました。  令和元年の第二百回の国会におきまして成立いたしました会社法の一部を改正する法律につきましては、株主総会の運営また取締役の職務の...全文を見る
○上川国務大臣 お尋ねの件でございますが、婚姻届や離婚届などの届出人は、現在、届書に署名、押印することが戸籍法で規定されております。  現在提出されているデジタル化社会形成整備法案におきまして、戸籍法を改正をいたしまして、届書への押印を廃止し、その真正確保のため、署名のみを求め...全文を見る
○上川国務大臣 委員御指摘いただきました、いわゆる忘れられる権利ということでございますが、我が国におきましては必ずしもその定義が明確ではないと指摘もございまして、様々な御議論がなされているものと承知をしているところであります。  再犯防止という大きな方向性の中で、今委員御指摘の...全文を見る
○上川国務大臣 特定の民族あるいは国籍によってヘイトスピーチというような現象につきましては、絶えずウォッチをしながら、しっかりと、そして目を留めていくための努力を継続して行わなければいけないというふうに考えております。  特に、啓蒙啓発活動につきましては、なかなか効果が実感でき...全文を見る
03月03日第204回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 出入国在留管理庁におきましては、昨年の四月以降、専門家の御助言もいただきながら入管施設における新型コロナウイルス感染症対策マニュアルを作成をいたしまして、昨年五月一日からそのマニュアルに基づきました収容施設におきましての感染防止策を講じてまいりました。具...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) どのような背景、理由におきましてこのような集団感染が発生したのか、まさに原因究明というのは大変重要であると思っております。  今のマスクの着用は徹底するということをこのマニュアルにのっとってしているわけでありますが、それが果たしてどうだったのか等も含め...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 感染ルートにつきましての調査につきましては今徹底して行っているところでございます。三層の中で感染が発生したこと、そうした中で、何が背景、理由でそうした感染がそのフロアに拡大したのかということにつきましても徹底してまいりたいと思います。  まあ、同じフロ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 先ほど対処の中に申し上げたところでございますが、発生以降でありますが、感染が判明した被収容者を専用区域に分離することも含めまして、感染拡大防止のための収容の在り方、方法につきましても、保健所の指導を受けながら対応してきたところでございます。  また、検...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 移送の件でございますけれども、東京の出入国在留管理局におきまして、保健所の指導を受けながら対応を検討してきております。  本日、三月二日でございますが、本件発生以降の二度のPCR検査でいずれも陰性であった女子の被収容者二十五名の方々を他の入管収容施設に...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 感染が発生したというところになりますと、濃厚接触者のみならず、その施設に可能な限り幅広くPCR検査を徹底するということ、また、仮に陰性であったとしても、その先感染がまた発見されるケースというのはこれまでもございましたので、そのことも併せて複数回の検査をす...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 他の施設におきましても同じように対応しているところでございます。  先ほど申し上げましたマニュアルにつきましても、今回、五月一日から、四月、様々な検討を加えましてマニュアル作りをいたしました。その後も様々な施設で小さな発生、またクラスター発生等も様々な...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 近年、退去強制令書の発付を受けたにもかかわらず様々な理由で送還を忌避する者が後を絶ちません。これによりまして、迅速な送還の実施に支障が生じており、また退去強制を受ける者の収容が長期化をすると、こうした要因ともなっている状況でございます。こうした状況を改め...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今回の改正法案でございますが、収容をするか、また新設をいたしますその監理措置に付すかにつきましては、対象者を収容等する入国警備官とは別の官職であります主任審査官が慎重に判断をすることとしております。また、収容等に関する処分に不服があれば、行政訴訟を提起し...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 難民の認定でございますが、申請者が特定の人種、宗教、国籍等を有していることを理由に迫害のおそれがあるということについて、申請者ごとに判断をするものでございます。  御指摘のような者から申請がなされた場合に、申請者ごとにその申請内容を審査した上で、難民に...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今お示しいただいた二〇二〇年の、最新の状況の中での調査ということであります。調査の方法が、例えばネット調査とかあるいは面接調査とかいろいろございますので、それがどんな形で行われていたのかということについては定かではございませんけれども、一つの調査として大...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) お答えをいたします。  企業価値の向上が達成されれば、従業員その他のステークホルダーの利益にもつながるものと考えております。したがいまして、コロナ禍の危機にありましても、我が国の企業が事業を継続し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現するという...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 森委員におかれましては、私が九月にこの職に就くまで法務大臣として法務行政の万端にわたりまして様々な取組をしていただき、また、その成果を私ども引き継ぎながら今取り組んでいる状況でございます。今御指摘をいただきました法務・検察行政刷新会議というところの報告書...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 京都コングレスの開催がいよいよあと四日ということで迫ってまいりました。先月二十七日と二十八日におきましては、京都コングレスと同じ国立京都国際会議の会場におきましてユースフォーラムを開催をさせていただきました。世界三十五か国から百五十名の若者が御参加をいた...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 養育費の不払のこの問題につきましては、法務省内の養育費の不払解消に向けた検討会議でございますが、ここにおきまして昨年十二月に取りまとめが最終的に行われたところでございます。  また、委員が委員長を務めておられます自民党女性活躍推進特別委員会からの御提言...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 御指摘いただきました、御質問いただきました外国人在留支援センター、FRESCということでございますが、委員が法務大臣のときにオープンをしたというところで、私も就任早々、第一番目の視察としてFRESCの視察をさせていただきました。  法務省におきまして、...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 性犯罪は、被害者の尊厳を著しく侵害し、その心身に長年にわたり重大な苦痛を与え続けるものでありまして、決して許されるものではございません。厳正に対処していく必要があるものと認識をしているところでございます。  性犯罪に関する刑事法検討会を法務省の中に立ち...全文を見る
03月04日第204回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) お答えをいたします。  今国会に提出いたしました少年法等の一部を改正する法律案は、十八歳及び十九歳の者を少年法の適用対象としつつ、特定少年と略称して、その取扱いについての特例等を整備するものでございます。  少年法におきましては、家庭裁判所へのいわゆ...全文を見る
03月05日第204回国会 衆議院 法務委員会 第1号
議事録を見る
○上川国務大臣 法務大臣の上川陽子です。  改めまして、よろしくお願い申し上げます。  昨年九月に法務大臣に就任してから五か月、私は、法の支配の貫徹された社会、そして、多様性と包摂性のある、誰一人取り残さない社会の実現を目指し、次の三つの視点を重視してまいりました。  まず...全文を見る
03月05日第204回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) まず、令和三年の二月の入国者数ということで、取り急ぎ集計した速報値でございますが、新規入国者につきましては一千四百六十九名、一日当たり約五十二名でございます。再入国者につきましては一万二千三百五十五人、一日当たり四百四十一人ということでございまして、合計...全文を見る
03月09日第204回国会 参議院 法務委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 法務大臣の上川陽子です。改めまして、よろしくお願い申し上げます。  昨年九月に法務大臣に就任してから五か月、私は、法の支配の貫徹された社会、そして、多様性と包摂性のある誰一人取り残さない社会の実現を目指し、次の三つの視点を重視してまいりました。  ま...全文を見る
03月10日第204回国会 衆議院 法務委員会 第2号
議事録を見る
○上川国務大臣 おはようございます。  冒頭、初めての質問ということで、京都コングレス、この点につきまして御質問いただきましてありがとうございます。  今回の京都コングレスは、六年前の二〇一五年に開かれましたカタールでの国際会議、これの五年に一回のサイクルで開催される、これを...全文を見る
○上川国務大臣 委員がこの問題につきまして、政治の中でも大変大きく取り上げて動いていただいてきたことに対して、心から敬意を表したいというふうに思います。  インターネット上での誹謗中傷等の書き込みは、同様の書き込みを次々と誘発をしていくということでありまして、取り返しのつかない...全文を見る
○上川国務大臣 無戸籍者問題につきましては、大口先生、力強いリーダーシップを振るっていただきまして、様々な御提言をこの間いただきました。一つ一つがしっかりと実現できるように取り組んでまいったところでございます。  無戸籍の方々の存在がこの日本の国であるということ自体、あってはな...全文を見る
○上川国務大臣 養育費の不払い解消の問題につきましては、子供の生活あるいは未来を守る観点から喫緊の課題であると認識しておりまして、御党のPTから、九月と十二月にわたりまして具体的な提案をいただいたところでございます。この広報啓発に関する御提言の内容につきましては、いずれも重要なも...全文を見る
○上川国務大臣 御党から御提言をいただきました、養育費の不払いなど父母の離婚が子に与える影響に関する実態調査につきましては、私も極めて重要であるというふうに考えておりまして、担当部局に早急に実施するよう指示をいたしました。既にアンケート調査を実施しておりまして、近日中の公表に向け...全文を見る
○上川国務大臣 家事事件の手続の利便性向上をさせるため、利用者の出頭の負担、これを軽減するということは極めて重要であると認識しているところであります。  実務的な課題につきましては、今委員が御指摘いただきました、現在、民事司法の在り方に関する法曹三者連絡協議会家事ワーキンググル...全文を見る
○上川国務大臣 本年三月五日でありますが、法制審議会仲裁法制部会におきまして、仲裁法等の改正に関する中間試案が取りまとめられたものと承知をしております。  部会におきましての議論におきまして、執行力を付与し得る調停による和解合意の対象につきまして、国際性を有するものに限定をする...全文を見る
○上川国務大臣 今回の京都コングレスにおきましては、コロナ禍においての国連が主催する大規模な国際会議という意味では、初めて日本で開催したものでございます。日本におきましての国際会議の開催ということについても初めてでありますが、世界、国連の組織としても初めてでありました。  ゆえ...全文を見る
○上川国務大臣 この新型コロナウイルス感染症に関連した差別、偏見につきましては、決してあってはならないというふうに思っております。私の所信でも、そのことについては強く訴えさせていただいているところでございます。  今回の特措法改正によりまして新たに設けられました差別等の防止に向...全文を見る
○上川国務大臣 この京都コングレスの議題の一つであります、法の支配の促進に向けた各国政府による多面的アプローチ、とりわけ、効果的で説明責任のある公平かつ効果的な機関を構築すること、これは、持続可能な開発目標、十七のゴールがございますが、この中でもゴール十六を受けての取組ということ...全文を見る
○上川国務大臣 検察の活動を国民の皆様に正しく理解していただくことは重要であるというふうに認識をしております。  もっとも、一般論として申し上げるところでございますが、仮に、捜査機関の活動内容等を公にした場合におきまして、他人の名誉、プライバシーの保護の観点から問題があるのみな...全文を見る
○上川国務大臣 お尋ねいただきました件ということでございますが、委員の御主張については承りましたけれども、捜査機関の活動内容に関わることでございまして、お答えにつきましては差し控えさせていただきます。  検察当局におきましては、一般論として申し上げるところでございますが、対外的...全文を見る
○上川国務大臣 それぞれのケースにつきまして、刑事訴訟法の四十七条の趣旨を踏まえて、個別事案ごとに、公益上の必要性とともに、関係者の名誉、プライバシーへの影響及び将来のものも含めた捜査、公判への影響の有無、程度等を考慮し、公表するか否かや、その程度及び方法論を慎重に判断している。...全文を見る
○上川国務大臣 今、このお出しいただきました「不起訴記録の開示について」ということで、刑事訴訟法の四十七条の規定がございます。同条の本文の上の、下線の上のところに、「「訴訟に関する書類」を公にすることを原則として禁止しているのは、」云々という記述がございます。そうしたルールにのっ...全文を見る
○上川国務大臣 夫婦が希望すれば結婚前の氏を名のれる選択的夫婦別氏制度の導入の問題につきましては、我が国の家族の在り方に深く関わる課題であるということでございまして、国民的な議論を踏まえて、そして意見の集約が図られていくことが望ましいというふうに考えております。  これまで政府...全文を見る
○上川国務大臣 先ほど、世論調査の結果につきまして、社会の政策とのマッチングで委員から御説明をいただきましたが、今、この世論調査の結果というのはよく見るものでございますけれども、一番直近の政府が行った調査によりまして、先ほど御指摘いただいた、四二・五%が賛成になっている状況であり...全文を見る
○上川国務大臣 私の大臣所信で触れられていないことをもって、私自身がこの問題に対して意識を持っていないのかというふうに取られたとするならば、それはそうではございません。  限られた所信でございまして、京都コングレスも非常に大きいテーマでありましたので、結構そこが分量が多くて、限...全文を見る
○上川国務大臣 誰一人取り残さない社会の実現、持続可能な開発目標、この中の大変重要なコンセプトになっています。私自身、所信の中で明確に、法の支配と、この誰一人取り残さない社会の実現ということを目標に、全ての政策につきましても、その視点を大事に動きたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○上川国務大臣 委員から御指摘をいただきました養育費の不払い問題につきましては、子供の利益の観点から、しっかりと取り組む極めて重要な課題であるというふうに認識をしております。また、喫緊の課題でもある、特にコロナ禍におきましても喫緊の課題であるというふうに認識をしております。  ...全文を見る
○上川国務大臣 養育費の立替え払いの制度、また強制徴収制度につきましては、先ほどアメリカ、韓国の事例を御説明いただきましたけれども、我が国にはない制度であると承知をしております。また、そうした制度については、養育費の不払い解消のために導入を検討すべきという御指摘があるということに...全文を見る
○上川国務大臣 私ども、二つ調査を予定をしておりまして、一つは、先ほど申し上げたところでございますが、御自分が子供のときに御両親が離別をしたという子供さんの世代で大きくなった世代、大きくなったというか、その方を対象にした、これは近々、分析結果を発表いたします。  そしてもう一つ...全文を見る
○上川国務大臣 養育費の不払い問題につきましては、父母の離婚後の子供の生活に直結する重要な課題であると認識している、改めてそう申し上げるところでございますが、その重要性につきましては、日本人同士の父母の場合であろうと、また、日本人と外国人の父母の場合であろうとも変わりはないという...全文を見る
○上川国務大臣 私もちょっとアメリカに留学をしておりまして、かなり前から、離婚に伴いまして、家族の構成が変わってきている状況であります。  養育費の支払いについて、強制的に回収していくという制度そのものは、子供のためにということで、非常に重要であるというふうに私も認識をしており...全文を見る
○上川国務大臣 我が国におきまして、養育費確保のための制度、これにつきましては、今まさに法制審議会におきましても審議をしていただいているということでございます。  離婚の件数も非常に、社会の中で残念ながら増えているという状況もございますし、確実に成長と生活の支援をしながら、子供...全文を見る
○上川国務大臣 一連の御指摘をいただきました。  様々な検討課題がございます。その中の一つとして、重要に考えてまいりたいと思います。
○上川国務大臣 まさに、法務省におきまして来年度から実施予定でありますSIB、ソーシャル・インパクト・ボンドを活用した非行少年への学習支援事業でありますが、再犯防止分野におきましても、我が国初のSIB事業ということでございます。この事業は国が主体となってSIBを活用するという意味...全文を見る
○上川国務大臣 今、我が国の刑務所におきましての刑務作業のことにもちょっと触れて、それよりもというお話もございましたが、様々な刑務所におきましては職業訓練、職業研修ということでも取組をしておりまして、免許を取るとか、あるいは資格を取得させる、これは自信にもつながりますし、社会に出...全文を見る
○上川国務大臣 この社会復帰促進センター、PFIの事業としては全国で四件ございますが、とりわけ美祢の社会復帰促進センターにおきましては、委員御指摘のEコマースを中心に、本当に、研修生の方々が、この分野でワークショップを開いたり、あるいはプレゼンテーションしたり、そして自分のいろい...全文を見る
○上川国務大臣 今委員からお話をいただきました。具体的なお話であります。私も伺っているだけで、本当に胸が苦しくなりました。  その子のこと、今どういう状況なのかも含めて、心配をしています。そして、親御さんも含めて、子供さんの受けた暴力あるいは犯罪、このことについてどのように向き...全文を見る
○上川国務大臣 今のお話で、様々な問題意識を私も持たせていただきました。一つ一つのケースにつきましても、しっかりと向き合ってまいりたいというふうに思います。
○上川国務大臣 今、一般的なお言葉でおっしゃいましたので、そのことの犯罪の定義とか、あるいは、同意なき性交等の行為という形の中でその定義についてもこれは詰めなければいけないことではあると思います。  しかし、こうした行為そのものは、やはり基本的人間の尊厳に関わる極めて重要な行為...全文を見る
○上川国務大臣 多くの署名活動、六万件、また更に追加をして活動していらっしゃるということで、更なる、六万、七万の署名をお持ちいただいております。拝見させていただいております。
○上川国務大臣 今、性犯罪に関する刑事法の検討会が開催されておりまして、その中には被害者の方にも当事者としての御発言をいただいているところであります。  今、そういう意味で、様々な論点で議論を、二巡目ということでありますが、していただいているということでありますので、その結果に...全文を見る
○上川国務大臣 失礼いたしました。先ほど私、検討会の議論について二巡目というふうに申し上げましたけれども、三巡目に入っているということでございますので、訂正させていただきたいと思います。  法制審議会の諮問の内容につきましては、これも検討会の結果を踏まえてということではあります...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま内閣府からも答弁がございましたとおりでありますが、本年度におきましては、DVや性暴力等の相談件数、いずれも昨年度を上回って推移をしておりまして、顕在化したものだけということでありますけれども、その増加傾向は明らかでございます。  DVや性犯罪、性暴力につ...全文を見る
○上川国務大臣 委員御指摘の政府の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針におきましては、DVや性犯罪、性暴力などに対応するため、地方公共団体と連携し、適切な支援を行うということが挙げられているところでございます。これは、従前より取り組んでまいりましたDV、性犯罪、性暴力対策...全文を見る
○上川国務大臣 困難を抱える女性たち、とりわけ若い女性たち、この課題につきましては、AVの問題あるいはJKビジネスの問題、様々な問題を抱えながら、複合的に抱えている若い方、女性たちが町に繰り出して、またそこでいろいろな手にかかるというふうなことがございます。  そういう中で、世...全文を見る
○上川国務大臣 困難を抱える女性の皆さんの課題につきましては、様々な御要請をいただきながら、また具体的な御要望もいただきながら、本当によく打合せをさせていただきながら進めてまいりました。  今、資料を拝見させていただきまして、ちょっとびっくりしましたけれども、そのとおりでござい...全文を見る
○上川国務大臣 困難を抱える女性たちの問題につきまして、二つのステージ、一つは、運用の改善で対応していくということ、そして、法制度の見直しをきちっとし、そして現在の情勢に合わせた形で、総合的な、包括的な措置を講じていく、このことについては中間報告の中のまとめでもしっかりと述べられ...全文を見る
○上川国務大臣 困難を乗り越え、さらに自立していくところまでシームレスに対応していくということ、そのことの理念を含めた法制度というものについては私も必要だと思っております。  売春防止法も所管しておりますし、また、関係する省庁とよく連携を取りながら、形をつくっていくべく、努力を...全文を見る
○上川国務大臣 今、委員から、この間の歴史的な法体系の動きにつきまして、またその法益につきましての御説明をいただきました。  個別具体的な事件におきましての裁判所の判断に関わる事柄につきましては、法務大臣として所見を述べることにつきましては差し控えさせていただきたいと思います。...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員が御指摘になられました様々な御指摘、勧告等についてでございますが、児童の権利委員会の総括所見の内容、その他におきまして、我が国の今の現状につきまして大変厳しい勧告がなされてきたということについては認識をしております。  もっとも、我が国におきましては...全文を見る
○上川国務大臣 子供の権利というこの大きな法益を守るということであります。親の離婚の状況については、子供にどのような影響が及ぶのかということについては深刻に考えておりまして、あくまで子供の目線、またチルドレンファーストという視点でこの問題も捉え直さなければいけないというふうに考え...全文を見る
○上川国務大臣 我が国の民法上は、一般に動物は物に含まれると考えられております。外国において、先ほどドイツの例を紹介しましたけれども、動物は物ではないという規定が設けられている例があるということについては承知をしております。  民法上、動物を物と扱っていることを改めるとすると、...全文を見る
○上川国務大臣 人種や民族等に対する集団殺害行為、犯罪につきましては、国際社会全体の関心事でございます。このような犯罪に対しまして適切に対処することは重要であるというふうに認識をしております。  お尋ねいただきましたジェノサイド条約、これの担保法の整備についてでございますが、ま...全文を見る
○上川国務大臣 国際社会におきまして、普遍的価値であります自由、基本的人権の尊重、法の支配が各国におきまして保障をされるということについては極めて重要であるということは言うまでもございません。各国が普遍的価値の保障の下で、自由で開かれた体制で民主的、安定的に発展していくということ...全文を見る
○上川国務大臣 それは私どもの所管でございます。
○上川国務大臣 これを発動するに当たりましても、全体のしっかりとした枠組み、骨組みというものをしっかりとした上で考えるべきことであるというふうに思っております。
○上川国務大臣 国民各層の意見を幅広く聞くということで述べさせていただいているところでございますが、選択的夫婦別氏制度の導入の問題につきましては、我が国の家族の在り方に関わる大変重要な問題であるということでありますので、国民の皆さんの理解をしっかりと得た上で、こうした基本的な問題...全文を見る
○上川国務大臣 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、裁判所の事務を合理化し、及び効率化することに伴い、裁判官以外の裁判所の職員の員数を減少しようとするものでありまして、以下、その要点を申し上げます。  その概要は、裁判...全文を見る
03月11日第204回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 女子差別撤廃条約の選択議定書に係る個人通報制度につきましては、条約の実施の効果的な担保を図るとの趣旨から注目すべき制度と認識をしております。  個人通報制度の受入れ自体は、我が国の司法制度と必ずしも相入れないものではないと考えております。他方、個人通報...全文を見る
03月12日第204回国会 衆議院 法務委員会 第3号
議事録を見る
○上川国務大臣 民事裁判手続のIT化につきましては、その実現に向けまして、昨年の二月に法制審議会に諮問がされたところでございます。  法制審議会におきましては、本年二月に中間試案の取りまとめがされ、現在、パブリックコメントの手続を実施しているという状況でございます。  民事裁...全文を見る
○上川国務大臣 いわゆる訟務検事に係る判検交流につきましては、国の代理人として活動する検察官の数に占める裁判官出身者の数の割合が余り多くなるということは問題ではないか、こうした御指摘を受けまして、法務省としては、その人数、割合を次第に少なくする見直しを継続的に行ってまいりました。...全文を見る
○上川国務大臣 委員御指摘の、民事裁判分野におきましての判検交流廃止という御主張でございます。繰り返しになるところでございますが、訟務検事に占める国の指定代理人、活動する裁判官出身者、今後も、法曹間のこの種の人事交流の意味ということについてしっかりと念頭に置きつつ、御指摘をかつて...全文を見る
○上川国務大臣 もちろん、内閣府の調査、政府の調査でありますが、約五年に一回ということでありまして、こちらの方は個別の面接調査ということで、五千人規模の調査を実施しております。  今御指摘いただいた様々な調査は、最近時の手法としてはオンラインで行う調査ということで、その手法は異...全文を見る
○上川国務大臣 委員が今御指摘をいただきましたこの間の議論の動向ということでございますが、この選択的夫婦別氏制度に関しましては、平成八年と平成二十二年に、法案提出に向けまして、法制審議会の答申を踏まえた改正案というものを準備しておりました。  この問題につきましては、国民の間に...全文を見る
○上川国務大臣 今、委員がデータの中でも主なところについて御紹介をいただきまして、また、附帯決議におきましての検証をしていくということは、私の言葉で言えば、EBPM、エビデンス・ベースド・ポリシー・メイクという形の中で、絶えず検証していく必要があるということについては、これは極め...全文を見る
○上川国務大臣 ちょっと今、半年という具体的な期限がございましたけれども、まず、検証をいたします。そして、それにつきましてしっかり分析をしてまいりたいというふうに思っております。しっかりとした仮説がなければいろいろな調査も意味がなくなってしまうということでありますので、その意味で...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員の方から、年間千五百人という新たな法曹ということでございましたけれども、これは、平成二十七年六月の法曹養成制度改革推進会議の決定におきまして、法曹人口の在り方については、法曹の需要また供給状況を含めて様々な角度から実施されました法曹人口調査の結果を踏ま...全文を見る
○上川国務大臣 現在の法科大学院、これを中核といたします、いわゆるプロセスとしての法曹養成制度におきましては、司法制度改革において質、量ともに豊かな法曹の養成が求められたことから新たに導入されたものでございます。  その上で、法曹養成制度につきましては、令和元年に改正法が成立を...全文を見る
○上川国務大臣 亡くなられたお二人の方に対しましては、心からお悔やみを申し上げる次第でございます。  被収容者の死亡事案が発生したことにつきましては重く受け止めておりまして、先ほど出入国在留管理庁、今、調査チームということでございますけれども、この死亡に至る経緯、また対応状況な...全文を見る
○上川国務大臣 国際社会、また、国内における動向、様々な変化が著しい状況におきましては、多様な法曹人材をしっかりと養成し、また活躍していただくということについては、極めて重要なことであると認識をしております。  制度論という形での話でもございましたけれども、そもそも、この法曹養...全文を見る
○上川国務大臣 委員御指摘の、平成三十一年の二月に、児童の権利委員会におきまして、対日審査の総括所見において、まさに、義務的司法審査を導入することなどが要請されたということにつきましては承知をしております。  現在、司法関与の制度ということで、児童福祉法上の一時保護におきまして...全文を見る
○上川国務大臣 子供の利益に資する状況をいかにつくっていくのか、特に虐待の場合には言葉を発することもできない子供さんもいらっしゃるし、そういうことについて、私は本当に大きな課題であると思っております。また、緊急を要することであるというふうに思っております。  外国の様々な取組の...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま可決されました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  また、最高裁判所に係る附帯決議につきましては、最高裁判所にその趣旨を伝えたいと存じます。     ――――――...全文を見る
03月15日第204回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 先ほど委員からも御指摘ありましたが、厚労の実施した直近の全国一人親世帯調査、母子世帯で二四・三%が、また父子世帯では三・二%、養育費の不払の問題が発生しており、待ったなしの課題であると認識をしております。そして、養育費の不払問題を含めまして、父母の離婚等...全文を見る
