川内博史

かわうちひろし

小選挙区(鹿児島県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

川内博史の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第159回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○川内委員 民主党の川内であります。  茂木大臣、川口大臣、そしてまた尊敬する逢沢先輩も御同席をいただきましてありがとうございます。よろしくお願いを申し上げます。  それでは、早速質問をさせていただきます。  まず、茂木大臣に、大学院大学について聞かせていただきたいと思いま...全文を見る
○川内委員 今、この沖縄大学院大学については、茂木大臣の所信にもありましたが、今後の沖縄振興の目玉となる大変重要なプロジェクトであり、沖縄振興計画でも重要な柱として位置づけられているところだというふうに御説明がございました。総理の演説の中では、「沖縄県恩納村に、世界に開かれた最高...全文を見る
○川内委員 今の御答弁は、財源的な裏づけが自信が持てないので、そこと相談しながらやっていかなければならないんだという、内閣府の大変に苦しいお立場を正直におっしゃられていらっしゃるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、今後、まず研究所の形での立ち上げを目指しているというふう...全文を見る
○川内委員 提出するのは内閣府から提出されるんでしょうけれども、この研究所の根拠となる法律を所管する役所はどこになるんですか。
○川内委員 では、時間が一時間しかないので、大学院大学の設置法についても同様な考え方でいいんでしょうか。研究所の次の段階の大学院大学にいよいよしますというときに、やはり内閣府が提出するけれども、関係するところにはきちんと入っていただくということでよろしいんですか。
○川内委員 大学院大学の場合には文科省が中心にならなきゃいけないんだ、中心というか中心的な役割を果たさなきゃいけないんだという御趣旨かと思うんですけれども、まだその辺の調整はできていないということでよろしいですか。
○川内委員 学長に就任が内定をされたそうでありますけれども、ソーク研究所のブレナー教授、これは茂木大臣がわざわざアメリカまで行かれて話をお決めになられたそうでありまして、大変に立派なお仕事をされたなというふうに思うんです。  このソーク研究所のブレナーさんという方は、ノーベル賞...全文を見る
○川内委員 大変尊敬を申し上げる茂木大臣にこのようなことを申し上げることは甚だ僣越でございますが、大臣、学長にお願いをした方が、給料が幾らかもまだこれからだ、勤務の形態もわからない、これからだ、そしてまた最終的な構想についてもこれからだ、すべてこれからだと。  結局、私が最初に...全文を見る
○川内委員 大臣、それは大変甘い考えだと申し上げざるを得ないですね。志の高い人はお金では動きませんよ。しかし、お金も大事な要素なんです。アメリカみたいな社会で成功される方は特にそうなんじゃないですか。そこを、いや金ではないんだ、男と男が会って話をして、意気に感じて了解してくれたん...全文を見る
○川内委員 それでは、次の話題に移らせていただきたいというふうに思います。  米軍の基地問題でありますけれども、昨年の十一月十六日、沖縄県の稲嶺知事と米国のラムズフェルド国防長官が会談をされたそうであります。ラムズフェルドさんは、沖縄のいろいろな基地も御視察をされたようでありま...全文を見る
○川内委員 いや、だから私、今大臣がおっしゃられたように、いろいろな話を、それは、その話ばかりしているとお互いに煮詰まるでしょうからね。まず、やあ元気だったかというようなあいさつから始まって、イラクは大変だとか、北朝鮮はどうだとか、そういう話もしながら、そういういろいろな話の中で...全文を見る
○川内委員 済みません、ちょっと言葉の使い方が、僕は余り頭がよくないのでわからないんです。  僕は、米軍の世界的なトランスフォーメーション、力の移動というものについての意見の交換も行われているんですねとお聞きしたら、大臣は、安全保障に関しての意見の交換はやっているというふうにお...全文を見る
○川内委員 はい、わかりました。  では、平成十五年の六月十一日の当委員会で、これは共産党の赤嶺委員の質問に対して、当時の海老原北米局長がこのように答弁していらっしゃるんですね。  日米間の兵力協議と申しますか、それについても議論が行われたということでございます。 いろいろ...全文を見る
○川内委員 ラムズフェルドさんがわざわざ普天間を御視察になられた。多分、町中にある普天間の様子を見られて、はあ、だからこれは返還しなきゃいけなかったんだということを多分、これは僕が勝手に感じていることですよ、ラムズフェルドさんが感じたかどうかは別にして。私は、はあ、これは早く返さ...全文を見る
○川内委員 いや、別に私は新聞報道のことをお聞きしたわけではなくて、全体的な日米のトランスフォーメーションに関する意見交換の中で、ラムズフェルドさんはわざわざ普天間を御視察していらっしゃるし、普天間もその全体的な流れの中には当然入るんですよねということをお聞きしたわけでございまし...全文を見る
○川内委員 そこで、今盛んに大臣がおっしゃられていらっしゃるSACOの最終報告ですね。大臣は所信の中で、SACOの最終報告の着実な実施に取り組みますという決意をお話しになられていらっしゃいます。  このSACOの最終報告の中に、普天間飛行場については、今後五ないし七年以内に十分...全文を見る
○川内委員 ここは大事なところなので。  大臣、普天間については別ペーパーでアタッチされていて、普天間飛行場に関するSACOの最終報告、「この文書は、SACO最終報告の不可分の一部をなすものである。」というペーパーがついているんですね。  その一が「はじめに」で、二が「SCC...全文を見る
○川内委員 大臣の所信の中にございます、SACOの最終報告の着実な実施に取り組むという大臣の御決意とは裏腹に、このSACOの最終報告は、今大臣がみずから読み上げられたこの部分において、既に最終報告は破綻しているというふうに言わざるを得ないと思いますが、いかがでしょうか。
○川内委員 済みません、私、大変不勉強で申しわけないです。  SACOの最終報告以降、このSACOの最終報告を修正する、何か2プラス2の下に置かれた、事務局というんでしょうか、事務レベル会合での合意文書というものが取り交わされているということですか、今のお話は。
○川内委員 私、ドメスチックな人間なものですから、エンドースをされたとか言われても、それが何を意味するのかがよくわからないんです。  要するに、文書があるのかないのか、そしてまた、あるのであれば、それをお見せいただきたいです。さらに、私が申し上げているのは、SACOの最終報告と...全文を見る
○川内委員 SACOの最終報告が今の状況に変わってきていることに関して文書はないということは、一つ事実として押さえさせていただきますが、いろいろなレベルでの話で何となくそうなったという意味ですか。
○川内委員 今、大臣は大事なことをおっしゃいましたね。日米安全保障協議委員会は、SACOの最終報告を受けて普天間の移設、返還を迅速に進めることを確認したというふうにおっしゃいました。  その意味においても、SACOの最終報告では五ないし七年となっていた期間がもう既に過ぎて、これ...全文を見る
○川内委員 その新しい基本計画に基づいてやっていきましょうということを、SACO最終報告を確認した場で確認したと。その確認した場で確認したということの、何かそれこそエンドースはあるんですか。
○川内委員 いや、だから私が申し上げている趣旨は、要するにSACOの最終報告が変わったということをみんなで確認していると今大臣はおっしゃっているんですけれども、その確認しているという資料はありますか、証明できるんですかということを聞いているんです。
○川内委員 いや、もうちょっとわかりやすく、クリアになればいいなというふうに思うんですけれども。  だから大臣、要するに、承認したというか認めたという議事録とか、何かそういうものがあるんですかということなんですよ。
○川内委員 その記者発表の文言の中には、ちょっとよくわからなかったんですけれども、SACOの最終報告という文言はなかったんですよね。
○川内委員 もうあと時間が五分しかないので、ほかにもいっぱいお聞きしたいことがあるので、ちょっとこの点はこだわりたいところなんですが。  SACOの最終報告に日米間で取り決められたことが書いてあって、それは、国内的な事情によって、その最終報告の内容自体とはちょっと違う方向に今進...全文を見る
○川内委員 だから、今違っているということをお認めになられたので、次に正当性のことを言わなきゃいけないんです。  私は、大臣、後で記者発表の文書をいただけるということですけれども、このSACOの最終報告というものの中身を正当性があるように変えるのであれば、記者発表の文書ではなく...全文を見る
○川内委員 るる言いわけをお聞きしましたけれども、私とだれかの約束じゃないわけですよ。人と人との、例えば私と金田委員長との約束なら、口約束で幾らでも変えても、二人のことだからいいですけれども、これは国家間の約束なんでしょう、政治的な。最初に文書にしているわけでしょう。  条約で...全文を見る
○川内委員 また議論させてください。  終わります。
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○川内分科員 川内でございます。おはようございます。  それでは、早速始めさせていただきたいというふうに思います。  一般論としての新規空港整備についての新規事業採択の条件というものについてお尋ねをさせていただきたいというふうに思いますが、五項目あるというふうに聞いております...全文を見る
○川内分科員 この四番目の事業の実現性の中には、その細目として、用地確保の見きわめができることというようなことが書いてございます。用地確保の見きわめができたというふうに判断される政府としての基準というものを教えていただきたいというふうに思います。
○川内分科員 国土交通省が総合的に判断するということなんでしょう。  それでは、続いて、事業の実現性の中の二つ目の項目の環境影響の見通しでありますけれども、これも一般論で結構でございますけれども、環境影響評価、環境影響の見通しというものがどのようになれば見通しが立ったというふう...全文を見る
○川内分科員 一般的に、大規模な開発の場合には環境影響評価というものを行うわけでありますけれども、環境影響評価における準備書の告示縦覧といったものをもって、評価基準に達している、環境影響の見通しが立ったというふうに御判断されるということではないということですね。
○川内分科員 ちょっと確認をさせていただきたいんですけれども、環境影響評価の手続がどの程度進んだかということと、環境影響の見通しが立ったと国土交通省が判断することとは別物だということですか。
○川内分科員 素人にもわかるように御説明をいただきたいんですけれども、国土交通省が概算要求をするに当たって、環境影響の見通しが立っている、あるいは立っていない、まだ不十分であるということの判断の基準というものは、世間一般の方々にわかりやすく御説明をいただくとするならば、環境影響評...全文を見る
○川内分科員 国土交通省さんが独自に判断する材料というものをお持ちでないわけでございますから、事業者が行われる環境影響評価についての手続の進捗ぐあいがどこまで進んでいるのかということが一つの判断の目安になるとしか私には思えないんです。  では、逆の聞き方をさせていただきますが、...全文を見る
○川内分科員 そういうことも参考にしながら判断をされるというふうに航空局長はおっしゃられましたけれども、そうすると、法で定められているさまざまな手続よりもおれの判断の方が上なんだ、おれが決めるんだというふうにしか聞こえないんですよ。  せっかく法で定められたいろいろな手続がある...全文を見る
○川内分科員 公告縦覧をもって判断するには十分か不十分かということをお尋ねしているんですけれども、公告縦覧という段階ではまだ不十分だということで理解してよろしいでしょうか。そうですと言ってほしいんですが。
○川内分科員 ありがとうございます。  では、ちょっと時間も押してしまいましたので、今、航空局長みずから石垣空港のこともおっしゃっていただきましたので、そしてまた、公告縦覧をもってしてもまだ事業採択の条件としては不十分であるという御認識をお示しいただきましたので、次の問題に進ま...全文を見る
○川内分科員 ぜひとも、中小企業の皆さん方に過度な負担が出ないように十分な御配慮をいただきたいというふうに思いますし、いわゆる職人かたぎというか、職人の皆さんというのは、資格とかそういうものがなくても割としっかり仕事をするというのが我が国の伝統であるというふうに思いますので、何分...全文を見る
○川内分科員 国土交通省の発注に係る建築物で、一括で発注するもの、あるいは分離で発注するもの、基本設計、実施設計、そして工事監理、それぞれのレベルでの件数の割合あるいは金額の割合というものをお教えいただきたいというふうに思います。
○川内分科員 今、部長さん、実施設計の場合には分離発注が原則だというふうに冒頭おっしゃられたと思うんですけれども、しかし、件数、金額をお聞きしますと、分離発注の場合、実施設計から発注し、分離で発注する割合というのが、件数で十分の一、金額で四分の一ということで、まだまだ分離で発注で...全文を見る
