菅直人

かんなおと

小選挙区(東京都第十八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数14回

菅直人の1983年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第98回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
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○菅委員 きょうは、林新大臣に初めてこの社会労働委員会で質問をさせていただきますけれども、きょうの私の質問は、薬漬け医療という言い方が長年されておりますけれども、そういった薬の問題にしぼって質問をさせていただきたいと思います。  現在四兆円を超す薬が日本では毎年使われている。一...全文を見る
○菅委員 大臣、これをちょっとごらんいただきたいと思うのです。これは「ごめんね 寿子ちゃん」という、母親が自分の亡くなった子供についてつくった詩集なんですね。ちょっとこれも見てください。いま、後でお渡ししたのは、最終ページの一ページだけなんですけれども、この寿子ちゃんの飲んだ薬と...全文を見る
○菅委員 少なくとも子供のインフルエンザ等において発生の率がかなり高いと言われているわけですから、子供へのこの薬の使用について注意するということをたとえば薬に表示するとか、単に情報伝達としてだけではなくて、そういう注意義務を薬メーカーに課するとか、そういうことをやるということをお...全文を見る
○菅委員 大臣、結局日本の場合、こういう返答によって、たとえばサリドマイドが生まれてきたり、たとえばスモン病という問題が生まれてきたり、いろいろしてきているわけです。ですからこういう場合は、疑義のあるものについて、もちろんそれ以外に使う薬がないというのであればそれはある程度仕方が...全文を見る
○菅委員 その申請の書式が、これをつくるに当たっていろいろ使用法とかなんとかかんとか様式集がありますけれども、その様式集に沿って出ていますか。その点を確認したいと思います。
○菅委員 そうしますと、この被疑薬という欄がこの様式集にありますけれども、この被疑薬という欄にアスピリンならアスピリンということが書かれているということですか。
○菅委員 つまり、なぜ私はこういうことを質問するかといいますと、ここに「診療に当たられる先生方へ」という、その基金が出されたパンフレットがあるわけです。これを見ますと、請求する場合にはこういうふうに書けということがかなり書いてあるわけです。それで「副作用の原因とみられる医薬品の名...全文を見る
○菅委員 大臣に申し上げたいのですけれども、実は局長はああいうふうにおっしゃいますけれども、私、ここに本畝さんのお母さんから手紙をいただいているのです。実際にどうやって申請をしたか。子供が亡くなられたのが昨年の二月の十九日。それから、こういう基金があることを知らなくて、何かのとき...全文を見る
○菅委員 事務態勢を、またPRを大いに進めていただくことは大変結構だと思うのです。ただ一つだけ問題を指摘をしておきたいのは、副作用の原因と見られる医薬品の名称というのを書くことが、先ほどの局長の話でも、いわゆるそういう因果関係をお医者さんに書かせようというのですよ。通常お医者さん...全文を見る
○菅委員 大臣から検討するということですので、あえてこれ以上追及をしませんけれども、少なくとも、申請を出すのに大変に障壁があったのでは申請そのものが出せないわけです。それで、申請したものをまさに先ほど言われた中央薬事審議会にかけて判定をすることになっているわけですから、専門家の中...全文を見る
○菅委員 大臣もそばで聞かれていて一見なるほどと思われたかもしれませんけれども、私も法律の刑法の解釈論争をやる気はないのです。ただ、以前から、中央薬事審議会に出されるいろいろな申請データのことについてこの委員会でもよく議論があるわけですが、その中で、一番重要な申請データの中身は何...全文を見る
○菅委員 大変後ろ向きな発言で失望を禁じ得ないのですが、少なくとも当事者として厚生省は、自分の責任があったとしても、インチキにだまされたのだというのだったらだまされた立場としてちゃんとした処置をしなければ、国民の立場から言えば、やはり何か後ろの方であったのではないかと言われたって...全文を見る
