川内博史

かわうちひろし

小選挙区(鹿児島県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

川内博史の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第162回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○川内委員 委員長や理事の先生方にお許しをいただいて質問に立たせていただきます。川内でございます。  まず、北方領土について聞かせていただきます。  北方領土の問題について、日本とソ連あるいはロシアとの間において、両国を法的に拘束する国際約束をすべて挙げてください。
○川内委員 そうしますと、両国、日本とロシアに対して法的拘束力のある最新の国際約束で現在有効なものは日ソ共同宣言であるということでよろしいでしょうか。
○川内委員 もう一つ確認させていただきます。  一九九一年の日ソ共同声明、一九九三年の東京宣言、二〇〇一年のイルクーツク声明、いずれも、政治的には重要な文書ではあるが、法的拘束力のある国際約束ではないということでよろしいでしょうか。
○川内委員 そうすると、政治的には重要だけれども法的な拘束力はなく、拘束力のある文書としては、日ソ共同宣言、一九五六年のものが一番新しいものだということになります。  日ソ共同宣言では、平和条約締結後、歯舞、色丹の二島については日本に引き渡すことが明記をされております。少なくと...全文を見る
○川内委員 外務大臣、私がお聞きしたのは、歯舞、色丹については日本国に帰属をするということがこの日ソ共同宣言によって明確になっていますよね、政府の見解を求めますというふうに申し上げたわけであります。  もう一度、もしあれだったら、政府参考人の方から御答弁いただいてもいいですが。
○川内委員 平和条約締結後に引き渡しを約束されたということは、返還を約束されたということですよね、平和条約締結後に。いいですか。返還を約束されたということですよね。
○川内委員 平和条約締結後に引き渡すと。引き渡すという意味は、それでは、ロシアから日本に渡る、引き渡すということですよね。いいですか。
○川内委員 いや、我が国の立場を私はわかっているんですよ。四島とも我が国に属している、帰属しているということは、私もそのとおりだというふうに思います。  日ソ間で、あるいは日ロ間で確認されていることは何ですかということをお聞きしているわけで、今おっしゃられましたが、平和条約締結...全文を見る
○川内委員 それでは、歯舞、色丹についてはそういう約束ができている、国後、択捉についてはいまだにできていないということでありましょう。  では、別な聞き方をしますと、いわゆる四島一括返還論というような言葉がありますけれども、これは日ソ共同宣言からは導き出されない。四島の帰属を確...全文を見る
○川内委員 私どもがこの質問の前に外務省の方とお話をさせていただいたときには、帰属の確認と四島一括返還というものは全く違うものだという御説明で、私の理解とすれば、四島一括返還というのは、四島が日本に文字どおりすべてを含めて戻ってくるということであります。帰属の確認というのは、もう...全文を見る
○川内委員 だから、私の理解が間違っているんだったら、おまえの理解は違うと言っていただきたいんですけれども、今の御説明では、とりあえず日本のものだよということを確認した上で平和条約を締結するということが政府の方針であって、それが即返還という言葉とイコールではないという理解でいいん...全文を見る
○川内委員 頭のいい人の説明というのはよくわからぬのですが、結局、私の理解で多分いいんだろうというふうに思うんですが、帰属の確認がされれば平和条約を締結し、そしてまた、その後に、実際の返還についてはゆっくり、いろいろなことがあるので話し合いをしながら進めていきましょうという私の理...全文を見る
○川内委員 やっと理解ができました。  では、次の問題に行きます。次は、沖縄の問題に移らせていただきます。  地位協定の問題でありますけれども、前回、この委員会で私がいろいろなことをお聞きしたんですけれども、まずその中で、昨年夏のヘリコプターの墜落事故に関してですけれども、沖...全文を見る
○川内委員 いまだに連絡がないということでございますけれども、十七条の六項の(a)、捜査について「相互に援助しなければならない」というふうに地位協定に書いてあるんですけれども、何で連絡してもらえないんでしょうかね。  外務省、どうですか。地位協定の解釈を教えてください。
○川内委員 警察庁にお聞きします。  氏名以外に、その他どういうものを米軍に照会していらっしゃいますか。
○川内委員 何か一つでも応じてもらえたものがありましたか。
○川内委員 米軍から必要な情報については、必要なものは得ていると岡田刑事局長の御答弁ですが、本当ですか。名前というのは一番大事なものなんじゃないですか。
○川内委員 外務省に聞きます。  日米地位協定上、個別具体的な事案に関して警察からの要請すべてに米軍はこたえる義務をこの地位協定は規定していないという局長の御説明でしたけれども、捜査をする上で名前というのは最も必要な情報であるというふうに思われますが、これを教えてもらえないとい...全文を見る
○川内委員 今北米局長がおっしゃられたのは、事故報告書に整備士あるいは乗員の氏名が伏せられているということに関して、米国内法の法規の適用によって、事故報告書自体は、事故がなぜ起きたのか、二度と起きないようにするにはどうしたらいいのかということを報告するわけですから、名前が必要なも...全文を見る
○川内委員 今の報告は、事故報告書に名前を伏せることの理由ですね。
○川内委員 重要な捜査情報である航空危険処罰法違反の捜査をしている警察に対して、警察庁あるいは沖縄県警に対して氏名を伝達しないあるいは連絡しないということのそれは根拠ではないというふうに私は思うんですが、外務省の見解はどうでしょうか。
○川内委員 そのことを警察に伝えましたか、警察庁に。
○川内委員 そのことを伝えましたかと聞いています。
○川内委員 いや、きのうの夕方、私、外務省の方と警察の方と両方そろったところでお聞きしていたんですよ。  沖縄県警が米軍に対して氏名を連絡してほしいという要請をしていた、らちが明かないので外交ルートに変えました、十二月の時点で、外交ルートを通じて、横須賀の、横田かな、とにかく米...全文を見る
○川内委員 刑事局長に、まず聞いていないということを。
○川内委員 北米局長、今、岡田刑事局長が若干遠慮がちに、薄々は聞いているかもしれないが、明確に聞いているわけではないと御答弁されたわけであります。  今までこういう事件、事故で、その事故報告書でも、パイロットには責任は全くないが、整備士並びに整備士の上官には責任があるというふう...全文を見る
○川内委員 北米局長、さっきはプライバシー法で名前は教えられないんだと言ったわけですよ。今は、米側からの回答を待っている状況でございます、捜査に協力してほしいと申し入れていますと。言っていることが全然変わるじゃないですか。名前については連絡をもらいますとちゃんと言ってくださいよ。
○川内委員 では、後で結構ですから、その米国内法規の根拠を私の事務所にお届けいただきたい。私、英語が読めないので、できれば訳もつけておいていただきたいんですけれども、それでちょっとまた勉強をさせていただいて、さらに次の機会に議論を譲らせていただきたいというふうに思います。  時...全文を見る
○川内委員 警察権の行使のように強制力を伴う行政行為ではない、しかし、何らかの行政行為だ、行政権の行使だということでよろしいでしょうか、大臣。
○川内委員 北米局長、補足の御説明をいただきたいんですけれども、立木の伐採や土壌の採取は行政権の行使、行政行為ということでいいんですか。
○川内委員 行政権の行使ではない、軍として、行政機関である軍としてのある一つの行為だということでいいですか。
○川内委員 そうすると、地位協定上定められていない、取り決めのない軍としての行動は、どのように外務省としては正当化をされるのかということを御説明いただきたいと思います。
○川内委員 時間が参りましたので、また議論は引き続きさせていただきたいというふうに思いますが、地位協定上排除されていないということの根拠もまたお聞きしなければなりませんが、とにかく、地位協定に明示されていない軍としての行動というものがあるということだけはきょうはっきりとしたわけで...全文を見る
02月23日第162回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○川内委員 川内であります。時間が二十分しかございませんので、大臣には簡潔で明快な御答弁をお願いをいたします。  まず、昨年の十月十五日、いわゆる水俣病の関西訴訟に関する最高裁判決があったわけであります。その判決の中で、国は、水質保全法、工場排水規制法による排水規制を行うべきで...全文を見る
○川内委員 今、大臣は重大なことを冒頭の部分でおっしゃられたんですが、国には不作為の不法行為の責任があるというふうにおっしゃられた。私が聞いたのは、不作為の違法行為を認定されましたねということをお聞きいたしました。不法行為と違法行為は明らかに違う行為であります。  不法行為を広...全文を見る
○川内委員 それでは、水俣病全体に対して、水俣病の被害の拡大を防げなかったことに関して不法行為の責任があるということでよろしいですね。
○川内委員 私がこの間環境省の皆さんと累次にわたっていろいろ議論をさせていただいたところでは、この不法行為の、もちろん水質二法の規制権限を行使しなかったことは違法ではある、しかし、不法行為とまで言えるかどうかは、損害賠償を認定をされた人たちにのみ不法行為を認めますというふうに環境...全文を見る
○川内委員 私は賠償のことを聞いたわけではなくて、水質二法の規制権限を行使しなかったことは、水俣病という全体の被害の拡大を防げなかったということに関して不法行為の責任があるんですねということをお聞きしているんです。
○川内委員 それでは、政府の正式な見解として、水俣病の被害の拡大を防げなかったことに関して国は不法行為の責任があるということで答弁を確定をさせていただいたものと理解をして、次の質問に進ませていただきます。  そうすると、公健法は国の不法行為を前提とした立法ですか。
○川内委員 そうすると、公害健康被害補償法というのは、国の不法行為をも前提としていると。国が出してきた法律が、国が不法行為をするということを前提にした法律であるという理解でいいんですか。
○川内委員 第一問目で、国は不法行為の責任があるとお認めになられました。損害賠償の責任については、原告の損害賠償を認められた方たちにのみの損害賠償の責任であるが、水俣病の被害の拡大を防げなかったことに関して不法行為の責任があるとお認めになられた。  私は、第二問目として、公健法...全文を見る
○川内委員 それは私には全く理解ができないんですけれども。  では、別な聞き方をすると、今回の最高裁の判決は、公害健康被害補償法の認定基準、いわゆる五十二年判断基準では認定されない魚介類摂取によるメチル水銀中毒症の公害健康被害者、法令上の水俣病ではないいわゆる水俣病が存在すると...全文を見る
○川内委員 今回の最高裁判決は、法令上の水俣病ではないが、魚介類摂取によるメチル水銀中毒症の公害健康被害者であるいわゆる水俣病が存在するということを明らかにしたわけでありますが、このことを政府見解としてお認めになられますか。
○川内委員 今まで政府は、メチル水銀中毒症による公害健康被害者である法令上の水俣病とは呼ばれないいわゆる水俣病があるということをお認めになっていらっしゃいましたか。
○川内委員 今、正式に政府は、今まではいわゆる水俣病というものを認めてこなかったけれども、この最高裁判決によって、いわゆる水俣病というものを認めますというふうになったわけですよね。(小池国務大臣「違います」と呼ぶ)違いますか。では、もう一回答弁してください。
○川内委員 もう時間がなくなってしまいますので、私が聞いているのは、では、国が今回の判決を受けて何をしようとしているのかということが見えないために、一生懸命いろいろなことからぐちぐちぐちぐち聞いているわけですね。そして、きょう、大きな成果としては、水俣病の拡大を防げなかったことに...全文を見る
○川内委員 終わります。
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○川内分科員 民主党の川内でございます。  尾辻大臣、そして西副大臣には、大変お疲れのところ、あと私を含めて二こまでございますので、ともにドミニカのことを尾辻大臣とも西副大臣ともやっております。きょうは、ドミニカ・トライアングルでしっかり議論をさせていただきたいというふうに思い...全文を見る
○川内分科員 ありがとうございます。  続いて、字幕に関する翻案権の制限というものについて、大臣の御見解を賜りたいというふうに思います。
○川内分科員 大臣、そうすると、著作物に手話や字幕を付与し、聴覚障害者のための情報保障をしていくということに関して前向きだ、公衆送信権を含めて前向きだということでよろしいですよね。
○川内分科員 それでは、四点目でございますけれども、同じく、これは今度は視覚障害者の皆さん方に対してでございますけれども、視覚障害者の方御本人が所有する著作物を本人が読める形に第三者が変換をするということに関して、大臣の御見解をいただきたいというふうに思います。
○川内分科員 今までお尋ねした障害者の皆さん方と著作物とのかかわりについて、厚生労働大臣として中山文部科学大臣に、ちょうど、文化審議会の著作権分科会、そしてその分科会の下に法制問題小委員会というのが設けられて、これから議論が始まるところであろうというふうに思いますので、文部科学大...全文を見る
○川内分科員 ありがとうございます。  では次に、武州丸という学童疎開船のことについてお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  学童疎開船の悲劇というと、常に対馬丸が皆さんの俎上に上るわけでありますが、実はもう一隻、武州丸という学童を乗せた疎開船が奄美の海に沈んでい...全文を見る
○川内分科員 何人乗りの船で、何人子供たちが乗っていたかというようなことはお手元の資料にはございませんですか。
○川内分科員 そうすると、子供たちの数については、厚生労働省さんが引き継がれた資料の中にはないということでございますか。
○川内分科員 私どもが収集をした資料で申し上げますと、十五歳未満の児童が七十七名、十六歳から五十九歳の婦女子三十七名、男子十四名、六十歳以上の方が十五名、年齢不詳五名という形で、これは国立国会図書館の資料でございます。乗船者のうちほぼ半分が、学童、十五歳未満の子供たちであったとい...全文を見る
○川内分科員 ぜひ大臣、ことしすぐやってくださいとか、そんなことを私は申し上げる気はございません。とにかく、厚生労働省として、国として、沈んでいった子供たちの、将来ある子供たちの魂を、できれば大臣が大臣のうちに慰めていただくのが一番の供養になるんじゃないかということを申し上げてお...全文を見る
○川内分科員 私がいただいた、お調べをさせていただいた資料によりますと、遺骨収集、もちろん先に捜索があるわけですが、捜索と御遺骨の収集に年間四十二億円、さらに身元の確認に二十二億円、合計六十四億円をかけているというふうに聞いております。これは私が調べることですから、正しいかどうか...全文を見る
○川内分科員 大体六十四億円に対して、今の御説明ですと四億八千万と五千四百万で五億五千万ぐらいということで、大変な開きがあるわけでございます。もちろん、アメリカはベトナム戦争やあるいは朝鮮戦争などもされていらっしゃいますから、そのときの行方不明者の捜索などもあるわけで、一概に比べ...全文を見る
○川内分科員 沖縄県における戦没者の遺骨収集について、日本国内で発見される御遺骨というのは、遺骨とはいいながら、実はまだ墓地埋葬法上は遺体並びに死体という扱いで、火葬し納骨をしなければならないというものでありますが、つい最近まで、沖縄で発見された戦没者の御遺骨について、ある種の法...全文を見る
○川内分科員 いや、局長さん、局長さんですかね、現状は、もう多分、ペーパーを一月に出されていますから、今この時点では多分一致していると思うのですが、それまでは一致していなかったということだと思います。  大臣、今、局長さんが、丁重に取り扱いをさせていただいているというふうに御答...全文を見る
○川内分科員 ありがとうございます。
03月15日第162回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○川内委員 民主党の川内博史でございます。  まず、沖縄科学技術研究基盤整備機構法について質問をいたします。  感想なんですけれども、沖縄科学技術研究基盤整備機構法、科学技術というのはなかなか言いにくい言葉でありまして、もうちょっと格好のいい、言いやすい名前をお考えになられた...全文を見る
○川内委員 私は、このもともとの構想というのは、きょうは尾身先生もこの委員会に参加をしていらっしゃるわけでございますが、尾身先生の肝いりで、世界に誇れる大学院大学をつくるということで始まったものというふうに理解をしておりますが、そうであるならば、まず、この機構の目的は、あくまでも...全文を見る
○川内委員 小池大臣、大学院大学をつくることが主目的であると今政府参考人の方から御答弁があったわけですが、確認をさせていただきたいと思います。
○川内委員 いや、私が聞いたのは、この独立行政法人は大学院大学をつくるための準備の法人ですよね。もう一回、そうですと言ってください。
○川内委員 そうしますと、沖縄科学技術大学院大学というこの構想は世界最高水準という言葉が言われるわけでございまして、世界最高水準とは一体何なのか、どういうことが世界最高水準なのかということになってくるわけでございますが、小池大臣、この世界最高水準とは一体いかなる水準であるのかとい...全文を見る
○川内委員 今、世界最高水準という言葉の御説明を大臣にいただいたわけでございますが、法案の中には世界最高水準という言葉は出てこないわけでございます。そうしますと、法案の中に反映をされている世界最高水準という言葉の意味は、「国際的に卓越した」という部分が世界最高水準というふうに理解...全文を見る
○川内委員 ちょっと私は、今御説明をいただいたことで納得をさせられてしまったとは思いたくないんですが。  先ほど、機構の目的は、あくまでも大学院大学をつくることが主な目的である、そのためにこの機構をつくるんだとおっしゃった。その目指す大学院大学は、世界最高水準を目指す。準備段階...全文を見る
