川内博史

かわうちひろし

小選挙区(鹿児島県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

川内博史の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第166回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○川内委員 民主党の川内博史でございます。  安倍内閣総理大臣以下、閣僚の皆様方に質問をさせていただきたい、また、質問の機会を与えていただきまして、委員長や与野党の理事に感謝を申し上げさせていただきたいと思います。ありがとうございます。  安倍内閣総理大臣は、「美しい国、日本...全文を見る
○川内委員 若者に提供すべき安定した雇用の場とは正規雇用のことである、安定した雇用とは正規雇用のことであるということでよろしいでしょうか。
○川内委員 私の聞いたことに答えていただけますか。  大臣、少子化対策として若者に安定した雇用の場を与えることが少子化対策に資することであるというふうに政府として認識している、その場合に、安定した雇用とは正規雇用であるということでよろしいかということを聞いたのであって、働く側が...全文を見る
○川内委員 それでは、その安定した雇用の場、正規雇用の場で若い人たちが結婚をし子供を産みたい、あるいは生み育てたいと思うような年収というのは、政府として幾らぐらいだというふうに考えていらっしゃいますか。
○川内委員 いや、政府の認識として、安定した雇用の場、正規雇用の場で若者を雇用していくというか働いていただくことが少子化対策に資するのであると。なぜかならば、低所得、所得が低い層については婚姻できない、結婚できない、したがって子供が生み育てられないという傾向があるからだということ...全文を見る
○川内委員 若い世代の低所得が子供を生み育てやすい環境をつくっていくための阻害要因になっている、したがって、まず、その一番根本の問題であるいわゆるワーキングプアの皆様方の実態について各般の統計などを取りまとめ、その実態の把握に努める所存であるということでございますが、では、政府と...全文を見る
○川内委員 先ほど高市大臣が、新しい少子化対策についての施策を準備中であるというふうに御答弁をされていらっしゃいましたが、今現在政府が動かしていらっしゃる施策としては、平成十八年六月二十日に少子化対策会議が決定をした「新しい少子化対策について」というものが今現在動いている少子化対...全文を見る
○川内委員 ちなみにこれは、柳澤大臣、厚生労働省の調査でも、配偶者や子供がいる割合、これは若年者雇用の不安定化の概況という調査資料ですけれども、おおむね所得の高い層に配偶者や子供のいる割合というのは多いわけですね。所得が低くなるに従って未婚率が高くなり、したがって、子供を生み育て...全文を見る
○川内委員 さらに、総務省の就業構造基本調査というのがあるんですけれども、この就業構造基本調査によれば、働いているにもかかわらず生活保護水準以下の収入しか得られない人の人数というのは何人になるのか、御説明をいただきたいというふうに思います。
○川内委員 それでは、年収二百万円以下の人は何人いるというふうに総務省としては把握していらっしゃるんですか。
○川内委員 驚くべき数字だと思います。十五歳から三十四歳の有業者で年収二百万円以下が六百五十万人近くいる。これで結婚して、これは少子化対策基本法ですよ、何回も繰り返しますが、この少子化対策基本法に書いてある政府の役割というのは、「子どもを安心して生み、育てることができる環境を整備...全文を見る
○川内委員 それでは、結果としてそうなるように環境整備に取り組むということでございますが、午前中の、私どもの同僚議員の枝野議員、最近、産婦人科の先生が大変に御苦労されていらっしゃるというか、産婦人科の医師も不足をしているということが言われるわけでございますが、例えば午前中の厚生労...全文を見る
○川内委員 では、産科医療システムを、産科医療システムと僕が言っちゃいけないんです、周産期医療を充実するということでよろしいんですよね、私の理解としては。
○川内委員 きょうは柳澤大臣にちょっと集中的にお聞きをすることになってしまうわけですけれども、柳澤大臣は、一連の発言以外にも、大変昨今話題になりましたホワイトカラーエグゼンプション法案についても、最後まで、提出したい、あるいは提出すべきであるというようなことを繰り返し御発言されて...全文を見る
○川内委員 雑誌の記事については論評しないということでございますから、では、労働政策審議会労働条件分科会の議事録をコピーしてまいりましたので、それを読み上げさせていただきます。  労働条件分科会の議事録がまだ昨年の九月の分までしかアップされていないので、早いところアップしていた...全文を見る
○川内委員 日本国憲法の九十九条に公務員の憲法遵守擁護義務というのがございます。日本国憲法二十七条を受けて労働基準法は制定をされ、日本国憲法二十八条で労働基本権というものが定められております。この方のこういう御発言というのは、僕は、柳澤大臣の一連の発言は辞任に値すると思います。辞...全文を見る
○川内委員 いや、私は、余りの暴論なので問題を提起しているわけです。基本的に私は発言は自由だと思いますよ。どんな発言であろうと、自由の国においてはその発言は保障をされなければならないと思います。しかし、ここは居酒屋じゃないんですからね。あるいは床屋さんでもない。労働政策審議会の労...全文を見る
○川内委員 厚生労働省の調査でとおっしゃいましたが、その調査の具体的な名称をお答えいただけますか。
○川内委員 どういう方たちに調査をされたんでしょうか。
○川内委員 サンプルはどのくらいですか。
○川内委員 六百四十三名の人がアンケートにそう答えているから、それが労働者側が望んだことであるとおっしゃるのは余りにこじつけが過ぎるんじゃないですか。単なるアンケート調査じゃないですか、それ、私も昨日拝見させていただきましたけれども。その中で一番多いのは、本来ならば正規雇用で働き...全文を見る
○川内委員 いずれにせよ、安倍内閣総理大臣も本会議の演説でこのようにおっしゃっていらっしゃいます。「最近の非正規雇用の増加傾向は、経済・産業構造の変化や価値観の多様化などにより、企業や労働者が多様な働き方を求めるようになってきていることが一因と認識しています。」と。  最近の非...全文を見る
○川内委員 いや、私が申し上げているのは、ホワイトカラーエグゼンプションの導入を望んでいるのは経済界であって、働く側はだれも望んではいないということを申し上げているんです。だから、大臣が、いや、これは導入すれば働く側にとってもいいのだという御主張はわかりました。  しかし、これ...全文を見る
○川内委員 国民の皆様方の御理解という言葉が出ましたので、その国民の皆様方の理解という言葉をちょっと詰めさせていただきたいんですが、私が申し上げたとおり、今現在ホワイトカラーエグゼンプションを政府が導入しようとしていることの根拠は、単なる、今やっと私もいただいた資料を見つけました...全文を見る
○川内委員 働く側の理解、納得がなければ、国民の理解とは、働く側の理解、納得であるという御答弁であったということでよろしいでしょうか。ちょっと確認をさせてください。
○川内委員 いや、本当に私の質問などはもう早く終われとお思いになられているかもしれませんが、もうちょっとで終わりますので、もうしばらくお聞きをいただきたいというふうに思います。  要するに、私がなぜ働く側の思いというか、働く側の要望なり考え方というのが大事だと申し上げるかという...全文を見る
○川内委員 今、随分丁寧に詳しく御発言についての御説明をいただいたわけでございますが、一言で申し上げれば、要するに、派遣にすれば何も問題ないわけで、それを請負という形で安直にやろうとするから偽装請負だという指摘につながっていくわけで、私は、都合の悪いことは法律を変えればいいのだ、...全文を見る
02月19日第166回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○川内委員 まず冒頭に、先週の金曜日、二月十六日に発表された米国産牛肉の問題でありますが、二十カ月齢以下の牛ではない可能性のある米国産牛肉、ばら肉二箱が発見された事案について質問をいたします。  この事案について、出荷施設はタイソン社レキシントン工場であるということでありますが...全文を見る
○川内委員 この施設について、改善がされて輸出承認が与えられた、しかし今日の事態に立ち至っているというわけでございますが、この二十カ月齢以下と証明できる牛由来ではない可能性があるばら肉二箱が、日本向けに仕向けられたものであるのか、あるいはそうでないのかということについて、早急に確...全文を見る
○川内委員 いや、日本向けに仕向けられたものであれば、二十カ月齢以下であるのかそうでないのかというのはすぐわかるはずなんですよ。これは二月五日にわかっているわけですからね。検疫所でもう即座にわかるはずなんですよ、すべて書類は整っているはずですから、日本向けに仕向けられたものであれ...全文を見る
○川内委員 いや、私が聞いているのは、日本向けでないものが日本に来ているとしたら、それは貿易システム全体にかかわる問題でしょう、重大でしょうということを聞いているんですよ。閣僚としての評価を聞いているんです。
○川内委員 調査結果を待つだけではなく、早急に米国政府に対して、今、担当レベルで、米国大使館を通じてやりとりをしているようでありますが、これは、農水大臣が直接ジョハンズさんに、これは一体どういうことなんだ、家畜衛生条件違反であるとすれば重大な問題だし、貿易システム全体にかかわる問...全文を見る
○川内委員 大臣、私が言っているのは、家畜衛生条件という、日本と米国との間の、牛肉に関して言えば、その貿易の条件を定めた国際約束のことを言っているんですよ、家畜衛生条件。家畜衛生証明とはまた違います。家畜衛生条件があって、それに基づいてEVプログラムが定められて、その中に、特定危...全文を見る
○川内委員 家畜衛生条件が先かEVプログラムが先か、そんなことをここで論争する気はありませんが、私が農水省の事務方からずっとこのBSEの問題に関して御指導いただいている中では、家畜衛生条件があり、そして、それに基づいてEVプログラムが締結をされるというふうに聞いておりましたので、...全文を見る
○川内委員 では、政府間としてやっていると言うのなら、文書でやっているんですか。全部口頭でしょう。確認しましたよ。口頭でやっているんですよ、大臣。政府間でしっかりと調査をしてくれというのであれば文書でやるべきだし、農水大臣の名前でやるべきだし、厚労大臣と連名でやるべきだし、そうい...全文を見る
○川内委員 労働時間だけが売り物ですという言葉は、現場で一生懸命働いていらっしゃる皆さんに物すごく失礼な御発言であるというふうに思います。  のみならず、例えば日本の工場の現場というのは、現場の皆さんのさまざまな御努力によって生産性あるいは効率性というものを上げて、日本の製造業...全文を見る
○川内委員 関係のところと協議をして、議事録を削除する方向に向けて協議をするということでなければ、大臣、これは昨日の東京新聞の聖心女子大の教授の論文なんですけれども、「政府は声高な少子化対策推進の陰で、ひとり親世帯の母子加算を廃止し、生活保護老齢加算を廃止し、障害者の自立を困難に...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  それで、もう一つ、柳澤厚生労働大臣に答弁を訂正していただかなければならないところがございます。  それは、昨年の十月六日、衆議院予算委員会基本的質疑において、我が党の菅代表代行が、介護保険料、国民健康保険料、住民税について、高齢者の皆さん...全文を見る
○川内委員 住民税、介護保険料については生活保護に密接にリンクをしていると。生活保護一級地、二級地、三級地という、この一級地、二級地、三級地という言い方も私は変えた方がいいと思いますが、政府がそう言っているのでこの言葉を使いますが、生活保護三級地、もう委員長のところなんかほとんど...全文を見る
○川内委員 都会のじいちゃん、ばあちゃんより田舎のじいちゃん、ばあちゃんの方が負担が重いわけですね。これは、格差ということを考えたときに、都市と地方の格差が問題だ、都市と地方の格差を是正しなければならないという政府のお考えともそぐわない。これは、介護保険料あるいは住民税の課税をど...全文を見る
○川内委員 次の機会のときにということでございますけれども、今、この格差の問題というのは国民的関心事であるというふうに私は思います。都市と地方の格差、そういう中で、同じ年金額をもらっていらっしゃる高齢者の方々の中で、都会よりも地方の方が介護保険料、住民税が高い、年額にして五万三千...全文を見る
○川内委員 過ちを改むるにはばかることなかれという言葉もございますので。この予算委員会の、きょうはテレビ中継されていませんけれども、この菅さんの議論のときはテレビ中継されているんですよ。全国の皆さんが、柳澤大臣あるいは安倍内閣総理大臣の御答弁をテレビを通じて見ていたんです。  ...全文を見る
○川内委員 ここはアメリカじゃないですから、アメリカは関係ないです。大臣、ワーキングプアに正面から取り組むという気持ちは持っているが、結論からは抜けたと。気持ちだけ持っていて、対策しないということをおっしゃっているわけですね。  いいですか、日本においては、生活保護水準という明...全文を見る
○川内委員 定義すべきではないですか。大田大臣、どうですか、ワーキングプアについて定義してしっかり取り組む。正面から取り組むと最初言ったわけですから。
○川内委員 ワーキングですから、働く人たちの中で生活保護水準にまで所得が達していない方たちということで定義づけていけばいいのではないかなと私は思いますけれども、それを明確に定義づけることができないとおっしゃられるのは、結局、対策しないと言っているのと同じことだと思うんですね。 ...全文を見る
○川内委員 いや、だから私が言っているのは、いわゆるワーキングプアという、今までの日本の社会の中には想定していなかった方たちが生まれてきている、それを、官房長官は新たな貧困層という言葉をお使いになられたじゃないですか。そういう方たちに対してどういう施策を打っていくのかということに...全文を見る
○川内委員 だから私も、いわゆるワーキングプアと、いわゆるをつけていますよ。  それで、世帯単位で見るときに、さまざまな統計がありますね、全国消費実態調査とか家計調査とか。そういう世帯単位で見たときに、被生活保護世帯の所得水準にまで達していない世帯というのは、明らかに対策をしな...全文を見る
○川内委員 その認識があるのであれば、健康で文化的なという言葉を必ずつけるというふうに今後していただきたいと思いますが、もう一度大臣、必ずつけると。そうでなければ、言葉というのは違う意味に変わっていきますよ。健康で文化的な最低生活を日本国憲法においても国民は保障されなければならな...全文を見る
○川内委員 いや、そこが私はやはり最も大事な部分であるというふうにちょっとこだわらせていただきたいんですが。  では、今回、生活保護の母子加算が廃止をされます。この母子加算の廃止について、どのような経緯で廃止をすることが決まったのかということについて、これは事務方からで結構です...全文を見る
○川内委員 今、生活保護の母子世帯の母子加算について、社会保障審議会福祉部会生活保護制度の在り方に関する専門委員会で結論に達したというふうに御説明されました。本当に結論に達していますか。
○川内委員 大臣、これは大変なごまかしですよ。この専門委員会では、母子加算について結論は出せないと言っていますよ。議事録を私全部読みましたよ。母子加算について結論を出すことはできない、非常に難しい問題だ、生活保護制度全般にかかわる問題だと。母子加算を廃止していいなんということはこ...全文を見る
○川内委員 「必ずしも妥当であるとは言えない。しかし、」と、「しかし、」とこの後続いているじゃないですか。  七月十四日の第十四回生活保護制度の在り方に関する専門委員会で岩田委員長は、「その辺りをこの報告書では、ある程度書いた上でどういうふうに加算を存続させ、あるいはどの程度の...全文を見る
○川内委員 いや、全然私が聞いたことに誠実にお答えいただいていないわけですが、では、端的に申し上げましょう。  この専門委員会では、母子加算の廃止について、母子加算を廃止すべきではないという意見が大勢であった、しかし、厚生労働省としては、この委員会に提出をされたさまざまな資料に...全文を見る
○川内委員 いや、局長は最初、この専門委員会で決まったので母子加算を廃止したと御答弁されたじゃないですか。ところが、私が、いや、この専門委員会の議論では、母子加算の廃止について明確に廃止してよろしいというようなことは一行も書いていないと。それはさまざまな議論がありますよ。しかし、...全文を見る
○川内委員 いや、それは御理解を賜りたいと言われても、絶対理解できないですよ。  この取りまとめ文書の中の、厚生労働省にとって都合のいい部分だけとりましたと今大臣はおっしゃったんですよ。しかも、最初は局長さんは、専門委員会で決まったから廃止をしましたとここで明確におっしゃったじ...全文を見る
○川内委員 時間が来たのでまたこの次に譲りたいというふうに思いますが、きょうは、経済産業大臣にもちょっと中小企業関係のことでお伺いしたいことがあり、また、総務大臣にも失業率のことでお伺いしたいことがあり、財務大臣にも実効税率のことについてお尋ねをしたいことがあったんですが、たくさ...全文を見る
02月23日第166回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○川内委員 川内でございます。  きょうは、総理並びに閣僚の皆様方と議論をさせていただく機会をいただきました。本当にありがとうございます。感謝を申し上げます。充実した議論をさせていただきたいというふうに思っております。  まず、本日は、雇用・労働等に関する集中審議ということで...全文を見る
○川内委員 今回のこの判決が契機になって、取り調べの可視化、そしてまた、もちろん犯罪については厳しく対処をしていかなければならないわけでありますが、犯罪であったのか否かということについて、取り調べの段階で、どのような取り調べが適正であるのか、公正さを担保していくのかということにつ...全文を見る
○川内委員 まず、少子化対策について申し上げれば、私は、政府の公式文書のすべてに、生み育てやすい環境を整備するという言葉が盛り込まれなければならないはずであるということを申し上げているわけで、総理の所信表明演説に入っているとか入っていないということを指摘したわけじゃないですからね...全文を見る
○川内委員 総理、これは厚生労働省が発表した昨年十二月二十六日の書類でございます。プレスリリースされているんだろうと思いますが、「派遣労働が対前年四割の増加」と書いてあります。偽装請負は、あるいはこの労働者派遣法違反の事例は、四割どころじゃない、倍増しているわけですね。今、そうい...全文を見る
○川内委員 把握をしておらないというのはわかりましたが、労働者派遣の世界というか労働市場を規制緩和すれば、規制を緩和するということは弱肉強食が強まるということであろうかと思います。そうすれば、大資本が労働市場を席巻する、大資本からの風圧は強まるわけですよね。これは否定できないこと...全文を見る
○川内委員 いや、数字だけ教えていただきたいというふうに申し上げているわけです。七百六十二件の中に東証一部上場企業が何件、何社あるかということを調べるのはそんなに難しいことではないというふうに思いますが、大臣、それをお調べいただいて本委員会に御提出をいただくということもならぬとい...全文を見る
○川内委員 だから、できるわけですから、大臣、やらせてくださいよ。もう一回答弁してください。
○川内委員 私、経団連の会長がおかわりになられるときにお出しになられる政策ビジョン、御手洗会長のもとでの「希望の国、日本」というものをきょう持ってまいりましたけれども、この中に経団連の企業行動憲章というのが載っておりまして、「国の内外を問わず、人権を尊重し、関係法令、国際ルールお...全文を見る
○川内委員 だから、総理に今ここで答えてくださいと申し上げているわけではなくて、御手洗さんに、国会でこういう議論があるから、御手洗さん、公表してほしい、偽装請負について情報を明らかにしてほしいという意見がありますよということを伝えてくださいと申し上げているんです。言ってくださいと...全文を見る
○川内委員 安倍内閣の内閣府の副大臣のお一人は、テレビの報道番組で、法令違反の企業は論外であるというふうに力を込めて御発言をされていらっしゃいました、大村さんですけれども。  安倍総理御自身は、この労働者派遣法のことについて、改正に言及をされているようなんですけれども、まさか御...全文を見る
○川内委員 それではもう一点、ホワイトカラーエグゼンプションについて、総理の「進路と戦略」の中の十四ページでございますけれども、「時間に縛られないホワイトカラーの働き方」という表現でホワイトカラーエグゼンプションのことが記述をされております。  これについては、今国会にはホワイ...全文を見る
○川内委員 大田大臣には後でちゃんとお聞きしますので、ちょっと待ってください。  それでは次に、高齢者の皆様方の、要するに、競争が終わってこれからゆっくりされたいという方たちのことについてお尋ねをさせていただきます。  平成十八年の十月六日、衆議院予算委員会の基本的質疑、この...全文を見る
○川内委員 そうすると総理、総理が御答弁になられた、「平均的な年金以下だけで生活をしている方々に対しては新たな負担はない、このように承知をしております。」というふうに御答弁されていらっしゃることは、ちょっと認識が不足していた、間違いだったとおっしゃっていただかなければならないとい...全文を見る
○川内委員 いや、総理、総理は茨木市長じゃないんですから。日本国の内閣総理大臣なんです。いいですか、認めるところはお認めになられた方が潔いというふうに私は思います。  うちの菅さんは、国民健康保険料のことにもちゃんと言及しているんですよね、国民健康保険料、住民税、そして介護保険...全文を見る
○川内委員 総理、総理は負けず嫌いな御性格でいらっしゃるでしょうから、私が指摘をしたことに関してお間違いをお認めにはなられませんでした。しかし……(発言する者あり)いや、菅さんは日本全国のこととちゃんと冒頭に言っているんですよ。茨木も負担増があるんですから、三万八千四百円、国民健...全文を見る
○川内委員 生産性を上げる。生産性とは何ぞやということにもなろうかと思いますけれども。  中小企業基本法の基本理念の中には、中小企業に対して自主的な努力が助長されるように支援をしていく、経営の革新及び創業が促進されるようにしていくというような理念が書き込まれていて、この中小企業...全文を見る
○川内委員 毎年少しずつ目標も実績も上がっているという今経済産業大臣の御答弁なんですけれども、〇・一%ぐらいずつ上がっていたって、私は、中小企業の皆さん、余り元気が出ないというふうに思うんですね。  さらに、今、大臣の御答弁の中には若干事実を誤認されている部分がある。なぜかなら...全文を見る
○川内委員 いや、今、与党の先生方、こんなところで拍手していますけれども、私がきのうレクしたとき、総理、中小企業庁の人たちが、航空機や戦闘機や、そういう調達になかなか中小企業は応じられないと言うわけですよ。だけれども、では、公共調達の中にその割合はどのぐらいあるんだ、中小企業が調...全文を見る
○川内委員 目をしっかり見開いていろいろ見ていらっしゃるということでございますので、総理が目を見開いても目が届かない部分もあるかもしれませんので、私どもがしっかりそれを御指摘申し上げさせていただきたいというふうに思います。また議論させてください。  どうもありがとうございます。
02月28日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○川内委員 民主党の川内でございます。きょうは、大臣、ありがとうございます。  まず、昨年の臨時国会で成立をいたしました貸金業法について質問をさせていただきます。  文部科学省にきょう来ていただいておりますので、まず御答弁をいただきますが、サラ金大手五社で構成をする消費者金融...全文を見る
○川内委員 一点確認をさせていただきますが、十二月二十日に消費者金融連絡会から連絡が来て、出前講座における使用の中止、ホームページからの削除、さらに、文部科学省としては、今後、文部科学省選定ビデオの選定に関しての運用改善を行うという御答弁であったかと思いますが、これは、出前講座で...全文を見る
○川内委員 よろしくお願いいたします。  では、次の論点に移らせていただきますが、山本大臣、新しい貸金業法も成立をしたわけでございますから、この際、文部科学省と金融庁とで御相談をいただいて、弁護士会などと相談をして、真の消費者教育のためのビデオあるいは副読本などの教材をつくるべ...全文を見る
○川内委員 さらに、昨年十一月二十九日の本委員会において、山本大臣は、利息制限法を超える超過金利分については、たとえ契約をしていても、その契約は無効であるので債務者は支払う義務はないというふうに御答弁をいただいております。このことは非常に重要なことであるというふうに私は思います。...全文を見る
○川内委員 さらに、私は、このことを国民の皆さんに周知徹底することが金融庁に求められているのではないかというふうに思うんですね。  具体的に申し上げれば、例えば、新しい貸金業法においては、消費者金融の広告規制に関して金融庁が認可するというスキームが設けられております。したがって...全文を見る
○川内委員 さらに、現在でも、債務者あるいは消費者金融の利用者の皆さんが取引履歴の開示を求めた場合には、貸金業者はこれを開示しなければならないわけでございますが、債務者あるいは利用者が利息制限法の範囲内での利息、元本の再計算を求めた場合には、それが過去の過払い利息返還になるような...全文を見る
○川内委員 ちょっと実務的なことも最後に一点お伺いさせていただきますが、先ほど大臣がお述べになられた中で、契約上も利息制限法を超える金利については支払い義務がないということを明示していく方向で検討しているということでございました。  これは、具体的には、消費者金融の会社と債務者...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  多重債務者対策本部も設置をされ、多重債務問題というのは格差の問題と密接にリンクをしているというふうに思います。政府としても政府を挙げて取り組むというふうにおっしゃっていらっしゃいますので、私どもも、本当に挙げて取り組んでいるのかどうかという...全文を見る
○川内委員 平成十七年度の概算要求は平成十六年八月三十一日付で行われた。  今、金額について幾ら要求したのかということについての言及がございませんでした。
○川内委員 施設整備費について、旧白雲荘改修工事については六億円の経費を概算要求した。  施設整備費についてほかにも費目があったかと存じますが、それについても御説明いただけますか。金額とその内容を簡単に御説明ください。
○川内委員 平成十七年度の大学院大学の概算要求について、白雲荘改修工事が六億、造成工事が十五億の概算要求をした。合計二十一億でございますが、これは平成十六年の年末の財務省原案が内示された時点でどのように査定をされたのでしょうか。
○川内委員 内閣府にお尋ねいたしますが、六億が三億三千万に査定をされた、十五億が二億七千五百万に査定をされた。今、財務省主計局の真砂さんという次長さんからも、造成工事については平成十七年度中の着工が難しい状況であったのでという御説明がございました。  六億を三億三千万に査定をし...全文を見る
○川内委員 この沖縄の大学院大学については、非常に潤沢に予算がついている感じがするんですね。この年、運営費交付金は二十五億五千万ついているわけでございますが、平成十七年度の決算を見ますと、運営費交付金が六億円余っています。さらに、今、財務省の次長さんからも御説明があったとおり、造...全文を見る
○川内委員 追加発注に関する説明は行っていない、その2、その3についても行っていないということでございますが、集まった業者さんたちからは必ず質問が出るはずです。  なぜかならば、この十一月三十日の現場説明のときに、既に設計図書はすべて完成をしている。そして、その設計図書の中から...全文を見る
○川内委員 今の御説明では、現場説明会に集まった業者の皆さんが納得をされたとは思えないですけれども、では、答弁をそれで確定させておきたいというふうに思います。  特に、内装工事と、沖縄の機構やあるいは内閣府が称していらっしゃるその3の部分については運営費交付金を充てるということ...全文を見る
○川内委員 外部専門家が評価をした第一次案ではA相当の評価であった、平成十七年度概算要求時において。  では、平成十八年度の概算要求時においてのこの沖縄科学技術大学院大学の外部専門家の評価というものがどうであったのかということも加えて御説明いただけますか。
○川内委員 平成十七年、十八年については、途中段階というか、専門家が評価したらA相当であった。しかし、総合科学技術会議で最終的に決定をされた評価はSであったということでございます。  このA相当からSへ格上げが行われている。これは、どのような経緯で、だれの意見でそのようになった...全文を見る
○川内委員 ごめんなさい、非常に言葉を正確にお使いになられるようでございまして、では私も正確に使わせていただきますが、外部専門家の意見を聞いて、担当有識者議員の評価がA相当であった、総合科学技術会議の担当有識者議員の評価がA相当であった。しかし、それを科学技術担当大臣との合議の結...全文を見る
○川内委員 その総合科学技術会議に、例えば平成十七年度でいえば十月二十一日に行われているわけでございますが、総合科学技術会議に案が示されたときには、既にSが入っている案が示されたんですよね。
○川内委員 そうすると、その総合科学技術という正式な会議の場に示された案はSである。第一次案、担当有識者議員が評価したものはA相当であった。この沖縄科学技術大学院大学について、担当している有識者の方が評価をしたらば、科学者の方が評価をしたらばAであった。それが最終案の段階でSにな...全文を見る
○川内委員 そうすると、この科学技術大学院大学について、担当の有識者議員がA相当であると評価したものを、だれがSだと、担当でないだれがSだというふうにおっしゃったんですか。
○川内委員 いや、財政制度等審議会における建議の中においても、S、A、B、C評価が厳正に行われていない、正確な表記としては厳正に行うべきだと書いてあるんですが、厳正に行うべきだと書くということは、厳正に行われていない実態があるのではないかという疑問があるからではないかというふうに...全文を見る
○川内委員 いや、今の御答弁では、私はとても納得するわけにはいかないんですね。  例えば、独立行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構の平成十七年度における業務実績報告という、これは機構のホームページに出ておりますけれども、もうめちゃめちゃお手盛りの評価が書いてあるわけです。例えば...全文を見る
○川内委員 総合的に考えて、適切な配分のためにやったんだと。しかし、結果として、平成十七年度の決算は、沖縄のこの科学技術大学院大学構想について言えば、運営費交付金は六億余り、二億七千五百万という造成費は結局手つかずで翌年度に繰り越す。私は、非常に国の財政が厳しい中で、適切な配分だ...全文を見る
○川内委員 尾身大臣、率直にお伺いをさせていただきますが、平成十七年、十八年のこの総合科学技術会議の優先順位づけがA相当からSに格上げをされた件について、与党の先生方は概算要求から予算編成に年末までさまざまな面でかかわりを持たれるでしょうから、当然にかかわっていらっしゃったのでは...全文を見る
○川内委員 いや、私は、圧力を加えたり圧力を行使したりしたことがございますかということをお聞きしているのではなく、では、聞き方をちょっと変えます。  小委員長でいらっしゃいますから、一次案がA相当であるということについては当然に御存じでいらっしゃったのではないかというふうに思い...全文を見る
○川内委員 そうしますと、当時の棚橋科学技術担当大臣あるいは小池沖縄担当大臣と沖縄大学院大学の意義について意見交換はした、しかし、具体のS、A、B、C評価については関与を、関与というか意見は言っていないと。  S、A、B、C評価についての意見を表明されたこともないんでしょうか。
○川内委員 私は与党の議員じゃないものですから政府・与党の仕組みというのはよくわかりませんが、まさしく、政府・与党の中にいて、沖縄大学院大学の小委員長というお役にいらっしゃって、概算要求から予算の財務省原案の内示あるいは復活折衝を経て閣議決定される予算案に至るまで、さまざまな局面...全文を見る
○川内委員 それでは、沖縄担当部局は、この一次案を総合科学技術会議担当部局から示された後、尾身小委員長のところにこの案を持っていかれなかったのかということをお尋ねいたします。
○川内委員 いや、私、不思議でしようがないんです。普通、そういうのは見て当然だと思うんですけれども、見ることが別に何の悪いことがあるんだろうと思うんですけれども、政府・与党ですから、政府・与党が予算を決定していく中で、党側の責任者が、それこそ、先ほどおっしゃられていたように総合的...全文を見る
○川内委員 にわかにはちょっと信じがたいですが、これで終わらせていただきます。
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○川内分科員 川内でございます。  大田大臣にお運びをいただいておりますが、ちょっとお待ちをいただいて、ただいま石関委員からも、私の地元の鹿児島県、大田大臣の御地元でもありますが、鹿児島県で起きた、県会議員の先生が誤った捜査によって逮捕、起訴され、長期間にわたって勾留をされ、そ...全文を見る
○川内分科員 警察庁にもう一つ質問をさせていただきます。  実は、鹿児島の桜島の飲食店の経営者の方が、大臣もしょうちゅうをお好きなようでございますけれども、飲酒運転の厳罰化で、これは当然のことなんですけれども、大変お客様が減ってしまった、桜島には運転代行業者も全くいない。そこで...全文を見る
