川崎二郎

かわさきじろう

比例代表(東海)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数12回

川崎二郎の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第164回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○川崎国務大臣 今御質問いただきましたIT化について、私は、まず標準化という問題と、やはり進めるには期限を区切ってやる、そういう意味では、昨年の暮れに医療改革大綱の中で、二十三年当初から、平成ですけれども、もうオンラインでしか請求を認めないというところまで決めていただきました。し...全文を見る
01月27日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○川崎国務大臣 本法律案の御提案に当たり、委員長及び委員各位の払われた御努力に深く敬意を表するものであります。  ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、政府としては異存はありません。この法律案が御可決された暁には、この御...全文を見る
01月27日第164回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(川崎二郎君) 高木議員から三件の御質問がございました。  一点目、中皮腫を発症した一人親方等の救済についてお尋ねがありました。  労災保険制度においては、特別加入している一人親方等については補償の対象としてきたところであり、今後とも適切かつ迅速な補償に努めてまいり...全文を見る
01月27日第164回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○川崎国務大臣 一昨年、年金法の改正の中でさまざまな御議論をいただきました。その中で、共済年金と厚生年金の一元化問題というのも議論になり、一方で、私は実は昨年議運委員長をやっておったわけですけれども、国会議員の互助年金制度、どうするんだと。私は、正直申し上げて、縮減をしながら最終...全文を見る
○川崎国務大臣 今、社会保険庁改革を進めております。  まず、払わなければならない、入らなければならない人がどれだけ年金に入っていただくか。例えば学生ですと、免除というものもありながら、出していない人たちもいる。また、企業によっては、当然これは企業の責任の中においてパート労働者...全文を見る
○川崎国務大臣 今農林水産省の副大臣からお話がありましたように、地方自治体を通じながら自主的な調査をお願いいたしております。基本的には、全ロット、サンプル調査をしておりますので、危険部位が混入したと私どもは考えておりません。しかし、念のために、今、自主的な調査をお願いしている。二...全文を見る
○川崎国務大臣 今申し上げましたように、アメリカが重大な約束違反を行った、さあ、そこで、すべてを全面ストップですよ。その中で、今、アメリカがさまざまな検証を行われているという中でございますので、その議論を経ながら私どももいろいろな議論をしていくことになるだろう、こう思っております...全文を見る
○川崎国務大臣 今の御指摘は、石綿による環境の汚染を防止するための適当な措置をとるという文章の削除を求めた、これがけしからぬ、こういうお話だろうと思います。  ただ、ILOの総会での議論、この条約の基本が、作業の過程における労働者の石綿暴露の防止、これがまず基本にかかわりますの...全文を見る
01月30日第164回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○川崎国務大臣 中皮腫の研究でございますけれども、がんの中でも極めて死亡率の高いがんとなっております。  したがって、今、厚生労働省の持っておるがんの研究の予算、また労災病院で持っておる、まさに治療をしながらの研究、またあわせて文科省の予算がございますので、そうしたものをあわせ...全文を見る
○川崎国務大臣 この法律が成立をいたしますと、すぐ、補償、さまざまな救済、また労災におけるさまざまな措置が行われることになります。あわせて健康診断も行われていくことになる。  したがって、がんの登録制度はありますけれども、今、中皮腫の登録制度をつくったらどうだ、こういう御提案で...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には変更はございません。労働安全衛生法に基づく健康管理手帳は、石綿を製造し、または取り扱う作業に従事していた労働者について、離職時または離職後にプラーク等一定の所見が認められる場合に、本人の申請に基づき交付されるということでございます。
○川崎国務大臣 本会議でも御答弁申し上げたんですけれども、基本的に雇用されている方、一人親方でも特例で入ることはできるということでありました。
○川崎国務大臣 一人親方問題について、救済ができないかという御質問を本会議でもいただきました。  しかし、特例を設けて、労災保険に入ることができるという一つの範疇を設けてありますので、それを今度もう少し広げろ、入ってなかった人も入れろということについては、ちょっと今段階ではお答...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、基本的に、毒性の高い鳥インフルエンザということで定義をさせていただきたい。すなわち、H5N1というインフルエンザになります。  カンボジア、中国、インドネシア、タイ、トルコ、ベトナム、六カ国で百五十二の症例がございまして、死亡数は八十三人に至っております。
○川崎国務大臣 もちろん、まず、かからないようにすることが大事であるということから、ふだん、うがいとか手洗いの励行をお願いいたしております。  そして、今、世界全体で考えていったときに、タミフルというものが一番有効であろう、こういう認識をいたしております。したがって、このタミフ...全文を見る
○川崎国務大臣 おわかりのとおり、インフルエンザ用としてこのタミフルという薬を、多くの部分を我が国が使っております。その中において、一社しかつくっておりませんから、世界各国からタミフルを求める声が上がっている。その中で、今回の補正予算では百六十二億、七百五十万人分を予算目標として...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど申し上げたように、WHO等、世界的にはタミフルが一番有効であろうと考えております。一方で、ベトナムにおいて一部の患者からタミフルに対する耐性の遺伝子変異が確認されていることも事実でございます。  したがって、我が国としては、リレンザという薬も同時に備蓄に入...全文を見る
○川崎国務大臣 感染症、細菌、ウイルス等の問題について、これから生物テロというものもあるかもしらぬ、また、さまざまな問題が出てまいると思っておりますので、基本的に管理体制を一元化していかなきゃならぬという中で、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する...全文を見る
○川崎国務大臣 有害な化学物質をどうやってつかむかということにある意味では尽きるんだろう。したがって、そうした見地に立ちながら、研究機関の分析、関係省庁との連携、化学物質の届け出制度、そのようなものをしっかり構築していかなきゃならぬ。また、あわせて、やはり国際機関、国際社会との連...全文を見る
○川崎国務大臣 もう委員御承知のとおり、北京で先日、また、その前に東京でもWHOの会合が開かれました。WHOの一つの警鐘を受けまして、各国が積極的に取り組んでいる。  しかし、言われるとおり、国際社会全体が一丸となって取り組まなきゃならぬ。そして、例えばある地域に起きたときに、...全文を見る
○川崎国務大臣 今のお尋ねは、戦前、国家動員法及び女子挺身勤労令に基づき行われていたものと考えられております。  ただ、現実問題として、省内にそのような資料がないことは事実でございます。果たしてその調査というものが可能かどうかも検討させていただきます。
○川崎国務大臣 今お尋ねの曙ブレーキに関しての報告は、埼玉労働基準局長から昭和五十二年十月及び五十三年五月に、労働省基準局長あて報告されております。  昭和五十二年、曙ブレーキ工業羽生製造所元社員の方にじん肺患者が発見されたことから、当時の労働基準局を通じて状況報告があったとい...全文を見る
○川崎国務大臣 今御指摘の事件は、七名の方がお亡くなりになりました。まことにお気の毒な事件であり、心から御冥福をお祈りしたいと思いますと同時に、再びこのような事件が起きないようにしなきゃならない。そういった意味で、実は今、警察それから消防が出火原因等を調べております。  ただ、...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘いただきましたように、平成十二年末で全国で七百九十カ所でありましたのが、十七年末で七千六百四カ所になっております。社会福祉法人が千六百九十一、医療法人が千四百五十一、御指摘のように、営利法人が三千九百二十七ということで、営利法人のウエートが非常に高くなってき...全文を見る
○川崎国務大臣 今、西川政務官からも御報告がありました。一つは、かなり消防ホースをつなぐのに時間がかかった。そういう意味では、避難訓練と消防団との提携というものを日ごろからまず心がけなければならない。それから、火災報知機というものがやはり必要だったんではなかろうかという議論を今消...全文を見る
○川崎国務大臣 御心配いただいているのは、多分、在宅介護の報酬が一%下がる、その中で、全体的に下がる中で大丈夫か、こういう御趣旨だろうと思います。  基本的には五、六単位上がるように、夜間勤務をきちっとつけるということで単位が上がるというような設定にしたいということでやっており...全文を見る
○川崎国務大臣 農林水産大臣と厚生労働大臣、すなわち農林省と厚生労働省で最終的に決定をしたことでございますので、私の方からも申し上げます。  「輸入再開以前に、また、輸入再開後も」「現地調査を実施することが必要と考えている。」当時の認識を答弁書で示させていただきました。その後に...全文を見る
○川崎国務大臣 これも中川大臣から何回もお答えをいたしております。そういった意味では、食の安全という全体の趣旨に沿って私どもは行動、判断をしてきた、このように考えております。(発言する者あり)
○川崎国務大臣 それは、先ほどから再三御答弁がありましたように、考え方、現地調査を実施することが必要と考えているという当時の認識を示した。その後、さまざまな状況の変化の中で、これはもう書いてあります、いろいろもう御答弁にありました。そういった中で、一つの判断として、私ども厚生労働...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどもお答えいたしたように、実施することが必要と考えている、当時の認識でございます。その後に変化があり、そして輸入解禁以降でなければ履行状況の調査ができないということが判明した。それに従って、十二日に再開、十三日に査察という一つの判断を私どもはしてきた、こう申し...全文を見る
02月01日第164回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(川崎二郎君) まず、パネルをお示しいただきましたので、まず医師の数は足りているのか足りていないのか、この認識が大事だと思います。今、約二十七万、私どもは正直言って、今七千八百人ほどの新しいお医者さんが生まれている、リタイアするのは三千人から四千人ぐらいでしょうか、そう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 医薬品の医療機器審査体制でございますけれども、アメリカからもいろいろな議論がありまして、話を煮詰めております。  そういった中で、今百七十八人の定員を二十一年三月までに二百二十名にすると。審査体制全体として、アメリカと比較してスピードはどうだと、こうい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まあ、それでも、ある程度治験なりいろいろやっていくには時間が掛かるということだけは御理解を賜りたいと存じます。
○国務大臣(川崎二郎君) 家西委員にお答え申し上げます。  血液製剤によるHIV問題については、裁判所の所見において、当時、血液製剤を介して伝播されるウイルスによりエイズに罹患する危険性を始め、エイズについての認識が十分でなく、期待された有効な対策が遅れたため悲惨な結果に、被害...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 米国でのBSE発生後、平成十六年当初に切替えが必要なものとして把握した米国産の牛等を原材料とする医薬品は、今お話ありましたように、肝臓エキスなど牛等由来物が主成分として使用されているもの約二百五十品目、遺伝子組換え製剤などの培養、製造工程の過程など牛血清...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 後から御指摘いただくようでございますけれども、その十七品目、それからこの二年で二品目が追加になっておりますが十九品目、きちっと出すようにさせていただきます。
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げた十九品目の一覧表を出せということですか。
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、作って出しましょうと申し上げた。今、あの……
○国務大臣(川崎二郎君) はい。ですから、作ってお出ししましょうと。
○国務大臣(川崎二郎君) はい。御指摘いただいたように、きちっとさせていただきます。
○国務大臣(川崎二郎君) 多分この後に出るんだろうと思いますけれども、今後の問題については、基本的に現地審査できるように法律改正がなされました。今現状においては書類審査でございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げましたように、十七年四月以降は外国の製造業者についても立入調査を行うことが可能なようになりました。したがって、今後のものについては立入調査を行う、しかし、現状のものについては御指摘のとおり書類審査でやっております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げましたように、従来は、承認審査時に書類申請により原料の原産国等について承認を行ってきた。十四年の改正によりまして、十七年四月以降、昨年の四月以降は立入検査ができるようになったということでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 今度のBSEの牛の問題と医薬品の問題、同列にやれと、こういう議論であろうと思います。ですから、原産地まで行って、それを全部確認しろという御質問だろうと思うんですね。  ですから、今後の承認については、そうした制度がきちっと担保されましたという御答弁を申...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げましたように、薬事法の改正という法改正をもってきちっと担保できるようになったと申し上げております。したがって、これからの承認についてはきちっと法条に生かしていただくということを申し上げております。
○国務大臣(川崎二郎君) これ、薬事法の審議のときにも御議論いただいたと思いますけれども、過去に遡及して既に承認したものについて検査ができるかと、こういう御質問だろうと思うんです。薬事法の改正ではできません。(発言する者あり)
○国務大臣(川崎二郎君) 要は、先ほど申し上げましたように、薬を承認するときに、どこの原産国を使っているかという、承認申請ですね、そのときにしてるのかと。ただ、こちらが見に行っているのかといえば、見に行ってないとお答え申し上げました。書類で審査をいたしておりますと。
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、食品検査と薬の問題について基本的な法対応が違う、したがって薬事法の改正の中で法にのっとってさせていただいておりますと。十四年に改正さしていただきましたので、十七年四月からはそうした形でやらしていただく立入調査を、これから出てくればさしていただく...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、十七品目と申し上げました。お読みしますか、それとも提出いたしますか。お読みしますか、それとも提出……
○国務大臣(川崎二郎君) インターフェロン製剤が二種類、それから乾燥ガスえそ抗毒素、乾燥ボツリヌス抗毒素、乾燥濃縮人活性化プロテインC、乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン、乾燥濃縮人血液凝固第Ⅷ因子、インフリキシマブ、ムロモナブ―CD3、肺炎球菌莢膜ポリサッカライド、オクトコグアルフ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 十七年一月に承認いたしました抗リウマチ医薬エタネルセプト及び十七年七月に承認した白血病治療薬ゲムツズマブオゾガマイシン、この二品目については製造工程において米国産の牛血清が用いられております。  これらの医薬品については、そのリスク及び治療上の効果につ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今私の方から御答弁いたしましたように、そうした勧告も受けた中で、今薬事法に基づきながら、そのリスクと、一方でこの薬を使うことによって効果がある、そしてもちろんこの患者等への適切な情報提供をしながら、今日、十九品目については承認をいたしているということでご...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 正に御指摘いただいたとおりでございまして、できるだけオーストラリア産、ニュージーランド産に切り替えるように今指導を行っているところでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 切替えを早くしろという御質問だろうと思います。それに関しましては、安定的な原材料の供給確保、それから原材料を替えたことにより医薬品の品質、有効性、安定性、これをきちっとチェックした上でできるだけ早く切り替えるように今指導を行っているところでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどから御答弁申し上げておりますとおり、情報開示をきちっとしながら患者の皆さん方にもそうした状況にあるということはお伝えいたしております。医療機関にもきちっとお伝えいたしております。その上で、感染するリスクの問題とこの医薬品の効果というものを考えて承認...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、基本的には医療法で、病院、診療所、助産所は、その構造設備は、防火上、保安上安全と認められるものでなければならないと、こういう規定が入っております。  一方で、今、お地元で、仙台で新生児、生後十一日目の新生児が誘拐されるという事件が起きました。宮城...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 鳥インフルエンザでございますけれども、今御指摘いただきましたように、毒性の強いH5N1、このウイルスを基本的に対象として考えております。これが今、鳥から人へうつっている段階、アジアとヨーロッパ、トルコですね、六か国で発生をいたしております。  したがっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたタミフルは、ロシュという会社が製造いたしておりますけれども、多くを我が国が今のインフルエンザ、この病気に使うという目的で使用いたしております。しかし、このタミフルが有効であろうというWHOの判断の中で、世界の国がこのタミフルを求める状...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたように、この五年間を振り返りましても、保育所の整備費予算拡充の中で受入れ児童数が約二十万人増えております。延長保育予算、これも五千か所を増加させております。放課後の児童クラブ予算、これも四千か所を増やして、予算的には三十億円を使って...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の予算も、財政厳しい中でございましたけれども、子育て支援という一つの対策の中から児童手当、これを小学校六年生まで拡大をさせていただきました。ただ、額的にどうですかと言われますと、確かにフランス、イギリスにしましても、先ほど言いましたドイツにしましても...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ちょっと訂正だけしておきます。フランスの児童手当は二万円ですけれども、第二子からのようでございます。それだけちょっと私、間違えましたので、訂正させていただきます。  今御質問いただきましたように、私もいろいろな制度の組合せと申し上げました。それから、国...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、小坂大臣からお話がございましたけれども、今年は法案を出させていただいて御論議をいただくことになりました。今までいろんな御議論を踏まえながら、正に幼保教育というものが一つの施設で行われるという時代を迎えることになりました。これが本当にうまく進んでいくよ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今委員の御指摘は、例えば育児休業中の期間中の厚生年金保険料の免除対象を一歳未満から三歳未満へ拡充ということで、育児休業を取りやすいようにしようということで対応を打ったと。したがって、この間については年金保険料が免除されると同時に、代わって国の方から納める...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは、御承知のとおり、育児休業の場合は担保が、給料が四割の担保になっておりますけれども、産休の場合は六割相当の出産手当金が出ます、一つの理屈は。もう一つは、産休自体は労働基準法の規定に基づき義務付けられているんです。したがって、これは当然受けられるもの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一つは、高齢者の住宅の雪下ろし問題、実は一昨年まで予算を持っておりましたけれども、基本的にはこれは税源移譲をして地方がやるべきであろうということの整理をいたしております。  それからもう一つは、阪神・淡路大震災からボランティアというものの活動が非常に大...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員お尋ねのP4施設でございますけれども、国におきましては、感染症対策の中心的研究所として国立感染研究所を設置し、これまで感染症に対する基礎的研究や各種病原体等の分離などを行ってきております。  国立感染症研究所村山庁舎ではP4レベルの病原体等の取扱い...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) アスベストの中で、肺がんと中皮腫がございますけれども、中皮腫が最も問題だと考えております。  中皮腫はがんの中でも発見、治療が難しいと言われております。中皮腫に関しましては、これまでがん研究助成金による研究、労災病院における臨床研究等を進めてまいりまし...全文を見る
02月02日第164回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(川崎二郎君) まず、現状でございますけれども、新耐震基準に沿った病院は二千四百九十四病院、三六・四%でございます。したがいまして、残る三千六百九十一について対策を講じていかなければならないと思っております。  まず、民間病院につきましては、基本的には税制、金融等で進...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) もう委員御承知でございますけれども、C型肝炎は、C型肝炎ウイルスに感染している人の血液等を介して感染し、無症状で本人が気付かないうちに慢性肝炎から肝硬変や肝がんへ移行する場合がある感染症であります。  現在では、C型肝炎ウイルスを検査を行い、早期に感染...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 具体的には、平成十四年度より、C型肝炎等緊急総合対策として、保健所等における肝炎ウイルス検査体制の強化、かかりつけ医と専門医療機関の連携強化などによる肝炎診療体制の充実、新たな治療方法等の研究開発、C型肝炎治療等に関する薬事承認、保険適用の推進。それから...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今お話ございました、まだ治らない、治らない可能性の高いものはどうするんだと。そういう意味では、治療水準の向上というのがまず大きな課題になるだろうと思っております。そういう意味では、診療体制の整備、治療のガイドラインの策定、新たな治療法の研究開発、そうした...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 石綿による健康被害、暴露から三十年、四十年という非常に長い期間を掛けて中皮腫や原発性肺がん等を発生させる。早期に発見するための診断法、検査法がまだ至っていない。また、もう御承知のとおり、十分な治療効果のある治療法の確立に至ってなく、中皮腫の場合、発病から...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど委員からの御質問のとおり、アスベスト問題について緊急にやるということについて御理解はいただいたと思っております。  C型肝炎の問題については、今申し上げましたとおり、治療法というものをしっかり確定をしながら努力をしていきたいと、このように今現状で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 検疫という形で全ロットを調べさせていただく三か月間の特別強化月間ということでやらしていただいておりました。そこであの事件が起きたわけですね。  そこで、その今言われましたサンプル調査というものの信頼性を問われているんだろうと思いますけれども、日本JIS...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) それはもう何回もお答えいたしておりますように、これは念のためにアメリカの施設を見さしてもらっている。私どもは検疫というものを強化するという体制の中でやっていると、そしてあのようなものが見付かったからストップを掛けたと、こういうことでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど既に答弁してしまいましたけれども、検疫体制を農林水産省も私どもも強化した中でサンプル調査を行いました、全ロット対象に。そういった意味では安全だと思っておりますけれども、一方で、官房長官からの御指示で、念のために地方自治体を通じながら業者に調べろとい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) お示ししたとおりだと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど御答弁を聞いていただいたんでしょうか。五百七十五トンが危険部位が混入する可能性があるということで、地方自治体を通じながら業者に調べさせている。業者から先に行った分もきちっと調べてくださいよという要請をいたしております。  そして、二月上旬に大体報...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど申し上げたように、自主的な調査をお願いをいたしております。
○国務大臣(川崎二郎君) 自主的調査ということでございますから、当然会社の中できちっとお調べいただいているんだろうと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、私どもが検疫体制をしっかりしきながらやらせていただいております、それによって安全は保たれていると思っておりますと。しかし、念のためにできるだけの努力をせいと、国民のこうした声もあります。したがって、できるだけのということで自主的調査をお願いをし...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 渡辺議員には、日ごろから高次脳機能障害支援について御理解と御協力をいただいてまいりまして、心から感謝申し上げたいと思います。  高次脳機能障害支援については、国として平成十三年度からモデル事業を行い、標準的な訓練プログラム等を作成するとともに、高次脳機...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 自立支援システムでございますけれども、国がやるべきこと、都道府県にお願いすること、また市町村がやることと、このような形の中で三者が協力し合いながらやっていかなきゃならないと思っております。  コミュニケーション支援事業は、障害者自立支援法において法定化...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、先日発表いたしましたけれども、十三年三か月ぶりに有効求人倍率が一・〇〇、一を超えたということになります。また、十七年平均では前年より三十八万人増、三年連続で増加し、働いている人の数、過去最高の数となっております。そこはある程度評価いただけるだろうと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今この図も出していただきましたように、労働災害全体は長期的に減少傾向にあります。しかし一方で、年間千六百人以上の方が死亡され、特に三人以上の労働者が死傷する重大災害、これが平成十六年は二百七十四件、増えていることは事実でございます。十七年以降も見てまいり...全文を見る
02月03日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(川崎二郎君) おはようございます。厚生労働大臣の川崎二郎でございます。  急速な少子高齢化の進行や人口減少という局面を迎え、医療、年金などの社会保障制度改革、将来の我が国を担う若者の働く意欲を高める雇用対策、子育てと仕事の両立支援等の少子化への対応など、厚生労働行政...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ハンセン病補償法前文に記載されていますとおり、戦前、我が国の隔離政策が実施されていた国外のハンセン病療養所に入所されていた方々の精神的な苦痛について慰謝させていただきたいと考えております。  厚生労働省といたしましては、今回の法改正の趣旨を踏まえ、ハン...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 告示指定の対象となる国外療養所としては、当面、国内療養所と同様、法令上隔離収容施設として位置付けられ、法令に基づく隔離政策が行われた実態が明らかになっております韓国の小鹿島更生園及び台湾の楽生院の二施設になるものと考えております。  この表にありますそ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 本予算の審議に入る前に、衆議院において岸田委員長始め委員会の皆さん方、そして参議院におきまして山下委員長始め委員の皆さん方の意思でこのような法案の審議をいただいております。その意思をまず厚生労働省として強く受け止めておきたいと思います。  改正法が成立...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 戦前、国外のハンセン病療養所に入所されていた方々に制度の内容が周知徹底されるよう、関係省庁とも協力しつつ、在外公館等を通じて制度の内容について広報に努めてまいりたいと思います。  また、私自身も韓国、台湾への働き掛けを直接行ってまいりたいと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 検証会議最終報告書において、戦前の台湾、韓国においては隔離政策に伴う被害には、植民地支配下の被害が加わり二重の人権侵害があったとの記載がされていることは承知しております。  戦前の植民地統治に伴う問題は今回の補償法の問題とは次元の異なる問題だと考えてお...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げましたように、戦前、我が国の隔離政策により国外のハンセン病療養所に入所されていた方々の大変な経験というものを改めて銘記しながら、二度とこのようなことが行われないようにしていかなきゃならぬと思っております。ハンセン病補償法前文に記載のとおり、戦前...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 既に、尾辻前大臣の時代に原告団また当事者の皆さん方に会わせていただきました。私も、非公式でございますけれども、原告団の方に会わせていただきました。そして、先ほど申し上げましたように、本予算の審議の前に衆参においてこのような形で御審議をいただき、法律が制定...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の法改正の趣旨もございます。それから、私が先ほど御発言をさせていただきましたとおり、精神的な苦痛について慰謝をさしていただきたいという意味で発言をさせていただいております。  また、先ほど福島議員の御発言に、御質問ではありませんでしたけれども、御発...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の御指摘は二種類あると思うんです。一つは、南洋諸島の四療養所、パラオ、サイパン、ヤップ、ヤルート、それから、韓国、台湾の私立の療養所というものを先ほど表で出していただきましたけれども、あります。しかし、正直申し上げて、必要なしっかりした情報を得ておりま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど申し上げましたように、非公式でございますけども原告団にもお会いいたしました。また、尾辻大臣のときにも随分お話を聞かしていただいております。  今回のこうした法改正の御趣旨、一日も早くやれと、この御趣旨を生かすべく全力を挙げます。
○国務大臣(川崎二郎君) 度々お答えしていますとおり、法改正の趣旨というものを踏まえながら、厚生労働省として全力を挙げるということを重ねて申し上げます。
○国務大臣(川崎二郎君) 私の地元でも、ハンセン病の方々が帰ってこられたときに、旅館業をしてましたのでその宿を提供するというのを長い間続けてこられた方がいらっしゃいました。二年前ですか、たしか叙勲ということで表彰をいただきました。そういう様々な活動に対しても、我々やっぱり目配り、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 在外被爆者の手帳を持っておられる方々には、手続を簡素化するということで改正をさしていただきました。今の話は、手帳を持たずに認定を外国で受けられないか、在外公館で受けられないかという問題だろうと思うんです。まあ、正直言ってなかなか難しいなとは思っております...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたALSについては、病状が重篤であり、闘病生活を送る患者御自身はもとより、看病される家族の肉体的、精神的負担も非常に大きいため、ALS患者の生活の質の向上が図られるよう、保健、医療、福祉にわたる総合的な対策を講じることが重要と考えてお...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘のALSのような進行性の疾病の場合、その心身の状態に応じて、通常のホームヘルプサービスのみならず、重度化が進んだ場合には重度訪問介護や重度障害者等包括支援といった介護サービスを利用いただくことになっております。  御指摘の重度障害者等包括支援は...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 重度訪問介護や重度障害者等包括支援にかかわる報酬基準、国庫負担基準などについては、現在検討を進めている段階でございます。  基本的な考え方としては、報酬基準については、長時間滞在して提供を行うというこれらのサービス実態にふさわしい内容にする。国庫負担基...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) もう予算委員会を始め、何度も答弁いたしておりますけれども、食品安全委員会で科学的な議論を尽くした上、答申をいただきました。それを踏まえながら、農林水産省と厚生労働省として一つの判断、再開という手続に入りました。  その中において、当然アメリカが守るべき...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の議論も聞かせていただいてまいりました。  アメリカがなぜそのようなことをしたかというのを、今アメリカ全体のプログラムとして調べている、その結果がまだ私どもに届いていないわけですから、もう既に次の作業が始まっているんじゃないかという御懸念は、私、大臣...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) もう御承知のとおり、食品安全委員会専任の松田大臣を置きながらきちっとした対応を行っている、内閣において厚生労働大臣、農林水産大臣、また松田大臣、正に対等の立場の中で議論しながらやっているわけですから、私ども、食品安全委員会の意見というものが十分尊重されな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御承知のように、検疫の結果危険部位が出てまいりましたのですべての輸出を止めたというのがまず、リスク管理機関としてのまず第一の仕事であります。  その後、官房長官からの御指示によりまして、五百七十トンぐらいになりますでしょうか、危険部位が、脊柱が混入され...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私も今日、NHKのニュースでそれは見せていただきました。先ほどから申し上げておりますとおり、科学的なデータに基づいて食品安全委員会が答申をされた。その中において、事前査察というものが必要条件という形では書いていない。我々は念のために各施設を査察をさせても...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、検疫でそのような事態が発見された段階で肉の輸入をすべて止めた。そして、正に御指摘のように、私どもは検疫というものできちっとクリアされているだろうと。ある意味では、検疫をしているわけですから、今、七百五十トンですか、市場に出たものについては大丈夫...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) トンネル工事等の坑内労働、その特性にかんがみ、労働基準法により三六協定を結んだとしても、労働時間一日十時間までに抑制しているところでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 粉じん作業に従事する労働者の健康被害、これをいかに防止するか。基本的には粉じんの暴露を回避することが重要であると考えており、そのため、粉じんの発生の抑制や防じんマスクの着用等により粉じんの暴露を防止しながら作業を行っていただくように指導をいたしております...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどお答え申し上げましたように、労働基準法においては、坑内労働に従事する労働者の時間外労働については、三六協定によっても二時間までとする規制になっております。そういう意味では、一般の労働者に比べ厳しい規制となっております。  また、国の発注する公共工...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員が御指摘いただいたことは、現実に作業をしている方にとって可能であるかも含めて、議論はさせましょう。
○国務大臣(川崎二郎君) もう既に何回もお答えをいたしておるわけでございますけれども、十一月十八日の答弁書においては事前事後にわたって査察をしたいと考えている、その後、現実的に可能であるか、いろいろな議論の中で、十二日に再開、十三日に査察団を送ったと。こうした経過の中で、ある意味...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一つは、食品安全委員会の答申を受けて最終決定をしたということになります。事前にやるか今言いましたように十三日からやるかということについては、八日の段階で最終結論を出したということになります。  それで一方で、現実に肉の作業というものが進みますのは再開が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 再開決定、私どもが大使館を呼んで通告をした、連絡をしたということになりますでしょうか、それを受けながらアメリカで作業に入っていって、認定施設、十二日、当然時差がございますから、こちらが大使館に通告した後その過程に入っていって、十二日が十三施設、十三日が十...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、環境委員会で御審議いただいているところでございますけれども、この法案が成立いたしましたならば、来年から周辺住民の皆さん方の健康診断に応じる、いろいろ不安を持たれている方がいらっしゃいますので、まず問診という形でさしていただいて、その結果に基づいて健康...全文を見る
02月06日第164回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○川崎国務大臣 中川政調会長にお答え申し上げます。  今お話しいただきましたように、全体的な数字が改善をいたしてきております。先ほど触れなかったもので一つだけ申し上げますと、雇用保険、失業保険を受給しておる人数が、十四年が百四万、十七年が六十四万、三七%も減っておるというのが現...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘の趣旨に沿って、四月末までに関係省庁と取りまとめを行いたいと思っております。  官から民へという流れが加速いたしております。かつて、電電公社が民営化いたしましてNTT厚生年金、また国鉄もJRにして厚生年金。しかしながら、独立行政法人、非公務員型を選択いたし...全文を見る
○川崎国務大臣 小児救急でございますけれども、委員がよく御存じでございます。  お父さん、お母さん方が、まず子供の容体がよくわからない、余り経験がございませんから。したがって、現実、小児救急に来られる方の九割は軽症が多うございます。したがって、それを解消するためには、まず医師に...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のとおり、社会全体が、働く若い夫婦そして子供を持つ夫婦をどう受け入れていくかということに尽きるだろうと思っております。  特に、女性が勤めていて、子供が生まれて仕事から引かれてしまう。その場合に、なかなか仕事に復帰しにくい。したがって、できる限り仕事を続け...全文を見る
○川崎国務大臣 この一月の二十七日にまとめられました今後の労働時間制度に関する研究会報告書におきまして、今、井上委員御提案の年次有給休暇、これを一日単位でとるのではなくて、三時間ずつとっておけ、こういう話、それからまとめてとれぬか、それからフレックスタイムの活用ということでまさに...全文を見る
○川崎国務大臣 今言われたことも必要な条件整備であろうと思っております。  パートタイム労働者が必要な教育訓練を受けられるようにするとともに、一定の条件のもとに正社員に転換できるという環境を整備していくことが極めて大事なことだと思っております。  さらに、平成十八年度予算にお...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年の折衝におきまして、自民党、公明党の政調会長、井上先生もですけれども、それと財務省、総務省、厚生労働省入りまして、児童手当の拡充において議論をいたしました。  対象範囲を拡大できないかということで、一つは、小学校三年生から六年生まで支給範囲を上げる、それから...全文を見る
○川崎国務大臣 少子化対策に成功しましたイギリス、フランスの例、それから、残念ながら我が国と同様に苦しんでいるドイツの例、いろいろな例をとりまして議論をしているわけですけれども、基本的に、児童手当だけで少子化対策になるというのは、なかなか数値的には難しかろうと考えております。 ...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、がん診療の連携拠点病院、各都道府県につくっていただくということでお願いしておりますけれども、先日、NHKで御指摘いただきましたように、七県がまだ未達成という状況にあります。早くやっていただくようにお願いをいたしております。  その上で、できるだけがんセンタ...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、がんのさまざまな状況を、がんセンターと拠点病院が一つのネットワークになりながら、日本のがんのさまざまな要因また治療方法、これをまず情報化することが第一に必要であろうと思います。  がんの拠点病院に今度逆に地域の皆さん方が御相談に行ったときに、さまざまな対応...全文を見る
○川崎国務大臣 井上委員御指摘のとおりでございまして、我が国のがん医療、基本的には、外科医の先生方を中心にしながら積み上げてきた。放射線治療や抗がん剤治療の専門医の数が基本的に足りないという現状にございます。  したがって、先ほどお示ししましたように、やはりがんセンターへ研修に...全文を見る
○川崎国務大臣 今の御指摘もそのとおりでございます。  終末期だけでなく、治療の初期段階から積極的な治療と並行して痛みの除去等を行うことが重要と考えております。そのため、早い時期から痛みの除去等を実施することの重要性について医療従事者の認識を高める、そういう意味では、まだまだ認...全文を見る
○川崎国務大臣 全くそのとおりでございまして、先ほど申し上げました、まず医療従事者が全体的に理解をすることが第一だろうと。それからもう一つは、やはり社会全体が今までの概念とは少し変えて、麻薬の適切な使用というものを緩和ケアに使っていくということをお互いに理解することは大事だろうと...全文を見る
02月07日第164回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○川崎国務大臣 細かい数字が出ましたので、正確に申し上げますと、十七年十一月、正社員が四・七%増、非正規社員が四・一%減、十二月は〇・三%増、非正規社員が七・八%減ということで、確かに十一月、十二月はそういう数字になっております。  ハローワーク全体の取り組みといたしまして、フ...全文を見る
○川崎国務大臣 調査団が行かれて、アメリカとのいろいろな話し合いをされたということはお聞きしております。いずれにせよ、危険部位が混入した、輸出プログラムが守られていなかったという事実の中で今輸入をストップいたしております。  いろいろな御指摘がございます。それもアメリカにきちっ...全文を見る
○川崎国務大臣 今御指摘ありましたのは、米国農務省が発表した監査報告、調査対象施設四分の三で特定危険部位が食品流通に入っているとは認められなかったが、十分な記録が不足していたため、監査した十二社中九社においてえさやりの管理手順が十分でなく、手順が遵守されていることは確認できなかっ...全文を見る
○川崎国務大臣 私自身、残念ながら読んでおりません。
○川崎国務大臣 朝も前原党首と議論いたしましたけれども、平成九年をピークに正規雇用の人数が減ってきております。一方で非正規雇用がふえてきている、これは事実でございます。  一方で、去年の十一月、十二月を見ますと、正社員雇用が十一月は四・七%増、非正規社員雇用が四・一%減、十二月...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど私が申し上げたのは、就職件数として正確な数字でございます。件数として正確なデータでございますので、もう一度御確認ください。  それから、派遣労働者の賃金につきましては、基本的に、一般労働派遣事業において約一万一千円、特定労働派遣事業において一万六千円、これ...全文を見る
○川崎国務大臣 東京都内でよろしゅうございますか。(佐々木(憲)委員「はい」と呼ぶ)労働派遣事業所は八千五百九十三事業所、職業紹介事業所は三千百八十六事業所でございます。  平成十六年度、東京労働局における指導監督の対象とした事業所は、労働派遣事業については七百十一事業所、そし...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘にあった件を含めて、違反のあった事業所についてはきちっとした指導をしてまいりたいと考えております。
○川崎国務大臣 先ほど全体的な数字は申し上げました。いずれにせよ、基幹的役割を果たすパートタイム労働者が増加する中で、その処遇が働きに見合ったものになっていない場合もある、これは御指摘のとおりでございます。  これまでも、パートタイム労働指針に基づき、賃金などの処遇について正社...全文を見る
02月08日第164回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○川崎国務大臣 御指摘のように数字がだんだん落ちてきておりまして、労働費用に占める教育訓練費の割合、一九八八年で〇・三八、二〇〇二年で〇・二八。〇・一ポイントほど下がっているのが現実でございます。そういう意味では、税制等で誘導しながら、しっかりとした体制をまず大企業は持っていかな...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘いただきましたように、今、医療費は給付で約二十八兆円でございます。これが、人口構造の大きな変化、七十五歳以上のお年寄りで約四割、十一兆円の医療費が使われておりますけれども、俗に言う団塊の世代の我々が高齢者というときになりますと約五割が高齢者のための医療になる...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどの御指摘、大変厳しく受けとめております。私は八十四キロありまして、毎日二千五百歩ぐらいしか歩いていないものですから、やせることと一万歩歩くということをまずの大きな基本方針にしておりますけれども、なるべく努めてまいりたいと思っております。  いずれにせよ、先...全文を見る
○川崎国務大臣 古川さんはやせているからそう簡単に言っていらっしゃいますけれども、民主党にもかなりいらっしゃいますので、そこのところは一人一人の自覚の話だろう。  しかし、先ほど申し上げましたように、まず、基本的に検診という仕事を今市町村にゆだねております。一方で、国との一つの...全文を見る
○川崎国務大臣 私も資料を見まして、正直申し上げて、まず資料というものの正確性をもう少し期すようにと。  基本的にはこれは市町村単位の話ですから、国保の人たちと、それから奥様方が対象になっています。それでは、会社関係でやっている人たち、また我々のような者たち、こういうものを総合...全文を見る
○川崎国務大臣 さっきおしかりいただきましたけれども、実態を私もお話しさせていただいているんです。それで改善すると言っているんですよ、正直申し上げて。実態を隠して、やろうとは思っておりません。きちっとしたデータに基づいて対策を考えてやっていく。そして、先ほど申し上げたように、今度...全文を見る
○川崎国務大臣 その前に、もうNHKで二回にわたりましてがんの問題を特集しまして、そのときに指摘されたから申し上げておきますけれども、がん拠点病院、四十都道府県が一つのネットワークとしてでき上がっておりますけれども、七県が未達成。十三年からやっておりますけれども、やっていない県が...全文を見る
○川崎国務大臣 そこは先ほどから申し上げますとおり、地域拠点病院というのは地域のためですよ。知事さんがリーダーシップをとり、市町村がリーダーシップをとって基本的にはやるべきで、余り国から押しつけるべきではないだろう。しかし、何で七県が抜けているんだということで、私は押しつけろと言...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘いただいていますように、がんセンター自体の機能を私自身はもう少し高めていく必要があるだろうと思っております。  今は、まさに、医療をやっている、OJTで人を育てている、そしてそこででき上がった技術というものを地方の拠点病院に流していく、また、拠点病院から研...全文を見る
02月09日第164回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○川崎国務大臣 国内に輸入された米国産牛肉、そのうち、今、自主点検、調査対象として五百七十五トンについて調査を自主的にお願いいたしております。今現在において、危険部位の混入等御報告はございません。  一方で、私どもは検疫体制を強化してやってまいりました。したがって、それでしっか...全文を見る
○川崎国務大臣 今申し上げましたように、私どもは、最終的には検疫という体制の中で農林省と私どものダブルチェック、そして今回は、危険部位の混入問題については農林省の第一段階で見つかったということでございます。その後、私どもが検査する。したがって、今回の危険部位については我々はチェッ...全文を見る
○川崎国務大臣 食品の安全性という立場に立てば、私どもは問題ないと認識をいたしております。それから、今お話がございましたように、既に消費されたものもございます。したがって、基本的には輸入業者というものが第一義的な話になるであろう。  しかし、今後のアメリカの対応というものがどう...全文を見る
02月10日第164回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○川崎国務大臣 新型インフルエンザ対策については、WHOを中心に、各国連携しながらやらせていただいております。  基本認識としては、今六カ国、最近の報道ではアフリカも入ってきたかもしれない、七カ国になりますでしょうか、あの地域で、鳥から人へうつる段階、人から人への段階になるかな...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的に都道府県と連携し合いながら、今お話がございました最悪の事態を想定しながら準備は進めなければならないだろう。  今完璧にでき上がっておりますかと言われたら、進行中であることだけは事実でございます。
○川崎国務大臣 そこは、正直申し上げて、基本的な原則、うがいをしましょう、手を洗いましょう、やはり清潔な生活というものをきちっと担保する、これが、今の風邪でもそうですけれども、同じ理屈であろうと考えております。
○川崎国務大臣 予防ということになりますと、正直言って妙手はありません。先ほど申し上げた、最大の予防は、鳥から人へうつる状態から、人から人へうつる、それを各国が、もうその事態が生じたらすぐ情報発信する。そして全世界を挙げて取り組む。そして、一番効くであろうと言われておりますタミフ...全文を見る
○川崎国務大臣 ある地域ということが確認されましたならば、基本的には、そことの往復の問題に当然なってまいるだろう。空港とか港湾におきまして、入管体制の中できちっと消毒するなり、入らないような体制をしくというのが第一になってまいると思っております。
○川崎国務大臣 一つは、先ほどから議論しておりますように、病院の受け入れ体制、場合によっては隔離しなければならぬだろうと思います。  それからもう一つは、薬の備蓄というものを計画的に進めなければならない。したがって、補正予算におきまして、七百五十万人分のタミフルの確保ということ...全文を見る
○川崎国務大臣 今、想定として、日本で第一号が出た場合にどうするんだという御下問のようですけれども、正直言って、人から人への鳥インフルエンザはかなり伝播力が強いと思っております。そういった意味では、起きたときに、まさにその地域総動員体制になるだろう、こんな想定をいたしております。...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的な医療技術として、タミフル以上の薬というものは考えておりません。  しかし、先ほど申し上げたように、地域で起きれば、当然、病院の中で隔離政策等していかなければならぬだろう。一方で、伝播力は相当強いということも頭の中に置かなければなりませんので、そういった意...全文を見る
○川崎国務大臣 今言われている意味は、例えば今のインフルエンザでも、学校を何日間か授業をとめてもらう、こんなことを現実行っていますね。それ以上の段階になるだろうということを委員は言われているんだろうと思うんです。  例えば、接触をなるべくしないように、それから集会、そういうもの...全文を見る
○川崎国務大臣 テレビの報道番組等でも随分取り扱われておりますので、私は、国民の鳥インフルエンザに対する意識というのはかなり高くなってきているとは思っております。自分自身、いろいろな集会に出ます。今先生の言われたような質問がたくさん出ますので、国民の皆さん方はある程度御存じだと思...全文を見る
○川崎国務大臣 ロシュという会社との交渉を続けて、我が国は二年間で二千百万人分買います、買いますからつくってくださいということで要請申し上げて、そういった意味では、この四月から二年間で備蓄をするということになります。
○川崎国務大臣 厚生労働省の担当者とロシュとの話し合い、煮詰めてきております。一部報道でも流れていますとおり、でき得れば国内で生産に移れないかという要請もしながらやってきておりまして、約束は履行されるものだと信じております。
○川崎国務大臣 基本的に、昨年来ずっと議論を詰めてまいりまして、また総務省さんの御協力もいただき、都道府県の足並みがすべてそろった、こういうことでございます。
○川崎国務大臣 薬の話だけでなく、先ほどから議論いたしております行動計画を四十七都道府県がおつくりいただいた、こういうことでございます。
○川崎国務大臣 御指摘は現実にやっているわけです。全国の都道府県の保健衛生部長、責任者を東京に呼びまして、会議を重ねております。今言われたことも、御懸念でございますので、私どもから、その会議のたびにチェックするようにさせていただきます。
○川崎国務大臣 日本のインフルエンザワクチン製造業、四社でございます。四社が協力して新型インフルエンザワクチンの開発研究及びプロトタイプワクチンの供給と確保に取り組んでおり、今回の予算におきましても、とりあえず卵をきちっと確保させてもらう。どこかで実際発生したということになれば、...全文を見る
○川崎国務大臣 私どもの現状認識として、ワクチン製造業者、しっかりとした能力を持っておるものという基本、どこで線を引いたかと言われるとなかなか回答しにくうございますけれども、お名前も挙げておきます。  化学及血清療法研究所、これは熊本県でございます、阪大微生物病研究会、香川県、...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のように、私の分野と文科省の分野、国立感染症研究所、大学、地方の衛生研究所、それから民間企業で行われております。  その管理体制について、国立感染症研究所では国立感染症研究所病原体等安全管理規程というものをつくっております。基本的には、この基本的な施策とい...全文を見る
○川崎国務大臣 先日御答弁したかと思いますけれども、現在、法規制がありません。したがって、取扱施設にて許可、届け出を要しないことから、そのすべてを私どもは把握していないのが現状でございます。  委員御承知のとおり段階を分けておりまして、P1レベル、P2レベル、P3レベル。P1と...全文を見る
○川崎国務大臣 御承知のように、研究所として設置され、その後、東京都内全域にわたって都市化が進んだという中で、団地も学校も後から建設されてきたことは事実でございます。  P3段階までについてはお認めいただいておる。しかし、P4ということになりますと、まだ地域の皆さん方の御理解を...全文を見る
○川崎国務大臣 今お話ございましたように、基本的には東京都内なり関東圏のところでしっかりとした施設をやりたいというのが認識でございまして、そういった意味では何とか住民の皆さん方の御理解を得たいと思って努力いたしておりますけれども、加藤さんの御主張というのはよくわかっております。そ...全文を見る
○川崎国務大臣 今、二つの切り口があったと思います。  一つはハンセン病研究センター、一月十四日に住民説明会を開催いたしました。これは、おわかりのとおり、らい菌の研究をいたしておりました。そして、少しレベルが上がる、あくまでハンセン病と結核の発病予防に係る研究、薬剤耐性らい菌の...全文を見る
○川崎国務大臣 民間企業における障害者雇用率、官の場合と分けておるのは御承知のとおりであります。  民間は、常用労働者と失業者の総数、これが分母になります。障害者である常用労働者と障害者である失業者の総数を分子とするということで、一・八%という数字を設定いたしております。  ...全文を見る
○川崎国務大臣 これも後から御批判あるんだろうと思いますが、一・八というものが達成できていない。考え方はよくわかります。しかし、まず一・八というものをきちっと実行する、二・一を実行するというのが大前提ではなかろうかなと思っております。
○川崎国務大臣 これも御懸念だろうと思うんですね。要するに、新しい分野を足しておいて、上がっちゃったと厚生省は発表するんじゃないかと。そこは発表の仕方でありますので、きちっと分けて、国民にわかるように開示していきたい。そして、早く一・八%を達成できるようにした中で、次の施策として...全文を見る
○川崎国務大臣 政策全体として、地域事情を加味した上で数字を出すとか業界別で数字を出すとか、これは余り走りますとまた数字がふくそうしますので、そういった意味では、先ほど御議論ありましたように、我々の方の情報開示の方が大事じゃないか。  例えば、百人から三百人以下の企業では実雇用...全文を見る
○川崎国務大臣 予算委員会でもいろいろ議論いただいていますとおり、まだまだ中小企業の経営は厳しいことも事実でございます。そういったものを加味しながら、そうはいっても障害者雇用を進めなきゃならぬ。雇い入れ計画作成命令の対象に中小企業を加えるなどして対策を講じてまいりたいと思っており...全文を見る
○川崎国務大臣 ここに書いていただいておりますとおり、輸入手続が終了したのは七百五十トンぐらいですね。その中で、危険部位が混入する可能性があるロット、これを抽出いたしまして五百七十五トン、これについて、自治体を通じながら、二十六の業者でございますけれども、念のために調べてください...全文を見る
○川崎国務大臣 アメリカが守るべき約束を守らなかったということから、すべての手続を停止した。一方で、今日入っております肉につきましては、私どもが検疫をやり、検疫、御承知のように農林省がまずやります、その後私ども厚生労働省がやる、二重でチェックをいたしまして、結果としてないであろう...全文を見る
○川崎国務大臣 アメリカが約束を履行しなかったという中で、一部のものの輸入を認めるんですか。そんなの、とめるの当たり前じゃないですか。当然とめますよ。この部分だけは大丈夫だから入れるという話ではないでしょう。  一方で、我々は農林省と厚生労働省で検疫をしているんです。それでまず...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどから申し上げておりますとおり、農林省と厚生労働省でやっております検疫体制、これで大丈夫だと申し上げているんです。しかし、国民の理解を求めるために、できるだけ事業者に協力してもらいなさいという御指示がございましたから、重ねてやらせていただいている。そして、今の...全文を見る
○川崎国務大臣 ですから、脊髄、脊柱、これが混入する心配があるものを調べさせてもらっている。あとは、例えばもも肉とかそういう部分ですから、調べていませんよと申し上げているんです。
○川崎国務大臣 ですから、先ほど申し上げたんです、それでいいんですかと。  アメリカが約束を守らなかった、プログラムを守るという前提ですから、それが守られなかったからとめますよ、先ほど、あの食品安全委員会の答申の最後にも書いてあります、きちっと書いてあります。そのとおり実行して...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどから申し上げておりますとおり、検疫で私どもは大丈夫だと思っている。先ほど御答弁したように、既に食されているものもあります、現実問題として。ですから、検疫体制で我々は大丈夫だと思っているのが認識ですよ。皆さん方はだめだと思っているから、認識の違いがある。しかし...全文を見る
○川崎国務大臣 何回でもお答えしました。変わりようがありません。あなたの質問もイコールなんだから、我々の回答もイコールです。
○川崎国務大臣 ですから、私どもの判断によって、脊髄周辺、この部位の肉について再度調査をせいということで、これは任意です、正直申し上げて。地方自治体を通じて、協力をしてください、そして、そのものが終わるまではそのものを売らないでくださいよとお願いをして、大体資料がお出しできるよう...全文を見る
○川崎国務大臣 だから、それはあなたの御主張で、我々はこういう判断をしました、農水大臣と私どもで指示を受けてこうやろうという決断をしたということです。
○川崎国務大臣 労働者派遣事業の総売り上げでございますけれども、平成十六年度におきまして売上高二兆八千六百十五億円という把握となっております。その中で、派遣労働者の実態調査、製造業を行う事業所のうち請負労働者がいる事業所の割合は三〇・七%となっております。  五社ですか、大きな...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、大手さんでございますけれども、大きい順番ですから申し上げていいんだと思います、一番大きなのがスタッフサービスさん、千八百七十七億円の規模でしょうか、テンプスタッフ、パソナ、アデコキャリアスタッフ、五番目がニチイ学館でございます。  それから、十六年度の労働...全文を見る
○川崎国務大臣 これもあくまで集計結果でございますけれども、一般労働者派遣事業二百八十八万円、特定労働者派遣事業約四百四万円となっております。  また、製造業におきまして、これも粗い計算でございますけれども、一般労働者派遣事業で二百四十七万、特定労働者派遣事業で三百四十七万円。...全文を見る
○川崎国務大臣 請負ということになれば、工場からこの仕事、例えばラインをきちっと請け負って、その中において、日通さんなんかいっぱいやられていますね、こん包作業を全部受ける。それは当然、指揮命令もすべてその請負会社の命令系統の中で行われていく。  しかし、偽装請負といいますのは、...全文を見る
○川崎国務大臣 製造業における請負労働、派遣労働、外部人材の活用という観点から生産変動に柔軟な対応ができるということから、先ほどから御議論のように、大企業を中心に広がりが見られております。しかし、御指摘のように、また我が省がやっておるキャンペーンも先ほどPRをいただきましたけれど...全文を見る
○川崎国務大臣 平成十年以来でしょうか、非正規雇用がずっとふえてきた。法改正もございました。そうした流れの中で、企業が変動に柔軟な対応をしていく、これはやむを得ないことであろう。しかし一方で、我々の認識として、できるだけ正規雇用をふやしたい、これは産業界とも話し合いをいたしますし...全文を見る
02月13日第164回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○川崎国務大臣 盛山委員が運輸省におられたときに私が運輸大臣をしておりまして、厚生労働省が動かないなら我が省でやろうということでこの問題に取り組んだ。五年たったら随分立場が変わりまして、今度は責められる立場になりました。  御承知のように、今トリノでオリンピックが開かれておりま...全文を見る
○川崎国務大臣 社会保障制度全般は、少子高齢化が進む中、負担と給付、持続の可能性、そしてそれをしっかり基盤のかたいものにしていかなきゃならぬという中で、さまざまな改革が行われております。  しかし、障害者福祉について、負担と給付という組み合わせで考えるという話ではなくて、基本的...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど御指摘いただきましたように、衆参におきまして、委員会においてさまざまな議論が交わされました。特に福島委員、その中心になりながら、最終のおまとめをいただきました。  附帯決議については、これまでの施行準備段階においてもその趣旨を尊重し、一つは低所得者へのきめ...全文を見る
○川崎国務大臣 今、小規模作業所は、法定外の事業として全国に約六千カ所、約八万人が活動しております。  障害者自立支援法においては、良質なサービスを提供する小規模作業所についても法定の事業を実施できることとなっております。小規模作業所は、法定事業に参入していく、今お話しいただき...全文を見る
○川崎国務大臣 まず原則でございますけれども、報酬基準については、長時間滞在して提供を行うというサービス実態にふさわしい内容とする。国庫負担基準については、サービスの利用水準に大きな地域格差がある中で、限られた国費を公平に配分するという観点から、現在の重度の障害者のサービス支給実...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年の衆議院の審議の中で検討規定を盛り込んでいただきました。それに沿いながら、省内で、昨年の十二月に障害者自立支援推進本部というものを設けまして、総括的な議論に入ったところでございます。特に、就労支援を含めた所得保障、また障害の対象等の検討、施行後三年を目途に法改...全文を見る
○川崎国務大臣 先週提出をさせていただきました医療制度改革につきましては、今御指摘ありましたように、介護保険と医療保険、この合算制度というものを含めさせていただいております。当然、この議論に沿いながら、今度は障害者福祉サービスと医療保険の合算制度というものをしっかり議論していかな...全文を見る
○川崎国務大臣 自民、公明、与党の御協力をいただきながら努力してまいります。
○川崎国務大臣 今お話しいただきましたように、発達障害者支援法、昨年四月に施行されました。本法において、発達障害者支援センターは、地域の中核となり、発達障害者やその家族に対する専門的な支援、医療、保健、福祉、教育、雇用などの複数の分野にわたる総合的な支援が可能となるよう、関係機関...全文を見る
○川崎国務大臣 既に先週の金曜日、記者発表、マスコミ発表をいたしましたので御存じだと思いますけれども、改めて言わせていただきます。  御承知のとおり、七百三十トンが国内に輸入事業者二十六事業者においてアメリカから購入されたということになります。そのすべてのロットの中で、脊柱周囲...全文を見る
○川崎国務大臣 まず第一に、大前提は、私ども、農林水産省、厚生労働省それぞれ検疫体制をしいております。ある意味ではダブルチェックをさせていただいて、基本的に、我が国内に危険部位が混入したおそれはないと判断をいたしております。先ほどの作業は念のためにやらせていただいた。念のためにさ...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどから申し上げております。念のために自主点検をお願い申し上げました。そして、一つ一つの業者、二十六の業者ですから、一つ一つの業者が点検を終えるまでは売らないでください、すなわち、自分たちが点検し、また、販売先まで聞いてくださいとお願いをしました。自分のところは...全文を見る
○川崎国務大臣 その辺のところは事業者さんもよくおわかりになっていて、非常に短期間で各事業者が、地方自治体を通じて報告をいただきました。念のために、自分が、流通に行ったところもそういう混入がなかったか、お調べいただきました。そういった意味では、十日間ぐらいをどう見るかという委員の...全文を見る
○川崎国務大臣 私どもの発信といたしましては、検疫体制できちっとやっていますから安全というのは担保されている、こういう議論をいたしております。  一方で、先週の金曜日に、自主調査の結果をまとめましてマスコミにお知らせいたしました。残念ながら、言われるとおり、このぐらいの記事にし...全文を見る
○川崎国務大臣 政策として無料というのは、響きのいい言葉であります。しかし、例えば先ほどございました話も、ことしは三十五万円に上げさせてもらいます。私どもの厚生労働省としての認識として、出産の費用三十四万ぐらい、健診等の費用が十一万、四十五万、その中で三十五万、これが多いか少ない...全文を見る
02月14日第164回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○川崎国務大臣 まず、不安を抱える住民、田端先生もその中に入るかもしれませんけれども、保健所や労災病院においてまず問診といいますか、をさせていただく。そして、問題があるかないか、そんな御心配要りませんよという結果になるか、それではチェックしましょうということになります。当然、そう...全文を見る
○川崎国務大臣 今御指摘いただきましたように、患者が日常利用する場所において暴露のおそれがある病院は五十二病院でございます。十九病院が既に対応済み、残り三十三病院、補正予算で七十億円確保させていただきました。国立病院三十三、それから、民間また公立病院については、三分の一の補助でご...全文を見る
02月15日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○川崎国務大臣 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を初め国民の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。  急速な少子高齢化の進行や厳しい財政状況の中で、これまでの社会保障制度が前提としてきた諸条件は大きく変わりつつあります。このよ...全文を見る
02月15日第164回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○川崎国務大臣 大前提を申し上げますと、守られていなかった施設があったわけですね。ですから、今とまっています。  我々が見させていただいた十一施設に限って申し上げれば、我々が見た限りは問題はない、こういうふうに理解をいたしております。
○川崎国務大臣 今御答弁申し上げたように、特段の問題は認められませんでした。  なお、日米間において特定危険部位の範囲が異なります。これは御承知のとおりであります。頭部、脊髄、脊柱につきましては、三十カ月以上の牛について除去をする。扁桃、回腸遠位部については、全月齢これはだめだ...全文を見る
○川崎国務大臣 今申し上げましたように、十一施設、特段の問題点はない、ただ、この点には少し注意をしてくださいということで、マニュアルの部分について、今申し上げたようなことをお願いをしてきて、そして、今度、一月に行きましたときに、それも書いてあるか現地で見させてもらいたいと思ってお...全文を見る
○川崎国務大臣 内閣は一体として当たっておりますので、中川農水大臣と私がそれぞれ責任を分担し合いながらやっておりますので、昨日の交渉は中川農林大臣において行われたということでございます。  なお、一月二十四日開催した日米局長会合、先ほど御答弁しました松本安全部長が出席しておりま...全文を見る
○川崎国務大臣 もう御承知のとおり、アメリカにおいてはこの二つの施設は取り消しをされている、認定取り消しでございます。  一方で、先ほどから御答弁申し上げていますとおり、アメリカがきちっと調べて我々に報告をしてもらいたいという要請をいたしておりますので、それを受けながら、日本側...全文を見る
○川崎国務大臣 私どもの基本的認識は、アメリカがきちっとお調べになって、私どもにしっかりとした回答をよこす、それから物事が始まると考えております。
○川崎国務大臣 今申し上げましたように、アメリカがきちっとした原因究明をなされて、そして、二度と起こらないという一つの担保をつけながら我々に報告がなされた段階で我々は次のシステムに入る、次の段階に入るということでございます。そのときに改めて検討させてもらいます。
○川崎国務大臣 日米間の肉の輸出、輸入につきましては、平成二年、厚生労働省が国内措置に加え対米輸出プログラムを設け、これを満たす施設を認定する。認定施設で処理した牛肉について検査を行い、輸出証明書を交付している。平成二年、この認定が終わりました後、輸出が行われ始めてから、アメリカ...全文を見る
○川崎国務大臣 アメリカは四施設を毎年定期的に視察をしている。我が国は十一の施設でまだとまっている。三十八でしょうか、をきちっとやはり、年内というか何カ月か以内できちっと見なきゃならぬだろう。事後という意味では大体同じようなスキームになっております。     〔委員長退席、森(...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的に、アメリカという国と我が国のシステムの違いになるであろうと思います。  御承知のように、我が国は、保健所、地方公務員によって検疫がなされる。アメリカは国家公務員によってされる。したがって私どもは、地方公務員に対して、アメリカが国家公務員がやるということか...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに、日本向けプログラムということできちっとやってください、その一番が二十カ月以下の牛ですよ、危険部位、アメリカと多少解釈が違うかもしれませんけれども、きちっと除いてくださいということでやってもらっている。まさに、アメリカのプログラムではない、日本向けのプログラ...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに今、アメリカがどのような返事をよこすか待っているところでありますから、今後のことについてお答えにくうございますけれども、現実問題として、私どもは三十八施設すべて見るつもりでおりました。
○川崎国務大臣 基本的には、まずフランスへの輸出でございますけれども、青森県の一カ所でございました。平成七年、EUにより輸入禁止措置がとられた後、平成八年に、EU指令に規定された輸出要件を踏まえ、生産海域や加工場などの基準を定め、都道府県あて通知をいたしました。その後、この通知を...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに、輸出食品の衛生管理、二国間の合意事項であります。そして、輸出国政府が確保することが国際的なルールとして位置づけられていると考えております。  例えば、米国及びEUに対して牛肉または水産食品を輸出する場合は、輸出国が、国内措置に加え輸出プログラムを設け、こ...全文を見る
○川崎国務大臣 再開を前提としての議論に入っていますけれども、私どものスタンスは、基本的には再開前提のスタンスに入っておりません。アメリカがどのような対応をするか、これをきちっとしていきたい。  また、委員の御意見としては承っておきます。
○川崎国務大臣 昨年までの議論の中で、日米間で、先ほど言いました、二国間でこういう形でやろうと合意をしました。結果として守られなかった、そこで輸入が当然ストップになる、そして今アメリカが問題点の調査に入った。そういった意味では、この十二月に合意をした内容というものについてもう一度...全文を見る
○川崎国務大臣 内臓全体が、例えば一つの容器に入れられたとかビニールに入れられたとか、そこに当然合札がつくという理解をいたしております。
○川崎国務大臣 という報告を受けております。
○川崎国務大臣 日本向けの輸出として内臓は処理されていない、廃棄するか他に使うか、そういう形で処理はされているだろうと。当然、内臓も出ますからね。日本向けの輸出プログラムとしては処理されてない。
○川崎国務大臣 私もよく存じませんし、事前に出ていませんでしたので今聞いたところですけれども、基本的には、混入する可能性がある、したがって、我が国向けの輸出プログラムには入れていない。
○川崎国務大臣 今、とまっていますから。しかし、基本的には、入れない。
○川崎国務大臣 基本的には、日本向けの輸出プログラム。ですから、その工場全体の中でAMRがあるからといって、その工場全体をだめですよという認定はいたしません。日本への輸出プログラムの中においてそれを使われるならば、当然、その肉はだめですよという評価でございます。
○川崎国務大臣 要は、一挙にひき肉みたいな形にしてしまってということで、ひき肉はだめですから、入ってくることはありません。
○川崎国務大臣 千三十六件の問題点は把握いたしております。今、精査いたしておる段階でございます。  それから、それと処理施設、どこのがという結びつきはありません。それは承知いたしません。  一方で、先ほど御質問があった、視察に行った者がその十一の施設の中で、こういうものに基づ...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には、原票千三十六件いただいておりますので、精査をして区分していけばきちっとわかる。それで、問題点については、もう既にアメリカにおいて改善がされたという認識をいたしております。
○川崎国務大臣 八百幾つでしょうか、処理施設ごとにきちっと精査はいたしておりません。完了はいたしていないということです。
○川崎国務大臣 当然、行きました十一施設について何があったかというのは承知いたしております。八百幾つの全体的なものを精査したわけではないと申し上げたわけです。十一施設については、事前に調査した上で、当然こうしたことはないでしょうねという確認は行っております。
○川崎国務大臣 三十八施設の問題点の分析をすべて終えているわけではありません。  基本的には、アメリカがきちっとこの問題について、御承知のとおり、屠畜場に常駐する農務省の検査官が特定危険部位の管理等の屠畜場の衛生管理について検証を行って、それを指摘して、そしてそれを直させた、是...全文を見る
○川崎国務大臣 申し上げましたように、農務省の検査官が基本的にはそれを指摘し、回復をしておるという認識。先ほどから申し上げていますとおり、アメリカが日本向けプログラムをきちっと遵守しながらやってくる、危険部位の除去を行うという大前提で行っている。そして、十一の施設の査察については...全文を見る
○川崎国務大臣 この報告書は、こういう問題点があったとオープンにして、こういう形でその問題の是正を求めて、処理いたしましたという報告書でございます。  基本的には、アメリカがプログラムを守る、その中できちっとやっていく。一方で、我々は、確認作業をさせていただいておるという中で十...全文を見る
○川崎国務大臣 事前に通知いただいておりませんので、書類は持っておりません。後でお知らせをいたします。
○川崎国務大臣 今の、担当者の行ったところにはなかった。要するに、五つ行きましたので、彼は。実際問題、多いのはグレーター・オマハ・パッキング・カンパニーそれからスウィフト・ビーフ・カンパニー、これが十二件ということになっております。
○川崎国務大臣 私どもはアメリカから直接資料をもらっておりますけれども、それを公表していいかどうか、これはさっき委員も名前は差し控えられましたので、全くないのは二件であろうと思います。
○川崎国務大臣 先ほどから申し上げましたとおり、この千三十六件については、アメリカの農務省の検査官が指摘をして是正を命じて、それがきちっと処理をされたという認識のもとでございます。  一方で、日本向けのプログラムというものはきちっとあるわけですから、その問題を、どう動いているか...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年の米国への査察でございますけれども、各食肉処理施設において特定危険部位の除去に関する、まず手順書が定められていることの確認、これが第一であります。実際に現場において当該文書に従った作業が実施されているところを確認、この二つの作業をいたしてまいりました。
○川崎国務大臣 どういう形の報告かちょっと私もわかりませんけれども、今確認した限り、現地に行った人間でございますけれども、見てきたという確認でございます。
○川崎国務大臣 ちょっと、直接、今文書がありませんので確認はできませんけれども、基本的には、対日輸出プログラムが動く、そしてその後国内プログラムが動く、その切りかえの作業のところが現認できなかったという報告のようでございます。
○川崎国務大臣 基本的に屠畜処理とラインは見ている。しかし、先ほど言いましたように、日本向けプログラムと国内向けのプログラムの切りかえ作業があります。そこは現認していなかったから次回見に来よう、こういう発言のようでございます。  いずれにせよ、その文書がありませんので、私のとこ...全文を見る
○川崎国務大臣 何でも御存じの二田委員からの御質問でございますけれども、屠畜場、我が国では七五%が背割り前に脊髄除去、したがって、二五%は米国と同じ方法になっております。すなわち、米国は背割り後に枝肉から脊髄を除去する。  したがいまして、一つは、背割り後に脊髄を除去する場合で...全文を見る
○川崎国務大臣 十二月の十三日から査察に行きました。報告を受けて、約束どおり十一施設は行われているなという報告を受けましたので、私もそのように信じました。
○川崎国務大臣 きょうはテレビの実況中継もございますので、正確に申し上げますと、米国においては、屠畜場に常駐する農務省の検査官が特定危険部位の管理等の屠畜場の衛生管理について検証を行っており、検査官は、連邦規制に適合しない事例を発見した場合に、屠畜場に対し文書により指摘し、安全性...全文を見る
○川崎国務大臣 午前中に申し上げたのは、そういう前提の中で、米国の方から資料、小さな個票の提供は受けておりますと。そのとき御指摘いただいたのは、きちっとそれを整理していないのかという御質問をいただきましたから、それは未整理でございましたと御答弁も申し上げました。そして、その上で、...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年十二月の査察におきまして、対象施設十一、HACCPプラン、危害分析重要管理点方式に基づく安全管理計画というんでしょうか、これについても確認を行いました。  具体的には、各施設における危害分析の結果、重点的に管理する加工工程、管理手順、モニタリングの方法等につ...全文を見る
○川崎国務大臣 言われるとおり、現認をいたしております。現場を見ております。
○川崎国務大臣 まず書面で確認した上、現場を見させていただいたということでございます。
○川崎国務大臣 まず、二十四日に帰ってまいりましたので、二十六日、査察の概要について報告をいたしております。  問題は、企業の名前等どこまで出していいものかという問題もありますから、最終の細かい資料については今精査を加えている段階でございます。アメリカ側の了解も得た上で出さなき...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに査察後、一月二十日、アメリカの約束違反が起き、輸出を、日本からいえば輸入を停止している状況になっている。そして、アメリカにどのような改善、どのような分析をしたものを持ってくるかということを待っている中でございます。  同時並行に、我々も、今査察をしてきたも...全文を見る
○川崎国務大臣 細かい、それぞれの企業の中の手順の話でございますので、該当文書は確認をいたしましたけれども、その現物は持ち帰っておりません。
○川崎国務大臣 査察に行った大きな目的の中の一つ、日本向けの輸出プログラムがきちっと守られているか、それの基本的な文書というものを確認してきた、査察の中の重点事項でございます。それを、現物を持ち帰るかということについては、今申し上げたとおりでございます。
○川崎国務大臣 残念ながら、見たことございません。(山田委員「農水大臣、いかがですか」と呼ぶ)
○川崎国務大臣 文書の脈絡、多分全部読まれて御質問されているんでしょうと思いますけれども、要は、科学者の見地として、科学的、物理的にゼロというものはないんだという表現を使っているわけですよ。  例えば、検疫にしても検査にしても、それから今お話がありました飼料にしても、ゼロという...全文を見る
○川崎国務大臣 今、血液製剤の話がございました。  vCJDの感染源、牛肉だけでなく、他のさまざまな原因が考えられる。御指摘の点については、米国内のサーベイランスの問題のみではなく、感染を防止するためのさまざまな対策を進めることが重要であると考えております。  発生動向につい...全文を見る
○川崎国務大臣 二〇〇〇年以降では、米国農務省査察官による対米輸出施設の査察は、二〇〇〇年二月、二〇〇一年八月、二〇〇四年九月、二〇〇五年一月の合計四回行われております。
○川崎国務大臣 ずっと議論を進めてまいりましたけれども、この問題については二国間の合意というものに基づいて行われる。当然、日本への輸出プログラムを守る義務というものがアメリカにある、ですから、当然、アメリカが危険部位の除去というものをきちっとやるという前提の中でこのスキームは成立...全文を見る
○川崎国務大臣 農水省と厚生労働省、それぞれの立場で検疫を行っております。ある意味ではダブルチェックいたしております。その結果、検疫において問題はない。もちろん、一月二十日のものは問題あり、それ以前のものについては問題なしということでありますので、安全は担保されていると私どもは考...全文を見る
02月16日第164回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○川崎国務大臣 平成七年に公的年金制度全体の一元化をという目標が、まず昭和五十九年に立てられました。そのときの基本的な認識は、国民年金を基礎年金制度に改めることを定めるとともに、公的年金制度全体の一元化、共済年金と厚生年金の一元化が残された主な課題であるとの認識。そういった意味で...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど申し上げましたように、公的年金制度の一元化という中で、国民年金の基礎年金という形で一つの整理が終わった、その後の整理の問題として、被用者年金制度、共済年金と厚生年金の一元化をしていかなきゃならぬ、こういう解釈をいたしております。
