河村建夫

かわむらたけお

小選挙区(山口県第三区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数10回

河村建夫の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
議事録を見る
○河村副大臣 平成十五年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成十五年度予算の編成に当たっては、厳しい財政状況のもとではありますが、我が国が真に豊かで成熟した国として発展し、国際的にも貢献していくためには、教育・文化立国と科学技術創造立国の実現を...全文を見る
○河村副大臣 私学の危機の時代がやってきたということでいろいろな御指摘をいただいておりますが、今、いよいよ私学の状況が悪くなってきたという状況があったときには文部科学省からも積極的に警告を発しろ、こういう御指摘でございます。  これまで、私学の経営については、私学の独自性、自律...全文を見る
○河村副大臣 先ほど大臣からも基本的な御答弁がありましたが、私の方からも今の問題、これは、牧野先生の御指摘は、我々また共通認識にあると思います。  私は、今の現状はやはりゆゆしい状況下にあるし、日本のよさというものがそういうところから壊れていくという心配をいたしております。これ...全文を見る
○河村副大臣 牧野委員御指摘の点は、非常にこれからの教育を考える上で、直接的ではないにしても、やはりそのことを踏まえて教育行政というのはあるべきだと私も感じております。  小泉内閣の経済戦略、先ほど御指摘のように、人間力戦略とそして技術力戦略ということで、これがまさに日本の成長...全文を見る
○河村副大臣 先ほど御指摘がありました中教審の公聴会、私もあの現場におりまして、一つの大事な指摘だというふうに受けとめさせていただきました。  宗教教育の、第九条ですか、あの第二項のつかまえ方が余りにもそちらの方が優先されたような形になっておりまして、第一項の宗教教育を重視しな...全文を見る
02月26日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○河村副大臣 食に関する指導の充実のための取り組み体制、二次報告ですね、これをいただいたいわゆる研究グループがおられますが、その中でいろいろ協議をいただいて、この手順といたしましては、それを受けて今度は、これは新しい制度をつくっていくわけですから、大臣の方から中央教育審議会に諮問...全文を見る
○河村副大臣 御指摘のように、十五年四月から学校図書館法の規定が発効するわけでございまして、十二学級以上の学校には必ず司書教諭を置く、こうなってきたわけでございます。現時点で司書教諭が発令している学校の割合は、全体で今一〇・三%という状況下にございます。十二学級以上の学校数の二倍...全文を見る
○河村副大臣 御指摘、全部するのが望ましいことは私どもも承知しております。ただ、当面まず導入をこういうことでしようということでやってきたわけでございまして、これを全部義務づけるとなると法律改正にもなるわけでございますが、これは、市町村、設置者の方が一つの基準を超えて発令されること...全文を見る
○河村副大臣 御指摘の点は急がなきゃいけないことで、確かにまだできておりません。  それで、早急にということで、協力者会議を初中局長のところに置きまして、まだこの人選を検討しているような状況でございますが、これは少し急いで、早く指導資料の作成が必要であろうと考えておりますので、...全文を見る
○河村副大臣 今の御指摘、まずは司書教諭は専任化でございません。理想はそこにあることはわかりますが。せっかく発令をした以上、その職務がうまくいくように、補助的なということは当然考えていかなきゃならぬだろうと思います。  これは人頼みと言われて怒られるかもしれませんが、最近はそう...全文を見る
○河村副大臣 肥田委員御指摘のとおりだと思います。  したがいまして、学校司書が、これによって、もうそのことはやらなくていいんだということにならないように、一体となってやっていくという附帯決議等々のことは、改めて今後、配置については留意するように、各学校といいますか各教育委員会...全文を見る
○河村副大臣 せっかく学校図書館法ということで、さらに地方公共団体がこのことにもっと力を入れていただく必要があるということでございます。  私もその点については、今後それがやりやすいようにということで、文部科学省としても、地方交付税措置がございますが、それによってちゃんと学校図...全文を見る
○河村副大臣 御指摘の点、せっかくの交付税がきちっと活用されているかどうかについて、今文部科学省の方も調査をいたしておりますが、学校図書館協議会の方からも、この流用がないようにということで調査をいただいたりしながら、これは各自治体の首長さん方の姿勢もあるものでありますから、そうい...全文を見る
○河村副大臣 子どもの読書活動の推進に関する法律の結果、国が基本計画を立てる、今度はこれを地方が立てていただくということになっておりますが、平成十四年十月で調べましたところ、十四年度中にきちっと立てた県が八県、それから十五年度中には三十三県、それから十六年度中にやりますというのが...全文を見る
○河村副大臣 これは、学校図書館協議会の報告と我が省が調べた報告と若干差異がありまして、学校図書館の方でお調べいただくと、まだ達成率が非常に低いように言われておりまして、私どもは心配をして調査をしたのでありますが、その結果によりますと、大体百八億の時代があって、それで今百三十億の...全文を見る
○河村副大臣 学校図書館はもとより、やはり公共の図書館が充実されるということが非常に必要なことだろうと考えます。その充実には、やはり内面の充実ということで、図書館に行けば非常に質の高いサービスがあるというふうに図書館の活性化を図るということが必要でございます。これも、文部科学省と...全文を見る
○河村副大臣 危機管理の問題だろうと思います。  文部科学省としては、第一義的には、これは政府のいわゆる危機管理本部からの情報を待つしか、文部科学省独自がそういうものを持っておりませんから、それに向けて対応を図っていくということだろうと思います。具体的には、さっき大臣が答弁され...全文を見る
○河村副大臣 佐藤委員の御指摘、私も大変大事なことだというふうに思っております。  日本人は、何か貯蓄が美徳のようにずっと言われ続けてきて、とにかくお金をため込んでいけばいいんだと思って我々も来たような嫌いがありますが、むしろお金をいかに経済の中で血となり肉となって回していくか...全文を見る
○河村副大臣 これから法案をまたお出しするわけでございますが、今検討中であることは、今大臣お話しのとおりでございますが、法令上の設置者というのは、設置する学校の土地や建物、財産を所有、管理して、当該学校を直接運営する者を指す、こういうふうになっております。したがいまして、国立大学...全文を見る
○河村副大臣 今、この点については最終検討に入っておるわけでございますが、法令上、国立大学の設置者は国立大学法人となるわけでありますけれども、法人後も、引き続いて国は国立大学の教育研究に一定の責任を果たしていかなきゃなりません。  このような観点から、学校教育法上の位置づけとし...全文を見る
○河村副大臣 法令上、今国立大学の設置者は国立大学法人になるということでありますから、今御指摘ありました学校教育法第五条の規定によりますと、直接学校を管理して、そしてその費用を負担するのは国立大学法人ということになるわけです。  ただ、その際に、国立大学法人は、国立大学の教育研...全文を見る
○河村副大臣 設置者は、法令上、国立大学法人であります。
○河村副大臣 御指摘のように、国がその範囲を示して、それによって各大学がその範囲内で具体的な額を設定するという、その方向で今考えておるわけでありますから、私は、現在の授業料、これが一つの標準的なものになっていくのではないかと思いますが、この点については、やはり大学の自主性、自律性...全文を見る
○河村副大臣 今シミュレーションはいろいろあると思いますけれども、この範囲でこうしなさいということはまだ明確に出しておりません。  ただ、今私が申し上げたように、今の授業料というものが一つの標準になるのではないかということは言えると思います。
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
議事録を見る
○河村副大臣 御指摘の木材をできるだけたくさん使ってということ、私も基本的には大賛成でございまして、確かに、教室全体が木造の木の香りがする教室であれば、これは教育環境としても非常にいいものだと思いますし、この部屋もかなりあれを使ってあるわけでありますが、そういう意味で、学校施設に...全文を見る
○河村副大臣 私は、そういう視点がこれから必要だろうと思いますね。  これは、やはり設置者といいますか、特に地方において市町村長さん方のひとつの感覚の問題でもあるわけでございますが、今後、文部科学省としても、そういう施設者なんかが集まっていろいろ施設の問題についてお話し合いにな...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のように、教育基本法が制定からもう半世紀以上、今日まで来ておるわけでございますが、教育の現状を見たときに、当時の制定のときの状況と今日は大きく変わっておりますから、これは当然、教育の現状に、今の時代に合ったものはどうあったらいいかということは、もう考えると...全文を見る
○河村副大臣 学校施設には、障害のある児童生徒もおりますし、そういう方々も支障なく学校生活が送れるようにというのが基本理念でございます。そういう意味で、バリアフリー化を大いに進めていかなければならぬと考えておりますが、特に昨年の七月にハートビル法も一部改正をされまして、学校施設も...全文を見る
○河村副大臣 何年までにどうという目標をまだ打ち立てておりませんが、これまでの補助率からして、このままでいきますとまだ相当かかりますので、いよいよ本格的に学校施設も努力しなさいという義務をかけられましたので、これは今のスピードを上げて、さらに進めるようにと思っております。  そ...全文を見る
○河村副大臣 現実にそういうお子さんがありますし、私もそういう子供を持っておりますので、この問題の重要性は十分感じておりますので、どういう形で調査をするか、それから、各市町村教育委員会からの報告を求める方法もあろうと思いますので、前向きに取り組んでまいりたいと思います。
○河村副大臣 三井委員御指摘のように、薬学教育の協力者会議は、昨年十月に高等教育局長のもとに置かせていただきまして、これまで既に五回開催をしておるところでございます。特に、これからの薬学教育はどうあったらいいか、それから、文部科学省としては、やはりカリキュラムがきちっとしているか...全文を見る
○河村副大臣 薬学教育の六年制への問題は、三井委員御指摘のように、この今の時代でございます、急ぐ必要があると私も思っておりますので、先ほど御答弁申し上げましたように、協力者会議の議論を待たなきゃなりませんが、三月ということについてはちょっとあれでしょうが、できるだけ早くと、こう思...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のとおり、これは、厚生労働省と文部科学省との連携のもとで進めていかなきゃなりません。厚生労働省側がいわゆる国家試験をお持ちでございますから、当然、それに合わせということでお進めになっておるわけでございますが、私の聞いたところでは、ちょっとその辺のそごがあり...全文を見る
○河村副大臣 私も、赤羽先生の方からそういう質問がございまして、インターナショナルスクールという定義がちゃんとあるのかと担当者にも聞いたのでありますが、一般的にきちっとした、インターナショナルスクールはこういうものでというのはないんですね。民族学校とか、そういう表現はしていますけ...全文を見る
○河村副大臣 これも、確たる定義はありません。ただ、それぞれの国においてその国の教科書を用いてその国独特の教育をやっているということしかないわけであります。それを称して、これもやはり外国人学校ですね。
○河村副大臣 私も、陳情をお受けしたときに、それはそれぞれ民族が違うといえども、子供の教育の問題ですから、できるだけ共通の基盤に立って考える必要があろう。したがって、インターナショナルスクールといえば日本人でないというふうに考えるのが普通でしょうから、これは、できるだけ土俵は同じ...全文を見る
○河村副大臣 結論から申し上げますと、これも条件を付して認めるという方向でございます。  これは、確かに御指摘のように、営利性の高い株式会社じゃなくて非営利性のNPOをなぜということもあろうと思いますが、ただ、NPOの場合には認証でありまして、どのような形のNPOが出てくるかわ...全文を見る
○河村副大臣 太田委員御指摘のように、この法律ができまして、読書に関する関心も高まったし、学校現場でも積極的に取り入れられるようになったということで、ありがたく思っておるところでございます。  特に、その一番もとになる学校図書館をいかに整備するかということがこれからの課題でござ...全文を見る
○河村副大臣 太田委員御指摘のとおり、教育の成果の多くは教員の資質にかかっている、このように考えておりますので、できるだけ優秀なといいますか、質の高い先生が多くあることが望ましいし、当然必要なことでございます。  したがいまして、資質面、いわゆる知識面だけの先生では困るわけであ...全文を見る
○河村副大臣 この点についてもっと我々研究しなきゃなりませんし、そういう方向で私は導入すべきではないかと思いますが、授業の評価という問題は、これはまたやり方もいろいろあろうと思いますね。どういう形が一番望ましいか、これはもうちょっと我々は研究する必要があろうと思います。しかし、や...全文を見る
○河村副大臣 養護教諭の配置については、年次定数改善の中で整備をいたしておるところでございまして、あとわずかでございますから、一遍に三百人ほど、ばっとふやせれば一番いいわけでありますが、なかなか現状の予算措置等では、そうはいきません。  しかし、ここまで来たことでありますから、...全文を見る
○河村副大臣 これからも養護教諭の確保に努めてまいるわけでございますが、今児玉委員御指摘のようなケースについては、やはり優先順位を高めていくべきであろう、こういうふうに私は思います。これから過疎化も進みますので、また小中連携のこともございますが、そういう学校がふえていくだろう、こ...全文を見る
○河村副大臣 今の新しい指針の改定がされたということでございますが、これにつきましては、学校施設整備指針策定に関する調査研究協力者会議というのがございまして、そこでいろいろ議論をいただいた中で、こうした学識経験者の皆様方から、保健室のカウンセリング機能を高めるためには、やはり子供...全文を見る
○河村副大臣 中山委員御指摘の、お話しの点というのは、私も理解をするもので、これがよく言われる、昔はもっと地域の教育力が高かった、これもやはり崩れたということがそういうことを事前に防げなかったような原因の一つであろうというふうに私も感じているわけでございますが、今おっしゃるスクー...全文を見る
○河村副大臣 中山先生のおっしゃるような体制を、いわゆるきちっとした制度化的な形では今スクールカウンセラーというのがあります。それから、準スクールカウンセラー。この準スクールカウンセラーも、今いわゆる準という名前をつけておりますが、現実にはそういう心理学を学んだ人とか、お医者さん...全文を見る
○河村副大臣 委員おっしゃるように、少子化時代を迎えて、今までと同じように学校をつくれば学生が集まるという時代ではなくなっていくと思います。したがって、私学は当然個性を出さないと、そして教育内容というものを魅力あるものにしなければ、生きていけない。これは、御案内のように、今度国立...全文を見る
○河村副大臣 かなりそういうお話は新聞等にも出ましたし、御批判をいただいたんですけれども、これは、ゆとりというのが何か緩みのようにとられた、ゆとりだからそんなに勉強しなくていいんだというふうにとられたんではないかという懸念があったものですから、これは大臣の方から、そういうことでは...全文を見る
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○河村副大臣 これまでの文部科学省の対応というのは、今大臣説明いたしましたように、それぞれの連絡網を整備して、例えばテロがあった場合でも、これが核に関することなのか、どういう内容なのかということを、それをABCと分けるまでの対応は考えておるわけです。しかし、ミサイルが飛んでくると...全文を見る
○河村副大臣 御指摘のように、全体のレベルを上げていくということはまた非常に大事なことだと思いますし、私も、今回のCOEの結果ができるだけ地方にもいいものを引き出していくという姿勢があるといいなと思いました。しかし、ただ一方の目的は、今回のCOEを考えたときに、やはり世界というも...全文を見る
○河村副大臣 在職年数、進路指導主事の問題について御指摘がありまして、調査をいたしました。これは、いわゆる学校基本調査とか学校教員統計調査というきちっとした調査事項に入っていなかったものでありますから、都道府県の教育委員会を通じて抽出調査ということになったわけでございますが、これ...全文を見る
○河村副大臣 委員もメンバーとして御指摘をいただいております。私もその一員でもございまして、この問題については承知をいたしておりますし、促進をいたしたい、こう考えておるところでございます。  特に、補助率の引き上げの問題については、もっときめ細かいやり方もあろうとは私も思います...全文を見る
○河村副大臣 これは国土交通省、特にヒートアイランドの問題もございます。芝生は学校もございますが、屋上のビルなんかにもするというのが今方向づけになっておりますので、含めて各関係省庁ともしっかり連携をとりながらやっていかなきゃなりません。これは、さっき申し上げましたように、芝の管理...全文を見る
○河村副大臣 私も教育基本法の見直しについては特命をいただいておりますので、その点について私の考えも述べさせていただきます。  これは端的な質問で、教育基本法を変えたらすぐ今の教育がよくなるかと言われて、すぐよくなりますと言える今の現状にあるかどうか、これは考えはいろいろあると...全文を見る
○河村副大臣 山井委員が子供の目線に立って、あるいは特に支援を要する子供たちの立場に立って、教育問題を初めとして、さまざまな問題について積極的に御提言、御指摘をいただいておりますが、このことに敬意を表したいというふうに思います。  芝生化の問題、確かに日本はまだ非常におくれてお...全文を見る
○河村副大臣 山井委員御指摘の点は大いに進めなきゃいかぬ視点でございまして、特に余裕教室をいかに活用するかということは、これからの大事なことになってきております。  現在、余裕教室がまるであいた状態になっているかというと、かなり活用されていることは間違いないようですね。ただ、御...全文を見る
○河村副大臣 今の、福祉の点からもというお話で、最近、エレベーターがまだバリアフリーが少ないんです。これも、これはやはり首長さんの姿勢、教育長さん方の考え方もあろうと思います。その辺はやってもらわなきゃいけませんが、例えば、その学校に障害者はいないけれどもエレベーターをつくっても...全文を見る
○河村副大臣 山谷委員御指摘のように、子供たちにとっても、動物、小動物を通じて命の大切さとか優しい心を養う、うまくやれば非常に効果がありますが、失敗をしますとまた逆に反動も来るわけでございますので、やはり適切な飼育をやるということが大変大事だ、私はこう思っております。  マニュ...全文を見る
○河村副大臣 このための特別な予算という形で今のところ出てきておりませんが、やはりこれは動物愛護という観点からも必要なことでございますから、今後、都道府県の教育委員会において動物飼育に関する教員の研修会等を開催する、これには当然予算が必要になってくるでありましょうし、それから獣医...全文を見る
○河村副大臣 私も、御指摘のとおり、教員研修の一環に、今おっしゃるように九七%、もうほとんどの学校で小動物を飼っているという前提にまず立たなきゃなりませんから、当然、教員研修の中にこの動物愛護のこと、動物飼育のことは入れる必要がある、こう思いますので、これが徹底するように努めてま...全文を見る
03月12日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
議事録を見る
○河村副大臣 御案内のように、中央教育審議会、今大詰めを迎えておりまして、最終取りまとめをいただいているというところでございます。私も副大臣として中教審にも出させていただいて、その中に前事務次官が臨時委員として入られたということ、私は、この中教審の議論を最終的にお取りまとめをいた...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のとおり、日本国憲法の第二十六条に、「すべて国民は、」こうなっておりまして、法律の定めるところによって、その能力に応じてひとしく教育を受ける権利を有して、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う、こう定めてあるわけでございまして、そして、義務教育は...全文を見る
○河村副大臣 これも憲法の精神にのっとって、教育基本法がそこのところ、あるわけでございまして、「国民は、その保護する子女に、」ということでありますから、国内に居住する外国人については、先ほども申し上げましたように、就学させる義務は負わないということでありまして、外国人の子女の方々...全文を見る
○河村副大臣 義務教育について、一番の根幹は、国が憲法及び教育基本法にのっとって全国どこでもあまねく一定水準の教育を無償で受けられるようにする、このことが国としての重要な責務であるというふうに考えておるところでございます。  この義務教育の実施主体というのは市町村、いわゆる地方...全文を見る
○河村副大臣 委員の御指摘のとおり、片山大臣の方からといいますか、総務省の「地方財政の構造改革と税源移譲について」という試案が出されて、そういう方針が打ち出されたわけでございます。これは五月二十一日だったんですが、これに基づいて六月二十五日に閣議決定をいたしたものが、経済財政運営...全文を見る
