川内博史

かわうちひろし

小選挙区(鹿児島県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

川内博史の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第198回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○川内委員 立憲民主党・無所属フォーラムを代表いたしまして、平成三十年度第二次補正予算案について反対せざるを得ないという立場で討論を行います。  まず冒頭、厚生労働省の統計不正問題について、審議の中でも明らかになったように、厚労省みずからが虚偽の報告や故意の未報告を繰り返し、さ...全文を見る
02月08日第198回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○川内委員 立憲民主党の川内です。  総理以下閣僚の皆さん、よろしくお願いを申し上げます。  まず、毎月勤労統計の問題を取り上げさせていただきたいと思いますが、今、この毎月勤労統計の特別監察委員会での報告がお手盛りだったのではないか、不十分だったのではないかということで、第三...全文を見る
○川内委員 今、長々と、五分以上しゃべられたんですけれども、特別監察委員会において御判断されることと思うと一言答弁してもらえばいいわけですよね。  私の主張としては、特別監察委員会として、タイトルを変えるべきであると。そして、せめて課長さん以上は、それは調べれば全部わかるわけで...全文を見る
○川内委員 まあ、独立しているとか第三者性といいながら、そうではなかったということも明らかになっているわけですから、だから伝えてくださいということです。  さらに、聞かせていただきますが、せんだっての、二月四日の本予算委員会での質問で、自由民主党の厚生労働部会長である小泉進次郎...全文を見る
○川内委員 きょう、官房長にも来ていただいていると思うんですけれども、官房長、今の大西前政策統括官の御発言で間違いありませんか。
○川内委員 それでは、もう一点確認をさせていただきますが、十二月二十日、大臣説明会合が行われていて、この大臣への説明は、厚労大臣は累次にわたって、審議官、そして大西前政策統括官から説明を聞いたと、説明を聞いたと、こう答弁をしていらっしゃいます。  そのときに陪席をしていた厚労省...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  十二月十八日、そして十二月十九日、そして十二月二十日と三日続けて、めちゃめちゃ大事な会合が厚労省で開催をされたということでございますけれども、このときにいかなることが話し合われたのかというのは、本件事案において、厚生労働省の事務事業を跡づけ...全文を見る
○川内委員 今、この三つの会合については、文書を作成しなければならない会合であったというふうに、総括文書管理者たる官房長から御発言をいただきました。  この三つの会合について、文書の提出を求めたいというふうに思います。委員長においてお取り計らいをいただきたいと思います。
○川内委員 それから、済みません、ちょっと話を戻すんですけれども、きょう、せっかく大西前政策統括官に来ていただいているのでいろいろ聞きたいんですが、この特別監察委員会の報告書は、このドラフトは、統計セクションがドラフトを起案したのか、それとも官房セクションがドラフトを起案したのか...全文を見る
○川内委員 いや、そこまではないだろうと思って、一応確認したんです。  官房セクションが起案した、この特別監察委員会の報告書の起案は官房セクションであるということでよろしいですか、官房長。
○川内委員 いやいや、特別監察委員会として出していますというのは、私もさすがに理解しております。ただ、要するに、ドラフトを起案したのは誰ですかという話を聞いているんですね、ドラフトを。  もう報道などでは、事務局が書いたということに報道されているわけですから、官房セクションで起...全文を見る
○川内委員 それから、この監察委員会の報告書では、平成三十年の一月まで大西前政策統括官は、違法な、毎月勤労統計における取扱いが行われていたということを知らなかったということになっているわけですが、大西さん、本当ですか。
○川内委員 済みません、いっぱい聞きたいことがあるもので頭がちょっと混乱して、ごめんなさい。  三十年の十二月に初めて知った、それまでは知らなかったということなんですね。  それでは、統計委員会の、きょう総務省からも御答弁いただきたいんですけれども、この監察委員会の報告書では...全文を見る
○川内委員 五百人以上規模の事業所のデータがおかしいねということに気づいたのはいつですか。
○川内委員 統計委員会の事務局職員が事業所規模別のデータを精査していて気づいたと。その事務局職員の方が気づいた時期をちょっと知りたいんですけれども。
○川内委員 大臣、済みません。十二月に分析をして十二月に説明を求めたんですか。時期がちょっと重要なので、済みません、もう一度お願いします。
○川内委員 そうすると、統計委員会の事務局なりあるいは統計委員会が事業所規模別データを入手していた時期というのはいつになるんでしょうか。
○川内委員 そうすると、平成二十九年の十二月のデータと平成三十年の一月のデータを見比べておかしいというふうに気づくことは、実は平成三十年の三月ぐらいにはできたはずであるということになろうかというふうに思います。  というのは、毎月勤労統計の全国調査結果原表というのがありまして、...全文を見る
○川内委員 自分ではチェックしておりませんと何かすごいどや顔で言われても、ちょっと、EBPM推進統括官ですからね。EBPM推進統括官、統計担当としては、データを私はチェックしていませんでしたと何かすごい言い切られても、あれっというふうにしか思えないんですけれども。  では、統計...全文を見る
○川内委員 四月に発表されて、断層があるというのは、五百人以上の規模の事業所で物すごい断層が出ているわけですよ。さっき御説明したとおり、一万円、断層ができているわけですからね。一万円上がっているわけです。それを見ていて、これは五百人以上がおかしいぞということについて、私は、もっと...全文を見る
○川内委員 それは、八月より前に気づいていたという理解でよろしいですか。
○川内委員 事業所規模別のデータに不自然なところがある。要するに、総理、全数調査が建前になっていたので、全数調査が建前なので、実は全数調査では段差は生じるはずがないんですね、全数調査するから。それが、平成二十九年の十二月と平成三十年の一月に一万円も差が出ているということは、これは...全文を見る
○川内委員 済みません、もう何回もしつこく聞いて申しわけないです。  総務大臣、平成二十九年の十二月のデータと平成三十年の一月のデータと断層があるというのは、それは実は五百人以上の規模の事業所を三倍に三十年一月は膨らませて集計したから、統計したから断層が出ているというふうに判断...全文を見る
○川内委員 ちょっと私、にわかに、ああ、そうだったんですねというふうに納得はできないんですけれども、今、そういう御答弁ですから、ちょっと次に進みたいと思いますが。  毎月勤労統計の参考系列、参考値の実質化の件に関してなんですけれども、累次にわたって総理は、統計として主系列と参考...全文を見る
○川内委員 標準誤差率を計算していないことで、統計精度検査、総務省統計委員会が行う統計精度検査で、毎月勤労統計はランクが一つ落ちていますよね。
○川内委員 いやいや、確認したいと思いますって、EBPM推進統括官が、統計精度検査を受けて、それについてどう評価されているかわかりませんって、一体どういうことなんですか。(発言する者あり)
○川内委員 川内です。先ほどの続きをさせていただきたいと思います。十六分ありますので。  先ほどの標準誤差率、毎月勤労統計の参考系列の標準誤差率、統計としての確からしさをあらわす数字、これは今まで厚生労働省は出していないわけですね。これを出すべきであると。それは、統計改革推進会...全文を見る
○川内委員 だから、標準誤差率を参考系列については計算していないからですよ。計算してください。計算しようと思ったら、すぐできるんです。計算しますね、標準誤差率を。計算して、すぐ出しますね。
○川内委員 これは参考系列も統計ですからね。総理が答弁しているんですよ、参考系列も統計であると。あなた、何言っているんですか、いろいろ検討しなきゃいけないって。統計なんですから、統計としては標準誤差率を出すのは当然なんですよ、統計を利用する人たちのために。何でそんなかたくなに拒む...全文を見る
○川内委員 いや、だから、厚生労働省の毎月勤労統計の参考系列のところに、サンプルサイズが小さいことに注意が必要であると書いてあるんですよ。サンプルサイズが小さいことに注意してねと書いてあるんです。ではどんなふうに注意すればいいのか。それをあらわす数値が標準誤差率なんですよ。官房長...全文を見る
○川内委員 もう時間がないので、ちょっとめちゃめちゃ焦っているんですけれども。  大臣、これは機械的なことなんですよ。統計としては当然のことなんです。政府として発表している数字なんですから、参考系列を。その統計について標準誤差率を出すというのは当然なんです、統計としての確からし...全文を見る
○川内委員 いや、専門的、技術的な話じゃないんです。  統計というのは、標準誤差とか標準誤差率をあわせて発表するというのが統計を提供する者の務めなんです。それによって統計の確からしさがわかるわけです。だから、本系列は標準誤差率がちゃんと出ているわけですよ。それと同じように、同じ...全文を見る
○川内委員 終わりましたから終わりますけれども、委員長、私が言っていることを理解していただいたと思うんですよ。標準誤差率というのは、統計の確からしさを判断するのに必要な数字なんです。それを計算してくださいと言っているのに、かたくなに拒む。これはおかしなことですから。これは、委員会...全文を見る
02月13日第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○川内委員 ありがとうございます。私の時間が残り少しありますので、よろしくお願いをしたいと思います。  西村委員長が午前中だけだということなので、毎月勤労統計について、平成三十年の一月に調査方法が違法に変更された後、確報値が発表される、四月ですね、平成三十年四月。この毎月勤労統...全文を見る
○川内委員 平成三十年の一月に調査方法が変更になった後、毎月勤労統計について厚労省から説明を受けていると思うが、いつ受けましたかと聞いたんです。
○川内委員 それは誰から受けましたか。
○川内委員 四月に受けているわけですが、そのときは、五百人規模以上の事業所は全数調査であるということを、毎月勤労統計について、西村委員長御自身が御存じでしたか。
○川内委員 厚労省から、五百人規模以上は全数調査は、調査方法の変更はあったけれども変わっていないんですよという御報告はありましたか、そのとき。
○川内委員 厚労省は、四月と八月と二回、西村委員長をだましているわけですよね。全数調査していないにもかかわらず、全数調査をしているかのごとくに説明を続けていた。  実は、酒光さんが最近話題になっているんですけれども、特別監察委員会の報告書には、酒光さんは知っていたわけですね、政...全文を見る
○川内委員 酒光さんを参考人として要求をしたいというふうに思います。
○川内委員 あと、済みません、野地さんも非常に重要な役回りを演じていたんですけれども、野地さんも参考人要求をしたいと思います。
○川内委員 せっかくですから西村さんにも。  西村さんが十二月十三日に、これは重大な問題だと指摘したのか、これは統計法に違反するよというふうに指摘したのか、どっちか、お答えいただきたいと思います。
○川内委員 西村委員長も大変お気を使っていらっしゃるんだと思いますが。  大西さん、その指摘を受けて、これは大変なことだと、官房長らに電話なりですぐ報告しませんでしたか、あなた。五日間、何か黙っていたみたいなんですけれども。報告ぐらいはすると思いますけれども。最後、お答えいただ...全文を見る
○川内委員 また続き、午後にやりますので。  終わります。
○川内委員 午前中に引き続き質疑をさせていただきます。  午前中の続きを少しさせていただいた後、総理に辺野古について聞かせていただきたいと思っています。  まず、統計委員会の事務局が、五百人規模以上の事業所についてデータがおかしいねということに気づいたのは平成三十年の何月何日...全文を見る
○川内委員 それで、十二月十三日の会合になるわけですけれども、十二月十日に厚労省に対して指摘をした、十二月十三日、重大な問題だねと先ほど、西村委員長が大西政策統括官にお伝えになられたわけですけれども、重大な問題だと言われて、先ほど最後に聞いたんですけれども、大西政策統括官は、十二...全文を見る
○川内委員 だから、それは会合をしたわけですよね。十二月十三日から十八日までの間、電話なりメールなりその他の方法なり、全く、重大な問題だと法令違反を指摘されて、何にもしなかったんですか。何にも報告していないと。電話で、こんなことを指摘されたので、私も知らなかったんですわとか、何に...全文を見る
○川内委員 おらなかったと思いますとは、どういうことなんですかね。  では、誰にも話していないと。官房幹部じゃなくてもいいですわ、誰かに話をした、誰かに伝えたということはないですか。
○川内委員 いや、それ以外の人にはということですけれども。
○川内委員 恐るべき危機管理ですけれども。  それでは、十九日の会合で官房幹部に大西さん御自身が説明をされている、資料を持って説明をしたと、この前、私の質問に対して御答弁されました。その資料の中に、雇用保険あるいは労災給付の算定の基礎となっている、毎月勤労統計とはそういう統計で...全文を見る
○川内委員 どんな資料を持っていらっしゃったのか、この資料の提出を委員会に求めます。そのとき説明した資料の提出を委員会に求めたいと思いますが、委員長、お諮りください。
○川内委員 十二月十三日から十八日の間、大西さん、あなたは何をしていたんですか。何をしていたんですか、ちょっと教えてください。私、こんなことをしていたんですよということを教えてください。
○川内委員 十五、十六が土日ですから、十七日は何をしていましたか。あるいは、土日に何をしていましたか。
○川内委員 さっぱり要領を得ない御答弁になられるわけですけれども、こんな重大なことをよく覚えていないというのは、ちょっと私には信じられないことなんですけれども。  あと、この前、官房長が逢坂議員の質問に対して、法改正せずとも省令の改正で保険給付ができるように法制局に相談をしてい...全文を見る
○川内委員 それでは、辺野古に移らせていただきたいと思います。  ちょっとパネルを出していただいて、これは、一月六日の「日曜討論」の安倍総理大臣の発言なんです。土砂を投入していくに当たってですね、あそこのサンゴについては、これを移しております、こう総理は御発言をされていらっしゃ...全文を見る
○川内委員 では、ちょっと一つ一つ進めていきましょう。  総理、あそこのサンゴについてはと御発言されていらっしゃいますが、この埋立区域一の一、埋立区域一の二、埋立区域二、埋立区域二の一、埋立区域三、こういうふうに分かれているんですけれども、あそこというのはどこを指すのかというこ...全文を見る
○川内委員 総理、この埋立区域二の一と埋立区域二というのは、全然別な工区なんですよ。今やっているのは埋立区域二の一ですね、全体の四%。だから、埋立区域二と埋立区域二の一を混同されていらっしゃるということがそもそも不正確なんです。総理、これは私どもの受けとめですから。総理は正しく理...全文を見る
○川内委員 総理、今聞いていただきましたか。この埋立区域二と埋立区域の二の一にあった移植したサンゴというのは一群体なんです、一群体。この埋立区域二と埋立区域二の一にあったサンゴは一つなんですよ。それを移植しましたと。  では、この、まだ締め切っていない大浦湾側に、移植すべきサン...全文を見る
○川内委員 それで、最近総理は、那覇空港の第二滑走路のことをよくおっしゃるじゃないですか。そこよりも厳しい基準で移植するんだよということをおっしゃるわけですけれども、那覇空港の第二滑走路事業に付随して移植したサンゴは三万何千群体あるんですけれども、そのうち、五年経過後、現在でも生...全文を見る
○川内委員 だから、サンゴは移植すると、いろいろな、台風の影響とかはあるにせよ、やはり生きていけなくなっちゃうわけですね、非常にデリケートな生き物なので。  総理、一般の視聴者が辺野古の工事を思うとき、そして、あそこと言われたときに、やはりこの埋立区域全体を思っちゃうわけですよ...全文を見る
○川内委員 いや、今まさしく総理が、土砂を投入しているところ、こうおっしゃいましたけれども、土砂を投入しているところは埋立区域二の一なんです。このちっちゃなところですね。総理、見てください。  この二の一は、もともと移植すべきサンゴはゼロなんです。土砂を投入しているところは二の...全文を見る
○川内委員 だから、私、総理の言い方が間違っているなんて一言も言っていないですからね。誤解を与える言い方をされているので、撤回されて、言い方をもう少し考えられたら、工夫されたらいかがですかということを申し上げているわけで。  県民の心に寄り添うということであれば、移されていない...全文を見る
02月19日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○川内委員 川内です。よろしくお願いします。  まず、ちょっと統計のことを事実確認させていただきたいというふうに思います。  なぜならば、麻生大臣の経済財政諮問会議の平成二十七年十月の発言が、今回の毎月勤労統計の不正の発覚、違法の発覚につながる遠因となっているからであります。...全文を見る
○川内委員 メールで指摘をしたということであればメールの、私、全部資料を下さいと言ったんですよ。そのメールに何て書いてあったかとか、非常にそういうところが重要なので。ところが、きのうこれしか持ってこなくて、これを持ってくるのにも四、五日かかっているんですけれども、この一枚に。 ...全文を見る
○川内委員 審議官、よく聞いていてね。  統計委員会委員長から担当者は資料の作成の指示を受けたと。その統計委員会委員長が指示を出したのは、何月何日ですか。
○川内委員 結局、この不正が、一月の標本がえで、確報が出たのが四月で、その四月から十二月六日までの間、厚生労働省のこの毎月勤労統計を担当している人たち以外は誰も知らなかったと。十二月六日に資料作成の指示を受けて資料作成を始めて、七日から八日にかけて、あれ、おかしいじゃんと。十日に...全文を見る
○川内委員 ちょっと、大臣、済みません、よくわからなかったんですけれども、平成二十七年の十月以前は、経済財政諮問会議で統計の話などをされたことはない、この二十七年十月に初めてしたということでよろしいかと、事実確認だけ、済みません。
○川内委員 この平成二十七年の十月の御発言というのは、麻生大臣がみずから、財務省事務方に資料作成を命じて、発言するよというふうにおっしゃったのか、それとも事務方の方から、大臣、こういう資料をつくったので諮問会議で御発言くださいというふうに、事務方からの進言があったのか、どちらでし...全文を見る
○川内委員 官邸での統計関係の会議に出ておった、その後、諮問会議での発言をしたということでございますけれども、官邸での統計関係の会議というのは、具体的には何という名前の会議なんでしょうか。
○川内委員 後で、財務省の事務方の方に、そのときの会議の資料等をいただくように要請をさせていただきたいというふうに思います。  それでは、麻生大臣、この問題はこのくらいにして、先日の所信表明で、少子高齢化への対応が大事だよ、その一環として、全世代型社会保障制度の確立、そしてその...全文を見る
○川内委員 大臣、聞きましたか、今。統計をごまかす厚生労働省の政策統括官が、自分たちの数字はごまかしているくせに、一三・九%が具体的に何人ぐらいになるんでしょうかねと聞くと、一応計算はしたけれども、そんな数字は自分たちは信用していない、貧困だと思っていないとおっしゃるわけですね。...全文を見る
○川内委員 十四万人と百三十三万人、足すと百四十七万人ぐらいになるわけですけれども、高校生や〇歳から五歳の子供たちというのはこの数には入っていないということですから、高校生あるいは〇歳から五歳の大変厳しい状況に置かれている子供たちの数を想像すると、この相対的貧困の状態にある子供た...全文を見る
○川内委員 大臣、結局、生活保護というのは、健康で文化的な最低限度の生活を保障する制度ですから、相対的貧困ラインより上なんです。上なんです。今いろいろごちゃごちゃごちゃごちゃ言ったけれども、上なんですね。  相対的貧困の状態にある子供たちというのは更にその下にいるということで、...全文を見る
○川内委員 厚生労働省藤原子ども家庭局児童虐待防止等総合対策室長はどうですか。
○川内委員 知っていたということですか。知らなかったでしょう。何を言っているんですか。
○川内委員 もう、大臣、役所というのはこういうものなんですね。とにかく、今知ったこと、いや、私だって、こんな偉そうなことを言っているけれども、きのう知ったんですよ、レクを受けている最中に、どうなんですかと聞いている中で。  今知ったと素直に言えばいいのに、何でそう言わないんです...全文を見る
○川内委員 それで、大臣、もう私の時間がないので申し上げておきたいんですけれども、今回の幼保無償化の予算というのが、政府・与党的には頑張っているんだよということを累次にわたっておっしゃるわけですが、その幼児教育の無償化の予算の中で、子供の貧困対策にかかわる予算というのはごくごく少...全文を見る
○川内委員 日本の将来につながります。だから、そういうことをきちんとみんなでやっていこうねということを合意するということは大事なことだというふうに、きょうの議論を通じて大臣にも感じていただけたのではないかと思うので、その決意だけ、最後、聞きたいと思います。
○川内委員 終わります。
02月22日第198回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○川内委員 川内です。  きょうは、まず、辺野古のことについて取り上げさせていただきたいと思います。  県民投票も行われておりますし、大変国民の皆さんも注目をしていらっしゃる結果が出るのではないかというふうに思いますが、政府的には、普天間の飛行場の危険性の除去が大事なのだとい...全文を見る
○川内委員 岩屋大臣、施工実績について教えてくれというのは、土木のことを聞くわけですから、そのサンド・コンパクション・パイルを何本打ち込んだのかということを含めて聞いているわけですよ。だから、要するに、岩屋大臣にそういうふうに役所が、事務方がレクをすること自体が今の日本の政治行政...全文を見る
○川内委員 いや、だから、大臣、岩屋大臣、そういうふうに事務方がレクしていること自体が問題なんですよ。  赤土防止条例に基づいては、赤土の流出が防止されるようにきちんと工法がなされているかということについて確認をした、目視で確認したら、そのときは水質に濁りは見られなかったという...全文を見る
○川内委員 だから、埋立材に問題はないと認識していると図らずもおっしゃったように、それは全部後づけなんです、後づけ。  大臣、いや、だから、大臣は環境保全図書の、ごらんになりましたか。読んでいますか。締め切ったところは四〇でいいなんて書いていないですよ、そんなこと。環境保全図書...全文を見る
○川内委員 いや、どこにもないことを、あたかもあるかのごとくにおっしゃるのはおかしいですよ。ないでしょう。
○川内委員 記載がないわけですよ、四〇という。だから、検査させてよということを沖縄県はおっしゃっているわけです。  では、締め切ったところだったら何でもいいんだということに関して、締め切ったところであれば赤土の割合が多くても大丈夫だよという実証実験や、あるいは論文等があるのか。...全文を見る