○菅委員 この点はまさにこれからの問題ですから、この問題もあわせて見守っていくということで、時間も少なくなったので、あと一、二点御質問しておきたいと思います。  一つは、これは大臣には新しい大臣ですから初めてですけれども、いろいろな薬の問題が出たときに、薬の認可をしたときには、...全文を見る
○菅委員 時間もほぼ終わったようですので、この問題についてだけ最後にもう一度、大臣御自身にお伺いしたいのです。  というのは、私、きょうの質問の一番最初に、薬事行政というのが国民の健康と安全という立場であるべきじゃないかということに関して、大臣もほぼそのとおりだということをおっ...全文を見る
○菅委員 大変積極的な答弁をいただきまして、ありがとうございました。私の時間は終わりましたので、これで終わります。
03月07日第98回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第3号
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○菅分科員 きょうは、この分科会で、通産省、関連して文化庁に、コンピューターのソフトの問題について幾つかお尋ねをしたいと思います。  まず、できれば大臣に、一般論ですけれども、この二月に通産省の機械情報産業局というところから出された「情報処理産業の現状」という中にも、かなりコン...全文を見る
○菅分科員 いまの通産省のお取り組みについてまでかなり教えていただいたわけですけれども、いまの大臣の話の中にも関連があると思いますが、日本では特にソフトウエアの流通という問題がまだまだ非常におくれをとっている。この問題、日本の独特の企業のあり方などにも原因があるのかもしれませんが...全文を見る
○菅分科員 いま局長の言われた中で、流通のおくれの一つの原因として、企業力の問題、それから質のよい汎用性のあるものの開発がおくれているということ、そして権利保護という問題を指摘をされましたけれども、その権利保護の問題についていろいろと入っていきたいのですが、きょうはまず文化庁の方...全文を見る
○菅分科員 それに関して、いまの課長の話にも、文化庁の昭和四十八年の著作権審議会の第二小委員会の報告書のことが指摘をされておりましたけれども、この中に、確かに、プログラムというものは「「思想を創作的に表現したものであって、学術の範囲に属するもの」として著作物でありうる。」という見...全文を見る
○菅分科員 文化庁のさきの第二小委員会の報告がまさにいまのおっしゃったところだと思いますけれども、御存じのように、これについては相当議論があるところで、私なりに考えてみても、たとえば著作権者の人格権なんかを考えていろいろと条文が著作権法はつくられているわけですけれども、たとえば同...全文を見る
○菅分科員 そうした文化庁の検討と並行してといいましょうか、通産省がこれまでこのソフトウエアの保護に関してどういうことを検討され、また、今後どういうふうな方向で考えられているか。特に通産省の場合は、いわゆる産業上の保護という産業上の観点というものが、その役目柄出てくるかと思うので...全文を見る
○菅分科員 文化庁と通産省のこの問題に関する法的なといいましょうか、見方はある程度差があるようにも思うのですが、これからのこの問題についての進展で、ある新聞によると、文化庁と通産省との間での相互交流もやっておられるというように聞いていますけれども、その点についてはどういうふうにな...全文を見る
○菅分科員 いま出た中で、コンピューターソフトの保護については、著作権という考え方をとる道、または特許法などの工業所有権の対象にするという道、さらには第三の道という表現を使われておりましたけれども、新規立法というふうな道を、それぞれいろいろな形で検討されているようですけれども、産...全文を見る
○菅分科員 大体の現在の状況についてお尋ねをしたのですけれども、このコンピューターソフトの問題は、先ほどの中にもありましたけれども、海外との関係も非常に関連が深いのじゃないかと思います。たとえば、最近特許制度においてもときどき言われていると思いますが、発展途上国と先進国の間での技...全文を見る
