神谷裕

かみやひろし

比例代表(北海道)選出
立憲民主党・無所属
当選回数2回

神谷裕の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
議事録を見る
○神谷(裕)分科員 立憲民主党の神谷裕でございます。  本日は、貴重な質問のお時間をいただきまして、まことにありがとうございます。  大臣、本当に一日御苦労さまでございます。また、政務官も御苦労さまでございます。  本日は、予算委員会の分科会でございますので、この機会を活用...全文を見る
○神谷(裕)分科員 ありがとうございます。  大変大きな支援だというふうには聞いております。ただ、私どものこの北海道の日本海側のごみというのは、御省の調査でも海外由来のものが非常に多いんです。そういった意味では、自治体の皆さん方に本来自分たちで負担があるような状況もどうなのかな...全文を見る
○神谷(裕)分科員 ありがとうございます。  ただ、実際に、保険などでも随分やっていただいているとは思いますけれども、御案内のとおり、例えば、網であるとか、不幸にしてごみになってしまったものがスクリューなんかに絡みついたり、現実にそういったことが起こるのかなと思いますし、あるい...全文を見る
○神谷(裕)分科員 ありがとうございます。  やはり、もとから断たなきゃだめというふうに思います。特に、先ほど申し上げたように、北海道のそういった地域においては、どうも外国由来のものが多いというような現状もございまして、やはりそういう排出国に対してしっかりと言っていただくことが...全文を見る
○神谷(裕)分科員 水産庁、どうですか。
○神谷(裕)分科員 ありがとうございます。  こういった油の事故のときに、一番漁業被害でぱっと思いつくのがやはり養殖なんだろうなと思います。この地域は実は余りないんだろうと思うんですけれども、あの付近に、今でも多分マグロの養殖であるとか結構やっていたんだろうと思いますし、そうい...全文を見る
○神谷(裕)分科員 ありがとうございます。  環境省さんもそうでしょう、あるいは水産庁さんもそうだと思います。しっかりと応援をしていただいているとは思います。しかし、本当に一日も早くという意味と、できる限り原状にしっかりと戻していただくという意味におきまして、どうかしっかりと見...全文を見る
○神谷(裕)分科員 わかりました。基本的には使っていいわけですよね、農薬散布についても。  ということでありますれば、当然、農業者の方、どんどん使っていただきたいと思いますし、あるいは、防除以外にあっても、さまざまな利用等、考えられるんじゃないかなと思います。やはり、特に北海道...全文を見る
○神谷(裕)分科員 ありがとうございます。どうぞその方向でお願いをしたいと思います。  次に、機械の話です。  農業就業人口の減少はなかなか下げどまらない状況にあります。また、平均年齢も徐々に上がっていく中で、この国の農地を従来どおりにしっかりと農業者の皆さん方に耕していただ...全文を見る
○神谷(裕)分科員 まさに農水省さんの考える施策に沿ってポイントをつけていただく、それはある種あり得る姿なのかなというふうには理解をしつつも、どうしても、規模を拡大していく、その一方で、なかなか、農産物の価格も含めて将来について不安がある、そういった中において、機械力の支援という...全文を見る
○神谷(裕)分科員 そういうことで、ぜひ支援をよろしくお願いいたします。  どうもありがとうございました。
03月20日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 立憲民主党の神谷裕でございます。  まず冒頭、この間の森友学園の問題について、私も一言申し上げたいと思います。  先ほど大臣からも御答弁ございましたけれども、特異な事案であった、そのことはそうかもしれません。しかし、やはり農林水産省についても、公文書の管理、...全文を見る
○神谷(裕)委員 今、大臣からるる、米についての、支えていこうという施策についてのお話がございました。  一つには、農業者の方の不安、もう大臣の所信にもありましたとおり、食べ手が減少していくんじゃないかということ、それからあるいはTPPだとか、まあ、TPPは今回あれですけれども...全文を見る
○神谷(裕)委員 今ほど、直接支払交付金の部分、国境措置があるから大丈夫なんだという議論がこれまであったということは承知をしております。しかし、これが本当にその七千五百円がなくなっていくことの理由になるのかというと、私にはどうしても疑問が残っているところでございます。  国内に...全文を見る
○神谷(裕)委員 おっしゃられるとおり、水田転作は非常に重要でございまして、産地交付金あるいは水田フル活用、これが本当に鍵になると思っています。  ところが、昨年、残念ながら、いっとき配分が足りなくなるような事態もございまして、農業者の皆さんにすると大変御心配をなさったという経...全文を見る
○神谷(裕)委員 お答えありがとうございます。  率直に、やはりアメリカに加入していただくということを歓迎する立場なのかなということが今改めてわかったわけでございますけれども、やはり、アメリカが入るということに対しましては、農業者は非常に不安に思っているところだと思います。そし...全文を見る
○神谷(裕)委員 アメリカ以外の部分については、すなわちそのまま生きているということでございますので、例えばニュージーランドあるいは豪州、こういった部分についてやはり注意が必要なのかなというふうに思っているところでございます。  また、TPPというかTPP11についてのアメリカ...全文を見る
○神谷(裕)委員 国益に反しないという言葉をいただいたのは非常にありがたいなと思っているのでございますけれども、やはり農業分野、一番影響を受けるんじゃないかという懸念がございます。こういった部分について、農水省、どうでしょうか。お答えいただけますか。
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  やはり農業者の思いを代弁するのは農水省でございますから、特にこういった日米の交渉あるいは経済対話、現在まだそこまで進んでいないというようなことでございますけれども、やはり気になるのは、こういった重要な農産品が守られるかどうか、ここにか...全文を見る
○神谷(裕)委員 ぜひお願いをしたいと思います。  お話を聞いていますと、かなり伸びているというようなお話もありますので、ぜひお進めをいただきたいんですけれども、更につけ加えますと、これは多分農水省さん、あるいは林野庁さんでは言えないんですけれども、国産材、ここをやはりしっかり...全文を見る
○神谷(裕)委員 実は、やはりCLTを普及していくためには、そこが一番肝のような気がしています。最終ユーザーよりも、むしろ、専門の皆さん方にしっかりと知っていただいて使っていただくこと、これが重要だと思いますので、ぜひお進めをいただきたいと改めて思います。  続きまして、林業の...全文を見る
○神谷(裕)委員 これは本当に大事だと思います。こういった災害を一つでもなくしていくんだ、これが非常に大事でございますので、今さらではございますけれども、こういったところへの予算の配分も含めて、しっかりとやっていただきたいというふうに思っているところでございます。  次に、水産...全文を見る
○神谷(裕)委員 まさしく、資源管理、本当に重要な話でございます。  今、ABCの話であるとか、あるいはさまざま、資源管理の手法についての話がございました。今、多種多様な魚種の話もされましたけれども、実は、魚種ごと、あるいは沿岸域、あるいは沖合なのか公海漁場なのか、そこで資源管...全文を見る
○神谷(裕)委員 おっしゃられるとおり、今、公海漁場でのサンマであるとか、これは本当にひどいことになっていますので、これはやはり、国際資源管理の枠をつくるなり、あるいは、そういった直接の当該沿岸国、あるいは漁船を持って実際に操業している国との間でのIQなのか漁獲割当て量なのか、ま...全文を見る
○神谷(裕)委員 大臣が言われているように、本当の意味で活用されていない水域であるということであれば、もちろん、新規参入を行うことについては障害がないというふうに思いますけれども、先般、規制改革の文脈の中で語られました地先漁業権について、漁協に劣後しない形での企業参入の話、こうい...全文を見る
○神谷(裕)委員 この話、大事な話だと思いますので、また引き続き議論ができたらというふうに思います。  鯨のことについて聞きたいと思います。  捕鯨の問題について、まずは、我が国の捕鯨、鯨文化に対する大臣のお考えを率直にお聞かせいただきたいと思います。
○神谷(裕)委員 昨年の通常国会で、商業捕鯨の実施等のための鯨類科学調査の実施に関する法律が成立しております。  本法では、第四条で鯨類科学調査の実施を国の責務として位置づけ、また、第五条では基本計画を定めなければならないとしております。  ことしのIWCの総会に向けての対処...全文を見る