03月16日第204回国会 参議院 法務委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 第十四回国連犯罪防止刑事司法会議、京都コングレスでございますが、三月七日から十二日までの六日間、国立京都国際会館におきまして開催をされました。国連の発表によりますと、過去最多となる百五十二の加盟国から、オンライン参加も含めまして約五千六百人の参加登録がな...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員から民間の御経験も踏まえて基本的な問題意識に係る御質問を、谷垣元大臣の、同じ全く質問ということで、十年たったということでありますが、大変光栄に存じます。  御指摘いただいたとおり、社会情勢は日々刻々と変化をしているところでございます。特に、...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 昨年の末に取りまとめられました法務・検察行政刷新会議の報告書におきまして、先ほど委員から御指摘いただいたように、法務・検察に望むこととして三つの柱の御意見をいただきました。  私は、職員自らが風通しよく主体的に議論をしていくことが組織運営の改革、そして...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今般亡くなられた方に対しましては、心からお悔やみを申し上げます。  この入管施設、入管収容施設におきましての死亡事案の内容とか経緯につきましては様々なものであるというふうに承知をしておりますが、今回のケースにつきましては、私から、死亡に至る経緯や対応状...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今、本庁からの調査チーム行っておりまして、第一次中間報告を受ける予定でありますので、スピード感を持ってやっていくことについては格段の指示をしてまいりたいと思います。  ちょっと時期を言いますと、それで雑駁な形になってしまってもよろしくないと思いますので...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 真山先生、委員におかれましても、保護司を担っていただいて本当に日頃からありがとうございます。  これまで、実は二回にわたりましてアジア保護司会議を開催をしてまいりました。アジアでありましたけれども、この度は世界全体ということに拡大をすることができました...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘のとおり、この女子差別撤廃委員会から複数回にわたりまして勧告を受けているということについてはもちろん承知をしているところでございます。  これらの勧告の位置というか意味でございますが、日本におきましては、現在、婚姻後に夫婦のいずれかの氏を選択...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この世論調査でございますが、今委員がお示しされた平成二十九年が直近の最新の調査結果でございます。その前から五年ごとに、約五年ごとに一回の割合で大きなトレンド、動向を把握をしてきたところであります。  平成八年の、ちょっと比較をしてみましても、選択的夫婦...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この児童の権利条約でありますが、父母の離婚後の子の養育の在り方につきまして具体的な基準を必ずしも示しているわけではございませんので、どの程度の頻度で面会交流を行うとか、そういったことが子供の利益にかなうのかということについては個別具体的な事案ごとに異なる...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 昨年の七月に、欧州議会におきまして、日本における子の連れ去りに関する決議という形で、父母の離婚後の親権制度、また子供の連れ去りの事案、また面会交流に関する決議が採択されたことにつきましては承知をしております。また、そのことについて、私自身、注意深くその御...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 子供の利益、子供の利益を確保するという観点、子供の利益を最優先にしていくという観点で、チルドレンファースト、そして、その健やかな成長をしっかりと離婚後であったとしても親がサポートしていくというかしっかりと関わっていくということが大事ではないかというふうに...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 父母の離婚後の親権制度につきましては、諸外国におきまして共同親権と単独親権の選択を認める制度が採用されている例もあると承知をしております。  そして、現行民法が採用している離婚後の単独親権制度の見直しの是非につきましては、この離婚に伴う子の養育の在り方...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今回の京都コングレスにおきましては、委員自ら現地で開会式に御参加いただきまして、本当にありがとうございました。  今回の京都コングレスは、昨年、本来ならば四月に開催すべきところを延期になるということの中で、最終的にはハイブリッド型で行うことになりました...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 京都コングレスにおきましては、この我が国の刑事司法制度、これについての正しい理解を醸成するべく、正確な情報の発信に取り組んでまいりました。具体的には、国連への提出文書、また二国間会議の資料等におきまして我が国の制度の的確な説明に努めさせていただきました。...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この問題の一つの大きなコンセプトというか、子供の視点、子供にとって最善の利益になるかどうかということでございまして、父母の離婚に伴いまして子がどのように生活して成長していくのかということ、こうした観点から検討を進めるということが極めて重要であるということ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今回実施をさせていただきました、実施をいたしましたこの調査でございますが、法制審議会におきましても子供の目線に立った制度の見直しを検討する上で貴重な資料の一つになるものというふうに考えております。  また、今回の調査結果につきましては、専門家の方々はも...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員御指摘いただきましたとおり、御高齢の方、あるいは障害のある刑務所出所者等が地域で安定した生活を送るためには、必要に応じまして福祉・医療機関等々の支援につなげるということ、そして更生保護施設退所後の息の長い支援が重要であるということ、このことに...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘いただきました地方公共団体との連携という問題でございます。  極めてこれからも大切な、連携を深めていくということが大切であるというふうに認識をしておりますので、地方公共団体と連携した形で在留外国人に対する周知徹底を図るということ、このことの可...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 御指摘の再審請求審におきましての証拠開示につきましては、平成二十八年に成立した刑事訴訟法等の一部を改正する法律附則九条三項におきまして検討することが求められているものでございます。そこで、平成二十九年三月から、最高裁判所、法務省、日本弁護士連合会、警察庁...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 国際仲裁でございますが、国際商取引における法的な紛争解決手続のグローバルスタンダードでございます。  今委員から数字を出していただきましたが、諸外国に比べますと大変我が国での利用というのは低調であるということは否めないというふうに思っております。我が国...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘いただきました国際金融センターということでありますが、世界に開かれたこうした金融センターを実現するということにつきましては、これは海外資産運用等を行ってきた事業者また人材を我が国に呼び込み、観光のみならずビジネスを行う場としても魅力的な国家を実...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 水際対策につきましては、政府はこれまで国内外の感染状況等を見極めつつ、国民の健康と命を守り抜くことを最優先に不断の検討を進めてまいりました。  今後におきましても、緊急事態宣言を解除する際に、国内外の感染状況などを見極めつつ、どのような防疫措置等を行う...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 在留外国人の方々につきましては、この新型コロナウイルス感染症の影響を受けて企業やアルバイト先等から解雇をされ職を失うなど、生活に困難を抱える事態が発生しているということについては認識をしているところでございます。  法務省におきましては、新型コロナウイ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 技能実習生の方々が実際に働いている現場に係る状況の中で、そうしたことについてオープンにする機会というのはなかなか中でない場合には、そうした監理団体、あるいは直接国の方でも様々な機関等連携をしておりますので、率直に申し出て、御意見というか状況を御報告いただ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この我が国への技能実習生への送り出しに関しまして、多額の借金を抱えたまま来日するケース、こういったことについて、一部存在するということは承知をしております。不当に高額な手数料を徴収するなどの不適正な行為を行う送り出し機関等につきましては、確実にこの制度の...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいまの御質問でございますが、個別の事案の一つ一つにお答えするのは差し控えさせていただきたいと思います。  私自身、大臣規範にのっとりまして、自分を律しながら職務に精励していくと、こういう姿勢で臨んできましたし、現在も法務大臣としてそういう姿勢で臨ん...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 先ほど委員の方から、この問題のスタートに当たりまして特定の企業の名前を指摘されたところでございます。  私自身、大臣規範にのっとりまして、規律をしっかり守りながら適正に仕事をしてまいりましたので、その意味では今のようなお答えをさせていただいておりますし...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 大臣規範の趣旨に抵触するかどうかという御質問だというふうに思いますが、個々の事案等も踏まえまして総合的に勘案をし、自ら適切に判断して対応していくべきものというふうに考えております。  その意味で、私自身、大臣規範にのっとりまして、自らを律し、そして職務...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 退去強制処分を受けて仮放免中の外国人の方々につきましては、処分に従って早期に帰国をしていただくということが何より重要であると考えております。  しかし、コロナ禍におきまして、仮放免中の外国人の方々が航空便の停止、減便等によりまして帰国困難となる事案が多...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員から法の支配の意義という形で、私の所信で述べさせていただいた引用をしていただいて御質問をいただきました。  この法の支配の意義といった御質問をいただきますと、私自身が最初に法務大臣として、この法務委員会におきまして座っていらっしゃいました、...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘いただきましたこの報道につきましては承知しておりますし、また意見書についても拝見させていただいております。  私自身も、法務大臣に就任する前でございましたが、自民党の司法制度調査会長を務めておりまして、この少年法の在り方につきましても幅広い御...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘いただきましたこの共同メッセージでございますが、死刑制度の廃止は、人間の尊厳と生きる権利を奪うことのできない権利とする価値観を共有し、寛容と共生の社会を形成、成熟させることに意味があり、世界の自由、正義及び平和の実現に目的があるなどとされており...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 入管収容施設は、被収容者の命を預かる施設でございます。法務省令であります被収容者処遇規則第一条におきましては、被収容者の人権を尊重しつつ適正な処遇を行うことを処遇の基本的な在り方として規定をしているところでございます。入管収容施設におきましては、このよう...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 御指摘のとおり、父母の離婚を経験した子供が置かれる状況につきましては様々であるというふうに受け止めております。誰一人取り残さないためにも、子供の目線に立って父母の離婚に伴う子の養育の問題ということをしっかりと検討する必要があるという、そうしたことで今般も...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 法制審議会、法務省におきましては、平成八年の二月に選択的夫婦別氏制度を導入すること等を内容とする民法の一部を改正する法律案の要綱を答申をしている状況でもございます。この間、改正案を二度にわたりまして準備をしたところでございますが、様々な状況がございまして...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 父母の離婚に伴いまして子の養育の問題は、子の利益の観点から行われるべき問題でございます。  その具体的な内容とか方法につきましては、個々の家庭の実情、また当事者の意向、協議等により様々な在り方があるものというふうに考えますが、今御紹介をいただきましたA...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ちょっと一つ訂正をさせていただきたいと思います。  今の調査の対象でございますが、二十代から三十代の千人ということで、ウエブでのアンケート調査ということでございます。私何か五十代と言ったようでありまして、大変失礼いたしました。  父母の離婚に伴う子の...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この父母の離婚に伴う子の養育に関する法制度の見直しにつきましては、先月十日でありますが、私から法制審議会に諮問を行ったものであるということでございます。  どのような議論を進めていくのかということにつきましても、まずは法制審議会の御判断に委ねたいという...全文を見る
03月17日第204回国会 衆議院 法務委員会 第4号
議事録を見る
○上川国務大臣 お尋ねの件でございますが、個別事件における検察審査会の議決、また捜査機関の活動内容に関わる事柄でございまして、法務大臣としてお答えすることにつきましては差し控えさせていただきたいと存じます。
○上川国務大臣 ただいま委員からのお尋ねでございますが、結局のところ、個別事件における検察審査会の議決、また、御指摘の検察審査会法の二条二項に関する捜査機関の活動内容を前提としておりますので、一般論として前置きをしたとしても、法務省におきまして当該事件における検察審査会の議決を評...全文を見る
○上川国務大臣 検察審査会の役割につきまして、今委員からのお尋ねでございますが、検察審査会法、この条文にのっとりまして適正に運用していくということは大事であるというふうに考えております。
○上川国務大臣 法律は運用が極めて大事であるというふうに思っております。検察審査会法、しっかりとこの条文にのっとって対応していくという、適正な対応ということが必要であろうかというふうに思っております。  委員から今二つの御提言がございましたけれども、あくまで、適正な運用というと...全文を見る
○上川国務大臣 この検察審査会法そのものの適正な運用については、これは絶えず適正な運用になるように図っていかなければいけないことだというふうに思います。  ただいま委員から二つの御提案がございました。その意見につきましては、参考にさせていただきたいと存じます。
○上川国務大臣 お尋ねの公民権停止や公職選挙法の趣旨に関わることの御質問でございますが、法務省の所管ではございませんのでお答えしかねるところでございますが、あえて一般論として申し上げるところでございますけれども、公職選挙法の百三十七条の三は、選挙権及び被選挙権を有しない者は、選挙...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員の方から、個別案件ということで、指揮権に関わるお言葉がございました。  それ自体が検察の活動に重大な影響を与えかねないものであるということで、お答えにつきましては差し控えさせていただきたいと存じます。
○上川国務大臣 私は、犯罪被害者の方々の声、それまでまさに全く社会の中で存在すら、声すら上げられなかった方々がいらっしゃいまして、そしてその声を法律にするという、二〇〇五年の犯罪被害者等基本法の策定に関わらせていただきました。  日本の中ではそうした方々すら光が当たっていなかっ...全文を見る
○上川国務大臣 今、犯罪を減少させるためにということで、再犯防止の取組を行っております。  これまで、再犯防止の取組の中で非常に強く打ち出していることは、立ち直り、また社会の中で出たときに立ち直るということについて、社会との統合というんですか、インクルージョンということについて...全文を見る
○上川国務大臣 今委員が様々な視点で御指摘がなされたこと、そのことについて二つの枠組みで分類をするというようなところでの、定義に関わることでありますので、軽々にそのことについて申し上げることができないところであります。そこは御理解をいただきたいと思います。  私が触れさせていた...全文を見る
○上川国務大臣 法務省として実態調査をしたという事実はございませんでした。
○上川国務大臣 第十四回国連犯罪防止刑事司法会議、いわゆる京都コングレスでございますが、三月七日から十二日までの六日間におきまして、国立京都国際会館において開催をされました。国連の発表でございますが、過去最多、百五十二か国の加盟国が、オンライン参加も含めまして五千六百人、参加登録...全文を見る
○上川国務大臣 委員ただいま御指摘に関する報道については承知をしているところでございます。  御指摘の事件につきましては、検察審査会の議決を受けまして、検察当局におきまして捜査中であるというふうに承知をしております。  お尋ねにつきましては、個別事件に関する捜査の具体的内容に...全文を見る
○上川国務大臣 もとより検察の活動については、国民の皆さんに正しく理解していただくことは重要であるというふうに認識をしております。  一般論としてということでございますが、仮に捜査機関の活動内容等を公表した場合につきましては、他人の名誉、プライバシーの保護の観点から問題があるの...全文を見る
○上川国務大臣 私は当時その任におりませんでしたので、聞いている範囲ということでお答えをさせていただきたいというふうに存じますが、勤務延長の解釈変更につきましては、国家公務員一般の定年の引上げに関する検討の一環として検察官についても検討を進める過程で、検察庁法を所管する法務省にお...全文を見る
○上川国務大臣 国民の皆さんから信頼をされ、そして法務省としてしっかりと対応していくということについては、絶えず検証しながら取り組む姿勢を持って進んでいくべきというふうに常々私自身も考えております。  今御指摘の勤務延長の問題につきまして、前回の場合には個別のケースということで...全文を見る
○上川国務大臣 さきの国会におきましては、国家公務員法等の一部を改正する法律案を提出したところでございますが、検察庁法の改正部分につきましては様々な御意見がございました。そして、同法律案につきましては廃案になったというふうなものと承知をしております。  政府として、そうしたこと...全文を見る
○上川国務大臣 今回、法務・検察行政刷新会議の報告書で、委員の方々から大変様々な御意見を頂戴をいたしまして、最終的に、その提案というか、御意見がまとめられたところでございます。  それを踏まえまして、私ども、ガバナンスPTということで立ち上げさせていただいて、この様々な問題につ...全文を見る
○上川国務大臣 委員御指摘いただきましたとおり、政務三役、大臣、副大臣、政務官三役が全国各地の法務省の官署施設を回りまして、また一部につきましてはウェブ会議で、海外で勤務しております法務省の職員も含めまして、国内外の職員との間で意見交換をする、こうした取組が一筆書きキャラバンとい...全文を見る
○上川国務大臣 今のような趣旨につきましては、広く皆さんにお伝えをしております。そういう中にありまして、法務省として、国民の皆さんの信頼を高めるために、自分としては現場で何をするかという前向きな、非常に決意みたいなものはしっかりといただくことができました。  そうした対話をして...全文を見る
○上川国務大臣 今委員御質問は、まさに個別事件に関わる点でございまして、法務大臣として所感を述べることにつきましては差し控えさせていただきます。
○上川国務大臣 一連の流れの中で、今、委員、別の問題を含めながら御質問をいただいたところでございますが、突き詰めていくと、個別事件に関わる検察当局の事件処理、また検察審査会判断、様々な要素がございますが、法務大臣としてそういったことに対して、たとえ子供といえども、申し上げるという...全文を見る
○上川国務大臣 今委員から、社会を明るくする運動のことについて、また、特に子供たちが作文等を通して率直な意見をストレートに書いていただいているということについて、ちょっとはっとするような御指摘もあって、大変うれしくいつも拝見させていただいているところでございます。  法治社会で...全文を見る
○上川国務大臣 今般、昨年の十月及び今年の三月に名古屋出入国在留管理局におきまして被収容者が死亡する事案があったことについては、大変重く受け止めております。  この間、様々な御指摘をいただいてまいりました。そして、それに対しては、私も所信で申し上げたとおり、PDCAをしっかり回...全文を見る
○上川国務大臣 今般の京都コングレスの開催に当たりましては、様々な方々から限りない御支援をいただき、また御助言をいただき、そして成功することができましたこと、改めて感謝を申し上げたいと思います。  先ほど委員からお触れいただきました、私が初めての大臣のときにカタール招致を実現い...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員から、御質問の件ということでございますが、現時点で、今おっしゃった内容につきましてつぶさに承知をしている状況ではございませんけれども、お尋ねの判決におきましては、原告らの国に対する請求は棄却されたものということでございまして、その理由の中におきまして、...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま刑事局長の方から、この法務・検察刷新会議におきましての議論を踏まえた上で、私どもの中でガバナンスPTという形で組織をつくりまして、そして、幅広い声をいただきながら対応していこうと。しかも、特に若い世代の皆さんが組織の中でしっかりと仕事をしていただくためには...全文を見る
○上川国務大臣 委員御指摘の法務・検察行政刷新会議でございますが、緊急事態宣言下におきまして、元東京高等検察庁検事長が金銭を賭けてマージャンを行ったこと等に関しまして、国民の皆様から、法務・検察に対しまして様々な御指摘、御批判をいただきました。前森大臣が、法務・検察への信頼回復の...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員から御紹介をいただきました報告書の御指摘の部分ということでございますが、これは、検察官に国家公務員法の勤務延長の規定が適用されるとするさきの解釈変更、また、黒川元検事長の勤務延長の経緯に関する当局からの説明に対しまして、先ほど御紹介いただいた委員から、...全文を見る
○上川国務大臣 その報告書の中の、先ほどの文章でありますが、その他項目になりまして、こういう意見もあったという、そのところの紹介ということでありまして、委員会全体として集約した御意見という形でのことではなかったのではないかというふうに思っております。  御指摘の解釈変更というこ...全文を見る
○上川国務大臣 法務・検察行政刷新会議におきまして、再審請求審におきましての証拠開示制度の導入を求める御意見があったことにつきましては、先ほど委員から御紹介をいただいたとおりでございます。  再審請求審におきましての証拠開示制度につきましては、平成二十八年に成立いたしました刑事...全文を見る
○上川国務大臣 今、亡くなられた方に対しましては心からお悔やみを申し上げたいというふうに思います。  収容施設におきましては、命を預かるということがございまして、今委員からは、様々な、その方に係るいろいろな情報について……(藤野委員「入った後じゃないんです、入れるべきじゃなかっ...全文を見る
○上川国務大臣 入管収容施設におきましてのこうした死亡事案につきまして、しっかりと調査をしていくということは大事なことであるという認識の下で、今、体制を整え、また、調査の実態を把握すべく、実施しているところでございます。  委員御指摘をいただいたように、外部の専門家の方々から、...全文を見る
○上川国務大臣 今回のこうした感染状況の拡大の中におきまして、クラスターが発生したということについては、極めて重く受け止めております。こうしたことにならないために、昨年の四月から、法務省におきましては特別の本部をつくりまして、私が就任した九月からは、さらに、感染についての防護につ...全文を見る
○上川国務大臣 つぶさにその主張を論理立てて、そして流れとしてこうだということについて一字一句把握しているわけではございませんけれども、基本的な考え方につきましては説明を受けております。  また、それぞれ訴訟も今同時に行われているということでもございますので、そうした一連の流れ...全文を見る
○上川国務大臣 今御指摘いただいたような内容につきましては、そこまでの記述があったことについてはちょっと私、そこまでは把握しておりませんので、お答えについては差し控えさせていただきたいと思います。  今御指摘で、マスコミのこの情報の中での御質問ということでありますが、評価につき...全文を見る
○上川国務大臣 今回、法務省が外務省に依頼をして、そして二十四か国を対象にいたしまして海外の法制調査をしたところでございまして、私も、この第一次資料につきましては大変貴重なものとして受け止めております。  ただ、制度というのは、その国の中で様々な議論を経た上でつくられたものでご...全文を見る
○上川国務大臣 今、この件についてやり取りがございまして、当時のことにつきまして私も注視してきたところではございますけれども、当時、私自身が法務大臣の職にございませんで、具体的な状況等をつぶさに知り得るところの立場ではなかったということでございますので、詳細にお答えすることについ...全文を見る
○上川国務大臣 民法等の一部を改正する法律案、相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律案、民法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、所有者不明土地の増加等の社会経済情勢の変化に鑑み、所有者不明土地の発生を防止するとと...全文を見る
03月17日第204回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 個々の事案につきまして一つ一つお答えすることにつきましては差し控えさせていただきますが、私自身は、ルールにのっとりまして自分を律しながら職務に精励していくという、こうした姿勢でこれまで臨んできておりますし、また現在もその姿勢で臨んでおります。
○国務大臣(上川陽子君) 個々の事案の一つ一つにつきましてお答えすることにつきましては差し控えさせていただきたいと思います。  いずれにいたしましても、ルールにのっとり自分を律しながら職務に精励していくという姿勢でこれまでも臨んできておりますし、今もその姿勢で臨んでいるというこ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいまの委員の御質問でございますが、個々の事案ということでございまして、その一つ一つにつきましてお答えするのは差し控えさせていただきます。  私自身、ルールにのっとりまして自分を律しながら職務に精励していくと、こうした姿勢でこれまでも臨んでまいりまし...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 個別の一つ一つのことに対しまして、私自身、お答えについては差し控えさせていただきたいと思いますが、私自身、ルールにしっかりとのっとって自分を律し、そして清廉な形で仕事をするということについては、それを方針としておりますので、そういう姿勢で臨んでおります。
○国務大臣(上川陽子君) 御質問の刑法百九十七条一項前段に、いわゆる単純収賄罪の記述がございます。構成要件につきましては、公務員が、その職務に関し、賄賂を収受し、又はその要求若しくは約束をしたことと規定されております。
○国務大臣(上川陽子君) 今、請託のお話がございましたが、請託があるなしにかかわらず成立するという認識でございます。
03月18日第204回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 個別案件におきまして、犯罪の成否でございますが、まさに捜査機関によりまして収集されました証拠に基づきまして個別に判断されるべき事柄でございます。お答えにつきましては、その限りにおきまして差し控えさせていただきたいと思いますが、昨日、単純収賄罪の構成要件と...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 個別の案件におきまして、犯罪の成否につきましては捜査機関により収集された証拠に基づき個別に判断されるべき事柄でございます。  一般論として申し上げることでございますが、刑法百九十七条一項の職務とは、公務員がその地位に伴い公務として取り扱うべき一切の執務...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 一般論として、先ほど刑法についての職務ということについてのお答えをさせていただきましたが、個別の案件に関わることでございまして、重ねて申し上げるところでございますが、犯罪の成否は捜査機関により収集された証拠に基づき個別に判断されるべき事柄であるということ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 大変恐縮でございましたが、通告をいただいていないということでございまして、お答えにつきましては差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員から御紹介をいただきまして、そのとおりでございます。そのように理解いたします。
○国務大臣(上川陽子君) 決裁権限ということでございますが、これは職務の判断の一つの事情ということでございます。それによりまして、職務に当たりまして、そのことについては事情、一つの事情としては、ではありますが、職務権限は職務に、遂行するときの構成要素としてなっていないということで...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 公務員が職務に伴い公務として取り扱うべき一切の執務を指称すると解されております。必ずしも独立の決裁権があるということを要しないということでございます。
○国務大臣(上川陽子君) 通告をいただいておりませんでしたので、大変失礼いたしました。  今、議事をお読みいただきましたけれども、そのとおりというふうに判断をいたします。(発言する者あり)
○国務大臣(上川陽子君) 今委員の方から当時の刑事局長の答弁を読み上げていただきました。その当時の刑事局長の答弁のとおりと理解いたします。そのようなとおりでございます。
03月22日第204回国会 参議院 法務委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 京都コングレスにつきましては、六年ぶりの開催ということでございまして、コロナ禍におきまして、大変、国際的にもまた国内的にも大きな課題を乗り越えながら、成功に導くために最善の努力をしてきたところでございます。  三月七日から十二日までの六日間、国立京都国...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 京都コングレスのサイドイベントとして、国際的なこの保護司の大会を開催することができました。この会議にも多数の保護司の方々が御参加をくださいまして、SDGsの中は十七のゴールありますが、まさにゴールの十七、十七のゴールのうちのゴール十七がマルチステークホル...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今回まさに五十年ぶりになりました、日本にとりましては二回目のこの京都コングレスでありますが、同じ会場で五十年前も開催されたということでございまして、これについては一年遅れて開催となりましたけれども、皆様の大変大きな御協力によりまして、ハイブリッド型で開催...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) まさに京都コングレスのこの会と、国際会議と対になって進めてきたところに保護司宣言という形で極めて明確に位置付けられた世界保護司デーの創設ということでございますので、日本はリーダーシップを発揮するわけでありますが、様々な地域、特にアジアの地域でもこれまで二...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 法務省におきましては、これまで、保護司組織と一体となりまして、更生保護サポートセンターの整備などの取組を推進してきたところでございますが、委員御指摘のとおりでございまして、保護司の適任者の確保がなかなか難しいという課題が実はございます。  そうした課題...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘のとおりでございます。保護司全体に占める高齢の方々の割合は増加傾向にございますし、また、若い世代の方はもとより、女性も含めました多様な方々に保護司になっていただくということについては、これは極めて大きな課題となっているところであります。現在、本...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 再犯防止は安全、安心な社会実現のための大変重要な課題でございます。とりわけ満期釈放者の二年以内再入率を見ますと、仮釈放中者と比べますと二倍以上高いと、こうした数字も出ておりまして、特に満期釈放者に対しての息の長い支援、これが重要と考えているところでありま...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御紹介いただきましたこのパンフレット、協力雇用主の制度でございますが、犯罪や非行をした人を、その前歴を承知の上で、前歴を承知の上で雇用してくださる事業主ということでございまして、刑務所出所者等の就労を確保し、自立更生を促進するために極めて重要な存在で...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) あらゆる手段を講じていく再犯防止の大きな施策の流れの中で、協力雇用主の方々が更に継続して雇用していただくことのできる環境整備というそういう観点からも、今委員御指摘の取組につきましても検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(上川陽子君) 今回の十四回の京都コングレスにおきまして成果文書の大変大きな柱がこの京都宣言でございますが、これ、国連及び加盟国が犯罪防止・刑事司法分野においての取決めをしたわけでありますが、その取組を進めるに当たりましての中長期的な指針となるものということでございます...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) コロナ禍によりまして、弱い立場にある人々の命、生活が脅かされている状況でございます。私もSDGsにつきましてはますますその役割は重要であると認識しておりまして、この誰一人取り残さない社会の実現に向けまして、法の支配に基づく国際秩序の形成や国際協力というの...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この多様な業種の方々に協力雇用主として活動していただくためにも、広報や、また社会的な認知、評価、こういったことの向上につきましては極めて重要であるというふうに考えております。  今現在のところでありますが、経済団体への協力雇用主確保に向けましての依頼を...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この性的指向、性自認に関しましては、社会生活の様々な場面におきまして様々な課題が生じているということを認識をしております。  大事なことは、まさにSDGsの基本的な理念の一つであります多様性を認めるということ、またそれを包摂する力を持つ社会であることと...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 同性パートナーに係る在留資格の今後の在り方につきましては、様々な方々から声をしっかりと聞かせていただき、また何ができるのか検討をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(上川陽子君) 性犯罪、特にお子さんのということで今御質問をいただきました。  被害者の尊厳を著しく侵害し、その心身に長年にわたり重大な苦痛を与えるものでございます。この根絶のためにも、性犯罪者の再犯防止、極めて重要というふうに認識しているところでございます。  今...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 現行法におきまして、前科がある者を特定の職種に就かせない方法として、一定の前科があることを国家資格の制限事由、欠格事由とし、当該資格の主務行政官庁から対象者の本籍地の市区町村に照会する方法でその該当性を確認しているものと承知をしているところでございます。...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今回の特例措置によりまして四千三百五十七人の方々が引き続き就労できるようになったこと、そして、国内で、日本の国内で安定した生活の維持につながったと考えているところでございます。  また、許可を受けた方を分野別に見てみましても、コロナ禍におきまして人手不...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 第三者の方々の御協力も含めまして今指示をしております。私もスピード感を持ってしっかりと取り組むようにということも併せて指示をしているところでございますので、委員の御指摘に対しましては真摯に受け止めてまいります。
