川崎二郎
かわさきじろう
比例代表(東海)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数12回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月20日 | 第125回国会 衆議院 逓信委員会 第2号 議事録を見る | ○川崎(二)委員 閉会中でございますけれども、郵政大臣にはわざわざ御出席をいただきまして御苦労さまでございます。 実は、本日の閉会中審査に至りましたのは、昨年御就任以来各所での御発言をお聞きしておりますと、私も実は昭和五十五年以来逓信委員会の中に在籍をしておるわけでありますけ...全文を見る |
○川崎(二)委員 例えばこの分野を民営化するという話になりますと、東京都内はまあ二十円ぐらいでできるのかなという感覚を持つのです。やはり費用と価格という面で、民間的な考え方でいけば、やはり北海道へお出しになるのだったら八十円もらわなきゃならぬのかなと思うのですね。実はNTTという...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 きょう朝ビデオで、NHKに出られた大臣の御発言をちょっと聞かせていただいたのですけれども、その中で、電力は民営化しているんですよ、そこへ加えて国鉄さえも民営化しているんですよという郵政大臣の発言があったわけですね。それを私聞いておって、ちょっと認識が違うのかなと...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 実は大臣も使い分けされておるのですけれども、国務大臣の立場なり、ある程度第三者の立場となると——確かに大臣のお言葉、大事だと思うのです。ただ、やはり三事業の社長でありますので、おまえら、少しこれから商売引いていった方がいいぞというふうに聞こえるのですね。一生懸命...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 実はその辺がかなり我々と認識のずれるところなんです。やはり職員を叱咤激励をしながらやるのが大臣の一つの役目ではなかろうかなと思っておるものですから、官業の見直しをきちっとしていかなければならぬ、郵政内部できちっと大臣がお詰めになっていろんな論議をしていく、これは...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 三事業というのは基本的には独立会計である。特に郵政の中の民営手法で特徴的なのは、特定郵便局長制度ということで、その局舎は実は税金かかっておる。基本的には税金払っているのですね、民営手法ですから。やはり税金払ってやっておるという御認識をぜひ持っていただきたいと思う...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 そうなると、実は今の言葉だと余り差がないということになるのですけれども。 実は、店舗でいいますと、全国的にいきますと郵政は三四%、銀行は四〇%、農協は二六%ぐらいの店舗数があります。その中で過疎に対する店舗の配置ということになると、郵政が四五%、銀行が一五%...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 いや、違います。郵便貯金として、もちろん過疎のところもやっていかなければならぬ。もちろん収益性の高いところもやっていかなければならぬ。先ほどの郵便の話と一緒ですね。東京だったら本当は二十円かもしれない。北海道だったら本当は八十円かもしれない。しかしながら四十円で...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 実は、まさにそのところにあるので、民間がすべてをカバーしてくれますかというところに一つの議論があると思うのです、官業の役割の一つの。 実は、過疎バス。バス会社も大手です。大きいですね。過疎バスというのがあるのです。大臣、大体どのぐらい国が今過疎バスにお金を出...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 実は郵政省の今年度予算、四百十五億ですね。これは御存じだと思うのです。対して、過疎バスだけで今二百五十億から三百億ぐらい実は運輸省は補助金として交付しているのです。今の理屈だと、民間企業が全体的なトータルで合わしてバス事業の中でおやりになればいいのじゃないかとい...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 もう一つ、角度を変えて大臣の御専門であったことをお聞きしたいのです。 実は、私の地元で市民病院をつくれという運動が物すごく盛んなんです。市長さんも、そろそろつくらなければならぬな、財政負担すごいけれどもなということで、踏み切ろうとされております。対して、医師...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 まさにそのとおりだと思うのですよね。 だから、官業だから全部民業にしておけという理屈ではないと思うのですね、やはり病院あたりでも。こういう高度な病院はやはり守っていきたい、いや、国民の、市民の声を聞きながら考えていくと、やはり市民病院はつくらなければならぬか...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 そうすると、大臣に就任されて、先ほど前段がありましたね、官業が民業にかわり得るならばあらゆる検討をすべきであると大臣言われたのですけれども、NHKは何でそういう対象にならないのでしょうか。 | ||
