川崎二郎

かわさきじろう

比例代表(東海)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数12回

川崎二郎の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月11日第143回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
議事録を見る
○川崎国務大臣 このたび、運輸大臣を拝命いた しました川崎二郎でございます。委員長初め委員の諸先生におかれましては、日ごろから運輸行政の推進に格段の御理解と御支援をいただき、この機会に厚く御礼を申し上げます。運輸委員会の開かれるこの機会に、一言ごあいさつを申し上げます。  運...全文を見る
08月19日第143回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○川崎国務大臣 運輸省の所管の公共事業でありますけれども、まず、三大都市圏に六割が投資されている、このことをぜひ御理解賜りたいと思います。  国際化が進む中で、拠点空港の整備、通勤の足の確保としての都市鉄道の整備、それから物流、特に日本は輸入国家でもありますから、九九・八%は船...全文を見る
○川崎国務大臣 概算要求基準が出てまいりました。十五カ月予算という基本的な方針が出されております。その中におきまして、補正予算でも要求をしてまいりたいと思いますし、十一年度予算でも要求をしてまいりたい、こういう方針で参ります。
08月24日第143回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 市川委員にお答え申し上げます。  最初に、進捗状況でございますけれども、本年度当初予算で公共事業の運輸省所管は一兆三千億でございます。そのうち、六月末で五一%の契約率、私ども運輸省の場合、成田の問題で地元の皆さん方と十分話し合いを続けていかなきゃならぬ...全文を見る
08月31日第143回国会 衆議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○川崎国務大臣 今日の豪雨で亡くなられた方に心からお悔やみを申し上げますとともに、負傷された方々、また、今日困難な状態に置かれておる方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  お尋ねでございます、まず鉄道の被害でございますけれども、朝現在で、JRが二十五線二十七カ所、その...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、国鉄改革の基本理念でございますけれども、国鉄事業の破綻の原因、衛藤委員の御指摘のとおり、公社制度による全国一元的な経営、ここにあった、このような理解のもとで、分割・民営化によって、効率的で地域の実情に即し、かつ責任ある経営を実施してまいろう、これによって交通...全文を見る
○川崎国務大臣 国鉄改革によって清算事業団に残された債務につきまして、昭和六十三年の一月二十六日の閣議決定におきまして、土地処分収入等の自主財源を充ててもなお残る債務等については最終的には国において処理するものとするが、その本格的な処理のために必要な新たな財源・措置については、土...全文を見る
○川崎国務大臣 地価高騰時におきます国鉄清算事業団の一般競争入札による土地売却の凍結についてのお尋ねでございます。  債務償還、国民負担の軽減という観点からすれば、早期売却をすべきとの主張があったことは事実でございます。逆に、急に高騰しつつある土地、これにかんがみて地価を抑制す...全文を見る
○川崎国務大臣 国鉄清算事業団の債務が増加した原因でございますけれども、一つは、先ほど言いましたように、資産処分が順調に進まなかったことが第一でございます。これは先ほど申し上げましたように、地価高騰問題に対処するため土地の売却が政府全体として見合わせられる決定がなされたということ...全文を見る
○川崎国務大臣 十月一日に清算事業団を解散いたすことになっております。本法案に基づく清算事業団の有利子債務の一般会計への継承や無利子債務の免除の実施がおくれる、こういうことになりますと、事業団は、まず第一に、民間金融機関等に対する返済、これができないことになります。それから、債券...全文を見る
○川崎国務大臣 既に総理から御答弁ございました。私どもといたしましては、皆様方から、債務の本格的な処理を決めることがおくれたのではなかろうか、こういった御批判をいただいている中でございます。また、将来の世代に先送りをしてはいかぬ、そういった意味で、当委員会におきまして御審議をいた...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、御理解をいただきたいと思いますのは、国鉄改革のときに、昭和六十二年でございますけれども、国鉄清算事業団に帰属した債務の問題、もう一つは、今御答弁にもありました、平成八年に議論がされ、平成九年にJR共済を厚生年金に統合するに当たり必要になった厚生年金移換金の問...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど御質問にありましたように、衛藤委員がお取りまとめの一人になられましたのでよく御存じのことでございますけれども、JR共済の時代につきましては、その職員の年金の給付を支えるために、厚生年金、国家公務員共済組合、NTT共済、地方公務員共済、私立学校教職員共済、農林...全文を見る
○川崎国務大臣 昭和六十二年の国鉄改革によってJRが発足いたしました。当時の三十七兆一千億円の国鉄の債務、JRと国鉄清算事業団で分担をいたしております。今申し上げましたとおり、平成九年にJR共済を厚生年金に統合するということに当たって出てまいりました費用とは全く別物であり、改めて...全文を見る
○川崎国務大臣 平成八年の年金統合法についてお尋ねでございます。  厚生年金保険法等の一部を改正する法律の中におきましては、この厚生年金移換金は国鉄清算事業団の負担とすると定められており、これを国が負担するとは定められておりません。
○川崎国務大臣 国鉄清算事業団の債務につきましては、昭和六十三年一月二十六日、たびたび申し上げますけれども、閣議決定に基づいて、最終的には国において処理するものとするが、その本格的処理に必要な財源や措置は、土地の処分等の見通しのおおよそつくと考えられる段階で検討、決定するとの方針...全文を見る
○川崎国務大臣 国鉄改革で国鉄とJRは切断されたのではなかろうか、まさにお説のとおり、鉄道の経営形態や労働関係につきましては、また別個のJRというものが生まれたというように判断しております。  しかしその中で、一方で、共済年金という職員の福利厚生の問題につきましては、職員の利益...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどお話し申し上げましたように、経営形態は明らかに変化をし、国鉄とJRは切れたと思っております。しかしながら、この年金の問題については継続して、まさに社員の福利厚生でありますから、しっかりしていかなきゃならぬ、こういう理解のもとに進めてまいりました。  今、外...全文を見る
○川崎国務大臣 まず第一に、四社の経営状況はまだまだ厳しい、したがって、民営化のはっきりした道筋がついていない、このことは先ほど申し上げたところでございます。  また一方で、共済年金から厚生年金への移換問題、これは社員の福利厚生の問題でありますので、経営状況が悪いから受けられな...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘の問題でございますけれども、今までも助成制度や税制措置をお願いしてまいったところでございます。今後一層、JR四社の株式がやはり上場できるようにしていかなきゃならぬ、その見地からいきますと、鉄道建設公団からの無利子貸付制度を創設することによって収益力の強化を図...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘の御意見、十分取り入れて考えていきたいと思っております。
○川崎国務大臣 今御指摘のように、無利子国債の発行、例えばJR乗車の割引等の特典をつけた国債を発行したらどうだ、こういう御意見もございました。また、交通利用者の負担ということで処理をしたらどうだ、道路財源等を活用したらどうだ、こういう御意見があったところでございます。  税制上...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘いただいた財政構造改革会議企画委員会、その検討グループの中で、新たな国民負担について鉄道利用税、総合交通税の創設について検討が行われたことは事実でございます。  鉄道利用税については、現在の鉄道利用者、特に国鉄と無関係の民間鉄道利用者に国鉄長期債務をかける...全文を見る
○川崎国務大臣 これは運輸大臣の答弁かどうかわかりませんけれども、道路を直していく、そしてそれは車を利用される方の利便に供することになる、そこから上がる税収によって道路をきちっと整備していこう、こういう基本的な受益者負担 というものが明確になっておる制度でありますので、その財源...全文を見る
○川崎国務大臣 今日御提案をしております法律が成立しますれば、清算事業団が解散をいたすことになります。当然、その再就職対策に万全を期していかなければならない。平成八年十二月の閣議決定を受け、運輸省内にプロジェクトチームを設置いたしました。平成八年度首の事業団のプロパーの職員は千八...全文を見る
○川崎国務大臣 衛藤委員御指摘のとおり、清算事業団の職員は、資産、株式の売却のために大変な苦労をされてきた職員でございます。ある意味ではその評価は高いと理解をいたしております。既に五百名以上が再就職を決定したと申し上げましたとおり、御懸念もあるようでございますけれども、JR各社も...全文を見る
○川崎国務大臣 二点につきまして御質問がございました。一つは株式の上場のおくれにつきまして、一つは土地売却の凍結措置につきましてでございます。  JR株式につきましては、当時、株式市況が低迷をしておった、そこへ、JR西の場合ですと、阪神・淡路大震災の影響、ある意味では予測しがた...全文を見る
○川崎国務大臣 お尋ねの負担の問題であります。  平成八年の問題でありますけれども、平成八年の時点においては、共済関係事業主として事業団が負担をした、この事業団の負担を国が負担をすると決められていたわけではない、このように私どもは承知いたしております。  まず第一に国鉄改革の...全文を見る