○川内分科員 そうすると、このアイデアを生かすためには、今、運転代行は二人でやっているわけですけれども、このバギー代行というのが法的にしっかりと整理をされれば、一人でできる。そうすると、さらに生産性も向上するのではないかというふうに思われるわけでございますが、そのネックとして、道...全文を見る
○川内分科員 それでは、この点については、規制緩和という観点からも取り組み、そして飲酒運転を撲滅するという観点からも取り組み、さらに地方の中小の飲食店経済活性化という観点からも、これはみんながいいということになろうかと思いますので、大田大臣にもお知恵をいただきながら取り組んでまい...全文を見る
○川内分科員 定義づけの必要性を認めつつ、しかしというところからがちょっと長いんですけれども、大田大臣、定義づけの必要性をお認めになられるのであれば、定義づけることは難しいかもしれないけれども、ワーキングプアというものに対して、政府が今動かしている施策の中で対応している部分は対応...全文を見る
○川内分科員 いや、大田大臣、今動かしている施策が無駄だとか、意味がないというようなことを私は申し上げているわけではなくて、今動かしている施策は施策として、どんどんどんどん動かしていただいて、対応に当たっていただく。しかし、そこからも漏れている人たちがたくさんいるのではないか。だ...全文を見る
○川内分科員 この議論はまた予算委員会の本委員会の場でもさせていただきたいというふうに思いますが、私は予算委員会の場でも申し上げましたけれども、憲法二十五条、健康で文化的な最低限度の生活を政府はすべての国民に保障しなければならないということがあります。しかし、最近の政府のさまざま...全文を見る
○川内分科員 正社員の有効求人倍率は〇・六八倍であるということでございます。  平成十八年十二月、昨年末の都道府県別有効求人倍率及び正社員有効求人倍率という、内閣府あるいは厚生労働省がおつくりになられた資料をいただきましたけれども、全国の有効求人倍率は一・〇八、正社員有効求人倍...全文を見る
○川内分科員 大田大臣、大田大臣が御担当されていらっしゃる成長力底上げ戦略には、正社員を望む人には正社員になれるように政府が支援をしていくというような方針は、残念ながら書かれておりません。しかし、大田大臣としても、正社員を望む方にはさまざまな施策によってなるべく正社員になっていた...全文を見る
○川内分科員 雇用形態別の雇用者数の推移などを見ると、確かに正規雇用は、ここ足元ふえていますね。しかし、非正規雇用はそれを上回る勢いでふえているということも実態としてあるということも私たちは押さえておかなければならないというふうに思います。  そこで、政府に対して私は申し上げた...全文を見る
○川内分科員 時間が来ましたので、終わりますが、必要に応じてという今御答弁だったわけでございますが、必要に応じてという御判断をされるのは、主体は大田大臣なのか、あるいはどなたなのか、今、明示的におっしゃられなかったわけでございますけれども、私が申し上げているのは、行政権がある内閣...全文を見る
○川内分科員 終わります。
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○川内分科員 おはようございます。民主党の川内です。  甘利大臣、ありがとうございます。それでは、早速質疑に入らせていただきたいと思います。  ただいま御説明のありました経済成長戦略大綱の中の四番目にも中小企業の活性化という言葉がございましたし、さらには、二月十五日に取りまと...全文を見る
○川内分科員 今経済産業大臣から総括的な御答弁をいただきましたが、ちょっと各論に入らせていただきたいと思います。  本日は内閣府からも審議官の方にお運びをいただいておりますが、成長力底上げ戦略チームが策定をした方針にのっとって、今後、中小企業対策についての円卓会議が、それは最低...全文を見る
○川内分科員 中小企業政策の重要な柱であると認識はしているが取り上げないという、非常にわかりづらい御答弁なわけでございますけれどもね。  結局、政府として、最も効果的かつ即効性のある中小企業対策あるいは中小企業政策として、官公需法に基づく受注機会の確保の閣議決定というのは私はあ...全文を見る
○川内分科員 何かちょっと外されたような気持ちがするんですが、よく検討をしてみるということは、私が今御提案を申し上げた方向で検討をするという理解でよろしいですか。
○川内分科員 何か話がここで終わっちゃうと私も寂しい思いがするんですけれども。  大臣、内閣の、総理大臣が最大限努力する、受注機会の確保に向けて最大限努力するとおっしゃられた。そうすると、今までのやり方と全く同じやり方をすることは最大限努力をするということにはならないというふう...全文を見る
○川内分科員 では、従来のやり方について今後検討されて、何らかの方針をお示しになられるというふうに理解をしたいと思います。  それでは、閣僚懇談会などで甘利大臣から各閣僚に対して、この官公需契約見込み額の取りまとめと、そしてまた契約目標額の取りまとめについて内閣を挙げて取り組み...全文を見る
○川内分科員 どういう方法がいいかは少し考えさせていただきたいということでございますけれども、例えばこういうふうにしたいとか、あるいはこういうことを考えているのだというようなことが今は何もないわけですか。
○川内分科員 それでは、私も、政府が、大臣がどのようにこの問題についてお取り組みになられるのか、ずっと注意深くウオッチをさせていただきたいというふうに思いますし、また、委員会の中で、どのようにされたのか、あるいはどのようにするのかということについても逐次お伺いをさせていただきたい...全文を見る
○川内分科員 大臣の前向きなお取り組みに期待をしたいと思いますが、今、経済は、地方においては非常にまだ厳しい状態が続いている。雇用環境も非常に厳しいという状況である。そういう中で、政府が直接的に中小企業対策あるいは中小企業政策として何ができるのかということを考えたときに、この官公...全文を見る
○川内分科員 あと三十秒ぐらいですから終わりますが、労働者派遣法にのっとって派遣としてやっていればいいものを、要するに請負というのは、雇用を申し入れる義務がないので、経営側にとっては楽なので請負という形をとる。さらに、請負という形をとる中で、自分たちにとって都合のいい法律の体系に...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○川内分科員 おはようございます。民主党の川内でございます。  松岡大臣、本日は、黒豚の定義問題について一対一で議論をさせていただきたいというふうに思います。  今から三年前の平成十六年のことでありますが、私の地元鹿児島で大規模な黒豚偽装事件が発生をし、これは刑事事件になりま...全文を見る
○川内分科員 ガットの三条の内外無差別を大臣は誤解していらっしゃると思いますね。  私は、政府の知的財産戦略本部に、黒豚を、国内産と限定をつけることが内外無差別の原則に反するかと聞いてあります。反しないと政府の知的財産戦略本部がはっきりとおっしゃっています。  さらに、さらに...全文を見る
○川内分科員 進んでいないということを申し上げているわけではなくて、それは進んでいるでしょう。  しかし、今後、日本の農業というのは、国の柱だし、歴史や伝統や文化を守っていくために大事にしなければならない、さらには、最先端のビジネスとしても、バイオや、あるいは知的財産権と絡んだ...全文を見る
○川内分科員 私が申し上げているのは、世界的に見て限界かどうかということについて検討会での検討が行われていないということですよ。大臣はそのように今おっしゃるけれども、検討会の中で、WTOやあるいはTRIPs協定やそういう世界の貿易に関する専門家が加わっていないし、今そこの課長は、...全文を見る
○川内分科員 はい。  最後に、いや、大臣、大臣は日本の大臣なんですからね。(松岡国務大臣「いや、そうですよ」と呼ぶ)でしょう。WTOに提訴されたら、受けて立てばいいじゃないですか。そこで厳密な議論をして、パネルで勝利すればいいじゃないですか。  私は、しょうちゅうのときに、...全文を見る
○川内分科員 いや、WTOに提訴されたら負けますからって、そんな情けないことを言っちゃだめですよ。
○川内分科員 無理じゃないですよ。無理……
○川内分科員 もう終わりですか。もうちょっとやらせてくださいよ——また次、やらせていただきます。
03月22日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○川内委員 川内でございます。よろしくお願いいたします。  早速質問に入らせていただきます。  今回の犯罪による収益の移転防止に関する法律案が成立をすると、組織的犯罪処罰法の第五章が削除、さらに、いわゆる本人確認法は廃止、FIUが、FIUというのはマネーロンダリング及びテロ資...全文を見る
○川内委員 その国際的な要請に法的拘束力はありますか。
○川内委員 私が聞いているのは、国際的な要請に法的拘束力がありますかということを聞いております。法的拘束力があるのかないのかということをお答えください。
○川内委員 テロ対策あるいはマネーロンダリング対策として、法的拘束力のない国際的な要請に従って本人確認法の規制の強化が行われた。  それでは、今まで、平成十八年の一年間で、現金によるATM送金は何件あったのか、そのうち十万円以上あるいは十万円以下が何件あったのか、それぞれ御説明...全文を見る
○川内委員 十万円超の現金によるATMでの振り込みが毎月約二百七十万件行われている。これに十二を掛けると三千万件を超える十万円超のATMによる振り込みが今までは行われていた。しかし、ことしの一月四日からは、十万円を超えるATMでの現金の振り込みは受け付けないということになった。こ...全文を見る
○川内委員 いや、局長さん、私も昔銀行員だったので、私が銀行の窓口で入出金を一生懸命やっている裏側で、警察の方がいらっしゃって過去の入出金の記録を一生懸命お調べになっていらっしゃることとか、よくありました。それはもう過去二十年ぐらい前の話ですけれども、別に本人確認法があろうがなか...全文を見る
○川内委員 私が申し上げているのは、「平成十八年の組織犯罪の情勢」という警察庁組織犯罪対策部企画分析課がお出しになられた資料の五十二ページに「疑わしい取引に関する情報を端緒とした事件内容」ということで表が出ておりますので、これを見ながら質問させていただいておるわけでございますが、...全文を見る
○川内委員 無駄なことで時間を使わないようにしていただきたい。  私もさっきから言っているじゃないですか、私も昔銀行員だったころ、警察の方が銀行にいらっしゃって一生懸命調べていることを知っていますと。被害届があってそういうものを調べることは、別に本人確認法がなくたってできるわけ...全文を見る
○川内委員 過去にはあったのかもしれませんが、それは私はちょっと聞いておりませんので。  とにかく、昨年の五十件でいえば、テロ対策資金なりあるいはマネロン犯罪であるというものの立件は、この本人確認法に基づく疑わしい取引の届け出を端緒とするものからはなかった。さらに、国際的な要請...全文を見る
○川内委員 いやいや、その勧告には法的拘束力はないということをさっき確認したんですよ。さらに、そういうことをやる国内においての立法事実がありますかということを今聞いたんですよ。立法事実はありませんということを言わないといけないですよ。だって、ないんだから。
○川内委員 今、立法事実はあるのだという御答弁だったと思いますが、疑わしい取引の届け出に関する情報を端緒とした事件としては、平成十八年に五十件を立件した。先ほど警察の局長さんも、端緒となったものの中にはテロ対策もマネロン犯罪もなかったが、情報の中にはテロ対策なりマネロン犯罪に関す...全文を見る
○川内委員 そもそも、あるんだというんだったら、件数ぐらい国会で聞かれたら答弁していただくのが私は本当ではないかなというふうに思います。  きょうは、ほかにもちょっとお聞きしたい論点があるので、最後に、この問題については大臣の御見解をお尋ねしたいんです。  大臣、年間を通すと...全文を見る
○川内委員 大変すばらしい御答弁をいただいたというふうに思います。  国家公安委員長、今後は、この新しい法律案を金融庁とともに所管する大臣が、もうちょっと金額については考えた方がいいのではないかということを御発言されたということで、また警察庁、金融庁でしっかり御議論をいただきた...全文を見る
○川内委員 だから、今後は金融機関に対して、疑わしい取引の事例集という書き方ではなくて、ガイドラインではなくて、一定の重大犯罪につながる疑わしい取引の事例集という形でガイドラインを示さなければ、これは疑わしいといえば何でもかんでも疑わしくなるわけで、一定の重大犯罪につながるという...全文を見る
○川内委員 よろしくお願いいたします。  何でもかんでも疑わしいとなると、ほんのちょっとしたことが疑わしいということになっていきますので、それは多分、警察庁としても望ましいこととは思っていらっしゃらないと思いますので、今の御答弁を踏まえて、大臣からもどうぞ。  答弁を訂正され...全文を見る
○川内委員 さらにすばらしい答弁になりました。ありがとうございます。  それでは、次の論点に移らせていただきます。  そもそも、こういう国民全体に対して規制を強化するというのではなく、やはり私は、マネロン対策、テロ対策あるいは薬物事犯対策ということであれば、反社会的な勢力ある...全文を見る
○川内委員 溝手大臣、私のような者が大臣に答弁ぶりをお願いするのは大変恐縮なんでございますが、大事なところでございますので、暴力団関係企業を公共工事から排除していくことは政府の方針であるというふうに正確に御答弁いただけますか。
○川内委員 ありがとうございます。  となると、実は、ことしの三月二日に出されております、暴力団資金源等総合対策に関するワーキングチーム、これは犯罪対策閣僚会議のもとに設置をされている各省課長級の皆さん方によってつくられている作業チームでございますが、そこには、実は「暴力団員等...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。それでは、さらなる対策の強化を私の方からも要請しておきたいというふうに思います。  それに関しては、今警察の局長さんから御答弁がございましたけれども、準構成員、元構成員については、法律上に定義づけられているものではないので、総合的に判断していか...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  それでは、最後の論点でございますが、私の地元鹿児島の志布志事件についてお伺いをさせていただきたいというふうに思います。  志布志事件については、大きく報道されておりますので、内閣委員会の委員の先生方もよくよく御案内のところであろうというふ...全文を見る
○川内委員 続いて、検察を所管する法務省にもきょうお運びをいただいておりますので、法務省からも、無罪判決の確定を受けての見解をお願いしたいと存じます。
○川内委員 溝手大臣からは、今後かかることがないように、各都道府県公安委員会、警察、あるいは警察庁に対して、管理する立場として意見を言ったと、検察、法務省は、今後かかることのないように糧としていきたいということを御答弁いただきました。  それでは、今後このようなことが発生しない...全文を見る
○川内委員 法務省というか、最高検の方の対応というのはいかがでしょうか。
○川内委員 それでは、時間もあと五分ほどでございますけれども、今回、このようなことが起きて、裁判員制度の導入を控えて、警察に対する信頼あるいは検察に対する国民の皆さんの信頼というものが大変重要になるというふうに思います。  大部分の、大部分のというか、すべての警察の皆さんやある...全文を見る
○川内委員 それでは、検察の方から、取り調べの録音、録画について試行をされていらっしゃるということでございますけれども、その試行についての現在の状況等について教えていただきたいというふうに思います。
○川内委員 私ども民主党は、取り調べの録音、録画の法案を出させていただいております。さまざまな問題はあるにせよ、試行錯誤をしながら、少しでも今回の志布志事件のようなことがないようにしていく、あるいは富山の事件のようなことがないようにしていくためにまた今後議論を続けさせていただきた...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○川内委員 民主党の川内でございます。早速、質問を始めさせていただきます。  朝、テレビを見ておりましたら、今、政府側では公務員制度改革が大変な山場を迎えていらっしゃるということで数々の報道がされておりましたが、その中で、いわゆる天下りの人数について、テレビ局の報道では、二万二...全文を見る
○川内委員 昨日決定をされた質問主意書に対する答弁書の中では、押しつけ的な、ごめんなさい、正確に政府の言葉遣いを申し上げます。予算や権限を背景とした押しつけ的なあっせんがあったであろうと推測していると政府として正式に答弁をしていらっしゃるわけでございます。  それでは、今現在調...全文を見る
○川内委員 実態がわからない中で法律だけがつくられようとしているとしたら、それは大変、問題の解決につながらないことを危惧いたします。(渡辺国務大臣「と抵抗勢力は言うんです」と呼ぶ)いや、抵抗勢力ではなく、大臣、問題があり、そこになぜそのような問題が発生するのかという原因があるから...全文を見る
○川内委員 実態がわからないのであれば、解決策などは出てきようがないということを言っているんですよ。だから、実態がわかるまでは解決策は出ないんですね。
○川内委員 一体何をおやりになっていらっしゃるのか、私には理解しがたい部分があります。  予算や権限を背景とする押しつけ的なあっせんとは具体的にどのようにして行われるのか、それは各役所のどのようなセクションで行われるのかというような実態、それに基づいて何人ぐらい天下りをしている...全文を見る
○川内委員 平沢副大臣は少子化担当の副大臣でいらっしゃいます。最近、NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむというところが出した「母子家庭の仕事とくらし」というアンケート調査の結果の冊子がございます。これをぜひお取り寄せいただいてお読みいただきたいというふうに思いますが、母子家庭の...全文を見る
○川内委員 中央児童福祉審議会の児童扶養手当部会の中では、総合的に検討をしていくという旨の記述はされているが、二分の一を上限として削るとか、そういうことは書いていないんですよ、この答申には。  したがって、国会の附帯決議の中でも、児童扶養手当の一部支給停止に係る政令を定めるに当...全文を見る
○川内委員 いや、意見を聞かせていただいてじゃなくて、聞かせてという言葉を使うと、聞いたらいいんだということになってしまいます。踏まえてと言っていただけませんか、意見を踏まえてと。
○川内委員 ありがとうございます。  それでは、次の論点に移らせていただきたいと思います。  予算委員会でも話題になりましたが、偽装請負の件で伺わせていただきます。  平成十七年の四月から平成十八年の十二月までに厚生労働省が監督をした、偽装請負に係る監督された一部上場企業は...全文を見る
○川内委員 ちょっと今よく聞こえなかった。(鳥生政府参考人「百五十社でございます」と呼ぶ)偽装請負で監督された企業数が百五十社。  同じ時期において、平成十七年四月から平成十八年十二月までに複数回監督された一部上場企業は何社ですか。
○川内委員 それでは、同時期における文書による指導を受けた一部上場企業の数は何社ですか。
○川内委員 同じく、同じ期間で複数回文書指導を受けた一部上場企業は何社ですか。
○川内委員 予算委員会で公述人として来ていただいた、キヤノンで働いていらっしゃる、いわゆる偽装請負の実態について公述していただいた公述人もいたわけでございますが、キヤノンは今私が申し上げた四つの質問すべてに該当をする会社ですか。
○川内委員 大村副大臣は、テレビ番組に出演されて、偽装請負は言語道断であるという御発言をされていらっしゃいます。  まず、その発言について確認をさせてください。
○川内委員 予算委員会で公述人の方が、国権の最高機関の正式な会議の場で、自分は偽装請負の対象であり、会社は監督を受けた、あるいは受けているという趣旨の発言をしているわけであります。  これは政府として、今私が聞いていることに関して、では、公述人の方の公述がうそである、公述人の発...全文を見る
○川内委員 余りこれで時間をとりたくはないのですが、大田大臣、政府は、イノベーションにより経済成長を実現していく、さらにはその前提として公正な競争がなければならないということをおっしゃっていらっしゃいます。公正な競争を担保するものは、ただ単にコンプライアンスということだけではなく...全文を見る
○川内委員 個人の立場といっても、経済財政諮問会議の名簿にはキヤノン株式会社会長と多分書いてあったと思うんですが、以前からそういう、前の奥田さんなんかもトヨタの会長というお立場だったと思うし、何らかの肩書はついていたと思うんです。  個人として任命した、それはそうですよね。個人...全文を見る
○川内委員 同じ鹿児島なんですけれども、鹿児島同士だから何かいいことを言ってくれるかなと思ってちょっと期待していたのですが、ちょっと残念です。  私は、公正な競争というものを担保していくためには何をしなければならないのかということについて、やはり真摯な議論をしなければならないと...全文を見る
○川内委員 このパンフレットの三ページに、このように書いてございます。土壌汚染対策法は、「有害物質を取り扱っている工場・事業場が、土壌汚染の有無が不明なまま放置され、例えば、住宅、公園等のような不特定の人が立ち入る土地利用に供せられることによって、人への健康影響が生じてしまうこと...全文を見る
○川内委員 国民の皆さんも、中央卸売市場が、特に築地がどうなるのかということについては大変に注目をしておりますので、わかりやすく御答弁をいただきたいのですが、「住宅、公園等」の「等」には、中央卸売市場のような、毎日大量の生鮮食料品が集積をし、そこからまた散らばっていくというような...全文を見る
○川内委員 そこに集積をする、野積みをされる生鮮食料品に対する影響までは想定をしていないということでよろしいですね。
○川内委員 いや、国民の皆さんが注目しているからわかりやすく答えていただきたいんですけれども、一定の寄与はしていると。一定の寄与とは何ですか、一定の寄与とは。一〇〇%でいうと何%寄与しているんですか。
○川内委員 だから、最初からそう言えばいいじゃないですか。中央卸売市場のような施設は土壌汚染対策法がすべてその安全を確保できるようなカバーの仕方をしている法律ではありませんと、最初からそう言えばいいのに、ここまで来るのに十分かかっていますよ。  この土壌汚染対策法では中央卸売市...全文を見る
○川内委員 それでは、農林水産大臣が中央卸売市場整備計画を定めるということになっているそうでございますが、もうこの中央卸売市場整備計画では築地を豊洲に移転するということが計画として定められているんでしょうか。そして、定められているとすれば、いつそれは定めたんでしょうか。
○川内委員 平成十七年三月に築地を豊洲に移す整備計画が農林水産大臣によって定められたということでございますね。  では、この決定をするに当たってどういう場で議論がなされたのかということについて御説明をいただきたいと思います。
○川内委員 食料・農業・農村政策審議会に諮問して計画を定めるということでございますが、この食料・農業・農村審議会でどのような議論が行われたのか、ちょっと説明していただけますか。もうちょっと詳しく説明していただけますか。
○川内委員 それでは、その食料・農業・農村政策審議会の総合食料分科会での議論は一回だけということですね。
○川内委員 今の御説明では、交通のアクセスについて議論がなされたということで、この分科会においては、高濃度に汚染をされている土壌であった土地に卸売市場が立地することによる生鮮食料品への影響について専門的知見を有する専門委員なり審議会の委員という方は、この議論の中に入っていなかった...全文を見る
○川内委員 中央卸売市場整備計画の中には、食の安心、安全と。食の安全、安心というものもこの整備計画の大きな目標の一つですよね。
○川内委員 極めて重要な観点である食の安心、安全という分野について、この中央卸売市場整備計画を農水大臣が定めるに際して開かれた審議会の中には、大変に問題のある土壌汚染と食料品との関係について専門的知見を有する委員が入っていなかった、議論に加わっていなかったということが明らかになっ...全文を見る
○川内委員 食品安全基本法の第二条「定義」の部分には、「この法律において「食品」とは、すべての飲食物をいう。」と書いてありますね。さらには第十一条に、「食品の安全性の確保に関する施策の策定に当たっては、人の健康に悪影響を及ぼすおそれがある生物学的、化学的若しくは物理的な要因又は状...全文を見る
○川内委員 それでは、BSEに由来するとされる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病のOECD加盟国における死亡者数は何人でしょうか。
○川内委員 OECD加盟国における鳥インフルエンザの死亡者数が四名、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は百九十名ということでありまして、BSEは私はまだまだ注意をしなければならない感染症であるというふうに思いますが、米国内における変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の死亡者数は何人です...全文を見る
○川内委員 今般、米国が国際獣疫機関、OIEにステータス評価を変えてくれということで申請をして、OIEの科学委員会が、管理されたリスクの国というふうに評価案を策定いたしました。今後、これが、五月あたりだと思いますが、OIEの総会にかけられてステータスが正式に決定をするのであろうと...全文を見る
○川内委員 いや、私も持っているんですけれども、科学委員会から各国へのコメント、この場合でいうとアメリカへのコメントのところに何と書いてありますかということをお聞きしたんですけれども。
○川内委員 今御説明があったように、OIEの科学委員会も、管理されたリスクの国としての評価案を示しながら、しかし交差汚染の可能性は、米国内において飼料規制あるいはサーベイランスの強化をしなければ、依然として残り続けるであろうというコメントをしているわけであります。  そこで、ア...全文を見る
○川内委員 終わります。ありがとうございました。
04月03日第166回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○川内委員 川内でございます。早速質問をさせていただきます。  まず、温泉法の一部を改正する法律案について聞かせていただきます。  先ほどから再三話題になっているわけでございますが、温泉法上の温泉とは何ですかということをまずお答えいただきたいと存じます。
○川内委員 今、温泉法上温泉とは、地中から湧出する温水等で、温泉源から採取されるときの温度が摂氏二十五度以上か、他の所定の物質のうち一つ以上を有するものであるという趣旨の御答弁をいただいたわけでございますが、それでは、温泉法上の温泉の定義が、国民一般が、ああ、これが温泉だと思って...全文を見る
○川内委員 ユーザー側が選択をする、温泉に入る側が温泉を選択していけばよいのだという御趣旨の御答弁なわけですが、しかし、私自身は、この温泉法の温泉の定義というものは、国民があるいは私などが温泉と考えているものとはかけ離れているなということを感じるわけでございます。  大臣は先ほ...全文を見る
○川内委員 最初からそうであったということでございますけれども、では、国民の皆さんに、二十五度以上の水であれば温泉と言っていいんですよと。これは水ですよ、二十五度なんというのは、水。(若林国務大臣「成分がちょっと入っていないと」と呼ぶ)いやいや、成分が入っているか否かは関係ないん...全文を見る
○川内委員 よほどの事情があればさかのぼっていいわけでしょう、大臣の今の御答弁でいえば。では、よほどの事情があればさかのぼれるというふうに書けばいいじゃないですか。
○川内委員 私が聞いているのは、附則三条を入れたのはなぜですか、答申には書かれていませんねということを言っているんですよ。答申には、今大臣が御発言になられたようなことは一切書かれていない。まずそこを確認させてください。答申には、中央環境審議会の「今後の土壌環境保全対策の在り方につ...全文を見る
○川内委員 答申の中にはそのようなことは書かれていないということを確認させていただきました。  それでは、平成十四年の三月の時点で、環境省はこの豊洲の土地について問題があるということを既に知っていたということも確認させてください。
○川内委員 ちょうど法律が議論をされているときに、環境省も知っているにもかかわらず、わざわざ附則三条を設けた、適用対象外にするということを設けた。しかも、それは答申には全く書かれていない。だれが、いつ、どこで、この附則三条を入れるということをお決めになられたんですか。(発言する者...全文を見る
○川内委員 いや、大臣、私が聞いているのは、そういうふうに定めたのは、だれが、いつ、どの場でお決めになられたんですかということをお聞きしております。
○川内委員 最終的に決めたのは国会ですが、内閣法でございますから、当時、内閣法として提案をされて修正されなかったという御答弁だったと思うんですが。  いいですか、環境省のホームページには、「土壌汚染対策法について」ということが出ております。この土壌汚染対策法の「背景及び経緯」に...全文を見る
○川内委員 土壌汚染対策法の附則三条は、答申には書かれていなかったが、環境省が入れることを決めて内閣法として提出したと。  それでは、土壌汚染対策法の適用を豊洲のこの土地がもし受けるとすれば、附則三条がないとすれば、この土壌汚染対策法は豊洲を対象とするわけです。とすれば、豊洲を...全文を見る
○川内委員 土壌汚染対策法上の対象になる土地であれば、指定区域にこの豊洲はなるわけでございまして、これは、今行われている対策がとられたとしても指定区域の解除はされないということが今大臣から御答弁があった。  私はやはり、この附則三条を環境省がわざわざ独自の判断で入れた。大臣、そ...全文を見る
○川内委員 大臣は冒頭、特別な事情がある場合にはというような御発言をされましたよね。特別な事情がある場合には、あるいは、特にその汚染の状況がひどいというか、相当程度汚染されていると想定されるような土壌については、その特別な事情があるのではないかという趣旨の御発言をされた。私は、そ...全文を見る
○川内委員 大臣、この審議会の答申が出たときのパブリックコメントなんかには、工場として使用を停止して更地になっているところであっても本法の対象となるということを、パブリックコメントに対する回答できちんと環境省はその当時出しているんです、審議会のパブリックコメントには。法律にすると...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  私は、大臣、環境省が、環境を守るあるいは環境を保護する、国民の健康に影響を与えるようなものについてはしっかりと規制をしていくということが必要であるというふうに思っているんですね。  温泉法についても、国民の温泉に対する意識と乖離しているの...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○川内委員 川内でございます。おはようございます。  前回、温泉法に関連して、築地の中央卸売市場豊洲移転問題に関して質疑をさせていただきましたが、きょうはその続きということで、豊洲の土壌汚染について集中的にまたお話を伺わせていただきたいというふうに思います。  今、資料として...全文を見る
○川内委員 特に問題はないということですか。もし事実であったとしても問題はないということですか。
○川内委員 いや、周辺海域の状況を私はお尋ねしているわけではない。海は流れているわけですから、海流があるんですから、それは海に流れた後はそこの水質を測定したって変わらないでしょう。  問題の土地からこういう排水が、もし出ているとすれば、しみ出しているとすれば、問題はないのかとい...全文を見る
○川内委員 水質汚濁防止法上は施設から排水される水の排水基準を定めているということなんでしょうが、それでは、一般的な事例として排水基準だけを取り上げた場合、pH値一一・三五というのは、排水基準に照らし合わせればどのぐらいの排水基準をオーバーする基準になりますか。
○川内委員 いや、私が聞いているのは、では、その排水基準に照らし合わせた場合にどのぐらいの、排水基準を何倍ぐらいオーバーしている排水基準になるんですかということを聞いております。
○川内委員 二・三五だけオーバーしていると。何か割と軽いことのようにおっしゃるわけでございますが、いやしくも環境学会の学者の先生がpH値が異常な値を示す排水が、排水というか地中からしみ出している水が土管から流れ出しているということを、週刊誌の記事でありますが、指摘しているわけであ...全文を見る
○川内委員 いや、あなた方は築地が豊洲に移転することに関して重大な関心を持つということを、大臣だって再三にわたって答弁しているわけですよ、この間、予算委員会を初めとして。それにもかかわらず、その対象地で異常なpH値を示す水がわき出ているということに関して、いや、個別の法律に当ては...全文を見る
○川内委員 見守るというのは何もしないということですよ。環境省というのは一体何のための役所かということをこの前からずっと指摘をさせていただいているわけでございます。  それでは、異常な排水があるということに関して、見守る、何もしないということを環境省として今御答弁されたわけでご...全文を見る
○川内委員 認識したと考えているとはどういうことですか。認識したと考えているとはどういうことなんですか。
○川内委員 平成八年の水質汚濁防止法の改正を国会で議論したときに、このような附帯決議がついています。衆議院環境委員会、平成八年五月二十四日、水質汚濁防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議、「六 土壌汚染は蓄積性の汚染であり、ひいては地下水汚染等を通じて人への健康影響が懸念さ...全文を見る
○川内委員 考えていただいて結構だじゃないんですよ。認識していたと言わなきゃだめでしょう。認識していたと言いなさいよ。
