菅直人

かんなおと

小選挙区(東京都第十八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数14回

菅直人の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
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○菅国務大臣 先般、厚生大臣に就任いたしました菅直人でございます。  このたび、国民に最も身近で重要な厚生行政を担当することになり、その責任の重さを痛感いたしております。  委員の皆様には、日ごろから厚生行政の推進に格段の御理解と御尽力をいただいており、この場をおかりして厚く...全文を見る
02月09日第136回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○菅国務大臣 今、愛知委員の方から若干突然の御質問だったので、今記憶をたどっておりましたが、昨年の夏ごろから金融・証券プロジェクトというものを与党の中につくりまして、そこを中心に議論を進めていただいていた。そして、昨年の暮れのある段階で、十一月の終わりから十二月にかけていろいろ報...全文を見る
○菅国務大臣 上田さんの方からインタビューのこと、今突然聞かれましたので、果たしてそういうことを私が当時申し上げたかどうか、率直に言ってはっきりいたしておりません。  ただ、その後の議論の中で申し上げますと、これはさきがけとしてもそうでしたけれども、やはり住専の状況、もちろん今...全文を見る
02月13日第136回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○菅国務大臣 今田中先生の方から、HIVの問題についていろいろと御心配の御質問をいただきました。  実は、この問題は、御承知のように東京地裁、大阪地裁の方から昨年十月に和解案が提示をされておりまして、その和解には国は正式に、もう前大臣の段階で和解の交渉のテーブルに乗っておりまし...全文を見る
○菅国務大臣 松岡委員のお尋ねの件ですが、御承知のように、先週の金曜日に薬務局長の方から、昨月二十三日にスタートいたしましたHIVの感染に関する調査プロジェクトとしていろいろ調査を進めていたところ、幾つかの従来見つからなかった資料が見つかったという報告を受けました。それについては...全文を見る
○菅国務大臣 私も、震災直後と同時に、大臣就任後、十七日の慰霊祭の前の日に行ってまいりまして、仮設住宅、西神の大きいところから幾つか見てまいりました。  今小池委員からの直接の御質問は、現在の仮設住宅がどのくらいあるのかということですが、先ほど小池さん自身も言われていましたが、...全文を見る
02月14日第136回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○菅国務大臣 私も、一月の十六、十七と神戸に出かけて仮設住宅をかなりあちこち見てまいりました。今土肥委員がおっしゃるように、いろいろな問題があるんだなと。例えば、少しアル中なんかになっている方も若干ふえているなんというお医者さんの話も聞いて、まさに人間一人一人が立ち上がれるかどう...全文を見る
02月15日第136回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(菅直人君) 今、今井先生の方からいろいろ聞かせていただきましたように、私も新聞等でも見ておりましたし、きょうもこの質問が出るということでいろいろ話は伺っておりました。  今、局長の方からありましたように、公取委の結果も近く出るそうですけれども、率直に申し上げて、今、...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 中尾委員も御承知だと思いますが、ことしの一月二十二日に厚生省内に事務次官を責任者とする血液製剤によるHIV感染に関する調査プロジェクトチームというものをつくりました。一カ月をめどに調査をしてほしいと、その調査内容については具体的に十一項目、さらには私の方か...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 切実なる思いは私もいろいろな機会に聞かせていただいておりまして、拠点病院の整備の問題、あるいは日本ではまだ許可されていないけれどもエイズに効くと言われている薬の使用の問題など、とにかくやれることはこの和解の成立がまだであってもやるように今積極的に取り組んで...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、水野さんの方からかなりいろいろな具体的な問題を指摘しながら医療費の増大について御指摘があったわけですが、まさにおっしゃるとおり、二十六兆円という非常に膨大な医療費の中で確かにいろいろな問題が従来から指摘をされているところです。  実は、現在、このよう...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 介護保険制度については、まさに非常に大きな制度の創設でありますし、議論がいろんなところで高まりつつあるというように思っております。  今、水野さんの方からありました特に保険者をどういうふうにするのか。実は、きょう老健審に事務局案という形で、やはり何らかの...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ただいま御決議のありました国民健康保険の財政調整交付金の不適正受給に係る指導の徹底、年金積立金自主運用事業における運用体制の整備及びディスクロージャーの推進につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、一層努力してまいる所存であります。
02月16日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○菅国務大臣 第百三十六回国会における厚生委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し述べたいと存じます。  我が国は、二十一世紀の本格的な高齢社会を目前に控え、経済社会の活力を維持しながら、一人一人が心豊かに安心して暮らすことができる長寿社会を構築することが重要な課題となっており...全文を見る
02月16日第136回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(菅直人君) 一昨日から厚生省前で、薬害エイズの東京の弁護団を中心にして、患者の皆さん、弁護団の皆さんあるいは支援者の皆さんが座り込みを含め集会を続けておられます。一昨日、その皆さんの代表、これは大阪の弁護団も今請願行動を続けておられますので、それぞれ合わせて十名の代表...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、西川さんの方からお話がありましたように、私もこの手紙を読ませていただきまして、どうすれば一番いいのかなといろいろ考えてみております。今、公営住宅の場合の対応もありますし、仮設住宅に一時入っていただくということもあるわけですが、一応仮設住宅も二年というこ...全文を見る
02月19日第136回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○菅国務大臣 この問題については山本委員御自身も大変熱心に取り組んでおられるということで、従来から私もそのことをよく存じ上げておりました。  今、金曜日の件について、それに至る経緯等についてちょっと説明しろということですので、若干お話をさせていただきます。  私、大臣に就任い...全文を見る
○菅国務大臣 まず、和解の状況を若干御報告申し上げますと、御承知のように昨年の十月の六日に東京、大阪の両地裁で和解の勧告がなされておりまして、そのときに和解勧告に際してということで所見も示されたわけであります。この和解勧告に対しては、前厚生大臣の時代に努力をされまして、十月の十七...全文を見る
○菅国務大臣 今、山本委員のおっしゃった特別手当等で現時点では患者の皆さんに対するフォローといいますか、支援をしているわけですが、この和解がまとまった場合は、これまでの支援の枠組みが基本的に和解の結果に基づいての新しい枠組みに変わるものだというふうに私も理解しております。  そ...全文を見る
○菅国務大臣 金曜日の両原告団の皆さんとの話の中でも、実は、先ほど申し上げた与党のエイズ問題検討ワーキングチームの皆さんも同席をいただいたわけですけれども、その金曜日の昼に、与党の方からも、「薬害エイズ問題の全面解決に向けて」ということで、三項目を厚生大臣に要請をいただいておりま...全文を見る
○菅国務大臣 今、山本委員の方から御指摘がありましたように、一月の二十三日に事務次官を責任者とする血液製剤によるHIV感染に関する調査プロジェクトチームというものを発足をさせました。大体一カ月をめどにして調査をしようということで、まあ調査の大体の方針などを、その後私も含めていろい...全文を見る
○菅国務大臣 私としては、二十三日にプロジェクトをつくりまして、一カ月をめどにいろいろな分野ですが徹底してきちっと調査をしてくれということは強く指示いたしまして、そういう意味では、従来見つからなかったものが見つかったということは、私はそれなりにしっかりした調査が行われた結果であろ...全文を見る
○菅国務大臣 所見の中で、裁判官はかなりいろいろなことを具体的に指摘をされております。特に、東京地裁の所見の中では、例えば、厚生大臣は薬事法上、「医薬品の安全性を確保し、不良医薬品による国民の生命、健康に対する侵害を防止すべき職責があったというべきであるが、」とか、あるいは「汚染...全文を見る
○菅国務大臣 研究班そのものは五回開かれたというふうに聞いておりますが、資料の中で見る限りは三回目ぐらいまでに関連するものは入っていたと思いますが、それ以降のものは、私が見た資料には、特に一冊目のいわゆる郡司ファイルと言われるものですが、その資料には、私の記憶では入っていなかった...全文を見る
○菅国務大臣 これは、本当に率直に申し上げて、何といいますか、機械的にこの時点と言えるのかどうか、流れがありますので、なかなかはっきり私自身言い切れないところがあります。  例えば、私が記憶しているもので言いますと、このエイズ班の第一回目が開かれるよりも前に、たしかある大きな新...全文を見る
○菅国務大臣 まさに今、山本委員が言われた点について、私自身も非常に、何といいましょうか、大きな疑問をかつてから感じておりました。現時点で、その疑問が一〇〇%、こうでこうだからこうなったんだというふうに私自身が解明できたと思えているかというと、こうでこうだからこうなったということ...全文を見る
○菅国務大臣 今、山本委員がおっしゃった前半の件なんですが、確かに今回の問題はいろいろな、何といいましょうか、責任ということでもいろいろな部分の責任が議論をされなければならないと思っております。  その中で一つだけ。これはもう山本委員は十分御理解いただいていると思いますが、つま...全文を見る
○菅国務大臣 私も第四ルートの問題、大変心配をいたしておりまして、従来からいろいろ調査をしております。場合によったら、その調査結果は後ほど政府委員から答弁させたいと思います。  従来の調査というのは、都道府県を通して医療機関にどういうケースがあるかということをお願いをして、協力...全文を見る
○菅国務大臣 これまでサリドマイドあるいはスモンということで、いわゆる薬害がいろいろと生じたわけです。また、それ以外にもたくさんの薬害といいましょうか、例えば薬を少しいろいろなものを飲み過ぎたというようなケースもあるかもしれませんが、あるいはいろいろなものが組み合わさった使用によ...全文を見る
○菅国務大臣 大野さんには、薬の専門家として、また、こういう問題についていろいろ取り組んでこられたことを、私も敬意を持って活動を拝見させていただきました。  今回、この薬害エイズの問題で、先ほどお話をいただきましたように、先週の金曜日、二月十六日に、与党三党のエイズのプロジェク...全文を見る
○菅国務大臣 初めに、責任を認めたということについて、まさに先週金曜日に、両裁判所から出されている和解勧告に付されたといいましょうか、伴った所見について、その中で指摘をされている国の責任などについて認めさせていただきました。  その内容は、御承知だと思いますけれども、いろいろ裁...全文を見る
○菅国務大臣 今大野さんのおっしゃることは、かなりの部分、私自身も、何といいましょうか、疑問に思っているところであります。  先ほどのトラベノール社の問題は、裁判所に出された陳述書を私も拝見をしておりまして、そういう主張がなされているということは承知をしております。ただ、それに...全文を見る
○菅国務大臣 この点については、ある意味では大野さん御自身が専門家でもありますが、薬の難しさというのは、一方では、いろいろな病気に対していい薬を開発してほしい、その病気が大変、何といいましょうか、重い病気の場合、例えばがんのような非常に重い病気の場合は、多少の副作用はそれとのバラ...全文を見る
○菅国務大臣 川島委員の方から、年金、これは直接は年金福祉事業団という形になりますが、その自主運用事業において赤字が出ている、それは株式投資による赤字ということで、国民の理解が得られないのではないかという御指摘だと思います。  御承知のように、年金の積立金の自主運用というのは、...全文を見る
02月20日第136回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○菅国務大臣 岩佐委員の質問のまず第一点目の外資系のメーカーについての件でありますが、私どもは被告として、国も被告の一員でありますし、また幾つかの、たしか五つだったと思いますが、薬メーカーも被告となっておりまして、それらが東京、大阪の両地裁で和解の協議に参加をしている、乗っている...全文を見る
○菅国務大臣 今岩佐委員の方から御指摘のように、現在、できるだけ全国でエイズ患者の皆さん、エイズ感染者の皆さんが治療が受けられるようにということで、エイズの拠点病院を指定をいたしております。たしか百五十四程度に上る、ちょっと数があれですがその程度だと思いますが、その中で二十四カ所...全文を見る
○菅国務大臣 先ほども申し上げましたように、若干数字があるいは誤ったかと思いますが、現在、御承知だと思いますが、全国で四十二都府県、百五十六の医療機関を拠点病院という形で指定をしておりまして、その中で整備に努めている。そして、拠点病院を中心にして、それぞれの地域の他の医療機関にお...全文を見る
○菅国務大臣 今、岩佐委員のおっしゃった点につきましては、率直に言いまして、私もいろいろな経緯を聞いておりますが、完全にまだ、なぜそんなことになったのかということを十分把握をしておりません。  若干、私のそのことに関する感じ方を申し上げると、日本の場合は、御承知のように、あの時...全文を見る
○菅国務大臣 天下りの問題というのは、いろいろな分野で今問題になっているわけですけれども、同時に、今のようなシステムの場合に、比較的若い時期にいわば一線を引いていく。そのときに、その能力を買われていろいろな民間企業に就職をしていくことについてどこまで制約ができるのかという問題が、...全文を見る
02月21日第136回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○菅国務大臣 私も厚生大臣に就任いたしまして直後の一月の十六、十七と現地に参りまして、西神の大きな仮設住宅など何カ所かの仮設住宅を見てまいりました。  石井先生が言われるように、確かに高齢者の比率が高いし、また従来非常に安い家賃のところに住んでいたような方も多くて、大変その後の...全文を見る
○菅国務大臣 ただいま石井先生の方から、いろいろな具体的なことを想定して、かなりの費用がかかるという予測をおっしゃったわけでありますが、確かに、今おっしゃったように、ある程度仮設住宅が残る場合に、どこの部分を残してどこの部分は早急に撤去するのか、あるいはそうしたときの、現在リース...全文を見る
○菅国務大臣 瓦れきの処理については、ちょっとデータが古いですが、昨年の十一月末現在で九割程度は進捗しているというふうに報告を受けています。ただ、大型マンションの解体工事ですとか一部の建物については、ことしの四月以降に工事完了となる、いわゆる撤去が終わるものがあるというふうにも聞...全文を見る
○菅国務大臣 今お話のありました件については、住宅金融公庫などがそういう方向でやっておられることも聞いて、今、年金福祉事業団についてもそういったところと協議もしているところです。  この問題につきましては、年金福祉事業団だけで決められるという形にはなっておりませんが、福祉事業団...全文を見る
○菅国務大臣 私も、先ほど申し上げたように、厚生大臣になりました直後に、一月の十六、十七日と伺いまして、かなりの箇所を拝見させていただきました。確かに現在も寒い時期でもありますし、暖房のあり方などについてもいろいろな要望を伺ったところであります。  今、赤羽さんの言われました仮...全文を見る
○菅国務大臣 今赤羽委員の言われた件についても、私も行ったときに、ちょうど一月の半ばでしたから、十二月末で終わった制度について、確かにそれまでの患者さんが、やや来る人が減ったというようなことも伺いました。  それで、私なりにいろいろ経緯を調べてみたわけですが、御承知だと思います...全文を見る
○菅国務大臣 老人福祉施設の整備について、被災地における介護ニーズが増大しているということは承知いたしておりまして、平成七年度においては、兵庫県及び神戸市の御要望を踏まえて、特別養護老人ホームについては優先的に採択を行って、その整備促進を現在図っているところです。また、今お願いし...全文を見る
02月22日第136回国会 参議院 厚生委員会 第1号
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○国務大臣(菅直人君) このたび、厚生大臣に就任いたしました菅直人でございます。  厚生大臣としての所信を申し述べます前に、一言ごあいさつ申し上げます。  去る一月十一日に厚生大臣を拝命して、国民に最も身近で重要な厚生行政を担当することとなり、その責任の重さを痛感しております...全文を見る
02月23日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○菅国務大臣 ただいま根本委員の方から、障害者プランの意義についてどのように考えているかという御質問であります。  今委員御自身おっしゃいましたように、この障害者プランは、いろいろな問題を一元的にやっていこうとか、あるいは数値目標でやっていこう、そういう各党の意欲的な後押しでで...全文を見る
○菅国務大臣 ただいま青山委員の方から、エイズの調査班について御質問をいただきました。  正式には血液製剤によるHIV感染に関する調査プロジェクトチームというものを、本年の一月二十三日に事務次官を責任者として厚生省内部に設けまして、一カ月をめどにして調査をして私の方に報告をする...全文を見る
○菅国務大臣 実は、この調査プロジェクトをつくるときにも、各方面から、省内だけの調査プロジェクトで十分なのかという指摘もいただきました。  私は、省内でつくられるプロジェクトの調査と、場合によったら外の皆さんに参加をいただく調査といいますか、これは審議会のようなものになるのかと...全文を見る
○菅国務大臣 今、青山委員の方から、私がかつてこの委員会でそういう意見を申し上げたかどうかはちょっと記憶に定かではありませんが、そういう考え方を持っているということはそのとおりでありまして、御紹介をいただきましてありがとうございました。  御承知のように、今国民にとって老後の生...全文を見る
○菅国務大臣 今、青山委員の方から、橋本総理が昨年の総裁選挙のときに、国民負担率は五〇%、できれば四五%以内にとどめた形で対応できればということをおっしゃったということは私もお聞きをいたしております。  現在、平成八年度において国民負担率は三七・二%程度というふうに推計されてお...全文を見る
○菅国務大臣 今、青山委員おっしゃったように、一月末に、老健審の中間報告を出させていただきました。老健審は、これまでのいろいろな審議会の中でも特に、できるだけ公表していこうということで努力をし、あるいは地方公聴会なども幅広く実施をしているところであります。  ただ、おっしゃった...全文を見る
○菅国務大臣 御承知のように、現在、新ゴールドプラン自体、ちょうど計画でいえば中間程度に進行いたしておりまして、その中で新々ゴールドとかスーパーゴールドというようなことも言葉としては、御意見としてあることは承知をいたしております。  ただ、その場合、今の介護保険制度の問題の議論...全文を見る
○菅国務大臣 御承知のように、障害者対策推進本部におきまして、去る十二月十八日に障害者プランが決定をされまして、新ゴールドプラン、エンゼルプランとあわせて保健福祉施策の三つのプランができ上がりまして、保健福祉施策の強力かつ計画的な推進が図られることとなったわけであります。  そ...全文を見る
○菅国務大臣 私も昨日、福島委員と同僚議員の北側委員が同行されてこのALSの患者さん御本人にお目にかかりまして、私も十分な知識を持っていなかったのですけれども、実際の患者さんの置かれている立場というものを伺いまして、本当に大変な状況だなということは強く感じたところであります。 ...全文を見る
○菅国務大臣 桝屋委員の方から、新ゴールドプラン、スーパーゴールドというのは私もまだ正式な名前かどうかは知らないのですが、いろいろな方が言われている意味で先ほど申し上げたのですが、そういう問題について御質問いただきました。  御承知のように、新ゴールドプランに基づく介護サービス...全文を見る
○菅国務大臣 桝屋委員の方からは、いろいろな実態、あるいはいろいろな経験をお持ちの立場で現場の状況を教えていただきまして、どうもありがとうございます。  今言われましたホームヘルパーをふやすということと、それが具体的なニーズとのマッチでどうなるか。これは、施設の問題とか、まだま...全文を見る
○菅国務大臣 鮫島さんの方から、私自身にとっても大変参考になる御意見をいただいたと思っております。鮫島さん自身、いろいろな研究に携わってこられた経験から、特に諸外国でこの問題が相当に今注目をされ、あるいは疫学的な研究も進んでいる、そういう状況について、私は、残念ながらきようお話を...全文を見る
○菅国務大臣 横光さんの方から、この件についていろいろ最初にもお話がありましたが、この問題は、昨年十月に既にもう和解勧告が出まして、厚生省として、前大臣のもとで、その和解交渉に臨むという決定をいただいておりまして、また、三党の皆さんの努力で、予算の中にも多くの予算を盛り込んでいた...全文を見る
○菅国務大臣 経緯についてはいろいろな機会に御説明を申し上げておりますが、一月二十三日に省内に調査プロジェクトをつくりまして、一カ月をめどにいろいろな項目について調査をしてほしいということで、きょうがちょうど一カ月目になります。午後にも省内の調査の報告を受けることになっております...全文を見る
○菅国務大臣 今回の障害者プランといいますのは、御承知のとおり、障害者対策推進本部の中で議論をされ、決定をされております。この本部長は内閣総理大臣でありまして、副本部長が内閣官房長官と厚生大臣という仕組みになっております。そういう意味では、このプランそのものが、厚生省だけではない...全文を見る
○菅国務大臣 今回、この問題につきましては、相当高いレベルの目標を設定したというふうに思っております。いろいろな数字がありますけれども、施設数などでは大体四倍とか五倍とか、そういった程度の目標を掲げて、平成十四年に向かっていろいろな施設整備を図っていきたい。  その中で、岩佐さ...全文を見る
○菅国務大臣 今御指摘の、成人後の知的障害という分野といいますか、その問題について、これまでの制度が必ずしも的確に対応できないということは今のお話でも理解をさせていただきました。  そういう点で、どう対応できるか、まさに今回新しい組織をつくって総合的にこういう問題を対応しようと...全文を見る
○菅国務大臣 今、土肥さんからのお話は、この制度を仕組む、特にサービスをどういう形で提供するかという問題で、大変大きな課題であり、工夫のたくさん要るところかと思っております。  現在、ホームヘルプサービスの運営主体は市町村で、そのもとに今も話の出ました社会福祉協議会あるいは特別...全文を見る
02月27日第136回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○菅国務大臣 枝野委員がおっしゃいましたように、拠点病院は今順次整備を急いでおりまして、現在百六十二医療機関にお願いをいたしております。北海道、青森がまだですので、今重点的にそれをつくれるように進めております。  その中にありまして、国立病院・療養所においての拠点病院は二十五カ...全文を見る
○菅国務大臣 ただいま枝野委員の方からお話のありました恒久対策につきまして、現在和解の協議中で、その中で議論が進んでおります。  これに関連しまして、平成八年度予算の中では、医療体制の充実及びエイズ医薬品の研究開発の推進を図ることに重点を置いていただいて、医療体制の充実には対前...全文を見る
○菅国務大臣 昨日、関係をしておりますメーカーの一つでありますバクスターのラウクス会長が表敬訪問に来られた折に、約一時間この問題についていろいろと意見交換をいたしました。  その中で、和解の場で解決をしたい、その方向に向けてそれぞれの立場でリーダーシップを発揮していこうではない...全文を見る
○菅国務大臣 山本委員御承知のように、和解の中にも、一時金に加えて、恒久対策については補完的にそれを進めるよう協議をするようになっております。また、患者、原告団の皆さんからも具体的な、いろいろな提案といいましょうか、出てきていることもよく承知をいたしております。  現在の仕組み...全文を見る
○菅国務大臣 今、山本さんの言われた意味が、私は正確にとらえているかどうかわかりませんが、例えば、現在の審議会あるいは過去の厚生省に関連する審議会のメンバーであった、あるいはその時期などを調べる、そういう趣旨であれば、それは事務方に申しつけて調べさせて、必要に応じてお知らせをする...全文を見る
○菅国務大臣 今回の立入検査については、昨年来の山本委員からの質問もありましたし、またこの問題について、御承知のように調査のプロジェクトをつくっておりまして、それの中でも、それに関連する項目が調査項目に入っておりました。そういう中で、いろいろ報告をさらに確認をしたり聴取したりして...全文を見る
02月27日第136回国会 参議院 厚生委員会 第2号
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○国務大臣(菅直人君) この失語症という問題につきましては、実は私も、亡くなった父が二年ぐらい失語症にかかって亡くなったことがありまして、なかなか大変だなというのは実感をいたしました。そういった意味で、今いろいろ阿部委員の方からこの問題の重要性を御指摘いただきまして、本当にこれか...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今おっしゃった問題というのは、非常に私にとっても重要な視点だと思っております。  ちょっと古い話になりますが、私が最初にこの国会に出たときにフェニックス法案というのがちょうど議論されておりまして、東京湾と大阪湾に大きなごみの埋め立ての島をつくるということ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、中島委員の方から基本的な問題、あるいは少し具体的に踏み込んだ問題、幾つか御質問いただきました。  まず、厚生行政に臨む基本的な姿勢についてということのお尋ねでありますが、私は政治というものがどういうことを基本的に考えなきゃいけないかということを時折考...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) おっしゃるとおり、諸外国に比べて日本のこの薬事の審査に当たっている特に厚生省としてのスタッフがそういう比較でいえば非常に少ないというのは私も同じ感想です。そういった意味では、この問題、エイズの問題に限らず薬事の行政のあり方全般を考える中では、今回若干はお願...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 御承知のように、現在この問題は老人保健福祉審議会、老健審の方で中心になって議論をいただいておりまして、一月の末に中間報告をいただいて、現在、最終報告といいますか、そういうものが三月の上旬にもいただけるのではないか、このように考えております。  そういう報...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私もいろいろな自治体の市長さんや町長さん、村長さんにお会いしますと、今、先生が言われたような面で大変心配をされていることを私も実感しております。一つは、先ほど言われたサービス供給の体制の問題、そしてもう一つは、やはり財政の中で特に国保のいろいろなこれまでの...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) このエイズ調査プロジェクトは、御承知かと思いますが、今おっしゃったように一月二十三日に事務次官を責任者として省内につくらせていただきまして、一カ月をめどに今おっしゃった十一項目の問題について調査をしてほしいということでスタートをさせました。いろいろな議論が...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、一月二十三日から一カ月をめどにということで、中間的に見つかった資料の中で特に重要と思われるものについて二月二十一日に発表させていただいたと。  実は、できるだけ早くその他のものも発表したいと思っているわけですが、今その資料以外...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この資料の内容をどう理解するかという点については、どう言ったらよろしいんでしょうか、いろいろ説明は受けておりますけれども、私自身がどう判断するというよりも、まずは調査でわかったことを公開する中で、さらに関係者なりいろんな立場の人から御指摘を受ける中で事実関...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) まずは現在の状況を御説明しますと、国家公務員法第百三条の規定によって、職員が離職後二年以内に離職前五年間に在職した国の機関と密接な関係を有する営利企業に就職する場合は人事院等の承認を得なければならないというふうにされておりまして、厚生省としては今後ともつこ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) このエイズの拠点病院につきましては、今まだ決まっていない都道府県、今おっしゃったように青森、北海道が残っているわけですが、その中で拠点病院が設定されるよう重点的に働きかけを行ってまいりたいと思っております。現在、四十五都府県で百六十二の医療機関が設定をされ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今幾つかの具体的な病院名を挙げて支払いの滞っている状況の説明がありました。  率直に言いまして、私もこんなに十カ月とか十二カ月とかといったような状況があるというのは、今お伺いをして初めて知ったわけであります。大きい企業が下請を大変長いサイトで手形を出して...全文を見る
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○菅国務大臣 平成八年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。  平成八年度厚生省所管一般会計予算の総額は十四兆三千七百七十八億円であり、平成七年度当初予算額と比較をいたしますと、三千六百六十三億円、二・六%の増加となっております。これは、国の一般...全文を見る
○菅国務大臣 私も、司馬遼太郎さんの本は大変、何といいますか、愛読者でありまして、大体の本は読んでいるつもりです。亡くなられる直前の田中直毅さんとの対談も週刊朝日などで読ませていただきました。その中で特に、今大畠さんの言われた問題について、最後の対談などで、このバブルの問題を、司...全文を見る
○菅国務大臣 一般の商品でも、ある時期はある程度画一的なものをつくって大量に売れば、まあ初めのうちはそれで売れて使われてきたということがあったわけですが、最近は、そういう時代からやはりそれぞれの個々のニーズとかあるいは好みとか、そういう意味では、消費者により近い形で物事を発想して...全文を見る
○菅国務大臣 一九八三年当時のことについて、私もいろいろな事実関係を調査をしたり、あるいは従来からの報道などにもいろいろ触れているわけですが、基本的に、現在の姿勢としては、昨年の十月に東京地裁と大阪地裁から出された和解に付してあります所見の中で、この問題について相当突っ込んだ裁判...全文を見る
○菅国務大臣 これはどういう立場でお答えをするかということがあるわけですけれども、今の所 管ということを少し離れて私の個人的な見解をということの御質問も含まれているようですので、そういう立場で若干の意見を述べさせていただきますと、今回の住専の問題というのは結局はバブルの発生とそ...全文を見る
○菅国務大臣 厚生年金の自主運用について、私も川島さんの質問の準備のために、いろいろ聞いていろいろ調べてみました。今局長からも話がありましたように、あるいは川島さんからも指摘がありましたように、言葉はともかくとして、本当の自主運用になっていないのですね。つまりは、被保険者ですか、...全文を見る
○菅国務大臣 今、根本委員の方からお話がありましたように、新ゴールドプラン、エンゼルプラン、障害者プランの三つのプランは、二十一世紀に向けて国民の一人一人が心豊かに暮らしていくための福祉社会を構築していくためには、不可欠な基盤整備だというふうに考えております。  そういった意味...全文を見る
○菅国務大臣 私も、陣痛促進剤によるいろいろな問題が最近報道されておりまして、今回、藤田委員の方からの質問ということで、多少事前に話を聞いております。  そういう中で、私も、一般的にいいますと、子供を産むときに子供がその時期になって自然に生まれてくる、それは本当に、人間だけでは...全文を見る
○菅国務大臣 今、この陣痛促進剤の使用について、業務局長の方からも、これはあくまで治療目的に使用されなければならないということは申し上げたわけですが、委員の方から、他のいろいろな事情で必ずしもそうではない形の使用がある、あるいはそれを招いているのは今の産科の体制がいろいろと不十分...全文を見る
○菅国務大臣 今、藤田委員の方から、陣痛促進剤の具体的なこの間の経緯を改めて指摘されて、厚生省の対応がどちらかといえば後手後手に回っていたというような趣旨の御指摘をいただきました。  経緯は今業務局長を初め御答弁申し上げたとおりでありまして、私も、必ずしも先手先手に回って対応が...全文を見る
○菅国務大臣 この問題につきまして、私も大臣になりましてから関係者の方からいろいろお話をいただいております。  実は先日、長崎県議会の関係者も要望書を持って直接来られまして、いろいろな話を聞かせていただきました。今の高木委員との質疑の中でもありましたように、私以上に詳しいわけで...全文を見る