○河村副大臣 本件については、町村大臣の当時、副大臣としてもあなたとも議論したことでありますので、ちょっとお許しをいただいて立たせていただきますが、私は、山口委員の言われることについて大いなる共感を抱いております。  ただ、財政的な問題もあるし、それに向かって我々はもっと努力し...全文を見る
○河村副大臣 前回といいますか、前のときに児玉委員から御指摘があって、私が御答弁し、そのことを大臣も文部科学省の方針としてお認めいただいたわけでございます。  したがいまして、義務教育が、地方がまさに法令に基づいて実施しなきゃいけない事務という位置づけもございますし、そのことを...全文を見る
○河村副大臣 御指摘のとおり、全くという意味が、国の政策を進める上でそれぞれ意味を持っていると思いますけれども、根本的に、いわゆる負担金と、地財法十六条で言う補助金とは違うものであるという認識でございます。
○河村副大臣 委員御指摘のとおり、栄養職員であれ、そして事務職員等々、学校現場で今頑張っておられる皆さん方は、まさに教育を進める上での基幹的職員であるという基本認識に立って進めておるところであります。
○河村副大臣 パラドックス的におっしゃったわけでありますが、これは、基本的な負担金の考え方を進めていく上で、国の財政のあり方を今後変えていこうという一つの大きな流れの中にあることも事実でございます。  私は、国の根幹をどこまで持つかということ、これは教育の根本にかかわる問題であ...全文を見る
○河村副大臣 これまでございません。
○河村副大臣 今回の見直しによって、委員御指摘のように、地方の負担分八分の一という数字が出てまいりました。これの問題は、この償還がどうなるかということだろうと私は思うのであります。それで、十五年間、五年間据え置きで償還をされるとなっておりまして、個々の都道府県が一般会計から支出す...全文を見る
○河村副大臣 この問題について総務省側ときちっとした取り決めを交わしているかと言われると、それはいたしておりません。  数字の上で今御指摘のあった格差が生じるという問題、これは数字の上で想定できることであるというふうに考えておりますが、それも踏まえて、我々としては、全体の地方財...全文を見る
○河村副大臣 これは、今から最終的に答申をいただく段階になってくるわけでございますから、当面、教育段階でいろいろ問題にされていることがそこへ一応入っているというふうに思いまして、これは今中間報告をごらんになっておっしゃったと思いますが、我々、最終の答申を見た上でさらに検討しなきゃ...全文を見る
○河村副大臣 委員の方からお話がございました高須小学校の慶徳和宏校長先生の自殺については、まことに痛ましいことであるというふうに考えております。  委員もお触れになりましたけれども、広島県の教育委員会から、自殺の原因等については現時点ではまだ明確なことは不明なのでありますが、引...全文を見る
○河村副大臣 おっしゃるとおりでございまして、今の御指摘を踏まえて、これからの対応をしっかり図ってまいりたい、このように思います。
○河村副大臣 我々、義務教育費国庫負担の問題の根幹を守っていくという姿勢は全然変わっていないわけですね。  問題は、このままずるずるいくと、午前中にも申し上げましたけれども、まさにひさしだけ取ればいいというのが本体までなくなってしまうのではないかという御心配、そのことは、大臣も...全文を見る
○河村副大臣 この問題は、今回の交付税措置でやった部分についても、最終的に詰めていくと、午前中にも議論がありましたが、八分の一の地方負担が出るじゃないかという問題にぶつかったわけですね。  私は、この問題が、最終的には地方に、何のことはない、しわ寄せがいくということにならぬよう...全文を見る
○河村副大臣 先ほども私、ちょっと触れたんでありますけれども、これは、こういう形で二分の一を交付税、特例交付金でやるという、制度としてはありますけれども、やはり根幹は税源移譲のことがきちっと担保されない限りは真の担保にはならない、私はこういうふうに思います。  ましてや交付税と...全文を見る
○河村副大臣 まさに委員御指摘のように、今回のそうした交付税措置等の扱いの中で、さらに具体的に義務教育に関する地方の自由度を高めるということが必要になってくるわけでございまして、定数の標準法の範囲内で都道府県が判断をして学級編制等が弾力的にやれるようにするとか、メニューごとに定め...全文を見る
○河村副大臣 これは、御指摘を受ける面からいえば、財源論が優先したんではないか、教育論が後回しになったんではないか、こういう御意見だと思うんです。  ただ、私は、先ほどちょっと申し上げましたが、教育の根幹は国でありますけれども、教育を実施しておるところはまさに地方にあるわけであ...全文を見る
○河村副大臣 これは非常に難しいといいますか、それは入っているお金より出る金が多かったからだんだん財政が厳しくなったということだと思いますけれども、ただ、日本の経済が右肩上がりでずっと来た、そのことの一つのツケが今日来ているんだと思いますね。  現に、経済、これだけ大きくなった...全文を見る
○河村副大臣 前の委員の皆さんにもお答えをしたとおりでありまして、きちっとした教育ができるために税金が教育にきちっと使われるという前提は、三位一体の中のこの税源移譲の問題も含めてというふうに考えておるわけでありまして、やはりこれがこの問題の一つの担保になっているということは間違い...全文を見る
○河村副大臣 私からもお答えさせていただきます。  先ほど来大臣も御答弁申し上げておりますように、教育問題、特に義務教育の保障の問題が財政論的なものから出ていることについては、私も非常に危機感を抱いておるところでございますし、財政諮問会議等の議事録等の中、あるいは漏れ聞こえてく...全文を見る
03月14日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
議事録を見る
○河村副大臣 さきに朝鮮人学校の皆さん方も書面を添えて私のところへお見えになりまして、私は、インターナショナルスクールについて広く考えたらどうだという閣議決定等も踏まえて考えたときに、これは別の要請もあったわけですね、企業誘致とかいろいろな要請もあって、日本へ来たとき子供たちがき...全文を見る
○河村副大臣 山元委員御指摘のとおりで、三大臣合意は、「平成十六年度予算編成までに結論を得る。」こうなっておるわけでございます。ということでありますから、まさに今後検討しなきゃならぬわけでございますが、あくまでもこれは、適切な財源がきちっと確保される、措置されるということがその大...全文を見る
○河村副大臣 事務職員、学校栄養職員、従来から教員とともに学校の基幹的職員である、この認識は微動だにいたしておりませんで、これからもそういうことでなければいかぬ、また、それでないと学校そのものが成り立っていかない、こういう思いでございます。  特に、今御指摘のありました学校栄養...全文を見る
○河村副大臣 一番我々身近に感じる例といたしましてはアメリカの例があるわけであります。これは、州によって教育を、随分権限を移譲して州でほとんどやれるようにしたところが、各州によって財政状況によってすごく格差がついた。今度はその修正のために大変な思いをするし、先生の確保も大変な思い...全文を見る
○河村副大臣 この義務教育費国庫負担分を全額地方にということも検討課題に入っている、これは三大臣の合意にもちゃんと書いてあります。しかし、私どもでやっております、少なくともその最低限はどこなのかということ、これは今、二分の一ということで来ているわけです。私は、この二分の一というの...全文を見る
○河村副大臣 これまでこういう形できちっとやらせていただいておりますし、そのことによって、義務教育のいわゆる標準といいますか、水準といいますか、それがきちっと守られてきているわけでありますから、私は、これをきちっと守ることによってこれが維持できる、このように確信をいたしております...全文を見る
○河村副大臣 いろいろな切り口があるんだろうと思いますけれども、今一番、皆さん、我々が心配していることは、やはり子供たちが学ぶということに対する意欲を失っている、いわゆる目標を持たないといいますか、これは私は、大きな社会的な要因があると思うんですね。  日本が戦後、右肩上がりの...全文を見る
○河村副大臣 もちろんそれだけが、それもその大きな要因の一つだと思いますが、それは強いて言えば、佐藤委員がいつも指摘されますように、国家ビジョン、日本の国づくりをどうしていくんだというものがもうひとつ明確でない、これは今、我々、まさに見つけ出さなければいかぬ。小泉総理が、日本の構...全文を見る
○河村副大臣 私は、やはり教育の原点というのは、生まれたときからスタートするわけでありますが、家庭にあるというふうにずっと思ってきております。ただ、我が身を振り返ってそんな大きなことを言えるかと言われるとじくじたるものもありますが、そこからやはりスタートしております。  日本が...全文を見る
○河村副大臣 給与費ということになりますと、さっき大臣も答弁いたしましたように、この場合の給与費というのは、さっき大臣が説明された、いわゆる狭義といいますか、退職給与を含まない、退職手当を含まない考えで、私はこれが給与費であるというふうに考えます。  退職手当については広義の給...全文を見る
03月18日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 平成十五年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成十五年度予算の編成に当たっては、厳しい財政状況の下ではありますが、我が国が真に豊かで成熟した国として発展し、国際的にも貢献していくためには、教育・文化立国と科学技術創造立国...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
議事録を見る
○河村副大臣 私も、今平野委員御指摘の点については、日本の薬学をもっと高度化する必要があるということを痛感いたしました。いたしましたというのは、関係者等々の御意見等も伺いながら思ったわけでございます。  例えば、卑近な例として、外国で活躍しているスポーツ選手、実は、これはもうは...全文を見る
○河村副大臣 今、厚生労働省の方からもお話がございましたが、薬学教育を高度化して六年制の方向というのは、これはもう、一つの方向が出されておるというふうに理解をいたしております。  特に、今後進めていく上で一番の問題は、もちろん、薬剤師の道、創薬の道、この議論もありますけれども、...全文を見る
○河村副大臣 協力者会議で取りまとめをいただくわけでございます。最終的なまとめが秋ごろという話になっておりますが、夏には基本的な中間報告をいただくということでございますから、それを見ながら、このままでいけば、これは最短をとっての話でありますけれども、この関係法案、最終的には法律に...全文を見る
○河村副大臣 前回の委員会の際にも御指摘があったことでございますが、どういうことが想像されるか、何か日本が攻撃を受けるようなケースがあるのかどうか。現時点で考えられるのは、テロが発生するのではないかということであって、私は、これは各省庁一斉に、この問題についてはそれぞれ関係省庁が...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のとおり、昭和四十年代に、医師の養成ということで、人口十万人当たりに医師数百五十人という目標が、いわゆる医科大学、医学部も含めて、設置調査会から示されておりまして、またその中で、経済社会基本計画においても、とにかく全国の県で医学部あるいは医科大学のない県は...全文を見る
○河村副大臣 委員おっしゃるとおりで、年次計画、一遍に全部というわけにいかないので、何カ年計画を立てて、今日、今回の北海道大学等々で完成をするということになったわけでございまして、一遍に全部やれればそれでよかったんでしょうが、いろいろな各大学の事情もあり、検討をしながら進めていっ...全文を見る
○河村副大臣 お答えする前に、先ほど私答弁いたしました、医療技術短大の転換の話であったということでありました。失礼しました。  今委員御指摘の、今の大学改革の大筋の問題、これは国民の皆さんも、やはり今の大学教育を見ているときに、ともかく大学にやればいいということで、親の方もそう...全文を見る
○河村副大臣 確かに東京に十五の国公立大学が集中しているということで、確かに数の上からは多いわけでありますが、これをちょっとよく見ますと、都立大学が若干総合大学の傾向がございますが、あとはそれぞれの専門分野を持った単科大学だということでありまして、それはこういうものが地方にわっと...全文を見る
○河村副大臣 東京にあります十五の大学も含めて、それぞれの大学が歴史を持って発生をしていったものだと思います。しかし、改めて日本の国土全体を考えるそうした構想から考えますと、やはりこれは全体の日本の国土形成、それから過疎過密なく国土を発展させていくという視点に立った場合には、私は...全文を見る
○河村副大臣 これから国立大学も法人化してまいりますし、各大学ともその活性化にいろいろ知恵を絞っておられる段階でございまして、そうした中で、任期制の導入ということは、一つのこれからの活性化の大きな課題になっておるわけでございます。  ただ、任期制を導入するかどうかというのは一義...全文を見る
○河村副大臣 今回の大学改革は、まさに中西委員の御指摘のように、そうした懸念をむしろ取り払う意味で、まさに大学が自主的にみずから大学改革を行う方向が必要なわけでありまして、これを文部科学省の命令一下やっているんだというふうに言われるとあれでありますが、文部科学省としては、これまで...全文を見る
03月20日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) このたびの慶徳校長先生の、自殺でお亡くなりになったと、大変痛ましいことでありまして、残念に思っておるところでございます。  今、委員御指摘の点は、私、非常に重要な点だというふうに思います。  就任に当たっては、やはりその学校の特性といいますか、やっぱり...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) この方の請願書を私、実はこの十一月にお出しになったときにはもう衆議院の委員はやめておったものでありますから、副大臣に入っておったものでありますから気が付きませんで、山根先生の御質問があるというのであの本もちょっと拝見をさしていただきまして、よくまああれだけ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私はちょっと舌足らずの面があったと思いますが、これは国の機関に掛けて調査をしてという意味じゃなくて、むしろ委員が御指摘のように、いわゆる一般の研究、こうした研究が出たことに対してどう取り上げていくかということであろうと、私もそういうふうに思います。  た...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) NPO法人の制度設計といいますか、これ学校経営ということで考えますと、やっぱり大臣がさっきちょっと懸念を申されました安定性とか継続性とか、そういう点で若干の懸念もある。しかし、一方では柔軟といいますか、非常に機動的な活動もできるような、なっております。 ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 今回の特区でこの特例を認めるということに当たっては、おっしゃるように、学校経営を継続的、安定的にやってもらわなきゃならぬということでありまして、学校を設置するNPO法人の要件として学校経営に必要な資産を保有することなどを求めるということもございますし、さら...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) NPO法人、特定非営利活動促進法という法律になっておるわけでございますけれども、都道府県知事の認証を受けた特定非営利活動法人、あるいは全国的にあるのは国の方へ上げるようになっておりますけれども、その際に、暴力団の関連団体等はそもそもこのNPOの法人の対象、...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 御指摘の点は省内でも相当議論のあったところでございます。  ただ、特区の性格上といいますか、地方公共団体に特別なニーズがある場合の株式会社、それから不登校児等、特別な配慮を要する児童生徒、これを認める、その方向の段階で、これは御案内のように最終的な認定は...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 仲道委員御指摘のような形で、近年、各教育委員会で数値目標を掲げて、そして生徒指導上の諸問題に取り組んでいるということも承知をいたしておりますし、今御指摘の学校図書館においても、一定の本を読破することを目標にして、卒業までに何冊を読みなさいとかいうようなこと...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 突然のと言うとあれでございますが、スポーツの話は想定をいたしておりませんでしたが、スポーツが持つ子供たちの成長への大きさといいますか力といいますか、これは私は非常に大きなものがあると思いますね。スポーツによって、それはもちろん身体的なものもありますが、心身...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 熱血漢らしい大仁田先生のお話でありまして、私も全く同感でありまして、今の教育で問題なのは、学校の教育力も落ちたんではないかという指摘はありますが、家庭の教育力と、それからやっぱり地域で子供を育て上げるといいますか、気が付いたら、もし子供が悪いことしたら親が...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私も昨年十月、副大臣に就任して以来、審議会の審議のあるときはできるだけ出席をしておりまして、今御指摘のような議論がありました。一方の方は、もうこの時代にこういうことを言う必要はないんじゃないかという御意見と、しかし今大事な改正をしているときに国民の皆さんに...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 国を愛する心ということになりますと、「自らの国や地域の伝統・文化について理解を深め、尊重し、日本人であることの自覚や、郷土や国を愛する心の涵養を図ることが重要」と、こういうふうに書いてあるわけでありますが、答申に述べられておるのでありますけれども、これから...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 日本人として全員が右へ倣え、日本の国を愛しますと、そういうことをこの教育基本法の中で言っていると私は、改正の問題で言っているとは思いません。  これは、日本がこれまで培ってきた歴史、伝統文化、そういうものでやっぱり日本人として意識をすること。だから、私は...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私も、全部ではありませんが、昨年の十月就任以来、できるだけ基本部会、総会に出ております。その中で、少なくともその中では、学校教育法の中でこうなっているという議論は私の残念ながら記憶にはないのでありますが、我々党の方にもこういう勉強会がございまして、その中で...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 審議会等の設置の根拠でございますが、平成十三年一月の中央省庁等改革の一環として審議会等の整理合理化が行われまして、原則として政令に設置根拠を置くことというふうになったわけでございます。  このために、旧文部省においては文部省設置法の第七条に規定をされてお...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 有村委員御指摘の点でございますが、政府において地方分権改革推進会議などの意見、国の関与をできるだけ縮小して地方の自主性を持たせる、拡大していこうという観点から、国庫補助負担金の整理合理化といいますか、この検討が今進められておるわけでございます。  その線...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 有村委員の御指摘の点、文部科学省の方もあの調査結果は掌握しているわけでございまして、昨年度の文部科学白書にも一部載せたりいたしながら、この問題に取り組まなきゃいかぬと、こう思っております。  委員御指摘のように、私は、他の人々に劣らず価値のある人間である...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 今、有村委員御指摘の点は、中教審のいわゆる教育基本法の諮問におきましてもいろいろ議論をされたところでありまして、もっと子供たちが自ら学ぶ、自分が学ばなきゃならぬ、そういうことをもっと意識する必要がある。その前提には、やっぱり家庭の教育というものが非常に大事...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 本会議場でもかなり私ははっきり言っておられると思ったわけでありますが、ただ、本会議の場合にはかなり時間的な制限といいますか、も求められておったりして、そういう点でゆっくり、自分の言葉でゆっくり語るという雰囲気でなかったという点については、そういうふうに佐藤...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 様々な教育問題を抱えておるわけでございますけれども、今、草川委員御指摘の不登校問題は、正に文部科学省が抱えた喫緊の課題であり、確かに、勧告はいただきながら、むしろ増えているという現況がある。これに対しては、やっぱり相当力を入れて取り組んでいく、特に官民一体...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私は、副大臣に就任する前に招集ありまして、森元総理を中心にこの問題については断固根幹を守っていくということを皆、確認、何度もしたことでございまして、それを文科省に対しても、この根幹をきちっと守るということは、きちっと我々も申入れをしたところでありまして、そ...全文を見る