○国務大臣(上川陽子君) 日本の国内で技能実習の方々がその技能を身に付けていきつつ、また生活をしていくわけでございますので、一定程度のコミュニケーション能力としての日本語を習得していただくというのは極めて重要なことだと思います。  コミュニケーションの、対人的なコミュニケーショ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 御指摘の判決におきましては、原告らの国に対する請求は棄却されたものの、その理由中におきまして、同性愛者に対しては、婚姻によって生じる法的効果の一部ですらも享受する法的手段を提供していないことは、その限度で憲法十四条一項に違反するとの判断が示されたものと承...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今委員御紹介をいただいた様々な事例がございます。離婚後の親子が面会交流を実施していた際に、別居している親の故意によりまして子供が亡くなると。誠に痛ましい事件が発生しているということについては承知をしているところでございます。  それぞれの事案ごとの具体...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 子の最善の利益を図るという観点から、親、監護親との関係性についてしっかりと客観的に、またその心情に照らして、また子の御意見もしっかりと踏まえた上で対応していくという、そうしたことができるだけ可能になるようにしていく、こうした制度の枠組みの運用が大切である...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 子供の利益の観点からは、父母の離婚後も養育費の支払、面会交流の実施等を通じまして、父母の双方が適切な形で子の養育に関わるということについては非常に重要と考えております。  もっとも、面会交流につきまして取決めがされても安全、安心な実施が困難な場合がある...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘いただきましたとおり、法制審議会におきましては、平成八年二月に選択的夫婦別氏制度を導入すること等を内容とする民法の一部を改正する法律案要綱を答申いたしました。法務省におきましては、平成八年及び平成二十二年に法案の提出に向けまして法制審議会の答申...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 無戸籍者の方々が今もその権利を主張することができない状態にあるということにつきましては、一日も早くこうした状況を改善しなければいけないという思いで、第一回目の法務大臣の当時からこの問題に取り組んでまいりました。  今、嫡出であるかないかという、この嫡出...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 御指摘がございましたとおり、現行の民法におきましては、この父母の婚姻中は子供の親権は父母が共同して行使すると規定する一方で、事実婚のカップルから生まれた子供の親権につきましては父母のいずれかが単独で行使することとされております。  現行法の下で、法律婚...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 先日、委員会におきまして私が委員に申し上げた点でございますが、今回の実態調査を行うに当たりまして、私から担当者に対しましては、今まさに委員御指摘の、親の離婚を経験した時点における子の年齢あるいは性別に着目をし、その後の子の生活にどのような影響があったのか...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今回の調査の結果の中で、私どもが大人の視点からはなかなか気付かなかった、子供さんが思っていることを表に出せないままに事が進んでいってしまうというようなことの結果も明確に出てきたところでございまして、この前から申し上げているところでありますが、定量的なこの...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 子供の利益を確保するためには、父母の離婚後でありましても、父母の双方が適切な形で子供の養育に関わるということが非常に重要と考えております。その上で、父母が離婚した後の子供の生活、また成長という観点からは、子供のための養育費や面会交流といった養育計画につき...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘の共同養育に関するガイダンスでございますが、一部の自治体におきまして、離婚を検討している父母を対象にし、離婚後の子供の養育に関する情報提供等を行うものと承知をしております。必要な情報が父母に届けられることは、離婚後の子供にとりましても大変望まし...全文を見る
03月23日第204回国会 衆議院 法務委員会 第6号
議事録を見る
○上川国務大臣 所有者不明土地問題に関しましては、全国津々浦々で様々な課題が寄せられまして、そしてこの国会におきましても、また政府におきましても、また各党におきましても、随時の検討を進めていただきながらここに至ったという長いプロセスがございまして、今改めて、今回、総合的かつ本格的...全文を見る
○上川国務大臣 今回提出しております両法律案でございますが、所有者不明土地の発生予防と利用の円滑化、この両面から総合的かつ本格的な対策を行うものであるということでございます。一連の対策の節目となるものと考えております。両法律案に盛り込まれた施策、着実な実行が何よりも重要と考えてお...全文を見る
○上川国務大臣 所有者不明土地の発生予防の観点から、この相続登記等の申請を義務化するに当たりましては、この申請人の手続的な負担だけではなく、申請人の費用面での負担軽減を図るための方策を講ずることが必要である、このことにつきましては法務省としても同様の認識をしているところでございま...全文を見る
○上川国務大臣 今般の不動産登記法の見直しにおきましては、相続登記や住所等の変更登記の申請を履行期間内に行わない場合であることに加えて、申請をしないことに正当な理由がないときに限り過料を科すとの規定を設けているところでございます。  法務省といたしましては、相続登記の申請の義務...全文を見る
○上川国務大臣 共有状態が解消されないまま放置され、共有者が数十人、数百人に及ぶというケースにおきましては、共有者の所在等が不明なことが少なくなく、また、共有関係の円滑な解消、また共有物の適正な管理を図ることは極めて重要な課題であると考えております。  改正案におきましては、共...全文を見る
○上川国務大臣 財産管理制度の担い手として司法書士が果たすべき役割はますます重要になっており、御指摘の司法書士法改正の附帯決議におきましても、このような観点からされたものというふうに受け止めております。  法務省としては、改正案が成立した場合には、所有者不明土地管理制度等の新た...全文を見る
○上川国務大臣 今回、これまで任意とされていた相続登記や住所等の変更登記の申請の義務づけをするところでございますので、それに対応して、その実効性を上げるための環境整備策の導入、パッケージの政策は極めて重要だというふうに思っております。  具体的な政策については先ほど民事局長が答...全文を見る
○上川国務大臣 今般創設いたしますこの相続土地国庫帰属制度でございますが、所有者不明土地の発生を抑止、抑制するという目的でございまして、本来所有者が管理すべき土地を国に引き受けさせ、国民の負担で土地を管理することとするものでございます。  この制度はこれまでにない新しい制度であ...全文を見る
○上川国務大臣 改正後の不動産登記法の第百二十一条第三項でございますが、閲覧を許容する基準というのを、これまで利害関係ということであったわけでありますが、その要件を正当な理由があるという要件に改めているところでございます。  正当な理由があることにつきましては、請求人において附...全文を見る
○上川国務大臣 三年前の御質問に対しての私の答弁ということで御紹介をいただきましたが、まさにその点につきましても、法制審議会の民法・不動産登記法部会におきまして、諮問を受けた上で検討されてきたところでございます。今、民事局長からこの間の経緯につきまして御説明をし、最終的には、土地...全文を見る
○上川国務大臣 今委員御指摘のとおり、所有者にとりまして不要な土地をどのように有効活用していくのかは、国土の適正かつ合理的な利用という観点から重要な課題であるというふうに認識をしておりまして、関係省庁が連携して検討を進める必要があるのではないかというふうに考えております。  法...全文を見る
○上川国務大臣 この制度でありますが、これまでにない新しい制度であります。どのような土地がどの程度国庫に帰属し、また国民の負担がどの程度になるか、厳密に見通すことは現時点ではなかなか難しい状況でございます。  本法律案には施行後五年を経過した際の検討条項を盛り込んでおりまして、...全文を見る
03月24日第204回国会 衆議院 法務委員会 第7号
議事録を見る
○上川国務大臣 この氏に関わる様々な皆さんの意見がございまして、今、賛成、反対の主な御意見の紹介がありましたけれども、それ以外に、お一人お一人に、家族に対しての考え方、また、そうした中でつながりをどうするかということも含めて、長い間努力してつくり上げていくプロセスですので、それに...全文を見る
○上川国務大臣 委員から様々な御提案をいただいたところでございますが、夫婦の氏に関する具体的な制度の在り方に関しましては、現在、各党におきまして様々な議論が行われているところでございます。法務省といたしましては、各党の御検討も含めまして、国民の中で、議論の動向等を注視しながら検討...全文を見る
○上川国務大臣 法令の解釈あるいはその変更につきまして、いかなる場合に周知が行われるかにつきましては、国民の生活や権利義務などに対する影響の有無やその程度などを総合的に勘案して判断されるものというふうに承知をしております。  それでは、その国民生活等への影響の等とは何かというこ...全文を見る
○上川国務大臣 先日、この委員会におきまして、参考人質疑に委員の先生方がそれぞれのお立場で極めて貴重な御意見を賜ったというふうに受け止めておりまして、特に、今御指摘いただいた吉原参考人ということで、特に今先生が触れられたわけでございますけれども、この陳述につきましては、大変含蓄の...全文を見る
○上川国務大臣 あくまでも一般論として申し述べるところでございますが、特定の行政目的に基づく、その達成に必要な範囲で、外国人の土地取得について規制を設けることはあり得るものと考えております。  もっとも、その場合には、規制の対象とされた外国人の財産権を制限することとなるため、権...全文を見る
○上川国務大臣 現在、公判係属中の個別事件でございます。法務大臣として所感を述べることにつきましては差し控えさせていただきます。
○上川国務大臣 法務省が扱う法令につきましての解釈につきましては、必要な範囲で対応してまいりたいというふうに思います。
○上川国務大臣 今委員から非常にシンプルに御質問いただきましたが、多くはそれぞれ個別の案件に関わることに関連してということが多いという状況もございまして、なかなか一般論ということについては言いにくいというか、その影響が及ぶということの判断の中で厳しい状況があるということについて十...全文を見る
○上川国務大臣 今の委員の御質問に対しましては、一般的な指揮権に関しての答えということでございます。
○上川国務大臣 私のそのときの答弁ということで御質問ということでございますが、一般的な指揮権の範囲ということで、ただし書ではございません。
○上川国務大臣 検察庁法の十四条に係る事項ということでございますが、これは、法務大臣の指揮監督に関する規定ということでございます。  第四条、第六条に規定する検察官の事務に関し、検察官を一般に指揮監督することができるという規定でございます。
○上川国務大臣 ちょっと、先ほど私、答弁する前に、少しそのときのことについて説明をさせていただいたつもりでございましたけれども、あのときの御質問の中で、個別的な案件という形で全体の構成がございまして、それに係ることについて、あえて一般的に申し上げますとということで御答弁させていた...全文を見る
○上川国務大臣 今、条文の文言を読み上げさせていただきまして、その中には重大なという文言はございませんので、それが要件であるということではございません。  しかし、この間の質問の中、全体的な質問の中が、個別的な案件を一つベースにしながら構成をしていたということもございまして、私...全文を見る
○上川国務大臣 いずれにしても、指揮権の発動というのは極めて慎重にすべきことであると私は心得ております。検察権の行使そのものが国民の権利に深く関わる事柄でございますので、その意味で、極めて慎重かつ抑制的に考えていかなければいけないというふうに考えております。  条文の内容につき...全文を見る
○上川国務大臣 今委員の方から、個別具体的な事案に関し、委員の御意見という形で受け止めたところでございます。  個別案件の具体的な指揮権の行使に関わる事柄でございまして、それ自体が検察の活動に重大な影響を与えかねないということでございますので、お答えにつきましては差し控えさせて...全文を見る
○上川国務大臣 所有者不明土地問題につきましては、全国的な規模で起こってきております。と同時に、十年前の東日本大震災におきまして、土地が流失し、また、地籍関係も含めて情報が流失してしまった。様々な要因がございました上に、復旧復興を地元の皆さんの御努力、また様々な関係者の御努力によ...全文を見る
○上川国務大臣 今般の不動産登記法の見直しにおきましては、登記官が他の公的機関から所有権の登記名義人の死亡情報を取得をして、これに基づいて不動産登記にその旨を符号によって表示する制度、これを新設したところでございます。  この死亡情報につきましての符号の表示制度でございますが、...全文を見る
○上川国務大臣 このシステム全体は相互に情報が交換できるということでございまして、法律にのっとって既にそうしたことの情報がやり取りされていると承知をしております。  これによりまして、更に加速することができるようにしてまいりたいと思います。
○上川国務大臣 システム上の取扱いについての協議はされておりますが、もう既に紙ベースではそういうことのやり取りをしていると承知をしております。ちょっと担当に確認させますが。
○上川国務大臣 広域請求の活用の仕方ということで御提言があったというふうに承りましたけれども、少し考えてみたいと思います。
○上川国務大臣 所有者不明土地・建物管理人は、原則として対象不動産の売却権限を有さず、管理人が対象不動産を売却しようとする場合には裁判所の許可を得なければならないのでありまして、裁判所は、売却の必要性や売却条件の相当性等について審査した上でその許否の判断をすることになります。その...全文を見る
○上川国務大臣 公的支援の在り方ということでの御質問をこの間、委員からいただいてきたところでございます。  今日も、アメリカにおきましての事例を含めて、公的な養育費の回収の仕組みについて、アメリカにおきましても、行政当局におきまして、支払い義務者の居場所の探索でありますとか、あ...全文を見る
○上川国務大臣 委員、沖縄の御出身ということで、沖縄におきましての七十六年にわたるこの所有者不明土地問題と向き合ってきたということで、今、この法律の体系によりまして新たな風穴が空くんじゃないか、こういう御指摘がございましたけれども、戸籍などが焼失して不動産の相続人が特定できないと...全文を見る
○上川国務大臣 今、法務省におきましては、人権の擁護という観点から、特に偏見、差別の対象になる重点項目の中の対象として、LGBTの皆様の問題につきましても真っ正面から取り組んでいるところでございます。  委員の御指摘のとおり、日常生活の中で様々な場面、あるいは職業生活の中で様々...全文を見る
○上川国務大臣 今委員から、日本に在留する外国人の方々が身分関係を示す疎明資料として、いろいろな面で最後のとりでのような形で外国人登録原票が活用されているということ、また、制度が終わったとしても、その後もそれが利用され続けているということについて、各省からそうした答弁をいただきま...全文を見る
○上川国務大臣 共同相続人の一人の申請によって法定相続分での相続登記がされた場合に、登記上は共同相続人全員が法定相続分に応じて不動産を共有している状態が公示されることになるわけでございます。  この状態が公示されたとしても遺産分割協議は可能でございまして、かつ、これが調えば、そ...全文を見る
○上川国務大臣 今委員御指摘いただきましたけれども、法定相続分での相続登記がなされれば、一応、相続登記はされたことになるということになります。それで満足してしまいまして、更に遺産分割協議をするという意欲を失うこともあり得ないわけではございません。  このような認識を前提といたし...全文を見る
○上川国務大臣 先ほども民事局長が答弁をしたところでございますけれども、今委員御指摘の不動産登記法につきましては、登記手続を定める法律でございまして、手続法と言われるところでございます。  現行法におきましても、表示登記の申請義務に係る規定が設けられているということでございまし...全文を見る
○上川国務大臣 今の生活保護の申請につきましては、土地があることが受給要件との関係でどのように評価をされるかにつきましては生活保護の在り方そのものの問題であるということで、なかなか法務省としてお答えする立場にはないということでございますが、生活保護の申請に係る事務を担当している者...全文を見る
○上川国務大臣 この制度によりまして国庫に帰属することが想定される土地でありますが、これは基本的には利用と需要がないものでございまして、国庫帰属後は長期間にわたりまして国が所有者として管理をし、その費用につきましては国民の負担で賄うことになる可能性が高いというものであります。他方...全文を見る
○上川国務大臣 法務局におきましては、これまでも、所有者不明土地問題への対応に必要な体制の強化、また予算の拡充等を図ってきたところでございます。  この法案によりまして、不動産登記制度の見直し、また相続土地国庫帰属制度が実現した場合には、法務局が担う業務がこれまで以上に増加をす...全文を見る
03月24日第204回国会 参議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) お尋ねの案件でございますが、現在公判係属中の個別案件、個別事件に関わる事柄でございまして、法務大臣として所感を述べることにつきましては差し控えさせていただきます。
○国務大臣(上川陽子君) 現在公判係属中ということでございます。  個別事件に関わる事柄ということでございますので、法務大臣として所感を述べることは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(上川陽子君) 一般論としてということでございますが、今回御質問の件につきましては、係属中の個別事件に関わる事柄ということでございますので、所感を述べることについては差し控えさせていただきます。(発言する者あり)
○国務大臣(上川陽子君) この案件につきまして、特に、現在公判係属中の個別事件ということでございます。今申し上げたとおりでございまして、今委員からその旨を御指示いただいた上で、それに対してということでございますので、今法務大臣としてこの場に立たせていただいております。  係属中...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 一般論としてということでお答えをさせていただきますが、個別の事案に即して適用するわけでございますけれども、いずれにしても、売買収ということは成り立ち得るということでございます。
○国務大臣(上川陽子君) 一般論として申し上げますと、検察におきましては、法と証拠に基づきまして刑事事件として取り上げるべきものがあれば適切に対処するものと考えております。
○国務大臣(上川陽子君) 法と証拠に基づきまして適切に判断するわけでございますが、今刑事局長の答弁のとおりでございます。
○国務大臣(上川陽子君) 御指摘いただきました令和三年三月六日の名古屋出入国在留管理局被収容者の死亡事案ということでございます。  私から、死亡に至る経緯、また対応状況などにつきまして、正確な事実関係を速やかに調査するよう指示をいたしました。  出入国在留管理庁が検察官の身分...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 調査チームにおきましては、来月上旬頃の時期を目標に、亡くなられた方の健康状態の推移、また診療経過などの事実経過をある程度まとまった形で明らかにすることを考えていると、そうした中間報告を受けているところでございます。  また、それより前におきましても、調...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様におかれましては、他国の地でということで大変苦しい思いをしていらっしゃると思います。日本の中でということでありますので、最大の支援をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(上川陽子君) ただいまのちょっと件で私の方から申し上げたいというふうに思うんですけれども、被収容者の命を預かっている入管収容施設でございますので、改めて被収容者の健康管理と適切な処遇につきましての徹底をするよう指示をいたしたところでございます。  今回の入管法の改正...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 仮定の話を前提とした御質問に直接お答えすることは困難でございますが、一般論として申し上げれば、国会が制定した法律につきまして、政府がこれを誠実に執行するということにつきましては当然であると考えております。
03月25日第204回国会 衆議院 本会議 第15号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 少年法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年の法律改正により、公職選挙法の定める選挙権年齢は満二十年以上から満十八年以上に改められ、また、民法の定める成年年齢も二十歳から十八歳に引き下げられることとなり、十八歳及び十...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 山田賢司議員にお答え申し上げます。  まず、犯罪被害者支援施策の充実の必要性についてお尋ねがありました。  誰もが、犯罪に巻き込まれ、被害者になり得るのであって、被害者やその御家族の方々が抱える問題は、決して人ごとではなく、自分たちの問題として捉える...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 池田真紀議員にお答え申し上げます。  まず、河井克行元法務大臣に係る公職選挙法違反事件などについてお尋ねがありました。  個別事件の捜査、公判や捜査機関の活動内容に関わる事柄について、法務大臣として所感を述べることは差し控えさせていただきます。  ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 浜地雅一議員にお答え申し上げます。  まず、少年法の適用対象年齢についてお尋ねがありました。  少年法の適用対象年齢の在り方は、成長過程にある若年者をどのように取り扱い、どのように改善更生を図るかに関わる問題であり、民法の成年年齢が引き下げられたから...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 藤野保史議員にお答え申し上げます。  まず、特定少年に少年法第一条の理念が及ぶかどうかについてお尋ねがありました。  本法律案では、御指摘の少年法の目的を定める同法第一条を改正しておらず、十八歳以上の少年についても、引き続き、少年法の目的が及ぶことと...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 串田誠一議員にお答え申し上げます。  まず、成人の再犯者率及び少年の再犯者率についてお尋ねがありました。  お尋ねの再犯者率については、法務省としては、少年と成人で区別してそれぞれの統計を取っていないため、お答えすることは困難です。  その上で、参...全文を見る
03月26日第204回国会 参議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) あくまで一般論として申し上げれば、刑法百九十七条一項前段のいわゆる単純収賄罪の構成要件は、公務員が、その職務に関し、賄賂を収受し、又はその要求若しくは約束をしたこととされております。  主体ですね。二点目の主体ということでありますが、ここに記載されてお...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 一般論として申し上げれば、国務大臣、副大臣及び大臣政務官は特別職の国家公務員とされておりまして、刑法百九十七条一項の公務員に当たるものと承知をしております。
○国務大臣(上川陽子君) 一般論として申し上げれば、刑法百九十七条一項の職務とは、公務員がその地位に伴い公務として取り扱うべき一切の執務をいうとされており、判例によりますと、賄賂と対価関係にある行為が、具体的に相当する職務でなくても、一般的職務権限内にあれば足りるとされているもの...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 一般論として申し上げれば、刑法の収賄罪における賄賂とは、公務員の職務に対する不当、不法な報酬としての利益をいうと解されており、ここでは、例えば金銭、財物、接待供応等が財産上の利益として賄賂になり得るとされているものと承知をしております。  また、今御指...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今の御趣旨でございますが、今のその答弁をした事案ということでございましょうか。ちょっとお待ちください。
○国務大臣(上川陽子君) この事案につきましては、公務員が過剰接待を受けた事案であると承知をしております。
○国務大臣(上川陽子君) まさに御質問でございますが、個別の案件におけるこの犯罪の案件ということで、犯罪の成否に係ることということでございますので、捜査機関によりまして収集されました証拠等に基づきまして個別に判断されるべき事柄であり、お答えにつきましては差し控えさせていただきます...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 繰り返しになるところでございますが、個別の案件に係るこの犯罪の成否につきましては、捜査機関によりまして収集されました証拠に基づきまして個別に判断されるべき事柄ということでございますので、お答えしかねるということにつきましては御理解いただきたいというふうに...全文を見る
03月30日第204回国会 衆議院 法務委員会 第8号
議事録を見る
○上川国務大臣 今回、立法的に解決するということよりも、今後解釈に委ねるという結論を得たところでございますけれども、相続土地の国庫帰属制度につきましては、土地所有権を国庫に帰属させるための要件を設けて、そして法務大臣の要件審査を経た上で、土地の国庫帰属を認めるものであるということ...全文を見る
○上川国務大臣 法務省といたしましては、遺言や遺産分割がしっかりと行われ、その結果が登記に適切に反映されるようになることが今般の改正の趣旨に沿うものであるということなどにつきまして、相続登記や遺産分割を取り扱う司法書士等の専門職者と十分に連携するよう配慮をいたします。そして、積極...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま民事局長が答弁した、想定をしているというその内容で、私も同じでございます。
○上川国務大臣 入管収容施設に収容中の被収容者が亡くなったことに対しまして、重く受け止めております。亡くなられた方には心からお悔やみを申し上げる次第でございます。  入管収容施設は、大切な命を預かる施設でございます。被収容者の健康を保持するため、社会一般の医療水準に照らし適切な...全文を見る
○上川国務大臣 特定の行政目的には安全保障上の目的も入り得るというふうに考えられます。
○上川国務大臣 委員御指摘の、安全保障上の目的という特定の行政目的の達成に必要な範囲で外国人の土地取得を規制する立法措置を行うことはあり得るところでございますが、しかし、これは規制の目的と態様に応じまして、それぞれの所管行政事務を担っている各省庁において検討されるべき問題であると...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員から、安全保障上の目的に照らしてという形で、土地の取得に対しまして外国人の規制をすることについての御質問がございました。  様々な土地に係る事柄につきましては、今、法務省が持っている民法の規定ということでございますので、その意味で、法務省といたしまし...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま可決されました民法等の一部を改正する法律案及び相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
03月30日第204回国会 参議院 法務委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今、委員、様々な、これまでのこの選択的夫婦別氏制度を含めて様々な案があるということで、今、結合氏の制度につきまして森まさこ案ということでお示しをいただきました。  この法制審議会におきましてのこれまでの議論におきましても、様々な案を検討しながら、そのこ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 刑事司法制度の在り方についての法務・検察行政刷新会議でございますが、当時の大臣であられました森委員がリーダーシップを発揮されてつくられたものと承知をしております。  そして、この御意見の中に法務省におきまして真摯に受け止めるべきものがたくさん寄せられて...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 離婚やまた別居後に子供と会うことができないことでつらいお気持ちを抱かれる親御さんがいることや、また、一方の親に会えないことで大変悲しい思いをしている子供もいるということについては認識をしております。  今委員から御質問でございますが、父親のみならず子供...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 平成二十七年の商業登記規則改正によりまして、婚姻により氏を改めた後も婚姻前の氏で社会活動を継続するという会社の役員等について、その役員等の社会活動に支障が生ずることを回避するため、商業登記簿の役員欄に旧姓を併記することを可能としたところでございます。今、...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) お尋ねいただきました旧姓を使用できるとしているものであって婚姻前の氏だけを対象としているものにつきましては、必ずしも網羅的ではございませんけれども、取り急ぎ把握できた範囲ということでございますが、見当たらない状況でございました。  仮にそのような制度が...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 一時保護につきまして、委員御指摘いただきました事例も含めまして、虐待の事実がないにもかかわらず一時保護が行われている場合があるとの御指摘があるということについては認識をしているところでございます。  虐待をしていない親から子供を正当な理由なく長期間引き...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) これまで政府におきましては、犯罪被害者等基本法の理念に基づきまして、施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本計画を定めまして、その計画を数次にわたり見直しをしながら犯罪被害者等の支援のための各種取組を進めてきたところでございます。  時代によりまし...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) インターネット上の誹謗中傷による人権侵害は決してあってはならないものでございます。こうした誹謗中傷によりまして人の名誉を侵害する行為に対する刑事法上の対応の必要性につきましては認識をしているところでございます。  法務省におきましては、この侮辱罪の法定...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 民法第二百七条は、「土地の所有権は、法令の制限内において、その土地の上下に及ぶ。」と定めております。これは、土地の所有者は、その土地を自由に利用できる権利を有しており、その土地の所有者は、所有者の権利の行使につき、利益が存する限度において、上は空中へ、ま...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 一般論で申し上げるところでございますが、土地所有者の権利の行使につきまして、利益の存する限度におきまして大深度の地下にも所有権が及ぶと考えられます。