○川内委員 平成十三年の一月に豊洲の土壌汚染を認識していた。土壌汚染対策法は、平成十四年二月十五日に閣議決定をされ、国会に提出をされています。その間の間で、内閣法制局などと法令協議をし、法案の作成というものがなされているわけであります。審議会の議論も当然になされている。  私は...全文を見る
○川内委員 うそをついちゃだめですよ、私は内閣法制局に確認しているんだから。  法制上の技術的なことではなくて、附則三条というのは政策的に設けられているものですというふうに、内閣法制局の環境省担当の参事官ははっきり私に言いましたよ。政策的なものなんですよ、附則三条というのは。法...全文を見る
○川内委員 特にございませんなんて、うそを言っちゃだめですよ。  東京都は、土壌汚染対策法をつくってくれという要望を再三再四にわたって環境省に対して要望していますでしょう。これは、環境省が検討会に出した資料ですよ、私が勝手に言っているわけじゃないですからね。環境省が検討会に事務...全文を見る
○川内委員 綿密なやりとりをしていたと。  ここで私は、環境省に対して、あるいは環境大臣に対して、平成十三年の一月から平成十四年の二月十五日まで、要するに、法案が閣議決定をされて国会に提出されるまでの間、東京都と環境省がやりとりをした文書を本委員会に提出していただくことを求めた...全文を見る
○川内委員 さらに、寺田さん、東京ガスのこの豊洲の土地のことを環境省は認識していて、土壌汚染のことを知っていて、審議会にも説明せず法案を作成し、附則三条を設けて、この豊洲の土地を法律の対象から外したということですよね。結果として外れてしまったということを認めてください。
○川内委員 それは、今になって思えば、極めて不適切であったというふうにお思いにはなられないですか。
○川内委員 いや、やむを得ない措置というが、これは土壌汚染対策法のコンメンタールですけれども、附則三条について、経過措置、政策的に設けられたんだということをコンメンタールも言っているわけですよ。法技術上の問題ではない、政策的に設けられたと。その政策的に設けるというのを、国会にも説...全文を見る
○川内委員 土壌汚染対策法の課題を検討していくということでございますので、いつから検討するということを明示的におっしゃいませんでしたので、それは直ちにやられるものというふうに私としては理解をしておきたいというふうに思います。  それでは、大臣、冒頭、さかのぼってというふうに答弁...全文を見る
○川内委員 それでは、農水大臣が定めた中央卸売市場整備計画の中で、築地の豊洲移転計画というものを決定したのはいつですか。
○川内委員 その整備計画を議論した場、どのようにしてその整備計画を大臣が決定するに至ったのかということについて、御説明をいただきたいと思います。
○川内委員 食料・農業・農村政策審議会で議論をされたと。食料・農業・農村政策審議会の、例えば何とか分科会とか、そういうのがあると思うんですけれども、もうちょっと具体的に御説明いただけますか。
○川内委員 総合食料分科会で、築地の豊洲移転について、何回議論をされましたか。
○川内委員 平成十七年三月に一回だけ議論をしたということでございますね。  卸売市場法には、第五条に、中央卸売市場整備計画は整備基本方針にのっとって作成をされるというふうに書いてありますね。確認してください。
○川内委員 「卸売市場整備基本方針に即するものでなければならない。」と。  そうすると、整備基本方針の中には食の安心、安全という観点が入っていますね。
○川内委員 食の安心、安全という観点が整備基本方針の中に入っていますかとお聞きしたわけでございますが、それは入っているという理解でいいんですよね。もう一回、ちゃんと答弁してください。
○川内委員 確かにこの平成十七年三月十七日の食料・農業・農村政策審議会総合食料分科会議事録には、農水省の方の御説明として、「卸売市場を通ったものは非常に安全だというようなことが胸を張って言えるような、そういうものにそれぞれの市場で考えていただきたい。」というようなことが、もう威張...全文を見る
○川内委員 結局、立地としてどうかという議論であって、汚染土壌と食の安心、安全ということに関する議論はなされていないということでよろしいですね。
○川内委員 総合食料分科会の委員の中に、汚染土壌と生鮮食料品の安心、安全というものに関して科学的知見を有する委員が、そもそもメンバーとして入っていないということも確認してください。
○川内委員 私は今までずっと確認してきましたけれども、卸売市場法では、卸売市場整備基本方針を定める、基本方針にのっとって整備計画を定める、基本方針には食の安心、安全という観点が入っている、あると。  整備計画を議論する総合食料分科会で、食の安心、安全と土壌汚染との関係について議...全文を見る
○川内委員 農水省さん、きょうの議論の中で私が明らかにしましたでしょう。今、都の条例できちんと処理しているからという説明を聞いて審議会を開いたという御答弁でしたけれども、都の条例にしても、この土壌汚染対策法にしても、汚染土壌と食の安心、安全というもののつながりに関して言えば、食の...全文を見る
○川内委員 終わっておりますので、十秒だけ。  大臣、私は、本委員会に求めたいと思います、委員長にも申し上げておきたいと思いますが。  東京都は豊洲移転を目指しているわけです。しかし、これには重大な疑義がある。したがって、私は、本委員会に、東京都知事、石原都知事をお招きし、農...全文を見る
○川内委員 終わります。
04月11日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○川内委員 川内でございます。よろしくお願いいたします。  早速、質問をさせていただきます。  本日、参議院の本会議で、雇用保険法が修正可決をされたということでございます。この雇用保険法については、厚生労働省さんの、大臣の言葉をかりれば、大失態によって修正を余儀なく、施行期日...全文を見る
○川内委員 不利益変更については遡及をしない、それ以外の部分については遡及適用を修正によって認めていただいたということでございますが、不利益変更になる部分というのは、もし、その不利益変更になる部分というのが遡及適用されるとすれば、どういうものが不利益変更であるというふうに考えれば...全文を見る
○川内委員 不利益が生じないならば、もともと、その施行期日を四月一日というふうにしていたことの意味というものを、もう一度、大臣の方から教えていただきたいんですが。
○川内委員 この問題は、余りきょう長く引きずるつもりはないんですけれども、そもそも、今回このようなことになったのは、厚生労働省さんの、大臣の言葉をかりれば、大失態に端を発しているということでございますので、私どもとすれば、今後、かかることのないように十分注意をしていただきたいとい...全文を見る
○川内委員 それでは、BSE由来のバリアントCJD、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病で死亡をされたOECD加盟国における死亡者数をお答えください。
○川内委員 OECD加盟国における鳥インフルエンザで死亡された方々の人数は四名、BSE由来のバリアントCJDで死亡された方々の数が百九十一名。OECDというのはいわゆる先進国と言ってもいいと思いますが、BSE由来のvCJDというのは、まだまだ注意が必要であるということがこの数字か...全文を見る
○川内委員 そういうアメリカから、ばら肉の輸出証明書に記載のない貨物が入ってきたり、あるいはタンの輸出証明書に記載がない貨物が入ってきたりということが最近相次いでいるわけですが、この二つの事例について、その概要を簡単に御説明ください。
○川内委員 まず、一例目のばら肉の件でございますけれども、厚生労働省と農林水産省は、当該施設からの輸入手続を停止するとともに、米国政府に対し、当該施設について対日輸出認定リストから除外するよう要請いたしましたというふうに今御答弁がございました。  それでは、当該施設は、米国政府...全文を見る
○川内委員 いろいろ御説明をいただきましたが、今現在、対日輸出認定リストから除外をされていないということを、私が聞いたことを正確に御答弁いただけますか。
○川内委員 大臣、二十六日から安倍総理が訪米をされて、日米首脳会談、訪米による初の首脳会談が行われるというふうに聞いておりますが、先日のニュースでは、米国内の牛肉の生産者に向かってブッシュ大統領が、日本に対して米国産牛肉の輸入の全面解禁をするように話をするというようなニュースも報...全文を見る
○川内委員 大臣、ぜひOIEのステータス評価案を読んでいただきたいというふうに思うんですが、それに何と書いてあるかというと、アメリカについては、管理されたリスクの国と書いてあって、しかし、飼料規制の問題あるいはサーベイランスの問題がアメリカ国内においては依然としてリスクとして残っ...全文を見る
○川内委員 大臣、せっかく大臣にお聞きしているんですから、まだ議題が決まっていないとか適切に対応していきたいとか、そんな何か形式張った御答弁ではなくて、日本の政府がアメリカ政府に対して、飼料規制の強化とサーベイランスの維持拡大については年次改革要望書で昨年正式に申し入れをしている...全文を見る
○川内委員 供給すべき情報の中に飼料規制の強化、サーベイランスの維持拡大が入っているということでよろしいですか。
○川内委員 ありがとうございます。  それでは、次の論点に移らせていただきます。  今後の児童扶養手当制度のあり方についてでございますが、来年四月一日から、児童扶養手当については、受給期間が五年を超える場合の手当の一部支給停止に係る措置がとられる、そしてそのための政令が本年度...全文を見る
○川内委員 厚生労働大臣は、このNPO法人のしんぐるまざあず・ふぉーらむとかウィンクの皆さんにお会いになられたことはありますか。
○川内委員 大臣は、今国会の冒頭でそれこそ大失言をされて、しかし、その職責を全力で果たすことによって信頼回復に努めたいというふうにおっしゃっていらっしゃいます。そういう意味では、このシングルマザーの皆さん方が今置かれている現状がどのような状況なのかということについて、事務方から報...全文を見る
○川内委員 タイミングを考えるというのは、予算編成の前ということですよね。前ですと言っていただけますか。議事録に全部残さないと不安なんです。
○川内委員 ありがとうございます。  それでは、本委員会の主要な議題でありますパート労働法について質問させていただきます。  昨日、厚生労働省の方々からパート労働法の改正についてという三枚の紙をいただきました。それの一番冒頭の部分でございますが「パート労働者は近年著しく増加し...全文を見る
○川内委員 総務省の労働力調査で、週間就業時間が三十五時間未満の雇用者。それでは、週間就業時間が三十五時間以上四十時間未満のパート労働者の人数は何人ですか。
○川内委員 厚生労働省はやはりちょっとずるいですね。  大臣、労働政策審議会の雇用均等分科会議事録を私は読ませていただきましたけれども、限りなく正社員に近いパート労働者は何人ぐらいいるんですかと委員の方が聞いたら、審議会の事務局はわかりませんと答えているんですよ。私にも、きのう...全文を見る
○川内委員 私が審議会の事務局のようなことをしてもしようがないですけれども、平成十八年十月十日の第六十五回雇用均等分科会において、「所定労働時間が通常労働者とほとんど同じで、同様の就業の実態にある短時間労働者の労働時間の状況についてという質問がありました。私どもの方で努力しました...全文を見る
○川内委員 総務省の統計局の調査では、就業時間について、三十五から三十九、さらには四十から四十八時間、そして四十九時間以上という統計もとっていらっしゃるというふうに聞いております。四十から四十八、さらには四十九時間以上の就業時間数のあるいわゆるパート労働者の人数について、それぞれ...全文を見る
○川内委員 そうすると、週三十五時間以上の就業時間のいわゆるパート労働者というのは、今お答えいただいた数字を合計すると何万人になりますか。
○川内委員 三百四十五万人になると。  そうすると、大谷局長、先ほど千二百五万人の根拠は、総務省の労働力調査による週間就業時間が三十五時間未満の雇用者を千二百五万人というふうに書いていますよね。私は、少なくとも千二百五万人プラス三百四十五万人で千五百五十万人というふうにここは書...全文を見る
○川内委員 今の御答弁もちょっと私はおかしいと思いますけれどもね。  これは平成十八年十一月二日の議事録でございますけれども、通常労働者とは、「いわゆるその事業所における正規型の労働者です。」いわゆる正社員ですと説明しているんですよ。だったら、いわゆるパートも、パート労働法にお...全文を見る
○川内委員 ちょっとよくわからないですね。  ここの千二百五万人という数字が、総務省の労働力調査でいわゆるパートと呼ばれている人を週間就業時間が三十五時間未満で数えました、三十五時間以上の者は数えません、しかも、厚生労働省としてはその数について知らないということにしていましたと...全文を見る
○川内委員 厚生労働省としても、いわゆるパートさんという方々の数を把握していらっしゃるわけでございます。しかし、このパート労働法を所管するところは、週間就業時間が三十五時間以上の者はこのパートタイム労働法のあたかも対象ではないかのごとく今おっしゃっているわけでございまして、これは...全文を見る
○川内委員 今大臣は重要なことをおっしゃられたわけですが、以前にも議論されているようでございますけれども、正社員と所定労働時間が同一のパートさん、いわゆるフルタイムパートさんは本法律案の対象の短時間労働者ではないということを、ちょっと事務方で確認をしていただきたいと思います。
○川内委員 大臣、法律は法律に定めがある人にのみ適用されるわけであって、その趣旨が生かされることを望むという大臣の答弁はほとんど何の意味も持たない答弁ですね。ほとんど何の意味もないという、ほとんどという言葉は要らないですね。意味がない答弁ですね。  大臣、しかし、そういういわゆ...全文を見る
○川内委員 行政の方が検討していかなければならないと言うと、検討しないということになるわけですが、検討に着手するとか検討を始めるという言葉をお使いいただけないですか。  これは大問題だと思いますよ、少子化対策についてもあるいはワーキングプアという問題についても。三十五時間以上働...全文を見る
○川内委員 残念ながら、まだ質問を余して質疑の時間が来てしまいましたが、大臣、所定労働時間が三十九・九時間の人はパート労働法の対象になり、正社員への道が開ける。しかし、所定労働時間が四十時間のいわゆるパートさんは、正社員への道が全く開けないわけですよ。これは不合理、不公正だと思い...全文を見る
04月11日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○川内委員 川内でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  東京都知事選挙が終わりまして、我が方は負けたわけでございまして、与党の推す候補が勝った。勝った途端に傲慢な口ぶりが戻ってきているというような評価もされているわけでございます。  悔しさに紛れて申し上げるわけで...全文を見る
○川内委員 新銀行東京はちょうど二年前の平成十七年四月一日から営業を開始しているというふうに聞いておりますが、累積赤字は幾らぐらいになっておるのでございましょうか。
○川内委員 累積で四百五十億円の赤字を出していると。  ちなみに、資本金は幾らでしたか。
○川内委員 六百六億円の資本金。もちろん、その他の資本類似のお金もあるんでしょうが、そういう銀行が開業二年にして四百五十億の赤字を出している。一年目も赤字、二年目も赤字、そしてまた先ほどの御説明では、二年目の赤字については四月から九月、半期の決算で百五十億の赤字ということで、その...全文を見る
○川内委員 ちょっと細かく御説明をいただきたいんですが、そもそも、開業二年でこんな赤字が出る、この新銀行東京の赤字の原因は一体何なんでしょうか。
○川内委員 銀行というのは創業当時は赤字が続くのが一般的だそうだというお話でございますが、こんな赤字が出ることは一般的とは言えないんじゃないですか。
○川内委員 新銀行東京は銀行法上の銀行であって、何か特別の法律によって設立をされた政策的な目的を持つ銀行ではないということをまず確認させてください。
○川内委員 しかし、東京都が大株主である、東京都が出資をしているということによって、株主としての影響力を銀行の経営陣に対して行使することによって、中小企業向け融資、あるいは無担保、無保証の融資というものを拡大しているのではないかというふうに思われるわけでございますが、これは株主と...全文を見る
○川内委員 最近はキャンペーンで大分定期性の預金をお集めになっていらっしゃるということを聞いておりますが、キャンペーンの金利はどのくらいですか。
○川内委員 最近は一・五%で預金を集めている。  一般的な最近の定期預金の金利は、それこそ平均の金利は〇・九ぐらいですね。確認させてください。
○川内委員 ごめんなさい。下一けたのもっと低い、私ちょっと勘違いしていました。さっきの〇・九というのが頭にあったもので。下一けたのもっと低いところが普通だが、新銀行東京は、キャンペーンで一・五で定期性預金を最近は集めている。  さらに、不良債権の比率はどのくらいあるのか。二年で...全文を見る
○川内委員 済みません、委員会の質疑なので、先ほどの一般的な銀行の定期性預金の調達の金利について、大手都市銀行の定期性預金の金利について正確な数字を御答弁いただきたいということがまず一点。まず、それからいきましょうか。
○川内委員 それでは、その間に、新銀行東京のそもそもの設立の経緯について、もう一度御説明をいただきたいと存じます。
○川内委員 BNPパリバ信託銀行を買収した。買収の仲介をしたコンサルタント会社なんというのは教えてもらえませんか。わかりますか。
○川内委員 では、それは後刻御回答をいただけますか。
○川内委員 この新銀行東京の設立に関して金融庁は、先ほど、開業に当たって一部業務停止処分をしたという大臣の御答弁がありましたが、金融庁が認可をしたという理解でよろしいでしょうか。
○川内委員 済みません、ちょっと私は法律のことに疎いので。そうすると、新銀行東京の設立について金融庁は認可している、していない、どっちなんですか。
○川内委員 もう一つ鳴り物入りで設立をされた銀行に日本振興銀行というのがありますが、ここは開業二年で検査が行われたというふうに聞いております。  新銀行東京についても、私は、銀行法上の銀行である、しかし大株主が東京都であり、その東京都の知事さんが選挙公約で、中小企業向けの融資を...全文を見る
○川内委員 ちょっともう一回。  今、御答弁の訂正があったわけでございますが、私も、けさレクで聞いたこととお答えになったことがちょっと違ったので、あれっと思いながらお聞きしていたんですが、結局、新銀行東京の設立に、金融庁は法的な認可、金融庁に与えられている認可という権限を行使し...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。二年経過をしたわけでございまして、重大な関心も持っていらっしゃるということでございますから、あとは推して知るべしということで、新銀行東京についてはこのくらいにさせていただきたいというふうに思いますが、すべては石原東京都知事のおやりになられることで...全文を見る
○川内委員 普通の銀行は、いわゆる普通の銀行というのは健全な銀行ですよ、これが〇・三五なり〇・四で調達するところを、新銀行東京はキャンペーンで一・五で調達をしている。これは、私はかなり無理をされているんじゃないかなというふうに思います。これは感想です。  それでは、ODAについ...全文を見る
○川内委員 厳しい指摘がこの総括調査票の中では事細かくされております。  その中の一点について聞かせていただきますが、ラオスの地下水開発及び機材供与事業というのが行われております。このラオスの地下水開発及び機材供与事業というのに対して幾ら予算が支出されたのか、施工企業に幾ら支払...全文を見る
○川内委員 同じく財務省がおつくりになられた資料によりますと、このラオスの井戸建設案件については、現地政府職員からの聴取結果等をもとに経費を試算したところ、当時の見積額は過大であるというふうに評価されております。この十一・七億円が過大であるというふうに評価しております。実際には、...全文を見る
○川内委員 十一・七億、国民の税金を使ったODAの事業が、いろいろな前提を置いた上ではあるが、四割ぐらいの金額でできたのではないかということが今示されたわけです。十一・七億の四割というと、大体五億円ぐらい、多目に見積もって五億円ぐらいということでございましょう。  それでは、こ...全文を見る
○川内委員 その百九十九件のうち、落札率が九九%から一〇〇%、九九か一〇〇の落札率は何件ですか。
○川内委員 余り細かいことはお聞きをいたしませんが、では、その百九十九件のうち、一社入札は何件ありますか。
○川内委員 三十八件というのは、落札率が九九から一〇〇の百十三件のうち、三十八件が一社入札ということですね。
○川内委員 大臣、これは、実は落札率が九九から一〇〇だけではなくて、これはコンサルがついていますから、コンサルに支払う額も入れたら、落札率一は超えているわけですね。一社入札も多いし、このODAのあり方というのは、平成十九年度予算で、外務省も多少は反省したのか、四十億ぐらい、現地企...全文を見る
○川内委員 非常に一般的な御答弁で、私は内心残念だなというふうに思うわけでございまして、これは割と政府が真剣に取り組まなければ、財務省というのはやはりさすがだなと、大臣、僕は思うんですよ、非常に細かくよくお調べになっていらっしゃるし。非常におもしろいなと思ったのは、これはJICA...全文を見る
○川内委員 ちょっと聞いたことにお答えいただいていないんですが、九九とか一〇〇という落札率は異常な数字だというふうにお思いになられないですかということをお聞きしています。
○川内委員 その認識をもとに、この対策について考えていただきたい。  私は、ただ、申し上げておきますが、落札率が低ければ低いほどいいなんということを言っているんではないですよ。落札率が低ければ低いほどいいなんということを言っているわけではない。会計法と予決令によれば、予定価格は...全文を見る
○川内委員 ニューヨーク市の法人税の実効税率は四五である。それが、税制調査会の石先生が会長だったころはちゃんと資料に出ていたわけですね。世界じゅうの人々があこがれる、経済活動が世界じゅうで最も活発であると思われるし、実際に活発であるニューヨーク市の法人税の実効税率は四五である。四...全文を見る
○川内委員 法人税の実効税率を議論するときに、税率が低い方が企業の競争力に資するのだということが実効税率引き下げ論者の論拠になるわけでございます。しかし、果たしてそれが本当なのかどうかということを検証しなければならないというふうに思います。  そのために私は、ニューヨーク市とい...全文を見る
○川内委員 ぜひ私は、やはり企業活動が活発であり、あるいは、国際競争に資するのだ、企業の競争力を強化するために法人税の実効税率を引き下げるのだという論者の方々の議論に資するためには、国際競争をする会社というのはでかい会社ですから、当然証券取引所に上場している場合が多いでしょうから...全文を見る
○川内委員 いや、今は持っていないというのはわかりました。しかし、法人税の実効税率の問題というのは、この秋の税制の抜本的、一体的改革に向けて非常に重要な資料になるというふうに思われます。  したがって、私は委員長にお願いをしておきたいと思いますが、今私が申し上げた資料の理事会へ...全文を見る
○川内委員 大臣、今私が申し上げていることは、決して私自身は理不尽だとも思わないし、与党の先生方も、うなずいている先生方もいらっしゃいましたから、法人税の実効税率がどうなのか、しかも、それが企業の競争力との関連について議論をされるという場合に、今まで載せていたものをわざわざ落とし...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。いや、大臣、平均値をとったら意味がないんですよ。だから、企業がどこに本社を置くか、企業がどういうビヘービアをとるかということが大事なわけです。そういう意味でニューヨークというのは非常に重要なポイントなのではないかということを御指摘申し上げておきま...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○川内委員 川内でございます。早速質問をさせていただきます。  本日は、国際熱核融合実験炉イーターに関して、イーターがタックスイーターになっているのではないかという観点で質問をさせていただきます。  まず、我が国の核融合研究開発というのは、今から約四十年前、昭和四十三年から始...全文を見る
○川内委員 それでは、同様に、ヘリカル型の核融合研究開発には今までどのくらい税金を投入してきていらっしゃるのか。
○川内委員 大阪大学ではレーザー型の研究開発もしているというふうに聞いておりますけれども、このレーザー型の研究開発に今まで幾ら投入していらっしゃいましたか。
○川内委員 トカマク型、ヘリカル型、レーザー型についてそれぞれ金額を教えていただいたわけでございますが、トータルすると九千億ぐらい、それぞれの型の合計が九千億ぐらいということでございますが、熱核融合全体についてはこれよりもちょっとふえる、研究が始まって以来の総額ということについて...全文を見る
○川内委員 今までこの開発に直接かかわる部分だけで九千億のお金を使っていらっしゃる、税金を使っていらっしゃる。今後、イーターは三十五年間で千八百億。イーター以外のトカマク型研究開発も今後も続けていくということになると思いますし、また、米国はレーザー型に大変力を入れているようでござ...全文を見る
○川内委員 トカマク、ヘリカル、レーザー型、それぞれについての評価はまたちょっとお聞きするとして、それでは、我が国ではトカマク型を推進していくというお言葉が今あったわけでございますが、トカマク型で何年後に何万キロワットの発電を行うというようなことを目標にしていらっしゃるのかという...全文を見る
○川内委員 今の答弁を国語のテスト風に十文字ぐらいでまとめなさいというと、まだよくわからないというところだろうと思うんです。  小柴先生などは、このトカマク型について大変な懸念を、核融合全体に対してもそうなんでしょうが、懸念を表明されておりまして、トリチウムというんでしょうか、...全文を見る
○川内委員 まだまだ材質についても課題は多いということでございます。  それでは、トカマク型については、政府として、推進をしていくということで高い評価をし、やっていかれるんであろうというふうに思いますが、毎年、科学技術関係予算でSABC評価というものをやっているわけでございます...全文を見る
○川内委員 冒頭の答弁では、ヘリカル型、レーザー型にも目配りをしながら取り組んでまいりたいということであったわけですが、今の答弁では、ヘリカル型、レーザー型については、運営費交付金の中の一環のものであって、運営費交付金、その大学全体の評価の中で決まっていくものであろうというような...全文を見る
○川内委員 私は余り技術的なことは、文系の人間ですからよくわからぬのですけれども、しかし、今まで一兆円ぐらいお金を入れてきて、今後もさらに、今世紀末が実用化だと、そこに向けてどのぐらいお金を入れるのかわかりませんが、すべて税金でございますので、研究者はそれぞれの分野で一生懸命研究...全文を見る
○川内委員 情報はさまざまありますし、技術も日進月歩で変わっていきますから、ぜひ、さまざまな点に目配りをしながらやっていただきたいというふうに思います。  それではもう一つ、タックスイーターという点で大変な問題があるのではないかというふうに私は感じておりますが、ODAについて質...全文を見る
○川内委員 もう既に次の質問に答えていただいて。  麻生外務大臣、いいですか、平成十六年度の一般プロジェクト無償が百八十五件あった、そのうち落札率が九九%を超えている案件が百九件である。落札率九九%、ちょっと考えられないですけれどもね。  さらには、平成十七年度の一般プロジェ...全文を見る
○川内委員 落札率が九九から一〇〇、これはもう予定価格そのものと言っていいですね。私、一覧表をいただいたんですけれども、九九・九九%とか九九・九七%とか、九九%台でも後半が多いのはなぜだろうとか思ったりするわけでございますけれども、このような、ある種、異常な数字であるというふうに...全文を見る
○川内委員 その七百八十四億円のうち、六割近くが九九%以上の落札率で落札をされている。  それでは、具体的にちょっと事例を取り上げたいと思うんですけれども、これは財務省の調査報告書に書いてある事例でございますが、ラオスの地下水開発及び機材供与事業(建設工事費等)、すなわち井戸の...全文を見る
○川内委員 外務省副大臣としては、このラオスの井戸掘削事業は正しい金額であったという御答弁なわけでございます。  それでは、事務方に答えていただきますが、このラオスの井戸掘削事業並びにほかのODAでもいいですが、積算の、見積もりの根拠になる数字は、どこから引いてきてつくっていら...全文を見る
○川内委員 今の答弁は答弁になっていなくて、積算が出てきた段階でそれを精査すると。積算をするのは、どうやって積算しているんですかと僕は聞いたんです。
○川内委員 だから、私もいろいろ調べましたから、コンサルがかかわっているというのはわかっていますし、コンサルが見積もりを出してくるというのもわかっていますが、それも問題だと思いますよ、コンサルに全部積算させているわけですから。  それも問題だが、それはまた別な機会にやるとして、...全文を見る
○川内委員 そういうことを本当に言っていいんですか。ラオスの人たちの人件費を積算しているんですか。それはコンサルに確認しましたか。後で大変なことになりますよ。
○川内委員 積算の資料がないからわかりませんと逃げるわけですが、恐らく国土交通省が、建築物価に関する物すごい分厚い、さまざまな材料の金額を積算のために提供している、これは市販の本ですけれども、あります。これらに基づいて積算をしているのではないかと私は思います。  そこで、本委員...全文を見る
○川内委員 最近の現場を御存じないのであれば、長々と御答弁されなくてもいいと思うんですが、私が聞いたのは、九九から一〇〇の落札率は異常であるというふうに大臣としてはお思いになりませんかということをお聞きしたわけですね。異常ではないと思われるからいろいろ御答弁をされたんだろうという...全文を見る
○川内委員 今後もこの問題に取り組むということを申し上げて、終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○川内分科員 おはようございます。よろしくお願いをいたします。  早速聞かせていただきます。  平成十八年度の教科書検定において、高校二年生以上の日本史の歴史教科書から、第二次世界大戦沖縄戦における集団自決にかかわる記述から、日本軍の関与、日本軍の強制あるいは日本軍に強いられ...全文を見る
○川内分科員 その沖縄県民の筆舌に尽くしがたい経験、体験あるいは思いというものをしっかりと踏まえて政府としてさまざまな行政に当たっていかなければならないということに関しては認識を共有するものというふうに思います。  そこで、文部科学省にお尋ねをいたします。  平成十七年度の検...全文を見る
○川内分科員 平成十七年度の検定においては検定意見は付されていない、ことしに入って教科用図書検定調査審議会において意見を付すことが適当であるという認識に達したという御説明でございますが、今の文部科学省の方の御答弁の冒頭の部分で、客観的、学問的成果に照らしてという言及がございました...全文を見る
○川内分科員 今の御説明は、客観的、学問的成果についての言及はほとんどなかったわけで、情緒的あるいは主観的な御説明であったというふうに思います。訴訟が提起をされている、それはそうでしょう。それは私も存じ上げています。しかし、訴訟が提起されていることが学問的成果である、あるいは客観...全文を見る
○川内分科員 聞いたことに答えていただきたいんですが、去年とことしでは部会のメンバーはかわっていない。かわっていない。それにもかかわらず、検定の意見を付するか否かということについての結論が変わったということは、部会側からその意見が出たのか、その部会には教科書調査官は意見を言うこと...全文を見る
○川内分科員 わかりました。教科書調査官が取りまとめて審議が行われるという最後の部分にポイントがあったと思います。  それでは、次に移らせていただきます。  きょうは下村官房副長官にもお運びをいただいておりますが、下村副長官にお尋ねをいたします。  昨年八月二十九日に開かれ...全文を見る
○川内分科員 そうすると、官邸のチェックで改めさせるというふうに下村先生が発言をされ、そして、まさしく安倍政権発足後、下村先生は内閣官房副長官として官邸にお入りになられたわけでございますが、この発言内容について、政治家として発言をし、官邸に入られて、では、ことしのこの歴史教科書の...全文を見る
○川内分科員 そうすると、政治家下村博文として発言をした、官邸のチェックで歴史教科書の記述を改めさせるのだという部分については、今後そういう方向に持っていきたいという趣旨だと理解してよろしいですか。
○川内分科員 介入するつもりは今後もないと。そうすると、この政治家下村博文の発言というのは何を意味するのかがちょっとよくわからなくなるわけでございます。  それでは、ちょっと、念のために官房長官にもお尋ねいたしますが、下村先生がこのような御発言をされて、官房副長官に入られて、今...全文を見る
○川内分科員 ただ、きのう文部科学省から御説明を聞いたところによると、伊吹文部科学大臣が、教科書検定についての情報管理を厳重にせよ、官邸に対しても同様であるという指示をなされたというふうに説明を受けました。  そこで、文部科学省にお尋ねをいたしますが、この伊吹文部科学大臣の指示...全文を見る
○川内分科員 わかりました。  では、きょうは厚生労働省にも来ていただいておりますので、ちょっとお伺いをさせていただきますが、沖縄戦における集団自決については、戦傷病者戦没者遺族等援護法で、これら集団自決に追い込まれた方々、皆様については、戦闘参加者として、昭和三十三年から援護...全文を見る
○川内分科員 ここで言う法律上の戦闘参加者、要するに、自決したことをもって戦闘参加者とするということでよろしいですか。