○神谷(裕)委員 この後、CITESのイワシクジラの関係であるとか、あるいは販売の方法についても伺いたかったんですけれども、ちょっと時間が来てしまいました。  本当に重要な捕鯨文化、これをしっかり守っていただくために、水産庁あるいは農水省、農水大臣、しっかり頑張っていただきたい...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 立憲民主党の神谷裕でございます。  本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  まず、大変残念なんですけれども、財務省の改ざん、隠蔽の問題に続いて、今度は防衛省から、存在しないとされた文書が確認をされました。実に一万四千ページにも及ぶ膨大な...全文を見る
○神谷(裕)委員 公文書管理のあり方は本当に大変難しい問題だと思います。チェックをしていただくこと、本当に大事だと思いますので、お願いをしたいんです。  そんな中で、農水省でもやはり、毎日新しい文書あるいは記録が日常的につくられていると思います。省内をのぞいてみますと、非常に狭...全文を見る
○神谷(裕)委員 公文書管理というと、ともすると大きな話に思えるんですけれども、実は身近な、日常的な管理というのが一番重要なんじゃないかなと思います。  私自身、机の上の大体どの辺にどういった文書があるとわかっているというふうには言っていますけれども、実際には、そういった、乱雑...全文を見る
○神谷(裕)委員 一般的な相続を比べてはいけないとは思うんですけれども、普通に相続をする際に、これも大変な手間暇がかかる、その相続される方の確認をするだけでも大変な手間がかかるというふうによくよく聞いております。  とするならば、今回、その役割を担うべきは農業委員会になるだろう...全文を見る
○神谷(裕)委員 今の御答弁ですと、念のため確認をいたしますが、今回の改正で可能となるのはハウスの中だけですよ、それ以外の場所については従来どおりですよということでよろしいかと思うんですが、念のため、確認をお願いします。
○神谷(裕)委員 今ほどの懸念の諸点を確認いたしたとしましても、やはり現場では農業委員会の皆さんと農業者の皆さんの間でさまざまなやりとりがあるんじゃないかなということが想像できるところでございます。先ほど重油タンクの例もございましたけれども、そういったところで、やはり、これは必要...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  やはり、現場でいさかいになってしまうというのは、その地域に住んでいる方同士にとっても非常に不幸なことになりますので、できる限り、法律なのか、あるいは政省令なのか、あるいはQアンドAのような形なのかは別にいたしましても、そこはしっかりと...全文を見る
○神谷(裕)委員 何回もお願いになりますけれども、明確なものをやはりつくっていただきたいなと思うわけでございます。  先般、我が国の所有者不明の土地が、これは農地ばかりではないんですが、四百十万ヘクタール、二〇四〇年には約七百二十万ヘクタールに上るとの推計があるということでござ...全文を見る
○神谷(裕)委員 大臣御指摘のとおり、財産権というのは非常に重い権利でございます。むしろ、だから財産権という観点に立って大事に思うのであれば、所有権というのがやはり大事なんだろうと思います。むしろそれを本来やるべきなのに、できないから利用権あるいは賃借というところに今は行っている...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。その問題意識は共有するものでございます。  この後、この法案ではないですけれども、森林もそうでございましょう、あるいはさまざまなところでこの議論が進んでいるわけでございます。ただ、最終的には、中には、例えば農地においても林地においても、い...全文を見る
○神谷(裕)委員 そのとおりでございます。農業者がちゃんとこの農業というもので生きていける、食べていける、これは大事なことだと思いますし、もしそれがきちっとなっていれば農業者も離農はしないんだろうと思います。仮に高齢化が進んできたとしても、若い方が入ってくるわけです、世代間の更新...全文を見る
○神谷(裕)委員 耕作者主義という考え方が生きているというお話を伺っただけでも、ちょっとほっとした思いが実はいたしております。  実は、二〇〇九年の改正のときにこの言葉がなくなったというのが非常にやはりイメージとして大きく思っておりまして、この考え方の裏には、ひょっとしたら、農...全文を見る
○神谷(裕)委員 おっしゃるとおり、この法律についてはそういうようなことはないのかなと。中には、この法律であっても、実はやはりそういう企業への道をよりたやすくするための改正ではないかと言われる方も大勢おられるというのも、実はあるのかなと思いますけれども。  少なくとも、ハウスの...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  今おっしゃっていただいたとおり、さまざまな施策を現に展開していただいております。今もお話ありましたとおり、収入保険あるいはナラシという経営の安定化策というか収入減少影響緩和対策であるとか、さまざまな施策はとっていただいておりますけれど...全文を見る
○神谷(裕)委員 気持ちはよくよくわかります。そしてまた、現状を考えると、農地の面積あるいは担い手の数、考えていくと、そういうような結論になっていくのかなというような話もございます。  ただ、本当にもし担い手に八割集めてしまったときに、その農村、維持できるのかな、コミュニティー...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございました。  終わります。
04月11日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 立憲民主党の神谷裕でございます。  本日は質疑の時間をいただきましたことを心から御礼申し上げます。  それでは、質問に入らせていただきます。  これも通告にないんですけれども、先ほど石川委員から、今回の加計学園の問題についてお話がございました。先ほど齋藤大...全文を見る
○神谷(裕)委員 今お話を伺いましたとおり、ほとんど私有林、民有林の方にこの財源が振り向けられるということでございます。  もちろん、国有林についてはこれまでも林野庁さんがしっかりと頑張っていただいたわけでございますし、これからもやっていただけると思うんですけれども、今回のこの...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  公有林にも一部、必要があれば使えるんだなということが確認できただけでも、これは非常に自治体にとってはありがたいんじゃないかなと思っているところでございます。  私の地元北海道でも、やはり期待が大きいんです。しかし、国有林であったり公...全文を見る
○神谷(裕)委員 各自治体、やはりマンパワーが少ないみたいな話もございます。ですので、この流域管理、あるいは自治体が連合して管理する、これは結構有力だと思いますので、ぜひお進めをいただきたいと思います。  また、先ほど石川委員からもお話があったんですけれども、もう一つ、私からも...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  森林環境税の歴史を振り返ってみますと、森林吸収源対策としての温暖化対策税というのがあったなというふうに、考え方としてあったなと思っております。石油石炭税など、森林整備に使えないかとの歴史であったなというふうに承知をしておりまして、その...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  確かに、この法案がしっかりとワークすることによって森林整備というのは進むんだろうというふうには理解をするところでございます。しかし、温暖化対策については、京都議定書、あるいはその後、第一約束期間、これは国の約束として、第二約束期間に入...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  ここは本当に決意の問題だと思いますので、どうかよろしくお願いをしたいと思います。  そういう意味で、期待の大きい森林環境税でございますけれども、やはりこれだけではどうしても足りないんですね。十分ではないということでございます。  ...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  本当に期待しておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。  次に、森林経営管理法では、市町村が集積計画を定めて、林地台帳を整備し、所有者の特定や境界の特定も行うこととなります。不在村地主も多い未確知所有者の確認にも手続の簡素化...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  ちょっと前に農業の場合をやったんですけれども、農業の場合は、割と境界というのがしっかりとしておりまして、林地ほどに複雑ではないだろうと思っております。  また、実は今回、所有者の確認についても簡素化は図られておりますけれども、境界確...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  もちろん、県もそうですけれども、林野庁からも出ていただけるんだなというふうには思いますけれども、何となくちょっと、歯切れが若干悪かったように感じるんですけれども、大臣、いかがですか、林野庁の職員に前に出ていただくということについては。