○菅国務大臣 私もこの数年、特に村山内閣になってからは、与党の一員としていろいろな課題に取り組んでまいりました。特に、戦後五十年ということもありまして、これも長崎に、大変この問題とも重なります被爆者援護法の問題、あるいは、これは不十分であったかもしれませんが、戦後のいわゆる国会決...全文を見る
○菅国務大臣 おっしゃるとおり、この被爆者援護法自体、細川政権あるいはもっと前の政権時代 からいろいろな関係者の皆さんが努力されて、それが平成六年に実ったというふうに理解しておりまして、その中でのこの附帯決議は重い意味を持っているというふうに理解しております。  この附帯決議...全文を見る
○菅国務大臣 高木委員のおっしゃるお気持ちはよくわかるつもりですし、先ほど申し上げたように現地からもいろいろ話を聞いております。そういった意味で、今厚生省としてどうこうということは言えませんけれども、与野党関係者がさらにいろいろ話をされる中でみんなの納得できる形がとれればありがた...全文を見る
○菅国務大臣 今、横内委員の方からもお話をいただきましたように、今月の二十二日にこの関係の協会の皆さん、また高井さんという女性の患者さん御本人にお会いをいたしました。本当に頭はクリアで、いろいろな発明を病床にあってもしているということで、その発明品なども幾つかいただきました。家族...全文を見る
○菅国務大臣 山本委員からお話のあった基本的な考え方については、私も全く同感であります。つまりは、民主主義というのはまさに国民主権であるわけですから、その主権者である国民の立場から見てどう考えるかということが原則だと思っております。  それと同時に、もう一つは、最近地方分権とい...全文を見る
○菅国務大臣 今、冬柴委員の方から、国保組合のことについていろいろお話を伺いました。  実は、私も長くいわゆる一般の国民健康保険に入っておりまして、大臣になりましたら厚生省の共済に移らしていただきまして、多分安くなるだろうと思っております。  国保組合の持っている若干の矛盾と...全文を見る
○菅国務大臣 土肥さんからは、長年この分野で実践をされてきた立場からいろいろと御指摘をいただきました。  私も、実は厚生大臣になったときに、少なくとも二つのことだけは手がけたいと思っておりまして、その一つは今のHIVの問題ですが、もう一つはこの公的介護ですね。私の在任中どこまで...全文を見る
○菅国務大臣 今政府委員からもお答えしましたように、寺前先生がおっしゃったことを踏まえて、奈良県に対してきちんとした対応がなされているかどうかについて指導していきたい、こう考えております。
○菅国務大臣 今委員からお話がありましたように、高齢社会を迎えている今日、国民すべてが健康で明るく快適な生活を過ごすためには、できれば生涯を通じて自分の歯で物をかみ、食べるということが大変重要で、そういう点からも歯の健康づくりを進めることが厚生省の健康行政としても重要だと思ってお...全文を見る
○菅国務大臣 歯科の保険による診療あるいは診療報酬の中でどういうふうに扱うかということで、今も保険局長の方から相当この間そのことに重点を置いて対応してきたという答弁をしたわけでありますが、確かに総入れ歯、総義歯というものがこれから、先ほどの委員の御指摘のように、高齢者の相当の人た...全文を見る
○菅国務大臣 この乳幼児の医療費無料化、あるいはかって老人の医療費無料化、いろいろな時代にそういった無料化の問題はありますし、また、そういう考え方も福祉のあり方として一つの選択ではあると思っております。  ただ、今政府委員からも答弁がありましたように、この何年間かいろいろな形を...全文を見る
03月01日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○菅国務大臣 ただいま衛藤委員の方から、この問題についてのある意味では自民党を代表してのお話をいただきまして、その大部分といいましょうか全部は、私自身も全く同じように考えている、感じているところであります。  今、和解に臨む決意あるいは二月十六日に私が患者、家族の皆さんに責任を...全文を見る
○菅国務大臣 十月から始まっております和解の交渉において、最近の報告を聞きますと、週に二度三度の頻度で話し合いが行われているという報告を受けております。厚生省も、法務省の担当者も含めて何人かの担当者が出て、この間、裁判所、裁判官を中心に個別のお話あるいは他の被告や原告と同席したお...全文を見る
○菅国務大臣 先ほどの東京、大阪の原告団にお会いしたのは、昨日ではなくて一昨日の二十八日でありました。  和解の段階ですけれども、第二次和解案と言われるものがそう遠くない時期に裁判所の方から提示をしていただけるのだろうというふうに思っておりますが、その時間的な時期がどの程度の時...全文を見る
○菅国務大臣 今、患者の皆さんにとって緊急にというか、最も必要なことの間違いなく第一番目に挙げられるのが、十分な治療を受けられる、あるいは発症予防を受けられる、その体制づくりだということでは全く同様に考えております。  現在、まずはエイズに対応できるような拠点病院の整備を進めて...全文を見る
○菅国務大臣 衛藤委員も御承知のように、本来この差額ベッドというのは、治療上必要で個室などに入った場合は差額ベッド代を取ってはいけないということになっていて、患者の希望の場合に、特に希望した場合に限って徴収できるという形になっているわけです。また、特に必要な患者さんに対しては、エ...全文を見る
○菅国務大臣 今、衛藤さんおっしゃったように、現在の枠組みは、CD4で五百を切った方について健康管理費用ということで月額三万五千三百円、CD4二百以下の方に五万一千三百円ということで対応がされ、また発症後につきましては、メーカーの方の拠出から成る友愛財団というところを通して特別手...全文を見る
○菅国務大臣 二十八日に、省内のプロジェクトチームの方から中間報告をさせていただいたわけですが、まず一つは、いろいろな報道の中で、例えば、いろいろ質問を出したものに対する直接の、生の返事が出なかったのではないかという報道などがあったわけですが、昨日の夕方、改めて事務方から御報告を...全文を見る
○菅国務大臣 ミドリ十字につきましては、いろいろ回収状況についてはっきりしないところがありましたので、二月二十三日に、本社や関係の箇所を薬事法に基づいて立入検査をいたしました。  従来、六十二年三月に、ミドリ十字は日本血液製剤協会を通じて報告をしておりましたが、その後、再確認を...全文を見る
○菅国務大臣 私も、調査をした中で新たに判明する事実が、きょう朝報告をして、今申し上げました回収の時期のおくれを含めて、本当に、なぜこんなルーズなことが行われ、しかもそれが、かなりの人が関心を持っていろいろな形で問い合わせたり、いろいろなことをしていたにもかかわらず明らかにならな...全文を見る
○菅国務大臣 まず、天下りにつきましては、今の状況はもう御存じだと思いますが、国家公務員法第百三条の規定によりまして、職員が離職後二年間に、離職前五年間に在職した国の機関と密接な関係を有する営利企業の地位につく場合には、人事院の承認を得なければならないということになっておりまして...全文を見る
○菅国務大臣 この問題、御承知のように、一九八三年前後の幾つかの判断の誤りを含めていろいろなところから、全く責任のない血友病患者の皆さんに対してエイズ感染という形で、こうしたことがいわば原因といいましょうか、そういうことが起きたわけであります。この解決といいますか、このことがおく...全文を見る
○菅国務大臣 先ほどの答弁の中で感想とちょっと申し上げたことを、継続性ということも石田さんおっしゃいましたが、大臣としてどこまでさかのぼって責任を持てるかということもあったものですから若干感想という言葉を使わせていただきましたが、別な言い方をすれば、政治家としてそういう認識を持っ...全文を見る
○菅国務大臣 私も、裁判が現在和解のある意味では大詰めの段階を迎える中で、石田委員の今言われたような問題について、厚生省としてどのように考えるべきなのかということを議論しているところです。  今おっしゃったのは、まさに薬務局長がお答えしたように、承認をするということはもちろん薬...全文を見る
○菅国務大臣 私は、この問題、決して逃げる気はないのですが、率直に申し上げて、国の責任とか法的責任とか国家賠償法上の責任とか、そういうものがどういう法律的な位置になるかということを、まだきちっとした確認をとっておりません。場合によったら、これは内閣の法制局に聞かなければいけないの...全文を見る
○菅国務大臣 拠点病院につきましては、先ほど申し上げましたように、二月末ですべての都道府県に拠点病院を選定することができました。百七十七医療機関が拠点病院として選定されました。  今、高市委員の言われましたような問題というのは、私も患者あるいは原告団の皆さんとお話をする中でそう...全文を見る
○菅国務大臣 今回の両原告団、その前に大阪の原告団あるいは弁護団からの要望書の中でも、治療体制の充実という項目の中で、医療拒否とか差別の問題がかなり言われております。また、私も直接そうした皆さんから話も伺っております。  医療関係者の話も若干聞きますと、今では非常にエイズ治療に...全文を見る
○菅国務大臣 今、高市委員からの御質問は、実は私も同じような疑問を持ちまして、そこで、先ほど政府委員から述べましたように、任意でいろいろ調査をしていたという話だったので、それですべてかと言いましたら、すべてかどうかわからないという話でありましたので、薬事法に基づいて、まずそのスタ...全文を見る
○菅国務大臣 先ほどもたしか石田委員の御質問にお答えしたわけですが、この所見を見ますと、本当にかなり突っ込んだことが指摘をされているわけです。  例えば、あるところには「厚生大臣は、」という主語になりまして、「昭和五十四年法律第五六号による改正前の薬事法の下においても、医薬品の...全文を見る
○菅国務大臣 今、坂口先生の方からの御指摘は、ある意味では非常に説得力があるといいましょうか、当時の状況を考えますと、そういう何らかの対応があってしかるべきではなかったかというふうに思っているわけです。  そういう意味で、私も資料をずっと読んではおりますが、いろいろな推測はある...全文を見る
○菅国務大臣 率直に申し上げて、私も同じものはもちろん見ております立場ですが、その間に何がその書かれたもの以外にあったのかということは、その後のいろいろな資料、既に中間報告をした資料でも、こういう理由でこうなったのだということがストレートに判断できるようなものはなかなか私にも見出...全文を見る
○菅国務大臣 経緯は、御存じのように、調査プロジェクトをつくって、十一の項目について調査をするようにということで指示をいたしまして、いろいろな資料が見つかったり、あるいは関係者への問い合わせに対する返事が来たわけであります。まだ公開できていないものがありますので、今月半ばまでには...全文を見る
○菅国務大臣 ちょっと今十分に聞き取れなかったことがあったのですが、非加熱製剤によるHIV感染が明らかになったのはいつの時点と考えるかということですか。
○菅国務大臣 私が説明を受けている限り、この日をもってエイズが大変危険であるというふうに何か認識を明確にしたという、そういう時点があったということはこれまで報告は受けておりません。ですから、いろいろな状況があったことは私もこの間の経緯でわかっておりますが、厚生省としてどの時点でと...全文を見る
○菅国務大臣 今の薬務局長の答弁以上に、私も当時のことをそれ以上には知らないのですが、エイズ国際学会で認定をされ、そういう認識を当時の薬務局あるいは厚生省が持っていたということですから、基本的には、この時点においては、少なくともこれ以降においてはエイズウイルスによってエイズ感染が...全文を見る
○菅国務大臣 私も、今の鴨下委員のいろいろな指摘については、確かに疑問を感じているわけです。その点をどうやって調べられるかということ自体ももうちょっと検討してみなければいけませんが、今、薬務局長は一カ月ということでしたが、それよりももっと早く、できるだけ早い形で報告できるように全...全文を見る
○菅国務大臣 今言われたのは、治験の指示をしていないということと、その次は、承認の時期が各社そろっているのが不自然ではないかということ、それと自主回収のことですね。  治験については、先ほどの議論の中でもありましたように、流れの中で、さっきどなたか言われましたが、大野さんが言わ...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど鴨下委員に対して申し上げた意味は、鴨下委員の方から、先行しているメーカーとそれよりもおくれたメーカーの治験開始がそろったことがどういう理由があったのかといったしか御質問だったので、それを調べるときにどういうふうに調べたらいいのか、果たして役所の中だけで調べてそ...全文を見る
○菅国務大臣 天下りについて、これまでも何度も質問がありまして、基本的なことはもう繰り返しませんが、国家公務員法百三条にのっとった対応を厚生省もしているし、より厳正な運用を行っているということであります。  今、山本委員の言われました、こういう団体はその百三条で言う「営利団体」...全文を見る
○菅国務大臣 今、山本委員のおっしゃったことと共通するかと思いますが、与党三党の政策合意の中でも、今回の問題に関連しまして、薬事行政を含めて責任問題とか調査をした上で再発防止の体制をつくろうということを合意した政策をまとめております。  そういった意味で、今おっしゃったように、...全文を見る
○菅国務大臣 この問題は、私も大変心配をいたしておりまして、先ほど来の質疑の中でも申し上げたように、確かに川上というか、製薬メーカーの方から調査命令をかけて確認をとっているわけです。  今、山本委員が言われるように、その当時にこういう病気ということで、果たして皆さん、そういう形...全文を見る
○菅国務大臣 私も、この問題をどういうふうに考えればいいのか、まだ結論的な考え方はまとまっておりません。五島委員は医者としての経験を長くお持ちですし、そういう中で先ほど幾つかの点を指摘されましたが、その中で指摘された点については、私自身もそうではないかと思う点がほとんどであります...全文を見る
○菅国務大臣 この問題も、長く医療に従事されてきている五島委員の方が深い見識をお持ちだと思いますし、逆に、御意見をいろいろと参考にさせていただきたいと思うわけです。  私がこの間、行政の中で調査班をつくり、あるいはいろいろ内部での議論をする中で若干関連して感じていることは、イン...全文を見る
○菅国務大臣 健康管理ということにつきまして、先ほどエイズ患者全体についてのことを政府委員が申し上げたわけですが、現在、血液製剤によって感染をされている皆さんに対して二つの事業が行われていることはもちろん御承知のとおりだと思います。  一つは、調査研究事業という中で健康管理費用...全文を見る
○菅国務大臣 私も医療の現場というものはそう詳しくは知っておりませんが、今、五島委員の方から、ハード的に見れば肝炎感染を防止する医療的な技術さえあればどの病院でも基本的には治療ができるのだ、ただ、一番問題なのは、まさにあらゆる診療科が差別なくスムーズに診療に当たれるような体制をつ...全文を見る
○菅国務大臣 審議会のあり方については、従来より大変議論がありまして、たしか昨年の暮れですか、内閣において、審議会の公開のあり方についての閣議決定をしたという記憶を持っております。  今、枝野委員の方から言われた問題というのは、審議会によっていろいろなケースはあろうかと思います...全文を見る
○菅国務大臣 一つだけ。実はきょう、今の枝野議員の質問にも関係しますし、朝の衛藤委員からの質問にも関係することで、一つだけ補足して御報告をしておきます。  先ほど来、ミドリ十字についての立入検査の問題がありましたが、その中で回収された数量も報告が来ておりましたので、その数量だけ...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど来、そうしたいろいろな実情をどうすれば変えることができるか、そういった点について、きょうの集中審議でもいろいろな意見を出していただきました。私も、医療現場そのものに足を運んで、この問題のために行ったということはありませんが、患者や家族の皆さんとは何度かお会いを...全文を見る
○菅国務大臣 一つは、御存じだと思いますが、血友病の方についての一部負担というのは、難病指定とはちょっと違う枠組みですが、そういうものの中で公費で負担をするという原則になっておりまして、岩佐委員の今言われた保険適用が認められないものについてどうなるのかというのは、もう一度よく調べ...全文を見る
○菅国務大臣 この問題については、先日公開をいたしました中間報告の中でも、  研究班における検討の結果、本症例はステロイ  ド剤の投与による細胞性免疫抑制が否定できな  いこと、当時診断に当たって重視された、カリ  ニ肺炎やカポジ肉腫を伴っていないこと、免疫  機能低下...全文を見る
○菅国務大臣 御承知のように、私もこの職につく以前から、この問題については大変強い関心を持っておりまして、それだけに、この職について、いろいろな皆さんと話をしながら調査班をつくり、幾つかの問題については明らかにできたと思っております。  もっと別の形でさらなる調査をするという御...全文を見る
○菅国務大臣 今、土肥さんから、阪神・淡路の震災のことも引かれました。私も、今回の問題、いろいろ考えてみますと、ある意味ではこの副作用問題、特に非常に厳しい副作用問題というのは、危機管理ということにまさにふさわしいというか、そういう観点がやはり必要だったのではないだろうか。  ...全文を見る
03月01日第136回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○菅国務大臣 今、川端さんの方から厚生年金基金について、本当に時代の大きな流れの中で、当初想定されてないような形の解散といったことが現実の問題として起きてきて、それに対して支払い保証制度自体も、比較的最近まで来たようですが、それ自体が適用しようとしたらルールが変わった。  確か...全文を見る
○菅国務大臣 厚生省といたしまして、この同和問題は憲法に保障された基本的人権にかかわる重要な問題であり、国民的課題であるというふうに認識をいたしております。厚生省が所管する物的事業の取り組みについては、いわゆる地対財特法の趣旨を踏まえて、いろいろな事業を予定に沿って完了できるよう...全文を見る
○菅国務大臣 現在、法期限内に予定された事業の完了を図るべく、平成八年度予算案においては対前年比五十四億円増の二百三十一億円を計上いたしておりまして、これによって法期限内に予定されている事業については実施ができるものというふうに考えております。  また、この地対財特法の失効後の...全文を見る
○菅国務大臣 大変大きな課題といいましょうか、今子供たち、特に幼児の教育のあり方という問題は、社会の変化の中で従来とはかなり違った環境になってきているのだろうと思います。  そういう点では、どういう形をとるべきかというほど私も具体的にイメージがあるわけじゃありませんけれども、も...全文を見る
○菅国務大臣 高市委員の方から今お話がありましたように、平成六年から十一年度末を目標に新ゴールドプランが作成され、現在進行いたしているわけです。この新ゴールドプランは、国民が安心して老後を迎えることができる介護体制を整備するものであり、これを着実に推進し、地方老人保健福祉計画に基...全文を見る
03月13日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○菅国務大臣 今、衛藤委員の方から、三月七日に東京、大阪両地裁から出された第二次和解案についての国の姿勢についてのお尋ねです。  この和解案が出た直後の記者会見でも申し上げたわけですけれども、私どもも、この和解案は裁判所がいろいろなことを考えた上で出されたもので、非常に重く受け...全文を見る
○菅国務大臣 今、衛藤さんの方からもお話がありましたように、この和解案が出る少し前の段階で、二月二十六日にはバクスターの本社の会長、二十八日にはバイエルのこの分野のやはり本社の責任者、それから日本では、日本臓器が販売している薬を供給しているイムノのこの問題の責任者などに順次お会い...全文を見る
○菅国務大臣 今、衛藤さんの方から、遺族の皆さんの亡くなった患者さんを抱えての大変長い間の本当に厳しい状況を踏まえて、そういう皆さんのそういった状況に対する弔慰の意をどういう形であらわすかということについて御指摘、お話があったわけであります。  御承知のように、この問題は、私も...全文を見る
○菅国務大臣 治療研究センターについては、この和解の議論の進行と並行してこれまでもいろいろな関係者の皆さんと協議を続けておりますけれども、特に、今衛藤さんおっしゃったように、原告団の皆さん、これまでいろいろなところで治療を受けられているわけですが、これから積極的に推進するためには...全文を見る
○菅国務大臣 調査プロジェクトの中間報告を二月二十八日にさせていただいたわけですけれども、その時点で、まだ残されたいろいろなファイルなどについては三月中旬を目途に整理をして公開したいということを申し上げました。  基本的にはその方針どおり今準備を進めております。多少、前回のこの...全文を見る
○菅国務大臣 今の御指摘の中に、一つは、専門家、学者と行政の関係という問題があったと思います。  特に、今回の問題で、エイズ研究班というものが、専門家であると同時に、この研究班の場合はタスクフォース的につくられていて、薬事審議会といったような法律に基づく審議会でも必ずしもなかっ...全文を見る
○菅国務大臣 ホームレスの問題は、私も東京で生活しておりまして、駅の地下道などでそういう皆さんをお見かけするケースが多いわけですが、一つは、本当にいろいろな施策が十分でないためにそうなっている人たちに対してはいろいろな手当てを尽くさなければいけないというふうに思っております。同時...全文を見る
○菅国務大臣 最近、「大地の子」というテレビ番組、もともとの本も私もちょっと読ませていただきましたが、本当に今、あの大変な混乱の中でまさに国に置き去りにされた皆さんが大変な時代を過ごされたということを考えますと、そういう皆さんをできるだけ国として受けとめていくということは重要だと...全文を見る
○菅国務大臣 教員の実習にこういう社会福祉施設で介護の研修というか実習を経験する、そのことは福祉へ理解を深めていただくという意味では本当に意義の深いことだというふうに思っております。  実際の受け入れということになった場合に、もちろん今いろいろな研修がいい意味で盛んになっており...全文を見る
○菅国務大臣 昨年の十月六日に、まず東京、大阪の両裁判所から和解勧告が出されまして、その時点で、厚生省としても森井大臣のもとで和解協議に臨むということを決めていただきまして、その後、今日まで和解の場を中心にして協議が続いてきたわけであります。そういう中で、五島委員も御承知のように...全文を見る
○菅国務大臣 先ほどの衛藤委員の御質問にもお答えしましたように、私も、この裁判所の所見の中で述べられた遺族の皆さんの本当に厳しい状況の中での、何といいましょうか、そうした経緯について、そのことを大変重い問題として受けとめております。そういった意味で、この裁判所の第二次和解案あるい...全文を見る
○菅国務大臣 まず、この間、御承知のように拠点病院を整備を続けているわけですが、三月四日現在、全都道府県において百八十一の医療機関がこのエイズの拠点病院として選定がなされております。  五島委員の方から、せんだってに引き続いて、ブロック的な形の中で、ある意味では拠点病院の中のさ...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど来、かなり専門的な面を含めて五島委員の方から御質問いただいておりましたが、今、薬価差益の問題、特に非加熱製剤が当時値引き率が相当高かったことがあるいはこの継続的な使用に影響を与えたのではないか、そういう御指摘もありました。一つ一つの事実関係は、現在調査をしてい...全文を見る
○菅国務大臣 今、枝野さんの方からの指摘はいろいろな重要な問題が含まれていると思います。  一つは、専門家と行政の関係。これは、行政においては、いろいろな形で専門家の意見を聞く、あるいはきちんと法律で決められた審議会というような形で意見を聞く、こういうことはあるわけですけれども...全文を見る
○菅国務大臣 これは、御承知のように、現在、拠点病院自体を拡大している段階で、今局長から現時点での若干の調査の報告があったわけですけれども、そして、和解が成立すればもちろんですが、それ以前から中心的なセンター機関の問題など、今ずっと進めておりますので、そういうことを進める中では、...全文を見る
○菅国務大臣 遺族の皆さんの本当にこの間の大変苦しいあるいは悲しいあるいは悲惨な状況の中でのそうした問題は、私も非常に重く受けとめなければならないと思っております。また、裁判所も、裁判官も所見の中で、東京も大阪もこの問題に言葉をかなり尽くして、今岩佐委員の方からも読み上げられたと...全文を見る
○菅国務大臣 中間報告のときも申し上げましたように、この調査プロジェクトで見つかりました九冊のファイル、一冊は既に公開をいたしましたが、残された八冊とその後のいわゆる風間ファイルと言われるものと、さらに今、追加の質問などを出しておりまして、それに対する回答なども含めて、今月の中旬...全文を見る
○菅国務大臣 薬事法が薬務行政の一番基本となる法律でありますが、当然のことですけれども、薬事法で、最終的な責任者は厚生大臣になっております。  しかし、もちろん厚生省は大きな役所ですから、それぞれの局がありまして、実際的にこの薬務行政を担当しているのは言うまでもなく薬務局であり...全文を見る
03月14日第136回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○国務大臣(菅直人君) まず、大変激励をいただきまして、どうもありがとうございます。  この薬害エイズの問題、今、朝日委員の方からもお話がありましたように、今月の七日に第二次の和解案が東京、大阪の両地裁から出されまして、これをどういうふうにそれぞれのお立場で受けとめていくか、今...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今御指摘のように、新ゴールドプランを現在着実に進めながら、できればこの国会で新しい介護システムについての提案もさせていただきたいということで、老健審を中心に議論を進めていただいているところです。  新ゴールドプランについては、先ほど局長からも答弁を申し上...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) まず、法案について先に申し上げますと、当初は予算非関連法案として三月中にも出したいということで準備は進めてきたわけですけれども、今お話もありましたように、老健審の中での議論がまだまだ残っているというか、必ずしも十分合意を得るに至っておりませんので、今月の末...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 障害者プランについては、今、総理府あるいは自治省の方からもその内容や考え方について御説明がありました。厚生省にとってもこの障害者プランはいわゆる新ゴールドプラン、そしてエンゼルプランと合わせて三つの大きなこれからの社会福祉、あるいはそういう社会を目指しての...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 加熱製剤が許可をされた後の非加熱製剤の回収をいわゆる自主回収に任せたという、その判断がまず適切であったかどうかという問題が今も議論になっております。  私もこの問題は、もう少し非加熱製剤の危険性というものを考えれば、加熱製剤承認後にそういったものが回収さ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) これは、先ほども申し上げたように、私は、非加熱製剤の危険性というものの認識がきちんとあれば、場合によればもっと早い時点での加熱製剤の承認ということも含めて、当然できる限り早く非加熱製剤というものが使われなくなるような処置はすべきだったというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この両方の文書とも裁判所に出された文書と同じだというふうに思っておりまして、そういう点ではミドリ十字もこの存在を認めているんだろうと認識しております。  内容については明らかに大きな差があると、数字などはあるいは一致をしているかもしれませんが、少なくとも...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 御承知のように、従来から、私も大臣に就任する前からいろいろな疑問なり疑念をこの問題について持っておりまして、大臣就任後、一月二十三日に省内にこの問題の調査プロジェクトを事務次官を責任者として設けて今日まで調査を続けているわけであります。その中でもいろいろな...全文を見る
03月25日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○菅国務大臣 ただいま議題となりました三法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  戦傷病者、戦没者遺族等に対しましては、その置かれた状況にかんがみ、年金の支給を初め...全文を見る
○菅国務大臣 今、竹内委員の方からお話がありましたように、私が大臣に就任した直後の一月十八日に、ハンセン病の患者の皆さんとお会いをいたしました。その場で、今回法案として出し、今その趣旨を説明させていただきましたけれども、らい予防法を廃止するということと、療養所の入所者の方々に対す...全文を見る
○菅国務大臣 今回の法律は、委員も御承知のように、らい予防法廃止と同時に、これまでの療養のそうしたものを維持継続するということ自体が非常に大きな柱になっておりまして、その中でも重要なこの患者給与金というものにつきましては、将来にわたって維持継続するということを前提として考えており...全文を見る
○菅国務大臣 優生保護法という法律の中では、「不良な子孫の出生を防止する」という今委員も言われました優生思想の法目的や、精神障害者や遺伝性疾患を有する者等に対して本人の同意なしに優生手術を行うことができる等の規定がありまして、近年においてはこのような考え方による法律の運用は行って...全文を見る
○菅国務大臣 ハンセン病に関します正しい知識を普及啓発することにつきましては、毎年六月に「ハンセン病を正しく理解する週間」というものを設けて、ここを中心にして偏見や差別の払拭に努めてきたところでありますけれども、依然、ハンセン病に対する偏見あるいは患者、家族に対する差別が残ってい...全文を見る
○菅国務大臣 一応、今月の二十九日を両裁判所が和解の最終期限とされておりまして、先々週来、被告そして原告の受け入れという姿勢が表明をされまして、今、最後の詰めの協議を行っているところであります。そういう点で、まだ具体的な和解調書の作成あるいは必要となるかもしれない確認書の作成、あ...全文を見る
○菅国務大臣 三月十九日の時点で、それまで幾つかみずからこういう項目について調査したいというものについてはおおよそは公表させていただきました。ただ、今おっしゃるとおり、一つだけファイルが残っておりまして、これにつきましても、今月中はちょっと無理かもしれませんが、来月のなるべく早い...全文を見る
○菅国務大臣 例えば、今回も役所にいるメンバーだけではなくて、関係した、例えばエイズ研究班におられたメンバー、つまりは民間の方あるいはいろいろな企業や一部団体などについても調査をお願いしたわけです。そういう中で、例えば薬の使用量等を調べるのは、薬事法という法律権限がありますから、...全文を見る
○菅国務大臣 物価スライドのあり方につきましては、どの時点ですか、大分以前は五%を超えたときにスライドをさせるというような時期もあったと思うのですが、それでは余りにも幅が広いということでそれを四%にしたり、さらに下げたりする中で、完全にスライドにするということが決められて今日に至...全文を見る
○菅国務大臣 今回、らい予防法の廃止ということになったわけですけれども、本当に、四十年来長きにわたって、この法律のために患者や家族の皆さんに大変な精神的・肉体的苦痛をお与えしたことは、先ほども申し上げましたが、厚生省としても強く反省をし、おわびを申し上げているところであります。 ...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、このハンセン病の政策変更、つまりはらい予防法の廃止がおくれたということについては、国として、行政として、そのことがもたらしたいろいろな、患者や家族の皆さんに対する大変な苦痛をお与えしたことは、おわびを申し上げなければならないし、おわ...全文を見る
○菅国務大臣 感染症のいろいろな病気、今も結核のこともお触れになりましたけれども、ほかにも法定伝染病と言われるようなものも従来から指定をされていて、感染性のものについて何らかの形でそれが拡大することを防いでいくというのも、もちろんこれは大変重要な施策であるということは、一般的に言...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど来、政府委員の方からも答弁申し上げておりますが、この問題は本当に長い歴史がありまして、昭和二十八年の現行法ができるときの状況については私もいろいろ説明は受けているわけですけれども、先ほど大野委員の方から言われたようないろいろな、その前の参議院の審議等がどういう...全文を見る
○菅国務大臣 一月十八日に全患協の皆さんにおいでをいただきまして、きょう提案をいたしましたらい予防法の廃止について申し上げ、同時に、それまでの国の姿勢についておわびを申し上げました。その席でも、患者の皆さんから、この長い間に亡くなった方、無念の思いで亡くなった方についてぜひ納骨堂...全文を見る
○菅国務大臣 一般的にも、長年住みなれたところを離れるということはなかなか厳しいことですし、特に高齢になってから、事情はいろいろあるかもしれませんが、その住みなれたところを離れて別の環境の場所に行って適応するというのはなかなか厳しいわけであります。  そういう点で、大野委員が言...全文を見る
○菅国務大臣 この法案を、つまりらい予防法を廃止という法案を考えるに当たっていろいろな事情を聞いておりますと、当初の問題意識は、らい予防法を廃止したときに今の療養のあり方がきちっと継続されることをまず保障するということが大変念頭にあったようであります。そういう点では、少なくともそ...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど、明治以来のいろいろな経緯について五島委員の方からお話を伺いました。私も、率直に申し上げて、この問題の経緯は必ずしも詳しく知っておりませんでして、そういう点で、五島委員から今言われた問題点の指摘というのは大変重要な指摘だという感じがいたしております。  特に...全文を見る
○菅国務大臣 和解につきましては、私もそのニュースをまだ確認はしておりませんが、先ほどちょっと耳にしまして、特に原告団の皆さんとの間で与党三党の皆さんがこの間も引き続きいろいろ意見交換をしていただいていたことを知っておりまして、そういう皆さんの努力、そして荒井さんからも今お話があ...全文を見る
○菅国務大臣 国民年金の未加入の状況は今政府委員から御説明申し上げたわけですけれども、若年層が特に未加入が多いわけですが、それをどうすればいいかというのは本当に大変頭の痛いところであります。  先ほど来、公的介護の問題もこうした問題を踏まえてというように言われましたけれども、公...全文を見る