○川内委員 いや、岩屋大臣、水は、特に海は潮が満ち引きするので、そして水は、地球は水でできているし、僕たち人間の体も水でできているし、水はどこにでも行き来するわけですよね。物すごい細かい赤土の粒子というのは本当に目に見えないし、そういうものが海洋に影響を与える。だから、沖縄県、琉...全文を見る
○川内委員 私が聞いたことにお答えいただいていないんですけれども。  被度五%未満のサンゴも辺野古側、今締め切っている海にたくさんあったということはお認めになられますねということをお聞きしております。
○川内委員 いやいや、環境影響評価書には、被度五%未満のサンゴが今締め切っている海域にもたくさんあるということが評価書の中に、防衛局が作成した書類の中に出ていますよ。それを、保護対象以外のものは知らないという答弁は、委員長、これはまことに不誠実じゃないですか。ちゃんと答えないとだ...全文を見る
○川内委員 あるということを今お認めになられました。だから、総理のこの前の発言はやはり間違いであるという、保護対象の群体は移植したという、一体だけね。  きょうの質疑を聞いていても、ずっと朝からそうなんですけれども、行政の仕事が、国民の疑問やあるいは不審をごまかすことが仕事にな...全文を見る
○川内委員 指示はされていないと思いますが、承諾をしていると。  私は、反対活動というのは、私も行きますよ、辺野古に。それで何か、写真を撮られるのを何か嫌だなというふうに思っていました。何で私の写真をそんな撮られなきゃいけないのと思っていました。反対活動というのは表現の自由だし...全文を見る
○川内委員 だから、犯罪が行われている若しくは犯罪が行われている直後でなければ、警察であったとしても同意なく写真を撮っちゃだめよというのがこの最高裁の判決ですよね。  先ほど岩屋大臣は、承諾をしていることは間違いないというふうに、この海上警備計画書についておっしゃられたわけでご...全文を見る
○川内委員 いや、だから、何か問題があって写真を撮るということは許容されるのかもしれませんが、何にもないのに、ただ反対運動をしている人の顔写真を撮り、リスト化するというものは、私は法的に大変疑義があるのではないかというふうに言わざるを得ない。  過去、仲里議員の質問主意書に対す...全文を見る
○川内委員 今まさに個人情報の保護という言葉を大臣お使いになられたわけですけれども、その写真を撮られた方々が、自分が撮られた写真がどうなっているんだろうということで情報公開請求をされた、そうしたらば、その情報公開請求に対して、ちょっと、名前とかを防衛局に報告していることがばれると...全文を見る
○川内委員 情報公開を求めた対象文書が、名前等が消されて、すなわち改ざんされているとするならば、これもまた大変な問題になるわけで、よくよく御調査をいただきたいというふうに思います。  そこで、辺野古について、私は、一回立ちどまって、きちんと政策の評価をすべきだと思うんですよ。 ...全文を見る
○川内委員 行政事業レビューは全体を評価しているわけで、辺野古について私はきちんと特化して政策評価をすべきであると。そうでなければ、このままだとこれは幾らかかるかわからないわけですから。いつまでかかるかもわからない。そして、普天間が返ってくるかどうかもわからない。何にもわからない...全文を見る
○川内委員 十二月十三日に統計委員長が、それは重大な問題だということを厚労省に指摘をする。そして、実は、十二月十七日、その四日後に統計委員会が開かれております。その統計委員会は、何事もなかったかのように会議が開かれているわけですね。全数調査をしていない、大問題だというようなことが...全文を見る
○川内委員 これ、大臣が知ったのはいつですか。
○川内委員 結局、十二月十三日に、統計委員会の委員長は、これは重大な問題だ、何じゃこれと厚労省に指摘をして、上に全くどっちの省も上げていないわけですよ。厚労省は大西さんが握る、統計委員会は統計委員長が握る。統計委員会の十二月十七日の会議というのは、正式な会議ですからね。それを、い...全文を見る
○川内委員 済みません、時間が来てしまったので、中江参考人に一言だけちょっと教えていただきたいんですけれども、麻生大臣の経済財政諮問会議の発言ですね。  麻生大臣の周辺に、毎月勤労統計の段差について麻生大臣に伝えてねということを中江さんがおっしゃられたのではないかというふうに思...全文を見る
○川内委員 ありがとうございました。終わらせていただきます。
02月26日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○川内委員 川内です。  大臣、よろしくお願いします。  まず、先日の財務金融委員会、二月十九日だったんですけれども、そこで、さまざまな統計問題というか、今回の毎月勤労統計をめぐるさまざまな問題について、ある一定の端緒になったのではないかと考えられる平成二十七年十月の麻生大臣...全文を見る
○川内委員 そこで大臣に、今、そんなはずはないがな、こう大臣もおっしゃられたわけですが、経済財政諮問会議で、毎月勤労統計を始めとする統計の精度の問題を御発言になられる前に、毎月勤労統計に関して、サンプルがえのときに段差が生じるんだよ、これはいろいろな人に指摘されているんだよという...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  では、統計についてはまた後ほど聞かせていただくとして、きょうずっと話題になっているポイント還元のことについて、お話をちょっと聞かせていただきたいというか、教えていただきたいんですけれども。  事務費が大変な額に上るじゃないかということで、...全文を見る
○川内委員 きょうはこの細目について深く聞くことはなかなかできないんですけれども、ポスター、チラシで六十億、各店舗への支援に三百億、システムの開発とかは、別途予算は計上されていたと思うんですけれども百四十億、コールセンター等を始めとするその他事務費で百八十億、合計すると六百八十億...全文を見る
○川内委員 統計そのものが推計になるわけですから、推計を推計すると推計の自乗になっちゃうので、政府として出すのはどうかという思いもおありになろうかと思いますけれども、しかし、その一兆一千億という軽減税率を適用される減税額というものがどのように配分をされるのかということについては、...全文を見る
○川内委員 三千八百八十二億円のうち百億円が、でも生活保護世帯の、今御答弁いただいたのは誰でしたっけ。
○川内委員 川又さん、この前、この財務金融委員会でみんなが認識したわけですけれども、生活保護世帯の子供さんたちというのは、相対的貧困よりも上のラインなんですね。  子供の貧困対策、相対的貧困をなくしていこうというのは、生活保護世帯の子供たちに近づけていくように貧困対策をするとい...全文を見る
○川内委員 それでは、次に、根本大臣の御発言なんですけれども、委員以外の関係者とは中江秘書官のことであるというふうに根本大臣が御答弁されているんですけれども、この御答弁は、根本大臣が事務方に確認したところ、その事務方が姉崎部長に連絡をとり、その姉崎部長が、中江秘書官のことであると...全文を見る
○川内委員 姉崎さんに電話した事務方というのは誰ですか。
○川内委員 いやいや、名前を言ってくださいというんじゃなくて、役所の皆さんはみんなポストで仕事をされるわけですから、ポストの名前があると思うんですけれども。
○川内委員 その人が連絡をとって、姉崎さんが中江さんのことだと、委員以外の関係者とは中江さんのことですよというふうにその企画官に答えたんですね、姉崎さんが。
○川内委員 それでは、きょうお配りした資料をちょっと先生方に見ていただきたいんです。  これは統計委員会が厚労省に対して出したメールなんですけれども、日付が二〇一八年十二月十日十四時五十六分。このメールが厚労省に対してとどめを刺したわけですね。あなたたち、何か変なことしているん...全文を見る
○川内委員 ここに三・五〇ポイント、二・九八ポイントという段差、生じるはずのない段差が生じているということを統計委員会が厚労省にメールで指摘をした。  厚労省は、その指摘を受けてどう思ったんですかね。ばれたと思ったんですかね。どうですか。
○川内委員 資料の二枚目に、「毎月勤労統計 調査の改善に向けて」という、厚労省の大変なミスというか不正を指摘した資料をおつくりになられた方の名前が出ています。総務省参与肥後雅博さん、こう出ていますが、この方は、日銀からの総務省統計委員会への出向者ということでよろしいかというのを教...全文を見る
○川内委員 資料の一ページ目にある、肥後さんはCCでこのメールを受け取っているわけですね。その右横にある吉野克文さん、この方も日銀からの出向者でございますね。
○川内委員 政府の中の厚労省における毎月勤労統計の不正を日銀からの出向者が見破ったということになるわけですけれども、きょうは日銀の副総裁にもお運びいただいているわけでございますけれども、お忙しい中にありがとうございます。  この二人を統計委員会へ出向させた経緯を教えていただきた...全文を見る
○川内委員 大変優秀な方二人が統計委員会にいたから、この不正が見つかった。この二人がいなかったら、何にもわからないままずっと行くわけですね。今も多分わかっていないわけです。大変なことだなというふうに思うわけです。  十二月十日のメールがあって、そして、十二月十三日に厚労省は西村...全文を見る
○川内委員 知らない人がいっぱいいるわけですけれども。  それでは、十二月十三日の統計委員会委員長と野地室長との打合せ、これは、実は、この資料の二ページ目に、表紙を着目していただきたいんですけれども、二〇一八年十二月十七日という日付がこの資料に書いてあるんですけれども、この日付...全文を見る
○川内委員 ということは、この十二月十三日の西村委員長と野地室長との会合、あるいは、大西さんから電話がもしかして統計委員長にあったのかもしれない。ちょっと十七日の会合にその資料を出すのは勘弁してください、お願いしますよという依頼があったんですか。
○川内委員 だけれども、なぜか資料が統計委員会に出なかったと。  これは最重要資料ですよね、厚生労働省の不適切な統計の取扱いを証する資料。そして、十二月十四日には、総務省から厚生労働省に対して、公文書で、法令を守っていないということを指摘する文書が発出されている。  しかし、...全文を見る
○川内委員 ちなみに、この審議協力者のところにある、日本銀行調査統計局参事役というのは誰ですか。
○川内委員 あと、この十二月十四日の厚労省に対して法令を守っていないよということを指摘する統計審査官の公文書、これは決裁はどこまで決裁しているのか、回覧は誰までしているのかということを教えてください。
○川内委員 政策統括官といえば局長級ですよね。厚労省も大西さんは局長級ですよね。もうこの時点、十二月十七日の時点では、法令に反しているということはそれぞれの局長級まで知っていた。しかし、これは政務には全く報告していないわけですね。この前の予算委員会で、きょう来ていただいている鈴木...全文を見る
○川内委員 土生さん、全然聞いたことに答えていないんですよね。土生さんは知っていましたか、こっそり三倍復元をしたことを。報告を受けましたか。
○川内委員 それで、先ほどの質問に戻るんですけれども、三十年の一月のデータだけ復元しているデータなんですよ、だから段差が生じるんですよということをなぜ大臣に報告しなかったんですかということを聞いているんですけれども。
○川内委員 全然答弁になっていないですね。  全数調査をしていないだけでは段差は生じないです。一方だけ復元するから五百人規模以上の事業所について大きな段差になっている、それが肥後さんの指摘ですよ。関係者はみんなわかっているんですよ。だから、十九日の説明資料には、東京都の抽出調査...全文を見る
○川内委員 十二月十七日のこの統計委員会なんですけれども、肥後さんの資料を配付しなかったということですが、これは誰の判断で配付しなかったんですか。
○川内委員 だから、ますますこの政策統括官、それから大西さん、これは、問題が発覚して政務への報告まで十日間かかるわけですね。その間、我々の言葉で言えば隠蔽しているわけですよ、事務担当者レベルで。法に反することが明らかであるということは、もう十二月十四日の時点で総務省は断定している...全文を見る
○川内委員 副総裁はいかがでしょうか。
○川内委員 政府が経済財政諮問会議や統計改革会議などを設けて、一生懸命統計のことについて、それは、統計の精度を上げるとか実態を適切に反映する統計にするとか、それが数字をかさ上げすることにつながっているんだろうとか、それは評価の問題は与野党でいろいろあるにせよ、こういう問題が生じて...全文を見る
○川内委員 特に三倍に復元したわけですから、その段差が生じるのは自明なんです。そのことを関係者はみんなわかっていた。しかし、それを、なおかつ十二月二十日に至っても厚労大臣にも報告しない。  鈴木大臣もそのことの報告は受けていないでしょう。どうですか。要するに三倍に復元したから段...全文を見る
○川内委員 統計委員会は割とちゃんと報告しているんですよ。厚生労働省は政務に報告していないんですよ。これは何でですか。何を隠そうとしたんですか。
○川内委員 私の質疑時間が終わりますので、一言だけ申し上げておきますが、この特別監察委員会報告書によれば、十三ページにこう書いてあります。  J、Jというのは大西さんですね、大西さんは、「この時初めて今回の問題事案を把握し、当該打ち合わせの前にI」、Iというのは野地さんのことで...全文を見る
02月27日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○川内委員 川内でございます。よろしくお願いいたします。  七百六十五トンの金の延べ棒を私も一度見てみたいなと思いながら末松先生のお話を聞かせていただいておりましたけれども、そういう夢のような世界ではなく、私たち庶民は現実の生活の中で四苦八苦しているわけですけれども。  こと...全文を見る
○川内委員 鋭意作業をお進めいただいて、教えていただきたいというふうに思います。  さらにもう一つ、昨日、経済産業省の方から、これは麻生大臣からも、これは大丈夫かよという御発言が図らずもあったポイント還元についてなんですけれども、事務費が六百八十三億円ということで、そのうちの三...全文を見る
○川内委員 人を派遣して一つ一つのお店をサポートするよ、それがハンズオン支援という言葉の意味だよと。それが三百億ということなので、具体的な事業のスキームというか、どこか業者さんに委託してそこがやるのか、国が直接やるのか、多分、どこかに委託されるんだろうと思うんですけれども、ちょっ...全文を見る
○川内委員 そうすると、決済事業者それぞれのお会社に、このハンズオン支援の業務を委託してやっていただくということになるんですね。
○川内委員 この決済事業者に委託する発注者は、国が直接、決済事業者に発注することを考えているんですか。
○川内委員 ある管理法人、一社を国としては選んで、その管理法人から発注していくということなんですね。  ああ、だから。わかりました。一部報道で、何かポイント還元で広報に四百億使うんだという記事が出たわけですけれども、きのう説明していただいた広報の六十億、それからこのハンズオン支...全文を見る
○川内委員 これは予算が通っていないのに、そんなことはないと思うんですけれども、新聞の記事、あるいはいろんなネットのニュースなどでは、D社という個社名まで出ていたんですけれども。ここで固有名詞は挙げないです、アルファベットDですけれども。そんなことは全然決まっていないですよね。
○川内委員 今、公募期間中なんですか。もう公募の締切りは終わったと。
○川内委員 今のところ、じゃ、申し込んでいるのは一社ということなんですかね。今のところ何社申し込んできているんですか。
○川内委員 三百六十億の仕事ですからね。ゼロなんですね。わかりました。  では、くれぐれも、ポイント還元、めちゃめちゃ、きのうも藤木さんも聞かれていたように、みんなが心配していますので、公正公平を期していただきたいということを申し上げておきたいというふうに思います。  それで...全文を見る
○川内委員 それで、その八億二千万円の値引きの唯一の根拠文書というのが、先生方のお手元に配付してございます参考資料についております、平成二十八年四月の、工事業者による試掘調査報告書という文書なんです。この試掘調査報告書に、三・八メートルまでごみがあるよという記載がある。しかし、会...全文を見る
○川内委員 この試掘調査報告書、これは国交省が見積りの書類に添付している、三・八の根拠となる唯一の資料なんですね。ただ一つの大事な資料なんです。それが、同じ穴を違う穴として書いているけれども、それはまあ間違いましたわ、だけれども三・八は本当なんですと業者が言っています、だから私た...全文を見る
○川内委員 それで、国交省に出された業者からの回答書、それを国交省がクレジットをつけて私どもにも見せていただいているわけでございますけれども、この報告書の中に、当初の試掘は二十カ所程度でした、その後、半分程度埋め戻したため、試掘調査結果資料を作成したときには八カ所程度の試掘を対象...全文を見る
○川内委員 この二十カ所を国交省は知らなかったわけですけれども、最初、二十カ所試掘したというわけですね。その後それを埋めて、残った八カ所を調査した。しかし、そのプロットをそれぞれ見比べると、全然位置が違いますよね。次長、どうですか。違うでしょう、位置が。
○川内委員 ただ、次長さん、この二十カ所と八カ所の関係については、国土交通省がクレジットをつけている、回答書の提出についてとする立派な公文書ですね、行政文書、国交省の公文書の中に書かれている記述であります。  森友学園側から、要するにこの問題の当事者ですよね、当事者から提出され...全文を見る
○川内委員 今、何を答弁したんですか。二十カ所と八カ所の関係について説明をすべきであるということに関して、国土交通省はそうしますというふうにおっしゃるんですねということを確認しているんですけれども。
○川内委員 国土交通省さんのその説明はとても納得できるものではないですよということを私は申し上げているんです。  次長、余り、ちょっとよくわからなくて、ずっと答弁書を読んでいるだけですけれども、二十カ所、当初掘った穴というもののプロット図を私たちは持っているわけです、森友学園か...全文を見る
○川内委員 どのような資料かわからないというのは、それはそうでしょう、国土交通省さんは持っていないから。これは、キアラ設計という森友学園を設計した業者の名前の入った、そして森友学園側から提供を受けた資料です。そして、公党の会議に提出されている資料です。その資料を我々は持っています...全文を見る
○川内委員 委員長の御配慮で、今の私の質問に対する答弁は、きょうの質疑の一番最後にもう一度聞きますので、それまで留保します。
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○川内分科員 柴山大臣、本当にお疲れさまでございます。きょうは夜まで本当に大変だと思いますけれども、心からの敬意を表しながら質問をさせていただきたいというふうに思います。  きょう、私は三十分お時間をいただいておりますので、漢字のことについて、文部科学省と議論をし、そしてまた、...全文を見る
○川内分科員 「害」の字については、文化庁として、日本国政府として、ほかの外国で用いられている事例を把握しておらないということでございます。  「害」は、主査、害虫とか害悪とか害毒とか、あるいは傷つけるとか殺すという意味ですね。漢字というのは、漢字一文字で意味をあらわすわけです...全文を見る
○川内分科員 大臣、配付資料の一ページから四ページを見ていただくと、今御説明いただいた文化審議会国語分科会の確認事項等を添付させていただいておりますが、今御説明をいただいたように、「常用漢字表は、地方公共団体や民間の組織において、表にない「碍」を用いて表記すること等を妨げるもので...全文を見る
○川内分科員 大臣、ありがとうございます。  この国語審議会の確認事項を受けて、早速、兵庫県の宝塚市が、資料をつけてまいりましたけれども、宝塚市の公文書に「碍」の字を使うということを発表されて、この四月から運用を始められるということでございます。  この宝塚市の方針、これはも...全文を見る
○川内分科員 大臣、ありがとうございます。  大臣、衆参の両院で全会一致で、これは馳先生の大変な御尽力、御指導があったからなわけですけれども、このような決議が行われて、今、審議会で御議論をいただいている。  このきっかけというのは昨年の通常国会でのスポーツ基本法の改正でありま...全文を見る
○川内分科員 きょうはNHKさんにも来ていただいているので教えていただきたいんですけれども、NHKさんは、放送用語委員会というところで、言葉に関して、漢字に関して、どの漢字を使うかということを御議論されていらっしゃるようでありますけれども、障害に関しての表記、「害」の字を今は使う...全文を見る
○川内分科員 曖昧な、ちょっとよくわからない答弁だったんですけれども。よく考えてまいりたい。  放送用語委員会で、それは御検討をぜひいただきたいんですよ、国語審議会とは別に。国語審議会は国のことをやっているわけで、それとはもう、メディアは別だよということは確認されているわけです...全文を見る
○川内分科員 「碍」の字は、ですから、今申し上げたように、ある一時期から使われなくなってしまったので、みんなが知らないわけですね。日本人が知らない、知らないからなじみがないということであって、障害者権利条約の障害者という言葉の意味は、あるいは障害という言葉の意味は、その人の行く手...全文を見る
○川内分科員 放送で使う漢字は放送用語委員会で決めると。その放送用語委員会で、オリンピック、パラリンピックってめっちゃ大事じゃないですか。日本という国のイメージとか、日本という国がこれからどういう方向に向かっていくのかということを世界の人々に指し示していくときにすごく大事なイベン...全文を見る
○川内分科員 NHKさんに御答弁をいただきました。  大臣、漢字一文字ですけれども、日本という国の国柄とか、あるいは日本人の民族性とか、あるいは日本人がこれから何を目指していこうとしているのか、本当のバリアフリー、みんなが尊重される世の中にしていくんだよという政府としての意思を...全文を見る
○川内分科員 ありがとうございます。  終わります。
02月28日第198回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○川内委員 川内でございます。よろしくお願いをいたします。  樋口委員長、本当にお疲れさまでございます。ありがとうございます。  きのう、報告書を私も読ませていただいて、十三ページなんですけれども、「平成三十年一月以降、東京都の大規模事業所について適切な復元処理をしたことにつ...全文を見る
○川内委員 いや、ですから、みんなに黙ってこっそり、統計法に反して、今まで復元していなかったものを、黙って、全数調査もせず、抽出調査の上で復元することが適切だというふうに監察委員会として判断するのですかということを聞いているんです。(発言する者あり)
○川内委員 法令上はどうですか。
○川内委員 全然私が聞いたことに答えていないですね。後ろの弁護士の二人は、ちゃんと指導していただかないと困りますよ。  私が聞いたのは、こっそり三倍復元をすることも不適切なんじゃないかということを聞いているんです、法令上。不適切な行為を隠すために適切なことをやったのだ的なことを...全文を見る
○川内委員 もうこれだけで、この監察委員会の報告書は書きぶりを変えないといけないと思うんですということを、指摘をまず一点したいと思います。  それから、要するに、サンプルを黙って三倍に復元したら、これは数値は大きく出るんですよ。厚労大臣は、昨年十二月二十日に第一報を、報告を受け...全文を見る
○川内委員 官房幹部への資料には、平成三十年十二月十九日現在で判明した事実というタイトルをつけて、こっそり三倍に復元しているという報告書を出しているわけです。それを大臣に、政務に報告しない。多分、年末の総理が聞いたときも、官房長官が聞いたときも、財務大臣が聞いたときも、三倍に復元...全文を見る