○川崎国務大臣 当時の理解はそういうものであったと考えております。
○川崎国務大臣 先輩のそのときの議論、菅直人厚生大臣でございますけれども、そのときの答弁を見ますと、その時代の話ですから、まず、これに基づいて昭和六十年改正においてまず全国民共通の基礎年金制度の導入を行い、また被用者年金制度の二階部分の給付の公平化を行ったところであります、この閣...全文を見る
○川崎国務大臣 順に、農林漁業団体組合共済、国家公務員共済、私立学校共済と、ずっと、被用者年金制度の統一的な枠組みの形成を図ると触れておりますので、まさにそのとおりだろうと思います。
○川崎国務大臣 基本的にはそういう認識で作業を進めております。
○川崎国務大臣 十三年までの流れはそうした流れであろう。一昨年の年金制度のさまざまな議論の中で、民主党さんから国民年金を含めという議論もございました。それを踏まえて、総理からの御答弁もありましたので、新しい課題として将来的にそれも議論をしていきましょうという整理だろうと思います。
○川崎国務大臣 全体の流れ、先ほどから申し上げましたように、まず、国民年金を含めて全国民共通の基礎年金制度というものをつくり上げた。そういうものの第二段階として、被用者年金制度の一元化、すなわち公的年金制度の一元化という問題にずっと政府また与党としては取り組んできた。その流れの中...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどから御説明をさせていただいているとおり、特に、先ほど読みましたね、公的年金制度の一元化に関する懇談会を設置して、そして結論として被用者年金一元化をやる、こうやっているわけですから、使い分けとかいうことじゃなくて、普通の文章として使われているという認識をいたし...全文を見る
○川崎国務大臣 まさにその時点で、内閣としてこの方向づけで進むということを決定したことが閣議決定だろうと思います。
○川崎国務大臣 厚生労働大臣ですから、政党間のものを答える立場にないんですけれども、当時、国対の副委員長をやっておりまして、民主党さんと詰めた経過もあります。官房長官が幹事長で、その当時サインをしていただいた経過もありますから申し上げますと、社会保障全体を議論しようということはま...全文を見る
○川崎国務大臣 福祉分野の制度の、すなわち社会保障における所得把握の方法、それと今度の年金制度の問題とは、必ずしもイコールではないだろうと思っております。  年金制度は、負担と給付のリンクがある所得再配分の仕組みである。したがって、仮に自営業者を含めた全国民共通の所得比例年金を...全文を見る
○川崎国務大臣 当然、そういう認識をしております。
○川崎国務大臣 社会保障制度の議論、まさに、一つ一つ詰めながら、データを見ながらやらせていただいております。  国民年金の今の話は、六百六十万の中で百九十万しか申告していないという現実をお知らせした、それもデータであろうと思います。
○川崎国務大臣 基本的には、これから与党と政府の間で議論をしていこうというたたき台の中にそのものが含まれていることは事実でございます。
○川崎国務大臣 ある意味では、委員と私は同じ認識だろう。新聞社に抜いたやつがいたら、これはけしからぬという認識をいたしております。  これから政府と与党の間で議論をして、まとまりましたならば国会へ提出して、まさに国会で幅広い議論をいただいてやっていく問題であろう、こういうふうに...全文を見る
○川崎国務大臣 おわかりのとおり、マスコミもまさに御商売でございますので、あらゆる手段を使われているんだろう。もちろん、たたき台をつくる中でいろいろな方に御相談をしている、少なくとも省内だけでとまった話ではないものですから、さあどこかで漏れたかということをつかまえられるかどうかわ...全文を見る
○川崎国務大臣 これは先ほどから申し上げておりますとおり、たたき台がつくられた上で、与党としっかり議論をした上で、そしてそれがまとまりますれば国会に提出をして皆さん方に御議論をいただく、それが筋じゃないですか、物事の流れとして。
○川崎国務大臣 こういうことがないように厳重に注意をいたします。与党にお示しした段階で、野党の皆さん方にもできるだけ早く情報が伝わるように努力をさせていただきます。
○川崎国務大臣 まず、骨髄移植財団でございますけれども、今お話しいただきましたように、多くの皆さん方の御協力によりまして、十七年末現在のドナー登録者数は二十三万二千五百六十五人、平成四年から、一万五千、登録者数、新規から始まりまして、平成十七年、三万九千人の方が新規登録をしていた...全文を見る
○川崎国務大臣 この問題は、前任の大臣また副大臣のところにもいろいろ届いておった問題のようでございます。そして、両者からいろいろ話を聞きながら、私の時代になりまして、また両者からお話が入っております。それをやはり冷静に判断をしながら、分析をしながら、そして何よりも、この財団が所期...全文を見る
○川崎国務大臣 今御指摘いただきましたように、国際的に見て、我が国の水質、水量、事業運営の安定性、非常に高いレベルにあると考えております。特に、水が飲めるのはアメリカと日本だけという御指摘もありますし、また、漏水率を見ましても、日本とドイツが極めて高い位置づけにございます。  ...全文を見る
○川崎国務大臣 実は私の地元で、三、四年前だったでしょうか、急にテレビに出てきたものですから、ある団地が水が全然供給できなくなった、こういうニュースが流れたことがあります。そういった意味では、九七%いっておるといいましても、まだ一〇〇%になっていないことは事実でございますので、し...全文を見る
○川崎国務大臣 冒頭に、我が国の水道のレベル、国際的な比較を申し上げました。しかし、一方で、委員がるる御指摘いただきましたようにさまざまな問題が生じてきている、それにしっかり対応しなきゃならぬ。予算委員会という場で、財務大臣を前に御指摘をいただきました。しっかり財務大臣と交渉もし...全文を見る
02月20日第164回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○川崎国務大臣 奥野委員が御指摘いただきましたように、国の予算が七十八兆、対して社会保障給付、ことしが八十四、五兆円になると思います。四十六兆が年金、二十八兆ぐらいが医療、それから生活保護、介護等を含む福祉、こんな数字になってまいるだろうと。  七十八兆の予算の中でも二十一兆円...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年の暮れに、昨年生まれる子供の数は百六万七千、亡くなられる方は百七万七千、一万人減少社会に入ったと発表させていただきました。通常ですと、一月の一日、元旦にマスコミ向けに発表しておったんですけれども、一週間早めました。これは、やはり国民的な議論を起こすことが一番大...全文を見る
○川崎国務大臣 基本認識として、データの発表はできるだけ早い方がいいだろうと思っております。そういった意味で、有効求人倍率とか失業給付、できるだけ早いタイミングで出したいな、二年前の統計数字で物を言っていても仕方ない、できるだけ、先月どうだったんだという数字でみんなで議論していき...全文を見る
○川崎国務大臣 今御指摘いただきましたニート問題、一番大きな課題は、平成五年四十万人でありましたのが六十四万人にふえております。その中で、ふえている最大要因は、今二十から三十四という御指摘いただきましたけれども、三十から三十四の人たちが約十万人ふえている、ここがやはり大きな問題だ...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のとおり、今、新耐震基準に沿った病院は、二千四百九十四病院、三六・四%という状況にございます。そういった中で、ことしの補正予算で国立病院機構については処理をさせていただきました。また、災害時に拠点病院になります民間病院も含めまして、そこへの予算措置をいたして...全文を見る
○川崎国務大臣 今、局長から数字を発表いたしましたけれども、アスベストのある建築物を有する病院、これが二千二百余りございます。その中で、アスベストを封じ込め状態にしてある、もしくは囲い込み状態にしている、これが千二百八十六カ所でございます。これについては、基本的には暴露のおそれが...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、不安を抱える住民の方々が保健所なり労災病院に御相談に来てもらう、そこで問診によっていろいろな経歴も聞かせていただいて判断をいたします。その上で、労災病院等の専門機関において、問診の結果問題があるとなれば、エックス線等の検査を受けていただくことになります。その...全文を見る
○川崎国務大臣 国と地方のあり方をどうするか、根本の議論になろうかと思います。  例えば、分権が最も進みましたドイツにおきましては、生活保護費は当然州の負担になります。また、中央集権でありますフランスは、全額国費の負担でございます。また、アメリカのような国ですと、州と国がそれぞ...全文を見る
○川崎国務大臣 この適正化につきまして、まず県や地方から御意見をいただきました。それを国としてできるだけ改善しましょう、また各省庁の協力も得られるようにしましょう、これが第一であります。  第二番目に、もうこれも委員は御承知ですけれども、ある意味では都市問題になってきております...全文を見る
○川崎国務大臣 この問題に対して、まず第一の整理は、四十七都道府県すべてが有効求人倍率はよくなりました。しかし、愛知県や私の三重県みたいに突出してよくなったところと、〇・一ぐらいしか上がらない、〇・三だったものが〇・四になった、非常にスピードの遅いところがある。その遅い七県、北海...全文を見る
02月21日第164回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○川崎国務大臣 国民年金の未納問題、国民の信頼という面から極めて重大な課題であると思っております。  一つは、やはり徴収機関の国民からの信頼。一昨年、社会保険庁問題、いろいろ議論をされました。解体的出直しということで、ねんきん事業機構ということで出直しをしよう。その中で、長官に...全文を見る
○川崎国務大臣 私の答弁にももうお触れいただきました。この十年でしょうか、下がってきております。当初は、中小企業は高い位置づけにあった。一方で、中小企業に納付金を義務づけるということについては、経営を考えていった場合どうであろうかということで猶予条件になってきております。  近...全文を見る
02月23日第164回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○川崎国務大臣 二年前の議論の中で、専門機関として年金積立金管理運用独立行政法人がこの四月から発足することになります。したがって、年金積立金の運用のあり方についてこの中で議論が入っている。もちろん、厚生省の役人も入っております。  その中で、財政投融資資金の預託が平成二十年度に...全文を見る
○川崎国務大臣 今申し上げましたように、市場の売買をしないでずっと長期間持ち続けるというのも一つの選択ではあろう、特に安全性という面ではあります。一方で、古川議員のような御意見もある。そういうものを勘案しながら、あと一カ月なくなりました、最終結論は出したいと思っております。
○川崎国務大臣 もちろん議論としては、独立行政法人が、まさにその責任を負いながら、年金加入者に、より安全であり、かつ御指摘のように利率のいい運用を図るということが大きな目的でございます。そういう意味では、ここに託された一つの仕事であろう。  しかし、新しい制度に移行する過程であ...全文を見る
○川崎国務大臣 もうお話しいただいたとおりの御答弁になっちゃっていますけれども、言われるとおり、満期保有するということを決めてしまいますと基本的には簿価評価になるだろう。しかし、簿価に逃げるためにそうしているんじゃないかという御議論があるとすれば、今もう委員が質問の中に加えていた...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には同じ法体系で縛るべきか、民間は民間の法律を用意しました、国家公務員、地方公務員については年齢にかかわりなく均等に機会を与える旨の法的枠組みがされている、それがきちっと履行されているかという御質問だろうと思います。  しっかりウオッチをいたしてまいります...全文を見る
○川崎国務大臣 加藤委員が先ほど話されましたのは、国家公務員の場合は新規採用で三十三歳までいけますね、民間はそこまでいっていませんねということですから、国家公務員の方が新規採用においても幅を広く認められていますねという議論ですね、一つは。(加藤(公)委員「いや、違います」と呼ぶ)...全文を見る
○川崎国務大臣 要するに、官房長官から御答弁申し上げた新規採用、定期採用というんでしょうか、そのときにはある程度年齢を示すことについては、ある意味では緩和している、しかし、その場合以外は、基本的には年齢にかかわりなく均等の機会を与えるという御答弁をされた。  加藤さんが言われて...全文を見る
○川崎国務大臣 委員も御承知の上で御質問いただいていると思いますけれども、十三年九月が、改正雇用対策法施行前ですね、直前、一・六%、平成十七年十二月、去年の暮れ、四〇・六%。実数でいきますと四千件から十二万四千件ということで、そうした対策を進めている中で、ハローワークで掌握してい...全文を見る
○川崎国務大臣 これはもう御承知のように、新法もでき上がりましたし、それから、十六年、要するに一年前ですね、十六年十二月で三七・九ということで一年早く達成いたしましたので、その時点で、十九年度、来年に五〇%という目標を課していただいております。  基本的な認識といたしまして、今...全文を見る
○川崎国務大臣 この間の議論で重要な点を御指摘いただいたわけでございます。大企業が改善してきているけれども、昭和五十一年当時よかった中小企業が相当下がってきていますね、それは、ある意味では経済の大変厳しい環境の影響も受けているかもしれない、しかし、ここが上がっていかないと全体の一...全文を見る
○川崎国務大臣 まず基本的な議論は、先ほども重なった議論をしているように思うんですけれども、国、要は国民負担、税でやっているものの機関と、民間、自助努力でやっている部門と同じ方向性で縛っていった方がいいのかという根本的な議論であろうと思います。一方で、国民の負担、税負担でやってい...全文を見る
○川崎国務大臣 なかなか考え方を変えるというのは難しいと思いますけれども、先ほど申し上げたように、独法、御指摘いただいた機関についても、未達成のものはきちっと公表していくようにします。
○川崎国務大臣 もちろん、赤字になると大変なおしかりをいただく、したがって、健全な運営に努めていかなきゃならぬことは事実であります。一方で、数字的には四百五十四億まで積み上がってきている、もう少し適切な運用を考えるべきではないか、これはもう国会でも御指摘いただいたんだろうと思いま...全文を見る
○川崎国務大臣 財政的に余裕があるからといって冗漫な経営というものは許されない、こうした趣旨に基づきながらチェックをしていきます。
○川崎国務大臣 公表問題について、国なり地方の公共団体、私は厳しくすべきだろうと思います。民間企業について、納付金制度、報奨金制度という一つの枠組みの中にある。したがって、ちょっと官の取り扱いとは違うなということは委員もおわかりいただいた上での御質問だろうと思います。  三年間...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には、医療機関において提供される医療の安全性の確保、一義的には、診療に当たる医師の責任において行われるべきものであります。  高度医療特区制度は、一定の条件のもとで株式会社による医療機関の開設を認めるための制度であることを踏まえ、特区において提供される医療...全文を見る
○川崎国務大臣 個別の医療機関に対して、国がここは大丈夫ですということを与えることはありません。
02月24日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○川崎国務大臣 国会対策時代に大変谷畑委員にお世話になりました。厚生労働行政関係では先輩でありますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  谷畑委員も私も昭和二十二年生まれ、戦後のベビーブーム、団塊の世代で生まれた子供たちでございます。もうそろそろ六十になりそうにな...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、この表ですけれども、私もこれを見ましてびっくりしたんですけれども、一方でこの内容をもう少し詰めろという指示をいたしております。  例えば、公明党さんから、児童手当をもう少し拡大をしろ、一方で税による支援、公助ですね、それを減らしたら、こういう御意見もある。...全文を見る
○川崎国務大臣 実は、あした大阪でタウンミーティング、ニート問題で小坂文科大臣と二人でやります。ぜひ御参加を。  今の認識どおりだと思うんですね。ですから、文科大臣と私、文科省と厚生労働省がしっかりこの問題について連携を組みながら対応していく必要があるだろうと。逆に言えば、学校...全文を見る
○川崎国務大臣 三月の初めに、法律に基づいて、さまざまなものを最終決定したいと思っております。決定をいたしましたら、委員が言われるとおり、あらゆる手段を使いながら、また地方に厚生労働省の役人が出向きながら、しっかり説明をする責任がまず第一にある。わからないがゆえの不安が多うござい...全文を見る
○川崎国務大臣 今、国の予算が七十九兆、御審議をいただいております。社会保障の給付八十四兆円という時代を迎えている、これがふえていくことはだれも否定しないだろうと思っております。そんな中で、年金、介護と改革をしてまいり、ことしは医療制度改革を中心に国会で御議論をいただくということ...全文を見る
○川崎国務大臣 党内取りまとめの責任者からの御質問でございますので、確認の質問だろうと思います。  療養病床は、医療の必要度の高い方々を受け入れるものに限定し、医療保険で対応するとともに、医療の必要度の低い方々については、老人保健施設等で対応することとし、介護療養型医療施設を平...全文を見る
○川崎国務大臣 経済界の皆さん方から、GDPの伸びに合わせて医療費を決めろ、こういう話が出ていることは事実でございます。私は明確に申し上げておりますのは、一つは人口構成の変化、したがって、GDPの中に抑えろというのは無理でございます、これをはっきり申し上げています。それは無理だ、...全文を見る
○川崎国務大臣 新しい制度がスタートする、当然でございますけれども、どう周知徹底をするか、都道府県の担当者、実施主体になります市町村、そして事業者、そして利用者である国民、ここへしっかりとした周知徹底を図らなければならない。これは、障害者自立支援の方も全く同じスキームでございます...全文を見る
○川崎国務大臣 二年前に年金の改正をお願いして、成立後、大きな課題は、公平と信頼性の確保、したがって、社会保険庁問題と被用者年金制度の一元化、この二つであろうと理解をいたしてまいりました。  実は、議員年金は、正直私は縮減をしてから厚生年金への乗りかえ、これをかいていたわけです...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘いただいたように、幼児教育の重要性というものが強く指摘されている世の中になってきている。一方で、総理が御就任以来、保育の待機児童ゼロ作戦ということで、保育を充実させろということで、随分予算的にも御配慮いただきながら進めてまいりました。一方で、女性の働く人たち...全文を見る
○川崎国務大臣 私も、文部省側の施策を質問を受ける前に聞いてきたところで、正直言って、もう少し厚生労働省側の施策と一致させてやった方がいいなと、それこそ小坂さんにも申し上げなきゃならぬなと思っていたところでございます。  私どもとしては、基本的には、子ども・子育て応援プランとい...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のように、女性医師が、その技術を持ちながら、結婚もしくは子育てを一つのきっかけとして医療の現場から去られてしまう、結果として、地域によっては医師の数が足りないという現状が起きていることは事実であろうと思います。  そういった意味で、今、高木委員が御指摘いた...全文を見る
○川崎国務大臣 この答弁が私は一番苦手でございまして、大臣になってから三カ月で二キロほどはやせました。ただ、八十四キロもありますので、なかなか答えにくうございますけれども。  いずれにせよ、今回の医療制度改革においては、四十歳以上を対象とする生活習慣病予防のため、健診や保健指導...全文を見る
○川崎国務大臣 本当は副大臣から、もう実行者でございます、私と二十キロ体重違うようですから、人より心がけている方々からお話しいただいた方が説得力があるように思いますけれども。  いずれにせよ、この制度がきちっと機能いたしますためには、地方自治体との連携というものが欠かせないもの...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のとおり、今回の医療制度改革で、療養病床の問題は大きな柱でございます。長期にわたる療養を必要とする患者のための病床である療養病床については、医療保険適用の病床、約二十五万床でございます。介護保険適用の病床、十三万ございます。この中で、医療の必要性が必ずしも高...全文を見る
○川崎国務大臣 若い御夫婦に対してどういう支援を行うか。一つは児童手当等の経済的支援、それから雇用環境の整備、それから子育てのための保育所等の整備、こういう考え方でやってきております。  特に、雇用の問題について、やはりもう少し経済界の理解を求めなければならない。経済界の皆さん...全文を見る
○川崎国務大臣 二年前の御議論以来、社会保険庁、今御指摘いただきましたとおり、解体的出直しを行うということで、組織の見直しと同時に人事の問題にまず着手をいたしました。職員のやる気、業務改革、これをどう進めるか、これはすぐできる話でございます。そういった意味では、村瀬さんという長官...全文を見る
○川崎国務大臣 随分広い角度から御質問いただきましたので、二、三の角度からお話ししてみたいと思います。  一つは、私、就任いたしまして直後に副大臣、大臣政務官にお願いしましたのは、かなり有効求人倍率はよくなってきている、すべての県がよくなってきていると思うけれども、極めてスピー...全文を見る
○川崎国務大臣 まず全体的な数字ですけれども、平成六年から平成十六年まで過去十年間で、小児科の医師数一万三千三百四十六人から一万四千六百七十七人、一〇%の増加となっております。医師全体の伸び率が一六%でしょうか、それからすると低いことは事実でございます。一方で子供さんの数が少なく...全文を見る
○川崎国務大臣 宿日直勤務にかかわる許可を受けている医療機関に対して、平成十四年度以降、宿日直勤務の適正化のための取り組みとして、平成十五年度から十六年度にかけて、約六百の医療機関に対し個別の監督指導をいたしております。  認められた法違反について誠実な是正を図らせるとともに、...全文を見る
○川崎国務大臣 当然、労働関係での大きな課題でありますので、調べさせます。
○川崎国務大臣 これらの指導を受けての医療機関における体制整備の問題については、来週末までに取りまとめて委員会にも御報告を申し上げます。
○川崎国務大臣 昨年、全国の六十の市町村で実施した障害程度区分判定等試行事業の対象となったケースのうち、同じ最重度の脳性麻痺の四十代のひとり暮らしの男性の例、ホームヘルプサービスを月三百四十三時間という方もいらっしゃいます。また、月二十六時間という方もいらっしゃいます。  そう...全文を見る
○川崎国務大臣 イメージ図を出すということで、ある程度例ができ上がっている場合は確かにそれが基準になっていいわけですけれども、まさに今回の制度全体が一つ一つの状況に応じて判断しましょうということでございます。そういった意味では、御答弁が気に入らないということになるかもしれませんけ...全文を見る
○川崎国務大臣 国民医療費もしくは給付、それがどのぐらいの想定になるか、一つの立案を立てる過程の中で、GDPの伸びとかいろいろな数字を入れながらやっていきますね、当然。過去は大きく状況が違いました。そういう意味では、百何十兆と数字を出したのは明らかに間違いであったんだろう。もしく...全文を見る
○川崎国務大臣 今度の制度全体はおわかりになっていると思います。新しく設けるケアホームにおいては、利用者にふさわしいサービスが提供されるよう、利用者の数や障害程度に応じ、サービス管理責任者や介護サービス等を提供する生活支援員を配置するとともに、重度障害者に配慮した加算を設定する、...全文を見る
○川崎国務大臣 現在対象になっている方は、基本的にはそのままの政策が続けられると考えております。
○川崎国務大臣 私は、国会対策、議運が長うございますから、委員会での議論というのは、大まかなところは承知しておりますから、そういう意味では、知っているといったら知っている。しかし、委員会等での細かい議論について知っているかといったら、全く知っていない。これが事実でございます。
○川崎国務大臣 BSEで人間にうつって発病したケースについては、イギリスが百五十何人でしょうか、アメリカが二人でしょうか、そういう形で数字的には聞いておりますし、頭の中に入っております。
○川崎国務大臣 正確に掌握しておりません。
○川崎国務大臣 イギリスが基本的に問題になっておりますし、こういう事件が、アメリカのこういう問題が起きる前にヨーロッパの国から子牛は入れてくれという話があったことは承知しております。
○川崎国務大臣 食品安全委員会からの答申の中に入っておりまして、アメリカにも、サーベイランスをきちっとするようにということで、私の方からもアメリカに対して、きちっとするようにということで申し入れをいたしております。
○川崎国務大臣 一般的に伝わっております、来年以降予算を減らすなんという話は困りますねという、私自身の見解でございます。
○川崎国務大臣 食品安全委員会の答申の附帯事項において、健康牛も含めた十分なサーベイランスの継続等の必要が指摘された。私どもは、食品安全委員会の一つの見解というものを踏まえながら、アメリカとの交渉に立っておりますので、この見解を示すということになろうと思います。
○川崎国務大臣 この間話題になりまして、申し上げましたように、個票でもらっているので、一つ一つ精査させているという報告を受けたのが今週だったと思いますので、そろそろまとまるんじゃないかと思います。お出しするようにします。
○川崎国務大臣 たしか御質問は、認可になった三十八施設、その中の今回見に行った十一施設とこの千三十六ですかとの関係をきちっと頭の中に入れて行ったのかという御質問をまずいただいたわけですね。そこは十分精査し切れないまま行ったことは事実でございます、ただ、当日、行ったときに、検査官が...全文を見る
○川崎国務大臣 当時申し上げたのは、事前にこの施設には、この違反、千三十六あった、それは持っていっていません、持っていっていませんと、これは明確に申し上げました。  それで、基本的には、アメリカの方からすべてが改善されたという報告を受けて行った。当然その場でそれが話題になって、...全文を見る
○川崎国務大臣 現実に何をいつ見てやってきたのだと、脊髄除去を見たのか、扁桃除去を見たのか、回腸遠位部の除去を見たのか、部分肉処理を見たのか、もしくは、向こうの工程を見たのか、要は日本向けではなくそういう工程を見たのか、A40による月齢判別を見たのか、そんなことでずっと書かせまし...全文を見る
○川崎国務大臣 今、ホームページだとお話ございました。アメリカにおいて、十七日午後九時、現地時間ですと朝七時のようです、ジョハンズ米農務長官から米国農務省の調査結果が公表された。調査報告書については、同日午後九時ごろ、十七日の午後九時ごろに在京米国大使館より、事務的に当省の担当部...全文を見る
○川崎国務大臣 アメリカのシステムと我が国のシステムが基本的に違うということが一つあると思います。したがって、彼らといたしましては、外務省に来られた、そこへ農水省と私どもの担当部局が行って受けた。そういう意味では、基本的な窓口、対外交渉でございますので、外務省がまず一元的に受けた...全文を見る
○川崎国務大臣 手続論で余り細かいことは言いたくないんですけれども、形としては、米国の大使が中川農林水産大臣のところへ来て、まず報告があって、そして次に、外務省に向こうのスタッフが来て、農林省と厚労省のスタッフが行って受け取ったわけですから、手順的に御指摘いただくような遺漏があっ...全文を見る
○川崎国務大臣 大使がわざわざ中川農林大臣のところへ来て、これからお出ししますと言ってきて、そして後は外務省という場で両省が立ち会って受け取っているんですから、どうして遺漏があるんですか。
○川崎国務大臣 何回もやられていましたので私も覚えていますけれども、基本的には、プログラムを守ることが前提で評価は成立する。そのプログラムが破られたんだから、破られた状態に今あるわけですから、したがって今は成立していない、プログラムをきちっと守るようになったら、それは復元する、こ...全文を見る
○川崎国務大臣 いや、当時の松田大臣の認識もそうであったと思います。松田大臣の認識も私と同様な認識をしている。
○川崎国務大臣 という答弁を松田大臣がされた。
○川崎国務大臣 何かこの話で、随分松田さんと委員との間であったと思うんですけれども。我々はリスク官庁として、きちっとプログラムが守られれば、あのとき松田さんは、要するにしっかり見ていますという表現を使いました、ウオッチしていますから、両大臣が復元したということになれば評価は成立す...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のように、障害者の福祉サービス、平成十五年度から支援費制度を施行してまいりました。さまざまな問題が指摘されました。障害種別間の格差、未実施市町村が多いなどサービス水準に大きな地域間格差が存在する、在宅サービスを中心に予想を大幅に上回ってサービス利用が拡大した...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、東横インがやったこと、建築関係法令違反であると同時に、私どもの役所が所管します旅館業法違反ということになります。特に我が省は障害者の福祉を担当する役所でございます。極めて遺憾なことであると考えております。  一方で、旅館業法という法律自体は、基本的には我々...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年の特別国会において付された附帯決議は、国会における真摯な議論の上議決されたものとして大変重く受けとめております。  附帯決議については、これまでの施行準備段階においても、低所得者へのきめ細やかな配慮、自立支援医療における重度かつ継続の範囲の検討に当たって関係...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、参議院厚生労働委員会の決議は、「三年以内にその結論を得る」となっております。したがいまして、昨年十二月に事務次官を本部長とする障害者自立支援推進本部を設置しまして、検討に着手をいたしました。また、障害者自立支援法については、施行後三年を目途として法律の改正に...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のとおりの御理解で結構でございます。  市町村審査会の委員は市町村長が任命することになりますが、全国会議や障害程度区分の説明会において、障害者の保健福祉の学識経験を有する者であって、中立かつ公正な立場で審査が行える者であれば、障害者を委員に加えることが望ま...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘は二つの切り口があると思います。  一つは、重度の障害のある方の地域生活に配慮する観点から、現在の支援費制度における国庫補助基準額、月二十二万円を、最大で約二倍の四十五万円程度に引き上げる方向で検討しております。また、新制度への移行に当たっては、経過的措置...全文を見る
○川崎国務大臣 国民皆保険制度は我が国が誇れる医療制度だと思っております。全力をもってこれを維持していきたいと考えております。
○川崎国務大臣 既に答弁がありましたように、これから高齢者がどんどんふえていく中で、世代間の負担の公平の観点、高齢者にも現役並みの所得がある方々については御負担をいただくという形で整理しているのは御承知のとおりでございます。  一方で、今御指摘いただいた問題について、激変緩和、...全文を見る
○川崎国務大臣 税制改正によって急激に変わる、したがって、これから省令で二年間の激変緩和措置を講じたということでございます。
○川崎国務大臣 今読まれた中には、いろいろな問題が含まれていると思います。ただ、御質問は、基本的には、十月施行の食費、居住費の見直し、これによって退所せざるを得なかった人が多いという御指摘であったと思うんですね。そうですね。  もうおわかりのとおり、生活保護受給者の場合ですと、...全文を見る
○川崎国務大臣 個別の事情については、先ほど局長から、そうした話を聞いて、現実、二百六十六万所得以上の人が三万負担がふえたから退所した、それだけの理由かということで調査した限りは、そういう事例ではないという御答弁を申し上げました。  個々の事例でございますので、もう少し調べてみ...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどから、仙谷さん、また山井さんとの議論の中で、正確なデータで話をしましょうと言っているわけです。したがって、小児科医の数については一万四千六百七十七名、この十年間で千三百三十一名ふえましたと申し上げたんです。一方で、新聞でお示しになったのは、大学の医局へ残る人...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、MMRワクチンの接種により千人以上の健康被害が生じたことは重く受けとめており、今後とも安全な予防接種行政に努めてまいりたいと考えております。  ただ、この案件が今大阪高裁で裁判中、もう御承知のとおりでございます。細かい内容については、この段階では差し控えさ...全文を見る
○川崎国務大臣 医師であり政治家である阿部委員の説得力ある御質問をいただきました。  正直申し上げて、大変迫力がありますので、そうかなと思うと同時に、行政側の判断もございました。私も、専門家の意見を違う立場から聞いてみたい、こう思います。
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○川崎国務大臣 基本的には制度の違いがあるというお話を今いただきましたので、認識はそうでございます。  生活保護は最後の手段、最低生活を保障するため、したがって資産等の調査をきちっとしてあれば生活保護は支給しない、ここが一番大事なところであろう。年金の方は、基本的には、資産、ス...全文を見る
○川崎国務大臣 諸外国としっかり比較しながらやっていくというのは大事な論点だろうと思います。  一方で、一昨年の年金改正の中で、要は、負担をある程度のところでとめる、したがってだんだん給付は下がっていきますということで、結果として一五%下がる制度になっておりますので、そういう意...全文を見る
○川崎国務大臣 社会の変化、また個人の働き方に対する考え方、また経営側のニーズ、それらの中で雇用というもの全体を規制緩和してきたことは事実でございます。これだけ経済環境が回復してまいっても、残念ながら正規雇用の数がふえてこないということも事実。一方で、今言われました正規雇用と結婚...全文を見る
○川崎国務大臣 タクシー業界の規制緩和については、小渕内閣で当時の運輸大臣が私でございましたので、重大な関心を持って見詰めております。  厚生労働大臣に就任する前にいろいろ相談がございまして、厚生労働省として、当時、十七年九月を皮切りに、全国安全運動実施期間ということで、全国で...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年の法案の審議でもいろいろ御議論いただき、附帯決議もいただき、そして今、法施行に向かいましてさまざまな努力をいたしているところでございます。  一方で、まだまだこの制度を知らない、よく御理解いただいていないということからいろいろな問題が生じる。したがって、方針...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的に、先ほど申し上げましたように方針を決めました。したがって、これから、地方自治体、福祉関係者、個人の方々に説明をする段階でございますから、各所に担当者が参ることになる。その中において、さまざまな問題があれば、聞き取りをしながら進めてまいります。  いずれに...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年来の、法律成立時でのさまざまな御意見それから附帯決議を賜りました。それに沿いながら三月一日に基本的な方針を決めさせていただきましたので、それを徹底していくのが一番大きな課題であろう。そして、多くの皆さん方に御理解をいただく。今から、方針を決めたことをあすから変...全文を見る
○川崎国務大臣 今までの制度があり、これについてはいろいろな御指摘があり、そして国会で御審議いただいた法律が通り、しかし、それでも御心配だという中から多くの附帯決議がついて、そしてこの形でやりなさいと御指示をいただいた中で、法律にのっとりながら、また、国会の意思に沿いながら、私ど...全文を見る
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○川崎国務大臣 平成十八年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。  平成十八年度厚生労働省所管一般会計予算の総額は二十兆九千四百十七億円であり、平成十七年度当初予算額と比較いたしますと千二百三十九億円、〇・六%の増加となっております。これは国...全文を見る
○川崎国務大臣 今、大口委員が御指摘いただきましたことについては、歯の健康と体全体の健康、大きく関連性がある、そんな調査研究が行われているということは承知いたしております。また、大口委員がこのことについてしっかり御研究をいただいているということも知らせていただいております。  ...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、がんの診療連携拠点病院でございますけれども、今はがんの拠点病院という形でお願いしており、四十七都道府県の中で四十の都道府県が参加をしてもらっている。逆に言えば、七県が抜けているのが現状でございますけれども、新しい制度の枠組みの中で、今各都道府県に打診をいたし...全文を見る
○川崎国務大臣 既に法案を提出させていただきました。四月ごろから御論議いただくことになるだろうと思いますけれども、医療制度改革の法案が成立いたしましたならば、平成二十年度から、後期高齢者医療制度、七十五歳以上ということで、新しい制度をスタートさせていただくことになります。  後...全文を見る
○川崎国務大臣 私も閣内にいた当時もございますけれども、補正予算でずっと対応してきたと思っております。  平成九年以降、概算として二兆四千億くらい使ってきた、このように承知しております。
○川崎国務大臣 先ほどから数字が出ていますとおり、どうも毎年七万人程度でしょうか、残念ながら、初期期待したほどの数に上っていないという御指摘をまずいただいた。一方で、こういう機器というのは割合時代の変化が激しい。八年たって、今言われた若者が使おうとしたときに果たして最新鋭の機器で...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には方針を決めたようでありますけれども、そういう御意見があったということは、私自身、頭の中に入れておきます。
○川崎国務大臣 一般の方々をできるだけ優先すべきであろうという立場は、保坂委員と同じでございます。ただ、今言われたように、一方、あいていて、転勤してきてとりあえず入れという措置はあるんだろうと思いますね、あいている場合は。その方が有効利用になりますから。ただ、優先はやはり一般市民...全文を見る
○川崎国務大臣 今の答弁ぶり、わかりませんけれども、私のところのペーパーは、専門家の活用による、法的措置を含む厳正な対応という回答になっています。したがって、やらせます、きちっと。
○川崎国務大臣 基本的に隠すような資料ではないであろうと思います。  いずれにせよ、雇用保険にいたしましても、年金にいたしましても、できるだけ透明化をしながら、国民の理解を得ながら進めていくという方針には変わりありません。
○川崎国務大臣 今、高木委員から、不妊治療の重要性、また問題点等るる御質問をいただき、私も横で答弁を聞かせていただいて勉強させていただきまして、ありがとうございました。  若い夫婦に我々どうやって応援をしていくか。一つは経済的な支援、雇用の面での支援、それから保育での支援、こん...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年の暮れに、百六万六千人の子供が生まれて、亡くなられた方が百七万六千人、一万人、人口減少社会に入った。それを一つのきっかけとしながら、少子化問題に対する議論というのは非常に高まってまいりました。我々だけで考えているのではなく、国民全体の考え方の中でまとめていかな...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、がん治療の技術について、特に放射線と抗がん剤、この分野については我が国はおくれている、人員的に足りないという認識を、局長も答弁いたしましたように、はっきり認めた方がいいんだと思うんです。さあ、それではどうするんだというところに移ってきている。ですから、問題意...全文を見る
○川崎国務大臣 平成十三年十二月に取りまとめられた在外被爆者に関する検討会報告書において、「人道上の見地からは、その現在の居住地によって援護の程度に差をみることは不合理であるというのが、各委員共通の考え」と述べていることは私ども承知しております。  一方、外国にお住まいの被爆者...全文を見る
○川崎国務大臣 災害時のライフラインの確保、それから、まさに拠点となる施設の確保、これをどう有機的に結びつけるのかという議論であろうと思います。  先日の予算委員会での議論でも、電力、電話は割合復旧が早い。しかし、地下に潜るガスと水道はかなり復旧に時間がかかる。したがって、耐震...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○川崎国務大臣 もちろん、国によって仕組みが違いますので、日本の国でいえば、国民一人一人が自助努力で現役時代に積み立てて、そして、老後という表現がいいのか、一定の年齢に達しましたならば今度は給付を受ける立場になる、それが生活の一部に当てられる、こういう認識でございます。
○川崎国務大臣 これは予算委員会でも与党、野党からもいろいろ質問が出ました。生活保護費と国民年金との比較。そこで私どもが申し上げていますのは、確かに生活保護費は最低の生活を保障するための費用である、基本的には、生活保護をもらう人たちはストックがないという前提で生活補助を行っており...全文を見る
○川崎国務大臣 そこは組み合わせでございますから、例えば、厚生年金でも厚生年金基金があり、また、国民年金でも国民年金基金があり、自助努力でそこを積む、しかし、そこに国が支援しているわけではない、税体系の中でやっているという考え方であろうと思います。
○川崎国務大臣 厚生年金にしても、国民年金にしても、基本的には自助努力で積み立てていくという範疇の中で、国民年金でも、国民年金基金として、自分の老後がもう少し欲しいということでやる。すなわちそれは資産ですね、資産です、はっきり言って。生保であろうが、国民年金基金であろうが、自分が...全文を見る
○川崎国務大臣 人それぞれの生き方がございますので、幾らだったら生活できるとは申し上げません。もっと言えば、その六万六千円というのは四十年間フルに掛けた人ですから、もっと少ない方もいらっしゃるわけですから、現実にそれで生活を送られている方もいらっしゃるだろうと思いますので、私の方...全文を見る
○川崎国務大臣 生活保護費と六万六千円を比べたときに多いか少ないかという議論はあるだろう。一方で、当然、親族等との共同の生活もある。逆に言えば、夫婦二人だと十三万二千円、これは明らかに生活保護の最低保障金額より多うございますから、それは、ある意味では多いという考え方になるだろう。...全文を見る
○川崎国務大臣 さあ、諸外国でどういう生活保護のスタイルになっているか、詳細については今申し上げられません。正直言って、今データを持っていませんから。
○川崎国務大臣 すべてのストックがなくなり、かつ六万六千円だけで、できるかできないか。先ほどから申し上げているとおり、それぞれのケースがあるだろう。生活保護が必要であるということになれば、私ども、それは対応していくことになっていくだろうと思います。
○川崎国務大臣 これは、先ほどお答えしましたように、生活保護費と国民年金の議論の中で、民主党の中でも、また与党の中でもさまざまな議論がございます、正直申し上げて。しかし、そこは、年金については、それですべて生活ができるんだという前提には立っていない。若い時代のストック、また親族関...全文を見る
○川崎国務大臣 数については全く承知しておりません。
○川崎国務大臣 今申し上げたように、六万六千円というのは四十年間フルに掛けたときの年金ですから、そういう意味では、それより低額の方はいらっしゃいます、二万幾らしかないと。したがって、そこに対して生活保護という考え方は当然入ってくるだろう、こう思っています。
○川崎国務大臣 今申し上げたように、年金が自助努力としての結果、しかし、それが二万幾らしかない。しかし、生活保護は、実際、もう少し高いですね、最低保障ですから。その差額についてさまざまな形で国が援助するということは、当然あり得るだろうと考えております。
○川崎国務大臣 年金改革につきましては、一昨年の法改正、さまざまな議論がされて、そして、私ども、今の課題としては被用者年金の一元化ということで取り組んでいる、委員の御承知のとおりでございます。
○川崎国務大臣 多分、立場が違うということでしょうね。私どもは、先ほどから申し上げているように、自助努力として年金が一部ございますと。それから、若いころからの努力したストック、特に国民年金基金だとか生保だとか、こういう商品は当然あります。それから、俗に言う不動産と言われるものもあ...全文を見る
○川崎国務大臣 もちろん、人が生活をするのに国家として最後のセーフティーネットを張らなきゃならぬ、したがって生活保護というものがある。国費四分の三、四分の一地方負担という中で最低保障という制度をつくっている。それが生活保護でありますから、そこに足らない人が出てきて、かつストックが...全文を見る
○川崎国務大臣 きのう、おとといでしたか、予算委員会でも、いろいろ先進国の例を比較して、逆に高いんじゃないかという御指摘をいただいた委員もある。ですから、そこは正確なデータで議論した方がいいと思いますので、場合によってはデータをお出ししたいと思います。
○川崎国務大臣 多分、日本がとっている二十五年掛けなければ給付の権利がないという厳しい制度の一つであろうと思います。
○川崎国務大臣 日本の国のセーフティーネットとして、人間の尊厳でございます、人間が生きていく、その中の最低保障を国として責任を持つ、足らざる分について責任を持つというのが生活保護という制度であろうと思いますから、年金が二万円あるから、生活保護をゼロの人と同じようにフルにもらって二...全文を見る
○川崎国務大臣 切り口なんですね。要するに、ある人が、収入はない、いや、ちょっとだけお金がある、しかし一カ月の生活を送ることはできない。人間の尊厳として、国家としてこういう人に対してきちっとした保障をしようという切り口、損得勘定の切り口でやっている話ではありませんから、最低生活は...全文を見る
○川崎国務大臣 年金を老後生活を送るための一つの糧として、自助努力をしてくださいと。しかし、サラリーマンだって、正直言って厚生年金だけではないですね。普通は、退職金という制度もあれば、いろいろな形で生活設計を送っている。まして自営業の皆さん方等は、さまざまな形で老後というものを考...全文を見る
○川崎国務大臣 生活保護全体は、生活の最低保障問題、住宅それから医療等があります。特に、入院ということになると、かなりの負担を国がしていることにはなります。そういう意味では、全体を足しますと相当な金額になっているということは事実でございます。
○川崎国務大臣 生活保護費がこの五年間、どのぐらいの推移をしてきたのか私も数字を見ていませんけれども、余り大きな変動はないんではないかなと思っています。大きな変動はないんだろう。そういう意味では、最低生活保障ですから、それが非常に高くなっていくということもなかなか考えにくいなと思...全文を見る
○川崎国務大臣 何十年ぐらいのスパンで見るかということでしょうけれども、十年ということになれば、大きな差がつくとは思っておりません。
○川崎国務大臣 先ほどから繰り返し申し上げておりますとおり、年金が老後のすべての生活を賄うものとは考えておりません。自助努力の中において、さまざまな工夫がされていくものであろう。したがって、今政府としては、被用者年金の一元化ということに取り組ませていただいておるというのが事実でご...全文を見る
○川崎国務大臣 そういう発言をされる方もいることは事実ですけれども、私は考えておりません。
○川崎国務大臣 何回も答弁が出たと思いますけれども、安全委員会の答申が出てきた、それに基づいて、厚生労働省それから農林水産省、それぞれ判断を行った。  形的には、私どもの方の判断が早うございました。たしか、その当日に農林水産省が決定をして、農林水産省が決定したのを受けて我々も、...全文を見る
○川崎国務大臣 私どもが食品安全にかかわる所掌をいたしております法律的根拠は、厚生労働省設置法第四条「飲食に起因する衛生上の危害の発生の防止に関すること。」逆に、農林水産省設置法第四条「農林水産物の食品としての安全性の確保に関する事務のうち生産過程に係るものに関すること。」すなわ...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には、科学的知見に基づいて判断をしていく、薬の場合でも食料品でも当然でございます。  そういった意味では、食品安全委員会の御意見、答申を受けて私どもは判断をしたということになります。
○川崎国務大臣 先ほどお読みしたように、生産過程の中でえさの問題が出てまいりますから、基本的には私の所管ではございません。そこは御理解を賜りたいと思います。  えさの使用について、食品安全委員会からも意見があり、アメリカにおいても、我々としてはこういう形でお願いをしたいというこ...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど申し上げたように、安全委員会の答申の中に触れられておりますので、概略は承知しておったところです。
○川崎国務大臣 基本的には、先ほどから申し上げておりますとおり、その問題も含めて食品安全委員会が答申を出されたわけですから、当然、それに従いながら私どもはやっていくということになります。  そのときに、国民のアンケートでどのぐらいが反対をし、賛成したかは、正確に覚えておりません...全文を見る
○川崎国務大臣 そういう意味では、委員と私は同じ立場に立っているんじゃないでしょうか。信頼関係が壊れた、この信頼関係をどうやって構築するかということが大事であって、そこは、アメリカから出ました要旨、今訳しているところですけれども、結構量が多いんですよ。詳細について報告がまだ私のと...全文を見る
○川崎国務大臣 まだ報告書自体も、先ほど言ったように、すべて日本語訳が終わっていませんので、実はそこまで思いは至っておりません。向こうから報告書が来た。それをしっかり読ませていただいた後、みんなで、まさに中川大臣がいつも御答弁されているのを委員がお使いになりましたけれども、国民が...全文を見る
○川崎国務大臣 これからの我々の議論は、根本的には輸出プログラム、両者の損なわれた信頼を回復して、輸出プログラムをアメリカがきちっと守るところを見せてほしい、これが主体の要件になるだろう。少なくとも、食品安全委員会で答申をいただいたものを踏み越えてまたやれという委員の御意見でござ...全文を見る
○川崎国務大臣 二十カ月の月齢ということで、一つの基準を引いた中でやっておりますので、基本的に大きな違いはない。また、答申自体も大きな違いはないということでありますけれども、一方で、答申自体にえさの問題、飼料の問題、触れられてありますから、そこが日米間の少し見解の違いですね。しか...全文を見る
○川崎国務大臣 ニューズウィーク自体見ていませんから、わかりません。
○川崎国務大臣 私も、事後になっていますけれども、アメリカから毎年日本の輸出施設を見に来る。アメリカは何をきちっと我が国をチェックしに来ているんだ。もちろんBSEの問題もございますけれども、基本的にはO157でしょうか、この問題に非常に日本以上のきつい関心を寄せておるということは...全文を見る
○川崎国務大臣 そういう意味では、輸出プログラムを守る、アメリカ国内できちっとやりますよという約束が破られた。日米間で決めた輸出プログラムを一つ一つの施設にどう守らせるのか、それをアメリカはどう担保するかというのが一番大きな議論であろうと思います。もちろん、そこのところはやはりき...全文を見る
○川崎国務大臣 もう委員も御承知のとおり、我が国からのアメリカへの輸出、これも事後チェックになっていますね。我が国が、それでは日本の国が行って見ましょうと。しかし、そうすると、ずっと検疫官が向こうはついていますように、日本の検疫官がついていなきゃならぬということになりますね。一緒...全文を見る
○川崎国務大臣 韓国が今どういう対応をしようとしているのか、聞いておりません。
○川崎国務大臣 損なわれた信頼をどう回復していくか。基本的には、アメリカが主体的に動かなければならぬだろう。しかし、言われるとおり、我が国も国民へきちっとした説明をしなきゃなりませんから、そこははっきり物を申し上げながら、動いてもいかなければならないだろう、このように考えておりま...全文を見る
○川崎国務大臣 戦後六十年たちながら未解決の問題がある。この間、ハンセン病の問題、一つ取り組ませていただきましたけれども、そういった意味で、やはり、我が国の戦前のさまざまなことを反省しながら、我々できるだけのことをしなければならないだろう。きっかけが、確かに両首脳の会談がきっかけ...全文を見る
○川崎国務大臣 結構です。
○川崎国務大臣 この問題は、委員御存じのとおり、まず、政府全体の調整は内閣官房で行う。先ほど御質問ありました民間企業に対する対応は外務省。それから、地方公共団体及び宗教法人に対する対応は厚生労働省。一方で、宗教団体、地方公共団体と関係が深い文部科学省、総務省におきましても同様の対...全文を見る
○川崎国務大臣 済みません、おざなりというのはいいかげんということでしょうから。  いずれにいたしましても、六十年経過して、担当者は正直言って苦労しておると思いますけれども、委員の御指摘もあるように、やはり粘り強くやらなきゃならぬ。そして、一体でも多く韓国の御遺族に返せるように...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、取り組む姿勢ということに御言及いただきました。そこはしっかりやっていかなきゃならぬ。しかし、一方で、一体でも多くという結果が出ますよう全力を挙げてまいりたいと思います。どうぞ御支援のほどよろしくお願いいたします。
○川崎国務大臣 今の仮定の話、両方ともそうでないということでまず御理解を賜りたい。  我が国の医療体制、諸外国と比べますと、一つは、人口当たりの病床数は非常に多い、そして医療機能の分化、連携が進んでいない、すなわち、診療所のお医者さんのする仕事と病院のお医者さんがする仕事、ここ...全文を見る
○川崎国務大臣 委員は中野区ですね。もう御承知のとおり、都道府県別人口十万人に対する介護老人保健施設の定員数、一番高い徳島が二千六十八人、一番低い東京が六百二十八人、およそ三倍以上の開きになっております。そういった意味では、都市部における課題として整備がおくれておるということは間...全文を見る
○川崎国務大臣 社会保障全体の施策の進め方でありますけれども、まず、年金については国が基本的に責任を持つ。また、介護については、基本的には一番身近な市町村が責任を持って、県が調整機能を持つ。もちろん基本的なことは国が決める。医療というものについては、今まで県は余りかんでまいりませ...全文を見る
○川崎国務大臣 医療制度の改革についていろいろ御懸念をいただいていますけれども、一方で、現状のままでいけるかということもぜひ議論を賜りたい。  私は、団塊の世代の生まれなんです。昭和二十二年、二百六十八万人生まれました。二百七十万、昭和二十四年。あと七年で年金支給を受ける年にな...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には、これから十年、二十年先を見ながら、簡単に言えば二〇二五年、私ども団塊の世代が後期高齢者になる時代、これを展望しながらどのような医療制度にしていかなければならないか。皆さん方は御負担される側、私どもは受ける側、その中で、負担と給付というものを考えながら、...全文を見る
○川崎国務大臣 丹羽さんが昨年ホームページに発表いたしました、療養病床の入院患者のうち、医師による直接の医療提供がほとんど必要ない者が五割、週一回程度行われている者が約三割であり、合計八割となっている、これを社会的入院と丹羽さんが名づけたのかどうかよくわかりませんけれども、足して...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のように、療養型病床で入院しておられる方々を介護の世界できちっとやっていくべきである。一方で、介護保険制度全体がスタートしたのが六年前、どのぐらいの施設ができ上がってきたか。さっきも東京都の方から随分質問をもらいまして、とてもそんな受け皿になるのかという、大...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の医療と介護の仕分け、そういう意味では方針転換、したがって介護の需要がふえるであろう。その中において、全体数として私ども、年金が今四十六兆円ぐらいでしょうか、医療が二十八兆円、介護また生活保護、足して十兆円ぐらいで八十兆ぐらいのものを、これから、まさにピークを...全文を見る
○川崎国務大臣 二つの意味での御懸念であろうと思います。  特定施設については、介護保険制度の事業者指定に当たり特別養護老人ホームと同様の人員基準を満たす必要があることなど、ふさわしい質が確保されると考えております。  一方で、今までは都道府県のコントロールの枠の外でございま...全文を見る
○川崎国務大臣 特定公益増進法人の認定、十六年まで行ってまいりました。しかしながら、事業の状況に照らして、十七年三月以降はまず認定を行っておりません。  一方、WHO協会、今のような御指摘が私どもの方の耳に届いております。したがって、会長からの事情聴取や事務所の立入検査等によっ...全文を見る
○川崎国務大臣 私が三十二歳のときに初当選いたしましたときの親分が田村元先生でございまして、あの方は手帳を持っておられるんです。そういう意味では、いろいろその当時の話を聞かされたものでございます。  原爆被爆者の方々の援護については、健康診断の実施や医療の給付、各種の手当の支給...全文を見る
○川崎国務大臣 最近の話では、在外被爆者の方々について、昨年の十一月から、日本に来られなくても在外公館を経由して健康管理手当等の申請をしていただけるようにしました。そういう意味では、少しずつやれる幅を広げてきておるというように理解をいたしております。
○川崎国務大臣 高木先生のお地元でございますので、できるだけいい返事をしたいんですけれども、正直申し上げて、被爆地域指定の拡大要望については、いろいろな調査研究がされた結果の一つの結論づけだったと私ども考えております。  一方で、できるだけのことをしたいという中で、被爆体験者精...全文を見る
○川崎国務大臣 実は、先週、厚生労働委員会でも同じ議論が出まして、去年でしたでしょうか、労働基準監督署の方で、一部調査をいたしました。その中で、小児科に関するものがあれば資料をよこせということで、今求めております。これは委員会に多分出すだろうと思います。  一方で、もう少し実態...全文を見る
○川崎国務大臣 私の前任者でございます尾辻さん、また坂口先生からの御答弁を引かれましたけれども、十六年七月の特定疾患対策懇談会において、研究の成果や医療技術の進歩等を踏まえた対象疾患選定等のためのより明確な基準づくりに向けた検討を進めることの提案が行われた、こうなっております。 ...全文を見る
○川崎国務大臣 今議論を聞きましたけれども、数字をよく見ていないものですから、先ほど同様、ちょっと精査して、また御回答できたら御回答させていただきます。
○川崎国務大臣 昨年、下条先生にお目にかかりまして、大変お元気なお姿を見せていただきました。  ことしは少子化対策として、児童手当六年生まで、また、出産の祝い金三十万から三十五万、そして、この特定不妊治療費助成事業二年から五年ということで、今御審議いただいているところですから、...全文を見る
○川崎国務大臣 この話、少し現場に聞きまして、どのぐらい不利益取り扱いの相談は来ているんだと。下条先生のところは随分来ていると。ですが、これを見たら三十二件しか来ていないんですよ。そういう意味では、やはり国民、特に働く女性の方々へ、こういう問題が生じたら、企業が違反をしているんだ...全文を見る
○川崎国務大臣 予算委員会でも決算委員会でもたびたび、私どもの予算執行について、適正な執行がされているか、厳正にやれという御指摘をいただいております。  この事業については、平成十六年に専門家から成る検討会を立ち上げ、実施状況について精査をいただいて、その時点で改善を要する点が...全文を見る
○川崎国務大臣 今申し上げたように、改善を要するという中で、対象となる疾患名を受給者証に記載すること、毎年の更新時には精神科医師の意見書の提出をすること、また、言われるとおり、まずスクリーニングが行われたということでございます。
○川崎国務大臣 そこは説明したかどうか、私はわかりません。  ただ、基本的には、調査研究事業について、専門家から成る検討会を立ち上げて、改善を要する、こういう御指摘をいただいた、そのことから行われたことであります。そういう意味では、改善の必要があるという認識、ここは私ども感じて...全文を見る
○川崎国務大臣 たびたび申し上げますけれども、平成十六年に検討会を立ち上げ、改善を要する点があるという御指摘の中で今日の結論を得たわけでございますので、どうぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○川崎国務大臣 昨年の暮れに、速報値で人口一万人減と発表いたしましたけれども、最終的には二万人ぐらいの減になると考えております。それをもとにしながら、国勢調査、ことしの秋ごろ出てまいりますので、私ども、その数字を見ながら最終見直しをしたいと思っております。  今現在、十四年一月...全文を見る
○川崎国務大臣 フランスにおきまして、若い二人に対してどうして支援すべきか、あらゆる観点から考えられて制度設計がされておる、こう思っております。  ただ一方で、我が国の、この資料と単純に比較しますと、例えば文部省からの支出は入っておりません。また税の問題、また企業の負担の問題、...全文を見る
○川崎国務大臣 生活保護と児童手当また扶養手当の問題について、ずっと知事会、市長会と議論をしてまいりました。生活保護については、もう委員御承知のとおり、国々によって違います。(岡田委員「児童手当」と呼ぶ)生活保護の議論をしているんです、生活保護の議論がありました。そして、その議論...全文を見る
○川崎国務大臣 生活保護と並んで議論している中で、特に就職支援という議論になりました。生活保護においては、就職支援というのは高齢者が多いからなかなか成り立たないというのが知事会等の御意見でございました。そうなりますと、子を持つ親、母親でございます、若い母親への就職支援というのは成...全文を見る
○川崎国務大臣 いえいえ、ですから、全体の議論の中で生活保護の議論から始まった、生活保護を長々と話をするのは嫌ですから切りました、さっき私が。だけれども、長々と話していいですか。  生活保護といったって、フランスのように中央集権の国は全額国が持ちます。ドイツのように分権が進んだ...全文を見る
03月03日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○川崎国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人に係る改革を推進するための厚生労働省関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  政府におきましては、平成十六年十二月に今後の行政改革の方針を閣議決定し、独立行政法人について、組...全文を見る
03月03日第164回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(川崎二郎君) いや、委員の方から、数字的な話ですから担当から答えるようにという御指名いただいておりますので、そうさしていただきました。
○国務大臣(川崎二郎君) 社会保険庁改革全体については、二年前から政府・与党、また党内においてもいろいろ御議論をいただき、また武見先生がその先頭に立っておまとめをいただいていることも事実でございますし、またその先生の御意見でございますので、深く承っておきたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 社会保険庁改革の中のまず年金部分のねんきん事業機構については、法案を提出すべく今党内調整をお願いいたしております。  それに先駆けて、今回の健康保険法の改正の中に政管健保の部分、全国健康保険協会という一つの法人をつくってやっていこうということは法案に盛...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この辺は、自然退職者をどう見るかということもあると思うんです。仕事としてはかなりハードな仕事をこれから掛けていく、当然なります。したがって、どのぐらい自然退職者が出てくるかという問題をしっかり掌握しなきゃならないだろうと。これは、もう先ほどから申し上げた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 武見委員が御指摘のように、売却という方針が決まった。一方で、地方の団体から、公的性格に合わせて何とか残してくれないか、いや、少なくとも存続できるようなことを考えてくれないかと、こういう御陳情が上がってきておるということは、まあ先生も御専門ですから御承知だ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、正に国民に対して常に情報を開示しながらやっていく、そのためには的確な情報をつかむ、そして政策決定をしていくということが一番大事でございます。そういった意味で、今回の医療改革でレセプトのオンライン化という大きな目標を挙げさせてい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、私も団塊の世代の生まれでございますから、あと十五年、二十年、医療に大変お世話になる時代になってくる。それが、今七十五歳以上が一千二百万と考えれば二千万を超える時代になると。そのときに医療というものをどういう体制で持続可能性があ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、武見委員がお引きになりました報告は私も承知いたしております。それだけに、私もなかなか、厚生労働大臣というトップにありながら割合太りがちなもんですから言いにくいんですけれども、肥満度というものはやっぱりきちっと抑えてもらう、日ごろから食事なりお酒なり様...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 経過を少しお話し申し上げます。  御指摘の法人は、財団法人厚生共済会、平成十年当時、収益事業の比率が大きい、役員中の所管官僚出身者の占める割合が多いといった点で、公益法人として問題が指摘されました。したがって、抜本的な見直しが行われたと。見直しの結果、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私もここへ来る前にそれ議論しまして、命令で変えられないかという議論もしました。私の命令権ないかと。そこまでは正直言って方向性としては難しいようでございます。したがって、私としてできる限りの指導をしていくという御答弁を申し上げました。
○国務大臣(川崎二郎君) まあ、大臣という立場で命令はできないけど指導しますと言い切ったわけですから、任してください。
○国務大臣(川崎二郎君) 今、財務大臣からお答えいただきまして、国民健康保険料や介護保険料の算定、御指摘のとおり個人住民税の課税所得、納税額を用いております。国民健康保険料については、保険料負担が増加する被保険者に対し、本来負担すべき保険料額に段階的に移っていくよう二年間の激変緩...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 厚生労働委員会でゆっくり議論したいと思いますけど……
○国務大臣(川崎二郎君) 申し上げますと、三割負担を現役並みの所得がある人にはお願い申し上げました。これは、若い世代に負担をしわ寄せるわけにはいかないと。やっぱりお年寄りでも負担能力ある方にはお願いしたいと。これは自民党の御質問にも答えました。そこは是非御理解を賜りたい。  し...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 全体の規模は把握いたしておりません。一九九二年において一度概数という形でお示ししたことはございますけれども、現実は把握をいたしておりません、古い資料でございますので。
○国務大臣(川崎二郎君) その当時ですか。
○国務大臣(川崎二郎君) 総額は、ちょっと待ってください、保険外負担といいましても、ドックもありますし、それから大衆薬も、一つ一つですね、大衆薬は八千九百四十億、人間ドックが六千億、個室等特別料金が二千百億、歯科の自由診療が四千三百億、利用料四百三十億と。全体数字としてお示しした...全文を見る
03月06日第164回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(川崎二郎君) 地方六団体の御要求の中にはあったと私どものペーパーは承知いたしております。  この議論の中で、例えばがんの治療の問題、また鳥インフルエンザ等感染症対策、それからこの難病対策等の問題も、今補助金でやっている部分も地方に任せてくれぬかと、こういう御意見がご...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一人一人の担当者がお決めになったというよりも、六団体が総括的にお決めになったと、このように承知いたしております。
○国務大臣(川崎二郎君) 委員が難病対策に御理解と御支援を賜っていることには心から敬意を表しておきたいと思います。  法制化については、委員御承知のとおり、関係審議会等においてその是非につきまして議論がなされ、今のところ賛否両論でございます。一つは、委員が言われましたように、国...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今お話しいただきましたのは、具体的な遺骨収集事業として予算、今年も二億二千五百万、各地域に積極的に行っていただいております。しかし一方で、今御指摘のように、六十年たちまして情報が少なくなっております。情報だけを集中的に集めるという予算付けを二千九百万させ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 文科省ですべてやることではありませんけれども、保育事業としては今、二百三万人、それから放課後児童クラブ、一万五千百三十四か所、子育て拠点、地域子育て支援センター、二千七百八十六か所、つどいの広場、百五十九か所、ファミリー・サポート・センター、百七十九か所...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私自身も衆議院で何度も御答弁申し上げましたので申し上げますけれども、若い二人に対する御支援、一つは経済的支援、それから雇用の問題、それから保育、四番目に私自身は不妊治療と考えると、こういうところまで申し上げました。  今年の予算では十万円の補助を、一年...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いや、国立病院ですから。民間病院は違いますよ。国立病院は三十四万であります。しかしながら、地域によって物すごく格差がございます。そこへ検診の費用が十一万。したがいまして四十五万だけれども、かなり地域格差もあるし、病院によって違うねと。そうなると、無料とい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどは賛同いたしましたけれども、有給休暇、現実は今四六%なんですよね、全体的に。ですから今、厚生労働省として、今のような切り口がいいのか、やっぱり年次有給休暇をきちっと取れる制度にしましょうよというところをきちっとやっていくのかということになると、私は...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 十六年度の調査では、育児休業取得、女性が七〇・六、男性が〇・五六%、今度の応援プランにおきましては、女性八〇%、男性一〇%に目標を掲げております。
○国務大臣(川崎二郎君) まあ、見方の問題だと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 基本はね。
○国務大臣(川崎二郎君) 基本はね、いや、統計というのはそういうものですから。基本はね、要は、出産とか結婚を機に辞めていく人たちが多いと。今残っている人たちはどうですかという形になるとこの数字になります。  しかし、一方で、問題点はどこにあるんですかとお互いに整理していかなきゃ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私が出産のために辞めさせられた。
○国務大臣(川崎二郎君) 今度は事業主の方がそれを立証する責任を負うという形の法改正で、言われるように、そういう数字にならないようにきちっとしないと。しかし、データとしては、今子供を産んで社会で働いている人たちに聞いたときはその数字になると。  問題意識は、辞めなきゃ、辞めさせ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員御存じのように、ジニ係数自体はまず当初所得を取ります。当初所得を取って、その後、税と社会保障の再分配を行うと、それでどのぐらい数字が離れてきているか。  簡単に申し上げれば、平成八年、当初所得〇・四四一、十一年、四七二、十六年、四九八。対して、再分...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まだです。
○国務大臣(川崎二郎君) 総務省の御担当でございますけれども、簡単に申し上げますと、四・四から四・五になったと、こういう発表でありますけれども、四・四四と四・四五なんです。切り上げて、ですから、まあ基本的には認識として変わりないという数字でございますので、どうぞ御理解を賜りたいと...全文を見る
03月07日第164回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(川崎二郎君) まず、長期的には先ほど総理がお答えいただきました。  私も委員も昭和二十二年、団塊の世代の生まれでございます。二百六十八万人生まれた。去年が百六万人の子供しか生まれていないと。現実社会、二十年たったら、この若い子供たちに我々が支えられなきゃならない時代...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたように、市場実勢価格というものを基本にしながら、特に、正直申し上げて、最終的な三・一六の政治交渉の前に積み上げ方式で決めさせていただきました。これはもう委員が一番御承知のとおりでございます。  結果について御批判を賜りましたけれど...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘ありました薬剤師の配置基準、第十八条で、病院又は医師が三人以上勤務する診療所にあっては専属の薬剤師を置かなければならない、医師二人以下の場合は薬剤師の配置は必要ないと、この趣旨の問題について直すべきであるというお話でございます。  病院薬剤師の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員何でも御存じでございますから申し上げますけれども、まず、新医薬品の審査期間、これについては委員も取り組まれて、結果として二〇〇四年のデータで見さしていただくと日米の差はほぼなくなってきたと、まあ若干日本の方が掛かるかなと、約一年、十二か月ぐらいと。そ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) WHO等の機関との話合いの中で、現状においてはタミフルという薬が一番有効であろうと。したがって、我が国も二千五百万人を備蓄しようということで補正予算も組ましていただき、また地方が備蓄する場合には総務省から交付税等の措置もしていただいて、しっかりやっていこ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) アガリクスの話を食品安全委員会に持っていくときに、私も随分議論をいたしました。  御承知のとおり、特定保健用食品、これは個別評価型、一方で栄養機能食品、規格基準型、これは厚生労働省はかみながらきちっとした基準を決めさせていただいております。既に特保だけ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 手順の問題として、まず、我が国に危険部位が混入した肉が送られてきた、したがって農林省、厚生労働省で輸入を止めました。それに対して、米国から、二月十七日、全体を調べた結果として報告があったと。しかし、その報告書を見る限り、言われるとおり、まず第一番目に、そ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昨年、一昨年の通常国会においても、小規模作業所の地域で果たしている役割の大きさと支援の必要性について議員から御指摘をいただき、厚生労働省としても検討を進めてまいりました。  障害者自立支援法においては、良質なサービスを提供する小規模作業所については、例...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的に国が責任を持ちながら指導していく、障害者自立支援法の基本に基づきながらやってまいりたいと思いますので、御懸念ないようにお願いしたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のように、IT技能の習得をするためにITを使うと、こういう切り口でございますけれども、十六年度が四県二十二人、十七年度も八県九十人、まず受講していただいて、検討をしてまいりました。その結果に基づきまして、e—ラーニングによる効果的な訓練の在り方、そ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきました高額療養費制度、この件につきましては、総理、前の尾辻厚生労働大臣も答弁をさせていただきました。政府・与党で取りまとめていただいた医療制度改革大綱においても検討事項になっておりました。いずれにせよ、七十歳以上は既にできておりますけれど...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 現状は、九自治体で十機が運航しております。十八年度はもう一つ増えて十自治体十一機。現状は、十三年が六百回だったものが、十六年で三千三百回、一機当たり五百回になりましたから、一日二回の出動になっています。そういう意味ではだんだんだんだん成果が上がってきてい...全文を見る
03月08日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○川崎国務大臣 この法案は、独立行政法人産業安全研究所、独立行政法人産業医学総合研究所を統合して、労働災害の予防に関する研究、労働者の健康の維持に関する研究、職業性疾病に関する研究を総合的に行うとともに、今御指摘ありました、間接部門の合理化等による経費の節減を図ろうとするものでご...全文を見る
○川崎国務大臣 産業安全研究所と産業医学総合研究所が統合されることにより、産業安全分野と労働衛生分野それぞれの研究者の知見を生かし、学際的研究が可能となる。具体的には、重大災害の防止のための工学的研究と、ヒューマンエラー防止のための心理学、生理学的研究を一体として行うなど、総合的...全文を見る
○川崎国務大臣 天下りについては、総理大臣から予算委員会で何遍も御答弁いただいておりますとおり、まず、公務員制度、基本的に六十歳までしっかり勤められる体制にしていかなきゃならぬ、こういう認識を私も持っております。そこの制度の改善を全体的な課題として、公務員改革の中、あわせながら今...全文を見る
○川崎国務大臣 今までの議論の中で少し申し上げますと、サッチャー政権のエージェンシー化という議論があって、我が国の中にも独法というものを入れていこうと、我が党内からでもいろいろ議論がありました、正直申し上げて。そんなことをやって大丈夫なのか。当然役人の方々は、このままの制度がいい...全文を見る
○川崎国務大臣 研究とか科学技術というものをすべて効率性で割り切ることはできない、これはおわかりだろうと思います。  研究もある意味では、例えば文科省がされる研究と私どもが健康、医療というものをとらえてやる研究、必ずしも、角度が違う。さまざまな研究というものが逆に生かされて、こ...全文を見る
○川崎国務大臣 法令に照らしながら人事院等の審査を受けながらやっております。そういう意味では、人材の活用という側面も否定できないと思っております。また、逆に官へ、例えば今度の社会保険庁の長官は民から来ていただいている、相互の交流というものを当然逆に進めなきゃいけない問題もあります...全文を見る
○川崎国務大臣 独法が職員を民間人とした場合に、国家公務員共済で処遇をしている、国家公務員共済年金の中に入れている、こういうのを私は問題点として指摘をいたしました。といいますのは、今度、社会保険庁の政管健保をやっている部分は切り離しいたしまして、その人たちは厚生年金の適用になりま...全文を見る
○川崎国務大臣 これにつきまして、やはり予算委員会で国立病院機構の問題について御指摘をいただいて、少なくとも今国がやろうとしている基準というものに独法等も合わせてもらわなきゃならないという考え方でおります。したがって、この間も御指摘いただきましたように、余りにも随意契約が多いとい...全文を見る
○川崎国務大臣 どこかで私もその資料を見まして、私は、正直言って、この問題、二十年以上やっているんです。日本の公務員の数は多くないという認識は持っております。正直言って日本の公務員の数は多くない。しかしながら、この十年、財政的な問題があって、きちっと、公務員の管理も、もう少し縮減...全文を見る
○川崎国務大臣 この五年の中で厚生労働省が担当しなけりゃならない仕事はどのぐらいふえたかというものを加味しながら、最終的な判断をしていかなけりゃならないだろう。急な御質問でございましたので、そこまでデータを持っておりません。  しかし、基本的には厚生労働省の仕事、分野、この委員...全文を見る
○川崎国務大臣 一つ一つの理由は後で答えさせますけれども、総論から申し上げると、先ほどもお答え申し上げたように、サッチャー政権でエージェンシーというものの効果が上がっているという定義がされて、我が国の中でも独立行政法人化をして、今まで直接官がやっている部分をできるだけ移行していっ...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘は、一部私も同意する点でございます。  国鉄の改革、電電公社の改革というものを見ながら、何で郵便局だけおくれたんだという御質問をいただいているのと同じような話だろうと思うんですね。しかし、やはり、国鉄ができた、電電公社ができた中で、郵便というものをいつまで...全文を見る
○川崎国務大臣 例えば、大蔵省は造幣局、それから印刷がありますね。国立という名前を印刷だけはつけたようでございます。そういう意味では、そういう名前のネーミングは国民にわかりやすいだろうという選択だろうと思いますね。造幣だったら当然民間の機関はないですから。印刷はいろいろな民間の機...全文を見る
○川崎国務大臣 人事の面と経費の面があると思いますけれども、経費の削減に関しましては、厚生労働省が中期目標にて定めた経費の削減目標に沿って、各研究所が、一般競争入札の促進、省エネルギー活動の徹底などを通じて、その削減に努めてきたところであり、今年度中にこの中期目標が達成できると考...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘いただきましたように、両研究所とも、国民の安全や健康を守るという国の重要課題に関する先進的な調査研究を行っている研究所であります。今後とも、これらの研究所がその研究成果を着実に上げて国民生活の安定及び向上に寄与することができるように的確に指導してまいりたいと...全文を見る
○川崎国務大臣 だから民営化を行わずに独法という新しい組織論の中でやらせていただく。ただし、その独法という国が一つ担保した組織の中で働く人が公務員でなければならないのかという議論をしてまいって、公務員でなくてもできるであろうという判断をして、今回の法改正をお願いいたしております。
○川崎国務大臣 今まで両研究所がいろいろな成果を上げてきたことは、御指摘のとおり事実でございます。また、新しい制度の中におきまして、この研究所がまさに民間との関係もしっかり整理をしながら提言をしてもらう、研究成果を上げてもらうことは大事だろう。一方で、その上がってきた研究成果とい...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的に、職員には秘密保持義務が課されている。刑法その他の罰則適用についても、法令により公務に従事するものとみなされる。中立性、公正性が確保されるような仕組みに今回もなっておると考えております。
○川崎国務大臣 今日というか今時点だけで申し上げれば、最近は大規模の災害が多い、この問題についてしっかり取り組まなきゃならない、こう思っております。
○川崎国務大臣 言われるとおり、データを持ってきちっとした議論をしていくというのが一番国会で求められていることであろう。我々も把握をしたデータを、正確性がなきゃいけませんけれども、正確性を持って公表していくということは心がけてまいりたいと思います。
○川崎国務大臣 アスベストの話がございましたので、これはもう既に委員会で御答弁申し上げましたけれども、基本的に、労働災害の方々は全員を私どもで把握できることになるだろう。そして、一方で、環境省の方のテーマで、住民の方々の数の把握にも入ってまいるだろう。そういう意味では、中皮腫全体...全文を見る
○川崎国務大臣 一つは、関係省庁との連携に欠くることがあった、アスベストの反省の中で申し上げております。そういった意味では関係機関としっかりやっていかなければならないだろう。  この例とは違いますけれども、最近の例では、タクシーの問題、過重労働、この問題については、国土交通省と...全文を見る
○川崎国務大臣 予算の分科会の御議論の中でもありました不当解雇の問題、特に出産を理由とする解雇、これについては御相談くださいということになっておりますが、割合数が少ないということを申し上げました。確かにどのぐらいのアクセスが、何も研究所ということじゃなくていろいろな機関があります...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年、随分油が上がった経過の中で、国土交通省、基本的に、荷主さんに、適正な運賃を支給してほしい、そうした要請をいたしたところでございます。私も運輸大臣をいたしておりましたので、この問題の原因、過積載と過重労働問題は、やはり運賃が適正に支払われていない、荷主の問題に...全文を見る
○川崎国務大臣 郵政公社の実態は私承知しておりません。  原則論を申し上げますと、深夜業に従事する労働者の健康への配慮が必要であると考えており、深夜業に労働者を常時従事させる場合には、事業者に、半年に一度の健康診断を行うとともに、その結果に基づき必要に応じて深夜業の回数の削減な...全文を見る
03月08日第164回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(川崎二郎君) プログラムを守るのが輸出国の責任。その間、年月を掛けながら両国の中で詰めてきて、これを守りましょうということでスタートしたわけですから、当然アメリカがそれを守れなかったということで輸入がストップしている、そして、今話合いがまた持たれ始めているということで...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 年金カードの導入については、被保険者サービスの向上という観点からいろいろこれから検討を進めることになります。
○国務大臣(川崎二郎君) 一週間に一遍ぐらい実は新聞報道でびっくりさせられまして、朝見て、こんなことあるのかって尋ねると、全くありませんよという話が大体厚生労働省では一週間に一遍ぐらいございます。今回の話もそういったたぐいと受け止めていただいて結構でございます。  今お話ござい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の予算案の中に、国庫負担割合三分の一、二・五%を加えて三五・八に引き上げる、財務大臣と最終、昨年の暮れ、決着をいたしました。二十一年度には二分の一に引き上げるという前提で話合いを行っているという認識を持っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 委員御指摘のように、脳脊髄液減少症については、関係学会において既に診療の実態についての調査の実施や診断基準の策定等に向けた検討作業に着手されていると承知しております。  厚生労働省においては、今後、脳脊髄液減少症に関して、厚生労働科学研究費補助金事業を...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 新たな医療技術を保険適用するに当たっては、科学的な根拠に基づく有効性等の評価が必要であります。学会等からの希望書に基づき、専門的な組織において医療技術の評価を行うこととしております。  脳脊髄液減少症の診断法や治療法についても、今も御指摘ございましたけ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の脳脊髄液減少症、業務をやっていて、そこに起因して起こったということが認められれば、当然、労災という形で労災補償で認定になります。その場合は、当然、労働基準監督署において的確に処理をしてまいります。