○菅国務大臣 この問題、以前から時折耳にはしておりましたが、きょうの質疑でこういう形で御質問があるというのは、私も十分承知をしておりませんで、必ずしも細かい状況を私自身はまだ把握をいたしておりません。  ただ、今の質疑を聞かせていただいておりまして、従来、以前の大臣が国会に対し...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど来多くの委員の皆さんからも同様な御指摘をいただいております。また私も、そういう皆さんにお答えをしておりますように、このらい予防法が今日まで存続をした背景というものは、岩佐委員も今言われたようなことを含め、いろいろな背景があったように思います。  特に、先ほど...全文を見る
○菅国務大臣 私も古い歴史というのはそう細かく知ってはおりませんが、かつてそうした映画がつくられたということも若干聞いておりますし、また、全生園の中でのいろいろなものを拝見したこともあります。また、そういった意味で、私が議員になってからも毎年のように、患者の皆さんがいろいろな活動...全文を見る
○菅国務大臣 社会復帰につきましては、先ほども申し上げましたが、患者の皆さんの中でそうした希望を持っておられる方がいるということを私も承知いたしております。たしか、どなたか新聞の投書にも出されて、それがなくてはこのらい予防法が廃止された本当の意味は実現できないのだということを言わ...全文を見る
○菅国務大臣 今回のらい予防法廃止に伴いまして、それに関連した優生保護法の規定は削除をされるわけであります。  今、岩佐委員からのお話のように、優生保護法の基本的な考え方の中に、「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」という法律の目的が規定されているわけであります。私は、...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど来、差別・偏見といった問題について多くの議論があったわけでありますけれども、この問題は、制度の問題あるいは法律の問題であると同時に、まさに社会そのもののそういう問題の受けとめ方というものが同時にあると思います。  そういう点で、制度として、先ほど岩佐さんから...全文を見る
○菅国務大臣 障害者の方の年金問題ということについてどのような対応があるか、今年金局長の方からも現在の状況を答弁申し上げたのですが、いわゆる現在の社会保険としての年金制度、これは当然ながら、年金を掛けている人が一定の条件の中で障害者になった場合に障害年金を受けられるという制度にな...全文を見る
○菅国務大臣 今、土肥委員の方から、この長い経緯についても御説明を委員自身からいただきましたが、そうした本当に長い議論の中で現在準備的な工事に入っておりまして、そういう点ではまだまだ建設が完成するまでにはいろいろな紆余曲折があろうかと思いますが、今おっしゃったような面を踏まえて、...全文を見る
○菅国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。     —————————————
03月26日第136回国会 参議院 厚生委員会 第4号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま議題となりました三法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  戦傷病者、戦没者遺族等に対しましては、その置かれた状況にかんがみ、年金の支...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、塩崎委員の方からもお話がありましたように、今日、二十九日の和解に向けての最終段階に来ているわけであります。  この間与党三党のプロジェクトの皆さんに、例えば三月十五日にもそれまでの和解について厳粛に受けとめるようにという御意向をいただいておりますし、...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 保険医療機関に関する指導というのは、私もいろいろなケースを時折耳にしますけれども、今回の場合に非常に痛ましい結果を招いたということでありまして、そういう点では、今の保険局長の答弁もありましたけれども、そのやり方に何か問題があったとすれば反省すべきだと思って...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 平成七年度の消費者物価指数が〇・一%下がったことから、本来なら完全スライド制ということで八年度の給付額も〇・一%引き下げることになるわけであります。しかしながら、この下落幅が〇・一というかなり小さな幅であると、もちろん金額は相当になるんですけれども、小さな...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 塩崎委員も御承知のことと思いますが、かつては右肩上がりを前提として当初五%の幅ということでやっていた時期もあったわけですが、余りにも五%という幅だと逆に物価に追いつかないということがあって、だんだんと変化して現在の完全スライドになっているわけです。そういっ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今発売されている中央公論に、かつて厚生省に在任もされていた大谷さんという方が大変詳しくこの間の経緯を書いておられるのを実は先ほど改めて読んでおりました。もうこのらい予防法ができた時点においても、つまり昭和二十八年ですか、そういう時期においてもいろいろな議論...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、釘宮委員の方からも三月二十日の原告の和解の受け入れと原告の皆さんの気持ちについての御指摘がありました。  私も、その折にマスコミの皆さんに聞かれたものですから、今回の和解がそういう形で合成立に向かっているわけですが、まず七年間も訴訟で時間がかかったと...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 資料などが見つかったことでの御指摘もありましたが、これは第二次和解案の所見の中でも、裁判所自身もみずからいろいろ証人喚問などを裁判の場でされて認識をしていたことがある意味では確認されるような資料であったというふうに言っておられます。決してこれは国の責任を逃...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 一月二十三日に調査プロジェクトをスタートさせまして、今、委員からもお話がありましたように、調査によって見つかった幾つかのファイルや、あるいは多くの関係者に質問をしたりいたしまして、それの回答などを公表いたしたところであります。まだもう一つファイルが残ってい...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 最初にこの調査プロジェクトをつくるときにも多少、内部だけでつくるのか、他の関係者あるいは第三者を入れるのかという議論もあったわけですが、そのメンバーによって性格がそれぞれ変わってくるんだと思いまして、その段階では庁内の努力ということで庁内に調査プロジェクト...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今回の趣旨は最初に申し述べたとおりでありますが、一つは非常に下落幅が小さい幅であるということと、もう一つはやはり従来は右肩上がり、つまりは物価も上がっている中でそれに少しでも早く追いつこうということで物価スライドという、完全スライドという形で制度がだんだん...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今お話がありましたとおり、従来のようにずっと物価が上がっていくという時代から状況が変わっておりますし、また今後若干の上下動があるにしても小幅な物価変動が繰り返される可能性も十分あるわけでありまして、そういう場合に必要な事務経費などを考えますと、現在の物価ス...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、水島委員の方からの問題提起というのは、ちょうど今薬害エイズの問題でいろいろな薬を日本でも開発してほしいと言われている強い要望の中で、どういう体制であればそのことが実行できるんだろうという、そういうことにも非常につながる問題なのかなと思って聞いておりまし...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 現在調査をする中で、中間報告のときにも若干なぜこういうことになったかということを、中間的な段階ではありますけれども、調査班として報告書に添付をして申し上げたわけであります。その中で、今、水島先生の方のお話ともダブるんですが、一つは結局どこで最終判断をしたの...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私もこの分野、決してそう詳しいわけではないんですが、この間いろんな方にお話を聞いたりいたしておりまして、今、水島先生の方から大変参考になる御議論をいただいているわけです。  それで、一つは今言われた開発と審査といったような問題、特に治験をどういう形で進め...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 大阪の原告団の方から二十九日の十時からの集会に出席をしてほしいという要請をいただいていることは私も承知しております。また、東京の方も場合によっては連動した形でという話も若干聞こえてきております。  ただ、これはまさに国会の審議の問題ですので、その時点が衆...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 竹村委員おっしゃるように、この問題は前大臣の段階で大筋方針を決めていただいておりまして、与党の皆さんからの要請なども含めて今回提案をさせていただきました。  先ほど来申し上げておりますように、物価がどんどん上がっていく時代から今回初めて下がったわけですが...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私も、こういった問題での国籍条項といいましょうか、あるいは戦争中は日本国民という形で徴兵をされたり、いろいろな形で戦地へ赴いた方がその後の変化の中で全く別な扱いを受けるようになっているということに大変疑問は感じるわけであります。  今の未帰還者留守家族の...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) らい予防法が本当にこれまで続いていたこと自体大変大きな反省をしなければならないと思っております。  その上で、らい予防法を廃止するに当たっては、御承知のように、これまで続けてきた患者給与金を含め、現在行われているすべての医療及び福祉の措置を継続するという...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この浮島丸の問題につきましては、私不勉強で今回質問いただくまで詳しいことは知りませんでした。  こういった戦争直後の本当に、何といいましょうか、混乱期に起きた事件、あるいは戦争末期に、昨日もある席で、日本からいろいろな捕虜の人に対して物を送るという形で船...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
03月27日第136回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○菅国務大臣 今農水大臣の方からの御報告とダブる点は避けて申し上げますと、狂牛病と人のクロイツフェルト・ヤコブ病との関連については、現在の時点では、牛肉等を食べたときにそういう病気が発病するというところまでまだ報告は来ておりませんで、食品衛生上の問題としてまだ確認はできておりませ...全文を見る
03月28日第136回国会 参議院 厚生委員会 第5号
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○国務大臣(菅直人君) 二十一世紀の本格的な高齢社会を目前に控えまして、経済社会の活力を維持しながら、一人一人が心豊かに安心して暮らすことができる社会を構築していくことが重要な課題であると、これは所信でも述べたところであります。そのために、新たな高齢者介護システムの構築、また障害...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 消費税の五%の問題はこの秋にさらに議論をされることになっておりますけれども、あの議論を思い起こしてみますと、やはり基本的には所得税等の直接税の減税というものが一つ大きな課題としてあり、また加えて新ゴールドプランなどのそうした福祉に向けての財源という側面もあ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 国民の負担率につきましては、平成八年度において大体三七・二%程度というふうに推計されておりまして、今後高齢化の進展に伴って増大していくことはある程度は避けられないというふうに思っております。こういう中にあっても、今後とも経済社会の活力を維持しながら必要な給...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 高齢化の進展に伴って社会保障の費用が増大していくことはなかなか避けられないとは思っておりますけれども、一方では低成長時代を迎えて、経済の活力を損なわずに過剰な負担を国民に課すことがないようにしていかなければならないという、ある意味では確かに二律背反的な要素...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ただいま山本委員と児童家庭局長のいろいろな質問とその答弁を聞きながら、私もこの分野は必ずしも制度的な意味ではそう詳しいところではありませんでしたから余計にいろいろと参考になる御議論をいただきました。ありがとうございました。  児童と家庭を取り巻く環境とい...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 国民医療費が高齢化の進展に伴って増大する一方では、最近の経済基調の変化で、今もおっしゃったように、保険料の収入は伸び悩んでおります。このために医療保険財政は平成六年度において政府管掌健保でも約二千八百億円という大幅な赤字ということで、このことはもちろん他の...全文を見る
03月28日第136回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま岡野委員の方からお話がありましたように、この問題につきましては与党各党の大変な御協力をいただきまして、いよいよあす正式な和解にこぎつけるところまでやってまいりました。また、総理にも、昨日の朝も含めていろいろとこの点では御指導いただいております。特に...全文を見る
04月01日第136回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○菅国務大臣 土肥委員から今御指摘のありました仮設住宅の撤去についてでありますけれども、原理をまず申し上げますと、仮設住宅は、設置されたものはその自治体が取得した財産として管理をされるということから、その後の撤去も含めて、厚生省は、災害救助法に基づいて、仮設住宅の設置はいわば担当...全文を見る
○菅国務大臣 今、土肥委員の方から、公的介護保険制度の法案が先送りになるのではないかという御指摘であります。  現在、昨年二月から始まりました老人保健福祉審議会の検討が、一月末、中間報告が出まして、若干その後が手間取っていることは事実であります。しかし、今の予定では四月半ば、な...全文を見る
04月02日第136回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○菅国務大臣 お答え申し上げます。  昨日、その調査プロジェクトの方から、さらに業務局ですかの方で、関連をすると見られるファイルが合わせてたしか七冊存在することの報告がありました。  それで、それは、当初の調査について十一項目を指示して調査をしていたわけですが、一月二十三日に...全文を見る
○菅国務大臣 従来報告することをお約束していたファイルがあと一つ残っておりますが、それは今週中には公表するという予定で準備を進めております。  新たに私の方に報告の来たものについては、私自身、現在時間を見て少しチェックをしているところですけれども、基本的には当初の調査プロジェク...全文を見る
○菅国務大臣 今いろいろあるファイルの中で、いわゆる郡司ファイルと呼ばれるものに関連性の高いと思われる、当時の郡司課長のもとで課長補佐をした人を含めて、その資料に当たったと言われるファイルがありまして、その中には、当時のいわゆる郡司ファイルに出てきているものと関連をするいろいろな...全文を見る
○菅国務大臣 まず、先ほど総理の指導性について山本委員の方からもお話がありましたが、この間、この問題は何度も総理に報告をしたり指示を仰いでおりまして、特に二十九日の和解に当たりましては、前日にもお伺いをしてお話をいたしました。  そういう点で、与党の三党の皆さんにも大変いろいろ...全文を見る
04月03日第136回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○菅国務大臣 現在、スクレイピーに感染した羊の肉を食べることとクロイツフェルト・ヤコブ病との関連については、ヨーロッパ諸国等において種々の疫学調査がなされてきておりますが、羊スクレイピーが人へ感染してこのクロイツフェルト・ヤコブ病を起こすということは、現在のところ極めて考えにくい...全文を見る
○菅国務大臣 ただいま坂口先生の方から、八三年当時、春から秋にかけてのころがこの問題の第一のボタンであって、そこがかけ違えではなかったか、そういう御指摘が冒頭にあったわけであります。  私も、この間、いろいろ調査の結果出てきたものを見ておりますと、確かにおっしゃるとおり、八三年...全文を見る
○菅国務大臣 今の土肥さんの方からのお話をお伺いをいたしまして、確かに最も厳しい状態にある皆さんが最も社会的なサポートが必要である、そういう点では、おっしゃられる趣旨は大変よくわかる気がいたします。  行政としてどこまでそれに対応できるかという問題になろうかと思いますが、障害の...全文を見る
04月04日第136回国会 参議院 厚生委員会 第6号
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○国務大臣(菅直人君) 今、石井先生の方からのお話がありましたように、先月の三月二十九日に東京、大阪の両地裁におきまして、原告の皆さんと国及び製薬企業との間で和解が成立したところであります。  この和解は、御承知のように、昨年の十月に両地裁から和解の勧告がなされまして、森井前大...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、石井先生からお話がありましたように、四月一日に従来に加えて、直接的には関連の深いものが七冊、いろいろ聞きますと、さらにそれに加えて業務局の方で既に二十冊のファイルの存在を確認していたと。それは、一月二十三日につくりました調査プロジェクトの調査をしたとき...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この七冊の中の一冊は、当時いわゆる生物製剤課の郡司課長のもとで課長補佐を務めた人がファイルをした、あるいはその後任者がファイルをしたというふうに判断されるものがありまして、その中には例えば外国政府が当時この問題に対してどのように対応したのか、それを各国政府...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今回のような薬害エイズの問題を二度と起こさないということを、これは和解における確認書の中でも大変厳しく指摘をされ、また約束をしたところであります。  そういった意味で、まずは徹底した真相解明が重要と考えて、先ほど来申し上げたような形で調査プロジェクトを中...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 最初に、石井先生のおっしゃいましたいろいろな拠点病院、確かに国立病院以外でも多くの公立や大学病院、これも国立の大学の病院もありますし私学の大学関係もあるわけでありまして、そういった意味では相互の連携を図ることが大変重要だと考えております。  今月の十二日...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先月二十九日に和解が成立しまして、それまで業務局を含めてそれぞれの部門の皆さん、大変御苦労されておりましたので、私としては率直に申し上げて、和解が成立したということで、まだまだ残された問題はたくさんあるけれども、一つの段階を踏んだということでちょっとほっと...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) なるべく端的にお答えしたいんですけれども、私が厚生省のありとあらゆるところを自分でチェックするということはとても不可能ですので、昨日もその責任者の事務次官に私も同じようなことを申しました。もちろん、事務次官もその責任者とはいえ、自分で全部調べるわけにはいか...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 残された一冊と、今月一日に報告のあった七冊プラス二十冊の中の一番中心的だと思われる、少なくともその一冊については明日公表する予定であります。
○国務大臣(菅直人君) これまでもファイルそのものを公開する場合には、基本的には、国会の正式な場ではないかもしれませんが、衆参の厚生委員会を中心にした関係者の方にまずお見せをして、そして同時的あるいはその後にマスコミにも公開するという手続をとっておりました。ただ、前回でしたか、若...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 最初の報告と立入調査をしたこの二つの結果が余りにも違っているというのは私も、当時からといいますか、非常に問題が多いと思っております。その過程において、今言われました虚偽の申し立てがあったのか、あるいは部分的に聞いているところによると、最初の協会を通しての問...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) これは拠点病院の公表の問題、実はもう一つ、先ほど委員の言われました第四ルートに関連して、どこでその非加熱製剤が使われていたかというこの病院の問題、若干性格は違うんですが、存在しております。  拠点病院につきましては、率直に申し上げて、今一生懸命お願いをし...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 調査のプロジェクトのつくり方については、今、長峯委員からもありましたように、外部の人を入れた場合にどうなるかということも検討をし、また今後も検討しなきゃいけないと思っておりますが、まずは内部でつくってここまで調査をしてきたということであります。  今後に...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今の阿部委員の方からの御指摘は、本当にこれからの業務行政を考える上で大変重要な御指摘をいただいていると思っております。薬事審議会というのは実質的には医薬品のいわば承認の審査をする機関という側面といいましょうか、そういう性格が非常に強いわけでありますけれども...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 阿部委員も長く行政におられたわけですので、今おっしゃったことについてはそういった経験を踏まえての御議論かと思います。私は、本当のところ、今おっしゃったことをぜひ現役の皆さんにも十分その重要性を一緒になって理解していただきたいという思いで聞いておりました。 ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、内容的なところは局長から答弁をさせていただきましたが、今の阿部委員のお話を聞いていまして、これもちょっと類推なんですが、今から十数年前に特許庁が特別会計に移っておりまして、特許庁の審査がコンピューター化を含めてかなりお金がかかるというときに、いわゆる審...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この東京HIV訴訟原告・弁護団の方から出されました「薬害エイズの真相究明に関する弁護団中間報告書」は私あてに来ているわけですが、読ませていただきました。かなり分厚い内容になっておりまして、非常にいろいろな問題についてかなり突っ込んだ御指摘をいただいておりま...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この加熱製剤については、今、釘宮委員も言われましたけれども、もう既にアメリカではトラベノール社が開発をし、あるいは三月段階で許可を得ているわけです。ですから、それを承認申請を急がせるというやり方が一方ではあったと思います。また、国内メーカーについて開発指示...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この薬事法上の責任という問題につきまして、今、常田委員の方から第一条の「安全性の確保のために必要な規制を行うとともに、」というところを特に御指摘をいただきました。  あわせて、昨年十月六日に東京地方裁判所が和解勧告の所見の中において、特にこの項目が昭和五...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今の御指摘、どの時点でどういう形というのを、今、常田委員言われましたが、それぞれをすべて私も確実に確認をしているわけではありませんが、そうした指摘を受けているという認識は持っております。  特に、今回の問題、いろいろ議論しておりまして、いわゆる一般の化学...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私は、従来からこの問題を聞かれたときに、やはり一つは非加熱製剤の危険性というものの認識が八三年当時も十分ではなかったけれども、八四年ぐらいになればもっとその危険性がはっきりしていたし、今御指摘のあった八五年当時はさらに確定的と言っていいぐらい危険性を認識し...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私自身、どの記述とどの記述がどうなっているか、大変資料が多いものですから、まだ自分で従来の資料と新しい資料とのペーパーの突き合わせということまで自分自身ではやれておりませんが、きょうそういう事実関係を確認した時点では、確かに同じ「AIDS研究班第二回班会議...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ミドリ十字や日本臓器について立入検査を行ったわけですが、まだいろいろと不明な点もありまして、そういったことが一段落した後にその後の対応については考えたい、そういうふうに思っております。  また、調査の問題は、当初から申し上げておりますように、庁内につくる...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) それぞれ大変重要な指摘だと思いますが、今回の問題は業務局と当時の公衆衛生局、今の保健医療局、もともとこの研究班をつくるときから両方にそういう班をつくりたいという考えがあって共同して生まれたというふうにも当時の経緯で聞いておりますが、そういう形であったにもか...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、原因究明といった問題を特にこの委員会を含めて議論をしていただいているわけですが、ある意味では並行的に、今、水島委員からもおっしゃったような今後の医療行政、医薬品行政をどうするかということについて議論をしていかなければならない。  そういう場合に、役所...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、実質的な責任者の総務審議官の方からある意味では心強い意見表明もありましたし、私もいろいろやっておりまして、ここが限界かなと感じることも何度かあったわけですが、しかし、今、水島先生のお話を聞きまして、やはり現場にいる当時の課長あるいは課長補佐といったまさ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 天下りについてはいろいろな指摘がありますし、ある意味では、こうした問題の一つのバックグラウンドをなしているということは私にも十分理解はできるわけであります。  それはありますが、一応まず基本的なところを少し申し上げますと、国家公務員法第百三条の規定により...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この問題ある段階では厚生省としての行政のいろいろな意味の責任というものを明確にして、今後のあり方について一つの方向性を出していかなきゃいけないと思っておりまして、そういう段階で今の御指摘も十分踏まえながら今後のあり方を考えていきたい、このように思っておりま...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) いわゆる第四ルートと言われますのは、血友病患者以外の方に非加熱製剤を使った結果エイズウイルスに感染をされた、そういうケースを言っているわけですが、具体的には新生児出血症あるいは劇症肝炎あるいは肝硬変等の疾患により凝固因子が欠乏した患者に対して非加熱の血液凝...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この問題は、竹村委員がおっしゃるとおり、いろんな段階の調査で次第次第にわかってきているんですが、それでもおっしゃるとおり非常に不明確なところが残っております。  つまりは、回収命令をかけていませんので、結局は自主回収ということなわけです。自主回収というの...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) このテープにつきましては私も、多分同じものだと思いますが、テレビなどで放送されていたように思います。ですから、ただそのテレビも含めてこのテープがどういう形で、何といいましょうか、確認をされているかということは私も承知いたしておりませんが、少なくとも先ほど来...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先ほど申し上げたように、このテープそのものについて余りコメントして私自身が、テレビではちらっと聞きましたが、まして起こされたものについて責任が持てませんのでそれは若干差し控えさせていただきますが、先ほど来言っておりますように、全体の流れを私なりに掌握した中...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) まず、今先ほど私がほぼ同様の認識と申し上げたのは、あくまで時間的な問題についてはぼ同様という意味でありまして、何といいましょうか、それがどの程度問題であるかないかという認識はそれぞれあると思いますが、その点はちょっと念のために申し上げておきます。  それ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 御承知のように、現在の調査プロジェクトは省内でつくったわけですけれども、今予定をしております、これと並行にこれからの薬事行政あるいは再発防止について検討しようというものにつきましては、有識者の皆さんに参加をしていただいた大臣の私的諮問機関のような、あるいは...全文を見る
04月05日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○菅国務大臣 ただいま議題となりました国立病院等の再編成に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国立病院及び国立療養所につきましては、広域を対象とした高度医療、専門医療などを担うことができるよう、機能の...全文を見る
04月08日第136回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○菅国務大臣 笹川委員には、私も読ませていただきましたが、大変以前から血液の問題、そしてこの薬害エイズの問題には関心を持たれていろいろ御指摘をいただいて、今おっしゃったように、そのことがもう少し早く行政の中で生かされていればと思っております。  和解については、もう細かい経緯は...全文を見る
04月09日第136回国会 参議院 厚生委員会 第7号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま議題となりました二法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  廃棄物の適正な処理は、国民の生活環境を保全し、公衆衛生の向上を図る上で必要不...全文を見る
04月10日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○菅国務大臣 今、木村委員の方からも言われましたように、厚生省が抱えている問題、新たな問題も含めて大変大きいものがあります。また、いろいろと御指摘をいただいておりますが、国立病院の問題を含めて、国民の皆さんに信頼をしていただけるような厚生行政になるように全力を挙げていきたい、この...全文を見る
○菅国務大臣 昨日、厚生省からの天下りの状況についてお知らせをしたことが報道されましたので、それについて質問がありましたので、国会で答えてきたのと基本的には同じなんですが、その場でも天下りについての見解を申し上げたわけであります。  内容につきましては、国家公務員法百三条の規定...全文を見る
○菅国務大臣 薬の問題で、いわゆる許認可と産業振興という問題、これをどうしていくかという問題は、今後の薬事行政あるいは厚生省の行政全体として考えなければならない問題だと思っております。  それに加えて、今お話がありました薬メーカーへの天下りという問題は、先ほども申し上げましたが...全文を見る
○菅国務大臣 国立病院の中でエイズ拠点病院、次第にふえてきておりますけれども、まだ十分とは言えないという御指摘もいただいております。先ほど他の委員の方にも数字などはお示しをいたしましたが、現在、百八十八の医療機関がエイズ拠点病院に指定され、そのうち国立病院及び療養所は二十八施設に...全文を見る
○菅国務大臣 私も十年前、たしか社会労働委員会に籍を置いておりまして、この計画が出されたときのことを若干思い起こしているのですが、今も政府委員から説明がありましたように、国立病院あるいは国立療養所として果たすべき役割というものが社会の変化の中で変わってきたことを受けて、国がやるべ...全文を見る
○菅国務大臣 国立病院・療養所が今後担っていくべき医療につきましては、地域における医療供給体制の中で、基本的には、先ほど申し上げたように、一般的な医療の提供は私的医療機関や地方公共団体などの公的医療機関にゆだねていこう、そして、国立病院・療養所は主として次のような目的のものにある...全文を見る