○国務大臣(上川陽子君) 先ほど答弁したとおりでございまして、土地の所有者は、その土地を自由に利用できる権利を有しております。  土地の所有者の侵害の有無につきましては、最終的には個々の事案に応じて判断されることになるところでございますが、一般論として申し上げれば、不適切な工事...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 御質問でございます、この夫婦の氏に関する問題ということでございますが、私といたしましては、国民的な議論を踏まえ意見の集約が図られるということが望ましいと考えております。夫婦の氏に関する具体的な制度の在り方に関しましては、現在各党におきまして様々な形で検討...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員の御指摘につきましては、婚姻中の父母が離婚を前提に別居している場合であっても、子育てにつきましては協力をする義務があるということを明示する規定を設けるべきとのお考えに基づくものというふうに理解をいたしております。  御提案につきましては、父母が別居...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 子供の利益の確保、大変重要なことでございまして、父母の双方が適切な形で子供の生活やまた成長といった養育に関わることが非常に重要であるというふうに考えております。  もっとも、婚姻関係にある父母であっても、感情的対立とか、また葛藤の高い状況にある場合、あ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、裁判所の事務を合理化し、及び効率化することに伴い、裁判官以外の裁判所の職員の員数を減少しようとするものでありまして、以下その要点を申し上げます。  その概要...全文を見る
04月02日第204回国会 衆議院 法務委員会 第9号
議事録を見る
○上川国務大臣 御質問でございますが、家族の在り方に関しましては、国民一人一人にとりまして、その生き方と深く関わる事柄であるということでございます。  今、委員が委員のお考えということでおっしゃったところでございますが、それぞれ、家族観というか、生き方そのものに関わる選択をしな...全文を見る
○上川国務大臣 ヘイトスピーチにつきましては、人としての尊厳を傷つけたり差別意識を生じさせることになりかねず、多様性と包摂性のある、誰一人取り残さない社会の実現を目指す上で、決してあってはならないことというふうに思っております。  ヘイトスピーチをなくすために、社会全体の人権意...全文を見る
○上川国務大臣 今、委員から、動物に関しての民法の規定に関する御質問をいただきました。  この間も何度か御質問をいただき、この問題の外国における取組につきましても、今日はフランスということで御指摘をいただいたところであります。その意味で、今、大きく社会全体も、また国際的な動きも...全文を見る
○上川国務大臣 この規定につきましても、様々な歴史的というか経過、経緯の中で今ある法律の構成になっているというふうに思います。  今、動物が命を宿しているということ、また、それをいただくことによって私たちも生きているということ、こうしたことに思いを巡らすと、命ということについて...全文を見る
○上川国務大臣 法律に係る事柄でございますので、いろいろな角度から検討していかなければいけないというふうに思います。私が直ちにここで、これはこうだということを申し上げるだけの、今、毎回御質問をいただく中で、新しいフランスの動向とかドイツということで、私も網羅的に調べている状況では...全文を見る
○上川国務大臣 基本的な主張内容については承知をしております。これは現段階でということでございますけれども、承知をしております。
○上川国務大臣 現段階では認識をしております。
○上川国務大臣 ただいま委員が御指摘いただいた記述のところでございますが、これは国の提出いたしました準備書面に引用された文献の一つとして記載されているということでございまして、先ほど来、その点につきましては承知をしていると申し上げたところでございます。  また、今委員から様々な...全文を見る
○上川国務大臣 今、同性婚制度を導入すべきか否かをめぐりまして、また選択的夫婦別氏に関しての御指摘も含めまして、議論が成熟した状態とはどういう状態なのかという判断のことについての御質問でございます。  これは、我が国の家族の在り方の根幹に係る、また生き方にも係る重要な問題である...全文を見る
○上川国務大臣 御質問の自主返納の有無ということでございますが、黒川氏に支払われた退職手当につきましては、自主返納されていないものと承知をしております。
○上川国務大臣 黒川氏につきましては、既に辞職をしていることでございまして、懲戒処分などの人事上の処分を改めて行うことができないということでございます。  退職金の返納につきましても、御本人の判断ということであると考えます。
○上川国務大臣 繰り返しで大変恐縮ではございますが、黒川氏は既に辞職をしているということでございます。懲戒処分などの人事上の処分を改めて行うことはできないものと承知をしておりまして、御理解願いたいというふうに思います。  あくまで自主的な返納ということについては変わらないと思い...全文を見る
○上川国務大臣 重ねて申し上げるところでございますが、黒川氏の人事上の処分につきましては、必要な調査を行った上で、事案の内容等の諸般の事情を総合的に考慮し、決定されたものと承知をしているところでございます。  既に退職をしている方でございまして、今、様々な過去のケースについて御...全文を見る
○上川国務大臣 人事上の処分に関しまして、そのときの法務大臣では、私、ございませんでしたので、全ての中におきましてのことについて差配をされていた当時の大臣がどのようにお答えになったかということも含めまして、そのことについての、何というんですか、評価というか、ということをなかなか加...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま、黒川氏に関する処分につきましてどのように思うのかということでの、見識を問うという、大変重たい質問をいただきました。  先ほど来答弁しているところではございますけれども、私自身、その立場にいたところではございませんので、諸事情につきまして、改めてというふ...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま申し上げたとおり、黒川氏は既に退職、辞職をしている状況でございます。今、自主的なそれぞれの判断ということになろうかと思いますので、それ以上のことにつきまして私の方から改めてということにつきましては、これは御理解いただきたいというふうに思います。
○上川国務大臣 ただいま、委員から累次にわたりまして御質問をいただきました。まさに国会におきましての御質問ということでございますので、それにつきましては最大限の尊重を要するものというふうに心得ているところでございます。  その上でということでございますが、報道機関の各社がどのよ...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま、階議員から、当方の職員が、事前のアポなくして、別件の説明、レクにつながる形で御説明をさせていただきたい旨のお願いをし、また、それが調整できないということで、お待ちをした上で今のような行動をしたということについては、事務方から報告を受けたところでございます...全文を見る
○上川国務大臣 本年の三月二十四日のこの委員会におきまして、外国人登録法が廃止をされ、また、今後、在留外国人が各種相続手続に必要な書類を収集することに困難を伴うことになるのではないか、外国人の身分関係の公証の在り方について検討が必要ではないかと、長年の委員のお取組について改めて御...全文を見る
○上川国務大臣 民事判決の情報につきまして、これは、先ほどユーザー目線というお話がございました、国民の行動規範や、また紛争解決の指針ともなり得るものであると認識をしております。その意味で、社会全体で共有、活用すべき重要な財産であるというふうに考えます。  また、今、ユーザー目線...全文を見る
○上川国務大臣 私自身、法務大臣就任前から、この問題につきましては、関係する方々の御意見を聴取したり、ヒアリングさせていただきながら取り組んでまいったところでございます。  厚労省におきましての困難な女性が抱える問題につきましてのレポートにつきましても、大変重要なレポートである...全文を見る
○上川国務大臣 売春防止法の構成の中で規定をしております四章のところの規定でありますが、この規定につきましては厚生労働省の所管事項ということでございます。  その意味で、売春防止法が、この先の新たな法制度について議論をする中でどのように関わってくるのかということについては検討を...全文を見る
○上川国務大臣 法務総合研究所が実施いたしました窃盗の罪で有罪判決が確定した者を対象とした調査によりますと、犯行動機を見ますと、高齢女性の万引き事犯等につきましては、高齢男性の万引き事犯者と比較いたしまして、節約を動機とする者の割合が高く、生活困窮を動機とする者の割合が低い。また...全文を見る
○上川国務大臣 お尋ねになりました旧少年法に係る運用の実情、こういったものに関わるものでございまして、当時の事実関係をつぶさに把握していませんので、法務大臣として所見を申し上げるということはなかなか難しいことではございますが、当時の時代の背景が様々あったとはいえ、子供にとりまして...全文を見る
○上川国務大臣 昭和二十三年に制定されました現行少年法は、保護処分の決定主体、また適用年齢、いわゆる全件送致主義の採用などの点で、旧少年法とは大きく異なるものと承知をしております。  その現行少年法の制定に至った経緯、要因等につきまして、当時の我が国の状況、その背景を踏まえて、...全文を見る
○上川国務大臣 今国会に提出いたしました少年法の改正案でございますが、法制審議会の答申に基づくものでございます。  法制審議会の部会におきましては、関連する法分野の研究者等のほか、少年事件の実務に精通した元裁判官や弁護士、また、家庭裁判所を所管する最高裁判所事務総局の担当官も構...全文を見る
○上川国務大臣 社会における活動、また個人の生き方、多様化をしている状況でございます。女性が社会の中で不便さを感じない、そして伸び伸びと御活躍をいただくということ、こうした視点に立って制度そのものを整備をしていくということについては大変重要であるというふうに認識をしているところで...全文を見る
○上川国務大臣 女子差別撤廃委員会から複数回にわたりまして勧告を受けたことについては承知をしているところでございます。  これらの勧告でございますが、我が国が選択的夫婦別氏制度の導入等の民法改正を行わないことが条約に違反しているとの解釈を前提にしているようにも読めるところではご...全文を見る
○上川国務大臣 少年法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年の法律改正により、公職選挙法の定める選挙権年齢は満二十年以上から満十八年以上に改められ、また、民法の定める成年年齢も二十歳から十八歳に引き下げられることとなり、十八歳及び十九歳の者は...全文を見る
04月06日第204回国会 参議院 法務委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) おはようございます。  御質問でございます本法律案の概要、趣旨についてでございますが、裁判所の事務を合理化し、及び効率化することに伴いまして、裁判官以外の裁判所の職員の員数を減少しようとするものでございます。  具体的に申し上げますと、まず、事件処理...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 家事調停事件におきまして、調停委員会の評議についてということで、委員から今、御経験を踏まえての御紹介がございました。  当事者につきましては、様々なやり取りの中で、その方の感情的なものとも含めまして、この対立の理解ということについては粘り強くやっていく...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員から御指摘いただきましたとおり、この家事調停事件におきまして、当事者の側の納得感、あるいは手続の迅速性を高めるということ、この視点は極めて重要であると認識をしております。  裁判官の増員という裁判所の人的体制の整備の在り方に係ることでござい...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この法曹はそれぞれ活動内容、また事業形態等が異なりますので、法曹を総体として捉えてその質を一律に評価するということはなかなか難しいことではございます。  他方で、法務省におきましては、この法曹養成制度に関しまして、各種データにつきまして集積をしていると...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今回、事案を報告を受けましてから、私自身、今コロナ禍ということがございましたので、命を預かっている私どものセンターということでありますので、このコロナへの対応ということも含めまして、またこの事案についてもしっかりと調査をして、そしてよく実態を把握した上で...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 司法を含みますあらゆる分野におきまして、女性も男性も幅広く活躍をできる男女共同参画社会を築くことにつきましては、大変重要というふうに認識をしております。  法曹三者に占める女性の割合につきましては年々上昇しているものの、現状におきましても、法曹志望者に...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 最高裁判所の裁判官の任命につきましてでございますが、これは、内閣におきまして、裁判所法第四十一条第一項で定めます任命資格のある者の中で、それまでのキャリアや人格、識見等に照らしてふさわしい者を、最高裁判所長官の意見を聞いた上で総合的に勘案し、適切に任命し...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま可決されました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  また、最高裁判所に係る附帯決議につきましては、最高裁判所にその趣旨を伝えたいと存じます。
04月07日第204回国会 衆議院 法務委員会 第11号
議事録を見る
○上川国務大臣 今般の法律案につきましては、様々な御議論を踏まえた上で、また、法制審議会の審議を尽くしていただいた上で、そして、それに基づいての提案ということになるわけでございますが、その趣旨でございますけれども、公職選挙法の選挙権年齢や、また、民法の成年年齢の引下げなど、十八歳...全文を見る
○上川国務大臣 少年法の適用対象とする年齢、この在り方につきましては、成長過程にある若年者をどのように取り扱うか、また、どのように改善更生、再犯防止を図るかに関わる問題であると認識をしております。  したがいまして、民法上の成年年齢が引き下げられたからといって、論理必然的にこれ...全文を見る
○上川国務大臣 本法律案につきましては、令和二年の十月の法制審議会総会におきまして、全会一致で採択された答申に基づくものでございます。  少年法の在り方につきまして、法務省では、法制審議会への諮問に先立ちまして、若年者に対する刑事法制の在り方に関する勉強会を開催いたしました。法...全文を見る
○上川国務大臣 今般の本法律案につきましては、改正の趣旨またその内容につきまして、これを、十八歳、十九歳の者のみならず広く国民の皆様一般にも周知をし、そして理解を深めていくということは大前提であるというふうに思っております。  法務省といたしましては、本改正案が成立した場合には...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員から御指摘をいただきました、基本的な法制度間の整合性の問題、また国民にとっての分かりやすさという観点から、法制度の検討に当たりまして考慮すべき事柄ではないか、こういうお考えの中での御質問かと思います。  確かに、基本的な法制度間の整合性、国民に対して...全文を見る
○上川国務大臣 第十四回国連犯罪防止刑事司法会議、京都コングレスでございますが、ちょうど一か月前でございますけれども、無事、六年ぶりということでありますが、開催をされました。コロナ禍でございまして、ハイブリッド型でございましたけれども、百五十二か国、五千六百人の皆さんにエントリー...全文を見る
○上川国務大臣 この少年法の適用年齢、対象年齢の在り方につきましては、委員御指摘いただきましたとおり、成長過程にある若年者をどのように取り扱い、また、どのように改善更生を図るかに関わる問題であるというふうに認識をした上で、民法の成年年齢が引き下げられたからといって、論理必然的にこ...全文を見る
○上川国務大臣 家庭裁判所におきましては、実務上、原則逆送事件についても、十分な調査を尽くした上で、刑事処分相当として逆送決定をするか否かを慎重に判断をしているものと承知をしております。  ただいま委員の方から、現行法につきましては、少年法第二十条の第二項のただし書の運用等につ...全文を見る
○上川国務大臣 本法律案におきましては、十八歳、十九歳の少年が選挙権等を認められ、民法上も成年として位置づけられるに至った一方で、成長途上にある、そして可塑性を有する存在であるということを踏まえまして、これらの者につきまして、いわゆる原則逆送対象事件の範囲を拡大しているところでご...全文を見る
○上川国務大臣 本法律案におきましては、十八歳以上の少年のとき犯した罪により刑に処せられた場合につきましては、資格制限の特則を適用しないこととしております。  これは、十八歳及び十九歳の者について、業務の性質や実情等を問わず資格制限規定の適用を一律に緩和することは、責任ある主体...全文を見る
○上川国務大臣 犯罪の被害に遭う方がいなくなるということ、このための方策として、これは大変難しい事柄であると認識しておりますが、そもそも犯罪が起きないようにするという、まさに委員御指摘の極めてシンプルなメッセージだというふうに考えます。
○上川国務大臣 本改正の趣旨に係るところでございますが、十八歳及び十九歳の者が選挙権を与えられる、また民法上も成年として位置づけられるということに、こうした状況に至った一方、十八歳及び十九歳の者は、成長途上にありまして可塑性を有する存在であるということを踏まえ、少年法の適用におい...全文を見る
○上川国務大臣 少年法の第一条、基本的な規定でございますが、「この法律は、少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年の刑事事件について特別の措置を講ずることを目的とする。」と規定されているところでございます。  本...全文を見る
○上川国務大臣 今回の改正につきましては、少年法の基本的な枠組みというものを維持しているというこの基本原則にのっとって、子供たちの可塑性また成長途上にあるということを前提にしながら、しかし、今、民法の成年年齢引下げも含めまして、大人としての、契約も含めて行為責任を持つということに...全文を見る
○上川国務大臣 先ほども答弁の中で申し上げたところでございますが、少年法は、第一条に目的規定がございます。「少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年の刑事事件について特別の措置を講ずること」としているところでござい...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員から、そうした御指摘の内容につきまして御紹介をいただきましたけれども、推知報道を解禁することについて、犯罪の抑止につながるとの意見があるということも承知をしているところでございます。  もっとも、推知報道の一部解禁によりまして、犯罪抑止効果の有無、程...全文を見る
○上川国務大臣 先ほどの御質問のときに御答弁させていただきましたけれども、なかなかエビデンスということになりますと、いろいろな意見は御紹介をいただいているところでございますが、例えばそれを数値的に表すとかそういうもの、あるいは論文がというようなことになりますと、意見としてのものな...全文を見る
○上川国務大臣 ただいまの御質問は、少年法の第六十一条、まさに推知報道の禁止を定めているものでございますが、この趣旨でございますけれども、少年の特定に関する情報が広く社会に伝わり、その社会生活に影響を与えることを防ぐということによりまして、その更生に資することにあるというものでご...全文を見る
○上川国務大臣 まず、先ほど来申し上げているところでございますが、いわゆる推知報道の禁止を定める少年法の第六十一条の趣旨でございますが、少年の特定に関する情報が広く社会に伝わり、その社会生活に影響を与えることを防ぐことにより、その更生に資することにあるということでございます。 ...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま、退職手当を自主返納するかどうかにつきまして、私自身が大臣として求めるべきではないか、こういう御質問だと思います。  この点につきまして、先回も答弁をしたところでございますが、退職手当を自主返納するかどうかは、まさに本人が判断すべきものというふうに考えて...全文を見る
○上川国務大臣 階委員から、今の社会の要請に照らして考えると、階委員のお言葉でいきますと、自主返納はすべきである、こういう御意見だというふうに思います。その御意見については、受け止めさせていただきたいと思います。
○上川国務大臣 ただいま冒頭に申し上げたことの繰り返しでございますが、本人が判断をすべきものでございます。退職手当の自主返納という大変、こういうことでございますので、本人が判断すべきものというふうに考えております。それは本人が、もろもろの社会の要請ということに照らして、しっかりと...全文を見る
○上川国務大臣 私、国会のいろいろな御質問に対しましてはしっかりとお答えをするというそうした立場で臨ませていただいております。これはいかなることもそうでございます。  先回の御質問に対しても、自主返納しているかどうかという有無につきましても、その旨お伝えをさせていただきました。...全文を見る
○上川国務大臣 御質問ということでございます。仮定の御質問でございますが、この立場にある者としては、御質問に対してお答えをするということだと思います。
○上川国務大臣 今の御質問に対しては、そのように対応いたします。
○上川国務大臣 ただいま紙に、配付していただいているところでございますが、その上で申し上げるところでございますけれども、検察当局におきましては、従来から、捜査上の秘密の保持につきまして格別の配慮を払っているものというふうに承知をしております。  他方、報道各社につきましては、独...全文を見る
○上川国務大臣 まず、三点目ということでございますが、個別事件の公表の在り方については、これは検察当局において判断すべきものというふうに考えておりまして、改めて調査をするということについては先ほどのとおりでございます。  マスコミと検察との間で行ったブリーフィング等の資料という...全文を見る
○上川国務大臣 お尋ねの件でございますが、まさに捜査活動の活動内容に係る事柄でございまして、お答えにつきましては控えさせていただきたいと存じます。
○上川国務大臣 ただいま御指摘いただきました、念頭に置かれている案件の処理ということでございます。  まさに捜査機関の活動内容に関わる事柄であるということでございますので、お答えにつきましては差し控えさせていただきたいと存じます。  なお、個人の政治活動、あるいは選挙運動に関...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま、一連の具体的な事件に対しまして、その捜査に関する御質問ということでございます。  捜査機関の活動内容に関わる事柄でございますので、お答えにつきましては差し控えさせていただきたいというふうに思っております。
○上川国務大臣 今回の原則逆送事件の範囲の拡大ということにつきましては、今回の少年法の改正におきましての、重大な犯罪を、罪を犯した場合については、少年であっても刑事処分の対象となるという原則を明示するということでございまして、現行のその考え方に照らして今回もそのような形で拡大をす...全文を見る
○上川国務大臣 考え方、アプローチにつきましては、いろいろなアプローチの仕方があろうかと思います。今委員から御指摘いただいたように、原則逆送の対象とする事件に関しまして、個別の罪ごとにその当否を検討する方法、こういったことについても一つの考え方であると。  この点につきましては...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま少年法の六十三条に係る御質問がございました。  六十三条において規定していることとされている選挙犯罪等についての特例ということでございますが、現在、平成二十七年六月成立の選挙権年齢の引下げに係る公職選挙法等一部改正法附則第五条第一項及び第三項に規定されて...全文を見る
○上川国務大臣 今委員の方から、法律の改正に伴いまして再犯率がどうなるかとか、いろいろな指標の中で変化をどのように予想するのかという御質問も併せて聞かれているんですけれども、私は、今回の少年法の改正におきましては、一人一人の少年の事情をしっかりと踏まえた上で、家裁の調査官が調査審...全文を見る
○上川国務大臣 今の、レアケースであるというふうに表現したこと、そのことの意味というのが、どのようなやり取りでそういうふうに申し上げたか分かりませんが、今のようなことについては、理解を求めるという意味での説明としては不十分であると思います。(発言する者あり)  不適切であると思...全文を見る
○上川国務大臣 いわゆる推知報道の禁止を求める少年法第六十一条の趣旨でございますが、少年の特定に関する情報が広く社会に伝わり、その社会生活に影響を与えることを防ぐ、その更生に資することにあるということでございます。  もっとも、この推知報道の禁止でございますが、今刑事局長も答弁...全文を見る
○上川国務大臣 様々な観点を、バランスをしっかりと図るということでございます。そういう中で打ち出した政策ということでございます。政策的な判断ということでございます。
○上川国務大臣 今刑事局長が御答弁をされたところでございますけれども、虞犯の制度そのものにつきましては、そもそも、この性格、環境に照らしまして、将来罪を犯すおそれのある少年、これにつきまして少年院送致も含む保護処分を課すことができるもの、こういう制度でございます。しかし同時に、今...全文を見る
○上川国務大臣 委員御指摘の、この法律案におきましての犯情ということについての御質問でございますが、この法律案におきましては、十八歳以上の少年に対します保護処分につきましては、犯罪の軽重を考慮して相当な限度を超えない範囲内、すなわち、犯した罪の責任に照らして許容される限度を超えな...全文を見る
○上川国務大臣 保護処分ということにつきまして、対象者の権利、自由の制約という不利益、これを伴うものであるため、民法上の成年とされ監護権の対象から外れる十八歳以上の少年につきまして、犯した罪の責任に照らして許容される限度を超える処分を行うことは、法制度としての許容性、相当性の点で...全文を見る
○上川国務大臣 ただいまの御質問のベースになる現行の少年法の規定でございますが、二十条の第二項のただし書に係る事柄であると理解をしているところでありますが、このただし書につきましては、原則逆送の例外を定めるというところでございまして、その趣旨は、重大な事件につきましても、個別の事...全文を見る
○上川国務大臣 この法律案につきまして、今の段階でお出しをしているこの背景につきましては委員御指摘のとおりでございますが、令和四年四月一日からの施行をするというこの前提の中で、同時に行うということを目的としているところでございます。  十八歳、十九歳の少年が民法上の成年となるこ...全文を見る
04月08日第204回国会 参議院 法務委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 京都コングレスの開催、これで一か月がたとうとしておるところでございます。委員も大臣時代に、この京都コングレスにつきまして、特にサイドイベントの開催については大きな御指導をいただいたものと承知をしております。ありがとうございました。  この我が国の刑事司...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘の被疑者の取調べへの弁護人の立会いの制度についてでございますが、御紹介いただきました法務・検察行政刷新会議におきましても、制度の導入を求める意見がある一方で、現行法の下でこの制度だけを導入した場合の支障についても強い懸念を示す意見もあるなど、様...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 性犯罪は、被害者の尊厳を著しく侵害する、その心身に長年にわたりまして重大な苦痛を与え続けるというものでありまして、決して許されるものではございません。厳正に対処していく必要があるものと認識をしております。私も、その意味で、この問題、そして被害者の方々の声...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今委員から、SDGsということでございますが、お触れになりました。誰一人取り残さない社会の実現のためには、今この新型コロナ禍におきましてますますプレッシャーが掛かっているという状況でございますので、今まさにこの問題を真っ正面から捉えていく必要があるという...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) インターネット上での誹謗中傷等の書き込みにつきましては、同様の書き込みを次々と誘発をするものでありまして、取り返しの付かない重大な人権侵害につながるものと認識しております。決してあってはならないことと考えております。法務省におきましては、御提言の内容も踏...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 令和二年七月十七日閣議決定されました成長戦略フォローアップにおきまして、この民事訴訟手続のIT化の実現のため、二〇二二年、令和四年中の民事訴訟法等の改正に取り組むこと、また、民事訴訟手続のIT化の検討も踏まえつつ、二〇二〇年度、令和二年度中に家事事件手続...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 様々な困り事、また御相談を抱えた外国人の方々に対しましては、生活の一番身近な地方自治体のそうした中で対応していくということ、これは極めて重要なことだと考えております。しかも多言語で対応していただくということ、これが重要であるということでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この技能実習制度でございますが、技能等の移転を通じた国際貢献、これが最大の目的の制度でございます。その意味で、多くの技能実習生の方々、実習を全うされて母国等で御活躍をされている方々がたくさんいらっしゃるということを承知しております。  しかしながら、一...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 法務省におきましては、この提言の送付を今朝受けたところでございますが、令和二年十月二十日の開催されました第七回の性犯罪に関する刑事法検討会におきまして配付をさせていただいているところでございます。  提言の内容につきまして、この刑法の改正に関わる事項に...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この委員の御指摘いただきました、暴行、脅迫を用いなくとも強制性交等罪や、また強制わいせつ罪が成立するものとされる被害者の年齢ということでありますが、現行法上十三歳とされているこの年齢を引き上げるべきだという御指摘があることにつきましては承知をしております...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま、橋本崇載元棋士によりまして、御指摘いただきました資料も含めて、先回もそのようなお話をいただきました。  御指摘された公表及び発信の状況については承知をしているところでございます。個人の公表や、また発信につきまして、法務大臣としてこの所感を述べ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 法制審議会及び部会は、民事法、刑事法その他法務に関する基本的な事項につきまして調査審議をすることを目的とするものでございます。先ほど答弁をしたところで、のとおりでございまして、このような調査審議を行うためには、そうした基本的な法律の立案、とりわけ運用等に...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 民法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、所有者不明土地の増加等の社会経済情勢の変化に鑑み、所有者不明土地の発生を防止するとともに、土地の適正な利用及び相続による権利の承継の一層の円滑化を図るため、民法等の...全文を見る
04月09日第204回国会 衆議院 法務委員会 第12号
議事録を見る
○上川国務大臣 ただいま委員から今回の御質問をいただくに当たりまして、冒頭に、犯罪被害者に私自身も向き合いながら、十七年間でございますが、当時、被害者の方々の衝撃的なお話を伺って一言も言葉が出ず、もう全て抱え込んで帰ってきたことを思い出すわけであります。  犯罪に巻き込まれると...全文を見る
○上川国務大臣 事件広報ということでございますが、これは検察当局がなすことでございます。この場合におきましては、個別の事案における被害者の方の氏名等の個人情報を公表するか否か、先ほど申し上げたように、私も、そういう意味で、この問題について扱うに当たって、そこで判断をする方が、被害...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま御質問のベースになりました平成二十七年の内閣府の世論調査結果、これは、平成二十七年の七月から八月にかけての実施期間ということでございます。実感として、おおむね五年前と比べて、少年による重大な事件が増えていると思うかという、こうした設問でございます。それに対...全文を見る