○神谷(裕)委員 林野庁の職員の方々、これからも活躍をいただけると思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  また別の視点なんですけれども、森林所有者に対して、森林経営管理を行う責務が今後かかってくるわけでございますけれども、自治体が経営管理権を設定することにより、所有...全文を見る
○神谷(裕)委員 今回、責務がかかってくるわけでございますので、万が一にも、この責務が果たされないということで、特に所有者の方、申し出たんだけれども自治体の都合でだめだなんということがあってはいけないと思いますので、そこはぜひお考えをいただきたいと思いますし、自治体の方にぜひやっ...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございました。  終わります。
04月18日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 立憲民主党の神谷裕でございます。  本日も、委員会で質疑に立たせていただくことになりました。本当に皆様に感謝と御礼を申し上げたいと思います。  それでは、質問させていただきたいんですけれども、冒頭、石川議員が触れました首相案件文書について、私からも若干聞かせ...全文を見る
○神谷(裕)委員 ヒアリングをしていただいたようでございますけれども、何とも歯切れの悪い感じがどうしてもいたします。  首相案件文書、我々はそういうふうに呼んでいるわけでございますけれども、首相案件であるというようなことになりますと、当然重いと私は思います。少なくとも農林水産大...全文を見る
○神谷(裕)委員 どうしても歯切れが悪いんですね。発見されて速やかに公表をしていただいたという農林水産省でございますから、他の省庁に比べて、私は、格段に信用というものは高いんだろうと本当に思っているところでございますけれども、ただ一方で、どうしてもやはり歯切れの悪い部分がある、不...全文を見る
○神谷(裕)委員 副大臣おっしゃっていただいたとおり、三十六人の方ですか、ヒアリングをされておると思います。  ヒアリングの結果、まだわかりにくいところがあるんだなということでございまして、ここについて、やはり農水省としても積極的にぜひ御調査をいただくようなことはできないかとい...全文を見る
○神谷(裕)委員 この文書が実際に農水省で何かあったというようなことではないと私は信じておりますし、すぐに開示をしていただいたということでございますし、先ほど副大臣、大臣からも詳細な経過については御説明をいただいております。  そういった意味では非常に信頼に足るものだろうという...全文を見る
○神谷(裕)委員 やはりこのCPTPP、TPP12同様に、農業者の方にとっては非常にいわば脅威であると思います。  特に、アメリカがいる、いないということについては我々も関心も高いんですけれども、実際にアメリカが今回CPTPPに関しては入らないわけでございますから、そういった中...全文を見る
○神谷(裕)委員 発効後見直すということになるわけでございますか、今の御説明ですと。  では、農業分野についてのTPP枠についても、これは発効後見直す可能性がある、特に問題がありそうだということでこれを見直すんだというようなことが現にあるのか、その可能性について教えていただけま...全文を見る
○神谷(裕)委員 アメリカが入らないことが確実になったというところで見直す。  実際には、でも、もう協議はされているわけですよね、CPTPPという枠組みは合意をされているわけですよね。  ですので、合意をされている、確かにこの後見直しの条項もあります、ただ、発効後に見直すんだ...全文を見る
○神谷(裕)委員 このTPP枠もそうなんですけれども、同様に、牛肉等のセーフガードが、アメリカが外れたにもかかわらず同様の設定となっております。TPP11参加国の輸入量に対しては多過ぎる発動基準数量であるために、発動しにくくなっていると指摘をされているところでございます。  な...全文を見る
○神谷(裕)委員 各国に我が国のこの懸念は伝わっているという理解でよろしいんですか。
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  懸念を伝える、あるいは各国に対して我が国の意思を伝える、これは本当に大事なことなんですけれども、現状でいいますと、セーフガード、そのまま、非常に大きな数量が認められているというままスタートをすることになるかもしれません。  こういう...全文を見る
○神谷(裕)委員 ぜひしっかりと交渉をしていただきたいと思いますし、ここは農林水産委員会の場でございますから、農林水産関係者の皆さんの思いを代弁する場でございます。  そういった意味において、やはり一番懸念を持ち、あるいは自分の生活、自分のやっているなりわいは大丈夫かというふう...全文を見る
○神谷(裕)委員 野中政務官、ありがとうございます。  ただ、やはり農業者の皆さん方はどう考えるかというと、実際に今御試算をいただいている九百億から千五百億……
○神谷(裕)委員 続けさせていただきます。  野中さん、今試算をいただいているのは九百億から千五百億ぐらいの影響試算だということでございましたよね。だとするならば、率直に言います、農業者の思い、こんなに少なくないだろうということだと思います。  本来のあり方であれば、TPP妥...全文を見る
○神谷(裕)委員 その平成二十五年の試算、確かに、三兆円という大きなものでございまして、ひとり歩きをしたんじゃないかというようなこともございました。このTPP、国論を二分する大きなものでございました。そういった中で、いわば現実をしっかりとお示しする、これは、特に国論を二分するもの...全文を見る
○神谷(裕)委員 今、野中政務官言われるように、例えば米について、オーストラリアの分は備蓄米に回しますよ、こういうことで需給関係は大丈夫ですよという説明は、一見わかりやすいんです。ただ、今、備蓄米の状況はどうなっているか、また一つこれも問題としてあると思います。  あるいは、マ...全文を見る
○神谷(裕)委員 大分時間を使ってしまいまして申しわけありません。  それで、委員長、やはりこの農林水産委員会が一番TPPに関して、特に農業という分野が影響を受けるんじゃないかというようなこともあると思います。できますれば、今回の条約も含めてでございますけれども、連合審査みたい...全文を見る
○神谷(裕)委員 よろしくお取り計らいの方をお願いしたいと思います。  ちょっと時間が来てしまったので、次の主要種子法の廃止に関連しての質問にかえさせていただきます。  主要種子法が廃止された結果、幾つかの道県では、主要種子法の精神を受け継いだ条例を準備していると伺っておりま...全文を見る
○神谷(裕)委員 もちろん自治事務でございます。  ただ、この廃止を受けて、新たに条例に取り組んでいる道県があるというようなことでございますれば、本来であれば、各都道府県で個別に条例つくりなさいというよりは、むしろ主要種子法をそのまま復活させた方がよろしいのじゃないかなというふ...全文を見る
○神谷(裕)委員 時間が参りましたので本日はこの程度にさせていただきたいと思いますけれども、種子の問題もそうです、あるいはTPPの問題もそうです、まだまだ聞きたいこと、あるいは疑問に思うこと多々ございます。これからも議論をさせていただきたいと思います。  本日は、どうもありがと...全文を見る
05月08日第196回国会 衆議院 本会議 第23号
議事録を見る
○神谷裕君 立憲民主党の神谷裕です。  私は、立憲民主党・市民クラブを代表して、ただいま議題となりました環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。(拍手)  質問に先立ち、一言申し上げます。  ...全文を見る