○菅分科員 ほぼ時間もなくなってまいりましたので、これで終わりにしますけれども、コンピューターソフトという問題は、単にこれからのわが国の産業というだけではなくて、日本の一種の社会構造そのものまでも含めて、この進展によっては大きく変わっていくのではないかということもありますし、また...全文を見る
03月22日第98回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号
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○菅委員 きょうはこの特定不況業種・不況地域の雇用の安定に関する特別措置法案についての審議ということなのですが、朝以来いろいろな議論がなされたようですけれども、多少重なる部分もあるかと思いますが、私からも何点かの問題についてお尋ねさしていただきたいと思います。  大分長い問いわ...全文を見る
○菅委員 この二・七二という数字についての見解が政府内でもいろいろな議論を呼び起こしておるということは報道なんかで承知をしておりますけれども、私も、いまの局長のお話しのように、これが数字の上の一つのサンプルのとり方等であるのならば、それはそれとして幸いな話だと思うのですが、かなり...全文を見る
○菅委員 私もせんだってたしか北海道に行ったときに、飛行機から見ていると、アルミの製錬の施設が何というのですか池があって、それを見ていたら、ほとんど操業を停止しているというようなことの現場を見たり、また幾つかの地域では撤退というようなことも行われているということで、こういう不況業...全文を見る
○菅委員 ちょっといまの説明では余り、具体的と言えば具体的なんですが、よくわからないのです。あれですか、不況業種とか不況地域の中で一定の離職者が出た後にさらに大幅な離職者が出るような状況のときには、簡単に言うと、それを何としても出さないでほしいということを要請するということなんで...全文を見る
○菅委員 一種の行政指導ということを法律で裏づけたということだと理解をすることにしたいと思いますが、時間もないので、最後に、予算にかかわる問題を一つだけお聞きしておきたいと思います。  この法律を実施する場合にそれなりの予算措置が必要になると思うのですが、その場合にどういうふう...全文を見る
○菅委員 終わります。
03月25日第98回国会 衆議院 建設委員会 第6号
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○菅委員 きょうは三名の参考人の皆さんには本当に御苦労さまです。  私は、東京では一番公団の団地の多い地域に、選挙区を含めて、三多摩に住んでおりますので、いろいろな方からこの問題では御指摘をいただいたり要請をいただいたりということで、かなりこの間いろいろな形で勉強させていただい...全文を見る
○菅委員 これは午後の質問でも言おうと思っているのですが、たとえば私の近くの昭島というところに最近つつじが丘団地というのができておるのですが、それなどは距離的に見ても、近くのそういった民間的なものと比べて大差がないというのが、私も実際に歩いてみた実感ではあるのですけれども、このこ...全文を見る
○菅委員 それではもう一点、最後に工藤参考人にお伺いしたいのですが、先ほど来ルールづくりということが一番議論されてきておりますし、まさにそのルールの中で、相互に納得した形である程度の負担をそれぞれが分かち合っていくということだと思うのですが、現在の方式というのが個別原価積算方式で...全文を見る
○菅委員 どうもありがとうございました。
○菅委員 私の場合、時間も少ないのでずばり本論から入っていきたいと思います。  まず、今回の値上げの申請をされたということは、原価主義を放棄した、そういうふうに受け取っていいのかどうか、お聞きしたいと思います。
○菅委員 いまの答弁ですと、基本的には原価主義を踏襲するのだというふうにおっしゃったわけですけれども、それならもう一つお尋ねしたいのですが、今回の改定家賃の算出方式、方法の中のいわゆる公営限度額方式という中の償却費というところの中に、いわゆる推定再建築費率の伸び率の三分の一を云々...全文を見る
○菅委員 そんな議論が本当に成り立つのですか。たとえばこれが二十年前に十円だった。現在同じ物を買ったら百円だ。だからこの原価は百円だというのですか。いまの話はそんなことじゃないですか。
