鴨下一郎
かもしたいちろう
小選挙区(東京都第十三区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数9回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月01日 | 第177回国会 衆議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○鴨下委員 私の方は、社会保障の一体改革について伺います。 まず、総理に確認をしておきたいんですが、〇九年の衆議院選挙、民主党のマニフェストでは、最低保障年金七万円、そして基礎年金部分は全額税方式でやる、こういうようなことを国民に約束したわけでありますけれども、この方針につい...全文を見る |
○鴨下委員 もう一度確認しますけれども、基礎年金部分については全額税方式でやる、こういうようなことをマニフェストに書いてあるわけで、社会保険方式と税方式を組み合わせるという話、これはわかっていますよ。ただ、基礎年金についてはどうなのかというのは、全額税方式でしょう。 では、ま...全文を見る | ||
○鴨下委員 マニフェストを守るという意味では、厚労大臣は見識があるというふうに思います。そして、多くの国民の皆さん、特に低年金、無年金の方々は、民主党が最低保障年金をしっかりとやってくれる、このことをいわば信頼して投票した人はたくさんいる。こういう意味では、私は厚労大臣は見識があ...全文を見る | ||
○鴨下委員 だから、厚労大臣は、そのマニフェストを守って、最低保障年金をきちんとやるということをおっしゃっているわけだから、それはそれでいいんですよ。私は、そういうふうに国民に民主党は約束したんだから、そうあるべきだというふうに思っています。 ただ、与謝野さんの意見は違うんで...全文を見る | ||
○鴨下委員 ですから、私は、社会保障の中で年金というのは非常にボリュームが大きい、給付費でいえば五十兆もあるわけだから、だから、そういうような意味ではこれは根幹をなす話なんです。 そこで、基礎年金部分については、厚労大臣も、マニフェストに従って全額税方式で最低保障をしっかりや...全文を見る | ||
○鴨下委員 ということは、マニフェストの中で約束した最低保障年金七万円というのは、これはいつ、だれがもらえるんですか。そのことを、選挙のときにはいかにも今もらえるような話があったけれども、それについては、では移行期があって完成形が四十年先だという話というのは、国民はそんなふうには...全文を見る | ||
○鴨下委員 いやいや、総理に聞いている。与謝野さんには聞いていません。総理の任命責任に…… | ||
○鴨下委員 いやいや、総理の任命責任においてどういうふうに考えているのかということを聞いているんだよ。 | ||
○鴨下委員 今、与謝野さんがおっしゃった民主党案というのはどういう案なんですか。では、これは枝野官房長官。 | ||
○鴨下委員 いや、それは明らかなマニフェスト変更ですよ。だから、マニフェスト変更をまずおっしゃって、民主党は白紙だというふうにおっしゃった後に今の話をするんだったら結構ですよ。だけれども、その前に、国民に約束したこのマニフェストについて、申しわけありませんでした、実行できません、...全文を見る | ||
○鴨下委員 だから、私たちが申し上げているのは、年金の保険料を払って、そして、この年金の世界の中にいる方々は、これは今の制度で持続可能なんですよ。ただ、今言っているのは、民主党さんがそれを批判したのはなぜかというと、未納、未加入、それから無年金、低年金、こういう年金制度の外にいる...全文を見る | ||
○鴨下委員 年金議論は、これから厚労委員会でも十分にさせていただきます。 総理、今の話も含めてですけれども、与謝野さんを起用したというようなことは、社会保障と税の一体改革、その中で、もしやるんだとすれば、社会保障全体の話は厚労委員会等でいろいろと議論するわけですけれども、与謝...全文を見る | ||
○鴨下委員 総理は、大義は、最も見識のある人だ、日本じゅう探しても与謝野さん以外にはこういう見識のある人はいない、こういう話でありましたけれども、もしそうなんだったら、例えばあそこに片山大臣がおいでですけれども、民間人。そういう意味でいえば、与謝野さんが属人的に優秀だという話なん...全文を見る | ||
○鴨下委員 いや、ですから、総理、バッジをつけている必然性がどこにあるんですかという話なんですよ。 ですから、与謝野さんは優秀かもわからない、しかし、今バッジをつけてここにおいでになるということ、これは自由民主党の比例代表で受かられた方なんですよ、その方が今こういう状況でお座...全文を見る | ||