03月26日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 私も大仁田委員言われるとおりだというふうに思います。国会議員、国のために死ねるかという思いがやっぱり必要だというふうに思いますし、またそういう思いでやっていかなきゃいかぬと思います。かつてよど号事件があったときに、山村新治郎先生が身代わりになって乗り込んで...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 大仁田委員御心配のいわゆる不登校児、あるいは特にそういう子供たちが持っている心の病といいますか、そういうものにどう対応するかということで、文部科学省はかねてからといいますか、まず授業が分からないと不登校児が増えるという思いもございますし、それから特に今御指...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私も、阪神大震災のあのケースがあって、若い人たちも非常にそういうことに参加して、助けなきゃいかぬという思いになられた。もっとああいうものをずっと伸ばして、教育の現場でそういうことをもっとやるべきだろうと、こう思っておりまして、実は委員会で福祉教育、ボランテ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 大仁田先生、今言われたことは私も基本的に大賛成で、奨学金の考え方も、親がとにかく奨学金を出してやるというんじゃなくて、また親が借りてやるというんじゃなくて、学生、特に大学生ぐらいになりますと、自己責任といいますか、そういうものをきちっと果たしてもらう必要が...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 山本委員御指摘のとおりで、いわゆる教員の皆さんがいかに頑張るかということは非常に大きな要素だと、中途退学者を減少させる意味で、私もそういうふうに、全くそういうふうに思います。  それで、これは教員の方々がやっぱり子供たちといいますか生徒たちにとってまず魅...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) どのぐらいそれによって耐震の補強ができるかということなんですが、今耐震性に問題があると推計されているいわゆる学校の棟数ですね、全体の四三%の五万七千棟あると言われておるんです。今回の予算を執行することによって約そのうちの四千百棟、そうするとこれ、一割にも行...全文を見る
03月27日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) ちょっと一言でなかなか言いにくい点もありますが、私も子供を四人育てまして、直接的にそういう質問に遭った覚えはありませんけれども、ただ、私は、もしそう言われたら、あなたは日本に生まれてこんな豊かな、お金があったら何でも買えるし、今豊かな国になっているけれども...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 後藤委員の幼児教育がいかに大事かということ、私も身にしみて感じております。そのために、幼稚園で教えている立場の幼稚園の教員、教諭、この方々がやっぱり立派な資質を持ってしっかりとした幼児教育をやっていただく、これはもう非常に大事なことでありますから、この点を...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 幼稚園がやっぱり地域に開かれたものである。私は幼稚園関係者の皆さんとも非常にお会いする機会が多いわけでありますが、その中で一番申し上げるのは、やっぱり幼稚園というのは子供の場でもあるけれども親の場であって、親と子が一緒になって学ぶ場であってもらいたい。その...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 御指摘のとおりの結果を伺っておるところでございまして、私も大変懸念をいたしております。  交付税措置の性格そのものが、各地方自治体において自由に使ってもらいたいというのが総務省、旧自治省からのあれで、我々としては、政策官庁としては、それが計算根拠になって...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 教師というと、私はすぐ思うのは、私は山口県でございまして、萩の松下村塾、吉田松陰先生、田舎では松陰先生と、尊敬の念を持ってこう呼んでおりますが、でありまして、これは義務教育段階ではありませんけれども、塾生、わずかばかりの塾生でわずかな期間でありましたけれど...全文を見る
03月31日第156回国会 参議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 藤井委員御指摘のとおり、これ、薬学教育の高度化というのは非常に大事な問題だと私も思っておるわけでございます。  協力者会議の方でございますが、もう既に昨年十月から七回開催をいたしておりまして、これまでの薬学教育のカリキュラムの問題あるいは実務実習の問題、...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 今、藤井委員御指摘の点、私もお聞きしている部分でございます。  ただ、今、医学部、歯学部の削減の問題については、これまでも力を入れてきて努力をいたしておるところでございますが、薬剤師の需給の問題が、確かに今厚生省の検討会が御検討いただいたわけでございます...全文を見る
04月02日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
議事録を見る
○河村副大臣 岸田委員も私の前任の副大臣でおられて、この中央教育審議会に対する諮問におきましては、副大臣でいらっしゃったわけでありますから、そこまでの事の経緯については今お話しのとおりでございます。  文部科学省といたしましては、先ほど委員御指摘のように、教育基本法の改正を期待...全文を見る
○河村副大臣 確かに、時代の変化といいますか、あの終戦直後の状況と今の状況を考えたら、大きく変化していることは国民の皆さんも承知しておられるわけですね。あのときの日本を、新しい国づくりをしようという形でこの基本法が設けられたんですけれども、さっきの議論でもありましたように、現実問...全文を見る
○河村副大臣 卑近な例であれでございますが、確かに学習指導要領等では道徳教育のことも含めてそういうことが書いてあることは承知しておりますが、では、具体的にどうしていくかというときに、私は、今斉藤委員がこれが大切なことだということはわかるとおっしゃるならば、大切な、これはこれから教...全文を見る
○河村副大臣 私も、中教審にも参加といいますか、意見を拝聴しておったのでありますが、委員の中には、そうしたことに対して、今このときにもうそんなことを言うのはやめようじゃないか、もうそれは乗り越えたんだという意見と、今斉藤委員がおっしゃったような意見があって、やはりこれはそういうこ...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のとおり、教育基本法が教育にかかわる基本的な根本法であって、憲法にのっとってとこうある、その趣旨というものは、我々も理解をしておるところでございます。  ただ、教育基本法は、さはさりながら教育の全体に及ぶ問題でございますから、やはり文部科学省に責任がある...全文を見る
○河村副大臣 中間報告においては、まだ意見が集約されないで引き続き検討するというところがあったわけでございます。その後、公聴会等も行われまして、国民の意見を広く聞く、あるいはパブリックコメントを求める、いろいろなことをやりながら来たわけでございます。  具体的には、その前文のこ...全文を見る
○河村副大臣 私も、親からあるいは学校現場で直接愛国心の定義について学んだ覚えはございませんけれども、いろいろな人生の社会体験を通して、これだなと思うことが一つ二つあるのであります。  一つは、私は教師像のときにもちょっと申し上げたのでありますが、私のふるさと萩には、明治維新の...全文を見る
○河村副大臣 教育の成果といいますか、一つの方向に向かって、成果というのは、きょうやったらあしたできるものではないということは鎌田委員も御承知のとおりで、我々もそう思っております。いろいろ御指摘をされておる教育上の問題というのは、やはり長い時間かかって今日までできてきたものですか...全文を見る
○河村副大臣 さっきも触れましたように、私は、教育問題というときには、御指摘のような喫緊の、今の当面の課題と、そしてその根本的な理念、そういうものが相まっていくと思うんですね。だから、この答申を拝見いたしましても、この基本理念というものは大事にしながら、そしてやはり今の時代に合う...全文を見る
○河村副大臣 失礼しました。  日本の最近の環境基本法を初めとする基本法についてと言ったつもりです。失礼しました。
○河村副大臣 このことは先ほど岸田委員にも御答弁申し上げましたが、その整合性もありますから私が答弁させていただきます。  これは、答申を受けて、法律のことですから、立法化の方向というのは我々考えておりますが、このことについては与党がまず先議になりますので、与党と十分協議の上で、...全文を見る
○河村副大臣 与党の御協議の中で方向づけはされるものであろう、こういうふうに思います。
○河村副大臣 そういうことであります。
○河村副大臣 教育振興基本計画については、これから早速中央教育審議会の専門部会にそれぞれおろしまして、さらに深めた議論をしていただきますので、並行的にこういうものはできていくと思いますね。この基本計画そのものは法律ではありませんけれども、当然それと並行してできていくものである。 ...全文を見る
○河村副大臣 そういうことです。
○河村副大臣 これを言うと先ほどのいろいろな基本法との兼ね合いが出て、それと重きが違うというお話になりましょうが、これは基本法に、それぞれの基本法、今十六ぐらいありますか、閣議事項であるものとそうでないものがございます。これからの検討事項であるというふうに思います。
○河村副大臣 手順のどこがおかしいと言われるんですか。教育投資のことも含めて、これは法律には書きませんから、やはり基本計画の中にこういう形でやっていくというふうに入っていくだろうというふうに思いますから、手順としては別におかしくないと私は思うんですが。
○河村副大臣 私も、今鎌田委員のお話を聞いていて、この教育基本計画そのものが閣議決定になじむことなのかどうなのか。まさにおっしゃるように、教育のあり方を、上からというんじゃなくて、今は地方分権の時代でもありますし、基本計画が決まったらそれにのっとってやるということ。これまでも教育...全文を見る
○河村副大臣 答申に至るまでの過程においてさまざまな議論がされたわけでございますけれども、戦後の教育改革というものが国民の教育水準を大いに上げた、そして日本の原動力になったんだということをまず評価しながら、一方では、しかし現実に、今委員も学力低下というような御指摘がございましたけ...全文を見る
○河村副大臣 教育基本法を見直したら今のこの事態がすぐ好転するという結論にはなっておりませんし、私もそう思っておりません。  しかし、この戦後の半世紀を振り返ってみて、社会全体も大きく変わっているこの変容の中で、教育の根本から見直していく、これはやはり重要な課題だという認識のも...全文を見る
○河村副大臣 教育基本法改正にエネルギーを注ぐことにどれだけの意味があろうか、こうおっしゃっておりますが、教育問題に取り組んでおられる肥田先生の御意見としては、私もちょっとがえんじ得ないところがありますけれども、教育基本法そのものの、特に前文の項目については、先ほど来御答弁申し上...全文を見る
○河村副大臣 答申においては、教育基本法の改正に取り組む、そして教育基本法の改正の趣旨が教育制度全般に生かされるように、学校教育法、社会教育法などに定める具体的な制度のあり方やそれから学習指導要領、そういう教育全般にわたって見直しを行うことが必要であるというふうに提言をされており...全文を見る
○河村副大臣 中央教育審議会でもこの議論はあったわけでありまして、これはおっしゃるとおり、英語に訳したり、中国語もそうだという御指摘でありますが、私もそのように思っております。  ただ、この教育基本法の見直しが、我々の苦い経験になった全体主義、国家主義的にならないようにという御...全文を見る
○河村副大臣 これは、中央教育審議会の方でこういう形で出てきておりますから、どのような形で担保すればいいかということになろうというふうに思いますが、今後これをさらに深めていく中で十分意を用いてまいらなきゃいけないことだというふうに思っております。今どういう形で、こうしたら担保され...全文を見る
○河村副大臣 今の教育現場で教育勅語と比較して教育をされているとは思いませんから、私も教育勅語で学んでおりませんので言葉の上からでしか考えられないのでありますが、同じかと言われるその趣旨が、道徳心そのものだけをとらえたら、道徳心に三つも四つもあるわけがありませんから同じものだと思...全文を見る
○河村副大臣 今委員御指摘のことも、それがそのままストレートということにはならないにしても、私はやはり、日本人がこれまでつくり上げてきた蓄積といいますか、歴史的につくられてきたもの、そして蓄積されたもの、あるいはさっきの、お祭りとかおっしゃった、ああいうような社会において共有され...全文を見る
○河村副大臣 大臣が決断をされて、もっと機会を拡大する方法はないかということで結論を出された、そのことは特定の外国人学校を排除するというものではない、これはもう当然のことでございまして、そんな議論が文部科学省の中にあるわけでもございません。  ただ、この問題点を整理したときに、...全文を見る
○河村副大臣 この問題は税制改正の視点からきたものでございますが、対日直接投資を促進して海外の優秀な人材を呼び込みたい、在日外国人の子女に対する教育上の環境整備を行うことは非常に重要であるという閣議決定も踏まえた形でこういう形になってきたわけですね。これは、このような観点で、政府...全文を見る
○河村副大臣 教育基本法改正に伴う諮問に対する答申に提言されておりますように、これはおっしゃるように、教育基本法を変えたら即教育がよくなるという考え方に立っていないと私は思いますけれども、しかし、今の教育のいろいろな現状を踏まえながらこれを改革していく、少しでもいい方に持っていき...全文を見る
○河村副大臣 私、この問題について、中曽根元総理とも若干話したことがございます。しかし、中曽根元総理の言われることの中にも、やはり日本の教育をよくしなきゃいかぬという思いはあるわけであります。ただしかし、憲法を見直すということは、これは憲法調査会でも真剣に今議論をされておるところ...全文を見る
○河村副大臣 この新聞は私も拝見いたしましたし、それから社説等も見てまいりました。先ほど鎌田委員もその点を御指摘なさったんですが、ニュートラルだと言いながら反対の意見だけを取り上げられたのでありますが、この社説の中には、この際、教育を根本から見直すべきだという意見もあるし、日本の...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のとおりだと私も思います。  いろいろな意見を踏まえてやるということが必要でございますし、中央教育審議会においてもいろいろな方々の意見を踏まえて答申をおつくりになったと承知もいたしておりますし、さらに、今、計画を今から立てるわけでございますが、全国におい...全文を見る
○河村副大臣 基本的な認識は、教育基本法の改正が先にあって、それと並行して教育振興基本計画があるということ、理念が先だという基本でありますが、この問題に入るに当たっては、委員の御質問があるということですから、後先の問題、確かに諮問とひっくり返って出てきているな、これは事実でござい...全文を見る
○河村副大臣 まず私から答えさせていただきますが、答申における公共という言葉は国家社会とほぼ同様に使われている、私はこう思います。  民主主義社会における国家社会、これは、国民にとっては好むと好まざるとにかかわらず受け入れざるを得ない存在として存在するという形ではなくて、国民一...全文を見る
○河村副大臣 先ほどの答弁と続きますので私が答えさせていただきますが、私、先ほどの御答弁の中で、今の日本社会においては、公共的なことといいますか、国家社会とかそういうことに対しては、だれかがやってくれるんだという意識が非常に強くて、自己主義が非常に蔓延している傾向が高い。ここでそ...全文を見る
○河村副大臣 中央教育審議会において不十分という言葉がなくなって、だれがそれを決めたのかというお話でございました。  私も就任以来、審議会に大部分出させていただいた中で、もともと、この中央教育審議会に諮問して教育基本法を見直してもらいたいということは、今の時代に何かまださらにこ...全文を見る
○河村副大臣 先ほど御答弁申し上げたわけですけれども、あの諮問によってもおわかりだと思うのですけれども、戦後の大きな変革の中で、これから日本の教育はどうあったらいいかということを踏まえて議論をしていただきたい、そしてその改正の方向を示してもらいたいということで述べたわけでありまし...全文を見る
○河村副大臣 さきの委員会で委員御指摘いただきました、青少年の万引きの問題でございます。  これが非常にふえておって、ややもすると社会の中に万引きぐらいなんというような風潮があることを私は大変ゆゆしき問題だと思っておりまして、これは、金額の多寡とかなんとかじゃなくて、そのことそ...全文を見る
○河村副大臣 少年非行の問題あるいは少年犯罪の問題、この問題については、かねてから警察庁との連絡をとってやってきているわけで、定期的な場を設ける必要があるというのは御指摘のとおりでありまして、これはやはり、警察庁と今相談をしておりまして、きちっとした協議の場を持つべきであるという...全文を見る
○河村副大臣 三月末といいますか、二十八日にいただいたばかりでございますけれども、委員御指摘のように、できるだけ早く現場がこの報告を受けて対応しなければいかぬということでございます。  その前段として、既にそういうことも想定し、予算におきましては、実は倍増といいますか、昨年度、...全文を見る
○河村副大臣 教育基本法の見直しの問題については、既に十五年以上前、臨時教育審議会のときにも、文部省内あるいは政党間等々、いろいろ議論があったところだと伺っております。先ほど新聞の記事もございましたが、中曽根元総理あたりのお話をお伺いしても、あの時点でもう当然取り上げるべきであっ...全文を見る
○河村副大臣 御答弁申し上げます。  その前に、ちょっと訂正させていただきます。先ほど、特別支援の問題で、LD児予算を、私、五千五百万円を九千五百万と申しましたようでありますが、これは、五千百万円を九千九百万に拡大したということでございます。倍増に近いものでございますが、訂正さ...全文を見る
○河村副大臣 憲法改正全体の問題について、私は、見直すべき点が多々あると思っております。ただ、教育基本法に関する部分の、教育の機会均等であるとかそういう部分については、私は、恐らく、この教育に関する理念というものは普遍的なものだというふうに思っておりまして、この教育基本法の中にも...全文を見る
○河村副大臣 私も、教育勅語のもとで育った者ではありませんけれども、これをまた読み返してみますと、確かに、この中に、人間が生きていく上で普遍的な真理といいますか、また、それを修養しなきゃいけない言葉があるわけですね。特に、父母に孝行を尽くして、兄弟姉妹仲よくして、夫婦互いにむつみ...全文を見る
○河村副大臣 私も、委員の御指摘のように思います。
○河村副大臣 私は今、党の方の特命委員会に直接入っておりませんので、その後、党がどのような方向でいくかということについては定かでございませんけれども、特命委員会の議論からいきますと、さまざまな意見があることも事実でございます。抜本改革、全然白紙にして全く新しい更地でつくるべきだと...全文を見る
○河村副大臣 教育ということを考えたら、そういう大きな広い視野からこの問題を考えていくという考え方というのは当然あり得ると思いますが、今、文部科学省として取り組んでおりますのは、現行の教育基本法の見直しという形で来ておるわけでございます。この見直しが制定されるならば、それを踏まえ...全文を見る
○河村副大臣 そういう議論があることを承知しておりますし、党内からもそういう話を聞いております。  ただ、さきの答弁、肥田委員のときにお答えを申し上げたのでありますが、これは、中央教育審議会の中で議論をしていただく中で、やはり愛国心という言葉にまだ戦前戦中の国家至上主義的なニュ...全文を見る
04月09日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○河村副大臣 武山委員御指摘のような、親が急にリストラで学校へのお金が払えないというような状況になったときのことでございますが、これに対応すべく緊急採用奨学金制度というのが設けてございまして、これは平成の十一年から既に採用いたしておるわけでございます。年間を通じて随時いつでも受け...全文を見る
○河村副大臣 実績がそういうことであったものですから、一万人の予算を組みました。実は、平成十二年度が八千七百三十六人、これまでの最高でございますが、所要額は三十六億という実例もございます。これをオーバーいたしましたときにはそれなりの対応をきちっとする、これは国の予算で対応するとい...全文を見る
04月15日第156回国会 衆議院 法務委員会 第7号
議事録を見る
○河村副大臣 先ほど答弁申し上げましたように、大学院の大学の自由、学問の自由を保障される、これはもう大前提に立っておるわけでございまして、この法科大学院が法曹教育の、法曹を養成する中のまさに中核になるわけでありまして、先ほど来お話しのように、理論的な教育とあわせて実務的教育をうま...全文を見る