○川内分科員 この認定に当たっては、隊長の命令があったかなかったかについては認定の要件ではないということでよろしいでしょうか。すなわち、全体状況としてそういう状況であったということを政府として認定しているという理解でよろしいですか。
○川内分科員 ここは大事なところですよ。隊長の命令があったのかなかったのかということが認定の要件であるか否か。これは、日本の政府が沖縄戦で集団自決に追い込まれた方々に対して年金なり弔慰金なりを支給してきたことが、今訴訟が起きているわけですから、もしかしたら間違っていたということに...全文を見る
○川内分科員 大きなファクターであるのはわかりますが、隊長が直接命令しなくても、例えば兵隊が手りゅう弾を配った、あるいは兵隊から言われた、そのようなことでも厚生労働省は認定をしていらっしゃいますよね。いかがですか。
○川内分科員 認定される場合があるんじゃなくて、認定している例がたくさんあるというふうに答えてください。
○川内分科員 そこは大事なところなんですよ。あり得るだろうとかじゃ困るんですよ、政府がやってきたことですから。隊長の命令があったとかなかったとかにかかわらず、隊長の命令がない場合であっても援護法の対象にしているという例があるということをはっきり答えてくださいよ。
○川内分科員 ここで私の持ち時間があと二分ぐらいでございますけれども。  結局、援護法の世界では、隊長の命令のあるなしにかかわらず、あるいはなくても、全体状況として、兵隊が手りゅう弾を住民に渡した、あるいは、いつも最後には玉砕をするのだということを言われたなどということを理由に...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○川内分科員 川内でございます。  明後日、四月二十六日、二十七日、安倍総理が訪米をされ、ブッシュ大統領との日米首脳会談が行われるというふうに聞いております。ブッシュさんもジョハンズさんも、米国産牛肉、自国の牛肉について、輸入条件の規制の緩和を強く求めるというふうに報道をされて...全文を見る
○川内分科員 何ら決定をされていないというのはどういうことなんですか。おととい、総理は拉致被害者の皆さんの集会に参加をされて、拉致問題は日米首脳会談の議題であるというふうに御発言をしていらっしゃいます。議題はあるわけですから、何ら決定をされていないというのは、その場にならなければ...全文を見る
○川内分科員 恐らく、ブッシュさんの方がそれを持ち出されてくるであろうということでございます。  では、きょう、実は松岡農水大臣とジョハンズ農務長官との間で合意が取り交わされたということで、農水省の方からプレスリリースがされておりますが、これを読みますと、十九日夜と二十日の朝、...全文を見る
○川内分科員 そこで、この結果の概要というものを読みますと、「輸入手続再開後の検証期間の終了に向け、」ということが書いてあります。この検証期間というのは一体何ですか。
○川内分科員 済みません、昨年の七月二十七日からの六カ月は検証期間であるというのは、どこに文書があるんですか。
○川内分科員 BSE対策本部の決定事項として六カ月を検証期間とした、ウエブ上にアップされていますか。
○川内分科員 「日本政府及び米国政府による米国産牛肉の輸入手続の再開に向けた措置についての共同記者発表」、平成十八年六月二十一日付のこの書類には検証期間なる言葉は出てこないし、日米両国政府の間で、その六カ月間を検証期間とするということは全く合意されていない、話し合われていないとい...全文を見る
○川内分科員 いや、私が聞いたのは、日米両国政府で、六カ月などということは別に合意事項でもなければ何でもないですよねということを聞いているんです。
○川内分科員 それでは、六カ月のこの検証期間の間に、これらのことがきちんと行われたかどうかということをお聞きいたしますが、我が国の政府は米国農務省による抜き打ち査察に同行できることになっています。同行したことがありますか、抜き打ち査察に。
○川内分科員 昨年の第一回目の査察は抜き打ち査察じゃないでしょう。
○川内分科員 抜き打ち査察として実施しているだけであって、抜き打ち査察に同行したかと聞いているんです。
○川内分科員 その二カ所というのはどことどこですか。教えてください。
○川内分科員 後で教えていただけますか。
○川内分科員 私は、大臣、みずから検証期間を設けて、検証期間が終わりました、では新しいフェーズに入りましょうというような状況では、とてもないと思いますよ。なぜかならば、この間、輸入条件に違反する品物が入ってきているという事例などがここに来て頻発をしているわけですよね。そういう状況...全文を見る
○川内分科員 恐らくブッシュさんは知らないと思うんですよ。牛が肉骨粉になり、それが鶏や豚に回り、そしてまたその鶏や豚から牛に戻っているという交差汚染の可能性が、米国内における現在の飼料規制の状況では、食品安全委員会の答申でも、米国内におけるBSEリスクは低下しない、本当は増大する...全文を見る
○川内分科員 厚生労働省とも協議して検討してまいりたいということですが、米国がOIEのステータス評価をにしきの御旗にして迫ってくるわけですよね。これに対して、一体農水省と厚労省のだれが協議するのか、どの場で協議するのか、全く今明確な説明がなかったわけでございまして、そういう意味で...全文を見る
○川内分科員 十分に批判に耐え得る行政手続をとっていただかなければならないというふうに思います。  大臣は、ブッシュさんは恐らく知っているんじゃないかというふうにおっしゃいましたけれども……(松岡国務大臣「知らないかもしれない、知っているかもしれない」と呼ぶ)知っているかもしれ...全文を見る
○川内分科員 情報を含めて供給しておくというのは、言うか言わないかは総理がその場で御判断されるのであろうということだと思いますが、松岡大臣も、飼料規制の問題、それからサーベイランスを強化していく、維持拡大するということは非常に大事であるということは認識を共有している。しかし、米国...全文を見る
○川内分科員 日米両国政府の御関係というのもおありになるのでしょうが、しかし、事は国民の命、食の安心、安全という部分にかかわることでございますので、まあ大丈夫だろうとか、そういうことではなく、しっかりとした御対応をしていただきたいというふうに思いますし、またこの問題は二十六日の農...全文を見る
04月25日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第4号
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○川内委員 おはようございます。川内でございます。教育再生特で初めて質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  私はまず、この委員会の質疑の初日に我が党の菅代表代行と安倍内閣総理大臣及び伊吹文部科学大臣との間で教科書検定に係る議論がなされたわけでございます...全文を見る
○川内委員 教科書課長さんは、この調査意見書は行政文書であるので、情報公開法に基づく請求があれば個人名や会社名を伏して公開をする、公開をしなければならないというふうに御説明をいただきました。  そこで私は、平成十七年度の調査意見書と平成十八年度の調査意見書を、国政調査権に基づく...全文を見る
○川内委員 どのように取り扱うべきか検討しているという、行政文書ですから、個人情報は消していただいて構わないですが、大臣、これは出してくださいと言われたら出さなきゃいけないんじゃないですか。
○川内委員 この調査意見書については、私は御提出をいただけるものというふうに思いますので、しっかりと御検討の上、私が次にここに立つまでの間にいただきたいというふうに思います。  それでは、この調査意見書に基づいて審議会の中で審議をされて、修正意見というものが取りまとめられて、教...全文を見る
○川内委員 すべての記述について、共通して、沖縄戦の実態について誤解を受けるおそれがあるという意見をつけた。沖縄戦の実態について誤解を受けるおそれがある、これは、具体的にはどのような誤解を受けるおそれがあるというふうにお考えになられたのかということについて教えていただきたいと思い...全文を見る
○川内委員 隊長の命令があったかなかったかということが誤解を受けるおそれがある、これについては争いがあるという御説明であった。他方で、軍の関与あるいは責任というものを否定するものではないということでございます。  それでは、このことを一つ確認しておいた上で、教科書検定調査審議会...全文を見る
○川内委員 その四人の教科書調査官の中で、日本史の中の近現代史の御専門家は何人ですか。
○川内委員 それはそのとおりだろうというふうに思います、学者さんというのはそれぞれに専門の分野を持っていらっしゃるわけで。  では、特に近現代史をお得意にしていらっしゃる、大学での勉強とかあるいはその後の研究生活の中で近現代史を研究していらっしゃった教科書調査官は何人いらっしゃ...全文を見る
○川内委員 いや、私は教科書調査官の担当を聞いているのではなくて。そりゃ、担当は日本史の教科書全般について担当するわけですよ、四名が。担当はそうですよ。その教科書調査官のそれぞれ得意とする分野を聞いているわけで、近現代史を得意とする教科書調査官は何人いますかということを聞いている...全文を見る
○川内委員 では、聞き方を変えます。  日本史の教科書調査官四名の中で、かつて民間の研究者であった時代に文部科学省の近現代史の科研費補助金を受けていた方が何人いますか。
○川内委員 ちょっと……(発言する者あり)いや、だから一人しかいないんですよ。近現代史の日本史の専門家は一人しかいないんですよ。だけれども、それを私が、では一人しかいませんねと言って、そうですと言いますか。一人しかいませんよね。そうですか。
○川内委員 では、この質疑の時間中に調べてくださいよ。で、答えてください。そんなのすぐわかるでしょう。わかんないわけないですよ。全然質問にならないですよ、これでは。(発言する者あり)いやいや、大臣が、教科書検定がイズムに左右されてはならないとおっしゃるわけですよ。それがイズムに左...全文を見る
○川内委員 では、新しい歴史教科書を執筆、監修した伊藤隆さんと教科書調査官である村瀬信一さんは師弟関係ですか。
○川内委員 いや、大臣、私は大臣のことを尊敬しているから今まで強い口調で申し上げなかったけれども、大臣は、この前、うちの菅代行に、藤岡さんであれ教科書をつくる会であれ、教科書検定調査審議会とは何の関係もありませんよと言ったんですよ。何の関係もありませんよと言ったんですよ。教科書を...全文を見る
○川内委員 私は、事実関係を確認しているわけで、師弟関係にあると。その方が教科書検定調査審議会の日本史の取りまとめに当たられる教科書調査官であるという事実関係を確認しようとしているだけで、その事実について肯定されるのか否定されるのか。私は、それをもっていけないとかいいとか言うつも...全文を見る
○川内委員 審議会と何の関係もないという……(伊吹国務大臣「ありませんよ」と呼ぶ)何の関係もないという答弁は、私は訂正をすべきだと思いますね。審議会に調査意見書を提出し、そしてまた事務方を務める教科書調査官ですからね。それが何の関係もないと言い張られるのは、私は、若干言葉が過ぎる...全文を見る
○川内委員 援護法の根拠条文、適用条文を読んでいただきたいと思います。
○川内委員 続けて聞きますので、どこかその辺にいてください。  この条文上の……(発言する者あり)だって、時間がもったいないじゃないですか。条文上の「戦闘参加者」とは、自決、自殺という行為そのものをもって戦闘参加者になるという理解でよろしいでしょうか。
○川内委員 それでは、その陸軍または海軍の要請によりという部分でございますが、これは隊長の命令があったかなかったか、隊長の命令の有無ではなく、例えば、手りゅう弾を渡されていた、あるいは常々兵隊さんから、米軍が上陸してきたら自決するしかないのだと聞かされていたというその全体状況、軍...全文を見る
○川内委員 隊長の命令がなくても認定をされている例があるということを確認させてください。
○川内委員 隊長の命令があった場合には、これはもう軍の命令、軍の指示ということになります。隊長の命令がなくても認定をされているという例があるというのは、これは全体状況として軍の関与があったということを認定し、援護法の対象にしているということになるわけです。  ということは、日本...全文を見る
○川内委員 いや、だから私が言っているじゃないですか、隊長の命令があれば、それはもう明確に軍の指示なんですから、それはそうでしょうと。しかし、全体集合の中で、隊長の命令があろうがなかろうが、軍の関与というくくりの中で認定をし、年金を支給し、弔慰金を支給しているのですねということを...全文を見る
○川内委員 これは文部科学大臣、伊吹先生、従軍慰安婦問題で狭義の強制性と広義の強制性という言い方を安倍内閣はされるわけでございますけれども、それとこの集団自決の問題というのは何か似ているなと思うのは、内閣のお立場として、狭義の強制性と広義の強制性ということを何か使い分けていらっし...全文を見る
○川内委員 私の質疑の冒頭で局長から審議会の意見として、考え方としてお聞きしたのは、隊長の命令があったかなかったかについて論争がある、軍の関与と責任は否定していないということですよね。私は、軍の関与を否定していないということについて、援護法を援用してそのことを確認したんです。 ...全文を見る
○川内委員 それでは、「日本軍によって壕を追い出され、あるいは集団自決に追い込まれた住民もあった」、この記述は隊長の命令を想起させますか。「日本軍によって壕を追い出され、あるいは集団自決に追い込まれた住民もあった」、これは隊長の命令を想起させますか。
○川内委員 ほかにも教員免許法とかたくさん聞きたいことがあるんですが、ちょっと私の質問の仕方が悪かったのか、きょうはこの話題に終始したわけです。  最後に、検定権者の文部科学大臣にお伺いをいたしますが、沖縄戦における集団自決の書きぶりについて、隊長の命令があったかなかったかにつ...全文を見る
○川内委員 どうもちょっとごまかされているような気がするんですが……(伊吹国務大臣「ごまかしていない」と呼ぶ)ごまかしていますよ、大臣。  私は、きょうの質疑は非常に不満足ですし、また次の機会にしっかり準備をして、議論させていただきたいというふうに思います。  どうもありがと...全文を見る
04月26日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○川内委員 おはようございます。民主党の川内でございます。  本日は、築地市場の移転問題、今、国民の皆様方の、これは都民に限らず国民的な大変に大きな関心事であるというふうに思いますが、この問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。  今、自民党の丹羽先生の方か...全文を見る
○川内委員 いいですか、委員長。
○川内委員 pHをはかると、これは一〇を超えるんです、このブルーの色ですね。  普通、水道水というのは大体pHが六から八ぐらいですよね。これは一〇を超えるpHである。導電率という、どのぐらい電気を通すかというのをはかると、これも、普通の水道水というのは百二十とか百五十とかいう数...全文を見る
○川内委員 特定施設がないというのはそのとおりですが、特定施設があったわけですね。あったんです、現在はないという話で、そこからこういう水が出ているということでございます。規制値を超えている。要するに、健全土で覆土したといってもこういう状況であるということでございます。  環境省...全文を見る
○川内委員 大臣、副大臣、要するに、豊洲は汚染土壌。土壌汚染対策法が適用されれば、附則があるために適用されていないだけの話で、この附則というのは経過措置ですから、なくてもよかったんですよ。適用されれば、土壌汚染の残った地域ということですよ、指定区域になるんです。その上に中央卸売市...全文を見る
○川内委員 では、大臣、この図をよく見ていただきたいんですけれども、一枚目、この図の真ん中あたりに、土壌から地下水、飲料水、人体の中の経口摂取というところがありますね。このルートだけが太線なんです。土壌汚染対策法というのは、この地下水ルートだけを考慮して環境基準を設定しているんで...全文を見る
○川内委員 具体的に考慮している経路は土壌そのものと地下水であると。具体的に考慮されていない、考慮していない経路について申し上げれば、水産物、農畜産物を通じて、あるいは食品を通じての人の健康影響については、土壌汚染対策法はそのリスクを考慮していないということを、具体的に考慮はして...全文を見る
○川内委員 しつこいようですけれども、さらに確認をさせていただきますが、結論的に言うならば、土壌汚染対策法は、地下水を飲料水として利用する場合は機能するが、食の安心、安全を担保してはいない、担保する法律ではないということを確認させてください。
○川内委員 ここは環境省の方にもあいまいにしていただきたくないのですが、環境基準の設定に当たって考慮をしていない経路について、まあ大丈夫だと思いますが一〇〇%ではありませんとか、そういう言い方ではなくて、科学的に、客観的に、この暴露経路を考慮していないわけですから、土壌汚染対策法...全文を見る
○川内委員 それでは、この土壌汚染対策法よりもさらに基準の緩い、平成十二年に東京都が制定をした都民の健康と安全を確保する環境に関する条例、いわゆる環境確保条例というものがありますが、これも土壌汚染対策法と全く同じことであり、都民の食の安心、安全を担保するものではないということを環...全文を見る
○川内委員 ここまでの議論で大臣、副大臣にも御理解をいただけたと思いますが、環境関係の条例、法律というのは食の安心、安全を担保するものではない。  それでは、この築地市場が豊洲に移転したときに、汚染土壌が残っているわけですから、だれが食の安心、安全というものを担保するのか、科学...全文を見る
○川内委員 まず食料・農業・農村政策審議会で審議をすると。  では、その食料・農業・農村政策審議会の何というところで議論をするんでしょうか。
○川内委員 食料・農業・農村政策審議会総合食料分科会で議論をされたと。  では、この築地を豊洲に移転しますということを農水大臣が決定をされたのはいつですか。
○川内委員 私がお聞きしているのは、中央卸売市場整備計画が食料・農業・農村政策審議会総合食料分科会において決定をされた日というふうに理解をいただきたいと思います。
○川内委員 その三月十七日、一回だけで決めたんですね。一日だけで決めたんですね。
○川内委員 この中央卸売市場整備計画というのは、中央卸売市場整備基本方針にのっとって策定をされるというふうに法律に書いてございます。卸売市場法の第四条、農林水産大臣は、卸売市場の整備を図るための基本方針を定めなければならない。この基本方針に基づいて整備計画が定められるということに...全文を見る
○川内委員 今御説明をいただいたとおり、大臣、実際に、平成十七年の三月十七日の食料・農業・農村政策審議会総合食料分科会で、農水省が事務局を務めるわけですが、事務局から委員の先生方にこのように説明をされています。  「安全・安心問題につきましては、今までの卸売市場法は八十年間、安...全文を見る
○川内委員 食の安心、安全という分野に係る議論はなされていない。では、そもそも、総合食料分科会の中に、土壌汚染と食の安心、安全のかかわりについての科学的知見を有する委員というものがいらっしゃらなかったという理解でよろしいでしょうか。
○川内委員 今までの議論で明らかになったとおり、環境関係の法律や条例は、食の安心、安全を担保するものではない。その中で、では今度は、食の安心、安全を基本方針とする卸売市場法が定める中央卸売市場整備計画を決定するに当たって、食の安心、安全が議論をされたのかというと、されていない。そ...全文を見る
○川内委員 今御説明があったところがまさしく肝でございまして、大臣、卸売市場法第五条三項、「農林水産大臣は、中央卸売市場整備計画を定めようとするときは、食料・農業・農村政策審議会の意見を聴くとともに、関係地方公共団体に協議しなければならない。」と書いてありますね。今局長さんが御答...全文を見る
○川内委員 東京都は東京都として、おやりになられることをおやりになられるんでしょう。それはそれでいいですよ。私が聞いているのは、農水省として、食の安心、安全を最終的に国民の皆様方に担保していかなければならないお役所としての、その仕事のあり方をお聞きしているわけです。  平成十七...全文を見る
○川内委員 当時は十分であったと認識をしていると。しかし、局長さん、きょうの議論を聞いて、この表を局長もごらんになりましたでしょう、配られていますよね。全く経路として考慮されていないわけですよね。  汚染土壌が残っているわけですよ。そこに築地市場が移転をしてくるということに関し...全文を見る
○川内委員 ここで大臣に御答弁をいただきたいというふうに思いますが、国民の皆さんは食の安心、安全というものについて非常に大きな関心を持っていらっしゃる。東京ガスのこの工場跡地に世界の台所と言われる築地が移転をすることに関しては、私は、それは科学的に安全が証明をされている、そしてリ...全文を見る
○川内委員 いや、大臣、基本認識として、万が一にも万全を期さなければならないというふうにおっしゃられました。万が一にも万全を期さなければならない、私もそう思います。  であれば、これだけさまざまな問題がある、さらに、今まで全く考慮をされてこなかったリスクがある。環境規制は、食の...全文を見る
○川内委員 いや、小野さん、全然いい答弁じゃないですよ。  大臣、大臣は水俣病を御経験されて、環境問題の怖さというものをだれよりもよく御存じな政治家のお一人であるというふうに私は思います。  そういう中で、汚染された土壌の上に中央卸売市場の移転計画がある。さらに、これは実は国...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○川内委員 おはようございます。川内でございます。  本日の委員会で、この後、委員長の御提案によって、映画の盗撮の防止に関する法律案というものが発議をされるというふうにお聞きをしております。私は、この法律案について若干懸念する部分もございますので、幾つかお伺いをさせていただきた...全文を見る
○川内委員 このように、重要な著作権法制の変更、著作権法を改正する場合には、文化審議会著作権分科会の法制問題小委員会等で専門的な知見を有する皆さん方に御議論いただいた上で、関係者間協議を経て改正の運びとなるというのが今までの通常の例であるというふうに思いますが、今回は、これらの手...全文を見る
○川内委員 内容としては妥当なものではないかとおっしゃるわけで、私は、ちょっと詰める必要がある部分があると思うんですけれども、それはどういうことかというと、本法案の第四条で、映画の盗撮を行った者は、著作権法第百十九条第一項の規定を適用する。すなわち、例えば、高校生が携帯電話のムー...全文を見る
○川内委員 ただ、現行犯の場合には即座に逮捕できるということですね。
○川内委員 この法律の書き方として、映画の最初から最後まで一本丸々撮った場合にはとか、限定がついていないんですね。録画すること、録音すること、これは著作権法上では連続して物に固定するというふうに書いてあるんです。この連続して物に固定するという言葉が、何秒ぐらい撮れば録音録画するこ...全文を見る
○川内委員 経済産業省にも同じ質問をさせていただきますが、警察に通報する前に映画関係事業者の相当な自主的な努力が行われなければならないというふうに思いますが、まず事務当局の御見解をお聞かせください。
○川内委員 定性的な努力というのはされているんでしょうが、今、赤羽先生が、いやいや法律に書いてあるじゃないかとひとり言をおっしゃったんですが、今まで、映画業界を指導する経済産業省は、これらの被害が生じているとするならば、自主的な努力が大事なのだ、例えば、映画館に三脚つきのカメラを...全文を見る
○川内委員 大臣からもちょっと御見解を聞かせていただけますか。
○川内委員 今、全然関係のないことを長々と御答弁いただいたんです。大臣、私がお聞きしているのは全然違うことをお聞きしたわけで、業界の言い分を今長々と御答弁いただいたわけで、それはわかりますよ、業界の言い分として。だったらば、みずからの利益を守るために業界はどのくらい努力をしてきた...全文を見る
○川内委員 いや、それは私的複製だからいいんだ、本当はいいんだよ。(発言する者あり)いやいや、だからたしなみの問題と法律上の問題を一緒にしてはだめですよ、ここは立法府なんだから。(発言する者あり)はい、また後で。  それでは、具体的に指導してまいりますという大臣の答弁がございま...全文を見る
○川内委員 最後に、文化庁にもう一度お伺いをさせていただきたいというふうに思います。  今、文化審議会著作権分科会で私的複製について議論がなされている。この映画の盗撮の防止に関する法律案というのは、著作権法三十条の私的複製の適用除外を認める初めての立法になるわけでございますけれ...全文を見る
○川内委員 あと五分ぐらいあるみたいですから、今、業界の自主的な努力義務を定めているのでなかなか難しいかもしれないという御答弁だったわけですが、そもそも著作権というのは私権である、みずからの努力によって守らなければならない権利であるということにかんがみれば、業界の自主的な努力とい...全文を見る
○川内委員 あと二分ぐらい残っておりますけれども、これで終わらせていただきますが、とにかく、この法律がしっかりと、業界の自主的な努力というものが大前提の上に運用をされていくということを私もしっかりとウオッチさせていただきたいというふうに思っております。業界は業界の言い分というもの...全文を見る
05月10日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第9号
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○川内委員 おはようございます。川内でございます。早速質疑を始めさせていただきたいと存じます。  前回は、学校教育法に絡んで教科書検定のことをお尋ねさせていただきました。本日は、前回できなかった教育職員免許法等についてお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  まず、...全文を見る
○川内委員 二月の二十六日までの会議は議事録が公開をされている、しかし、それ以降についてはまだ公開をされておらないということでございますが、この議事録を公開したのはつい最近でしょう。私がつい最近確認したところではまだ全然議事録は公開されていなかったですが、私が指摘を前々からしてお...全文を見る
○川内委員 では、私に中央教育審議会の議論を見に来いと今おっしゃったんですか。会議は公開をしている、だからそこに見に来いとあなたは私に言うんですか。後で、どのような議論が行われたのかということについて、やはり国会で充実した質疑をするためには、議事録を速やかに作成し、公開していただ...全文を見る
○川内委員 いや、そういう詭弁を弄されてもだめですね。私は、法律上の手続のことを言っているんじゃないですからね、行政手続法にのっとった手続をしなければならない性質のものであるなんてことは一言も言ってないですよ。  総理が本会議答弁で、「パブリックコメントなども実施しており、」と...全文を見る
○川内委員 いや、議事録は公開しない。つい最近になって、指摘されて大急ぎでやる。そして普通は、行政がパブリックコメントと言う場合には、きちんと意見を聞いて、それに対して審議会の意見をつけて、政策の中に取り入れるものは取り入れて、そして意思決定をするというのをいわゆるパブリックコメ...全文を見る
○川内委員 いや、そんなことを私は言っているわけではなくて、いわゆるパブリックコメントという言葉を使ったときに、行政として誠実な手続を行い、そして国民にその過程を公開する、そして国会での議論にもそれが生かされるということが必要なのではないか。  総理が本会議で、パブリックコメン...全文を見る
○川内委員 私は、行政がパブリックコメントと言う場合には、一連のパブリックコメント手続をとることを称してパブリックコメントをするというふうにおっしゃるものであると一国民として考えておりました。しかし、今、伊吹文部科学大臣の御答弁では、行政がパブリックコメントという言葉を使う場合に...全文を見る
○川内委員 いや、中身の議論も大事なんですが、手続として、総理が本会議答弁で、「教育三法案に関連する事項につきましては、既に、教育審議会において長い間にわたり御議論をいただき、結論をいただいたものであります。加えて、関係団体からの意見聴取やパブリックコメントなども実施しており、」...全文を見る
○川内委員 大臣、食品安全委員会というのがありますよね。この食品安全委員会というのは、パブリックコメントをする法的義務は一切ないんですよ。ところが、国民的に関心の高い食の安心、安全にかかわることを審議する場なので、その答申案については必ずパブリックコメントをするということになって...全文を見る
○川内委員 大臣、聞きましたか、昨日ですよ。本当はまだまだ多分先だったと思いますが、私がきょう質問するから、慌てていろいろやられたんだと思いますけれどもね。  昨日ですよ。それが、私は、文部科学省として……(発言する者あり)いや、先生、一生懸命努力したからいいでしょうという話で...全文を見る
○川内委員 では、許しませんとおっしゃるんであれば、やはり初等中等教育局長らに責任とらせなきゃだめですよ。  では、議事要旨、議事概要も、最終最後、中教審が大もめにもめたときの議事概要をサイト上にアップしたのはいつですか。(伊吹国務大臣「いや、ちょっと待ってください」と呼ぶ)い...全文を見る
○川内委員 いや、だから私が言っているのは、議事概要なり議事録を文部科学省にとって都合のいいようにサイト上で扱っているのではないですかということを趣旨として申し上げているわけです。  その一つの例として、中教審が大もめにもめたときの議事概要についてはサイト上にいつアップをしまし...全文を見る
○川内委員 求めます。
○川内委員 私が、今回の一連の中教審の議論について知りたいので議事録をくださいと言ったら、議事録はできておりません、議事概要がございますということで文部科学省からお持ちをいただきました。この議事概要はすべてありますかと聞いたら、最終回の分だけは議事概要はできておりません、まだ作成...全文を見る
○川内委員 まだない、一番もめたときのものは議事概要さえもまだサイト上にないということですよ、大臣。それで、文部科学省として、行政として、その法案を国会審議に付す前提として誠実な手続なんでしょうかね。
○川内委員 私は文部科学省のあり方を議論しているつもりなんですね。  本来、最後の回の議事概要などは、委員に速やかに了解をとり、これは文部科学省の責任において取りまとめたと注意書きをしているわけですから、文部科学省の責任において取りまとめたものを至急公開させていただきますという...全文を見る
○川内委員 いや、私の能力を議論しているんじゃないんですよ。私の能力は大したことのない能力であるというのは、それは衆目の一致するところで、それはいいんですよ。それはおいておいて、だから、文部科学省のあり方としてもうちょっと誠実な態度があってしかるべきなのではないかと。いつも責任回...全文を見る
○川内委員 私も毎日反省をする日々でございますけれども、しかしそうであれば、やはり国民の皆様に、それこそ、わかりやすい議論が大切だ、しっかりと国民の皆さんに理解できるような議論が必要であると教育再生会議では再三にわたってさまざまな委員が御発言をされていらっしゃいますけれども、教育...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○川内委員 おはようございます。民主党の川内でございます。  委員長、各党の理事の先生方にお許しをいただきまして、発言の機会をいただきました。感謝申し上げます。冬柴大臣、きょうはよろしくお願いを申し上げます。  私は、きょう、この国土交通委員会におきまして、地震災害発生時の地...全文を見る
○川内委員 関東大震災クラスの大地震は百年から二百年は想定をしていない、しかし、マグニチュード七クラス、マグニチュード七でも私どもの感覚からすれば大地震であるわけでございますが、それは数十年のタームで起こり得るというふうに考えていいということでございましたけれども、例えば東京湾北...全文を見る
○川内委員 そのマグニチュード七・三の東京湾北部地震の被害想定の中で、液状化による被害はどのように想定をされていらっしゃるのか。また、東京湾臨海部の埋立地においては、どのような液状化による被害が想定をされているのかということについて、御説明をいただきたいと思います。
○川内委員 液状化の被害というのは震度五強から発生をするのではないか、そしてまた、液状化しやすいこの東京湾北部の沿岸地域においては、さまざまな被害が想定をされているということでございます。  そこで、国土交通省にお伺いをいたしますが、委員の先生方にはお手元の資料一ページをごらん...全文を見る
○川内委員 液状化というのは、地盤が締まっていない場合に、地下水層、要するに、その地盤全体がもう水のようになって噴出してくるという御説明であったというふうに思います。  そこで、ちょっとお尋ねをしたいわけでございますが、液状化しやすい土地に対する液状化対策、液状化に対する対策と...全文を見る
○川内委員 今ちょっと追加で教えていただきたいんですけれども、液状化対策というのは構造物に対して行うものであって、例えば、埋立地全体に対して液状化対策を施すというのは、その埋立地全体の土壌を入れかえる、そして固めるということをしなければ液状化対策にはならない。  要するに、私が...全文を見る
○川内委員 もう一回ちょっと確認をしたいんですが、では、この御説明をいただいた液状化の発生のメカニズムの表からわかることというのは、液状化対策が行われたとしても、構造物、建造物は建っているかもしれないけれども、地下水が噴出する、液状化現象というのは、液状化が発生しやすい地域では十...全文を見る
○川内委員 私は、実は、東京都の港湾局から、東京都の液状化予測図という資料をいただきました。うちの事務所はカラーコピーの機能がなかったものですから、自分一人で見て申しわけないんですけれども、このカラーコピーを見ますと、東京都の築地市場は、東京低地の液状化予測によると、液状化の発生...全文を見る