○鴨下委員 それでは、私はもともと、自由民主党の中でも与謝野先生とは個人的にはおつき合いをさせていただいていました。ですから残念なことでありますけれども、今の私と総理のやりとり、これをお聞きになっていて与謝野さんはどういうふうにお感じになって、政治家としての責任、あるいは、私たち...全文を見る | ||
○鴨下委員 自由民主党が除名したということ、このことで聞いているわけじゃないんですよ、私は。自由民主党を支持してくれた有権者に対して、与謝野先生、どういうふうにお考えになっているんだ、こういう話であります。 確かに、東京一区で与謝野先生を書いてくれた、与謝野馨と書いてくれた人...全文を見る | ||
○鴨下委員 ですから、菅総理は、見識があるから社会保障と税の一体改革について与謝野さんにお願いをしたという話でありますから、その見識を買われたんでしたら、民間人でも十分にやれるでしょうという話なんですよ。 ですから、それは、私たちも与謝野先生のそれぞれの御高説については尊敬す...全文を見る | ||
○鴨下委員 御本人のモチベーションを維持するためにバッジをつけているということについては、甚だ私は理解できません。そして、このことについては、自民党を離党なさるときに誓約書だとか何かというのがあったわけでありまして、このことは私は言いたくなかったけれども、しかし、あの苦しい選挙の...全文を見る | ||
○鴨下委員 それでは、当時離党された方々は大義がなくて、そして与謝野さんには大義がある、こういうようなことというふうに受けとめて、実に、あのとき渡辺さん初め離党された方は大義がなかったというふうに総理がおっしゃるということは、これはちょっと違うなというふうに思います。 今、与...全文を見る | ||
○鴨下委員 せんだって、大臣になられた後に、記者会見等で、例えば支給年齢を引き上げる、こういうようなお話もなさっていますけれども、このことについては税と社会保障の一体改革とは別途に議論するという話でおっしゃっているわけですけれども、この趣旨はどういうことですか。 | ||
○鴨下委員 今のお話だと、支給年齢は引き上げていきたいというような趣旨の話でありましたけれども、厚労大臣、このことについては、多分意見が違うというふうに思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○鴨下委員 時間がありませんから、この問題も含めて、厚労大臣と与謝野大臣そして枝野官房長官、しっかりと閣内を一致させていただきたいというふうに思います。 加えまして、与謝野大臣は、結果的に、社会保障あるいは年金は、税方式をおとりになるのか、それとも、自民党から従来おっしゃって...全文を見る | ||
○鴨下委員 ということは、これからの各ステークホルダーからのいろいろな意見を踏まえて、民主党の最低保障年金七万円、こういうようなことも変更する可能性があるということですか。 | ||
○鴨下委員 これから多分、社会保障は国民にとって非常に重要な関心事でありますから、これは、与党だけではないし、政府だけではないし、あるいは野党も含めてきちんとした議論をするべきだ、こういうふうには思っております。 ただ、そのときに、信なくば立たずじゃありませんけれども、与謝野...全文を見る | ||
02月24日 | 第177回国会 衆議院 予算委員会 第17号 議事録を見る | ○鴨下委員 前回に引き続きまして、社会保障全般についての話をさせていただきます。 まず最初に、枝野官房長官、中座されるということなので、政府の見解として、年金はぼろぼろかという話について聞きたいと思うんですけれども、昨年のこの予算委員会の中で、鳩山前総理は再三にわたって、年金...全文を見る |
○鴨下委員 だから、それをぼろぼろかどうかというのを聞いているんです。ぼろぼろかどうか。 | ||
○鴨下委員 総理が、少なくとも前総理が言ったことが公式見解でないという話はないと思うんだけれども、そうすると、それを踏襲するということで官房長官はよろしいんですね。その鳩山総理が言っていたぼろぼろだということの考え方については、踏襲するんですね。 | ||
○鴨下委員 厚労大臣、今の同じ質問ですけれども、年金制度はぼろぼろですか。 | ||
○鴨下委員 私が言っているのは、国民が年金制度というのがぼろぼろなんだと受けとめたところが非常に罪が重いと思っているんですよ。 ですから、厚労大臣は、多分、これは持続可能だというふうに思っているだろうと思う。そして、それをどういうふうに修正すればこれが全体的にまともになるかと...全文を見る | ||
○鴨下委員 その中身の話については、もしそういうふうなことでおっしゃるんだったら、私はぼろぼろだと思っていないんですよ。そして、持続可能性については、多少の修正をすればそれなりのものになるというふうに思っています。それは例えば、最低保障機能をきちんとつけるとか、それから、未納、未...全文を見る | ||