○川内委員 総理、樋口委員長の御発言は、いや、僕たちが隠蔽じゃないと言っているから隠蔽じゃないんですということなんですよね。  他方で、厳しいこともおっしゃるんです。きのう、記者会見で樋口委員長は、真実に反することを、独自の判断と怠慢で不適切な取扱いを続けてきた、厳しく非難する...全文を見る
○川内委員 きのうの記者会見で、真実に反することをというふうに、わざわざ条文にある言葉を引用されていらっしゃるのでお聞きしたわけですけれども、私は、そのぐらい厳しい態度で臨まないとならない事案ではないかという意味を込めて聞かせていただきました。  それでは、次の話題に移りますけ...全文を見る
○川内委員 総理、十万円から二十万円が六三%、求人がですね、二十万円から三十万円が三三・九%、合計で九六・九%です。ほとんどなんですね。  だから、総理が常々おっしゃるように、まだまだこの人たちの賃金をどうやって上げていくのかということが安倍政権に問われるわけですよね。問われて...全文を見る
○川内委員 景気判断の指標としての毎月勤労統計の参考系列、景気判断の指標の一つとしてというところをなかなか御理解いただけないことが残念だなというふうに思うんですけれども。  それでは、総理がよくお使いになられる、子供の相対的貧困率の数字も最近は落ちているんだ、一三・九になったん...全文を見る
○川内委員 要するに、数字遊びをするために統計をつくっているんだと今言ったわけですけれども。総理、政策を発想する場合に、具体のことを想像しないと意味がないんですよ。  だから、十七歳以下の推計人口というのは約二千万人いるんですね。それに一三・九を掛けると、二百六十六万二千五百四...全文を見る
○川内委員 茂木大臣、今、要するに、相対的貧困のラインの方が生活保護の世帯の子供たちよりもそのラインは下になるということをおっしゃられたんですね。
○川内委員 僕は余り頭がよくないので、ちゃんと答えていただいたんですね、私の問いに。私が言っているとおりだというふうにおっしゃっていただいたんですよね。  要するに、政策を発想するのに大事なことだと。日本は健康で文化的な生活を国民に保障する国なわけですから、それは生活保護世帯の...全文を見る
○川内委員 だから、安倍総理、二〇一二年を一〇〇とすると、二〇一九年の水準は九三まで生活保護世帯の扶助基準を下げてきているんですよ。本来は、生活保護扶助基準は一定にしておいて、そして相対的貧困ラインを上げていく、みんなをよくしていくというのが、多分総理もそのようにお考えになられる...全文を見る
○川内委員 なかなかかみ合わなくてちょっと残念なんですけれども、今までやってきていらっしゃることを否定しているわけでは決してないわけです。これからどうしていけばよいのかということを議論させてくださいねということでございまして、今までのことを誰も否定していないですよね。  最後に...全文を見る
○川内委員 終わります。  総理、もうちょっと考えてくださいよ。
03月01日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○川内委員 総理、財務大臣、お疲れさまでございます。十二分という短い時間でございますが、質問を何点かさせていただきたいというふうに思います。  委員の先生方のお手元に、財務省におつくりいただいた資料を配付をさせていただいておりますけれども、軽減税率約一兆一千億の、各所得階層別、...全文を見る
○川内委員 麻生大臣からるる御説明をいただいたわけですけれども、この表を見れば、一兆一千億円という財源がどのようにどの階層に行くのかという傾向は、機械的な試算であっても明白になっているというふうに思います。  低所得の世帯に対する支援、要するに、世帯の人数についても、麻生大臣、...全文を見る
○川内委員 いや、総理、辺野古ができれば普天間が返ってくるということが保証されているのであれば、今の総理の御発言はそうですかということになるのかもしれませんが、普天間が返ってくるという保証はないわけですから、そこをトランプさんと話し合っていただきたいということを申し上げておきたい...全文を見る
○川内委員 終わっておりますけれども、那覇第二滑走路事業におけるサンゴを辺野古基準と同じにしたら十七万群体を移さなきゃいけなかったんだ、それを三万七千移したんだ、十四万殺したということなんですよ。(安倍内閣総理大臣「辺野古じゃなくて」と呼ぶ)那覇でね、那覇で。だから、そういうちっ...全文を見る
03月01日第198回国会 衆議院 本会議 第8号
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○川内博史君 立憲民主党・無所属フォーラムの川内です。  私は、会派を代表いたしまして、根本厚生労働大臣不信任案に対し、賛成の立場で討論をいたします。(拍手)  その前にまず、この不信任案について趣旨弁明をさせていただいた同僚議員、小川議員に対して、国会の行政監視機能に大変な...全文を見る
○川内博史君(続) 大臣にも報告をせず、数々の隠蔽工作をしてきた方たちであります。  甘い身内調査との批判を浴びて、特別監察委員会は追加調査を始め、その追加報告書が一昨日、二月二十七日に公表をされました。この追加報告書が非常に不十分で、真実からほど遠いものとなり、樋口委員長は、...全文を見る
○川内博史君(続) 平成三十年一月以降、大規模事業所について適切な復元をしたことについてとの表題をつけて、こっそり三倍復元が適切であったとしていますが、昨日の予算委員会質疑で、樋口委員長は、法令上不適切であったことを認めていらっしゃいます。  以上、根本大臣が監察本部長として全...全文を見る
03月13日第198回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○川内委員 委員長、理事の先生方のお許しをいただいて発言をさせていただく機会をいただきましたことに感謝を申し上げたいというふうに思います。  奄美群島振興開発特別措置法の改正案について質問をさせていただきたいというふうに思います。  ずっと継続されてきたこの奄振法、奄美の皆さ...全文を見る
○川内委員 今御説明がございましたけれども、地域の皆さんともよくよく相談をしながら検討して、中身を詰めていきますということです。  大臣、そこで、私からの提案なんですけれども、交流人口をふやすという意味においては、滞在期間が長い、例えば十日以上滞在しますよとか、あるいは一カ月以...全文を見る
○川内委員 何か、原稿を読むだけの冷たい答弁なので残念なんですけれども、ぜひ、今私が提案をしたことを踏まえて御検討いただけるものというふうに理解をしたいというふうに思います。  さらに、奄美の皆さんというのは、琉球とか奄美とか、独特の音楽のリズムがあるんですよね。本土は一、二、...全文を見る
○川内委員 ぜひ、こういう人たちからも要望が出ると思いますので、御検討に加えていただきたいというふうにお願いしておきたいと思います。  そこで、この奄美群島振興開発特別措置法というのは、法律上、奄美市そして大島郡の皆さんに、島々に適用しますよということが第一条に書いてあるわけで...全文を見る
○川内委員 今大臣御説明いただきましたけれども、支援措置が奄振法の方が手厚いので、慎重な検討が必要だということでございますけれども、慎重に御検討いただいて、文化的には十島村などは明確に奄美の文化なので、ぜひぜひ御検討いただければというふうに思うところでございます。  さらに、も...全文を見る
○川内委員 国交省に教えていただきたいんですけれども、日本の砂浜の中で、コンクリート護岸のない自然な砂浜、本当に手つかずで残っている砂浜というのは今どのぐらいあるのかということを、わかれば教えていただきたいと思います。
○川内委員 環境省に教えていただきたいんですけれども、国立公園の中で、コンクリート護岸のない自然な砂浜というのはどのくらいあるんでしょうか。
○川内委員 いずれにしても、国立公園の中のコンクリート護岸のない自然な砂浜というのは貴重な砂浜であるというふうに言えると思うし、そこにまたウミガメが産卵し、二億年前の亀が上陸した記録があるということで、何でそこにコンクリート護岸を設置するかというと、平成二十六年に台風が襲来し、そ...全文を見る
○川内委員 だから、順調に砂が供給されて回復をするであろうということなわけですけれども、そこにコンクリート護岸を設置して、自然な植栽は施すわけですけれども、非常に貴重な砂浜ですから、私は慎重にすべきではないかというふうに思っていて、世界自然遺産にも登録されるわけですから、島全体と...全文を見る
○川内委員 閣議決定された環境基本計画の中で位置づけられているということですから、当然、国交省もこれを知っているわけですよね。
○川内委員 大臣にちょっと嘉徳海岸についての御見解をお聞きしたいんですけれども、嘉徳海岸での防災・減災について、コンクリート護岸工事をせずに、自然環境を傷つけない方法で、今、環境省そして政府として閣議決定しているEco—DRRという方法で防災・減災ができるのであれば、私はそうすべ...全文を見る
○川内委員 今、大臣から御説明があったんですけれども、御説明はよくわかりますが、他方で、Eco—DRRという自然の生態系を生かした防災・減災の対策というものが大事だよということを閣議でも決定をされていらっしゃるということで、鹿児島県あるいは国土交通省の担当局がそのことを知っていた...全文を見る
○川内委員 さらに、きょうちょっと議論したいのは、平成二十八年に、これは値引きしなきゃいかぬのかなということで、では値引きの根拠の資料をつくらなければならないねということで、財務省、国交省が業者に指示をしてつくらせた試掘調査報告書というものがあるわけですね。この試掘調査報告書が、...全文を見る
○川内委員 説明は難しいと。精度に差があるという説明を聞かせてくださいと私は申し上げたわけじゃないんです。精度に差がある、この資料に。とはいえ、決定的なそごがありますよねと。  やはり財務省というのはさすがですよね。どの位置からどっちを向いて写真を撮ったかというのを全部プロット...全文を見る
○川内委員 富山次長さん、近畿財務局の職員の方が僕はかわいそうだと思うんですよ。このいやしくも財務省近畿財務局の職員がつくった資料を、財務局に戻ってつくった資料なので正確かどうかわかりませんと言われちゃ、じゃ、行政文書の正確性とかあるいは公正性というのは一体どこにあるんだというこ...全文を見る
○川内委員 時間が来ましたので、終わらせていただきます。
03月15日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○川内委員 川内でございます。両大臣、よろしくお願いを申し上げます。  ことしの一月二十八日、安倍総理大臣の施政方針演説が行われたわけですけれども、その中で、委員の先生方のお手元にもそのときの御発言をお配りさせていただいておりますけれども、「児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創...全文を見る
○川内委員 内閣として決定したのは、閣議決定されているのでわかっているんですけれども、起案したのは誰かと私は聞いたんですけれども。
○川内委員 いや、どこの誰がを。  済みません、こんなことで時間を使いたくないんですよ。どのセクションが起案したんですかということを聞いているんですから。
○川内委員 官房が起案したと。  では、「児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設を進める中で、ひとり親家庭の大学進学率は二四%から四二%に上昇し、」というこの文章について御説明をいただける方はどなたですか。どのセクションですか。
○川内委員 では、「進める中で、」という文言について説明してくれる人は誰ですか。
○川内委員 厚労省さんに来ていただいているので御説明をいただきたいと思いますが、児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設を進める中で一人親家庭の大学進学率が上昇したというこの文章なんですけれども、大学進学率、平成二十三年の二四%、平成二十八年の四二%。児童扶養手当の増額も給付型奨学...全文を見る
○川内委員 いや、どちらも、一人親家庭の大学進学率の調査とは時期がずれているということで、「進める中で、」という言葉については事実関係に誤りがあるのではないかということを申し上げているわけです。そこをお認めくださいということを申し上げております。
○川内委員 いや、だから、施策として例示をされたものと考えているというふうに御答弁されたわけですけれども、そもそも、ここで述べられている一人親家庭の大学進学率の上昇とこの施策、例示として出された施策とは関係ない、時系列的に時期がずれている、直接的な要因ではない、事実誤認であるとい...全文を見る
○川内委員 委員長、創設を進める中でという言葉が、あくまでも例示として述べているだけなんだと。こんな国語が認められるのであれば、政府は今後何を言ってもいいんだということになりますよ。こんな答弁を、委員長、認めるんですか。  いや、間違ったら間違ったということをきちんと認めること...全文を見る
○川内委員 いや、ですから、児童扶養手当の増額は平成二十八年十二月から実施をされているわけですね、平成二十八年十二月から。給付型奨学金は平成二十九年から実施をされている。一人親家庭の平成二十八年の進学率の調査は平成二十八年十一月に行われているんですよ。  児童扶養手当の増額はそ...全文を見る
○川内委員 この児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設を進める中で一人親家庭の大学進学率が上昇したというのは、時系列として、施策の例示として事実誤認がある、直接的な要因ではないことを例示として挙げているということをお認めになられるかということを聞いているんです。
○川内委員 いや、もう一度質問って、私の時間を奪わないでください。これはまだ冒頭ですからね。  総理の施政方針演説の中の、児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設を進める中で一人親家庭の大学進学率が上昇しというくだりについて、前段の部分、児童扶養手当の増額あるいは給付型奨学金の創...全文を見る
○川内委員 だから、因果関係はないということでいいですね。
○川内委員 因果関係を示す言葉ではないとおっしゃったけれども、因果関係はないということでいいんですね。
○川内委員 平成二十八年の一人親家庭の大学進学率四二%というのは、児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設というのは直接的な要因ではないということでよろしいですね。
○川内委員 いや、私が聞いているのは、平成二十八年度の一人親家庭の大学進学率の調査結果と児童扶養手当の増額あるいは給付型奨学金の創設というものに直接的な因果関係はない、直接的な要因ではないということでよろしいですねということを聞いております。
○川内委員 こういう文章の書き方ということ自体が、安倍内閣の姿勢、政治姿勢というか不誠実さというものを私は想起をさせてしまうのではないかというふうに思いますよ。間違ったら間違ったで訂正すればいいだけの話ですからね。  では、やっと本論に入るわけですけれども、この一人親家庭の大学...全文を見る
○川内委員 平成二十三年、平成二十八年のそれぞれのサンプル数、実数字を教えていただけますか。
○川内委員 サンプル数が非常に少ないわけですけれども、総務省に来ていただいていますので、この統計の確からしさを示す指標というのは、どういう指標があるのかということを教えていただきたいと思います。
○川内委員 標準誤差率というのは統計の確からしさを示す数字であると。  では、総務省がみずから調査する労働力調査において、年平均の就業者数の標準誤差率、更に年平均の失業者数の標準誤差率はそれぞれ何%かというのを、もう端的に答えてください。
○川内委員 〇・四、一・〇というのが労働力調査における標準誤差率であると。数字がちっちゃい方が恐らく確からしいんでしょう。  では、一人親家庭の平成二十三年、平成二十八年の子供の大学進学率の標準誤差率を教えてください。
○川内委員 非常に、標準誤差率が統計の確からしさを示す数字であるとすれば、労働力調査などに比べて随分大ざっぱな統計であるということが言えるのではないかというふうに思いますが、ほかにも、統計というのはあくまでも推計値ですから、その数字がどれほど確からしいのかということについて、有意...全文を見る
○川内委員 いや、だから、その説明の確からしさが、標準誤差率が高いことによって、その説明自体が確からしくなくなってしまっているわけですよ。だから有意差検定をしてくださいと言っているわけですね。  文部科学大臣、お疲れのところ大変恐縮ですが、まだ手を挙げなくていいですけれども、こ...全文を見る
○川内委員 いや、誤解がめちゃめちゃある表現になっているので。  きょう、ここからが本題だったんですけれども、時間が来て大変残念ですが、また次に譲りたいと思います。  ありがとうございました。
03月22日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○川内委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。  この法律案、先日の参考人質疑でも、高等教育の無償化に向けて一歩前進なのか半歩前進なのかという議論があったわけですけれども、大臣の提案理由の説明あるいは法律案の解説の資料等は、総合的な少子化対策を推進する一環というふう...全文を見る
○川内委員 そうすると、この法律案の提案理由説明の中に、高等教育の漸進的な無償化の一環として、あるいはその趣旨に沿うものとしてという言葉をきちんと入れておかなければならないというふうに私は思いますが、なぜ提案理由あるいは趣旨説明の中にその言葉をお入れにならなかったのかという理由を...全文を見る
○川内委員 なぜ私がこんな小じゅうとみたいなことを大臣に言うかというと、総理の施政方針演説の中でも、幼児教育の無償化という言葉はあるんですが、高等教育の無償化という言葉はないんですね。累次の閣議決定文書でも、高等教育の無償化という言葉が、一年ぐらい前までは入っているんですけれども...全文を見る
○川内委員 これは大事なことだと思うんですよ、政府の意思を示すという意味において。馳筆頭もそこで、うんうん、そうだそうだとうなずいていただいているので、ぜひ政府・与党の中で御検討いただいて、やはりそういうことをきちんと、一環なのか、その趣旨に沿うものという言葉なのか、その細かい文...全文を見る
○川内委員 そうすると、特に何か、例えば来年の四月から始まるとして、来年はこうしようとか再来年はこうしようとか、具体的な目標が、いつまでにというのもないみたいですから、最終的に八割になればいいね、来年はこうしようというのもあるわけではないということみたいですけれども。  では、...全文を見る
○川内委員 まだ固まっているわけではないと。  それでは、七千六百億この法律案のために必要なんだよと言って、参考人の方からも出ていたんですけれども、その七千六百億で八割に達するまでの間、それは九割になるかもしれないし十割になるかもしれないわけですけれども、とにかくこの法律案にの...全文を見る
○川内委員 七千六百億というこの法律案が必要とする所要額について関係閣僚合意というものがされているということなんですけれども、この関係閣僚にはちゃんと財務大臣も入っているんですよね。
○川内委員 この所要額についてきちんと確保をされていくことが無償化の漸進的な実現というものに資するものになっていくというふうに思いますので、しっかりと計画を立てていただいて、なるようになるということではなくて、しっかり子供たちの機会均等に資するような制度にしていただきたいというふ...全文を見る
○川内委員 大臣、今、御回答があったわけですけれども、三百六十億、三百五十億ですね、三百五十億の所要額で有利子奨学金を無利子奨学金にすることができる、現在の金利情勢であればという前提がつくわけですけれども。  これは、私は何よりもすぐ取り組むべき課題なのではないかという思いを持...全文を見る
○川内委員 今、吉良先生からも、金利が上昇したら、それは国そのものがもうめちゃめちゃ大きな問題になるだろうという御指摘をいただいて、私も、なるほどな、そう思うわけですね。  だから、現下の情勢の中で本当に苦しんでいらっしゃる方たちが多くいるということを踏まえると、慎重に検討する...全文を見る
○川内委員 いや、大臣、大臣なんですから、局長がするような答弁をしちゃだめですよ。文科大臣は行政権限を持つキャビネットメンバーのお一人でいらっしゃいますからね。文科大臣が発言したことというのは実現していくんです。  だから、有利子奨学金を無利子とできるのかどうかということについ...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  次のテーマに移らせていただきますが、これも総理の施政方針演説、先日、この文科委員会の一般質疑で議論をしました、一人親家庭の大学進学率のところですね。  総理は、「児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設を進める中で、ひとり親家庭の大学進学率...全文を見る
○川内委員 普通に素直に読むと、児童扶養手当の増額や給付型奨学金の創設があったから何か大学進学率が上昇したんだというふうに、政府の施策を一定説明しているように読めてしまうわけですよね。実績を強調しているように読めてしまう。  だけれども、それはそういうふうに受け取る君らの間違い...全文を見る
○川内委員 今、藤原さんから、こういうふうに御理解いただけるとありがたいんですと御発言があって、そういうふうに素直に理解してくれる人が多ければいいですけれども、全然そういうふうに読めないですよね。何か、いかにも給付型奨学金と児童扶養手当の増額が一人親家庭の大学進学率の向上につなが...全文を見る
○川内委員 今答弁したんですか。  私、忠実に英訳したものを読むと世界じゅうの人々が誤解するだろうから、変えた方がいいんじゃないですかということを質問したんですけれども。
○川内委員 このアズは、では何を意味するんですか。(発言する者あり)
○川内委員 何々のとき、児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設のとき、一人親家庭の大学進学率が上昇したんでしょう。間違っているじゃないですか。因果関係があるように英訳されているじゃないですか。
○川内委員 自分たちが正しいと思っているから君らも正しいと思え、世界じゅうの人々に正しいと思いなさいというのは、もう今の日本国政府の傲慢さを如実にあらわす御答弁だったなということで、ある意味、敬意を表する、敬服に値する今答弁だったというふうに思います。これは皮肉ですよ。  施政...全文を見る
○川内委員 正しい訳だと思っているんでしょう。  だから、あなたは正しい訳だと思っているかもしれないけれども。私も英語の学者さんに聞きましたよ。このアズは、素直に読めば、こういう理由によってというふうに、そういうふうに英訳されていると。だって、それはそうでしょう。施政方針演説の...全文を見る
○川内委員 では、内閣官房で英訳する係の人たちは、これは因果関係はないということを、何の説明も受けずに、この日本語から読み込んだということですね。
○川内委員 いや、質問したことに、聞いたことに答えてくださいよ。英訳した人は、因果関係がないということをこの文章から素直に受け取ったということですねということを聞いているんですけれども。
○川内委員 何で適当なことを言うんですか。  きのうの説明の段階では、何の説明も受けていない、因果関係があるともないとも聞いていない、ただこの日本語を英語訳しただけだというふうに答えましたよ、係の人は。  だから、そういうふうにその場しのぎで適当なことを言っているから、政府が...全文を見る