○菅国務大臣 今、北村委員おっしゃいましたように、この国立病院・療養所の再編成は、時代の変化の中で、従来、国立病院や療養所に期待されていた機能がある意味では変化をしてきたのではないか、そういう中におきまして、広域を対象とした高度または専門医療を担えるような、そういう質的な機能の強...全文を見る
○菅国務大臣 今、人畜共通伝染病を中心にして、北村委員の方から大変重要な御指摘をいただいたと思っております。  エイズの問題も、当初、あるいはそういう種類のものではないかという意見もありましたし、今回の狂牛病の問題も、非常にそういう危険性が言われているわけです。  私も、きょ...全文を見る
○菅国務大臣 今、今村委員のお話をお聞きしておりまして、確かに、過疎が進んでいる地域の中で医療機関がなかなか新たに進出しにくい地域がある、あるいは自治体が経営する病院も経営的にはなかなか厳しくなる、そういった事情は十分理解ができるわけであります。  そういう地域地域にどういう形...全文を見る
○菅国務大臣 今、雇用の問題をおっしゃいましたが、私は、今後の高齢化社会の進展でまた議論をしていかなければならない介護の問題などでも、今回、特別養護老人ホームとかケアハウスなどが医療機関と一体に整備される場合は、後利用の問題で、従来の譲渡の後の利用の範囲を拡大したわけであります。...全文を見る
○菅国務大臣 今、荒井委員がおっしゃったとおり、今回の問題は、いわゆる業者の参入を認めないという独占的な扱いという問題、さらには、事実上それをコントロールしたのが厚生省所管の財団法人であったという問題、さらには、その背景として医療用食品制度というものがつまり法律制度として存在をし...全文を見る
○菅国務大臣 今回、厚生省所管の法人が独占禁止法違反の行為により公正取引委員会から勧告を受けたことは、極めて遺憾でありまして、指導監督が不十分であったと言わざるを得ないと反省をいたしております。  このため、公正取引委員会からの勧告を受けた後、直ちに、担当局から協会理事長に対し...全文を見る
○菅国務大臣 今お話のありました点につきましても、この勧告に指摘をされた趣旨について十分精査をして、どういった法律的な問題点があるか、十分な検討を加えて対応をしていきたいと思っております。  なお、先ほど申し上げましたが、通知を行った法人はいろいろありますけれども、医療関連の業...全文を見る
○菅国務大臣 国立病院・療養所の再編成については、昭和六十一年に全体計画を策定して以来十年間が経過をいたしておりますが、おっしゃるとおり、その進捗は必ずしもはかばかしくはありません。一方、地域における、医療計画の策定を通じた医療供給体制の拡充、保健福祉施策の総合的な推進の動きなど...全文を見る
○菅国務大臣 この問題、私もいろいろ議論をお聞きしておりまして、二つの側面があるのかなと思いました。  一つは、いわゆる再編をすることによってより高度の仕事ができる病院をつくっていくということと、まさに後利用の問題としてそれをどういう形で自治体なり他の機関に受け継いでもらう、あ...全文を見る
○菅国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。     —————————————
04月11日第136回国会 参議院 厚生委員会 第8号
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○国務大臣(菅直人君) ごみの処理におきましては、これまでごみの衛生的な処理を確保する観点から焼却処理を進めてきたところでありますけれども、ごみの量の増大や質の多様化、処理の困難化など、さまざまな問題が生じているところであります。  こうした問題に対処するために、これまでの単に...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、不法投棄と処理施設の建設といわば悪循環に陥っているという御指摘をいただきまして、確かにそういう面があるということを私どもも認識いたしております。  産業廃棄物につきましては、平成三年に廃棄物処理法の改正を行って、たしかマニフェストという表現でしたか、...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ごみ処理の基本は、ごみそのものの排出を抑制し、排出されたごみをできるだけ減量化するとともに、リサイクルできるものはリサイクルをし、なお残ったごみは生活環境の保全上支障がないよう焼却し、または埋め立てることであり、適正なごみ処理施設の整備を推進することは必要...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 小型のPETボトルにつきましては、昭和五十七年に清涼飲料の容器として使用が認められて以来、業界団体である全国清涼飲料工業会においてその製造販売の自粛が行われてきたところであります。しかし、近年小型PETボトルによるミネラルウオーターの輸入が急増したこと、ま...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この国民年金基金というのは、御承知のように、自営業者においても基礎年金の上乗せとしていわゆる二階建ての年金をつくろうという中で平成元年に創設されたものであるわけです。そういった意味で、この制度自体は、私も当時のことを思い出してみても、長い間の議論を積み重ね...全文を見る
04月12日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○菅国務大臣 ただいま議題となりました社会保障研究所の解散に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  社会保障研究所は、昭和四十年に設立され、社会保障に関する基礎的かつ総合的な調査研究を行うとともに、社会保障に関する情報及び資料を収集するこ...全文を見る
04月12日第136回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(菅直人君) 年金福祉事業団の自主運用事業の実績ということだと思いますが、国民年金、厚生年金の積立金は年金福祉事業団が自主運用を行っております。その累積額は二十一兆八千五百億円でありまして、運用先は信託銀行を通して十二兆六千五百億円、生命保険会社を通して七兆六千二百九十...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 加熱製剤承認後の非加熱製剤の回収については、日本血液製剤協会を通じて厚生省に対して、各製薬企業より昭和六十年の十月から六十一年の八月にかけてほぼ回収が終了したと報告されておりましたけれども、この報告された時期以降においても非加熱製剤が回収されずに使用されて...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) エイズ訴訟につきましては、三月二十九日に東京地裁及び大阪地裁において、原告と国及び製薬企業の被告との間に和解が成立したことは御承知のとおりであります。これによって七年に及ぶ裁判が和解という形で大きな区切りがついたということで、厳粛に受けとめているところです...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) いわゆる第四ルートと言われておりますのは、血液凝固因子製剤によりまして血友病以外の方にそれを使ってHIVの感染があった問題につきまして、これまでHIV感染者発症予防・治療に関する研究班、これはいわゆる山田班と言われておりますが、これによって当初調査を行い、...全文を見る
04月15日第136回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(菅直人君) 今、笠原委員の方から、新聞等によりまして新しい公的介護保険制度の運営主体を市町村ということで厚生省の方針が出されているように報道されているがどうかという御質問だと思います。  新しい公的介護保険制度につきましては、現在老人保健福祉審議会におきまして最終報...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、笠原委員の方から、この公的介護保険制度をつくるに当たっての重要な問題点、まさに今議論がいろいろとされている問題点を幾つが御指摘いただいたと思っております。特に自治体につきましては、私も関係者と何度となく議論をしておりますが、国保の赤字ということがありま...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、山本委員の方からの御質問は、薬価の差益というものが一つの原因になって、お医者さんが薬を使えば使うほどいわば差益が入ってくる、逆に言えば、それに頼らなければ病院や診療所の経営ができないために薬をどうしても多量に使う、そういう傾向が今回の薬害エイズの問題で...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今医薬の分業によって、本来の薬の適正な使用あるいは国民医療の質の向上というもののためにはそうした方向が必要ではないかという御質問だと思いますが、御承知のように、厚生省もそうした方向に沿っていろいろな施策をこの間進めてきたわけであります。  近年は数字の上...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今の上田委員がおっしゃった点は昭和二十二年に制定されました現在の災害救助法の規定だと思いますが、この中では生業資金の給与または貸与が規定をされております。それは今おっしゃったとおりであります。  これに関しましては、その後、昭和三十年に現在の生活福祉資金...全文を見る
04月16日第136回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(菅直人君) 今、総理からもお話がありましたが、この和解に至ります過程では前森井厚生大臣、そして橋本総理、また与党三党の皆さんにはプロジェクトをつくっていただきまして、原告団との間を含めて非常に積極的に取り組んでいただいた結果がこういう形になったのではないかということで...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今御指摘いただいたことは、それぞれ今回の問題の反省をする上での大きな論点だと思っております。  今回の血液製剤によるエイズ感染問題の反省の上に立ちまして、医薬品による健康被害の再発防止に最大限努力をしていくこととしており、そのために、まず厚生科学会議に臨...全文を見る
04月17日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○菅国務大臣 社会保障研究所を解散する、その趣旨、目的あるいはメリットについてのお尋ねであります。  社会保障研究につきましては、人口の少子・高齢化が進展する中で、人口問題研究と密接な関連がありまして、その連携を図りつつ研究をする必要が高まっていると考えております。このため、国...全文を見る
○菅国務大臣 今、竹内先生の方から、社会保障制度審議会からこの解散について一つの答申をいただいた中で、幾つかの注文がついている中の、特に研究の独立性についてのお尋ねであります。  そして、その中でも特に組織の長、つまりは研究所の所長についてすぐれた学識経験者を広い範囲から選任す...全文を見る
○菅国務大臣 所長に対する助言機関のあり方につきましては、現在、社会保障研究所そして人口問題研究所の関係者にも参加をいただきまして、社会保障制度審議会の答申の趣旨を踏まえながら検討を行っているところであります。  評議員会などのような構想ということを、今先生からも御指摘ありまし...全文を見る
○菅国務大臣 今、この場には厚生大臣として立っておりますので、どこまで新党さきがけの提案についてコメントしていいか若干迷うところですが、今おっしゃったように、確かに、九十二の特殊法人の改革というものが非常に十分にやれたというふうには残念ながら考えておりません。  しかし、従来か...全文を見る
○菅国務大臣 特殊法人の財務内容などの公開につきましては、平成七年十二月十九日の閣議決定において、「特殊法人のディスクロージャーについて」という決定をいただいております。これに基づきまして、財務諸表等の公開を積極的に実施するとともに、それぞれの特殊法人の根拠法に公開規定を盛り込む...全文を見る
○菅国務大臣 独禁法の関連の問題につきましてはさきの委員会で申し上げましたので、今の御質問は厚生省に関係する公益法人全体についてだと思いますので、そのことについてお答えをさせていただきます。  公益法人は、その設立趣旨、目的にかんがみれば、公益事業の一層の推進に努めるべきであっ...全文を見る
○菅国務大臣 行政改革は、青山委員もおっしゃるとおり、今内閣の最重要課題の一つでもありまして、厚生省としても、規制緩和や地方分権の推進などに積極的に取り組んでいるところであります。今後とも、規制緩和につきましては、この三月に改定された規制緩和推進計画に沿って着実に実施していくとと...全文を見る
○菅国務大臣 今、北村委員の方から、エボラ熱の報道についてもおっしゃって、私もその報道を見まして、さきのといいましょうか、今並行して議論されております狂牛病など、本当にいろいろな、従来日本では見られなかった、場合によっては感染性の病気が外国からやってくる危険性がある、そういう点に...全文を見る
○菅国務大臣 厚生行政の推進に当たりましては、当然のことですが、国民の側に立って、国民の生命や健康を守るということが最重要な視点であると考えております。このため、薬事法を初めとして各種の規制を実施する場合に、厚生省の責任と権限を果たす上で、外部の、例えば製薬企業などの不当な影響を...全文を見る
○菅国務大臣 私も、最初に一月二士二日にプロジェクトをつくって、一カ月ぐらいをめどにということで調査を始めて、二月九日に報告を受け、それを順次公開をしてきた。その段階では、それまでのいろいろな経緯はありましたけれども、一応その調査プロジェクトが機能し始めて、いろいろ見つからなかっ...全文を見る
○菅国務大臣 今、赤松委員御自身もおっしゃいましたように、高齢化の進展ということは大変大きな社会の変化でありまして、一般的に言えば社会保障に係る費用が増加をしていく、この傾向は避けられないものと考えております。しかし他方、経済は低成長時代に入っておりまして、経済の活力を損なわない...全文を見る
○菅国務大臣 私が大臣に就任したときに、特に薬害エイズと公的介護ということを確かに申し上げましたが、就任した直後の一月の十六日、十七日に、私も阪神、神戸、兵庫に出かけまして、ある意味では最初の仕事が、そういった仮設住宅やいろいろな復旧状況の視察を行ったということをちょっと申し上げ...全文を見る
○菅国務大臣 制度的には、所長については大臣が選ぶというか、そういう仕組みになっているというふうに承知をしておりますが、その選び方として、特に社会保障制度審議会の方から今回の問題で答申の中に言われております趣旨は、今山本委員おっしゃったように、いわゆる役所の中からの人あるいはOB...全文を見る
○菅国務大臣 今政府委員から答弁をいたしましたように、趣旨は、制度審の答申をきちっと守っていきたい、ただ、形につきましては、今関係者を含めての検討中ですので、その検討を踏まえて決めていきたい、こういうことであります。
○菅国務大臣 基本的には、今おっしゃったとおりのことを考えております。  つまり、国立の研究機関になりますので、逆に有償で行うということが、ちょっと工夫が要るかとは思っておりますけれども、平成八年度の予算案においても機関誌の発行そのものについてはもう計上いたしておりますし、今話...全文を見る
○菅国務大臣 いろいろなこういう研究機関にも若干性格が違うものがあるわけですけれども、全体について、山本委員が今言われた感染症対策といったようなことを今回は中心の御質問だと思いますので、その点について若干申し上げますと、国際化の進展による海外交流の機会が拡大したことに伴いまして、...全文を見る
○菅国務大臣 今回の薬害エイズの問題でいろいろな御指摘をいただきまして、特に、アメリカではCDCというところがいろいろな情報を国内ばかりか全世界に出している、日本でもその情報が非常に貴重な情報となっている、これはいわば日本でいえば予研に近いものだというふうに聞いております。  ...全文を見る
○菅国務大臣 まず、これまで社会保障研究所が果たされてきた大変大きな役割というのは十分に認識をいたしておりまして、その機能は新しい研究所にもより充実した形で残さなければならないと基本的に考えております。  そして、今、五島委員からお話のありました所長の選任に当たりましては、社会...全文を見る
○菅国務大臣 新しい研究所における研究活動全般の基本方針などについて公平中立な立場から検討を行うことを目的とする、外部の有識者による会議を開催するため、必要な経費は既に平成八年度の予算案に計上いたしているところであります。  評議員会については、社会保障制度審議会の方から、「組...全文を見る
○菅国務大臣 既に、現在議論をいただいております平成八年度予算案において、外部の研究者と共同で研究を進める研究プロジェクトに必要な予算を計上させていただいております。また、外部の研究者が、特別研究員あるいは客員研究員とでもいうのでしょうか、そういう特別研究員として継続的に研究所の...全文を見る
○菅国務大臣 この点につきましても、平成八年度予算案において機関誌の発行について予算を計上しているところでありまして、「季刊社会保障研究」などの発行を継続できるようにするとともに、引き続き幅広く希望者が購入できるような工夫をしてまいりたいと思っております。  従来の例をちょっと...全文を見る
○菅国務大臣 現在の社会保障研究所の職員の雇用の確保につきましては、本人が希望される場合には国家公務員として採用することといたしております。また、給与等の処遇につきましても、労働組合や関係機関と協議しつつ、国家公務員の給与に関する法律や人事院規則の範囲内でできるだけの配慮を行って...全文を見る
○菅国務大臣 今回の薬害エイズをめぐりまして、本当にこういう問題が再発をしてはならないということの指摘を裁判所からも強くいただいております。そのときに、かつてのサリドマイドのときにも同じことを国は言ったではないか、あるいはスモンのときも同じように再発防止を誓ったではないか、それな...全文を見る
○菅国務大臣 今、荒井委員の方から、アメリカを例に引いて、日本における今日のある種の行き詰まり状況を突破する上での問題意識、特にこの厚生省に関連をいたしましたバイオやシルバー産業の育成についてのお話がありました。  私も、今回の薬害エイズの問題などに取り組んでみまして、一方では...全文を見る
○菅国務大臣 岩佐委員の言われる意味内容は理解できるのですけれども、もう一方で、行政全体が肥大化をしているのではないかという指摘も一般的にはかなり受けているわけであります。そういった意味で、今回の問題も、実は、行政本体もありますが、周辺にある特殊法人九十二の改革という問題が一つの...全文を見る
○菅国務大臣 今般の試験研究機関の重点整備あるいは再構築を円滑に実施していくためには、当然のことでありますが、職員の理解を得ることが重要と考えております。再構築を進めるに当たりましては、職員の意見を十分踏まえながら誠意を持って対応してまいる所存です。
○菅国務大臣 今回の社会保障研究所の廃止に伴いまして、社会保障制度審議会の方からいろいろ御意見をいただいておりまして、その中に、今岩佐委員の方からもお話がありました、あるいは他の委員からもありました、そういう自由で中立的な研究が可能なようにということの御指摘が出ております。その中...全文を見る
○菅国務大臣 社会保障研究所の職員が国家公務員を希望される場合で採用された場合は、一般職の給与に関する法律等に基づいて処遇されることになるわけであります。国家公務員として採用に当たって、俸給の格付は個々人の過去の学歴や経験によって個別に決定されることになるわけですけれども、給与に...全文を見る
○菅国務大臣 国立公衆衛生院は、公衆衛生技術者の養成訓練及びこれに対する公衆衛生に関する学理の応用の調査研究を行う機関でありまして、従来より我が国の公衆衛生の向上に大きな役割を果たしてきたところであります。  しかしながら、平成六年の地域保健法の改正などに見られるように、住民に...全文を見る
○菅国務大臣 評議員会につきましては、先ほど来の他の委員の御質問にもお答えいたしておりますように、どういう形が最終的にいいのか、あるいはどういう名称がいいのかは別といたしまして、そういう会議を行うための予算は既に計上をいたしておりますし、また場合によったら、組織整備という問題で総...全文を見る
○菅国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。
04月18日第136回国会 参議院 厚生委員会 第9号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま議題となりました国立病院等の再編成に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国立病院及び国立療養所につきましては、広域を対象とした高度医療、専門医療などを担うことができるよ...全文を見る
04月23日第136回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま予算を五〇%カットして次の年度をやっていけるかという御質問だったと思います。  御承知のように、厚生省の予算というのは政府の一般歳出約四十三兆円の三分の一を占めております。高齢化の進展に伴っていわゆる自然増がなかなか避けられない構造となっておりま...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 近年の医療費の趨勢と国民所得の伸びとの関係でありますが、国民医療費は、人口の高齢化、医療の高度化に伴って毎年一兆円前後増大しておりまして、平成七年度には前年度に比べて四%増加いたしまして、二十六兆七千億円に達するものと推計をいたしております。また、国民所得...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、委員がお話しになりましたのは、従来のようにといいましょうか、これまでのように、これだけのサービスをすればこれだけの負担がかかるから、この負担をこれ以上伸ばすことが難しいからこの程度に抑えるという発想ではなくて、望ましいサービスというものを前提として考え...全文を見る
04月24日第136回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(菅直人君) 先ほど来、川橋委員の方から、政治家のアカウンタビリティー、あるいは当時の薬害エイズに関する研究班の問題など、いろいろ御指摘をいただいております。  私も考えるところが多いんですが、やはり行政というのが、基本的には国民のための行政、あるいは国民が政治家を通...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 就業構造や産業構造の変化に対応して、長期的に安定的な年金制度を構築していくことが年金制度一般としても重要だと考えております。このため、今後各制度が成熟化する段階に応じて、財政単位の拡大、費用負担の平準化を推進してまいりたいと考えております。  具体的には...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先ほど総理からもお話をいただきましたように、この問題では総理を初め関係閣僚に大変応援をしていただいておりますし、また与党のプロジェクトあるいは野党も含めて大変御支援をいただいていることに改めて感謝を申し上げたいと思います。  調査プロジェクトにつきまして...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今回、当時の郡司課長や松田委員あるいは安部委員が衆参の国会に直接参考人で出席をされまして、それぞれいろいろな質問に答えておられるわけです。  私も従来からいろいろな資料やいろいろな方の発言を聞いておりまして、もともとエイズ研究班がスタートをする段階で、正...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 実情は荒賀局長の方から今申し上げたとおりなんですが、率直に申し上げまして、こういうふうな形になってしまったことはやはり当時の決定のシステムとしては少し反省すべき点があったんではないか。  つまり、形式上は単なる研究班と、いろいろな研究をお願いする班という...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この間、調査プロジェクトは質問状をそれぞれのエイズ研究班の先生方に提出をいたしまして、それに答えていただくという形で当時の様子をいろいろ聞いております。また、中にはこちらの担当者がお会いして当時の事情を聞いた例もあります。  そういった意味では、十分であ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 水島委員から大変積極的な御提案が今あったわけですが、これまでの経緯は、政府委員から申し上げましたように、肉が輸入されてそれを食べたときに心配だというところから始まったものですから、食品衛生調査会あるいは厚生省の場合は生活衛生局が当面担当して、生活衛生局に他...全文を見る
04月25日第136回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま議題となりました厚生年金保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  公的年金制度の長期的安定と整合性ある発展を図るため、これまで逐次、全国民共通の基礎年金制度の導入、被用者年金制度の給付の公平化等の改革を進めてき...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 福島議員の御質問にお答えいたします。  各制度の負担の分担の見直しについてのお尋ねでございますが、各制度の負担である拠出金は、半分は標準報酬総額に基づく案分で計算され、残りの半分は費用負担の平準化を勘案した形での案分によって、毎年度、各制度の状況に応じて...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 横光議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず、年金財政の情報公開や検証方法の確立についてのお尋ねでございますが、国民の老後生活にかかわりの深い年金の財政運営状況に関する情報については、わかりやすい形で国民に提供していくことは、広く年金に対する国民の理...全文を見る
04月25日第136回国会 参議院 厚生委員会 第10号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま議題となりました社会保障研究所の解散に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  社会保障研究所は、昭和四十年に設立され、社会保障に関する基礎的かつ総合的な調査研究を行うとともに、社会保障に関する情報及び資料を...全文を見る
04月25日第136回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(菅直人君) 今、荒木委員からお話がありました消費税率の検討条項というのがあるわけですけれども、社会保障に要する費用については、この条項における期限を念頭に置きながら検討を進めなければならないと思っております。  九月末までに何らかの修正といいましょうか、何らかの変更...全文を見る
04月26日第136回国会 参議院 厚生委員会 第11号
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○国務大臣(菅直人君) 今、尾辻委員の方から、この国立病院の問題に関連して、特に腎臓の治療等についてのお話もありました。もう大分以前になりますが、私も国会に出た最初の質問が、実は人工透析の問題を当時の園田厚生大臣にしたことをちょっと思い出しながら聞いておりました。そのときもやはり...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、木暮先生のおっしゃることが私に正確に理解できておるかどうかわかりませんが、寝たきりの老人が大変ふえている中で、なかなかそういう方を歯科にあるいは病院にお連れしにくいという中で訪問をいただいて治療をしていただく、そういうことでそれに対してある程度のといい...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 最初に申し上げたように、的確な答弁になっているかどうか、内容がはっきり、機能回復の差がどういう形であらわれるかということが実はちょっと私の中に明確にないものですからあれですが、私が申し上げたのは、機能回復という点での評価というのは当然それはそれとしてあって...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先日もたしか予算委員会でしたか、阿部先生の方から日本の戦後の平均寿命がどう変化したかというのを提示いただいて、それを見ますと、率直に申し上げて私は日本の厚生行政というのは、その数字はたしか戦後、昭和二十二年から平成七年か六年かの間であったと思いますが、大変...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 国立病院の活性化のために人事交流をという水島先生の御提案であります。  率直に申し上げまして、特に医療の分野、私もこの間、こういう立場になりまして、いわゆる国立病院という厚生省が監督をしている部門と、同時に国立、私立の大学及び大学病院というものとが一方で...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 十年前、私も衆議院の社会労働委員会にいて議論をした覚えがありますし、正確には覚えておりませんが、当時私は野党でしたから賛成はしなかったのかもしれないと今思い起こしておりました。  ただ、今、西山委員がおっしゃる論理というのは、論理としてわからないことはな...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、齋藤委員おっしゃったとおり、国立病院・療養所の再編成計画を進めるためには地元自治体の理解と協力が不可欠だと考えております。このため、地元自治体の理解と協力を得ることができるようにするためにも、再編成推進方策の柱であります再編成特措法、今回お願いしている...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 都道府県が大きくいえば保健医療・福祉サービスについて責任を持つべきだと思うけれども、どういう形で考えているかという趣旨で、なかなか大きな問題ですので十分的確な答えになるかどうかわかりませんが、一応考え方を申し上げてみたいと思います。  医療提供体制の整備...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。
04月30日第136回国会 参議院 厚生委員会 第12号
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○国務大臣(菅直人君) 今、清水委員の方からもお話がありましたように、厚生省の監督している国立試験研究機関はいろいろな役割を担っているわけですけれども、どういった考え方でこの整備・再構築を進めているかという問題について大筋の話をさせていただきます。  今日、我が国においては、エ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 社会保障研究所は、設立以来、社会保障に関する基礎的かつ総合的な調査研究を行うとともに、研究成果を機関誌、研究書等を通じて発表してきたところであります。こういった点、今、清水委員からもお話がありましたように、特にその三十年前の時点ではこの分野で大変ある意味で...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今回のこの制度改正は、率直に申し上げて二つの要素があったと思っております。一つは、やはり大きな政府全体の努力としての行政改革、特に特殊法人の改革というものが一方にあり、また一方に厚生省としても試験研究機関について再構築をしようと、そのことが重なってこういっ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 行政改革は長年の歴代内閣の重要課題でありまして、その中でこの特殊法人の問題も相当以前から何度となく課題に上がってきているわけです。そういう中で、確かにさきがけとして一昨年でしたか、九十二ある特殊法人について、党としてかなり思い切った改革案を提示いたしたこと...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 最初に言われました消費税の問題は、たしか議論の仕方としては五%それ自体というのではなくて、ことし九月に見直し規定が含まれております、その後のさらに引き上げる引き上げないといった議論の場合に行政改革というものが前提になるのではないか、あるいは行政改革を進める...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 社会保障研究につきましては、人口の少子・高齢化が進展する中で、人口問題研究と密接な連携を図りつつ研究する必要性が高まっていると考えております。このため、国立試験研究機関の再構築の中で両分野を総合的に研究できる体制を整備するという観点から国立社会保障・人口問...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 少子・高齢化が進展する中で、社会保障は社会経済や国民生活の中で重要な位置を占めるようになってきております。したがって、新しい研究所は国民の要請に応じた研究を行っていくことが望まれるとともに、そのような国民の要請に応じながら自主性のある研究が行われ、その成果...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、長野県国立松本病院において血友病患者で二人の息子さんを亡くされたという御遺族からの手紙の一部紹介がありましたが、そのことについて私の方も承知をいたしております。大変ある意味で痛ましいことだと思っております。  現在、その事実を厚生省としても確認をいた...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。
05月07日第136回国会 参議院 厚生委員会 第13号