○河村副大臣 法科大学院におけるいわゆる教員の方々がどのように管理運営に入っていくかという問題でありますが、実務家教員が法曹のバランスをとって法曹三者から出ていくということが本法の趣旨にあるわけでございます。  したがいまして、この法律に基づいて派遣をされる教員を含む実務家教員...全文を見る
○河村副大臣 この歯どめを法的にするというのは非常に難しい問題だと私は思いますし、もちろん、これは大学院といえども大学でありますから、大学の自治、大学の自由というのが、これはもう前提でなければならぬわけです。これが保障されるというのが前提でありますから、そして、この派遣教員は、も...全文を見る
04月15日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 鈴木委員も御指摘のように、これからそれぞれの大学、どのような形で個性を持って発展していけばいいかということ。それから、特に統合するような場合に、競争的環境の中でそれぞれの大学はうまくその個性が発揮、相まって発揮されるかどうか。それによって、要するに発展しな...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 鈴木委員も山口県にお勤めになっておりましたから地方の実情にお詳しいんで、今御指摘のとおりで、各県、国立大学とそれから県立大学を持っている県はたくさんあるわけでございますが、それぞれ個性を生かしながら頑張っておるわけでございますけれども、今後、更にそれぞれの...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 現在、日本の教員養成の在り方でございますが、いわゆる教員養成学部といいますか、単科の教育大学もございますけれども、そうした教員養成専門の学部、それに一般の学部からも教員は生まれておるわけでございます。そこで、特に教員養成学部は教員養成ということに特化をして...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 薬学教育の六年制の問題については、昨年の十月に薬学教育関係者等から編成をされる薬学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議というのを設けまして、そこでこれまで七回ほど会議を行われておるわけでございます。薬学教育のカリキュラムはどうあったらいいか、実務実習...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) いわゆる医療を直接担われる薬剤師の皆さんについては、かなり高度な学問、研修、実務と申しますか、そういうものが必要であるという方向ですから、これは六年を経て薬剤師の免許を持ってもらおうという方向。  ただ、おっしゃったように、今、創薬等々の、工場といいます...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 協力者会議が、この夏ぐらいには報告をいただけると、こう思っておりますので、これを踏まえて中教審にも議論をいただいて、早ければといいますか、これはまあ私の希望的な面もあるんでありますが、今のペースでいければ次の国会で法案が出せるというふうに考えておるところで...全文を見る
04月16日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
議事録を見る
○河村副大臣 今藤村委員が、大きく違う面をむしろそちらから御指摘をいただいたような気もいたしますけれども、これまでの国立大学、もちろん、大学でありますから制度上の特例措置的なものもあったわけで、一般の行政組織とは違う部分もありましたが、御指摘のように、基本的にはやはり国の行政組織...全文を見る
○河村副大臣 今日、これからの二十一世紀、知の時代と言われて、大学の役割というのはますます高くなる、これは国民の皆さんみんなそう思っておられるわけでありまして、特に国立大学はこの役割をしっかり果たしてもらわなきゃならぬ、世界に向かっても発信できる大学であってもらわなきゃいけない。...全文を見る
○河村副大臣 世界の大学制度の状況、先ほど局長も御答弁を申し上げたと思いますが、学生数あるいは学校数では国立や州立大学が世界では多数を占めておるわけでありまして、やはり高等教育の振興は、世界の流れとしては国の責務だということが考えられておるわけでございます。  ただ、我が国にお...全文を見る
○河村副大臣 前段の評価の問題もあわせて私の方からいたしますが、もちろん、これからの評価のあり方、特に大学の持つ公的役割と、しかも国立大学においては、いわゆる国民の税金、タックスペイヤーとしての皆さんの目もありますから、ここにわかりやすく評価をして公表するということ、それによって...全文を見る
○河村副大臣 非常にいい御指摘をいただいたし、非常に大事な指摘だというふうに思います。  お話のように、高等専門学校は、中学校を卒業してすぐそちらに入ってまいります。五年一貫の教育をやるということでありまして、しっかりとした、基礎からやるということもあるんでしょう、卒業生に対す...全文を見る
○河村副大臣 大石委員の方から、国立大学における評価、その実態についてまずということ、それから、これからのあり方でございますが、大学評価については、先ほど大石委員の方からも御説明いただきましたように、平成三年に自己点検・評価を行うようにするということが、研究活動等の状況をやりまし...全文を見る
○河村副大臣 基本的にはそういうことなのでありますが、国立大学法人評価委員会とそれから独立行政法人大学評価・学位授与機構の関係について申し述べますと、国立大学法人評価委員会は国立大学法人の業務実績全体を評価するということであります。このうち、教育研究面について、大学評価・学位授与...全文を見る
○河村副大臣 委員が御指摘の、前段の、国立大学法人評価委員会とそれから独立行政法人の大学評価・学位授与機構の関係は、御指摘のとおり、また私が御説明申し上げたとおりでございます。  さらに、一般の独立行政法人について、各省に独立行政法人評価委員会があるわけでございます。これはその...全文を見る
○河村副大臣 評価委員の選任の問題、先ほどから質問いただいておったと思いますが、いわゆる大学評価・学位授与機構における評価委員の人選は、機構みずからで、これは専門的見地から選任をしていただくということになっております。  このことについては、政令で定めることにいたしておりますが...全文を見る
○河村副大臣 佐藤委員御指摘あった点、そういう見方をすればそういう見方もできるかなと思って今聞いておったのでありますが、確かに、大学を活性化するという観点からいうと、いろいろな障害といいますか弊害があったことも事実でありまして、具体的にどうかと言われますと、まず、大学の組織・定員...全文を見る
○河村副大臣 私が先進国がやっているからと言ったことについて御指摘がありましたが、もちろん、外国がやっているものはみんないいからみんなやれというものではなくて、いいものはやはりいいとして受け入れる、それも必要なことでございますので、この大学の法人化の問題については、日本の大学がこ...全文を見る
○河村副大臣 これは評価委員会のあり方でしょうが、やはり大学経営そのものが成り立たないで十分な教育ができないという状況になれば、整理統合の対象になり得る。教育の公的役割というものから、それが果たし得ないということになれば、そういう問題というのは当然惹起してくるであろう、私はそう思...全文を見る
○河村副大臣 全国にあります地方の国立大学については、地域性というのは非常に高いし、地方の学術研究の中核になっているという大きな役目も果たしてきております。  今、教育学部の再編統合等についてもいろいろな要請も来ております。したがって、その地域性というのは十分配慮するべき問題だ...全文を見る
○河村副大臣 中期目標は、各国立大学法人に期待される業務運営の内容や目標を示しております。その達成に必要な業務の実施に係る所要の財政措置を行うためでありますから、国立大学法人の意見に配慮しながら、国立大学法人評価委員会の意見を踏まえて、最終的に文部科学大臣の責任においてこれを定め...全文を見る
04月17日第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○河村副大臣 お答えいたします。  木造で整備をされた学校の割合でございますが、平成九年度は全事業量の三・六%、約五万四千平米、平成十三年度になりますと五・九%、それから平成十四年度が六・七%、八万一千平米と増加をいたしておるところでございます。     〔鮫島委員長代理退席...全文を見る
○河村副大臣 お話のとおりでありまして、東京都の実情を調べますと、平成十三年度に四千平米やっておりますが、これは一校だけなんですね。非常に私も、木造校舎は、最近、地方の、田舎といいますか、そういうところはそばに木がありますから割と使うのでありますが、都会がだめだ、こういうことであ...全文を見る
○河村副大臣 木造校舎の推進ということで、文部科学省も、あの大臣の国会審議等も受けまして、早速林野庁とも連携をとって、木材利用の推進ということで、このことも積極的に検討をやってまいりましたし、また副大臣会議でもこのことが提案をされて、これは文部科学省だけじゃなくて、各省庁、建築物...全文を見る
04月22日第156回国会 参議院 法務委員会 第7号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) これからの司法を改革していく上で法曹界に優秀な人材をということでありまして、それを、基盤になります大学、この大学院、新しい法科大学院、いかに充実させるかということが非常に大事になってまいります。  御指摘のとおり、私学団体からイコールフッティングの要請も...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 荒木委員御指摘のとおり、授業料が高額になるということは、そのために法科大学院に行くのが難しくなる、いわゆる教育の機会均等の観点からいっても問題があるわけでございまして、委員御指摘のような点も含めて考えていかなきゃなりませんし、どうしても少人数教育をやります...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 荒木委員御指摘のとおり、このたび育英会が、日本育英会が日本学生支援機構法、機構に変わっていく今法案をお願いをしているわけでございますが、これは正に、むしろこの育英事業というものをもっと高めていく観点から出しておるものでございまして、決してこれによってこれが...全文を見る
04月24日第156回国会 参議院 法務委員会 第8号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 法科大学院が実務家教員の確保や少人数による双方向性とか多方向性授業等が必要とされますし、その整備にはかなりコストを要するということが予想されます。  やっぱり我が国の三権の一翼を担う人材を法曹養成という立場でやるわけでありますから、非常に重大な使命を帯び...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 法科大学院の選抜でございますが、これはまず全員が、希望者全員が受けていただくいわゆる適性検査、法曹の資質を見るといいますか、思考力、判断力、分析力、表現力等と、こういう表現をいたしておりますが、その資質を見る適性検査、これは全員が受けてもらう。次に、面接や...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) これはアンケートを、設立準備会といいますか、そこでこれからの各法科大学院がどのようなお考えでお進めになるか、予定者、いわゆる設立予定者といいますか、そこにお聞きをしたわけでございますが、これによりますと入学定員における法学未修者と既修者の割合については、回...全文を見る
05月07日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
議事録を見る
○河村副大臣 委員御指摘のように、現実に北海道大学あるいは旭川医科大学で名義貸しの事実があったことが確認をされたわけでございまして、道立札幌医科大学で、最初に北海道保健福祉部の方で調査をして出たということで、立入検査の結果そうなったわけでございます。  医師は実態の勤務がないの...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のございましたように、また大臣からも御答弁ありましたように、貸す側、そして借りる側、両方がございます。したがいまして、これは我が省としても両方からの調査ということが必要でございますので、厚生労働省側ともしっかり打ち合わせをし、突き合わせをしながら効果的な調...全文を見る
05月08日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 今、局長お答え申し上げましたけれども、これまで大学院の特にこういう職へ就いた人に免除しようという方向でやってきたわけですね。やっぱりそれだけでいいのかという議論も出て、またそれはむしろ本人の、職へ就いたということではなくて、上げた成果に対して見てやろうとい...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 今、大仁田議員のお話、私も全く同感でして、かねてから奨学金というのは、今まで奨学金というと、それは家計が非常に厳しいからだと。もちろんそれも大事だし、ただ、その上に成績がいい者だけと。これは育英で優秀な人材をということでありますが、それだけじゃなくて、今、...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 高校生の場合、さっき申し上げました、今度、県に移管をして、それぞれの県で対応していただくことになるわけでございますが、特に高校生の中には奨学金がそんなにもらえるということを分かっていない方もおありだという指摘もございました。PRもしっかりしていただかなきゃ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) これまでの奨学金の在り方というのが、やっぱり日本育英会と、こう言っているだけに、英才を育てるというような意味もあって、教育の機会均等ということもあって、経済的に豊かじゃないけれども非常に優秀だし、その人を育てていかなきゃいかぬという、国がそういう人材を育て...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 佐藤委員御指摘のように、約二百名程度の方が移行する、こういうことになるわけです。  それで、これ一応全部、数字の上では、日本育英会の方、それから日本国際教育協会、内外学生センター、国際学友会、関西国際学友会、それぞれ一括受けて、その中でということになるわ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私の方からそれでは訂正させていただきます。  私の方がちょっと答弁勘違いしておりまして、佐藤委員御指摘のように、やっぱり二百人余っておりまして、この百人については実は今、文部科学省、国立大学でやっている連中が入ってくるものでありますから、この方々が雇用の...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 佐藤委員御指摘のように、確かにこの基準というのは公平性が必要でございますし、それから各大学院で推薦をしてまいります。それを最終的に、今おっしゃったように最終的に機構で全体を見て、それから恐らくその枠も決めていかなきゃいかぬでしょう。無制限に、来たら全部とい...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) まず、都道府県へ移管することについて、方針の背景でございますが、平成七年の閣議決定に至るまでにおいて、既に昭和五十八年以来様々な有識者会議において、高校生への奨学金、日本育英会の高校奨学金は都道府県へ移管すべきではないかという議論があったわけでございまして...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 結論から先に申し上げますと、当面この二本立てでいくわけでございますが、この大きな違いでございますけれども、高等学校奨学金事業、奨学事業費補助というようなやつは、実施部隊、実施主体が都道府県である、貸与条件は、特に経済的に困っている高校生を対象ということ、こ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 有利子奨学金よりも無利子奨学金を拡大すべきだ、これを根幹としていくべきだと、こういうことでありますが、現実に御指摘の点があるわけでございますが、私は、政策を変更したということではなくて、もちろん無利子奨学金というのも特に財政的に困難な方々の育英資金だという...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 御指摘の点、新しい機関保証制度を導入するということになりますと、個人信用情報機関を利用することを、この制度を入れるとそれを導入することになると思います。そのことが今検討されておりますので、これによって、学生に対しては奨学金以外の各種のローン等を過剰貸付けし...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 今回、新しい制度に当たって海外への留学生への対応ということも考えていかなきゃいかぬと思っておるんでありますが、今までといいますか現時点、日本人学生支援については、国際社会に貢献する人材育成という観点もありまして、その重要性を認識しながら支援をしてきていると...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 十五年度予算におきましても奨学金伸ばしておりますので、そのペースはきちっと守っていくし、これを機会に更に、皆さんからも強く要請をいただいておりますので、頑張って増やしていきたいと、こういうふうに考えております。
○副大臣(河村建夫君) 第一種奨学金が根本、基本であると。奨学金というのは、私も、利息が付いてこれを返すという考え方は私らの時代にはなかったように思うわけでありますが、これがこういう形になっている。本来からいうと、私も山本委員のおっしゃるとおりだと、こう思っております。  ただ...全文を見る
05月12日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 森元委員御指摘の幼保一元化の問題、これから大きな課題に私はなってくるというふうに思っております。  御指摘の点、いろいろ問題点があるわけでございますが、幼稚園の場合の方から考えますと、教育時間を一応四時間を標準という形で行っておるわけでございまして、これ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私も、当初、同じ教育をやっていて、私学に行くと何倍も掛かって、公立に行けばその何分の一で済むと、同じ教育ではないかということで。  今、私学側からも同じ条件を求める声も高まっているわけでありますが、元々、学校教育というのはその設置者の責任と判断によって自...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私も森元委員の言われるとおりだと思っております。何かこうゆとり教育が何か教育の緩みというふうに誤解された面もあるやに感じがいたしておりまして、その点残念に思っておるわけでございますが、これからの非常に変化の厳しい時代を生き抜く子供たちが自ら物を考え、自ら行...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
議事録を見る
○河村副大臣 委員御指摘のとおり、学長に移行される、こういうことであります。
○河村副大臣 この点については、各大学側もいろいろ研究をされておるようでございまして、本人の希望も聞きながら、適切な異動が図られるように、文部科学省としても、当初、スタートのときでございますから、関係者とも十分相談をしながらこの問題については対応してまいりたい。もちろん、第一義的...全文を見る
○河村副大臣 今回の国立大学法人の制度設計でございますけれども、大学の長である学長と、同時に法人の長も一体的に位置づけるということで、大学と法人をいわば一体的なものに位置づけているということ、こういう整理をいたしておるわけでございます。私立大学では、法人と大学というのは完全に別の...全文を見る
○河村副大臣 今の国立大学においては評議会があるわけでございまして、ここが、各学部から皆それぞれ代表が出てきて、各学部の、それぞれの学部の利害調整に非常に時間をとる、これが大学運営の上で非常に障害になっているという指摘もあったところでございまして、今度の新しい経営に関するあり方に...全文を見る
○河村副大臣 私もその議論にちょっと参加をさせてもらいますが、これは、法律に細かく書いてあるから、書いていないからという問題よりも、基本的な認識をどこに持つかということで、義務教育国庫負担のときにも皆さんからいろいろ御指摘があって、国がどこまで責任を持つのかと。今まで、二分の一で...全文を見る
○河村副大臣 鎌田委員、国民は全然知らぬとおっしゃるけれども、やはり授業料に大いに関心を持って、大学はどうなろうかと関心をお持ちになっておると私は思いますよ、大学は今度変わるんだと。もっと突き進むと、何か国立大学が全部私立大学になるんじゃないかと、そこまで心配しておられる方もあり...全文を見る
○河村副大臣 鎌田委員の御心配、私もよくわかります。わかりますが、今の時点でその上限を幾らにするか。下限は決める必要があるかどうかですが、上限については、私はやはり決める必要があるのではないか、皆さんがそういうふうに心配をされるということであれば。  しかし、これを見ますと、今...全文を見る