○川内分科員 それでは、新築と改修の物件では設計料の積算の根拠が違うというふうに、私、聞かされているんです。新築については積算の根拠となる数式が例示を一二〇六号でされているんですけれども、改築、改修の物件についても例示をすべきだというふうに思いますけれども、その辺についてはいかが...全文を見る
○川内分科員 そうすると、改築、改修については、略算式で設計料を出すのではなくて、図面の積み上げでもって設計料を算出するという理解でよろしいですね。
○川内分科員 ありがとうございました。  最後に、石原大臣に非常に情緒的なことをお尋ねさせていただきたいというふうに思います。  公共事業に携わる皆様のお給料というか、日雇いの人夫さんたちの場合は日当ですけれども、ここ数年、物すごい落ち込み方をしているわけでありまして、今私が...全文を見る
○川内分科員 終わります。
03月17日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○川内委員 川内でございます。  大臣、副大臣、本当に長時間ありがとうございます。大分いろいろな質問が出ましたので、私の方はまた総論的に、同じことを繰り返し聞かせていただいて本当に恐縮なんですけれども、聞かせていただきたいというふうに思います。  先ほど我が党の肥田先生の方か...全文を見る
○川内委員 今の、土肥議員からも、経済財政諮問会議の会議の流れについていろいろと聞かせていただいたわけでありますが、私も、この経済財政諮問会議というのは、我々にとっては共通の敵ではないかと思っておりまして、若干聞かせていただきたいというふうに思います。  大体、現場を知らない頭...全文を見る
○川内委員 質問通告では一番最後の項目になっているんですけれども、ちょっと順番を変えてここで聞かせていただきたいんですが、そもそも、今大臣も図らずもおっしゃいましたけれども、この経済財政諮問会議の中には、負担金と補助金の違いさえよくわかっていない人が議員としている。そういう経済財...全文を見る
○川内委員 今大臣がお話しになられたようなことを、もう少しそれこそ経済財政諮問会議の中でしっかりと主張をしていただくべきだというふうに思うんですね。  昨年十一月の経済財政諮問会議で、河村大臣が、「義務教育費負担のあり方については、教育改革の中で義務教育制度のあり方の一環として...全文を見る
○川内委員 最初だからちょっとおとなしくやったんだ、これから見ていろということなんでしょうけれども、しかし、それにしても大臣、しつこいようですけれどもお気を悪くなさらずに聞いていただきたいんですが、この昨年十一月の同会議の中で、谷垣財務大臣が、「今の総額裁量制で地方の自由度の拡大...全文を見る
○川内委員 ぜひともしっかりと頑張っていただきたいと思うんです。  ちょっと時間もなくなってきましたけれども、今、文部科学省さんが、総額裁量制というものを採用して、地方で自由に国の関与を外して教育についてお考えをいただきたい、教育の地方分権を進めたいとおっしゃっていらっしゃるこ...全文を見る
○川内委員 お気持ちはよくわかるんですけれども、国立大学の独立行政法人化に伴って効率化係数という考え方が用いられていましたけれども、総額裁量制というものを採用することによって、またそういう何かわけのわからない係数が導入されてしまうんじゃないかみたいな不安も若干持ったりするんですね...全文を見る
○川内委員 今、文部科学大臣、大変強い御決意をいただいて力強く思うんですが、大変重要な御発言をされて、今からやるんだということをおっしゃられました。  私は、ずるずるすると何回も何回も同じ会議の中で話が蒸し返されて、後戻りがきかなくなって押し込まれるということになりますので、本...全文を見る
03月18日第159回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○川内委員 民主党の川内でございます。委員長や理事の先生方のお許しをいただきまして、私、委員会のメンバーではないんですが、きょうはドミニカの移民の問題について質疑をさせていただきたいと思います。  委員の先生方の中には、このドミニカの移民の問題といっても、何のことだとおっしゃる...全文を見る
○川内委員 船の中で移住の条件が違うということを話しているということは間違いないという、今、領事移住部長の御答弁であります。  それでは、船に乗る前に、募集要項と現実の条件が違うということを、どこかでだれかが話したという記録がありますか。
○川内委員 船に乗る前に、募集要項と現実の条件が違うということを話したという記録はないということを、今、領事移住部長が御答弁になられました。  それでは、先日、参議院の予算委員会で、尾辻先生の方から、このドミニカ問題について予算委員会で質疑をされた記録がございます。この三月十日...全文を見る
○川内委員 今、報道官から、領事移住部の担当者と打ち合わせをして会見に臨んだという御答弁がございました。  それでは、参議院の予算委員会で、尾辻議員、そしてまた舛添議員の質問に答えて、ドミニカ問題について小泉総理が何と答えているか、答弁しているか。「過去のこととはいえ、外務省と...全文を見る
○川内委員 高島報道官は、今、自分としてはきちんと対応したということでありますが、この総理の答弁を受けて、では、会見の前に領事移住部長は高島報道官と何らかの打ち合わせをしましたか。したか、しないかだけ言ってください。
○川内委員 川口外務大臣は、総理の発言を受けて、この日の夕方の記者会見でドミニカのことを聞かれるであろうということは十分に予想されていたわけでありますけれども、高島報道官に川口大臣は何か指示をされましたか。したか、しないかだけ言ってください。
○川内委員 では、お聞きします。  総理がドミニカ問題について国会の中で発言をされた記録が過去にありますか、移住部長。
○川内委員 内閣総理大臣が、国の最高の責任者が国会の中で初めてこのドミニカ問題について発言をした、しかも、不手際が多々あったと、不手際を認めたという答弁でありますが、しかし、それを受けて外務省は、外務省として記者会見に臨むのに、何らの、ただ単なる担当者と報道官が打ち合わせをしただ...全文を見る
○川内委員 では、今の高島報道官の御答弁によれば、総理が不手際があったということを認めたとしても、従来の外務省の方針には何ら変わりがない、総理のおっしゃることは外務省の方針とは関係ないということですね。川口大臣、どうですか。
○川内委員 関係ないことを答えないでください。裁判のことなんか私まだ一言も言っていませんよ。  総理の発言が、初めてこのドミニカ問題について国会の中で発言をされたにもかかわらず、外務省は全く方針を変えないんですねということを聞いているんですよ。変えるか変えないかだけ。
○川内委員 だから、総理の発言を体して外務省は考えるというのであれば、報道官は今までの方針をお話しされたわけですよ、総理の発言を体して外務省としては対応をとると今川口大臣がおっしゃったんだから、では方針は変更されるということでいいですね。
○川内委員 微妙に論点をすりかえられるんですけれども。  総理は答弁の中で「不手際を認め、」というふうにおっしゃっていらっしゃるんですね。外務省は、これまで不手際をなかなか認めようとされてこなかったわけですよ。不手際を率直にお認めになられているんですね、総理は。  そういうこ...全文を見る
○川内委員 一体、何を言っているのかよくわからないんですよ。  では、外務省としても、不手際があったということを認めるということですね。認めるか認めないかだけ言ってくださいよ。
○川内委員 では、今の御答弁だと、総理はドミニカ問題について不手際があったということを答弁の中で確実にお認めになられたわけですけれども、外務省としては、いろいろおっしゃるけれども、最終的には不手際があったとは認めないということでいいですね。あったかないかだけ言ってください。
○川内委員 いや、そういう理解じゃなくて、もう領事移住部長、ちょっとそこに座っていてよ、もう時間がない。不手際があったんでしょう。
○川内委員 責任があったと。不手際があったので責任があったと。責任を認めたということでいいですか。もうごちゃごちゃ答えないで、一言で答えてください。
○川内委員 それでは、総理発言の中で、外務省として多々反省すべき点があったというのは何を指すのか、不手際とは何を指すのか、しかるべき対応というのはどういう対応なのかということについて、総理発言の後、総理に確認するなりあるいは協議するなりしていますか。しているかしていないかだけ言っ...全文を見る
○川内委員 では、お聞きします。外務省として多々反省すべき点があったと総理がおっしゃっているのは何を指すんですか。
○川内委員 御発言だったと考えておりますということは、総理と協議はしていないということでしょう。
○川内委員 総理の発言は重いと言っていながら、全くこれまでと方針を変えることなく言い逃れに終始している外務省の様子を、多分、総理は大変残念にお思いになられるというふうに思います。  それでは、このことだけをやっていてもしようがないので、参議院予算委員会で尾辻議員が確認をしたこと...全文を見る
○川内委員 それでは、この募集要項の作成者が外務省であったか海協連であったかということは争点になっているんですけれども、国会答弁では、外務省は、これは海協連がつくったんだということを盛んに言っています。しかし、これは外務省がつくったというふうに思わせる文書が、公開された外交文書の...全文を見る
○川内委員 募集要項の作成に具体的に主体的に加わったのは外務省でしょう。
○川内委員 それでは、募集要領でも募集要項でもいいですわ。とにかく、ドミニカ移住に関して、主体的に具体的に情報を集め、そしてその作成に中心的に携わったのは外務省ですね。
○川内委員 では、募集要領並びに募集要項の作成に外務省が携わったということは間違いないですね。
○川内委員 農林省あるいは海協連あるいは相手国政府、いろいろな連絡調整を外務省が中心になってやった、中心という言葉が嫌なら、真ん中に外務省があったということでいいですね。
○川内委員 それでは、もう時間もないので、結局、もう一つ、尾辻議員からの指摘で確認したいことがあるんです。  参議院予算委員会の議事録を見ていただきたいんですが、ブラジルの移民の事前調査と比べてドミニカ移民の事前調査の報告書が本当にずさんであったということを尾辻議員は指摘をされ...全文を見る
○川内委員 はい。  不十分だったがずさんではなかったということであろうと思いますが、川口大臣、最後にちょっと一言だけ。  先日の御答弁の中で、ドミニカ移民の中には成功している人もいるとおっしゃっていらっしゃいますが、これは大臣、配分された移住地で農業移民として成功している人...全文を見る
03月23日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○川内委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     日本学術会議法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、本法の施行に当たっては、次の事項について特段の配慮をすべ...全文を見る
03月30日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○川内委員 民主党の川内であります。  きょう、私、安保委員会のメンバーではないんですけれども、この大変重要な委員会である安保委員会で、委員長そしてまた理事の先生方にお許しをいただいて、発言をさせていただく機会をいただいたことに感謝を申し上げさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○川内委員 大変御丁寧な御答弁をいただいて、ありがとうございます。  一言で要約をさせていただくならば、SACO最終報告の目的あるいは趣旨の範囲の中において、普天間移設、返還に係る部分について、その代替施設の整備内容について変更があったということで、それではよろしいでしょうか。
○川内委員 今の私のまとめでよろしいというお言葉をいただきました。  それでは、SACO最終報告の目玉は普天間の移設、返還であるという過去の国会の答弁がございますけれども、それは現在でも、この普天間の移設、返還というのはSACO最終報告の目玉だという思いは変わっていらっしゃらな...全文を見る
○川内委員 SACO最終報告の目玉だという意味は、SACO最終報告の最も大きな課題であるということの意味であるということでございます。  それでは、このSACO最終報告、平成八年十二月二日のペーパーは、私が外務省さんからいただいたペーパーは全部で十ページございます。この十ページ...全文を見る
○川内委員 SACO最終報告というのは、先ほど私が申し上げたように、具体的な整備内容を含めて、全部で十枚と申しましたけれども、紙をいただいています。そのうちの四枚が普天間の移設、返還並びに代替施設の整備内容にかかわる部分であり、これはSACO最終報告と不可分のものである、一体のも...全文を見る
○川内委員 いや、ですから、私はSACO最終報告の見直しと言っているんではなくて、SACO最終報告の目的、趣旨に沿う中でSACO最終報告は見直されたという、ですから、目的と趣旨に沿う中でというまくら言葉をつけているわけです。  では、逆の聞き方をすれば、SACO最終報告、平成八...全文を見る