○川内委員 わかりやすい御説明をいただいて感謝申し上げます。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  そうすると、今御答弁があったように、ある時期にこの機構は大学院大学に移行するわけであります。その移行する時期というのは、国際的に卓越した研究開発をされる研究者の方が大...全文を見る
○川内委員 今御答弁いただいたものを総合すると、決まっていない、五十人にいつなるか、あるいはするのかということに関してはこれからだということかというふうに理解をいたします。もちろんその前段として、努力はするがとか一生懸命頑張るがというまくら言葉はつくわけでありますが、とりあえずは...全文を見る
○川内委員 それでは、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。  私、研究開発について世界最高水準であるということは御説明を聞いておりますが、平成十五年十二月十九日の「沖縄科学技術大学院大学設立構想の推進について」という関係閣僚申し合わせの文書の中で、世界最高水準の研究教...全文を見る
○川内委員 さらに、二〇〇二年七月の沖縄振興計画の中で、「我が国の大学のあり方のモデルとなるような「国際性」と「柔軟性」を基本コンセプトとした新たな発想を持った世界最高水準の自然科学系の大学院大学」というふうに書かれております。  言葉としては非常に美しい言葉ですが、国際性と柔...全文を見る
○川内委員 非常によく理解できました。  それでは、その柔軟性というものが今回のこの機構法案の中のどの部分に書き込まれているのか、反映されているのかということを教えていただきたいというふうに思います。
○川内委員 もう少し詳しく説明をいただきたいんですけれども、柔軟性を担保するための条文はこの機構法案の中には書き込まれていない、しかし、運営としては十分に柔軟性を持って運営できるようにしてあるんだということでございます。  法律で規定をされている法人ですから、私はそれだけでも柔...全文を見る
○川内委員 独立行政法人であること自体が柔軟性であるという今の御説明ですが、よろしいですか。  そうなると、ちょっと、ふんふんと私も納得するわけにはなかなかいかぬわけでございまして、何をもって柔軟性がある、あるいは自由な研究とか開発ができるんだというふうに、いや、私は何もこの機...全文を見る
○川内委員 この十四条、十五条の運営委員会の部分が他の独立行政法人とは違う書き込み方だということの理解でよろしいでしょうか。  それでは、この運営委員会についてもさまざまな議論があるようでございますけれども、また別な機会に私なりの御意見をまた申し上げさせていただきたい。時間も大...全文を見る
○川内委員 そうしますと、この関係閣僚申し合わせに署名をしていらっしゃる谷垣大臣の財務省にお伺いをさせていただきますが、この沖縄科学技術大学院大学設立構想についての財務省の基本的な考え方、あるいは具体的な取り組み、そしてまた今後の方針というものを御説明いただきたいというふうに思い...全文を見る
○川内委員 今、何かすごく冷たい感じがしたんですけれども、私がお聞きしたのは、せっかくこの大変すばらしい構想のもとに進められる計画について、財務省としてどのような取り組みを、あるいは方針をされますかということをお聞きしたんですが、政府として決められた枠組みの中で対応してまいります...全文を見る
○川内委員 今、一回目は文章を読んでいるだけという感じだったんですが、二回目は割と気合いが、ちゃんと聞けよという気持ちがこもっていたみたいで、大変ありがとうございます。財務省も着実な推進を図るという方針であるということを確認させていただきたいというふうに思います。  さらに、同...全文を見る
○川内委員 それでは、今大変力強い御答弁をいただいたわけでございますが、きのう私、実は内閣府の科学技術政策担当の係の方とお電話で話をさせていただきましたときには、今、現段階ではこの大学院大学設立構想については特に何もしていませんみたいな御説明だったんですよ。それで、そんなことじゃ...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  認識をし、各省に対してそれを広げていくという御答弁であったかというふうに思います。  さらに、同じく中山大臣が署名をされた文部科学省にお伺いをいたしますが、文部科学省は、機構法案の第十八条第二号、第十六条第六号に掲げる業務、すなわち、大学...全文を見る
○川内委員 席に戻らずに。続けてちょっと聞きますので。  文部科学省の現段階での具体的な取り組みの内容、そしてまた、例えばこの構想に対して何人人を配置しているとか、具体的な組織の体制というものを御説明いただきたいと思います。
○川内委員 巷間聞くところによると、文科省はこの大学院大学構想についてちょっと斜めを見ているというような評価もあるわけでございまして、きょうはそうではないということをおっしゃっていただかなきゃいかぬわけでございます。  そこで、先ほどの柔軟性という言葉をもう一度思い出さなきゃい...全文を見る
○川内委員 今、徳永審議官が世界的な水準とかおっしゃったんですが、違いますからね。世界最高水準ですから、世界最高水準。  それで、私の質問に対してこれだけ細かくいろいろなことをお話しになられる、柔軟性がないなというふうに思うわけでございまして、これは今までの文科省が所管をしてき...全文を見る
○川内委員 この新石垣空港の環境アセスメントというのは世界の人々から注目をされているというふうに思うんですね。  小池沖縄担当大臣は環境大臣も兼務をされていらっしゃるわけでございます。環境大臣と沖縄担当大臣と二つ兼務をされていらっしゃいますよね。沖縄の担当大臣としては、沖縄振興...全文を見る
○川内委員 今大臣から御答弁いただいたわけでございますが、事業者は沖縄県だという御発言があったわけでございますが、私は、事業者は沖縄県だけれども、この石垣空港については恐らく、私の記憶が間違いでなければ、多分九割以上国がお金を出すんだというふうな理解をしているんですが、九割以上で...全文を見る
○川内委員 おおよそ九割が補助されるという意味では、これは国が九割お金を出すわけですから、そういう意味では、国も大きな責任が新石垣空港についてはあるものというふうに思って、関係者の皆さんには御努力をいただかなければならないわけでございまして、きょうは自然環境局長にもお運びをいただ...全文を見る
○川内委員 大変力強い、全力を尽くすという御答弁をいただいて頼もしく感じました。小野寺局長はレンジャー出身の初の局長でありまして、私も昔からよく存じ上げている、自然を守ることにかけては右に出る者はいないというぐらいの大変な勇者でありますので、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思...全文を見る
○川内委員 今、具体的にわかりやすく御説明をいただきましたが、まず、国立公園の線引きをすることが先決だ、その後に世界自然遺産への登録の手続に入るということでございますが、この白保のサンゴ礁あるいは八重山のサンゴ礁群については、大体いつごろ国立公園への編入というものがかなうのか、そ...全文を見る
○川内委員 あと一分ぐらいで私の時間が終わるわけでございますが、一分じゃなくて、もう終わりました。  この石垣空港、私も大変大事な計画だというふうに思いますが、しかし、それはすばらしい自然があっての空港でありますので、その辺を関係の政府の皆様方には十分御留意の上、国がお金をおよ...全文を見る
03月16日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○川内委員 民主党の川内でございます。大臣、きょうは長丁場でございますが、よろしくお願いをいたします。  今、池坊先生の人の話を聞くことは大事なことだというお言葉を聞かせていただいて、まさに我が意を得たりという気持ちであります。人の話を聞く、本当に大事なことだと思います。特に、...全文を見る
○川内委員 党員であるとするならば、今回の参考人質疑のてんまつについての党の方針というものの説明を、どこかでお受けになられましたでしょうか。
○川内委員 党の方針というからには、どこかの機関で決定をされたのか。自民党さんの組織のことを私は余り詳しくは存じ上げておりませんが、例えば総務会なり、あるいは自民党さんの場合は役員会というんでしょうか、いろいろな会があると思います。どこかの機関でその党の方針というものが決定をされ...全文を見る
○川内委員 大臣、こんなことをなぜ川内はおれに聞くのかというふうに今お思いになっていらっしゃると思うんですね。ところが、私が聞けるのは、この場では大臣しか党員がいらっしゃらないので、後ろに控えていらっしゃる文部科学省の皆さん方は恐らく党員の方は一人もいらっしゃらないので、大臣にし...全文を見る
○川内委員 理事会の場で聞いてもお答えいただけなかったので、しようがなくこの委員会の場でお聞きをしております。池坊議員が、人の話を聞くことは大事だとおっしゃられたわけです。まさしくそうですよ。人の話を聞く、そのための参考人質疑の場を設けようと。  田中知事は呼んじゃだめだ、それ...全文を見る
○川内委員 いやいや、委員会運営の話をしているわけではなくて、大臣、横にその党の方針を知っている方がいらっしゃいます。我々は聞かされていません。大臣は党員としてその事情を聞けるお立場にあられるので、その党の方針とは何ぞやということを今ここでちょっと聞いていただいて、お答えください...全文を見る
○川内委員 大臣、黙っているというのは行為ですよね。私が聞いたのは、どう思われますかと、黙っていることの内面の心情をお聞きしたんです。
○川内委員 だから、黙っていろと言われたら黙っていると。私だって、黙っていろと言われたら黙っていますよ。しかし、気持ちの中はいろいろなことを思うわけですね。おまえの意見を聞きたくはないんだと言われたらどう思いますかと、どうしますかと聞いたんじゃないんです、どう思いますかと聞いてい...全文を見る
○川内委員 法案を出していらっしゃる責任者として、本委員会は、法律案の審査の一連の過程の中で、参考人質疑をやりましょうということを理事会では一たん合意をした。しかし、田中康夫知事の参考人招致をめぐって、自民党さんが党の方針という言葉をお出しになられ、田中さんを拒否されたということ...全文を見る
○川内委員 聞いてもいいですかと今大臣がおっしゃっていただいたので、私は聞いてくださいということを申し上げているわけでございます。聞いていただいて、自由民主党の党員である大臣の口から、党の方針とはこういうことだということを御説明いただかなければならないというふうに思うんですね。 ...全文を見る
○川内委員 失礼なことを言わないでくださいよ。法案についての質疑って、法案の最大の課題であった参考人質疑のことを聞いているのに、何が法案について質疑してくださいですか。法案そのものにかかわる参考人質疑のことを私は理解ができない、納得ができないから、その党の方針とやらを説明してくだ...全文を見る
○川内委員 何回でも申し上げます。大臣、横にいらっしゃるんですから。説明責任があるんですよ。(発言する者あり)いや、大臣にもありますよ、法案の提出の責任者なんですから、そして自由民主党の党員なんですから。  党の方針だということをおっしゃられたわけです。その党の方針というのは何...全文を見る
○川内委員 発言したいと手を挙げている人がいるときに、その方の意見に耳を傾ける、意見を聞くということが、私は民主主義の最も根本であるというふうに思っています。  大事な大事な参考人質疑をやろうとしたときに、田中知事が否定をされた。私どもは、田中知事はすばらしい御意見を持っていら...全文を見る
○川内委員 では、大臣は知事会の意見書の中の田中知事の御意見については読んでいらっしゃらないということでよろしいですか。
○川内委員 田中知事の意見の一部を申し上げると、「義務教育費国庫補助負担金についていえば、人材こそが唯一無二の資源である日本において、基礎的な学力を全ての子どもに授ける義務教育は、その実施主体を問わず、国家が責任を持って財源保障すべきものである。」というふうに田中知事は述べられて...全文を見る
○川内委員 その中山文部科学大臣とほぼ同じ意見、中山文部科学大臣をしてなかなかいい意見を言うなと言わしめている田中知事を参考人として呼びたいというふうに私どもは思っているわけでございますけれども、大臣も田中知事に参考人として来ていただいて意見を聞きたいとお思いになられませんか。
○川内委員 意見の同じ人だけ呼ぶわけじゃなくていろいろな人を、そうじゃない地方案の推進者の知事さん。  私ども本委員会が呼ぼうとしていたのは、中教審の義務教育部会の委員に地方六団体を代表して選出をされた石井岡山県知事、それから、中教審の会長である鳥居会長、この二人は中教審という...全文を見る
○川内委員 大臣、私は、参考人質疑ができなかったことに関して大臣の御所見を承っているわけではなくて、今、参考人質疑が今回流れたことに関して、大臣は、それは委員会がお決めになることだというふうにおっしゃられたわけであります。  私が今聞いているのは、石井岡山県知事、鳥居会長、田中...全文を見る
○川内委員 では、参考人質疑という立場を離れて、一般論としてお聞きします。  石井岡山県知事、義務教育部会委員、鳥居中教審会長、さらに田中知事、この三人が義務教育国庫負担について語るということであれば、大臣、それはちょっといいな、話を聞いてみようかというふうにお思いになりません...全文を見る
○川内委員 それでは、ちょっと聞き方を変えましょう。  大臣、中教審の鳥居会長について大臣の御評価を、どういうふうに思われていらっしゃるかということをお尋ねいたします。
○川内委員 それでは、地方六団体案の中の義務教育の部門をおまとめになられた石井岡山県知事、この方について大臣はどのようにお思いになられますか。
○川内委員 御存じない、中教審の委員に今回、中教審の委員というのは大臣が任命するんじゃないんですか。ちょっとこれは確認させてください。
○川内委員 いや、手続中って、私が聞いたのは、中教審のメンバーというのは大臣が任命をされるわけですよね。
○川内委員 大臣が任命される方を、大臣自身が手続中だからよく存じ上げないというのは、今、ちょっと無責任な御答弁であったというふうに思います。  石井岡山県知事、今手続中ということでございますが、中教審のメンバーに大臣が任命をされるわけであります。石井知事についてどう御評価をされ...全文を見る
○川内委員 立派な方だろうと。私も、立派な方だろうというふうに思います。  それでは、田中長野県知事について、大臣、どう思われますか。
○川内委員 石井岡山県知事については、岡山県知事であり、立派な方であろうと思うと大臣はおっしゃられました。その前の答弁では、よく存じ上げない、知らないとおっしゃられたんですよ。しかし、中教審のメンバーでしょう、なるんでしょうと私がお聞きしたら、岡山県知事であり、立派な方だろうと思...全文を見る
○川内委員 大臣、最初は、石井知事を存じ上げないとおっしゃられたわけですよ。存じ上げないと大臣はおっしゃられたわけですね。しかし、やりとりの中で、立派な方であろうと思うというふうにおっしゃられた。田中知事についても私はそういうふうにおっしゃっていただけるんではないかなと思うんです...全文を見る
○川内委員 大臣、私はきょう、大臣の言葉じりをとらえようなんてこれっぽっちも思っていませんから。(発言する者あり)いや、私は、大臣とやりとりをさせていただく中で、一つ一つ確認をしたり、あるいは、私が間違っていたら、それは違う解釈だとおっしゃっていただいていいわけですから、解釈をお...全文を見る
○川内委員 大臣、私も大臣を尊敬しています。本当に大好きですよ。いや、こんなことをこんな場で言うなと言われるかもしれませんが、議論することと先輩後輩という立場というのはまた、それを大事にしながら私もきょうは議論をさせていただいているつもりでございます。  なぜかならば、私たちは...全文を見る
○川内委員 知事というのは大事な責務を負っている、今大臣から、知事職というものに対する御評価の御所見をいただいたわけであります。私も全く同感であります。本当に大事な職務だというふうに思います。  私どもは、この義務教育費国庫負担法の一部を改正する法律案というのは、三位一体関連と...全文を見る
○川内委員 大臣、ありがとうございます。  国と地方の役割を論ずる、あるいは、国の役割、地方の役割を論ずるこの法案の参考人質疑の場に、地方教育、地方教育行政の責任を持つ知事をお招きしようとして、それが、また冒頭の議論に戻りますが、党の方針として拒否をされた。  では、参考人と...全文を見る
○川内委員 大臣、誤解なく聞いていただきたいんです。私がお聞きしたのは、参考人としてふさわしくないような人に教育をゆだねることはできるんでしょうかということを聞いたのでございます。ふさわしくないような人にと聞いているんです。
○川内委員 一般論としてお尋ねをしております、一般論として。  この義務教育費国庫負担法の一部を改正する法律案を審議しています。そしてそれは、三位一体関連という小泉内閣の大きな方針のもとの、いろいろ議論はあったけれども、法案がまとまって出てきた。国の役割、地方の役割を論ずる大き...全文を見る
○川内委員 いや、もう具体論はおいておいて、一般論ですよ、一般論。  私たちが、もし委員会で参考人質疑をやりましょう、いろいろな方の御意見を聞きましょうということになって、当然、教育にかかわる分野の方たちを参考人としてお招きするわけです。それで、参考人としてふさわしくないという...全文を見る
○川内委員 それでは、別な聞き方をいたしましょう。  大臣、文部科学行政に最高の責任を持つお立場の中山大臣として、田中知事を含めて、四十七都道府県のそれぞれの知事さん方は、教育をゆだねるにふさわしい知事さんが四十七都道府県にそろっているというふうに文部科学大臣としてお考えになら...全文を見る
○川内委員 国と地方のあり方、これから分権改革が進んでいくわけでございます。そういう中で、文部科学行政に責任を持つ文部科学大臣として、それぞれの都道府県の知事さん方を信頼していらっしゃいますか。
○川内委員 信頼をしなければいけないと。しなければいけないという言い方は、私には若干不服でございます。文部科学大臣として、これから、今までもそうですが、都道府県知事にある部分教育をお任せしてやってきているわけですから、それは信頼をしているとお答えにならなければおかしいのではないか...全文を見る
○川内委員 しっかりやっていただける、やっていただきたいと思っているということでございますが、その四十七都道府県の知事さん方に対して、大臣が信頼をしていらっしゃるのか、していらっしゃらないのか。信頼しなければならないという言い方は、信頼していない人もいるということなんでしょうか。
○川内委員 個々の知事さんの人物評価を私は今聞いておりませんよ。もうそれは終わりました、先ほど。  今お聞きしているのは、国と地方の役割分担の中で、制度なりあるいはシステムというものを構築していくときに、文部科学大臣が四十七都道府県の知事を信頼しているのか、いないのかということ...全文を見る
