河村建夫

かわむらたけお

小選挙区(山口県第三区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数10回

河村建夫の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第159回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(河村建夫君) 神崎議員から、三点の御質問をいただきました。  まず第一点は、小中学校段階からの職業体験の必要性についてでございます。  御指摘ありましたように、最近の若者は、就職いたしましても三年以内にどんどんやめていく傾向が高まっております。そして、フリーターも...全文を見る
01月26日第159回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○河村国務大臣 ただいま総理からも御答弁あったところでございますが、教育改革の根幹をなす教育基本法の改正については、歴代の内閣は、教育の構造改革の一環としてこれまで取り組んでこられたところでありますが、いよいよ、中教審の答申も改正に向けてという答申をいただきましたし、また、与党に...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の構造特区における教育特区のお話でございます。  これは、下村議員、大変御熱心にこの問題に取り組んでいただきまして、むしろ文部科学省も頭の切りかえをやることができた、こう思っております。  これも聖域なき構造改革の一つでありまして、これまで教育というのは...全文を見る
02月04日第159回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(河村建夫君) 信田委員、大変大事な御指摘だというふうに思います。最近、子供たちの肥満も非常に増えておりまして、昭和五十年代のころから比べますと倍増しております。平均体重の二〇%以上というのを一応対象にしておりますが、そういうことからいいますと、やっぱりきちっとした食生...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) お答えいたします。  中島委員御指摘のように、義務教育を始めとする教育関係の経費、投資、我が国の教育投資割合でございますが、各国、特にOECD四か国とよく比較されるわけでございます。  その水準から申しますと、日本の全教育段階のOECDに占める、公財...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) OECDの、経済協力開発機構が実施いたしましたこれは二〇〇〇年、平成二年の調査でございますが、生徒の学習到達度調査というものがございます。  この結果を見ますと、日本の子供たちは国際的に見て上位にあるということ、国際比較三十一か国の比較を見ましても、総...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 義務教育費国庫負担制度について、実は総理ともこの問題について話したことございますが、地方でできることはできるだけ地方にという基本概念もあるんで、地方の意見をしっかり聞くようにと、こういうお考えもあるところでございます。私どもの方としても、この制度の根幹を...全文を見る
02月10日第159回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○河村国務大臣 総理から、このITERの意義、そしてその重要性、国を挙げて取り組むと強い決意を表明されまして、私も、所管大臣として、この誘致に向けて全力を尽くしたいと思っておりますが、まさにフランスは、一国じゃなくてEU全体の代表としてカダラッシュと、こう言っている。日本は、六カ...全文を見る
02月12日第159回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○河村国務大臣 経済対策閣僚会議にも私も臨ませていただきまして……(細川委員「経済じゃないよ」と呼ぶ)失礼しました、犯罪対策閣僚会議に出席をいたしまして、やはり各省庁、連携が非常に必要な面がたくさんございます。  それは、文部科学省としては、子供たちがまず犯罪に走らないようにし...全文を見る
○河村国務大臣 せっかくの御指名でございますから、お答えさせていただきます。  診療報酬の不正請求につながる問題でもございますし、これは厳正に対処しなきゃいかぬ、こう思っておりますので……(河村(た)委員「何に使ったか調べると」と呼ぶ)それも含めてきちっと調べて……(河村(た)...全文を見る
02月13日第159回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○河村国務大臣 石田委員が委員長時代、私も理事でおりまして一緒に勉強させていただきまして、虐待という事実が非常に母親から受けていることが多いとか、いろいろ私も勉強させていただいて、あの当時、たしか七千件ぐらいの報告だったのですが、今、三万近い状況、非常に大きな問題だと私も思ってお...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘のとおりで、学校の教員が一番身近なところにおります。注意しておけばかなりそれを発見できるはずでありますから、私は、そういうことを徹底させるということは非常に大事だと思いますので、委員御指摘のように、学校によってその対応をきちっとしているところ、していないとこ...全文を見る
02月18日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○河村国務大臣 文部科学大臣の河村建夫でございます。第百五十九回国会におきまして各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。  我が国が二十一世紀において活力ある国家としてさらに発展し、子供たちが夢と希望を抱くことのできる明るい未来を切り開いていくためには、国家...全文を見る
02月18日第159回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○河村国務大臣 このサマータイム、デーライト・セービング・タイムと言うんですか、時間を有効に、節約して有効に使おうというこの考え方は基本的に私も賛成をいたして、これまで一緒にそういう議連の活動にも参加してまいりましたが、特に今、教育界で問題になっておりますのは、家庭の教育力の低下...全文を見る
○河村国務大臣 学校給食における食材の安全性、これは極めて重要な問題でございますから、この点については遺漏なきを期していかないかぬと思っております。  特にBSE問題、御指摘の点につきましては、厚生労働省、それから農水省、これは緊密な連携を持っておりまして、情報、特にそうした知...全文を見る
02月19日第159回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(河村建夫君) 国庫負担の対象外とする予定の義務教育費国庫負担金の退職手当を、今後の状況により国庫負担へ戻す可能性についてのお尋ねでございました。  義務教育費国庫負担金の退職手当につきましては、昨年六月の経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇三等を踏まえ、国庫...全文を見る
02月19日第159回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○河村国務大臣 高木議員も訪中団、一緒に行っていただきまして、今御報告をいただきましたようなことで大変な御努力をいただきましたことをまずもって感謝申し上げます。  ITERの問題、いよいよ大詰めに来ておりますが、この二十一日には、まだ閣僚レベルの会議に至りませんで、次官級レベル...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘ありましたように、最初のもくろみからいいますと売り上げが十分でない、おっしゃるとおりで、我々も、スポーツ振興の観点から、やはりスポーツ環境をもっと整備したい。  今の予算編成上の仕組みからいくと、スポーツ予算だけを飛躍的に、三倍も四倍も伸ばすわけにはなかな...全文を見る
○河村国務大臣 私、寡聞にしてニートという言葉は初めて聞いたんですが、ノット・イン・エデュケーション・エンプロイメント・オア・トレーニングということでありますから、まさにイギリスを初め欧州ではこういう問題が、若年者の就業問題が重要になってきて、この問題が取り上げられているというこ...全文を見る
○河村国務大臣 これは、確かにゆゆしい問題だと思います。  今、少子化の問題も言われておりますが、そういう人たちはまた、結婚の意欲もなくすことになるわけでありますから、こういう観点からも総合的な対策が必要だと考えますが、最近の子供たちは、外に出ていくことといいますか、人と人との...全文を見る
○河村国務大臣 これ、本当に、ニートになってしまうといいますか、そういう状況をどうやって防ぐかということだろうと思いますが、やはり教育の段階におきましては、小さいときから、働くことの大切さとか、あるいはまさに額に汗して働くことの大切さ、勤労観、職業観、そういうものをその年代に応じ...全文を見る
○河村国務大臣 確かに、時代の大きな変革といいますか、我々の子供のころと比べて、今の時代、そういう状態でも何とか生きていけるというか、親が働いていれば何とかなるというような状況が現実にあるわけでして、その中へやはり埋没して、親の方も、とにかく働かなきゃとてもやっていけないよと言っ...全文を見る
○河村国務大臣 今の御指摘、私、非常に大事なことだと思います。どんなもめごとを起こしてもとおっしゃいましたが、やはり学校というところはそういうところでなければいけないと思いますね。  だから、今もそういう通達もしておるわけでありますが、特に、「高等学校中途退学問題への対応につい...全文を見る
○河村国務大臣 これは、うなずくだけじゃなくて、はっきり明言をさせていただかなきゃならぬと思います。  義務教育段階は、年代に応じた教え方があると思います。そういうことの大事さというのは学習指導要領の中にも、小学校段階、中学校段階、指摘してございますけれども、きちっと対応したい...全文を見る
○河村国務大臣 確かに、虐待のための何かセンター的なものは今ありませんが、現実に調査研究をしなきゃいかぬということで、科研費を使いまして、今専門家の皆さんにお集まりをいただきまして、十四年、十五年、二年間で、学校はどういう支援策をとればいいのかとか、あるいは虐待されている人たちを...全文を見る
○河村国務大臣 今、水島議員御指摘の岸和田の事件も本当に、あの子がチャイルドラインの存在を知っていて、あれは家庭でほっておかれたわけですから、その間に電話でもしてくれたらという思い、チャイルドラインを実際に動かしてみて、そういう思いがいたしております。  世田谷で平成十年にスタ...全文を見る
○河村国務大臣 児童虐待防止法によりますと、第五条では、学校の教職員、それに医師とか保健師も皆入っているんですが、学校の教職員は、「児童虐待を発見しやすい立場にあることを自覚し、児童虐待の早期発見に努めなければならない。」こうなっておりますし、通告については、第六条で、「児童虐待...全文を見る
○河村国務大臣 平成十四年度の国公私立の小中学校における不登校児の数でございますが、十三万一千人ということでございまして、これはずっとふえておったのでありますが、これが非常に大きな社会問題だということで、学校も大変この対応をしてきたせいでもあろうと思いますが、平成十四年度初めて、...全文を見る
○河村国務大臣 お答えします。  経済的事由によって三十日以上欠席している児童の数は、平成六年度には千二十人おったのでありますが、これは減少しておりまして、平成十四年度では三百八十人ということの報告を受けております。  これは、長期欠席については、社会的、個人的な背景もいろい...全文を見る
○河村国務大臣 これは、この状況把握に努めるようにということで今指導をいたしたわけでございますが、具体的な数字、全国に、安否が、状況がはっきりできないという状況を数的につかんでいないことがわかりましたので、これは早急に把握する必要があると私も思っておりまして、それでないと対策が立...全文を見る
○河村国務大臣 まず、学校現場そのものがこの児童虐待防止法の法律ということをきちっと理解して、学校というところが一番児童虐待を発見しやすい場所だということをきちっと認識することがまず必要だろうと思います。  その上で、専門家の皆さんにもお願いをして、科研費を使って、今、そのため...全文を見る
○河村国務大臣 石井委員御指摘のとおり、新規学卒者の就職内定状況、非常に悪い状況でございます。大学は七三・五、高専は割と人気がいいようでございまして九八・三ということでありますが、高卒が六一・四、中卒で就職する方は少ないんでありますが、中卒になると求人倍率が〇・三四というふうな状...全文を見る
○河村国務大臣 石井委員御指摘のように、働くことの意義といいますか、そしてそれには権利もある、また義務もあるわけでございますが、特に労働者の権利については、中学校の社会科あるいは高等学校公民科、これできちっと指導することになっております。  学習指導要領を見ましても、例えば中学...全文を見る
○河村国務大臣 三十人学級を実施するということになりますと、三十一人以上のクラスを二つに分けるということになっていくわけでございます。今、大体、平成十五年度の公立小中学校の児童生徒数をもとに試算をいたしてみますと、約八万四千学級ふえるということでございます。これに伴う必要となる教...全文を見る
02月23日第159回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○河村国務大臣 遠藤先生御指摘のように、特に小中学校期にそうした生活習慣をきちっとつけることが大事でございます。私も、昨年、就任に当たって、総理から、これまでの知徳体プラス食育を重視した人間力向上の教育改革にと、こう言われております。特に、健康の三原則は、まずはバランスのとれた食...全文を見る
○河村国務大臣 留学生は未来からの大使、こうも言われておりまして、日中を考えてみても、友好親善、相互理解、非常に意義があると思っておりまして、これを拡大することは当然だと思っておりますが、先ほど来お話しのようなこういう問題も起きまして、実際、在留管理が厳しく問われているという現況...全文を見る
○河村国務大臣 日本育英会も、今度、学生支援機構ということで、一つの方向で、留学生の受け入れ、そして、日本からの留学生を出す場合も、これを相互的にやろうということになってまいりました。  そこで、御指摘のように、留学生全員というわけになかなかいきませんが、できるだけ受け入れに対...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘がございました心の教育をこれからどのように考えていくかという大きな課題でございます。  今、私もさきの委員会で所信表明いたしましたように、これからの教育が、物の豊かさと心の豊かさがまさにバランスのとれたといいますか、そうした人間力向上を目指した教育をやって...全文を見る
○河村国務大臣 私、大臣就任に当たって、総理から、知徳体、食育を重視した人間力向上の教育改革にと、こう言われました。  私は、まさにこの人間力という考え方の中に、単なる勝者だけではない、勝者には敗者がある、そういうことも知る、そして、世界を見たときに、日本のような経済的に豊かな...全文を見る
○河村国務大臣 GDP、年間成長率が七%という報告を出されながら、地方と東京といいますか、その実態の格差というものも感じておるわけでございますが、現実に、御指摘のように、これから希望を持って働かなきゃならぬ、まさに学生、生徒が十分就職口がないということは、これは大きな、ゆゆしい問...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘のとおり、既に中央教育審議会で答申をいただいておりますし、また、これまで歴代の内閣が、今日の教育基本法を考えたときに、これをどのように見直していこうか、これはまさに教育改革の構造的な部分であるという観点に立っていろいろ取り組んでこられたことでございます。 ...全文を見る
○河村国務大臣 今、牧野先生御指摘があったように、小渕総理のときに教育改革国民会議の中で濶達な議論をいただいて、そして、本格的にこの問題を取り上げようということになって、正規の中央教育審議会に諮問をされたということでございます。  これは、大臣の個人的なというよりも、教育改革国...全文を見る
○河村国務大臣 前段の大競争時代、一般的にそういう言い方をいたしますが、特に、日本のこれからの立国の観点からいうならば、もちろん、人間力向上という基本的な人格完成のための教育、俗な言葉で言えば立派な日本人をいかにつくるかということが教育の根幹にございます。  と同時に、やはり日...全文を見る
○河村国務大臣 大変、叱咤激励、応援の質問をいただいたと受けとめさせていただきましたが、確かに、文化庁予算を一千億にしたいということで頑張ってきて、それができた。ただ、そのパーセンテージだけ見ると、教育予算全体というのは八割は人件費でございますので、こういう数字にならざるを得ない...全文を見る
○河村国務大臣 文化庁関係の国会審議につきましては、基本的に、私を初めとして、副大臣そして大臣政務官が担当いたしまして、さらに、質疑の細目にわたっては、国会のお許しをいただきながら文化庁次長が説明を申し上げるということで今日まで来ておるわけでございます。  文化庁長官のあり方と...全文を見る
○河村国務大臣 ただいま調査中でございまして、この二千幾つ、数が結構ありますものですから、いつまでにということを今はまだはっきり申し上げる状況にありません。できるだけ急がせたい、こういうふうに思います。
○河村国務大臣 私もこの数字を見まして、これが多いから例えば談合があったんじゃないかと一概には言えないと思いますが、これは病院とか特殊な機械とかいろいろな——私もちょっと数字はそれは確かに多いなと思いました。だから、どうしてこういうことになるんだという話も内部でしたわけであります...全文を見る
02月24日第159回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○河村国務大臣 宇宙開発事業団、資本金に対しまして八五%の形の上で欠損金と出ていますが、ただ、これは財投の形をとってはおりませんので、欠損金という形で挙げております。
○河村国務大臣 欠損金といたしましては、二兆五千五百五億八千九百万円という形になります。
02月25日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○河村国務大臣 私が敬愛申し上げております吉田松陰、松陰先生とあえて言わせていただきますが、松陰先生自身の回顧録、ここに吉田松陰選集というのがあるのでありますが、これによりますと、あの幕末、まさに列強動く中で、松陰先生は、やっぱりアメリカの実情を知る必要がある、こう思われて、あの...全文を見る
○河村国務大臣 昨年の十二月三日付で、小渕優子委員、ユネスコ国内委員ということで、ぜひユネスコの発展のために御努力いただくことを期待いたしております。  ユネスコは国際連合教育科学文化機関という長い名前でありますが、教育、科学、文化の振興に、これは世界的視野、国際平和と人類の福...全文を見る
○河村国務大臣 大切な点を御指摘いただいたと思います。  最近の先生方には、もっといろいろな社会体験をしてもらう、特に、海外に出ていっていただいて、その経験を子供たちの教育に生かすということは、非常に私は意味のあることだ、こう思っておりまして、今御指摘のように、現職教員を海外へ...全文を見る
○河村国務大臣 小渕優子議員が小渕元総理の後継者としてこの教育基本法改正に高い見識、熱意を持っておられることに、敬意を表したいというふうに思います。  教育基本法の改正、歴代の内閣、教育改革の構造的な面がある、構造改革だ、こういう思いで取り組んできていただいたところでございまし...全文を見る
○河村国務大臣 公武合体論から転回をしていったというお話、あの短い期間の間によくあそこでその勉強をなされたと思って感心をしておりますが。  私は、松陰先生の偉いところは、至誠をもって天に通ずといいますか、まさに真心をもってお互いに議論を闘わせながら、そして意に感じたらそれを実行...全文を見る
○河村国務大臣 義務教育は、憲法の精神からいっても国が責任を持つ課題である、このように思っておりますし、今回の三位一体論の中で言われることは、これは小泉改革の一つの大きな流れにもあるわけでありますが、できるだけ地方に自由度を、地方に裁量権を持たせて、地方がやりやすいようにするのが...全文を見る
○河村国務大臣 今日の日本の教育のあり方、いろいろ言われますけれども、しかし、全国津々浦々、どんな辺地に行こうと、そしてまた離島に行こうと、しかし一定の水準、そして高いレベルを持った教員が派遣されている、そしてそこで教育が受けられる、これが一つの日本の今日の繁栄の基礎を築いてきて...全文を見る
○河村国務大臣 今の御指摘の点、そういうことは考えられると私も思います。そこで教育の中立性を保つために教育委員会制度というのがあるわけですね。これについてもいろいろ議論がありますが、今これを、どうあるべきかということで、見直しについても検討をまさに始めていただこうと思っております...全文を見る
○河村国務大臣 先に所信の問題でありますが、確かに御指摘のように、いじめの問題等々について具体的に所信を申し上げるスペースもございませんでしたが、これは全然ないわけでなく、我々も関心がありますし、また大事なことでありますから、所信の四ページに「不登校や問題行動への適切な対応にも努...全文を見る
○河村国務大臣 日本の教育全体を考えたときに、そして、特に中途退学した人たちもやはり幸せを求めて生きていかなきゃならぬ、こういうことでありますから、やはりそうしたきめ細かいガイダンスといいますか、そういうことが必要であろうと思います。  御指摘を踏まえて、これからも、特に高等学...全文を見る
○河村国務大臣 私も子供四人のうち女の子が三人おりまして、こういう結果であるということについては、これをもって遺憾であるとか問題であるとかという言い方はどうかと思いますけれども、この男らしさ、女らしさの考え方、これは各国によってもいろいろ違うんだろうと思いますけれども、しかし、確...全文を見る
○河村国務大臣 所信でも申し上げたところでございますが、宇宙開発というのは、一つのやはり子供たちにとっても夢を抱かせることでありますし、また国の発展の基盤といいますか、おっしゃるように、あれだけのロケットを打ち上げるという、そのことそのものが、やはりそうした物づくりの基盤が根底に...全文を見る
○河村国務大臣 大事な御指摘だと思います。  宇宙開発部門においても、日本が果たすべき役割というのがあるんだと。アメリカは最先端を行きながら、それなりのまた果たし方をやっておるわけでございますが、先ほど御指摘の、アメリカのブッシュ大統領が、イニシアチブのもとで、宇宙探査について...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘のとおりでありまして、私も種子島の現場に行っておりまして、十分後に、きちっと打ち上がったのでありますが、残念ながら、ブースターの切り離しがうまくいかなかったということで、ああいうことになりました。  これについては、まさに物づくりの根幹に触れるのではないか...全文を見る
○河村国務大臣 先ほどもちょっと申し上げましたが、今、原因究明をきちっとしたいということに最大の精力を費やしておるところでございまして、これをできるだけ早くはっきりさせたい。三月上旬に入りましたら原因究明を発表したい、こう今思っておるところでございます。その結果を待って、これから...全文を見る
○河村国務大臣 文部科学省の担います行政部分、非常に範囲が広いわけでありますが、一言で言うならば、まさに日本の国を教育・文化立国に仕上げていくその責任、そして同時に、科学技術創造立国、この基盤をしっかりつくっていくということ、これによって、日本国民の福祉はもちろんでありますが、日...全文を見る
○河村国務大臣 文部科学省の目指す方向と今御指摘あった方向が、そんなに私は大きく違っているとは思いません。目指す方向は、まさに教育現場というのは地方が取り組んでおられるわけでありますから、これを尊重しなければいけません。それで、国の役割、地方の役割分担、これが今大事になってきてお...全文を見る
○河村国務大臣 松本委員御指摘のように、知的財産といいますか、こういうものを創造していきながらこれをさらに守りつつ発展させるということ、これは国策としても非常に重要なことでございまして、実は、昨年の三月に小泉総理を本部長とする知的財産戦略本部ができておりまして、私も副本部長という...全文を見る
○河村国務大臣 先ほどちょっと触れさせていただきましたが、いわゆる弁理士会の方もそういうことを考えておられるようでありまして、こうした研究を今進めておられるように伺っておりまして、そういう意味では、そうしたものに特化する専門職大学院ができる、期待をいたしております。  大学の教...全文を見る
○河村国務大臣 知的財産を活用する、そしてこれを経済活性化に結びつけていく、こういうことも必要になってまいりますし、世界との競争もそこにもあるわけでございます。こうした面での人材をどういうふうにつくっていくかということだろうと思います。  文部科学省には、昨年六月に、科学技術・...全文を見る
○河村国務大臣 総額で六兆二千億ぐらいいっているかと思います。  このたび、かなり義務教育国庫負担等動かしたものでありますから——失礼しました、六兆五百九十九億円でございます。
○河村国務大臣 変化がないかと言われますと、今大幅にこの時間を急にふやすとか、そういう変化は今のところないのでありますが、今御指摘のように、読み書きそろばん、最近はITもこれに、生きていく上に入ってまいりましたが、やはり私はこれは基本だと思いますね。今、便利なものですから計算機に...全文を見る
○河村国務大臣 私も、初当選、一九九〇年ごろ、自民党の文教部会でそのことを言ったときに、文部省側は全然受け付けなかったことを覚えています。それよりも国語だ、こういう話がありました。その後、モデル校をつくったりしながらいきました。横浜がそこまでお取り組みされている、敬意を表したいと...全文を見る
○河村国務大臣 おっしゃるように、人材がいるんですね。実は、文部科学省も生涯学習局が各地域に、要するに授業でなくて、一般の皆さんに参加してもらって、子供たちに英語を教える会をつくりました。私の選挙区の宇部では、これをハローイングリッシュという教室にしてやりました。そして、やってみ...全文を見る
○河村国務大臣 実は、真反対のことをおっしゃりに来た方もございまして、地域運営学校といいますか、そういう地域で運営する学校だというふうに、中教審や何かではそういう形で来ておりますけれども、これでは逆にイメージが非常に古い、旧態依然たるものだ、コミュニティースクールというさわやかに...全文を見る
○河村国務大臣 これからまた議論をいろいろいただくと思いますが、今度新しく文部省の予算の中で子供の居場所づくりというのをつくりました。これは今おっしゃったものに合致すると思うんです。ボランティアの皆さんに参加していただいて、土曜日を使うとか、あるいは日曜日を使ってもいいし、あるい...全文を見る
02月27日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○河村国務大臣 就学生は留学生の予備軍でもございまして、これは留学生を、十万人計画を達成して、今からさらにその質を高めながら受け入れていくということ、これは大事なことだと思っております。  今、富田委員御指摘のように、ことしの四月からいわゆる就学生としての日本語教育機関の学生の...全文を見る
○河村国務大臣 富田委員御指摘のように、確かに公明党の皆さんがこれを提言されまして、実現してここまで来たものでございまして、これを拡大しなきゃならぬ、私もそういうふうに思っております。大事なことだろうというふうに思っておりまして、奨学金の支給も含めて、日本語教育機関の学生への支援...全文を見る
○河村国務大臣 学校選択制が導入される、そういうことと教育の機会均等との関係、小林議員は、そういうことと学校選択制が入ることが、ひょっとしてその理念に反するのではないかという思いもお持ちかもしれません。  いわゆる公教育の理念というのは、御存じのように、憲法の精神からしても、国...全文を見る
○河村国務大臣 今、笠議員から御指摘がございました教育基本法、今、笠議員が今の教育を憂う気持ちからおっしゃった中にも、この教育基本法を改正するヒントが私はあったように思うんです。現実にオウム真理教の判決がきょう出る、既に十一人の死刑判決が出ている現状、ああした、いわゆる日本の教育...全文を見る
○河村国務大臣 私は、あきらめたということをまだ一度も申したことはありません。総理からもそういうことは言っておりません。  今議論をいただいておりまして、私は、まとまって、早く法案にして今国会に提出させていただきたい、このことをひたすら考えておりまして、そういうつもりでしっかり...全文を見る
○河村国務大臣 私の任期がいつまでなのか、総理に聞いてみないとわかりませんが、おっしゃるとおり、私は、これは私の一つの使命だ、こう思っておりますので、早く法案にしてお示しをして濶達な議論をいただきたい、こう思っております。
○河村国務大臣 この学力という考え方は、ややもすると、要するに、ペーパーテストといいますか、ただ知識だけをはかる物差しを学力と、とかくそう考えやすい。入学試験の学力、これも学力には間違いありません。  しかし、私は、今の子供たちが持っている能力、学力というものは、我々のときとま...全文を見る
○河村国務大臣 バウチャー制度、将来的な課題として、こういうお話でございました。  確かに、おっしゃるように学校選択の幅を広げますし、それから学校間に競争をもたらす、そういう意味では一つのねらいがあると思いますが、ではこれが諸外国で定着しているかというと、まだそうでもないようで...全文を見る
○河村国務大臣 これからの学びのあり方について、私は、できるだけ選択肢は多くあっていい、こう思っております。  御案内のように、今度特区で株式会社、また、まだNPOは正式に出ておりませんが、NPOについても今研究をしよう、こういうことになっておりまして、そういういろいろな形態が...全文を見る
○河村国務大臣 私は、本来、義務教育費国庫負担金というのは人件費ですからね、人件費にそんなに裁量性があるとは思えない。しかし、あるとすれば、それをどんと削るかどんとふやすかなら別でしょうけれども、では退職金にまるで裁量性がないかというと、これは今後、総額裁量制を入れていきますと給...全文を見る
○河村国務大臣 これまでにも、私も副大臣当時、もう相当な議論がございまして、枝葉をとられて幹だけ残った、こう言われたんですが、この幹の部分が私は非常に大事だ、こう思っておりまして、これはもちろん、私は今の時期でこういうことを言うのはあれかと思いますけれども、今の義務教育費を含めて...全文を見る
○河村国務大臣 これまでも私は教育の地方分権というのは非常に進んできたと思っております。  これまでの取り組みを見ても、いわゆる教育の機会均等それから全国的な教育水準を維持する、この基本的な概念の中で、全国的な一つの基準といいますか、それを設けながら、できるだけ自由な裁量権を増...全文を見る
○河村国務大臣 これは交付税措置なんですね、総務省から出ている交付税措置。我々は政策官庁ですから、そのことを要請してまいりまして、それを受けて、それじゃ交付税措置で、交付税に換算しましょうということで、年間百三十億を五年間、六百五十億という約束がございまして、それを毎年やっていた...全文を見る
○河村国務大臣 私がそれを言い切りますと、地方を信じないのかということになろうと思います。もっと地方を信じてやれということになろうと思います。  基本的に、これほど地方の教育委員会、特に県単位の教育委員会というのは整備されております。しかし、教育委員会というのは、小さな、二千人...全文を見る
○河村国務大臣 食育というのは、食をはぐくむ、こうなるわけでして、一般的に食育という言葉をそう頻繁にこれまで使ってこなかったと思いますが、こういうことを今まで随分研究してこられた方も実はあるんですね。それで、やはり食べることが大事だという基本概念に立ったときに、健全な食生活を実践...全文を見る
○河村国務大臣 今の御指摘の点でございますが、東京都が新しく四大学を統合して新大学をつくろうということで、二月十日付で東京都大学管理本部長の名前で四大学の現職教員に対して、首都大学東京就任承諾によっての意思確認書の提出を求めたということは伺っておりますが、しかし、この求めた文書の...全文を見る
○河村国務大臣 これは、こちらがやったことでないことをそのようにされたとすれば遺憾なことなんでありますが、大学設置申請については、既存の組織をもとにして新たに大学申請する、こういう大きな変化がない場合には、教員審査を省略することができることになっておりまして、この場合に教員審査を...全文を見る
○河村国務大臣 確認書は必要ありません。  教員数を確認されるためにどういう方法をとられたか知りませんが、そういうものを文部科学省が必要で求めたということもありません。
○河村国務大臣 大学の設置認可申請の手続のときに教員の就任承諾書を出していただきますが、これは一緒でなくても、設置認可申請後七月末までに追加書類として出していただけばいいわけですから、設置認可の手続上は今の時点で意思確認書を求める必要もない、こういうことになるわけです。
○河村国務大臣 これは私どもの方はそういうことを求めておりませんよと、もう向こうに言ったわけですから、東京都でこれに対してそれを確認されたわけですから、それは問題なしとしないというのは、そういうプレッシャーがかかったんじゃないかと言われればそういうことが考えられないことはないかも...全文を見る
○河村国務大臣 都立大学の再編統合の問題は、これは設置者である東京都が責任を持って進めていただくということになっております。これは私は、東京都の今の進め方は、この新大学設立本部を設けて、その下に教学の準備委員会を設けて、外部の有識者を含め、また都立大学の各学部長や都立三大学の学長...全文を見る
○河村国務大臣 一方的に、その大学関係者も入らずにということではないというふうに聞いておりますので、教学準備委員会の中で作業を行い、その中には都立四大学の教員の参加を得てやっておるという報告でありますから、それについて私の方からこれをとやかく言う立場にないのではないか。そういうふ...全文を見る
○河村国務大臣 先ほどもちょっと申しましたが、この公立大学の再編統合については、基本的に、やはり設置者であります各地方公共団体の主体性を尊重していかなきゃいかぬ、むしろそれについて文部科学省がこの統合はいいとか悪いとか言う方が、これは大変なことになる、私はこう思っておりますので、...全文を見る
○河村国務大臣 文科省の姿勢は、公立大学、公立高校、東京都、これは地方自治体が行われている公立大学の特にこういう統合、改廃の問題については、設置者である東京都の意思を尊重したいということであります。  しかし、我々の受けている報告では、設立大学設置本部をつくってそこに教学準備委...全文を見る
○河村国務大臣 就学援助法に基づいて予算の範囲内でこれの補助を行うということに、今なっております。学校教育法でも、経済的理由によって就学困難と認められた学齢児童、生徒の保護者に対しては、市町村は必要な援助を与えなきゃいかぬということで、これは市町村がやることに対して国が補助をする...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点でありますが、特にどうしても必要な要保護児童生徒というんですか、これに対する援助率というものは、やはりこれは本当に困っておられる人ですから、やはり国がちょっと減らしたことによって地方も一緒に減らされたら困るという強いあれもありますので、この点については、...全文を見る
○河村国務大臣 石井委員がおっしゃることは私も理解をいたしますが、ただ、こういう経済情勢の中にあって、そして補助金について、地方が本来直接現場でやるべきものについては地方にという方向づけが今なされつつある中で、最大限今努力してその削減率を抑えながら今日来て、そして援助率の改善を図...全文を見る
○河村国務大臣 横光議員御指摘のように、昨年十二月末現在の高卒者の内定率が六八%ということでございます。前年が最悪であったわけでありますが、それよりはプラス一・七ということでありますけれども、非常に厳しい状況にあって、現時点でまだ七万四千人の生徒が就職していないという状況がござい...全文を見る
○河村国務大臣 国立大学の法人化、まさに百年に一度の大学改革とも言われておりまして、いろいろな議論があったところでございます。私も、当時遠山大臣とともに副大臣として答弁に立った方でありますから、今横光先生御指摘の点については十分承知をしておるつもりでございまして、財務当局との協議...全文を見る
○河村国務大臣 このたび、政府から提出いたしました義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  義務教育は、憲法の要請により、すべての国民に対し、必要な基礎的資質を培うものであり、国と地方が...全文を見る
02月27日第159回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(河村建夫君) 義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  義務教育は、憲法の要請により、すべての国民に対し、必要な基礎的資質を培うものであり、国と地方が適切に役割分担しつつ、円滑に実施することが...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 中野正志議員の御質問にお答え申し上げます。  まず、今回の義務教育費国庫負担法等の改正の趣旨についてのお尋ねでございます。  今回の改正は、昨年六月の経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇三等を踏まえ、義務教育費国庫負担金について、義務教育に関...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 高井美穂議員の八つの質問に順次お答えさせていただきます。  第一点は、これからの日本を支える人づくりについてのお尋ねでございました。  私といたしましては、新しい時代を切り開く、心豊かでたくましい日本人の育成を目指して、画一と受け身から自立と創造へと...全文を見る
02月27日第159回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(河村建夫君) 私には、フリーターの再教育についてのお尋ねをいただきました。  約二百万人と言われますフリーターの中には、定職を持たず自由な立場でいたいと思っている者も存在しておりますけれども、正規雇用を目指しているにもかかわりませず様々な事情によってフリーターになっ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 日本育英会の独立行政法人への移行に際しての奨学金の不良債権の改善策についてお尋ねでございました。  奨学金は、返還された奨学金を後進育成のための資金として循環運用する制度でありますから、滞納額が増えるということは、これは重大な問題であると認識をいたして...全文を見る
03月01日第159回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○河村国務大臣 おはようございます。  平成十六年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成十六年度予算の編成に当たっては、厳しい財政状況のもとではありますが、我が国が二十一世紀において活力ある国家としてさらに発展し、子供たちが夢と希望を抱くこと...全文を見る
○河村国務大臣 山際委員御指摘のとおりでありまして、この教育基本法、昭和二十二年に制定されて以来五十七年有余、今日、一度も改正されることなくやってまいりました。  この間、日本の経済社会は大きく変動しております。今の学校教育についてもいろいろな問題が指摘をされておる、この時点で...全文を見る
○河村国務大臣 そういう御意見があることは、私も承知いたしております。  学校五日制の考え方をどうとるかですが、学力の考え方もいろいろな幅がありまして、確かに、小さいときにしっかり脳をたたくといろいろ入ってくるということもあります。  しかし一方では、私も総理から、これからの...全文を見る
○河村国務大臣 吉井委員御指摘の点でありますけれども、今、審議官から御答弁申し上げましたように、今国会での法律案提出予定の中では、国際原子力機関等に定められた規制対象外の下限値を定めるというところでありまして、放射線障害防止法の改正を行うということにいたしておるところでございます...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点も踏まえて、関係省庁とのしっかりした連携のもとで取り組んでまいりたい、このように思います。
○河村国務大臣 エネルギー資源の乏しい日本が、また、ヨーロッパのように電力を融通し合うことができない、電力を輸出入できない、こういう状況下にありますので、長期的なエネルギーの安定供給をいかにするかというのは非常に重要なことであります。  そういう観点で、原子力委員会が原子力長期...全文を見る
○河村国務大臣 安定したエネルギーを確保する、その意味で、原子力発電の必要性というものは私は重要なものだと思っておりますが、今委員の御指摘の点については、やはり国民にとってこのエネルギーが安心で安全なものである、これは大前提でございますから、この安全管理に努めるという観点に立って...全文を見る
○河村国務大臣 憲法第八十九条の問題、高山委員もお調べとは思いますけれども、これについてはこれまでもいろいろな議論がされてきたところでございますが、昭和五十四年の三月十三日の内閣法制局長官答弁を基準にして、政府の確立した解釈は、学校教育法、私立学校法あるいは私立学校振興助成法によ...全文を見る
○河村国務大臣 基本的には国費が出ていく、補助金であろうと運営金であろうと出ていくことは事実でありますが、私学の場合には私学振興助成法に基づきまして、しかし、私学は建学の精神それから私学の独自性を生かさなきゃいけませんから、これは二分の一まで、経常費の二分の一までということが私学...全文を見る
○河村国務大臣 転換と申しますか、私も基本的には、学びたい、しかし経済的な理由もある、あるいは親にも迷惑をかけたくない、こう思って学ぶ意欲を持っておられる方については、奨学金は希望したらもらえるようにすべきだ、こう思っているんです。国の財投の関係も、今財投も厳しくなってきているわ...全文を見る
○河村国務大臣 確かに、先ほど局長が答弁いたしましたように、専修学校、専門学校等々に対する国の支援というものが十分でないという点もございます。  専修学校、専門学校については、今、これは県の知事の認可でいいことになっておりまして、そちらの支援も一体となってやっていただくというこ...全文を見る
○河村国務大臣 冠講座、こう言われておりますが、寄附者がその名前を冠しておやりになるような形、今、寄附講座が、国立大学においては、この一月現在は三十七大学、百四十九講座ございます。これは平成元年に比べますと六倍にふえておると聞いておりますし、また私立大学も、寄附講座を持っているの...全文を見る
○河村国務大臣 大学法人法案成立に当たりまして、私も、遠山大臣のもとで副大臣としていろいろな議論に参加をさせていただいて、答弁もしてきたわけでございます。  今大学に期待をされていること、特に国立大学においては、全国各県に地方大学もあって、そしてそれぞれの教育のセンターとしての...全文を見る
○河村国務大臣 鋭い御指摘だと思うんですが、しかし、私もあの学童保育を見ていて、ではあそこに教育的要素が全くないかというと、そんなことはないんですね。あそこで宿題をやったりなんかして、先生のOBが行っているし、私はかねてから、この教育問題をやるときに文部科学省に対しても、あれをじ...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘のような地域があるだろうと思います。ぜひ、各市町村には社会教育委員等もいらっしゃるわけでございまして、そういう方々にもこういう政策をしっかり我々の方もPRして理解をいただいて、そしてそういう全然ないところについては、町内会等は、いずれそれは新しいコミュニティ...全文を見る
○河村国務大臣 私も、校庭の芝生化を進めて、子供たちができるだけ外に出て跳んだりはねたり寝っ転がったりしてくれる姿というのはすばらしいと思っています。各県あるいは市町村教育委員会でも、これにかなり今積極的に取り組もうとされておりますので、これをぜひ進めたいと思っておりますし、また...全文を見る
○河村国務大臣 株式会社、NPO、両方からそういう要請があったことも事実です。ただ、NPOについては、一つは財政的基盤が非常に弱いという点もあって、株式会社のメリットは、お金を集めやすいとか財政基盤を持っているというようなことを前提にしておりましたから、そういう面で、特にNPO法...全文を見る
○河村国務大臣 最近の教育をめぐるいろいろな諸情勢を考えてみて、学校の教育力はもちろんでありますけれども、地域の教育力、さらに家庭の教育力をいかに増すかということが大きな課題になっておるわけでございます。この完全週五日制の導入についても、そういう視点が強くあったと思います。  ...全文を見る
○河村国務大臣 島田委員から、学校五日制の導入に伴って、その活用をもっと強めるべきだということで、示唆に富んだ御指摘もいただいたと思います。  島田委員は、特に体力向上という観点からこの問題を掘り下げていただいたのでありますが、私は、最近、ゆとり教育で学力低下というような話も盛...全文を見る
○河村国務大臣 義務教育費国庫負担制度の堅持については、今大出委員が御指摘されたようなことを日本では、そこまで考えたことはありませんが、アメリカのように、すべて自由に各州に任せるとか、国がもうほとんど関与しないということになると、そういう問題が起きるわけですね。これも過剰関与はい...全文を見る
○河村国務大臣 薬学、特に薬剤師を六年制にするというこの方針について、増子委員御指摘のような議論があったことも事実でございます。ただ、これはまさにこれから、薬剤師といいますか薬学教育の高度化ということはずっと言われ続けてきたことでありますから、この方向そのものについては、私はこれ...全文を見る
○河村国務大臣 増子議員から今御指摘のあった、東北文化学園大学へ大量受験させた問題であります。  確かに御指摘のように、この報告、事情聴取した範囲で聞きますと、合否決定前に利害関係者と接触していることがあった、合格圏にありながら合格対象者を除外しておった、あるいは結果として見か...全文を見る