○川内委員 よろしくお願いしますって、よろしくお願いされてもどうにもならない。  大臣、こういうことをかたくなに国民に押しつけようとする行政の姿勢というのは、私は問題だと思いますよ。普通に読めば、これは誤解を与える表現なんだから、誤解を与えない表現に、仮訳なんだから、変えること...全文を見る
○川内委員 まことに残念でございます。  期待しているじゃなくて、適切な対応がとられているかどうか聞いてみたいぐらい言ってくださいよ。聞く、聞くと。
○川内委員 終わります。
03月28日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○川内委員 委員長そして理事の先生方のお許しをいただいて本委員会において発言をさせていただきますことに、まず感謝を申し上げたいというふうに思います。  きょうは三月二十八日でございますが、七十四年前の三月ちょうどこのとき、三月二十六日から沖縄は大変な艦砲射撃と航空機による空爆に...全文を見る
○川内委員 埋立承認願書の添付図書にはさまざまな添付図書があるわけですが、それらの添付図書の中のどういったものをあわせて変更する必要があるというふうに考えていらっしゃるかということを教えてください。
○川内委員 ことしの一月十六日にシャナハン米国防長官代行と大臣は会談をされていらっしゃいますけれども、この会談の概要などを読むと、辺野古のことも話題に出たようでございますが、既にこの一月十六日の時点では、大幅な工期の延長、軟弱地盤の存在による工法の変更、工期の延長というものが避け...全文を見る
○川内委員 米側に、ではまだ正式に伝えていないということですか。
○川内委員 やはり、防衛省を代表するのは岩屋大臣なので、大臣からしかるべき立場の人に、こうだよということを伝える必要があるというふうに思いますし、現場レベルは別として、正式にきちんと岩屋大臣が話をすべきであるというふうに思いますし、加えて言えば、二月の県民投票の結果、アメリカは民...全文を見る
○川内委員 県民投票の結果についても伝える、話をするということでよろしいですか。
○川内委員 知っているんですけれども、それを正式に話題にするということが大事だと思うんですよ。それを話題にしてもらえますかということを聞いているんです、県民のために。
○川内委員 事実関係を伝えるというふうにお約束をいただきました。  では、何で軟弱地盤だということがわからなかったのか、設計の変更に至ったのかということを、これは事務方の方に教えていただきたいんです。  平成二十五年十二月に埋立ての承認を受けるわけですけれども、その二カ月前に...全文を見る
○川内委員 だから、円弧すべりが一・〇以上であるということをここで書いている根拠を、当時のその根拠を示してくださいということを言っているんですけれども。
○川内委員 いやいや、きのうある程度いただいているので、きょうこれを聞きますと言っているんですから、ちゃんと答えてくださいよ。シュワブ平成二十四年資料作成業務報告書とか、あるいは平成九年のシュワブ沖土質調査その一とかその二とか、そういうもので計算しましたと。  だけれども、大事...全文を見る
○川内委員 この平成九年九月土質調査報告書、シュワブ沖土質調査その一の柱状図から読み取っておりますと。これ、四つボーリングしているんですけれども、このどこのボーリングポイントのどこが五〇なのかということを教えてください。
○川内委員 B—1ポイントの、では、N値が五〇を示す琉球石灰岩の地層の厚さは何センチですか。(発言する者あり)
○川内委員 違う違う。琉球石灰岩を支持層にしているわけですよね、円孤すべりの計算で。このボーリング柱状図で、琉球石灰岩の層でN値五〇を示している層というのは十五センチしかないでしょう。
○川内委員 はい、そうです。
○川内委員 だめ。あしたこれ聞きますからねと申し上げているわけですから、どんなことでも、やはり事務方なんですから、こんなことを大臣に聞けないですから。だから、ここで、この場で聞いているわけですよ。きのう、答えてもらえなかったから、資料もちゃんと十分に用意してもらえなかったからこの...全文を見る
○川内委員 はい、終わりますけれども、委員長、ぜひ、これは何か集中審議もするとかしないとかおっしゃっていらっしゃるので、するんですね。これは、そのときまでにきちっと資料を整えていただいて、いや、ちゃんとやっているからいいんだということじゃないんですよ。この設計の概要を沖縄県に提出...全文を見る
04月02日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○川内委員 おはようございます。川内でございます。  きょうもまた委員長や与野党の理事の先生方に御許可をいただいて発言をさせていただけますことに、心から本当に感謝を申し上げたいというふうに思います。  きょうは外務大臣にもお運びをいただいております。まず河野外務大臣にお尋ねを...全文を見る
○川内委員 県民投票の結果については既に米側に伝えたということでしょうか。
○川内委員 いや、大臣、そんなちょっと回りくどい御答弁ではなく、私がお聞きしているのは、県民投票の結果についても米側にお伝えしているのですかということをお聞きしているので、県民投票の結果について伝えたのか否かということを教えていただければというふうに思います。
○川内委員 地元の方々の強い思いということで米側に伝えている、大臣、そんな、もっと端的に教えていただけますか。県民投票の結果をちゃんと伝えたということでよろしいでしょうか。そうならそうと、そうだと。おまえの言うとおりだということなら、そうお答えいただけますか。
○川内委員 委員長、県民投票の結果をお伝えしたのですかと私は聞いているのでございますけれども、地元の方々の強い思いを伝えているというふうに大臣は御答弁になられるんですけれども、その地元の方々の強い思いという言葉の中に県民投票の結果が入るのか入らないのか、心配で心配でしようがないん...全文を見る
○川内委員 それでは、これは委員長からの御指導でございますので、改めて大臣にお尋ねいたします。  県民の皆さんの強い思いを伝えている、その県民の皆さんの強い思いという言葉の中に、二月に行われた県民投票の結果が含まれている、入っているということでよろしいですね。
○川内委員 委員長、難しいですね。閣僚というのは大変だなと思いますよ。入っているとも入っていないとも言わず、そう考えていただいて結構です、こう非常に微妙な答弁をされるわけでございますけれども、こればっかり聞いているわけにもいかない。  まあ、そう考えていただいて結構ですという答...全文を見る
○川内委員 そのことを外務大臣として、ゴールデンウイークの前後、2プラス2もあるわけですけれども、外務省として、その2プラス2に閣僚が直接出席するかどうかは別にして、外務省、防衛省が米側といろいろな話をされる時期なわけですけれども、それらのことをしっかりと国務省にもお伝えするとい...全文を見る
○川内委員 私は2プラス2を例示として挙げたのであって、要するに、正式に外交ルート、日本の外交を取り仕切る担当閣僚として国務省に、地盤改良が必要である、工期も延長されるであろうというようなことをお伝えしますか、どういう機会であれ、お伝えするんでしょうかということをお尋ねしておりま...全文を見る
○川内委員 もう一つ、確認をさせていただきます。  今、先生方の机上に配付をさせていただいている資料、これは、昨年の十一月一日の予算委員会で河野大臣にお聞きしたわけですが、民主党政権時、二〇一〇年、平成二十二年四月十九日に、これは右側ですね、当時の鳩山総理に対して、外務省北米局...全文を見る
○川内委員 いや、ですから大臣、この鳩山総理が持っていらした文書のゴム判、左側の、外務省から情報公開請求で出てきた文書のゴム判、これは一致します、ゴム判が一致します。さらに……(発言する者あり)  委員長、ちょっと、与党筆頭が私にいろいろ聞くんですけれども、与党筆頭に私は質問さ...全文を見る
○川内委員 このゴム判の中の筆跡も一致します。ゴム判も筆跡も一致します。ゴム判が一致し、筆跡も一致するので、存在が確認できないということはわかりますけれども、この鳩山元総理が持っていらっしゃる文書については、外務大臣も、恐らく外務省でつくったものだろうと思うというふうにおっしゃっ...全文を見る
○川内委員 作成したことを確認できていない。しかし、作成したであろうということについては、これはもう筆跡が外務省の省員の筆跡と同一の筆跡なので、作成したであろうということはお認めいただけますかということを聞いておりますけれども、いかがでしょうか。
○川内委員 ちょっと大臣、これは外務省の方でも鑑定などをされて、これは総理が説明を受けた文書ですから、元総理が、総理時代に。この文書がどういうものであったのかということをやはり政府としてしっかり確定をさせていかなければならない、確認をしていかなければならないことだと私は思うからこ...全文を見る
○川内委員 一メートルしかない琉球石灰岩の層を支持層にしちゃったんですよ、このボーリングデータをもとに。今聞きましたか、皆さん、一メートルです。  そのボーリングデータの土質調査報告書、この前、日本語下さい、日本語下さいと言いました。それで、もらったんですよ。そのまとめのところ...全文を見る
○川内委員 それで、要するに私が聞きたいのは、大臣、平成二十五年の三月に設計の概要を申請するわけですけれども、その設計の概要をつくるに当たって使われているボーリングデータというのは、平成九年九月の四カ所掘ったボーリングの、しかも一カ所のN値を使っているというのが根拠なんです。それ...全文を見る
○川内委員 いや、一部の文献の指摘がそう言っているんじゃなくて、防衛省さんがN値五〇の琉球石灰岩を支持層にするとその後決めているんですが、そのもともとのデータとなっている平成九年のシュワブ沖土質調査のまとめに、琉球石灰岩は当てにならないから、その下の嘉陽層を支持層とすることが望ま...全文を見る
○川内委員 いや、だから、N値がゼロから五〇ですよ。半分以上で五〇が出たと自慢していたけれども、要するに、ばらつきがあるんですよ。  そこを、琉球石灰岩を支持層にして概要設計をしたわけですけれども、何で、平成十九年から平成二十五年の概要設計をするまでの間、詳細なボーリング調査を...全文を見る
○川内委員 もう終わりますけれども、普天間代替施設建設として申請しているわけですから、それの変更を申請するので、普天間代替施設の建設として変更が必要になっているわけですから、学説上は一旦工事をとめるのが正しいやり方ですよということを申し上げて、終わります。
04月03日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○川内委員 川内でございます。よろしくお願いをいたします。  最後に聞くつもりだった質問を一番最初にさせていただきたいと思いますが、この法案、さまざまな問題があるというふうに指摘を私どもからはさせていただいているわけですけれども、そもそも、大学教育の漸進的な無償化に向けての本当...全文を見る
○川内委員 なぜ私が冒頭このようなことを申し上げるかというと、安倍内閣の全体の政治的な方針というものがその場しのぎで運営されているのではないか、その場その場で何となくちょっと受けがよさそうなことをやっていく、本質的なところをちょっと見誤っているのではないかというふうに思うんですね...全文を見る
○川内委員 いや、考えておりますじゃなくて、直接の要因じゃないので。  なぜかならば、時系列が逆転しているからです。大学進学率の調査が先にあって、その後に、児童扶養手当の増額と給付型奨学金は設けられている。時系列が逆なんですよ。それにもかかわらず、総理がこのように施政方針演説で...全文を見る
○川内委員 だったら、総理の施政方針演説を、児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設への取組を進める中でとか、まだ実現していないけれども取り組んでいるよ、そのことが、上昇した、それも因果関係はないわけですけれども、そういうふうに書くべきだったのであって、二つを限定して、「を進める中...全文を見る
○川内委員 今、文部科学省が、学習指導要領に沿って作成された英語の教科書について、そして、文部科学省が検定をし子供たちに教えている教科書において、アズA、Bという構文でBが時系列的に先に起こっている用例はないということを御説明していただきました。AがあってBがあるというのが普通な...全文を見る
○川内委員 無礼なことを言われました。  私はきのう、きちんと通告をしております。それを受けていないなどと、この場で、正式な委員会の場で役人に言い放たれるなど、私にとってこんな屈辱はないです。質問を続行できません。
○川内委員 原さん、ちょっと、人のことをばかにするのもいいかげんにしてくださいよ。  質問レクのときに、用例があるんだったら教えてくださいと私は言っていますよ、ちゃんと。ほかの人もみんないましたよ、役所の若い人が。あなた、私のことをどこまでなめているんですか。  用例がないな...全文を見る
○川内委員 いや、昨日通告したことを、この場で、そんなことは言われていないと言い放たれて、私は質問できないですよ。こんな失礼なことはないですからね。もう質問できないです。
○川内委員 いや、委員長、これはとても重要なことなんですよ。  だから、私はきょうの一番最後にまた回っていいから、ちょっとそれまでに調べさせてください。委員長、ちゃんと命令して、指示して。アズA、BでBが先に来る用例があるのかということをここで答えさせてくださいよ。
○川内委員 ちょっとここで速記をとめて相談してくださいよ。私の大事な質問時間なんですから。
○川内委員 川内でございます。  残り五分でございます。  まず、質問通告をしていないと、私、言い放たれたんですけれども、少なくとも昨日、きちんと調べてくださいね、そういう事例があるんですかということは申し上げているわけで、質問通告をしていないなどとおっしゃられたことについて...全文を見る
○川内委員 その上で、お調べいただいたことを、現時点でわかっていることをお答えいただきたいんですけれども。  施政方針演説、「児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設を進める中で、ひとり親家庭の大学進学率は二四%から四二%に上昇し、」というふうに安倍総理大臣が演説をされている。そ...全文を見る
○川内委員 内閣官房が、内閣広報室が英訳している形での用例は現状のところないということであります。  きょうはそこまでにします。  今後、また本委員会が続きますから、この英訳をどうされるのかということを議論してまいりたいということで、きょうは委員長の顔を立てて、終わらせていた...全文を見る
04月10日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○川内委員 麻生大臣、よろしくお願いを申し上げます。  塚田一郎前国土交通副大臣、麻生先生の派閥の先生であったということで、まず事実関係を幾つか確認をさせていただきたいんですけれども、この下関北九州道路というのは、かつて海峡横断プロジェクトと呼ばれて、東京湾、伊勢湾、紀淡、下関...全文を見る
○川内委員 整備段階に格上げするときに国会に諮るというのは、一体どういう意味なんですか。
○川内委員 いや、私が聞いているのは、国会に諮るという言葉の意味が、一体何をもって国会に諮るとおっしゃるのかということをお聞きしているんですけれども。  当時の記者会見の資料では、整備段階に格上げを検討する場合であっても、国会の場で個別路線ごとに議論するような手続を経ることとす...全文を見る
○川内委員 それでは、続いて、こういうことで調査が凍結をされてきたわけですが、平成二十八年二月に、関門地域に関係する国会議員の先生方が安倍総理を囲んで懇談会を開いて、下関北九州道路の早期建設促進等を目指して、関門会というものを結成された。  この関門会は、翌月の三月三十一日に、...全文を見る
○川内委員 いや、私が聞いているのは、安倍総理大臣だけではなく、過去の総理大臣が、公共事業の要望等で、議員としてその要望書に名前を連ねた事例があるんですかということを質問通告させていただいていたというふうに思うんですけれども。
○川内委員 済みません、調べて、次回までにまた教えてください。  このときの、石井大臣への要望をされたこの平成二十八年の三月三十一日の大臣室での記録、面会の記録等は作成をされていますか。
○川内委員 きょう、国交省の文書管理の御担当の方にも来ていただいていますが、この平成二十八年三月三十一日の要望、石井大臣への要望については文書作成をする必要はないですか。
○川内委員 僕の大事な時間をそういう一般的な答弁でごまかさないでいただきたいんです。  平成二十八年の三月三十一日のこの会合は文書を作成する必要のない会合かということを聞いているんですけれども。
○川内委員 それはなぜですか。
○川内委員 まさしく、先ほどの緑川議員の、財務省が要望事項については一々文書をつくらないよというふうに御答弁されて、それはなぜかというと、要望書自体が文書だからだという御答弁だったわけで、それを石井大臣は聞いたということになるわけですね。この関門会の要望書には安倍総理大臣の名前が...全文を見る
○川内委員 何となくそういう話は聞いていたけれども、最終的に聞いたのはことしの三月二十七日と。  私、関門会の話をこの前にしたわけですが、平成二十八年の三月三十一日に石井国土交通大臣に要望をした。そして、その後、二十九年、三十年と調査補助がつくわけですね、二年間。今回、直轄にな...全文を見る
○川内委員 じゃ、ニュースで、麻生大臣、そんたく発言を聞いたときに、何を言っているんだ、こいつはと、何を言っているんですか、塚田君はと、どんな感想をお持ちになられましたですか。
○川内委員 いや、指示をしたかじゃなくて、その発言を、塚田副大臣の発言をニュースで聞いたときに、知らなかったとおっしゃったわけですから、塚田副大臣の発言をニュースで聞いたときに、どのような感想をお持ちになられたかということを聞いております。
○川内委員 事実と違うなということをその発言を聞いたときにお感じになられたということでございますけれども、それでは、もう一度国交省にお聞きしたいんですけれども、下関北九州道路、いわゆる第二関門橋は、今年度予算において、これまでの道路調査費補助という目から地域連携道路事業調査という...全文を見る
○川内委員 今、なぜ直轄調査にするのかという理由を御説明になられた。私が聞いている質問は、国交省として、いつ、どのような場で直轄調査にしようねということを方針として御決定をされたのですかということを教えてくださいというふうに申し上げているんですけれども。
○川内委員 この三月というのは、ことしの三月ということですか。去年の三月ということですか。
○川内委員 国土交通省として、三月何日に決めたんですか、直轄にしようねということを。
○川内委員 いや、だから、なぜそうやってはぐらかすんですか。  麻生大臣は三月二十七日に知ったと言っているんですよ、直轄になることを。三月二十九日にそれは決定した話であって、私が聞いているのは、国直轄にしようねという方針をいつ決定したんですかということを聞いているんですよ。方針...全文を見る
○川内委員 いや、去年の十二月の二十日の時点で、塚田副大臣が、要望を受けて、財務大臣にも要望してもらってありがとうね、今後のことについては年度末になるからねというふうに、塚田副大臣が吉田参議院会長らに述べていらっしゃるわけですよ、会合の記録として。これは国土交通省の公文書ですから...全文を見る
○川内委員 いや、委員長、きちんと答弁していただけるように。  塚田前副大臣は、そんたくしたと発言し、それを撤回し、混乱を招いて辞任をされたということで、なぜそんなことになったんでしょうということをお尋ねしているわけですね。  そのことについて、去年の十二月二十日の時点で、国...全文を見る
○川内委員 実施計画にのせるためには、方針が決定していなければいけないんですよ。実施計画にのせるためには。直轄にするわけですから。目を変えるんですから。目を変えることについて方針はいつどこで決まったんですかということを聞いているわけで。  ちょっと答弁になっていないですよね。委...全文を見る
○川内委員 その去る三月八日というのは、いつの三月八日ですか。
○川内委員 その取りまとめの結果を受けて、直轄調査にしましょうねということを決めたと。じゃ、何で去年の十二月の時点で実施計画が云々かんぬんということが言えるんですか。ちょっと答弁がえらい矛盾しているじゃない。  別に、悪いことをしているなんて、私、一言も言っていないですからね。...全文を見る
○川内委員 ちょっと今の答弁ではとても誠実な答弁とは私は思いませんね。  道路局長や道路企画課長が同席している場で、直轄の調査に格上げするよ、言えるのは年度末だよということを言っているわけですよね。じゃ、そういう方針でいこうねということを道路局あるいは国交省として決められたのは...全文を見る
○川内委員 はい。  萩生田さんやら、いろいろなところを回って陳情されています。太田財務省主計局長にも面会して要望しています。  山口県のホームページによると、主計局長は、国土交通省で計画をつくって取り組んでいくということであればきちんと対応していきたいというふうに答えていま...全文を見る
○川内委員 申合せの時間は過ぎていますけれども、委員長、私が聞いていることに全く答えず時間だけを使われるというのは、これは私、こういう国会が常態化すると本当によくないと思います。これは与野党で、与党の先生方も、役所の皆さんにこんな対応をされたら多分怒ると思いますよ。強く抗議をして...全文を見る
04月10日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○川内委員 おはようございます。  法案の前提というか、政府の姿勢そのものにかかわることを、私、十分時間をいただきましたので、前回に引き続いて質疑をさせていただきたいというふうに思います。  一人親家庭の大学進学率の上昇について、総理の施政方針演説の英語訳、内閣官房の広報室が...全文を見る
○川内委員 厚労省は今、わかりにくい表現であるということを認識しているというふうに御答弁されました。  英語訳を担当した内閣官房に質問します。  英語訳では、アズという接続詞で、児童扶養手当の増額と給付型奨学金の創設を、アズ児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設、そして一人親...全文を見る
○川内委員 今、内閣官房の広報担当の原さんが、でたらめな説明をしたわけですね。  文部科学省は英語の教科書を検定するわけですが、子供たちに教えるアズという複文表現において、BがAよりも先という用例はないということを、文法として答弁されたわけですけれども、今、原さんは、あるんだと...全文を見る
○川内委員 それでは、内閣広報官長谷川榮一君の参考人としての出頭を求めます。これは、責任者は内閣広報官になりますから。その人が頑として変えないと言い張っているわけですね、ここでうそをつけと言っているわけです、多分、原さんに。  自分は隠れていて、こんなでたらめな答弁をこの国会の...全文を見る
○川内委員 終わります。
04月16日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○川内委員 おはようございます。川内でございます。  大臣、よろしくお願いを申し上げます。  本日も、予算の箇所づけ、予算の使われ方という視点において、最近大変に話題になっております下関北九州道路について、事実関係を確認させていただきたいというふうに考えております。  そん...全文を見る
○川内委員 今大臣が、地元におります者としてはというふうに御答弁になられたわけでございますけれども、財務大臣としての御発言と地元選出の議員としての発言というものは峻別をしていただかなければならないのではないかというふうに、まず指摘をしておきたいというふうに思います。  さらに、...全文を見る