○川内委員 大臣、僕は何も大臣の言質を、言葉じりをとろうなんて思っていないですから。会話の中でわからないことは聞き返す、あるいは確認するということは、これはどうしてもしなきゃいかぬことですから、しているだけの話です。  私がお尋ねしているのは、信頼していますかということを聞いて...全文を見る
○川内委員 それじゃ、なかなかお答えいただけないので、また違う聞き方をさせてください。(発言する者あり)まあ先輩、怒らないでください。違う聞き方をさせていただきたいというふうに思います。  四十七都道府県の知事さん方は、全員、子供たちの教育をゆだねるに足る立派な知事さんであると...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  個々の人物、個々の知事さんについては存じ上げないけれども、しかし、選挙で選ばれた各県の知事さん方については、文部科学省としてもしっかりと御信頼を申し上げて、国、県、市町村が一体となって教育行政を推進していくんだということでよろしいでしょうか...全文を見る
○川内委員 そういう意味では、大臣、大臣が今おっしゃられたように、ともに子供たちの教育に対して信頼し合いながら、お互いにその責任を分かち合って教育行政に当たってきた四十七都道府県の知事さん方、その中には、岡山県知事もいれば長野県知事もいる。それで、本委員会は、田中知事と石井知事を...全文を見る
○川内委員 御答弁を差し控えたいということのようでございます。  しかし、延々一時間二十分にわたって、この参考人質疑に関していろいろなことをお聞きしてきたわけでありますが、私は、どう考えても、今回のこの参考人質疑が実現できなかったということに関する理由というものが、ここに至るま...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  それでは、次の話題に移らせていただきたいと思います。  本法案は、当初、日切れ扱いということだったんですね。それがだんだん変わってきて、日切れ扱いを希望する法案だというふうに説明が変わりました。  この日切れ扱いと日切れ扱いを希望すると...全文を見る
○川内委員 今大臣、多分、御自分で説明していらっしゃって余りよくわからなかったんじゃないかなと。——わかっていますか、わかっていますか。  それでは、私の手元に今一枚の紙があります。これは文部科学省がおつくりになられたペーパーであります。「国の補助金等の整理及び合理化に伴う義務...全文を見る
○川内委員 特例交付金等の地方財政の特別措置に関する法律は、本法案の成立を前提としていると。したがって、本法案が成立しなければ、特例交付金の方に問題が生じるから、法律上の瑕疵が生じるんだという御説明だったのですね。それには三月三十一日という日付は関係ないですね。
○川内委員 私がお聞きしているのは、日付は関係ないですねと。この義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案が成立すれば、自動的に税源移譲予定特例交付金の根拠となる法律も発効するわけですから、それには三月三十一日という日付は関係ありませんねということをお聞きしています。
○川内委員 今大臣が正確に御答弁になられました、三月三十一日という日付は関係ないが、成立させてもらいたいと。したがって、日切れ扱いではないが日切れ扱いを希望するということは、日付は関係ないがなるべく成立させてもらいたいという意味だということに理解をさせていただきます。  そうす...全文を見る
○川内委員 それでは、別な聞き方をすると、本法律案が三月三十一日までに成立しなかったとしても、法律上の瑕疵は生じないですね。
○川内委員 法律上の瑕疵とまでは言えないが不整合が生じるというのは、いかなる意味でしょうか。  私は、三月三十一日までに成立しなくても、法律上は、ではこうしましょう、聞き方を変えます。ちょっと後ろの人も、私の質問を聞いてから説明した方がいいですよ。  この法律が、この義務教育...全文を見る
○川内委員 行政の実務上はいろいろあるんでしょう。それは別に義務教育費の国庫負担金の問題だけでなくて、いろいろあるわけです、ほかの費目でも。  私が今聞いたのは、この法律が、義務教育費国庫負担法の一部を改正する法律案が永遠に成立しなければ、それは問題だ、困る、しかし、本法律案が...全文を見る
○川内委員 私は、予算の執行に支障を生じますかと聞いているわけではなくて、法律上に瑕疵を生じますかということをお聞きしているんですよ。  大臣、聞いたことに正確に答えていただきたい。法律上、瑕疵が生じますかということを聞いています。極端に言えば、平成十八年三月三十一日にこの法律...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。今、大臣から明確にお答えをいただきました。この法案の成立は三月三十一日でなくても法律上の瑕疵が生じることはない、ただ行政の手続の上で若干の混乱をするであろうということであります。  しかし、義務教育費国庫負担法本則二条は、本来、義務教育諸学校の...全文を見る
○川内委員 年度末とおっしゃられました。大臣の言う年度末というのは、この法案に関して言えば、平成十七年度末ということですからね。平成十七年度末、いいですか、大臣、ちょっと確認してください。
○川内委員 そうすると、先ほど私が申し上げたとおり、今、平成十六年度、平成十六年度内に成立させなければいけないということは、全く論理的な根拠はないと。ただ、行政上の手続として、あるいは予算執行の利便性を考えれば、なるべく年度内に成立させてくださいということだろうというふうに理解い...全文を見る
○川内委員 私も、何回もその辺をお聞きして、まだちょっと自分自身、十分に理解していない面があります。  ただ、私が理解したのは、この義務教育費国庫負担法の一部を改正する法律案が年度内に成立せずとも、法律上問題が出ることはない、したがって、日切れ扱いではなく、日切れ扱いを希望する...全文を見る
○川内委員 この法律は、四千二百五十億を減額する法律であって、金額が確定するのは平成十八年になってからだと。  一方で、この義務教育国庫負担法そのもので予算措置がされているわけですね。幾ら予算措置されているかというと、二兆円近く、二兆円を超える金額でしょうか、予算措置をされてい...全文を見る
○川内委員 使えるといっても使えないというのは、どういう意味なんでしょうか。私もその辺をちょっとレクのときに詳しくお聞きしていないので、多分この議場の先生方もその辺は御興味がおありになられるところだと思うので、詳しく御説明をいただきたいというふうに思います。
○川内委員 この一部改正案は減額するための附則の改正であって、現在生きている義務教育国庫負担法によれば、予算措置をされた学校の先生方の給料というのは支出できるんじゃないんでしょうか。支出できないんですか。
○川内委員 大臣、ありがとうございます、やっと私もわかりました。四千二百五十億減額する法律案が出ているので、その分は支出できない。しかし、現在予算措置をしている、ちょっと金額を持ってこなかったので、こんなにいっぱい資料を持ってきて、一番肝心の予算を持ってきていないというのがちょっ...全文を見る
○川内委員 その二兆幾ら、二兆一千億というお金は支出できるという理解でよろしいですか。
○川内委員 そうすると、この法律案が成立をせずとも、二兆一千億は使えるわけですから、毎月大体二千億ぐらいの出費がおありになるんでしょうか、そうすると十カ月はもつということでよろしいですか。
○川内委員 それは私もわかっているんです。ただ、私がここで明らかにしたかったのは、大臣、二兆一千億までは使えるわけですし、本法律案は、平成十七年度内の二兆一千億を使い切るまでの間に成立をすれば何の問題もない法律であって、日切れ扱いを希望する法案でもないということが今明らかになった...全文を見る
○川内委員 大臣、突き詰めればそういうことになると私の発言を肯定していただいて、さすが大臣は、大臣の発言の中でどこかで、よく我々鹿児島の人間が言われる、うそをつくな、負けるな、弱い者をいじめるなという三つの教えがありますけれども、大臣もどこかでおっしゃられていたというふうに思いま...全文を見る
○川内委員 この平成十年の閣議決定は今でも生きていると大臣は、もともとちょっと私も不勉強で申しわけないです。閣議決定というものがその効力がいつまでなのかとか、どういう法的な効果を持つのかということについて不勉強なので教えていただきたいんですが、この閣議決定は今でもキャビネットメン...全文を見る
○川内委員 これを覆す閣議決定でもあれば別だがと今大臣はおっしゃられたわけでございますが、大臣、閣議決定で申し上げると、例えば平成十五年の六月二十七日閣議決定、これによれば、廃止する国庫補助負担金の対象事業の中で引き続き地方が主体となって実施する必要のあるものについては、基幹税の...全文を見る
○川内委員 私は、この義務教育費のことをずっといろいろな資料を読ませていただいて、本当に不思議だなと思うのは、出発点がこの平成十年の閣議決定だというふうに文科省の方から聞いたんですね。これを読めば、なるほどなるほどというふうに思うんですね。義務教育については国が義務的に負担を行う...全文を見る
○川内委員 大臣、義務教育費国庫負担を堅持していく、あるいは子供たちにかかわる教育予算、私たちは、財源は国がしっかり確保する、お金はしっかり確保する、しかし口は出しませんという法案を今準備させていただいております。  義務教育費財源確保法という法案を今準備させていただいておりま...全文を見る
○川内委員 とりあえず午前中の二時間の私の質疑を終わらせていただきますが、私のようなタフネゴシエーターを文部科学省もお雇いになられれば、必ず義務教育費をお守りしますということを申し上げて、午前中を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございます。
03月17日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○川内委員 大臣、最後の質疑でございますので、よろしくお願いをさせていただきます。  まず、昨日の私の質疑のときに、中山大臣は、石井岡山県知事のことを存じ上げないというふうにおっしゃられたわけでありまして、手続中だと御答弁されたかと思います。  私もちょっとうっかりしていたん...全文を見る
○川内委員 それでは、言葉足らずであったというか、自分としては任命することを了解していたということですよね。
○川内委員 はい、わかりました。  続いて、本法案の質疑でございます。  昨年の質疑でも私はいろいろなことをお聞きしたんですが、先ほどから中山大臣の国庫負担堅持なんだという再三にわたる御答弁を聞いていると、この法案を提出されていらっしゃるということに関して、恐らく身を引き裂か...全文を見る
○川内委員 大臣、私は心構えをお聞きしたわけではなくて、「これ以上一般財源化することになりますと制度の根幹が維持できないという問題に直面しますから、」この根幹を維持するということは、まさに打ちどめだ、昨年で終わったんだ、終わりなんだということを文部科学大臣が国会の議事録に載る答弁...全文を見る
○川内委員 そういう問題に直面しているというのは、文部科学省としては、この法案によって制度の根幹が維持できないという問題に直面をするという理解だということでよろしいでしょうか。
○川内委員 そうすると、暫定という言葉をお使いになられました。来年もその言いわけが通用するかどうか、非常に、ことし文科省の真価が本当の意味で問われるというふうに私は思うんですね。  例えば、これまでたくさんの方が、国民の皆さんの大部分は、義務教育国庫負担制度堅持がいいんだ、望ん...全文を見る
○川内委員 それでは、平成十六年の十一月二十六日の政府・与党合意文書というものがございますが、平成十六年の十一月二十六日のこの文書は、私は、文科省にとっては非常にありがたい文書だというふうに思うんですね。  それまでは、全額を一般財源化する、閣議決定では、「国庫負担金全額の一般...全文を見る
○川内委員 その十二月三日の基本方針、閣議決定文書の中で、義務教育国庫負担制度についてはどのように書かれているんですか。
○川内委員 その「踏まえ、」というのは、三位一体改革の十六年十一月二十六日の文書を踏まえというのは、一〇〇%踏まえるということですか、それともおおよそ踏まえるということなのか、大体尊重するということなのか。その解釈をお示しいただきたいと思います。
○川内委員 いやいや、私は、政府が閣議決定した文書の意味を尋ねているわけでございまして、解釈を。  政府・与党合意の文書がある、政府がつくった文書があって、その後に、十二月三日に閣議決定された文書があって、どちらも政府がつくっている文書ですよね。それなのに、一方は閣議決定で、一...全文を見る
○川内委員 そうすると、平成十六年の十一月二十六日の政府・与党合意文書は政府の方針ではないということですか。
○川内委員 だから、政府・与党の合意文書は政府の方針ではないということですね。政府・与党合意文書は政府の方針ではないということでよろしいですね。
○川内委員 もうちょっとわかりやすく説明していただきたいんですけれども、私が聞いているのは、政府・与党の合意文書というのは、内閣法で言う政府の閣議決定文書ではない、したがって政府の方針ではないということですよねということを聞いているんです。  そうなのか、違うのか。だって、その...全文を見る
○川内委員 そうすると、やはり踏まえてが非常に大事だと。閣議決定、政府の方針として示された文書の中で、十六年十一月二十六日の政府・与党合意文書を踏まえてと書いてあるわけですから、その踏まえるがどのくらい踏まえるのかということの内閣の意思というものは、では大臣、これは政府見解として...全文を見る
○川内委員 両足で踏まえているということは、政府・与党合意を、そのまま政府の方針として踏まえるということでよろしいですね。
○川内委員 何か最近、小泉さんのまねをする人がいっぱいいるんですけれども、私は正確にやりとりをしたいので、両足で踏まえるというのは、要するに、片足が五〇%で、もう五〇%で両足が一〇〇%ということでいいですね。違ったら違うと言ってください。
○川内委員 何かはぐらかされているような気がするんですけれども……(中山国務大臣「そんなことないよ、これ以上何が言える」と呼ぶ)それは、僕は言葉に正確でいたいので、一〇〇%という意味でよろしいんでしょうかということを確認しているわけで、イエスなのか、いや、それは一〇〇%とは言えな...全文を見る
○川内委員 どうも、そこの辺が、大臣、これは言った方が勝ちなんですから。一〇〇%だと言えば、大臣が言えば政府見解になるんですよ。そうしたら文科省が勝ちなんですよ、ことしの秋。だから僕は聞いているんですからね。
○川内委員 きのう、私は内閣法制局の方に聞いたんですよ、踏まえるというのはどういう意味があるんでしょうかと。そうすると、その内閣法制局の方は、一〇〇%踏まえるという踏まえるもあります、しかし、そうでない踏まえる、あるいは最大限尊重するとか、ただ単なる尊重するとか、それはその時々の...全文を見る
○川内委員 そうすると、この政府・与党合意文書を作成したのはだれかということになるわけでございますが、それをちょっと内閣官房の方に教えていただけますか。
○川内委員 そうすると、文教の1、2の部分を、記述のたたき台を書かれたのはどこのセクションの方々でしょうか。
○川内委員 いやいや、原案をつくるときには文科省はかかわっていないと先ほどおっしゃられたんですよ。今、原案ができる過程で文科省がかかわったとおっしゃったよ。
○川内委員 まあいいや。いや、もっと突っ込むところがあるので。  それでは、この政府・与党合意文書の別紙一の、「概ね三兆円規模の税源移譲のうち、その八割方について次のとおりとする。義務教育費国庫負担金(暫定)八千五百億円程度(平成十七年度分(暫定)四千二百五十億円)」、この暫定...全文を見る
○川内委員 そうすると、義務教育費国庫負担金制度プラス八千五百億円、要するに、平成十七年秋までに議論をするのは金額だけなのか、それとも、制度全体を含めて金額も変わり得るのかという御質問をさせていただいているんですけれども。
○川内委員 私がお聞きしているのは、「義務教育費国庫負担金(暫定)八千五百億円程度」、ここの上の暫定と下の暫定は意味が違うと思うんですよ。上の暫定の意味をお聞きしているんです。
○川内委員 だから、私が聞いているのは、中教審で結論を得るまでの間の暫定というのは、金額だけが暫定なのか、それとも義務教育費国庫負担金制度という制度も含めて暫定なのかということをお聞きしているんです。
○川内委員 総務省も財務省も、その理解でよろしいんでしょうかね。
○川内委員 答弁を訂正されるなら訂正していただいて構わないんですが、要するに、政府・与党合意文書でもそうだし、先ほどの閣議決定、十二月三日の基本方針で閣議決定された踏まえるもそうだし、閣議決定される前に、文科省はその踏まえるという言葉の——僕の言うことを後ろの人たちは全然聞いてい...全文を見る
○川内委員 総務省さんや財務省さんはそういう言い方で、心配ない、大丈夫だ、だから一般財源化してもいいんだという論陣をお張りになられるわけでありまして、もう一度文科省の立場に立ち戻ると、もうちょっとしっかり議論で頑張っていただきたいなというふうに思うわけでございます。例えば、平成十...全文を見る
○川内委員 大臣、私がきょう申し上げたい趣旨は、文科省自体が国語力の向上とか言っているわけですから、一つ一つの言葉にこだわって政府の中で闘っていただきたいということを申し上げているわけです。  閣議決定では地方案を踏まえて検討するとなっているものが、政府・与党合意文書では「地方...全文を見る
○川内委員 過去に義務教育費を一般財源化したらば大変な地方間のばらつきが出たということをよくおっしゃるんですが、これも、その当時は人確法も標準法もなかったわけですよね。今は人確法もあり標準法もあるという状況でございますから、この人確法、標準法についても、文科省としてもっと厳密な運...全文を見る
○川内委員 終わります。
04月06日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○川内委員 おはようございます。川内でございます。  まず、けさの新聞あるいはテレビのニュースなどでは、教科書の検定についての話題が次々と報道されていたわけでございます。  きょうは教科書検定のことについて若干まずお伺いをさせていただきたい。今大臣がいらっしゃらないので、大臣...全文を見る
○川内委員 保健体育で一点不合格があったということでありますけれども、これは何で不合格になったんですか。