○上川国務大臣 今回の法改正におきましては、民法の成年年齢の引下げということで、十八歳及び十九歳の者が大人として、社会的にいうと契約をすることができる、その他、自立した主体としての存在を、社会の中でしっかりと活躍していただきたい、こういう中で、法律の制定によりまして、これが成立し...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま消費者庁におきましての研究会においての取組の実態、実情につきまして、政務官からの答弁がございましたけれども、消費者契約法の改正につきまして、この検討が進められているところでございまして、法務省としてはそうした検討を見守るとともに、基本法制を所管する立場でご...全文を見る
○上川国務大臣 お尋ねの公民権停止や公職選挙法の趣旨につきましては、まさに総務省の所管ということでございまして、法務省の所管しているものでないということでございます。  その上で、お尋ねでございますが、捜査機関の活動内容に関わる事柄ということでございますので、お答えにつきまして...全文を見る
○上川国務大臣 そもそも少年法の適用年齢につきましては、選挙権年齢を十八歳に引き下げる公職選挙法一部改正法の附則によりまして、国会の意思として、民法の成年年齢とともにこれを引き下げるかどうかの検討が求められたものでございます。その検討の結果、本法律案におきましては、公職選挙法や民...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員から、デンマークの刑務所、また、とりわけ少年院における実態につきまして、得た情報につきまして、大変貴重な情報をいただきましたことを感謝申し上げたいというふうに思います。  先月開催をいたしました京都コングレスにおきましては、世界全体の共通の課題が、再...全文を見る
○上川国務大臣 御質問をいただきました資格制限の件でございますが、今回の法律案におきましては、十八歳以上の少年のとき犯した罪により刑に処せられた場合につきましては、少年法第六十条の資格制限の特則を適用しないこととしているところでございます。  これは、十八歳及び十九歳の者につき...全文を見る
○上川国務大臣 このコロナの状況がどのような影響を与えるかということについて、虐待、DVを始めとして、様々な精神的な問題も含めて、また閉じこもりの問題も含めて、また自殺の問題も含めて、うつの問題も含めて、本当に、健康の中で二次被害のようなものがかなり深刻に及ぶのではないかというの...全文を見る
○上川国務大臣 本法律案におきましては、特定少年に係るというか、十八歳、十九歳の年齢の方が原則逆送の対象となる事件の範囲は拡大することとしておりますが、現行法と同様でありまして、例外となるただし書を設けることとしているところでございます。  そのため、新たに原則逆送の対象となる...全文を見る
○上川国務大臣 お尋ねにつきましては、政党における議論、政党においてどのような議論が行われたかということについてに係る、在り方に係るものであるということでございまして、私は今、法務大臣という立場でございますので、お答えする立場にございません。
○上川国務大臣 選択的夫婦別氏に関しまして、法制審議会におきまして答申を受けたのが平成八年二月でございましたので、そのことを内容といたします民法の一部を改正する法律案の要綱を答申をしていただいたところでございます。  選択的夫婦別氏制度の導入に関しては、平成八年と平成二十二年に...全文を見る
○上川国務大臣 法務省におきまして、今の法制審議会におきまして、平成八年二月に選択的夫婦別氏制度を導入すること等を内容とする民法の一部を改正する法律案の要綱を答申をして、その内容については、夫婦の氏については、夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫若しくは妻の氏を称し、又は各自...全文を見る
○上川国務大臣 その法制審議会においての御議論は、本当にいろいろな論点から幅広く御議論をいただいてまいりましたので、その内容そのものについて大変重要であるというふうに認識をしております。具体的な選択肢の一つとして位置づけている状況でございます。
○上川国務大臣 先回、民事局長から答弁をした戸籍のことでございますけれども、戸籍は、日本国民の親族的身分関係を登録、公証する唯一の公簿でございます。仮に、選択的夫婦別氏制度が導入された場合でありましても、その機能、また重要性、これは変わるものではございません。
○上川国務大臣 情報漏えいということに対しましての御質問ということでございます。  三年の四月七日に、中谷委員に対しまして私自身が答弁した内容につきましては、そのときの議論が、インターネット上の情報の流通がございまして、それによって亡くなられた方がいらっしゃったと、非常にセンセ...全文を見る
04月13日第204回国会 参議院 法務委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今、豊田委員から、この所有者不明問題に関します全くフラットな状態から物事を組み立てていく、その初期のプロセスの、一番初めの所有者不明土地問題に関する議員懇談会のことに触れていただき、また、保岡興治、当時会長として、そしてこの問題についていろんな角度での課...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員の方から、遺産分割がされないまま相続が繰り返されることによりまして多数の相続人による共有関係が生ずると、先生のお言葉で所有権のミクロ化という問題でございますが、これは、相続人申告登記のみではなかなか防止することができないものというふうに認識を...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今、真山委員から、所有者不明土地のマクロの数字ということで、大体九州の規模ぐらいが今現状であり、二〇四〇年までに行くと七百十でしたでしょうか、そのぐらいの規模になるというシミュレーションを増田研究会の方がしたわけでございます。初めての調査結果でございまし...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この所有者不明土地につきましては、これは先ほど来説明をしております不動産登記簿、これを見ても所有者やその所在が直ちに判明しないため所有者を探索することに対しまして、戸籍等の収集に行ったり、また現地への訪問等を要するなど、多大な時間とそして費用が必要となる...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 相続放棄の申述件数でございますが、長期にわたりまして増加傾向にあります。法定相続人全員が相続放棄した場合も含めまして、相続人がいることが明らかでない場合に利用されるこの相続財産管理制度に基づきまして、最終的に国庫に帰属する土地も最近は増加してきているもの...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 先ほど委員から御質問がありまして、これから動向をしっかりとフォローしていくべきではないかという御指摘がございまして、私どももそのように思っているところでございます。しっかりと、国庫への帰属の件数とか、あるいはそのエリアの面積とか、あるいは地目につきまして...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員から一連の御質問をいただきまして、その内容につきましても、なかなか御理解をいただかないとその制度そのものが生きてこないと、こういう御趣旨で答弁もさせていただいてきたところでございますが、相続申告登記は、相続による権利移転を公示するものではなく...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今般の法改正におきまして、相続登記の申請の義務化をするわけでございます。国民に新たな負担を課すものでありますし、また、過料を伴う具体的な義務を設けるものでもございます。国民に、一般に対しまして十分な周知を図るということが極めて制度の運用の面でも大事である...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員今御指摘をいただきましたモラルハザードの可能性についての危惧ということでございますが、土地の所有権の国庫帰属を広く認めることとすると、本来土地を適切に管理すべき責務を負う土地の所有者が将来的にこれを国庫帰属させる意図の下で土地の管理をおろそかにすると...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この相続土地国庫帰属制度によりまして国庫への帰属が想定される土地につきましては、基本的には利用の需要がないものでございまして、国庫帰属後は長期間にわたりまして国が所有者として管理をし、その費用につきましては国民の負担で賄われる可能性が高いものと想定をして...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 日本全土のこの地図を正確に把握をしていくということについては、これは権利義務の対象になるわけでありますので、極めて大事であると思います。  私もいろいろ地域を回らせていただいて、それぞれ公民館などにも古い地図がございますと、その区画の在り方については、...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この相続土地の国庫帰属制度につきましては、所有者不明土地の発生抑制ということを目的としておりまして、広く相続された土地を対象としているものでございます。現実には、現状のままでも国庫帰属の要件を満たしている土地もありますし、またそうでない土地もあるというこ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 国家公務員等の一部を改正する法律案につきましては、現在、成案が得られるよう努めている最終段階にあるということで御理解をいただきたいというふうに思います。  その上でお答えを申し上げるところでございますが、同法律案中の検察庁法改正部分につきましては、昨年...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 先ほど答弁をさせていただきましたけれども、昨年の通常国会に提出した改正案につきましては、国民の皆様の理解を十分に得ることができなかったということについては極めて重く受け止めているところでございます。国民の皆さんの信頼なくして検察の、検察官の勤務そのものも...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この相続人登記、申告登記でございますが、これは所有権の登記名義人に相続が発生したこと、そして当該登記名義人の法定相続人と見られる者を報告的に公示するものであるということでございますので、相続人の探索にコストや時間を要するといった問題の解消には有効であると...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この所有者不明土地問題でございますが、平成二十三年の三月十一日に発生をいたしました東日本大震災からの復旧復興事業におきまして、所有者不明土地等の存在によりまして円滑に用地取得が進まず、それに対する対応が大きな課題となったことを契機として広く認識されるよう...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 沖縄県の土地につきましては、今委員から御紹介をされたとおりでございますが、沖縄戦によりまして公図、公簿等の記録が焼失したため、戦後、所有者、所有権の認定作業や地籍調査が実施されたところでございますが、これらの作業等によりましても所有者を確認できない土地が...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この所有者不明土地問題でございますが、震災、東日本大震災からの復旧復興事業ということで、この契機を、非常に大きな社会的な認識が更に広まったということで、今般の取組、一連の取組に至っているところでございます。  災害時における復旧復興等の過程で公共事業の...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 所有者を特定することができない土地や、また所有者の所在が不明となっている土地につきましては、その所有者に必要な関与を求めることができず、その管理や利用に困難を来し、社会経済上の不利益を生じさせるものでございます。  現行法におきましては、このような不動...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 都市部への人口移動、また人口減少や高齢化の進展等によりまして、地方を中心に土地の所有意識が希薄化するとともに、土地を利用したいというニーズも低下する傾向があると指摘がございます。その結果、土地を相続したものの土地を手放したいと考える者が増加しているとの指...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 現行法上の対処ということについて申し上げたいと存じますが、我が国の刑法におきましては、未成年者を略取し、又は誘拐をした者は三月以上七年以下の懲役に処すると、これは刑法二百二十四条でございます。また、所在外国に移送するという目的で人を略取し、又は誘拐した者...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 先ほど申し上げたとおりでございますが、一方の親による子の連れ去りにつきまして、経緯やまた態様等を一切問わず一律に違法性が阻却されないようにすることにつきましては、慎重な検討を要するものと考えております。  刑法は法益保護のために用いられるところでござい...全文を見る
04月14日第204回国会 衆議院 法務委員会 第13号
議事録を見る
○上川国務大臣 犯罪を犯した方、また、非行の方々の社会においての状況があるということの中で、その方の立ち直りのためには、やはり、しっかりとした居場所と、そして仕事をしっかり持って、自立した生活を自信を持って営んでいくことができるということを社会全体で見守り、また寄り添い、そして切...全文を見る
○上川国務大臣 我が国におきまして、法制度でございますが、国民主権の基本的な理念の下で、国民の理解そして信頼を得られるものであるということが要請されるところでございます。  また、刑事司法制度ということでの御質問でございますが、犯罪を取り扱うということでございますので、その制度...全文を見る
○上川国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、国民の信頼とまた理解、こうしたものに支えられてこそ初めて刑事司法の制度が、先ほど申し上げたような趣旨の中で、制度そのものが生きてくるわけでございますので、この運用におきましても、こうした視点からしっかりと担保することによって、ひいては国...全文を見る
○上川国務大臣 先般、御質問に対しまして、この少年法第一条におきましての、少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年の刑事事件につきまして特別の措置を講ずることを目的とする規定というものを申し上げまして、本法律案につ...全文を見る
○上川国務大臣 まさに委員御指摘のところでございます。
○上川国務大臣 EBPM、エビデンス・ベースド・ポリシー・メイキングということでございます。エビデンスに基づきまして、政策立案につきましては、まず政策目的を明確化するということ、そして、その目的達成のために本当に効果が上がる政策手段は何かなど政策手段と目的の論理的なつながりを明確...全文を見る
○上川国務大臣 正直申し上げまして、今の概念について、私自身、EBPMのポリシーを進めていく上で考えたことがございません。  政策の芽というのは、必ずしも目の前に政策の芽があるものではなく、小さな声にも耳を傾けながら、これから将来に向かって大事なことについては、これはエビデンス...全文を見る
○上川国務大臣 今回の少年法の在り方についての検討ということでスタートした大きな背景は、国会の意思という形で、選挙権の年齢を十八歳に引き下げる公職選挙法一部改正法の附則がございまして、民法とともにこれを十八歳未満に引き下げるかどうかの検討が求められたことが契機となっているところで...全文を見る
○上川国務大臣 EBPMの、先ほど申し上げたような、様々なプロセスの中でどのように考えていくのかというのは個別ケースでございますが、そういう方向になるようにしっかりと意識を持って、それぞれ関わる者が違いますので、そういう視点を持って取り組んでいくということは極めて大事だと私は認識...全文を見る
○上川国務大臣 犯罪の予防、抑止の効果につきましては、性質上、実証的な根拠をなかなか明確に示すことが難しい。そういう意味では、先ほど、EBPMの一つの難しい事案、エリアというふうに申し上げたところでございます。しかし、その中にありましても、やはり、その実態についての御理解をいただ...全文を見る
○上川国務大臣 今申し上げた数値でございます。これをどのように見るか、私は、先ほど、減少しているので一定の評価ができるのではないかと申し上げたところでございます。その考え方も一つの見方ということであります。また、委員の方からそれはそうではないと言われれば、そうした見方もあるかもし...全文を見る
○上川国務大臣 先ほど来、EBPMの対象としてなかなか難しい範疇であるということを繰り返し申し上げてきたところでございますが、しかしこの分野におきましても、やはり皆様の理解とまた信頼を得るべきための追求は限りなくしていくべきものというふうに考えておりまして、これは実験的な試みがな...全文を見る
○上川国務大臣 我が国の様々な改正、刑事司法の分野におきましてするときには、必ず外国の事例ということについて委員の皆さんからも御質問がされ、また、議院としては、じゃ、外国ではどうなっているんだろうかということでかなり調査をするところであります。  私も、今、須藤先生がお示しにな...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員から作業報奨金の使途につきまして、被害者に対しての償いというところについての使途もあるのではないかということも踏まえて、作業報奨金の金額についての御指摘がございました。  そもそも、これは労働の対価としての賃金というものではございませんで、刑務作業に...全文を見る
○上川国務大臣 法律そのものを今御審議をいただいているところでございます。委員の御質問の中にも、様々な視点から御質問いただきました。  そうしたことも踏まえまして、これから、この法律案が国会の中で可決されたとするならば、その後の作業につきましては、周知徹底も含めまして、今まで、...全文を見る
○上川国務大臣 今委員の方から、就業というか、仕事という生活のみならず、日常生活や社会生活の中で自立をしていくということ、そして、それにふさわしい、ニーズにふさわしい環境をつくっていくということが極めて大事だ、こういう御指摘だと思います。  最後の自立するところまで、本当に協力...全文を見る
○上川国務大臣 多様性の観点というのは極めて重要であると認識しております。しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
○上川国務大臣 御質問のとおりでございます。含まれます。
○上川国務大臣 これまでの少年法の適用におきまして、二十歳以下の十八歳、十九歳も含めまして、十七歳以下も含めまして、教育的な指導とかいろいろな形で、その方たちが、可塑というか、成長を更に遂げていくという、ここについては、大人であったとしても、例えば四十代でも五十代でも、もちろん変...全文を見る
○上川国務大臣 今回、要保護性がある虞犯少年ということで定義をされている部分でありますけれども、今までは十八歳、十九歳であっても、虞犯少年として位置づけてきたところでありますが、そして、今、これからの少年法改正におきまして、その対象から外れるということでありますが、問題の性質とい...全文を見る
○上川国務大臣 お皿の例えはちょっと分かりにくいので、ちょっと申し上げることができないんですけれども。  民法の成年年齢が引き下げられます。十八歳、十九歳の者につきましては、契約もできますし、そして親の監護からも外れるということ、これは民法の改正によりまして決まったことでありま...全文を見る
○上川国務大臣 この基本的な枠組みを変えますと様々な課題もまた起きてくるところでございまして、大事なことは、この世代の要保護性、つまり、可塑性があって、また、これは若年ということにも広がるわけでありますが、その世代をどういうふうに考えていくかということの、これが本質的な、実体的な...全文を見る
○上川国務大臣 この今の制度でございますけれども、重大な事件につきましても、やはり十分な調査を尽くして、そして、個別の事案ごとに家庭裁判所の判断によりまして、逆送せずに保護処分を選択できる、そうした判断を今までの家裁が行ってきた機能、これを十分に生かしていただきたいということで残...全文を見る
○上川国務大臣 ここのところは、刑事司法の制度そのものの基本的な考え方のところともつながるところでございますけれども、先ほど御質問をいただきました点でございます。  そもそも、この刑事司法、犯罪を取り扱う刑事司法制度ということでありますが、まず第一に、罪を犯した者が将来再び犯罪...全文を見る
○上川国務大臣 家庭裁判所及び少年法に係る様々な、先生方も含めまして、本当に丁寧に一人一人の状況を、寄り添いながら、しっかりと向き合いながら、先のことを考えながら対応していただいているということについては、私は、この家裁の仕組みというのは非常に大事な仕組みだと思っています。  ...全文を見る
○上川国務大臣 今の政策的判断の考え方の中で、局長が答弁したとおりでございますが、推知報道を解除する範囲、これにつきましては、罪を犯した者の更生と憲法で保障される報道の自由との調整をいかに図るべきかという観点から、様々な事情を踏まえた上での政策的判断をしたところでありますが、これ...全文を見る
○上川国務大臣 先ほど来申し上げているところでございますが、刑事司法手続、制度の中でのこの少年法の位置づけでございまして、十八歳、十九歳の者、民法の成年年齢が引下げになり、社会の中では、大人としての契約も結ばれ、そして、それぞれの責任についてもしっかりと責任を果たす、こういうこと...全文を見る
○上川国務大臣 本法律案の附則第八条でございます。  先ほど読み上げていただいたところでございますが、施行後一定期間が経過した段階で、罪を犯した十八歳及び十九歳の者に係る事件の手続、処分等に関する制度の在り方に関して、それまでに蓄積された運用実績とともに、その時点における社会情...全文を見る
○上川国務大臣 今、委員のお話を聞かせていただきながら、今、年齢で、委員の方は、子供に対してどう教えるのかという発想、そして大人に対してもどういうふうに啓蒙していくのかという、こういう発想そのものの中に、子供はこの年から下とか、この上からは大人であるという、その一つの概念が、暗黙...全文を見る
○上川国務大臣 少年院の収容人員の減少ということに対しまして、地域の方々からいろいろなニーズがあるということも併せて、私もヒアリング等で聞かせていただいているところでございます。  矯正教育の知見とかノウハウは非常に厚いものがございまして、これをそのまま、例えば学校教育の現場で...全文を見る
○上川国務大臣 皿がなければ虞犯がないという、ちょっとその例えは、そのことについてはもう一度整理しなくてはいけないと思うんですけれども。  虞犯の制度につきましては、これは、その性格、環境に照らしまして、将来、罪を犯すおそれのある少年につきまして、少年院の送致を含む保護処分を課...全文を見る
○上川国務大臣 今の御質問でございますが、十八歳以上の少年については虞犯による保護処分を認めない、その一方で、十七歳以下で保護観察に付された少年について、十八歳以上であっても虞犯による通告及び処分を可能とする、こういうことでございますが、十七歳以下のときに保護処分に付された少年に...全文を見る
○上川国務大臣 先ほどちょっと申し上げたところでありますが、あくまで十七歳以下のときに保護処分に付された少年ということを対象にしているところでございます。
○上川国務大臣 もう一度申し上げますと、あくまで十七歳以下のときに保護処分に付された少年を対象に、既にもう開始されていますこの処分の実効性確保のための仕組みという形で、この法律案につきまして、十八歳以上の少年に対して虞犯による保護処分を、皿がないという理由でということで、先ほどそ...全文を見る
○上川国務大臣 今の御質問は、今やっていること自体が、余り評価していないという御意見であるというふうに思いますが、私も、青少年の対策の担当大臣をしたことがございましたけれども、やはり、子供は年齢によりましてぶつぶつ切れるわけではございませんので、全体的な仕組みといたしましては、や...全文を見る
○上川国務大臣 民法の成年年齢引下げに伴いまして、成年に達するということでございます。  また、この少年法の今回の改正によりましては、社会的には責任のある者と認めていくという意味での行動に対しての責任を持つと同時に、可塑性やまた要保護性があるということでございますので、その点に...全文を見る
○上川国務大臣 今回、この成人、成年、大人、子供という概念のところに係る部分でございますが、本法律案におきましては、少年法で用いられています成人の定義につきましては削除する改正をすることとしております。  他の法律におきまして成人の文言が用いられている規定があるということも承知...全文を見る
○上川国務大臣 民法の成年年齢の引下げによりまして、十八歳、十九歳の者が大人として完成されたという形で、それを前提とするということについては、先ほど来申し上げたとおり、これらの者に対しまして、いまだ成長の過程にあるということでございます。  また、民法の年齢の引下げによりまして...全文を見る
○上川国務大臣 現行の少年法でございますが、二十条一項におきまして、罰金以下の刑に当たる罪の事件につきましては、検察官送致、いわゆる逆送決定の対象から除外をされているところでございます。  他方、十八歳以上の少年ということでございますが、公職選挙法及び民法の改正等によりまして、...全文を見る
○上川国務大臣 今回は、十八歳以上の少年のときに犯した短期一年以上の懲役、禁錮に当たる罪の事件のうち、それぞれ、故意の犯罪行為により被害者を死亡させた罪以外の事件についてということでございますが、本改正後は、六十二条第二項の原則逆送規定、これで逆送するか否かは判断されるという状況...全文を見る
○上川国務大臣 今、交通事犯について申し上げたところでございますが、その可能性はありますが、最終的には家庭裁判所が個別の事案に応じて判断すべき事柄であるということでございます。
○上川国務大臣 十八歳以上の少年のときに犯した短期一年以上の懲役、禁錮に当たる罪の事件につきましても、逆送決定をするか否かを判断する際の考慮要素自体につきましては、本改正の前後で基本的に変わらないものというふうに考えております。
○上川国務大臣 先ほど申し上げましたとおりでございまして、短期一年以上の懲役、禁錮に当たる罪の事件につきまして、逆送決定をするか否かの判断をする際の考慮要素自体につきましては、本改正の前後で基本的に変わらないものと考えております。  もっとも、原則逆送の制度につきましては、保護...全文を見る
○上川国務大臣 まさにそこが家庭裁判所が個別の事案に応じて判断をすべき事柄でありますので、一概にお答えをするということは難しいところではございますが、改正の趣旨、これを踏まえて適切に判断されるものと承知をしております。
○上川国務大臣 先ほど来申し上げてきましたけれども、短期一年以上の懲役、禁錮に当たる罪の事件のうち、現行少年法の下では保護処分が選択されるようなものにつきましても、本改正後は刑事処分が選択される場合があると考えております。  その上で、具体的にどういう場合に刑事処分が相当と認め...全文を見る
○上川国務大臣 今、厚生労働省を中心として、困難を抱える女性たちということで、この間、様々な検討をしてきていただいておりますし、また、調査もしてきているところであります。  まさに、委員おっしゃった歌舞伎町のケースにつきましては、まさにアウトリーチしていくという形で、その女性た...全文を見る
○上川国務大臣 本法律案におきましては、十八歳以上の少年のとき犯した罪により刑に処せられた場合につきましては、少年法第六十条の資格制限の特則を適用しないこととしております。  御指摘のとおり、若年者の再犯防止、社会復帰のためには、就労の促進は極めて重要と認識しております。国会に...全文を見る
○上川国務大臣 今回、少年法の適用年齢の引下げに当たりましても、世界の中の動向につきましては、委員の御指摘いただいたアメリカも中心に調査をさせていただいているところでございますが、コネティカット州、ニューヨーク州、ノースカロライナ州につきましては、これまでの十六歳から十八歳に引き...全文を見る
○上川国務大臣 本法律案の附則第八条におきまして、施行から五年後の検討について規定をされているところでございますが、まずは、検討の前提といたしまして、本改正後の少年法、更生保護法、少年院法や成年年齢引下げに係る改正民法の施行状況のほか、これらの法制の施行後におきましての社会情勢、...全文を見る
○上川国務大臣 法律案につきましては、附則八条におきまして検討が求められているところでございます。  いずれにいたしましても、多角的な観点からの検討が行われるように、私としても適切に対応してまいりたいというふうに考えております。
○上川国務大臣 一律に推知報道を禁止するということで、インターネット上での多くの情報が流通している現状の状況を踏まえての上でも、今回、責任ある主体としての立場、刑事司法に対する被害者を含む国民の理解、信頼の確保の観点から適当ではないということで、推知報道については解除するというこ...全文を見る
○上川国務大臣 検察当局におきまして、事件広報におきまして、刑事訴訟法の四十七条の趣旨を踏まえ、また、さらに、今御指摘いただきました犯罪被害者等の権利利益を保護をするという犯罪被害者等基本法の理念、また、第四次犯罪被害者等基本計画、この趣旨にのっとりまして、被害者や御遺族の正当な...全文を見る
○上川国務大臣 先ほど来の議論の経緯も踏まえた上で、刑事局長からも答弁したところでございますが、少年法第六十一条の趣旨につきまして、少年の特定に関する情報が広く社会に伝わり、少年の社会生活に影響を与えることを防ぎ、その更生に資することにございます。  紙媒体の出版物への掲載以外...全文を見る
04月16日第204回国会 衆議院 法務委員会 第14号
議事録を見る
○上川国務大臣 ただいま可決されました少年法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  また、最高裁判所に係る附帯決議につきましては、最高裁判所にその趣旨を伝えたいと存じます。     ――――――――――...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま旧姓の通称使用の拡大に関する懸念という形で御指摘がございました。  戸籍上の氏との使い分けが必要になるなど、通称使用の拡大による対応では、社会生活上の不利益、これが全て解消されるものではない、こうした指摘もございます。また、戸籍上の氏と旧姓との使い分け、...全文を見る
○上川国務大臣 同性婚の当事者がいずれも外国人である場合、その双方の本国で有効に同性による婚姻が成立しているときは、在留資格を有する外国人の同性パートナーについても、本国と同様に我が国においても安定的に生活できるようにとの配慮から、特定活動の在留資格による入国、在留を認めていると...全文を見る
○上川国務大臣 まさに、父母の離婚に伴いまして、子の養育に関する法制度の在り方、これが非常に重要なことであると認識をしております。  チルドレンファーストということを所信の中で申し述べたところでございますが、親の離婚やまた別居の影響で子供の地位をどのように確保するのかという視点...全文を見る
04月16日第204回国会 衆議院 本会議 第22号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年、退去強制令書の発付を受けたにもかかわらず、様々な理由で送還を忌避する者が後...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 屋良朝博議員にお答え申し上げます。  まず、名古屋出入国在留管理局の被収容者の死亡事案に係る最終的な調査結果の公表時期についてお尋ねがありました。  本事案における当局等の対応の適否などについては、死因について一定の結論を得た上で判断することが適切で...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 吉田宣弘議員にお答え申し上げます。  まず、在留特別許可の申請手続についてお尋ねがありました。  在留が認められない者の迅速な送還の前提として、退去強制手続において、在留を認めるべき者の適切、迅速な判別が必要です。  そのためには、退去強制手続の対...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 藤野保史議員にお答え申し上げます。  まず、入管制度における外国人の基本的人権の尊重についてお尋ねがありました。  出入国在留管理行政上、送還忌避や長期収容の解消は重大な課題であり、本法律案は、現行の退去強制手続を一層適切かつ実効的なものとし、これら...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 山尾志桜里議員にお答え申し上げます。  まず、長期収容の原因についてお尋ねがありました。  現行法では、日本から退去すべきことが確定した外国人については、原則として、退去までの間、収容施設に収容することとされています。  その上で、退去強制処分を受...全文を見る
04月20日第204回国会 衆議院 法務委員会 第15号
議事録を見る
○上川国務大臣 先般の私の、三月十七日時点で御質問をいただいたということでございまして、そのときは、報道は出ておりましたけれども、この問題につきまして公表したのが三月十八日ということでありましたので、その時点におきまして、私、そのように答弁したということでございます。先ほどの国会...全文を見る
○上川国務大臣 今、報道機関各社の記事ということでの言及がございましたが、報道各社は、独自の徹底した取材活動に基づいて得た様々な情報を報道機関各社の判断において記事にしているものと思われます。報道機関がいかなる取材、情報に基づいて当該報道を行っているかにつきまして、承知をしており...全文を見る