○菅委員 では、もう一つあえて聞きますけれども、償却という概念は、本来たとえばこれがもともと十円だとすると、十年間で償却しようとすると、金利分まで含めて、均等割だったら一円プラスその金利分を、均等の場合はちょっと計算式が違うでしょうけれども、返していく。つまり償却という概念は、買...全文を見る
○菅委員 この議論ばかりやっても前へ進みませんので、つまり私が申し上げたいのは、きょうの朝以来参考人の方々からの意見を含めて、納得できる形のルールをつくって、それに沿ってやるということが必要なんじゃないかということがあったわけですが、現在皆さん方が出されてきているこの公営限度額方...全文を見る
○菅委員 そのこと自体ちょっと納得できないのですが、まとめてもう一つお聞きしておきますが、今回のこの値上げ申請の基準となっている条文なり施行規則の中で、新規供給をしている家賃とのバランスということがあるようです。それからまた、その値上げをしたものを新規家賃の抑制のために使うという...全文を見る
○菅委員 いまの話からも大臣おわかりだと思うのですが、どうも今回の議論は、ルールの問題が納得できないと住民の方も言われているわけですけれども、相変わらず、ルールがいま言われている中でも明らかに矛盾している。原価主義を基本にとると建設省は言われておりますけれども、現実には、厳密な意...全文を見る
○菅委員 私が実際に住んでいる人に話を聞きましたら、最終家賃とかいろいろな例があるようですが、八万円台になる。六十平米くらいで八万円になるということは、平米当たり大体千三百円から千四百円になるということなんですね。このいただいている資料の中で、付近の民間住宅の家賃というのがあるわ...全文を見る
○菅委員 いまの点について、特に大臣に認識をお願いしたいのは、確かにまだまだかなり古く供給されたものについての家賃が安いということは現実にあると思いますけれども、それが現在、この一年、二年の間に供給されている家賃と対比されて安いということになると、いわゆる現実に供給されている家賃...全文を見る
○菅委員 もう時間が終わりですので、最後に、先ほど来申し上げた住民の皆さんを含めて、どうも一時しのぎで非常に不信感を買うという形が続いてきているような気もしますので、納得ができる形で、長期的に見通せる形でぜひこの問題を見直していただいて、安易な形の値上げにならないように大臣にお願...全文を見る
05月17日第98回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○菅委員 丹羽長官に大臣就任以来初めて質問申し上げるわけですけれども、現在の中曽根内閣の最大の公約というのは行革の推進ということで、総理大臣は何度も言われているわけですが、長官が大臣就任のときに中曽根総理の方から、この点については何らかの話があったというふうに聞いておりますけれど...全文を見る
○菅委員 そういうことで大臣になられたわけですけれども、すでに臨調の最終的な答申も出されたわけですので、行管庁に来ていただいていますけれども、行管庁にちょっとお聞きをしたいのてす。  いま幾つかの問題が関連をしておりますけれども、長官は総理府の長官でもありますから行管庁にまずお...全文を見る
○菅委員 そういう答申が出ているわけですけれども、長官はこの点についてはどういうふうにお考えですか。
○菅委員 ということは、臨調答申を最大限尊重するという言い方は、いまの大臣としては言えないということですか。
○菅委員 もう一つ行管庁にお尋ねというか確認をしたいんですが、この臨調答申の中で、国土庁と北海道開発庁、沖縄開発庁の統合問題も触れられていますけれども、どういうふうな形で臨調答申がこの問題を答申をしているか、その点確認をしておきたいと思います。
○菅委員 この問題について、長官としてはこの臨調答申をどう受けとめて、どういう方向で進めようとされているのか、お尋ねしたいと思います。
○菅委員 ということは、長官、当面沖縄開発庁と国土庁の合併はないということですね。
○菅委員 臨調答申はそんなことは書いてませんで、国土庁と北海道開発庁と沖縄開発庁を統合すると書いてあるのですけれども、そうすると政府の方針としては、沖縄開発庁だけは後に置いてというか、そして北海道開発庁と国土庁の方だけを先行させる、そういうふうに受けとめていいのですか、大臣。