○川内委員 液状化危険度マップというものを平成十八年に東京都がおつくりになられたということでございますが、さらに、卸売市場の重要性、あるいは卸売市場の立地の環境というものを正確に予測する、液状化の予測をするためには、改めてこの豊洲の埋立地の地盤の調査というものをすればより明確にな...全文を見る
○川内委員 冬柴大臣、先ほど申し上げたとおり、豊洲の土地というのは、現行法でいえば土壌汚染地域なんですね。今やっている対策が行われた後であっても土壌汚染地域です。そして、今御説明があったとおり、液状化が発生しやすい地域、部分が含まれている。そして、震度五強の地震ぐらいから液状化を...全文を見る
○川内委員 それでは、築地市場の豊洲移転計画というものを中央卸売市場整備計画で決定された審議会、平成十七年三月十七日の食料・農業・農村政策審議会総合食料分科会の議論の中に、大地震発生時あるいは大地震発生後の食料の集積、配送、流通の確保という議論、論点はあったのでしょうか。
○川内委員 さらに、卸売市場法の中では、中央卸売市場整備計画を定めるに当たっては、審議会の意見それから地方公共団体の意見を聞くというふうに法律に書いてございます。審議会の中では、大規模地震発生時の流通の確保という観点からの議論はなかった。  それでは、東京都から整備計画を決定す...全文を見る
○川内委員 その記述をちょっと正確に読んでいただきたいんですけれども、どのように書いているのか。大規模地震発生時の流通の確保という観点が具体的に示されているのか否かということを私はお聞きしたいんですけれども、定性的に、情緒的に、いや、考えましたと書いてあるのか、それとも、大規模地...全文を見る
○川内委員 大臣、きょうの議論でおわかりいただいたとおり、建物自体は液状化対策をすれば構造物としての耐震性を得ることはできる。しかし、埋立地全体についていえば、液状化をし、豊洲について液状化をするということは、汚染された土壌、汚染された地下水というものが噴出をする。そして、それは...全文を見る
○川内委員 しつこいぐらいに申し上げるわけでございますけれども、さらに、この江東区の豊洲の地域、豊洲埋立地は、四本の橋でつながれた陸の孤島であります。大地震が起こって、建造物そのものの損傷、橋の損傷、安全確認のための通行不能などによって、市場の機能は確実に損なわれるおそれが出てま...全文を見る
○川内委員 今、東京都の対策として液状化対策も行うのだという御説明があったわけでございますが、私は、その東京都の行う地盤改良等の液状化対策というものがこの豊洲の埋立地全般を地盤改良するものであるのかどうかということが大きな論点になるだろうというふうに思います。そこまでやるのは大変...全文を見る
○川内委員 時間が来ましたので終わります。ありがとうございます。
05月16日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第12号
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○川内委員 民主党の川内でございます。文部科学大臣、よろしくお願いをいたします。  私は、学校現場で起きているさまざまな課題をいかにして解決していくのかということが教育再生の目標、目的であろうというふうに思います。会津若松で高校生による衝撃的な事件が発生をいたしました。事実解明...全文を見る
○川内委員 パーセントで言われても、ちょっと、よくわからないんですが。  わかりやすく、抑うつ傾向にある児童生徒、小学生で約十二名に一人、中学生では四人に一人が抑うつ傾向にあるということがこの調査研究報告に書かれているという理解でよろしいでしょうか。
○川内委員 もう一つ、先週の木曜日、五月十日の毎日新聞の一面の記事で、厚生労働省の調査で、中学生の四人に一人が抑うつ傾向にある、うつ状態を示す調査結果が出たということが報道をされております。これは、よくよくお聞きしますと、平成十八年度の厚生労働科学研究費補助金、こころの健康科学研...全文を見る
○川内委員 文部科学省の調査は北海道、厚生労働省は静岡ということでございますけれども、ほぼ同じ、中学生については四人に一人抑うつ傾向にあるという調査結果が出ている。ここから類推されるのは、全国的にも抑うつ傾向に置かれている児童生徒がいるのではないかということが類推をされるわけでご...全文を見る
○川内委員 最近知ったと。私が指摘して知ったんですが。毎日新聞の記事については、見たと。  要するに、初等中等教育局としては、これらの研究報告を何かに生かそう、あるいはもうちょっと詳しい実態調査をしようという御答弁では今なかったわけでございまして、先ほど厚生労働省の方から御説明...全文を見る
○川内委員 文部科学大臣の御見解としては、学校現場で子供たちが、小学生では十二名に一人、中学生では四名に一人という割合で抑うつ傾向にある、そしてまた先生方も恐らく大変なストレスを感じていらっしゃるであろうということは、それは調査結果に基づいて、文部科学省としてもそういう認識である...全文を見る
○川内委員 だからこそ、自殺対策に政府を挙げて、内閣を挙げて取り組むということで、政府が自殺対策大綱というものをお決めになられて、その九つの柱の中の一つに、実態調査をすると。要するに、国民のストレスに関して実態調査をまずするということが大きな一つの柱になっているというふうに聞いて...全文を見る
○川内委員 科研費補助金をつけて調査研究しても、初中局長は知りませんでしたと言っているわけですから、これはやはり文部科学省として取り組む必要があるというふうに思います。  それでは、教育職員免許法に移らせていただきます。  まず文部科学省に、今回のこの教育職員免許法及び教育公...全文を見る
○川内委員 教職員の資質の向上を図るためであると。しかし、今までのこの教育再生特別委員会での御議論の中では、資質の向上という言葉以外に、知識、技能の刷新とか知識、技能の向上とか、知識、技能という言葉も出てきているわけでございますけれども、そうすると、資質とは知識、技能である、教職...全文を見る
○川内委員 今、御答弁では、資質とは、主には知識、技能であるというふうな御答弁だったわけですが、主には知識、技能であるということは、ほかにもあるということでございますので、資質とは何かということを明確に定義をお願いしたいというふうに思います。
○川内委員 それでは、今御説明になられた資質という言葉の中に、その教員の持つ個人的な政治的信条、あるいは政治的考え方、あるいは所属する団体などが含まれないということを確認させてください。
○川内委員 野党の質問者として卓抜たる能力を持っている、野党のという限定がついているところが非常に私としては不本意な思いがするわけでございますけれども。  しかし、法律を解釈する上で、大臣の御見解を議事録に残すということは、これは当然のことであってもやはりやっておかなければなら...全文を見る
○川内委員 そうすると、更新講習の中で、講習をおやりになられる側が日の丸を掲揚し国歌を斉唱しなさいということは、私は言っていいと思うし、それはなされるのであればなされるであろうというふうに思いますが、自分の政治信条として、それは自分としてはできないという気持ちをあらわしたからとい...全文を見る
○川内委員 この更新講習というのは、職務命令で講習を受けるものですか。
○川内委員 そうすると、自発的に受ける講習の中で知識、技能の向上を図り、そして知識、技能の向上が図れたか否かということが評価の対象であって、もともと知識、技能、資質の中に政治的な信条というものは入っていないわけですから、講習の始まりのときに、その講習を設定する側が日の丸を掲揚し国...全文を見る
○川内委員 それが評価の対象にはならないと、国民の皆さんにわかりやすい言葉を使っていただきたいんですが、それは評価の対象ではないということを御答弁いただけますか。私の質問に対して答弁してください。
○川内委員 続いて、改正案の第九条の二についてでございますけれども、第三項の三行目に、「知識技能その他の事項を勘案して」更新講習を免除できるというふうに書いてございます。この知識技能その他の事項を勘案して更新講習が免除される人たちというのは、今まで議事の中で、質疑の中で、校長先生...全文を見る
○川内委員 今、勤務実績を勘案して講習の免除をされる人たちも出てくるということが新たに御答弁としてつけ加わったわけでございますけれども、それでは、そもそもこの条文の中にある「知識技能その他の事項」という言葉でございますが、「その他の事項」とは何なんでしょうか。
○川内委員 私は、知識技能をリニューアルするという観点からいえば、校長先生や教頭先生こそ知識技能をリニューアルしていただかなければならないというふうに思いますが、しかし、文部科学省は、こういう規定を設けられて、今そういう方針で臨むおつもりであるというふうな御説明をされていらっしゃ...全文を見る
○川内委員 私は、大臣、百歩譲って文部科学省の言い分を認めるとすれば、理解するとすれば、校長、教頭、優秀教員まではわかります。しかし、勤務実績良好者という非常にあいまいな概念で、原則はみんなが受講しなければならない更新講習を免除される教員が出てくるというのは、これは要するに教育委...全文を見る
○川内委員 そろそろ私の時間が終わりに近づいてまいりましたけれども、学校現場をいかにして子供たちにとっていい環境にしていくのかという課題について、まだまだ議論をしなければならない課題というのはたくさんあるというふうに思いますし、また、きょう、本委員会で三回目の質疑でございますが、...全文を見る
05月22日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○川内委員 川内でございます。  早速質問をさせていただきますが、株式会社日本政策投資銀行法ということで、政策金融改革の一環として政府の方からお出しになられている法律でございますけれども、ちょっと金融ということで、法案とは直接の関係はないわけでございますが、消費者金融の件に関し...全文を見る
○川内委員 五社合計で一兆八千億の赤字というと、わあ、すごいなと思うわけでございますが、しかし、実際の企業活動としての、最終じりと呼んでもいいと思いますが、税務上の申告というのはどうなっているのかということについて、国税庁の方から大手五社について御答弁をいただきたいと思います。
○川内委員 個別についてはお答えいただけないということでございますが、それでは、過払い金返還請求に備えて消費者金融各社が引き当てている引き当て額は、税法上は損金に算入をされますか。
○川内委員 一般論としておっしゃったんですけれども、過払い金返還請求に備えて引き当てるのは損金算入されないということでいいんですよね。
○川内委員 私、某大手消費者金融の会社の決算短信を持ってきたんですけれども、利息返還損失引当金繰入額というものを全部合計すると、四千億ぐらい引き当てているんです。これは、結局、損金算入されない。会計法上、何か損したように見せているわけですけれども、実際には利益が出ている。その証拠...全文を見る
○川内委員 わかりやすく言うと、消費者金融検討専門部会、ちょっと略しましたが、消費者金融検討専門部会で検討されたものが公認会計士協会のガイドラインになったということでございました。  それでは、消費者金融検討専門部会を構成する会計士の先生方というのはどのような先生方でございます...全文を見る
○川内委員 実際に消費者金融の監査を担当する会計士の先生がこのガイドラインをつくった、わかりやすく言うとそういう御答弁だったわけでございまして、要するに、消費者金融の会社から監査料をもらって仕事をしている会計士の先生方がこのガイドラインをつくった。それで赤字だ赤字だと騒いでいると...全文を見る
○川内委員 より企業の実態を明らかにするという観点でいえば、外に出ないお金をあたかも外に出るかのように決算書上反映をさせるということが果たして適切なことなのかどうか、私は議論の余地があるのではないかというふうに思います。  さらに、この過払い金返還というのは請求されて初めて出す...全文を見る
○川内委員 何回か、この件はどうなっていますかとお聞きしているわけでございますが、そのたびに、現在、内閣府令の改正を目がけて作業中でございますと、いつ聞いても作業中なんですが、ずっと作業中でないように、いつやる、いつごろをめどにしてやるというふうに御答弁をいただきたいと思います。
○川内委員 それでは、今回の株式会社日本政策投資銀行法案についてお尋ねをさせていただきます。  今回のこの日本政策投資銀行法案は、平成十四年十月七日の経済財政諮問会議で決定をされた政策金融の抜本的改革に関する基本方針に沿って起案をされてきたという理解でよろしいでしょうか。
○川内委員 当然、経済財政諮問会議には財務大臣も議員の一人として御出席でありますから、この平成十四年十月七日に決定をされた政策金融の抜本的改革に関する基本方針は財務省も同意をしているという理解でよろしいでしょうか。
○川内委員 これを読みますと、まず冒頭、「わが国の政策金融は諸外国に比べ規模が大きく、かつ時系列的に増大傾向にある。このことが、金融資本市場の資源配分機能をゆがめてきた。」というふうに書いてあります。「時系列的に増大傾向にある。」というのは、私はこれは間違った認識だとまず思います...全文を見る
○川内委員 それはいつの会議ですか。
○川内委員 八月何日か、教えてください。
○川内委員 それはちょっと私が不勉強でした。知りませんでした。後で見て精査をさせていただきます。  そういうアンケート調査があり、資源配分機能をゆがめてきたというふうに、政府としてというか経済財政諮問会議として認識をした。  それで、政策金融のあるべき姿として、「政策金融の存...全文を見る
○川内委員 いや、私が聞いたのは、日本政策投資銀行の業務の中で、経済財政諮問会議が示している公益性、金融リスク評価等の困難性、これは両方それぞれ定義されていますね。この両方の条件に同時に当てはまる業務というのは割合としてどのくらいあるんですかということをお聞きしております。
○川内委員 では、だれが政府としてこれをコメントするんですか。
○川内委員 いや、今後のことなんかだれも聞いていないですよ。  今現在、日本政策投資銀行が行っている業務の中で、この経済財政諮問会議が定義をしている公益性あるいは金融リスク評価等の困難性の二つの条件、同時に当てはまる業務の割合というものはどのくらいありますかということをお聞きし...全文を見る
○川内委員 何を言っているんですか。全然答弁になっていないじゃないですか。  委員長、答弁になっていると思いますか。
○川内委員 日本政策投資銀行法第二十一条「業務の条件」に「日本政策投資銀行は、一般の金融機関から通常の条件により貸付け若しくは債務の保証を受け、日本政策投資銀行以外の者が応募その他の方法により取得する社債の発行により資金の調達を行い、又は日本政策投資銀行以外の者から出資を受けるの...全文を見る
○川内委員 その報告を財務大臣が受け取っているということは、日本政策投資銀行が行っている業務は、公益性あるいは金融リスク評価等の困難性、両方同時にあわせ持っているのだということの業務の妥当性についての報告を受け取っているわけですから、政府としても、今現在、日本政策投資銀行が行って...全文を見る
○川内委員 委員長、今の答弁の意味がわかりますか。
○川内委員 委員長も、もうちょっと誠実に議事を仕切ってくださいよ。だって、全然答えてないじゃないですか。  日本政策投資銀行さんが、政策評価をし、主務大臣に報告をしている。その中には、政策金融の必要性、公益性も金融リスク評価等の困難性も両方同時に備え持っているのだと、今現在の業...全文を見る
○川内委員 では、誠実に答えさせてください、誠実に。僕は無理を言っているつもりはないですよ。
○川内委員 いや、法律の条文に沿ってというのは、さっき私も申し上げた。さまざまな法律の条文に沿って日本政策投資銀行は仕事をしている。その結果として、経済財政諮問会議が指摘をしている、政策金融の必要性が明確に是認をされる公益性と金融リスク評価等の困難性を両方同時にあわせ持つ業務を日...全文を見る
○川内委員 いや、今の財務大臣の御答弁は、私はそうですかと言うわけにはいきませんで、なぜかならば、公益性さらには金融リスク評価等の困難性が両方同時に存在をする場合においては金融資本市場というものがしっかりと機能しにくい、だからこそ政策金融の役割というものがあるのだというのが政策金...全文を見る
○川内委員 そうすると、政策金融、本来あるべき政策金融として日本政策投資銀行は仕事をしているというふうに、政府としても政府見解としてそのように認めるという今御答弁でした。財務大臣も、今の御答弁をそのとおりだと確認していただけますか。
○川内委員 そうすると、今、公益性、金融リスク評価等の困難性、両方同時にあわせ持つ業務を日本政策投資銀行はやっていると、政府としても見解としてお認めいただいたわけでございますが、しかし、状況が変わったのだ、だから撤退してもいいのだという御見解が示されたわけでございます。  それ...全文を見る
○川内委員 しっかり担保をしていただきたいという御発言があったわけでございますが、政策投資銀行あるいは商工中金の話にしてもそうですが、前半の部分で、要するに立法事実はないんですよ。民営化しなければならない立法事実はないにもかかわらず、無理やり民営化するわけですね。(発言する者あり...全文を見る
○川内委員 民間でできることは民間にというのは、それはそのとおりだと私も思います。  しかし、今現在、日本政策投資銀行がやっている仕事は、民間ではできない仕事をやっている。それは、要するに、公益性が高く、金融リスク評価等の困難性が両方同時に存在する業務をやっているんだと総裁もそ...全文を見る
○川内委員 工事その1、その2、その3はすべて同じ業者さんがやっていらっしゃって、その1とその3は落札率が七九・九%である。しかし、その2は九九・七%。これだけ一つ高いわけでございます。  一般的には、入札で落札をした業者さんにその次の追加工事を随契で発注する場合には、その一回...全文を見る
○川内委員 時間が来ましたので、これで終わります。
05月23日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○川内委員 川内でございます。  早速質問を始めさせていただきたいと思います。  社会保険庁を廃止し、新しい組織に移行する、看板をかけかえるだけだというふうに私どもは申し上げさせていただいているわけでございますが、数々の不祥事もあった、処分も行われた。しかし、国民にとっての関...全文を見る
○川内委員 任命権者である社会保険庁長官のもとで御努力をいただいた上でということでございますけれども、私は、不祥事は不祥事としてしっかりと処分が行われたというふうに認識をしておりますけれども、さらにその上で、不祥事があったんだから、あなたは首だというようなことがあってはならないで...全文を見る
○川内委員 それでは、次の論点に移らせていただきます。  社会保険庁というと、さまざまにいろいろな場所で議論がされてきたわけでございますが、実は平成十五年に、総合規制改革会議、宮内議長のもとで社会保険庁が話題になっておりまして、それはどういう場所であったかというと、総合規制改革...全文を見る
○川内委員 その中で、社会保険制度の見直しについて、社会保険庁を絡めて議論をされたのは何回、いつといつというふうに明確にお答えいただきたいと思います。
○川内委員 それでは、官製市場ワーキンググループの委員、専門委員、この議論に参加された方々のお名前を教えてください。
○川内委員 今、委員として名前のなかった方が、この二回に出ている委員の方がいますね。何と言いましたか、もう一回答えてください。
○川内委員 その奥谷委員という方のフルネームと役職をお答えいただけますか。     〔委員長退席、吉野委員長代理着席〕
○川内委員 奥谷禮子さんという方、ザ・アールの社長さんでございますが、ホワイトカラーエグゼンプションでも勇名をはせていらっしゃる方でありますが、この方は、この構造改革特区・官製市場改革ワーキンググループのメンバーではなかったが、わざわざこの五月と七月の社会保険庁が議論された回には...全文を見る
○川内委員 そのザ・アールと社会保険庁、あるいは社会保険事務局、社会保険事務所と契約関係ができたのはいつからですか。
○川内委員 平成十五年に規制改革会議で社会保険庁のことが話し合われた。それと時を同じくして、ザ・アールと社会保険庁は接遇研修について契約を結んでいたということでございます。契約とだけしかおっしゃらなかったわけですが、随意契約ですか、それとも一般競争入札による契約ですか、それとも企...全文を見る
○川内委員 内閣府の規制改革会議は、これら社会保険庁とザ・アールとの契約関係について御存じでいらっしゃいましたか。
○川内委員 特に問題はないんでしょうかね。
○川内委員 服務規則上はというか、法律上は問題がないということを言い切られたわけでございます。  ちょっと幾つか尋ねていきますが、平成十五年から、十六年、十七年、十八年と、ザ・アールは社会保険庁の職員研修に係る契約を結んでいるわけでございますが、平成十五年、十六年、十七年、十八...全文を見る
○川内委員 十五年、十六年は保険料を使った、十七年からは違う、一般財源であるということでございます。  それでは、続けて聞かせていただきますが、そもそも最初は随意契約で始まっているわけですが、なぜ随意契約をするに至ったのかということについて事情を教えていただけますか。
○川内委員 ザ・アールから売り込みがあったということですね。
○川内委員 では、平成十六年度、社会保険大学校で随意契約をお始めになられたときの契機は何ですか。
○川内委員 他の公的機関とはどこですか。
○川内委員 だから、他の公的機関というのはどこですか。
○川内委員 日本郵政公社だけですか。
○川内委員 もう当時、既に奥谷さんは日本郵政公社の非常勤の取締役であったというふうに思いますけれども、そういうところからお聞きになられて当初随意契約を結ばれたということでございます。その辺の法的な整理については、ちょっと私もまた勉強した上でお尋ねをさせていただきます。  平成十...全文を見る
○川内委員 平成十七年の四月で掲示板に掲示したことが公告であると。それは法令上は違反はしていないでしょう。  しかし、例えば平成十三年の時点で、平成十三年の四月に総務省が、官庁共通経費等に関する行政評価・監視結果に基づく勧告というような形で、「契約に係る情報提供の充実」として、...全文を見る
○川内委員 清水さん、何か、非常に強くなるとか、随分大層なことのようにお答えになられているが、まず、企画書については、行政に提出された時点で行政文書ですから、相手に聞くとか相手の競争上の地位にどうちゃらこうちゃらとか、そんなものは理由にも何にもならないですね。やらせのタウンミーテ...全文を見る
○川内委員 それでは、平成十八年の企画競争についてお尋ねをいたします。  この企画競争のときの、応募してきた会社は何社ありましたか。
○川内委員 平成十八年の企画競争は、大臣、一社ですよ、一社。ザ・アールだけ。それで発注をしているわけですね。私は、この社会保険庁とザ・アールとの関係というのは、先ほど内閣府の御説明では法令上は問題がないということでございましたけれども、社会保険庁改革をしていかなければならないとい...全文を見る
○川内委員 私は大臣の見解を尋ねたので、部長にここで言いわけをしてくれと言ったわけじゃないんですよ。十五年、十六年は随意契約だけ、十七年、十八年も、五つの契約のうち三つは随意契約、二つが企画競争、そのうち一つは一社しか応募がない。これは随意契約と一緒ですからね。  大臣、奥谷さ...全文を見る
○川内委員 だから、法にのっとっていればいいのかということですね。私は、適法だけではなくて、社会保険庁改革なんですから、国民から信頼を受ける、国民の信頼を取り戻す、行政サービスのトップランナーになるということをおっしゃっていらっしゃるわけですから、その言葉にたがわないお仕事をして...全文を見る
○川内委員 十八年三月末まではいた、NTTデータに一名、NTTデータシステムサービスに一名。その方たちは今どうされているか御存じですか。
○川内委員 次の就職先に異動された、退職したんじゃなくて異動をした、人事異動をしたということだろうというふうに思いますが、それでは、NTTデータあるいはNTTデータシステムにいらっしゃった方々、この方々の前にも違う方が同じポストにいた事例がありますか。
○川内委員 NTTデータのポスト名を答えてください。
○川内委員 NTTデータの常務執行役員とNTTデータシステムサービスの常務取締役というポストは厚生労働省のポストであったということが言えるのではないかというふうに思いますが、その方たちは今また別な厚生労働省関係のところでお仕事をしていらっしゃるということが明らかになり、これで、社...全文を見る
○川内委員 いや、私は日立の人のことを言っていないですからね。それは余り問題ではないだろうと思ったので聞いていないじゃないですか、この質問で。私が申し上げているのは、さまざまな事例があるのではないかと。要するに、法令に違反しているとか法令にのっとっていないとか、そういうことを申し...全文を見る
○川内委員 御趣旨を体した改革を実現してまいりたいということでございますけれども、これは日本年金機構になったら、ますます天下りし放題というか、再就職し放題というか、押しつけ的あっせんし放題というか、逆に言えばそういうこともやりやすくなるということもあるわけでございまして、今きちん...全文を見る
○川内委員 本人の申し出がなければ確認はしないということですね。
○川内委員 聞いたことに答えていただきたいんですけれども、どういう形であれ、本人が申し出ないといけないんですね。
○川内委員 それは裁定のときですね。要するに、受給権が発生をするときですね。年金をもらうときは本人が請求をしてきてくださいということが法律に書いてあって、その納付記録がきちんと整えられているかどうかということについて、本人が申し出てこいというようなことについては法律には書いてない...全文を見る
○川内委員 正しいものであるとしてというのはどういうことですか。すべての年金記録がだれのものであるか、だれの記録であるかということについて確定をさせているということですか。
○川内委員 私が聞いているのは、だれのものかわからなくなっている年金記録あるいは基礎年金番号統合前の番号については、一義的には、政府の方で、社会保険庁の方で統合をするための努力をする義務があるのではないかということを言っているんですけれども。
○川内委員 だから、さっきから何回も聞いているじゃないですか。本人の申し出がなければ統合のための作業はしないのだとする法的根拠はないんでしょう。
○川内委員 それは、今おやりになろうとしている仕事を私は聞いているわけではないんです。おやりになられている仕事を教えてくださいと言っているわけじゃないんですよ。それを幾ら説明されても、それは繰り返し繰り返し説明されていることでわかっていますから、もう説明しなくていいです。  私...全文を見る
○川内委員 ここは議論する場で、いいかげんな言い逃れをする場じゃないんですよ。  統合されていない番号が五千万件あるということは、あなた方は認めているんでしょう。今ごろ何を言っているんですか。すべて統合されていることが前提でやるんだなんて、今さら何ということを言うんですか。それ...全文を見る
○川内委員 だから、その答弁の前提はもう崩れているじゃないですか。何を非論理的な議論をされているんですか。ちょっとおかしいですよ。  いいですか、ちょっと時間が来ましたけれども、最後にもう一度お聞きしますから。  五千万件は統合されていない、だれのものかわからないということを...全文を見る
○川内委員 来ているけれども、いいですか。  それからもう一つ。受給権が発生するのは裁定するときですから、その裁定するときに統合すればよいのだというのは、それは五千万件が宙に浮いているということを確認しなくてもいいという根拠にはならないですよ。全く根拠にならない。受給権が発生す...全文を見る
05月30日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第24号
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○川内委員 川内でございます。よろしくお願いをいたします。  今回のこの国家公務員法等改正法案、皮肉を込めて申し上げれば、お役所の皆さんは非常にうまくお考えになられたなというふうに思います。  それはどういうところかというと、押しつけ的あっせんによる天下りは根絶する、あるいは...全文を見る
○川内委員 平成十六年度の無償資金協力案件の案件数が百八十五件、そのうち落札率が九九%を超えるものが百九件、一社しか入札に応じなかったものが、その約半分、四十三件。平成十七年度が、案件総数が百二十一件、落札率が九九%を超えるものが七十一件、一社入札が二十五件。平成十八年度が、現状...全文を見る
○川内委員 七百八十億、七百五十億、六百七十億と、それぞれ多額のお金を使っていらっしゃるわけでございます。  落札率が九九%を超えるというのは、ほとんど談合に近いというか、恐らく談合なわけですけれども、それでは、無償資金協力の主な契約先、主な契約先という言葉を定義しますと、一社...全文を見る
○川内委員 この五名については、毎年総務省がお取りまとめになられる再就職の状況調査についてという調査がございますが、この調査に報告をされておりますか。
○川内委員 いや、この五人について報告をしていますかということを聞いているんですけれども。
○川内委員 この五人について、人事院の承認をとっていますか。
○川内委員 いや、今この場で質問いただいたので答えられないというのは答えではなくて、私は、この五人についてお聞きしますよということを通告させていただいておりますので、この五人が人事院の承認を得て民間企業に天下ったというか、再就職をしたのか否かということについては、これは当然に答え...全文を見る
○川内委員 はい。要するに、この五人について聞きますよということは言ってありますから。
○川内委員 これは承認を受けていないんですよ。承認を受けていないから、私が、ODAの受注企業上位十社に対して外務省さんはどのくらい再就職をしていますかということをずっと前に聞いたとき、わかりませんと言ったんですから。わかりませんと言ったんですよ、外務省の係の方は。では調べてくださ...全文を見る
○川内委員 大臣、こういうごまかしがこの調査にもすべて出ているんですよ。二回目の就職あっせんを受けた人が十六人だと。もうでたらめですからね。こういうふうに答えるわけでしょう。今の答弁を聞いていておかしいと思いませんか。  では、人事院と相談した結果、一部の人は承認が必要ないとい...全文を見る
○川内委員 きょうは係の人が来ているわけですから。四名については承認をとってないでしょう。一名はとったんですか。ちょっと、ちゃんと答えてくださいよ。
○川内委員 委員長、今の説明、わかりましたか。  一名は人事院の承認が要らないということはわかっている、四名は総務省の公表資料に入れなくてもいいということになっていると。  私が聞いているのは、民間営利企業に再就職をする場合においては人事院の承認が必要であるはずであります。し...全文を見る
○川内委員 結局、五人とも人事院の承認を受けていないんですよね。結局、五人とも人事院の承認を受けていないことが今明らかになったわけです。  では、お聞きします。例えば三菱商事の取締役に再就職していらっしゃる方がいらっしゃいます。この方はなぜ人事院の承認が必要ないのかということに...全文を見る
○川内委員 無償資金協力案件を落札率九九%以上で、しかも一社入札で落札をしていながら、仕事をしていながら、そういう会社が密接な会社ではないと今外務省は答弁をされたわけであります。  他方で、渡辺大臣は、国民から見てという言葉を使っていらっしゃいますよね。国民から見て押しつけ的あ...全文を見る
○川内委員 役所的にはそういうお答えをされるであろうというふうに思っておりました。しかし、これがお役所の方々の考え方なのであろうというふうに私は思います。  こういう中で、今私たちが、国会が公務員制度改革の法律を議論しているわけでございますが、さまざまな抜け道、さまざまな言いわ...全文を見る
○川内委員 今、初めてわかりました。退職後にどこかに行かれたわけではなくて、外務省関連のどこかの公益法人の役職を兼ねながら、民間の顧問をしていたということですか。
○川内委員 その財団法人の名前は別に言っていいんじゃないですか。日本インドネシア協会でしょう。(発言する者あり)もちろんもらっていますよ。もう一人の人は、国際交流サービス協会ですね。
○川内委員 国際交流サービス協会の報酬はお幾らですか。
○川内委員 にわかにちょっと信じられないですけれども。衆議院調査局が平成十八年三月に、民主党の議員の予備的調査要求に基づいて調査をされたものなんですが、無報酬で仕事をすることを就職するというんですかね。これは再就職の調査なんですよ。再就職の調査で、無報酬で働いている人のことを就職...全文を見る
○川内委員 いずれにせよ、国際交流サービス協会は報酬を受けている、日本インドネシア協会の方は、私は再就職というからには報酬があるに決まっていると思うんですけれども、現状、外務省からの御報告では報酬はないというふうにくくっているということでございますので、その辺のそごについてはまた...全文を見る
○川内委員 平成十六年から十八年の間に二回目の再就職のあっせんをしたものを調査したということですか、平成十六年から十八年。二〇〇二年は平成十四年、そうすると、これにはかからないということですか。
○川内委員 そうすると、では、外務省としては、このレポートにはかからないけれども、二回目以降の再就職を外務省としてあっせんしている事実が過去にあるということはお認めになられますか。
○川内委員 いやいや、この人のことを聞いているのではなくて、外務省として、一回だけではなく、過去に二回、三回と就職先のあっせんをしているという事実があるということをお認めになられますかということを聞いているんです。この調査は平成十六年から十八年でしょう。
○川内委員 だから、平成十六年から十八年はわかったって。平成十六年から十八年はもういいんですよ。それはわかりました、外務省として確認できなかったということですね。  しかし、きょう私が質疑の中で明らかにしたとおり、過去に、一回、二回、三回と就職のあっせんをした事実があるというこ...全文を見る
○川内委員 では、国際交流サービス協会もM紅も、この人が一人で就職活動をしたんですか。そういう理解なんですか、外務省は。