○川内委員 検定基準に沿って合否の判定をされたということであろうと思います。  さらに、昨日いただいた資料の中に「中学校歴史教科書の検定について」という紙もいただきました。この「中学校歴史教科書の検定について」というホッチキスでとめられた紙の中に、1、2、3の中の3のところに「...全文を見る
○川内委員 さっき、保健体育で不合格になったものは八十ページで百カ所でしたか、百ページで八十カ所。それで、全体で百二十四カ所修正箇所があったと。扶桑社のこの歴史教科書というのは何ページの教科書ですか。
○川内委員 それでは、この特定の申請図書というのは扶桑社の前回話題になったものであるから、今回特に丁寧に説明をしたという理解でございますが、私は、この扶桑社の歴史教科書について、中身について立ち入ろうとは思っておりませんで、学習指導要領に沿って記述がなされているものであれば、それ...全文を見る
○川内委員 初中局長、今るる述べられたが、私は、平成十六年六月発行の教科書関係法令集、文部科学省初等中等教育局教科書課と書いてある冊子をきょうは持ってまいりましたが、今初中局長が述べられた言葉の中に、教科用図書検定規則、義務教育諸学校教科用図書検定基準、あるいは教科用図書検定規則...全文を見る
○川内委員 いや、検定基準だけじゃなくて、教科用図書検定規則実施細則あるいは教科用図書検定規則、これらにものっとるんですねということを確認しているんです。
○川内委員 それでは、扶桑社のこの歴史教科書なるものが、内容ではなく、検定の申請手続の中で、今初中局長が述べられた、教科書関係法令集に定められているこれらの検定基準や教科用図書検定規則、あるいは教科用図書検定規則実施細則にきちんとのっとっていたかどうかということを確認させていただ...全文を見る
○川内委員 望ましくないとか指導を行っているというふうにおっしゃるが、私が聞いたのは、地教行法十三条五項に、法令に違反するかと聞いているんです。望ましいとか望ましくないとか聞いているんじゃないですよ。
○川内委員 公正確保の観点から判断すべきと。教科書を執筆あるいは監修あるいは編修した人が採択する側にいる、回った、回る、これは一般論ですよ、回るということが公正だと思うんですか。
○川内委員 大臣、今の初中局長の見解を御確認いただきたいと思います。
○川内委員 それでは、次の論点に移らせていただきたいと思います。  扶桑社の第一のルール違反でありますけれども、昨年十二月二十二日付の産経新聞の「正論」の欄で、やはり平成十二年度検定の扶桑社の歴史教科書の執筆者のお一人でありました拓殖大学教授の藤岡信勝先生が、その「正論」の欄の...全文を見る
○川内委員 そうすると、好ましくないというのは、この教科書関係法令集にある検定規則あるいは検定規則実施細則のどの部分に反するというふうに、どの部分に該当するというふうに判断をされたのでしょうか。
○川内委員 そこで、論文の中で藤岡先生は、高橋先生が、今回検定合格した扶桑社の教科書には執筆者としても監修者としても全く関与していないと言い切っておられるわけであります。  この点について、若干の事実確認をさせていただきたいと思いますが、扶桑社から検定申請図書に添付して文部科学...全文を見る
○川内委員 済みません。歴史は差しかえられていない、公民は一名差しかえられたと。差しかえられたのが六月六日ですか。十二月六日。ごめんなさい、十二月六日ですね、はい。  削除されたのは、その公民の教科書の監修者としての高橋先生の名前ということでよろしいですか。
○川内委員 著作編修関係者名簿、それは、差しかえる前、あるいは差しかえた後、差しかえた場合は、その二通りの編修者名簿を都道府県教育委員会に提供するということでよろしいですね。
○川内委員 別に私は、扶桑社とかあるいは高橋さんとか、そういう個別の方々をどうこうというふうに申し上げているわけでは当初からないわけであります。一定のルールに従って、公正厳正に行われなければならない、それが教科書検定のまず第一番の条件であろうというふうに思うわけであります。  ...全文を見る
○川内委員 はい。  ただ、それでも私は疑義があるのは、検定規則実施細則によると、先ほど初中局長が御答弁をいただいたように、この著作編修関係者名簿には、申請図書の著作編修に関与したすべての者の氏名、職業などを記載することになっているわけであります。著作編修関係者名簿には、申請図...全文を見る
○川内委員 初中局長、この教科書関係法令集の五十三ページ、「添付書類 申請図書の著作編修に関与したすべての者の氏名」、何回も繰り返して読みますが、「などを記載した別紙様式一による「著作編修関係者名簿」一部を添付する。」と書いてあります。すべての者の氏名を提出しなさいというふうに細...全文を見る
○川内委員 いや、初中局長、適切に取り扱われていると思っておりますじゃないんですよ。文部科学省は正式な政府の機関なんですから、思っておりますじゃだめなんですよ。教科書関係法令集にすべての編修、執筆、監修者の名前を書いて出してきなさいと書いてあるわけですから、すべての方の名前がこの...全文を見る
○川内委員 今、適切に提出されなければならない、そして文部科学省はそう思っているというふうにお答えになられた。しかし、扶桑社は、公民の教科書について名簿を差しかえたという事実もある。なぜ名簿を差しかえたのかということについては、理由はお聞きにならないんですか。あるいは、いつ聞くと...全文を見る
○川内委員 聞くつもりもないということですか。
○川内委員 それは先ほどおっしゃられた答弁と論理的に整合性を欠くという指摘をせざるを得ないですね。  当初出されている名簿がその教科書に関係しているすべての人の名簿である、しかし何らかの理由で名簿が差しかえられる、それはなぜだろうというふうに思うのが普通の感覚ではないかなと思い...全文を見る
○川内委員 扶桑社の教科書が、白表紙本が流出をした、検定期間中に世の中に出回ったということに関しては、検定規則実施細則第五条二項に違反をするという御見解、御説明をいただいたわけでありますが、大臣、この初中局長の説明を確認していただきたいと思います。
○川内委員 今文科大臣からも、白表紙本の流出に関しては検定規則実施細則の第五条二項に違反するという確認の答弁をいただきました。  私が昨日、この件についてるる担当の方に御説明をいただきました。検定期間中に、白表紙本の流出について、文科省は扶桑社に対してどのような指導をされたのか...全文を見る
○川内委員 白表紙本の流出について、三回扶桑社を指導したということでありますが、今回の検定期間中、白表紙本の流出について文科省から一回でも指導を受けた出版社が扶桑社以外にありましたか。
○川内委員 ほかには一社もないと。非常に文科省というか扶桑社に対して同情的にお話をすれば、ほかの申請者のものは、それほどマスコミでも注目されていないから、白表紙本が出回っていたとしても、だれも話題に取り上げずにすっとそのまま見過ごしているのかもしれない、かもしれない。それはわかり...全文を見る
○川内委員 初中局長、それから大臣、この質疑は国民の皆さん全員が、注目しているとまで言うと変かもしれない、まあ見ていらっしゃると思うんですね、議事録として永遠に残るわけですから。  静ひつな環境を保つべき教科書検定において、白表紙本が流出し、三回指導を受け、一回厳重注意をし、し...全文を見る
○川内委員 いやいや、だから、公平に申請者を扱っているというのであれば、白表紙本が流出しても何回か指導を受ければそれでいいということでいいんですかと私は聞いているわけです。ほかには今回指導を受けた社はなかったわけですから。扶桑社だけが三回指導を受けて、一回厳重注意されて。そうする...全文を見る
○川内委員 申請図書の管理の指導について検討してまいりますというふうにお答えになられた。申請図書の管理の指導についてというのはよくわからぬですね。申請図書の管理について実施細則に検討を加えますとか、これで十分かどうか検討しますぐらいはこの場で言わないと、これはおさまりがつかないで...全文を見る
○川内委員 指導のあり方って、指導というのは何なんですか。では、教科書関係法令集の中に、指導することの根拠がどこにあるか言ってくださいよ。
○川内委員 いや、だから、指導していくって、指導するのは、ではこの中のどこに根拠があるんですかということを聞いているわけよ。  いいですか、初中局長。国語力の向上と言っているんだから、文部科学省は。それで、子供たちを教育していくときに、ルールを守るというのは大前提ですよ。そうじ...全文を見る
○川内委員 若干不満は残りますが、よく検討するというふうにおっしゃられました。  大臣、この初中局長の御説明を、大臣答弁として確認をしていただきたいというふうに思います。
○川内委員 大臣、大変ありがたい御答弁をいただいて感謝を申し上げさせていただきたいと思います。  今決められているいろいろなルールごとの中で、しかしそのルールが守られなかった、そのことに対して、私は、一回指導してそれでおさまれば別にそれはそれで、人間には間違いもあるし、勇み足も...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。私も、難しいというのはよくわかっているんですよ。しかし、いろいろな出来事があって、それを契機としていろいろなことを考えてみる、議論してみるというのは無意味なことではないと信じておりますので、よくまた初中局長のもとで御検討いただいて、また御報告をい...全文を見る
○川内委員 今文化庁次長から、外国人の権利者からの申請もないという御説明でありました。財務省にも来ていただいておりますのでちょっと御答弁をいただきたいんですが、この還流防止措置については、法律の条文とは全く別に、文化庁から通知が発出されて、この制度、この著作権法の改正案が法律改正...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  さらにもう一点、著作権法の改正案の運用状況についてお伺いをさせていただきたいというふうに思います。  書籍、雑誌の貸与権についてなんですけれども、当事者間の交渉が難航していると聞いておりますが、今現在どういう状況になっているのか、あるいは...全文を見る
○川内委員 私、加茂川次長にこの前大変お世話になりまして、三月一日に、新潟のジャズ喫茶スワンの経営者の方が横浜のジャズ喫茶の経営者の方と、文化庁長官あてに、社団法人日本音楽著作権協会、JASRACに関する請願署名簿を届けにお伺いをしましたときに、加茂川次長に大変丁寧な御対応をいた...全文を見る
○川内委員 十分に丁寧にと。加茂川次長が十分に丁寧にと言うと、本当に十分に丁寧にやっているのかなとみんな思うかもしれないんですが、ところが、JASRACというのは本当に皆さん泣かされているわけですよ。  著作権管理事業法によれば、ジャズ喫茶もライブハウスも、自分たちで利用者団体...全文を見る
○川内委員 中野先生という強力な援軍を得るとは私も思わなくて、きょうは大変うれしい思いをしております。  この場で、次長、なかなかいろいろなことはおっしゃりにくいと思うんですが、しかし、次長も今、御説明の中で、心ならずも、形だけはという、形だけは整えておるようでございますという...全文を見る
○川内委員 そろそろ、私の質疑があと二分ぐらいで終了するわけでありますが、まだあと十項目ほど質問がございまして、その中で、厚生労働省から要望の出ている著作権関係の要望事項について、一つ一つの説明は結構です、いろいろな書類で厚生労働省から出ている著作権法改正に関する要望、これは障害...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。終わらせていただきます。
04月07日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○川内委員 おはようございます。民主党の川内でございます。  昨年の十一月の月末、全農問題で質疑をさせていただきました。そのとき以来、発言の機会を、委員長や与野党の理事の先生方にお許しをいただいて発言をさせていただきます。心から感謝を申し上げさせていただきたいというふうに思いま...全文を見る
○川内委員 私は、大臣、全頭検査、今だからこそ続けるべきではないかというふうに思っておりまして、それはなぜかというと、もちろん日本を一日も早く、BSEの清浄国として、世界一、安心、安全、さらに、おいしい牛肉を生産できる国にする。そのためには、屠畜場での全頭検査はもとより、今、死亡...全文を見る
○川内委員 それでは、BSEに感染をするのは、生まれた直後が最も感受性が高いというふうに言われているということを確認させていただきたいと思います。
○川内委員 それでは、BSEに感染をした牛の異常プリオンを検出できる技術というのが、今、二十カ月齢ぐらいまでの牛であれば検出できるけれども、二十カ月齢より若い牛であれば、感染していたとしてもその異常プリオンを検出することができないということでよろしいでしょうか。
○川内委員 要するに、二十カ月齢以下の牛が安全ではない、安全を保障するものではない、異常プリオンが検出できなかったからといって、二十カ月齢以下の牛が安全だということではないということをちょっと確認させてください。
○川内委員 SRMを取り除いたとしても、体内のどの部分に異常プリオンたんぱくが蓄積をされ、あるいは体内をどのように移動し、あるいは体内でどのように増幅をするかは、いまだにそのメカニズムは解明をされていないということを確認させてください。
○川内委員 だから、私が申し上げているのは、かなり安全であるということは確認されたということでありますが、しかし、それにしてもリスクは残っているということを確認させていただいたわけでありまして、安全ではない。いや、これは、日本の消費者の皆さんに誤解を与えてはいけませんから、二十カ...全文を見る
○川内委員 今、図らずも、事務の方が検査についてのリスクが残っているんだというふうにおっしゃられました。  そこで、二〇〇四年の二月の二十三日の石原農水省事務次官の記者会見で、こんなことをおっしゃっていらっしゃいます。検査技術は進展していると。事務次官みずからが、検査技術は進展...全文を見る
○川内委員 食品安全基本法の二十三条の二号に「自ら食品健康影響評価を行うこと。」と書いてありますが、では、中間とりまとめは、今御答弁ありましたが、この食品健康影響評価をみずから行ったんだということでよろしいですか。  うんとうなずいていただいたので、であれば、この食品健康影響評...全文を見る
○川内委員 それでは、中間とりまとめという名前をなぜ使われたんですか。食品健康影響評価となぜみずから銘打たなかったんですか。  そして、私が事前にこの中間とりまとめの法的なステータスを教えてくださいというふうに申し上げたときには、今御説明のあられた通知しなければならないというこ...全文を見る
○川内委員 この中間とりまとめが出て以降は、大臣、非常に法にのっとった手続が粛々と進められていると思うんですね。農水省、厚生労働省から諮問をし、それに対する答申案が出て、今パブリックコメントに付されていると。そして最終的に答申が決定をして、答申されるということになるんでしょうけれ...全文を見る
○川内委員 済みません。時間が過ぎておりますが、ここでまた食品安全委員会がごまかしをおっしゃるので、一つ最後に指摘をしておきたいと思います。  「食品安全委員会におけるBSE問題の調査審議の経緯」という、これは食品安全委員会から以前にいただいた紙であります。(参考)と括弧がつい...全文を見る
04月20日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○川内委員 おはようございます。民主党の川内博史でございます。  きょうは、委員長、与野党の理事の先生方にお許しをいただきまして、この委員会での発言をさせていただきたいというふうに思います。  私は、郵政公社並びに郵政民営化についての問題、さらにBSE全頭検査の問題について、...全文を見る
○川内委員 郵政民営化担当副大臣ではないということを、今、言外にお認めになられました。  さらに、西川副大臣は内閣府に属していて、内閣官房には属していらっしゃいません。したがって、内閣官房に属する郵政民営化準備室を直接に指示あるいは指揮あるいは命令するお立場にはあられないという...全文を見る
○川内委員 法的なことを、私は内閣の見解を、政府の見解を今お伺いしております。  正確に言うならばという話を私はしておりまして、郵政民営化担当大臣を補佐する内閣府副大臣というのが正しい言い方であって、郵政民営化担当副大臣という言い方は正しくありませんねということを確認しているん...全文を見る
○川内委員 西川内閣府副大臣は郵政民営化担当副大臣でもある、法的に郵政民営化担当副大臣でもあるということでいいですか。
○川内委員 もう一回確認させてください。  内閣府は内閣を助けることが法律に書いてあるので、指示書に郵政民営化担当大臣を補佐しなさいという指示が出ている、したがって、西川内閣府副大臣は法的に郵政民営化担当副大臣でもある、これでいいですね。わかりやすく、私は国民の皆さんにもよくわ...全文を見る
○川内委員 そうすると、郵政民営化担当副大臣でもあるということは、西川大臣は内閣官房にも属しているという理解でよろしいですか。
○川内委員 郵政民営化担当の副大臣でもあるというふうに御説明があったので、郵政民営化担当副大臣ということは内閣官房にも所属しているというふうに理解してよろしいんでしょうかということをお聞きしているんですけれども。
○川内委員 どうも僕は余り頭がよくないものですからよくわからないんですけれども、では、なぜ指示書に郵政民営化担当副大臣というふうに総理はお書きにならなかったんでしょうか。この指示書を書いたのはどなたなんでしょうか。その経緯をちょっと御説明いただけますか。
○川内委員 総理の命によって書かれた指示書には、西川内閣府副大臣のことは「郵政民営化担当大臣を補佐していただきたい。」と書いてございます。郵政民営化担当副大臣とは書いてございませんね。なぜ郵政民営化担当副大臣というふうにお書きにならなかったんですかということを聞いているんです。 ...全文を見る
○川内委員 「助ける」というふうに書いてあるから補佐するというふうに書いたと。  そうすると、内閣府の副大臣が補佐しなさい、助けなさいという指示が出たら、それはすなわち郵政民営化担当副大臣であるということを意味するというのはだれが決めたんですか。どこで決めたんですか。どういうふ...全文を見る
○川内委員 であると考えているということは、法的には厳密に言えば郵政民営化担当副大臣というふうには言えないんじゃないですか。  だって、私も、財務大臣、いつの日か与党になってこれをもらいたいわけですよ。本当は副大臣じゃなくて大臣に任命するというものをもらいたいわけですけれどもね...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。委員長の御配慮に心から感謝を申し上げます。  私が繰り返し申し上げているのは、正式に言うならばということを申し上げているんですよ。俗称として、郵政民営化担当副大臣とおっしゃるのは、これは自由ですよ。しかし、正式な会議の場とかあるいは公式な書類と...全文を見る