○神谷裕君(続) はい。  欧米では、農産物の価値や農林漁業の持つ多様な機能を評価し、国民全体で負担するシステムをとっています。グローバル化時代の農業所得の確保は、直接所得補償でやることが欧米諸国の農業政策の標準です。  政府・与党においても、この際、我が国に直接所得補償を導...全文を見る
05月09日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 おはようございます。立憲民主党の神谷裕でございます。  本日も、委員会の質問の時間を頂戴いたしました。本当にありがとうございます。  この法案なんですけれども、農林水産漁業団体の皆さんがこれまで大切にされてきた年金制度についての、いわば店じまいの法案でござい...全文を見る
○神谷(裕)委員 その上で、改めて確認をさせていただきたいと思うのでございますけれども、年金の受給に関する権利は、憲法に規定される財産権上の極めて強固な権利でございます。先ほども質問にありましたけれども、現に受給されている皆さんに対しても一時金の受給を義務化することになるわけであ...全文を見る
○神谷(裕)委員 双方の要望があったということでございますので、その辺は楽観的に見ていいのかなと思っているんですけれども、今回の一時金の義務化に関し、受給権者の中には、わずかながらでも反対の立場の方がいるんじゃないかなということは想像できるところであると思います。そういった方の考...全文を見る
○神谷(裕)委員 丁寧な御答弁をいただきまして、ありがとうございます。やはり法的な整理というのは必要だと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  今回の法案による一時金の義務化によって資金面での需要が、前倒しで、かつ大きなものが必要になってくると思われます。そこで、原...全文を見る
○神谷(裕)委員 今ほどお話ありましたとおり、大変大きな金額でございます。総額でも二千五百億円、あるいは団体の皆様方には多額の負担をお願いするわけでございますけれども、今ほどお話にありましたとおり、金融機関にやはり一部お借りをしなければいけない部分があるのかなというふうに理解をい...全文を見る
○神谷(裕)委員 実は私も、かつて漁協団体の職員でございました。そういったこともございまして、実は、漁協も農協もそうでございますけれども、お台所事情、大臣も御存じのとおり、非常に厳しゅうございます。そういった中で、当然、これまでの先輩方あるいは自分たちも関係してくる皆さん方に対し...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  また、今回の措置により、存続組合の事務量が相当程度増加することが予想されます。そういった業務を円滑に遂行していく上での体制が十分なのか、確認をさせていただきたいと思います。  特に年金業務について...全文を見る
○神谷(裕)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  やはり、ここは人的なことも含めて、さまざま、いろいろお考えをいただきたいと思いますし、しっかりと体制を整える。あるいは、この間、ちょっと前にも年金に関してのさまざまな問題点もございました。この年金に関してはそういうことは...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  本当に大切なことだと思いますし、今、本当に前向きな御答弁をいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。  その上で、先ほど二〇三三年という話がございました。本法律成立後のスケジュールについて、改めて確認をさせていただきたいと思い...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  ただ、どうしても、先に行けば先に行くほど、状況が芳しくなるとも思えません。周知の話、お話しいただきました。ただ、周知の話は当然大事なんですけれども、あるいは、技術的な問題等あって、おくらせなければならないような事情はあるのかもしれませ...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  ぜひ、実際に事務を行う存続組合の皆さん方とお話しをいただいて、なるべくいい方向でお進めいただきますようにお願いを申し上げさせていただきます。  それでは、次の質問なんですけれども、現に受給されている皆さんについては当然でございますけ...全文を見る
○神谷(裕)委員 まことにお恥ずかしい話なのですが、私も実は未裁定者の一人でございました。この法案が出てきたときには実はそれにも気づいておりませんで、後になって指摘をされて、実は私も該当者だったということに気づいた次第でございます。  幸い、私は気づくことができました。ただ、ま...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  今回、義務化でございますので、今みたいに、しっかりと税制上の担保についてもお考えをいただけたということはありがたいことだなというふうに思っているところでございます。  次の質問をさせていただきたいと思います。  この年金制度を利用...全文を見る
○神谷(裕)委員 大臣、前向きな御答弁をありがとうございます。  先ほどもお話ししたように、私もその当事者の一人でございました。そういった意味から確認、質問したわけではございませんけれども、先ほどからお話あるように、七十万人を超える方々が当事者になるというようなことでございます...全文を見る
05月10日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 立憲民主党の神谷裕でございます。  連日質問の時間をいただきまして、本当にありがとうございます。  きょうは一般質疑でございますが、逐次いろんなお話を聞かせていただきたいと思っております。特に、私、水産に関心があるものですから、きょうは一般質疑に当たって漁業...全文を見る
○神谷(裕)委員 まことにいろんなものを見てこられ、いろんな意見交換をされ、特に鯨の問題、本当に大変大切な問題ですから、本当にすばらしい意見交換ができたということであればありがたいなと思う次第でございます。  ノルウェーは、御存じのとおり水産輸出の大きな国でございます。そういっ...全文を見る
○神谷(裕)委員 今ほど、ニシンやタラの話が出てまいりました。これは我が国にも実は似たような事例がございました。TACの問題であるとか、そういったことをやはり契機にしているということについては同じなのかなと思いますけれども、我が国とノルウェーではやはり状況が若干違うところがあるん...全文を見る
○神谷(裕)委員 今、本当に大事な点をおっしゃられていたと思います。  ICTを使われた販売の方法というか売り方というところ、やはり、売り方についてはまだまだ工夫の余地があるなと思っておりますし、あるいは水産庁の方でもこれまで、例えば浜の方で高度化であるとか、あるいは高付加価値...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  大臣、日本の漁船に乗ったことはございますか。
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  そうしますと、もう言わなくてもおわかりになるとおりでございまして、本当にここを変えていかないと、多分、乗り手はいなくなっていきます。中には、遠洋船の場合、外国人を乗せている場合もありますけれども、そうはいいながらも、やはり外国人も人で...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。本当にしっかりとやっていただきたいと思います。  個人的には、浜プランもそうですけれども、積立ぷらすであるとかセーフティーネット事業、これは漁業者の方に、大変助かっているよというようなお話を本当に多々聞いております。こういったことが漁業者...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  IQ、漁獲割当て量についてなんですけれども、このIQそのもの、漁獲割当て量そのものというのが一体どういうものなのかということをやはりもう一回考えなきゃいけないと私自身は思っています。  今回割り振るとすれば個人に帰属するものになるわ...全文を見る
○神谷(裕)委員 IQ、ITQ、かつての漁業許可もそうだったんですけれども、時に物権的に相続もされた、あるいは売買もされたというような歴史があったと思います。ただ、これは実際には、国から付与している、いわばとっていいよというぐらいの話でございまして、そこまで強固なものかと言われれ...全文を見る