○菅委員 大臣のお考えはかなりはっきりしてきたようですけれども、それと、一番最初に言われた臨調答申に全面的に協力しようということに合意されたということとが、どういうふうに一致しているのか全くわからないわけです。そうしますと、最近いろいろ報道されておりますけれども、政府の方針が、い...全文を見る
○菅委員 一応大臣としてのお考えが、よくも悪くもはっきりわかったわけですから、それはそれとして承っておきたいと思います。  最後に、先ほども申されたように、臨調が最終答申を終えていよいよこれから政府の方針としての行革大綱がつくられるというふうに伺っているわけですが、その中で、も...全文を見る
○菅委員 時間ですので、これで質問を終わります。(拍手)
05月19日第98回国会 衆議院 社会労働委員会 第10号
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○菅委員 私の前の浦井委員からも、いまの保険のあり方等についていろいろな議論が交わされておりましたけれども、最初に一つだけ、私もその点について保険局長にお伺いをしたいのですが、医療費の適正化という問題については、私なども積極的に進めるべきだということを主張してきた一人です。それは...全文を見る
○菅委員 この点は大変大きな問題ですので、きょうは保険局長のそういう意見を聞くにとどめておきたいと思いますけれども、これまでも甲表、乙表という制度そのものもかなり批判があったわけですから、これは相当慎重に、国民的な声を聞いての問題の対応を望んでおきたいと思います。  もう一つ、...全文を見る
○菅委員 その場合に、かなり発がん性のデータを隠したということで、第三者機関でやれというふうに指示されたと聞いていますが、そうですか。
○菅委員 現在、それを公平性を保つために第三者機関でやれというふうに言われて依頼をされたところが、私が調べたところでは安評センターというところでやっているというふうに聞いていますけれども、そのとおりですか。
○菅委員 その中で、安評センターの何という先生がやっておられますか。
○菅委員 小島建一先生以外に、榎本眞という先生も入っておられますか。
○菅委員 この人は、ダニロンのもともとの認可のときの申請データをつくられた中のメンバーじゃありませんか。
○菅委員 ラットの亜急性毒性試験の、ここに学術論文があるのですけれども、このメンバーに榎本先生は入っておられるわけですが、これが申請データに入っておるのではないですか。――「応用薬理」の一九八〇年の十九。
○菅委員 今回は時間が短いので指摘にとどめておきたいと思いますけれども、大臣、お聞きいただいたように、この国会でも日本ケミファの問題とかいろいろな問題があったわけですが、大臣が就任される前にダニロンが大分大きな問題になって、そういう一種の不祥事があったために、現在製造中止と追加試...全文を見る
○菅委員 調査をお約束いただきましたので、この点は次の段階までに、その調査結果を踏まえてまた必要なことがあれば続けたいと思います。  もう一つ、きょうの朝、川本先生の方からも幾つかの御質問がありましたけれども、せんだって五月十七日に、食品添加物の十一品目が承認をされたということ...全文を見る
○菅委員 それではもう一つ、これは三月二十六日ですが、経済対策閣僚会議で「基準・認証制度の改善について」という方針を出されていますけれども、今回の認可がこの基準・認証制度の改善という政府の方針に沿って行われたと理解してよろしいですか、大臣。
○菅委員 大臣はもともと通産省の出身の方で、三つ子の魂何とやらとかいろいろ言われていますけれども、そうすると、もう一遍同じことですが、この基準・認証制度の改善とは関係ないということですね。一言で。
○菅委員 それでは食品衛生調査会の審議過程をちょっと確認をとりたいのですが、まず、この添加物部会と毒性部会の委員の方に資料が届いたのはいつですか。また、その分量はどの程度でしたか。
○菅委員 私の資料ですと、四月三日に一回、四月六日に一回、資料を発送されたと聞いていますが、違いますか。
○菅委員 先ほど大臣も言われたように、分量が、馬に食わせるという言葉がいいかどうかは別として、段ボール箱二杯、六千ページに及ぶ文書だったと聞いていますが、そのとおりですか。