○川内委員 では、副大臣の位置づけというものをちょっと教えていただけますか。
○川内委員 それでは、内閣府副大臣西川先生に対する指示書は、「経済財政政策及び国民生活関係の政策を担当するとともに、」と書いてあります。さらに、「郵政民営化担当大臣を補佐していただきたい。」と。担当と補佐の違いを説明してください。
○川内委員 余りこの問題で長くやっていてもしようがない。  では、霞が関の論理としては、西川先生は、内閣府副大臣であるとともに、法的にも郵政民営化担当副大臣であるということを、国務大臣たる谷垣財務大臣に、政府見解として確認していただきたいと思います。
○川内委員 今、郵政民営化を担当しておられる副大臣という、非常に微妙な言い回しをされたわけでありますが、きのうの役所のレクとはちょっとお答えが、きのうは役所の皆さん素直に認められたんですよ。郵政民営化担当副大臣という言い方は正確な言い方ではありません、俗称でございますと。私の指摘...全文を見る
○川内委員 西川副大臣お一人ですか、政府側というのは。
○川内委員 事務方の情報を取りまとめるのは審議官だという今御発言がありました。そうすると、政府側というものを言いあらわすならば、西川副大臣、さらに、きょう来ていただいております中城審議官ということになろうかと思いますが、中城審議官、よろしいでしょうか。
○川内委員 きょうは、内閣法制局にも来ていただいておりますので、若干、憲法の解釈を、一般論で結構ですから、お答えをいただきたいというふうに思います。  憲法六十三条に、「内閣総理大臣その他の国務大臣は、」「何時でも議案について発言するため議院に出席することができる。又、答弁又は...全文を見る
○川内委員 憲法六十三条だけではなく、憲法九十九条には、国務大臣の憲法の尊重擁護義務というものが定められております。したがって、六十三条に違反するということは、自動的に九十九条にも違反するということでよろしいでしょうか。
○川内委員 さらに法制局の見解をお聞きしたいんですけれども、一般に、憲法に反する行動をとった国務大臣の責任について、何か御見解がおありになれば述べていただきたいというふうに思います。
○川内委員 もちろん、日本国憲法に違反しようとも、罰則規定があるわけではないし、日本国憲法の、最高の法規に違反したという事実だけが残る、さらには、政治的な責任をどうとるのかというところになってくるんだろうというふうに思います。だからこそ、この竹中大臣問題は、事実がどうだったのかと...全文を見る
○川内委員 西川副大臣、憲法に反する行動が事実としてあったということに関して、今後はそのようなことがないようにいたしますということでは、私はとても、はい、そうですか、では今後はそういうことがないようにしてくださいね、お互いにそうしましょうねということでは終わらない問題であるという...全文を見る
○川内委員 そうしますと、私は、実は郵政公社維持論者でございまして、財務大臣、郵政公社というのは公務員の中で一番優秀な公務員集団だというふうに思っておりまして、税金は一円も使いませんし、国に迷惑をかけているわけではないわけですね。地方に住むじいちゃん、ばあちゃんにも非常に信頼され...全文を見る
○川内委員 今私が御質問で申し上げた、郵便貯金銀行あるいは郵便保険会社はこの郵便局の設置基準の中には入らないということでよろしいですよね。
○川内委員 さらに、2で「具体的な設置基準は省令で定める」と書いてございます。昨日の御説明では恐らく総務省令になるのではないかということでありましたが、さらにその前にお聞きしたときは、総務省と金融庁で相談してやるのではないかというような御説明もありました。  この省令というのは...全文を見る
○川内委員 「特に過疎地については法施行の際、現に存する郵便局ネットワークの水準を維持することを旨とすることを規定する。」と書いてございます。過疎地の定義は、「省令策定時に十分協議する。」と書いてあるんですが、私は、これは政府の方針ですから、過疎地というものをどのように定義するか...全文を見る
○川内委員 さらに、「郵便局ネットワークの水準を維持することを旨とする」というこの言葉についてお聞きいたします。  郵便局ネットワークという言葉ですが、これは平成十六年三月三十一日現在の二万四千七百十五の郵便局の総体を郵便局ネットワーク、二万四千七百十五局すべてを指して郵便局ネ...全文を見る
○川内委員 今、日本郵政公社法施行規則第二条という言葉が出ました。この第二条に、「公社は、法の施行の際現に存する郵便局ネットワークの水準を維持することを旨として、次に掲げる基準に適合するよう郵便局を設置しなければならない。」一、二、三と書いてあります。  一 法第十九条第一項第...全文を見る
○川内委員 それでは、この「郵政民営化法案について」の「(3)貯金、保険のユニバーサルなサービスの提供」というところです。「貯金、保険のユニバーサルなサービスの提供」、ユニバーサルサービスとユニバーサルなサービスの違いを教えてください。
○川内委員 貯金、保険については、移行期間中はユニバーサルサービスになるかもしれないが、移行期間の後はユニバーサルサービスを担保するものではないという理解でよろしいでしょうか。
○川内委員 そうすると、この「郵政民営化法案について」の(3)は、私は不正確だと思いますよ。移行期間中は貯金、保険のユニバーサルなサービスの提供というふうに、移行期間中はという言葉をつけないと、「貯金、保険のユニバーサルなサービスの提供」と書いていると、ずっとユニバーサルなサービ...全文を見る
○川内委員 今るる憶測を、あるいは推測をお述べになられたわけでありますが、私がお聞きしているのは、政府の方針としての法的なことを今ずっとお聞きしているわけで、ここであなたに演説されて、ああ、なるほど、そうですかと私が感動するわけはないわけですよ。  ユニバーサルなサービスとユニ...全文を見る
○川内委員 事ほどさように、郵便局ネットワークというのは、現在では郵政公社というのは、財務大臣、僕は貯金と保険の稼ぎで郵便業務の赤字を、若干の赤字をカバーしながら頑張っていらっしゃると思うんですよ。それが全く切り離されてしまったら、これは立ち行かなくなるというのは目に見えています...全文を見る
○川内委員 いや、私がお聞きしたのは、その最後の部分だけをお聞きしたかったんですが。  牛肉の輸入を再開するというのは国際約束ではないということをもう一度確認させてください。
○川内委員 いや、だから、私が言っているのは、必要な手続とかは、これは今進めていらっしゃることでしょうから、それはそれで政府がおやりになればいいと思うんです。  だから、一般の世間の受けとめとしては、あの十月の局長級会合で何か約束したんじゃないかというふうに思っているので、それ...全文を見る
○川内委員 いや、そういう略語を使わないでくださいよ、ここは正式な場ですから。食品健康影響評価ですかと聞いているんです。
○川内委員 食品安全委員会あるいは食品安全委員会の下に設けられているプリオン専門調査会の中で、この中間とりまとめが食品健康影響評価でありますということがいつオーソライズされましたか、あるいは議論されましたか。
○川内委員 いや、だから、私が聞いたのは、食品安全委員会としてこの中間とりまとめが食品健康影響評価であるということが議事録の中のどこに書いてありますかということを聞いているんですよ。議事録を示してくださいよ。どこに書いてありますか。私、全部持っていますから。  段階のどの部分で...全文を見る
○川内委員 うそをついちゃだめですよ。第十五回のプリオン専門調査会、十月二十六日、食品安全委員会事務局の村上評価課長は、この中間とりまとめは何だと専門委員に聞かれて、「官庁用語として特別な意味があるわけではございませんけれども、」と言っているじゃないですか。何をでたらめなことを言...全文を見る
○川内委員 時間が参って、この後採決だそうで、鈴木与党筆頭が早く終われと無言の圧力をかけていらっしゃるので、きょうはこの辺にいたしますが、とにかく食品安全委員会、あるいは食品安全委員会プリオン専門調査会のメンバーの先生方は、実に真摯な御議論をされていらっしゃいますよ。しかし、その...全文を見る
04月22日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○川内委員 おはようございます。川内でございます。  きょうは、私の後に我が党の真打ちであります松本大輔さんが控えておりますので、私はその前座として幾つかの事実の確認等をさせていただきたいというふうに思っております。  まず、これは実は、大臣、済みません、質問通告をさせていた...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  長い時間をかけて議論を積み上げて導入をされた政策でありますし、それを、現場がどうなっているのかということをしっかりとごらんいただいて、またその次の議論に反映させていただければというふうに思います。  それでは、この委員会にかかっております...全文を見る
○川内委員 きょうのこの日経新聞の国立大学法人化に伴う経営者の皆さんの意識調査でも、今大臣がおっしゃるように、「経営マインドが芽生えた」とか、「学長のリーダーシップが強まった」とか、あるいは、「地域社会とより密接な関係を求めるようになった」などの、意識が大きく変化をしているという...全文を見る
○川内委員 ぜひ、大臣の国立大学の存在意義の御答弁、見解の中に、経済的に困難な事情にある、状況にある学生でも、しっかりとした勉強、勉学ができるように国立大学法人というものはあるのだという一つの存在意義が示されているわけでありまして、親の年収を聞くというのは、個人情報ですから聞ける...全文を見る
○川内委員 今の高等教育局長の御答弁は、御説明は、いろいろ御説明をされましたが、最終的には授業料を決めるのは行政の裁量だ、標準額を決定するのは行政の裁量であるというふうにおっしゃっていらっしゃるのだと思うんですが、それで果たしていいのかどうかと思うんですね。  国立大学法人、法...全文を見る
○川内委員 局長、済みません、僕の聞き方がちょっとよくなかったのかもしれませんが、私は、引き上げた理由を説明してくださいというのは、もう先にさっきお聞きしたので、それはわかりました。  ただ、今回の標準額の引き上げについて、各国立大学の現場で混乱をした事実があったと思うんですね...全文を見る
○川内委員 今の高等教育局長の、各大学の意見を十分に聞くべきであったと思う、これからは聞いていく、さらには、方針を決定した後は十分に学生さんあるいは親御さんに対してそれを周知する期間を設けなければならないというのが反省点であると。したがって、今後はそのような方向になっていくんだろ...全文を見る
○川内委員 私、ちょっと質疑が終了しましたという紙が入ったので、あと一問だけ、済みません。  では、授業料についてはそういうことで、あと入学金ですね。入学金については、大臣も国立大学の方が既に私学より高くなっていると。平成十六年の私立大学の平均の入学金が二十七万九千七百九十四円...全文を見る
○川内委員 終わります。ありがとうございます。
04月26日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○川内分科員 おはようございます。民主党の川内博史と申します。本日は、食品安全委員会並びに食品安全委員会担当大臣であります棚橋大臣に対して、BSE問題について質問をさせていただきます。  私の議論の中心は、食品安全委員会というのは、本来、純粋に科学的知見に基づいて、食品の安全に...全文を見る
○川内分科員 さらに、すべての屠畜場に持ち込まれる牛の全頭検査の費用三十一億円ということでございますが、これは牛一頭につき大体幾らぐらい、さらには牛肉一キログラムにつき幾らぐらい、百グラムにつき幾らか、これは単純に割り算すればすぐ出るわけでございますが、一応確認のためお答えをいた...全文を見る
○川内分科員 農林水産省に続けて伺わせていただきますが、四月十九日の衆議院農林水産委員会での答弁で、島村農水大臣は、米国での飼料規制の有効性について、食品安全委員会への諮問事項とはしないと答弁をされたようであります。もし牛肉輸入再開についての諮問をするとすれば、飼料規制について諮...全文を見る
○川内分科員 棚橋大臣に確認をさせていただきたいと思いますが、今御説明がございましたけれども、食品安全委員会としては、あるいは食品安全委員会担当大臣としては、米国での飼料規制の有効性というのはリスク評価に大きくかかわる事項であるというふうにお考えになっていらっしゃるということを確...全文を見る
○川内分科員 いや、棚橋大臣、実に食品安全基本法あるいは食品安全委員会の規定ぶりに沿った御答弁であるというふうに思います。  私は、そういう行政機関というのは法にのっとった手続あるいは行動というものが求められます、求められているんじゃないですかということを従前から申し上げてきて...全文を見る
○川内分科員 場合によってはプリオン専門調査会も開くかもしれないということであります。場合によっては開くかどうかということの判断はだれがされるんですか。
○川内分科員 そうすると、プリオン専門調査会にパブリックコメントを整理した内容を提示し、プリオン専門調査会を開くという理解でよろしいですか。
○川内分科員 一義的には座長が判断をする、しかし、それに当たっては、プリオン専門調査会の委員の皆様方にパブリックコメントの内容を整理したものをごらんいただいた上で座長が調整し判断をするということでよろしいですね。
○川内分科員 それでは本論に入らせていただきます。  昨年九月の日本におけるBSE対策についての中間とりまとめ、この文書は、食品安全委員会の事務局の皆さんは、食品安全基本法二十三条第一項第二号の、食品安全委員会がみずから行う食品健康影響評価であるとおっしゃられるわけであります。...全文を見る
○川内分科員 専門委員の中の一人が発言したことをもってこれが食品健康影響評価であるとおっしゃられるのは、他の委員の皆様に私は失礼なことだというふうに思いますよ。  先ほど、三月三十一日に発表された食品健康影響評価案は今後どのように取りまとめられますかということをお尋ねをしたらば...全文を見る
○川内分科員 食品安全基本法に定められた食品健康影響評価であるということを座長が発言をし、それを委員がオーソライズした場面がありますかということを私は聞いているんです。
○川内分科員 それは事務局の認識でしょう、事務局の認識。今、認識しているとおっしゃったのは、事務局の認識ですね。
○川内分科員 では、この中間とりまとめが食品健康影響評価であるということを位置づけたのは事務局ですね。いいですか。
○川内分科員 大臣、これは事務局の越権行為だと私は思うんですよ。事務局は食品健康影響評価だと認識をしていたが、しかし、この中間とりまとめを出した後の、大臣、十五回のプリオン専門調査会の議事録には、ある委員から、この中間とりまとめというのは一体何の意味があるんですか、どういう意味な...全文を見る
○川内分科員 聞いたことに答えていないじゃないですか。  大臣、ちょっと時間もないので、最後に御答弁いただきます。  あなた方、ここは国会で、法律にのっとった手続が行われたのかどうかということを議論する場ですよ。あなたの勝手な解釈、演説を聞く場じゃないんですよ、ここは。我々は...全文を見る
○川内分科員 終わります。
05月18日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○川内委員 おはようございます。民主党の川内でございます。よろしくお願いいたします。  四十分質問の時間をいただいております。きょうはJAS法の質疑ということで、黒豚の定義、あるいはBSE問題、さらには食品安全委員会の答申等について質問をさせていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○川内委員 コンプライアンスの徹底のために意識啓発を徹底していきたいと。今の局長の御答弁は、現在の法の枠組みではそこまでしか言えないだろうというのは私も理解いたします。  しかし、それはなぜかというと、先ほど全農のある幹部の例を持ち出しましたが、JAS法では直罰規定がないわけで...全文を見る
○川内委員 大臣、コンプライアンスの徹底、要するに、法律でしっかり定めなければ、やはり幾ら偽装表示はいけませんよ、いけませんよと言っても、法律に書いていなければ、それはみんな、ちょっとでももうけたいし、ちょっとでもたくさん売りたいし、これは別な、一方の人情として私も理解するんです...全文を見る
○川内委員 大臣、積極的な答弁の後、現状をもうちょっとというような御答弁があって、全農などは業務改善命令を六回も受けていながら、恐らく農水省さんも怒っていると思うんですよ。何だこれは、何とかせないかぬという思いは持っていらっしゃると思うんですね。その一方で、今大臣が図らずもおっし...全文を見る
○川内委員 今局長の方からは、アンケート調査を実施していきたい、実施するという御説明がございましたので、ぜひそれらを踏まえて、大臣、政府の方でも、ジャパン・ブランド、食とファッションのジャパン・ブランドを確立していくという大きな方針をお持ちでいらっしゃるわけで、一方、この「お肉の...全文を見る
○川内委員 いや、やはり寺田委員長はさすがに科学者ですね。きのうの事務局のレクでは、いや、それは間違いじゃありませんとか、さんざっぱら抵抗して、間違いじゃないか、明らかに間違いじゃないかと言ったんですけれども、やはり寺田委員長はさすがに科学者でいらっしゃって、間違いは間違いとして...全文を見る
○川内委員 今寺田委員長から、金子先生のことについては、委員はやめないと聞いたと御答弁があったわけですが、私は昨日、金子先生とお話をさせていただいて、金子先生は、食品安全委員会の中のプリオン専門調査会とリスクコミュニケーション調査会と、二つの委員を兼ねていた、二つの委員を兼ねてい...全文を見る
○川内委員 私の持ち時間が終了をいたしましたので、きょうはここで終了をさせていただきますが、ぜひ大臣、牛肉の問題についても、科学的知見も大事だし、その科学的知見については間違いはないのかもしれませんが、その科学的知見を政治的に利用している、利用されたと感じている人がいる、しかも、...全文を見る
06月09日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○川内委員 民主党の川内博史でございます。  きょうもまた大臣並びに関係の皆様方に、本日議題になっております種苗法についてお尋ねをさせていただくわけでありますが、きょうは種苗法についてお尋ねをさせていただく前に、先日の本委員会の質疑でもちょっと積み残しになっていた課題があるので...全文を見る