○川崎国務大臣 国鉄の債務処理問題、二十八兆円という処理問題と年金問題があったことは事実でございます。清算事業団を解散するということは、二十八兆円の処理問題もしっかり決めた上でやらなければならない、当然のことでございます。そういった意味では、処理の問題をどうするかということで今日...全文を見る
○川崎国務大臣 お尋ねのことは、清算事業団を今解散をするという中で私ども提案をさせていただいている、そのときに清算事業団と切り離しておけばよかったじゃないかという御下問になろうかと思うのですけれども、国鉄長期債務問題は、二十八兆円に上る巨額の債務処理をどうするかという国民的な課題...全文を見る
○川崎国務大臣 私はそのときの運輸大臣でございませんけれども、まず第一に、党の了解をいただいて提出をされた法案でございます。いろいろな議論があったことは事実でありますけれども、党の了解のもとで出された法案でありますので、その点の御理解ばいただきたいと……(発言する者あり)
○川崎国務大臣 そういう意味で、党の了解のもとに提出をさせていただいた。  もう一つの点につきましては、年金問題についてどう処理をするか、厚生年金移換金の問題についてどう処理するか。この議論で、私どもは、国民負担にすべきか、事業主負担にすべきかと議論した中で、今日の結論を今御提...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど鉄道局長からお答えいたしましたけれども、株式の処分は株式市場の動向を見きわめた上で適切な時期に処分するものでありますから、それを今想定するというのは難しいであろうと思っております。  それから、税の問題が出てまいりましたけれども、やはり年金問題を、共済年金...全文を見る
○川崎国務大臣 国鉄清算事業団債務につきましては、六十三年一月の閣議決定において、必要な財源・措置について、土地の処分等の見通しのおおよそつくと考えられる段階で、検討し、決定をする、このようになっているのは委員御承知のとおりでございます。  平成八年三月の閣議決定において、事業...全文を見る
○川崎国務大臣 今の御指摘でございますけれども、一つだけ先にお話し申し上げたいと思います。  二十五兆五千億の借金が平成元年に二十七兆七千億になった、これはもう御承知のとおり、金利の負担分がふえてきた、土地の売却が進まなかった、収入はなくて支出がふえたということであります。二十...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどからこの御論議が続いておりますけれども、国において処理する、それは国が負担をすることだ、こういう仰せでございますけれども、先ほどから申し上げておるとおり、清算事業団が負担をする、そして国が処理をするということであります。今日、清算事業団が解散に至るという段階...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的に、共済年金から厚生年金への移換金の問題につきましては事業主が負担すべきであろう、そういう意味では、旧国鉄を承継いたしました清算事業団それからJR、二つの事業主が基本的に処理するべきものであろうということで、そのときはその負担ということで解決をしたものであろ...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど宮地委員から財源論の問題がございました。これは確かに、国から六百五十億の繰り入れをずっと続けていけば、いっかは払い終えるのだという財源論でございます。まさにそのとおりであろうと思います。  しかし、私どもが申し上げておりますのは、やはり共済年金から厚生年金...全文を見る
○川崎国務大臣 当時の詳細については私は承知しておりません。  ただ、先ほどから御答弁申し上げておりますとおり、国鉄清算事業団の負担とされた、国が処理をすると書かれておる、その中でさまざまな議論が積み重ねられたということで、今日法案を提出させていただいている。理由についてはいろ...全文を見る
○川崎国務大臣 特別委員会でこうした審議の場をおつくりいただいていろいろな御意見を賜っておりますことについて、心から御礼申し上げたいと思います。  先ほど総理からお答えいたしましたとおり、現在提案している案が最善の策だと考えておりますが、各党の意見を聞かせていただく中、また与野...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のように、償還実施方針については定められておりません。  償還実施方針は、事業団が、事業団の債務の償還及び利子の支払いの予定額、資産の処分に関する業務の実施方針、事業団の債務の償還等のために行う資金の確保に関する方針、その他事業団債務の償還等の確実かつ円滑...全文を見る
○川崎国務大臣 今御説明申し上げましたように、閣議決定、また重ねて、事業団の債務の償還に関する具体的な処理方針、決定をいたして発表いたしましたので、それで御理解を賜りたい、こういう形で処理をいたしたようでございます。
○川崎国務大臣 昭和六十二年から平成九年まで支払った借入金等の利子の総額は十兆八千億円でございます。
○川崎国務大臣 年金につきましては三兆八千億……(平賀委員「全部合わせて」と呼ぶ)全部合わせて十四兆六千億になります。
○川崎国務大臣 政府のPRでございますけれども、やはり特別委員会でこうした審議が始まる、この中で議論を重ねていく、これがまず第一だろうと思っております。  その他、記者発表、記者会見を通じた広報、それから運輸省の広報誌「トランスポート」というものを通じて広報をやらせていただいて...全文を見る
○川崎国務大臣 在外公館を通じた広報とか海外マスコミの取材等と、ありきたりのことがここに書いてあるわけでありますけれども、まさに秋葉委員御指摘のとおりでありますので、しっかり私ども心がけてまいりたいと思っております。  基本的には、年金問題と昭和六十二年改革のときに国鉄改革とし...全文を見る
○川崎国務大臣 運輸省の努力でございますけれども、具体的には国鉄清算事業団に対する国庫補助金四百一億円に加えまして、今回二百五十億円程度を運輸省予算の見直しによって捻出をいたしているところでございます。合わせて六百五十億円でございます。
○川崎国務大臣 港湾、地方空港の問題につきましては、見直しをさせていただいているのは御承知のとおりでございます。  特に来年度予算につきましては、第一に、経済対策に資する、景気対策に資するというのが大前提になってまいります。その中で、私ども来年度予算の基本的な考えといたしまして...全文を見る
09月03日第143回国会 衆議院 本会議 第7号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) チャーター便の許可取り消しについてお答えいたします。  北朝鮮がミサイルを発射し、太平洋上の航路付近に着弾させたことは、航空機の安全に対する重大な危機を発生させたもので、シカゴ条約上も問題があり、まことに遺憾であります。  このような事態にかんがみ、...全文を見る
09月04日第143回国会 衆議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○川崎国務大臣 おしかりをいただきましたけれども、しっかり受けとめて、緊張感を持って頑張ってまいりたいと思います。  今大蔵大臣から御答弁のように、極めて重要な法案でありますし、十月一日ということで、清算事業団の解散の法案として提案をいたしているところでありますので、どうぞよろ...全文を見る
○川崎国務大臣 まず第一に、先ほどからの長期債務の処理についてこういう事態が想定され、もっと早く、早くという意味は、昨年でも一昨年でも抜本的な処理を考えるべきではなかったか、この問題については謙虚に我々も反省をしたいと思っております。  第二番目に、国対の話が出てまいりましたけ...全文を見る
○川崎国務大臣 前回からたびたび議論をされているところでございますけれども、清算事業団の負担、そしてJRの負担、確かに平成八年に決められたことは事実でございます。しかしながら、国鉄清算事業団が今清算されるというときに、この年金の、厚生年金へ移換をされる、それに伴って生ずる費用につ...全文を見る
○川崎国務大臣 そのように理解いたしております。
○川崎国務大臣 はい、そのように思っております。
○川崎国務大臣 先ほども申し上げました、政府内でさまざまな議論が交わされたことは佐藤委員御指摘のとおりでございます。また、党内でさまざまな議論があったことも事実でございます。しかしながら、そういうものを経ながら、総務会を通り、また閣議決定をされて、今法案として出させていただいた。...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど宮澤大蔵大臣からも御答弁がありましたけれども、清算事業団発足時、土地の資産売却、これについて凍結しろ、こういう議論が出てきたわけであります。もちろんそのときに、国民負担を軽減するという目的からすれば、一日も早くこの資産を売却して、そしてそれを減らすことができ...全文を見る
○川崎国務大臣 JR負担につきましては、先ほどから議論をいたしておりますとおり、六十二年の国鉄改革、三十七兆円の債務、この問題とは全く無縁の問題でございます。要は、共済年金から厚生年金へ移換をする、そのときに生じた移換金をどう処理していくか。平成八年においてはJRと清算事業団に分...全文を見る
○川崎国務大臣 確かに、吉田委員御指摘のとおり、国鉄改革がなされた共済年金として職員の年金については継続をしていく、しかし、いずれかの時期に厚生年金に移換しなければならないだろうという議論はあったことは事実であります。そういう意味では、一つの流れの中の議論ではあったろう。  し...全文を見る
○川崎国務大臣 清算事業団で負担をする、閣議決定で決められた。そして、国において将来清算事業団の解散の場合考えるという考え方のもとで、国において処理するという考え方が決められたと思っております。したがって、その時点で、清算事業団に行ったものがすべて国が負担をすると決定をされたもの...全文を見る
○川崎国務大臣 六十二年当時の話でありますけれども、一つは、土地が高騰する、当然供給をふやした方が土地の値段が下がるのではなかろうか、もっと言えば、やはり国民負担を減らすためにも早く土地を売れ、こういう意見があったことも事実でございます。しかしながら、先ほどから御答弁いたしており...全文を見る
○川崎国務大臣 これも先ほどから申し上げておりますけれども、このような資産売却が順調に進まないという中で、もっと抜本的な処理策を早く出すべきではなかろうか、こういう御批判については謙虚に受けとめたいと思っております。反省もしていかなければならないと考えております。