05月11日第196回国会 衆議院 外務委員会 第10号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 立憲民主党の神谷裕でございます。  きょうは、貴重なお時間を頂戴いたしまして、本当にありがとうございました。私も、ふだんは、亀井亜紀子議員と一緒で、農林水産委員会の方に所属をさせていただいております。  私がおります北海道でございますが、御案内のとおり、農業...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  今お話にありましたとおり、韓国、タイ、イギリス、さまざまな国が関心を示していただいているというところでございまして、今お話にありましたとおり、我が国としては、TPP11、これの発効をまずは目指していくんだというお話でございました。 ...全文を見る
○神谷(裕)委員 今のお話のとおりでございますと、個別に交渉して、多少のところ、でこぼこが出てくる部分があるのかなというような意図だと思うんですけれども、それで大丈夫ですか。
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  今、御関心を示してくださった国、タイあるいは韓国、イギリス、こういったことであれば、今後、交渉の中であるいは決まってくるのかな、そこででこぼこはあるのかもしれないし、ないかもしれないという話だと思うんですけれども、アメリカ、結局、この...全文を見る
○神谷(裕)委員 もちろん、今の段階で予断を持って許さないのはそのとおりでございます。ただ、先ほど申し上げたように、このTPP11にとってアメリカは新規加盟国ですよね。だとするならば、これからアメリカとその十一カ国との間で再度このTPPについて協議を行うということが前提になると思...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  もちろん、ガラス細工ということを総理も、あるいは大臣もおっしゃっておられるわけでして、そういったセンシティブな内容なんだよというような前提ではありますけれども、実際にはこれからまた協議が行われる可能性があるんじゃないか、というよりは協...全文を見る
○神谷(裕)委員 大臣おっしゃったとおりでございます。今のワイドというか11でも、相当我が国にとってはなかなか厳しい内容をのんだんだと思います。だから、まだ国内的には大きな大きな反対の声があるんだろうと思います。しかし、現実の話として、TPP11を我々はもう既に協議をスタートし、...全文を見る
○神谷(裕)委員 となれば、日本政府が思っておられるようなアメリカの復帰というのが現実味を帯びるのかどうか、あるいは復帰を求めなくていい、あるいは、そういったことはないとは思うんですけれども、どこかで見切りをつけるのか、そういったこともあるのかなと思いますけれども。  ガラス細...全文を見る
○神谷(裕)委員 そういうときに、考えたときに、アメリカの時間軸で考えたらどうだろうかなと考えますと、この十一月にはアメリカ中間選挙があるわけです。中間選挙のことを念頭に置きますと、当然、外交的にも厳しい要求が出されるんじゃないかなと私は思うわけです。当然、この十一月の中間選挙に...全文を見る
○神谷(裕)委員 そういうこともあると思いますし、鉄鋼、アルミはそうだろうと。オフェンスというよりは、ディフェンスの部分はそうだと思います。  では、我が国としてオフェンス、どう相手を攻略していくかと考えたときに、このTPPもそうでしょうけれども、入っていただくためにどういう道...全文を見る
○神谷(裕)委員 地道に説得をしていただく、本当に大事なことだと私も思います。  そういった意味で、先ほどのよりよい内容というのも非常に気になるわけでございますし、やがて、そのよりよい内容の中で、一番危惧しておりますところの農業分野でのさらなる開放というかそういうものがあり得る...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  TPPの中にもそういうのがあるのかなということで、ほっとした反面、ちょっとこれは通告にないんですけれども、仮になんですが、今TPP枠とかセーフガードがあると思うんですけれども、こういったものを、例えば、各国の合意に基づいて変更する分に...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  六条にも期待をしているんですけれども、どこかでアメリカがもう入らないということを我が国が見切ったときに、例えば、先ほども亀井議員お話しされていたと思うんですけれども、アメリカが入った上でのセーフガードあるいはTPP枠ということでござい...全文を見る
○神谷(裕)委員 本当に御丁寧な説明ありがとうございました。  一つ、私自身の懸念といたしましては、WTOそのものが、さきの大戦の反省に立ってそこからスタートしているよね、かつ、ブロック経済というのはどうだったよねという反省に基づいてスタートしているという思いがありまして、そう...全文を見る
○神谷(裕)委員 時間が参りました。  WTOについての意識、私も同じようなものがございまして、ただ、このFFRについては本当に注意をしております。特に、貿易取引のための協議という部分が入っております。貿易という部分が入っております。これが果たしてどういうものなのか、今後またい...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 おはようございます。立憲民主党の神谷裕でございます。  本日も、こういった質問の機会を頂戴しましたことを、まずもって御礼を申し上げます。  まず、冒頭なのでございますが、これは質疑通告をしていないんですけれども、ちょっとけさ新聞を見てびっくりいたしたものです...全文を見る
○神谷(裕)委員 大臣、ありがとうございます。  何か震災復興に絡んでいるのかどうかというのもあるのかなと思っていまして、仮にこれがために震災復興に影響があってはいけないと思っておりますので、その点だけはどうか御配慮をいただけたらと思っているところでございます。  それでは、...全文を見る
○神谷(裕)委員 そして、ほかにも新しくTPPに加盟をしたいという国があるそうでございます。タイであるとか、あるいはイギリスであるとか、そういうような国があるというふうに聞いておりますけれども、そういった、新しくこのTPP11に加盟をしたい、本当に希望する国があらわれた場合に、新...全文を見る
○神谷(裕)委員 今ほどお話にありましたとおり、五条で、それぞれ各国と協議をしなきゃいけない、そして合意を得る必要があるんだということでございます。  そうだとすると、当然、協議をして合意を得るということになりますから、その協議の結果というのはいろいろなケースが出てくるんじゃな...全文を見る
○神谷(裕)委員 今ほど聞いたとおりでございます。  とすると、やはりアメリカと、特にアメリカは我が国が希望して入っていただきたいということでございますから、アメリカと我が国、どうしても協議をしなきゃいけない。そして、復帰を図る、復帰というのか、あるいは新規加入ということになる...全文を見る
○神谷(裕)委員 だとすると、今後、アメリカとTPPに対しての協議を我が国は行うわけなんですけれども、この協議、率直に思います、FFR、これはその協議に当たるんでしょうか。
○神谷(裕)委員 これまで事実関係を確認しましたとおり、TPPワイド、TPP11があります。ただ、TPP11、我が国としてこれから進めていこうと考えている、かつ、そこにはアメリカを戻していきたいという我が国の思いがあります。  そういったときに、もし、TPP11にアメリカに再度...全文を見る
○神谷(裕)委員 いつもそういうふうにお答えをいただくんですけれども、まず、アメリカの大統領の発言の内容についてコメントする立場にはない、確かにそのとおりだと思います。しかし、交渉しなきゃいけない、協議をしなきゃいけない、これは間違いない事実でございまして、それは確認できているこ...全文を見る
○神谷(裕)委員 これまでのアメリカの態度を見ていれば、恐らく農業分野にも関心があるんじゃないかというのは当然想定できることでございます。あるいは先ごろあった鉄鋼、アルミなんかも、その中の話、文脈の中の一つかもしれません。  しかし、ここは農林水産委員会でございますし、やはり先...全文を見る
○神谷(裕)委員 大臣、FFRが日米の今後協議をするステージになるかもしれません。ただ、先ほどの話の中では、あくまでこの経済連携協定の文脈の中で語られるかどうかというのは、いまいちはっきりしていないんですね。  ですので、FFRがその場になる可能性もあるでしょう。ただ、現実に我...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  ここは農林水産委員会です。やはり大臣に、自民党さんの公約でもあったわけですし、この重要五品目だけは絶対に守るんだということだけは、これは明確に言っていただかなきゃいけない委員会でございます。  ましてや、先ほど申し上げたように、これ...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。少し安心をしたところでございます。  ただ、今いろいろと外交政策を見ていまして、では、TPP11を立ち上げたというのはよかったのかなとどうしても思うわけでございます。  と申しますのも、本来、TPPワイドの形で、11を立ち上げなければ、...全文を見る