○菅委員 これは全部日本語ですか。
○菅委員 いいですか、大臣。四月三日と四月六日、これは大体半々ぐらいと考えていいのですか。
○菅委員 それにしても、四月三日に発送して、次は六日に発送した。早くて、宅急便で届けられたと聞いていますけれども、非常に近くて翌日ぐらいでしょう、四月の七日。それで合同部会はいつやったのですか。
○菅委員 これは一週間前ですか。七日から十一日だと言えば、前の方でぎりぎり一週間、後の資料が届いたのが七日として、七日に届いて七、八、九、十、その日まで入れて五日、入れなければ間が三日しかないのです。段ボール箱に二杯の資料をばんと届けられて、そのうちの三割が後だったとしても、大ざ...全文を見る
○菅委員 この日に十三品目審議されたわけですね。ということは、一品目について約二十分、たしか九項目についてチェックされていますね。それはいい。それはそのとおりですか。
○菅委員 大臣、これを聞かれても、きょう朝から自信を持って答弁をされていましたけれども、そう慎重に審議をされたという経緯は客観的に見てないのじゃないか。  時間が短いですから、その次の問題もあわせてあれしたいのですけれども、これがWHOのA1リストに載っているからスピード認可し...全文を見る
○菅委員 そうしますと、大臣は、この食品衛生調査会の専門の先生方の答申が大変に重い、それを全面的に受け入れた、そういうことですね。
○菅委員 それではこのBHA、つまりこれはWHOではA1リストに入っているけれども、調べてみたら発がん性物質があるとして、その同じ大臣が、大変尊重される食品衛生調査会がこれは危ないといって、日にちで言えば昨年八月に、食品衛生調査会の正式な答申として二月一日から禁止を決めていた、そ...全文を見る
○菅委員 これは大臣、ぜひ答えてください。つまり大臣、先ほどこういう専門家の先生の言われることは大変尊重したい。そういう人たちの意見を認めて、一たん二月一日からのBHAの禁止を決めた。それを若干何か今度は別の理由で、何か外国の四つの国がどうのこうのという別の理由で延期する。どうも...全文を見る
○菅委員 だれが聞いても大変苦しい答弁ですけれども、それでは一つだけ大臣に、A1で指定されてない、つまりWHOもA1で言うほど安全とは言っていない品目で、日本で認可をされているものがあると聞いていますけれども、どうですか。
○菅委員 時間もないので申し上げたいのですけれども、大臣、きょう朝からこの問題では、食品衛生調査会という専門機関を大変に尊重したい、また外圧ではない、それから、私が最初に言ったように、経済閣僚会議のその問題についても明言は避けられたようですけれども、少なくとも国内の学者の皆さんが...全文を見る
○菅委員 明らかに、この食品衛生調査会では、この問題が項目の中に、私が入手している中で言えば、二つの報告事項の中の一つに入っているのです。BHAと、もう一つ市場開放問題の報告が入って、それから具体的な審議に入っているのですよ。だから、幾ら関係ないと言ったって、関係があるわけです。...全文を見る
○菅委員 時間で終わりますけれども、どうか健康、安全を軽視しないように重ねてお願いをして、私の質問を終わります。
05月20日第98回国会 衆議院 商工委員会 第16号
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○菅委員 きょう朝以来、民社党の横手委員や先ほどの渡辺委員からも特許行政についての質問が幾つかなされておりましたけれども、私も、短い時間を新自連の石原議員と私と二人で分け合って質問をする関係で、答弁はなるべく簡潔にお願いをあらかじめしておきたいと思います。  まずお伺いしたいの...全文を見る
○菅委員 いま長官が言われたように、これからの特許行政の中での全電子化といいますか、機械化の進展というのは確かに避けられない問題だというふうに私も認識しております。  そういう中で、現在特許行政では、いわゆる特許庁、審査をする特許庁と、一種の出願をする出願人、そしてそれの代理を...全文を見る
○菅委員 ぜひ長官に御理解をいただきたいと思うのは、きょう朝以来の答弁の中でも、確かにその機械化が弁理士という制度のいわゆる環境とか設備とかという面においても影響を与えることは確かなんですけれども、私は、実はもっと本質的な問題があるんじゃないかというように思っているのです。  ...全文を見る