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○国務大臣(菅直人君) 今、石井委員の方からもお話がありましたように、厚生省の予算、この平成八年度予算案の中で十四兆三千億円をお願いいたしておりまして、その中で医療費及び年金に関する国庫負担が、医療が六兆四千五百億、年金が四兆一千三百億、合わせて十兆五千八百億ということでちょうど...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 児童と家庭を取り巻く環境は、今、先生もおっしゃったように、大変大きく変化をいたしておりまして、現在の児童家庭福祉施策の体系では十分には対応できない問題も多数生じてきているところです。このため、来るべき二十一世紀を見据え、時代の変化に対応した構造改革が必要と...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 御承知のように、国民医療費は高齢化の進展に伴って増大する一方でありまして、他方、経済の状況というのは必ずしも以前ほどは伸びていないために保険料収入も伸び悩んでいるのが現状であります。医療保険財政は、平成六年度において、例えば政府管掌健康保険においても二千八...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私、この休みの間に八丈島と大島へちょっと行ってまいりまして、大島では知的障害者の施設を視察してまいりました。  今議論をいろいろしていただきましたが、それぞれのところでいろいろと努力をされているわけですけれども、まさにそのノーマライゼーションという言葉あ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先ほど申し上げたように、ちょうど私この連休中行った中でも、そうした学園の附属施設として喫茶店のようなものを小さな公園というより遊園地のようなところに、それは施設のすぐ前なんですが、つくってそこを自主運営されている、そんな様子も拝見をしてまいりました。  ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今いろいろな形でノーマライゼーションという概念についてお話しをいただきまして、これが単に何か障害を持った皆さんに対して行政なり健常者が何かこう恩恵的に何かをするというのではなくて、行政自身が一つの自分自身の理念として、あるいは自分自身の考え方を変えていく理...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今幾つかこの調査プロジェクトについて疑問を出されたことは、それはそれとして私もよく理解をできると思っております。ただ、今、総務審議官から申し上げたように、一月二十三日にこのプロジェクトを立ち上げる時点では実はどんなふうに展開するか必ずしもすべてが予想できた...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今回の薬害エイズで、もう御承知のように、二千人近い方が感染をされ、六百人余りの方が発症され、既に四百人を超える方が亡くなっておられるわけです。やはり、こういうことを招いた行政としての責任というのは、これは和解の勧告で言われたことを認めたというだけでなくて、...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私も野党時代は予算というのは国会に出てから議論をしていたわけですが、細川内閣以降、与党の一員としていろいろそばで見たり、あるいは特に村山政権になってからはさきがけの政策担当者として調整作業の一員としてやっておりまして、いろいろ感じるところはあります。  ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) これも率直に申し上げて、どちらかといえば政党なり政治なりの場での改革ではないかなという感じがしております。これも、細川内閣のときも若干そういう議論があったように覚えておりますが、村山内閣になりまして、自民、当時の社会、さきがけの三党では、例えば単独の党が関...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、山本委員の方からずっと虐待の問題、いじめの問題、いろいろな面での御指摘がありまして、そういったことがなぜ近年ふえてきたのか、もちろんあってはならないというか、ないことが当然好ましいわけですけれども、なぜこういうことになってきたのかということをやはり相当...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) いわゆる学童保育は、共稼ぎ家庭の増大など子供を取り巻く環境の変化に対応し、仕事と子育ての両立を支援する上で、今、西山委員もおっしゃるとおり、大変重要な事業だというふうに認識をいたしております。厚生省としては放課後児童対策事業として現在まで助成措置を講じてき...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私も、今のお話を聞いておりまして、看護婦さんの人材確保の問題、あるいはさらにはエンゼルプランという意味での、何といいますか、仕事をしながら子供を育てていく支援ということが大変重要な施策の一つだということはそのとおりだと思っております。  そういう点の中で...全文を見る
05月08日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○菅国務大臣 ただいま議題となりました厚生年金保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公的年金制度の長期的安定と整合性ある発展を図るため、これまで逐次、全国民共通の基礎年金制度の導入、被用者年金制度の給付の公平化等の改革...全文を見る
05月08日第136回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(菅直人君) 再発防止についてのお尋ねであります。  この点については、石井委員の方からも今お話がありましたように、いわゆる有識者の皆さんの御意見を聞くということと、そしてその話を伺った上で省内でそれをさらに検討していくという二つの場を設けております。  有識者の皆...全文を見る
05月09日第136回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(菅直人君) おっしゃるとおり、これまで六十歳定年退職で、同じ会社にまたパートとして働いたような場合に、年金の支給が三カ月待たされるという問題がありまして、西川委員の御指摘もありますので、そういったことの改善の通達を出して改善に努めております。  その内容につきまして...全文を見る
05月10日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○菅国務大臣 今、長勢委員の方から、年金の将来の安心したというか安定した運営がきちっとできるということを国民の皆さんに明確にすべきだという御意見、全くそのとおりだと思っております。  年金は大変長い時間の経過の中で進んでいく制度ですので、十年、二十年あるいは三十年後、高齢化社会...全文を見る
○菅国務大臣 現在、社会保障制度全体の中で、年金、医療あるいは介護を含めた福祉、これらトータルがどういう形になっていくかということについて考えていかなければならないというふうに思っております。例えば、そういう中では、医療は医療、福祉は福祉という形ではなくて、そういった個々の政策の...全文を見る
05月15日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第16号
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○菅国務大臣 私もいろいろな報道機関からそのことを聞かれまして、コンピューターに入っている、ネットに入っているものを見せていただきました。  全体的に言いますと、私は、いろいろな議論がこういう問題ではあるのは自然だし、また、いろいろな見解をそれぞれ述べ合うのは一般的にも当然でし...全文を見る
○菅国務大臣 どの部分を御指摘なのか必ずしもわかりませんが、この内容を見ておりますと、厚生省の報告を踏まえて、その内容を踏まえていろいろな見解を述べられているというふうに私は理解をしております。ですから、必ずしも厚生省の報告書そのものが間違っているというような指摘は特に含まれてい...全文を見る
○菅国務大臣 これも何度かこの衆議院厚生委員会でも申し上げておりますように、調査プロジェクトは、一月二十三日にスタートいたしまして、十一の調査項目について、文献などの調査を、公表を前提として調べる、あるいはいろいろな方に質問書を出してそれに返答いただいて調査をする。一応、当初は一...全文を見る
○菅国務大臣 このプロジェクトそのものをいろいろなことを若干想定して存続させておりますので、あるいは今後の国会のいろいろな質疑などによっては、再度何らかの調査を再開しなければいけない場面もあるかもしれないということは思っておりますが、一応、先ほど申し上げたように、当初予定なり想定...全文を見る
○菅国務大臣 厚生省としてというふうに言われると、その後も、御存じのように厚生科学会議とか、あるいは庁内に、関連をする問題でのプロジェクトを幾つか設けておりますので、そういう中でまた、関連をする意味で、いろいろな調査といいますか、関連した事実が出てくる可能性はあります。  今申...全文を見る
○菅国務大臣 どの段階で、どういう形で御報告をするのが適切かということはそれぞれの場合があると思っております。ですから、もちろん、国会なり委員会で何らかの報告が求められれば当然それには応じるべきだろうと思っております。  ただ、これまでそういう一つの形式といいますか形を役所サイ...全文を見る
○菅国務大臣 報告書そのものが公開されておりますので、そのことについてこういう報告をしたということの説明を求められれば説明をいたしますし、今既にお聞きになっていることも含めて、ある部分はその報告書に関連をする問題も含まれておりますので、それに関連した御質問をいただければ、それは当...全文を見る
○菅国務大臣 先ほども申し上げましたように、形としてきちっと、いついつのこういうことをこういう形で御報告しますという形でしていないことはそのとおりですが、その内容については公表いたしておりますので、実質的なところでは、これまでも、あるいは今の石田委員の御質問の中でも関連した質問を...全文を見る
○菅国務大臣 今回、年金の統合法案を出させていただいているわけですけれども、この目的についてのお尋ねをいただきました。  公的年金制度は、老後の生活を支える柱となるものでありまして、その長期的な安定と、給付と負担の公平を図ることが極めて重要であるというふうに考えております。この...全文を見る
○菅国務大臣 公的年金の一元化という大きな目標につきましては、一つには被用者年金制度の財政単位を拡大する、もう一つには共通部分について費用負担の平準化をする、こういう基本的な目標を実現するために、あるいはそういうことを考えて一元化という方向を進めているというふうに認識しております...全文を見る
○菅国務大臣 今、年金局長からも御答弁を申し上げましたが、一元化という考え方を閣議で決定、確認しているわけですが、一元化の考え方の中に幾つかの選択肢があるというふうに理解しております。もちろん、そこにはすべてを一本にまとめるという意味での一元化も一つの選択肢の中には入っているわけ...全文を見る
○菅国務大臣 私も、かなり古い段階から、かつての国鉄共済年金とか、いろいろな年金と厚生年金の仕組みのいろいろな違いなどを議論したことを少し思い出しながら今の議論もあわせて聞いていたわけですが、先ほども申し上げたように、産業構造が変化をする中では、ある産業なりある企業に大変大勢の雇...全文を見る
○菅国務大臣 今、青山委員御指摘のように、公的年金制度全般については、本当にいろいろな課題を抱えているわけであります。  公的年金は、国民の老後生活に欠くことのできない重要な柱であるということは、今御指摘をきれたいろいろな数字の中でもあらわれていると、私も同様に理解をいたしてお...全文を見る
○菅国務大臣 今御指摘がありましたように、これまで各制度が各職域で独立をして運営した経緯や、各制度の目的や機能、過去の財政運営の努力などについては配慮をしていく必要があると考えております。しかし同時に、被用者年金制度については、制度の長期的な安定と、負担と給付の公平という考え方が...全文を見る
○菅国務大臣 今回の三共済の厚生年金統合後も、政府といたしましては、引き続き被用者年金制度の再編成を推進する考え方でありまして、その旨の基本方針を閣議決定において定めているところであります。  この閣議決定においては、今後二十一世紀にかけて各年金制度が成熟化する段階において漸進...全文を見る
○菅国務大臣 年金財政の将来見通しにつきましては、人口構造や就業構造の変化などとともに、保険料の段階的な引き上げを織り込んでおり、こうした前提が大きく崩れない限り、年金制度は安定的に運営されていくもの、このように考えております。  年金制度が今後とも長期的に安定したものであるた...全文を見る
○菅国務大臣 平成六年三月に二十一世紀福祉ビジョンを取りまとめた際に、将来の社会保障の給付と負担のあり方についての議論の素材として「社会保障に係る給付と負担の将来見通し」をお示ししたことは委員も御承知のとおりであります。その後、平成七年十二月には新しい経済計画が策定され、また新ゴ...全文を見る
○菅国務大臣 この日経新聞の記事を私も拝見をいたしましたが、ここで言われている「新・福祉ビジョン」というものがどういう位置づけで考えられているのか、あるいは報道されたのかということは、まだちょっと確かなことを私の立場で申し上げるほどの材料は持っておりません。  ただ、もう既に報...全文を見る
○菅国務大臣 今も申し上げましたように、秋をめどに、今私が直接申し上げられる意味で言えば、厚生省としては、この社会保障の給付と負担の将来推計を従来のものを見直して新たなものをお示ししたい、そのことは申し上げられると思います。  ただ、先ほど来申し上げておりますように、今、同時に...全文を見る
○菅国務大臣 まず、さきがけ党内の議論があった、あるいはなかったという問題は、私、本当のところ具体的には承知いたしておりませんで、聞いているところでは、代表がこういう何らかの文章を出されるに当たって二、三の人に相談はしたというような、あるいは党内の人を含めて相談をしたというような...全文を見る
○菅国務大臣 今申し上げたように、この五〇%というものの中で、高齢化社会において安心できる社会を実現するということもあわせて何とか実現できるように努力をしたいということであります。  おいおい議論が進むのかもしれませんが、率直に申し上げて、決してそのことが容易な道だと思っている...全文を見る
○菅国務大臣 年金に関してどういう考え方を政治家として持っているかという趣旨のお尋ねかと思います。  ここはなかなか難しいのですが、一つ私が特に最近感じているのは、やはり出生率が非常に低下をして、これが当初の予想のように回復し得るのかどうか、いろいろな外国の事例なども調べており...全文を見る
○菅国務大臣 先ほども申し上げましたように、まず、党の方でそういう議論がやられたということを私は少なくとも知っておりません。ですから、多分、武村代表本人が考えられて、もちろん参考にはされたかもしれません。  今委員の言われた考え方というのは、あるいは武村代表の論文に出ている内容...全文を見る
○菅国務大臣 介護保険制度につきましては、従来から申し上げておりますように、せんだっての最終報告をいただきまして、今、試案をきょうの老健審にお示しをするという中で、この国会中に、その間にもちろん法案大綱として幾つかの審議会に正式に諮問をし、答申をいただくという手続がありますが、こ...全文を見る
○菅国務大臣 今、いろいろ桝屋委員の方から御指摘をいただいたお話を聞いておりまして、私もこの年金基金が、従来、退職金にかわって雇用者にとって大変大きな老後の安心を維持する、確保する制度だというふうに認識をしていたわけですけれども、それがいろいろな問題を抱えているということを改めて...全文を見る
○菅国務大臣 今のお話を聞いていたのですが、清算事業団というものの性格が、最終的には、先ほどそちらの関係からも説明があったように、今持たれている土地とか株とかでできるだけ負債を少なくする、その残ったものは結局は国民の負担になっていくということを考えれば、その部分で、今おっしゃった...全文を見る
○菅国務大臣 この間の検討の過程でのいろいろな論点などについてのお尋ねでありますので、若干長くなるかもしれませんが、お答えをいたしたいと思います。  公的年金制度の一元化については、昭和五十九年二月の閣議決定により政府の基本方針が示されたわけですが、その内容は、まず第一に、各制...全文を見る
○菅国務大臣 御指摘のように、今後とも被用者年金制度の再編成をさらに着実に進めていくためには、各制度の財政運営については、広く国民の皆様に理解をいただく必要があります。このために、各制度が共通の基準に基づいて、制度運営の実績や将来の見通しについての情報をわかりやすい形で国民に提供...全文を見る
○菅国務大臣 これまで根本委員が党の中でもこの問題に大変詳しく取り組まれて、今回の法案の趣旨などについて基本的に御賛同をいただきながらいろいろ御質問いただいたことを、まず感謝を申し上げたいと思います。  今お話のありましたとおり、本当にまじめに働いている人が年をとったときに安心...全文を見る
○菅国務大臣 大変長い経緯の中で、今回、ある意味では一つの大きな段階を踏めるという意味で、関係者の御苦労にも感謝を申し上げたいと思います。  特定の産業や業種、職種のみを対象とした年金制度では、産業構造の変化により、現役加入者が著しく減少し、一般の制度の保険料水準では財政運営が...全文を見る
○菅国務大臣 中小企業あるいは零細企業に働く従業員にとっても三階建ての年金制度のサービスを受けられるようにする、そういった考え方は私も大変重要だというふうに思っております。公的年金に上乗せする三階部分の企業年金は、それぞれの企業における労使の合意に基づき、それぞれの状況に適した内...全文を見る
○菅国務大臣 今まさに御指摘のとおり、特定の職域ですとかあるいは産業ですとかを単位とした年金制度に従来からいろいろ分立をしていたわけですけれども、こうした中では、その産業や職域が大きく変化をして衰退をするような場合には、その影響を直接的に受けることになるわけであります。そういった...全文を見る
○菅国務大臣 御指摘のとおり、一方では、高齢化の進展に伴いまして、社会保障に要する費用が増大していくことはなかなか避けがたいものだと認識をしておりますが、また同時に、今日の経済の状態は、これまでのようなまさに右肩上がりを期待することはなかなか難しくて、経済の活力を今後損なわないよ...全文を見る
○菅国務大臣 今、岩佐委員が言われるように、JR共済の財政状況が大変厳しくなったのにはいろいろと原因があると思います。基本的には、モータリゼーションの進行によりまして、鉄道事業の斜陽化という産業構造の変化によって余剰人員が発生し、合理化を進めた結果、給付を支える現役の組合員数が著...全文を見る
○菅国務大臣 今、女性の年金権あるいは配偶者の年金権という問題で幾つが御指摘がありまして、確かに、おっしゃる趣旨の中で、何となく何らかの措置が必要なのかなと思う面もないわけではないのです。  特に私が感じましたのは、これは他の委員の御質問にもお答えしたのですが、育児期間の年金の...全文を見る
○菅国務大臣 私も、出生率の低下というのは、年金においては長期的に見たときに大変重要な問題だと考えておりまして、先ほども別の委員の方のお話のときに申し上げたのですが、この連休中に八丈島に行きましたら、八丈町では三人目の子供から生まれたときに五十万円、あるいは四人目は七十万円、五人...全文を見る
05月17日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第17号
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○菅国務大臣 よく御理解をいただいた上で御指摘をいただいて、大変ありがとうございます。  まさに私が言いたかったことも、今桝屋委員がおっしゃったとおり、まあ逆の形で言えば、年をとったときに、どういう状態になってもきちんとした安心できる対応ができる制度でなければならない。  た...全文を見る
○菅国務大臣 一元化の哲学という御質問で、どういう側面からお答えするのかと考えるわけですが、公的年金制度は老後の生活のまさに柱となるものでありまして、そういう点で、制度の長期的な安定ということと給付と負担の公平を図るということが大変重要だと思っております。  委員が今話をされま...全文を見る
○菅国務大臣 大変難しい御質問のような気がしますが、私も年金というものを考えるときに、仕組みの中で、今言われたようこ、これが民間の生命保険などであれば、どういう人がどの程度生きるとか、最近は場合によったらたばこを吸う人と吸わない人を分けようとか、それは民間の場合はいろいろ計算上の...全文を見る
○菅国務大臣 ちょっと私の理解力の不足なのかもしれませんが、世代間の問題あるいは逆進性ということを当初言われましたけれども、確かに、所得に比例して掛ける被用者保険と、所得にかかわらず定額であるということは、税と同じように考えれば、そういうおっしゃり方は成り立つと思うのです。  ...全文を見る
○菅国務大臣 これもなかなか難しい御質問なのですが、今おっしゃった、世代間で、若い人にとって掛けた保険料が十分に返ってこないのではないか。私も数字はきちんと示すべきだと思いますし、確かに厚生省が一般的に出している数字では本人の掛金をベースに考えていますから、例えば若い人で一・九倍...全文を見る
○菅国務大臣 年金の運営の原則からいえばおっしゃる点もよくわかるわけですが、これは厚生省の立場でいえば、借りているというよりは貸しているのですよね。つまりは、国庫財政の方に繰り延べられているというのは、本来いただくべきものをまだいただかないかわりに、その分だけお貸しをしているとい...全文を見る
○菅国務大臣 御承知のことと思いますが、現時点では、厚生省としての試案というものをつくりまして、十五日に老健審にお示しをしているという状況であります。  もう少し申し上げますと、先月、四月の二十二日ですか、老健審の方から最終的な御報告をいただきまして、その折にそれをベースに、幾...全文を見る
○菅国務大臣 私も厚生年金基金のいろいろな議論を聞いておりまして、一つは、従来、退職金を年金化するという要素も含めて、この制度が拡大してきたというふうに記憶をしているわけです。そういう中で、同時に、今いろいろ問題になっておりますように、産業の変化の中で多少厳しいところが出る、ある...全文を見る
05月17日第136回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(菅直人君) 血液製剤によるHIV感染問題につきまして御報告申し上げます。  エイズは、HIV、ヒト免疫不全ウイルスの感染によって引き起こされ、細胞性免疫不全状態土主な病態とする重篤な疾患であり、現在に至るまでその根本的な治療法は研究段階にあります。  我が国におい...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 古屋議員の御質問にお答えを申し上げます。  薬害エイズ問題に対する基本認識、また今後の恒久対策、再発防止の取り組みの姿勢というお尋ねであります。  エイズ問題に対する基本認識等については、病気をいやすべき薬によって何の落ち度もない方々が甚大な被害をこう...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 鴨下議員の御質問にお答えを申し上げます。  エイズ研究班の設置についてのお尋ねですが、血液を介しての感染が疑われていたこと、また血液研究事業を所管していたことから、薬務局生物製剤課がエイズ研究班を組織したものであります。  エイズ研究班の目的は、欧米で...全文を見る
05月22日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第19号
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○菅国務大臣 介護保険制度は、もう二年ぐらい前の社会保障制度審議会の勧告から始まりまして、御承知のように昨年二月からですか、老健審で議論を始めていただきまして、この間、四月の二十二日に最終的報告をいただき、今月十五日にそれを受けての試案というものを出させていただきました。私は、こ...全文を見る
○菅国務大臣 もちろん政府として法案を出すと いうところにまで行ける場合、もちろん行きたいと思っておりますが、行ける場合には、当然のこととして、政府としてはいろいろな状況を踏まえながらベストと考えるものを出させていただきたい、出していきたいと思っておりますので、そういった意味で...全文を見る
○菅国務大臣 御承知のように、当初は予算非関連ということで、予算非関連の法案はできるだけ国会の方に、もう出すとすれば三月上旬までに出すようにというのが内閣の方でのいわばめどになっていたわけですけれども、老健審の議論を含めていろいろな御議論が継続していた関係で、それがある意味では大...全文を見る
○菅国務大臣 健康保険法についてももちろん、例えば今医療保険、それぞれ大きな赤字が生まれつつあるとかいろいろな議論があることは承知をいたしておりますし、また平成九年度に向けて何らかの改革の議論が必要だということは、それぞれの審議会等でも従来よりそういった御議論があるということは承...全文を見る
○菅国務大臣 委員も御承知のように、高齢者介護の問題というのはいろいろな形で従来からあって、自治体を中心にそれぞれの取り組みがあっておりますし、そして、要介護者の数が百万を超してどんどんふえているという現状があるわけです。  この公的介護の議論が出てきたのは、そういった状況を踏...全文を見る
○菅国務大臣 私が申し上げたのは、そういった今言われましたすべての債務について申し上げたのではなくて、ある席でしたか、赤字国債が発行されますと、いわば一般会計にそれが充てられているわけですから、その部分は租税、つまり減税で租税が減っているというふうに考えれば、その部分も含めて考え...全文を見る
○菅国務大臣 今、社会保障あるいは社会福祉と言われるものの内容は、もう非常に国民の生活の中に、その骨格の中に組み込まれた形で存在をするようになっているというふうに理解しています。例えば年金などは老後の生活ですし、あるいは医療保険等を含めてもう生活そのもの、ライフサイクルの中に、生...全文を見る
○菅国務大臣 せんだっての御質問のときは、参議院の関係で大変失礼を申し上げました。  今、横光委員の方から、還元融資の中で特に年金教育資金貸付の貸付限度額についてのお話を伺いました。御承知のように、この制度は平成六年十二月に創設されて約一年半という経過であります。現在その普及に...全文を見る
○菅国務大臣 労災補償年金と厚生年金あるいは共済の場合の併給調整のあり方については今、横光委員のおっしゃったとおりで、その内容についてはもう繰り返しませんが、こうなっていることがやや不公平ではないかという御趣旨だと思います。  確かに、私も、なぜ同じ仕組みになっていないのだろう...全文を見る
○菅国務大臣 委員のそのお気持ちを体して、私なりに努力をしていきたいと思っております。
○菅国務大臣 三共済の厚生年金統合を今お願いしているわけですが、それを成立させていただきました後も、政府としては被用者年金制度の再編成を推進する考え方でありまして、その旨の基本方針を、先ほど委員も御指摘をされたように閣議で決定をいたしております。  その際、被用者年金制度の分立...全文を見る
○菅国務大臣 もういろいろな形で御議論いただいておりますように、高齢化の進展というのは大変これからの社会保障にとって大きな大きな課題であります。また、介護については、私もある場所で申し上げたのですが、いわゆる先進国において介護の問題というのはあるわけですが、多くの国においては、ま...全文を見る
○菅国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。
○菅国務大臣 ただいま議題となりました医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  がん、エイズ等の疾病の克服は人類共通の悲願であり、画期的な医薬品、医療用具等の開発は、国民の保健医療水準の飛躍...全文を見る
05月23日第136回国会 衆議院 本会議 第27号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま議題となりました薬事法等の一部を改正する法律案にっきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、科学技術の進歩により医薬品等の開発が進み、薬理作用の強い医薬品、使用方法の複雑な医薬品等が増加していることから、これによる健康被害を防止し、医薬品...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 高市早苗議員の御質問にお答えをいたします。  医薬品機構の業務を追加することについてのお尋ねでありますが、医薬品機構には承認審査等の業務のうちデータの照合等の定型的な調査業務を委託し、これに基づき、審査の核心となる評価、判断は厚生省がみずから行って審査の...全文を見る
05月24日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第20号
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○菅国務大臣 今、根本委員の方から、基礎研究の重要性について、全体としても重要であるし、特に今回お願いしている法案で受けとめようとしている、厚生省に関連した基礎研究についての重要性を御指摘いただきましたが、私も全くその点では同感でありまして、特に我が国のような資源のない国でこれか...全文を見る
○菅国務大臣 今、本研究事業において採択された課題の研究の成果について、その評価のあり方などのお尋ねであります。  この研究結果につきましては、医学等の専門家はもとより他の分野の有識者も含めた委員会において、その研究が保健医療分野の共通の基盤として独創的な新技術、新分野の創出等...全文を見る
○菅国務大臣 今、産官学のいわば有機的な連携の必要性について御指摘をいただきまして、私は、有機的な連携というのは不可欠だと思っております。もちろん、そのことと、いわゆる癒着と呼ばれるような関係ではない形の透明性を確保するということは、これはまたこれで当然のことですが、やはりそれぞ...全文を見る
○菅国務大臣 今委員の方から、特に国際的な競争社会の中でのこの分野の日本のいわば立ちおくれということを御指摘をいただきました。  私も、この分野の関係の皆さんの話を聞いてみて、何かやはり日本のこの分野も、よく言われる護送船団方式、これは金融機関で言われておりましたが、医薬品や医...全文を見る
○菅国務大臣 今御指摘をいただいた薬価の問題が医薬の開発のインセンティブに非常に影響を与えているという認識は、私も最近特に強く持つようになりました。そういった意味で、今、厚生省の中にも薬価差益の問題のプロジェクトをつくりましたが、これは単に薬価差益をどうするとか、薬価をどうすると...全文を見る
○菅国務大臣 科学技術立国という点で、日本がある時期までは欧米を、どんどん追いついていき、あるいは部分的には追い越していったという認識があったわけですが、近年になりまして、逆にまた追い抜かれているのではないかという危機感もありますし、そういう点では、科学技術の研究にある程度力を注...全文を見る
○菅国務大臣 私の記憶が間違っていなければ、これは、スモンの問題が起きたときに、いろいろ裁判手続などで救済に時間がかかるというところの反省から生まれてきた機構だというふうに認識しております。そういった点では、確かに当初の副作用被害の迅速な救済を目的にするという制度に幾つかの機能を...全文を見る
○菅国務大臣 私がどの場面で発言をしたか、正確な記憶は率直なところ今ありませんが、あるいはそういう発言をしたかもしれないというふうには思います。  ですから、率直に申し上げて、先ほど来申し上げておりますように、この機構にいろいろな機能を持たせることについていろいろな議論があるこ...全文を見る
○菅国務大臣 この機構は、今おっしゃったように、いわゆる認可法人になっておりまして、ある意味では国家公務員と同じような守秘義務等もかかっているわけであります。そういった意味では、確かに、厚生省の責任のもとではありますけれども、相当、機構自体も公務員に準ずる責任を持っていただいて、...全文を見る
○菅国務大臣 今局長が答弁しましたように、千分の二が現在千分の〇・〇五ですので、もう一けた少なくなっております。ですから、上限に比べれば四十分の一ということになりましょうか。  それで、どういう率が適切なのか、あるいは逆に言えば、余裕がある場合に救済をどうするのかという御議論な...全文を見る
○菅国務大臣 ですから、一応考え方としては、その問題と財政状況というのはそれぞれ独立して考えるべきであろうというふうに思います。ですから、ちょっと私もこれまでの、どういう場面でどの程度の給付がなされ、それがどういう判断で決められているかということを具体的なところで細かく知っており...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど他の委員の方からも、日本における創薬、医薬品の開発等について、国際的に見て必ずしも十分な体制整備ができていないのではないかという御指摘もいただきましたし、また、今御指摘の、日本学術会議から平成二年に「創薬基礎科学研究の推進について」という勧告が時の総理大臣、海...全文を見る
○菅国務大臣 医薬品機構は、医薬品の副作用による健康被害の迅速な救済を図ることを目的として設立をされたわけでありまして、今委員御指摘のように、その後の改正によって出資事業や調査指導業務などが加わっております。しかし、これらの業務も、広く言えば、医薬品の安全性、有効性の向上を通じて...全文を見る
○菅国務大臣 この機構の業務内容については、先ほど岩佐委員も御指摘がありましたように、副作用被害救済に加えて幾つかの役割を受け持っていただいております。また、先ほど来他の委員の質問にもお答えしましたように、守秘義務など公務員に準ずる、そうした責任体制もとっていただいておりまして、...全文を見る
○菅国務大臣 一般的に言えば、今おっしゃることもよく理解できるわけでありまして、そういう点で、今後こうした役員構成を将来にわたってどうしていくかということについては、またそういう幅広い人材から求めるという方向について検討していきたいと思っております。
○菅国務大臣 今委員がお述べになったいろいろな給与の水準などについて、一般的な特殊法人の水準と比較をしてこの機構が特に高いという報告は受けておりませんで、どちらかといえばやや低い水準だというふうに、これは比較の問題ですから、他の特殊法人との比較でいえばやや低い水準だというふうに報...全文を見る
○菅国務大臣 先ほどの政府委員の答弁でも、いろいろ、当時のことが十分にわからないということもありましたけれども、資料のあるなしというよりも、本来は、予算の執行ですからそれなりのものは、当時は何らかの書類で決裁したはずでありまして、当然、そういう予算執行については、あるレベルまでは...全文を見る