○川崎(二)委員 民営化しろという意見をだれが言ったら検討するのですか。 | ||
○川崎(二)委員 実は、どうも議論していきますと何か貯金だけに集約されるような話になってしまうものですから、私はあえてこういう話をしているのですけれども、実は先ほど言いました医療の問題もあるし、学校の問題もあるし、いろいろな分野から、郵便の問題もあるのでしょう、郵便の宅急便等の問...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 そうすると、今ずっと話をしてきますと、要は、郵便貯金だけは大臣が認識をお持ちになってこれは民営化等を検討していくべきであるということなんですか。ほかのことは、まあおれはまだやっておらぬということでしょうか。 | ||
○川崎(二)委員 ある程度大臣のお考えが集約されてきているんだと思うのですね。要は、私どもいろいろなところから聞いたときに、いや、郵政三事業は民営化しなければならぬのだという議論だと思ったのですよ、現実問題。しかし、そうじゃないんだと。要するに、郵貯というものだけが見直さなければ...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 もちろんこれからその問題について、きょういろんな人が立つのに同じ質問をしていてもしようがありませんので、私はあえてこういう切り口で質問をさせていただいておりますけれども、最後に、大臣はボランティア貯金にお入りでしょうか。 | ||
○川崎(二)委員 どのくらいの金額か、もしお構いなかったら教えていただきたいのです。 | ||
○川崎(二)委員 ボランティア貯金が普通預金であるということは御認識されていると思うのです。認識されていますね。 | ||
○川崎(二)委員 そうしましたら、実はちょっと混同して伝わっておりますので、大臣からはっきり御訂正をいただきたいと思うのですけれども、やはりNHKで見たわけですけれども、三百万の預金がある人がいる、この人たちは、今度は非課税をふやしてくれという議論をしているんだ、ところが、たった...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 いやいや、そこは大臣、そこはちょっとおかしいのですよ。大臣も二百四十万定額貯金を持って、そして何万円かしているのですよ。同じ人格なんですよ。三百万の定額貯金をお持ちになっているお年寄りがいる、六十六歳の人がいる、しかしながらその人もボランティア貯金はしていただい...全文を見る | ||
○川崎(二)委員 それを私、朝テレビを見て確認してまいりましたので、もうこれ以上論議しません。ただ、大臣はひとつNHKにお出になったビデオテープを一度ごらんになっていただいて、再確認をいただきたい。そして、もし大臣の発言で、実はボランティア貯金の——郵政大臣ですから、専門家ですか...全文を見る | ||
02月18日 | 第126回国会 衆議院 逓信委員会 第3号 議事録を見る | ○川崎(二)委員長代理 次に、石田祝稔君。 |
05月19日 | 第126回国会 衆議院 逓信委員会 第8号 議事録を見る | ○川崎(二)委員長代理 次に、菅野悦子君。 |
06月02日 | 第126回国会 衆議院 逓信委員会 第10号 議事録を見る | ○川崎(二)委員長代理 午後零時四十分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。 午後零時二十三分休憩 ————◇————— 午後零時四十三分開議 |
10月27日 | 第128回国会 衆議院 逓信委員会 第2号 議事録を見る | ○川崎委員 自見委員の質問に引き続いて、伊藤参考人を中心として質疑を続けてまいりたいと思います。 まず最初に、新聞とテレビとの違いというのを御質問させていただきたいと思います。 先ほど参考人少し触れられましたけれども、アメリカと日本のテレビの違い、これをまず明確にしなきゃ...全文を見る |
○川崎委員 今お話しいただきましたように、アメリカと日本のテレビの状況はかなり違う。向こうはCS、CATVを使ってもう多チャンネルの時代に入っている。日本はまだそこまで行っていない。郵政省頑張りなさいよということなんだろうと思うんです。それを受けまして、今伊藤参考人からも少し話が...全文を見る | ||
○川崎委員 郵政大臣、今少し一番最初に議論いたしましたように、新聞とテレビというものの立場、言論の自由といって一つにどうしてもくるめたがるのですけれども、明確に違うということを先ほど社長も、それから今新聞界なりまたテレビ界のお話を紹介したわけでありますけれども、それを受けてやはり...全文を見る | ||