○上川国務大臣 この記事につきましては、報道各社が責任を持って取材をした上で、今のように各新聞その他で報道しているものと承知をしておりまして、それがいかなる取材、情報に基づいてそうした報道を行っているかについては承知をしておりません。
○上川国務大臣 内容については報告を受けている状況でございます。
○上川国務大臣 今読み上げた文言でございますが、当該報道につきまして、漏えいがあったことを疑わせる確たる証拠が存せずということでございます。  そもそも、特定の報道を端緒として、報道機関による報道経緯あるいは根拠につきまして調査を実施することにつきましては、これまで答弁を繰り返...全文を見る
○上川国務大臣 先ほどちょっと申し上げたところでございますが、特定の報道を端緒として、報道機関による報道経緯また根拠につきまして調査を実施すること自体、これまでも御答弁申し上げてきたところでございますが、一般的には抑制的であるものというふうに考えております。  検察当局による情...全文を見る
○上川国務大臣 お尋ねの件につきましては、個別事件におきましての捜査又は証拠関係の具体的内容に関わる事柄であるということでございますので、詳細につきましてはお答えは差し控えさせていただきたいというふうに存じます。  その上でということでございますが、検察当局におきましては、一般...全文を見る
○上川国務大臣 法務行政でございますが、国民生活の安全、安心を実現することを使命としています。国民の皆様からの信頼なくしては成り立ち得ないものであると考えておりまして、この点につきましては検察においても同様と考えます。  法務・検察行政刷新会議の報告書におきましては、検察官の倫...全文を見る
○上川国務大臣 これまで一連の御質問をいただいてまいりましたけれども、特定の報道の経緯や根拠につきまして調査等を行うことにつきましては、様々な問題がございまして、一般的には相当ではないものと考えております。  報道機関の取材の自由また取材源秘匿の自由等に対する影響があり得るとい...全文を見る
○上川国務大臣 いかに御指摘の調査が行われたかということにつきましては、この報道内容自体が現職の幹部の犯罪行為を具体的に記事にするものであったことに加えまして、黒川元検事長自らが取材を受けた事実を報告し、賭けマージャンを行っていた事実関係をおおむね認めたことから、処分対象事実の存...全文を見る
○上川国務大臣 私は、法務大臣として、検察当局に対し、今委員の方が御指摘いただいたような、そうした指示等を行うことにつきましては抑制的であるべきというふうに考えております。  そもそも、検察は、公共の福祉の維持そして個人の基本的人権の保障とを全うしつつ、事案の真相を明らかにして...全文を見る
○上川国務大臣 検察が国民の信頼を失墜させるという事態が生じたことについては、極めて重く受け止めている状況でございます。  私も、九月に法務大臣に任命をされまして、この法務行政、司法の分野におきましての国民の皆さんからの信頼を得るために、日々それぞれの組織の中で、検察の理念も含...全文を見る
○上川国務大臣 もとより国会の国政調査権は大変重いものというふうに思っておりまして、これについては最大限の尊重を要するものというふうに考えております。  国政調査権の行使、あるいは、これを背景とした国会の委員会におけるお求めにつきましては、法務省として、法令の許す範囲で、でき得...全文を見る
○上川国務大臣 国会の国政調査権、あるいは、これを背景とした国会における御質問につきましては、最大限の尊重を要するものと考えております。  しかしながら、捜査内容そのものを明らかにすることは、単に具体的事件の捜査、公判への支障になるというだけでなく、関係者の名誉、プライバシーの...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員から、確定した刑事事件の訴訟記録に関しまして御質問がございました。  一般論として申し上げるところでございますが、確定した刑事事件の訴訟記録につきましては、その確定記録を保管する検察官が、刑事確定訴訟記録法に基づく閲覧申請に対しまして、同法に規定され...全文を見る
○上川国務大臣 確定した刑事事件の訴訟記録につきましては、先ほど申し上げたとおりでございまして、極めてルールが定められているところでございます。  法務省におきましては訴訟記録を保管しておりませんで、法務省から訴訟記録の写し、これを提供することは困難であるということは、御理解い...全文を見る
○上川国務大臣 国政調査権の行使、あるいは、これを背景とした国会そして委員会におきまして、お求めについては、法務省としては、法令の許す範囲内で、できる限り協力すべきものというふうに考えております。  先ほど来答弁をさせていただいておりますが、御指摘のような特定の報道の報道内容、...全文を見る
○上川国務大臣 法務行政につきましては、国民生活の安全、安心を実現する使命としておりまして、国民の皆様からの信頼なくしては成り立たないものというふうに考えております。  私は昨年の九月十七日に任命をされましたけれども、その当時、その前の様々な事態を非常に憂慮しておりました。そし...全文を見る
○上川国務大臣 昨年の通常国会におきまして提出いたしました国家公務員法等の一部を改正する法律案でございますが、このうち、検察庁法改正部分につきましては、国会のみならず、国会外におきましても様々な批判がなされまして、そして、立法府の判断で廃案に至ったものでございます。  当時、法...全文を見る
○上川国務大臣 先回の手続の中で、解釈変更について行った、これは維持している上でということでございます。
○上川国務大臣 今御指摘いただきました解釈変更についてでございますが、これは、一般の国家公務員に勤務延長制度が導入されました昭和五十六年当時と比べまして検察官を取り巻く情勢が大きく変化したことを踏まえまして、検察官につきましても、定年後も引き続きその職務を担当させることが公務遂行...全文を見る
○上川国務大臣 適用除外規定を置くこととしたところでございますが、御指摘のとおりでございますが、もっとも、法務省におきましては、昨年の通常国会に提出した法案につきまして、先ほど来申し上げたとおり、国民の皆様の理解が十分に得られなかった、また国会外でも様々な指摘があったことについて...全文を見る
○上川国務大臣 御指摘の解釈変更につきましては、先ほど述べたとおりでございまして、必要がありということで、適正なプロセスを経て行われたものと承知をしております。  法務省といたしましては、先ほど来申し上げて、繰り返しになるところでございますが、昨年の通常国会に提出した法案につき...全文を見る
○上川国務大臣 繰り返しになるところでありますが、法務省としては、昨年の通常国会に提出した法案につきまして、国民の理解が十分に得られなかったことを大変重く受け止めたところでございます。検察官に勤務延長の規定を適用しないという政策判断を行ったところでございます。  この政策判断の...全文を見る
○上川国務大臣 新型コロナウイルス、また新型コロナウイルスの変異株、こういう形で、昨年来、大変大きな国民的な不安も高まっている状況でございます。政府はこれまでも、国内外の感染状況、これを見極めつつ、必要な水際措置を着実に講じてきたところでございます。  昨年末の変異株、これの発...全文を見る
○上川国務大臣 今般の死亡事案につきましては、司法解剖を実施した解剖医によりまして鑑定が継続中でございます。現時点で死因の判明には至っていないと聞いているところでございます。  一般論として、鑑定におきましては、病理的な検査を行って、その結果を踏まえるなどの必要性から、一定の時...全文を見る
○上川国務大臣 今回は、医療体制も含めまして、当該亡くなられた方の状況、体調も含めまして、どのような状況になっているのかということについて、第三者を交えての調査を尽くした上で、今、中間報告という形で取りまとめているところでございます。また、第三者からの御意見がございまして、その辺...全文を見る
○上川国務大臣 今般の中間報告でございますが、これにつきましては、でき得る限り調査に全力を傾注するようにということで、その報告につきましても、明らかになった、現段階での判明している事実に基づきまして、亡くなられた方の収容中の診療経過等の客観的な事実関係、こういったものを取りまとめ...全文を見る
○上川国務大臣 体調が経過措置の中でどのように変わっているのかということも、医療の関係の対応がどうだったのか、これについて事実関係をしっかり把握していなければ、どのように問題があったのかということについての対応策も講じることができませんので、まずそれが、きちっと事実関係が、調査を...全文を見る
○上川国務大臣 今回、亡くなられた方の健康に関して、医療の状況とかあるいは対応についてどうなのかという事実関係、これを明確にしていかない限りその原因や背景も分かりませんので、しかし、出入国在留管理庁の方でやると、前から御指摘もいただいてきましたけれども、客観性、中立性に欠けるとい...全文を見る
○上川国務大臣 今回、命を預かる施設におきましてこうした事案が発生したということにつきましては、私も大変重く受け止めております。  そして、そのこともございまして、直ちに、出入国在留管理庁に対しましては、コロナ禍ということもございましたので、そのことも併せて、まず正確な事実関係...全文を見る
○上川国務大臣 三月十三日の黒川元検事長関連の報道に関しまして、再度御質問ということでございます。  御指摘の報道につきましては、漏えいがあったことを疑わせる確たる証拠が存せず、また事件関係者への取材により記事にできる内容でもあるということでございまして、法務省が検察当局に調査...全文を見る
○上川国務大臣 出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年、退去強制令書の発付を受けたにもかかわらず、様々な理由で送還を忌避する者が後を絶たず、...全文を見る
04月20日第204回国会 参議院 法務委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御質問の土地の境界のことでございますが、不動産登記法の第十四条第一項に定められております登記所備付け地図ということでございますが、これは登記された各土地の区画を明確にし、現地における各土地の境界の、あっ、筆界の位置、そして形状を明らかにするものでござ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 不動産登記につきましてのこのオンラインの申請、先ほど数字お述べいただきましたけれども、全体の六割を超えているところでございますが、その大部分を司法書士等の資格代理人によるものが占めている状況でございます。本人がオンラインでの登記申請をする割合は低水準にと...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今委員御指摘の、多数の相続人によりまして共有関係の発生防止をするためには、相続人間でできる限り早期に遺産分割がなされ、その上で、その内容を踏まえた登記がされる必要があると認識しております。今般の改正におきましても、遺産分割促進のために、遺産分割に関しまし...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今局長の方も、啓蒙啓発が非常に大事だというところで、国民の理解を得るということでございます。  モラルハザードは、想定が全くないということを前提に動かすわけにはいきませんけれども、オペレーションという形の中で、これから新しい制度ができますので、その運用...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 遺産分割がなされないまま相続が繰り返されて、多数の相続人による共有関係が生ずるという事態につきましては、相続人申告登記によって防止することができず、その後の財産の処分が困難になるという問題も引き続き生じ得るものでございます。  このような多数の相続人に...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この法案につきましては、委員御指摘のとおり、法務局が実施する新たな施策が数多く含まれております。法案が成立した場合におきましては、法務局の担う業務が増加することが見込まれるところでございます。法が成立した場合には、これらの業務を適正に遂行することができる...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この改正法案におきましては、特定の土地に特化した所有者不明土地管理制度を創設をしているところでございますが、これは沖縄における所有者不明土地にも適用され得るものでございます。参考人の御発言もこのことを踏まえてのものというふうに理解をしております。  沖...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 法務省が所掌いたしております司法制度、また民事、刑事の基本法令の立案、また訟務事件の遂行等の実務、事務におきましては、裁判実務の経験を有する法律専門家であります裁判官を任用する必要がございます。また、これらの実務、事務に関する高度な判断を的確に行いつつ、...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 法曹は法という客観的な規律に従って活動するものでありまして、裁判官、検察官、弁護士のいずれの立場に置かれても、その立場に応じて職責を全うするところに特色があるものと考えております。  もとより、我が国は法治国家でございます。法律による行政の原理が行政運...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 御指摘の判決につきましては、報道等によりましてその概要を承知しているところでございます。
○国務大臣(上川陽子君) 平成二十三年の民法等の一部改正におきまして、民法第七百六十六条第一項が改正をされました。父母が協議上の離婚をする際に定める子の監護につきまして、必要な事項の具体例として面会交流及び子の監護の分担が明示されるとともに、これらを定めるに当たっては子の利益を最...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま可決されました民法等の一部を改正する法律案及び相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
04月21日第204回国会 衆議院 法務委員会 第16号
議事録を見る
○上川国務大臣 今回の事案についてでございますが、亡くなられた方が体調不良を訴えられ、また、支援者の方からも様々な申入れがあった中で、医師による診療を行っていたものの、死亡に至ったことにつきましては大変重く受け止めております。亡くなられた方に心からのお悔やみを申し上げたいというふ...全文を見る
○上川国務大臣 委員御指摘の在留特別許可の判断ということでございますが、これまでも個別の事案ごとに子の利益等の様々な事情を考慮して行ってきたところではございますが、法律上、これらの考慮事情につきましては明示されてこなかったところでございます。  改正法案でございますが、在留特別...全文を見る
○上川国務大臣 現時点で既に退去強制令書の発付を受けている約三千人余りの送還忌避者でございますが、在留特別許可の判断におきまして、改正法案が意図する手続的な保障が与えられていなかったと言えます。そのことは、約八万人の不法滞在者のうち、今後、改正法施行前に摘発され、あるいは自ら出頭...全文を見る
○上川国務大臣 委員御指摘いただきました規範的要素の明確化ということでございますけれども、この難民該当性に関する規範的要素の明確化のために、我が国及び諸外国のこれまでの実務上の先例のほか、UNHCRが発行している諸文書等を参考にさせていただきながら、その検討を行っているところでご...全文を見る
○上川国務大臣 新しい制度も組み込まれた新たなこの改正案が成立した暁には、それが適正に運用されること、そしてまた、持続可能な形でこの日本の社会の中でもしっかりと息づくことというのは極めて必要なことでございますので、様々な御指摘を今もいただいておりますが、その一つずつについては検討...全文を見る
○上川国務大臣 監理措置における監理人につきましては、外国人の家族やまた親戚などの方々だけではなく、支援者や支援団体、あるいは行政書士や司法書士等、可能な限り多くの方たちに引き受けていただける環境の整備ということが必要ではないか、必要というか、重要であるというふうに認識をしている...全文を見る
○上川国務大臣 改正法下におきましては、例えば、新設する監理措置等の円滑な運用、先ほども御質問がございましたけれども、難民認定制度の一層の適正化のための様々な手続、こういったことの充実を図るためには、何と言っても支援団体やまた国際機関でありますUNHCR等の国際機関に御協力をいた...全文を見る
○上川国務大臣 外国人の方々を我が国にどのように受け入れ、また在留をしながら、つまり外国人にとっては在留ということでありますが、社会の中では共生ということでありますけれども、社会全体を進めていくのかということについては、これは本当に、委員御指摘のとおり、基本的な考え方に関する問題...全文を見る
04月23日第204回国会 衆議院 法務委員会 第17号
議事録を見る
○上川国務大臣 今回の事案につきまして、この出入国在留管理庁におきましての大変重いことでございました。命に関わる施設でございますので、その意味で、私自身、客観的な調査をしていくということが極めて大事だと認識したところでございます。  公平性、公正に行うための第三者の方に入ってい...全文を見る
○上川国務大臣 今の、診断書そのもののエビデンスそのものがお医者さんの極めて高い見識の中での内容でございますので、私自身、その資料そのものを見たということがございませんので、今日初めて御指摘をいただきましたが、その点につきましては、今のような全体観の中で書くべきことであるというふ...全文を見る
○上川国務大臣 括弧して全ての引用という形の書き方もあります。どのように書くかについてはいろいろ判断だと思いますが、必要十分に書かなければいけない、つまり、診療のエビデンスですので、これはプロ、お医者さんが書かれた診断でございますので、プライバシーの問題等の部分をこちらに置いてお...全文を見る
○上川国務大臣 今回の事案につきましては、特に命に関わり、死に至ったということでありまして、本当に痛ましい事案でございます。  私は、外国の中でそうしたことになった御本人は、本当に心からお悔やみを申し上げますし、また、御家族や御遺族の方々の心痛も、家族を異国の地でということにつ...全文を見る
○上川国務大臣 まず、特別報告者の共同書簡ということでございますけれども、今まさに審議をしていただいている入管法の改正案につきまして、移住者の人権保護ということの観点で幾つか御指摘がございました。そして、国際の人権基準を満たしていないようであるということでの懸念も表明されていると...全文を見る
○上川国務大臣 共同書簡、御指摘のこのことにつきましては、丁寧に説明を尽くしてまいりたいというふうに思っております。適切に対応してまいりたいと思います。
○上川国務大臣 ございます。
○上川国務大臣 私の出身は静岡県でございますが、静岡の地域の中では、経済のレベルの中で、様々な外国人の方々が仕事をされ、そしてまた、この地で生まれ育った子供たちがいらっしゃいます。  多文化共生ということ、集住都市会議という大きな自治体のネットワークがありますが、特に浜松、また...全文を見る
○上川国務大臣 私がそうした声を聞いたのが、かなり前からリサーチをしながらやってきたので、入管法の方々の声を直接ということについては、入管法で困っているという意味での声を聞いたということはございませんが、元々、入管に関して非常に不安定な気持ちを持っていらっしゃるということ、このこ...全文を見る
○上川国務大臣 そうした現場の声を聞かせていただくということについては、私も日頃から努めてきているところでありますので、是非そうした声を聞かせていただきたいと思います。
○上川国務大臣 今のようにグラフがございますと、認定率、全体の母数もありますし、そのうちの中でどの人数が認定されるのかということもありますし、いろいろその国々の事情によってということでございますので、ちょっと一概に他国と比較するというのはなかなか難しいなというふうに思うわけであり...全文を見る
○上川国務大臣 難民の認定に当たりましては、特定の国籍を有し、また特定の民族に属することのみに基づいて判断しているものではございませんで、申請者ごとにその申請内容をしっかりと審査した上で、難民条約の定義に基づきまして、難民と認定すべきか否かということについて個別に判断をしていると...全文を見る
○上川国務大臣 難民が生じているそれぞれの国々の実情、こうしたことについては絶えず情報を収集していく努力、これは適正な、適切な難民申請に対して応えるためにも大事だというふうに思っております。  そのレベルにつきまして、非常に難民の認定が高い国々との情報交換も含めまして、しっかり...全文を見る
○上川国務大臣 委員からの御意見は、御意見として受け止めさせていただきたいと思います。  日本の中で今までまとめてきた数字ということでございますので、ここではそのような形で記載されておりますが、意見として受け止めさせていただきます。
○上川国務大臣 今、現行法の出入国在留管理法におきましても、また改正法案におきましても、収容の要否の判断におきましては適正性を確保して、運用におきましても、収容の必要がない場合には収容しない、こういう原則にのっとって運用をしております。その意味では、外国人の人権ということについて...全文を見る
○上川国務大臣 今回の亡くなられた方につきましては、体調が不良の状態で、様々な訴えをされながら、また、所内における診療所のお医者さんの診断も受けたわけでありますが、また、外部の病院にも行ったにもかかわらず、いろいろな形で、今の経緯も含めて十分な状況になっていないということ、またそ...全文を見る
○上川国務大臣 今、その記述がどのように中間報告に記載されていたのかということについては、委員が比較したとおりということでありますので、括弧で全ての字や項目が入っていないというのは事実だと思います。  それに対して、今説明を次長からされたところでありますが、どうしてそのような形...全文を見る
○上川国務大臣 本法律案でございますが、三回目の難民認定申請を行った者につきましては送還停止効の例外となるところでございます。難民認定申請によって原則送還は停止されないところではございますが、行政訴訟の提起と併せまして退去強制令書の執行停止の申立てを行い、裁判所によりまして執行停...全文を見る
○上川国務大臣 我が国におきまして在留されている外国人の置かれた状況ということ、こうしたことに寄り添いながら、地方自治体を始めとして、また公益法人、またNPO法人などにおきまして、個別相談とかあるいは日本語の支援、また口座の開設等、また衣食住の世話など、様々な形で日常生活面での生...全文を見る
○上川国務大臣 全て目を通したわけではございませんけれども、一部拝見させていただきました。
○上川国務大臣 先ほど来、支援団体の方々、また弁護士の皆様など、立場の重要性、そして果たしておられる役割というものは重要であるというふうに認識をしているところでございます。  被監理者が社会内で生活することを許容するという形で、新たな選択肢としてこの監理措置制度が導入されるとい...全文を見る
○上川国務大臣 今回の中間報告の趣旨は、今、体調が悪くなって死に至るところまでの経過について、医療的に、また外部の病院も含めてどのように対応してきたのかということを、その事実を客観的、公正に調査をするということの趣旨で私自身指示をしたところでございます。  その部分が、今のよう...全文を見る
○上川国務大臣 通訳人の方が絶えずそばにいるわけではございません。また、オンラインで外部から寄り添う形で通訳をするという手法もございますが、ネットの中で通訳言語、特に医療関係については最近非常に開発が進んでいるということでありますので、ちょっと言語的には何十か国というようなことに...全文を見る
○上川国務大臣 京都コングレスにおきましても、誰一人取り残さない社会の実現という国際的な共通のSDGsの目標に向かって、多様性と包括性を十分に重視するということで、今回実現したことでございます。  社会全体が持続可能なものであるために、これからの未来を担う子供たちの権利、そして...全文を見る
○上川国務大臣 まさに今、中間報告の中で、このスリランカの女性の死に至る背景、また特に、体調が悪い中での医療的対応、また、それに対しての診断、その他事実をしっかりと把握した上で、仮放免のことも含めまして中間報告にまとめさせていただいております。  私自身、これの調査を指示したと...全文を見る
○上川国務大臣 今回の中間報告の一番の眼目は、これまでの調査におきまして、特に亡くなられた方の健康状態、このことが亡くなったという背景の中で極めて重要であるということがございまして、それで診療の状況とか体調の変化とか、そういう医療的、あるいは病院においてどうだったのか、こういうと...全文を見る
○上川国務大臣 通告いただいている状況でないので、ちょっと、担当の出入国在留管理庁が今必死になって調査をしている状況でございまして、私が大臣としてあれこれということを申し上げることができないということの中で申し上げるところでございますが、第三者の方については今まで見ている状況では...全文を見る
○上川国務大臣 今委員から、評価に関する、分析、評価に係る御指摘がございました。  今、あくまで事実関係の調査をするということで、中間報告をなるべく早くお出しする、こういうことで指示をしてきたところでございます。これからこのフォローアップと再調査というか、課題について更に掘り下...全文を見る
○上川国務大臣 中間報告に対しまして、御指摘については真摯に受け止めたいというふうに思います。御指摘いただきました点を含めまして、しっかりと疑問にお答えするということが今回の調査の趣旨でもございますし、また、これから更に検討、評価をしていくための大変大事なポイントであるというふう...全文を見る
○上川国務大臣 この案件につきましては、大変、死亡事案ということで、私自身、運用の段階で過去もいろいろな事案がございましたけれども、大変重たく受け止めておりまして、それに基づいて調査をすぐに指示した、こういう状況でございます。  運用の中でこうしたことが起きることがないようにし...全文を見る
○上川国務大臣 今回の死亡事案の徹底的な検証、このことについては、しっかりと対応させていただきたいと思います。  同時に、出入国在留管理庁は今も動いております。中で、収容して、そして生活していらっしゃる方々もいらっしゃるということで、特にコロナ禍ということもございますので、特に...全文を見る
○上川国務大臣 私どもの出入国在留管理の中では、人が今もこの中で、私どもの所掌の対象として、収容施設の中でも、コロナ禍でございますので、仮放免の皆さんもこの間いらっしゃるわけでありますが、まだ残っていらっしゃる方もいらっしゃるということであります。命を守るということに最前線で努力...全文を見る
○上川国務大臣 今回の司法解剖の結果ということで、報告を受けているところでございます。この内容につきましても、様々なまた検討を加えながら、最終報告に向けまして速やかに検討してまいりたいというふうに思っております。
○上川国務大臣 今回の状況が出ましたので、これを基に、また、今御指摘いただいていることについても、この内容についてフォローをし、そして検証し、効果をしながら分析し、最終的な報告書に速やかにまとめ上げていきたいというふうに思っております。
○上川国務大臣 いつまでにというのを、あしたまでに、こういう形で申し上げることができませんので、今、これから、このことにつきましての事実も判明しているところでございますので、それに基づきまして、本当に可及的速やかにお出しをしてまいりたいと思っております。  もとより、この調査を...全文を見る
○上川国務大臣 私は、今、調査を指示をして、そして客観、公正に調査をしていただくことを求めているものであります。現場の中で第三者の方も動いていただいているということでございますので、一週間後にというようなことを私自身が申し上げることは、ちょっと、なかなか難しいという状況であります...全文を見る
○上川国務大臣 ちょっと、先ほど昨日ということで申し上げて、少し、何か、一昨日じゃないかという御指摘がありましたが、私自身が報告を受けたのは昨日ということの趣旨で、私自身の事実として申し上げたところでございます。  そのときに、司法解剖の意味ということについてどう考えたらいいの...全文を見る
○上川国務大臣 今、死因の判明を、これをもってということでは必ずしもないということを申し上げたつもりでございましたが、司法解剖の結果につきましては、司法解剖の結果として今報告を受けているところでございます。  出入国在留管理庁におきましては、司法解剖の結果、また、亡くなられた方...全文を見る
○上川国務大臣 最終報告書の中でしっかりと分析、評価をした上で、そして改善も含めてお出しをするという流れの中で、今動いているところでございます。  今、この委員会でも様々な御指摘をいただきました。気がつかないところもあります。関係するところもあります。こういったことについてはま...全文を見る
○上川国務大臣 私も、この検察の理念、絶えず読ませていただきながら来ました。この当時、理念を作り上げられた背景がございましたので、これにかける検察の皆さんの思いというものが体現されている、こう思って、先回もその旨の発言をしたところでございます。  読ませていただきます。「権限の...全文を見る
○上川国務大臣 新型コロナウイルス感染症の感染、これが深刻な地域におきまして滞在歴等がある外国人につきましては、我が国の利益又は公安を害する行為を行うおそれがあると認める相当な理由があるとして、入管法五条第一項第十四号を適用し、迅速に上陸拒否の措置を講じてきたところでございます。...全文を見る
○上川国務大臣 人権という言葉の意味するその内容については、それぞれの皆さんの心の中にあるものであるというふうに思います。そういう意味で、意識ということに関わることだと思います。誰もが生まれながらにして、本当に人として極めて重要な、生きるために欠かすことのできない極めて重要な、基...全文を見る
○上川国務大臣 国際社会におきまして、この普遍的価値である自由、基本的人権の尊重、法の支配が保障されることが極めて重要であるというふうに思っておりまして、暴力によりまして死傷者が出ているという状況、こうしたことに対しましては、人権擁護を所掌する法務大臣として、極めて深刻な事態であ...全文を見る
04月23日第204回国会 参議院 本会議 第18号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 少年法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年の法律改正により、公職選挙法の定める選挙権年齢は満二十年以上から満十八年以上に改められ、また、民法の定める成年年齢も二十歳から十八歳に引き下げられることとなり、十八歳及び十...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 磯崎仁彦議員にお答え申し上げます。  まず、十八歳以上の少年の原則逆送事件の運用の在り方についてお尋ねがありました。  本法律案では、十八歳以上の少年に係る原則逆送事件についても、現行法と同様、例外となるただし書を設けることとしています。  現行法...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 真山勇一議員にお答え申し上げます。  まず、少年犯罪の動向についてお尋ねがありました。  少年による刑法犯の検挙人員については減少傾向にあり、平成二十七年には四万八千六百八十人でしたが、令和元年には二万六千七十六人となっています。  次に、何をもっ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 伊藤孝江議員にお答え申し上げます。  まず、十八歳以上の少年に係る原則逆送対象事件の拡大についてお尋ねがありました。  公職選挙法や民法の改正により十八歳及び十九歳の者が責任ある主体として積極的な社会参加が期待される立場となることや、刑事司法に対する...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 清水貴之議員にお答え申し上げます。  まず、本法律案における犯罪被害者等の声の反映や犯罪被害者に対する支援についてお尋ねがありました。  本法律案は、法制審議会の部会に少年犯罪の被害者の方に委員として御参加いただき、調査審議が行われた結果、総会におい...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 川合孝典議員にお答え申し上げます。  まず、少年法における健全育成の理念などについてお尋ねがありました。  少年の健全育成について規定する少年法第一条は、一般に、少年法が将来再犯、再非行に及ばないように改善教育することを目的とすることを示したものとさ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 山添拓議員にお答え申し上げます。  まず、少年法の適用年齢に関する検討経緯などについてお尋ねがありました。  法制審議会の答申では、十八歳及び十九歳の者の位置付けや呼称については、今後の立法プロセスにおける検討に委ねるのが相当であるとされました。その...全文を見る