05月24日第136回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま議題となりました厚生年金保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  公的年金制度の長期的安定と整合性ある発展を図るため、これまで逐次、全国民共通の基礎年金制度の導入、被用者年金制度の給付の公平化等の改革を進めてき...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 山本議員の御質問にお答えをいたします。  まず、子育て支援の社会環境づくりについてでございますが、先ほど総理からも詳しくお述べいただきましたが、特に今の日本の人口構造を見ますと、大変子供さんの数が減っておりまして、ある意味では全体のバランスが非常に悪くな...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 竹村議員の御質問にお答えいたします。  私への御質問は、年金財政の情報公開や検証方法の確立についてであります。  国民の老後生活にかかわりの深い年金の財政運営状況に関する情報について、わかりやすい形で国民に提供していくことは、広く年金に対する国民の理解...全文を見る
05月28日第136回国会 参議院 厚生委員会 第14号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま議題となりました厚生年金保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公的年金制度の長期的安定と整合性ある発展を図るため、これまで逐次、全国民共通の基礎年金制度の導入、被用者年金制度の給付の公平...全文を見る
05月29日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第22号
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○菅国務大臣 ただいま議題となりました薬事法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、科学技術の進歩により医薬品等の開発が進み、薬理作用の強い医薬品、使用方法の複雑な医薬品等が増加していることから、これによる健康被害を防止...全文を見る
05月30日第136回国会 参議院 厚生委員会 第15号
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○国務大臣(菅直人君) 三共済の厚生年金統合の法案をお願いしているわけですが、この統合後も政府としては被用者年金制度の再編成をさらに進める考えでありまして、その旨の基本方針を閣議決定において定めているところであります。  その際、被用者年金制度の分立による不安定な制度運営や負担...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 公的年金制度については、将来にわたって安定した財政運営を確保していくために、御承知のように、五年に一度財政再計算を行って保険料、給付水準の見直しを行っております。  御指摘のように、公的年金制度の財政悪化が進行する前に適切な措置がとられるよう各制度が積極...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 厚生年金基金制度の創設から三十年を経て、かつてのような経済成長が期待しにくくなっている今日の状況の中で、いわゆる三階建てという部分を構成している厚生年金基金の今後の安定的な発展を図っていくためには制度全体の見直しが必要だと考えております。このため、現在、基...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 確かにおっしゃるとおり、私も年金のいろいろな説明を受けても、制度そのものが分立している、あるいは一階部分、二階部分、三階部分、さらにはそれが半ば融合したような形等々いろいろあって、非常に一般的にわかりにくいという感じがいたします。  また言葉も、例えば厚...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) まず、もう本当に釈迦に説法かもしれませんが、この法案を出した趣旨としての今の問題についてお答えをして、その上で多少私なりの見解を述べさせていただきたいと思います。    〔委員長退席、理事朝日俊弘君着席〕  昭和六十年の年金制度改正によりまして、共済年...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先ほどから世代間扶養あるいは将来の世代の理解、さらには共感といういろいろ重要な意味を持つ幾つかの表現をされておりますけれども、私もその点は全く同感でして、一つは、情報を開示して選択をすると。  ただ、年金の場合に、まさに選択をする人がまだ生まれていないと...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、釘宮委員の方からお話がありましたように、いろいろなことが今並行して動いておりますし、またその主体も、厚生省が主体になって受けとめている問題と、それを超えて総理がみずからいろいろな審議会の会長やあるいは大蔵大臣や私厚生大臣などを含めての会を催されて進めて...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) まず第一点は、社会福祉というものの考え方あるいは社会保障というものの考え方ですけれども、これは制度審の方から既に出されている考え方と私自身もかなり共通するところがあるわけです。つまりは、今の社会保障制度というのは、狭い意味の非常に困った人に対して何かすると...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 介護保険に関しましては、御承知のように、老健審を中心に議論を進めていただきまして、今月の十五日にその報告を踏まえての試案というものを厚生省として出させていただきました。そして、その試案を軸にしまして現在各関係者あるいは与党のプロジェクトの皆さんなどとさらに...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 御承知のように、庁内につくったプロジェクトでは、先月二十六日に一応の最終報告ということで公表いたしまして、組織としては今後の国会審議などの過程を踏まえるために一応残しているという状況であります。  今、委員も言われたように、厚生委員会でいろいろ御議論いた...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 公的年金制度の一元化につきましては、今、委員の言われましたように、昭和五十九年二月の閣議決定により政府の方針が示されまして、これに基づいて昭和六十年改正においてまず全国民共通の基礎年金制度の導入を行い、また被用者年金制度の二階部分の給付の公平化を行ったとこ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 一元化という言葉自体がやや幅のある言葉だということはきょう午前中の質疑の中でも何人かの委員の方の答弁で申し上げたわけですが、今回の法案で三公社の共済が厚生年金に統合されると。残された問題が御承知のように幾つかあるわけですけれども、それらも今後の成熟化に伴う...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 確かに私も、今回の法案は被用者保険の一元化の第一段階という位置づけをしておりますが、今後の進め方として関係者の合意を得るということはそれはそれで歴史的な経緯がありますから重要だと思いますけれども、同時に、きょう午前中の質疑でも出ておりましたように、最終的に...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 前の質問にお答えしたこととも関連するかと思いますが、確かに社会保障制度審議会の年金数理部会の報告書は、今、委員の言われました三つの形態があるという言い方で、必ずしも一元化の最終的な姿を一つに決めて提案をされているわけではありません。  ですから逆に言いま...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、確かに言われるとおり、JR共済は御承知のような長い過程あるいは民営化という過程などがありまして、そういう中で共済制度自身かなり厳しい状況あるいは赤字状況になってきた、そういう中で今回最終的な形としての厚生年金への統合ということを提案させていただいている...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) まず、最初の御質問でもありました福祉ビジョンの従来のビジョンで年金のネット所得スライドを前提に計算した例を見ておりますと、平成三十七年の数字が、これは成長率によって三つの数字が出ていますが、少な目の方で国民負担率が四八・五、大きいところで五二という、その間...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 平成五年度における社会保障給付費は五十六兆八千億円となっておりまして、過去十年度の平均伸び率は一年度当たり五・九%となっております。また、今月、社会保障給付費の平成十二年度までの見通しを示したところでありますけれども、「構造改革のための経済社会計画」におい...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) これは消費税の議論を行いましたたしか平成六年の九月ころに、三%から五%への消費税の引き上げに伴う社会保障関係の財源については、平成六年九月の消費税率を決定した与党首脳会談におきまして社会福祉の財源として平成九年度から四千億円が確保されたと、そういうふうに私...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私も厚生大臣に就任する前、さきがけの中でこの問題の議論にかなり参加をしておりまして、民法改正が必要なのか必要でないのか、あるいはどういう法律ができるのか、与党三党の議論を踏まえて党内でも議論をしておりました。そういった意味で、NPO法案、何とか与党としても...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 社会保障制度審議会の昨年の勧告、私も最近宮澤会長などの発言などを含めてこの勧告の持っている意味が、少しずつその重要性を理解しつつあるという段階で、ややちょっと今おっしゃったように認識が浅かったのかなと反省をいたしております。  特に、その前の勧告がいかに...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、朝日委員の言われた考え方と基本的には私自身も共通の考え方を持っております。つまりは、社会保障というものが充実し、それにお金がかかると。かつてイギリスはイギリス病と言われて過大な社会保障のために経済がうまくいかなくなったという見方も一方ではあるわけですけ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 最初に、今の国民負担率という言葉が確かに言葉としては漠然として、そういう意味では公的負担と言う方がより個人負担や企業負担との比較で言えばわかりやすい表現だなということを率直に感じたところであります。  今、勧告の中の重要な部分を読み上げられて意見を問われ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今回の統合によりまして厚生年金の新たな負担になるのは各制度が支援する額のうち厚生年金が負担する額でありまして、その額は、先ほど来御議論いただいていますように、平成九年度から十三年度までの当初五年間は毎年度名目額で千二百七十二億円と見込んでいるところです。 ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私も国鉄民営化の当時の議論を少し思い出しながら今の西山委員のお話を聞いていたんですが、確かに戦争中あるいは戦後、たくさんの引揚者を当時の国鉄が雇用して相当の人数になってきたというような事情があるとか、あるいはその後の国鉄の運営の中で必ずしも、何といいますか...全文を見る
05月31日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第23号
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○菅国務大臣 熊代委員が今おっしゃった経緯は私もよく覚えておりまして、ただ、本会議ではなくて、実はこの委員会でということだったのですが、前回ですか、五月十五日の委員会で、新進党の石田委員の方から御質問いただきました。  そのとき、まだ熊代委員ちょっと席を外されていたので、できれ...全文を見る
○菅国務大臣 この問題は、本委員会でも多くの参考人を招致されて、いろいろな方からの話を聞いておられる。私も様子を拝見したり、あるいは議事録等で読ませていただいております。そういうことも踏まえて申し上げますと、原則的には、あるいは法律的にはといいましょうか、例えば、ある薬を危ないか...全文を見る
○菅国務大臣 今回の薬事法改正は、医薬品の開発段階、承認審査段階及び市販後の各段階における医薬品の安全性を確保するための総合的な対策を充実することを目的としており、これら各段階において、医薬品の安全性がこれまでより一層改善されるように図るとともに、常に有効で安全な医薬品が必要な情...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど熊代委員の質問に政府委員からお答えしましたように、平成八年五月二十九日現在で、全国二百三の医療機関がエイズ拠点病院に選定をされておりますが、その中で公表されているのは二十四都県の百二十医療機関であります。また、公表されていないものでも患者団体や医師会など専門団...全文を見る
○菅国務大臣 今、大野委員おっしゃったとおり、今回の薬事法等の一部改正案は、平成五年のソリブジン問題を契機といたしまして、治験から承認審査、市販後に至る医薬品の総合的な安全性確保対策を充実させるということが主目的といいましょうか、主な動機になっております。それに加えて、血液製剤に...全文を見る
○菅国務大臣 今、鴨下さんがおっしゃった問題は、非常に根本的な問題にもつながっていると思うのですね。  つまり、先ほど他の委員の方の答弁の中で、私、ジェンナーの話をあえてしたのは、薬の開発というのはある意味ではリスクを伴う、いろいろな国がいろいろなリスクを伴いながらいい薬を開発...全文を見る
○菅国務大臣 今、鴨下さんの方から、いい薬であっても薬価が下がってしまうと余り使われない、あるいはその中には薬価差が小さくなっても使われないという意味もあるいは含んでいるのかと思うのですけれども、この問題につきまして、今回の薬害エイズの問題だけではありませんが、日本における薬が、...全文を見る
○菅国務大臣 今、網岡委員の方からお話がありましたように、例えば、いわゆる安部研究班、エイズ研究班というのは当時の薬務局が事務局でつくられて、それが終わった後、少し間を置いて、塩川先生を班長とするエイズサーベイランスというものになるわけですが、その間のつなぎなども、今になってみる...全文を見る
○菅国務大臣 この薬事法の改正が非常に時を得たものだという激励の御指摘なのですが、私は、この薬害エイズの問題というのは、もう委員も御承知のように、かなり以前にいろいろな原因があり、裁判を含めていろいろな形で今日まで残されてきた問題で、そういう意味では、厚生省としては当然きちっとし...全文を見る
○菅国務大臣 一般的に言いまして、それぞれの業界の保護育成という問題と、場合によっては消費者、患者、国民という立場からチェックするという視点とは、ある意味である種の緊張関係が必要な立場でありますから、それを同じ部門が同時的に行うというのは、一般的に言えば不十分な面が出やすいという...全文を見る
○菅国務大臣 本日は、ちょうどWHOが定めました世界禁煙デー当日でありまして、きょうの閣議では灰皿を置かないということで、閣議の席での喫煙はございませんでした。  今委員の方からお話のありましたたばこ行動計画検討会の報告が昨年三月にまとめられておりまして、これは保健医療局長の私...全文を見る
○菅国務大臣 今、この資料については局長の方から事情は説明したわけですが、基本的には、できるだけ中身を公表するという方向で調査プロジェクトの方で進めていただいたというか、私の方からも指示したわけです。確かに、非公開を前提とした会議の固有名詞については、御本人の了解を得たものについ...全文を見る
05月31日第136回国会 衆議院 本会議 第31号
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○国務大臣(菅直人君) 私への御質問は、派遣労働者の社会保険への加入についてでございます。  いわゆる労働者派遣事業における健康保険及び厚生年金保険の適用については、派遣労働者の雇用形態や報酬の支払い等を踏まえ、派遣元事業所において行うこととされております。社会保険の適用に当た...全文を見る
06月04日第136回国会 参議院 厚生委員会 第16号
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○国務大臣(菅直人君) 今、塩崎委員の方から、全体の問題あるいは介護保険の問題、いろいろと御意見を述べていただきまして、問題意識としては、私自身は今の塩崎委員の問題意識とほとんどの点で共通しているんではないかと思っております。  社会保障の構造改革本部というものを設けた経緯はも...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、御指摘いただきましたように、今回の介護保険制度、修正試案の中でも民間活力の活用を表明しているわけです一この制度において、規制緩和を進めて民間の活力を活用することが特に重要だ、必要だと考えております。  サービス提供の主体については、利用者本位の効率的...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 御承知のように、今回の介護保険制度でも、いわゆる六十五歳以上の皆さんにも保険料を払っていただく、その場合に場合によったら一部は年金の中からお払いをいただくと、そういうことが制度として考えられているわけです。  今の塩崎委員の言われた、もっと資産というもの...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 御指摘のとおり、この統合法案の一つの大きな目的は、制度の長期的安定と、給付と負担の公平という観点に立って、一元化という目的を達成するためのその第一段階という位置づけでお願いをしているわけです。  この一元化という考え方には、いわゆる統合して制度を完全に一...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) まさに現在、国際的な人的交流が活発化しておりまして、加入期間の通算による年金受給権の確保や、二重適用の防止といったことを内容とする年金通算協定の必要性は特に増大しているというふうに認識しております。  先ほど政府委員の方からも話を申し上げたように、ドイツ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私の義理の父親ももう八十五歳ぐらいですが、田舎で開業医をやっておりまして、まだ往診などに行って、時々碁の大会で勝ったりしております。  おっしゃるとおり、その世代世代に合った仕事の仕方、もちろん個人差はあると思いますし、そういう点では、年金の問題を考えま...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この年金の議論の中で、今、水島先生もおっしゃったように、どの世代であれば掛けたお金に対してどのくらいの年金を受けられるかといったような議論も時折ありまして、確かにそういう物の考え方を私たち自身もする場合もありますし、またそれに対してもきちんと事実を答えなき...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今おっしゃったとおり、国民の老後の生活にかかわりの深い年金の、例えば財政状況などに関する情報をできるだけわかりやすい形で国民に提供していくということは、年金に対する国民の理解あるいは信頼を得ていく上では大変重要だと考えております。  このために、各制度が...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この第三号被保険者制度は、女性の年金権の確立という観点から、今お話のありましたように、昭和六十年の改正で創設された制度でありまして、被用者の妻に独自の基礎年金を支給することとしたものです。その際、みずから収入のない被用者の妻に未納、未加入による無年金あるい...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 少子化などに対応して、子供を持ちたい人が子供を持てないような状況を解消して安心して子供を産み育てる、そういう環境整備をしていくことは社会全体の課題であると考えております。  そういった点で、平成七年度からエンゼルプランに基づいて、仕事と子育ての両立を図る...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 学生の保険料免除基準については、親元世帯の収入水準が、学生を抱える世帯における全国の平均的な消費支出、学費等の水準に達しない場合には保険料を免除するというように、一般の免除基準より緩やかなものとしております。しかしながら、学生の適用状況を考えると、障害無年...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ただいま議題となりました医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  がん、エイズ等の疾病の克服は人類共通の悲願であり、画期的な医薬品、医療用具等の開発は、国民の保健医療...全文を見る
06月05日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第25号
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○菅国務大臣 まず、法律に基づく処分としては、事務次官に減給五分の一、二カ月、薬務局長に十分の一減給、一カ月ということでありまして、また、行政の内部としての規律のための一つの処分としては、薬務担当の審議官に訓告をしたのを初め、合わせてこの審議官を含め十二名の中、訓告が四人、文書に...全文を見る
○菅国務大臣 今回の処分につきましては、まず、この薬害エイズに関連しまして東京地裁、大阪地裁の和解勧告が昨年十月にあったわけですが、その所見の中あるいは和解時の所見の中においても、厚生省の責任についてかなり厳しい御指摘がありまして、その指摘を厳粛に受けとめ、何ら落ち度のない多くの...全文を見る
○菅国務大臣 五十八年から六十年当時この問題に直接携わった者について、判断そのものを留保した。もちろん、そういう意味では処分を行っていない。ただ、判断そのものを留保しているということであります。
○菅国務大臣 基本的にそういうことです。
○菅国務大臣 先ほど申し上げたように、判断を留保したということで、処分する、しないを含めて判断を留保したということです。  それで、今の御質問ですが、今の国家公務員法に基づく考え方では、もう役所をやめられて民間に出られた方については、少なくとも、そういった意味で国家公務員法に基...全文を見る
○菅国務大臣 逆に申し上げますと、今回の問題は、個々の当時携わった人の問題はもちろんですが、役所全体がやはり重く受けとめなければならないというふうに考えまして、現在の事務方の責任者を含めてそういう管理監督責任を問う、また同時に、私自身あるいは幹部職員が自主的に一部給与を返還すると...全文を見る
○菅国務大臣 私として判断をしましたのは、この二号といいますか、「職務上の義務に違反し、又は職務を怠った場合」、これに該当すると考えて処分いたしました。
○菅国務大臣 今回、その二人について、監督責任がある、その監督責任が十分に果たせなかったという意味で、「職務を怠った場合」に当たる、このように考えました。
○菅国務大臣 今言われたことも含まれておりますが、それに加えてといいますか、先ほど申し上げましたように、この薬害エイズの問題は、十三年前の当時から今日に至るまでいろいろな形で、厚生省、裁判においては被告という立場も含めて、あったわけでありまして、組織の管理者としての対応が従来の厚...全文を見る
○菅国務大臣 率直に申し上げまして、私も、今回の問題は、これは和解の所見でも述べられていますように、かつて、サリドマイドがあり、スモンといった副作用があり、そういうことの折々に、その時々の責任者が、こういう問題を二度と起こさないように全力を尽くす、そういう厳しい反省を述べてきたわ...全文を見る
○菅国務大臣 今、石田委員の方から、あるアンケート調査について御指摘がありましたし、私もその記事をどこかで読んだことがあります。  十分御承知の上で御質問だと思いますが、例えば刑事罰等に関しては、現在捜査当局がいろいろ捜査をされているようですが、そういったそれぞれの権限を持って...全文を見る
○菅国務大臣 今回の薬事法等の一部改正案は、ソリブジン事件を契機として、治験から承認審査、市販後に至る総合的な安全性確保対策を講じるということが一つの大きな柱になっております。それに加えまして、今回の血液製剤によるHIV感染問題の反省に立ちまして、緊急に必要となる措置をあわせて講...全文を見る
○菅国務大臣 十分という表現でありますが、今回の改正案は改正案の目的に対して一つの形になっていると思いますが、薬害エイズの問題など、今後さらなる薬事行政の改革を行っていくことの必要性などについては、まさに今、本院でも議論をいただいているところでありまして、そういう点では、この国会...全文を見る
○菅国務大臣 十分であるかないかという表現は、なかなか率直に申し上げて、行政の立場で申し上げていいのかどうかというのがありますが、少なくとも今回お願いしている法案が、石田委員が今言われたように、薬害エイズのいろいろな問題すべてを踏まえた上で用意されたものではありませんので、そうい...全文を見る
○菅国務大臣 CDCのいろいろなデータがどの時点で予研に来ている、あるいは当時の薬務局に来ている、こういった問題は、この間のいろいろな調査の中で関係者の方がいろいろとお述べになっております。  そういった点では、私も、今局長からも答弁ありましたが、日本における予防研究所の機能が...全文を見る
○菅国務大臣 この問題は、いわゆる第四ルートという言い方がよくされていますが、今、厚生省の中にそのための調査プロジェクトをつくりまして調査をずっと進めている、その過程が一部報道されているのかなと思っております。  確かに、大野委員が今言われますように、大体、薬の製造ヌーカーから...全文を見る
○菅国務大臣 この血友病患者のHIV感染問題に関しましては、裁判所の所見でも、いろいろと国、厚生省の不手際といいますか、そういうものが指摘をされております。  当時、血液製剤を介して伝播されるウイルスにより血友病患者がエイズに感染する危険性や、エイズの重篤性についての認識が十分...全文を見る
○菅国務大臣 当時の関係者の責任を明確にするということは、一般的に言えば全くそのとおりといいましょうか、それが必要だと思っております。  ただ、責任というのはいろいろな性格があって、今私が処分をしたのは、あくまで行政という範疇において、先ほど国家公務員法に基づく処分を申し上げた...全文を見る
○菅国務大臣 山本委員もいろいろな事情をよくおわかりの上で御質問をされていると思うのですが、つまりは、個々の責任をはっきりさせるためには、個々の事実関係がはっきりしてこなければ判断ができないわけであります。  そういった点で、今、個々の事実関係を厚生省としても調べ、あるいは公表...全文を見る
○菅国務大臣 今名前の挙がった方、すべてかどうかわかりませんが、大部分の方には、厚生省としても、この間、調査に協力をいただきたいということで、いろいろな形でその当時のことを問い合わせをいたしたわけであります。  もちろん、基本的には文書による質問と回答ということになっております...全文を見る
○菅国務大臣 今回の製薬企業へのいわゆる天下りといいますか再就職の問題については、事務方といろいろと相談といいますか、いろいろな案が出てくる中で、一つの結論を持って、それを私があるメモを見ながら記者会見で発表したわけであります。  そういった意味で、言葉は自粛という形になってお...全文を見る
○菅国務大臣 御承知のように、法律そのものにはもちろん厚生大臣の権限という形でこの六十九条の二が書かれ、設けられたわけですが、それじゃ厚生大臣が具体的にどのものを回収すべきかということをみずから一人で判断できるというのは、なかなか実際上は難しいわけであります。  そういう意味で...全文を見る
○菅国務大臣 今私が申し上げたのは、具体的なことはあくまで例示的に申し上げたので、まだそういう議論を私を交えてしているわけではありませんが、一般的に言えばそういうことです。  つまりは、いろいろな想定をして、そうはいっても最低限の手続をとって、そのときにどういう形で発動するか、...全文を見る
○菅国務大臣 血液製剤によるHIV感染問題につきましては、裁判所の所見でも指摘されておりますように、当時、血液製剤を介して伝播するウイルスにより血友病患者がエイズに感染する危険性やエイズの重篤性についての認識が十分でなく、国内の血友病患者のエイズ感染を防止するに十分な情報提供がお...全文を見る
○菅国務大臣 今、桝屋委員の方から、いろいろな問題、かなり具体的に踏み込んだ、経験を含めて聞かせていただいたわけですが、私も、この問題、すっきりした一つの方向性を見出すのが非常に難しいという感じがしております。  昔から医薬分業が長く言われたわけですが、第二薬局、最近は門前薬局...全文を見る
○菅国務大臣 この法案については、御議論をずっといただいておりますが、御承知のように、平成五年のソリブジンによる副作用問題を契機として、治験から承認までの審査あるいは市販後の安全性などを充実させるという目的と、もう一点、血液製剤によるHIV感染の反省に立って、緊急に必要となる措置...全文を見る
○菅国務大臣 荒井委員おっしゃるとおり、私もできるだけいろいろな、特に自治体関係者との話し合いには積極的に参加をするように考えておりまして、実はきょうも午前中、全国市長会がありまして、そこであいさつする機会がありましたので、その中でも、この介護保険制度を含めて市長会の皆さんに今の...全文を見る
○菅国務大臣 今御指摘いただいた点については全く私自身も同意見でありますが、特に今回の公的介護保険制度というのは、医療保険制度あるいは年金制度あるいはこれまでの措置制度による福祉制度とかなり仕組みも、ある意味ではサービスの内容も違うといいましょうか、新たな組み立てになるわけであり...全文を見る
○菅国務大臣 私も、市長さんや町村長さんにお会いしますと、必ず、国保のようにならないのか、あるいは国保との関連でこの問題がさらなる負担にならないのかということを常に言われております。そういう点で、私は、大きく言って、国保との関係で申し上げますと二つの面があるのではないかと思ってお...全文を見る
○菅国務大臣 若干こうした質問の趣旨がこちらに伝わっていなかったので、細かいところは場合によったら後でよく調べてみますが、カルテというものの性格は、現在のところ、医師のメモという扱いになっているようでありまして、そういう意味では、医師が患者さんにカルテを示すというのは、医師にそれ...全文を見る
○菅国務大臣 今、局長の方から御答弁申し上げましたが、医師の専門的な判断にゆだねられている範囲と、明らかにそれを逸脱している範囲というのがあるのだと思うのです。先ほど岩佐委員から言われた自己注射などは、特別の場合を除いては多分許されない、認められてない行為だと思うのです。当然そう...全文を見る
06月06日第136回国会 参議院 厚生委員会 第17号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。
○国務大臣(菅直人君) 保健医療分野において、いわゆる三大成人病の予防や治療技術の開発、老人性痴呆の研究、また高齢化社会を迎えた我が国の重要な課題にそういった三大成人病の問題があるわけでありますし、またエイズの研究及び治療技術の確立は喫緊の課題であると、こう考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先ほど、どういうところに配分するか、逆に、それを決めるメンバーがどういうメンバーかということで、それはそう遠くない時期に決めるメンバーを決めることになりそうですので、そのときには委員会なりにお知らせをしたいと思っております。  研究開発というのは、一方で...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この陣痛誘発剤の問題、聞いておりまして本当に、何といいましょうか、予定日を超えているとかあるいは陣痛が弱いとかということで使われているケースと、多分、計画出産というんですか、時間をある程度コントロールするような形で使われているケースといろいろあるようであり...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。
06月07日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第26号
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○菅国務大臣 御承知のように、中央薬事審議会は、医薬品等の承認審査の一環としての審議、再審査あるいは再評価等の市販後の安全対策の審議等、医薬品等に関する医学、薬学等の専門的な判断を必要とする審議を中心に、薬事に関する重要事項について審議を行っていただいております。  今回の薬事...全文を見る
○菅国務大臣 実は、この薬事審議会の公開については、昭和五十六年でしたか、一度総会決議がされておりまして、さらに昨年、閣議決定がなされているわけであります。そうした五十六年の総会決議、さらに今回の閣議決定に沿った形で、今回は平成八年三月二十七日に、中央薬事審議会の総会において「中...全文を見る
○菅国務大臣 実は、私は、昭和五十六年当時も中央薬事審議会の公開の問題について、当時はもちろん委員として、質疑をしたことを記憶いたしております。  実は、その五十六年当時の決定についても、若干いろいろ議論が残っていたというふうに思っておりまして、さらに今回、昨年の段階で、この閣...全文を見る
○菅国務大臣 医薬品の安全性に関する情報を医療関係者や国民の皆さんに的確に提供することは、副作用被害を防止する観点から大変重要なことだと考えております。  現在の仕組みでいいますと、例えばソリブジンの例に見られるようなケースでは、厚生省は緊急安全性情報、ドクターレターという言い...全文を見る
○菅国務大臣 今の私の表現の仕方が若干あれかもしれませんが、患者さんに直接というのは、先ほど申し上げた文書モデル、つまりこれは紙でお示しをするという、そちらが一つの方向として、文書モデルを作成いたしておりまして、いよいよ具体的に、お医者さんなり薬剤師さんから患者に手渡すパイロット...全文を見る
○菅国務大臣 私もこの邑久町の食中毒事件、特に小さなお子さんが二人も亡くなっておられて、大変心配をいたしております。  現在、この状況は江田さん本人からお話がありましたとおりでありますが、岡山県邑久町で発生した病原性大腸菌を原因とする集団中毒事件については、県の保健福祉部におい...全文を見る