○国務大臣(川崎二郎君) 今回は心疾患と脳血管疾患、二つだけの病気でございますので、問題は他の疾患とこういう世帯構成というものを、どういう因果関係あるかと、やはりしっかりデータつかみながら対策を打たなきゃならぬなと思っております。  ただ、ここにあります生活習慣病は、運動と、今...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ノンコンプライアンスレコードというやつでよろしゅうございますか。
○国務大臣(川崎二郎君) 米国政府によると、屠畜場等の施設に常駐する農務省食品安全検査局の検査官が施設の衛生管理を検証し、連邦規則に適合していない事例を発見した場合には、施設側に対し問題を指摘し必要な処置を講ずることを指示した上で違反内容の改善処置の検証を行っており、これらの内容...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今のノンコンプライアンスレコードは、昨年の八月十七日に米国農務省がその概要を公表いたしました。私ども厚生労働省においては、翌八月十八日に在京米国大使館を通じて概要を入手、八月二十三日に外務省を通じて個票を入手いたしました。  食品安全委員会に対しては、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) あの概要については見させていただいております。  千三十六件の不適合事例、カット施設においてHACCPプランどおりに実施されていないもの四百五件、SRMを取り扱ったナイフの洗浄や従事者の手洗い、脊髄の除去が不十分なもの四百六十七件、SRM除去や研修など...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回のこの千三十六件、対日輸出認定施設に係る発行状況、整理中でありますけれども、最大でありましたのが十二件、最小で零件、ゼロ件となっております。  御指摘の違反発見は、三十か月齢以上の牛の頭部の不適切な取扱い、繰り返し六件、背割りのこぎりの洗浄が不十分...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) このレポートに、ノンコンプライアンスレコードにつきまして、私ども、十一施設、昨年十二月十三日から二十四日まで視察に行っております。そのときに、対日輸出施設の監督状況、輸出証明プログラムが規定する品質管理プログラムの文書化の状況、特定危険部位の除去の実施状...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(川崎二郎君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を始め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  急速な少子高齢化の進行や厳しい財政状況の中で、これまでの社会保障制度が前提としてきた諸条件は大きく変わりつつありま...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(川崎二郎君) 年金問題でございますけれども、まず、一階建ての基礎年金、これは昭和六十一年四月からまず統合された、共通の基礎年金という制度にでき上がったと、こういう認識をいたしております。  その後の改革の中で、まず、国鉄、電電公社、専売公社でしょうか、共済年金という...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今払うべき年金の負担を、国民年金、厚生年金、共済年金の各制度が保険者の数に応じて払っていると。それから、もう委員が言われたように、払わない人は将来の給付がないということの設計になっておりますから、これ御承知のとおり。  したがって、最終的に、単年度で比...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 正に現役の中にお支払いにならない人たちがいらっしゃる、それはいろんな理由があります。学生の特例の問題もある、また所得が極めて少ないためにというものもあると。そこに当然配慮するのは当たり前の話じゃないんでしょうか、社会制度全体として。  そして、その中に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 黙って行っているわけではなく、先ほどから申し上げているとおり、共済年金掛けている方々、厚生年金掛けている方々、国民年金掛けていただいている方々、その方々の数によって案分をして先輩の分の負担をしておりますと。  一方で、国は、三分の一の負担から二分の一の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 要するに、単年度で見るか一つのサイクルとして見るかという、お互いの議論の食い違いをしているんでしょう。要は、今掛けてない人は将来給付はありませんよと。国が二分の一、今三分の一ですけれども、二分の一持っている分も出ないんですよという中でお互いが負担し合いな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 必ず受給側に回るわけですね、この人たちが、受給側に、現役が。負担をし、将来もらうと。そのときに、今度は、逆に言えば仲間が少なくなるという話でしょう。仲間が少なくなるという話ですね、払ってない人が多いと。あなたが言われるとおり、一割少なければ一割仲間が少な...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは多分、意見が一致しているんだけど、違う言い方をしているのかなと思うんですね。  まず、そもそも社会保障というのをどう考えるかというときに、国、県、市町村が重層的に担いながらやっていくと。しかし、まあ年金の方、先ほど議論がありましたように、年金は基...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 国が基本的にまず診療報酬というものを決めています。決めています。一方で、県はベッド数等は決めています、地域の。ある意味では地域の医療計画というのは県にどんどんどんどんゆだねられていっていますね。しかし市町村は、逆に言えば実施主体という意味での役目をしょっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 後期高齢者医療制度、これについては、基本的には県というものを一つの広域連合という形で考えながら市町村が協力し合いながらやっていく。政管健保も県を一つの単位、県にお願いするわけじゃなくて県という一つの単位の中でやらしていただく。そうしますと、市町村国保の問...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 正直言ってそこまで議論が煮詰まっていない。方向付けとしては私も委員も同じような方向付けをしているんだろうと思いますけれども。  しかし、実質、市町村と住民とのつながり、先ほど言いました。事実上、介護保険制度の料金、介護保険制度の納めていただくのと同じよ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的には、私は家電業界出身ですから申し上げますと、激しい競争がありますから、メーカーの皆さん方は国内で、今テレビの話が盛んでありますけれども、一%ぐらいの利益しか出ないな、激しい競争の中でと、こういう認識をされていますよね。そういう意味では、国民から見...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員の御提案、今日五時半にドイツの次官が来ますので、少し議論してみましょう。  基本的に、お互い分かりやすい話をしますと、携帯電話がつながらない地域がある。これは競争によって早くなったけれども、サービスも行き届いたけども、しかし一方で、どうも採算の合わ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 後段のお話は正にそのとおりだと思います。  医療と介護というものを介護保険制度ができて以来いろんな議論をしてまいりました。しかし、一方で医療側からの改革というものを考えますと、欧米に比べて明らかに長い入院日数というものを是正していかなきゃならぬ。簡単に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 認識しておりますし、また、今各党内でいろんな議論が出ていることも承知いたしております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今部長が読みました昭和四十三年食中毒事件については、取りまとめた当時から四十年近くたっておりますので、どういう経緯で書いたかということについては今の時点で確認はできません。  カネミ油症事件については、昭和四十三年の事件発生以降、厚生省が関係自治体と連...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この事件発生当初、患者の治療に当たっていたのが九州大学関係者と承知いたしております。その関係者を中心として油症研究班が組織され、同班がまとめた油症患者の診断基準を参考にして、関係自治体において油症患者の認定を行い、食品衛生法に基づく中毒患者数等の報告が行...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げましたように、専門家によって研究がされ、関係自治体において油症患者の認定を、診断を行ったと、診定を行ったと、それに基づいて食品衛生法に基づく患者の報告が行われたと、その数ということであろうと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど申し上げたように、まず、九州大学の関係者で基本的なことをお取りまとめいただき、各地方自治体がその基準に基づいて行った。それによりますと、被害者届出数は一万四千三百二十。その時点で認定されたのは九百十三名、その後、昭和四十三年の事件発生からまた再度の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私の立場で申し上げれば、科学的知見に基づいて一つの判断基準を作り、それを地方自治体、都道府県知事がおやりになる、それを私どもが認定をしていく、最終的には報告をもらっていくということでございますから……(発言する者あり)何ですか。(発言する者あり)いやいや...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) その都度、事実関係をきちっと解明しながらやっていかなければならないと。先ほど御懸念いただきましたように、各県に資料があるはずじゃないかと。逆に厚生労働省にその資料が集まってないという事態があれば、それは私の方からきちっと資料を調べさせてその実態を明らかに...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただいたような資料がまず厚生労働省にあるか、もう一度調査をさせましょう。その上で、各県がお持ちになっている資料で我々がまだ未入手の資料があれば、それを手に入れるように努力をいたします。
○国務大臣(川崎二郎君) 今までの議論に出ていませんでしたので、私から付け加えさせていただきますと、一つは、裁判がずっと行われて、原因者であるカネミ倉庫に責任があるという判断はされた、もう一つは、食品衛生法上、国及び自治体の責任はないとの司法上の判断が示されたと。これが前提にある...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 当然、共済年金と厚生年金統合される、一つの年金制度になりますから、同じ掛金、同じ給付ということになりますね。  その中において、追加費用が全くゼロになってしまったときに、厚生年金側から持ち出しをしなければ公務員のOBの年金払えないという状態になることは...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどお示しいただきましたように、一九一八年がスペイン風邪、一九五七年がアジア風邪、一九六八年が香港風邪、基本的には十年から四十年の周期となっておりますから、インフルエンザというものに対する認識からいえば、先ほどお話しいただいておりますとおり、来る可能性...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは平成五年、一九九三年、ベルリンで開催された第七回ヨーロッパ・インフルエンザ会議で、国民の二五%が罹患、発病すると仮定して行動計画策定するよう勧告が出されていることなどから、我が国においても二五%と想定をいたしました。これを基に、CDCモデルを用いて...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 各国のモデルが委員の御指摘とまた逆になるわけですね。そこにイギリスの例えば人口密度、フランスの人口密度ということを並べていただくと、逆に日本と近い人口密度になると。そういう意味では、ヨーロッパが大体二五%、我が国も二五%。アメリカが何ゆえに高い可能性を秘...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 危機管理というのは、一つのマニュアルを決めて、それをきちっと実行していく、それを下部段階まで徹底をするというのが一つであろうと。もう一つは、戦いでありますから、柔軟に対応しなければならないだろうと。  今はタミフルという薬が効くだろうと言われております...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) もちろん、御指摘の中で、こうした状況になれば学校を休校にする、集会を禁止する、まあ様々な手を最終段階は打っていくことになるだろうと。  一方で、国民の意識の問題なんですよね。それはもう、何かあったらすぐお医者さん、今小児救急の問題が一番言われていますと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 対策でございますけれども、基本的には縦と横であろうと。医師会等の団体に私どもからまず要請をする。一方で、各地方において全体の医療機関との連携体制をつくっていくと。一番大事だろうと思います。  実は、昨年の暮れ、知事さんがお見えになったときに、タミフルの...全文を見る
03月10日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○川崎国務大臣 独立行政法人といいますのは、ある意味では、出向者に任せながらやっていく、そういう意味では、中期目標というものは大事にしてやりたいという気持ちは、私どもは持っております。中期目標というのは大事にしてやりたいと。しかし、世の中の状況が大きく変わってやらなきゃならぬとい...全文を見る
○川崎国務大臣 ただいま議題となりました国の補助金等の整理及び合理化等に伴う児童手当法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  政府においては、平成十八年度予算編成の基本方針を閣議決定し、国と地方に関する三位一体の改革を推進することに...全文を見る
○川崎国務大臣 今御指摘いただきましたように、児童手当の支給年齢、逐次引き上げてまいりました。少子化対策の流れの中で、若い二人の親に対して国や地方がどういう支援をしていくべきか、そういう意味では、流れ全体としては、まず保育というものに力を入れてきたことは間違いなかろうと思っており...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、経済的支援の中で、ある意味では一番わかりやすい支援としては、子供さんが誕生したら、国が小学校に上がるまではこういう形で支援をしますよというふうにやっていく。実は税でもかなり支援をしております。これは、手当でやるか税でやるか。簡単に言...全文を見る
○川崎国務大臣 二年前に生活保護の問題について、児童扶養手当とあわせて、国と地方で議論をしていこうということで昨年までやってまいりました。残念ながら、お互いの議論が煮詰まりませんでした。基本的にはどういう国家を目指すかというのがお互いまだ定まっていないのかなと私は思うんです。 ...全文を見る
○川崎国務大臣 私は、子供ができたのは八年目なんですよ。正直言って、サラリーマンの時代にできなかった。一回目の選挙に落選しまして、二回目の選挙に当選して、それからやっとできました。そのときに、授かったという思いをしました。天からの授かり物だなと。そういう意味では、子供というのは、...全文を見る
○川崎国務大臣 今も御説明いただきましたけれども、百科事典でこんなことが書いてあるんですよ。  教育や福祉の世界では、要するに、「子供」と漢字の表現を避けて、「子」だけを漢字で書いて、「ども」は平仮名で表記が推奨されることが多い、その理由としては、子供の漢字の「供」の字は、お供...全文を見る
○川崎国務大臣 一つは、今、お金の話だけではないよというお話をいただきました。ドイツとフランスを比べるとまさにそうなっております。フランスはかなりいい数字まで変わってきた。ドイツは我が国同様、一・三台で悩んでいる。手当という面ではフランスよりドイツ、第一子からですからね、フランス...全文を見る
○川崎国務大臣 さまざまな政策の組み合わせによってやっていかなければならない。そういう意味では、総理がよく使われるのですけれども、特効薬はありませんよと、やはり、国民の意識の問題から始まって、みんなでしっかり子供を育てていこうという環境をつくっていこうと。特に、今回法改正でも女性...全文を見る
○川崎国務大臣 地方の皆さん方と生活保護の適正化という問題について随分議論をいたしました。私も、直接その会合に出て、これは総務相も財務相も出ておりますけれども、地方の皆さん方の御意見も伺いながら、私どもとしても議論を進めました。  その中で、地方からいえばこれは国が全面的に責任...全文を見る
○川崎国務大臣 まさにそのとおりであって、生活保護については適正化しようということで合意ができ上がりましたから、その目標に向かって今いろいろやっています。  こちらは今法律を御審議いただいて、これが通りましたならば、その中において、地方というものと我々がしっかり話し合いをしなが...全文を見る
○川崎国務大臣 私も、初めて数字を見まして、養育費の取り決めをしているのが三四%、養育費を受けているのは一八%、五分の一ないという現状にあります。  そこで、欧米の制度でありますけれども、基本的には離婚という制度が裁判によってのみできる、したがって、そこで当然取り決めが、裁判所...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年の暮れに、自民、公明の両政調会長と私と総務大臣、財務大臣、五人で協議をいたしまして、財源手当ても行った上で、これは財務省にやりくりしてもらったわけですけれども、最終的に、児童手当、小学校六年生まで拡充しようということを決めていただきました。その過程の中で、公明...全文を見る
03月10日第164回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(川崎二郎君) 社会保険庁の年金事務費についてお尋ねがございました。  平成十九年度以降、年金事務費の一部に保険料を充てる措置を恒久化することとし、今国会に提出することとしている社会保険庁の改革法案に所要の改正規定を盛り込むこととしております。したがって、平成十八年度...全文を見る
03月10日第164回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(川崎二郎君) パートタイマーでございますけれども、十五年、六・二%の増、十六年、五・七%の増、十七年になってやっと一般労働者の採用が増えてきまして、パートタイマーは〇・六%の増、対して一般労働者は〇・五%の増に転じたところでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 数という面では増えておりますけれども、労働者数の増加率が十五年からだんだんだんだん改善の方向に向かって、十七年が〇・六ということで、逆に一般労働者が〇・五%増え始めていると、こういう状況にございます。
03月13日第164回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(川崎二郎君) 三点の御質問でありましたんで、少し長くなりますけど、お許しを賜りたいと思います。  一つは、待機児童ゼロ作戦で、十四年度から進めてまいりまして、十五万人の受入れ児童数を増やしたところでございます。一方で、当時の数字として二万五千人が待たれている。今現在...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 自閉症の数や障害が出現する率などについては、正直様々な説があります。我が国でも正確な数は把握されておらず、欧米の調査では、自閉症やアスペルガー症候群など広汎性発達障害については約一万人に百二十一人、約一%と報告されている例がございます。  このように、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御質問の中にありましたように、現在はこのような方法になっております。  自閉症者のうち児童相談所又は知的障害者更生相談所において知的障害者との判定を受けた方に対しては、各都道府県及び指定都市において療育手帳の交付を行っております。療育手帳を交付する際の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 予算がですね、一つは、今度の障害者自立支援法によって地域生活支援事業等で一括交付ということになりますので、発達障害者支援センター運営事業、十七年度予算で四億四千三百万円、それから発達障害者支援体制整備事業、十七年度予算二億四千七百万、これ十八年度で二億五...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほども御答弁を申し上げましたように、また委員から御指摘のように、自閉症の原因は今現在究明されておりません。発達障害者支援法においては、「国は、発達障害者の実態の把握に努めるとともに、発達障害の原因の究明、発達障害の診断及び治療、発達支援の方法等に関する...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の改革に当たりまして、自閉症の方も含め障害者が地域で安心して暮らすことができるようサービス基盤の整備を進めることが重要であると考えております。このため、地域での暮らしを支える居住サービスの充実、とりわけグループホームの拡充を図ることといたしております...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私も、委員からの事前通告を受けまして、少し考えさせられました。  障害者が利用できる建築物、施設等を表す全世界共通の国際シンボルマークは、国際リハビリテーション協会において一九六九年に採択されたものであり、障害者が住みよい町づくりに寄与することを目的と...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど御答弁申し上げたように、基本的には私どもがやっている仕事ではないんですけれども、正に関連する団体がやっていることですからよく勉強してみたいと思います、御質問いただいた趣旨はよく分かっておりますので。
○国務大臣(川崎二郎君) 放課後児童クラブにおける障害者の受入れに当たっては、一人一人の障害の種類や程度、各クラブの職員配置、施設の構造等を総合的に考慮する必要があり、人数に限りなくというのはなかなか難しいんだろうと思っております。一方で、厚生労働省として一律に障害児枠を設定する...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 厚生労働省における感染症対策のまず予算でございますけれども、感染症の発生予防・防止措置の充実、良質かつ適切な医療の提供体制の整備、人材育成の充実及び国際協力の強化、調査研究体制の強化などの内容となっております。  特に、十八年度予算においては、近年アジ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 海外で発生した感染症を国内に侵入させないことが大事であると、こういう御指摘でございます。  各検疫所において、エボラ出血熱などの重篤な感染症について、当該感染症が発生している地域から帰国した者等に対し診察等を行う。これは当然、鳥インフルエンザが正に人か...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに、アメリカのやり方と我が国のやり方が、まあ規模的にももちろん違いますけれども、やり方違うことは事実でございます。  我が国が、基本的にはまずこのWHOに対する拠出、これはアメリカが百億ちょっとでありますけど、二番目の約、日本も九十六億ということで...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 本件、公訴中の案件にもうなってしまっております。そういった意味では、具体的なコメントを私が言う立場にないということは委員も御理解いただけると思います。  一方で、地域の病院が正に限られた人員、また予算の中で地域住民の生命、安全を守るために懸命な努力をさ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この事件だけをとらえてどうのということではありません。  産科、小児科を含めまして救急医療が各地域不足をしている、もっと言えば、そのところで働く医師の皆さん方が、看護師の皆さん方も含めて大変厳しい労働条件の中にあるということは承知いたしております。そう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、医師全体の話といたしましては、平成十年に医師の需給に関する検討会、遅くとも平成二十九年ごろから供給医師数、必要医師数を上回るであろうと。今現在で、七千人、八千人の新しい方々、リタイアされる方々、差引きして四千名ぐらいの新しいお医者さんが増えているこ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、数字は、正確なものは持っておりませんけれども、平成十年に検討会を行い、これから医師の養成、それは当然医学部の問題になってきますから、そういったものを総合的に見ながら我が国の医師数というものをどう考えるかという中で結論を得たものと、こういうふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そういう細かい議論をする資料を私今日は用意しておりませんけれども、正直申し上げて、それぞれのお立場で、医師の数が多いと言われる方もいらっしゃるし、櫻井先生の御主張をされる方もいらっしゃいます。  しかし、私どもとしては、もうそろそろ医師の数を急増させて...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 地域医療がそろそろ考え方を変えていかなきゃならないということは考えております。  私のところでも、例えば十万都市と九万都市でございますけれども、三重大学の方からは、小児科の救急は一か所に集中してくださいと二市の市長さんにお話がございました。しかし、残念...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げましたように、研修医制度の問題もあると思うんですけれども、一つの変化を迎えております。私の県でいえば、やはり大学を出て、その大学の医局に残ってくれるという人は少なくなってきた。その中で、知事さんから御相談を受ければ、思い切ってそれぞれの国立大学...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに個人のみに帰する問題ではないだろうと、したがって全体の体制をしなきゃならない、このように思っております。そのためには、住民の皆さん方にも御理解をいただかなきゃならないと。  集約をするということは、お医者様が一名ずつ散らばっている体制をどっかへ集...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 最低賃金の状況がそういう数字で、もう一方で生活保護の数字と比べると、まあ正直似たような数字になっているかなと、こんな感想を持っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 生活保護の場合は……
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど申し上げたように、基本的には暮らせる数字ということになっております。問題は、最賃と生活保護の基準の問題、そこが当然議論になってくるんだろうと、こういう認識をいたしております。
○国務大臣(川崎二郎君) 暮らせるかどうかという基本的な考え方になりますと、生活保護費というものの算定が一つの議論かなと、基準としてね。ですから、そこの議論と最賃というものはいろんな議論が呼んでいることは承知いたしておりますけども、どのぐらいだったら暮らせるんだと、メジャーはある...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 十三年の三月二十一日でしょうか、吉川委員から当時の坂口大臣が御質問をいただき、検討したいという答弁をいたしております。  その後、最低賃金制度については、学識経験者で構成される最低賃金制度のあり方に関する研究会、その在り方について研究していただき、昨年...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そこは先ほど御答弁申し上げたように、あくまで都道府県単位に公労使で話し合いながら決めていくという一つの制度になっておりますので、どこまで私どもが踏み込んでいくのかというのは一つの議論としてあるであろうと思います。その中におきまして、一方で今日の実勢の状況...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど私の方から切り出してしまいましたけれども、生活保護費と最低賃金の問題、これは与党側からも議論一つございます。しっかり私ども受け止めながら、生活保護と最低賃金との関係含め、今後の最低賃金制度の在り方、しっかり勉強してなるべく早く回答を出さなきゃならぬ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員の御意見は御意見として、先ほど申し上げましたように、公労使三者構成の労働政策審議会で今議論してもらっております。できるだけ早く結論を出すように進めてまいります。
○国務大臣(川崎二郎君) 私が就任する前、昨年の九月でしょうか、厚労省と国土交通省と両省で調整を持ちました。そして、九月から両省、力を合わして入るということで仮の調査を行った。その結果は、吉川委員が指摘されるような数字もございましたので、今年の四月から両省でしっかり調整をし合いな...全文を見る
03月14日第164回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(川崎二郎君) 基本的には年金を支払う人、また年金の給付を受ける人、そういう全体の国民のバランスという面では公平であると考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 世代間の公平化ということだけ取り上げれば社会保障全体で議論していかなければならないだろうと、また国全体のシステムとして議論しなければならないだろうと。  例えば、若林さんのお父さん、私の父親、その時代、どこまで公的負担というものがあったのか。当然、私の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そこは、この間私が御答弁したところですね。要は、今の例えば年金受給者が二千何百万人、その基礎年金部分について、厚生年金を今払っている人、共済年金を払っている人、国民年金を払っている人で負担をし合おうと。そうすると、国民年金を支払っている人が、二千万人全員...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど私、八〇%と仮定を置きました、私の目標なもんですから。  一〇〇と考えたときに、基礎年金拠出金、要は今厚生年金が御負担いただいているもの、それから共済年金が御負担いただいているもの、それは単価的には下がってくる。ですから、今年の拠出金は下がるとい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昨年の数字を取りながら最終的に結論が出せるのが、端的に申し上げて十八年の六月ごろに結論を出そうということで、今急がせております。  正直、私の感覚として、上がることはないだろうと、一・二九より下がるだろうと。しかし、どのぐらい下がるのかということになる...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一つのサイクルでやっている問題ですから、一年一年の出生率がどういう影響をするかと、もちろん多少の影響は出ると思います。しかし、実際の支払者に回るのは二十年後の社会でございますから、そういう意味ではすぐ数字がと。もっと言えば、どちらの方が影響するんですかと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 正にそうであります。マクロ経済スライドというものを入れながら、給付を少しずつ抑えていく。まあ、みんなに協力してもらわなきゃならぬ。一方、掛ける若者については少しずつ負担を増やしてもらうと。そして、お互いが正に世代間調整をし合いながら修正をしていこうという...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的にそのときに御議論をいただくと、正に終わった時点で。
○国務大臣(川崎二郎君) 国民年金の最大特色は、例えば私であれば、大臣ですからかなりの金額をちょうだいいたしておりますけれども、一万三千円、毎月。一方で、低所得者であっても同じ金額を納めるという理屈でありますから、基本的には低額所得者に基本的な配慮をしていこうということになるだろ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、申し上げましたように、国民年金自体が定額負担になっている、所得の多い人も少ない人も同額負担になっていますね。したがって、低額所得者にはそのルールを設けていると。しかし、厚生年金については、基本的な率、自分の所得に対する率で掛けさせていただいてい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 負担能力という面だけで取り上げたらその議論は出てくるかもしれません。しかし、いろんな議論の中で、私は厚生年金をお掛けになった方が有利だろうと、また我々はもうちょっと低額の人たちでも厚生年金に入っていくような指導をしていくべきではなかろうかと、こう思ってい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど、前の質問者の若林さんとも議論いたしましたけれども、社会保障制度全般でどのような世代間の公平を図っていくかと。そういった意味では、私ども団塊の世代の者があと二年で一般的には定年の年を迎える、十五年たちますと基本的には後期高齢者医療の中でお世話になっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私の家は、女房の父親もそれから私の父親も早く亡くなっております。したがって、私は二人のおばあちゃんを抱えているんです。八十四と、昨日誕生日だったから八十三になりましたでしょうか。二人とも元気なものですから、ですけれども、まあ正直、女房がいざとなったらやっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御承知のように、輸入再開については、一年半にわたる日米間の協議、その後食品安全委員会において十回にわたるプリオン専門調査会の開催、科学的な議論を尽くし、また国民の意見も徴した上で取りまとめられた答申、それを受けて私どもの方で輸入再開を決定したということに...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回のケースは、たしかグアムから出ております。  我が国から立たれるものについては、我が国で食事が準備される、そして機内に積み込まれるということでありますから、我が国の食品衛生法が適用されます。一方で、外国で積み込む場合、この場合には基本的に我が国の輸...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず第一に、香港の問題については、先ほど少し申し上げましたように、どういう経過でそうした部位が混入したかも私ども分かっておりません。かつ、どういう経過で香港側がその処理場のみを停止処分にしたのかもよく分かっておりません。そこをきちっと私ども検証した上で香...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員がもう既にお読みいただきましたように、具体的には報告書の結論において、「リスク管理機関から提示された輸出プログラムが遵守されるものと仮定した上で、米国・カナダの牛に由来する牛肉等と我が国の全年齢の牛に由来する牛肉等のリスクレベルについて、そのリスクの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そこのところは、今お話ございましたように、厚生労働省においては、屠畜場におけるBSE検査対象月齢の見直しについて食品安全委員会に対して諮問を行い、その答申を経た上で、昨年八月、対象月齢を二十一か月齢以上に見直しを行ったということでございますので、そこは食...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そこのところは、方針は決まったと。方針は決まったけど実態はどうしているんだといえば、地方のいろいろな声もございましたので、約二年間これから私どもも補助金を出してやっていきましょうということでやっている、その運用でよかろうと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 委員がそうした考え方をお持ちだということはよく分かりましたけど、私ども役所の立場からいえば、科学的知見に基づいて食品安全委員会という、そういうきちっとしたものをつくろうという意思の中でやってきたわけですから、そこは食品安全委員会としっかり議論していただい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) SRMの焼却については、と畜場法に基づき屠畜場の設置者又は管理者が行うこととされており、焼却に掛かる経費については、同じくと畜場法に基づき都道府県知事の許可を受けて屠畜場側が屠畜申請者から屠畜場使用料又は屠殺解体料として徴収するということになります。 ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず第一の基本は、国からこのグリーンピア南紀を売却する価格がこの那智勝浦と太地町でしょうか、両者に適正な価格でなされたかということが第一。これは全体の数字をもう委員もごらんになっていると思う。  非常に残念です、正直言ってね。みんな安い金額で売らなきゃ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただいたのは、地方行政が正に秘密裏でこの問題を進めていると、これは問題であるから厚生大臣そこに介入していってやれという話に聞こえますよ。町議会が、問題あるなら町議会がきちっと整理されるものであろうと、こう思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 我々は、基本的にこの施設が町に譲渡されて、十年間、福利厚生のためにきちっと使われるかどうかというのは毎年ウオッチしながらやってまいります。
○国務大臣(川崎二郎君) 金属製アクセサリー等に含有する鉛について、十七年四月二十六日付けで、鉛を含有する輸入玩具に関する調査ということで、カナダの状況、アメリカの状況の自主回収の状況をお知らせしながら、輸入の有無について調査を依頼したと。その後、動きが少し御指摘のように弱かった...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今局長からも御答弁さしていただきましたけれども、室内環境汚染の問題については、居住者の健康を維持するためのシックハウス対策の観点から、これまでも全国規模の疫学研究等を実施してまいりました。平成十八年度以降も、疫学研究も含めたシックハウス症候群の実態解明の...全文を見る
03月15日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○川崎国務大臣 政党として、まず選挙での公約もあります。  一方で、少子化対策全体を推し進めなければならない、これはだんだん国民合意になりつつあるように思っております。その中で、若い御夫婦にどうした支援をしていくべきか。経済的支援の側面、それから保育の支援の側面、それから雇用の...全文を見る
○川崎国務大臣 今申し上げたように、経済的側面という意味では十分なり得ると。  党内での議論を少し申し上げますと、前にありましたように、三歳までに重点的に支給すべきではないか、こういう議論もございました。これは、母親の負担、どうしても仕事を離れざるを得ない、そうした側面からの議...全文を見る
○川崎国務大臣 選挙戦を通じながら、さまざまな議論が最近二回ございました。その中で、特に公明党さんを中心にこの議論が強く出てまいりました。我が党の中では税制という意見の方が強かったように思います、かつての流れといたしまして。しかし、政権与党という立場の中で議論をしていく中、やはり...全文を見る
○川崎国務大臣 厚生労働省が担当している社会保障分野、さまざまな御要求がございます。いろいろ議論はございますけれども、やはりお年寄りに対する政策、特に介護保険制度の導入というようなことから、さまざまなニーズにこたえていかなければならない、一方で財政には限りがあることは事実でござい...全文を見る
○川崎国務大臣 議論の経過を申し上げますと、先ほど申し上げましたように、選挙公約というものがあり、自民、公明、両政調会長での話し合い、そして、今回、先ほど申し上げましたように税源移譲を含めた地方への負担割合の見直しもございましたので、総務大臣、財務大臣、私が入りまして、小学校六年...全文を見る
○川崎国務大臣 この議論は私自身随分しかけておりまして、一つは、企業とか公務員、ここは配偶者手当、それから子供に対する手当が出ております。その額の問題、たしか配偶者に対する手当が一番多いと思います。そして、子供に出しているわけですけれども、たしか第三子までとか限りがあるような気が...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど申し上げたように、それを加えて、企業の御負担もあるものですから、児童手当は。企業側の要件も重ね合わせながら議論をした方がいいな、こういうふうに思っております。  それから、確かに、数字的にフランス等と比較したときに我が国の子供に対する比重が高齢者関係と比べ...全文を見る
○川崎国務大臣 これは考え方ですから、小宮山委員御承知のとおり、ヨーロッパのイギリス、フランス、ドイツをとりましてもそれぞれ違います。イギリスは御承知のように第一子が高くて二子以降だんだん低くなっていく、フランスは第一子には出さない、第二子以降、またドイツもだんだん高くなる、こう...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、正直言って与党内でもさまざまな議論があったところでございます。一番有力な意見は、国会議員の息子に児童手当を出すのか、二千万所得を超えている人に児童手当を出すのか、こういう議論がありまして、しかし、できるだけ多くの国民が対象になった方がいいじゃないかというこ...全文を見る
○川崎国務大臣 今回、官房長官のもとでさまざまなことを再検討に入っているわけですけれども、簡単に言えば、我々政治だけで考えていてはだめだ。企業の問題もあります。先ほど申し上げた国民意識の問題があります。まず大前提として、結婚というものをどうとらえるかということもあるんだろうと思い...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど、ここへ来る前に失業率の話をいたしておりました。  十五歳から二十四歳ぐらいの若者が八%を超える失業率になっている、平均は四・四ですね。一方で、六十を超えた六十から六十四でしょうかの世代の、我々のちょっと先輩、この人たちの失業率が実は全体より低くなっている...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、財源について、財務省と議論しながら、何とか積み上げて今回の改正を提案させていただいております。  一方で、与党の中でもさまざまな議論がございます。一つは、三歳ぐらいまでの乳幼児に集中的に投資すべきではないかという議論がございます。また、この制度の中で、そも...全文を見る
○川崎国務大臣 午前中も議論しました。国によってそれぞれ違うんですね、イギリスのやり方、フランスのやり方。イギリスは第一子が一番高い、だんだん減っていく。フランスは第一子には出ない、第二子から、そしてふえていく。ドイツはだんだんふえていく。我が国もだんだんふえていくという制度をつ...全文を見る
○川崎国務大臣 これも朝からやっている議論で、民主党さんの案の基本になるものとしては、配偶者控除をなくしましょう、それから高校生、大学生の控除はなくしましょう、それを金額に直して、中学生以下の児童手当に集中しましょうというお考えであろうと。したがって、配偶者控除というものをなくし...全文を見る
○川崎国務大臣 子育て経験が多い中野副大臣にでも答えていただいたらわかるかと、私はわかりません。
○川崎国務大臣 さっきからの議論というのは、要するに、財源をどこへ全体として求めていくかということでして、私どもは、そういう意味では、小学校までは税と児童手当による支援、そして中学、高校、大学は税による支援、あわせて企業からの扶養手当というものが出ていくんだろう。  それを一本...全文を見る
○川崎国務大臣 ヨーロッパはどこでもふえるという、政策を打てばというお話がございましたけれども、ここでもお話ししたことがございます、フランスは、国民意識全体として、フランス人の人数が多いことがいいという一つの国としての意識、これが前提にありますよという話をしたことがございます。 ...全文を見る
○川崎国務大臣 さまざまな施策を実行しますときに、例えば、私の隣の村は、三人目の子供が生まれたら百万円のお祝い金が出ます。三人目の子供でお祝い金が出ます。また、ある地域では、二十歳代の若い人が住んでくれるなら、家賃を免除しましょう、家賃を応援しましょう。  要は、まず、国、県、...全文を見る
○川崎国務大臣 今のところの議論は、交付金という形でひもつきにして出すというのは余りよくないね、したがって税で出しましょうという議論をしてきたわけです。  ただ、税で出しましょうという議論をしますと、所得税が多い自治体ほど受けるものが多くなってしまう。青森県なんか受けるものが少...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には、できるだけ判断を住民の近いところでした方がいいだろう。したがって、財源と政策を地方になるべく移していった方がいい。しかしながら、一方で、国として全体の調整をとらなきゃならない部分もある。したがって、厚生労働省全体としては重層的な役割を果たしていくんだろ...全文を見る
○川崎国務大臣 他省のものはわかりませんけれども、我が省の問題については最終的に知事さん、市長さんと合意に至った。最終的には、いろいろ議論はあるけれども、両者が納得ずくで制度変換はしていかなきゃならぬな、こう思っておりますので、両者の合意にこぎつけられたということについては、私自...全文を見る
○川崎国務大臣 この間の参議院でも、地方は難病対策の予算を要求はしていない、こういう御質問がございました。疾病対策全体として入れてあったものですから、誤解があったようでございますけれども、その中に入っている。したがって、がん対策とか難病対策とか、こういうものまで全部地方に財源を譲...全文を見る
○川崎国務大臣 もちろん、この議論の中に、最終的には財務省それから総務省も入ってもらいまして、財源手当てをしっかりするということで合意いたしておりますので、そういう意味では、国がやるから重要な施策で、地方がやるから重要な施策ではないという価値観は、私ども持っておりません。  そ...全文を見る
○川崎国務大臣 担保されるかというとなかなか難しい議論だと思います。今、西村議員が私の答弁をほとんど読んでいただきましたので、まさに進んでいる自治体と進んでいない自治体がある、その中で進んでいない地域がこれを機会にしっかりやってもらいたい、こんな思いがございます。  一方で、ハ...全文を見る
○川崎国務大臣 個々の就労という形では、基本的には、自治体なりハローワークなりが共同した作業になっていくだろう、個々の就労。  しかし、一方で、御指摘いただいた男女間の賃金格差の問題、また、パート労働者について基幹的役割を果たす者が増加する中で、その処遇が働きに見合ったものにな...全文を見る
○川崎国務大臣 今お話しいただきました放課後児童クラブにつきましては、現状一万五千百八十四カ所、全国の小学校区が二万三千校でございますので三分の二、登録児童数は六十五万四千八百二十三、十七年の五月一日現在ということになっております。地方自治体の中で、ない組織があるのかということで...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、職員でございますけれども、十三年度調査で、従事者の約半数が経験年数三年未満となっております。一年というのは二三%、六分の一の職員が経験年数十年以上。  雇用形態で言いますと、正規の職員が一万二千人、非常勤が約二万、パート、アルバイトが一万二千、ボランティア...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には放課後ということですので、指導員については通常六時間の非常勤としている、それを時間をもう少し延ばして常勤化しろというお説だろうと思いますけれども、基本的には今の国の考え方は、今申し上げたような考え方でやらせていただいております。
○川崎国務大臣 運営費補助、総事業費のおおむね半額を利用者負担ということもあります。これはもう委員御承知のとおりでございます。そういった意味では、自治体の意見もしっかり聞きながら、どういう判断をしていくかということで、勉強してまいりたいと思います。
○川崎国務大臣 二月二十四日、答弁をした後、指示をいたしました。全国の小児科勤務医師の労働環境については、国の補助金を受けて小児救急医療を行っている全国二十七カ所の小児救急医療拠点病院がその実態をよく反映していると思われることから、それら病院の夜間帯、二十二時まで、及び深夜帯、二...全文を見る
○川崎国務大臣 十六年四月に臨床研修を開始し、新制度の研修医、対象者が二学年で一万四千八百七十人、二年の研修期間を今月修了することとなり、その後の進路についてほぼ固まっているだろう。そのため、当面、新制度の効果等を検証、分析するため、これは小児科だけじゃなくてこの研修医制度全体で...全文を見る
○川崎国務大臣 今調査、回収したところですから、毎週厚生労働委員会あるんでしょうから、理事会等で状況は御報告申し上げます。
○川崎国務大臣 医師の総数でございますけれども、平成十六年で二十七万三百七十一人、これを平成二年でいいますと二十一万一千七百九十七人、昭和三十年、このころですと九万人でございます。そういった意味では、医師の数は順調にふえてきていると承知いたしております。  大体、七、八千人の方...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどの話に対して、要は人口はふえていないけれども、先ほど言いました平成二年二十一万人が二十七万人、六万人ふえてきている、そういう意味では、委員の言われるとおり、人口がふえていないのに医師の数が六万人もこの十五年間でふえたということは事実です。そういう意味では、需...全文を見る
○川崎国務大臣 平成十年でございます。
○川崎国務大臣 先ほど二十七万人とお答え申し上げましたね。この数字でいけば、必要医師数、中位で平成十七年二十六万ですから、上位数が二十九万、ちょうど、十六年で二十七万ですから、中位と上位の間ぐらいの想定になりますね。
○川崎国務大臣 新しい議論を開始していることは事実でございますけれども、現時点では医師は足りているというふうに理解しております。
○川崎国務大臣 そこのところは、先ほどの発言のとおりでございます。新しい調査は新しい調査として、できた時点で御報告を申し上げます。
○川崎国務大臣 今数字でもお示しいただきましたけれども、都市部を中心に待機児童の解消が課題となる中で、保育所の受け入れ児童数の増加を図るため、保育の質の確保に配慮しつつ、保育所の配置主体制限の撤廃や保育所分園の導入といったさまざまな規制緩和措置を講じてまいりました。  また、面...全文を見る
○川崎国務大臣 子供が被害者となる事件が続いている中で、放課後児童クラブは、仕事と子育ての両立支援のみならず、子供が安心して過ごせる場として重要であると考えております。
○川崎国務大臣 申し上げましたのは、各地方自治体単位で見ると、過疎、離島の自治体を除いて大体設置はできたように思う。しかし一方で、一つの自治体で学校区単位に置いていくという方針でございますから、そうした考え方からすると、あと一つ足りない、二つ足りないという御要請が私どもの方にも届...全文を見る
○川崎国務大臣 これについては、正直言ってなかなか難しい議論でございまして、私ども、いつも責められるのは、国で規則をぎりぎりに縛った補助金をつけて地方に全部やらせるのか、こういう御批判をいただく。一方で、委員のように、しっかり基準をつくって国でウオッチしながらやれ、この二つの意見...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど生活保護のことをしゃべり過ぎましたので、しかられましたので余りしゃべりませんけれども、生活保護も、国が四分の三、地方が四分の一ですから、国と地方が協力し合いながらやっていることは間違いないんです。  要するに、国と地方のそれぞれの責任の負担のし合いをどうし...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、福岡県知事がお見えになりまして、そんな御心配も含めてお話しいただきました。私は、二年間にわたって知事さんや市長さんと議論してきた。そして、お互いに適正化をし合うことで合意をした。したがって、その合意に基づいて、厚生労働省として誠意を持ってやっていきたい。 ...全文を見る
○川崎国務大臣 御質問通告いただいていませんので、私のうろ覚えで申し上げます。  八〇%を超えると思っております。
○川崎国務大臣 平成十五年で平均収入二百十二万円でございます。
○川崎国務大臣 一つは、残念ながら八七%の就業率から八三%に落ちてしまっている、特に七十九万世帯が百二十三万世帯になっていますから、逆に言えば、かなりの数の人たちが仕事をされていない数に上ってきていますね。上ってきていますね、数がふえていますから、百二十三万になっていますから。そ...全文を見る
○川崎国務大臣 そこはまさに委員の御指摘のとおり、我々頑張らなきゃならないと思っております。特に、先ほど答弁で申し上げたように、しっかりやっている自治体となかなか進んでいない地域があることも事実です。そういう意味では、こういうものをきっかけにしながら、そういう自治体ともしっかり話...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年まで二年間、生活保護問題、児童扶養手当問題を話し合ってまいりました。そして、お互いに適正化をしようということで理解が成り、一方で、地方からの御要望について、できるだけ私ども聞かせていただきながらこたえようと。  そういった意味では、今、地方と援護局なり原局が...全文を見る
○川崎国務大臣 これも先ほどの議論の中で申し上げましたけれども、この制度が第三子で始まったときは、基本的には企業側負担。それは、企業が企業に勤める人の子供に対して手当を出していた。そんな背景から、そろそろ全体的に公的負担にかえていこう、こんな議論もあったようでございます。  し...全文を見る
03月15日第164回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(川崎二郎君) 水岡議員から四点の御質問がございました。お答え申し上げます。  労使による安全衛生の取組の在り方について、企業活動に伴う事故や災害を防止するためには、各企業のトップが安全衛生の重要性を深く認識し、トップ自らが積極的に安全衛生への取組を行うことが非常に重...全文を見る
03月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(川崎二郎君) さあ、話を聞いてて、どういう仕組みか詳細は分かりませんけれども、一つは、企業負担というものが内閣府側は足した上で計算をしている。それから利回り問題……
○国務大臣(川崎二郎君) 何ですか。関係ありますよ、半分企業が払っているんですから。  それで、そこでどうだということになって個人負担と、私どもの資料は個人負担ともらえる金額を比較したということで、内閣府の方は個人負担と企業負担を足したものともらえる金額を比較をしたと、こういう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず基本は、厚生年金は企業側の負担を入れるか入れないかという議論ですね、厚生年金は。国民年金の話ですね、今言われているのは。厚生年金は、正直言って全部強制で、強制というか、九十何%納まっていますから問題ないわけですね。国民年金の話ですね。  国民年金の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 高齢者対象に給付される年金制度など、社会保障給付としてお年寄りの方々に多いということは事実でありますし、フランス、スウェーデンと比べるとかなりの数字が違いますねということは事実でございます。  一方で、それではそれだけの数字で物を言うかということになる...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かにバブル崩壊後、企業経営が極めて厳しい、私はよく松下電器出身だと申し上げるけれども、松下幸之助さんが正に雇用は大事だということを言われていたと、あの企業ですらリストラをしなきゃならなかった時代というのがこの十年間の中にあった。私の実は同級生連中、半分...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 年金の切り口としてのもう一つの制度を取り上げていただいたわけでありますけれども、公的年金制度には、高齢期を支える老齢年金だけでなく、病気や事故で障害が残った場合の障害補償や亡くなられた場合の遺族補償などの役割もあり、こうした点について国民に正しく理解して...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 除外されたのかというよりも、議員立法でお作りいただいたわけですから、そのときの議論としては煮詰まらなかったということでいいですね、基本はね。  本法律の対象となる方は、国民年金制度の対象になっていたが、任意加入であったために結果として障害基礎年金等を受...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 例外的に年齢制限が認められる場合のことの御質問だろうと思います。  長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、新規学卒者等の特定の年齢層を募集、採用することは例外的に認められております。これは、我が国において募集、採用形態を多様化させる動きが見られるも...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、回答いたしましたが、法施行はまだでございますけれども、一方で、ハローワーク等で年齢制限を書くなという指導をいたしております。結果として、一番新しい数字を私見てきたんですけれども、今、国全体、失業率が四・四、対して五十五から六十四、これは四・〇か四・一...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 職業訓練のバウチャー制度でよろしゅうございますね。  若者向けの職業訓練、バウチャー制度については、昨年六月に策定された経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇五、まあ骨太の方針と呼ぶやつでございますけれども、そこにおいて、外国や都道府県における取...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ちょっと通知いただいてなかったものですから。  今、栃木県の例を見ているんですけれども、栃木県では、三十五歳未満の就労の不安定な者及び職業に就いてない者、定員百名として、県の就職支援機関であるとちぎ就職支援センターに配置されておるキャリアカウンセラーが...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど違う議論から入ってしまいましたけども、一括採用という方式ですね、ここについて今の労使慣行を変えてまでやるかということになると、私も少し、もう少し勉強させてください、正直申し上げて。  一方で、ハローワーク等、今いろいろ指導しながら、年齢というもの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 要するに、指針の中に例外規定を設けていると、それを取ってしまえと、こういう御趣旨ですね。ですから、それは先ほどから申し上げているように、一括採用というこの採用の労使の慣行というものが、今、日本の国一挙に変えるべきかという議論はもう少し勉強させていただかな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 要は、努力義務で年齢指針はきちっとやれという話の中で、一括採用だけちょっと先ほど申し上げた答弁を変えるわけにはいかないと思いますけれども、できるだけ年齢というものによって差別される就職でない、正にその人の技術、能力によって就職が得られるという制度を目指し...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 平成十五年、国連女子差別撤廃委員会の最終コメントにおいて、日本政府に対し、間接差別について女性に対する差別の定義に取り込むように勧告がなされております。委員会三百五十八条というんでしょうか。  それを受けて何が残っているかという中で、私ども男女雇用機会...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(川崎二郎君) 今いろいろ御指摘を賜りました。  今回の火災は誠に悲惨な事件であり、お亡くなりになった七名の方々の御冥福を心からお祈りをしたいと思います。  また、このような事件が生ずることのないように必要な対策を講じなければなりません。  一方で、先ほど委員から...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ちょっと切り口違いますけれども、高齢者の雇用につきまして、昨日、おとといですか、数字を見ていましたら、全体の失業率が四・四に対して、高齢者、六十歳以上六十四までですけれども、四・〇か四・一。したがって、全体よりも高齢者の雇用の方が良くなってきた、それなり...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 何でも御存じな上で御質問いただいているんだと思いますけれども、失業給付、一般求職者の給付が、給付率の下限が原則五〇とされていると。一方で、育児休業期間中は年金等の社会保険料が免除されている。したがって、四〇ですけれども、現実的な水準がやはり五〇であろうと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いろいろ議論いただきましたように、基本的に異状死の範囲を国が具体的に示すことができるかということになると、なかなか難しい課題だなと。一方で、医師法二十一条が外国等と比較していったときにこのままでいいかという議論はやはりしていかなければならないだろうと。今...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の議論で、特に小児科、産科、それから麻酔科、それから特に救急というものをしっかりしなきゃならぬという中で、診療報酬改定を最終的にさせていただきました。しかし、一方で、こうした改定後どういう動きになるかと。診療報酬改定なり医療制度改革の本旨に沿ってやっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) もちろん、今現在療養病床に入っておられる方々に不安を招くことがあってはならない、これはきちっとやらなきゃならない、また、現実に経営される皆さん方にもしっかり御説明をしていかなきゃならないと、こう思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 私も厚生労働委員会にこうやってお邪魔するのは初めてのことですので、これからずっとお世話になりますが、よろしくお願い申し上げます。  児童福祉法では、「すべての児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない。」と定めております。子供の福祉に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 郵政法案、たしか私が扱ったんですけれども、郵政公社法という法律がありまして、党内了解をもらわずに出した例はありますけれども、内閣と与党というのは基本的には一体でございますから、法務大臣が出したい、しかし法務大臣は党内のしっかりとした議論を踏まえて出してい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 文脈読んでいただきましたように、就業支援というものを一生懸命やっていくという意味で申し上げたと。ただし、用語の使い方にいろいろ御批判もいただきましたんで、そこは割愛させていただきました。
○国務大臣(川崎二郎君) 昨日御質問いただいたばかりですから、八〇%を超えていると承知いたしております。  母子家庭世帯数としては百二十三万、ですから、先ほど教えていただきまして百九十二万ということですから、平均一人半、一・五人の子供がいるというように今理解させていただきました...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、データでお話し申し上げますと、平成五年就業率八七%、残念ながら今、平成十五年八三%、七十九万世帯だったものが百二十三万世帯。したがって、仕事を残念ながらできない母子世帯数が増えていることは事実でございます。まあ、円委員御存じだろうと思いますが。した...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員が母子家庭の母の就業の支援に関する特別措置法も作られたということも勉強させていただきました。  いずれにせよ、母子家庭に対してしっかりとした就労支援をしていく、それも国だけで行うんではなくて、地方としっかり手を携えながらやっていきましょうと、こうい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そこは、母子家庭に対して特別な支援をしているかどうかは別として、切り口としては若者に対する支援、場合によっては、高校を中退してしまった、言われるとおりしっかりとした仕事に対する訓練がされていない、そういう者に対して、例えば文科省のサイドから、また私どもの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 法律上はそうなっておりますけれども、これからですね、最終的な政令の定めは。
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただいたように、母子家庭もそうでありますし、障害者においても在宅の就労を進めていきたいと。一方で、プライバシー保護の問題ありますから、はっきり言って再委託の問題が引っ掛かってくると思うんですね。そこがどう契約をきちっとしてやっていくかと。自分が直...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) もう既にその数字も出されましたんであれですけど、母子家庭の平均収入百六十二万、父子家庭が三百二十万というのが一つの根拠になっておるようでございます。  実は私も疑問に思いまして、何で出さないんだと。実は私は、女房が働いたときに夫手当をもらってきたという...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 女房の会社です。
○国務大臣(川崎二郎君) 社会に誤解があることは私も事実だと思います。もうちょっとしっかりPRをしなきゃならぬなと思いますと同時に、ちょっと最終的なところが詰まり切ってないところがあるようでございます。それまでになるべく早く詰めて、しっかりとしたアナウンスをしたいと。  一方で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、助産師は正常産を扱うことができる、そうした意味から、今後とも産科医師と助産師の役割分担、連携を積極的に進め、安心、安全なお産ができる体制をつくってまいりたいと、このように考えております。  それから、内診行為を含め助産行為は分娩進行に伴う危険の予...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ここのところは、先ほどから御議論ありますように、お産という一つの行為の中で医師と助産師が責任を持ってやっていくということでありますので、今まで嘱託医については様々な開業医が引き受けてまいりましたけれども、今回の医療制度改革においては産科医師とさせていただ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私の住んでおる伊賀市というところも五千人ぐらいいらっしゃいますでしょうかね。かつて、六万人の市で五千人ぐらいの外国人労働者、したがって、家族入れると一万以上になるんでしょうか、そうした状況にあります。私の息子の同級生にも日系人がいました。  その中で、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) お話しいただきましたように二年前、坂口大臣でしたでしょうか、正に医師としての御経験も加えた上で御苦労された法律だと思っております。大臣のその当時の見解を踏襲しながら答弁をさしていただきますので、お許しを賜りたいと思います。  鑑定入院は、鑑定その他医療...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の御質問の中で、医療の問題と生活保護の問題、生活費イコール生活保護の問題まで出てまいりました。そういった面で、厚生労働省、法務省としっかり連携をしながらやっていく。今日も二人の担当者を呼んでいただいて、そういう意味ではしかと今も言ってもらいましたけれど...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 我が国の精神保健医療福祉政策においては、歴史的に入院処遇を中心とした対策が講じられてきたという経緯があり、近年、精神医療の質的向上や早期の社会復帰支援への方向転換が図られてきたものの、現状では、我が国の精神病床数は約三十五万床であるが、人口当たりの病床数...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 改革への動き自体、今十六年の九月に取りまとめたと。その始まりは、改革ビジョンの冒頭で、平成十七年における精神保健福祉法の改正を始めとする施策の実施につなげるとあるように、法改正等の具体的な取組は平成十七年、二〇〇五年に着手することを意図していたと考えてお...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 十四年の健保法改正附則に、「医療に係る給付の割合については、将来にわたり百分の七十を維持するもの」と規定されております。正直、いろんな球飛んできます。私は、この法の精神に基づいてやるつもりでありますし、厚生労働省としてもいろんな御意見に対し、私どもはこれ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 都道府県単位で患者負担の割合を変えることはない。ただし、小児医療等、逆に都道府県で上乗せをして負担が少なくなるようなシステムは、都道府県、市町村、それぞれ応じてやっておることは事実でございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 昨年の暮れ、自民、公明の両政調会長、そして財務大臣、総務大臣と協議をいたしまして、最終、小学校三年生までを六年生までに、そして九〇%の対象者まで行き渡るようにということで基本的な与党の方針、内閣の方針が決まりまして、法律として御提案をさせていただいている...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 六十を過ぎて働きたいという人は、日本の国は六十から六十四で七〇%、労働力人口としてとらえておりますので、そういった意味では技術も持っておるお医者様の場合はほとんど働かれるだろうと、こう思っております。  そこに加えて、我々の世代は余りお医者さんの数も多...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げたように、基本的には六十過ぎても働いていただけると思っております。  ただ、一方で、病院、公立病院等でいったん六十をもって退職しなきゃならないと、そういう方々が地域医療に貢献していただくということは大変大事な観点だろうと思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のとおり、多くの皆さん方にしっかりとした説明をしていかなければならないなと、このように思っております。  障害者自立支援法においては、障害福祉サービスを契約に基づきだれもが利用できるものとしてより普遍的な仕組みとする観点から、介護保険や医療保険制...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の提出をいたしました認定こども園、就学前の子供に関する教育、保育ニーズの多様化を踏まえ、幼稚園や保育所等が保護者の就労の有無にかかわらず教育及び保育を一体的に提供する機能、子育て相談や親子の集いの場の提供など地域における子育て支援を提供する機能を備え...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 介護保険の五年間の施行状況を見ますと、サービス利用の大きな伸びに伴い費用は急速に増大しており、高齢者の方々にも御負担をいただいております保険料の急激な上昇を抑え持続可能な制度としていくためには、給付の効率化、重点化を図ることが必要と考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 四月からの実施に向けて、都道府県、各市町村が様々な形で御努力をいただいております。一方で、いろんな御意見も出ておりますので、しっかり実施状況を把握しながら、私自身も注視をしていきたいと、こう考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今お話ございましたように、社会保険庁、二年前の年金改正の議論から始まって、業務の効率化、合理化についていろんな御批判もいただき、またその中で懸命な努力をいたしておるところでございます。  年々増加する年金受給者からの相談業務やレセプト点検業務等について...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 個人情報の保護、正に国が一番責任を負わなきゃならない分野におきまして残念ながら処分に至るような事案が発生をいたしました。そして、誠に大量の処分に至ったということについて厚生労働省としても深く反省をしなければならないと、このように考えております。  この...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ちょっとさっき円さんとの間でもあったんですけれども、今の現行法、現在できる措置として、受給資格者が正当な理由なく求職活動しなかった場合に手当の一部又は全部の支給停止ができると。二十年四月からは、受給期間が五年を経過する場合に、政令で定めるところに手当の一...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、公共職業安定所の設置に関し承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在、厚生労働省の地方支分部局として公共職業安定所が全国に配置されております...全文を見る
03月17日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○川崎国務大臣 今、警察庁から報告がありましたように、十七年で検挙人員でも二百四十二名という状況になっております。  次代を担う子供が健やかに育ち、子供を生み育てることに喜びを感じることができる社会をつくっていくことが課題となっている中で、子供の心身に大きな影響を与え、さらには...全文を見る
○川崎国務大臣 今局長から、対策について、また予算について御説明をさせていただきました。  国民の理解と認識も深まってきているとは思いますけれども、依然として虐待の相談件数が増加の一方である、潜在的なものが出てきておるのかなという見方もありますけれども。一方で、死亡事件も大変多...全文を見る
○川崎国務大臣 孤立した育児は児童虐待のリスクの要因の一つであります。児童虐待防止の観点から、育児の精神的負担の軽減の観点からも、御指摘のような子育てサークルなど地域で子育てを支え合う人間関係をつくり、孤独な育児をなくしていくことは必要であると考えております。  その中で、国と...全文を見る
○川崎国務大臣 児童虐待相談件数の急増等の厳しい状況を踏まえ、平成十六年、児童福祉法の改正により、都道府県等の児童相談所のみならず、市町村においても児童家庭相談に応じることといたしました。児童相談所の児童福祉司の配置基準を強化するなど、地域の児童相談体制の充実を図ってまいりました...全文を見る
○川崎国務大臣 我が国の場合は、基本的には、児童手当、税制での支援、それから公務員や企業は配偶者手当と子供の手当、こういうものがなされております。国によってはもうこれは一本化して児童手当にしていこうという国もあります。また、税額控除を残している国もございます。その議論というのはま...全文を見る
○川崎国務大臣 週休二日制の導入のときに、ちょうど私はその時代にサラリーマンだったものですから、やはりトップランナーがいる、たしか電機とか自動車が中心だったと思いますけれども、週休二日制に、月四回ですか、踏み込んできた。一方、官公庁はそれの後をついていった。なかなか中小企業はそれ...全文を見る
○川崎国務大臣 もちろん、役所が先頭に立ってやらなければならないことですから、全省庁は〇・九、厚生省が一・三、一・三で上だからいいじゃないかということは私は考えません。しっかりやらなきゃならぬなと思っております。  よく御質問いただきましたのは、障害者雇用等の問題を厚生省はきち...全文を見る
○川崎国務大臣 実は、私も、昨年のこの三位一体改革の議論を知事さんや市長さんとしていて、いろいろ悩みました、正直申し上げて。  我が国はどこの方向を目指しているんだろうか。今の四十七都道府県という体制の中での地方分権を考えていくのか、すなわち道州制というものまでにらみながらの地...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、私が担当する前に決まりましたので、踏襲してお話しさせていただきます。  基本方針二〇〇三年において、国の地方向け補助金約二十兆円、このうち五分の一、おおむね四兆円程度を目途に廃止、縮減等の改革を行う、これが大方針だろうと思います。一方で、税源移譲の考え方...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど御提言いただきましたので、私も基本的にはそうだろうと思います。  ただ、手法の問題として、特に小泉総理の手法でございますけれども、郵政民営化をやるんだと号令をかけて、あとは民営化の内容を考えろと。実はそれで仕事というものがはかどることも事実。  片一方で...全文を見る
○川崎国務大臣 平成十六年の年金制度改正におきまして、できる限り保険料の上昇を抑制しつつ、長期的な給付と負担の均衡を図り、持続可能な制度を構築するため、国庫負担割合を二分の一に引き上げるというふうに決まっております。  基礎年金の国庫負担割合を二分の一に引き上げるためには安定的...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘いただきましたように、過去の答弁におきまして、新たな高齢者医療制度の創設とあわせ、特別保健福祉事業の廃止及び資金の年金財政への繰り入れをできるだけ早期に行うよう検討し努力する旨、お答えをいたしてまいりました。  しかし、一方、新たな高齢者医療制度の創設に伴...全文を見る
○川崎国務大臣 これは先ほどるる園田委員の質問にお答えをさせていただきました。地方からも、施設整備費を国から地方に移管すべきである、そうした強い御主張の中で、私どもは、ある程度施設整備が行き渡ってきた、今後は都道府県の判断にゆだねていきたいということから、給付金もあわせまして一体...全文を見る
○川崎国務大臣 お尋ねのいわゆる共生型サービスについては、構造改革特区などを活用し、各地でデイサービスを中心に意欲的な取り組みがなされているものと承知しております。今後、年齢や障害の有無を問わず住みなれた地域で生活を続けていくことができるようにしていくため、共生型サービスは示唆に...全文を見る
○川崎国務大臣 こういう国会での審議も通じて御理解をいただけると思っているんですけれども、御指摘の通知により、市町村の裁量でNPOや株式会社を含むどのような事業者にも助成ができると十分明らかになっておると考えております。読めばわかるというお話をいただきましたように、読めばわかるよ...全文を見る
○川崎国務大臣 地域包括支援センター運営協議会は、市町村が責任主体となるセンターの運営を協議、評価する場として市町村に置かれるものであり、センターの円滑で適切な運営の支援や公正、中立性の確保などの役割を担うこととされております。  運営協議会の構成員については、国としての考え方...全文を見る
○川崎国務大臣 国の仕事の、政治家として大きな仕事は、やはり自立をどうやって助けていくかということであって、その意思が大事であります。そういう意味では、ホームレスの自立をどうやって支援していくか、すなわち就労というものをどうしていくか、こういう面に立ちながら、東京都を初め、各団体...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年暮れにも、東京、大阪の都会議員、府会議員の方々含めてお見えになりまして、一度私も時間ができれば、特に大阪ですけれども、状況を見させていただこうか、こうは考えております。
○川崎国務大臣 いろいろ議論してまいりましたように、児童手当は、もともと企業の御負担からスタートをいたしました。今は、企業と国と地方の御負担ででき上がっております。  一方で、諸外国の制度を見てまいりますと、例えば、イギリスは、児童手当に集約をして、第一子から出すようになった。...全文を見る
○川崎国務大臣 基礎年金は高齢期の基礎的な生活に対応する全国民に共通する公的年金給付であることから、制度が安定的なものとなるよう、従来から三分の一の国庫負担が行われてまいりました。  平成十六年の改正におきましては、できる限り保険料の上昇を抑制しつつ、長期的な給付と負担の均衡を...全文を見る
○川崎国務大臣 小泉改革の最後として、歳入と歳出の一体改革、六月中にまとめる政府方針になっております。  その中で、社会保障給付、年金、医療、介護、その他福祉を足してどのぐらいの数字がかかるか。特に、これから人口構造が大きく変化をいたします。簡単に言えば老人の数がふえてくるとい...全文を見る
○川崎国務大臣 今具体的な例でお話しいただきましたので、先に私どもの方から資料を出したのでしょうか、医療施設運営費等補助金、医療施設等設備整備費補助金等、四項目ですね、これを一番最初は法定受託事務だと言って、その後自治事務だという御回答を申し上げた。  実は、これは両方入ってい...全文を見る
○川崎国務大臣 公判中の案件でありますので、このことについての詳細なコメントは差し控えさせてもらいます。地域の病院が、限られた資源の中で医療を担い、地域住民の生命、健康を守るべく努力されていることに対しては、敬意を表しておきたいと思います。  今回の事件に対するさまざまな声明等...全文を見る
○川崎国務大臣 一つは、福島県自体も、この事件が起きる前から、やはり産科医療提供体制の集約化、この検討をされていたようでございます。そのスピードを速めていただかなければならないなという感じがしております。また、一方で、今回の事件で、医師法二十一条違反に問われたことが関係者の間で問...全文を見る
○川崎国務大臣 御意見をお伺いしましたけれども、まだモデル事業の結果をしっかり見ながら、最終的に判断いたしてまいります。
○川崎国務大臣 まだ最終判断に至っていない、こう申し上げました。
○川崎国務大臣 母子家庭への支援については、平成十四年の児童扶養手当法等の改正により、児童扶養手当ばかりでなく、就業、自立に向けた総合的な支援を実施するとともに、受給期間が五年を超える場合の児童扶養手当の一部支給停止措置を導入したところでございます。これは、減額は手当額の二分の一...全文を見る
○川崎国務大臣 厚生労働大臣を拝命しまして、それ以来いろいろな仕事に取り組んでおりますが、文科省との関係が多いな、こんな感想を持っております。先ほどの保育と幼稚園の問題、それからニート、フリーターの問題等々、いろいろな問題が文科省と一緒にやっていかなければ解決していかない。特にこ...全文を見る
○川崎国務大臣 この問題については、昨日も参議院で御答弁申し上げました。  異状死というものをどう判断していくか。正直言って、一つ一つのケースがございますので、ガイドラインが本当にできるだろうか。私は、実は担当者に、ガイドラインがつくれるならアメリカやフランスやドイツにあるんじ...全文を見る
○川崎国務大臣 いつも申し上げておりますけれども、若い二人の夫婦に対してどういう支援をするか。エンゼルプラン等見させていただいて、保育の面というのが一番多かったのかな。しかし一方で、言われておりますとおり、雇用の面と経済的支援、ここについてもう少ししっかりしなければならない。 ...全文を見る
○川崎国務大臣 この間も、こんな話をいたしました。六十五歳までの雇用が四月から義務になってきます。その中で、各会社がいろいろな対応を打ち出してきています。単純に延長が一番喜ばしいんですけれども、なかなかそうはならないで、契約社員としてやっていく、しかしながら五年間ぐらいの雇用はす...全文を見る
○川崎国務大臣 三位一体の中での話し合いで、特に知事さんの方から、できるだけ財源と自分たちの裁量権を任せてほしい、こういう議論の中で、介護施設の県への補助金というものを地方にゆだねることにしたということでございます。  もちろん、すべてを地方に任しっ放しというわけではありません...全文を見る
03月17日第164回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたように、日本国政府と米国政府との間の地位協定上の問題でございます。  政府の窓口である防衛施設庁を中心として関係省庁が連携して対応することが必要であると認識しており、平成十五年の議員の御質問を契機として、この問題の改善を図るために...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いや、日米地位協定上でそう書かれているから、労働基準法というのは適用される。それに従って民間雇用者と同じように、民間企業と同じように、その労働基準法が守られるように個別折衝をいたしておりますと。十五年から米軍との間、実質の雇用者であります米軍との間の調整...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そこは、先ほど申し上げたように、日本の国と米国との協定から始まっているわけですから、我々政府全体としてその問題に対処していると。したがって、厚生省は防衛庁と一緒になって米軍と交渉していますよと申し上げているんです。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど申し上げましたように、委員の御指摘をいただいて十五年からこうした協議に入っております。そして……
