川崎二郎

かわさきじろう

比例代表(東海)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数12回

川崎二郎の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第145回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○川崎国務大臣 環境問題について運輸省はどう考えるか、こういう御質問だろうと思います。  港湾計画自体、つくるとき、また今日のように実施に移るとき、二段階にわたって、私ども、環境というものをどう考えていくか検討させていただいております。また、同時に、運輸行政を進める立場、ある意...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど小林委員は名古屋市長の苦渋の選択という表現を使われました。まさにそのとおりだろうと思います。  一つは、長年の計画を白紙に戻す、これは一つの決断だろう。もう一つは、やはりごみというものを今岐阜県にお願いしている。でき得れば、ごみを名古屋の市内もしくは管轄内...全文を見る
01月29日第145回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○川崎国務大臣 運輸省の方から少し答えさせていただきたいと思います。  米軍艦船は、日米地位協定の定めるところにより、その手続のもとで我が国の港湾使用が認められている。ただし、実際の使用については、港湾の管理運営に支障のないように行われることが必要。したがって、港湾管理者は、例...全文を見る
02月01日第145回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○川崎国務大臣 先ほどからの御指摘でございますけれども、一つは、運輸省は技術屋が一番多いという御指摘をいただきました。  これは、この論議の中に、まず空港の問題が入っていない。空港というものの特殊性、つくり出したらある程度の期間で集中的に仕上げなきゃならぬ、また管制の問題等ある...全文を見る
○川崎国務大臣 金曜日にも御答弁申し上げたところでございますけれども、日米地位協定に基づいて、港湾の使用は認められている。例えば、先ほど防衛庁長官から御説明あったように、長期間にわたって港をずっと占有したい、こういう話が出てくれば、この問題については、特別な事由という形で拒否権が...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には、基地のあるということでありますから、防衛庁が主体になってやっております。まだ私どもはやっておりません。
02月02日第145回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○川崎国務大臣 吉田委員から気合いのこもった御質問をいただいたわけですけれども、まず第一に、例えば防衛庁、警察庁、都道府県の警察等の所有する航空機、これについては、基本的に災害時には許可を必要としないという形でまず動いてもらう、これが第一であります。  それから第二番目、民間が...全文を見る
○川崎国務大臣 福島潟放水路について、建設省としっかり協議をしながら仕事を進めろ、こういう御指摘でございます。  当然、放水路、海への出口につきましては港湾整備事業でやらせていただくということで受けとめさせていただいて、鋭意今検討を進めているところでございます。  なお、建設...全文を見る
02月09日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
議事録を見る
○川崎国務大臣 第百四十五回国会に臨み、当面の運輸行政の諸問題に関し所信を述べ、委員各位の御理解と御支援を賜りたいと思います。  昨今の日本経済は依然として厳しい状況の中にあります。しかしながら、現在、政府として景気対策を柱とする種々の対策を全力を挙げて講じているところであり、...全文を見る
02月10日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
議事録を見る
○川崎国務大臣 今、菅委員の方から細かい数字をとらえての御指摘でございます。  私自身の認識としまして、アジアの方々が一つの国家戦略として大きな目標を持って取り組まれてきた、このことについてまず評価しておきたい。それでは、日本の国もその国に負けないようにどんどんやっていくのか、...全文を見る
○川崎国務大臣 菅委員が、運輸省、港湾の問題もう少し頑張れ、こういう御激励をいただいておると思っております。  実は、私も昨年、小学生の子供さん百人ぐらい集めた場に出させていただいて、港のセールスをいたしたわけでありますけれども、我々が若いころから考えると、実は、海で泳いだ人い...全文を見る
○川崎国務大臣 運輸省が予算取りのときにいつも主張しているお話をいただいたわけでございますけれども、港湾に対して、先ほど、まず国民的な理解を深めるということは大事だろうと。正直、この二、三年、厳しい御批判が続きました。そして、その御批判がすべて的外れではなくて、私どもがやはり直し...全文を見る
○川崎国務大臣 進捗状況については後から局長の方からお答えをさせていただきますけれども、小渕内閣が発足しまして、総理の方からバーチャルエージェンシー、省庁間の枠を超えて課題に取り組め、特に今お話しいただいたような、各役所ごとの書類、また書式も違う、こういう問題も含めましてやれとい...全文を見る
○川崎国務大臣 一番最初に、国際間の競争に勝てるような日本の港湾づくり、こういう御指摘がございました。もう一つは、今度は国内での競争。そして今度は、もう一つは、港の中での競争。そういう意味では、私ども三百六十五日二十四時間体制ができ上がる、好ましいと思っております。  しかしな...全文を見る
○川崎国務大臣 規制緩和は進めなければならないと思っております。しかしながら、一方で安全と環境、こういう問題についてはやはりしっかり見きわめなければならない、これは当然であります。  ですから、今菅委員御指摘のように、経済性からいえば、早く一万トンにしろ、こういう御指摘もあるだ...全文を見る
○川崎国務大臣 私になりましてからも、大阪そして東京で新しい地下鉄の許可をおろしたところでございます。  非常に大きな御要望がございます。ただ、一方で、私自身、また運輸省としても、国鉄のかつての二の舞みたいなことをしたらいかぬな、陳情が多い、政治的な要求が多い、だからつくるとい...全文を見る
○川崎国務大臣 規制緩和でございますけれども、私、就任直後から、今の経済状況は極めて厳しい、規制緩和のスピードを少しおくらせたらどうだ、こういう意見はかなりいただきました。  そのときに私お話し申し上げたのは、一つは、経済は早くよくする、これは小渕内閣の最大使命である、ここが一...全文を見る
○川崎国務大臣 離島航空路につきましても、まず第一の基本は、絶対に必要なものというのをしっかりさせる、そしてそれを維持するためにはどのぐらいのお金が必要なんだ、ここをやはり我々としてしっかり掌握する、これが大事だろうと思うんです。その中において、それではどういう手段で予算なり補助...全文を見る
○川崎国務大臣 二つの課題があると思っております。一つは投資効率。投資をして、まさに経済的にも地域的にも効率性のいいものに絞っていく。先ほど港湾の御指摘もあったように、そうした考え方が一つあります。それからもう一つは、やはり国土の均衡とれた発展という課題も私はあるんだろうと思って...全文を見る
○川崎国務大臣 これにつきましては、既に港湾とか空港について、計画にのっていたけれどもやらない、また県とも相談した上で、港湾についてはこれは、というような形で、かなり整理はしてきたつもりでありますけれども、まだまだ足りぬという御意見ならば、私どももしっかりやっていかなきゃならぬな...全文を見る
○川崎国務大臣 国鉄改革を進めてまいって、本州三社は完全に経営の軌道に乗ったと考えてもいいんだろうと思います。残りの三島の問題は、例えば九州は、あと三年だな、三年後に何とか上場を目指したい、こういう形で努力されてきております。それから、力及ばずのところは私どもできるだけのことをし...全文を見る
○川崎国務大臣 実は、私も品川駅のところを見てまいりました。大変広大な土地でございまして、もう少し何とかならぬかなという感じを玉置委員同様持ったものでございます。  ただ、基本的には民営化の方向の会社でございますので、経営の一つ一つに私ども口を挟むことができるかどうか、これはや...全文を見る
○川崎国務大臣 技術革新というものをどうとらえるかということだろうと思うんです。民間でもありますね。ICなんかは随分やってしまって、結局みんなメーカーがもうからなくなった、こういうこともあります。しかしながら、私は、やはり追求していくべきものであろうと思っております。  特に、...全文を見る
○川崎国務大臣 新ガイドラインに対して運輸省としてどう考えるか、これは申し上げました、港湾の利用についてまた空港の利用について。  基本的に、港湾ですと地方自治体が管理者になっておりますし、空港の場合は国と両方に分かれております。その中において、日米地位協定によって当然米軍は使...全文を見る
○川崎国務大臣 その前に、先ほど御指摘いただきましたエレベーター、エスカレーターの問題、私も障害者の方とお話しして、自分たちが考えている視点と必ずしも違うんだな、やはり方向を変えて見ることも必要だな、こう思いました。先ほどの御指摘も含めて、昨年の第三次補正で五十億ほど予算づけをさ...全文を見る
○川崎国務大臣 具体的な施策は局長の方から答弁させますけれども、基本的にあめとむちの問題なんだろうと思います。  目標年次が決まっているわけですから、その二、三年前になってばたばた徹夜で何とか間に合わせるというわけにはいかない。今から少しずつハードルを上げながら規制を強くしてい...全文を見る
○川崎国務大臣 委員も御指摘いただきましたように、日本全体として、高コスト構造を解消するために規制緩和に取り組む、構造改革に取り組む、これはもうどの政党も同じ気持ちだろうと思っております。  私も、就任以来いろいろ御意見を賜ってまいりました。特に、今経済情勢が悪うございますから...全文を見る
○川崎国務大臣 詳細については海上保安庁長官から答弁をさせていただきますけれども、いずれにせよ、海難救難に向かうのがおくれたことは事実でございます。大臣として、まことに遺憾であるという表明をさせていただいております。二度とこのようなことが起こらないように、今原因というものを追及さ...全文を見る
○川崎国務大臣 赤松委員から今までの経過をいろいろお話しいただきまして、そのとおりだと思っております。  名古屋市が長い時間をかけて調査をし、検討を重ねてきた、それは多分、自分のところのごみは自分のところで始末をしなければならない、こういう原則に立ちながら、地方自治体としての苦...全文を見る
○川崎国務大臣 名古屋市、愛知県の話し合いの中で、港湾の中で処理しなければならないという結論に至りましたら、私どもは協力するという姿勢でおります。
○川崎国務大臣 今検討中でございますので、確定的なことは申し上げられませんけれども、今申されたように、関係自治体、まず理解を得なければならない。それから、漁業者の問題が当然出てまいるだろうと思っております。それから今度は、私どもがしゅんせつの土砂を捨てるという計画が立っております...全文を見る
○川崎国務大臣 結構でございます。
○川崎国務大臣 今回の問題は、マスコミ報道の方が早いものですから、我々の方が半歩後からついていくような話でまことに申しわけないわけでありますけれども、具体的にどのぐらいかかるとか、そこまでは、先ほど申し上げたように、上がっておりません。ただ、いろいろな検討が行われている。当然補助...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、名古屋市、愛知県、また港湾局含めて、彼らが相当知恵を出しながら、また先ほど申し上げましたように、関係者に頭を下げながら動かなければならぬ話だろうと思っております。  ある意味では苦労をかけるわけでありますけれども、仕事としてやる以上は、二カ月をめどにしっ...全文を見る
○川崎国務大臣 私自身も、ずっと続いてきた問題でございますので、新しい知事さんにお目にかからせていただいて、お互い腹を合わせながら、そして名古屋市が汗をかきながらやってまいりたい、このように思っております。
○川崎国務大臣 小渕内閣として考えましたときは、やはり二年だろうと思います。ことし、来年。ことしは〇・五%の成長、来年は二%の成長、これを何としてもなし遂げる、そのために運輸省として何ができるか。これが小渕内閣の最大公約でありますので、私どももその内閣の一員でありますから、当面と...全文を見る
○川崎国務大臣 その議論は、私よくこういう言葉を使っているのですけれども、青森というところから見ると多分仙台より東京の方が近いんだろうね。飛行機で一っ飛びで来る。しかしながら、将来的に分権ということを考えていると、東北が例えば仙台の核になるとしまして、やはり青森と仙台というのは近...全文を見る
○川崎国務大臣 運輸大臣としての答弁なのか、何となく私個人的な見解になってしまうかもしれませんけれども、確かに二〇八〇年はこのままいけば人口が半分になるわけですから、随分違う社会になっているかもしれない。しかしながら、そういう社会というものは、見えてくれば逆に二十一世紀になってお...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、閣議で小渕総理に一任をいたしましたので、私どもはわかりません。
○川崎国務大臣 中央省庁再編は、やはり変えようという一つの大きな方針の中で考えられたわけですから、当然変わっていかなければならないと思っております。
○川崎国務大臣 実は、私は、この議論が始まりましたときに、情報交通省というのを強く主張した一人でございます。それはそれなりの理屈があったと思いますけれども、それは今御披露する必要はないと思います。  一方で、国土交通省をつくろうという強い動きがございましたのは、確かに、公共事業...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに今それは私のやる仕事なのか、そのときの国土交通省担当の大臣が抜本的におやりになるのかという課題だろうと思うんです。私どもは、今、運輸行政を進めながら同時にその改革へ向かっての下ならしをさせていただいている段階、こういうふうに受けとめさせていただいております。...全文を見る
○川崎国務大臣 これはまさに、今法律を詰める段階の一番大きな課題だろうと思っております。  例えば、朝からも話がございましたけれども、JR貨物の問題についていろいろ御指摘いただきました。私としても非常にいろいろな思いはございますけれども、ただ、それでは今度はどうなるの、もう民間...全文を見る
○川崎国務大臣 かなり難しい議論をしているんですけれども、実は、今、国民の望むサービスと申し上げました。今お話もいただきました。  一方で、倉田さんも言われているとおり、国民は今こう思っているけれども、三十年後はこうなるんだ。例えば環境問題がそうですね。できるだけ安い車の方がい...全文を見る
○川崎国務大臣 そこで当然選択というものが行われるわけで、東京におきましても、地下鉄の御要請はたくさんあります。一週間に一遍は御陳情にお見えになると言ってもいいだろうと思います。しかしながら、採算性とかそういう問題をとらえていったときに、どこまでできるかということで、今すべて積極...全文を見る
○川崎国務大臣 国土庁長官はいたしておりませんので、なかなか難しゅうございます。私は、三重県の畿央高原の誘致のための議員連盟の幹事長をやっておりますから、積極論者とお考えいただいて結構でございます。  ただ、想定が六十万という人口でございますので、東京の人口が激変する、もしくは...全文を見る
○川崎国務大臣 午前中も御答弁申し上げたわけですけれども、一挙に高い目標を持ってそれを一、二年で飛び越えるという話ではなくて、目標を持ちながら、とりあえずこのぐらいの低燃費車ができ上がった、これをなるべく多くの方々に乗っていただく、そして、その車が普及してきた段階でもう一段上の低...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の措置によってどのぐらい国民の方々に関心を持っていただけるか、これでかなり進めばそれで了としますけれども、それが進まなかった場合に我々は一段と考えなきゃならぬな、こう思っておるところでございます。  また一方で、今運政審の方で少し税制の議論を進めさせていただ...全文を見る
○川崎国務大臣 モーダルシフトでございますけれども、正直、トラック輸送がなかなか強いことも事実でございます。ただ、重い物はほとんど船で運ぶというのは委員御承知だと思います。  今問題になりますのは、雑貨物、要するにトラックと一番競合する雑貨物でございますけれども、昭和五十年度で...全文を見る
○川崎国務大臣 問題が起きないようにしなければならない、そういった思いで取り組んでおります。  それから、アメリカから観光問題がありましたけれども、どこの国に行っても危ないようなアナウンスになったら大変なことでございます。アメリカでも、ひょっとしたら一部の国の中でその対応がおく...全文を見る
○川崎国務大臣 今のような御指摘をずっといただいてまいりました。その中で、企業が社会的責任として果たすべき部分、しかしながら、それだけにまっていて全体的な普及というものがおくれる、こういうことになれば、やはり国が政策としてやらなければならない部分が出てくるのではないか、この切り分...全文を見る
○川崎国務大臣 確かに、基準としてまず数字的なものを使わなければならないことは事実だろうと思います。しかし、プラスやはり特段の理由というのも加えていかなきゃならぬだろう。その中のテーマとして、駅周辺に福祉施設がある、こういうのも一つの条件として私ども考えてまいりたい、こう思ってお...全文を見る
○川崎国務大臣 今の御指摘でございますけれども、地元から強い要請があるというのは私ども聞かせていただいております。一方で、やはり一番大事なのは、国も助成をいたしますが、やはりやるJRにその気があるか、それから自治体の援助が得られるか、この二点だろう。今のところでは、JR西日本から...全文を見る
○川崎国務大臣 午前中も、横浜のことを主体にしながら御質問をいただきました。  平成七年で、中核港湾に対する投資率、一五%ぐらいだったでしょうか、今回二〇%になってきております。地方の声もあります。しかしながら、やはり中核港湾に基本的に投資を集中していくことについては、我々心が...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどもちょっと御答弁申し上げたんですけれども、例えば日本人だと、正月というとハワイが一番多いと思うんです。ハワイが危ないですよというのは、ちょっとやり過ぎだろうと思います。国務省はどういう意図で言われたかわかりませんけれども、やはりきちっと各国の実態を掌握して、...全文を見る
○川崎国務大臣 例えば中東で紛争が起きます。そうすると、こういう国は危ないですよ、この隣の国はこういう危険度がありますよということで、実は旅行業者等にアナウンスをいたしております。基本的な概念としてはそういうことなんだろうと、今回も。そういう意味では、そうした情報を的確にどう流せ...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほども出ましたけれども、基本的にはまず企業の社会的責任で交通機関等は整備をしてほしい、こういうお願いをずっとしてまいりました。しかしながら、現実問題として、経営が厳しいこともございます。また、何か助けてもらえるシステムがあればいいな、またある自治体によっては、そ...全文を見る
○川崎国務大臣 需要予測の話はともかくといたしまして、先ほど倉田委員ともいろいろ議論いたしました。今、採算性のあるところへ投資をすべきか、地方の夢というものに対して投資をしていくべきか、いろいろな議論があるんだろうと思っております。そういった中で、地方の声とそれから我々の一つの観...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど港湾局長から御答弁申し上げましたように、今埋め立ての免許許可申請がなされております。慎重に検討して対処してまいりたいと思っております。  一方で、私どもは、神戸市、自治体が中心になって慎重な検討、論議がされた、このように受けとめております。
02月15日第145回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○川崎国務大臣 佐藤委員から、民間運送事業者に対する依頼の内容についてでございます。  現に戦闘行為が行われている、またはそのおそれのある地域への輸送については、依頼することは想定しておりません。およそ不測の事態が起こり得ない状況における協力を依頼することになる、こう考えており...全文を見る
○川崎国務大臣 今の御質問は、基本計画を組んで、そして依頼をして民間が出ていった、しかしその後に状態が変わってきた、状態の変化というものに対してどう対応するかという話ですか。(佐藤(茂)委員「いや、そういうことじゃないのです。民間と米軍が契約するのですよ」と呼ぶ)はい、我々が依頼...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど質問の中にもありましたように、私どもが直接依頼して動いてもらう場合と、あっせんという形と二つありますね、形として。そして、先ほど申し上げたように、民間業者と私どもはまず十分お話し合いをします。そのときに、きちっとしたマニュアルみたいなものをつくって確認し合え...全文を見る
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
議事録を見る
○川崎国務大臣 平成十一年度の北海道開発予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成十一年度一般会計予算のうち、北海道開発庁に計上いたしました予算額は、歳出九千四百九十九億一千七百万円であります。  次に、これら歳出予算の主な経費につきまして、その大略を御説明申し上げ...全文を見る
○川崎国務大臣 運輸省所管の平成十一年度予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計予算でございますが、歳出予算額として九千四百五十三億四千四百万円を計上しております。  次に、特別会計予算でございますが、自動車損害賠償責任再保険特別会計につきましては六...全文を見る
○川崎国務大臣 私が昨年就任して以来、常になされてきた議論でございます。特に今、経済情勢が悪いですから規制緩和を少しおくらせたら、こういう御意見も随分出ております。特に、業界の皆さん方の御意見は、規制緩和は必要だけれども少し待ってくれぬか、こういう議論をいただいております。  ...全文を見る
○川崎国務大臣 木村委員が御指摘いただきましたように、自家用車がふえてきた、過疎化が進んだ、そういう中においてバス路線というものが極めて厳しい経営状況に置かれている、これはもう認識として一致いたしております。  そこへ一方で、規制緩和という問題が、先ほどもちょっと議論申し上げま...全文を見る
○川崎国務大臣 貸し切りバスの法案はことし出させていただいて、路線バスは多分来年になると思いますけれども、そのときにまず第一にしっかり御議論いただかなきゃならない課題だろうと思っております。  それに向けて私どもはどういうことをきちっと準備をしなければならないかと考えますと、影...全文を見る