○川内委員 私は従前から、この中間とりまとめが、米国からの牛肉の輸入再開につなげていくための非常にきな臭い政治的文書だったのではないかというふうに御指摘を申し上げ、また最近は、プリオン専門調査会の委員の先生方からも、自分たちの発言が官僚の皆さんにうまく利用されてしまったというよう...全文を見る
○川内委員 その認識を持っていたというのは、委員長、食品安全基本法に規定されているみずから行う食品健康影響評価である、法律上の文書である、法律に規定された文書をこれから取りまとめるんだという認識を五月ごろから持っていたということでよろしいでしょうか。確認だけさせてください。
○川内委員 委員長、済みません、何回も立ったり座ったりで本当に申しわけないんですが、あと二、三問で終わりますので、御勘弁をいただきたいと思うんです。  そうすると、プリオン専門調査会の吉川座長とも、寺田委員長は、その七月、八月の中間とりまとめを最終的にまとめる段階においては、食...全文を見る
○川内委員 さらに、寺田委員長、食品健康影響評価というものは、平成十六年、昨年の一月十六日の閣議決定によって、原則としてパブリックコメントを行うということを定められています。中間とりまとめ、要するに食品健康影響評価ですね、この昨年に出された中間とりまとめなる食品健康影響評価は、パ...全文を見る
○川内委員 食品安全委員会が発足をして、食品健康影響評価、諮問を受けて、たくさんやっていらっしゃると思います。みずから自発的に食品健康影響評価を行ったのはこの中間とりまとめ一件だけ。そのみずから行った食品健康影響評価に対してパブリックコメントをしなかったという委員長の御発言があっ...全文を見る
○川内委員 寺田委員長はさすがに真摯なお人柄を感じる御答弁であったかというふうに思います。今寺田委員長が御説明されたことは、恐らく事務局から、あした川内にこう聞かれたらこう答えてくださいというふうにいろいろ説明をされたんだと思います。  では、寺田委員長、最後に一問だけ。  ...全文を見る
○川内委員 寺田委員長、ありがとうございました。  事務局から、本来、食品健康影響評価は原則としてパブリックコメントを付すべきものであるという閣議決定があるということを寺田委員長は御存じなかったということがこの場で明らかになり、やはりこれは科学者の皆さんの真摯な議論を牛肉の輸入...全文を見る
○川内委員 前回の種苗法改正のときに、平成十四年でありますが、育成者権者の皆さんに権利侵害の状況などについてアンケート調査が行われたというふうに聞いております。その調査結果の概要、あるいはその概要がどのように生かされたのかについて、さらには、前回調査から三年たっておりますので、今...全文を見る
○川内委員 農水省の方針として、本年度再度、育成者権者に対するアンケート調査を実施するという前向きな御答弁をいただきました。ありがとうございます。  さらに、育成者権の侵害対策としては、福岡県農産物知的財産権センターの活動、あるいはこの福岡県を中心として二十の道県が参加した農産...全文を見る
○川内委員 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  大臣、今、局長さんから、アンケート調査を再度実施するという御答弁や、さらには自治体を積極的に支援をしていきたいという前向きな御答弁をいただいたわけでありますが、大臣御自身として、農水省としても、農産物のジャパン・ブランド化、...全文を見る
○川内委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  今、大臣からも御発言がございましたように、ブランドというのは長い年月と努力の積み重ねの上に結実をするものであるというのは、私も全くそのとおりだというふうに思いますし、これからの日本の農産物の知的財産戦略というものは非常に重要な課題...全文を見る
○川内委員 政府一丸となって取り組んでいくということでありますから、ぜひ、すべての役所をフル動員していただいて、この育成者権の保護というものをしていただきたいというふうに思います。  さらに、あすであろうと思われますが、あしたは金曜日ですから、政府の知的財産推進計画二〇〇五が閣...全文を見る
○川内委員 今、中国や韓国との関係が非常に微妙な時期でございますから、余り刺激的な発言は避けたいのでございますが、外交関係はおいておいても、農産物の関係について言えば、やはり、特に中国などはもうちょっと権利関係についてしっかりと国内措置を講ずる必要があるというふうに思われるわけで...全文を見る
○川内委員 終わります。ありがとうございました。
06月09日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第11号
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○川内委員 川内博史でございます。きょうはよろしくお願いをいたします。  私は、郵政民営化には絶対反対の立場であります。  法案を読めば読むほど、だれのために民営化するのか、何のために民営化するのかがわからなくなってきておりますし、これまでの質疑を聞いておりましても、すべてが...全文を見る
○川内委員 実は、竹中大臣、私は鹿児島なんですが、鹿児島の県議会というのは自民党の先生方ばかりなんですね。その先生方が郵政懇話会というのをおつくりになっていらっしゃって、この前、私の事務所に、郵政民営化を何としても阻止しろ、川内頑張れというファクスをいただいているんです。そういう...全文を見る
○川内委員 わかりました。  さらに、麻生大臣にもう一度聞かせていただきます。  私の認識によれば、平成十五年の九月二十六日、小泉総理の所信表明演説によって、この郵政民営化というものが内閣の重要政策になった、内閣の方針になったというふうに理解をいたします。九月二十六日の四日前...全文を見る
○川内委員 麻生大臣が経済財政諮問会議で、三事業一体でなければなかなかこの郵政事業というのは立ち行かないではないかというようなことを懸命に御主張されていらっしゃったことは、私は、ある意味、さすが男麻生は違うなというふうに、議事録を読みながら、麻生さんがどれほど頑張られていらっしゃ...全文を見る
○川内委員 総裁、今の総裁の御発言は、全国の郵便の利用者あるいは今郵政公社で一生懸命頑張っている職員の皆様方を裏切る言葉ですよ。それはひどいですよ。機能さえ維持されれば私はそれでいいと思っている、分社化した方が効率的な経営ができる、それは欧米の先例だと。  では、今二万四千六百...全文を見る
○川内委員 今総裁がおっしゃられた、法律で決められるのは設置基準だけですね。サービスを落とさないためにどう決めていくか、法律の、法令の中で設置基準をどう書き込んでいくかということによって郵便局が守られるかどうかというところが決まっていくんだろうというふうに思います。  法律的に...全文を見る
○川内委員 その七千二百二十局という局数が、今御答弁があったわけでありますが、設置基準の中に数字として盛り込まれるのは、数量的な概念としては、各市町村に一つ以上という数字の概念があるわけでございますけれども、市町村合併でどんどんどんどん市町村の数も減っているし、そうなると、ただ市...全文を見る
○川内委員 いや、私が聞いているのは、在り方懇の中のもう一つの記述に、「求められる事業体としての対応の柔軟性」というところに、「市町村合併、JA等の合併および民間企業のリストラの進展により、郵便局ネットワークの重要性は増している。」、「郵便局ネットワークの重要性は増している。」と...全文を見る
○川内委員 いや、ここは大臣、法律の中で唯一、政府が郵政民営化をするという政策をおとりになられたわけですから、その政策をおとりになられた中で、郵便局が今後どうなるのかということについて、国民の皆さんが非常に関心を持っていらっしゃる部分なんですよ。  果たして便利になるのか不便に...全文を見る
○川内委員 いや、竹中大臣、「郵便局ネットワークの重要性は増している。」と。これは将来にわたって増していくわけですよね。法施行のときにその重要性が極大化するわけではなくて、法施行以降も郵便局ネットワークの重要性はあるわけです。ですから、私が申し上げているのは法施行の時点のことでは...全文を見る
○川内委員 いや、総務大臣、私は一局たりとも減っちゃいけないとか減らしちゃいけないということを申し上げているわけではないんです。  要するに、設置基準というのは政府がお決めになられる基準でありますから、命令として、総務省令としてお決めになられるわけですから、そういう意味では、あ...全文を見る
○川内委員 大臣、私の申し上げていることと大臣がおっしゃっていることはほとんど一緒だと思うんですが、ただ、私が申し上げているのは、要するに、心配がないとおっしゃるのであれば、法律上でもそれを担保するような設置基準、総務省令というものをおつくりになるべきでしょう、それが国民の皆さん...全文を見る
○川内委員 今麻生大臣から総務省令の案がお示しをされたわけでございますが、ぜひ私どもにもそれをちょっと見せていただいて、議論に供していただきたいというふうに、委員長、お願いをさせていただきたいと思います。
○川内委員 いや、うちの方からは何か出していないという、二百幾つあるそうですから、ぜひお願いをしておきたいというふうに思います。  私は、どちらにせよ、過疎地に住まう皆さん方の生活が不便になっちゃったら、これはもう民営化の意義は全くなくなるわけですから、それをどう担保するのかと...全文を見る
○川内委員 では、総務大臣は、麻生大臣は、一括契約をするのが普通だろうというふうに御答弁されましたが、竹中大臣、法的に安定的な代理店契約をすることによってみなし免許を付与するという法律の書きぶりは、一括ですべての郵便局をカバーする代理店契約であるということを担保していますか。保険...全文を見る
○川内委員 いや、だから、竹中大臣、みなし免許の付与は、長期安定的な代理店契約があればいい、したがって、すべての郵便局をその代理店契約の中に包含している必要はないという御答弁でよろしいでしょうか。
○川内委員 委員長、みなし免許の付与の時点においては、これは政府の承継計画に基づく認可事項ですから、総務大臣と竹中大臣の見解が違うというのは見解の不一致ですから、答弁をしっかり確定させていただきたいというふうに思います。
○川内委員 では、麻生大臣、もう一度御答弁いただけますでしょうか。
○川内委員 そうすると、やはり先ほどの郵便局数のところとかかわってくるわけですよね。  結局、代理店契約をする場合に、すべての郵便局ではないことが想定をされる。要するに、不採算なところは金融をやらないわけですよ。違いますか。不採算だから代理店契約の中に入らないんじゃないんですか...全文を見る
○川内委員 いや、だから、みなし免許を付与するに当たって……(発言する者あり)
○川内委員 もっと国民の皆さんにわかりやすく、金融担当大臣、私でさえ今の大臣の御説明はわからぬかったですよ。多分これはたくさんの国民の皆さんが見ていると思うんです。その国民の皆さんにわかりやすく御説明をいただきたい。  みなし免許を付与するに当たって、政府は方針として、すべての...全文を見る
○川内委員 要するに、全部じゃないということですよね。(発言する者あり)いや、だって、大臣、金融担当大臣、全部だったら、手数料を赤字の補てんみたいに払っちゃったら、それは金融監督上問題になるでしょうし、郵便貯金銀行だって、株主から、そんな払っちゃいけないような手数料を払っちゃだめ...全文を見る
○川内委員 今、大臣の御説明で私はさらにわからなくなってしまったんですが、すべての郵便局と代理店契約を結ぶわけではない、それが法律の条件にはなっていないということですよね。それであれば、あとは不採算な地域は削られていくことになると思うんですよ。  これはちゃんと、郵政三事業の在...全文を見る
○川内委員 いや、竹中大臣、そこまでおっしゃられると、ちょっと違うと思いますよ。  だって、郵貯法、簡保法も廃止されるんでしょう、今回。なくなるわけでしょう。郵貯銀行、郵便保険会社は別に、商号は全く違う商号になるはずじゃないですか。そんな郵貯銀行とか郵便保険会社なんという銀行名...全文を見る
○川内委員 いやいや、民営化されて郵貯、簡保が残るってどういうことですか、それは。民営化されたら普通の預金と普通の保険になるんであって、郵貯、簡保が残るという言い方は、それは絶対撤回してもらわないと、法律の議論にならないですよ。
○川内委員 だから、竹中大臣、僕は、私の持ち時間がそろそろ終わりますので、またこの次にしっかり議論をさせていただきたいと思いますが、これは大改革であるということは間違いないと思うんです。それは私も、大変なことをされるなというふうに思いますよ。だから、それであればなおさらのこと、冒...全文を見る
06月15日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○川内委員 おはようございます。民主党の川内博史でございます。  きょうは、また再び委員長、理事の先生方のお許しをいただいて発言をさせていただく機会をいただきましたことに、まず感謝を申し上げさせていただきたいと思います。  さらに、大臣を初めといたしまして政府の皆さん、きょう...全文を見る
○川内委員 大変重いお言葉をいただいたと思いますが、理事長、本当に怒らないで聞いていただきたいんですけれども、農水省にも勉強会ができた、自民党さんの中にも勉強会ができた。実は、私ども民主党の中にも農協改革ワーキングチームという勉強会をつくって、耳をかしていただけるかどうかは別にし...全文を見る
○川内委員 理事長、六千トン程度というか、平成十一年から十六年度まで六千九百二トンというふうに聞いております。六千九百二トンということで、きのう事務方の方から御説明を受けたんですが、よろしいでしょうか。(田林参考人「結構でございます」と呼ぶ)では、今の六千九百二トンでよろしいかと...全文を見る
○川内委員 私は、従来から主張をしておりますとおり、日本の農産物と知的財産権をしっかりと結びつけて、これからは、輸入ではなくて、全農さんは輸出に注力をしていくべきではないかというふうに考えているんですね。ですから、それは、全農という大きな組織を束ねて、しかも農協法という法律に基づ...全文を見る
○川内委員 ぜひ頑張っていただきたいと思いますが、全農の田林理事長にもお伺いをいたします。  すぐれた日本産の食材を世界に普及させる、食材の輸出を倍増するという今回の政府の方針に関して、農水省さんや、あるいは政府の知的財産戦略本部と、もう既に何らかの協議を全農さんとしてお始めに...全文を見る
○川内委員 非常に前向きなというか、予想以上の御答弁をいただいて非常にびっくりしたというか、組合貿易に四月に専門部署を立ち上げて、全農本体の中にも輸出のセクションを早急に立ち上げられるという御意思が示されたという理解でよろしいでしょうか。ちょっとびっくりしたので、確認させてくださ...全文を見る
○川内委員 ぜひ、優秀なというか、全農さんにいらっしゃる方は皆さん優秀だと思いますが、特に優秀な人材を投入して、成功体験を積み上げていただいて、日本の農産物の輸出というものを成功させることができれば、これはすなわち、生産農家の農家所得、農業所得の向上というものに結びついていくとい...全文を見る
○川内委員 済みません、ちょっと誤解していました。品目は米と青果物だけですか。畜産物も入れた方がいいと思うんですけれども、畜産物が入れられないというのは何か理由があるのかどうか、ちょっと教えていただきたいと思います。
○川内委員 私は、素人考えですけれども、ぜひ畜産物も入れていただいて、一般的には外国の方は日本の牛肉とかは脂っこくて食べられないんだみたいなことを聞いたりするんですけれども、しかし、今は非常にグローバルな社会になっていて、世界じゅうのお金持ちが何を好むかなんというのは、日本のサシ...全文を見る
○川内委員 まさしく今大臣に御見解をお示しいただきましたとおり、私もそう思います。農家の方々が、将来に向かって胸を張って、やれるぞ、おれたちがいるからこそ国が成り立っているんだという自負を持っていただけるように、私たちがそれをしっかりと、いろいろな面で、基盤整備もそうだし、輸出の...全文を見る
○川内委員 消費者を守るということは、イコール生産農家を守るということにもつながると思うんですね。  恐らく、六月二十三日に全農さんの中に設けられている全農改革委員会の最終報告が出される。二十二日でしたっけ。とにかく、六月の下旬に出されるというふうに聞いておりますが、その中には...全文を見る
○川内委員 罰則までいったものは十三年から十六年度までの間でゼロと。大体みんな、一回ちょっとまずいよと言われればやめるわけでありまして、しかし、本当に、田林理事長、済みません、申しわけないんですが、全農さんも業務改善命令を六回受けているわけですよね、この間。やはり、注意されればそ...全文を見る
○川内委員 済みません、事前に通告をしておけばよかったのですが。私のつたない知識で申し上げれば、この知的財産推進計画二〇〇五の中にあるさまざまな法律の中で、知的財産権を規定する法律の中で、直罰規定がないのはJAS法だけなんです。これは、知的財産権を守るというのは、やはりそれだけ厳...全文を見る
○川内委員 またこの問題については大臣と議論をさせていただきたいというふうに思います。  きょうは、山田専務、田林理事長、本当にありがとうございました。上野理事長さんは何もお聞きできなくて大変、郷土の先輩なものですから、ちょっと遠慮して聞かせていただけませんでしたけれども、また...全文を見る
06月16日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第16号
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○川内委員 おはようございます。民主党の川内博史と申します。  きょうは、四名の参考人の先生方には、御高説を拝聴させていただきまして、ありがとうございます。御説に関しまして、幾つか質問をさせていただきたいというふうに思います。  改革という言葉は不思議な魔力というか魔法を持っ...全文を見る
○川内委員 今、慎重な議論をしてもらいたいという委員長のお話でございました。  私も、まさしく今政府の出しているデータというのは何ら根拠のない希望的な数字あるいは憶測というものに彩られていて、これでは国民の皆さんに、郵政事業というのはきちんとした法律があって、郵政公社法以外に郵...全文を見る
○川内委員 今、田尻先生の方から、世界の流れというものの御説明がございました。これは、金融に限らずあらゆる分野において経済、資本の論理が出過ぎていることの反省というものが世界的な流れになってきているわけですよね。ところが、日本だけがいまだに、資本の論理を貫徹させることがいいことだ...全文を見る