○河村国務大臣 大学、私立大学を含めて、いわゆる公教育としてその役割を果たしていただかなきゃならぬ。その段階において、その教育的信頼にこたえられないような現状があるということになれば、これは厳正に対応していかなきゃいかぬ問題でございまして、まして、増子議員御指摘のように、私学助成...全文を見る
○河村国務大臣 古屋議員がこの発達障害児の問題に取り組まれて、いよいよ国政の場でこの問題を取り上げていただくことに、心から敬意を表したいというふうに思います。  この問題が日本の教育現場で顕在化したのは割と最近のことなんでありますね。したがって、まだまだいろいろな面でこれの対応...全文を見る
○河村国務大臣 国連の児童の権利に関する条約において、障害のある児童生徒については、自立を促進する、社会参加を容易にする、これによって十分かつ相応な生活を享受すべきであるということが規定をされておるわけでございます。  また、お話のございました、スペインで平成六年に発せられまし...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点、私も全く同感でございます。  政府におきましても、平成十五年度において、新たな障害者基本計画におきましても、「障害のある子ども一人一人のニーズに応じてきめ細かな支援を行うために乳幼児期から学校卒業後まで一貫して計画的に教育や療育を行う」、こうなってお...全文を見る
○河村国務大臣 私自身も英語教育を振り返ってみて、まさに日本の英語教育の欠陥をそのまま引き継いだんじゃないか、ただ、自分の努力を棚に上げてそういうことを言うわけにもいかないと思いますが、確かに実際の授業、中高、大学も含めてそうでありますが、文法、訳読中心の授業であったと思います。...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○河村国務大臣 古川委員から、獣医学教育にさまざまな御提言をいただき、きょう御質疑いただきまして、敬意を表したいと思います。  特に、同じ都城御出身でありました堀之内久男先生の後継者ということも伺っておりますが、この問題に対して大変御熱心でございましたし、また、同じ宮崎県の江藤...全文を見る
○河村国務大臣 大石委員御指摘のとおり、この大陸棚、外側の限界が広がるということ、さっき御指摘のように、三百五十海里まで。そうすると、日本の国土の約一・七倍について可能性がある、こういう話でございますし、これを認められれば、日本の主権的な権利が効力を生むということでございます。先...全文を見る
○河村国務大臣 ユネスコの世界遺産登録については、国民の関心も非常に高まってまいりました。今、十一件ございます。さらに、鎌倉が平成四年に暫定リストに登録されて、それから今日まで至っております。  今、これについては、次長が説明申し上げましたように、周辺の整備の問題、推薦条件をも...全文を見る
○河村国務大臣 最近の教育をめぐるいろいろな問題の中で、教員の質の向上ということはつとに言われるようになっておりまして、私も、この教員の質の高度化ということをもっと真剣に考えるときに来ているのではないか、こう思います。そういう意味で、国立大学の教育学部といいますか、教員養成コース...全文を見る
○河村国務大臣 中根委員御指摘のように、このたび、昨年三月になりますけれども、特別支援教育の在り方に関する調査研究協力者会議から、今後の特別支援教育のあり方について最終報告を出されまして、いろいろな提言をいただいているところでございます。  特に、ここ十年といいますか、LD、A...全文を見る
○河村国務大臣 改めて一年前のことを思い出しておりますが、それ以前からも三井議員はこの問題について大変前向きに、積極的にお取り上げいただき、また御提言もいただき、そういうものを我々受けとめさせていただいて、いよいよ薬学教育六年制、今国会に法案を出させていただく、学校教育法等の一部...全文を見る
○河村国務大臣 私からも改めてさきの遠山大臣の御答弁を再確認させていただきますが、私も、国立大学病院の薬剤部というのが、まさにこれは基本的な組織の一つとしての位置づけでありますから、国立大学法人化後においても薬剤部の位置づけというものは変わらない、このように考えておりますし、また...全文を見る
○河村国務大臣 教育指導という観点からも、この国立附属病院の薬剤部の機能というのは非常に必要になってきておる、大事だ、私はこういうふうに思っております。  新医療の研究開発とか高度で専門的な医療の提供は当然のことでありますが、こうした医療従事者の教育、養成の役割をどうこれから果...全文を見る
○河村国務大臣 私、昨年九月二十二日に小泉総理から文部科学大臣の指名を受けました。そのときの指示書の最初に書いてあったのが、これまでの教育の知徳体教育プラス食育を重視した人間力向上の教育改革に努められたしと。食育という言葉がそこにありまして、私も、いよいよこの食育ということが教育...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点、私もわかります。  これは、文科省が号令一下という形よりも、やはり地域に特性がありますから、できるだけ地域の特性を生かすようにしなきゃいかぬと思います。この重要性は我々十分認識をいたしておりますから、そのことについての認識を、文部科学省からいえば教育...全文を見る
○河村国務大臣 おっしゃるとおり、我々文部科学省としても、一つの指針のもとで全体的に取り組めるような仕組みをつくっていく必要がある、もっとそれを徹底する必要があろうと思います。  と同時に、私は学校も、今後学校栄養士が教諭になられたら、それによって指導力も違ってまいりますから、...全文を見る
○河村国務大臣 基本的に、知的障害者の皆さんも、健常者の皆さんが一緒に学べる場というもの、ノーマライゼーションの考え方、そういう方々が何%かあって自然だという考え方、私は、これは理念としてとうといものだというふうに思っております。  ただ、障害のある生徒が高等学校に入ってこられ...全文を見る
○河村国務大臣 今、例をお引きになりましたそういう現場で、知的障害のある人たちと健常者との交流の中で、学びがあると私は思いますよ。これは、それぞれの教育委員会あるいはその学校においての校長の感性の問題だと思いますね。判断をしていただかなきゃなりません。  私は、全国一律にという...全文を見る
○河村国務大臣 宇治小学校のケース、その前の池田小学校のケース、池田小学校の事件が起きたときに、再びこういうことが起きないようにということを考えてやったはずですけれども、まだそういうことが起きているし、現実にはまだ、子供たちの登校、下校のときにいろいろ問題も起きているという現状が...全文を見る
○河村国務大臣 大阪での取り組みをいろいろしていただいておりますから、これをぜひ、我々としても、どういう形がとれるのかということは、やはりこれは、全国ということになりますと、その辺をしっかり踏まえておきませんといけません。  しかし、おっしゃるように、あそこはいい、ここは悪いと...全文を見る
○河村国務大臣 佐藤委員が議席を得られてイの一番の初質問で教育改革を取り上げられたことに、敬意を表したいというふうに思います。  御指摘の教育基本法の改正の問題でございます。  戦後の我が国の教育はこの教育基本法によってやってきたと言って過言でないわけでございますが、これは御...全文を見る
○河村国務大臣 今佐藤委員が心配されているような今日の教育のいろいろな問題点、これはすべて教育基本法に欠陥があって、そこに問題があるんだという考え方、私はそういう考え方ができないこともないと思いますが、それ以上に、やはりあの中にある、例えば、短い言葉ですが、人格の完成という、この...全文を見る
○河村国務大臣 特に敗戦直後、余りに個をないがしろにして国のために死すという形、これが戦争に走ったんだという思い。それを今度は、もっと個を大事にすべきだ、こういう議論に変わっていった。そして民主主義国家をつくっていかなきゃいかぬ。こういう観点の中から、平等主義といいますか、確かに...全文を見る
○河村国務大臣 今の、これからの教育において、私は昨年、小泉総理から指名を受けましたときに、これからの教育改革は、やはり人間力向上、こういう観点で取り組むべきだ、こう言われております。特に、これだけ豊かさを求めて走り続けた日本が、一応の豊かさといいますか、世界のトップクラスの経済...全文を見る
○河村国務大臣 教育基本法、私ども、できるだけ早くこの国会に法案を出させていただいて、そして国会の濶達な議論の中で、さらに国民全体でこの教育改革を考える動きが欲しい、こう思っております。今与党間で逐一協議をいただいておりますので、それを待って法案化いたしたい、このように考えており...全文を見る
○河村国務大臣 大畠委員おっしゃることに私も全くうなずきながらお聞きしておりました。  これは、子供だけの問題ではなくて、むしろ大人社会がもっと考えなきゃいけない問題です。ということは、我々、当面の行政の責任者としてはそこへもっと力を入れろという励ましと叱咤激励をいただいたので...全文を見る
○河村国務大臣 さきに長野で大会、プレみたいな感じでやったわけですね。私は残念ながらよう行きませんでしたが、長浜先生が行かれたということで、その感想を聞かせていただいて、私もうれしく思っております。  この大会、特にボランティアの方々がすごいですね。まさにボランティアの方々があ...全文を見る
○河村国務大臣 私も長浜委員おっしゃるような共通の思いもございまして、これはこれから本格的に考える課題だと思っておりまして、実は先般、文部科学省内部にも早速検討を命じたところでございます。  どの時点で必修化するかは別といたしまして、今の時点でいつをということもまだいきませんが...全文を見る
○河村国務大臣 デイライト・タイム・セービングということですから、時間を有効に使えるという意味で、文部科学省の中でも、これによってアウトドア活動、家族の触れ合いとか、あるいはボランティア活動、また子供が屋外で遊ぶことができる、こういうことで歓迎。しかし一方、消極的な意見としては、...全文を見る
○河村国務大臣 江渡議員、さすがに青森県、お地元の出身でありますだけに、大変お詳しいし、まさに今の御質疑、質問の中にも既にその回答を見出したような気もするわけでございますが、私、このITERを所管する文部科学省の責任者といたしましても、ぜひこの実験炉を我が国、六ケ所村に誘致したい...全文を見る
○河村国務大臣 江渡議員からも御指摘ありましたように、今回のH2Aロケットの失敗、非常に私も残念に思っております。しかし、これにひるんではならぬと思います。宇宙開発の先達でありますアメリカやロシアの歴史を見ても、随分失敗をし、事故にも遭い、それを乗り越えて今日を築いております。そ...全文を見る
03月08日第159回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(河村建夫君) 今、厚生労働大臣からもお話がございましたとおり、文部科学省も、やっぱり子供のときから年金というのはどういう意味を持っているのかとしっかり教え、知る必要があろうと思いますね。  まだ数が少ないということでございますから、これを更に進めるように、位置付けは...全文を見る
03月09日第159回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(河村建夫君) お答えいたします。  児童虐待の増加ぶりというのは本当にゆゆしいといいますか、本当に心配なことでございまして、この児童虐待を一番最初に発見しやすい立場に学校があるわけでございます。毎日子供たちと先生方は触れ合っておるわけでありますから、そこでまず先生方...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この本会議の、今回の、今国会の冒頭の本会議で、神崎代表からも御指摘をいただきました。私も、もう小学校に英語を導入する時期が来ていると、こう思っております。  実は、平成十四年から総合学習の時間が始まりますと、もう小学校の半分ぐらいは何らかの形でもう行っ...全文を見る
03月10日第159回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(河村建夫君) 舛添先生がかねてから森林保全のこと一生懸命取り組んでおられる、そのことをもっと子供たちにとおっしゃっていることは、私は敬意を表したいというふうに思います。  私も山口県の森林組合の連合会のお世話をしておりまして、もしボランティアで入っていただけるなら喜...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘のように、高齢化社会で、そして痴呆者が増え、また介護認定も今御説明のように大変増えつつあるということですから、これが止められる、予防できる大きな課題だと思っておりまして、そのために、今御指摘のように、正に基礎的な研究をしっかり進めるという方向で文部...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私も、医師不足あるいは名義貸しの問題がああいうふうな形で出てまいりまして、ちょっと不思議に思ったんですね。医学部の定員はむしろ減す方向へ指導はしておきながら、現実にそういう問題が起きている。一体どこにそういうことがあるんだと、そう調べてみますと、非常に地...全文を見る
03月11日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
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○国務大臣(河村建夫君) 第百五十九回国会におきまして各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。  我が国が二十一世紀において活力ある国家として更に発展し、子供たちが夢と希望を抱くことのできる明るい未来を切り開いていくためには、国家百年の計に立ち、教育・文化立...全文を見る
03月11日第159回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(河村建夫君) 教育問題を真正面からとらえていただいて御指摘をいただきました。  私も、今日の教育が様々な、構造的な欠陥とは言わないまでも、見直さなきゃいけない地点に来ておるのではないかという認識を抱いております。  日本の教育というものが、資源のない国が今日の日本...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 段本先生の御指摘、私もそういう思いでおります。もちろん、学校現場においても学力低下ということはあってはならぬと、私そう思っております。  学習指導要領は、これはやっぱりそのときそのときに応じたようにつとにやっぱり見直す必要はあると思うんですね。こう決め...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私も、土屋市長、大臣室にお見えになりまして、今のようなお話を含めて熱っぽく語っていただきまして、私も農家の出身でもございますが、やはりそういう体験をするということがその子供たちにとって大きな影響を与える。  これまでの統計といいますかアンケート調査なん...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 高野委員御指摘のように、今、ブラジルからの日系人、子供たち、たくさん日本にもおりまして、この子供たちにきちっとした日本の義務教育を受けさせてやる、これはもう当然のことだと私も考えておるわけでありまして、国連の、国連といいますか、人権、子供たちの人権問題等...全文を見る
03月12日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○河村国務大臣 国づくりは人づくり、こう言われてきております。私は、米百俵の精神にはその原点があるというふうに思っておりまして、そういう意味で、総理がお使いになった米百俵のねらい、我慢をして、そして人づくりにした、こういうことでございます。  私は、この精神というのは、これから...全文を見る
○河村国務大臣 今国の財政も厳しいところにあることは我々も承知をしているわけでありますが、しかし、やはり教育を考えたときに、財政論が優先するわけにはいかない、こう思っておりまして、教育予算にシーリングを設ける考え方そのものが間違っておるのではないか、私はこういうことをこれまでも強...全文を見る
○河村国務大臣 そういうふうにとられては困るわけでありまして、財政論で進めるということはそういうことにつながる危険がある、私自身もそう政治家としても思っておりますので、財政論ではなくて教育論を優先させるべきだということ、これは私は経済財政諮問会議に臨みましてもそのことを強く訴えた...全文を見る
○河村国務大臣 いや、ほっておきますとそういう懸念がなきにしもあらずと私も感じておりますから、臨むべきところへ臨んでは、問題はまず徹底的に教育論でいくべきだ、こういうことで、実はあの三大臣合意の中におきましても絶えずそのことを強く主張してきたところでありまして、これからもそれを貫...全文を見る
○河村国務大臣 小泉総理の方向がその方へ引っ張っていく、私はそうは思っておらないのであります。ただ、今の改革というのは、聖域なき構造改革に取り組まなきゃいかぬという方向づけがあるわけであります。その聖域の意味についてもいろいろあると思うのでありますが、あらゆる改革の中でどうしても...全文を見る
○河村国務大臣 私は、今日の日本の教育水準、いろいろ今問題点が指摘はされておりますけれども、豊かな国づくりのために、この考え方、御指摘の考え方というものがあって、義務教育の水準を全国津々浦々高いレベルに保つ努力をしてきた、そのことが今日の日本を築いておりますから、その精神はこれま...全文を見る
○河村国務大臣 基本的な理念は、これに沿ってこれまでも行われてきたし、守られているというふうに思いますが、個々について見たときにいろいろな問題点が今指摘されておるわけでありまして、そういう中で、基本法の見直し、改正という問題が出てきた、こう思っております。  しかし、教育基本法...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘のように、確かに当時の金額、数字的に、財政的に見たときに金額が減っているという感じからいけばそういうふうにとられないこともない、私もそう思います。しかし、この義務教育費国庫負担法の精神といいますか、「教育の機会均等とその水準の維持向上とを図ることを目的とする...全文を見る
○河村国務大臣 これは、言葉として表があれば裏があるわけでありまして、そう言われれば、今、根幹を守ると言えば、ほかのものは根幹でないのか、こう言われるということになってくるわけでございます。  義務教育費国庫負担法の法律の第一条にございます、先ほどもちょっと触れたのでありますが...全文を見る
○河村国務大臣 私もできるだけ本音で話したいと思いますが、本音で話すと開き直ると言われても困るのでありますけれども。  これはなかなか、考え方によってはいろいろあると思います。しかし、さっきも私申し上げましたように、義務教育費国庫負担法の精神であります義務教育の機会均等とその水...全文を見る
○河村国務大臣 そういう御指摘、考え方、私もそれがわからないわけではありません。そういう考え方をする、そういう考え方に立てばされるだろうと。  しかし、当時それからバブルのときとか、いろいろな状況があって、国の財政状況から地方自治体の体制、こういうものもどんどん変わってきておる...全文を見る
○河村国務大臣 今回の見直しで一番求められておるのは、地方分権に対応して地方の自由度をいかに高めるかということにあるわけですね。  そこで、今日のこれまでの義務教育を含めて教育のあり方、特に国立大学を法人化したというのも一つの大きな見直しでありますが、それに伴いまして、義務教育...全文を見る
○河村国務大臣 総務省もそのことをお考えと私は思っておりますから、また後ほど副大臣の御意見を聞くとして、文部科学省、文部科学大臣といたしましては、やはりこの義務教育費国庫負担法のあり方、この基本的な根幹をきちっと守るという観点に立ってやっておるわけでありますから、当然、退職金等、...全文を見る
○河村国務大臣 今回の国庫負担制度改正、数字を、退職金、まあ、そういう意味ではつけかえになるんでありましょうけれども、しかし、この場合に、この見直しによって退職金がああいう形になっていく、そうするとこれを一般財源化するということになる、そういうことによって、国庫負担制度の目的に照...全文を見る
○河村国務大臣 平成十五年三月十四日に、この委員会で附帯決議をいただいております。「義務教育について国はその責任を適切に果たすため、地方の自主性の拡大という視点に配慮しつつ、義務教育費国庫負担制度を堅持し、地方の財政運営に支障を生じることのないよう適切な措置を」講じよ、こういうこ...全文を見る
○河村国務大臣 この附帯決議の精神というものは、私は守られてきておるというふうに思いますね。
○河村国務大臣 過去のいろんな附帯決議について私もつまびらかに覚えておりませんが、今回の附帯決議、これについては、私は、その精神といいますか、その考え方に沿って対応しておるというふうに思うわけであります。  一番問題は、こうした制度をいろいろ見直していくことによって、教育を受け...全文を見る
○河村国務大臣 そのことは、戻すということは想定をしておりません。しかし、これも、考え方によっては、まだ経過措置ですから、そういう考え方も、それはとれないことはないと私は思います。しかし、我々は、これを踏み切ったことについては、それは想定しないでやっているということだけは申し上げ...全文を見る
○河村国務大臣 山際先生、さすがに、獣医師だから言うわけじゃないとおっしゃいましたけれども、その見地に立って、私は、非常に今の時期に大事な御指摘をいただいた、こう思っております。  子供たちにとって、動物を飼って、そして、いわゆる生き物に対する慈しみといいますか、そういうことを...全文を見る
○河村国務大臣 大変大事な御指摘だと思います。そのとおり我々は努力したいと思います。  文部科学省が、委嘱研究といって、日本初等理科教育研究会というところが出しているんですが、「学校における望ましい動物飼育のあり方」、こういう手引も出しておりまして、これはどうももう一つ関心が低...全文を見る
○河村国務大臣 鳥の問題、また牛肉のときもそうでありますが、その都度、我々としては的確な情報を各県の教育委員会に出しておりまして、特に鳥について言えば、食物を介して人に感染した例はありませんよということ、それから、七十度以上加熱すれば安全であるというこれまでの厚生労働省から来てお...全文を見る
○河村国務大臣 日本の義務教育、特に初等中等教育、これをこれまでも重視してきて、今日の国づくりに大きく貢献してきた。しかし、現実にこうした数字が出ているということを私も承知をいたしておりまして、おっしゃるとおり、財政論ではなくて、むしろ教育論から予算を確保しなきゃいかぬと常々思っ...全文を見る
03月12日第159回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(河村建夫君) 広中和歌子議員にお答え申し上げます。  なぜ義務教育費国庫負担金の退職手当が三位一体改革の出だしで選ばれたのかと、こういうお尋ねであります。  今回の義務教育費国庫負担法等の改正は、昨年六月の「経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇三」等を踏ま...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 宮本岳志議員から二件質問をいただきました。  第一点は、義務教育を受ける権利をすべての児童生徒に保障する責任についてお尋ねでございました。  義務教育費国庫負担制度は、国の責任によって一定の教育条件を保障する制度であり、これによって地方公共団体の財政...全文を見る
03月12日第159回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(河村建夫君) 文部科学省といたしましては、各学校において鳥を飼育いたしております。あるいは学校給食にも関係いたします。無用の混乱が生じることのないように、厚生労働省、農林水産省とも連携を取りながら、学校現場に適切、的確な情報を提供する、そして指導に努めております。 ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 辻委員御指摘のとおり、義務教育費国庫負担制度は、国がその責任を制度的に担保して保障する制度でありまして、これによって、地方公共団体の財政力の差があるにかかわらず、格差があったとしても、全国のすべての地域において優秀な教職員を必要数確保する、そして、教育の...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) お答えします。  御指摘のように、最近、二十歳代の若い方々にこの感染が広がりつつあるという、非常にゆゆしい問題だと考えておりまして、文部科学省といたしましても、いわゆるエイズ教育といいますか、性教育について指導を強めておるところでございます。  予算...全文を見る
03月16日第159回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(河村建夫君) 小林千代美議員にお答えいたします。  義務教育や社会教育での法教育についてのお尋ねでございました。  法律や司法制度は、法律専門家のみならず、国民全体が支えるべきものでありますから、国民各層がさまざまな学習機会を通じて法に関する基礎的素養を身につける...全文を見る
03月16日第159回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(河村建夫君) 私、昨年九月に総理から文部科学大臣に命ぜられたときの指示書をいただいた。その最初のところに、知育、徳育、体育プラス食育を重視した人間力向上の教育改革に努められたしと、こう書いてありまして、正に正式に内閣の方針として食育が出てきたと。私も我が意を得たりとい...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) NHKの番組に「ようこそ先輩」というのがあって、各界でいろいろ活躍されている方々が教室に来て子供たちと一緒に授業、授業といいますか体験談を話しながらやっておられるのを私も見まして、皆さん大変あれは評判がいいんだと、こうおっしゃいます。なかなか、学校の先生...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 先に、おしまいにおっしゃった小骨のお話、これはやっぱり教育できちっと学ぶべきことでありますから、そこまでやりますと正に行き過ぎになってしまいます。食材というのはこういうものだということをきちっと学ばせる、食育の中で教育効果を上げる、今の御指摘の点も十分配...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 高卒で卒業して就職も進学もしない、今十三万二千人という統計になって、これは十五年度の学校基本調査においてそういう状況下でございます。ちなみに短大が二万三千、大学が今十二万三千ということで、そういう方々がフリーターになっているという状況にあると思います。
○国務大臣(河村建夫君) ゆとり教育が学力低下を来したんではないかと、こういう話、私の耳にも入っているわけでございます。  現実に高校生を採用される企業の皆さん方、今こういう時期でありますから、大変いろいろ我々の方も各企業体あるいは経済団体、お願いをいたしておるわけでございます...全文を見る
03月17日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○河村国務大臣 義務教育を全国一律に行って、そしてその水準を維持する。どんな辺地であろうと離島であろうと、もちろん都会であろうと、水準の高い先生を確保していく、そういう意味においてその条件を整備していく、そういう意味において憲法の要請に基づいて国が責任を持ってこれまでやってきた、...全文を見る
○河村国務大臣 総務省、麻生大臣の立場、これはやはり地方分権、地方主権といいますか、そういう方向で、地方の自由度をいかに増すかという形で考えてこられる。それから財務省側は、いわば財政論といいますか、いかに効率的に税金をうまく使っていくか、極論をすれば、子供の数が減るのだから当然先...全文を見る
○河村国務大臣 基本的な問題として城井さんと話さなければいかぬと思うんですが、地方分権を考えるときに、私はむしろ、私も地方議会からの出身でありますから特にそういう思いがしますが、今の地方分権、地方主権の考え方というのは、もう身近なところでやれる、住民に近いところの行政はできるだけ...全文を見る
○河村国務大臣 これは、考え方はいろいろあろうと思いますね。もっと国が責任を持つべきだ、だから、小学校、中学校、義務教育は国立でやるべきだとおっしゃる人もいらっしゃいます。しかし、それでは地方の自由度ということは非常にいろいろな面で障害が出るでしょうから、これまでも身近なところの...全文を見る
○河村国務大臣 そうですね、これをメリット、デメリットで考えるかどうかという問題も私はあると思いますが、この一般財源化という考え方が出てきて、それで一番問題になるのは、私は、これは極論かもしらぬけれども、知事会が一般財源化ということを盛んに言われる知事さんもいらっしゃる。  そ...全文を見る
○河村国務大臣 結論からいいますと、この総額裁量制の趣旨をきちっと御理解いただいてこれを適切に運営していただければ、これによるデメリットというのは考えられないと私は思うんですが、今のこれがいわゆる一般財源化ということになると、給与費を下げるとかそういうことになるんでしょう。しかし...全文を見る
○河村国務大臣 今日の教育で、いろいろさまざまな指摘がされている部分、これはやはり教員の質の向上という形ではね返ってきておりますね。それを受けて、今回の総額裁量制を含めての改善、これは今度は、国立学校準拠法で今までの給与をがちがちに決めていたという、それは確かに、ほとんど評価らし...全文を見る
○河村国務大臣 小林委員の御指摘、これだけ読むと何かもう決まったような話じゃないかといって心配されている向きがあります。これは我々も、大変大きな問題ですから、そう簡単に、金をこっちからこっちへ移したら済むというような話じゃありませんので、そこで教育論でという話が出てくる。これは、...全文を見る
○河村国務大臣 小林委員御指摘のとおり、また附帯決議のとおりだと私も思います。  国が義務教育においては責任を持っていくというこれまでの考え方、この根幹を守るという考え方、これを貫いてまいりたい、このように思っております。
○河村国務大臣 須藤委員も御存じのように、義務教育については憲法の要請がございます。すべての国民に対して必要な基礎的資質を培う、こうなっておりまして、そのために国と地方が適切な役割分担をする。その範囲をどこまでどうするかという御指摘が今あったところでございます。  この役割分担...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたが、義務教育費国庫負担制度というのが、すぐれた教育人材、いわゆる教諭を確保する、このことが非常に大事だ、そのためには教職員の給与に充てる財源が確実に保障される必要があるという考え方に基づいて政策的に義務教育費国庫負担制度というのがあるわけ...全文を見る
○河村国務大臣 文科省の考え方が変わっておるわけじゃなくて、基本的にそう思っていると。しかし、今、地方分権の時代であって、さっき球が来たと言いましたけれども、こういう課題が投げかけられたということについて、我々としては、基本的な憲法の要請に対してどう対応していくのか、この義務教育...全文を見る
○河村国務大臣 私も社会通念として、私もサラリーマンの経験がございますが、一定の基準、退職規定というのがあって、それできちっと退職金は出るんだという前提、またその前提で雇用契約を結んでおると思います。学校の先生方にとっても、免許をお取りになって、採用試験にお通りになって、先生とし...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点、義務教育費国庫負担法は昭和二十七年に成立をしているわけですね。その当時の精神といいますか、そういうものが今変わっているかというと、私は、変わっておりませんで、教育の機会均等、その水準維持向上という点、これに焦点を置いて、目的として、国が必要な経費を負担...全文を見る
○河村国務大臣 今回、この法律によって見直しをさせていただくわけでございますが、退職手当、児童手当の所要額は、平成十六年度予算については、税源移譲予定特例交付金という形で税源移譲までの各年度の退職手当の支給に必要な額の財政措置が講じられるということで、先ほどの議論の中でも、いわゆ...全文を見る
○河村国務大臣 須藤委員御指摘のとおり、聖域なき構造改革、こういうことで今進んでおります。一切聖域を設けないで考えようということではありますけれども、しかし、今御指摘の点が論点になってくるわけで、それは財政論からいえばそうかもしれない、しかし教育論に立ったときに、国の根幹にかかわ...全文を見る
○河村国務大臣 原則論を述べたと思います。その原則に沿ってやっていることは間違いございません。  ただ、この附則がついてきた段階、いろいろ指摘があったんです。それは、十五年六月の閣議決定がありますね、あの二〇〇三。この方針と整合性を求められたということもあるわけですね。そこで、...全文を見る
○河村国務大臣 さきの委員会で平野委員からも、この点、厳しく指摘をされたところでございまして、私も、この真に負担すべきものという言葉は一体どこから出たんだというので調べたんです。  そうしましたら、経済財政諮問会議等々の中から、国と地方の役割分担をするときに、国が負担をするとい...全文を見る
○河村国務大臣 真に優秀な先生を確保する、これは人材確保法、標準法もございますが、これに裏づけされた給与費本体、こう考えております。
○河村国務大臣 これは、そもそも論から申し上げます。  先ほども申し上げたとおりでありますが、教職員の給与に充てる財源が確実に保障されなきゃいかぬという視点に立っておりまして、今回は、そういうことですから、制度の根幹を維持するという立場で、負担対象経費というものを国が真に負担す...全文を見る
○河村国務大臣 これは、基本方針、全く変わりません。  ただ、民主党からも言われているように、全額交付金にするんだという考え方、だって、この負担制度そのものはもう根幹からなくすんだということになってしまうと、別のことを考えなきゃいけないんじゃないかと。私は経済財政諮問会議でも、...全文を見る
○河村国務大臣 これは、教育は、いわゆるソフト面といいますか、それからハード面、いろいろ考え方があると思います。  教育活動の中には、教育課程があり、学習指導があり、生徒指導があり、進路指導があり、さらに大事な教科書がある、そういう教育の内容面の視点ですね。それから、まさに教職...全文を見る
○河村国務大臣 私は、かねて、就任以来、やっぱり今、教育の現場、いろいろ大変努力をいただいております、苦労していただいておる、そのことを直視して、そして、地方の取り組みを、文部科学省が全国の教育のセンターとして、それをしっかり支援する体制をつくるということは極めて大事であるという...全文を見る
○河村国務大臣 ゆとり教育即学力低下、こういう話に今なってきておるわけでありますが、新学習指導要領においてはその教育内容を厳選していくということで、学習の系統性とか、学年の接続のぐあいとか、ダブりはないかとか、そういうことでできるだけ時間をとれるようにして、そして限られた時間数の...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点、日本の教育は確かに政策評価の実施という点について、最近ですね、そういう考え方が入ってきましたのは。だから、そういう点ではまだ十分でないという点、御指摘は私も当たっているんじゃないかと思います。  やはり達成度、目標を持ってそれにどのように到達したかと...全文を見る
○河村国務大臣 現時点については、ボランティア団体の御理解と御協力をお願いいたしておるところでございまして、当面そういう形で、今回、この制度、対応したわけでございます。  しかし、本来的には、委員のおっしゃるとおり、学校において責任を持ってやる部分というのはたくさんあると思うん...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点、確かに費用が一般の方よりかかっているということは承知をいたしております。高等学校段階は義務教育でないという点もあって、無償制度をしいていないわけでありますが、やはりどこまでが学校が責任を持つべきことなのか。非常に高額なものですね。そういうものについては...全文を見る
○河村国務大臣 学校図書館にも当然そういうことが考えられなくてはいけない、こう思いまして、教科書は、拡大教科書という形で今取り組みを始めたわけでございます。学校図書館にもそういう考え方が当然入ってくるわけでございますので、これはぜひ、ボランティアの皆さんにも御協力いただく面がまた...全文を見る
○河村国務大臣 附帯決議が委員御指摘のようになされておりまして、現に勤務するいわゆる学校司書がその職を失う結果にならないようにと言われております。  それから、子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画、平成十四年八月の閣議決定においても、学校図書館担当事務職員の配置ということ...全文を見る
○河村国務大臣 この学校図書館の図書標準を達成するためにということで、新たに平成十四年度から五年間で四千万冊ふやそうということで目標を立てたわけですね。それで学校図書館図書整備五カ年計画もつくった。そして交付税、御指摘のとおり、ここ五年においても、百三十億掛ける五年で六百五十億円...全文を見る
○河村国務大臣 肥田先生の御提唱に端を発するのでありますが、子ども読書活動推進法もできまして、今、読み聞かせ運動等が全国に燎原の火のように広がりつつあるということを私も喜んでおります。  そのためには、御指摘のように、学校図書館をもっときちっと整備していくということが大事だと思...全文を見る
○河村国務大臣 これからの時代は、中央から地方へあるいは民でできることは民にという小泉改革の一つの方針もあるわけでありますが、やはり、この地方分権推進一括法が成立したということはかなり画期的な一つの大きな流れをつくったと、私はそのことは評価をいたしております。やはり、中央だけでは...全文を見る
○河村国務大臣 戦後と言わず、日本が立国以来と言ってもいいぐらいでありますが、一千年も前に紫式部の源氏物語があったというこのいわゆる日本の教育における文化といいますか、それが今日の日本をつくってきた。それは、あれだけの敗戦の中で立ち上がれたのも、やはり教育にみんなが力を入れた、そ...全文を見る
○河村国務大臣 私が出ている間では、発言はありませんでした。
○河村国務大臣 失礼しました。私が出る最後のところで、一言、地方の声を十分尊重して、国庫負担金の一兆円削減を目指してやってください、こういうことがありました。
○河村国務大臣 竹中経済財政政策担当大臣です。
○河村国務大臣 私も初めてのことでありまして、どういう形で議論をしていいのか、ここで濶達なやりとりがあるのかといったらそういうものではなくて、これは特に、経済財政諮問会議、経済財政からきた会議でありますから、本来教育論をあそこでやるということじゃありませんで、そういう面では、私は...全文を見る
○河村国務大臣 ちょっと回りくどい言い方をしたように思いますけれども、ひもつき交付税、交付税のあり方というのはそういうものじゃないんだというのは私も聞いておりますし、そういうものじゃない。しかし、事教育についてはむしろそれでないと、実際に教育にこれが使われるかどうか確たるあれが持...全文を見る
○河村国務大臣 財政諮問会議等、今国会においてもそうでありますが、具体的に総額裁量制の考え方を説明しろと言われれば、例えばということ、それはどういうところから出てくるかというと、やはり地方からそういう要請が出てくるわけですね。  これまでのやり方だと全く自由がきかない、がちがち...全文を見る
○河村国務大臣 私もそういう懸念を持っております。  総額裁量制を打ち出したということは、総額裁量制によって地方の自由度を増すという一つの小泉構造改革のあり方、これについては文部科学省も否定するものではない。  しかし、現実に教育論として考えたときに、国が義務教育に責任を持つ...全文を見る
○河村国務大臣 単刀直入に申し上げて、先ほど肥田議員に申し上げましたとおりでありまして、これ以上一般財源化することになりますと制度の根幹が維持できないという問題に直面しますから、この根幹を維持するということは、まさに委員御指摘の打ちどめである、このような考え方で臨んでおるところで...全文を見る
○河村国務大臣 経済財政諮問会議の性格がよく出ておると思うんですね。  この国庫負担制度のあり方と補助金とが全く一緒になっている。とにかく補助金をばらまけばという今までのものを変えろ変えろと、それだけのことですから。しかし、極めて義務的な、政策的な国庫負担制度のあり方、これは、...全文を見る
○河村国務大臣 議員の中にはいろいろいらっしゃいます。  私も、この会議にまだ一回だけの印象ですが、先ほどの議事録、土肥議員もちょっと読み上げられた中にもあったわけでありますが、牛尾議員あたりは、やはり教育論をそのまま経済論だけでは、国民にとって非常にセンシティブな問題だ、これ...全文を見る
○河村国務大臣 この財政諮問会議に呼ばれた、そして大臣としての意見を言えというには、それまでの過程があるわけですね。前遠山大臣からの過程もあって、あそこで私がいきなり、もうこの話はこれでなきものにしてくれという、そういう会議ではありませんので、まず基本的な認識を聞く、それで委員の...全文を見る
○河村国務大臣 地方分権を進めれば、今の仕組みを全部外してしまって自由にやったらいい、これは財政当局の基本的な認識なんですね。だから、これはこれで議論として財務大臣としておっしゃる。しかし、私はその前段の中で、人材確保法というのがあって先生の給与というのは保障されているんだ、これ...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘のとおり、義務教育費国庫負担制度の根幹を守るということ、これが国の責任であるということ、これはきちっと我々も発信をもっと強めなければいけないと思います。  今この問題がこういう形で来た一番大きなところは知事会でありまして、しかも、こう言うといささか当たりさ...全文を見る
○河村国務大臣 これからこの問題については議論をしていくわけでありまして、おっしゃるとおり、十八年度までにこれについて結論を出すということになっていますから、それまでに、それまでにといいますか、十八年度ということであればもう今からそれは対応していかなきゃなりませんので、その時点で...全文を見る
○河村国務大臣 昭和二十七年、坂田道太大先輩、これは趣旨説明ですか、こういう形でお述べになったということ、現実にはその幅が狭まっているということ、これは、教材費等々についてはできるだけ地方の裁量という声の中でそういうふうになっていったわけであります。しかし、今もって義務教育費、こ...全文を見る
○河村国務大臣 まさに地方の時代、地方分権あるいは地方主権と言われる時代、地方のできるだけ裁量性を発揮して、まさに教育も地方分権、まさに教育する者がそれぞれの地、一番住民に近いところの行政が責任を持って直接当たる。それができるだけやりやすいようにする。この考え方に立って今日に至っ...全文を見る
○河村国務大臣 これは義務教育費だけではなくて、高等教育においても指標的にそういう数字が出ております。やはりこのことは我々ちょっと注意をしなければいけない課題でありまして、教育立国というならばその点ももっと我々強調する必要があろう、こう考えております。  日本の財政、非常に大き...全文を見る
○河村国務大臣 これまでの教育が、ある意味では画一的で、そして守りといいますか、そういう形にややもするとなってきた。したがって、その中で、しかし先生方も努力をされ、効率的に運営されてきた部分もあると思います。  しかし、今、教育をめぐる現状、いろいろな点が指摘をされ、改革をして...全文を見る
○河村国務大臣 この問題、先ほども御答弁したところでありますけれども、これは国の責任において義務教育の水準を維持し、そして立派な教職員を確保するというこの国庫負担制度の目的、これの根幹を守るということ、これについては、退職手当を国庫負担の対象外とした場合に、そのことに支障はない、...全文を見る
○河村国務大臣 この義務教育費国庫負担制度の根幹を守るということは、そういう給与二分の一制度、これを守る、こういうことであります。
○河村国務大臣 学校教育、学校運営、これが円滑にされる、大事なことでございまして、学校運営に当たるための事務職員、そして、一般の教員とともに学校栄養職員というのがおられる。これはともに学校にとっての基幹的な職員であるという認識であります。  したがって、これまでも、事務職員、学...全文を見る
○河村国務大臣 学校の運営の基幹職員については、これは全体として義務教育国庫負担制度の二分の一を保障するというこの考え方、この中にきちっと入れて堅持していく、これでなければいけない、こう思っております。
○河村国務大臣 現実に三大臣合意等々、一連の閣議決定等々の中で、このことが、十八年度までに一般財源化も含めてという方向が閣議決定されたという現実があるわけですね。これを受けておりますから、表現としてまだこれが続いている、検討の中に入っているという意味でこれが入っておる。平成十八年...全文を見る
○河村国務大臣 いや、ですから、これを一般財源化するということになれば、それは矛盾するわけです。これを一般財源化するかしないかを十八年度までに検討しろと閣議で言われておりますから、検討はいたします、こう言っている。それがそのまま今ここに法律として続いておるというふうに御理解をいた...全文を見る
○河村国務大臣 ここに一般財源化という言葉は一切入っておりません。今までの流れからいけば、一般財源化を含め検討するというのが本来のあり方でしょう。しかし、それは我々としては、今の検討段階でそこまで受けるわけにいかない。経済財政諮問会議の流れからいえば、一般財源化もということの指摘...全文を見る
○河村国務大臣 私は、この一般財源化を進めるとか、そういうことを一回も言ったことはございませんから、しかし既に私が大臣に就任したときには、十八年までに検討するという閣議決定は、これは生きておるわけでありまして、こんなものはおれは知らないんだと言う立場にないということは御理解をいた...全文を見る
○河村国務大臣 この公立学校施設整備予算についても、これは三位一体の改革の一環として取り上げられて、大幅な見直しをしようということになって減額の措置にしたのでありますが、一方では、学校施設の耐震化を進めなければいかぬという課題がございまして、耐震補強あるいは改築、このときの耐震関...全文を見る