○川崎国務大臣 確かに、私も初当選から十八年たちました。振り返ればいろいろなことがございました。あのときに、やはり供給をふやした方がよかったのではなかろうか、こういう議論、本当に今でも思い返しをいたします。まさに安住議員のように若い方々から、おまえら先輩として何をやっていたんだ、...全文を見る
○川崎国務大臣 一つは、阪神・淡路大震災、これはJR西の話でありますけれども、大きな災害に見舞われたことも事実でございます。  それから、JR東の株の問題についても、安住議員が言われておりますとおり、いつどういう形でやるか、いろいろな判断があったことは事実でございます。結果とし...全文を見る
○川崎国務大臣 六十二年以降の、その当時の資産売却凍結については御理解をいただいた。しかし、その後のときにもうちょっといい売り方があったのではなかろうかという御指摘でありますけれども、私は、清算事業団の職員は大変な苦労をされたと思っております。バブル崩壊後、土地の売却、これは極め...全文を見る
○川崎国務大臣 先日も御答弁いたしましたけれども、無利子国債の議論、道路財源の議論、また交通税等の議論、さまざまな議論が重ねられて、結果として、今日考えられるベストの案だということで今御提案をさせていただいているところでございます。  いろいろ御議論いただきましたけれども、いず...全文を見る
09月07日第143回国会 衆議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○川崎国務大臣 破綻の認識でございますけれども、長内委員御承知のとおり、昭和六十三年の閣議決定において、まず土地の資産、株の売却を進めなさい、そしてその売却が進んでおおよそ見当がついたら、その本格的処理のために必要な財源・措置についてそこで考えろ、こういう決定がされているところで...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、資産の売却が思うようにうまくいかなかった、これは長内委員も言われたところでございます。そこへ、共済年金の負担金、厚生年金移換への負担金等、新たな要素も加わってきたということで、借金がふえてまいったことは事実でございます。これは、先ほども御答弁申し上げましたよ...全文を見る
○川崎国務大臣 責任のとり方としては、やはり今回こうして法案を提出いただいて、そして各党の御論議をいただいた上で法案をしっかりまとめ上げるということで責任を果たしてまいりたい、このように思っております。
○川崎国務大臣 議論の繰り返しになりますけれども、国鉄清算事業団は国鉄の法人としての性格をそのまま引き継いだ組織だと思っております。平成八年の共済年金から厚生年金へ移換をする、そのときに、JRと清算事業団で持ち分が一つ決定をされた。しかし今日、国鉄清算事業団、まさに国鉄の性格を引...全文を見る
○川崎国務大臣 最初に、御意見いただいたことについて若干申し上げます。  NTTの場合は、共済年金から厚生年金への移換金、これは組合が積み立てをしておりますので、支払いをいたしました。  それからJTの場合は、共済組合の積立金が不足しましたので、これは全額を事業主であるJTが...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、運輸省としての認識でございますけれども、昭和六十二年発足当時、そして今日の状況、これは単純に営業利益だけで見ますと、赤字ではありますけれども、経営改善の方向へずっと進んできておるということは事実であります。  しかし、そこへ、経営安定基金というものを積みま...全文を見る
○川崎国務大臣 まず第一に、青函トンネルの問題については、三十年間で一千百億程度の工事をしていかなければならぬ、その中でもちろん、例えば線路、こういうものについてはJRにお願いをしなければならぬだろう、これは当たり前の理 屈であります。しかし、国としてやれるところがあればきちっ...全文を見る
○川崎国務大臣 一つは公社制度の問題、また全国一本で運営を行っていく、余りにも大き過ぎる、こういう問題、また今鰐淵委員から御指摘いただいたように労使間の問題、経営者の資質の問題等々いろいろございました。その中で、三公社というものが改革をされる。電電公社、たばこ専売につきましては、...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに経験から言われた言葉でありますから、重く受けとめたいと思っております。  ただ、土地の売却についてはおおむね見当がついてまいりましたので、もし許されるならば、今日までの売却実績、そして今後の見通しについて局長の方から説明をさせたいと思っております。
○川崎国務大臣 JR各社との協議につきましては、前藤井大臣を中心に、当時官房副長官だった額賀副長官、こういう方々を中心にたびたび持たれてきたことは事実であります。また、御指摘のとおり、まだ合意に至ってないということもまた事実でございます。  こうした論議が続く中で、私も、許され...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、昭和六十二年の国鉄改革の趣旨、そして、当時三十七兆円の債務、これを負担を分けたのはもう御指摘のとおりでございます。そして、この問題について新たなJRの負担を求めるということはあり得ない話、またあり得 ないと言って私どもは主張をしてまいったところであります。...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほども長内委員の質問に少しお答えいたしましたけれども、経営安定基金からの運用益、一番多いときで四百九十八億でございます。現在、平成九年度で三百二十四億、百七十億ほど減っております。一方、四百九十八億運用益が出ていましたときに営業損益が五百三十八億でありましたけれ...全文を見る
○川崎国務大臣 行革の議論を今伊藤委員がされましたけれども、まさに、昨年でしたでしょうか、私は、情報交通省をつくるべきという論陣を張っておった一人でございますけれども、与党の最終段階での議論、伊藤委員がその責任者として入られ、国土交通省を決定された、このように理解をいたしておりま...全文を見る
09月22日第143回国会 衆議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○川崎国務大臣 平成八年当時の決着の問題でございますけれども、共済年金から厚生年金への移換問題、この移換金の問題につきましては、事業主としての立場、これは一つはJRでございます、もう一つは旧国鉄というものの法人格、それを継承するのが清算事業団でございます、まさに事業主で分担を決め...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、今も申し上げましたように、事業主負担ということでその当時分担が決まった。その事業主であります清算事業団が解散されるというときにこの問題を議論させていただく、このように考えております。
○川崎国務大臣 今御指摘いただきました統合前の在職期間分の年金の原資、これはもう青山委員おわかりのとおり、一つは厚生年金の移換金でございます。もう一つは、今お話がありましたJR社員及びJRの保険料。それからもう一つは、他の年金制度からの支援、これは厚生年金とか共済組合等から支援を...全文を見る
○川崎国務大臣 青山委員言われますとおり、六十二年度改革、そのときの、JRが負担すべき分、また清算事業団として国が負担すべき分、この区分けはしっかり守っていきたい、もちろん、ここに改めてその議論を繰り返してはならないと思っております。  しかしながら、厚生年金への移換金問題につ...全文を見る
○川崎国務大臣 JRの三島、そして貨物の経営問題でございますけれども、これは基本的に、ここで二、三回もう既に御答弁をさせていただいておりますけれども、基金の積み立て、基金を積んである、そこから生まれる収益、これが今日極めて低い金額になってきておる。例えば、北海道であれば、百億程度...全文を見る
○川崎国務大臣 たびたび御答弁申し上げておりますけれども、平成八年の合意というものは、事業団とJRの負担を決めたということであって、国が負担をすると決めたわけではない、このように理解をいたしております。
○川崎国務大臣 まず、事務レベルでの協議は行いました。その協議の中において、でき得れば私もお会いをしたい、この問題について双方の理解を深めたい、こう提案をしたことは事実でございますけれども、JR側からもう少しこの審議の行方を見守りたい、こういう御返事をいただいているところでござい...全文を見る
○川崎国務大臣 今お尋ねいただいたのは、JR発足時の職員不採用問題でございます。  お話のとおり、伊藤委員が中心になりながら、自民党、社民党、さきがけ、裁判の結果を受けながら、何とか政治的な決着ができないだろうか、そういうような形で御努力をいただいております。私ども運輸省といた...全文を見る
09月22日第143回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) このたび、運輸大臣を拝命いたしました川崎二郎でございます。  委員長を初め委員の諸先生におかれましては、日ごろから運輸行政の推進に格段の御理解と御支援をいただき、厚く御礼を申し上げます。交通・情報通信委員会の開かれるこの機会に、一言ごあいさつを申し上げ...全文を見る
09月25日第143回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のように、スカイマークエアラインズ、九月十九日から営業をいたしております。十月の末にはもう一機購入をしたい、今のところ早朝と夜遅く、要は今三便でありますけれども、四便飛ばしたいと、こういう計画を持たれております。  石井先生もよく御存じであります...全文を見る
10月05日第143回国会 衆議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○川崎国務大臣 修正案の提案者としてでなく、内閣側としてお答えをさせていただきたいと思います。  八月三十一日から特別委員会の審議が始まったところでございます。共済年金から厚生年金への移換、それに伴う移換金の負担をどのように処理すべきか、さまざまな御議論をいただいてまいりました...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどの提案理由の御説明を聞いておりますと、もともと年金というものは、企業側負担と職員みずから掛ける負担、この二つから構成されておる。この考え方の中で企業のものは負担をすべきだ、こういう議論であったと思いますけれども、私どもはそこにいろいろな意見を差し挟めません。...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど申し上げましたように、政党間の議論である。しかし、自民党がその中に入り、また政府も相談を受けた中で三党の提案になったということから、私から御説明すれば、これは年金問題で、企業者側が積み立てておくべきものと職員が積み立てておくべきものと、まさに二つの議論がある...全文を見る