○国務大臣(川崎二郎君) 何ですか。──現実問題として週の所定勤務時間四十時間への削減、失礼しました、先ほど二月と言いました、一月二十四日、妊娠中の業務転換、平成十六年八月二十七日、妊産婦の時間外勤務の制限及び休日勤務の禁止、平成十六年八月二十七日というような形で、四項目にわたっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 佐世保市の屠畜場に搬入された牛、黒毛和牛、十四歳、百六十九か月でございます。国立感染研究所において確認検査を実施いたしました。確認検査の結果については、本日午後二時からBSEの検査に係る専門家会議を開催し、御審議いただいたところ、当該牛はBSEであるとの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私も三重県で、松阪牛の産地でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  厚生労働省においては、BSEに関するQアンドAをホームページに掲載するとともに、国内でのBSEが確認された場合には、正確かつ分かりやすい情報を、透明性の確保にも配慮しつつ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 両省でしっかりやっていますので、そのようなものは食に供することはないと考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 現在、二十か月齢以下の牛について地方自治体が自主検査を行う場合について国庫補助の対象といたしております。この国庫補助は、国内におけるBSE検査の対象を二十一か月齢以上の牛に限定するに当たって、対象月齢の改正に伴い生じかねない消費者の不安感を払拭するととも...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 自主検査でございますから、国庫補助が三年間で打切りと。
03月22日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○川崎国務大臣 先日、委員会終了後、仙谷委員を初め、この中にもいらっしゃいますけれども、何名かの国会議員の方と一緒に、福島県の皆さん方が要請というかいろいろなお話に参られました。その中で、福島県においても既に集約化に向けて議論を始めているというお話がありました。この事件とは別に、...全文を見る
○川崎国務大臣 民主党さん、また仙谷委員がそういう御主張をされることも一つでございます。  一方で、衆参、今次の予算委員会そして厚生労働委員会の質疑を通じましても、やはり地域間のバランスが崩れないように国がある一定の配慮はすべきだという議論も随分あったように思っております。 ...全文を見る
○川崎国務大臣 衆議院議員小宮山洋子君外四名提出の児童手当法の一部を改正する法律案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
03月22日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(川崎二郎君) 今局長から答弁をいたしたように、徹底した精査を行い抜本的な見直しを行うという基本方針の下にやらせていただいております。見直しに当たっては、費用負担者である事業主団体の参画を得て、個別事業の見直し、整理案やそれを踏まえた三事業全体の再編案を作成すると。二月...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、失業給付は一時期の百万人から随分減りまして四割ほど減りました。そういう意味では、有効求人倍率また失業率等改善が見られるところから、随分景気、雇用というものは改善をしてきたなと、このように思わせていただいております。  保険事故である失業は、政府の経...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 水落議員が援護行政、また戦後処理問題に我が党の中心的な役割を果たされていることについて、まず敬意を表しておきたいと思います。  厚生労働省においては、戦傷病者、戦没者遺族等に対する援護や、戦没者の遺骨収集、慰霊事業などを実施してきております。戦後六十年...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今委員の御経験からも含めて御提案をいただきました。  戦後六十年以上が経過し、遺骨情報が減少してきておる、特に南方地域の遺骨収集が困難な状況になりつつある、こんな認識をいたしております。  このような状況を踏まえ、従来からの遺骨収集の取組に加え、未送...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘ありました戦没者の尊厳、そして御遺族の心情、御指摘のように、御遺族自体が少なくなってくる、息子の代、孫の代になっていくという時代の中で、早期に祖国にお迎えできるように努めていくというのが我々の責務であろうと思っております。そういった意味で尾辻前大...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 四階に霊安室があり、私もお参りをさせていただきました。  委員の御提案をいただいて、私もそこまで配意すればよかったなと改めて思ってます。といいますのは、三重県の遺族会や遺族会の団体がたまに私のところに御陳情にお見えになります。そういったときに御案内をさ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 正にそのとおりで、五千万人で割るか六千万人で割るか、先輩の年金ですからね。当然六千万人の方が単価は下がると、しかしそれは将来負担に今度は変わっていくわけですから、そういう意味では長いサイクルで考えれば変わりないことになるんじゃないかと、年金の計算自体、単...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 既に医療改革の議論が多少始まっていまして、一番の議論で出ておりますのは、我々が足下の数字として算定したのは今回は七年から十一年、平成七年から十一年の五年間を使わしていただいております。  先ほど御質問いただきましたように、今までの数値は基本的には直近の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いや、この五年間は、三割負担を始め一、二年に一度ぐらいの改革をやってまいりましたと。したがって、この数値を使うと将来のトレンドを誤ることになると思いますので、私どもは、七年―十一年の全体のトレンドを見た方がいいだろうと。その数字を根底にしながら、二〇二五...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いや、ですから、今の私の考え方を申し上げたのであって、当時、ずっと伸びていく勾配の中で、将来こうなりますよと算定したのは、私からいえば少し判断を誤ったのかなと思っております。したがって、今回は変えさせていただいたということを申し上げているわけです。
○国務大臣(川崎二郎君) 率を入れているという答弁はしてないと思います。当時の経済状況を判断をし、勘案しという表現だろうと思います。私、答えましたからね。
○国務大臣(川崎二郎君) 一つの立案を立てる過程の中において、立案ですからね、先ほどから申し上げているとおり。  いいですか。要するに七年―十一年を使いますか、十二年―十六年を使いますかというときの中で、私の判断としたらね。
○国務大臣(川崎二郎君) 誤解があるようなら、GDPの数字を入れて計算はいたしておりません。入れれば、今申し上げたように財政諮問会議のいろんな数字が出てきてしまいますから、あくまで機械的に数字を取り出してやっているということは事実です、将来見通しについて。
○国務大臣(川崎二郎君) 今までは直近を取っておりましたと。今回は直近を取っておりませんと申し上げております。
○国務大臣(川崎二郎君) これは何年前でしょうか、臓器移植法の法案が衆議院に提出をされました。当時私、国対でこれをあずかっておりまして、委員会で十分御審議をくださいと、しかし採決は委員会でしないでくださいと。それは専門家の一つの予見を与えることになると。したがって、衆議院の段階に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ある人にもう遺言も書いておけと、それも含めてということで勧められておりますけど、去年もらいましてね、その手紙を。手続をするようになっておりますけれども、まだやっておりません。
○国務大臣(川崎二郎君) 当時反対の急先鋒でありました河野太郎さんが衆議院で随分頑張ってくれていまして、そのお姿を見ながら、今回多分衆議院で提案がされて議論が始まると思っております、法律自体が、改正が。私は改正をする方に賛成でございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 内容についてはまだあれしていません。しかし、今の法律が正直言って衆議院で通した後参議院で改正になりました。内容の一部改正になりました。そういったこと、いろいろ議論ございましたけれども、私は当時衆議院の法案に賛成をした本人でございますので、そういったものも...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まあ詳細の議論は今、法律がまだ提出されていませんので、大臣の立場ではそれは勘弁してください。しかし、改正をした方がいいだろうということについては変わりないと、こう申し上げております。
○国務大臣(川崎二郎君) 生活保護費の問題については、二分の一という考え方もありましたけれども、私どもが最終的に御提案申し上げたのは、生活費ですね、現金支給される部分、ここについてはやはり我々のそのままの体制にしておきましょうと。しかし、住宅それから医療、この問題については地方が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私の立場で今言われましたら、両者が真摯な話合いを続けている中で変えることはあり得ないと。しかし、将来的にずっと私の発言が縛るかということになると、これは縛るものではないと。これはもうその内閣その内閣で御判断をいただくことになるだろうと、こう思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 一つは、三週間に一遍ぐらいこの私の役所に関係することで変わった報道を打たれまして、生活保護費見直しにという、打たれました。しかし、私はその後の記者会見でも、記者会見だったか記者とのぶら下がりだったか覚えていませんけれども、明確に否定をいたしました。今その...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 与党からも生活保護費と年金の問題、諸外国と比較しながら、少し生活保護費が高過ぎるんじゃないかという御議論を賜ったことは事実でございます。否定はいたしません。
○国務大臣(川崎二郎君) 局長ですから答弁、こういう場で答弁しにくいんだと思いますけど、六月の十六日でしょうか、会期内に最低賃金法の改正を出すことはあり得ないということで、それは明言してもいいんだろうと思います。  一方で、最低賃金問題について様々な議論が出てきていると。これは...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、それが一つの議論として重要な役割を占めている、一方で公労使の話合いの中でいろんな議論はあるだろうと申し上げているわけです。しかしながら、押し切って今までの考え方を急に変えるということはないだろうと、こう申し上げております。
○国務大臣(川崎二郎君) 衆議院でも御答弁申し上げたんですけれども、当時小渕内閣で運輸大臣、私でございまして、規制緩和という中で様々な改革をいたしました。しかし、当然時代の変化の中でその当時の規制改革というものを一つ一つ検証しながら、足らざる点、また時代の変化にふさわしくない点に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 大変痛ましい事件でございます。この事件により、幼い子供が亡くなり、また少年の御両親が入院中でございます。亡くなられたお子さんの御冥福を心からお祈りしますとともに、御両親の一日も早い回復を願っております。  今、島田委員から御指摘のとおり、まず一義的には...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今局長から御答弁をさせていただきましたように、基本的に二〇一〇年にこの目標を達成することは困難であるという認識をいたしております。そういった意味では、当時大臣が目標を掲げて、それが実行できないということについては誠に申し訳ないと思っております。  しか...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 児童虐待の対応においては、関係機関でできるだけ虐待を早期に発見し、把握した情報を関係機関で共有し、連携しながら積極的かつ適切な支援サービスを提供することが重要であると考えております。このため、各市町村において虐待防止ネットワークを設置し、その活動を充実さ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この児童虐待のための対策、特に先ほど歯科医の問題も御提案いただきました。こういったものを含めて、やはり予防、事前にどうキャッチするかということが一番大事だということを市町村の皆さん方に分かっていただくような努力を我々もう少ししなければならないのかなと。も...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の少年法改正案では、少年院の入所年齢の下限、現行十四歳を撤廃し、十四歳未満の少年に対しても少年院における処遇を可能とするものであります。これについては、個々の加害少年にとって最適の処遇を選択できるよう処遇選択の選択肢を広げるものであり、少年の自立更生...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) お尋ねの件は、佐世保女児殺害事件の御遺族から、昨年十二月に、私が就任した後でございます、厚生労働大臣あての要請書が提出されたところであります。被害者の御遺族として、加害者となった児童が現在どのような状況にあるかなどについて知りたいというお気持ち、これは無...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど御答弁申し上げたように、直接私まで相談が上がりまして、正直言って本当に大臣の職にある者として、両方の気持ちを思うと大変つらい話だなと思っております。  しかし、今言われたように、被害者の御遺族に対してどういう形で情報提供をしていくことが可能か。で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今ずっと議論の中で、横浜からの御提案、私ども正直言って慎重にならざるを得ないと思っております。  最初にあの事件の問題をお触れいただきました。二度とこうした問題が起きないようにするという責務は地方自治体、国にやはりあるであろうと。そこのところをしっかり...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 健やか親子21、今八三%、三十九の府県が自主的に策定をしていただいております。単独の計画として策定をされたもの、それから健康増進計画の一部として位置付けているもの、エンゼルプランの一部として策定したもの、それからその他の、他の政策との中でしているものと。...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 現在でも、養護学校の児童生徒等にたんの吸引等の医療処置が必要な者がいる場合には、看護師の配置等を条件に教員によるたんの吸引等の医療処置を許容していると、こういう方向性になっておりますので、特別支援学校が国会で御承認いただくことになりますれば、その整備が進...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一つは、労働量や責任に対して報酬が低い、医療訴訟が多い、当直、不規則な診療時間がストレスになっていると、こういう研究もございます。私の地元でいえば、何件かの正にお産をしておりました産婦人科が婦人科に変わっていっている。そういう意味では、産婦人科としての能...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、ちょっと切り口が分かんなかったんですけども、被害者全部という表現を使われました。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど水落議員からもおしかり半分、しっかりやれという御激励半分のお話を賜りました。また、韓国の方々の遺骨の問題についても、たしか小泉さんと大統領の間の約束事でございます。そういうことに沿いながら全力を挙げるという答弁をいたしておりますので、それに違いはご...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 裁判官はどういうことでその判決の後そうした文を読まれたのか、私もよく分かりません。しかし、歴史的な経緯というものを踏まえ、かつ他の施策との整合性を考えながら議員立法で帰国者支援法というものを、枠組みをつくっていただいた、その枠組みの中で担当者としては最大...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 正にそうでありまして、議員立法で一つの枠組みをつくっていただいた。先ほど申し上げたように、担当者はその範囲の中で全力を尽くしてきたことは間違いない、これは評価してやってください。  しかし一方で、当時想定したものと、現状、現実に今置かれている環境という...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 議論の中の大きな要素であることは認めます。生活保護政策とこの残留孤児の皆さん方との関係、特に中国との関係も持たれているわけですから、それからすると、そこをもう少し柔軟に対応したらどうだという御意見もございます。  しかし一方で、福島さん何度も言われてい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 重ねて、これだけ理解してくださいよ。  判決があったから我々議論しているわけではない。逆に、当時、議員立法をおつくりいただいて、その支援法の枠組みの中でしっかりやりなさいよということで来たと。しかし、何年かたってきて、そしてかつだんだんお年寄りになって...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 政調会長と私というのは、国会対策で三年間、朝から晩まで一緒にいた仲ですから大体のことは電話が入るんですけれども、事前に。今回は入っておりません。  しかし、基本的には、何回もここで御答弁申し上げているように、パートタイムで働いている人たちと正規雇用で働...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 日本全体が財政再建に取り組む中で、各分野での仕事の見直しが求められていることは間違いないことであろうと思います。また、政党の正に政権公約として公務員のスリム化というような、自民、民主、公明、主な政党はこうした形で訴えられていることも事実であろうと思います...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 質問通告をいただいて提出いただきましたので、事前に読みました。
○国務大臣(川崎二郎君) 雇用というものに対してどこが責任を負うかというまず基本的な切り口だろうと思うんです。雇用保険という制度、諸外国を見ましても、やはり国が責任を持ちながら、企業と働いている人に負担を求めながらやらせていただいている。この雇用保険制度というのはきちっと回ってい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 放課後児童クラブのことについては、正に子育てという面、また最近起きております様々な事件の対応というものも含めてしっかり育成をしていけという、予算委員会、厚生労働委員会で御指摘をいただいております。私も、できるだけ目標を早く達成するようにしたいということで...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 春闘を通じながら大企業の中でこの議論が進んできて、三月にいろんな方針発表がされました。必ずしもこの高齢者雇用の問題だけでなく、パートタイマーの改善の問題や育児休暇の問題や、様々なものが議論されて、そういう意味では国民の中にかなり、新しく四月からスタートす...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 若者が意欲を持って就職活動を行い働き続けるためには、職業意識の涵養、これが大事であろうと。労働市場に関する理解や求人票の見方、労働関係法令など、就職活動や働く上で必要な基礎知識、就職活動や働く上で困ったときに相談できる窓口に関する情報、このようなことをし...全文を見る
03月23日第164回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(川崎二郎君) 独立行政法人に対するガバナンスの強化等についてお尋ねがありました。  現行の独立行政法人制度においても、大臣が指示した中期目標を達成するために各法人が策定した中期計画を、厚生労働省独立行政法人評価委員会の意見を聞いた上で、大臣が認可するとともに、各法人...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 公務員の労働基本権についてお尋ねがありました。  中馬大臣の御答弁のとおり、先般の政労協議では、労働基本権を付与する公務員の範囲について検討する場を設けることで、政労間での意見の一致が見られたところであります。私の立場から申し上げれば、今後、ILOに対...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、我が国は人口構造が大きく変化する時代を迎えようといたしております。すなわち、戦後に生まれた団塊の世代、二百六、七十万人ずつ毎年生まれましたけれども、一方で昨年生まれた子供は百六万人。そういった大きな変化の中で、どちらかというと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いつも申し上げておりますけど、私五十八歳でございます。我々の仲間がそろそろ六十歳、会社でいえば定年を迎える。そのときに我が国はどうなるかということをお互いに考えなきゃならない時代。  我が国の最大特徴といいますのは、特にヨーロッパとの違いは、六十歳を超...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の御指摘は長期生活支援資金貸付制度、平成十四年度から設けられた制度でございます。  ただ問題点、先に申し上げれば、どちらかというと低所得者の福祉の面からの支援という形でございますので、後から御質問あると思いますけれども、やっぱり金融という部分、切り口...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、建設省の方から御説明ありましたけれども、もっと私の方から申し上げると、平成二年で建設投資額が八十五兆円でございます。今、十七年で五十一兆円。働く人は平成二年で五百八十万、一番多かったのは平成九年で六百八十万まで増えました。約百万増えた。今百万ほど減っ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、第九次の雇用対策基本計画でございますけれども、基本的に小泉内閣ではありません、前の内閣でありますけれども、十年間の目標として立てさせていただいて、失業率を三・七と置かせていただいております。四・四まで回復してまいりましたので、あと一歩と、このように...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今るる御説明いただきましたように、西洋医学に含まれない医療領域、相補・代替医療、それと現代西洋医療と効果的に組み合わせる、それに対する国民の関心は今委員が御指摘のように高まってきていると、このように考えております。  厚生労働省においても、あん摩マッサ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 欧米に比較して後れているという御発言もありました。一つの側面ではそうだろうと。しかし一方で、東洋医学を取り入れているということについては我が国はかなり進んでおるという認識をしております。現実に、今申し上げたように国家資格として位置付けてやっているわけです...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ここにお示しいただきましたように、既に老人医療それから介護の現場に東洋医学等入っていることは事実でございます。また、これから予防重視というものが、これは医療の面、それから介護の面、両面で必要であります。  そういった意味では、先ほども申し上げておるとお...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 総理からもお話ございますし、党内にもいろいろな議論がございます。今日は、委員の御意見として受け止めさしていただきます。
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のように、健やか親子におきましては、心肺蘇生法を知っている親の割合、一〇〇%にしたいという目標を掲げました。その理由は、先ほどパネルでもお示しいただきましたように、一歳から十九歳までの子供さんの死因順序を付けますと、不慮の事故というのが一番でござい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いわゆるAEDについては、八歳未満の子供への使用は今現在認められておりません。医療機器を製造販売する企業からの申請を受け、今八歳未満への子供への適用拡大について審査を行っております。一方、日本救急医学会から早期承認について要望もいただいております。保健衛...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ドクターヘリは、事故、急病や災害等の発生時に直ちに医師等が同乗し、ヘリコプターで救急現場等に出動するものでございます。  平成十三年度以降、ドクターヘリ運営費を補助してきており、自主的に導入しているところも含め、これまで九都道府県において十機が運航され...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 最初に、介護保険の御指摘がございました。  昨年の見直しにおいては、公平の負担性という観点から、介護保険施設における居住費、食費については在宅の方と同様、保険給付の対象外とし、施設給付においても介護に関する部分に給付を重点化いたしました。ただし、見直し...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 介護の問題は、先ほど数字でお示ししたとおりでございます。ただ、個々に違うというケースがあるなら私どもその話を聞かしていただきますと、こういうふうに申し上げました。  それから、療養病床からの転換は、大前提は、今入っていられる方がきちっとケアされるという...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 六年間ありますのでね、しっかりやってまいります。
○国務大臣(川崎二郎君) 先日の当委員会で調査を行うという形で今調べさせております。省内で見付かった資料、残念ながらまだ一部だけでございます。第四回油症対策本部会議資料、昭和四十四年三月二十日のものでございます。  一方で、もう委員が御存じのように、東京から始まりまして鹿児島県...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 自治体からの報告書ですか。
○国務大臣(川崎二郎君) はなかったようですね。今、見付かったという報告を受けましたのは第四回油症対策本部会議資料、先ほど申し上げた資料が出てきたと。もう少し探せとは言ってあります。
○国務大臣(川崎二郎君) そのときの管理状況というのは私が今から判断するわけにいきませんけれども、福岡県と北九州市、ここが一番数も多く、また倉庫もあるところでありますので、ここにはしっかりした資料があるはずだろうということで、しっかりとした確認作業を行えということで指示をいたして...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 最終報告文は全くなかったわけじゃなくて、前回でたしか部長の方からお読みしたように記載があることは事実でありますので、取りまとめが行われたことは間違いないだろうと、こう思っております。  ただ、しっかりした、委員が御指摘のようなしっかりしたものを作ったか...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の議論、二つあると思うんですね。  一つは、九州大学関係者に頼んだその科学的知見が誤っていたんではないかという委員の御主張。私どもは、一つの経過の中から九州大学に依頼したことについては間違いなかったんではないかという立場を取っております。これは立場の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) お尋ねの心身障害者扶養共済制度は、心身障害者の保護者の相互扶助の精神に基づいて、保護者が一定額の掛金を納付することにより保護者の死亡時などに子供である障害者に終身一定額の年金を支給することにより、障害者の将来に対して保護者が抱く不安の軽減を図ることを目的...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、障害者を持つ親の気持ちというものを考えますと是非存続をさせていきたいなと、こう思います。もう一つは、障害児の立場からいえば正にこれが生活の一つの糧になるということでありますから、二つの側面から何とか維持したいと、このような思いを持っております。 ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今ちょっと申し上げましたように、各年の赤字が、平成二年から平成七年度、五十四億四千万円の赤字となっております。年金収支、赤字の理由は、最初に設計をしたときよりも平均余命が延びたこと、それから、信託いたしておりますので運用利率が大幅に下がったこと、この二つ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いろいろ議論あったんだと思います、正直申し上げて。言われるとおり、余りね、成り立ちがあったものですから、まず自分たちの自助努力から始まった。そして県も努力しましょうということで始まった。しかし、その制度、やっぱり全国レベルできちっとやらなきゃならないよね...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは事前に御指摘いただいていましたので、三百九十二億円でございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 最初に申し上げましたように、まず障害者を持つ親の気持ち、そして親の努力、それを表した形で始めました。しかし、その意欲だけではつながらなかったということから、県や国が何とかしなけりゃならないなという形で、今は事実上救済みたいな形になっております。そして、こ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 二十歳未満の障害児に対する手当制度、すなわち二十歳を超えますと障害年金制度に変わっていきますから、特別児童扶養手当と障害児福祉手当がございます。    〔理事市川一朗君退席、委員長着席〕  具体的に申し上げますと、特別児童扶養手当は、精神又は身体に障...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今日の委員会の審議で私の頭がそこまで整理できるといいんですけど、そこまではまだ参りません。しかし、事実上八割近くを国と県で給付しているという実態になっておりますので、そこを、今は支援という形になっておりますけれども、どこかで給付という形に変えた方がいいの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 国土交通大臣からも御答弁ありましたけれども、このシンボルマークは、国際リハビリテーション協会、ここにおいて一九六九年に採択されております。日本は財団法人日本障害者リハビリテーション協会が代表して加盟している。第一義的には、まずこれは障害者全体を表すものだ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 厚生労働省といたしましても、児童の健全育成の観点から自然体験は重要であると認識しております。  例えば、保育所においては、保育の目標の一つとして、自然や社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の基礎を培うことを挙げており、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御質問の農林水産省の農業生物資源研究所とかが開発している遺伝子組み換えのいわゆる花粉症緩和米等については、これ厚生労働省の立場から申し上げますと、効能、効果を標榜して販売されるのであれば医薬品ということになりますので、医薬品としての治験を行い、その承認を...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 個別の企業の名前を私が申し上げるわけにはいかないということは御理解賜りたいと思います。  一般的には、複数の都道府県にわたって事業を行っている派遣元事業主や請負事業主等に対し、各事業所を管轄する都道府県労働局の間で指導の状況等の情報を交換すること、同一...全文を見る
03月27日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました独立行政法人に係る改革を推進するための厚生労働省関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  政府におきましては、平成十六年十二月に「今後の行政改革の方針」を閣議決定し、独立行政法...全文を見る
03月27日第164回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(川崎二郎君) 担当する私が評価をするというのは大変難しゅうございますけれども、それぞれのところで御努力をいただいているという認識を持っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 食品衛生監視という仕事がございます。この仕事は、各都道府県が計画を書き、そして保健所に人を置きながら生産現場その他をしっかりチェックをしていく仕事でございます。そういった意味では、厚生労働行政と地方の都道府県がよく連携を取りながら、協力し合いをしながらや...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、P4レベルの施設を稼働させなければならない、厚生労働省の管轄では村山の庁舎一つでございます。住民の皆さん方の御理解をいただいて何とか進めていかなきゃならないと、こんな段階を迎えております。  バイオセーフティーの措置を要する...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 他の研究所との関係で、やはり首都圏にこのものを、こういう設備を置きたいと、こういう気持ちがあるものですから、何とか村山の御理解をいただきたいという気持ちで担当者頑張っているところでございますので、御理解を賜りたいと思います。  一方で、今回の鳥インフル...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 三位一体改革をめぐる議論、生活保護、児童手当をめぐる議論の中で、最終的には知事さん、市長さん、そして総務大臣、財務大臣入った下、官房長官の最終提案を受けて決定をいたしたものでございます。そういった意味では、法律改正もなされて、暫定的なものではございません...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一年半にわたって日米間で協議をしてまいりました。それは、日本向けの肉をアメリカでどういう形にしたら日本は受け入れるんだと。我が国は、食品安全委員会に意見を求めて、そして答申を得て、そしてそのルールに基づいてアメリカがやってくださいよと。当然守られるべきも...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員も分かって御質問だろうと思いますが、一年間レセプトの数が十六億件、こうした数に上ります。したがって、事務の合理化にまずつながることは間違いない。これは医療機関もそうですし、支払機関もそうであります。  あとは、十六億件のデータがまとまる。これを二、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに、データ集積がきちっとできて、そして二、三年間分析したら、そのデータ分析に基づいて物が言えるようになるだろうと、どういう形で例えば高齢者の医療が行われるか、若い人たちの医療が行われるかと。そういう意味では、分析結果でいろんなことが行えますから、ただ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 多岐にわたる御質問がございました。  まず、がん登録でございますけれども、がんの実態というのをしっかり把握するという意味で必要なことだと認識いたしております。今までは、患者の調査、人口動態統計、地域がん登録、関係学会による臓器がん登録などのデータを使っ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 医療費の将来見通しについては、内外を通じて確立された手法はなく、作成時点における足下の医療費から過去の一定期間の実績から得られた一人当たり医療費の伸び率を当てはめて、機械的に算出をいたしました。言わば、過去の実績を将来にそのままトレンドしていくという手法...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の推定に関しましては、従来そのような御批判もいただいてまいりまして、特に、平成十二年、介護保険制度の創設、平成十四年、健保三割負担の導入、医療費に大きな影響を与える制度改正が行われたと。したがって、従来ですと直近を取ってまいりましたけれども、今回の推...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この議論は、正直申し上げて、過大見積りだという御質問をいただいた方々もいらっしゃる、かといって、片一方で、過小過ぎるぞという御批判もいただいたこともある。その中で私どもは〇七年から十一年度という比較的安定をしていたときを取って、そこから一つの医療費の伸び...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど表、そこにありますよね、百四十一兆円、百四兆円。足下の数字の見誤るからこういう数字になっちゃったんだと、こういう御批判をずっといただいていたんですね。私どもは、そうした反省もありながら、七年—十一年という数字が適当だなということで選びました。  ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今そこに表に出していただいたように、そういう見積りの仕方が誤ったんじゃないかというさんざん御批判をいただいて我々はおしかりいただいてきた。その中で……
○国務大臣(川崎二郎君) その中で、私どもは七年から十一年という数字を使わしていただいたと。委員は違う御主張をされているということはよく分かりますけれども、私どもの数式はそういう形で出さしていただいたと申し上げているわけです。
○国務大臣(川崎二郎君) 医療制度改革を行ったときに次年度に大きく影響が出るということは事実でございます。一方で、二年後、三年後には一つの普通のペースに戻っていく、そうした過去の経験法則もございます。そして、十二年、十四年と大きな改革をしてきただけに、そのときの数字を使うのはどう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 間違いございませんねと言われても、急に質問されて、あなた計算しましたかと……
○国務大臣(川崎二郎君) 私は計算していませんので、その数字は存じません。
○国務大臣(川崎二郎君) 今言われた数式に基づく数字を出せと言うならば、その数字を計算をしたものは出したいと思いますけれども、通告はいただいておりません。
○国務大臣(川崎二郎君) そういう数式でやったらどうだという御提案はいただいているけど、これによれば、そうした将来見直しをやり直すということを考えていないという答弁になっております。
○国務大臣(川崎二郎君) 質問取りに行った者と委員との食い違いかもしれませんけれども、幾らの数字になることを示してくれという御質問にはなっていなかったから私は数字は持っていないと申し上げた。だから、計算をして、委員が必要ならばお出ししましょうと申し上げました。
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、その数字は持っていませんと申し上げているんですよ。  ですから、そこは委員と……
○国務大臣(川崎二郎君) 委員と質問取りの間の中で細かい数字までやりますよという話にはなっておりませんから、私が御答弁させていただいたとおり、その数字に基づいて出せと言うなら出しますよと申し上げているんです。
03月28日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○国務大臣(川崎二郎君) 研究所でございますから、委員が切り出して御発言をいただきましたように、研究成果がしっかり上がっているのかということがまず第一であろうと。また、時代に合わせた研究をやっているのか、この御評価をしっかりいただくということが大事だろうと思っております。そういっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的なスタンスとして、今委員がお示しいただいた方向性で私はいいんだろうと思います。  国立健康・栄養研究所が行っている調査研究は、生活習慣病対策及び食品の安全・保健対策等にかかわる基礎的、応用的な研究であり、大学研究班や民間企業による研究とは継続性、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 終末期医療については、人の生死に深くかかわる問題であり、国民の関心も高いことから、重要な課題であると考えております。  終末期医療の問題は、人の尊厳ある生き方を支えるという観点に立って、医療界の側面、それから法曹界の側面、この両面から真剣な国民的な議論...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどもお答え申し上げましたけれども、二つの側面があると思います。研究成果がしっかり上がっているのか、また、時代の変化に合わせた研究を行っているのか、この第一番目の評価。一方で、運営費交付金等について中期目標に定める効率化を図ることができたのかと。こうい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これはこれから議論するがんセンターの議論にもなるんですけれども、独法化をしたから、すなわちすべて人が減って費用が減るという話には私はならないだろうと思ってるんです。  言われたように、トップが経営責任を持ちながらしっかり仕事をやっていくこと、したがって...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 総理も各所で御答弁されておりますとおり、行政改革に終わりはない、したがって今回私どもはこういう御提案をさせていただいた。また、他の政党から、いや、こういう行革をすべきだという議論も出ますでしょう、また与党の中でも議論出ますでしょう、それを踏まえながら着実...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いや、今回の独法化の中で、この二つをうまく統合しながら厚生労働省の正に行政目的にかなうようにしていこうということで考えた結果として御提案申し上げております。  今回、何で労災病院と一緒にしないんだと、こういう一つの御提案でございますが、それはまた次から...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 民間に照らして考えれば、引き継ぐときに一回整理しちゃうんでしょうね、民間なら、借金を。そして、新しい経営者はその負資産を負わないで別会計でやっている。そして、その中で業績上がって借金返済に、別勘定にしておいて、返せるだけのものになれば、その評価は当然下さ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 数字は後から局長から答弁させますけれども、実は国立病院機構の問題について、新聞にも載りました。また委員会でも御質疑をいただいて、たしか参議院の予算委員会だったと思いますけれども、この問題についてやはり厚生労働省の基準に合わせる、私の命令権が、先ほどから議...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 労災保険、御承知のように企業側の負担で成り立っております。したがって、常に審議会で御議論をいただきながら、我々側の主張、また企業側の主張、そして国全体の運営というものを照らし合わせながらやっているというふうに理解いたしております。特に、今回アスベストとい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今るる御質問をいただき、また御答弁させていただきましたように、独法されて以来、研究分野については、ある程度評価をいただける研究成果は出ておると思っております。一方で、費用の面についても、二%の目標に対して五%削減という形で、これもそれなりの効果は上げてい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 独法というものをつくるときにも様々な議論がございました。特に、自民党の中も、私自身もそうだったかもしれない、本当に独法というやつはうまくいくのかと、こんな思いの中で独立行政法人というものがスタートをした。そして、その後の動き、特に国立大学の独法化、非公務...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 医療制度改革をめぐる議論の中で、公明党さん、民主党さんから、今のがん医療の姿というのはこのままでいいか、こういう御質問も賜り、また法案の御提案もいただくと聞いております。私ども、そういった意味では、がん治療の在り方全体を含めて見直すべきときが来ているんだ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私が答えましょう。
○国務大臣(川崎二郎君) 私が衆議院の厚生労働委員会で御質問をいただきまして、局長は医学者でございます。また質問された方もお医者様でございます。両方の意見聞いていてよく分からぬ、自分ももう一度勉強してみようと、しっかり勉強し直せということで下ろしまして、いろいろ今議論してもらって...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私も民間出身ですから申し上げるんですけれども、営業で新しい分野をやっていこう、すなわち開発という仕事なんです。ラインの課長は月商で十億円ほど得る。新しい仕事をされる人たちは、なかなか実は一千万の売上げも上がらないんですね。それをどうやって売っていこうかっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 二つの御質問だったのかなと思いますけど。  国鉄、それから電電公社、それから郵政、それから国立大学。当時、私が初当選をしたころの議論、国の公共サービスでやるべきであると、公務員が責任を持つべきだと、こういう話でございました。しかし、今もう電話サービスを...全文を見る
03月29日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○川崎国務大臣 ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、公共職業安定所の設置に関し承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在、厚生労働省の地方支分部局として公共職業安定所が全国に配置されておりますが、これに...全文を見る
○川崎国務大臣 当然、基準を設けながら置いておるんだと思いますから、その辺は、急の御質問ですから私も検証できませんけれども、後刻、検証した上で御報告申し上げます。
○川崎国務大臣 雇用というもののセーフティーネットをどこにしくかということが一番大事な議論であろうと思います。そういう意味では、国が責任を持つというスタンスは変わらないと思っております。  今お聞きをいただきましたように、憲法に規定される勤労権の保障、ILO第八十八号条約を遵守...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、残念ながら、例えば最近議論いたしました長崎のグループホームで七人の方が亡くなられた事件、詳細な内容が実は入らないんです。やはり警察が入りますと捜査上の秘密ということになりまして、大臣といえども、国家公安委員長に教えてくれと言っても教えてもらえない、多分国家...全文を見る
○川崎国務大臣 委員が言われたことは当然のことでして、例えばこの間の小児科問題、風疹、はしかの問題については、委員からもお話しいただいた、こちらからも聞いた、私としてもう少し議論してみたいということで、専門家の意見も聞かせてくれ、その上で最終的に今議論してもらっている。多分、委員...全文を見る
○川崎国務大臣 何回かお話し申し上げておりますように、この十年間、我が国がたどった道というのは厳しい道だったと思っております。特に、私、松下出身だから申し上げているんですけれども、松下とか日産自動車とか、雇用を大事にしていた会社まで大幅なリストラを行った。リストラを行わざるを得な...全文を見る
○川崎国務大臣 私、他の委員会だったと思いますけれども、高橋さんのような御趣旨の御質問をいただきました。その回答として、まず、どうして高校、中学でこういうことをやってくれないのかな、やはり教育現場で労働というものをしっかり教えてほしい、まして、初歩的なものから始まりまして、今言わ...全文を見る
○川崎国務大臣 正確な数字は覚えていませんけれども、今から十五年前、十五歳から二十四歳、五十五歳から六十四歳、大体五%ぐらいの失業率であったと思います。その後、ずっと上がり続けて八%ぐらいまで至った。その後、改善が進んで、今、先ほどから御論議いただきました高齢者雇用につきましては...全文を見る
○川崎国務大臣 さっきのように、短時間労働がいい、こういう選択をされる方もいらっしゃいます。一方で、正規雇用社員と変わらない仕事をしている人たちもいらっしゃいます。特に、変わらない仕事をしている人たちと正規雇用の社員の中で大きく給与に差があるということについては、やはりできるだけ...全文を見る
03月29日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました国の補助金等の整理及び合理化等に伴う児童手当法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  政府においては、平成十八年度予算編成の基本方針を閣議決定し、国と地方に関する三位一体の改革を推...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 言われるとおり、都道府県が市町村の調整を行うという仕組みにしてまだ一年なものですから、多分彼らはデータを持ってないんで阿部委員に対する御回答ができないんだろうと思いますけれども、確かにそういう視点に立って、制度改正の結果として都道府県の果たす役割、役割が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 阿部委員とこういう議論をし合うとは、私、夢にも思ってませんでして、私のグループのこの問題の正にオーソリティーでございますし、何でも分かっている人に質問されるというのは、学校の先生に生徒が質問を受けているようでございますので、失礼なこともあるかと思いますけ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先日、ロシュの会長さんと議論する場がございました。今回の鳥インフルエンザ対策、すなわちタミフルの備蓄について諸外国の状況どうですかと、こう、教えてくださいと、どこの国が一番うまくいっていますかと言ったら、やっぱりフランスがうまくいっていると言うんですね。...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに、一つ一つの対策、経済的支援、私自身は三つの柱と言っておりますけれども、経済的支援、それから保育の支援、それから雇用の問題、こういう問題を一つ一つ丁寧に解決していかなきゃならないということも大事でありますけれども、まず基本的な理念、将来にツケを回す...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私も、厚生労働大臣に就任する前ですかね、その後でしょうか、厚生省の人たちとこの議論をしたこともありますし、また大臣になってからも、少し勉強してくれと言ってあります。  そういう意味では、どうしてもフローというものに着目して御負担を願っている、したがって...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 地方六団体から、厚生労働省からこういう補助金を移譲してほしいという御要求があったことは事実でございます。しかし、一方で、その中に、この四月一日から始まります障害者自立支援法に基づく施策があります。正にこれからスタートしようとするときでありますので、こうい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 制度的にある程度熟成してきたもの、先ほど阿部委員からもありましたけれども、第一段階、第二段階、我が国は基本的には第二段階に入っているだろうけれども、第一段階のときにきちっと地方にある程度できたものは、そろそろ国の権限から地方の権限へ移していく。ただし、そ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 医師、看護師等女性職員が多く働いている医療施設において院内保育所を設置することは、職員の離職防止、再就業の支援という観点からも有効であると考えており、地域の実情や利用者のニーズにおいて院内保育体制の整備充実を図っていく必要があると考えております。  な...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどのお答えの中で一つだけ抜けておりました。院内保育を実施している数、二千八百八十二か所でございます。  医師国家試験の合格者に占める女性の割合、今、約三分の一でございます。医療全般において女性医師が大きな役割を果たしております。こうした女性医師が出...全文を見る
03月29日第164回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(川崎二郎君) 国の補助金等の整理及び合理化等に伴う児童手当法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府においては、平成十八年度予算編成の基本方針を閣議決定し、国と地方に関する三位一体の改革を推進することにより、地方の権限と責任を大幅...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 森議員にお答え申し上げます。  三位一体改革と国庫負担率引下げとの関係についてお尋ねがございました。  今回の三位一体改革のうち、介護保険施設等の給付費については、介護施設の整備に係る権限を都道府県にゆだねることと併せて、都道府県の役割の見直し等を一...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 山本議員から五点、御質問がございました。  まず第一に、児童手当についてお尋ねがありました。  児童手当については、今回の改正を含む累次の改正により、児童を養育する家庭の生活の安定及び児童の資質の向上に資するものと考えております。  今後の見通しに...全文を見る
03月30日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○国務大臣(川崎二郎君) 何回か御答弁をさせていただいておりますけれども、約一年間にわたり、生活保護費、児童扶養手当の適正化について、地方六団体の代表の方、石川県知事さん始め、そして有識者の皆さん方、私ども厚生労働省、それから総務省、それから財務省、各、厚生労働省は大臣が出ており...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 生活保護と児童扶養手当をめぐる公式な協議会というんですか、そういう場は、もちろんマスコミも入り、全体にオープンな形でやらしていただいてまいりました。一方で、私と知事会の代表者、それから市長会の代表者の皆さん方が、例えば知事さん自ら私のところへ足を運ばれた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどから申し上げましているとおり、一つは、生活保護費、児童扶養手当の適正化という問題について議論をしてまいりました。  一方で、地方自治体から、厚生労働省からこういう財源を地方側に移していただきたいと、こういう御要求がございました。それに対して、私ど...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、そういう切り口もあるでしょうと。一方で、先ほどから申し上げているとおり、児童扶養手当の率と児童手当の国からの負担率というものが違うということについては整合性が欠けますねと、こういう御指摘いただきました。  私どももやはりそうなんだろうなという...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 会合に出席された六団体の長の方がそういうふうにお考えになるんでしょうか。いろいろな議論をしてきて、我々大臣も何回かその場に呼ばれて議論をしてきて、最終的にこういう形でまとめましょうということで御提案をさせていただいて、六団体の方もそれは受け入れます、結構...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 浅野さんが六団体の中でこの交渉のどういう役目をお務めになったのか私はよく分かりません。交渉相手は代表の福岡県の知事さんでございましたし、金沢の市長さんでございました。こういう方とお話をしていた中での話でございまして、一方でそれぞれの知事さんが、この三位一...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の改革は、小泉総理のリーダーシップの下、数字が先に示されました。このやり方についていろいろございます。しかしながら、今公務員の数の削減についても、自民党も民主党もお互いにまず数を先に出して、それへ目標に向かって進もうと、こういうことをやっておりますの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、経済的支援だけを充実したらどのぐらいの数字、すなわち出生率上がるのかという計算は、正直難しいだろうと思います。それは、前からお話ししているように、ドイツの例を取りましても、極めてフランスより高い児童手当制度を持っておりますけれども、現実は、我が国同...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員の御指摘どおりだと思います。そういう意味で、与党も猪口大臣を中心にしながら六月までに基本的なものをまとめようと。特に保育の問題、それから児童手当の問題、だんだん理解も進んできたし、政策も進んできたと思っているんです。しかしながら、雇用の面からなります...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、厚生労働省が国の予算の中で多くを占めます。七十九兆円の予算に対して二十一兆円の予算でございますので、大変大きな部分を占めている。したがって、ある程度の目標額が決まりますと、我が省がそれを担っていかなきゃならないと。すなわち、社会保障分野で地方に移譲...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは総務省が苦労されるんだろうなと思います。  というのは、税源移譲という問題になりますと、かなり小さな施策、例えば五十億、百億オーダーの施策も地方に政策と同時に移譲しています。それを本当に税源としてうまく割り振れるのかなと、こういう感じはいたしてい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 生活保護費と児童扶養手当の適正化の問題につきましては、石川県知事さんと金沢市長さんが代表して六団体からお出になった。そして、先ほど申し上げたように、三省がその場に出てずっと議論をしてまいりました。先ほど申し上げなかったことから申し上げますと、金沢じゃない...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは、猪口大臣も積極的に地方へ出まして、知事さん、市長さんの意見を伺いながら、国の政策としても取り上げたいし、地方も推進してもらいたいということでやっておりますので、先ほどからの答弁のとおり、重層的に役割を担いながらやるものと、こう考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 司法と医療の問題、最近いろんなことが提起されております。前回の委員会でも、福島県の産婦人科の医師の逮捕という事件が起きて、いろんな議論がされました。また、今回の件につきましても、医療と司法、その判断をまつ前に、国なり厚生労働行政として何かの考え方を決めて...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 国の予算が七十九兆円、しかし現実は使える予算は五十兆円ぐらいですよね。その中で三兆円という規模の税源移譲に至った、これはある意味では大きな目標を達成したと言えるんだと思います。  ただ、大きく数字を掲げながらやる手法と、下から一つ一つの政策を吟味しなが...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 佐賀県の知事さん、私もお会いしたことはあります。あの若い知事さんですよね。そのときも何か一つの御提案を持ってお見えになったと思います。まあ一つの知事の見方というのもあると。それから、今お話しいただきましたように、積極的に評価できるものもあるしバツのものも...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 納得いくような話すると生活保護の話を延々としなきゃなりませんので、衆議院でそれしましたらしかられたものですから余り細かく話いたしませんけれども。  生活保護費の問題をめぐりまして、私どもは就労支援とそれから入院、病院の問題、医療ですね、それから住宅、特...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは、正直申し上げて、国と地方が重層的に責任を担う、地方が担当するからその仕事は重きを成さない、国がやるから重きを成す、こういう発想は地方分権にはないと思います。地方分権にはそれはない。国の役割、地方の役割、それぞれの中で国民サービス、住民サービスを充...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは、様々なものを権限の移譲と税源移譲する、そうすると、当然それぞれの団体から今まで国がやってきたようなことが行われなくなるんではないかという心配がもちろん地元の国会議員の方々にいろいろ寄せられてくる。それを我々のところへいろんな形で御意見が上がってく...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは話合いの中に総務省という役所が入って、この財源についてはきちっと手当てをするという中で合意をしたものでございます。我々も、この政策が落ちて、少なくなっていくということであってはならないと思っています。適正化は図らなければなりませんけれども、先ほど申...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 仕組みとしては当然そういうことでございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 個別のケースがどうなっているかはちょっと、具体例をお示しになりましたけれども、その個別のケースがあればまた個々に対応させます。  基本的な認識として、今回、六団体とかなり議論をしましたので、そのようなことが起こらないと私は思っております。御懸念のないよ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 受給期間が五年を超える場合の児童扶養手当の一部支払停止措置の具体的な内容については、平成十四年改正時の附帯決議に、今後、「子育て・生活支援策、就労支援策、養育費確保策、経済的支援策等の進展状況及び離婚の状況などを十分踏まえて制定すること。」とされておりま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 正にこれから御議論いただいて、先ほど言いましたそうした状況も勘案しながら十九年中に結論を出すということでございますから、すべて半額にすると決まったということではありません。
○国務大臣(川崎二郎君) お話しのように、おおむね五年ごとに全国母子世帯等調査を実施しており、十五年十一月にやりました。今の御意見も踏まえた上で、今年の秋ごろを目途に同様の調査を実施するという方針であります。
○国務大臣(川崎二郎君) 個別のデータあればお話し申し上げますけれども、私の方から見れば、全体の流れとしては改善の方向に進みつつあるという認識をいたしております。これは、高校卒、大学卒の数字が随分変わってまいりました、新卒の採用が。それから有効求人倍率が変わってきた。それから、一...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは仮定の上に仮定を重ねた議論ですから、言われるとおり、今年の秋に調査をいたします。  もう一つは、全体の数字は円委員が言ったのと同じなんですよね。去年一年間見れば、確かに常用雇用が増えてない、非正規雇用の方が増えている。しかし、昨年の暮れぐらいから...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そこは先ほどから申し上げている、多少悩みはあるんですよね、我々。例えば小児医療で八〇〇〇番、シャープ八〇〇〇番、制度作らしていただいてお願いしております。そして、小児医療がこれだけ国会で議論されていても、やっていただいている県は半分でございます。がんの問...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに、国が全部まとめてやっていけばその差がないんだろうと思います。しかし、そこはやはり、先ほどから言っていますとおり、地方の役目、国の役目、そこはやはりきちっと方向付けをしていかなければならないだろうと。  そういう意味では、円委員からもどうしたらい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは先ほどから、児童手当自体を税額控除でやるのか経済的支援として実額でやるのか、また企業から出すのかと、こういう議論があると申し上げました。民主党さんは、今回はすべて実額でやろうという整理をされてるんだと思うんですね。我々の中には、税額控除というものを...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 向こうの方が低い。低い。
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的に、例えば私が別れた場合に子供に会いたいと、それは他の阻害要件がなければ会える権利はあると、このように承知しております。
○国務大臣(川崎二郎君) 法律で定めてありませんけれども、判例では、離婚後、親権を、若しくは監護権を有しない親は、未成熟子の福祉を害することがない限り、未成熟子との面接交渉権を有していると、こういう判例になっております。ただ、そこで無理が生じて夫婦間、夫婦間というか、元の夫婦間の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これはいつも守旧派と言われるんですけど、規制緩和しろ、しかしこういう問題点が生じると思いますよと、分権をしろ、しかしそのときに地方の裁量にすべて任せていいですかと言われると、守旧派と言われるんですけども、立場上言わざるを得ませんので、申し上げます。  ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、内閣府の方から話ありましたように、可否については長期的に検討するという十二月二十二日の閣議決定でございますから、そういう意味では、今度の総合施設の運営状況を見ながら、まあ正直言ってゆっくりやろうと考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどから御議論いただいておりますけれども、三位一体改革をめぐって様々な議論を地方自治体と私どもの間でしてまいりました。そういった意味では、そしてまとまり得たものを税源移譲、また財政との兼ね合いということの中から提案をさせていただき、昨年もこのような形で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど答弁で十回と申し上げたのは九回でございました。十七年四月から十一月までに九回、生活保護費及び児童扶養手当に関する関係者協議会ということで、全国六団体を代表する石川県知事さん、それから高知市長さん、そして有識者の方お入りいただき、私どもは厚生労働省、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 例えば、今度の施設整備費の税源移譲、権限移譲問題について党内からも様々な意見もございます。しかし、最終的には大臣のリーダーシップでやれという強いお声をいただいて、実は反対意見もありましたけれどもさせていただいた。一方で地方から強く望まれた。そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 何回も御答弁申し上げてまいりましたけども、生活保護費の問題については、最終、私どもの御提案は、生活費については従来どおり、そして、これも余り伝わってませんのであえて申し上げますけども、住宅と医療という地方がよりかかわりを持っておる分野については地方のリー...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 児童手当自体、元々地方がされていた経過もあります。そして、今現在も、児童手当について上乗せの支給をされている地域も多うございます。そういう意味では、国で決められた制度に上乗せで各地方が子育てというものについて非常に意を用いていただいていることは間違いない...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) それは、先ほど申し上げましたように、いろんな意味で税源移譲が行われます。そういった中で、もう地方に渡したから厚生労働省知らないよということではいかぬだろう、当然しっかりウオッチをしていかなきゃならないと。ましてや、今回のやつは国と地方が重層的な役割しっか...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほども北井局長の方から、児童手当については現金を支給する事務であるということから裁量の拡大にはつながらないということは申し上げました。これはもう隠していても仕方ない話でありますから。  私どもは、児童手当との一体性の中で今回併せて整理をしたという御報...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは先ほどちょっと本音でも申し上げたんですけれども、国の予算が七十九兆円、事実上使えるお金が五十兆。その中で三兆税源移譲していこうという大きな大方針が出てきたと。五十兆の中で我が省の予算が占める割合は二十一兆ですから、当然高いウエートになると。しかし、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) うちの持っている予算、正直言って政策的な経費としては五千億でございますので、もちろん全部オープンにしているわけです。当然、各団体がありまして、団体から随分反対陳情来ます。これもう地方に渡すと回ってこないかもしれないから、きちっと今までどおり厚労省でやって...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この辺の議論は昨日阿部さんとさしていただいたんですけれども、第一段階として我々がきちっとやるべきもの、そして第二段階に入ったものと、こういう区分けが一つあるだろうと。もう一つは、ナショナルミニマムなり危機管理なり、こういうものは国がやっていかにゃいかぬ。...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 児童扶養手当は母子家庭の生活の安定と自立の促進に寄与する制度であり、他の就業自立支援策と相まってその目的を果たしていくべきものと考えております。そういう意味では、手当の増額というよりも、子育て・生活支援や就業支援など、総合的な取組を進めていきたいと考えて...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この問題が一つのサンプルなんですけども、なかなか難しい議論がこれからも出てくるだろうと思います。しかし、私どもは最終的には地方自治体を信用したいと、こう思っております。地方自治体の自主的判断によって運営が進められると思っております。  平成十六年に公立...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昨年末のがん診療連携拠点病院、百三十五か所でございますけれども、そこに対する現況調査によりますと、百十八の回答のうち、院内がん登録を実施していないところが四か所、地域がん登録にデータを提供していない、四十七か所、がん登録の実務に携わる専任者がいない、四十...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これからのがん医療がどうあるべきか、私自身もがんセンターを視察してまいりました。それから、多くの皆さん方から御意見いただきました。また、先ほど申し上げたように連携拠点病院も、まあNHKで報道されて初めて知ったんですけれどもね、各県でできてなかったものがあ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 国民年金におきましては、昭和五十七年の難民条約の批准以前に、在日外国人の方々を適用対象外としてまいりました。  同条約の批准に伴って、外国人への適用拡大を行い、他の制度も含め、将来へ向かってのみ効力を発生すること等整理したものであり、一定年齢以上の在日...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、表彰対象になりました松下というのは私の出身企業でございますし、人事本部長が私の同期でございますので、よく実情は聞いてみたいと思いますけれども。  正直、この十年間、雇用の数字を見ても、確かに若者につらい、先ほど申し上げたように、一〇%を超えた失業率...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 公立保育所の延長保育に関する経費については、地方自治体から一般財源化が主張される中で、事業の実施・運営責任が市町村にある、対象経費は市町村の職員の給与であることにかんがみ、一般財源化を行っても必要な財源が確保されるため、地方の提案を受け入れることといたし...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私、現状見させていただいて、国の施策に地方が上乗せをする、これは児童手当でもそうですし、様々な施策はそうであろうと、教育でもあります。  そういった意味では、地方自治体の中に乳幼児医療費を無料化しているところあります。医療費は、医療を受ける者と受けない...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは当時お答え申し上げましたように、第一段階が、十月までの利用者負担が二万五千円、それが新しい制度、十月以降は二万五千円、したがって、これが上がったからという理由にはならないだろうと。第二段階も四万円が三万七千円になるわけですから、これもなかなか考えに...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 年間です。これがゆえにというのはなかなか考えにくいですねという御答弁申し上げました。  一方で、いろんな資料を見させていただく中で、必ずしもこの保険医団体がお調べになった、保険医協会というんでしょうか、ものについても、他のところへ移ったという人たちも含...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今埼玉県と御提言いただきましたから、埼玉県にも聞いてみましょう。いろんな情報収集の方法があるだろうと。全国一律の調査は今掛ける段階ではないと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今説明ありましたように、老人福祉改正法、改正によりこの四月一日から重要事項説明書の交付等義務付け、こうした運用をしっかりやりながら、一方で、基本的には消費者契約法というんですか、事業者の不適正な行為による契約を取り消すことができるほか、消費者の利益を不当...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 育成医療の制度の趣旨については制度の見直し後においても変わるものではなく、自立支援医療の定義を定めた施行令においても、育成医療は障害児の健全な育成を図るものである旨を織り込んだところであります。  したがって、育成医療の対象者の範囲についても従来どおり...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 院内保育所につきましては、職員の離職防止、再就業の支援という、看護師を始めとする医療従事者、当然医師も入ります、確保対策という観点から有効であると考えており、地域の実情や利用者のニーズに応じて院内保育体制の整備充実を図っていく必要があると考えております。...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 世代間の公平感というものをどう担保していくかという問題であろうと思います。ある意味では私は、今のお年寄りの皆さん方は、公的援助のない中で、例えば私らのおやじですと、四・三人の子供を育て、そして、私からいえばじいさん、ばあさんの世話をし、やってきた。それは...全文を見る
04月03日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○川崎国務大臣 雇用のセーフティーネットの問題でございますけれども、就労という支援と雇用保険、徴収と給付、こうした仕事を合わせながらやらせていただいております。  雇用を取り巻く状況につきましては、厳しいながら改善が進んできた、こういう認識をいたしております。しかしながら一方で...全文を見る
○川崎国務大臣 数字の話が出てきましたので、先に私からお答え申し上げます。  平成十八年度、厚生年金は三百三十八億、国民年金から六百六十六億、社会保険庁の徴収また給付の、そしてシステム経費ということで、年金の中から社会保険庁に払ってもらっております。これは毎年議論をいただいてお...全文を見る
○川崎国務大臣 一・八%に対して何%になっているか、ちょっと御質問になかったものですから、後で御回答申し上げます。  御承知のように、高齢・障害者雇用支援機構がやっておりますのは、障害者雇用の促進、未達成企業から納付金を一人に当たり月五万円ちょうだいいたしております。この資金を...全文を見る
04月04日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○川崎国務大臣 まず、福祉事務所における現業員の定数は、従来、法定の最低基準として定められておりましたが、平成十二年に施行された地方分権一括法により標準数という表現になり、自治体が地域の実情に応じて適切に人員配置すべきもの、このように決定をされております。一方で、平成七年段階にお...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○川崎国務大臣 今御質問いただきました、全国的体系の職業安定機関を設けること、これは、ILO第八十八号条約、国の指揮監督の下でということで公務員が従事する、これは定義づけられておりますし、私ども条約を批准しておりますので、当然、国が責任を持って実施する必要がある、これは同じ考え方...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の予算審議を通じましても、雇用問題、随分御議論いただきました。雇用のセーフティーネットをどこに置くのか。すなわち、保険料の徴収という仕事と給付という仕事、それから職業紹介、これをあわせながらやる仕事、これは国が責任を持つべきであろう。しかし一方で、民間の知恵を...全文を見る
○川崎国務大臣 今イギリスの例が出ましたけれども、確かに、イギリスにおいて雇用保険の給付と職業紹介を分けてしまった、失敗事例としてよく言われておりますけれども、一方で、ILO九十四号条約ということになりますと、イギリスは、一九五〇年に批准した後、一九八〇年に逆に条約破棄をいたして...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○川崎国務大臣 今お話しいただきましたように、その協会役員千九百十八人のうち厚生労働省から再就職しておりますのは七十一人、先ほど七十三人という御指摘をいただいたのは七十一人と私どもは今把握いたしております。三・七%、ただし三月一日現在でございます。  この障害者雇用の問題につい...全文を見る
○川崎国務大臣 お金の流れは、基本的には、この協会が各会社から徴収をし一回機構に上がる、機構に上がって今度は逆におりてきて、それが支給事務に使われる、そして人件費もそこに入っている、こういう仕組みでございますので、流れからいきますと、まず集める、徴収という仕事からかかっているとい...全文を見る
○川崎国務大臣 参議院の予算委員会での審議だったと思いますけれども、独法の中で、厚生労働省所管の中で、国立病院機構というのが一番大きゅうございます。ここの発注のシステムをめぐっていろいろな御批判も賜りました。その中で、私自身、独法に対して大臣としてどこまでの命令権があるだろうか、...全文を見る
○川崎国務大臣 高齢・障害者雇用支援機構、平成十六年度決算が八十三・四億円、うち非常勤職員に係る人件費が十七億七千万円でございます。主として就業支援を行う専門職であるジョブコーチなどの仕事をしてもらっております。非常勤職員、総数が六百四十三名、うちジョブコーチ二百四十三名、職業準...全文を見る
○川崎国務大臣 雇用労働政策、特に雇用のセーフティーネットをどこでやるべきか、国の責任なのか地方の責任なのか、こういう議論を約二カ月いただいてきました。特に、雇用自体の地域間格差が激しい中で、私は、二カ月皆さん方の議論を聞いた、民主党の中でもいろいろな議論がございました。やはり、...全文を見る
○川崎国務大臣 そこはちょっと違いまして、民間の活力を利用すべきところはするべきだ、しかし、セーフティーネットとして、雇用保険の部分と無料の紹介事業というのは国がまず引いた上で、しかし、地方と重層的にかかわり合いを持たなきゃ、やらなきゃだめだと。  ですから、私どもの副大臣も、...全文を見る
○川崎国務大臣 済みません。今提供しておりますのは、事業主の意向、要するに求人情報です。求人企業名、所在地、電話番号を含む情報の提供をさせていただいております。これを今度、個人のものを全部出せと。というのは、地域外の人も入る可能性もありますので、それをどういうふうに扱ったらいいで...全文を見る
○川崎国務大臣 多分、私と同じような方向性を目指しているんだろうと思いますよ。私は、正直言って、地域の市長さんたちに雇用問題に一生懸命になってもらうということは一番大事だと思っているんです。したがって、昨年から副大臣に行ってもらって、話しかけをしてくださいと。やっと雇用状況の改善...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(川崎二郎君) 健康保険法等の一部を改正する法律案及び良質な医療を提供する体制の確立を図るための医療法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、健康保険法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  我が国は、国民皆保険のもと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 石崎議員から七問のお尋ねがございました。お答え申し上げます。  医療費適正化についてのお尋ねがございました。  高齢化の進展に伴う医療費の増大が見込まれている中、人口構造の変化に対応できる持続可能なシステムをつくり上げていくことが必要であります。この...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 仙谷議員から七問の御質問がございました。お答え申し上げます。  医療提供体制の状況についてお尋ねがございました。  これまでの医療保険制度及び医療提供体制の両面にわたる改革により、国民のだれもが、必要な医療をいつでもどこでも安心して受けられる体制の構...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 園田議員から六問、御質問がございました。お答え申し上げます。  今回の医療制度改革のねらいについてお尋ねがございました。  我が国は、国民皆保険のもと、だれもが安心して医療を受けることができる医療制度を実現し、世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 上田議員から六問の御質問がございました。お答え申し上げます。  高齢者の患者負担の見直しについてお尋ねがございました。  医療費の増大が見込まれる中、今回の改革案では、高齢者に応分の負担をしていただくという観点から、現役並み以上の所得を有する高齢者に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 高橋議員から五点、御質問がございました。お答え申し上げます。  医療費適正化計画についてお尋ねがございました。  国及び都道府県が作成する医療費適正化計画においては、生活習慣病の予防や長期入院の是正等の中長期対策に関する政策目標が達成された場合の効果...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 阿部議員にお答え申し上げます。  予防医療についてお尋ねがございました。  生活習慣病の予防については、これまでも健康日本21や健康フロンティア戦略等を推進してまいりましたが、今回の医療制度改革においても、予防重視を柱の一つに位置づけたところでありま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 既に小坂大臣から御答弁をさせていただいたのと同じ答弁になりますけれども、同じ御質問をいただきましたので、私からも申し上げます。  認定こども園の将来像についてお尋ねがございました。  認定こども園は、地域の多様なニーズに対応するための新たな選択肢を提...全文を見る
04月06日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました社会保障に関する日本国とカナダとの間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、社会保障に関する日本国とカナダとの間の協定を実施するため、厚...全文を見る
04月07日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○川崎国務大臣 ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案及び良質な医療を提供する体制の確立を図るための医療法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、健康保険法等の一部を改正する法律案について申し上げます...全文を見る