○川内委員 大臣、国際交流サービス協会というのは何をする会社かというと、我々が海外に行くと大使館の方々にさまざまな便宜供与をしていただくわけでございますけれども、派遣員という若い人がいるじゃないですか、この派遣員を派遣する仕事をしているのが国際交流サービス協会ですよ。そこの会長に...全文を見る
○川内委員 では、その二人は、NTTデータあるいはNTTデータシステムを退職した後、どのようなお仕事についていらっしゃいますか。ポストも含めて答えてください。
○川内委員 大臣、いいですか。これは完全なわたりでしょう。  NTTデータとNTTデータシステムサービスは、ずっと厚生労働省のポストなんですよ、二つ。常務取締役。二つともずっとポストで、国会で指摘をされてやめました。その後、社会保険診療報酬支払基金とか全国社会何とかという厚生労...全文を見る
○川内委員 NTTデータとNTTデータシステムに行くときは、これは人事院の承認があったんですね。
○川内委員 ということは、この二人はどこに行ってからNTTデータとNTTデータシステムに行ったんですか。そのNTTに行く前のポストを教えてください。もう時間がないので手短に。
○川内委員 大臣、今お聞きになられましたでしょう。厚生労働省の所管団体に退官後いました、ある一定の期間経過後、でかい民間企業の常務様になりました、またその後、今度は厚生労働省の所管団体に行きました、だけれども、そんなことは私どもは知るよしもありませんでしたと答えられるわけですよ。...全文を見る
○川内委員 いやいや、後藤田さんがよしと言うと、私も何となくそうかなと。尊敬しているので、そうかなと思ってしまうんですね。しかし、役所のごまかしというか、やはりその辺をしっかり国会の側がまず明らかにさせた上で、では、それをどうしていくのかということを議論するのが順番ではないか。 ...全文を見る
06月01日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第25号
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○川内委員 済みません、急遽ちょっと順番が変わりまして、私、川内がまず質疑に立たせていただきたいと思います。大臣、よろしくお願いを申し上げます。  この前の続きをやろうと思っているのですが、まだ厚生労働省の方がお見えではないようでございますので、今、最後に大臣が御答弁になられた...全文を見る
○川内委員 私が申し上げているのは、別に、この再就職が不法であるとか、違法であるとか、不適切であるとかいうことを申し上げているわけではなく、当然、法令にのっとって再就職が行われていることは私も承知をしております。  そういう中で、政府が今回目指していらっしゃるのは、国民の目から...全文を見る
○川内委員 それでは、もう一人お聞きします。  整理番号三十八番の方ですね。この方は、文部省大臣官房文教施設部名古屋工事事務所所長補佐の後、東京工業大学施設部長を経て、最後は大臣官房文教施設部広島工事事務所長をおやりになっていらっしゃいます。この方が退官後、どちらに再就職をされ...全文を見る
○川内委員 それでは、この方は技官ですか。文部科学省採用は、技官としての採用でしょうか。
○川内委員 それは確かですか。
○川内委員 それでは、整理番号三十九番から四十五番まで、これは一枚の紙に出ていますね。三十九番から四十五番。四十一番の方は三十歳で再就職をしていらっしゃいますから、この方は御自分で恐らく職をお見つけになられたか、研究者として新しい道に進もうということで普通に転職をしたということで...全文を見る
○川内委員 このような形で、大臣、土建屋さんに文部科学省からずらずらっと再就職をしています。  私は、ある意味、文部科学省というのは正直に、こういうふうに別表という形できちんと世の中に公表をしていらっしゃるという意味においては評価するんですよ。ほかの役所は、ほとんどまともにちゃ...全文を見る
○川内委員 大臣、その御答弁は、自衛隊がいるところが非戦闘地域だという答弁と全く同じことで、ほとんど実態として意味をなさない御答弁であるというふうに私は思います。  国民から見てですからね。国民から見てというのは、これは私が言っていることじゃないですよ。閣議決定文書に、国民から...全文を見る
○川内委員 大臣、今現在でも、予算が欲しいから人を下さいなんて、そんなあからさまなお願いをする人はどこにもいないでしょう。そういう意味でいえば、大臣の今の論法では、今、現行の状況においても、押しつけ的あっせんによる天下りはゼロであるというふうに言わなきゃいけないですよ。今現在でも...全文を見る
○川内委員 いや、そんな大事な質問をしたとは私は自分で思っては、さすが、やはり武正議員は能力が高うございます。私は全く気づきませんでした。官房長の答弁を思い起こしてみると、ああ、なるほど、そういうふうにおっしゃったなということを改めて感じるわけでございます。  それでは、ちょっ...全文を見る
○川内委員 要するに、記録はあるということですよね、人事データが。では、それをこれから議論していきますよ。ちょっと待っていてね。  それでは、社会保険庁。平成十八年三月まで、NTTデータあるいはNTTデータシステムサービスという社会保険庁がシステムを発注している会社に、常務取締...全文を見る
○川内委員 それでは、もう一つお尋ねいたしますが、このNTTデータの常務執行役員とNTTデータシステムサービスの常務取締役というポストは厚生労働省のポストですか。
○川内委員 別な者がついていたというのは、何人ついていたんですか。どのようについていたんですか。そんなことも調べずに国会で答弁したんですか。  私が聞いているのは、厚生労働省なり社会保険庁出身者が連続してそのポストをずっと引き継いでいますかということを聞いているわけで、そんなこ...全文を見る
○川内委員 委員長、こんな答弁は許せないですよ。きょう採決をあきらめたんですから、これはとめてくださいよ。  なぜかならば、委員長、大臣も聞いてくださいよ、年金福祉事業団からNTTデータに行き、NTTデータから全国社会保険協会連合会に行っているわけですよ。これで厚生労働省は何ら...全文を見る
○川内委員 いや、書面があるかないかということを聞いているんじゃないんです。関与があったかなかったかということを聞いております。何らの関与もないというふうに言い切るんですかと。
○川内委員 いや、はいそうですかというわけにいかないですよね。  なぜかならば、大臣、二回目以降の再就職のあっせんに関する調査結果は、わたりがあったのは十六人だというのが今のところ政府の正式な見解ですね。私がつたない手法で、つたない、本当に限られた情報で厚生労働省関係のお二人の...全文を見る
○川内委員 それでは、聞いていただいている間に違う質問をしたいんですが、外務省にお尋ねをいたします。  ODAを背景にした、私が言葉を使うときにはODAを背景にしたという言葉を使わせていただきますが、再就職が行われているわけでございます。しかし、それは外務省はそのようにお認めに...全文を見る
○川内委員 ここでもう一回、文部科学省の玉井官房長にお聞きしたいんですけれども、文部科学省は割と律儀に、建設会社に再就職されるときに、そういう発注業務とは関係のない仕事だけれども承認を求めています、承認を得ましたというふうにさっき御説明されましたよね。わざと営業という言葉を使われ...全文を見る
○川内委員 ちょっと、もう一回言って。私にわかるように言ってください。
○川内委員 いや、その説明はこの間も聞いたけれども、まるでこれは、外務省が裁判で負けたドミニカ移民訴訟に関して、外務省は関係ありませんと言い張っていたときと全く同じような言いわけの仕方ですよね。  無償資金協力というのは、外務省が企画し、その中心的立場にいて、JICAがその実施...全文を見る
○川内委員 いや、人事院も判断するんですが、ある一定の基準に基づいて各府省で承認をするものもあるんですね。  無償資金協力の入札は日本がやるんですよ。無償資金協力の入札のコンサルタントは外務省の外郭団体でしょう。外郭団体がやっているじゃないですか。では、まずそこから答えてくださ...全文を見る
○川内委員 入札に関する補助業務を外務省の関係団体がやっている、主体は相手国である。それは、まあ、そもそも交換公文で相手国と供与額を約束して実施する事業ですから、主体は見かけ上はそうなるかもしれませんが、実態は日本の政府が全部やっている。  国民から見てどうなのかということです...全文を見る
○川内委員 いや、尊敬する林副大臣にお言葉を返すようで大変恐縮でございますけれども、私は、法律をつくって制度を変えても、やはり役所の方々の意識というものが変わらない限り、役所の方々は抜け道を探し出して、必ず今までと同じようにされるのではないかという危惧を持っております。  であ...全文を見る
○川内委員 私が委員長に申し上げる前に、委員長の方から社会保険庁に対して指示がございましたので、次回の委員会までに、関与があったのかなかったのかということがはっきりする。関与があったとなれば、これは、渡辺大臣、この二回目以降の再就職のあっせんに関する調査結果というものは訂正をされ...全文を見る
06月06日第166回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○川内委員 おはようございます。川内でございます。  早速質問を始めさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず、社会保障に関する日本国とオーストラリアとの間の協定に関して聞かせていただきたいと思います。  本協定、日豪社会保障協定の締結によって、両国に...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  それでは、日豪の関係について今大きな話題になっております日豪EPAの今後の見込みについて、何点かお尋ねをさせていただきたいと思います。  日豪のEPAの交渉について、センシティブ品目という言葉、あるいはセンシティビティーという言葉がよく出...全文を見る
○川内委員 外務省は。
○川内委員 もう一回答えてください。
○川内委員 農業の分野においては重要品目と訳すのが定着をしているというふうに、今外務省から御説明がございました。  農林水産省も、今後は重要品目というふうにおっしゃるということでよろしいんですね。
○川内委員 いや、重要なという言葉を文脈によって重要品目と言ったりセンシティビティーと言ったりするというのではなくて、同趣旨であると考えているというのではなくて、農業の分野においては、センシティビティーあるいはセンシティブな品目というのは、日本の農業にとっては重要品目であるという...全文を見る
○川内委員 まあ、何かよくわからぬ答弁だったんですが。  外務省経済局が平成十九年三月におつくりになられたペーパーでは、センシティブというのを脆弱と訳しているんですね。「脆弱(センシティブ)品目の扱い」というふうに言っている。  まあ、センシティブというのは訳すのが非常に難し...全文を見る
○川内委員 今審議官の方から日本の政府の方針の御説明があったわけでございますが、外務大臣もそれでよろしいんですよね。
○川内委員 これも繰り返し聞かれていることだと思うんですが、守るべきものは守るという言葉について、守るべきものとは何なのか。守るべきものの具体の内容というものを教えていただきたいというふうに思います。
○川内委員 守るべきものとは交渉の帰趨による。とすると、交渉の過程の中で守れないものも出てくるということでよろしいですか。
○川内委員 譲るべきものは譲るというのは、守らないものがあるということですね。
○川内委員 いろいろな事情は私も大体は理解をしているつもりなんですが、私が聞いているのは、そういう最大限の利益を追求していく上で一番の問題になるのは日本の農産品である、その農産品の中で守れないものも出てくるということですねということを聞いているわけです。
○川内委員 それは日本の農産品の中で守れないものも出ますよ、これは私も当然だと思います。その当然のことを踏まえた上で交渉に当たっていただくということが政府のお役目であろうというふうに考えるので、そのことを確認させていただいたということでございます。  それでは、ちょっと最後に非...全文を見る
○川内委員 やはり麻生外務大臣は大したものだなと思います。きちんと、それは被害も出るものは出るんだというふうにしっかりとおっしゃった上で交渉に当たる。しかし、間違いを指摘されて、いろいろなことはありますわという言いわけをされる事務方は、この交渉に当たってはもうちょっとしっかりしな...全文を見る
○川内委員 ブッシュ大統領から、良質で健康によい米国産牛肉をぜひ日本人に食べてほしい、ギャグか、物すごいブラックジョークだなというふうに私などは思うわけでございますが、こういう発言に対して、総理はどのように応答されたのかということについて教えていただきたいと思います。
○川内委員 私は、ブッシュさんが良質で健康によい米国産牛肉という言葉をお使いになられたときに、では米国産牛肉は果たして良質で健康によいのかということについて、日本を代表する総理として、言及されたのかもしれませんが、言及をすべきではなかったかというふうに思います。なぜかならば、米国...全文を見る
○川内委員 恐らくまた再びブッシュ大統領から米国産牛肉のことについて言及があろうかと思いますけれども、今回も安倍総理は何もおっしゃらないのか、それとも何かおっしゃる予定なのか、もし教えていただけるものであれば教えていただきたいと思います。
○川内委員 松岡大臣の御冥福をまずお祈りさせていただきます。  きのう、新しい農水大臣とジョハンズ農務長官の電話会談が行われたと聞いております。その電話会談の中で牛肉のことがやはり話題になっていると思います。そうすると、ブッシュ大統領は食肉生産者協会の会合で日本に牛肉を買わせる...全文を見る
○川内委員 まず確認させていただきますが、日本は、このOIEのBSEリスクのステータス評価については申請をしていませんね。
○川内委員 では、このOIEのリスクステータスには法的拘束力はないということを確認してください。
○川内委員 そうすると、OIEのステータス評価と、我が国とアメリカとの間の輸入条件を決定するに際しては、これは両者の間には直接的な関係はないということでよろしいですか。
○川内委員 さらに、このOIEのステータス評価に関して、米国のステータスは管理されたリスクの国ということになってはいるわけですが、OIEの科学委員会というところがステータス評価について意見をつけておりますね。この意見を教えてください。
○川内委員 その中で最も重要なのは、要するに、アメリカにおいては特定危険部位入りの肉骨粉をいまだに家畜の飼料として使っているということですね。特定危険部位入りの肉骨粉がアメリカ国内においてはいまだに飼料として流通をしている。したがって、交差汚染の可能性がある。特定危険部位が入って...全文を見る
○川内委員 この前の首脳会談のときも、松岡大臣に、総理にそのことをしっかり伝えて、総理がブッシュに対してそのことを言うべきだと私は申し上げたんですね。松岡大臣は、伝えるべきは伝えると、さっきのEPAの話みたいに、何か伝えるのか伝えないのかよくわからぬようなことだったんですけれども...全文を見る
○川内委員 済みません、その四件について具体的に教えていただけますか。
○川内委員 具体的にというのは、だれがどこにあっせんされたのかということを教えてくださいということですけれども。
○川内委員 これは、行政改革推進本部に報告の訂正を上げたということでよろしいですね。
○川内委員 実は私、この外務委員会に来る前に内閣委員会で質疑をしてきまして、まだ外務省は認めたからしっかり調査をされたんだなというふうに思いますけれども、厚生労働省はいまだにゼロだと言い張っているんですよ。だから松原仁は裏で怒っていたわけですけれども。  私もちょっと、官僚の皆...全文を見る
○川内委員 ちょっと時間が来てしまいましたので、またこの後の議論については次回に譲らせていただきます。  ありがとうございました。
06月06日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○川内委員 川内でございます。よろしくお願いをいたします。  今、同僚の鷲尾議員の、専門家としての非常に専門的な質疑を聞かせていただいておりましたけれども、私は、公認会計士法あるいは公認会計士の世界について全く素人でございますので、素人の視点からの質問をさせていただきたいという...全文を見る
○川内委員 これは、諮問に応じて答申が出されたということなんですか。
○川内委員 それでは、この金融審議会というのは、そもそも諮問がなくても意見を言うことができるという機能を持っているということでよろしいですか。
○川内委員 私も読ませていただいたんですが、「公認会計士・監査法人制度の充実・強化について」という報告書でございます。さまざまなことが書いてあるんですけれども、今般、公認会計士法等の一部を改正する法律案として、この報告に出ているものがすべて法律になっているのか、それとも、審議会の...全文を見る
○川内委員 それは私もわかっているつもりなのですが、では、金融審議会公認会計士制度部会の中で議論をされていない項目についても、今般、法律案として提案をされていらっしゃいますか。
○川内委員 大体反映されているということは、違うところもあるんじゃないかなと思うんです。きのう、レクの段階じゃ違うところもあるということだったんですけれども、違うんですか。
○川内委員 それでは、法案と一緒にいただきました公認会計士法等の一部を改正する法律案の概要という、二枚紙の二枚目の四の「その他」の「社員の競業等の禁止」の中の二つ目、「監査法人の社員が大会社等から非監査証明業務により継続的な報酬を得ている場合、監査法人が当該大会社等に対して監査証...全文を見る
○川内委員 前段の部分は、語尾が「適当である。」ということになっていて、後段の部分は「必要である。」というふうになっているんですが、「適当である。」と「必要である。」の違いとは何ですか。
○川内委員 ちょっと私、言葉の使い方がよくわからぬのですが、前段の部分は、監査法人の全社員の同意がある場合に、これを容認していくということが適当であるということで法律にしましょうと。  後段の部分、「ただし、監査法人が監査証明業務を提供している先に対して、当該監査法人の社員が非...全文を見る
○川内委員 いや、相変わらず大会社等というのがよくわからないんですけれども、もう一回、ちょっとわかりやすく説明していただけますか。
○川内委員 それで、そういう大会社等を法律にするときは盛り込んだ、しかし、報告の中には特に大会社等という言葉は出ていない。それはなぜですかということに関して、もう一度わかりやすい説明をしていただけますか。
○川内委員 冒頭、私は素人なのでわかりやすく教えてくださいねということを申し上げたわけですが、その公認会計士法の二十四条の二に大会社等という言葉の定義があるということはわかりました。それはわかりました。  では、公認会計士法上は、監査法人というのは大会社等しか監査しないというこ...全文を見る
○川内委員 いや、だから、金融審議会の公認会計士制度部会報告の中では大会社等という限定はつけていないのに、なぜ法律の中では大会社等というふうに限定をつけたのですかと。法律にする段階でなぜ限定したんですかということを聞いているんです。
○川内委員 いや、だから、同時提供の禁止とか、何かよくわからないんですけれども、要するに、大会社だけを前提にしたのはなぜですか。報告の中では別に限定していないじゃないですか。
○川内委員 今のは、上の方を言ったんですよね。私は今、後段の部分を言っているんですけれども。  競業禁止規制も大会社等に限定しているんですか。ちょっとよくわからぬな、何を説明しているのか。私も、質問していて、自分が何を質問しているのかわからない。あなたの説明が悪いから、私がわか...全文を見る
○川内委員 いやもう、私は、自分の頭の悪さを、本当に不明を恥じるわけでございますが、今の説明でもよくわからぬのですね。  では、もう一度ちょっと整理しますよ。  法律案の概要の二枚目の「その他」のところの「社員の競業等の禁止」。それで、一ポツの「監査法人における社員の競業禁止...全文を見る
○川内委員 公認会計士法の下敷きとは何ですか。下敷きをもとにの下敷きとは何ですか。
○川内委員 いや、だから、さっき、現行の公認会計士法の二十四条の二に大会社等というものの定義はしてあるということで御説明をいただいて、それは理解をいたしました。それでは、現行の公認会計士法は大会社等しか対象にしていないのですか。
○川内委員 同時提供は大会社等に限定をしている、それはどこに書いてあるんですか。どういうふうに表現されているんですか。それを教えてください。
○川内委員 いや、だから、それはもう定めてあるんでしょう。定めてあるわけですね、今。今回新たにこれは定めるんでしょう。ちょっと、今の説明、もう一回、よくわかりやすく説明してください。
○川内委員 今何となくわかってきたんですが、非監査証明業務に関して、他の社員全員の同意を要件に、非監査証明業務を報酬を得て請け負うことができるようになります、しましょうという法改正をしますと。そうすると、この制度を悪用して脱法的にそういうことをする人たちがいっぱい出てくるかもしれ...全文を見る
○川内委員 やっとわかりました。ありがとうございます。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  まず、これも言葉の問題なんですが、これもやはり法律案の概要に、一ページ目に「いわゆるローテーション・ルールの整備」と書いてあります。いわゆるローテーションルール、これは何で...全文を見る
○川内委員 法令用語じゃないのはわかっているんですけれども。では、ローテーションルールと言ってもよかったわけでしょう。何でいわゆるをつけたんですか。これをつけた理由は何ですか。
○川内委員 わかりました。  では次に、この金融審議会公認会計士制度部会の中で一番激しい議論になった論点というのは、この法律案の概要に書かれていないこともこの報告書の中には出ているわけですけれども、どこが一番大きな論点だったんでしょうか。
○川内委員 では、聞き方を変えますね。  例えば、報告書の六ページの「監査人の選任・監査報酬の決定等に関する適切な枠組みの整備」のところの「監査人の選任・監査報酬の決定」、あるいは「監査報酬の開示」、あるいは「監査人交代時の対応」などについては、今回法律案の中に出ていない。 ...全文を見る
○川内委員 それでは、刑事罰の導入についていかなる議論があり、そして、だれがこの公認会計士制度部会の中で反対をしたのかということについて教えてください。
○川内委員 議事録もあることですから、刑事罰の導入について、刑事責任のあり方について、それはちょっと時期尚早なのではないかというような御意見をおっしゃられた方々がいらっしゃるわけでございまして、その方々というのはどういう方々だったんですかということをお尋ねしております。
○川内委員 監査の実務に近い人たちからそれは行き過ぎなのではないかという議論があったというのは、公認会計士協会なり公認会計士の先生方は、それは行き過ぎであるという意見を部会の中でおっしゃっていらっしゃったということでよろしいでしょうか。
○川内委員 それでは、有限責任組織形態については、平成十五年の公認会計士法改正時に、有限責任組織形態についても早急に検討すべきであるという附帯決議がついていたというふうにお聞きをいたしましたけれども、今回の公認会計士制度部会の中では、やはり実務に近い方々が積極的にその意見をおっし...全文を見る
○川内委員 ありがとうございます。  ちょっと法律を離れて、公認会計士の先生方、先ほど共産党の先生からも、いろいろロビー活動を激しくやられているのではないですかというような御指摘があったわけでございますが、ちょっと私もそういう観点でお尋ねをするわけでございます。  ずっとこの...全文を見る
○川内委員 企業会計原則と監査基準というのは、全然別物ですよね。
○川内委員 日本公認会計士協会が出した監査基準と、企業会計審議会が出した企業会計原則は同じものなんですか。
○川内委員 今回、公認会計士協会が出されたこの「利息返還請求による損失に係る引当金の計上に関する監査上の取扱い」という文書、これは企業会計原則とはまた別の監査基準に係るものである。そうすると、この監査基準は、公認会計士協会のどのようなセクション、部門で議論をされて出されたものです...全文を見る
○川内委員 公認会計士協会の中の業種別委員会、消費者金融等監査対応検討専門部会でこの監査基準が定められたということでございますが、この監査対応検討専門部会というのはどのような方々で構成をされておりましたか。
○川内委員 消費者金融会社の監査を担当している公認会計士の先生方が監査の基準をつくった。規制する側が規制される側のルールをつくったみたいなもので、私はこの辺がどうも納得いかないんですけれども、このメンバーというのは公表されているんですか。
○川内委員 山本大臣、これは御存じですか。「三十人「貸金業・法改正」を語る」という、最近多分すべての先生方の事務所に送られてきていると思いますけれども、月刊クレジットエイジ増刊号という形で。  貸金業規制法はとんでもない悪法だというようなことが、すばらしい、おしゃれな形のつくり...全文を見る
○川内委員 元本充当による債権減少額というのは、一体どういうことですか。
○川内委員 平成十八年度決算において一兆七千億、大手五社で引当金を積んだ、実際に外に出ていったのは三千三百六十九億である、差し引きすると一兆三千億ですね。  私は、過大に赤字を計上して、非常に経営が苦しくなったというようなことを、消費者金融大手五社の言いわけをつくるようなことを...全文を見る
○川内委員 業界の中で新しいビジネスモデルに向けてさまざまな御努力が行われているということはそのとおりであろう。そういう御努力の中で、成約率が落ちたりしている、あるいは店舗が合理化されたり効率化されたりということもあるでしょう。しかし、もうお金が借りられなくて困った、それこそ、自...全文を見る
○川内委員 いずれにしても、私は、この公認会計士協会の、消費者金融の過払い金返還請求に対する引き当ての問題を、なぜこのようなことをされたのかということについてはもう少し議論をさせていただきたいということを申し上げて、終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月06日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第26号
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○川内委員 おはようございます。川内でございます。  十五分しかございませんので、早速質問を始めさせていただきます。  今、同僚の寺田議員からの質問に対して渡辺大臣は、各省によるあっせんは全面的に禁止をされるというふうにおっしゃいました。しかし、行革推進本部事務局が調査をされ...全文を見る
○川内委員 もう一人の人は。社会保険診療報酬支払基金。
○川内委員 大臣、こういうのは大臣の法律では規制できないんですよ、あっせんしていないと言っているわけだから。規制できないんですよ。友達同士の間で声をかけ合って就職の面倒を見ました、そういう答弁ですよ。こんなことを許しておいたのではだめなんですよ。  では、そこをどうやって規制す...全文を見る
○川内委員 さらに、社会保険診療報酬支払基金定款の中にも、「役員の選任については、厚生労働大臣の認可を受けなければその効力を生じない。」とこの法人の定款に書いてある。ということは、事前に相談をしていたということじゃないですか。さらには、厚生労働大臣が認可をするという法的行為によっ...全文を見る
○川内委員 だから、行政改革推進本部のペーパー、この「二回目以降の再就職のあっせんに関する調査結果について」というところのあっせんという言葉の定義は、「何らかの関与をすること」と書いてありますよ。何らかの関与をすることがあっせんなんですよ。であるならば、厚生労働大臣の認可という行...全文を見る
○川内委員 私は、あっせんかどうかを聞いているんじゃなくて、関与しているでしょうということを聞いているんです。役所というのは、何かを認可するときに、出されたものを、はあ、そうですかというところなんですか。事前協議とかさまざまなことがあって、それで認可に至るんじゃないですか。公益法...全文を見る
○川内委員 だから、関与しているんじゃないですか。何か今、与党の理事の先生方は、認可と関与は違うとか、これは言ってしまうと、結局こういう再就職のあっせんを認めてしまうことになるんですよ、新しい法律ができても。幾らでも抜け道をつくってやるということですよ。  だから、ここで政府の...全文を見る
○川内委員 ごまかしちゃだめですよ。「企業、団体等からの要請に基づき職員に当該企業、団体等を再就職先として紹介すること等」と書いてあるじゃないですか。「等」なんだよ。だから、その後が大事なんです。その後が「その職員の再就職について何らかの関与をすること」、再就職のあっせんとは、そ...全文を見る
○川内委員 では、友達同士で、職をOB同士でたらい回しすることはこれからも自由ですと、大臣、役所はそういうことを言っているんですよ。大臣、いいんですか、こういうことで。ちゃんと報告を訂正させるべきではないですか。少なくとも、関与という意味においては、関与しているわけですから。それ...全文を見る
○川内委員 認可という法的行為によって関与をしているということはお認めになられたわけですよね。今、大臣も御答弁で、所管官庁のOBがずらずらっといるのはあっせん臭いというふうにおっしゃったわけですよ。社会保険診療報酬支払基金の役員は、元社会保険庁長官、元東京社会保険事務局長、元厚生...全文を見る
○川内委員 だから、考えるのが普通だというふうにおっしゃるのであれば、今回の件もあっせんしているというふうに推定されるし、しかも、認可という行為をするに当たっては事前に相談を受けるに決まっているじゃないですか、大臣。だから、こういう事例についてきちんと報告をさせる、まず立法事実を...全文を見る
○川内委員 いや、わかっていることといったって、国民はわかりませんよ。何を言っているんですか、林副大臣。今のは林副大臣とも思えない答弁ですよ。  国民の目から見てどのような実態があるのかということを明らかにしたかったんじゃないですか、趣旨としては。それを、別に当然のことだからそ...全文を見る
○川内委員 各省があっせんしているものは根絶すると。だけれども、各省があっせんしているものは二回目以降は十六件しかないんですよ、友達同士で決めているわけですから。そんなことを許しておくんですかと言っているんですよ、大臣。  では、認可が関与なのかあっせんなのかということは議論が...全文を見る
○川内委員 何か全然答えていただけないんですけれども、「その職員の再就職について何らかの関与をすること」と書いてありますよ、この行革推進本部事務局のペーパーには。その職員の再就職について何らかの関与をすること、認可は何らかの関与でしょう。それは認可という意味において関与をしました...全文を見る
○川内委員 もう終わりますけれども、認可するのは別に再就職の人だけじゃないですから、理事とか監事とか役員全員を、民間人も含めて厚生労働大臣なりは認可するわけで、私が申し上げているのは、役所の再就職も認可しているのだから、その部分についてはしっかり数を出すべきなのではないか、そうい...全文を見る
06月18日第166回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○川内委員 川内でございます。質問をさせていただきます。  私は、きょうは、平成十八年度の教科書検定で、沖縄戦における集団自決に関して、日本軍の関与に関する部分が検定の後削除をされたということに関して質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず確認をさせていただきま...全文を見る
○川内委員 済みません、端的にお答えいただきたいんですが、教科書検定において、沖縄に係る部分については沖縄県民の感情ということにつきまして十分配慮をして検定に臨むつもりである、あるいは臨むという政府見解は維持されているのかということを聞いたんです。  維持されているのかいないの...全文を見る
○川内委員 今回の、日本軍の関与の部分について検定の後記述が落とされた、なくなったということに関しては、沖縄県議会も抗議の決議をされるというふうに聞いておりますし、沖縄県内の各市町村議会で抗議の決議が既になされている。そういう意味では、今回の検定というものが沖縄県民の感情に配慮し...全文を見る
○川内委員 文部科学省職員たる教科書調査官が取りまとめた調査意見書の中にある意見がそのまま審議会の意見になったという報告を今いただいたわけでございます。  それでは、この調査意見書、文部科学省職員である教科書調査官が取りまとめる調査意見書は、だれが決裁をして審議会にかけるんです...全文を見る
○川内委員 この調査意見書は、教科書調査官だけではなく、文部科学省の初等中等教育局長まで決裁をとり、決裁をされた上で審議会に提出をされるということでございます。  私は、後ほどもしかしたら赤嶺先生も同様の趣旨の御質問をされるかもしれないんですが……(発言する者あり)きょうはしな...全文を見る
○川内委員 いやいや、関与はしていないって、関与しているじゃないですか、決裁をしたりして。何を言っているんですか。  仕組みとして、口出しできない仕組みになっていると。口出しをしたとかしないとか、事実を言っているんじゃないんですよ、文部科学大臣は。口出しをしました、しませんでし...全文を見る
○川内委員 だから、検定の仕組み全体が口出しできない仕組みになっていると文部科学大臣が言っているから、それは違うでしょうということを言っているんですよ。違うと認めなきゃおかしいでしょう。口出ししたとかしないとかじゃないんですよ。口出しできない仕組みになっていると言うから、できる仕...全文を見る
○川内委員 大臣の趣旨を受けとめてくださいって、そんなことはできませんよ。  では、調査意見書を初等中等教育局長が決裁するに当たって、中身に口出しはしないんだというようなことが文書でどこか書いてありますか、内部文書で。  では、委員長、本委員会に、この平成十八年度調査意見書の...全文を見る