○川崎国務大臣 私が修正案の提出者じゃないということだけは御理解を賜りたいと思います。  年金の負担につきまして、私どもは、JR職員についてはJRが負担すべきであるという議論を展開いたしてまいりました。しかしながら、社民党、自由党の皆さん方から軽減案というのが議論の中で出されて...全文を見る
○川崎国務大臣 自由党さんが明確に言われていることを、それでは二つ読みます。  JRの社員の年金はJRと国民で支えることとし、このため必要な負担をJRと国民で分かち合う。JR負担を政府案の二分の一に修正すれば、年金に関するJRの企業負担は、JRが平成九年四月の年金統合前まで、要...全文を見る
○川崎国務大臣 議論を蒸し返すようでございますけれども、まず、JR年金の統合の際に、JRの負担と清算事業団の負担が決められた。これはお互いに事業主でございます、お互いに事業主、旧国鉄の移行体である清算事業団が解散されるときに、この負担をどのような形で年金問題についてやろうかという...全文を見る
○川崎国務大臣 この問題については、基本的には入っていないという認識を持っておりました。
○川崎国務大臣 この問題は、基本的には六十二年のときの国鉄改革、この問題以降に発生した課題であるという整理をまずさせていただいております。  それから、事業主であるJRと事業主である清算事業団の負担に切り分けられた。そして、この国鉄清算事業団というものをいつ清算するんですか、解...全文を見る
○川崎国務大臣 清算事業団を解散するときにこの問題について決定をしようということが閣議決定されているわけですから、まさに清算事業団を解散するこの時期に今検討させていただいて政府案は提出させていただいた。しかし、その後、いろいろな議論を踏まえながら修正案が今出され、私どもは重く受け...全文を見る
○川崎国務大臣 国において処理するというのが、国が負担をする意味だという形では私どもは受けとめておりません。
○川崎国務大臣 退職金の問題でございますけれども、まず、年金の問題は、共済年金として継続させた。経営形態問題それから労働問題、これは切れた。しかし、共済年金問題は継続をしたわけですね、共済年金という形を継続した。同じように、退職金は、そこで一たん清算をされずにJRがすべての職員の...全文を見る
○川崎国務大臣 いや、申し上げておりますのは、共済は継続をした、退職金も継続をした、そしてJRがすべての職員の退職金は支払う、その準備のために四割だけは残した、こう申し上げております。
○川崎国務大臣 今お願いしておりますのは、JR職員として採用された人の年金負担、ですから福利厚生だと申し上げているわけで、清算事業団に行かれた方々の福利厚生をJRが負担するという理屈はないと思っております。
○川崎国務大臣 今、二見先生から御指摘いただきましたように、例えば北海道の経営内容を見ますと、当初、昭和六十二年は五百三十八億の営業損益を出しておりました。平成九年度は三百七十一億の営業損益でございます。そういう意味では、経営的に努力をされておる経過は出ておる。しかしながら、安定...全文を見る
○川崎国務大臣 今総理から御答弁がありましたように、東京地裁で第一審JR勝訴という結論が出てまいったところでございます。  これを一つの契機としながら、社民党さん、さきがけさん、また自民党の中で、この問題について政治的な決着ができないだろうかといろいろな議論が今なされておること...全文を見る
○川崎国務大臣 国鉄改革後、JR七社の昭和六十二年度から平成九年度までの十一年間、用地譲渡総件数は三千六百件、譲渡総面積は六千百万平方メートル、譲渡総価格は一千六百六十五億円でございます。  ただし、これらの用地の譲渡は、土地収用対象事業への協力、それから新幹線を整備しまして、...全文を見る
○川崎国務大臣 今申し上げましたように、東京都なり大阪府が一つの事業をやっていく、その中でJRの土地を収用して新しい事業を起こしたい、そういったときに協力をいたしたものでございます。
○川崎国務大臣 土地の売却を強く要請されて売った、こういうふうに理解しております。確かに、経営努力の結果というのは、なかなか考え方としてはそういう形にはならぬと思いますけれども、JR自体さまざまな、例えば並行在来線の問題等、いろいろな形で対策を行いながら売却をした、こういうふうに...全文を見る
○川崎国務大臣 JR関係の駅ビルにかかわる経営は、JRの出資会社が行っております。店舗面積は三千平方メートル以上のものが百二十一カ所、その店舗面積は百十九万平方メートルでございます。
○川崎国務大臣 先日も御質問いただいたところでございますけれども、まず、JRと係争中でございます。これが何らかの方策の中で清算事業団との間の係争という形に変わりましたとすれば、当然、鉄建公団が当事者としてそれを引き継がせていただいて、いろいろなことを考えさせていただくことになろう...全文を見る
○川崎国務大臣 この修正案につきましては、諸般の事情に照らして、政府としてはやむを得ないものと考えます。
10月07日第143回国会 参議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  日本国有鉄道清算事業団が抱える国鉄長期債務等の額は平成十年度首には約二十八兆円に達しており、日本国有鉄道清算事業団の資産の売却収入等...全文を見る
10月07日第143回国会 参議院 本会議 第14号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  日本国有鉄道清算事業団が抱える国鉄長期債務等の額は、平成十年度当初には約二十八兆円に達しており、日本国有鉄道清算事業団の資産の売却収入等によって、毎年の金...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御質問いただきました点は、すべて総理に対する質問と重複いたしております。  総理からお答えいただいたとおりでございます。(拍手)    〔国務大臣宮澤喜一君登壇、拍手〕
○国務大臣(川崎二郎君) JR本州三社へ追加負担を要求すべきである、こういう御意見でございました。  総理からもお答えがございましたところでございますけれども、今回御議論をいただいておりますのは、六十二年国鉄改革当時に予想されていなかった共済年金から厚生年金への移換金、この負担...全文を見る
10月12日第143回国会 参議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 寺崎委員から厳しい御指摘でございます。  国鉄清算事業団の債務の本格処理のためにいろいろなことが考えられたことは事実でございます。  少し御報告申し上げますと、自主財源による債務償還、財投資金の繰り上げ償還あるいは金利減免、相続税軽減等の特典をつけた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昭和六十二年の国鉄改革のときに、まず資産売却を急げと。この資産売却が当時の状況判断の中で先送りをされた、そのために残念ながら多額の債務を抱えるようになりました。同時に、国鉄の再建が考えられたときに、その資産売却が終わった後、本格的な処理のスキームを考えろ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回のスキームにおきまして、衆議院でもたびたび御議論いただいたことでありますけれども、金利が金利を呼ぶ、こうした状況をまず解決しなければならない、この基本的な考え方の中でまず金利問題を解決する、こんなことで出させていただいた次第でございます。  先ほど...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) もちろん、一つの議論として、運輸省の行政経費を削減して、そこの中から賄うべきでなかろうか、もっと突き詰めますと、鉄道局予算を削減してそれを賄うべきか、こういう議論も当然あります。しかし一方で、幹線鉄道というものの全体的なネットワークというものをぴしつとっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 寺崎委員から厳しい御指摘でありますけれども、一方で整備新幹線はぴしっと整備をしていかなきゃならぬという意見も大きな意見だというふうに受けとめておりますし、また一方で、先ほど言いましたように、都市鉄道の整備、これも極めて大きな課題であると私は考えております...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 六十二年度改革につきましては、一つの決定として強く受けとめたいと。しかしながら、そのときこの厚生年金への移換金問題というのは出ていなかった問題であります。そして、平成八年、共済年金から厚生年金への移換がなされることになった。当然、事業主負担でありますから...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) よろしゅうございますか。  例えば、JR北海道の例で昭和六十二年当時と今日を見てみます。そうしますと、営業損益は二百億円ほど良化の流れがございます。しかしながら一方で、経営安定基金は百七十億ほど実は果実が少なくなっている。この問題をとらえて、何とか無利...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いろいろ御指摘の前段、まず六十二年度改革の趣旨、これはしっかり踏まえていかなければならない、これはお互い同じ意見だろうと思います。  ただ、その中で想定をされなかった年金問題が出てきた。平成八年でございます。共済年金から厚生年金に移換をする、そのときに...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 時期をということで明確な答弁をさせていただいております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたように、国鉄清算事業団にすべて負担をさせるというけれどもそれは大丈夫かと、こういう議論がたびたび出たところでございます。したがって、国が責任を持って処理いたします、処理スキームを考えます、検討させてもらいます、こういうことで答弁をさ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 失礼いたしました。衆議院における私の答弁でございます。