○河村副大臣 佐藤委員の言われること、この問題の改革、特に百年来の、こう言われている改革でありますから、さまざまな御意見を伺って最終結論に達したい、私もそう願っておるところでございますし、先ほどの、午前中の質疑で、民主党から修正案もお出しいただくというような話も伺っておるところで...全文を見る
○河村副大臣 正直なところを申し上げますと、修正案に見られる点が一つの大きな争点だということは承知しておりますが、これは、この大学法案に限っていえば、もちろん、それぞれまだ詰めるところはあるとおっしゃいましょうが、きょう、五時間半議論をお伺いした時点で、大体出るべき意見は出てくる...全文を見る
○河村副大臣 佐藤委員御指摘のとおり、地方大学といいますか、地方にある県立それからそれぞれの国立大学と、御指摘のような旧帝大と言われる大学、例えばその持っている財産だけ比較しても随分違うわけで、今回の国立大学法人化に当たっては、その辺もやはり考慮に入れながらやらないと、地方は確か...全文を見る
○河村副大臣 大学が十分な成果を上げていないという評価をされて、そういうことがこれは制度上、仕組み上はあり得るということを申し上げたわけでありまして、だからといって、今地方の要請においてすぐそういう状況があるかどうか。私は、それはむしろそれぞれの大学が個性を出すためにさらに努力を...全文を見る
○河村副大臣 どの法案でもといいますか、大きい法案には必ずその後、政令、省令があるわけでございまして、今回のこの国立大学法人法案、大きな改革でございますから、今御指摘のような政令で後、決めなきゃいけないこと、省令でやらなきゃいけないことがあるだろうというふうに思います。  しか...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のとおり、これだけの改革をやるわけでございますから、立ち上げについては事務的な問題はいろいろあると思います。おっしゃるとおりだと思います。  ただ、その立ち上げのときがやはり大事でありますから、そのときに各大学がそれぞれ経営戦略をお立ていただくということ...全文を見る
05月15日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 御答弁申し上げます。  その前に、先ほどお触れになりましたIMDの結果でございます。  私も、いつもあの結果を見るたびに、これは一体どういうことなんだといつも思わされておるんでありますが、ただ、別に弁解するつもりもありませんが、これはアンケートの仕方が...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) それでは、まず私の方から答弁させていただきますが、山根委員の御指摘は非常に私は大事な視点だと、こう私も同感の思いで伺っておりますが、今、アジア諸国等への派遣留学生制度というのもあるんでありますが、対象人数も非常に十七名程度というようなことで二年間やっておる...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 山本委員御指摘のように、いわゆる就学ビザと留学ビザと一応分かれておるわけでございますが、しかし現実に、いわゆる就学ビザで学んでおられる皆さん方がそのまま留学をされるということは非常に多くなってまいりまして、これはやっぱり留学生交流といいますか、そういう観点...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) インターンシップの重要性といいますか、また非常に意味があると私も思っておりまして、実は私も山本委員の御質問等を事前にお伺いしながら、これ連絡協議会が当然あるものだと思っておったのでありますが、実は立ち上げのときに、最初のこのインターンシップ制度を立ち上げる...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 山本委員御指摘のとおり、四公益法人の職員の合計が六百四十六人で、日本学生支援機構に移行される職員が四百五十名程度ということでありますから、約二百名の方々が日本学生支援機構には行けないと、こういうことになるわけでございまして、そういうことになりますので、委員...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 畑野委員御指摘のように、一定期間、十年から十五年にわたっては、まず都道府県に対して国庫から必要な資金として二千億交付する方向で今検討、財政当局とも詰めておるような状況でございまして、今御指摘のように、地方財政も逼迫して非常に各自治体が困難な状況にあったとき...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 新しい返還免除制度は、大学院において専攻する学問分野での顕著な成績や世界的レベルの発見、発明、そうしたもの、あるいは文化、スポーツ、芸術に目覚ましい活躍ということで、優れた業績を評価して卒業時に返還を免除するということになるわけでありまして、そういう意味で...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
議事録を見る
○河村副大臣 鳩山先生御指摘のように、我々もまたそういう思いを同じように抱いておるわけでありまして、日本の大学は変わっていかなきゃいかぬと言われるのはまさにその点にあるのではないかというふうに思います。  これは、国立大学、私学ともにそうでありますけれども、大学の授業そのものに...全文を見る
○河村副大臣 私は、やはり学術の研究の中には、人類の福祉向上にすぐに役立つようなものと、しかし、やはり人類が飽くなき知識欲といいますか、そうしたものを高めていく、そういう役割も多くあると思うんですね。小柴先生がノーベル物理学賞をお受けになったときのお話で最初に言われたのは、私のや...全文を見る
○河村副大臣 当然、大学側がきちっと対応して取り組まなきゃいけない課題でございまして、昨年の十月にこれに対しての調査をやっておりまして、改善すべき点も明らかになっておりますので、これにきちっと対応する、こういうことにいたしておるところでございまして、文科省の施設部長あるいは人事課...全文を見る
○河村副大臣 このIMDの国際競争力の話ですが、もう三年ぐらい前からこういう結果が出ておりまして、今回も最下位だ、こういう話であります。  今おっしゃったように、これは、客観的にといいますか、そういう評価じゃなくて、経営者が今の大学に何を期待し、その大学から出てきた人材をどう評...全文を見る
○河村副大臣 私が大臣の答弁をお聞きしておった段階では、一応今、さはさりながら、人事院規則の中で現実に実験をやり、あそこで研究がされておる。その状況の中で、一応の基準があるわけですね、人事院規則。それにのっとってこれまできちっとやってきたわけでありまして、そのことそのものが法律違...全文を見る
○河村副大臣 山元委員御指摘になりましたが、独立行政法人制度でまいりますと、このまま当てはめるということになりますと、例えば学長の任免等々について、いわゆるそこの理事長に当たりますか、代表者の任命は国の方から一方的に任命できるような形でありますが、これも独立行政法人制度と違って、...全文を見る
○河村副大臣 今御指摘のように、評価委員会は、国立大学法人評価委員会がまずある。国立大学法人の評価をそれがいたして、いわゆる中期目標、中期計画の達成状況を見るわけでございます。しかし、大学は教育研究機関でありますから、特にその上については、大学の教育研究機関であるという特性を配慮...全文を見る
○河村副大臣 高専のことにつきましては、委員御指摘のように、今回一括して独立行政法人化をするわけでございますが、もちろん、運営の効率化とかいろいろなことが考えられますけれども、それをいわゆる統廃合等々において考えているかということについては、文部科学省としては考えておりません。 ...全文を見る
○河村副大臣 これまでも議論されてきたところではございますが、佐藤委員も御承知のとおり、特に高等教育については、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツの先進国の大体半分だ、こういう言われ方をしております。〇・五、向こうは一・〇、こういうことです。ただ、これの算定の仕方等、あるいはも...全文を見る
○河村副大臣 今度の法人化で、国立大学における経営責任が非常に高まるということですね、それだけ自由度が増すわけでありますから。そのためにいわゆる教学の部分と経営の部分とをはっきり分けて、最終的には学長がリーダーシップを発揮する、こういうことになるわけです。そういう仕組みを今回とっ...全文を見る
○河村副大臣 大学側ともいろいろなお話し合いを進めながらやってきたわけでございまして、準備が大変だとおっしゃるのもその辺にあるんだろうと思います。  しかし、今の大学の活性化というのは、急ぐという言い方はあれでございますけれども、やらなきゃいけないことでありますから、中には施行...全文を見る
○河村副大臣 児玉委員御指摘のように、また、さきの大臣の答弁でありましたように、学校教育法によって教授会は必置されるわけでございます。ただ、法人化後は、非公務員型の法人ということでございまして、教員の任命権者は文部科学大臣から学長になるとともに、教育公務員特例法の適用がなくなって...全文を見る
○河村副大臣 法人化の道を選ばないということであれば、これはまた別の問題になってくるわけでございまして、今回は国立大学は全部法人化するという考え方に立っております。
○河村副大臣 現状では地方自治体のことと今回の国立大学法人とは別に考えておるわけでございまして、地方の公立大学におけるいわゆる地方公務員の身分は残るわけでございますから、その精神は生きる、こういうふうに思います。
○河村副大臣 児玉委員のおっしゃることもわかるわけでございますが、今回のこの大学法人法によって公務員の身分というのはなくなるわけでございます。扱いではみなし公務員という考え方もございますけれども、そういうことでありますから、それがそのまま生きるということにはならない、こういうふう...全文を見る
○河村副大臣 国立大学と、そしてもう一つの公務員であります公立大学というものがございます。非公務員化ということになりますと、法的には教特法の適用がなくなるということは、これは厳然たる事実になるわけでございます。  しかし、これまでそういう形でやってきたわけでありますから、地方自...全文を見る
○河村副大臣 御指摘のとおりでございます。
○河村副大臣 さきに大臣も御答弁申し上げたと思いますが、今回、労働安全衛生法、これの重要性をかんがみながら、四月一日に間に合わせるために最大の努力をして、今の御指摘のないようにするというのが文部科学省の私どもの責任であるというふうに思っておるところでございます。
○河村副大臣 私が補正予算ということを申し上げましたのは、内閣の方針が決まっていないのに僣越であったかと思いますが、どうしてもこれは必要であれば、政府に対してといいますか、文部科学省として要求しなきゃいかぬな、私はとっさにそう思ったから申し上げたわけでございます。  現状では来...全文を見る
○河村副大臣 私どもとしては、そういう事態の起きないように全力を尽くす、そういうことを申し上げたいと思います。
○河村副大臣 委員御指摘のとおり、今回の大学の法人化は、やはり大学改革の一環としていくというのが基本理念にあるわけでございまして、実は、国立大学をこれからどうするかという議論は随分前から行われてきたわけでありますし、世界に発信する、また大学の活性化が必要だと言われ続けてきたわけで...全文を見る
○河村副大臣 中西委員がおっしゃった、いわゆる市場競争原理だけで大学の質の高さというものが保持できるかという御指摘がまずあったわけでございますが、市場競争原理といいますと、私の頭の中には、いわゆるコスト面であるとか、あるいは消費者を対象とした消費拡大であるとか、売り上げを伸ばすと...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) お答え申し上げます。  知的財産権といいますか、そういうものを重視しながら、知的財産立国といいますか、目指すという大きな目標があるわけでございまして、そういう意味で知的財産戦略というものは国家戦略として位置付けられておるわけでございます。  今回の改正...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 後藤委員御指摘のとおり、著作権というと何か分かりにくい、そういうイメージがありますし、事実なかなか理解を求めるのは容易ではないと。そのことをもっとしっかり、教育の面もそうですし、一般にも広報して、これまでも努力しているつもりでございますが、特に今回の改正に...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 著作権教育、まず子供のときからしっかりこういうことが、権利があるんだということを学ぶということ、まずこれ原則でございますけれども、その上に向けて著作権というものが、先ほどの御質問にもございましたが、非常に分かりにくい、何か難しいことだという皆さんのお気持ち...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 海外における海賊版の問題は、報告を受けている段階においても非常に大きな問題でございまして、目に余る点もあるわけでございます。これは特に中国等に大きいということでございまして、実際の発行物のその八割あるいは九割は正に侵害状況にあると、こうも言われておりまして...全文を見る
05月28日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
議事録を見る
○河村副大臣 中教審の中間報告あるいは答申等を見ても、やはり過去の、特に第二次世界大戦の反省もあると思いますが、そういうものを踏まえながら、再び日本がそうしたものになってはいけない。それを今さら言うことはどうであるかという議論もありましたけれども、やはり全体主義に陥らないようにと...全文を見る
○河村副大臣 これは読み方だと思いますが、私の受けとめは、否定ではなくて、さらに必要なものは何であるかという観点に立って答申されているというふうに思っております。
○河村副大臣 先生のお尋ねのところは、「たくましい」の前に「心豊かで」というのがあるはずなんですよ。ここのところが非常にいろいろ議論されたところで、そういう意味で、例えば家庭教育の、しつけの問題等々がこの教育基本法の中ではすっぽり落ちているではないか、社会教育の一環としてはあるけ...全文を見る
○河村副大臣 この基調講演は、中央教育審議会のメンバーの方にお願いをするということになっておりまして、原則として会長がおやりになるのが一番適切である、こう思っておりますから、新潟でおやりになった場合には会長という肩書がつくのは当然だと思いますが、山口でやりました場合にはあの位置に...全文を見る
○河村副大臣 このフォーラムについては、審議会のような形で議論するような性格の会議でないという点が一点ございますし、それから、基調講演者、パネリストに事前に、全発言の内容を公表するためのものであるというような形で今回会議に臨んでおりません。  ただ、おっしゃるように、フルテキス...全文を見る
○河村副大臣 中教審の基本計画のところにも、今のいじめ、不登校、そういうものを半分に減らすんだという書き方がちょっとございましたが、私は、やはり今の耐震化のような問題はそういう形で計画的にやっていく課題だろう、そういうふうに思います。
○河村副大臣 私の知っている範囲では、このような明確な形ではありませんが、法律の見直し条項といいますか、ほかに条件を必要なときには法律によるという書き方はあると思います。
05月29日第156回国会 参議院 内閣委員会 第11号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) お答え申し上げます。  構造改革特区の第一次提案において、今、吉川委員御指摘のような形で我々文部科学省として、株式会社あるいはNPO、話があったわけでございます。その時点で、学校法人との比較においてその公共性、継続性、安定性、心配な点があるということであ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 学校法人と株式会社を単純に比較すれば、株式会社というのはもう倒産したらそこでおしまいになってしまいます。学校法人の場合には、最終的には国に帰属する、こういうこともございまして、そういう意味で公共性、継続性、安定性が確保されているわけでございますが、しかし、...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) これは、自治体の大きさにもよってそういう懸念なさるということも私も分からないじゃございませんが、やっぱり、これは学校が成り立つということが前提でございますから、これは最大、株式会社である以上は、営利を追求しただけでこれは、学校、成り立たないということに対し...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 委員御指摘のとおりで、これだけの不登校児がいるというのは、やっぱり、これは文部科学省、一体何をしておったんだと言われてもやむを得ないし、私は、この点については早急に対応していかなきゃいけません。  だから、むしろNPO法人の手もかりてということであって、...全文を見る
05月29日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 有馬委員御指摘のように、義務教育費国庫負担制度、これは国の責任によって最低保障の、義務教育の平準化といいますか、そういうものを保障する制度でございまして、御案内のとおり、教職員の給与等の二分の一を国が負担をすると、こういうことになっております。その結果、全...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 高等教育が果たしている役割、人材の養成等大きなものがあるわけでございまして、さらに、これからの二十一世紀を考え、知の時代を考え、高等教育を更にこの面で投資をしていくということは極めて重要な課題であると、このように思っておるわけでございますが、特に、高等教育...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 今、有馬委員御指摘のボトムアップ、私もこれ大事なことだと、全く同感の思いで今伺っておったわけでございますが、これまで、現在の国立大学、先ほど大臣の答弁にもありましたように、国、文部科学省の行政組織の中にあったわけでございます。したがって、教育研究、組織、予...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 今回の大学法人化に伴う大学改革、大きな改革でございますが、それによって、有馬委員御指摘のように、教育、受け手側である学生にとっての教育が良くなるというものでないと意義がないと思っております。  既に大学、高等学校、高等教育への進学、大学への進学率が五〇%...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 他の内閣委員会に出ておりまして、中座して失礼いたしました。お許しをいただきたいと思いますが。  今の鈴木委員の御指摘は、私は非常に大学評価、大事でありますし、そういう観点をこれから高めていかなきゃいかぬと、こう思っております。  現在、大学基準協会ある...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 国立大学の法人化は、我が国の高等教育機関における歴史的な改革でございます。そういう意味で、委員御指摘のとおり、検討の節目には国立大学長の全国会議あるいは地区別会議を開催して直接意見交換をやってきたものでございます。また、国大協との意見交換も積み重ねてまいり...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 通常の独立行政法人では、法人の長は大臣の裁量で任命することになっているわけでありますが、国立大学の学長については、大学の自主性、それから自律性尊重という立場で、学長選考会議の選考結果を大学が申し出て、それに基づいて行う、こうなっておりまして、したがいまして...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 国立大学法人の評価は、国立大学に対して所要の財政措置を行うことを踏まえておりまして、その国費が有効、適切に使われたかどうか、国が検証しなきゃならぬ、こういう観点もございまして、大学の組織全体としての中期目標、中期計画の達成状況を評価する、こうなっておるわけ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私どもも最初にこの話を聞いたときに、まず行政改革、特にこの国立大学の法人化、あるいは元々の独立行政法人に当たるその設計というものがまだはっきりしていなかった。そういう意味で、当初、有馬委員も冒頭の質問で我々反対だったということでございました。  先ほど、...全文を見る
05月30日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
議事録を見る
○河村副大臣 おはようございます。答弁させていただきます。  馳委員御懸念の点、私どもとしても、その点がなきようにということで、委員が御指摘のようなイメージで進めていかなきゃいかぬと思っております。  これまでも、学生支援機構に移るまでの段階についても奨学金を拡充してきたこと...全文を見る
○河村副大臣 ちょっと答弁の仕方が悪かったようで、申しわけございません。  気持ちとしては、当然、これまでの実績をさらに拡充しながらやっていくんだ、こういう意図でございます。