○神谷(裕)委員 実は、TPPワイドとTPP11は決定的に私違うなと思いますのは、12の方は、アメリカも協議に入って、少なくとも合意をしているという事実。11の方は、協定そのものの内容はワイドをぱくってやったものなのかもしれませんけれども、アメリカは協議に入っておりません。この違...全文を見る
○神谷(裕)委員 譲歩しない、もちろんそうなんですけれども、残念ながら、信用できるのかな。  要は、米国大統領、戻るためにはよりよい内容とおっしゃっているのも事実なんです。そして、また協議をしなきゃいけません。国力の違いもあるかもしれません。何より、我が国にこれ以上の攻め手が余...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  ただ、やはり私は間違えたんじゃないかなと思っています。できれば、このTPP11、この国会で通さないで、むしろ、少なくとも十一月過ぎるまではそのままにしておいた方がいいんじゃないかなということを御提言申し上げさせていただいて、本日の質問...全文を見る
05月23日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 おはようございます。立憲民主党の神谷裕でございます。  きょうも質問の時間をいただきました。本当にありがとうございます。  卸売市場、市場、本当に大変大切なものというふうに考えているところでございますし、この思いは多分ここにおられる皆様共通のものだと思います...全文を見る
○神谷(裕)委員 昨日の本会議を通じて、あるいはコメントを通じても、どちらかが残念ながら、うそと言っていいのかわかりませんけれども、間違っているんだろうということは間違いない事実でございます。今後、解明をされると思いますけれども、やはり真実を国民の皆さんが一番知りたがっている、そ...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  恐らくそこら辺が限界だと思いますので、市場法の質問の方に移らせていただきます。笑っている場合じゃありませんでした。済みません。  それでは、この法案の質問に入らせていただきます。  今回の市場法の改正でございますが、今の卸売市場の...全文を見る
○神谷(裕)委員 局長、今回の改正は、基本的には現状がそうなっているよということもあって、それに卸売市場法を対応させようということだと私には聞こえるのでございますけれども、この改正を経ても、場外の取引というのは減るどころかこれからもふえるということでいいんでしょうか。  あるい...全文を見る
○神谷(裕)委員 実際に場外の取引を取り込んでいけるのかどうか、これはなかなか難しいのかなと思うところでございますけれども、ただ、やはり市場というのは非常に大事だと思います。  当然、消費者にとっても生産者にとっても卸売市場が持ってきた役割というのは非常に大きいものがございまし...全文を見る
○神谷(裕)委員 この市場の機能というのは本当に私は大事だと思っています。  今回、この法案の説明のときに若干気になったのでございますけれども、市場経由率の話がございました。  この市場経由率、さまざまな数字が出ていたんですけれども、若干気になったのは、この数字そのものが、ち...全文を見る
○神谷(裕)委員 本当に、実際に市場で働いている方のプライドの問題もあると思います。やはりしっかりとした数字を出していただきたいですし、市場の機能そのもの、あるいは役割については関係ないという部分はあるかもしれませんけれども、依然として多くの割合を市場を通しているんだということは...全文を見る
○神谷(裕)委員 大臣、本当に大事な話だと思うんです。  もう大臣も御案内のとおり、残念ながら、今の価格形成というのは川下が非常に強いです。スーパーマーケット、大手量販店、ここが価格を決めていて、それが川上にさかのぼっていく形を多くの場合とっています。  ですので、非常にわか...全文を見る
○神谷(裕)委員 また同じような事例で言いますと、マグロの一船買いというのは聞いたことがありますか。(齋藤国務大臣「はい」と呼ぶ)聞いたことがございますでしょう。マグロの船一隻分、超低温のはえ縄船、大体約二百トンぐらいですけれども、それを丸ごと買い付ける商社があるわけです。  ...全文を見る
○神谷(裕)委員 市場内の取引であればいろいろなところでチェックが働くと思います。実際に行政の目も行き届くと思います。基本的には、契約自由の原則という、民民同士の取引であったときにはなかなか手の出せない範疇があるんだろうと思います。  そういった意味で、量販店さんあるいは大手小...全文を見る
○神谷(裕)委員 趣旨はそういうことなんだろうと思います。  ただ、やはり懸念は今申し上げたとおり多々実はございました。全体の商慣習として川下が大分強くなっている上で、生産者の皆さん方にちょっとしわ寄せが来ているんじゃないかと思っているところでございまして、場外取引がそれを加速...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  終わります。
06月06日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
議事録を見る
○神谷(裕)議員 お答えをいたします。  まずもって、この委員会におきまして、主要種子法の復活法案、御審議をいただきますことを、心から御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。  今、石川議員から、種子についてお尋ねをいただきました。  素直に、種子について、種につい...全文を見る
○神谷(裕)議員 御質問ありがとうございます。  民間に絞っているという理由でございますけれども、委員御指摘のとおり、あるいは政府でもそうでございますけれども、民間活力を生かしていく、これは非常に重要なことだろうというふうに我々も認識をいたしているところでございます。民間活力を...全文を見る
06月19日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して趣旨の説明にかえさせていただきます。     都市農地の貸借の円滑化に関する法律案に対する附帯決議(案)   我が国の都市農業は、大消費地に新...全文を見る
07月05日第196回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 おはようございます。立憲民主党の神谷裕でございます。  本日は、委員長を始め関係者の皆様に、この災害対策特別委員会を迅速に開催をいただきましたことを心から御礼を申し上げます。また、このように質問の機会をいただきましたことを改めて御礼申し上げます。  まず、私...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。大臣、本当によろしくお願いをしたいと思います。  では、質問に入らせていただこうと思うんですけれども、私は、例えばこの間、阪神・淡路であるとかあるいは東日本であるとか、その際にも多くの教訓を得たと思っています。その教訓が果たしてこの大阪北...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  一〇〇%、これは本当にすばらしいことだなと思うんですけれども、この一〇〇%の中身について、本当に大丈夫なのかなという思いが実はあります。  御案内のとおり、これをどういう形でつくっているか、実は、町々によって違うかもしれませんが、町...全文を見る
○神谷(裕)委員 それで、実際に今回の震災に当たって、この皆様方が共有したのか、あるいは、実際にどういう形で確認がなされたのか。  実際に、被害に遭われた方の中に高齢者の方がいらっしゃった。ただ、これは実際には震災死というよりは病死だったというようなお話でございましたけれども、...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  やはり、そもそも町内会につくっていただくということに若干問題があったのかもしれないなと思いますし、情報の提供のあり方についても、任意性、どうしても必要なのかもしれませんけれども、やはりちょっとここは、どうしても、救助するという観念から...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  今お話にありましたように、基本的には災害救助法の中で、当初は恐らく現物給付ということが一義的になります。例えばお金を渡したとしても買うことができないだろう、そういう意図はあったというふうに聞いておりますし、法律の中では現金給付も可能だ...全文を見る