○国務大臣(川崎二郎君) JR東日本を上場したときに、将来、年金の負担があるということを書いていなかったんではなかろうかという御指摘なんだろうと思うんですけれども、そうですね。  五年の当時は、当然これはまだ先ほど申し上げた八年に想定をされた話でございますから、八年に出てきた話...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 収入は十四兆四千億円、これに対して年金を含めた利払い等の支払い額は十五兆八千億円、結果として二十七兆七千億円ということでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のように、国鉄改革時におけるJR東日本、東海、西日本、そして貨物、この四社につきましては、各社が最大限の効率的経営を行うということを前提にしながら、当面収支が均衡し、かつ将来にわたる事業等が健全かつ円滑に進められる、一%程度の利益を上げられるという...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、東日本と東海と西日本と貨物のことを申し上げましたので、四社のことをお答えさせていただきたいと思います。  JR東日本は七百六十六億の経常利益、四・八%、JR東海は六百七億の利益、六・九%、JR西日本は八十億の利益、一%、JR貨物は五十九億の利益、三...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) バブルの時期に売上高が予想された以上に相当上がったということも事実であります。また一方で、民間経営という手法の中でそれ以上の努力をされたということも事実だろうと。一方、貨物は逆に時代の変化の中で極めて厳しい経営状況になることも事実だろうと。そういったもろ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のように、当時バブル経済の中で大きく需要が伸びて利益が上がっていたことは事実だろうと。しかしながら、国鉄改革を議論していく中で、当初、本当に利益が出るだろうか、こういう御心配もいただきながら一つの結論を得てスタートいたしたわけでありますので、まさに...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 追加負担の要求をすべきという御議論だろうと思いますけれども、その当時の国鉄改革を決定された方々、私もその当時当選いたしておりましたけれども、そのときは、本当に民営化をしてうまくいくだろうか、こういう不安の中でのスタートであったと思っております。  結果...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のとおりでございます。  国鉄改革時における旧国鉄用地に係る清算事業団とJR各社の承継については、JR各社には原則として鉄道事業を適切かつ円滑に運営する上で最小限度必要となる用地及び関連事業用地のうち駅ビル敷地等関連会社に現に使用させているものを...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 三点ほど申し上げます。一つは、尼崎駅構内、面積一万二千平米、譲渡価格が二十六億七千万円、簿価が百三十万円です。明石駅構内、面積二千平米、譲渡価格が十三億九千万円、簿価が六十万円でございます。鷹取工場用地、これは神戸市に売却でございますけれども、面積四万平...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) その部分は私も承知いたしておりませんけれども、町全体の活性化、駅周辺の活性化、その中で市とJR等が話し合いになり、何も土地をどんどん売りたいという話ではなかろう、地域全体の活性化の中でお考えいただいたものだろうと考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 渕上委員にお答えをいたします。  清算事業団の解散に当たっての卸議論を今いただいているところでございます。先ほどからも議論が続いておりますけれども、まず六十二年に決定をされました国鉄改革の本旨、これは守り抜かなければならないだろうとまず第一に考えており...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今お尋ねいただきましたのはJR発足時の職員不採用問題でございます。ことしの五月二十八日、東京地裁からJR側全面勝訴の判決が出されました。二審で係争中でありますけれども、こうした状況の中で、自由民主党、社民党、さきがけ三党の中で政治的な解決ができないだろう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 緊急土地対策要綱で地価を顕在化させない土地の処分方法、こういう御指摘をいただいて、事業団がマンションを建設してその土地と建物をセットで販売する建物つき土地売却方式、それから先ほどお話あった信託、こんなことを考えたことは事実でございますし、推進してまいりま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 十四・五兆円の算出根拠でございますけれども、国鉄改革時の債務につきまして、JRは最大限の効率的経営を行うことを前提に、当面収支が均衡しかつ将来にわたって事業等が健全かつ円滑に運営できる限度の長期債務等を負担する、これは基本的に当時金利を七%程度で予測いた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどの議論を整理していただいたようでございますけれども、まず六十二年度の国鉄改革の趣旨、ここはしっかり守っていきたい。それから、共済年金から厚生年金に統合される、このときに生じた移換金問題については、先ほどからお話し申し上げておりますとおり、事業主であ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 西川委員にお答え申し上げます。  平成八年度当初のプロパー職員、千八百七十二名でございました。その中で、JR各社、各省庁、特殊法人等に多数の採用申し出をいただき、五百名以上が再就職をいたしました。結果として、平成十年度当初の職員数は千百七名でございます...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、御指摘いただきましたように、国鉄清算事業団が債務として引き取りました、同時に資産も引き取った、その売却を進めていくごとによって十三兆円まで借金が減るだろう、こういう想定をしたことは事実でございます。  しかしながら、先ほどから総理また大蔵大臣から御...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 正式に認識しましたのは平成八年ということであって、もう少し前からわかっていたんじゃないかという御指摘をいただけば、まさにそのとおりでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) もう先ほどから御指摘のとおりでありますけれども、計画どおりいきましたとして十四兆円の借金のスキームをつくらなければならなかった、これは間違いない事実だろうと思います。それが先ほどからの事情の中で考えられないような二十八兆円という借金になってしまった、もう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、事業団の借り入れにつきましては、政府保証が約六カ月、予算で書かれているところでございます。しかしながら、九月二十九日の支払い以降、これが保証されていないという問題になりました。九月二十九日に一千九百九億円、十月二日に二千六百五億円、合計で四千五百十...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 共済年金から厚生年金への移換金でございます。その中で、JR七社、JRの職員のためでありますので、経営の内容によって分けることはならないと思っております。したがって、一定の考え方の中で御負担をいただく。そして、今回の修正案はJR負担というものを国民とJRで...全文を見る
10月13日第143回国会 参議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 市川委員にお答えを申し上げます。  基本的な認識として、旧国鉄の経営悪化というものが大前提にあったと思っております。そして、その悪化の理由というものを分析しながら手法を分けた。  第一番目の手法は、民営・分割によってその七社が独立経営をされる、これが...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず国民の皆さん方に御理解をいただかなければならないのは、六十二年の国鉄改革の基本、これはしっかり守らなければならない。この論議の中でも六十二年改革自体を振り返れという政党もございますけれども、私どもはまずこの六十二年改革の基本というものは守っていきたい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) マスコミの御意見もいろいろ読ませていただいたり、またテレビを見させていただいているところでございます。一つはJR負担の問題であろう、それからもう一つは元本の返済の問題であろう、このように思っております、私の立場からは。  JR負担の問題につきましては、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 法案を作成したときの大臣ではございませんので、藤井大臣の時代でありましたから私が直接伝えたわけではございません。ただ、私もJRの皆さん方と多少お話をいたします。その中で、やはり今回この清算事業団の問題も含めて後送りをしてはならぬというのはみんなの理解であ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 財革会議で出たことは事実でありますけれども、基本的に平成八年に清算事業団とJRが負担をする、この清算事業団というのは旧国鉄の性格をそのまま引き継いだものであります。これが解散をするときには国が責任を持って処理をする、こういうことになっておるわけであります...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まさに財源・措置についてはすべてのものを考えて措置をする、こういうふうに理解をいたしております。