○川内委員 余り、大臣にどうこう申し上げる、まだ段階ではないかもしれないんですけれども、国交省やら何やらで調査やら何やら今後されるのであろうと、要するに、財務大臣としては直轄調査に進むんだろうという予想はしていたということですかということを聞いているんですけれども。
○川内委員 それから、大臣、下関北九州道路整備促進期成同盟会の、大臣は顧問になっていらっしゃいます。  先ほど、地元としてはという言葉も出ましたし、もちろん、地元の発展を願うのは、ここにいる議員全てが地元の発展を願うわけでございますね、自分の地元の。そういう意味では、この下関北...全文を見る
○川内委員 今、最後、何ておっしゃったんですか。
○川内委員 考えておきますじゃなくて、私が大臣だったら、そうだねと、財務大臣として、あらぬ疑いをかけられても、それは麻生としては嫌なんだ、俺としては嫌なんだ、そんなことじゃないんだ、名前を抜くよというふうにおっしゃっていただけるものというふうに思っておりましたけれども、考えていた...全文を見る
○川内委員 そうすると、地元で調査をされて、このルートがいいね、このルートが望ましいねということで報告をされているルートに関して、北九州市側は特に、海抜ゼロメートルに近い、ほとんど海面の高さと道路の地盤の高さが一緒なので、六十三メートル、橋脚をどんと上げなきゃいけないということに...全文を見る
○川内委員 いや、ですから、単純に考えると、六十三メートル、じゃ、まず、北九州市側の地盤の高さはほぼ海面と同じ高さであるというのはよろしいですね。
○川内委員 国交省は直轄で調査しますよということを予算に盛り込んだわけですから、それをなぜ直轄の調査にするのかということについて、国民に対して説明する責任があるんですよ。ごまかすことをしちゃいけないんです。  北九州市側は海面とほぼ同じ高さなので、六十三メートル、その地点におい...全文を見る
○川内委員 じゃ、地元がこのルートがいいねというルートは全く関係ないということですか、今おっしゃったんですか。全く新しいルートで考えるんだ、地元の報告書は関係ないということをおっしゃったんですか、今。
○川内委員 いや、次長さん、ですから、地元が推奨するルートでいえば、取付け道路が、海峡部分で橋の高さを六十三メートル確保するためには、五%勾配で六十三メートルの高さを確保するには、千三百メートルぐらい、千二百から千三百メートルの取付け道路が直線距離で必要になりますよねということを...全文を見る
○川内委員 いや、だから、国土交通省としての今後の御方針を説明してくださいということを聞いているわけじゃないんですよ。六十三メートルの橋の高さを確保するためには、道路構造令で計算をすると、直線で考えても千三百メートルぐらいの取付け道路、水平距離で千三百メートルぐらいの取付け道路が...全文を見る
○川内委員 どうして機械的なことをきちんとお答えにならないのか、私にはちょっと理解できないんですけれども。  六十三メートルの高さを海峡部分で確保するためには、五%勾配でつけたら、千二百から千三百の、水平距離でいうと取付け道路が必要になりますよねと、これは道路構造令にのっとった...全文を見る
○川内委員 算術的にはじゃないです。道路構造令上そうなると言わなきゃおかしいですよ。何か、私が勝手にいいかげんなことを言っているかのようにおっしゃられるのは、私は心外ですよ。  道路構造令にのっとれば、委員御指摘のとおり、取付け道路の長さはそのくらい必要になると思われるが、詳細...全文を見る
○川内委員 ここまで来るのに十五分かかりました。一体どういうことなのか、よくわからぬけれども。  それで、国直轄の調査、それから地元の調査もやるということなんですが、先日の私の質問に対して、今や私と大変な、もう友人のような、親友のような関係になった榊次長は、「直轄調査に係る経費...全文を見る
○川内委員 報告書そのものは国土交通省本省にいつ来ましたか。
○川内委員 先週になりましてからと。  もう来たんですか。まだ来ていないんですか。要請しているんですか。
○川内委員 いつ受け取られましたか。
○川内委員 一体どういうことなんですか。調査報告書、国土交通省さんが今回、直轄調査の四千万をつけるに当たって政府として判断した理由にしている調査報告書がいつ国土交通省本省に来たのかということについて、その日にちはわからぬということは、ちょっと許されないと思いますよ。委員長、そう思...全文を見る
○川内委員 いや、ですから、調査結果の概要を聞いていたとか、三月八日に取りまとめられたという報告を聞いているとか、そんなことを答弁してくださいと私申し上げているわけではないわけですね。調査報告書そのものを、いつ国土交通省はお受け取りになられたのか。  少なくとも、三月八日の時点...全文を見る
○川内委員 だから、概要で判断をしたということになるわけですね。  じゃ、正式な調査結果をいつ国土交通省が、本省が入手をしたのかということについて、後ろの担当の若い人たちも知らないんですか、いつ受け取ったのか。
○川内委員 いや、先週の後半ではなかったかと。きょう来ていらっしゃる方たちは御担当の方たちなんですから。  じゃ、報告書本体そのものを誰も読んでいないということですか、国土交通省道路局は。
○川内委員 いや、だから、現在確認しているところであると。そうすると、誰かが読んでいるわけですよね。今、読んで分析をしていらっしゃるところであると。そうすると、担当者がいつ受け取ったのか。先週の後半と。後半という言葉は、水曜日も入るのか入らないのかとか、木曜日なのか金曜日なのかと...全文を見る
○川内委員 それじゃ、まだ私の質疑時間が十一分ありますから、ちょっと後ろの若い人、本省に電話して、いつかというのを聞いて、あと十一分の間に次長に伝えて、答えてください。その間、別な質問をしていますから。
○川内委員 きょう主計局の次長さんにも来ていただいているんですけれども、今やりとりを聞いていただいていて、報告の取りまとめを受けまして実施計画協議に入ったのだというふうに国土交通省さんは御答弁になられているわけで、財務省さんもそう認識していたというふうに思うんですけれども、結局、...全文を見る
○川内委員 報告書の取りまとめを受けて実施計画協議をしたと国交省は言っているわけですが、その報告書なるものについて国交省は手元に入手をしておらなかった、それでも構わないというふうに主計局としてはおっしゃられるわけでございますけれども、私はどうも、国民に対する説明として、それで国民...全文を見る
○川内委員 それでは、この要望時に道路局長並びに道路局の企画課長が出席をしていたのかということについて、当時の御関係の方に聞いてくださいというふうに申し上げてありますけれども、いかがでしょうか。
○川内委員 文書管理の担当の方にも来ていただいていますけれども、公文書管理法あるいは国土交通省文書管理規則並びに総理大臣が発出している文書管理に関するガイドラインでは、挨拶程度の軽微な事案を除いて、全て文書を作成せよというふうに規則上定められている。それは、どのような会合であれ、...全文を見る
○川内委員 安倍晋三先生の名前の入った要望書を石井大臣に提出して、そのときの会合で石井大臣がどう御発言をされたのかとか、その会合に事務方が誰が出席していたのかとか、何にもわからないわけですよ。それを、別にそのときそのときでやっているからいいんじゃないですかみたいな御答弁というのは...全文を見る
○川内委員 委員会の答弁では、三月八日に報告書が取りまとまったことを受けて、実施計画協議で四千万つけたと御答弁になられているわけですが、その報告書本体は実際には四月八日に国交省に、一カ月おくれて、しかも、我々野党からの資料要求を受けて、九州地整にもらってみてねということを要求して...全文を見る
04月17日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○川内委員 川内でございます。  大臣そして官房副長官、副長官には本当にお忙しいところに、事務の内閣広報官、政府参考人として御出席いただければ副長官にわざわざお出ましいただくこともなかったわけでございますが、理事会の御決定でございますので、お許しをいただきたいというふうに思いま...全文を見る
○川内委員 この相対的貧困ラインより下で頑張らざるを得ない子供たちが、OECDの定義によればこのくらいの人数、二百六十六万人ぐらいいるよということになるわけですけれども。  それでは、もう一つ厚生労働省さんに教えていただきたいんですけれども、生活保護世帯の子供の人数というのは、...全文を見る
○川内委員 それで、大臣、私、この問題を考え始めてから、生活保護世帯で頑張っている子供たちと、政府が子供の貧困対策に取り組もうねといって相対的貧困率を出している、この相対的貧困率より下のラインにいる子供たち、これを比べた場合にどうなるんだろうというふうに、ふと疑問に思って厚生労働...全文を見る
○川内委員 説明が長かったので、大臣、ちょっとわかりにくかったんですけれども、要するに、相対的貧困線を下回る子供のいる世帯の所得は、ほとんど全て、ほとんど全ての世帯で生活保護世帯の所得を下回るということでよろしいですか。ほとんど全て、生活保護世帯より下が相対的貧困ラインになるとい...全文を見る
○川内委員 あなたの評価を聞いているんじゃないんです。  子供の貧困という問題を考えるときに、どちらも、政府が出している生活保護世帯の子供の人数、相対的貧困率というのも出していて、相対的貧困のラインにおける所得水準というのも出ているわけですね。それらを比べたときにどうなりますか...全文を見る
○川内委員 ちょっと、何て言ったんですか。貧困線における可処分所得の方が低いというのは、どういうこと。相対的貧困ラインの方が下だということですよね。そういうことですよね。  ちょっと、こちらが聞いたことに、委員の先生方だっているんだから。あなた、私をごまかすために答弁するんじゃ...全文を見る
○川内委員 大臣、生活保護世帯というのは、健康で文化的な最低限度の生活を保障するのが生活保護であるとするならば、健康で文化的な生活をするために、ある一定の所得水準にあるねということになるわけですね。他方で、相対的貧困のラインというのは、それよりも下だ、健康で文化的な生活ができてい...全文を見る
○川内委員 文部科学省に教えていただきたいんですけれども、小学校とか中学校では就学支援という言葉で、援助されている子供たちというのがいますし、幼稚園も高校にも、同じような制度で、就園奨励費とか、あるいは、高校は就学奨学金でしたっけ、そういう名前で低所得の子供たちが支援を受けている...全文を見る
○川内委員 約百九十万人、年度が違うので、約という言葉でくくりますけれども、約百九十万人の子供たちが何らかの支援を学校において受けている。  したがって、相対的貧困率で、先ほど、機械的に計算すればということで御答弁があったんですが、二百六十六万人という数字も、私は当たらずとも遠...全文を見る
○川内委員 大臣、高等教育の無償化まで入れれば更に七千六百億で、一兆四千億以上の財源が今後子供たちに使われる。  そういうときに、私は、どんな子供たちも夢や希望を持てるようにしようねというのが安倍総理大臣の御希望であるとするならば、例えば、学校給食の無償化とか、学級費の無償化と...全文を見る
○川内委員 それでは、副長官、済みません、大変お忙しい中、お待たせをいたしました。  これも総理の施政方針演説なんですけれども、「児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設を進める中で、ひとり親家庭の大学進学率は二四%から四二%に上昇し、」というふうに総理が御発言になられ、これの英...全文を見る
○川内委員 いや、このケンブリッジも、私、そもそものものを入手していますけれども、結局、官房副長官、時系列が逆転している事例というのはこの用例の中にないんですよ。ある一定の幅の中で。結局、この英訳は「インクリーズド」と過去形なんですね、あるいは「エスタブリッシュド」、創設した、ふ...全文を見る
○川内委員 日本国政府が新しい英文法を語られるというのは、これは実に、副長官、恥ずかしいことだと思いますよ。これはやはり専門の、本当に英語の権威に確認をする、英語の権威に確認をするぐらい言わないと、おかしいですよ。  事務方のミスをかばおうというお気持ちはよくわかりますけれども...全文を見る
○川内委員 終わりますけれども、これは、変えるまで、私、ずっとやりますから。  以上です。
05月08日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○川内委員 大臣、よろしくお願いします。  今回の法改正なんですけれども、きょうこの後採決なども予定されておるようでございますけれども、司法制度改革の大きな柱であった法科大学院制度というものについて、私どもは、余りうまくいっていないんだな、だからいろいろなことをされるのだねとい...全文を見る
○川内委員 今、司法法制部長さんが七月のということなんですが、私は七月十八日午前八時と特定してお聞きしておるのでございますけれども、これでよろしゅうございますか。
○川内委員 ありがとうございます。  自民党のある議員の先生がこの七月十八日午前八時からの合同部会の様子を御自身のブログにアップされていらっしゃって、その中に写真が出ているんですね。その写真に柴山文科大臣の顔もちょこっと写っているんですよ。柴山大臣はこの会合に参加されていらっし...全文を見る
○川内委員 発言もしていないのではないかという今、柴山大臣の御答弁だったんですけれども、文科省、法務省にはこの会議の記録等はなかった、ない、つくっていないということでございますけれども、この会議で柴山大臣がどのような御発言をされたのかということについて、もしわかっていたら教えてい...全文を見る
○川内委員 この四月二十六日、ゴールデンウイーク前の本委員会での答弁で柴山大臣は、中央教育審議会法科大学院特別委員会等で在学中の受験の議論がなかったことについて、私に言わせればそれは漏れていたというふうに御答弁されていらっしゃいます。漏れていたと。それで、与党の方々から指摘を受け...全文を見る
○川内委員 それから、この在学中受験の問題については、平口副大臣の方からはせんだっての委員会で、法科大学院協会や日弁連からも意見聴取をしたんだよという御答弁がありました。  この意見聴取をしたということに関して、文科省あるいは法務省は日弁連や法科大学院協会に対して、文書で、意見...全文を見る
○川内委員 法務省は、文書で意見照会はしていない、ただ、いろいろやりとりは当然したと。文科省も、文書での正式な意見照会はしていない、文書での正式な回答も受け取っていないと。文書で出していないわけですから、文書で出てこないということでしょうけれども。  法務省にちょっと確認したい...全文を見る
○川内委員 両団体の意見は十分に承知して進めてきた、それは理解しました。ただし、正式な形で、両団体から文書の形で、自分たちはこう思うよという意見の表明、意見書というものが、正式に法務省に提出をされましたかということをお聞きしております。
○川内委員 副大臣、副大臣がいやしくも国会で答弁されるときに、意見を聴取したよ、こうお述べになっていらっしゃるわけですけれども、例えば十年後、二十年後、三十年後、どういうふうに意見を聴取したのか、そしてまた、どういうふうな意見が提出されたのかということについて正式なやりとりをして...全文を見る
○川内委員 非常に在学中受験について御懸念をお持ちになっていらっしゃった方々のさまざまに発出されている文書などを読ませていただくと、秋の臨時国会という言葉なども散見をされるところで、そのような情報提供を行っていたのではないかという問題意識で聞かせていただきましたけれども、そのよう...全文を見る
○川内委員 今、司法法制部長さん、十二条の司法試験委員会の権限について二つおっしゃったんですけれども、その二つしかないんですかね。
○川内委員 部長さん、私は全然素人なので教えていただきたいんですけれども、その十二条の柱書きというか一番最初には、司法試験委員会は次に掲げる事務をつかさどる、こう書いてございます。司法試験委員会は、要するに審議会などではなくて事務をするところだ、要するに役所の一部だという理解でい...全文を見る
○川内委員 実施に関する重要事項というその言葉の中には受験資格は含まないと。そんなはずはないと思うんですけれどもね。実施に関する重要事項で受験資格は入りません、ここでそうおっしゃっちゃいますか。法制部長、そうおっしゃっちゃいますか。
○川内委員 だから、法律事項だから含まれないというのは、だったらば、この法律に書かれていること以外の実施に関する重要事項というふうに法律に書かれなければならないわけで、法律上の条文としては、実施に関する重要事項と、限定をつけたり除外をしていたりしないわけですから、実施に関する重要...全文を見る
○川内委員 何かちょっとつまらない答弁で、がっかりしたんですけれども。  要するに、私がなぜこういうことにこだわるかというと、在学中受験が法改正事項として入ってきたことに関してやや透明性が欠ける部分があるので、それをきちっと歴史的検証にたえ得るように、議論すべき場で議論したよと...全文を見る
○川内委員 めちゃめちゃおもしろい答弁なんですけれども、そのうまくいくようにしようねというのが、在学中受験という制度がなぜか入ってきたことによって何だかよくわからないものにまたなってしまうのではないかという懸念をこっち側は持っているわけですね。それに対して問題意識は一緒なんですか...全文を見る
○川内委員 いや、だから、柴山大臣、そういう根本的な議論をした上でこの法律をどうするかということをやるべきではなかったのかということを最後に御指摘を申し上げておきたいというふうに思います。  最後、あと三分残っておりますので、大臣の日程表のことについて。  この前、あるマスコ...全文を見る
○川内委員 大臣、大臣の日程表、一週間で廃棄されるんですよ。大臣の日程表ですよ。私は、めちゃめちゃ歴史的な価値のある公文書であるというふうに思いますけれどもね。  では、廃棄しているということなんですけれども、大臣本人あるいは秘書官あるいはSPあるいは秘書課のその他の職員で、大...全文を見る
○川内委員 時間が過ぎております。  今回調べた範囲ではと限定をおつけになりましたけれども、私が聞いたのは、職員の方々の中で大臣の日程表をと、限定をつけずに聞いておりますけれども、もう少し誠実な御答弁をいただければありがたかったなというふうに思いますが。  最後に、大臣、大臣...全文を見る
○川内委員 だから、最後、大臣、指示すると言ってください。日程表ぐらいちゃんと保存しないと。
○川内委員 残念です。  終わります。
05月10日第198回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○川内委員 おはようございます。  委員長、与野党各理事の先生方のお許しをいただきまして発言をする時間をいただいたことに感謝を申し上げさせていただきたいと思います。  国土交通行政の基本施策に関する件ということで、本日は、国土交通省における文書管理あるいは情報公開のあり方につ...全文を見る
○川内委員 それは紙の形で配るんですか、電子データで、メールで送付するんですか。
○川内委員 今回、国交省さんは、情報開示請求に対して、請求に係る行政文書は、国土交通省行政文書管理規則第十四条第一項の規定に基づく大臣官房秘書室標準文書保存期間基準による保存期間が一年未満であり、事案終了後廃棄処分としているため不存在というふうに情報開示請求者に回答されていらっし...全文を見る
○川内委員 官房長さん、ちょっと確認なんですけれども、文書管理規則で定めているので廃棄しているはずだというふうにお答えになられたのか、それとも、全省的にきちんと探索した上で、どこにもないということを答えたのかということを教えてくださいというふうに私は申し上げているんですけれども。
○川内委員 廃棄するということになっているということではないと思いますよ。廃棄してよいということになっているわけで、文書管理規則上は。  残っているものについては、大臣日程表については、これは行政文書なんですから、全省的に探索をした上で、あるものについては開示請求に応じなければ...全文を見る
○川内委員 物理的にもきちんと探索をしているということでよろしいですか。
○川内委員 そうすると、じゃ、大臣の日程表というのは歴史公文書には当たらないと。  この開示請求をされた方は、二〇一七年度及び二〇一八年度、括弧、二月までということでの開示請求をされていらっしゃるというふうに聞いておりますけれども、このほぼ二年間の間に関して、大臣の日程表は一枚...全文を見る
○川内委員 ガイドラインの改定を検討した公文書管理委員会において、二〇一七年の十一月八日、あるいは二〇一七年の十二月二十日の会議で、内閣府の公文書管理課からはこのような御説明が公文書管理委員会に対してなされております。  歴史公文書等に当たるかどうか、歴史公文書等に当たらないに...全文を見る
○川内委員 合理的な跡づけ、検証がしっかりとできるように運用していただきたいと思います。  今、ちょっと気になることを官房長はおっしゃったんですけれども、大臣の行動については、日程表というのは予定表だ、それは変わるんだ、実際にどう大臣が動かれたかについてはきちっと確認できるよう...全文を見る
○川内委員 私は、内閣の閣僚、国土交通省で行政権を持つただ一人の人である国土交通大臣が、法律上ですよ、行政権を持っている国土交通大臣が何年の何月何日にどのように行動したのかということが、もう、どのように行動したかだけで歴史的意味を持っているというふうに思いますけれども、そうじゃな...全文を見る
○川内委員 そうすると、このメールで配信をされた段階で行政文書となっているということなんでしょうけれども、これは国土交通省の文書管理規則上、別表のどこに当たる行政文書になるんでしょうか。
○川内委員 この行政文書が国会に提出をされなければ、十四条の六項で、意思決定の途中段階で作成したもの、当該意思決定に与える影響がないものとして、長期間の保存を要しないと判断される文書として取り扱われるはずであった。  現在これは国会に提出されているわけですけれども、国会に提出さ...全文を見る
○川内委員 この文書の場合は一年未満の取扱いでいいよ、なぜなら意思決定に影響を与えないからだ、意思決定に影響を与えていると私は思うんですが、与えないという判断のもとで一年未満だというふうになっていたものが、国会に提出をされて十年保存に変わったということなんでしょうけれども。  ...全文を見る
○川内委員 いや、残っているか残っていないかを聞いているのではなくて、残っていないというのは聞いているんですけれども、文書は作成しなければならない会合であったということを、あるいは作成したはずであるというふうに御答弁をされますかということをお尋ねしているのでございます。
○川内委員 では、国会議員が、たくさんの方々が大臣のもとを訪れて、要望書を手渡して、会合を開くというのは、軽微な会合なんだ、別に大したことはないというふうに道路局長さんは考えているということなんでしょうか。  じゃ、なぜ、塚田副大臣の会合はメモがつくられたんですか。
○川内委員 いや、私、文書管理規則上のことをお尋ねしているのでございますけれども、「処理に係る事案が軽微なものである場合を除き、文書を作成しなければならない。」というふうに国土交通省の文書管理規則に書いてございます。処理に係る事案が軽微なものである場合を除きと。  今、道路局長...全文を見る
○川内委員 それは官房長、全然違うじゃないですか。  第九条と第十条は全然別個のものですよ。第十条は別表第一に掲げられた業務に関しての文書作成の類型を示したものであって、第九条は、それとはまた別に、軽微なものを除いて文書をきちんとつくってくださいよということを定めている規則であ...全文を見る
○川内委員 だから、文書はまず作成しなければならない。その上で、別表第一に当てはめて、これは残しておくべきだね、あるいは、一年未満の保存期間を設定して、廃棄してもいいですよということを次に判断していくわけで、とりあえずは軽微なもの以外は文書をつくってくださいねというのが、今官房長...全文を見る