04月07日第164回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(川崎二郎君) 津田議員から三問御質問がございました。お答え申し上げます。  今後の中小企業の人材確保育成の円滑化に向けた取組についてお尋ねがございました。  厚生労働省としては、ハローワークにおいて中高校生に対し総合的な就職支援を行う若年者ジョブサポーターの活用、...全文を見る
04月10日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○川崎国務大臣 質問通告を受けていなかったんですけれども、たまたま次の重野さんの御質問でそういう質問を受けておりましたので、申し上げますと、一つは、七〇から六二、これは社会保険庁に移管されたときでありましょうから、半分ぐらいの理由が、免除制度を大幅に変更しております、したがって、...全文を見る
○川崎国務大臣 国民年金をお納めいただく若者の立場、いや、お年寄りの方も含めてですね、どういう形で支払いをしたらやりやすいかということでカードでもできるように変えたということでございますので、そこは御理解いただきたい。  若者がどういう形でお金の支出をしているかということになる...全文を見る
○川崎国務大臣 国民年金の市場化テストについて、もちろん新しい社会保険庁の改革案が通ってからのことでございますけれども、いろいろ御懸念をいただきました。そういうことにならないようにしっかりやっていくということが一つであります。  と同時に、一方でやはり民間の活力をかりた方がいい...全文を見る
○川崎国務大臣 平成九年九月の地方分権推進委員会第三次勧告において国が責任を担うべきということで、十四年から国が担うことになりました。十三年度、地方がやっていた時代が七〇・九%、国が十四年度から六二・八という数字でございます。  この落ちた理由を三つぐらいに分けております。一つ...全文を見る
○川崎国務大臣 一昨年来、社会保険庁という組織全体に対して、国民の皆さん方、また国会から与野党を問わず厳しい御批判をいただきました。そういった意味では、十四年以降の社会保険庁の組織全体がどうであったのかということになると、これはもう御批判いただくとおりだろうと思います。  した...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど、八ポイント下がった中での二ポイントは間違いなくそうした部分があるということで申し上げましたので、四分の一の部分、いや、もっと多いかもしれません、その部分はあったことは事実だろう。しかし一方で、年金というものをどう考えるかとなれば、やはり全国一律で国がきちっ...全文を見る
○川崎国務大臣 三人では混線しますので。  一つは、先ほどから議論に出ていました強制徴収、免除勧奨、こうした仕事はやはり国の業務だと思っておりますので、これを市場化テストに持っていくつもりはございません。先ほど出ておりました、電話等で納付を督促していくというような業務を民間にゆ...全文を見る
○川崎国務大臣 そこは確かに、社会保険庁改革、この二年間の議論の中で、全体の人数についても減らせということで、この一年来、人数についても約一万人削減する。もちろん、公務員の人数はそう大きな数ではございませんけれども、今まで非常勤でいていただいた方々についても、そういう意味では新し...全文を見る
○川崎国務大臣 社会保険庁問題、さまざまな議論がございました。しかし、基本的には国が責任を持ってやる、大宗の仕事は国家公務員である職員がやる、そして国の信頼を取り返す。しかしながら、やはり効率的に進めなきゃならない部分もある。御批判いただいたものを踏まえて、国が責任を持ってやらせ...全文を見る
04月10日第164回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(川崎二郎君) 先日は、厚生労働委員会で西島委員から異常死の問題を取り上げて御質問いただきました。  今お話ありましたように、医師法の問題と仕組みの問題、少し、今モデル事業でやっておりますけれども、スピードアップをさせていただきたいとお話をさせていただきました。今回の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) たしか衆議院の予算委員会の分科会で松本龍委員から御質問をいただきました。これは、今言われましたように、一昨年、日韓首脳会談が行われましたときに盧武鉉大統領から小泉総理に御要請があり、そして何ができるかということを考えたいということで総理が受け止められ、そ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一昨年来の経緯、また事務的に進んでいる状況を局長から御説明申し上げました。  今お話ございましたように、内閣官房が全体の調整を行う、官房長官がされます。また一方で、日韓の信頼関係の問題でありますから、外務省が韓国との関係、民間企業との関係をやる。また、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 直近の数字に触れていただきましたので、私の方からも少し数字の認識を申し上げたいと思います。  今年の高校生、大学生の内定率、高校生が八五・三%、前年同期比三・七ポイント増でございます。大学生が八五・八%、前年同期比プラス三・二%になっております。完全失...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 小泉改革をしてきたからやっと明るさが出て、その明るさを若者に与えたいという私の立場ですから、御理解は賜っておきたいと思います。  セーフティーネットですけれども、これは雇用のセーフティーネット、すなわち雇用保険の徴収という仕事と給付という仕事、それから...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 失業保険に直接国が負担をいたしておりますのは、我が国とドイツでございます。しかし一方で、フランス、イギリス、アメリカ等の国を見ましても、失業扶助という形で国が例えば長期間にわたった場合必ず手を差し伸べる、その場合は国庫負担一〇〇%というような形でやってお...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 三月二十五日に薬害エイズ裁判和解十周年、その集会に私もメッセージを送りましたけれども、総理からもメッセージを送らせていただきました。  薬害エイズ裁判和解十周年記念集会の開催に当たり、お亡くなりになった患者の方々の御冥福を衷心よりお祈りいたしますととも...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今局長から基本的な施策を御説明申し上げましたけれども、同時に、エイズ予防財団及び友愛福祉財団、二つの財団が担っておる仕事が緊急性、重要性、ますます高まっていると思っております。エイズ予防財団は国民各層への正しい知識の普及啓発の中核、また友愛福祉財団は平成...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 予算委員会でも一度御質問をいただきましたけれども、重ねて、正に一つの警告を発していただいたと、こういうふうに受け止めさせていただいております。  今、地方公共団体との連携、両財団との連携、それからNGOとの連携、これをまず国内の柱。一方で、国際的には、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 雇用促進住宅が低所得者向けの住宅として一定の役割を果たしてきたことは事実であり、現在入居している低所得者の方への配慮は必要であると考えております。このため、規制改革・民間開放の推進に関する第二次答申においても、地方公共団体への譲渡を行わず住宅を廃止する場...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今議論いただきましたように、まず基礎的な投資については、これはなかなか回収は難しいんだろうと。単年度収支はどうですかということになると、累積的には百十億円の積み上げがあると。去年は、おととしですか、少し支出がありました。また、去年もちょっと支出があったよ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 当時は甘利大臣の御答弁だったようでございます。雇用促進住宅を地方公共団体等に譲渡する際には入居者の理解を得ていくという趣旨のものであったと理解しております。この答弁、平成十三年十二月の特殊法人整理合理化計画の閣議決定前のものであります。  当然のことな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 個別の案件として御指摘いただきました別宮雇用促進住宅、これは大阪府の八尾市にあって、八棟から成る住宅であると承知しております。  この耐震調査を実施しました結果、コンクリートの強度が、設置基準は百八十キログラム、平方センチメーター当たりですけれども、な...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただ、これ二つの問題が掛かっていますよね。  雇用促進住宅をどうするのか。これは閣議決定において、住民の皆さん方の理解を得ながら進めていこう、できるだけ他へお移りをいただきたいと、こういうお願いをして話を進めている。一方で、耐震性という問題が出てきて、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、初めの仕組みの雇用促進住宅としてどうするかということになれば、先ほどから御答弁しているとおりです。  しかし、今回の案件は耐震性という問題ですから、これは専門家の意見に私はゆだねたいと、こう申し上げているんです。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど衆議院の行革では、重野先生とこの議論をいたしてまいりました。彼は地方自治に詳しゅうございますので。  私自身は、国の社会保障政策、どういう切り口でやるかというときに、介護保険については市町村が担い手になってもらっていると。これから医療についてはで...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私もまだ詳細を調べてませんけれども、平成四年当時でしょうか、NTT株を利用して、通産においても郵政においても様々な、基盤研究という形で出資をした。結果として、正直外れが多かったという結果になりました。そこは整理が済んだんだろうと。我々のところもオーファン...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今委員から御指摘いただいたように、オーファンドラッグ等に投資をしていくということについては国策としてやむを得ないだろうと思ってます。しかし、その先が御指摘のようにはっきりしないということなら、私の方から、しっかり吟味をしてまた御報告をいたします。
04月10日第164回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(川崎二郎君) 薬事法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  国民の健康意識の高まりや医薬分業の進展等の医薬品を取り巻く環境の変化、店舗における薬剤師等の不在など制度と実態の乖離、薬学教育六年制の導入に伴う薬剤師の役割の変化等を踏まえ、医...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 山根議員から八問御質問がございました。お答え申し上げます。  治験についてのお尋ねがございました。  厚生労働省においては、文部科学省とともに平成十五年に治験活性化三か年計画を定め、治験の実施医療機関を確保するための大規模治験ネットワークの構築、治験...全文を見る
04月11日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○川崎国務大臣 まさに、まとめて全部言われると、全部悪いじゃないかという議論になってしまう。一つ一つの事業を吟味していただいて、国会でも御議論いただいてやってきた経過はございます。例えばグリーンピアでも、年金積立金を被保険者の福祉還元に使うべきという附帯決議が当時の国会ではあった...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、ニートとフリーターというのは基本的に分けなければならないだろう。フリーターというのは、労働意欲があります。ニートは、労働意欲をまず引っ張り出すという作業をしなきゃならない、そういう意味では、文科省と私どもの共同作業という認識の中でやらせていただく。ここは切り...全文を見る
○川崎国務大臣 年金福祉施設等の整理合理化に当たって、平成十六年三月十日に与党で、「年金福祉施設等の見直しについて」で、独立行政法人を設置し整理合理化を進めると。こうしたものを経て、昨年の通常国会に、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案提出、国会における議論を経て、スタ...全文を見る
○川崎国務大臣 たしか審議の中で副大臣からお答えしたことだと思いますけれども、私の方からお答え申し上げます。  非常勤職員の職務、勤務形態が、審議会の委員から事務補佐員まで、ここにありますように、事務補助職員、技術補助職員、技能職員、労務職員、医療職員、教育職員、専門職員、統計...全文を見る
○川崎国務大臣 国立高度専門医療センター、例えばがんセンでございますけれども、このことについて、特にがん対策というものをどうしていこうか、今与党内でも議論はありますし、民主党からも法案が提出をされております。お互いに、充実しろという御意見でございます。  しかし、がんセンターの...全文を見る
○川崎国務大臣 私の今の考え方、これから詰めますから、最終どういう結論になるかははっきり申し上げませんけれども、がんセンターについては相当充実したいと思っております。予算額もふやしたい。  そうした中において、他の機関と一緒にやることがなじむかどうか。これは多分、民主党さんも公...全文を見る
○川崎国務大臣 この歴史的な経緯は委員が御存じのとおりでございます。そういった中で、現在、平成十八年三月現在で三千百十三人の方々が入所されております。高齢化等に伴って年々減少しております。  療養所のあり方について、これは、厚生労働省とハンセン病の患者、元患者の代表者から構成さ...全文を見る
○川崎国務大臣 医療行為に関することでございますから、それは私どもが所管をする。ただ、大学病院の中で、要は、看護師等が行えるようにしたということでございます。これはおわかりのとおりです。その中で、医師でもできる、看護師でもできるという範疇の中で、大学病院の中において、お医者さんは...全文を見る
04月11日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○国務大臣(川崎二郎君) 委員がお調べになったように、国々によってもそれぞれのようでございます。一つは、委員が御指摘いただいた定期代、私もサラリーマンの時代がありますから、定期代と言うと極めて分かりやすいですねと。しかし、カナダに行くと車で通う人が多いから、これの通勤費というのを...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御議論いただきましたけど、まず原則は、国保の加入者が一年以内の短期の海外滞在や旅行等で外国で病気になった場合に給付を行うという原則はございます。  一方で、今のように例外的なケース、一年のつもりで行ったけども、そこで病気をして一年以上のその地域での滞...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 前にも申し上げましたけれども、今、福島委員が言われましたとおり、国民年金においては、昭和五十七年の難民条約の批准以前には、在日外国人の方々を適用対象外としておりました。  同条約の批准に伴って、外国人への適用拡大を行い、他の制度も含め、将来へ向かっての...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました薬事法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国民の健康意識の高まりや医薬分業の進展等の医薬品を取り巻く環境の変化、店舗における薬剤師等の不在など制度と実態の乖離、薬学教育六年制...全文を見る
04月12日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○川崎国務大臣 鴨下委員が昭和二十四年生まれで、私は昭和二十二年生まれ、団塊の世代という時代に生まれた者でございます。そろそろ六十歳という節目の年を迎えるころになってまいりました。  そうした流れの中で、一方で少子化というものが進んでくる、最もたくさん生まれた世代が、負担をして...全文を見る
○川崎国務大臣 この間、ハーバードの学生が我々の医療制度の勉強に参りました。また、シンガポール等からも我が国の制度を学びたい。そういう意味では、我が国の国内での評価よりも諸外国から見た評価というのは、我が国の社会保障制度、高いのかな、このように思っております。そういった面で、少し...全文を見る
○川崎国務大臣 今の委員の御指摘、それから先ほど福島委員からもいろいろ数字を上げながら、また我が国の財政状況も含めて、いろいろ御説明いただきました。  現状認識としては、我が国がWHO等から大変高い評価をもらっている。私も先ほどお答えいたしましたように、諸外国からも我が国の制度...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の医療制度改革につきましては、短期的な問題と中長期的な問題、組み合わせながら政策を組ませていただきました。  先ほど福島委員からも御質問がありましたように、私どもは、数字目標を先に決めてやるというやり方はやらない。これは、財政諮問会議でも随分議論したんです。...全文を見る
04月12日第164回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(川崎二郎君) 日本の障害者施策とWHOの社会モデルについてのお尋ねがございました。  医学モデルとは、治療やリハビリなど障害者個人への働き掛けにより障害の問題を解決しようとする考え方であり、一方、社会モデルとは、障害を主として社会環境によってつくられた問題と考え、こ...全文を見る
04月13日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○川崎国務大臣 平成十二年度から十六年度までの五年間における一般会計五百万円以上の本省発注契約千二百三件、うち九百三十七件、七七%が随意契約でございます。随意契約については、すべて相みつをとっておりません。理由は、これらの契約は契約内容の専門性のため他社と契約することができないこ...全文を見る
○川崎国務大臣 こういう閣議決定があったということは、正確には今あれですけれども、頭の中に入っていることは事実でございます。
○川崎国務大臣 御通知いただいておりませんので、詳細は調べて御報告しますけれども、運用指針として掲げられていますのは、正確じゃありませんよ、済みません、十年以上経過している者については、多分、その法人に行って十年以上した者はそのカウントに入れないということがあるようでございます。...全文を見る
04月13日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○国務大臣(川崎二郎君) 今回の改正案は、国民の健康意識の高まりや医薬分業の進展等、一般医薬品を取り巻く環境変化、店舗における薬剤師等の不在など、制度と実態の乖離、薬学教育六年制の導入に伴う薬剤師の役割の変化等を踏まえて一般用医薬品の販売制度の見直しを行うものであり、薬剤師とは別...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 厚生科学審議会の答申を受けながら法案を作成いたしましたが、一方で、実態論としてどうあるべきかにつきましては、法案が成立しましたならば関係者の意見をしっかり詰めていきたいと、こう考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) まず、A、B、Cに分けたということをしっかりまず広報しなければならないだろうと。その上で製品自体がどういうものであるかを一目で分かるような方法を考えていかなきゃならないと、御趣旨に沿いながら私どもしっかり検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) この件につきましては、同じ政府の中でございますので、十分連携が取れてなかったことについてはまずおわび申し上げたいと思います。  御指摘のポスター等の表現について、国民の誤解を招きかねず、また薬害被害者の方々への配慮に欠ける部分があったのではないかと考え...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに、地方に任せるわけでありますけれども、今御指摘いただきましたように、一定の国の関与というものをしていかなければならないだろうと、試験の内容、また時期的なものについてもある程度合わしていかなければならないのではないかという意見を各所からいただいており...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどから議論ありましたように、国民に今回の改正の内容、特に医薬品というものはどういうものであるか、リスクもある、効能がある代わりにリスクもあるということをしっかり理解できるようなことをまずやっていくと。ましてや、それを販売をする方々については、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 配置販売業の問題でございますけれども、今回の改正後も引き続き、外出することが困難な家庭への一般用医薬品の供給等の一定の社会的役割を担っていくものと考えております。  まず基本は、医薬品の販売に当たっては業種を問わず専門家の関与が必要と考えており、今回の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今お話ありました配置員につきまして、やはり試験に合格して新制度に移行できるようになることが望ましい、この考え方をしっかり話合いをしながら進めてまいりたい。ただ、今回は期限というものは設けませんでした。それだけに粘り強く話をしていく、そしてやはり今回の法改...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今までも約一時間るる、薬害被害者の立場、また家西先生の経験も踏まえていろいろ御指摘を賜ってきました。  これからこの法律を施行する、もちろん通ればでございますけれども、施行するに当たり、いろいろ御注意いただいたことをしっかり受け止めながらやらせていただ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど、内閣府との連携が私ども取れていなかったことについてはおわび申し上げましたけれども、やはり基本的に、厚生労働省だけでなく内閣として重く受け止めていきたいと思います。  一方で、いろいろ御指摘いただいた中で一番大事なことは、国民に対してどういうメッ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今お話ございました、対象使用方法が両者によって違いがあると、しかしその使用方法が、殺虫剤が違う目的に使われると現実にこういう事故が起きたじゃないかと、こういう御指摘だろうと思います。  そういった意味では、家庭用殺虫剤について使用者の適正使用に資するた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 殺虫剤については、今までには新たな知見がなかったと、こういう回答をいたしましたけれども、一方で、そうした知見がありました場合には、専門家の意見を聞きながら、その必要性において適切に見直しはしていかなければならないと、このように考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきました医薬品医療機器総合機構、このホームページを通じて、医療用の医療品を対象にその公開を進めてまいっております。殺虫剤を含む一般用医薬品についても、今年度中に同様の情報提供を行う準備を現在進めてきております。殺虫剤を含む一般用医薬品について...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど家西委員の質問にもお答えいたしましたように、この広告につきましては国民に誤解を招きかねない表現になっております。そういった意味で、もちろん同じ内閣でございますから、内閣府がしたことだと言って我々知らぬとは申し上げません。内閣全体の連携が取れていなか...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどからの議論のとおり、試験に受かった者が、ずっと同じ医療業界ではありません。医療というものは日々進歩するものでありますでしょうから、そうしたものをしっかり掌握しながら、正に真にお客様に役立つ販売員として仕事をしてもらわなきゃならない。そういう意味では...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) それは、はい、それを妨げる話ではないんですね。
○国務大臣(川崎二郎君) 今度それを売却をするかという話ですか。──分かりました。ちょっとそのことについて、何か。  まあ、会社として認可もらうと、資格をもらうと、それが大きくなるということについては私は否定するものではありません、正直申し上げて。
04月14日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○川崎国務大臣 まず、現状認識をしっかりしておかなければならないだろうと思います。  そういった意味では、前回の御審議で清水委員から、我が国の医療制度、国際的にはどう評価を得ているか。これはイギリスの例を引いて今お話しいただきましたように、我が国の医療制度に対する評価、アメリカ...全文を見る
○川崎国務大臣 いずれにせよ、今の医療制度、申し上げましたように、諸外国から見ても評価をいただいております。一方で、我が国の最大の要件の違い、少子高齢化社会、すなわち、イギリス、フランス、アメリカと比較したときに、少子化という大きな要件がかかってきている。そのものを乗り越えながら...全文を見る
○川崎国務大臣 今御指摘いただきましたように、二年前に年金の改革をいたしました。今受給をされている方々にはマクロスライド制の導入、そして若者には負担増、そして基礎年金については三分の一から二分の一への税による負担増、こうしたものをしながら、持続可能なシステム、五十年後、百年後でも...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的に保険をまず掛けていただくという趣旨からいいまして、私自身の感覚として、三割が限界だろう、このように思っておりますし、また、今お示しいただきましたように、平成十四年の健保法改正の附則において、「将来にわたり百分の七十を維持するものとする。」医療制度改革におい...全文を見る
○川崎国務大臣 この質問の答弁が一番苦手でして、体重と、一日何歩歩くのか、二つとも失格の大臣なものですから。しかしながら、今努力中でございますので、お許しを賜りたいと思います。  健康日本21、健康フロンティア戦略に基づく総合的な取り組みをしてまいりました。平成十八年度予算にお...全文を見る
○川崎国務大臣 全体の制度設計といたしましては、六年間をかけながら移行していく。あすからすぐ始まるのではないかというまず誤解があるように思っております。  第二番目に、追い出しにつながるようなことがあってはならないというのがまず基本であろうと思います。一方で、入院の適正化という...全文を見る
○川崎国務大臣 医師数は、平成十六年末現在で二十七万人となっております。人口十万人に対して二百十一・七人、また、毎年三千五百人から四千人ぐらいの医師が増加しております。平成十年、今御指摘いただきました九年を受けて、十年に取りまとめられた医師の需給に関する検討会報告によれば、供給医...全文を見る
○川崎国務大臣 医師数は、このままの状況でいきますと、平成二十九年ごろには約三十万人と考えております。その時点では、やや過剰になるのではないかという認識をいたしております。  一方で、今お示しした臨床医数の比較を見ますと、三十カ国中、アメリカが二十三、カナダが二十六、我が国は二...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど申し上げましたように、まず医師の偏在があることは事実でございます。  例えば、県で一番多いのは徳島県でしょうか、十万人当たり二百八十二名、二番目が鳥取県で二百八十名、東京が二百七十八名、御指摘の新潟が百七十九・四、お近くのことをとられましたけれども、富山が...全文を見る
○川崎国務大臣 最初に、年金問題の御定義がございました。二年前の年金法の改正で、安定した年金システムをつくり得たと思っております。  課題として残っておりますのは、国民年金の徴収率の問題、すなわち、社会保険庁改革を含めた保険料徴収システムを再構築していくという問題でありまして、...全文を見る
○川崎国務大臣 確かに、私どもも、医療保険制度の一元化というのが将来的な大きな目標であると掲げておることは事実でございます。しかし、実態論としてはなかなか難しい問題がある。委員の御提案のような制度にしたら本当に収納率が上がるかどうか、ここについては正直言って疑問を持っております。...全文を見る
○川崎国務大臣 年金といろいろまぜてお話しなさるから。まず年金問題については、与野党間で協議しましょう、そういう大きな構想があるならば、その中で皆さん方から、被用者年金の一元化ができるというなら出してくださいというお話があって、与党として急ぎましょうということで四月末になった、こ...全文を見る
○川崎国務大臣 今局長が答弁したように、患者さんが入るときにそれを求められて、払わなければならないという義務はない。しかし、一方で、診療をお受けになった後には必ずお支払いにならなければならない、これは当然のことでございます。そして、請求も病院側はしていかなきゃならない。そこはやは...全文を見る
○川崎国務大臣 ですから、先ほどのように、診療側はしっかりその辺を説明してくださいと。今どうしても持ち合わせがない、後で家族が来るからというようにお話しいただいて、ただし、診療の支払いは、診療が終わった時点ではお支払いいただかなければならないということもよく御理解をいただかなけれ...全文を見る
○川崎国務大臣 長時間の労働が民事上の安全配慮義務に反するか否かは個別の事案ごとに判断されるべきものと考えておりますけれども、労働安全衛生法上においては、職場における労働者の安全と健康の確保は事業者の責務と明記されており、過重な労働により労働者の健康が損なわれることのないよう適切...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、医師の健康の問題でございますけれども、現在の科学的知見では、脳、心臓疾患は、一日の睡眠時間が五時間以下になると発症する危険性が高まるとされております。月百時間以上の時間外労働を行うと、すなわち一日の睡眠時間は五時間以下になる可能性が高い。したがって、脳、心臓...全文を見る
○川崎国務大臣 個々の一つ一つの案件を調べながら、そのような対応をその職にある者が行うことになります。
○川崎国務大臣 まず、面接指導でございますけれども、病院、診療所等は、その所属する医師の時間外労働が月百時間を超える場合には、本人の申し出があれば医師による面接指導等を行わなければならない、この点については、本年三月、関係団体へ周知をいたしました。  当然、医療機関においても、...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、医師の宿日直の許可基準、通常の勤務時間の拘束から完全に解放された後のものであること、夜間に従事する業務は、特殊の措置を必要としない軽度のまたは短時間の業務に限ること、夜間に十分睡眠がとり得ることとなっております。  一方で、宿日直の許可を受けていた場合にお...全文を見る
○川崎国務大臣 労働基準法第百五条は、労働基準監督官に守秘義務を課しております。事業場から知り得た情報については公表しないという前提に立って、三六協定届等各種届を義務づけております。したがって、知り得た情報を今この場で開示するということは、御容赦賜りたいと思います。
○川崎国務大臣 一つ一つどうだというお答えは、今申し上げたようにお許しを賜りたいと思います。やっている数、やっていない数、逆算になりますからね。やっている数幾つといえば、やらない数幾つになりますので、その数の公表については御理解を賜りたいと思います。
○川崎国務大臣 これは正直、一つ一つの事業場に入って、そして労働基準監督署の人間が調査をし、そして認定をしていかなければなりませんから、そこまでの調査資料ではありませんから。今、これが三六協定をきちっと組んで、もとに行われたか、一方で、百時間以上の労働の実態があったとか、宿日直の...全文を見る
○川崎国務大臣 今、知り得た情報を公表することは御勘弁願いたいと申し上げました。  これは、基本的には事業場と労働基準監督署の信頼関係の中でやっていく、そして、基本的使命である監督指導等を通じて法違反の是正を図り、労働者の労働条件の確保を図っていくことが任務でございますから、そ...全文を見る
○川崎国務大臣 二つの案件、三六協定を締結することと割り増し賃金を払うこと、この二つが要件でございます。
○川崎国務大臣 それで結構でございます。
○川崎国務大臣 割り増し賃金を払っているとすれば、どういう形で払っているかという実態が、例えば自主申告でやっているか事業所側がきちっとチェックしているか、どちらの形でやっているかはわかりませんけれども、自主申告でやっているということになれば、支払われているということになろうかと思...全文を見る
○川崎国務大臣 労安法については、通達は既に出しております。  それから、もちろん個別指導という形で我々は取り組んでいかなきゃならないということでございます。
○川崎国務大臣 今ずっと議論してまいりました三六協定問題については、当時十三年四月になります、さかのぼって通達は出しております。  そして、通達だけですべて済むかという話になりますので、個別の指導を一つ一つしてまいりますとお答え申し上げている。通達は出しています。
○川崎国務大臣 小児医療の現状と問題意識、それは同じような意識を持っております。集約化を図っていかなければならない。しかし、一方で、それぞれ地域の事情があって、現実に行われている医療行為もある。そうしたものを考えながら都道府県において集約化を進めてほしい。  しかし、私の地元の...全文を見る
○川崎国務大臣 異状死の問題とそれから周産期医療の問題、少し切り分けなければならないだろうと。  福島の方々が、仙谷委員、鴨下委員とお見えになりました。阿部さんもいらっしゃって、そのときにお話を聞きましたのは、一つは、我々、周産期医療の集約化を図っている中でございました、こうい...全文を見る
○川崎国務大臣 産婦人科の病院は私の地元の後援会長でございますので、一カ月に一遍ぐらいはお邪魔させていただいております。
○川崎国務大臣 小児科は相手の後援会長でございますけれども、小児科の救急というのは時間があれば見たいと思います。  ただ、正直言って、私、月曜から金曜まで、朝から晩まで、委員会の審議、本会議等でなかなか時間がとれない。ぜひ時間をおつくりいただいて、行かせていただきたいと思ってお...全文を見る
○川崎国務大臣 これは先ほどから申し上げているとおり、そうした認識のもとで集約化を図らなければならないと申し上げているんです。  ただ、現実問題として、よく私の地域の問題を出しますけれども、県やまた三重医大の方から集約化を図れという御提案があっても、各市の市長さんや議会の方々は...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどの議論と違って、今の医療制度について一定の御評価をいただいたことについて感謝申し上げます。  それを前提にしながら、しかし、この国民皆保険制度を守りながら、医療の質を保ちながら、一方で、給付を受ける人たちがふえていく、負担をする人たちの数が減っていくという...全文を見る
○川崎国務大臣 社会保険庁自体がどういう仕事をしていたかということも国民になかなかわかりにくい。したがって、年金と医療保険をやっていたわけでありますから、正確に分けてしまおうと。それは次の法案で社会保険庁改革として御議論をいただくわけでありますけれども。  その中において、政管...全文を見る
○川崎国務大臣 保険料等で若者の負担がだんだんふえていくということについては避けられないだろうと思っております。そういった中において、年金の議論でもありましたように、若者の年金負担がふえていく、一方でマクロスライドということでお年寄りの方々にも御理解を賜りたい、社会保障全体が、人...全文を見る
○川崎国務大臣 そこは、申し上げましたように、私ども団塊の世代が七十五歳を超える段階では、今千二百万の後期高齢者が二千万という現実の数字になる、二十八兆円の医療給付の中でたしか十一兆円が七十五歳以上の後期高齢者に対する給付でございます。したがって、我々が七十五歳以上になりましたと...全文を見る
○川崎国務大臣 日本の自殺の問題については、政府としても大きな課題であると認識をいたしております。特に、男はロシアに次いで二位、女性は世界で一番自殺率が高い、こうした数字にあります。  そういった全体の概要は承知しておりますけれども、医師、看護師の自殺率がどのような数字になって...全文を見る
○川崎国務大臣 いろいろ議論いたしてまいりましたように、我が国の現状の医療制度、これは諸外国からは高い評価をもらっている。しかし、内から見ればさまざまな課題があって御指摘をいただいております、こういう認識をまずいたしております。  一方で、小児医療、これは急性期の、救急の小児、...全文を見る
○川崎国務大臣 平成十年の話ですね。(阿部(知)委員「十年から十二回、ここまで行われている」と呼ぶ)最近の話ですか。(阿部(知)委員「はい。十年のでも結構です」と呼ぶ)  平成十年のときは、平成二十九年ごろから供給医師数が必要医師数を上回る、三十万人ぐらいに達するだろうという見...全文を見る
○川崎国務大臣 この二年間の研修医制度の結果をしっかりウオッチしなきゃならぬなというまず認識は持っております。  行政を担当する者として、阿部委員の御提案は非常に魅力的でございますけれども、本当に理解を得て進むことができるか、まさに言われた職業選択の自由という観点から果たしてや...全文を見る
○川崎国務大臣 阿部委員の御指摘どおりでいいんだと思います。  答弁どおり読みますと、まずは公立病院中心に検討することは有効であると考えているが、集約化の際には、地域の実情に応じて、他の公的な病院、民間病院も含め、協力を要請していくことが重要であると考えている、こういう答弁にな...全文を見る
04月14日第164回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(川崎二郎君) 内藤議員から二問御質問がございました。お答え申し上げます。  個人情報の第三者提供の可否についてお尋ねがございました。  JR福知山線の脱線事故のように、大規模災害や事故等の緊急時において家族等からの患者の安否確認に対し医療機関が回答することは、第三...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○川崎国務大臣 まず、夏に向けて与党内で議論されている課題についてこの委員会の場で私から申し上げるわけにはいかない、これはお許しを賜りたい。政党の中できちっとした議論をしているものを、私が、こういうことを今御議論いただいていますということをこの公の委員会の場で。でき上がりましたら...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、雇用の認識でございますけれども、失業率が今四・一%、改善が進んできたという認識をいたしております。また、どの都道府県をとりましても全部改善をされてきております。しかし、そのスピードが遅い地域がある。したがって、地方によってはおくれている地域があるという認識を...全文を見る
○川崎国務大臣 雇用のセーフティーネット、すなわち、雇用保険を徴収し失業保険を給付する、そして職業紹介を無料で行う、これはまさに国の責務、雇用セーフティーネットであると思っております。そういう意味では、一階部分というのはきちっと私どもでしていかなければならない。  しかしながら...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、今御支援いただいたんだろうと思っているんですけれども、私の基本姿勢は変わりません。  基本的なセーフティーネット、雇用のセーフティーネット、これはどの国を見てもそうでありますし、かつてイギリスのように、切り離して、結果としてまた一緒にしたというような例も...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、雇用保険三事業は、企業の上乗せ負担によってでき上がっております。一つは、障害者、高齢者の雇い入れの助成や若年者のトライアル雇用の奨励、雇用安定事業でございます。それから、公共職業能力開発施設の設置運営や技能検定の実施、能力開発事業。マザーズハローワークやジョ...全文を見る
○川崎国務大臣 もともとの議論の発端は、日本は、まさに雇用保険について、国とそれから労働者側と使用者側、三者で負担をしている、このような制度構成になっているのはドイツだけじゃないか、イギリス、フランス、アメリカ等違うのではないか、こういう議論から出てきているんですけれども、雇用保...全文を見る
○川崎国務大臣 雇用のハローワークと若干違いますのは、労働基準監督署の費用、七割ぐらいはやはり国の税金でさせていただいている。したがって、厳しい財政事情でございますので、私どもの労働基準監督署も組織の効率化を求められていることは事実でございます。したがって、さまざまな地域の御意見...全文を見る
04月18日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○国務大臣(川崎二郎君) 今局長から答弁をいたしましたように、私も委員会で御答弁申し上げておりますけれども、配置薬販売業の将来的方向として、既存配置販売業者についても配置員が試験に合格して新制度に移行できるようになることが望ましい、これが基本的なまずスタンスでございます。  そ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) もちろん、お勤めの方でかなりの年齢になられている方々もいらっしゃいますので、全員がその方向付けになるかどうかというのは問題があると思います。要は、経験というものを十分評価しなきゃならない人たちもいらっしゃるだろうと、今までの仕事の中で。しかし、これからの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) どういう形でこの問題をより国民の皆さん方に理解をしてもらえるようにしていけるかという御下問だと思います。割合小さなパッケージに薬が入っていて、その中にいろいろな効能が書いてありますよね。それにもう一つこうしたものをしっかり加えていけということであろうと思...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 厚生労働省のスタンス申し上げます。  たばこが健康に悪影響を与えることは明らかになっており、がん、循環器病等の生活習慣病を予防する上でたばこ対策は重要な柱であると考えております。  厚生労働省として、健康日本21や健康増進法に基づき、未成年者の喫煙防...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的に抑制というスタンスを私どもは持っております。健康に与える影響が強い、こうした思いがありますけど、一方で、国民全体の嗜好ということになりますと、まだまだ吸われている人の率は高うございます。そこを国が強制的に抑えるのかということになりますと、様々な議...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いろいろ議論ありますけれども、一つは、ガムは食品衛生法上の問題、それからニコレット、先ほど御指摘いただいた問題は薬として私どもが所管をする、それからたばこ、それからこのかみたばこ、まあ俗にガムたばこと言うんでしょうか、これについては財務省が認可をしている...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) スウェーデンから入っているものだと思います。したがって、スウェーデンのメーカーできちっとした成分を多分財務省さんにお示しになった上で、価格とともに認可されたんだろうと。しかし、そこをきちっと分かるように国民向けに開示しなさいよという御質問だろうと思います...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本は申し上げたとおりでありますけれども、一方で、私もこの論議に入る前にどのぐらい実際売れているんだという問い合わせをしましたら、実は数字が返ってこないものですから、やっぱりきちっと御掌握はくださいと財務省に申し上げます。その上でいろんな議論をしてまいり...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきました問題については、厚生科学審議会医薬品販売制度改正検討部会の報告書においても、アスタリスクの付された成分を含むB医薬品については、相互作用又は患者背景において特に注意すべき禁忌があり、その要件に該当する者が服用した場合に健康被害に至るリ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の薬事法の改正法案は、効能効果とリスク、これを併せ持つという医薬品の本質を踏まえることが一番大事だろうと思っております。一方、一般用医薬品の販売に関し、リスクの程度に応じて専門家が関与し、適切な情報提供等がなされる実効性ある制度を構築しようと考えてお...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、薬事法のほか、麻薬及び向精神薬取締法、覚せい剤取締法、大麻取締法及びあへん法に分かれております。  委員も御理解いただいていますように、今回の問題は、違法ドラッグという問題にスピード感を持って対応したい。最近、確かに数は減っ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今日まで御議論をいただいてまいりまして、答弁もさせていただいてまいりました。ここへ来て答弁を変わるわけにはいきませんので、御理解を賜りたいと思います。  一般用医薬品のリスク分類に当たっては、医学、薬学等の専門的知見を有する学識経験者のみから構成される...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この認識でございますけれども、資質を確認することが適当であるとしつつ、一方で、購入者や事業活動に無用の混乱を与えないよう何らかの経過措置を設けることが必要と、こういう、ある意味では二つの意見というものが出てきた中において最終的な判断をいたしたものでござい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど御答弁申し上げたように、今までの経験の中で、一方で、できるだけ試験を受けて資格を取っていただきたいという方向性は私ども進めていかなければなりませんけれども、長年の経験の中でこれから試験を受けるのかという方々がいらっしゃることも事実でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回、法改正がされましたら、改正後の薬事法においては、薬局開設者又は店舗販売業者は、その薬局又は店舗において第一類医薬品を販売する場合には、省令で定めるところにより、薬剤師が書面を用いて適正な使用のために必要な情報を提供させねばならないこととしており、こ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 実態において、薬剤師等は医薬品の販売の際にそのリスクの程度にかかわらず一律、抽象的に情報提供に努めることとされておりますが、今御指摘いただきましたように、薬剤師不在等の実態もあり、情報提供が十分に行われていないと、このように考えております。  新しい改...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、除斥期間が経過した方に対しても、HIV感染者に対する健康管理費用の支払、通常月三万五千八百円でございます、医療保険自己負担額の全額公費負担など、行政上の措置についてはまず実施をさしていただいております。  この除斥期間の問題、個別事案を超えた法制...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 配置販売は、購入者の家庭に医薬品を預け、後日訪問した際に使用した分だけの代金を精算するという、三百余年もの長い伝統の中で培われてきた利便性の高い我が国固有の販売形態であると認識いたしております。その特徴から、配置販売には、購入者の家庭において対面による適...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず第一に、法案が成立をするとすれば、やはりその後にしっかりとしてその法案の内容をもう一度業界に徹底する必要があるだろうと、こう考えております。事前の説明でございましたので、なかなか経過がございますので分かりにくかった点もあろうかと思います。しかし、成立...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
04月19日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○川崎国務大臣 パートの問題でその仕組みができていることは事実でありますけれども、基本的に、まず男女間で差がある。また、パートで働いておる方々が、正規雇用者と同じ仕事をしていながら現実に差がついている。そこについて私どもは改善を求めるように努力をしなければならないという立場は、一...全文を見る
○川崎国務大臣 厚生労働省の場合は、十二年から十六年まで、本省発注五百万円以上の随意契約、契約書、一〇〇%作成いたしております。公益法人も同じように一〇〇%でございます。  予算決算及び会計令第百条の二により、契約金額が百五十万円を超えない場合などを除き、契約書の作成を要するこ...全文を見る
○川崎国務大臣 当時、公益法人の活動と政治団体の活動については、会計面を中心として、両者の活動が一体であると誤解されることのないよう適切な峻別が行われるべき、こういう御答弁だったと思っております。公益法人が政治活動を行うこと自体が禁止されているわけではない。しかし、国等から補助金...全文を見る
○川崎国務大臣 今申し上げたように、地方が所管するものについてはこのような形で指導をさせていただいております。  一方で、国が直接のものにつきましては、日本医師会、日本医師連盟、日本歯科医師会、日本歯科医師連盟、日本看護協会、日本看護連盟、日本薬剤師会、日本薬剤師連盟という形で...全文を見る
04月19日第164回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(川崎二郎君) 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律及び労働基準法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の人口が減少局面を迎える中、労働者が性別により差別されることなく、かつ、母性を尊重されつつ、その能力を十...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 和田議員から六問の御質問がございました。お答え申し上げます。  男女雇用機会均等法の基本理念に仕事と生活の調和を入れるべきとのお尋ねがございました。  仕事と生活の調和は重要な課題であり、育児・介護休業法、次世代育成支援対策推進法、労働時間等設定改善...全文を見る
04月20日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律及び労働基準法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の人口が減少局面を迎える中、労働者が性別により差別されることな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 清水委員から、まず均等法二十年の評価について御質問をいただきました。  均等法の制定以降、男女の雇用機会均等についての考え方は社会に広く浸透し、企業の雇用管理の見直しも進展したと認識しております。また、実態面でも、女性の雇用者数の増加とともに、女性の勤...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 目指すべき方向としてはそういうものを考えていかなきゃならぬというのは清水委員御提案のとおりでありますし、また先駆けてどこがやっていくのかという中で市が一つの決断をされた、市長の一つの決断というものを評価したいと思います。  正直、こうした議論をいたして...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 審議会等ではもう女性委員を何%にすること、国会で御承認いただく場合もその規定を満たしてないと駄目だぞというような形で、ある意味では上から圧力を掛けながらやってきたことは間違いないだろうと思っております。  かつて、宮澤内閣だったと思うんですけれども、加...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、この十年ぐらいでございますけれども、私、初当選してから二十六年たちましたけれども、一番変わったのは、今、清水委員が御指摘いただいた予算折衝であろうと思います。毎晩毎晩、徹夜をしながら、その徹夜をするところを国会議員が激励して歩くというのが当たり前で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 前回の法改正以降の女性労働者の就業実態を見ますと、女性の雇用者数が引き続き増加し、現状は四割を超えました。女性の勤続年数の伸長、女性の職域の拡大、管理職に占める女性割合の上昇などが見られております。しかし、一方で、雇用形態の多様化の中でいわゆる非正規雇用...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御質問いただきました、証言をする同僚等が不利益な取扱いを受ける可能性があるんじゃないか、逆に言えば、優越的地位にある者が、そうした調停の場においてその力をもって他の証言を引き出すということになりかねないかと、こういう御心配だろうと思います。  もちろ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一番最初に議論をいたしましたけれども、人口減少社会を迎えて我が国はどうするんだ、少子化に対する対応、しかし急に人口が増えるわけではありません。したがって、我が国の経済力、国際競争力をどう保ちながら一人一人の国民が正にどう生きていくべきか、労働というものを...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今お話しいただきましたように、均等法制定以降二十年たちました。  男女の雇用機会均等についての考え方は社会に広く浸透し、企業の雇用管理の見直しも進展してきたと認識しております。また、実態面でも、女性の雇用者数の増加とともに女性の勤続年数の伸長、女性の職...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 人口減社会を迎える中、男性も女性も希望に応じて仕事と家庭のバランスの取れた働き方ができる社会を実現することが重要な課題であると考えております。  このため、次世代法に基づく企業の行動計画策定、実施の促進、仕事と家庭のバランスに配慮した柔軟な働き方ができ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 女性が子育てをしながら安心して働くようにするためには、企業において従業員の子育てを支援するという意識を高め、実施していただくことが必要であると考えております。  政府としては、このような認識の下に、次世代育成支援対策推進法に基づき、企業における子育て支...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 改正法案におきまして、職場におけるセクシュアルハラスメントについての規定を強化し、雇用管理上必要な措置の実施を事業主に義務付けることといたしております。あわせて、セクシュアルハラスメントについて均等法の調停制度及び企業名公表制度の対象とするとともに、行政...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 我が国とアメリカの最大の違いは、終身雇用と退職金という制度であろうと思います。日本の、特殊と言えるかもしれませんこの終身雇用と退職金制度、この制度をどう考えるかというところが今の議論の中で一番課題であろうと思っております。  日本における定年制を含めた...全文を見る
04月21日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○川崎国務大臣 三井議員から初めて御質問を賜りました。私からも、議運の時代は大変お世話になりましたと御礼申し上げておきたいと思います。  予算委員会で民主党の皆さん方からこういう質問をいただきました。年金一つ取り上げても若者の負担は大きい、この制度のアンバランスをどうするんだ、...全文を見る
○川崎国務大臣 現行の老人保健制度についての問題点、三井議員が御指摘をいただいたとおり、さまざまな御批判をいただいております。特に保険者の拠出金負担の問題について、現役世代がどこまで負担すればよいのか、現役世代と高齢世代の負担が不明確である、医療費の支払いを行う市町村と実際の費用...全文を見る
○川崎国務大臣 これは事務局もチェックいたしましたけれども、「最終的な財政運営の責任は広域連合が担うことになる」という答弁をさせていただきました。  言われるとおり、運営責任、財政責任、ともに広域連合がしっかり負っていただくということでございますので、御理解を賜りたいと思います...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、北海道に関する認識でございますけれども、十万人当たりの医師数は二百十六ということでございますので、国全体の状況からすれば北海道は医師数は不足している地域ではない、こう思っております。  しかし、一方で、この間、阿部委員との質疑の中で少し新潟問題も議論いたし...全文を見る
○川崎国務大臣 この二、三年、三重大学と話をすることが多うございます。その中で、正直言いまして、独法に移っていく過程の中で、大学病院全体の近代化がおくれたことは間違いないだろう。ことしからやっと工事に入ることになりました。しかし、当初は二十年計画で病院を直すんだという話でありまし...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、青森県でございますけれども、十万人に対して百七十三・七、先ほどの北海道の状況とはまた違う問題を抱えておるという認識はいたしております。一方で、診療科目による偏在、地域的な偏在があることも事実であろう。そういったものに対して各都道府県が基本的な計画を書きながら...全文を見る
○川崎国務大臣 医療全体の背景について日本の国をどう評価するかということについては、前回の審議、前々回の審議を通じて申し上げました。WHO等から国際的に高い評価を受けている、日本は一番であるという評価を受けている。一方で、周産期医療、また、例えば幼児の医療、乳幼児の医療等、世界的...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど申し上げましたように、全体的な問題としては、我が国は極めて高い水準にあると申し上げました。しかし一方で、僻地の問題、小児医療の問題等、抱えている問題がありますので、それぞれ御相談をしながらやらせていただいている。全体の認識と、そして、例えば今お示しいただいた...全文を見る
○川崎国務大臣 何年かは、先に通告を受けておりませんので資料を持っておりませんけれども、今回の僻地医療対策が第九次の僻地医療対策でございます。
○川崎国務大臣 ですから、僻地医療の問題については、今回九次になるように、国の中の大きな問題として取り上げながら努力してきていることは事実です。しかし一方で、なかなか偏在化の問題が解消できていないという認識もいたしております。(発言する者あり)  したがって、今回も、都道府県で...全文を見る
○川崎国務大臣 東京も二百七十八でございます。それに引っ張られるように、逆に千葉県や茨城県、そういうところの数値が低くなっております。しかし、全体としてどういうふうな数字になるかといえば、関東圏としては足りておるという数字になるんでしょうと。  偏在問題をどうやって解消していこ...全文を見る
○川崎国務大臣 問題点があるという認識があるから、第一次から九次まで詰めてきている。しかし一方で、即効性があるのかということになれば、今申し上げたように、いろいろな策をしながらやってきた。今回も、都道府県で雇用した医師の派遣、地域でのキャリア形成システムの構築等、新しいスキームを...全文を見る
○川崎国務大臣 僻地問題から急に変わりましたけれども、僻地問題で検証ということになりますと、これも通知をもらっていませんから、今数字をもらったんですけれども、昭和四十一年のときに意識をいたしましたのは、無医地区数、お医者さんがいらっしゃらない地区数が二千九百二十、対象人口百十九万...全文を見る
○川崎国務大臣 全体的な数字として、内科、外科等が我が国において足りないかということになれば、足りなくはない、私はこう思っております。  一方で、小児科については、全体数はふえてきておりますけれども、開業医が多い、勤務医が少ない、その少ない勤務医の中でどういう体制をしいていくか...全文を見る
○川崎国務大臣 必要な医師数については、医療技術の進歩、疾病構造の変化、医師一人当たりの診療患者数等のさまざまな要素を勘案して求めてまいりました。平成九年にそうした中で一つの閣議決定がされ、一方で、検討会において、医師の需給に関する検討会を立ち上げて十二回開催し、検討を行ってまい...全文を見る
○川崎国務大臣 平成九年の段階で一つの閣議決定をさせていただいたことは事実だ、それから、これから毎年三千人、四千人のお医者さんの数がふえていくという中で三十万人体制になるということについて、一つの、そのぐらいの目標でいいんだろうという中で動いてきたことは事実でございます。  一...全文を見る
○川崎国務大臣 ですから、基本的な認識としては、三千人、四千人が増加していく中で、三十万人体制でまず全体の医療は行えるものだろうと考えております。  一方で、新しい需要の変化というものも常に頭に入れながら勉強しなければなりませんから、今、再度検討をさせていただいている、こう申し...全文を見る
○川崎国務大臣 お答え申し上げましたけれども、もう一度お答え申し上げます。  ことしの夏ごろまでには取りまとめを行いたいと考えております。
○川崎国務大臣 医師数全体として、今、毎年三千人、四千人ふやしながら三十万人体制になっていくということを前提にしながらお話し申し上げております。
○川崎国務大臣 夏ごろまでに取りまとめると御返事申し上げました。
○川崎国務大臣 先ほどから申し上げておりますとおり、全体の流れとして、今の体制の中から三十万人体制に医師が進んでいくというものを想定しながら、我が国の医療体制がどうあるべきかというのを書かせていただいておるのが今回の医療制度改革全体の話でございます。
○川崎国務大臣 全体の仕組みとして、都道府県、青森県が懸命に御努力いただいているというお話をいただきました。その青森県と我々がしっかり話し合いをしていくということについては、これは否定はいたしません。もちろんそこをしっかり支援をしなければならない。
○川崎国務大臣 私自身、青森県とまだ話をいたしておりませんので、そういう細かい掌握はいたしておりません。
○川崎国務大臣 多分、青森県と直接話をした局長なりがいると思いますから、そこに御答弁を求めていただいても結構ですし、また、私が後から聞かせていただいて答弁してもいいと思います。
○川崎国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、診療科目の問題については申し上げました。産科の問題、小児科の問題については集約を図っていかなければならない、集約を県に書いてもらうようにお願いをしたい、こう申し上げているところでございます。  一方で、地域の偏在問題がございま...全文を見る
○川崎国務大臣 例えば、小さな村、小さな町といいましても、私の地域にもございますけれども、三十分車で走れば大きな病院がある地域もあるし、逆に言えば、遠く離れた町村で、離島等、そういう問題をどうするかという問題は個々の問題でございますから、これがこうだ、これがこうだという話ではござ...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど私の三重県の例を申し上げたら、それは別だ、青森県の話だという話で青森県の話に戻りましたけれども、青森県の個別の問題については、私ども、十分聞かせていただいて対応してまいりたいと先ほどから申し上げております。必要に応じては、私が知事さんとしっかりお話し合いをさ...全文を見る
○川崎国務大臣 わかりました。この問題については、国が国補事業として、小児救急医療支援事業としてやっております。原則として、二次医療圏ごとに地域の病院が交代制で小児の休日、夜間救急に対応することを支援する事業でございます。県内において一地域も補助対象とされていない都道府県、平成十...全文を見る
○川崎国務大臣 この議論は、行革の議論も含めて十分与野党話し合わなければならない話だろうと思います。  よく、国がやる責任は、防衛、外交等々であると。今委員が御指摘いただきましたように、教育とか社会福祉、こうしたものはできるだけ地方にゆだねるべきだ、こういう切り口もある。私の立...全文を見る
○川崎国務大臣 政管健保でございますけれども、国みずから運営し、全国一本の保険料率が、今御指摘いただいたように適用されておりました。一方で、地域の実情に応じた保健事業を実施するなど保険者機能の発揮が十分でない、地域の取り組みや努力によって医療費が下がっても、保険料率に反映されない...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のように、患者本位の医療という観点から、できるだけ明細書についても患者、国民にわかるようにしていきたい。そういう意味では、個別点数ごとの詳細がわかる明細書については、診療等の都度、時間を置かずに詳細な明細書が発行できるシステム、これをしっかりつくらなきゃなら...全文を見る
○川崎国務大臣 午前中の議論に少し付言がありましたので私の方から申し上げますと、基本的には、社会保障制度については、国、県、市町村が重層的な役割を担っているんだろう、どこだけがやっていくという問題ではない。例えばこの保険制度にいたしましても、まず市町村に保険料を集めてもらわなきゃ...全文を見る
○川崎国務大臣 委員が御指摘のようなところまでしっかり考えて一元化のためにこれを入れたということになると、かなり前向きな取り組みで、もっと胸を張れるんですけれども、必ずしもそうではないと思っています。  今後、急速な高齢化に伴い医療費の増大が見込まれる、その医療費の中心がどこに...全文を見る
○川崎国務大臣 他省庁への議論というのは、まさにそのとおりでございまして、僻地問題一つ考えましても、三重県は南北に長うございますから、南の地域の問題がございます。したがって、高速道路をつくってもらうときの最大要件になりましたのが今の医療の問題でございます。やはり一時間かかって通わ...全文を見る
○川崎国務大臣 十機でございますけれども、例えば、三重県と奈良県、和歌山県、過疎地域が紀伊半島の先にくっついていまして、そういう意味ではこれは三県がお互いに協力し合っておりまして、この和歌山県のヘリコプターを三重県、奈良県も使わせていただいているというようなことで共同にやっておる...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年の十二月に実施いたしました査察の結果につきましては、報告書の素案ができ上がりまして、二月の十七日に米国側に提示しております。今、米国側において、英訳の上、企業秘密に関する事項や個人情報等公開できないものについて確認作業を米国が行っております。  現段階では、...全文を見る
○川崎国務大臣 中旬という御答弁をされましたが、もう中旬を過ぎましたよね、二十一日ですから。  私の段階では、今確認しましたところ、まだ返ってきておりません。したがって、中旬までには返ってきていない。しかし、四月中に返せるという報告をもらっているということですから、我々でそんな...全文を見る
○川崎国務大臣 きょう岡本委員からこういう御趣旨の御質問があった、私の方からは今言った答弁をさせていただいた、両省の意見が違うようだけれども、しっかりすり合わせろという御指摘を委員会でいただいたということを農林省に伝えて、統一した御返事を申し上げたい、こう思います。
○川崎国務大臣 いや、ですから、今現在、米国から返事が返ってきていないことは事実です。きちっとした御答弁を申し上げています。  そして、私が申し上げているのは、四月中に返ってくるという返事をもらっていますから、返ってきたら速やかに出すようにいたしますよと申し上げた。しかし、米国...全文を見る
○川崎国務大臣 それはぜひ農林省にぶつけていただきたいし、私も農林省にぶつけますよ、そういう御返事を農林大臣がされたようだけれども、厚生労働省にはまだ返っていないと。私は、きょう現在の事実を岡本委員に包み隠さず申し上げているわけですから、そういう御質問があったということも、先ほど...全文を見る
○川崎国務大臣 四月の中旬まで回答をよこすようにという御質問はいただきましたか、私に。きょう初めてですよね。ですから、私が督促する立場ではなくて、確かに、お答えになった農林水産省は督促する義務を持たれていると思いますよ、委員と大臣の関係ならば。  ですから、そのことがあったこと...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、医療費適正化の問題でございますけれども、今回の改革において、国と都道府県がともに平成二十年度を初年度とする五カ年計画である医療費適正化計画を作成し、その中に、生活習慣病の有病者、予備軍の減少、平均在院日数の短縮に関する具体的な数値目標を掲げることとしておりま...全文を見る
○川崎国務大臣 ジェネリック、後発医薬品を普及させることは、患者負担の軽減や医療保険財政の改善に資することから、政府として積極的に推進する考えでございます。  しかしながら、我が国の医薬品市場において後発医薬品のシェアが諸外国と比べて低くなっており、その原因としては、後発医薬品...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほども申し上げたように、さまざまな資料の提出については、最終的には委員長が御決定をいただいて、我々に言っていただければ最大限の努力をいたします。(発言する者あり)
○川崎国務大臣 委員会で委員に御質問をいただきました。そのことについてどういう形で処理をするかということについては、基本的には委員長、理事会でお決めいただくものだと私どもは思っておりますので、そういう御答弁を申し上げたわけで、どうぞ理事会等で御協議いただいて、我々は御指示に従いま...全文を見る
○川崎国務大臣 済みません。ちょっと聞き落としがあって、だれに説明したと。
○川崎国務大臣 さまざまな形でお話をさせていただいていると思っております。
○川崎国務大臣 先ほどから療養病床のお話をいただいておりますので、療養病床の再編に当たっては、入院している方々の追い出しにつながらないようにすることが大前提でございます。  お話がありましたように、六年間は医療、介護、双方の病床について円滑な転換ができるよう、経過的な類型を設け...全文を見る
○川崎国務大臣 今、局長から答弁いたしましたように、全体的には足りているという判断をしているんだろうと思いますけれども、正直申し上げて、資格を持っている方々の中で看護の現場で働かれていない方が多い、どうもう一度医療の現場に戻っていただくか、こうしたものにしっかり視点を当てながらや...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど申し上げましたように、看護師の資格を持った人たちの数は足りている、しかしながら医療現場に入っていただけない方々がいらっしゃる、そういう意味ではそこに意を用いなければならない、こう申し上げたんです。
○川崎国務大臣 今声が出ましたように、そこの問題を基本的には解決していかなければならないんだろう、そういう意味では、医療現場において、それぞれの責任者がきちっとした職場管理をしていかなければならないということだろうと思います。
○川崎国務大臣 現実の話として、看護師資格を持ちながら医療に従事されていない人たちが多い。ここに対して、例えば医療現場から離れた時間が長うございますから、もう一回研修を行う、そういうようなことも当然やっております。  また、各県において、現実にどういう方々が医療現場から離れてど...全文を見る
○川崎国務大臣 先日も看護協会の幹部の方とお話をする機会を得ました。もう少し看護師の資格制度を上げて、広い分野で看護師が働くようにしていった方が医療現場全体としていいことではないだろうか。医師また看護師、また、例えば放射線技師や麻酔を専門にされる方々、そういう方々のチーム医療の時...全文を見る
○川崎国務大臣 午前中からも、僻地の問題を、さまざまな議論をいたしてまいりました。いろいろな方策を重ねながら、この問題に対処をしなければならないことは事実であろう。  それをやる手段としてさまざまな対策が考えられる中で、今回、へき地医療支援機構による僻地研修を派遣される前に原則...全文を見る
○川崎国務大臣 阿部委員の御指摘も一つの切り口であることは間違いございません。一方で、午前中から議論しておりましたように、僻地医療に課せられた課題というもの、極めて重いものがある。そういった中で、今回政治として判断をさせていただいたということでございます。
○川崎国務大臣 一人にどのぐらいかかるかということについては、なかなか積算がないようでございます。  御質問いただいておりましたので調べさせましたけれども、数字として出てまいりますのは、医科の大学ですね、要するに単科大学、そこで運営費交付金が、十八年度、例えば旭川の医科大学をと...全文を見る
○川崎国務大臣 医学教育経費ということでお示しいただきましたけれども、多分、下にもありますように、高校時代、中学時代からの親御さんの負担も含めて、実際問題、私はもっと大きな金額だろうと思っていました。何億円という金額が一人当たりかかっているんだろう、こう思っていました。  それ...全文を見る
○川崎国務大臣 前回も御議論を賜って、医師というものは高い倫理性を持ちながら、そして国もこれだけの資本、資本といいますか、税を投じるんだから、多少、社会主義的というんでしょうか、義務をかぶしても構わないんだという御主張をいただきました。  先日の答弁で私は、正直言って、行政もそ...全文を見る
○川崎国務大臣 後で局長から詳細を答弁させますけれども、先ほどの看護師さんの話と少し違うと思っております。  医師の資格を取られた方々は、基本的には医師としての仕事にそのまま継続してつかれていると承知いたしております。したがって、先ほど言いましたように、医療という仕事を自分の天...全文を見る
○川崎国務大臣 簡単なことですから、私から答えます。  OECDの調査による我が国の人口当たりの病床数は、ドイツやフランスなど、欧米諸国と比べて実際問題かなり多いようでございます。人口千人当たり病床数、日本は十四・三、ドイツは八・九、フランスは七・七、イギリスが四・二、アメリカ...全文を見る
○川崎国務大臣 そこのところは、まさにこれから十年後、二十年後、医療費がふえていく中、だれが負担していくべきか、私たちが負担をしますよといえば、よりベッド数をふやしながらお年寄りにより優しい政策を進めていくということは、まさに阿部委員の御指摘のとおりだろうと思います。  しかし...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘の事案、東京女子医科大学病院における問題については、現在、事実関係を調査中であることから、具体的な対応については、現時点では確定的なことは申し上げられない。これはお許しを賜りたいと思います。  なお、一般論として申し上げれば、改ざんされたカルテなどに基づき...全文を見る
○川崎国務大臣 医療事故を隠すという目的のために診療録を改ざんする、これは医師の職業倫理に著しく反する行為であり、法律以前の問題だと考えております。  十五年九月に策定した診療情報の提供等に関する指針、平成十六年十二月に策定した医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱い...全文を見る
○川崎国務大臣 予算内容の詳細については、時間があれば担当者から申し上げます。  このモデル事業、医療機関が遺族の同意を得た上で調査依頼を行う仕組みとなっております。これは、調査を行うに当たって、診療録の提供、医療従事者からの聞き取りなど、医療機関の協力が必要であるためでありま...全文を見る
04月25日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○国務大臣(川崎二郎君) まず、現状の認識でございますけれども、雇用情勢全般からいえば、もうお分かりのとおり、十五年でしょうか、一番厳しい数字でありましたのは、特に平成十五年は若者の失業率が一〇%を超えた時代でございます。その後、改善に向かい、昨年の暮れに有効求人倍率が一・〇を超...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 働き方の中で日本の働き過ぎというものはできるだけ是正の方向で進まなきゃならぬと、これは認識は一緒だろうと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) いいですか。私の方から言いましょう。
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的に今お話ございました仕事と生活の調和、これは極めて重要な話だろうと思います。  ただ、どの法律でやるかということになれば、労働基準法とか労働時間という切り口の法案がふさわしいだろうと私どもは考えております。そういった意味で、均等法は性差別禁止のた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどお答え申し上げましたように、基本的には性差別を禁止をするという目的で作った法律に、労働法制全体としてなじむ問題だからどこにも入れろという御指摘になりますと、ちょっと法律構成からいってどうかなと。もちろん、九年の改正にそのような議論がございました。そ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 理屈論としてなかなか難しい議論になってきているんですが、男性だから転勤しろと、男性だからこうしろということになれば、法の精神からいえば、男に対する差別でございますからそれは触れることになるんだろうと思います。男性だからという理屈が付けば、そう思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 今回、労働法制で能開法と併せて男女均等法を御審議いただく、多分来年はかなり多くのまた労働法制の議論をいただかなければならないんだろうと。先ほどありましたパートの問題をどういうふうに詰めていくかという問題も当然出てくると思いますし、また先ほど御発言ありまし...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘はそのとおりだと思います。  間接差別は、性別以外の事由を要件とする措置が実際には男女異なる取扱いをする直接性差別と同様の効果をもたらし実質的には性差別となり得るという観点から、差別意図の有無を問うことなく、合理性がない限り違法とする概念でござい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 労使間の様々な議論をいただきながら、また審議会等で御議論をいただきながら、今回の法案、現状においてベストであるという形で内閣としては提出をいたしました。しかし、国会にもう提出して正に委員会にゆだねられた話でございますので、そこは各党間で御議論を賜る課題か...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 大変厳しい御指摘いただいている、正に委員会で御審議していただいている中でございますので、どうぞ各党間の中で御議論を賜りたいと。私は、立場としては内閣として閣議決定をして提出をした法案でございますので、そこは正に委員会の御議論だろうと、このように思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 予算委員会でしたっけ、委員から御質問いただいて、一応十年の区切りで作らしていただいたと申し上げました。しかし、一方で委員の御指摘のとおり、環境がかなり変化してきていますねと。先ほどから申し上げているとおり、平成十五年が頂点でしょうか、極めて厳しい雇用の状...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに労働行政担当する者として、企業としっかり話をしていくことは大事だと思っております。  二年前でしょうか、坂口厚生労働大臣の時代に高齢者の雇用を打ち出させていただいて、ここについてはかなり進んできたという認識をいたしております。  しかし一方で、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一般的な間接差別、外見上は性中立的な基準等、他の性の構成員と比較して、一方の性の構成員に相当程度の不利益を与え、しかもその基準等が職務と関連性がない等、合理性、正当性が認められないもの、これが一般的な考え方だろうと思います。  今回の法改正においては、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そういうつもりでおります。
○国務大臣(川崎二郎君) 議論の中に随分出てしまっているんですけれども、方向性としてはそうなっておりますから、当然法律が成立をさせていただきましたら、すぐその作業に移り、審議会でしっかり検討してもらうと、国民の意見をもらいながら決めていくと、こういう手順になります。
○国務大臣(川崎二郎君) 手順論としては当然そういうことになります。
○国務大臣(川崎二郎君) 今回は二十年ぶりの改正ということでございますけれども、基本的には法律を預かる厚生労働省として、法律が成立した後、いろいろな事態の変化に合わせながらまた法の見直しを行っていくということは当然であろうと思います。そこを事前に予定をして法律を入れるべきかという...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、年間の総実労働時間でございますけれども、労働者全体としては減少傾向にある。それは、すなわち短時間労働者の割合が高まっているからということになります。しかし、一般労働者だけを見ますと、依然として長時間労働の実態がございます。特に、週休二日制に入っても...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御質問いただいたように、そのような観点から平成十五年から十六年度にかけて仕事と生活の調和に関する検討会議を開催し、その際行った意識調査において、企業に対して、従業員の仕事と生活の調和の取れた働き方について聞いたところ、労働生産性の低下を理由に導入に消極的...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、労働時間等設定改善法の内容を少しお話をさしていただきました。また、基本的には労働基準法という基本法がございます。あわせて、最近作らしていただいた育児・介護休業法、次世代育成支援対策推進法、様々な法律全体で政府の労働行政関係をきちっと位置付けていくとい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、例えば時間に着目したということであれば労働時間等設定改善法であろうし、労働基準法も基本的な法律としてはあります。また、来年の議論いたしております法律も、そういった意味では多様な働き方という切り口の中で労働時間管理をいたしますので、そういった概念もある...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一つの御提案ですし、また、外国においてもそういう例もあると。今回はこういう形の法律でございますけれども、またいろいろ議論をいただく中で私どもも議論を重ねてまいりたいと考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 議員の方全員だろうと思うんですけれども、お互いに秘書がおり、また地元で働いてくれる各事務所があって、そこへ多くの女性の方々に手助けしてもらっている、事実だろうし、私も実は二人、この五年間で二人職員の子供が生まれまして、残念ながら一人は辞めました。辞めてく...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げましたように、一つは国として助成をしっかり中小企業、特に力の弱い中小企業をバックアップしていくことが大事だろうと。また、育児休業の取得促進のために、休業中の代替要員の採用や労働者派遣の活用等により必要な能力、技能を持つ代替要員の確保が円滑に行わ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに、このことではないんですけど、不妊治療を制度としてセットさせていただいておりますけれども、なかなか利用者の数が少ない、現実に申請もされないのかもしれない、そういったものをしっかり解消をしていかなければならないなと。実は今、この不妊治療の問題について...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) より強い法律を作ってやったらどうだという御下問だろうと思うんですけれども、一方で、やはり女性の労働者の継続雇用というものをどうやって維持していくかと、そこが一番大事だろうと思います。  特に、小さな事業場で起きた場合に、正直、神経を使いながらやっていか...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、それぞれ表彰を受けた企業が様々な形で努力していることは間違いないだろうと。その数字を見ながらファミリー・フレンドリー企業として表彰しているわけでありますけれども、一方で、切り口にございました男性の育児休業取得率、これについては正直言ってまだまだ胸が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたように、本会議の答弁でも、また先日の委員会の答弁でも、二十年たってどう考えるか、一定の進展があるものの、女性に対する差別事案の複雑化、妊娠等を理由とする解雇や解雇以外の不利益取扱いの増加、御指摘いただいたセクシュアルハラスメントの相...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは先ほどからお答え申し上げていますとおり、この法律自体がかなり目的を絞ってきているなという感じを受けております。性差別禁止のための法律であると。そういう意味では、先ほどからお答え申し上げているように、様々な法律構成の中で、私はにじませた方がいいと考え...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは同じ答弁になって申し訳ないんですけれども、賃金についての差別的取扱いの禁止は労働基準法四条に規定されております。したがって、今の御指摘をいただいて私の方から労働基準局にしっかりこの問題について相談を乗っていくようにということは申し上げておきたいと思...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 審議会また労使の話合い、そんなものを踏まえながら最終的に内閣として判断していく、厚生労働省として判断していくということになりますけれども、新しい間接差別という概念を入れて問題が動き出そうとするときに、今委員が言われるように、少し無理してでもいろんなことを...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 何回かお答え申し上げております。労働政策審議会、また検討会での様々な議論、また労使間での議論を踏まえながら今日の法律を出させていただきました。一方で、改正法案、必要に応じて対象となる措置の見直しができるような法的な仕組みにもなっております。  そういっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今論議聞いていまして、正直言って一番職場として多いのはスーパーマーケットになるんでしょうか、店長さんがいて、四、五人の管理者がいて、そして数十名の女性のパートの方々がいらっしゃると。この労働実態を見て間接差別だと言って決め付けるというのはちょっと無理じゃ...全文を見る