○菅国務大臣 現在の状況は、もちろん法律に基づいてもこういう場合は報告を受けることになっておりまして、町なり県からかなり詳しく報告をいただいております。  しかし、今、江田委員の方からもありましたが、この事件といいましょうかへこの同じ菌において従来亡くなった例なども他の地域でも...全文を見る
○菅国務大臣 私もいろいろ説明を聞いているのですが、この菌は、発病までに四日ないし七日程度潜伏期間があるようであります。それだけに、普通の食中毒の場合は、大体この食事のときのこれを食べたからというのが比較的特定されやすいのですが、今御指摘のとおり、この病原大腸菌の場合は、例えば過...全文を見る
○菅国務大臣 この申請書案というものの性格なんですが、正式な薬の認可申請の申請書そのものはすべて国立公文書館で永久保存をされております。私も他のケースでそれを見たことがありますが、きちっとしたファイルになって保存されております。  このケースは、正式な申請書ということでもしあれ...全文を見る
○菅国務大臣 今、青山委員もおっしゃったように、今回の法律改正、薬事法改正は、ソリブジン事件を契機として治験から承認審査、市販後に至る総合的な安全性確保対策を講じるということが一つの柱といいましょうか、主な柱になっております。と同時に、今回の血液製剤によるHIV感染問題に関連しま...全文を見る
○菅国務大臣 この問題、他の委員の皆さんからも何度が御指摘をいただいております。そのときも政府委員の方からもお答えしたのですが、各国、いろいろな制度があるようですが、アメリカやイギリスなどでは、やはり義務という形にはなっていないようです。努力義務を含めて、義務的なことになっている...全文を見る
○菅国務大臣 今、日本の薬の評価について、アメリカのFDAの基準なりで見た場合には、かなりそれを超えるものが少ないのではないかという御指摘もいただきました。これは、実際にそうしたことになるのかどうか、私も確実なことは申し上げられませんが、確かに、日本のこれまでの治験のあり方等が、...全文を見る
○菅国務大臣 おっしゃるとおり、厚生省の薬務局の仕事としては、いろいろな薬の安全性などの確保といった問題と、一方では医薬品等の産業の育成といったような問題と両方扱っているわけです。一般的な問題でいいますと、こういう業界の保護育成という問題と国民の安全性といったような観点というのは...全文を見る
○菅国務大臣 企業から学会への寄附という問題は、確かに今回の薬害エイズの問題ではそのことがあるいは影響されたのではないかという御意見もあることはよく承知をいたしております。  ただ、ある意味で、例えば他の分野でも、企業が大学などに冠講座のようなものを設けて積極的に技術開発に取り...全文を見る
○菅国務大臣 今の二点の御指摘は非常に関連をしている問題だというふうに認識しております。  つまり、日本でも特許庁などは審査官、審判官というのをたくさん、ある意味で国家公務員として抱えて審査をしているわけでありまして、外の、何といいましょうか、審議会などは基本的にはそういう審査...全文を見る
○菅国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。     —————————————
○菅国務大臣 ただいま議題となりました二法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  廃棄物の適正な処理は、国民の生活環境を保全し、公衆衛生の向上を図る上で必要不可欠なもの...全文を見る
06月11日第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(菅直人君) お尋ねの新ゴールドプラン関係の費用につきまして、平成八年度の国費ベースで総額六千九百九十六億円の予算を決めていただいたところであります。
06月11日第136回国会 参議院 厚生委員会 第18号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま議題となりました薬事法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、科学技術の進歩により医薬品等の開発が進み、薬理作用の強い医薬品、使用方法の複雑な医薬品等が増加していることから、これによる健康...全文を見る
06月12日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第28号
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○菅国務大臣 今、鈴木委員の方からお話がありましたように、私も、この規制緩和の問題というのは不断に見直していくという姿勢が必要だという御意見、全く同感であります。  今回の規制緩和、これは、もともと政府の最重要課題の一つとして取り組まれている中で、厚生省としてもそういう姿勢で取...全文を見る
○菅国務大臣 木村委員からの御指摘で、きょう朝からずっとこの問題をいろいろ私なりに調べております。ただきょう朝からというだけではなくて、実は、たしか数カ月前、テレビでも取り上げてここの放映があったのを思い出しまして、かなり大変な状況だということは、テレビを通してですが、私も私なり...全文を見る
○菅国務大臣 激励をいただいているのかもしれません。  率直に申し上げて、余りお役人と同じ答弁をしても仕方がないかもしれませんが、基本的には、やはり香川県が行政としては当事者としての責任を持っておりますし、現在、公害等調整委員会で議論が進んでおりますので、そういう中の方向に対し...全文を見る
○菅国務大臣 いつまでこのポジションにいるかということは私がどうこうできる問題ではありませんが、少なくとも私がこのポジションにいる限り、この問題について何らかの打開策がないか、取り組みを続けたいと思っております。
○菅国務大臣 大量生産、大量消費、大量廃棄、そういう大きな流れに、特に日本社会はそういう流れに非常に進んできたわけですけれども、この間、そういう流れそのものに対する大きな見直しが必要な時代に入ってきているのではないかと思いまして、今御指摘がありましたように、毎年大量のごみが発生し...全文を見る
○菅国務大臣 この問題については、私も、自粛が撤回のときに、何とかならないかということで、そのときもどなたかから委員会で御指摘を受けたように思いますが、調べてみますと、まさにこれは自主ルールだったものですから、なかなか難しいわけです。  若干の経緯を見ますと、小型PETボトルに...全文を見る
○菅国務大臣 今回の第八次計画では、まさに今、青山委員がおっしゃったように、ごみの資源化や住民による集団回収も含めた形でリサイクル率を高める新たな目標を掲げて、リサイクルの推進を図ることとしたものであります。  また、昨年制定されました容器包装リサイクル法も、市町村、住民、事業...全文を見る
○菅国務大臣 このダイオキシンの問題、いろいろな方から御指摘を受けて、どうすればそれを減すことができるかということで、私もいろいろ検討をするように指示をしております。  一つは、先ほどちょっと大野さんの話にもありましたけれども、この発生メカニズムが、結果的にこういう炉からこうい...全文を見る
○菅国務大臣 このデポジット問題というのは、いろいろな時期に議論があったことは私もよく知っているのですが、厚生省としての立場もありますけれども、実際に製造、販売をしている人たち、あるいは通産省の考え方もありまして、なかなかこれを制度化するというのが――この間も必ずしも例が余りない...全文を見る
○菅国務大臣 これは法律改正のときにかなり議論になったことを私も記憶いたしております。  昨年六月の議員立法の趣旨は、理容師、美容師に対して高度な技術と一層の衛生水準の向上が求められていることから、理容師、美容師の資質と社会的地位の向上を図るための改正というふうに理解をいたして...全文を見る
○菅国務大臣 近年の医療機器の高度化、多様化に対応して、それぞれの医療機器の特質に応じた有効性、安全性確保対策を講ずるために、薬事法の改正によって、昨年の七月に承認審査事務の改善、修理業の創設等による適正使用の推進などを行ったところであります。今、鴨下委員の方から、この医療機器セ...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど木村委員の方からも在任中にきちっとやれということを言われまして、どこまでがそういうポジションに入るかは別として、国会開会中はなかなか難しいのですが、国会の会期が終わりましたら、ぜひ一度現場に足を運んでみたい。ただ、今どの時点でとかということはちょっとお約束でき...全文を見る
○菅国務大臣 もう御承知だと思いますが、若干この間の経緯を簡単になぞってみますと、平成三年の廃棄物処理法の改正の時点で、附則において、「政府は、廃棄物の処理の実態を勘案して、」「廃棄物が不法に処分された場合における適切かつ迅速な原状回復のための方策について、速やかに検討」する旨が...全文を見る
○菅国務大臣 法改正については、先ほども申し上げましたように、今回、この第八次の案を御審議いただいて通過をさせていただきたいと思っておりますが、さらに本格的な議論の上で、廃掃法の法改正に向けて努力をしたいと思っております。  この豊島自身の原状回復の問題、まさに私も、先ほど木村...全文を見る
○菅国務大臣 大都市圏域においては、廃棄物の排出量の増大、土地利用の高度化等から、個々の市町村等による最終処分場の確保は困難になってきているわけです。このため、厚生省では、運輸省と共同してフェニックス計画を推進し、都府県を超えた広域的な最終処分場を海面に整備することといたしており...全文を見る
○菅国務大臣 放射性廃棄物の扱いについては今政府委員の方からお話があったとおりですが、この安全性の問題等については大変議論があるわけでありまして、もちろん一般的には、今おっしゃるとおり、一方ではある意味での平和利用の考え方と、一方ではそれをきちっと安全性なりを考えるというものが、...全文を見る
○菅国務大臣 今、横光委員から御指摘のとおり、厚生省関係の規制というのは、国民の生命や健康を守るためのいわゆる社会的規制というものがほとんどを占めて諮りますが、規制緩和の推進は政府の最重要課題の一つであるわけで、規制がその政策目的に沿った必要最小限度のものになるように規制緩和の推...全文を見る
○菅国務大臣 荒井委員御承知のように、現時点は、老健審を初め各審議会から答申をいただいたところでありまして、現在、与党各党において最終の、何といいましょうか、その方針での法案化ということについての了解をいただけるかどうかという手続が進んでいるというふうに理解をいたしております。こ...全文を見る
○菅国務大臣 国保制度は、私も、細かい数字は正確ではないかもしれませんが、当初は、例えば農家の方が相当加入していて、いわゆる高齢者あるいは職をもうリタイアした人という割合はそう高くなかったわけですが、今日の国保というのはある意味では高齢者、特にもうリタイアしたりして職を持たない方...全文を見る
○菅国務大臣 今回の第八次計画は、先ほど荒井委員からも具体的に紹介いただきましたように、五兆五百億という、いわゆるゴーゴーという、リサイクルを進めていく考え方に立った大きな計画になっておりまして、この予算については与党の皆さんに大変御努力をいただいたと感謝をいたしております。 ...全文を見る
○菅国務大臣 これは法律施行も二年間の準備期間を設けるほか、今局長が申し上げたように、これまで仕事をしている人が継続できるような点については十分配慮をしていきたい、こう思っております。
○菅国務大臣 この件については岩佐委員も御承知のとおりだと思いますが、若干の経緯を追いながら申し上げますと、日の出の第一処分場の水質測定データについては、厚生省から東京都及び処分組合に対して、昨年の七月にその開示を指導いたしました。そしてその後、処分組合は昨年七月二十九日と九月二...全文を見る
○菅国務大臣 先ほども一部申し上げたのですが、第一処分場の汚水漏れの原因究明がなされることは地域住民の信頼を得るためには大変重要であると思っておりまして、本年三月、第二処分場に係る国庫補助金の交付決定に際しまして、東京都に対して、第一処分場の汚水漏れの原因や周辺地下水への影響につ...全文を見る
○菅国務大臣 これは岩佐委員もよく御承知のとおり、ごみの問題あるいはリサイクルの問題はまさに生活に一番根差した問題ですから、今制度もそうなっておりますが、制度がなっておるからというだけでなく、やはり生活に一番身近な自治体が直接の責任を持って、そしてその中で一部事務組合をつくって最...全文を見る
○菅国務大臣 東京都からはいろいろな時点で報告をいただいたり、あるいはこちらから問い合わせをしたり、現場レベルでは比較的頻繁にやっておりまして、そういう意味では、岩佐委員が今言われたことも含めて、どんな状況になっているのかということは適宜把握に努めていきたいと思っております。 ...全文を見る
○菅国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。     ―――――――――――――
06月13日第136回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○菅国務大臣 ただいま御決議のありました国立病院・療養所の再編成・合理化の一層の進捗を図ることにつきましては、御決議の趣旨を踏まえ、さらに一層の努力をしてまいる所存であります。
06月13日第136回国会 参議院 厚生委員会 第19号
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○国務大臣(菅直人君) 石井委員御承知のように、今回の薬事法の一部を改正する法律案は、ソリブジンによる副作用問題などを踏まえまして、治験から承認審査、市販後に至る医薬品の総合的な安全性確保対策などを講ずるとともに、もう一点が、いわゆる血液製剤の投与によるエイズ問題に関しましては、...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、石井委員の方からもお話しいただきましたように、医薬品の適正使用についての薬剤師の皆さんの役割というのは大変重要であると私も認識をいたしております。  そういった意味で、今回、医薬品の適正使用を進めていく上で、患者や医師に対し医薬品の情報を適切に伝える...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、中島委員の方からおっしゃっていただいたことは私も全く同感であります。  つまり、今回の問題は何か二つの問題があるというふうに思うんです。つまりは、一つは実際に介護を必要としている人が百万人以上存在して、それは各家庭や各施設の中におられるわけですから、...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この事件、報道で知る以上のことは実は厚生省にも余り情報が入っておりませんで、私もそれ以上の状況は把握をいたしておりません。そういった意味では、報道に沿っての私なりの感想ということとして述べさせていただきますと、本質的に安楽死というものをどう考えるかという問...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この医薬品の承認、あるいは今お話がありました副作用の問題等を含めてどういう形でこれを審査をしていくかというのは、今おっしゃるとおり大変重大な問題、重要な問題だと思っております。  現状はまさにおっしゃったとおり、厚生省本体で言いますと業務局全体で百八十人...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、日本で必ずしも、何といいましょうか、オリジナリティーの高い重要な薬が余り開発されてこなかったという歴史的な状況を御指摘いただいたわけですが、ある意味では本当に残念なことだと思っております。  我が国は、一般的にもややオリジナルな発明というのが少ないと...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この問題についても従来から水島委員の方からいろいろ御指摘をいただいておりまして、基本的には、つまりは患者にとって国民にとって必要な薬がきちんと提供され、逆に言えば必ずしもなくても同じような薬があるものについてはそれほど国が応援をしてまでそれを促進する必要は...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この間、多くの議論をいただきまして、医薬品についての今までの薬事行政のいろいろな問題点、まだまだ御議論をいただかなければいけない、あるいはいろいろお願いしているところもあるわけですが、私なりに少しずつ浮かび上がってきているような気がいたします。  一つは...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) そのことは存じておりません。いろいろ、何といいましょうか、うわさ的に当時の薬価基準なり、あるいはよく言われる差益なりが大きかった小さかった、加熱に比べて非加熱が大きかったとかというのはうわさ的には聞いたり、あるいは場合によったら週刊誌等で見かけたかもしれま...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 御承知のように、今、何といいましょうか、形の上で申し上げますと、この問題では厚生科学会議の方で御議論いただいた結果が先日まとまりまして、さらにそれを受けての第三者機関をつくろうという段階が一つあります。それから、役所の中に薬害、いわゆる医薬品による健康被害...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今回の薬事法改正は、御承知のように、一つにはソリブジンによる副作用問題を踏まえて、特に治験から承認審査、市販後に至る医薬品の総合的な安全性確保というものが一つの柱になっております。ですから、今回の改正によって、従来必ずしも法律という意味ではきちっと定義され...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今回の薬害エイズの問題で厚生省の特に薬事行政が問われているということはそのとおりだと思います。  そういった意味では、これまで省内におけるいろいろな調査、さらには本院を含め国会におけるいろいろな調査、さらに捜査機関なども動いておりますし、また厚生科学会議...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先ほどもどなたかに御指摘をいただいたんですが、薬事法の第一条を見ておりますと、今、竹村委員も言われましたいわゆる医薬品の安全性の確保ということが述べられております。と同時に、医薬品の有効性とか医療用具を含めた品質の問題、さらには医療上特に必要性の高い医薬品...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先ほど来、この厚生科学会議の報告の幾つかのところを引用されておりますが、私も竹村委員が今引用された幾つかのところが特に強く印象に残っております。    〔理事朝日俊弘君退席、委員長着席〕  最初のところで、先ほど言われました「処罰の対象とするという責任...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今回二つの問題、一つはソリブジンの問題、一つは薬害エイズの問題があるわけですが、ソリブジンの例などでは、一つは治験の段階でのいろいろな不十分さがあったということで、それが一つのきっかけですが、同時に国際的にも通用する治験ということで、治験についてのいろいろ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、竹村さんがおっしゃったように、私もこの件についてはかなり早い時点から社会労働委員会などで取り上げてまいりました。  それはそれとしまして、現在の状況を、まだ詳細には把握しておりませんが、一応の状況を御報告申し上げますと、丸山ワクチンにつきましてはゼリ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先ほどの答弁の続きにもなりますが、厚生省として今後の臨床試験の進捗を見守り、試験データが提出された場合に適切に審査を行うこととしているというのが現在の状況であります。  中央薬事審議会のあり方につきましては、実はつい数日前、中央薬事審議会の南原会長と高久...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 御承知のように、今回の法律改正は、ソリブジンによる副作用問題を踏まえ、治験、承認審査、市販後の医薬品の総合的な安全確保を講ずるということが一つのきっかけでありまして、またそれに加えまして、血液製剤投与によるエイズ問題について緊急に必要となる措置として、特例...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 国立予防衛生研究所は、感染症に関する専門の国立試験研究機関として、国民の健康を脅かすおそれのある感染症に関する情報を入手したときは、当然のこととして速やかに厚生省の担当部局に情報提供を行う必要がある、そういうふうに考えております。  したがって、御指摘の...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 確かにアメリカのCDCがこの問題では非常に早い段階でいろいろなシグナル、危険シグナルを送ったのに対して、今御指摘のように、国立予研の場合は、ある意味ではそういう同じような機能が期待されていたにもかかわらず、みずからの研究結果が出ていたという御指摘をいただい...全文を見る
06月17日第136回国会 参議院 厚生委員会 第20号
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○国務大臣(菅直人君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。
○国務大臣(菅直人君) 今回の薬害エイズの問題では、特に東京、大阪両地裁から和解に関連して所見が述べられておりまして、その中で、エイズの重篤性の認識が十分でなくて、国内の血友病患者のエイズ感染を防止するための十分な情報提供とか、薬事法上の緊急命令の権限を行使して販売を停止するとい...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 最初に御指摘のありました、自主回収に報告義務をかけたけれども、これも従来のまさに非加熱製剤のあの経緯の中では有効に働かなかったのではないかという御指摘は、私も非常に重く受けとめております。つまりは、制度は制度としてもちろん必要ではあるけれども、それをそれぞ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今の御質問の前に、先ほどの御質問で一、二点だけちょっと補足させていただきますと、いわゆる副作用につきましては、今回緊急安全情報、いわゆるドクターレターが発行される場合などありますが、そういう場合は記者発表を行うといったようなこと、あるいは先ほどの自主回収が...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この行政と企業の癒着というのは、もちろんあってはならないことだということは言うまでもありません。同時に、医薬品のことを私もいろいろ聞いておりますと、例えば特に治験とか開発とかのところにおいては、逆に行政がある意味ではその企業をいい意味で指導するというか、場...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この医薬品機構の最初のスタートからその後の変遷といいましょうか、推移を見ておりますと、釘宮委員が今おっしゃることも、そういう心配も、指摘をされるというのはよく理解できるわけです。もともとこれはスモンのときのいわば副作用救済のところからスタートした機関である...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私は、行政と国民のことを言うときに憲法十五条を時々引用するんですが、この中には「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」と書かれておりまして、その後にいわゆる「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、」と書いてあるわけです。つまりは...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私も、保険薬としてずっと認められていた、あるいは必ずしも血友病だけでないところにまで認められていたという、そういうことについて当初、ある意味ではなぜなんだろうという同じような疑問を持ったのです。  いろいろこの中の制度なり経緯を見ておりますと、やはり最大...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) いわゆる血友病患者以外の血液製剤によるエイズ感染、いわゆる第四ルートの患者さんに対しても、非加熱製剤に起因したHIV感染でありまして、基本的にはいわゆる血友病患者の皆さんの感染あるいは二次感染、三次感染と同様の性格であると考えております。ですから、そういう...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。
06月18日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第30号
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○菅国務大臣 厚生省からの天下り問題、いろいろな形で御指摘をいただいておりまして、この問題に関して、せんだっての一連の処分の中では、特に薬事行政に関連の深い立場にある者の製薬企業への再就職については自粛をする。具体的には、事務次官、官房長、薬務局長及び薬務担当審議官は期間の限定な...全文を見る
○菅国務大臣 今、衛藤さんの方から、現在の全体状況はもう御指摘を受けましたので繰り返しませんが、厚生省といたしましては、せんだって厚生科学会議で二度ほど、この問題で議論をいただきました。  そのいろいろな御意見の中で私が特に重要だなと思いましたのは、つまりは、一つは責任がどこに...全文を見る
○菅国務大臣 御承知のように、和解の成立に当たりましては、裁判所からも指摘を受け、また、確認書としていろいろなことを原告の皆さんと確認をし、特に与党の関係者の皆さんには、そうした中で、例えば差額ベッドの問題など、大変御苦労いただいて、いろいろな約束をしていただき、了解をいただいた...全文を見る
○菅国務大臣 特に今御指摘のありましたエイズの一号患者の認定という問題は、確かに何か非常に不自然といいましょうか、疑問がいろいろな面で残る問題でありまして、そういう点では、今、木村委員からもありましたが、そういった面がもう少し明確になってくればいろいろなことを判断する上でありがた...全文を見る
○菅国務大臣 今この問題、具体的に各医療機関に対して、どういう患者さんに使ったか、追えるところまでは追ってそれの報告を求めております。そういう結果を見て、すべてが追い切れた医療機関はそれはそれとして、後は患者さんに検査を受けていただくというようなことがあるわけですが、どうしても追...全文を見る
○菅国務大臣 その七百という数、かなりの数だとは思いますが、どういう分野でどういう仕事をお願いしているのか、それを全部つまびらかに詳しく知りませんが、不必要なものは当然なくしていく必要があるだろう、そう思っております。
○菅国務大臣 きょうの朝の閣議におきまして、昨日与党で合意をいただいた事項について私の方から御報告をいたしまして、そういう線に沿って、この国会には法案は提出をしないで次期国会に提出をする、そういうことで御了解をいただいたところであります。
○菅国務大臣 まず、私としては、確かにおっしゃるとおり、この国会の会期中に出すということで、それを目標として全力を挙げてきたつもりであります。そういう中で、最終的な答申もいただいたのですが、与党の調整あるいは自治体などの調整が残りまして、そういった点では、残念ながら、関係者の最終...全文を見る
○菅国務大臣 昨日の段階では、夕方の段階で、当初、与党の関係者の皆さんは、与党と同時に関係閣僚、これは大蔵大臣、自治大臣、官房長官に私、厚生大臣を交えての四閣僚も同時にこの合意事項に署名をするということを考えて、我々四人をお呼びになったわけですが、その段取りについて若干それぞれの...全文を見る
○菅国務大臣 政策の決定の一つの決め事というものをどうすべきかというのは、私もいろいろな場面にこの間、この二年、三年立ち会ったことがありますが、いろいろな形式があると思います。  ですから、ゴールドプランあるいは新ゴールドプランのときにはそういう形をとられたということだと思いま...全文を見る
○菅国務大臣 内容につきましては、先ほど申し上げましたように、与党の意見の中には懸案事項というものが具体的に五点にわたって述べられておりまして、その懸案事項についての解決を図り、次期国会に提出するという形になっているわけです。  ですから、この中には、現在は要綱案という形になっ...全文を見る
○菅国務大臣 それは委員長の方でやっていただいて、委員長の判断で……。
○菅国務大臣 それはもう委員長の判断で、私は委員長に従います。
○菅国務大臣 この五十六条の六号に関する問題は、今薬務局長からも答弁がありましたけれども、どういう場合にこれに該当するのかということについて、かなりいろいろな考え方、あるいは法律的な考え方があるようであります。  これは、七十条の回収命令にかかわると同時に、刑事罰の規定も連動し...全文を見る
○菅国務大臣 いや、つまり、これに反するということになった場合には、そういう規定と連動した形で法律ができているということを申し上げたわけです。  ですから、それの判断として、今、鴨下委員の方から、迅速に判断をして行政としてはっきりした対応をとるべきではないかというふうにおっしゃ...全文を見る
○菅国務大臣 せんだって他の委員の方からも、来日して診断を受けたというような御指摘もありましたし、今の御指摘もありますので、どういう形でこれを扱っていいのか、私も今すぐに申し上げることはできませんが、何らかの形で、その件がその後どうなったのか、あるいはどういう形で判断ができるのか...全文を見る
○菅国務大臣 今回の問題のいろいろな教訓あるいはいろいろな問題点の中に、今言われました、非加熱製剤の危険性がだんだんと確かなものになってくる段階でそれをきちっと伝えていなかったという、そういった問題も一つあったと私も思っております。  こういうことを一つの反省材料として、これか...全文を見る
○菅国務大臣 この問題は、五島委員から今御指摘をいただいていると同時に、きょう朝以来いろいろな委員から、非加熱製剤の回収、特に加熱製剤を認可以降も回収命令をかけないで自主回収に任せた、しかも、その自主回収の時期も、後になって従来の報告とかなりおくれていた、また、参考人の質疑の中で...全文を見る
○菅国務大臣 今、山本委員の方から、病気については重いことを場合によったら想定してやった方が、逆に軽いことを想定するよりはいいのではないか、そういう御意見、厚生科学会議の御指摘、そういうことを含めて、それはそのとおりだと思います。同時に、この問題は危機管理という感覚がやはり非常に...全文を見る
○菅国務大臣 厚生科学会議の強い御指摘というか提言として、第三者機関、第三者による調査委員会をつくることが必要だということを御提起いただいておりまして、これに沿って何らかの形でつくろうということで今鋭意努力をしております。  一つの考え方として、もちろん法律に基づく特別な権限を...全文を見る
○菅国務大臣 大臣としてのとは申し上げましたが、もちろんそのときには厚生省として位置づけますので、基本的に、調査の期間がある程度かかると思いますので、その時点において大きな変化がない限りは、その委嘱をしたことについてはそれ以降も継続して結論を得ていただける、役所として全体としてサ...全文を見る
○菅国務大臣 血液の問題については、これも何度かいろいろな方から指摘を受けておりますが、昭和五十年四月にも、「医療に必要な血液は、すべて献血によって確保されるべき」という御指摘をいただいておりますし、それ以降、平成元年九月にも、新血液事業推進検討委員会で、ある意味で同趣旨の御指摘...全文を見る
○菅国務大臣 今の議論を含めて、確かに厚生省として、今回の薬害エイズの問題は、国民の皆さんに対して、本来厚生省がとるべきこと、期待されていることが十分とれなくて被害が拡大したという意味で、大変責任も感じておりますし、また、そうした意味で国民の皆さんの信頼を相当に失ったというふうに...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど来、同趣旨の御質問をいただいてお答えをしておりますが、まさに再発を防止するということは、今回のケースがどういうところに問題があり、どういうところに欠陥があったか、そのことはもちろんだれのどういう責任かということもありますけれども、同時に、システムとして、組織と...全文を見る
○菅国務大臣 今いろいろ御相談を何人かの方としておりまして、できれば今月中には何らかの形で表明できるようにいたしたいということを一つの目標として努力しております。
○菅国務大臣 ここはいろいろな考え方があると思います。患者の皆さんはまさに当事者中の当事者でありますから、当然この問題については関心という以上に、まさに問題そのものを体現されているといいましょうか、そういう意味では、そういう方の意見というものは大変重要だと思っております。  た...全文を見る
○菅国務大臣 きょう朝の閣議におきまして、私の方から次のような発言をいたしました。  簡単ですので読み上げますと、   介護保険関連法案の取扱いについては、昨日  の与党合意事項を尊重し、市町村を始めとする  関係者の意見等を踏まえつつ懸案事項につい  ての解決を図り、...全文を見る
○菅国務大臣 通常ですと解散というのは会期中に行われるわけですから、よほどのことがない限りは次の国会までの間の解散というのは、通常は考えられないわけです。もちろん、次の国会になったときでも、解散があれば、御承知のように法案が出ていても一たん廃案になるわけですから、改めて出し直さな...全文を見る
○菅国務大臣 私も、当初から、この介護保険制度の創設は非常に重要な課題だと思って取り組んでまいりました。そして、当初から申し上げていたのは、私は、この制度をつくっていく上では三つの段階があるのではないか、三つのステージがあるのではないかと思っておりました。  第一ステージは、老...全文を見る
○菅国務大臣 この段階では与党の皆さんに中心になって最終的な意見の取りまとめをいただいてきたわけですけれども、率直に申し上げて、市長会や町村会、最後には知事会の方からも、この国会に提出するのは慎重にしてほしいというような意見も強く私の方にも届きまして、そういうことも含めて、与党の...全文を見る
○菅国務大臣 沿ったという言い方が適当であるかどうかは別として、総理も当初から、この制度は自治体に制度の運営の中心になっていただくことを予定しておりますので、そういう皆さんの十分な理解を得られるようにやってもらいたいということを何度か私にも指示がありましたし、私ももちろんそのこと...全文を見る