○河村国務大臣 石井先生おっしゃること、私もよくわかります。地方自治体にとっては、計画していたものが予定どおりいかないというのは、非常にいろいろ手続上もお困りだろうと思いますので、これは、我々としては今回そういう方針を決定いたしましたので、このことには御理解を求めると同時に、次の...全文を見る
○河村国務大臣 義務教育が、憲法第二十六条あるいは教育基本法から基づきましても、国民として必要な基礎的な資質を培う。あるいは教育の機会均等、そして教育の無償制度、これをきちっと堅持していく、そして、全国どこの地域においても教育は一定水準の教育が受けられる、この教育条件の整備を図っ...全文を見る
○河村国務大臣 今まさに、義務教育費国庫負担制度、これを一般財源化するというのは、あの当時に戻る議論を再び蒸し返すことになる、私もこのように思います。  あのときは、地方交付税交付金制度をとったわけですね。今、横光議員も御指摘をされました。結局、教員の給与費が地方財政に大きな圧...全文を見る
○河村国務大臣 総額裁量制の導入によって、地方分権、これは大いに進むと考えておりますし、地方の教育行政、この体制はやはり充実していかなければいかぬ、こう考えます。  現在、文部科学省は先般、地方分権時代における教育委員会のあり方についても、中央教育審議会に諮問をいたしまして、検...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど御指摘があった地方分権推進委員会、この点で、義務教育費等の真に国が義務的負担を負うと考える分野に限定していく、経常的国庫負担金、翌年の分権計画、平成九年、十年と、このことは閣議決定を、特に平成十年に地方分権推進計画が出されて、明確にうたわれておるわけですね。...全文を見る
○河村国務大臣 学校教育、まさに学校の現場におきましては、校長のリーダーシップによって、教員、養護教諭も含めて、そこにおられる学校事務職員、そして学校栄養職員一体となって学校が運営される、これがもう大原則でございますし、また、それでなければなりません。  そういう意味では、教員...全文を見る
03月17日第159回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(河村建夫君) 平成十年六月に出された児童の権利に関する最終報告ですね、委員会、ここで今、林委員御指摘のように、高度に競争的な教育制度、これは子供の発達を阻害するんだと、こういう指摘がございました。  日本においても、受験戦争という言葉があって、これに対するいろんな反...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 現実問題として、都市部と地方と高等学校を見てまいりましても、東京を中心とする都市部は私学、中高一貫の私学へ集中傾向がございます。しかし、地方へ参りますとむしろ逆に公立高校に依存する面が多いわけであります。そこにも大学を目指してその高校の時点から受験戦争的...全文を見る
03月18日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○国務大臣(河村建夫君) おはようございます。  有馬先生、教育全般にわたって、また科学技術、あらゆる面にわたって格別な識見を発揮していただきまして、文部科学行政推進に御努力いただいております。敬意を表する次第でございます。  今日は一番バッターとしてお立ちいただきまして、ま...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 大変大事な御指摘だと私も思います。  私も、義務教育が日本で非常に全国一律に高い水準を維持しながら優秀な教員をそろえておるということ、これがやっぱり誇るべきことであって、これはやっぱり世界から見ても評価されている部分だと思います。だから、このことをない...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘のとおり、日本の義務教育制度というものが立派にこれまでその役割を果たしてきたということ、特に知徳体と言われる知育、徳育、体育のバランスを持った児童生徒を養成しながら、そして国民として共通に身に付ける、正に基礎的資質を培うと、この義務教育の役割、そし...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 正に有馬先生御指摘のとおり、この国立大学を法人化するについて様々な議論があったわけでありますが、その根幹を流れたものは、国立大学法人化ということはいわゆる行政とは違うんだと、教育は行政とは違うんだと、こういう基本的な概念、正に教育改革の一環として、大学改...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 高等教育の予算、先進諸国と比較しても、これはまあ数値の取り方、なかなか難しいんでありますが、上位にないという現実もあるわけでございまして、この点についてもっと我々力を入れていかなきゃいかぬと、こう思っております。  特に科学技術部門につきましては、遠山...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 極めて貴重な御提言だと思いまして、是非その点を打ち立てながら、科学技術予算を始めとする、そこに教育的視点を入れて高等教育予算を伸ばすというのは一つの方法だと思います。  科学技術基本計画の中にも、これは平成十三年に閣議決定いたしておりますが、その中にも...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 先ほど科学技術基本計画のお話がございました。この中には国立大学の整備という課題もあるわけでございまして、第二期科学技術基本計画の中に国立大学等施設緊急整備五か年計画ということで重点的に計画的に行ってきたところでございます。これで、平成十六年度の予算を含め...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 日本の、教育のみならずいろんな縦割り行政の弊害といいますか、いろいろな問題点指摘されておりますが、この幼児教育の保育所と幼稚園こそこんな縦割り行政の最たるものはないと私は思っております。  親にとっては、自分の働く都合から考えて保育所に預けておりますが...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) おっしゃるとおり、幼稚園も、全体の園児の八割は私立の幼稚園に通っているという現状がございます。  それで、県において現実に幼稚園をどのように管理しているかという問題もございます。これは、私立幼稚園に対しては都道府県知事が行うと、こうなっておりまして、そ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私立学校については、御案内のように、高等学校までについては県知事の所管という形にいたしておりまして、そういう意味では私学の独自性、自主性というのは尊重されなきゃいかぬわけでございますが、しかし、全体としてやっぱり教育の大きな、担っているわけでございますか...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 亀井先生御指摘のとおり、このたび教育委員会制度の在り方について中教審に諮問をさせていただきました。現実に今地方分権が進んでまいりまして、合併も大きく進んでおりまして、市町村の形態も大きく変わろうといたしております。  そうした中で、教育委員会の在り方、...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 昔は勤務評定というのでいろいろ、教員組合との間にもいろいろの問題点が指摘されながら、なかなか教員の評価というのは難しいと、こう言われてきたのでありますけれども、しかし、現実に今の時代考えてみたら、やはり能力のあるといいますか、非常に成果を上げた教員に対し...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 亀井先生の御指摘も一つの考え方の中にあるんだろうと思います。  この総額裁量制というものを法制化をすべきかどうか、私どももいろいろ検討をしたわけでございますが、私どもとしては、義務教育費の国庫負担制度、都道府県が支出した教職員給与費の実支出額の二分の一...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 亀井先生御指摘のように、大島大臣のときにこの問題について実態調査をやると、こういうことでございまして、平成十二年に詳細な実態調査を求めました。その結果、道教委、北海道で調査に基づいて是正の取組が行われてきたところでございます。  その中で、四六協定の一...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 学校において性教育、これも人間尊重ということを基盤にして、子供たちの、児童生徒の発達段階に応じてやっぱり適切に、また科学的知識も持ってもらう、理解してもらう、これは、こういうことは必要なことだろうと、こう思っておりますが、今、亀井先生御指摘されたようにあ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) HⅡAロケットの打ち上げ失敗、誠に残念なことで申し訳なく思っておるところでございますが、その調査研究、宇宙開発委員会調査部会においてその原因究明というのはほぼできてきたところでございまして、この状況を踏まえながらこれからどうやったらいいかということで、H...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 後藤先生御指摘のとおり、これから日本が二十一世紀に向かって世界から信頼される国づくり、尊敬される国づくり、それを負って立つのはやっぱり日本人でございます。その人材をいかにつくっていくかということ。これまでもそういうことで日本の今日までやってきた、資源のな...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) これはまあやっぱり日々の正に生活の中にすべて含まれておるわけでございます。それは正に家庭教育の中にあり、また地域の中にあり、そして学校の中にもあるわけでありますが、正にその年齢に応じていろんな学びがあろうと思いますけれども、日ごろから、それはやはり教育を...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 貴重な御指摘をいただいたと思います。最近の若い男女の姿というものに対して、もうちょっと他人への思いやりといいますか、そういうものが欠けていて非常に自己中心、自分さえよければいいというふうになっている嫌いがあります。そういう格好をしたら人がどう思うかとか、...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今、留学生が十万人計画を達成して、これから更に質を高めたい、こういうことを考えておるわけでございますが、一方では、山本委員御指摘のように、留学ということを隠れみのにして問題を起こす人たちも増えてきた。これには何か問題点はどこにあるのかということもあったわ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘のとおり、中央審議会に新たな留学生政策の展開について取りまとめをいただいたところでございますが、これまでの、留学生がこれだけ増えてきた、しかし現実に不法滞在も増えていって不法就労も表面化したと、こういうこと。これはやっぱり大学側の受入れ体制、留学生...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私も全くそう思います。  今、有利子の関係は新規に千人で十二億円の予算でございますね。あとは給費によって、渡し切りのやつがございます。これは修士、博士レベルが多いんですけれども、これも学位取得は百人、二億四千二百万。それから短期留学は、これは六百三十五...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 最近、新しい言葉でフリーターというのが出まして、これが二百万余り、さらに派遣社員とかそういうものも含めると四百万を超えているというような指摘がございまして、やっぱりこれは非常に心配な点がございます。  特に、このフリーター現象の中には、もちろん景気が厳...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 山本委員御指摘のとおり、これは早急にそういう課題に取り組んでいかなきゃいかぬと思っております。  先ほども申し上げました若者自立・挑戦プランも、これ一文部科学省だけじゃなくて、厚生労働省、経済産業省、それから内閣府、これに文部科学省、関係四府省が一緒に...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘の兵庫県のトライやる・ウイークというのは非常に効果的だということで、これをまたやる県も少しずつ増えてきておりますが、こういうことをもっと奨励しようということで、全国各地で一斉にやっていただくということで、この十六年度の予算で、全国四十七地域で地域ぐ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 造語と申しますか、この食育というのは、私が正式な公的に近い文書で見ましたのは、九月二十二日、昨年九月二十二日に総理から指名を受けまして、組閣本部に参りました。その指示書の最初のところに、これまでの知育、徳育、知徳体育に加え、食育を重視した教育改革、特に食...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今回、食育も重視してと、こういうことになってきたわけでございますが、これまでの伝統的な知育、徳育、体育のバランスの取れたという表現は、これまでも、これからもそういう形で基本的には持ってまいりたいと思っておりまして、全く同列にという考え方ではございませんが...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) これまでの伝統的な考え方からいきますと、確かに学校給食は体育局、スポーツ・青年局、その所管に入っておりますから、そういう考え方に伝統的にのっとればそういうことになるであろう、私もそう思います。しかし、今回、やっぱり人間が生きる力を発揮するとか、健康の大事...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この問題をどう考えていくかということでございます。  これまでもいろんな手当があったものを枝葉を切り落とすように落ちてきた、これは事実でございます。その中で様々なこれまでも議論をいただいて、このまま行ったらそのままずっと行くんではないかというお話がござ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) これは、各地方自治体が財源をもっておやりになるということであれば、これはそういう意味では最低といいますか、標準と言ったらいいでしょうか、そういうものであって、地方自治体がいろいろ取組の中で自分のところの財源をもって更にやりたいとおっしゃることについては、...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 当時の最初の案にはそうあったということは私も承知しております。
○国務大臣(河村建夫君) 本来、義務教育を国が責任を持つということであれば、それが本来の在り方だろうと思います。  ただ、教育は現場が実際に行っている。それで、国と地方の役割分担ということ、これを考えたときに二分の一というのは一つの私は考え方として許容範囲であろうと、こう思って...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) その理念は前にも伺ったことはございますが、西岡先生おっしゃるように、義務教育はすべて国立でやるべきだと、こういうお考えにもなっていくものだろうと思います。  それは、私は一つの考え方としてそういうのはあると思います。恐らく、世界にはそういう形でやってい...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 当時、あの大混乱の後ですから、これはやっぱり国が全責任を持たなきゃいけないと、そういうふうに思われたんだと思います。また、その考え方は、私は、当時の考え方として間違っていると私も思いません。それができればいろいろあれこれ言われずに今も済んだかもしれないな...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この根幹を死守する、根幹を守っていく、この覚悟でこれからのあらゆる対応をいたしてまいりたいと、このように思っております。
○国務大臣(河村建夫君) 国立大学法人化に伴いまして、人確法、一部そこの部分は外して、しかし人確法が残っていることは事実でございます。  これはきちっとこれからもこの人確法を基にして、当然、地方においては県条例によって教員の給与をお決めになります。この人確法の精神を生かしていた...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 人確法を法制化されるときに、大変、西岡先生を始め皆さん大変苦労されたこと、小説等でも聞いておりますが、毒まんじゅうでも毒をちゃんと抜けりゃ食べられないことはないということで応じたという話も聞いておりますが。  その精神、たしか私が聞いているだけでも、あ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 退職手当を一般財源化するということをもって供出と言われればそういう意味になるかなと、私が思い当たるとすればそう思いますが。  私も、総理には、米百俵の精神というのは、確かに前段は我慢することにあった、しかし後半は人材育成だと、したがって、小泉改革の起承...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 実は私も、今、西岡先生おっしゃったことと同じような思いを抱いております。まだ公式に、文部科学省内部で公式に話したことはまだないのでありますから、これは私のまだ個人的な気持ちでございますが、教員免許の在り方も、今ある面では十万人近い方が教員免許に挑戦をされ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) まず、私どもとしても内部でこの問題については私が提議をして、どういう課題があるのかということを詰めた上で、今文部科学省としては、こういう一つの教員資格に関する大きな課題でもございますので、中央教育審議会に諮問する課題であろうかなと、こう思っておりまして、...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私もそういうのが本来の在り方だと思いますね。まあしかし、なかなか、これは私が言うと差し障りがあるかもしれませんが、官僚機構といいますか、その仕組みというのはそういう意味ではなかなかうまくできておりまして、今まで中央教育審議会の答申を見ていると、大体文部科...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) これは文部科学省の内部で検討をいたしたいと私も思いますが、修士課程にするのか、どういう形にするのか、これを、総合的な形になると思いますが、今の時点で、どの時点でいつどういう課題でやるかについては私はまだ明確に申し上げられませんけれども、方向としてはそうい...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今日、町村合併も進んでまいりまして、いわゆる地方自治体の体系も大きく変わりつつある中でございます。今、千人規模の村であろうと何十万の都市であろうと、みんな教育委員会があって、それぞれの役割を果たしておると思うわけでございますが、現実に形骸化しているという...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この憲法の精神からすれば、やっぱり義務教育は国の責任においてやるべき課題だと、私もそういう基本的な認識を持っております。しかし、現実に教育制度、教育制度を運営しているのは地方でございますから、それに実際の教育を今ゆだねておる部分がございます。  地方が...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 最終と言われれば、これは義務教育段階における最終責任は文部科学省であり、これは文部科学大臣のところに起因すると、こういうふうに思います。
○国務大臣(河村建夫君) これは、法的根拠、義務教育国庫負担制度にもその一端があるわけでございますし、広い意味では、広い意味といいますか、根幹的にはいわゆる教育費、義務教育費を無償とするというこの憲法、これをきちっと守っていかなきゃいかぬ、この責任があるわけですね。そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私もそうあるべきであると、このように思っております。
○国務大臣(河村建夫君) 河野洋平先生であると承知しております。
○国務大臣(河村建夫君) たしか、かつて陸連は河野謙三先生もおやりになったように覚えておりますが、各団体、今までいろいろ、各団体いろいろ判断をされて理事会でお決めになったことでしょうから、私はその判断にゆだねるといいますか、各団体でお決めになったことはそれでそれなりに各団体が責任...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 西岡先生が先輩大臣として見識を発揮されて、体協といいますと体育全体にかかわりますから、そういう意味で、国の支援等もあります。そういう意味で、そういう見識をお出しになって、それが今踏襲されて民間から体協の会長が出ておられる。私はそれはそれで見識だと思います...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私、河野洋平先生は、箱根駅伝等々にも絶えず顔をお見せになって、非常に陸上競技協会、陸上競技について造詣の深い方だと思っておりますから、先生が会長になられたと聞いたことについて適任だと思いました。その方が今、衆議院議長になっておられるということであって、こ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 中島先生おっしゃいますように、中等教育が非常に多様化してきているし、これに応じたカリキュラムを作り、これに対応していくということ、そして、教育の現場、各都道府県が、いわゆる中等教育、高等学校の責任を持って今実際に学校運営をしているという状況がございます。...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 中島先生の御指摘で私も思い当たったのは、最近の学力テストの結果を見ても、四割の高校生が自分の学習時間を持っていないというような指摘もありました。それから、いわゆる教育エリート、さっきはエリートとおっしゃいましたが、受験戦争に勝ち組、負け組といいますか、表...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 日本におきましては、憲法上すべての国民に基本的人権が保障されているということがございます。学校においても、児童生徒の人権にやっぱり十分配慮して教育活動を行うということは大事なことであると、私もそう思います。  今回の御指摘のございました児童の権利条約十...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 最も私は大事なことだと思いますね。私の子供のころを考えてみても、例えば学級委員選挙なんてありますと、立候補者が出てそれぞれ意見闘わせて、そして投票してもらってということをあの当時からやっていたようなこともあります。あれもやっぱり自己表現の一つであろう、だ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私は、こういう形があったということを最初に記者団にも聞かれたのであります。総理の発言、あのときの総理も、ぶら下がりだったと思いますが、記者団に聞かれて、自衛隊がどのような目的で派遣されるかということはきちっとやっぱり理解をしてもらう必要があると、政府とし...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 最近の日本の教育の中でディベート能力が不足しているんではないかという指摘がございます。課題を持って、そしてそれに対していろんな意見を闘わせるといいますか、賛否両論あるようなことについては、これは最近の、しかし最近の現場ではそういうことをやっていると思いま...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この四項めですか、本条第十二条から十六、意見を表明する権利、表現の自由についての権利等の権利について定められているが、もとより学校においては、その教育目的を達成するために必要な合理的範囲内で児童生徒等に対し指導や指示を行って、また校則を定めるべきものであ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 四のところの表現の仕方でありますが、意見を表明する権利、表現の自由について、これについて、もとより学校においては、その教育目的を達成するために必要な合理的な範囲内で児童生徒に対しと、こうなっておりますから、この合理的な範囲内で指示や指導を行いながら、また...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 文部科学省は、従来からこの本条約の趣旨、学校現場に周知するために事務次官通知出すとともに、各種の広報誌、あるいは教育委員会の担当者、校長、教員対象として各種協議、研修会等も行ってきておりますし、この条約の趣旨、内容等の周知徹底に努めてきておるところでござ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 先ほど御答弁申し上げましたように、この条約の趣旨が周知されるように各教育委員会、関係者、これを理解をいただいて、今、生徒向けのそうした分かりやすいテキストといいますか、そういうものを作って、冊子を作って、これを子供たちに周知徹底をしてもらう。このことはこ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 山本先生から今その歴史を振り返ってお話がございました。かつて教育刷新委員会というのは総理大臣の下に置かれておったということ、これは一つはやっぱり教育を大事にしようということであったと、私も歴史を見ながらそう思うわけでございます。そして、更に教育が普及して...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 山本先生の御指摘いただきまして、正に心を新たにして、正に日本の教育、国家百年の大計と言われ続けておりますが、こういう形で、その中央教育審議会の持っている機能、そういうものが後退することが、一歩でも後退することがあってはならないわけでありまして、そういう意...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 大変勇気付けられる御指摘をいただいて、有り難く思います。  私も、初めて経済財政諮問会議に臨みまして、財務大臣等から人確法があったんではその自由度が増さないような話も出て、私も実を言うとびっくりしたわけでございまして、これはこのまま放置はできないと思っ...全文を見る
03月19日第159回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(河村建夫君) 義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  義務教育は、憲法の要請により、すべての国民に対し、必要な基礎的資質を培うものであり、国と地方が適切に役割分担しつつ、円滑に実施することが...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 中島章夫議員にお答えいたします。  第一点は、三位一体改革によって義務教育制度を取り崩そうとしているのではないかというお尋ねでございましたが、日本発展の原動力は人にあり、資源の乏しい我が国がこれまで発展を遂げてきたことは、ひとえに教育を重視してきたから...全文を見る
03月22日第159回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(河村建夫君) 義務教育国庫負担制度によって国の義務教育に対する責任の在り方、これを担保していると私も考えておるわけでございます。義務教育というのが正に子供たちにとって基礎的な規範を養う極めて重要な教育でありまして、これについては憲法の要請もあって、国が要するに教育の機...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 現時点においては、御案内のように、憲法第二十六条、義務教育について無償にすると、こういう形で来ておりまして、現実に、御案内だと思いますが、高等学校は今九七%を超える進学率になっておるわけでございます。そういう観点からいけば、これはもう義務教育に近い状況に...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今厚生労働省からもお答えありましたように発達障害児、学習面、行動面、著しい障害があるんではないか、困難性がある、大体六%前後ではないかと、こう言われております。    〔委員長退席、理事尾辻秀久君着席〕  文部科学省も、教育現場、このことに気付いたの...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 一クラス何人ぐらいが理想かということについては、まだ確たる数字的なものといいますか、統計的なものが出てきていないんであります。できるだけ少人数でやった方が行き届くであろうということ、これは予想はできるわけでありますし、先生の数が無尽蔵に増やせるものならそ...全文を見る
03月23日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○国務大臣(河村建夫君) このたび、政府から提出いたしました義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  義務教育は、憲法の要請により、すべての国民に対し、必要な基礎的資質を培うものであり、...全文を見る
03月24日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○国務大臣(河村建夫君) 有馬先生御指摘のように、この五日制の問題のときに、私学は大丈夫かという話があったことも私もよく覚えております。現実にそういうことがまだ起きているということでございます。  しかし、基本的には、完全学校週五日制の考え方、これは公私共通のものであると、こう...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 有馬先生がおっしゃるように、正に国づくりは人づくりでございますし、日本の今日、やっぱり教育力にあるということは間違いない、これを低下さしてはならぬ、これは国にとって最大の課題でございます。特に高等教育については正に人材づくりの総仕上げのところでございます...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) こういう施設は、組合員がしっかり使っていただきませんとこれは経営が成り立ちません。そういう意味で、いかに組合員のニーズに合った経営をやるかというこの経営改善、これを更に努力して検討を深めていただかなきゃならぬと思っております。  最近、宿泊施設について...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 谷先生から子供たちに対する文化啓蒙運動プログラムをしっかり実施する上で貴重な御提言といいますか、御指摘をいただいたと私も思います。  私も、こんなに大幅に予算が減るということはよっぽどその事業が見込み違いといいますか、だんだん縮小していかなきゃいけない...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この学童保育の事業と、そして今考えてこれから実施しようとする居場所づくり、これは考え方が違う部分もあるし共通部分もある面もありますので、確かに厚生労働省側ともしっかり協議をしなきゃいかぬ点があろうと私も思います。  私もかねてから、学童保育の在り方、こ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 谷委員御指摘のように、放射線、これ、国民的な関心も非常に高いと。がんの診断治療とか害虫の駆除、半導体、ゴムの加工等、また天井に設置されている煙感知器、こういう部分にも応用されておりまして、非常に国民生活にとっても身近な、利用される、こういうものになってお...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 教育の構造改革といいますか、規制緩和も含めて、教育がやっぱり住民に近いところで、また国民の皆さんに信頼される教育、これを進めていこうということ、これは教育の地方分権にもかかわってくる問題でございます。最近は、そういうことで、学校評議員制度等も導入しながら...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) はい、分かりました。  そういう点も含めながら、私は、特区で出てきたものは、いいものについては全国でやっていただくというのが前提だろうと、こう思っておりますので、こういうことを踏まえながら十分取り組んでまいりたいと、このように思います。
○国務大臣(河村建夫君) 草川先生御指摘のように、いわゆる心の専門家としてこれから臨床心理士の役割というのは非常に高くなってくる、ますます高くなってくると思います。文部科学省にとりましては、特にスクールカウンセラーとして大変御活躍をいただいているところでございます。  御指摘の...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 草川先生がこの問題に非常に御腐心いただいておりまして、私も早く、この国家資格といいますか、そういう形に持っていくのがやっぱり臨床心理士の皆さんにとっても、また医療現場にとっても、医療報酬の問題等々含めても、今のままでは十分な対応ができないということでござ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今、畑野先生、報告書の、量的な面においておおむねナショナルミニマムは達成されていることが、みなすことができるという指摘、これに対して果たしてそうかという疑問を投げ掛けていただきました。  種々、いろんな問題点、まだこれで完璧だと私も思っているわけでは決...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 先ほど御答弁申し上げましたように、報告書によっては、これから障害のある子供たち個々人のやっぱりニーズに応じたきめ細かな教育をやっていく必要がある、これも大事なことだと思います。  しかし、今御指摘のように、先ほど答弁、局長から申し上げましたが、特に知的...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 障害児学級の人的な配置、図るべきではないかと、こういうことです。  特殊学級の編制については、いわゆる義務標準法、八人標準という形になっております。具体的には、この学級編制は都道府県の教育委員会が定める基準によって、その同意を得て市町村の教育委員会が行...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) スクールバスの問題、これは重要な通学手段でございまして、是非必要なことでございます。平成十年度以降、都道府県の要望に一〇〇%これは対応してきております。さらに、平成十六年度においても、厳しい財政、行財政状況の中で、スクールバス等のニーズが高いこういう設備...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 六十四歳から七十三歳といいますと、私より、六十四歳の方、ちょっと先輩になられる方々のことを考えてみて、私どもその近いところにおったわけでありますけれども、これやっぱり、戦後のやっぱり日本のあの大変なときからこれは立ち上がらにゃいかぬという、これは家庭もそ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 山本先生御指摘のように、正に教育の成果、これはもう非常に教員の力といいますか、かかって大きいと思いますね。だから、優秀な立派な先生をいかに確保するかというのが、これは義務教育においては特に国が責任を持てと言われる一番大きな原因だと思います。  そういう...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 校長先生がそこの学校においては一番の責任者ですし、リーダーシップを発揮してもらわなきゃいけませんし、各先生方に過重な負担が掛かるとか、その辺については十分配慮していただく必要がありますので、おっしゃるように、今、学校が信頼されるものになるためにも私はそう...全文を見る
03月25日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○国務大臣(河村建夫君) おはようございます。  お答え申し上げます。  大野前委員長さんから、まず、基本的な義務教育における国と地方の役割分担、いかにあるべきかというお話でございます。  義務教育が、御指摘のように、全国津々浦々、高いレベルの教育を受けられるようにしたとい...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この三位一体の議論、今進んでおるわけでございますが、特にこの義務教育については、やはり全国津々浦々に教育に格差ができないように、これは大変必要な配慮でございまして、この教育の機会均等と教育水準の維持向上、これをどのように確保するかということ、こういう視点...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 地方自治、憲法、本旨に基づいてと、こうあるわけです。  教育論については、これは特に義務教育については、憲法第二十六条において国民に義務教育、特に保護者に義務を課しておる、そして教育を無償にすると、こうなっておるわけでございまして、そういう意味で私は、...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御案内のように、教育基本法が、戦後の我が国の教育の基本理念、これを確立するという意味で、教育の根本を定める法律ということで昭和二十二年に制定をされたわけでございます。自来、今日まで一度も改正されることなく、約五十七年余経過をいたしておるところでございます...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私、副大臣の当時からこの文教科学委員会、大仁田先生が自己の体験を交えながら、ユニークといいますか、大仁田先生でなきゃできない教育論を展開をしていただいておりまして、私も大いに啓発を受けておるところでございます。そこで、大事な義務教育の体験に基づきながら、...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 総額裁量制のメリットの話が出て、少人数学級を行うことができると。全部が全部少人数学級にしたらそれですべて良しというわけでもないと、大仁田先生は、場合によっちゃ少しいたって、それは教育の質といいますか、先生の質が高ければやれるじゃないかという思いを抱いてお...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 大事な視点だと私も思います。いわゆる市場公募債、地方債、これによって地方公共団体が発行して、それを財源を確保されている、これが格下げたというニュース、私も承知をしておるわけであります。償還財源が国が制度的に保証しておりますから債務不履行にはならないと、こ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 経済財政諮問会議におきましてこれについて総務大臣から指摘ありまして、私も、知事会が、その退職金、それから児童手当、裁量性が低いと、これを受け取ることについて非常に、旧自治省といいますか、知事会の中でかなり総務大臣に対してプレッシャーが掛かったと思います。...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 新学習指導要領で新たに、新たにといいますか、基礎、基本をもっとしっかりさせる必要があるという考え方を強く打ち出したわけです。  そういう意味で、確かな学力という言い方をいたしますけれども、単なる数字を丸暗記してそれだけで済ませるんじゃなくて、それを使っ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 人確法につきましても、御指摘のとおり、これは正に今、教育、優秀な教員を確保する上の非常に大きなものでございまして、これがあって今日の教員が確保されている、このことは堅持していく、この姿勢を更に強めてまいりたいと、こういうふうに思います。
○国務大臣(河村建夫君) 基本的な考え方は変わっておりません。強いて私が大臣就任以来考えておりますのは、正に人間力向上教育といいますか、それにまとめ上げていくと、こういうふうに私は考えております。
○国務大臣(河村建夫君) 図らずも「ほたるの星」のことを、佐藤先生がそういう作者との関係で深いところにおられるとは夢にも知りませんでしたが、先般お話を聞きまして、今そういう御指摘をいただきました。  あの映画は、山口県のある小学校であった実話を基にして作品が作られ、映画化された...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 佐藤先生の方から詳しくもう御説明ありましたこの義務教育国庫負担制度というのが、優秀な教員を確保する、そのための必要な数だけきちっと確保する、そのための財源を保障する制度だと、この基本的な考え方、私はこれ非常に貴い考え方で、これがあって私は今日まで、いろい...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今、局長答弁あったように、教育費についてはそういうことはあり得ないと、こういうふうに考えております。
○国務大臣(河村建夫君) 国が真に義務的に負担する分野といいますか、これについては、これも義務教育国庫負担制度の在り方から考えて教職員の給与費というもの、これがやっぱり一番大事であるといいますか、これを負担するということがこの財源を保障するということであると、こういうことでこれま...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 前大臣答弁されたとおり、私も、事務職員、学校栄養職員、学校の基幹職員として引き続き国庫負担制度の対象に考えております。
○国務大臣(河村建夫君) 中央教育審議会の意見を踏まえてと、こうあります。このことは、おっしゃるとおり、これから議論する上に大事なことでありますから、取りまとめを私も急ぎたいと、こういうふうに思います。あわせて、知事会との意見交換をもっときちっとしていかなきゃいかぬと、我々の考え...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 二〇〇三の方針に引き継がれた形で三大臣合意が残っておるということは、これはその後これ三大臣新たに集まってこれをほごにするという話はまだいたしておりませんから、したことはございませんので、一応それに基づいて、特に十八年度までの方針というのは、その考え方に基...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 林先生、今、真ん中をお飛ばしになったけど、現在進められている教育改革の中で、中央教育審議会において義務教育制度の在り方の一環として検討を行いと、こうある。これは大事なところなんです、ここは、これは。    〔理事亀井郁夫君退席、委員長着席〕  だって...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 先ほども一部御答弁申し上げたところでございますが、専門部会で今議論をしていただいております。かなり詰めた議論もしていただいているようでございますから、これを早急にまず取りまとめていただく、そして私ども、各々きちっとした考え方にまとめ上げていくということが...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 中央教育審議会の議事録等でも、私はまだ一度しかありませんが、しかしその中においても、やはりこの教育の問題は国民にとっても大きなセンシティブな問題だと、単なる経済的といいますか、そういう形だけで割り切れない部分もあるので、やっぱりそれは、やっぱり教育論とい...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) これも、これまでも御答弁申し上げてきていると思います。  学校教育をきちっと円滑に進めていくその上において、学校には様々な職員がいらっしゃる。いわゆる教育を直接担当される教員の方、それから養護教諭、今度は、十七年度からは学校栄養士の皆さんも学校栄養教諭...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 大事な視点だと思います。  文部科学省、これまでややもすると、ある意味ではまじめだし、古い体質、非常に伝統を守ってきておりますが、そういうPR下手という面もあるんですね。もっと自己主張する、場合によっては自己を顕示する、そういう部分もあってしかるべきで...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 確かに教育の成果が教員にあるということを考えますと、これから、今からの時代の教師像というもの、やっぱりこの辺りで求めていく必要が私もあるなというふうに今、先生のお話を伺っておりました。  しかし、大方の先生方は非常に優秀な先生でありまして、最近情報化時...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 大変な大事な御指摘をいただきました。既に義務教育の国庫負担制度と人材確保の堅持の問題につきましては、ここに西岡先生もいらっしゃいますが、歴代文部大臣にお集まりをいただきまして一度御相談申し上げて、アピールを出していただいて、官邸にも意見書を出していただい...全文を見る