04月26日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(川崎二郎君) 厚生労働省関係でございますけれども、先に進んでおりますのは社会保険庁関係でございます。七か年で定員二〇%以上、五年間で一七%以上の削減、非常勤を含めますと二万七千人の職員が一万七千人、一万人削減となります。  それから、今回の判断で国立高度専門医療セン...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 雇用のセーフティーネットをどうしていくのかという議論だろうと思っております。  まず、雇用保険を企業から徴収する、そして失業者に給付をする、そのときに無料の職業紹介をすると、こういうスキームになっています。今言われた無料の職業紹介だけを切り出したらどう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 保育所に勤務しております保育士数は、平成十六年十月一日現在、これ常勤保育士に換算いたします、公営保育所で約十四万二千人、私営保育所で約十五万五千人でございます。最低基準に基づき配置が必要な保育士数は、平成十七年四月一日現在、常勤保育士で公営で七万八千人、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的な考え方だけ申し上げます。  保育所における保育士の配置、これまで、関係審議会の意見を踏まえて、累次にわたり最低基準の改善を行ってまいりました。それにプラスする形で保育所運営負担金において、最低基準の配置に加えて主任保育士を確保するための加配等の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘の認可外保育施設ちびっこ園については、平成十三年三月に生後四か月の赤ちゃんが窒息死いたしております。これに関連し、昭和五十年の開業から平成十三年までの間に二十人を超える乳幼児の死亡事故が起こっていたことが判明いたしました。したがって、これらの死亡事...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 荒井委員とこうやって話し合うのは久しぶりでございますけれども、一つの御提案をいただきました。国民、被保険者に個人の情報をどうやって知らせていくか、一つのアイデアとしてこういう方法があるぞというお示しだろうと思います。  今やっておりますのは、一つは、イ...全文を見る
04月27日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○国務大臣(川崎二郎君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、四月十八日の委員会での御指摘を踏まえ、厚生労働省より資料を提出させていただきましたので、発言をさせていただきます。  平成十四年十二月の独立行政法人医薬品医療機器総合機構の在り方に関する決議の実施状況について御報告いたし...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、津田委員から御質問いただきまして、その前に、私が会社に入りましたのは今から三十五年前でございました。正直申し上げて、当時、松下電器の中で女性がどのぐらい責任を持つ仕事をやっていたかということになると、あっ、会社も随分変わったものだなと。今人事の担当役...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、全体の数字でございますけれども、十七年度の実績といたしまして、Ⅰ種、四十一名採用者のうち、二四・四、十名が女性になっております。実際、試験を通った人は一七・三、採用は二四・四。それから、Ⅱ種、Ⅲ種でも、七十四名中二十三名、採用割合は三一%、試験の合...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、男女共同参画推進本部、平成十六年四月二十七日の決定で、女性国家公務員の採用・登用の拡大等について、社会のあらゆる分野において、二〇二〇年までに指導的地位に女性が占める割合が少なくとも三〇%になるようにという決定がされております。また、人事院等で基本...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 言われますとおり、違法な差別はなくしていくという趣旨で私どもも考えております。  特に、今回の改正で間接差別が我が国の実定法に初めて規定されるということを考えますと、まず、この法律に基づいて間接差別というものについて是正指導をしっかりやっていくというこ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、賃金格差、委員からもいろいろ国際比較を出していただいておりますので、私からも申し上げますと、アメリカにおいて、男性一〇〇とした場合、アメリカが八〇・四、イギリスが七六・八、フランスが七四・一、我が国が二〇〇四年で六七・六でございますので、十ポイント...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、パートタイム労働者については何回か発言をさしていただいておりますので改めて申し上げますと、基幹的役割を果たすパート労働者が増加する中で、正規処遇者と同じような仕事をしている、その処遇が働きに見合ったものになっていない場合もあると、こういう認識をいた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私も御答弁させていただいて改めて見させていただいているんですけれども、労働条件の原則、労働基準法、労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を満たすべきものでなければならない。労働時間等の設定の改善に関する特別措置法、もって労働者の健康で充実...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まだ正確な数字を把握していないので誠に申し訳ないと思っております。  全体、分かっている限りのことを申し上げますと、前回の改正法施行前の平成十年の調査では、交代制勤務、交代制勤務以外も含めて、所定内深夜労働がある企業の割合が三三・一%、うち女性の深夜労...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、深夜労働が行われている事業者においては、労働基準法、労働安全衛生法など労働条件の最低基準を定める関係法令が、まず遵守をしていただかなければならないと思っております。一方で、グローバル化の中で、国際金融市場等どうしても開かなければならない分野があるだ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 行政府にある者として、法律が施行されましたならば、その法律の内容を国民に周知し、そして法をしっかり守っていくようにやっていく、これが我々の仕事でございます。一方で、時代の変化に合わせながらその法律を変えていかなければならない、国会にお諮りをしていくという...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきました均等法の施行以降、男女の機会均等についての考え方、これは先ほども議論いたしておりましたけれども、かなりのレベルまで浸透したということは間違いないだろうと。しかしまた、ある側面からいったらまだ少し足りない、こういった側面は残されておると...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ドメスティック・バイオレンス法制定の際に、特に女性の議員の方々が中心になりながら御努力いただいてきたこと、私、衆議院の国対におりまして、たしか参議院の方々がわざわざ衆議院までお見えになったことも思い出します、大変御努力いただいたなと。その原動力が直接声を...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 冒頭、数字を出して議論させていただきましたように、二十年間で改善が進んできたことは事実だけれども、例えば欧米と比べて男女間の賃金格差の問題、また管理職として仕事をされている率、そういったものを見るとまだまだ我が国は後れておると言わざるを得ない。したがって...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず坂本大臣の御答弁でしょうか、努力義務規定に挙げた、それによって裁判に影響を与えることはない。一方で、円委員の方から、それが裁判に影響を与えてしまった例があるんだと、こういう御指摘でございます。私もそこのところはよく勉強してないから分かりませんけれども...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 北井局長から答弁いたしましたように、基本的には違法とされる可能性が高いものにつきしっかり周知をする。しかし、民法上の適用に違法とされる可能性があることについてもちろん周知してまいる。同時に、私どもも不断の見直しはしていかなければならない。今後、そういった...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 判例も含めて、含めてと言う方がいいと思いますね。判例だけに、判例が出なきゃ駄目だという話ではなくて、審議会等の意見、またいろんな意見が我々に寄せられることになると。そういうものを積み重ねながら、一方で我々は両者のコンセンサス、労使のコンセンサス、審議会で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回初めて間接差別について均等法違反であるという定義を立てさしていただいたと。その中において、いろいろな御意見がこの委員会でもあったことは事実でございます。しかし、一方で、審議会での意見等を踏まえた上で今回は三つのことを書かせていただく方向で、もちろんこ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 正にいろいろな議論を経ながら、間接差別というものについて明確な物の言い方をしたと、違法であると、こう申し上げております。
○国務大臣(川崎二郎君) どのように規定しようかということまででき上がっていれば、正にもう御提案になりますので、まず申し上げておりますのは、パートで働いている方と正規雇用の方々の仕事が同じような仕事をしていながら大きな格差があるということについては私どもも大きな課題であると承知い...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 何回もお答え申し上げているとおり、基本的には労働法制の幾つかの法律の中にこのワーク・ライフ・バランスの趣旨に合うことを書いてあると、こう申し上げました。  例えば労働時間等設定改善法、労働時間等の設定に当たって、労働者の健康保持、子の養育、家族の介護、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の話は、一つは正規雇用同士を比較し合うというのは、これは一つの手法であろうと、しかし、もう一つの側面を外してこの議論をしてはいかぬですよという、これは、御指摘はそのとおりだろうと思います。それは、先ほどもお答え申し上げましたように、正規雇用の方々と、今...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 東横インの話は、私もテレビで見ただけですから、女性社員を活用してやっている、たしか管理職、部長とか何か説明に来られた方々も女性でしたよね。そういう意味ではどのぐらい給料もらっているか分かりませんけれども、部長職としてそれなりの正に仕事の責任を与えられ、一...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 要するに、採用するときに男女の格差を付けずに採用公募をし、男が六千人来て女性が七万来たと、これをもって均等法違反であるかと言われれば、私の勘では均等法違反にはならぬと、こう思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに、多くの企業、特に大企業中心ですけれども、女性の働きがいといいますか、そうしたところに着目しながら多くの女性を採用し、そして仕事をしてもらっている会社が社会的な評価を受ける、こういう側面が出てきていることは間違いない。また、それが加速することを我々...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今局長の方から、一般的に言うと、昇進時に転勤要件を課すことについては、当該要件を課すことについての合理的理由があるときにまで望ましくないと言えるものではないという御答弁をさしていただきました。  そういった意味で、昇進時の全国転勤要件については間接差別...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 性差別の有無の判断に当たっては、比較の対象を定めることが必要であり、差別を受けたとされる者と同様の条件にある別の性の者を比較の対象とすることにしております。その際、我が国の企業においては長期的な視点から人事制度が設計、運用されており、職種や資格等による区...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) パートで働く人たちの中で、いわゆる短時間で労働されておる方々が八十数%でしょうか、一方で、今御指摘いただいたように、もう正規の職員と変わらない形で働いているという人が十数%。特に、この正規の職員と変わらない形で働いていながら大きな差が付いているという問題...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) このことについては繰り返し御答弁させていただいております。  現時点で雇用管理区分を廃止することは適当でないと考えております。なお、雇用管理区分が同一か否かについては雇用管理区分の名称といった形式のみならず、労働者の職務内容や処遇等の企業の雇用管理の実...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは先ほどの御審議にも出ましたけれども、諸外国の例を見ますと二通りだろうと、義務化をしているところ、それからやはり各会社の努力ということでやっているところ。その中で私ども、外部から強制されて形式だけ整えたとしても実効性のある改善が本当に見込まれるのかと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いつも労働行政について御理解を賜っております。  高齢者の問題、そして今御議論いただいております男女雇用均等の問題、また障害者雇用の問題、それぞれの切り口で極めて重要な役割を果たしていると思っております。一方で、国全体として行政改革という大きな課題を抱...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今労働行政に課せられた課題、極めて大きなものがあると思っております。そういった意味では、労働基準監督署におきましてもハローワークにおきましても、また均等室におきましても、それぞれ国民から大きな期待をいただきながら、また委員会でも様々な励ましをいただきなが...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ワーク・ライフ・バランス、仕事と生活の調和、これ何回も御答弁させていただいているとおり、重要な課題であると考えております。  しかしながら、労働関係の法令全体で、育児・介護休業法、次世代育成支援法、それから、今日は何回となく引用させていただきました労働...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、イコールそれが仕事と生活の調和という一文字に表されるかと、一つのフレーズに表されるかということになると、必ずしもそうではないですねと。かつ、先ほどから申し上げているように、労働法制の中の様々な法律の中にそうしたものを準備させていただいております...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回御提案さしていただいているのは、もう既に今日まで御議論いただいている中でございますから、今ここで急に賃金入れろということになりましても、すぐ変更というわけにはまいらぬということは御理解賜りたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 委員はすべてのことを間接差別という部分から迫りたいということでございますけれども、それは正直申し上げて今回の法改正の基本的な考え方としては異なると、このように考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 参議院議員福島みずほ君外一名提出の雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律及び労働基準法の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。
04月28日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○川崎国務大臣 この件につきましては、平成十六年の三月の予算委員会で上田委員からも取り上げていただきました。  有床診療所については、短時間の入院を前提とした施設として、これまで四十八時間の入院期間制限の努力義務が課されてまいりました。  一方で、有床診療所については、身近な...全文を見る
○川崎国務大臣 一つは、お互いに認識をしっかりしておかなきゃならないんだろうと思います。  我が国は長寿社会をつくり上げてきた、その大きな要因として、医療の進展と、それから日本型のやはり食生活というものが基盤にあった、私はこう思います。しかし一方で、こうしたものが、一つは車社会...全文を見る
○川崎国務大臣 限られた医療資源を有効に活用し、効率的で質の高い医療を実現するためには、今御指摘いただきましたように、各医療機関が適切に役割を分担し、医療機関同士が連携して、疾病の状況に応じた適切な医療を患者に提供していくことが求められ、これまで、地域の実情に応じた機能の分化、連...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には、委員と多少考え方の違いがあるようでございます。  私どもは、昨年十二月に農林水産省と共同で実施した対日輸出認定施設等の査察及び調査の結果報告書については、日本側の査察作業が適正に実施されていることについて、国民への説明責任を果たす観点から、昨日、農林...全文を見る
○川崎国務大臣 アメリカ側から回答が返ってきて、今申し上げたように、基本的にはアメリカ側の考え方を聞いた上で開示をいたしました。昨日、開示をした、私ども、国民に開示したという基本的スタンスに立っております。  一方で、私どもの目から見ても、もう少し開示していいのではないかという...全文を見る
○川崎国務大臣 全体を私、精査したわけではありませんので、個々のことについては触れませんけれども、がん対策を全体的に進めていこうというのは与党の中にも合意がございますし、また民主党もこうした法案を提出された。私ども、基本的に今進めておりますのは、行動として、先日もお話し申し上げた...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、基本的な認識として、国内導入台数二千六百十六台になっていることは事実ですね。したがって、日常の診療にかなりの面で使われている、医療機器としても当然承認されて使われているということであります。  一方で、これをもっとどんどん進めるんだということについて今局長...全文を見る
○川崎国務大臣 私が、がんセンターと言ったものですから、がんセンターの分だけお答え申し上げます。  今、レジデントと専門修練医というんでしょうか、まず三年間で百三十五人の受け入れをいたしております。それに対する予算は五億二千七百万、平成十八年度。それから、専門修練医については、...全文を見る
○川崎国務大臣 参議院で薬事法の御審議を賜りました。そこで特に民主党の議員の方々から、薬効と薬害、この両方をしっかりやはり踏まえなきゃならぬと意見をいただいたばかりなんですよ、正直申し上げて。  薬効問題というのは、まさに患者の皆さん方、学会の皆さん方からいえば、強く主張されて...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、厚生労働省の中の話でございますけれども、安全衛生部においてこの原稿を書いていた、この事案は平成十年から十三年のものでございます。しかし、十六年度分以降は、新規作成分も含め、利害関係のある団体から、一切の印税、原稿料等の受領を自主的に禁止。これは全体的には禁止...全文を見る
○川崎国務大臣 労働者の過重労働による健康障害防止対策として、改正労働安全衛生法、この四月一日から施行されました。長時間労働者に対する面接指導制度が創設されたところであり、この面接の指導を実施する際には、脳・心臓疾患予防のみならず、メンタルヘルス面に留意して実施することとされてお...全文を見る
○川崎国務大臣 確かに、我々の資料によりましても、十人ぐらいの小児科医が集中しております救急拠点病院におきましては、今委員が御指摘のように、残業時間も少なくなってきている。そうしたことをとらえましても、小児科の、特に救急につきましては、集約化を図っていかなければならない、こういう...全文を見る
○川崎国務大臣 予算化はさせていただきましたが、まさにこれからやっていかなきゃならない事業でございますから、一〇〇%できるかできないかということについては、まだこの時点でお答えはできない段階にあります。
○川崎国務大臣 まさに、適切な医療を提供できる体制を構築するための検討を早急に行ってくださいということが今回の基本でございます。具体策を講じることを要請したところであり、今後、集約化のスピードを速めていただかなければならない。まさに、ことしの施策として、おくれておるところをどうす...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、二十六万の医師体制の中から、約三十万人という形の中で、毎年三千人、四千人が増加していくだろう、この中で、医師というものの数については大体満たしているんだろう、このように考えております。  一方で、小児科医でございますけれども、平成六年から平成十六年まで、十...全文を見る
○川崎国務大臣 委員も言われましたように、ある一定の地域、一定の時間、そういうことになると、現実問題として足りないんだろうと。しかしながら、そこは偏在の問題でしょうということで、全体で調整をしなきゃなりませんねと。  しかし一方で、小児科医自体がこの十年間で千三百人ふえ、一万四...全文を見る
○川崎国務大臣 いいですか、申し上げているのは、医師数のデータはあるんです、小児科医をやっている人は一万四千六百七十七名と。ただし、プラスアルファで内科医で現実、診ていらっしゃる方もいらっしゃるだろうと申し上げているんです、一つは。いいですか、データはあるんですよ、一万四千六百七...全文を見る
○川崎国務大臣 私から、もう最終答弁までさせていただいているんですけれども、果たして数は出せるかどうかわからないけれども、検討会で一度検討させましょう、こう申し上げているんです。あなたも、先ほど、時間がかかってもいいからしっかり出してくれ、こういう御要請があった。それに対して、私...全文を見る
○川崎国務大臣 そういう数字をつくれるかどうかを検討させましょうと申し上げているんですよ、私。それに対して、いつまでに出せるか。それでは検討にならないじゃないですか。
○川崎国務大臣 八月をめどに検討会が今やっておりますから、その中で一度議論をさせましょうと申し上げているんです。
○川崎国務大臣 そこのところは、今回の診療報酬にも、全体的に下がる中だけれども、周産期医療、また看護の体制、そして小児の救急の部分についてはふやそうということでふやさせてもらいました。  ただ、これで十分かといえば、私自身もまだまだ足りないという思いをいたしております。それは今...全文を見る
○川崎国務大臣 私は委員の御提案に賛成なんです。  十五年と十七年、まあ十六年から制度が変わったわけですね、これが大きく影響しているじゃないかと。これは御指摘の、要因の一つではあります。しかし一方で、十五年当時のいわゆる名義貸し問題の顕在化等の問題もある。  これは、まさに各...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の法案におきまして、特定健診等の実施及び成果に関する目標の達成状況を踏まえ、各保険者の後期高齢者支援金をプラスマイナス一〇%の範囲内で加算、減算するという措置を盛り込んでおります。  これは、具体的な加算、減算の幅については、一〇%の範囲で政令で定めることに...全文を見る
○川崎国務大臣 後期高齢者支援金の加算、減算を行う際の評価指標、お尋ねのありました医療費そのものの指標は用いません。各保険者における特定健診の受診率、各保険者における特定保健指導の実施率、各保険者における糖尿病等の有病者、予備軍の減少率、この三つの数字を基本的に用いることにいたし...全文を見る
○川崎国務大臣 ちょっと質問の意味がわかりませんけれども、あの事件は、十年から十三年の間に、執筆を頼まれて職員がそれを書いた、このことについては、いまだに内閣の中で、時間外においてそうしたものについて手伝うことについては報酬を得ても構わない、しかしながら、きちっと報告を行いなさい...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど申し上げたように、内閣全体として、資料の執筆依頼がありそして時間外においてそうしたものを手伝うことについては許されている、ただし、もらったものについてはきちっと税務申告を行わなければならない、こういうルールになっている。  一方で、こうした、こちらが事件と...全文を見る
○川崎国務大臣 今の事案として、法律的に違反するような、もしくは内閣の中での規範といいますか、に違反するようなことはないと思っております。しかし、今後の推移の中で、法律的に違反もしくは内閣の規範に反するものがあれば、これは当然公表していくことになりますし、何らかの処分を行っていく...全文を見る
○川崎国務大臣 この問題といいましても、両方書いてあることが違うんですよね。新聞一つ取り上げたって、書いてあることが違うんですよ。  「公益事業 三億架空仕入れ」こう書いてある。これについては、先ほど申し上げたように、二千八百万について、四月で処理すべき、五月で処理すべき経費を...全文を見る
○川崎国務大臣 法律的に違反があれば、また、内閣の規範に照らして問題があれば公表いたします。しかし、今のところは、そういったものを私が見て当たっていないので、公表いたしておりません。
○川崎国務大臣 市町村が実施するがん検診については、これまでの調査研究事業や検討会において最新の知見に基づく有効性の評価等の検討を適宜行い、国が示すがん検診指針に反映させているところでございます。  乳がん、子宮がん、大腸がん検診については、指針において、事業評価の点検表を示し...全文を見る
○川崎国務大臣 国が政策目的を持って補助金としてつけていく、しかし一方で、できるだけそういうものを廃して地方の自主性に任せるべきだ。今、委員会での議論も、大勢は、できるだけ地方を信じて任せなさい、こういうのが流れでないでしょうか。そういった意味では、そういうものを残すと言うと私の...全文を見る
○川崎国務大臣 適切ながん検診が行われるためには、適切な検査の実施及び判定が行われることが必要である。国の示すがん検診指針においては、実施体制として、がん検診に習熟した検診担当医及び技師の確保を求めているところであり、一定の経験を有する医師等の確保が行われているものと考えておりま...全文を見る
○川崎国務大臣 私どもで把握している限りでは、もちろんがんの種類によって違います。一般的には九割以上の市町村が費用を徴収しているものと考えております。  市町村が実施するがん検診について、平成十年度に一般財源化をされておるということで、費用を徴収するかどうかも含め、その実施方法...全文を見る
○川崎国務大臣 私どもの基本的ながん対策の考え方は打ち出させていただいております。一方で、与党としてそうしたものを集大成したいという中で議論されていることも承知いたしております。しかしながら、与党全体の流れでございますので、内閣の一員として、どこまで与党が詰めているかについては承...全文を見る
○川崎国務大臣 患者さんの立場からいえば、できるだけ細かい資料が欲しい、医療を提供される立場からすれば、例えばお医者さん一人しかいない場合に、そこまで細かい明細を求められたら医療業務に支障を来す、こういう議論をどう調整しながら持っていくかというのが私どもの仕事でございます。  ...全文を見る
○川崎国務大臣 国の機関ということになりますと、まず最初に国立高度専門医療センター、それから国立病院機構、同じく文部省の関係からいえば大学病院、私の範疇で申し上げれば、今申し上げたセンターと病院機構、従来から、投薬、注射、画像診断など個別の項目ごとに区分した内容の書類を領収書とと...全文を見る
○川崎国務大臣 終末期医療、必ずしも定義が決まっておりませんけれども、財団法人の調査結果に基づき一定の前提のもとに推計を行いますと、死亡前一カ月間にかかった医療費の平均は、平成十四年度で百十二万円となっております。当然そこに所得に応じて医療費の自己負担限度額を定め、保険の自己負担...全文を見る
○川崎国務大臣 ベッドについては、今答弁なかったと思いますけれども、いわゆる差額ベッド問題、差額ベッド代を徴収できる病床数は、原則として総病床数の五割以内としております。そういった意味では、今、委員が仮定の計算で、全員が差額ベッド代を取られて数カ月もというのは、基本的な概念からす...全文を見る
○川崎国務大臣 尊厳死の問題で、これから議論が深まってくるんでしょうから、そこで申し上げようと思いましたけれども、一つは、本人の判断。本人が判断できない状況にあれば、家族等の判断を一つは求めたい。もう一つは、当然、医療提供側の判断。  しかしながら、医師個人の判断ではなくて医療...全文を見る
○川崎国務大臣 私から指示をいたしましたのは、衆議院の委員会、参議院の委員会での質疑を受けていたしました。富山県知事は、それがどのように進んでいますかという形で確認に来られた。背景が違いますので、どうぞ、そこは間違えないようにしてください。富山県知事が要請に来られたわけではない、...全文を見る
○川崎国務大臣 緩和ケアは、患者の身体的苦しみや精神的苦しみを麻薬等を用いて緩和するものであり、終末期における療養生活の質の向上を図っていく上で積極的に取り組むべき課題であると考えております。このため、緩和ケアの重要性について医療従事者の認識を高め、医療の現場において適切に実施さ...全文を見る
○川崎国務大臣 緩和ケアの問題と、先ほど申し上げた私の三の終末期における問題と一緒のレベルの話だというのは、ちょっと私は理解に苦しみます。
○川崎国務大臣 先ほど、積極的な安楽死、間接的安楽死、治療行為の中止、三つに分けました。今あなたの言われましたのは……(発言する者あり)私が答弁していますので、ちょっと静かにしてください。
○川崎国務大臣 あなたの言われた、耐えがたい肉体的苦痛の存在、死期の切迫、患者の推定的意思、こうした問題については第二に当たるから、今回については議論いたしませんと私申し上げたんです。  一、二、三に関しては、すべてやることについては難しいから、三番目の状況だけ、例えば点滴の取...全文を見る
○川崎国務大臣 ALSの話じゃないですね。(村井委員「全体です」と呼ぶ)  家族が自分たちの負担が重いがゆえに医療行為の中止を求める、そんなことがあるかもしれない、こう心配をされているわけですね。一方で、先ほど私が言いましたように、一つの要件ではないでしょうと。  一つは、や...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、前提を申し上げますと、審議中に私は行革と参議院の厚生労働委員会にずっと座っておりましたので、実際の現場は見ておりません。概要について担当者から聞いただけでありますので、この連休中にでもしっかり読ませていただきたいと思っております。  基本的な認識として、我...全文を見る
○川崎国務大臣 一つは、予算で誘導していくのか、診療報酬で誘導していくのか。我が省の予算がそうあるわけではありませんから、基本的なスタンスとしては診療報酬をもう少し傾斜配分していかなきゃならぬなと。また、傾斜配分をするということをもう少し明確にメッセージとしても出していかなければ...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には、厚生省の中で取りまとめを行ったものでございます。
○川崎国務大臣 過去においても一定の時をとって医療費の伸び率を当てはめて計算をしてきた、結果として大きく外れてしまった、もうこの審議の中で何回か御批判をいただきました。それは、結果論からいえば、私どもの伸び率を想定したものよりも我が国の経済は伸びなかった、すなわち物価と人件費は伸...全文を見る
○川崎国務大臣 自営業者自体の数はそうふえてないんだろうと思いますけれども、いずれにせよ、高齢化でございますから、六十歳以上の人口が徐々にふえてきていることは間違いないだろう。そういった意味ではふえてきているということになろうかと思います。
○川崎国務大臣 今議論をいたしていますのは、一つは、労働関係の社会保険と厚生年金、こうした徴収を一元化しようという中で、いろいろ議論は始めています。  正直申し上げて、二十時間以上働けば当然雇用保険に入らなきゃならぬ。一日でも働けば労災保険に入らなければならない、これは一年に一...全文を見る
○川崎国務大臣 終末期医療のあり方について、これから合意形成を得て、患者の尊厳を大切にした医療が提供されるということでございます。それを適切に評価したい。それから、地域の主治医による在宅の患者の日常的な医学管理からみとりまでの常時一貫した対応を評価するということでございますので、...全文を見る
○川崎国務大臣 どのような形で最終的にそういうものをセットするか、それはまさに合意形成を得た中でやっていかなきゃならない、こう考えております。  先ほどから申し上げておりますとおり、七十五歳の方々が期待される医療と若者が期待している医療、すなわち、早く治して職場復帰をしたいとい...全文を見る
○川崎国務大臣 非正規雇用、またその中でパートの問題については、先ほど申し上げたように、もう少し詰めたいと思っております。  これは労働側の要請でございますけれども、きのうも御答弁申し上げましたが、現実に正規雇用の皆さん方と同じ仕事をしていながら、賃金格差が極めて大きい、また、...全文を見る
05月08日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきました中央労働災害防止協会、労働災害の防止のため事業主団体等が自主的に組織した団体、一方で労働災害防止団体法に根拠を持つということで、今委員に御指摘いただいたような性格になっております。  昭和三十九年に設立をされまして、基本的には経団...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 予算委員会でも何回かお答え申し上げたと思っておりますけれども、雇用のセーフティーネットをどう引くかという議論であろうと思います。  すなわち、雇用保険、失業保険料を徴収する、まず。そして、給付をするという仕事がございます。それに合わせながら無料の職業紹...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 医療をめぐる問題、産科、婦人科の問題、小児科問題、随分多岐にお話をいただきました。まず、数字ということでございますから、最初に数字を申し上げますと、産科、産婦人科、平成六年一万一千三百九十一人、平成十年一万一千二百六十九人、平成十六年一万五百九十四人でご...全文を見る
05月09日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました職業能力開発促進法及び中小企業における労働力の確保及び良好な雇用の機会の創出のための雇用管理の改善の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  人口減少社会を迎える中、...全文を見る
05月10日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○川崎国務大臣 御指摘いただきました、まず都道府県を中心とした医療対策協議会、四十七都道府県中四十五都道府県で設置をしていただいております。行政、市町村、医師会、中核病院、医科大学、それから住民代表も入っていただいておるところもございます。そうした形で設置される中で、医療制度全体...全文を見る
○川崎国務大臣 医療全体の方針をどう位置づけていくかという中で、給付が二十八兆円、そういう意味では、診療報酬二十八兆円の枠組みの中でやらせていただいている。国の予算ということになりますと、随分一般財源化を地方にいたしてまいりましたので、現実、一千億ぐらいの予算手段であろう。  ...全文を見る
○川崎国務大臣 三%を超えるマイナス改定の中で、つけるべきところにつけたい、したがって、そこをプラスにいたしましたので、他の部分についてそれ以上のマイナスになっているというところは当然生じてきている、そういう意味では大変つらい改定をさせていただいたことは事実でございます。その結果...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の療養病床の再編に当たりましては、入院している利用者の方々の追い出しにつながらないようにすることが大前提であり、その上で、患者の状態に応じた施設の機能分担を推進することとしております。  療養病床については、医療の必要度の高い患者を受け入れるものに限定し、医...全文を見る
○川崎国務大臣 指定介護療養型医療施設の指定基準におきまして、サービスの提供に当たっては、当該入院患者または他の入院患者等の生命または身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き、身体拘束その他入院患者の行動を制限する行為は行ってはならないとする考え方でございます。病院などの医療...全文を見る
○川崎国務大臣 今、小児科医の例をとって現実的な問題のお話をいただきました。私も、現実的に各地域でやっている話を聞かせていただいております。  北海道では、医療対策協議会、道を中心にしながら、今言われましたように、大学の医局でお医者さんを派遣するという制度はもう無理だねという認...全文を見る
○川崎国務大臣 今、国家試験に合格される女性医師の数は三分の一になりましたけれども、その内容を見ますと、今回研修を終えられて産婦人科に進まれる七〇%を超えた方々は女性医師でございます。したがって、周産期医療の問題を議論していきますと、今言われた女性の医師の働き場、そして働く環境と...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、マスコミの名誉のために申し上げておきますけれども、我々が画策して書かせたような御発言をされましたけれども、それぞれの情報をマスコミは判断して書かれる。我々与党からいいますと、なかなか我々の言うとおり書かないで、逆に書かれているのが実態でありますから、マスコミ...全文を見る
○川崎国務大臣 約束があって、それに違う行動が行われるというときは、当然その個人個人の了解がなければしてはならない、これは当たり前のことであろうと思います。
○川崎国務大臣 今、仮定の仮定の話をしていただいているんですけれども、先ほどの議論とは違って、不正という事実があって、その不正にかかわった人が厚生労働省の何らかの委員をしているということになれば、当然やめてもらいます。
○川崎国務大臣 大学の教授の不正が行われているのではないかという御指摘については、私どもも注目をしなきゃならぬだろうと思います。  しかし一方で、治験をしないで、アメリカで許可されているから日本で使えというのは、随分乱暴な議論をされる人だなと。前にも申し上げた薬害に遭われた方々...全文を見る
○川崎国務大臣 今の御質問、二つの切り口があると思います。  一つは、ヘリコプターの活用。ドクターヘリが十点満点だとしたら、例えば防災用のヘリコプター、また海上保安庁とか自衛隊の協力を得る、こういうものが八点とか七点とか、こういう体制になるでしょう。一方で、お医者さんを乗せなく...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、現状認識でございますけれども、医師総数に占める女性の率は今一五%ぐらいだと思います。しかし一方で、近年、国家試験に合格される医師数に対する女性の割合は三分の一、また、先ほど御答弁申し上げましたように、その中でも産婦人科を望まれる医師数、その中に占める女性の率...全文を見る
○川崎国務大臣 県にあります医療対策協議会、知事のリーダーシップのもとで医師会や大学やそれぞれの機関が入っていく、その一つの連携の中に女性医師バンクというものをきちっと位置づけて、その連携の中でやりませんと、確かに、また新たなものを一つつくりましたねという話で終わってしまいます。...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の改革で、支払い側委員七名、診療側七名、公益委員六名、二十名の構成とさせてもらいました。  これを決める過程においても、さまざまな議論がありましたのは御承知のとおりでございます。しかし、やはり、公益委員の人数をふやして、できるだけ中立的な立場で最終的に物を言...全文を見る
○川崎国務大臣 公益委員の選び方について、専門家を入れるべきだ、できるだけ医療を受けている人たちを入れるべきだ、この議論であろうと思いますけれども、そういった意味も含めて公益委員を選ばせていただいておると思っております。  もっと一般の市民を入れるべきだという御意見は御意見とし...全文を見る
○川崎国務大臣 今申し上げたように、支払い側と公益委員という中に、一般の市民が入るべきだという声はあるだろうということは認識いたしております。
○川崎国務大臣 古川委員の御指摘は御指摘でございます。ただ、私どもは、いろいろな議論の中でこうした形で今回提案をさせていただいたと申し上げております。  しかし一方で、もう少し市民を入れる方法があるかというのは私も頭の中に置きますと申し上げました。また一方で、中医協がこれから議...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほども医療対策協議会、県を中心としながら各団体に入っていただいて、また市町村も入っていただいて議論をする場というのを四十七都道府県中四十五おつくりいただいた。その中に古川議員が今指摘された患者側の代表も入っていただくというような動きが中で出てきておる。そして、あ...全文を見る
○川崎国務大臣 自治体病院の現状でございますけれども、一般的な民間の医療機関のみでは十分に提供されることが困難でかつ住民に必要な医療に関して提供することにより、地域における医療の確保に貢献してきたと、自治体病院のまず位置づけをさせていただいております。  今回の医療法改正におい...全文を見る
○川崎国務大臣 確かに、例えば私のところは市民病院、市立病院が多いわけでございますけれども、集約化という県の提案に対して十分沿いかねていることも事実だろう。  例えば私の地域で申し上げますと、小児の救急医療、これは三重大側の提案で、私のところは当時約六万と八万の市でございまして...全文を見る
○川崎国務大臣 言われるとおり、例えば、私どもでいえば国立病院機構、それから厚生年金、社会保険病院、労災病院、こういうものの集約化を進めなければならない、これをきちっとやらないで単に言えるか、こういう話と一緒であろうと思います。  県からいえば、先ほど私は市民病院の例を出した、...全文を見る
○川崎国務大臣 これは加藤紘一さんの地元ですから、私も二、三回応援に行ったことがあります。多少土地カンはありますけれども、この新聞で伝えられるようなことが事実ならば、県はもう少し積極的に取り組むべきだなという思いはします。  しかし、事実関係は、この新聞紙上しか私知りませんので...全文を見る
○川崎国務大臣 この間、富山県の知事が私に陳情にお見えになりました。尊厳死問題、きちっと国がやってくれということで御陳情に来られた。一方、当然そういう機会でございますから、富山県の医療情勢を聞かせていただいた。私がリーダーシップをとって四つの地域に再編いたします、こういう明言をさ...全文を見る
○川崎国務大臣 労働基準監督署において、平成十五年度から十六年度にかけて個別に監督を行った五百九十六の医療機関のうち、四百三十の機関において何らかの労働基準関係法令違反が認められているところでございます。医療機関すべてにおいて労働基準関係法令が遵守されているとは言えない状況にござ...全文を見る
○川崎国務大臣 労働基準監督署において、小児科、産婦人科、救急病院を含め医療機関で働いている方々の相談など、さまざまな情報を精査しつつあります。一方で、法律違反のおそれのある事業場を選別し、個別に監督を行い、今御指摘のありました割り増し賃金の支払いを初めとして、問題が認められた場...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、先日からお話をいただき、そして私どもも個別に一つ一つの事案について解決を目指して努力をしたい、こう申し上げたとおりでございます。
○川崎国務大臣 根本的な解決策のためには、先ほども議論をいただきましたけれども、集約化を進めていかなければならないという方向性でありますけれども、また、それもおしかりいただきましたように、そのスピードが遅いということは事実だろうと思います。しかし、私どもとしては、やはり地域の事情...全文を見る
○川崎国務大臣 議論の中で一つ違うと思うんですね。要は、集約化を図らなければならない。ですから、この病院で今やっていた、この病院でやっていた、しかし、両方をセットで守るという方向づけをするのかということになると、そこは知事さんのリーダーシップで集約化の方向を出してくださいというお...全文を見る
○川崎国務大臣 医療現場をどうしていくかという議論をしていく中で、規制の方を強めろと。規制を強めた結果、小児医療というものがよくなるという議論展開をされていますけれども、私はそうは思いません。私はそう思いません。あなたはその議論をされているけれども、私はそうは思わない。  やは...全文を見る
○川崎国務大臣 今、すぐにでないと言われましたから、まさにそのとおりですね。将来的な目標としてしっかりしなきゃならぬ。  また、我々も、労働基準監督署や現場を通じながら、指導しながらやってきている。そして、それが実行されるようにしていかなきゃならない。それはもう一緒です、共通の...全文を見る
○川崎国務大臣 将来の方向性としては、そういう方向を目指さなきゃならぬということは意見の一致でございます。
○川崎国務大臣 ですから、医療体制をきちっと仕上げるということも大事だろうし、病院によってはすぐ実行できるところもある。だから、どんどん指導しますよ、指導はしていく。  しかし、現実問題として、全部のところをいつまでにやれるかということについては、私もまだそこまで詳細承知してお...全文を見る
○川崎国務大臣 医師数については、何回もお答え申し上げています。今二十六万ぐらい、十年後に大体三十万ぐらいの医師数になるだろう、そういった意味では、全体の流れの中ではまず足りていると考えていいんだろう、こういう認識を何回も申し上げております。  一方で、小児科医でございますけれ...全文を見る
○川崎国務大臣 これはもう、一回御答弁したことでございますけれども、前回の医師需給の推計においては、医師全体の供給量と医療需要について、それぞれ上位、中位及び下位の三つの推計を行い、検討してもらいました。  新たな医師需給の検討会、ここにおいて、なかなか難しいですよと私は前提を...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘いただいた看護師の問題、方向性としては十分その方向を考えなきゃならないと思っております。  医療の高度化等、近年の医療を取り巻く環境の変化に伴い、医療従事者の資質の向上が強く求められており、看護師についてもその資質の向上を図っていくことが重要であると認識し...全文を見る
○川崎国務大臣 そこは多分、民主党さんと私どもの考え方の基本的な違いであろうと思います。  診療報酬というものを基本にしながら、各県がそれぞれ計画を立てていただくというのは、例えば小児科のお医者さんが足りないといいましても、東京と東北地域と私どもの東海地域とは、また実情が違いま...全文を見る
○川崎国務大臣 私の地元の例が出ましたので詳しく申し上げますと、三万ぐらいの市が二つ並んでおります。それぞれにたしか市民病院か県立病院があったんだと思います。そして、そこに産婦人科医がそれぞれいらっしゃった。複数いらっしゃったようです。しかし、現実問題として一人一人の体制になって...全文を見る
○川崎国務大臣 私の地域のケースでいえば、先ほど申し上げたように、連なっている両市でございますから、住民の理解が得られれば、二十分のところは四十分になる、しかし医師二人が常駐するスタイルになる。それと、一人一人分散させておくのとどちらがいいか、これは本当に三重大の専門家が随分検討...全文を見る
○川崎国務大臣 今、ドクターヘリとして十機が運航されております。私の県でいえば、三重県と和歌山県と奈良県、共同運航という形になっている。したがって、そういうものを加えると、十五県ぐらいが今カバーされているんだろうと思います。そこへ加えて、例えば先ほど議論しました青森のように、防災...全文を見る
○川崎国務大臣 福島県立大野病院の件で、現実に地元の方々から御陳情いただきました。集約化を進めている中で、一人の医師の現場でこうした事故が起きてしまった、まことに残念であるというのが冒頭のお話でございました。そういう意味では、こうした現場にいられる先生方も、やはり全体的な集約化へ...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、先ほど古川委員との議論をいたしました。市町村の自治体病院に対してきちっとした対応、集約化の問題を議論するときに、県立、県がまずきちっとしなければできないじゃないか、県に私どもが言う限り、私どもが厚生年金、社会保険また労災病院等、それから国立病院機構、こうし...全文を見る
○川崎国務大臣 詳細は読んでおりません。
○川崎国務大臣 後で読ませていただきますけれども、一方で、大学院大学に行かれるから、臨床医師として働いていないというお話でしょうか。  正直申し上げて、この二年間の研修を受けられた方々がどういう方向に行かれるかということは、我々ウオッチしております。現実に、一人一人の方々から回...全文を見る
○川崎国務大臣 正直、いろいろな議論をいただいてきて初めて聞く話でございますので、私なりに調べてみます。  大学院大学へ、臨床研修を終えて、また大学へ戻られて、東大ですと百人の定員が、大学院ですと百七十ぐらいの定員になりますか、そこへ戻ってきている。したがって、正直申し上げて、...全文を見る
○川崎国務大臣 安価なホテルを提供したらどうだという一つの切り口の御提案をいただいたわけでございますけれども、確かに、過疎地域に産科というものがなくなって、都市部へ出てお産をしなきゃならない、それに対応する費用というものをどうしていったらいいのか、こういう切り口で御質問をいただい...全文を見る
○川崎国務大臣 こうした議論を煮詰めながら、私自身も産婦人科の方々とゆっくり議論をしてみたい、こう思っております。皆さん方からいろいろな御提言もいただきましたので、それも踏まえた上で、何が実効性あるかということは議論したい。鴨下先生、すばらしい先生でしょうけれども、一人だけの御意...全文を見る
○川崎国務大臣 七十五歳以上の医療費を取り上げたときに、今約四割ぐらいを占めておるんだろうと思います。しかし一方で、我々が七十五歳以上の年を迎えたときには、今の千二百万から二千万になる、やはり五割を超す時代になるということはやむを得ないんだと私は思います。ですから、高齢化の中で医...全文を見る
○川崎国務大臣 全体像としましては、今申し上げたように、過去十五年程度の推移を見ますと、医療の高度化等の自然増約二、三%で推移しております。  一方で、お示しいただきました資料でも、高額のレセプトは年々ふえてきているということは間違いない事実だろう、それは私どもも承知しておりま...全文を見る
○川崎国務大臣 高齢化による影響も大体二%弱、それから医療の高度化の自然増が二、三%、こういう理解をしております。  一方で、高度化というものを否定するかといったら、これはだれも否定しない話でありますので、そこも織り込みながら医療というものを考えていかなきゃならぬだろう。一方で...全文を見る
05月11日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○国務大臣(川崎二郎君) 二〇〇七年のユニバーサル技能五輪国際大会、これを取り上げていただきましてありがとうございます。  来年、平成十九年十一月に静岡県において第三十九回技能五輪国際大会、そして第七回国際アビリンピックが行われます。同時開催でございますので、それを総称いたしま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 若者の雇用の問題でございますけれども、まず、言われたように、家庭の問題、それから学校における意識の問題、それが企業が求めるものとかなり遊離しているなという感じを私は受けます。学校現場がどこまで、今どのような人材を企業側が必要としているのか、そこのミスマッ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私どもが割合視野に入りやすいのは、高校生の卒業そして就職、そういうものに対してはかなりきめ細かくなってきたなと。また、その後就職がうまくいかなかった者に対しても我々かなり手を差し伸べているんだろうと思います。  一方で、大学生、約半分が大学を目指される...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いろいろ議論お聞きしておりまして、まず我々の世代で物づくりに励んだ人たち、正に定年を迎えようとしていますけれども、周りを見ている限りは六十五歳までは働くだろうなと。また、その技術力が、例えば、先ほど西島先生からお話がありました、中国等から一度教えに来てく...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきました千葉南につきましては、どちらがいいだろうか、大きなスペースが取れて車で行けるところがいいか、公共交通で来れるところがいいかと。最終的には公共交通という判断をして、最終的に御承認いただきました。  全体では、平成十七年四月一日現在、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 日ごろから労働基準監督行政に対して御理解とある意味での御支援をいただいてまいりまして、御礼申し上げたいと思います。  労働基準監督署の果たすべき役割は、今お話しいただきましたように、私も重要なものと考えております。しかし、一方で、厳しい行財政事情の中、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 半分ぐらいは同じ気持ちでおります。  製造現場への労働者派遣の解禁については、産業構造の転換や国際化が進展する中、日々変動する業務量に応じ、労働力需要に迅速、的確に対応するというニーズにこたえるため、平成十五年六月、改正労働者派遣法成立ということでさせ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御支援をいただいてありがとうございます。  御指摘のように、二〇〇七年ユニバーサル技能五輪国際大会は、若者の技能の向上に寄与することはもとより若者の職業観の確立や国民各層の技能尊重機運の醸成に資するものであり、是非とも成功させたいと考えております。予算...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 技能検定合格と賃金について、これまでの実態調査によりますと、一時金を支給しているとする企業の割合が二九・七、月々の資格手当として支給しているとする企業の割合が二九・二%でございます。これを業種別に見ますと、製造業では一時金を支給している企業の割合が高い、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私、こういう仕事をする前に一番関心を持っておりましたのは中国との貿易でございます。この四、五年、ある意味では中国と日本の分業がうまくいっている。おかげさまで、我が国も物づくりを中心として、輸出産業を中心としてよみがえってきた、一時失ってきた自信が戻ってき...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) また横文字が出てきたものですから、ディーセントワークって質問があるということで勉強させてもらいました。  ディーセントワークとは、人間らしい仕事のことであり、まず仕事があることが基本であるが、その仕事は、権利、社会保護、社会対話が確保され、自由と平等、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきました研修・技能実習制度、我が国で取得した技術等を母国において生かすことにより母国の経済発展や技術の進歩に寄与すること、この趣旨に沿った制度の適正な運用ということがなければならない。しかし、今、九百六事業場を調査した結果、七百三十一の事業...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 当然、権限あるなしは別として、JITCOが期待される役割を果たし得ないということになれば、今御指摘いただいたような議論が当然出てくることになるであろうと。  そういった意味では、今日お見えになっていますから、やはり期待される権限、仕事というのはしっかり...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
05月12日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○川崎国務大臣 御指摘いただいた件は、十七年の十月十二日、加藤委員が当時の尾辻大臣に御質問いただいております。まさに、書いていただいたとおりさせていただいた結果になりました。  厚生労働委員会、衆参とも、放課後児童クラブについて御質問の中で高い評価をいただきました。しかし、一方...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のとおり、この二年間の結果を見ましても、大学の医局で研修を受けられる人たちは少ない、より自分が高度な医療の勉強ができるという選択をそれぞれの研修医がされておるというのが現実の姿だろうと思います。  その中で、医師の地域や診療科の偏在を是正するための方策とし...全文を見る
○川崎国務大臣 前にも御答弁申し上げましたように、そうした制度が整っていなかったことは事実でございます。ですから変えようということで、今さまざまな議論の中で進めてきている。  しかし、それではあすから全部変わり切れるかとなれば、オンライン化の問題もあるし、また事務手数の問題もあ...全文を見る
○川崎国務大臣 方法は二つだろうと思っております。  国民全体に告知する方法、例えば厚生労働省のホームページを使う、これは一つですね。もう一つは、一つ一つの医療機関で、現実にお支払い窓口の前に、あ、請求すればもらえるんだな、それを目の前に表示すること、この二つが大事だろうと思っ...全文を見る
○川崎国務大臣 国立高度専門医療センター、今、八病院がございます。国立循環器病センターなど四病院、既に詳細な明細書の発行を可能にいたしました。そして、その受付窓口には、患者の目につくところに、患者の希望に応じて詳細な明細書の発行が可能である旨を表示するように指示をいたしております...全文を見る
○川崎国務大臣 医療費の内容がわかる領収書、それから個別点数ごとの詳細がわかる明細書の取り扱い、今回の診療報酬改定、大きな議論となりました。もちろん、私の権限ですべて決めるという話ではございません。中医協という組織をつくって、診療側、支払い側、公益委員が入りながら議論をして医療全...全文を見る
○川崎国務大臣 前の答弁で、レセプトのオンライン化ができればできるようになる、こう御答弁申し上げました。そこまで各自治体病院や民間病院が進んでくれば、そういうふうになるだろう。  そういう意味では、国立高度専門医療センター及び国立病院機構においては、従来より、投薬、注射、画像診...全文を見る
○川崎国務大臣 今のところは、ですから書類と領収書を渡してきた。まあ、似たようなものだから全部にしたらどうだということでありますけれども、逆に言えば、先ほどから申し上げているとおり、何から始めるかというときに、県に指示するときに国がやらないでどうするんだ、県が市町村に指示するとき...全文を見る
○川崎国務大臣 例えば国立病院機構またがんセンター等、事務が合理化され、機械化され、そういうところは、もう既に御要請にこたえられるような状況になっている。しかし、診療所、例えば、お医者さんとその奥様で事務まですべてやられている、いや、お年寄りのお医者様一人でその診療所を経営されて...全文を見る
○川崎国務大臣 医薬品は医師が患者の状態に合わせて処方するものであり、先発医薬品から後発医薬品への変更についても、処方を行う医師の判断を確認することが必要である。御提案のように、処方せんに後発医薬品への変更不可、こういうものにした場合に、医師の明確な判断に基づくものであるか否かが...全文を見る
○川崎国務大臣 もちろん、各地域でやる検診もありますし、私のように自主的にやるものもありますので、いろいろ学会とも相談しながら、どのぐらいの数字になるか、調査できれば調査をしてみたい、このように思います。
○川崎国務大臣 要は、個人が人間ドックにかかっておる、私も大体何年かに一遍チェックするわけですけれども、そういうものの数字が実態的にとらえられるかどうかも含めて検討いたします。
○川崎国務大臣 今、いろいろ話の中に出てまいりましたように、老人保健法に基づく事業として平成九年まで実施をしてまいりました。十年度に一般財源化をし、各市町村が実施する、そういう意味では、財源移譲を行ったことになります。  しかし、こうした中で、今回の医療制度改革において、健康増...全文を見る
○川崎国務大臣 既に前回も御質問いただきましたし、今もいろいろな見地から御見解をいただきました。その中で、今回の療養病床の再編は、医療の必要性が高い患者に限定し医療保険で対応するとともに、医療の必要性の低い方々への対応として療養病床が老人保健施設の介護施設へ転換する、これを基本線...全文を見る
○川崎国務大臣 一つは、財政の安定化を図る側面から広域化を図る必要がある。逆を言えば、市町村、特に町村で、一つの母体でお年寄りの数がふえてやっていけるか、こういう問題がまずあるだろう。  もう一つは、それでは県にやらせたらどうかということになりますけれども、県において住民に関す...全文を見る
○川崎国務大臣 短期的と長期的に分けてありますけれども、長期的ということになれば、そういうことになると思います。
○川崎国務大臣 私は、多分それが実行できたら幸せだったんだろうと思いますね。  この間の御質問に出ましたザイロリック、私は三十歳からだから二十八年間飲み続けているんですよ。当時お医者さんに、やせなさい、しかし、あなたの職業でやせられますか。私の選挙運動、初めから飲まないと言って...全文を見る
○川崎国務大臣 余り個人のことを言いたくないんですけれどもね。  正直言って、薬は飲み続けている一方で、内臓脂肪等が相当多くなっちゃって、ほかの部分にもかなり悪い部分が出ていますね。したがって、薬は飲んで……(発言する者あり)いや、だって、薬は痛風の薬だから違いますよ、あなた。...全文を見る
○川崎国務大臣 どういう立場からこういうものを書かれたのか、私もよくわかりません、正直申し上げて。  抗がん剤等の臨床研究については、患者に対する安全性を担保する観点から、薬事法に基づく治験を実施していただくことが原則と考えております。  医療保険においても、治験については、...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、二つありますね、医薬品の輸入について。  一つは、自己の疾病の治療等に必要な範囲の医薬品について、他者に販売、授与しないことを前提に、みずからの責任で使用するために個人輸入をすること。これは禁止しておりません。販売を禁止しておりますので、薬事法の規制にはひ...全文を見る
○川崎国務大臣 要するに、書類を提出していただいて医師による個人輸入は認められておる、地方厚生局において輸入者名、医薬品の名称、数量等を確認している、これをもう少し広げて、その後の追跡調査をして治験データをとって活用できないかという仰せでしょうから、先ほどのとおり、できるかどうか...全文を見る
○川崎国務大臣 今柚木議員からのお話。午前中に、患者の立場からすれば、できるだけの情報提供があってほしい、しかし、大きな、もう既にコンピューターが十分稼働して、レセプトまでオンライン化された国立病院機構なりがんセンターなりなら十分その患者さんの要求にこたえなければならないであろう...全文を見る
○川崎国務大臣 この議論ですけれども、民主党さんはトップダウンで補助金をつけてやったらいいという議論をされておるように思います。私どもは、今、柚木議員が言われたように、やはり地域によって事情が違う、本当に再編できるのかという地域もあります。  そういった意味では、やはり都道府県...全文を見る
○川崎国務大臣 確かに、例えば国立大学ですか、今独法になっていますけれども、そういう機能ですと、地域枠というのを文科省としっかり話し合っていくというのは大事だろう、一方で、民間大学の場合は、やはり資金ということで援助をしていくということが大事なんだろうと。この二つの側面で、地域の...全文を見る
○川崎国務大臣 一般財源論については、一方で、今参議院で行革の審議をいたしております。この中ではできるだけ地方に一般財源化して渡せ、こういう流れの中で五年、十年流れてきた。したがって、今私どもがすべての予算を合わせましても一千億に足りない金額、医療関係に使えるお金というのはないん...全文を見る
○川崎国務大臣 このことについては、周知が不足したことについては、結果としてまことに申しわけないと思っております。  医療用医薬品として、薬事法に基づく承認を受けている禁煙補助剤でありますニコチンパッチ製剤ニコチネルTTSについては、薬価基準に収載されていないことから、保険診療...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のとおりで結構でございます。  今般の改革は、安全面に十分配慮しながら、保険導入前の新規技術であっても、適切なルールの枠組みの中で入院に要する基本的費用等の保険診療との併用を可能にすることにより、患者が早期に少ない負担で治療を受けられるようにするものであり...全文を見る
○川崎国務大臣 保険診療と保険外診療、それぞれ患者の選択でできるようにする。しかしながら、それが行き過ぎにならないようにしろという御忠告だろうと思っております。そういった意味では、中医協もいろいろ入ってきておりますし、いろいろな情報開示の方法、そういったものも考えながら、いろいろ...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、血友病に関しましては、国、地方が税をもって措置させていただいておるということでございますので、診療報酬という意味で入ってくるかということとは別の見地として御質問をいただいたんだろうと思います。  それから、医療費の問題で、実は私、ちょうどきのうそれを勉強し...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどから申し上げましたとおり、医療費全体に占める薬剤費というものが、これは、アメリカの例はアメリカの方がうんと高いだろうと申し上げました。しかし、諸外国もあるわけですから、そういうものも見ながらもう少し私自身は勉強してまいりたいと思います。  一方で、女性のコ...全文を見る
○川崎国務大臣 委員の御指摘は委員の御指摘として承りました。  ただ、私どもはもちろん学会とさまざまな議論をし、また与党内手続も終えてここに提出させていただいておりますので、できるだけ速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。
○川崎国務大臣 先ほどから御答弁させていただいたとおりでございます。  委員の御指摘はよくわかりました。しかしながら、私どもは私どもで議論した末、この提案をさせていただいているというのを御理解賜りたい。
○川崎国務大臣 今般の医療法改正においては、医療計画制度を見直し、救急医療を初め、僻地医療、小児救急医療といった、地域において確保の必要性が高い医療を救急医療等確保事業として重点的に医療計画に位置づけるとともに、医療機関相互の連携体制を構築し、その状況を明示するなどの措置を講じて...全文を見る
○川崎国務大臣 両面あると思います、診療報酬と予算。そういう意味では、診療報酬は三・一六マイナス改定をいたしましたけれども、小児救急はプラスの方向で改定をさせていただいたところでございます。そういった意味で、重点的な評価をまずさせていただきました。  その上で、小児救急医療体制...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の医療制度改革におきまして、長期的には、入院日数の削減それから予防の重視、これを柱として位置づけました。特に、生活習慣病対策の充実強化を大きな目標といたしております。  日本の社会全体が車社会、そして食生活の大きな変化という中で、私は、日本の国が長寿社会をつ...全文を見る
05月17日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○川崎国務大臣 離島を含む僻地における医療につきましては、昭和三十一年からへき地保健医療計画を策定し、僻地診療所の整備、巡回診療の実施、僻地勤務医師等の確保などの方策を進めてまいりました。  特に、離島においては、一つは、これからの大きな課題でありますITを活用した遠隔医療によ...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、ドクターヘリを持っていただく、これは一番効果的な方法であろう。しかし、現実十機しかないわけですから、その他の県においてはいろいろなことを考えられている。先日は青森では、防災ヘリを使ってやろう、そこへ必ずしもドクターでなくて看護師さんを乗せたらどうだ、こんな議...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、過去の推計が結果として当たっていなかったじゃないかという御批判に対して、確かに、その当時の一人当たり医療費の伸び、これをとってそこから延ばしてまいりますので、そのときの状況判断と、物価また賃金等が結果としてどう伸びたかということになると、そこに大きな乖離があ...全文を見る
○川崎国務大臣 まさにそのとおり、足元の医療費の伸びというものを五年間ぐらいでとって、そしてそれを推計として延ばしている。  それで、古川さんの言われたとおり、随分違ったじゃないかと言われるから、その当時、人件費の伸び、また物価の伸びというものが、我々が考えていたものと現実、今...全文を見る
○川崎国務大臣 この中で……(発言する者あり)委員長の指示に従って立っております。委員長の指示に従って立っておりますから、御答弁させてもらいます。
○川崎国務大臣 先日も、熊本県の知事さん、長崎県の知事さんとお会いしました。青森県の知事さんともお会いした。  一つ一つの状況が違いますね。一つ一つの状況が違います。国全体で偏在問題を一挙に解決できるかといったらそうではない。今度の仕組みとしては、知事さんを中心にしながら、大学...全文を見る
○川崎国務大臣 私のときじゃないですよ、私のときじゃないですよ。私、五年間厚生労働大臣をやっているんじゃないんだから。  しかし、総務大臣と文科大臣と厚生労働大臣が三省でこの医師不足問題について協議しなさいと、これは総理の指示がなければないじゃないですか。(園田(康)委員「協議...全文を見る
○川崎国務大臣 後期高齢者医療制度における保険者の負担分、この問題について今御質問いただいたのだろうと思います。  すなわち、国がまず後期高齢者については五〇%負担をする、一方で、保険者に、健康保険組合等に四割の負担をしていただく、そして後期高齢者は一割を負担する、その数字が、...全文を見る
○川崎国務大臣 総理からもお答え申し上げましたように、低所得者等の事情のある被保険者の方々について、保険料を軽減するほか、保険料を納付することができない特別の事情がある場合には、資格証明書を交付しないなどの措置を講じております。したがって、今後とも資格証明書の発行事務について、各...全文を見る
○川崎国務大臣 生活習慣病を予防するため、医療保険者に効果的、効率的な健診、保健指導の実施を義務づけ、国民がみずから生活習慣を改善する仕組みを設けることとしております。  今、御質問いただきましたのは、健診、保健指導を受けなかったから、それで三割負担に上乗せして自己負担があるの...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどお答え申し上げましたように、保健指導を行わなかったから、その人の負担をふやしたり、違う措置を行う、そのようなことは一切考えておりません。国民の皆さん方に、できるだけ自分の健康、将来のことを考えて、自分の健康管理をしてほしい、こういうねらいでございますので、ど...全文を見る
○川崎国務大臣 診療行為に関連した死亡の調査分析モデル事業、総理からモデル事業をしているとお答えがありました。その金額をお尋ねでございますので、十七年度予算額が一億二百万、十八年度が一億二千万でございます。
○川崎国務大臣 後期高齢者医療につきましては、基本的には介護保険と同じスキームでございますから。  今、介護保険の徴収率は九八%でございます。一方で、先ほど共産党さんからの質問にもございました、その残りの二%の中で特別の事情のある方ということについては、当然、支払い猶予という形...全文を見る
○川崎国務大臣 全体のデータとして申し上げた、介護保険の徴収率は九八になっていますから。ただ、その中で、今度現金でもらわなければならない人たちの未納率がどのぐらいになるか、これはアバウトな数字しかないと思います、正直言って、まだ。アバウトな数字しか。
○川崎国務大臣 ですから、基本的には、まず後期高齢者医療制度が始まる、保険証が全員に行く、その間で納めていただく。納めていただけない方々に対して、先ほどからいろいろな共産党の議員の方の、高橋さんの質問に答え、総理もお答えになりましたように、特殊な事情があるときには猶予をいたします...全文を見る
○川崎国務大臣 では、最後に答えます。  まず、特別徴収については徴収率が一〇〇%でございます。普通徴収につきましては九〇・二。したがって、合計が九八・二%でございます。
05月17日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(川崎二郎君) 全体の話は中馬さんから、私の方から個別の話を。  厚生労働省においては、医療、保健、福祉、社会保険、雇用対策など、国民生活を支える幅広い分野を政策を実施するために、様々な専門分野の技術系の職員、事務系との職員が連携を図りながらやっております。人数で申し...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の歯科診療報酬改定においては、患者への情報提供を推進する観点から、病状、治療計画、指導内容等について患者に説明を行うとともに、これを文書により患者に情報提供することを指導管理料等の算定要件といたしました。  これは、歯科診療における患者満足度にかか...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今我々が掌握していますのは、文書提供をこなすこの歯科診療行為のプロセス全体に要する時間、平均で四分から十分ぐらいという調査になっております。全体で一日何枚患者さんがあるかという話ですね。
○国務大臣(川崎二郎君) 枚数についてはちょっと分かりません。全体で四分から七分という調査結果になっております。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどレセプトの議論がございましたけれども、最終的には全部の機関にやってもらおうと。そうしないと、そういう意味では国全体のデータとしてならない。したがって、ある程度年数を掛けていくわけですけれども、その中でどういうその小さな診療所に対して私ども援助ができ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員がお配りになった資料を見させていただいて、「ゴミ・不要・興味なし」五百十一件、八百三十九件中だと。一方で、私どもが歯科医学会にお願いしたのが、説明文書受領した人四四・五%が非常に分かりやすかったと、こういう明らかに違うデータが出てきておりますので、検...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) つい最近、私も歯科医師会の皆さん方とこの問題について少し話したばかりなんです。どうでしょうかといったときに、今申し上げたように、全体の簡素化の方向の中でというお話を実はさせていただきました。一方で、今、櫻井委員から全く違う方向の御質問が来た、また調査資料...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今お話ありましたように、雇用・能力開発機構に二兆一千五百四十二億円、高齢・障害者雇用支援機構に二百八十三億円、労働政策研究・研修機構に四十六億円、合わせて二兆一千八百七十一億円出資してまいりました。それを、今お話ありましたように独法化に基づいて、独立行政...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げました二兆一千六百億円が八千百億円に、すなわち一兆三千五百億円の内容でございますけれども、業務の実施により建物等の保有資産が経年劣化した、すなわち先ほど申し上げた減価償却六千百五十五億円でございます。独立行政法人移行に際して資産の時価評価を行い...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 後で局長の方から独法化なった後の公表の仕方、これはしっかり申し上げたいと思いますけれども、そうしますと、特殊法人の時代の経理処理の在り方という議論になるんだろうと。また、元々を言えば、この事業というものが、地方が勤労者福祉施設を建てたい、体育館建てたい、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昨年の暮れ時点で有効求人倍率が一を超え、失業率も四・一%まで参りました。そして、特にお年寄りの雇用もおかげさまで四%台。  しかしながら、一方で若者の雇用は八・七%の失業率。この私のしごと館自体が考えられたころは一〇%ぐらいの時代であったんだろうと。し...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の御指摘は、平成十五年九月の最高裁判決、労災就学等援護費の不支給決定が抗告訴訟の対象となる行政処分に当たる旨、判示されたものでございます。  厚生労働省としては、この判決を受け、当面の間の措置として、労災就学等援護費については、その不支給決定だけでな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 切り口といたしまして、徹底的な合理化、見直しを行わなきゃならぬということは事実でございますけれども、基本的に必要なものは必要である、これはもう同じ考え方でございます。  労働福祉事業は、被災労働者等の社会復帰の促進及び援護や労働災害の防止等のために極め...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、雇用の認識でございますけれども、先ほど申し上げましたように、失業率が四・一まで回復をいたしてまいりました。有効求人倍率も一を超すようになったと。しかしながら、今御指摘いただいた、特に女性の雇用の問題、それから非正規雇用の問題、また若者の雇用の問題、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 失業者自体が減ってまいりましたから、今失業給付を受けている人たちは四割ぐらい削減をされてきたことは事実でございます。  しかし、一方、国際的に見てみますと、まずこうした制度、日本と同じような制度を持っているのがドイツと日本、労使で掛けてそこへ国が負担を...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 資料でお示しいただきましたけれども、ベッド数が極めて日本は多い、平均在院日数が極めて長い、ここが大きな課題として今医療制度改革に取り組んでいるところでございますので、併せて御理解賜りますようお願い申し上げます。  医療安全を確保する上で正に重要な課題で...全文を見る
05月18日第164回国会 衆議院 本会議 第31号
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○国務大臣(川崎二郎君) ねんきん事業機構法案及び国民年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、ねんきん事業機構法案について申し上げます。  公的年金制度は、国民の信頼を基礎として常に安定的に実施され...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 戸井田議員から五問、御質問をいただきました。順次お答え申し上げます。  社会保険庁改革に対する私の基本的な考えについてお尋ねがございました。  公的年金制度に対する国民の信頼を回復するためには、社会保険庁について、組織のあり方を含めた抜本的な見直しを...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 田名部議員から十一問の御質問がございました。順次お答え申し上げます。  まず、社会保険庁におけるこれまでの不祥事等に関するお尋ねがございました。  これまでの不祥事等については、昨年一月、その背景にある組織体質と組織の構造問題にまで踏み込んだ考察を行...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(川崎二郎君) 私もびっくりするような報道が度々されるんですけれども、このことについては厚生労働省としては一切現時点で考えておりません。  雇用保険制度における失業等給付の積立金は、雇用情勢が悪化した際にも安定的な給付を行うため、好況期に資金を積み立て、不況期にこれを...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 雇用保険三事業、これは企業に雇用保険が、企業と働いている人たちとそして国が出してやっている保険、この雇用保険三事業の方は企業に上乗せの負担をお願いをして成り立っております。このお金の使い方について一部御批判をいただいております。したがって、抜本的な見直し...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私に報告がありましたのが四月の第一週だったと思います。  そのときの報告によりますと、税務調査は昨年の九月七日から行われ、更正の通知を受けたのは本年の二月二十八日、この通知に従って三月二日に納付を済ませたと、こういう報告でございました。
05月19日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○川崎国務大臣 ただいま議題となりましたねんきん事業機構法案、国民年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、社会保険事務所の設置に関し承認を求めるの件につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げま...全文を見る
05月19日第164回国会 参議院 本会議 第25号
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○国務大臣(川崎二郎君) 林議員から五問の御質問がございました。お答え申し上げます。  幼保一元化が実現されない要因についてのお尋ねがございました。  文科大臣からも答弁がありましたが、保育所と幼稚園は異なる目的、役割を持つ施設であり、多様化する教育、保育ニーズに適切に対応す...全文を見る
05月22日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(川崎二郎君) 私としては、まずこの会社の例を挙げて随意契約問題を委員から御指摘いただいたと、このように理解をいたしております。今、内閣全体の課題として、また厚生労働省の課題として随意契約すべてを見直す、そしてできるだけ一般競争入札に変えていくという方針の下でやらせてい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げたように、全体の見直しでございますから、個別の御指摘いただいた駐車場、食堂、エレベーターというものについてはもう入っています。しかし、その他も見直せと言っておりますので、七月を目途に競争による契約の徹底を図るための見直し、それもホームページで公...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 要は、今回の結果として、目標とするところは良質なサービスが提供され、かつ価格が下がること、この二つであろうと思います。質が落ちてしまったということでは逆に病院に来られる方々に迷惑が掛かりますから、質を担保しながら価格が下がること、私は、そういう意味では結...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 駐車場の話は全体の見直しが進んでいると申し上げました。食堂、院内については競争契約が百九十三、随意契約が八十三、したがって百九十三全体の見直しであろうと。その中で、保健医療ビジネスが六十四件競争契約で取っているということも事実だろうと思います。そういった...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員がお調べいただいて、経過が分からずに結果として、競争入札したように見えてしてないという御指摘があれば、私の方からも理事長とゆっくり話してみましょう。しかし、今全体的に見直ししていますから、一つの結論を得たときに、先ほども言いました、質の問題と価格が本...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、自動販売機ということになると多分食堂との関連が深いんだろう、院内売店との関連が深いんだろう、ある意味ではセットに近い形で入っているんだろうと。そういう意味では、食堂が多いから多いんだという結論にはなっておるんだと思いますけれども、そこも先ほど申し上...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ビジネス的に考えますと、ある程度人数を集約化、三百六十五日、二十四時間体制を取らなきゃならないわけですから、いつ止まるか分からぬ。したがって、そういった意味では拠点をつくる。拠点をつくれば二十人、三十人の者を常駐させていかなきゃならぬ。したがって、それが...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 資料を見させていただいて、こういうことが実態ならば当然直さなければならない。九州の地区での業者の見積りを取られたのか、また民間病院もどういう民間病院を想定したのか、しっかりした資料、私も分かりませんので、またいろんな意味で教えていただければ有り難い。私ど...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、大阪の国立病院機構における職員の不祥事問題、厚生労働大臣として国民の皆さん方には誠に申し訳ないと思っております。  一方で、私の方から、現場の責任者であります院長それから理事長に、国民に対してしっかり説明をするようにと、できるだけ記者会見をしなが...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 次の資料を今初めて見ましたので、こういう内容であるということしか知りません。初めて見ました。
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただいたような、OBがこのような形で入って看板まで掛けてあるというのは私もよく分からぬ話でありますけれども、まあいずれにせよ、保健医療ビジネスの問題、ずっと国会でも御審議いただいて、私も、この会社が悪いとは決め付けておりませんけれども、種々の問題...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 我が国は、ILOの趣旨、すなわち労働条件の改善について社会正義を基礎とする世界の恒久平和の確立に寄与すること、完全雇用、労使協調、社会保障等の推進を目的とすると、この趣旨に賛同し、ILOの創設、これ国連の中に入りましたのが一九四六年ですね、国連の専門機関...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私が松下電器出身だということでの御質問でございますけれども、私が入りましたときは経営の神様と言われた松下幸之助さんが陣頭指揮を取っておられる時代でございました。経営の神様でございますから、お客様を大事にしてきた、技術を大事にしてきた、これを最も強く強調さ...全文を見る