○国務大臣(川崎二郎君) この根拠は正直申し上げて私が考えた根拠ではございません。衆議院におきましてさまざまな議論が繰り返されました。JR負担をすべきではない、郵貯、またたばこの負担を求めるべきではないという議論もございました。また一方で、もうお聞きになっておるように、負担能力が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的に、今回、国鉄長期債務の問題に決着をつけるということがまず大事だろうと。この辺は実はJR各社も同じような理解にあると思っております。  それから、この年金負担、筋論としては私どもが先ほどから再三申し上げているとおりであります。JR三社の経営の根幹...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 佐藤委員から大変貴重な御指摘をいただきました。ありがとうございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 私も朝、新聞を見てびっくりいたしたところでございます。実はこの委員会の始まる前に理事長から報告を受けました。途中経過でございます。  いずれにせよ、国鉄清算事業団をまさに今解散する法律を御審議いただいている。しかしながら、鉄建公団にそのままこの業務は移...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、まずJR職員の年金問題でありますので、経営の状況によって御負担をしていただかない、またしていただく、こんな議論は私どもはとっておりません。まさにお願いを申し上げなければならないだろうと。  しかし一方で、当初スタートいたしま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 日切れ法案という法律用語はないと思いますけれども、一般には予定日までに成立しない場合に国政上重大な支障を生じさせるもの、または国民の利害に重大な影響を生じさせるものと。  私ども、議論の中で日切れ法案、日切れ法案扱い、こういう表現を使うときがございます...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 資金運用部資金という従来考えられなかった手法でお願いをしたということであります。そういった意味では、私ども、審議の促進を春の国会からお願いしてきたことは事実でございます。  ただ、日切れ法案という表現が正しかったかどうかという議論になりますと、先ほどか...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 運輸省の予算で負っておくということになります。  それから、蔵出の方は年金の支払いでありますからずっと続いてまいることになります。土地の売却が順調にいけば一たん収入の方が多くなります。しかしながら、それがある程度のところでとまれば今度は歳出の方が多くな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のとおり、これは土地の売却と株式の売却でありますのでかなりの差があるだろうと。御指摘は実は衆議院でもあったわけですけれども、株が高く売れるから負担が要らなくていいんじゃないかという御指摘もございましたので、今正確に申し上げることはできないだろうと。...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、国鉄清算事業団を解散する法律を今御審議いただいているところでございます。業務的には鉄建公団に移っていくということもまた事実でありますけれども、こうした御審議をいただいているときでもありますので、この問題については運輸...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、基本は国会への報告であろう、同時に記者会見を通してしっかり開示をしていかなければならないと考えております。一般会計において承継した債務の償還状況、鉄道建設公団による年金等に要する費用の支払い状況及び公団が承継した資産の処分状況等を毎年報告してまいり...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この債務償還の議論の中で、道路特定財源の話、また新交通税の話等があったことは事実でございます。しかしながら、なかなか与党内で一つの議論としては固まらなかった、御承知のとおりでございます。  しかし一方で、私は実は昨年は情報交通省をかなり言っていた方でご...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昨日も甘利労働大臣からお話があったところでございます。  五月二十八日に第一審の判決がなされ、そして仮定の話としていただいたわけでありますけれども、JRというものを当事者として今後さまざまな話し合いを続けるか、もしくは清算事業団というものをとらえて御議...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先輩の御助言をいただいたと思って受けとめております。  実は私の前任者の藤井運輸大臣、そして運輸大臣経験者にも、この春、何回となくJRにも足を運んでいただいたり、会談を持っていただいてきた経過はございます。しかしながら、今の局長からの答弁のとおり、まだ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まさに御指摘いただいたとおりだろうと思っています。  前の答弁でも申し上げたんですけれども、基本的に国鉄改革の考え方は、まず七社が独立して経営ができる、健全な経営ができる、もっと欲を言えば一%以上の利益を上げられるような体質をつくり上げる、そして一方、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 土地売却の話でありますけれども、ちょっと社説を読みます。  「運輸、大蔵両省や事業団は、できるだけ高い価格で売りたいので、公開競争入札で用地の売却を望んでいる。これに対して国土庁や経済企画庁、東京都などが凍結解除に反対、慎重論を唱えている。公開競争入札...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 土地信託方式及び建物提案方式、これでございます。  一つは、土地信託方式は、土地を信託銀行に信託することにより得られた信託受益権を小口に分割し、これは小口で一億円、一般投資家等に売却処分をするもので、これまでに蒲田駅等六カ所の土地の処分、総額で六百億円...全文を見る
10月14日第143回国会 参議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 依田委員にお答え申し上げます。  破産か会社更生なのか、こういう御議論でございます。もちろん破産は事業の廃止でございますので、今回、事業は継続をしているということから、当然更生という手続であろうと思っております。  この基本的な認識は先生が一番御存じ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 会社の経営、それから労使関係、これについては新しいJRとは切れた、新しいものがつくられたという認識であります。しかしながら、年金の問題、それから退職金問題は引き継がれていく。退職金についてはJRがそのまますべての職員の退職金を引き継いで支払いを行う、それ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに御指摘どおり、JTのように年金についてはそのままそこで決着をつけて処理をしていれば今回のような問題が生じなかったかもしれません。しかしながら、当時、旧国鉄の身分をそのまま引き継いでおります清算事業団という組織は残っている。そこがNTT、JTとの違い...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、危機管理の話でございますけれども、鉄道の総収入の一割以上の被害を受けた場合は国が援助をするという第一のシステムになっております。それから、鉄道全体の使命として、まず幹線鉄道網というものを全国じゆうにしっかりネットワークしていく、そして同時に今日生じ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、金利が金利を呼んだという話でありますけれども、根本は元本の返済のためにいつ土地が売れたか、いつ株式が上場できて売却ができたか、これが大幅におくれたというのが一つの原因であろう。したがって、元本はそのまま残されて金利がかさんできた、それが大きな数字に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 例えば土地を早く売るべきだったという議論はもちろん内部にありました。きのうも一部報道の意見を引用してお話をさせていただいたところでありますけれども、当時、運輸省、大蔵省そして清算事業団は早く土地を売りたかった。しかし一方で、国として土地の高騰という問題を...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 国鉄改革の基本はJR七社を民営・分割し、そして自主独立経営をしていくというのが基本であります。ただ、今日では本州三社の株の一部を国が有しておりますし、また三島、貨物については一〇〇%という状況にある。したがって、この問題を一日も早く解消するのが私どもの仕...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 民間会社でございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどの私の発言で誤解があったら訂正をさせていただきたいと思います、先ほどお声がございましたので。正確には法に基づく特殊法人、そして民間手法で経営をしてほしい、こういうことであります。  共済年金から厚生年金への移換金問題でございます。  御承知のと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) たびたび御答弁申し上げておりますけれども、JR七社が大変な努力をされてきた、そしてサービスの改善も図られてきた、これは私ども大きく評価をいたしているところでございます。  ただ、六十二年改革時に、先ほども申し上げましたように、経営また労働関係というもの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 再三申し上げているとおり、大変しっかり仕事をしていただいておるということについては高く評価したいし、先ほど申し上げたように、やはり残された株について早く売却をしていくということが大きな使命であるし、しっかりやっていただきたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) JRの理解でございますけれども、前藤井運輸大臣の時代からJRとたびたび接触をいたしました。