○河村副大臣 大事な御指摘だというふうに思います。  奨学金事業、これまでも、意欲と能力がありながら経済的に恵まれないというようなこともあって進学が阻害される、そんなことのないようにというような経済援助を行う面、そして、そういう観点から教育の機会均等の実現を図るいわゆる奨学的な...全文を見る
○河村副大臣 山口委員も御案内のとおり、日本育英会の奨学事業、意欲と能力のある学生の支援のためにということで、これまで毎年充実を図ってきておるところでございます。十五年度予算も五千七百九十億円の事業費で八十六万六千人の学生等に奨学金が貸与されているということでございます。  そ...全文を見る
○河村副大臣 奨学金の考え方、これまでいわゆる教育の機会均等の観点と、そしてあわせて優秀な人材を育成するという両面があって、これからの方向としてはできるだけ機会均等といいますか、奨学という意味で、そういう方向へ持っていこうという考え方、この基本理念に変わりはないわけでありますが、...全文を見る
○河村副大臣 これは、有利子の場合には特に財投との兼ね合いもあって、有利子の場合の財務当局との話も、この部分については話が早いわけですね、有利子でやりたい、これをふやしたいということについては。そこで、御案内のように、今まではこれにも成績は三・二以上とかいうのがあったんですけれど...全文を見る
○河村副大臣 有利子、無利子の問題がございまして、無利子の方については、まさに成績は頑張っているんだけれども経済的に豊かでない人たちを優先したい、そういう人たちを奨学金で優先してやる、やはり国家の財政を使うわけでありますから、そういう考え方でこれまでも導入されてきたし、その考え方...全文を見る
○河村副大臣 参議院の議論でも、この点の御指摘があったように覚えておりますが、これは第一種と第二種で、結局、格差がある方は、やはり条件がついている。成績と財政と両方ついている。特に成績がひっかかるのではないかと思うんです。  高校までは親が見る。今、高校進学率が九七%ぐらいまで...全文を見る
○河村副大臣 失礼いたしました。  結局、これは予算上の問題でこういうふうになったというのが正しい、私は認識を間違っておりましたが。そういう方々を第二種で救済する形に今のところなっているということですから、これはその数が確保できるように、あとは予算といいますか、枠をとっていくし...全文を見る
○河村副大臣 独立行政法人になるわけでございますが、独立行政法人の基本的な概念というのは、政策の企画立案機能は主としていわゆる中央省庁側にといいますか、そして実施機能は可能な限り独立行政法人に分離するという基本概念が行政改革会議の最終報告にあり、その方向がまとめられたわけでござい...全文を見る
○河村副大臣 せっかくの奨学金ではありますが、やはりこれは返していただきませんと、次の方のためにということでありますから、回収というのも大事なことでございます。  それで、数字を見ましても、平成十三年度末現在で滞納額は三百五十六億円あるわけでございます。そして、これまで、要回収...全文を見る
○河村副大臣 御指摘の点でございますが、諸外国、その事業の規模、貸与金額、さまざまでございますが、高等教育における進学率、学生数の違い、費用負担のあり方、考え方、いろいろ違うようでございまして、一律の比較というのはどうかという点もございますけれども、先進国の中で給費制の奨学金を実...全文を見る
○河村副大臣 入試制度でアドミッションオフィス制度というのはもっと進んでいい。山口大学にその後伺っても、残りの教授連中との相当葛藤があって、あの規模が広がらないという話も聞いておりますが、ぜひ頑張ってもっと枠をふやすようにと、今奨励をいたしておるところでございます。  今の給費...全文を見る
○河村副大臣 それは、戦後この制度が出たときのいわゆる育英という考え方の当時と、確かに時代は変わってきていると思います。しかし、現実に今の時点で考えてみたとき、先ほども、少子化の話でございましたが、一・三四、あるいは最近の統計でも、いわゆる新婚の若夫婦も二を超えていないという実情...全文を見る
○河村副大臣 まだまだいらっしゃるというその規模をどう見るかということでありますが、私は、大学までやるには大変だと思っておられる国民は、やはり日本の中にはまだ相当数いらっしゃる、このように思います。
○河村副大臣 奥島先生がおっしゃったのは、私は、今の日本の制度、本当に困っているなら、奨学金制度もあるし、それから、国の奨学金制度を使わなくても、各大学も持っている。私は早稲田も持っていると思うんですが、私の母校の慶応大学はちゃんとしたのを持っておりますから、そういう方々にも別途...全文を見る
○河村副大臣 私も、大筋では、その制度を活用しながら、トータルで見ればかなり経済的な理由というのは薄められたと思います。それでもなおという思いの方はいらっしゃるだろうなとは思いますけれども、私は大筋でそういう時代になってきたと。しかし、まだこの奨学金制度だってこれで十分とは言えま...全文を見る
○河村副大臣 役割分担と言われましたけれども、やはり国が奨学金、奨学事業制度については根幹として責任を持っていくというのが今回の機構の考え方でありますから、日本で学ぶ人たち、国民を初めとして皆さんが、意欲を持って勉学をしたいと言われる方については、やはり国がそれに対して最大限応じ...全文を見る
○河村副大臣 佐藤委員の言われた、今の大学入試を初めとする一連の教育の仕組みの中、私も、しっかり勉強したら、いい就職ができて、いい給料がもらえてという時代、これは本当はもう過ぎていると思うんです。しかし、まだ国民の意識はなかなかそこから抜け切れないというところに問題があるし、それ...全文を見る
○河村副大臣 奨学金に至る前段は、申しわけないんですが、覚えておりません。要するに、奨学金制度が極めて重要であり、これを充実されると言われたことは覚えておりますが、その前段はどういうふうに言われたんですか、私、ちょっと今かちっと思い出せません。
○河村副大臣 奨学金の充実については毎年重ねてきておるわけでございます。即、この機構改革に伴って、これをがんと大幅に充実させるために機構改革をやる、それだけではありませんので、そういう意味で、機構改革になったから充実なのかと言われると、もちろん、これまでの議論もありますように、機...全文を見る
○河村副大臣 金額だけの問題ではなくて、機構改革といいますか、これを行うことによって学生全体を支援していくんだ、留学生も含めて広く進めていこうということ。こういう意味では、学生にとって我々の支援機構ができたという意味でも、単なる金額的なものだけじゃなくて支援をする、私は、学生には...全文を見る
○河村副大臣 ずばり申し上げれば、奨学金をもらうためのいろいろな条件がついておりますが、これもできるだけ緩和する、場合によっては全部取っ払う。そして希望する方は、自己責任において全額、全額といいますか、今三万から五万、十万まで持っておりますが、そういうもので受けられるようにすると...全文を見る
○河村副大臣 新しい返還免除制度では、我が国であらゆる分野で活躍し、またその発展に貢献する中核的人材育成を図るということを目的にいたしておりまして、大学院で専攻する学問分野での顕著な成果、あるいは世界レベルでの発見、発明、それはもとよりでありますが、その該当する学問の分野において...全文を見る
○河村副大臣 私も舌足らずであったかと思いますが、世界的なレベル等々はもとよりということでありまして、そういうものがあれば、それはもう当然のことなんだけれども、やはり目覚ましい活躍というものを考えておるわけでありまして、世界レベルに達しなきゃならないんだということでは決してござい...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のとおり、平成十三年度の免除実績は、人数で二千四百三十八人、金額で五十一億円、こうなっておるわけでございまして、その数字は間違いございませんし、これから新しい制度設計の中で具体的な形はどういうふうな形でとっていくかということでありまして、意欲と能力のある者...全文を見る
○河村副大臣 高校奨学金を都道府県に移管するに当たりましては、教育の機会均等の基本理念と、それから高校奨学金のセーフティーネットといいますか、そういう役割がある、そういうことを考えながら、都道府県において、現在の日本育英会における貸与水準はきちっと維持していただく、支障なく奨学金...全文を見る
○河村副大臣 御指摘の点でございます雇用関係については、基本的に関係の公益法人と職員間の問題にはなるわけでございますけれども、国としても、従来、関係の公益法人を通じて留学生支援施策等をやってまいりました経緯もございます。これを踏まえながら、雇用の確保とそして職員の処遇、これは適切...全文を見る
06月02日第156回国会 参議院 決算委員会 第9号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 御指摘をいただきました日本育英会が今後、これからいよいよ学生支援機構という形で独立行政法人に変わっていくわけでございますが、これまでの日本育英会の奨学事業、今御指摘のように、いわゆる教育の機会均等とそして人材の育成、育英と、こういう両面で学生のいろんなニー...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 川橋委員御指摘のような大学において研究費の不正使用・流用事件等が起きている、私は極めて遺憾なことだと思っておりますし、大学ともあろうところがどういうことかという思いもあるわけでございますが、こうした今年の一連の先ほど御指摘の各大学のケースのような場合、伝票...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) それじゃ、時間が来ているようでございますから簡略に申し上げますが、これまで一般職員の給与に関する法律で適用してまいったわけでございます。講師と非常勤講師の場合には、やはり講師の方は学校の研究、指導等々に当たられる時間がありますから、一概にそういうわけにいか...全文を見る
06月03日第156回国会 衆議院 総務委員会 第17号
議事録を見る
○河村副大臣 中沢委員御指摘のとおり、地方独立行政法人化するかしないか、そこまでは地方公共団体の意思決定だ、それから先については、御案内のように、法人化した場合の選択肢は非公務員化しかない、こういう形に設計されているという問題であります。  委員御指摘のように、私も、地方に任せ...全文を見る
○河村副大臣 これは、あくまでも大学でありますから、大学の改革という視点で、文部科学省としては、国立大学の法人化に準じて、地方自治体が法人化するかしないかを選択されましたら、やはり国立大学とそして地方の大学と、これは大学には違いがないわけでございますので、大学改革の視点で、大学の...全文を見る
06月04日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
議事録を見る
○河村副大臣 藤村委員、今、日本育英会の創立以来の歴史をたどりながらお話をいただきまして、今回の機構改革といいますか、日本学生支援機構ということによってこの育英会そのものが変わっていくのかというような御指摘も踏まえながらの御質問だと思います。  大日本育英会ができた当初の基本理...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のとおり、有利子の制度ができまして、そういう意味では奨学という面が重視されてきたということは言えると思います。  基本的には、無利子の第一種、これに基本を置きながら、さらに、できるだけ多くの皆さんに奨学金制度の恩恵にあずかってもらいたいということで、学生...全文を見る
○河村副大臣 まだ経済的理由というのも残っておりますし、現実に、第二種におきましてももちろん、親の年間の所得でございますが、これも制限をつけざるを得ない現況にあるということで、こううたっておるわけでございます。しかし、現実に今五十万余が育英会で奨学金を受けておられる現状を見たとき...全文を見る
○河村副大臣 今日、大学の進学率、短大も入れますと五〇%を超える時代でございまして、親の立場になって考えますと、まずは高校までは何としても親の力で、そして大学ということになると、経済状況もありましょうが、少しは自分もアルバイトをしながらでもやったらどうかという家庭も多かろうと思い...全文を見る
○河村副大臣 奨学金事業でございます。これの拡充をこれまで図ってきたところでございまして、特に、有利子を含めて考えた場合においては、高額所得世帯の子供を除いて、勉学意欲のある者、先ほどの法律の中に「特に優れた者」それから「優れた者」というのがありました。このすぐれた者の意義の中に...全文を見る
○河村副大臣 この部分ですが、特に平成十四年が減ってしまったということ、これも、私も初めにこの数字を見たときにおやっと思ったんですが、実は、特殊法人改革で一〇%のシーリングがかかった経緯がございましてこういうことになったわけでございまして、十五年はまたそれをもとにして予算を要求す...全文を見る
○河村副大臣 奨学金のあり方の基本概念、奨学それから育英の基本概念、これはやはりこれからもその根底になければいかぬと思っております。  佐藤委員とのやりとりの中で、私どもは、広く薄く、有利子の存在というものもあり得る、そして、その中には、みずから自立して、そしてこの奨学金を活用...全文を見る
○河村副大臣 委員も御案内のように、これまでの返還免除といいますか、これは、大学院を卒業して教育研究職という特定の職へということでやってきたわけでございますが、この点については、その職へつかなきゃもらえないのかというようなこともあって、もっと広く概念を持つべきだという観点から、こ...全文を見る
○河村副大臣 できなかったからというよりも、さらに進めようということでございますし、広く今までもこの育英奨学事業というのは拡充をしてまいりましたし、これからもさらに拡充し、しかし一方では効率的な運営という手法も入れなきゃいかぬだろう。そして、今回は、その育英奨学ではありますけれど...全文を見る
○河村副大臣 今回のこれも一つの大きな改革になるわけでございましょうが、奨学金事業を充実するという観点で育英会をさらに発展的に新しい学生支援機構にするということによって、この奨学事業が、これはどう考えてみてもこれではやっていけないということではなくて、もっと私は合理的なスキームに...全文を見る
○河村副大臣 委員の言われること、私も理解しないわけではございません。それは、そういうものがなかったら非常に学生の方も楽かもしれぬ、親の方も安心かもしれぬ。しかし、やはりこれは税金といいますか、国民のお金を活用していくわけでありますから、やはりどこかにきちっとしたその歯どめといい...全文を見る
○河村副大臣 保証料の問題、私も、この制度を入れるについて、いろいろ議論といいますか話し合いの中で、どういうふうにこれから制度設計をするんだということで、ただ、基本的にこれを選ぶか選ばないかというのは学生の選択に任せているわけですね。ただ、今おっしゃったように、もうこの道しかない...全文を見る
○河村副大臣 この考え方、今の時代、どう考えていくか。高い教育を受けたら高い収入があるとここにも書いてありますが、これが必ず約束されるかどうか、これは保証の限りでないと私は思いますけれども、しかし、やはり自分で、みずからそういう思いで、教育はみずからにかける自己投資だという考え方...全文を見る
○河村副大臣 まず、新しい返還免除制度で、今、委員御指摘になりましたように、二千四百三十八人の約五十一億円、これを保障できるかというお話でございます。このとり方も、累計で見ると、既に免除を受けた方は九万人、全体の一九・七%、金額は約九百七億円で、全体の一二%でございますし、免除職...全文を見る
06月05日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第18号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 北岡委員御指摘のとおり、地方の国立大学が果たしてきた地域貢献というのは非常に大きいものがある、私も全く同感でございます。今回の大学法人化に伴ってその機能をもっと高めていきたい、こう考えておるところでございます。  御指摘のとおり、全国四十七都道府県にそれ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 北岡委員御指摘のとおり、国立大学の新しい役割の中にいわゆる教育、研究、社会貢献といいますか、こういうものがあるわけでございます。そして、委員も御指摘のように、ややもすると大学は研究に偏っているんではないかという声もありますし、国民の期待は、むしろ第一義的に...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 御指摘のとおり、これから大学院の果たす役割というのはますます高まってくるであろう、またそうでなければならぬと、こう思っておるわけでございます。そういう意味で、大学院というものは重要な位置付けになっておるわけでございます。  今後は、基礎はしっかりやります...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 先ほど来御答弁申し上げておりますとおり、法人化後の国立大学の在り方、これはいわゆる教育機関としての機能あるいは研究機関としての機能を高めていくという方向であるわけでございますし、国立大学法人でございまして、これは私学化するわけではございません。やっぱり国が...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 中期目標、中期計画、法案に基づいて教育研究に文部科学省の介入の余地があるんではないかという御指摘なんでありますが、国立大学の法人化は、国の直接的な関与というものはできるだけ限定をする、各大学の運営上の自主性、自律性を拡大しながら大学が社会との連携の間で直接...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 今御指摘いただいた点でございます、決算委員会は時間がございませんで若干舌足らずな点もあったと思いますが、改めてお答え申し上げたいと思いますが、非常勤講師の手当については、御案内のように、一般職の職員の給与に関する法律第二十二条第二項にそのことがあっておりま...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 神本委員御指摘のとおり、国立大学の附属教員の八〇%は教員が公立学校から人事交流で行っていると、そういうことでありまして、これは非常に有意義な、能力開発等々においても両者の人事交流は非常に大事なものでありますから、これからもその方針というのは変わらないと思い...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 山本委員の御指摘、もっともだと思います。  法人評価委員会、国立大学の法人評価委員は、社会、経済、文化等幅広い分野の有識者の皆様を始めとして、大学の教育研究あるいは運営に関して高い識見を有する人、そういう方々で構成をしていただくということでございまして、...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 大学においてまず学生に求められることは、高い自らの学習意欲や目的に応じて、様々な学習機会を、これを主体的に活用しながら、そして社会で活躍できるような付加価値を付けて、高い付加価値を自ら付けて出ていく、そして学生が学習活動とか、それから学生が社会に出た後の評...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 今回の、このたびの法人化によって組織編制における各大学の裁量が拡大をしてまいります。各大学が一層創意工夫をして教育研究の活性化を図ることを可能にするんだと、こういうことでありますから、このために法人化後の国立大学は、学部、学科については、第一は、学部はあら...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 平成八年に行政改革会議が設置をされまして、行革の観点から独立行政法人制度の創設が議論をされたわけであります。その中で、国立大学の独立行政化についても議論がされたわけでございます。  これに対して、国立大学協会の方も、いわゆる定型化された業務について効率的...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私ども、私どもといいますか、この職に就く前、党にあってもこういう議論をしたわけでありまして、これは山本委員言われるとおりで、いわゆる通則法ではこれはとてもなじまないというのが皆さんの結論なんですね。  したがって、国立大学法人でしようとしたわけであります...全文を見る
06月06日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
議事録を見る
○河村副大臣 山元委員御指摘の点でございます、外国人学校卒業者の大学入学機会の拡大ということで、ことしの三月に、国際的な実績が認められる評価団体により評価を受けている外国人学校の卒業生に対して入学資格を認めるという対応策が発表されたわけでございますが、この結果によって、結果的にア...全文を見る
○河村副大臣 山元委員御指摘の方向というのは、私も、この奨学金、奨学事業の根本はそれでなければいかぬ、こう思っております。  ただ、できるだけ広くこの事業を拡大していこうということで、伸び率が有利子の方が多かったものでありますからこういう現象が起きたわけでありまして、無利子のも...全文を見る
○河村副大臣 奨学金事業というのは、これは教育的な観点から立っておるものでありますから、委員の御指摘、私もそのように考えます。  ただ、奨学金というのは、この制度は、今もらっている方々がこれによって恩恵を受けて立派な成績で立派な学業を修めていく、そして次の後輩たちにもまたさらに...全文を見る