05月22日第164回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(川崎二郎君) 健康保険法等の一部を改正する法律案及び良質な医療を提供する体制の確立を図るための医療法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、健康保険法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  我が国は、国民皆保険の下、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 山本議員から八問御質問をいただきました。総理からもお答えをいただき、重複する部分もございますが、お答え申し上げます。  保険免責制及び三割負担についてのお尋ねがございました。  平成十四年の健康保険法改正法附則において、「医療に係る給付の割合について...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 渡辺議員から六問御質問をいただきました。お答え申し上げます。  今回の改革による医療給付費の将来見通しについてお尋ねがございました。  医療給付費の将来見通しについては、先ほど総理から御答弁がありましたように、今回の改革の総合的な医療費適正化方策を講...全文を見る
05月23日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案及び良質な医療を提供する体制の確立を図るための医療法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、健康保険法等の一部を改正する法律案について申...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の御下問は、第三期の介護保険事業について早期に見直したらどうかと、こういう御下問だと思います。  介護保険事業については三年を一期として定めることとしており、介護保険法の規定に基づき各市町村がこの間のサービス見込み量や保険給付費などを明らかにした計画...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御審議いただいているように、確かに国が基本的な方針を決めたわけですから、円滑に転換できるような様々な手段を講じなければならない。特に、現実に経営されている方々の気持ちというものにしっかり配慮しながら動いていかなきゃならないというのは委員が御指摘のとおり...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員が御指摘いただきましたように、平均在院日数の短縮に向けてずっと取組を進めてまいりました。一九六〇年代で六十日近く、八〇年代で五十日を超えておると、こういった中で様々な対策を進めてまいりました。  一つは、診療報酬改定において長期入院の点数を低減させ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、病院の数が減っていると申し上げましたけれども、小児科医全体としては増えてきておることは事実だろうと思います。  問題は、委員御指摘の小児救急医療問題、すなわち二十四時間体制の医療提供が求められる、その救急医療に従事してくれる医師数が全体的に不足して...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) お話しいただきましたように、患者の病状に応じた対応というものが求められる、そのときに必ずしも小児科の救急へすぐ連れていく必要があるとは言えない。ある意味では多くがそうではなくて、親御さんがまず専門家に相談すれば済んだものもある、電話での対応でもよかった場...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 十六年度から実施してまいりましたけれども、残念ながらまだ未実施の県が十数県ある、これがまず第一の問題点であろうと。それから、時間帯についてもばらばらの状況にある。それから三番目として、私の方から注意したんですけれども、携帯電話でつながらない、シャープ八〇...全文を見る
05月23日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(川崎二郎君) 現行制度、委員よく御存じでございますけれども、助産所の開設者は、異常お産の処理に万全を期すため、嘱託医師を定めて置かなければならないことに現行制度はなっております。しかし、嘱託医師については専門外の医師が選任されている場合がある、異常お産の中にも、その異...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、助産師は正常産を扱うことができることから、産科医師との役割分担、連携の下、安心、安全なお産ができる体制が確保されることが重要であると考えております。  このため、地域の助産所や一般の産科医療機関との適切な役割分担と連携を推進...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 医療の高度化等近年の医療を取り巻く環境の変化に伴い、医療従事者の資質の向上が強く求められております。看護師についてもその資質の向上を図っていくことが重要であると考えております。  そこで、看護師の養成の在り方については、国民の看護ニーズに的確に応じられ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 外国人が我が国で看護師として働くためには日本の国家試験を受験し、日本の看護師免許を取得することを要件としております。これは、御指摘のとおり医療の提供は患者の生命、身体に直接影響を及ぼすものであり、また、医療現場においてチームの一員として活躍することなどか...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 前の担当大臣でございましたので、仕事と子育ての両立を始め、ライフスタイルに応じた多様な働き方が求められるようになる中で、雇用する側とされる側、いずれも中立的な仕組みとして被用者としての年金保障を充実させる観点から、短時間労働者に厚生年金など社会保険の適用...全文を見る
05月24日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○川崎国務大臣 今、少し回答させていただきましたように、京都で一つの事案が起きた、それを全国でしっかりそういうことがないよう、もしくは、あったのかという問い合わせをしたのに対して、特に大阪は、一たん、ないと答えてきた、結果として今日報道されるような大きな問題が出てきた。  そう...全文を見る
○川崎国務大臣 今回、報道、また我々が知る限りでは、かなりのウエートで管理者である所長が関与していた。その職責にある者が部下を使い法律違反をしたとするならば、その人たちがそのまま新しい組織に移行するということについては、一つ一つ吟味をしなきゃならぬだろう、このように思っております...全文を見る
○川崎国務大臣 一昨年の年金の議論、その中におきまして、社会保険庁自体がやってきたこと、サービスの質、予算執行のあり方、保険料の徴収実績、事業運営に関するさまざまな指摘、加えて頻発いたしました不祥事問題、こうしたものをとらえてさまざまな議論をいたしてまいりましたけれども、解体的な...全文を見る
○川崎国務大臣 大きな部分を占めるとは思っておりませんけれども、やはり移管した中で、徴収率が下がったという要因の一つであることは事実であろう。したがって、市町村との連携というのが大きな課題。そういった意味では、今は各種届け出の受理、口座振替等の関連制度の紹介、これについては市町村...全文を見る
○川崎国務大臣 今御指摘いただきましたように、さまざまな今日までの不祥事、そして今回の事件、職員に法令遵守意識に欠ける面があった、これはもう断定してもいいだろうと思います。特に今回の事案は、少なくとも所長レベル、中間管理者と言われる者が承知をして法令違反を行った可能性が高い、した...全文を見る
○川崎国務大臣 ございましたように、重層的な意見をいろいろな形で伺う。もちろん、必ずしも今の事業運営と違う御意見もあるかと思いますけれども、やはりしっかり聞きながらやっていくという姿勢を、まずとることが大事だろうと思っております。  ねんきん事業機構においては、国民のニーズに対...全文を見る
○川崎国務大臣 民間の皆さん方にお入りいただいて、月に一遍ぐらいですか、夕方二時間ぐらいの会合をずっと持たせていただいております。その中で、基本的に社会保険庁というものは解体的な出直しをしなきゃならぬ、解体的出直しをしなければならない役所を途中で引き受けていただいて、少しでも改善...全文を見る
○川崎国務大臣 年金の未納の免除手続については、最終的には申請者の申請によって、その書類をもってされる、その書類がないのに免除の手続をその担当する職員もしくはその管理者が行ったとしたら、それは当然法違反であろう、したがって、法違反の疑いがある、こういうふうに申し上げました。
○川崎国務大臣 法律上どういう処分、例えば何カ月の処分とか、それは私まだ見ておりませんからわかりません。しかし、法違反の疑いがあると申し上げた。
○川崎国務大臣 どういうくだりだったか覚えておりませんけれども、私が申し上げたのは、今回調べたことによってすべて決着とは思っていない、すべて一つ一つやり直さなければならない。そして、そのとき御答弁申し上げませんでしたけれども、結果として問題点が出れば、やはりできるだけ早く速やかに...全文を見る
○川崎国務大臣 原因はいろいろなケースが考えられるんだろう。部長からの答弁の中に、何回も面会に行った、しかし会えない、電話をかけても通じない、そういった中で、免除をすれば結果として三分の一の年金権が発生する、したがって、所得の低い人たちにそういうことをよく理解してもらった上で申請...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、これも部長の答弁でございましたけれども、市町村から所得情報がしっかり得られたというのが十六年の末ですか、それからの、したがって所得情報をもらった翌年、要は昨年の行為というふうに全体としては考えております。
○川崎国務大臣 私は、考えられるケースとして二つのケースを申し上げました。職員が仕事に携わってきて、現実に免除手続をしたらその人の将来の年金権が得られる、そういう立場から法律にないことをしてしまった、すなわち法律違反をしてしまった。もう一つは、自分の業務実績というものの側面からし...全文を見る
○川崎国務大臣 部長が申し上げていること、私も横で聞いていてちょっとわからない面がありますけれども、簡単に申し上げれば、電話で状況について、例えば免責制度について説明をさせていただく、結果として、それでは私はそのような申請をしたいという御返事をいただく、書類をお送りさせていただく...全文を見る
○川崎国務大臣 職員が勝手に書類をつくって、それに基づいてコンピューターにインプットしたという作業が行われていれば、確かに法律違反の可能性があるように思います。  ただ、どの刑法が適用されるかどうかについては、これは専門家の判断でございます。私の勘としては、そういうような気がし...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたように、何回か通い、しかし本人から申請の手続がされない、しかしながら、その人たちは本当に所得が低い。だから、ひとりよがりで公務員がそのような行動をしてしまったという見方もある、こう申し上げました。  しかし、それはまさに国民の税金を使う...全文を見る
○川崎国務大臣 これも先ほどから御答弁申し上げておりますとおり、京都でそうした事案があったときに、全国四十七都道府県にあります組織に対して、しっかり調べて報告するようにというにもかかわらず、大阪はないということで報告があった。それは、知っていてないと答えたのか、よく調べないでない...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、内山委員も言われた、また長官も言われましたように、三分の一は税が投入されている、二十一年からは二分の一が税投入される。そういう意味では、国民全体で支えながら、かつ自分にとっても有利なものであるという認識をしっかり理解してもらうように、私どもがPRに努めてい...全文を見る
○川崎国務大臣 簡単に言えば、人事異動ですね、人事異動です。要するに、今、事務局長が、県の局長が、こういう事態になって三月時点で調べろというのをきちっとした回答をよこさずに、このような問題が出てきた。もうこの人に、大阪の実態を調べ、改善させる手を打つという、その職務を果たす責任を...全文を見る
○川崎国務大臣 したがって、処分といいますのは、事実関係がしっかり確定をして、法に照らしてどうなるか、こういうものが決まった時点で処分というものが行われる。そこは、私は厳正に対処すると申し上げているところでございます。
○川崎国務大臣 それは、大阪のトップならず、少なくとも所長、中間管理者もかんだような思いが私はあります。また、その下もかんでくるだろうと。また、先ほど、一つ一つも法令違反じゃないかという御指摘も内山委員からいただきました。そういったところをしっかり調べて、問題がある点はすべて厳正...全文を見る
○川崎国務大臣 民間会社においては当たり前の話ですよ、更迭というのは、人事異動。そして新しい人が入って仕事をするということですから、どうぞ御理解を賜りたいと思います。  何でしたっけ。(園田(康)委員「ほかの事務局長は」と呼ぶ)ほかのところについては、正直言って、京都の問題につ...全文を見る
○川崎国務大臣 行政処分は別ですよ、行政処分と一緒にしないでください。人事異動という点では、今すぐ行うということではなく、今の局長にしっかりその状況を調べさせて報告させたい、こう思っております。
○川崎国務大臣 一つ一つの事案の中の判断において、大阪においては、当初ないということで、本当に調べたのか、先ほどから申し上げている調べたのか、知っていてないと答えたのかもわかりません。しかし、いずれにせよ事の重大性は大阪が一番厳しい、このように考えております。
○川崎国務大臣 確かに、残念ながら隠ぺい体質というのがあったから、三月時点の調査依頼にもかかわらずその時点では判明せずに、その後今日の課題が出てきてしまっているということは、事務所によっては隠ぺい体質を持っているところがある。したがって、私どもが再調査を命じて、一つ一つの事案、本...全文を見る
○川崎国務大臣 組織やそこで仕事をしている人たちに対して、さまざまな疑惑の目が向けられていることは事実です。しかし、一方で、私どもこうした仕事をしている者として、最後は人を信じたい。したがって、しっかりとした管理システムなり仕事のシステムができ上がったら、一人一人の人が法律に間違...全文を見る
○川崎国務大臣 これはもう一つ一つのことを、先ほど言いましたようにしっかり検証しなきゃならないんだろうと思っています。  例えば、三月一日に電話確認をした、三月十五日に書類が届いた、その中間地点、三月十日ぐらいにコンピューター処理を行ってしまった、来る前に。これは多少問題点があ...全文を見る
○川崎国務大臣 さっきから御答弁申し上げておりますとおり、三月時点で京都の問題が出てきた。したがって、全都道府県に、それぞれの組織にしっかり調べて報告するようにと言ったときに、ないという報告があった。そして、その時点で、しっかり調べた結果がなかったのか、わかっていてもないという報...全文を見る
○川崎国務大臣 私は、先ほどの答弁で二つの側面を申し上げました。一つは、担当者が何回も訪ねる、電話をかける、結果として、極めて所得が低く、かつ納付するのが難しいだろう、しかしながら、これを御理解いただければ年金というものが将来保障されていくし、また、所得が生まれた段階で十年さかの...全文を見る
○川崎国務大臣 そういった意味で、大阪の問題については京都の事件以来の話でございます。先ほど御質問ございました長崎の例、東京の例も、どうであるかと言われたときに、大阪の事案に照らしてみれば、他の案件というものは少し違うように思っている。したがって、大阪の案件については、すぐ担当者...全文を見る
○川崎国務大臣 一昨年の年金の議論以来、社会保険庁を解体的に出直しをしなければならないという中で、与党の中でずっと議論をしてまいりました。また、村瀬長官も、まさに二年後には解体的に出直しをしなければならない途中経過的な社会保険庁を引き受けながら、少しでも職員が意欲を持って働いても...全文を見る
○川崎国務大臣 自営業者等の納税者、サラリーマンを除いた場合は三百五十万、年金の対象は二千二百万、かなり母数、先ほどから母数、母数という話をされるけれども、母数が余りにも違う組織を一緒にしても、効率が上がるものではないと思っております。
○川崎国務大臣 厚生労働委員会のさまざまな法案の審議を通じながらもお話しさせていただいておりますけれども、基本的には年金は国が責任を持ってやる、ここをしっかり押さえなければならないと思っております。  一方で、社会保険庁については、サービスの質、予算執行のあり方、保険料の徴収実...全文を見る
○川崎国務大臣 今の質問はちょっとよくわからなかったんですけれども、要は人事交流の話ですか、それとも、何の御質問だったか、ちょっと聞いていてよくわかりませんでした。
○川崎国務大臣 一つは、二年前からのさまざまな議論の中で、社会保険庁をもう廃止してしまえという極端な意見もございます。しかし、いずれにせよ、業務をだれがやっていくのか、だれが担っていくのかということをしっかり考えなければならない。したがって、社会保険庁の解体的出直しということで私...全文を見る
05月25日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、十九年度に厚生保険特別会計、国民年金特別会計、統合いたします。一方で、今の議論でございますけれども、まず基礎年金という部分については共済も厚生も、また国民年金、同じ土台の中にある、ここだけは是非御理解を賜りたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 事実関係だけ私の方からちょっと申し上げます。  一つは、女性の方の母子家庭の就職率は八〇%を超えていると、これは委員御存じのとおりです。一方で、パートが五割を超えておりますので平均収入は低い。この問題を一つの側面としてお取り上げていただいたと思います。...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 民間が一・八、国等が二・一の目標を置いていますのは、一つは、民間におきましては納付と給付という制度がございます。すなわち、雇用率が低い場合は納付をしてもらう、また逆にパーセントが高くなれば給付を受けられると、こういうシステムになっている。  一方で、官...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昨日、厚生労働委員会が開かれましたので、様々な答弁をさせていただきました。  事実関係だけ申し上げます。  二月に社会保険庁本庁において、業務統計リスト、チェックしたらコンピューターで引っ掛かりました京都事務局において、免除件数に異常な数値が出た。し...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 概略ということでございますので最初に申し上げますと、一番最初に、昭和六十一年に行政改革の一環として、国立医療機関と、機能の質的強化を図るため経営移譲及び統合による再編成を進める。残念ながら施設の引受先がなかなか現れなかったということから、平成八年に国立病...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 過去の事例で疑義を招くようなことがあったかどうかは私が調べてみます。  それから、国府台につきましては、民間の識者を中心にしながら、もちろん厚生省の人間はかまないで、きちっとしたことを行って、かつ国民の皆さん方から疑義を招かない透明な方法でやらなければ...全文を見る
05月26日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○川崎国務大臣 二年前の年金法の審議の中におきまして、社会保険庁の不祥事が次から次へと明るみになりました。それは庁で行われたこと、末端で行われたことを含めて、数々の問題が指摘をされてきた。この社会保険庁という組織自体がもうこのままではだめだという結論。簡単に言えば、手直しではだめ...全文を見る
○川崎国務大臣 所長の仕事をしっかり指導していくのが局長の仕事でございます。しかし、その仕事を局長がしっかりやれなかったということに尽きますけれども、しかし、組織上からいえば、局長はしっかりもう一度公務員の本旨に戻ってやってもらわなきゃならない。したがって、あした局長会議を開きま...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のとおり、四十歳を超えてきますと、納付率は高くなってまいります。四十歳代が七〇%、五十歳代になると八〇%を超えてまいるだろうと思います。そういう意味で、人生が進んでいくと、年金のありがたみというのは、だんだん社会を通じながら理解をしていく。しかし、二十代、三...全文を見る
○川崎国務大臣 二年前の数々の問題点から、この組織は解体的出直しをしなければならない、しかし一方で、現組織があるわけですから、この現組織が将来新しいものに変わるとしても、この組織を少しでもいい方向に前進をさせなければならない。その中で、村瀬長官が先頭に立ちながら努力をいただいてま...全文を見る
○川崎国務大臣 年金制度でございますけれども、私自身は、今回、年金法の一番基本になりました数字は、出生率一・三九というものを土台につくり上げております。二〇五〇年、一・三九という数値を当然回復したとして計算いたしますと、一億人ぐらいの人口になるだろう、その中で年金制度というものは...全文を見る
○川崎国務大臣 余りにも議論が飛躍されておりますので、問題点は、法律にのっとって仕事をする。そして、多分現場は、田嶋さんも民間出身だから御承知のように、仕事の業務マニュアルというのを大体つくりますよね。そして、それに基づいて仕事をする。しかし、その業務マニュアルというものが、書い...全文を見る
○川崎国務大臣 六月二十五日という数字が出てきましたが、今五月ですよ。しっかり今仕事をさせて、そしてそんな日にならない前に一人一人の皆さん方に通知が行って、手紙が行って、免除申請を出していただければ、昨年の七月までさかのぼって一年間免除というものが有効になります、こういうことを連...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどから長官が答弁いたしておりますとおり、やった本人がそのやった行為について間違いがあったことを認めて本人におわびを申し上げ、結果として再度書類が提出をされたということの中から恩情的な処理をしたということでありましょう。そういった意味では、恩情的な処理をした、し...全文を見る
○川崎国務大臣 今、仙谷委員と大林局長の話を実は興味深く聞いておったんですけれども、正直言って、私、法律的な知恵がないものですから、たしかそのときの答弁で申し上げたんですけれども、どういう罪に当たるかよくわからない、法律的にはよくわからぬけれども、少なくとも、本人の了解なしに文書...全文を見る
○川崎国務大臣 きょう朝からの審議でも申し上げましたように、二年前の年金法の審議を通じまして、社会保険庁の問題が世の中に大きく出てまいりました。相次ぐ不祥事が続き、国民の中からも、また国会の中からも、この組織は解体的出直しをしなきゃならぬ、手直しではとても直らない、こんな御判断、...全文を見る
○川崎国務大臣 一つは、二年前にあれだけの議論、おしかりをいただきながら、組織形態としてはそのまま変わっていない。すなわち、県単位組織というものが維持されてきている。そして、先ほど申し上げたように、そこに各所長がおるわけですけれども、所長はそれこそ自分の県から出ていったことがない...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には、やる気のある職員がねんきん事業機構に移ってしっかりした仕事をしてもらっていかなければならない。そして、一昨年から、村瀬さんに回ってもらいながら、地域で若い人たちの意見も聞きながら今日までやってきた。そういう意味では、それなりの下地はできてきたんだろうけ...全文を見る
○川崎国務大臣 そうした面でもしとらえられるとしたら、今度の不祥事を起こしたこと自体もまことに申しわけない。二重の申しわけないという気持ちでいっぱいでございます。  当然、低所得者の皆さん方、また若い方々へしっかりとしたバックアップをしていかなければならない。学生時代は当然猶予...全文を見る
○川崎国務大臣 これは私が命じたことですから。  いずれにせよ、全員をまず呼び出せ、呼び出す前に、きょうあたりやっているんでしょうけれども、全所長を県の局長のところに集めろ、そしてあした私どもが集めて、また散らさなきゃならないだろう、また戻って報告を受ける。阿部さんもかなり厳し...全文を見る
○川崎国務大臣 物事は手順だと思いますし、阿部さんの御提案も一つの方向づけかなと思います。  しかし、今は、あした全員を呼んで、きちっとしてやっていく、まさにスタートでございます。そういう意味では、今から全国に外部監査を入れたら相当な時間がかかります。そういう意味では、まず第一...全文を見る
○川崎国務大臣 あした呼んで私からも話をし、そして長官からも話をし、そして一人一人の局長から順番に聞きながら一つの方向性は出さなきゃならぬだろう。阿部さんが言われた話も、外部監査も有力な手段だろうと申し上げております。  しかし、あしたの話ですから、あしたの行為は今申し上げたよ...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的に、健康保険も年金も、まさに国民全体で支えているわけですから、払える人には当然払ってもらわなきゃならない。一方で、低所得者の皆さん方には、先ほどからの議論のように年金を免除するという仕組みがあるわけですから、そこへしっかり誘導していくように私どもは努力してい...全文を見る
05月29日第164回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(川崎二郎君) 二年前に年金問題の審議中に様々な御批判をいただきました。そして、この組織をどうするか。一つは民営化という議論もありました。また、他の組織と合体という議論もございました。いずれにせよ、この組織をそのまま置いておくのはいかぬという結論、したがって手直しでは駄...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私が政治生命を懸けたら正しく報告してくれるという人たちを相手にしているんだったら、こんなこと私は申し上げません。最終的にはやっぱり外部監査も掛けながらきちっと調べない限り無理だ。私の首が飛んだって、その人たちが何か正直言って痛痒を感じるのかと、ここは是非...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私が、初当選は二十六年前になります、一番最初に質問さしていただいたのは八月の人勧でございました。したがって、それ以来、この公務員の給与というものは私のライフワークの一つでございます。  そこで、質問いたしましたのは、知事の問題、また最高裁長官を始めとし...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 大きな課題の御指摘をいただきました。  分母対策と言ってしょっちゅうしかられるんですけれども、一つは、払えない人には当然免除というものはやらなきゃならない。一方で、国民年金の対象者ということになっているけど、現実に時間は一般の人に比べて四分の三以上超え...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一つは、民主党さんの構想は多分アメリカ、イギリス型ですから、集めることは歳入庁すなわち国税庁にお願いして、運用とか給付とかサービスとか照会という仕事は社会保険庁に残せと、こういう御主張だろうと思いますけれども、それが一つは効率的にどうであろうかという問題...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今お話ございましたように、若者の就業、また女性のパート問題、また老齢者の雇用問題等、労働局に期待されるところが多いわけでありますけれども、六つの案件が会計検査院から指摘されたと、誠に申し訳ないと思っております。  内部調査で見付かったのは兵庫県の案件だ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたことにつきまして重く受け止めさせていただいて、一層督励をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただいた件について、二つの問題点があると思っております。  一つは、法律に基づかない、すなわち減免申請は本人による書類申請、この法律手続をやらずに安易なことで行ったというのが一つであります。もう一つは、三月以降、再三再四の本庁からの調査に対して...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○国務大臣(川崎二郎君) お尋ねのありました、まず現行の老人保健制度の問題点、老人医療費について、掛かった費用がそのまま保険者の負担として請求される仕組みであり、現役世代と高齢世代の費用負担関係が不明確である、医療費の支払を行う市町村と実際の費用の負担を行う保険者が分かれているた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 衆議院でそういった質問があったことは事実でございますけれども、社会保険方式を取っておる基本原則を変えておりません。後期高齢者医療制度は、公的年金制度の充実や成熟化に伴う近年の高齢者の経済的、社会的自立を踏まえ、すべての七十五歳以上の者を被保険者として、公...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘のとおり、与党内、政府内で様々な議論があった中でこのような提案の仕方をさせていただきました。これは、基本的には財政の安定化を図る観点ということでございます。  高齢化の進展に伴い老人医療費は増大することが見込まれており、後期高齢者医療制度の運営に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 特定保険料の負担でございますけれども、高齢者医療制度においても過度のものとならないよう、後期高齢者支援金の割合は制度発足時は給付費全体の約四割になりますけれども、若い人口が減っていく、我々が後期高齢者になっていく、その割合が減少していく仕組み、我々が増え...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに一つの議論だろうと思っています。稼得能力のある者の数を見て負担すべきとの御指摘でございます。すなわち、負担能力のない者を除外するという考え方だろうと思いますけれども、負担能力を個別に見ていきますと、例えば今多いフリーター、ニートの問題、無職者、二十...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、現行の老人保健法でございますけれども、七十五歳以上の後期高齢者等に対する医療の実施、四十歳以上の者に対する医療以外の健診等の保健事業を総合的に実施することを定めております。  一方、現行制度における健診等の保健事業については、老人保健法のほか医療...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 後期高齢者医療制度の創設に当たっては、後期高齢者の心身の特性等にふさわしい医療が提供できるよう、今御指摘いただいたような新たな診療報酬体系を構築することといたしております。  ただ、後期高齢者の診療報酬は、当然必要かつ適切な医療は基本的に保険診療により...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私自身余り使わない言葉なものですから、何か言葉のやり取りの中で出たんでしょう。気を付けてまいりたいと思います。  それから、一点目については、詳細についてはもう少し調べて、答弁する機会があれば答弁させていただきたいと。  それから、二点目については、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) お聞きしていまして、かなり込み入った話をされているなと、一つ一つのケースをお尋ねになっているんだろうと思うんですけれども。  要は、若い人たちが介護施設には入れない、だからそれが百五十日超えていった場合はどうであろうかという御質問ですね、今されているの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の問題は、結果として国民に、社会保険庁はともかくとして、年金全体に対する不信を助長することになったと、そういう意味では誠に残念に思っておりますし、申し訳なく思っております。  問題点は二つあると思っておりまして、一つは、基本的に法律に規定されていな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 三割負担をこれ以上上げるという議論は直接的には私にもありませんし、私は考えておりません。
○国務大臣(川崎二郎君) 当然、二年前に年金の改正をいただいて、そして、先週だったでしょうか、財界関係もお入りの在り方懇で、最終、私ども結論を出したつもりでございますので、これは年金制度は基本的には堅持されるもの、ただし一八・三%についてもいろんな方々の御理解をいただいたものと、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の療養病床を老健施設を中心とした介護保険の方にということからすると、療養病床へ入っていったら一割負担で、介護保険の方へ行ったら二割ということで、極めて整合性のない御意見だなと、こう思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) これも前に申し上げたと思うんですけれども、年金制度改革の中で三分の一から二分の一、基礎年金の国庫負担を上げる、したがってそのための財源で二兆七千億程度の財源が平成二十一年ですか、必要になってくるという前提の中で、平成二十一年に必要になってくるという議論の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは、財務大臣と私、何となく方向性は一緒でございまして、閣内でやはりしっかり議論していかなきゃならぬ問題であろうと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 何回か、記者会見も含めて申し上げていると思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今申し上げたと同じことで、二十年には税制改正をしなきゃならぬだろうと、二十一年にはきちっと年金負担、国庫負担を上げなきゃならぬと、こういうのが私どもに課せられた課題、こう整理いたしております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今言われました皆保険、フリーアクセス、現物給付、良質な医療を受けられるという前提でございますので、当然これを維持できるように努力するというのは私どもの仕事だろうと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) これは、昨年ですか、この医療制度改革全体を政府・与党内でまとめるときに、その前段の財政諮問会議で、総額管理といいますか数値目標といいますか、そんな議論がされたことは事実でございますけれども、私どもは、人口構成が大きく変化していく中で、GDPなりGNPなり...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 政府統一見解としては、このことを議論することは否定してはいないという統一見解なんだろうと思いますね、あえて考え方を申し上げれば。  しかし、私の立場からいえば、保険免責制度を導入することについては、今は検討すべきではないという立場であります。
○国務大臣(川崎二郎君) たしか、潜在的国民負担率については坂口厚生労働大臣のときでしょうか。
○国務大臣(川崎二郎君) そうですね。
○国務大臣(川崎二郎君) そうですか。  このことについては、潜在的国民負担率の水準については、少子高齢化が進む中で財政規律を考える上で一つの重要な目安と位置付け、社会保障分野の改革努力を続けていくことが肝要である。他方、専門家の間も、その増大が経済成長等に与える影響について明...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これも委員会で、たしか衆議院で御質問いただいて、今年の予算をめぐっても様々な議論があるであろうと。したがって、通常ですと来年の年始になるんでしょうか、しかしながら、少しでも早くしてほしい、そのための作業として国勢調査の確定値をもらう必要があります。これは...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 社会保障を取り巻く全体の環境は、何回もお話し申し上げましたとおり、我々団塊の世代に生まれた者が、来年でしょうか、六十歳、一般的には定年を迎える、六十四からになりますけれども、年金支給、そうしたものを迎える段階を迎えている。そういった意味では、社会全体で社...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、社会保障問題、これ衆議院で何回か答弁しましたので、あえて言わせていただくと、介護保険制度、介護については基本的には市町村が担い手になっております。一方で、年金については、これもいろいろ議論ありますけれども、やはり国が責任を負うということでやらしてい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたのは、昨年八月に厚生労働省、総務省、文科省と地域医療に関する関係省庁連絡会議において、医師確保総合対策について取りまとめを行ったところでございます。  私も、その後、先週、実は小児科、産科、これは学会の方、医師会の方、大学病院の方、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これもこの間現実的な話をいただきまして、やっぱり子供を持つ親からすると、大きな病院に駆け付けるのが一番いいという意識を持っていると。それをどう一つ一つ理解をしてもらうか。必ずしも大学病院等に駆け付けなくても、アドバイスで済む場合、また最寄りで済む場合とい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 急速な高齢化が進む中で社会保障全体の費用が増える。その中で、二年前に年金制度の改革、すなわち若者に負担を増やしてもらう、お年寄り、受給者の方々にはマクロスライドの導入、国は三分の一の負担から二分の一の負担へという形で、お互いがこの社会を支え合うという認識...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどは、後期高齢者の医療の負担について、組合の健康保険また政管健保等に御負担をいただく、国は五割を負担をする、その中で高齢者の皆さん方に一割負担をする、それがどこまで増えていくんだと、こんな議論がありました。  この社会をお互いにどうやって支え合うか...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) さきに局長がお答え申し上げましたように、基礎年金のみの受給者など低所得者については保険料の軽減措置設けるようになっております。低年金しか収入がない者については全国平均で月額九百円程度の保険料となっておりますので、現実の話として年金十八万円しか収入がないと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 実態を申し上げました。  仕組みとして憲法違反になるかどうかということになると、これは法制局と詰めた上で出さしていただいておりますので、そういう意味では憲法違反ではないと考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の制度、資格証明書制度は、負担能力があるにもかかわらず保険料を納めていない、高齢者だからということではありません。負担能力があるにもかかわらず保険料を納めていない、したがって資格証明書の交付に当たっては低所得者等の需要のある被保険者の方々については保...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これはもう先ほども申し上げましたように、今回二つの事案だと思っております。  一つは、二月の段階で、私どものコンピューターが京都において異常な数字が出てきたということで、本庁から調査に入りました。結果として、一人一人の皆さん方から申請書類をもらわずに免...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 二年前に社会保険庁の問題について正に皆さん方から御意見をいただきました。その中で、この社会保険庁という役所は手直しでは駄目だねと、これは民主党さんも含めて、これはみんなの総論になったと思っております。ある意味では民営化しろという御議論もございました。独法...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 法律に反するようなことを行った職員については、しっかり厳正に調べて処分をしなきゃならぬだろうと、こう考えております。これは公務員ですから当たり前のことでございます。  一方で、それぞれの事情がまた違うことも今、福島さんからお話しいただきました。正にそう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いろんな角度からの質問でございますから、私自身の答えがすべてに合っているかどうか分かりませんけれども、七十五歳以上の後期高齢者については、生理的機能の低下や日常生活動作能力の低下による病状が増加するとともに、生活習慣病を原因とする疾患を中心に、入院による...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今少し申し上げましたけれども、高齢化の進行、私ども、私は今五十八ですから、十七年後になるんでしょうか、団塊の世代が七十五を過ぎたときは約二千万人になるであろうと。そのとき我が国の人口は減っておりますから、相当の率になることは間違いない。それで、一方で医療...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○川崎国務大臣 ただいま議題となりました戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法及び戦没者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案及び社会保障に関する日本国とカナダとの間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明...全文を見る
06月01日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○国務大臣(川崎二郎君) 看護現場の実情を一番よく御存じの清水委員からの御質問でございますけれども、医療の高度化等、近年の医療を取り巻く環境の変化に伴い、医療従事者の資質の向上が強く求められている一方で、今お話ございましたように、看護師について、看護基礎教育修了時点の能力と看護現...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 制度の基本的な議論をいただいたと思っております。  今回の法律では、当然、厚生労働大臣が定めると。それに対して、一つの切り口は、意見具申をすることができる、それは全体の制度に対して、診療報酬に対して。もう一つは、自分の地域のことについては、一つの見解が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 二、三ちょっと私の頭へ入っている数字と下田委員が御指摘にいただいた数字が違うように思いますので、後できちっと精査をしたいと思いますけど、多少申し上げさせていただくと、一つは、医療費の中に占める薬剤費のウエートが日本は高いだろうと言いますけれども、アメリカ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一昨年に年金制度の改正ということで国会で御議論をいただきました。昨年は介護保険制度、障害者自立支援法、そして今年は医療制度改革の御審議をいただいているところでございます。  冒頭、家西委員からの御指摘のとおり、我々団塊の世代の者が、いよいよ今までの六十...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、七十五歳以上の後期高齢者という保険をつくることでございますけれども、今回の改革においては、七十五歳以上の後期高齢者について、世代間の負担の明確化、公平化を図る観点から独立した制度を創設することといたしております。給付については、高齢者自身の保険料の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 難病という形でその治療について指定をさせていただいたものについては、国、地方でその医療費についてはできるだけのことをさせていただくということで仕分はさせていただいていると思っておりますけれども、保険全体の構成といたしましては、やはりお入りいただくことにな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、老人保健制度をどう考えるかと。  これは、昭和五十八年の制度発足以来、国民の老後における適切な医療を確保するため、老人医療費については国民全体で公平に負担するという基本理念の下、国民健康保険及び被用者保険の負担の公平性及び医療保険制度の安定性の確...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的には国民皆保険、すべての方に保険に入っていただくという前提の中でどう負担をお互いに担っていくかという議論であろうと思います。  この後期高齢者医療制度においては、公的年金制度の充実や成熟化に伴う近年の高齢者の経済的、社会的自立を踏まえ、被保険者で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私ももう今年で五十九でございますから来年六十、まあ古希迎えておまえもう働くなということではないだろうと。  そういう意味では、各所で私申し上げているんですけど、今六十五歳まで七〇%ぐらいの男性が働こうという意思を持っている。我々団塊の世代が、六十を越え...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 年をどこで設定しながら制度設計をするかと、様々な議論あることはよく分かります。  私ども、今六十歳定年というのを少し逆に遅らすことができないかと。かつては六十還暦、そこで会社を卒業して、そして地域に戻って孫の世話をしながらと、こういう時代であったと思い...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 綾小路きみまろのまねをしている、割合田舎ではやっていまして、言われるとおり、そのまねをしている人の話は聴いたことありますけど、御本人は見たことございません。
○国務大臣(川崎二郎君) 機会があれば読ませていただきたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 個人については、正直言って私も八十四キロぐらいありますから、個人についてはいろいろあります。しかし、保険者という立場からすれば、やはりある程度目標を持って予防というものに力を入れていただくという方向付けはいいんだろうと。しかし、本当に個人で、おれはもう飯...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御懸念があるとしたら、そのことがないように私どももしっかり周知はしていかなければならないだろうと思います。  保険者の後期高齢者支援金の加算、減算の措置は、それぞれの保険者における健診の受診率、保健指導の実施率、内臓脂肪症候群の有病者、予備軍の減少率の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 例えば、喫煙というものを取り上げましても、これはいろんな研究結果からいいましても、体には必ずしも良くないだろうと。だから喫煙は避けた方がいいと。しかし、それは個人の自由だということで、結果として病気になってしまった、これはやっぱり個人の責任と、これは個人...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 国が示す方向として、予防というものに力を入れていただきたい、また、保険者もお願い申し上げたいと、しかし、一人一人の人たちの正に価値観というものを国が当てはめるものではないと、こう申し上げたんです。  たばこも、そういった意味では、例えば、こういう全員が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、副大臣からも答えましたように、患者への説明に当たって、まず患者が理解を得やすいように、すなわち納得が得られるように懇切丁寧に行う必要がある。説明の方法としては、口頭による説明、文書による説明、診療記録を開示することによる説明、具体的な状況に応じた適切...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の御指摘、まず薬事法全体としては、一般の医薬品はそのような形にはなっていない。血液製剤等は安全確保の観点から今御指摘のように二十年間になっております。一方で、診療録の保存期間については法令上五年間と定められていると。これをしっかりもう少し長期に持つべき...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 専門医の養成については、現在は、基本的には各医療機関や学会において取り組まれております。国としては、今広告制度の中で、研修体制、試験制度等の基準を満たした学会による認定専門医を医療機関等が広告できる事項としております。  しかし、今御指摘のように、医療...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたように様々なことがあり、特に福島の県立病院で起きました、大野病院でしたでしょうか、それをきっかけに委員会でも随分御質問をいただきました。すぐ警察の手が医療現場に入るのはどうであろうかと、こうした切り口での御質問であったと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 徹底した議論をするのは当然のことであろうし、この間、小沢代表が言われたように、議論がある程度のところへ行けば採決をするのはやむを得ないと、たしか小沢代表も言われておりましたので、それは議会の基本的なルールだろうとこれは思います。  それから二番目は、そ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただきましたように、国民健康保険、介護保険、両制度においては住民に最も身近な行政単位である市町村をそれぞれ保険者として位置付けておりますが、保険財政の安定化や事務の効率化を図るためには広域化が必要であると考えております。したがって、そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かにもう少し議論をしていかなきゃならないところでしょうし、もう一つは市町村合併が今、森委員が言われたようにだんだんに進んでいる。一段落したように見えますけれども、まだまだ残っておりますので、そうしたものの推移を見ながら議論を深めていかなければならないだ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、健康保険制度の中で、大企業もある程度の規模を持つものも、健康保険組合として自主的かつ効率的な運営を行う。組合の財政状況や加入者のサービス向上の観点から、被保険者及び事業主が参加する組合会の議決を経て組合の判断により、自主財源を用いて付加給付や保健事...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) それぞれの組合があって、一つにまとめてしまう方がいいだろうという御提言は、特に地域保険を担ってもらっておる市町村から強い意見が出ていることは承知いたしております。一方で、先ほど申し上げたように、民間の企業の組合が、企業と組合員との間でしっかり議論をしなが...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほど申し上げたように、地方自治体関係者の皆さん方の御意見、また組合健保の御意見、政管健保の御意見を伺いながら、今、今回は、まず政管健保を都道府県単位にすると、それから中小の財政が逼迫している組合については地域型でまとめながらやらせていただきたいという中...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的に法律の意図しておりますところは、都道府県単位の健保組合のうち、小規模又は財政窮迫のために安定した保険運営が困難な健保組合の選択肢の一つとして、関係者の合意の上でという構成にいたしておりますので、そういった意味では救済的な意味合いが濃いもので、いい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 国保組合への国庫補助金、市町村の実施する国民健康保険制度とのバランスの観点から設けられておるものでございますが、平成九年度の改正において、法人事業所等の新規加入者については政管健保と同率の国庫補助とする改正を行いました。また、平成十六年度に実施した国保組...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私は、地元の伊賀市の国保組合でございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 国保でございます。市町村国保でございます。伊賀市の市町村国保でございます。(発言する者あり)失礼いたしました。昨年十月、大臣になったのを忘れていました。共済組合に変わっております。
○国務大臣(川崎二郎君) いや、社保庁が違うんじゃないかなという認識をいたしておりました。
○国務大臣(川崎二郎君) 二つかなと。
○国務大臣(川崎二郎君) 一つは、先ほど小規模、財政が弱いところは統合してしっかりとした保険組織にした方がいいだろうと。一方で、民間型でしっかりとした運営しているところについて、統合を目指すのか、その大前提として、自分の役所の中に共済が三つあるけれども、それを統合を目指すのかとい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) その調査の日本医療機能評価機構の報告によりますと、医療従事者が確認や観察を怠った、二六・六%、医療従事者が判断を誤った、一一・七%、医療従事者間の連携が不足していた、五・八、医療従事者の知識、技術が未熟だった、五・一という要因になっております。一方、例え...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは衆議院でも何回も御答弁申し上げましたけれども、各県各県の事情が違いますねと。  確かに、診療科目、地域に偏在があることは私も認めております。例えば、一番多いのが徳島県だったでしょうか、平均が二百十一に対して二百八十二名いる。しかし、徳島県の中にお...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これから一つ一つの県の内容を吟味することになりますけれども、かなり状況が違いますので、今段階において社会保険庁から何らかの示唆があったというふうには私は考えておりません。  ただ、一方で、村瀬長官に内部的調査を各県、各事務所ごとにしっかりやるようにと言...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 二年前に社会保険庁の不祥事、様々な御批判を国会、また国民から賜りました。この組織を手直しをする、若しくは民営化をする、独法化をしたらいい、民主党さんの案はもう国税庁と一緒にしろと、こういういろんな案がございました。いずれにせよ、この組織をそのまま存続させ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 何回か御答弁申し上げましたと思いますけど、もう一度申し上げます。  今回の療養病床の再編に当たっては、療養病床の老人保健施設等への円滑な転換を促進する観点から次のような措置を講ずることといたしております。  医療保険、介護保険双方において、医師、看護...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどございました医療区分一の問題でございます。  今回の診療報酬改定においては、平成十五年三月に閣議決定された基本方針に沿って医療療養病床については患者の医療の必要性に応じた評価を導入することとしております。  具体的には、医療の必要性の高い患者に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 同じような答弁になりますけれども、医療の必要性の判定に当たっては、患者の疾患、状態及び受けている処置の内容と医療区分との関係をできる限り客観的に設定したところでございます。この基準については、その設定過程において、臨床現場で使用する際の妥当性についても十...全文を見る
06月02日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○川崎国務大臣 私も戦争を知らない世代でございます。  初当選が二十六年前になりますので、当時、傷痍軍人の皆さん方はまだまだお元気でございました。足の悪い方、手が戦争で傷ついた方々、いろいろな方々がございましたけれども、元気に戦前のいろいろなお話、戦後の苦労のお話を私どもにして...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、国際的な人的交流が活発化し、海外へ派遣される日本人及び各国から来日する外国人が増加いたしてきております。今、日本人で海外で働かれている方は六十五万人と考えております。派遣元と派遣先の二カ国の年金制度に対して保険料を支払う義務が生じる、すなわち二重負担がござい...全文を見る
○川崎国務大臣 このまま読みますよ、教えていただきましたので。  面談をすると評価一・〇、収納月数、未納分・前納分三・〇、これに月数を掛けるんでしょうかね。そうでしょうね、収納月数で。例えば、三カ月分もらえば、未納とか前納分は九・〇という評価になるんでしょうか。通常分・追納分一...全文を見る
○川崎国務大臣 正確な答弁になるかわかりませんから、間違ったらごめんなさいね。  例えば、通常分で一年分預かるということになると、多分十二・〇になるんでしょう。それから、未納分で一年分全部もらってくれば三十六・〇になるんでしょう。それから、免除は一年間ですから、一年間全部これを...全文を見る
○川崎国務大臣 今申し上げたように、未納分、収納月数(未納分)、三・〇と書いてありますから、さかのぼって集めることができたら一カ月当たり三・〇もらえる。対して、一年分の免除等受理件数を受ければ二・〇。それから、通常分、要するに、これから毎月分ですね、一カ月分もらってきたら一・〇と...全文を見る
○川崎国務大臣 たしか、提出した資料もしくは報道にも発表いたしました資料で、大阪等、今委員がお話しいただいた第一のケースですね、直接コンピューターに処理をしてしまって、申請書というものは一切代理にいたしてもない、その件数、それから、今度は申請書類があって、そのものによって処理をし...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほども村井委員に御質問いただきましたけれども、私も昭和二十二年生まれで、国会議員の中では随分年寄りの部類に入ってきたのかもしれませんけれども、戦後生まれでございます。そういった意味では、戦争を知らない世代が、過去の我々の、戦前行ったものをしっかり受けとめながら、...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、原爆症の認定は被爆者援護法に基づいて行うものであり、同法では、申請のあった疾病が原爆放射線に起因するものであるかどうかを審査会の意見を聞いた上で判断するものでございます。  厚生労働省では、医学、放射線学の専門家から構成される審査会において個別の申請ごとに...全文を見る
○川崎国務大臣 判決内容については、今申し上げたような見地から十分精査した上で、もちろん、私だけではなく、関係省庁とも協議をしながら今回の結論を出したということで御理解を賜りたいと思います。そういった意味では、高裁の判断をいただくということになるだろうと思います。  一方で、そ...全文を見る
○川崎国務大臣 概要について読ませていただいております。
○川崎国務大臣 もちろん、どういう時点でどういう政治判断をするか、まさに我々に課せられた一番大きな仕事であろうと思っております。  今回の判決理由を聞かせていただいて、また、今日まで国が科学的知見によって積み上げてきたものとこの判決の理由というものがかなり乖離するねという中で、...全文を見る
○川崎国務大臣 それだけに、やはり科学的知見というものをしっかりしなければならない、また医学者の皆さん方の意見というものをしっかり幅広く聞きながら国の考え方というのをまとめていかなければならない、私どもも今までさまざま議論を積み上げながら一つのものをつくり上げてきた、今回つくり上...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほどから局長から答弁がございましたけれども、被爆者の方々に対しては従来から国として幅広い援護施策を講じてきております。  原爆症の認定を受けていない方でも、健康診断、医療費の支給、健康管理手当の支給等の措置をさせていただいてきている。一方で、この原爆症の認定と...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年の十二月の、たしか二十四日だと記憶しておりますけれども、通常一月一日に発表いたします人口見通しを、昨年から人口が減ることになった、たしか百六万七千人の子供が生まれたけれども百七万七千人の方がお亡くなりになった見通しである、これは十二月三十一日まで確定しないわけ...全文を見る
○川崎国務大臣 年金計算というのは、一つは当時議論してきたことと大きく変わりましたのは、経済環境が変わった。すなわち、当時の議論では百五十兆、百六十兆ある資金がうまく回らない時代、特に十四年ぐらいの数字をメーンに十六年の議論をいただいたと思います。そこは随分変わってきた。多分、七...全文を見る
○川崎国務大臣 当然、その仕事をする人たちが制度を理解して、やはり国民へしっかりメッセージを出していかなきゃならぬということであろうと思います。  そういう意味では、社会保障協定について、これまでドイツ、イギリス、韓国、アメリカとの協定が発効しておりまして、協定締結ごとに協定の...全文を見る
○川崎国務大臣 私自身、アメリカには余り行ったことはないんです。したがって、アーリントン墓地は行ったことがございません。
○川崎国務大臣 今お話を承りました。  私自身が厚生労働大臣に就任いたしまして、実は、御遺骨をまず収集してくる、そして千鳥ケ淵の墓苑にお納めする前に厚生労働省の中に安置してあります。そこについては、厚生省に、こうした仕事をさせていただく者はお参りをさせていただくというような形で...全文を見る
○川崎国務大臣 阿部委員が言われましたように、基本的にはフィリピン政府の協力を得ていかなければできない。また、フィリピン側から言えば、日本人以外の遺骨を持ち帰られるということについては、逆にフィリピンの方々、もしくはアメリカの方々のを持ち帰ることになりますので、そういった議論はあ...全文を見る
○川崎国務大臣 実は、参議院の厚生労働委員会でこの御質問をいただきました。一つは、先ほど言いましたように、厚生労働省にあります遺骨の安置所にしっかりとした礼を厚生労働大臣として用いているか、こういう御質問をいただきました。もう一つは、今お話ありましたように、六十年たっていまだに帰...全文を見る
○川崎国務大臣 戦後六十年たってまだこのような問題が起きているということについては、まことにある意味では申しわけないという思いを持たせていただいております。  今御提案いただいた件については、私ども、検討させていただいて、前向きに努力をさせていただきたい、このように思います。
○川崎国務大臣 ただいま議題となりました薬事法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国民の健康意識の高まりや医薬分業の進展等の医薬品を取り巻く環境の変化、店舗における薬剤師等の不在など制度と実態の乖離、薬学教育六年制の導入に伴う...全文を見る
○川崎国務大臣 今日までの取り組みでございますけれども、政府としては、これまで累次の対がん戦略を策定し、がんの本態解明と克服を目指した施策を総合的に推進するとともに、必要な予算の確保にも努めてきたところでございます。  第一次、第二次の総合戦略により、例えば、がんは遺伝子の異常...全文を見る
○川崎国務大臣 与野党からがん対策に対する法案が提出されました。今の委員と提案者のやりとりを聞いておりまして、医療というものについて、基本的には、今日までは学会とか大学とか、専門分野の人たちに治療内容は任せていく、方向づけもそのような考え方でやってまいったと思っております。  ...全文を見る
○川崎国務大臣 与党、野党それぞれがん対策基本法を御提出いただきました。基本的に、私の立場から申し上げれば、当然与党と内閣は一体でやっておりますから、ことしのがん対策については、自民、公明そして私どもで、了解の中で一つの政策としてつくり上げてきた、これは間違いないと思っております...全文を見る
○川崎国務大臣 これから与野党で議論に入る前に私が余り意見を言うとかえって差し支えますから、意見を言わないようにします。与野党で十分お話し合いをいただきたいと思います。
06月05日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○川崎国務大臣 平成十六年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げます。  まず、一般会計につきましては、歳出予算現額二十兆九千六百三十三億円余に対して、支出済み歳出額二十兆七千六百十九億円余、翌年度繰越額七百十億円余、不用額一千三百三億円余で...全文を見る
○川崎国務大臣 平成十六年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりでありまして、まことに遺憾であります。  指摘を受けました事項につきましては、直ちに是正措置を講じましたが、今後なお一層厳正な態度をもって事務の執行の適正を期する所...全文を見る
○川崎国務大臣 森本委員からの質問、初めて受けるわけですけれども、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。  社会保障全体の切り口といたしまして、年金、医療、介護、どこが受け皿になりながら責任を持ちながらやっていくかという議論の中で、私よく申し上げて、今大変皆さん方からいろいろ...全文を見る
○川崎国務大臣 介護保険制度が始まって五年、そして、昨年見直しを行いました新しい制度の中で動き出して、まだまだ十分御理解いただいていない部分もあると思いますので、しっかり周知をしなきゃならぬだろう。  一方で、前からやられている施設、最近新しく施設の運営を始められた、いろいろな...全文を見る
○川崎国務大臣 予算におきましても決算におきましても、一般会計がこれほどの巨額な赤字を抱えていて、極めて厳しい財政状況で一つ一つ進められているのに、特別会計の方は余りにも甘いのではないか。これはもう二、三年ずっと御指摘いただきましたし、ことしもこの議論が多かったように思います。 ...全文を見る
○川崎国務大臣 今、阿部委員から御質問いただきましたように、医療従事者の資質の向上が現在求められております。一方、看護師について、看護師学校、養成所終了時点の能力と看護現場で求められている能力の間に乖離があり、必要な能力が必ずしも身についていないのではないか等の指摘がございます。...全文を見る
○川崎国務大臣 医師不足問題、今いろいろな角度からお話ございましたけれども、私も、いろいろな角度から議論していかなきゃならないのだろうと思っております。  まず第一に、十万人当たり平均二百十一という数で医師がいるわけですけれども、一番多いのは徳島の二百八十二、埼玉が百三十ぐらい...全文を見る
○川崎国務大臣 急性期医療の患者に対して、安全で質の高い医療を提供するためには、患者の容態変化に応じた最適な薬物療法を夜間帯を含め提供することが重要であると考えております。このためには、医薬品に関する専門家である薬剤師が、医療の担い手としてチーム医療に参画し、調剤のみならず、病棟...全文を見る
○川崎国務大臣 矢野委員には水道行政を取り上げていただいて、いろいろ御質問いただきました。今国会では二人目でございます。心から感謝申し上げておきたいと思います。  今、この水はと聞いたんですか、間違いなく水道水でございます。予算委員会中もずっと大臣はこれを飲んで、まさにこの水だ...全文を見る
○川崎国務大臣 社会保障全体の問題についてお話をいただきました。  お話がありましたとおり、一昨年、年金、介護保険、それから秋に障害者自立支援法、今、医療制度改革、ある意味ではスピードが速過ぎると言われるぐらいの御指摘をいただきながら改革をやらせていただいております。  これ...全文を見る
○川崎国務大臣 今、ずっと高木委員から、糖尿病腎症の問題について御質疑をいただきました。  人工透析を必要とする程度まで糖尿病腎症が重症化した場合、患者御本人にとっては高額な医療費の負担が生ずる、生活の質の低下に苦しまれることになる、一方で国民医療費も一兆円ほどかかる、こういう...全文を見る
○川崎国務大臣 遺族の承諾について申し上げれば、この死体解剖保存法自体が昭和二十四年制定でございますので、この法律と照らしてということでは遡及するのは無理だろうと思います。  ただ、人骨が遺体の一部であり、尊厳を持って取り扱う必要がある、これは当然のことで、保管施設を設け弔意を...全文を見る
○川崎国務大臣 今二つの御意見があったと思います。一つは、DNA鑑定等科学的知見が上がってきているのだから、それによってできるのではないか。一方、答えたのも医療の専門家ですけれども、まだ難しいと。ただ、今フィリピン等戦没者の遺骨収集の中で、DNAの鑑定の技術者と我々の接触も多うご...全文を見る
○川崎国務大臣 多分、六月の十八日で国会が終わるんだろうと思いますので、時間ができましたらいろいろなことをさせていただきたいと思います。
○川崎国務大臣 一カ月ほど前になりますでしょうか、放課後児童クラブというのを私どもの行政が支援をして各市町村で行っている、たしか一万五、六千カ所。対して、文科省が違う切り口で行われている、しかしそのうち四八%が学校を使えているけれども、残りの五二%は学校から外に出た後、小学校、大...全文を見る
○川崎国務大臣 ちょっと、はっきり聞き取れなかったな。(市村分科員「高優賃でございます。高齢者優良賃貸住宅について議論したのは覚えていらっしゃいますか」と呼ぶ)  しっかりとは覚えておりません。当時、十四、五人、質問を三十分置きに受けたと思いますので、しっかりは覚えておりません...全文を見る
○川崎国務大臣 消費者の立場に立っていろいろ御質問いただいて、私も聞いていてある程度わかりました。しかし、それを都道府県にきちっと知らせるということが一番大事なんでしょうね、今の議論を聞いていますと。それは、国土交通省もしっかりやりますでしょうし、厚生省もしっかりフォローアップし...全文を見る
○川崎国務大臣 たしか委員会で二、三の方から御質問いただいたと思いますし、この間、パラリンピックのメダリストと会食する機会があって、これが議論になりました。というのは、車いすの方々はあのマークがついているから車がとめやすい。ところが、他の人たち、内部障害者も含めて、あのマークは何...全文を見る
○川崎国務大臣 内部障害者の方々については、身体障害者として障害者雇用率制度による雇用義務の対象になっているほか、各職業リハビリテーションの措置を講じることにより、その雇用の促進を図っております。ハローワークで昨年四千二百五十三名の就職のお世話をさせていただきました。  しかし...全文を見る
○川崎国務大臣 私も少し読ませていただいたんですけれども、脳外傷や脳血管障害の後遺症として、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害を生じる障害、こう定義づけられておりますので、そういう面では、外見からその障害の特性がわかりにくいということで、診断、リハビリテーション、生...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど局長から数字を挙げたとき、委員の方から、少し少ないな、もうちょっとあるんじゃないかという御指摘、確かに、まだまだ普及啓発が進んでいないのかな、ヨーロッパ、アメリカに比べたらかなり数が少ないことだけは事実だろう。  そういった基本線に立ちながら、補助犬法が施...全文を見る
○川崎国務大臣 確かにそのとおりで、まず、私自身、一・八という一般の企業に対する目標値、それから、官公庁に対する目標が二・一、中央は大体それの数字になってきておりますけれども、現実問題、なかなか地方はまだついてきていない、地方の団体にもやはり二・一やってもらうように、まず官からや...全文を見る
○川崎国務大臣 パラリンピックの壮行会に中川委員も来ていただきまして励ましをいただきまして、ありがとうございました。立派な成績を上げて帰ってもらったものと思っております。  特に、あのときに、冬季オリンピック、それからトリノ・パラリンピック、それから野球のイチロー以下の活躍があ...全文を見る
06月06日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○国務大臣(川崎二郎君) 今、武見委員から御指摘いただきました平成十八年度与党税制大綱、「たばこに関するあらゆる健康増進策を総合的に検討した結果を受けて、たばこ税等のあり方について、必要に応じ、検討する。」と記述されております。  一方、私ども厚生労働省のスタンスといたしまして...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 我が国の医療保険制度において、診療報酬は全国共通のものとして厚生労働大臣が定めるものであることを基本としており、今回の改革法案においてもこの考え方は変えておりません。  ただ、都道府県ごとの診療報酬の特例は、こうした基本的考え方を前提としながら、都道府...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そのとおりで結構でございます。
○国務大臣(川崎二郎君) 現実に行う段階で、これ二十年の四月制度施行でございますけれども、今委員の御提言も受けながらしっかり議論してまいりたいと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 我が国においてがんは死亡原因の第一位であり、国民にとって重大な脅威となっていることから、がん対策は重要な政策課題として取り組まなければならないものと考えております。  このため、がんの罹患率と死亡率の激減を目指し、国民、患者の視点に基づいて今後のがん対...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 国立がんセンターに設置いたしますがん対策情報センターは、がん診療に関する最新の情報を収集し、これを利用者の視野に立って整理して広く国民に提供しますとともに、がん対策の企画立案に必要な基礎データの収集、蓄積、分析、発信機能を担うものであり、本年度予算は約十...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) たばこ税の引上げが喫煙率に及ぼす影響等については、現在、厚生労働科学研究において、たばこ価格の値上げによる成人や未成年者の喫煙率、医療費、たばこ消費量、税収等の変動について、社会的な状況を加味し、最新のデータに基づいて分析、推計を行っております。  ま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず第一に、被害者の遺族として加害者となった児童が現在どのような状況にあるかなどについて知りたいというお気持ち、これは無理からぬところであり、その心情はお察しをいたしますし、また、どのような形でそのことをお伝えすることができるかということは大事だろうと思...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私も、地元にあります国立病院機構のNICUを、一か月ぐらい前になるでしょうか、見てまいりました。また、担当される方々からもいろいろ話を聞かせていただいて、医学の進歩というものに驚かされると同時に、大変な仕事を、正に付きっきりなんですね、生まれてからずっと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 市町村では、生活習慣病対策だけでなく、母子保健対策、障害者施策、更には介護予防や児童虐待防止対策など幅広く担っていただいており、地域保健の分野においてもその役割は今後更に重要になっていくことから、地域の実情に精通した市町村の保健師、管理栄養士等の専門職が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御答弁しましたように、財政面におきましては、国保保険者として市町村が行う特定健康診査、特定保健指導については、老人保健法による健診等の費用負担と同様、国、都道府県が費用の三分の一ずつを持つと。市町村の行う健康づくりに関する事業について、今地方交付税措置...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 全国健康保険協会においては、都道府県の支部ごとに地域の関係事業主や被保険者等から構成される評議会を設け、これらの方々の御意見を踏まえながら保健事業を実施していくこととしております。これによって、従来に比べ、地域の実情に応じた創意工夫を生かした取組を柔軟に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 産科においては、今年の研修を終えられていかれる方々の七割は女性の医師になっております。小児科が五割ぐらいだろうと思います。十年たったら半分以上の産科のお医者様は女医さんの時代を迎えるだろうと。したがって、医療機関自体が変わっていかなければならないという意...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 二五年の議論をしていてもある意味では見通しという数字しかない、その十三年後をまた具体的に示せという御質問でございますけれども、今、平成十五年の時点で病院、診療所で亡くなられる方が八一・六、自宅が一三・〇という数字になっております。これはもう委員も御承知だ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) はい。昭和五十年でクロスしたわけですね。八〇対二〇、自宅が八〇、医療現場が二〇という時代から、五十年にクロスして、今逆に八〇対二〇になっている。それを基本的には病院から在宅、若しくは介護施設の方へだんだん方向付けていこうというのが今度の施策だろうと思いま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今議論始めましたように、終末期医療につきまして、一つは、自宅で療養したいという回答が六割、現実の社会が八割を超える現状。また、医療費のお話もいただきましたけれども、医療費自体が、死亡直前に掛かる医療費が高額であると。そして今、御提起いただいたように、二〇...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いろいろな意見を聞きながら診療報酬体系は決めなければならないだろうと思います。それからもう一つは、先ほどの議論あったように、基本的には病院からできるだけ自宅の近くへという方向性は厚生労働省としては出していかなければならないだろうと。そういう意味では、ある...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一般的に言えば、医学的に見て患者が回復の見込みがなく死期が近い状態ということになろうと思います。しかし一方で、若い人たちが医療を受けている段階で正に末期という表現を使うのかどうか、一方で八十、九十になられた方が、私が今申し上げたように医学的に見て患者が回...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 特にIT関係でございますけれども、私が現実にやっていた業界は、電波の業界が担当しておりましたけども、要はアナログ放送からデジタル放送に変える、そのときもいろいろ議論ありましたけども、もうここまでで切りますよという宣言をしなかったことに最大問題があると思い...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 十年の御答弁で、要はいついつまでに電子化をすべてやり遂げますと、十年でできた話ではないと思います。しかし、一方で、十八年なら十八年までにすべての、それは薬剤師なり医師なり様々な機関があるわけですから、そこへの機械導入というのをしっかり見る必要は、それは当...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) もちろん働いている人、みんなある意味では労働者ですから、休みを取りながらやるわけですから、当然三人いようが五人いようが、代わりばんこにひとつは診療を受けるわけですから、二人のお医者さんだから二つのものしか要らないというのは、基本的には認識が間違っているだ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 医師が不足しているという認識の中で、衆議院の委員会でも随分御質問をいただきました。一方で、そうした質問される方も、今委員の言われるように、お医者さんを増やした結果として、東京で今言われたようなビル診のお医者さんがどんどんどんどん増えていくというのでは何を...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) その中で、一番最初に山本議員が御提案いただきましたように、現実問題、同じ団塊の世代でございますけれども、我々が高齢期というものを迎えたときには、今お話しございましたように百七十万人亡くなる、約、七十五歳以上が二千万人という時代を迎える。そこを正直、若い人...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員が私どもの答弁まで基本的にはお話しいただきました。療養病床からの医療の転換金については、基本的には医療費の適正化に資するということから、当然、それを使うことについては健保財政上許されるだろうと、こういうふうに考えております。  この病床転換助成事業...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 最終的に、療養病床の話をまず切り出しにいたしておりますけれども、一般の病床やそうしたものを転換していくときに支出はでき得るだろうと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の改正において、保険者に対し特定健診や特定保健指導のデータの保有を義務付けいたしております。これは、保健指導の際に過去の健診データの推移を活用すること、保健指導後の健診データの改善状況等から保健指導を行う事業者の評価や選定に活用することなどが考えられ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私自身は出席したことございません。
○国務大臣(川崎二郎君) この間の小坂さんの答弁は、私と十分調整した上で同じ認識を示しました。地域によって医師不足がある、それが大学の定員の問題、そして定員の問題というよりは、例えば東北地方で大学を卒業されると半分以上の方が東京圏へ戻ってしまう、五十人ぐらいしか研修制度の中でも残...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、里帰りの問題で私のところに三重県の例が来ていまして、正直申し上げて里帰りでお産をされる方が多い、一方でその医療機関の集約化の問題について今様々議論をいたしております。  具体的に申し上げると、ある市が六人の施設を持っている、隣の市が二人の医師を持っ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 日本学術会議の提言においては、医療事故の再発防止、過誤、過失を問わない、第三者機関への届出、被害者の迅速救済のための第三者機関による裁判外紛争処理制度や被害者補償制度の導入が提言されております。これらの課題について、医療事故の再発防止や萎縮医療の防止に加...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに、社会保障制度を進めていく中で医療というものをどう考えるかという、これはもう衆議院、参議院でも既に議論をさせていただいておりますけれども、根本的な議論にも通ずるだろうと思います。    〔委員長退席、理事岸宏一君着席〕  年金制度については基本...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 新たな法を作れという御提案で、今法案審議いただいているところでございますので、そこは検討課題としてお許しを賜りたいと思います。  一方で、先ほどの議論の中で、健康増進法、また地域健康基本法、地域保健法か、におきましてもう少しその指針というんですか、明確...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) このことについても随分御議論いただいていることでございますけれども、生活習慣病対策を充実強化するため内臓脂肪症候群の考え方に着目することとしたのは、これまで糖尿病、高血圧症、高脂血症といった生活習慣病がそれぞればらばらの病態としてとらえられ、生活習慣の改...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今初めて読んでいるんですけれども、一つは、先ほど議論になった四十歳未満を対象とした生活習慣病対策における企業と健康保険組合の連携推進、これはいいですね、これはいいと思います。  それで、問題は、成果目標というところを余り短絡的にこう言われますと、正直申...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的には変わりはありません。評価療養として、保険診療と保険外診療との併用が認められた技術については、専門家による組織において有効性、安全性等について定期的検証、評価を行い、その結果を踏まえ、保険導入を行うこととしております。
○国務大臣(川崎二郎君) これは先ほどもお答え申し上げたように、基本的には保険導入を行うこととしておりますので、そうした御指摘、御懸念はいただかないでいいんだろうと思っております。  今回の改革の基本は、必要かつ適切な医療は基本的に保険診療により確保すると、この基本に立っており...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに、先ほどから議論をしておりますけれども、医療をめぐる状況について様々な意見があることは間違いないと思います。その中において、私どもは国会で申し上げておることを基本に、国民皆保険制度を守りながらしっかりやっていきたいと、このように思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 財政諮問会議等では、外国人労働者問題や、医療の何といいますかキャップ制の話とか、はっきり私も物を言っておりますので、また、先ほどから申し上げたように、国民皆保険制度をきちっと守るという立場から言うべきことは言うてまいります。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどからお答えいたしておりますとおり、国民皆保険制度をしっかり守りながらやっていきたいと。今回の改革は、そうした中で、安全面に十分配慮しながら、保険導入前の新規技術であっても、適切なルールの枠組みの中で入院に要する基本的費用等の保険診療との併用を可能と...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 看護職員の労働実態等について各般の調査等を通じて把握しておりますが、例えば平均夜勤回数や平均週所定労働時間等については、今御指摘でございますけれども、着実に改善していると理解しております。平均夜勤回数、平成元年が九回、十三年の調査では八・三回になってきて...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 県のデータを基にこの間も少し議論をさせてもらいました。看護協会、医師会、また県当局、また私どものハローワーク、そうしたものが各県において協議を重ねながらしっかりとした体制をつくり上げているところは、今お話しいただいた再就業者数がある意味では増えてきている...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 看護職員確保対策については、看護師等の人材確保の促進に関する法律に基づき、養成力の確保、離職の防止、再就業等の総合的支援を行っているところであり、また看護職員の勤務時間、夜勤体制を加味した診療報酬の改定がなされたところでございます。現実に、看護職員の夜勤...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 医療を取り巻く環境が大きく変化しており、医療機関の経営について、限られた資源を最も有効に活用する体制を構築し、医療機関の経営管理者が合理的かつ効果的な取組を行うことができるよう、経営管理体制の強化や人事管理機能の強化等が求められているというのは、これは事...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) イギリスとアメリカの例を質問されました。  イギリスにおいては、医療サービスの供給が国の責任で行われ、その費用の大部分が国の一般財源によって賄われるというNHS、国民保健サービス方式の下、一九八〇年半ばから支出の伸びを抑制したことなどから、診療待ちの患...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) いつも私申し上げていますとおり、我々団塊の世代、来年から六十になります。社会保障制度の中でお世話になる段階を迎えつつある。  一方で、我々の数が極めて大きいものですから、そうした時代、若者に負担してもらわなければなりませんけれども、若者の負担がどのぐら...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 例えば、私が七十五歳になったときに二千万人を超える後期高齢者になる。当然、今は千二百人を想定していますから、掛ける人たちは増えてきますよね。掛ける金額が今は一割ですけど、一割以上になります。ですから、まず我々は払うという前提の中で、しかし我々の負担だけで...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 支援金自体も、各個人個人が納めた保険料の中から保険者が支援をしてもらっているということでございますから、保険制度全体の運用になる、国民皆保険制度全体の運用からなっている。  それから、共同連帯と……