○川内委員 今、要望時のメモは残っていなかったという御答弁で、作成していないという答弁ではないんですね。なぜなら、作成しなければならないからです。  石井大臣が、意思決定に影響を与えていないんだ、それは俺が断言する、こうおっしゃったわけですから、恐らくそうなんでしょう。しかし、...全文を見る
○川内委員 時間が来たので、補助調査のことは後で教えていただきたいと思いますが、結局、三月の月末に財務省に実施計画の承認申請をとったのが決裁なんだ、それまでは何らの決裁、一個の判こもないというのは、私はちょっと国民的には理解されないということを最後申し上げて、また引き続き、局長、...全文を見る
05月21日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○川内委員 おはようございます。  大臣、よろしくお願いを申し上げます。  昨日の朝、みんなが大変注目をしていたGDPの速報値が発表をされて、ある意味サプライズというか、多くの民間のシンクタンクのエコノミストたちがゼロあるいはマイナスなのではないかという予測を発表されていた中...全文を見る
○川内委員 米中の経済的な摩擦、トランプさんは貿易戦争という言葉をツイッターなどでは使っていらっしゃるようですけれども、その米中の関係が今後どういうふうな着地をしていくのかということなどもあり、今大臣から御説明があった、雇用・所得環境が順調に推移している、企業収益は高水準で安定し...全文を見る
○川内委員 今御説明があったように、GDPの〇・五、実質増のうち、内需の寄与が〇・一、外需が〇・四、その外需の〇・四というのは、輸出が減って、それよりも更に輸入が減っているので、その差額分、マイナス引くマイナスがプラスに変わって〇・四のプラスになったということなのかなというふうに...全文を見る
○川内委員 原油等が大きく輸入を減らしているということなわけですけれども。  きょうは資源エネルギー庁にも来ていただいているんですけれども、二〇一八年の十月から十二月期、要するに直前の期と比べて、二〇一九年の一月から三月期の原油の、どのくらい減っているのか、数量、そして金額、何...全文を見る
○川内委員 二・五兆円から一・九兆円に輸入量が減って、だけれども、別に特別な要因じゃない、普通のことなんだと。別に特別なことでもないのに、輸入が減ってGDPが上がっちゃいましたと。余計にわけがわからないなというふうに思うんですけれども。  大臣、原油の輸入が減るとGDPが押し上...全文を見る
○川内委員 私はよくわからないんですよね。原油の輸入が、別に特別な要因はないけれども、六千億対前期比で減りましたと。さらに、輸出も減っているんだけれども、それ以上に六千億減ったことがGDPの押し上げ要因なんだというこの説明は、ちょっとなかなか国民の皆さんに理解してもらえないんじゃ...全文を見る
○川内委員 統計の性格からいって当然のことであると。何か、わからないおまえはだめなんだみたいに言われると、私もちょっと内心、そうかな、一般の国民の皆さんがそれを理解してくれるかなというふうに反論したくなってしまうんですけれども。  そこで、先ほど大臣からも言及があった月例経済報...全文を見る
○川内委員 暫定的なというのはどういう意味なんでしょうか。景気動向指数の冊子には暫定的なという言葉は入っていないですけれども、今、暫定的という言葉をおつけになられた。
○川内委員 景気動向指数研究会が後日正式な判定をするまでの間の暫定的なという意味であるということでよろしいですか。
○川内委員 二〇〇八年の四月以降、景気動向指数を発表して以来、十一年間で二回、景気動向指数が悪化とされたわけですけれども、二回とも、後日、それこそ景気動向指数研究会が正式に景気後退というふうに認定をした。暫定的に悪化としたものが、後日、二回とも景気後退というふうに認定をされた。 ...全文を見る
○川内委員 ここで余り往復で議論をしようとは思っていないんですけれども、二〇〇八年から景気動向指数の新しいものが採用されて、悪化となった二回とも、後日、景気後退が始まったというふうに政府として正式に認定をしている、それは事実であると。  したがって、この景気動向指数の暫定的な悪...全文を見る
○川内委員 今、私の質問に何も答えていないんですけれども。  私が聞いたのは、景気動向指数で採用されている統計、数値というものは二十九あります、これで、先行指数、一致指数、遅行指数という形で定量的に判断をされていらっしゃるわけですけれども、先行指数、一致指数ともに悪化を示してい...全文を見る
○川内委員 日銀短観という言葉が出ましたけれども、景気ウオッチャー調査とかも出ましたけれども、日銀短観でいえば、短観は、プラスは維持しているけれども悪い方向というか景気がシュリンクする方向への短観をこの間発表されていらっしゃるというふうに思うし、消費者態度指数などについても、この...全文を見る
○川内委員 消費者態度指数は七カ月連続で悪化を続けているということでございますけれども。  先ほど、大臣の冒頭の御発言で、雇用・所得環境は改善をしている、企業収益は高水準を維持しているという御説明があったんですけれども、雇用・所得環境という面でいえば、毎月勤労統計は一—三月期で...全文を見る
○川内委員 有効求人倍率についても、もうほぼ頭を打ったというか、先行きはそれほど上昇はしないのではないかという見通しではないかというふうに思いますが、いかがですか。
○川内委員 同水準で推移をしていると。  さらに、これは一度この委員会でもやったんですけれども、非常に、低賃金の求人がめちゃめちゃ多いわけですよね。求人票の中には求人賃金が企業側から記載をされるわけですけれども、求人十万円台、十万円から二十万円の求人票の割合というのが、全ての求...全文を見る
○川内委員 十万円台の求人が六三%。では、二十万円台がどのぐらいですか。
○川内委員 麻生大臣、十万円台の求人と二十万円台の求人で九六%なんですよ。十万円台で家族で暮らしていくなんて、ちょっとほぼ不可能ですよね。  だから、政府的には、労働力人口もふえて、それはもしかしたらちょっと給料は少ないかもしれないけれども、とにかく全体のパイがふえているからよ...全文を見る
○川内委員 一・六三、そのあたりでずっと頭を打っていて、今後、多分、労働力市場がまた大きく拡大をしていく、要するに、アベノミクスの成果によって働く人がふえるということもそうは望めない状況になってきているということを示しているわけでございまして、日銀の短観でも、消費者マインドは悪化...全文を見る
○川内委員 日銀短観というのは消費者マインドについては言及をしていないということですか。
○川内委員 いや、私が聞いたのは、消費者マインドについての言及はしていないのかということを聞いたんですけれども。私が読んだ論考には、日銀短観にそのように書いてあるというふうに書いてあったんですけれども。
○川内委員 それじゃ、日銀が、消費者マインドについて言及をしている、消費者マインドを分析しているとすれば、消費者マインドは悪化しているという分析をしているということでよろしいですか。
○川内委員 済みません、何というんでしょうか、私がこういう議論をきょうしているのは、経済の中に、あるいは、景気、経済の中に起きている小さな変調というか出来事、起こりつつあることを見逃してはならない、日本の経済は非常に重要な局面に差しかかっているというふうに思うからこそ、さまざま細...全文を見る
○川内委員 MMTが考えているものとは全く自分たちがやっていることは違うんだ、こうおっしゃるわけですけれども、そのMMTを推奨されているステファニー・ケルトンさんという先生が、いや、日銀がやっていることがMMTなんだ、あれを見ればいいんだと、こうおっしゃっているのでお聞きしている...全文を見る
○川内委員 あくまでも物価安定目標の達成のためにETFを買い入れているのだということを何回もお繰り返しになられるんですが。この前、図らずも、総裁は、株価安定のためとこの委員会で言い間違いをされたんですけれども、結果として、日銀のETF買入れが日本の株価を買い支えているという現実に...全文を見る
○川内委員 やっていることの目標とかを聞いているわけではなくて、結果として、買い支えているということをお認めになられますかということをお聞きしたわけで、それは口が裂けても言えないということなんでしょうが。  異次元の金融緩和なりアベノミクスなりで、日本の財政規模というのは非常に...全文を見る
○川内委員 この前、また自民党の先生がこの整備新幹線のことに関して御発言をされて物議を醸したようでありますけれども、しっかりとした精緻な費用便益分析をした上で事業に取り組んでいただきたいというふうに思います。  さらに、この財政制度等審議会で指摘をされているJICAの技術協力、...全文を見る
○川内委員 技術協力でも一者入札がめちゃめちゃ多いわけですね。更に驚くのは、この技術協力案件の契約で、予定価格よりも契約金額の方が高かったという事例もあると。  今、百六十五件、百五十二件、二〇一六年、二〇一七年の契約件数のうち、予定価格より契約金額の方が多かった件数、そして、...全文を見る
○川内委員 そのうち、契約金額が予定価格の倍以上になっているという事例もあるというふうに思いますけれども、そうですよね。
○川内委員 それは、二〇〇%を超えているというふうに資料ではいただいたんですけれども、いわば倍なんですね。
○川内委員 それから、最近話題の防衛装備品のことについても、財政制度等審議会で指摘をしているのは、「民需が負担するべき設備投資等の費用を防衛装備品の単価の上昇で賄う構造となっている場合がある。」という指摘をしているわけですね。  では、この民需が負担するべき設備投資等の費用を防...全文を見る
○川内委員 いや、聞いたことに答えないんだったら、ここに出てきてだらだらしゃべられても困るんですけれども。  私が聞いているのは、財政制度等審議会で、民需が負担するべき設備投資等の費用を防衛装備品の単価の上昇で賄う構造となっている装備品があると指摘しているので、それは何なんです...全文を見る
○川内委員 さらに、システム関連経費のうち、二十八年度中に納期を迎えた各種システム経費の入札に関して、一者応札のパーセント、どのぐらいが一者応札であったのかということを教えていただきたいと思います。
○川内委員 だから、これは、言葉は悪いですけれども、非常に非効率というか、競争性のない、ある意味ちょっと不正が疑われてもおかしくないようなことが行われているのではないか、そういう予算の使われ方がされている。そういう中で、どんどんどんどん国債が発行されている。結局、後世にツケ回しが...全文を見る
○川内委員 大臣、今回のこの国会で議論された幼保無償化、あるいは、高等教育の無償化と政府は説明しているわけですけれども、幼保無償化の法律にしても、この法律で、消費税を財源として措置される七千数百億のうち、子供の貧困対策に使われるのは百億円に満たない。  私、柴山大臣に文科委員会...全文を見る
05月31日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○川内委員 おはようございます。  柴山大臣、鈴木大臣、そして白須賀政務官にもお運びをいただきまして、ありがとうございます。よろしくお願いを申し上げます。NHKからは、専務さん、本当にお忙しい中、ありがとうございます。  早速お聞かせをいただきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○川内委員 今、総理指示の内容を詳細に教えていただきました。  柴山大臣も、昨日になるんでしょうか、学校の安全に関する会議で御発言をされて、今、総理から御指示のあった内容等について、みんなで情報を共有し把握していこうね、対応していこうねという御発言をされていらっしゃるわけでござ...全文を見る
○川内委員 安心いたしました。  とにかく、このようなことが二度と起きてはならない。事件の背景の解明は捜査に待たなければならないわけでございますが、今私たちができること、大人ができることを全員で力を合わせてやっていかなければならない。  ちっちゃな子供たちの心の傷というものの...全文を見る
○川内委員 ここが肝だと思うので、ぜひお調べをいただいて、御報告をいただきたいと思います。  「害」を使うのか、「碍」を使うのか。これは、当時もやはり議論があったと思うんですね。  そこで、先ほど申し上げた優生保護法という法律、五月二十八日にやはり憲法違反だと仙台地裁に認定を...全文を見る
○川内委員 漢字文化圏というのは日本だけではなく、中国や韓国や台湾なども漢字文化圏でございますけれども、障害や障害者という言葉に「害」の字を使用しているのは日本だけである、他の国々では使用されていないということでよろしいでしょうか。
○川内委員 政府部内では、内閣訓令によって、常用漢字表にある漢字を使いなさいよと。だから、「害」しか使えないんですね。「碍」の字は常用漢字表にないので、使いたくても使えないというのが現在の状況であると、内閣訓令によって。  内閣訓令によって、常用漢字表にある漢字を使いなさいとい...全文を見る
○川内委員 その内閣訓令の一番下のところに、ただし、読みにくい漢字等の場合には、振り仮名等を振ることはいいですよということが書いてあるはずなんですけれども、それを言ってほしかったんですけれども。
○川内委員 だから、内閣訓令では、常用漢字表にある漢字を使いなさい、公用文書であっても原則使いなさい、原則使いなさいということですよね。  きょうはオリパラ大臣の鈴木大臣にも来ていただいていますが、ただでさえ、インバウンドがふえている。来年のオリパラに向けては、漢字文化圏からた...全文を見る
○川内委員 平仮名は漢字文化圏の人には読めないので、その辺を、鈴木大臣のリーダーシップを発揮していただいて、検討いただきたいということをお願い申し上げておきたいと思います。  きょうはNHKさんにも来ていただいております。  二月の国会質疑では、放送用語委員会で検討するという...全文を見る
○川内委員 ここはちょっと大事なので重ねてお尋ねをしますが、「害」という漢字、僕らは、障害あるいは障害者という漢字について「害」をずっと使わされてきているので、なれてしまっているわけですね。なれというのは恐ろしいことなんですよ。  先ほど鈴木大臣からも御披瀝がありましたけれども...全文を見る
○川内委員 ぜひさまざまな工夫をしていただきたいと思います。  最後に、柴山大臣、今、文化審議会国語分科会で害の字の表記について検討が進んでいるということですが、その審議会での検討を督励していただけますようにお願いをしておきたいというふうに思いますが、大臣から一言いただきたいと...全文を見る
○川内委員 それでは、残りの時間で、白須賀政務官、本当に済みません、私も聞きづらいことなんですけれども、ぜひお願いしたいと思います。  ことし一月十二日十四時三十分ごろ、白須賀先生がお乗りになって秘書の方が運転していらっしゃる車が、移動中に対向車と接触したということでございます...全文を見る
○川内委員 今当て逃げという言葉が出たんですけれども、要するに、道路交通法七十二条、交通事故の場合の報告義務に違反しているのではないかということだろうというふうに思います。  同じく、道路交通法第七十三条には、同乗者は事故の報告を妨げてはならないということも規定しているというふ...全文を見る
○川内委員 政務官、非常に微妙だと思うんですよ、今御答弁ありましたが。  しかし、政務官というお立場とすれば、コンビニで、ドアミラーが壊れちゃいましたと言われたときに、じゃ、一応届けようねということをされるべきであった、そこがここまで問題を長引かせている政務官のミスであったとい...全文を見る
○川内委員 終わります。
06月14日第198回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○川内委員 川内でございます。  委員長、理事の先生方にお許しをいただき本委員会で発言をさせていただけますことに、まず感謝を申し上げさせていただきたいと思います。  きょうは、不正な融資によって多くの善良な市民に被害を与えた、深刻かつ甚大な被害を与えたスルガ銀行、スマートデイ...全文を見る
○川内委員 金融庁さんに伺います。  この元本一部カットという言葉でございますが、もともとの債権額の一〇%カットとか二〇%カットとか三〇%カットとか、さらに五〇パー、六〇パー、九〇パー、九九%、いろいろな一部があると思うんですけれども、どんなパーセントであってももともとの債権額...全文を見る
○川内委員 この元本一部カットについては、被害者の方からは、今回のスルガ銀行さんの発表は一歩前進ではある、しかし、自分たちが受けた被害の大きさから見ればまだまだ不十分である、こんなことでお茶を濁されちゃたまらないという声もあるというふうに聞いております。  金融庁さんとしては、...全文を見る
○川内委員 金融庁さんは、スルガ銀行さんに対して、この問題が発覚する事前に検査にも入っていらっしゃる。抱き合わせでつくらされていたカードローンなどについては、カードローンに特化した検査もしていらっしゃった。しかし、それでも発覚するまではわかりませんでしたわという状況なわけでござい...全文を見る
○川内委員 よろしくお願いします。  宮腰大臣、スルガ銀行あるいはスマートデイズ問題というのは金融機関の問題であると同時に、消費者行政にとっても重大な問題であるというふうに私は思います。  消費者性があるのかないのか。しかし、全体として見れば、家賃も何年保証するから大丈夫です...全文を見る
○川内委員 金融庁さんの場合は、金融業界を所管していらっしゃるので、どうも業に寄ってしまって、消費者あるいは預金者というところの保護という意味において、事件が起きてからという後手に回ってしまう嫌いがある、そこをどうみんなで守っていくかということだろうというふうに思うんです。  ...全文を見る
○川内委員 いや、委任の専決のことを聞いているのではなくて、最終的な法的効果は、法律上に内閣総理大臣と書いてあれば内閣総理大臣に帰属するということでよろしいかということを聞いているんです。
○川内委員 聞いたことに答えていただけないことが大変残念だということを申し上げて、終わらせていただきます。
06月21日第198回国会 衆議院 本会議 第31号
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○川内博史君 立憲民主党・無所属フォーラムの川内博史です。  私は、立憲民主党・無所属フォーラム、国民民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会保障を立て直す国民会議、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました麻生太郎財務大臣・金融担当大臣の不信任決議案について、その...全文を見る
10月10日第200回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○川内委員 川内でございます。  私は、残り十一分ぐらいですので、早速質問に入らせていただきたいと思います。  経産大臣、報告徴収、百六条三項に根拠があるということで、「経済産業大臣は、」「小売電気事業者等、一般送配電事業者、送電事業者、特定送配電事業者又は発電事業者に対し、...全文を見る
○川内委員 五日間にわたって監査をしていると。  この監査をしている間にいろいろな担当の部署の方と面談をするわけですが、当然、コンプライアンスを担当する監査、関西電力の監査チームというか監査部門というところとも面談をしているという理解でよろしいでしょうか。
○川内委員 経済産業大臣、笑うのは、ことしの五月にその去年の監査についての報告が、いろいろな電力会社に監査に行っているので、それをまとめた報告書なんですが、報告書が出ていて、関西電力だけ褒められているんですよ。  良好事例、いい事例だということで、これは別な、工事の部門の監査に...全文を見る
○川内委員 いや、一般論としてあり得るじゃなくて、必ず聞くでしょう、ほかに報告することありますかと。それ、ちゃんと言わないと。もちろんですと。
○川内委員 私が何を申し上げたいかというと、経済産業大臣にここは御答弁いただきたいんですけれども、コンプライアンス事案についても報告を受ける義務を負っているというふうに先ほど大臣は答弁されたんですね。コンプライアンス事案についても報告を受ける義務を負っていると。  そうすると、...全文を見る
○川内委員 いや、今、事務方の方に、要するに、監査の内容が甘かったです、本来調べるべきことを調べていませんでしたという御答弁なんですよね。だから、そのことが、監査をすべき、監査を統括すべき経済産業大臣として、非常に不十分であったということをお認めになられますかということを聞いてい...全文を見る
○川内委員 結局、関西電力に対して経産大臣は言語道断だと閣議後会見でおっしゃっていらっしゃるわけですけれども、私は、経産省も言語道断だと。結局、見抜けないわけですから。  これは法律にのっとっているわけですよ、私が言っていることは。法律上、業務及び経理を監査するというのは、大臣...全文を見る
○川内委員 私がこのようなことを申し上げるのは、内閣総理大臣として、本件は、日本のエネルギーの政策とか、あるいは、政府的には原発を推進されていらっしゃるわけですけれども、その原発政策とか、あるいは、電気の安定供給とか、国民の皆さんの電気事業に対する信頼にかかわる重大な問題であると...全文を見る
○川内委員 いや、関係にあるかないかは、国税庁長官は財務大臣の指揮命令に従うことになるわけですから、それは関係的にはあるんですよ。実態として知らなかったということですよね。
○川内委員 いや、そういうことができるということを申し上げているわけではなくて、じゃ、国税庁次長に最後お尋ねしたいと思いますが、税務情報、査察情報を総理や財務大臣に報告することは何らかの法令に触れますか。
○川内委員 法令上は禁止されていないということなわけでございまして、だから、念のために一つ一つ確認しないと、事態の実態が解明できないというふうに思うわけです。
○川内委員 わかりました、委員長。委員長が早くしゃべってくれればいいんですけれども。  この問題は本当は、総理、根深いと思うんですよ。だから、与野党を超えて本当にしっかり解明しないと、また同じことが起きるし、それは国民の電気料金にはね返る。だから、私たちが言うことにも耳を傾けて...全文を見る
10月11日第200回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○川内委員 総理以下閣僚の先生方、おはようございます。昨日に引き続き質疑をさせていただきます。  委員長、発言の御許可をいただいて、ありがとうございます。  台風十九号が大変に心配をされる中でございますが、政府におかれては、総理以下、万全の体制をおとりいただけるものというふう...全文を見る
○川内委員 萩生田大臣、私がお聞きしたのは、その三人の学識経験者、いわゆる学者の先生方が、この試験実施団体の、実際に試験を開発したり、あるいは、その試験実施団体と関係を持っている先生方ではないでしょうかということを確認をさせていただいております。
○川内委員 御指摘のとおりという大臣の御答弁があって、結局、三人の学者の先生も実施団体の関係者なんですよね。そういう意味で、私は客観性が担保されていないのではないかというふうに思うし、大臣が冒頭の御答弁でおっしゃられた予約金についても、受験しなかった場合には返していただけるように...全文を見る
○川内委員 大臣が何とかこの制度をうまくスタートさせたいというお気持ちは、私どももわからなくはないですよ。でも、それでもなお、大臣、子供たちに公平公正な条件のもとで入試に臨んでもらう。離島の子たちはどうするのかとか、過疎地の子供たちはどうするのかとか、さっき出た申込金の問題とか受...全文を見る