03月26日第159回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(河村建夫君) 委員、山下委員御指摘の点、フリーター現象、二百万とも言われておりますが、こういう現象の中で非常に大事な御指摘だというふうに受け止めております。  特に、学校教育、義務教育段階において働くことの意義とか目的、あるいは職業、職業生活、そういうものについてや...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 学校にキャリアアドバイザーといいますか、そういう進路指導に当たってそういう本当の専門家を入れていくということ、これも今日の状況から見て非常に必要になってきていると思います。そういう意味で、教員自身もそういう研修をしてもらわなきゃなりませんが、同時に産業界...全文を見る
03月30日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○国務大臣(河村建夫君) 橋本先生から今基本的な問題についてお話を、質問をいただきました。  委員御指摘のとおりでございまして、義務教育は、憲法あるいは教育基本法、この要請によって、知徳体、知育、徳育、体育と言われる、この調和を取りながら児童生徒を育成していく、そしていわゆる日...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 何といっても、この義務教育の成果の、成否といいますか、これは教員に懸かっている、これはもう間違いのないことでございます。そういう意味では、やっぱり教員に優れた人材をどのように確保していくか、そしてそれを確保しながら、そしてその教員の皆さんへの給与、これを...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この義務教育費国庫負担制度の根幹を守るということは正に給与費というところにあるというのが私どもの考えでございまして、これまでもいろいろ御指摘をいただきました、譲るに譲ってとうとう枝葉も全部取られて、もう最後そのままずるずる押しまくられるんじゃないかと、こ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 学校教育が円滑に進んでいくために、学校運営において校長先生を中心にして、校長のリーダーシップの下で、それぞれの教員であり、そして養護教諭、そして学校栄養職員、そして事務職員、これが一体となって教育に当たっていただくことが非常に大事なことでございまして、そ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 橋本先生も御指摘のように、最近の子供たちといいますか児童生徒の食生活の乱れ、これは今おっしゃったように、学校でも肥満が問題になり、あるいは子供たちの糖尿病まで出てきたという状況がございます。私の地元、山口県の萩の田舎の郡部においても、朝、食事をしてこない...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) とても大事な御指摘といいますか、教育現場にとって大いに活用すべき御提言だというふうに思います。最近の子供たちの体力低下、非常に大きな問題で、有馬先生辺りからも、学力低下もそれは大問題だけれどももっとこの方が大切な問題ではないかと御指摘をいただいております...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 中島先生から正にお見通しのような解説を加えていただいて、御指摘があったところでございます。  この問題は、経済財政諮問会議で言われた、しかも地方分権、地方の自由度を高める、そのことそのものに我々反対するわけにいかないし、またその流れだし、これは大いに進...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 大変大事な御指摘だと私も受け止めさせていただきました。  先ほど、林財務、当時、財務次官、その人材確保法、標準法、これを置きながら裁量と言ったってそれは無理じゃないかと、本当に効果が上がるのかという指摘があった。しかし、その時点で本当にこの裁量制がどこ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この非常勤の配置の問題は、実は地方がいわゆる教育を進める上で幅広い指導スタッフを整備したいと、そして、専門分野、得意分野を異にするいろんな方がいらっしゃる、それを大いに教育現場で活用したいんだということで、地域や学校の実情に応じて柔軟な教職員の配置がした...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この勤務の今の実態をお話しをいただきまして、学校の直接の担い手で教育の成否を握っておられる教職員の皆さん方がやっぱりこれは健康で意欲を持って教育に当たっていただく、これはやっぱり大事なことだと私も思っておりますから、教職員の管理が適切に行われる、これは大...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 公立学校の教職員の勤務状況がいかにあるべきかということ、どのような状況になっているかというこの問題につきましては、さっき局長からも答弁申し上げたんでありますが、一義的には服務監督管理者という形で各教育委員会がその権限と責任において管理する立場にありますか...全文を見る
03月31日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○河村国務大臣 まことに痛ましい事故でありまして、これはおっしゃるとおり、私も、もちろん母親がしっかり手を握っておけばそういうことは起きなかっただろうと思います。ただ、どういうはずみでどうなったのか、その辺は私も承知いたしておりませんが、一義的にはそういうことだろうと思います。 ...全文を見る
○河村国務大臣 きょうの新聞は、一斉に新しい教科書のことが出ておりました。それだけ、教科書を初めとして教育に非常に国民的関心が高い、教育的課題というのは非常にセンシティブな問題であるということを私も改めて感じておるわけでございます。  と同時に、日本の今の教育の現状、これまでの...全文を見る
○河村国務大臣 私は、学力低下、学力低下、こう言われるんですけれども、その学力というものをどういうふうに定義づけるかということだと思いますね。テストをやって点数がいいことが学力なのかどうかという問題だと思います。記憶力のいいことが学力なのかということ。もちろん、いろんな知識をたく...全文を見る
○河村国務大臣 ゆとり教育、ゆとり教育、こう言われます。ゆとり教育という言葉をきちっと文部科学省が定義づけたことは一度もないのでありますが、今まさにとろうとしている、土曜日を休みにしながら、そして学ぶ上において心にゆとりを持って、意欲をもっと増すような教育をしようという、かつての...全文を見る
○河村国務大臣 私も、みずからの努力を棚に置いて余り言うのはあれですが、私自身が今まで受けてきた英語教育では意思の疎通が十分できないということを痛いほど承知しておりますから、コミュニケーション能力というのを高める英語教育をやらなきゃいかぬとかねがねずっと思ってきておりました。それ...全文を見る
○河村国務大臣 今の教育、これまでの教育、それが成果を上げてきて今日の日本の繁栄をつくり上げてきた。しかし、現実に社会に起きている社会現象とも言えるようないろいろな課題、問題、子供たちをめぐる事件も含めて、今さっき御指摘のあった不登校のような問題、それから中途退学の問題、あるいは...全文を見る
○河村国務大臣 そもそも特区というのは、そこだけやってそれでおしまいというものではないですね。特区の精神は、そういうものにチャレンジしてみて、それが国民にとって、あるいは学校でいえば児童生徒にとって、広く進めるべきものだ、こうなれば、全国的に展開をしていったらいいし、これまで特区...全文を見る
○河村国務大臣 文部科学省といいますか、いわゆる教育行政、文部行政、極めて国民に関心があって、そして、これは国民全部、あまねく影響を及ぼすものであります。一部では、さっきの古賀先生じゃありませんけれども、やはり文部科学省がぴしゃっと方針を出してさっとやればいい、もう中教審なんかす...全文を見る
○河村国務大臣 参議院の本会議の関係で中座をいたしまして、大変失礼いたしました。お許しをいただきたいと思います。  今、国を愛する心の問題、特に、学校でどのように教えるか、またそれをどう評価するか。これは、確かにおっしゃるように、子供の思想や信条を評価するということは現実に不可...全文を見る
○河村国務大臣 須藤委員御指摘のように、私も、このアイデアを全国的にどういうふうに広めていったらいいかということ、せっかくのこうした機運が各地区にあるわけですね。子供たちのためにボランティアでもいいから役に立ちたいと思われる方もたくさんいらっしゃる。そういう方々を少しネットワーク...全文を見る
○河村国務大臣 私も全く同感であります。  これはやはりこの居場所づくりが必要だ、ああいう事件も起きたし。そして、地方の声を聞いてみても、もっと大人がそういうことに参加をしてやる必要があるし、またそういう意欲を持った方々もいらっしゃる。それをどういうふうにうまく我々としては方々...全文を見る
○河村国務大臣 国立大学法人化に当たりまして、先ほど局長の方から説明申し上げましたように、附帯決議もあって、今石井委員御指摘のような点を配慮しなければいかぬ。しかし一方では、大学側の意向というものも十分踏まえなければいかぬ。そして、特に政府等からの役員の選任については、その必要性...全文を見る
○河村国務大臣 附帯決議の中には、やはり大学の意向も十分尊重しなければいかぬということでありますから、文部科学省の方から、こちらにしろ、あちらにしろと言えるものでもないわけでありまして、そこは大学側もいろいろお考えいただいて、特にスタート時点でありますから、いろいろな識見、いろい...全文を見る
○河村国務大臣 石井委員もこの法律をつくるときにいろいろ御意見をいただいたから御存じだと思うのでありますが、この経営協議会のあり方そのものを、文部科学省がどういう人物をどうしろとか言える立場にないことは御承知だと思います。もちろん、そういうことでありますから、経営協議会について、...全文を見る
○河村国務大臣 国立大学法人、この法人というのは独立行政法人とは違って、まさに行政改革を目的とするものではなくて、大学改革の一環でやるんだということは、これはもう閣議でもきちっとうたっておるところでございます。  そういう視点からいくと、この開放三カ年計画にうたってあることとい...全文を見る
○河村国務大臣 このたび、政府から提出いたしました私立学校法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  学校法人が、少子化等社会経済情勢の変化を初め、法人諸制度の改革、規制緩和の進展など学校法人をめぐる近年の状況等に適切に対応し、さまざま...全文を見る
04月05日第159回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(河村建夫君) 松山委員御指摘のとおり、残念ながらロケット六号、失敗をいたしまして、再びこういうことのないようにということで、これからの対策、今、最後の詰めをやっているところでございますが、まず一点は、技術的な観点から直接的な原因究明、これを徹底しなきゃいかぬ、そして対...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 宇宙開発研究開発機構、JAXAでありますが、この宇宙三機関の統合によりまして、基礎的な科学研究から実用的な研究開発までを一貫して行う組織にすることができ、これによって、これまで宇宙三機関が培ってまいりました能力あるいは経験、更に特徴を有機的かつ効果的に生...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘の点、こうしたことが、会計処理を翌年度に持ち越したような形でありますが、極めて遺憾なことだと思います。病院経営の、医薬品等の予算執行についてはこれまでも度々指摘をしてきたところでありますが、残念ながらこんなことになっております。  特に、岡山大学...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 後藤委員御指摘のように、幼保一元化という話はもう随分前からいろいろ言われてきたところでございます。これが今いよいよ本格的に統合施設といいますか、そういう形で今正に日を見ようとしているところでございますが、これ、今厚生省側からもお話がございましたように、こ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 極めて大事なところの視点だと思います。昔から三つ子の魂百までと、こういう言い方しますが、特に幼児期の教育、どういうしつけをするのか、その辺がかなり大きな影響があるということを最近特に言われるようにまたなりましたですね。生涯の人間形成の正に基礎を成すところ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 公立学校において、やっぱり臨時採用の方も学校運営の一角におられるわけでありますから、その方々がその役割をきちっと果たしていただかなきゃなりませんし、臨時採用でも非常に評判がいい方があって、こういう人がなぜ採用されないんだろうという御意見もいただいておりま...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 神本委員からいろいろの点御指摘をいただきましたが、状況もすべて承知の上で今、更にと、こういうお話でございます。  文部科学省も、この耐震構造、早くこれを全部やりたいという思い、これは同じ思いでございまして、公立学校の施設整備の予算は耐震関連経費というこ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 新たな原子力の研究、開発及び利用に関する長期計画、これ現在、内閣府の原子力委員会、策定検討中でございまして、文部科学省もこの新たな原子力長期計画が策定されますと、これにのっとって原子力の研究開発を進めていくと、こういうことになるというふうに考えております...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 正に研究者のモラル、医師のモラルの問題だと私も思いまして、この話を聞いたときに、今甲子園も終わったところですけれども、あれ、甲子園の予選のときにだれかやったら全部出場パアになるじゃないかと、こう言ったんですよ。  私も同じような思いを抱いておりまして、...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この問題出まして、平成十五年九月に全医学部を置くすべての国公私立大学対象に、その実態と防止対策、防止方策、調査をいたしました。  名義貸しに至ったきっかけは、特に名義貸しをたくさん出した大学に聞いたところによりますと、医局の医師からアルバイトの紹介だけ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 遠山委員御指摘の点、新しい医師の研修制度によってこうした問題があるということ、これは私も聞いておるところでございまして、この制度によって大学側は医師をきちっと確保しなきゃいけなくなったと。要するに、病院に行っているやつ引き揚げなきゃいかぬという現状、現実...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今、感動的なお手紙の一部、拝聴いたしました。  養護学校がその役割をきちっと果たしているということ、特に障害の状態に応じて専門性の高い教育を行っているということ、このことが実際にそういう成果になって表れているということは大変評価できることだというふうに...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今の御指摘のような、その過大なといいますか、学級数が七十学級もあるような養護学校があるという御指摘でございます。盲・聾・養護学校、この在籍する児童生徒の障害の状況、あるいは地域、学校間の、学校との実情も、実態が非常に様々であるという点があります。先ほど局...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この適正規模というものをどういうふうにお考えか、全国のいろんな例も比較しながら考える課題かと思いますけれども、現実にどういう規模でどういうふうにされたかということだと思いますが。
○国務大臣(河村建夫君) 今おっしゃったお話は初めて聞きました。
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘の点、そういうことによって現実に障害のある子供たちの教育に障害を来しているということになれば、これはそういうことが起きないような配慮というのは必要だろうと思います。  これまでも、文部科学省は、それぞれの都道府県の教育委員会等の設置者において、学...全文を見る
04月07日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○河村国務大臣 斉藤委員御指摘のとおり、教育界全体についても、今まさに見直しをしなければいけないときに来ておるわけでございます。教育の根本から見直そう、教育基本法の改正を初めとして大きな流れの中にある。  こうした中で、私学、私立学校というものが公教育の中で果たしている役割の大...全文を見る
○河村国務大臣 御案内のように、大学生が七五%、高校生三〇%、幼稚園においてはもう私学八割、そういうふうに言われております。  この役割の大きさからいっても、私学振興というのは日本の教育界における大きな課題でありますし、まさに二十一世紀は私学の時代だと言われるのもそのゆえんであ...全文を見る
04月08日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○国務大臣(河村建夫君) おはようございます。  このたび、政府から提出いたしました放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国際原子力機関、世界保健機関等の国際機関が科学的見地から提...全文を見る
04月13日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○国務大臣(河村建夫君) 有馬先生、かねてからそのことを特に強調されております。私も全く同感でございまして、まず基礎科学をきちっと学ぶ、そこからスタートしなければいけないと思いまして、その点、十分これからも配慮してまいりたいと思いますし、併せて教育訓練的なもの、安全管理、それにも...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 谷委員も御指摘のように、今回の法律改正がIAEAあるいはWHOやILO、国際機関が科学的な見地から提唱をしております放射性同位元素の規制下限値、これの国際基準、国際標準、これを我が国に導入するために今回の放射性同位元素の規制を見直すと、こういうことにして...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 国民の皆さんにとってはこれが健康上どういう影響があるかということについては非常にセンシティブになっておられるわけでありますから、この点についてはどういう観点からこれが免除されたのか、その安全基準がどうであるかということをやっぱり国民の間に徹底をする必要が...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今回の法律改正でこれは国際標準値を導入いたします。そうすると、従来規制対象外だった放射性同位元素の数量あるいは濃度の小さい機器、こういうものも新たに規制対象となっていくわけで、このため煙感知器についても新たに規制対象になってくるものがございます。そうする...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 学校で動物を飼っております、確かに。自然あるいは生物を大事にする、命を大事にする、こういう観点からもこれは非常に意義のあるということだし、地域や学校の実情において動物を飼育する、あるいは植物栽培する、まあ学習指導にも役立たせているのが現状でございますが、...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今回の法律改正の理由といいますか、これにつきましては、国際原子力機関、IAEA、それから世界保健機関、WHO、こういうところの国際機関が科学的見地に基づいて提唱してまいりました放射性同位元素の規制下限値、この国際標準値を我が国においても導入しようというこ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 炭素線に代表されますいわゆる重粒子線、これは線量を集中的に当てることができる、線量集中性に優れている、それががん細胞に殺傷力が高いということ、それから治療の際にも患者負担、非常に少ないということ、こうした利点がございまして、新しいがん治療法として大いに期...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 日本におきまして、原子力の研究開発、その利用を安全かつ的確に進めていく、これは正に優秀な人材が必要でございます。この優秀な人材を育成確保する、これは最も重要な課題であると考えておりまして、特に大学における研究教育、教育研究、これが中核になって進めていかな...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 原子力施設の立地に当たりましては、地元立地地域の住民の皆さん方の理解、協力を得て進めていく、このことは非常に大事だと考えております。このことにつきましては、平成十二年の十一月に原子力委員会が原子力の研究、開発及び利用に関する長期計画、これにおいても示され...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘のように、国立大学法人にこの施設内における放射線障害防止、責任を有しておるわけでございます。したがって、また大学院生、大学生、こういう学生さんは、法人化後においても放射線を扱う者については放射線業務従事者としての線量管理、教育訓練、健康診断、こうい...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 先ほど私もちょっと御答弁申し上げた中にございますが、この放射線の障害防止法、この規制はやっぱり遵守しなきゃいかぬ、これがあるわけでございます。  したがって、このためには安全確保ということが非常に重要になってまいりますから、確かに御指摘のように、運営交...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 学生、大学院生、これもこの業務に、工学系の大学、そういうところ、部署については放射線業務従事者として指定を受けるわけでございますから、線量管理、教育訓練、健康診断、これを適正にやると、こういうことでございます。     ─────────────
○国務大臣(河村建夫君) 山本先生御指摘のように、この特例を廃止すべきではないかと、そういう声のあることも承知をいたしております。  今回の改正においては、医療機関を含めて許可使用者、これは定期確認制度といいますか、これを設けることと、今回、定期的な講習を義務付けたということで...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) ただいまの御決議につきましては、この御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと、このように考えます。
04月14日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○河村国務大臣 おはようございます。  いよいよ私立学校法の御審議をいただくわけでございますが、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  まず、この法案、そもそもどういう観点から提出されたか、こういうお話でございます。  牧委員御指摘のとおり、昭和二十四年に私立学校法が制定...全文を見る
○河村国務大臣 私、さっき学校法人法と申し上げましたが、私立学校法の間違いですから、このことは訂正させていただきます。  牧委員御指摘のとおり、これまでの私学のあり方についてもいろいろな指摘もされておる、それから私学経営のあり方、私学の経理のあり方とか、いろいろな点について国民...全文を見る
○河村国務大臣 これまでのいろいろな議論の中で、国立大学を法人化する方向の中で、例えば東京大学、京都大学は私立化して運営してもうまくいくんじゃないかという議論もあったことも事実であります。  しかし、そういう検討の中で、やはり国立大学は国立大学として果たす役割、特に教育の機会均...全文を見る
○河村国務大臣 高校以下の公立学校につきましては、御案内のとおり、教育委員会が所管をしている施設ということであります。実は、いわゆる公立大学、県立とか市立とか、そういうものについては独立行政法人を選ぶかどちらを選ぶかということがありましたが、これは対象としておりません。  それ...全文を見る
○河村国務大臣 今、日本は学校において、国立、公立、私立、今後特区において株式会社立、NPO立、こういう問題も出てまいりましたが、これがそれぞれの役割を果たしながら今日の公教育を支えてきておるわけでございます。  国立学校においては、特に我が国の学術研究あるいは研究者養成という...全文を見る
○河村国務大臣 これは、特区制度が始まりまして、そして、株式会社で、あるいはNPO法人でという声が上がってまいりまして、我々もこの問題についていろいろな角度から議論をし、考えてきたわけでございます。  やはりどうしても、教育というものが、公教育といいますか、全体にあまねく及ぶも...全文を見る
○河村国務大臣 この問題、御指摘のとおり、既に総合規制改革会議で二度ほど指摘を受けました。平成十三年、平成十五年、第一次と第三次で受けておりまして、このことについては各県においても承知をいたしておりまして、既に公開へ取り組みを進めている都道府県も幾つか出てまいりました。  そこ...全文を見る
○河村国務大臣 笠委員御指摘のとおり、私も全く同感であります。  特に義務教育段階においては、国が中心的な責任を持ちながら、その根幹といいますか、義務教育は国が責任を持つという憲法の要請もございます。そういうことを前提にしながら、これは本当に、私学であろうと公立であろうと、まさ...全文を見る
○河村国務大臣 特に義務教育段階について考えるならば、その大宗は公立学校にあっておるわけでございます。そういう意味では、公立学校がやはりもっと地域から信頼をされ、そしてもっと開かれたものにしていく。今度コミュニティースクールの話も出てまいりましたが、またこれも実際化できる方向を今...全文を見る
○河村国務大臣 この私立学校法の改正については、私も、今日の私学の置かれる環境、それから少子化時代、また国立大学法人化の流れの中、そして、事前にいろいろ厳しいチェックがあって後は野放しというんじゃなくて、やはり事前はできるだけ自由に参入、それで事後チェックという形、こういう大きな...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点、監事が不正なことがあったと。この場合には、理事会、評議員会または所轄の庁に報告する、こうなっております。  私立学校の自主性を尊重するという観点から、所轄庁による関与はできるだけ抑制する方向、これは私立学校法の基本の概念にあるわけでございます。そうい...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘のように、小規模法人はかなり負担になるという話、そうすると、大規模法人、より積極的に求めたらどうであろうかという御指摘でございます。  これは、この法案においては、閲覧の対象者の決め方とか、いろいろな、正当な理由によってはある場合には閲覧を拒むことができる...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘のように、特区でNPO法人、株式会社が出てまいりました。そのときにいろいろな角度から問題になったのでありますが、日本の学校のあり方、既に御案内のとおりで、学校主体というのは、国、それから地方公共団体、学校法人、この基本線があるわけですね。この基本以外の学校と...全文を見る
○河村国務大臣 基本的には、そうすると、いわゆる塾でもやれる、こういうことになっていくわけですね。  こういう考え方をどういうふうにこれから取り入れていくかということは、やはり教育の基本線に立ち返って、まずは考えなきゃいかぬだろう教育の機会均等ということを考えれば、そこにおける...全文を見る
○河村国務大臣 国立大学が法人化される大きな流れの中、それから、事前規制よりも事後チェックへ、こういう流れの大きな中で、やはり私学もどういうふうに変わっていくかという時代を迎えている少子化の時代、やはり各私学は戦略性を持たなければいかぬということもございます。そういう観点と相まっ...全文を見る
○河村国務大臣 平野先生言われるとおりで、七五%ということは、最終の大学を出るところの段階ですね。そういう意味では、スタートの時点における、まず幼稚園で八割というスタートをして、途中で義務教育段階に入ってきますと、これがもう圧倒的に公立で占め、そして高校で私立が三割入ってくる。そ...全文を見る
○河村国務大臣 同感であります。
○河村国務大臣 この問題、いろいろな形で取り上げられ、報じられたところであります。現実に、学校法人早稲田実業の話でありますから、これは所管庁は東京都でございます。  そこにおいて、寄附金募集に係るこれまでの都の指導に反しておる、学校法人の管理運営上は適正を欠いておるという指摘が...全文を見る
○河村国務大臣 私も、本来の私学のあり方、私学経営のあり方、寄附に負う面が非常に大きい、したがって、これは寄附金をしっかり集められるように税制面からも支援をしていかなければいかぬ、こう考えて、今税制改革の点からも、我々が強く求めておる学校法人に対する寄附金のあり方、漸次その点につ...全文を見る
○河村国務大臣 これは、まさに委員御指摘のとおりであります。  今回の通達で入学手続前じゃなくて入学後とするということも、いわゆる入試の公正性といいますか、そういうものをきちっと担保していかなきゃいかぬという考え方に立っておるわけでございます。  これをどこまで法律で縛るかと...全文を見る
○河村国務大臣 土肥先生、端的にわかりやすく、ノーガードとおっしゃいましたが、審議会がなくなるというわけじゃございませんから、そこでやはり議論は一応されるということですから、ノーガードということではないと思います。  しかし、御案内のように、これから改正する現法では、四分の三が...全文を見る
○河村国務大臣 私立学校法によりましても、私立学校の自主性を尊重しながら、まず尊重するという視点がございます。したがって、この制度そのものの本来の趣旨、これは今後とも十分に生かされていくと考えておるわけでございます。  ただ、今後のあり方といたしましても、私学審議会の形が四分の...全文を見る
○河村国務大臣 問題は、株式会社であろうと学校法人であろうと、今、法的な根拠というのは学校法人まで、こういうことにしているわけでありますが、今回、特区制度、これによってまさにその教育成果が上がる、これが私は大事だと思うんですね。そこでよりよい教育がなされる、それがあれば、むしろ学...全文を見る
○河村国務大臣 監査される側のみで監事を選任されることのないような視点、観点、こういうことから、監事は評議員会の同意を得て理事長が選任する、こういうことになっておるわけでございまして、この評議員会の同意手続というものが厳格に行われれば、このような御指摘のような趣旨が実現できると私...全文を見る
○河村国務大臣 一般の教職員から監事を選ぶべきではないかという御指摘でございます。  監事は二名以上置くということで、監査の専門性を高めたいということ、また客観的な監査ができるようにということもあって、少なくとも一名は外部から、こうなっておるわけです。  それで、外部監事につ...全文を見る
○河村国務大臣 ただいまの御議決につきましては、その御趣旨に十分留意いたしまして対処してまいります。  ありがとうございました。     —————————————
○河村国務大臣 このたび、政府から提出いたしました学校教育法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、児童生徒の食生活の乱れを背景として、児童生徒が望ましい食習慣を身につけることができるよう、家庭だけでなく、学校においても食に関...全文を見る
04月15日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○国務大臣(河村建夫君) おはようございます。  このたび、政府から提出いたしました著作権法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の著作権制度については、情報化等に対応してこれまでも逐次整備を進め、その充実を図ってまいりまし...全文を見る
04月16日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○河村国務大臣 鈴木先生から、学校栄養教諭制度創設へ向けての歴史的な課題、そして今日の状況をお踏まえいただいて、総括をしていただいたわけでございます。  私も同じような思いで今先生のお話を聞かせていただきましたが、やはり今の子供たちを心身ともに健全に育て上げていく、はぐくんでい...全文を見る
○河村国務大臣 非常に大事な視点でございまして、せっかく学校栄養教諭となるわけでありますから、本来、全学校にきちっと必置される、これが望ましいと私は思っておるわけでございますが、御指摘のように、一万五百七十名の学校栄養士の皆さんがいらっしゃる。しかし、学校は全体で小中でも三万五千...全文を見る
○河村国務大臣 このたび、薬学部修業年限六年、その中で薬剤師は六年という形をとろうという法案を出させていただいたゆえん、今御指摘ありましたように、医療がこのように高度になってきたということ、それから医薬分業が非常に進んできたこと、そしてやはり医薬品の安全使用の観点から、あるいは最...全文を見る
○河村国務大臣 食育を重視してこれから人間力向上の教育改革を進めようという一つの大きな方針のもとで、いよいよ学校栄養教諭制度を入れる、こういうことになってまいりました。  この点で、今までの学校栄養士の皆さん方もそれなりに学校現場にも入っていただいて栄養指導等もやっていただいて...全文を見る
○河村国務大臣 薬学部卒業生の進路でございます。  薬剤師として薬局、病院等へ行かれる方、約四割と言われております。それから大学院に行かれる方が三割弱、さらに製薬、医薬品販売、そうした方へ行かれる、この方が二割弱、こういう報告でございますし、また大学院に進んだ方々の中にも、見る...全文を見る
○河村国務大臣 今石井先生御指摘の点、私もせっかく学校栄養教諭、制度をするのですから、これは全学校に行き届くようにという思いでスタートしたことも事実でございます。  ただ、学校現場は地方でございますから、地方の意見あるいは地方の教育委員会等々の意見も今回十分聴取をした中で、この...全文を見る
○河村国務大臣 石井委員御指摘の点について、私も今の子供たちの現実を見ているときに、まさに食習慣が非常に乱れてきたということ、朝、食事をしない子供たちが、十二年の統計を見ても小学校で一六%、中学校でも二〇%というような、非常に大きな課題になってきている。それから、子供たちの体力そ...全文を見る
○河村国務大臣 石井先生の御指摘は、これからの非常に大事な点だと私も思います。  おっしゃるように、今、子供たちの、肥満傾向もそうでございますし、子供にも今は糖尿病が出てきているというような現状、そういうことを思いますと、やはり食生活、あるいは将来的ないわゆる生活習慣病にどう対...全文を見る
○河村国務大臣 教員の確保については、定数改善計画をもって臨んでおるわけでございます。現在、第七次公立義務教育諸学校教職員定数改善計画というのが、平成十三年度から十七年度まで行っておりまして、これによって、学校栄養教諭のためのいわゆる学校栄養士の確保が九百六十二人の改善、約千人し...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど、私、一部申し上げたと思うのでありますが、今、第七次定数改善計画を持っております。これが十七年度で終わるわけでございますから、十八年度から新しい定数改善計画を持たなければならぬ。  その中で、この学校栄養教諭をどのように確保していくかということ、これは財源...全文を見る
○河村国務大臣 この問題、私も地元でいろいろな方々からいろいろな御意見を伺いまして、おっしゃるように単独調理方式の方が学校そのものできめ細かいことができるし、また、子供たちにお昼の時間になると食事のにおいがしてくる、その生きた感覚が共同調理方式はできないからということ、このことも...全文を見る
04月20日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○国務大臣(河村建夫君) 阿南委員御指摘のとおり、これからの知的財産、こういうものが日本の二十一世紀の発展に大きな役割を果たす、特に日本の存在感そして競争力、この大きな柱になっていくわけでございます。特に、これからそういう意味でも、知的財産立国を目指す、これは国を挙げて取り組む課...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今回の著作権法の改正に当たりまして、阿南先生、広範にわたりまして御議論をいただきまして、ありがとうございました。特に、今、最後の御指摘の点、正に権利者、そしてユーザーとの関係、これによって、権利が保護されながら同時に活用がなされなきゃいけない、これは非常...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 中島先生御指摘のとおり、知的財産立国を目指す上で、この知的財産戦略、これが非常に日本の国の将来にとって重要になってきた。こういう観点から、これを生み出しながら、そしてこれを保護して、そして活用すると、正に知的創造サイクルの活性化といいますか、これが今問わ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 中島先生御指摘のとおり、著作権の教育、これを支援する、これ非常に大事な指摘でございまして、基本推進計画の中にもそのことが指摘をされているところでございます。  特に、情報化、インターネット、パソコン、これは学習指導要領においても既に中学校の技術・家庭科...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 鈴木先生から正にこれからの著作権の在り方、それから学校教育との関係、これは先生自ら教育現場におられて痛感されたことを御披瀝をいただいたわけで、私も今、正にその時代に来ているというふうな認識を持っておりますし、日本は比較的著作権については先進国だと、こう言...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘のとおり、これからの日本の音楽文化の海外展開する上にもこれは非常に大事な問題だというふうに判断したものでありますが、特に最近のアジアにおける日本の歌手の音楽、これ人気が非常に上がっておりまして、我が国の権利者のライセンスを受けてこれらの地域において...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 視覚障害者の皆さんの録音図書の問題、御指摘ございました。  現行の著作権法三十七条では、点字図書館においてといいますか、点字図書館等のみと、こういう形に一応なっておるわけですね。そこで、これを、録音図書の作成主体の拡大をどうするという問題、御指摘の点に...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この今回の改正措置の必要性、先ほど来議論のあったところで、お答えもしておるわけでございますが、このまま放置しておきますと一千万枚以上を超えるレコードが還流してくる現状、既に世界各国がこの還流を防止する仕組みをもう作っているということ、遅まきながら日本もこ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この点が確かに皆さんいろいろ御心配をいただいておる点でございまして、この点については、五大メジャーと言われる各社はこの日本販売禁止の表示はしないと、こう言っております。しかし、それ以外の会社もあるわけでございますが、これはその他の洋盤レコード、明確にはい...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 演劇等の舞台芸術を進めていただく団体等々、やっぱり練習場必要であること、私もよく分かるわけでございます。そういう面でなかなか大変なので、施設を借りる一番安上がりな方法として、ただのものを借りれば一番いいということなんでしょう。しかし、それにはやっぱりそれ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 山本委員おっしゃるとおり、明治三十二年にベルヌ条約加盟ということからスタートいたしまして、そこから始まっておるのでありますが、実際にこの著作権法ができたのは、幾多の変遷を四十三年、四十四年、四十五年と、大変苦労の上、四十五年の四月に成立をして四十六年一月...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
04月21日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○河村国務大臣 調査いたしましたところ、私はございません。
○河村国務大臣 献金のことであったものですから急遽調査させましたが、そういうものはないという報告ですが、はっきりパーティー券ということで調査をいたしておりませんので、その点、私も未確認でございます。
○河村国務大臣 これは文部科学省の所管の話ではございませんで、総務省、旧自治省で判断されることでありますので、私の方からそれについてどうこうというお答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○河村国務大臣 選挙においてどの程度その地位利用になるかということは、私もその辺の判断は難しいところですが、一概的にそれは国立大学の先生が推したというふうにとらえるか、あるいは、今見ますと評論家とも書いてあるので、そういう視点だったのかなと思いますけれども、まあ、それが地位利用に...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど玉井審議官の方から御答弁申し上げましたように、京都大学において調査会を置いて事情聴取もやった結果、政治的な行為と全く故意ではなかったということがはっきりしたわけでございまして、推薦はがきも承知していなかった、全く御存じなかったということでございまして、そうい...全文を見る
○河村国務大臣 安倍幹事長の方も記者会見で、迷惑かけた、こうおっしゃっておるようでありますが、これは加害者、被害者というような関係になるのかどうなのか、私どもとしてもちょっと判断しかねる問題でありますが。
○河村国務大臣 これは、地方公務員であれ国家公務員であれ、公務員としての立場があること、これはお互いに承知の上でなければいけないと思いますし、公務員には選挙において地位利用という問題、これはやはりきちっとしておりますから、そういう観点に立って行動されるものだ、私はそういうふうに思...全文を見る
○河村国務大臣 これは、今勝手に使ったと、結果的にそうなったということなんでしょうが、私はやはり、国家公務員あるいは地方公務員であれ、その立場というものをわきまえて対応していただくしかないわけでありまして、そのことをどう私が、それを裁く裁かないという立場に私はないんだと思います。
○河村国務大臣 私も、選挙のときどういうふうにするかというのは、ある程度絞り込めば後はほとんど任せっきりになりますので、だから、知名度の高い人をということは当然我々考えていくわけであります。  これは、京都大学が事実関係をきちっとお調べになった結果、教授はそのことを承知されなか...全文を見る
○河村国務大臣 そこまで私どもはいたしておりません。
○河村国務大臣 先ほど来申し上げましたように、国家公務員あるいは地方公務員は、国家公務員法にのっとって行動していただくということが非常に極めて大事なことだ、私はそう思っております。
○河村国務大臣 安住委員がおっしゃるとおり、これは学校法人が、この場合は私立大学ですが、私立大学としてのきちっとした基準にのっとっているかどうか、これはきちっと厳正に審査するものであって、公的な役割が非常に大きいという視点からやるわけですね。できるだけ私学の経営については、建学の...全文を見る
○河村国務大臣 もちろん、今御指摘のようなことが現実にあってはならぬことですから、これは今きちっとした事実関係を求めておりますが、今回の件で、仮に申請書類に重大な過失がある、虚偽があるということになれば、これは許可行為にかかわる問題ですから、厳正に対処しなければいかぬ、私もそう思...全文を見る
○河村国務大臣 これは、御案内のように私学助成も出ております。補助金の返還の問題、あるいは、これは認可の問題にもかかわってくる問題だろうと思いますが、そういうことも当然考えなければいけない課題だ、こういうふうに思います。
○河村国務大臣 最近、地方自治体の活性化のために私学を誘致したい、それで市も県も補助金を出す、それで認可を求める、こういうケースは非常に大きくなっています。町づくりの観点から、大学町をつくりたいと。私は、そういう視点もあって、市も協力をといいますか、誘致だという思いもあったんじゃ...全文を見る
○河村国務大臣 私学助成も出ていることでありますから、これは税金も入っている大学ですから、きちっと厳正に対応しなければいかぬ、私もそう思います。
○河村国務大臣 期日についてはともかく、早急に対応させていただきます。