○川崎国務大臣 環境が変わったと申されたように、橋本内閣、財政再建というものを基本にした姿勢から、小渕内閣、経済再生、これを基本といたしております。したがって、ことしの予算も、御批判は一部ございますけれども、積極的な予算というものを展開させていただいております。私自身、閣議等で申...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどからこの議論が続いておりますけれども、まさに規制緩和の光と影という部分になるんであろう。  私ども、運輸省全体といたしまして規制緩和を進めるという決断をいたしました。その中で、乗り合いバスもその範疇の中に入ってまいります。当然規制緩和の光の部分も出てくるだ...全文を見る
○川崎国務大臣 実は私の地元にも、二千人の村で四、五百名がJRへ勤めておったという村がございます。そこにSLを持ってこれぬかなと御相談を受けたこともあります。  そういう意味では、そういう思いを持たれている方、多いと思います。できるだけJRにもお話しさせていただいて、側面からバ...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど局長から答弁申し上げましたように、やはり旅客の方のJRと第三セクターと貨物と十分な話し合いの中で私どもは解決すべきだろう。国が線路を持てというのは正直申し上げて無理な話ではなかろうかなと思っております。
○川崎国務大臣 先ほどから、坂上委員、まず、JR貨物の重要性という観点から、これをしっかり育てなければならぬ、まさに私ども同じ感を持っております。  私ども、JR、特に本州内の三社については経営が順調にいっております。北海道、四国、九州、それに次いで上場できるだろうかと今必死に...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のように、昭和六十二年にスタートしたときに、基金の運用益、百五十一億出ております。対して、営業損益、当時マイナス百四十九億。それがちょうどひっくり返ったような数字になっておりまして、営業損益は、営業努力の結果、九年がマイナス八十五億、逆に基金運用益が八十一億...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のように内部資産と考えておりますので、そういう問題が上場するときに支障になるとは考えておりません。  問題は経営の問題でありますから、十三年を目指して四国が頑張る、その中で、もし遠藤先生御指摘のように追加の措置が必要ではないかということになれば、運輸省もし...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどからお話ししている問題のほかに、実は二つ問題点があると思っております。  一つは、今、四国は高速道路網の建設が続いております。したがって、自動車との競争がこれから激しくなってくるな、これに負けないような努力をしなければならぬだろう。  もう一つは、今御指...全文を見る
○川崎国務大臣 国鉄長期債務を御審議いただいたときも、次の課題として在来線の整備というものをどう考えているんだと、今まさに言われましたとおり、新幹線は新幹線の議論、在来線というものをどう考えているかと、今、運輸審議会の方で議論をいただいております。私の方も諮問もさせていただきまし...全文を見る
○川崎国務大臣 今、初めて御陳情いただきましたので、頭の中へしっかり入れておきます。
○川崎国務大臣 税の話は、私もきょう知ったところでございます。既に調査を命じました。また、きょうお話しいただいたことも含めて、事実関係をしっかり調査させます。
○川崎国務大臣 一昨日、私、社長に運輸省まで来ていただきまして、話し合いを持ったところでございます。なるべく早い機会に決断をしたい、私自身、今委員が言われたように、きょうあすに決断は下るんだろうと承知しておりましたけれども、私がずっと一時からここへ入っておりますので、社長と直接、...全文を見る
○川崎国務大臣 社長から連絡を受けた者からのメモを見たということでございます。
○川崎国務大臣 昨年の特別委員会の論議におきましても、民営化の大方針というものは貫いてまいりたい、三社の完全民営化それから三島プラス貨物の株式上場、これを運輸省の大きな方針としてやってまいりたい、こう申し上げてまいりました。  ただ、ことしになりまして市場の動向が、今宮地委員か...全文を見る
○川崎国務大臣 まず株の売却を進める、その売却が全部終わりましたときにJR法というものを直していかなきゃならぬ、それで完全民営化が完結したことになるだろうと思います。そこへ向けて関係者と調整を進めてまいります。
○川崎国務大臣 御指摘のように、景気対策として何が一番有効であるかというときに、私は、いいプロジェクトを早く仕上げて経済効果を出していく、これが一番いいことではないか、こう主張を続けておりました。十二号線は早く完成させろ、一方、十三号線をスタートしろということでありますので、今、...全文を見る
○川崎国務大臣 一番最初に御指摘いただいた話でございますけれども、松田社長、運輸省にお見えになるようでございます。正式の御報告があるものと考えております。  そのときに松田社長と話し合うかどうかはわかりませんけれども、JRとも機会をとらえながら、今の宮地先生の大構想を話をしてみ...全文を見る
○川崎国務大臣 今、鉄道局長から答弁しましたように、例えば私が就任してから札幌の地下鉄を見に行きました。大変な期待があって、そして一本だけじゃ足りないということで、事実上並行線をつくった。今、二千億ほどの赤字を抱えておる状況になっている。東京においてもかなり地下鉄の御希望は多うご...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的な認識として、それで結構でございます。
○川崎国務大臣 実は、きょう、朝からは規制緩和による影の部分の議論が多かったわけです。今吉田委員が言われておるのは、逆に規制緩和による光の部分、いろいろなアイデアを生かしながらやろう、まさに都市部のある意味では特権でありますけれども、そういったものがやはり規制緩和によって生まれて...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的な認識を私の方からお話し申し上げて、四月上旬の答申に向けては荒井局長の方から細かいことは話をさせていただきたいと思います。  私、就任以来、景気が悪うございますから、多くの方々から規制緩和をおくらせたらどうだ、景気のいいときに規制緩和をして新しい需要を生み...全文を見る
○川崎国務大臣 今一番話題になっていますのは、所沢のダイオキシンの問題でございます。マスコミが誤った報道をしたために、野菜農家に大変な被害が出ている。こういう問題を政府としてどうとらえるか、厚生省なり農林省がやはり正しい情報というものを国民にしっかり知らせていく必要がある。損害補...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年、議員立法で、ハッピーマンデー、一月の第二週、十月の第二週、成人の日、体育の日を月曜日に移していただいて、三連休をつくり上げていただいたところでございます。来年からでございますが、ちょうどことしの十月十日が三連休になる週になりましたので、プレハッピーマンデーと...全文を見る
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
議事録を見る
○川崎国務大臣 まず最初に、北沢委員に昨年特別委員会で国鉄の長期債務についていろいろ御議論を賜りました。最終、社民党さんと自由党さんによります修正案が出され、衆参で可決を見たところでございます。その結果に基づいてJR七社が、いろいろな経緯はございましたけれども、法律としてでき上が...全文を見る
○川崎国務大臣 生活路線をどう守っていくか、ことしの国会、来年の国会、運輸省としては、規制緩和というのを大きく取り上げながら法案の御審議をいただくことになってまいります。  当然、規制緩和によって大都市部はよりいろいろなサービスが提供され、光の部分が出てくるんだろう。一方で、企...全文を見る
○川崎国務大臣 私は、三重県でございますので、例えば北陸に行くとき、在来線で上に上がるよりは、東京まで来ましてそこから飛行機に乗った方が時間的に早いんです、何か推理小説みたいな話ですけれども。そういう意味では、我々は実は東京駅と羽田の間を使うという一種の形態になるわけです。ですか...全文を見る
○川崎国務大臣 松沢委員を初め、東京、神奈川の国会議員の方々からそうした意見が強く出されていることは十分承知をいたしております。また一方で、千葉県の選出の方々からは全く逆の意見が提案されていることも御承知だと思います。  今、運輸省の立場として、実は非常に微妙な時期にございます...全文を見る
○川崎国務大臣 今お話しになりましたように、松沢委員、すべて御承知の上で御質問になられていると思います。それですから、私どもは、二〇〇一年三月三十一日という、日を区切らせていただいて成田問題に取り組んでおる。どうぞその点は御理解をいただきたい。  一方で、拠点空港の問題をいろい...全文を見る
○川崎国務大臣 バリアフリーの問題につきましては、まず基本的に企業の社会的責任という側面があると思います。そういった意味で、私ども民鉄等を指導してまいったところでありますけれども、一方で、経営が極めて厳しい、必ずしも営業収益というものにつながることではございません、今申し上げたよ...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的な認識としまして、私どもが指針で考えたすべての駅にエレベーター、エスカレーターをつけるとしまして、三千億ぐらいの事業費がかかるなと思っております。三分の一の補助でありますから、国としては一千億ぐらいの補助金を必要とするであろう。そして、ことしは五十億プラス、...全文を見る
○川崎国務大臣 五年後、十年後のことを私がお約束していいのかわかりませんけれども、私としては意欲を持って取り組みたい、こう思っております。
○川崎国務大臣 今御質問いただいた中で、メーカー等に、例えば無料貸し出しとか、古いものを回収してきて貸し出しをしていけば安く上がるじゃないか、こういうことについては十分働きかけをしてまいりたいと思います。  これは自己責任原則と、しかし、やろうとしても経済的な対価が必要だからで...全文を見る
○川崎国務大臣 拠点空港の整備と地方空港の整備ということであろうと思うんです。  例えば成田の問題、第二滑走路、運輸省の政務次官が先頭に立ちながら、今土地の話、最終段階をしているところでございます。また、羽田の沖合展開問題、これも国が責任を持ちながらやっております。一方で、地方...全文を見る
○川崎国務大臣 可部線の実態を私はまだよく見ておりませんけれども、六十二年のときの仕組みと今の実態がどう変わってきておるのか。同じ状況にあるならば、委員が言われることも一つの議論であろうと思いますけれども、実態が変わってきているということになれば、当然、今度は私どもが十分受けとめ...全文を見る
○川崎国務大臣 まさにその点も含めて、地方自治体、そして、先ほどお話し申し上げたように、運輸省が主導的な立場をとりながら調整を進めてまいりたいということでございます。
○川崎国務大臣 規制緩和ということは、期待される部分と、一方で影の部分が出てくる。これはもうすべての国会議員はわかっておることだろうと思います。  しかしながら、我が国がこれから国際社会の中で生き抜いていくためには、やはり民間の活力というものを引き出していかなければならない。逆...全文を見る
○川崎国務大臣 質問の通告がありましたので、真鍋長官の答弁内容を読ませていただきました。多分、真鍋さんのお話は、私に対してはこれからあるのだろうと。ただ、運輸省としても、今日、斉藤委員等の御指摘をいただく中、できるだけの努力をしてきていることは事実でございます。仮定の話として、海...全文を見る
○川崎国務大臣 分科会で、委員で十六人目の御質疑をいただきます。この間、運輸委員会を開かせていただいて、六時間ほど御質疑を受けました。その中で、まさに委員が御指摘のような意見を言われる方、一方で地域振興、国土の均衡のとれた発展、二つの御意見がございます。  実は私、就任した直後...全文を見る
○川崎国務大臣 確かに御陳情いただきました。一階と三階になってしまってかなり大変なようでございます。  ただ問題は、準急が今十両編成で動いております。地下鉄が八両編成。特に、地下鉄の場合は前と後ろが出口、入り口になっておりますので、その二両分をどうするかという知恵を出さなきゃい...全文を見る
02月23日第145回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、武器弾薬という概念を航空法では持っておりません。したがいまして、両方のケースがあるとお答えするのが正しかろうと思います。航空法第八十六条においては、「爆発性又は易燃性を有する物件その他人に危害を与え、又は他の物件を損傷するおそれのある物件で運輸省令...全文を見る
02月25日第145回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、不審船による不法入国をどうして監視しているのか、こういう御質問だろうと思います。  我が国における治安、公共の安全を侵害するとともに、付近海域を航行する船舶の安全な航行を脅かすものである。したがって、この種の事案に対する対応は、海上における治安、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 十二月十八日のケースを考えながら、潜水艦とか軍艦が来たらどうするんだ、こういう質問だろうと思います。  基本的に申し上げれば、先ほどのスクランブルと多少違いますのは、これはすべての船舶については無害通航権、したがって外国の軍艦だろうが我が国の領海内を通...全文を見る
02月26日第145回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま開業による時間短縮がもたらす経済効果、いろいろお説ございました。私どもとして、昨年十一月に決定した緊急経済対策におきましては、整備新幹線を初めとする高速鉄道網の整備は二十一世紀先導プロジェクトの一つとして位置づけられております。しっかりやりますの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 関係者の御遺族に対して、まず心からお悔やみを申し上げたいと思います。  今、委員から二月二十一日の事故の内容について多少御説明がありました。私の方からは、本件の事故の原因については現在調査中でございます。回送中の臨時列車に作業員が触車したものであり、工...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げましたように、事故原因はまさに調査中でございます。委員の御指摘ももっともの点もございます。そういう意味では、どういう形にしていけば二度とこのような事故が起こらないか、私ども徹底的な調査を進めてまいりたい、こう思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘をいただきましたように、昨年の一月、二月、同じような事故が続きました。事故を起こした各社に対して警告を行うとともに、同種事故の再発防止を図るため、JR各社など関係者を集め緊急鉄道保安連絡会議を開催し、触車事故防止の総点検等を実施したところであります...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず最初に、安全というものをどう守るか、これはまず、運輸省の仕事といたしまして、お客様それから一般市民、この安全というものを徹底して守る。これは最近でも、航空会社に対しても私自身厳しい追及をいたしているところでございます。  そういった意味では、まず第...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そこは先ほどから申し上げておりますとおりに調査中でございます。  まず第一に、ルールというものがあり、それをしっかりお互いが守りながら仕事をやっていたか、そこは当然追及されなければならない。そのことがはっきりわかった時点でどう改善していけるか。また、他...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そこは、先ほどから申し上げておりますとおり、まず第一に、お客様、市民の安全。作業現場の場合は、これは例えば建設現場もあります。工場現場もあります。まさにそういう場において、どういうルールを我々が民間の皆さん方にお願いしていくか、また規制をしていくか、こう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは、先ほどから申し上げておりますとおり、工場の中での現場、建設現場、すべて発注者が立ち会わなければならないのか、どういうチェックの仕方があるのか、まさにこれから詰めていく議論でありますので、どうぞ再検討を行うということで御理解を賜りたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 私の名前ではございませんけれども、各地方からすべての事業者に連絡をさせていただいて、総点検をお願いしているところでございます。
03月02日第145回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 報道されたようなことは運輸省には全く届いておりません。  それから、成田空港につきまして少し申し上げますと、米軍機は地位協定第五条に基づき我が国の民間空港の一時的使用が可能であります。大体年間千回ぐらい全国の民間飛行場の離発着がございます。ただ、優先使...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げたように、成田は今、地位協定がありますが、使っていません。それから、周辺事態法が成立をして、そしてその事態が起きて、そのときに基本計画というのが組まれることになります。そのときに今私が申し上げたような経緯というものを大事にしながら米軍とお話をし...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) MOX燃料輸送容器の問題でございますけれども、今お話ありましたように、平成七年に輸送容器の設計承認を行いました。平成八年三月二十六日、承認を行い、その後容器承認申請がなされた段階で輸送容器の中性子遮へい材の成分データ改ざんがございました。これは科学技術庁...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まだ判断いたしておりません。設計承認が求められ、今、先ほど申し上げました学識経験者の意見を聞きながらそれを詰めているところでありますので、まだ進行中でございます。
03月04日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 第百四十五回国会に臨み、当面の運輸行政の諸問題に関し所信を述べ、委員各位の御理解と御支援を賜りたいと思います。  昨今の日本経済は依然として厳しい状況の中にあります。しかしながら、現在、政府として景気対策を柱とする種々の対策を全力を挙げて講じているとこ...全文を見る
03月04日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一月の内閣改造に伴い、北海道開発庁長官を拝命いたしました川崎二郎でございます。  陣内委員長初め委員各位には、日ごろより北海道開発行政に関し御理解と御協力を賜り、まことにありがとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いを申し上げます。  第百四十五...全文を見る
03月09日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたように、経済再生が小渕内閣のまず第一の基本でございます。そういった意味では、十五カ月予算、景気に対して刺激をしていくという立場でつくらせていただいたところでございます。  私、運輸大臣になりまして、いろいろな皆さん方から御意見を賜...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これにつきましては、景山委員御指摘のとおりで、景気回復を図る中で予見しがたい経済情勢の推移等により、公共事業等の経費に予算の不足が見込まれる場合に備えて計上いたしておりますので、今予算を御審議いただいている段階で予測し得る話をいたしますと少し間違った発言...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まさに在来線をどう活用していくか、日本じゅうすべて新幹線を引くというわけにはまいりませんので、新幹線と在来線をどううまく活用していくか、その中でやはり科学技術というものを基本にしながら何とか解消をしていけないか、これが課題であると思っております。  軌...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この問題に対して、先ほど答弁がありましたように最悪の場合というものをまず想定してきちっとしたマニュアルというものをつくっておく、ここが一番大事だろうと私は思っております。  ただ、一方で最近、風評被害というのがかなり問題になってきております。外国から旅...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたように、海上保安庁が取り扱った不法入国事犯の約九割が中国人によるものでございます。これら中国人による集団密航は、最近では、一見して外見上密航船と識別できる中国漁船等を仕立てて本邦へ直接上陸するものあるいはこれらの船から日本船に乗りか...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 実は、我が党自民党の中の行革本部の中の議論として取り上げられました。そのときに、やはり両者の意見をしっかり交わすべきだということで、懇談会を持ってやったらどうだ、こういう結論をいただいて実は私ども呼びかけをさせていただいたところでございます。  その後...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは先ほど寺崎委員から御指摘いただいたところでございますけれども、事故被害者の保護の条件等を今後検討し、そのあり方を見直すということで、自由民主党行政改革推進本部から運輸省が検討するようにということで宿題としていただいたものでございます。  整理とい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 冒頭申し上げましたように、新聞報道でいろいろございました。業界との話し合いというのも私は二月二十三日から始まったというふうに認識をいたしております。  ただ、そのスタンスが業界の意見だけを聞くというスタンスであってはならない。今御指摘いただいたように、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきました九七年十二月の京都における気候変動枠組条約第三回締約国会議、COP3でございます。二〇〇〇年以降の先進国の温室効果ガス排出削減目標が定められた京都議定書が採択されました。我が国については、今の御指摘のとおり二〇〇八年から二〇一二年に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 実は、昨年の税制の論議の中におきまして、運輸省も同様の主張をいたしてまいりました。しかし一方で、地方自治体の貴重な財源になっておることも事実でございます。そうした議論の結果として、低燃費車事実上一%の削減ということで一応決着を見たところでございます。予算...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 低公害車について今二十一台という目標を持たせていただいておるわけですけれども、全体のガス供給等の利便性ももう少しお互い考えていかなきゃならぬなと思っております。それから、先ほどお話し申し上げた低燃費車、これはプラスオンでまた考えていかなければならぬだろう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 最近そういうことがありましたので覚えておりますけれども、今乗っているのは一台でございます。予備車として一台、合わせて二台であります。