○川内委員 であれば、この整備内容に変更があったわけですから、具体的な代替施設の整備内容について変更があったということはお認めになられているわけですから、SACO最終報告の目的と趣旨に沿う範囲の中でSACO最終報告は見直された、あるいは変更されたという、この言葉を否定されるのはお...全文を見る
○川内委員 だから、今外務大臣がいみじくもおっしゃったように、SACOの最終報告の趣旨には合致していると。SACOの最終報告の趣旨には合致しているけれども、SACOの最終報告どおりではないということなわけですから、私が申し上げているとおり、じゃ、てにをはをまた若干変えましょう。 ...全文を見る
○川内委員 いや、だから私もそれを全然否定していないじゃないですか。SACO最終報告の趣旨並びに目的に沿う中でSACO最終報告は見直されたんですねということを、先ほどから繰り返し繰り返し、くどくどと申し上げているわけで、言うならば、今読み上げられた「閣僚は、」以下の文章ですけれど...全文を見る
○川内委員 言葉の問題とおっしゃるけれども、言葉が一番大事だと、石破長官もよく言葉の定義が大事だというふうに何かおっしゃっているのを私もテレビでよく拝見して、なるほど、そうだなと思ってきょうの質問に臨んでいるわけですけれども。  SACO最終報告というのは、このいただいた十枚の...全文を見る
○川内委員 それでは、お認めいただけないんであれば、外務大臣とかあるいは防衛庁長官もそうだと思うんですが、所信の表明などで、あるいは国会の答弁などでも、SACO最終報告の着実な実施という言葉をよくお使いになられると思うんですけれども、私は、正確に、SACO最終報告の趣旨の着実な実...全文を見る
○川内委員 いや、ちょっと私の頭が悪いのかもしれないんですけれども、SACO最終報告というのは、この平成八年の十枚の紙で、普天間のことについて、「海上施設」と書いてあって、滑走路が千三百メートルとか施設の長さが千五百メートルとか、すごくいろいろなことが書いてございまして、工事の仕...全文を見る
○川内委員 今局長に、今までとはちょっと違う御答弁をいただいた。変更をされた現在のSACO最終報告の形というお言葉をお使いになられて、私もそれであれば、なるほど、そうだなというふうに思いますので、これからは、SACO最終報告ではなくて、変更を含むとおっしゃったんだ、整備内容の変更...全文を見る
○川内委員 結構でございます。  続いて、石破防衛庁長官にお尋ねをさせていただきます。  平成十六年二月二十六日、ことしの二月二十六日、衆議院の安全保障委員会、当委員会で、仲村先生からの質問に対して、ラムズフェルド長官が普天間基地をごらんになって、ともかく、先生がおっしゃいま...全文を見る
○川内委員 質疑の時間が終了いたしましたので、残念ながらこれ以上質疑をすることができないんですけれども、残念です、終わります。
03月31日第159回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○川内委員 民主党の川内でございます。  十五分しか時間がございませんので、若干早口で質疑をさせていただきますが、ドミニカのことについてお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  先日の平成十六年三月二十四日、参議院の外交防衛委員会、尾辻秀久委員より質疑がございまして...全文を見る
○川内委員 それでは、そのドミニカから来た文書ナンバー三二六六には、本書簡に対する返簡との交換によって移住の基準が確定するとの文言が入っています。  したがって、文書三二六六に対する返簡をもし日本政府が出さなかったとすれば、この文書三二六六、いわゆる移住条件の確定ということはな...全文を見る
○川内委員 私が聞いたのは、三二六六に返簡を出さなければ確定しないと書いてあるから、もし日本の政府がこの文書を出さなければ、この移住の条件というのは確定しなかったんですねということを聞いたんです。きのうの外務省の説明では、そうですと言ったじゃないですか。なぜ答弁を変えるんですか。
○川内委員 外務省の解釈では、形式的に確定をしたのが昭和三十一年四月二十四日の日本政府からの返簡によってであるということをお認めになられました。  しかし、私が聞いたのは、もしこの日本政府からの返簡がなかったら、交換公文による移住の合意というものはなかったんですかということを聞...全文を見る
○川内委員 逆に解釈すれば、この返簡がなければ移住の合意はなかったと言っているのと同じことであるというふうに確認をさせていただきたいというふうに思います。  さらに、昭和三十一年七月五日付で、吉田ドミニカ公使から当時の重光外務大臣にあてて電報が打たれております。その電報には、ド...全文を見る
○川内委員 移住の合意が成立をしたのは、外務省の解釈では、形式的に成立をしたのは昭和三十一年四月二十四日である、しかし、実質的な移住の条件が固まったと解釈をしているのが昭和三十一年の三月二十七日である、文書ナンバー三二六六であるというふうな言い方をされていらっしゃいます。  そ...全文を見る
○川内委員 聞いたことに答えろよ。なぜだますんですか。  募集要項に何と書いたかと聞いていないよ。移住の条件として土地の面積と所有の形態はどういうふうに合意したかということを聞いているんですよ。
○川内委員 移住の条件として合意に達したのが、土地は三百タレアまで、十八ヘクタールまで、そしてそれは供与だということが移住の条件ということで合意されたということでありますね。  では、募集要項には、三百タレア、十八ヘクタールの土地を無償譲渡と書いたということは今お答えになりまし...全文を見る
○川内委員 募集要項には、十八ヘクタールの土地が無償譲渡、いわゆる所有権つきの土地が十八ヘクタール与えられるというふうに書いたにもかかわらず、しかし、移住の合意は十八ヘクタールまで、しかもそれは所有権ではない、土地を耕作する権利だ。なぜその乖離が起こったのか。そしてまた、であれば...全文を見る
○川内委員 いや、そういう、十五分しか時間がないのに、時間切れをねらうような、ごちゃごちゃごちゃごちゃした答弁するから不信感を買うんですよ。  私が申し上げているのは、移住の合意と募集要項に書かれていることがなぜ違うんですかとお聞きしているんで、そのことを説明してくださいという...全文を見る
○川内委員 いや、大臣そして部長も、三月二十七日の三二六六で移住の条件が固まったと言っているんですよ。さっき言ったでしょう。それに、三百タレアまで、十八ヘクタールまで、土地は所有権はない、耕作権だ、それが三月二十七日に固まった移住の条件だと。  そして、三月二十九日に募集が開始...全文を見る
○川内委員 最後に、一言だけ。  私は、きのう、五時間かけて質問通告をさせていただいたんです。すべて詳細にきちんと文章で申し上げてあります。そのことについて誠実にお答えいただけないというのは本当に残念です。  委員長、もう一度、委員長や理事の先生方にお許しをいただいて、また質...全文を見る
03月31日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○川内委員 民主党の川内でございます。  急に人がいなくなって寂しくなったところでありますけれども、質問をさせていただきたいというふうに思います。  私は、まず、平成十年の七月二十九日付教育課程審議会の答申についてお尋ねをさせていただきます。  この答申を拝見いたしますと、...全文を見る
○川内委員 今何とおっしゃいましたか。郷土の歴史や伝統、文化ですか。
○川内委員 それでは、「これら」とは、我が国や郷土の歴史、伝統、文化ということを指すわけですから、この文章は「我が国や郷土の歴史や文化・伝統」というふうになっているので、「我が国や郷土の」の後ろに句読点をつけるべきである、点を入れるべきであるということを御指摘をしておきたい、それ...全文を見る
○川内委員 そういう発展を願う気持ちであると。であるならば、そういう発展を願う気持ちであると書くべきであって、愛するという気持ちと郷土の発展あるいは国の発展を願う気持ちというのはイコールではない。愛するという気持ちと願うという気持ちはイコールかということをお尋ねします。
○川内委員 そういう抽象的な議論をしているのではなくて、大臣所信の中には、国語力を重視するという文言が入っています。国語力を重視するということは、言葉の使い方を正確にするということをも意味するというふうに私は考えますが、きょう広辞苑を持ってまいりました。この中で、願うという言葉と...全文を見る
○川内委員 それでは、国土に対する理解と愛情とはいかなることを意味するのか、歴史に対する理解と愛情とはいかなることを意味するのかということをお答えいただきたいと思います。
○川内委員 だから、先ほども言ったように、そういうお気持ちと、愛情という言葉を使うこととは、全く意味が違うということを御指摘申し上げさせていただいております。  これは後でしっかりと、学校教育を統括されるお役所にいらっしゃる皆さん方ですから、言葉の使い方というのは正確にしていた...全文を見る
○川内委員 それでは、先ほどと同様に、地域社会に対する理解と愛情とはどういうことか、我が国の産業、国土、歴史に対する理解と愛情とはいかなる意味かということをお尋ねいたします。
○川内委員 先ほどと若干答弁が違ってきましたけれども、子供たちが地域社会のことを理解をし、そして愛情を持つとは一体どういうことですか。
○川内委員 教育課程審議会の議論の中にもございます。興味と関心を持ち勉強をした結果として、地域社会に対する愛情を持てるようになるということがあるかもしれないし、それはそういうことが望ましいというような教育課程審議会の中の議論がございますが、ということは、理解と愛情というのは同列に...全文を見る
○川内委員 今読み上げられた昭和六十二年の教育課程審議会の答申、これは読んで、なるほど、ああそういうことかと。それは、意見はいろいろあると思います、評価はいろいろあると思いますが、当時文部省でしょうから文部省として、ああそういうことをねらっているのか、そういうことが目的であるのか...全文を見る
○川内委員 国のところの言葉が一つはっきりしなかったので、国とは何かということについて、もう一度御答弁をいただきたいというふうに思います。
○川内委員 日本の国土や国民など全体を指すものと。全体というものの中に統治機構も含まれますか。
○川内委員 子供たちを教育する、その取りまとめの大もとの人が、そんなわかりにくいことを言ってはだめですよ。これは小学校六年生の社会ですよ。小学校六年の子供たちが今の局長の答弁を聞いてわかりますかね。統治機構を含むのか、含まないのかということについて答えてください。
○川内委員 全然私が聞いていないことにお答えになられていますけれども、では、今の副大臣のお話をまず確認させていただきます。  「国を愛する心情」の国の中に統治機構が当然に含まれるということをおっしゃいました。これは確認しておきます。指導要領の文言の中に、「国を愛する」の国には統...全文を見る
○川内委員 いやいや、何かよくわからなくなりましたけれども、私は、副大臣は、小学校六年の社会の学習指導要領、この中の「国を愛する心情を育てるようにする。」という文言の「国を愛する心情」の中の国という言葉の中に統治機構は含まれますねと聞いたら、含まれると言ったんです。  今は、抽...全文を見る
○川内委員 いや、副大臣、やっぱりちょっと慎重な言いぶりにお変わりになられましたよね。私も、恐らく副大臣と同じ気持ちなんです。  私は、超右翼ですからね、西郷南洲の墓に毎月、月命日にお参りをし、手を合わせ、お国のために頑張りますと誓う男ですよ。知覧の特攻平和祈念館にもしょっちゅ...全文を見る
○川内委員 私の持ち時間はもう終わりでございますが、副大臣、私が先ほどこの広辞苑を読み上げましたように、国という言葉の概念の中には統治機構は当然に含まれるわけですよ。国の意味として、排他的な政治権力というふうに広辞苑には出ているわけですから。だから、「国を愛する心情」という場合に...全文を見る
04月14日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○川内委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     私立学校法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、私立学校の自主性及び公共性にかんがみ、次の事項について特段の...全文を見る
04月27日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○川内委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。なお、句読点については省略をさせていただきます。     学校教育法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、本法の施行...全文を見る
05月12日第159回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○川内委員 民主党の川内でございます。委員長や各党の理事の先生方のお許しをいただいて、この外務委員会で質疑をさせていただきます。心から感謝を申し上げます。  本日、条約の審議ということでございますので、まず条約のことを少しだけ聞かせていただきたいというふうに思います。  IA...全文を見る