○菅国務大臣 例えば、一つのことについても、関係した二人の方の記憶といいますか、その御意見が矛盾した形で述べられている場合に、そういうものが一〇〇%すべて一致して確定できるという状況にはないわけであります。ただ、私は、そういう議論を積み重ねていけば、おのずから全体の流れの中で、こ...全文を見る
06月20日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(菅直人君) 先ほど、委員の方からお話がありましたように、消費税の引き上げに際しては低所得者に対して特段の配慮が必要ではないかということで、福祉年金の受給者に対しては一人当たり一万円、低所得の六十五歳以上の寝たきり老人に対しては一人当たり三万円という一時金を、先ほどおっ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) これは一昨年、平成六年九月二十二日に当時の与党首脳会談において決定された中身におきまして、先ほど委員から御指摘もありましたように、九年度における臨時給付金の支給、それが約五百億というふうに想定をされているわけです。  その中で、特に低所得者とか弱い立場に...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この制度、いわゆる農業者年金基金でありますので、それに先ほど来お話のありますように、経営移譲年金という事実上公費の部分が相当の割合を占めておりますから、通常の例えば厚生年金といったものとはかなり性格が違うんだというふうに認識しておりまして、そういう意味では...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今おっしゃったことは、言っておられる意味は私なりにわかるつもりです。つまり、年金というふうに考えますといろいろな年金がありまして、厚生年金、さきの国会で他の共済年金三共済を統合していただきましたし、それぞれの議論の中でかなり厳しい、何といいましょうか、それ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この制度は農水省と厚生省の共管でもありますし、もちろん私は年金担当相ということも拝命していますので、そういう点ではそれぞれの年金について、国民の皆さんに十分理解をいただけるようにいろいろな情報開示をしていかなければならないと思っております。  ただ、この...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) お尋ねの確認書というものは、これは平成五年の十二月に東京都に出されているわけですが、東京都に対してこの資料の開示請求がことしの二月半ば過ぎに出されたようでありまして、そういった段階で私にも事務方から三月の初めにこういった経緯についての報告がありました。 ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、竹村委員がおっしゃった考え方は私も共通な点が多いわけであります。最初の御質問の中でも、アジア歴史資料センターについて官房長官の方からも現在の取り組みの考え方がありましたし、また、この連立政権ができている三党合意の中でもこの歴史資料館などについての一つの...全文を見る
07月18日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第12号
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○菅国務大臣 ただいま坂口委員の方から、社会保障に必要とする費用について、税かあるいは社会保険か、そういうことについての考え方、あるいは今後の方向としてそういう方向を決めてあるのかという御質問だったと思います。  若干一般論に戻って考えますと、社会保障に要する費用は高齢化の進展...全文を見る
○菅国務大臣 今の御質問といいましょうか要請は、寝たきりとかあるいは要介護者、そういう見通しということで理解してよろしいのでしょうか。——これは、確かに数字に若干の変化はあるかもしれませんが、子供の出生率ほど大きくは変化しないというか、見通しですから、もう今ある方の高齢化ですので...全文を見る
07月23日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第32号
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○菅国務大臣 病原性大腸菌O157による食中毒の発生状況及びその対応、この関連について御報告を申し上げます。  まず、このO157の食中毒に関連いたしまして、多くの皆さんが食中毒にかかられ、あるいは中には亡くなられた方もおられまして、そういう点について本当に心からお悔やみを申し...全文を見る
07月23日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(菅直人君) もう申すまでもないかもしれませんが、この介護保険の問題というのは高齢期における国民の最大の不安要因となっている問題でありまして、老人保健福祉審議会などからの答申を踏まえて前国会に関係法案を提出するように最後のぎりぎりのところまでいろいろ努力をしたところであ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 准看護婦の養成のあり方については従来からいろいろな皆さんからお話をいただいておりまして、私も関心を持って見ているところであります。  六月二十七日の准看護婦問題の調査結果、私もいろいろ拝見をさせていただきました。例えば准看護婦の教育については、病院関係で...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、清水委員の方からお話がありましたように、この准看問題というのは大変長い間議論をいただいておりますし、またそれぞれの時代の変化の中で、今幾つが御指摘もありましたが、一つは全体に高校に進学する率が大変高まっている、あるいは医療の分野でもどうしても質的な向上...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) O157に関しましては本当に国民の皆さんに御心配をかけておりまして、全力を尽くしておりますが、今ありましたように、確かにいろいろな情報を含めて多少新たな状況に対して混乱しているところもあるかと思います。  まず、今お尋ねの患者さんの数の問題ですが、一都二...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 実は、これも御存じだと思いますが、ベロ毒素という赤痢菌と同じような毒素を発生するものとして他にも種類があるんですが、それらの中ではこの157以外は現在確認されておりません。今、患者が確認されているのは、157以外ではO1とかO25とかというのが岐阜や横浜で...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先ほど申し上げた現在の数字は、必ずしも食中毒によって報告された数字だけではなくて、病院の中で、例えば何の原因かわからなくて来ている患者さんとか、あるいは入院している患者さんとか、あるいは二次感染のおそれがあるということで調査をした人たちから検出をされた、そ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、保健所経由以外の、医療機関から直接のものもカウントしております。  それから、もちろん全国民にということでの検査はできておりませんが、例えば感染者が出たところの家族あるいは学校関係者あるいは給食関係者等々については検便検査をで...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) これは今までの報告の中ではそういうケースは聞いていませんが、しかし確かにおっしゃるとおり、先ほど申し上げたように、保菌をしていても症状があらわれていない例もありますし、あるいは一部あらわれていてもそれが当初はこの病気というふうに認識されないで治療を受けられ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、各地の地方衛生研究所の方へ持ち込んでいただければすべて、相当の数であっても検査できる体制をとっておりますので、もちろん場所によっては医療機関みずからも検査できるところはあるということですが、少なくとも持ち込んでいただければできるという体制は各地で全国的...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 確かに今回の問題は、いわゆる食中毒という側面と、それから感染症、つまりは伝染病という側面と両方が重なった形で出てきているというふうに認識をしております。  ただ、現在の伝染病予防法はかなり古い法律で主に隔離ということを中心とした法律になっておりまして、現...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 平成七年度から実施しております今御指摘の緊急保育対策等五カ年事業につきましては、平成八年度予算においても対前年度比九・四%増の二千百八十七億円を確保していただきまして、その推進を図っているところであります。少子化に対応した子育て支援策の充実は重要な課題であ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今の菅野先生の御指摘、大変私どももこの問題が大きな課題だと認識をしておりまして、ついせんだっても幹部一同を集めて人口問題の所長を呼んでいろいろと話を聞きました。  先ほど総務審議官からも説明をさせましたが、この少子化のいわば原因というものは大きく言って二...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) スピーチセラピスト、つまり言語聴覚療法士の資格法制化につきまして、今、水野委員の方から過去の経緯を含めてかなり詳しく状況の御説明をいただいたところであります。  私も個人的には、もう大分前に亡くなった父親が脳梗塞で言葉をかなりの期間失っておりまして、こう...全文を見る
08月02日第136回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(菅直人君) 病原性大腸菌O157による食中毒への対応について御報告を申し上げます。  O157による食中毒の状況は、八月一日現在、全国で有症者の累計が九千五十六名、死者七名、入院中四百二十六名となっております。堺市においては、有症者の累計が六千五百五十三名、死者一名...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、限定的な適用ということを前提とする指定をするということで、そういう方針で現在準備に入っております。
○国務大臣(菅直人君) 御承知のように、この伝染病予防法というのは明治三十年にできた大変古い法律でありまして、片仮名でまだそのままになっております。  一般的に言いますと、この伝染病予防法の場合は、大原則は、患者さんを隔離して、そして他の人といわばいろんな意味で遮断をするという...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私もいわゆる医学というそういう意味での専門家ではありませんが、私なりに理解しているところで申し上げますと、このO157の問題を含めまして、食中毒という認識で従来から基本的には対応してきておりました。その中で、食中毒としてそれにかかった人の例えば便から同じO...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) おっしゃるとおり、この問題は厚生省の中でも生活衛生局あるいは保健医療局が完全に情報を一緒にして対応していかなければなりませんし、今、文部省からもお話がありましたが、あるいは食肉に関しては農水省にもいろいろ御指導、御協力をいただいていますが、経緯としても先月...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 御指摘のとおり、今回の問題はやはり一つの危機管理を含めたまさに今そのものの問題というふうに認識をしております。  岡山で発生したときも一度、衆議院でしたかどちらでしたか、質疑をいただきまして、担当者をすぐ岡山に送りましたし、今回もできるだけ早く対応したつ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) おっしゃるとおり、国あるいは国家というものの責務として国民の生命、財産あるいはそれを含めた安全というものを守っていくという、それは最大の責務と言っても言い過ぎではないと思っておりまして、そういった点で厚生省も特に健康あるいはこういった食中毒や感染症による生...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、局長からも若干ありましたが、食中毒としての対応に加えていわゆる二次感染の予防については、かなり早い時点からその危険性はわかっておりましたので、対策は現行法といいましょうか、この伝染病予防法の指定をするしないにかかわらず対応はしてきているわけであります。...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) これは、今まさにおっしゃったように、今回のこともありますし、あるいは議論を進める中での御議論がどうなるかにもよるんですが、一応厚生省が内部的にめどを考えておりますのは平成十年の通常国会、ですから来年ではなくて再来年の通常国会に改正案が提出できればという、そ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今回のO157につきましては、特に小さいお子さんあるいは高齢者で体の少し弱い方などが特に注意をしていただくというか、考えなきゃいけないということがありまして、そういう点で保育園やいろいろな社会福祉施設についてこういった形の通知をしたわけです。  実は、省...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) たしか先週の二十六日に、農林省との話し合いを踏まえて、今の局長が説明しましたように業者の皆さんで自主点検をお願いするということで、そろそろその結果が順次出てくることになっております。  実は、それ以外に平成五年、六年あたりでもそういった屠畜場等の検査を研...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今御指摘いただいたベロ毒素をいわば解毒するというんでしょうか、そういうものが私も専門家の皆さんに聞きますと現在のところなかなかないんだということを聞いておりまして、今の水島先生のお話だと十分にそういうものがそう長い時間でなく開発できる可能性があるという御指...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今の御指摘は私なりにいろいろ考えるんですが、ある意味では今の日本の社会が、学校給食というのは学校というある意味では非常に限られた分野で、しかし大量に発生したわけですが、例えばいろいろ今仕出し屋さんなんかもかなり大規模化しているところもありますので、おっしゃ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) せっかくの機会をいただいたんですが、ちょっと前置きで言いますと、これは今まさに朝日さんが言われたように、ある部分では多少過剰な反応もあるのかもしれないんですが、一方では、何といいましょうか、安心だ安心だと言えるところまでまだ来ていないという非常に難しい時期...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 御指摘いただいている点で、きょうのこの議論すべてに関連するんですが、食中毒という問題と感染症というそういう一つの考え方として、食中毒の対策に重点が置かれて感染症の対策がおくれたのではないかという御指摘と、もう少し言いますと、この阪崎さんという方は私もお会い...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 国内産の肉あるいは輸入肉ともに、今、局長から申し上げたように、自主検査なりでそれぞれ同じように点検に入っているわけです。ですから、確かにさらに強い強制力を持った検査ということも場合によっては考えなければならないかもしれませんが、それは今行っている自主検査の...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ちょっと順番が逆になりますが、三点目につきましては、このO157の問題でいろいろな影響が出ることについて、せんだっての関係閣僚会議でも特に総理の方から中小企業者に対する影響について調査をして必要な措置を講ずるようにということで通産省を中心に指示が出されてお...全文を見る
08月08日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第33号
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○菅国務大臣 病原性大腸菌O157による食中毒への対応について御説明を申し上げます。  O157による食中毒の状況は、八月七日現在、全国で有症者の累計が九千三百五名、死者七名、入院中四百十二名となっております。堺市においては、有症者の累計が六千五百六十名、死者一名、入院中百五十...全文を見る
○菅国務大臣 今、自見委員の方からおっしゃったように、今回の調査は、専門家の方に疫学的な調査をいただいた結果、給食の中では、先ほど申し上げましたように、共通食材がどうもパンと牛乳とカイワレ大根だ、その中でパンと牛乳はいろいろな理由から外せそうだ、同時に、全くほかの老人ホームからの...全文を見る
○菅国務大臣 O157につきましては、先ほどの報告でも申し上げましたように、食中毒としての感染経路というものがなかなか特定されていないというのが一つあります。と同時に、感染した人、つまりO157を保菌した人からさらに二次感染をしたと思われる人がかなり堺市でも出ているわけであります...全文を見る
○菅国務大臣 さきに岡山の事例について江田委員の方から御質問をいただきまして、その時点で詳しくどうお答えしたかの記憶はありませんが、確かに食中毒という観点からの対策が中心であったと思います。  その後、この法定伝染病についての議論につきましても、当初は隔離というものを前提とした...全文を見る
○菅国務大臣 今回、岡山で発生し、そして堺でこれまでに例を見ない大量の、大勢の方がO157による食中毒にかかられたわけであります。  今お話がありましたように、現地の細かい状況はそれぞれあったと思いますが、厚生省に堺市の方から報告があったのが七月十三日というふうに報告を受けてお...全文を見る
○菅国務大臣 もちろん、これからさらに直接的な検査はもちろんですが、例えば若干疑いが残っている業者が、どういうところに当時の出荷が、他の地域にも送られたのかどうか、あるいはその先ほどういうことがあったのかとか、あるいは今御指摘のありました、いわゆる平均ではかなり発生している地区で...全文を見る
○菅国務大臣 今の北側委員の御心配は、全く私どもの心配でもありまして、いろいろな形での啓発活動をしているわけですが、直接にはもちろん各機関がそれぞれ対応していただくことも重要ですが、これは国民の皆さんにある意味では直接訴えて、今おっしゃったように、もう菌が出なくなった、あるいは元...全文を見る
○菅国務大臣 専門的な知識をお持ちの北村委員の方から、大変重要な御意見をいただいたというふうに思っております。  この病原性大腸菌O157による食中毒の発生につきましては、食品衛生面からの対応はもとより、感染症としての対応や医療確保の面からの対応など関係部局にまたがる総合的な対...全文を見る
○菅国務大臣 御指摘のとおり、六月の本委員会で、山本委員からの要請といいましょうか提案もありましたので、八月四日に香川県の豊島に出かけてまいりました。  いろいろと事前に新聞記事あるいは写真なども見ておりましたが、現地に入ってその現場を見ておりますと、少なくとも十二メートルぐら...全文を見る
○菅国務大臣 委員長、いいですか。
○菅国務大臣 まず、指定の問題は、少し前の段階からその方向については申し上げておりまして、また、審議会を通して専門家の皆さんの御意見も聞いた上で指定をしたわけです。先ほど来の、メリット・デメリットあるいは懸念というものはいろいろな面があると思いますが、唐突な指定という御意見につい...全文を見る
○菅国務大臣 地元の自治体は、確かに羽曳野の問題は患者の発生の場所と違っていましたので。  実は事前に、府知事と堺市長とは、私自身、前の日に電話でお話をいたしました、こういう方向で翌日の閣僚会議に報告したいと。羽曳野については、若干直接な面識がなかったものですから、私から直接に...全文を見る
○菅国務大臣 エイズ問題の折も予研のあり方についてはいろいろ議論がありましたし、今回も、私も予研の関係者のいろいろな知識というものが特に重要だということを痛感しておりますので、今改革をしようとしていることだけで十分なのか、さらなる充実強化を含めてやらなければならないことがあるのか...全文を見る
○菅国務大臣 一般的な話ですが、今回の場合、最初に五島委員が言われたように、食中毒のいわば食材から来る問題と二次感染の問題が必ずしもどちらだけというふうに特定できないところに、この問題は非常に対応に苦慮してきたわけであります。  例えば、それは堺の二次感染だけではなくて、単発事...全文を見る
○菅国務大臣 率直に申し上げまして、今回の大勢の人が一斉に発生したことにどういう背景があるかというのは、まだ現時点で確たることを申し上げにくいのではないかと思っております。  それは、先ほど来申し上げていますように、一つは、食中毒であることは間違いないわけですが、その感染経路が...全文を見る
○菅国務大臣 多岐にわたっての御質問ですが、第一に、家庭内感染がかなりあるという指摘が従来からあったということでありますが、先ほど来申し上げておりますように、やはり今回のO157はまずは食中毒という考え方で対応してきたということは、一つの流れとしてはそれが基本だというふうに思って...全文を見る
09月12日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○国務大臣(菅直人君) 今回の問題、私なりに若干整理をいたしてみますと、捜査そのものは、当日、一日厚生省ということで私、熊本に出ておりまして連絡を取り合ったわけですが、検察庁からの捜査令状には安部英教授の業務上過失致死に関連した捜査ということであったというふうに聞いておりまして、...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今御指摘のありました、いわゆる非加熱製剤による血友病患者の皆さんへのHIV感染を厚生省がどの時点で認識をしていたかという問題、実はこの問題も当初省内に設けました調査プロジェクトで調査し、また、それに関連して衆参両院で御審議いただいた中でもかなり中心的な議論...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、海老原委員の方から御指摘いただきましたように、私も岡山側から船に乗りまして、八月四日に現地に出かけてまいりました。  本当に大変きれいな海を越えてきれいな島が連なっている中で豊島に到着いたしまして、大変たくさんの町民の皆さんが待ち受けられておりまして...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今御指摘がありましたように、公害等調整委員会におきましてこの議論をしていただいているわけであります。私、先日現地に出かけだ折にも、もし機会があれば香川県知事ともお話をしたいど思っておりましたが、そういう機会を得ることがその段階ではできませんでした。しかし、...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、山下委員からいろいろ御指摘をいただきまして、私もこうした問題の情報を公開するということの難しさを改めてかみしめているわけです。  私なりにその公表した経緯といいましょうか考え方を申し上げてみますと、まさに今回の場合、それより前に岡山等でも出ておりまし...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 御指摘をいただきましたように、献血さらには輸血用に使われている血液について、現在、日赤等によって供血者に対する献血前の問診や、また先ほど御指摘のありましたHIV抗体検査が行われておりまして、そういった点では世界的にもかなり高い水準で安全性の確保対策がとられ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今幾つが御指摘になった出版物がどの程度どういうところに配布されているか至急検討いたしまして、回収の問題も含めて検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(菅直人君) 先ほど他の委員の御質問にもお答えしましたように、私もこの間の経緯については従来、国会の答弁などでも、帝京大症例等が一たんエイズとは断定されないにしても相当の疑いを持たれた段階があった上で、その後のそうした抗体検査が可能になって、その報告でありますから、もっ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今御指摘の点について少し事前に聞いてみたわけですが、エイズ訴訟の和解に必要な立証資料として陳述書の提出ということについては、去る三月の東京地裁の和解確認書においても、原告側から迅速な和解のため陳述書の提出で対応したい旨が記載されておりまして、また、これまで...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、堂本さん御自身からも御指摘がありましたように、現在教護院については定員の四割程度の児童しか入所していないという実態があり、そうした現状の問題も踏まえて、この教護院のあり方やその果たすべき機能について現在中央児童福祉審議会において要保護児童対策の一環とし...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 厚生省としましては、今御指摘があったように、女性の生涯にわたる健康づくりを推進していくことは大変重要な課題と考えております。これまで、思春期、妊娠出産期及びそれ以降の時期における各種健康診査、保健指導などを行い、また乳がん、骨粗鬆症等の健康診査、保健指導等...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 少子化の問題というのは大変重要な問題で、これはこれまで例えばエンゼルプランとか、また今も堂本さんからお話がありました女性の母子保健的な政策でもいろいろフォローしてきておりますが、せんだって省内で研究会のようなことをやりましたら、二十五歳から三十歳の女性の未...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) この問題、私も余り詳しくなかったのですけれども、栗原委員の御質問を受けて、きょうのお話でいろいろと聞かせていただきました。また、この問題が中国との関係でも大きな課題である。近年、化学兵器禁止条約を調印しておりますし、その中でも遺棄した国の責任ということも述...全文を見る
12月06日第139回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○菅(直)委員 きょうは、民主党を代表いたしまして、橋本総理を初め橋本第二次内閣の皆さんに御質問をさせていただきます。なお、後ほど同僚の家西悟委員の方からも関連質問をさせていただきたいと思います。  私も、ついせんだってまで第一次橋本内閣で席を同じくさせていただきましたが、この...全文を見る
○菅(直)委員 この事件は、厚生省の政策課題としてはこの十年最大とも言える高齢化社会に対するゴールドプラン、新ゴールドプラン、それのまさに中心的な課題を実行する中で行われただけに、本当に、私自身もいまだに、何といいましょうか、信じられないという以上に、私なりに、前次官にある期待を...全文を見る
○菅(直)委員 これは、小泉大臣、私のときも似たようなことだったんですよ。国会でこの日本医療食協会について質問がありまして、それも質問は公取委ですよね、ある意味では厚生大臣として当時私も恥ずかしい思いをしました。つまりは、内容そのものがおかしいけれどもそこではチェックはできなくて...全文を見る
○菅(直)委員 そして、シルバーサービス振興会については、先ほど他の委員の方からもありましたが、シルバーサービス、私のときにも大分内部で議論をしまして、いろいろな理屈で必要なんだという議論があったわけですが、これは小泉新大臣の方で最終的な決着をつけられたようですから、この振興会自...全文を見る
○菅(直)委員 この問題は、かなり私は、従来から、よく以前の参議院の全国区などでも、いろいろなポストにいた人がその役所の力を使って組織的に選挙をやるといったようなことが指摘されていたわけですが小選挙区という形になってさえこういう具体的な形で出てきたということは大変大きな問題だと思...全文を見る
○菅(直)委員 オレンジ共済事件、これも出資法違反というようなことが言われておりますが全く資金運用がされていないという報道もありまして、それだともう完全な詐歎と言う以外にはないわけでありますし、これも中心人物が、国会議員の人物がかかわっているというふうに言われております。これにつ...全文を見る
○菅(直)委員 この政治と金の問題は、それぞれ政治家として、あるいはそれぞれの政党、大変難しい問題といいましょうか、身を正さなきゃいけない問題ですが、私たち民主党としては、できればこれからの政治と金のあり方では、国の助成と個人の献金で政党運営あるいは政治家の活動ができるようにして...全文を見る
○菅(直)委員 そこは透明性の問題と比較考量だと思いますので、これはまた議論をする場がありましたら議論を続けさせていただきたいと思います。  それでは、薬害エイズについては、私も厚生大臣に就任したときから私なりに精いっぱい対応してきたわけでありますが、被害者であり、大阪の原告団...全文を見る
○菅(直)委員 同僚の家西委員の方から、まさに当事者としての、被害者である当事者としての発言をいただきました。大変この問題は重い問題というふうに私は常に常に思っておりますが、こういうことが二度と起こらないためのいろいろな改革をこれからも引き続き進めなければならないというふうに思っ...全文を見る
○菅(直)委員 この問題は日本の医薬産業のあり方にもつながる問題で、日本はかなりたくさんの薬をつくっているわけですが、世界に通用するような薬の開発という面では非常に立ちおくれているという面もあると思います。治験でよくいろいろな事件が起きますが、それでは合理的に治験が、どこかに持っ...全文を見る
○菅(直)委員 それでは少し話題を変えまして、行政の改革について幾つかの点から御質問なり問題提起をさせていただきます。  私も、行政改革は本当にやらなければ、これは日本という船がじわじわと沈んでいってしまう、そういう危機感を大変強くいたしております。そして、この行政改革を進める...全文を見る
○菅(直)委員 司法との関係はお尋ねをしておりませんでしたので、その部分の答弁は御答弁として、最終的には国会は行政全般について行政監督権を持つという今の御答弁でありましたので、私も同じ考えですので、納得をしたいと思います。  そこで、今度は総務庁長官にさらに少し具体的にお聞きし...全文を見る
○菅(直)委員 あっせんというのは、私が申し上げているのじゃなくて、行政相談の法律に書かれている言葉があっせんだというふうに説明を受けたものですから、あっせんという言葉を使っているわけです。もう一度ちょっと確認をしますが、長官は御存じないかもしれませんが、いろいろとあちこちに、総...全文を見る
○菅(直)委員 そこで、私どもの法案ではこういう機能を国会に持たせる、約八百人規模のかなり大きなものを考えております。そしてこれが機能し始めた後に、現在総務庁にあります行政監察局は、ある意味では機能がダブるので、それは廃止していいのではないかということで私どもは法案を出しておりま...全文を見る
○菅(直)委員 この部分は、今後は、私どもの法案あるいは自民党からもこういう基本的な考え方は出されておられますので、ぜひ政策論として大いに議論をさせていただきたいと思っております。  そこで一点、これは場合によったら法制局長官でも結構ですが、憲法六十五条が言っている行政権という...全文を見る
○菅(直)委員 この議論は、きょうはここでとめます。今の議論は、ある意味では自治体においても独自の行政権が認められる、それ以外のところは内閣であるという御説明でしたので、これから地方分権を考えるときもやはりこの基本的な考え方、大変重要だと思うので、きょうは指摘にとどめさせていただ...全文を見る
○菅(直)委員 ということは、事務次官会議にかけなくても閣議決定は当然できるわけですね。
○菅(直)委員 普通にというのはちょっと困るんですね。権限として、事務次官会議はなくてもできるんですね。その場合は、だれが提案するんですか。
○菅(直)委員 そうすると、閣僚がこういう議題を出して、直接閣議に提案していいということですね。
○菅(直)委員 これは総理、おわかりだと思いますが、これから例えば役所がオーケーしない問題でも法律をつくらなきゃいけない問題が出るかもしれません。  私たち民主党は、そういう意味では、内閣に今回代表を送っておりません、属しておりません、責任を分担しておりません。野党ですから自由...全文を見る
○菅(直)委員 後のは全くわからないですね。それは霞が関が勝手に慣行をつくったのじゃないですか。  つまり、日本の縦割り行政というもののぎりぎりのところにいくと、それは閣議で不一致だから決定できないというのであれば、まさにかんかんがくがく議論して、それが決まるまで議論すればいい...全文を見る
○菅(直)委員 不在の場合は政務次官は閣議に出られますか。
○菅(直)委員 大変物事が明確になってきたと思います。  実は、きょうはさらに予算編成についていろいろ議論をしたかったのですが、少し、一部だけこれと関連して話を申し上げてみたいと思います。  私は、民主党の方で副大臣制というものを提案をいたしております。これは小沢一郎新進党代...全文を見る
○菅(直)委員 時間ですので、これで終わります。どうもありがとうございました。
12月17日第139回国会 衆議院 本会議 第7号
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○菅直人君 虎島先生から、行政改革の推進についての強い決意の披瀝をいただきました。また、あわせて行政の改革へ向け国会の機能強化が必要との旨の御意見をいただきました。私たちが本法案を提出いたしましたのも、国会が国民を代表する国権の最高機関としていかにすれば行政を監督できるかという観...全文を見る
○菅直人君 木島議員にお答えを申し上げます。  まず、行政改革の根本についての考え方ということでありますが、私たちは、社会が大きく変化し、国民のニーズが変化する中で、行政がそれに対応できなくなっている、そういった意味で、そういった社会の変化に行政がきちっと対応できるように不断に...全文を見る