○国務大臣(川崎二郎君) 冒頭お話がありましたように、自動車の利便性というものは極めて有効であり、また国民のニーズというものは高いと思っております。しかしながら一方で、今御指摘いただいた環境と安全という問題については、規制強化と言うとしかられますけれども、この部分においては運輸省...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のように、規制緩和につきましては光と影の部分があることは事実でございます。我が国の高コスト構造を解消していく、一つの大きな方針であろうと思っております。その中で、規制緩和、需給調整というものを取っ払っていく、これがまさに今政府の方針と言ってもいいだ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今数字でお示ししましたように、今回、JR西日本から廃止という形で御相談をかけさせていただいていることにつきましては、かなり乗客数が減ってきておると、今局長から御説明をさせていただいたとおりでございます。  冒頭申し上げましたように、規制緩和によって競争...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 渕上先生に御指摘いただきましたように、中央省庁等改革基本法では、国土交通省の「主要な任務」として「交通政策の推進」、それから設置法案の大綱におきまして「総合的な交通体系の整備」、こういう形で明記されているところでございます。  昨年も特別委員会でかなり...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず一点目の新聞報道の件でございますけれども、これは予算委員会でもお尋ねがありましたので、運輸省としても調査をいたしました。全くございません。また、防衛庁からも、そのような具体的な話は米軍との間ではなかったということで、同じように予算委員会でも答弁をされ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今タクシーの例をとらえて規制緩和のお話をいただきました。確かに、一つ一つの交通機能、航空の場合、鉄道の場合、また海運の場合、いろいろなケースがあると思っております。したがって、一本一本しっかり確かめながら審議会で御議論をいただき、また国会での御議論も賜っ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 実は、昨年特別委員会で御議論を賜りましたときに、これで法律は通ることになるだろうけれども、しっかり運輸大臣はJRと話し合いをしろと、運輸省とJRが変なべたべたした関係はいけませんけれども、やはり鉄道のあすというものをお互い考えていく責務があるだろう、した...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私も、いいプロジェクトを早く仕上げて経済効果を出していく、これが景気対策上は一番いいだろう、こういう主張を昨年の秋以来繰り広げてまいりました。そういった意味では、新幹線はまさに地方の期待も大きく、また経済効果も高いものと思っております。  ただ、一方で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、交通網の整備でありますけれども、大都会におきましても、収益性というものが成り立つ、これが大前提でございます。例えば地下鉄の整備、国が三五%、それから地方が三五%、七〇%下をつくるために援助が行われるわけでありますけれども、残りの三〇%プラス動かすた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私の理解しておりますのは、当初、東北についてはフルでやる、その他についてはスーパー、在来線を活用してやっていこうと、こういう考え方で整理されたと思っております。  その中で、北陸の中で今委員が言われたような議論が出てきた。この議論は少しお詰め願わなけれ...全文を見る
03月11日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたように、一月十四日、北海道開発庁長官を拝命いたしました。  実は拝命の直前に運輸省、北海道開発庁の両政務次官に来てもらいました。私が兼務することになるだろう、そういう状況になると今まで国会でもいろいろ議論されてきたところであります...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 国土交通省という立場からとれば、四つのものが一挙に一つになるよりは段階を置きながらお互いがなれていくという利点はあるように思っております。  また一方で、自自連立の中で協議されましたように、国民の皆さん方が経済の中で大変苦しんでおる、各所でリストラが進...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そこのところは、まず、国土交通省が北海道開発庁の仕事は全部引き継ぐ、特に最大の仕事でございます各省庁の調整をしながら北海道関係の予算の一括計上を行う、これはまさに基本法上でもう明記されて、国会で御審議いただいて御了解をいただいたところでございます。そうい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私は、運輸大臣の立場としても他の委員会でお答え申し上げているんですけれども、簡単なのは、旧運輸省担当副大臣がいて事務次官補佐がいて、旧建設省担当副大臣がいて事務次官補佐がいて、国土庁も同じよう、北海道開発庁も同じようということなんだろうと思います。しかし...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昭和二十五年に北海道開発法ができ上がっております。中央省庁再編というその直前に思い切って新法をつくったらどうだ、有力な意見の一つであることは事実でございます。また一方で、昨年お認めいただきました第六期の北海道総合開発計画、これはまさに開発法に基づいて十カ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いろいろな歴史をひもといてお話をいただきました。  私で七十代目の北海道開発庁長官になります。私は三重県でございますので、三重県人としては初めての長官ということになります。  ただ、私のもとの選挙区は三重県の三雲町というところに入っておりまして、北海...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まだ時間は大丈夫なようでございますので、御心配をいただきましてありがとうございます。  実は、私、民間の会社に勤めたのが昭和四十六年でございます。苫東が四十五年。そういう意味では、その当時、私の大卒の仲間というのは千人同じ会社におりました。大きな工場が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 開発庁として、一つは社会資本整備の傾斜的配分、それからもう一つは北東公庫を使いました貸し渋り対策、この二つが緊急経済対策の柱であるということで進めてまいりました。  十年度の三次補正予算で北海道開発事業費は、二千四百七億円を計上させていただきました。特...全文を見る
03月11日第145回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、詳細な数字については御報告を申し上げたとおりでございます。  ただ、委員御心配いただいておりますのは、例えば予算で裏打ちをされた施策ではございません。基本的に小さな施策を積み重ねながら、特にこの三連休化法につきましては院で、まさに議員立法によってな...全文を見る
03月12日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 平成十一年度の北海道開発予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成十一年度一般会計予算のうち、北海道開発庁に計上いたしました予算額は、歳出九千四百九十九億一千七百万円であります。  次に、これら歳出予算の主な経費につきまして、その大略を御説...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 北海道開発庁として、総合開発計画を組みながら六期にわたって進めてまいりました。その成果と同時に足らざる部分は当然出てまいりますので、やはり常に反省をしながらやっていかなければならないんだろうと思っております。  まず最初に成果の部分を申し上げますと、脇...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今少し述べましたし、国幹審でもかなりお認めいただきました。高規格幹線道路網の形成、これが大きな課題だろうと思っております。同時に、港湾というもの、それから環境という面で見ますと農村・農地環境整備や特定環境保全型公共下水道、この辺がかなりおくれておるなとい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私も少し整理をしてみました。  まず第一に、北海道の最大の特徴といいますと、第三次産業のウエートが高いこと。何となく頭の中で第一次産業が高いのではないかという見方があるかもしれませんけれども、昭和五十年で見ますと第三次産業のウエートが六六%、今は総生産...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いろんな認識の度合いがあったと思いますけれども、基本的にはやはりバブル崩壊後、昭和六十年代以降というふうに認識をいたしております。
○国務大臣(川崎二郎君) 私もなって二カ月の新米の北海道開発庁長官で、いろいろ御批判はあると思いますけれども、私は否定をするつもりはないのです。鈴木前長官がまさに北海道御出身で、昨年いろいろ御答弁されております。私もそれを認める前提で御審議に臨みたいと思っております。  鈴木前...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いや、こういう発言をされているのです。  現実問題、さまざまな問題があったことは事実でありましょう。第一にやっぱり当然民間会社ですから経営者の責任、開発を推進してきた私どもの一つの責任、それから貸し手の責任、いろいろな状況判断をしながら、まだまだできる...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 外的要因としては石油ショック、バブルの崩壊であろうと思うのです。  前にも私はお話し申し上げてございますけれども、私もこの開発計画ができたときちょうど民間会社に入社をいたしました。当時、私の大卒の仲間千人、次から次へと大工場が建てられていく。そのときも...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まさに今、国、開発庁を中心にしながら国のスキームをどうしていこうかとお考えをいただき、そして予算が成立しますれば、北東公庫から二百二十二億円の出資が認められるというまず国の考え方が示されることになります。それにあわせて道というものが同じように出資をしてい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど申し上げましたように、北海道の未来に対してこの土地をどうしていくか、それが北海道の未来だけではなく日本全体の将来というものにつながっていくだろう、こういう信念のもとにやらせていただいております。  その中において、北東公庫の出資また北海道の出資と...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的に責任の所在は新会社の社長にあると思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) そこのところが、先ほどから申し上げておりますとおり有利子の負債をふやしていく、どんどん借り入れをふやしていくことによって土地を買い集め、そして土地を売ってやっていくところに無理があったという反省をしているところです。  今回は、六百億を超える出資をいた...全文を見る
03月15日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたけれども、やはり我が国の整備新幹線網というものは外国から見て高い評価をいただいておるんだろうなと私自身思っております。特に、御指摘いただいた中国の新幹線問題につきましては、私も四月の初めには訪中をいたしたい、このように思っているとこ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) その前に、先ほどJRをしっかり指導してバリアフリー化を他におくれないように進めろという御指摘をいただきました。JR東も独自の計画を出してまいりました。JR西のスピードが少し遅いのかなと私の感覚としては受けております。よく話をしてまいりたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 若林委員、すべてのことを御存じの上での御質問だと思っております。今日まで積み上げられてきた議論、それを少し視点を変えて新しくやりかえてみろという御提案であると思いますし、また政府・与党間でそのような議論がこれから持たれるというふうに承知をいたしております...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的には、民業圧迫にならないように新規のものは自粛すべきであろうと、かつて閣議決定も行われているところでございます。  ただ、一方で、古いものを新しくしていくという中で、全く新しいものはどんどんでき上がっていると思っておりませんけれども、古いものを建...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本は経済再生、景気対策にあることは間違いないと思っております。  大蔵大臣からお話がございましたのは、十五カ月予算として組みたい、これがまず第一であります。第二に、景気に即効性のあるものがあれば何でも出してください、何でも取り入れますからと、こういう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、選挙を経て小渕内閣が発足をし、方針の転換を図ったことは間違いないと思っております。財政構造改革の基本的考え方は維持しつつ、まずは当面の景気回復に向け全力を尽くす。これはもう御指摘のとおりことしの税収が四十七兆円の見込み、歳出が八十二兆円という構造で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ことし導入させていただきましたように、できるだけあめでやりたいというのが私どもの基本的な考え方でございますけれども、一方で、冒頭の御議論になった財政再建という問題があるものですから、特に地方税収との関連がこの問題については強うございます。今お話しいただい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先日も、利便性にすぐれる自動車の時代、しかし一方で公共交通というものをしっかり整備をしていかなきゃならないというお話を賜りました。  私どもも、そういった意味で、昨年国鉄の長期債務問題が一つの結論を見ました後、これから、既にスタートいたしております整備...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 森本先生、私の地元を越えて信楽鉄道まで行っていただいたようで、心から感謝申し上げたいと思います。  町長さんが三重県の出身でございますし、伊賀・信楽焼というのは私の祖父が復活したものでございますので、そういった意味で信楽には私大変な愛着を持っておる政治...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、近代化対象工事として申請があればそれを受け付けてやってまいりたい。先ほど局長より答弁させていただきましたように、十一年度、ことし中には一番線が使えることを大いに私も期待したいと思っております。信楽町長さん初め、大変御苦労いただきながらこの鉄道を守って...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどから局長から御答弁を申し上げておりますとおり、安全運航というものに最大の配慮を払いながら許可をしておると理解をいたしております。ただ、重ねての御質問でございましたので、改めて安全確認を徹底してまいりたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 私自身、新潟空港の状況がどういう状況になっているかよくわかりませんけれども、先ほど御答弁申し上げましたように、改めて安全の徹底をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) せっかくの御質問をいただきながら、細かい資料をこちらは持っていないので残念な質疑が続いておるように思っております。ぜひ事前にこういうことでということで、こちらも持った中で活発な論議をさせていただきたい。今後どうぞよろしくお願いしたいと思います。  私が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 二〇〇一年に国土交通省になるという前提にしての御質問かと思いますけれども、この二年間で運輸省として何ができるかということをまず考えてみたいと思っております。  航空と道路とか、港湾と道路とか、こういうものも国土交通省の大きな課題であると思っておりますけ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 高齢者に対する、また障害者に対する社会全体としての優しさ、私は本来は企業の社会的責任だと思っております。企業が本来はエレベーター、エスカレーター、さまざまな設備をつくるべきであろう。しかし、今日企業の収益が極めて厳しいところにあります。そして、これをやっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員の実体験を踏まえた御指摘でございます。  実は、私は、湾岸戦争の後に、海上保安庁の職員がまさにひしゃくで油をすくっている現地に行きまして、もういいかげんに帰ってきたらどうだといって連れて帰ってきた記憶があるわけであります。そういう意味では、何年たっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的な認識として、二つから切り込んでおります。  一つは、日本から海外に行かれる方が千七百万人、日本へ来られる方は四百万人、この差を何とか埋めることができないものであろうか、これが第一であります。第二は、海外の、特にヨーロッパの方々を見てみますと、国...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、基本は、ことしは何とか〇・五%、来年二%になって初めて我が国は普通の経済状況に戻ったなと、そこまでは財政が多少借金を重ねてでも引っ張っていく、こういう決断で小渕内閣は来ておると思っております。  今御指摘いただいたのは、優先順位をどうやってつける...全文を見る
03月16日第145回国会 参議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昭和五十四年の決算で会計検査院から、今御指摘いただいた海上保安庁及び航空局、契約電力が電力の使用実績に比べ著しく過大となったことにより電気料金が不経済になっていたという指摘を受けました。  現実、昭和五十二年度が千七百キロワットの契約をいたしました。実...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただいた件を基本的には経理、今では会計課という組織でありますけれども、会計課がしっかり各組織におろしてチェックをしていく、徹底をしていく、これがルールであろうと思っております。  ただ、五十四年当時でございますので、どこまで全部やり得たかという...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 民間のサービスが多様化してきております。そういった中で、従来の契約のまま安易な契約行為を続けてきたのではなかろうかという厳しい御指摘をいただいたと思っております。  この問題については平成十年で直させていただきましたけれども、例えば旅費におきましても多...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 港湾法の内で定めることについては認めております。
○国務大臣(川崎二郎君) 報告義務はございません。
○国務大臣(川崎二郎君) 逆に言えば、特別な理由があれば拒否することができるということで、特別な理由がない場合は拒否することはできないということでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 今、一つの例として委員がお挙げになりました民間船舶でいっぱいである、その中にアメリカの船が長期的に泊めてくれということになれば、民間の船舶の使用が現実にされているということになれば特定な理由に当たるだろう、こう考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 優先使用は認められておりませんけれども、日米地位協定で入ることは認められるわけですから、順番順番に入っていくことについては何ら問題ないと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) その港が船によっていっぱいの状況にある、そして当分どの船も出ていかない、そこへ米軍が長期的に使用させてくれということになれば、断ることはできるでしょうねと申し上げております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今申されたのは、核を積載している船を日本の港に入れることができるかという御質問でしたので、私どもは非核三原則を持っておりますのでそのようなケースは考えられないと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 仮の話でございますので仮の話で申し上げれば、港湾の適正な管理運営に支障がなく、非核証明が提出されないという理由、これが特定な理由になるかということでありますけれども、外国艦船の港湾施設の使用を拒否した場合には港湾法第十三条第二項の不平等な取り扱いの禁止に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 地方公共団体が非核港湾条例等により、外国艦船が核兵器を積載していないことを証する文書の提出を求め、その結果に基づき港湾施設の使用に関し決定を行う場合には、外交関係の処理に当たる国の決定に地方公共団体が関与し、またこれを制約するものである、したがって港湾管...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは、冒頭申し上げましたように、核を積んだ船が日本に入る、それがあってはならないという条例、日本は三原則があって入るということはないわけですから、そういう法律をおつくりになるということ自体ちょっと私の……