○川内委員 ちょっと一点確認をさせていただきたいんですが、私が読んだ物の本によれば、このIAEAの対日査察官は百人ぐらいいるというふうに書いてあったんですけれども、今、御答弁では常駐は十一名。それで、この人たちは、別に日本だけを査察するわけではなくて、周辺国も査察をすることもある...全文を見る
○川内委員 わかりました。  では、続いて、条約について若干聞かせていただきましたので、前回の委員会で、尊敬する米澤委員長から次の機会にまた質問せよというお許しをいただいておりますので、ドミニカの移民の件について聞かせていただきたいというふうに思います。  前回、三月三十一日...全文を見る
○川内委員 鹿取部長、もう一回確認させてください。四月二十四日の返簡がなければ国際約束は成立をしませんよね。
○川内委員 今、形式的なというお言葉をおつけになられたんですが、私がお聞きしたのは、四月二十四日の返簡がなければ国際約束は成立をしていませんねと。成立したのかしていないのかということをお聞きしているんですけれども、成立はしませんよね。
○川内委員 外交上の、あるいは二国間の約束というものは、書面に書かれた文言によってのみ判断をされるべきであると私は思います。これは当然のことだというふうに思いますけれども、行間を読むとか、あるいは事前にこんな交渉があったとか、それは言いわけとしては一定程度聞いてもらえるかもしれま...全文を見る
○川内委員 国際間の約束が成立する前に移民の募集を開始したとお認めになられました。  さて、もう一つ、三月三十一日の質疑のときに確認できなかった点をもう一度確認させていただきます。  両国で合意をされた交換公文ですよ。交換公文によって合意をされた移住の条件は、十八ヘクタールま...全文を見る
○川内委員 きょうは十五分しか時間がありませんでしたので、この辺で終わらせていただいて、また質疑を次の機会に譲らせていただきますけれども、私が聞いたのは、両国で合意をした合意事項と募集要項がなぜ違うのかということをお聞きしたわけで、この募集要項あるいは募集要領については、外務省は...全文を見る
05月12日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○川内委員 おはようございます。川内でございます。文化財保護法の改正案について質疑をさせていただきたいと思います。  私も、今の斉藤先生の御所見、全く同感でありまして、文化庁の予算をもっともっと拡充して、文化というものを、守るべきものについてはしっかり守りというような方向をしっ...全文を見る
○川内委員 ぜひ御奮闘をお願いしたいというふうに思います。  文化的景観というものは、今、国土交通委員会で審議をされているそうでありますが、景観法という法律で定めのある景観計画区域または景観地区内以外の場所にも、ああ、これはすばらしい文化的景観だなと思われるものはあろうかという...全文を見る
○川内委員 今の副大臣の御答弁で、とりあえずはこういう形にしたけれども、そうでない、オーバーラップしない地域についても、特に重要だと思われる文化的景観については今後検討をしていきたいという前向きな御答弁であったというふうに解釈をさせていただきたいと思います。  続いて、私、今回...全文を見る
○川内委員 了解しました。  さらに、この報告の中では、文化的景観については世界遺産条約やラムサール条約など国際的動向との関連も指摘をされているわけでございますけれども、この文化的景観といういわば新しい言葉の意味、あるいは、これらをめぐる国際的な動向について、今回の法改正と関連...全文を見る
○川内委員 今、棚田という言葉も出ましたけれども、棚田の保護のために各地でオーナー制度などの取り組みも進んでいるようでございますが、このオーナー制度のような取り組みにとって、今回の法改正というものはどのような意味を持つんでしょうか。
○川内委員 ちょっと棚田にこだわってみたいんですけれども、棚田の保護などについては、農林水産省の施策の中に中山間地域の直接支払い制度というようなものもございますけれども、今回の法改正とこの直接支払い制度とは、何か関連性というようなものはあるんでしょうか。
○川内委員 それでは、条文の中の具体的な文言についてちょっと聞かせていただきたいんですけれども、百三十九条に「重要文化的景観に関しその現状を変更し、又はその保存に影響を及ぼす行為をしようとする者は、」という文章がございますが、その保護に影響を及ぼす行為とは、具体的にはどのような行...全文を見る
○川内委員 間接的に文化財としての価値を減じる行為、例えば排水溝などを地下に埋設する等の行為、見た目はすぐには現状に変更が生じることはないかもしれないが、将来にわたって、もしかしたら現状の変更につながるような可能性を感じさせる行為というような解釈でよろしいでしょうか。もう一度、ち...全文を見る
○川内委員 所有者とか権利者にとっては、こういう重要文化的景観等に指定をされることによって不利益をこうむることも、現状変更が簡単にはできなくなるわけでありますから、あるというふうに思うんですけれども、その場合はどのような調整を行うのかということについてお聞かせをいただきたいと思い...全文を見る
○川内委員 ここから私の提言をさせていただきたいんですけれども、一般的に文化財、例えば絵画とかあるいはつぼとか茶わんとかにしても、文化的な価値の高いものについては、ある一定の、要するに金銭的な価値というものが付随するわけですね。これはさっき斉藤議員も、文化には金がかかる、金をかけ...全文を見る
○川内委員 この文化的景観の定義に、「地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で」と定義がされているわけであります。人間の営々とした日々の営みによって形つくられてきた景観、それが文化的景観だということであれば、私は、それに制度を設けて重要文化的景観と...全文を見る
○川内委員 あと、登録有形文化財制度というものがございます。この登録有形文化財制度を建造物以外の有形文化財にも拡充をするということでありますけれども、これは具体的にはどのようなものを考えていらっしゃるのか。対象とか、あるいは、やはり同じようにどのくらいの数を想定されていらっしゃる...全文を見る
○川内委員 近代に作成されて系統的にまとまっている歴史資料というものは、具体的には、例えばこういうものだ、こういう資料だというのはありますか。
○川内委員 例えば明治初期の新聞あるいは雑誌のコレクションということでありますけれども、そのコレクションの量というか、これぐらいまとまっていると価値があるんだという具体的な基準みたいなものはあるのですか。
○川内委員 あと、登録有形民俗文化財制度というものも創設をされるということでありますけれども、これは登録記念物制度というようなものもあわせて創設をするということですが、この登録有形民俗文化財制度あるいは登録記念物制度というものの創設の意義と、そしてまた具体的にはどのようなものがあ...全文を見る
○川内委員 それぞれ五千件とか、今、全国的にこのぐらいの数があるということをお話しになられたわけでございますけれども、大変に数が多い中で、しっかりとした保護行政というものを行っていただきたいというふうに思います。  そこで、最後に聞かせていただきたいのですけれども、本当に、先ほ...全文を見る
○川内委員 ぜひとも頑張っていただきたいと思います。  終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月17日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○川内分科員 川内博史でございます。  今回、また引き続きまして、私がずっと取り組んでおりますドミニカの移住問題について、幾つかの点について確認をさせていただきたいというふうに思います。私ども、ドミニカ移民問題の最終解決を進める国会議員懇談会というものを超党派で組織しておりまし...全文を見る
○川内分科員 私がお聞きしたのは、国際約束が両国間によって成立をする昭和三十一年四月二十四日より以前に移民の募集を開始したことを認めますかということをお聞きしました。認めるのか認めないのかということをお答えいただきたいと思います。
○川内分科員 国際約束が成立をする前に移民の募集を開始したということを認めるということですね。
○川内分科員 いや、私がお聞きしているのは、なぜ募集を開始したんですかということをお聞きしているのではなくて、事実関係を確認させていただいております。  昭和三十一年の四月二十四日、両国政府を拘束する国際約束が成立をする以前に、移民の募集を三月二十九日付でお始めになられましたね...全文を見る
○川内分科員 部長、私の聞いたことに誠実にお答えをいただきたいんですけれども、私が聞いているのは、募集を開始したのはいつですかということを聞いているんじゃないんです。募集を開始した日付は、募集要項の日付は昭和三十一年三月二十九日ということで私も存じ上げております。そのことを確認し...全文を見る
○川内分科員 お認めになられました。  では、続いて、募集要項とメルカード書簡。  この募集要項には、移住条件として三百タレアの土地が無償譲渡をされるというふうに書いてございます。三百タレアというのは十八ヘクタール、無償譲渡というのは、所有権の移転を伴うあるいは財産権の移転を...全文を見る
○川内分科員 今、長々と御説明をいただきました。  お聞きをしておりますと、要するにメルカード書簡とは別に、メルカード書簡に至る過程の中で、ドミニカ政府と我が国政府並びに政府の関係者が長い交渉をした経緯があった、その書簡とは別の、それ以前の交渉の結果として募集要領あるいは募集要...全文を見る
○川内分科員 よく日本人の民族性とあるいは欧米の人たちの民族性の違いというものを言いあらわすときの笑い話に、日本というのは、交渉するときに弁護士を同席させると、何てこいつは不誠実なやつだ、弁護士を連れてきやがったというふうに思う。ところが欧米人というのは、弁護士を同席させると、何...全文を見る
○川内分科員 だから、私が聞いているのは、メルカード書簡と募集要項には言葉遣いあるいは所有の形態等について明らかに違いがあるわけですから、その違いが生じていることの原因はなぜですかということを部長にお伺いをしました。そうすると、部長は、書簡以前のいろいろな交渉の経緯を踏まえて募集...全文を見る
○川内分科員 メルカード書簡を踏まえて募集要項は作成をされたと御主張されるのであれば、募集要項がメルカード書簡に書かれている文言と違う、あるいは若干の相違があるということに関して私がなぜですかと聞いたときに、部長は、これこれこういう理由だから相違ができましたということを御答弁にな...全文を見る
○川内分科員 今、部長は重要なことをおっしゃられたと思うのです。表現というのは、意味をあらわすから表現なんですよね。そして、ドミニカ政府と日本政府との間に意思のそごはなかったはずであるということもあわせておっしゃられた。  メルカード書簡と募集要項に、百歩譲りましょう、表現に違...全文を見る
○川内分科員 部長、私が、きょうは決算行政監視委員会ですから、おとなしく質問しているから、ちょっと図に乗って、ばかにしているんじゃないですか。  募集要項とメルカード書簡に食い違いがあるということを最初認めたじゃないですか。それを今になって内容は一緒だ、どういうことですか。まず...全文を見る
○川内分科員 表現が違うということは、重要な意味の内容が違っているということを意味するのじゃないんですか。てにをはが違うとか、そういうことじゃないと思いますよ。では、供与と無償譲渡は同じ意味だということですか。
○川内分科員 供与と無償譲渡が同じですかということを聞いたんです。
○川内分科員 ちょっと余りにも強引な議論じゃないですか、それは。供与と無償譲渡が同じだ、メルカード書簡においては。自分たちはどうとでも解釈しますということを今言ったんですよ。役所に帰って国語辞典を引いたらどうですか。供与と無償譲渡は明らかに意味するところが違いますよ。それを、メル...全文を見る
○川内分科員 では、そうすると、こういうことですか。それまでの交渉の経緯の中で、無償譲渡をされると日本政府としては思い込んでいた、したがって募集要項にも無償譲渡と書いた。メルカード書簡には供与と書いてあったけれども、その供与の言葉の意味も確かめずにそのまま募集を開始したということ...全文を見る
○川内分科員 いや、私が聞いているのは、供与と無償譲渡というのは明らかに言葉の意味が違うんだから、なぜその時点で確かめなかったのですかということを聞いているんですよ。なぜその時点で、これはちょっとおかしいぞ、メルカード書簡を見て、明らかに今まで話し合ってきたことと違う、これは一体...全文を見る
○川内分科員 日本政府の意向を聞いているわけじゃないんですよ。ドミニカ政府と日本政府が交渉をした結果として、交換公文によって移住条件というのは合意に達しているわけですよ、国際約束は、両国政府を法的に拘束する。日本政府の思い込みでドミニカに移住者を送ったとあなたは今言っているんです...全文を見る
○川内分科員 もうおっしゃっていることがほとんど意味をなさないですね。  国際間の拘束力を持つ約束をしたのは、三月二十七日付のメルカード書簡と四月二十四日付の日本からドミニカ政府にあてた返簡ですと外務省は認めているじゃないですか。法的に拘束力を持つ移住条件というのは、この交換公...全文を見る
05月21日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第21号