○鴨下委員 もう官房長官はいいです。 母集団の一億人から見れば約五%なんですよ、そういう人たちの不都合は。だから、そのことについては、五%の人たちだけにある意味でダブルスタンダードで救済策をきちんとしてあげればいいわけで、一億人の人たちを巻き込んで、五%の人たちの救済のために...全文を見る | ||
○鴨下委員 いや、ですから、不名誉除隊ということは兵隊をやめるということなんですよ。それで、一般の国民に戻るということなんですよ。 ですから、そういう意味で、与謝野大臣がもし、自由民主党を除名された、こういうようなことが不名誉除隊というふうにお受け取りになるんだったら、これは...全文を見る | ||
○鴨下委員 それは何だかわけのわからないことをおっしゃっていて、全体的な立案をされるということがもし与謝野大臣であるのだったら、そうしたら、では、それを我々にのめというようなこと、あるいは協議しろということについては、それは仮に代理人が来ようが何をしようが、与謝野大臣が立案の中心...全文を見る | ||
○鴨下委員 これは報道ベースでありますけれども、もし該当者全員が手を挙げると約百万人ぐらいになるという話がありますけれども、これについては事実ですか。事実かどうかだけ言ってくれればいいです。 | ||
○鴨下委員 百万人ぐらいの方がいろいろな意味でお困りになっているということは事実であります。 ただ、これについては二つの考えがありまして、救済を優先するべきかということが一つ。それは厚労大臣の方のお考えはそうなんだろうと思うけれども、それと反して、総務省の方の考えとしては、こ...全文を見る | ||
○鴨下委員 これは両方に理があるんですよ。 総務省の方の考えは、きちんと、今までも、例えば年金の記録が不明瞭なときにこの委員会に諮って、そして年金が復活してきた、こういうふうなことで、極めて厳重にやって、国民の皆さんにも納得いただけるルールづくりができてきたわけであります。他...全文を見る | ||
○鴨下委員 この二つのところで、もう既に厚労省はこの一月から二千人救済しているんですよ。まだ裁判の結果が出ていないのに無罪放免しているような話だから。 だから、それについては、少なくとも、厚労省の今やっていることは、総務省の結論が出るまでやめるか、あるいは、救済優位でやるんだ...全文を見る | ||
○鴨下委員 では、もしそれでネガティブな結論が出たら、この一日、二日の駆け込みはどういうふうに考えるんですか。 だから、私は、今この段階で、こうやって問題が顕在化したんだから、この当事者が二人いるんですよ、最高責任者が二人いるんだから、ここで、わかりました、救済優位で、菅内閣...全文を見る | ||
○鴨下委員 委員長、だから、委員長の裁量でいいから、この二人に今結論を出させてくださいよ。そうじゃないと、百万人の人たちが聞いているんですよ、百万人の人たちが。 それで、百万人の人たちだけじゃないんです。一号被保険者で営々として毎月毎月保険料を払っている人たちにとってみれば、...全文を見る | ||
○鴨下委員 委員長に、両省の話を、結論を出せと。そうじゃないと、国民の中に、救済してもらえるかと思っている百万人の人、委員長、重い話ですから聞いてくださいよ。 | ||
○鴨下委員 それからもう一つは、三千万人を超えるいわば一号被保険者が、保険料を払わなくたって救済してもらうんだったらというふうに思うわけだから、だから、一刻も早くこれについては結論を出して、菅内閣として、これは例えば救済を優位にするのか、それともルールを優位にするのか、この結論を...全文を見る | ||
○鴨下委員 私は納得できません。 それは、一つは、今既に救済してしまった約二千人の方々をどうするのかという話と、デュープロセスに従ってやるんだったら、手続に従ってやるんだったら、厚労省はこれはえらい価値があるわけですよ。ですから、そのことについて、では二千人の人たちも含めてど...全文を見る | ||
○鴨下委員 納得できません。 それで、結果的には、救済をした二千人の方々からは取り上げるんですか。それとも、その方々はそのまま救済して、そしてきょう私がこうして質問したから、では手続にのっとってといって、ほかの人たちはみんなだめにするというんだったら、これは責任が重い。だから...全文を見る | ||
○鴨下委員 委員長がやっと、この問題の事の重大さをよくわかってきたんだけれども、結果的には、私が言っているのは、ルール優位か、あるいは救済優位か、どっちかを、いずれにしてもこの菅内閣が決めろと言っているんですよ。だから、その結論が出るまで私は質問を留保いたします。 | ||
02月28日 | 第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号 議事録を見る | ○鴨下委員 一般質疑の積み残し十五分、これについて質問をさせていただきますが、まず委員長に申し上げます。 一つは、この統一見解を出してください、これが出るまで私は質問を留保いたします、こういうふうに申し上げました。そして、その統一見解については、いわば委員長が、わかった、こう...全文を見る |