○国務大臣(川崎二郎君) 条例をおつくりになるというのは、ちょっと答える立場にないですね。
○国務大臣(川崎二郎君) 港湾法でそれをつくることはだめだということは言えません。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどから申し上げておりますとおり、三原則があって核積載の船が入ることはあり得ないと。あり得ないことを前提にしながら条例をおつくりになると言うから、これは少しおかしなことじゃないですかということを申し上げておるわけです。もっと言えば、それによって船が入る...全文を見る
03月18日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○川崎国務大臣 特定な理由がある場合に港湾施設の使用を拒否することができると書かれてあります。このことの意味は、港湾の適正な運営管理に支障があるという場合に特定される。非核証明書が提出されないというのが特定な理由になるかといえば、私どもは、ならないと判断をいたしております。  ...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、報道されたようなことが運輸省に話があったか、全くございません。また、今日まで、特定の民間空港、港湾の使用等を念頭に置いた検討を防衛庁から具体的に要請されたことはございません。
03月26日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○川崎国務大臣 分けて御答弁申し上げなければならないんだと思いますが、一つは、新聞で報道されたようなことが防衛庁を通じて我々に相談があったという事実は、全くございません。  ただ、港湾の使用とか空港の使用について、今周辺事態法がありますから、こういう議論の中でどういうことが考え...全文を見る
○川崎国務大臣 多分港湾法の社会のことを言っておるんだろうと思います。  基本的に、日米協定に基づいて港湾の米軍の使用は認められておる、優先使用権はない。したがって、そこで不平等な取り扱いはしてはいかぬ、あいていれば当然入港を認めるということになりますので、そこで他の理由なしに...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどの外務省の御答弁ですけれども、私どもの基本的な認識としては、五条の適用が今回の基本計画を組むときの前提であると考えております。特に第二条第四項の(b)、すべてを否定するものではありませんけれども、施設提供に当たっては日米合同委員会を通じた手続が必要であって、...全文を見る
○川崎国務大臣 まず最初に、一部の新聞報道を取り上げられましたけれども、運輸省には全くその話は伝わっておりませんので、否定をしておきます。  今もお話し申し上げましたように、民間空港の一時的使用、これは日米地位協定によって認められております。しかしながら、例えば成田の問題であり...全文を見る
03月30日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
議事録を見る
○川崎国務大臣 海上保安庁は、三月二十三日、海上自衛隊からの連絡を受けて、二隻の不審船の追尾等を行いましたが、その概要について御説明申し上げます。  三月二十三日十一時ごろ及び十三時ごろ、海上自衛隊から能登半島沖の漁船に関する情報を入手し、このうちの第二大和丸については兵庫県浜...全文を見る
○川崎国務大臣 衛藤委員は法整備という観点から、切り口を今御質問いただいたわけでありますけれども、我々としては、まず今回の事例をとって、何が不足した、まずそこから入るべきだろうという形で、今、足らざる点、また、こういうことは評価すると言っていただいた点、これを全部チェックさせてい...全文を見る
○川崎国務大臣 追尾をした昭和六十年、これが四十時間余りして逃げられたケースでございます。  実は橋本内閣のときに、海上事案に対する緊急体制といいますか本部体制というものをしっかりしなきゃならぬと。これは、閣議決定まで至っておりませんけれども、基本的な考え方は整理されております...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに立入検査に至らず、そして逃走された、まことに遺憾であり、残念だと思っております。  基本認識でありますけれども、まず官邸に集まりましたときに、十ノットぐらいの速度である、したがって、多分一時間以内にPC船、同じぐらいの大きさですね、百トンぐらいの船が、まず...全文を見る
○川崎国務大臣 私どもの警察活動として、不審船が入ってくれば、当然捕捉をできるように最大限の努力をしなければならない。それが果たし得なかったことはまことに遺憾でございます。
○川崎国務大臣 この辺については防衛庁長官も既に御答弁されているようでございますけれども、朝六時の時点でお互いが連絡をとって体制に入っていくべきでなかったのかという反省材料はございます。  したがって、こうした不審船というものに対して、少しでも疑いがあれば、両省が連絡をとり合い...全文を見る
○川崎国務大臣 私自身、こんな認識を持っております。  第一に、商船、漁船等が悪いことをする事案、これは正規の船でありますけれども、悪いことをする、これはまさに警察活動であろう。それから、例えば軍、軍艦、その中でも潜水艦、これが潜って入ってきたときは、私どもは、捕捉する、要する...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のように、阪神・淡路大震災のときもいろいろな呼称が新聞社またテレビ局等でつきまして、整理した経過がございます。  そういった意味では、私どもは、三月二十四日、関係閣僚会議を催しましたとき、翌日でございます、能登半島沖不審船事案関係閣僚会議という名前をつけさ...全文を見る
○川崎国務大臣 実は、阪神・淡路大震災のときもかなりそういう御議論があったと思います、地域がわかりにくいとか。結果として統一したときには、かなりの御理解を今はいただいておるように思っております。  そういう意味では、事案という表現はわかりにくいですから、能登半島沖不審船問題とつ...全文を見る
○川崎国務大臣 日本漁船を偽った不審船が我が国領海に侵入をした、私どもの課せられた仕事として、それを立入検査を行い、逃げるなら捕捉をする、これが私どもの仕事でございます。それが完遂できなかったわけですから、まことに遺憾でございます。  ただ、閣僚会議の模様を皆さん方にもお話し申...全文を見る
○川崎国務大臣 現実問題、自衛隊の手におきましてもさまざまな努力がされたことは事実でございます。結果として捕捉に至らなかった、まことに遺憾でございますけれども、今回の教訓を前向きに生かしていかなきゃならない、こういう思いをいたしております。
○川崎国務大臣 先ほどいろいろ御答弁の中にありましたように、まず十隻の三十五ノット出る船をどこに配置するか。ただ、これはある意味では向こうとの知能戦でもありますので、我々がどこかへ動かしたといえば、そこがあく。そういう意味では、我々はできるだけ知恵を働かせながら動かなければならぬ...全文を見る
○川崎国務大臣 そのとおりだと認識しております。
○川崎国務大臣 二十三日の日に防衛庁長官と私が電話をもって話したのは二回でございます。  一回は、八時五十五分、省庁間協力を求めた。それから零時三十分、今のことでございますけれども、私の方から、残念ながら海上保安庁の力ではこれ以上追いつくことは難しい状況になった、後は総理、内閣...全文を見る
○川崎国務大臣 内閣の判断を求めたいと言ったことは、もちろん海上警備活動も含めてどう対応していいか、総理初め内閣として、全体として決断をしていく、こういうふうに判断いたしました。
○川崎国務大臣 これは再三再四お答えしておりますとおり、まず、関係閣僚がそろいました。そして、第一義的に警察活動として海上保安庁が全力をもって対処するように、しかしながら同時に、閣僚全員に今日の状況を連絡しておくように、こういう形でスタートをいたしたわけで、また、海上保安庁はその...全文を見る
○川崎国務大臣 これは当然のことでありまして、橋本内閣のときに一つの考え方が整理されたと申し上げました。  あのケースのときに、逆に不審船の方から、重火器を持って、私どもの巡視艇に飛んでくるかもしれない、こういうときにどう対応するか、これは橋本内閣の時代に考えられております。そ...全文を見る
○川崎国務大臣 今、潜水艦が潜ってきたときの例で、一九七七年のことを平賀委員取り上げられましたけれども、現実問題、私ども海上保安庁として、まず、潜ってきた潜水艦を探知できる能力がない、今度は、その船に対して領海内から出ていけと伝える能力も持たないわけであります。そういった意味では...全文を見る
03月30日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、二十三日の午前十一時ごろ、それから二隻目については一時ごろ、海上自衛隊から能登半島沖に漁船に関する情報を入手しました。  初めの情報は、二隻不審な船がある。その船を調べましたところ、御承知のとおり、一つはれっきとした日本漁船でございました。もう一...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 実は橋本内閣の時代に、海上事案に対して一つの考え方が、閣議決定までいたしておりませんけれども、示されております。例えば、漁船が武装しておって海上保安庁の武器の能力を超える武器を擁して抵抗に入った場合、またその不審船が多数になって行動した場合、こういった場...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、私自身が今指示をいたしておりますのは、今回の問題点すべての洗い出しをしなさい、その上で自衛隊等とある程度のマニュアルをつくっていかなきゃならないねと。  阪神・淡路大震災のときにもいろいろ議論がありました。私の地元でも、大きな台風が来ますと知事が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 過去の事例で、不審船らしいぞという連絡を受けて現実は不審船でなかったという例がかなりございます。そういう意味では、防衛庁の方は念には念を入れてきちっとしたいと。現実、先ほど申し上げたように、二隻と御連絡をいただいたけれども、一隻は日本の漁船だった事実が判...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 法律上の建前としては、日米地位協定で民間の飛行場を使う権利を与えられている、これは間違いないと思います。  しかしながら、私どもがいろいろ申し上げておりますのは、現実に民間航空機でいっぱいである、成田の場合は完全にそうでありますから、そうした状況、それ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 二〇〇一年三月三十一日を目標に最大限の努力をしているところでございます。そして、それは話し合いによって解決を見つけなければ実行は不可能になるだろう、そういう意味では、一に話し合い、二に話し合いということで努力をしているところでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) あの晩に私が防衛庁長官と電話をいたしましたのは二回だけでございます。一回目は八時五十五分に省庁間協力を求めた、二回目は今御指摘の零時三十分、先ほど御答弁申し上げましたように、スピード、能力的に我々の超えるところになった、したがって総理、内閣の判断を求めた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 総理の御判断でありますから、当然私どもが要請をするという立場にはないと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどから私が御答弁申し上げているとおりでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 結構でございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 私は答弁の場におりませんので、私が申し上げていることだけ御理解を賜りたい。防衛庁長官がどういう発言をされたか私は存じておりません。
○国務大臣(川崎二郎君) 私の方から電話をさせていただいて、何か書類があったような、名がといいますから書類があったような形でとられがちでありますけれども、書類は全くありません。電話で今の海上保安庁の現状をお話し申し上げて、そして、あとは内閣の判断を求めたいということを防衛庁長官に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私は、お話し申し上げたことが事実でございますので、そうしたことの御質問があったということは防衛庁長官にお伝えいたしておきます。
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の例で言えば、スピードが違ったということになります。また捕捉の方法等について限界がある。ただひたすら逃げていくものに後ろから撃つわけにはいかぬということはもうおわかりのとおりでありますから、今回のように威嚇射撃までが精いっぱいの活動であるということに...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど海上保安庁長官から御答弁申し上げましたけれども、四十ノットの能力を持っていたかもしれない、それを捕捉するためには前に回り込まなければなりませんから四十五とか五十ノットの能力を必要とする、そういうものをそろえるように努力をしていかなければならないだろ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員言われたとおりでございますし、あわせて国会答弁の重みなり地方との話し合い、こういうものもあると思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) このことについては、一九九四年、多分細川内閣の時代だろうと思いますけれども、私どもさかのぼって調べてみましたけれども、全くその事実はございません。国会でも何度も御答弁させていただいております。
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに、御指摘のように海上事案というのはふえてまいっております。国連海洋法条約の締結、それから薬物、銃器等の密輸入事犯がふえてきている、また新日韓漁業協定ができ上がった、そんなことで昨年は第三次補正でかなりの増船を認めていただいたところでありますけれども...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 実は、この事案が起きましたときに官邸に関係閣僚が集まりました。その中で、まず基本的には警察活動として海上保安庁が対処すべき、ただしどのような事態がその後起きてくるかわからぬ、したがって全閣僚に連絡すると同時に、状態の変化について海上保安庁はしっかり内閣と...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これはもう、成田は国際空港の拠点空港として、羽田は国内ということで仕分けをして今日まで来ております。また、羽田自体の使用も、今、航空局長から御答弁のように、千葉県側に少し迷惑をかけながら活用させてもらっておるのが現実でありますので、今言われておるような議...全文を見る
03月31日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○川崎国務大臣 防衛庁長官からも御答弁がありましたけれども、まず現行法の枠でどこまでできるか、お互いに連携をとりながら進めなければならないだろう、こう思っております。  既に伊藤委員御承知のとおり、海難救助の場合も、私どもと自衛隊の連絡、こういうことでいろいろな形でやらせていた...全文を見る
04月01日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○川崎国務大臣 今回の事案は、自衛隊から情報の連絡があり私どもが動いたケースでございます。  実は、一昨日も不審船情報がございました。これは、漁船からまず警察に入って、そして私どもに入り、同時に防衛庁に連絡をさせていただいたところでございます。  そういった意味では、情報収集...全文を見る
○川崎国務大臣 情報の収集と伝達の時期の問題でございます。  確かに、反省をすれば、もう少しお互いに早い伝達を心がけるべきではなかったか、こういう反省もあります。そういった意味で、今後とも連携を密にしてまいりたい。  先ほど、一昨日の不審船情報、そして結局は漁船だったというお...全文を見る
○川崎国務大臣 二十三日、関係閣僚会議が行われ、第一義的に海上保安庁が全力を尽くせ、こういう御指示をいただいて、私は海上保安庁長官に、海上保安庁の持てる能力、最大限全力を尽くしてやるようにという指示を与えました。その中に、場合によっては威嚇射撃もあるだろう、こういう指示をいたした...全文を見る
○川崎国務大臣 海上事案に対しまして、まず警察機関たる海上保安庁が対応する、当然のことであります。そういった中、新日韓漁業協定、また最近の密航者、麻薬、こうした事案がふえてきております。そういった中、いろいろな形で、例えば補正予算という形で御配慮いただいておることは事実であります...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の事案は、まさにそのとおりでございます。私どもでまず第一義的に最大限の努力を行う、しかしながら、我々の能力を超えたときは私どもが情報を伝達し、そして内閣の判断を求めていく、今回、自衛隊の海上警備活動出動となった、こういうことでありますので、今後も連携を密にして...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、二4(b)について上原委員いろいろお尋ねがございましたので、運輸省としての立場を申し上げておきたいと思います。  周辺事態に際しての第二条第四項(b)の適用については、理論的にはその可能性を否定するものではありません。しかしながら、実際には基本的に第五条で...全文を見る
○川崎国務大臣 日本漁船を偽った不審船であるということで立入検査を求めた、停船を求めた。それにもかかわらず、忌避されて、逃走を続けた。したがって、捕捉をして実態を調べる、これが目的でございます。
○川崎国務大臣 我々の能力を超えたということで判断を求めたわけでありますけれども、自衛隊が停船をさせることができたということになれば、当然、今度は海上保安庁として、その場へ行って逮捕するという仕事はまた海上保安庁の仕事になってまいるだろう、こう思っております。
○川崎国務大臣 官房長官の御真意は聞いておりませんけれども、私どもの推測として、基本的にまず、国民の皆様方に今日の実態をどう正しくお伝えをするかが我々の仕事だと思っております。  一方で、捕捉機能等を、相手のあることでありますから、どこまで国民にお伝えをし、いや、我々がそこのと...全文を見る
○川崎国務大臣 今御答弁にありましたように、周辺事態の発生という事態になり、その後、米軍等のニーズの把握が行われる、基本計画が策定される、策定される段階で私どもが事前調整に入っていくということでございます。  そして、その後、マニュアルというものをつくって発注、こういう形でござ...全文を見る
04月07日第145回国会 参議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 福岡—羽田間にスカイマーク、そしてその次に札幌—東京間にエア・ドゥ、二社が新規参入を果たしたわけでございます。  私は、NTT関係も少しやっておりましたのでそのときを思い出すわけでございますけれども、電電公社をNTTにするとき、長距離に三社が参入をいた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) スカイマーク、エア・ドゥがだんだん大きくなりますとそんな話も出てくるかなと、既に発言はあるわけですけれども、そこのところはお互いの話し合いだろうと思っております。そして一方で、スカイマークとエア・ドゥはこういった問題についても話し合いを始めてきたというこ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、最初の御質問でございますけれども、当然、再保険による自賠責特会からこの経費が出ておりますので、この再保険制度をなくすということになれば特会がなくなります。したがって経費の出る場がなくなる。その経費をどこに求めるかというのがまさに論議になるだろうと思...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御説明申し上げましたように、基本的に漁業者との十分な話し合いが必要だろうと考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 八田委員、既に説明を聞いていただいておわかりのようでございます。  中部国際空港を利用する航空機のバードストライクについては、中部国際空港株式会社が環境影響評価の一環として検討を行っております。その途中経過によりますと、経路や高度が飛行機と異なるという...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今政府委員から御説明申し上げましたし、八田委員からもお話しございました、私ども、二〇〇五年中部国際空港開港を目指しております。それまで、名古屋空港を今日の需要に照らして一切いじるなという御意見もあるようでございますけれども、私どもとしては、今日の状況にか...全文を見る
04月13日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○川崎国務大臣 私どもに情報が入りました時点、今から思えばもう少し早い時点でお互いが連絡をとり合えばよかったなということで、お互いが反省事項として挙げながら、その後、不審船情報というのはいろいろありましたが、すべて間違い情報でございましたけれども、その後については、お互いがそうし...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど防衛庁長官から御答弁をいただきましたけれども、基本的には同じように考えております。  不審船の出現は、我が国周辺海域における治安、公共の安全を侵害するものであり、今後とも、海上における治安、公共の秩序維持に当たることを任務としている警察機関たる海上保安庁が...全文を見る
○川崎国務大臣 組合等から御懸念いただいておりますこと、特に誤解に基づくことについては、私どもしっかり話をしていかなきゃならぬだろうと思っております。  一つは、物資の輸送等で危険な地域に行くのではなかろうか。これは再三申し上げておりますとおり、基本計画を組む段階におきまして十...全文を見る