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○川内委員 民主党の川内でございます。  けさ新聞を見まして大変びっくりいたしました。私、尊敬をし、敬愛をしておりまして、先日の一般質疑の場では好きだということまで告白をさせていただいた原田副大臣が辞任をされたという記事を見まして、本当に残念な思いがいたしました。最近は九州国立...全文を見る
○川内委員 我が党の議員でありました古賀潤一郎氏は、みずからのお金でというか私費で留学をし、また、卒業していないということが判明をした結果、離党をしたわけでございます。  私、新聞を読みまして、これは、一般的なことで結構なんですが、教えていただきたいんですが、原田前副大臣の場合...全文を見る
○川内委員 そうすると、済みません、ちょっとわかりやすく御説明をいただきたいんですが、国の制度としては、留学をして勉強してきなさいということでアメリカの大学院に留学はさせるけれども、そこを卒業することは義務づけていないということでございますか。
○川内委員 いや、私は、役所の方というのは優秀な方々ばかりですから、当然卒業も義務づけられているんだろうというふうに予想していたんですが、卒業が義務ではない、義務づけられてはいないという今の官房長の御答弁には、ちょっと意外な感じを持っております。  せっかく国のお金を使って留学...全文を見る
○川内委員 続いて、国際基準値、すなわち国際免除レベルでは、合計七百六十五核種分の免除レベルが示されているということだそうでございますけれども、これらは従来の我が国のレベルと比べて厳しくなるものが幾つで、基準が緩和されるものが幾つ、あるいは変わらないものが幾つあるのかということに...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  続いて、この法案の第四条の販売業者及び賃貸業者というのは、それぞれ何社ぐらいあるんでしょうか。  そしてまた、今は許可制でありますから、許可された業者というか会社が何社かあるんでしょうけれども、それを届け出制に改めるということになると、こ...全文を見る
○川内委員 今回の安全性に関する一層の向上について、管理面、施設面のそれぞれにおいて、まだ我々の記憶に生々しい出来事であるわけですけれども、茨城県のジェー・シー・オーの事故を例にとりますと、どのように安全性が強化をされたのか、今回の法改正というものがあればあのような事故は防げるこ...全文を見る
○川内委員 ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  続いて、放射性廃棄物の埋設処分について、現行法では埋設することは認められていないわけであります。なぜ認められていないのか、その理由、そしてまた、そういった理由があるにもかかわらず今回埋設を認めることにするのはなぜなの...全文を見る
○川内委員 ぜひ、くれぐれも安全性ということについては十分な配慮を払っていただきたいというふうに思うんです。自分のうちの近くに放射性廃棄物が埋設されるということを聞いたりすると、ちょっとぎょっとするような感じを恐らくだれでもが受けると思うんですが、付近の住民の皆さんへの説明という...全文を見る
○川内委員 その辺が一番難しいところだと思いますので、ぜひ頑張ってやっていただきたいというふうに思います。  私の質問がすべて終わったんですが、質問しながら、先ほどの公費留学のことについてつらつら考えておったんですが、制度として、卒業が義務づけられてはいない、それはわかりました...全文を見る
○川内委員 それは、済みません、平成十何年に改定になったとおっしゃいましたですか。
○川内委員 そうすると、平成九年以前はそのような制度はなかったという理解になるんでしょうか。
○川内委員 どうも解せないんですね。自分の役所の若い衆を留学に行ってこいと送り出して、帰ってきて、卒業したかどうかは無関心ということにはなかなかならぬのじゃないかなというふうに思いますが、また人事院に聞かせていただきたいと思います。  終わります。
05月26日第159回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○川内委員 おはようございます。川内博史でございます。  ウズベキスタン共和国との航空協定については何ら問題がございませんので、きょうは、委員長、理事の先生方のお許しをいただいて、また再びドミニカの問題について質疑をさせていただきたいというふうに思います。  それでは、早速、...全文を見る
○川内委員 それまでの累次の交渉の結果ということをおっしゃられましたが、あくまでも国際約束、二国間の約束として書面上に出ている条件は、三百タレアまでの供与だった。メルカード書簡に記載されていたのは、十八ヘクタールまでの土地が供与されるということであります。  では、供与という言...全文を見る
○川内委員 供与という言葉のスペイン語訳はエントレ何とかとか今おっしゃられましたが、このスミニストラールですか、そして、この供与という言葉が対象とする権利は所有権だというふうにお答えになられました。  それでは、無償譲渡という言葉のスペイン語訳は何でしょうか。また、この無償譲渡...全文を見る
○川内委員 いや、私がお聞きしたのは、無償譲渡という言葉のスペイン語訳は何ですか、無償譲渡という言葉が対象とする権利は何ですか、一般的にということをお聞きしたんですけれども。
○川内委員 供与という言葉が対象とする権利は所有権だというふうに外務省さんはおっしゃいましたけれども、当時、吉田さんというドミニカの公使が移住者の皆さんに訓辞をしていらっしゃいます。勘違いをしてはいけない、土地は所有権つきで与えられるのではない、耕作する権利だというふうに訓辞をし...全文を見る
○川内委員 上塚さんがドミニカ政府と交渉したときに、土地が無償提供されるという約束だったと。それまでの交渉の経緯をいろいろお話しいただきましたけれども、私がさっき無償譲渡という言葉のスペイン語訳は何ですかと聞いたのは、上塚さんが、あるいはその他の人々がドミニカ政府と交渉をされたと...全文を見る
○川内委員 いや、随分不誠実ですね。きのう、レクチャーの段階では、それまでに、交渉の経緯の中で出ていた無償譲渡というスペイン語と供与というスペイン語は違っていました、違うんですということを私のところにいらっしゃった外務省の事務方の方はおっしゃっていらっしゃったように思いますが、で...全文を見る
○川内委員 聞いたことに答えてください。供与というスペイン語と無償譲渡というスペイン語は違いますねということを聞いているんです。
○川内委員 いや、思いますじゃなくて、違いますねということを聞いているんですよ。それまでに使っていた言葉と供与という言葉はスペイン語は違いますねということを聞いているんですよ。
○川内委員 だから、思いますじゃないでしょう。違うんですねということを聞いているんですから、違いますと言わなきゃだめでしょう。あなたの評価を聞いているんじゃないよ。
○川内委員 まさしく言葉が違うわけですよ。それまでに使っていた単語と、国際約束をする文書の中に出てきたスペイン語は違う。その違いについて、なぜ相手国政府に、ドミニカに対して確認をしなかったのかということが決定的に私は外務省の、当時の外務省のミスだったのではないかということを申し上...全文を見る
○川内委員 「いずれにせよ、従来、本省発表文書(例えば募集要項)に無償譲渡するとあるが、これは至急訂正ありたい。」というようなことが書いてございますね。  また、一方、これは外務省本省に対してメモといった感じで多分上がってきたものだと思いますが、「また、小生も最もと言ってよいほ...全文を見る
○川内委員 見解の相違があったかなかったかは、見解の相違があったから今こういうことになっているわけで、なかったというふうにおっしゃるのは余りにも暴論ではないかなというふうに思います。  先ほど鹿取部長は、供与の対象とする権利は所有権だ、供与という言葉が対象とする権利は所有権であ...全文を見る
○川内委員 言っていることがちょっとよく多分聞いている委員会の皆さんにもおわかりにならないんじゃないかな、御理解をいただけないんじゃないかなと思うんですが、供与という言葉が対象とする権利は所有権だというふうに鹿取部長は御答弁になられた。しかし、その所有権は時間的な要素があるんだと...全文を見る
○川内委員 きょうの質疑の中で明らかにしたことは、供与というスペイン語と、要するに国際約束をした文書に使われている供与という日本語のスペイン語訳と、スペイン語と、募集要項に記載をされている無償譲渡という言葉のスペイン語訳は違うということが一点、それから、外務省は供与という言葉が対...全文を見る
05月26日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第22号
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○川内委員 民主党の川内博史と申します。  きょうは一般質疑ということで、午前中は加藤紘一先生が、ノーベル賞を受賞された小柴先生やあるいはゲノムで大変御高名な和田先生をお招きになられて、大変勉強になるというか、本当に参考にさせていただきたい質疑を聞かせていただきました。その中で...全文を見る
○川内委員 それでは、せっかくきょうは政府参考人の方にも何人か来ていただいておりますので、それぞれの方に、この「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」をごらんになったかということをお尋ねさせていただきたいと思います。  まず、警察庁の吉田審議官はいかがでしょうか。
○川内委員 では、経済産業省の岩田審議官はごらんになられましたか。
○川内委員 それでは、文化庁の素川次長はいかがでしょうか。
○川内委員 大変残念ながら、つい最近の映画なんですが、恐らくどなたもごらんをいただいていないようであります。「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」というのは、日本語に訳せば、捕まえられるものなら捕まえてみなというような意味なんでしょうけれども、幼いころ、御両親というか、お父さんや...全文を見る
○川内委員 今、吉田審議官の方から教えていただきました、昨年の十一月に起きた著作権侵害の事件、二名のこの事件の幇助犯ということで逮捕に至ったということでございますが、昨年のこの十一月の著作権侵害の事件の概要というものも、もし教えていただける範囲で教えていただければと存じます。特に...全文を見る
○川内委員 それでは、続けて、この事件に関する報道の中で、京都府警と北海道警でインターネット上に捜査情報が漏えいしたというふうな報道があったやに記憶をしております。三月三十日の参議院の内閣委員会、あるいは三月三十一日の衆議院法務委員会の質疑でも取り上げられているようでございますが...全文を見る
○川内委員 過去に、著作権法違反の幇助罪、著作権侵害の幇助の罪ということで検挙した例というものが事例としてございますか。
○川内委員 どうもありがとうございました。幇助罪というのは今回のこのウィニーの開発者である金子勇さんという方が初めてだということのようでございます。  文化庁にも同じ質問をさせていただきたいと思うんですが、では、過去に著作権法違反の幇助ということで、刑事は今金子さんが初めてだと...全文を見る
○川内委員 著作権侵害というのはなかなかに難しいものだなと、今の答弁を聞いていて思ったんですが、音楽の使用料を払わずにカラオケ店を経営していた人自身はそれは著作権侵害なんでしょうけれども、機械を貸していた人が幇助になるということなのかと思うと、本当にこれからはいろいろなことに注意...全文を見る
○川内委員 また、ネットというのは世界じゅうに広がるネットワークなわけですけれども、カナダとかオランダとかアメリカなどでもファイル交換ソフトについての裁判事例があると聞いておりますけれども、その概要について、御存じの範囲で教えていただきたいというふうに思います。
○川内委員 今いろいろと教えていただいたんですけれども、日本という国は、実は著作権の法体系の中では世界でも最も進んだ、いろいろな支分権を設けている国であるというふうに考えますが、そういう意味で、今回、このウィニーの開発者である金子勇さんという方が著作権侵害の幇助という罪で逮捕され...全文を見る
○川内委員 先ほどの加藤紘一先生の質疑の中でも、金子勇さんという人はその世界の方であれば名前を知らぬ人がいないぐらいに大変な才能の持ち主であるというふうにおっしゃられていらっしゃったわけでありますが、経済産業省として、この金子勇さんという方が大変な天才プログラマーだということに関...全文を見る
○川内委員 今、金子さんという人が警察に逮捕されてしまったけれども、しかし、大変優秀な高い能力をお持ちの方であるということは皆さんにも御理解いただけたというふうに思うんです。  この金子さんを逮捕した京都府警も実はサイバー犯罪については大変に高い能力を有していらっしゃるとお聞き...全文を見る
○川内委員 私の質疑の時間ももうそろそろ終わりでございますけれども、金子さん一人のこの事件に関して申し上げれば、もう起訴されたんですかね、まだこれから起訴ですよね、とにかく裁判にかかって、裁判所がどういう判断をするかというところになっていこうかと思うんです。  京都府警というの...全文を見る
05月28日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第23号