○川内委員 私がお聞きしたのは、田中先生がお認めになられた在り方懇の指摘が全く経済財政諮問会議の中で反映をされていないということに関して、どう思われますかということをお聞きしたんですが、若干ちょっと違うお答えであったかなというふうに思うんですが、では、もう一点だけ聞かせてください...全文を見る
○川内委員 まるで竹中平蔵さんの答弁を聞いているような感じで、はっきりおっしゃられた方がいいと思うんですよ、自分の考えと違うんだと。だって、ここは参考人質疑の場ですからね。何を言っても別に法的責任が生じるわけではないですし、法的拘束力が生じるわけでもないですから、御自由に、やはり...全文を見る
○川内委員 学者とも思えないような情緒的な御議論をされるので、ちょっとびっくりしております。  先生、全国の四十七都道府県議会、さらに二千六百を超える市町村議会から、郵便局のネットワークはすばらしい、これは残すべきであるという意見書が、地方自治法に基づいて総務省に対して提出をさ...全文を見る
○川内委員 いや、北城さん、私も別に北城さんの意見に異を唱えるわけではないです。それはそのとおりだと思いますよ。だけれども、郵政を民営化すれば被害を受ける人もたくさん出るわけですよ。そのことを一切ネグって、すばらしいことだということだけ言うから、その議論はおかしいでしょうというこ...全文を見る
○川内委員 いや、北城さん、日本の国のためにと。私が冒頭申し上げたように、改革という言葉はだれも否定できないですよ。日本の国のためにと言えばすべてが許されるわけでもない。だから、それは、美しい言葉に彩られて何でもできるかというと、そうじゃない。  先ほど、地域の方々が何を望むか...全文を見る
○川内委員 どうもありがとうございました。
07月01日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第22号
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○川内委員 川内でございます。よろしくお願いいたします。  きょうは二回目の質疑で、私としてはまだまだ質疑をさせていただきたいんでございますけれども、恐らく、私個人としてはきょうがもしかしたら最後になってしまうのかなという気もするんですが、何が起こるかわからないですから、まだ、...全文を見る
○川内委員 いや、私は、望むとか望まないとかではなくてというふうにお答えになられたが、一度記者会見で、自分は民営化論者だった、しかし郵政公社に入って考えが変わった、公社のまま十分やっていけるというふうに記者会見で断言されていらっしゃいますよね。だから、民営化を望んだんですかという...全文を見る
○川内委員 それでは、NTTが民営化されて廃止になった営業所あるいは支店の数というのを、総務大臣、教えてください。
○川内委員 済みません、いろいろなことにお答えいただいて、総務大臣、ありがとうございます。  NTTの場合は、いろいろな事情はあるけれども、千六百以上の支店、営業所が三十三に統合されたということがあるわけです。さらに、私は、郵便局は、これはそういうことで統合されちゃ困ると思うん...全文を見る
○川内委員 町村合併が進んでいるから今正確な数字はわからないということでありますが、どちらにせよ、銀行がない地域が五百五十町村、さらには民間生保がない地域が千九百、要するに、過疎地域というのは郵便局と農協に頼っているわけですよね、金融機関としては。そういう中で、農協は広域合併でど...全文を見る
○川内委員 いや、今の生田総裁の御答弁は非常に不誠実ですね。日本郵政公社設立会議の第四回会議で、設立のメンバーの中のお一人が、郵便事業だけだったら五千局で足りるわけで、それ以外の郵便局には立地上も日常のゆとりがある、このようにお話をされていらっしゃって、これはだれも否定されていま...全文を見る
○川内委員 三種郵便、四種郵便でも赤字が二百数十億あるわけですね。これで、果たして一兆円、二兆円の基金で、これは三種郵便、四種郵便だけでも大変な赤字補てんをしなければ、民営化するわけですから、赤字の事業をだらだらするわけにいかぬでしょうから、これは基金もとても足りないということが...全文を見る
○川内委員 そうすると、財務大臣、著作物というか、何か物が書かれてあれば、それはすべて著作権が発生するわけですよね。(発言する者あり)いや、発生するんですよ。そのすべて著作権が発生しているものに対して、「他の物品等をもつて代替させることができない」というただし書きがついている、条...全文を見る
○川内委員 一般的に、財務大臣、他の物品等をもって代替することのできない著作権あるいは著作物であるということを合理的に担保をするための、国があるいは国のお役所がやっている方法というのはどういうふうな方法があるんですかということをお聞きしたんですけれども。  いや、私が申し上げて...全文を見る
○川内委員 そのやり方については所管の官庁が判断をするものであるということでありますが、では、内閣府の官房長、きょうは来ていらっしゃると思うんですが、このスリード社の企画書は他の物品等をもってかえがたい著作物であるというふうに判断をしたということでよろしいですか。
○川内委員 他の物品等をもってかえがたいと企画書を判断した、他の物品等をもってかえがたい著作権のある著作物であるというふうにこのラフ案を判断されたということであります。  それでは、その企画書自体は他の物品等をもってかえがたい著作物だ、著作権だとおっしゃるのは、百歩譲って認めま...全文を見る
○川内委員 いや、今の官房長のお答えだと、もうこれからは、役所の人が、これは独創的だ、他のものをもってかえがたいと思えば、設計図書などもすべて随意契約できるということになります。財務大臣、よろしいですか。  政府見解として、これからは、役所の担当者が他のものをもってかえがたいと...全文を見る
○川内委員 それでは財務大臣、会計法を所管される大臣として一連の議論をお聞きになられて、内閣府官房長のお答えなどを聞かれて、内閣府の今回の政府広報室の行動が、この会計法の精神に照らし合わせて、ちょっと問題があるんじゃないか、若干、いろいろな発注の手続等について、印刷とかあるいは折...全文を見る
○川内委員 これ以上この議論を、政府としては、自分たちのやっていることが間違いだ、あるいは法に違反していたとは口が裂けても言えないでしょうから、それはそういう言い方になるのかなというふうに思いますが、しかし、私ども一般の国民から見れば、この件に関しては、どう考えてもおかしな契約が...全文を見る
○川内委員 この問題は多分引き続き同僚議員が聞かせていただくと思いますので、私は、著作権の、他に代替することができない著作物にこのスリード社の企画書が当たるということをどう客観的に、合理的に御説明をされるのかということをちょっとお聞きしたかったんですが、結局官房長からは、独創性が...全文を見る
○川内委員 いやいや、済みません、ちょっと私の質問を混同されていらっしゃるようなんですが、IBMの代表取締役会長である北城さんは、郵政公社職員から見たら利害関係者ですねということを申し上げているわけで、それは、利害関係者ですとお答えにならないとちょっと変なんですよ。
○川内委員 いや、それはちょっと生田総裁、全然法律を理解されていないようで、後ろの人もよく教えてあげないとだめですよ。  私が言っているのは、こんなことで時間をとりたくないんですからね、郵政公社職員から見て北城さんは利害関係者なんですよ、出入り業者のトップなんですから。それは利...全文を見る
○川内委員 いやいや、そこで、私が次にする質問で先ほどの生田総裁のお答えが出ればいいんですよ。まあ、私が説明しますから。  「日本郵政公社役員の服務について」という文書があります。これは、郵政公社役員は特別職の国家公務員であるということでありますから、「特別職の国家公務員である...全文を見る
○川内委員 生田総裁、公務員の皆さんには大変厳しい服務規程がございまして、公正らしさという言葉もあるんですよ。要するに、少しでも疑われるようなことをしてはならない。そちらにいらっしゃる公務員の皆さん方は、まあ、スリード社に広告を発注した人たちは公正らしさを欠いていましたが、公正ら...全文を見る
○川内委員 一般職の国家公務員でありますから、それこそ公務員倫理法が適用を、あ、これは適用除外になるのかな。一般職の国家公務員ではあるが、例えば審議会のメンバーなんかと一緒だから倫理法の適用除外だと思うんですが、しかし、今の公正らしさの議論からいえば、竹中大臣、この民営化委員会の...全文を見る
○川内委員 それでは、次の論点に移らせていただきます。  私は、この郵便貯金銀行、郵便保険会社というのは、もう外国資本がうずうずして待っているんじゃないかというふうに思うんですね。実際にアメリカでは、この郵貯銀行、郵便保険会社を買収するためのファンドがもうできているとかできてい...全文を見る
○川内委員 それでは、竹中大臣、平成十九年の四月一日、民営化スタート時点の郵貯銀行、郵便保険会社の自己資本比率、ソルベンシーマージン比率を教えてください。想定のものですね。
○川内委員 今の竹中大臣の御答弁を、政府の民営化がスタートした時点の想定の自己資本比率、ソルベンシーマージン比率だとすると、これは超優良銀行、超優良保険会社、もう不良債権一切なしということで、外国資本はうはうは言って、大体、大分傷ついた四大メガバンクでさえ外資が二四%も株を買って...全文を見る
○川内委員 いや、どうも竹中大臣は、御自分の都合のいいときはいろいろ想定されるんですよね、ネットワークは守られるとか、そのまま安定的代理店契約は維持されるでしょうとか。しかし、私が、四大メガバンクそしてまた生保について、外国人の持ち株比率とかソルベンシーマージンとか自己資本比率と...全文を見る
○川内委員 やはり竹中大臣はすごく頭のいい人だなというふうに思うんですね。すごい人だなと思うんですよ。いろいろ想定して、みんなをごまかすところは幾らでも想定して論理展開をし、それで私どもが、外資も買いますよね、それを買うことも考えられますねと言うと、いや、そんなことはわからないと...全文を見る
○川内委員 では、聞き方を変えます。郵貯銀行、郵保会社は、銀行法あるいは生命保険業法の規制に係る一般商法会社ですね。郵貯銀行、郵保会社は、銀行法、生命保険業法に係る一般商法会社ですねということを聞いています。
○川内委員 その一般商法会社、普通の会社が、国の信用がある、国の絶対的信用があるとかいうのは、私は論理のすりかえだというふうに思います。普通の会社なんですからね。全然、何の政策目的もない普通の会社です、民間の会社。これはたまたま株主が国だというだけですよ、最初。たまたま国だという...全文を見る
○川内委員 みんながどう見るかが国の信用があるかどうかの判断基準であるというふうにおっしゃられる。そうすると、郵便貯金銀行、郵便保険会社に国の信用があるかないかというのは、みんなというのは具体的にはだれなのか。そしてまた、そういうアンケートをとったのか。そしてまた、それを証明する...全文を見る
07月27日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○川内委員 おはようございます。民主党の川内でございます。  北側大臣、ありがとうございます。西副大臣、ありがとうございます。さらに、近藤総裁、お忙しい中、大変ばたばたされていらっしゃると思いますが、お運びをいただきましてありがとうございます。心から感謝を申し上げます。  二...全文を見る
○川内委員 それでは、続いて近藤総裁にお尋ねをさせていただきます。  平成十七年六月二十一日の道路関係四公団民営化推進委員会委員懇談会会議記録という中に近藤総裁の発言がございます。この中で近藤総裁がどのようなことをおっしゃっていらっしゃるか。  公共工事の契約のあり方そのもの...全文を見る
○川内委員 近藤総裁、今、大変厳しい状況に置かれている中で、私もこのような厳しいことを申し上げるのは甚だ心苦しい思いもするのですが、今の近藤総裁の御発言は今までの発言とほとんど変わっていらっしゃらないですね。内田副総裁が逮捕をされたことは本当に反省している、休職を命じたと。しかし...全文を見る
○川内委員 近藤総裁、私、近藤総裁のお立場が非常に不明瞭ではないかなというふうに思うんですね。  それはすなわちどういうことかというと、内田さんは容疑を全面的に否認していらっしゃるというふうに聞いております。そんなことはない、分割発注も分離発注をするのも、中小企業を育成するため...全文を見る
○川内委員 総裁、徹底的にうみを出すと。  談合問題というのは、かかわった人たちがみずから正直に証言をする以外にこれを解明する手だてというのはないわけですね。捜査に全面的に協力するというのは、日本道路公団の役職員の方々で、ああ、おれはやってしまったと思っていらっしゃる方々が正直...全文を見る
○川内委員 非常に談合問題というのは、みずからの証言というか、告白がなければなかなか難しいんだろうというふうに思いますし、そういうものをこれからしっかりとやっていく、うみを出し切るというふうにとりあえずは理解をいたします。  この談合問題に深く絡んでいる天下りの問題、これについ...全文を見る
○川内委員 ポジションを問わず入札にかかわるかもしれない再就職については全面的に禁止をする、したいという御意向だと思うんですが、私はちょっとその言葉の意味がよくわからないんですが、道路公団から発注先企業を見れば、それは発注先企業の全社員の方を、全ポジションを利害関係者だと見るとい...全文を見る
○川内委員 済みません。質疑の持ち時間が来ましたので終わらせていただきますが、総裁、最後に。先ほどの発言から今の発言、ちょっと後退されているので。  近藤総裁は、基本的には、基本的にはというか全面的に禁止をすると。そういう中で、いろいろなところで話し合いが行われて、最終的な形が...全文を見る
○川内委員 終わります。ありがとうございました。
08月03日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○川内委員 川内でございます。  きょうは幾つかの論点についてお話をさせていただきたいと思いますが、メーンは、今大変にホットな話題になりつつあります私的録音録画補償金制度のことについてお伺いをしたいと思っておりまして、きょうは、大変お忙しい中を、参考人として日本音楽著作権協会の...全文を見る
○川内委員 さらにもう一点、確認をさせていただきたいと思いますが、この特殊地下壕対策事業では、地下ごうの埋め戻し等を行う事業に対し補助するというふうにされております。この埋め戻し等の等の中には、入り口封鎖も含まれているというふうに解釈をしてよろしいでしょうか。
○川内委員 中山大臣、今お聞きのとおりでありますが、審議官もおっしゃられたように、鹿児島県は特に特殊地下ごうがまだ多く残っておりまして、子供たちの安心、安全を確保するという上でも、文部科学省としても、この特殊地下ごう対策というものには非常に強い関心を寄せていただき、御配慮をいただ...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  それでは、本日の質問の本題であります著作権法三十条一項、二項に関係をいたします私的録音録画補償金制度の議論をさせていただきたいというふうに思います。  著作権法では原則的に、三十条において、著作物を個人的または家庭内など限られた範囲内で使...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  さまざまな論点をお示しいただきまして、後で議論をさせていただきたいと思います。  続いて、JEITAの小林委員長から御主張を展開していただきたいと思います。
○川内委員 ありがとうございます。  JASRACの吉田さん、それからJEITAの小林さん、両者のお話を伺わせていただきましたが、そもそもこの私的録音録画補償金制度が導入をされて、そこからさらにデジタル技術が進化をし、この制度自体が非常に制度疲労を起こしている、これは両者にとっ...全文を見る
○川内委員 今の議論はめちゃめちゃですね。  次長、ベルヌ条約の九条は、私的録音録画補償金制度を予定していないでしょう。それは冒頭おっしゃられたじゃないですか。ベルヌ条約が想定しているのは、私的利用については権利の制限をしてもいいですよということだけが書いてあるわけでしょう。私...全文を見る
○川内委員 私が聞いたのは、アイポッド等を補償金の対象としないのはベルヌ条約違反であるという、JASRACさんを初めとする権利者七団体の記者会見での発言は間違っていますねということを聞いているんですよ。  いいですか、もう一回言いますよ。アイポッド等を補償金の対象としないのはベ...全文を見る
○川内委員 ベルヌ条約と私的録音録画補償金制度とは、それは関連はありますよ、ベルヌ条約という条約に基づいて日本の著作権法がつくられているわけだから、それは関係はあるが、私的録音録画補償金制度は日本の国内的な措置であって、ベルヌ条約にのっとったとか、あるいは基づくとか、そういう制度...全文を見る
○川内委員 それでは、ベルヌ条約九条は、私的複製について何か触れていますか。
○川内委員 いや、私が聞いたのは、私的複製についてベルヌ条約九条に何か書いてありますかと聞いているんです。
○川内委員 だから、私的複製については特に記述はないわけですよ。私的録音録画補償金制度というのは、まさに私的な録音、私的な録画、私的複製について、私的利用についての制度であるわけで、ベルヌ条約と直接関連するものではないということなんじゃないかなと。何でこれを認めないのかがよくわか...全文を見る
○川内委員 いや、理事長、プレスに配られたこの七団体の資料の中には「必要な政令指定を行わないのは、我が国著作権制度の危機であり、明確なるベルヌ条約、WIPO著作権条約違反」こうはっきり書いてあるわけです。  私は、JASRACさんやら七団体はお金持ちだから広報予算もたくさんある...全文を見る
○川内委員 推定、推定と、余りよく明確に根拠もわからないわけでございますけれども。  結局、ちょっと時間もないので途中を省略して申し上げますが、文部科学省が「著作権法に関する今後の検討課題」というもののペーパーを出しておりまして、「1 著作権法に関する今後の検討課題」、基本問題...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  それでは、最後に文化庁に確認をしたいんですが、七月二十八日の法制問題小委員会で、新しい甲野著作権課長が、この制度は行政機関である内閣が粛々と決めるべきものと思うと発言をされて、法制問題小委員会の議論がどうなろうと行政が決めるんだというふうに...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  加茂川次長、ちょっと一つだけ指摘をさせていただいておきますが、権利者側からの要望というふうにおっしゃられたんですが、権利者団体からの要望でございますので。これは権利者と権利者団体というのは違う、さらにアーティスト、クリエーターと権利者という...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  大臣、済みませんでした。どうも、参考人の方も本当にありがとうございました。感謝申し上げます。ありがとうございます。