○神谷(裕)委員 これは、たしか中越地震を契機として議員立法で本当につくられたんだという記憶がございます。ここはやはり政治の決意、決断だと思っております。  そういった意味で、大臣の手腕に期待をして、時間が参りましたので、本当にたくさん質問を用意していたんですけれども、準備をい...全文を見る
07月09日第196回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 立憲民主党の神谷裕でございます。  本日は、本当に貴重な質問の機会をいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。  また、私からも、冒頭、台風や大雨によって各地に今甚大な被害が出ているところでございます。不幸にして命を落とされた方も大勢出ております。そし...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  若い世代への啓発は本当に大事だと思うんです。  本来であれば、こういうのは必要ないんです。一刻も早く解決し、北方領土が我が国に戻ってくれば、本来、こういった事業は必要ないんです。そういった意味において、私自身は、今の安倍総理と意見を...全文を見る
○神谷(裕)委員 確かに所管は、そういう問題はあるかもしれませんけれども、ぜひ力を尽くしていただきたい、このことはしっかりと申し上げておきたいと思います。  それでは、ちょっとこの北方領土について、ここ何年かの外交について一回確認をさせていただきたいと思うんです。  やはり我...全文を見る
○神谷(裕)委員 御説明ありがとうございます。  当初、国民の皆さんも、領土問題が解決するんじゃないか、前に進むんじゃないかと本当に大きく期待をされたと思います。ただ、残念ながら、今、国民の皆さんがどう思っているか。特に、私、近くに北方領土二世、三世の方がいらっしゃるんですけれ...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  そういった中で、やはり、領土問題解決に関してちょっと、重要なタームというか言葉としては、新しいアプローチというものがあると思うんです。平成二十八年五月六日の会談だと思いますけれども、この新しいアプローチで交渉を進めることで認識を共有し...全文を見る
○神谷(裕)委員 念のため、再度確認しますけれども、この新しいアプローチというのは、あくまで領土解決のためのアプローチというふうに考えてよろしいですか。
○神谷(裕)委員 昨今、北海道の人が中心かもしれませんが、領土問題が置き去りにされて、やはり、経済の問題が先行するんじゃないか、経済協力が先行するんじゃないか、そういったことを非常に懸念をされる声が大きくなっていると思います。  もちろん、経済協力が先行して何が悪いというところ...全文を見る
○神谷(裕)委員 大臣、ありがとうございます。  ここは本当に大事な話だと思います。粘り強く、そして、一方的に持っていかれることはないとは信じております。ただ、やはり、共同経済活動であっても、協力であっても、我が国にメリットがあること、これは大前提だと思いますので、その点はぜひ...全文を見る
○神谷(裕)委員 もちろん外交的に表に出せないことはあると思います。ただ、実際に協力をされる企業さんであるとか、あるいはそういった皆さん方が安心するような形、これは絶対つくっていただきたいと思いますので、ここでは言えないこともあると思いますけれども、そういった皆様が、要は、出てい...全文を見る
11月15日第197回国会 衆議院 本会議 第6号
議事録を見る
○神谷裕君 立憲民主党の神谷裕です。  私は、立憲民主党・市民クラブを代表し、漁業法等の一部を改正する等の法律案につきまして質問をさせていただきます。(拍手)  さて、本案は、我が国の歴史ある漁業制度全般を抜本的に変えようとするものであり、我が国の水産業、漁村地域、食料供給、...全文を見る
11月21日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 おはようございます。立憲民主党の神谷裕でございます。  きょうもまた質問の時間を頂戴いたしましたことを、まずもって御礼を申し上げます。  また、時間がたってしまいましたけれども、武藤委員長、まずは御就任おめでとうございます。本当に大切なこの農林水産委員会の委...全文を見る
○神谷(裕)委員 大臣、ありがとうございます。  今言及はなかったんですけれども、例えば空知で申しますと、ソバなんかも結構ひどうございまして、これは台風二十一号の被害なんかもございました。深川であるとかあるいは幌加内、こういったところが大きくやられたということはもう大臣も御承知...全文を見る
○神谷(裕)委員 ありがとうございます。  今お話をいただいたとおり、いろいろなバリエーションがあるということが現場には余り伝わっていないんじゃないかなと正直思っております。そういったところで今回の結果があったものですから、当然、地元の共済の皆さん方とお話をされます、そして出て...全文を見る
○神谷(裕)委員 政務官、ありがとうございます。  おっしゃられるとおりで、災害については割とすぐに通知も出していただいているところなんですけれども、不作のときは、確かに先行例として、出していただいているというようなこともあるようですし、今回もいろいろと御配慮を考えていただいて...全文を見る
○神谷(裕)委員 先般、佐々木委員がここで質問した際に、大臣は、心に強くしみたというような言い方をしていただいたと思います。そのときに、あわせて、この平成三十年産の状況についてはしっかりと検証するというようなことも言っていただいたと思います。  そういった意味において、まさに本...全文を見る
○神谷(裕)委員 いろいろなお話をいただいたんですけれども、やはりちょっと心配なんです。この十一月、十二月にかけて適正生産量が示されるであろうと思いますし、各都道府県に対しても、再生協を通じていろいろな配分なんかもされていくんだと思います。  そういった意味で、各地に配分される...全文を見る
○神谷(裕)委員 今精査をしている途中だというお話がございました。  ただ、今、前段、平成三十年産についてもお話し申し上げましたけれども、かなり、このままいったら厳しいんじゃないか、大変な状況になるんじゃないかという私の思いはございます。そしてまた、恐らく農水省の中にも同じよう...全文を見る
○神谷(裕)委員 本当に、飼料用米、大事な取組だと思います。ただ、北海道では、技術的、あるいは、なかなか収量もとれないということで主食用米に戻った方もいると聞いています。そういった方々が、せっかく飼料用米に取り組んで、また主食用米に戻らなきゃいけないというような状況はぜひ回避した...全文を見る
11月27日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 おはようございます。立憲民主党の神谷裕でございます。  きょう、漁業法、質問できることはありがたいんですけれども、本当に論点たくさんございます。先般も本会議でさまざま質問させていただきました。まだまだ詰めなければいけない論点、たくさんたくさんあります。  そ...全文を見る
○神谷(裕)委員 今のお話ですと、確かに、しっかり見ているんだから大丈夫だよというような話だと思いましたけれども、この三十八条の三項、後で取消しができる、そういう規定だったんじゃないかなと思います。  例えば、当初これの使われ方としては、免許された方、漁業権をとられた方は実際は...全文を見る
○神谷(裕)委員 実際にその取り消すことまでできることになりますか。この三十八条三項なくして、要は根拠規定がなくなるわけですよね。その上でも、問題がある、それが「適切かつ有効に」という言葉なのかもわかりませんけれども、実際にこの言葉以外で適切かつ有効に使われていたとするならば、例...全文を見る
○神谷(裕)委員 若干問題あるのは、そもそも入り口のところではじかれる、そうかもしれません。  ただ、本当に入り口のところではわからない場合が一つあるんだろうなと。かつ、適切かつ有効に使っていたとすれば実質的に排除できない、そういうような答弁にも聞こえたわけでございますが、いさ...全文を見る
○神谷(裕)委員 今の御答弁ですと、すなわち、外国資本であっても漁場を適切かつ有効に活用しているのであれば構わないんだというようにも聞こえるわけでございますが、それでよろしいのか。念のため確認をしたいと思います。