○河村国務大臣 基本的には、これが現物がないのにしちゃった架空かどうか、これが一番大きな問題ですから、この点をはっきりさせるべきであろう、私もそう思います。(安住委員「そこがもしはっきりしたらどうしますか」と呼ぶ)これは、今までの認可基準に照らし合わせて、認可基準に合わないという...全文を見る
○河村国務大臣 私も、安住先生御指摘のように、ただ、これまでどちらかというと、文部科学省は設置のときはわあわあうるさいことを言うが、後はほったらかしじゃないかという意見もあるんです、一方では。その経営のノウハウとかいろいろなことをもっと支援すべきじゃないかと。ましてや、借金で学校...全文を見る
○河村国務大臣 これは認可の場合には、寄附行為変更の認可になってくるわけですが、これにはちゃんと、大学等の管理運営の適正を期しがたいと認められる事実がないことということになっていますから、事実があるということになれば、これはもう論外ですね。  これは厳正にやっていますよ。だって...全文を見る
○河村国務大臣 きちっとした対応、厳正な対応をさせていただきます。
○河村国務大臣 これは、御指摘の点、私も最初のスタート時点で危惧している点でありまして、しかし、食育の重要性は皆さんお認めになるわけでありますから、これをどういうふうに入れていくかというのは、それぞれ工夫をしていただかなければならぬだろうと思います。確かに、おっしゃるように、授業...全文を見る
○河村国務大臣 これまで学校栄養士の皆さん方は、共同式もあります、個別式もありますが、本当に現場を知っておられる。それと即比較しますと、今から新規の人にそれだけやらそうとしたら、それはどこか現場へ二年ぐらい実習に出さなければいけないことになるわけです。これは、今の大学の一般の教諭...全文を見る
○河村国務大臣 見方によっては、この短期間を思えばそういうことですが、実は、学校栄養士になられた皆さん方は、もう二十年以上前から、やはり学校に、現場に出てみて食育をやろうとしたときに、こう言ってはあれですが、その学校現場を見たときに、やはり教諭でないと発言力が弱いという思いを持っ...全文を見る
○河村国務大臣 それは軽々しくではなくて、栄養教諭の皆さんの思いというものを知っておられる方がそうおっしゃったと思います。  しかし、栄養教諭の役割というのは非常に大きい、この認識はきちっと持って対応していただかなければならぬ、そんな軽々しいものでないということは私も全く同感で...全文を見る
○河村国務大臣 肥田先生、その道の専門家でいらっしゃいますから、まさに薬学といいますか、そういうものの重要性、今日的な役割、これが大きく変化して、今の現状に合わなくなっているということ。特に、医薬分業が非常に進んできた。これはヨーロッパ等々ではもう古くから欧州諸国、進んでおった。...全文を見る
○河村国務大臣 今、肥田委員から経緯についてお話がございました。確かに、早くからこの問題は指摘されておった課題だと私も承知しております。  平成五年、六年、そのあたりから具体的な話し合いが始まったわけでございます。結果、今の医療の現場、病院等での実務実習の充実の問題、あるいは実...全文を見る
○河村国務大臣 この点は、議論、確かにあったところですよね。私も、全部六年制ということでスタートできないか、答申等も踏まえて。しかし、関係者の皆さん方のいろいろな意見を、広範な意見を聞かなければいけません、新しい制度でございますから。  そうした中で、六年制の薬剤師についてはま...全文を見る
○河村国務大臣 私も、今回の法案を出すに当たって、そういう認識でおります。
○河村国務大臣 実務実習をやる場合の支援措置、これはやはり大切だ、こう思っております。調査研究協力者会議においても、モデル・コアカリキュラムを策定されておりまして、制度改正後、各大学でこれを踏まえて実習するということになりますと、実習も非常に、質的にも量的にも格段に充実させる必要...全文を見る
○河村国務大臣 確かに、御指摘のように、現在、医学部、歯学部、獣医学部の学部の新設は認めていない、抑制しておりますが、薬学部の新設については、今日許可、認定をいたしておるわけでございます。  これまでも、自由な競争環境の整備を図るという総合規制改革会議の方の提言もございまして、...全文を見る
○河村国務大臣 これは、先ほど一部答弁申し上げたと思います。薬学部の設置において、申請者の判断が尊重される、申請があった場合に審議会に諮問をされてと、こういうことになっていることを今申し上げました。  これは、先ほど申し上げました医師、歯科医師、獣医師あるいは船舶、教員養成もそ...全文を見る
○河村国務大臣 いみじくも、加藤先生もこの問題の重要性に早くからお気づきになっておられたし、また、学校栄養協議会の皆さんともいろいろな交流を持っておられたから、歴史的にも御案内のとおりでございます。  食育の重要性というのはかねてから言われておったわけでありますが、私は、個人的...全文を見る
○河村国務大臣 この問題は、一つは、残念ながらといいますか、義務教育段階において、小中学校の学校給食は義務化になっていなかったというスタートがございます。そういう点で、これが義務化されておれば当然それぞれあったのでありますが、そういうスタートを切ったということが一点ございます。 ...全文を見る
○河村国務大臣 加藤先生の御指摘は、私も理解はできるのであります。そういうことによって地方が安心して取り組めるということ。ただ、これは財政の支援のあり方の根幹にかかわってくる問題でもありまして、義務教育費国庫負担制度については二分の一をという形で通ってきておりますので、例外的な措...全文を見る
○河村国務大臣 いや、私は今、ガムでそこまでの話というのは初めて聞きました。
○河村国務大臣 私も全く同感でありまして、酒、たばこ、青少年不良化防止の観点からもこのことをきちっとするということは大事だと思います。特に、未成年段階でこれをしないという態度、これはいいこと、悪いこと、けじめといいますか、そういうものの中できちっとしていかなければならぬということ...全文を見る
○河村国務大臣 青少年の健全育成という視点からも、また子供たちの健康を守るという視点からも、この酒、たばこをいかに防ぐかということ、これは教育も極めて力を入れなければいけませんが、同時に、大人社会がそのことにもっと気づいて積極的にやっていただく、その仕組みをもっと構築する必要があ...全文を見る
○河村国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。  先ほどの加藤先生のときのたばこの害も、肺がんや何かで何兆円、十兆円も医療費がかかる、二兆円の税収とどっちだという理論、全く同じような考え方でございますけれども、今回のこの栄養教諭制度をつくることによって、改めてそのことの重要性と...全文を見る
○河村国務大臣 食育基本法をお進めいただいている皆さん方、どちらかというと、食の学校教育の中の視点もさることながら、いわゆる日本の食料の、安全、安心な食料確保、あるいは地産地消の視点、そういう方からずっと入ってきた点があります。これはこれで、今のを読んでいただいても、この我々が考...全文を見る
04月21日第159回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(河村建夫君) 私立学校法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  学校法人が、少子化等社会経済情勢の変化を始め、法人諸制度の改革、規制緩和の進展など学校法人をめぐる近年の状況等に適切に対応し、様々な課題に対して主体的かつ機動的に対処できるよう...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 鈴木寛議員から八点の質問をいただきました。お答えいたします。  第一点は、私立学校はだれのものかという点についてお尋ねをいただきましたが、私立学校はそれぞれの建学の精神に基づいて個性豊かな教育活動を主体的に行う、これが特色でございます。私立学校の設置者...全文を見る
04月22日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
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○国務大臣(河村建夫君) おはようございます。  このたび、政府から提出いたしました私立学校法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  学校法人が、少子化等社会経済情勢の変化を始め、法人諸制度の改革、規制緩和の進展など学校法人をめぐる...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) ねぎらいの言葉をいただきましてありがとうございます。御苦労さまでございます。  今、大学、特に私立大学のことについて、外部評価等の問題、非常に重要な視点だと思います。特に、御案内のように、日本の私立大学が全国の大学生の八割近い者を受け持っておりますから...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 後藤先生から切実なお話、また実際の現場のお話も交えていただきましたし、また子育てを体験された中でのお話でございますし、極めて説得力のあるお話だったと思います。私自身も子供四人おります。男の、男性の親としても感ずるところがございます。  やっぱりこれは教...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 伊藤先生御指摘のとおり、高卒者の就職難、非常に厳しいものがございます。  これは、御指摘のように経済情勢が大きく変わってきております。特に、産業構造、就業構造、パートタイムを増やす、正規採用は少なくするという企業の一つの大きな動きもございまして、さっき...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘の点、これからの社会を生き抜く上で非常に大事な点の一つだと私も認識しております。  学校教育において、そうした変化に対応して、児童生徒、金融に対する知識をきちっと基礎的な知識を持っていく、そして消費者として主体的に判断ができるような、そういう責任...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 確かに所管外のことではございますが、しかし、日本の郵便事業というものが正にユニバーサルサービス、全国津々浦々にきちっとしたサービスができておる、この歴史、これまでの積み上げ、そういうことをやっぱりきちっと子供たちといえども知っていく必要がある、このように...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御案内のように、今日、地方分権という問題が大きな課題でございます。そして、地方公共団体の責任、権限、これが拡大する、そして市町村合併も行われている。一番身近な行政、国民に一番近いところにいる行政が一番そこに関係するわけでありますから、そこがしっかりやると...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘の女子差別撤廃条約でありますが、昭和五十四年に第三十四回国連総会において採択をされておりまして、日本は昭和六十年に批准をいたしたものでございます。以後、日本側は五回にわたって条約の実施状況を国連女子差別撤廃委員会に報告をいたしておりまして、提出した...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私も、先ほど御答弁申し上げましたように、基本的に性別にかかわりなく男女の能力が発揮されるように、女性でできることでありながら女性だからできないというようなことはあってはならぬわけでございまして、それぞれの私は本来、性が持つ特質というのはありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今御指摘のいただいた点、私も改めて今思い出しておるわけでありますが、これは、先に亀井郁夫先生から、ジェンダーフリーの話からお話があったと思います。  行き過ぎた、行き過ぎた教育、先ほど後藤先生からも御指摘がございました性教育の問題も含めて、これはやっぱ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘の点、男女共同参画基本法の前文に書いてある、先ほどお触れになりましたが、性別にかかわりなく、個性と能力を十分に発揮できる社会を目指していくんだと、こういう観点に立って、そしてお互いに人権を尊重するという男女共同観、男女平等観といいますか、それを形成...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘の点でございます国立大学法人の職員は労働基準法の規定が適用されるわけでありますから、使用者は労働者に対して時間外労働を命じるためには、労働基準法の第三十六条第一項、いわゆる三六協定と言っておりますが、これを締結していく必要があるわけでございます。さ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 先ほど来、私学がなかなか大変な状況にあることを御説明申し上げたとおりでございます。これに対して国民の側からも私学経営が非常に不透明であるという視点もございます。この点を明らかにして、やっぱり公教育の一翼を大きく担っておりますから、説明責任もあると、私学の...全文を見る
04月23日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第8号
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○河村国務大臣 日本の安全、防衛、そういう問題、これはやはり児童生徒たちにきちっと理解させる、あるいは国際法の意義を理解させる、大事だと思います。今日のように、毎日のように世界のニュースがどんどん入ってくる時代でありますから、その基礎知識を持っていく、これは大事なことだと思います...全文を見る
04月23日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○河村国務大臣 牧野先生が、この栄養教諭についての思い入れの深さ、そういう御職業を持っておられたということも今聞きまして、むべなるかなと思ったんですが、私は残念ながら大変田舎で、学校給食の恩恵に浴さなかった方でありますけれども、むしろ国会に出てきてみて、改めてこの重要性を感じたと...全文を見る
○河村国務大臣 実は、ちょうどこの時期に法案になりましたが、この問題を本格的にやらなきゃいけないというのは、町村大臣の当時、町村大臣が最初の大臣の当時に、保健体育審議会でこのことをきちっと明記され始めたということがございます。それから、私が中曽根大臣のときの総括政務次官のときに、...全文を見る
○河村国務大臣 一義的には、私は、やはり今のライフスタイルといいますか、そういうものが大きく影響しておる、こう思うわけです。  これは一つは、やはり家庭教育の中にも大きな原因がある。結局、経済発展とともに、経済に巻き込まれて、父親も母親も外に出て働かなきゃならぬという状況の中で...全文を見る
○河村国務大臣 中央教育審議会はまさに教育改革の問題を議論するところでありますから、大きな要因としては、おっしゃるような問題があろうと思います。核家族化の進展、共働きの増加、社会環境の変化、こうした中には、確かにおっしゃるように、企業がパートをふやしていく、そういうようなことでど...全文を見る
○河村国務大臣 私は、これはなかなか難しい問題だと思いますね。  食の乱れというのが、相当な時間かかってきたことも事実でございますけれども、だから、これを取り戻す意味で、極めて不透明な部分があって、確かに企業が協力してくれることも大事だと思います。例えば、家庭生活というものをも...全文を見る
○河村国務大臣 ほとんど、今、笠先生から学校給食への思いを語っていただいた、その中に意義が含まれているように私も感じながらお聞きをしておったのでありますが、おっしゃるように、学校給食は、確かに義務化ではありませんけれども、公立では、小学校では一〇〇%近くまで、ほとんどの学校がやっ...全文を見る
○河村国務大臣 これからいわゆる食育というものが学校の中にきちっと入ってくる、この認識を校長以下それぞれの担任を持つ先生方、学校全体がきちっと持っていただく必要があると思いますね。学校栄養教諭制度ができたからもうそれでいいんだということでは決してないと私も思います。  ましてや...全文を見る
○河村国務大臣 この辺になりますと、国の役割、地方分権、地方主権時代の地方の役割の問題、こういう問題が必ず出てくるんですね。文部科学省がどこまで指導するんだというような話になります。  しかし、これはやはり子供の、場合によっては食の安全ということは命にもかかわる問題、まさに子供...全文を見る
○河村国務大臣 せっかくこの学校栄養教諭制度を今回お諮りし、成立させていただくお願いをしておるわけでございますが、それについては、これまでの議論をお聞きいたしましても、大方の皆さんが、これはしっかりやろう、応援します、野党の皆さんもそうおっしゃる問題でありますから、これは全会一致...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘のとおり、本来、特に小学校はもう九割、一〇〇%近いんですから、それぞれの学校に教諭がおられるというのが望ましい形だと思います。  しかし、現実には、養護教諭にしても兼任の体制をとっておりまして、こういう例もあるものでありますから、なかなか一遍にいきませんけ...全文を見る
○河村国務大臣 学校給食は、最初パンからスタートした歴史がございまして、調べられたらおわかりのとおりでありますが、あの戦後の大変なとき、食料難、アメリカの方からむしろ物資が入ってきたというスタートがございます。そういうスタートで、だんだん米飯給食が大切だという方向へ転換をしつつ、...全文を見る
○河村国務大臣 まさにそのとおりでして、私も当時、文教関係の政策を進める議員として非常に残念に思いました。かなりやりとりしたんです。  農水省はまことに矛盾しておりまして、米の消費拡大というなら、小さいときから米を食べさせるというので、せっかく二百億余りの補助金を持っていながら...全文を見る
○河村国務大臣 この主張は、文部科学省としてはこれからも続けていかなければなりませんし、もっと進めるならば、ただ、全体から見ると、学校給食は七百万、八百万トンの中の十万トンぐらいでありますから。しかし、将来を考えたとき効果がありますから、これは絶えず文部科学省としては農林省に対し...全文を見る
○河村国務大臣 これは私の方が提唱いたしましたが、川口外務大臣も、学校給食もいいわねということをつぶやかれまして、私もそうだと思って取り上げました。近くの麹町小学校の学校給食を持ってきていただいたのでありますが、大変好評でありまして、小泉総理も、こういう食事をふだんからとっていれ...全文を見る
○河村国務大臣 ここへ書類を持っていないので明確ではありませんが、カロリーがたしか六百六十カロリーぐらいだったと思います。そして、御飯で、少しその日は麦が入っておりましたから麦御飯ですけれども、麦御飯という割にはちょっと白かったように思いますが、麦が入っておりました。いつもこれを...全文を見る
○河村国務大臣 高井議員の今の御指摘、学校給食の中できちっとした日本の伝統食、和食、そういうものを位置づけながら、そして、フランスあたりでは味覚教育というのも入っているそうでありますが、そういうものをもっと重視していく。  そういう方向で、学校給食を食育という視点できちっと教育...全文を見る
○河村国務大臣 横光先生御指摘のように、私、昨年九月二十二日に就任の際に、総理からの指示書がございまして、その冒頭に、これまでの知徳体プラス食育を重視した人間力向上の教育改革に努められたし、こうなっておったわけでございまして、それに食育の個々の問題が書いてあったわけじゃございませ...全文を見る
○河村国務大臣 学校における食育の問題を預かる文部科学大臣といたしましては、おっしゃるように、財政論、これをまず抜きにして、教育的見地といいますかそういうものでこの食育を考える。それは、食に関する高い専門性を持つ人材をいかにたくさん確保するかということ、これがまず第一でありますか...全文を見る
○河村国務大臣 前段の方で、薬剤師の需給の問題もちょっとお触れになりました。  厚生労働省側の薬剤師問題検討会というのがございまして、平成十四年六月から昨年の十五年十月まで、平成十八年度あたりに一つの供給過剰問題が発生するであろう、こういう認識が出されておるわけでございますが、...全文を見る
04月23日第159回国会 衆議院 本会議 第27号
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○国務大臣(河村建夫君) 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  国民の学校教育に対する要請が多様化、高度化する中で、公立学校が国民の期待に十分こたえることができるよう、公立学校の管理運営の活性化を図る必要がありま...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 西村明宏議員から、二点の質問をいただきました。  第一点は、信頼される学校づくりのためにどのように改革を進めて、また、その中で学校運営協議会がどのように位置づけられるかについてのお尋ねでございます。  公立学校が地域に開かれて信頼される学校づくりを進...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 城井崇議員から、六点の質問をいただきました。  まず第一点は、今後の地方教育行政のあるべき姿と地域運営学校の関係及びチャータースクールやコミュニティースクールとの違いについてのお尋ねでございました。  今後の地方教育行政のあり方につきましては、教育の...全文を見る
04月26日第159回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(河村建夫君) ツルネン議員御指摘のように、義務教育段階における外国人の児童生徒、公立の義務教育諸学校へ就学を希望する場合にはこれを受け入れる、これは国際人権規約等とありますから、経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約の十三条、あるいは子どもの権利条約にもあると思...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 現実に、日本語を特別に教えないとその子供たちは十分でないというケースがあろうと思います。そういうときは、特別に教員が自分の空いている時間を活用する、あるいは各教室での、子供たちを何クラスか取り出してそこで授業を行う。それは先生であったり、加配教員といいま...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 学校教育でいじめが起きるその一番元は、やっぱり差別とか偏見とかそういうものになっておりますから、そういうことでない社会をどういうふうにつくっていくか。これはもう学校教育の、人権教育と一口に言いますけれども、非常に大事な部分でありまして、特に外国人の子供、...全文を見る
04月27日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○河村国務大臣 本件は、大学の設置認可に係る事前の重要書類に虚偽があるということであれば、これはあってはならぬことでありますから、これについては、まずは事実関係を究明しなければなりませんので、先ほど答弁いたしましたように、早急に、今、直接出向いて調査をいたしております。  この...全文を見る
○河村国務大臣 先ほども御指摘をいただきましたが、就任しての所信の中においてもこの食育の重要性を取り上げたところでございますし、就任早々、総理からも、知徳体プラス食育だ、これを重視した人間力向上の教育改革に努めるべし、こううたわれておるわけでありまして、それに向かって、まさに食育...全文を見る
○河村国務大臣 総理も、予算委員会等々においてもこの食育の重要性というのは非常に強調してきておられるところでありますし、もう既に気持ちはそういう気分になっておられる、こう思っておりまして、これからこの学校栄養教諭制度ができる、これをきっかけにして、このことの周知徹底とともに、国民...全文を見る
○河村国務大臣 貴重な御意見をいただきまして、私も心の栄養をいただいたような気がいたします。  おっしゃるように、食育の問題はやはり広く大きく考えていく課題だというふうに思います。もちろん体の健康もありますが、あわせて、食育を通じて、例えばしつけの問題でありますとか、食に対する...全文を見る
○河村国務大臣 日本の高等教育の全体を見ましても、今、今度は国立大学が法人化いたしましたけれども、学生の八〇%近くは私学に行っているという現実があるわけでありまして、私学の日本の高等教育における重要性というのは非常に大きいものがありまして、私学振興なくして日本の高等教育なしと言っ...全文を見る
○河村国務大臣 私学というのが、今重要な役割を果たしている。これはやはり、大学運営に対する国民の信頼感があって初めて生まれていくものでありまして、これを損なうような法人経営がなされているということが現実にあるとすれば、非常に残念なことであります。  これは大学の許可、認可に係る...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘いただきましたような疑惑が生じておる。そこで、きょう、具体的に、調査団を出しまして、今徹底的に調査をいたしております。その上で、まさに私学運営に値しない、まさに御指摘のようなことが現実にあるということになれば、これは御指摘の点も含め、まさに補助金も出ておるこ...全文を見る
○河村国務大臣 許可申請の事前の問題、許可申請について、これはこのケースという前提でなくて、法令上は、一応書類に不備がなければこれは受け付けなければならぬということになっておるのが本来のあり方ですね。  今回のようなケース、事前相談も一切受け付けないことができるかどうか。これも...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど天下りの話もされました。文部科学省の中では、もちろん、私学等々から要請があればしかるべき人材を派遣するということはこれまでもあったことだし、また、その方々が今までそれぞれの分野で非常に活躍をされていることも事実でありますから、これは、お互いに善意に基づいてそ...全文を見る
○河村国務大臣 事情については先ほど玉井審議官が説明したとおりでありますが、本件につきましては、私も、同じ自民党の議員のことでありますから、安倍議員から直接お伺いいたしました。日ごろから中西教授とは親しくしておられて、中西教授が自分の論文等においても安倍議員のことを取り上げておら...全文を見る
○河村国務大臣 薬学六年制の実現、長年の薬剤師の皆さん方の念願でもあったわけでございます。現実に、医療技術、高度医療、非常に進んだわけでございますし、また、医薬分業も五〇%にも近づこう、こういう状況でございます。  そういう観点から、医薬品の安全使用、それから最適な薬物療法の提...全文を見る
○河村国務大臣 平野先生おっしゃるとおり、食に関する問題というのはやはり家庭が第一義的でなければいかぬと私も思います。責任を持ってもらわなければいかぬ。そういう意味で、家族そろっての食事、これは家庭教育において非常に大切なものである、これが食育の基本をなす場でなければいかぬ、こう...全文を見る
○河村国務大臣 共同調理方式というのは最初なかったわけであります。ただ、これは、学校給食の業務のあり方についても臨時行政調査会の方から指摘もございまして、もちろん学校給食の質を落としてはならないけれども、やはりそこには合理化というのが必要ではないか。それは学校によっては、小学校、...全文を見る
○河村国務大臣 私も、この助成金といいますか補助金が、助成措置がなくなっていく過程を知っておるわけでありますが、極めて残念に思っております。農水省も、米飯給食等を本当に推進しようとするならば、たとえ十万トンといえども、やはり将来のことを考えてそういうことを考えるべき課題であろうと...全文を見る
○河村国務大臣 私も、御指摘をいただきましたが、今後の薬剤師養成のための薬学教育においては、医薬品の安全使用あるいは薬害の防止等の視点というのは非常に大事だと思いますね。BSE問題が起きた、食の安全、こういうことから考えると、やはり口の中に入れるものというのは非常に大事であります...全文を見る
○河村国務大臣 医学部に比べて薬学部がまだそういう点が少ないという御指摘がございました。  これから、こうした医療の担い手としての薬剤師、その倫理規範あるいは医療事故回避の重要性、そういうものをしっかり学んでいくということは大事でありますから、先ほど御指摘がありましたように、薬...全文を見る
○河村国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいります。     —————————————
○河村国務大臣 このたび、政府から提出いたしました文化財保護法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  文化財は、我が国の長い歴史の中で生まれ、はぐくまれ、今日の世代に守り伝えられてきた貴重な国民的財産であり、我が国の歴史、文化の理解の...全文を見る
04月27日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○国務大臣(河村建夫君) 橋本先生御指摘のとおりでございまして、今の私学の果たす役割の大きさ、これは数字の上からも、御指摘のとおり、学生数で見ても、大学生が七五%、高校は三〇%、幼稚園においては八〇%というのが私学、私立学校に在学をしているわけでございます。  私学の特質は何と...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今御指摘をいただきました今回の改正の大きな三つの柱がございます。  これについてでありますが、学校法人が公教育の担い手として今後とも健全な発展をしていかなきゃいかぬ。そうした国民的な大きな期待もあります。一方では、大きな社会現象として少子化という問題が...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私立学校が日本の教育の中で占める位置の大きさ、その役割を果たしてきたことを考えますと、この私学振興を更に国の一つの大きな柱として進めていく、これは極めて大事な課題だと考えております。  十六年度予算においても、そういう面で文部科学省としても最大の努力を...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私学助成が全く行われてなくてという観点からいっても、そうなっておった段階で今の私学の位置というのがどういう位置付けになっておったか、これほどの、八割の、大学において八割、幼稚園において八割という、大学では七五%と言っておりますが、こうした大きな地位を占め...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私学振興助成法の在り方と歴史を踏まえて説明いただきまして、私も大学紛争のころ授業料値上げ反対闘争をやった経験がありますが、その裏でああいうことが行われておった、私学がピンチになったということがあった、反対運動、値上げ反対運動を大いにやったことも意味があっ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この問題は規制緩和等々からきておりまして、私立学校の在り方そのものが、私学団体が私学審議会の中に過半数を持っているということになると、それ以外の参入は一切認めないのかという議論がありまして、この辺については、これはもう私学審議会の在り方そのものだから、ど...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私は、私立とそれから公立とありますけれども、公立においても教育の根幹は、義務教育の根幹は政府に責任があるんだという考え方、これは教育の、国民すべてに及ぶ教育についてはやっぱり国にその責任、最終責任あるわけでありますから、そういう形が望ましいと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 確かに、地方の裁量を増す、教育費、地方交付税についてこれは自由に使える、正に、算定根拠はあるけれども、使い道については地方の裁量だと、こういうことになりますと、その首長さんの考え方によって教育に掛ける経費の問題に差があるということは想定されるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 西岡先生言われる、正に完全に交付税化された場合にどうかと、こういうことかと思いますが、これは、そうしますと、正に私学振興助成の誘導策をどういう形で今後担保していくかということをきちっと教育論として踏まえない限り、そういう懸念があることは私も否めないことで...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この教育クーポン、バウチャーといいますか、バウチャー制度の在り方、これについて、我々結論からいいますと、研究課題であるという認識は持っておるわけでございますが、現実にこれを確立してやっていく状況、国際的に見てもこのことの、アメリカ等においてもブッシュ大統...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私もこの話を聞いたときに、株式会社の在り方というのは正に利潤追求だと、株主還元だということになっていくと、教育がその方に引っ張られるということは非常に好ましいことではないと私も思いました。しかし、また一方、これよく考えてみると、今の教育の在り方に対して、...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 確かに、委員御指摘のように、戦後といいますか、高等教育において、戦後、正に大学の進学率もああいうふうに増えていった、それと相まってといいますか、量的な拡大がずっと図られてきたと思います。それで、結果的に今見ると、私学の比重というのが世界でも日本が一番大き...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 学校、私立学校の今日の状況、これからの役割、どう考えていくかということ。これは、私立学校が正に独自な建学の精神を持って個性豊かな教育研究活動をやろうということで生まれてから今日、現実には、大学生が約七五%、高校生が三〇%、幼稚園においては八〇%、これだけ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 確かにいろんな形の法人の学校設置形態の在り方、これまでは国、地方自治体、学校法人と、こういう形で来ておるわけでございます。ここに新たに株式会社、さらにNPO法人のことも来ておりますが、そういう設置形態を求める声も出てきたということ、私はこれを踏まえてこれ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この委員会におきましても何度も、先ほど中島委員も御指摘なさいました、日本の公教育に対する財政支出といいますか、これが世界の先進諸国と比較したときのGDP比低いという視点、確かにそういう現状が数字の上にも表れておりまして、そのために特に、高等教育が特にそう...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 教職員の解雇の問題については個々の具体の例があると思いますが、これに即してみても、これは雇用問題として考えなきゃいかぬ、判断されるべきものであろうと思います。  私立学校の教職員の雇用関係につきましては、一般の民間企業と同様に労働基準法等の労働関係法令...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘のように、幾多の変遷を経て今日の私学はあるわけでございます。  私学のことを考えますと、今御指摘のように憲法第八十九条がどうしても頭に浮かぶ。しかし、現実には、この私立学校法ができたことによってそれがきちっと裏付けされたということで大きな役割を果...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 経済財政諮問会議に出まして、それで教育改革の当たりましたときに、日本のそうすると公教育を始めとする教育改革を進めますと、塾等は必要ないんですねと、こういう質問がありました。本来私はそうあるべきものであろうと、こう考えておりまして、これにどう答えるかという...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) ただいまの御議決につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいります。
○国務大臣(河村建夫君) このたび、政府から提出いたしました学校教育法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、児童生徒の食生活の乱れを背景として、児童生徒が望ましい食習慣を身に付けることができるよう、家庭だけでなく、学校におい...全文を見る
05月11日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
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○国務大臣(河村建夫君) 私も、この食育という言葉を直接聞く前から、この食べることの重要性というのは特に認識をいたしておりまして、私自身も子供四人のうち二人がアトピー性皮膚炎にかかっておりまして、そういうことからやっぱりこの食事をいかにきちっと取るか、また栄養のバランスとか安全性...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 大野先生御指摘のように、この制度を導入することによって栄養教諭をできるだけ各学校に配置していくという方向が、私はその方向付けの第一歩であるというふうにとらえております。  現状では、今、局長からも答弁申し上げましたように、現実に学校給食制度そのものが義...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 薬剤師の仕事、業務、元々これはいわゆる医療と一体となって人の命に懸かってくる大事な仕事になるわけでございます。特に近年の医療技術の高度化、さらに医薬分業ということが進んでまいりまして、そういう意味では、医療人としての薬剤師の資質の向上といいますか、高い資...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 先ほど御答弁を申し上げましたように、医療人として薬剤師の資質向上、また高い知見というものが必要になってきている、そしてまた患者とのコミュニケーション能力を更に高めていかなきゃならぬ、そういうこと等々を考えますと、今日の四年の修業年限で十分であろうかという...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 最初に、教育というのは一体何にあるのかと、こういう質問もございました。  日本の教育の根本、教育基本法によれば、教育の目的といいますか、一番のねらいは、やっぱり人格の完成を目指していくんだと、こういうふうにうたってあるわけです。と同時に、今おっしゃった...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 先ほど来から大仁田先生の教訓的な教育論を聞きながら、私も考える、考えさせられながら、やっぱり自ら生き抜く力といいますか、自分を信じて、そして挑戦する気持ち、やっぱりこれからの日本の子供たち、やっぱり大仁田先生見習う点はたくさんあるなと、こう思いながら、そ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 先ほど来から御意見いただき、また答弁しておりますように、栄養教諭制度の期待感、効果、これが大きいというのが皆さんのお考えで、そして中央教育審議会においてもあらゆる角度からこの問題を取り上げ、研究して、そして昨年一月に答申をされた。その結果が新聞にも出たわ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この点、非常に大事なことだと思います。これからいよいよこの法案を通していただきまして栄養教諭制度が確立される、そういたしますと、各学校においてこの栄養教諭の皆さんが教壇において具体的に食の指導をしていただくことになる、学校給食を管理しながら正に生きた教材...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 伊藤先生今いみじくも御指摘になりました近年の食生活をめぐる社会環境の変化、食行動の多様化等々、特に成長期にある子供たちにおきましても、朝食欠食あるいは栄養バランスを欠いた生活習慣病の増加等々が指摘をされております。  こういう乱れの背景といたしまして、...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今、伊藤先生今御指摘ありましたが、最近財政論が優先をして、特に教育の問題については教育論が隅の方に行っちゃっている傾向を私は非常に危機感を抱いております。  今回のこの新津市のケースも、正に財政難から考え出したことでありましょうが、これは今我々が考えて...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今回のこの学校栄養教諭制度導入に当たって、この問題が一つの問題としてあることは私も承知をいたしております。  公立学校の校長、教頭、教諭、養護教諭、学校栄養職員、事務職員、これは都道府県が負担する。しかし、そのうちの教職員の給与費は義務的経費で非常に多...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘のように、今、農水省は米飯給食推進といいますか、米の消費拡大という観点から補助金を出しておりましたが、それを切ってしまったと。極めて遺憾にあのとき思ったわけであります。そして、それに対する財政措置を交付税でやるんだという話も現実にきちっとなっていな...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今、学校給食法においては、残念ながら義務教育諸学校の設置者に学校給食の実施の努力義務ということがあって、幼稚園ないわけですね。私は、しかし、やっぱり食習慣というのはそこからもうスタートしておりますから、幼稚園もちゃんとした栄養士を含めて栄養価のあるバラン...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 基本的には小学校からということにこれまで進めてきておるわけでございます。この財政的な裏付けをどうするかという問題を含めてございますが、やはり食育全体を進める観点からすれば、これは検討しなきゃいけない課題であると、このように思います。
○国務大臣(河村建夫君) 谷先生御指摘の点はこれから非常に大事な役割でございまして、非常にこの薬剤師による疑義照会、これはきちっとやることがこれから非常にそうした医療事故を防ぐ上でも大事なことでございます。  さっき御紹介ありました聖マリアンナ大学の問題、それから北里大学でも同...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今の御指摘の点、私のところへもアニマルサポート株式会社からこの点についての要望をいただいております。事実関係確認をしておるわけでございますが、理科大学側からは、現在は適切な管理を行っておるが、過去において必要以上に動物を繁殖させていた、あるいは飼育管理を...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 最近の子供たちの活字離れということも心配なことでもございまして、子どもの読書活動推進法案も作って皆さんに御協力いただいて進めております。おかげさまで、かなり読み聞かせ運動等盛んになってまいりまして、読書に皆さんの目が向いてきた。  そうなると、あとは環...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) いわゆる多動性障害、発達障害の問題、これ最近そういうことがだんだん明らかになってまいりまして、こういう障害を持った子供たちへの教育的な対応が非常に重要になってきたということでございます。  そのため、やっぱりまずは現場の小中学校の先生方、教員の方々がこ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今、草川先生も一部御指摘をいただきましたが、近年の社会を取り巻く環境、食生活を取り巻く社会的な環境の大きな変化、正にファストフードといいますか、そういうものがどんどん出てきた。それから、子供たちも偏った栄養摂取をしている、そうした乱れがある。肥満傾向、過...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 草川先生のような御意見もあることも承知をいたしておりますが、薬剤師を考えたときに、この薬剤師の果たす役割をトータルでやっぱり考えていかなきゃいけないだろうと。  ここまでに至るにはいろんな議論があったわけでございまして、全然調剤をしない薬剤師ということ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今、林先生から広島県の府中町のお話を聞きまして、非常に栄養職員の皆さんがそこまで考えておやりになっている、これには恐らく学校全体の取組があるんだろうと、こう思います。そういう意味では、子供さんたちにとって正に正しい食事の取り方、あるいは望ましい食習慣を付...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) これは中央教育審議会の答申にも指摘をされておるところでございます。本来、私も、どの学校にも栄養教諭がいるということが望ましいことは当然のことだと、こう思っておりますが、この学校給食のスタートそのものが義務的な存在でなかったところからスタートいたしたもので...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 重要な御指摘をいただいたと思います。  ただ、薬剤師の道も、これは暫定措置でございまして、十二年経過後はもう六年制に統一してまいりますので、その点はきちっといたしております。ただ、四年制の部分も残しながら、創薬とか、そういう道も当面残しておくということ...全文を見る