また、私どもの党の運輸大臣経験者も間に入っていただき、何回と話し合いの場が持たれたところでございます。ただ、今日までJRの理解を全面的に得られたという形にはなってい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一方で、JR七社の理解として、国鉄の長期債務問題が後送りされていくということについては、決していいことではないというように私どもは聞かせていただいているところでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 本州三社につきましては、市況が許せば一日も早くこの売却を行いたいということで打ち合わせを行っているところでございます。一方、三島につきましては、十三年を目標に上場を果たしていきたい、こういう計画を持ちながら努力を重ねているところでございます。貨物について...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まさに私の立場と魚住委員の立場は一緒であろうと思います。一日も早く売りたい。しかしながら、市場関係者の声を聞きながら、どういう時点で放出したら最もいい売却ができるのか。正直言って、借金をたくさん抱えておりますので、少しでもいい値で売りたいというのが本音で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは六十二年改革に戻るような話になると思います。  当時、どういうふうに民営・分割をすべきか、本州は三社に分ける、北海道、九州、四国はそれぞれやっていくという中で、当初からこの三島についてはなかなか経営が難しいねという理解でございました。そして、先ほ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 運輸施設整備事業団による常磐新線を初めとする都市鉄道の整備及び幹線鉄道の高速化に対する無利子貸し付け、平成三年から平成十年まで二千三百七十二億円の貸し付けでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 新幹線譲渡収入のうち、平成十年度までに整備新幹線の建設に充当いたしました額は五千四百三十二億円でございます。
○国務大臣(川崎二郎君) まさに政治の議論であろうと思います。先ほどから幹線鉄道というものをどう考えるかという御指摘もいただいております。  果たしてすべて民間に任せてやり切れるものか。国としてしっかりとした政策を立てながら、例えば過疎地域に対する支援、また例えば東京、大阪等、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 六十二年当時のスキームの話と、新たに新幹線を整備するためにリース料としてJRに御負担をいただいた額、その関係と、今御指摘いただいておる平成三年度、四年度、極めて多額の赤字が出ているじゃないか、まさにこれが利子分であろうと思いますけれども、この問題と直接的...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど数字を申し上げましたように、整備新幹線のために新たな負担をいただいて五千四百億円使ったことは事実でございます。その部分を委員は借金返しに使うべきであったと、こういう御主張をされておるんだろうと思いますけれども、そこは先ほど申し上げたように、長期債務...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 土地収用法に基づいて地方自治体にできるだけの協力をしていく、これは公益の性格を持つJRとしては当然のことであろうと思っております。  その結果で利益が生じた、それを返せという御議論でありますけれども、五年間に限ってはそういう見直し規定も設けておりました...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 清算事業団の土地も合わせて埼玉新都心の未来像、まさに市が中心になってお考えのことに協力をしたんだろう、こういうふうに理解をいたしております。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどから申し上げておりますとおり、市の方が収用法に基づいてJRが事業用として使っておった土地をどうしても分けてほしい、その中で換地というものが行われたという理解をいたしております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今の仕組みは初めて聞かせていただきましたので、勉強してみたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 六十二年改革の基本は守ってまいりたいと考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたように、大きな課題でありました国鉄の長期債務問題に一定の方向が結論づけられましたら、まさに私どもの次の課題というように考えております。環境問題、エネルギー問題等にかんがみましても、鉄道に対する期待というものは極めて高いというふうに思...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の無利子貸し付けの支援は、基本的には経営安定基金からの果実の問題、早く上場ができる体制を整えてほしい、今日の経済情勢の中でできるだけの支援をという中で考えておりますので、一千億の枠については変更しないつもりで努力をしてまいります。  それから、無利...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 平成八年度当初で千八百七十二名でございます。JR各社、各省庁、特殊法人、また御指摘いただいたゼネコンもございました。合わせて五百名以上が再就職をいたし、今千百七名でございます。  その千百七名の中、三百名については見通しがついてきたところでございます。...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、三島の経営でございますけれども、営業利益という面では、昭和六十二年から今日までを比較いたしますと改善が進んできておる、こういう認識をいたしております。したがって、今日の経済状態が極めて厳しい中で経営安定基金も同様に厳しい状況にございます。これが普通...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、運輸省としてモーダルシフトのある程度の目標数字を持ってくれという指示をいたしたところでございます。いろいろ言いながらどのように進んでいるか将来展望を書いたときに、やはりエネルギー、環境というものを考えていくと船舶または鉄道へシフトしていかなきゃなら...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この法律が御可決をいただきますと、清算事業団は約一週間で解散手続に入ると思っております。  そうしますと、鉄建公団に移籍をしていただく。今千百名でございますけれども、三百名ほどは再就職先の見通しが立っております。残りの八百名の方については、これから私ど...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 春以来、法案の御審議をいただいてまいりました。また、私が運輸大臣拝命以来、八月から衆議院の特別委員会で審議が始まり、今日まで御審議をいただいてまいったわけでございます。十月一日に清算事業団を解散したいという法の規定でございますけれども、国会での審議、さま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、御質問をいただきましたように、国鉄改革の基本は二つであろうと思っております。  第一番目は、分割・民営によって七社が自主独立経営を行えるようにしていく、でき得れば一%程度の利益を上げられるような体制をつくり上げてまいりたい、そうした思いの中でスター...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 六十二年改革当時にJRとまさに旧国鉄は、経営の問題、労使の問題等は分かれました。しかしながら、従業員の福利厚生という面で、退職金はJRが責任を持って支払う、そして年金については共済年金制度を残すという形でまいったところでございます。  もちろん、共済年...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 政府といたしましては、経営状況の厳しいJR北海道、四国、九州の各旅客会社及びJR貨物会社については、経営基盤の安定に向け、財政、税制等の適切な支援策の拡充に努め、実質的負担増とならないように配意することといたします。  また、政府は、本法施行後もJR各...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 冒頭にも申し上げましたように、JR七社がまず自主独立の経営を行うというのが第一の考え方であります。第二の考え方として、国鉄清算事業団に長期債務と資産を負わせた、そして資産の売却の後、残った長期債務について処理スキームを考える、こういうのが国鉄改革の基本で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 平成八年度当初で事業団プロパー職員は千八百七十二名でございました。JR各社、各省庁、特殊法人、また民間等、多数の採用申し出をいただき、五百名以上が再就職の決定をいたしたところであり、今現在、十年度当初で千百七名でございます。  解散をされました後、三百...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 川橋委員にお答え申し上げます。  国鉄改革の基本は御指摘いただいたとおりでございますけれども、まず経営の悪化、そしてサービスの状況が必ずしも芳しくない、労使関係、そういったものを見たときに国鉄を改革しなければならない、まさに国民の総論の中でスタートをい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) マスコミの御批判は、一つはJR負担の問題、一つは元本償還財源というものが明確になっていない、またもう一つあるとすれば郵便貯金、たばこの負担を求める、こういうところにあるのかなと思っております。  