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○川内委員 川内でございます。  私は、河村文部科学大臣をこよなく尊敬をし、お慕いを申し上げております。好きで好きで大好きでという歌がありましたけれども、本当に、大臣の誠実なお人柄、あるいは文部科学行政に取り組む真摯な姿勢というものに深く感銘をしております。  しかし、今回の...全文を見る
○川内委員 それでは、特に本委員会で議論になっております、音楽レコードの還流防止措置と文化庁さんは呼んでいらっしゃいますが、平たく言えばみなし侵害規定を設けることによるレコード輸入権みたいなものを創設する権利、この還流防止措置を設ける、あるいはそういう措置をとることが適当であると...全文を見る
○川内委員 いや、大臣、大変苦しい御答弁のようでありますが、私がお聞きしたのは、著作権分科会の最終報告書の中に、還流防止措置を設けることが適当である、あるいは還流防止措置を設けるべきである、あるいは還流防止措置を設けることとする、表現はどうでもいいです、とにかく、還流防止措置を設...全文を見る
○川内委員 いやいや、大臣の見解を私はお聞きしているわけではなくて、この分科会の報告書に今回の著作権法の改正案は沿ったものだというふうに冒頭に大臣がお答えになられたので、それではお聞きしますが、分科会の報告書の中のどこに、還流防止措置を設けることが適当だ、あるいは設けるべきだとい...全文を見る
○川内委員 今大臣がお答えになられた部分というのは、文化審議会の著作権分科会報告書、十五ページですね。「以上のように様々な意見は見られたが、日本の音楽レコードの還流防止のため、何らかの措置が必要であるという意見が多数であった。」この多数であったというのは、これはそういう状態のこと...全文を見る
○川内委員 いや、私が聞いているのは、ここは法制問題小委員会の結論部分なんですね、いいですよ、法制問題小委員会の結論部分でいいんですが、還流防止措置を設けることが適当である、あるいは設ける、設けるべきであるということはどこにも書かれていないですねということをお聞きしています。
○川内委員 そうすると、最初の大臣のお話と若干矛盾する部分が出てまいりますね。  今回の法改正は文化審議会の著作権分科会の報告書に沿ったものであると、沿ったものですかというふうに私がお尋ねをしたらば、沿ったものであるというふうに大臣は答弁をされました。それに対して、私が、それで...全文を見る
○川内委員 いや、大臣、私がお聞きしているのは、大臣、そういう懸念があるからいろいろなことをちゃんとやったんだという御答弁までいただきましたが、私が聞いているのは、文化審議会の著作権分科会の報告書に沿ったものだ、これは参議院の質疑でも何人もの方がおっしゃっていらっしゃる、この報告...全文を見る
○川内委員 「慎重意見を踏まえた検討が必要である。」ということが、今回の還流防止措置の法案を、著作権法の改正案を提出するという意味だということですか、今のは。
○川内委員 大臣、そういうものが審議会の意見だったというふうにとっていただきたいんですと言われても、私は、大臣の言うことを聞きたいですよ、わかりました、大臣がそこまでおっしゃるんなら、そうですねと申し上げたいが、しかし、そういうわけにはいかないですよ。  この著作権分科会の最終...全文を見る
○川内委員 そのように、新たな権利を、あるいは新たな法改正を伴う場合には、必ず文化審議会の著作権分科会、昔は著作権審議会とおっしゃったそうですけれども、すべて、こういう措置を講ずることが適当であるという書きぶりをしています。それを受けて法改正というものが役所の中で行われ、そして国...全文を見る
○川内委員 大臣、文化審議会の著作権分科会の議論を精査されましたか、大臣は。
○川内委員 だから、私が冒頭申し上げましたよね。誠実な、真摯な姿勢で文部科学行政に取り組む大臣を利用して、事務方は、レコード協会の出先として、今回のこの還流防止措置を何としても法案化したい、そのために奔走をしているわけですよ。その奔走の結果がいろいろなところに出ている、大変恥ずか...全文を見る
○川内委員 文化審議会の著作権分科会の報告書の中には、レコードの還流防止措置を設けることが適当であるという文言はどこにもない、結論づけていないということをお認めになられたということでよろしいですか。
○川内委員 いや、私が聞いているのは、慎重を期してやるという大臣がおっしゃっている慎重の意味と、ここに書いてある慎重の意味は違いますから。それはまたこの後、三時間でも四時間でも議論をさせていただきたいと思います。  私が今議論をしているのは、文化審議会著作権分科会報告書の中には...全文を見る
○川内委員 いや、ですから大臣、私は別に大臣を責めているわけではないんですよ。全然責めていない。大好きな大臣を何で責めなきゃいけないんですか、私が。  私が申し上げているのは、レコードの還流防止措置を設けるべきである、あるいは設けるための法改正をするという報告書があるのであれば...全文を見る
○川内委員 大臣、賢明なる御態度だと思います。余りいろいろなことを言うとかえって余計なことに発展していきますから、私が聞いたことにのみお答えになられる方が審議がスムーズに進むかというふうに思います。  文化審議会の著作権分科会の報告書の中には、音楽レコードの還流防止措置を設ける...全文を見る
○川内委員 いや、そうおっしゃられると、ちょっとまた議論がもとに戻るんですよ。他方というのをただし書き的にと今おっしゃった。「他方、具体的方法論については、」というのは、他方以下が結論なんですよ、他方以下が。「意見が多数であった。」というのが前置きなんですよ。どっちかというとただ...全文を見る
○川内委員 それでは、法制問題小委員会の中山主査がこの委員会の委員としてどのような意見をおっしゃられたか、この文部科学委員会の先生方にお披瀝をいただきたいというふうに思います。
○川内委員 河村大臣にしてはむにゃむにゃという読み方で、もうちょっとはっきり読んでください。みんなにきちんとわかるようにはっきり読んでください。  中山主査ですよ。法制問題小委員会、この還流防止措置に、一義的にその議論の取りまとめに当たった大変に著作権の大家と言われる学者が、そ...全文を見る
○川内委員 主査の、著作権の大家としての御意見がまさしくこの法制問題小委員会の結論じゃないですか。何らかの措置が必要だということは自分も思うと。(発言する者あり)それでは、一人一人の委員の意見まで全部精査しますか。何らかの措置が必要であると。しかし、これは、何らかの措置には法改正...全文を見る
○川内委員 大臣、文部科学行政の最高の責任者として事務方をお守りになろうとするそのお気持ちには私も大変頭が下がります。一軍の将としてどんな部下であっても守らなきゃいかぬというお気持ちは、もう痛いほどわかりますが、しかし、大臣、著作権分科会の審議録、議事録を精査すれば、この「暫定措...全文を見る
○川内委員 大臣、本当に、「等」の中に入っているとは思いたくないとおっしゃっていただきました。実にそのとおりでございまして、この著作権分科会の報告書ですら、先ほどのいろいろなデータとなった数字と同じように、いろいろなところにちょっとずつちょっとずつ、まあ著作権課にしてみれば工夫を...全文を見る
○川内委員 それであれば、もうその時点で特定をされていたのであれば、なぜ、その日本経済団体連合会なりあるいはレコード協会なりという組織あるいは団体を特定してお書きにならなかったのか、その理由をお聞かせください。
○川内委員 いや、私がお尋ねしたのは、関係者について特定をされていたのであれば、そのように書かれた方が誤解がなかったのにということを申し上げているんですね。  先ほど肥田議員の質問にもございましたけれども、実は、この関係者というのは、著作権に関するいろいろな関係者間協議というの...全文を見る
○川内委員 まさしく大臣がおっしゃるとおりで、多数の団体がいろいろな論点について関係者間協議を積み重ねてきているわけですよ。  今までのルールは、希望をすればだれでもが、だれでもがというか、どのような組織あるいは団体であろうが、希望をすればその関係者間協議に参加して意見を述べる...全文を見る
○川内委員 それでは、大臣、私もこれ以上質問が続けられなくなります。  関係者というのは、すべて意見を言いたい方が参加をできて、そして、関係者間協議で合意が調ったものが審議会にかけられ、国会にかけられ、法改正が成立をするというのが去年までの著作権法改正のルールです。それが、今回...全文を見る
○川内委員 こういうことは後ろの人に聞いてもらえばすぐわかるんじゃないんですか、これは事実なんですから。
○川内委員 もう質問できないです。
○川内委員 具体的には、消費者団体あるいは日本生協連、要するに、消費者の利益あるいは音楽ファンの利益を代表する方たちが、このレコード輸入権の、還流防止措置の権利の創設については問題があるんじゃないですかということで、関係者間協議に加えてくれという要望があったはずであります。そのこ...全文を見る
○川内委員 明確にするのは、文化庁さんの側で、あるいは文部科学省さんの側で明確にされるべきことで、いついつこういうふうに申し出があったが拒絶したということを明確に御答弁されればいいんじゃないですか。余りにも、ちょっと事務局は、大臣に余り恥ずかしい答弁をさせちゃだめですよ。  関...全文を見る
○川内委員 内々に話を聞いて、関係者間の協議に入れてくれと言っても入れてくれないから、文化審議会あるいは法制問題小委員会でせめて意見を述べたというのが真実でありまして、関係者間協議に入れてくれと何回も頼んだ、しかし拒絶をされたと。  この問題についてはまたこれから、来週、何日で...全文を見る
06月01日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第24号
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○川内委員 民主党の川内でございます。  依田会長様、弘兼憲史さん、そして高橋さん、ポール・デゼルスキーさん、きょうは、お忙しい中をお運びいただいて、ありがとうございます。心から感謝を申し上げさせていただきたいと思います。  時間も二十分と限られておりますので、早速お伺いをさ...全文を見る
○川内委員 オーストラリア、香港のことは、また会長と、今度別な場でゆっくり議論をさせていただいてもいいかなというふうに思います。では、今、日本も音楽の輸出国であるかというと、そうではない、まだそうではないということは言えると思いますから、オーストラリア、香港、あるいは日本というの...全文を見る
○川内委員 依田会長、ここは会長の意見を聞く場ではなくて、私の聞いたことにお答えをいただきたいと思うんですが、その約束が将来まで拘束するものであるかどうか、権利行使をしないというメジャーの言葉が将来にわたるまで担保をされているものであるかどうかということを私はお尋ねしたんですが、...全文を見る
○川内委員 確認します。レコード協会長として、依田さんは、メジャーの本社の方々に対して一社一社確認をおとりになられたわけではないということでありますね。
○川内委員 ファイブメジャーの実際の権利者であるファイブメジャー本社の意思というものは確認をされていないということが、今ここではっきりとしたわけであります。  空き地があって、その空き地を通っていいですか、通れるだろうかと考えたときに、隣のうちの人とかあるいはその土地の所有者の...全文を見る
○川内委員 もうあと質疑時間がなくなってしまいました。  私も、著作権というか、権利者の権利の保護ということについては十分に理解をしておるつもりでございます。したがって、貸与権については、弘兼先生、理解をしているからこそきょうここで何もお聞きしなかったわけでありまして、貸与権に...全文を見る
○川内委員 質疑が終わっておりますので手短にさせていただきます、委員長。  還流防止も再販の維持も、どちらも独禁法上の適用除外ですから、保護政策なんですね。そういう意味では、二つの制度を別々だと言うのは詭弁だということを、これは音楽ファンが皆さん言っているわけです。  みんな...全文を見る
06月02日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第25号
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○川内委員 川内博史であります。大臣、きょうもよろしくお願いを申し上げます。  この著作権法の改正案の審議を通して、何とかこの法案を通していただきたい、あるいは御理解をいただきたい、趣旨は邦楽の還流防止なんです、わかってくださいという言葉が繰り返されました。私も理解をしたいとい...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。さすが男の中の男は潔くおっしゃっていただきました。  さらに、部下の責任は大臣の責任であります。  参議院の質疑の中で田村政務官が、音楽CDについて、イギリス、フランスと日本は、その価格についてほぼ同水準であるという趣旨の答弁をしていらっしゃ...全文を見る
○川内委員 そういう、お互いに前提条件が違う場合に、思いが食い違うということはよくあることで、いやしくも政府が提出した法案の根拠を説明される場合に、どういう前提での数字なのかということは大変に重要なことであると私は思いますので、ぜひ、国民の皆さんあるいは国会に対して、正確な情報な...全文を見る
○川内委員 今大臣が御答弁をされたように、国際条約上、著作物が生まれた時点で書き分けることは可能であったという御答弁であると思います。  私は、なぜ最初に国内で発行されたというふうに、最初にという言葉をお入れにならなかったのか、それによって、邦楽、洋楽というものを区別することが...全文を見る