○川内委員 私は、文部科学省は子供たちの教育をつかさどる役所ですから、もうちょっと正々堂々としっかりと議論をしていただきたいというふうに思います。  特に、子供たちは国語力が低下しているとか読解力が低下しているとか言っているわけですね。そういう中で、文部科学省が妙ちきりんな論理...全文を見る
○川内委員 軍の関与があったかなかったかということに関して、読んでいただければわかりますという答弁は、私の質問に答えていないですよ。軍の関与があったんですか、なかったんですかということを私は聞いています。読んでいただければわかりますというのは、では、読んだ方の解釈だということです...全文を見る
○川内委員 否定するものではないと。だから、否定するものではないというのは、関与はあったということなのか、なかったということなのか、どっちなんですか。
○川内委員 あったという趣旨の説明をしたと。趣旨ではだめなんですよ。軍の関与があったというふうに言っていただきたいんです。どうですか。
○川内委員 私が聞いているのは、布村審議官の御発言、さらには教科用図書検定調査審議会の御意見でも、日本軍の関与はあった、あるいはあったのだというふうに理解していらっしゃるんでしょう、私も同じ思いですから、お互いに共通の理解ですよねということを確認しているんです。
○川内委員 僕は、文部科学省の検定の仕組みというのはやはり非常に問題があると思いますね。文部科学省が、事務方が調査意見書、教科書調査官という形で関与している、そして初中局長まで決裁をする。しかし、文部科学大臣は、口出しできない仕組みになっていると答弁しているわけですね。  これ...全文を見る
○川内委員 所管委員会でやるべきだというお声もありますが、私は、この委員会でやることに大きな意義を見出しております。なぜかならば、この委員会は、沖縄は特別なのだ、沖縄には特別に配慮をしなければならないのだということで、国会の総意として特別委員会を設置し、さまざまな問題を議論する場...全文を見る
○川内委員 持ち時間が残念ながら来ましたので終わりますが、審議会には、文部科学省の役人は決定に参加していないという理屈はわかりますが、その審議会の結論に至る過程にずっと関与しているわけでしょう。それをきょう明らかにしたわけですから、それでいながら最後にまたこんなくだらない答弁をす...全文を見る
10月24日第168回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○川内委員 おはようございます。大臣、よろしくお願いを申し上げます。民主党の川内でございます。  三十分しか時間がございませんので、早速質問を始めさせていただきたいというふうに思います。  他の委員からも問題意識の提起、そしてまた政府からの御答弁もあったわけでございますが、私...全文を見る
○川内委員 問題を解決するために施策を講じようとしたら新たな問題が発生をしたということでしょうが、では、これを解決するために、建築確認・着工を円滑に進めるために、どのような方策を国土交通省として考えていらっしゃるかということについて御説明をいただきたいと思います。
○川内委員 これは指摘にとどめておきたいと思いますが、各役所で、特定行政庁で、構造の部分については担当者を新たに確保して設計図書の確認をするというようなことは特定行政庁でやられているようでございますが、設備の部分については人さえいない、まだそのチェックをする人さえいないというよう...全文を見る
○川内委員 大臣、今の御答弁で、何とか年内には大臣認定をしたいということで、十月、十一月、十二月と、あと三カ月ぐらいは事務の流れが滞るのではないか。さらには、先ほど私が御指摘を申し上げたとおり、設備の分野については、特定行政庁にその設備の専門家さえいないという状況があるわけでござ...全文を見る
○川内委員 大臣、受け付けたら七十日で審査をしなければならないわけでありますが、そもそも体制が整っていないので受け付けられないという状況もあるのではないかというふうに思いますので、ぜひ、大臣の今の御決意に基づいて、この現場の問題が一刻も早く解消されますように督励をしていただければ...全文を見る
○川内委員 官房長、その事務次官通達をぜひ後で私に下さい。それともう一つ、発言の冒頭で、私たちは指示をしていますというふうにもおっしゃられたんですが、事務次官通達とはまた別に何か指示している文書があるということでしょうか。では、それもあわせて後でいただければというふうに思います。...全文を見る
○川内委員 今御説明がございましたけれども、平成十八年度の実績としては、件数ではやや目標を下回った、金額では上回ったという御説明ですか。ちょっともう一回説明していただけますか。
○川内委員 官房長、私は、今の御説明は、言いわけとしては、はあ、そうですかというところでございますけれども、目標が五〇・八で実績が四九・八ですというところを見れば、それは全体がふえたからいいじゃないかというお話にはならない。なぜならば、地方は今、大変な厳しい厳しい経済の状況がある...全文を見る
○川内委員 この件に関して、国土交通大臣の御決意を聞かせていただきたいわけでございますけれども、ことしの通常国会の予算委員会で、安倍先生が総理大臣であられた予算委員会でございますけれども、その予算委員会で、総理からは、官公需に関し、中小企業者の受注機会の増大に最大限努力をしていく...全文を見る
○川内委員 大臣、誤解がないように申し上げておきたいと思いますが、頑張っていないなんて私は言っているわけではなくて、頑張っていらっしゃる、大変ありがたいことだと。しかし、それは努力をしているという言葉であらわされることで、最大限努力をするという、総理大臣の最大限という言葉がことし...全文を見る
○川内委員 終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月29日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○川内委員 川内でございます。守屋さん、よろしくお願いいたします。  まず聞かせていただきます。守屋さんと宮崎さんとの宴席に他の政治家が同席をされたことがありますか。
○川内委員 それはだれですか。
○川内委員 先ほど、地方に出たときは、防衛省の地方に出ている職員と宮崎氏と宴席を囲むこともあったという趣旨の証言をしていただきました。  それでは、沖縄に行かれたときに、沖縄の施設局の局長と宮崎さんと、その他の方もいたかもしれませんが、宴席を囲まれたことがあったか否かということ...全文を見る
○川内委員 それでは、先ほどの地方に行かれたときというのは、具体的にはどこということを思い出していただけますか。
○川内委員 その、他の防衛省の方が同席したというのは、守屋さんが誘われたのか、それとも宮崎さんに誘ってくださいよというふうに依頼を受けたのか、それとも両方の場合があるのか、お答えください。
○川内委員 それは、依頼を受けて誘ったわけではないんですね。
○川内委員 それでは、守屋さん御自身だけではなく、奥様やお嬢様も宮崎さんから御接待を受けていたということに関しては御存じでいらっしゃいましたでしょうか。
○川内委員 ゴルフについて、夫婦二組でやっていたというふうにされておりますが、本当は、夫婦二組でやられたこともあるんでしょうが、多くは、守屋さん御夫妻と、さらに宮崎さん、そして山田洋行の社員であり運転手をお務めになられた方と四人でやったことが多かったのではないかというふうに一部で...全文を見る
○川内委員 そもそも、山田洋行あるいは宮崎さんに接待を受けているという認識をお持ちでしたか。
○川内委員 それでは、そういう接待を受けながら、守屋さんと山田洋行は運命共同体のように、守屋さんは防衛省の中で出世をされる、山田洋行は取扱高をふやすという関係であったわけでございますが、そこで、CXエンジンについて伺います。  先ほど富田委員の質問には、CXエンジンの選定に関し...全文を見る
○川内委員 装備審査会議の議長としてGE社のエンジンを選定するということを決定された。GE社は山田洋行が代理店であるということを当時知っていらっしゃいましたか。
○川内委員 それでは、お尋ねいたします。  装備審査会議でGE社にエンジンの選定が決定をしたという後、宮崎さんに電話をしましたか。
○川内委員 山田洋行オーナー側とその後宮崎氏との関係が悪化をした際、宮崎氏が独立をしたいと日本ミライズを設立されたわけでありますが、その前後、日本ミライズの設立、あるいは行く末、あるいは業務の計画等について、宮崎さんの相談に守屋さんはお乗りになられましたか。
○川内委員 マスコミの報道で、インタビュー記事で、ミライズの宮崎氏の相談に乗ったというコメントが、守屋さんのコメントが出ていますが、じゃ、これは誤報だということですね。うそだということですね。
○川内委員 昨年十二月、GE本社の防衛部門の社長であるスパークスさんとおっしゃる方が来日をしていらっしゃいます。  このスパークスさんに昨年十二月、守屋証人はお会いになられましたか。
○川内委員 どこでお会いになられましたか。
○川内委員 宮崎さんも一緒でしたか。
○川内委員 宮崎さんとゴルフを十年以上二百回もする間柄なんですから、忘れるわけはないですよね。  おられたと思いますじゃなくて、おられたと答えてください。
○川内委員 どのようなお話でございましたか。
○川内委員 防衛省から出していただいた資料で、私が、昨年十二月GEのスパークスさんが守屋前事務次官とお会いになったことがあるのかどうか知りたいですという問いかけに対して防衛省は、平成十八年十二月八日金曜日午前中、おおむね十時から十時五十分ごろにGEのラス・スパークスという人物が防...全文を見る
○川内委員 次期輸送機CXのエンジンについての代理店契約の話などは一切出ていないというふうに言い切れますか。
○川内委員 それでは、山田洋行オーナー側と宮崎氏の争いがさらに激化をし、本年七月二日には朝日新聞に、そのCXエンジンの代理店契約をめぐる問題が掲載をされるという運びになっているということで、防衛省の中でCXエンジンについての調達の方法、あるいは、この朝日新聞の報道に対する対応等に...全文を見る
○川内委員 その際に、随契でいいではないか、あるいはミライズでいいではないかという趣旨の発言、あるいはひとり言等をされましたか。
○川内委員 一切してませんか。
○川内委員 六月十四日に議論したときに、どのような発言をされたんですか。教えてください。
○川内委員 あなたは偉い人だから、やらせろと言わなくても、あなたが日本ミライズと言うだけで、周りの人たちは、ははあと思うわけです。  では、最後に一問お尋ねいたしますが、チャフ・フレア・ディスペンサー、先ほども話題に出ましたが、の水増し請求に関して、山田洋行側から、先ほど守屋さ...全文を見る
○川内委員 委員長のお許しをいただいて、少しだけ松野先生との時間を調整してやらせていただきますが、今、何をしたかについては覚えていないというふうに、先ほどの証言とは証言が変わったということでございます。  そこで、最後にさせていただきますが、委員長に、私、御提案を申し上げます。...全文を見る
○川内委員 本件は防衛庁並びに防衛省の調達に深くかかわる事案であると考えられるため、かかわった鈴木信丈氏、石坂哲哉氏の証人喚問を委員長に求めます。
○川内委員 ありがとうございます。
10月31日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○川内委員 委員長のお許し、御指名をいただきましたので、質問をさせていただきたいと思います。  消費生活用製品安全法と電気用品安全法の改正案。私は、特に一年半前、去年の通常国会で、この電気用品安全法、いわゆるPSE問題ですね、中古電気用品を売っていらっしゃる方々の販売ができなく...全文を見る
○川内委員 私は、去年の通常国会、この議論が大きな議論になったときに、何らかの対策を打てばいいのではないですかということを盛んに申し上げていたわけでございますが、とにかく、法律上、電気用品安全法上の電気用品という言葉に中古も新品も区別がないということにおいて、中古もこの電気用品安...全文を見る
○川内委員 経済産業大臣に敬意を表させていただきたいと思います。  それでは、経済産業省として、当時の五名の担当幹部の方々を、反省の上に立ち、厳重注意処分をしたというふうに聞いております。その経緯についてお聞かせをいただきたいと存じます。
○川内委員 今、山本政務官から、五名を厳重注意処分にしたという御報告でございますが、その理由として、周知を十分に行っていなかったからという御説明でございました。その前の大臣の御答弁は、法律改正時に適切さを欠く部分があったので謝罪をするという答弁でしたから、処分については、私は、処...全文を見る
○川内委員 それでは、幾つか確認をさせていただきたいと思いますけれども、現在、PSEの表示をするために必要な中古販売事業者が届け出なければならない製造事業者の届け出というものは不要になる、要らなくなるという理解でよろしいですか。
○川内委員 先ほど御紹介した、昨年通常国会のときの政府参考人としての迎審議官や谷消費経済部長の御答弁、中古品がもう一度販売される段階で流通前に戻るとか、あるいは、電気用品安全法と旧取締法との間には検査方法に違いがあるため安全性に差があるとか、製造とは何ですか、製造という言葉を定義...全文を見る
○川内委員 私は珍妙という言葉を使い、役所は一般的に理解を得がたい言葉であったというふうにおっしゃるということで、さすが、やはり経済産業省というか役所は言葉が上手だなと。私も、ボキャブラリーをふやして頑張りたいというふうに思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。...全文を見る
○川内委員 そこで、お尋ねいたしますが、この改正された電気用品安全法に基づく中古品安全・安心プログラム、SR制度というふうに呼ばれておりますけれども、この目的、そして概要について教えていただきたいと思います。
○川内委員 このSR制度においては、PSE問題の際に大変に話題になりました絶縁耐力試験等をそのガイドラインの中に盛り込むのではないか、またそういうことで復活してくるのではないかというような声も、心配も聞かれているわけでありますが、このSR制度において、絶縁耐力試験などを実施する必...全文を見る
○川内委員 今、本庄審議官から、どういうようにして、どういうような方法で安全、安心を確保していくのかと。  もちろん、そもそも不良品を売ったら、その店はあっという間に評判が悪くなってだめになっていくわけで、その辺は私はある程度市場に任せていいのではないかと。なぜならば、そもそも...全文を見る
○川内委員 ありがとうございました。  それでは、次の質問に移らせていただきたいと思います。  最近、食べ物についての大変な偽装が次々と発覚をしております。私なんか、もう赤福餅、生まれてこの方何千個食ったかというぐらい食っているわけでございますが、それでもぴんぴんしているんで...全文を見る
○川内委員 NITEで分析をしていらっしゃるということでございますけれども、私が聞いたのは、今回指定される九製品について、さまざまに事故が発生をしているから特定保守製品として今回指定をされるのであろうというふうに思いますが、さらに今回は、経年劣化が主因である、経年劣化が主な原因で...全文を見る
○川内委員 寺坂さん、私は、重大事故発生率の算出の仕方を聞いているわけではなく、特定保守製品として今回指定されるであろう九製品は、経年劣化がその製品の事故の主な原因であるというふうにここに書いてあるから、それはどういうデータに基づくんですかということを聞いているわけで、そのデータ...全文を見る
○川内委員 平成十七年、NITEに報告があった事故報告二千六十七件のうち、経年劣化が原因であるというのは六十一件だということでございました。二千六十七分の六十一、それほど高い確率ではないわけでございまして、やはり一番注意しなければならないのは、その製品をきちんと取扱説明書どおりに...全文を見る
○川内委員 いやいや、私もわからないんですよ。やはり、立法事実、何がどうだからこういう法律をつくりますよということについては、しっかりと御説明をできるようにしておいていただきたいなというふうに思います。  というのは、もちろん、役所は縦割りですから、自分の局や自分の課が持ってい...全文を見る
○川内委員 電気工事業者に対する必要な指導というものは、大臣、私もまさしくそのとおりであろうというふうに思いますが、そもそも電気工事の業者さんたちは、今めちゃめちゃ迷惑をこうむっているわけですよね。結局、自分たちがきちんと施工していたならば起きなかったであろう事故が発生して、よく...全文を見る
○川内委員 それでは、次の論点に移らせていただきたいと思いますが、さらに今回の改正案では、経年劣化により一定数の重大事故が発生している製品(扇風機)について、事業者の情報提供責務を措置するというふうに、この説明の一枚紙に書いてございますけれども、具体的にはどういったことを行うのか...全文を見る
○川内委員 それでは、この情報提供を行う製品というのは、何を基準としてお決めになられるのか。また、特定保守製品の要件とどこが異なるのかということについて教えていただきたいと思います。
○川内委員 情報提供を事業者に対して義務づけていくという製品は、今後審議会の中で議論をされていくということでございますけれども、具体的に、扇風機等の情報提供について、どのような注意喚起を行っていこうとしていらっしゃるのか、そしてまた、具体的にはどのような表示をいかなる場所に行うの...全文を見る
○川内委員 今、多分、家電メーカーの方々が聞いたら、もちろんもう既に相談はされていると思うんですけれども、委員長も私も愛煙家でございますけれども、たばこの箱に、このたばこはリスクがありますよと書いてあるじゃないですか、それと同じように、製品の本体に、この商品は経年劣化のリスクがあ...全文を見る
○川内委員 消費生活用製品安全法の改正の中でこうしましょうねというふうに書くことを、電気用品安全法の省令である技術基準の中で実現しますというこのつながりが、きのう一晩考えてみたんですけれども私にはよくわからないんですけれども、もう一回ちょっと説明していただけますか。
○川内委員 北神委員はわからないと言っているんですが、私は何となくわかったような気がするので、次のテーマに移らせていただきます。  それでは、もう一つ。リチウムイオン蓄電池が今回電気用品安全法の対象になるわけでございますが、蓄電池というのは幾つか種類があろうかと思いますけれども...全文を見る
○川内委員 それでは、最後にもう一点だけ聞かせていただきたいというふうに思います。  随分古い通達なんですけれども、昭和四十九年の四月十六日に発出をされている家電製品に係る補修用性能部品の最低保有期間の改定等というふうに題打たれている通達でございますけれども、この中に、家電製品...全文を見る
○川内委員 あと三十秒ぐらい、もう終わりましたけれども、大臣、今回の電気用品安全法の改正の反省というものは、私は、経済産業省にとっては非常にいい教訓になったというふうに思います。しかし、その陰で、冒頭お手紙を御紹介申し上げたとおり、大変な思いをした方たちがたくさんいるんだというこ...全文を見る
11月01日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○川内委員 川内でございます。  今の論点は非常に重要な論点であろうというふうに思いますので、ちょっと引き続き聞かせていただきます。  我が国政府は、OEFあるいはOEF・MIOについて警察的活動であるというふうにおっしゃっていらっしゃるわけでありますが、では他方で、米国政府...全文を見る
○川内委員 いや、文書があるかと聞いたんですよ、私は。文書はないと承知しているじゃなくて、文書はないんでしょう。
○川内委員 日本の政府の見解とアメリカの政府の見解が違うことは、それはあって当然ですから、それはそれでいいわけですが、アメリカは、明確に戦争法を適用し、爆弾を落としている。日本の政府は、それを警察的活動であるということで容認している。警察的活動によって空爆が行われ、市民が誤爆によ...全文を見る
○川内委員 そうですね。まさしくそうだと思います。  日本の自衛隊の艦船はテロ特措法に基づいて行動する。では、アメリカの軍隊はアメリカ国内の何法に基づいて行動していますか。
○川内委員 だから、ちょっと国民の皆さんにもわかりやすく説明してもらわないと困るわけですよ。この議事はみんなが見ているんですからね。  アメリカ国内で何法に基づいてアフガニスタンやイラクに展開する米軍は権限を与えられているんですかと聞いているわけです。戦争権限法というんですか、...全文を見る
○川内委員 だから、戦争をアメリカはしているわけじゃないですか、アメリカ国内法においてはね。だから、それを国際法上どのように解釈するかというのは、それは日本政府の勝手な解釈であって、警察的活動というのは日本政府の解釈であるということでよろしいですね。
○川内委員 同じであると言うんだったらば、じゃ、OEFあるいはOEF・MIOを、カルザイ政権によって授権をされた警察的活動であるというふうに、米国政府にもしっかりどこかの文書に書かせてくださいよ。
○川内委員 全然私は理解も納得もできないですね。国際法上の認識について一致をしていると。では、国際法上の認識とは何なのか。警察的活動を行っているという認識でしょう。その認識が一致していると言うのであれば、何で米国政府がそのことを言わないんですか。一致していると思っているというんだ...全文を見る
○川内委員 詭弁を弄するのはおやめいただきたいなと思うわけです。だって、一致していると言っているわけですから。(発言する者あり)言っていないんですか、では。ばかにするのもいいかげんにしてくださいよ、国民を。国際法上の認識は一致していると言っているんですよ。では、国際法上の認識とは...全文を見る
○川内委員 いや、だから、それらを総称して、石破大臣や高村大臣は、警察的活動あるいは警察的権限の行使という言葉をこの委員会の中でさんざんぱら使っているじゃないですか。だったらば、アメリカ政府に対しても、このOEFあるいはOEF・MIOというのは警察的権限の行使なのだ、空爆して無辜...全文を見る
○川内委員 結果としてそうなっているでしょう。結果としてそうなっていることを警察的活動とおっしゃるのですねということを確認しているんですよ。
○川内委員 それでは、一つだけ解釈を事務当局から教えていただきたいんですけれども、二〇〇一年十一月十三日にブッシュ大統領が署名をした、テロに対する闘いにおける一定の非民間人の逮捕、取り扱い、裁判に関する軍事命令に基づいて、米国がOEFにおいて拘束したテロリストを不法戦闘員としてキ...全文を見る
○川内委員 済みません、もう一回ちょっと説明してください。
○川内委員 と理解をしているのは日本の政府であって、アメリカは不法戦闘員として……(発言する者あり)認識が一致しているとさっきから言っているじゃないですか、日本の政府は。だから、一致しているんですかということを聞いているんですよ、中谷さん。国際法、解釈が違うんだと今図らずも言った...全文を見る
○川内委員 だから、戦闘員とはアメリカは言っていないんですよ。不法戦闘員と言っているんでしょう、不法戦闘員。それで、軍事裁判にかけるわけでしょう、軍事裁判に。不法な戦闘員として軍事裁判にかけると言っているんですよね。そこはどう説明されるんですか。ちょっとよくわからないんですけれど...全文を見る
○川内委員 だから、軍事裁判にかけられるということですね。
○川内委員 いや、委員長、先ほどから政府は、我が国政府の認識と米国政府の認識は一致している、一致していると先ほどから繰り返しおっしゃっているわけですね。  では、この不法戦闘員として、グアンタナモ湾にあるキャンプ・デルタに収容され、軍事裁判にかけられている方たちのことをどう解釈...全文を見る
○川内委員 済みません。  それでは、証人喚問の続きをさせていただきます。  イラク特措法に基づいてサマワに陸上自衛隊が派遣をされました。このサマワの陸上自衛隊のキャンプに関して、山田洋行さんが仕事を請け負っていたという事実がありますか。
○川内委員 イラクにもかかわっていたと。  私は、テロ特措法の給油のA社、B社も、この間ずっと会社名が明かされないわけでございますけれども、ぜひ本委員会で、なぜA社、B社二社にずっと随意契約で二百何十億もの油の調達をお願いしなければならないのかよくわからないので、A社、B社、名...全文を見る
○川内委員 いや、石破大臣、その東京地裁の判決というのは、会計法は争点になっていないんですね、判決文を読むと。会計法以外の部分で争っていて、結局、国側の主張の方が分があったということで、開示しなくていいよという判決になっているわけですが、私は、会計法の考え方とか、あるいは、この間...全文を見る
○川内委員 では、本委員会の理事会の先生方に秘密会を開いていただいて、私は、さまざまな防衛庁、防衛省の調達に関する疑惑あるいは問題点というものが指摘をされている中で、六年間にわたりA社、B社という二社がずっと随意契約でこの調達にかかわってきている、しかもそれは六年間で二百何十億と...全文を見る
○川内委員 当然、事務次官に対しては、この装備審査会議、会議の招集の紙とかを見せていただきましたけれども、三十分という会議の時間をとってございました。当然、次官が議長を務める会議ですから、事前にレクをされたもの、説明をされたものと、議長はこの会議の内容を当然事前に把握をしていたも...全文を見る
○川内委員 いつまでに本委員会に御報告をいただけるのか。  いつも防衛庁、防衛省は、確認しております、関係者に聞いておりますとずっと言い続けるんですね。一カ月も二カ月も言い続ける。いつまでに本委員会に報告をしてくれるのか。当時の関係者なんか何人かしかいないんですよ。何人かに聞け...全文を見る
○川内委員 いや、ちょっと、鉢呂先生、可及的速やかじゃおかしいですよ。(発言する者あり)  では、委員長にお願いします。可及的速やかというのはあさってまでだ、こうちゃんと指示してくださいよ。
○川内委員 可及的速やかにお願いいたします。  それでは、次の論点に移らせていただきます。  チャフ・フレア・ディスペンサーについて水増し的請求あるいは過大な請求があったのではないかという問題ですが、この問題に関して、平成十四年二月五日に、外国メーカー、そのチャフ・フレア・デ...全文を見る
○川内委員 今何て言ったの。同社の了承なくして公表できない。何法に基づいて言っているんですか。根拠法を言ってくださいよ。
○川内委員 行政にあてられた行政内部が保有する文書は、行政文書じゃないんですか。
○川内委員 今審議官が、BAE側の見解に変化があったと重要な証言をされましたので、ぜひ了承をとっていただいて、御説明を本委員会に対していただくようにしていただきたいと思います。  それでは最後に、昨年十二月八日の、スパークスさんと宮崎さんと守屋事務次官の事務次官室における面会あ...全文を見る
○川内委員 聞いていると、防衛省は確認が好きな役所だなと。本当に、確認だけして何もわからないということが多いんじゃないかなと思うんですけれども。  これは、増田事務次官も会見で、この三者の、まあ、ほかにも人が、GEの関係者が何人かいたようですが、スパークスさんと宮崎さんと守屋さ...全文を見る
○川内委員 終わらせていただきますけれども、昨年の十二月は、ミライズはGEの代理店でも何でもない、防衛省に対する納入実績もない、単なる一会社の社長さんであるという立場ですよね。そういう方がGEの社長さんと事務次官室で会うというのは、私は、無言の便宜供与であると言わざるを得ないこと...全文を見る
11月06日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○川内委員 川内でございます。よろしくお願いいたします。  まず、先日の質疑でやり残した分をちょっと伺わせていただきます。  元の防衛庁長官、大野功統先生が、ブログで、御存じでしょうか、「私が防衛庁長官の頃にも、海上自衛隊のインド洋における活動は停止すべきとの意見があった。小...全文を見る
○川内委員 閣議で決定されたのは延長するということでしょうけれども、私が知りたいのは、最高の行政権の長である内閣総理大臣と防衛部門の担当をしていらっしゃった防衛庁長官が、インド洋での給油をやめることができないか、あるいはやめた方がいいのではないかということで、どういう御趣旨でシー...全文を見る
○川内委員 防衛省関係の所管法人、あるいは防衛省が調達をしている民間企業に対して、三千九百十七名の国家公務員、これは防衛省出身者がその主な部分を占めるというふうに御説明をいただいておりますが、三千九百十七名の方々が再就職をしていらっしゃるということであります。これは他省の出身者も...全文を見る
○川内委員 防衛大臣の承認を得て営利企業に就職をされている方は六百九名ということでありますが、一般的には、わたりとか、あるいは次々に顧問を転々としていくというような形はその数からは除外されるわけでございまして、防衛庁あるいは防衛省が、調達先の企業に対して出身者がどのくらい在籍をし...全文を見る
○川内委員 それでは次に、さらに調達について透明化を図っていかなければならないわけでございますけれども、軽油二号の国内艦船用の調達について、全体の落札量の比率と幾ら発注しているかの落札総額、そのトップのシェアの、企業名はいいですから、比率と金額とを教えていただけますか。
○川内委員 予定価格に対する平均落札率はどのくらいですか。
○川内委員 大臣、競争入札で軽油二号を調達しているという御説明でしたよね。ところが、その実績は、トップシェアの社が百六十六億円の調達額のうち百二十四億円を落札している、シェアは七四・六%だ、平均落札率は九五・四五%だと。これは競争が働いていると言うにはほど遠い数字ではないかという...全文を見る
○川内委員 では、私がアドバイスをすれば真摯に拝聴していただけるということなので、研究をして御提言を申し上げさせていただきたいというふうに思います。  それでは、次の論点に移らせていただきます。  「海上自衛隊補給艦から米補給艦への給油量取り違え事案について(中間報告)」、平...全文を見る
○川内委員 このちょっと前に、海幕防衛部内では海幕運用課系統で報告が上がるというふうに書いてあるんですが、海幕運用課系統で報告が上がるものについては、二ページに「テロ対策特別措置法に基づく対応措置としての協力支援活動等実施記録」という報告書の名前があるんですけれども、海幕装備部内...全文を見る
○川内委員 その燃料の報告というのが通常の系統で上がるというのは、何という報告書の名前で上がるんですかと聞いたんですけれども。
○川内委員 その「艦艇用燃料譲与実績」という報告書が、燃料班長から装備課長、装備部長に上がるということですか。
○川内委員 いや、載っていないから、どういう形で上げているんですかということを聞いているんです。報告書に海幕装備部内ではもう給油実績について報告を上げていると書いてあるから、どういう形で上げているんですかと聞いているので、いや、載せていないから載っていないんですという説明をされて...全文を見る
○川内委員 一般的には燃料に関する報告書と、書類の上に書いてあるんですか、タイトルが。もうちょっと正確に、これは中間報告に書いてあることを私は聞いているんですよ。もうちょっと正確にきちんと教えていただけないと、この中間報告の分析ができないじゃないですか。  「海幕装備部内では海...全文を見る
○川内委員 そうすると、この「海幕装備部内では海幕需品課系統で報告されることとなっていたため、」というのは、海幕防衛課長の推測を述べたものであり、一般的にはそうされるであろう、しかし、今回の中間報告の取りまとめに当たっては、それがどういう形で報告が上がったのかということについては...全文を見る
○川内委員 それでは、海幕装備部内で海幕需品課系統で報告をされる、一般的には報告をされるであろう給油の実績について、当時どういう報告がなされたのかということについて、改めて調査をし、報告をしていただけますか。
○川内委員 いや、僕の言うことが全然わかっていないでしょう。海幕需品課系統では正しい報告が上がっているんですよ、正しい報告が。それがどういう経路で上がったのかということを知っておくことも必要でしょう、だから教えてくださいねと言っているんですよ。あなたが我々に対して、いや、それはお...全文を見る
○川内委員 防衛大臣、給油量の取り違えがいかなる理由で起こったのかということについて、大変な国民的な関心があるわけですよね。中間報告では、政府側は事務的なミスで取り違えたのだということを結論づけている。しかし、我々は、給油量を取り違えたのは、もっと別な理由があったのではないかとい...全文を見る
○川内委員 いや、大臣、私は、なぜ燃料班長が装備部内で取り違えについて報告をしなかったのかということについて聞いているわけではなくて、そもそも装備部内での給油実績についての報告がどのような形でルーチンとして上がっているのかということについてなかなか教えてくれないので、そのくらいは...全文を見る
○川内委員 なかなか思ったように答えていただけないのがもどかしいんですが。  私は、この中間報告を読ませていただいて、大臣も当然何回も読んでいらっしゃるし、大臣はこの中間報告に出ていらっしゃること以外にたくさんのことを知っていらっしゃると思うんですが、では、この中間報告にどんな...全文を見る
○川内委員 入力者は特定できているんですか。
○川内委員 入力者は特定できていない。  ちょっと、高見澤さん、私が聞いたことだけに答えればいいですから。余計なことは、みんなもう知っているんですから。  米海軍第五空母群マシュー・モフィット司令官の発言に係る報道に対応するため対外応答要領を作成されたと聞くが、今現在、その対...全文を見る
○川内委員 その対外応答要領を作成した海幕防衛部員はどなたですか。
○川内委員 対外応答要領を作成する際、だれがどの資料を用いてペコスへの給油量を約二十万ガロンと認識したのですか。
○川内委員 もうわかりました。明らかではないんです。事実だけをお答えいただければいいです。  それでは、海幕需品課燃料班長は、ペコスへの給油量に誤りがあることに気づき、同日、海幕防衛課員に指摘したとあるが、その指摘を受けた海幕防衛課員とはどなたですか。
○川内委員 防衛大臣、今聞いていていただいておわかりだと思うんですが、肝心なところは全部特定されていない、明らかになっていない。肝心なところは全部そうなんですね、この報告書は。さすがに、だから中間報告にしていらっしゃるんでしょうが、これでは、単なる事務的なミスだったのだと言われて...全文を見る