05月12日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○河村国務大臣 おはようございます。  斉藤先生には、文化芸術振興法の成立について、その先頭に立っていただきまして成立いたしました。改めて敬意と感謝を表します。  今御指摘のあった点は、私も全くうなずかざるを得ない状況にあると私も認識をいたしております。文化予算、我々は、日本...全文を見る
○河村国務大臣 文化財の保護というもの、これをこれからどのように進めていくか、基本的な考え方でございます。  文化財というのが、我が国の歴史、文化等を正しく理解するためには、これは欠くことのできないものでございますし、いわば日本の文化、歴史、そういうものの一つのあかしといいます...全文を見る
○河村国務大臣 先ほども若干触れさせていただきましたけれども、この文化財というものが、まさに我が国の歴史の営みの中で、自然や風土あるいは社会や生活を反映して、継承して生まれてきた、こういうものでございますから、まさに現在の我が国の文化の基礎になっておる。それを、一方では、その保護...全文を見る
○河村国務大臣 斉藤先生御指摘の無形文化遺産の保護に関する条約、これは、日本としては無形文化遺産の保護制度を世界の先頭に立ってやってきたという経験があるものでありますから、その経験を生かしながら、最初からこの条約交渉の先頭に立って、無形文化遺産保護条約の成立に向けて積極的に参画し...全文を見る
○河村国務大臣 文化財というものが我が国の歴史、文化、伝統の中ではぐくまれた、また日本人の生活の営みの中で生まれてきたということを考えますと、まさに日本の国の文化の基礎がそこにあると言っても過言でないと思います。そういう意味で、これを大事にする、これを保護する、そして絶えずそうい...全文を見る
○河村国務大臣 確かに、御指摘の点、これからこの文化保護行政をやっていく上で、また、新しく景観、重要な景観を登録する、あるいは指定をする、その中でこれをうまくやっていこうとすれば、当然、そこにおられる方々あるいは地域の皆さんの御協力もいただかなきゃなりません。また、現実に生きてお...全文を見る
○河村国務大臣 松本委員言われるように、民俗技術も含め、こうしたものを後世にいかに伝えていくかということが当然大事になってくるわけでございまして、指定してそれで済むという問題ではないと私も考えております。  そのためには、その裏づけになります予算も獲得していかなきゃならぬでしょ...全文を見る
○河村国務大臣 これからの予算のことについては、これを取りまとめながら最終的にどのぐらいに絞っていくかによって要求も変わってくると思いまして、これからの検討事項ということになるわけでございます。今の時点で、どのぐらいの規模でどのぐらいのことを考えているかということは、ちょっとお答...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の無形民俗文化財の保護施策といいますか、これにつきましては、衣食住、生業、信仰、年中行事等、こうした風俗慣習といいますか、あるいは民俗芸能を保護の対象ということで、これまで、先ほど御指摘のあった二百二十九件、重要だと思われるものに保護措置をしてきたということ...全文を見る
○河村国務大臣 確かに、御指摘のように、このままの状態であったときにどれだけそうした無形の民俗文化財が残っていくだろうかという心配、ごもっともだと私も思います。  管絃祭の話をされました。松本先生も今回質問にお立ちになることもあってでしょうか、相当勉強をされてきたなと私も感じて...全文を見る
○河村国務大臣 具体的なことはまた後ほど説明を申し上げるとして、この重要文化的景観、これは先ほど来説明申し上げておりますように、地域の人々の生活とかその生業、産業、これに非常に密接に関係していることは間違いないんです。  これを適切に保存、活用していくということになると、やはり...全文を見る
○河村国務大臣 この文化的景観ということは、私は、世界遺産、棚田なんというのは日本の専売特許かと思ったら、実はそうではなくて、既にフィリピンのあの棚田というのはもっと壮大なもので、あれが世界遺産になっているという事実もあるんです。そういうものに啓発されたということでもありませんが...全文を見る
○河村国務大臣 松本委員御指摘のとおり、これからの重要文化財を保護していく上では、保存管理計画等の策定とその後の適切な運用、そしてそれをきちっとチェックする仕組み、これが大事だと思います。  このために、この改正法、第百四十条でありますが、これには、「文化庁長官は、必要があると...全文を見る
○河村国務大臣 松本委員が言われるのは、直接見たか、こういう……(松本(大)委員「そうです」と呼ぶ)私は、ここがその地域だというのは、田舎の方に挙がっているんだなということは、この地域だということは知っておりますし、また、全国の一覧表は見ましたが、具体的に大臣としての現地調査的な...全文を見る
○河村国務大臣 それでは、簡潔に申し上げます。  この新しい十七年度予算につきましては、これをどういうふうに要求していくか、これから検討しなければなりません。御指摘のように、やはり人材養成ということを重点にしながらやってまいりたいと思いますし、また、文化的景観に係る事務体制は、...全文を見る
○河村国務大臣 石井先生御指摘のとおり、この民俗文化財を貴重な国民的財産として次世代に継承していくために、やはり知識やわざを伝える後継者といいますか、これがいなければなりません。重要なことでありますので、これから、民俗技術の伝承事業に対する具体的な支援のあり方につきまして今検討を...全文を見る
○河村国務大臣 このたび、政府から提出いたしました私立学校教職員共済法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  私立学校教職員の共済制度については、制度創設以来、国家公務員共済制度等との均衡を保つことを本旨とし、逐次必要な見直しを行い...全文を見る
05月13日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
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○国務大臣(河村建夫君) 薬剤師の皆さんがこれから六年制の形で本格的に養成をお受けになる、それによって、地位向上ということはもちろんでございますが、単なるそれだけじゃなくて、正にこれからの高度医療の中でチーム医療といいますか、そういう中の一員として、正に医師と看護師、医療機関のス...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) これまで学校栄養士の皆さん方は、学校給食を通して子供たちにバランスの取れたいい、昼食ですが、食事を供給しながら、あわせて、既に皆さん方は早くから学校教諭として教育現場においてそういう面を、更に活躍したいという思いを長い間持ってきておられます。  恐らく...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) お答えする前に、後藤先生、食べることの大切さ、非常に強調していただきまして、私も大臣に就任して、食育を、まず食育の重要性をかんがみて教育改革をと、こういう総理の指示もございました。  そこで、私自身も、人にそう言う以上自分の食育もよく考えないかぬ。私は...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) いえ、子供、娘です。
○国務大臣(河村建夫君) もう後藤先生の方から総括していろんな角度から学校栄養士に対する期待、役割をお述べいただいたように思います。  正に、冒頭からお話ありましたように、子供たちの食の乱れが起きつつある。それを、望ましい食習慣を身に付けさせていこうということが一つの大きなねら...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 伊藤先生、フランスの味覚教育のことを取り上げていただいて、実は私も、ああ、これだったのかと思いました。  私も、これも私事ですが、家内から、妻から、フランスではもう味覚教育というのが始まっているらしい、ちゃんと調べた方がいいよと言われておったのでありま...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 大変基本的な御質問を最後にいただきましたが、一時、もう学校給食は必要ないではないかという議論があったこともございます。飽食の時代になってきて、これだけ豊かになってきて、みんなが、それは学校から、一つは、そういう時代になったから自分で持ってこれるじゃないか...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 薬剤師の需給、今厚生省側からもお話がございました需給のバランス、需給過多の問題等もあるようで、御指摘もございますが、しかし、トータルとして考えたときの今日の医療技術といいますか、そういうものが非常に高度化してきた、あるいは医薬分業も進んできた。先ほど来の...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この背景、子供たちの食が乱れてきた、また食育の重要性が言われるようになった、その背景はやはり食生活を取り巻く社会環境の変化というのが大きいと思います。  簡単に食べ物が買えるようにもなったということもあるわけでございますけれども、そういう点で子供たちが...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 基本認識は、今、原田副大臣御答弁申し上げたとおりでございます。  食育をこれから進めようという段階、特に義務教育段階においてやろうというわけでありますから、義務教育諸学校は学校給食を実施されるように努力義務的に規定はされておりますけれども、この食育を重...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) もう山本先生からお答えを先にいただいたような気がいたしておりますが、正に今日の医療がこれだけ進んでまいりまして高度医療になってきた、そしてまた、同時に、医薬分業ということも出てまいりまして、きちっと薬剤師の位置というものも確実なものになってきておりまして...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この問題、御説明をお聞きになっておられますから、もう御承知だと、こういうことでありますが、一つは薬学部を出られた卒業生の皆さんの進路を調査したということ、それによって、医学部の方とか歯学部の方等、ほとんどもう九割、十割、一〇〇%近く一医師になっていかれる...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 正に医療全体をこれから考えていかなきゃなりません。今日の議論の中で鈴木寛先生がメディカルスクールという、いわゆる専門職大学院の御指摘もございました。これ正に、この問題にまで一遍に行くべきではないかという議論も当然あったわけでありますが、専門職大学院制度が...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分留意いたしまして対処してまいります。  ありがとうございました。
05月14日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○河村国務大臣 おくれて参りまして、失礼いたしました。  今、宇野委員から御指摘がございましたように、このたびのいわゆるコミュニティ・スクールと言われております地域運営学校のあり方、これはやはり学校が開かれたものであって、そして学校が皆さんから信頼されるものであってもらいたい、...全文を見る
○河村国務大臣 土肥先生の御指摘、私も当たっておると思います。  今の現行の教育を考えたときに、これでいいのか。特に公教育についてさまざまな指摘がある、これにやはりきちっとこたえていくにはどうしたらいいだろうというところから私は発しておると思いますね。これまでの教育改革国民会議...全文を見る
○河村国務大臣 この法案を提出させていただくに当たりましては、既に指定校もつくっておりまして、それぞれの取り組みもいただいておるところでございます。  そういう学校の実例等をお聞きいたしましても、やはり人を得た理事会制度あるいは委員会制度を設けておられまして、その中には保護者の...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘いただきました点、大事な点でございまして、地域の運営協議会がどのような形で取り組まれるか。そこでお出しになるいろいろなテーマ、それはやはりちゃんと学校運営に生かす、そして特色を出す、そういうことが非常に私は大事だ、このように認識しております。
○河村国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
○河村国務大臣 このコミュニティ・スクール、法案を通していただきましたらしっかり宣伝をせよ、こういうことでございます。  先ほど近藤局長の方からも答弁したように、文部科学省としてとり得る方法で周知徹底しなきゃいかぬと私も思っております。これは地域によってどういうふうに取り組んで...全文を見る
○河村国務大臣 この学校運営協議会を設立ができるようにお認めいただく、これを全国津々浦々にということ、当然視野に入っているわけでございますけれども、今回は、やはり学校運営についていろいろな御議論があるし、国民の皆さんの期待があるし、特に、学校が開かれたもので、身近なもので、信頼で...全文を見る
○河村国務大臣 今御答弁申し上げた中にありましたように、学校運営のあり方というのはやはりいろいろな形のものがあるのです。例えば、一方では私学もあるわけですね、義務教育でも私学でやっているところもある。そういうことでありますから、その選択肢の一つとして考えていくということであります...全文を見る
○河村国務大臣 古賀先生がおっしゃるとおり、今回のこの新しい学校運営のあり方、新しいタイプの学校をつくろうというのも、やはりこれは教育的効果を求めておるわけでございます。  教育は百年の大計、人づくりだ、こう言われておりますから、それに尽きるのでありますけれども、今回、私は就任...全文を見る
○河村国務大臣 古賀先生から白川先生の「常用字解」をいただきまして、もう一冊先生の本もいただきまして、これは本当にすばらしい本で、白川先生はたしか今、文化功労賞もお受けになった方であります。  最近、確かにそういう意味で、漢字をどうするかという問題、いわゆる文化審議会の中の国語...全文を見る
○河村国務大臣 この法案だけでございます。これに基づいて、あとは教育委員会がそれぞれ規則をつくったりしていくと思います。
○河村国務大臣 そうあるべきものだと考えて法案をつくっております。
○河村国務大臣 これは地域運営学校という言い方をしておりますが、やはり地域の盛り上がりによって、学校側とそれからPTA等も含めて、新しいタイプのはやはり必要だ、条件さえ整えば、おっしゃるとおりこれは本来、教育委員会がそれについてどうこうじゃなくて、むしろ、よく認可と認証ということ...全文を見る
○河村国務大臣 私も、学校評議員制度を全く適用していない県もあるということを聞いて、ちょっとびっくりしたんですね。  それは一つは、やはり校長のみの評議員だという点が、校長によっては、必要ないんだ、おれたちでやるんだと言われたらもうそれまでですから、そういう面もあるのかな。それ...全文を見る
○河村国務大臣 私が感じたのは、余り問題点は感じませんでしたが、しかし、恐らくかなり、それに取り組まれようとする理事の皆さん方は相当御努力をされている、やはりそういう相当意気込みのある方々が集まらないとうまくいかないんではないかと思いました。これまでに九回集まった、こう言っておら...全文を見る
○河村国務大臣 非常に大事な御指摘だと私も思います。  先ほども御指摘をいただきましたが、任命権者である教育委員会は、尊重というのはかなり拘束を受けるんだ。ということになると、この学校運営協議会でつくっているコミュニティ・スクールのある地域の教育委員も、これはぼやぼやしておれぬ...全文を見る
○河村国務大臣 三月四日に諮問をさせていただきまして、今いろいろ御議論を始めていただいているところでございます。一年をめどにということでお願いをいたしておりまして、こういう時代になってきて、まさに教育委員会制度がいろいろ問われているわけでございます。  特に、また今合併も進んで...全文を見る
○河村国務大臣 年内から年明けと思いますが、途中で一度中間報告をいただくことになるのではないか、このように思っております。
○河村国務大臣 知事さんなんかと話しますと、自分のところは県の教育委員会がきちっとしているので任せてもらって大丈夫だ、三位一体論の中でもそういう議論もあるんですね。  しかし、これからやはり広域でやってもらわなきゃなりませんから、そういうことを考えると、今の段階では、一応県の教...全文を見る
○河村国務大臣 私は、プレスからのお問い合わせがございまして、去る四月二十三日の記者会見において公表いたしておりますが、国会議員在職期間中、公的年金の加入状況については、未納は一切ございません。
○河村国務大臣 これはそれぞれ、政府としてどうこうというよりも、これは各党の責任の問題でございますし、個人のそれぞれの自己責任でおやりになることだというふうに思っておりまして、これはそれぞれその政治家の良心に基づいておやりになるべきことじゃないかな、私はそう思っております。
○河村国務大臣 この問題は、ここで私がお約束するしないという問題ではないんではないか、私はこう思っておりますが、笠さんがおっしゃることは私も、まさに言わんとされることは、私も十分わかっておるつもりであります。
○河村国務大臣 国民年金、年金の問題は、国民の皆さんはみんな関心をお持ちで、不幸にもこういうことが起きて余計に関心が高まったということを、私はまさに災いをもって福となさなきゃならぬ、こう思っております。  もともと一元化の方向で、閣議決定等を見てもその方向で進んできた問題であり...全文を見る
○河村国務大臣 今回の改正が本当の抜本改正につながっているかという議論はあろうと思います。  これは、厚生年金、国民年金、この両方の保険料水準を固定しなきゃなりませんし、給付水準の自動調整の仕組みを導入することによって将来の負担の上限を決めていこうということでありますから、これ...全文を見る
○河村国務大臣 私立学校共済につきましては、非常に若年層の方もたくさん入っておられて、これまでこの共済制度の中では健全運営をやってきたという経緯もございますが、今のこうした国民の年金に対する関心の高まりというものを我々立法府の人間としてもやはりきちっと受けとめなきゃいかぬ、私もそ...全文を見る
○河村国務大臣 私自身が納めておるものでありますから、こういう未納の問題が起きたということを聞いて、いろいろ伺ってみると、やはり制度そのものがいま一つ確かにわかりにくい。  私自身が気をつけて、これは本当に正直申し上げて、うまくやったんじゃなくて、私の周辺の方が、これは大事なこ...全文を見る
○河村国務大臣 ちょっと私はその今の魔女狩り云々をマスコミ等で見ておりませんでしたものですからあれですが、よく実質、本人はどういう意図で言われたのか、確認をさせていただきたいというふうに思います。
○河村国務大臣 罰金の前にやることがあるとおっしゃる、私も同感であります。
○河村国務大臣 公的年金一元化を展望して体系のあり方について検討を行うということが三党合意でなされておりますし、衆参の厚生労働委員会の小委員会、二〇〇七年をめどに結論を得るという方向もございます。今後、どのような形で一元化に持っていくかということの議論が行われるわけでありますが、...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘のとおり、現在の私学共済年金の財政状況というのは比較的健全である、こういう状況、若い方々の加入もいいということがございます。  ただ、今後、年金受給者は次第にふえてまいりますし、これを支える現役の加入教職員も、少子化による児童生徒減等々もありまして減少する...全文を見る
○河村国務大臣 年金一元化、平成十三年三月の閣議決定もございます。財政単位が拡大するから、共通部分の費用負担の平準化といったような基本方針も踏まえた適切な対応がされなきゃいけない重要な課題だと私も認識をしております。  特に、私学共済制度は、先ほど来お話しのように、年金事業だけ...全文を見る
05月14日第159回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(河村建夫君) 松井議員の三点の質問に対してお答えさせていただきます。  まず第一点は、大学設置・学校法人審議会についてのお尋ねがございました。  大学設置の審査に当たりましては、様々な構想に対応して幅広い観点から適切な審査を行うことが重要であると考えます。このため...全文を見る
05月17日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○河村国務大臣 おはようございます。  平成十四年度文部科学省所管決算の概要説明を申し上げます。  平成十四年度文部科学省所管一般会計、電源開発促進対策特別会計及び国立学校特別会計の決算の概要を御説明申し上げます。  まず、文部科学省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予...全文を見る
○河村国務大臣 平成十四年度予算の執行に当たりましては、予算の効率的な使用と経理事務の厳正な処理に努力したところでありますが、平成十四年度決算検査報告において会計検査院から御指摘を受けましたことは、まことに遺憾に存じます。  指摘を受けた事項につきましては、適切な措置を講ずると...全文を見る
○河村国務大臣 今の御指摘の点、関係市町村等お困りだろうと私も思います。耐震化の問題とか危険物が出てきたとか、いろいろな理由はあると思いますが、優先度からいうとかなり高い優先度でこういう対応をしなきゃいかぬと思っておりますが、次の予算確保の段階で配慮をしなきゃいけない課題であろう...全文を見る
○河村国務大臣 萩生田委員御指摘のとおり、学校というのは、まさにその成果いかんはそこにおられる教員の力にまつところが非常に大きいと思います。  そういう意味で義務教育費国庫負担制度もあるわけでございまして、全国に一律の高い教育を受けられるような仕組みをつくっていこう、あるいは教...全文を見る
○河村国務大臣 義務教育の水準を確保しながら義務教育を担う教職員としてすぐれた人材を、必要な人数を確保する、これはもう教育上非常に大事なことであることはだれもが認めるところだと思います。そのために、教職員の給与費について一定の負担、これは今二分の一ということにいたしました。一定の...全文を見る
○河村国務大臣 結論から言うと、それはもう地方の裁量に任せるということになるわけですが、ただし、公立学校の教職員の給与には、人材確保法という法律もございまして、一般の公務員より下回ってはいかぬ。それは、全員じゃなくて、平均したとき下回らないようにという法律がございます。  そこ...全文を見る
○河村国務大臣 志賀直哉の「城の崎にて」というあの有名な、そこでこういう文章が出たというのを私も初めて聞いたんでありますが、これは教育の中立性といいますか、そういうことから考えても、教員が特定の政治的主張を一方的に行うというのはやっぱり問題であります。このケースの場合には、当該文...全文を見る
○河村国務大臣 これは最近の統計です。我々の時代はこんなことはなかったと私は確信するんですが、その後、ではどういうふうに規範意識といいますか、そういうものが薄れていったかということ、これはいろいろな見方があると思うのでありますが、やはり、家庭教育において、きちっといいこと悪いこと...全文を見る
○河村国務大臣 最近、自己責任というお話が随分出るようになりましたが、やはり自由には責任が伴うんだという教育が十分なされていなかったんではないかという指摘もございます。  そういう意味で、やはり自分に確たる考え方を持たない、信念を持たない、そういうところからこういう自己満足度と...全文を見る
○河村国務大臣 松原先生おっしゃるように、これまでの教育の中で、もちろん一通りのことはやるんでしょうけれども、日本のこれまでつくり上げてきた国の歴史といいますか、高い文化を誇ってきた、そういうものをやはりきちっと教える、また、地域の伝統、文化、まずふるさとの伝統、文化、あるいはふ...全文を見る
○河村国務大臣 結論から言いますと、松原先生御指摘いただいた、例に挙げていただいたエドモンド・バーク氏の、有機的という広い角度といいますか、そういうものから国を考えていくと思います。だから、まさに我々が生まれ育っているこの祖国、そしてこの国土、人々、歴史、文化、伝統、そういうもの...全文を見る
○河村国務大臣 所管外ではありますけれども、同じ国会議員として、こういう問題というのは我々絶えず考えておかなきゃいけない問題だと思います。  政府としては、国益、それから国の許容のできる範囲、絶えずそういうことを考えて政策をとっておるというふうに思うわけでありますけれども、これ...全文を見る
○河村国務大臣 検定制度の中で、近隣諸国条項ということがありますから、そういうことに配慮しながら検定を適切にやってきた、こう思うわけでありまして、これについて、検定するたびに外国から言われるというのも、これは決して気持ちのいいものじゃないわけであります。しかし、日本が平和外交をや...全文を見る
○河村国務大臣 松原先生おっしゃること、私も理解をいたしますが、ただ、日本は特に、これまで欧米に向かって追いつけ追い越せということで、その目標をある程度達してきた、もう一回足の軸をアジアに置かなきゃいかぬ、そして一番近い国であります中国と韓国との関係を、どういうふうな距離を保って...全文を見る
○河村国務大臣 サッチャーさんによってイギリスは自信を取り戻した、こう言われております。大いに見習う点は見習い、日本は日本としての毅然とした教育といいますか、そういうものを打ち立てていく、それはやはり大事なことだ、そういうふうに思います。
05月18日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○河村国務大臣 奥村先生がスポーツ振興に大変熱を入れていただいておりますこと、さきの予算委員会でも感じたのでありますが、改めて今いろいろなお話をお聞きして、私もスポーツは好きな方でございますので、いろいろな大会に出て、奥村先生おっしゃるようなことも子供たちに話したりしております。...全文を見る
05月18日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第19号
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○河村国務大臣 御指摘の点でございます学校運営協議会に参加する方々の動機づけをどのように高めるかという問題、今回新たにこういう形で取り組んでいくものでありますから、学校運営協議会のあり方についてやはり御理解を十分いただきませんと、確かに、どういう形で参加するかということは難しいし...全文を見る
○河村国務大臣 これが本当に十分かどうか、実際にやってみて、欠点があれば直していく、当然のことでありますが、実は、全国七地区といいますか九校、実験校といいますか、いわゆる研究開発校を持たせていただいて、私もその一つに実際に視察に行っていろいろな意見も聞いてまいりました。  そう...全文を見る
○河村国務大臣 確かに、木村委員は中央教育審議会でいろいろこの議論をされたわけでありますから、そういう思い、我々の方もそういう思いで受けとめさせていただいておりまして、地域の運営校を実際にやってみて、そしてこれでスタートすれば、まさにそのスタート台に立ったという思いでいえば、第一...全文を見る
○河村国務大臣 この問題については、中央教育審議会でもいろいろ御議論があったと伺っております。  まず、この地域運営学校を導入することによって、そしてそこの協議会をどのような形でとっていくか。PTAの皆さんあるいは教育委員会の皆さん、私は、今回はそういう方々が一体となってやって...全文を見る
○河村国務大臣 城井先生がどこの点を特に強調して言っておられるかと思うのでありますが、この法案の一番大きなといいますか、意義のあるところは、やはり人事等について、これを教育委員会が出てきたものを尊重していくんだ、こういうことですね。ということは、もっと平たく言うと、よほどの、とて...全文を見る
○河村国務大臣 おっしゃるとおり、やはり学校現場の人事権をどのようにするかというのは一つの大きなテーマだと思います。  これは、教育委員会のあり方ともかかわってくると思うんですけれども、今、人事権そのものは、全体の教育でいいますと、県の教育委員会が持っておって、広域でやるような...全文を見る
○河村国務大臣 今、牧先生おっしゃったように、現実に立派に運営がされていて、不登校児もいないし、非常にうまくいっていて地域の信頼も厚くてという学校、そこをわざわざまた何か運営協議会をつくって、新しい仕組みを持ち込むか、この辺になりますと、恐らく教育委員会としても、むしろそういうと...全文を見る
○河村国務大臣 この点、この御疑問に答えることは大事なことだと私も思います。  先ほど、城井先生とのやりとりの中で、これの運営協議会に参加いただく方々のインセンティブ、動機づけをどう高めるかということが必要ではないかという指摘がございました。この中でやはり一番、先ほどもちょっと...全文を見る
○河村国務大臣 一般的な考え方でいうとそういう考え方もとれるかもわかりませんが、この法律の決め方というのは、わざわざこの六項を掲げて、そして、「指定学校の職員の任命権者は、当該職員の任用に当たつては、前項の規定により述べられた意見を尊重するものとする。」ということをわざわざここに...全文を見る
○河村国務大臣 一口に多様化、高度化、こう言ってしまうと、これだけでその概要をとらえるというのは、なかなか私ども難しい。限られた字数の中でありますからこれを具体的に表現しておりませんが、例えて言えば、やはり国際情勢の大きな変化、グローバル化、そしてテレビをつければ世界のニュースが...全文を見る
○河村国務大臣 こういう視点というのはマスコミからも随分取り上げられ、文部科学省迷走しているのではないか、こう言われますが、私は、教育改革というのは、改革というのは絶えず行われていかなければいかぬわけでありまして、これで絶対だというものは特に教育の世界においてはないと思うんですね...全文を見る
○河村国務大臣 教育の最終的な責任はやはり国になければならぬと思っております。特に義務教育は、憲法の精神からいっても、この根幹を堅持する、義務教育費国庫負担制度の問題もしかりでありますが、義務教育についてはやはり国がきちっと責任を持って、その根幹を守りながら、責任を持ちながら、そ...全文を見る
○河村国務大臣 大事な指摘だ、私もこういうふうに思います。  やはり、学校というものが、その地域それから子供たち、この状況に応じてそれぞれの地域に合わせた特色ある教育を展開してもらう、また保護者や地域の皆さんもそういう思いでおられる、それに対応して、学校が開かれてオープンになっ...全文を見る
○河村国務大臣 率直に申し上げて、学校に行きたくない子供たちが十三万人もいる。今回の統計ではちょっと歯どめがかかったとは言われておりますけれども、この現実はやはり直視しなきゃならぬ。文部科学行政をずっと進めてきながら、これだけではそれに対応し切れていないという現実があるわけですね...全文を見る
○河村国務大臣 学校が変わる、教育が変わる、校長先生のリーダーシップ、その思いは、須藤先生おっしゃるように、私も同じような思いを持っております。  また先ほどの五反野の例を出してあれでございますが、ここにおいても実は、十四年に指定校的なものにして、モデル校でやってもらおうという...全文を見る
○河村国務大臣 これは、絶えず、地方の教育委員会と文部科学省との関係で、連携をとりながら、よりよい教育を目指してきたわけです。  しかし、現実にいろいろな問題が起きているということ、やはりこれは直視しなきゃならぬ。各県の教育委員会ともそのことは絶えず協議しながら、どうしてまずは...全文を見る
○河村国務大臣 私は、そういう思いを込めてこれまで御答弁申し上げてきたと思うわけでございますが、確かに、戦後、日本がここまでやってきて、そして経済大国と言われるところまで来た、資源のない日本が人材という日本人をつくってきた、これが今日の日本の一つの大きな特色であり、世界に誇るべき...全文を見る
○河村国務大臣 学校教育における成果の大半はまさに教員にある、教員の資質にある、このことは紛れもない事実だと思いますし、須藤先生そう言われた、私も全く同感の思いで、ずっと最近、そういう思いを抱いております。  最近は、先生方にも研修をしていただくということが盛んになりまして、た...全文を見る
○河村国務大臣 この制度を一面的な部分だけ見ればそういう見方もできるかな、こう思いますけれども、しかし、最終的な、特に義務教育における責任は文部科学省にあり、それから逃れるわけにいかないわけでありますから、その制度の仕組みがうまくいくかいかないか、これは絶えず検証もし、評価も受け...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第17号
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○国務大臣(河村建夫君) おはようございます。  このたび、政府から提出いたしました文化財保護法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  文化財は、我が国の長い歴史の中で生まれ、はぐくまれ、今日の世代に守り伝えられてきた貴重な国民的財...全文を見る
05月19日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第20号
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○河村国務大臣 私学振興の立場から、文部科学省といたしましてはこれまでも指導もし、また、それぞれの大学が私学に対する期待にこたえるようにという思いでこれまでも私学振興助成法に基づいてやってきておりますし、また、設置基準、設置におきましても、その認可につきましては十分な検討を重ねて...全文を見る
○河村国務大臣 今回、この議論をいただくに当たりまして、私も実践校を視察して、どういう点が問題があるか、またどういう成果があったか、知る必要があると思って参りました。  課題をということでありますが、まず、やはり理事会の皆さんが、いかに学校をよくするかということに非常に熱心に取...全文を見る
○河村国務大臣 周辺だけではなくて、東京も含めて、また周辺の各県からも随分視察に見えているそうですね。どのように学校が変わっていくのか、あるいは授業の形態が変わっていくのか実際に見ようということでありますから、やはり皆さんもかなり関心を持っておられることは事実であります。それがい...全文を見る
○河村国務大臣 時間もないようでございますから簡潔に申し上げますが、教育が今日の日本をつくってきた、資源小国の日本が経済大国と言われるようになった、ここまで来たというのは、やはり教育、特に基礎的な教育であります義務教育に対して力を入れてきた成果だ。だから、これからのことを考えてみ...全文を見る
○河村国務大臣 私、地方議会も十四年、それで国会に出させていただいて十四年と、ちょうど今半々のところに来ておりますが、地方議会におきましても文教委員長等も歴任をさせていただいて、そういう問題に取り組んでまいりました。  そういうことで、国会に出ましても教育関係を中心に取り組んで...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど五反野の視察の体験の話もちょっとさせていただきましたが、今の教育でいろいろな問題点があること、御指摘のとおりでございます。  これにどう立ち向かっていくか、当面の、今の不登校状態、そういうものを課題に取り組むと同時に、国家百年の大計である、まさに心の豊かさ...全文を見る
○河村国務大臣 最近、子供たちに対する、ボランティア活動といいますか、そういうものを積極的に進めようということ、これは阪神大震災のときにかなり全国からボランティアが集まっていって奉仕した、あれが一つのいい刺激にもなったと思うんですが、そういうことが大事なんだと。ですから、兵庫県は...全文を見る
○河村国務大臣 東北大学の川島隆太先生のお話から脳育、さらに読み書きそろばん、計算の重要性、私も、これは非常に大事なことだろうというふうに思います。  川島先生のことを最近聞くようになりまして、私、地元からも、川島先生の今進めておられるそういうものを地域に持ち込んで、地域のNP...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど来からの御質問、お答えの中にもありましたように、既に学校評議員制度というのは全国の六〇%以上の学校が取り入れている現状でございます。一部ほとんど進んでいないところもありますが、進んでいるところはもう一〇〇%進んでいるところがございます。ということは、これから...全文を見る
○河村国務大臣 私も、この前の五反野は校長先生は入っておりましたし、校長は委員の中には入ってくる可能性が非常に高いのではないかと思います。ただ、これをどう判断するかという問題で、人数、構成、それから学校の実態等、これはやはり教育委員会が判断することが望ましい。でありますから、法律...全文を見る
○河村国務大臣 学校における日常の教育活動が校長のもとにあることはもう当然でございます。校長の指導監督のもとになければなりませんし、また、実際の運営は、教育そのものは教員によって実施されておる、この状況ですね。これは、学校運営協議会が絶えずそれを監督したり指示したりする、そういう...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど、教員の地位勧告のお話もなさいました。法的拘束力はないわけでありまして、まさに、各国、努力目標だ、その運用に当たっては弾力性を有するというふうに、私ども理解をいたしておるわけでございます。  そういう意味で考えてみて、今回の運営協議会の構成で、学校運営協議...全文を見る
○河村国務大臣 今回のこの法案においては、そういう形のものは想定をしておりません。  教育委員会の責任において選んでいただく形、もちろんそれまでの過程については、当然、そうしたそれぞれの所属において代表を選んでいく過程、そういうものはあるだろう、私はこういうふうに思います。特に...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど近藤局長が御答弁申し上げましたように、私も、権利条約第十二条の考え方、規定、これは児童の意見表明権に関するものだ、こう承知をいたしております。  これは、その表明権については、児童個人に関するすべての事項、こうなっておるわけでございまして、この学校運営協議...全文を見る
○河村国務大臣 それは、私は聞いておりませんが、もしよろしければ、どうぞ。
○河村国務大臣 ふるさとは近くにあってつくると、これはまさに、今の地方分権、地方自治の精神、そこにあるわけでありまして、身近な行政をできるだけ身近なところでやっていただく、この基本的認識は、今回の法案といいますか、学校運営協議会にも生かされるべきだろうというふうに私は思います。 ...全文を見る
○河村国務大臣 教育改革につきましては、これはいつの時代にも言われてきておるわけでございますし、教育改革によって国を再生する、特に日本においては教育力によってここまで来たと言われる。そのことをこれからも引き継いでいかなければならぬと思っておるわけでございます。  小泉内閣におき...全文を見る
○河村国務大臣 全く横光先生と同じ認識を持っております。  学校をもっと信頼できる開かれたものにしようという動き、既に、学校評議員制度もそうでございますし、それから特別非常勤講師制度等も、かなり地域の人材を学校に入っていただくということも進んでおりますし、今、例の緊急雇用対策特...全文を見る
○河村国務大臣 この問題、先ほどの御議論の続きと受けとめさせていただきます。  経済財政諮問会議がいろいろな枠組みをつくって提言をしてくる、これに乗っかって我々が動いているのではないか、こうおっしゃいますが、しかし、例えば義務教育費国庫負担制度の問題等についても、三大臣合意、い...全文を見る
○河村国務大臣 法律においてこのことは想定をいたしておらないわけでありますが、いわゆる子供の個人的な課題といいますか、そういうことに対する意見表明権、これについてやはり配慮しなければなりませんから、そういう問題が学校運営協議会等々で議論しなきゃいけないテーマになったときには、当然...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点でございます。  地方自治制度の建前が、地方公共団体の予算に関する権限が、基本的に地方公共団体の首長の権限、こういう形にもなっております。首長の判断によって、教育委員会あるいは学校に予算執行の権限が委任できることになっておるわけでございますから、この運...全文を見る
○河村国務大臣 法案を提出いたします場合には、必ず百点満点をとる、百点満点の思いで法案は出しておるわけであります。しかし、採点をしていただきますと、そのときこちらは百点のつもりでおっても、いや七十点だ、八十点だ、六十点だ、いろいろ評価はいただきますし、問題点を指摘される面もありま...全文を見る
○河村国務大臣 今、食育の問題、コミュニティ・スクールの問題をおっしゃいました。これは当然、外から来たからやるというそういうものではなくて、もちろん文部科学省だけ考えていて、机上の空論でやれるものでもございません。実際の今の教育の現状、これをどういうふうに改革していくか、学校を変...全文を見る
○河村国務大臣 これは、非常に象徴的なことは、義務教育費国庫負担制度のあり方についての、私もこれまで述べてきたことでありましょうが、特に義務教育については国は責任がある、その根幹はきちっと守っていくということでなければなりません。しかし、一方では、さはさりながら、やはり教育の現場...全文を見る
○河村国務大臣 今なぜか、こう言われますが、現実に、今の教育の現場を見ているときに、やはり学校がきちっと地域の皆さんの要請にこたえて、開かれて、その信頼にこたえる教育が全部できているか、こういう課題が現場に地方においてあることも事実でありますね。実際、学校が何をやっているかわから...全文を見る
○河村国務大臣 やはり口で、しっかり地域、取り組んでください、PTAも頑張ってください、保護者も頑張ってください、これは言うことはこれまでも言い続けてきたし、みんなも言っていますが、では、具体的に何をやればいいんだという問題になったときに、やはり一つの方法として、こういう学校づく...全文を見る
○河村国務大臣 牧野先生の御指摘、かなりパラドックス的な点もあって、それを逆にとれば、だからこそ、コミュニティーを取り戻すためにまず教育からという考え方もできるんではないか、私はこうは思うのでありますが、現実に、おっしゃるように確かにコミュニティーが崩れつつある。それは、お互いに...全文を見る
○河村国務大臣 私も、教育問題に携わりながら、地域の皆さんと懇談する、PTAの皆さんと懇談いたしますと、私が一番印象に残っているのは、親学問というものをきちっとつくり上げてくれ、こう言われた。これはPTAの役員の皆さんがまじめな顔で言われて、私もびっくりすると同時に、現実にそうな...全文を見る
○河村国務大臣 これにはいろいろなプランがございますが、子どもプラン等をつくって、大人たちが一体となって子供を育て上げる機能をつくっていくということが大事でございますし、先般、私も、タウンミーティングの時間を利用して、地域の子供の居場所づくりの現場に行ってみました。  そこでは...全文を見る
○河村国務大臣 武士道とは死ぬことと見つけたり、こういうことを私も聞かされておりますが、萩、吉田松陰の業績といいますか、そういうものを見ても、やはり命をかけてという思いが非常に強い。  実は、文部省の初代文部大臣でありました森有礼初代文部大臣の「自警」というのがありますが、あれ...全文を見る
○河村国務大臣 各学校が今、日本の教育を担っておりますから、これがきちっとそのまま立派にやっていただければ、そう問題はないのではないかと思います。  しかし、現実に、日本の教育のレベルといいますか、そういうものをきちっと維持しながら、つとにいろいろな要請にこたえていかなきゃなら...全文を見る
○河村国務大臣 これは、中央教育審議会がいろいろな提言をいただいたこと、これにこたえて今回法案化したわけであります。平野先生がおっしゃらんとする点がどの辺にありか、私も思いをめぐらすわけでありますけれども、これはしかし、個々については、文部科学省がそのとおりにできない、やらないこ...全文を見る
○河村国務大臣 私は、この管理運営の改善という考え方をどうとらえるかだろうと思いますが、モデル校の実態等を見ていても、やはり地域が参加して一緒に学校を運営していくという仕組み、これが私はできておると思うんです。そういう意味でこれは管理運営の改善になっていることは間違いない、こう思...全文を見る
○河村国務大臣 平野先生のお言葉でございますが、ぼんくらな教育委員会があったとして、聡明な地域があったら、それは、地域から声が上がってきて、委員会はもちません。そういう点では、委員会が、法律の設計上はそうなっていますが、当然地域の声を聞かなきゃなりません。  今回のモデル校をつ...全文を見る
○河村国務大臣 指定する場合に地域の声を聞かなきゃいかぬということになっているわけでありますから——これは、聞かなきゃいかぬ、私は、聞かなきゃいかぬとは明確にしていませんが、地方の意見を聞いてやるということになっておるわけでありますから、一方的なということではないので、これは、各...全文を見る
○河村国務大臣 この法律上からは、どのような手続で学校を指定するかという問題、これは各教育委員会の規則になっておるわけでございますが、所管下の各学校のPTAとか校長さん方、いろいろ事前のヒアリングをやって広く意見を聞いて、その結果を踏まえて指定を行うということ。それから、各県にお...全文を見る
○河村国務大臣 私も、この問題、指摘を受けて、先ほど石井委員から受けました、今また平野委員から改めて受けて、つらつら考えてみますに、むしろモデル校のケースを見ても、校長は皆入っておる現状がございます。そういう面で、今回、法律には書き込んでおりませんが、各教育委員会の規則で定めるこ...全文を見る
○河村国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいります。     —————————————
○河村国務大臣 このたび、政府から提出いたしました放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国際原子力機関、世界保健機関等の国際機関が科学的見地から提唱した放射性同位元素の核種ごとの規制...全文を見る
05月19日第159回国会 参議院 決算委員会 第13号