○国務大臣(川崎二郎君) 社会連帯、さあ、そこにどういう違いがあるのか、私はよく分かりません。
06月07日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○川崎国務大臣 委員が御指摘のように、医薬品の持つ特性、効能、効果があると同時にリスクがある。したがって、まず、これを売る側の体制をしっかりしなければならないということで今回御提案をさせていただきましたけれども、一方で、購入者側が新しい販売体制というものをどういうふうに理解し、そ...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の制度改正案におきまして、購入時にリスクの程度が容易にわかりやすくする、そういった意味で、医薬品の外箱にリスク分類ごとの表示内容を記載することを義務づけることとし、その際に、国民にとってわかりやすい外箱表示、このような検討を今いたしているところでございます。こ...全文を見る
○川崎国務大臣 政府におきましては、安心、安全な社会をつくるという基本的な理念のもとに、平成十五年七月に策定されました薬物乱用防止新五カ年戦略、薬物密輸入阻止のための緊急水際対策、及び十五年十二月に策定されました犯罪に強い社会の実現のための行動計画のもと、関係省庁が連携して、薬物...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の法改正の趣旨について、委員から具体的にお触れいただきました。  こうした法改正は、購入者にとりましても大きなメリットであり、専門家の適切なアドバイスのもとで身近にある一般用医薬品を利用するセルフメディケーションを進めることにつながるものと考えております。 ...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の改正案では、医薬品のリスクの程度に応じた情報提供にめり張りをつけ、だれが具体的にどのような情報提供を行うのかをまず明確にさせていただいております。第二に、一般用医薬品のうち、第二類、第三類医薬品については、都道府県試験により資質が確認された専門家、登録販売者...全文を見る
○川崎国務大臣 一般用医薬品のリスク分類については、その成分ごとのリスク評価の結果をもとに、副作用等による健康被害が生ずるおそれの程度に応じて、第一類医薬品、第二類医薬品または第三類医薬品に区分することになっております。  具体的な成分の指定については、改正薬事法が公布された後...全文を見る
○川崎国務大臣 今回の薬事法の改正案は、効能、効果とリスクをあわせ持つという医薬品の本質を踏まえ、一般用医薬品の販売に関し、リスクの程度に応じて専門家が関与し、適切な情報提供等がなされる、実効性ある制度を構築しようとするものでございます。今回の改正は、購入者による医薬品の適切な選...全文を見る
○川崎国務大臣 まさに委員が御指摘いただいた両面にわたって考えた上で、今回の法案を提出させていただきました。  配置販売は、購入者の家庭に医薬品を預け、後日訪問した際に使用した分だけの代金を精算するという、三百余年もの長い伝統の中で培われてきた利便性の高い我が国固有の販売形態、...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のとおり、法律的には、法人が同一法人として存続する限り、引き続き既存配置販売業者として従来どおりの業務を営むことができる構成になっております。  しかしながら、将来的な方向として、既存配置販売業者についても、配置員が試験に合格して新制度に移行できるようにな...全文を見る
○川崎国務大臣 第一類医薬品は、一般用医薬品として市販経験が少なく、一般用医薬品としての安全性評価が確立していない、または一般用医薬品としてリスクが特に高いと考えられる成分を含むものでございます。  一方、第二類医薬品は、まれに日常生活に支障を来す健康障害が生じるおそれがあるも...全文を見る
○川崎国務大臣 たしか、委員から一度御質問があったと思います。今回の診療報酬改定には、必要な情報に基づき患者自身が選択して、患者本人が求める医療を提供していくという、患者本位の医療を実現していく観点から、保険医療機関等に、診療報酬点数表の検査、手術等の各部単位で金額の内容のわかる...全文を見る
○川崎国務大臣 私も、新聞を朝日は読みましたけれども、たしかきのう、長妻委員から村瀬長官が御指摘いただいたことについて書かれてあったと思います。ここでも御論議いただいたと思います。板橋の中で、推進員が自分で勝手に申請書をつくり上げてしまった、その後の処分が、その者はやめてしまった...全文を見る
○川崎国務大臣 私は、その事実はまだ確認いたしておりません。また、事務局長、所長から、隣の県と連絡とり合いながらやったという供述といいますか、きちっとしたものはまだ出ていないと思っておりますけれども、いずれにせよ、昨日、検証委員会も立ち上げまして、両政務官をトップにしながら、民間...全文を見る
○川崎国務大臣 できるだけオープンにしていくことが趣旨でありますし、そのために民間人を入れたわけですから、隠すものはないと思っております。
○川崎国務大臣 登録販売者と薬剤師の基本的な違いというものを私の方から申し上げた方がいいかと思います。  今回の改正案は、国民の健康意識の高まりや医薬分業の進展等の一般用医薬品を取り巻く環境変化、店舗における薬剤師等の不在などの制度と実態の乖離、薬学教育の六年制の導入に伴う薬剤...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘いただきましたように、今回の改正においては、購入者が薬剤師、登録販売者、その他の従業員の違いが容易に見分けられるよう、着衣、名札により区分する旨の根拠規定を省令に設け、個別具体的な対応方法については、業界による自主的なガイドラインで対応することを想定いたして...全文を見る
○川崎国務大臣 一つは、今日までの歴史的なこと、また、それを利用されている方々がたくさんあるという一つの事実。  しかし、もう一方で、社会全体をどういう方向に引っ張っていくか。すなわち、薬の効能、効果がある一方リスクがあるというものをやはり国民全体に理解していただくためには、専...全文を見る
○川崎国務大臣 医薬品という生命関連商品の販売に当たりましては、当然、安全性の確保が大前提だと考えております。一方において、国民の利便性への要請もあるわけでございますので、今回の法案を提案させていただきました。  厚生科学審議会医薬品販売制度改正検討部会報告書においても、「改正...全文を見る
○川崎国務大臣 ただいま議題となりました職業能力開発促進法及び中小企業における労働力の確保及び良好な雇用の機会の創出のための雇用管理の改善の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  人口減少社会を迎える中、我が国経済...全文を見る
06月07日第164回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○国務大臣(川崎二郎君) 先日の委員会で国立病院機構の随意契約に関する問題について御指摘をいただきました。そのとき私の方から、大臣の責任でやるという御答弁を申し上げました。この随意契約の問題、理事長を呼びまして、駐車場の管理の問題、また食堂、院内売店の問題、またエレベーター等の問...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の委員の御指摘は、国民健康保険、国民年金共通しての課題をお話しをいただきました。  社会連帯で支え合う、こうした意識をどう涵養していくか。特に医療サービスを受ける機会の少ない若年層を中心とした納付意識の低下、三十五歳以下が七九%、逆に六十五歳以上は九...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 委員も団塊の世代の生まれでございますし、私も委員も電器メーカーで働いていた者、そういう意味では共有をしておると思います。  特に今お示しいただいた時期は、松下においても多分三菱さんにおいても大量にリストラをした時代、正に今働いておられる従業員も辞めても...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 社保庁で起こりました不祥事については、国民の皆さん方におわびを申し上げたいと思っております。今私どもがまずやることは、この実態を明確に出すことであろうと思います。  まず第一に、所長また県の事務局長レベルから申告させました。こういう問題があった、全部出...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず御理解を賜っておきたいのは、二年前様々な不祥事事件が出ました。そうした結果に基づいて党内でまた政府内で議論した結果、社保庁自体を手直しすることではいかぬ、この組織はこのままではいかぬ、したがって解体的な出直しをしなければならない、そうした形の中で法案...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、総理から御説明ありましたように、障害者自立支援法はいまだサービスを利用していない障害者が多数おられる状況を踏まえて改革をいたしたものでございます。市町村を中心に一元的に提供する仕組みとなっております。  一方で、国の費用負担、義務化をいたしました...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ちょっと補足さしていただきます。  今回の決定は、安全上特に問題がないとされた医薬品の医薬部外品への移行、すなわち、三百七十一品目の医薬品について、平成十六年七月三十日から、注意事項を外箱へ表示すること等を条件に医薬部外品に移行して一般小売店、すなわち...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、私が御答弁申し上げたとおりでございます。  また、いろいろ御配慮をいただいて、先ほど採決さしていただきました。ありがとうございました。
○国務大臣(川崎二郎君) ただいまの年金福祉施設等の整理合理化についての審査措置要求決議につきまして、適切に対処いたしますとともに、社会保険庁における年金保険料の不正免除の問題について、都道府県労働局における不適正経理についての警告につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも一層努力...全文を見る
06月08日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号
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○国務大臣(川崎二郎君) 詳細承知しておりませんので、委員会の発言というのは極めて重大な発言でございますので、外務省がしっかり整理をして発言をされることになると思いますので、そこは私、控えさせていただきます。
○国務大臣(川崎二郎君) 少子化対策、様々な対策が必要だろうと思っておりますけれども、周産期医療というものを、今いろいろな、例えば福島県の医療事故の問題もございました。そうしたものを含めて周産期の体制というものをしっかり見直し、またつくり上げていかなければならないと、それも重大な...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 何回か御答弁申し上げておりますけれども、正常分娩において健やかなお産に導く助産師の果たす役割は極めて大きいものと考えており、また、助産所の出産について、助産所で出産した産婦のほとんどが満足しているという調査結果があることを承知いたしております。  妊娠...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 阻害するという意味はどういう意味でしょうか。言っていただければ有り難いと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 審議会での内容、私分かりませんので、担当者から答えさせます。  嘱託医療機関の医師、そして嘱託の医師すなわち産婦人科医をしっかり備えておかなきゃならないという規定になっておりますけれども、一方で、考え方として嘱託医療機関の医師を嘱託医師とする、すなわち...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的に助産師さんのところでは正常分娩がすべてであるという理解をいたしております。  一方で、病院等では正常分娩以外に二割程度いろいろなケースがある、すなわち手術等を伴うケースがあると。したがって、手術の時間となりますと、ある程度この書かれております時...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ドクターヘリでございますけれども、今、九都道府県十機が運航されて、今年の予算で十一機になる予定でございます。  それで、もう一つは、例えば青森県の例を衆議院で御質問をいただきまして、防災ヘリを使って、そこに訓練をした看護師さんを乗せる、ドクターヘリじゃ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 生まれた場所は新宿の何か牛込病院だと聞かされた記憶はございますけど、時間は残念ながら聞いておりません。
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほども円委員の中に出ていたと思いますけれども、一つは、陣痛促進剤を患者さんと、患者さんといいますか妊婦さんと話し合いながら使われているということもこの数字に出ているんだろうと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 先日、産科医の皆さん方と話合いを行いましたときに、二つのテーマが出てきたと思っております。要は、産科を目指す人たちが、増やす、また産科を目指した人たちがそのまま医療行為を続けていただけるためにはどうしたらいいかという議論でございますけれども、一つは、やは...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 三百六十五項目のうち、中医協に諮問しなければならないことが法定された事項は二十四項目でございます。他のもので、これから検討いたしますけれども、できるだけ出すように努力をいたします。
○国務大臣(川崎二郎君) このケースは、医事に関し犯罪又は不正の行為のあった者を対象として行政処分、この一名は、カルテの改ざんに係る証拠隠滅の刑事罰が確定したということでございます。  そういった意味では、カルテというものに着目しないと、問題点を掌握し、結果としてその罪を裁くと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず最初に、先ほどの行政処分の問題でございますけれども、もちろん医道審で御決定いただくことでございますけれども、行政としては厳しい対応で臨むということを、私、十月就任以来貫いてきたつもりでございますので、その気持ちで臨んでいきたいと思います。  それか...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきましたように、領収書の交付に必要な整備を整えることが困難な保険医療機関等については平成十八年九月三十日まで経過措置を設けました。したがって、経過措置後の十月一日以降はすべての保険医療機関等において領収書の交付が義務付けられます。仮に、十月...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) つながることもあり得ると答えましたのは、私がするというよりも、その前に地方の医療協議会にかけます。そこの決定が必要なものですからそういう表現を使わせてもらいましたけれども、委員の御指摘のとおりになるだろうと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) レセプトのオンライン化につきましては、昨年十月に取りまとめた医療制度改革大綱において、平成二十三年度当初から原則としてすべてのレセプトがオンラインで提出されるものとするように定めました。  この四月にレセプトの取扱いを定めた省令の改正を行いました。例外...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 労災認定を受けた、アスベストのための労災認定を受けた患者がどこの事業所で勤めていたかと、このデータを出せというお話ですね。  今言われましたとおり、検討します。持ち帰ります。
○国務大臣(川崎二郎君) 臨床修練制度につきましては、昭和六十二年、外国医師、歯科医師が研修を行うということで始めたものでございます。  今回の改正は、看護師、救急救命士等十三職種について、その業務を国内で行う際に日本の免許が必要となる診療補助行為等を行うことを可能とするため、...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の診療報酬改定においては、リハビリテーションの体系を疾患別に再編成する中で、一日当たりの算定単位数の上限を緩和するなど発症後早期のリハビリテーションを重点的に評価する一方で、長期間にわたって効果が明らかでないリハビリテーションが行われているとの指摘が...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ハンセン病問題に関する検証会議で御提言されました感染症対策については尊重すべきものと認識しております。結核についてもこの提言の趣旨を踏まえた対応が求められているものと考えており、現行の結核予防法においては入所命令による入院を公費負担としておりますが、感染...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今、結核というものを取り上げて、ハンセン病問題に対する検証会議の御提言も入れて御答弁申し上げました。他の感染症の問題について、他の問題についてどうするかについては少し検討させてください。
○国務大臣(川崎二郎君) 約二か月にわたって医療制度改革、極めて重要な御審議をいただいて、私自身が手のひらを返したような発言を今後いたすことはあり得ません。したがって、保険免責制度の議論が出てくれば、私の立場としては反対と申し上げます。
○国務大臣(川崎二郎君) 総理自身が具体的なことを頭に入れて御答弁されたんではないと思いますけれども、いろいろこの問題が衆議院の段階でも提議されました。  我々も、医療機関自身が努力されることはまず前提でありますけれども、我々として何がし得るかというものをしっかり考えなきゃなら...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 多分、厚生省の共済よりも民間企業の組合の方がより早くサービスをされてたんではなかろうかなと、それを見習いながら共済組合も入れてきたんだろうと。そういった意味では、政管、国保の方が遅れているということについては、ある意味では私の立場からいえば申し訳ないなと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに、私どもやる主体でありませんから、一〇〇%と、ここでやらせますと言うわけにはいかないんだろうと。しかし、社会保険庁、また局長から答弁をさせましたように、しっかり周知をしながら、正に国民のサービスの向上ということにつながるわけですから、また制度をしっ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の療養病床の再編では、療養病床は医療の必要性の高い患者を受け入れるものに限定し医療保険で対応するとともに、医療の必要性の低い患者への対応としては、療養病床が老人保健施設等の介護施設に転換することにより、大きな改修をすることなく受皿となることが可能だと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 後期高齢者医療制度は、後期高齢者の心身の特性等にふさわしい医療が提供できるよう構築するものであり、あくまで必要かつ適切な医療は基本的に保険診療により確保するという国民皆保険制度の理念を前提とするものであり、後期高齢者に必要な医療が提供されないといった御懸...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 四十八兆と考えましたときに、二十三兆を超えるものが後期高齢者医療に掛かるだろうと。逆に、後期高齢者に二十三兆円掛かりますということを申し上げているわけですから、非常に多い医療費が投入されるということですから、どんと減額されるんじゃないかという御批判は当た...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 年末に基本的な方針を決めて作業に入るもんですから、委員が今お示しいただきましたように、早くてもこの今年よりも一週間ぐらい早いような感じでございました。そういう意味ではなかなか難しい課題でございますけれども、今回については、例えば療養病床に係る入院医療など...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 衆議院でも参議院の議論でも、また私どもがこれからやります歳入歳出一体計画におきましても、やはり給付すなわちサービスと負担をだれが担うのかと、これは常に明確にしながらやっていかなければならない。そこは、若者も将来自分は年寄りになるわけですから、そうした全体...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 後期高齢者にふさわしい医療を提供していくということで、しっかりやってまいりたいと思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) 今週の決算委員会でしたか、私、障害者の雇用という側面で質問がありまして、人工透析を受けておられる方の雇用問題について御質問いただいて、実は私も一日置きに車の運転をしていただくということで働いていただいたことがございますと。一日の透析を受けられた翌日、正に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 保険ですから、確かに地域の事情を一番よく知っているのは市町村であり、そして小さな村ほど村長さんが全員の実情をよく分かっている、これは間違いないだろうと思います。しかし一方、保険財政の安定ということになりますと、ある程度規模を大きくしていかなければもたない...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ちょうど四月末から五月の段階の話だったと思っています。保険医療機関の事務負担を軽減し、歯科診療における患者の情報提供が効率的に行われるよう、カルテや診療報酬請求書の記載について運用面での簡素化の通知を出しました。たしか四月の末と五月の初めごろだったんでは...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先日発表しました平成十七年歯科疾患実態調査の結果において、八〇二〇達成者の割合は健康日本21の目標値である二〇%を達成し、高齢者の歯の健康状態の改善に成果が上がっていると認識しております。  御指摘の調査については、一定の前提の下、残存歯が少ない者の方...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 第一に、歯科の問題についていろいろ私も勉強したいなと思って少し始めているところでございます。問題を、意識を持ちながらやってまいりたいと思います。  一方で、歯科診療におきまして、保険外診療の割合が増えておるという御発言でございますけれども、私どものデー...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) お答え申し上げましたように、まず政管健保は国から切り離した公法人になりますから、当然、自主自立の運営を確保することになる。その一方で、予算の範囲内で国庫負担を行うと。そういった意味では、人件費の一部については国の方から応援をしていくということになるだろう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 知ったらというんでなくて、明確にしながらやっていきます。当然、こういう形でやらしていただきますということです。
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的な仕組みとして、社会保険庁から切り離して政管健保だけを扱う、より明確化にしていこうということで今回お諮りをさしていただいております。そうした中で、民間を主体としながらしっかりとした運営をしていかなければならないと、このように思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、今申し上げたように、もちろん理事長も民間から来ていただきたいと思っておりますし、また各支部の責任者もできるだけ民間から登用できるようにしていきたいと、このように思っております。
○国務大臣(川崎二郎君) もう少し精査してから、私、担当者の説明を聞いた上でお話ししようと思ったんですけれども、急に質問が出てしまいましたので、今実は精査している、中なものですから、お許しを賜りたいと思います。  医薬品の中で三百品目以上だったと思いますけれども、医薬部外品とい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、私の立場からいえば、政府広報については正確な表現で医薬品と医薬部外品という形で分けてやるべきだったと、同じ政府の一員としてはそういうことでこのたしか委員会でおわびを申し上げたと思っております。  一方で、演説で薬という表現を使ったということに...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、薬という表現でなくて医薬品と医薬部外品という明確な、こういう専門の委員会では当然そういう言葉の使い方をすべきだと。一方で、例えば今まで医薬品だった胃薬等が医薬部外品になって何と名前を付けて売っているかというと、健胃薬ということで下に薬というのを...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 円委員のときにもお答えしたんですけれども、円委員もそういう御指摘だったので。少なくとも、何かあったときの診療所との体系は、やっぱりしっかり最後の安全のために取っておかなきゃならない。  別のお医者さんまでということになるとなかなか難しい地域は、診療所の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私は、各県の担当者にしっかり問い合わせをして、できるだけ資料を集めるように、それは、逆に県も市もそれなりの責任を持ってやっているわけですから、自分のところは何らかの形で当然お調べになっているだろうと。我々はしっかりデータをまず収集することが大事だろうと。...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 当然、政策を決めたのは私どもでございますから、それを検証しながらやっていくのは当然のことでございます。一方で、実行を移しておりますのは県なり市町村でございますから、言われたとおり、できるだけ県や市町村に情報を提供してもらえるようにお願いをしていきたいと思...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 吉川委員が何を基にそれを発想したか分かりませんけれども、推測すると、一つはアメリカ型の発想があるかもしれない、もう一つは先ほど議論いたしました保険免責という考え方が裏にあるかもしれません。しかし、いずれにせよ我々の考え方とはかなり乖離した考え方であること...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 医療というものを行うときに、まず皆さん方に掛けていただく保険料、それから税における負担、それプラス個人負担、この三つで成り立っていることは事実だろうと思います。  私どもは、基本的に国民皆保険制度というのは根底にありながら、国ができるだけの支援をしてい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私自身も使わなきゃいかぬなと思って使い出している一人でございます。お医者さんから使った方がいいぞと積極的に指導されまして、変えた。私は痛風なものですから、二十、三十何年かな、二十六年になりますか、飲んでいるものですから、ジェネリック使った方がいいと。 ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、仕事をしていた中で起こったことならば当然労災の、なりますね。それから、それ以外の理由によってなった場合にそういう制度を入れたらどうかという議論は当然ありますし、民間の中で導入しているところもある。したがって、民間の状況もよく見ながら勉強させていただ...全文を見る
06月09日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
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○川崎国務大臣 資料を見させていただいて、患者負担金軽減積立金ということで、二億三千万ですか、積ませていただいている。これはもう少し明確なメッセージを出すべきだろうと。  それから、要は、物事が決まるまでになかなか官僚体質というのは物事を発信できない。しかし、患者さんの気持ちを...全文を見る
○川崎国務大臣 昨年、アクションプラン二〇〇五を策定したところでございます。この中で、がん予防、早期発見の推進、がん医療水準の地域格差の是正、がんの在宅療養、緩和医療の充実、がん医療技術の開発振興を大きな目標として進めてきております。  本年度からは、相談支援体制の拡充等を含む...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど、アクションプラン二〇〇五、そしてことしの対策について少し御説明申し上げましたけれども、今、与野党でがん対策基本法を提出されて、御議論をいただいているところでございます。一つの考え方がまとまってきて基本法として制定されましたならば、私ども、そうしたものもプラ...全文を見る
○川崎国務大臣 我が国が人口減少社会に入って、労働力人口、今六千六百万人、一番頂点が六千七百八十万人ぐらいだったと思うんですけれども、既に減り出してきていることは事実でございます。十年後を見ましたときに、この労働力人口を維持していくために何をしていかなければならないか。一番ウエー...全文を見る
○川崎国務大臣 そういう切り口で御質問をいただきましたから、まず、ニート問題というのは切り分けなきゃいけない。ニートはやはり社会の連帯、社会生活の中に入ってきてもらうということがまず第一だろう。フリーターの方々は、実はそういう方々ではない、労働意欲はまず持たれておるという前提に立...全文を見る
○川崎国務大臣 今、雇用の問題として、有効求人倍率、また失業率等、数字が改善の方向に向かっていることは事実でございます。特に高齢者の雇用については、ある程度安定した数字になってきた、このように理解もいたしております。  一方で、委員が御指摘いただきましたように、一つは、正規雇用...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、この委員会の中でも、仙谷委員と法務省も含めていろいろな議論があったと思っております。私から断定的に申し上げることはできませんけれども、そうしたものも含めて十分検討しなければならないだろうと思っております。
○川崎国務大臣 先日、各県の事務局長を集めて、内部調査の第一段階、自主申告をさせました。局長も、全所長を集めて各県で会議を終えた後、調べた結果を持ち寄った。その結果については公表をさせていただいたところでございます。  しかし、一方で、私が再三申し上げておりますし、また委員の皆...全文を見る
○川崎国務大臣 長官がどういう御答弁をしたかわかりませんけれども、きょうから二百七十四万の署名を全部チェックするわけですから、そのすべての結果が十五日までに出るということは物理的に難しいと私は思っております。途中経過なら出ようと思います。
○川崎国務大臣 いや、私どもは実態をしっかりつかまなければならない、こう再三申し上げております。  第一段階は自主申告で出してもらう。しかしながら、それは私ははっきり申し上げて信用できないから、二百七十四万について全部見させていただく。一方で、委員会でも出ましたように、社会保険...全文を見る
○川崎国務大臣 これはまさに今作業に入ったところですし、今の手順からいえば、おわかりのとおり、判こが押してあっても、これが本人のものか、まさにどっかで買ってきてやったか、一つ一つを調べなければならない。しっかり調べなさいと言って、一方で、しりを切るから出せと言われても、なかなか私...全文を見る
○川崎国務大臣 少なくとも私がやっている間に出します。秋の臨時国会ということはありませんし、できるだけ早くやりたいと思っているのは同じ気持ちでございます。  国民の皆さん方におわびを申し上げなければならない話でありますから、できるだけ早く出したい、その誠意だけは御理解賜りたいと...全文を見る
○川崎国務大臣 問題意識もよくわかりますし、大きな課題であることは事実だろうと思います。  例えば私が三重県に住まいをいたしているところの現状からいえば、高校を卒業した子で、大学へ行く子、それから専門学校へ行く子、みんな名古屋、大阪、東京の専門学校、大学を目指していることは事実...全文を見る
○川崎国務大臣 確かに、先ほどから議論いたしておりますとおり、企業が、大きなリストラをしていた時代に耐え、変わってもらいたいという思いの中でやられた時代があっただろうと思っております。ただ、今日を見ますと、逆に企業だけでは社内で教育をやる余裕がなくなってきた、したがって、他のシス...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど杉村委員の御質問にも答えましたけれども、私どもとしては、まず、フリーターとニート、一口で言いますけれども、分けてほしい。  ニートの方々、六十四万の中で半分ぐらいの方は就職はしたことがないと思います。今委員が使われた、引きこもりの状態が多い。そして、その問...全文を見る
○川崎国務大臣 経済環境がかなり立ち直ってきたと思っておりますけれども、このことについては、実は下がってきているという意識をいたしております。  オフJTで、平成二年が企業調査で七〇%やっている、十五年は五八・三%ということで一一%ほどの低下になっているんですけれども、それでは...全文を見る
○川崎国務大臣 御本人の問題でございますけれども、高校の段階において労働関係の法律をしっかり勉強する機会、学校で、場合によってはハローワークの所員が出向きながら、また労働基準監督署から出向きながら、制度というものをしっかり理解した上で社会に出ていただくようなシステムをつくり上げな...全文を見る
○川崎国務大臣 実習併用職業訓練は、青少年を対象として、その実践的な職業能力の開発及び向上を図り、修了後の安定した就業を目指す取り組みであって、こうした趣旨について事業主に周知徹底することがまず重要であると考えております。  同時に、今回の改正法案においては、実習併用職業訓練の...全文を見る
○川崎国務大臣 私は何回も申し上げていますのは、一つは、ニートとフリーターを同じ使い方をしない方がいい。フリーターという問題とニートという問題、この言葉がいいかどうかも含めて、もう少し仕分けをして考えるべきであろう。  ニートの問題は、やはり六十四万の中で三十万を超える方々が一...全文を見る
○川崎国務大臣 今回のシステムでございますけれども、基本的には雇用ということでございますので、賃金を支給されるものだと考えております。賃金を支給されて、その上でこのような訓練を受ける、こうした収入を得ているということから考えますと、実際、専修学校へ、それのみに行っている人たちとの...全文を見る
○川崎国務大臣 確かに、今お話しいただいたのは私の問題意識と一緒でございまして、非正規雇用というものをもう少し分けて見なければならない。総理もよく言われるんですけれども、やはり、若者を正規雇用にしっかり導いていかなきゃならぬ。  一方で、六十を超えて、例えばトヨタに勤めていてあ...全文を見る
○川崎国務大臣 今回こうした法律を出させていただいた背景に、一つは、若者の失業率がまだまだ高い。全体的には四%でございますけれども、若者の失業率が今八・七%。それから、非正規雇用が多いという問題があります。一方で、私ども団塊の世代がそろそろ六十、定年を迎えつつある。したがって、次...全文を見る
○川崎国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。     ―――――――――――――
○川崎国務大臣 ただいま議題となりました雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律及び労働基準法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の人口が減少局面を迎える中、労働者が性別により差別されることなく、かつ、...全文を見る
○川崎国務大臣 法案におきましては、がん対策の総合的かつ計画的な推進を図るために、政府はがん対策の推進に関する基本的な計画を策定することとされており、この計画においては、放射線治療、抗がん剤治療、緩和医療等に係る専門的な医師等の育成及び研修の機会の確保等を含め、今まで政府として取...全文を見る
○川崎国務大臣 がん治療においては、患者と家族が可能な限り質の高い療養生活を送れることが大切であり、終末期だけでなく、治療の初期段階から積極的な治療と並行して痛みの除去等を行うことが重要と考えられております。  このため、治療の早期から麻薬等を用いた痛みの除去を含めた緩和ケアを...全文を見る
○川崎国務大臣 本法案においては、政府が策定することとされているがん対策推進基本計画については、議員の御指摘のとおり、法施行後、早い段階で決定し、具体的な施策の推進につなげていくことが重要と考えております。  また、各都道府県において、国の基本計画を基本とし、それぞれの地域にお...全文を見る
○川崎国務大臣 来年四月の法施行後、できる限り早くがん対策推進協議会を開催し、がん対策推進基本計画の案についても御議論いただけるように努力してまいります。
○川崎国務大臣 御指摘のように、緩和ケアを推進していくためには、モルヒネ等の使用に関して国民に正しく御理解をいただくことは重要であると考えております。  このため、厚生労働省としては、これまで、研修等を通じてモルヒネ等の使用について医療従事者の認識を高めるとともに、インフォーム...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のとおり、政府の関係省庁の大臣がすべて含まれるものと理解しております。
○川崎国務大臣 本法案第九条において、政府は、がん対策の総合的かつ計画的な推進を図るため、がん対策の推進に関する基本的な計画であるがん対策推進基本計画を策定しなければならないとされております。  ここで言うがん対策の推進にかかわる具体的な事項とは、がんの予防及び早期発見の推進、...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘のとおり、法案第十七条第二項にある「がん患者のがんの罹患、転帰その他の状況を把握し、分析するための取組」とは、現在一部の自治体で行われている地域がん登録事業を含むものと理解しております。  地域がん登録事業を全国的に進めていくに当たっては、登録事項や分析方...全文を見る
○川崎国務大臣 本法案が成立した暁には、速やかに所要の施行準備作業に着手し、来年四月の法施行後できる限り早く、がん対策推進基本計画を策定するべく、がん対策推進協議会を開催し、がん対策推進基本計画の案についても御議論いただけるように努力してまいります。
○川崎国務大臣 与野党間の真摯な話し合いにより、こうして提案されたことに対して、私、担当する者として重く受けとめたいと思っております。  この法案の趣旨に沿ってがん対策が進んでまいりますよう、全力を挙げてまいりたいと考えております。
○川崎国務大臣 四月施行でございますから、まず、推進計画をどのように書き上げるか、これは皆さん方の御意見を聞きながら、しっかりしたものをつくらなきゃならないだろう、一方で、そろそろ私ども、歳入歳出計画、約五年間の流れを書きます、その中でがん対策というものをどう位置づけるかも含めて...全文を見る
○川崎国務大臣 法案の内容を私、よく承知しておりませんので、今やっていることを申し上げますと、基本的に、まず私どもは、経産省、文科省と私どもによります三省のがん対策に対する連絡会議がございます。それがある意味では内閣の中に位置づけられた組織でございます。  一方で、昨年、尾辻さ...全文を見る
○川崎国務大臣 予算の実額については、きょう法律を取りまとめていただいたところでございますので、正直言って全く見当がついておりません。  それから、経産省でも科学技術関係予算ということで研究費が入っておると思いますので、三省の予算を合わせながら、もちろん総務省の交付税もあるわけ...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、正直言って、今回初めて、先ほども冨岡委員の中で議論がございましたけれども、がんセンターを拠点としながら、各地域の拠点病院をつくっていく、県のシステムをつくり上げていく、その中核はやはり大学病院に入っていただきたい、こういうシステムをつくっているわけですけれ...全文を見る
06月12日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○川崎国務大臣 ただいま御決議のありました社会保険庁の問題につきましては、速やかに、不適正な免除等の事務処理の全容を明らかにするとともに、職員の意識改革及び業務改革の徹底と組織改革の実現を図ることにより、年金制度に対する国民の信頼回復に努めてまいります。
06月12日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○国務大臣(川崎二郎君) 参考人呼ばれていないようですので、担当の部局につきましては。  私も細かい話を聞かされているわけではありませんけれども、この分布表、私が事前に見たということはございません。
○国務大臣(川崎二郎君) 予算ベースで一%、七百五十億と記憶しておりますので、二千三百億くらいになりますでしょうか。
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的に昨年の予算折衝の前折衝で議論して一つの結論を出したものでございますので、逆に言えば予算への影響度というものも一番大きな課題として議論されてでき上がったことは事実でございますので、数字は広く出ておると思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 予算ベースです。
○国務大臣(川崎二郎君) 一番基礎的な数字でございますので、この委員会終わりましたらお届けさせていただきます。
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的には三・一六%、すなわち薬価で一・八、診療報酬で一・三六でしょうか、それが決まりました後、中医協の中で、その枠組みの中で議論していただいて個々の点数を決めていただいたと、こういう体制でございますので、先ほどから議論させていただいていますとおり全体的...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 誤解があるといけませんので、最初のスタンスを申し上げますと、私どもは、まず物価の伸び、人件費の伸び、逆に言えば下がってきているわけですね、この二年間の中で。そういうものを計算した上で今回の診療報酬改定はこのぐらいの数値になりますと、こういう、三%になると...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一・三六下げるという方針が官房長官と財務大臣と私の下で決まりました後、一方で、産科、小児科、また急性期の医療等は何%ぐらいは増やしてほしいと、逆に上げる部分も私どもの方から指示した上で計算を、積み上げをいたしたはずでございますので、ある程度のものは出てい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 診療報酬ですから、ある一定の医療行為が例えば何万人、何十万人対象に行われるか。それが〇・何%、何ポイント下がったか。片っ方で何十万のやつが例えば〇・二下がったと。片っ方で一万のやつが例えば二〇%上がっても、これは両方相殺されることになりますよね。基本的に...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この間そういう角度からの質問が出まして、要は十二月に私ども大臣が決める、その後中医協の議論に入る。個々の点数の問題ですから、もちろん中立側、支払側、診療側、それぞれの意見が交わされていく中で物事が決定されていく。そのものが、例えば二月の末、三月の初めに一...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) もちろんその二年という一つの期間の中で動きを見ながら中医協の中で基本的な議論がされることは間違いないだろうと。一万五千、一万六千というものの点数が初めに決まっていますからね。その中で、二年間の動きを見ながら、どのぐらいの頻度になっているかと、見ながら様々...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、歯科の診療報酬で特に今度患者の方々へ治療行為の説明書というものを、事前説明というものを義務付けて、その点数を増やしたわけですけれども、このことについて国会でも随分御質問いただきました。  やはりその議論を詰めるときに、当然、歯科系の技官を呼びまし...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今日じゅうに出せるかはともかくとして、ある程度の積み上げの実態というものは分かるようにしなければならないだろうと思います。  それから、先ほどの話、ちょっと正確に申し上げておいた方がいいと思います。  私どもに、医系の技官は二百三十名、歯科は二十名で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私、四十五分に出なきゃなりませんので、先にお答えさしていただきます。  死体解剖保存法においては、医学部の解剖学の教授や事前に保健所長の許可を受けた場合などには御遺体の解剖を行うことができるとされているが、この場合の解剖とは、身体の正常な構造を明らかに...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) カダバー、死体によってそういう訓練を行うことはできないという理解をいたしております。
○国務大臣(川崎二郎君) 死体解剖保存法からいきますと、他のルールの適用があるかどうかは別として、この法律で解剖というものはこれに二つに限られておりますので、多分違法になるんだろうなと思いますけれども、これ法律的解釈ちょっと私まだ正確ではございませんので、また改めて正式に御報告さ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 要は、解剖ということになれば正常解剖と病理解剖、この二つだけであると、この法律からすれば基本的に内視鏡手術等を当てはめるわけにはいかないというのが私の先ほどの答弁ですね。  じゃ、新しい法を作ったら、それによって死体損壊罪ですか、それをクリアすることが...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) このような死亡事故が生じたことは誠に残念であり、お亡くなりになられた方の御冥福を心よりお祈り申し上げたいと思います。  御指摘の事例については、北九州市からの報告によりますと、市水道局が市の緊急対応マニュアルに沿って水道が差し止められている者の情報を区...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御答弁いたしたように、民生委員や保健師さんの対応に誤りがあったという形での報告はありませんし、まだ今日の時点で私どもそのような解釈はいたしておりません。  しかしながら、一方で、今後の行政に資するため、本ケースについては検証させていただきたいと考えて...全文を見る
06月13日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
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○国務大臣(川崎二郎君) 医療機関において安全で質の高い医療を患者に提供するためには、今お話しいただきましたけれども、医師や看護師だけではなく、その他の医療従事者も含め、関係者が十分な連携を図りつつ適切な役割分担に応じて業務を行うチーム医療の考え方が重要であると考えております。し...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昨日、オランダの保健大臣が今、日本に来られて、日本の医療制度を勉強したいということで厚生労働省の中でいろいろ議論をさせていただいております。私も昨日二時間ほど大臣とゆっくり話し合う機会がございました。いろんな意見交換をいたしたわけでございますけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、血友病関係のものにつきましては自給率一〇〇%でございます。血漿分画製剤の中で、アルブミン製剤、これが五四%、国内自給でございます。グロブリン製剤、八九%ございます。その他が当然外国から入っているということになります。アメリカと特定できるかどうか、ち...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 基本的には、閣議決定でございますから、内閣全体でこの問題を考えなきゃならぬと、文科省の副大臣に決めろと言ってもそれは決まらない、これからの議論でございます。  一つは、例えば青森とか私の三重県でいいますと、百名の定員がございますけれども、現実問題、地元...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 医療事故という定義になると、医療にかかわる場所で医療の全過程において発生する人身事故一切を包含したものと考えております。  医療機関における医療の安全確保は医療政策における最重要課題の一つであることにかんがみ、医療事故の発生予防、再発防止策を講ずるため...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほどチーム医療の話もございましたけれども、良質な医療を提供する体制を確保する上で、医療提供体制の現状を把握し必要な対策を実施するよう努めることがもちろん大事だと思っております。厚生労働省においては、従来より医療施設調査や医療経済実態調査などを実施し、医...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、一つ一つの問題については、医師については今需給見通しの全体的調査をいたしております。それから、看護師については、先ほど申し上げたように、第六次の計画の中で需給見通しを各都道府県に下ろしてきちっとした調査をいたしております。  また、先ほど申し...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 医療事故の問題で、福島県の大野病院でしたでしょうか、ああいうケースの場合について、届出を第三者機関にして、それがどういう形で医療行為が行われてそういう結果になったか、それを明確にしていくと、その機関というものを各県単位若しくはブロック単位、また若しくは診...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは今現状を申し上げますと、医療事故に遭われた患者に対する補償について、病院や医師が民間の医療賠償責任保険に加入することなどにより対応されております。問題は、この医療賠償責任保険に入る人が少ないがために国が強制で掛けたらどうだという御提案だろうと思いま...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御指摘いただきました医療と介護の連携、高齢者に対して良質な医療、介護サービスを効率的に提供してその生活の質を改善していくという観点から重要な課題だと考えております。このため、医療保険サービスと介護保険サービスの間で円滑な連携が得られるよう、診療報酬及び...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) もちろん、国の制度として国民皆保険制度を守っていくというのが私どもの一番基本方針でございます。  一方で、民間保険が様々な形でPRをしている。もちろん、その内容に問題があれば政府の方からも物を申し上げていかなければならないだろうと思います。しかし、現実...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今の御指摘は、民間のことを私がどうのこうの言う立場にはないと思いますけれども、私どもの皆保険制度のPRといいますか、内容の説明がまだ不行き届きだと、将来に対して医療に対する不安を与えてしまっておるという御質問の趣旨もあるだろうと思います。我々、やはりこの...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一方で、大学病院で働くということになれば、これは当然大学病院の権限の中にありますから、文部省の管轄下に入っていくということについては、これは否定できないだろうと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) これを切り離すことができるかということですね、文科省、病院だけを。多分、大学病院の実態からいくと難しいんだろうと思います。
○国務大臣(川崎二郎君) 御指摘いただいた件について、文科省と私どもの連携をしっかりしていかなきゃならないという形で私は受け止めさせていただいております。  先ほどの大学の定員問題、地域枠問題とか、文科大臣が言われましたのは自治医科大のようにその地域に十年やってもらうようなこと...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) この議論、昨日かおとといの答弁で少し申し上げたように、医官というものは多くが厚生労働省の中にあります。約二百三十名ですか。そういう意味では、その中の百十名が例えば総務省、例えば文科省、例えば防衛庁ということに出向しているのが実態でございます。そういった意...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 歯科医師数が供給過剰になっているという認識は私、強く持っておりまして、かなりこれも文科省と話しています、もう少し踏み込んでくれないかと。まだいい返事はもらっていません。  しかし、全体の数を見たときに何らかの対策を打たなきゃならぬ状況にはあると、こうい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 実は、この問題点、歯科医師会の皆さん方、新しい体制になってごあいさつに来られましたので、私の方から実は切り出しをしてあるんです。どういうふうに、先ほどの議論のように当然業界の意見もしっかり聞けと、こういうお話がございますので、実はこういう問題についてどう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 一つは、正にその補償の問題にどう国が関与するか、また財源的にどうするかと、こういう問題が一つあるだろうと。もう一つは、医療事故と決定されるのかどうか、そういうものが起きたときに、第三者の機関に届けて、それでしっかり解明をしてもらう、この二つの制度をしっか...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 実は櫻井委員からそういう御質問を過日いただきましたので、歯科医師会の幹部の皆さんが来たときも直接お話をさしていただきました。先ほど申し上げたように、いろいろな作成方法の簡略化、資料が重複しないようにやるというようなことで通達を四月末と五月ですか、出さして...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今御答弁させていただいたように、世帯の負担能力という形で算定をさせていただいているというように考えております。
○国務大臣(川崎二郎君) 確かに、できるだけ同居を進めていきたいということは一つの大きな方針でございます。しかし、一方で、どういう御負担をお互いが公平の中でやっていくかという中で、負担能力がある人たちには、大変厳しい負担になるかもしれませんけれども、お願いをしていきたいと、このよ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 自殺は様々な要因が絡み合って起こるものであり、統計調査等から得られたデータを分析するとともに多角的に調査研究を進めることが必要であると考えております。  このため、厚生労働省としては厚生労働科学研究等を活用しつつ、遺族の協力を得ながら自殺に至るまでの心...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 性同一性障害は、心の中で考えている性別と身体上の性別が食い違う障害であり、診療の現場においては日本精神神経学会が作成した性同一性障害に関する診断と治療のガイドラインに沿って診療が行われているものと承知いたしております。  このガイドラインの中では、精神...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 私が三十一歳でしたか、初めて選挙出たとき、落選したときですけれども、今言われた三世代同居というものを強く訴えました。田舎ではどんどん人口が減ってきている中でございますので、おじいちゃん、おばあちゃんと息子と孫たちが一緒に暮らしていける社会をできるだけつく...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、委員の御提案の同居をした方が有利になるようなメッセージ、税制とかそういういろんなものでしっかり考えるべきだろうということは私もそう思います。  一方、この制度を自分で照らして考えてみたときに、今同居しております妻の母親は年金が多分五、六十万しかな...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 読んでおりません。
○国務大臣(川崎二郎君) もちろん医療の提供に当たっては、患者個々人の病態等を踏まえた適切な対応をなされるということはまず基本だろうと思います。そういった意味では、まず、国民皆保険制度の中で保険によって医療は提供される、これをまず守らなければならないだろうと思います。  一方で...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今法案をお読みいただきました、「市町村は、後期高齢者医療の事務を処理するため、都道府県の区域ごとに当該区域内のすべての市町村が加入する広域連合を設けるものとする。」、この規定についてでございます。  この市町村による広域連合の設置及び広域連合が処理する...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 法律構成上はこれ以上ありません。我々は代執行はできない。したがって、我々はまず制度をしっかり説明をすると、それでも御理解いただけない場合は県に要請をする、県の方から市町村に要請してほしいと。そのときに我々の場合は県に指示することができるとされておりますけ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これについては随分御議論いただいておることは承知いたしております。  法案では、後期高齢者医療の事務を処理するための広域連合を設ける旨の規定を置いておりますが、この規定における後期高齢者医療の事務には保険料の決定、保険給付が含まれており、財政責任を持つ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 療養病床の問題は、昭和四十八年の老人医療費無料化以降、病院が高齢者介護の受皿となってきた社会的入院問題として三十年来の懸案となっており、介護保険法施行後六年を経て、介護基盤の整備も進んだことから、積年の課題を整理し、いわゆる社会的入院を是正することとした...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 事業をやる中で様々な財源を組み合わせながらやらしていただいていることは事実でございます。一方で、今御質問ございました療養病床が老人保健施設等へ転換することに伴い、後期高齢者の医療費が適正化され、後期高齢者の支援金の負担の軽減につながることにより被保険者の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 将来見通しについては、衆議院におきましても、参議院におきましてもいろんな議論をいただいておりますし、私どもも、二〇二五年の数字については正直言って目安。過去のいろんな予測も必ずしも当たっていないと、こういう御批判もいただいているところでございます。したが...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、法案の正当性につきましては、先ほどから申し上げているとおり、将来見通しについては様々な御意見がございます。しかし、私どもは、こうした算式、数式によって出させていただきましたということを明確にいたしております。また一方で、後期高齢者の数が増える中でや...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ですから、さんざん申し上げているとおり、様々な御議論をされている中でございますけど、私どもは、基本的にはこういうスタンスにおいて計算をさせていただきましたと、一部の補正は加えておりますと、こういう御説明をさせていただいております。
○国務大臣(川崎二郎君) 是非御理解を賜りたいと思います。厳しい医療保険財政の下で、一方で、少子化に対応する給付ということで今回の取りまとめを行わさせていただきました。  改めて申し上げますと、出産育児一時金について三十万円から三十五万円に引上げ、傷病手当金及び出産手当金につい...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の医療制度改革の中で、諸外国と比べて極めて長い我が国の平均在院日数を短縮する、大きな目標であることは事実でございます。限られた医療資源を有効に活用し、効率的で質の高い医療を実現するためには、各医療機関が適切に役割を分担し、医療機関同士が連携して疾病の...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 今回の診療報酬改定におきましては、平成十五年三月に閣議決定されました基本方針に沿って、医療療養病床について患者の医療の必要性等に応じた評価を導入することとし、具体的には、医療の必要性の高い患者に係る医療については評価を引き上げるとともに、医療の必要性の低...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは衆議院でも御答弁させていただき、参議院でも御答弁させていただいてまいりました。また、一方で、先ほど申し上げたように、介護保険移行準備病棟という一つの制度も設けながらやってまいりたいと思っておりますので、あとは一つ一つの事例を我々丹念に見ながら対応し...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、様々な政策、極めて重要な政策を進めていくときであっても、すべてそれを国が予算でやっていくという時代では私はないと思います。やはり地方を信用しながらやっていかなければならない。国、県、市町村が重層的に役割を担いながらやっていくと。そういう意味では、私...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 昨日は私も決算委員会、衆、それからこちらの行政改革の特別委員会、ずっと国会で答弁をいたしておりましたので直接は聞いておりません。しかし、一方で、今お答え申し上げましたように、十五年三月の閣議決定におきまして、評価基準、基本的には医療が必要なところには評価...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) そこはいろいろお話し申し上げておりますとおり、私どもが後期高齢者を迎えたときに大体四十八兆円ほどのお金が掛かるであろうと。その中で、後期高齢者医療だけで二十三兆円という金額が掛かるんだということをお示ししているわけです。  今、福島委員の言われるような...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これはこの間も、都道府県から調査、また政令指定都市等から調査した結果について一部御報告申し上げました。対して、厚生労働省が直接施設に当たるべきではないかと御意見でありましたけれども、私の方から、多くの、ほとんどの都道府県にそうした資料が、事実上調査されて...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) それは、先ほどからも御答弁申し上げているとおり、医療につきましても、また介護保険につきましても、それぞれ国の責任、都道府県の責任、市町村の責任の中で重層的に責任を担いながらやらしていただいている。  一方で、我々も当然そうした資料が欲しい、一方で都道府...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 何回か御答弁さしていただいたと思いますけれども、医療の高度化等、近年の医療を取り巻く環境の変化に伴い、医療従事者の資質の向上が強く求められております。一方、看護師について、看護師学校養成所修了時点の能力と看護現場で求められている能力の間に乖離があり、必要...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 御指名でございますので。  医薬品は人体に対する効能効果があるとともに有害作用は避けがたいものでございます。厚生労働省としては、これまでの医薬品等による健康被害を真摯に受け止め、医薬品の有効性及び安全性の確保に最善の努力を重ねてきたところでございます。...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) これは医療制度改革というよりも薬事法改正のときにも御議論を賜りました。  私ども、国民の皆さん方に、薬というものは効能効果はあるけれども、片一方で当然有害作用もあると、このことをしっかり周知しながら、そのものに対応する医療機関なりまた薬局なり、そういう...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) まず、療養病床の転換については、老健施設等が多いだろうという考え方をいたしております。もう一方で、やはり在宅というものを進めていきたい中で、先ほど国土交通省が来ておりましたけれども、住宅、例えばバリアフリーの住宅とか、そういう形での整備を今国土交通省とし...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 何回か申し上げてまいりました。そして、衆議院での審議、そして参議院でこれほど皆さん方からいろいろ御意見いただいております。私が立場を変えることはあり得ない、保険免責制度については私の立場としては反対と申し上げてまいります。
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
06月14日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○川崎国務大臣 御指摘いただきましたように、我が国では男性は労働時間が長い、一方で、家事、育児時間が少ない、女性にその分、家事、育児負担が偏っている、こういう社会になっていることは事実だろうと思います。  仕事を優先することを前提とした正社員の働き方、その背景にある男女の役割分...全文を見る
○川崎国務大臣 今局長から答弁させていただきましたけれども、今般の改正に向けた労働政策審議会の議論において、正社員とパートタイム労働者の間の処遇差について、パートタイム労働法により対応すべきという強い意見があったことから、間接差別として違法とすべきというコンセンサスは得られません...全文を見る
○川崎国務大臣 今御指摘いただいたスウェーデンの機会均等オンブズマンは、罰則を伴う調査権限や苦情等を処理する権限を持ち、男女雇用機会均等法の監視、救済を行う機関であると承知しております。一方、我が国の男女雇用機会均等法は、調停等により労使間の紛争解決の援助を行うとともに、大臣また...全文を見る
○川崎国務大臣 このことについては、参議院でも随分議論をいただきましたし、先ほど委員自身が答弁の中においてお答えになっておりましたけれども、私どもは、仕事と生活の調和は重要な課題である、しかしながら、男女雇用機会均等法、それ自体は、先ほど局長の答弁の中にありましたように、性差別禁...全文を見る
○川崎国務大臣 裁判への影響が出ないようにということでございますけれども、改正法が成立した場合には、厚生労働省令で規定するもの以外にも間接差別は存在し得るものであり、司法判断として間接差別は法理により違法とされる可能性もあることについては十分周知をしてまいりたいと考えております。...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど局長からもお答え申し上げたように、ヨーロッパの雇用管理、このことについて我が国も同様にすべきだということになると、やはり我が国固有の雇用形態というものがある。したがって、これを全くイコールにしなさいということについては今の段階では無理だろう、私はこう思います...全文を見る
○川崎国務大臣 先日私はNHKの討論に出たときに申し上げたんですけれども、労働法制というものを変えていきますと、世の中が相当変わってくる。しかし、労働法制の中身自体は、国民がよくわかっているか、また、NHK等で仕事をされている人もよくわかっているかということになると、今委員が御指...全文を見る
○川崎国務大臣 従来は、男女別定年制、女性結婚退職制度など、明らかな女性差別が多かった時代がございます。近年、例えば事業主によっては女性を採用、登用しなくて済むよう女性が満たしにくい要件を課すなど差別事案が複雑化する中で、形を変えた差別への対応が問題となってきております。世界的に...全文を見る
○川崎国務大臣 改正法案が成立した場合には、改正法案第七条についての理解を深めるため、間接差別の定義、法理について指針に盛り込むとともに、改正法案第七条の内容とあわせてパンフレット等において周知を図ってまいりたい。
○川崎国務大臣 改正法案が成立した場合には、厚生労働省令で規定するもの以外にも間接差別は存在し得るものであり、司法判断として間接差別法理により違法とされる可能性もあること、厚生労働省令については機動的に対象事項の追加、見直しを図る考えであることについて通達に記載をし、これらについ...全文を見る
○川崎国務大臣 御指摘の点につきましては、御意見として受けとめ、労働政策審議会における今後の審議の参考として審議会に伝えてまいりたいと考えております。
○川崎国務大臣 今回の改正法案が成立すれば、第七条の規定により、コース別雇用管理制度における総合職の募集、採用における全国転勤要件については合理性がない限り違法となるものであり、不必要、不合理な障壁を取り除くことにより、男女間の機会の均等が進むと考えております。
○川崎国務大臣 第七条の規定により、コース別雇用管理制度における総合職の募集、採用における全国転勤要件については合理性がない限り違法となることから、コース別雇用管理に関する留意事項を見直す必要があると考えております。
○川崎国務大臣 均等法違反ではございませんが、均等法の趣旨に照らして望ましくない雇用管理制度については、従来よりポジティブアクションの実施を促す助言を行ってきたところであります。  御指摘のような事案についても、同様に対応してまいりたいと考えております。
○川崎国務大臣 男女間の賃金格差の生成に大きく影響しているのが男女間の職階格差や勤続年数格差であると考えられることから、ポジティブアクションの実践を促進することにより、企業において女性が能力を最大限発揮できるような雇用管理を進めるとともに、仕事と家庭の両立支援を行うことにより、女...全文を見る
○川崎国務大臣 今回、間接差別の禁止も含めて、男女雇用均等法の改正を出させていただきました。  全体の認識でございますけれども、我が国の経済環境、先ほども御答弁申し上げましたけれども、この十年の競争というのは、十五年になるかもしれません、極めて厳しい競争を我が国はしてまいりまし...全文を見る
○川崎国務大臣 労使間の話し合いでいろいろな議論がされてきたことは事実だろうと思います。もちろん、委員の皆さん方に御提案いただいたような声もございました。しかし、今回の提案は、そうしたいろいろなものを踏まえながら、最終的に建議いただいたものを土台としながら法律を出させていただいた...全文を見る
○川崎国務大臣 そうしたことから今回の法改正を出させていただいた。先ほども御答弁申し上げましたように、まだ国民全体も、間接差別というものがどういうものであるか、よくわかっていない人たちも多いだろうと思います。まさに、労働現場また採用の現場で仕事をされる人たち、現実に差別に遭った女...全文を見る
○川崎国務大臣 まず、男女雇用機会均等法、平成九年改正により、募集、採用について女性に対する差別を禁止したところでございます。  一方で、この十五年間の我が国の経済の推移。一つは、サービス産業のウエートが極めて多くなった。製造業におきましては、アジア、初めはASEANの国々が多...全文を見る
○川崎国務大臣 これはまず第一に、男女問わず最近の若い子の問題でございますけれども、できるだけ正規雇用にかえていく、すなわち厚生年金の適用にかえていくということであります。そこは非正規雇用そして国民年金適用というものから、できるだけ正規雇用、厚生年金の適用、そして、結婚したから会...全文を見る
○川崎国務大臣 今御審議いただいている法律は、性差別の禁止、男女差別の禁止というものを御審議いただいているわけですから、ワークライフバランスという切り口、これは全体に通用する話だという御主張はよくわかります。しかしながら、この法律に位置づけるのかと言われれば、私は労働時間等に着目...全文を見る
○川崎国務大臣 この十五年もしくは十年を振り返りましたときに、男女問わず極めて厳しい雇用の状況にあったなというのは、私自身感じておりますし、また、少子化の一つの理由である。したがって、これを企業にもしっかり私どもが話をしながら、正規雇用にかえていくことによって安定した家庭というも...全文を見る
○川崎国務大臣 私は、先ほど申し上げましたけれども、さまざまな法律の組み合わせの中で労働関係行政というのはやっておりますから、もちろん政治としてワークライフバランスをとっていこうという大きな方向性を持つことは大事だろう。しかし、その担保する法律というのはさまざまな法律があるだろう...全文を見る
○川崎国務大臣 基本的には、働くときは働かせてもらいたい。特にコンピューターのソフト関係の仕事をしている人、商社関係の仕事でどうしても集中的にこの二週間は働かなきゃならぬ、こういう職種があることは間違いないと思います。  一方で、それではそういう人たちは有給休暇を使われているか...全文を見る
○川崎国務大臣 先ほど委員からお話がありましたように、今まで潜っていたものが外へ出てくるようになった、ある意味では改善に向かって動いているのか、事象がもっと悪くなってきているんだ、これは見方がいろいろあると思います。しかし、現実的に、事象として外へ出てきているわけですから、それに...全文を見る
○川崎国務大臣 一つは、今申し上げましたようにハローワークを通じての募集をいたしておりますので、男女差別ということは全くないだろうと思っております。  一方で、例えば社会保険庁におきましても、推進員という形で、三カ月、半年の雇用の方々がいらっしゃる。これを全部私ども正規雇用にか...全文を見る
○川崎国務大臣 例えば、昨年の介護保険制度につきましても四月からしっかり見直しをしなさい、こういう御要請をいただいている。もちろん、医療保険制度、きょう成立をいたしましたけれども、四月の療養病床の問題について、しっかりウオッチをしながら、問題点があれば法律改正まで考えなさい、これ...全文を見る
○川崎国務大臣 男女雇用機会均等法の制定以降、男女の雇用機会均等についての考え方は社会に広く浸透し、企業の雇用管理の見直しも進展したと認識しております。また、実態面でも、女性の雇用者数の増加とともに、女性の勤続年数の伸長、女性の職域の拡大、管理職に占める女性割合の上昇などが見られ...全文を見る
○川崎国務大臣 質疑を通じながら、今委員からいろいろな角度から御指摘をいただきました。  法律はその内容を広く周知することが社会に浸透させる上で重要であることから、改正法案が成立した場合には、速やかに、事業主や労働者に対し、その趣旨及び内容の周知に全力を挙げてまいりたいと考えて...全文を見る
○川崎国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。(拍手)     —————————————
06月15日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○国務大臣(川崎二郎君) ただいま議題となりました戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法及び戦没者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  戦傷病者等の妻等に対しましては、その置かれた状況にかんがみ、これ...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
06月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(川崎二郎君) 国民年金の不正免除問題で、国民の皆さん方からの国民年金に対する信頼を損なう事態を生じてしまいました。心からおわびを申し上げたいと思います。  この事件、二つの要素が私はあると思っております。一つは、国民年金の不正免除がなされた、どのような理由でなされた...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 二年前の年金改革議論の中で、年金保険料の無駄遣い、目的外閲覧など様々な不祥事が出てまいりまして、国民の皆さん方から厳しい御批判、与野党を問わず厳しい御批判をいただいたところでございます。  国民年金を国民の皆さん方からお預かりし、そして四十年後に給付を...全文を見る
○国務大臣(川崎二郎君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、今回の問題点は二つだと思っております。  一つは、不正免除がなぜ行われたか。二番目の問題は、三月以降、本庁の様々な問い合わせに対して隠していたのか、うその報告を続けてきたのか。結果として、先ほど申し上げたように、後...全文を見る
06月16日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○川崎国務大臣 二年前の相次ぐ不祥事の中で、国民の皆さん方から、また与野党問わず御批判をいただき、この組織を手直ししていくのか、解体的な出直しをするのか、すなわち廃止をしてやり直し、その中で廃止をしてやり直しということを……(発言する者あり)今民主党からの声が上がりましたが、まさ...全文を見る
○川崎国務大臣 年金の不正免除という問題のために、私どものまさに不手際によって、今国会における審議が十分行われなかったことについては、おわびを申し上げたいと思います。  しっかり事実を解明して、そして皆様方に御報告をさせていただき、一方で、今委員が御主張いただきましたように、改...全文を見る
○川崎国務大臣 十四年度の体制が十分なものがそろっていなかったのではないのかという委員の御指摘は、私も今から振り返ればそのとおりであろうと思います。したがって、十六年の改正でいろいろなことをお願いして新しい体制にさせていただいた。しかしながら、一方で、その十六年度改正をめぐりまし...全文を見る
○川崎国務大臣 議論をお聞きしておりまして、まず、社会保険庁の目標として八〇%という数字を決めた以上、実は長官の二代前の長官の時代に決めたことで、全体の数字はその八〇に合わせざるを得ない、これは大目標を決めたわけですから合わせざるを得ない。しかし、その実効率がどうなるか、これはさ...全文を見る
○川崎国務大臣 何回も御答弁させていただいていますように、事実関係をまず明らかにすること、その中において問題点が生じれば、当然、関係機関と連絡をとりながら臨むことになります。
○川崎国務大臣 これは、六月八日までの段階におきまして、各県の局長から、所長に確認の上すべての資料を出させた、何回にもわたって資料を出させましたけれども、そのたびにふえてきた、まことにゆゆしき事態であると思っております。  一方で、六月九日以降は、本庁から調べに行かせてもらいま...全文を見る
○川崎国務大臣 これはもう民主党さんと私どもの基本的に議論の違うところでございます。  国税庁と一緒にするということは、今、年金の対象者は二千二百万、今言われた未納も足して二千二百万に対してアプローチしている機関と三百五十万にアプローチしている機関、これを合わせればうまくいくん...全文を見る
○川崎国務大臣 法案の審議に入っていただいたような御質問でございますけれども、まさに法案の審議のときにしっかり議論しながら進めていかなきゃならぬだろうと思っております。  いろいろな御議論をいただく中で、福祉施設というものについてはやらないというふうに決めさせていただきました。...全文を見る
○川崎国務大臣 長官とは全く別組織でございますので、私から御答弁申し上げます。  これは、官房長の下におきまして、両政務官をトップに民間五人が入って、七人で検証委員会をつくりました。場合によって、調べるために人手が必要ならば、民間機関とも連携をする。要するに、七人が検証するため...全文を見る
○川崎国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、安全で質の高い医療の確保充実に努力してまいる所存でございます。
○川崎国務大臣 まさに私の立場から申し上げることではございません。どうぞ、委員会で御議論を賜る問題でございます。
○川崎国務大臣 まず、一番最初に起きました京都の問題については、村瀬長官の判断で更迭をした。それから、大阪、三重県につきましては、実態の調査をこの県のトップに任せていていいかという私の判断で指示をいたしました。静岡等の問題については、もう村瀬さんに全部任せてあります。  その後...全文を見る
○川崎国務大臣 自主申告による第一次調査、それから社保庁による第二次調査、それと並行して、検証委員会による調査。正直、政治家というものを皆さん方が信用するか信用しないか。政務官がトップに立ってやるのはけしからぬ、こう思われるか。政治家を信用してもらいたいと私は思います。  それ...全文を見る
○川崎国務大臣 これはさんざん申し上げていますとおり、全容を解明することが先でございます。  例えば、だれかの命令によってその人が書かされたかもしれない。そうなりますと、命令した方が問題なのか、書いた方が問題なのか、そうした議論もあるでしょう。それから、ここでも議論されました、...全文を見る
○川崎国務大臣 今申し上げましたように、全容を明らかにした中で、どういう形で処理というか法に照らしていくかということについては、もちろん法務省等と十分相談をしながらやらせていただくことになるだろうと考えております。そのときに、最終結果については当然御報告申し上げます。
○川崎国務大臣 そのことについては、先ほどお答え申したとおり、委員会で御議論ください。  基本的に、年金制度全体の考え方が与野党で大きく隔たりがある。わざわざ委員も質問の中で、単年度で見ればという言葉をつけられました。三十年、四十年というサイクルで見れば、制度一つに、例えば厚生...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、私なり谷垣財務大臣が、この一月からの議論の中で何回となくお答え申し上げておりますので、かなり両省の中で議論をした上での一つのエッセンスとして出させていただいた、こういうふうに思っております。
○川崎国務大臣 これについては、総理も、予算委員会だったかな、お答えになったと思います。ねんきん事業機構にして、その後、民主党さんがそういう御提案があるなら胸襟を開いてお話し合いをしましょう、たしか総理はそういう御答弁をされたと思います。そういう意味では、ファイナルアンサー。 ...全文を見る
○川崎国務大臣 我々の理解では、多分担当者から細かく答えさせたらいいと思いますけれども、今委員が言われたパート等で五十万とか八十万、多分百万までだと思いますけれども、源泉徴収いたしておりませんと思います。
○川崎国務大臣 私が答えるより税務署がきちっと整理して出した方がいいと思いますけれども、我々が知る限りはそういう理解をいたしております。
○川崎国務大臣 これについてはいつも参議院の決算委員会でおしかりいただいておりまして、本来厚生年金を適用すべき事業者が厚生年金を適用していない、それを事務所がしっかり指導していないということで、たしか、ことしも十六年度決算でおしかりいただいたところでございます。やはりこれはきちっ...全文を見る
○川崎国務大臣 これは、税の部分の御提案というよりも、雇用保険、労災保険、それからこの社会保険、健康保険、あわせて、すべて一括で徴収した方がいいだろうという財政諮問会議等の建議をいただいておりまして、私どもはその方向で進めさせていただいております。
○川崎国務大臣 どこかの部分が担当すればいい、要するに、例えば雇用保険、労災保険を担当しているところが委任をするという形で一カ所でまとめられるだろう、こういう建議をいただいているから、我々は今検討していると申し上げました。
○川崎国務大臣 一つは、先ほど申し上げましたように、対象が二千二百万ある。例えば、既にやっておられるというアメリカにしましてもイギリスにしましても、無業者とか所得の低い人は初めから外してかかっている、簡単に言えば我が国の三百五十万だけを対象としているような制度設計でございますから...全文を見る
○川崎国務大臣 最後ですから議論してもいいと思うんですけれども、それでは、今度は、年金の給付を受けるところと納めるところ、違うところへ行くというのはどう思いますか。そういった意味では、歳入庁に給付まですべて入れてしまうという考え方は、我々、なかなかついていけない。  言われると...全文を見る
○川崎国務大臣 この問題を議論した人たちは随分委員席にもいらっしゃいますけれども、私ども、二年前にあの問題が提起された中で、民間でできないものか、独法化できないものか、そこまでの議論もしながらいろいろ詰めてきた結果、昨年の五月ですか、官房長官、今の国対委員長のもとでまとめられて、...全文を見る
○川崎国務大臣 私も民間にいた人間ですから、営業会議のときに仲間内でさまざまな表現が使われてしまう、今高橋委員が御指摘のように行き過ぎた表現があったことは認めます。そういうものは今後使わないようにしっかり指導いたしますけれども、一方で、目標を持ちながら進んでいく、公務員だから目標...全文を見る
○川崎国務大臣 私どもは、基本的に自助努力社会というものを維持していきたい。  したがって、それは、例えば労働関係からいえば、いろいろな形で仕事をしてもらうように援助していかなきゃならない若者が、正規の雇用に入っていってまさに厚生年金になっていくように、こうした努力をしていかな...全文を見る