○川内委員 まさしく防衛大臣のおっしゃるとおりで、四年前の出来事を正確に思い出せる人は恐らくいないと思います。私もそう思います。したがって、書類の流れがどうであったのか、その書類にだれの判こがあるのか、サインがあるのかということがやはり非常に重要になってくるというふうに思うんです...全文を見る
○川内委員 海幕防衛部長と海幕装備部長は、恐らく、誤りに気づくことのできる立場にいたわけです。それはなぜかというと、書類に判こがあるからです。  それは、日々たくさんの書類が回ってくるから、判こを押すのも、よくよく見ずに判こを押す場合もあるのかもしれない。しかし、判こを押すとい...全文を見る
○川内委員 いや、大臣、誤解していただきたくないんです。私は、その人たちに責任をとらせろとか、だめだとか、そういうことを申し上げているわけではなくて、今回の事案がいかなる事案であったのかということを正確に防衛省の中で、あるいは海幕の中で分析し、今後に生かしていくとすれば、この人と...全文を見る
○川内委員 済みません、後半以降がちょっと書き取れなかったので、もう一度、後半のあたりから読んでいただけますか。紙を下さいと言ったんですけれども、その紙をいただけなかったものですから、もう一度。  いただいていいですか。いただけるんなら、いただいた上で、後でまたちょっと議論をさ...全文を見る
○川内委員 この非合法的な敵の戦闘員というのは米国内法上の概念であって国際法上の概念ではない、敵対行為は国際法上の自衛権の行使に当たる行動には限られないと書いてあるんですね、限られないと。したがって、これはちょっと私もよくわからないんですけれども、もしあれだったら国際法局長から御...全文を見る
○川内委員 自衛権の行使ではないということですか、この活動は。自衛権の行使ではないと明確に言い切るということですね。
○川内委員 いや、私はよくわからないんですが、違法な武力行使だとは私も言っていませんよ。違法な武力行使だなんて言っていないんです。国際法上、違法性を阻却される事由として、自衛権の行使としてとらえるのではないですかと。これは自衛権の行使ではないとおっしゃるのですかということを聞いて...全文を見る
○川内委員 だんだんわかってきましたけれども、旧安保条約の中に内乱介入条項というのがあるらしいですけれども、これは、旧安保条約の中では、米国の集団的自衛権の行使ということで書かれていますね。
○川内委員 続きはまたあしたさせていただきます。ありがとうございました。
11月07日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○川内委員 川内でございます。  総理とは初めて議論をさせていただきます。関係閣僚の皆様方にも、三十分間おつき合いをいただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。  まず、財務大臣、本委員会の所管大臣ではないわけでございますが、忙しい合間を縫って御出席をいただきましてあり...全文を見る
○川内委員 財務大臣、国の財布をお預かりになられる財務大臣ですから一点だけ確認をさせていただきますが、新聞の記事では、車代などというふうに書いてございます。他方で、車代は二十万円だったんだろうというふうに思います。そうすると財務大臣、額賀さんとしては、新聞の記事、車代など、などの...全文を見る
○川内委員 財務大臣、ありがとうございました。どうぞお仕事に行かれてください。(発言する者あり)これも仕事ですけれども。  それでは、総理、総理は観閲式に御出席になられて、国民から信頼をされる防衛省・自衛隊でなければならないという決意をお示しになられました。私もそのとおりだとい...全文を見る
○川内委員 総理、総理は防衛大臣にきちんとしろよということを指示していると。その指示に基づいて今防衛大臣がお答えになられたわけですが、今防衛大臣はチェックいたしますとしかおっしゃらないんですね、チェックいたしますと。我々国民にそのチェックする内容を、きちんと情報を開示していただけ...全文を見る
○川内委員 まずそこが出発点であるというふうに思いますので、このチャフの件に関してはよろしくお願いをしたいというふうに思います。  さらに、今、給油新法あるいは期限切れになった旧テロ特措法に関連して、国民の皆さんが一体本当はどうだったんだろうねとさまざまに御心配になっている象徴...全文を見る
○川内委員 それで総理、実は私も、我々国会議員は捜査機関ではないので、新聞の記事とか雑誌の記事をずっと見ながらいろいろなことを想像するしかないんですが、当時の新聞の記事をずっと見ますと、五月六日の産経新聞、五月七日の北海道新聞の朝刊、五月八日の京都新聞朝刊などが、当時の第五空母群...全文を見る
○川内委員 大変官房長官というのはお忙しいお仕事ですから、総理の方がさらに今激務だと思いますが、知らなかったということでございます。だから、二十万ガロンという数字について疑いを持つことなく、一日で使う量だということを御発言になられていたというふうに思うんです。  実は、朝、この...全文を見る
○川内委員 総理が官房長官時代、あるいは石破大臣が防衛庁長官時代に、二十万ガロンだからイラクには使えないんだということを繰り返しおっしゃっていらっしゃる。その二十万ガロンに根拠を置くのであれば、事務方は、その二十万ガロンが本当に正しいのかどうかということは、しつこいぐらいに多分精...全文を見る
○川内委員 わざとNATO規格なんて言わなくてもいいじゃないですか。米軍規格でしょう、米軍規格。
○川内委員 こんなことで議論する気はないんですよ。米軍もF76なんです。  では、インド洋で給油しているヘリコプターの航空燃料の規格は何ですか。
○川内委員 私はきょうここに資料を持っておりますが、JP5というのは米軍の規格ですよね。
○川内委員 いや、だから……。まあいいや、もう私の方で断言します、ここに資料がありますから。JP5は米軍の規格。総理、いいですか、私、資料を持っていますから。F76というのも、これはNATOの規格でもあるが、米軍の規格でもあるんです。  それで、本題はここからです。  では、...全文を見る
○川内委員 民民が取り扱わない油であると。  そうすると、石破大臣の答弁に続けて政府参考人の方が、F76は、先ほど来申し上げておりますように、もちろん政府間のサポートが要るわけでございますけれどもというふうに参考人として説明をしていらっしゃいます。  この政府間のサポートとい...全文を見る
○川内委員 そうすると、ここの政府間のサポートとは何ですか。政府間のサポートを説明してください。私の想像は、おまえの想像は違っているよということを今御説明いただいたわけですが、政府間のサポートとは何なのか、それはお金が絡むことなのかということを御説明ください。
○川内委員 質疑を終わらせていただきますが、個別の調達について国が関与しているなどと私は申し上げているわけではないです。政府間のサポートというのは、その特殊な油を、特殊な油ですから、特殊なところしか買えないわけですよ、そういうことをやっていいですよということを政府間で約束している...全文を見る
○川内委員 終わらせていただきますが、総理、これは研究開発を重ねられてつくられた油ですから、特許が詰まっているんですよ。そんな勝手に民間の会社でも精製できるみたいなことを政府が答弁されるのは、私は極めて不誠実だというふうに思います。この問題は今後さらにこの委員会でやらせていただき...全文を見る
11月12日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第12号
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○川内委員 おはようございます。よろしくお願いをいたします。  まず、山田洋行さんの水増し請求問題について聞かせていただきたいと思います。  本件は、平成十三年の三月に契約をされたチャフ・フレア・ディスペンサー、レーダー攪乱装置でありますけれども、この件に関して山田洋行さんの...全文を見る
○川内委員 それでは、この中にさまざまなことが書いてございます。要約すると、まず最初にあいさつが、一枚目ですね、あいさつが書いてありまして、次にオーバービューということで、総括というか概要というか概括というか、そういうことが記されてございます。  まず、その中で、このオーバービ...全文を見る
○川内委員 これらの書簡は、IDSレターヘッドに記載されており、IDS代表、IDSというのはBAEのことですけれども、の署名があります、代表者の署名があります、しかし、ファイルを確認したところ、この書類は実際にはIDSの書類ではない、したがって、レターヘッド、さらには署名について...全文を見る
○川内委員 BAE社の関知、承諾なく作成された書類であるということが書いてあると。  そうすると、大臣、このレターヘッドとかサインは偽造されたものだということになるわけです。偽造されたものであるということを、この書類のレターヘッドあるいはサインは偽造されたものであるということが...全文を見る
○川内委員 いや、まず私が確認したいのは、その後に、それは業者の方でさまざまに工作をしたんだろうというふうに思いますが、まず、平成十四年の二月五日にBAE社から防衛庁の問い合わせに対して書簡が送られてきた。そして、それには、山田洋行が勝手に見積もりをつくったものであって、自分たち...全文を見る
○川内委員 なかなか、御自分たちのおやりになられた仕事ですから、お認めになられるのは心苦しいのかと思いますが。  それでは、調達本部事件の後、調達改革の具体的な対応策として、防衛庁長官のもとに防衛調達改革本部が設置をされ、調達改革の具体的措置というものが定められていますね。確認...全文を見る
○川内委員 その中で、企業側提出資料の信頼性を確保するため、入札及び契約心得を改正し、制度調査の受け入れ義務及び虚偽資料の提出の禁止について規定している。虚偽資料の提出の禁止について規定しているということでありますけれども、調達に関する書類は真正なものを受け入れなければならない、...全文を見る
○川内委員 委員長、極めて今の御答弁は不誠実な御答弁だと思いますよ。  調達にかかわることを私は質問いたしますということを申し上げているわけで、そのことに関して、その調達にかかわる防衛庁の中の大変重要な決まり事である入札及び契約心得に関して聞いたら、まあ、そういうことが書かれて...全文を見る
○川内委員 手元にないんでしょうか、入札及び契約心得。役所に電話して今聞いてくださいよ、じゃ。どういうふうに書いてあるのか。(発言する者あり)  いやいや、これは、規定に違反したか。要するに、平成十四年の二月五日に、委員長、虚偽の書類であるということをメーカー側が防衛庁に言って...全文を見る
○川内委員 いや、だから、その説明は合理性を欠くんですよ、その説明は。いいですか。虚偽の書類を提出してはならないというのが入札及び契約の心得なんです。  それじゃ、このレターについている、BAE社から山田洋行に提出をされた見積もり、要するにBAE社がこの値段で買ってもらってくだ...全文を見る
○川内委員 一台につき五万ドル差がある。十八セット調達しているので、掛け合わせると大変な金額になるわけですけれども。  もう一度申し上げますよ。そもそも山田洋行から防衛庁に提出をされた見積もりとBAE社が山田洋行に提出をした見積もりとで金額に乖離がありますということをお認めにな...全文を見る
○川内委員 ちょっと私は今の副大臣の御答弁ではとても理解も納得もできないわけですけれども、そもそも調達に関する改革というものがなぜ必要になったのか、防衛調達改革本部というものがなぜ設置をされ、調達改革の具体的措置として定められたのかということは、調達本部事件にさかのぼるわけですけ...全文を見る
○川内委員 虚偽の資料を提出してはならないと記載されている。  防衛庁と契約する企業は、入札及び契約の心得を遵守することという条件がついていますね。
○川内委員 それでは、平成十二年度に防衛庁に対して提出をされたチャフ・フレア射出装置、山田洋行から提出をされたチャフ・フレア射出装置の見積書についている、アタッチされていたであろうBAEあるいはIDS、ソリューションズのオリジナルの見積書は真正な見積書でしたか。
○川内委員 二月五日付の書簡では間違いだとBAEは言っていたが、その書類は偽造されたものだと言っていたけれども、三月二十日付の書簡では、いや、その見積もりが正しいのだと言っているということですね。言っているんですね。
○川内委員 その三月二十日付の書簡を今下さいよ。読ませてくださいよ。  それは、余りにも後づけの理屈じゃないですか。そんなことを言い出したら、どんな契約だって正当化されますよ。入札及び契約の心得で、虚偽の書類を出してはならないと。それは偽造ですと言われたものを、後で業者同士で話...全文を見る
○川内委員 では、見積書の金額に差異があっても、後で理屈をつければ、それは今後も防衛庁は認める、そういう答弁ですね。業者側は見積もりが違ったとしても、あるいはサインを偽造しても、レターヘッドを偽造しても、後でつじつまを合わせれば、防衛庁としてそれを理解すれば、それでいいですよ、納...全文を見る
○川内委員 調査をするとか調べているとおっしゃるんですが、では、これは虚偽ではないか、契約の心得に反するのではないかと言うと、いやいや、これこれこういう説明を受けているので心得には反しないというふうに御答弁になられるのは、そもそも論理が矛盾しているのではないかというふうに思われま...全文を見る
○川内委員 はい、資料要求でございます。
○川内委員 いや、理事会で協議したのでは、もう私の質問の時間が終わってしまいますので、今検討しなければ、これは大変な問題じゃないですか。(発言する者あり)  いや、委員長にも御理解いただけると思うんですよ。
○川内委員 では、何て書いてあるか答弁してください。
○川内委員 そうすると、そもそも、物品の調達に関して、技術支援費を上乗せして契約をする、契約をしようとした、違う違う、契約しているんだ、一回は。一回はもう契約しているんですね。技術支援費を上乗せして契約をしている。これは、では、幕も承知の上でやっていたということでよろしいですか。
○川内委員 幕の方としては、そういったことはないと。幕は、そんなことは知らないと。技術支援費を上乗せして契約しろよ、そんなこと、幕が指示してないわけでしょう。指示してないのに、山田洋行は勝手に技術支援費を上乗せして見積もりを、契約をしようとした、したというのは、明らかに虚偽じゃな...全文を見る
○川内委員 いや、確認を当時し得なかったのではなくて、今調査をされていらっしゃるわけでしょう。  山田洋行は、そもそも、いいですか大臣、整理すると、BAE社から出た見積もりに技術支援費と今になって称する金額を上乗せして一たんは契約したんですよ、防衛庁と。これは契約書もあります。...全文を見る
○川内委員 もうこの問題はこれだけ長い間いろいろ申し上げているにもかかわらず、肝心なところになると、ちゃんと調査しますとかおっしゃるのですけれども、この入札及び契約の心得にはもう一つ重要なことが書いてありまして、予定価格の決定に当たってはよく業者と相談するようにと書いてあるのです...全文を見る
○川内委員 何を言っているのかよくわからぬですけれども、当初の契約で、そもそも幕の知らない技術支援費を上乗せして契約している。それだけでも私は大変な問題だ、それだけでも大変な問題だというふうに思いますよ。  幕が知らないと言ったんですからね。幕が知っていたというのだったらまだし...全文を見る
○川内委員 大臣、きちんとした調査をして報告をしなければならぬということは、それはそうなんですけれども、しかし、私が再三にわたって申し上げているのは、技術支援、要するにその機械をどう使うのかということを指導するのはメーカーの人なんですよね。代理店は代理店なんですから、間をとってい...全文を見る
○川内委員 私が申し上げているのは、後になってメーカー側あるいは業者側から言われたことを、なるほどなるほど、そうかと言っていたのでは、防衛庁としての仕事じゃないでしょうということを言っているんですよ。当初の契約は技術支援費が上乗せされているということを、幕も知らない、BAEも知ら...全文を見る
○川内委員 入札及び契約の心得には、虚偽の書類を出してはならない、真正なものを出してくださいねと書いてあるわけで、山田洋行が、その物品のみならず、後になって、これは技術支援費ですというものも上乗せしている、これだけで真正な書類とは私は言えないというふうに思います。  このことを...全文を見る
○川内委員 朝日新聞に、その三月二十六日付の文書の前提となる「別の駐米の防衛庁職員がBAE社で調査」「三月二十五日」という日付が書いてあります。平成十四年三月二十五日、石坂さんがBAE社で調査したと朝日新聞が報道しています。  石坂さんは、この平成十四年三月二十五日にBAE社に...全文を見る
○川内委員 これはひどいですよ。私は、石坂氏が三月二十五日にBAE社を訪問したかどうか、本人に聞けばすぐわかるじゃないですかと再三にわたって申し上げていますよ。BAE社に行った、君、と本人に聞けば、行ったか行かないかぐらいすぐわかるじゃないですか。それを、なぜこんなところでわかり...全文を見る
○川内委員 いや、これだけ問題になっている事案に関して、石坂氏が、君、行ったのかと聞かれて、いや、ちょっとよく覚えていませんわみたいな、そんなことがあり得るわけないじゃないですか。  行っていないでしょう。石坂氏はBAE社には行っていない、行っていないが、三月二十五日にBAE社...全文を見る
○川内委員 公正な委員長にお願いします。  このような不誠実な答弁が許されるのであれば、国会での議論などは何の意味もない。国民から信頼される防衛省・自衛隊でなければならないと政府も我々も思っています。そういう中で、何かおかしなことがあったのではないか、何か不正があったのではない...全文を見る
○川内委員 いや、委員長、ぜひきょうじゅうに、本委員会開会中に、石坂氏がBAE社を訪問しているのか否か。これは、三月二十六日付の報告書には、三月二十五日に訪問してこの報告書を作成すると明確に書いてあります。したがって、二十五日に石坂氏が訪問したか否かというのは本件に関する重大な事...全文を見る
○川内委員 終わります。ありがとうございました。
11月16日第168回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○川内委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。  それでは、早速聞かせていただきます。  昨日の守屋証人の証言で、額賀先生が宴席に同席をしたことがあるという証言がございました。時期はいつですか、時期を特定できますかというふうにお伺いをしたところ、去年ではなかったと...全文を見る
○川内委員 神田へ運行した記録を、車両の記録からは確認できなかったということでございますか。
○川内委員 では、SPさんが大臣だとつきますけれども、警察の方には御確認をされましたか。
○川内委員 それでは、御確認の上御報告をいただきたいと思いますが、どうでしょう。
○川内委員 運行記録にはない。しかし、SPさんを出している警察の方には確認をしていない。  では、支出に関してはどうですか。神田の料亭に防衛庁として大臣の分の飲食費を支払っていたというような記録もないということでしょうか。
○川内委員 では、警察からの御報告をまた聞かせていただきたいというふうに思います。  それでは、次に移らせていただきますが、きのう守屋証人は、自分一人が責めを負う、現場は一生懸命頑張っているんだ、だから防衛省・自衛隊全体がそうであるというふうには思ってほしくないと涙を浮かべられ...全文を見る
○川内委員 航空券の半券を確認している。当時の防衛庁として、支出は確認されているんですか。
○川内委員 いや、私が聞いているのは、半券を確認したということは今聞きましたから、実際に防衛庁から出張旅費としてお金の支出があったんですかということを聞いております。
○川内委員 証票って何なんですか。専門用語なので教えてください。
○川内委員 オースティンには行ったと。日帰りですね。
○川内委員 では、BAE社に行ったかどうかはわからないと。BAE社に行ったかどうかはわからないということでよろしいですか。
○川内委員 では、石坂氏がBAE社に行っているか否かについて記憶が定かではないということは、私にはちょっと理解ができないことなんですけれども、今後、さらに調査を進めていただければ真実が恐らく明らかになるのであろうというふうに思います。  それでは、さまざまな一連の調査を通じて、...全文を見る
○川内委員 技術支援費を幕がそのときは知らなかったということは事実でしょう。
○川内委員 その後に予算化されているんですか。その額はどのくらいですか。
○川内委員 その後予算化されていない技術支援費を潜り込ませることが正当なことなんですか。
○川内委員 いや、だから、一億八千万、技術支援費を潜り込ませていたわけですよ、山田洋行は。一億八千万。それを、二千万、後になって予算化されておりますということで、一億八千万の技術支援費の上乗せが正当化されるのかということを聞いているんですよ。  正当化されるんですか。今後は、防...全文を見る
○川内委員 大臣、技術支援費の上乗せが一億八千万あったのだ、だから、そのことが後でわかったから減額変更で対処しました、しかし、その後、技術支援費として実際に予算化されたのは二千万ですというふうに説明しているんですよ、事務方は。  それが意図的、作為的水増し請求ではないと結論づけ...全文を見る
○川内委員 ごちゃごちゃ言いわけしていますけれども、大臣、副大臣、いいですか、平成十三年の三月三十日付の契約をもうしているわけですよ、防衛庁は。契約しているんですよ、山田洋行と。一億八千万、金額が多いんですよ。何にもなければ、このまま払っているんですよ。  この契約が、業者に守...全文を見る
○川内委員 いや、この契約の心得というのは、大臣、防衛庁が有権解釈するわけですよね。平成十三年三月三十日付の契約時点においては、山田洋行はIDSから出た見積もりではない見積もりを提出しているわけです。IDSがこの見積もりを使ってねと思っている見積もりとは違う見積もりを出したんです...全文を見る
○川内委員 今、質疑は終わりましたという紙が来ますから、来るまで。  大臣、この問題は、私は衆議院でもしっかりとやるべきだと思いますね。委員長や理事の先生方にお願いして委員会をしっかり開いて、やはり衆議院がしっかりこの防衛調達問題というものにメスを入れていく、そして解決をしてい...全文を見る
11月21日第168回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○川内委員 おはようございます。川内でございます。大臣、よろしくお願いいたします。  二〇〇七年十月三十日に、額賀財務大臣は、記者会見で、「山田洋行との間で会食でありますとか接待、そういったものについて覚えがないかどうか。」という質問に対して、「接待を受けた覚えはありません。」...全文を見る
○川内委員 総理も、守屋氏が言うように仮に元米国のジェームズ・アワー氏、ジム・アワー氏を囲む会合に出席していたとしても、すぐに退席したのでだれが出席していたか覚えていない、こういう報告がありましたというふうに記者団のぶら下がりに対してお答えになっていらっしゃいます。  今の財務...全文を見る
○川内委員 会食したことはない、会食した記録はないということでございますが、会食という言葉を広辞苑で引くと、「集まって飲食すること。」と書いてありますので、その場に額賀先生がいらっしゃって、まあ、お忙しいですから、席にちょっと座って、また、じゃ次に行きますということであれば、これ...全文を見る
○川内委員 いや、大臣済みません、何回もしつこく申し上げますが、私はまだ、守屋さん、宮崎さんのことはお聞きしておりませんで、ジム・アワー氏を囲む会合に出席したことはない、会食したことはないということですが、自分はその場で飲んだり食ったりはしていないという意味だとすれば、ジム・アワ...全文を見る
○川内委員 いや、会食したことはないというのはわかったんですが、会合で席をともにしたことはないということでよろしいんですかということをお聞きしておりますが。
○川内委員 ないということですね。
○川内委員 それでは、ちょっとお尋ねをさせていただきますが、そういう会合の記録はない、記憶もないということでございますけれども、私どもに寄せられた情報の中に、平成十八年、昨年の十二月四日の週、四日、五日、六日、七日、八日でございますけれども、この第二週において、ジム・アワー氏と額...全文を見る
○川内委員 行かれたことはございますか。
○川内委員 それでは、昨年の十二月の今申し上げた四日の週に、今大臣がおっしゃられた一回か二回のうちの一回が昨年の十二月の四日の週だったのではないかというふうに思いますが、お調べをいただいた結果を教えていただけませんでしょうか。
○川内委員 十二月四日の週に濱田家さんには行かれていないということでよろしゅうございますでしょうか。
○川内委員 私どもに寄せられた情報では、情報というか、これは防衛省に確認をしているんですけれども、十二月四日に守屋さんが、この日本橋の周辺に公用車が運行をされておりまして、また、ジム・アワーさんも来日をされておりますので、もし会合を持つとすれば十二月四日の週ではないかというふうに...全文を見る
○川内委員 記録はないし、行った覚えはないと。事実としては行っていない、事実として行っていないということでよろしいんでしょうか。
○川内委員 守屋さんの証人喚問のときの証言では、額賀先生との会合についてははっきりと覚えていますと、はっきりと覚えていますという前置きをされた上で証言をされたんですね。  守屋さんがはっきりと覚えていますとおっしゃられた会合が実は守屋さんの記憶違いであったのか、あるいは、では、...全文を見る
○川内委員 済みません、ちょっと確認のために、この十二月四日の額賀先生の、大変恐縮なんですが、夕刻以降どこへ行かれたかというのを教えていただけますか。
○川内委員 いや、大臣を私は信じています。信じていないとは決して言っておりませんで、信じているからこそ、十二月四日の夜、別に、だれと会ったとか、場所、どこへ、お店の名前まで教えてくださいということではなく、どの近辺に行った、日程を御確認いただいているわけですから、そこを御答弁いた...全文を見る
○川内委員 わかりました。この件については、また私の同僚議員の方から聞かせていただくと思いますので、その際に御答弁をいただければというふうに思います。  それでは、次に移らせていただきますけれども、平成十九年五月一日、ことし、日米平和・文化交流協会主催のシンポジウムがワシントン...全文を見る
○川内委員 五月一日にシンポジウムがあり、その日の夜、会員企業主催の晩さん会、パーティーに額賀先生御出席をされていらっしゃると思いますが、御記憶ございますか。
○川内委員 その夜、パーティーに出席をしたということでよろしいですね。
○川内委員 そのパーティーには、ロッキードとか、あるいはグラマンとか、アメリカの防衛産業の重立ったお会社の方々も参加していらっしゃったというふうに思いますが、覚えていらっしゃいますか。
○川内委員 GE社の方がいたことを覚えていますか。
○川内委員 それでは、また別な日に、米国の国防省の関係の高官で、ジェームズ・シン、ジム・シンさんのホームパーティーにこの一連の行事の中で行かれているということを御確認いただけますか。
○川内委員 そのホームパーティーに行かれていますよね。
○川内委員 そのホームパーティーに、MDを推進している、ランド研究所の顧問もされたこともあるラムズフェルド元国防長官もいらっしゃったということでよろしいですか。
○川内委員 それでは、この一連の日程の中で、山田洋行の御関係の方とお会いになられていらっしゃいませんでしょうか。
○川内委員 個別にということではなく、パーティーには防衛産業の方もいらしているということは御答弁されたわけですから、いろいろな人とお会いになられる中で、山田洋行の関係者とお会いになられたということはありませんかという質問なんですけれども。
○川内委員 では、山田洋行関係者と名刺交換をしたことはあるということなんでしょうか。
○川内委員 それでは最後に、仙台防衛施設局の元幹部の方が作成をしたメモについてお尋ねいたしますが、額賀先生は、口ききはしていないと。それは当然ですよね、口ききなんかしたら大変なことですから、口ききはしていないというのは、これはもう当然のことだろうというふうに思います。ただ、山形県...全文を見る
○川内委員 そういったことはないと、そういったことのそういったことというのは何なんでしょうか。要するに、口ききはしていないというのは、それは当然だと思うんですが、守屋さんに伝えたよとか、電話はしたよとか、こういう話があったんだよというようなことはされたからこそ、こういう記録が残っ...全文を見る
○川内委員 それでは、済みません、最後の質問と申し上げたんですが、もう一点だけ確認させてください。  宮崎さんとのゴルフは一回だけであるということでございますが、友人に誘われて行ったら宮崎氏がいたということでございますけれども、その御友人の方に二万円を渡したというふうにおっしゃ...全文を見る
○川内委員 大臣、確認ですが、その御友人の方と大臣と宮崎さんと、あと一人いらっしゃったのかどうか、とにかく同じ組で回られたということですよね。
○川内委員 先日の米津山田洋行社長の参考人質疑では、宮崎さんが山田洋行グループのゴルフ場でプレーする場合には、すべて後日山田洋行が精算をしていたというふうに証言をしていらっしゃいます。そうすると、額賀先生と宮崎さんが同じ組でプレーをしたのか、もう一組あったのかは定かではないけれど...全文を見る
○川内委員 その友人というのは、当然、宮崎さんと共通の友人ということですよね。
○川内委員 まさか、秋山直紀さんじゃないですよね。
○川内委員 守屋さんとのゴルフは二、三回だということなんですけれども、これは山田洋行グループのゴルフ場でされたのか、そうでないのか。そしてまた、守屋さんとゴルフをされたときには費用はどうされたのかということを教えていただけますか。
○川内委員 一回は山田洋行のグループのゴルフ場ではないと。残りについては覚えていらっしゃいますか。
○川内委員 アメリカの国防総省あるいは国務省の関係者、政府高官あるいは米国の兵器産業、防衛産業の方々と先生はさまざまに話をされると思うんですけれども、そういう話の中で、山田洋行なり、山田洋行のミスター宮崎なりが話題になったと。例えばアーミテージさんなどは、宮崎さんのことをよく知っ...全文を見る
○川内委員 終わります。  ありがとうございました。
12月07日第168回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○川内委員 おはようございます。委員長初め理事の先生方にお許しをいただいて、発言をさせていただく機会をいただきました。ありがとうございます。  きょう、私は築地中央卸売市場の豊洲移転問題を取り上げさせていただきたいと思います。  大臣も東京都の御選出でいらっしゃいますし、この...全文を見る
○川内委員 ベンゼンという発がん性の物質が地下水で環境基準の一千倍、土壌では千六百倍。シアン化合物、シアンというのは環境の中にあってはならない青酸カリのもとになる物質で、あってはならない物質が何十倍という、環境基準を超えて検出をされたということで、そんなところに卸売市場を移そうな...全文を見る
○川内委員 私が聞いているのは、土壌中にある有害物質と食の安心、安全、食料品とのかかわりについての専門家はいらっしゃいますかということをお聞きしておりますが、今の御説明ではどうやらいないというふうに聞こえますけれども。
○川内委員 それでは、環境省としては、東京都の追加調査で高濃度の汚染が発見された、しかも汚染が想定されていない地点から発見されたということをどうお考えになられますか。
○川内委員 今の、東京都が詳細な調査を行う方針を示しているということでございますが、十メートルメッシュで四千百カ所、十メートルメッシュというのは土壌汚染対策法の水平方向での基準であるというふうに思われるわけです。  そこで、もうちょっと正確に東京都の方針を教えていただきたいわけ...全文を見る
○川内委員 土壌汚染対策法と同等の調査とは、土壌汚染対策法第三条に規定をされている土壌汚染状況調査と同等という理解でよろしいでしょうか。
○川内委員 今の白石審議官の御答弁を大臣に御確認をいただきたいと思います。
○川内委員 大臣、これは、土壌汚染対策法と同等の調査をすればさらに汚染が発見をされるであろうというふうに私は予想をいたします。  私たち民主党は、参議院に土壌汚染対策法の一部を改正する法律案を提出しています。これはどういう内容かというと、そもそも大変な汚染があるかもしれない土地...全文を見る
○川内委員 内容の説明を受けていると。私は、協議の中に土壌汚染のことが入っていますかということを聞いているんですけれども。
○川内委員 東京都と農水省との協議の中には、正式には土壌汚染のことは入っていなかったんですね。しかし、卸売市場整備基本方針、国が定める、中央卸売市場というのはこういう卸売市場にしましょうねという基本方針の中には、食の安心、安全というのは重要な柱としてあるわけです。その重要な柱とし...全文を見る
○川内委員 法的な手続としては問題ないかもしれないですが、十分であったのかということを私は問題にしているわけですね。当時の協議が十分な協議であったのか。食の安心、安全という観点から十分な協議であったのかということを問題にしているわけで、農林水産委員会の御答弁では、当時としては十分...全文を見る
○川内委員 ぜひ、整備計画の取り扱いについて適切に御判断をしていっていただきたいというふうに思います。  では、その適切に御判断をいただくということに当たって、つい最近閣議決定された質問主意書に対する答弁書で、農林水産省より、築地市場の移転を計画している東京都に対し、食の安全性...全文を見る
○川内委員 いや、政府が閣議決定した答弁なんですから、担当者から担当者に口頭で求めていますというのは、余りにちょっと、軽過ぎるというか、私はせめて、担当の局長が担当の副知事に対して、国としては、農水省としてはこういうふうに考えていますよということを文書でやはりしっかりと申し入れを...全文を見る
○川内委員 時間が過ぎてしまいました。済みません。  大臣、この問題は本当に大変な問題に発展いたしますので、また今後とも引き続き注意と関心を持って見ていただきたいというふうに思いますし、私もまた機会をいただいて質疑をさせていただこうと思います。  ありがとうございました。