私の立場からJR負担問題について申し上げますと、これはも...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私の前任者であります藤井運輸大臣、また我が党の先輩であります運輸大臣経験者の皆さん方に間に入っていただきながらさまざまな話し合いが行われてきたことは事実でございます。しかしながら理解に至らなかった、これも一面お話を申し上げておるとおりでございます。また、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 国鉄再建監理委員会の時代から、負担をする、処理する、こんな用語の使い分けをしてきたことは事実でございます。しかし、それが官僚言葉でなかったのかということになると、今御指摘のように、お互いの行き違いがあったのかなという反省はいたしております。  しかしな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 国民の理解を求めていく中で、先ほど大蔵大臣が言われましたように、JRが負担をすべきか国民が負担をすべきか、こういった議論が衆議院でも重ねられてまいりました。また、ある政党はJRの負担をもう少し六十二年に戻ってふやすべきだと、こういう御議論もありました。そ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) JRにおきましても、この問題を先送りしてはならないというのは共通の認識だろうと思います。どうぞ御理解を賜りたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたJR発足時の職員不採用問題、中労委の命令を不服としてJR、そして国労とも東京地裁に対して命令取り消しを求めた。結果はJRが全面勝訴という結果になりました。これは第一審であります。今係争中でございます。  この結果を受けまして、この...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 六十二年の改革当時に、再三申し上げておりますとおり、まず民営分割という問題、そしてもう一つは清算事業団が長期債務と資産を引き継いで処理に当たる、そしてその資産の処理がある程度めどがついた時点で、当時は十四兆円を想定いたしていたわけでありますけれども、そこ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 六十二年以来の改革を進めてまいって清算事業団をここで解散させる、一つの結論を得る、そういう意味では抜本的と言われれば抜本的かもしれません。そういう理解をいたしております。
○国務大臣(川崎二郎君) 総理もお答えになりました日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律、日本国有鉄道清算事業団を解散する、抜本的な処理を図ることが緊急の課題と。清算事業団という立場から見たら、まさに解散という抜本的なものであろうと。しかし、御批判をいただいておりますと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 処理するという表現には、まさに今政府の方からお話をさせていただいたとおりであります。  ただ、国鉄改革の精神というものについては、るる申し上げているとおり、まず民営・分割、七社の自主独立経営、そしてこちらの清算事業団の債務を引き受け、資産をもらい、そし...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 処理するという表現に入っているか入っていないかと言われれば、処理するはまさにそのときに考えるという話ですから、全くすべてのものが入る。しかしながら、国鉄改革の精神としては、清算事業団の負担というものをJRにまた戻すということがあってはならないと、私は精神...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、JRと清算事業団ということで負担という表現を使いました。負担を決めた。そして、清算事業団が解散をされる、そういう事態のときには政府が処理するということですから、まさにそこで考える。そして、同様にというのは、その時期に同様にやらせてもらいますよという...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いろいろ申し上げておりますのは、国鉄再建監理委員会の時代から負担をするという表現と処理をするという表現を使わせていただいております。処理をするというのは、やはりその時点において国がどのような方策でどのような財源でこれを処理するかを考えますよ、実行しますと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、申し上げておりますのは、国鉄清算事業団のその当時の仕組みとしてその判断をしましたよと。ただ、今回のものは年金移換という新しい問題のテーマで、六十二年のテーマとは違いますよということはお話し申し上げております。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどからお答えいたしておりますし、また川橋委員にもお答えをいたしました。確かに、官僚用語として処理するという言葉が、負担をするという言葉と処理をするという言葉を使い分けをしてきた。この処理するという言葉がある意味では行き違いになってしまったかな、そこが...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 六十二年の改革時に、経営と労使の関係、これはもうJRは国鉄時代のものを引き継がない、こういう決定をされたところであります。しかしながら、従業員の福利厚生のための年金については共済年金という形で継続をしていく、そしてそれは今厚生年金に移換ということで問題に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) こういう想定はできないんだろうと思うんですけれども、JRに移られて、例えば一年で全員がおやめになったといえば当然六割は出さなきゃならぬという理屈になるんだろうと思います。したがって、JRは当然負担をしていると。
○国務大臣(川崎二郎君) ちょっと理解が違うと思います。  要は、JRが継続して職員の退職金について責任を持つ。そして、四割の積み立てをしてあったということでありますので、四割積んであれば全部支払えるということにはつながらないと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 五月二十八日の判決がJR全面勝利であったことは御承知のとおりであります。その後、この判決を一つの契機として、お互いに話し合いをしていって詰められないものか政党間でも御努力をいただいているところでございます。また、そこまでの経過として、運輸大臣なり労働大臣...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、今後もJRの理解を求めて話し合いを続けてまいりたい、努力をしてまいりたいと思っております。  それから、根本問題でございます国鉄清算事業団が解散をされるとまさに国鉄の身分がなくなるということになります。そういった意...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 民営・分割いたしました七社の中で、本州三社の経営は順調に推移をさせていただいております。三島、貨物につきましては、特に三島につきましては再三お話し申し上げましたとおり、経営安定基金からの果実というものが少なくなっております。そういったものもあわせて私ども...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そうした考え方の中から、社民党、さきがけ、自民党の中でプロジェクトチームができ上がり、この判決を契機にお互いがテーブルに着けないものであろうかと努力が重ねられております。そうした関係者の努力を見守りながら、運輸省としてもできることがあれば全力を尽くしてま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただいたとおりだろうと思います。  六十二年改革の当時、七社を民営・分割し、果たして自主独立経営でやっていけるだろうかとみんな心配したものでございました。そういった中、本州三社が経営の実を上げて、まさに安定した経営をされておる、大きく評価をして...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今お話がありましたように、現在千百名ぐらいの職員になっております。平成八年度におりました職員がJR各社、省庁、特殊法人、また民間にも行っております。また、合わせて三百名ぐらいが今後の見通しがついているところでございます。残り八百名の問題について、これから...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この問題の解決に向けて当時の与党間で話し合いが行われ、また当時の政調会長からも一つの提言が出されていることは事実でございます。また、裁判の結果というものも受けながら、どのようにこの問題を展開させていくか、まさに関係者が御努力をいただいておりへまた私ども自...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただいたとおり、確かに国民の関心は低いと思っております。  私は昭和二十二年生まれでございます。先生は昭和二十一年生まれ、戦後生まれの者として、将来、十五年後、二十年後の年金問題、医療問題、介護の問題等を大変不安に感じる、だから財政再建に取り組...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 大変勇気のある発言だと思います。  しかしながら、先ほど申し上げましたように、今日の経済情勢というものを考えたときに、今新たなる御負担、まさに痛みの伴う御負担を出してかえって経済の足を引っ張るということがあってはならない、消費者のまさに購買意欲というも...全文を見る
12月07日第144回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○川崎国務大臣 柿澤委員の御質問でございます駅のバリアフリー化の取り組み状況でございますけれども、対象は五メーター以上の段差がある、それから五千人以上の乗降客がある。この数で考えてまいりますと、一千九百四十五が対象になります。御指摘のとおり、エレベーターで二八・七%、エスカレータ...全文を見る