○河村副大臣 山元委員御指摘のとおりでございまして、全体で六百四十六名、関係の四公益法人の皆さん合計いたしますと六百四十六になりまして、そのうち、日本学生支援機構の方へ移行する職員が大体四百五十名程度、こう言われておりますから、残りの方々をどのように雇用するかということが非常に大...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のように、返還免除制度を行う際に、やはり公平性といいますか、そういうものが担保されなきゃいかぬ、大事な点でございます。そういう面で、選考の手続、基準等をきちっとしなきゃいかぬと思っておりますが、現行制度と同様に、政令等において基本的な事項は定めていきたい、...全文を見る
○河村副大臣 もちろん、各学部・学科によって、どういう点を評価するかということについてはその中身が変わってまいりますから、評価の項目は変わってまいると思いますけれども、これはやはり大学院が推薦する場合に、全体をまとめて、そして推薦順位を決めて出していただくということで、中できちっ...全文を見る
○河村副大臣 御指摘の点でございますが、連帯保証人がないがために奨学金が受けられなかったというケースは、具体的に把握しておりません。ということは、もしそういうことがあればその時点で断念するものですから、こっちに数字が上がってきていないという点がございます。  ただ、考えられるの...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘の点でございますが、この制度をつくることによってそちらへ誘導するという考え方は全くございません。枠の問題もそうであります。
○河村副大臣 枠を設定する予定はございません。
○河村副大臣 国立大学の入学料についてでありますが、学生として大学という施設を利用し得る地位を取得するに当たっては、その入学に際して一括して支払われるお金である、同時に、入学に伴って必要な手続、準備のための諸経費に要する手数料としての性格をあわせ持つことから返還しない、こういうこ...全文を見る
○河村副大臣 前段の緊急採用奨学金制度でございます。これは、平成十一年度から採用いたしまして、希望者全員に採用しておるわけでありまして、平成十五年度予算にも所要額として一万人分三十一億円、これで対応できると思っておりますが、こういう方には全員という思いでございますし、この考え方は...全文を見る
06月09日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 御指摘のように、学校の方は、卒業させるときにいかにやらせるかということに大変力を入れていることは事実でございまして、日ごろから厚生労働省側あるいは福祉関係者、非常に連携をしながら、特に障害が一人一人違うということもございますので、そうしたきめ細かな進路指導...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) このたび政策評価で意見として付された労働関係機関との緊密な連携協力の強化ということは、これは盲・聾・養護学校の障害の種別にかかわりなく共通して必要な事柄であると、このように認識しておるわけでございます。ただ、御指摘ありましたように、盲・聾・養護学校それぞれ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 若年者、若い人たちの就職問題というのはこれ大変な大事なことでありますし、正に政府全体で取り組むべき課題だと私も認識いたしております。文部科学大臣も含む四大臣の下で今、先ほど坂口大臣もいろいろ御指摘ありましたように、やはり教育面から、それから雇用面から、それ...全文を見る
06月10日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第19号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 仲道委員御指摘のとおり、この大学に対する評価、これができるだけ公平で皆さんだれも見てもそうかと納得のいくものである、これが最も望ましいことでございます。ただ、これはなかなかそうはいっても難しい課題ではあるわけでございまして、外国におきましても、既に欧米では...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 仲道委員御指摘のとおり、この大学評価において、大学の規模が大きいから、小さいからによって評価が違うということでは、正に皆さんが納得できるような評価にはならないと思うわけであります。  そういう意味で、特に、御指摘のように小規模といいますか、地方にあります...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 先ほどから御答弁申し上げ、またお話出ておりますように、教育研究面の評価は大学評価・学位授与機構が専門的見地から行うわけでございます。その際、御指摘がありましたいわゆる文系分野の評価、この点につきましても、その論文を引かれる回数が一定の基準を、一律にあるから...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 御指摘のとおりでございまして、教育は今日やったら明日成果が出るというものでもございません。この中期目標、中期計画、それぞれの大学は理念、基本理念とか長期的な目標を実現するために六年間の設定をするということになっておるわけでございます。特に、その教育面につい...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 国立大学法人制度においては、各法人の自主性、自律性の拡大を図っていくという観点でありますから、内部組織については可能な限り法人の裁量にゆだねるということにいたしておるわけでございます。こういう点から、どのような教育研究組織の単位にどのような形で教授会を置く...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私学側からは、イコールフッティングでお願いしたいと、今度は国立大学は法人化するならば私学も一緒だと、こういう強い要請もいただいているところなんです。  授業料に見る限り、実は、確かに二年置きに上がっておりますが、これは私学も上がってきたということもありま...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私学がどんどん上がっていくかどうか。これから少子化時代を迎えながら、そして私学の経営というものを抜本的に私はは私学側も考えなきゃならないときに来ているのじゃないかと思うんです。これ以上私学の授業料がどんどん上がっていくということが果たして大学経営にとってプ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 委員御指摘の教育条件を、機会を均等にしていく、これは私も正にそうでなきゃいかぬと、こう思っておりまして、ややもするとこれまでの教育が結果の平等を求め過ぎたという指摘もございます。その点は十分配慮しなきゃならぬと、こう思っておりますし、教育の機会均等というの...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 先ほどの仲道委員の御指摘の中にありましたが、評価の際においても、やっぱり地域の特性を生かした教育をやっている、そういうものについて平等にやっぱりきちんと評価をしなきゃいかぬという御指摘がございました。これも私は一つの大事な視点だというふうに思っておるわけで...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 今、委員御指摘のお話を私も伺いながら、文部科学省としては、大学評価委員会がそれをやるわけでありますから、それ以上の個々の大学の評価ということはあり得ないと思っておりまして、我々、総務省との間で、との話では、私どもが聞き及んでいるのは、いわゆる総務省側のは評...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) この点については、今私ども御答弁申し上げましたが、きちっと詰めさせていただいて、二重評価ということがあり得ないという前提に立ってきちっと詰めたいというふうに思います。
○副大臣(河村建夫君) 天下りについてはいろんな御批判等々もあるし、それから、退職金をもらって、さらに役員に、理事、監事等に降りていってさらにまた退職金をもらうということについてはいろいろ御批判があり、またそのことについては今改める方向でいろいろ検討されていることも承知をいたして...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 御指摘のように、来年四月から法人化するわけでございますから、円滑な国立大学法人化へ向けて必要となる準備を今急いでおるところでございます。  で、概算要求の点について今御指摘があったわけでございますが、これまでの国立学校特別会計制度に代わって、一般会計にお...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 最初のスタートでございますから、大学側もある程度のマニュアル、基本的な認識は文部科学省側と合わせたいということで、どういうことが考えられているだろうかというようなことの問い合わせもあったりして、文部科学省側としても大体こういうものが考えられるんじゃないかと...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 恐らく、各科いろいろお立てになる。それを大学がお取りまとめをいただいて、大学全体の計画としてお出しいただくと、こういうことでございます。
○副大臣(河村建夫君) 大学協会側と協議したことの中に、いわゆる中期目標、中期計画をお出しをいただく、そのほかに参考資料ということは、文部大臣による提示・認可の対象外ということで、どうぞ、お付けいただくことについては構わないということにいたしておるところであります。
○副大臣(河村建夫君) いやいや、大学側がこれを出したいとおっしゃることについて、それを除外はしないということであります。こちらから付けなさいということではございません。
○副大臣(河村建夫君) これは私、訂正させていただきます。
○副大臣(河村建夫君) 文部科学大臣のいわゆる提示・許可の対象外ということでお出しをいただくということになっておりまして、私、ちょっと資料の段を読み違えまして大変失礼しました。  これは、ただ、言えることは、大学協会側といろいろ議論をした中で、やっぱり一応目安としてきちっとした...全文を見る
06月11日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
議事録を見る
○河村副大臣 今回の改正案でございますが、今岡下委員も御指摘のように、特許法、それから種苗法、それから不正競争防止法や民事訴訟法、これと同様に、知的財産戦略大綱とか知的財産基本法に示されました政府全体の知的財産戦略、これを具体的に進めていこうとするものでございまして、知的財産戦略...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘の点でございますが、やはり保護者といいますか親が、一番自分の子供のことをわかっていると思いますので、親の意見を十分聞くということは非常に大事なことですが、一方、その専門的な所見というのもあると思うんですね。教育学、医学、心理学、そういった専門家もおられます...全文を見る
○河村副大臣 肥田委員おっしゃるように、社会に出てからのために今から準備していくということもあろうと思いますけれども、現実に、同じ教室で学ぶ場合には今委員御指摘のような問題があるわけでありますから、今回、拡大教科書等々についても、そういう環境整備をしなきゃいかぬということで、特に...全文を見る
○河村副大臣 改めて御答弁申し上げたいと思います。  委員御指摘のように、弱視の児童生徒、教科書を学習するとともに、その保有する視覚、視力を持っておるわけでございますから、これを活用して、そして器具も使いこなしながら上手な見方を育てるといいますか、表現があれでございますが、そう...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のように、確かに、この著作権の登録制度は、契約の安全性を確保するという観点からも、だんだんインターネット等でも非常に著作権とかかわり合いが深くなってまいりましたので、いろいろな問題点が出てくるのではないかということで、文化審議会の著作権分科会において、今後...全文を見る
○河村副大臣 佐藤委員の御指摘、私ももっともだと思うし、そこのところがやはり教育の原点になければいけない、こう思います。  著作権のことについては、やはりわかりにくいといいますか、先ほど銭谷次長も御答弁申し上げた中で触れておりましたが、学校現場でコピーを持ってくる、それをどこま...全文を見る
○河村副大臣 委員御指摘のとおりだと私も思います。特に、これから、インターネットを使ってダウンロードをすればどこからでも何でもやれるという時代でありますから、ここまではいいんだけれども、これ以上はやはり違法ですよということをきちっと教えなきゃいけませんし、また、そのことを教える教...全文を見る
○河村副大臣 今映画界のお話もございましたが、特に知的部分といいますか、知的財産本部もございますが、そういうものを活用して産業をどんどん興していく、これはこれからの日本の一つの誇るべきところでございます。それが、そういうことによって産業界が育っていかないということはやはり問題であ...全文を見る
06月12日第156回国会 参議院 内閣委員会 第14号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 川橋委員御指摘のように、現時点では、いわゆる時間給は、一般職の職員の給与に関する法律があるわけでございます。これに基づいて当該職員を常勤講師として採用した場合に受けることとなる月給ですね、いわゆる俸給ですが、この予算の範囲内で非常勤講師の給与も決めていると...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 社会保険、厚生年金の問題だと思います。  基本的には厚生労働省において取り組んでいられるところでありますけれども、これはやっぱり文部科学省としても、大学非常勤講師を始めとするいわゆるパート労働者でありますが、この問題、大変大事な問題だと考えておりまして、...全文を見る
06月26日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第20号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) この国立大学法人制度においては、各国立大学法人の自主性、自律性の拡大を図っていくということが大きな視点でございます。そういう面から、内部組織については可能な限り法人の裁量にゆだねるということが原則になっておるわけでございます。こうしたことから、どのような教...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 国立大学法人に対しましては、資本金の全額について国が出資するということが予定をされておるわけでございまして、会計検査院の検査の対象となってくるということでございます。  具体的な検査方法については、文部科学省がこれを具体的にどうするということについて触れ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) これは考え方いろいろあると思いますが、国立大学に私学を編入するというようなケース想定いたしますと、これはやっぱり国費を伴うという問題でありますから、いろんな問題点を考えなきゃいかぬことじゃないかなと思いますし、逆に、私学がその地域の国立大学をもう吸収して私...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 法人化移行経費の問題、今御指摘があったわけでございます。  御指摘のとおり、国立大学等における法人化に向けた準備作業のうちで、多額の経費を要する特定の作業について、平成十五年度予算において国立学校運営改善経費として百三十六億計上いたしております。  こ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 先ほども御答弁申し上げたとおり、この経費が国立大学の法人化への移行を想定しているということ、これを否定するものではございませんが、しかしやっぱり法人化移行に当たっての準備経費あるいは移行経費という言葉を先ほども使わさせていただいたと思いますけれども、この本...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) あくまでも準備のためにこれを進めるということ、これはやらなきゃいけないことだというふうに思っておるわけでありまして、これは、システム化ということは進めなきゃいけないことでもあるわけでございますし、その準備をするということ、これは準備作業の一環としてやるとい...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) この法人化というものがこれからの大学改革に大きな一石を投じ、また日本の大学の改革につながるんだということで今日まで進めてきたところでございます。  基本的に法人化そのものが駄目だと、こうおっしゃれば、これはもう見解の相違としか言いようがないんでありますけ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 議論の差し支えありますから、大変私、失礼なことを申し上げたと思いますから、そのことは取り消させていただきますし、議論の場でありますから、当然いろいろ意見があってしかるべきだと私も思います。  そして、先ほど私も前倒してという言い方をしましたが、これはあく...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 先ほど来御答弁を申し上げておりますように、特に新会計システムという、これ特定の準備作業に入るわけでございます。これにはかなり高額な予算も要るわけで、準備経費も要するということもあって、ほかの独立行政法人の例も踏まえておるわけでございまして、これは平成十五年...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 五月十六日の調査でございます。国会での御論議を踏まえて、昨年十月、安全衛生状況の調査を行った実験施設等について、その後の改善も踏まえて、本年五月時点における改善に必要な所要額を把握するために行ったものでございまして、記入要領のところでございますが、「室数の...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 今回の調査によって、これまで出た数字、多くなるのを止めるためにということは全くないのでありまして、多くの大学等において見積額を出していただく。各学部から要望がございます改善要望を取りまとめて、老朽化、狭隘化、こういう長期的視点から取り組むべきものがあるか、...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 林委員から先ほど東京大学のケースの御指摘があったわけでございます。文部科学省では、東京大学の施設整備の改善に責任のある部局から、東京大学の安全衛生管理の改善のために見積りとして二十七億円が必要という報告を受けました。  それで、あの当時の衛生対策費は十七...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 先般の委員会におきまして、内藤議員の国立大学法人に対する文部科学省と総務省の評価の関係はとの御質問に対しまして、私が、二重評価ということがあり得ないように、そういう前提に立ってきちっと詰めさしていただきますと答弁を申し上げたところでございます。  この趣...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 法人化後の国立大学にとっては、受託研究とか寄附金等の自己財源を得るということで教育研究や学生に対するサービスの向上を増していく、そしてそれが積極的に展開できるようにということ、これは意義のあることだと思っておるわけでございますが、一方、国立大学法人というの...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 山本委員の御指摘の点は非常に大事な点だと思いますし、これまでの議論の中にもそういう指摘もありましたし、私の方にもそういう声が届いております。  中期目標、中期計画、これは各大学が基本理念、長期的な目標を実現するために六年間、今後これから立てていくわけでご...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 国立大学の役割につきましては、平成十年の大学審議会答申において、公財政支出により支えられる大学であるとの特性と社会的責任を踏まえて、その果たすべき機能を十分発揮することが重要であるとされたわけでありまして、具体的に、我が国の学術、文化等の面から重要な学問分...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) もう大臣から御答弁がございました。尽きているわけでございますが、これからの二十一世紀が懸かっておりますし、特に日本の進むべき科学技術創造立国、こういうことを考えますと、大学の振興といいますか、特に基礎科学、基礎学術、科学の教育そして研究、これを今まで以上に...全文を見る