○鴨下委員 加藤委員のときのにつきましては、ここにそのペーパーがありますけれども、これは私が申し上げた趣旨とは違います。私が申し上げたのは、今進んでいる厚生労働省の救済のスキーム、これについて政府としてやるのかやらないのか、そして、これから監視委員会が動くそうでありますけれども、...全文を見る | ||
○鴨下委員 委員長は事の重大さをだんだんわかってきたんだけれども、このペーパーが本当に、今進んでいる救済策、これをとめることにするのか、このままたとえモラルハザードがあっても進めるのか、こういうことについての、いわば政治というのは決断ですから、どっちにしたってつらい。どっちにした...全文を見る | ||
○鴨下委員 では、あの二十四日の留保というのは一体どういう位置づけなんですか。留保をして立ちどまって考えて、もし監視委員会の方でやめるという話になったら、これは朝令暮改になるわけでありますし、そもそもで言えば、これを法律事項でやらなかったということに大臣に対して大きな瑕疵があるわ...全文を見る | ||
○鴨下委員 統一見解、出ていないじゃないですか、委員長。 | ||
○鴨下委員 だから、統一見解が出て、これから統一見解を出すという話でしょう。これは出ていません。 それで、監視委員会、きょうやるというんだけれども、私はこれじゃだめだよ。今、課題は残っている。質問はこれではできません。 | ||
07月08日 | 第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号 議事録を見る | ○鴨下委員 おはようございます。順番をたがえまして申しわけございませんでした。 まず初めに大臣にお伺いしたいんですが、いわゆる主婦年金のてんまつについて、今どういう状況にあるかというようなことについて、簡単に教えていただきたいと思います。 |
○鴨下委員 ということは、最終的には法律としていずれのタイミングでか出てくるわけでありますけれども、今回私たちが問題にしたのは、一片の課長通達、これでこの問題を解決しようとした、このことを申し上げているわけでありまして、この中身については、政府はいろいろな御見解で、どちらというよ...全文を見る | ||
○鴨下委員 最終的には大臣の責任はそれなりに免れない、こういうふうに私は思っております。 ただ、いろいろな今までの状況というようなことは我々も極めて寛容に受けとめておりますから、最終的に大臣は何らかの形でいつかは多分おやめになる時期が出てくるんだろうというふうに思います。その...全文を見る | ||
○鴨下委員 ぜひそういうような形で、政治も責任をとるんだ、こういうようなことの姿勢だけは示して、過去にそういうことがあったんだということだけはきちんと残しておいていただきたい、こういうふうに思います。 それでは、ワクチンについて話をさせていただきますが、ワクチンの危機管理体制...全文を見る | ||
○鴨下委員 今、ワクチンの製造のインフラというのはまだまだ十分でないというふうに私は思っておりまして、過去には私は日本のワクチンの製造プロセスというのは鎖国状態だというふうに申し上げていたんですけれども、今岡本政務官がおっしゃったように、例えば、世界の中にあるワクチンを緊急に輸入...全文を見る | ||
○鴨下委員 工程というのは、これからどういうふうにやっていくかというようなことについては、想定外だったという話はこれからはもう許されないわけでありますから、ぜひ、プラスミドワクチンも含めて、スピード感を上げて、一体、国民を守るのはどういうふうにしたらいいか、こういうようなことをい...全文を見る | ||
○鴨下委員 あと、最後に、今被災地でもお医者さんが大変足らなくてというようなことで、きのうも報道でいろいろとありました。 きょうは文科省もおいででありますけれども、これからお医者さんの数をふやしていくのに、今の既存の大学の定員をふやしていく、これだけで本当に事足りるのか。ある...全文を見る | ||
○鴨下委員 その検討会の中が、メンバーが既存の大学の先生だとか何かで構成されている部分があるというふうに聞いています。例えば、たばこ屋さんが隣に新しくできるというのに、既存のたばこ屋さんのメンバーでやっていれば反対するに決まっているわけでありまして、そのメンバーも含めて、これから...全文を見る | ||
○鴨下委員 終わりますが、笠政務官、ぜひ文科省においても新しい医学部をつくるというようなことも前向きに検討していただきたい、このことを最後にお願いして、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