○川内委員 今の御説明は、今回の著作権法で、大臣、私、生まれて初めて、これほど勉強したことはなかったですよ。物すごく自分も勉強家だな、勉強家だったんだなと、実は自分自身を再発見しているんですけれども。著作権法については、私は多分いろいろ詳しくなっているとは思うんですが、今の御説明...全文を見る
○川内委員 ちょっと私のお聞きしていることに十分にお答えをいただいていないように思います。  著作権法制というのは国際的なルールでありますから、国際的なルールに取り決めがあることはそのルールにのっとって法をつくらなければならない。したがって、著作権者においては内外無差別であり、...全文を見る
○川内委員 今何とおっしゃいましたか。発行の前後関係を問う、この法案ではそうなっていませんよ。別に発行の前後関係は関係ないと私の質問主意書の答弁書には書いてあるんですよ。だから、私は、大臣、書き分けることが可能であったにもかかわらず書かなかった、それは国際条約上にも違反していない...全文を見る
○川内委員 いやいや、法律はそういう書きぶりではないわけですよ。  大臣、よくお聞きください。邦楽だけを書き分ける書き方が可能であったにもかかわらず、そう書いていらっしゃらないから、それはなぜですかと聞いているんです。——時間が、もう本当に最後なのでもったいないので、委員長、お...全文を見る
○川内委員 これは、邦楽の還流防止措置だという法案の趣旨に大きくかかわる書きぶりですよ。  大臣、大臣は私の最初の質問に対して、著作物が発行された時点で差別、区別をすることについては国際条約上の取り決めはないということを答弁されました。そのとおりです。国際条約上の取り決めはあり...全文を見る
○川内委員 いや、まさしく——大臣、CDを買ったことありますか、最近。
○川内委員 大臣、ここは非常に重要なところなんですよ。結局、日本の音楽というのは、日本で最初にプレスされる場合がほとんどですから、九九%以上だと言っていいと思いますね。したがって、文化庁の見解としても、あるいは文部科学省の見解としても、著作物が発生した時点で条文を書き分けることは...全文を見る
○川内委員 だから、最初に日本でプレスをされたと言わないと。言えば、邦楽の還流防止措置の法案になるんですよ。今はそうなっていないんです。  だから、そこの書きかえをしてくださいということを申し上げているんです。文化庁も、それは書きかえられる、条約上はオーケーだと答弁されているじ...全文を見る
○川内委員 今ちょっと大臣、最後の部分がよくわからなかったんです。国内の、何とおっしゃいましたか。
○川内委員 いや、それは、私は言いわけだと思いますね。実質的に国外の権利者を排除することになりはしまいかと今大臣はおっしゃいましたが、国際条約上取り決めのないことに関しては、逆に言えば、やっていいんです。それがルールですよ。  いいですか、今この法律の構成では、今政府がこの委員...全文を見る
○川内委員 今のは答弁になっていないですね、大臣、そう思いませんか。日本の音楽というのは、日本で最初にプレスされるんですよ、ほとんどすべて。わざわざ外国に行ってプレスするのは、何か非常に特殊な事情があるんじゃないんですか。日本で最初に発売するに決まっているじゃないですか、邦楽は。...全文を見る
○川内委員 そうなると、法制局が拒絶した理由というのは何ですか。
○川内委員 あいまいなというか、条約上に取り決めがないことに関して、政府の方で勝手に自粛をしてしまったということなのかもしれないですけれども、邦楽の還流防止ということを言いながら、そして一方洋楽もしっかりと、今までの輸入盤を音楽ファンの皆さんに楽しんでいただくためにはどうしたらい...全文を見る
○川内委員 先ほど私が、最初にというお言葉を入れていただいて改正案を御提出くださいと申し上げました。さらに、その改正案が施行されるまでの間は、大変に皆さんこの法律だけでは不安でありますから、この政令の部分でレコード業界の暴走というものをコントロールしていただきたいというふうに思う...全文を見る
○川内委員 適切な期間で対応したい、もっと、私はずっと言っているじゃないですか、大臣が大好きですと。もうちょっと色をつけていただきたいんですよ。  ここの部分は、いやいや本当に、ここの部分は、大臣のおっしゃることが非常に後々きいてくるんですよ。ここの部分は、なぜなら、行政がコン...全文を見る
○川内委員 なかなか世の中というのは思うに任せないなと、いろいろなことを思うわけであります。  あと質疑が残り五分でありまして、今回のこの著作権法の改正案については、ちょっときょうは意地悪も申し上げましたけれども、邦楽の還流防止だという趣旨に関しては、恐らくだれも異論を差し挟ま...全文を見る
○川内委員 不断に改正の考えを持っているという私なりの解釈をさせていただきたいというふうに思います。  レコード輸入権を最近廃止した国にオーストラリアという国があるんですが、権利をつくると、廃止するのは本当に、見直すのは本当は物すごく大変なことだと思うんですね。オーストラリアで...全文を見る
08月04日第160回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○川内委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました私立学校教職員共済法等の一部改正法を廃止する等の法律案に対し、大多数の国民の皆さんの声を代弁して、賛成の立場から討論を行います。  さきの第百五十九国会で、自民党、公明党の与党によって強行採決をされました年...全文を見る
09月06日第160回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○川内委員 民主党の川内であります。  沖縄戦の最後に、司令官の方が、沖縄県民かく戦えり、後世格別の御高配あらんことをというふうにおっしゃられたというのは有名な話であります。その後世の格別の御高配が、今日、沖縄県民の皆さんが受けていらっしゃるこのような事態であるとすれば、私たち...全文を見る
○川内委員 根拠がないことを堂々とおやりにならない方がいいと思います。法的な手続に従ってしっかりと対応する、それが沖縄の皆様方の心にこたえることであるというふうにまず御指摘を申し上げさせていただきたいというふうに思います。  続けて質問させていただきますが、きょう一日の説明を聞...全文を見る
○川内委員 両大臣とも、日米地位協定並びに合意議事録には現時点では明確な違反はないという御見解をお示しになられました。  その点についてまず議論をしなければならないんですが、その前提として、これまで米軍が日米地位協定に違反をした過去の事例というものがありますか。
○川内委員 解釈の相違はあったけれども、地位協定の違反はなかったということですか。
○川内委員 いやいや、私は具体的な事実を聞いているんです、議論の前提として。  昭和五十年二月二十五日の予算委員会、「日米合同委員会で決定してない場所を米軍が無断で使用するということは、安保条約及び地位協定違反と思いますが、どうでございましょうか。」という質問に対して、「これは...全文を見る
○川内委員 質問通告はけさですけれども、けさというか、とにかく事前にさせていただいているんですね。この質問をさせてくださいと、前提となる質問ですからね。それに対して、解釈の違いはあったけれども、違反であったかどうかについては全容をよく調べないとわかりませんなんて、そんなことを言わ...全文を見る
○川内委員 いや、だから私は、具体的な事実を聞いているのではなくて、具体的な事実があったかどうかということを聞いているんです。地位協定違反の事実があったかということを聞いているんですから、あったのかなかったのかということだけ答えればいいんですから、それをちゃんと答えてくれなきゃ質...全文を見る
○川内委員 いや、質問できないです。大事な問題ですよ、これは。  だから、答弁を精査してから答えてください。
○川内委員 ありがとうございます。正確に御答弁をいただきました。違反したという答弁をした事実があるということを今お述べいただきました。  それでは、地位協定の改定を我が国政府の方から米国側に対して今まで正式に申し入れをされたことがありますか。
○川内委員 過去に地位協定に米軍の行動が反していると答弁をされた例もありますし、また、運用の改善ではなかなか前に進まないというか、沖縄県民の皆さんの心もおさめることができない、納得していただくことができない状況に立ち至っているのではないかと私は思いますが、まず、今回のこの米軍の行...全文を見る
○川内委員 沖縄国際大学は、私は何回も確認しましたけれども、沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事故対策本部としては、防衛施設庁に対して、あるいは米軍に対して一切の許可も提供もしていない、立木の伐採など許可はしていないというふうにおっしゃっていらっしゃいます。これは一体どういうことですか。
○川内委員 私は、その庶務課長さんに何回も確認したんですね。その庶務課長さんは、そのような話は受けていない、許可をした覚えはないと。庶務課長にその権限があるかどうかも疑わしいですけれどもね。事故対策本部として話を受け、許可をしたんだったらまだしも、私、庶務課長個人としても、そうい...全文を見る
○川内委員 私からの指摘を受けて、那覇の防衛施設局に確認した、事務局長さんなりあるいは庶務課長さんに確認をしたわけではないですね。
○川内委員 事務局長さんに確認して何とおっしゃったんですか、事務局長は。
○川内委員 私がお聞きしているのは、防衛施設庁のつじつま合わせをお聞きしているわけじゃないんです。沖縄国際大学に、事故対策本部に許可をとりましたかということをお聞きしているんです。正式な、しっかりとした事故対策本部が沖縄国際大学には事故後即座にできているんですよ。その事故対策本部...全文を見る
○川内委員 沖縄国際大学の正式な許可は得ていないということでいいですね。
○川内委員 先ほどの嘉数政務官の御答弁では、立木の伐採の許可をいただく電話は防衛施設庁の業務部長から沖国大の庶務課長にしたと答弁されていたんですよ。  今、課長補佐が電話をしたというふうに変わられましたね。それだけでも答弁が一貫していないのですが、これは、委員長、議論にならない...全文を見る
○川内委員 嘉数政務官は、施設庁の業務部長が庶務課長に電話をしたとさっき答弁したんですよ。そこだけでも違うじゃないですか、答弁。どうするんですか、その答弁を。政務官にそんなうその答弁をさせておいていいのですか。質問できないですよ、これでは。
○川内委員 今明らかになったことは、同意が得られていたと思い込んでいたということでいいですね。(発言する者あり)いや、ここで進むと話ができなくなっちゃうんですが、同意が得られていたと思い込んでいたが、現時点では、沖縄国際大学の関係者の方々は、どなたに聞かれてもいいですよ、これは防...全文を見る
○川内委員 この合意があったかどうかということに関しては、委員長、これは重大な問題ですから、ぜひまた理事会で協議していただいて、また、閉会中審査を私は求めさせていただいて、沖国大の学長に御出席をいただきながら、事務局長さんでもいいですが、とにかくしっかりとした事実確認をさせていた...全文を見る
○川内委員 今、日米合同委合意を法的根拠にお挙げになられましたが、日米合同委合意には法律上の拘束力はありませんから、日米合同委合意を法的根拠にお挙げになられるのは間違いだということを御指摘申し上げさせていただきたいと思います。  そしてさらに、地位協定並びに合意議事録によれば、...全文を見る
○川内委員 私は、茂木大臣を本当に尊敬して、兄貴として慕っております。その茂木大臣が検証に同意が必要なのは問題だとおっしゃってくれているから、私はうれしかったですよ。しかし、検証に同意が必要だというのを変えるためには、合意議事録を変えなきゃいけないんですよ。地位協定を見直すという...全文を見る
11月09日第161回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○川内委員 民主党の川内博史でございます。  本日は、委員長、そしてまた与野党の理事の先生方のお許しをいただいて発言をさせていただく機会をいただきましたこと、謹みて感謝を申し上げさせていただきたいと思います。  本日は、八月に発生をいたしました沖縄の米軍ヘリ墜落事故問題に関し...全文を見る
○川内委員 私が恐れ多くも小池大臣にお伺いをさせていただいたのは、白保のサンゴ礁を守っていただけますでしょうかというごくごく単純な御質問をさせていただいたわけですけれども、今るる御説明をいただきましたが、白保のサンゴ礁という単語が出てまいりませんでした。白保のサンゴ礁についても十...全文を見る
○川内委員 それでは、沖縄のヘリ墜落事故問題について質問をさせていただきます。  九月六日の本委員会の閉会中審査で、私どもの武正委員に対する当時の嘉数政務官の答弁で、沖縄国際大学構内の立木の伐採について、防衛施設庁の本庁業務部長が沖縄国際大学に連絡をとり、同意をもらったという旨...全文を見る
○川内委員 それでは次に移らせていただきますが、今のこの立木伐採の問題でありますが、沖縄国際大学は理事長名による文書で、立木の伐採等についていかなる許可も同意もしていない、ただし、伐採についての説明は受けていたというふうに公式に発表をしていらっしゃいます。前回、九月六日の本委員会...全文を見る