07月01日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第21号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 佐藤委員御指摘のとおりだと私も思います。  ただ、この根拠法が出てきたことは、佐藤さんも御存じのとおり、櫻井委員の御質問の中で、あえてといいますか、根拠になる法律があるのかないのかと、こういう準備をするとかなんとかということについて何もなしでやっているの...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 佐藤委員言われるとおりで、いわゆる一般の独立行政法人と今回の大学法人の違いは正にそこのところにあることは間違いございません。ただ、こういう形で、先行の独立行政法人がああいう形で準備している、それに倣って今回の大学法人もやるんだというような形の答弁、表面上は...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 佐藤委員、また佐藤委員のおっしゃるとおりと、こう言うとまた言われるかもしれませんが、いや、実は私も同じような疑問を抱いたんですよ。それで、これは一日ですぐ変わるのかということは、当然それは問題に私もしたわけです。おっしゃるとおり、この法律を読む限りそうなる...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 各国立大学法人が作成をいたしました中期目標、中期計画の原案、これは文部科学大臣に提出された後に国立大学法人評価委員会で審議されることになるわけでございますが、同委員会の会議は公開をされることにいたしておりまして、したがって、原案は公開されるとともに、原案を...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私も議事録を拝見して、まさか非公務員型になると思わなかったと、冒頭、そういう思いがおありになったということは、私も承知しました。ただ、教官は非公務員型でいいだろうともおっしゃっております。  問題は、私はほかの大学の総長からも伺いましたが、いわゆる文部科...全文を見る
07月03日第156回国会 参議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) ゆとりある教育の推進ということで第十四条を定めていただきましたが、ゆとり教育といいますか、いろいろ御意見あるのでありますが、教育にゆとりをという言葉が出始めましたのは、実は昭和五十二年から五十三年の新しい学習指導要領を作りましたときに、ゆとりある充実した学...全文を見る
07月08日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第22号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 大学評価におきましては、一方的な評価を行うものではなくて、評価する側とされる側、やっぱり双方向でやり取りをしながら評価の適正が期されていかなきゃいかぬ重要なことであろうと思っておりまして、正に御指摘のとおりでありますから、評価に関する大学からの事前の意見申...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 前段の評価委員会の委員の中に地域性といいますか、そうした研究評価ができる人たち、そういうことが評価できる人を評価委員ということでございます。これは、そういう方向で委員の選任については検討いたしておるところでございます。それを含めて委員を選ぶということが前提...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 私もかねてからこの評価について、いわゆるダブルチェック的なものというのは避けなきゃいかぬということでありまして、評価が適正に行われるということは当然でありますから、大学評価委員会がきちっと評価したものが適正であったかどうかを見ていただくということは、これは...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 国立大学法人法案第十二条第三項におきまして、学長選考会議の定めるところによって、学長選考会議の委員に学長を加えることができるといたしておるところでありますが、制度上、現学長が学長候補になり得ないことがあるといったことを考慮したものであるわけでありまして、具...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 国立大学法人におきましては、教育研究評議会が教育研究面を、それから経営協議会が経営面を審議すると、こうなっておるわけでございます。  したがいまして、教育研究評議会は各学部や研究科の議論を踏まえて全学的な教育研究の方向性を審議するということであります。そ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 委員の御指摘のとおり、それぞれの協議会、評議会、それぞれの立場から十分な議論をしていただいて、その両機関が連携をきちっと取り合って、そして学長が最終的にその大学にとって良き方向というのを見いだしていただくという方向になるというふうに思っております。
○副大臣(河村建夫君) 監事の具体的なイメージでありますけれども、これ二名ということになっておりますが、一名は会計監査に精通した者、もう一名は当該大学の行う業務に精通した者というふうに考えられるわけでございます。  法人の適正な業務運営を確保するために運営状況の監査を行うという...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 大学の業務について十分精通した人と、こういうイメージでございますから、その中で適任者を選んでいくという中で当然大学側の御意見というものは十分拝聴する、また各方面からの意見も拝聴しながら決めていくということになると思いますので、委員の御指摘についてはそれは十...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 我が国の国立大学は、全国的に均衡の取れた配置、今全県にあるわけでございますが、地域の教育、文化、産業の基盤を支えて、学生の経済状況に左右されない進学機会を提供する上で極めて重要な役割を果たしてきております。こうした国立大学の役割というものは法人化によっても...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 学部別や研究科別授業料の導入については、経済的理由によって希望する専門分野への進学の機会に制約を生ずる、あるいは個人の能力に応じた教育の機会均等が損なわれるおそれがあると、こういうことも考えながら、現在、国立大学におきましては全学部、研究科、同額の授業料に...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 現在、国立大学におきましては、法人化に備えて諸準備を進めてきておられるところでありますが、このうち、法人資産の確定や新会計システムの導入などの準備作業につきましては、平成十五年度予算におきまして国立学校運営改善経費として約百三十六億円を計上いたしたところで...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 委員御指摘のとおり、これを周知徹底させるということが本当にこれから大事になってくると思います。法案をお認めいただきました暁におきましては、直ちに国立大学学長会議を開催するなどして、国立大学の関係者に対しまして本法案の国会におけます審議の状況、またそれを踏ま...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) さきの委員会で西岡先生の方からそういうお話がございました。あのとき私が御答弁申し上げたのは、あの議事録を見た限りでは、教官についてはいいと思うと、しかし事務職員についての人事交流なんか考えたらこれは大変だなというような説明であったというふうに思うんです。 ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 西岡先生、否定とおっしゃいましたが、今、大臣が答弁されたことの裏付けでございますけれども、私もさきの委員会でも御答弁申し上げたように、松尾総長は、頭の中に公務員型でずっと考えてきておった点があって、それは確かにショックを受けたんだということは率直におっしゃ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) だから、そのことについては、大学は一体とやっていく中で、メリット、デメリット、いろいろ考えた結果、非公務員型でいこうというのが一つの結論でありますから、これについては大学協会等が中に入って、人事交流をおやりいただくとか、そういうノウハウを研究をされて、そう...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 松尾総長に確認をしたことを今概略申し上げましたが、もうちょっと詳しく電話で確認したことを申し上げます。  国立大学の法人化の問題については、政府や国立大学協会で具体的な議論が始まった平成十一年当時から深くかかわってきたが、当時は国の試験研究機関を始めほと...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 議事録が、一部だけ私は申し上げませんでしたが、この議事録を私が読んでみる限りにおいて、松尾先生は今回のこのことを否定をされておられるわけじゃないわけでありまして、これは山本香苗先生の質問に対して、さっき申し上げました参考人のこれは議事録でありますから。私は...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 今、西岡委員御指摘の点について、さきの委員会でそういう御指摘がございましたので、私どもはその場におりませんでしたから、先生が、先生がこの法人化に、非公務員化に私は反対をされて、まさかそんなことはないと思うけれども、そうじゃないかという思いをあのとき持ったわ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 繰り返して申し上げるようで恐縮なんですけれども、西岡先生、前委員会から引き続いてこの問題を取り上げておられましたから、この間、やっぱり我々としては、あの当時あそこに、現場にいなかった者としては松尾先生の真意をやっぱりお聞かせをいただかなきゃならぬ、こう思っ...全文を見る
07月09日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第19号
議事録を見る
○河村副大臣 広島県におきましては、学校における指導上や管理上の多くの問題、課題があって、平成十年六月、当時の文部省において、広島県教育委員会に対しまして是正を図るように指導をいたしたところでございます。これを受けまして、広島県の教育委員会等では、これまで全力を挙げて、是正指導を...全文を見る
○河村副大臣 重大な人権侵害でございますこの拉致被害者の問題の取り扱いについて、現在、完全に解決していないという面もありますから、そういう点に配慮する必要もありますが、これを学校現場においてどのように取り上げるかどうかという問題、これを取り上げて、そして人権教育の一環として位置づ...全文を見る
○河村副大臣 パブリックコメントもいただきましたし、今赤羽委員からもいろいろ御指摘いただいた、そういうことも踏まえて検討いたしておる、こういうことでございます。
○河村副大臣 赤羽委員の御指摘の点、私も理解をするのでありまして、税制改正の場合のあり方、特に特増をどうするかという問題について、いろいろ議論があるところで、なかなか、条件が整いませんと財務省の方のガードがかたいという面もあるんです。これはむしろ、そっちの方から来たものを我々の方...全文を見る
○河村副大臣 大臣に直接お話をされて、そして今、大臣答弁があったわけでございますし、パブリックコメントも一つの大きな重要な要点であるということは間違いございません。  これまでこういう形で政策をとってきたわけでありますから、その政策をどういうふうに、これを変えるとなれば、変更し...全文を見る
○河村副大臣 私も、この問題が出たときに、外国人学校については国際的なバカロレア、そういう認定機関がある、ところが、アジア系の学校、中国語あるいは韓国語でそれを評価する機関がないんだということがありまして、ただ、先生言われるように、それでは国が、国家が、この学校はいいんだとか悪い...全文を見る
○河村副大臣 これは税制の問題でございまして、それぞれの学校経営に大きく影響する、それがよくできることによってそこの教育がうまくなるということでありますから、結局、終局的には教育の問題にかかっていく、こう思っております。  先ほど赤羽議員にも答弁申し上げましたけれども、条件整備...全文を見る
○河村副大臣 一般財源化ということになりますと、交付税の問題になってくるわけでございまして、これは例を引くまでもありませんが、例えば、学校図書館の整備についても交付税措置をしておりますが、きちっとそのとおりできていないという現状があります。そういうことを考えますと、山元委員御指摘...全文を見る
○河村副大臣 この問題も全く同様に考えておるところでございまして、事務職員、学校栄養職員というものが、学校にとっての基幹職員である、教員、さらに養護教員もおられるわけでありますけれども、この基本的考え方に立てば、教員、養護教員、それから事務職員、学校栄養職員、これはすべて一定数確...全文を見る
○河村副大臣 文化庁長官の国会への出席につきましては、昨年の通常国会の本委員会におきましても大石先生から御指摘のあったところでございますが、これまで、文化庁関係の国会審議、基本的には文部科学大臣、副大臣、大臣政務官が質疑に当たっており、さらに細目的な、技術的な事項、あるいは法案も...全文を見る
○河村副大臣 大事な世界遺産、日本が誇るべきもの、それをどうやって守っていくかということは、また非常に大事なことでございます。特に、日ごろから防災上の見地からも考えていかなきゃなりませんが、一たん有事のような場合には、これはもう本当に危機に瀕するわけでございます。特に、政府全体と...全文を見る
○河村副大臣 ああいう悲しい出来事が続いたということ、これはやはり教育に関係する者として、特に日本の教育の全体をつかさどっておる文部科学省の責任者の一人として、ああいうことが起きた、そのことに対してまず謙虚になって、そしてどういう点が非常に問題であったか、そこに反省すべきといいま...全文を見る
○河村副大臣 今回のこのケース、校長先生の場合のケースでございますが、今回のケースに関して言うならば、民間校長制度のあり方、これをもう一回基本的に、どうあったらいいかということをまず考えなきゃいかぬだろう。それから、教員のメンタルヘルスといいますか、教員が非常に多忙であるというよ...全文を見る
○河村副大臣 この問題について、決して官僚任せにしているつもりはないわけでございますし、私も、これは校長先生の話もお伺いせないかぬと思いまして、私の方からお願いをして時間をとっていただいたりいたしております。  これは、今、地方分権、いろいろなことが言われておるわけでございます...全文を見る
○河村副大臣 最近、教職員の皆様方の中にも、そうした心の悩みで不登校になっておられる方もたくさんおられるということも知っておりますし、これまで、カウンセリングといいますと、不登校になった子供たちとかそっちの方ばかりにどっちかというと目が向いておったわけでありますが、むしろ学校経営...全文を見る
○河村副大臣 今大臣の方から、この心のノートをどういう目的でお願いをしたかというお話があったわけでございますが、今学校現場で起きているいろいろな問題等々を考えたときに、こういう形で、少しでもこれが活用できたらということでお願いをしているわけでございますから、それについて実際にどう...全文を見る
○河村副大臣 法的根拠等のお話でございましたが、これは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第四十八条によって、文部科学大臣は地方公共団体に対して、教育行政にかかわって必要な指導、助言、援助を行うことができる、こうなっておるわけでございます。そういう意味で、このノートを道徳教...全文を見る
○河村副大臣 今御指摘の件でございますが、この法律四十八条の第二項のところに、「前項の指導、助言又は援助を例示すると、おおむね次のとおりである。」とありまして、「学校の組織編制、教育課程、学習指導、生徒指導、職業指導、教科書その他の教材の取扱いその他学校運営に関し、指導及び助言を...全文を見る
○河村副大臣 通知表については、先生、今さら申し上げるまでもないことでありますが、子供たちの学習状況が評価される、そして指導の改善にそれを生かしていく、そして、適宜、子供自身や保護者にも、また学習状況を伝えて学習を励ますといったような、そうした観点があるわけでございまして、各学校...全文を見る
○河村副大臣 在日の韓国の方も一緒に学ぶ教室がある、大変結構なことだし、それについては先ほど大臣からも、そういうことについての配慮を十分すべきであろう、こう御指摘がありました。私も全くそういう思いでございます。  私もある友人から、アメリカで、日本人が向こうへ行ったとき一緒に教...全文を見る
07月09日第156回国会 参議院 外交防衛委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) お尋ねの件でございますが、私の得た情報では、一月、三月ごろにアメリカの開発庁がユネスコに対して教科書改訂を委託したということでございますが、ユニセフに対して、またユネスコに対しても同時にというふうに聞いておるところでありますが。  ただ、これ実際に、アメ...全文を見る
07月16日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
議事録を見る
○河村副大臣 さきの長崎の事件でございます。文部科学省としても、また教育現場も、極めて深刻に受けとめておるわけでございまして、これは今その情報等を収集しているわけでございます。これからいろいろな形で対応も考えていかなきゃならぬと思っておりますが、今委員御指摘の、こうした事件に及ぶ...全文を見る
07月24日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第23号
議事録を見る
○副大臣(河村建夫君) 今、山根委員の御指摘、私も伺いながら、確かに御指摘のような点が今の日本に指摘をされていることを承知をいたしておるわけでございますが、現に、今御指摘がありましたように、アメリカの教育、あるいはイギリス等々の先進国が教育の方針を変えてきたと、むしろ日本に見習っ...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) この拉致の問題、やっぱり重大な人権侵害であるという認識でこの問題を取り上げていく。これは真相解明の途上であることもありますので、そういう配慮というのはやっぱり必要であろうと、こう思います。  そして、これを学校教育の場でどのように取り上げていくか否かとい...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 民間人校長先生方とお話合いをいたしました。ただその際に、先ほど委員が御指摘のような慶徳先生の例とか、そういう例を問題にしたということではなくて、一般校長として教育の現場に入られてどのような御苦労があり、どのような点に留意をされて今取り組んでおられますかとい...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 正に慶徳校長先生の場合には、教頭先生が続いてお二人とも病にお倒れになったということを、これはやっぱり大きな一つの心労、校長先生に非常に心労が掛かった点ではないかと、こう思いますし、また山岡教育次長についても時の教育長がやっぱり御病気だったというような、こう...全文を見る
○副大臣(河村建夫君) 委員、私も御指摘、大事な視点だと思います。教育委員会のスタッフの皆さんはできるだけ、いわゆる役所や何かのずっと公務員でやってきた人だけというよりも、むしろ教育現場で苦労された方々を、教育委員会に入っていただいて、正にその苦労が分かった上で先生方との連携とい...全文を見る
09月29日第157回国会 衆議院 本会議 第2号
議事録を見る
○国務大臣(河村建夫君) 山岡議員より、教育の地方分権、少人数学級、幼保一元化による待機児童の解消についてのお尋ねがございました。  地方や学校の自主性を高めて、子供や地域の状況に応じた特色ある学校づくり、あるいは地域から愛される学校づくりが行えるように教育の地方分権を進めるこ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 神崎議員より、二点のお尋ねがございました。  第一点、英語教育の充実のお尋ねでございます。  文部科学省といたしましては、英語が使える日本人の育成のための行動計画を策定いたしておるところでございまして、英語教育の充実に積極的に取り組んでおるところであ...全文を見る
10月02日第157回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(河村建夫君) 輿石委員御指摘のように、大きな社会変化の中で教育もあらゆる課題を今抱えておるところでございます。特に、少子高齢化という時代を迎えておりますし、核家族化、そういうことで家庭の教育力の低下とか、こういうような問題も既に起きておりますし、また科学技術の進歩も非...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 義務教育費国庫負担制度の在り方についてでございます。  就任に際しまして総理からも御指示ございまして、今年六月の閣議決定されましたいわゆる骨太の方針二〇〇三、あるいは昨年十二月の総務、財務、御指摘ございました文部科学三大臣合意と、こういうものを踏まえて...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 岩城委員、教育基本法の問題について御指摘をいただいた、御所見をということでございます。お話を聞きながら、私も全く同じような思いでお話を聞いておりました。  御指摘のように、教育基本法が昭和二十二年以来手付かずでずっと今日まで来た、紛れもない事実でござい...全文を見る