04月27日第204回国会 参議院 法務委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 技能実習生の皆さんが置かれている環境ということにつきましては様々な特徴があるということ、また、特に言語の問題がありまして、新型コロナウイルス感染症に関しましてやはり必要な情報をしっかりと得るということがなかなか難しいと、こういうことが考えられるということ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 赤ちゃんは母親が命懸けで産むところでありまして、赤ちゃんとその健やかな成長のために愛情を持って育てる環境をつくっていくということは極めて重要であるというふうに私自身は思っております。  乳幼児期をどのように親子の関係をつくっていくのかということについて...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 先ほど来の答弁をさせていただいているところでございますが、委員御指摘のとおり、義務者の収入を正しく把握することがなかなかできないということがございまして養育費の速やかな取決めの障害となる例があると指摘がなされているところでございます。  昨年十二月、御...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この動画でございますが、養育費バーチャルガイダンス二〇二一ということで、先月の十二日に法務省のウエブサイトで公開したものでございます。養育費の受取を諦めている方、またちゅうちょしている方に是非御覧をいただきたいということで、まだPRが十分ではないというふ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今回は、今般、離婚を考えている方が、これらの事項に関する法的知識、また相談機関等の情報を入手しやすくするという観点、それを通じて必要な取決めの更なる促進を図りたいと、こういう観点から、民事局長通達で定めます離婚届の標準様式、これを変更することといたしたと...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今、私の立場は、調査チームを編成をして、そして、その調査チームにおきましての客観公正性ということがございましたので、第三者の目線をしっかりと入れるようにということで、トータルのチーム編成の中で、しかも、体調が非常に悪い状況の中で、刻々と変わる中で、施設に...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今委員の方から御説明をいただきましたが、この乙号事務につきましては、法務局におきまして登記簿等の公開に関する事務でございまして、平成十九年度に民間競争入札の対象となってから対象登記所を順次拡大をいたしまして、二十年度入札以降は、一部の小規模登記所を除く全...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) いろいろな要因があろうかと思います。五十局全体の中でどうだったのか、しっかりと検証していかなければいけない大変重要なことだと思っております。要因等の分析についてはしっかりしてまいりたいと思います。
○国務大臣(上川陽子君) 先ほど民事局長の方から答弁させていただいたところでございますが、入札の実施要項につきましては、最低賃金法を含めましてのこの労働社会保険諸法令の遵守、これを入札手続における審査項目としている状況でございます。  受託事業者がその後、賃金額などの雇用条件を...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今回の、多数の局におきまして複数回にわたりまして入札が不調になったということ、このことにつきましては、乙号事務の円滑な委託業務の開始に影響を与えかねないと、こういうことでございまして、今回、その次回のこともございますので、今回の入札結果の要因等の分析をし...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員御指摘をいただきましたとおり、選択的夫婦別氏制度のこの導入を求める声ということにつきましては、国民の様々な意見ということでございますので、十分に耳を傾けるということが極めて重要であるというふうに考えております。  また、令和二年十二月九日で...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員から御指摘いただきましたこの審議会等の組織に関する指針におきましては、国の行政機関職員等は、当該審議会等の不可欠の構成要素である場合を除き委員等としないものとされているところでございます。ただし、国の行政機関職員等である者を属人的な専門的知識...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 先ほど申し上げたとおりでございますが、法務省職員は、基本的法律の立案やとりわけ運用等に関する属人的な専門的知識及び経験を有することから、法制審議会又は部会の委員に任命をされているところでございます。  そのため、議決権行使につきましても、その専門的知識...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 法務・検察行政刷新会議におきましては、今委員が読み上げていただきましたとおり、非常にビビッドに取り組むようにという御示唆をいただき、様々な御意見も頂戴しております。  法務行政の政策プロセスにつきましては、こうした様々な御意見、しっかりと受け止めさせて...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 少年法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年の法律改正により、公職選挙法の定める選挙権年齢は満二十年以上から満十八年以上に改められ、また、民法の定める成年年齢も二十歳から十八歳に引き下げられることとなり、十八歳及び十...全文を見る
04月28日第204回国会 衆議院 法務委員会 第18号
議事録を見る
○上川国務大臣 ただいま次長の方から説明をいたした、ビデオ映像記録についての出入国在留管理庁の基本的な考え方ということで述べさせていただいたところでございます。  私自身も、こうした収容施設の設備でございまして、また職員の状況等も撮影したものということでございます、保安上の観点...全文を見る
○上川国務大臣 本件につきましては、私、大臣として、今回の亡くなられた方、体調不良を訴えられてから、診療機関、また病院等も含めまして、一連の状況についてしっかりと調べた上で、こうした死亡に至った状況について把握をするということをまず優先をして、そして、できるだけ早く中間報告につい...全文を見る
○上川国務大臣 外国人の受入れに関する基本的な考え方についての御質問でございます。  それぞれの議員によりましても、また国民の皆さんお一人お一人につきましても、どのように考えるのかということについては、先ほど委員御指摘のとおり、考え方は様々である、このことについてはそのように思...全文を見る
○上川国務大臣 冒頭から、この調査に当たりまして、私自身、指示をするに当たりましての、基本的に思いを持って取り組んできたところでございますが、やはり何といっても異国の地で亡くなられた方でございますので、そのお嬢さんを送り出している本国で、今のような悲しいことになったということにつ...全文を見る
○上川国務大臣 今、調査の進行中ということでございますので、直接お会いをしてということについては、必ずしもタイミングとしては適切ではないというふうに考えております。
○上川国務大臣 ただいま出入国在留管理庁の方から、今調査をしているところということでございますが、御遺族の方々の思いということについては大変大事なことだというふうに私は思って、調査も指示してきたところでもございます。  法務省としての支援をどうするか、先ほど、スリランカ大使館と...全文を見る
○上川国務大臣 まさに時代が大きく動いている。そして、今、交通手段も非常に発達していますし、昔は船の時代でしたから、誰もが移動することができない。そこを、飛行機ができ、また今はもうジェット機、また宇宙に行く時代となりました。宇宙ではもう国際性が、全て国籍を問わず、私たちの代表とし...全文を見る
○上川国務大臣 先ほど委員から建設的対話というふうに御指摘がございました。大変重要なことであるというふうに思っております。  特に、国際社会におきましては、それぞれの国がよって立つ文化やまた環境が違いますので、どういう仕組みの中で私たちの制度が時代の中で積み上げられてきたのか、...全文を見る
○上川国務大臣 まず、中間報告についてお出しをしたところでございますが、その中に、今のようなやり取りも含めまして、委員からいろいろな御指摘をいただいたところでございます。  同庁からは、今般、司法解剖の結果を把握したとの報告を受けているところでございますが、亡くなられた方の健康...全文を見る
○上川国務大臣 難民認定をされる方の場合でありますが、性質上、迫害から逃れてくる者の中には、客観的な証拠資料というものを持っていない場合も少なくないというふうに考えられます。申請者による客観的な証拠資料に基づく難民該当性の証明が十分でないということのみをもって難民の認定をしないこ...全文を見る
○上川国務大臣 御家族の方が今後来日される意向をお持ちであるということで伺っておりまして、その際には、法務省といたしましても、関係省庁とも連携の上で、可能な限りの支援をしてまいりたいというふうに考えております。
○上川国務大臣 まさに世界の団結の象徴として世界中に希望と勇気をお届けできる大会ということで、東京オリンピック・パラリンピック競技大会につきましては、コロナ禍ということでございますので、そして感染対策を万全なものとしてこれを実現する、こうした決意の下で準備を進めているところでござ...全文を見る
○上川国務大臣 今、大きく調和の取れた世界の中で、誰一人取り残さないという仕組みをしっかりと打ち出していく、この大変大事な、誰一人取り残さないという、基本的な人権というのはベースにあると思います。  スポーツは、スポーツを通して夢と希望を与えるものでありますが、そうした中で、世...全文を見る
○上川国務大臣 入管の収容施設は、大切な命を預かる施設でございます。被収容者の御健康保持、また必要な診療その他の措置を講ずるということで、死亡事案などが生じることがあってはならないというふうに思っております。処遇全般を適切に行うということ、これは出入国在留管理行政の責務というふう...全文を見る
○上川国務大臣 申し訳ございません。今直ちにお答えすることができない状況です。
○上川国務大臣 様々な事案があるということについてはもちろん承知をしております。命を預かる、今の、現在生きていらっしゃる方でありますので、そういった方々の命を最善に考えて取り組んでいくように指示をし続けてきているところであります。特に、コロナ禍ということもございまして、更にそのこ...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員から御指摘のビデオ映像の記録につきましては、出入国在留管理庁から、収容施設の設備の状況、また職員の状況等を撮影したものであり、保安上の観点などから、その取扱いについては非常に慎重な検討を要し、公開は適切でないという旨の報告を受けているところでございます...全文を見る
○上川国務大臣 今、最終報告に向けまして、ここの委員会の中で委員の皆様から御指摘いただいたことも踏まえまして、先ほど申し上げました点は繰り返し申し上げるところではございませんが、最終報告に向けまして、調査をしっかりと踏まえた上で深掘りをし、また、評価、検討を検証した上で、改善策も...全文を見る
○上川国務大臣 今、出入国在留管理庁の中に調査チームをしっかりとつくり、また同時に、第三者の方々からしっかりとその資料につきましてもまた御意見をいただきながら、さらに調査を含めまして、最終的な、最終資料として、最終報告書をまとめる段階にございます。途中段階ということでございます。...全文を見る
○上川国務大臣 先ほども申し上げたとおり、今、最終報告に向けまして、それぞれ御意見をいただいたところも踏まえ、最終報告をまとめる状況でございます。検証をまさにしている最中でございます。第三者の方々の、しっかり、五人の方にも意見を聴取しながら、客観、公正な最終調査報告にまとめさせて...全文を見る
○上川国務大臣 調査、検証チームを設定をして、この間、いろいろな情報についてヒアリングをしたり、また様々な情報を得た上で、最終報告に向けまして取りまとめをしていく、委員からも連休前にというような期限付の御指摘もございましたが、しっかりと丁寧にやっていく必要があるということ、しかし...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま委員から御指摘のビデオ映像の記録につきましては、収容施設の設備の状況、職員の状況等を撮影したものであり、保安上の観点などから、その取扱いについては非常に慎重な検討を要し、公開は適切でないという旨の報告を受けているところでございます。  国会における資料の...全文を見る
○上川国務大臣 私は、今回の調査に当たりましては、死亡に至る診療状況、経過、また対応状況につきまして、正確な事実関係を速やかに調査をするという趣旨、体調がお悪くなりまして、その間、診療の部分等、庁内におきましての医師の診断あるいは看護の状況、そして、全部の診療科目をカバーしている...全文を見る
○上川国務大臣 第三者の御指摘がしっかりと生かされるということが、客観、中立であるということの大変大事な点であるというふうに思っております。中の調査ということではなく、第三者のしっかりとした御指摘をいただくということでございます。  その意味で、第三者の方々にも調査チームの中で...全文を見る
○上川国務大臣 調査に加わっている第三者の方々ということで御指摘がございました。  私自身は、中立公正な形で調査がしっかりと行われるようにということで、第三者の目線をしっかり入れるということを指示したところでございます。チームの編成につきましては、出入国在留管理庁のチーム編成と...全文を見る
○上川国務大臣 入国者収容所等視察委員会のメンバーのうち、法曹関係者については日本弁護士連合会の推薦を受けた弁護士に、医療関係者は日本医師会の推薦を受けた医師に就いているところでございます。  チームの編成につきまして、また調査の状況につきましては、出入国在留管理庁、しっかりと...全文を見る
○上川国務大臣 もとより、入管収容施設という施設におきましては、収容者の命を預かるということでございますが、被収容者に対しましては、保安上支障がない範囲内におきましてできる限りの自由を与え、また人権に配慮した処遇を推進する、この大きな方針の中で進めてきているところでございます。 ...全文を見る
○上川国務大臣 今、御質問について、私自身が中間的なことだからと申し上げたということでありますけれども、私は、自由に本当に調査をしっかりしていただきたいというふうに思っておりまして、私自身は指示したものでありますので、最終報告までしっかりと、独自に出入国在留管理庁の調査チーム、そ...全文を見る
○上川国務大臣 資料の扱いということにつきまして私の立場で申し上げるということにつきましては差し控えさせていただきたいというふうに思いますが、ビデオの映像記録につきましては、出入国在留管理庁からの報告でございますが、重ねてで恐縮ではございますが、収容施設の設備の状況、職員の状況等...全文を見る
○上川国務大臣 ただいま、子供の最善の利益に係る御質問ということで、毎回御質問いただいておりますが、私自身も、チルドレンファーストという言葉を大切に思いながら、この間の職務も果たしているところでございます。  出入国在留管理手続におきましての子の権利の保護につきましては、まず、...全文を見る
○上川国務大臣 外国と、そして日本は海で囲まれているということから考えますと、その水際はまさに水際ということでありますので、今の変異種のみならずというようなことを考えてみますと、そこがしっかりとガードをしていくということ、これは極めて重要だと思っております。  CIQということ...全文を見る
○上川国務大臣 先ほど委員が御指摘いただきました民間団体によりましてのアンケート結果につきましては、承知をしているところでございます。  監理人にとりまして、生活状況を把握した上での届出義務、あるいは違反した場合の過料の制裁が負担となる旨の支援者の声が寄せられていると承知をして...全文を見る
○上川国務大臣 監理人の方々につきましては、基本的に、退去強制手続中の外国人の方の依頼を受けて就任するということでございます。その依頼に基づく費用が発生するのでありましたならば、当該外国人の方によりまして、あるいはその家族、親族によって支払われるべきものというふうに考えております...全文を見る
05月07日第204回国会 衆議院 法務委員会 第19号
議事録を見る
○上川国務大臣 出入国在留管理行政、この行政に関わる全ての者が、現場であろうが本庁であろうが、それぞれの仕事の現場の中でしっかりとその仕事を遂行することができるようにしていく。それは、委員御指摘のように、一つの組織でありますので、力を合わせて対応していかなければいけないことという...全文を見る
○上川国務大臣 何といっても言語は大変大事なことだというふうに思います。とりわけ、今のようなケース、自分の体調を訴えるときの言葉。この方は、日本語でコミュニケーションができるところまで、また伝達ができる力を持っていらっしゃったということでありますが、しかし、例えば痛いということも...全文を見る
○上川国務大臣 今、委員から、先般の私の答弁につきまして触れていただいて、改めてそのことについても共有していただけるということで、大変心強く感じた次第でございます。  法務省の入国管理局、これが出入国在留管理庁となったのが、実は平成三十一年の四月でございました。共生社会の実現に...全文を見る
○上川国務大臣 佐々木長官、今回、出入国在留管理庁という庁に、先ほど平成三十一年四月ということでございましたけれども、そのときの長官という形で頑張っていただいてきました。長い間、様々な入管行政に詳しく、また組織の中でも大変傑出したリーダーシップを振るってこられたということで、女性...全文を見る
○上川国務大臣 今委員御指摘のとおりでございます。  難民認定申請中の者の場合でありますが、その存在それ自体や個人情報が大使館等に知られることによりまして、その者に不利益が及ぶおそれがあり得るということでありますので、当然のことながら、その者の意向というものを最大限尊重しつつ要...全文を見る
○上川国務大臣 改正法上の相当の理由がある資料という形で、今御質問、前の質問もございましたけれども、この中には、今説明したとおり、申請者の陳述、これはもとより、本国事情に変化があるかを含めまして、申請者が提出した申請書等の資料の内容に難民等の認定を行うべき事情が含まれるかどうか、...全文を見る
○上川国務大臣 先日私が答弁申し上げた点につきましては、現時点で既に退去強制令書の発付を受けている者は三千人余りということでございまして、これは送還忌避者という形で、在留特別許可の判断におきましては、改正法案が意図する手続的な保障が与えられていなかったと言えるところでございます。...全文を見る
○上川国務大臣 まさに考慮事情等についてお示ししてこない中でということで、今回のガイドラインの策定ということを提案させていただいているところでございます。今委員の御指摘のとおりでございます。
○上川国務大臣 個別の事案につきましてということで御紹介をいただきました。そういうお子さんがいらっしゃるということについて御紹介をいただいて、また、そういう方ともお会いすることができる機会があればというふうにも思っているところでございます。  在留特別許可の許否判断につきまして...全文を見る
○上川国務大臣 今直ちに、こういう方向がいい、あるいはこういう選択肢がある、こういったことを委員の御質問に対してお答えするということについては、ちょっと段階的にまた検討を踏まえた上でというふうにならざるを得ないというふうに思います。  御自分のアイデンティティーに係ることであり...全文を見る
○上川国務大臣 まず、この問題につきまして、真摯に向き合っていくということが何より大事だというふうに思います。子供の最善の利益を図るということについては、これから、どの国であったとしても、その命とそして健康な育ちというものを支えていくのは重要なことであるというふうに思っております...全文を見る
○上川国務大臣 先回、委員の御指摘がございまして、私自身、当事者の子供の声を聞くことについては、これは、現場の声を聞くというのは私の信条としておりましたので、是非ということで、その旨を答弁させていただいたところでございます。  今、出入国在留管理庁におきまして、面会を希望する団...全文を見る
○上川国務大臣 今、世界的に変異株が、新たな変異株が次から次へと起きているということでありまして、その正体というか顔もなかなか見えにくい状況の中で、リスクを最大限ヘッジしていくためにどうしたらいいのか、これはもう水際対策の基本中の基本であるというふうに思っております。  どのよ...全文を見る
○上川国務大臣 今次長から答弁をしたとおりでございまして、この規範的要素の明確化、これによりまして、難民のより適切、迅速な認定、そして判断の透明性、これが確保されるということでございます。申請者サイドから見てみましても、それは大変、適切な申請にもつながるものというふうに考えており...全文を見る
○上川国務大臣 今回の制度におきまして、まだ実施している前ということでありますので、様々な内容につきまして、今委員が御質問されたような事柄も含めてしっかりと説明をしていく必要があろうかというふうに思います。  また、現場で既にそうした支援を行っていらっしゃる方々、あるいは行政書...全文を見る
○上川国務大臣 今のような詳しい経緯については存じ上げませんでした。
○上川国務大臣 ただいま、本事案に関しまして、被収容者の居室のビデオということで、開示の課題、問題を今理事会の方で御審議なさっているということでございます。  先ほど来答弁をさせていただいておりますが、外部の方が閲覧した場合に、施設の形状、設備にとどまらず、日常的な巡回の体制、...全文を見る
○上川国務大臣 今申し上げたとおりでございまして、保安上の観点からこのことにつきましては開示をしないということで皆様の方に説明をしている、こうした報告を受けているところでございます。  理事会におきまして、しっかりとその趣旨にのっとってまた対応をする、こうした真摯な姿勢でこれか...全文を見る
○上川国務大臣 国会におきまして、資料の提出、こうしたことに、お求めに関する事項ということでございますが、国会の御判断が示された場合におきましては、法令の許す範囲内で誠実に対応してまいりたいとかねがね申し上げてきたところでございます。その姿勢で今も真摯に対応させていただきたいとい...全文を見る
○上川国務大臣 このビデオ映像記録の開示につきましては、理事懇談会におきまして御協議いただいているというふうに理解をしております。また、理事会で協議をされている事項でもあると承知をしているところでございます。  申し上げたとおりでございまして、国会におきましての資料の提出の求め...全文を見る
○上川国務大臣 今回の調査でございますが、第三者の方にもお加わりいただきまして、そして、この加わっていただいている第三者の方々に対しましては、秘密保持につきまして承諾をいただいているところでございます。関係資料を外部に公表せず、調査以外の目的には使用されないこととしていると報告を...全文を見る
○上川国務大臣 今回の事案に関しまして、私、当初から、早い段階で、この方の命をめぐりまして、特に体調について問題、課題がないか、しっかりと取り組むべきというふうに思い、そして、第三者の目線もしっかりと踏まえながら客観、中立にしっかりとお出しをするということで、中間報告もまとめさせ...全文を見る
○上川国務大臣 理事会の協議事項ということでございます。国会の御判断が示された場合には、法令の許す範囲の中で誠実に対応してまいりたいというふうに考えております。(階委員「答えていないですよ」と呼ぶ)
○上川国務大臣 法務省といたしましては、出入国在留管理庁からの報告を踏まえまして、先ほど来の答弁がございますとおり、保安上の観点などから、閲覧いただくことは相当でないと御説明をしているものでございます。  お尋ねの理事会の御判断のための閲覧ということにつきましても、国会の御判断...全文を見る
○上川国務大臣 先ほど来申し上げているところでございます。国会における資料の提出のお求めに関する事項に関してでございまして、国会の御判断が示された場合には、法令の許す範囲内で誠実に対応してまいりたい、この姿勢は変わりません。こうした姿勢で今も臨んでいるところでございます。
○上川国務大臣 ただいま、今の件については、理事会、理事懇等ということで御判断をしていただいているところでございます。  法務省といたしましては、国会の判断が示されれば、法令の範囲内で誠実に対応する考えでございます。(発言する者あり)
○上川国務大臣 ビデオの映像記録につきましては、先ほど来の答弁でございますが、収容施設の設備の状況、また職員の状況等を撮影したものでございまして、繰り返しになるところでありますが、保安上の観点などから、その取扱いにつきましては非常に慎重な検討を要すると繰り返し申し上げたところでご...全文を見る
○上川国務大臣 今のような、状況がどうだったのかも含めて調査を更に継続しているということでございますので、第三者の目線もしっかりと踏まえて、この点につきましても、先ほど来の答弁のとおり、しっかりと対応すべきというふうに考えます。
○上川国務大臣 今まさに調査チームがこの点につきましても調査をしているということでございます。今の委員の御指摘については、これは、この委員会の中での御審議も含めて、重く受け止めさせていただくところでございます。  今まさに調査をしているということでありますので、その調査結果、最...全文を見る
○上川国務大臣 私は、この方の死亡が私どもの施設であったということについて、命を預かる施設でございますので、大変重く受け止めさせていただきまして、この事案につきましては特に早い段階から調査をするよう指示をし、そして、第三者の目線もしっかりと入れながら、特に体調が極めて厳しい状況ま...全文を見る
○上川国務大臣 これは、長年にわたりまして、長期の収容の問題等におきまして、センターのところで長い間いらっしゃる方々がいらっしゃるということで、これに対しまして、検討会の方から、しっかりと解決すべきだというような御提言をいただきました上で、力を入れて取り組んできたところでございま...全文を見る
○上川国務大臣 出入国在留管理庁は、あらゆる案件につきましてきちっと対応していく必要がある、今そういう役割を担っているものでございます。どれ一つ、これの方が優先だ、これの方が優先だと申すことができないぐらい様々な案件の中で、誠心誠意対応させていただいているところでございます。 ...全文を見る
○上川国務大臣 今の御質問、インド株のお話がございました。これにつきましては、政府全体として、水際対策も含め、また国内に入ってからの隔離も含め、またその後の様々な、クラスター等の危険性、リスクもしっかりと対応しながら、これはもう待ったなしで対応すべき事柄であるというふうに認識をし...全文を見る
05月11日第204回国会 参議院 法務委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 本法律案は、十八歳及び十九歳の者が、選挙権年齢やまた成年年齢の引下げ等によりまして重要な権利、自由を認められ、責任ある主体として積極的な社会参加が期待される立場となった一方で、いまだ成長途上にあり、可塑性を有するということを踏まえまして、これらの者が罪を...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 本改正によりまして、罪を犯した十八歳及び十九歳の者に係る事件の手続また処分等の在り方につきましては、今委員とやり取りをさせていただいたこの推知報道におきましても現行制度と相応に異なるものというふうになるわけでございます。  また、これらにつきましては、...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今、司法試験の大変重要な年一回の開催ということでございまして、昨年は八月に延長して実施ということでございました。今年は、去年の教訓ということでしっかりとそれを踏まえた上で、さらに、委員から御指摘いただきましたとおり、感染の拡大、そして変異株の問題等につき...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) まさに今刑事局長から答弁をしたとおりでございますが、民法上の成年とされ、また監護権の対象から外れるわけでございまして、その十八歳及び十九歳の者に対しまして、罪を犯すおそれがあると、こういうことで、保護の必要性のみ、これを理由に国が介入をするということにつ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 少年法につきましては、この第一条、これに規定がございます、「少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年の刑事事件について特別の措置を講ずること」、これを目的としているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) まさに今申し上げた同法の第一条、目的規定でございますが、この法律におきましては改正をしておりません。ゆえに、十八歳以上の特定少年につきましても引き続き少年法のこの目的が及ぶというふうに考えております。
○国務大臣(上川陽子君) 現行の少年法でございますが、家庭裁判所が逆送するか否かを判断するための考慮要素につきましては、原則逆送対象事件とそれ以外の事件とで変わるところはないわけでございまして、適切な処分選択のために個別事案に応じて十分な調査が行われるべきこと、これはいずれの事件...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま刑事局長が答弁したとおり、実務上、要保護性に応じた適切な処分選択を行うことに直ちに支障が生じるものではなく、現在の少年事件における実務の運用が大きく変わるものではないというふうに考えております。
○国務大臣(上川陽子君) 少年法の適用対象とする年齢の在り方は、成長過程にある若年者をどのように取り扱うか、また、どのように改善更生、再犯防止を図るかに関わる問題でございます。民法上の成年年齢が引き下げられたからといって、論理必然的にこれを引き下げなければならないものではないとい...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 法制審議会には法制審議会令というのがございます。法制審議会の委員は、学識経験のある者のうちから法務大臣が任命することとされているものでございます。  法制審議会でございますが、民事法、刑事法その他法務に関する基本的な事項、これを調査審議することなどを目...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 十七年前でございますが、犯罪被害者等基本法ができまして、累次にわたりまして基本計画が策定される中で、被害者の方々の権利利益の保全と保護ということについては制度化を随時してきているところでございます。まさにプライバシーの問題、そして人権の保護という観点にお...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員から御指摘がございました少年による刑法犯の検挙人員数及び原則逆送の対象となる罪の事件の終局人員数は全体として減少傾向にあると認識をしております。  他方で、平成二十七年度実施の内閣府世論調査結果におきましては、実感としておおむね五年前と比べ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 先ほど御紹介いただきました調査でございますが、これは、例えば令和元年の少年院への入院者におきましての被虐待経験、これは身体的、性的、心理的なもの、また、及びネグレクトも含めましてこうした経験があると申告した者でございますが、男子で約三割、そして女子では約...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 本法律案でございますが、先ほど来委員も御指摘の中にございましたとおり、十八歳及び十九歳の少年が選挙権等が認められ、また民法上も成年として位置付けられるに至った一方で、成長途上にあり、可塑性を有する存在であることを踏まえ、これらの者につきましては、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 少年事件加害者のうち少年院の在院者につきましては委員がお示しいただいたこの資料一のとおりでございますが、被虐待経験があると申告をする者が一定割合いらっしゃいます。特に、女子の少年につきましては入院者の半数以上が何らかの被虐待経験を有しているなど、それぞれ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今般の本改正案について提出した背景におきましては、まさに公職選挙法の改正によりまして、十八歳及び十九歳の者は選挙権を与えられる、また国政に参画をする権利を得るとともに、国会議員の選挙という公務に参画をする義務を負うことになったところでございます。また、こ...全文を見る
05月12日第204回国会 衆議院 法務委員会 第20号
議事録を見る
○上川国務大臣 今般亡くなられた方の収容中のビデオ映像の開示について御質問がございました。  法務省といたしましては、相当ではないというふうに考えているところでございます。  その理由として、まず、ビデオ映像につきましては、収容施設の整備の状況、職員の状況等を撮影したものでご...全文を見る
○上川国務大臣 現行の入管法におきましては、退去強制手続を取る場合、収容令書又は退去強制令書により収容をする、これが原則とされているところでございます。  改正法案におきましては、収容に代わる選択肢として、当該外国人の逃亡のおそれの程度等を考慮して、相当な場合に、収容せずに、監...全文を見る
○上川国務大臣 冒頭のところで、委員が、今回の事案につきまして、なぜ亡くなったのか、特に体調の問題ということで御指摘がございました。そのことも含めまして、今回、調査を第三者も交えて客観的にやるということで今動いているところでございます。  今、御質問でございますが、御指摘の東日...全文を見る
○上川国務大臣 今般の事案のビデオに関しましては、出入国在留管理庁から、一定の期間にわたりまして、亡くなった方が死亡されるまでの過程が逐一記録されているものでございます、その上で、入国警備官が巡回などの処遇業務を行っている状況も記録をされているとの報告を受けているものでございます...全文を見る
○上川国務大臣 亡くなられた方が死亡に至るまでの過程、逐一記録をされているものではございます。また、処遇業務を行っている状況も記録されているということでございます。  ビデオの開示につきましては、亡くなられた方の名誉、尊厳、こういった観点からの問題があるというふうに考えておりま...全文を見る
○上川国務大臣 ビデオの開示でございますが、また、御遺族が御覧になるということも含めまして、亡くなった方の名誉、尊厳の観点からの問題、また保安上の問題、調査への影響の問題、様々の問題を考慮したとしても、そして、御遺族の方の思い、こういったことについては、事実の関係について、調査で...全文を見る
○上川国務大臣 今回の調査につきましては、客観、公正の観点から、第三者の方々にしっかりと入っていただきまして、この客観、公正の調査を最終的にお出しする、こういう趣旨で、私が強く指示をしたところでございます。  第三者の方々につきましては、加わるに当たりまして、秘密保持についての...全文を見る
○上川国務大臣 五名の方の男女比の構成でございますが、男性が三名、そして女性が二名でございます。
○上川国務大臣 専門的な観点から、第三者を含めるに当たりましては、その方自身のこれまでの様々なキャパシティーというか、専門性も含めまして選んだということでございます。  女性を、通常ならば男女共同参画という形の中で、法制審議会等も含めまして、女性のということは含まれているところ...全文を見る