○菅委員 多少、長官の御理解、審査の適正化というニュアンスとは若干違う意味で申し上げたんですけれども、とにかく積極的な中でこの制度のあり方について特許庁としてもぜひ取り組んでいただきたいということを申し上げて、関連をいたしましてもう一、二点お聞きしたいと思います。  きょう朝の...全文を見る
○菅委員 この点も長官にはぜひ御理解をいただきたいんですが、弁護士法の七十二条というのを御存じかと思いますけれども、いま言われた弁理士法の二十二条ノ二とほとんど同様な表現になっているわけです。いわゆる弁護士法七十二条では、弁護士でない者は、報酬を得る目的でいろんな訴訟代理などのこ...全文を見る
○菅委員 先ほど長官は、十年間というふうに言われましたけれども、これから十年間の特許庁行政のあり方の変化がいまから始まるとすれば、その時点において、こうした関連した制度についても同時並行的に積極的に検討いただきたいということを重ねて申し上げまして、私の質問は終わらせていただきたい...全文を見る
10月06日第100回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○菅委員 きょうは、この科学技術委員会におきまして、短い時間ですが、一つは遺伝子の組みかえの基準等について幾つかの質問をさせていただき、またもう一つは、時間があれば科学博について少しお聞きをいたしたいと思います。  まず、大臣に少し一般論でお話を伺いたいのですが、私は、今回の第...全文を見る
○菅委員 それでは、その科学技術会議を通して審議をされ、出されております「組換えDNA実験指針」というものがここにありますけれども、一この指針がどういう法律的な位置づけをなされて、あるいはその拘束力といいましょうか、この指針に沿ってやらない場合にはどういうふうな、一種の制裁といい...全文を見る
○菅委員 文部省でも似たような指針のようなものが出されているというふうに伺っていますけれども、それとの関係についてはどうなっていますか。
○菅委員 先ほど、法律に基づかないで各省庁あるいはいろいろな機関に対して周知徹底をしているというふうにおっしゃいましたけれども、国立のいろいろなものについては直接の指揮権を総理大臣も持っておるわけですから、それはそれで法律にかわるべきものと見ていいのかもしれませんが、民間のいろい...全文を見る
○菅委員 この分野というのは、一般的に製薬メーカー等がかなり新しい薬の開発に関連して実験をしているというふうに伺っているわけですけれども、そうしますと、たとえば製薬メーカーなんかに関しては、関係大臣ということですから、科学技術庁が直接やられるのではなくて、厚生大臣が監督責任を持っ...全文を見る
○菅委員 きょうは、この問題についてはそういった大きな事故というのはまだ聞いてはおりませんけれども、やはり中身が中身ですので、そういった民間機関の実施状況についてもぜひ十分に把握をされるようにお願いをしたいのです。  もう一つ、この実験指針の中で、基準が決まっていない六項目の内...全文を見る
○菅委員 そうしますと、いま基準が示されていない六項目の項目についても、順次緩和をしていくという方向が考えられるわけですか。
○菅委員 この問題、きょうはこの程度にいたしておきますけれども、この六項目についても中身を見るとなかなかいろいろ入っておりまして、組みかえ体の自然界への散布を含む実験、あるいは二十リットルよりも大きい規模の実験とか、あるいは脊椎動物等の遺伝子のクローン化実験ですか、最近ときどき映...全文を見る
○菅委員 あともう一つ、内外の出展計画の中で、外国からの出展が予想よりも少ないのではないかというふうな指摘もありますが、その点を一つと、それから入場者の予測ですね、どの程度の入場者が予測をされているのか。あわせて、もう前売りが始まっているようですけれども、前売り券の販売状況、この...全文を見る
○菅委員 もう時間もなくなりましたので、これで終わりにしますが、万博のときには予想の倍に近いといいましょうか、最初の予想から倍を超える入場者があったそうです。しかし海洋博では七割程度。今回は二千万という予測ですから、万博の当初予測の三千万に近い入場予測をされておるようですけれども...全文を見る