10月26日 | 第179回国会 衆議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○鴨下委員 きょうは、社会保障と税の一体改革の成案が六月の三十日、民主党の中で大変な議論の末に出てまいりました。このことについて幾つか確認をさせていただきたい、こういうふうに思っております。 まず最初に、平成二十二年十二月十四日に閣議決定された「社会保障改革の推進について」、...全文を見る |
○鴨下委員 正確に言うと、閣議決定とこの閣議報告というのはどういうふうに違うんですか、政府を縛るというような意味において。 | ||
○鴨下委員 ということは、この閣議報告を受けたというようなことで、社会保障と税の一体改革成案というのはいわば政府の方針であり、与党の方針であり、国民に対する、この成案がこれから実行していくためのたたき台、こういうような認識でいいわけですね。ちょっと確認です。 | ||
○鴨下委員 その中で一番重要なのは、全体的な社会保障の一体改革というようなこともありますけれども、二〇一〇年代半ばに消費税を上げる、こういうようなことをこの中で書かれているわけでありますけれども、五%上げるというようなことをいわばこの成案の中に書かれている、こういう認識でいいです...全文を見る | ||
○鴨下委員 それは、結果的には、民主党政権、野田内閣として、二〇一〇年代半ば、二〇一五年ぐらいを目途に消費税を五%上げるというようなことを結論づけた、こういうような認識で、再確認ですけれども、よろしいですか。 | ||
○鴨下委員 消費税を上げるということについて、マニフェストの中では前回の選挙のときには書かれていないわけでありますから、いずれかのタイミングでこのことについて国民に対して信を問う、こういうようなことに相なるんだろうというふうに思っております。 そこはいいとして、いいとしてとい...全文を見る | ||
○鴨下委員 その消費税引き上げに伴う社会保障支出等の増、一%ふえる、単純に言えば二兆五千億ぐらいかかるというような話だけれども、その積算根拠をちょっと教えてくださいという話です。 | ||
○鴨下委員 それは結果的には、消費税上げによって税収もふえるということにつながるわけですよね。だから、この一%をこれに使うというのが本当に合理的なのかどうかということについて私は多少疑問を感じるんだけれども、いかがなんでしょうか。 | ||
○鴨下委員 それについては、これからさらにいろいろと詳しく伺いますけれども。 あとは、機能強化分の三%。制度改革に伴う増と高齢化等に伴う増、これで二%使うという話だけれども、これについても少し詳しく説明をいただけますか。これは藤田副大臣ですか。 | ||
○鴨下委員 何かかみ合っていないけれども。消費税引き上げに伴う一%相当分というのは、これは今古川大臣からの話があって、私もちょっとまだ疑問の部分があるから今後ただしていきますけれども、そうじゃなくて、藤田副大臣に伺うのは、制度改革に伴う増と高齢化等に伴う増というこの二つの一%ずつ...全文を見る | ||
○鴨下委員 結果的には、それぞれ足し合わせると今四%分についての議論をしているわけでありますけれども、少なくとも、社会保障の改革をやっていくと、こういうふうな形で二〇一五年ぐらいには四%分ぐらいは必須だ、そして、場合によると、プライマリーバランスだとか何かのことを考えると、これに...全文を見る | ||
○鴨下委員 私も、社会保障は、これから高齢社会になっていって必要経費は非常にかかってくる、こういうような意味においては、間接税等で国民の皆さんに協力をいただく、これはもういたし方がないことだというのは、多分、与党も野党もなく、社会保障にかかわってくる人間はみんな大体コンセンサスは...全文を見る | ||
○鴨下委員 今のお立場からいうと、地方消費税としても、できればその五%分の幾ばくかは地方単独事業も含めてあるんだからよこしてもらいたい、こういうようなこともあるんだというふうに思っています。 この社会保障と税の一体改革成案の中に「役割分担に応じた配分」というふうに書かれている...全文を見る | ||
○鴨下委員 微妙に古川大臣と総務省のお考えは違う部分もあるので、これは内閣の中で十分調整していただいた方がいいと思うし、先ほどから聞いているように、この五%分というのは場合によると国費の部分なんだろうと思っていて、結果的に地方分まで見込むと五%では足りないんじゃないかというような...全文を見る | ||
○鴨下委員 これから高齢社会が進行しますので、社会保障費がさらに自然増、どんどんふえていくような状況であります。そういう中で、国民の皆さんが有効にサービスを受けられているなという実感と、それから政府側も、ただ給食のように配ればいいというものじゃなくて、その人、そのときの状況に応じ...全文を見る |