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○国務大臣(河村建夫君) さきに馳大臣政務官の方からも御答弁申し上げたとおりでございますが、開発教育、特にODA関係あるいはNGOとの連携等々もあるわけでございますが、昨今確かに日本の財政厳しい、国際貢献をしなきゃいけない、しかし、ODAに使うお金があったらもっと国内にというよう...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘の点でございます。  確かに、パート労働法の適用を国立大学法人によりまして受けるようになりましたので、早速本年三月十五日付けで各国立大学に対しまして、この点にのっとって、常勤の職員の給与との権衡を考慮して予算の範囲内で給与を支給する法律、これまで...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 国民の貴重な税金によって賄われております科研費、科学研究費補助金、これは研究者の不適正な使用が後を絶たない。大学という教育現場でこういうことがある。極めて遺憾なことだと考えております。  文部科学省といたしましては、従来より科学研究費補助金の適正な使用...全文を見る
05月20日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第18号
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○国務大臣(河村建夫君) おはようございます。  ただいま阿南先生から、これからの文化財保護政策いかにあるべきかという御下問をいただきました。  文化財が我が国の歴史あるいは文化等を正しい理解をする上で欠くことのできないものであると同時に、将来の文化の向上発展の基礎を成します...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 阿南先生おっしゃるとおりで、正にそうした文化財はそれぞれの地域にあるわけでございまして、それを発掘し保存していただくこと、これは地方自治体にお願いをする。その登録制度というのが、正に国や地方公共団体の指定制度を補完する制度として導入をされているという経緯...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 日本が文化・教育立国を目指す、その中で文化政策を進める上において文化予算というものをしっかり確保していくということ、非常に大事でございます。特に、今御指摘のございました文化財の予算でございます。  確かに、御指摘のとおり、文化庁予算の中の比率の具合が、...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 中島先生、文化財、文化全般、非常に御造詣深いわけで、いろいろ地元でも御活躍をされておる話、伺いました。  余談でございますが、鎌倉市と私の選挙区であります萩市は姉妹提携をしておりまして、鎌倉市は武士、武家政治を興したところ、萩市は武家政治の終えんの地だ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) おっしゃるとおりで、世界遺産につきまして、各都道府県、市町村、取組、これはやっぱり県と市と一体となって連携を持ってやっておるように思います。    〔理事亀井郁夫君退席、委員長着席〕  特に、市町村における文化財保護関係の知見を深めていく、能力を高め...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 大事な指摘をいただいたと思います。  今回のこのいわゆる重要文化的景観、いわゆる文化的景観をいわゆる文化財として保護し、守っていき、将来に残していこうという、この文化財保護の概念を広げてまいったわけでございます。そういう観点から立ちまして、また国土交通...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 現在、国土交通省を始めとする三省で景観法案出していただいております。  そこで、今御指摘のように、良好な景観の形成を促進するための行為規制等を行うと、こうなっておるわけでございます。これを受ける形になるわけでありますが、重要文化的景観、これを文部科学大...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 日本の国際貢献の一つとして、こうした文化の発展また文化財の保護、これは大きな役割をこれまでも果たしてまいりました、これからも果たしていかなきゃならぬと、こう思っております。また、世界からの要請もいただいているところでございます。  今御指摘いただきまし...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) おっしゃるとおり、そうしたものを大事にしていく、いこう、これがこれからの文化財の考え方の概念の中に入ってきたということ、私は意義があることだと思っております。特に、こういう文化的景観ということになりますと、人と自然とのかかわりの中で、その日常の生活の中で...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 木簡は当時の社会の様子を直接伝えるという史料、また後代に編さんされる文献とは異なる意味で学術上高い価値を有していると、このように考えております。特に平城宮跡における発掘調査で見付かった木簡の中には、奈良時代の官司、当時の役所ですが、あるいは年代、それから...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この地下水に浸っておるということは、空気中の酸素が直接その遺跡、遺物ですか、これに触れないために、いわゆる腐食に関する、腐食をしていく細菌がほとんど付かないと。このことが比較的この木簡を原形にとどめておくことができた。水分が木の細胞壁内に入っていくと、こ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 吉川先生御指摘の点、これは世界遺産、古都奈良の文化財、これをいかに守っていくか、特に特別史跡になっております平城宮跡を、この文化財を守る、この留意点からいえば大事な視点だと思いますが、これまで文部科学省といたしましても、先ほど説明いただきましたが、国土交...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この問題についてはユネスコ世界遺産委員会ともやり取りをしながら進めておるところでございまして、ユネスコに対しましてもこの自動車道の検討状況を報告をさせていただきながらこの問題に今取り組んでおるわけでございますから、そういう思いでこの大事な文化財を守る、そ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) これから正に検討しなきゃいけない課題になってきております。これまで有形民俗文化財等の修理とかなんとか、そういうようなケースで支援をするということで補助対象経費を見たりいたしておりまして、こういうのが一つの、我々としては一つの参考にしながらということになる...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
05月21日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第21号
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○河村国務大臣 放射線の利用ということになりますと、安全確保、これがまず第一、これが大前提になっておるわけでありますから、今回の改正においても、この点に留意をして改正をお願いするわけでございます。  今、日本には五千弱の放射線障害防止対象事業所がございます。近年、許可を受けてい...全文を見る
○河村国務大臣 私も、一昨日になりますか、突然その話を聞きましてびっくりいたしました。向こうの同窓会の方にもきちっと載っているので、ちゃんと卒業したつもりというか、した思いでずっとおられたそうでありまして、よもやと思ったそうでありますが、そういうことになったので、文部科学行政を担...全文を見る
○河村国務大臣 今回の法律改正は、IAEA、国際原子力機関や、WHO、世界保健機関、それから国際労働機関等の国際機関が科学的な見地から提唱いたしました放射性同位元素の規制下限値の国際標準を我が国も導入しようということになったわけで、それで、今回の放射性同位元素の規制の見直しをする...全文を見る
○河村国務大臣 おっしゃるとおり、私も非常に大事なことだと思います。  先般、そこの校長先生のお話も、一部ではございましたがお伺いをいたしました。学校が生き生きとしてやっておられる姿、大変頼もしく、うれしく思ったわけでございます。特に子供のとき、初めていろいろ出会うことがありま...全文を見る
○河村国務大臣 有権者に対する責任は、選挙区の皆さん方、原田先生を応援して当選させられた方々に対しては、みずからも今回の辞職についてホームページでそのことについてきちっとおわびを兼ねて説明されておりますし、また、選挙公報等のそういうものに大学院卒業ということを明示されたことはない...全文を見る
○河村国務大臣 この問題については、どなたに聞けばわかるのか、私自身は、それがどういうような形になるのかわかりません。衆議院の事務局にでも照会されたらいかがでしょうか。
○河村国務大臣 至誠通天ということは私も大事な言葉と思っておりますし、原子力行政というのはまさに信頼関係に基づいていかなきゃいけません。一歩間違えますとそれは大きな影響を受ける、そういうものでありますから、みんなの協力をいただかなきゃ原子力行政等は進まないわけでございます。  ...全文を見る
○河村国務大臣 原田前副大臣をこの委員会でどうされるかは、これは委員長以下理事会の皆さん、委員会の皆さんがお決めになることでございまして、私からこれをどうこう言う立場にございません。  ただ、私どもとしては、極めて残念なことでございますが、文部科学行政、いろいろ難しい問題がたく...全文を見る
○河村国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月25日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第19号
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○国務大臣(河村建夫君) おはようございます。  このたび、政府から提出いたしました地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国民の学校教育に対する要請が多様化、高度化する中で、公立学校が国民の期...全文を見る
05月26日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第22号
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○河村国務大臣 窓をあけたら、ぱっともう明るくなっていますから、光にスピードがあるという感じは、私、余り抱いたことがなかったのですが。  音の速さとかそういうことについては、絶えず音速は何倍であるとかいう意識を持ちましたが、光についての速さという意識を、今先生に言われてみて、持...全文を見る
○河村国務大臣 我々政治家のことについても、小選挙区になっていろいろな意味で大変だというお話。確かに、中選挙区時代には、同じ選挙区で同じ党にいても、それぞれ分野を持ってやっていれば、あっちがあっちの専門ならおれはこっちへ行くわという感じだったんですが、そういう意味では、我々もあら...全文を見る
○河村国務大臣 それは内閣府の方からメンバーは選んできていると思います。
○河村国務大臣 今度、先生のお地元の蓮池さんのお子様も無事にお帰りになったわけでありまして、それから地村さんのところもそうでございます。  これは、一義的には、おっしゃるように、内閣官房参与を中心とした関係連絡協議会的なものがありまして、関係省庁、関係機関が連携してやる、こうな...全文を見る
○河村国務大臣 この問題は、まさに外交案件になってきたな、こう思っております。  曽我ひとみさんが、いみじくもいろいろなお話の中で、こういうめぐり合わせといいますか、大変な、どうしてこんなことになったんでしょうねというような運命のことをおっしゃっておりましたが、しかし、みんな一...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど来から、近藤先生、今の教育基本法の改正に当たるまさに基本的な問題、非常に重要な視点について御指摘をいただきながら、みずからの考え方も御披瀝をいただきながら、私もまさにうなずきながらお聞きをしておったわけでございます。  特に、自と公のバランスをいかにとって...全文を見る
○河村国務大臣 この問題については斉藤先生も大変お詳しいわけでございまして、今お話を聞きながら、このITERをどういうふうな形で日本に建設するかということ、今まさに胸突き八丁に来ておりますので、何としても日本にという思い、おっしゃるように、これは日本のこれまでのまさに技術の集約と...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘のとおり、「もんじゅ」を初めとした核燃料サイクル、この研究開発に取り組んでいくということは、これからの日本のエネルギー状況を考えてきたときに極めて重要な問題、課題でありまして、文部科学省もその所管省として最も力を入れなきゃいけない部分の一つだ、こう認識をいた...全文を見る
○河村国務大臣 あれほどうまくいっていたH2Aロケットが残念ながら六回目にして失敗したということが、そういう意味では国民の皆さんに非常に失望感を与えたということを非常に責任も感じますし、早くこの再開をしなきゃならぬ。これにひるまず、というのは、欧米諸国の状況を見ていても、ロシアも...全文を見る
○河村国務大臣 まさに御指摘、私もそのとおりだと思います。それがゆえに、これまたおしかりを受けることにもなるわけでありますが、大学設立に当たっての認可条件というのは結構厳しいものになっているわけですね。  最近、借金でもいいではないかとか、いろいろな声があるんです、もっと簡単に...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点、これは非常に重大な事件といいますか、これまで判明した事実を見てもそう思います。  これは、刑事告発に対しては宮城県警本部とも協議があるわけで、県警からの要請に当方の方も協力をしている。大学は、こういうことが明らかになっていきますから、ある意味では協力...全文を見る
○河村国務大臣 当然、私立大学の経営者、理事にはやはり教育にふさわしい人ということは、これは要件の中に入っておるわけでございまして、およそ、どういう認定をするかということは、それについてはまたいろいろ異論があるところでありましょうが、まさに教育にふさわしくない立場にある人に教育を...全文を見る
○河村国務大臣 教育機関が安定的で継続的で、そしてその使命を果たすということ、まして私学においてそれがきちっと求められておるわけでありますから、今、安住先生御指摘のように、そういう大学がほかにもありとすれば問題であります。  特に私学助成という形で、新設を除く、あるいは特別な私...全文を見る
○河村国務大臣 それは私は聞いておりませんが、そういうふうに言っているんですか。
○河村国務大臣 これは文部科学大臣の職責にかけてもありません。
○河村国務大臣 設置認可のときにそれはやって、書面審査からずっとやってきておりますが、これは審査基準があってやっておりますが、その後の問題で、今、私学に対して文部科学省が、今のような特別な不正があったとか疑義があるとか、こういうことがあれば別でありますが、普通の状態であるものを、...全文を見る
○河村国務大臣 今回の私学法の改正がありまして、財政も公開しなきゃいけないというふうな規定もつくってまいりましたので、これは、今までに比べればそういう点は明らかになっていくと思います。その状況も見ながらやっていかなきゃいかぬ課題だ、こういうふうに思います。
○河村国務大臣 肥田先生にも大変な御努力をいただいて、子ども読書活動推進法案以降、読み聞かせ運動等々もかなり活発になってまいりまして、御指摘のように、確かに、小学生、中学生の活字離れ、読書離れに歯どめがかかる傾向が出てきたということは、大変うれしいことでございます。  ただ、ど...全文を見る
○河村国務大臣 平成十四年八月二日に、この子ども読書活動の推進法に伴いまして基本的な計画を政府が立てたわけでございます。その中で、学校図書館の機能は、まさに豊かな心をはぐくむ読書センターとしての機能とあわせて、主体的に学ぶ場所としての学習情報センターとしての機能、これを両方果たし...全文を見る
○河村国務大臣 肥田先生御指摘の山形県鶴岡市立の朝暘第一小学校が、子供の学習と生活を豊かにする図書館づくりという表題を掲げて取り組んでおられて、学校経営、学校教育の中核に図書館を据えたということ、その結果、学校全体で、日常的に読書推進活動が進められておる、資料を使ってそれを勉強に...全文を見る
○河村国務大臣 先ほどの鶴岡市の朝暘小学校のケースは、実は平成十二年の子供読書記念事業のときの読書活動優秀実践校にも選ばれておりまして、それは、実践校で文部大臣賞をもらったような学校については紹介の冊子もあったりして、こういう形で全校で展開してやっている、先進的な取り組みだという...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点、非常に大事なことだと思っておりまして、事実、どうしているのか、こう思って私も調べたのでありますが、平成十四年度から順次、小中高の新学習指導要領が出てまいりました。そこで、教育課程全体の配慮事項の中に、学校図書館の計画的な利用ということに加えて、読書活動...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点、これまで子ども読書の日をつくり、その日に、四月二十三日に、毎年二百校近くの学校を表彰しております。まさにその学校はモデル校なのであります。  普通、文部科学省でモデル校といいますと、そこへ予算を組んで、三カ年計画ぐらいで何か特別なことをやって成果を上...全文を見る
○河村国務大臣 これは、私も、その報告を聞くたびに、正直申し上げてちょっと首をかしげております。こんなに差がある調査というのは珍しいわけでありますから、調査の仕方、また回答者のあり方だろうと思っておるのです。  そこで、いろいろ聞いてみると、学校図書館協議会の皆さんの方も、調査...全文を見る
○河村国務大臣 この一本化が果たして図書館図書の購入にとってプラスになるかどうか。  今の現状は、この統計の数字を見ても、百三十億は百三十億で図書に使い、それから備品購入費・教材費の中からも図書で二十億ぐらい、二十二億ですか出て、そしてトータルでいくとかなりオーバーした数字にな...全文を見る
○河村国務大臣 この問題、私も、確かにおっしゃるとおりで、これを五年以降交付税化したということは一般財源化していったわけですね。したがって、それまでは、国の方もこういう形ですよということで補助金的に、補助金ではないんですけれども、図書購入費の形で出ていたものが平成五年度から一般財...全文を見る
○河村国務大臣 私ちょっと補助金なんて間違ったことを申し上げて、これは訂正させていただきますが、おっしゃるように、平成五年までは、交付税でありましたけれども、まさに備品購入、教材、その中に図書も一緒に入っていたんですね。だから、百三億から始まって百二十億までありますが、これが全部...全文を見る
○河村国務大臣 残念ながら、私、映画は見ておりません。内容については、粗筋等々は承知いたしておりますが。
○河村国務大臣 先ほど警察庁の方からも御答弁ありましたとおり、日本の著作権法においては、ウィニーなどのファイル交換ソフトを利用して、他人の著作物である音楽など、相互に無断で入れる、これは著作権等の侵害になる。しかし、無断で送信することが著作権の侵害になるわけで、今回の事件は、先ほ...全文を見る
○河村国務大臣 いや、川内先生が冒頭に「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の質問をされた意味がこれで明らかになってきたわけでありますが、まさに金子さんのような方がたくさんいて、そしてまさに知財立国、知財戦略の中の中心的な役割を果たしていただくということは非常に大事なことでありま...全文を見る
○河村国務大臣 小泉委員言われるように、スポーツというのが非常に明るくて、そして見ている方にも、またやる自身もそうでありますけれども、非常に明るくて、生き生きとして、夢をはぐくむといいますか、そういう意味を持っておるというふうに思います。  日本におきましても、スポーツ振興につ...全文を見る
○河村国務大臣 私も、この選考の状況というのは非常に注目をしておりまして、残念だなという思いは正直言ってありました。  しかし、スポーツ団体、陸連の皆さんがいろいろいろいろ悩んで悩んでお決めになったことでございますから、担当大臣がこれをどうこうするという立場にはないなと思いなが...全文を見る
○河村国務大臣 今回も含め、選手の選考、これは競技種目の専門性とか選手の競技レベル等を一番把握しているのは競技団体でございますから、その責任においてまず選ぶべきものであろう、こう思っておるわけです。確かに、マラソンには世界新記録というのはないわけですね、世界最高タイムはあっても、...全文を見る
○河村国務大臣 この今御指摘の点でありますが、これは、オリンピックの代表選手選考の場合については、これまでも、各競技団体に対して、透明性を持って、そして公平性のある選考基準をするように、そして理事会等正当な手続を踏んできちっと決めなさいという指導をしておるわけでございますので、そ...全文を見る
○河村国務大臣 全部は読んでおりません。ざっと一通り、目次とかずっと見ていきましたが、中身は全部は承知しておりません。
○河村国務大臣 諸外国の教科書については、外務省所管の財団法人国際情報教育センターが、教科書を含めた外国の資料において日本に関する事項について調査事業をやっております。ここで各国の教科書の収集、翻訳を行っている、こういうふうに聞いておるわけでございます。  また、文部科学省所管...全文を見る
○河村国務大臣 必要なことだと思います。これは文部科学省としても、各都道府県教育委員会が、自分のそれぞれの県に公立学校の図書館あるいは公立図書館がございますから、そこに教科書を整備するようにということは徹底していきたい、こういうふうに思います。
○河村国務大臣 私も「ようこそ先輩」というのを見ておりますが、なかなかいい番組だし、子供たちは生き生きとしておりますね。ああいう方はなかなか授業も上手で、先生方がある意味ではかなわぬと言っておられるそうであります。  私は、そういう人材がどんどん学校現場に入っていく、これは大変...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点は大事なことだと思っておりまして、こうした伝統文化、茶道、華道、こういうものはやはり体験的学習の中にしっかり取り入れていくということが大事だ、こう思っておりまして、今、子供の文化事業といいますか、子供の居場所づくりなんかでもそういうものを率先してやってい...全文を見る
○河村国務大臣 教員の皆さんが途中でやめていかれるということは、これはやはり教員も、経験を積み、いろいろな体験をしながら教育現場で頑張っていただかなきゃなりませんから、それを放棄していく形でやめていただくというのは、教育的な効果ということから考えてもやはり残念なことだと私は思いま...全文を見る
○河村国務大臣 学校教育の成否というのは、まさに教員の皆さんにかかっておるわけであります。その直接の担い手の皆さんが十分な教育ができない環境があるとすれば、これは問題でありますから、この点はきちっと仕事に専念できるような環境づくり、これは大事なことだと思っております。  公立学...全文を見る
○河村国務大臣 国と地方の役割分担ということをずっとこれまでも指摘を受けやってきながら、国立大学の附属の学校については国が責任を持つ、それから、各義務教育段階、給与については責任を持つけれども、実際の学校の服務規程と運営は地方の教育委員会にお願いをしたいということで、これまで役割...全文を見る
○河村国務大臣 このたび、政府から提出いたしました著作権法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の著作権制度については、情報化等に対応してこれまでも逐次整備を進め、その充実を図ってまいりましたが、知的財産基本法に基づき昨年七月...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第20号
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○国務大臣(河村建夫君) おはようございます。  まず、有馬先生から、この法律そのものの意義、それからこういう学校をどういうふうな形で作り、また必要なのかと、こういう御質問をいただきました。  教育の現場といいますか、これは学校でございまして、学校がその成果をきちっと上げてい...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 先ほど、教育委員会制度の生い立ちといいますか、なぜ教育委員会制度を置いたかということ、地方の首長から独立した合議制の執行機関、教育行政の中立性、安定性、継続性というもの、それからいわゆる多様な民意、それから教育に対するいろんな、学校教育だけじゃございませ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) いつも有馬先生の御質問、御激励、私も勇気付けられる思いがいたしております。  おっしゃるように、教育が日本の今日を作ってきたということ、私もそのことを思います。特に、義務教育段階のレベルの高さ、これは世界の教育大臣会議等々へ行っても評価されていることを...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 最近の子供たちをめぐる状況、残念ながら思い掛けない事件等も起きておる、これをどうやって防止しながら子供たちを健やかに健全に育てていくか、これは、学校教育はもう一義的に大事なところでありますが、やっぱり家庭もちゃんとしていただかなきゃならぬし、地域も守り育...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 騎馬戦の方が好きでしたね。私は、先生みたいに体も大きくないし、どっちかというと、怖かったけれども、まあ騎馬戦の方が楽しかったですね。
○国務大臣(河村建夫君) いつも大仁田先生からこの委員会におきましても、自らの体験に学ぶといいますか、失敗に学ぶといいますか、あるいは実践的教育改革論といいますか、そういうものをお聞かせいただきながら啓発を受けておるわけでありますが、私はやっぱり、今、大仁田先生がこれから取り組も...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 山本先生からの御指摘、もっともな点といいますか、やっぱりそうあるべきではない、教育の責任はやっぱり文部科学省が持っているんだということにもっと自信を持って臨まなきゃいかぬ、私もそう思っております。  今回のこのコミュニティ・スクールに至るまでのいろんな...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 中島先生御指摘のように、日本の、特に義務教育段階におけるこれまでの仕組みといいますか、国がその基幹部分を持って財政的な裏付けを持ちながら、そして正に教育現場というものを、これが活性化しながら進んでいくように、そして高い水準で維持できるように、そして良質な...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 先ほど来いろいろ御意見をいただき、また私も御答弁の中で一部申し上げたように思いますけれども、今の教育委員会制度の在り方について、正にその機能が十分発揮されておるかどうかという問題、特に、これまでもずっとあったわけでありますが、教育委員会とそして首長さんと...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私も中島先生おっしゃるとおりだと、こう感じながらお聞きをいたしておりました。  教育委員会の在り方、たしか午前中の有馬先生の御質問の中にも、どの範囲までやるのかというような御指摘をいただきました。むしろ、教育にもっと少し特化すべきではないかという意見も...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 非常に根本的な大事な御指摘をいただいたと思います。  日本の義務教育、今日までのレベルに維持しながらやってきた、このことは高い評価を受けていることは間違いございませんが、時代の変遷とともに今の時代にふさわしい教育の在り方を求めていく、これはもうつとにや...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘のとおり、昨年の五月に中央教育審議会に対しまして、遠山大臣の下で今後の初等中等教育改革の推進方策についてということで諮問をいたしたところでございます。  あのときに、新しい時代を切り開く心豊かでたくましい日本人の育成のために、学校教育の根幹であり...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今、草川先生、諮問の中もとらえながら、本来教育委員会あるべき姿、また問題点をむしろ明らかにしていただいたような感じがいたしておるわけでございますが、御指摘ありましたような観点に立ちまして、特に地域において、また国民の中において本来の機能、教育委員会のある...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 草川先生からこのような御質問を事前にちょっといただきまして、現実にそういうことがあるのか。私も山口県でありますが、山口大学教育学部、それから中国地方は昔の広島高師、広島大学教育学部、どっちかというと広島高師が中心であるというような話、こういうことは仄聞は...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) この議論は衆議院においてもいろんな角度からなされたところでありますが、林先生が言われること、私も、学校全体というのは教員もあり校長もあり一体となっているものでありますが、今回のこの学校運営協議会制度を導入するに当たっていろんな角度から考えられたときに、や...全文を見る
05月28日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第23号
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○河村国務大臣 今、岸田先生御指摘のあった点が非常に大事なポイントだと思って、これまでの議論も踏まえても、その点が問題になっていることを承知いたしております。いわゆる洋盤レコード、これの直輸入の影響を心配されておるわけでありますから、今回のこの措置がこれらの音楽レコードに影響がな...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘いただきましたように、商業用レコードの還流の実態の変化等があって消費者の利益を不当に害する、このような事態が万が一生ずるということになれば、これは状況を調査、検証しなきゃなりませんが、その上、その結果を得て、これは必要な措置は講ずる、このことは明言しておきま...全文を見る
○河村国務大臣 城内委員から二点の御提言をいただきました。結論から先に言ってしまいますとあれですが、検討に値する課題だと思いますが、これに対して私の方から御答弁申し上げたいと思います。  きのうですか、きょうの新聞、見たんですが、百年前のお酒を同じようにつくって飲んでみたという...全文を見る
○河村国務大臣 私、存じません。
○河村国務大臣 今の御指摘の点は、今回の還流防止措置をつくる、とる、こういった場合に、洋盤レコードの影響など消費者の利益に十分配慮しなきゃいかぬ、こういう御指摘は、文化審議会の著作権分科会の報告書を初めとして、この法案の立案以前から指摘をいただいた点でございます。  法案をつく...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点、その点を踏まえてやっておるというふうに考えております。
○河村国務大臣 副作用といいますか、輸入がストップされるのではないかとか、こういう御指摘、これは十分踏まえた上で、そしてこの法律をつくる場合に、著作権のあり方というもの、これはやはり私権でもございます。もちろん法務省、法制局、御承知の法制局でありますが、法案審議に当たっては十分審...全文を見る
○河村国務大臣 これはあらゆる角度から、その可能性の極めて低いこと、十分いろいろな議論を踏まえ、いろいろな御意見を伺いながら、また、これは対外的な問題でありますから、アメリカのファイブメジャーと言われるそういう方々の意見、そういうものもすべて勘案してやったわけでありますから、この...全文を見る
○河村国務大臣 これは参議院においても、その点いろいろ御議論させていただいた。そして、まさに大きな変化、商業用レコードの還流の実態について特異な現象が出たとか、そういうケースによって万が一消費者に不利益が起きるというようなケースについては、これは状況を調査し検証して、そしてその処...全文を見る
○河村国務大臣 参議院でも参考人質疑があったと思います。現時点では可能性はないということで、しかし、情勢の変化というのはあり得る、こう聞いておりますから、そのときにはそのときの対応をしましょう、こう申し上げております。
○河村国務大臣 何事も情勢が変化するということはありますから、それはそういうことはあると思います。著作権を絶えず変えていかなきゃいけない、この現状を先ほど岸田先生も御指摘ありました。そういうことであるというふうに思います。
○河村国務大臣 肥田先生言われるように、本来、貿易自由ですから、まさに一切法律なしで自由にやりとりするというのが本来だろうと私も思っております。  今回の場合は、日本の音楽といいますか、特に日本人歌手のレコード、大変人気があって、そしてアジアの諸国でも、ぜひそれを聞きたい、欲し...全文を見る
○河村国務大臣 まさに大事な視点でございます。特に著作権となりますと、これは、公的権利ではなくて私権でございます、個人についている権利。したがって、著作権の保護を強化しようとすれば、逆に、著作物を利用する方々から見れば、これは権利を制限しようとしたってだめだという反対意見が出る。...全文を見る
○河村国務大臣 そういうことでございます。
○河村国務大臣 これまでもそういう方針でやってきたつもりでございますし、審議会においては、消費者利益の観点も必要でございます、消費者団体選出委員に御協力いただく。そういう点で、消費者利益の観点からも十分御審議をいただきながら、この著作権に関する限りは著作権分科会あるいは法制問題小...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど来御答弁申し上げましたように、御意見を伺い、また、利益相反、両者の調整といいますか、意見がまとまった点について法案化していくという方向でこれからもやってまいりたいと思います。
○河村国務大臣 本件、この法案が成立をいたしまして施行される、その後において洋盤の音楽レコードの還流実態、これは大きな変化がある、こういうような場合で、消費者の利益が非常に損なわれるという現実があれば、これは、この状況は調査したり検証したり、またその結果を見て必要な措置を講じる、...全文を見る
○河村国務大臣 今、数年後だとおっしゃいましたけれども、この現状、法案成立後に、それは変則の事態がそのときにすぐ起これば、検討に入らなきゃいけないでしょう。  しかし、これまでの参考人の方々の意見、あるいはアメリカの状況、そういうものをずっと考えてきたときに、この法案によって皆...全文を見る
○河村国務大臣 これはもう参議院の附帯決議にもきちっとうたっていただいておりますし、私も答弁でそういうことを申し上げてきておるわけでありますから、おっしゃるとおり、問題が現実に起きたということであれば対応していくということは明言しているところでございます。
○河村国務大臣 暫定といいますと、そういうことがいずれ起きるが、とりあえずこれでいこうというふうにとられる可能性がある。暫定というよりも、この還流をとめる、その手だて、これがまず最優先するんだということでいったわけであります。その後の不測の事態については、きちっと対応しましょう、...全文を見る
○河村国務大臣 肥田先生の暫定というのが、将来、輸入の実態が大きな変化が起きて消費者の利益が損なわれるということが万が一あれば、それを暫定とおっしゃるんなら、そういう意味ならば、そういうときには我々はきちっと見直しをしなきゃならぬ、また参議院においてもきちっと見直すという附帯決議...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点でございますが、貸し本屋は書籍等の貸与を営利、有料で行うということでありまして、これは江戸時代から長い歴史を持っている、御指摘のとおりでございます。昭和三十年代以降になりまして、主に貸し本漫画によって漫画文化の普及に一定の役割を果たしてきた、このことが評...全文を見る
○河村国務大臣 まさに日本の出版文化を支えておる作家の皆さん方、もちろんそれを読む読者、そういうものがうまくかみ合わなきゃならぬわけでございますが、まさにそうした適正なルールの必要性について、コミック作家とか文芸作家などの著作者団体と出版社団体で構成いたします貸与権連絡協議会、こ...全文を見る
○河村国務大臣 著作権の関連条約では貸与権の付与が規定をされておりますが、その貸与権の対象が、コンピュータープログラム、映画、レコード、これに収録された著作物に限定をされておるわけでございまして、したがいまして、書籍の貸与権の付与は条約上義務づけられていないということでございます...全文を見る
○河村国務大臣 アメリカでなぜこういうことがきちっとしていないんだろうと思うのでありますが、どうも書籍のレンタルがまだビジネスとして成立していないという現状があるようでございます。このために、書籍の貸与権の付与については、著作権関連条約上まだ義務づけられていないという点で、今のと...全文を見る
○河村国務大臣 すべての人々が著作権にかかわれるように司法制度の救済を考えていく。私は、大事なことでございまして、裁判手続はだれも分け隔てなく利用できるものになっておるわけでございますが、著作権制度においては、著作権法によって独自のあっせん制度が設けられておりまして、文化庁長官が...全文を見る
○河村国務大臣 今、肥田先生から、かねてから、そういう弱者にも十分な配慮をしながら、また障害のあるなしにかかわらず、教育の機会均等、また学ぶ権利、そういうものをきちっと認めていくことの必要性を強調されて、その成果を上げていただいておりますが、御指摘をいただきました点も踏まえながら...全文を見る
○河村国務大臣 言葉にとらわれるつもりはございませんが、しかし言葉が大事であるということも事実であろうと思います。  今回のこの附帯決議、あるいは私がこれまで答弁してまいったこと、副大臣もしかりであります、これは心構えというのをどういうふうにとるかだろうと思いますが、今回のこの...全文を見る
○河村国務大臣 これは、あらゆる角度からこの問題については検討しなきゃなりませんから、ヨーロッパの情勢、アメリカの情勢、それも当然調査の視野の中に入れなきゃいけません。ただ、それをどの程度、一国一国、直接外交ルートを通じて調べたかと言われれば、今回のケースは調べてなくて、IFPI...全文を見る
○河村国務大臣 この調査結果、その数字の妥当性、これをどう判断するかという問題だろうと思います。  法案をつくるに当たってはいろいろなお話を聞かなきゃなりませんから、一方的にレコード協会だけの意見を聞いてこの問題をまとめていったわけじゃないので、これまでの過程を踏んでいることは...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど来から、調査をした会社等に対して、その数値の問題、いろいろ言われます。  これは、どういう数字を使っておやりになるか、それは専門的立場から統計をされるわけでありまして、それを我々の方からとやかく言う立場に私はない。それをどういうふうに使うかというのが我々の...全文を見る
○河村国務大臣 この数字のとらえ方をもっと検証すべきだという御指摘、これは私も聞く耳を持たないわけではありませんが、先ほど六十五カ国の数字のとり方にしても、それは確かに域内であったという点について説明が不十分であったでしょうけれども、実質的にそうしたレコードの還流をとめる措置を持...全文を見る
○河村国務大臣 調査をやり直す予定はございません。
○河村国務大臣 もちろんこの分科会の報告書をもとにして、これを出発点にして、それからいろいろな意見を聞いていった、こういうことであります。
○河村国務大臣 御指摘の点でございますが、文化審議会著作権分科会報告書がございます。  ここにいろいろな意見がございまして、一方では、「海外にライセンスされた日本の音楽レコードの流通については、契約により一定のコントロールが可能であり、法的措置により対応すべきものではない。」と...全文を見る
○河村国務大臣 日本の音楽レコードの還流防止のために何らかの措置が必要である、いろいろな意見の中でそれが多数を占めたということで、この措置として今回の法案を提出している、こういうことであります。
○河村国務大臣 これは、一々読み上げても大変ですが、十三ページから以下に、積極的に導入すべきという意見、そして、その点については御懸念がある、心配をする点も御指摘がある。しかし、その両方の意見を踏まえたときに、日本のレコード還流、やはり防止をしなきゃいかぬ、何らかの措置が必要であ...全文を見る
○河村国務大臣 全員賛同したと書いてありませんから、そういう意見もあった、懸念の意見もあった、これはここに御指摘のとおりであります。
○河村国務大臣 おっしゃるとおり、設けるべきであるという表現は見られませんが、「何らかの措置が必要であるという意見が多数であった。」ということ、これは今おっしゃるとおり書いてあるわけであります。
○河村国務大臣 この文化審議会の今の報告書に沿ったというのは、意見をいろいろ言っていただいた、そしてこれをやるべきだという意見が多数であったということを踏まえてやったということでありまして、これは全会一致が本来望ましいことかもしれない、しかし、これは利害相反するものでありますから...全文を見る
○河村国務大臣 そこで、今、確かに、おっしゃるように、「何らかの措置が必要であるという意見が多数であった。」しかし一方、「具体的方法論については、欧米諸国等の音楽レコードに対する影響や他の著作物等への対象の拡大を懸念するなど慎重な意見も出されており、これらの慎重意見を踏まえた検討...全文を見る
○河村国務大臣 そこまでとっていただきますと、何か審議会の中身まで立ち入ったことになりますが、その慎重な審議をされた、それを踏まえて、これにはやはり条件をつける必要がある。この還流防止については、かなり限定的な意味を持たせなきゃいかぬ、還流防止ですから、輸入権を全部とめるような権...全文を見る
○河村国務大臣 貸与権の検討結果で、   新たなレンタルブック店の出現により、「書籍・雑誌の貸与」に係る暫定措置が設けられた昭和五十九年当時とは大きく環境が変化し、書籍等の貸与による著作権者への経済的影響は大きくなってきている。また、昭和五十九年当時に書籍・雑誌の貸与権の創設に...全文を見る
○河村国務大臣 あの最終報告書が出ましたのはことしに入ってからでありますね。多分、結論が出ていない段階というのは、昨年の段階ではまだ最終報告はありませんでしたから、そういう段階でまだ結論が出ていない、こう言ったのではないかと、私は、これは別にかばうつもりはありませんが、推測いたし...全文を見る
○河村国務大臣 精査と言われると、さっきのように、数字をどうやってはじくかという話まで行くのかどうかは別として、これは大事な報告書ですから、目を通させていただいて、結論はここにあるということ。  もちろん、この問題にどう取り組むか。かねてから、これについては私は、副大臣、大臣に...全文を見る
○河村国務大臣 それは、川内先生、全部見て、書いてないことを承知してお問いになっているんだと思います。私も、さっき申し上げた結論のところ、何らかの措置をとらなきゃいけないというところですね。それが結論ですから、ほかのところに設けるべきであると書いてない、それは当然だというふうに思...全文を見る
○河村国務大臣 書いてないことを認めたというよりも、過半数、大多数の、意見が多数であった、しかし、慎重を期してやらなきゃいけないということを私は認めたわけであります。
○河村国務大臣 「日本の音楽レコードの還流防止のため、何らかの措置が必要であるという意見が多数であった。」ということを認めておるわけであります。  したがって、それ以外のことは書いてないということは事実だと思います。
○河村国務大臣 おっしゃることは私もわかりますし、さっきの貸し本業のようにきちっと明記していないということは事実でありますから、そのとおりだと私思います。  しかし、これは——まあそこまでにしておきますかね。
○河村国務大臣 まさに総合的な判断といいますか、そういう御指摘を踏まえ、しかもそこに、何らかの形でこの措置をすべきである、しかし、しかしというところでただし書き的に、他方こういう意見もありますよということ、眼光紙背に徹するといいますか、この審議会が言わんとしていること、これを我々...全文を見る
○河村国務大臣 この中の事実関係を問われたから、私は、明確に貸し本業のような形では書いてないということを認めました。  しかし、さっきからおっしゃるけれども、これはちょっと国語学者でも呼んでこないといけない話ですね。  「日本の音楽レコードの還流防止のため、何らかの措置が必要...全文を見る
○河村国務大臣 ちょっと資料を出すのに時間がかかりました。  あの委員会での議事録といいますか、報告書的なものがございますから。これは、  知的財産の一学者として、本小委員会の一委員として意見を述べる。まず、アジアに進出するため、海外展開するために還流防止措置が必要という状況...全文を見る
○河村国務大臣 いつも法案提出するときに読み上げたと同じ調子でありますが。  丸、点まで言いますか。(川内委員「点、丸はいいです」と呼ぶ)いいですか。  知的財産の一学者として、本小委員会の一委員として意見を述べる。まず、アジアに進出するため、海外展開するために還流防止措置が...全文を見る