○川崎国務大臣 ただいま沖縄開発庁長官から御答弁があった那覇空港の問題でございますけれども、滑走路増設問題、一つは航空需要がどのぐらい伸びてくるか、この観点が第一であります。第二の問題として、滑走路を共用している民航機と自衛隊機の飛行の態様の違い、この問題があると認識をいたしてお...全文を見る
04月13日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました道路運送車両法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  今日、自動車は、平成十年末における保有台数が七千四百万台に達するなど国民各層に普及し、国民生活に欠くことができないものとなっております。このように...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました船舶法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  船舶法第一条においては日本船舶の要件を定めておりますが、現行の規定によれば、株式会社は取締役全員が日本国民でなければ日本船舶を所有することができないことと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、関東運輸局栃木陸運支局の自動車検査登録事務所の設置に関し承認を求めるの件の提案理由につきまして御説明申し上げます。  この案件は、運輸省の地方支分部局として、関東運輸局栃木陸運支局の自...全文を見る
04月14日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
議事録を見る
○川崎国務大臣 ただいま議題となりました鉄道事業法の一部を改正する法律案、道路運送法の一部を改正する法律案、海上運送法の一部を改正する法律案、航空法の一部を改正する法律案、以上四件の提案理由につきまして御説明申し上げます。  初めに、鉄道事業法の一部を改正する法律案の提案理由に...全文を見る
04月15日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○川崎国務大臣 米軍に対する空域調整につきましては、日米航空交通管制合意に基づきまして、空域の一時的な留保を、民間航空交通に支障が生じないよう十分調整の上、現在実施をいたしております。  周辺事態においてどのような空域調整の必要性が生ずるか、このことについては、まだ打ち合わせは...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、基本計画に盛り込まれて、あっせんという形で米軍が使用する場合、また防衛施設庁が間に入って契約をする場合、この二つを基本的には想定いたしております。そのときには、基本計画に定め、その定める作業の策定中に基本的に民間事業者と話し合いを行い、最終的に行ってもらうと...全文を見る
○川崎国務大臣 海上保安庁の役割でありますけれども、多分消防、警察も同じであろうと思いますけれども、一般論として、海上保安庁が行う捜索救助活動は、救助対象を限定することなく行われるものであるため、通常の捜索救助活動等の結果として、戦闘行為によって遭難した戦闘参加者を人道的見地から...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどのやりとりの中で、私、先ほど横路委員に御答弁申し上げましたので、改めて申し上げておきます。  マニュアルをつくる、その中で、その他米軍との契約において留意すべき事項、これはきちっと知らせることとするということでありますので、民間航空機にどういう形であなたは...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、これは協力を依頼するということでありますので強制ではない、これは基本であります。  一方で、例えば、今辻元委員のお話ですと、国内でそういう移送を、例えば沖縄と東京の間をした、それでもテロ活動があるからそれをおやめなさい、こういう御発言でございますけれども、...全文を見る
04月15日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 山本委員から基本的な認識をお尋ねいただきました。  まず、十年度末で自動車の保有台数は七千四百万台でございます。この数についてはいろいろな議論のあるところでありますけれども、国民がまさに広く利用される自動車になってきておるということは間違いないだろう。...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員御指摘のとおり、自動車の技術の進歩というものは目覚ましいものがあります。また一方で、環境に対する規制、国民的なある意味では理解といいますかニーズといいますか、そういうものはますます進んでまいると思います。そういったものを勘案しながら、今御指摘いただい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず最初に、この法案が御可決いただければその施行をいつにするかという議論に当然入ってまいります。そのときに、ユーザー負担は削減されるけれども、整備業界等影響が出てくる業界が出てくる、そこに対して我々としてどのようなことができるか。寺崎委員から自動車整備近...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、安全とそれから今日的課題であります環境、この両面を考えていきましたときに、自動車の車検制度というものは極めて有効なものであろうと思っております。かつてアメリカではその必要がないという議論があったように思いますけれども、最近はア...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 具体的な御質問と全体的な立場からの御質問があったと思います。  まず第一に、前検査受検者のはがきの問題ですけれども、二十万人全員に出すようにいたします。  それから、十一年度予算において国の検査場での点検整備励行指導に関して予算措置をいたしておるわけ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 渕上委員からは、交通全体に対する御意見の中で、これ以上自動車による破壊がどんどん進むということについてどう考えるか、こういう観点から再三御指摘をいただき、いろいろな御指導もいただいておるところでございます。  基本的には、政府全体として、建設省の立場、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 大所高所からいろいろな御意見を賜りまして、今回、国会で御審議いただきます法律はほとんど規制緩和の法律でございます。我が国の高コスト構造を自由な競争によって克服していかなければならない、改善をしていかなければならない、こうした大きな課題の中で運輸省も規制緩...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 寺崎委員御指摘のように、平成八年に国際船舶制度を創設いたしております。登録免許税、固定資産税の軽減、外国資格受有者に対する承認制度、若年船員養成プロジェクト等の施策で今日まで来ております。どのぐらいの効果をこれでなし遂げたかということを私どもはまた判断す...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 実は、寺崎委員もお話しいただきましたように、これという決め手を持っておりません。今私どもがやっておりますのは、日本関係船舶に対する海賊行為に関し、これまでも外務省を通じて沿岸国に海賊発生海域の警備強化等を申し入れております。一方で、国際海事機関、IMOに...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 運輸省の立場だけでなく政府全体として、例えば製造業の国内空洞化の問題、また中小企業の技術を伝えるべき後継者がいない、こういう問題を日本の中にまさに大きな悩みとして抱えております。特に海運はそういう意味ではその一番最初を走ってしまっておるということも事実だ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただいたパナマ、リベリア、いわゆる便宜置籍国というんでしょうか、ひたすら税収目的のために逆に極端に低い課税にして多くの外国商船を誘致する、こういう特殊な方法をとっている国家でございます。さあ、これに対抗して日本も同様のところまで下げろというのは...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 実は、私も昨年の八月就任直後、海で子供と遊ぼうということで運輸大臣もその行事に参加をさせていただきました。そのときに、ことしの夏に海で泳いだ人は手を挙げてくれ、プールで泳いだ人はと言うと、ほとんどがプールで泳いだ人ばかりでございました。やはり海というもの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 海運のみならず、先ほど申し上げたように、製造業も含めて国際競争の厳しい中にあります。破れれば当然倒産せざるを得ない、もしくは外国に買われざるを得ない、こうした状況下で民間が知恵を絞りながら努力していることは一つの事実だろうと思います。  一方で、先ほど...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 内航船への外国人船員の受け入れについては、単純労働者は原則として受け入れないとする政府全体の施策に準じ認めないとする施策をとっております。  内航船への外国人船員の導入については、今後とも、内航日本人船員の雇用に対する影響、船内コミュニケーション等安全...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) GMDSS通信設備を施設する船舶につきましては、今御指摘のとおり、通信長と船長等の職務を兼務することができることになり、ある意味では通信士を単独で乗り組ませる必要はなくなった。しかし、これまで通信士が果たした役割、その専門的知識等にかんがみるならば、今後...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどからも各委員に御答弁申し上げておりますけれども、平成十年七月現在で百六十八隻、昭和六十三年が六百四十隻ございましたので、大幅に減少いたしております。  そのために、平成八年に日本籍船の確保を図ること、貿易物資の安定輸送の確保を図る等の目的で国際船...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 日本国旗のことからひもとかれましたけれども、船舶の安全確保は第一義的には旗国の責任であります。しかし、残念ながら旗国の中で必ずしもその責任を果たしていない。したがって、寄港国におけるポートステートコントロールの役割が今日極めて重要になってきております。 ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに岩本委員御指摘のとおり、アメリカは明らかに国防という観点からアメリカ籍船というものを確保していく、船をやはりいざというときのためにとっておる、これは間違いないだろうと思います。  我が国は必ずしもそうした立場には今現在は立っておりません。しかし、...全文を見る
04月16日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
議事録を見る
○川崎国務大臣 まず規制緩和に対する認識でございますけれども、既に何回かこの委員会でも私自身の考え方を申し上げさせていただいておりますが、消費者の立場また製造者の立場、両方の立場から、日本の高コスト構造を変えていかなきゃならない。戦後今日まで努力してきて、世界で有数の所得を上げる...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、強制水先制度は、船舶交通の安全を図ること等を目的とする安全規制だということで私も考えております。  予算委員会の審議のときにもございましたけれども、この安全規制、片一方の議論としては、過剰規制になっているのじゃないか、こういう議論も委員の方々でございました...全文を見る
○川崎国務大臣 細川委員と同様の認識を持っております。  私も、この春に新宿、渋谷駅等を視察してまいりました。また、羽田への京浜の乗り入れ、こうしたものも自分の目で見てきたところでございます。そういう意味では、バリアフリーの問題と乗り継ぎ問題、大きな課題であるという認識の中で今...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のとおり、海上運送の秩序の維持については、今回の法改正により、目的規定より削除いたしました。  過当競争による利用者利便の低下は防ぐ必要があると一方では考えております。また、市場原理の導入により競争を促進するに当たっては、公正な競争の確保は重要な課題である...全文を見る
○川崎国務大臣 最終的に総理大臣の判断ですから、私の私的な考え方でございますけれども申し上げますと、建設省が国土に変わり、運輸省が交通に変わったというふうに私ども思っておりません。確かに、厚生労働省のように両省くっつくんだから両方の名前を持ってきたという発想もあったかもしれないけ...全文を見る
○川崎国務大臣 その前に、国土交通省という名前を国民にわかりやすく説明できるようにきちっとしておけという御提案は、まさにそのとおりだろうと思います。また同時に、どういう英語をつけるのかなと、まだ英語訳も決めておりません。これも、逆に言えば、国民だけではなく世界に対して説明責任もあ...全文を見る
○川崎国務大臣 私は世田谷に住まいいたしておりました。東京生まれの東京育ちでございますから、小学校に通うころから満員電車でございました。当時の東横線というのは三日に一遍ぐらいはガラスが割れるのが当たり前、こういう生活をずっと続けてまいりました。その後慶応でございますから、やはり東...全文を見る
○川崎国務大臣 私が大臣になりまして御陳情が一番多いのは、千葉県、埼玉県の方々の都市へのつなぎ、そこの整備をしっかりしろという御意見が一番多うございます。私は実は就任したとき、新幹線が一番多いのかなと思っておりましたけれども、都市鉄道整備に対する期待というのは極めて高い、これは改...全文を見る
○川崎国務大臣 公用車をふやしていくという政策はとらない、また、公用車自体を低公害車また低燃費車にかえていく、この努力をしていかなきゃならないと思っております。  ただ、永井委員の御指摘でございますけれども、私の基本的な認識として、東京都内が込んでおるだろうか、果たして東京都内...全文を見る
○川崎国務大臣 貴重な御意見だと思っております。  ノーカーデーというのを月に一遍実施いたしております。それによってどういう効果が上がり、またどういうふぐあいがあるか、しっかり私も勉強してまいりたいと思います。
○川崎国務大臣 先ほど私の認識を少しお話し申し上げたところでございますけれども、明治以来、鉄道を各地域に引いてきた、ある意味では、国鉄、国の力によってやってまいりました。しかしながら、国鉄改革というものを契機としながら、やはり民間の力というものを生かしていく時代により誘導していか...全文を見る
○川崎国務大臣 そういうことを期待して制度改正に取り組んだということでございます。
○川崎国務大臣 確かに、鉄道法と今の離島航路の問題、一つの見方をすればそういう見方であろう。しかし一方で、生活路線というものをどう維持するか、離島航路の発想でございますので、そういう意味では、地元自治体と話し合いながら、可部線におきましても、当然生活路線というものは何らかの代替を...全文を見る
○川崎国務大臣 過去の例でよく私も地域で話を聞くのですけれども、確かに、参入がすぐ生まれるかということが大きな課題になることは事実だと思います。しかし一方で、参入が生まれることによって逆にサービスが既存の鉄道の方がよくなったという例は何回も聞かせていただいております。そういう意味...全文を見る
○川崎国務大臣 市場原理、一方で市場の失敗、そのためにはセーフティーネットをどういう形で張るか、これは当然の議論であろうと思います。例えば、独占というものになってしまう、そのときに、国民に結果として安い料金が提供されるということになれば、これもまた、ある意味では市場の結果に基づく...全文を見る
○川崎国務大臣 逆に、赤羽委員から先ほど御質問いただいたように、また鉄道局長から答えましたように、今回の規制緩和で、例えば航空がそうであったように鉄道関係が激変するであろうかということになると、今経済も悪い、なかなか投資環境が整っていないときの提案でございますので、すぐ激変すると...全文を見る
○川崎国務大臣 鉄道局長が必ずしも同じスキームでないと申し上げたのは、多分、民間鉄道事業者が退出をするというときに、一年前に通告がされ、そして運輸大臣のもとに地方自治体と一緒になりながら意見を聞いていく、そして、その代替については地方自治体と私どもができるだけの援助をしていきたい...全文を見る
○川崎国務大臣 私、先週、中国、北京を訪問してまいりました。これは、高速鉄道計画、上海—北京間、そこへ我が国の新幹線を採用してもらいたい、売り込みに行ってまいったところでございます。しかし、同時に、中国全体の鉄道計画の話もさせていただきました。私はこんな例え話をいたしたわけであり...全文を見る
○川崎国務大臣 影の部分の問題の御指摘でございます。  先ほどから議論が続いておりますけれども、基本的には、不採算部門、どうしても経営が続かないという場合に、鉄道事業者が一年前に告知をするということになっております。その中において、私どもは地方自治体と一緒になりながら、地元の意...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の海上運送法の改正によりまして、自由で活発な競争、そしてその結果として国民にいいサービスが提供される、これを期待するものであります。一方で、まさに先ほどから御議論が出ております規制緩和の影の部分、離島航路につきましては、離島の住民の日常生活に欠かせない交通機関...全文を見る
○川崎国務大臣 何回か御答弁させていただいておりますけれども、規制緩和を進めて、日本の持つ高コスト構造、特に物流の問題についてしっかり進めていかなければならない、これは政府の大方針だと考えております。また、多くの国民、消費者の理解をするところだろうと私は思っております。  私ど...全文を見る
○川崎国務大臣 六十二年当時の輸送状況、また経済状況ならばその議論であろうと思います。しかしながら、その後の変化というものに対応しながら、そして現実の話として、鉄道というものでお客様を運ぶ方がより効率的であるのか、またバスの方がより効率的であるのか、いろいろな議論の中で一つの結論...全文を見る
○川崎国務大臣 事実関係を承知いたしておりませんので、調べた上で、後でお話し申し上げます。
○川崎国務大臣 現在ある法律と、法律改正によって歯どめがなくなるのかという御議論が先ほどございました。基本的には事業者の一つの判断であります。しかしながら、事業者が一つの判断をなされたときに、私どもは、必ず生活路線については代替のものをしっかりつくり上げるように努力をすると申し上...全文を見る
○川崎国務大臣 寺前委員、仕組みのことはすべて御承知の上で御質問いただいたと思っております。  今までは確かに、実績費用引く実績の収益、その差額の七五%を国から補助いたしておりました。それでは、実際に離島航路を走る経営者の努力というものがどこで生かされるのか、赤字だけが全部補て...全文を見る
04月20日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○川崎国務大臣 まず、基本の認識でございますけれども、これは何度も申し上げているんですけれども、民間の例えば航空会社また海運会社、こういうものに対して輸送協力の依頼でございますので、あくまで強制力を持ったものではない。したがって、社長なり経営陣が、我々が大丈夫ですよと言っても危な...全文を見る
○川崎国務大臣 大変難しい議論でございますけれども、例えば私どもが想定していますのは、大丈夫だよという地域へお願いすることになった。しかし、その後状況の変化が起きた。そのときに、私どもは情報提供して、帰ってきてもらうという判断をする場合もある。また、実際に運んでおる方々が、我々の...全文を見る
○川崎国務大臣 今の御議論の中で一番難しい想定を申し上げますと、私どもは基本計画に沿いながら、安全というものを担保して、そして運送業者にお願いをする。その場合に、防衛施設庁が契約をするものもある。また、米軍が直接契約を私どものあっせんでされる場合がある。もう少し議論しますと、そこ...全文を見る
○川崎国務大臣 まさにそのとおりで、我々が関与して、あっせんにしろ、契約した場合について損害をこうむった、もしくは、先ほど言いましたように、届けるつもりだけれども届けられないで帰ってきた、この料金をどうするんだ、こういうような問題については、私どもはマニュアルにしっかり定めてお願...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、もう委員御承知のとおり、米軍機は、地位協定第五条に基づき、我が国の民間空港の一時的使用が可能であります。したがって、昨年では七百十九回、一昨年またその前で大体千回程度、民間の飛行場が米軍によって一時使用が行われておるのが現実でございます。  ただ、その使用...全文を見る
○川崎国務大臣 成田につきましては、先ほど申し上げたように、米軍の一時的使用は地位協定で定められてあります。しかしながら、優先、最優先ではございませんので、今お話しのように、日本の飛行機そして外国の航空機、これが日常使っておるまさに混雑空港になっております。  それに加えまして...全文を見る
○川崎国務大臣 今御指摘いただいたように、基本計画の中において、どうするか、対応することになってまいります。その具体的な用途については、今具体的に確定される正確なものはございません。  しかし、あえて言えば、人、物の輸送というものに使われるだろう、こういうふうに考えております。
○川崎国務大臣 前から御答弁申し上げておりますけれども、通常は地位協定第五条によるものだろうと考えられております。  それから、二4(b)の可能性をよく御質問いただくわけですけれども、理論的にその可能性をすべて否定するわけではございませんが、実際には、協定第五条の場合に比べて、...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど外務省から御答弁ありましたように、基本的には日米安保条約というのはかぶっておりますから、逆の方向から持ってこられていますけれども、日米安保条約に基づきという概念でございますので、御理解を賜りたいと思います。
○川崎国務大臣 それでは、また文章を読みます。「日米安全保障条約及びその関連取極に基づき、日本は、必要に応じ、新たな施設・区域の提供を適時かつ適切に行うとともに、米軍による自衛隊施設及び民間空港・港湾の一時的使用を確保する。」以上です。
○川崎国務大臣 周辺事態法案に基づく協力の求めを行い、米軍艦船が港湾を利用する場合においても、現行の日米地位協定、港湾法、港湾施設管理条例に基づく通常の手続がとられることとなります。