○川内委員 期待しているというところを強調されて総理はおっしゃられたわけでございますけれども、この日米首脳会談後の、当時の西村官房副長官、今経済再生担当大臣の西村さんの記者さんたちに対するブリーフでは、トウモロコシの備蓄を積み増すという中で、三カ月分前倒しをして購入するというもの...全文を見る
○川内委員 約束したということを発言した覚えはないと。  私が聞いたのは、こう発言したのは事実ですかと聞いているんですけれども。
○川内委員 アメリカから輸入する飼料用のトウモロコシというのは濃厚飼料で、栄養価の高い飼料になるわけですね。日本で栽培されている、新たに発見されたツマジロクサヨトウの被害を受けているかもしれない飼料用トウモロコシというのは粗飼料。粗飼料というのは栄養価が低いという意味ですが、栄養...全文を見る
○川内委員 今の時点で被害はわからないということでございますが、粗飼料である、牛にとって主食である青刈りトウモロコシが害虫によって収量がもし減った場合、それを一般的には粗飼料で補うわけですね、乾牧草で補うわけですが、この乾牧草では青刈りトウモロコシと比べて栄養価が減ってしまうので...全文を見る
○川内委員 きょうは農水省生産局長も来ていただいているんですよね。  ちょっと生産局長さんに教えていただきたいんですけれども、今農水大臣から、いろいろあるけれどもということで、最後数字についてお触れいただいたわけでございますけれども、牛も我々と同じ生き物ですから、結局、一万トン...全文を見る
○川内委員 いや、だから、それは大臣の御趣旨はよくわかります。でも、牛はとてもデリケートな生き物で、四つも胃があるぐらいですから、食べるものが変わると体調を崩す牛がたくさん出るわけですね。生乳の生産高にも影響する。  だから、そんな粗飼料の不足を簡単に濃厚飼料で代替していくとい...全文を見る
○川内委員 今まさに農水大臣がおっしゃったように、国が濃厚飼料を輸入したからそれを食べさせるなんということは農家はしないんだと、まさしく真実を語られたわけですね。  私は農業の素人ですから、今回、ツマジロクサヨトウの被害が出たという農場を、酪農家を何軒か訪問させていただきました...全文を見る
○川内委員 どちらかからの指示があったんじゃないですか。
○川内委員 ございませんと何か強い口調で言うところが、何か逆にこう、何みたいなところを思わせるわけですが。  九月二十四日からこの補助金の申請が始まったということですが、応募はありましたでしょうか。
○川内委員 私は、ニーズはほとんどないというふうに思っているのですが、この飼料穀物備蓄緊急対策事業というのは、ツマジロクサヨトウの被害農家に対して配合飼料を安定的に供給するための対策を支援する必要があると。  被害農家に対してという言葉がありますが、この補助事業は、害虫の被害が...全文を見る
○川内委員 いや、メーカーさんは、全部金利も国が出してくれるし、保管経費も国が出してくれるわけですから、実害ないわけですからね。  私が聞いているのは、このツマジロクサヨトウの被害がないのに申請する、補助金を出すということは認められませんねと、国としての方針を聞いているんです。
○川内委員 聞いたことに答えていただけないというのは非常に不本意ですね。生産局長がこんなごまかしの答弁をするのは断じて許せないと私は思いますよ。  結局、被害もないけれども……(安倍内閣総理大臣「あるから」と呼ぶ)確認はされていますよ、多少は。総理、多少はあるに決まっているじゃ...全文を見る
10月30日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○川内委員 萩生田大臣、よろしくお願いを申し上げます。  橋本大臣におかれましても、ぜひ質疑を聞いていただいて、子供たちのために今私たち大人が何をすべきかということをみんなで考えていく質疑にしてまいりたいというふうに思います。  萩生田大臣からは、英語民間検定試験問題について...全文を見る
○川内委員 ぜひ、これは本当に大事な、子供たちが、大人がどうこの問題に対応するか、じいっと見ていると思うんですよね。  よく学校で子供たちの意見として耳にするのは、どうせ大人はと。どうせ大人はという言葉がよく出るというふうに聞くんですけれども、私たち大人たちが子供たちのことを理...全文を見る
○川内委員 この検討・準備グループの会合では、高校の関係者というのはどういう関係者が出ていらっしゃったんでしょうか。
○川内委員 その都立高校の校長先生というのは、全国の公立学校協会というのか公立学校校長協会というのか、そういうところに諮って、推薦で出てきていただいて、こういうことを決めるからねということを機関決定した上で合意になっているんでしょうか。その手続について教えていただけますか。
○川内委員 だから大臣、今聞いていただいたとおり、高校関係者、大学関係者が寄り合って合意したんだよという、文部科学省がおつくりになられた文章だと思うんですけれども、それを大臣は説明を聞いて、そうかということで御発言されていらっしゃったんだと思うんですが、これは物すごい重要な問題な...全文を見る
○川内委員 参加要件を決めるに当たっては、事業者から、実施団体から意見を聞いた、要望を聞いたと。参加要件を最終的に決める段階で、事業者、実施団体に確認をとっていますよね。
○川内委員 全ての事業者、実施団体に確認をとったかどうかは別にして、最後、参加要件を最終的に決定をするに当たって、実施団体、事業者に確認をとったという事実があるのか否かということについて聞かせていただいております。その事実を答えていただけますか。
○川内委員 更に事実確認をさせていただくんですけれども、その企画部会、参加要件を決めた企画部会の座長さんは英検の関係者であった、英検の問題を作成している学者の先生であったということでよろしいんですか。
○川内委員 実施団体の利害関係者が参加要件を決定する会議体の座長であったということなわけで、別に、それをもって、だからだめなんだとか言う気はないですよ、私も。吉田先生も一生懸命おやりになられたんだろうというふうに思います。  だけれども、結局、大臣、読む、聞く、書く、話すを、技...全文を見る
○川内委員 だから、大臣、私は、本当に受験生にとって、自分が解答したことがどんな採点基準で採点をされるのか、今のお話などを聞くと、めちゃめちゃ不安だと思うんですよね。  さらに、問題が公表されないんですよね。自分が受けた英語民間検定の問題が公表されません。そうすると、もし問題に...全文を見る
○川内委員 きょうは、あいちトリエンナーレのことも聞かせていただきたかったんですけれども、そろそろ私の質疑の時間が来ますので。  この臨時国会における文部科学委員会は、議論すべきテーマがたくさんあります。ぜひ、委員長におかれては、積極的に委員会を開会していただけるようにお願いを...全文を見る
○川内委員 終わります。ありがとうございました。
11月06日第200回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○川内委員 川内でございます。  尊敬する委員長、並びに、尊敬する岩屋先生や下条先生以下、理事の先生方にお許しをいただいて、この外務委員会で発言する機会をいただきましたことに心から感謝を申し上げたいというふうに思います。  まず、茂木大臣、よろしくお願いを申し上げます。今、玄...全文を見る
○川内委員 アメリカとの間では関税撤廃が約束されているということでいいんでしょうか。
○川内委員 いろいろ御説明をいただいて、わからなくなったんですけれども。  わかりやすく御説明を頂戴できればありがたかったんですが、関税撤廃が現時点で約束されているのか否かということについて、いろいろ御説明をいただかなければ説明できないということは、国民に対してわかりやすく説明...全文を見る
○川内委員 外務大臣、その御説明は私も何回も承らせていただいているところでございますが、私が今確認をしているのは、西村副長官の当時の、茂木大臣がトウモロコシのことについては西村さんから説明をさせるからねというふうにおっしゃられた後、西村副長官が記者さんたちに何と御説明をされたのか...全文を見る
○川内委員 いや、大臣、政府の官房副長官という高官が記者さんたちに向かって何と発言したのですかということを聞いて、外務大臣にそのような答弁書を差し出す外務省って一体何なんだろうというふうに私は思います。  ちょっと済みません、ここで、私、委員長、理事に御協議いただいて、政府参考...全文を見る
○川内委員 私、きのう、質問のレクというか質問を御通告を申し上げさせていただくときに、あす、西村副長官が何と御発言をされたかをまず確認しますということを申し上げたんですね。  だから、私、大変心から尊敬をする茂木大臣にこのようなことを申し上げるのは大変申しわけないんですけれども...全文を見る
○川内委員 外務大臣はめちゃめちゃ頭のいい方だなといつも私は思っています。記憶力もすごいというふうに思います。だから、記憶をしているというふうに外務大臣が御答弁になられることと、ただ、記憶をしていると御答弁になられることと、そう発言をしたと確認しているというふうに御答弁になられる...全文を見る
○川内委員 いや、すごい何か、ちょっと煙に巻かれたような、事実でなかったとしたら訂正する。じゃ、事実だと。事実、何ですかね、事実とお認めいただいたということでいいんですかね。  委員長、ちょっと、どうなんですか、これは事実だと。
○川内委員 難しいですよね。  茂木大臣、事実だと、では、川内の言うとおりだということでよろしいですね。
○川内委員 では、そういう前提で質問を進めますが、私の質疑の最終局までに、外務省から、事務方から会見録を確認していただいて、最後に大臣にまた確認をしていただきたいというふうに思います。西村副長官の会見録はあるわけですから、それを確認するだけですからね。  では、西村副長官が買う...全文を見る
○川内委員 そうすると、農水省としては、このトウモロコシの発言が出るかどうかということについて大変注目をしていたということですよね。農水省。
○川内委員 いや、だから、農林水産省としてトウモロコシの話が出るのかどうかということを注目していたことは、農林水産省としては、それはそうでしょう、認識として。
○川内委員 トウモロコシの、日米首脳会談でこの発言が出て、同行していた農水審議官らから農水本省に、発言が出たのでよろしくねという連絡は来たということでよろしいですか。
○川内委員 それで、トウモロコシの話が出ているわけですから、対応してねということの連絡があったかということを聞いているんですけれども。
○川内委員 対策があって発言があってということなわけですけれども、では、この米国産の濃厚飼料たるトウモロコシを害虫被害に遭っている青刈りトウモロコシの代替飼料として使うことの支援策というこの事業、この事業の名前は飼料穀物備蓄緊急対策事業というそうですけれども、農水省の中で飼料穀物...全文を見る
○川内委員 八月二十五日に総理の発言があり、農水省の中で起案されたのは八月二十六、決裁が八月二十八日ということで、総理の発言が出てから正式に書類を回したというのがこのトウモロコシの事業ですね。  今まで農水省の中で、粗飼料の不足を濃厚飼料で賄うという事業を行った事例が本件以外に...全文を見る
○川内委員 いや、飼料用のトウモロコシの前倒し購入は初めてだという、それはわかっているんですよ。  粗飼料不足を濃厚飼料で補う支援事業を今までやったことがありますかということを聞いているんです。粗飼料不足を濃厚飼料で補う事業をやったことがあるんですかということを聞いているんです...全文を見る
○川内委員 このツマジロクサヨトウの害虫被害、今、発生はどのくらいですか。被害額はどのくらいですか。
○川内委員 何か、いかにもすごい被害が広がっているかのごとくに御答弁されたわけですが、業界団体、あるいは農家、酪農家、畜産家、そういう方たちから、これは大変だ、何とかしてくださいよ、粗飼料不足を濃厚飼料で代替するから支援事業をつくってくださいよという要望書が出ていますか。
○川内委員 粗飼料の不足はあくまでも粗飼料で対応すべきものであって、濃厚飼料では代替できないんですよ。  ツマジロの発生が確認された自治体から、予算の時期でもありますけれども、ツマジロ対策で、粗飼料不足を濃厚飼料で賄うための事業をやってくれという要望書が出ていますか。
○川内委員 今、畜産部長は、うかつに大変な答弁をされたんですけれども、粗飼料が手に入らなくなったのでという、粗飼料不足を事実としておっしゃられたが、粗飼料不足が全国で起きているという事実がありますか。
○川内委員 それで、申請は、この事業についての申請はありましたか、現段階において。
○川内委員 被害もわからないし、被害額もわからない。ほとんど被害はないと思いますけれども。  畜産部長、酪農家は、ツマジロはいい、農薬で何とかなる、それよりイノシシだと言っているんですから。知っているでしょう。イノシシの被害がすごいんですから、今、全国的に。イノシシ対策をしなき...全文を見る
○川内委員 事実確認ができましたが、西村長官は買うと言っているということだけ、私の発言の最後に確認ができたということで、外務大臣に御礼を申し上げて、終わらせていただきたいと思います。  以上です。ありがとうございました。
11月06日第200回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○川内委員 川内でございます。よろしくお願いをいたします。  私も、大串先生に引き続いて、民間英語検定の問題並びに新共通テスト、受験生にとって大変に大きな課題である、問題であるというふうに思いますし、受験生の皆さんや学校の先生やあるいは保護者の皆さんが、大変この問題、注目をして...全文を見る
○川内委員 総理大臣、その大きな視野で行う改革がなぜか民間に共通テストを投げることによって大変な混乱を今回巻き起こしたという意味において、私は、さまざまな専門家の英知を結集して、もう一度、高大接続とは何なのかということから議論をしていくべきではないかというふうに思います。  萩...全文を見る
○川内委員 後段で大臣がおっしゃられた、センターが、要するに国が責任を持って試験しますよというふうにしていくことが私も望ましいというふうに思いますし、それが受験生は一番安心する、安心して受験できるというふうに思います。  だから、じゃ、何でこういうことになったのかということにつ...全文を見る
○川内委員 二〇一六年八月三十一日の発表文書を発表したときには、総理、委員の中に英語の専門家はいなかったんですって。これ、ちょっと衝撃ですよね、委員長。  さらに、その後、英語の専門家を加えた的なことをおっしゃっていらっしゃいましたけれども、その後で加えた英語の専門家なる人は、...全文を見る
○川内委員 さらに、萩生田大臣、聞いていっていただきたいんですけれども、ベネッセさんがGTECを、先ほど大串委員からも出たんですけれども、CEESという、進学基準研究機構ですか、というところとGTECを共催しているというふうにGTECのウエブサイトに出ているんですけれども、このC...全文を見る
○川内委員 何か、いきなり十月一日におやめになられていらっしゃるというのが、何かちょっと、そんな、やめなくてもいいのにみたいな、ちゃんと説明してくれればいいのにというふうに思うんですけれども。  さらに、私が不思議なのは、萩生田大臣、実施方針策定に当たっての考え方、二〇一七年、...全文を見る
○川内委員 いや、私が聞いたことに答えていただけないので、ちょっと残念なんですけれども。  あと、成績提供システム運営委員会という組織が文科省の中にできて、民間試験の選定を行っているわけですね。実施団体、この団体はいいねとかどうだねということを審査しているわけですね、成績提供シ...全文を見る
○川内委員 いや、萩生田大臣、私、誰がいたんですかということを聞いているのではなくて、もう既にこの成績提供システム運営委員会は終了しているし、そしてこの制度自体が延期になっているわけですから、この運営委員会に実施団体の人が入っていたのではないですかという一般的な質問については、入...全文を見る
○川内委員 こういうシステム運営委員会がどのような議事を開かれたかということがわかれば、委員にはいなかったけれどもその場にいたとか、そういうことがわかってくるということでございます。  大臣、まじやばい幾つかの事例を御紹介したわけですけれども、萩生田大臣は会見で、抜本的に見直す...全文を見る
○川内委員 ぜひゼロベースで見直していただくことをお願いをしておきたいと思います。  もう一つ、問題点、受験生、若い子たち的に言えば、やばい点について聞かせていただきますが、国語、数学の記述式の問題です。  総理に一般的な感覚としてお答えいただきたいんですけれども、五十万人も...全文を見る
○川内委員 いや、よかったです。総理がそれはできますよと言われたらどうしようかと思ったんですね。慎重な御答弁だったことに、ちょっと胸をなでおろしますけれども。  これからちょっと御紹介したいんですけれども、二〇一七年十一月に試行テストというのが行われています。試しにやってみよう...全文を見る
○川内委員 問題自体が入試の問題として体をなしていないということです。正答率が一割を切る問題というのは、入試としては使えないわけですよね。そのぐらい難しいわけです。  では、この試行テストにおける業者による採点と、受験生、これを受験した人の自己採点との不一致率、要するに、点数と...全文を見る
○川内委員 不一致率が国語だと三割だと。これは、自己採点が自己採点にならないことになるわけですね。  では、採点修正の件数。一回採点したけれども、後で検収してみたらちょっと採点が違っていたねという採点修正の件数は、数学と国語、それぞれ何件ずつですか。何件中の何件かまで答えてくだ...全文を見る
○川内委員 二万六千件で、国語の場合は七十六件の採点修正がある。これは、五十万件になるとこれの約二十倍ですから、大変な件数になるわけですね。  昨日の文部科学委員会での参考人質疑では、採点者として学生のアルバイトの方も、もちろん熟練はしていらっしゃるんだろうと思いますが、模擬試...全文を見る
○川内委員 品質のよい採点を求めるというのは当然のことですね。品質の悪い採点など誰も求めない。だから、品質のよい採点を求めているが、他方で、採点をする人たちの中に学生のアルバイトさんたちもいるんですよということを、きのう、ベネッセさんはお認めになられていらっしゃるわけですが、文部...全文を見る
○川内委員 国語、数学の記述式で、受験生は記述式の採点に大変不安を持っているわけですね。これは大丈夫だろうか、採点の質が担保できるんだろうかと。やはり、民間英語試験のことと全く同じ不安を受験生が持っている。なぜなら、共通テストを受けて、自己採点して、その自己採点と本当の採点が違っ...全文を見る
○川内委員 今、安倍総理大臣が、萩生田大臣に任せてあるんだ、萩生田大臣を信頼しているよというふうにおっしゃったわけですけれども、萩生田大臣、私は、せっかく延期して、みんなで知恵を集めてやろうねというのであれば、この記述式についても同時に、いや、本当に大丈夫なのかということについて...全文を見る
○川内委員 今、萩生田大臣から、採点については国が直接指導できるんだという趣旨の御発言があったというふうに思うんですが、これは請負で、甲乙で契約をするわけですから、契約していること以外は指示できないということにも裏返せばなるわけで、だからこそさまざまな問題が発生をするのではないか...全文を見る
○川内委員 私たちは、この記述式の、大臣、採点についても、安倍総理大臣は、いや大丈夫だとはおっしゃらずに、大臣に任せているとおっしゃった。萩生田大臣は、何とか事業者を指導していくとおっしゃっていらっしゃる。しかし、これもまた、受験生や学校の先生方や保護者の方やみんなが安心できるよ...全文を見る
11月15日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○川内委員 川内でございます。  大臣には、昨夜は大嘗祭に御出席をなされて、ほとんどお休みになっていらっしゃらないと思いますが、お疲れのところ恐縮に存じます。私どもは、別にきょう審議しなくても、大臣の体調を考えれば来週回しでもいいんですよということは申し上げたんですけれども、与...全文を見る
○川内委員 記載されていないので疑義があるので、午前中の質疑では、萩生田大臣からは、大学入試センターに確認するからねという御答弁だったわけですが、この採点業務というのは、大学入試センターと採点を請け負ったベネッセのグループ会社との間の契約ですから、契約書が全てであります。契約書に...全文を見る
○川内委員 余りここでやりとりしてもあれなので。  何でこの共通テストで、記述式は大事ですよ、中川先生もおっしゃったように。国立大学の二次試験で、ほとんど記述式はあるわけですよね。共通テストで五十万人に記述式を何でやらなきゃいけないんだ、誰がそんなことを言い出したんだということ...全文を見る
○川内委員 文部科学省がかかわっていない、作成に協力していないということであると、安西先生みたいな偉い人がこのペーパーを一人で用意するとはとても思えないので、委員長、本委員会に中教審高大接続特別部会部会長であった安西祐一郎氏を参考人として招致を要求いたします。
○川内委員 さらに、英語の民間検定試験において、それを入試に活用するというのも、この共通テストで英語民間検定試験を入試に活用するというのは、二〇一六年八月三十一日、高大接続の進捗状況という文書の中に初めて明記をされるわけでありますけれども、これは議事録がまだ出ていないわけですね。...全文を見る
○川内委員 議事録が今のところは非公開になっていますから、どういう議論が行われたのかということが全くわからないわけですが。  さらに、この前も予算委員会で御指摘を申し上げましたが、この議事録が非公開になっている、高大接続の進捗状況という文書を取りまとめた検討・準備グループには、...全文を見る
○川内委員 英語の専門家がいない中で、議事録が非公開で、しかし、取りまとめ文書にはなぜか、新しい共通テストに民間英語検定を活用する必要があるという文章が入る。これは一体誰が入れたんですか。
○川内委員 英語の専門家もいない中で、よくそんなことを、文言を入れることを決断できたなと、もう不思議でしようがないですよ。  早くこれは議事録を公表していただいて、何でこの文言が入ったのかということは明らかにしなければならないですし、私、実はこの検討・準備グループの先生方の中の...全文を見る
○川内委員 早く議事録を公表していただいて、手前どももその検証作業に加わらせていただこうということを申し上げておきたいというふうに思います。  それでは、給特法のことについて質疑をさせていただきます。  大臣、私は、この給特法というのは、午前中の吉川先生の質問の最後に、大臣も...全文を見る
○川内委員 大臣、私は、公立の義務教育諸学校等の教育職員の皆さんが、他の職場で働く人々と比べて、この給特法という法律で差別をされてしまっている、本来得られるべき賃金を得られていないということに関しては、憲法十四条の法のもとの平等に反するのではないかとさえ思っているくらいなんです。...全文を見る
○川内委員 大臣、私も、現状をどう変えていくかということに関しては、私たちは、給特法を廃止すべきである、今すぐ廃止すべきである、そして、きちんと学校の定数を改善するなり、あるいは時間外勤務手当をきちんと支払うなり、学校という働く現場をほかの職場と同じようにすべきであると。教職員の...全文を見る
○川内委員 いや、だから、廃止ありきで検討するんですかと聞いているのではなくて、見直すという言葉の中には廃止を含むという考え方でよろしいかということを聞いているんですけれども。
○川内委員 いや、大臣、端的にお答えいただきたいんですけれども、大臣が御答弁になられた給特法のあり方の見直しという言葉の中には、廃止という言葉も含むんですか、含まないんですかということを聞いておりますので、含むのなら含むよというふうに、私にもわかりやすく御答弁いただけるとありがた...全文を見る
○川内委員 全然、大臣、言葉がひとり歩きすることもないし、私、誤解することもないので、あるいは、ここにいる全員、誤解することもないと思います。廃止を含む抜本的見直しをするというふうに御答弁をいただきたいと思います。