○川内委員 今の御答弁に誤りがございますけれども、外務省としては、防衛施設庁が許可をとったと言っているので、許可をとったと認識をしているようなのでというふうにお答えをいただかなければならないと思います。あたかも許可があったかのごとくに今御答弁をされたと思いますが、もう一度文書を読...全文を見る
○川内委員 それでは、防衛施設庁にお尋ねをいたします。  許可及び同意があったと断言されますか。
○川内委員 防衛施設庁は同意をいただいているという認識はあるというふうに言っています。認識があることと同意があることとは違うというふうに思いますが、外務大臣、いかがですか。
○川内委員 いや、防衛施設庁のその認識はもう何回も説明されなくてもわかっているんです。同意をいただいたという認識を持っているというのは、私は何も反論していないです。  それに対して外務省が、あるいは外務大臣に対してお伺いをしたのは、同意を得ていたと認識しているということと同意が...全文を見る
○川内委員 同意があったということを、では、外務省も同意はあったと認識はしている、しかし、同意があったとは言えないわけですね。  では、お聞きします。そのような食い違いを解消するためには、今も山中長官がおっしゃいましたけれども、文書で正式に許可あるいは同意を求める手続を、これは...全文を見る
○川内委員 今後の業務改善につなげるんじゃなくて、本件は重要な事柄でありますから、今からでもいいですよ。あのときの立木の伐採は許可をあるいは同意を得ていた、同意を出したということを沖国大とちゃんと文書でやってくださいよ。そうでなければこの問題は解決しないですよ、同意はあったと認識...全文を見る
○川内委員 最初の部分がよく聞き取れなかったんですけれども、もう一度その時系列を言っていただけますか。いつそれを文書で確認したというんですか。何を確認したんですか。
○川内委員 いや、だから、そういうことではなくて、伐採そのものについて同意があったかどうかということについて当事者間で食い違いがあるわけですから、その食い違いを埋めるための努力をしてくださいよということを申し上げているんです。  もう切られちゃったものをどうするかということにつ...全文を見る
○川内委員 これ以上やりとりをしてもいたし方ないのかなという気はしますが、この問題については、私も、しつこくまたいろいろな場面でやらせていただきたいと思います。  では、そもそも、この沖縄国際大学の立木の伐採とかあるいは土壌の採取というのは米軍の警察権の行使というふうに考えてよ...全文を見る
○川内委員 いや、私は、なぜ土壌を採取したのかとかいうことを聞いたのではなくて、警察権の行使に当たるんですかということをお尋ねしたんですけれども。
○川内委員 委員会の場では、質問する委員に対しての質問は禁じられているはずでありますから、私がそれに答えることはできないので、よく御相談をいただいて御答弁いただきたいと思います。
○川内委員 私が今まで何回も地位協定室あるいは日米安保条約課の方々とお話をさせていただく中では、立木の伐採や土壌の採取については警察権の行使に当たるというような見解をお示しいただいていたというふうに認識をしているんですけれども、大臣は、これは常識的に考えて警察権の行使ではないとい...全文を見る
○川内委員 ぜひ、きょうはたくさんのことをお聞きしたいので、大臣は、何でそんな細かいことを川内は聞くんだ、ばかじゃないかともしかしたらお思いになられているかと思うのですが、ところが、細かいことが大事だと思うのですよ、私は。細かいことがきちんと我々政治家がわかっていないから、地位協...全文を見る
○川内委員 それはわかりました。わかりましたというか、私がお聞きをしたのは、十七条の十項の(b)は、米軍の警察権の行使は「合衆国軍隊の構成員の間の規律及び秩序の維持のため必要な範囲内に限るものとする。」と書いてありますから、日本国民の財産あるいは日本国民に対しては米軍の警察権は及...全文を見る
○川内委員 それでは、ちょっと納得できないんですが、次に進みます。  米軍のヘリの乗員の氏名、あるいは事故報告書において過失があったとされる整備士の氏名についてでありますけれども、沖縄県警に対しては、米軍はいまだにこの米軍ヘリの乗員氏名そして整備士の氏名について明らかにしており...全文を見る
○川内委員 いや、協議をしてきているということはわかりますけれども、八月からもう九、十、十一と三カ月が経過をするわけでありまして、三カ月にもわたって一番重大な、重要な捜査情報であるはずの名前すら伝達をされないということに関して、私は、沖縄県警は再三にわたって申し入れをしていると思...全文を見る
○川内委員 私が申し上げたのは、私に名前を教えろと言っているのではなくて、あるいは国民の皆さんに名前を教えろと言っているのではなくて、警察にはせめて貴重な捜査情報である名前を伝達すべきである、そして、地位協定の十七条の六項に相互援助規定というのもあります、それにもかかわらず名前す...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○川内委員 民主党の川内であります。  二回の休憩を挟みまして、中山文部科学大臣には、きょうは大変長時間質疑に御出席をいただいておりますことに心から感謝を申し上げたいというふうに思います。  まず、法案の質疑に入る前に、実は私、筆頭を務めさせていただいておりますが、国対から、...全文を見る
○川内委員 大変、もともと尊敬をし、お慕いを申し上げております中山大臣には、その誠実なお人柄そのままにお答えをいただいて、私も言わずもがなのことを申し上げてしまったなと内心じくじたる思いを持つものでございますが、これもお互いに職分の一つということで御理解をいただきたいというふうに...全文を見る
○川内委員 では、私のつたない記憶によれば、例えば、壁にちょっとしたひび割れがあることを見つけた。そうすると、直接の担当者は、いや、そのぐらいのひびは全く問題ないというふうに主張している。しかし、そのひびを見た職員なり、あるいは職員でなくても下請の会社のだれかが、そうはいっても何...全文を見る
○川内委員 済みません、僕はすごいしつこい性格なんで申しわけないですけれども、壁にひび割れがあって、それを偉い人が、これは絶対だれにも言うな、このぐらい問題ないんだ、これをもしだれかに言ったらこの十五条の秘密保持義務違反に当たるぞと言われた場合でも、それはだれかに報告することに関...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。それでは、次の質問に移らせていただきます。  この法案の本会議での趣旨説明及び質疑で、我が党の青木愛議員の質問に対して、大臣は、「現在、原子力委員会において新しい原子力長期計画策定の議論が行われておりますが、核燃料サイクル確立のための研究開発は...全文を見る
○川内委員 十一月一日の原子力委員会の新計画策定会議において、来年に向けた原子力長期計画の中に核燃料サイクルをどのように位置づけるかということについての議論があったようであります。その議論の中で、核燃料サイクルの推進の方針を維持するということが決まったかのような報道がございました...全文を見る
○川内委員 委員長にも、きょうはわざわざありがとうございます。結構いいお声なので、聞きほれておりましたけれども。  まだ決定をしたわけではない、議論の中間の段階であるという御答弁でございました。  そもそも、私、この原子力長期計画というのが閣議決定をされたりするものだというふ...全文を見る
○川内委員 どうも私は、きょうは原子力委員会の近藤委員長にもお運びをいただいているわけでございますけれども、原子力委員会が策定をする原子力長期計画、これが、もちろん十分な御議論をされていらっしゃると思うし、公開もされているわけですよね。それはそれで十分に評価をすべきことであるとい...全文を見る
○川内委員 今の御答弁がまさしく日本の原子力政策の混迷をそのままあらわしていますね。自分たちがやっていることは公平、公正なんだ、わかってくださいと一生懸命おっしゃる。しかし、このメンバーのリストを見れば、全部、どんな人が見たって、もともと推進派の人たちだよねと言わざるを得ないんで...全文を見る
○川内委員 私は、まだほかにもいっぱい言いたいことはあるんですけれども、李下に冠を正さず、事業者側の住民説明会に出て謝礼を受け取るというような方がこの新計画策定会議にいらっしゃるということに関しては猛省を促させていただきたいというふうに思いますし、そのことを申し上げて、質疑を終了...全文を見る
11月30日第161回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○川内委員 民主党の川内博史でございます。  きょうは、委員長、理事の先生方にお許しをいただきまして質問の機会をいただきましたことに、心から感謝を申し上げさせていただきたいというふうに思います。さらには、大変お忙しい中に全農の田林理事長にもお運びをいただいております。心から感謝...全文を見る
○川内委員 千七百三十二トンのアメリカ産あるいはカナダ産の豚肉を、組合貿易、子会社が扱ったということをお認めになられました。  そうすると、それらはすべて都内の食肉商社である株式会社鳥新にほぼ全量を販売され、さらにそれらが鹿児島の有限会社大隅産直センターにほぼ全量を販売され、そ...全文を見る
○川内委員 みずからが取り扱った外国産黒豚が鹿児島での偽装黒豚に、海賊黒豚と言っていいと思いますが、海賊黒豚に化けた、ほぼ全量化けたということをお認めになられました。  ことし七月二十九日と八月二十七日に発表された全農さんの調査結果には、アメリカ産の黒豚の取引やあるいは偽装につ...全文を見る
○川内委員 だから、調査結果にアメリカ産の黒豚のことが触れられていないのはなぜかということです。
○川内委員 今、アメリカ産の黒豚については調査が不十分であったということをおっしゃられました。アメリカ産黒豚については今後さらに調査をされるということを言外におっしゃられたものというふうに理解をしたいと思いますが、この点は後で確認をさせていただきます。  先ほど、偽装に直接かか...全文を見る
○川内委員 一般的な商社金融であるということをおっしゃられたが、品物の移動を伴わない、ただ伝票だけのお金の流れが一般的な商社金融とはどういうことですか。ほかに事例がありますか。
○川内委員 私が聞いたのは、物の移動を伴わない伝票だけのお金のやりとりを取引先の取引先にしている例がありますかということを聞いたんです。
○川内委員 取引先の取引先である鹿児島の大隅産直センターに金融をつけた、これはほかに事例のない取引であるということを今お認めになられました。  農水省の調査でも、架空取引というふうに形容をしております。この架空取引をするような組合貿易、鳥新、そして大隅産直センターという、この三...全文を見る
○川内委員 先ほど理事長は、取引先の取引先のことだから自分はよくわからないとおっしゃったんですよ。ところが今回は、取引先の取引先であるその小さい業者を保護することは大事なことだとおっしゃる。一体どういうことですか。全然矛盾しているじゃないですか。ほかに事例がない、ほかにそんな取引...全文を見る
○川内委員 私は、偽装に組合貿易がかかわった、あるいは全農がかかわったなんということを申し上げているわけではないんです。真実を明らかにしたいと思っているだけです。  それでは、次に行きましょう。  先ほどから子会社がやった、子会社がやったというふうに理事長はおっしゃる。では、...全文を見る
○川内委員 この取引を始めたのが全農からの出向社員であったということを、今重大な事実をおっしゃいました。全農から出向した社員が、本来なら社長の決裁を経なければならない、あるいは社内の稟議の手続をとらなければならない社内手続を無視して、全農の社員同士のみでこの外国産黒豚の取り扱いの...全文を見る
○川内委員 それは開き直りというんじゃないですか。組合貿易に行った社員は、組合貿易の指示に従って仕事をするとおっしゃった。しかし、この全農から組合貿易に出向した社員は、出向した者同士で相談をして、社内的な手続を経ず、この外国産黒豚の取り扱いに手をつけたわけであります。組合貿易の社...全文を見る
○川内委員 六回も業務改善命令を受けていながら、何一つ改善をされていない。改善されていないだけでなく、事件が発覚すると、いや、それは子会社がやったことだと。全農からの出向社員ですよ。取引先の取引先のことはよく知らないと言いながら、しかしそこには金を貸している。ほかに金を貸している...全文を見る
○川内委員 経営局長の力強い御答弁をいただいて、鹿児島の生産者も大変今力強く、涙を流していると思います。  さらに、農水大臣に、島村大臣にお伺いをいたします。  先ほど私、参考人の田林理事長に対して大変失礼な態度をとったことは大変申しわけなく思います。それはおわびをいたします...全文を見る
○川内委員 今農水大臣からも、客観性のある報告でなければ受理する考えはないということを御答弁いただきました。  全農の田林理事長も、そのことをしっかりと踏まえてこの後農水省に行っていただきたいと思いますし、大臣、大臣自身も、この黒豚、二千トンですよ、二千トン。一人百グラムの豚肉...全文を見る
○川内委員 私も、ほかにもいっぱい質問を用意してきておりますが、今大臣から、徹底的にやるという御答弁をいただいたので、それで十分であります。  私も、さらにこの問題については、私なりの立場で農水省さんに御協力を申し上げ、徹底的にやるということをお誓い申し上げまして、私の質問を、...全文を見る