○川崎国務大臣 現行の港湾法におきまして、港湾施設の使用目的、何か特定しているかという話ですけれども、特段限定しているものではないと認識をしております。
○川崎国務大臣 仮にという話がございますけれども、仮に、港湾の適正な管理運営に支障がなく、非核証明書が提出されないという理由のみにより港湾施設の使用を拒否した場合には、港湾法第十三条第二項の不平等取り扱いの禁止に抵触することがあり得ると考えております。したがって、法第十三条第二項...全文を見る
04月23日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
議事録を見る
○川崎国務大臣 御承知のとおり、多くの債権放棄をしていだき、かつ出資をしていただくことになります北東公庫、将来的には政策投資銀行に変わっていく。それから、民間の銀行にも同じようなお願いをしていきます。したがって、当然新会社の出資者になる。言われるとおり、利益が生じたらば配当という...全文を見る
○川崎国務大臣 国が直接お金は出しておりません。要するに、日本政策投資銀行に北東公庫から株が移るわけですね。それでそこへ利益として還元されていく。投資の利益として配当という形で還元されていくということで、一応筋道は立つのじゃないでしょうか。国からの基本的な金は出ていない。
○川崎国務大臣 上田委員御指摘いただきました責任論につきまして、私も一月に就任以来、頭の中に常に置きながら今日まで参りました。一つは開発計画の責任、一つは経営の責任、一つはやはり貸し手の責任、出資者の責任、こういうものがふくそうした形で、責任論、当然けじめをつけなければならぬとい...全文を見る
04月23日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○川崎国務大臣 防空識別圏につきましては、防衛庁の方から御答弁をいただきたいと思っております。  御指摘のとおり、昭和四十七年、一九七二年沖縄復帰でございます。一方で、一九七二年八月十一日、台湾政府は国連ICAOの代表権を喪失したわけでございます。しかしながら、そのときに、管制...全文を見る
○川崎国務大臣 港湾管理者は、当該港湾の施設の能力に照らし、適切でないとき等、港湾の適正な管理運営に支障を来す場合には港湾施設の使用を拒否することができる、これは再三申し上げているところでございます。  しかし一方で、港湾管理者は港湾法に基づき港湾を適正に管理運営することが求め...全文を見る
○川崎国務大臣 これもたびたび御答弁申し上げておりますけれども、周辺事態法において、法第九条第一項に基づく協力要請を港湾管理者が拒否した場合、これを強制する手段は設けられていない、これは申し上げているところであります。  しかし、その一方で、港湾法第十三条第二項において、不平等...全文を見る
○川崎国務大臣 民間飛行場の米軍の利用につきましては、昨年が七百回程度であったかと思います。一昨年が千回程度。その中で、成田は一回も使われていないことは事実でございます。今までの歴史経過としては、二回ほど緊急時に使っておるというのが現状でございます。  米軍機は、地位協定五条に...全文を見る
04月27日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
議事録を見る
○川崎国務大臣 規制緩和の光と影の部分について御質問ですけれども、今、内部補助制度といいますか、全体でもうかっているからいいじゃないかという時代から、やはり一つ一つの路線の見直しという時代を迎えていることは間違いないと思います。  一方で、東京―札幌間、東京の人、札幌の人に高い...全文を見る
○川崎国務大臣 今、JR貨物一社のみでやっておる現状にあります。この状況をどう脱していこうかという議論はこれからもしていかなければならないだろう、少なくとも貨物というものが、やはり競争になった方がいいだろう。  しかし、基本的に今、トラックとの競争が現実問題としてあります。内航...全文を見る
○川崎国務大臣 いろいろ御議論を賜りましたけれども、来年の法律として御提案申し上げる過程の中で、いろいろな議論が出てまいると思っております。特に、私どもの内閣として基本的なスタンスといたしましては、審議会で一つの答申が出たからそれで結論だという形では受けとめておりません。私ども、...全文を見る
○川崎国務大臣 運輸省の仕事として規制緩和を進めていく中で、まず基本は安全の確保でございます。安全なサービスを国民に提供する、そこだけは、私どもは、いろいろな議論がありますけれども譲れない、このように思っております。一方で、創意工夫によって国民にいいサービスが提供されるように、公...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のように、事業の秩序、そして業界の育成、この二つの文言で、運輸省サイドが、ある意味で監督行政といいますか、それをやってきた。ある意味では育成という効果はあったかもしれないけれども、次の時代を迎えて、民間の創意工夫でやっていけるような時代に変えていかなければな...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに御指摘のとおりだと思います。例えば、午前中の御質疑でもありましたけれども、山形に新幹線ができました。結果として新幹線の利便性の方が飛行機よりまさっておるということの中で飛行機自体が減ってきておる。いろいろ私ども、おしかりいただいておりますけれども、一つの競争...全文を見る
○川崎国務大臣 実は私、就任して九カ月たつわけですけれども、この九カ月の間に、JALとANAの社長が私のところへ来て申しわけないと頭を下げられたというのも珍しいケースだろうと思っているんです。ちょうどスカイマーク、エア・ドゥが動き出し、そして今回、規制緩和の法律を改めて出させてい...全文を見る
○川崎国務大臣 安全に対するチェック機能をきちっと各会社がおつくりになっていますかというところをチェックすることになるだろうと思います。私どもは一つ一つの飛行機が安全であるかチェックするという機能は持ちません。しかしながら、その会社の体制としてきちっとした、安全に対する、整備に対...全文を見る
○川崎国務大臣 確かに、どこまで我々が口を出すかという話になると思うんです。前にもお話し申し上げたと思うんですけれども、NTTが民営化されて、そのときに新規の三社が出てきた。あのときに、当然市内網というのはNTTしか持っていませんから、それにつながらない限り、幾ら長距離電話が出て...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに外国のキャリアとの協力関係、アライアンスも国際分野では随分進むようになってまいりました。国内においても、協力できるところは協力して、いい競争が進んでほしいな、このように思っております。
○川崎国務大臣 公共事業費の考え方なんだろうと思っています。交通網の体系整備、例えば道路、これはバス、トラックが使うわけでありますけれども、基本的には受益者負担でございます。それから、逆に、一番純粋な公共事業でやらせていただいているのは港湾整備だろう。ここはある意味では公共事業だ...全文を見る
○川崎国務大臣 これはまさに来年法案を出すときの最大ポイントになるんだろうと思います。現実に生活路線と言われるものがどのくらいあるか、それを全体的に維持していくためにはどのくらいの経費がかかるのか、これを私どもはまずしっかりつかまなければいけないだろう。その中においてどういう役割...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的にはまず地方自治体の判断にゆだねたいと思っております。これはまさに自治の話であろう。  ただ、御指摘の、例えば都心部を官がやっていて、民はもうからぬ外をやっているという状態があるとすれば、当然、民は今度は規制緩和の結果としてもうかる部分に入ってくる。そして...全文を見る
○川崎国務大臣 航空の認識でございますけれども、まず需給調整、業界秩序、その中で育成段階というものがあったと思っております。これは、我々の認識として終わったであろう、したがって、次の段階としてやはりだんだん競争環境を整えていく。先ほどからスカイマークとかエア・ドゥの話が出ておりま...全文を見る
○川崎国務大臣 貸し切りバスについては、旅行業者が仲介を行う、この利用形態が八割を占めております。そして、多くの場合、運賃や旅程等はまさに相互の交渉事項となっております。  このような中で、貸し切りバスの適正な利用を確保するためには、貸し切りバス事業者と旅行業者間の話し合いの場...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどから御答弁申し上げておりますけれども、各段階で規制緩和を進めてまいりたい、各業界単位でも行いたい、しかし、一方で、安全の確保については譲りません、こう申し上げているところでございます。貸し切りバスについても、同様な考え方で進めてまいりたいと思います。  そ...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、安全の問題でございますけれども、これは、再三申し上げておりますとおり、私も運輸行政の中で最大の課題の一つであると思っております。  したがいまして、先ほどもお話し申し上げましたけれども、たまたま、就任以来、お二人の社長にも来ていただいて、厳しい注意をさせて...全文を見る
○川崎国務大臣 ただいま各法案につきまして、慎重な御審議の結果御可決をいただきまして、まことにありがとうございました。ただいま御決議のありましたそれぞれの附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、運輸省として十分な努力をしてまいる所存であります。ありがとうございました。  ...全文を見る
05月11日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました鉄道事業法の一部を改正する法律案、道路運送法の一部を改正する法律案、以上二件の提案理由につきまして御説明申し上げます。  初めに、鉄道事業法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  鉄道事業は、通勤通...全文を見る
05月11日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回は、まず自衛隊から三隻の不審船の情報がございました。その中で、私どもが二隻については日本漁船を装った不審船である、一隻は我が国の漁船である、こういう判断をまず行いました。  したがいまして、日本漁船を装った漁船であるということから、漁業法第七十四条...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 反省の中で次への対応をしていかなければならない、こういう御指摘でございます。まさにそのとおりであろうと思っております。  まず第一に、防衛庁との連携の問題でございます。  やはり情報をお互いが早く知らせ合うということがまず第一になるだろう。実はあの事...全文を見る
05月12日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、地位協定の解釈の問題でございますので、この解釈は外務大臣が申し上げたとおりであり、運輸大臣としてお答えする立場にはございません。  なお、五条の適用ということになれば、航空機の運航にかかわる航空法第六章の規定のほとんどの適用が除外されます。
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のように、シカゴ条約の対象にはならないというように考えております。  ただ、航空事業者の安全の確保という問題につきましては、基本的にシカゴ条約の対象となる航空機は、過誤等による領空侵犯を考慮して、当該航空機に対する武器使用等の禁止、要撃手続の遵守...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 規制緩和の基本的な意義につきましては、自己責任原則と市場原理に立つ自由で公正な経済社会をつくっていく、これに立つものと考えております。  今、松前委員から御指摘のとおり、かつては運輸省は各省の中で一番規制の数を抱えていた省でございます。昭和六十年で二千...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今ちょっとお話し申し上げましたように、環境の側面からは多分規制はふえていくんだろうと考えております。安全の側面から考えますと、これはふえるというよりは形を変えていく、事前チェックから事後チェック型への転換という形になっていくんだろう。また、経済原則といい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私はまだ緩和なんだろうと考えております。例えば、昨年ですか、ワールドカップで旅行の問題が出てまいりました。旅行という分野、かなり規制緩和から撤廃まで踏み込んでいいのではないか、民間に任せ切ったらどうかという御議論がかつてあったように思います。しかし、昨年...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まさに、まず最初に今現在の仕組みというものを国民の皆さん方に御理解をいただいていく。その中で、例えばもう既に踏み込んでいるところでありますけれども、法律が通ります、こういう枠組みの法律ができた、それを今度省令に落とすときには当然国民に意見を求める、そして...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 何度もお話し申し上げているんですけれども、私は、一昨年のころは、今の参議院の委員会の名前同様に交通・情報省をつくった方がいいということで、かなり先頭に立ってきた者でございます。しかしながら、いろいろな議論の結果として、今松前委員から御指摘いただきましたよ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的には三つあると思っております。  一つは、国土の均衡のとれた発展。そのために、やはり北海道から九州まで新幹線というものをきちっと通すべく努力をしてまいりたい。これが第一であります。  それから、やはり大都会の通勤通学対策、混雑というものをどう緩...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のとおりでございまして、例えばトラック業界の規制緩和が進む、新規参入がふえる、高コスト構造というものが徐々に是正をされ、結果として物流の近代化、そしてサービスの向上につながっていく、こういう図式ではあります。  しかし、一方で経済状況という背景も...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 実は多少個人的な見解になるかもしれませんけれどもお許しいただきたいと思うんです。  規制緩和、最近の課題、金融問題が大きく全面的に出てまいりました。金融の規制緩和は、実は岩本先生、先ほどお話しありましたように、自分たちの中に入れておいた方が統制もききま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昨年の特別委員会の審議でも再三にわたって私からもお話し申し上げてまいりましたけれども、昭和六十二年四月の国鉄改革の基本理念、これはしっかり守ってまいりたい。そのためにも、早く本州三社の株を売却し、完全民営化に向けて努力をしてまいりたい。あわせて、今委員が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今委員から御指摘いただきましたように、今回法案を提出いたしますに至りました理由につきましては、基本的には、やはり一つは消費者の立場、一つは生産者の立場、この二つから私は出てきておると思っております。  一つは、戦後五十数年たって日本経済がまさに大きくな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほども総論で申し上げました影の部分、生活路線というものをしっかり守っていかなければならない。そのためには地方公共団体と、中央でいえば自治省、そして私ども、しっかり話し合いをしながら、どのような形がいいのか考えていかなければならない、このように思っており...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは基本的に鉄道も含めてすべての総論でありますけれども、民間の事業者の皆さん方が創意工夫をして、いろいろな努力の中でいいサービスというものが提供されるだろうということを信じております。  ただ、その段階においていろいろあると思います。例えば航空で申し...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いつも御指摘いただいておりますけれども、生活路線をどうやって維持していくか、地元の方々と協議をしていくことになります。その中で、バスの利便性の方が高いという御判断をいただく場合もあるだろう、また、いや、三セクでもしっかりやっていかなきゃならないという御判...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、需給調整規制が廃止をされる。結果としてやはり数がふえていくんだろう。そして、規制の当時は、ある程度の基準を満たさなければ入れないという前提でありますので、ある程度業者の力というものが似たような状況にあった。それが拡大をいたして...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の御指摘いただいた発言、私は直接承知いたしておりませんので、社長がそう言われた、それについてどうだと言われますと、社長にまだ確認いたしておりませんので、後ほど確認して御回答申し上げたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 安全管理の問題でありますので、私どもは損なわれることがあってはならないという形で進んでまいりたいと思います。また、そこにはやはり情報公開というものもあわせていかなければならないのだろう。  最近、航空の小さな欠陥の状況、途中から戻ってきた、もしくはチェ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そこが、朝から議論をしておる需給調整というものを撤廃して民間業者のまさに創意工夫でやっていく、しかしその中でどこでチェックをしていくかという議論であろう。事前にすべてのものをある程度の資格の要件の中で押し込んで、これだったら大丈夫だから、これ以外はだめで...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のように、需給調整を廃止するということになれば、当然光と影の部分が出てくるだろう。光の部分での長所というのは、いろいろのところでお話ししてございますのでもう委員既に御理解をいただいておると思っております。  問題は、影の部分に対してどう私どもがセ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま鉄道事業法の一部を改正する法律案につきまして、慎重な御審議の結果御可決をいただきまして、まことにありがとうございました。  ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、運輸省として十分な努力をしてまいる所存であります...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま道路運送法の一部を改正する法律案につきまして、慎重な御審議の結果御可決をいただきまして、まことにありがとうございました。  ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、運輸省として十分な努力をしてまいる所存であります...全文を見る
05月14日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第8号
議事録を見る
○川崎国務大臣 ただいま議題となりました道路運送車両法の一部を改正する法律案、船舶法の一部を改正する法律案、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、関東運輸局栃木陸運支局の自動車検査登録事務所の設置に関し承認を求めるの件、以上三件の提案理由につきまして御説明申し上げます。 ...全文を見る
05月14日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど一番最初に御指摘いただきましたけれども、不法行為、不審行動を行う外国船舶が非常にふえてきております。平成六年が二百五十八件、平成八年で三百八十五件、平成十年で千九百九十二件と大変増大を見ているところです。  その中で、密航者とか密輸、こういう問題...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど防衛庁長官からも御答弁申し上げましたように、正当な理由というものがあれば拒否することができる。しかしながら、国によって区別をつけるということはあってはならない。港湾管理という面で、例えば私どもの港は大変込み合っております、したがって少し待っていただ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 再三申し上げておりますとおり、港湾管理者が不平等な取り扱いをしてはならないと決められておる。一方で、日米地位協定によってアメリカは日本の港また空港等を使用できる。ただし、優先使用権ではないと申し上げております。
○国務大臣(川崎二郎君) 一つは、地位協定は別ですよということは、地位協定はあるわけですから、当然米軍の使用というものは認められている。  もう一つは、第十三条第二項において、港湾管理者は何人に対しても施設の利用等に関し不平等取り扱いをしてはならないと決められております。
○国務大臣(川崎二郎君) 前のときにも少し申し上げましたけれども、今、我が国の周辺で不法行為、不審行動をした外国船舶は、平成六年で二百五十八隻、九年で八百十六隻、十年では千九百九十二隻と、大変多くなってきております。そういった意味で、海上保安庁の警備体制というものを充実していかな...全文を見る
05月21日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、領海警備という一つの定義でございますけれども、我が国の平和秩序、安全を害する外国からの諸活動、これに対して我が国の領海内における主権を確保するために行われるものである。領海内において商船、漁船、先ほど御指摘ございましたように無害通行ということ、それ...全文を見る
05月24日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 過去の経緯の中で、国会答弁がなされたり、地元との話し合いが文書として残されたものもございます。
○国務大臣(川崎二郎君) まず、日米地位協定によって米軍機は民間空港を一時的に使用ができる、こういう法律になっております。一方で、これは優先使用権ではございませんので、混雑空港ということになると民間機を押しのけてという話にはならぬだろう、こういうふうに第一に思っております。  ...全文を見る
05月25日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○川崎国務大臣 JR株の売却の問題でございますけれども、二つの側面があると思っております。一つは、六十二年の国鉄改革の精神、完全民営化というものを早くなし遂げる。そのためには、株を売却し、そして国会に御承認いただいてJR法を改正していく、こういう作業が一つございます。  もう一...全文を見る