○川内委員 大臣、済みません、私、めちゃめちゃしつこい性格でですね。  そうすると、聞き方を変えると、今の大臣の御答弁を別な言葉で言いかえさせていただくと、抜本的見直しをした結果として廃止する可能性を否定しないということでよろしいかということはいかがでしょうか。
○川内委員 それで、この給特法の、当初、昭和四十六年につくったときの平均的な時間外勤務は大体月八時間でした、それは勤務時間の大体四%でしたということで、教職調整額というのは月額給与の四%になっているというふうに教えていただきましたけれども、今現在、教職調整額の年間の総額というのは...全文を見る
○川内委員 現在の月額給与の四%、教職調整額の総額は一千三百八十六億、うち国費四百六十二億ということでございます。これは月額給与の四%ですね。昭和四十六年当時の平均残業時間から算出されたということでございます。  では、直近の教員勤務実態調査のデータで、小学校の教員の皆さんの平...全文を見る
○川内委員 昭和四十六年当時、平均八時間の残業時間が、現在は、小学校の先生方で約六十時間、中学校の先生方で約八十時間という残業時間になっている。ということは、この給特法ができた当時の考え方でいう教職調整額は、できた当時の考え方でそのまま引き直して計算すると、大体どのくらいになるん...全文を見る
○川内委員 今の丸山さんの御答弁で、国庫負担で三千億ということは、総額でいうと、教職調整額の粗々の計算でいうと約九千億が、給特法の当初の考え方に従うならば、九千億ぐらいが教職調整額になるのではないかということでよろしいですか。     〔馳委員長代理退席、委員長着席〕
○川内委員 財務省に質問します。  今お聞きいただいたように、今現在支払われている教職調整額は約千四百億、本来支払われるべき教職調整額は約九千億、その差額が目もくらむような金額に、九千から千四百を引くと七千六百ですか、七千六百億円ぐらい勤務手当が支払われていないことになるわけで...全文を見る
○川内委員 超過勤務手当が支払われない中で過酷な長時間労働となっているという教職員の皆さんの実態について、いろいろ御説明になられて、承知しているということなんでしょう。  では、文部科学省から、教職員の皆さんの長時間勤務に対する不公正あるいは矛盾というものを解消するために、これ...全文を見る
○川内委員 大臣、済みません、さっき給特法の見直しについて、抜本的見直しをした結果、廃止の可能性を排除はしないということなんですが、いずれにせよ、とにかく、業務の改善とか定数の増とか、さまざま努力はされるんでしょう。しかし、超過勤務の実態というのは絶対残るわけですよね。昭和四十六...全文を見る
○川内委員 萩生田大臣が会見の中で、学校現場の働き方改革は総力戦である、こう御発言になられて、私も、そのとおりだ、今の御答弁もそうだなと思いながら聞かせていただいておりましたけれども、さっき中川先生の御指摘にもあったんですけれども、でも、とにかく頑張ろう、頑張ろうと言っているだけ...全文を見る
○川内委員 この給特法の質疑の中で大臣から、ICTについても交付税措置はされているんですよ、だけれども、それがなかなか普及していませんよという御発言があったかと思うんですけれども、この予算執行調査によれば、留守番電話やコピー機を、コピー機が一台しかないと、みんなコピーを待っていて...全文を見る
○川内委員 あと、学校現場の先生方の公務災害、地方公務員災害補償基金による公務災害認定について教えていただきたいんですけれども、教職員の死亡、障害、疾病などの公務災害の事案について、その中身や件数を四十七都道府県ごとに文科省は把握をしていらっしゃいますか。
○川内委員 学校現場の働き方改革を進めていくに当たって、学校の先生方がどういう公務災害申請をされていらっしゃるのかということについても、私は、一つ一つの事例について、しっかりと文部科学省としては把握をすべきであるというふうに思います。  というのは、公務災害認定を受ける場合に、...全文を見る
○川内委員 さらに、大臣、変形労働時間制について。  これはやはり、実は、中教審特別部会でこの変形労働制を部会長が御提案されたときに、中教審の働き方特別部会の労働法の専門家って一人しかいないんですね、その一人の専門家が、もう読み上げる時間がないんですけれども、ちょっと気をつけた...全文を見る
○川内委員 それから、この変形労働時間制についてはさまざま論点があるので、どっちにしたって、働く側と使用者側との合意がなければ、そして、その合意を文書にして、それを積み重ねていって条例にするという形が必要なのではないか。そうじゃないと、そもそも弱い立場なわけですからね、働く側とい...全文を見る
○川内委員 その施行通知に書くということについて、書く内容については、共通の認識を書面で交わすことが望ましいよというような書きぶりになるということでよろしいですね。
○川内委員 交わしてくださいじゃなくて、交わすのが望ましいよという書きぶりでいいんですけれども、いかがでしょうか。
○川内委員 それから、指針の周知方法なんですけれども、今回、法令に根拠を持つ大臣の指針というものが発出されるわけですけれども、この指針というのは大臣告示で示されるという理解でよろしいんでしょうか。
○川内委員 文部科学省が法的拘束力があると言い張っている学習指導要領も大臣告示でございますから、大臣告示というのは大事なものだなというふうに確認をしておきたいと思います。  それから、これは変形労働時間制にしても上限、キャップをはめるということにしても、両方をあわせて悪用するの...全文を見る
○川内委員 いずれにしても、大臣、この給特法という、大臣も矛盾を包含している法律であるというふうにおっしゃられたわけでありますけれども、学校現場の先生方が働きやすい環境になる、それはすなわち、子供たちが伸び伸びと学べる環境になる、そしてそれが子供たちの未来に大きくつながっていくこ...全文を見る
11月20日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○川内委員 大臣、よろしくお願いいたします。  先日の予算委員会で安倍総理大臣が、この記述式問題の採点の難しさ等について、あるいは採点の質、あるいは自己採点のやりにくさ等について、自分は実務を全くわからないので、萩生田大臣に任せてあるんだという趣旨の御答弁をされました。  こ...全文を見る
○川内委員 そのとき文科省の方は同席されたのかどうかも教えてもらえますか。
○川内委員 当時の高等教育局長はそこにいるんですけれども、何か覚えていることはありますか。
○川内委員 これは大学入試にも絡むことなんですけれども、東京大学の入試に関連することですから。だから、どっちの立場で答えてもいいですよ、大学入試センター理事として、過去、キャリアを積まれてきた中で高等教育局長もやられているわけですから。そのときに、どういうお話がその場であったのか...全文を見る
○川内委員 それでは、次回、金曜日の本委員会に、大学入試センター理事義本君を元高等教育局長として参考人招致を委員長に要求いたします。
○川内委員 それでは、大学入試共通テストについて聞かせていただきたいと思います。  今、マークシート方式でセンター試験というのが三十年の歴史があるわけですよね、行われてきている。  ここは入試センター理事としての義本さんに御答弁をいただきたいと思いますが、この三十年間のマーク...全文を見る
○川内委員 当たり前ですよね、委員長。入試で採点ミスなどというのは、一次選抜においてはあっちゃならないことですから。もう絶対に採点ミスがあってはならない。模擬試験じゃないわけですから、入試なんですから。  さっき、きょうの議論を聞いていても、大臣、おかしいと思いませんでしたか、...全文を見る
○川内委員 このフィージビリティースタディーの中のことを今ちょっと解説されたわけですけれども、入試というのは、それこそ選抜試験なので、全体の受験生の、高得点をとる人からそうでもない人まで、どういう分布をするか、どこで合格者のラインを決めるかというのが入学試験ですよね。記述式とマー...全文を見る
○川内委員 識別力があった、要するに、マークシートでも記述式でも選抜試験としては使えるということなわけですが、じゃ、生徒全体の分布は、マークシートと記述式で分布に差が出たのかということを聞いているんですけれども。五十九ページに書いてありますから、五十九ページの一番最後を読めばいい...全文を見る
○川内委員 ちょっと事務方の方、ちゃんと局長に、私が聞きたいことをちゃんと答弁させてくださいよ。ひきょうじゃないですか、そういう答弁をさせるのは。  私、きのうちゃんと言ったじゃないですか。記述式とマークシート式で全受験生の分布に差が出るんですかと、それを聞きますから答えてくだ...全文を見る
○川内委員 大臣、要するに、マーク式でも、判断力や思考力や表現力は、これまでの作問する先生方の物すごい努力で問われているわけですよ。記述式と比べた場合においても、受験生を選抜するということについて、記述式との間に差は見られない、大差は見られないということが、実証実験、科学的に証明...全文を見る
○川内委員 だから、問三と言ったじゃないですか。何でそうやって違うことを答えるかな。問三と言ったじゃないですか。
○川内委員 大臣、四千件中の二十五件が採点ミスでしたと。  しかし、実は、これ、検収した後、要するに一回採点を終わった後、全部採点した後、更に再採点後の検収というのをこの一回目の試行調査ではやっているんです。再採点の後の結果の検収。  そうすると、国語の問三は、何件中何件、採...全文を見る
○川内委員 だから、一回目の採点ミスのパーセントより、二回目、全部終わった後、もう一回やりましたら、採点ミスの確率が上がっちゃったという話ですよ。  だから、大臣、これ、採点ミスがないように頑張るよと、幾ら頑張るよと言っても、結局、採点者が、アルバイトを含む、アルバイトはいけな...全文を見る
○川内委員 制度上改善が図れるものであれば今の大臣の御答弁でもいいのかもしれないんですけれども、大臣、民間に共通テストの採点をお任せするという制度上、採点ミスが不可避であるということについて、この採点ミスが誰の身に降りかかるかはわからぬわけです。みんな、子供がいる、孫がいる、おい...全文を見る
11月22日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○川内委員 大臣、よろしくお願いします。  契約で確認できないことについて今確認をしているということで、基本的にはやる方向だが、先ほどの、きょうのさまざまな御答弁の中では、さまざまなことを確認した上で判断するためにいろいろやっているんだよという御答弁もありましたので、私どもの問...全文を見る
○川内委員 採点監督者とは採点者の中から選ぶということで、ということは、採点者は、先日のベネッセの副社長さんの山崎さんのお話では、アルバイトも当然入りますよということだったわけで、採点監督者もアルバイトを含む人たちである、属性は問わないということでよろしいですね。
○川内委員 ですから、アルバイトを含む、あるいは御家庭の主婦を含む、あるいは短期的なアルバイトを含む、属性は問わないという認識でよろしいかと。その認識について確認をさせてください。
○川内委員 だから、属性を問わないということを確認しているんだから、そうかそうじゃないかを答えてくださいよ、誠実に。
○川内委員 採点監督者もアルバイトを含むということです。  要するに、大臣、アルバイトだからだめとは言っていないですよ。だけれども、そういう人たちの中から採点監督者が選ばれて、その人たちがまた採点を監督するということなんですよ。だから、模擬試験だったらいいですよ、それでも。模擬...全文を見る
○川内委員 この会合に至った経緯、東京大学の方から連絡をして遠藤先生にお会いになられたというふうにおっしゃられたわけですが、文科省あるいは国大協が東京大学に対して、遠藤先生のところに行って説明した方がいいよというような御示唆をされたのか。どういう経緯でこの会合が実現したのかを教え...全文を見る
○川内委員 そうすると、文科省はどのような経緯で同席をすることになられたのか、教えてください。
○川内委員 文科省さんは、同席をされて、その会合がどのような会合であったのかということについてメモがあろうかと思いますが、どのような会合で、遠藤先生はどのような御発言をされたのかということについて教えてください。
○川内委員 それに対して、遠藤議員はどのような御発言をされたんですか。
○川内委員 そういう経緯があって、四月十三日の教育再生実行本部の会合があると。  マスコミの報道によれば、下村先生も個別に東大の総長さんをお呼びになられて、叱責をしたとか強い口調で何かを言ったとかいう報道があるんですけれども、その辺については文科省は御確認されていらっしゃいます...全文を見る
○川内委員 現時点ではという言葉がついたところがめちゃめちゃ怪しいわけですけれども、その辺についても経緯をちょっと詳しくお調べをいただいて、本委員会に御報告をいただくよう、委員長、お取り計らいをお願いします。
○川内委員 それでは、引き続いて、大臣の判断の参考にしていただくために、事務方から教えていただきたいんですけれども、現時点でこの記述式を中止するとすれば、事業者側への支払いというのはどのくらいの金額が生じるのかということを教えてください。
○川内委員 大学入試センターと事業者とは、学力評価研究機構とは、契約を結んでいるわけですよね、契約。契約解除の条文も条項もあるわけで、一体今の答弁は何なんですか。国民を欺くにもほどがある。あたかも六十二億を払わなければいけないかのごとくに答弁をし、引き返すことはできないのだ的答弁...全文を見る
○川内委員 いや、ちゃんと契約書に書いてあるじゃないですか。令和元年度は一億八百万払いますと書いてあるじゃないですか。現時点において契約を解除すれば一億八百万で済むということでしょう。違うんですか。いや、もちろん、向こうから損害賠償を請求されたら、それは別個の問題ですよ。国として...全文を見る
○川内委員 聞いたことになぜ答えていただけないのかよくわからないんですけれども、現時点において契約を解除するとすれば、令和元年度の支払い金額は一億八百万ですね、それが契約ですねということを私は聞いているんですよ。じゃ、違うんですか。
○川内委員 今非常に重要な答弁をされましたね。現時点において、ここまで、大臣、いいですか、ここまで進んでいる業務の量だけ払います、令和元年度においても一億八百万全額じゃないんだということを今お答えになられたわけです。今はまだ引き返せるんですよ、大臣。  共通テストはこういうふう...全文を見る
○川内委員 今、センター試験は税金使っていませんでしたというのを言った。
○川内委員 本当に役所って何かこう、ちゃんと国民の皆さんに答えないですよね。  自己収入でやっていたということは税金使っていないということなんだから、税金は使っていませんねということに対しては、はい、そうですって言えばいいのに。  言いたくないんですか。もう死んでも言いたくな...全文を見る
○川内委員 クリアな御答弁をいただいて、まことにありがとうございます。心から感謝申し上げます。  来年度予算の概算要求では、大学入学共通テスト等の実施事業として、今まではゼロだったのに、新たに五十億五千万の予算を概算要求しているわけですよね、大臣。  従来のセンター試験では、...全文を見る
○川内委員 解決する努力をしていると。その努力が、これはちょっとまずいね、やはりなかなか無理だねという判断に立ち至る場合には、新たな判断をする可能性がある、要するに、予断を持っていない、何が何でもやるんだということではないよということだけ教えていただきたいと思います。
○川内委員 終わります。また来週お願いします。
11月27日第200回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○川内委員 両大臣、よろしくお願いいたします。  まず、辺野古の問題について教えていただきたいと思います。  辺野古については、沖縄県は違法な埋立てが行われているという主張をしていらっしゃる。そういう中で政府としてお進めになられていらっしゃるわけでございますけれども、軟弱地盤...全文を見る
○川内委員 まだわからないということですが、私は、軟弱地盤の施工というのは、それは、本当に実施設計して施工するというのはちょっと無理なんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、軟弱地盤の問題というのは克服できるんですか。
○川内委員 一般的で施工実績が豊富なサンド・コンパクション・パイル工法という言葉が、大臣、ありましたね。確かに、一般的で施工実績は豊富です。  しかし、世界じゅう、深度七十メートルの深度で、サンド・コンパクション・パイル工法で施工が行われた実績はないというのが正しい理解で、だか...全文を見る
○川内委員 話題になったという事実がないということですか、ボルトンさんが言及したという事実がないということですか。
○川内委員 要求はなかったと。  ボルトンさんが、こうしてほしいんだけれどもなという意向の表明があったのかなかったのか、それは言及があったのかなかったのかということについてはいかがでしょうか。
○川内委員 要求はなかった。言及はあったんですかと聞いたら、それについては否定をされないということでございます。  茂木大臣、私はいつも不思議に思うんですよ。報道で、アメリカがこんなことを言っているとかあんなことを言っているとかいう報道が出て、日本政府はいつも否定するんですよ。...全文を見る
○川内委員 私、被害があったのかなかったのかということを聞いているのではなくて、昨年度、国内で収穫された飼料用トウモロコシは四百四十八万八千トンでありますけれども、ことし六月以降発生した飼料用トウモロコシの害虫ツマジロクサヨトウによる被害について、その収穫量がどのくらい減ったのか...全文を見る
○川内委員 さっき、六県と十一県、十七県の担当者の内訳が御報告されたわけでありますけれども、十一県については、その被害を県の担当者レベルとか県として全く把握する必要もない状況である。六県については、多少は聞いたということで、でも、うわ、めちゃめちゃ大変ですわという報告ではないとい...全文を見る
○川内委員 だから、被害の程度に応じた事業の実施であるということでよろしいですね。被害がちょびっとしかないのに、事業はこんなにやりましたみたいな、そんなことはないですねということを確認しているんですよ。
○川内委員 恐ろしいことをおっしゃいましたね。被害の量は関係ない、被害金額は関係ないと今言ったんですか。部長さん、国民の税金を使うんですよ。
○川内委員 被害の程度に応じて申請してくるだろうということですが、今、実際に申請してきた業者はいるんですか。
○川内委員 茂木大臣、トランプさんがこれはもう大喜びして共同会見を開いたぐらいですから、ごめんなさいね、日本の農水省は大変優秀だし、農家も大変優秀なので被害はそれほど出なかった。したがって、米国からの飼料用トウモロコシを緊急に輸入する必要は現時点においてはない。今後もしかしたら、...全文を見る
○川内委員 時間が来ましたので終わります。
11月27日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○川内委員 川内でございます。  萩生田大臣、よろしくお願いをいたします。  城井さん、そして初鹿さんと、採点者の質の担保、そして本当に採点ができるのか、そしてその人数が集まるのかということについてさまざまな課題が提起をされたわけですが、現時点において、文部科学省なりあるいは...全文を見る
○川内委員 いや、正解を全部数式で言ってくれなんて誰も言っていないですよ。  私が聞いたのは、正解が幾つあるんですかと、あったんですかということを聞いているんです。正解が幾つあるんですかと。
○川内委員 大学入試センターがおつくりになられた資料の中に、「正答例とは異なる記述であっても題意を満たしているものは正答とする。」、こう書いてございますので、じゃ、題意を満たしている正答はほかに幾つぐらいあったんですかということを私は聞いているわけです。試行調査、調査されているわ...全文を見る
○川内委員 そんないいかげんなことで、この共通テストの記述式、数学を導入するんですか。大人の態度じゃないですよ、それは。正答の数は数えていません、わかりませんというなら、そう言えばいいじゃないですか。試行調査をしているんだから、試行調査をしてちゃんとその調査結果が出ているのであれ...全文を見る
○川内委員 いや、共通テストに備えようねということで試行調査をして、わざわざ御自分たちで、「正答例とは異なる記述であっても題意を満たしているものは正答とする。」とお書きになられているから、ほかに正答の数が幾つぐらいあるのか、正答の種類が幾つあるのかということを。  結局、じゃ、...全文を見る
○川内委員 聞いていないことを答えなくていいですから。  正答例は採点者に示した、それ以外の正答については示していないということでよろしいかということを聞いているんです。
○川内委員 委員長、お願いしますよ。  義本さん、私がお聞きしているのは、採点者には正答例しか示していない、それ以外のさまざまな正答については採点者には示していないということでよろしいかということを聞いているんですよ。
○川内委員 いや、だから、後ろの女性の方も、もうちょっと誠実な御答弁をいただけるように打合せしてくださいよ。  これは受験生の人生がかかっているんですよ。義本さんとか皆さんは、もう功成り名を遂げて立派な人生を送っていらっしゃるからいいでしょう。受験生はこれからなんですよ。自分の...全文を見る
○川内委員 いや、採点基準には正答例を幾つ示したんですか。ちょっと言っていることがでたらめじゃないですか。(発言する者あり)
○川内委員 いや、だから、採点基準として正答例を幾つ示したんですかと聞いているじゃないですか。  委員長、厳しく指導してくださいよ。聞いたことに答えずに、一体何を言っているんですか。これは受験生の人生がかかっている問題なんですから。
○川内委員 もう一回聞きますよ。  だから、採点基準に正答例を幾つ示したのかということをここで言ってください。レクでは、一つ、一つ、二つと言ったんだから、きのう。それをここで答弁を変えるんだったら、正答例を幾つ示したのかということを、採点基準で幾つ示したのかということをここで言...全文を見る
○川内委員 いや、委員長、ひどくないですか、これは。採点基準を公表してくださいとか、そんなことは一言も言っていないですよ。採点基準に正答例を幾つお示しになられたんですか、それぞれ、一問目、二問目、三問目について教えてくださいということを言っているだけですよ。数を答えるだけですから...全文を見る
○川内委員 大臣、こんなひきょうなことでやり過ごして、共通テストを受験生に、みんなにやらせるんですか。  数学の正答例というのは、実は無数にあるらしいです、数学者に言わせると。無数にあるらしいです。さっき採点者の質について、満点をとる人だということについて約束しませんでしたけれ...全文を見る
○川内委員 大臣、今、図らずも義本さんがおっしゃいました、網羅的に言えないと。要するに、正解の数は無数にあるということなんですよ。それこそ、思考力、判断力、表現力が豊かな子たちが、入試センターやあるいは採点事業者がこれが正答だねという正答例と全く違う表現で答えた場合、バツになっち...全文を見る
○川内委員 済みません、もう終わりだと思っていたら、四十八分まで時間があるということで紙が入ったので、あと五分間あるので、ちょっと済みません、続けさせていただきます。  大臣、受験生の不安を払拭すると。私は、どこまでいっても恐らく不安は払拭できないのではないかという懸念を、きょ...全文を見る
○川内委員 最後、義本さん、きょう、私は大変残念です。数をきちんとお答えいただけたら、もっと委員の先生方にも大臣にも深い理解をいただける質疑ができたのではないかというふうに思います。  きょうお約束をいただいたことに関しては、ぜひ後日、あしたにでも回答いただきたいというふうに思...全文を見る