○川崎委員 実は、私も逓信委員会長くなってまいりましたので、NHKなり民放連なりいろいろな機会にお話をさせていただくことがあります。社長さん方がよく言われるのは、私は松下電器というメーカーにいたのですけれども、メーカーならば製品を出すというときは全部社長決裁であります。一つ一つの...全文を見る | ||
○川崎委員 あとは、やはり事後のチェックという問題になろうかと思うんです。今回の問題は、椿発言はもう全体として認められてしまった、言ってしまったことは。そこで、そのような影響がテレビにあったかどうか、これが考査をすることが一番大事だろう。 桑田参考人が二月に、「考査機能の充実...全文を見る | ||
○川崎委員 やはり私は、後からみんなの評価ですね、失敗したことは失敗したとして、朝日新聞の対応は立派だったな、失敗は失敗としても、きちっとこれだけのことをやって、調査して、結果としてまずかったら申しわけないと言って、我が新聞の紙面を三面、四面割いてきちっと事実を公表された。大変な...全文を見る | ||
○川崎委員 実はそこはこれから入らしていただきますので。 今社長からお聞きしますと、十月四日厳重注意をされた。十月十二日、これはテレビ朝日広報部の名前で出していますね。「そうした中での発言が若干誤解を与えた面があったかもしれない」、これは十三日なんですよ。十四日に社長付に変え...全文を見る | ||
○川崎委員 そうしますと、大臣、公平、公正の一つの概念の中に回数とか時間、こういうものも含まれる、こういうふうにお考えなんでしょうか。実は、先ほど伊藤参考人からもそれに近いような時間のちょっと御披露があったわけでありますけれども、これは一つの見解としてそういう考え方で進めておると...全文を見る | ||
○川崎委員 実は、ある報道によれば、こんなものもあるんですね。七月四日から十一日までの八日間、「ニュース・報道番組における政党則露出度(話題度)」、日本新党六十二分二十九秒、四二・八%、自民党三十三分十六秒、二二・八%、さきがけ十六分三十秒、一一・三%、新生党十分五十一秒、七・四...全文を見る | ||
○川崎委員 それじゃ、お聞きしたいんですけれども、社内調査では、先ほど申し上げた九十五回のビデオは、全部となたかがごらんになっていますか。 | ||
○川崎委員 見ていると解釈していいですね。 そうすると、先ほど、社長直轄で外部委員を入れてやると。そこでも全部ビデオを見て、今私がちょっと論点として申し上げたようなところもきちっとつかんでやっていただきますでしょうか。 | ||
○川崎委員 実は、その外部委員というものが信用できる、信用できないというのは一つの議論になろうと思うんですね。 一方で、先ほど郵政大臣からお答えいただきましたけれども、やはり参考資料として量的なものが欲しいということで言われておる。これは強制権はないんだろうと思うんです。強制...全文を見る | ||
○川崎委員 今お話ありました。要するに、きちっと調査資料をつくってまず郵政省に出す、郵政省がそれで間違いなかろうということならいいだろう、しかしながら、先ほどの論議の中でありますように、ちょっとおかしなことがあるなということになれば再度検討するということですね、今のお答えは。 ...全文を見る | ||
○川崎委員 椿発言がありましたので、我々は、そうなのかな、テレビ局、社長の言うことを信用したいけれども、どうなのかなという思いで、こんなこともきちっとお調べになって、再三言いますけれども、朝日新聞がやられたようにきちっとされた方がいいんではなかろうか、こういうふうに思います。 ...全文を見る | ||
○川崎委員 必ずしも椿さんの発言だけではないんですけれども、椿さんの発言のところを読みますと、こういう発言ですね。これはうそではないと思うんですね。 今度の衆議院選挙では、民間放送・民放の当遅速報のミスがございました。今、清水先生のご指摘のあったとおりです。候補者の数にしま...全文を見る | ||
○川崎委員 今の点は、みんなと話し合ったというのは、要するに民放連に加盟するテレビ局各社、少なくともキー五社ですか、こういう方々とお話し合いになられたということでしょうか。 | ||
○川崎委員 テレビ朝日としては、椿発言もこれも暴言のたぐいだ、やはりきちっとこういう問題は処理をしていかなければならぬし、ミスはミスとして認めなければいかぬ。ですから、視聴率は高かったけれども一番失敗をしてしまったなということになるんでしょうね、選挙報道、選挙のその日だけとれば。...全文を見る | ||
○川崎委員 大臣に、政治家、選挙をやる立場も含めてちょっとお話しいただきたいんですけれども、要は、開票と同時にぽんと出てみたり、これは予測の範疇だといったら予測の範疇だと思うんですね。ただし、その辺の問題も含めて特にこの誤報の問題については、お互いが感じておる問題ですから、一言だ...全文を見る | ||
○川崎委員 最後に、実は一度これだけは言いたかったものですから、社長に聞いていただきたいと思うんです。 私、実は昭和五十四年に初めて選挙に出ました。おやじが亡くなった後出ましたので世襲候補者だったんですね。実はそのときに、ある会社から、テレビ朝日ではありません、密着取材をさせ...全文を見る | ||
○川崎委員 どうもありがとうございました。 |