05月26日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
議事録を見る
○川崎国務大臣 一カ月ほど前でしょうか、私のところへ日産の社長さんとルノーの会長さんがお見えになりました。ああ、こういう時代になったのかなと改めて私も認識をさせていただいたところでございます。  御指摘のように、支障がないんだから前から直しておいたらよかったじゃないか、これも言...全文を見る
○川崎国務大臣 詳細な数字は局長の方から答弁させていただきたいと思いますけれども、実は、まず第一に、アメリカの場合は、今玉置委員が言われましたように、有事等の場合は国において使用する、こういう基本的な考え方があるように思います。我が国の場合は、先日ガイドラインの審議が終わりました...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、先ほど局長から答弁をさせていただきましたけれども、日本の海運業は世界の中で懸命な努力をして、まだまだ高い地位にある、こういう認識でいいのだろうと思います。特にことしの決算は円高の影響もありまして、多分三社とも割合いい決算が出てくるのではなかろうかという期待を...全文を見る
○川崎国務大臣 内航につきましては、内航で働く船員の問題も含めまして、私ども、今の基本的な原則というものは貫いていきたいと思っております。  確かに、資本全体については規制をいたしておりませんけれども、基本的に働く人たちというものは日本人がやるという原則を貫いていきたいというふ...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど答弁させていただきましたけれども、海運業として今世界に伍して頑張っておるということは間違いないと思います。  ただ、条件が、数字的なものを見ておりますと変わってきておりますのは、ヨーロッパ、アメリカ、日本の荷物はふえていない。ふえていくのは、やはりアジアを...全文を見る
○川崎国務大臣 最初に、先ほどアジアの話が出てまいりましたが、大体おわかりいただいたと思いますけれども、主要三十国で見た伸び率の高い国、これは、全世界で一九八七年から一九九七年、コンテナが約二・四倍の量になっているわけです。その中で、伸び率の高い国、世界で一番高いのは中国十四・二...全文を見る
○川崎国務大臣 同じことを話し合いしているなと思います。港湾の基本的なものは公共事業でやっています、コンテナターミナル等の利用者負担の部分がございますと。これは飛行場なんかでも同じような話で、滑走路というものは基本的には公共事業でやらせていただいている、しかしながら、ターミナル等...全文を見る
○川崎国務大臣 一つは、自由貿易で最も恩恵をこうむっている我が国が海運問題について他国より大変厳しい制度を持つということはどうなのかなというのが、一つの議論として当然あると思っております。  それからもう一つ、ポートステートコントロール、最近実はかなりいろいろな事例がございます...全文を見る
○川崎国務大臣 初めに議論がありました、たしか神戸港のときに議論があり、最近は横浜の問題で議論がございました。  一つは、やはり安全の問題だろう、したがって、いろいろな方々から、安全というものを犠牲にしてはいかぬぞという御意見がございます。一方で、港の整備もだんだん進んできてい...全文を見る
○川崎国務大臣 委員も御存じだと思いますけれども、平成三年六月に、マルシップ、客船混乗問題検討会ということで、労使が入った場で検討していただいて、報告をいただいております。その結果、外航客船マルシップの国内就航については、短期間の内航輸送に従事する場合に限ること、具体的にどのぐら...全文を見る
○川崎国務大臣 マルシップというと、委員の中に、聞いている中で御存じない方もいらっしゃると思いますけれども、外航客船で日本の旗を立てて走っておる客船ということで、それが日本の国を回りながらお客さんを拾って外航へ出ていく、そのときに、国内を回るのに全くだめだ、これが内航の仕事だとい...全文を見る
○川崎国務大臣 実は、今回お出ししている法律は、ある意味では、何だ、ずっと変えてなかったのか、運輸省は何をやっておるんだという御批判をいただいておる法律でございます。  私どもは、大臣の立場としてお話をさせていただいた、これが一つの歯どめといえば歯どめだろう、国会で言明をいたし...全文を見る
○川崎国務大臣 きょうは、各委員から御質問いただいた中で、御懸念もいただきました。しかしながら、私どもは、カボタージュという制度は守っていく、そして、内航海運で働く方々は日本人に働いていただきたい、こういうことでずっと申し上げておりますので、変わりございません。
05月27日第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
議事録を見る
○川崎国務大臣 委員大体おわかりいただいているんだと思いますけれども、昭和四十六年八月に策定されました航空交通安全緊急対策要綱に基づきまして、民間航空機が飛行する空域、それから訓練の空域、ここは分かれております。  したがって、私どもが基本的に気をつけなければなりませんのは、民...全文を見る
05月27日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○川崎国務大臣 成田空港におきましては、当初、任意取得を基本方針として用地取得に当たってまいりました。しかしながら、完成予定期日が大幅におくれ、これは昭和四十六年でございます、早期開港が至上命題となってまいりました。このため、一坪運動用地等、任意取得が極めて困難な用地について、土...全文を見る
05月28日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
議事録を見る
○川崎国務大臣 まず、基本的な認識として、自動車というものは残念ながらまだかなり事故が多く、安全という面ではいろいろな課題があるというのが一つであろう。同時に、これからの社会的要請として環境という問題が出てくる、したがって、国民の利便性という面だけでこの車検問題というのを語るべき...全文を見る
○川崎国務大臣 これから独立行政法人という形で進む過程の中で、そういうものがつくられていくという発想の中で、今委員から御指摘いただきましたように、サービス期間の延長というものは当然出てくるだろう、そういう意味では前向きに私どもも受けとめていきたい。ただ、そのシステム、最終的な結論...全文を見る
○川崎国務大臣 今御指摘のように、グリーン化税制について答申をいただいたところでございます。  実は、ことしから、低燃費車、一%ほどの税の削減ということで四月からスタートいたしております。ある意味では、これはあめ税制と考えたらいいだろう。しかし、いろいろな議論の中で、あめ税制だ...全文を見る
○川崎国務大臣 私が常々申し上げております、運輸省として、安全と、また近年の課題であります環境問題、これについてはしっかりとした方針を定めていきたい。しかし、一方で、規制緩和を進めて国民負担、利用者負担というものを軽減していく、これも常に心がけていかなければならない問題であろう。...全文を見る
○川崎国務大臣 リコール制度は、基本的には企業の社会的責任、まさに自己原則ということで果たしていかなきゃならない。しかしながら、それが守られない場合に制裁なり罰則というものがございます。一方で、特に社会的制裁、こういう側面があるんだろうと思っております。  ただ、御指摘をいただ...全文を見る
06月01日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました海上運送法の一部を改正する法律案、航空法の一部を改正する法律案、以上二件の提案理由につきまして御説明申し上げます。  初めに、海上運送法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  海上運送事業は、旅客及...全文を見る
06月03日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○川崎国務大臣 国土交通省になりますと、交通インフラの整備は国土交通省が一手に引き受ける、こういうことになるだろうと思っております。  ただ、例えば海でしたら、私どもは海上保安庁もありますし、海難審判庁もございますから、そういう意味では警察、それから裁判所までの機能を全部有して...全文を見る
06月03日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今委員から歴史をひもといてお話がございました。まさに日本航空の民営化という話は一つの時代の変化の象徴であっただろう。その後、NTTとかJRとか、いろいろな形で運輸関係もまた通信関係も民営化が進んできたということであろうと思います。  それまでの経過は、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的に自由化が進んでいく中でありますけれども、離島航路なり生活路線を守っていかなければならないと考えております。今日まで補助金、また税制等の支援を行ってまいりましたけれども、自治体とも十分話し合いをしながら、それ以上のことが必要ならばまた考えてまいりた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 国内三社が国際線においてどのぐらいの力を持っておるかということでありますけれども、今三社とも懸命な努力が続けられておりますとおり、まだまだこれからさまざまな政策を各社がおとりにならないと伍していけないんだろう、そういう意味では大変な努力中であろうと思って...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) もちろん利用者サイドから見れば、まず第一に安全が担保されなければならない。委員の先生方からいろいろ御指摘をいただいている中で、規制緩和の結果として安全というものが損なわれることがあってはならない。私は、五月に改めて各会社に今のサービス、安全の点検状況とい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど、前の委員の方とも議論をいたしたわけでありますけれども、基本的に航空業界を育成していくという段階があったように思っております。その一番最たるものが国営化、国が直接サービスを提供していく、こういう時代があった。それから競争の時代に入り、国内、国際線の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、基本的な認識でございますけれども、今回、規制緩和法案、需給調整の廃止の法案を御議論いただいております。ただ、業界によってかなり違うんだろうと私は思っております。  例えば、かつてのトラックのような話でありますと、もともと民間がやっていた領域で、そ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、鉄道という分野、それから航空という分野、昔は国が直接やっておりました。そういう意味ではなかなか新規参入会社というのは少ない、出にくい業界であることは私は間違いないだろう。そういった業界の中で、市場原理というものにゆだ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどから御質問いただいている中で、例えば新幹線が通ったために逆に飛行機というものが撤退せざるを得ない。また、近くに飛行場ができてそちらの方が便利だという形でお客様が移っていかれる。こういうある意味での競争の結果としていろいろな変化が起きてくる、これはや...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、基本でございますけれども、例えば航空は、国際線はまさに日本の企業そして外国の企業を含めて激しい戦いの中にあります。一方、国内につきましてはカボタージュという制度のもとでやはりセーフティーネットワークというものが張られておる。航空産業というのはそれが...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回、規制緩和の各法を御審議いただきました。私もこうして答弁をしながら自分で考えているわけですけれども、やはり各業界によってかなり状況が異なるなと。それを先ほど要約して申し上げましたけれども、基本的に民間というものにゆだねられて戦後歩んできた業界、これは...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今例に引かれました博多—大阪間、飛行機の便数がふえてきて、そしてJR西は大変な危機感を今持っております。多分値下げに踏み込まれるのではなかろうかなと。そういう意味では、航空間だけの競争の議論をきょういたしましたけれども、割合そうではない、各交通手段との競...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま海上運送法の一部を改正する法律案につきまして、慎重な御審議の結果御可決をいただきまして、まことにありがとうございました。  ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、運輸省として十分な努力をしてまいる所存であります...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま航空法の一部を改正する法律案につきまして、慎重な御審議の結果御可決をいただきまして、まことにありがとうございました。  ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、運輸省として十分な努力をしてまいる所存でございます。...全文を見る
06月03日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 苫東の問題でございますけれども、いろいろな御批判をいただいてまいりました。私なりに検証しながら、北海道開発庁の責任というものも重い、このように受けとめさせていただいております。  その中におきまして、特に御指摘をいただきましたのは、経営責任の問題、それ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私どもは責任を回避するつもりはございません。私も行けと言われたら行きます。しかしながら、当然、民間会社は出資するわけですから、どのような経営体制でおやりになるんですか、どのような経営者がこの後新しい会社を引っ張っていくんですか、ここは明確にしなきゃならな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) このプロジェクトの基本は、これだけの大きな土地を北海道の将来、日本の将来のためにしっかり支えていくべきだろうというのが基本であります。しかしながら、同時に北東公庫を初めいろんな金融機関に出資をいただいていることは事実でありますし、また出資を求めていかなき...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まさにそのとおりでございます。そういう意味では、過去の歩みの中でそこがはっきりしていなかったなというまず第一の反省をいたしておるところでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 私は今運輸大臣と兼任をいたしておりますけれども、運輸大臣だからといって逃げることはございませんし、今度はまさに国土交通省という一つの役所の中で大臣が所掌の仕事については責任を持つわけでありますから、幾ら副大臣がいます、政務官がいますといっても、最後はやっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 北海道開発庁は基本的には開発法というものに裏づけられた官庁だと思っております。そして、その実行過程の中で開発計画というものを組んで歩んできた。その中に苫東というものを位置づけたわけでありますから、私は北海道開発庁が責任を持ってやってきたということは不思議...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 苫東会社と北海道の間で、昭和四十八年三月、約束があったことは事実であります。しかしながら苫東会社が現実に破綻をする状況になった、これも事実でございます。したがって、新会社というものがつくられる。その新会社が苫東会社のすべての約束を引き継ぐということではな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど申し上げたとおりでございます。したがって、北海道開発庁と北海道庁の間では、関係者の協力を得て協議の上、平成十二年度末までに、来年度末までにお互いで処理方策を検討していく、こういうことがお互いの覚書として交わされております。したがって、先ほど申し上げ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど申し上げましたように、旧苫東会社は破綻でございます。したがって、私ども北海道開発庁と北海道の中でお互いの文書が交わされた。それを読みますと、「二次買収用地については、国家的プロジェクトである苫東計画区域内の土地であり、新会社を軌道に乗せ、しっかりし...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 新たな空港をあそこにおつくりになるというお話でしたら、運輸大臣としては無理ですなとお話し申し上げました。
○国務大臣(川崎二郎君) 詳細は政府委員の方からお話しさせていただきますけれども、先ほどお話し申し上げましたように、借入金に依存しない体質にする。それからもう一つは、一番人数が多かったときで昭和六十年、百二十名ぐらい職員がいたと思います。東京事務所もございました。今度の会社は二十...全文を見る
06月04日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○川崎国務大臣 運輸委員会でもかなり議論をしてきたところでございますけれども、私どもの立場からいいますと、交通、物流インフラの整備、これをもう少し前向きにやるべきだ、こういう御議論をいただいております。また一方で、昨日の会合でも出てまいりましたけれども、道路と港湾、道路と空港また...全文を見る
06月15日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) リニアの実験については、十一年度末で、長期耐久性、経済性の一部を除き技術のめどが立てられるものと、こう考えております。引き続き、長期耐久性、コスト低減技術、車両の空力的特性を改善するための実施方針を示すということで、平成十二年度以降、先行区間十八キロでの...全文を見る
06月16日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 自治体への解説書は今、安危室を中心に取りまとめを急いでいるところでございます。  答弁は再三、特別委員会で申し上げましたとおり、例えば港湾の使用につきましては、まず日米地位協定によって米軍は使用することが認められております。しかしながら、これは優先条項...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 周辺住民に被害が及ぶ、そのようなことは想定できないと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的な認識の差だろうと思っていますけれども、例えば日米安保協定があれば戦争に巻き込まれる、このような議論を展開された方々はいらっしゃいますけれども、今日の我が国の平和をどうやって守ってきたか、御理解を賜りたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 港湾管理者が港湾を管理するに当たって、先ほど申し上げたように、例えば混雑をしている、したがって少し待ってくださいということは当然私どもは正当な行為であろうと思っておりますけれども、管理運営と今のお話というものは私は結びつかないものであろうと思っております...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど御答弁申し上げましたように、安危室が中心になって解説書をつくっております。解説書のことを言われましたので、私は詳細は承知いたしておりません。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど御答弁申し上げましたように、混雑している場合は断る正当な理由になり得ると申し上げたわけであります。  一方で、基本計画を組むときに、さまざまな港湾、空港があるわけであります。その中において調整という作業があることは事実だろうと。しかしながら、あく...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いろいろ前提がつきました。  まず、混雑空港であるということの理由によって拒否をされる。これは、私ども再三申し上げている正当な理由だと思っております。それによって拒否された場合に、私どもがこのような要求を行うことはあり得ないと思っております。
06月29日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 運輸省の所管の公共事業でございますけれども、同じく第二次地方分権推進計画におきまして、港湾整備事業の一部を平成十二年度に統合補助金化するということでございます。  具体的に言いますと、港湾の既存施設の有効活用、その中で港湾利用高度化促進事業、局部改良事...全文を見る
06月30日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) チャイルドシートの世界的基準といいますか、それがまだでき上がっておりません。御指摘のように、アメリカでのやり方、ヨーロッパでのやり方、いろいろ違いがありまして、そういった意味では早く統一基準というものをつくらなければならない、そのための努力を我々もしてま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のように、試験をする設備は今現在すべてが整っておるとは言えない状況にございます。一方で来年から義務化という形で動き出す。したがって、平成十一年度末までに交通安全公害研究所に衝突試験の設備についてもきちっと整えた上で体制に入ってまいりたいと考えており...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに今までいろいろな経過がございます。ただ、基本的には取りつけ方法等もある一定のものになっていった方がいいなと。これは、メーカーと私どものこれからの話し合い、そして自動車メーカーも含めたいろんな議論をしていかなければならないだろうと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これも今申し上げましたように、まずチャイルドシートをつくるメーカーの自己責任の問題、販売店の問題、それから自動車メーカーが主体的になってこういう啓発運動を進める、この三点がうまく折り合っていかなければならないだろう。まさに、先ほどから申し上げている来年義...全文を見る
07月01日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第11号
議事録を見る