○神谷(裕)委員 そうしますと、実際に外国の企業さんが日本国内の浜で拠点を置いたり、あるいは実際に漁業活動を行った、そういった実例はありますでしょうか。
○神谷(裕)委員 魚類養殖の実例を今おっしゃっていただきましたけれども、魚類養殖じゃなくて、沿岸、沖合、あるいは遠洋、そういった実例はありますか。
○神谷(裕)委員 今ほど言っていただいたとおり、実際に外国資本が入っている実例、あるいは外国の企業さんが日本国内で漁業を行っているような実例はあるというようなことでございます。  そこで考えていただきたいんです。この国のEEZ、あるいはマグロでもそうなんですが、ナショナルクオー...全文を見る
○神谷(裕)委員 今は養殖の事例でおっしゃっていただいています。ただ、先ほど申し上げたように、EEZ内の漁獲資源、これはやはり日本国民の共通の財産であるという前提です。あるいは、ナショナルクオータにしてもそうです。マグロで、あるいはそういうのもあると思います。  だとするならば...全文を見る
○神谷(裕)委員 この論点ばかりやっていてもあれなものですから、十分にぜひ考えていただきたいと思います。  今、委員の皆様方にも聞いていただいたとおり、結構現実味のある話だと思っていただきたいんです。そして、現実の問題として実際に対処するときに、やはり大事な話だと思いますもので...全文を見る
○神谷(裕)委員 そういったことは全くそのとおりだと思います。  ただ、そういったことを前提とした上でぜひやっていただきたいのは、せめてその漁協の同意を得ること。新たな企業や個人さんが来ました、でも漁協は知りませんでした、ただ周りと協調はとれていますよみたいな形はやはりだめだと...全文を見る
○神谷(裕)委員 今、話を聞いていても、漁業者の意見を聞くまでなんです。意見を聞くのは誰でもできます。誰でもできるは言い過ぎですけれども、意見を聞いた上でそれをどうするかというのはまた別な話だよというふうに聞こえるわけです。  逆な言い方をしましょう。漁協の同意がなくてもできる...全文を見る
○神谷(裕)委員 法制上できないというようなことのようでございますが、やはり、浜を秩序立てて、そして管理をしていく、これは絶対に必要なことだと思います。  そして、地元の漁業者が納得もしていないのに、その漁業者の集団である漁協も納得もしていないのに、入ることができる。これはやは...全文を見る
○神谷(裕)委員 今お話をさせていただきました。議論をさせていただきました。新たに浜に参入をする、企業さんが入るということは、やはりそれなりに大きなプレッシャーになります。そしてまた、漁村が受け入れるに当たっても、やはり、新たに来られる方との調和を図っていく、それはもう絶対に必要...全文を見る
○神谷(裕)委員 今、大臣から、地域の活性化、そういったお話もいただきました。実際には、浜が発展していくこと、これが本当に重要なことだと思います。そのために新しい血を入れる、これも大事なことなのかもしれません。  だとしても、やはり劇薬になりかねないわけです。それが破裂するよう...全文を見る
○神谷(裕)委員 今お話にありましたとおり、いろいろな団体が実はなり得るんです、漁協以外の団体が。  本会議でも私例示をさせていただいたのは、シーシェパードの例でございました。これはちょっと、いささかシーシェパードという団体について皆様も御承知だと思うので、そういう団体だったら...全文を見る
○神谷(裕)委員 今ほどいろんな御説明をいただきました。海区調整委員会なり、あるいはさまざま聞く、その上で決めるから大丈夫だよ、あるいは取り消すこともできるんだよ、そういうふうな話でございました。  ただ、大々的に、もう面と向かってこの漁業はだめだというようなことはないにしても...全文を見る
○神谷(裕)委員 時間が参りましたのできょうはこの辺にさせていただきますけれども、本当に細かい懸念が私たくさんあるんです。もうそれはおわかりだと思います。具体的な懸念だと私は思っています、最初の外国企業の話もそうですけれども。こういったことを一つ一つ聞いて、確認をして、かつ、ここ...全文を見る
11月28日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
議事録を見る
○神谷(裕)委員 おはようございます。立憲民主党、神谷裕でございます。  昨日に引き続いて質問を続けさせていただきます。きょうもどうぞよろしくお願いを申し上げます。  きのうの続きをさせていただきたいと思います。最初に、長谷川委員もお話しになった資源管理の話を私も少し聞きたい...全文を見る
○神谷(裕)委員 資源管理を万全にしていく、これは大事なことだと思います。そういった意味で、八割を目指していく、これはあるのかもしれません。  ただ、やはり難しいなと思う根拠は、一つには、その前提にあるMSY、このMSYが信用できないというのがこれまで専ら科学的なというか、学者...全文を見る
○神谷(裕)委員 おっしゃっていることは非常に、心情ではわかるんですけれども。  欧米の例を言われていますけれども、やはり遠洋、沖合が主体かなと思っています。  このMSY、確かに進歩はしていると思いますが、長官、これは例えばイワシなんかは説明できますか。どうでしょう。
○神谷(裕)委員 御案内のとおり、全ての魚が説明できるわけでもありませんし、やはり沿岸では厳しいんじゃないかなというのが本音です。  そういったところを、今、最後の方、ちょっとうやむやとしたような言い方、うやむやではないかもしれませんが、若干心配だったなというところはございまし...全文を見る
○神谷(裕)委員 今長官がおっしゃったように、大臣許可漁業、こういったところは割と進んでいるわけですから、おっしゃられるとおり、比較的問題は少ないと思うんです。  ただ、逆に、大臣許可漁業の経験でも、IQを導入すると、コストはやはり相当かかってきます。漁獲報告もそうでしょう。場...全文を見る
○神谷(裕)委員 大臣、ありがとうございます。  遠洋、大臣許可漁業、御案内のとおり、もう中小企業です。多くの従業員の方というか漁船員の方、二十人とか三十人とか配乗されていて、会社もしっかりとしている。そういうところで漁獲報告をするというのは、これは簡単、簡単とは言いませんけれ...全文を見る
○神谷(裕)委員 新規の漁業権の今度の優先順位の基準として、七十三条なんですけれども、漁場を適切かつ有効に活用すると認められる場合、あるいは地域の水産業の発展に最も寄与すると認められる者とあるんですけれども、こういった文言、表現ぶりだと、知事が決めるんでしょうけれども、知事の恣意...全文を見る
○神谷(裕)委員 やはり、どうしても心配な事例が先般ありましたので。  結局、知事が、前の浜のというか、都道府県のそれぞれの漁場あるいは水産の現状を一番御承知かというところなんでしょうけれども、果たして本当にそうなのかなというのも思っていますし、もう一つ言ってしまうと、じゃ、知...全文を見る
○神谷(裕)委員 起こり得ないんじゃないかというところに期待するところがやはりいけないんじゃないかなと思います。まして、今、知事がかわるごとにという表現をさせていただきましたけれども、現実には本当に人によるところ、しかも、長谷長官のように水産に造詣があって、かつ常識的な判断ができ...全文を見る
○神谷(裕)委員 私も、そういったことは当然だと思うんです。むしろそういうことでなければいけないと思うんです。  ただ、大前提として、やはり知事がかわったら基準は変わるかもしれない、あるいは都道府県で基準は当然変わるよねとなったときに、じゃ、ある意味、一番コアな部分だけでも示し...全文を見る
○神谷(裕)委員 入管法のときもそうだったんですけれども、ここは大事な部分だと思います。特に漁業者の方、あるいはここに座っておられる皆さん、誰もが実は心配しているのはこの部分だと思っています。  だとするならば、もちろん浜の皆さんに聞く、担当者の意見を聞く、これは本当に大事なこ...全文を見る
○神谷(裕)委員 そこはぜひ御考慮いただけないでしょうか。  こう言っても、先ほどありましたとおり、ここを使っていない。その理由は何か。それは、例えば潮をしっかり流さなきゃいけない、ここを休ませている。さまざまな機能があります。休んでいる、あるいは、例えば高齢の漁師さん、何回も...全文を見る
○神谷(裕)委員 聞いていておわかりだと思います。実にせつないです。  このままでいくと、浜のお父さん、お母さん、頑張っていたけれども、ひょっとしたら、そういった皆さん方の漁業権を取り上げられちゃうかもしれない、免許を取り上げられちゃうかもしれない。そういうことがあってはいけな...全文を見る
○神谷(裕)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して趣旨の説明にかえさせていただきます。     漁業法等の一部を改正する等の法律案に対する附帯決議(案)   近年、世界で水産物需要が大きな伸び...全文を見る