09月22日第163回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○川内委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。川内博史でございます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。  沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰して以来三十三年を経過し、この間、各般の施策が実行され、現在も沖縄振興計画が着実...全文を見る
○川内委員長 これより理事の互選を行います。
○川内委員長 ただいまの井上信治君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○川内委員長 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       井上 信治君    石崎  岳君       嘉数 知賢君    仲村 正治君       西銘恒三郎君    金田 誠一君       仲野 博子君    江田 康幸君 以上八名の方々を指名いた...全文を見る
10月12日第163回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○川内委員 民主党の川内博史でございます。  本日は三十分お時間をいただきました。ありがとうございます。心から、委員長、理事の先生方に感謝を申し上げたいと思います。BSE問題に絞って三十分の質問をさせていただきます。  本日は、食品安全担当の棚橋大臣、さらには食品安全委員会の...全文を見る
○川内委員 今、金子座長代理から、百分の一という数字には科学的根拠はないが、あえて数字を置いて、仮定の数字として書いているということを御答弁いただいたわけであります。  では、金子先生、そもそも牛の肉骨粉を鳥や豚に与え、その鳥や豚が、特に鳥ですが、鶏ふん、うんちをしますよね。そ...全文を見る
○川内委員 さらに金子座長代理にお尋ねをさせていただきます。  私が入手いたしましたアメリカのレンダリング業界の業界誌、ナショナル・レンダラーズ・アソシエーションという業界団体のことし四月のデータでは、牛由来の肉骨粉、米国で生産される牛の肉骨粉にはSRM、特定危険部位が含まれて...全文を見る
○川内委員 さらに金子先生にもう一つお聞かせをいただきたいと思います。  アメリカのFDAの資料で、米国ではミンクやあるいはシカがレンダリングの過程に混入している、レンダリングサイクルに混入しているというふうに書いてございます。アメリカでは、ミンク脳症の大量発生、あるいはシカに...全文を見る
○川内委員 金子先生、ちょっと確認させてください。  では、私が申し上げたとおり、ミンク脳症、ミンクやあるいはシカの問題についても、専門調査会で総合的な議論の中の一つの議論として取り上げるという私どもの理解でよろしいでしょうか。
○川内委員 さらに、そもそも私は、寺田委員長、前々から、この食品安全委員会の先生方やプリオン専門調査会の先生方は非常にまじめに科学者として真摯な御議論を展開されていらっしゃるが、その後ろにいらっしゃる事務局の皆さんが、先生方の議論を利用していると言っては言葉は悪いかもしれませんが...全文を見る
○川内委員 この中に、広島大学の三谷先生とおっしゃる先生方や、あるいは日本獣医畜産大学の木村先生とおっしゃる先生方が日本におけるBSEの原因物質は代用乳ではないか。そしてまた、農水省が設置して発表をしたBSE検討会の報告書には肉骨粉が原因であるかのごとくに書いてあるわけでございま...全文を見る
○川内委員 寺田委員長、今、金子座長代理が飼料の専門家と相談して検討する、召喚するかどうかを検討するというふうに御答弁されましたが、よろしいでしょうね。
○川内委員 それでは、ぜひ呼んで、いろいろな人の意見を聞いて、やはり政治家というのは、政治家とか行政というのは、寺田委員長、金子先生、ずるいですからね、食品安全委員会に全部責任を押しつけて、科学的に科学的にと言いながら、科学的に政治的な結論を出させようとしますから、ここはいろいろ...全文を見る
○川内委員 この米国食肉輸出連合会のパンフレットの監修者として、食品安全委員会リスクコミュニケーション専門調査会の座長代理である唐木英明先生、東京大学の名誉教授でいらっしゃいますが、唐木先生がこの米国食肉輸出連合会のパンフレットの監修者として、後ろに写真も載り、そして中で対談もし...全文を見る
○川内委員 寺田委員長、「食品安全委員会における調査審議方法等について」という、平成十五年十月二日食品安全委員会決定という文書があります。この中に、「審議の公平さに疑念を生じさせると考えられる特別の利害関係を有する委員又は専門委員は、委員長又は専門調査会の座長に申し出るものとする...全文を見る
○川内委員 質疑が終わっておりますので、大臣、済みません、時間が終わってしまいまして、くれぐれも食品安全行政の中立公正を損なわないように、大臣も大所高所から御指導をしていただきたいと思いますし、またこの問題について引き続き、私も市村先生と一緒で大変しつこい性格でございますので、引...全文を見る
10月18日第163回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○川内委員長 これより会議を開きます。  この際、小池沖縄及び北方対策担当大臣及び町村外務大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。小池沖縄及び北方対策担当大臣。
○川内委員長 次に、町村外務大臣。
○川内委員長 次に、七条内閣府副大臣、逢沢外務副大臣、谷川外務副大臣、西銘内閣府大臣政務官、河井外務大臣政務官、小野寺外務大臣政務官及び福島外務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。七条内閣府副大臣。
○川内委員長 次に、逢沢外務副大臣。
○川内委員長 次に、谷川外務副大臣。
○川内委員長 次に、西銘内閣府大臣政務官。
○川内委員長 次に、河井外務大臣政務官。
○川内委員長 次に、小野寺外務大臣政務官。
○川内委員長 次に、福島外務大臣政務官。
○川内委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時十一分散会
10月19日第163回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○川内委員 川内でございます。  先週に引き続きまして、米国産牛肉の輸入再開問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。  また、先週に引き続き、寺田委員長、ありがとうございます。さらに、きょうはプリオン専門調査会の吉川座長にもお運びをいただきました。何かお疲れ...全文を見る
○川内委員 寺田委員長、唐木先生は大変著名な、日本学術会議の委員でもいらっしゃる。そしてまた、唐木先生がリスクコミュニケーション調査会の専門委員、さらには座長代理に選出をされたときのリスクコミュニケーション調査会の第一回の議事録を拝見いたしますと、唐木先生が自己紹介の中で、「現在...全文を見る
○川内委員 利害関係がないとは言えないというのはどういうことですか。利害関係団体なんでしょう。利害関係者でしょう。きのう、利害関係者だと言いましたよ。
○川内委員 米国食肉輸出連合会が本諮問の利害関係が直接あるのかどうかわからないということですか、利害関係者じゃないということですか、利害関係があるのかないのか答えてください。
○川内委員 その利害関係を持つ米国食肉輸出連合会が作成をしたパンフレット、「知って安心 BSEのホント」というパンフレットの監修をしている唐木先生という方は、利害関係があると思われる団体のパンフレットを監修したわけですから、利害関係者ですか、どうですか。利害関係者と思われますか。
○川内委員 それでは、米国食肉輸出連合会、これは立派なパンフレットなんですよ。すばらしい立派なパンフレットで、一万部つくられたそうです。さらに、この唐木先生は、御自分で発起人になられて、食の安心と安全を考える会というような名前の団体を発起人として立ち上げて、ホテルで大集会を開いた...全文を見る
○川内委員 私も聞く人をちょっと間違えました、米国食肉輸出連合会が本諮問と利害関係がある、利害関係がないとは言えないとおっしゃったのでちょっと聞いたのですが。  では、寺田委員長、諮問を受けて実際に今審議を進めているわけですね。管理側としては、米国食肉輸出連合会は利害関係がない...全文を見る
○川内委員 寺田委員長、今寺田委員長がおっしゃった平成十五年十月二日の「食品安全委員会における調査審議方法等について」という文書でございますが、この中にはこのように書いてあるんです。「審議の公平さに疑念を生じさせると考えられる特別の利害関係を有する委員又は専門委員は、委員長又は専...全文を見る
○川内委員 今、いろいろなところでいろいろな方がさまざまな報酬を受け取っているであろうということはおっしゃっていただいたわけでございますが、唐木先生のように、ちょっと余りにも、たびごとの講演の報酬とかであれば問題ないでしょうが、パンフレットの監修をし、さらには御自分で、食の安心、...全文を見る
○川内委員 さらに、牛脂については日本は厳しい規制をしているようですが、米国の牛脂については不純物の規制についてほとんど基準がないというふうに聞いております。この点について、吉川座長、いかがでしょうか。
○川内委員 そこで、SRM由来のものが入ってくる可能性があると今吉川座長はおっしゃいましたが、先週、私が本委員会で御指摘を申し上げたナショナル・レンダラーズ・アソシエーションという米国のレンダリング業界の公表資料によれば、SRM由来の牛脂が年間十六万トン生産をされておる、そしてこ...全文を見る
○川内委員 その違いは私も十分に理解をしておりますが、牛—牛の感染の場合には、一ミリグラムの摂取量でも、私は素人ですからあれですけれども、一ミリグラムでも感染するんだ。要するに、牛—牛の感染の場合には、ごくごく微量で感染するんだというふうに私ども素人は理解をするわけです。  そ...全文を見る
○川内委員 さらにもう一つ、たたき台の二次案の中で、レンダリングの過程で感染価が百分の一になるという吉川座長のたたき台案が示されているわけであります。  これについて、百分の一という数字に科学的な根拠はありますかということを金子座長代理にお尋ねをいたしましたところ、百分の一とい...全文を見る
○川内委員 一つの仮定として置かれた数字であるということであるならば、吉川座長は複数の議論をまとめていかなければならないお立場でいらっしゃいますでしょうから、なるべく同等性を証明するような数字にされたのかもしれないですが、私どもとすれば、最悪はこういう場合もあり得るんだというシナ...全文を見る
○川内委員 私は専門家じゃないので、何となく、吉川さんに言われると、そんなものかなと、つい言いくるめられそうになってしまうんです。  では、さらにもう一つ申し上げさせていただくと、鶏ふんの問題ですね。牛の肉骨粉が鶏や豚に与えられている、その鶏がしたふんを今度は牛が飼料として食べ...全文を見る
○川内委員 現在得られている科学的知見に基づいて評価を行うということが食品安全基本法に書いてありますよね。今私が申し上げているさまざまなデータは、米国の公式な資料、公表資料に基づくものであります。したがって、非常に複雑な方程式になるのかもしれませんが、先ほど私が申し上げたとおり、...全文を見る
○川内委員 吉川座長、先ほどのレンダリングのこともそうですけれども、EFSA、欧州食品安全庁という組織がございますが、このEFSAが米国のレンダリングシステムを評価して、米国のレンダリングシステムでは、大気圧のもとで加工しているから、BSE感染性が工程に入れば、これを大きく減らす...全文を見る
○川内委員 ぜひよろしくお願いいたします。  さらにもう一点、先週の委員会で金子座長代理に私がお伺いをした件で、宿題になっている件がございまして、畜産システム研究会報という、飼料の専門家あるいは飼料の統計学の専門家の先生方などの論文集でありますが、金子座長代理は、この畜産システ...全文を見る
○川内委員 この中で、広島大学の三谷先生、日本獣医畜産大学の木村先生が、日本のBSEの感染源は代用乳ではないのかと、農水省のBSE検討会の報告書が肉骨粉の交差汚染であるというふうに結論づけていることを批判していらっしゃるわけであります。  私もここでちょっとおわびと訂正をさせて...全文を見る
○川内委員 ぜひ、三谷先生、木村先生をこの結論を出す前に呼んで、議論をしていただいて、さまざまな問題点について解明をしていただきたいというふうに思います。  要するに、BSEとか異常プリオンについてはわからないことが多過ぎると思うんですね。そういう中で、寺田委員長や吉川座長は、...全文を見る
○川内委員 時間が来てしまいましたので、本当は厚生労働省にはクロイツフェルト・ヤコブ病の米国における集団発生の状況等についてお尋ねをするつもりでありましたが、ちょっと時間がなくて質問できません。済みません。  さらに、寺田委員長、吉川座長、ありがとうございます。  今、規制を...全文を見る
11月01日第163回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○川内委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、那覇空港自動車道の整備促進等に関する陳情書一件、北方領土問題等の解決促進に関する意見書一件であります。   ...全文を見る
○川内委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○川内委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間...全文を見る
○川内委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査におきまして、参考人より意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。    ...全文を見る
○川内委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時四十六分散会
11月30日第163回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○川内委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○川内委員長 御異議なしと認めます。  よって、理事に       小渕 優子君 及び 丸谷 佳織君 を指名いたします。      ————◇—————
○川内委員長 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官東良信君、内閣府沖縄振興局長藤岡文七君、内閣府北方対策本部審議官東清君、防衛庁防衛局次長山内千里君、防衛施設庁長官北原巖男君...全文を見る
○川内委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○川内委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。仲村正治君。
○川内委員長 次に、西銘恒三郎君。
○川内委員長 次に、丸谷佳織君。
○川内委員長 次に、高木義明君。
○川内委員長 長官、もうちょっとマイクに近づいてしゃべっていただけませんか。
○川内委員長 次に、武正公一君。
○川内委員長 この際、お諮りいたします。  議員鈴木宗男君より委員外の発言を求められておりますが、これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○川内委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  鈴木宗男君。
○川内委員長 鈴木議員要求の政府参考人については、外務省外務審議官西田恒夫君、外務省大臣官房総務課長高橋礼一郎君、外務省大臣官房人事課長片上慶一君、外務省大臣官房会計課長上月豊久君、外務省大臣官房在外公館課長能化正樹君及び外務省欧州局ロシア課長松田邦紀君については、理事会で協議を...全文を見る
○川内委員長 国対の方針だそうです。
○川内委員長 確認しております。
○川内委員長 今、鈴木議員御指摘のとおり、ひとり鈴木議員だけの問題ではなく、議員の質問権にかかわる問題でありますから、引き続き理事会で協議をしてまいるというふうに先ほど御報告を申し上げさせていただいております。
○川内委員長 答弁者に申し上げますが、鈴木議員は組織としてどうしているのかということを聞いているわけですよね。ところが、原田欧州局長は個人的なことには答えられないとおっしゃる。組織としてどうしているのかということについて答えられるのなら官房長が答えていいですが、いいですか。
○川内委員長 では、原田欧州局長。組織としてどうしているのかということを答えていただけますか。
○川内委員長 欧州局長、質問にちょっと誠実に答えていただけますか。
○川内委員長 ちょっと速記をとめていただけますか。     〔速記中止〕
○川内委員長 速記を起こしてください。  鈴木宗男議員に申し上げます。  もう一度冒頭の質問をしていただいて、欧州局長には質問に正確にお答えをいただきたいというふうに思います。
○川内委員長 原田欧州局長、総括参事官にかえてもらっていたのかという質問ですけれども。
○川内委員長 申し合わせの時間が過ぎておりますので。
○川内委員長 次に、赤嶺政賢君。
○川内委員長 指名が終わってからしゃべっていただけますか。
○川内委員長 簡潔に。
○川内委員長 今ちょっと所用で。すぐ戻っていらっしゃると思います。
○川内委員長 速記をとめてください。     〔速記中止〕
○川内委員長 速記を起こしてください。
○川内委員長 次に、照屋寛徳君。
○川内委員長 本日は、これにて散会いたします。     午後四時十八分散会