○川崎国務大臣 まず最初に、国際拠点空港の整備、運輸省の極めて重大な課題の一つと考えて今日まで参りました。二〇〇一年三月三十一日、二〇〇一年までに成田空港第二滑走路を完成させる、二〇〇五年までに中部国際空港をつくり上げる、二〇〇七年までに関西国際空港第二滑走路を完成させる、こうし...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘いただきましたように、大都市圏における鉄道整備、特に地下鉄を中心とした整備、極めて重要な課題と考えております。  一方、もう渡辺委員、長い御経験をお持ちでございますから御承知のように、港湾は基本的には公共事業、国費を中心として行っていく、しかしながら、航空...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、国の大きな基本方針として、一極集中型から多極分散型の国土形成、これがまず私は基本だろうと思います。  そういった意味では、今アジアで行われているように、日本に巨大な空港を一つつくり上げて、海外に行かれる日本の方が全部そこへ集まってきて海外へ出ていかれる、こ...全文を見る
○川崎国務大臣 議論の中で、まず国内線と国際線を切り分けてお答えをさせていただきたいと思います。  国内線の料金につきましては、スカイマーク、エア・ドゥの新規参入等、規制緩和の中でかなり料金が下がってきた、ある意味では国際的にも国内線はいいところまで料金がなってきたのかな、こう...全文を見る
○川崎国務大臣 辻委員から質問主意書をいただいて、今最終の詰めを行っているところでございますので、そこで正式にお答えをさせていただくことになると思います。  まさに大阪とどう大動脈をつないでいくか、こういう議論の中で、先生の言われた議論が前提としてあったことはよく承知いたしてお...全文を見る
○川崎国務大臣 私どもの鉄道行政の課題として、第一に新幹線問題、第二に都市鉄道の整備の問題、第三に在来線の問題、在来線の活性化をどうやっていくか。  新幹線と在来線の組み合わせということをどう我々、進められるかという中で、このフリーゲージトレーンという技術開発、ここに大きな期待...全文を見る
○川崎国務大臣 委員から、一カ月ほど前でしょうか、本もいただきましたので読ませていただいて、大変中国と長い友好関係をおつくりいただいてきた、心から敬意を表しておきたいと思います。  昨年十一月に、小渕総理から江沢民主席に、日本の基本的な高速鉄道計画に対する考え方をお伝えいたしま...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、通勤ラッシュ、通学ラッシュ、こういうものに対してどう対応していくか。私も実は新宿駅から乗らせていただいて、成城へ行って、二子玉川へ行って、それから渋谷まで乗らせていただきました。ちょうど複々線化の工事もしておりますし、新玉川線なんか随分便利になったなと、小さ...全文を見る
○川崎国務大臣 午前中も御質疑がありましたけれども、一部のアジアで考えられておるような一極集中型のハブ空港、これは今、日本の国としてはとっていない。これを変えろという御議論かもしれませんけれども、基本的には、やはり関西圏、中部圏、自立した経済圏としてしっかり見ながら、そこに拠点空...全文を見る
○川崎国務大臣 詳細については航空局長から御答弁させていただきますけれども、今お話がありましたように、千葉県側とこの問題も誠意を持って話をすることが大事であろう。それだけに、成田問題をまず千葉県側としっかり話し合って解決をしていく、そこに次のステップに移っていく必要があるんだろう...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年、総理から、通勤対策、通学対策、何かできないのか、一つのアイデアとして二階建ての電車はどうだという話までいただいたわけです。その中で、いろいろ検討した結果として、確かに新線もつくらなきゃならぬという事情もあると思うのです。しかし、ちょっとした工夫で、結節点をい...全文を見る
○川崎国務大臣 私、昨年の七月三十日就任以来、小渕内閣の最大課題が景気の問題でございました。いろいろな議論の中で私自身主張してまいりましたのは、いいプロジェクトを早く仕上げることによって経済効果が出てくる、したがって、しかかりのものは早くやるべきである、そして、公共事業といえども...全文を見る
○川崎国務大臣 一つの議論として先ほど申し上げた財源確保という問題があることは事実であります。一方で、不測の事態も全く起こらないとは言えないという状況の中で、現実、公共事業の担当者としては余り時間を縛られたくないという気持ちがあることは事実なんです。そこは少し私の方から強く、やは...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに今、これから御意見を伺って法案を詰めるところでありますから、そういった御意見もいただいた上でこれから作業を進めていくことになるだろうと思っております。そういう意味では、貴重な御意見をいただいて感謝申し上げたいと思います。  ただ、運輸行政全体の立場からいい...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに昨年の連立の中の一つのテーマとして取り上げられ、議論をいただいておるところでございますので、私どもは、資料を提出しながら議論の推移を見ておるところというのが正しいところであろうと思います。  先ほど木村委員にも御答弁を申し上げましたけれども、私は就任直後か...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年、たしか達増委員から風評被害について御質問いただいて、運輸省としても観光行政という立場から広報を徹底するように、こういうお話をいただきました。ことしになって、埼玉のダイオキシン問題、まさにこれも風評というか、テレビ報道によるマイナスがあったところでございます。...全文を見る
○川崎国務大臣 当然、責任者として、JR西日本としてどういう状態が生じたかを的確に把握して、そこがまず第一だろうと思います。その上で、運輸省にきちっとした連絡をする。その中で、少し点検に時間がかかったということで、もう少し連絡体制をはっきりさせなさい、こう申し上げたのだと思ってお...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘いただいたことは一つのテーマとして今私の懇談会で議論を、西崎委員長のもとで議論をいただいているところでございます。  ただ、基本的に、もちろん自分に責任があって、例えば飲酒運転をやったとか赤信号でも突っ込んだとか、こういう場合は除いてであることは委員御承知...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどから局長から御答弁申し上げておりますように、審査、再審査という手続が整っておることは事実であります。しかしながら、今個別の案件として御指摘がございましたので、その個別の案件のことについては、私ども、お聞かせいただければ調査をする、こういうことを申し上げたいと...全文を見る
○川崎国務大臣 ですから、申し上げましたように、審査、再審査という決められたルールがある、そこにのっとってやっていただくのは基本であろうと。しかしながら、今わざわざこの委員会で個別の案件の具体的なケースを御指摘いただきましたので、それを私ども、正式に見せていただければ調査をさせて...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどから触れておりますけれども、二年前から、審査、再審査というもののルールを一つ確立させていただいた、基本的にはそれにのっとるものであろうと。しかし同時に、今私の、今後の自賠責保険のあり方に係る懇談会、ここにおきまして、無責というものをどうとらえるか、一定の保障...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的に、療護センターというものをつくり、先進的な、交通事故の被害者を救う、特に重度の被害者を救う、こういうことで運輸省として取り組みをしてまいったところでございます。  ただ、医療全体の仕組み等、交通事故だけに特化させて、こういうものをどこまで広げていくべきか...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年の特別委員会で、衆参にわたって何度も私、御答弁させていただいている問題でございますけれども、まずJRと旧国労の方々との裁判がずっと続けられてきた。そして、第一審の判決が、JR勝訴という形で一審が出た。そういうものを受けながら、今平賀委員にも御指摘いただきました...全文を見る
07月02日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘でありますので、少し加えますと、今、私ども海岸・防災課で海岸事業を担当しておりますのは十四名、建設省が防災・海岸課で十五名というふうに聞いております。現実に仕事をしておる職員の数でございます。  一方で、当然農林省との話はこれからも調整作業として...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、運輸省の公共事業の中で港湾の事業につきましては、直轄事業についてまず基本的に限定をするというのが一つであろう、それから補助金につきましては統合補助金と、この二本立てでございます。  直轄事業の範囲を、重要港湾が国際・国内海上...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的には、この法律が成立するという前提の中で作業が進められていることは事実でございます。
07月14日第145回国会 衆議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○川崎国務大臣 運輸省でございますけれども、四月末で五千八百二十六億円の契約済み額になっております。前年比一三・五%アップ。北村委員の地元の北海道につきましては、二千五百六十三億、七・三%アップでございます。  いずれにせよ、私どもも、上半期契約目標額達成に向けて着実に進めてま...全文を見る
07月16日第145回国会 参議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま御指摘いただきました有村産業は、六月二十三日、会社更生法の適用申請を行っております。ただ、その後においても、同社が運航してきた国内航路については引き続き運航されております。  会社更生法に従った手続により、七月五日に保全管理人が選任されたと承知...全文を見る
07月27日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 初めに、去る六月二十七日に発生いたしました山陽新幹線福岡トンネルにおけるコンクリート剥落事故の概要とその後の取り組みについて御報告申し上げます。  まず、事故の概要ですが、平成十一年六月二十七日九時二十四分、山陽新幹線小倉―博多間で停電が発生し、下りひ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘もあり、また私も発言をさせていただきましたけれども、長島直之機長が犯人の凶刃に倒れられ、亡くなるというまことに痛ましい事件に至りました。改めて長島機長のみたまに心より哀悼の意を表しますとともに、今御指摘いただきましたように、いずれにせよ五百二名の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まさに野沢委員御指摘のとおりでございまして、まず、昔のハイジャック事件というのは、基本的には政治的背景があるものが多うございました。どこの飛行場へ行けと目的地を指定する、場合によっては金を見返りに求める、こういう事案が多かったように思います。しかしながら...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、過去の経験から御提案をいただきました。まさに列車をとめてでも若返り作戦に入るべきかどうか、こういう御指摘でございました。  実は、私ども、今回の問題に対する対応としまして、一つはやはりJR西日本が基本的には当事者として万全な体制をもって対応すべきで...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただいたことは、まさに運輸省として大きな課題であろうと受けとめております。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほども少し触れさせていただきましたけれども、これまでのハイジャック事件は例えば自分の要求する渡航先に行くことを目的とする、このような政治犯等が中心でございました。しかしながら、最近では犯人が通常では想定できない行動をとる。  今回、機長を殺害する、当...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昨年の特別委員会、それからことしの委員会の御審議の中で、株問題等について私もお答えをさせていただいてきたところでございます。  まず完全売却、そして民営化、JR法の改正、これを最終的にはやり遂げなければならないだろう、それが私どもの基本的な方針でござい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ことしの春も規制緩和の法案をいろいろ御論議いただき、また御可決いただいたところでございます。その場でも少し申し上げましたけれども、国鉄という時代、日本航空も国がやっておった時代から民営化という時代を迎え、サービスについてはまさに民間会社の創意工夫で御努力...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず第一義的に、二度と事故を起こさない、そのために応急修理と言われても徹底的な修理をまずやる、これが基本であろうと思います。  同時に、先ほど森本委員から、自分が新幹線に乗っていてトンネルを通るときのお話がございましたけれども、国民全体がそんなイメージ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 森本委員御指摘のとおり、チャイルドシートは幼い貴重な命を守るため極めて有効なものと考えております。  御指摘いただいた数字と私どもの持っておる数字、多少違いますけれども、警察庁の調査によると、チャイルドシートを着用していた場合は着用していなかった場合と...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、今回の剥落事故に関しまして、JR西の一義的な責任でやっている。しかしながら、それでは国民の不安というものを払拭するわけにいかぬ。そういう立場の中で運輸省としても、JRの結果を待ちながら、同時に私どもも調査を進める。この間も技術審議官が行ってまいりま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これも午前中にちょっと御答弁申し上げたんですけれども、JR西の経営者として責任を持ってすべてやり切れるか、こういう話を私二週間ほど前にいたしました。JR西としては全力を挙げて取り組みたい、こういう御返事でございましたので、経営者の御返事というものを私は今...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 事件が起きました当日でございますか、先ほど御報告いたしましたように監視体制というものを強化させていただきました。まだその状況で、お客様には多分ある意味では御迷惑がかかっておると思います。しかしながら、安全確保のためでございますので、御理解をいただきながら...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 規制緩和の議論の中で、安全の確保については委員の方々からもいろいろな御議論をちょうだいしたところでございます。  まず、航空でございますけれども、私就任後、日本航空、全日空、またその他につきましてもいろいろな御注意を申し上げてまいったところでございます...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、今回の事件を契機として根本的に二つのことを調べなければならないなと。  一つは、トンネルの安全性の問題であります。そこで、当然運輸省の所管もそうでありますけれども、北海道もトンネルの崩落事故がございました。そうした過去の経緯...全文を見る
07月28日第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第10号
議事録を見る
○川崎国務大臣 田邉委員、お地元でございますので、経過もすべて御存じのことでございますけれども、少し触れさせていただきたいと思います。  お話のように、山梨実験線は平成二年、当初の計画では二年から六年までの間に四十二・八キロメートルの全線を建設し、平成九年度までに実験を終了した...全文を見る
○川崎国務大臣 私は、運輸大臣とともに北海道開発庁長官を兼任いたしておりまして、つい最近まで、苫小牧東部開発の問題でいろいろ御議論をいただいてまいったところでございます。民間を主体とした開発事業である、しかしながら北海道の開発計画の中に位置づけられている、したがって、国の計画に位...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、先ほども御質問いただきましたけれども、十一年の七月に、リニア中央エクスプレス建設促進国会議員連盟役員会において「リニア技術開発等の今後の進め方について」がまとめられました。県からも今いろいろな御意見を聞いているところでございますけれども、基本的には、これを踏...全文を見る
○川崎国務大臣 田邉先生のお地元も、私の地元も、空港もなければ新幹線も走っていない地域でありますから、リニアモーターに対する期待というものは他の県の方がお考えになっている以上に強いものがある、これは同じ認識であろうと思います。  また、今御指摘いただきましたように、実験線自体に...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、先ほどからの御質疑の内容については、外務省、防衛庁から御答弁をいただきましたので、それをもって御理解を賜りたいと思います。  それから、今御指摘いただいた事案でございますけれども、六月十日午前十一時二十四分ごろ、福岡航空交通管制部において、有視界飛行方式に...全文を見る
08月05日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第13号
議事録を見る
○川崎国務大臣 初めに、去る六月二十七日に発生いたしました山陽新幹線福岡トンネルにおけるコンクリート剥落事故の概要と、その後の取り組みについて御報告申し上げます。  まず、事故の概要ですが、平成十一年六月二十七日午前九時二十四分、山陽新幹線小倉—博多間で停電が発生し、下りひかり...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の御指摘は、三つぐらいあると思っております。  まず第一に、事故が起きたときの連絡体制、そういうものが完璧であったか。これは西の南谷社長も発言されておりますとおり、少し体制に不備があったんではなかろうか。私ども、一部注意は申し上げましたけれども、少しそこに問...全文を見る
○川崎国務大臣 幸いにして重大事故に至りませんでしたけれども、大変大きな問題であるとまず受けとめさせていただいております。  そこで、まず、当事者であるJR西、それからJR三社に徹底的な調査を求め、とりあえずの応急処置を実行していただいたところであります。いよいよこれから基本的...全文を見る
○川崎国務大臣 航空法の改正、規制緩和の議論のときにも御答弁申し上げましたけれども、就任以来、規制緩和が進む中でありますけれども、安全問題については厳しくチェックをさせていただくと再三申し上げてまいりましたし、現実に、私が就任以来さまざまな問題が起きました。行政的な指導を行ってま...全文を見る
○川崎国務大臣 私自身、記者会見で申し上げたのは、一つは、投書を受けた方々が、実名で投書を受けていた、また、実際にその方にも連絡をしたということから、善意の提案者というふうに受け取ってしまったことが一つであろう。  もう一つは、実は、社長にお見えいただいたときに、この話は社長の...全文を見る
○川崎国務大臣 冒頭私が御報告をさせていただきましたように、今赤羽委員から御指摘いただいたことが私どもの中でも議論として出てまいり、社内体制、特に外部からの、害意あるか、また善意に満ちた忠告であるか、いずれにせよ、危機管理という観点の中から、安全体制の問題についてはできるだけ高い...全文を見る
○川崎国務大臣 実は、まさに捜査当局の捜査を待ちながら、分析をいただきながら、我々詰めなければならない課題を今御提起いただいたわけでございます。  要は、今までは政治犯もしくは金を取りたい、金なり亡命というものが目的でハイジャックというのがされた時代であった。しかし、今回、もし...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに長島機長のとうとい犠牲をむだにしないためにも、しっかりとした安全体制を整えなきゃならない、このように思っております。  特に、先ほどから申し上げております、今までのハイジャック犯が、政治的な意思を持つ者、もしくは金銭的な欲求に基づく者、こういう時代から、平...全文を見る
○川崎国務大臣 テレビ朝日とフジテレビで、取材のマナーにもとることが行われたと思っております。  七月二十六日、羽田空港内の取材の申し込みがフジテレビからございました。これは許可をいたしたわけでありますけれども、取材の過程で、許可をしていなかった逆流を試みようとしたため、これを...全文を見る
○川崎国務大臣 JR西におけるトンネル剥落事件、そして全日空のハイジャック事件と事件が相次ぎました。ある意味では、今御指摘いただきましたように、基本的にはJR西における管理の問題であろう、またハイジャック事件につきましては、一番御指摘いただきますのは、犯人、犯人といいますか投書に...全文を見る
○川崎国務大臣 先日も、アメリカから今御指摘のあった方が見えまして、私と少し議論をさせていただいたところでございます。  御指摘のとおり、鉄道については事故調査検討会を鉄道局長のもとに新たにつくらせていただきました。海運、海難につきましては裁判機能まで運輸省の中に持っております...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘いただきました件ですけれども、まず第一に、JR西日本が事態をしっかり掌握する、そして、応急の措置をまず行うことであろう、そして、それを東、東海まで広げさせていただき、民鉄、また在来線まで今チェックを行っているところでございます。  そうした結果が既にまとま...全文を見る
○川崎国務大臣 今議論いただいた労働組合の協議会から御指摘いただいたことと、投書に書かれていたこととは必ずしもイコールではない、こういう御答弁をずっと申し上げてきたところである。投書に書かれたことが現実に実行されてしまった、そういう外部からの投書に対してどういう対応をしていくべき...全文を見る
○川崎国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その趣旨を十分尊重し、航空関係者の指導監督等、運輸省として十分な努力をし、ハイジャックの再発防止に万全を期してまいる所存であります。