○上川国務大臣 まさに委員の御指摘そのものが調査の更なる深掘りの項目というふうに考えているところでございます。  この間答弁をしてきたところでございますが、DVの被害を受けた方であるかどうか、この取扱いの要否がどうだったのか、このことも含めまして、今回の事案におきまして、入管当...全文を見る
○上川国務大臣 今回、亡くなられた方の状況をどのようにしっかりと把握をするか、まず事実関係をしっかり把握した上で、そしてこの検証をしていくという形で、第三者の方に入っていただきまして、中間報告、さらに、最終報告に向けましても、先生方から御指摘をいただいたこと、また、今、先生はソー...全文を見る
○上川国務大臣 今回、外国人の方々が国境を越えて様々な在留資格で日本に訪れ、また長期で滞在されるということでございますので、その方たちは、短期で目的に全て、目的のためにと同時に、この日本の社会の中で触れ合うということが極めて大事であると思っておりますので、その意味での共生社会、こ...全文を見る
○上川国務大臣 その意味で、客観、中立、そして公正な調査ができるように第三者の目線を入れるということで、今調査をしているところでございますが、最終報告書、そしてそのことについては、今回の事案はどういう状況だったのかということをしっかりとお示しをすること、これが大事であるというふう...全文を見る
○上川国務大臣 この間、様々な御指摘がございました。その意味で、重要な資料であるというふうに認識をしております。
○上川国務大臣 申請者の置かれた立場に配慮した事情聴取を行うということは重要であるというふうに考えております。  これらの申請を審査する側、難民調査官、入国審査官におきましては、適切な発問や聴取ができるようにしっかりと対応していくということが何よりも大事かというふうに思っており...全文を見る
○上川国務大臣 まず、難民認定手続の一次審査、申請者の面接ということでの御質問でございます。  先ほど、ヒアリングの中で私どもの方から答弁させていただいてきたところだというふうにおっしゃっていただきましたけれども、供述内容、また供述態度、そうしたところからの信用性を慎重に吟味す...全文を見る
○上川国務大臣 今委員御指摘いただきました、我が国への技能実習生の送り出しに関して、多額の費用を負担したまま来日するケース、これが一部に存在するものと承知をしております。  手数料の許容範囲でございますが、送り出し国の法令に基づくものではございますが、不当に高額な手数料を徴収す...全文を見る
05月13日第204回国会 参議院 法務委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま森委員から御紹介いただきましたが、私自身、法務大臣就任前におきましては、自由民主党の司法制度調査会長として、また与党のPTの座長としてこの議論について携わらせていただきました。少年法のこの在り方に関しましては、様々なお立場の方々からも、いろんな視...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 御指摘いただきましたこの犯行の、犯罪の加害者である、あっ、被害者に対しましての弁護人の選任制度ということでございますが、被害直後から犯罪被害者に弁護士を選任し、その費用を国費負担とすべきとの御意見がある、このことについては報告書も含めまして承知をしている...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘の、被害者、取調べへの弁護人の立会いの制度、またあるいはその権利の制度につきましては、法制審議会の新時代の刑事司法制度特別部会におきまして、取調べの録音、録画と並んで議論がなされたところでございます。しかしながら、この議論の中では、この取調べへ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今、導入されないこととされたその前に、様々な、今私が申し上げたようなことも含めまして、説明が足りなかったということはあろうかと思います。  そのことも含めて、改めて今、私自身申し上げたところでございますので、その意味で、今これからの取組の中で社会の変化...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 被疑者の取調べへの弁護人の立会い制度、これを含みます刑事司法制度全体の在り方、このことも法務・検察行政刷新会議の報告書の中で、適切な対応をということで御意見が頂戴したところでございます。このこと、全体の中でしっかりと適切に対応するということについて指示を...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 冒頭、委員から、この刑事司法の制度そのものにつきましても絶えず不断の見直しをしていく、また検証していくという謙虚な姿勢、こういったことが極めて大事であると、こういう御指摘、私はそのような思いで三度にわたりましてのこの法務大臣としての任に当たらせていただい...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 先ほど委員から御質問がございまして、大変大きな法案を、一番初めに所有者不明土地の問題がございまして、御審議をいただきました。  国会の中で、一つずつの法案につきまして、そこの、法案を提出するに至るプロセスそのものの中である意味では立案作業というのが行わ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 私、国会の、衆議院の方の答弁で、今のような期日について私自身の口から言及したことはございません。申し上げたのは、今委員御指摘のように、できるだけ速やかに真実の解明、そしてそれを国会の中で御議論いただく、このことにつきましては、当初からこの調査委員会を設置...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今まさに最終報告に向けまして、様々な事実を更に掘り下げながら、様々な御指摘もいただいたこともしっかりと踏まえた形で論点の整理をし、そして課題がどこにあったのか、そしてそれがどこに問題、課題があるのか、こういった検証を加えながら最終的に改善策も含めて最終報...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この点につきましては、来日をされる、あるいはウエブで行う、いろんな形で、今のコロナ禍でございますので、何よりもそのことのリスクについては心を配らなければいけない事柄というふうに思っております。この来日の折に、またそうした事実についての報告については誠意を...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 私は見ておりません。
○国務大臣(上川陽子君) 今の御質問でございますが、法務省といたしましては、亡くなった方が収容されている間のビデオの映像ということでございますが、開示については相当ではないというふうに考えているところでございます。  その理由として、まず、このビデオ映像でございますが、施設、こ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) まず、少年法の第一条に目的規定が設けられているところでございます。少年の健全な育成を期すということでございまして、今回、本法律案におきましてはこれを改正することはいたしておりません。その上で、少年法でございますが、罪を犯し、刑罰法令に触れ、あるいはそのお...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 五年後の見直しという中の御質問がございまして、私は先ほど来、不断の見直しということを申し上げたところでございまして、まさにこうして少年法の改正のその項目について御審議をいただいて、そして問題も提起されていることでございます。  一つ、例えば全件家裁送致...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ありがとうございます。  法務省におきましては、実は本年度から新たに、少年院の在院者のうち、希望をする者でございますが、この希望者に対しまして新しいプログラムを提供するところでございます。これは、民間事業者に委託をして、学習支援計画、これを策定した上で...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この犯罪被害者等支援に関する問題につきまして御指摘をいただきました。犯罪被害者等基本法、十七年前に成立をいたしまして、この中で随時計画を更新しながらというか、新しく見直しながら進めてきているところでございます。  犯罪に巻き込まれた被害者の方は決して人...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今般の十八歳以上の少年でございますが、非行防止の必要性、これは変わりはないところでございます。その健全育成のためには、委員御指摘のように、関係機関によりまして、対象者の任意に基づく支援、措置が極めて重要であるということでございますし、また非行防止、これを...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員ただいま御指摘のとおり、更生保護施設に入所する少年、虐待被害や、また発達障害等の様々な困難を抱えておられまして、集団生活におきましての配慮、また家庭環境の改善のための家族調整、また医療・福祉サービスの受給に向けた支援など、その処遇、また支援に一層の困...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘のとおり、この自立準備ホーム、この制度は大変重要でございまして、民間の方々の御努力、このことに対してしっかりと継続して持続可能なようにしていくということは極めて大事であるというふうに思います。とりわけ、帰る場所のない刑務所出所者、また少年院の出...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この満期釈放者対策についてでございますが、これは従前から再犯防止のための重点施策として掲げられてきたところではございますが、令和元年の十二月に閣議決定されました再犯防止推進計画加速化プランにおきまして、より重点的に取り組むべき課題として大きく取り上げ、そ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘のとおり、薬物事犯者、薬物再乱用、この防止のためには、刑事施設にいる段階から地域社会に至るまで一貫した処遇を行いつつ、出所後の生活環境を整えるとともに、地域社会においてまさに孤立させないために、継続的な支援、これが重要であると考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ありがとうございます。  ちょっと答弁、今の御質問に対する答弁の前に、一点修正をさせていただきたいと思います。  先ほど私、再犯防止推進計画加速化プラン、この答弁の際に、令和元年十二月に閣議決定されたと申し上げましたが、正しくは令和元年十二月に閣僚会...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 新型コロナウイルスの感染拡大に合わせて、我が国の水際対策についての強化について御質問をいただきました。  現在でありますが、公益性のある者、人道上の配慮の必要性のある者、再入国者等、特段の事情のある者のみ、出国前七十二時間以内の検査証明の提出を求めると...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 記事は私は読ませていただいておりますが、報告という形ではございません。
○国務大臣(上川陽子君) 今、まさに検討、調査の段階でございますので、こうした御質問ではございますけれども、私自身がそのことについての所見という形の中で御質問でございますけれども、今は客観的、公正公平な調査を私自身指示している立場でございますので、最終報告に向けまして様々な御指摘...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 記事の内容のその背景にどのような状況があるのかということも含めていろいろ記事にしていらっしゃるというふうに思います。私も調査そのものもいろんな状況の中でその分析をしていかなければいけないということでございますので、それも併せて、やはり何といっても調査チー...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 少年院の出院者等の就労につきましては、その非行歴を御承知いただいた上で雇用や指導をしてくださる協力雇用主の方々に大変な御尽力をいただいているところでございます。その献身的な御労苦にも報いるために、法務省といたしましては、近年、様々な就労支援施策を充実強化...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今委員御指摘のとおり、協力雇用主として登録していただいている企業の数は二万を大幅に上回って、私が一回目の大臣のときには一万五千ぐらいでございましたので、本当にこの間、いろいろ情報を皆さんよく理解していただきながら登録をしていただくことができるようになって...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 一般論として申し上げるところでございますが、家庭裁判所は、実務上、原則逆送事件についても十分な調査を尽くした上で、先ほどの答弁でございますが、刑事処分相当として逆送決定をするか否かを慎重に判断をしているものと承知をしているところでございます。  様々な...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) まさに少年院でございますが、可塑性を有する少年を対象とする保護処分、これを執行する機関でございます。  そこにおきましては、安全、安心な生活環境の下におきまして、在院者の健全な心身の成長を図るとともに、その自覚に訴えて改善更生の意欲、これを喚起し、自主...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この在院者の処遇の現状ということでございますが、家庭裁判所調査官におきまして社会調査、また鑑別の結果等を踏まえまして、在院者ごとに個々の特性に応じて、矯正教育の目標、内容及び教育予定期間等を盛り込んだ個人別の矯正教育計画を策定した上で計画的に行っていると...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この少年法の適用年齢、適用対象年齢の在り方につきましては、成長過程にある若年者をどのように取り扱い、どのように改善更生を図るかに関わる問題であると認識をしております。また、公職選挙法の選挙権年齢や民法の成年年齢が引き下げられたからといって、論理必然的にこ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) いわゆる推知報道を禁止する少年法の六十一条の趣旨でございますが、一般に、少年の特定に関する情報が広く社会に伝わり、少年の社会生活に影響を与えることを防ぎ、その更生に資することにあるとされているところでございます。
○国務大臣(上川陽子君) 現行法の下におきましての取扱いにつきまして、一般論として申し上げるところでございますが、検察当局におきましては、事件広報に当たりましては、刑事訴訟法第四十七条の趣旨を踏まえ、個別の事案ごとに、関係者の名誉、プライバシーへの影響及び将来のものも含めた捜査、...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 本法律案におきましては、附則第八条がございます。施行後五年経過の段階で、十八歳及び十九歳の者に係る事件の手続、処分に関する制度の在り方に関しまして、それまでに蓄積された運用実績、またその時点におきましての社会情勢、また国民の意識の動向等も踏まえまして検討...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今委員がお示しいただいたこの民間団体におきましてのアンケート調査の、アンケート結果でございますが、公表について承知をしているところでございます。  コロナ禍の状況下におきまして、面会交流の実施状況、またその在り方については、地域地域で感染状況、また感染...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この面会交流の点も含めまして、父母の離婚に伴いまして子供の養育をどうするのかというこの在り方の検討、これにおきまして、DVに関わる問題、これと正面から向き合う必要があるものと考えているところでございます。  父母の離婚をめぐる子の養育の在り方について調...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この父母の離婚時、離婚等に伴いまして、お子さんの養育の在り方につきまして、本年二月に法制審議会に諮問をしたところでございます。現在、法制審議会の家族法制部会におきまして、民事法の観点から審議が継続されている状況でございます。  この離婚後の子の養育に関...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 父母が離婚した後の子供の生活の安定や成長という観点からは、父母が協議離婚をする場合には、それぞれの家庭の事情に応じまして養育費や面会交流といったその後の養育計画が適切に取り決められることが重要と考えております。  法務省といたしましては、養育費や面会交...全文を見る
05月18日第204回国会 参議院 法務委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員御指摘のこの法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会におきましては、中間報告として、時代に即した新たな刑事司法制度の基本構想が中間的な取りまとめとして出されたところでございます。  ここにおきましては、被疑者の取調べへの弁護人の立会いにつきま...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 私、先日委員から御質問がございまして申し上げたところでございますが、法制度につきましては、社会情勢の変化等も踏まえつつ、時代に即したものとなるよう不断の検討を行っていくということが重要であると、これは基本的な認識でございます。  この被疑者の取調べへの...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) これ、刑事局の方に指示をしたところでございまして、刑事司法制度全般のこの手続に係る大変重要な項目の一つであると認識をしております。  当初、私、今冒頭の答弁で申し上げたとおり、刑事訴訟法また刑事のこの手続に関しましては絶えず見直しをしていくべき事柄であ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) スリランカから御遺族の方が来日をされました。コロナ禍でございまして、十四日間の隔離をするというそうした手続の中で、来日してから長い時間がたっております。その上で、御葬儀をなさり、そしてまた昨日は名古屋の方に、また今日は東京ということでございます。  私...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 遺族の方とお目にかかることについては、本当に心からのお悔やみを申し上げますとともに、この来日中については、私ども法務省におきましても指示をしておりまして、しっかりと御意向に沿うように対応するようにということで指示をしてまいりました。  そうした場面があ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘のとおり、この十八歳及び十九歳を含む若年者の再犯防止、社会復帰を図る上で、この就労の促進は重要でございます。  前科による資格制限の在り方に関しましては、平成二十九年十二月に再犯防止推進計画が閣議決定されまして、協力雇用主に対するアンケート調...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 本改正法が成立した場合におきましては、その趣旨、内容につきまして、若年者にも理解しやすいものとすること、これに十分に配慮しつつ、高等学校等に対するリーフレット等の配布、また保護観察所、少年鑑別所等による関係機関とも連携した各地においての説明会等の実施、さ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員の御質問のとおり、法制審議会の役割等については先ほど来答弁をしたとおりでございます。また、行政機関職員を委員として任命することの意味につきましても先ほど答弁を申し上げたとおりでございます。  私も、法制審議会また部会の役割、こういったことがやはり制...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいまの委員から御指摘をいただきました診療情報提供書などの、これは被収容者の医療記録に係ることということでございまして、これについては、出入国在留管理庁から報告を受けているところによりますと、一般的には個人に関する情報を内容とするものでございます。その...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 最終報告が公正な形で、しかも客観的な事実に基づきましてということで、今様々な資料を基に、またヒアリングも追加しながら加えているところでございます。  誠意を持って真摯に取り組んでいく姿勢についてはこれまでも変わらない思いでやってきたところでございますけ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今次長から答弁させていただきましたとおりでございまして、保安上の理由も非常に大きな要素でございますし、また亡くなられた方の尊厳に関わることということでございますので、これについては先ほどの医療情報と同じように非常に慎重に扱わなければならないと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今の具体的なヒアリングの申入れということに係る御指摘でございます。  今、チーム全体として、もちろん、この重要性については委員から御指摘がこの間もございましたし、また重要性については認識しているものと私は思っております。  どのような形で先方の方とや...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 亡くなられた方の大好きな日本に来て、そして自分の御希望を持って大きな夢を描きながら日本の地に来られ、また今、亡くなられたということでございまして、大変その希望を持った方の若い命が失われたということについては本当に心が締め付けられる思いでいっぱいでございま...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 亡くなられた方の思い、またそれが命を預かる入管の施設であったということ、このことについては極めて重いものと受け止めているところでございます。  私は、その事案が発生して直ちに真相の解明をなるべく早い時期にしていく必要があるというふうに思いまして、そして...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今、報道を承知しておりません。
○国務大臣(上川陽子君) 父母の離婚等に伴います子の養育の在り方につきましては、本年二月に法制審議会に諮問をいたしまして、現在、法制審議会の家族法制部会で民事法の観点から現在審議中であるということでございます。  離婚後の子の養育に関する様々な課題がございます。これは、子供の生...全文を見る
05月20日第204回国会 参議院 法務委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 改正法案でありますが、我が国に包摂すべき外国人を一層確実に包摂、保護できるようにするとともに、外国人の権利利益にも配慮しながら、退去強制手続を一層適切かつ実効的なものとすることを通じ、今ある課題の中でも、送還忌避や長期収容といった喫緊の課題を解決しようと...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今、次長の方から答弁のとおりでございます。  情報公開法のその基本的な考え方にのっとり、また、国会の中での御質疑ということでありますので、それは誠実に、国会法がございますし、対応するということも申してきたところでございますが、基本的には法律にのっとって...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 法務省といたしまして、先ほど来の様々な検討をした上での現状の立ち位置として、この間説明をしてきたとおりでございます。  三つの理由を掲げさせていただいておりますが、この亡くなった方の収容中のビデオ映像の開示につきましては、相当ではないというふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) この少年法のしっかりと趣旨にのっとりまして、今御指摘いただいたこともしっかりと踏まえながら適切に対応してまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(上川陽子君) 現行法の制度、また規定がございますその趣旨に従って適切に、適正に運用していく、このことが重要であるというふうに考えております。  現行の手続の下におきましても、退去させるべき外国人と、庇護、在留を認めるべき外国人との判別、認定につきまして、運用の基準の...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 御指摘いただいたとおり、保護処分はしないこととしているところでございますが、非行防止の必要性につきましては、これは大変重要であるというふうに認識しておりまして、関係機関によりましての対象者の任意に基づく支援、措置、これが重要であるということと、また早期の...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 現場に関わっているその様々なフェーズがございまして、そこに関わる職員も一人がずっと一人の方に関わるということに必ずしもなっていないというのが職場の多分状況だと思います。いろんなフェーズの中で意思決定がなされ、また同時に運用がなされているということでありま...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 私は、今回の死亡事案につきましては大変重く受け止めております。命を預かる入管の施設でございまして、こういった事案が起きてはならない、また二度とあってはいけないと、こういう思いで、このまず事実の解明をしっかりと尽くしていく、このことが大事であるということで...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 今まさに委員御指摘のように、与野党協議におきまして今国会でこれ以上審議を進めないとの合意がなされたというふうに承知をしております。国会の中でどのような御協議があったのかということについて私から申し上げるべきことではないというふうに思っておりますので、お答...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) まさに今回の改正案でございますが、送還忌避や長期収容の解消につきましてはこれまでこの法案の一つの大きな趣旨として御説明させていただいてきたところでございまして、喫緊の課題であるということは更に申し上げるまでもございませんで、変わらない問題であるというふう...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 被収容者の命を預かる入管の収容施設におきまして、収容していた方が死亡するということについてはあってはならないことでございまして、このお亡くなりになられましたことにつきまして、大変重く受け止めてまいりました。心からのお悔やみを申し上げます。  私自身、お...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 少年法の第一条におきまして、少年の健全な育成を期すということをこの少年法の目的としているところでございます。本法律案におきましては、この改正をしておりません。十八歳以上の少年を含めまして、少年の健全育成を図ることは引き続き重要と考えております。  他方...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘のとおりでございます。本法律案の附則第八条におきましては、十八歳及び十九歳の者に係る事件の手続、処分に関する制度の在り方に関しまして、蓄積された運用実績、また社会情勢や国民の意識の動向を踏まえて検討を行うこととしているところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 少年法でございますが、あくまで、罪を犯し、刑事法令に触れ、あるいはそのおそれのある非行少年に対しまして、この刑事司法制度の中でその健全育成を図るものでございます。  少年法の在り方を検討するに当たりましては、少年の保護、教育の観点、また、それだけではな...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) まさに、二〇一五年に国連で採択されましたSDGsの大きな十七のゴールの中のゴール十六、十七が大変大事であると認識しておりますが、法の支配を貫徹させるということ、また、他の施策につきましてもそうした視点でしっかりと取り組むということが、基本的な法の支配のイ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 少年院に在院している皆さんの特性とか発達段階等には様々な状況がございます。中には、表面的な被害者理解にとどまりまして、自らの加害事実に対しての反省の気持ちや、また被害者に対しましての謝罪の気持ちが十分に涵養されていないと、こういう場合もあるというふうに伺...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 本法律案でございますが、十八歳及び十九歳の者につきましても、成長途上にあり、また可塑性を有するということを踏まえまして、少年法の適用対象とした上で、十七歳以下の者とは異なる特例規定を設けつつも、全事件を家庭裁判所に送致をし、原則として保護処分を行う、こう...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 一般論として申し上げるところでございますが、委員御指摘のように、離婚後の親子の関係、どうあるべきかということでございますが、面会交流等を通じまして父母の双方が適切な形で子供の養育に関わるということにつきましては、これは子供の利益の観点からも非常に大切であ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) ただいま可決されました少年法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  また、最高裁判所に係る附帯決議につきましては、最高裁判所にその趣旨を伝えたいと存じます。
05月24日第204回国会 参議院 決算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 昨年の六月に設置をいたしました性犯罪に関する刑事法の検討会でございます。一年にわたりまして十六回の会を重ねていただきまして、様々な視点から積極的な御議論をいただき、本年の五月二十一日、先週でございますが、報告書が取りまとめられたところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 技能実習制度につきましては、多くの技能実習生が実習を全うし、母国等で御活躍をしていらっしゃる一方で、今委員御指摘のように、一部の受入れ企業等におきまして労働関係法令違反、また技能実習生の失踪問題、こうしたことが生じているところでございます。  これに対...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 養育費の支払が確保されることにつきましては、子の利益を図る観点から喫緊の課題であると認識をしております。そして、養育費に関する民事執行手続の利便性向上、これにつきましても重要であると認識をしております。  先ほど委員の方から、昨年の十二月に御党から、不...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) インド及びその周辺国におきましては感染者が急速に拡大をしておりまして、また、委員御指摘のように新たな変異株も確認されるという状況でございます。  なかなかこの変異株につきましては、感染症、感染性とか重症度等に未知の部分が大変多く見られるということであり...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 国連の恣意的拘禁作業部会から、昨年の九月、退去強制令書が発付されました二名の外国人の収容が恣意的拘禁であったとする意見書が日本政府に送付されたところでございます。  この意見書は、我が国の出入国在留管理制度を正しく理解せず、明らかな事実誤認に基づくもの...全文を見る
○国務大臣(上川陽子君) 出入国在留管理庁、しっかりと法律に基づいて適切に一人一人の事案に基づきまして審査をしていくという、こうした基本を貫いてまいりました。これからもそうした姿勢で臨んでまいりたいというふうに思っております。
05月26日第204回国会 参議院 本会議 第25号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 宮沢由佳議員にお答え申し上げます。  バーチャルオンリー型の株主総会に関する会社法の改正についてお尋ねがありました。  会社法を改正してバーチャルオンリー型の株主総会を全面的に許容することについては、株主の権利行使や株主総会を通じたガバナンスの実効性...全文を見る
05月31日第204回国会 参議院 決算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(上川陽子君) 同性パートナーに係る在留資格でございますが、この今後の在り方に関しまして、様々な方々の声にしっかりと耳を傾けた上で、前向きに検討してまいりたいというふうに存じます。