○河村国務大臣 この報告書を受けて、あと法制問題小委員会でさらに議論をされておりますから、この法案をつくるに当たっては、それを踏まえて総合的に判断をしていかなきゃならぬ、そのように判断をしていったということであると思います。  ここには「等」という書き方になっていることは、これ...全文を見る
○河村国務大臣 いや、知っているか知っていないか、私のことですから、何と言われようと。  私は、これは入っているものだ、こう思っていましたから……(川内委員「「等」の中にですか」と呼ぶ)「等」の中に、これは罰則もあるよね、この法律はあります。そういうものも含まれておるので、当然...全文を見る
○河村国務大臣 平成十五年七月に策定された分ですね。このレコード輸入権に関する記述は著作権分科会の審議経過報告を踏まえたものである。そこで、ここで言う関係者とは、社団法人日本レコード協会、社団法人日本経済団体連合会及び著作者団体、このように理解をしております。
○河村国務大臣 なぜと言われてもあれですが、これは、関係団体は当然あるわけでございまして、ここで知財計画において考えた場合に、いわゆる社団法人日本レコード協会、社団法人日本経済団体連合会、さらに、広く、実演家や作家、著作者全体を含めたこれで網羅されているというふうに考えたわけであ...全文を見る
○河村国務大臣 これは、その方向がこのことだけ特定してやったということではないと承知しておりまして、関係者間で合意形成が進められている事項の中には、いろいろな課題に対してどういう団体が主体としてかかわったかということは、これは公表されておるはずでありまして、多数の団体がこれに関与...全文を見る
○河村国務大臣 私は、そういう話は聞いておりませんで、多くの団体がこの法案に至るまでにいろいろな形でかかわってこられた。それこそ、貸し本の場合には漫画家の皆さんも随分来られたし、いろいろな方々が関係して来られたので、もし意見がどうしても聞いてもらえなかったという団体が、どういう団...全文を見る
○河村国務大臣 いや、その事実があった、なかったと言われても、私は、認めるも認めないも、認めるものがないんですから、今私の口からそれを認める認めないということを言える立場に、立場というか、言えないわけでして、川内さん、どういう団体がどういうふうに言ってそれが拒否されたのか、今まで...全文を見る
○河村国務大臣 いや、具体的にそういうことがあれば私の耳にも何らかの形でルートを通ってくるはずですが、そういうことを私は全然聞いていませんし、今聞く限りにおいては、ここに、これをお持ちかどうかわかりませんが、各団体名がずらっと書いてあります。かなり広範な団体が入っていますが、その...全文を見る
○河村国務大臣 川内先生、何も出さなくてこれを認めろと言って、空気を認めるような話をされても困るので、どの段階でどういうことがあったのかおっしゃっていただかないと、答えようがないじゃないですか。
○河村国務大臣 私が今聞いた範囲では、これは審議会が始まった後でいろいろな意見があったということは聞いておりますが、聞いておりますというか、そういうことだろうと思います。  このことをやらなきゃいけない、それで審議会をスタートした、そして意見が始まったという段階で各団体はずっと...全文を見る
○河村国務大臣 ちょっとこれも断片的な答弁になって申しわけないんですが、十一月の段階で審議会でそういう意見が述べられたというのが、今私が仕入れた答えなんですけれどもね。
05月31日第159回国会 参議院 決算委員会 第14号
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○国務大臣(河村建夫君) ただいま御決議のありました宇宙開発事業につきましては、HⅡAロケット六号機の打ち上げ失敗等のトラブルが続いたことを厳しく受け止め、御決議の趣旨を踏まえ、徹底的な原因究明を行った上で、技術、体制の両面から万全の対策を講じ、我が国宇宙開発の信頼性の向上に努め...全文を見る
06月01日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第21号
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○国務大臣(河村建夫君) 大野先生御指摘のように、正にこれから地方分権時代にふさわしい教育展開、これが求められておるというふうに思っておりまして、これをいかにこれから進めていくか。これは文部科学省の持つ役割、それから地方の教育委員会、地方が持っている役割、この分担の下で、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今回のこの学校運営協議会、この法案を通していただいて実際に取り組んでいく、その上において、このことがまず周知徹底していただくということ、これが非常に大事なことだと、こう思っております。  元来、我々日本の学校は、やっぱり地域が支えてきた、地域の地縁とい...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 鈴木先生が金子郁容先生とともにあのコミュニティ・スクールの本をお出しになったことは私も承知をいたしておりますし、また、金子郁容先生、今日は残念ながら私は御意見を直接聞く機会に恵まれませんでしたが、お目に掛かって、これからのコミュニティ・スクールの話も若干...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今、鈴木先生の御指摘のあったこの運営の在り方が正にボランタリーといいますか、自発的であるべきだということ、私もそう思います。  五反野に行ったときも、正にこれはあれがうまくいっているというのは、あそこにおられる代表者の皆さんの気持ちというのは非常にボラ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今回のこの学校運営協議会による学校の取組、これの成否は、正に今、山本委員御指摘のような、それに取り組まれる皆さん方の姿勢といいますか、積極性というか、そういうものがうまくかみ合うかどうかだろうと思います。  さっき、鈴木先生はボランタリーと、こうおっし...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 前回も御指摘をいただいたところでございます。  生徒会活動とかPTA活動、学校、教師、児童生徒、保護者、これお互いに連携し合ってより良き学校づくりに努力していただく、これに取り組んでいただく、これは私は非常に大事なことだし、結構なことだと思っております...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 大変激励をいただきまして、私も正に山本先生がおっしゃるように、やっぱりこれまで培ってきた日本の教育、この義務教育をきちっとやってきたこと、これが日本の今日を築いている、そのことはやっぱり世界の教育大臣会議等へ出てみれば分かるわけで、私もそのことは思ってお...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 地域性の問題が、私は確かにそういう指摘というのはあると思います。  今回のこの導入、私が五反野で聞いたのは、どんどん来るようになったというよりも、ほかの学校がこれは大変だと、もし比較されてうちの方が駄目だと言われると困るので我々も努力しなきゃいかぬとい...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいります。  ありがとうございました。
06月02日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○河村国務大臣 ただいま御決議のありました学校における職業教育に対する取り組みの推進につきましては、若者自立・挑戦プランにおいて、将来を担う若者たちの人間力を強化し、特に額に汗して働くことの大切さなど勤労観や職業観をはぐくみ、明確な目的意識に基づく就業を促すための施策の充実に努め...全文を見る
06月02日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第25号
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○河村国務大臣 私も、きのう参議院の委員会のさなかに第一報を受けたわけでございますが、一瞬我が耳を疑ったといいますか、そういう思いでございました。  女子小学生同士であったということ、それから、何が原因でどういういきさつがあったのか、その時点で知るべしもありませんが、いずれにし...全文を見る
○河村国務大臣 文化庁が実施をいたしましたパブリックコメント、意見募集、これに届いた意見については、文化審議会の著作権分科会委員全員に配付をしておるところでありまして、また、求めに応じて公表できるように、常に文化庁には備えつけておいてあります。記者クラブにも公表されておると聞いて...全文を見る
○河村国務大臣 そういう御懸念がある、自分の好きな洋盤レコードが入ってこなくなるのではないかという皆さんの御懸念があるということ、それも踏まえてこの法案をお出ししているわけであります。  先ほどのレコード協会の上級副社長の書簡についても、アメリカ側の全体の担当の副社長が、国際担...全文を見る
○河村国務大臣 今この時点で見直しを検討しているということは、現時点ではないわけでありまして、いろいろ御意見がある、そのことはもちろん踏まえますが、今回のこの還流を防ぐということ、このことを一義的にまず考えておるわけでありまして、それに伴って御懸念のような問題が起きたときに、きち...全文を見る
○河村国務大臣 消費者の皆さん方の御懸念ということがあることは、これは踏まえておることは申し上げてきたとおりでございますが、今回のこの法案立法過程において、この問題についてまるで無視したわけではないわけであります。  知的財産権等の私権に関する法律、これは法律をつくる場合に、い...全文を見る
○河村国務大臣 この輸入権の問題といいますか、狭い意味じゃなくて、広く言えば輸入権、そういう問題について、また著作権という問題は、先ほど高井先生が岡本さんの著書をお読みになったように、私権の問題、それからこの著作権のような問題は必ず相反的な問題がある、これをやはり調整しながらいか...全文を見る
○河村国務大臣 今回の著作権分科会の委員の任期は、平成十五年の三月二十八日から平成十六年の二月四日、こうなっておりました。私は当時副大臣でありまして、大臣の決裁の前に目を通させていただいて、一人一人の説明を伺って、こういう問題について客観的な意見が述べられる人、特にマスコミの関係...全文を見る
○河村国務大臣 私はこれを見て、それが足らないのではないかという指摘はしていませんが、全体を見たときに、学者の皆さんであるとか、それからマスコミの方も入っておられるし、こういう広範な議論がここでできるのではないか、こう思いました。いわゆる音楽ファンとかなんとかそういう方々が入って...全文を見る
○河村国務大臣 おっしゃるとおり、こういう審議会、特に利益相反するようなケースについては、特にしっかりそういうことは広い範囲の声を聞く、これは当然のことだと思います。
○河村国務大臣 もとより今回のケースについては、消費者側のことについても配慮しろというのは最初から言われておったことでもありますから、私はその点は配慮して今日やってきたと思いますし、文部科学省におきましても、一番大きな中央教育審議会についてもオープンにする。  最近は、私が一番...全文を見る
○河村国務大臣 私は、このコンサートがあったこともお話も全然聞いておりませんから、恐らく文化庁に対していろいろありますね、ぜひ見てほしい、自分たちのPRとかいろいろなことも考えて、そういうことはあるんだろうと思います。  しかし、それは、自分のお金でちゃんと行く、これは当然のこ...全文を見る
○河村国務大臣 この法案がかかっておった、まあ、これは何というんですかね、利益だけを求めて業界というよりも、この法案というのはやはり著作権者の立場を考えておるのでありまして、業界のためだけにある、私はそう最初から考えておりませんでした。もちろん総合的に考えなきゃいけないのでありま...全文を見る
○河村国務大臣 この法案を提出するに当たって、あらゆる角度から検討を加えたものでありまして、前例あるなし、それは前例がないということは、やはり私権にかかわるものをそういう形で法律化するということに対しては、これは検討しなかったわけじゃないのでありまして、内閣法制局の意向も踏まえて...全文を見る
○河村国務大臣 国会答弁に法的拘束力はないということをお答えする表現、御指摘の点について、私は、表現は適切でなかった、こう思いますので、この点については、心構えだけだということにはならない、このことはやはり訂正しなきゃいかぬ問題だと思います。  国会における国会答弁、国会におけ...全文を見る
○河村国務大臣 あのときのやりとり、私もきちっと正確に覚えているわけじゃありませんが、要するに、国会決議あるいは大臣答弁を含め国会答弁というものが法的な拘束力を持つのか、だから附則、法的な拘束力をつくれというお話でこられたものですから、答弁としてああいう表現になって、これは、きち...全文を見る
○河村国務大臣 長崎県教育委員会からの報告をいただきながら、あってはならないことが起きた、こう思っておりまして、本当に深刻に受けとめさせていただいております。御家族の思い、それからそのクラスの子供たち、学校全体、あるいは全国の子供たち、これをどう受けとめるかということであります。...全文を見る
○河村国務大臣 先ほどの説明のように、確かに、こういう差があるということは現実にあるわけですね。そこで、今回の措置が、いわゆる大きな差があるものに対する還流をとめる、このためにこの法案があるわけでありまして、すべての音楽レコードを対象にしたものではないということ、その制度になって...全文を見る
○河村国務大臣 先ほど御説明申し上げましたように、権利行使に当たって数多く要件を定めているということ、これが実質的に担保措置を講じている、このように考えておりまして、担保措置はあるというふうに思っております。
○河村国務大臣 今回の還流防止措置の趣旨、これは、アジアの諸国等の物価の安い国から輸入を、還流することを防止するということであって、不当に利益を害する場合に限るという要件、これをきちっと立法趣旨に照らして運用することが大事でございます。  文部科学省としても、欧米の先進国の洋盤...全文を見る
○河村国務大臣 非常に重要な御視点、指摘をいただいたと思います。  まさに、文化芸術振興の観点、それはいわゆる創造者、そして、それを享受する側、この両方がまさに調和がとれて、そして、文化芸術が振興していくということが大事でございます。  そういう意味で、今回の著作権法、日本の...全文を見る
○河村国務大臣 石井先生御指摘のとおり、今回の還流防止措置に対しまして、現に行われている欧米諸国からの洋盤レコードの直輸入への影響、このことを皆さん御心配されている。したがいまして、今回のこの制度、この法案による取り組みについてこの懸念が払拭されるように明確な説明をしなきゃいかぬ...全文を見る
○河村国務大臣 ただいま石井先生の方から御指摘があったような特別なケースというか、こういうケースがあった場合、まさに商業用レコードの還流の実態の変化が、そんな大きな変化があった場合には、そして消費者の権利を不当に害するような事態、そういうものが起きた、こういうような場合には、やは...全文を見る
○河村国務大臣 文化振興の面からいって、演劇等の鑑賞の機会を多く得るということは大変意義のあることだし、そういうものから非常に感激、感動を受ける、そういうものが教育的にも非常に効果があるということは私も承知しております。  全国には、そういう人たちのためにNPOをつくったり、お...全文を見る
○河村国務大臣 本件、私からも答弁申し上げてきたところでありますけれども、前回の法案審議の際に、今回の還流防止措置は、権利者のいわゆる利益、ライセンス料を不当に害されること、これを要件の一つにしているわけですね。  例えば、主な海外の音楽レコードの原作、アメリカあるいはイギリス...全文を見る
○河村国務大臣 もちろんそういう不測の事態が起きた場合には、今御指摘の点も含めてということで検討しなきゃならぬと思うんです。  ただ、今回の問題で一番、先ほど来お話しのように、音楽ファンの皆さんが心配されたのは、並行輸入というのは、これは向こうの、アメリカやイギリスや何かの、フ...全文を見る
○河村国務大臣 横光先生の御懸念、御心配、私も理解はいたしております。ただ、その著作権の保護という問題は、これは国際条約があって、加盟国は同じ待遇だ、内国民待遇でなきゃいかぬということがございます。ファイブメジャーも言っているのは、中国から還流するのは、ああいうケースは大いにやっ...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点、おっしゃるとおり、順番を私は間違えて言ったようであります。気持ちの中では、私は——もう弁解する必要、間違ったんですから、間違えました、申しわけございません。訂正させていただきます。
○河村国務大臣 この件については、ちょっと私もきちっと弁明をさせていただく必要があると思います。  確かに田村政務官が、欧米の先進国と国内のCDの平均販売価格はほぼ同じ水準だという答弁をいたしました。これの基準は、インターネットを利用したCD通信販売サイトで提供されている、日本...全文を見る
○河村国務大臣 国際条約上、内国民待遇の規定があって、著作物の保護は国内の権利者と国外の権利者は同様に扱う、この認識は共通していると思いますが、おっしゃった著作物の発行の時期について、国際条約上明記されておって、これを書かないことが条約違反になるかどうか。これは、国際条約上、明記...全文を見る
○河村国務大臣 還流防止措置において保護される国内頒布目的の商業用レコードと、それから各国それぞれで発行された国外頒布目的の商業用レコードとの発行の前後関係を問うということだけで十分である、こう考えたからであります。
○河村国務大臣 今回の還流防止措置が、我が国の音楽文化を海外へ普及する、促進をするという趣旨で設けられた、この基本的な考え方がありまして、契約上、外国人を権利者とする音楽レコードについて対象にする必要があることがありますから、これで法案の趣旨が異なってくるということにはならないだ...全文を見る
○河村国務大臣 これは法制局の審査を経て出しているものでありまして、おっしゃるように、前後を問う、こう言いましたが、国内が先である、このことはきちっとしておかなきゃいかぬということであります。その点は、法制局、発行の前後関係を問うことで十分であるということは、日本が先であるという...全文を見る
○河村国務大臣 内閣法制局の審査を経てということで出しておるわけでありますし、日本が先であるという前後関係、これだけはっきりしていればいいという考え方に立っておる、こういうふうに思うんですが。
○河村国務大臣 答弁書にもあると思いますが、国内がとにかく最初でなければならないということを書く必要はないという考え方に立っておるわけでありまして、これは、後からであっても国内が出発点であるということを答弁書で、前後を問うという形で答弁していると思うんですが。
○河村国務大臣 法案の趣旨は、私はこれによって変わるとは考えません。今回の還流防止措置というのは、我が国の音楽文化の海外普及を促進することを趣旨としてやってきている。条約上、外国人を権利者とする音楽レコードについても対象とする必要があるということでありますから。  それから、答...全文を見る
○河村国務大臣 最近、娘と一緒に買って、そして並行輸入でどう違うか。これは、日本のものは日本語がちょっと書いてあって、詳しく説明してある。英文のものはそれがない。だけれども、これは同じものだ。値段が若干違う。日本語が印刷されている分が、ちょっと日本のが高いな、こういう思いがありま...全文を見る
○河村国務大臣 邦楽の還流防止、この法案の趣旨といいますか、これはまさに御指摘のとおりだと思います。  ただ、最初に発行されたかどうかということを言わなきゃいけない必要があるかどうか、そういう問題です。
○河村国務大臣 今の御指摘の点、法文上、最初にと書く場合、実質的に国外の権利者を本来の措置の対象から排除することにならないか、こういう疑念というのはどういうふうにして払拭すればいいのか、こういう問題がありやしませんか。
○河村国務大臣 実質的に国外の権利者を本来の措置の対象から排除することとなりはしないかと。
○河村国務大臣 川内先生の御意見は御意見として、提言として私も受けとめますが、これは、それを書く必要があるかどうかということは最終的に政策判断としてやったわけでありまして、まだ、あなた、九九%とおっしゃったけれども、しかし外国で最初にプレスするケースもある。そういう疑義がある以上...全文を見る
○河村国務大臣 今の御指摘の点、法制局と最初に入れるべきかどうかということを相談、協議した上で本案を出している。これは今、確認事項であります。
○河村国務大臣 それは、国外の権利者を本来の措置の対象から排除することになる、条約違反の疑義がありはしないかということ、これがやはり一つの大きな疑念があって、では、そこまで書かなくても今回の還流措置はできるということでやったわけであります。
○河村国務大臣 おっしゃるとおり、これは著作権法の改正の百十三条五項、「七年を超えない範囲内において政令で定める期間」、こうなっていますから、おっしゃるように、法理論上からいえば一日から七年、こう考えるわけでございます。
○河村国務大臣 御指摘の点でありますが、法律の存在そのものを消滅させるような期間の設定というのは、これは非常に難しい話だ、こう思います。しかし、そのような事態が生じたということになれば、法律の見直しで対応する、これは当然であると思っています。  その一環で、政令で定める一定期間...全文を見る
○河村国務大臣 これは、七年と決めたそれなりの根拠もあって、七年までという形をとらせていただきました。  そこで、具体的な期間ですね。これは、同一の音楽レコードが国内において販売されてから七年を超えない範囲ということですから、今回の還流防止措置、これによって権利者の利益の保護の...全文を見る
○河村国務大臣 川内博史先生が、音楽ファンの皆さん方の懸念、これを払拭すべく大変勉強をされてあらゆる角度からいろいろ質問をいただいたこと、これは重く受けとめたいというふうに思います。  しかし、著作権法の改正、これがいつの場合においても絶えず著作権の改正は行っておるわけでござい...全文を見る
○河村国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいります。  ありがとうございました。     —————————————
06月10日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第22号
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○国務大臣(河村建夫君) おはようございます。  このたび、政府から提出いたしました私立学校教職員共済法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  私立学校教職員の共済制度については、制度創設以来、国家公務員共済制度等との均衡を保つこ...全文を見る
06月11日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第26号
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○河村国務大臣 伊藤委員御指摘のとおり、今回の事件、大きな教訓を残していると思いますし、我々もこの事件をしっかり受けとめて、そして、教育現場においてももう一度教育の原点といいますか、そういうことを考えながらこれからの対応を図っていかなきゃいかぬ、こう思っております。  今回の事...全文を見る
○河村国務大臣 この東北文化学園大学の問題についていろいろ御指摘をいただき、私もこういう事態になったことを非常に遺憾に思っております。  確かに、私学の自律性といいますか、そういうものを非常にこれまでも我々も大事にしてきた嫌いもございます。それから、認可等についても、ややもする...全文を見る
○河村国務大臣 加藤先生から前回に引き続き、子供を守るという立場といいますか、子供の健康、こういう視点からいろいろ御指摘をいただき、特に喫煙が子供にとって非常に有害であるということ、これをやはりきちっと教育の中でも、私も、御指摘のように、もっと強くこの点について子供たちに意識を持...全文を見る
○河村国務大臣 正直言って、こういうことが教育の現場で起こり得るということ、これは、大臣が余り評論家的な言い方をしてはならぬのでありますが、信じられないという感じがまずします。しかし、現実に起きたことであります。  それで、この先生方は障害児に対して一体どういうふうに向き合って...全文を見る
○河村国務大臣 障害のある児童生徒に対しまして、やはり多様な教育的ニーズに応じて、最大限その人が持っている可能性を伸ばしてやりたい、そして自立させたい、社会参加してもらいたい、そういうことで、盲・聾・養護学校あるいは小中学校の特殊学級、今、さまざまなカリキュラム、指導が行われてお...全文を見る
○河村国務大臣 確かに、情報、これを活用する、インターネットで知識を得る、非常に知識が広がるし、世界に対しても視野が広がる、そういう意味では、私はインターネットの持つ役割というのは大きいものがあると思いますね。また、これを活用していくことが、今の時代に生きていく上でも大事なツール...全文を見る
○河村国務大臣 携帯電話が発達し、またインターネットが発達し、確かに便利になったわけでありますが、一方ではこれを悪用する大人がふえてきたということ。これはある意味では、商売に活用して、インターネット社会でどんどんそういう経済の流通も起きてきたことがありますが、しかし、これがまさに...全文を見る
○河村国務大臣 これは、学校で、倫理教育で幾ら立派なことを一生懸命先生が黒板に書いたり言葉だけで教えて、果たして子供たちにどれだけちゃんと頭の中に入っていくだろうかなという思いが正直言ってあります。そんなことを言っちゃったらもう教育できなくなるわけでありますが。  そういうこと...全文を見る
○河村国務大臣 学校における国旗・国歌の指導というのは、児童生徒に我が国の国旗・国歌の意義を理解させて、これを尊重する態度を育てるとともに、諸外国の国旗・国歌に対しても同様に尊重する態度を養成する、こうなっておるわけでございまして、これは、国旗・国歌法の審議のときに有馬元文部大臣...全文を見る
○河村国務大臣 これは、おっしゃるとおりで、児童生徒の内心にまで立ち入って強制するものではない、あくまでも教育指導上の課題として行われる、こういうことであります。
○河村国務大臣 今御指摘いただいた点でありますが、東京都教育委員会の議事録、昨年四月十日、政府答弁が間違っているという委員の発言が記載をされておりますけれども、この発言の真意が明らかでないという点で、どういう思いで言われたかということが明確でありませんから、これについて私がどうこ...全文を見る
○河村国務大臣 これは、私はそのいきさつ、どういうふうな形であれしたか細かくは知りませんが、この政府の答弁が間違っているという議事録があるということを踏まえて、いろいろそれについてあったんじゃないかと思います。  そこで、その後、横山教育長は、児童生徒の内心にまで立ち至って強制...全文を見る
○河村国務大臣 私はその現場におりませんからその状況はわかりませんが、皆さんがそういう思いでおられるという、やはりこれは、内心の自由に立ち入るというよりも、あくまでも教育的配慮といいますか教育的指導の立場、やはり校長、教員は、学習指導要領に基づいて児童生徒に対して指導しなきゃいけ...全文を見る
○河村国務大臣 教員が学習指導要領に基づいて指導を適切に行っているか否か、仮に不適切な指導を行った場合にどのように対処するかということは、これは学校を所管しております教育委員会が適切に判断をしなきゃならぬ問題だ、こう思っております。  今回の東京都教育委員会において、生徒に不起...全文を見る
○河村国務大臣 東京都教育委員会が通達を出しておられますが、これは、学習指導要領に基づいて、入学式、卒業式等を適正に実施することとあわせて、国旗掲揚及び国歌斉唱の実施に当たっては、教職員が本通達に基づく校長の職務命令に従わない場合には、職務上の責任を問われることを教職員に周知する...全文を見る
○河村国務大臣 児童生徒が起立したかしないかというだけ、それだけ、あくまでも教員が適切に指導をしたかどうかということがやはり問われておると思うのでありまして、これが心理的な強制に当たるとかそういうものではないので、適切な指導をしたかどうか、ちゃんと行われていたかどうかということで...全文を見る
○河村国務大臣 長崎の事件、本当に痛ましい事件でございまして、私どもも非常に胸ふさがる思いでございます。  このこれからの対応について、まさに遺漏なきを期していかなきゃなりませんし、私は、増子先生御指摘のように、今回の事件というものが一番大変だったのは、やはりそのクラスメートあ...全文を見る
○河村国務大臣 インターネットの活用は、やはり情報伝達能力、情報収集能力を持つ意味で意義はあるのでありますが、それにはやはり影の部分があるということ。これは、やはり情報モラルの観点。それからもう一つは、やはり携帯電話の影響というのが非常に大きい。出会い系サイトの事件等を見ても、こ...全文を見る
○河村国務大臣 拉致被害者、その御家族に対する支援、これは、拉致問題への対処に関する基本方針というのが十四年の九月二十六日に出ておりまして、その意向を十分踏まえて、内閣官房参与を中心にして、関係省庁、関係機関が連携協力して取り組む、こういうことでやってきておるわけでございますが、...全文を見る
○河村国務大臣 今回の事件も極めて遺憾なことでございますが、学生の皆さんの修学機会が失われかねないという現実が迫っている状況下でございますから、このことをまず第一に考える、これは当然のことだというふうに思っております。  一義的には学校自身が、これは自身で対応策を検討して、そし...全文を見る
○河村国務大臣 この件につきましては、事柄の重大さにかんがみまして、これまで判明した事実に基づいて、元理事長の刑事告発に向けて宮城県警本部と協議を進めておるところであります。  文部科学省としても、県警からの要請には全面的に協力しているところでございますが、今の御指摘の協議の内...全文を見る
○河村国務大臣 五億七千万円が交付された私立大学経常費補助金、この返還を求める、この方針に変わりはございません。  文部科学省も、管理運営が著しく適正を欠いている、これはもう間違いないことでありますから、これを返還させる、この方向を打ち出したところでございまして、これは私も会見...全文を見る
○河村国務大臣 認可のあり方については私の方からお答えさせていただきたいと存じます。  今回明らかになった検討課題は、申請書類が寄附の事実を確認できる十分な内容であったかどうか、それから書類審査や実地調査における審査方法は十分であったかどうか、それから職員の専門性やチェック体制...全文を見る
○河村国務大臣 今、横光先生も御指摘がございましたが、経済財政諮問会議ではこの義務教育費国庫負担金の取り扱いが議論になっておるわけでありまして、総務大臣は、全体の一般財源化の方向性と、また学校事務職員等に係るものの先行的検討についても提案をいたしております。  それを、六月四日...全文を見る
○河村国務大臣 この総額裁量制、いわゆる義務教育費国庫負担制度の改革ということになりますと、私どもとしては、この改革として総額裁量制を入れたわけでありますから、これによって地方の自由度を大幅に拡大する、このことについては知事会等も評価をいただいておるところでございます。  そこ...全文を見る
○河村国務大臣 もちろん、この義務教育費国庫負担制度の根幹を維持しながら、さらに地方の自由度を増す、そのための取り組みをやっていきましょう、こういうことであります。
○河村国務大臣 先ほど来横光先生も御指摘のように、日本の義務教育を全国津々浦々に高い水準を維持しながら優秀な教員を確保していく、このための義務教育費国庫負担制度の重要性については、これまでも述べてきておりますし、また、当面の直接の責任者であります麻生大臣ともこの話はいたしておりま...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点、必ずこれはきちっと意見を述べなきゃなりませんし、理解を求めていかなきゃならぬと思います。  ただ、今回は、おおむね三兆円、税源移譲するんだということでありますが、その場合にどれをとるかについては、地方自治体、知事会なり市長会、これがまず案を持ってこい...全文を見る
06月14日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第23号
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○国務大臣(河村建夫君) 有馬先生、いつもこの委員会で高邁な教育論を展開していただいて、我々大変啓発を受けてきたところでございます。今日はいよいよ最後の日と承っておりまして、私ども謹聴して拝聴いたしました。  特に、先生御指摘のように、日本の教育、正にこれからが問われておるわけ...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今回、特殊出生率、最低一・二九という数字、これがかなりいろいろな問題点を呼んでおる、議論のこれからまた大きな的になるわけでございます。  かねてから出生率がどんどん下がっていく、これにどう歯止めを掛けるかということで、先般ああいう少子化社会対策基本法も...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今御指摘の点、一元化の問題は、平成十三年三月に閣議決定を見ておりまして、一元化の当面の対応として、私学共済については、第一点は次期財政再計算時から保険料引上げの時期の前倒しの実施をする、二点としては被用者年金制度における私学共済の位置付けの二点について検...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘の点、御質問の点、さきの衆議院の文部科学委員会の審議でお示ししておりますが、私学共済年金の所得代替率、現役世代の所得に対する年金給付額の割合であります。現在六十五歳の者及び四十五歳の者について厚生年金モデルと同じ就労状況で試算した場合の年金受給開始...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 厚生年金のこれからの給付水準の調整措置をマクロ経済スライドと、こう言っておりますが、これは加入者がどの程度減っていくか、かなり、先ほど、前回の答弁の中にもございましたけれども、相当減るであろうということ、それから一方で平均余命が大きく延びるということを考...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 今回、法案を通していただいて、そして三党合意、これもどうなるかといろいろ議論あるところでございますが、そこで更にこれからの問題についていろいろ御協議をいただくということでございます。  いずれにいたしましても、これからの高齢期の時代、この生活を支えてい...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 御指摘のように、確かに私立大学の減免措置の対象が国立より低いわけでありますから、これに近づける努力、必要だと思いますが、私立大学の授業料等の学生が納付するお金、本来これは大学自身がそれぞれの経営の責任において自主的に決定をいただいておるところでございます...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 私立学校、特に私立高等学校の教育条件維持向上、あるいは就学上の経済的負担によってそうしたことのないようにということで、私立学校等に対する経常費の補助も行っておるわけでございます。そういう、また大学と別の角度から私学助成の充実を図ってきておりますが、平成十...全文を見る
○国務大臣(河村建夫君) 山本先生、本当長い間この文教科学委員会、いつも大所高所からお話をいただきまして、私も本当勉強させていただいていると思います。今いただきました三点の問題、いずれも大事なことでございます。  特に、命の問題は、昨今のあの佐世保のああした事件を思うにつけても...全文を見る
08月04日第160回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○河村国務大臣 私も野球ファンの一人でありまして、この成り行きについては、プロ野球の発展という観点から一体どうなるんだろうという思いがございます。  文部科学大臣として、一連のこれまでの動きを私も見ておるわけでございますが、これは任意団体のプロ野球組織というのが、この合併問題等...全文を見る
○河村国務大臣 義務教育費国庫負担制度に関して、まず、義務教育のそもそも論をお話をいただきました。  遠藤先生も御存じのように、憲法第二十六条には、教育を受ける権利を国民が持っているということと同時に、その子供の保護者といいますか、それに対して教育を受けさせる義務を課しておるわ...全文を見る
○河村国務大臣 法律は、人確法もありますし標準法もあるわけです。教育費を何に使ってもいい金という形になった場合、それから今の言われている、巷間言われているといいますか、予定されている税源移譲からいっても、教育費に見合うだけの税源がそのまま行かない、あとは交付税になる、交付税はカッ...全文を見る
○河村国務大臣 今回の三位一体の改革に伴う義務教育費国庫負担制度、これを崩壊させることによって、いわゆる義務教育を後退させてはならぬという思いでございます。  そういう観点からこの問題にこれからも取り組んでまいりたいと思うし、地方のことは地方で決めていただくというのが小泉改革の...全文を見る
○河村国務大臣 文部科学省として公式にこういう調査をやったかといいますと、これはなかなかプライバシーの問題もあったりして非常に難しいのでありまして、公式にというのは、もちろん地方は教育委員会、学校もございますけれども、先ほど御説明ありましたああいうグラフというのは民間がおやりにな...全文を見る
○河村国務大臣 大事な御指摘だと私も思います。確かに一律にというのは難しさも感じておりますが、どういうふうにしたらもっとその点をつかめるか。民間にお願いするというのは一つの手でありましょうし、文部科学省としては、やはりそういうものをきちっと持っていて実態把握をしながら、そして児童...全文を見る
○河村国務大臣 御指摘の点でございますが、既にお話ございましたように、エイズ教育パンフレットであるとか性教育の考え方、進め方、あるいは性感染症予防に関する指導マニュアル等々、薬物乱用もそうですし、喫煙防止もありますが、こういう形で作成をいたしています。  これは、こういう問題を...全文を見る
○河村国務大臣 適切な御提言だと思います。  先ほど、小冊子等をつくる場合に相談先を明記、これは大事なことでございますので、必ず間違いなく、たしかやっていると思いますが、見やすいところにやるというような配慮が要るだろうと思います。  それから、冊子も渡すだけではどうにもなりま...全文を見る
○河村国務大臣 昨今の子供たちの性教育をめぐる状況、性に対する状況を見たときに、やはり子供たちの命を守っていく、健康を守っていく、こういう視点からこの問題に取り組んでいくということが非常に大事だと、改めて御質問をいただきながら私も感じたわけでございまして、そういう思いでこれからの...全文を見る
○河村国務大臣 今家計が大変で退学をされた方々があるということ、あるいは修学旅行でも困っておられる方がある、こういう方については緊急採用奨学金ということで対応しておるわけでございますが、それでもそれに行かなかった方があるということは残念でございます。毎年一万人分を用意しておりまし...全文を見る
○河村国務大臣 国としてこれをというお考え、一方では、私学に対してバウチャー制度の話もいただいておるわけでございますが、これは世界の傾向を見てもなかなかうまくいかない状況もございますので、国としては、こういうことについて、やはり奨学金事業の充実という方向で進めておるわけでございま...全文を見る
○河村国務大臣 私学助成の問題は、十六年度の予算編成についても最大限努力してきたわけでございますし、また、いよいよこれから具体的に要求をしていかなきゃいかぬということで、前年度が全体で六十四億六千万円増の四千五百五十五億八千万円計上いたしました。これを上回る予算要求ということで今...全文を見る
○河村国務大臣 この御指摘の補助金、国庫負担金、それから国庫補助金、これを三位一体の改革で三兆円をめどにというのが当面の今課題になっておりますが、この廃止、縮減の中には、私立高等学校等経常費助成費補助金、これは国庫補助金としてその検討対象になっている、このように承知をいたしており...全文を見る
○河村国務大臣 今、石井先生御指摘のように、私立学校振興法に基づく私学助成、この経常費補助をやってくることによって確かに私学助成が、地方公共団体の格差も縮まってきたという現実がございます。  これを削減、いわゆる廃止するような場合には、地方の財政事情によって必ず水準にばらつきが...全文を見る
○河村国務大臣 この義務教育費国庫負担制度、これは、国がまさに義務教育に責任を負ってやる、このあかしでもございますし、これによって、まさに格差の起きない、全国津々浦々に義務教育がある、優秀な教員がある、このことを担保してきておるわけでありますから、この根幹を堅持するということ、こ...全文を見る
○河村国務大臣 この問題につきましては、前遠山大臣の時代に三大臣合意というのがあったりして、この問題は十八年度までに一つの方向づけをするということになっておりますが、文部科学省としては、これは非常に重要な問題であり、文部科学省の諮問機関である中教審の意見も踏まえながらこれに対応す...全文を見る
○河村国務大臣 中央教育審議会というのは、公的な文部科学省の機関になっておるわけでございます。ここでまさに答申を行う行政機関として位置づけられておりますが、私の方でお願いをいたしましたこれからの教育を語る懇談会というのは、極めて私的な諮問懇談会でございまして、そういう意味では、こ...全文を見る
○河村国務大臣 確かに、中教審はスピードアップをしてもらいたいと私は思っております。時間がやはりかかる点がある。それは、重要な問題をいろいろやっていただきますから、ある程度の期間はしようがありません。しかし、この私的機関ですと、そういう点では確かに、必要な御提言があればすぐやるこ...全文を見る
○河村国務大臣 拘束力はございません。あくまでも私的懇談会であるという御理解をいただいて、そのかわり、自由濶達な、ある程度テーマは持ちますけれども、あらゆる角度からいろいろなお話をいただくということでございまして、まさにいろいろな役職で入ってきておられますけれども、まさに個人的な...全文を見る
○河村国務大臣 これはプロ野球のお話でございますが、今、一九三六年からとおっしゃいましたが、日米野球はその二年前にもう行っておりまして、そこから職業野球という形になっていったと聞いておりますが、ことしでプロ野球が七十年、大相撲とともにプロスポーツ界の双璧でありまして、やはり国民に...全文を見る
○河村国務大臣 今、直接的に、一リーグにするとかしないとか、あるいは、球団の合併をやる、もう一つ合併があるんだという話も出てきたりしておりますが、このあたりについては、まさにプロ野球協約のところで決まっておることでありますから、プロ野球の組織がその中でオーナー会議等を通じてやって...全文を見る
○河村国務大臣 笠先生も言われるように、私どもの方から、こうすべきだ、一リーグがいい、二リーグがいい、これをここで議論する場ではない、私はこう思いますけれども、先ほど来から申し上げておりますように、やはりプロ野球協約が定めた手続もありますし、それから、社団法人の日本野球機構の目的...全文を見る
○河村国務大臣 この両団体、目的も違うといいますか、どっちかというと、まさにビジネスの方からきた球団の合併等の問題、いわゆるプロ野球協約というのがあって、そこでやっておる。それから、こちらの社団法人日本野球機構、これは文部科学省所管の社団法人でございますから、これは機構として事業...全文を見る
○河村国務大臣 基本的にはプロ野球組織の方でいろいろ御検討いただいてお決めになったことだと思いますね。  ただ、一般的にそういう組織があるのかどうか。これは任意団体ですから、どのようにお決めになろうと法律違反とかなんとかというものにもならないだろう、こう思いますので、これをどう...全文を見る
○河村国務大臣 これができたときが一九九一年と聞きますから、ちょうどバブル時期ですよね。いろいろな経営基盤しっかりした企業が母体となって球団経営をやろうというような意見でこういう形になった、だからこの野球組織の協約に追加されたというふうに聞いておりますから、それはそれで、そのとき...全文を見る
○河村国務大臣 私も、PK戦で勝った試合、それから今回の試合、テレビで見ましたが、普通のサッカーの状況とは違っていて、サポーターは日本側にはほとんどいない、国旗もない、やはり異常な状態であったと思います。  これは極めて残念なことでありまして、スポーツのフェアプレー精神からいっ...全文を見る
○河村国務大臣 この件については、今御指摘の点、既に在中国の日本大使館が中国側に邦人保護の徹底を要請したということは聞いております。これは出先の問題でもございますが、やはり政府としてもこのことについて非常に懸念を抱いているという意思が伝わることが必要ではないかと私も思っております...全文を見る
○河村国務大臣 この要因については、私はいろいろあるのではないかと思います。これを今即、こうだからこの点だ、あの点だということを私が言える立場にもございませんし、内閣の方も、官房長官の御意見等も見ても、いろいろな要因というものを考えていかなきゃいけないだろうと。  しかし、いず...全文を見る
○河村国務大臣 この事件については、たしか七月二十日でした、警察が内偵したというか、事実関係をあれし始めたということで初めて私はわかったわけでありまして、だから、金額が幾らになるとか、そのことについては、今報道で初めて知ったような状況です。
○河村国務大臣 私はそのものを見ておりませんので何とも言えませんが、高額の使途不明金がそのまま通るということは、普通は考えられません。何か特殊なものであって、検査を通るだけのものがないとと私は思います。今現物を見ておりませんので何とも言えませんけれども、一般論として。
○河村国務大臣 御指摘の点、確かに、日本の教育の中でこの部分がおくれておったといいますか、対応が十分でなかったことも事実でございまして、これについてはことしの一月にガイドラインも出したところでございますが、これも確かに、厚生労働省が、医学的な見地、いわゆる先天的な見方というのも一...全文を見る
○河村国務大臣 あの倫理審査会、調査会で審議されて、ヒト受精胚を人と同等に扱うかどうか、倫理的な位置づけのほかにも、人クローン胚についてもヒト受精胚と同様に扱う、これが検討されたわけですね。  結果として、ヒト受精胚と人クローン胚、それぞれ法律上の取り扱いとか科学的性格に差異、...全文を見る